恋人のことが大好きで、別れたくないがために、恋人に嫌われまいと本音を隠して我慢強く恋愛をしている人は多いと思います。でも、彼との未来を本気で考えるなら、ずっと気持ちを隠して一緒にいることは辛いですよね。「喧嘩するほど仲がいい」という言葉もありますが、果たしてそれは本当なのでしょうか。今回は、本気で向き合うことで得られるメリットについてまとめました。■1.本当の自分をさらけ出すことで本物の愛情が得られる「こんなこと言ったら自分は醜い」「こんなことを言って嫌われたらどうしよう」喧嘩するほど仲がいいとはいえ、自分をさらけ出すのは勇気がいります。しかし、不安や心配、すべて含めて「あなた」なのです。まずはそんな素直な自分自身を認めてあげましょう。マイナスな感情を持つのはみんな一緒です。自分で自分を愛せなければ、彼に愛されるなんていうのはもっともっと難しいですよね。彼にだってマイナスな感情はきっとあります。お互いの不安や欠点も受け止め合うことが本当の愛情に繋がっていくのです。喧嘩するほど仲がいいと言われるように、本音を言える関係になることで、さらに二人の絆が強くなっていくでしょう。■2.本音を伝えるとすっきりする自分の中で不安やもやもやを解決しようとしても、結局ずっと心の中に引っかかったままです。そういう小さなもやもやの積み重ねは、彼への不信感にも繋がります。しまいには不満が爆発して大喧嘩になってしまう、気持ちが冷めてしまうなんてことにもなりかねません。勇気はいりますが、悩みが小さいうちにはっきりと、本音を彼にぶつけてみること。喧嘩するほど仲がいいという言葉を信じましょう。「本音を言えた」という事実ができるだけでも、あなたの心のつっかかりがとれ、楽になります。彼が「そうだったんだ、わかったよ」などと、理解をしてくれたときは、さらに大きな感動を得ることができます。結果よりも、まずは心に素直になることが大切ですね。喧嘩するほど仲がいいという言葉を実感できるはずです。■3.本音でぶつかると割り切るポイントが見える喧嘩するほど仲がいいといわれるのは、本音でぶつかることで、分かり合えるポイントと、これ以上は分かり合えない、という境界線が明確にわかるようになるからです。何度も話しても変わらない、わかってもらえないということは、「ここまで頑張ったけどダメだった」と割り切ることができます。逆に我慢して思ったことを言わずに溜め込むと、「なんで分かってもらえないんだろう」と、理由もわからず苛立ちがたまるばかり。割り切るポイントがわかれば、役割分担ができるようになります。「彼はここが苦手だから、私がフォローしよう」と、怒らずさっと解決策を考えられるようになるはずです。喧嘩するほど仲がいいと言われるように、ぶつかった先に、ようやく2人の居心地のいい関係性が見えてくるのです。■4.ちょっとしたことでも動じなくなる普段から意見交換をしっかりしているカップルは、「彼はああいう人だから」と、何があっても不安にならず、相手を理解した上で堂々と関係を続けていくことができます。喧嘩することは、自分を押し通すのではなく、「相手を知ること」「理解すること」が大切です。そうすることで、「喧嘩するほど仲がいい」を体感できるでしょう。理解が深まると、彼とのちょっとしたすれ違いも、理解し、割り切って心が納得できるようになっていきます。彼の行動に疑問があれば「どうしてそう思うの?」ときちんと聞いて、理解を深めることや、時には喧嘩してでも気持ちを確認し合うことが大切です。喧嘩をすることが不安になった場合は、喧嘩するほど仲がいいという言葉を思い出しましょう。そうすることが、いい所も悪い所も含めて相手を“愛する”ということに繋がって行くのです。■5.相手の気持ちを知れるお付き合いをする上で、相手の気持ちを知るということはとても重要です。しかし、重要にもかかわらず、じっくりと相手の気持ちを聞く機会はなかなかないですよね。喧嘩するほど仲がいいといいますが、実は、相手の気持ちを知るには、喧嘩の最中や、その前後がチャンスなのです。特に、喧嘩のあとの仲直りの場面では、落ち着いた状態で相手の本音を知ることができます。今までどういうことを我慢していたのか、これからどういう付き合いをしていきたいのか、相手の考えを知り、あなたとの価値観をすり合わせていくことで、もっと仲良くなることができるでしょう。喧嘩を上手に活用し、喧嘩するほど仲がいいカップルを目指しましょう。■6.相手の存在の大切さを改めて実感する喧嘩すると、多かれ少なかれ、「お別れ」を意識してしまうカップルがほとんどでしょう。喧嘩するほど仲がいいとはいえ、喧嘩によって別れの危機を迎えてしまうのも事実です。別れの危機を乗り越えられず、喧嘩別れしてしまっては悲しいですよね。しかし、喧嘩による別れの危機を乗り越えると、相手の存在の大切さを改めて実感することができます。相手を失うかもしれないという危機感が、逆に強い絆となって、二人の関係性をよくするのでしょう。これぞ、「喧嘩するほど仲がいい」ですね。■7.将来を見据えることができる今の交際相手と将来を考えている場合、本音でぶつかり合うことは不可欠です。結婚すれば、子どもやお金など、さまざまな問題と直面します。その時に喧嘩しなれていないと、いきなり離婚の危機を迎えるかもしれません。喧嘩するほど仲がいいといわれる夫婦になるためには、交際中のうちから喧嘩の仕方を知っておく必要があります。上手に本音をぶつけ合うことが出来るようになることは、お互いに「この人となら一生添い遂げられる」と思うきっかけにもなります。将来を見据えるためにも、喧嘩するほど仲がいいカップルになりたいですね。■おわりにぶつかることは、本当の自分、本当の相手の心を知るためには欠かせないツールです。喧嘩するほど仲がいいというのは、「喧嘩できるくらい腹を割って向き合えている証拠」ということになるわけですね。前向きな意見交換という意味では、喧嘩は愛情を育てるのに欠かせないポイントとなりそうです。今お付き合いしている人がいるという方は、本音でぶつかり合うことを恐れないでください。思ったことは溜めこまずに言うことが、深い付き合いに向けた第一歩です。「喧嘩するほど仲がいい」という言葉をおまじないに、しっかりと恋人と向き合いましょう。
2018年03月28日仲良くしようと思っていても、起きてしまう夫婦喧嘩。長引かせてこじらせないためには、正しく謝る、謝られることが大切。そうとはわかっていても、正しい方法がわかりませんよね。どのように謝れば良いのでしょうか。 1. どんな風に謝ったら良いか謝るのって意外と勇気が要りますし、「怒ったのにも理由があるし」という気持ちがあると素直に謝罪できませんよね。そんなときは謝りかたのイメージを固めておくと、余計なことを言うことなくきちんと謝れます。ポイントは以下のとおり。何に対して謝っているのかわかりやすく謝罪する自分が悪かったことを認める今後どうするかを言う相手の気持ちを気にかける改めて謝罪する夫婦喧嘩後に、夫に謝罪する妻を想定した謝罪はこのような感じです。「さっきはカッとなって酷いことを言ってごめん。自分でも最低だったと思う。もう2度とあんなことは言わないし、冷静になる努力をする。嫌な思いをさせてしまって本当にごめんなさい」きっと心の中では「だって」「でも」といった気持ちがあることでしょう。ただ、謝罪のときに無駄なことを言うと、「言い訳」や「免罪符」に感じられ、相手の気持ちを逆なでして許してもらえなくなってしまいます。 謝るときにやってはいけないこと反面、謝るときに決してやってはいけないことがこちら。適当な謝罪ふてくされた態度長々と回りくどく謝罪する許してくれないと……と脅す「ごめんねー」と軽く謝ったり、謝っておけばいいだろといった態度は、謝らないほうがましなくらい相手の気分を害させます。また、結局何が言いたいのかわからないほど長ったらしい謝罪も、「言い訳がしたいだけ?」と思われる可能性が。また、「許してくれないと生きていけない……」など、自分が悪いのに相手に強制的に許しを求めるやりかたもいけません。謝罪して、「許す」「許さない」を決めるのはあくまでも相手側。そのために自分ができる改善点を話すなどしましょう。 謝るきっかけづくりについて謝るのは「なるべく早く」が鉄則ですが、タイミングが難しいですよね。相手が完全に怒っている状態だと冷静に話を聞いてもらえそうにありませんし、自分の気持ちを落ち着かせる時間も大切。謝るきっかけを失った場合は、ちょっとしたプレゼント(コンビニスイーツなど相手の好きなもの)を買って一緒に食べたり、スマホで「ちょっと話がある」と送るなどワンクッションおいてから、謝罪をするようにしてみると良いかもしれません。過去の記事も参考にしてみてくださいね。> 夫婦喧嘩してしまったとき、仲直りするために知っておきたい3ステップ 2. 相手が謝ってきたらどのように対処すれば良いかそれでは逆に、相手が謝ってきたときはどのように対処すれば良いのでしょうか。自分の気持ちごとにご紹介します。誠意を持って謝ってきても、許せないと思う場合どうしても許せないことがありますよね。相手が必死に謝っているのがわかっていても、気持ちの折り合いがつかないことも。無理に許す必要はありませんが、いつまでも許さないというのも疲れてしまいます。そんなときは、相手に「ごめん、まだ許せる気持ちになれない」と自分の気持ちを伝えると良いですよ。気持ちが落ち着いてきたら、相手の良い面を思い浮かべて、「許せる」という気持ちが芽生えるか考えてみてください。許せる気持ちになったら「仲直りしよう」と声をかけるなどして、今まで通り生活してくださいね。一度許すと決めたら、喧嘩を蒸し返すようなことはNGです。 謝りかたが許せなくて、怒りが増す場合とても難しい問題です。もしかしたら、相手は誠意のある謝罪をしているつもりかもしれませんし、ただ適当に謝っているだけなのかもしれません。ただ、深刻な喧嘩であればあるほど、その場しのぎの適当な謝罪である可能性は低いでしょう。しかし、相手がきちんと謝っているつもりにも関わらず「ちゃんと謝って!」と怒れば、「これ以上謝るって、土下座しろってこと?」と逆切れされてしまう恐れも。とりあえず怒りを鎮めて、「こっちだって仲直りしたいけど、そういうふうに謝られたら気持ちが伝わらないよ。もうちょっと考えてみて」など、やんわり「その謝りかたむかつく」という気持ちを伝えてみてください。 つい後から蒸し返してしまう場合心から「許そう」と思えていないと、終わったはずの話を蒸し返したり、つい嫌味を言ってしまいがち。無理して許す必要はありませんが、それをいつまでも相手に言うのは良くありません。相手もはじめは「悪いことをしたな」と反省していても、次第に「あのとき謝って終わった話じゃなかったの?いつまで蒸し返されるんだ」と疲れていき、「もう無理」となってしまうことも。とりあえず「許せない」という気持ちがまだあることは認めたうえで、相手を許せる日が来るように、なるべくポジティブな心持ちでいられると良いですね。イライラしたときは、蒸し返したくなる気持ちが出てくるのをぐっと我慢して、今ある問題だけを話しましょう。 夫婦喧嘩の後に謝るのは、勇気がいること。自分の非を認めるのはプライドが傷つくかもしれませんが、あくまでも「自分が相手を傷つけた」ということを忘れないで、再び夫婦が楽しく過ごせるようにきちんと謝罪をしましょう。また相手が謝ってきたときは、謝罪に勇気がいることや、自分と再び仲良くしたいという気持ちがあることを知った上で、相手の気持ちを受けとめてくださいね。許す・許さないは自分が決めることなので、わからなくなった場合は自分の気持ちと向き合う時間を作ってください。喧嘩の後の正しい謝罪で、今まで以上に夫婦の絆が深まると良いですね。 参考:母娘、夫婦、姉妹、友人……近しい間柄だからこそ、わだかまったままの「あの人」。全米ベストセラー心理学者が解き明かす、こじれた仲のほぐし方。
2018年03月19日「夫婦喧嘩は犬も食わぬ」と言いますが、意外とちょっとした口論でもヒートアップしてしまうもの。特に体調が悪かったり、嫌なことがあった後だったりすると、つい夫にひどいことを言ってしまったりすることも…。●ほとんどの人が暴言を吐いた経験アリ!ママテナが独自に行ったアンケート「夫に言って後悔した暴言は?」の結果によると、夫に暴言を吐いてしまったことのある人は、回答者の87.1%。ほとんどの人がケンカの際に、つい暴言を吐いてしまった経験があるようです。そして気になる暴言の内容は以下の通り。1位:姑など夫の肉親にまつわる暴言…42.5%2位:収入など夫の稼ぎにまつわる暴言…32.4%3位:子どもの前で、夫を馬鹿にするような暴言…32%4位:顔、体型など養子に関する暴言…16.9%5位:「クズ」「ゴミ」など、夫の人格を否定する暴言…15.5%6位:夫の学歴に関する暴言…6.1%1位になったのは「夫の肉親にまつわる暴言」で、半数近くの42.5%が言ってしまった経験があるようです。姑問題もそうですが、夫の家族に関する不満は本人にも言いづらく、誰にぶつけて良いのか困るところ。たまりにたまってしまうと、ぶつける相手は夫しかいないのかも。2位は「夫の稼ぎ」に関する暴言がランクイン。日頃欲しいものなどを我慢して家計をやりくりしたりしていると、飲み会などで気軽にお金を使ってくる夫に対して、ケンカをきっかけに不満が爆発してしまうことも多そうですね。3位は「子どもの前で、夫を馬鹿にする」というもの。「パパって本当にだらしないね〜」など、ついつい不満を子どもを利用して伝えてしまうというのはありがちですが、それらが蓄積された結果、子どもが父親を疎むようになってしまって後悔しているママも多いのかもしれません。●暴言を吐いてすっきりするのは2割以下!?一方で、暴言を吐いた後にすっきりしたと回答した人はわずか18.3%で、逆に自己嫌悪に陥ったりと、後悔した人は半数以上の52.5%という結果に。衝動的に言ってしまった言葉で、自分自身も嫌な思いをしてしまっている人はかなり多いようです。つい衝動的に口から出てしまう暴言は、日頃のストレスがたまっていることなどもあり、制御するのは難しいもの。でも後味の悪いまま引きずるよりは、すぐに謝って、お互いにすっきりするのが、良いケンカの後始末方法なのかもしれませんね。(文・姉崎マリオ)
2018年03月18日お付き合いする男性によって、とても喧嘩が多くなってしまったり、一方でまったく喧嘩をしない場合もありますよね。どちらかが話を聞いてくれるタイプだと喧嘩に発展しにくいのですが、お互いに譲らないタイプだと喧嘩ばかりの状態になることも。でも、彼氏の事が好きだからできるだけ喧嘩をせずに仲良く過ごしたい…。どうしたら喧嘩を減らすことが出来るのかを今回は考えていきたいと思います。自分と同じ人間だと決め付けない趣味が似ている、好きな食べ物が一緒、笑うツボが一緒など、同調できる部分が見つかるとそれだけ仲良くなった気持ちになりますよね。でも、そもそも男女の脳の作りは違うので、考え方は全く別もの。育ってきた環境だって違うので価値観だって違うんです。似ている性格や、好きなものが同じだとつい自分と同じ考えを持っていると決め付けてしまいがちですが、自分と同じ人間は自分以外にこの世に存在しません。彼と自分は別の人間なんだと理解する事で、お互いの違いを認め合い喧嘩に発展する確率を下げることができるようになります。命令からお願いに変えてみる喧嘩をしやすいカップルは、相手に自分の要求やお願い事を伝える時、ぶっきらぼうな命令口調になってしまうことが多いようです。例えば、彼氏にもっとマメに連絡が欲しいという事を伝えたい時、「ねえ、どうして連絡くれないの?もっと連絡してよ」という具合に命令口調になっていませんか?でも、それでは相手も言い訳がしたくなってしまいます。「だって忙しかった」「いやちゃんとしてる」など反論が返って来やすく、それに対してイライラした女性がもっと強い口調で彼を責める…そして喧嘩になってしまうのです。そういった事態を回避するためには、命令口調からお願い口調に変えると上手くいきます。例えば、「寂しいからもう少し連絡ほしいんだけどダメかな?」というような感じで彼に伝えてみてください。命令されるよりも、優しい気持ちでお願い事を聞く事は誰がみてもわかりますよね。ワントーン下げた声で伝える女性は自分の気持ちを相手に伝えたいと必死になると、感情が高ぶり甲高いキーキー声になってしまうことがあります。でも、男性はその女性のキーキーした声を聞くと本能的に逃げたくなってしまうという学説があります。自分の要求を相手に伝え理解してもらい、今後同じ喧嘩を避けたいと思っているのなら、上手に気持ちを伝える術を学ぶ必要があるでしょう。泣いたり、騒いだりせず、いつもよりワントーン低い声で自分の気持ちを伝えるようにすると、男性の耳は低い音が聞き取りやすいので女性の話がすんなり入ってくるとのこと。いかがでしたか?喧嘩ばかりを繰り返すカップルの対処法についてお届けしました。喧嘩に発展してしまいやすいカップルなら、まずは女性が少しだけ変わる努力をしてみましょう。彼氏も喧嘩の時の彼女の様子がいつもと違うことに気がつくと、それ以上強く言わなくなるはず。お互いを心から理解しあえる素敵なカップルを目指して頑張っていきましょう。written by 亀ぱんだ
2018年03月12日思うようにいかない子育て、家事にも育児にも非協力的な夫…。今の家庭に不満のあるママは少なくないと思いますが、我慢の限界を超え、家出をしたいと思ったことのある人は、実は7割もいるようです。調査で明らかになってきた妻たちの家で理由は夫起因?ママテナが独自に実施した「家出について」のアンケートによると、夫婦喧嘩がもとで、実家や友人宅など、自宅ではないところに一定期間滞在したことのある人は、回答者の28.6%という結果に。実家に戻りたくなることがある人と合わせると、実に67.2%、なんと約7割の人が家出をしたいと考えたり、実際に家出をしたことがあるようです。そんな家出を考えたり、実際にしたことがあるママの、きっかけとなった理由を見ていきましょう。1位:夫が家事や育児に非協力的…30.5%2位:思い出せないくらいの些細なケンカ…23.3%3位:嫁・姑問題…9.4%4位:夫または自身の借金など金銭問題…7.6%5位:夫もしくは自身の浮気など交遊関係…7.2%6位:子どもの教育方針のすれ違い…5.4%7位:夫の暴力…4.0%1位は「夫が家事や育児への非協力的」。男女平等やイクメンという言葉を良く耳にするようになって久しいものの、依然として家事も育児もママに任せっきりというパパは多いようです。かといって、それを当然のことと受け入れる訳にもいかず、大きなケンカになってしまうというケースが多いのではないでしょうか。2位には「思い出せないくらいの些細なケンカ」がランクイン。日頃の鬱憤がたまっていたり、ちょっと体調が悪いときに心ない言葉をかけられたり…。きっかけは小さなことでも、言い返したいことがたくさんあったり、ストレスがたまっていれば家出につながるような大きなケンカに発展してしまう人も多いようです。3位には「嫁・姑問題」が続きました。昔から良く聞くこの問題は、実際に姑の嫁いびりが厳しいだけではなく、家庭ごとの生活習慣などの違いに、どうしても折り合いがつかないというケースも多いのではないでしょうか。これからの人生をずっとともにすると決めて築いた新しい家庭。でも、そのすべてを投げ出して家出をしたくなるほど、その家庭を維持するということは難しいようです。家族円満であることは理想ですが、家出をする前に、溜め込んでいるものを家族でしっかり話し合うのが大事なのかもしれませんね。(文・姉崎マリオ)
2018年03月10日夫婦生活が続くと、どんどん薄れてくる「恋心」。いつのまにか、恋人から戦友のようになってしまいませんか?確かに夫・妻は、いなくてはならない空気のような存在ですし、もちろん愛情もあります。しかし、付き合いたての頃のようなドキドキや恋心は、もう無い気がするかたも多いのではないでしょうか。そんなマンネリ夫婦が、付き合いたての恋人のようなときめきを取り戻すにはどうしたら良いのでしょうか。 1. 結婚した今、相手にときめきますか?ゲンナイ製薬株式会社が20歳~39歳の配偶者がいる男女1,000 名に「最近1年の間に、パートナーに対してときめきを感じる(恋心を感じる・惚れなおす)ことがあったか」と聞いたところ、男女別で以下の結果になったそうです。ときめきを感じることがあった割合男性:82.8%女性:68.2%男性は約8割が「あった」と回答しているのに対して、女性は7割に届きません。男性のほうがパートナーに対してときめいてくれているのだとわかりますね。夫婦の喧嘩については、マンネリと関係があるのでしょうか。同調査の「最近1年の間に、パートナーと夫婦喧嘩をすることがあったか」という質問で、結婚年数別の回答は以下になったそうです。夫婦喧嘩をすることがあった割合新婚夫婦(1年目):69.5%新米夫婦(2・3年目):82.5%中堅夫婦(4~10年目):83.7%熟練夫婦(10年超):82.7%新婚時代の喧嘩は7割未満だったのに対して、結婚2年目からは8割超となっています。やはり結婚年数が経つと夫婦喧嘩も増えていくんですね。 2. 新婚前から変わったこと、変わらないことときめかなくなってしまった原因は喧嘩の他に、結婚年数が経つにつれて起こる「変化」にもあるのかもしれません。新婚当初から変化したこと、変化していないことを、同調査のデータをもとにご紹介します。結婚後に夫婦に起こった変化1位:食べ物の好みが似てきた(30.6%)2位:短い言葉で、言いたいことや考えていることがわかるようになった(26.0%)3位:行動のタイミングが似てきた(23.6%)4位:性格や価値観が似てきた(19.5%)5位:笑いのツボが似てきた(17.8%)結婚当初から変わらない(続けている)習慣1位:一緒の寝室で寝る(56.7%)2位:予定は事前に伝える(45.0%)3位:帰りが遅くなるなどの連絡はこまめに入れる(40.5%)4位:感謝・労いの言葉を疎かにしない(33.0%)5位:普段の会話を大事にする(31.4%) 3. どうしてときめきがなくなったのか?上記のデータによる、「変わったこと」・「変わらなかったこと」からマンネリの原因を見てみましょう。変わったことについてまず、変わったことについてはどれも好意的なものばかりですよね。ただ、5位中4つが「似てきた」という文言が入っています。更に言えば「言いたいこと・考えていることがわかる」というのも、ニュアンスとしては「似てきた」に入るのかもしれません。相手の気持ちがわかる、相手と同じ好みというのは楽だと思いますが、「こんな一面があったんだ」という「ときめき」は感じにくいですよね。もしかしたらそれが「マンネリ」の原因になっているのかもしれません。今までに「見たことのないもの」や「食べたことのないもの」「やったことがないもの」など新しいものを取り込むと、相手の反応も新鮮となり、また違った一面を見ることができるかも。見知っていると思っていた相手が別人みたいに見えて、どきどきするのでは。変わらなかったことについて見る限りどれも大切な習慣です。ただし、これらの習慣が途絶えてしまったときに、喧嘩になりやすいという懸念も。また、これから先ずっと一緒にいるわけですから、この習慣が「作業」と感じるようにならない努力も必要です。予定や連絡等の習慣は大切にすべきですが、たまには寝室を別にしてみる、感謝・労いの言葉の他にプレゼントを用意するなど、変えられる習慣はその日の気分で変えてみると、マンネリや作業感から抜け出すことができるのではないでしょうか。 4. 恋人気分を取り戻すには同調査で「“恋人気分を思い出すようなデート”になると思う、デート演出・プラン」について聞いたところ、以下が人気となりました。1位:手をつないでデートする(41.8%)2位:少し遠出をしてお泊りデートをする(41.1%)3位:お互いに思いっきりおしゃれをして出かける(27.7%)4位:あえて外で待ち合わせする(27.0%)5位:2人きりでお酒を楽しむ居酒屋デートをする(25.9%)男女で比較してみると、女性のほうがそういった「デートのやりかた」に対して効果的と考えているようです。これは女性のほうがシチュエーションに影響されやすいからなのかもしれませんね。最も人気だった「手をつなぐ」という行為により、相手との距離がぐっと近くなります。男性だったら女性の華奢さを改めて感じるかもしれませんし、女性なら男性との目線の違いや体の大きさの違いに気づくかも。お互いを改めて「男女」と認識することで、「ときめき」や「恋心」も増すのではないでしょうか。 長く一緒にいることで、どうしても感じてしまう「マンネリ」。夫婦生活が長くなることで喧嘩も増え、趣味趣向も似てきます。また忙しい日々を送る中で、夫婦の習慣が作業となり、負担に感じてしまうこともあるでしょう。それを放っておくと、いつまでもマンネリ夫婦のままになってしまう恐れがあります。いつもとは違った行動をしてみたり、習慣を変えてみたり、夫婦で手つなぎデートをしてみたり……できることはたくさんあるので、ぜひ実践してみてくださいね。 参考:ゲンナイ製薬調べ「結婚後の生活と“恋心”についての意識調査」
2018年03月07日共有持分・共有名義とは?共有持分とは、複数の人が1つの不動産を共同で所有している時に、それぞれの人がその不動産について持っている所有権の割合のことをいいます。たとえば夫婦で1つの不動産を2分の1ずつ共有している場合は、夫と妻それぞれが持っている所有権の割合(2分の1ずつ)のことをさします。そしてこの割合を登記所に登記しなければなりません(持分登記)。登記とは、第三者に「これは私の所有権だ!」と主張することです。さて共有持分といったワードを聞くと、セットのように「共有名義」といった言葉を耳にすると思います。共有名義とは、その不動産の所有権を持っている人のことをいいます。たとえば3000万円の住宅をあなた(妻)と旦那さん(夫)で購入するとしましょう(共有名義はあなたと旦那さんになります)。出資額で持分割合が決まりますので、2,000万円分を旦那さんが、残りの1,000万円をあなたが出したとしましょう。するとこの住宅の持分割合は、旦那さん:3分の2あなた:3分の1となります。共有持分のメリットとデメリットは?「これから結婚して新居で夫婦生活を始めるんだ」といったご夫婦は、上記のように不動産を共有の持分とすることもできるわけですね。または年収や貯金を考慮すると2人でお金を出す方が良いかもしれない、といった人も少なくはありません。しかし「共有名義・持分にするとなんだか面倒なことにならないかな?」と懸念を抱いてしまうもの。まずはデメリットについてみてみましょう。デメリット夫(共有者)の承諾がないと、売却できない!ご夫婦2人の持分なので、当然にご自身の判断だけでは不動産を売却することはできません。旦那さんの承諾がないと売却できないわけですが、ここで夫婦喧嘩が起きることも・・・・。離婚した場合、売却を視野に考えたくはありませんが、夫婦喧嘩の火が広がって離婚することとなった場合、売却の可能性が高まります。住宅購入の資金に余裕がないから住宅ローンを組んだり、共有名義での購入を検討したはずです。つまり、片方がいなくなればその分を補填しなければならず、それは現実的に難しいので結果的に売却せざるをえなくなるわけです。夫(共有者)が他界した場合、相続の対象となる不動産は相続の対象となります。多くの場合、配偶者であるあなたかもしくは子どもが相続の対象となります。しかしほかに相続人がいたりすれば、遺産分割の対象となり、話は少し面倒になります。贈与税の対象となるもし旦那さんの方が先にお仕事を辞めた場合、住宅ローンが残っていればその分はあなたが支払うことになります。この場合名義人はあなたのみとなるので、旦那さんからあなたに不動産が贈与されたこととなり、贈与税が課せられます。逆もしかりです。メリットデメリットでは少々暗い話を考慮する必要がありましたが、メリットは明るい話です。なんと税制において2つもトクするのです!住宅ローン控除を二重に受けられる住宅ローン控除は、購入価格の一定割合を所得税から税額控除できる制度で、年末の住宅ローン残高の1%が税控除できます。住宅ローン控除は夫婦それぞれが、自身の住宅ローンの残高に対して利用できます。しかし夫(共有者)が病気などで仕事を辞めざるをえなくて収入が無くなるようなことや将来的にあなたが出産などで仕事を辞めるなど、ライフスタイルの変化も考えられます。この場合、住宅ローン控除は使えなくなる可能性があるので要検討です。売却時の特別控除を二重に受けられる不動産を売却するときには、なんと3,000万円が控除されます(居住用財産の買換えの特例)。通常だと3,000万円しか控除できませんが、不動産を夫婦2人の名義で購入した場合は、これが6,000万円となります。不動産を売却した時に利益が出れば、税金がかかります。この際にかかる税金6,000万円分のは支払わなくて済むといった制度です。まとめいかがでしたか。共有持分にする場合、片方が病気になって収入減がなくなるなどといったことを考慮しなければなりません。しかし将来(さき)のことは分かりません。デメリットなどを考慮して不動産を選ぶよりも、購入資金や住宅ローンの支払いに少しでも余裕が持てる物件を選ぶことが肝心だといえるでしょう。
2018年03月04日子どもが生まれると、今までの2人だけの生活では起きなかったような喧嘩が起きます。妻から見ると「ぜんっぜんわかってない!」とイライラすることもありますよね。そのすれ違いはどうやって生まれるのでしょうか?出産・育児に関する調査・研究機関「赤すぐ総研」が0~2歳の子どもを持つ既婚男女を対象に行った、「乳児のパパ・ママ意識調査(2014)」の結果を元にご紹介します。 1. 妻が夫に望むこと子どもができると環境が変わり、妻が夫へ望むことも変化します。ただし、妻の望みと夫の行動が合っているとは限りません。夫がしてあげたいと思うこととのギャップが大きい「妻の望み」には、こんなものがあります。育児や子どもと接する時間を増やしてほしい自分勝手・わがままな行動をやめてほしい生活が制約されている自分に配慮して、今までの生活スタイルを変えてほしい朝ちゃんと起きてほしい浪費をやめてほしい「一人の時間」や「いたわりの言葉」といった精神面的なことはもちろんですが、「育児の時間を増やしてほしい」「生活スタイルを変えてほしい」「わがままな行動をしないでほしい」「朝ちゃんと起きてほしい」といった、具体的な行動に対する要望が叶っていないことがわかります。 2. 夫が妻にしてあげたいこと夫が「妻との関係でもっとしたいと思っていること」にも妻の望みと噛み合っていないものがあります。「妻が夫に望むこと」とギャップが大きい回答はこちら。妻との会話の時間を持つこと妻の健康に気を遣うこと妻にねぎらいや、いたわりの言葉をかけてあげることもっと働くこと子どものしつけをしたり、子どもについて相談に乗ってあげること多くの男性が精神面的なサポートを「やってあげたい」と思っている様子。ただし、妻が夫に具体的な行動を望んでいる一方で、「朝ちゃんと起きる」「生活スタイルを具体的に変える」といった具体的な行動を起こしたいと思っている人は少ないようです。妻が夫に求めていることは、「子どもが生まれたから、夫には変わってほしい」ということ。夫が妻にしてあげたいのは、「子どもが生まれたから、妻をもっと大切にしたい」ということ。この男女の「求めていること」「やってあげたいと思っていること」の乖離が、喧嘩につながってしまうのではないでしょうか。 3. どうして男性は「行動」に思考がいかないのか?同調査で、出産前後での生活で「自分の時間が減ったか」については男女で以下の結果となりました。男性が思う自分の時間について自分の時間が減ったと思う:62.0%妻の時間が減ったと思う:65.8%女性が思う自分の時間について自分の時間が減ったと思う:74.3%夫の時間が減ったと思う:35.3%男性の「自分の時間が減った」と感じている人と、女性の「相手の時間が減った」と感じている人のギャップは、30%近くあることがわかります。女性は男性が思っているよりも、「夫には時間がある」と感じているようです。また、男性は飲みに行く回数や自分の時間が「増えた」と答えている人がほとんど居ないのにもかかわらず、女性は「配偶者の飲み行く回数や自分の時間が増えた」と答えている人が男性に比べて多くなっています。以上のことから、男性は行動に悪気があるわけではないのに、女性は男性の行動そのものに不満を抱えていることが多いのだとわかりますね。 4. 正しい喧嘩のしかたこのような認識の相違、やろうと思っていることの相違が生まれれば、喧嘩が発生するのは当然のことでしょう。それは仕方のないことかもしれません。ただし、大切なのは「どのように喧嘩をするか」ということ。感情的にならずに、きちんと建設的な喧嘩をすることで、より夫婦生活が良いものとなってくれるでしょう。そのポイントをご紹介します。産後は喧嘩が起こりやすいことを知っておく認識の相違の他にも、産後の妻はホルモンの影響や環境の変化から特にイライラしやすくなっています。妻のイライラを感情的に返すのではなく、なるべく広い心で受けとめる覚悟が必要です。売り言葉に買い言葉にならないように、夫は常に冷静でいられるようにしておきましょう。妻も、イライラすることは仕方ないことだと割り切って、自分を責めないようにしてくださいね。> 産後イライラする妻に悩んでない?「産前産後の生活と体調の変化」まとめ> 産後の喧嘩は夫婦の振る舞い次第!良好な夫婦関係を築くには? 正しい喧嘩の流れに沿う過去のメオトークの記事にもありますが、正しい喧嘩の流れは以下のとおり。自分の意見を言う相手の意見を聞くお互いの意見を合わせてどうするか考えるポイントは自分の意見と相手の意見が違うことを仕分け、お互いの意見を否定しないこと。そこから妥協案を考えたり、相手の意見を尊重して合わせたりし、最後は仲直りをします。つい頭に血が上ってしまい冷静でいられなくなるかもしれませんが、そういった喧嘩の正しい流れを意識してみてくださいね。> 正しい夫婦喧嘩の方法とは?子どもに「人と人の価値観の違い」をうまくアピールするコツ仲直りは喧嘩にあわせて喧嘩から仲直りを経て、夫婦の価値観の溝は埋まっていきます。夫婦にあった仲直りの仕方はそれぞれ異なるかと思いますが、自分が悪いと思ったら誠心誠意謝ったり、ささいな喧嘩は笑って済ませたりと、喧嘩の内容にあわせた仲直りの仕方ができると良いですね。> 夫婦喧嘩はこれで乗り切る!仲直りするための15の方法 産後の体調や子どもを育てることについては、女性にならないとわからないことなのかもしれません。ただ、夫のみなさんは妻の望みが「具体的な夫の行動」だということを忘れないように、妻を気遣いながらも自身が変わっていく努力をしてみてくださいね。妻も、夫が妻を気にかけていることを理解・感謝して、してほしいことがあったら「察して」と願うよりも、夫に言葉で伝えるようにしてください。それでも喧嘩になってしまった場合は、なるべくお互いが冷静になって、自分の意見や相手の意見をすり合わせましょう。その後は仲直りを忘れずに。その繰り返しで、夫婦の絆・家族の絆は深まっていくのかもしれません。 参考:乳児のパパ・ママ意識調査(2014)
2018年03月01日「喧嘩するほど仲がいい」「夫婦喧嘩は犬も食わぬ」とはいうものの、当の本人は喧嘩が多いと気持ちが萎えてくるもの。あまりにもひどいと、「この人と一緒になったのは失敗だったのではないか?」と思ってしまうこともありますよね。一方で「ほとんど喧嘩をしない」という夫婦もいます。喧嘩が多い夫婦とそうでない夫婦では、何が違うのでしょうか。よくあるシチュエーションごとに、喧嘩が多い夫婦と少ない夫婦の対応を考えてみましょう。 1. 育児や家事の分担がうまく行ってないとき喧嘩が多い夫婦「なんでゴミ出ししかしてくれないの?」「あのさぁ、○○すると余計家事ふえるじゃん!」などと、突然喧嘩腰に会話が始まる、最初から否定語が入る。相手からすると「急になんで怒ってるの…?」と戸惑いますし、喧嘩腰でこられたらカチンときます。言い合いの始まるきっかけになりそうですし、冷静な話し合いもできないので解決しないことも。喧嘩が少ない夫婦「ちょっと家事のことで相談したいんだけど」と改まって、場を設定する。相手に「相談したい」と伝えることで自分も冷静になりますし、相手も心の準備ができます。喧嘩の元になりやすい「家事・育児分担の相談」も、冷静に話し合えるのでうまくいきやすくなるでしょう。 2. 疲れているのに思いやってくれないとき喧嘩が多い夫婦「疲れた~。はー」と、これ見よがしにため息をついたり、機嫌が悪そうにする。相手が「大丈夫?」などを聞くまでずっと疲れたアピールを繰り返す。「疲れてるのに思いやってくれないわけ?」と突然怒る。ずっと「疲れた」ばかり言われると家の空気が悪くなりますし、「で?どうしてほしいの?」となります。それにどうしてほしいかを言わずに「疲れてるんだから労われ!」といった言動をすると、「ならはじめからそう言えよ」と喧嘩のきっかけに。喧嘩が少ない夫婦「今日はちょっと疲れているから、〇〇してほしい……」とお願いする。シンプルにしてほしいことを伝えるだけで「疲れているんだ」と相手にわかってもらえますし、嫌味っぽく聞こえないので思いやりをもってもらいやすくなります。 3. 約束を反故にされたとき喧嘩が多い夫婦「なんで約束を守ってくれないの!?」と理由を聞く。「いっつもそうだよね!この間だって……」と言って、過去に相手が約束を破ったときの話を持ち出して責める。「なんで?」とつい聞きがちですが、たいてい理由を言われたら、「それって言い訳だよね」と責める材料を増やしてヒートアップするだけです。また過去の話を持ち出して一緒に責めると、「どうせ今謝っても、いつまでも許してもらえない」と相手も諦め、謝罪も口先だけになってしまいます。喧嘩が少ない夫婦「約束を守ってもらえないと困る(悲しい)から、今度はちゃんと守ってよ」と、自分の気持ちを伝えて相手に改善を要求。ただ闇雲に責めて相手の気持ちを萎えさせるよりも、約束を守ってもらえなかったらどうなるのかを伝えることで、「悪いことをしてしまった」と罪悪感を覚えさせることができます。さらに「今度は守って」というチャンスを与えることで、次のときは必ず守らないといけない気持ちになりますよ。 4. 一人にしてほしいとき喧嘩が多い夫婦「一人にしてほしい」「しばらくほっといてほしい」と、理由を言わず要求だけをする。言われたほうは「私(俺)なんかした?」と不安になったり、「こっちだって大変なのに一方的に言ってムカつく!」と不快な気持ちになることも。また、浮気などのあらぬ疑いを掛けられる恐れもあります。喧嘩が少ない夫婦「ちょっと気分転換したいから一人になっていい?」「仕事のことで考えたいことがあるから、一人になっていい?」など、一人になりたい理由をきちんと説明して、許可を得る。家庭に疲れて一人になりたいときでも、なるべく「仕事のこと」「ママ友のこと」など家庭外のことを理由にすると、相手は不安になりにくいし角も立ちません。また、「一人になっていい?」と疑問形にすることで、一方的な印象をもたれにくいでしょう。 夫婦喧嘩をする目的はきっと、「これからの夫婦生活をより良くするため」ですよね。今の状況に不満があって、もっとお互いに過ごしやすくしていきたいから、ぶつかり合うわけです。夫婦喧嘩が多い夫婦と夫婦喧嘩の少ない夫婦の違いは、ずばり「目的を見失っていないかどうか」だと思います。自分の意見を通したいばかりに、相手の気持ちを考えない発言をしているのでは、夫婦の関係は悪くなる一方。これからの夫婦生活を良くしたいのなら、相手の気持ちを考える「努力」や「忍耐」が必要です。家庭の空気が悪いとつい喧嘩をしやすくなってしまいますが、ぐっとこらえて相手のことを思いやる。そうすると徐々に喧嘩も減って円満な家庭になり、「この幸せを壊したくないな」と強く思うようになり、自然と喧嘩もなくなっていくのではないでしょうか。
2018年02月28日「仮面夫婦」ってご存知ですか? 仮面夫婦とは、他人や子どもの前では仲の良い夫婦として振る舞っていながらも、実際は関係が冷え切った夫婦のこと。そうした夫婦にならないためにはどうしたらよいのでしょうか。一緒に考えてみましょう。 1. 仮面夫婦ってどんな夫婦?その特徴仮面夫婦がどんな夫婦なのか、実際に想像するのは難しいですよね。特徴をいくつかご紹介します。お互いに無関心相手がいつどこで何をしようと興味がない、一緒に何かをしようと思わないなど、お互いに無関心な状態です。お互いに自分中心自分が欲しいもの、やりたいことを優先させ、夫婦に困ったことが起きても解決しようとしないで逃げてしまうといったことも特徴です。家でのコミュニケーションがないふたりきりのときの会話は必要最低限。スケジュールのことや子どものことなど、生活に必要な事務連絡のみ。世間話をしたり一緒にテレビを見て笑い合うなどはしません。スキンシップもしない会話をしないのだから、当然触れ合ったりなどしません。セックスレスになることも多いでしょう。他に相手がいることも仮面夫婦を続ける中で「癒し」を求めるために、不倫をしているかたも中にはいるようです。関心がないために相手の不倫に気づかない、気づいても放置・黙認していることもあるのだとか。周りの人からはわからない外では夫婦円満を「演じている」ので、気づかない人も多いでしょう。子どもや親族にも仮面をつけて接しているパターンが多いため、他人からは仮面夫婦だと見抜けません。ただし、子どもにはバレている可能性大です。 2. 仮面夫婦はどうして別れないの?気になるのは「なぜ別れないのか」ですよね。夫婦関係が破綻しているのに、夫婦円満を演じてまで夫婦生活を続けることが不思議です。世間体や子どものため、金銭的問題といった理由が多いと思いますが、今回は「心理的な面」から別れない理由を探ってみます。愛情が残っている?片方もしくは両方に、わずかでも愛情が残っているのかもしれません。まだ離婚までとはいかない関係を保ちたい、より良くしたいと思っていて、きっかけがつかめないままずるずる仮面夫婦を続けているパターンもありそうです。さらに、ふたりでいるときは会話もスキンシップもないので、「相手が何を考えているのかわからない」状態が続きます。仮面夫婦から第一歩を踏み込む勇気はないし、相手のことを知りたがっている自分を認めないように、より厚い仮面を被ってしまうのかも。割り切っている?「夫婦はこんなもの」と割り切って、同居人がいる感覚で生活をしているのかもしれません。離婚に至る大きなきっかけがない限りは、仮面夫婦として生きていくほうが楽な人も中にはいるでしょう。意地になっている?仮面夫婦になるきっかけが、「相手の不倫」「セックスレス」など相手に不満がある場合、意地になって形だけの夫婦生活を続けている可能性も考えられます。特に不倫の場合は、別れないことで相手に罰を与えているのかもしれません。 3. 仮面夫婦にならないためのコミュニケーション悲しくて恐ろしい仮面夫婦ですが、一度そうなってしまえば、解消するのにかなりの時間と根気がいりそうです。仮面夫婦にならないよう、予防を行ったほうが良いでしょう。仮面夫婦にならないためのコミュニケーション術や予防法をご紹介します。スキンシップをたっぷりと夫婦の会話の時間を大切にするのはもちろんですが、「スキンシップ」も非常に重要です。日ごろから手をつないだり、抱きしめたりキスをしたりすることで、セックスレス予防にもつながります。また、スキンシップをすることでさまざまな物質が分泌され、ストレス緩和や幸福感の高まりなどの効果があります。夫婦にとって良いこと尽くしなので、積極的に取り入れていきましょう。> いってらっしゃいのキスで事故に遭わない?驚くべき効果とは> 夫婦のキス事情!キスがもたらす夫婦円満へのカギ夫婦で「一緒に」する運動やゲームなど、夫婦で一緒になにかに取り組んでみるのもおすすめです。共通の趣味ができることで話題も増えますし、それをしている夫婦はしていない夫婦に比べて「仲が良い」というのも、データとして出ているんですよ。身近にあることから一緒に行ってみましょう。> ダイエット効果も上がる?夫婦で運動すると良い理由> 40代が一番危険?いつまでもラブラブ夫婦でいられる方法喧嘩をしたら仲直りお互いの気持ちをぶつけ合うのも大切なことですが、必ず仲直りをするようにしましょう。仲直りの方法は人それぞれかもしれませんが、なによりも「お互いが納得する」ことが大切です。喧嘩と仲直りのルールを作って、お互いにそれを守るようにしましょう。> 【保存版】夫婦喧嘩の仲直りをするための5つの方法> 仲直りのきっかけは?わが家の夫婦喧嘩マイルール 仮面夫婦になるきっかけはさまざまあるでしょう。でも、なってしまったら修復は大変ですし、子どもにも悪影響を与えてしまいます。なによりせっかく愛し合って結婚をしたのに、形だけになってしまうのは悲しいことですよね。仮面夫婦にならないためにも、コミュニケーションやスキンシップは積極的に行うようにしましょう。喧嘩をしても相手を傷つけない、仲直りをするなどのルールを設けてくださいね。ずっと夫婦円満が続くよう意識して行動することが大切です。 参考:「仮面夫婦」を10年続けた人の苦悩と活路なぜか離婚しない・・・仮面夫婦の意味と心理的特徴
2018年02月15日先日放送された『クローズアップ現代+』(NHK系)で、夫婦げんかが子どもの脳に悪影響を与える可能性について放送されていました。夫婦喧嘩を見せただけでも、子どもの脳に悪影響を与えてしまうというのは衝撃的事実ですよね。しかし、夫婦関係が続けばパートナーへの不満がたまってしまうのも仕方ない部分もあります。そこで今回は、夫婦喧嘩で気を付けなければいけないポイントを心理カウンセラーの資格を持つ筆者がご紹介します。子どもの前ではしない子どものいる前で夫婦喧嘩をしてしまうことが、脳に悪影響を与えてしまうので、子どもの前でしないことはマストです。そのため、家ではなくどこか不満を言い合える場所を決めておくと良いでしょう。家で喧嘩してしまうことに慣れると「子どもの前では喧嘩しないぞ」と決めていても、つい不満を口にしてしまいかねないです。ですが、場所を決めておけば「不満は公園で伝えよう」「ここは家だから我慢しよう」と、ケンカのスイッチを自分の中で作れ、怒りをコントロールしやすくなるでしょう。伝え方を意識する不満を伝えつつ、ケンカをしない1番いい方法があります。それは「伝え方」を意識することです。「面倒なのはすごくわかるけど、靴下は洗濯籠に入れてくれると、嬉しいんだけどな」「いつもお仕事お疲れさま。大変なのは知っているけど、もう少し早く帰ってきてくれると助かるんだけど」というように「パートナーに共感しつつ」「自分がしてほしいこと」「してくれたら自分がどういう気持ちになるか」を伝えましょう。そうすれば、「俺の気持ちを分かってくれているのか」「そういうことに不満を感じているのか」「そうすれば喜んでくれるのか」とモチベーションを高められ、不満の種を改善してくれやすくなります。まとめ夫婦喧嘩は決して悪いことではありません。この2つを注意すれば、子どもが健全に過ごしやすい環境が作られるでしょう。written by 高萩 陽平
2018年01月26日共働き世帯には「手の内は見せない」かのように、お金の管理を別々に行っている夫婦も多いようです。結婚前からの個人口座をそのまま使い続けながら、生活費として設定した口座にそれぞれが決まった額を振り込むパターンも多く、夫婦間で細かな話し合いをせずとも、それはそれで「なんとなく」回ってしまう家庭も多いのではないでしょうか。そして、そんなふうに共働き夫婦のお金の管理には、さまざまな「あるある」があります。例えば、新居購入の負担割合や部屋の修繕は誰が払うのかなど・・・たどり着く先は夫婦喧嘩。今回は、共働き夫婦がお金の管理について話し合っていない「あるある」を3選ご紹介しましょう。相手の収入も預金額も知らないそれぞれに収入のある夫婦で、お金の管理を別々にしている場合「お互いの給与明細すらも見せあわず、預貯金の額も不明」という夫婦も、決して珍しくありません。毎月の生活費は、決めた額をどちらか、あるいは両方が決めた口座に入れていれば日々の生活は賄えてしまうため、なんとなくそのままきてしまった、というケースもあります。このパターンの夫婦の場合、貯金は「相手が貯め込んでいるだろう」と考え合っていたのに、マイホーム購入など大きな出費をする際に「蓋を開けてみたら、それほど貯まっていなかった!」と、期待ハズレな結果から慌てる夫婦も。不慮の出費でケンカになる日々の生活費は賄えていても、生活費以外の不慮の出費が発生した際に「どっちが払うか」「どちらがどのくらいの割合で負担するか」などで喧嘩が始まりやすいのも、別会計夫婦の「あるある」です。例えば、お風呂が壊れた、壁紙が破れたなどで自宅の修繕費が発生した!というときには「お風呂をよく使っているのは君なんだから、君が払えよ」「あなたのほうが長風呂だし稼ぎも多そうだから、あなたが払うものでしょ!」などと言い争いが生じてしまうパターンです。夫婦の金銭管理を一緒に行っていれば喧嘩にならずに済むシチュエーションでも、別会計にしていると、どちらも「自分のお金からは出したくない」という心理が働きやすい傾向にあります。「なんとなく」が多くそもそも自分の収入すら管理できていない別会計をしている夫婦ほど、どんな出費も「なんとなく」で払ってしまい、相手の収入や貯蓄に期待しすぎた結果として「そもそも自分の収入すら管理できていない」という事態も起こりがちです。出費のたびに喧嘩までは勃発しなくとも、どちらかが「なんとなく」で負担し合っていて、場当たり的にお金を払う機会が多いため、夫婦の家計管理はおろか自分の会計管理すらできていない!となってしまっているのも「あるある」に。最初は自分の出費だけを家計簿につけていても「これだと、全体像がわからないから無意味かもしれない」などと馬鹿馬鹿しくなってしまい、貯金も「とりあえず、余ったお金を貯めてる」という具合に、なんでも「なんとなく」になってしまっているケースです。共働きをしていて、お財布を別々に管理している夫婦の場合には、相手の収入や貯金が見えなくなりがちです。さらに、相手の金銭事情がわからないことから生じる特有の「あるある」も珍しくなく、その結果として、喧嘩や不信感が生まれてしまうケースもあります。マイホーム購入や家の大きな修繕が発生したときなど、大きなお金が必要になった機会に、はじめて相手の金銭事情を知ったという声も少なくありません。お財布を別にしているご家庭も、共働きが主流となった昨今ではそこまで珍しいパターンではないようですが、同一会計の夫婦とは異なる管理の方法ならではの「あるある」によって、夫婦不仲に陥ってしまっているようです。会計を別にしている家庭でも、夫婦間でお金について話し合っておくのは鉄則。不意の出費が発生した際に「こんなはずではなかった」にならないよう、備えておく心がけが、円満夫婦への近道なのではないでしょうか。
2018年01月19日前回まで、さまざまな種類のモンスターワイフをご紹介してきました。いよいよ、モンスターワイフ撃退のための方策を説明します。自分の中のモンスターの存在を常に自覚し、「これは夫の目にどう映るだろう」「同じことを自分がされたらどう感じるだろう」と予測しながら、改善策を実行に移していってください。■感情より理性で導く、「紙に書き出す」で悩みを整理悩んでいる妻たちの悩みごとは、一つではありません。複数の悩みや心配ごとが頭の中で渦を巻き、何に悩んでいるのかさえ分からなくなっています。イライラ・モヤモヤはモンスターの卵。夫のやることすべてが気に障ります。本当に問題なのは何なのか。その点をクリアにするためには、グチャグチャになった頭の中を整理しなければなりません。そこで私が悩める妻たちにすすめているのが、「悩みを紙に書き出す」という方法。スマホやPCに書き出すより、自分の筆跡で書き残す! 怒りが強い案件は無意識に筆圧が増します。怒り狂った文字になります。わかりやすいですね。「3年間セックスレス」「夫が目を合わせてくれない」「姑にいちいちむかつくのに夫はスルーしてる」「家計が苦しいのに夜中にタクシー使うな…」「人前でニコニコしてるくせに人がいなくなると態度豹変」etc…。最初は思いつくまま、頭の中にあることをすべて紙に書き出します。次に書き出した項目をランキング形式にして、許せない順に並べ替えていきましょう。こうして自分の悩みを整理したら、最後に「どこまでなら許せて、どこからが許せないか」という境界線を引きます。イラ立ちの原因にはレベルがあり、夫が話を聞いてくれるだけで気持ちがスっとしてオールクリア! になる場合もあります。この方法で、自分を思い悩ませているものの正体が浮き彫りになります。それは、はたから見れば「どうしてそんな単純なことに、今まで気づかなかったの?」というようなことかも知れません。けれども、混沌とした状況下ではそんなことも全く見えなくなってしまっていることがよくあるのです。問題の本質がクリアになれば、その改善のための対策も考えることができます。また、悶々と悩んでストレスを増大させていくのではなく、「紙に書き出す」という理性に基づいた作業にシフトすることで、感情的になっていた頭が冷静さを取り戻していきます。自分のイライラやモヤモヤを文字にして書き出していくと、あら不思議。「これは物理的に仕方のないことだから、怒ってもムダよね」「これは夫が原因で発生している問題ではない。○○の条件を改善すれば、状況は変わりそう」「この問題については、私の態度も悪かったかも…」と、問題が劇的に解決されるわけではなくても、問題に対する認識が変わり、心がラクになることはよくあります。自分が抱える問題について、頭の中の分類箱に整理されていれば、漠然としたストレスを抱えて「売り言葉に買い言葉」のハチャメチャな夫婦ケンカを繰り返すことも激減します。 ■2人だけの空間だからこそ「寝室会議」で本音を語り合う問題を抱えた夫婦に圧倒的に不足しているのは、「本質的な会話」です。多くのモンスターワイフに共通する特徴は、自分と夫に関する無知と激しい思い込み、思い込みをベースとした妄想の暴走です。これらを防いでモンスターを抑え込むには、夫婦間の会話が不可欠。相談者の中には「会話なら毎日している」という方が多数。しかし、その会話の内容が、子どものことやお金のこと、テレビニュースのテーマだけでは、それは夫婦のための「本質的な会話」とは言えません。「私はいつも、自分の考えや気持ちを夫に伝えているのか」と自問自答してください。果たして夫側の意見を聞く場も設けられているでしょうか?「本質的な会話」とは、夫婦の価値観や将来のビジョン、さらには二人のセックスのことなど、夫婦関係に関する本質的なテーマを含んだ意見交換です。そして、そんな意見交換に最適の場所が、夫婦の寝室です。夜寝る前に寝室で話すのであれば、急に邪魔が入ったり、子どもに聞かれたくない内容を避ける必要もなく、会話に集中できます。普段は照れくさくてなかなか話せないことも、ベッドの上だと不思議とお互い素直になれます。夫婦の寝室事情についても、話をそらしたりそらされたりすることなく、意見を交換しやすくなるでしょう。寝室にワインを持ち込むことはもちろん賛成です。寝室会議を成功させるためにも、話したい内容をあらかじめ「紙に書き出して整理」しておく手法を。不用意に感情的になってしまうことを防げますし、せっかく意見交換をするつもりが、話が脱線してそれがケンカの火種になってしまうような失敗も減らせます。そして、寝室会議はただ自分の意見を主張するだけの場ではなく、夫の意見を聞く場でもあるという意識と、夫への思いやりを常に忘れないでくださいね。今回は「脱・モンスターワイフ」のための、最も基本的な方策をお伝えしました。これらは、夫婦間の問題のどんな局面でも活用できるテクニックですので、どうぞ今すぐお試しください。次回は「脱・モンスター」から、”愛され妻”になるための方法をご紹介しましょう。
2018年01月05日後味の悪いケンカばかりしていると、破局につながります。些細なことでケンカして別れてしまわないためにも、正しいケンカの方法を知る必要があるのです。この記事では、正しいケンカの3つのポイントをご紹介します。1:相手の意見を聞く当たり前のことですが、相手の意見を聞きましょう。たとえば、ケンカになった原因が「彼がデートをドタキャンしたから」だとします。彼がデートをドタキャンしたのには、なにか大切な理由があったのかもしれないのに、それを聞かずに彼に怒ってしまうと最悪な事態になるのは想像できますよね。話を聞いた上で、彼に非がある場合や、態度が不誠実な場合には怒るようにしましょう。2:人格否定をしない激しいケンカになると、「いつもあなたはだらしないのよ!」と、人格を否定するようなセリフを言ってしまいがちです。しかし、人格を否定されると、当然言われた相手は怒りの感情が湧きます。それではケンカはヒートアップするばかり。「人格」を否定するのではなく、「行動」を指摘しましょう。デートをドタキャンしたことについては怒っても構いません。しかし、「時間にルーズでだらしがない人間ね!」というような人格否定は、事態を悪化させるだけなので避けましょう。3:感情を伝える先ほどもお話したとおり、ケンカになると無自覚に人格否定をしがちです。しかし人格否定は事態を悪化させるだけ。そこで人格否定の代わりに伝えるべきは、あなたの感情です。「楽しみにしていたデートをドタキャンされて、悲しかったし辛かった」ということを伝えれば、彼の罪悪感を引き出すことができます。彼も自分が責められているわけではないので、さらにケンカがヒートアップすることはなく、冷静な話し合いをすることができるでしょう。以上の3つのポイントを守って、最後は「わたしもごめんね」と誤りましょう。これで普段より後味のいいケンカになるはずです。
2018年01月01日いくら仲が良いカップルでも喧嘩はします。とはいえ、「雨降って地固まる」と言われるように、喧嘩が悪いこととは言い切れません。大事なのは喧嘩した後。どうやって関係を修復をするかです。ということで、“喧嘩したときの理想の仲直り法”について、長続きカップルの男女に話を聞いてみました。文・塚田牧夫土下座で一気に「彼女はすごく頑固で、言い出したら人の話なんてもう聞きません。喧嘩のときも絶対向こうからは謝ってこないんです。だから、謝るのはいつも僕の方から。あるとき、いつものようにくだらないことで喧嘩したんです。そしてまたいつものように、彼女も不機嫌になって謝る気配なし。やっぱり僕が謝ることになるんですが、もう普通に謝ることに嫌気がさしていました。だからもっと過剰にしてやろうと思い、ふざけ要素も交えつつ土下座してみたんです。そうしたら彼女が吹き出した。すぐに仲直りすることができました。土下座の効果を実感しましたが、あまりやりすぎると効果がなくなりそうなので、ここぞというときに使うようにしています」コウスケ(仮名)/28歳犬が仲裁してくれる「私たちは同棲していて、犬を一匹飼っています。その犬が、私たちが喧嘩をするとキャンキャン鳴くんです。まるで“喧嘩はやめろ”って言ってるかのように。喧嘩がひと段落しても雰囲気は険悪。しばらくお互いに関わらないように部屋の端と端にいるんですが、そうすると今度は犬が交互に顔を覗きに来るんです。まるで“早く仲直りしろ”と言っているかのように。その様子が可愛すぎて、お互いすぐ笑顔になり仲直りできます。本当にありがたい存在です」イズミ(仮名)/28歳手紙で気持ちを伝える「僕は彼女と喧嘩をした後、まず言葉で謝るんじゃなく、手紙に気持ちを書いて伝えるようにしています。文章を書いているうちに冷静になれるし、気持ちも整理できる。それに、書いているうちに彼女の大事さにも気づくことができます。実際、手紙を渡すと彼女も喜んでくれます。ただ、以前に一度だけ、気持ちが溢れ過ぎて、便箋五枚ぐらいになってしまい、それに対して怒られてさらに激しい喧嘩になったこともあります」ダイキ(仮名)/30歳料理で「ごめん」を引き出す「私の唯一といってもいい特技。それは料理です。彼と喧嘩したときは、普段より手の込んだ料理を作るようにしています。料理はまずストレス発散になります。怒りをぶつけるように作っていると、自然と落ち着いてきて心も穏やかになります。そして出来上がったら彼に振る舞う。最初は黙って食べているけど、途中から”ウマい”と言い始め、最後は彼の方から”さっきはごめん”と言ってきます。美味しい料理の前に、男は無力。身につけておくと役に立ちます」ワカバ(仮名)/29歳“喧嘩したときの理想の仲直り法”をご紹介しました。うまく仲直りできるといいですが、失敗すると別れに繋がります。長引かせると厄介。なので、こじらせる前に修復すべきでしょう。(C) Tom Wang / Shutterstock(C) Phase4Studios / Shutterstock(C) ArthurStock / Shutterstock(C) Iakov Filimonov / Shutterstock(C) Maria Evseyeva / Shutterstock
2017年12月12日出産して数年くらいは育児にいっぱいいっぱいで、くまさんが「今日は仕事で飲み会だ~」だの「今日は仕事で泊まってくる」なんていう言葉にいちいち「なにぃ~」って嫌味を言っていたような気がします。いくら仕事とはいえ、育児から解放されて大人と会話できてお酒がのめるなんてうらやましい!って思っていたんです。それが先日久しぶりに「接待で一泊してくる」って報告を受けたのですが、あのときの気持ちは一切なくなってました。むしろ「大変だなぁ~接待きついなぁ~」って思ったくらいです。子どもも7歳になるとわたしもここまで変わるものなんだなって自分でもびっくりしました(笑)。くまさんは接待泊から帰って来ましたがやっぱり大変だったみたいです。そして来月はまた新年会で一泊らしくて、ほんと大変そうだなぁ~。
2017年12月09日「恋人・夫婦仲相談所」所長・三松真由美さんが、結婚後に露わとなる、女性がうちに秘めるモンスターの実態を紹介してきましたが、モンスターの紹介は今回が最後になります。最終回を飾るのは、「バイオレンス系モンスター」たち。これまでご紹介してきた数々のモンスターたちの中でも、特に攻撃性の高いモンスターです。もしも思い当たる節があれば、夫の心はすでにモンスターから逃げ出そうとしているかも知れません…要注意!バイオレンス系モンスター鬼子怒神(きしどじん)電車の中やスーパーの店内など、公共の場であるにもかかわらずヒステリックに我が子を怒鳴りつけるママ、見かけたことがありませんか?これまでにご紹介してきたモンスターの多くは、人前には姿を現さないのがほとんどですが、鬼子怒神は人目をはばからずその醜態を露わにします。このモンスターは、妻から理性を奪い去ります。泣きわめく子供に余計に激昂し、最終的には子供に手を上げることすらあります。そんな妻の目には、横で小さくなっている夫の姿など入ってきません。一度このモンスターに心を乗っ取られると、怒りの沸点がどんどん低くなります。日常の何気ない物言いにすら怒気が混じるようになるのが、何とも恐ろしいところ。忙しい現代社会では、誰もがストレスを抱えています。けれども子供にガミガミ、夫にキーキーでは、家庭の雰囲気は悪くなる一方。修羅婆(しゅらばあ)夫の携帯に届いた女性からのメールに「私は○○の妻ですが、あなたは?」などと勝手に返信したり、夫を尾行して浮気現場に乗り込むなど、埋まっている地雷をすべて踏みつけながら歩く危険なモンスター。攻撃性ばかり高く、理性や計画性はゼロなのが困りもの。後先も夫の社会的立場も考慮しないため、夫婦関係のみならず、周囲の人間関係まで壊滅状態にしてしまうこともある恐ろしいモンスターです。浮気相手に電話をかける妻からの相談を何度も受けたことがありますが…聞く耳持たず怒り狂うかたがほとんどです。大噴火溜まりに溜まったネガティブなエネルギーが臨界点を超え、ある日いきなり大爆発を起こして登場するモンスター。このモンスターは手のつけようのない大惨事を引き起こします。夫にヒステリックに罵詈雑言を浴びせ、さらには夫への暴力にまで発展してしまうことも。加えて多くの場合、家事放棄までワンセットになってついてきます。夫の服を全部はさみで切り裂いた妻もいます。夫の腕の骨にヒビを入れた妻もいます。事態がどうにか収拾した後も、夫はまたいつ大噴火するかわからない活火山に怯えて暮らすことになります。そして残念ながら多くの妻は、大噴火して醜態をさらした後も、悩みや不満を溜め込んでばかりいてはいけないと学習せずに、惨事を繰り返してしまうことになります。だれでもモンスターになる可能性が……あなたの中のモンスターは?代表的なモンスターをご紹介してきましたが、いかがでしょうか? あえてきつい、インパクトのあるネーミングにしてみました。かわいらしいものでは固まってしまったネガティブな気持ちに響かないと思ったからです。たとえ思い当たるモンスターがいなかったとしても、まだまだ油断はできません。なぜならここでご紹介したモンスターは、氷山の一角に過ぎないからです。自分を知るための手段として、自分の中のイヤな部分、モンスター的な部分に、モンスター名を与えてみてください。・夫との時間を楽しむことよりも、インスタ用の写真撮影に夢中で、夫をイライラさせているモンスター・仕事が忙しい時は夫に家事を押しつけっぱなしなのに、感謝の言葉がないといつもケンカになるモンスター・育児に追われて、鏡も夫の顔も最後に見たのがいつだか思い出せないモンスターといった具合です。長い名前になっても構いません。思い当たるモンスターに片っ端から名前をつけて、自分の中の「イヤな女」の部分を総点検してみてください。自分を変えられないのは、短所や弱点の輪郭がおぼろげだから。漠然としていると「悪いのは分かってるけど、それも私の性格だし、性格ってそんなに簡単に直るものでもないし…」という開き直りに終わってしまうのです。目を背けてはいけません。自分の短所にモンスター名をつけて、問題の実態をより具体的に認識できれば、「この弱点を直すのには時間がかかりそうだけど、ここだったら少し気をつけるだけで、今すぐ変えられるかも」と、種類やレベル別に線引ができるようになるのです!問題の認識こそが、その改善への第一歩です。「モンスターワイフ」というツールを使って、自分が抱える問題をしっかり把握してみてください。それでは次回からはいよいよ、「脱・モンスターワイフ」のための方策をご説明していきましょう。
2017年11月19日今回は「メンタル系モンスター」をご紹介します。「モンスター」とは、女性の内に潜む「イヤな女」の部分。わがまま、欲張り、見栄っ張り。煩悩の数だけイヤな部分がありそうです。メンタル系モンスター「そう言えば私も…」と身に覚えがあるようなら、現実から目を逸らさず、自分の中のイヤな部分、弱い部分としっかり向き合ってみてください。これから紹介する6パターンに当てはまってはいませんか…?■1. カバン荒らし・携帯のぞき夫が遊んでいるのではないか。浮気をしているのではないかという猜疑心に駆られて、こっそり夫のカバンの中身や携帯を盗み見するモンスター。浮気の心配がサラサラないのに、見てしまう妻も存在します。夫が外で何をしているか知りたくてしょうがない。人の持ち物を隠れてチェックする権利など、誰にもありません。しかしこうしたモンスターは、「悪いのは、疑われるような態度や行動を取る夫のほう!」と、自分の行為を正当化します。浮気の9割以上がスマホから発覚する現在、特に「スマホのぞき」が大量発生中です。一般的な妻たちの二人に一人は、このモンスターと化してしまった経験があるのではないかという、恐ろしい現実。妻たちは、「浮気は夫婦間の信頼関係を破壊する裏切り行為!」と言い、夫がそんな大罪を犯していないか、夫のカバンや携帯を躍起になってチェックします。けれども相手の持ち物やプライバシーを、相手に隠れて盗み見するという行為も、信頼関係を覆す裏切り行為であるという点では、浮気と同じこと。カバン荒らしもスマホのぞきも、夫婦仲に壊滅的なダメージを与える非常に危険なモンスターです。今すぐに退治しましょう。■2. ティッシュ嗅ぎセックスレスに悩む妻たちの心を乗っ取る、恐ろしいモンスター。「ティッシュ嗅ぎ」は、夫が一人でマスターベーションをしていないか確かめるために、夫の留守中にパソコン部屋のゴミ箱を漁り、丸まったティッシュを嗅ぎ回ります。チェック魔もここまで来ると、もはやホラーレベル。そして必死のチェックの末に「証拠」をつかんだとしても、湧き上がる怒りをどこにもぶつけられないのが、このモンスターの悲しいところ。ひとりエッチにまで嫉妬するなど、神様がみていたら嘆かれることでしょう。■3. グラドル夜叉「グラドル夜叉」は、夫が読む週刊誌に登場するグラビアアイドルや、夫がこっそり観ているアダルト動画に出演するAV女優、果ては通りすがりの若い女性にまで敵意を抱くモンスター。その背後にあるのは、自らの老いに対する過剰なコンプレックスです。夫の目が少しでも若い女性の姿を追いかけようものなら、「若いコなら誰でもいいんでしょ。悪かったわね、オバサンで」などと、「イヤな女」感タップリの皮肉が飛び出します。かわいらしい嫉妬ならいいのですが、もはやかわいらしい姿はどこにもありません。そんな行為は即刻やめて、後の回にご紹介する夫婦関係改善のための建設的な努力を始めてください。■4. 妄想暴走族ネガティブ思考と被害妄想に取りつかれ、激しい思い込みも相まって、最悪の事態を限りなく現実の出来事のように妄想してしまうのが「妄想暴走族」。例えば、夫の携帯に届いた女性からの一通のメール。女性は夫の同僚で、仕事上の待ち合わせのためのメールかも知れないのに、一瞬にしてその女性と夫がホテルの一室で密会している光景をありありと妄想してしまいます。あんなことやこんなこと、いやらしいこといっぱいしている! キーッ! 悔しい! 自ら作り上げた妄想に追い詰められて、ヒステリーやうつ状態に陥り、夫を悩ませる妻もいます。不安に思うことがあるのなら、妄想を暴走させる前に落ち着いて夫と話をする。まずは冷静になってください。■5. つもり満点妻ネガティブ思考の塊のような妄想暴走族も困りものですが、「自分は完璧」と思い込んでいる「つもり満点妻」もまた、かなりキケンです。「理想の妻」を目指して、家事にも育児にも美容にも全力投球。それなのに、夫婦仲がうまくいかない…それは「完璧!」だと思っているのは妻のほうだけで、夫が望む「理想の妻」とはかけ離れた姿だからです。例えば夫は、妻にオーガニック料理教室だ、子供の習い事だと駆けずり回ってもらうことよりも、家族で素朴な家庭料理を囲み、のんびり過ごすことを求めているかも知れません。ところがつもり満点妻は、自分は完璧だと思い込んでいるため、自分が期待するような反応が夫から得られないと、途端に夫を責め始めるのです。自分が思う「理想の妻」だけに向かって爆走しているあなたは、要注意。チェックポイントは「私はこんなに頑張ってるのに認めてよ」という感情が湧いたことがあるかどうかです。頑張る方向が違うと、夫は褒めるどことかため息をつくようになります。■6. セレブ憑き何かに憑かれたようにプチセレブのマネごとに躍起になり、お金も夫の愛も目減りしてゆくのに、それでも惨めな演技をやめられないモンスター。女性は同性に負けたくないと、虚栄心を出しやすい生き物。女同士で話していると、つい「幸せな自分」を演じたくなります。とは言え夫婦仲は冷戦状態なのに、「うちは今でもラブラブで」などという真っ赤なウソは、さすがにつきづらい。そこで妻たちは、「経済的に不自由していない自分」を演じるのです。無理をしてブランド品を買い揃えたり、明らかに分不相応な旅行を強行してみたり、家計を圧迫してまで必死にプチセレブを装う妻の姿は、夫にとってはモンスターでしかなく、幸せなフリを続ける妻本人も、本当の幸せに背を向けて突っ走っているような状態なのです。私の周りにもセレブ憑き妻がいまして、ゴージャスな生活をしていましたが、借金地獄に陥り引っ越してしまいました。「誰にも内緒で」と5人以上のママ友からお金を借りていたセレブ憑き妻もいました。■今回のまとめ昨今のSNSの普及により、誰もが自分の暮らしぶりをネットで披露し、また他人のライフスタイルをのぞき見することもできるようになりました。セレブ憑きが今後ますます増殖し、さらにパワーアップしてしまうのは間違いないでしょう。インスタセレブモンスターも登場しやすい時代です。インスタ借金に注意しましょう。夫の気持ちだけでなく、本当の友人も離れてゆく可能性があります。恐ろしい「メンタル系モンスター」たちに、背筋が凍る思いのあなた。けれどもこの分類のモンスターは、まだまだいます。「もうやめて!」と目を背けずに、もうしばらくお付き合いください。
2017年10月19日こんにちは。子育て支援を専門にする臨床心理士の今井千鶴子です皆さんは、夫婦で教育方針について話すことはありますか?2017年9月12日〜13日の間、パピマミ読者の皆さんに『夫婦で教育方針の「違い」を感じますか?』というアンケートを行いました!86名の方々にご協力いただきましたので、その結果をランキング形式で発表したいと思います。●夫婦で教育方針の「違い」を感じますか?・1位:どちらかといえば「違い」を感じる……45%(39人)・2位:非常に「違い」を感じる……27%(23人)・3位:どちらかといえば「違い」を感じない……24%(21人)・4位:まったく「違い」を感じない……3%(3人)※有効回答者数:86人/集計期間:2017年9月12日〜2017年9月13日(パピマミ調べ)このアンケート結果からわかることは、教育方針に違いを感じない夫婦などほとんどいない ということです。実は、教育相談の場面でも「教育方針の違いから夫婦喧嘩になってしまった……」といったご相談が頻繁にあります。お話をうかがっていくと、パパもママもお子さんを思うがゆえに、「こうしてあげたい」「ああしてあげたい」と感じていることが伝わってきます。そのため、お子さんへの“愛”が、結果的に夫婦間の溝になっていることが残念でなりません。もし、教育方針の違いによって夫婦間に大きな溝を感じているようなら、一度冷静に夫婦の子育てを振り返ってみませんか?●教育方針に違いがあっても、強力なタッグを組んで子育てをしている夫婦の特徴教育方針の違いが少なかったり、違いがあったりしてもうまく“統合”しているご夫婦にはある共通した特徴があります。それは、“お子さんの現状を正確に理解している”ことです。つまり、お子さんの性格や成長、発達などについて、これまで一緒に見続けながら理解しているご夫婦は、教育方針を地道に作りあげている ように感じます。よくみられるのは、習い事に対する考え方の違いを発端に夫婦喧嘩が始まるというものです。たとえば、小学校に入学する前から、「他の子もやっているから」という理由だけで多くの習い事をしているお子さんがいます。「少しでも才能を伸ばしてあげたい!」という親の期待や思いがあるのもわかります。ただ、もしそれらの習い事をお子さんがイヤイヤやっているとしたら……、才能を伸ばすどころか挫折経験につながるリスクの方が高いのではないでしょうか。あくまで、子どもの体力や性格、動機づけなどを夫婦で理解しながら、どのタイミングで何を習得させるかということこそが“教育方針”です。親の過度な期待を押しつけることが“方針”ではなく、お子さんのタイミングをみながら成長や発達を促す計画が必要になります。これは極論になるかもしれませんが、一流大学に入学すれば幸せになれるという考えがもし根底にあるのだとしたら、それは捨てた方がいい と思います。これまで多くの“優秀”と呼ばれる学生をみてきましたが、苦労して一流大学に入学したからといって必ずしも幸せになれるわけではないからです。つまり、大学入学後に生き生きと活動できる子もいれば、何をしたらいいかわからなくなってしまう子もいます。前者の大学生は“幸せを感じ取る能力”が高く、自分でどんどん挑戦していきますが、後者の大学生は“適切な自尊心”が低い傾向にあります。たとえば、与えられた課題などはこなせるのですが、誰かと比較したり競ったりしていて、いつも自分の能力の高低を気にしています。誰かと比較することでしか自分の幸せを感じられないようにも映ります。また、就職活動の時期から“自分”について悩み始め、傷ついた状態で卒業することも珍しくありません。前者の学生たちに共通していると感じるのは、子どものときの習い事に親がしっかりと“関与”している ということです。ここでいう“関与”とは、単純に習い事ばかりをさせるのではなく、子どものことをよく理解して、家でも一緒に親が練習したり、話をしたりする活動を積極的に行なっているということです。多くのことを学ばせるのであれば、パパとママも多くのことに関与する覚悟が必要だと思います。また繰り返しになりますが、親がお子さんの性格や成長、発達などについて、正確に理解しながら関わることが何よりも大切です。子どもにはそれぞれの個性があり、成長のスピードも同じではありません。他の子を基準に考えるよりも、世界に1人だけのお子さんの成長に目を向けていきませんか。もちろんお子さんが楽しく学んだ結果として、学習環境が整っている一流大学に入学することは理想的ではあります。ただ、一流大学への入学だけを前提に教育方針を立ててしまうと、お子さんは大学卒業後にツラい思いをするかもしれません。----------いかがでしたか?今回は、夫婦間の教育方針の違いについて考えてみました。綺麗ごとのように聞こえてしまうかもしれませんが、教育方針の違いで喧嘩しそうなときには、パパとママは“敵”ではなく、“最強の味方”だということを思い出してください。共通して思う気持ちはお子さんの“幸せ”です!●ライター/今井千鶴子●モデル/藤沢リキヤ、福永桃子
2017年09月26日「喧嘩するほど仲が良い」と昔から言われています。確かに、お互いに言いたい事を言い合って、喧嘩になっても仲直りできると二人の絆はどんどん深くなる気がしますよね。それに対し、喧嘩をしないカップルもいて「私たちは喧嘩をしないし・・・もしかして仲良くなれていないの?」と心配する人もいるみたい。喧嘩をしないカップルは、実際のところ仲が深まっていないのでしょうか?喧嘩をしないカップルの特徴・お互いに譲り合い精神が強いお互いの性格が受身同士で、意見が食い違いそうになった時でもどちらか一方がスッと引く姿勢を持つカップルは喧嘩になりません。デートの場所で意見が食い違っても「いいよいいよ」とお互いに譲り合うことが出来るので、喧嘩する前にどちらかの意見にまとまりスムーズに事が進みます。でも、お互いに譲り合う気持ちが強すぎると、お互いの本音がわからずにギクシャクしてしまう事もあるみたい。・お互いの生活を束縛しない男女の喧嘩の多くは、女性側が男性側の私生活を事細かに知りたがったり、束縛するのが原因。そのため、喧嘩をしないカップルはお互いを尊重し合い、自由を与えられるカップルなんだとか。「飲みに行く」と彼氏が言っても「どこ行くの?」と女性側が聞かず、「好きにどうぞ」と相手を解放する形を取るようです。このような付き合い方は男性がストレスを溜め込まず、イライラしないため喧嘩になりません。でも、女性側が嫌われたくなくて無理をして彼を自由にしているパターンもあり、そういう場合は女性の心の糸が切れたときに破局してしまうこともあるみたい。・まぁ、いっか!細かいことは気にしない性格がのんびりやさん同士で「え?なんで?」と怒りがそもそも沸きあがらないタイプ同士では喧嘩になりません。細かいことが気にならないので、相手が怒っている事に気づかないこともあり、怒っていた方も「まぁ、いっか」と喧嘩の原因を流してしまえるのです。そのうち、どちらかが浮気をしても「まぁ、いっか」なんて事になったらそれはそれで大変!気持ちが知らないうちに離れてしまっていたなんてケースもこのパターンのカップルではある様なので注意が必要かも。喧嘩をしないカップルの破局の可能性は?喧嘩をしないカップルの特徴を見ていただくと分かるように、喧嘩をしなくてもお互いに分かり合っていれば別れる事にはなりません。でも、どちらか一方が気持ちを抑えていたり、お付き合いを軽く考えていたりすることで心のズレが生じると破局の危機も!喧嘩が無くて不安な時は、お互い満足いく付き合いをできているのか、時々彼と話し合ってみるのが良いかもしれません。喧嘩をしないカップルは、お互いに思いやりを持って相手に接している事が多いもの。喧嘩になるまえに事の事態を収束させる力を持っているのでしょう。でも、我慢が続いたり、譲り合いが過ぎてギクシャクすると、喧嘩になるのを避けてそのまま自然消滅という流れを辿ってしまいやすくなります。時々は、お互いの心の中を伝え合う努力をしていく必要がありそうですね。
2017年09月14日どの家庭でも夫婦のちょっとした言い合いは、よくあるもの。そんな時、6歳の娘は、すかさず割り込みます。娘の歌、オンステージ。二人を取り持つ素敵なメロディー♪Upload By SAKURAマイワールドが炸裂している、娘らしい方法です(笑)時には、説得力のある方法も…Upload By SAKURAおっしゃる通りです!仲直りを確認したら…Upload By SAKURA和ませようとしてくれているのだろうけど…ちゅーは勘弁してくれ…(笑)
2017年09月13日「旦那と結婚が、私の人生の最大の汚点」「自分の生命保険で借金を返してほしい」ゾッとするような言葉が並ぶ「旦那デスノート」と言うサイトをご存知でしょうか? 日頃の夫への不満や「死んでほしい」と思うほどの苛立ちを吐き出すための場所として、話題になっています。このサイトで気持ちを吐き出してスッキリするという方法もありますが、実はこの方法は必ずプラスに働くとは限りません。■ストレスを吐き出してスッキリする人と倍増させる人まず、旦那デスノートなどを見ていると、スッキリする人もいれば、そうではない…むしろ憎悪が増しているのでは? と感じる人もいます。同じことをしているのに、なぜこんなに気持ちが違ってしまうのでしょうか。・愚痴と悪口をはき違えてしまう愚痴と悪口、どうしてもイコールで考えがちですが、スッキリ度合いからすれば、全く違ってくるのではないでしょうか。スッキリする人の多くは、愚痴を言っています。「夫が毎日帰ってくるのが遅いから片付けが遅くなる!」「夫が毎日帰ってくるのが遅い。仕事できない男だよね。しかも片付けもしないから生きてる価値があるのか」この場合、上が愚痴で下が悪口になります。このように、愚痴は現状に対する不満などをこぼすこと、悪口はその人を否定するような発言をすることかと思っています。そのため、悪口を言うとそれが耳に残り「ほら、使えない男」「やっぱりダメな男だ」と嫌悪感を膨らましていく結果になります。■上手に愚痴ろう!愚痴を吐き出すことは、とても大切です。気心知れた友人に話すと、当然気持ちもスッキリし他人の愚痴も聞ける心の余裕も手に入れられます。この時のポイントは「話してスッキリした!」と声に出して言うこと。ただひたすら愚痴をこぼし続けても、それが解消されるのは最終的に「自分自身」であるため「吐き出してスッキリしたよ、ありがとう」と笑顔で伝えることが大切です。また、愚痴を言った後こそ気分転換になる行動をとるようにしましょう。例えば、友人と食事中に愚痴を言い合った足でカラオケで発散するスポーツをする等、自分たちが口でスッキリしたあとに身体もスッキリさせると、心身ともにストレス発散の効果を発揮します。もちろん、これは一人でいるときも一緒で「書いてスッキリした!」と声に出して、好きなことをするようにしましょう。■ポジティブな気持ちをもつ対象を探す夫にイライラする人は、実はまだ気持ちがあるからこそなんです。相手への期待があるからこそ、その期待が裏切られた気持ちになりイライラしたり、過去の彼を思い出して「昔はこうじゃなかったのに」とイライラするのです。ハッキリ言えば、相手に何も求めず期待もしないことが一番手っ取り早いのですが、それでは下手をすれば仮面夫婦になる可能性も…。そうならないためにも、感情の矛先を別の人(物)に変えてみるのが一番です。ポイントは「子供」にならないことです。子供の場合、大きくなり自分を頼らなくなったときに苦しい思いをするため、できるだけ家族以外で探してください。ある友人は、最近になってあるアーティストのファンになりファンクラブに入りライブにも定期的に行くようになったそうです。そうなると、友人は「許される範囲なら、自分が楽しめるものを遠慮なく楽しむ」ようになり、細かい部分も気にならなくなっていったそうです。夫へのストレスを感じる妻の多くは、家族を大切にしすぎているのです。自分を犠牲にして、家族のためだけに自分の時間をささげているため、イライラした感情も敏感になりがちに。結婚していても、子供がいても自分の気持ちは自分のもの。もちろん、家族を傷つけるのはよくありませんが、家族もそして何よりも自分が笑っていられる環境を自分で見つけると、旦那デスノートに投稿するよりも楽しい毎日を送ることができるかもしれませんよ。
2017年08月19日夫婦喧嘩がつのりつのって大喧嘩に。そしていつの間にか、喧嘩をするのも馬鹿らしくなり「夫はただの同居人」なんていう事態にならないように、 前編 から引き続き、夫婦喧嘩を建設的な話し合いに変えるためのコツをご紹介していきます。感情的にならない感情が高ぶってくると、つい声を荒げてしまいがち。すると相手も負けじと声を張り上げるようになり、意見交換のための「話し合い」だったはずのものが、いつしか「怒鳴り合い」に…こうなってしまうと、冷静に意見を交換することなどできません。また相手への暴力や物に当たるのは、言うまでもなく厳禁です。一方が他方を威圧するような雰囲気の中で、お互いを理解することなど不可能です。こうした事態を避け、夫婦喧嘩を単なる傷つけ合いに終わらせないために、お互いヒートアップしてきたなと感じたらタイムアウトを取るようにしましょう。一度喧嘩を中断してお茶を飲んだり、深呼吸をしたり。相手を目の前にしているとどうしてもイライラが治まらないという場合には、トイレや洗面所に一時避難所したり、キッチンで額に氷を当てたりするのも一つの手でしょう。喧嘩にもコーヒーブレイクを設ける。「ちょっと、駅前のスタバに行かない?」と場所替えを提案するのもありです。外に出ると、気分が変わります。芋づる式に他の問題を持ち出さない喧嘩の真っ最中に平静を保つのは、なかなか難しいこと。ましてや自分が相手に責められている気分の時には、「あなたがそれを言うなら、こっちだって言わせてもらいますけどね!」と、売り言葉に買い言葉で、相手を非難するために現在進行中の喧嘩には関係のない問題まで持ち出してきたり、過去の問題を蒸し返したり。『戦況』が自分にとって不利になってきた時に、やってしまいがちな行動です。でも、夫婦喧嘩を『戦い』ではなく意見交換の場とすることを、いつも心に留めておいてください。自分はこの喧嘩の中で、何を相手に伝えたくて、どんな問題を解決したいと思っているのか。その点に意識を集中するようにします。感情的になればなるほど、さまざまな不満を一度にまくし立ててしまいそうになりますが、それでは相手の心に響きませんし、問題の解決につながりません。お互いに不満をぶつけ合って不機嫌になるだけで、喧嘩は徒労に終わります。そして問題は解決されていないわけですから、遅かれ早かれ同じような喧嘩を繰り返すことになります。いつも喧嘩ばかりしているご夫婦は、このパターンに陥っています。1つの喧嘩にテーマは1つ。これをいつも心がけましょう。夫婦喧嘩中でも「聞き上手」どれだけ自分の主張が正しいと思える時でも、それを一方的にまくし立て、ぐうの音も出ないところまで相手を追い詰めるのは、有意義な夫婦喧嘩の作法に反します。こうしたやり方でいかに自分が正しく、相手が間違っているかを見せつけ、相手を完膚無きまでに論破したところで、相手の反発を招くだけで、理解や共感は得られないからです。繰り返しになりますが、夫婦喧嘩は意見交換のチャンス。自分の主張を一方的に押し付けるのではなく、相手にも発言の機会を与え、きちんと相手の言い分に耳を傾けましょう。そして自分が聞き手に回る時には、相手の話の腰を折らず、最後まできちんと聞く『聞き上手』に徹することが大切です。そうすることで喧嘩の最中であっても、相手は自分の意見が尊重されていると感じることができ、無益な罵り合いに陥ることを避け、有益な話し合いを展開することができるのです。夫婦喧嘩後は気持ちを切り替えて自分の意見を話し、相手の言い分も聞いて、問題の解決案も見つかり、喧嘩は一応の終結をみたとします。それでも、喧嘩中に自分が責められたような気分になったことや、自分の主張を全面的に通せたわけではないことを思い出し、いつまでもイジイジと根に持ったり、不機嫌な態度を取ってしまったりすることはありませんか?それではせっかくの有意義な夫婦喧嘩も、その価値が半減してしまいます。「喧嘩によってまた少しお互いを理解することができた」と、終わった喧嘩を前向きに捉え、新しい気持ちで相手に向き合いましょう。喧嘩の後は、お互いに何となく居心地が悪いもの。そんな時にあなたのほうからサッパリした顔で明るく接していけば、旦那様も内心ホッとし、あなたのことを見直すはず。腹を割って話し合った後は、速やかに平常モードに戻る。これも賢い喧嘩のための大切な作法です。前編・後編と2回にわたって、夫婦喧嘩を有効活用するための作法をお伝えしてきました。上手な喧嘩で二人の関係の『ガス抜き』をしつつ、お互いの理解を深めていける、永遠にラブラブ夫婦を目指しましょう。
2017年08月16日もうすぐ夏休み!!彼と旅行の計画を立てている人も多いと思います。楽しみな旅行ですが、旅先では喧嘩になりがちで不安…という人も多いのではないでしょうか。そこで今日は、旅行中のケンカの原因と対策をご紹介しましょう♪渋滞のイライラ車で出掛けるなら、長期休暇中の旅行に渋滞はつきもの。サービスエリアに思うように入れなかったり、目的地に到着しても駐車場に入れなかったり…イライラしちゃいますよね。運転手さんはもちろん、予定通りにならないことに2人共ピリピリしてしまいます。そんな渋滞のイライラ回避のポイントはなんでも"早めに"です。出発時刻はもちろん、トイレ休憩や食事も早め早めにセッティングすることで、待つ意識が軽減します。また、駐車場などは目的地の近くで予約出来るところがないか事前に調べておくとさらにスムーズ。下準備出来ることはしておきましょう!気疲れのイライラ付き合って初めての旅行…という場合、四六時中一緒にいることに気疲れしてしまい、喧嘩になることがあります。旅行はいつもと違う環境でずっと2人で行動しなくてはいけません。その間、ずっと相手のペースに合わせようとすることが気疲れの一番の原因です。特に初めての旅行の場合、自分のペースを取り戻す、休憩の時間を作るのがオススメ。男女別々になる温泉や、ゆったりと会話を楽しむ"何もしない"時間をプランに取り入れましょう!好みが合わないイライラ行きたい場所、やりたいこと、食べたいもの…など、様々な"好み"が合わずにイライラ。喧嘩になることもありますよね。付き合っているからと言って全ての価値観が一致することなんてまずありません。さらにそれが旅先でしか出来ないことや食べれないものとなればお互い譲れないですよね。この場合、思い切って別行動しちゃうのもあり。2人で楽しむ時間と1人で楽しむ時間を組み合わせることどちらかが我慢するようなことなく、2人とも満足できます。ちょっと寂しいな…と思うかもしれませんが、その寂しさも2人の時間を充実させてくれますよ♡いかがでしょうか?せっかくの旅行です!ノンストレスで楽しみましょう♪
2017年08月14日素敵な男性と出会って結婚する…それはとても幸せなこと。けれども育った環境も価値観も性別も異なる赤の他人同士が一つ屋根の下で、長期間にわたって生活を共にすることになれば、衝突を避けることはできません。相手の行動や習慣に「あり得ないーー!」と心のなかで叫ぶこともあるでしょう。宇宙人と暮らし始めるようなものなのです。現在は、3組に1組の夫婦が離婚という結末を迎える時代です。愛し合って結婚した男性との関係が、結婚したことですれ違ってくる。恋愛期間と結婚後では、男女間の関係はガラリと変わります。家族になる使命があるのですから、愛だの恋だのだけでは乗り切ることができない場面が多々出てきます。そしてそのつど衝突が起こります。プチ喧嘩です。プチ喧嘩がつのりつのって大喧嘩に。そしていつの間にか、喧嘩をするのも馬鹿らしいという無視状態に。こうなってくると「夫はただの同居人」という発言をする妻たちも出現します。夫婦喧嘩は犬も喰うと思え! プチ喧嘩を放置してはいけません。夫婦喧嘩を通して見えてくる真実があるのです。夫婦喧嘩について知っておきたいことを、一緒に考えてみましょう。被害者はどっちだ? 問題日々の暮らしの中でストレスを感じることがあってもそれを相手に伝えず、うやむやにする。小さな我慢を重ねた末に、最後の最後の小さなキッカケによって大爆発! というタイプの女性が増えてきています。女がキレる瞬間。「それなら爆発する前に言ってくれればいいだろう!」という男性サイドからの意見が聞こえてきそうですが、女性は「察してほしい」生き物。ついつい「言わなきゃ分からないわけ!?」と反論したくなってしまいます。また喧嘩になることを恐れて、言いたいことをグッと我慢してしまう女性もいます。あえて口論を避けたいタイプです。妻の突然の大爆発から始まった夫婦喧嘩では、ちょっとしたことで突然激怒されたと夫は思うのですから自分は奇襲攻撃にあった被害者だというスタンスになります。妻の方からしてみれば、ずっと我慢してきたのに、夫は自分のつらい状況をちっとも理解してくれない。ずっとイライラさせられてきた自分こそが被害者だ、ということになります。お互いに自分こそが被害者だと思っている状況では、話は平行線をたどるだけ。このような喧嘩を繰り返していては、夫婦仲は悪化する一方です。被害者意識はお互い同じくらい持っているものと思いましょう。突然キレられた夫も被害者なのです。具体的な言葉で不満を説明夫が妻である自分の思いを察してくれないのは「男女の違いのせい」と割り切って、妻の側からまず一歩、歩み寄るのをすすめています。女性が男性から何でも理詰めで説き伏せられたら苦しくなってしまうのと同じように、男性にとっても自分には分かりづらいものを分かれ、察しろ、と要求されることは、大きなストレスになるのです。いきなりドアをバタンと大きな音をたてて閉めたり、お茶碗をドン!と置いたり、家事を放棄したり。怒りのアクションは「やな感じ」をリビングに蔓延させます。自分が何に怒っているのか、相手の言動のどこが嫌だったのか、態度でイライラをアピールするのではなく、言葉にして説明する。「私の不満を察してくれないなんて、こいつは私のために努力する気がないんだ」という情けない気持ちが、「私がきちんと話せば夫も理解・改善のための努力をしてくれる!」と、変わっていきます。一度は愛した異性です。期待しましょう。それでもダメなら、ダメ男を愛した自分がアホだった…と反省するのです。このように、夫婦喧嘩を価値観も性別も異なる相手との「意見交換」の場とすることができれば、喧嘩も夫婦関係の改善に役立てることができます。夫が嫌がる事、妻が嫌がる事を少しずつ直していけばよいのです。たとえ喧嘩の真っ最中でも肝に銘じておかなければならない夫婦喧嘩の「作法」をご紹介していきます。喧嘩の作法1:相手を非難するだけの口撃は避ける喧嘩がエスカレートしてきて頭に血が上ってしまっても、相手を攻撃するだけの悪口や暴言は避けましょう。まず一呼吸。お互いの意見を交換することを目的とした夫婦喧嘩なのに、頭ごなしに相手を非難・中傷していては、建設的な会話など成り立つはずがありません。カッとなって攻撃的な言葉を相手に投げかけそうになった時には、少し冷静になって一呼吸置き、その喧嘩の中で自分が相手に伝えたかったことは何なのか思い出しましょう。喧嘩の作法2:主語は「私」で喜怒哀楽を伝えるそのためには、自分の意見を主張する際に「私」を主語にして話す方法が有効です。「あなた」を主語にして話すと、「あなたはいつも○○ね」「あなたが○○してくれないのがいけないのよ」などと、相手を責めるような口調になってしまうことが多いのです。「私はあなたが○○してくれると嬉しい」といった言い方に変えれば、相手を非難するような調子が消えて、不必要に相手を刺激してしまうこともなくなります。いかがでしょうか?「思い当たる節がある…」というあなたには、喧嘩を夫婦仲改善のツールに変えるチャンスがあるのです。ぜひ今回ご紹介した方法を試してみてください。後編でもさらに、喧嘩を有意義な意見交換の場として活用するためのコツをお伝えしていきます。
2017年08月13日喧嘩をしてしまうとなかなか仲直り出来ないものです。そんなときはLINEで気持ちを伝えてみましょう。気持ちが伝われば、LINEでも仲直りすることは十分可能です。相手だって仲直りをするきっかけが掴めないでいるだけかもしれません。LINEであれば、簡単に送れますから口では言いにくいことも伝えやすいはずです。そこでLINEで仲直りする方法をご紹介していきます。①率直に謝ること喧嘩をしたときの仲直りの方法で1番効果的なのが率直に謝ることです。ツールがLINEであっても同じ効果があります。喧嘩の原因が何であったかを書いて、それについて謝るのです。ここで大事なのが謝る文章だけを送ること。相手の非を認めさせるような一文は入れてはいけません。ただ謝るだけにしましょう。その姿勢が喧嘩の仲直りを早めることになります。②スタンプだけを送る仲直りしたいというスタンプを送ることもいい方法です。「ごめん、仲直りしたい」という気持ちがスタンプから伝われば、早い段階で仲直りできる可能性があります。これもスタンプだけを送ると効果的です。謝罪の気持ちが伝わるだけでいいのです。他のことは仲直りしてから考えるくらいの気持ちが伝われば早期に解決できます。③すぐに実行する喧嘩をしてからLINEを送るまでに時間がかかると、2人の関係がギクシャクすることになります。そうなってしまうと、簡単に仲直りできなくなります。仲直りしたいと思うのであれば、できるだけ早くに気持ちを伝えることが大事です。気持ちが伝われば、大事にならずに済むかもしれません。色々考えて行動するのもいいですが、謝罪はすぐに行うのがいいのです。まとめ喧嘩をしてしまって、仲直りしたいと考えているのならLINEは手軽で便利なツールです。読んでいるかもわかるので、見過ごされていないと判断することもできます。謝罪を受け入れないのであれば、既読もつかないので分かりやすいです。気持ちを伝えることが仲直りする第一歩なので、自分から気持ちを伝えることが大事です。
2017年07月27日ついカッとなって「もう別れる!」と喧嘩別れしてしまった彼氏。そのまま数ヶ月が過ぎ、もう二人の関係は終わったと思っていたある日彼から電話が…。こんなとき、男性はどんな心理状態で連絡してくるのでしょうか。ズバリ「復縁」を狙って言葉をかけてくる、彼らの気持ちについてお話します。「まだ忘れられていないか」が知りたい喧嘩別れした場合、お互いに気持ちの整理がついていないまま離れてしまっています。そのため、未練があっても「相手がどんな状態かわからない」のがまず心配なこと。相手の近況も知りたいけど、何より気になるのは「まだ自分のことを忘れていないかどうか」ということです。いきなり「よりを戻したい!」と迫っても、相手にすでに新しい恋人がいれば恥をかくだけ、そうならないようにまずは「久しぶり。元気?」など、世間話のような内容でメールやLINEをしてきます。そして、相手がどんな返事をしてくるかによって今の気持ちを見極めようとするのです。唐突な連絡は、「相手からのジャブ」だと思ってください。「好きだ」とはなかなか言えないもし、彼女の方も自分に未練がある、とわかっても、すぐには「また付き合おう」とは言えないのが男心です。喧嘩した勢いとはいえ、一度は別れをお互いに受け入れたことが、復縁をお願いするのは「自分が悪かったと認めること」のように感じて男のプライドが邪魔をします。「できれば彼女の方から言って欲しい」のが本音、という男性も多いでしょう。とはいえ、復縁を焦る気持ちは男性の様子に必ず現れます。何だか中途半端なやり取りが続くようだったり、こちらをけしかけるような様子が見られたりするときはチャンスです。もし自分も復縁する気持ちがあるなら、「やり直してみる?」など声をかけてみると、良い結果になるかもしれませんね。ですが、やり直す気がない場合は、ダラダラとやり取りを続けるのは避けましょう。無用な期待は抱かせないのがお互いのためです。そもそも、喧嘩別れであっても、どうでも良くなった相手なら男性は連絡してきません。向こうからアクションがあるということは、あなたに関心がある証拠です。どんな関係を望んでいるのかをしっかり見極めて、復縁するなら早めに打ち明けるのが良いでしょう。
2017年07月24日「夫婦喧嘩は犬も食わぬ」と言いますが、一時的ですぐに仲直りができるような喧嘩ばかりとは限らないのも、夫婦喧嘩です。よく「男性(女性)の怒るタイミングが分からない」と言う言葉を聞きますが、喧嘩に発展するきっかけが分からないのですから、両方が同じタイミングで解決でるわけがありません。そうです、いつまでもモヤモヤが抜けないことも多く、その夫婦喧嘩がきっかけで離婚に発展するケースは決して珍しいことではありません。夫婦喧嘩で離婚になる?そもそも夫婦喧嘩くらいで離婚なんて……と思う人もいるかもしれませんが、簡単に考えてはいけません。カッとなって発した一言が、態度が、愛情を冷めさせる原因になっているのです。では、夫婦喧嘩によって離婚のフレーズが脳裏をよぎるのはどんなときでしょうか。■結婚生活を否定する「なんでこんな人と結婚したんだろ」喧嘩中の一言がきっかけになって、知人の夫は離婚する方向に進んでいったそうです。離婚と同じように、結婚もたくさん悩みぬいて一生を添い遂げようと誓うのです。それを否定するような発言をされると、結婚している意味を見失ってしまうのは当然と言えますよね。■離婚を口に出す付き合っているときに、相手の気持ちを確かめるように「別れよう」と言う人がいます。これによって本当に別れることになった…なんてことありますよね。これは夫婦間でも言えることで、例え大きな喧嘩をしたとしても「このままじゃやっていけないわよね! 離婚かもしれない」なんて言うのは禁句と思ってください。■疑いをかけるある夫婦が離婚をしたのですが、その原因は夫の浮気でした。しかしそのきっかけとなったのが、喧嘩中に妻が言った「どうせ仕事とか言って浮気でもしてるんでしょ!」だったそうです。もちろん浮気をしていたわけではなかったのですが、その一言で彼の中でプツンと心の中にあった愛情が切れてしまったと言っていました。このように、言葉のあやだと思っているような発言が多いですが、夫婦喧嘩のときには、そのように伝わらないことが多いようです。いくら愛し合って結婚した夫婦であっても、言っていいことと悪いことの線引きを見失ってはいけません。夫婦喧嘩から絆を深めるために大切なこととは1回の夫婦喧嘩が即離婚につながるわけではありませんが、その喧嘩がきっかけとなることがある、と言うことは分かったと思います。では、その夫婦喧嘩を、もっとふたりの絆を深めるためのきっかけにできることをご存知ですか?■勝敗を決めるようなやり方をやめる喧嘩をすると、どちらが正しくてどちらが間違っているか…と言うような討論になりがちです。そのため「悪いのはあなた! 私は悪くない!」と意固地になってしまいますよね。喧嘩両成敗と言われるように、100あるうち100が相手に非があることって、なかなかありません。少しでも自分に非がある(反省する)点があれば、それについてはしっかり「ごめんなさい」と謝罪しましょう。なんとなく先に謝ったほうが負けなんて思っていませんか?とんでもない!ポイントは謝って終わりではなく、むしろ先に謝ったほうが言いたいことが言えるのです。「言いすぎてごめんなさい。ただ、私はこういうことに傷ついたの。だからやめてほしかった」と謝ったからこそ言えることってあります。■面と向かった言う必要はない実は私がそうなんですが、喧嘩をすると思っている気持ちとは違う怒りがこみあげてくることがあるため、本来の喧嘩から脱線して、別の喧嘩が勃発してしまうことがあります。そのため、これ以上は無理だと感じたときはその日の喧嘩は終わりにし、次の日メールで気持ちをしっかり伝えあっています。うまく言葉にできない人にはおすすめなのですが、手紙でも良いですしメールでも構いません。喧嘩のことは謝り、なぜあんなことになったのか伝えましょう。喧嘩が絆を深めるために大切なことは、冷静になって伝えられる方法を自分で見つけること。自分が自分らしく気持ちを伝えられる手段を見つけてみてくださいね。■無理に仲直りしようとしなくても良い絆を深めるためのケンカにするためには、何が何でも仲直りしなくてはいけない! と思うかもしれませんが、必ず仲直りしてお互いの気持ちを伝えあう必要はないんです。女性であれば生理前のイライラがきっかけで、嫌な言い方をしてしまった~なんてこともあるのではないでしょうか?冷たい態度で険悪なムードになってしまった場合は、次の日の晩御飯に彼が好きな料理を作るという行動でも大丈夫です。長く一緒にいるからこそ、何でもかんでもキッチリしていては疲れてしまい、喧嘩すら苦痛に感じる夫婦になってしまいます。例えば、次の日も機嫌が悪いままであれば、相手も引きずっているんだと分かると思います。これは普段の彼を知っているからこその変化に気づけること。喧嘩していないときからのコミュニケーションをとることが、夫婦喧嘩をしても絆を深めることが出来る最大のポイントなのかもしれません。
2017年06月23日“喧嘩をするほど仲が良い”と言われますが、本当にそうでしょうか?あまり喧嘩が多すぎる関係もウマくいっているようには見えませんよね。今回は、喧嘩によって分かる相性のお話です。喧嘩が起こる理由喧嘩になるということは、お互いに、またはどちらかに不満があるということです。例えそれが小さなことだとしても、それを解決しない限り消えることはないでしょう。つまり、相手に対する不満が少なければ衝突することも少なく、毎回ちゃんと解決できる2人なら喧嘩が長引いたり繰り返したりすることは少ない、ということ。でも、喧嘩が少ない=相性が良い、喧嘩が多い=相性が悪い、とは限りません。大事なのは、喧嘩をした後の雰囲気や感情です。相性が悪いカップル相性が悪い2人の最大の特徴は、後味の悪さ。喧嘩をすればするほど仲が悪くなっていくことが多いでしょう。その理由として、・相手の言い分を聞かない・本題からズレる・言いたいことが伝わらない・悪口大会になる・暴力が出てくるということなどが考えられます。喧嘩をすることで余計にストレスが溜まり、険悪なムードや怒りが治まるのを待つだけという状況になりがち。お互いに言いたいことが伝わらない、ということも実は大きな問題です。阿吽の呼吸や以心伝心という言葉がありますが、これはとっても相性が良いカップルのみにあり得ることかもしれません。でも、いくら頑張っても、どんな言葉に変えて話しても言いたいことが伝わらないというのは、根本的な価値観が合わない可能性が高いです。相性が悪いカップルの喧嘩は精神的にも体力的にも疲れが大きく、どうせ分かってくれない、言い合いしても意味ない、などと考え、次第に喧嘩を避けるようになります。こうなると、もう永遠にお互いを理解することはできないでしょう。相性が良いカップル逆に相性の良いカップルの喧嘩の最大の特徴は、喧嘩をする前よりも喧嘩した後の方がラブラブになれること。これは、不満をぶつけ合い、本音で話をして解決できたからこそ、喧嘩の度に「やっぱり好き♡」と思うことができます。喧嘩の理由も、ヤキモチや寂しいい気持ち、相手の体調などを心配することなどから言い合いになることが多いようです。そして、喧嘩の最中にはこんな特徴があります。・好きだから怒っている、と伝わる・素直に話せる雰囲気がある・ちょっと笑いが起きたりする・自然に仲直りできるいかがでしたか?どちらかが適当に謝ったり、部屋を出ていくことで終わらせた場合は、根本的な解決にはなっていないので何度も同じことでモメる可能性があります。喧嘩は本当の姿が見える心理テストのようなもの。相性を見るにはピッタリです。もし彼と喧嘩をすることがあったら、ぜひチェックしてみて下さい。
2017年06月05日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいたんママです。長男小3ちゅんたん、次男年長ゆいたん、三男年少ほーちゃんの三兄弟の母です。世のパパに告ぐ! 妻が激怒間違いなしの言葉さて、ここはウーマンがエキサイトする場ではございますが、今日は世のメンズたちにお伝えしたいことがございます。かつて可憐でか弱かった乙女でも、子どもが産まれたらぐんと変わるもの。(最強化)愛する妻を励まそう、元気付けようと思ったのに、なぜか急に不機嫌に…。面白いとネタにするつもりが、ウケないどころか怒られる…。そんなこと、ありませんか? そうなんです。口は災いのもと。すべて私が実際に夫に言われたことを引き合いに出して、「妻に言ってはいけない四つの言葉」をご紹介したいと思います。特に妻が産後や育児でてんてこ舞いな時期には細心の注意が必要です!励ますつもり、笑わせるつもりで発したその一言が、逆に一生恨まれかねません。陣痛の何がわかるのか! 言ってはいけない発言1一つ目。ご注意ください。この一言。ニュアンス的には「難なく産めてよかったね!」といったニュアンスです。これのどこが悪いの? っと思いますよね。お医者さんや助産師さんが「安産だったね!」と言うのはまったく問題ないのですが、この手の発言を、夫に言われるとイラッと来るんです。安産だろうがなんだろうがむっっっっちゃくちゃ痛いものは痛いんです。どんだけ痛いか知ってます? ねぇあなた。何の痛みも経験していない夫に言われることがイラッと来るんです。女性しか産めないから、そんなこと言ったってどうしようもないのにイラッとくるものはくる。周りのみんなが「安産でよかった!」と言っていたとしても、仮に奥さん本人が「安産でよかった!」と言ったとしても、旦那さんは決して賛同してはなりません(笑)。「安産だろうが時間が短かろうが、命がけで産む事には変わりないんだよ。ほんとよく頑張ってくれた!ありがとう!」ぐらいまで言っておくのがベスト…いや、こう言っていただきたいです。ちなみに私の夫は陣痛に耐えてる最中に、「おっ。今回ラクそうやん♪」とのたまいました。(論外)助産師さんに怒られてました。もちろん私も一生忘れません(恨)気づかなかっただけですよね…? 言ってはいけない発言2続きまして、二つ目。ありませんか? 「おや? 今夜はあんまり泣き声が聞こえなかったような気がするぞ?」っていう日。そんな朝に、言ってしまいがちな一言です。これ!!!夫は妻を労おうと思って言ってると思うんですよね。うちの夫も何度も言ってました。「今日、そんなに泣いてなかったんじゃない?よく寝れたんじゃない!?」的な意味合いで。が、しかし。いーーーやいやいや、何言うてますのん。泣いてましたけど!?(睨)ただあなたが起きなかっただけですヨッ!母親は子どもが「ふにゃぁ」とでも言おうもんなら不思議と目が覚めるのに、夫はというと「ぎゃーぎゃー」泣いてても起きない。もしかしたら、昨夜もあなたの枕元で奥さんが殺意を覚えて立っていたかもしれませんよ。旦那さんが思っている以上に、こういう奥さん多いということをお忘れなく。この励ましはイラッとしかしません。お口チャックが一番平和です。もしも、どーーーーしても夜泣きしてたかしてなかったかが気になる場合は、(そんな奴いるか)「昨日夜泣きしてなかったように思うけど、もしかして俺が気づいてなかっただけなのかな?そうだとしたらごめんね!いつもありがとう。」という聞き方をすればよいかと思われます。(めんどくさいわ)そのアピール、妻の気持ちを逆撫でるだけ! 言ってはいけない発言3そして、三つ目はこれ。夫の寝不足アピール。 体調不良はまだいいんです。腰が痛いとか体がダルいとかそんなのはアピールしても全然いいんですけど、寝不足アピールはダメ!何度イラッとしたことか。はぁ?「私、年単位で寝不足ですけども」って。うちの子はだいたい2歳差で続けて3人産んだ上に、夜泣きだったり、夜中に起きる回数もひどかったもんで、朝まで熟睡できる状態なんて何年もないのに比べて夫は一人で広い寝室で寝てるんですよね。(夫婦別寝)いやいや、普段ぐっすり朝まで寝てますやん。どの口が言うか!となりますので、特に乳幼児期の寝不足アピールはくれぐれもご注意ください。もしも寝不足だということを伝えたい場合は、「今日は寝不足だ。でも君はいつもこんな状態で毎日過ごしてるかと思うと敬服するよ超ヤバイ。」(ふざけてんのか)と言っていただけると、嫁の怒りを治めることができるかと思われます(地鎮祭)。子どもが大きくなっても油断は禁物! 言ってはいけない発言4そして最後、四つ目。子どもが幼稚園や小学校に入るタイミングで悪気なく発せられるこの言葉。これも妙に腹立つんですよねぇ~~~。女性っていうのは基本ややこしい生き物だと思ってください。たしかに以前に比べたら余裕が出るのはたしかなのですが、それを夫に言われると素直に認めたくなくなるんです。(ややこしい!)暇ってほどでもないんですけど!? 思ってる以上にそんなに時間なんてないし、結構忙しいんですけどね!!実際、幼稚園なんて行ったと思ったらあっちゅー間に帰ってきたりするんですけどね、ごにょごにょ。これもお口チャックがよろしい案件です。「子どもがいない間暇してんだろうな」そう思うのも無理ないと思うんです。実際暇してる時もありますし(あるんかい。)でもここはぐっとこらえて、何も言わない。もしくは、「幼稚園に行ってる間もなんだかんだで忙しいよね!」と忙しいの分かってるよという体裁でいてくれると、妻の心は大変穏やかです。要するに、すべてに共通するのは「わかってるよ、君の大変さ」という姿勢ですね。わかってもらいたいんです、あなたに。あなたがわかってくれてるって思うだけでがんばれるんです。逆にいえば、そこさえ押さえていてくれればたいていの争いごとは防げますし、修復も早いです。我が家は夫の発言の数々でずいぶんとイライラさせられましたが、今では夫自身も学び、ずいぶんと改善されました。夫が学んだのは「思ったことをすぐに口にしない」という技術ですが(笑)君の頑張りは誰よりも僕が知ってるよ! 嘘でも演技でもいいからそこを忘れずに声かけをしていただけると妻は大変癒されます。どうぞよろしくお願いいたします。
2017年05月18日