「小学2年生の息子がプチ家出をした日」第1話。「妹たちは、何で宿題しないの?ズルい!俺だって遊びたい!」一番上ということもあって、つい長男に我慢を強いてしまう日々。そんな中、ついに長男の不満が爆発し……!?小2長男、年中長女、2歳次女の育児に奮闘中のオニハハ。さん(@onihaha3)が体験した、長男イチくんの家出事件を短期連載にて紹介します。 小学2年生の息子がプチ家出をした日 1話「宿題やらないと〜」小学校2年生の長男に、つい出てしまうお小言。仕方ないことなんだけど、遊びたい盛りの息子が理解してくれるわけもなく……。 「もう俺…家出する…」不貞腐れてつぶやいた息子。まさか本当に実行に移すなんて……。 次回、長男・イチが本当にいなくなった!?著者:イラストレーター オニハハ。
2021年11月12日離れて住む親と会えない人が続出したコロナ禍。介護認定を受けながらも、一人富山の自宅で暮らす母を持つ柴田理恵さんに、“遠距離介護”を成功させる秘訣を聞いた--。「コロナ前は、お正月とお盆、それから富山の伝統行事で9月に行われる『おわら風の盆』の年3回、母が一人で暮らす富山に帰省していました。けれど、今年はお正月以降、会えませんでしたね」そう話すのは92歳の母・須美子さんの遠距離介護をする、柴田理恵さん(62)。10月20日には、須美子さんとの思い出をつづった絵本『おかあさんありがとう』(ニコモ)を出版した。小学校教員だった須美子さん。もともとは、勝ち気で厳しい人だ。「お箸の持ち方などしつけのことは、あまり言われなかったのですが、私が『あれ買って』って泣くと、お母さんは『めんどくさいから泣くな!』とぴしゃり」実家が旅館の須美子さんは料理が苦手。晩ご飯は柴田さんと祖父が作っていたという。「あるとき学校の宿題がたくさんあって『今日はお手伝いできん』と言ったんです。そしたら母は『お手伝いもできんような人間は宿題なんかせんでいい!』って。学校の先生なのに(笑)」怖い母親だったが、優しい一面も。柴田さんが高校生のころ、小学校時代に須美子さんが担任だった男の子と同じクラスになった。「彼は早くにお母さんを亡くしていて、おばあちゃんと暮らしていました。あるときその子に『ばあちゃんが倒れて遠足の弁当を作れなかったときに、担任だったお前の母ちゃんが代わりに作ってきてくれたんだ。本当にうれしかった』って言われて。この話を聞いたときは、ちょっと泣いた(笑)」照れ笑いする柴田さんだが、お母さんの話をする際、目にはうっすらと涙が浮かんでいた。■母が洗濯物を出さない意外な理由そんな母・須美子さんの介護が始まったのは’17年10月のこと。柴田さんのもとに、須美子さんから「高熱が出た」と連絡が入った。「近くに住む従弟(いとこ)に母を病院に連れていってもらうと、腎盂炎(じんうえん)と診断され、入院することに。慌てて駆けつけ『お母さん、わかる?私だよ』と話しかけても、意識がもうろうとして『あ~あ~』と言うばかり。お医者さんから終末期医療に関する話もされ、そのときばかりはこのまま認知症になって亡くなるのかなと思いました」気丈な母の弱った姿は、さすがの柴田さんでもこたえたという。「しばらくして少し回復した母に、『お母さん!』って声をかけたら、私のことがわかったんです。それで『何か目標を持とう。何したい?お正月私に会いたいよね?』と聞いたら『会いたい』って。『正月一緒に酒飲みたいよね?』の質問には『飲みたい』と即答。だから『よし!酒飲めるように頑張ろう!』って励ましながら、リハビリをはじめました」入院した当初に受けた介護認定調査で要介護4と判定されていた須美子さん。しかし、必死の頑張りで、みるみるうちに回復。お正月には、一時帰宅してお酒を飲み、その後無事退院を果たした。当初、柴田さんは、須美子さんが再び一人暮らしをすることに不安を抱いていたという。「母に“東京に来て一緒に住む?”って聞きました。そしたら『友達もいるし、富山にいたい。それに、施設に入るとお茶や謡(うたい)の稽古ができなくなるから施設には入りたくない』って」確かに母の大切なものは、みんな富山にある。それを無理やり奪うのは、かわいそうだった。「雪が多くて危ないので、春までは施設に入所してもらって、その後から自宅での一人暮らしを再開しました。そんなうちに、要介護も1に下がったんです」須美子さんの一人暮らしを支えたのは、現地で生活を支援してくれるホームヘルパーやデイサービス、従弟などのサポートだ。だが、彼らにまかせっきりにせず、遠くからでも連携を取ることが、遠距離介護のポイントだと柴田さん。「母とは毎日電話をしていますが、ケアマネさんたちにも定期的に連絡をしています。『親がこういうふうに言ってるんですけど、どう思われますか?』って相談したり、逆に『ウチの親が何か困ったことはしてませんか?』と聞いたり」そうやって連絡を取り合っていると、あるとき「実は、須美子さんが服を全然着替えないんです」とケアマネジャーから報告を受けた。きれい好きの母が着替えないのはおかしいと思った柴田さんは、早速須美子さんに理由を聞いた。「母は私の従弟のお嫁さんに洗濯をしてもらっているのですが、“そのお嫁さんは子どもを2人育てていてとても忙しいのに、自分の分まで洗濯をしてもらうのが申し訳ない”って言うんです」その後柴田さんは、須美子さんに「お嫁さんが、私の洗濯の仕方が嫌だから洗濯物を出さないんじゃないかと、心配してたよ」と、遠慮なく洗濯物を出せるよう、間を取り持ったという。介護サービスを受けていると、ケアマネジャーやヘルパーが踏み込めない部分や、須美子さんも彼らに言いづらいことが出てくる。そういうときに、遠くにいる柴田さんが間に入ることで、円滑に物事が進むようになるのだ。■「覚悟があるなら母の意思を尊重したい」今年の春、須美子さんの腎臓の数値が悪化。入院の後、現在は弱った足腰を鍛えるために、一時的に介護施設で暮らしている。「たまに『家に帰りたい』とこぼすんです。だから母に『家に一人で帰って倒れて、誰にも発見されんで死んでも、それはあんたの責任だからね』ってくぎを刺したら『わかった』って。覚悟があるなら、お母さんの人生だから本人の意思を尊重したいと思っています」ただ、コロナ禍の今年は、年末年始の一時帰宅でさえ、ハードルが上がったという。「今は私がPCR検査で陰性でも、母と会って1カ月間は介護サービスを受けられなくなるんです。もちろん、施設にも戻れません」大雪の中、母を家に一人きりにしたくはない。しかし--。「本人は家に帰りたがっているし、もう92歳。来年会えるかどうかもわかりません。だから、今回も正月に家で会おうと思っています」家に帰るために、奮闘する須美子さんの姿に、柴田さんは感謝の思いを抱くことがあるという。「母がこう生きたいという目標を立てて、リハビリを頑張っているのを見ると、年をとってからの生き方を教えてくれてるんだなぁって、思うんです」教師だった須美子さんが柴田さんに、身をもって教えるのは、最期へと向かう生き方かもしれない。(取材・文:インタビューマン山下)
2021年11月12日子供は、時に大人が考えもしないような発想で、私たちを驚かせることがありますよね。小学6年生の息子さんを育てる、KOU.(kou.yukino)さん。息子さんが、国語の宿題で見せた、ユーモアあふれる解答の数々をInstagramに公開しました。小学6年生の息子の解答にクスッ!宿題の1つである、漢字ドリルには『習った漢字を使って例文を作る』という問題があります。問題に対し、息子さんが導き出した解答は、どれも間違いではないものの、クスッと笑えるものばかり!ネット上で、特に「朝から大笑いした」「発想がすごい。賢すぎる」と反響の上がった投稿をご紹介します。『済』と『認』という漢字を使ったら…『胸』という漢字を使ったら…『裏』と『預』という漢字を使ったら…息子さんは、初恋をモチーフにした甘酸っぱいシチュエーションや、妻に逃げられた夫の厳しすぎる末路など、独創的な物語を展開!ヤンキーからの呼び出しがもたらした、まさかの結末には、丸付けをする先生も、つい「(笑)」とコメントしています。次々と泉のようにわき出る豊かな発想力に、親はもちろん先生も「次はどんな解答を出してくるんだろう」と期待してしまいそうです。一筋縄ではいかない、息子さんのセンスが光る解答は、多くの人を笑顔にしました![文・構成/grape編集部]
2021年11月06日先日、小学2年生になる息子が「宿題が分からない」と泣き付いてきました。「何か難しい計算でもあったのかな」と見てみると、私でも悩んでしまう『とある絵』がありました。それがこちら。どうやら、上部の数字と左側の数字が交わったマスで計算して答えを書き、さらに右側に書いている数字と同じ部分を塗りつぶすという宿題のようでした。しかし、問題なのはその先。その塗りつぶしてできた絵が何になっているかを答えなければいけません。「これが分からない」という息子。私も必死に頭を回転させてみますが、まったく分かりません。横には、ヒントが書かれていました。屋根までとんで、こわれて消えた。聞いたことがある、このフレーズ。でも、絵を見てもなかなか頭の中では一致しません。強いていうなら、右側が口で、棒からしゃぼん玉が出ているということでしょうか。自信はないけれど、ヒントを参考に『しゃぼん玉』と答えを導き出しました。しかし、難易度の高い宿題はこれだけで終わりませんでした。学校では、いつもおせわになっているものだよ。次の日の宿題では、唯一頼れるヒントが抽象的になっていました。「なぜ、山に登るの?」「そこに山があるからさ」こちらのヒントは、一見分かりやすそうではあるのですが、絵を見てもいまいちピンと来ません。絵の中に『山』と書いてしまっているあたりで、余計に混乱してしまいました。ゴロゴロ、ドッスーン!これには当たりたくないね。最終日のヒントと絵は、やっと納得できるものになっていました。これだけの数を計算するのも大変ですが、その先にある問題もなかなかのものでした。小学2年生の宿題、侮れません。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年11月05日小学生1人に1台、タブレットが支給されるようになりましたね。わが家の小1長男が通う小学校でも、タブレットを使った授業や宿題が出たりと、タブレットを家に持ち帰ってくる日が増えてきました。ランドセルに直接タブレットを入れて帰ってくるのですが、扱いが雑な長男、学校から借りているタブレットを壊すんじゃないかと毎回ヒヤヒヤ。。少しでもタブレットが守られるよう、タブレットケースを導入することにしました。タブレットケースに求める条件わが家がタブレットケースに求めた条件は、・ランドセルに入る・軽い素材・衝撃に強い・充電器も入れられる・長く使えるデザイン(できれば大人のわたしも納得のいくデザインがあれば尚よし!笑)この全ての条件を満たしてくれたのが、わが家でも愛用しているものが多い北欧テイストのブランド、「クッカヤプー」から販売されているタブレットケースです。長男が選んだカラーは、ネイビー×グレー。落ち着いたバイカラーで、高学年になっても使えそうなデザインも決め手のひとつ。ここからは使い勝手について、ランドセルに入れてみた様子を紹介していきますね。ランドセル内にスッキリ収まる!軽量で出し入れしやすいタブレットケース長男が通う小学校から配布されているタブレットは、富士通の「ARROWS Tab Q5010/DE」。タブレットというよりもノートPCといった方がいいような、がっしりとした見た目。タブレットケースに入るか不安だったので、タブレット端末のサイズを確認してから購入しました。ケースの内寸とほぼぴったりのサイズ感です。(※事前に端末のサイズを測り、内寸と比べてからのご購入をおすすめいたします。)▲内側の生地は肌触りがよくふわふわで、衝撃や画面の傷つきから守ってくれます。外側にはポケットがあり、こちらには充電器入れに。ランドセルの奥底にぐちゃっと入れられていた充電器をひとまとめすることができ、また失くす心配がなくなり一安心。タブレットと充電器を一緒に入れると画面が傷つきそうなので、充電器を別にして入れることができるのも気に入っているポイントです。実際「タブレットケース」をランドセルに入れてみると、薄手の作りのため場所を取りません。長男の通う小学校では、基本的に置き勉(宿題に使わない教科書は学校に置いて帰る)を推奨しているのですが、連絡ノートや宿題で使う教科書、ドリル…と必要最低限のものは持ち帰らなければならないため、ランドセル内がどうしてもかさばります。なので省スペースなこちらのケースが大助かり。▲ケースの持ち手が少しはみ出しますが、ランドセルの蓋はしっかり閉まります。長男のランドセルは、他のランドセルメーカーよりも少し小さめの作り(内寸サイズが横幅23.2cm、高さ31cm)。「タブレットケース」を収納したら他の教科書類がどれくらい入るか不安でしたが、タブレット、連絡ノート、教科書、筆箱を入れてもゆとりがありました。荷物が多い日はこんな感じでパンパンになっていますが、それでも許容範囲◎。▲「タブレットケース」に入れているおかげで、ぎゅうぎゅう詰めになっていてもタブレットが守られている気がします。持ち手部分がついているから、扱いが雑な長男にも安心。ランドセルから取り出しやすいところもうれしいです。ちょっと移動に手持ちもOK!ランドセルから取り出しやすいようについている持ち手ですが、ちょっと移動に便利なのもクッカヤプーの「タブレットケース」の魅力。短めの持ち手は小学生が持っても、床につかない長さです。持ち手が長いものだとズルズル引きづる傾向のある長男には、この短さが安心!机のフックに掛けられるので、ランドセルから出したあとも置き場所に困りませんよ。また教室移動のときも役に立ちそうだなぁと感じています。小学生の新たな必需品となったタブレットケース。ランドセルにスッキリ収まって、子どもが1人でも出し入れしやすいクッカヤプーの「タブレットケース」は、なかなか納得のいくデザインと機能性を兼ね備えたものが見つからない!というママにおすすめしたいアイテムです。カラーはネイビーのほか、ベージュ、ピンク、パープルの4色展開なので、お子さまが好きなカラーが見つかるはず!ぜひお子さまと一緒にチェックしてみてください。(※同シリーズのキッズ携帯&キーケースもございます。お揃いで使うのも◎。) 【ご紹介したアイテム】 小中学校などで支給される、タブレットやノートPCにぴったりのキッズ用PCタブレットケース。ランドセルにもすっぽり収まるサイズ感の、持ち手付き収納ケースです。⇒ タブレットケース kukka ja puu ランドセルに入る キッズ PCタブレットケース/ パソコンバッグ 子供 小学生 クッカヤプー 中村綾子30代、主婦。賃貸アパートに夫と男の子兄弟の4人暮らし。転勤族なので身軽に暮らしたいと思いつつ、暮らしに役立つ便利アイテム好き。
2021年10月25日〇〇を使って、文を作りなさい。国語のテストや宿題で、出題されやすい、そんな問題。子供の頃に頭を悩ませながら解答したことのある人は多いでしょう。5人の子供を育てる、ゆか(yukaaa.o31)さん。Instagramに、子供が宿題に書きこんだ、ユーモアセンスあふれる解答の数々を公開したところ、反響が上がりました。11歳長男の珍解答に、大笑い!ゆかさんが公開したのは、2021年10月現在、11歳である長男の宿題の一部分を切り取った画像です。親である、ゆかさんの絶妙なツッコミとあわせて、お楽しみください!うんうん、合ってるじゃん…って、全然違ーう!!「遠くのきんじょに移住する」と真逆の意味を持つ言葉をかけ合わせたり、齢11にして「ぼくの肉眼は老眼です」と宣言したりと、珍解答を連発!「現在はコロナで国民が芋しんでいる」などの解答も、若干似ている漢字を当てはめていて、じわじわと笑いがこみ上げますね。ゆかさんいわく、長男は文作りが苦手とのこと。「昨年よりは、ちょっと文章能力が上がってます」とつづりました。【ネットの声】・最高です!・ヤバい。笑いすぎてお腹が痛い。・面白すぎる。むしろ天才だと思う。珍解答シリーズのファンからは「息子さんの成長を見守りたいけど、このままでいてほしい気もする…」といった声も。どうやら、多くの人がゆかいな解答を生み出す息子さんに、夢中なようです。みなさんは、どの珍解答に一番クスッとしましたか。お気に入りがあれば、ぜひ教えてください![文・構成/grape編集部]
2021年10月23日学校から毎日出される宿題。すぐに終わらせることができればいいですが、なかなか簡単にはいきません。ほかにやりたいことが見つかると、集中力も途切れてしまいますよね。中学1年生の息子くんがいるvick(VICK126@)さんは、宿題をやらない息子くんにお怒りモード。あまりに宿題をしないため、息子くんの『携帯電話』と『Nintendo Switch』を取り上げました。これで宿題に集中するかと思ったのですが…。あまりにも宿題しないのでツノが出た私に携帯とSwitchを今朝没収された息子(中一)仕事から帰ってくるとテーブルに手作り携帯が宿題せんかいっっっ(笑) pic.twitter.com/4uWlJ6lvot — vick ໒꒱· ゚ (@VICK126) August 16, 2021 なんと息子くん、宿題をせずに段ボールで携帯電話を作っていました。息子くんはiPhoneユーザーだそうですが、ガラパゴス携帯を再現するあたり、センスと技術の高さが伺えます。「宿題せんかいっっっ(笑)」とつっこむvickさんですが、息子くんにとっては宿題をやる以上に有意義な時間だったのかもしれません。工作や芸術の才能も開花するかもしれませんよ![文・構成/grape編集部]
2021年10月18日みんなで一緒に学習したほうがいい?私は精神科医として30年以上の臨床経験があり、その大半を発達障害の診療に当ててきました。今回は、よく耳にする「発達障害のある子にとって、定型発達の子どもたちと過すごすことがよい刺激になる」という話について、私の考えをお伝えしたいと思います。世の中には「子どもが多少苦労をするとしても、大勢の中みんなで一緒に学んだほうがいろいろと経験できることが多く、よい学習になる」と考える人もいます。しかし私はその「みんなで一緒に」ということを、よく考えなければいけないと思っています。障害のある子と障害のない子が共に学習する仕組みを「インクルーシブ教育」と言います。多様な人たちが共に生活していく「共生社会」をつくっていくための教育とされていますが、そのような考え方では通常、「みんなで一緒に」というときに英語の「together」、日本語で言う「共に」をイメージすることが多いと思います。多様な子どもたちがそれぞれに合ったやり方で学習しながら、共に生活していくというイメージです。「みんなで一緒に」同じことをやるべきか?ところが、この「みんなで一緒」を「みんなで同じ」ようにすることだと考え違えてしまう人もいます。例えば学校で、障害のある子も障害のない子も、みんなで同じことをするのがインクルーシブ教育だととらえる人もいるのです。学校の先生のなかには、子どもたち全員に同じ宿題を出して、同じやり方でやるように指示する人もいます。読むのが得意で大人向けの文章をスラスラ読めるような子にも、読むのが苦手で教科書の一文を読むことに苦労している子にも、「音読3回」といった宿題を出すのです。これはtogetherではなく、英語で言えば「same」です。サッカーで言えば、どんな子にも必ずシュートを打たせるようなものです。走るのが得意な子も守るのが得意な子もシュートだけをやるわけで、それでは多様な学習も、共生社会も形成していけません。そのようなやり方は、間違ったインクルーシブ教育だと言えます。本来のインクルーシブは、多様さを認め合うものUpload By 本田秀夫私は、インクルーシブ教育は本来、together(一体感のあるみんなで「一緒に」)というよりは、英語で言う「alongside」(並行してそばで「一緒に」)のような形で行われるべきだと考えています。日本語で言えば「そばで」「横に並んで」「隣に」という意味になります。みんなで共に活動をしつつ、多様な子どもたちがそれぞれの興味や能力に合ったことを通じて学習している。例えば、走るのが速い子たちのそばで遅い子たちがサッカーをやったり、ドッジボールが得意な子のそばで苦手な子たちはやわらかいスポンジボールで楽しんだり…スポーツは本来楽しみながらやるものです。上手な人は上手な人なりの楽しみ方があり、苦手な人は苦手な人なりの楽しみ方があります。子どもたち「みんな」を同じチームにせずに、あえて分けてもいいのでは、と思います。あるいは、みんなが同じチームでプレイするときには、苦手な子がゴールを決めたら、得点が倍になるといったルールにしてもいいと思います。そのようなスタイルであれば、どんなタイプの子ものびのびと学習していけます。「通常学級」か「特別支援学級」かという悩みところで、発達障害のある子どもの就学に際し、「通常学級」か「特別支援学級」(障害のある子ども向けに特別に設置された少人数学級)、どちらの学級に在籍するかで悩む親御さんは少なくないでしょう。加えて、基本は通常学級に在籍しながら、一部の授業について障害に応じた特別の指導を受ける「通級」という選択肢もあります。親御さんのなかには「定型発達の子どもたちと過ごすことがよい刺激になる」と考え、通常学級を選択する人もいます。でも「よい刺激になる」と、はたして本当にそう言えるのでしょうか。実際に通常学級に在籍した発達障害の当事者に、大人になってから学校生活を振り返ってもらうと、「自分一人が孤立しているように感じた」「先生や友達の態度や言葉にストレスを感じていた」「周りと同じようにできなくて迷惑をかけて心苦しかった」と答える人が大勢いました。そう言うのは通級などの配慮なしに通常学級に在籍した人たちです。気をつけたい「間違ったインクルーシブ教育」つまり、なにも配慮せずにただ通常学級に入れるというのは、子どもの自尊心や周りの人との人間関係を傷つけてしまいかねないことなのです。発達障害の特性が致命的な弱点になるのは、その特性を本人や周りの人が理解できず、無理を重ねて失敗や衝突を繰り返してしまったときです。実は、発達障害の特性だけならば、比較的順調に過ごしている当事者が多いのです。成長するにつれ二次障害を伴って苦しんでいるのは、無理を重ねて適切な環境で育てられなかった人たちに多いことを覚えておいていただけたらと思います。学校の先生からよく受ける質問「保護者にどう伝えるか?」続いて、私が講演会の場で、保育園や幼稚園の先生からよく受ける相談内容を紹介します。それは「発達が気になる子どもがいるのだが、保護者にどのように伝えたらいいのか?」という相談です。それに対して、私は「保護者には、客観的な事実に基づいてお話をしましょう」とお答えしています。例えば、次のように事実をお話しします。・多くの子は必要なときに座っていられるのに、〇〇ちゃんはじっと座っていない・だいたいの子は楽しめているけれども、〇〇ちゃんは楽しくないようだ・学芸会の練習でほとんどの子は合唱しているのに、〇〇くんは歌おうとしない・〇〇くんは興味がなくなるとじっとしていられず、部屋から出ていく親も、わが子を客観視するというのは大事です。親御さんの悩み「子どもを叱りすぎてしまう」私は子どもを叱りすぎてしまうという悩みをもつ親御さんには、「一度、親戚の子どもを預かっているつもりで叱ってみるといいですよ」というお話をします。それには期待をかけすぎずに「親戚の子ども」くらいの距離感で、わが子を客観視してほしいという意図もあります。なかなか親が「客観視」というのは難しいかもしれませんが、子どもをありのままに正しく見るという点では大事なことだと思います。子どもの就学に際し学級の選択に悩む親御さんの話をしましたが、お子さんが無理をしないですごせる環境も、客観視を意識して見極めてほしいと思います。
2021年10月13日続けてよかった!「ポイント手帳」Upload By 楽々かあさんこんにちは。『発達障害&グレーゾーン子育てから生まれた楽々かあさんの伝わる! 声かけ変換』ほか、著者・楽々かあさんこと、大場美鈴です。うちでは「ポイント手帳」と独自に呼んでいる手帳を作って、毎年子ども3人にそれぞれ渡し、子育てに積極活用してきました。一番長く使っている長男(高1)の使用歴はかれこれ12年ほど。これは、私が「発達障害」という言葉を知る以前の、長男が幼稚園時代から続けている子育ての工夫です。当時の長男は、苦手なことやできないことが多くて、自信をなくしがちでした。そこで彼が、苦手なことに少しでも挑戦できたり、誰かのために我慢できたりしたことや、毎日の当たり前のように思える小さながんばりに対しても、ごほうびやお小遣いと交換できるポイントシステムを導入したのです。子どもの望ましい行動に対して、ポイントやシールを与える方法は「トークン・エコノミー」といって、発達障害のある子の子育てに有効な方法のようですが、うちではグレーゾーンの次男や長女にも、すっかり定着しています。また、発達障害のある子に限らず、一般の子育てや、大人のモチベーションUPの方法として活用している方もいるようです。この12年間、「ポイント手帳」は、子どもたちの「できた!」を少しずつ増やしてくれ、また、私も子育ての場面で何かと助けられてきたので、今では「続けてよかった」と実感しています。では、具体的に、うちの「ポイント手帳」のシステムを、詳しく紹介したいと思います。うちの「ポイント手帳」のシステムとは…?Upload By 楽々かあさんうちでは、子ども3人にそれぞれ、スケジュール・ダイアリー形式の手帳を毎年用意し、「ポイント手帳」として使っています。そして、子どもの成長に合わせて、その機能と役割も進化していきました。小さなころは、好きなキャラクターやごほうびシールを貼って、欲しいものと物々交換。「シールが〇枚たまったら、〇〇ジャーの食玩ミニプラ」「シール〇枚につき、ガチャ1回」などと、交換枚数を決めていました。また、行きたい場所や食べたいもの(外食)などとの交換条件をその都度設定して書き込んでいたので、子どもとの「お約束ノート」としての役割も。小学生のころは、「1ポイント=〇円」と、レートを設定して、歩合制のお小遣いに換算。貯まったポイントは、必要なときにその都度現金に換金するので、いくら使ったかを記録する、「お小遣い帳」の役割に。また、シールを貼るだけでなく、「to do リスト」や「目標設定」、親のほめコメントなどの書き込みもしていました。中高生の現在は、お小遣いは「キホンのお仕事さえしていれば、毎月25日に基本給を加算」のお給料制+「別途加算されるポイント」の歩合制の組み合わせ。そのため、ポイント手帳は「給与明細」のような役割となり、数字ばかりの少々味気ないものに…。また、ポイントの換金も、電子マネーのチャージや(親の)カード払いなど、キャッシュレスで渡すことも最近は増えてきました。(ちなみに、ポイントで得たお小遣いの使い道は、「母は一切口を出さない。自己判断・自己責任で何を買っても良い」というルールです)Upload By 楽々かあさん「何に対して、どれぐらいのポイント(報酬)を与えるか」は、子どもの成長とその時の課題のハードルの高さに合わせて、その都度子どもたちと相談・交渉しながら「妥当なライン」を決めてきました。ときには、本人からの「賃上げ要求」も…。そして、双方が納得し妥結できたことは、あとから基準がブレないように「ポイント換算表」にして、壁に貼ります(上の写真は、現在の2021年版)。このポイント換算の内容や換金レートも、子どもの成長に合わせて変遷してきましたが、長男が小学生時代の、毎日の宿題をこなしたり、学校に行って帰ってくるだけでもハードルが高かった時期には、おおむね以下のようなことに対して、それぞれ妥当なポイントを設定していました。【基本ポイント】「宿題をする」などの小学生の毎日の基本的なお仕事(1日ごとに付与)【お手伝い】「料理」「皿洗い」「片付け」「洗濯たたみ」などの、簡単なお手伝い。【特別手当て】本人にとって登校がしんどい時期(新学年や行事の前後、学期の終わりなど)は、「学校に行って帰ってきた」だけでも特別加算。【目標達成ポイント】「漢字を一行だけ丁寧に書く」「宿題を◯時までに終わらせる」など、自分で決めた目標を達成できた時。【ガマンポイント】苦手な給食のメニューや、気のすすまない学校行事への参加など。ポイント数は登校前に事前相談(本人にとってハードルが高いことほど高ポイント)。「嫌なことがあったけどスルーできた」「ケンカしたけど謝れた」なども、事後に本人からの自己申告でポイントがつくことも。また、取りかかる前から気が遠のきそうな、夏休み・冬休みの膨大な宿題などには、付与ポイントごとに色分けしたふせんを、課題やワークの1ページごとに貼って、別途換算表を作ることも(下の写真は、2021年夏休み版)。Upload By 楽々かあさん…このように、子ども目線でポイント換算を設定すると、やる気があるときの更なるモチベーションUPになるのは勿論、子どもが積極的に取り組めないことでも、とにかく「イヤだ!」の一点張りではなく、大抵のことには親子の話し合いの余地が生まれるので、私も子育てのあらゆる場面で非常に助かりました。「ポイント手帳」を12年間、使い続けてみて…Upload By 楽々かあさん「ポイント手帳」を12年間使い続けてきた子どもたちの成長を観察すると、いつの間にか、できることが増えた気がします。小さなころから続けることで、宿題などの毎日の学習習慣や、歯磨きなどの基本的な生活習慣を定着することができたり、学校行事に穏便に参加したりできるようにもなりました。身につくまで少し時間はかかりましたが、今では、子どもたちが毎日自分で簡単な朝食を作ってくれたりと、私も家事負担が減って助かっています。また、新しいことに挑戦する背中を押したり、自分のやりたいことのために貯めたポイントをドーンと使ったり…と、子どもたちの経験値を増やす手助けもできました。家庭で基本的な金銭管理スキルや金銭感覚を育てたり、お金のしくみや給与システムなどを疑似体験できて、近い将来の自立のためにもやっててよかったと実感しています。もちろん、「ポイント手帳」だけで全てがうまくいく訳ではありません(どうしてもイヤなこと・無理なこと・できないことだってあります)。でも、子どもがうまくいかないときや、失敗して落ち込んでいるときも、今までの「できた」「がんばった」記録が励ましてくれました。また、子どもを「お小遣いやごほうびで釣り続けてもいいの?」と、気にされる方もいるでしょう。うちの場合は、本人にとってハードルの高いことも、最初はポイント目当てでもいいから何度か挑戦できると、そのこと自体に少しずつ慣れていくので、だんだんと取り組みのハードルが下がって、報酬がなくても次第にできるようになりました。また、相談・交渉しつつ、本人の意思を反映させながら運用してきたので、成長と共に、単なる「報酬目当て」から、「自分のために」と、外側から与えられるものから、内側から自発的に取り組むものへと、動機づけが移っていったようにも思います。出典 : 「ポイント手帳」は、どんな子にも応用できますが、特に集団教育の中では失敗や叱責体験が多くなりがちな子が、自信をつけながら経験を増やすためには良い方法ではないか、と私は思っています。また、合理的な考え方の持ち主や、視覚化してほめられることが嬉しいタイプのお子さんは、手帳に報酬を数値化することで納得しやすく、日々の自分の頑張りが目に見える記録として残るので励みになるでしょう。一方で「好きなこと・興味があることなら頑張れる子」は、「好きじゃないこと・興味がないこと」には、なかなか意欲が湧かず、積極的になれないこともあるかもしれません。それから、今のその子にとって苦手なことやハードルの高いことを要求されたときや、疲れているとき、やる気が出ないときなどに、「みんな、やってるから」や「とにかく、がんばろう」「やればできる!」などの精神論・根性論では、なかなか心に響かず、主体的に動けないこともあります。でも、大人だって、好きなこと・やりたいことだけで仕事が成り立っている方は、ごくわずかではないでしょうか。現実的には、毎日の退屈なルーチンワークや、苦手なことやハードルの高いこと、あんまり前向きにはなれないけど責任上自分がせざるを得ないこと…などに対しても、「報酬があるからこそ、なんとかがんばっている」という方も多いはず。うちの「ポイント手帳」は、それと同じように、子どもの「一見、やって当たり前のように思える、日々の小さながんばり」に対しても報酬を設定し、少しずつできることを増やしながら、子どものやる気や自主性を育てるのに役立ったように思います。そして、手帳に記録が残っていくことで、子どもが大きくなってからも、「あなたがいつもがんばっていたことを、ずっと、ちゃんと見てましたよ」という、親からのメッセージも目に見える形で一緒に伝えられたら…と思っています。文:大場美鈴(楽々かあさん)(監修者・井上先生より)「トークンエコノミー」「ポイント制」については、「ポイントがないとしなくなるのではないか」「ご褒美で釣るなんて」といった批判や誤解をうけることがあります。ですが、大場さんが書いておられるように、本人が苦手なことについて、目標を保護者と一緒に共有し、達成したらともに喜ぶというコミュニケーションの活性化にも一役かっているのではないでしょうか。達成した課題については、話し合って次の課題にポイントを付与するように移行したり、そのときの困難な状態に応じて適応方法やポイントの数値を変えながら進めていったことが長期に続けられるコツでもあったのではないかと思われます。この方法を取り入れることで、お子さんにとっては、ポイントを得たときと実際にご褒美をもらうときに2回、褒められる場面ができます。また、保護者にとってもお子さんの頑張ったことやできたことを可視化することができることで、ポジティブな関わりが自然と増えるのではないかと思います。ぜひ参考にしてほしい取り組みですね。
2021年10月07日■不思議〜ファンタジー路線に興味を広げている最近の娘夏休み期間、動画サイトやゲームに触れる時間が増え、都市伝説を始め、寄生虫にまで興味の幅が広がったムギ。そんなオタクっ子が夏休みの宿題「動物の絵」を描くことになったのですが…。■「動物の絵」がまさかの幻獣だった件娘と一緒に絵の具を使って絵を描くのは初めての経験でした。最低限のアドバイスにとどめるため、とにかく「よ〜く見てごらん!」を連発!結果…なかなかに良い絵が描けました!
2021年10月06日8歳になる息子さんを育てている、お肉さん〆(@manimanibleble)さん。Twitterに息子さんの宿題の様子を投稿したところ反響が上がりました。息子さんは、学校で親にインタビューをする宿題が出されたようです。親である投稿者さんにこのように質問をしました。「僕を8年間、育ててみてどうですか?」質問に、投稿者さんは息子さんが小さい頃を思い出して「寝ない子で大変だったけど、あなたの笑顔に癒された」などと8年間の想いを答えたといいます。すると、息子さんはその返答を聞いて、ノートにこのように書いたのです。『いろいろといいかんじ』インタビューする宿題で、次男に「僕を8年間育ててみてどうですか?」というなかなかな質問をされ、全然寝ない子で大変だったけど毎日あなたの笑顔に癒されてうんちゃらかんちゃら…と長々熱弁したのに、「ありがとうございました!」とノートに一言〝いろいろといいかんじ〟と書かれてちょっと待て— お肉さん〆 (@manimanibleble) September 27, 2021 投稿者さんの熱弁はむなしく、たったひと言で済まされてしまいました。はたして息子さんに、熱い想いは伝わっていたのでしょうか…。【ネットの声】・ご飯粒を噴き出しちゃった!思い出してまた笑っちゃう。・いろいろといい感じの子育てだったのでしょう。・ざっくり!今日イチで笑った!・ある意味天才かもしれない。間違ってはいない。この回答を見た先生は、一瞬頭にハテナが浮かんでしまうかもしれませんね。息子さんの勉強も、いろいろといい感じに進むことでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年09月29日北海道児童発達支援事業所Upload By 発達ナビ施設情報アートチャイルドケアSEDスクール札幌円山では、就学・就園などお子さんの近い将来を見据えて必要になるであろう力をつけていくために必要な課題を踏まえたプログラムを提供しています。療育室内にはほかにはあまり見られない感覚調整遊具を備えており、楽しく遊びながら身体機能の向上やバランスの調整をすることができます。親子通所型で観察室内から実際の療育を見ることができる施設です。療育中の指導員の声かけや遊び方は、家庭での過ごし方の参考にもなります。普段お子さんとどうやって遊んだらいいのかお困りの保護者のみなさまにもおすすめです。北海道の児童発達支援事業所をもっとみる神奈川県放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報ウィズ・ユー杉田は横浜市磯子区に2021年7月にオープンした施設です。こちらでは経験豊富な児童発達支援管理責任者がそれぞれの特性にあった支援計画を作成し、計画に基づいた集団プログラム、個別プログラムを用意しています。こちらでは、お子さんの将来的な自立を目指し、保護者とも連携しながら一歩一歩一緒に進んでいくことができます。また、元飲食業のプロのスタッフによる調理レクリエーションや、プログラミング療育など、お子さんが楽しめるプログラムもあります。家庭、学校以外でお子さんが安心して過ごすことのできるサードプレイスとなるような施設です。Upload By 発達ナビ施設情報ウィズ・ユー立場では、作業療法士である児童発達支援管理責任者が中心となり専門的な観点で療育を提供しています。そのほかにも保護者向けの個別相談や、作業療法士の目線での子育てセミナーなども随時開催しているので「大切な子どもの発達の悩みを専門家に相談したい」とき、子育てアドバイスを受けることもできます。「読み書きが苦手」「授業に集中できない」「お友達とのコミュニケーションがうまくできない」「忘れ物がとても多い」など、お子さんや保護者のさまざまなな悩みや思いに寄り添うことを大切にしている施設です。神奈川県の放課後等デイサービスをもっとみる神奈川県児童発達支援事業所Upload By 発達ナビ施設情報「集団行動ができない。コミュニケーションが苦手。言葉に不安を感じる。睡眠習慣の乱れなどに問題がある」このようなお子さんのために、アートチャイルドケアSEDスクール横浜センター南では、感覚・運動リズムの調整と、睡眠と生活リズムの確立・調整を土台とした個別とグループでの療育をしています。「人との関わり方を学ぶ」「物ごとの理解の仕方を学ぶ」「集中力をつける」などの「応用力=社会性」を育むことができます。こちらは親子通所の施設として、お子さんと指導員の関わる様子を保護者がゆっくりとみることができることを大切にしており、マジックミラーや観察室、集音マイクなどを用意しています。神奈川県の児童発達支援事業所をもっとみる栃木県放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報ちゃれんじ元今泉教室は、予防医療で健康寿命を延ばすことを目指すヘルスケア企業の代表が立ち上げた施設。「遊びながら身につけよう!」をテーマに、遊びの延長としてお子さんが楽しみながら、さまざまなスキルを身につけられるように支援を行っています。運動・学習・食育の3つの軸を中心に療育を行い、発想力や表現力を伸ばす製作活動、公共施設見学やお出かけ・買い物などの社会体験活動、お子さんたちが一日の予定を確認できるよう教室入り口にボードを用意するなど、大人になる上で必要になる“生きる力”を培うことができる施設です。栃木県の放課後等デイサービスをもっとみる栃木県児童発達支援事業所Upload By 発達ナビ施設情報ちゃれんじ元今泉教室は、「楽しく遊んでいたらいつの間にかできることが増えていた」をモットーにお子さんの発達段階や特徴に合わせた支援を行う施設です。こちらには保育現場、福祉現場で経験を積んだスタッフが在籍しています。運動遊具を使った運動やリトミックで楽しく遊びながら身体能力を高め、お子さまのレベルや興味に沿った学習教材で「わかった!」「できた!」体験を繰り返し自信とやる気を高め、偏食をなくすために食材に触れたり、自分で調理し、食への興味・関心を高めることを大切にしています。この施設では運動・学習・食育の3つの軸を中心にした療育を受けることができます。栃木県の児童発達支援事業所をもっとみる大阪府放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報児童発達支援・放課後等デイサービスすたーりーは令和3年7月にオープンした施設。「星のように輝く笑顔に!」をモットーに楽しく遊び、楽しく学び、お友達とさまざまな個別活動・集団活動を行っています。またこちらでは、学校での宿題を中心にお子さまの成長に寄り添った学習を実施し、集団での遊びや活動を通じて集団生活でのルールを学び、コミュニケーション力や社会性を高める支援を受けることができます。休日にはお出かけやクッキングなど、施設内イベントを開催。お友達と楽しく関わりながら過ごすことができる環境の施設です。Upload By 発達ナビ施設情報きりんのあくび kids ながせでは「やりたい!をかたちに‼」を合言葉にさまざまな角度から子どもたちの「やりたい!」を応援するサポート体制があります。こちらの施設では、平日は一人ひとりのニーズに合わせた個別活動や宿題など学習支援を行い、土曜日・祝日はお出かけプログラムや近くの公園への戸外活動など集団活動の取り組みを行っています。また、サイバーホイール・ダイゴナルエアーポリン・ボルタリングなどの設備が整っていて、粗大運動をすることもできます。一人ひとりの発達に合わせた目標を決め、子どもたちのできた!の経験を感じられる支援を行う施設です。大阪府の放課後等デイサービスをもっとみる大阪府児童発達支援事業所Upload By 発達ナビ施設情報きりんのあくび kids ながせは感覚統合療法を取り入れた預かり型に特化した施設。こちらでは子どもたちが遊びを通して順番やルールを守ることを覚えたり、見立て遊びなどを通したスキルの発達を促す支援を行っています。また保育士、幼稚園教諭、高等学校教諭などの専門性を持った職員が、お子さんの「できる!」が増えるサポートしています。「はさみ」や「なわとび」などの苦手なことや、つまずいている場面も環境が変わることで、行動も変わるための成功体験につながることがあります。子どもたちの「たのしい」「うれしい」から「やりたい!」につなげる支援を行う施設です。Upload By 発達ナビ施設情報シンフォニーうつぼ公園教室は『音楽×知育』をテーマとした、遊びの中で楽しみながら療育を行う、乳幼児専門の児童発達支援事業所です。この施設では音楽家による生演奏をふんだんに取り入れた音楽療育や、右脳の発達やことばの発達に効果的といわれるフラッシュカードを使用した支援を行っています。3歳未満のお子さんは、リトミック、ふれあい遊びなど、親子ペアレッスンを行い、この時期に大切な『愛着形成』を深める支援を受けることもできます。またこちらでは毎回保護者がスタッフと話せる時間があり、日常生活でのお子さんへの接し方のアドバイスなども行っています。大阪府の児童発達支援事業所をもっとみる福岡県放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報療育ケアMARINE RAINBOWは日常生活の自立支援から将来の就労を意識したプログラミングや社会的マナーの訓練など、一人ひとりに「フィット」する支援を行っている施設です。こちらでは、特別支援学級や特別支援学校で指導経験のある元教員、保育士、障害福祉サービス経験者など、経験豊富なスタッフによるきめ細やかな支援と現役システムエンジニアやスポーツ指導員、ヨガインストラクターなどの講師によるパソコンの基本操作からプログラミング訓練、スポーツ指導やによるヨガレッスンと絵本の読み聞かせなどの支援を行っています。福岡県の放課後等デイサービスをもっとみる「もっと施設の情報を詳しく知りたい!」「見学をしてみたい!」と思ったら、WEBからもお問い合わせが可能です。施設情報ページでは、掲載されている施設の情報を地域ごとに検索して見ることができますよ。
2021年09月27日昨年タブレットを購入したわが家。コロナ禍もあり、子どもたちが自宅でタブレットに触れる機会が多くなりました。そんな中、気になり出したのがディスプレイとの近さです。タブレットを至近距離で見ていたり、操作をするときに猫背になったり。。このままじゃ目や姿勢が悪くなるかも…?と心配になり、気になっていたユートリムの「どこでもデスク」を取り入れることにしました。デスクを挟めば、画面との距離を自然とキープユートリムの「どこでもデスク」は、ソファーの上や車の中と、欲しい場所どこにでもマイデスクが作れる便利なアイテム。タブレットやスマホを立て掛けておける溝(スタンドトレー)があるので、画面との距離をキープしてくれ、子どもの目を守る手助けをしてくれるんです。裏面は全面クッション素材になっていて、膝の上で使用しても足が痛くならないのも嬉しいポイントです。重さの負担も軽減してくれるので、リラックスして使うことができますよ。実際、子どもに「どこでもデスク」を手渡してみたら?宿題が終わったら、30分間タブレットでご褒美タイムを設けているわが家。ゲーム感覚で楽しめる勉強系アプリを楽しんだり、YouTubeで動画を視聴したりしています。この日も宿題を終え、「タブレットで遊ぶ〜」と申告してきた長男。遊びたいものを選んでもらいタブレットを渡すと、ソファーにごろん。開始早々、目が近いのが気になります。定期的に「もう少し離れて観てね!」と声を掛けてはいるのですが、一瞬画面から離れるものの気がつくとまた顔がタブレットのすぐ近くに…。そこで、「どこでもデスク」を手渡してみました。最初は、「えー!何これ〜」と言っていたものの、すぐに気にならなくなったようで、タブレット画面に釘付けに。デスクがないときと比べるとタブレットとの距離がグンと空いて、集中して観ているときもしっかり距離を保てています。操作をするときも、いつもなら画面にこれでもか!というほど食いついていたのに、デスクを挟んでいるので画面に近づきすぎず、程よい距離感のまま。こちらから声掛けしなくても画面を間近で見ることがなくなり、一人でも安心してタブレットを見せられるようになりました。距離が空くことで子どもの目も守ってくれて、一石二鳥のデスクです。使い終わったら定位置のソファーの下へ。スリムなので、こんなわずかな隙間にすっぽり。隙間収納が叶うのも魅力です。立て掛けておくことも◎。持ち手がついているので取り出しやすく、他の場所や部屋への移動もスムーズですよ。タブレット視聴以外にも勉強デスクとして気分転換にソファーで宿題や勉強をするときも、「どこでもデスク」が大活躍。デスクは広々とした作りなので、A4サイズのテキストを開くのにちょうどいい大きさです。スタンドトレーには教科書を立て掛けることもできるので、リビング学習にも◎。教科書を見ながらノートを広げて勉強するときにも重宝しています。長男からは、ダイニングテーブルよりも「どこでもデスク」の方が、文字が滑らかに書きやすい!と好評です。電子書籍のお供にもぴったり長男のために購入した「どこでもデスク」でしたが、わたしが夜ベッドで電子書籍を読むときにも活用中。タブレットを手で持って読んでいると腕が疲れてくるし、かといってベッドの上に直接置くと首が痛くなってしまう。「どこでもデスク」を取り入れてからはスタンドトレーに立て掛けておけるので、手や首が疲れることがなくなり快適に読書ができるようになりました。姿勢が疲れてきたな〜と感じたら、デスクをひざ上に置いても楽しめるので、ついついページをめくる手が止まらなくなります。アームレストがまた腕を乗せるのにちょうどよく◎。寝っ転がって読書をするのが、寝る前の至福のひとときです。今後も、子どもたちに欠かせなくなるタブレット。ユートリムの「どこでもデスク」があれば、タブレットとの距離が自然と取れて子どもたちの大切な目を守ってくれます。タブレット視聴だけでなく、在宅ワークや子どものお絵描きデスクとしても重宝するので、一家に一台あると便利で快適なアイテムですよ。 【ご紹介したアイテム】使わないベビー布団、オフシーズンの毛布、ブランケットなど、クローゼットや押し入れでかさばるものたちを詰めれば、クッションに早変わり!キッズチェアとしても◎なサイズ感です。⇒ ユートリム 広々ひざ上デスク タブレットスタンド(裏面クッション&アームレスト付)どこでもデスク/utlim 中村綾子30代、主婦。賃貸アパートに夫と男の子兄弟の4人暮らし。転勤族なので身軽に暮らしたいと思いつつ、暮らしに役立つ便利アイテム好き。
2021年09月23日小学2年生の夏休みUpload By taekoASD長男のミミ、小学2年生の夏休み。1年生のときと比べて宿題が増えました。学校から配布された宿題の中に自由に書き込める予定表があったので、その予定表に全ての宿題の「やる日」を書き込み、予定表を見ればその日に何をすればよいか分かるようにしました。そうすればミミも分かるし、私が宿題を把握するのにも役立つと思ったからです。1年生のころの宿題にはなかった「タブレット端末を使って毎週末日記を提出する」という宿題もありました。紙とデジタルに分かれていて母は混乱してしまいましたが、毎週日記を提出することができました。小学校が夏休みの間、ミミは学童で過ごします。ところがミミは学童に苦手な子がいて、夏休み以前からその子がいる日は学童へ行くのを嫌がっていたので心配していました。夏休みの前半、ミミが苦手な子がいる日の登室を頑なに嫌がり1日休むことにしました。弟のふーは保育園に行くし、私やパパも仕事。平日は規則正しく過ごすという生活習慣を身につけてほしい思っているので、ミミも学童を休むなら、家でも学童に行っているときと同じようなタイムスケジュールで過ごすルールにしました。決まった時刻に宿題をして、学童に行っている時間帯はテレビを観るのもなしにして過ごしました。Upload By taekoそんな夏休みの前半が終わるころ、家族旅行へ。わが家は帰省する田舎がないのですが、せっかくの夏休みなので、自然に触れたり行き先でのアクシデント?を経験して家族での思い出を作りたいと思っていました。混雑を避けてお盆前に仕事の夏休みを取り、旅行を計画。以前インターネットの動画共有サービスで見た小学生くらいを対象にした遊園地に行こう、とミミにパソコン画面を見せながら説明しました。「うん、いいけど」と、そのときミミはそっけない返事でしたが、内心とっても喜んでいたようでした。そのあと旅行の行き先としてプールの案も見せてみましたが、ミミの気持ちは遊園地一択。Upload By taeko感覚過敏があるミミは、長時間乗り物に乗ると酔ってしまいます。車は普段乗らないので余計に体調が悪くなってしまいます。行き先はなるべく近くにしたけれど、目的の遊園地までは、電車のほか1時間バスに乗る必要がありました。当日、ミミはやはり行きのバスで涙を流して苦しんでいました。パパも子どものころ旅行での車酔いの経験があり、ミミを優しく介抱してくれ、なんとか目的地に着くことができました。遊園地には自然体験をできる場所もあり、ミミがやりたがったので釣り体験をしました。感覚過敏があるため、普段から手が汚れることを嫌がるのですが、予想通り釣り竿は持ちませんでした。でも、釣りするところをよく見ていたミミ。釣りを始めてすぐ突然の雨が降ってきて、小屋に避難したりもしました。そのあとは釣れた魚を塩焼きに。偏食があるのでミミは魚の塩焼きも食べませんでしたが、これも想定内。ミミなりのペースで釣りを体験できたんじゃないかなと思います。ほかにも旅行中には大浴場の使い方や、夕食のバイキングでいつもとは違うルールを経験して、たくさんのことを学びました。朝、森を散策したときには大きなニホントカゲを見つけて興奮!普段できないことを体験できた旅行になりました。旅行のあとは、再び学童で過ごす夏休み。旅行の前ミミは、苦手な子がいると学童に行くのを嫌がっていましたが、旅行のあとは苦手な子がいる日も「行く」と言って登室しました。ある日、帰宅後ミミに話を聞いてみると一日楽しく過ごしていたようで、苦手な子とも一緒に遊んだことを話してくれました。苦手な子と言い合いになることもあるけど、ミミは自分の気持ちを言葉で伝えているようです。そのあとも学童に行き渋ることはなく、ミミはがんばっているんだなと感じました。2年生の1学期にトラブルがあり登校班を変えることになった相手のAくんとも、今では学童で卓球をして遊ぶこともあり、先日は学童から一緒に帰宅してきました。でもミミはAくんと一対一での関わりは苦手なようで「今日は1人で帰っていい?」と一緒に帰るのを断ることもあるそう。1学期はミミがAくんの嫌がることを一方的に言うことがあり不安なところもあったけど、親は心配しなくても子どもは成長していくんだな、と思いました。学童では外部の人を呼び楽しい企画もしてくれました。それまで学校で何をしていたか聞いても「忘れた」「何もしてない」と答えることが多かったミミですが、学童であったことを帰宅後に話してくれるようになりました。ミミ、2年生の夏休み。寝る時間は守り、朝も自分から起きるのを待ちました。宿題もたくさんあり、はじめてのタブレット端末での宿題もありましたが計画的に進めることができました。タブレット端末を見る時間も1回30分にして、勉強に使うならほぼ制限なしに。学童は、苦手な子がいるから嫌だとお休みする日もあったけど、振り返ってみると、夏休み中もミミは規則正しい生活を送ることができたなと思います。1学期には不安なところもあったお友達との関わり方でしたが、夏休み学童で過ごしたミミは、苦手な子ともほどよい距離感で付き合えるようになってきているようです。家族旅行や、お友達との関わり、学童での経験など、ミミは夏休みを通して周りの人がなにを考えているかちょっとだけ気になるようになったのかもしれないと思いました。急成長の夏休みになりました。Upload By taeko執筆/taeko(監修:三木先生より)家でも学童と同じスケジュールで過ごすのは効果的な取り組みですね。予定がはっきりしていたり、時間の枠がしっかりとあるのは分かりやすいと思います。一方で、普段と違う経験が子どもをぐっと成長させることもあります。できないことも含め、そのプロセスをゆっくりと見守ってもらえて良かったのではないでしょうか。
2021年09月14日勉強をして学ぶことの多い小学生。日常生活で必要となることを、授業だけでなくドリルなどを使って勉強します。漢字ドリルでよくあるのは、『この漢字を使って短文を作りなさい』という作文の問題。KOU.(kou.yukino)さんの小学6年生になる息子さんは、小さい頃から作文の問題で個性を発揮してきたといいます。決して間違いではないのですが、クスッと笑える内容をご覧ください!丁寧できれいな字で書かれた内容は、シュールなものから妄想が広がっているものまでさまざま!母親のKOU.さんも「たまに、妄想がすぎる時がある。大丈夫かしら」と心配していました。とはいえ、小学生とは思えないほどの文章力と斜め上の発想力に脱帽です!【ネットの声】・毎回どんな妄想が広がるのか楽しみ。字がきれいですね!・文章力がすごい!将来が楽しみ。・文が面白すぎて何度も見てしまう!ハイレベル!先日、息子さんは自分の解答をTシャツにしたオリジナルの服を着て学校に行ったそうです。漢字ドリルの達人として、学校で有名になる日も近いかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2021年09月11日プールやレジャー、虫取りなどで楽しい夏休み。「このままずっと夏休みが続いて遊んでいたい…」と思ったことのある人も多いでしょう。しかし、現実は甘くありません。夏休み中、遊んでばかりいると8月末に絶望してしまうのです。そう…夏休みの宿題があります。先生も思わずコメント!夏休みの宿題で珍解答5人の子供を育てているyuka(yukaaa.o31)さん。夏休み中、子供たちが家や近所で遊ぶ姿をInstagramやストーリーズで公開していました。そして、2021年9月3日、次女の夏休みの宿題の様子を投稿。yukaさんの子供たちといえば、いつも珍解答を連発して多くの人をクスッとさせていました。夏休みの宿題で珍解答10連発「電車で見るのは危険」「笑って鼻が鳴った」「強烈な面白さ」「肩震わせた」もはやセンスの塊!?珍解答が最強すぎた今回も、「そう来るか!」というような珍解答があったようです。本来なら『はらっぱ』と解答する枠の中に『はらじゅく』と無理やり詰め込んだり、ボールのイラストをパンツと見間違えたり、予想できない解答ばかり。さらに、虫めがねで見てはいけないものに『ハゲ』と書き込んだ問題では、笑いを我慢できなかった人は多いでしょう!先生は「見ても大丈夫ですよ!」とコメント。きっと丸付けをしながら笑ってしまったに違いありません…!【ネットの声】・先生にスタンディングオベーション!コメントがツボにはまった。・お腹を抱えて笑いました!常識に縛られない子供の考えってすごい。・今までで一番笑いました!こんな時代だからこそ笑いたいですね。・こんなに才能のある回答はなかなか出ない。お腹がよじれるぐらい笑った。多くの人を笑顔にさせてくれた次女の珍解答。夏休みはたくさん遊んで、たくさん学ぶことができたはずです。[文・構成/grape編集部]
2021年09月05日夏休みの宿題によくある、作文。子供が家庭のことなどをせきららに書いてしまう場合もあるので、提出前にドキドキしながらチェックする親も少なくありません。北九州市八幡東区にある浄土真宗本願寺派『永明寺』で住職をしている、松崎智海(@matsuzakichikai)さんの娘さんにも、作文の宿題が出ていました。『税についての作文』に対して、娘さんが選んだテーマは…。お坊さんの娘。夏休みの宿題「税の作文」のテーマが「宗教法人と税」というセンシティブゾーンを攻めた内容。書き出しからエモい… pic.twitter.com/MQvaPzOIEn — 松崎智海(非売品僧侶)@『「鬼滅の刃」で学ぶ はじめての仏教』発売中 (@matsuzakichikai) August 25, 2021 宗教法人と税松崎さんの職種に直結!内容によっては、心中穏やかではなくなってしまいます…。娘さんが『宗教と税』について調べようと思ったきっかけは、松崎さんのこんな言葉でした。「お寺の人は、『坊主丸儲け』という言葉があるから、会社員に比べて苦労のない生活をしていると思われているけれど、実際そうではないんだよ」深そうな内容に、興味を持つ人が続出しています。・当事者側の視点!最後まで読みたくなる。・税の作文、懐かしい。自分も子供の頃に書いたけど、そのテーマがあったか!・見える範囲で読んでみましたが、文才にあふれていますね。・センシティブなゾーンを容赦なく攻める娘さん。すばらしい。なお、松崎さんが作文を確認したところ、このような内容が書かれていたそうです。宗教法人にも課税をしないと不公平だという意見を受け止めつつ、実は課税をしても税収としてのメリットが薄く、むしろデメリットが強く出る懸念があることを述べるお坊さんの娘w— 松崎智海(非売品僧侶)@『「鬼滅の刃」で学ぶ はじめての仏教』発売中 (@matsuzakichikai) August 25, 2021 深く調べて作文を書いた娘さん。宿題を通して、松崎さんの仕事や、税への理解につながったことでしょう。夏休みの宿題に真剣に取り組むと、得るものが多いですね![文・構成/grape編集部]
2021年08月31日・確かに非常事態だ!・間違いなくいいお店!行ってみたいわあ。・これは仕方ないですね。お茶を吹き出しそうになりました!Twitterでそんな声が相次ぎ、24万人以上が『いいね』を寄せた投稿をご紹介します。にしきへび子(@henu_shinagawa)さんは、休業中の弁当店で1枚の貼り紙を発見。そこには、突然店を休むことになった理由が書かれていました。にしきへび子さんが思わずクスッとしてしまったという、内容がこちらです!ナ、ナント…!!息子の夏休みの宿題が全く終わっていません!!非常事態のため、8月27日(金)夜営業をお休みさせていただきます。8月30日(月)より通常営業いたします。これは非常事態だ‼️ pic.twitter.com/xY8IiXNKQD — にしきへび子 (@henu_shinagawa) August 27, 2021 貼り紙には、「息子の夏休みが全く終わっていないため、お休みします」という休業理由が!確かに夏休み終了目前で、宿題が全く終わっていないのは、非常事態。これは家族一丸となって息子さんを応援するほかないですね…!この店は、東京都品川区にある弁当店『ランチハウス 北品川弁当』。かわいらしい貼り紙に、店へ行ってみたくなった人も多くいたようです。また来年もこの貼り紙を見たい気もしますが…息子さん、宿題は計画的にやりましょうね![文・構成/grape編集部]
2021年08月30日たくさんの宿題が出される、小学生の夏休み。夏休みが終わる直前になって「まだ宿題が終わっていない…!」という子供たちもいるかもしれません。カップヌードル「夏休みの工作の宿題にどうぞ」日清食品が販売している、人気商品『カップヌードル』。最近では、フタ裏のデザインが猫になったことが話題になりました。2021年8月26日、公式Twitterが猫のフタを活かしたあるアイディアを公開。すると、「これはいい」「やってみる!」と反響が上がりました。「夏休みの工作の宿題にどうぞ」というコメントとともに投稿された、アイディアがこちらです!フタの裏のネコで遊んでみました。夏休みの工作の宿題にどうぞ。 #夏休みの宿題 #まだ間に合う #てくてくカップヌードル pic.twitter.com/5PBYA6cryx — カップヌードル (@cupnoodle_jp) August 26, 2021 猫の顔がついたカップから手を離すと、なぜか勝手に動き出しました…!材料は、空のカップヌードル・輪ゴム・乾電池。作り方は以下の通りです。作り方もご紹介。①フチに2か所切り込みを入れる②乾電池に輪ゴムをつけてテープでとめる③切り込みに輪ゴムを掛けてテープでとめる④フタ裏の猫を半分に折ってテープでとめる最後は乾電池をねじってテーブルに置けばてくてくします。夏休みの自由研究まだな方、ぜひ。 #てくてくカップヌードル pic.twitter.com/1qHIajlejL — カップヌードル (@cupnoodle_jp) August 26, 2021 1、カップのフチに2か所、切り込みを入れる。2、乾電池に輪ゴムをつけてテープでとめる。3、カップの切り込みに輪ゴムを掛けてテープでとめる。4、フタ裏の猫を半分に折り、テープでカップの底につける。これなら、家にあるもので簡単に工作ができますね!カップヌードルの投稿には「てくてく歩くのがかわいい」「子供と一緒に作ってみます!」「これは助かる…!」などの声が寄せられています。また、ネット上では「子供の頃、作ったことがある。懐かしい」という声も。作る時は、どんな原理で動いているのか考えながらやると、より一層楽しめるかもしれませんよ![文・構成/grape編集部]
2021年08月27日ただでさえおいしい焼肉。さらに、人のお金で食べると、格別な味わいがします…!しかし、自ら「おごってほしい」というのは、卑しい人間だと思われてしまうリスクも。どうにか下心を隠して、平和的におごってもらう方法はないものでしょうか。そんな欲望を叶えてくれる神のようなアイテムが、全国農業協同組合連合会(以下、JA全農)から登場しました。特に、夏休み終了間際になっても自由研究を終わらせていない子供たちにこそ、おすすめです。和牛を食べるだけで完成する自由研究をJA全農が公開2021年8月26日、JA全農が公開したウェブサイト『和牛食べるだけ自由研究』。その名の通り、和牛の部位や生産地が異なる和牛を食べ比べることで、自由研究ができるというものです。研究のすすめかたは、とても簡単。まずは、ウェブサイトから、自由研究用のフォーマットであるPDFをダウンロードします。その後、食べた和牛の部位に丸を付けたり、産地の都道府県に色を塗ったりしていくことで、自由研究が完成するというもの。自由研究という大義名分があるため、きっと親も快く、焼肉を食べさせてくれるのではないでしょうか。なんなら、普段はなかなか行かないような高級焼肉店や、高額な和牛を用意してくれる可能性だって、ゼロではありません!さらに、ウェブサイトでは、自由研究用の和牛を買ってもらうための、『大人へのおねだり集』も一覧で掲載されています。「宿題をやらなかったんじゃない。8月29日を待ってたんだ!」など、子供たちがいうからこそ許される、くすっと笑える台詞にも注目です。実はしっかりとした意味のあるJA全農の自由研究ユーモアにあふれた『和牛食べるだけ自由研究』ですが、JA全農が今回のサイトを開設した背景には、切実な理由もありました。JA全農はサイト開設の理由を、こう語ります。現在も続く新型コロナウイルス感染症の流行拡大の影響で、日本の食文化の象徴でもある和牛の生産者や関係者の多くが苦境に立たされています。自由研究を通じて子供たちに和牛の美味しさや魅力について知ってもらい、また、和牛の消費を盛り上げたいという想いから、8月29日の焼肉の日と夏休み最後の日曜日を掛け合わせて、今回のウェブサイトを開設しました。食べて学び、かつ和牛の生産者や関係者を救うことにもつながる『和牛食べるだけ自由研究』。子供の自由研究用ではあるものの、大人も焼肉をおごってもらう大義名分として使ってみてはどうでしょうか。下心を笑いで隠せば、すんなりおごってもらえる…かもしれませんよ![文・構成/grape編集部]
2021年08月26日夏休みの宿題で一番困る・後回しになるのが「自由研究」ではないでしょうか。ただ問題を解くだけのドリルと違い、テーマから考えなくてはいけないため、苦手とする子どもも多そうです。そんな自由研究のテーマ探しのヒントが得られる、すてきな企画を取材してきました。「キットカット」のパッケージに印刷された“未来クエスチョン”「キットカット」より7月から販売されている「キットカット ミニ サマーアイスクリーム味」の個包装には、夏休みの自由研究のテーマ探しのヒントになる“未来クエスチョン”がデザインされています。「宇宙・食・地球環境・人体・くらし・テクノロジー」の 6つのカテゴリーで未来への想像を膨らませる、計30種類の“未来クエスチョン”。たとえば「宇宙」がテーマのクエスチョンには「宇宙で使う時計ってどんなの?」という、正解がありそうでなさそうな問いが描かれています。これらのクエスチョンは、「日本科学未来館」が監修。自由研究のテーマを見つける心強い味方になりそうです。ネスレ日本と日本科学未来館のスタッフも“未来クエスチョン”をディスカッション実際に「キットカット」の個包装にデザインされた“未来クエスチョン”について、ネスレ日本と日本科学未来館の方々はどのようなディスカッションをされたのか聞いてみました。・子どもたちが分かりやすい内容かどうか・少し先の未来を想像し、自由に発想できるような内容になっているかどうか・面白い、考えてみたい、描いてみたいと興味を持ってもらえる内容かどうか・家族や友達とコミュニケーションが弾むきっかけになりそうかどうかなどの観点を中心に話し合いを進め、最終的に30種類の質問を選定したそうです。たとえば「宇宙で使う時計ってどんなの?」という質問については、国際宇宙ステーションで使う時計なのか、火星滞在中に使う時計なのか、はたまた太陽系の果てに行く探査機に搭載する時計なのかで、形状のみならず1日の長さの定義が変わってくるかもしれないといった意見が出たそう。星によって1日の長さが違うことだけでも、自由研究のヒントになります。ネスレ日本と日本科学未来館では、「子どもたちから、かっこよくて機能的な時計のアイデアが出てきたら面白いね」と話題になったそうです。日本科学未来館の描く未来とは「未来」にフォーカスしたクエスチョンが「キットカット」の個包装にデザインされていますが、日本科学未来館の描く「理想の未来」はどのような世界なのでしょうか。質問してみると、「あらゆる人たちが立場や場所をこえてつながり、よりよい未来をつくるためにはどうしたらいいか、想像し、考え、行動していける社会」という答えが返ってきました。具体的な解決策がすぐには思いつかなくても、いろいろな人たちが一緒に考えて行動していけば、その先に素晴らしい未来がつながっていきそうです。お子さんが考える「理想の未来」はどんな社会なのか、「キットカット」を食べながら親子で話し合っても良いですね。「キットカット ミニ サマーアイスクリーム味」の特設サイトでは、“未来クエスチョン”に対するアイデアを投稿するコンテスト「?から未来をつくろ」を8月31日(火)23:59まで開催中です。サイト上で他の参加者のアイデアを閲覧することもできるため、自分の考えも広がりそう。コンテストを通し、お子さんと未来を想像してみませんか。【参考】※アイデアコンテスト WEB サイト内
2021年08月18日こんにちは。7歳の双子と4歳の末っ子の三姉妹育児をしている田仲ぱんだです。■「宿題をやらなくちゃいけない!」と思っているわが娘たちだが…!?みなさん、夏休み、どうお過ごしですか?今年も気軽に行楽に行くことができない中、わが家も毎日、三姉妹と悪戦苦闘しながらも、それなりに手を抜きつつ、ささやかな楽しみを毎日見つけながら過ごしています。そんな中で、大変ながらも、絶対に手を抜くことはできないのが、夏休みの宿題。わが娘たち、繊細な性格なので、「宿題はやらなくちゃいけない!」と思ってはいるものの、末っ子が楽しそうに遊んでいるとついつい、気になってしまって、全力で遊びに参加してきます。 ■末っ子の気を引いても、乱入してくる娘たちおいおい君たちが宿題をするために、末っ子の気を引いているというのに~~!賃貸住まいなので、娘たちの勉強部屋がないというのも大きな要因かと思いますが、毎日の宿題の時間が、なだめたり、気分を盛り上げたり、やる気を起こさせたり…と家事をやっている場合ではなくなってしまうのが、なかなか大変なところではあります。
2021年08月16日FMラジオ局J-WAVE(81.3FM)の新番組『PIA SONAR MUSIC FRIDAY』(毎週金曜22:30〜23:00)。この番組は、月曜〜木曜22:00〜24:00にオンエア中の『SONAR MUSIC』と連動したミュージックプログラム。“今、聴くべき音楽”にフォーカスして、最新の楽曲や注目のライブイベントなど、番組独自の視点で最新の音楽情報を紹介。今回登場するのは、7月7日にグルーヴィで夏にぴったりのシングル「ベイベ」をリリースした、どんぐりずのふたり。群馬県桐生市を拠点にし、幼馴染ふたりで作るサウンドはとにかく多彩で遊び心に富んでいて、ポップスからソウル、エレクトロ、ときにはメタルからボサノバまで縦横無尽にジャンルを駆け巡る。それぞれの肝は押さえつつ、遊び道具として自由な発想で新しい遊びや音楽を発明している感覚が面白い。その自由なマインドやユーモアが心地よいラップにも活きて、クセになるキャッチーさがあるふたりだ。今回はそんなふたりを育んだもの、そして今年から制作がスタートした“4EP”シリーズ、新作「ベイベ」についての背景を聞いた。──ふたりは幼馴染で中学くらいから一緒に活動をしているそうですが、スタートはどんな感じだったんですか。チョモ:実家がめちゃめちゃ近くて、遊んでいたらこんな感じになりました。チャンバラごっことかそういう流れで、弾き語りごっこになったので。──学生時代は、バンド編成になったりもしているんですよね。チョモ:そうですね。ふたりで弾き語りをやっていたんですけど、高校生になるとバンドをやりたくなる現象があるじゃないですか。その現象に則りまして──。森:(笑)。チョモ:友だちのバンドマンをふたり追加して、バンドをやってました。──バンドはどうでしたか。森:うーん、ダルい?集まるのがダルくて。チョモ:みんなで演奏するのは、楽しいは楽しいんですけど。ただ、向いてなかったですね、バンドは。──小さい頃からのグルーヴ感で、ふたりの世界ができあがっていたんでしょうね。まさにどんぐりずの音楽を聴いていて思うのは、クラスの友だち同士でわちゃわちゃしているのがそのまま音になったみたいな、遊びの延長にあるのを感じます。音楽的なところではどういうものが影響していると思いますか。チョモ:俺は、楽器を演奏するのが好きで。極めたりとか上手っていう感じではないんですけど、いろんな楽器から音を出してみたいというタイプなんです。森:俺はヒップホップですね。ラップが好きだから、ケンドリック・ラマーとか結構影響は受けています。──いろんなタイプのサウンドがありますが、トラック制作はどのようにやっていくんですか。チョモ:トラック作りは、方向を定めるのは一緒にやって。俺がパソコンを持っているので細かい部分は俺が作るんですけど、どんな曲にするかとか、ある程度形ができた後にさらにどうするかは一緒に考えている感じですね。──そのアイデア出しではどんなフレーズが飛び交っているんですか。チョモ:“夏っぽいのがいいね”とか。森:“昼に聴きたい曲”とか“ドライブで聴きたい曲”とか、そういうテーマではじめて。チョモ:あとは、“もっとタテ(ノリ)でいこう”とか。森:そういうニュアンスが多いです。──2018年にリリースした2ndアルバム『愛』では、アルバム1枚のなかでいろんなことやっていましたね。ジャンルも、メタルもあればボサノバもあって、祭りの音楽もあってという、この自由度の高さは一体何なんだというのが面白かったです。チョモ:あのアルバムはコンセプト系なので、さっきの話でいうと『愛』を作ってるときのふたりでのコンセプト決めのときは、“ボサノバを作ろう”とか“メタルを作ろう”という具体的な感じで会議をしていたんです。最近はニュアンスの話しかしないみたいな感じですね。──ボーダレスにいろんなところにいける音楽的なフットワークであるとか、自由でいいんだっていうものを作り上げてきた根っこの部分は、自分たちではなんだと思いますか。森:難しい……。チョモ:これが面接だったら落ちるかも(笑)。……型を追求している人たちもいるじゃないですか。ロックやジャズの世界の奥深さを、多分俺は全然知らないんですよね。ある、ということはわかっているけど、自分はそこに全然到達していなくて。ふたりとも多分、飽き性というか。次のテーマに移るスピードが早いんです。だからインプットにしても、それぞれのフォーマットを自分が噛み砕いた部分だけを吸収しちゃっているから。森:うん、いま完全に答えたね。チョモ:この面接受かりました(笑)。森:たしかに、飽き性なところはありますね。ふたりで曲の会議をして、一週間くらい経ったらその会議をしてまとまったやつがお互いバラッバラのところにいってることがあるんです。こいつ(チョモ)は、ゆったりめでいこうって言って、そういう音楽をインプットしてゆったりめのマインドになったときに、俺がめっちゃパンクロックみたいの聴いちゃって。こいつの家に頭振りながら行って、「タテ(ノリの)作ろうぜ!」っていう(笑)。でも、こいつは完全にチルモードに入ってて全然合ってない、っていうのがたまにある。チョモ:それで制作が前に進まないっていうこともありますね。──そういうときは一回、その曲は置いておくんですか。森:全部チャラにして、とりあえず遊んでから決めるみたいな。──そのとりあえず遊んで、のところ大事ですかね。森:超大事です。──バンドのメンバーがついていけなくなったように、ふたり独特の感じがそこにあるのかもしれない(笑)。チョモ:でもあのときは、そういうことでもなかったんですよね。当時はお笑いに熱中してたので、音楽の世界でメンバーを置いていったというよりは、ふたりでふざけすぎて置いてっちゃったんですよ。森:なに言ってるの、こいつらっていう感じだったよね。──ということは、どんぐりずにお笑いの路線もあったという感じですか。森:最近どぶろっく見たときに、こうなってたんじゃねえかって思いました(笑)。──そこから音楽に、となったのは何が大きかったんですか。チョモ:このままだったらどぶろっくになるなって。森:はははは(笑)。お笑いより音楽の方がやっぱり好きだなってなって。チョモ:音楽の方が面白いなってなりました。自分たちで決めたルールを守るのは大事ですけど、それを曲作りのなかでやろうとすると、“作業”の曲作りになっちゃう。それは、良くないなと──今年に入って、ジャンルの異なる4作のEPをリリースするというプロジェクト“4EP”がスタートしました。2月に「Dance」をテーマにした第1弾『4EP1』がリリースされましたが、どういう経緯で4作で出そうとなったんですか。チョモ:もともとアルバムを作ろうという話があったんだけど、なんのアルバム作ればいいんだろう?ってなっていて。EPだったら、ある程度方向性を絞って、狙いをつけて4パターンに分けられるんじゃないかって。そしたら、以前の『愛』というアルバムのようないろんなジャンルがあるものができるんじゃないかと思って。4つの雰囲気に分けたEPを作ろうとなっていたんです。で、この間2枚目『4EP2』(8月18日リリース)ができたんだけど、もう当初のコンセプトとは違って。森:遊びすぎた。チョモ:最初はざっくりした音楽ジャンルで考えていたんです。森:最初に決めたテーマがアフロビート系、レゲトン系で。チョモ:そういう夏っぽい雰囲気で、熱くやろうかなと思っていたんです。1枚目『4EP1』がダンスミュージック系だったので、電子音楽とは逆のものという感覚で作っていこうと思っていたんですけど。あまりうまくいかなくって。それで遊びまくってできたのが、今度の2枚目です。森:その遊びまくったのが逆によかったみたいな。完全にノリで作った感じが、意外とまとまったなと思って。チョモ:結果4枚がどうまとまるかまったく想像できないんだけどね(笑)。でもあまり最初に決めて作るのは、意味ねえなと思って。とりあえずノリで曲作って、あとで選別なりをした方がいいかもって、2枚目で気づきました。森:遊んだおかげだよね(笑)。──最初にゴールがあるのがあまり面白くない感じですかね。チョモ:縛られると、ダメなんだなっていうのがすげえわかった。森:楽しくなくなっちゃう。チョモ:自分たちで決めたルールを守るのは大事ですけど、それを曲作りのなかでやろうとすると、“作業”の曲作りになっちゃうから。それは、あまり良くないっていうのは、ありました。「その“遊びてえ”って、ちょっと連続で言ってみて?」って言って。──7月7日には配信シングル「ベイベ」がリリースとなりました。こちらはこれまでとまたテイストがちがう、80年代のソウル、ファンクっぽい匂いがするトラックですね。チョモ:そうですね。これは森からのアイデアで。森:俺がめっちゃファンキー気分になっちゃって。チョモ:俺がこういう、P-FUNKみたいなのを全然聴いてなかったから。あの、スネアのクラップがわざとらしいくらいに効いてるような感じの。森:パ〜ン!っていう感じのね。チョモ:あれどうやんの?ってずっと思ってたから。めちゃめちゃ聴き込んで、自分なりになんとなくわかった、この感じねっていうのがこの曲で。──森さんはソウルミュージック、ファンクはいろいろ掘っているんですか。森:掘っているというほどではないんですけど、アンダーソン・パークとかがめっちゃ好きで、そこから例えばアンダーソンパークが聴いているプレイリストとかを聴いてめっちゃいいバイブスだな、かっけえと思って。それで1カ月くらいめっちゃ聴いちゃって。それで完全に押し付けたよね、「これ聴け」って3枚くらいアルバムを言って。で、そのバイブスにさせるっていう。チョモ:これに関しては、完全に俺がトラックメイカーだったからね。森:ナイスサウンドだったよ。──森さんからの宿題をこなしましたね(笑)。チョモ:マジで宿題だった。森がめっちゃ影響を受けたバディっていうラッパーがスヌープ・ドッグをフィーチャリングした、「The Blue ft. Snoop Dogg」という曲があって。そこからスヌープ・ドッグの方にいったんですよ。スヌープ・ドッグがやってるP-FUNKというか、ギャングスタラッパーがやってるからG-FUNKっていうか。森:『BUSH』(2015年)ってアルバムがめっちゃ好きなんです。チョモ:その感じが森の言う方向性だったから、それを聴いたんですけど。イントロがほぼ全部同じみたいな感じで──。森:5曲連続くらいで。チョモ:かなり面白いアルバムでした。──この「ベイベ」では、森さんはこの音をフィーチャーしてほしいっていうのはあったんですか。森:俺はスネアと、ドライブしてる感というか、気持ちいい!っていう感じ。ってニュアンスしか伝えてないけど(笑)。チョモ:それを音にしなきゃいけない(笑)。──そこから歌詞はどうつけていったんですか。森:俺は大体フロウから作るんですけど、最初にドドドゥン、ドドドゥン、ドドドゥンっていう感じで入れたら乗るんじゃないって言って作ったんですけど、最初はトラック自体が今の音になってないから、なんか臭っさみたいになったんだよね。それでいろいろ音を足したり抜いたりしていったら、めっちゃいい感じになって。トラックがいい感じになったら、歌詞を考えていってという流れで。それでなんとなく、“遊びてえ”ってなって。チョモ:「その“遊びてえ”って、ちょっと連続で言ってみて?」って言って。森:それがめっちゃハマって、最高でしたね。遊びてえ、遊びてえ……遊びてえな、パーン!ってクラップを入れて。それも完全にノリでしたね。チョモ:遊んでたね。森:で、80’sっぽいラップも入れちゃおうみたいになって、そのまま流れでできちゃいましたね。──これまでの曲もそうですけど、トラックがめちゃくちゃかっこいいしクールなんだけど、のってる歌がユルい感じだったりユーモアがありますね、そこのギャップは大事にしてるんですか。チョモ:してない……というか。森:考えてないですね。たまたまそう感じてもらえるからっていうもので。ただ、俺のなかでは基準はあるんだと思う、フロウにしても。その基準というのも、いちばんしっくりきたり、自分のなかでしっくりきたら、OKサインで。その感じが、そう感じ取ってもらえているのかなって思ってます。──これを言ってやろうみたいなことから生まれるものっていうのは?森:リリックで何か言ってやろうというのはないですね。出てきたものを、いちばん気持ちいい感じの言葉を詰め込んでやってるという感じなので。だから歌詞で例えば、「こういうところに感動しました」って言われても、俺全然覚えてないんですよね、それを出したときを。チョモ:(笑)。森:これ気持ちいいっていうのをチョモんちでレコーディングして、音と交わったときに、イエーイっていう。チョモ:曲でやってやろうみたいな感覚は、ちょっと俺のなかではありますけどね。ここでこういったらヤバいなみたいな。例えば、キック、スネアを抜くだけで、次のサビがアガるとかってあるじゃないですか。それで、やってやったぜという気持ちになることはありますけどね。森:流れがいい、曲の流れと音、響きがしっくりくるかこないか。それしか考えてないから。リリックは気持ちよければなんでもいいというスタイルですね、ずっと。──なるほど。「ベイベ」もまた、そんなふうに気持ちよく聴いてもらえればと。チョモ:「ベイベ」は、曲としてはかなりポップだと思うんですよね。やってやろうとかしめしめみたいなのも少なからずあるんですけど、例えばヒップホップ好きとかジャズ好きとか、そういうニッチな層に向けてちょっとかましを入れるみたいなことはあまりしてないというか。みんなに聴いてもらえる感じにしてるんです。超どストレートみたいな。森:どストレートだけど結構ニッチな層にも響いてると思う。でも、ノリで聴いてほしいですね。Text:吉羽さおりPhoto:吉田圭子■リリース情報どんぐりず 配信シングル「ベイベ」配信中配信リンク: どんぐりず EP『4EP2』2021年8月18日(水) 配信リリース■ライブ情報・8月23日(月) WONK×どんぐりず会場:TSUTAYA O-EAST・8月28日(土) ONE MUSIC CAMP 2021会場:三田アスレチック 野外ステージ・9月5日(日) GIGANTIC TOWN MEETING 2021会場:大阪城音楽堂・10月2日(土)・3日(日) FFKT会場:信州やぶはら高原 こだまの森※ 詳細は公式サイトにてご確認ください■プロフィール群馬県桐生市を拠点に音楽活動を行う森とチョモによる2人組ユニット。幼なじみ同士で中学より音楽活動をスタート。2020年春、ビクターエンタテインメントCONNECTUNE(コネクチューン)に所属、同年8月に発表した「マインド魂」がApple Musicの「2020年ベストソング100」に選出。翌年にはApple Musicが国内の将来有望な新人アーティストを紹介するプロジェクト『Up Next Japan』の第一弾アーティストに選出される。音源、映像、アートワークに至るまでセルフプロデュースを一貫、ウィットにあふれるグルーヴかつディープなサウンドで、中毒者を続出させている。2021~22年にかけては、“4EP”シリーズとしてジャンルの異なる4作のEP発表に向け鋭意制作中。2021年2月3日、“4EP”シリーズ第一弾として、「Dance」をテーマにした『4EP1』のリリースを行い、8月18日には「ベイベ」も収録される“4EP”シリーズ第2弾『4EP2』をリリースする。■関連リンクオフィシャルサイト: : : : 番組概要放送局:J-WAVE(81.3FM)番組名:PIA SONAR MUSIC FRIDAYナビゲーター:櫻井海音放送日時:毎週金曜 22:30~23:00番組HP: 番組twitter: ハッシュタグ:#sonar813番組LINEアカウント:
2021年08月13日お役立ち情報がたくさん!オンラインサマーフェスタのアーカイブ配信は8/15(日)まで!「オンラインサマーフェスタ2021」では、発達が気になるお子さまの成長を応援する企業のみなさまに協賛をいただき、セミナーやワークショップをお届けいたしました。合計4,000名を超える方にご登録をいただき、育児や療育についての情報提供、普段の暮らしをより豊かにする商品・サービスのご紹介を行いました。当日は、参加者のみなさまにもチャットにご質問をご投稿いただくなど、非常に盛り上がりました。「当日予定があり、見ることができない」「見逃してしまったセミナーを見たい」との声をいただきましたので、アーカイブ配信は8月15日まで実施しております。アーカイブ配信視聴ページでは、お得なクーポンやプレゼント企画など、サマーフェスタだけの限定特典もご案内しておりますのでお見逃しなく!ご興味がある方はぜひ下記のボタンから視聴登録を行い、アーカイブ配信をお楽しみください。Upload By 発達ナビ編集部アーカイブ配信中のセミナーを一挙ご紹介!1つでもご興味があるものがございましたら、ぜひお申し込みください。Upload By 発達ナビ編集部星みつる式家庭療育DVDは、視覚優位の特性を研究し、「見て覚える」をコンセプトに、お子さんに取り組みやすく、ご家族の負担が少なくなるよう開発された教材です。本セミナーでは、約7,000人の臨床経験をもつ、星みつる式の顧問の発達障害専門カウンセラー水沢ありさが、このようなお悩みを取り上げながら、お子さまの行動の背景・意味を解説。独り遊びが目立つ、他害がある、HSPの傾向がある、目を合わせない…どうして?どうしたらいい?そのようなお悩みにお答えしながら、家庭でのSST・言語訓練の取り組み方、療育教材の効果的な使い方、星みつる式でお子さまにどのような成果が表れたのかをご紹介していきます。自身が発達障害・HSP・学習障害の当事者でもある、水沢ありさの目線からのさまざまな体験談や子どもたちの行動の解説は、『子どものことがよくわかった』と親御さんから大評判です。みなさまの家庭療育にきっと役立つお話があると思いますので、ぜひアーカイブ動画にてご覧ください。Upload By 発達ナビ編集部Upload By 発達ナビ編集部「すらら」は家庭学習サービスとして2017年頃から本格的に活動を始め、延べ8,000人以上の発達障害のある児童が受講、2021年現在、受講者の6割以上が発達障害のあるお子さまや不登校のお子さまです。3月に開催された「オンラインまなびフェスタ2021」では、学習サポーター「すららコーチ」の先生をお招きして、ご家庭での向き合い方についてお話しました。内容については好評を博したものの、事後アンケートでは「すらら」そのものの説明をもっと聞きたいというお声を頂戴いたしました。今回はその声にお応えすべく「すらら」が他の教材と何が違い、なぜ発達障害のあるお子さまの利用者が多いのか、上手くいった事例、上手くいかなかった事例も交え、お話いたします。「すらら」の内容を深く知りたい方はぜひアーカイブ動画をご覧ください!Upload By 発達ナビ編集部Upload By 発達ナビ編集部本セミナーは「子どもに合った学習支援策を見つけられていない方」におすすめです。家庭学習教材「すらら」では発達障害のあるお子さまの特性を正確に把握するため、認知検査「KABC-Ⅱ」も手掛けています。WISC-Ⅳは認知能力を検査しますが、「KABC-Ⅱ」は、学力も検査します。また、学習課題ランキングの常連「読み・書き」において注目したい「眼球運動」。前半はKABC-Ⅱの説明を、後半は検眼士の北出勝也先生をお招きし、視覚機能検査やビジョントレーニングの世界観をご紹介しました。北出先生に向けたご質問もアーカイブ動画では配信されています。夏休みを利用して、お子さまの得意/不得意を見つけてみませんか?Upload By 発達ナビ編集部Upload By 発達ナビ編集部アネビーは、「発達障害」を「感覚の障害」ととらえ、遊具の力で発達支援に取り組む遊具メーカーです。人間には、よく知られた「五感」の他にも20種類以上の感覚があります。アネビーは、その中でも将来の学習や社会性の基盤になる大切な5つの感覚を「新五感」と呼んでいます。「危険なところに登る」「遊具を上手に使えない」「こだわりが強い」などの「あるある」行動は、お子さまの感覚の発達が関係しているのかも…?本セミナーでは、新五感に働きかける身近な遊具の力やおすすめの遊び方を紹介しました。当日の質疑応答の様子も含めてアーカイブに配信されておりますので、ぜひご覧ください!Upload By 発達ナビ編集部Upload By 発達ナビ編集部コンセプトは『つくって、あそんで、ひらめいて。』「toio™(トイオ)」は、身近なブロックや工作などさまざまなものを取り付けて自由にあそんだり、ご⾃宅で楽しめるプログラミング教材としてもご利用いただけます。まずは見よう見まねからはじめ、次第に自分で手を動かして夢中になるうちに、創意工夫が自然に生まれる。そんな体験が詰まっています。本セミナーでは製品紹介に加え、発達が気になるお子さまや発達障害のある児童向けに実際に「toio」をご活用頂いている「くらしのまなび舎 Olea」や「放課後等デイサービス ウィズ・ユー」の方にもご登場いただき、「toio」ご利用のきっかけやその効果などを、実例をもとにご紹介しました。【こんな方におすすめです】✔お子さまがブロックやゲームで遊ぶのが大好きな方✔お子さまがプログラミングに親しむきっかけをお探しの方✔お子さまの創造力を育みたい方当日は使い方などについての質疑応答の様子もアーカイブ配信されていますので、ぜひご覧ください。Upload By 発達ナビ編集部Upload By 発達ナビ編集部家庭学習教材「月刊ポピー」は創刊以来50年近く、全国のご家庭の家庭教育・家庭学習をサポートしてきました。ポピーにて、会員さまの家庭教育・家庭学習に関するお悩みにお答えされている、元小学校の校長先生がセミナーに登壇。例えば以下のようなご質問にお応えします。夏休みの宿題(自由研究・読書感想文・ドリル編):自由研究や読書感想文ってなかなかはかどらないですよね。子どもに「やりなさい」といっても、「どうしたらいいかわからない」となかなかやりません。 また、ドリルもなかなか取り組む気配がありません。親が手伝ってもいいのですか?夏休みの生活編:子どもが夜遅くまで起きていて朝はなかなかおきません。親としてイライラします。どうしたらいいですか?夏休みの学習編:ドリルの宿題がたまってしまいます 。宿題だけでなく、普段の家庭学習も、なかなか習慣化できません。2学期に苦手を持ち越さないために1学期の復習もさせたいです。どうしたら効率的に取り組めますか?当日は、その場で質疑応答も実施。ご興味ある方は、ぜひアーカイブ配信をご覧ください。Upload By 発達ナビ編集部Upload By 発達ナビ編集部ぜんち共済は、知的障害・発達障害・ダウン症・てんかんなど障害のある方向けの保険を取り扱う専門保険会社で、前身の全国知的障害者共済会から20年の歴史があります。ぜんちのあんしん保険は、障害のある方特有のパニック事故、トラブルに巻き込まれたときの弁護士費用、ご病気での入院、おケガでの入通院等を保障する総合保険で、5万人以上の方にご契約いただいております。今回は、「誰に聞けばいいのか?」「何から始めればいいんだろうか?」と悩みがちな「性教育」について、みなさまから事前にお寄せ頂いた具体的な「性に関するお悩み」を元にして、斎藤先生より、さまざまな角度から必要な情報提供をしたいと考えております。正解を求めるのではなく、まずは情報を共有して、みなさん個人個人があるべき姿を見つけられるように、より添っていきたいと思います。【講師】斎藤利之(一般社団法人全日本知的障がい者スポーツ協会 会長/公益社団法人日本発達障害連盟 理事 保護司)Upload By 発達ナビ編集部Upload By 発達ナビ編集部机に向かうのが苦手なお子様や、教科書やトレーニングブックが苦手なお子様でも、Nintendo Switchなら楽しく「読み」のトレーニングができる!『読むトレGO!』は、ディスレクシア、読み書き障害、学習障害などの「読むこと」に困難を抱える子どもたちに向け、発達障害分野でご活躍の、医学博士の平岩幹男先生の監修のもとで開発したNintendo Switch用のトレーニングゲームです。当セミナーでは、『読むトレGO!』のご説明とともに、実際にご利用されたお子様の事例をご紹介いたします。「うちの子でも使えるの?」と心配されている方のご参考になると思います。また、監修の平岩幹男先生にもご登壇いただき、当日みなさまからのご質問にお答えいたしました。「読むこと」へのお困りについての質疑応答の内容も含まれておりますので、ご興味ある方はぜひアーカイブ配信をご覧ください。Upload By 発達ナビ編集部専門家セミナーも配信中!井上先生・三木先生・田中先生のお話をぜひご覧ください!Upload By 発達ナビ編集部鳥取大学大学院教授で臨床心理士の井上先生と、児童精神科医の三木先生によるトークライブが配信されました!夏休みの宿題やゲームとの付き合い方、新学期明けの登校渋りなど、夏休み前に知っておきたいトピックを中心に、「発達が気になる子の子育て」にまつわるお悩みや不安などをQ&A形式で井上先生と三木先生にお話しいただきました。臨床心理士の井上先生、児童精神科医の三木先生、保護者のみなさまそれぞれの視点でさまざまな子育てのお悩みについて一緒に考えた1時間。ぜひご覧ください!井上雅彦先生鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 / 公認心理師 / 臨床心理士/専門行動療法士 / 自閉症支援士エキスパート / LITALICO研究所 客員研究員応用行動分析学をベースにエビデンスに基づく臨床心理学を目指し活動。対象は主に自閉症や発達障害のある人たちとその家族で、支援のためのさまざまなプログラムを開発している。三木崇弘先生フリーランス児童精神科医/スクールカウンセラー兵庫県姫路市出身。愛媛大学医学部卒・東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科博士課程修了。早稲田大学大学院経営管理研究科修士課程在学中。 愛媛県内の病院で小児科後期研修を終え、国立成育医療研究センターこころの診療部で児童精神科医として6年間勤務。子どもの暮らしを医療以外の側面からも見つめる重要性を実感し、病院を退職。 2019年4月よりフリーランス。“問題のある子”に関わる各機関(クリニック、公立小中学校スクールカウンセラー、児童相談所、児童養護施設、保健所など)での現場体験を重視し、医療・教育・福祉・行政の各分野で臨床活動をしている。Upload By 発達ナビ編集部もう一つの特別講演は精神科医 田中康雄先生に、夏休み前に知っておきたい内容をセミナー形式でお話しいただきました!夏休みは、1学期の学校生活での疲れが出たり、生活リズムが乱れやすくなったり、家の中のきょうだいトラブルも多くなったりと、お子さまの困りごとも増えがちな時期。保護者側も、家事や育児、宿題のサポートが増え、疲れがピークに…。そうしたスパイラルにおちいりがちな夏休みのおうち時間の過ごし方のポイントや、ご家族のレスパイトのためにも活用したい社会資源についてなど、コロナ禍の現状も踏まえて、精神科医の田中康雄先生からお話しいただきます。当日は視聴者のみなさまからの質疑応答も実施いたしました。ぜひご覧ください!田中康雄先生北海道大学名誉教授/医療法人社団倭会 こころとそだちのクリニック むすびめ 院長発達障害の特性を持つ子どもとその家族、関係者と、つながり合い、支え合い、認め合うことを大切にした治療・支援で多くの人から支持されている。アーカイブ視聴は8/15(日)まで!ここまで、多岐にわたるセミナーをご紹介させていただきました。これらのセミナー動画のアーカイブ視聴の期限は8/15(日)までとなっております。一度登録いただくと、全ての動画が無料でご覧いただけますので、ご興味ある方はぜひご覧ください。まだまだ折り返し地点の夏休み。オンラインサマーフェスタを通して、多くのご家族にとって、夏休みの過ごし方のヒントになるような情報をお伝えできましたらとても嬉しいです。それでは、充実した夏休みをお過ごしください。
2021年08月13日学校が長期休みになる、夏休みは大量の宿題が出されることが多いですよね。宿題の丸付けを親が行うことも多く、大変なのは子供だけではなく両親も同じかもしれません。息子の解答が破天荒すぎる件について小学5年生の息子さんを育てる、母親のyoka(yoka9003)さん。夏休みの宿題を丸付けした時のエピソードを、Instagramへ投稿します。すると「涙が出るほど笑った」「面白すぎる」の声が続出しました。一体どんな内容かというと…!個性的な解答の数々に、yokaさんは「こんな解答ばっかでまったく丸がつけられないんですけど!?」と頭を抱えてしまいます…。『いつも歩けば棒に当たる』『タンチョウは大型の怪鳥です』など、息子さんの個性が爆発…!我が道を行く解答は、丸付けのたびに強めのツッコミが必要ですね。さらに別の日、息子さんは『おいる』の漢字をyokaさんに聞いてきますが…。「辞書を引きなさい」というと?音声検索、大失敗…!息子さんは、楽をしようと辞書を引かずスマートフォンの音声検索機能を使用します。しかし、滑舌が悪くまったく違う言葉がヒット。きっと国語の神様が「辞書で調べるのです」といっているのでしょうね…。投稿は反響を呼び、読者からこのような声が寄せられています。・『怪鳥』がツボに入った!もう笑いが止まりません…!・ママさんのツッコミがキレッキレで最高。・夜中なのに声を出して笑った!丸付けお疲れ様です…。・息子さんが自由すぎて、吹き出してしまいました!息子さんの個性あふれる珍解答。丸付けをする親としては勘弁してほしいですが、多くの人を笑顔にさせたという意味では丸をあげたくなりますね![文・構成/grape編集部]
2021年08月11日5人の子供を育てているyuka(yukaaa.o31)さん。Instagramには、日々の子供たちの様子をコミカルに投稿しています。yukaさんの投稿で人気を博しているのが、子供たちの珍解答。これまでもgrapeでは、yukaさんの軽快なツッコミが入った子供たちの珍解答を紹介してきました。「涙流して爆笑した」「お腹痛い!」小学生の『珍解答』に抱腹絶倒!小2になった娘、珍解答連発で母のツッコミが止まらない!「面白すぎてお腹痛い」「眠気が飛んだ」小1娘が自己紹介カードで珍解答連発「強烈な面白さ」「肩震わせた」もはやセンスの塊!?珍解答が最強すぎた今回は、夏休みの宿題に取り組む10歳長男の珍解答をご紹介します。ローマ字の問題で見せる天才的な読み間違えや、自由な作文での個性的な文章。yukaさんのツッコミも加わって、抱腹絶倒です!大人では思いつかないようなユニークな文章は、丸付けをする先生も笑ってしまうこと間違いないでしょう。先生だけでなく、投稿を見た人たちも笑いを我慢できなかったようです。・暑さを忘れるぐらい大爆笑しました!抜群のセンスの持ち主。・動物園で象印…想像したら笑いが止まらない。・病院の待合室で読んでいたら、笑って鼻を鳴らしてしまった!・電車内で見るのは危険すぎる!夏休みは、小学生にとって遊ぶことが中心かもしれません。しかし、勉強も大切。宿題と遊びを両立させつつ、たくさんの夏の思い出を作ってもらいたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年08月10日小学生の息子さんを育てる、母親のYasuko Yamada(pooh2risuyy624)さん。息子さんの珍解答をInstagramに公開すると、母親をイジり倒す解答の数々が話題となりました。母親をイジり倒す息子、『珍解答』の数々に笑いが止まらない!実は、そんな息子さんのおもしろ解答には続きが。今回は「やっぱり面白い」「センスあるなあ」といった声が寄せられた、珍解答をご紹介します!母親イジりも健在!息子の珍解答『たえず』という言葉を使って文章を作る問題を解いた、息子さん。できあがった文章がこちらです…!ママのお説教がたえず聞こえてくる。そして、たえず角が生えている。母親が見たら思わず「ちょっと待て」とツッコミを入れたくなるような解答に!言葉の使い方は正しいのですが、息子さんには母親が鬼に見えているようです…。続いては、『うかがう』という言葉を使って文章を作る問題です。母親から「これは目上の人に聞くって意味だよ」と教わった息子さんは…!ふだん、どれくらいおやつを食べるか、菅総理大臣にうかがう。質問の癖が強いッ…!まさかの「菅義偉総理大臣におやつを食べる量を聞く」と答えた息子さん。大人では思いつかない発想にクスッとさせられますね!さらに、熟語の問題でも独特な感性を発揮します。写真の左下をよく見ると…!『発毛』…?イラストを元に一般的な答えを出していく息子さんでしたが、よく見ると欄外に『発毛』という熟語が。正しいのですが、数ある熟語の中であえて『発毛』を選ぶあたり、さすがとしかいいようがありません…!これらの投稿には「息子くん最高!」「『発毛』で笑いがこらえきれなかった」「丸つけする先生も絶対笑ってる」などの声が上がっています。珍解答で多くの人を笑顔にすることができるのも、息子さんの1つの才能といえそうですね。[文・構成/grape編集部]
2021年08月09日言葉にできない悩みが盛りだくさん!児童精神科医 三木崇弘先生にお聞きしましたUpload By 丸山さとこ今回は、医療や学校の現場で多くの子どもや保護者の方々と関わっていらっしゃる、児童精神科医・スクールカウンセラーの三木崇弘先生にいろいろとお聞きしました。息子のコウと同じく私自身もASD・ADHDであり、悩みはあるものの「言葉にできない!」と困ることも多く…。アワアワしながらあいまいなことを言う私の話を聞いてくださった三木先生に、「スミマセン上手く言えなくて…私の話、伝わっていますか?」と聞いてみると、「7割くらいは伝わっていると思います」とのお答え。頼もしい…!コウとの生活の中で『問題があること』は突きつけられつつ『解決の見通し』が立たない状況に焦ることも多いです。問題は今現在起きていることに限りません。スクールカウンセリングや個人懇談などの話し合いの場で”今後悪い事態が起こる可能性は高い”ことは提示されつつも、『いざ悪いことが起きたときに』どうすればよいのかは分からないこともしばしばあります。Upload By 丸山さとこ現在の困りごとに対する具体的な対策も知りたいし、それが目標時点までに解決しなかったときにどのような選択肢がありうるのかも知りたい。そんな私の質問に、先生は「能力獲得ができるタイミングにはばらつきがあって、特に僕が関わっているような子たちは生活年齢で求められてもできない・難しいことが結構あります。そうすると、そこは学校ともどう対応するか相談しなくてはいけません」と、具体的に何をどう話していけばよいのか詳しく話してくださいました。学校にサポートをお願いするとき心がけたい大事なこと三木先生:例えば「5年生だからこれくらいできて欲しい」という話になったときに、「でも、それ相応のことが達成できる・理解できる準備ができてない(中身が育っていない)」ということもあります。その場合はトライさせてみたところでおそらくできないし、ただ失敗体験を積むだけで学びにならないことも多いです。なので、そこはまだ大人がサポートしよう…という考え方があってもいいと思います。ただ、そうなったときにサポートのための生活上の手間を大人が引き取るというのを、親だけではなく周りの大人も納得してやっていくことが必要になります。その現在位置ですよね、『今まだできない』『そろそろできそう』などの現在時点の状況についての把握と、『何年後にはどうなっていそうか』という予想について話していく必要があります。Upload By 丸山さとこ三木先生:(例えば、現在の息子の状況のように)「中学校に入るからできるようにならなければ困る」というのは確かに正しくて、それはなぜかと言うと「中学に入るとよりサポートがなくなるだろう」と予想されるからです。「でも今のやり方のままだと中学に入ってからも引き続きサポートがいるよね」となったときに、『じゃあそのサポートを獲得できる見通しがあるのかないのか、なければ親がどこまでやれる余裕がありそうか…』みたいなところを考えていく必要があるかもしれません。でも学校の先生側としたら『それ実際困りますよ』みたいな話になると思うので…。丸山さとこ(以下、――)私の今の現状としては、・中学以降は学校側の負担をお願いするのはやはり難しいだろうと思うので、基本的には先生に声掛けをお願いするというよりは『全教科置き勉させていただく』ような方向でいきたいと考えている。・現在は「忘れ物をしているのかしていないのか曖昧な状態をハッキリさせることでフィードバックがもっと明確になるとありがたい」ことを学校と相談しつつ、連絡帳のチェックや忘れ物の連絡をお願いしている。という状況です。三木先生:今の話はすごく大事です。学校側も納得できないことに取り組むのは大変なので、プロセスを通じて…やってみて「あぁやっぱりそうなんだな」と感じてもらうという段取りを踏んでから、やってほしいことを再度お願いするということが重要です。Upload By 丸山さとこ改めて考えてみれば、「説明し、納得してもらい、できる範囲から実行をお願いする」という手順は息子のコウ相手であれば普段していることです。もし「大人なのだから、一緒に子どもを育て教育する立場なのだから、必要性を理解して協力するのは当然でしょ!?」という考えが根底にあるとすれば、それは私自身が一番困る「もうコウ君は〇年生ですから」「もうじき中学生ですよね?これはできるようにならないと…」などの言葉と同じことを先生方に強要しているわけで…!『コミュニケーションの基本は、相手が誰であっても同じなのかもしれない』と、改めて初心にかえるような気持ちになりました。失敗は”撒いておいた種”を育てる栄養…なのかも?また、今後もし『担任の先生にどうお伝えしても全く話が嚙み合わない』ということがあればという仮定の上で「学年主任だったり、養護教諭、スクールカウンセラー、管理職などを巻き込みながら相談していくといいかもしれないですね」とのアドバイスもしてくださったので、上手くいかないケースとしてありがちなことについてもお聞きしました。連絡帳を書き忘れては「覚えてるから大丈夫!」と切り抜けている間に書く習慣が消えてしまったり、”宿題を必ず出すものと学ぶ”ために朝の読書タイムをあてられていたのに「朝やれば家でノンビリできるな!」と宿題をやらなくなったりと、視野が狭いがゆえの浅知恵で面倒なことを避けようとするコウ。Upload By 丸山さとこ――特に2~5年生にかけては思い込みからの誤学習も起きやすかったため、私も夫も(そして先生方も)しょっちゅうコウに手を焼いていました。学校も”連絡帳をチェックする”などいろいろな対応をしてくださっているのですが、どうしても最初は『もう高学年だから』などの理由で、自主性を育てるべく様子見となりがちで…。一回ダメなパターンに陥ったりグズグズになったりすると、そこから立て直すのはすごい大変で…場合によっては1年2年かかることもあるし、カバーしきれないこともあります。学校というシステム上、困ってからの対応になりがちなのは仕方のないことだと思っているので、『家庭からできること』を知りたいです。という私の相談に、三木先生は鋭くも現実的なアドバイスをくださいました。三木先生:それ結構難しいなと思っていて…どちらかと言うと、そういうトラブルが発生することをプランの中にある程度「確率的なリスク」として織り込んでおくみたいな方が、現実的かなという気がするんですよね。――そうですね。三木先生:で、どちらかというとその予備力をおいておくとか、そこの手間を『諦める』という方がいいかな~と…やっぱ転んだときってエネルギーとリソースがとられるので、そこに対しての準備か覚悟をしておく。準備っていうのは『親が余力をもって暮らしておく』ということだし、覚悟っていうのは『余力がないけど、起きたらもうしょうがないと腹を括る』みたいな。――なるほど…。『準備か覚悟をしておく』という三木先生の言葉が胸に沁みました。Upload By 丸山さとこ本当にそれだな…『親が余力をもって暮らしておく』っていう準備が理想だけれど、実際余力がないときはあるし、そのときに親が用意できるものって言ったら『起きたらもうしょうがないと腹を括る覚悟』だろうな…。と、しみじみ頷く丸山でした。追い詰められてからの覚悟ではなく『事前の心構えとしての覚悟』をすることで、少しでも『余力』を生み出せるようになったらいいなと思いました。――中学年で子どもが調子を崩して荒れたときから私もそう考えているところがありました。『絶対にそういうことは起こる』覚悟を決めた上で『あとで修正が効くように種を撒いておく』ことも含めた対処をするように方向性を切り替えました。三木先生:そうですね、これから年齢が上がっていくと、物事の因果関係とかもっと分かるようになると思うんで…。Upload By 丸山さとこ三木先生:その「撒いておいた種」がより生きてくるというか、狭い範囲しか見えてない…あるいは深みがなく物事を捉えていた小さいころって、昔やったことと今の関係とか、最近の出来事の因果ってあまり分からないままだと思うんですけど、長期スパンで物を見れるようになってくると「そもそもこういうことでやってきてて、こんな出来事があって、今こうなった」という全体の流れと、そこからどうやってリカバーしたかみたいなことが、ある程度ひとかたまりで見れるようになってくると思うんですよね。で、そうすると、失敗する価値が昔よりは高くなってるはずです。これから人生が先に何十年とある中で、失敗がゼロということはないわけで…失敗したときにどうリカバーしたかとか、「この大きい失敗はそもそも何があって起きてしまったか」みたいな検証をできるチャンスとも言えるんじゃないでしょうか。Upload By 丸山さとこ『失敗&リカバーというものを織り込んでいくことが大切なのだ』という三木先生の言葉は、先行きが見えずにジワジワと焦っていた私の心を大分落ち着けてくれました。『どっちに向かって私は進みたいの!?』と混乱する日々の中で…目の前のことに追われて対応しているだけになりがちな現状に対して、私は心の片隅で『ロングスパンでの視座や方針というものをどのようにもっていったら良いのか』という悩みを長い間抱えていました。私は、方針というものが実際の行動に与える影響は大きい部分があると考えています。例えば、二次障害を防ぐというロングスパンの視座で見ると、今ある問題に対して『これがなくなればいい・解決すればいい』ではなく『時間はかかるけれどこういう風にアプローチしていこうか』となります。そんな私にとって方針が見えないということは『将来のことが不安だな~』という気持ちだけの問題ではなく、『現在の対応をどうしていいか分からない』ということに直結する死活問題だったのです。Upload By 丸山さとこ「先の心配より今ある問題に集中しましょう」という意見はもっともです。それに対しては頷ける一方で、「その”今ある問題”に集中して対応するために指針が欲しいんだよ~!」という私の心の中の叫びは上手く言語化することができずにいました。そんな私にとって、三木先生の『失敗&リカバー』に対する捉え方は長く続く今後の指針たりうるものでした。長年の悩みが言語化できたことも含めてすごく救いになりつつ癒されましたし、親子共々『失敗がめっちゃ多い毎日』になりがちなので、失敗そのものを『失敗とリカバーのための学習の機会』と捉えることでストレスを減らせそうなのも大変ありがたいなと感じました。Upload By 丸山さとこまた、三木先生へのインタビューにて「自分で学習していき、発展していく力」と、その鍵となる「問いを立てる」ということについてもお聞きしたので、そちらも別の記事にて描いていきたいと思います。執筆/丸山さとこ
2021年08月05日夏休み、小学生の子どもがいる家庭では、宿題や毎日の学習をさぼらないように気をもんでいると思います。「ゲームばかりしていないで勉強しなさい!」「まだ宿題してないの?」と毎日ガミガミ言いたくないですよね。日刊住まいライターは、100均で売られているビンゴカートを使った、すごいアイデアを考えつきました。ゲーム感覚と、ごほうびシステムで、楽しみながら宿題や勉強が進む「宿題ビンゴ」。勉強以外にも、散らかりがちな部屋を片づけようという気になる、魔法のカードにも使えそう!試してみてはいかがでしょう?■ 材料はビンゴカードと丸型シールだけ!すべて100均で用意できるビンゴカード100均のパーティコーナーで売られています。筆者はダイソーで購入しました。丸型シール(なくてもOK)文房具コーナーなどでよく見かけます。このシールはより楽しくするためのものなので、あってもなくてもどちらでも大丈夫です。■ 宿題ビンゴは、カードに貼ったシールに宿題や勉強名を書けば完成では、わが家の宿題ビンゴのつくり方を紹介します。ビンゴカードの数字の部分に「シール」を貼るビンゴカードには数字が書かれているので、この数字を消すためにシールを貼ります。わが家の場合、小学1年生の低学年なので、この時間も楽しそう。一緒にこの作業をすることで、子どもの意識が高まるように感じます。シールに宿題の「頭文字」を書いていく夏休みで出された宿題を書いていきます。わが家では、宿題の頭文字を書いています。Math(さんすう)→M音読→おこくご16テキスト→16さんすう16テキスト→16そろばん→そEnglish→E などこの時、タテ・ヨコ・斜めでまんべんなく割り振るのがおすすめです。まずは試しに1枚つくってみてください。丸型シールを使用しない場合ビンゴカードの裏側を使えばシールは必要ありません。このように、裏側に宿題の頭文字を書いてみてください。ビンゴがそろうよう宿題をしていく!あとは、ビンゴになるように自分で考えながら宿題をしていくだけ。筆者は、各科目、本人に負担のかからない1ページや2ページやれば穴をあけてOKとし、子どもの自主性に任せています。楽しいから明日もやりたい!と思わせるのがポイントです。わが子の例ですが、夏休みはこくごプリント8枚、さんすうプリント8枚が、6日で楽しく完了していました。英語やそろばんなどほかの宿題もしながらなので、毎日宿題をするくせがついているようです。1枚全部穴があいたら、残ってる宿題を考えながら新しく宿題ビンゴカードをつくっていき、同じことを繰り返していきます。日々の勉強にも利用できる!学校の宿題はもちろんのこと、習いごとをしている子どもは、ここでも宿題を出されますよね。学校の宿題に追われ、習いごとの宿題を嫌がる…という声もよく聞きます。そんなときも習いごとの宿題も入れて宿題ビンゴカードをつくれば楽しく進められます。■ 「ごほうび」があると、さらに盛り上がる!ただビンゴをそろえるだけでは子どもも飽きてしまうので、筆者は「ごほうびシステム」を採用しています。一列そろったら子どもの好きなご飯をつくってあげる、1枚全部ビンゴになってからごほうびなど、子どもとルールを決めておけばOKです。筆者は、お金の使い方もこの機会に学んでほしかったので、一列ビンゴになったら100円ごほうびにしています。その100円を何に使うのか?Keepして貯めてから使うのか?お金の使い方の勉強にもなっているようです。日頃、子どもにただなんとなくお菓子を買ってあげていましたが、この宿題ビンゴで自分の好きなお菓子や欲しいものを、本人が考えたり計算したりしながら買う方が何倍もうれしそうです。■ 楽しく勉強をする習慣が身についた!片づけにも応用できそうこの宿題ビンゴは、もので釣るのが本来の目的ではないので、金額の高いものなどに設定していません。その子の性格や家庭の教育方針で、楽しくできるごほうびを考えみてはいかがでしょうか。ゲーム感覚になるだけで、途端に宿題が楽しみになってきたわが子。これまで進んで宿題をするタイプではありませんでしたが、ビンゴカードを眺めながら、「今日はこの一列をそろえたい!」とサクサク宿題をやっています。今後はこの宿題ビンゴを、散らかりがちな机の上の整理整とんや、家事のお手伝いも応用していきたいと思っています。●教えてくれた人/岩佐弥生さん整理収納アドバイザー、キッチン収納コンサルタント。収納用品を賢く使い、見た目も大事にしながらも絶対にハードルをあげない「シンプル」で「上質」な暮らしをモットーに活動。「happy storage」という収納雑貨店もオープン
2021年08月04日夏休みですね~。がっつり1ヶ月以上もある夏休みに、宿題のペース配分大丈夫かな?と親もドキドキです。「早くしなさい」「ゲームやりすぎ」「消しゴムのカスくらい自分で捨てなさい」「プリントをゴチャゴチャにしない」「画面に目が近すぎ」…。毎日同じこと言わせないでーってお母さんがプンプンする回数が少しでも減らせるように。夏休みの宿題サポートグッズ5つをご紹介します。【1】 あと15分、宿題がんばろうタイマースタッフ愛用者も多いこちら。「まだ?」「早く」「あと何分?」の時間管理に効きます。実際に使っている子達の様子をまとめてみると、「あと何分かが一目でわかる」ところが、子どものモチベーションに有効なようです。自分で簡単に操作できるのも◎で、わが子も自ら進んで使っています。★ママスタッフ達はこんな使い方をしています・ 宿題あと15分で終わらせようね(集中!)・ ゲームの時間制限・ タブレット学習・ ピアノや楽器の練習・ ピピっと鳴ったら身支度してね・ ご飯まであと○分遊んでていいよ・ 歯みがき2分やってみようデジタル表示ではなく、色が減っている=時間が減っている感覚がわかりやすくて、そのシンプルさが子どもたちの生活に自然と馴染みます。ママの怒っている声よりも、ピピピッと優しいアラーム音のほうがいいですものね。 【ご紹介したアイテム】時間の経過とともにフィルムが回転、色面が減っていくタイマー。時間の経過を視覚的に実感できます。学習、テレビ、ゲーム、歯磨きなどの習慣に役立ちます。⇒ トキ・サポ 時っ感タイマー 10cm 色で時間の経過を実感 【2】 消しゴム、自分でお掃除クリーナーこちら、評判通り。もっと早く買っておけばよかったなと個人的に思った物の1つです。わが家の小学生。消しゴムのカスを溜めて→練り消し作りに夢中になったり、消しゴムのカスにプリントが埋もれていたり、勉強後は掃除をせずそのまま放置。。。それを解消できる1台が、この小さなクリーナー。“ちょこっと掃除”にあると便利。充電式コードレス(1回の充電でけっこう長く使えます)で吸引力は2段階。★消しゴム掃除以外にも、自分でやってみてね。・ パンやピザを食べた後の食卓・ 引き出しの中のお掃除・ バッグの隅に溜まったゴミ近未来のオモチャっぽいルックス?!で、子どもが自分で消しゴムのカスを掃除してくれるようになります。 【ご紹介したアイテム】可愛い見た目で出し置きOK、インテリアにも馴染む卓上掃除機。付属アタッチメントを付け替えれば充電式の毛玉取り器にもなります。⇒ 【正規品】吊るせるベル型 卓上掃除機&毛玉取り器 【3】 終わった宿題ここに入れてファイルなかなかペーパーレス化とはいかず、まだまだ学校からの紙が多いですよね。そこで、何度整理してもプリントがゴチャゴチャしてしまうママ&キッズにピッタリな簡単仕分けファイルがあるんです。★例えば、こんな仕分けに。1段 : 学校からの大事なおたより2段 : 習い事のお知らせ3段 : 予定表4段 : 提出が必要な保護者向けプリント、集金袋5段 : 終わった宿題6段 : 明日やる宿題、プリント縦にズララ〜ッと並べられて、欲しい情報がサッと手に取れます。バインダーのように金具で挟む手間もなく、ファイルに入れるだけ。兄弟姉妹の仕分け用にも◎です。 【ご紹介したアイテム】様々な紙モノを、スッキリ仕分けできる6段ファイル。壁面を使って省スペース収納。1ファイルに約100枚のプリントが入ります。選べる3カラー展開。⇒ エセルテソーテッドA46段ファイル/Esselte 【4】 大好きな工作、やることボード作り朝の身支度、下校後にやること、、、毎日ほぼ同じことをしているのに、どうして毎日同じことで注意されているんだーッ。と、本音がポロリ。そこで、ついうっかり忘れず毎日計画的に過ごせるように、夏休み中に「自分で計画」にチャレンジしてみてはいかがでしょう?★さぁ、自分で作ってみよう!先生(社会人)になったつもりで時間割を考えて、工作のように楽しく仕上げて、あとは活用(お母さんきっと喜ぶ。)せっかく自分で考えて作ったんだから、夏休み中は責任を持って頑張ってごらん。ファイトーー! 【ご紹介したアイテム】やることを整理して、決められた時間までに終わらせる。子供のそんな力を育む「やることボード」。シールは付属のボード上で何度でも貼ってはがせます。⇒ じぶんで予定をくみたてられる「やることボード」/Gakken×OURHOME 【5】 たまにはリラックス、ご褒美タブレット「宿題お疲れさま」・・・ご褒美にタブレットやゲームを楽しんでいるというキッズも多いのではないでしょうか。外は暑いですし、涼しい家の中でソファで座って読書したりゴロゴロしながら動画見たりの息抜きタイムも必要ですよね。タブレットの心配事といえば、目への刺激。画面が近すぎていないか大人が常にチェックするのも難しいので、画面が近すぎないように距離を保てるこのクッションがおすすめです。家族みんなが使えるサイズ感とデザインで、お家の中で引っ張りだこかも。 【ご紹介したアイテム】リモートワークの気分転換や、リラックスタイムのネットサーフィンや動画視聴に。また、子どもがタブレットで動画を見るときのデスクとしても使える、膝上ミニテーブルです。⇒ ユートリム 広々ひざ上デスク タブレットスタンド(裏面クッション&アームレスト付)/utlim いかがでしたか?宿題をしつつ、自分でできることを少しずつ増やして心も体も成長してほしい夏休み。親があまり口うるさく言わなくて済むように〜、子どもの興味のありそうなアイテムで宿題をサポートしてあげたいですね。 T.Kitahara作って食べて、会話が弾む。家族との大切な日常に、ほんのひと手間、幸せの仕掛けを。
2021年08月04日