「宿題」について知りたいことや今話題の「宿題」についての記事をチェック! (20/27)
夏休みの宿題の難関と言えば、読書感想文!子どものころ、自分も苦労したという人も多いのではないでしょうか。実は、読書感想文は本選びからすでに始まっています。本選びを適当にしてしまうと、感想文も難航してしまうことになりかねません。今回は学校図書館司書の資格を持つ私が、読書感想文を書きやすい本の選び方について、おすすめの方法をご紹介します。自分と共通する登場人物がいる本を選ぶまずは登場人物の境遇に注目しましょう。本の帯や、そで(本のカバーを表紙の内側へ折り返したところ)、本の宣伝文句などを読むと、その本にどのような登場人物が出てくるかがわかります。そこで、子ども自身とどこか共通点のある登場人物を見つけてみるというのは、どうでしょうか。例えば主人公が野球をしているとか、音楽や本や、猫が好きだとか。「この主人公、わたしと似ている!」「ぼくみたいだ!」と子どもが感じることで興味をひき、さらに自分のことのように共感を持ちながら読み進めることができます。表紙の絵で選ぶ表紙に描かれた絵の雰囲気も、本選びの重要な要素になります。色合いがきれいだったから、なんだか不思議な絵だったから、あるいは表紙絵の人物が着ているものがかわいかったから、書いてあるオブジェクトが好きなものだから…といったように、本の表紙に対して、色々な理由づけをすることができます。名作かつ短編の中から選ぶ本には最近出版された児童書のほかにも、昔から読み継がれている名作と呼ばれるものがあります。ところが、子ども世代はもちろんのこと、親の世代であっても、これらの名作に苦手意識を持つことが多いようです。文学の観点からのみならず、読書感想文の観点からも非常に残念なことだと思います。というのは、名作短編は本当に短く、内容が濃く、読みやすくできているためです。百数十ページもある最新の児童書1冊を読むよりもずっとハードルが低いことがほとんどでしょう。低学年におすすめの宮沢賢治例えば宮沢賢治の場合、子ども向けに出版されている文庫では1つの物語を20~50ページ程度で読むことができます。宮沢賢治は登場人物に猫やカエル、ウサギや鳥が多く、低学年でも楽しく読めるのが特徴的です。高学年におすすめの芥川龍之介一方、高学年の子どもや読書が好きな子どもであれば、芥川龍之介にチャレンジしてみるのもおすすめです。芥川龍之介の作品は言葉づかいの難易度が少し高いですが、とても丁寧で語調が美しく、宮沢賢治よりもさらに短く凝縮された世界は不思議に満ちています。10ページほどで読める定番の『蜘蛛の糸』、『杜子春』や『魔術』といった作品がおすすめです。『鼻』は巨大化した鼻を踏んで小さくするといった大笑いできる作品ですが、その実、内容は非常に深く言葉もやや難しいので、読書感想文を書けるかどうかは子どもの性格や裁量次第でしょう。このように難易度が高い物語もあるので、親自身が先に目を通してみるのもいいですね。一緒に書店へ出かけてみましょう子ども自身が本選びに迷うようであれば、一緒に書店に行き、親のほうで何冊か雰囲気の違うものを選んであげて「この中から、いいなーと思うものを1つ選んでみようか」と誘導してあげる方法があります。夏休みには学年に応じた課題図書やおすすめ図書のリストが出るものです。そこから親の目線で、わが子が興味を持ちそうなものをいくつかピックアップし、最終決定は子どもに任せるとよいでしょう。普段からあまり本を読み慣れない子どもであれば、1つ下の学年の本も視野に入れてあげると、子どもも難易度が下がったように感じ、選びやすくなります。本を選んだ理由は読書感想文の冒頭に!子どもがどんな理由でその本を選んだのか。その理由は、読書感想文の冒頭になる大切な要素です。読書感想文を書く時は、何から書き始めたらよいか迷うものですが、最初の段落に「なぜ、この本を選んだのか」を明記してしまうと、その後を続けやすくなります。場合によっては「お母さんが、これがいいんじゃないの?と言ったから」という理由も出てくると思いますが、それでも構いません。また、冒頭部分には、タイトルや表紙からどんな印象を受けたかということを書いておくのもおすすめです。ワクワクした、怖そうだった、よく意味がわからなかったので興味を持ったという書き方もありますね。冒頭にこれらを記載しておくと、読書感想文の最後を「読んでみて、最初の印象とどのように違ったか(あるいは、印象どおりだったのか)」という感想で締めくくることができます。そこまでを見越して本選びをすることで、読書感想文を書くという宿題全体がラクなものになるのです。学校によっては、読書感想文は選択課題として位置づけられるため、やらなくてもよいこともあるようです。しかし作文の能力が身につくだけでなく、感想文を書き上げることそのものが子どもの自信になりますので、ぜひ親子で挑戦してみてほしいと思います。<文・写真:ライターあん茉莉安>
2020年08月10日次の日の持ち物や連絡事項などを子供自身が書き写し、親に渡す小学校の連絡帳。まだ文字に不慣れな低学年の子が連絡帳を書くと、親でも解読が困難な時があるとか。3兄弟を育てるブロガーのあざみさんは、小学1年生になった長男のエピソードを公開。長男の連絡帳も内容が謎すぎたそうです。『小学1年生の連絡帳がナゾに包まれすぎな件前編』出典:ライブドアブログ出典:ライブドアブログ出典:ライブドアブログ出典:ライブドアブログ長男が書いた「ぎゆうしもらう」という文字から、牛脂が頭に浮かんだあざみさん。「学校でチャーハンでも炒めるのかな?」と思ったのですが、正しくは「ぎゅうしてもらう」でした。どうやら、『親にギュッと抱きしめてもらう宿題』が出ていた様子。かわいい宿題を終えた後、あざみさんはもう1つの気になる文章を改めて見ます。『小学1年生の連絡帳がナゾに包まれすぎな件後編』出典:ライブドアブログ出典:ライブドアブログ出典:ライブドアブログ出典:ライブドアブログ消しゴムだけでなく、鉛筆や宿題のプリントもグシャグシャな状態で入っていました!あざみさんは、「そうか、これが小学1年生という生き物か!」としみじみ実感。いつかできるようになるだろうと、気長に見守っていくそうです。漫画には、「うちの子のランドセルの奥底にも、いろいろ潜んでいます」「ザ・男子のランドセルの中身」「共感いっぱい。笑いました」などの感想が寄せられました。小学生らしさ満載の連絡帳は、いつかきっと思い出の1冊になることでしょう!あざみさんは、ブログで多くのエッセイ漫画を公開しています。もっと読みたい人は覗いてみてください。ブログ:だいごろうの1日また、こちらのQRコードを読み込んで読者登録すると、LINEにブログの更新が通知されます。スマホの人はQRコードをクリックすると、読者登録ボタンがあるページに直接飛べるのですぐに登録できますよ。[文・構成/grape編集部]
2020年08月02日小学生の宿題といえば「音読」があります。入学したての頃は、音読するわが子の姿に成長を感じたものです。しかし2年生、3年生になっても毎日宿題として出され、内心では「え?まだ音読するの?」と少し疲れてしまっている親御さんもいるのではないでしょうか?じつは音読には、私たちの想像以上に子どもの能力を引き出して伸ばす効果があるのです。そのメリットを知れば、きっと毎日の音読を聞くのが楽しみになりますよ。低学年がとことん「音読」をするのは理由があった!「特に低学年の子どもにとって、音読は大切なもの」と断言するのは、筑波大学付属小学校の青木伸生先生です。もちろん、上手にスラスラと読めるようになることも大事ですが、それ以上に、低学年の子どもが身につけなければならないことが音読によって鍛えられるそう。学校側の狙いとしては、次のポイントが挙げられます。1. 体づくり学校では、音読する際に、しっかり両足を床につけておなかから声を出すように指導しています。そうすることで、体が小さい低学年の子どもの体幹が鍛えられます。2. 声の大きさの調整低学年の子どもは、まだ声の大きさを調整することが上手にできません。聞き手がどの位置にいるかによって、どれくらいの大きさで話すかということはもちろん、はっきりとした発音で聞き取りやすい話し方を意識することで、相手に的確に声を届ける練習になります。3. 日本語のリズムをつかむ低学年の国語の教科書には、リズムよく読める詩が多いのも特徴のひとつ。これらの文章を、テンポよくリズムに乗って声に出して読むことで、日本語の響きを体感できます。保護者のチェック項目にも、「大きな声で」「姿勢を正しく」「『、』や『。』に気をつけて」などが記載されていると思います。毎日ただなんとなくこなしていた「音読」も、じつはしっかりとした目的があったのですね。驚くべき音読の効果音読って意味あるの?と疑問に思いながらも、「宿題として出されているからしょうがない」と受け入れて、毎日聞き流していませんか?じつは音読をすることによって、子どもの脳はたくさんの刺激を受けているのです。音読をきっかけに、子どもの能力がぐんぐん伸びることも期待できますよ。<音読の効果1:文章への理解が深まる>文章を黙読するだけでは理解できないことが多い低学年の子どもにとって、自分の声を聞きながら読む音読は、内容を理解するのにぴったり。青木先生によると、「言葉を目で追いながら耳からも入れることで、理解を深めることができる」そうです。<音読の効果2:脳が活性化されて記憶力がアップする>「脳トレ」で知られる東北加齢医学研究所の川島隆太教授によると、音読によって脳の前頭葉に含まれる「前頭前野」という場所が活性化されるそう。また、音読直後は脳がより働きやすくなり、記憶力が20~30%も増加することもわかっています。<音読の効果3:コミュニケーション能力が鍛えられる>脳の前頭前野はコミュニケーション能力にも関係しています。友だちや先生に話しかけるのが苦手な子は、音読によって前頭前野を活性化させることで、積極的に人とコミュニケーションがとれるようになるでしょう。<音読の効果4:集中力が高まる>また、前頭前野が活発に働いている脳内では、セロトニンという物質が多く分泌されます。セロトニンは精神を落ち着かせ、集中力を高める効果があるため、音読を続けている子は自然と気持ちのコントロールができるようになるのです。<音読の効果5:黙読も速くなる>教育評論家の親野智可等先生は、「音読がすらすらできるようになると、普段の黙読も速くなる」と述べています。音読によって語彙や言い回しを覚えて使いこなせるようになるため、語彙力も向上し、「読む力」がしっかりと身につくのです。もっと音読の効果を上げたい!最後に、音読の効果をさらに上げる方法をいくつか紹介していきます。ぜひ参考にしてください。川島教授は、子どもの音読を聞く際には「手を止める」「すかさずほめる」を徹底して心がけるべきだと述べています。家事をしていたらいったん手を止めて、子どもの音読に付き合いましょう。そして、読み終わったらすかさずほめてあげるのです。川島教授いわく、「これだけで子どもの脳は非常に活性化する」のだそう。この「手を止める」「すかさずほめる」は、脳科学では “即時フィードバック” と呼ばれます。子どもが何かをしたとき、間髪入れずにほめてあげることで、子どもの脳は爆発的に反応して物事に対する意欲が向上するのです。また、ほめるだけでなく、子どもの読み方に対する感想を述べるのもいいでしょう。青木先生は、「音読ができたことをほめながら、『さっきのセリフをとっても大きな声で読んだのはどうして?』『小さな声で読んだのはどうして?』といったふうに問いかけてみる」ことをアドバイスしています。物語は。会話文とそれ以外の地の文で構成されています。なかでも、会話文の読み方によって、子どもがどれだけ登場人物の気持ちを理解しているかがわかるというわけです。もしかしたら子どもは、無意識のうちに声のトーンや読む調子を変えていたのかもしれません。しかし、この「振り返り」によって登場人物の気持ちを考える訓練になり、読む力がぐんと高まるのです。ここでひとつ、気をつけなければならないのは、上手に読めなくても叱らないこと。親野先生は、「叱ることで、その子の自己肯定感をボロボロにしてしまい、伸びる芽を摘み取ってしまうこともある」と注意を促しています。最初はつまずくことも多いかもしれません。しかし、何度も繰り返し音読し、その姿をお母さんやお父さんに見守ってもらいほめてもらうことで、自信につながっていくのです。毎日の音読は、子どもの自己肯定感を高めることにも役立ちそうですね。***慣れてくると「面倒だな」と感じがちな音読ですが、さまざまな能力を伸ばすのに効果的だとわかれば、音読の時間はより有意義なものに変わります。ぜひ親子のコミュニケーションにも役立ててくださいね。(参考)STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|「宿題の定番」になるのも頷ける。意外だけどすごく重要な「音読」の4つの狙いSTUDY HACKER|音読の効果とやり方を丁寧に解説。テキストの選び方・おすすめの本は?【保存版】SankeiBiz|子供の頭をよくする音読&褒めワザ「脳トレ」で知られる川島隆太所長に聞くいこーよ|宿題の定番「音読」はなぜ大事?黙読との効果の違いも紹介!
2020年08月02日休校期間、中学生いっちゃんの家庭学習は...今年の3月下旬から新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、多くの全国の小中学校が休校となりました。でこぼこ兄妹の兄、タケルの大学は急遽リモートのみの授業となり、妹いっちゃんの中学はなんと無期限休校というロングバケーション。これまでは不登校気味とはいえ、週に1~2度は学校に行って総合学習室で支援スタッフの先生と勉強したり、授業で使ったプリントなどをやったりしていたいっちゃんですが、休校期間は出された宿題を家でやり進めることに。提出日の遠い宿題を毎日少しずつ家でこなすのは難しく、次第にお絵かきやMMDなどの"自主学習"に熱を入れるようになりました。元々、夏休みの宿題はカンタンなところは最初にやって、残りはギリギリまでやらないタイプです。必然的に学校での勉強の方は積み残しが多くなってきました。「いつ学校が再開して総合学習室に行けるかわからないんだから、おうちでも宿題をやっておかないといけないよ。」と言っても、「いつもよりはしてるよ!」と涼しい顔。そりゃあ、いつもは平日の自宅学習は0ですから、ウソではないのでしょうけど…。Upload By 寺島ヒロUpload By 寺島ヒロずーっと家にいますし、リラックスするところと勉強するところ、場所が変わらないとなかなかけじめがつきにくいということもあるのでしょう。しかし、塾などに行かせようにも、この時期、見学などもなかなか行けませんし、子どもが集まって一緒に勉強するような場所はどこも閉まっている…困ったなとは思いつつも、大物の動画づくりに挑戦する娘を見て、「時間が自由に使える今しかできない事に熱中しているのだから、まあいいか。そのうち学校も再開するだろう。」と思っていました。長引く休校、そろそろまずいかも!?そこで現れた助っ人はしかし、ゴールデンウィークを越えたあたりから「これはまだまだ学校再開は先になるんじゃないか?再開したらすぐ目の前が期末試験!やばいんじゃないか?」という気がひしひしとしてきました。テストで良い点を取ってほしいというわけではないのです。再開したときに、他の子どもたちとあまりに勉強の進度が違うと、一緒に授業を受けることが難しくなるんじゃないか…という思いが頭をもたげてきたのでした。睡眠障害のある娘にとって、週に1~2回しかないクラスのみんなと一緒に受ける授業の時間が、ただただ時間をやり過ごすだけになるのは辛すぎる…やはり、学校の勉強も少しは…いえ頑張ってやらせなければ!!でもどうやって??Upload By 寺島ヒロタケル「練習を兼ねて、私がいっちゃんに授業をしますので、その時間分のバイト代をください。」わたし「それだー!!」実はお兄ちゃん、この新型コロナ流行のあおりをくって、バイト先の塾が休みになっていたのです。灯台下暗し、渡りに船とはこのこと。時給を払って、お兄ちゃんに丸投げすることにしました。これが思った以上に大はまり!さくさくと…とはいきませんが、宿題の山が目に見えて減ってくるようになりました。また、調子の上がり下がりの大きい娘の様子を、常にタケルが気にして見ていてくれるので、大変私が楽になりました。兄妹のことでも、時給制!そこにはいくつもメリットがUpload By 寺島ヒロUpload By 寺島ヒロあまり意識していなかったのですが、休校になってから、わが家ではいっちゃん一人がハイテンション(そしてしばしば調子が上がりすぎて真っ青な顔で倒れる)な中で、息子が静かにストレスを溜めていました。私もまた、子どもたちのどちらかが倒れないように、爆発しないように、仕事をしながらも常にカットインするタイミングを計っていたりするので、いつも以上に疲れていたようなのです。この「時給を出す作戦」を始めて、家の中がすーっと明るく、空気も軽くなったのを感じました。年が上の子どもに年下の子どもの面倒を任せるというと、年長の子どもの負担が大きいことや、親の代わりができるのか、任せてよいのかという問題が出てくると思います。私の年代でも「"お兄ちゃんでしょ、お姉ちゃんでしょ"と言われて辛かった」と、大人になってから言う人もいますから、恨みは深いものと思われます。(ちなみに私自身は一人っ子です。なんか申し訳ない。)しかし、私はその「恨み」は、妹弟の面倒を押しつけられて自分の遊ぶ時間がなくなったとか、責任を負わされて困ったということではないと思います。親が負担を負担と認めず、「自分の弟妹なんだから可愛いでしょう?可愛いんだから負担なんて言っちゃダメ」という訳の分からない理屈で、当たり前のように自分の時間を奪われ、労働を強いられているように感じるという、ぼんやりとした悲しい想いが正体なのではないでしょうか。年若い血縁を可愛く感じることと、作業の負担が重いことは別の話です。私たちは母親の権利の話となるとそれに思い至るのに、子どものこととなると少し鈍感になってしまうのかもしれません。私は息子に「仕事をするから時給を払え」と言われ、「全くその通りだ!さすがタケルさん!」と感心しました。負担を負担として認め、対価を払うことにしたのです。(対価を現金にしたことについては、まだ議論の余地があるかもしれませんね…。)しかし、いっちゃんは自分の仕事(動画づくりなど)で忙しいので、勉強時間を確保するのも大変です。声掛けをしてもなかなか捕まってくれません。おかげで時給もあまり稼げていないのですが、それでもタケルはそれなりにやりがいを持ってやってくれているようです。Upload By 寺島ヒロUpload By 寺島ヒロところで、この雀の涙のような時給の使い道ですが...タケルはいつもいっちゃんを連れて動物園や水族館に出かけます。そして、出かけた先でパフェを食べたり、動物園とコラボしているアニメのグッズを買ったりするのです。もちろん、いっちゃんの分も…!「私が時給を稼げば、自分が良いところに連れて行ってもらえると認識させるのです。こうして、勉強へのモチベーションを強化するのです。」と言うタケル。さすがすぎます…。
2020年07月27日そもそも「読書感想文」とはなんなのか? 娘たちと取り組むなかで見えてきた、私の結論をご紹介します。■娘たちと読書感想文に挑戦!この数日で読書感想文を書き終えました。コメントでアドバイスいただいた「ワークシート」というものを使いつつ、自分なりにも調べたんだけど、なんせ私も学生時代以来の感想文だったから、すごく勉強になったよ。その中のある記事で見た、この言葉が印象的でした。■コツは「話をすりかえる」こと!?(まったくもって個人的な感想ですから!)たぶん審査員の方々は本の内容を知ってるから、あらすじなんてほとんど端折っていい。むしろ「それを読んで、自分はどう感じたか、何を思ったか」のほうが重要で、そこをめいいっぱい膨らませないといけない。書き手の「わたし」がどんな子で、本を通してどんなふうに考えが変わったのかってのを書けばいいんだなと思ったの。とにかく自分を語れ!というだけなら簡単なんだけども(汗)。自分が理解しても、それをのまめに伝えるのが難しい。さらに原稿用紙3枚までという縛りもあるから、その中におさめなきゃいけない。本の中でどこが重要で、さらに「どの場面がのまめの日常とリンクしているか」などを見つけ出すのが至難の業…。って私が考えてどうするんじゃい!みたいな”ひとりコント”が続いていました(汗)。書くことよりアドバイスすることのほうが体力使うわ、最終日はのまめと2人ヘロヘロだった…。とにかく無事終わってよかったー!
2020年07月25日みなさん、こんにちは。かわベーコンです。今回は、娘の性格について漫画にしました。小学生3年生の娘はけっこう負けずぎらいで、悔しいと泣いちゃうタイプ。そして、けっこうな頻度で宿題を前にして、ウンウンうなったり、キーキーしたりしています…。■宿題がわからなくて怒っていたと思ったら?まぁ大体、文章をちゃんと読まないで「わからない!」ってなってるだけなのです…。そりゃわからんよ。早押しクイズじゃないんだから、ゆっくりちゃんと考えてやりなさいっていうね。それで難しく考えすぎてるから助け舟を出すと「なーんだ!」っていうことが大半。思い込みが強く、お調子者…そんな娘です。「娘ちゃんもう大人だもん!」なんてこの前、言ってましたが、いやいやいやいや……まだまだ子どもだよ、チミは。でもそんな娘も「成長してるなぁ」と感じることはたくさんあるのです。■いつまでも子どもだと思っていたけど?前は言われないと「ごめんなさい」が素直に出てこなかったんですが、最近は自分からちゃんと言えるようになりました。だから、ちゃんと自分で考える力がついてるんだなぁと、この前は「ほほーっ」となりました。あと、言われずとも宿題をちゃんとしてる。えらい(私は子どものころ、ちゃんとやってなかったと思う)娘は怒られるより、ほめられて伸びるタイプなので、ほめることを意識しています。もちろん怒るときは、怒りますが…。それと、常日頃から「ありがとう」と「ごめんなさい」は言えるようにしようねと伝えています。大人になっても大事なことだからね。私が疲れてるときは、お風呂掃除をしてくれたり、お料理を手伝ってくれたり、言葉をかけて気遣ってくれる。まっすぐものごとに向かって、理解を深め楽しむ、素直で優しいそんな子が私の娘です。この子を産めて、育てることができて幸せだな、思う母なのでした。
2020年07月24日米ミシガン州のメアリー・エレン・ブレナン判事が下した“ある決定”が物議を醸している。NBC Newsなどが報じた。5月から少年矯正施設に収監されている15歳の黒人少女。ミドルネームの「グレース」で呼ばれているこの少女は、「宿題をしなかった」ために施設へ送られたとしてその処遇が広く耳目を集めていた。20日、公聴会に出席したグレースは「ママに会いたい。自分をコントロールできます。従順でいられます」と主張し釈放を求めた。だが、ブレナン判事は施設に引き続き拘置することが彼女にとって最善の利益になると判断し、これを却下。グレースは一体何をしたのだろうか。彼女はこれまでに何度も母親と諍いを起こしており、そのたびに警察が出動する騒ぎとなっていたという。判事は拘留を続ける理由としてこうコメントしている。「彼女は“宿題を提出しなかった”から拘留されたのではありません。母親にとって彼女が脅威となるからです。現在、メンタルヘルスや怒りをコントロールする治療を受けていますが、まだ母親のもとへ戻る準備はできていません」ProPublicaがグレースの母親に行ったインタビューによると、グレースはADHD(注意欠陥多動性障害)で問題行動が多く、その対処に苦労していたという。4月には暴行と窃盗で罪に問われたが、自宅に留まり学業を疎かにしないこと、電話を使わないことなどを条件に、保護観察処分となっていた。しかし、オンライン授業の出席率は低く、課題も提出しなかったために保護観察の条件に違反しているとして矯正施設へ収容されるに至ったのだ。ブレナン判事の決定に、グレースの母親は「もしグレースが15歳の白人だったら施設になんて入れられていない」と発言。地元の住民や学生も、グレースが釈放されないのは人種差別だとして抗議集会を開いている。次の公聴会は9月に行われる予定だという。
2020年07月21日こんにちは。6歳の双子と3歳の末っ子の三姉妹育児をしている田仲ぱんだです。今回は、休校中の宿題が発端のお話です。■親子で音読の宿題をしていたとき…休校中は毎日、教科書の音読をして、それを親がチェックするという宿題をしていました。次女のきゃえたんは、大きな声ではっきりと読めるのだけど長女のなーたんは、ぼそっぼそっと、歯切れの悪い読み方をするのです。私は不思議に思いました。だって、普段は、とっても大きい声で話すことができるし、絵本も声には出していませんが自分ひとりで読むことができたからです。■声に出して読むのが恥ずかしいの?まさかの「恥ずかしくて声に出せない」というのです。休校中のことなので、勉強のことは母である私がなんとかしなければ!と、「音読・教え方」や「音読・方法」などのワードでめちゃくちゃ調べまくりました。そして、細切れで大人が読んだ後に、子どもに読んでもらうという方法で対処することにしてみました。それでも、めちゃくちゃ小さな声…ぼそぼそっとしか出してくれないのです。でもそうこう続けているうちに宿題が進んで、教科書の別のページの詩を読むことになり…■急に大きな声ですらすら音読ができるように!?え…? 何その理由…?ってことは…え…? 最初から、別の文章だったら読めたってこと?なにかもっと理由があるのか、めちゃくちゃ不安になって心配してたんですけどね!ひとまずは、音読ができるようになってよかったです。
2020年07月20日お子さんたちは、元気に学校に通っていますか?わが家の小学1年生の娘は、学校が再開されてから毎日楽しそうに通っています。保護者のみなさんは、わが子が学校ではどう過ごしているのかな?と気になることも出てきたのではないでしょうか。学校によって時期は異なりますが、夏休み前から夏休み中にかけて個人面談が行われるところが多いように思います。個人面談は、子どもたちの学校での様子を知るチャンスです。個人面談ってどんなことを言われるの?何を話せばいいの?という人のために、今回は元小学校教諭の立場から個人面談についてお伝えします。先生から伝えたいこともちろん、先生によって話す内容は異なりますが、基本的には学校での様子、学習の定着具合、授業態度などをお伝えしていきます。普段使っているノートや図工などで作った制作物、テストなどを実際に見せてお話しすることもあります。高学年になってくると学習のことがメインになりますが、低学年のうちは給食の時間のことや休み時間の様子、掃除の時間のことなど、学校生活全般について話します。ただ、先生も数十人をひとりで見ていますので、問題なく過ごしている子は「特に問題なく、楽しそうに過ごしています」程度で終わってしまうことも。本当にそうなの?家とは違う!と思うこともあるかもしれませんが、学校での顔と家での顔は違うことも多いものです。逆に先生から見ると、学校ではこんなにしっかりしているのに、家ではそんな様子なんですか!?と驚くことも多いです。保護者に話してほしいこと保護者の方には、主に家での様子をお聞きします。困っていること、悩んでいることがあれば遠慮せずに話してみましょう。先生たちはいろいろな子どもたちを相手にしてきていますので、解決するための方法もたくさんもっています。学校と家で協力してサポートすることで解決できる問題もあるかもしれません。楽しみにしていること、不満に思っていること、やってほしいと思っていることなど話してもらえるととても参考になります。習い事について聞くこともあります。ピアノを習っていれば伴奏を頼んでみようかなとか、水泳を習っていればプールの授業でお手本をやってもらおうかなと目星をつけたり、空手を習っている子に休み時間に型をみせてもらって会話の糸口にしたり。学校で疲れている様子を見せたり、宿題の提出があまりできていない子は、習い事と学校のバランスはどうかな?なんて探っているときもあります。習い事でなくても家で頑張っていることを伝えておくと、学校で声をかけるときのヒントになります。頑張っていることを先生に認めてもらえるのは子どもたちにとって嬉しいことです。私は面談で、その子のお母さんから「ひらがなの練習を一生懸命頑張っています」と聞いたことがありました。宿題にとっても時間をかけて丁寧に取り組んでいたそうです。お手本みたいな字を書く子だなと思っていたのですが、努力あってのものだったんだなということがわかり、学校でも積極的に「今日も頑張って練習してきたんだね!」「たくさんきれいな字が書けたね」などと声をかけていきました。その後もその子の努力は続き、冬の書初め大会では学校代表に選ばれ、区展に展示されることになりました。本人もお母さんもとても喜んでいたのが印象的でした。どんなことを相談する?困っていること、悩んでいること、なんでも話してみて大丈夫です。「学校でなんとかしてください!」と言われると困ってしまうこともありますが、協力して解決していこうとタッグを組めればとても心強いです。「好き嫌いが多い」「宿題を自分からやってくれない」「きょうだいとの関係が悪い」「朝起きられない」「学校に行きたがらない」「友達がいないので心配」…。宿題は、「親から言われてもやらなかったのに、先生に言われてできるようになった」という子もいましたし、学習面で心配されている保護者に「学校ではちゃんとやれているので大丈夫ですよ」と伝えて安心される場合もありました。また、この話は担任と保護者だけではなく、ほかの人の協力も必要だと感じれば、スクールカウンセラーを紹介したり、専門機関につなぐこともできます。話した内容で気になるものはほかの先生とも共有するので、担任の先生以外からも声をかけてもらえるようになることも。ちょっと気になるという程度のことでも話してみてくださいね。話すことがないときは家で困ったこともないし、学校も楽しそうに通っているため、特に話すことも浮かばない…ということもあると思います。そんなときは家で熱中していることや頑張っていること、子どもの自慢話でもいいのでざっくばらんにいろいろお話してみてください。雑談をして、先生と仲良くなっておくのもよいと思います。今後、なにかあったときに相談しやすくなると思いますし、先生からもこの保護者の方なら話しやすいなと安心してもらえると思います。双方が話しやすい環境をつくっておくことで、問題が小さいうちに相談しあって解決できるようになります。先生だって人間ですから、なんでも学校のせいにして怒ってくる保護者より、ともに前向きに子どものことを考えられる方とお話ししたいと思うものです。個人面談は、何を言われるのだろうと緊張することもあると思いますが、意外と先生も緊張しているものです。せっかく先生とゆっくり話ができる機会ですので、うまく時間を使って、子どもたちのよいところを伸ばせる時間にしてくださいね。<文・写真:ライターHIDE>
2020年07月20日息子が小学校に入学して、ようやく慣れてきた梅雨の頃のことです。学校から帰ってくると、とりあえず机の上に宿題を広げるものの、なかなか進みません。特にえんぴつが止まるのがカタカナの練習で…。文字を書くことがあまり好きではない息子。算数のプリントは似たような問題が続いてもすぐに終わらせることができるのですが、ひらがなやカタカナのプリントはどうしてもやる気が起きないのです。確かに、ひらがなもカタカナも日常生活で目にしているので知っている。でも、読める文字もいざ書いてみると鏡文字になっていたり、上手に書けなかったり…。だから何度も書いて練習することは大切なのですが、「なんでわかるのに練習するの?」と言う息子に、私はどう伝えればいいのか日々悩んでいました。「やる気」はどこからやってくる?息子に「なんでわかるのに練習するの?」と聞かれても、「宿題だからやりなさい」としか言うことができなかった私。そんな私に、先生のメッセージは、そっとやる気を引き出すことの大切さを教えてくれました。息子の「やる気」は、自分の気持ちに寄り添ってくれた先生の気持ちに応えたいと思ったときに、自然に出てきたようでした。息子と先生の「プチ文通」は、カタカナのプリントが終わった後の漢字練習ノートでも続きました。それは、毎日の学校生活の中で感じたことを書いて伝える楽しさを体感することにつながったようです。私もそんな息子と先生のやり取りをきっかけに、「やりなさい」ではなくそっとやる気を引き出すことを心がけています。<まんが・文:しみず宇海>
2020年07月17日子どもの勉強、親が教えないとダメ!?出典 : こんにちは。「発達障害&グレーゾーン子育てから生まれた楽々かあさんの伝わる! 声かけ変換」著者・楽々かあさんこと、大場美鈴です。毎日の宿題に加えて、新型コロナウイルスの影響による休校や夏休みなど、何かと家で親が子どもの勉強を見る機会が増えていますね。でも、子どもが自主的にサクサク進めてくれればいいのですが、なかなか「そうもいかない」「ちっとも捗らない」ってご家庭も多いんじゃないでしょうか。親のほうも、テレワークやきょうだい児のお世話があって「そんなに気長に教えられない」ってこともありますし、「子どもに勉強を教えるなんて、どうしたらいいか分からない」って方もいるでしょう。大丈夫。学習内容自体は親が1から10まで教えなくても、検索すれば大抵のことは分かりやすい動画や学習サイトがあります。それに、2019年4月施行の改正学校教育法で制度化されたデジタル教科書が今年の4月からより本格的に導入されるようになり、教科書会社も各種のデジタルコンテンツを用意しています。お子さんがお使いの今年度の教科書をよーく見てみると、ところどころQRコードがついていたり、巻頭や巻末にURLが掲載されていませんか?(もし、見当たらなければ、教科書会社の名前で検索を!)すると、お使いの教科書に合わせた、「コンパスの使い方」などのワンポイント動画や解説アニメーション、観察・実験動画、国語の教科書のお話をプロが朗読した音声、ダウンロードしてプリントできる補助教材などを、誰もが利用できるようになっているんですよ。ですから、親は「教える」よりも、もっと大事な「その子の目線に合わせてあげること」に限られた時間とエネルギーを使って、子どものやる気をUPさせていくといいでしょう。子ども目線の簡単アイディアと声かけで、宿題はずーっとラクになります!出典 : では、宿題がちっとも進まなかったり、がんばってるけど上手にできなかったり、途中で投げ出したりする子を前に、親はどうしたらいいのでしょうか。実は、子どもが宿題や勉強をサクサク進めない時、そこには、ちゃーんと理由があるんです。もちろん「暑い!」「ゲームやりたい!」「アイス食べたい!」なんて雑念が次々と浮かんでいることもありますが、ちょっとした動きが苦手だったり、ほんの少しのことでつまずいていたり、「メンドクサイ」「つまらない」「漢字キライ」など、今までの経験による勉強のイメージから戦意喪失していることも…。そこを、子ども目線で気づいて、簡単な工夫やちょっとした声かけをしてあげるだけで、宿題への取り組みハードルが下がれば、ずーっとラクに取り組めますし、ちょっとのことで「できた!」が増えればやる気UP。自分でサクサク進められる、学習の好循環に入っていけます!最初だけ、親はひと手間かかりますが、長い目で見ればこれが夢の「自学自習」への近道かもしれません。では、宿題がサクサクできちゃう、子ども目線に合わせたとっておきの簡単アイデアと声かけのコツを3つ、お伝えします。Upload By 楽々かあさん子どもがなかなか「できない」「うまくいかない」という時は、その「動き」をよーく観察してみると、サポートのヒントが見えてきます。例えば算数の宿題で、定規や分度器を問題用紙の図形の線にうまく合わせられない…なんて場合。その子の目線では透明のアクリルの線が見えづらいのかもしれません。こんな時は、定規や分度器の「フチ」を赤や黒のマジックでキューッと塗ってあげれば一発解決することも。他にも、分度器のメモリが2つあって読みづらい時には、片方をマイナスドライバーで削ってあげたり、真ん中に赤い刺繍糸をテープでくっつけてあげるだけでも、とても見やすくなります。Upload By 楽々かあさんまた、ちょっとした数字や文字・記号の暗記が「そんなに覚えらんない!」って場合は、子どもが覚えるまでは、カラーシールなどに書いて貼っておけばOK。例えば、三角定規のそれぞれの角度や、時計の「分」の表示、鍵盤ハーモニカやキーボードのキーの配置など、結構幅広く応用できます!そのうち子どもが見慣れて覚えたら、シールをはがせばいいだけですしね。こんな『小さなつまずき』に気づくには、子どもがなかなかできない時も、まずは先入観のない目で、「どこで困っているのかな」「何が難しいのかな」と、行動に注目して見てあげるのが大事です。そして、じっくり観察しても子どもがどこでつまずいているのか分からない時は、「どこが難しい?」「どうしたらできそう?」など、本人の話をよーく聴いてみるのもテ。意外な部分で困っていることって、案外多いんですよ。Upload By 楽々かあさん日々の漢字書き取りや計算ドリルの宿題や、夏休みの課題などがたーくさんあると、誰だってやる気ぐらいなくします。こんな時は「ゲームの前に5分だけ、がんばろうか」などと短時間で区切ったり、「ここまでできたら、おやつにしよう」などのゴール設定、あるいは、宿題の範囲全ページにふせんを貼って「今日は何個くらい、ふせん取れそう?」と本人に都合を聞くなど、声かけしながら課題を小分けにするのがいいでしょう。それから、個別の宿題内容でも、「小分け」作戦は有効です。例えば、子どもが「筆算のケタが増えちゃって、難しい〜!!」なんて時には、指やエンピツ、下敷きなどで、一桁ずつ隠しながら、順番に一個ずつ解けば、ずーっと簡単になります。計算問題のプリントに問題がずらっと並んでるのを見るだけで戦意喪失しちゃう子は、プリントを折りたたんだり下敷きで隠したりして、数問だけ見えるようにすれば、「これぐらいなら、できそうな気がする」かもしれません。そして、子どもが1コずつでもがんばれたら、「OK」「できてるよ」「がんばったね」と、わんこそばの合いの手のように声かけしてあげると、膨大な宿題も最後まで完走できる確率UPです。Upload By 楽々かあさん子どもが勉強に対して自信をなくしがちな時や、うっかりミスが多い子には特に、親が意識して『できてるところに気づいてあげる』ようにするといいでしょう。休校中の自宅学習や夏休みの課題では、親が解答の丸つけをする機会も増えると思いますが、そんな時もちょっとしたコツで、ペケが多い子も自信回復したり、やる気UPすることができます。例えば、筆算の答えが間違っていても、途中の計算を一つひとつ、『合っているところまで』マルをつけてあげると、精神的なダメージも軽減される上、どこで間違ったのか気づきやすいので、だんだん計算ミスが減ることも。Upload By 楽々かあさん同様に、漢字の語句の添削なども、『合っている字、合っている部分』まで、部分的にマルをつけてあげるとGood!(そして、お子さんが自分で『どこが間違っているのか』気がつけば、尚ヨシ)誰だって、ペケや訂正ばかりでは自信をなくすのは当たり前です。少し遠回りでも、親に時間の余裕がある時だけでもいいので、できたところまで丁寧に丸つけして、ほめコメントを書いてあげると嬉しいと思いますよ。そして、言葉でも「ココまでは、できているよ」「ここは、よく書けているね」など、その都度『小さなできた』に気づけるように声かけしてあげるといいでしょう。夢の「自学自習」は、急がば回れ!出典 : こうやって、親が子どもの目線に合わせた簡単な工夫でサポートしたり、ちょっとした声かけを続けてあげたりすると、宿題や勉強のハードルが下がって、学習習慣が定着しやすくなります。そして、最初はちょっと手間がかかるように思えても、子どもの目の前で、苦手なことも工夫次第でできる方法を見せたり、できないことより、できてることに気づく声かけを続けたりすると、次第にお子さん自身が自分でも同じように工夫したり、ものの見方を変換できるようになったりするかもしれません。憧れの「自学自習」への近道は、「急がば、回れ」なんじゃないでしょうか。いつかはお子さんから、「宿題?ああ、もうとっくに終わってるよ」なんて言葉が返ってくる日も、夢ではないかもしれません。大場美鈴(著),『発達障害&グレーゾーン子育てから生まれた 楽々かあさんの伝わる! 声かけ変換』あさ出版, 2020.6.27
2020年07月13日発達ナビPLUSに子育てヒント動画がラインナップ!どうしたらいい?のヒントを動画で分かりやすく解説Upload By 発達ナビ編集部発達ナビPLUSは、有料の会員さま向けサービスです。すでに、・発達支援の専門家によるオンライン勉強会(毎月8回程度開催 ※アーカイブ動画の視聴も可能)・専門家が監修!メールで個別ケース相談(毎月1回までご利用)・発達支援施設で活用されている特別支援教材の3つのサービスをご提供していましたが、6月24日に「子育てヒント動画」が待望のリリース!発達ナビPLUSの全4つのサービスラインナップがそろいました。子育てヒント動画は、特性の凸凹があるお子さまへの基本的な関わり方のコツ、困ったときの虎の巻。具体的な手だてを動画で分かりやすく解説します。どんどん増えるラインナップの第一弾は、次の3つのこのカテゴリ15本!◆3つのカテゴリ・子どもと大人のストレスとケア・カンタン!お家で運動・宿題・学習サポートのコツUpload By 発達ナビ編集部お家での宿題・学習時の工夫や、学習をする上でのつまずきポイントと手助け方法、楽しく取り組める教材の工夫を動画で解説!・お子さまに学習への興味を持ってもらいたい・宿題をしてもらうことに大変さを感じている・学習時のつまずきポイントと手助けを知りたいというときにお役立ちの動画ラインナップです。Upload By 発達ナビ編集部個別ケース相談でも、新型コロナの影響での突然の休校・休園や、外出がしづらい状況の中、ストレスを強く感じたり、かんしゃくやパニックの頻度が増えたことへの悩みや相談なども多くありました。その中で、ぜひご家庭で取り入れていただきたいストレスケアや対応方法について動画でご紹介しています。Upload By 発達ナビ編集部発達ナビPLUSのサービスを詳しく解説!無料体験会を開催。体験会参加後入会で1.5万円分ギフト券進呈もUpload By 発達ナビ編集部すでに約500家庭が入会し、大変ご好評いただいている一方、「どんなサービスかいまいち分からない」「まず無料で体験してみたい」という声も多くいただきました。そんな皆さまの声にお応えし、4サービスがそろった今、無料オンライン体験会を開催します。無料体験会は、ビデオ電話形式で、実際のサイト画面をお見せしながら各サービスについての詳細をお伝えする「無料オンライン体験会」です。※スタッフの画面を共有する形でのご紹介となるため、画面操作はスタッフが行います。オンライン勉強会の一部、個別ケース相談の回答イメージ、教材サイトなどを実際に閲覧していただきます。 その場で、スタッフに対する質問(チャットでも、口頭でも)も受け付けます!無料オンライン体験会に参加した方限定のお得な特典(※)もご用意しているので、ぜひこの機会にご参加ください。※キャッシュバックの方法についてギフト券から変更となる場合もあります。7/5(日) 11:30-11:507/7(火) 19:30-19:507/9(木) 11:30-11:507/12(日) 11:30-11:507/15(水) 19:30-19:507/17(金) 11:30-11:507/19(日) 11:30-11:50※参加する日程を1つお選びください1:サービス概要のご紹介2:各サービスの詳細※実際のサービス画面をお見せします3:入会方法/特典のご案内4:質疑応答Q.自分の顔は映る?参加される皆さまの映像や音声はオフになっており、スタッフのみ映し出されます。Q.質問はどうやってするの?質疑応答の時間に、以下どちらかの方法で質問を受け付けております。・ご自身で音声をオンに切り替えて口頭で質問する・チャット機能を使って質問を記入する
2020年07月03日昨年3月に現役を引退したイチロー氏が、SMBC日興証券のWEB動画「おしえて!イチロー先生」で、「宿題がある意味」について語った。YouTubeで1,000万再生を突破するなど、大好評だったWEB動画企画の第2弾。今回は、イチロー氏が「憧れ」と語っていた先生となり、子どもから大人まで様々な質問に答えた。その給食時間に、ある生徒から「宿題がある意味って何だと思いますか?」と投げ掛けられ、「おー!」と思わず唸るイチロー氏。「僕の定義は、野球選手がトレーニングする感じかな」とし、「宿題ってやりたくないよね。中には勉強が大好きで、それをクリアしていくのが気持ち良い人もいると思う。基本は嫌でしょ? できればやりたくない」と自身にとって重荷でもあったようだ。そして、「大人になると、やりたくないことをやらなきゃいけなくなるのよ」と苦笑し、「その訓練と捉えることはできると思う。本当にやりたくないことを『やらない』となったら、社会で生きていけないから。そのための訓練という捉え方は、僕は好きだね。やっぱり好きなことばっかりやっていると、世の中ではなかなか、社会人になったら難しくなると思う」と私見を述べていた。SMBC日興証券の公式YouTubeチャンネルでは、計27本の「おしえて!イチロー先生」をアップ。イチロー氏の名言の数々が、第1弾に続いて話題を呼んでいる。
2020年06月26日事実無根の風評被害を書かれている。遺憾の意を表したい。そんなメッセージとともに、1枚の写真をTwitterに投稿した、こばるん(@428sk1_guardian)さん。一体投稿者さんが受けた風評被害とはなんなのか…それが、こちらです。妹の漢字練習の例文に事実無根の風評被害を書かれている 遺憾の意を評したい pic.twitter.com/HpgJtZGV9p — こばるん@東こばると (@428sk1_guardian) June 24, 2020 兄の成績が悪すぎて、留年した。漢字の『留』を使った例文に、兄の留年という事実無根のネタをチョイスした投稿者さんの妹。先生の「つらい例文ですね…」という赤字が、より一層悲しみをあおります!【ネットの声】・「あまりにも」を入れる、妹の気持ちたるや。・予言の書では…?・どうしてそれを選んだんだ!コメントにもあるように、妹さんが例文として書いた「兄が留年」が実現しないことを願うばかりです…![文・構成/grape編集部]
2020年06月25日Twitterで人気の描き子さん(@kaqico)の連載コラム「描き子のモヤモヤ解剖ノート」では、恋愛に悩む女性たちのモヤモヤの理由をじっくり分析! モヤモヤで重たくなった頭の中を整理していきます。■結婚を先延ばしする彼◎今日のモヤモヤ長年付き合っている彼がいますが、なかなか「結婚しよう」言ってくれません。彼は私と結婚するつもりがあるのか、と考えるたび、モヤモヤしてしまいます。************************※描き子さんの回答は……■結婚に対する男性の本音長く付き合っているカップルの女性側が、結婚したいという気持ちを胸に秘めていることは多いです。なのに、男性はなかなかアクションを起こさず、結婚のけの字も出さない。もしかして、結婚なんて全く意識してない? 言わなきゃわからないの?いいえ、そんなことはありません。普段どんなに「言いたいことがあるなら言え」「言わなきゃ伝わらない」と主張するような男性でも、これに関してはきっちりわかっています。言われなくても承知の上。わかっているから、言わないでほしい。お願いちょっと待って…。むしろ男性側が「たぶん彼女は結婚を考えているんだろうな」と妄想を膨らませるも、女性側はなんとも思っていなかった、というパターンさえあるほどで、女性が「若い時期を今の彼氏に消費している」と考えるのと同じくらい、男性も「彼女に若い時期を消費させてしまっている」と考えているものです。なんてったって、こういう話の中ではどうしても男性が加害者ですから。多くの場合、人は被害者になること以上に加害者になることを恐れるものです。一人の女性と長く付き合っている男性の本音は同じ。「そのうちね、ちゃんとしなきゃとは思ってるよ」■男性は結婚をしたくないわけではない多くの男性は、結婚を嫌がっているわけではありません。ほとんどの人は「そのうち絶対」と思っています。でも女性ほど急ぎたがりません。その理由のひとつは、締め切りの長さの問題があるでしょう。善し悪しは置いておいて、一般的に結婚と子供を持つことはセットで考えられているため、出産のタイムリミットがある女性は、男性よりも結婚の締め切りを早めに設定しがちです。そしてもうひとつに、「結婚の重さの違い」があるでしょう。これも一般論にすぎませんが、男性にとって結婚は「女性と子供の人生を背負うこと」で、女性にとっては「男性に、自分と子供の人生を背負ってもらうこと」。こんな考えは古臭いと思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、妊娠・出産が女性だけに大きな負担を強いるのは事実。少なくともその期間中は、男性が女性を支える必要があります。その上、未だにに多くの家庭で(程度の差はあれど)子育ては主に女性の仕事、その分男性は外で稼ぐという分業が取られている以上、やはり現代の男性にとっても、結婚は「女性と子供の人生を背負うこと」なのです。男性にとって結婚は、いつかやらなきゃいけないとは思ってるけど、ついつい後回しにしてしまうイベント。例えるなら、夏休みの宿題のようなものでしょう。だって、まだ夏休み最後の日じゃないし。まだ時間あるし、まだもう少し遊んでいたいし…。こんな状況で「宿題しなさい!」という母親の怒鳴り声が、子供をやる気にさせたことはあるでしょうか? いや、ない。同じく、「いい加減、結婚して!」という直接的なセリフが男性の心を動かすこともまた、絶対にないのです。■どうしたら結婚に前向きになってもらえるか?もちろんこういう質問をされる方は、それをわかっているんですよね。直接言っても意味がないと理解している。その上で、どうしたらいいのか?が気になっているわけです。残念ですが、こういう状況で女性側がやれることはハッキリ言ってほとんどないと思います。ほとんどの男性は自分の人生設計に応じて結婚を決意するもので、それを他人が動かすのは困難です。逆に言えば男性がなかなか結婚をしたがらないとしても、別にそれは女性側に問題があるからではない、とも言えるでしょう。しかし、男性は人生設計を絶対に変更しないわけではありません。理由があれば、女性のために喜んで予定を変更します。その理由というのは、結婚を道具として使ってでも、どうしても女性を喜ばせたい、繋ぎ止めたいときです。相手の女性がすごく苦しんでいたり、悲しんでいたりするとき、それを癒すために結婚を使う。または、相手の女性が離れていこうとするとき、どうしても別れたくないために結婚を使う。など…。つまり、男性に結婚を決意させるには、あなたが猛烈に悲しんでいる様子を見せるか、あなたが彼から離れていこうとするか、このどちらかになるわけです…。が…。うーん、どっちもリスクが高いですよね…。あまり有用なことが言えず恐縮ですが、女性は「私は結婚したいと思っている」と、一度だけ、軽く伝えておくくらいがベストだと思います。一度で十分です。最初に述べたとおり、多くの男性は、長く付き合った女性に多すぎるくらいの責任を感じているはずです。だから、あとは相手を信じて、成り行きを見守るのがいいでしょう。そもそも結婚は「してもらう」ようなものではありませんし、彼氏から「結婚してやってもいい」なんて態度を取られたらシャクですよね。長く付き合った相手とはいえ、曖昧な態度にイライラさせられるなら、ほかの人に目を向けてみてはいかがでしょうか。あなたとすぐにでも結婚したい!という男性だって、きっとどこかにいるのですから。◎今回のモヤモヤ解剖ノート------------------------------------※次回もお楽しみに(第2、4水曜更新)------------------------------------■プロフィール描き子1987年生まれのイラストレーター/デザイナー/ライター。「暮らしに前向きな変化を起こす」ことをテーマに、イラストや文章を書く。
2020年06月24日やっと始まった学校!4年生になった娘。休校が続いていた小学校でしたが、5月から無事再開。4年生として、娘の新学期がスタートしました。小学4年生…学校では、高学年グループとして扱われ、学習も難しくなっていきます。そして、さらに変化もありました。今まで、1年生の後半から、2・3年生と、継続して娘を見てくれていた特別支援学級の担任の先生も代わり、4年生からは新しい先生になったのです。特別支援学級のメンバーも増え、クラス内では娘が最上級生となりました。Upload By SAKURAいろんなことが変わりましたが、私は娘の性格上、たいした心配はしていませんでした。新しい先生は、以前から他の特別支援学級を担当していて、娘も学校内の活動の中で関わりがあり、慣れている先生だし、前の担任の先生は隣のクラスにいます。きっと娘なら、穏やかにニコニコ過ごしてくれる…そう思っていたのです。新学期早々に娘に変化が…しかし、新学期が始まって早々、娘に異変が起こりました。学校が始まった日の夕方、放課後等デイサービスに迎えに行くと、「帰りたくない!」と泣いていたのです。Upload By SAKURA初日だから疲れてしまったのかな?と、娘をなだめつつ車に乗せました。しかし、翌日も娘は「帰りたくない」と、帰りがけに号泣したのです。それから数日、泣いた娘を説得しながら車に乗せる、ということが続きました。さらには家でも、以前まで泣かなかったようなことで泣くようになりました。Upload By SAKURAその泣き方も、今までとは違い、幼く…小さな子が泣くような泣き方でした。そして、普通にできていたことができなくなったり、弟からかけられる言葉一つひとつにイライラしたりする様子も見えるようになりました。明らかに娘は、不安定になっていました。原因は、放課後等デイサービスでの過ごし方?そこで私は特別支援学級の先生に、連絡帳で、学校の様子を聞きました。学校で何か違う様子はないかと思ったのです。しかし娘は、学校では特に変わらず過ごしているようで、「あーさんは、本当にお利口です。ニコニコ頑張っています。」と返事が来ました。娘に学校のことを聞いても「普通に楽しいよ?」としか言いませんでした。そこで今度は、放課後等デイサービスの先生に相談することにしました。Upload By SAKURAそして、話し合いの中で、「4年生になり、6時間目までの授業が週4になり、放課後等デイサービスで過ごす時間が減っているせいではないか」という話になりました。実は以前にも似たようなことがありました。コラムにも書いたのですが、小学3年生になった時にも、時間割の変化と宿題が終わらないことへの不安で気持ちが不安定になっていたのです。まさに、この時と同じ状況でした。私は、この時から無理に宿題を終わらせる必要はないと話していたのですが、長い休校が続き、娘は以前のやり方を忘れているようでした。以前まで週2回だった6時間目の授業が、週4になったこともあり、娘もパニックになっていたのかもしれません。娘は、放課後等デイサービスで常に時間を気にしていて、宿題も気になる…遊ぶ時間も気になる…やっと遊び始めたと思ったら、私が来る…という状態なのだそうです。Upload By SAKURA新しい生活で溜まったストレスを癒すための、遊びの時間が足りていないのだと思いました。楽しい時間を優先に。放課後等デイサービスの先生は「無理に宿題しなくてもいいんじゃないかな?」と声掛けしているそうなのですが、娘は頑なに宿題を多く終わらせようとしているそうです。そこで私は改めて娘に、話すことにしました。Upload By SAKURAやはり娘は宿題のことを心配していたので、とにかく放課後等デイサービスでは、満足するまで遊ぶことが優先だと話しました。再度、ルールを確認。その後、娘は放課後等デイサービスの先生と再度話し合いました。Upload By SAKURAそして、デイサービスに着いた時間にかかわらず、宿題をやめる時間を決めたそうです。その時間になったら、宿題した時間がたとえ10分でも、宿題ができなかったとしても、遊ぶ時間にうつることを約束しました。それから娘は、思う存分遊ぶようになりました。すると数日後には、帰る時には笑顔で待っていてくれるようになりました。お姉さんになったとはいえ、まだまだリズムが掴めるまではフォローが必要。一度言ったことでも、確認しつつやっていく必要があるな~と考えていた私でしたが、実は私が予想もしなかった、嬉しいこともありました。以前は帰宅後に残してきた宿題に取り組んでも、宿題中に固まったり、終わるまでにすごく時間がかかったりしていた娘でしたが…Upload By SAKURA宿題をするスピードも上がっていたのです。しかも、字もキレイ!日記はもうフォローがなくても、完全に一人で書けるようになっていました。帰宅後の動きも機敏で、私が声をかける前に動くように。そのスムーズさは、低学年の頃からは想像できない姿でした。一つひとつ向き合っていけばいい。今回のことで、娘の成長をまた強く感じた私。苦手も多いけれど、なんでも再確認すれば対応できるようになるし、娘にとって大事な時間をちゃんと確保すれば、他のことにもいい影響を与えてくれました。そして、数年前に「できないこと」「困ったこと」だったことも、今こうやってできるようになっている…。そう思うと、一つひとつの対応が数年後にいきてくると思え、私のモチベーションもまた一つあがりました。人よりゆっくりな成長だけど、人よりたくさん頑張ってくれる娘。これからも娘に寄り添い、頑張っていこうと思えました。Upload By SAKURA
2020年06月24日みなさんは子供の頃、ゲームや漫画などを親に没収された経験はありますか。宿題などをそっちのけで趣味を楽しんでいると、叱られることもあるでしょう。ABUNCHOO(@abunchoo_bird)さんは、「宿題が完了するまで」という条件付きで息子さんからスマートフォンと携帯ゲーム機を没収し、ある番人を雇いました。その見張り役の姿が、こちら!宿題をしない息子から取り上げたスマホDS×2,Switchをモフに守ってもらってるんですが、息子が自室から勢いよく出てきてこの様子を見て「ああっ!なんでのってるんだ!とれないじゃないか!くそぅ!」と悶絶して去っていった。モフ最強説。そして思春期の男子はアホでかわいい。 pic.twitter.com/jNtRY5KXvE — ABUNCHOO (@abunchoo_bird) June 6, 2020 ABUNCHOOさんは、飼っている文鳥の『ぶんちょ』さんに見張り役を頼んだのです!没収されたものを取り返そうと自室から出てきた息子さんは、ぶんちょさんの姿を見て「なんで乗ってるんだ!取れないじゃないか!」と、悶絶して去っていったのだそう。見事役目を果たしたぶんちょさんにはあっぱれですが、無理やりどかすことなくやり過ごす、心優しい息子さんだからこそ守りきれたのでしょう。ABUNCHOOさんが写真をTwitterに投稿すると、19万件以上の『いいね』とコメントが寄せられました。・ナイスぶんちょ!そして息子さん、優しい!・最強のセキュリティ!これは完全にあらがえませんね…。・私の自宅にも派遣したい〜!ちなみにぶんちょさんは、息子さんがオンラインで授業を受けている際、キーボードの番人にもなるそうです。おお、返信しきれてないですが、モフと思春期男子の関係をご覧頂きありがとうございます!モフはPCキーボードの番人でもあるので、息子はオンライン授業時のタイピングも人差し指で雨だれのようにしかさせてもらえないまま「くっ…あぅ…」とうめき耐えていますので何卒。 pic.twitter.com/ceUMSkMBrQ — ABUNCHOO (@abunchoo_bird) June 6, 2020 指の近くで様子をうかがうぶんちょさんと、時折構いながら人差し指でキーボードを一つひとつ押す息子さんの愛らしいやり取りに癒されますね![文・構成/grape編集部]
2020年06月08日自宅で過ごす長い日々が始まり…3月末から小学校が休校になった娘。4月から4年生に進級するも、学校には通えない日々が続き…放課後等デイサービスも途中までは通えていたのですが、結局4月からはお休みになりました。3歳の息子も、保育園から『家庭内保育、ご協力のお願い』があり、娘が放課後等デイサービスをお休みしたのと同じ時期から登園を控えることに。結局、わが子たちは1か月半以上家で過ごしていました。Upload By SAKURA溜まっていくそれぞれのイライラ。最初はなんとかなっていたのですが、学校からの大量の宿題と、自主勉強に嫌気がさしてきた娘…大好きなお出かけにも行けず、退屈する息子…そして、3食作らなければいけないご飯…すぐ散らかる部屋…仕事があるのにできず、一人では手が足りない私…。Upload By SAKURA段々とそれぞれに、イライラが溜まってきました。子どもたちは、お互いに言い方が乱暴になり…Upload By SAKURAお互いが傷付き、イライラ。そうなるともめることが増えていきます。私はやらなければならないことがたくさんでイライラしている状況なので、なかなか冷静に対応できず…子どもたちと同レベルで発狂してしまうことが多々ありました。声かけをすることで、母子の関係も悪くなり…また、娘とこんなに長い時間過ごすのも久しぶりの私。娘の行動がどうしても気になり、「着替え片付けた?」「宿題終わった~?」と、声をかけることが増えていました。最初は何も言わなかった娘ですが、自粛生活が長くなると…Upload By SAKURAイライラした返事が増えてきました。言い過ぎているのかと感じた私は、自分で判断させてみようと、しばらく声をかけないようにしました。しかし、娘は声かけなしだと自分ではまったく動かない始末。どうしても!というときに声をかけると、Upload By SAKURA今度は声をかけてくれなかったことに号泣。それを聞いて、私がイライラ…。イライラを回避するために"あるもの"をつくることに!このままの状況が続けば、娘も苦しいけど、私も苦しい。娘に声をかける回数を減らし、自主的に動いてもらうために、私は“あるもの”をつくったほうがいいと思いました。それは、スケジュール表。夏休みなどのまとまった休みにたびたびつくり、活躍してきたスケジュール表。実は今回自粛生活に入るときにもスケジュール表をつくることを娘に勧めたのですが...Upload By SAKURA反対されました。本人がいらないと言っているのにつくるのは強制になってしまうと思い、つくらずに様子をみたのですが、やはりないと難しいと感じました。すでにピリピリしている母子関係だったので私から提案すると受け入れにくいかなと思い、夫に頼んで、娘に提案してもらいました。Upload By SAKURA娘は少し考えて、「わかった!つくる!」と言いました。そして話し合いながらスケジュールを決め、大きな紙に書いて部屋に貼りました。スケジュール表の効果はてきめん!スケジュール表をつくってから、娘は自主的に動くようになり、Upload By SAKURA私が声をかける回数も、劇的に減りました。娘と私が穏やかに過ごせるようになると、息子のイライラも少し減ったように感じます。3人で1日中過ごしているので、1人がイライラすると周りにイライラが広がって、みんなイライラしてしまっていたのだと気づきました。最初からスケジュール表をつくればよかったかな~と思いましたが、これはこれで娘の経験。スケジュール表をつくることは恥ずかしいことではないし、スムーズに動けて気持ちが楽になるなら、いくらでも使っていいのだと娘にも話し、本人も改めてスケジュール表の大切さに気づいたようでした。Upload By SAKURA一緒に過ごしている息子にはスケジュール表はつくっていないのですが、娘が規則正しく動くようになったことで、なぜか息子の行動と時間も安定してきました。そして、私自身も娘のスケジュール表を見て動くので、自分の時間を確保しやすくなりました。意図せぬところでも、影響を与えてくれたスケジュール表。規則正しく過ごすことの大切さも、自粛生活で学ぶことができました。それでも、やっぱりいつもの日常がいい。早く、以前のように過ごすことができる日々が戻るといいな~…それまで私たちができること…手洗い!うがい!マスク!よく食べて、よく寝る!をしていきたいと思います。
2020年05月27日学校で起こるいじめは、被害者生徒の心身を深く傷付ける重大な問題。しかし、例え学校が問題解決に積極的であっても、さまざまな要因が重なって簡単には解決しないこともあります。3児の母親である、きむおかん(kimukimuokan)さんは、長男がいじめに遭ったエピソードをInstagramに公開。重度の牛乳アレルギーである長男は、中学2年生の時に学校でクラスメイトからゾッとする言葉を浴びせられて…。『ぼくが学校を捨てようと思った理由』※『画像を見る』をクリック後、右の矢印を押して続きのページをご覧ください。長男に対して失言を謝罪したものの、まったく反省をしていなかったクラスメイト。長男に粘着し、明確にいじめのターゲットにしてしまいました。もしかしたらアレルギーの認識が甘く、「冗談が大事になった」という逆恨みもあったのかもしれません。それから不登校になった長男は、『適応指導教室』に通いながら復学を目指すことに。なぜなら、教室にはいじめの加害者だけでなく、長男のことを想ってくれる友達もいたからなのでした。この後、転校か復学か心が揺れ動く出来事もありましたが、多くの人に支えられた長男は復学を希望。中学3年生となり、塾の宿題と学校の宿題に手こずりながらも日々を過ごしています。ドラマのように何事もすんなりとは解決せず、終わりの見えない苦しみに心折れるような思いをしている人もいるかもしれません。ですが、一歩ずつ前進していけば、いつかきっと出口が見えてくるでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年05月23日あたしが見てないだけで 、毎日邪魔してるんやろうな。そんな飼い主のコメントとともに、犯行現場をとらえた動画が公開されてしまった、スコティッシュフォールドのカリン(@920_fam)ちゃん。カリンちゃんの犯行をしっかりおさえた動画を、さっそくご覧ください!今日も邪魔してたあたしが見てないだけで 毎日邪魔してるんやろうな pic.twitter.com/vTBjJdORR8 — カリン (@920_fam) May 20, 2020 カリンちゃんの犯行…もとい日課は、飼い主さんの娘さんの邪魔をすること。「なぜ私と遊ばないのか」といっているかのように、堂々と宿題の上に鎮座する様は、貫禄すら感じさせます。これでは娘さんも宿題に集中できません!しかし、この様子がちょっぴりうらやましくなってしまうのはなぜなのでしょうか…。【ネットの声】・よっぽど娘さんと遊びたいんですね。こんなにかわいいカリンちゃんに邪魔されてもお勉強を続けられる娘さん、すごい!・猫は、こういう主張が強いですよね。・机の上に箱を置いてみては?飼い主さんいわく、カリンちゃんは常に娘さんにべったりなのだそう。寝る時も一緒というのですから、いかにカリンちゃんが娘さんのことを大好きかが伝わってきます。もしかしたら、娘さんの邪魔をするのは、単純に嫉妬しているだけなのかも…なんて思うと、より一層愛おしさが増しますね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月21日子供の頃、学校で出された宿題を、提出期日のギリギリまでやらずにいた人は少なからずいるでしょう。宿題のことを知っている親から、早く済ませるよう催促されたり、怒られたりしますよね。佐藤二朗のツイートに共感の声2020年5月現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響で、佐藤さんは約1か月半もの間、在宅勤務をしていました。自宅で過ごす中、小学生の息子さんに問題集を進めるよう、日々うながしたといいます。きっと問題集は学校から出された宿題で、佐藤さんが何度いっても、息子さんはなかなか手を付けなかったのでしょう。同月20日、佐藤さんは息子さんに対する悲痛な思いを、Twitterの投稿で次のようにつづりました。母さん。質問があります。なぜ子供というのは、こうも同じことを何度も言わせるのでしょう。この在宅1ヶ月半の間、僕は、「早くドリルやりなさい」を多分、2千回ほど言っています。@actor_satojiroーより引用佐藤さんは自身の母親へ質問するように、「問題集を進めるように2千回はいっているけどやらない」と、息子さんへの不満を吐露。そして、佐藤さんは母親からの返答だと思われる文章を、最後にこうつづったのです。え?なんですか母さん…あなたは3万回だった…母さん、ご苦労かけて、ごめんなさい。@actor_satojiroーより引用母さん。質問があります。なぜ子供というのは、こうも同じことを何度も言わせるのでしょう。この在宅1ヶ月半の間、僕は、「早くドリルやりなさい」を多分、2千回ほど言っています。え?なんですか母さん…あなたは3万回だった…母さん、ご苦労かけて、ごめんなさい。— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) May 20, 2020 …もっといわれてますやんッ!!!きっと佐藤さんの母親は「あなたも親のいうことを聞かなかった」と、当時の苦労を伝えたかったのでしょう。大人になり結婚し、子供を持って初めて知った母親の苦労に対し、佐藤さんは「ご苦労かけてごめんなさい」と謝罪の言葉を書き記しました。佐藤さんのツイートには、宿題をやらない子供に同じ思いを示す人や、大人になってからの『気付き』に共感する声が寄せられています。・二朗さん!私もまったく同じ状況です!・私も子供に「早く課題をやりなさい」と何千回といっています…。しかし、最後の1文は耳が痛い!・こうやって子供の時の気持ちから、親の気持ちが分かるようになっていくのですね…。コメントの中には、子供に宿題をやらせるための工夫を共有する人もおり、親たちの苦労が垣間見えました。子供が宿題になかなか手を付けないという親の悩みは、全国共通なのかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2020年05月21日中学校の『毎日ノート』、その名の通り毎日提出するものだったけれど...Upload By かなしろにゃんこ。ADHD息子リュウ太が通っていた中学校では、全生徒が取り組む宿題、「毎日ノート」というものがありました。この毎日ノートは名前の通り、“毎日書いて提出するもの”です。日々の授業で学んだことを振り返り、印象に残ったことを書くことになっていました。そして、毎日ノートを提出するたび、教室の壁にある「チャレンジシール」の台紙に1つずつシールを貼ることができる決まりでした。「毎日提出するように」と学校から言われていますし、教室の壁に貼ってあるチャレンジシール台紙を見れば個人の提出率もわかってしまうので、大半の生徒がきっちり取り組んで提出していました。Upload By かなしろにゃんこ。しかし、息子は全く提出しようとしませんでした。ナゼやらないのかと本人に聞いてみると、「何を書いていいのかわからない」といいます。「毎日ノートにはその日の印象に残ったことを書こう!」と先生は言っていましたが、息子は印象に残ったことを思い出すことができず、提出できないのです。先生に促されて提出するように。でも中身は!?Upload By かなしろにゃんこ。そして、ほとんど提出できないまま1年生の1学期が過ぎ、息子のチャレンジシール台紙にはシールが3枚だけ...面談で先生から「毎日ノートをちゃんと提出するように」と注意を受けて、さすがの息子もきちんと書いて出すようになったのですが…Upload By かなしろにゃんこ。ある日息子の毎日ノートを覗いてみると、なんと中身がただの日記になっていたのです。先生の言った「印象に残ったことを書く」という言葉を額面通りに受け取り、本当に“学校で1日すごした中で印象に残ったできごと”をそのまま書いていたのです。Upload By かなしろにゃんこ。私は、そうじゃねーーーーよ!(笑)と心の中でツッコミました。毎日ノートはもともと復習のためのものです。先生は「受けた授業の中で印象に残ったことをノートに表現しよう」と伝えたかったのですが、息子はそれを全く理解できておらず、休み時間などに友人とどんなことをしたかを中心に書いていたのです。反抗期なので正面から「書き方が違う!」と否定をすると、その後一切やらなくなる可能性があったので、2学期の面談のときに先生に「息子に書き方の説明をして欲しい」とお願いしました。親の言うことよりも先生の言葉のほうが響くお年頃なので、ここはお任せすることにしました。その後先生から書き方の指導を受けてなんとか書くことはできたものの、毎日提出することは難しく、週1回がやっとです。息子曰く、ノートにみんなのように上手くまとめることができないんだとのこと。『ノートを自分でまとめる』ことがリュウ太には難しかったUpload By かなしろにゃんこ。Upload By かなしろにゃんこ。絵やデザインのことなら毎日スケッチブックにキレイにまとめているというのに、授業のことは全くできない子でした。まぁ週1回は提出できるようになったので、それでもいいか~と思うことにしました。大人になってから息子に当時のことを聞いてみると、上手なノートの書き方(左ページに板書、右ページに気になったことや補足説明などを入れる方法)などを教えてもらっても、ピンとこなかったそうです。カラーペンを使って大事な部分を強調したり、囲ったり、線を引いたりという上手な書き方が思いつかず、うまく書けないから自信がなくなり、「あまり人に見せたくない」という気持ちがはたらいてイヤだったと本人は言っていました。過去にはこだわらず今が大事なADHDにとって数時間前のできごとはどうでもよく、さらに書くのも苦手となると、頑張ってノートを出そうとは思えなかったのでしょう。学習方法も人への伝え方も、得意不得意があるからUpload By かなしろにゃんこ。息子「書くのは苦手だけど、口で伝えることは大好きなんだよなー(笑)」文字に起こすことが得意な人、話して聞かせることが得意な人、人に伝えるのは苦手だけど記憶するのは得意な人...伝える方法や学習の方法は何通りもありますから、毎日ノートができないからといってダメなわけじゃないんだなと思うのでした。
2020年05月20日我が家の娘はこの4月で新一年生に。開催が危ぶまれた入学式は、青空の校庭で無事とり行われました。その後は自粛生活で登校することなく、「おうち時間」も長期戦に突入中。幸いにも学校側からは沢山の宿題や課題が。自主性をもって規則正しく生活してくれる事が理想ですが、子どもにとってなかなか難しいもの。緊急事態宣言もようやく解除の動きですが、長期の休みでも子どもが自分でスケジュール管理できるアイテムがあれば助かりますね。今回「おうち時間」を過ごすために、我が家が取り入れて役に立ったアイテムを3つご紹介します。「一日にやること」を見える化しよう一日中おうちで過ごす場合も、学校生活を意識したスケジュール感が理想。起きる時間、勉強をはじめる時間、遊ぶ時間、ごはんの時間などを見える化すれば、子どもにとっても安心です。年長さん時代、小学校へむけて取り入れた「やることボード」。「やることボード」は、「時間」と「やること」を見える化したアイテム。ボード、時計シール、やることシールがセットになっており、「自分で」考えて作っていけることが何よりのポイントです。⇒前回の記事はこちら 【もうすぐ1年生】年長の夏から初めたこと。4月に向けて生活リズムを整えよう 4月に入ると同時に、保育園用だったスケジュールを書き換えました。ホワイトボード用ペンで書いていたので、ウェットティッシュを使えば簡単に書き換えが可能です。おうち生活用に作成したのは、「一日のto doリスト」。あえて時間は入れず、一日にやることを自分で考えてリストアップ。(もちろん、親のサポートと誘導は必要!)“自分で考えて作ったリスト”なら「ゲームまでに、勉強と水やりとお手伝い」など、やること&やったことを指差し確認が可能。繰り返すうちに自然と習慣につながりました。裏側は学童用に書き換えも完了。柔軟に作り変えれるところも◎なアイテムです。 【ご紹介したアイテム】たくさんのやることを整理して、決められた時間までに終わらせる。子供のそんな力を育む、「やることボード」です。⇒ じぶんで予定をくみたてられる「やることボード」/Gakken×OURHOME 一気に増えるプリント類!まとめてかしこく収納休校期間中、小学校から出された宿題、ドリルに、健康管理の紙。小学校に入ると紙が増える!とは聞いていたものの、まだ授業も始まっていないのにプリントの管理にあたふた。そこで取り入れたのが「エセルテソーテッド」。A4サイズのプリントが入るファイルを、縦に並べて壁掛けできる収納アイテム。省スペースながら、収納力も抜群。「あの紙どこやったっけ?」なんて事にならないよう、目のつくところにスマートに収納することが可能です。一番上はママが記載するプリント類、そこから宿題、絵日記シート、習い事の宿題、学童のノート、など多彩な使い方が可能。1ポケットだけ取り外して持ち出すこともできるので、必要な分をリビングに持ってきて勉強、と言った使い方にも活躍しています。 【ご紹介したアイテム】A4サイズのプリントが入るファイルを、縦に6つ並べて省スペースに壁掛け収納。要提出・学校・部活・保管など、自由なカテゴリーに分けて整理できます。⇒ エセルテソーテッドA46段ファイル/Esselte 毎日確認が必要なものは、パッと挟んで気軽に飾ろう進捗確認や記載が必要なプリント。この一枚は常に目につくところに飾っておきたい!そんなものも出てきますね。保育園時代は気軽にマスキングテープで貼っていたのですが、小学校のプリントは提出が必要なものも多いので、なるべくきれいな状態にしておきたい。そんな時はウッドバインダーが便利。お休み中、できたことに花丸をつけていくプリント。目に見えて花丸が増えればやる気にもつながります。使い方は簡単、挟んでフックにかけるだけ。無造作な紙類もギャラリー風に演出してくれます。紙を痛めることもないので、提出が必要なプリントも安心して飾ることができます。今はリビング学習がメインの娘。リビングテーブル横の定位置にプリントを飾り、教科書や教材を収納している棚までの壁に「エセエルテ ソーテッド」を。導線も改善したことにより、学習スタート&片付けが格段とスムーズになりました。それまではテーブルの上をとっ散らかして、終わったら適当なところに放置。次スタート時に大捜索。。ということもままあったので、そこが改善されたのは大収穫です。 【ご紹介したアイテム】プリントも、子供のお絵かきも、挟んで掛けるだけでアートギャラリー風に。まるで木製フレームに飾るように、壁の生活感をなくします。⇒ ウッドバインドホルダー S いかがでしたか?出口が見えるようでなかなか見えない「自粛生活」。子どもだって、世相や親の感情をよみとって、やっぱり不安は感じてしまうもの。大人だって全く仕事がすすまない時があるように、子どもだってダラダラしたり、目標の半分もこなせいな日だってあります。ただ便利なアイテムを上手に取れれて環境を工夫すれば、子どもが「時間」「もの」の管理ができるいい機会にもなりそうです。 ■こどもと暮らす 大西佳葉アンジェ編集部。フードコーディネーター。夫と娘の3人暮らし。家族が笑顔になるレシピを考案中。今日も美味しく、楽しく過ごせますように。
2020年05月15日休校が続き、おうち時間も長くなったある日。こんな出来事がありました。休校が始まったばかりの頃は、子どもたちと一緒にいる時間がこんなにたくさんあるならと張りきって、いろいろなことを計画していた私。早起きをして宿題をしたり、公園へ行って体を動かしたり、子どもたちとおやつのクレープ作りをしたり…。家族時間を笑顔で過ごそう!とがんばっていました。ところが、買い物ではほかのお客さんとの距離が近くならないよう気をつけたり、子どもたちと楽しみにしていたおやつ作りの材料が品薄で買えないことが続いたり、散歩中に公園の前を通ると遊具にテープが貼られていたり…。今までの日常にはない状況に、いつのまにか疲れがたまっていたようで。自分でもびっくり!うっかりグラスにみそ汁を入れてしまいました。迷いが顔に出ちゃったけれど…「お手伝いする!」と娘が言ってくれたとき、実は私、早く片づけてちょっと休みたいな~と思っていたのです。だから、ちょっと迷いが顔に…。そんな私の表情を見て何かを感じ取った息子が、コーヒーをいれようとしてくれたようです。でも、うっかり!電気ポットをやかんと間違えてガスコンロの上に置いた瞬間、間違えたことに気づきあわてふためく息子。そして、口から出てきた母を気づかうやさしい言葉。そう、子ども達は、「散らかすつもり」「間違えるつもり」「時間をいっぱい使うつもり」でお手伝いをしているわけではないんですよね。母が疲れた顔なら元気になってほしい、元気ならもっと笑顔になってほしい。娘もそんな気持ちだったのだと思います。そして私もわずか20分くらい前にうっかりグラスにみそ汁を入れてしまったばかり…。うっかりは私も同じ…。ということは母譲り!?そう思ったらなんだか笑えてきて疲れも和らぎ、癒されていました。娘の「お手伝いする!」の言葉に、ちょっとめんどくさいなぁと思った自分に反省した私です。学びと喜びを育むお手伝い息子が幼稚園の頃、初めて出たお手伝いの宿題は「ごはんの前にテーブルをふきんで拭く」というもの。そしてその宿題にやりがいを感じて、一生懸命にお手伝いをしてくれる息子の姿に感動したものでした。学年が上がるにつれてお手伝いのテーマも難しくなり、部屋のそうじやご飯の支度、片づけなどになりました。ひとつひとつやり遂げながら「できた!」と自信をつけていくのは大人も子どももきっと同じ。お手伝いにはできることを増やすだけではなく「自分がしたことが喜んでもらえる」「自分は役に立っている」という相手の気持ちを想像したり、協力する楽しみや大切さを知る経験などがいっぱいつまっているような気がします。だれだって、喜んでもらえたときにはもっとがんばろうとする力がわいてくるものですよね。休校で増えつつあるお手伝いタイム。大人にとっても子どもから何かを得られる貴重な時間になるんだなぁと実感しています。<文・マンガ:ライターしみず宇海>
2020年05月12日休校延長が決定された自治体も多くなってきましたね。私が住む地区も5月末までの休校が決定しました。休校になってから、子どもの友達のママからは学力についての心配をよく聞きます。学校から宿題や課題が出され、取り組んでいる人も多いと思いますが、小学校の新1年生に関しては具体的に学習を進めるような宿題はあまり出ていないのではないでしょうか。今回は、元小学校教諭で、小学1年生の担任をしていた経験から、この時期に取り組めることを紹介します。これらは、今わが家の新小1の娘がやっていることです。1学期にコツコツと積み上げるものから9月新学年スタートの案もあるそうですが、現段階で考えると、私は夏休みの短縮や土曜授業で補填(ほてん)をしていく可能性が高いのかなと思っています。であるならば、やるべきことは、最初の1学期にコツコツと積み上げる形で身につけるはずだった学習と夏休みの先取りではないかと。そこで、まずはコツコツ系から紹介します。国語:音読と先生あのね毎日短時間でも音読を早い段階で毎日の宿題になるのが音読です。音読が上手な子ほど文章の読み取りが上手だった印象があります。同じ文章を繰り返し読むことで、だんだんスラスラと読めるようになっていきます。音読をやったことがない子や苦手な子は、まず短い文章から始めましょう。国語の教科書がもう手元にある人は、その中から選ぶとよいと思います。お気に入りの絵本を選んでも楽しいですね。全部読むのが大変だったら読むページを区切って、上手になったら次のページへ…と進んでいくとよいと思います。読むのが上手な子、音読を楽しめる子はお母さんと交代で一文ずつ交代で読んでみたり、一緒に声を合わせて読んでみたりして変化をつけるのもおすすめです。テーマを決めて書いてみようひらがながおおむね書けるようになっていれば、作文や日記に挑戦すると書く力がつきます。1年生はよく、「せんせい、あのね」という作文の宿題が出されます。「せんせい、あのね~」から始める作文で、その日にあったことや自分のことで先生に知らせたいことを書いていくものです。「〇〇くんとあそんだよ」「ゆうごはんは〇〇だったよ」などと、先生に話しているように書いていきます。書くテーマはなんでもOKですが、なんでもよいと言われると意外と書くのが難しいという場合もあるので、いくつか提案してみましょう。《テーマの例》・自分の好きなもの(食べ物・スポーツ・歌・人・花・動物など)・今日食べたもの(夕ご飯のおかずでうれしかったもの・おやつで食べたものなど)・今日遊んだこと(どんな遊びをしたのか・どんなことをしてみたいかなど)・学校で楽しみにしていることわが家では「お父さんに伝えたいこと」を書いています。娘は、ですます調で書くほうが書きやすいということなので、そのように書いています。書き終わったものは、父親の前で実際に読んでみます。声に出して読むことで、文章におかしいところがないか、確認にもなります。最初はどんな内容を書きたいのか聞き出して、一緒に文を考えてあげましょう。書き始めのころは自分で文を考えるのは難しいですが、だんだんと慣れていきますよ。算数:計算練習百マス計算にゲーム性をもたせて算数で身につけておきたいのは計算力です。学校で習っていなくても、簡単なたし算、引き算ならできるという子は多いと思います。計算は速くできたほうが、算数が楽しくなります。市販のドリルやダウンロードできるワークシートを使うのもよいと思います。ただひたすら計算するのはちょっと…という子は百マス計算の簡単なものを使ってタイムを計測してゲーム性をもたせるのも手です。手元に算数セットがあるのであれば計算カードも使ってみてください。意外と答えの数字を書くのに手間取ってしまい、それがもとで計算がイヤになってしまうこともありますので、口頭で答えを言っていくだけでもいいと思います。繰り上がりのない足し算、繰り下がりのない引き算なら授業で習っていなくてもできる子が多いと思います。全部やるのが大変だったら、最初はカードの数を減らしたり、簡単なものだけ集めたりして、楽しんでやってみましょう。わが家ではタイムを計測したり、今日は何周やった!なんて言いながら取り組んでいます。生活科:植物の観察とお手伝い植物観察でたくさんの発見をみつけよう以前の記事()でも紹介しましたが、種をまいて、芽が出てきたり、葉っぱが増えてきたりしたら観察をしてみましょう。葉っぱの数はどうかな?大きさは?形は?植物によってそれぞれ違うので見比べてみるのも楽しいです。最初に出てくる葉と次に出てくる葉の形も違います。たくさんの発見をみつかるはずですよ。食事の配膳、雑巾絞りの練習生活科の単元の中にはお手伝いもでてきます。時間のある今、できることは積極的にやってもらえるといいですね。給食当番での食事の配膳や、掃除の時間の雑巾絞りなどは家庭での経験の差がかなり出てくるものです。家の仕事にはどんなものがあるかを一緒に考え、できそうなものを一緒に探してみてください。夏休みの先取り:自由課題夏休みが短くなるかも!?今から準備するのも◎次に、わが家では夏休みの先取りを考えています。夏休みの宿題でよく出されるのが自由課題です。自由研究と言っている学校もあると思います。自由課題ってなにをすればいいの?とよく聞かれますが、低学年のうちは工作・絵画などをやってくる子が多いです。いろいろな材料を準備して、自由に工作をしてみる、日曜大工が趣味のおうちの方がいればパチンコや箱を作ってみる、紙粘土で人形を作る、ビーズでマスコットを作ったり、アイロンビーズでままごとセットを作ったり、フェルトでカバンを作ったりなど手芸もいいですね。作った料理の写真を集めてレシピブックを作ったり、好きな恐竜の絵を描いて手作りの図鑑を作ったりするのも立派な研究です。夏休みが短くなりそうなので、今のうちにいろいろ取り組んでみるのもいいかなと思います。いろいろ挙げてきましたが、1年生は長時間集中するのはまだ難しく、最初のうちは15分続けばよいと言われています。一つの取り組みに関してそんなに長い時間をかけなくて大丈夫です。これからしばらく続きそうな休校期間。子どもたちそれぞれが、好きなこと・夢中になれることをいろいろ見つけられる時間にできればなと思っています。わが家の日々の学習カード。毎日全部はできていませんが、少しずつ取り組んでいます!<文・写真:ライターHIDE>
2020年05月10日こんにちは、エェコです。休校が続いてるなか、お子さんの宿題はどうしていますか? 娘は塾のみで、まだ簡単なのでいいのですが…問題は息子。■大量の宿題、教えるのはもちろん親!?学校と塾とでたっくさん出ました。そして…なんてこった…! 仕方ないとは言え…完全つきっきりで教えねばなりません。■息子とマンツーマンで向き合うも苦戦続き…わが子に勉強を教えるの…難しくありません?親のほうも「なんで真面目にやってくれないんだ」「教えたのに…」ってなるし、子どものほうも「口出ししすぎ」「間違いを言われるとなんかむかつく」って、お互い素直になれないのか意地の張り合いなのか、わが家では毎回こんな感じになってしまいます…。そんななか…ひとりひとりに向き合って勉強を教えてくれる先生って…本当にスゴイ!しかも、勉強だけじゃなくて学校生活だって過ごしやすいように考えてくれてる…。本当にスゴイ! 私はたったひとりの息子にだって勉強でも生活面でも大苦戦しているのに!先生、本当にありがとうございます…! そして今後ともよろしくお願いいたします。
2020年05月10日こんにちは! イラストレーターのにわゆりです。まさかの2ヶ月の休校、休園が続き、在宅ワークが困難になってしまったご家庭も多かったのではないでしょうか?わが家も常に子どもたちがいる状態…とはいえ、午前中は私が仕事をしている横で、宿題や通信教育、工作…など。それぞれがおとなしくやってくれていたので、2歳~3歳のあの頃とは「だいぶ変わってきたな~」と思っていたのですが…■子どもと一緒に在宅で仕事するのは大変5歳児は飽きるとちょっかい出しまくり! 仕方のないことですが、なかなか作業がはかどりません…。そして、一番困ったのがオンラインミーティング!2、3回オンラインミーティングをする機会があり、長時間の予定だったので子どもたちにはしっかり注意して、別室にこもってやることに。子どもたちの顔を見て大丈夫だなと、安心して部屋にこもったかーちゃん。■別室でオンラインの打ち合わせ中…順調にミーティングも進み、1時間がたったころ…長時間(といっても1時間…されど1時間?)こもっていると気になるのか、部屋をのぞきにきたモンキーズ。すぐにドアを閉めてもらったのですが…いたずら盛りのキーちゃん、音をたてずに部屋に忍び込み、床をゴロゴロしたり背後に立ったり、静かにアピールタイム。静かだからまだマシ…!? でも気が散るー!最後はアメをあげて、静かに退出してもらいました(笑)オンラインMTGは、その2、3回で済んだのでまだ良かったですが、頻繁にある方はとっても大変だと思います!(涙)一応子どもたちも、わたしが家で仕事をしていることは理解して、どういう仕事をしているかも興味を持ってくれているのでそういう姿を見せられるのは良い機会だなと思います。こんなふうに、在宅ワークを見て育ったモンキーズが将来どういう職業を選ぶのかも気になるところですが…やっぱり子どもとともに在宅で仕事をこなしていくのはとても大変ですよね。みなさま、本当にお疲れさまです! 早く安心して日常生活に戻れることを祈っているかーちゃんなのでした。
2020年05月09日1回目の休校延長のあとに、保護者が小学校まで宿題をとりにいくことがありました。わりとどっさり出たので計画的にやらないと終わりそうもない!休校の日数と宿題の量を計算して、1日これだけやればいいというノルマを決めることに。ノルマが終わったら自由時間ということにしました。「終わったら自由!」というごほうびシステムなのでやる気が出るかな?と思ったのですが…次男は毎日午前中にノルマ達成!!そのあとはゲームをしたり、動画を見てダンスを踊ったり、漫画を読んだりしています。そして次女はというと…とにかくやらない!!もともと、宿題をなかなかしない傾向だったのですが休校になってそれが謙虚に表れてる気がしますね…。そこで、ごほうびの内容を提示してみます!!全然効果がない…。とにかくとにかくさぼることしか考えてなーい!!!ある意味、ごほうびにつられず意思が強いというのだろうか…?さて、本日次男次女の通う小学校でまたまた休校延長が決定しました。5月中旬頃まで延長で、その後もどうなるかはまだわからないそうです。今後はネットでのオンライン授業なども視野にいれてるそうです。「休校だ…」と愚痴ってばかりいないで、どんどん新しいこともやっていかないといけませんね!とりあえず練習でオンライン飲み会をやってみようかな!
2020年05月01日わが子が小学校に入学!うれしい気持ちが大きいけれど、ママとしては「うちの子、ちゃんと授業についていける?」と心配になることも。うちの息子は小学生に向けて、遊びの中で数や文字に触れてきました。具体的には、年中の冬から家庭用通信教材にも入会し、少しづつ準備をしてきました。その後、入学して授業に慣れていきひと安心。しかし半年以上たったある日「算数はつまらない」と言い出し、すっかりやる気をなくしてしまったのです。そのワケは…。今回は、息子が算数嫌いになったワケと、そこから私が学んだことをお伝えします。順調に自宅学習の習慣ができたはずが、サボりがちに外遊びが大好きで、好奇心旺盛な息子。すぐに目の前のしたいことで頭がいっぱいになってしまうので、小学生になってからの約束として、毎日の宿題と通信教材は必ず帰ってすぐに終わらせるようにしていました。宿題と通信教材の国語と算数を1ページずつやっても10分程度。友達と遊ぶ約束があっても、サッと終わらせてから行くように。本人はそれをイヤがることはなく、「もう終わったよ。遊びに行ってきまーす!」と得意気なくらいで、いい習慣ができてきたと感じていました。毎日の宿題の様子や、授業参観で見た様子からも、授業内容にもついていけているようで、ひと安心でした。「算数はつまらない、やりたくない」と言い出したしかし秋ごろから少しずつ変化が。進んでやっていた宿題を、「宿題は?」と声を掛けられてから始めたり、「通信教材は後でやる」と言ったりと、イヤイヤやるようになりました。字も雑になり、計算問題のミスが多くなりました。ついには最低限の学校の宿題をやったら、通信教材に手をつけることがなくなり、教材が溜まるようになりました。年中からそれまではずっと、とても楽しんで取り組んでいました。しばらく教材を溜めてしまうことがあっても、教材のご褒美や付録を目当てにがんばっていたのに、「全部いらないから、やりたくない」と言うようになり、すっかりやる気がなくなってしまったのです。そして特に、「算数はつまらない、やりたくない」と言い、算数の宿題が出た時には、やらせるのに時間がかかり、大変になってしまいました。息子が算数嫌いになったワケはこのままではよくないと思い、息子に改めて「どうして算数イヤなの?」と聞いてみると「だって本当につまらないんだもん」と不機嫌に答えるだけでした。そこで私なりに考えて、授業の内容が進んでわからなくなってきたのではと思い、その時やっていた引き算の問題の数字を変えていくつか出題してみると、難なく解けました。イヤになってしまった理由が分からず、算数の教科書やワーク、返されたプリントを見てみると、「足し算・引き算」の単元が続いていることに気がつきました。最初は数図ブロックを動かして、次は図に書いて、式の言い回しを変えて…など。式を解く前に図を書く問題も多くありました。「もしかして、同じことをずっとするのがつまらないってこと?」と聞くと、「そう!」と大きくうなずいた息子。どうやら、式の答えが分かっているのに、改めて図に書いたり、似たような問題が続くことが苦になっていたようなのです。学校の授業に加え、通信教材で予習復習をすることでその作業が増えて、さらにつまらなく感じていたのでした。私としては、自信を持って授業に参加できることがなにより大切だと思って、予習の意味合いで学ばせていたのですが、息子にとっては授業の中で新しい発見や学びが必要なのだと気づかされました。意欲が持てるように工夫したこと息子の勉強への意欲が戻るように、まず通信教材はやめることにしました。その時すでに1か月先の教材が届いていて、息子は「これはどうしよう…」と心配していましたが、このまま予習復習を続けては逆効果と思い、未開封のままにすることに。すると「やらなきゃいけないもの」がひとつ減ったことで、気持ちがラクになったようで、宿題を雑にこなすことは少なくなりました。また、私が宿題のプリントを見て、「あ~また同じような問題だね」と共感するようになり、以前のように「イヤがらずにやらなきゃダメ」という責めるような声かけをしなくなったことも、息子にとってよかったようです。声かけを変えて、予習をやめてみたらそして時には「何分でできるか計ってみよう」「最高にきれいな字で書いてみて」などと声かけをしました。同じような問題に飽きてしまっているとはいえ、繰り返し定着するような問題を解くことは大切なので、息子には同じような問題の中にも自分なりの課題を見つけることを伝えていきました。そうして算数嫌いになった気持ちをなんとか繋ぎつつ、過ごしていると、授業が「大きいかず」の単元に進みました。今までと違い、予習をまったくしていないので授業が新鮮に感じたようで、しばらくして「最近、算数楽しくなってきた!」と言うように。それからは、宿題に進んで取り組むまじめな息子に…というような理想的な姿に変わることはなく(笑)、「は~、めんどくさいなぁ、でもやるしかないか!」といった感じに。とはいえ、算数が本当に嫌になってしまった以前の様子と比べると、勉強への意欲はかなり上がりました。その子にあった勉強方法を私は今まで、子どもの勉強は少し先取りをして、自信を持たせることが大切と思っていました。しかし今回のことで、予習復習をしたことで、学校の授業との繰り返しになってしまい、苦になってしまうこともあるのだと知りました。特に1年生の勉強は基礎基本の繰り返しが多いこと、挑戦することが好きな息子の性格も関係していたのかもしれません。また、宿題が苦になってしまっている時に、責めるような声かけをしても、余計にやる気をなくさせてしまうだけということも学びました。本来、新しい発見や学びがある勉強はどの子も楽しいはず。簡単すぎたり、難しすぎたり子どものペースと合わなくなった時に、「つまらない」と感じるのだと思いました。たくさんさせていれば安心ということではなく、勉強への向き合い方は、その時々でその子にあったやり方を見つける必要がありそうです。これからも、子どもが何につまずいているのか様子を確認しながら、学校の授業を楽しめるよう見守っていきたいと思います。<文・写真:ライターnicoai>
2020年04月29日夫の赴任で子ども達とオーストラリアで生活中のわが家。オーストラリアでは、入国も出国も制限されて約1か月。州単位でのロックダウンも行われている状態です。いきなりの学校休校は、オーストラリアでも学校は休校にしないというアナウンスで安心していたのですが、いきなり帰宅させられ、次の日から自宅学習になったのは、3月半ばを過ぎた頃のこと。オーストラリアの1学期が折り返しとなった時期でした。よくよく調べると、「可能な限り子どもを家に留めておくことを強くお勧めします。コミュニティーに対し最前線のサービスを提供している(医療関係者、教育者、スーパー従事者などを示す)保護者について、子どもを適切にケアできない場合は学校で受け入れます」とのことで、表向きは休校とはなっていないものの、実質の休校になってしまいました。現地の私立の学校によっては早くに休校にし、オンラインに移行した学校もあるようです。4月に入り、約2週間のゴタゴタを経た現在、ようやくオーストラリアの公立の学校でもオンラインが整備されつつあります。パソコンスキルが要求されるオンラインの宿題オーストラリアの公立の学校では、オンライン授業はすぐに用意できないにもかかわらず、紙の宿題は出されませんでした。これはオーストラリアでは普通のことのようです。日本では、時間差で宿題を学校へ受け取りに行くなど、紙媒体でのやり取りも多いと聞きますが、オーストラリアでは基本的にオンラインがメインです。メールのPDFで送られてくる宿題は、プリントアウトして解いた後、スキャンして送信することもできますが、それ以外のワード、動画、オンラインクイズなど、多様な宿題はほぼパソコンにかじりついて勉強するしかありません。はじめはある程度のパソコンスキルが必要になるため、どう処理するかに親子で四苦八苦しました。わが家の場合は、自宅でパソコンを触らせてこなかった小学2年生の子は、学校とは違うパソコンを使うことでやや混乱。パソコンの電源の入れ方から教え、パソコンを立ち上げてもインターネットのボタンを押し、学習サイトにログインするところからのスタートでした。キンディ(幼稚園年長)の子は、幼稚園で習い始めたとたんに自宅学習へ移行したため、マウスの扱い方、キーボードを打つといったことから家庭で教えなければなりませんでした。当然、印刷の仕方やどのファイルをどう開けばいいかは、逐一教えなくてはいけません。つまり、はじめはつきっきりの状態でした。とはいえ、子どもの適応力は速く、すぐにオンラインでの学習になじめました。カリキュラムは民間の教育ソフトを使っているゲーム形式であることもあって、今では一人でログインして、勝手に学習を進めています。5分間にジャンプできた回数を書くといった体育の課題や、クロスワードパズルなど、子どもたちが飽きずに楽しみながらいろいろな取り組みができるように工夫されています。チャイルドプロダクトにより、個人の顔出しがないように子どもの顔を他人の親が見れないようにとの配慮の強いオーストラリアでは、画面に子どもたちの顔を出してのやり取りは推奨されません。そのために限られるオンラインの手法に先生方も四苦八苦。ZOOMなどによるやりとりも画面に子どもたちの顔が出ないように、名前だけの画面でのやり取りとなっています。パソコン教育が幼稚園から行われているオーストラリアでは、自宅学習もオンラインへ移行は比較的早かったと思いますが、個人情報保護の配慮のために、会話や授業といった顔を合わせてのオンライン整備は難しい側面もあったようです。今後は、工夫してクラスメイトとの交流もできる仕組みになると連絡を受けています。そんなわけで、長い日は9時前から15時まで、毎日6時間もパソコンを見るようになった子どもたち。ほかの親たちからも目によくないのではないかとの心配も聞きます。たしかに、親が休憩をうまく誘導する必要はあるものの、少しずつオンラインの環境になじんできた今は、わが家的にはオンラインの授業もなかなか快適だと感じています。<文・写真:ライター結生>
2020年04月23日