俳優の吉岡里帆が、17日放送の日本テレビ系バラエティー『ザ!世界仰天ニュース』(毎週火曜後9:00)に出演する。MCの笑福亭鶴瓶と共演したドラマでの手話を使った撮影秘話を披露。そこで中居の反応を見た鶴瓶は、二人が出演するドラマを見てないふりをしているが「やっぱり見てくれてんねんなと思った」とうれしそうに予想。吉岡は「ツンデレですか?」と驚き、サバンナ高橋茂雄も「どういうところですか?僕ら分からなかった(笑)」とツッコまれる。高橋は和田アキ子からの電話で「相方の八木(真澄)の電話番号を教えてくれへんか?」と聞かれて番号を伝えたという。その後、八木に会った高橋が「アッコさんから電話がくるかも」しれないと言うと、八木は「アッコさんやったんかあー!」と激しく動揺。なんと、電話口で名乗った和田の「アコです」をあるワードに聞き間違えた八木。和田と気づかずに激怒してしまったまさかのエピソードにスタジオは爆笑となる。20代で数百億円を稼いだ株取引の天才・中江滋樹。時代のカリスマの壮絶な人生が明らかに。VTRでは、“投資の怪物”と呼ばれた男の壮絶な人生を再現する。中江と同じ1954年生まれだという吉川美代子は、「捕まった時にすごく大ニュースになって、私はニュースを担当してましたのでそれを読んでました」と当時の様子を振り返る。さらに、中江らが投資家を集めて開いていた盛大なパーティーについて吉川が知る貴重なエピソードも飛び出し、一同を驚かせる。
2022年05月16日俳優の柴咲コウが、あす26日放送の日本テレビ系『ザ!世界仰天ニュース』(毎週火曜後9:00)にゲスト出演。柴咲は、自分の父と番組司会の笑福亭鶴瓶が飲み友だちであることを明かし、一同を驚かせる。スタジオトークで柴咲は、誰とでもフレンドリーな鶴瓶が「なぜかウチの父と飲み友達になってくれたというのが、私の中では結構仰天で」と意外なつながりを披露。まったく業界のことを知らない柴咲の父とどんな会話をするのか、ゲストから聞かれた鶴瓶は「みんな気になるの?(笑)」とご満悦で、「(柴咲が)来んでええ言うてんのに来る」とボヤいて笑いを誘う。今回は、大ボリュームの「どか盛りメニュー」がなぜ誕生したのか、人気店のエピソードを5連発で紹介。家族連れのためにコスパ最強の「どか盛りパスタ」を始めた洋食店をはじめ、「巨大すし桶カレー」に秘められた店主の熱い思いなどを再現VTRにし、すゑひろがりず、四千頭身、ラランドが熱演する。このほか、顔よりデカいかき揚げで人気のそば店が送別会で出した「どか盛り天丼」をめぐるエピソードや、バブル崩壊で閉店危機の寿司店が「どか盛りランチ」で復活した話題、激安「どか盛りカツカレー」を提供する食堂が値上げしない工夫などをドラマ仕立てで届ける。芸人たちが演じる中、四千頭身の石橋遼大は笑福亭鶴瓶と中居正広から「出てた?」「全然分からなかった」とイジられ、「ほぼ全シーンに出てました」と苦笑い。また、ラランドのサーヤは、相方・ニシダをめぐる仰天エピソードを披露。「LINEのアイコンの上に未読の件数が出るじゃないですか。あそこが16万件になってたんですよ!」と明かすと、ニシダが実際の画面を公開し、見たことのない表示に一同仰天となる。一方、すゑひろがりずの三島達矢は、仕事終わりに渋谷を歩いていると突然警官に呼び止められたと振り返り、「通行人の方にもめっちゃジロジロ見られるんで、絶対ドッキリやなと思って。ちょっとキャラ入れて『放せ!なにやつじゃ~』」と対応したと明かす。実はただの職務質問で「めちゃくちゃ怪しまれて(苦笑)」と嘆く。ゲストの大食いにまつわるトークも。四千頭身・都築拓紀は「3人で大食いロケめちゃくちゃ行ってた時期があって、カレーかから揚げかとんかつ。食べ過ぎて苦手になって…」と告白。対して、アイスクリームが好きな川田裕美は「サーティワンのアイスクリームを18種類食べ続ける」と言い、味変をしながら延々と食べられるアイデアを提案。後輩におごる“吉本ルール”があると語るすゑひろがりず・南條庄助は、中華料理屋で4、5人の後輩が食事をしているところに遭遇。後輩の分を払おうと店員に伝えたものの、「お金が足りなかったんですよ!」とまさかの展開になり、鶴瓶や都築、ニシダから次々と「食い逃げだ」というツッコミが入り、南條が「最後まで聞いて!」と絶叫。また、「共演者と食事に行った際におごる慣習はないのか?」と中居に尋ねられた柴咲は、「行かないし!」と笑う。
2022年04月25日番組の顔でもある笑福亭鶴瓶国民や総務省からの厳しい視線にさらされ、受診料の見直しなどの大改革を迫られているNHK。変わったことをわかりやすく示すためか、この春、長年続いた番組の打ち切りが相次いだ。前身の『ためしてガッテン』から27年間続いた『ガッテン!』が先月2日に終わり、こちらも四半世紀以上続き、笑福亭仁鶴の「四角い仁鶴がまあ~るくおさめまっせー」のフレーズで親しまれた『バラエティー生活笑百科』が今月で最終回を迎える。番組開始16年の『プロフェッショナル 仕事の流儀』もレギュラー放送が今月で終了する予定だ。みずほグループからきた前田晃伸会長が改革の音頭をとり、NHKの顔ともいえる人気長寿番組が次々に打ち切られていく中で、今年で放送開始25年目を迎える『鶴瓶の家族に乾杯』にメスは入らなかった。長寿番組打ち切りの中、生き残った「鶴瓶の家族に乾杯」「視聴率は以前ほど高くありませんし、視聴者層も高齢化しています。“視聴者の若返り”も一大目標にしているNHKからすれば恰好の打ち切り候補だと思うのですが、簡単には打ち切りにできない理由があるようです」(芸能事務所関係者、以下同)理由のひとつめは、『家族に乾杯』で司会をつとめている小野文惠アナウンサーの存在だ。小野アナといえば、『ガッテン!』の司会も長年担当しているが、前述のように『ガッテン!』は先月、最終回を迎えた。もし『家族に乾杯』もなくなれば、小野アナのテレビのレギュラー番組がなくなってしまうことになる。「小野アナウンサーはふたつの番組が長年続いた功労者のひとり。2020年に、その功績などが認められてNHKのアナウンサーとしては最高位の『エグゼクティブ・アナウンサー』に昇格しています。また、地方の放送を強化するというNHKの方針で、小野アナは来月から故郷の広島放送局に異動して中国地方向けの番組を担当しますが、『家族に乾杯』の司会は続けるようです。収録のたびに上京することになりますが、それほどNHKが小野アナを大事に考えているということだと思います」25年以上司会を続けているふたつの番組を小野アナウンサーから同時に奪うのは、さすがに酷と考えたのかもしれない。小野アナウンサーの存在以外にも、打ち切りにしづらいワケが『家族の乾杯』にある。それは、この番組が「貴重な番宣番組」だからだ。“番宣番組”と“取り立て役”「大河ドラマや朝ドラといったNHKのドラマは、舞台になっている地域のみなさんの協力が不可欠です。収録の合間の休憩場所やちょっとした食事を提供してもらったり、お祭りのシーンなどにエキストラとして出演してもらうこともあります。多くの人に気持ちよく協力してもらうためには、地域全体がドラマで盛り上がる必要がありますが、その際に役立つのが『家族に乾杯』なんです」『家族に乾杯』は笑福亭鶴瓶とゲストが各地を訪れ、地元の人たちと触れ合いながら旅をしていく番組。大河ドラマや朝ドラの出演者が、ゲストとして鶴瓶と一緒に自分の番組のロケ地を旅することも多い。人気者の鶴瓶とドラマの出演者が町にくれば大概は盛り上がり、ドラマの人気も増すことになる。番宣として活用されるNHKの番組は、近藤春菜と足立梨花がMCをしている『土曜スタジオパーク』などもあるが、ドラマの舞台でロケをしてくれる番組は『家族に乾杯』のほかにはない。大河ドラマや朝ドラの成功にとっても大事な番組なのだ。『家族に乾杯』が打ち切りを免れた3つめの理由。それは、受信料取り立て役としての存在だ。「これは以前、局内でまことしやかに噂されていたことなのですが、『家族に乾杯』のロケはNHK受信料の未払い世帯が多い地域を選んで行っているというのです」NHKにとって受信料は命綱。現在の受信料支払い率は80%以上だが、近年で最低だったのは2005年の69%。3割以上の世帯が支払いを拒否していたことになる。実はその前年の2004年に『紅白歌合戦』の担当プロデューサーが制作費を不正使用していたことが週刊誌の報道によって発覚。しかも、NHK内部ではその不正に3年前から気づいていたのに放置していた。その後も、岡山放送局の放送部長が架空の経費を着服していたりと、ずさんな体質が次々に明らかになった。さらに、独裁的な言動で「エビジョンイル」と揶揄された当時の海老沢勝二会長の不遜な態度も世間の反感を煽り、2004年から受信料の不払いが続発。ついに2005年に支払い率が7割を切ってしまった。NHKにとっては死活問題である。残るべくして残った『家族に乾杯』「偶然かどうかはわかりませんが、ちょうどそのタイミングで『家族に乾杯』が毎週放送のレギュラー番組になりました。それまでは月1回でしたが、2005年4月から週1回の放送になったんです」単純計算で、ロケに行く場所が4倍に増えたことになる。鶴瓶とゲストがロケに行けば子どもたちは大騒ぎをし、中高生はSNSで拡散する。自分が映れば放送が気になるし、鶴瓶やゲストと話をすればスタッフからその場で連絡先を聞かれ、後日、名前や年齢確認の電話がきたりする。もし鶴瓶やゲストを家に上げでもしたら、その日いなかった家族のインタビューをスタッフが改めて撮りにくることも。ロケ地はしばらく『家族に乾杯』の話題でもちきりだ。当然、番組を見る機会は増えるだろうし、番組が終わってニュースが始まってもチャンネルを変えないことだってあったはずだ。NHKを見る時間が増え、不信感が少しずつ薄らいでいった人もいるだろう。実際、週1回の放送になった翌年の2006年以降から徐々に未払いは減り、2015年には不祥事前と同じ水準の77%に支払い率は戻った。受信料の未払いが多いところにロケに行くという、受信料取り立て役としての「ウラ使命」が番組にあったとしてもおかしくはない。NHKにとって、簡単には打ち切りにできないしがらみがある『鶴瓶の家族に乾杯』。この番組が放送終了になったときが、NHKの本当の「改革」なのかもしれない。
2022年03月21日俳優の中村倫也、落語家の笑福亭鶴瓶、女優の夏帆が8日、都内で行われた「アフラックの休職保険」新商品発表会に出席した。アフラック生命保険は3月22日より、休職による収入減少のリスクに備える「アフラックの休職保険」を発売する。それに伴い、中村倫也、笑福亭鶴瓶、夏帆を起用した新テレビCM『休職するリスク』篇、『休職と収入』篇、『ケガで休職』篇が、3月14日から全国で順次放送。また、新WEBムービー『休職するリスク(こころ)』篇、『休職と収入(ケガ)』篇が3月8日から公式YouTubeチャンネルで配信される。新CMとムービーは、中村と夏帆による夫婦と、中小企業の社長役の鶴瓶が、休職した社員を思いやるとともに、それをきっかけに休職は身近に起きるものであり、誰にでもそのリスクはあることを理解して向き合っていくストーリーとなっている。中村と鶴瓶は演技での共演は今回が初めて。鶴瓶は「腹立つくらい落ち着いていますよ。俺より年上ちゃうかなって思います」と感想を述べると、中村は「絶対に違います」と笑いながらツッコんだ。さらに鶴瓶は「安心感ありましたね」と感嘆。中村は「うれしいです」と喜び、「今回のCM、僕は受けのセリフで、自分から発するセリフってそんなに多くなかったんです。それもあってお二人に比べたら余裕があったのかなと」と話した。夏帆も「中村さんとは過去にも何度か共演させていただいていますが、どんな状況でもどしっとされていて、慌てふためいている姿を見たことがない」と同調し、「それでいてフラットな方。スーッとそのままお芝居されるので、緊張されないのかなと思いながら見ています」と語った。
2022年03月08日落語家の笑福亭鶴瓶と、女優の清野菜名が出演する東海漬物「きゅうりのキューちゃん」の新CM「キューちゃん体験編 ごまラー油味」と「キュー食編 冷奴・トースト」が14日より全国で放送される。「キューちゃん体験編 ごまラー油味」では、2人が幸せそうに「きゅうりのキューちゃん」を頬張り笑顔になる姿を、「キュー食編 冷奴・トースト」では、アレンジレシピとして、鶴瓶が「キューちゃん冷奴」を、清野が「キューちゃんピザトースト」をお互いに紹介する姿を描く。最近感じた幸せについて清野は「育てている観葉植物の成長を感じられた時です。じっくり時間をかけながらスローペースで成長する植物やみるみる成長を見せてくれる植物、過去の写真と見比べてこんなに成長したんだと幸せを噛み締めています」、鶴瓶は「久しぶりに妻がカレーを作ってくれたんですよ。牛肉がなかったので鶏肉だったんですが、これがおいしかった。大好きなカレーにキューちゃんが横に添えてあってしあわせでしたね」と明かす。また長年続けてきたことについて清野は「運動や半身浴など、とにかく汗をかくことを 10年くらい続けています! 運動しすぎて太ももが成長し過ぎた時期もありましたが、大きな体重の変動はありませんでした!」、鶴瓶は「これは日課になっているんですけど、その日あった“人の言動・おもろいこと”をずっと書き続けていることですかね。これは50年以上続けていますね」と語った。
2022年02月14日黒沢かずこ『死ぬまでに行きたい世界の絶景』にも選ばれた茨城県内にある国営ひたち海浜公園。そこからほど近い場所に店を構える人気食堂が、ひっそりとのれんを下ろしていた。「店名に食堂とついていますが、店内の雰囲気は喫茶店に近かったですね。最寄り駅から徒歩20分ほどの場所でしたが、森三中の黒沢さんの実家が経営しているとあり、県外からのお客さんも多く訪れ、にぎわっていましたね」(テレビ局関係者)“体当たり系女性芸人”の先駆けとしてブレイクを果たした森三中で、ネタづくりを担当する黒沢かずこ。これまで実家が経営する食堂をたびたびテレビで紹介するなど、家族愛が強いことでも知られる。「黒沢さん自身が考案し、番組でも紹介されてきた『ポタージュラーメン』が看板メニュー。550円という安さにもかかわらず、ポタージュスープとラーメンという意外な組み合わせはクセになると評判でした。TBS系の『A-Studio』で司会を務める笑福亭鶴瓶さんなど、人気芸能人もよくロケで訪れていました」(制作会社関係者)■遠方からの客には娘のエピソードを話して地元では知らない人はいない人気店だったものの、今年に入りSNSで閉店を報告する投稿が増え始めていた。《森三中の黒沢さんの実家がすぐ近くだったんですけど閉店したみたいですね……》《森三中の黒沢の実家の食堂、店閉めた。コロナの影響なんだろうな》確かにグーグルマップの店舗情報でも、“閉業”と表記されている。飲食業界は、昨年から新型コロナウイルスの影響で苦境に立たされていただけに、黒沢の実家も同様の可能性はある。実際に店のあった場所へ行き、周囲に話を聞いた。「旦那さんが厨房を担当して、奥さんがほかの従業員と一緒に接客をしていたね。かずこさんは自慢の娘だったようで、番組を見て遠方から来たお客さんには率先して娘のエピソードを話していましたよ。もともとリーズナブルな値段なのに、お会計のときに駄菓子をくれたり、サービスもよかったです」(近隣住民)そんな人気店が閉店を余儀なくされたのには、切実な理由があったようだ。「旦那さんが体調を崩してしまったようで、泣く泣く閉店を決めたと聞いています」(近隣住民)父親の体調は快方へ向かっているのだろうか。自宅から出てきた母親に話を聞いた。■店を閉めたあとも光浦・大久保のふたりは「2年前の暮れに主人が倒れて、それを機に店を閉めたんです。(夫は)倒れてからは、高齢者施設にいます」─かずこさんは、お店を閉めることについて何か言っていましたか?「“お母さんたちは十分働いたんだから、あとはゆっくり暮らしたら”って。だからもう、お店をやろうとは思ってないです。従業員も続けましょうと言ってくれたけど、お店の備品も全部業者に買い取ってもらっちゃったのよ」オープン当時は40人ほどが座れる広い食堂だったものの、近年は店舗の規模を縮小して営業を行っていた。「オアシズの大久保(佳代子)さんや光浦(靖子)さんはロケで来てくれましたし、『A-Studio』でも(笑福亭)鶴瓶さんが、娘の話を聞くために足を運んでくれましたね」鶴瓶が来店したのは’18年の秋。このころにはすでに閉店を考え始めていたのか、母親は鶴瓶にこんな悩みを打ち明けたという。「“お店は大変だから、もうやめたいわ”と愚痴を言ったら、鶴瓶さんは“お店は続けなあかんよ、頑張って”と励ましてくれましたね」ロケで訪れた芸人たちとは閉店後も交流が続いている。「店を閉めてからも、大久保さんや光浦さんは“お母さん大丈夫?元気でやってる?”と連絡をくれましたよ。娘もこのあたりでロケがあるときは泊まっていきます。コロナ以降も5回くらいは来たんじゃないかな?」と、娘に会えることがうれしいようで、これまで以上の笑顔に。最後に娘さんのおめでたい話はある?と聞くと、笑いながらこう答えた。「もう、全然ダメ!親戚が紹介したり、森三中の大島さんのお母さんには3回くらい縁談を取り持ってもらったけど、全部ダメでした。本人は、一生独身って言っていますね(笑)。どうも男性が苦手みたいで……」突然の訪問にもかかわらず、最後は笑顔で記者を見送ってくれた。「実は今年3月に、レギュラー出演していたテレビ埼玉のバラエティー番組『#いたくろここなのオンとオフ』で、実家の食堂が閉店したことを明かしていました。番組内で“報告することがある人は名乗り出てください”と、出演者たちがプチ暴露をするくだりがあったんです。そこでサラッと“バレたか~。実家の飲食店、閉店しました!”と黒沢さんが告白したのですが、地方局の番組だったためか話題になりませんでしたね」(お笑いライター)最後まで実家を心配していた黒沢。44年間食堂を切り盛りしてきた両親のために、今度は黒沢が名物のポタージュラーメンを振る舞ってあげる番かも……?
2021年12月01日落語家の笑福亭鶴瓶と女優の清野菜名が出演する、東海漬物・こくうまキムチの新CM「ドンドン食べちゃうキムチはこくうま」編が、1日より放送される。新CMでは、CMキャラクターを4年務める鶴瓶に加え、清野を起用。CM初共演となる2人が太鼓の音頭に合わせて、こくうまキムチをのせたご飯をおいしそうに頬張る様子が描かれている。食べるたびに2人が浮かべる幸せそうな表情が印象的だ。撮影では、終始リラックスした様子でスタッフと談笑していた清野だったが、撮影が始まると見事な食べっぷりを披露。勢いに加え「おいしさの幸福感」「辛さの後の爽快感」までも表現し、現場からは感嘆の声が上がった。■笑福亭鶴瓶 清野菜名インタビュー――CM初共演となるお二人ですが、お互いの印象を教えてください。清野:鶴瓶さんが現場にいらっしゃるだけで現場の雰囲気がとても穏やかで明るくなります。食べるシーンの撮影では鶴瓶さんがとても幸せそうに美味しそうに召し上がるので、食欲を刺激されました!鶴瓶:最初にお会いしてからずいぶん経ちますけど、いろんな意味で自信がついていて大人の女性になってましたね。――撮影中、一番印象に残っているシーンを教えてください。清野:撮影を口実に沢山食べられる! と思ってペースを考えずにキムチ、ご飯、キムチ、ご飯と、かき込んでいたらあっという間にお腹いっぱいになってしまいました。思う存分食べられて本当に幸せでした。――今回イメージキャラクターに起用された思いや意気込みを教えてください。清野:「こくうまキムチ」は物心のついた頃から当たり前の様にご飯のお供として食べていました。幼い頃から食べ馴染みのある東海漬物さんのCMに起用していただけて本当に本当に嬉しいです。――4年目を迎えるイメージキャラクターへの思いや意気込みを教えてください。鶴瓶:もう4年目を迎えるんですね、これはすごい事ですよ。いろんなタレントさんがおられるにもかかわらず。4年続くと5年、5年続くと10年。社長、是非是非宜しくお願いします(笑)。
2021年12月01日笑福亭鶴瓶を17年間追いかけたドキュメンタリー映画『バケモン』公開にあわせ、ほぼ同じ歳月をかけて鶴瓶を観察してきた写真家・大西二士男が、大阪・MBSちゃやまちプラザにて作品展を開催する。50歳を過ぎてから落語に本腰を入れ、日々「バケモン」のように進化する鶴瓶。本展は、落語の演目「らくだ」「ALWAYS~お母ちゃんの笑顔」「青木先生」で見せるオモテの顔、楽屋やツアー先で見せるウラの顔など、17年間の観察記から選び抜いて展示。約95点の写真と、噺や日常会話から飛び出した名言約30点は、どの写真も言葉も温かく、強く、距離を超えて胸に響くものがある。さまざまな“顔”を追いかけた本展で、笑福亭鶴瓶の魅力に触れてほしい。(作家コメント)笑いも涙も誘う落語を演じる鶴瓶さんは、究極のひとり芝居をしているよう。その姿をどうすれば、写真で伝えることができるのか。気付けば17年間、落語ツアーに同行し、観察記を綴るように、日々「バケモン」のように進化していく鶴瓶さんのさまざまな顔を撮影してきました。古典落語「らくだ」を鬼気迫る熱量で演じる落語家・笑福亭鶴瓶。かと思えば、日常のなかでなぜかおもしろいことが寄ってくるオモシロ磁石体質・笑福亭鶴瓶。写真を見て、鶴瓶さんの新たな魅力を見つけてください。(開催概要)映画『バケモン』公開記念・大西二士男写真展笑福亭鶴瓶 17年間の観察記「ウラとオモテと本当の顔」【会期】2021年10月13日(水)~26日(火)【時間】11:00~20:00(日曜は~19:00)【料金】入場無料【場所】MBSちゃやまちプラザ(大阪市北区茶屋町17-1 毎日放送1F)(映画公開情報)『バケモン』▼11月13日(土)より神戸アートビレッジセンター、11月19日(金)よりアップリンク京都、ほか順次公開
2021年10月13日笑福亭鶴瓶とゲストによる、ぶっつけ本番・台本ナシの即興舞台「スジナシシアターVol.14」が開催決定。飯塚悟志(東京03)、福士蒼汰、広末涼子がゲスト出演することになった。鶴瓶さんとゲストが、その日に知らされるセットのなかで即興ドラマを繰り広げる「スジナシ」は、当初1998年よりCBCテレビにて放送開始。2014年に放送を終了したのち、「スジナシBLITZシアター」として2015年より赤坂BLITZにて年2回の公演を行ってきたが、2020年9月、会場の一時休館に伴い、「スジナシBLITZシアター」も幕を下ろすことに。その後、リニューアル第1弾となった前回公演「スジナシシアターVol.13」は世田谷パブリックシアターにて開催。14回目となる今回の会場は新国立劇場・中劇場となり、従来通り、事前打合せなし、台本なしでの即興ドラマを繰り広げる。芝居の後には、プレビューを見ながら自身たちの演技をふり返るトークも本舞台の魅力のひとつ。また舞台の模様は後日テレビでも放映し、舞台とテレビの連動企画としても注目されている。今回の1日目は「東京03」のリーダーでコント師の中でも屈指のツッコミの腕を持つ一方、俳優としての活躍もみせる飯塚悟志。2日目は、デビューから10年を迎え、数々の映画やドラマに出演し、まっすぐな好青年から悪役までこなす福士蒼汰。福士蒼汰そして3日目には、女優としての実力と人気を持ちながら、CM、舞台、歌手と幅広いジャンルでその才能を見せる広末涼子が台本のないスジナシに挑む。そして案内人は中井美穂が務める。広末涼子鶴瓶さんは、「1日目のゲストの飯塚さんがいる『東京03』のコントは絶品で、舞台の使い方はかなり秀逸。ただ、スジナシは通常のコントとは違うので、僕が回すか、飯塚が回すか…回しの取り合いです」と語り、2日目の福士さんには「番組で本人を調べ上げたのですが、すごくいいやつなんです。映画・ドラマだけでなく舞台もしっかり踏んでるから、今回のスジナシがどうなるか非常に楽しみやね」とコメント。「3日目の広末さんとは15年ぶりのスジナシ」だそうで「3日間とも全く違う設定で、新たなドラマが生まれます。どうぞお楽しみに!」と期待を寄せている。「スジナシシアターVol.14 in新国立劇場」は10月4日(月)・5日(火)18時~、6日(水)16時30分~新国立劇場 中劇場にて上演。(text:cinemacafe.net)
2021年09月10日賞品には桐生選手が走り方をコーチしてくれるコースも!「スポーツにも、むぎ茶!キャンペーン」は、対象製品の購入レシートをスマートフォン等で撮影して投稿するともらえるスタンプを24本分集めて応募すると、オンライン配信で行われる「鶴瓶さん&桐生選手の走り方教室」にもれなく参加することができます。イベント風景さらに抽選で、手軽にミネラル補給をテーマにした「鶴瓶さんコース」や、小・中学生限定で足が速くなりたいという夢を桐生選手がサポートしてくれる「桐生選手コース」が当たります。イベントでは、「鶴瓶さん&桐生選手の走り方教室」の内容の一部を桐生選手がレクチャー、生徒役の子どもは「片手」と「もも」を同時に上げるバランストレーニングを受講しました。鶴瓶さんもふらつきながらも一緒に参加しました。キャンペーン概要応募期間:2021年8月9日〜9月26日応募方法:対象製品を購入したレシートをスマートフォン等で撮影して投稿することでスタンプを獲得し、24本分集めて応募します。賞品:応募者全員にオンライン配信で行われる「鶴瓶さん&桐生選手の走り方教室」に参加できます。【抽選】鶴瓶さんコース(5,000名):「手軽にミネラル補給セット」取手付きポット・スクイズボトル・ミネラル補給レシピセット桐生選手コース(合計10名):桐生選手が全力でサポートしてくれる「夢のかけっこ教室」※小学生・中学生のみ参加可能。対象製品:「健康ミネラルむぎ茶」ブランドを中心とした、同社むぎ茶製品※画像は一部抜粋伊藤園(マイナビ子育て編集部)
2021年08月26日コロナ禍が続き、運動習慣の大切さを再確認する昨今。今夏は世界的なスポーツ大会も開催され、「スポーツの魅力」に改めて気づいた方も少なくないことでしょう。憧れの選手たちのようにスポーツ万能になりたい子どもたち、そして健康な体を維持したい大人たち、どちらの期待にも応える楽しいオンラインイベントが、8月23日に開催されました! イベント名は、伊藤園 健康ミネラルむぎ茶「スポーツにも、むぎ茶!キャンペーン」発表会。スペシャルゲストとして、笑福亭鶴瓶さん、そして日本を代表する桐生祥秀選手が登場しました!■『健康ミネラルむぎ茶』を飲む最適なタイミングは!?「スポーツにも、むぎ茶!キャンペーン」は、スポーツシーンにおける「無糖のスポーツドリンク」として、やかん品質でおいしい『健康ミネラルむぎ茶』の飲用を推奨しています。イベントでまず行われたのは、トークセッション。日頃、芸能やスポーツの分野で大活躍のおふたり。健康意識も人一倍高く、夏は特にこまめな水分・ミネラル補給を徹底させているそうです。普段、ゴルフを楽しむという鶴瓶さんは、熱中症かと思った瞬間に健康ミネラルむぎ茶に助けられた……というエピソードを披露。「毎晩、ベッドの横にも必ず1本置いて寝ている」そうです。一方の桐生選手は、練習中は必ず「走って飲んで、走って飲んで、を繰り返している」とのこと。「水分補給は、喉が乾いてから飲むのでは遅い。30分おき、1時間おきなど時間を決めて、こまめに飲んでください」といったアドバイスを送っていました。練習や試合中のほか、お風呂や半身浴の後にも冷えた『健康ミネラルむぎ茶』をゴクゴク飲むのが好きなのだそうです。続いては、「スポーツにもむぎ茶」クイズ対決! おふたりが、腿上げ運動付き早押しスタイルで競い合いました。(1) 『健康ミネラルむぎ茶』は原料と焙煎にこだわって、じっくりコトコト煮出したやかん品質の美味しさにこだわっていること(2) 5大栄養素のひとつで、体の中では作ることができないミネラルが豊富なこと(3) カロリーが気になる方にも安心な無糖のスポーツドリンクであることお互いにまつわるクイズも出題しあい、最後は、小さなお子さんたちの間で話題になっているという「鶴瓶さんを探せ!」ゲームを、今回のイベント限りのバージョンで実施。オンライン上でも大いに盛り上がり、クイズは桐生選手の勝利となりました! ■応募者全員が視聴できる「走り方教室」の一部を紹介!さらに今年のキャンペーンでは、伊藤園の麦茶24本分のレシート写真を集めて応募した全員が、「鶴瓶さん&桐生選手の走り方教室」(オンライン配信)に参加できるとのこと!イベントでは、「走り方教室」の内容の一部をデモンストレーションしてくれました。「かけっこが速くなりたい」「手軽に体幹を鍛えたい」という人は、以下2つのトレーニングを試してみるだけでも、かなり効果がありそうです!(1) 片足を90度に曲げ、左右逆の腕を挙げて10秒静止するポーズ。このポーズを毎日左右2〜3セットほど行うと、走るのに欠かせない「足を上げる動作」に、体が慣れてくるそうです。(2) 続いては、上の写真のようなポーズで、ペットボトルを拾うトレーニング。難しい人はペットボトルを自分に近いところに置くか、椅子や本などに置いてもOK、とのことでした。パパ・ママ世代へのアドバイスとしては、「小学生の段階では、どんなスポーツに取り組んでもOK。体の使い方が分かってきて、のちのち“走り”にもつながっていきます」とのアドバイス。桐生さんも小学生の頃はサッカーをやっており、中学生で陸上に転向したそうです。配信イベントが待ちきれない方は、 「スポーツにもむぎ茶」 サイトをぜひチェックしてみて。「桐生選手の走り方&トレーニング講座」「体を動かそう!ラクラク運動」「はじめてのウォーキング&ランニング講座」といった講座が、今すぐ視聴できます!■抽選で「ミネラル補給セット」や「夢のかけっこ教室」が当たる!また今回のキャンペーンでは、抽選で当たる2つのコースも。「鶴瓶さんコース」では、角型・蓋付きで冷蔵庫に寝かせて入れられる「取手付きポット」、冷凍や飲んだ後に便利な収縮させられる「スクイズボトル」、そして4種類の健康ミネラルむぎ茶製品、そしてミネラルつながりで「にがり・しお」、それを活かせるレシピのセットが5000名に当たります。もうひとつは、「桐生選手コース」。憧れの桐生選手に走り方を教えてもらえる「夢のかけっこ教室」が、小・中学生限定で10名に当たります。世界で戦う陸上選手に直接、走り方を教えてもらえるなんて、かなり貴重な機会! 桐生選手も「かけっこで一番になりたい人はぜひ応募してほしい」と意気込んでいました。 キャンペーンの詳細はこちらから 。締切は9月26日です!ちなみに鶴瓶さんと桐生選手は、普段から暑中見舞いや電話でのやりとりをする仲だとか。鶴瓶さんが「この人は合うな、という感じ」と相性の良さを語ると、桐生選手も「街なかで2ショットの広告を見られるのが嬉しい。親にも羨ましがられています」と良好な関係性を覗かせていました。伊藤園の『健康ミネラルむぎ茶』は、汗で流れ出てしまう大切なミネラルを効果的に補える、無糖のスポーツドリンク。暑さや熱中症対策、そして運動時にも大いに活用したい、健康な毎日の味方です。たっぷり飲んだ後は、ぜひキャンペーンにも応募してみてくださいね!(取材・文/外山ゆひら)
2021年08月24日写真家・大西二士男の作品展「笑福亭鶴瓶17年の観察記『ウラとオモテと本当の顔』」が、7月14日(水)から28日(水)まで渋谷・JINNAN HOUSEで開催される。50歳を過ぎてから落語に本腰を入れ、日々「バケモン」のように進化する笑福亭鶴瓶。本展は彼を追いかけたドキュメンタリー映画『バケモン』公開にあわせ、ほぼ同じ歳月をかけて鶴瓶を観察してきた大西による記録だ。落語の演目『らくだ』『ALWAYS~お母ちゃんの笑顔』『青木先生』で見せる表の顔、楽屋やツアー先でみせる裏の顔などなど17年間の観察記から選び抜いた約95点、噺や日常会話から飛び出した名言約30点が展示される。どの写真も言葉も温かく、強く、距離を超えて胸に迫るはずだ。場所は渋谷神南の庭のあるカフェ・JINNAN HOUSE。人と人とがディスタンスを強いられるこの時代、鶴瓶の懐に触れ、素顔を見つけてほしい。<作家コメント(大西二士男 あいさつ文より抜粋)>笑いも涙も誘う落語を演じる鶴瓶さんは、究極のひとり芝居をしているよう。その姿をどうすれば、写真で伝えることができるのか。気づけば17年間、落語ツアーに同行し、観察記を綴るように、日々「バケモン」のように進化していく鶴瓶さんのさまざまな顔を撮影してきました。古典落語『らくだ』を鬼気迫る熱量で演じる落語家・笑福亭鶴瓶。かと思えば、日常のなかでなぜかおもしろいことが寄ってくるオモシロ磁石体質・笑福亭鶴瓶。写真を見て、鶴瓶さんの新たな魅力を見つけてください。■展示情報笑福亭鶴瓶17年の観察記『ウラとオモテと本当の顔』7月14日(水)~28日(水)11:30-22:00(日曜19:00まで)会場:渋谷・JINNAN HOUSE※新型コロナウイルス感染拡大により営業時間を短縮する可能性がございます。料金:入場無料場所:JINNAN HOUSE内 HAUS STUDIO
2021年07月06日笑福亭鶴瓶のドキュメンタリー映画『バケモン』が、7月2日(金)より全国順次公開されることが明らかになった。本作は、様々なドキュメンタリー番組をディレクターとして手がけてきた山根真吾監督が、鶴瓶を17年間追い続けて撮影し続けた1600時間の映像を、一本の映画に編集したもの。すべての始まりは隠し撮りだったという。2004年、鶴瓶の落語『らくだ』初演を無許可で撮影したとき、その芸に衝撃を受けた監督は、「『らくだ』を追いかけたい」と正式に申し込み、「俺が死ぬまで世に出したらあかん」という条件付きで撮影を許された。その日から監督は、『らくだ』の他にも「鶴瓶噺」のステージから楽屋、打ち上げの席など、公私の境のない様々な人々との交流まで、ゴールを決めないまま追い続ける。そして2020年、様々なエンタテイメントが次々と中止になる中、4カ月ぶりの鶴瓶の舞台では、わずか19人の観客を前に『らくだ』が演じられた。山根監督は、その新たな境地に到達した芸を目の当たりにしたことで、17年間1600時間の映像を、一本の映画にすることを決断したのだという。本作の撮影・編集・構成・演出を山根真吾監督が務め、ナレーションを香川照之、音楽を服部隆之が担当した。また、本作品は映画館に無償で提供する目的で製作され、入場料はすべて映画館の収益となる。『バケモン』7月2日(金)より全国順次公開
2021年06月17日チューヤン『進ぬ!電波少年』(日本テレビ系)にて、俳優・伊藤高史さんとのコンビ「朋友」でアフリカ・ヨーロッパ縦断ヒッチハイク旅をやり遂げ、人気者になったチューヤンさん。彼は来日前、香港でDJやラジオドラマの台本を執筆するなど放送の仕事に就いていた。そんなチューヤンさんが『電波少年』に出演したのには意外な真相があった。「香港の新聞に『電波少年』の出演者募集の広告が出ていて、『言葉がわからなくてもいいから日本の芸能界に入ってみない?もう仕事はあります』って書いてあったの。すごい怪しいでしょ?『これ、絶対おかしいよ!』って思ったんだよ」■笑福亭鶴瓶と久本雅美は……当時、チューヤンさんはアポなし取材でさまざまなところを訪れるコーナーを担当していた。前出のような『電波少年』の広告を見て「これは取材しないと!」と思い立ち、潜入するつもりでオーディションを受けていたのだ。つまり、『電波少年』に逆アポなし取材を敢行したということ!その後、旅を終えて日本に戻ったチューヤンさんは、同番組の司会に抜擢される。その人柄と、彼の話すたどたどしい日本語での仕切りは好評を博し、『電波少年』以外の仕事も増えていった。「笑福亭鶴瓶さんや、久本雅美さんにはすごく優しくしてもらった。それで、鶴瓶さんと雅美さんが話している関西弁が身についたの。藤井隆さんともよく仕事で一緒にいたから、藤井さんのしぐさもうつっちゃった(笑)」そんな彼だが、人に言えない悩みを抱えていたという。「日本で仕事をしていたら自然と日本語はうまくなっちゃう。でも、みんなはカタコトのチューヤンを求めるから、日本語の上達したチューヤンを見て不満だったり、逆に『チューヤンは日本語が完璧で、今までは全部演技だった』と言われたこともあったよ。それでいつも悩んでた」病気の父親を看病することにもなり2005年に日本の芸能界を引退、香港に帰国した。現在はデザインコンサルタントの仕事に就き、WEBサイトでコラムも手がけるなど充実した毎日を送っている。とはいえ、芸能の仕事から完全に足を洗いたいわけではない。「ヒッチハイクから帰ってきて、それぞれの活動が増えて、僕たちは朋友として活動したことが1度もないの。だから、日本でまた2人で芸能活動をしたいなと思っています。伊藤君とは今でもよくLINEでメッセージをしてるし、とても仲がいいよ。だけど、できるならもう1度朋友として一緒に活動したいなと思っていることは、伊藤君にまだ言ったことがないから、勝手に言ったら嫌われちゃうかもね(笑)」チューヤン◎1972年、香港生まれ。ラジオ番組の人気DJだったが、1998年に『進ぬ!電波少年』で伊藤高史と組んだ「朋友」としてアフリカ・ヨーロッパ大陸縦断ヒッチハイクに成功。2005年に芸能界を引退、帰国した。取材・文/寺西ジャジューカ
2021年06月03日タモリタモリのイメージは世代によってまったく違う。1970年後半~1980年代における”アングラ時代”の彼を想像する方もいれば、’82年〜’14年まで8054回にわたって出演した『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ系)でサングラスをつけている司会者、と思う方もいるだろう。いくつもの顔を持つ背景には「今」と「普通」を楽しむ彼の”禅的”な考えがある。ぜひとも、タモリの魅力について語らせてほしい。■“私”を消してすべてを許す力タモリという男は不思議だ。日本全国のほとんどが彼の存在を知っている。しかし「タモリがどんな人か」をつかめている人は少ないだろう。例えば、彼は小学3年生のころに、けがをして右目を失明している。この重大な事実はあまり知られていない。また、タモリは肩書きの付けようがない。いわゆる”ゆとり世代”だった少年期の私にとって、タモリといえば「お昼にサングラスをかけている、あやしい司会者」だった。しかし、その後、深夜に『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)を観たときに「あっ、この人は芸人なのかも」と直感した記憶がある。芸人、司会者、俳優、ミュージシャン……どれもタモリの側面を表した言葉でしかない。その結果、彼は「タレント」という超便利な言葉で呼ばれる。「日本でトップクラス並みに有名なのに、まったくつかみどころがない」。タモリという男はまったく飄々(ひょうひょう)とした”不思議な人”だ。その背景には、彼の”禅的”な生き方がある。具体的には後述するが、「私を消してすべてを許すこと」「今を楽しむこと」「“普通”を愛すること」がタモリたるゆえんだ。そんな彼のゆるい生き方は、SNS全盛の時代の中で、少し忙しく生き過ぎているであろう現代人にこそ、必要なのかもしれない。まず、タモリについて、とにかく誰もが「怒らない」と言う。「笑っていいとも!」の最終回では爆笑問題の太田光も、関根勤も「タモリは怒らない」と口をそろえた。「タモリ怒らない説」を象徴するのが、早稲田大学時代のエピソードだ。彼は入学後、わずか1年で学籍を抹消されている。その理由は「学費が支払えなかったから」だ。当時、仲間内で旅行を計画していた際に、仕送りがあるのがタモリしかおらず、友人のぶんを立て替えた。そのお金が戻ってこなかったから、除籍になったのである。タモリがすごいのは「その仲間たちとは、退学後も何も変わらず仲良く遊んだ」という点だ。人生を変える大きなミスを受けても、タモリはほとんど気にしていなかったのである。自分と相手の間に相違があったとき、人はついプッツンしがちだ。怒りとは、つまり「自分の考え以外を認めない」ということだ。自我を捨て、すべてを許して受け入れると、人は怒らない。仏教の言葉に「一切皆苦(いっさいかいく)」や「諸法無我(しょほうむが)」がある。前者は「そもそも人生って思い通りにいかないもんだ」という考えである。後者は「世の中、自分の所有物なんてなく、すべてはつながりのなかで生まれ、変化していくよ」という意味だ。まとめると「“私の考え”自体がそもそも存在しないし、トラブルが起こるのなんて当たり前だよ」ということになる。すると、もとより「怒るきっかけ」がないのだ。タモリにはそもそもプライドがないのである。なんて軽々として“自由”な考えだろうか。また、“私”を消してすべてを受け入れることで、人との距離も縮まる。笑福亭鶴瓶は、先述した『笑っていいとも!』のスピーチの場で「(明石家)さんまも(ビート)たけしも緊張するが、タモリとは普通に喋れる」と感嘆する。おぎやはぎの矢作兼は、ラジオ番組で「タモさんは大御所なのに、ずーっと自然でいられるの」と驚く。相手をすべて受け入れるからこそ、誰もが肩の力を抜いて喋れるのだろう。■過去・未来でなく「今」を楽しむ姿勢タモリは早稲田大学時代「モダンジャズ研究会」に属していた。また、芸能界に入るきっかけもピアニストの山下洋輔をはじめ、ジャズマンが関わっている。山下は偶然出会ったタモリが、初対面にもかかわらず場を盛り上げまくったことを気に入り、後日、漫画家の赤塚不二夫や作家の筒井康隆など自分の友人に、タモリを紹介したのだ。タモリを表すキーワードには間違いなく「ジャズ」があり、ジャズといえば「セッション」。つまり、即興だ。タモリはご存じの通り、生放送のMCをいくつか務めている。また、毎年恒例で出演しているトーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)では、「芸人泣かせ」として知られる黒柳徹子の無茶ぶりにも完璧に応(こた)えて徹子を毎回、爆笑させる。この当意即妙なトーク力の裏には間違いなく、ジャズで鍛えたアドリブ力があるに違いない。アドリブとは「思いついたことを実行すること」だ。前もって考えた台本はない。タモリは過去でも未来でもなく「今」を楽しむ天才である。例えば、タモリの名言に「反省するな」や「目標なんていらない」がある。反省や目標とは「過去」や「未来」を考えたうえでの言葉である。そうではなく「今を生きる」のだ。これは、曹洞宗の開祖・道元の言葉でいう「而今(じこん)」 だ。私たちは常に「今」の連続にいる。未来がくるかどうかなんて、わからない。過去を悔んだり、未来に不安を感じるのなんて、ある意味で時間の無駄なのだ。それより、とにかく今と向き合うことが大事だと説くわけである。こう書くと「うだうだ言わずに、目の前のことを全力でやれ!」とスパルタっぽく見えるかもしれない。しかし、それでは長続きしない。タモリは「やる気になって仕事をしたことがない」とも語っている。今と向き合うことを長く続ける秘訣は「決して張り切らずに楽しむこと」なのだ。■普通を愛する“諦め”の思考先述したように、タモリの真骨頂は「アドリブ力」にある。とにかく、いつ何時ネタを振られても、すぐさま反応し場を笑わせる。タモリの芸は仕込んだものではない。タモリは「ミュージカル嫌い」としても有名だ。急に踊ったり歌ったりする様に「こっちが恥ずかしくなる」のだという。これに通ずるエピソードとして「テレビの過度な演出を嫌った」という話がある。音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)や『笑っていいとも!』でスタッフが演出を加えようとすると「普通でいいんだよ」と直したそうだ。また、タモリはこんな言葉も発している。「マンネリ化した番組は、いろんなことをやろうとして失敗する」と。『タモリ倶楽部』1000回放送記念の際には「652回と1000回で何が違う」と語った。また『笑っていいとも!』の最終回での締めの言葉は、それまでと同じ「明日も観てくれるかな」だった。タモリは常に「普通」や「日常」を愛し続けた男だったわけだ。仕事もプライベートもマンネリ化すると、足掻(あが)きたくなるものだ。しかし、タモリはある意味で諦めている。「諦」という言葉は、実は仏教用語の1つだ。今ではネガティブなイメージが強いが、もともとは「明らめる」。つまり、集中をやめることで、周りがよく見えてくるわけである。これは彼の「やる気のある者は去れ」という名言にも通ずる姿勢だ。往々にして「派手なコンテンツ」というものは、一発屋になりやすい。「最初のインパクトを次回以降で超えられないから」というのが原因のひとつである。毎日きちんと「普通」であり続けることで、視聴者も安心して番組を観られる。タモリが担当した番組の多くが長く愛される理由ともいえるだろう。人は生きている限り、周囲とコミュケーションをとりながら暮らしていく。ましてや現代はSNSの影響などによって、過剰なほど他人の声が聞こえてくる。とんでもない速さで情報が入ってくる現代はとっても便利だ。しかし、便利過ぎて、LINEの通知や仕事のメールを少し窮屈に感じる方もいるかもしれない。そんな方に、私はタモリの気張らない生き方を提唱したい。「私を消す」「今をゆるく楽しむ」「普通を愛する」という3点に共通するのは「がんばらないこと」だ。もし他人とぶつかっている方は、いったん戦うのをやめて、相手を認めてあげるといい。過去の後悔や未来への不安にとらわれている方は、まずは今だけを見つめてみてはどうだろう。周りと比べて特別な自分になろうとしている方は、普通の自分を維持することの素敵さを見つめ直すのも一興だ。何かとがんばりたくなる私たちだからこそ、タモリの“飄々とした禅的な生き方”は、きっと救いになるに違いない。(文/ジュウ・ショ)【PROFILE】ジュウ・ショ◎アート・カルチャーライター。大学を卒業後、編集プロダクションに就職。フリーランスとしてサブカル系、アート系Webメディアなどの立ち上げ・運営を経験。コンセプトは「カルチャーを知ると、昨日より作品がおもしろくなる」。美術・文学・アニメ・マンガ・音楽など、堅苦しく書かれがちな話を、深くたのしく伝えていく。note→
2021年04月24日・ただの笑い話で終わるかと思いきや、めちゃくちゃ感動的だった。・こんな体験、自分もしてみたい!・鶴瓶、やるやん。・少女漫画か何か?ラジオ番組『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』(ニッポン放送)がきっかけで始まった、お笑いタレントの笑福亭鶴瓶さんと女子高生のデートに、そんな絶賛の声が寄せられています。笑福亭鶴瓶が女子高生とデートその後?2021年2月7日の放送で、ハンドルネーム『キララ』と名乗る、医学部を志望する高校3年生の女子高生からデートの誘いを受けた、お笑いタレントの笑福亭鶴瓶さん。女子高生が番組に送ったメッセージには、こうつづられていました。初めまして、こんばんは。突然ですが鶴瓶さん、私と一緒に『天王寺動物園』に行ってくれませんか?受験シーズンで誘える友達がいませんので、高校最後の思い出に鶴瓶さんと天王寺動物園に行きたいんです。よろしくお願いします。笑福亭鶴瓶 日曜日のそれーより引用放送中、笑福亭鶴瓶さんがキララさんに電話をかけたところ、相手からはさらに「制服でデートがしたい」という希望も。自分とキララさんの年の差や制服デートという要望に「つかまるで」と笑っていた笑福亭鶴瓶さんですが、その後、話はまとまり同月14日には実際に大阪にある『天王寺動物園』にでかけることになったのです。そして同月21日の放送では、キララさんから届いたお礼のメッセージを、ニッポン放送アナウンサーの上柳昌彦さんが読み上げました。笑福亭鶴瓶さんへ先日は本当にありがとうございました。鶴瓶さんと制服デートという最高のチョコレートをいただきました。ですが、1つデートをして後悔していることがあります。それは、テレビで鶴瓶さんを見た時に、デートのことを思い出し、もう芸能人としてではなくデートした相手として少し照れてしまい、内容が入ってこないことです。もう『A-Studio』は藤ケ谷さんとゲストの人しか見れません。それくらい今回、鶴瓶さんのことが大好きになりました。(六代目笑福亭松鶴の許に)入門50周年という貴重な1日にあったことも、本当に感謝しています。そういう日にデートしてくださって。2月14日は私にとって制服デート記念日になりました。いつかこの御恩を返せるように、鶴瓶さんの体調の相談にのれるように、祖母のインプラント代を稼げるように、立派な医者になります。だからどうかお元気で長生きしてください。絶対、一浪までで受験を終わらすので、受かったら次は大学生の私とデートしてください、お願いします。その日を夢見て、勉強を頑張ります。最後に、本当にありがとうございました。最高の1日でした。おもしろくて少しカタカナが苦手で、男らしくてツンデレで、誰にでも優しくて、素敵でかっこいい『べーさん』が大好きです。笑福亭鶴瓶 日曜日のそれーより引用このメッセージにほかの番組出演者も、胸のときめきが止まらなかった様子。「鶴瓶さんのこと、大好きじゃん」「かわいい」と絶賛の声が上がりました。また、番組終了後には視聴者からも「キュンキュンした」といったコメントが。キララさんにとって、鶴瓶さんとのデートは生涯大切な思い出として心に残り続けるはずです。夢を叶えた大学生のキララさんと鶴瓶さんのデートが実現する日を、多くの人が心待ちにしていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年02月23日『夢売るふたり』『永い言い訳』の西川美和監督の新作映画『すばらしき世界』が公開されている。本作は、役所広司を主演に迎え、刑務所から出所した元殺人犯の男が、社会で新たな一歩を踏み出そうとする姿と、周囲の人々のドラマを描いているが、西川監督は社会の厳しい現実を描きながらも「生きていくのが嫌になるような映画はつくりたくない」と言い切る。西川監督に話を聞いた。キャリア初の試み。西川美和監督に課せられた“使命”西川監督は2002年に初監督作を発表して以降、短編映画やドラマでは原作や原案のある作品を扱ったことはあるが、長編映画はすべてオリジナル作品を手がけてきた。「前作の『永い言い訳』は、ものを書く人の話で、子供がいないまま中年期を迎えた人間の話でもあって、自分自身がキャリアを通じての実感だったり、ものをつくる人間が感じる虚しさも含めて私小説的に描いた作品でした。小説を書き、長い期間をかけて撮影もしたので、『そろそろ自分の話じゃないものをしたいなぁ』という気持ちになったんですよね。いったんは“描き尽くした”と言いますか、また40代以降のいろんな実体験を挟み込むことができたら、また別の映画ができるんでしょうけど」そんな時に西川監督が出会ったのが、『復讐するは我にあり』などの作品で知られる作家・佐木隆三の小説『身分帳』だった。この小説は13年の刑期を終えて出所した元殺人犯の男の物語を、実在の人物をモデルに描いた作品で、小説でありながら1991年の伊藤整文学賞の評論の部門を受賞している。「これまでも犯罪者や犯罪にいたる人には興味がありましたし、私も映画のモチーフにはしてきましたけど、犯罪に“いたるまで”ではなく、事件の“あと”をここまでつぶさに描いていることが新鮮でした。大きなドラマ性があるわけではなくて、取るに足らない物語だからこそ、私たちに近いという点も含めて『こういう視点は私にはなかった』って感覚があって、大きな物語や混み入ったミステリーではなく、この物語こそが“新しい犯罪の物語”だと思えたんです。ずっと佐木さんの作品は好きでしたし、自分が佐木さんの原作で映画をつくれたら、それはすごいことだし、今まで自分がやってきたことと全然違うもの、自分にとって新鮮なプロセスになるだろうなと」そこで西川監督は『身分帳』を原案に新作に取り掛かった。しかし、監督は最初から「この本そのままでは映画にならないことはわかっていた」と振り返る。「小説としては本当に面白いんですけど、小説“ならでは”の面白さだし、膨大な紙幅があるからの面白さであって、資料がそのまま掲載されているような箇所は映画の表現にはならないですし、小説の結末も映画の着地点にはなりえない。だから、映画的なストーリーラインをつくることが必要で、それが自分に課せられた使命だと思いました」佐木隆三の作品は対象となる事件や人物について徹底的に調査し、そこで得た情報や人物像を過剰な改変や装飾をしないで精緻な筆致で描き出していくのが特徴だ。西川監督はそのスタイルを「私にはとてもまぶしい」と笑みを見せるが「だからこそ、その上澄みだけをさらって、さもわかったように映画で描いたら、佐木さんにバケて出られそうな気がしたんです」と笑う。「だから佐木さんが書かれたものを自分の血や肉にするために、佐木さんが調べた道をたどる旅から始めたんです。でも、佐木さんはもういないし(2015年没)、当時の資料は残ってないし、モデルになった人も死んじゃってるし、彼に身寄りもいない……探っていくプロセスは本当に複雑だったんですけど、作品に一歩ずつ近づいていけたのは良かったと思っています。だからストーリーを練ることよりも、『身分帳』を細かいところまで咀嚼して、自分以上にこの本のことを知っている人はいないと言えるところまで自主トレしていったんです。それは初めての体験でした」完成した小説を映画に“移し替える”のでも、自分の中にある物語や感情を描くのでもなく、かつて作家がたどった道を自分なりの方法で追い、理解し、そこから映画として描くに足る物語を見つけ出していく。西川監督の新刊『スクリーンが待っている』(小学館)にはその過程が魅力的に描かれているが、監督は長い時間をかけて、冬の刑務所から13年の刑期を終えて出所してくる男・三上正夫の物語を描き出した。三上は身元引受人に迎えられ、家を借り、新しい生活を始めようとするが、職探しはうまくいかず、服役中に失行した免許の更新に行くだけでトラブルが起こる。カッとなると声を荒げ、激情を見せる一方で、人なつこくて、誰よりも曲がったことや不正義を許せない三上。そんな彼にテレビの取材班が接触する。かつて殺人が犯した前科者が心を入れ替えて社会に復帰する感動のドキュメンタリー……彼らはそんな画を描いて三上に近づくが、取材を担当する青年・津乃田は次第に"前科者の取材対象”ではなく、社会のレールから外れるも何とか生きようとしている男・三上と付き合うようになっていく。撮影を通じて生まれたもの。監督がラストカットに込めた想い西川監督は本作の創作を通じて“更生は一体、誰に責任があるのか?”を考えるようになったという。「刑務所を取材して、いろいろとお話を伺っていると、刑務所はかつては罪を犯した人を“閉じ込めておく”場所だったわけですけど、それではあまりにも再犯率が高くて、また外で罪を犯して、戻ってきてしまう。だから、社会に出て仕事を得たり生きる場所を見つけるトレーニングをする方向にシフトしつつあるみたいなんです。でも、そのような考えが私たち市民に浸透しているかといえばほとんどそんなことないわけで、誰もが自分の家の隣に元犯罪者が住んでもいいとはまったく思ってないでしょうし、彼らとどうやって付き合っていいのかわからない。むしろ『一生刑務所に入ってろ!』ぐらいのことは思ってる人もいると思うんですよ。総じて社会の“懲罰感情”が本当に強くなっていると思うんですね。罰したいという欲求がいま、人間の欲求の中で一番強くなってるんじゃないかというぐらい、二度と自分の目の前に現れるなみたいな感覚が強くなっていて。だから取材していく上で、更生って誰に責任があるのか?ってことを徐々に考えるようになったんです。この問題は犯罪を犯した本人だけの問題ではなくて、犯罪にも巻き込まれず、犯罪者にも被害者にもならずに暮らせている人たちが、どこかで支払わなければいけない税金のようなものとしてとらえていくことなんじゃないかって」罪を犯してしまった人、なんらかの中毒になってしまった人が出てくると、多くの人はその責任を本人だけに押し付け、自分たちの社会から“こぼれ落ちたもの”として扱う。劇中の三上もまた、そんな人たちの視線や対応に晒され、真っ当な正義を語っても聞き入れられないか、場合によっては危険視されてしまう。本当に犯罪者の責任はすべてが本人に帰せられるものなのだろうか? そして私たちは犯罪を犯した人が戻ってきて適応する価値のある立派な社会をつくっているのだろうか?「取材の過程でそう感じることもありましたね。なんだか息苦しい世の中になってきたなぁと(笑)私は苦手なんですよね。顔の見えない者同士がお互いを貶めるようなことって一番不細工だと思ってますが、同時に自分も悪意や妬みに満ちた感情に陥る弱さは必ずあります。だからそういうものには距離を置くようにつとめたいんですけど、全体的に逃れがたくそういう空気が強くなってきて……だからいまの息苦しい社会へのこれで本当にいいのか?という厳しい問いかけはこの映画にはあると思うんです」しかし、本作は私たちの社会を告発する映画でも、ましてや説教するような映画でもない。確かに私たちの社会は、出所した三上が生きにくい場所ではある。でも、西川監督は「佐木さんが描かれた非常にシンプルな人と人とのつながり、血の通った人間関係」を作品の中心に据えている。「そこは絶対に映画に残すぞってのは思ってました。観た方の中には『こんな人は自分のまわりにはいないよ』って思うかもしれないですけど、私はオプティミスト(楽観主義者)だから、どんなに世の中がおかしくなったとしても、人間の“善性”は絶対にゼロにはならないと思ってるんです。どこかで人は人を助けたいと思う局面もあるだろうし、そういうものが一切なくなったこんな世の中なんか生きていく価値はないという映画にはしたくなかった」苦労し、哀しみを感じ、理不尽な仕打ちを受けることもあるが、三上は周囲の人々と少しずつ関係性を築き、自分の想いを語ったり、見せたりできる相手を増やしていく。西川監督はこれまでも、社会や家族からこぼれ落ちたり、レールから外れてしまった人間が何とか生きようともがく姿や、そこで生まれる言葉にならない“せつなさ”を描き続けてきたが、『すばらしき世界』も過去の西川作品同様、主人公が生きることで生まれる”せつなさ”はしっかりと描かれている。「そう言われるとそうですね(笑)。昔、鶴瓶さん(笑福亭鶴瓶。西川監督の『ディア・ドクター』で主演を務め、ある嘘を抱えた村の医師を演じた)から、私の作品はドライなだけじゃなくて、人情話っぽい感性が根底にあるっておっしゃっていただいたことがあって。私はなんだかんだ言って、人情話をやりたい古い人間なんですよ(笑)。だから、この映画でも社会派になろうとか、社会的なメッセージやスローガンを描くみたいなことはまったく目指していなくて、やっぱり人情ものをやりたいって気持ちがあるんでしょうね」本作は厳しい状況を生きる、複雑な人生を送ってきた男の、決して順風満帆ではない物語だ。そこには哀しみや苦しみがあり、別れがあり、理不尽な出来事や、人々の偏見や冷淡な反応があり、そこでもがく主人公の姿にはせつなさが宿る。しかし、本作は終始、西川監督の「生きていくのが嫌になるような映画はつくりたくない」という想いが貫かれている。そんな監督の想いが見事に表現されているのが本作のラストカットだ。まだ、公開したばかりなのでどんなショットなのかは明かさないが、西川監督は「脚本の段階からどう撮るかは決めていた」という。「どうやって撮るかは決めていたんですけど、カメラがどのように動くかは撮影の前々日ぐらいに決めました。この映画は作品のことをすごく大切にしてくれるスタッフで撮ることができて、ほぼ順撮り(脚本に書かれたシーンの順に撮影していくこと。撮影のスケジュール上、脚本通りに撮影されないことも多い)だったんです。だから撮影を通していろんな体験をして、三上の気持ちであるとか、彼が経てきたものとか……感情的なものが私の中に折り重なってきた時に、ああやって映画を終わらせてあげたいと思ったんでしょうね。やっぱり、下を向いた話にはしたくないというか、このタイトルを悲観的に受け止める人もいるだろうけども、そうじゃない部分もあるんだってことも含めて、ああいうラストにしたかったんですよね」本作を通じて、刑務所から出所して社会に出てきた三上と行動を共にし、彼の感情の変化をつぶさに観た観客は、西川監督の想いがこもったラストカットを観て何を思うだろうか? そこで得た感情に、本作のタイトル“すばらしき世界”はどんな意味を持って響くだろうか? 本作は映画が何かを訴えかけるのではなく、観る者の想像力が刺激され、思わず考えたり、言葉にならない感情が浮かんでくるような傑作になっている。『すばらしき世界』公開中
2021年02月17日「事故後に同僚選手に話を聞いたところによると、本人の意識もしっかりしていて、治療に専念しているということでした」(オートレース評論家の沢朋之さん)1月24日のレースで落車により重傷を負った元SMAPのオートレーサー、森且行(46)。森は負傷後、福岡県内の病院に搬送され、その後、都内の病院に転院。骨盤骨折、腰椎骨折の診断を受け、これまで3回の手術を行ったという。レースへの復帰には1年程度の期間が見込まれると、2月9日にJKAが発表した。「レーサーにとって骨盤骨折はたまにある事故ですが、ほとんどの選手が復帰しています。骨が治って日常生活を送るぶんには問題がなくなっても、レース中のバランス取る感覚を戻すのに数か月がかかるんです」(前出・オートレース評論家の沢さん)実はもし事故で入院していなければ、森が出演していたはずだった番組があるという。テレビ局関係者が明かす。「森さんは『A-Studio+』(TBS系)の2月オンエア分のゲストとしてキャスティングされていました。番組側は2月に入ってから準備を始める予定だったのですが、森さんのオートレース中の事故、入院により延期になってしまったのです」『A-Studio+』といえば、笑福亭鶴瓶(69)と藤ヶ谷太輔(33)がMCを務め、ゲストについて掘り下げるトーク番組だ。「鶴瓶さんは中居正広さん(48)と親交が深いですし、藤ヶ谷さんは現役ジャニーズ。番組側としては、オートレースの話に加えて、中居さんとの話や、ジャニーズ時代、SMAP時代の話もしてもらえたら盛り上がる、というもくろみもあったようです」(前出・テレビ局関係者)そもそも森がこのような地上波の番組に出演することは珍しい。「 昨年11月に日本選手権で初優勝し“日本一”になりました。そのニュースを情報番組でとりあげられてVTR出演したり、また新しい地図の面々が優勝を祝福するということでABEMAの彼らの番組『7.2新しい別の窓』に出演したりはしています。しかし、地上波のトーク番組にゲスト出演するというのは、実現していれば芸能界引退以来初めてのことでした」(芸能関係者)地上波出演の背景を、芸能関係者はこう読み解く。「森さんはSMAPを脱退する際、ほかのメンバー5人とした約束があるんです。それは“日本選手権で優勝して日本一になる”ということ。脱退から24年が経ってようやくその約束を叶えることができた。これからは元SMAPメンバーにも堂々と顔向けできるということなのでしょう。もちろん治療がなにより優先されるかと思いますが、その後はメディア出演も増えるかもしれません。元SMAPメンバーとの共演も期待したいですよね」ひょっとすると森は“芸能界本格復帰”も視野にいれているのだろうか――。ただ前出のオートレス評論家の沢さんは、森の“オートレース愛”を聞いていた。「本人と話したときに“生涯レーサーを続ける”と言っていましたね。それはまあ、60歳くらいまでのことでしょうか。生涯現役はオートレーサーに多くて、今、最高齢選手は75歳です。芸能界へは本人の意思次第でしょうが、オートを優先しながらの兼業は可能だとは思います。ただ彼は、選手としてはトップクラスの“S級”に所属して、年収1千万円以上の生活をしています。今はこれを全うしていくという意思のようです」
2021年02月12日落語家の笑福亭鶴瓶が即興ドラマを繰り広げる舞台『スジナシシアターVol.13』に、俳優の山崎育三郎、中井貴一、お笑い芸人の渡辺直美が各日ゲストとして出演することが26日、発表された。東京・世田谷パブリックシアターで2月26日・27日・28日に開催され、チケット一般発売日は2月19日。オンライン配信も行われる。その日に知らされるセットのなかで即興ドラマを繰り広げる「スジナシ」 は、1998年にCBCテレビにて放送を開始。その後2015年より『スジナシ BLITZシアター』として赤坂BLITZで年2回の公演を行ってきたが、2020年9月、会場の一時休館に伴い幕を下ろすこととなった。今回からはTBS、サンライズプロモーション東京主催で新たな「スジナシ」がスタートするが、芝居の後にプレビューを見ながら演技を振り返るトークや、舞台とテレビの連動企画として後日テレビでも放映する点はこれまでと変わらず行う。ゲストには、ミュージカルや舞台に加え、ドラマや映画、そして歌手としても活躍する山崎が初日、芸人という枠にとらわれず様々なジャンルで活動し、海外でも著しい活躍を見せる渡辺が2日目、ドラマ、映画で幅広い役柄を演じ、舞台やナレーションなどマルチに活躍する中井貴一が3日目に登場。案内人は中井美穂が務める。鶴瓶は今回の開催について「13回目になりますが、未だに慣れないですよ。でも毎回初めての感じがいいんですよ」と改めて“スジナシ”の魅力を語った。今回のゲストについて山崎には、「今非常にノッてますし、役柄をみていても面白い。クサイ役もうまいだろうし、楽しみですね」と期待し、渡辺には「バラエティ風になったほうがいいのか、シリアスになったほうがいいのか、どこまでやっていいのか悩みますね」と思案。そして中井貴一には「長い付き合いになりますが、あんな何でもできる人いないですよ。器用ですし、面白い。こんなフリーの舞台に出るってね、ありえないでしょ(笑)」と笑いを交えて賛辞を述べる。最後に「でも、こんな舞台を出来ることはありがたいと思うので、精一杯がんばりますし、羽目を外さないようにします」と真摯なコメントを寄せた。
2021年01月26日2020年に動画配信サービスNetflixで配信され、世界中で一大旋風を巻き起こした韓国ドラマ『愛の不時着』。2021年元日には主人公を演じたヒョンビンとソン・イェジンが実生活でも交際を認めたニュースに心が明るくなった人も多いはず。その『愛の不時着』の世界を450点もの未公開写真や衣装、小道具で感じられる『愛の不時着』展が東京・原宿駅そばの〈jing〉でスタートしましたので、その模様をご紹介します。本物のパラグライダーとスーツが!2人が出会うシーンを再現。まずはイントロダクションとして、入り口近くにはドラマの出演者たちが普段の服装で本読みをしている模様の動画や宣伝用ポスターなどが並びます。真剣な表情が新鮮です。会場は6つの展示室に分かれていて、最初のテーマは『不時着』。ドラマで着用されたパラグライダースーツ、そしてパラグライダーが!1話でソン・イェジン演じる財閥令嬢で実業家のユン・セリとヒョンビン演じる北朝鮮のエリート将校リ・ジョンヒョクが出会うシーンが再現されています。ユン・セリがパラグライダーの事故で北朝鮮の非武装地帯に不時着したという設定は、あまりにも有名。2人の緊張感と機転の効いたやりとりも印象に残ったシーンです。もう見たはずなのに、思わず見入ってしまいそうなダイジェスト映像ばかり。©CultureDepot.©STUDIO DRAGON CORP.次のコーナーは『暮らし』。ドラマのハイライトシーンを動画で見ながら、ユン・セリがリ・ジョンヒョクをはじめ周囲の人たちと関わりながら不慣れな北朝鮮での暮らしを明るくたくましく切り抜けていく姿を振り返っています。ドラマに深みをもたらした小道具やセットも目の前に。そして一番広い展示室のテーマは『思い出』。2話分のエピソードごとにメイキング映像や、そして実際に使われた小道具が、あれもこれも展示されています。隊員たちとの交流が何度も描かれた縁側も。食卓には「なにか食べさせて」とねだったユン・セリに、リ・ジョンヒョクが作ったククスが。ドラマ中盤でユン・セリがビールの空き缶で作った38度線も。リ・ジョンヒョクと兄との写真。小道具類の多くは実際に使われたものだそう。展示室奥には前半のエピソードの主な舞台となったリ・ジョンヒョクが住む社宅のリビングが再現されています。一貫してクールな表情だったソ・ダン役ソ・ジヘがク・スンジュン役キム・ジョンヒョンと笑い合う姿も。第5中隊員たちを象徴する小道具。個性的な脇役陣の存在も『愛の不時着』の魅力。リ・ジョンヒョクの家事能力の高さとやさしさを演出したキッチン用品。メイキング映像もたっぷり見ることができます。重要な役柄を演じたキャストたちが楽しそうにふざけ合ったり、笑ったりする姿に、チームワークのよさが生んだ名演技だったことがわかります。リ・ジョンヒョクとユン・セリが2人乗りした自転車も展示されています。重傷を負ったリ・ジョンヒョクのそばでユン・セリがワッペン刺繍した軍服も。仲睦まじい姿に、いろいろ想像してしまって、こちらがニヨニヨ。南北の境界を挟み、運命が交錯する2人に訪れる変化にも改めて注目。初期のリ・ジョンヒョクの表情は、固かったり、複雑だったり。ユン・セリの孤独が徐々に癒やされていくのが分かります。実際にこんなにスタイル抜群の2人が街にいたら、注目の的になるはずです。会場2階最初の部屋は『交錯』がテーマ。南北朝鮮という重なり合わない場所に住むユン・セリとリ・ジョンヒョクの運命の交錯を写真で追います。物語が進むごとに2人の表情が豊かになっていくことが改めてわかる写真がたくさん展示されています。そして韓国で一緒にデパートに行った姿も実物大パネルで再現。2階の中心となる展示は『国境』をテーマにしています。前半の北朝鮮と後半の韓国のシーンから印象的なセリフや衣装がずらり。リ・ジョンヒョクの軍服、北朝鮮の市場で揃えたユン・セリの洋服、入院したリ・ジョンヒョクが着ていたパジャマの忘れられない柄も間近で見られます。それぞれの国での衣・食・住をフューチャーしたパネルも展示されています。おいしそうな料理と食事のシーンがドラマを盛り上げました。再会のシーンを思い出してジーンとしてしまいます。リ・ジョンヒョクが兄のために作曲したピアノ曲が流れていました。最後の展示室は『再会』。涙なしでは見られなかった南北国境での別れから数年が経ち、2人が再会した場面が再現されています。こちらの展示室には物語の大きな鍵でもあったピアノが!劇中でリ・ジョンヒョクが弾いた実際のピアノだそうです。会場では笑福亭鶴瓶さんと齋藤飛鳥さん(乃木坂46)による有料の音声ガイドも用意されているので、こちらもぜひお楽しみに。これからも一緒に。自宅に連れて帰りたくなる『愛の不時着』。展示の最後には再会シーンがフォトスポットとして用意されています。ドラマの結末に感じた安堵と感動、そして希望を思い返し、写真を撮りましょう。もちろん主演俳優2人の幸せな様子も想像しながら!「クリアファイル」や「マスクケース」、「ゆらゆらアクリススタンド」など名シーンの画像が使われたグッズが用意されています。展示で『愛の不時着』の世界を存分に堪能した後はお土産も。物販コーナーには登場人物やロゴが入った様々なグッズも用意されています。クレーンゲームや名前を入れられるシール作成機もありますよ。激動の2020年を語るとき、欠かすことができないロマンティックコメディ『愛の不時着』。『愛の不時着』展では、ドラマの世界に入り込んだかのようにリアルにドラマの世界を感じることができます。ドラマにハマった人はもちろん、これから見てみようかな? という人にもおすすめです。『愛の不時着』展東京都渋谷区神宮前6-35-6 〈jing〉2021年1月8日(金)~2月27日(土)入場券 1,800円(税込)・事前予約制公式サイト※一般の方は撮影できるポイントが限られます。※感染症対策を徹底して、入場人数を制限して開催されています。※チケットは主に土日祝日の時間指定券と平日指定券があります。詳しくは公式サイトをご確認ください。
2021年01月10日『襟裳岬』や『おふくろさん』などで知られる、歌手の森進一(もり・しんいち)さん。前妻で歌手の森昌子さんとの間に3人の息子がおり、長男と三男は、歌手として活躍しています。そんな森進一さんの息子の活躍や、あまり情報を耳にしない次男についてなど、さまざまな情報をご紹介します。森進一の息子、長男・Takaはバンド『ONE OK ROCK』のボーカル国内外で活躍するバンド『ONE OK ROCK(ワンオクロック)』。ボーカルのTakaさんは森進一さんの長男であることでも知られています。 この投稿をInstagramで見る Taka(@10969taka)がシェアした投稿 また、もともとジャニーズ事務所に所属しており、過去にはアイドルグループ『NEWS』のメンバーだったこともあるTakaさん。2003年に事務所を退所し、2007年には現在のバンド『ONE OK ROCK』としてメジャーデビューしています。その後の『ONE OK ROCK』の活躍は目覚ましく、数々のヒット曲を世に送り出し、海外のフェスにも出演するなど、日本を代表するロックバンドとなりました。そんなお互いに多忙を極める森進一さんとTakaさんですが、現在も定期的に会ってはいるようで、インスタグラムで親子のツーショットを公開したこともあります。 この投稿をInstagramで見る 森進一(@morichan_desu)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る Taka(@10969taka)がシェアした投稿 2017年には、森進一さんのコンサートが父の日に行われたこともあり、Takaさんがメッセージを贈ったことも。ともに音楽の世界で活躍する、森進一さんとTakaさん。今後もその活躍から目が離せません。森進一の息子、三男もバンドマンとして活躍中長男のTakaさんと同じく、森進一さんの三男もまた、バンド『MY FIRST STORY』のボーカル、Hiroとして、音楽の世界で活躍しています。躍動感あふれるメロディと、Hiroさんのハイトーンボイスが魅力の『MY FIRST STORY』。若い世代を中心に人気を集め、デビューから4年で武道館で行われたライブのチケットは、5分で完売したほどです。 この投稿をInstagramで見る Hiro from MY FIRST STORY(@hiro_mfs_official)がシェアした投稿 また、Hiroさんは2021年に、本名である森内寛樹でソロデビューするなど、これまで以上に注目を集めるように。同年1月20日には、ソロデビューアルバムも発売され、YouTubeでは『MY FIRST STORY』のHiroさんとはまた違う、歌声が楽しめます。森内寛樹『アイノカタチ』そんなHiroさんと森進一さんは、2020年11月21日放送のバラエティ番組『まつもtoなかい ~マッチングな夜~』(フジテレビ系)で共演したことがありました。番組内では、森進一さんの代表曲『襟裳岬』をHiroさんが歌うシーンもあり、その歌声にほかの出演者からは絶賛の声が。また、ネット上でも『#Hiro』がトレンド入りするなど、その注目度の高さをうかがわせました。森進一の息子、次男は何をしている人?長男、三男とそろって音楽活動をしている森進一さんの息子。しかし、次男の話題はあまり表に出てきません。というのも、次男だけは芸能活動をしておらず、一般人として生活しているため。しかし、森進一さんの前妻であり、TakaさんやHiroさんの母親である森昌子さんは、2017年に出演したバラエティ番組『チマタの噺』(テレビ東京系)で、次男に関して語ったことがあります。森昌子さんによると、次男は2015年に結婚しており、結婚式には森進一さんのみが出席したとのことでした。番組司会を務める笑福亭鶴瓶さんからは、母親が出席していないことについて驚きの声が出るも、「両親のうち、どちらかが出られたらいいんじゃないですか?」と、あっさりと語った森昌子さん。さっぱりとした親子関係が伝わってくるとともに、森進一さんと次男の間には、いまだに付き合いがあることがうかがえます。次男を除き、両親と同じ道で活躍する長男・Takaさんと三男のHiroさん。2人の知名度が上がるにつれ、親子共演の機会も増えています。森昌子「あんたを殺して、母さんも死ぬ!」 ワンオクTakaを育てた子育て論に拍手!今後、再び親子で共演する機会はあるのか…多くのファンが待ち望んでいます。[文・構成/grape編集部]
2021年01月06日2021年1月2日に放送された、バラエティ番組『志村&鶴瓶のあぶない交遊録大最終回スペシャル』(ABEMA)。同番組は、お笑いタレントの笑福亭鶴瓶さんと、2020年3月に逝去した志村けんさんがMCを務め、1998年から正月の恒例特番として人気を博していました。今回の『大最終回スペシャル』では、『志村・鶴瓶VSナインティナインの元祖・英語禁止ボウリング対決!!』と題した企画を放送。お笑いコンビ『ナインティナイン』の岡村隆史さん・矢部浩之さんのチームと、鶴瓶さん・志村さんチームがボウリングで対戦する企画です。対戦中、英単語を発したら罰金、また、ピンク色のピンを倒すと美女からご褒美をもらえるというルールのもと繰り広げられる同企画は、長年多くの視聴者から愛されていました。鶴瓶「なんで先死ぬねんアホ!」同番組前半では、これまでの名場面をVTRで振り返る一幕も。鶴瓶さんは、亡くなった志村さんに対し「なんで先死ぬねんアホ!」と胸中を吐露しています。また、志村さんが亡くなった後、線香をあげに志村さんの兄の家を訪ねた時のことを語りました。(志村さんが亡くなった後)行ってきたんよ、家に。遺影の写真があって「いい写真ですね」ってお兄さんにいうたら「隣に鶴瓶さん写ってます」と。志村&鶴瓶のあぶない交遊録 大最終回スペシャルーより引用遺影の中で素敵な笑顔を浮かべていた志村さん。実は、その写真は鶴瓶さんとツーショットで写ったものだったのでした。そのエピソードを聞いた矢部さんは「名コンビだったんですよ。志村さんは、鶴瓶さんに心を許していたんだと思います」とひと言。岡村さんも「この番組の時には、志村さんはいつも嬉しそうだった」と過去を振り返りました。また、2020年10月に結婚した岡村さんは「志村さんに結婚の報告をしてたら、なんていってはったんやろ」「『なんだチミは?』っていわれるんですかね」と、亡き志村さんへ思いを馳せています。大悟「師匠、ありがとうございます」番組後半では、ボウリング対決を開催し、志村さんの代役として、お笑いコンビ『千鳥』の大悟さんが登場。ゲーム中、ピンクのピン6本を倒す好調ぶりを見せ、岡村さんに「志村さんが乗り移ってる!」と絶賛されていました。志村さんを師匠として尊敬し続ける大悟さんは、ゲーム終了後、志村さんへこのように語りかけています。おいしいとこ全部。いっぱい、いいのいただきました。師匠ありがとうございます。志村&鶴瓶のあぶない交遊録 大最終回スペシャルーより引用番組終了に反対だった鶴瓶「踏ん切りがついた」また、番組冒頭から鶴瓶さんは「これからも『ナインティナイン』の2人とこの番組を続けたい」と同番組の終了を惜しんでいました。しかし、矢部さんや岡村さんからは「志村さんありきの番組だった」とのツッコミが。番組終了に反対だった鶴瓶さんでしたが、ゲーム終了後には「志村さんも喜んでいると思う。踏ん切りがついた、ありがとうございました」と、20年間愛され続けた番組に、感謝と別れを告げました。番組の視聴者からはさまざまな声が上がっています。・志村さんが楽しそうにしている姿をたくさん見て、笑いながら泣いてしまいました。大好きな番組でした!・「志村さんありきの番組」と、矢部さんと岡村さんがいっていて泣きました。最終回をやってくれて、本当にありがとう。・子供の頃、家族と一緒に見ていた番組。この番組を見ると「正月だな」という感じがしていました。終わってしまうのはさびしいな。志村さんも、天国から『志村&鶴瓶のあぶない交遊録大最終回スペシャル』を楽しんでいたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年01月03日1998年より約20年にわたりテレビ朝日にて放送されていた正月恒例の名物番組『志村&鶴瓶のあぶない交遊録』が、来年1月2日(21:00~22:30)に大最終回スペシャルとして復活、ABEMAで独占配信されることが決定した。14日に都内で収録が行われ、笑福亭鶴瓶、ナインティナイン(岡村隆史、矢部浩之)が取材に応じた。このスペシャルでは、番組名物の元祖「英語禁止ボウリング」を実施。過去の放送では、志村けんさんと鶴瓶がチームを組み、ナインティナインと対決を繰り広げてきたが、今回は志村さんと親交の深かった千鳥の大悟が鶴瓶のパートナーとして参戦する。また、過去の名場面を振り返るコーナーでは、3人が思い出話を語る。収録後、鶴瓶は「去年(放送が)なかった。志村さんも亡くなられたので、あのまま終わっていくのかなと思ったんですけど、改めてやっていただいてうれしかったです」と心境を告白。「志村さんとよく一緒に飲みに行きましたよ。その思い出も踏まえて寂しいなと思いますね。亡くなったとき、なんで死んだんやねんと、ずっと思っていましたから」と突然の別れに悔しさをにじませつつ、「この番組で『志村けんと一緒にできた』ということだけでも幸せやなと思います」と思い出をかみしめた。矢部も「エンディングを撮っていたら寂しかったです。ふっと志村さんが来そうな雰囲気で。ほんまに終わるんやなと思ったら悲しくなりました」と吐露。「プライベートでも可愛がっていただいたなと思い出しながらVTRを見ていました。やっぱり寂しいですね。今日は寂しさを味わっていいのかなと思って収録に挑みました」と志村さんへの思いを語った。今年10月に結婚した岡村は、「今日の一投目は志村さんに『結婚しました』と報告して投げました。志村さんがどう思われているかわからないですけど。『裏切り者』と言われているかもしれませんが(笑)、志村さんのことを考えつつボウリングさせていただきました」と、志村さんへの結婚報告を込めてボウリング。「こんなに長く志村さんと鶴瓶さんと毎年お仕事させていただけるというのはすごく幸せなことでしたから、最終回とうたうのは寂しくはあったんですけど、自分の中で踏ん切りがつけられた気持ちもあります。この番組ですごく勉強させていただきましたし、お二人とも怒るわけでもなく自由にやらせていただいて本当に楽しいコーナーをやらせていただいたなと思っています」と語った。矢部も岡村も、志村さんと鶴瓶との共演はとても勉強になったという。矢部は「志村さんと鶴瓶さんと絡んでいると、ほかの番組に行っても緊張しない。すごい人と絡んでいると自信になるというのは大きかったです」と打ち明けた。岡村は「一つ一つの志村さんのリアクションをよく見ると、一個一個違う。こうやってリアクションとるんだなと勉強になりました。鶴瓶さんは『腰がちょっと』とか必ず何か振っておく。それがあとで効いてきたりして、なるほどなと。そういうのも大事やなと勉強になりました」と2人から学んだことを語ると、鶴瓶は「腰が痛いのはマジですよ」と笑いながらツッコんだ。さらに岡村は「控え室で志村さんと鶴瓶さんがしゃべっているのも聞いていて楽しかったです。ベテランの方が楽屋でこんな話するねんやというのを見られるだけでも得した気分でした。緊張もしていましたけど、毎年本当に楽屋から楽しみでした」と懐かしそうに振り返った。
2020年12月16日11月30日に放送された『10万円でできるかな』(テレビ朝日系)に中居正広(48)が出演。後輩から“服を借りたまま返さない癖”を暴露される一幕が放送された。公私ともに親しいKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔(33)から「僕のお気に入りのダウンはどこにあるのでしょうか」と聞かれ、中居は「服は元気にしている」と苦笑いで答えたのだ。藤ヶ谷といえば、今年4月にトーク番組『A-studio+』(TBS)のMCに大抜擢されてから8カ月。リニューアル前の『A-studio』では、SHELLY(36)や本田翼(28)、上白石萌歌(20)などの女性がアシスタントを担当してきた。歴代続いた女性アシスタントのポストをなくし、笑福亭鶴瓶(68)とのダブルMC体制になったことなどから「キスマイと親しい中居が鶴瓶に頼んだ」との報道もあったが、ある番組関係者は「それだけではない」と明かす。「藤ヶ谷くんって、すごいイイ奴なんです。仕事に対する姿勢も、人柄も尊敬します。一度一緒に仕事をしたら、絶対また一緒に仕事をしたくなりますよ」というのも、あるバラエティ番組で、キスマイの派生ユニットである「舞祭組」の4人が出演し、残りの3人のメンバーは事前に番組から頼まれたアンケートで4人の”タレコミ”をするという企画の際のこと。「藤ヶ谷くんは、アンケート用紙が真っ黒に見えるほどビッシリ書き込んでいたんです。採用されるかもわからないアンケートを、これほど熱心に書いてくれる人は珍しいです。たった1行しか書いていないメンバーもいました(笑)。しかも、藤ヶ谷くんは、用紙の最後に『(出演している)4人をよろしくお願いします』と一筆添えていたんです。収録は、彼のアンケートのおかげで大いに盛り上がりました」そうした仕事への真摯な姿勢と気遣いは、「中居くん仕込みだ」と前出の関係者は言う。確かに、今年3月に放送されたバラエティ番組『人生最高レストラン』(TBS)でも、藤ヶ谷は中居から「“3かき”しなきゃダメだ。汗をかいて、恥をかいて、ベソをかかないとダメだ。じゃないと感動するものは生まれない」とアドバイスされたと明かした。さらに、中居がキスマイの番組をほとんど観ていることや、番組でのトークについて具体的なダメ出しやアドバイスをしていることなども明かしている。また、中居本人も藤ヶ谷について「俺のDNAが入っている」と自身の番組で公言している。『A-studio+』のMCに決まった際も、藤ヶ谷はまず家族と中居に報告し、中居から「鶴瓶さんに引っ張ってもらえ」とアドバイスを受けたと同番組内で明かしている。「キスマイの中では、玉森裕太くんが役者として評価を上げていますが、藤ヶ谷くんは突出したものがなかった。中居さんは“気遣いのできる藤ヶ谷くんは、自分と同じMCが向いている”と判断して鶴瓶さんに託したのかもしれません。でも、抜擢の決定打は、中居くんの教えを忠実に守る、藤ヶ谷さんの努力の賜物でしょう」(前出の関係者)中居流バラエティ力で、“ポスト中居”となる日も遠くないかもしれない。
2020年12月06日日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」の年末のラインアップが発表。『怪盗グルーのミニオン危機一発』と『風の谷のナウシカ』の放送が決定した。12月18日は、ミニオンズが活躍する『怪盗グルーのミニオン危機一発』を放送。世界一の怪盗の名声を手に入れたグルーは、3姉妹といたずら好きな黄色い軍団ミニオンたちと一緒に平和に楽しく暮らしていた。しかしある日、相棒のネファリオ博士、そして、仲間のミニオンたちが何者かに誘拐されてしまう…というストーリー。スピンオフを含め、これまで4作品が公開されている人気シリーズの第2作。日本では興行収入25億円を記録し、世界中で大ヒットとなった。声の出演として、笑福亭鶴瓶、芦田愛菜をはじめ、中島美嘉、山寺宏一、宮野真守、中井貴一と豪華メンバーが参加しているところも注目だ。そして12月25日、2020年最後の作品は、1984年に公開され、35年以上経ったいまでも全く色褪せることない宮崎駿監督の大傑作ファンタジー『風の谷のナウシカ』を放送。人間にとって毒となる“瘴気”を出す森、「腐海」。自然が生み出した脅威に対しマスクの装着を余儀なくされた世界で、危機に対峙する人々の姿を描いた本作は、いま私たちが直面している状況とよく似ている。なお、『怪盗グルーのミニオン危機一発』は本編ノーカット、『風の谷のナウシカ』はノーカット、30分拡大で放送する。金曜ロードSHOW!『怪盗グルーのミニオン危機一発』は12月18日(金)21時~、『風の谷のナウシカ』は12月25日(金)21時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)■関連作品:風の谷のナウシカ 1984年3月11日より公開怪盗グルーのミニオン危機一発 2013年9月21日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2013 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
2020年11月20日(左から)DJOZMA、笑福亭鶴瓶、内村光良「口は災いのもと」「自業自得」。自分というものを貫いた結果、招いた事態は“出入り禁止”ー。“若気の至り”から“大人の事情”まで、今だから笑えるエピソードを芸能評論家の宝泉薫が振り返る!■“伝説”の局部ポロリ…下半身にはご用心!芸能人の出禁ヒストリー。なかでも、最大の伝説といえるのが笑福亭鶴瓶の「股間露出」事件だ。1975年、テレビ東京(当時は東京12チャンネル)の生放送バラエティー『独占!男の時間』の温泉コーナー中に股間を露出。まだ20代前半だった鶴瓶はリハーサルでスタッフにバカにされたことへの腹いせとして、この挙に及んだという。しかも、話はこれで終わらない。その2年後、この番組の最終回にまた呼ばれた鶴瓶は再び下半身を露出。そればかりか、局内の池に飛び込み、当時の社長が可愛がっていた高価な錦鯉を死なせてしまった。これにより、その後売れっ子になってからも、テレ東とは絶縁状態が続いたのである。しかし、2001年にテレ東系列のテレビ大阪で『きらきらアフロ』がスタート。その東京収録で、久々にテレビ東京の局内へと足を踏み入れた。さらに、その11年後、この番組がリニューアルを機にテレ東制作になったことで、出禁が完全解除となるわけだ。本人も、感慨深かったようでこんなコメントを残した。「人間ってやっぱり、恨みは水に流してくれるわけですよ。こっちも、ものすごう反省してます。35年ですか……。そんだけ出てなかったというのは、よっぽど怒ってはったんやろなということで」ただ、テレ東がそこまで怒ったのにも理由がある。民放のなかでも後発局ゆえ、当時はお色気番組が頼みの綱。そこを揶揄されることも多く、局にとってはコンプレックスでもあったからだ。前出の『独占!男の時間』が終了したのも、お色気路線を脱したいという事情が関係していた。それが不満だった司会の山城新伍は最終回で「(局のトップは)『男の時間』のハダカは低俗だというが、ハダカに高級も低級もあるものか」と発言。これが局の怒りを買い同局の『木曜洋画劇場』の解説からも降ろされてしまった。こちらもその後、7年間にわたって出禁が続くこととなる。生放送中に放送禁止用語を口にして、出禁を食らった人も。松本明子だ。1984年『オールナイトフジ』(フジテレビ系)と『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)のコラボ番組でのこと。デビュー2年目だった彼女は、片岡鶴太郎と笑福亭鶴光に女性器を意味する4文字を教えられ「付き合ってる男の名前をバラされたくなかったら言え」「一躍有名になれるぞ」と、そそのかされたという。本人は意味もわからないまま、この言葉を叫んでしまい、新聞に「アイドル歌手が生放送中に放送禁止用語」と書かれるほどの騒動に。その後、2年間にわたって、テレビ全体から干されてしまった。この背景には、彼女が当時『オールナイトニッポン』の女性アシスタント3人で『トリオ・ザ・ゴミ』というユニットを組まされるほど、アイドルとしてくすぶっていた事情がある。のちに自ら「内心“おいしいのかも”という思いもあった」と回想しているほどだ。実際、これを機に、彼女はバラドルに方向転換。事務所内でトークやコントの特訓を受け、なりふりかまわぬ突撃レポートなどで人気を得ていった。長い目で見れば“おいしい”出禁だったともいえる。■不倫略奪婚で出禁も…「復縁」の可能性一方、同じ下半身関係(?)でも、不倫で出禁となったのがウッチャンこと内村光良だ。2003年、テレビ朝日の局アナだった徳永有美との交際が発覚。数か月後に徳永がテレ朝のディレクターだった男性と離婚したため、略奪愛という見方が浮上した。徳永はアシスタントを務めていた『内村プロデュース』をはじめとするレギュラー番組を降板。キャスターをしていた『スーパーモーニング』では「自分のことをきちんと説明できない人間が、番組のキャスターを続けていいものかどうか」と涙ながらに語り、その後、スポーツ局に配置転換されてしまう。これに対し、内村も、「いろいろと申し訳ございません。生きていれば、晴れた日も曇った日もあります」などとお気楽にも思えるコメントをしたが『内村プロデュース』は継続された。しかし、2年後に徳永が退社し、内村と再婚すると、番組は終了。それ以降の15年間で、彼がテレ朝の番組に出演したのは単発のバラエティーが1度あるだけだ。その間、内村は『NHK紅白歌合戦』の総合司会を務めるほどの大物へとさらに飛躍した。『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)のレギュラーだったベッキーが“ゲス不倫”騒動を起こした際には、擁護的な立場をとったことも記憶に新しい。また、育児が一段落した徳永も、フリーアナとして復帰。現在は、古巣のテレ朝で『報道ステーション』のキャスターもやっている。司会者として引っ張りダコの内村が今後、テレ朝にレギュラー番組を任されることははたしてあるのか。もし実現すれば、不倫出禁からの「復縁」として大ニュースになることは間違いない。■晴れ舞台の『紅白』でギターを破壊!テレビ界最大の生放送イベントで、歌手にとっては晴れの大舞台である『紅白』。しかし、それゆえにテンションが上がりすぎるのか、ハプニングが起きやすく“出禁”につながることも珍しくない。1985年に初出場で白組のトップバッターを務めた吉川晃司は、NHKに相談することなく過激なパフォーマンスを敢行。あえて真紅の衣装を着て、シャンパンを口に含んでは吐き出しながら、熱唱したあと、ギターに火をつけ破壊した。しかも、この混乱のせいで、次の出番だった河合奈保子は歌いだしが遅れるわ、その次のシブがき隊では布川敏和がステージに残った酒で転倒するわ、さんざんなことに。吉川は後年「完全に若気の至りで反省している」と語ったが、以後10数年にわたってNHKには出られなかった。そんな吉川以上に物議をかもしたのが、1990年の長渕剛。ベルリンの壁からの中継で登場すると、いきなり、「こちらに来ましたら、現場仕切ってるの、みんなドイツ人でしてね。ともに戦ってくれる日本人なんて、ひとりもいませんよ。恥ずかしい話ですけど、今の日本人、タコばっかりですわ」と、暴言を吐いた。しかも、16分間にわたって3曲を披露。途中、水を飲んだり、ギターのチューニングをしたりで30秒も演奏を中断するなど、やりたい放題だった。当然、その後の進行にも大きく響き、なかには持ち時間を半分以下に縮小させられた歌手も。NHKはもとより、歌手仲間からもひんしゅくを買うこととなった。のちに長渕は、こう振り返っている。「NHKから勲章でももらえるのかな、と思ってたら、出入り禁止って言われちゃった(笑)」再び『紅白』の舞台に立つのは13年後のこと。そのときはおとなしかった。また、2006年にはDJ OZMAのきわどいパフォーマンスが問題になった。ハダカに見えるボディスーツを着用していたため、勘違いする視聴者が続出。面白がる声もあったが、苦情も殺到し、年明けにはNHKの会長が、「現場で使いにくい状況だと思う」と、定例会見の場でコメントする事態に発展した。ちなみに、DJ OZMAと同一人物(当時は知人という設定)である氣志團の綾小路翔は「NHKにも実は頭にきてたけど、なんかもういいかな~って気もしてきちゃったし。定例会見のことも聞いたけど、ちょっと残念だったね」という皮肉をブログに綴った。これにより、NHKとは溝が深まり、今も出禁状態だ。■“逆・出禁”で応じるスターもなお『紅白』では、本番だけでなく出場をめぐってもトラブルが生じがちだ。1973年、それまで10年連続でトリを務めていた美空ひばりが落選。きっかけは弟・かとう哲也のたび重なる逮捕と、暴力団への参加だった。いわば、国民的番組が身内の不祥事を理由に歌謡界の女王を“出禁”にしたわけだが、決め手になったのは、NHKが行う人気アンケートでひばりの人気が急落したこと。つまり、女王に引導を渡したのは世間の空気だったのである。これに対し、ひばりは『紅白』の裏でテレビ朝日系の『美空ひばりワンマンショー』に生出演。翌年には、アンケートの順位が回復したため、トリでの出演交渉が行われたが、彼女はこれを拒絶した。「だって、あちらは1曲しか歌えないでしょう」と言って、再び『美空ひばりワンマンショー』に生出演。女王がNHKに“逆・出禁”で応じたかたちだ。このせめぎ合いは’79年の30回記念紅白に特別出演して、当時としては異例の3曲メドレーを披露するまで続くことになる。そのうちの1曲は、弟・哲也が作曲した『人生一路』だった。これにちょっと似ているのが、サザンオールスターズのケースだろう。’82年に2度目の出場を果たした際、桑田佳祐が三波春夫風の衣装で登場。演歌調で歌いながら「裏番組はビデオで見ましょう」などと呼びかけた。これがふざけすぎだとして主に年配視聴者の反発を招き、桑田は詫び状を書かされるハメに。サザンは翌年も出場したが、こういうことが面倒になったのか、その後、長らく『紅白』から遠ざかることになる。『TSUNAMI』が大ヒットして、日本レコード大賞に輝いた2000年にも出場を辞退。そんな“逆・出禁”状態が続き、桑田が『紅白』に戻ってくるのはソロで初出場した2010年のことだ。とはいえ、かつての詫び状パフォーマンスにしても、今ならおそらく問題にはならないレベル。出禁の基準も、時代によって大きく変わるのだ。■ケンカ上等の悲喜こもごもロケ現場で生まれる“出禁”もある。土屋アンナはドキュメンタリー『ココロとカラダ満つる時間』(NHKBSプレミアム)の収録で米国に滞在中、ディレクターともめて、パンチを浴びせてしまったと報じられた。このため、企画そのものが立ち消えとなり、数年にわたってNHKには出られない状態だったという。また、元AKB48の河西智美はロケ途中にやらかした。『いきなり!黄金伝説』(テレビ朝日系)の『節約バトル1ヶ月1万円生活』に挑戦したものの、スタートから5日後「自宅に荷物を取りに帰る」として、そのままリタイア。前代未聞の掟破りに待っていたのは、テレ朝からの出禁だった。本人のあずかり知らぬところで、その局との縁が切れていたのはダウンタウン。昨年『ワイドナショー』(フジテレビ系)で松本人志がこんな裏事情を明かした。「テレビ朝日の偉い人と吉本の偉い人がもめたって。上層部がタンカを切ったんですよ。“ダウンタウン出せへんぞ”って。そうしたら向こうが“いらへんわ~”って」それゆえ現在、テレ朝にダウンタウンのレギュラー番組はない。ただ、浜田雅功がMCを担当する『芸能人格付けチェック』や松本が審査員のひとりである『M−1グランプリ』はテレ朝系で放送されているが……。どちらも制作は、大阪の朝日放送(ABC)なのだ。かと思えば、若手のころ、NHKから勝手に出禁にされていたのがサンドウィッチマン。その理由は「見た目のガラの悪さ」という理不尽なものだった。このせいで、若手芸人の登竜門だった『爆笑オンエアバトル』にも出られず、悔しい思いを味わうハメに。それがいまや好感度ナンバーワン芸人となり、NHKにも出まくっている。人は見た目だけで判断してはいけない、ということか。一方、明石家さんまの場合は売れてから出禁が増えていった。いや、出禁というより、売れてからなので“逆・出禁”に近い。まず、テレビ東京との関係がこじれたのは’80年代『さんまのサタデーナイトショー』が人気番組だったのに打ち切られたこと。経営に参加する日本経済新聞社が、局の看板番組がお色気系では困ると主張したのだという。テレビ朝日とは’90年代、ある番組で野村沙知代と衝突。局から謝罪するよう要請されたのが原因とされる。さらに、NHKとも相性がよくない。’80年代に『クイズ面白ゼミナール』であくびをして視聴者から苦情が寄せられたり、朝ドラの『澪つくし』で厳しい演出に嫌気がさしてスタッフとトラブったりと、持ち味の自由な芸風がNHKとは合わなかったようだ。どの局とも、まったく拒否というわけではないものの、不定期番組の司会やゲスト出演にとどまっている。ちなみに、舞妓の悪口を『笑っていいとも!』(フジテレビ系)でしゃべって、祇園から出禁を食らったことも。お笑い怪獣と異名をとる男は“出禁”怪獣でもあったわけだ。■“出禁”になった名司会者ほかには、山田孝之のようなケースも。出世作でもある朝ドラ『ちゅらさん』の続編『ちゅらさん4』に出演しなかったことで、NHKともしばらく疎遠になってしまったと報じられている。また、民放にとって何より大事な相手を怒らせたのが、乱一世だ。『トゥナイト2』(テレビ朝日系)のレポーターとして活躍していたが、自分のコーナーを控えたCM前にこんな失言。「親戚に電話するなり、ビデオをセッティングするなり、トイレに行きたい人は行ってもいいですよ」CMを見てもらうために大金を投入しているスポンサーとしては、たまったものではない。このひと言で仕事を干され、2年半、ほぼ無収入になったという。また、政治的言動も鬼門。古いところでは1973年、昭和の名司会者・前田武彦が『夜のヒットスタジオ』(フジテレビ系)での「共産党バンザイ」騒動でテレビ全体から出禁を食らった。これは選挙で応援演説した候補者が当選したら「バンザイ」をするという公約を実行したというものだ。9年後、前田はTBS系の早朝番組で『お天気おじさん』としてひっそりと復帰した。最近では、東日本大震災を機に反原発運動に目覚めた山本太郎がこのパターンだ。そのせいで決まっていたドラマを降ろされたことなどをツイッターで暴露した。著書では、こんな分析もしている。「電力会社というのは、あらゆるスポンサーの中でいちばんメディアにお金を使っている会社だし、東芝とか日立みたいに、発電所のプラントも造りつつ家電も出している企業まで入れると、その影響力は計り知れない。(略)そこに異を唱えれば、原子力がどうしたこうしたって話以前に、自分が締め出されていくことも目に見えている」その後、所属事務所を辞めて、現在は政治家として活動中だ。出禁はもっぱら、テレビと芸能人の不和や行き違いから生じるが、視聴者が見たいものを見られなくなるという弊害ももたらされる。ただし、出禁エピソードが面白いのは、それが生活やメンツをかけたケンカだからでもあるのだ─。宝泉薫(ほうせん・かおる)……アイドル、二次元、流行歌、ダイエットなど、さまざまなジャンルをテーマに執筆。近著に『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)『平成の死追
2020年11月19日取材現場に現れた笑福亭鶴瓶が、とにかく元気なことに励まされる。コロナ禍の影響は鶴瓶の活動にも影響を与えており、とくに落語の仕事=舞台での生の落語は例年の3分の1程度に減っている。なのに、笑福亭鶴瓶は元気なのだ。まずは、コロナとの向き合い方について話を聞いた。「コロナは厄介で大変だけど、それでもあきらめたらダメだと思うんです。瀬戸内寂聴さんの言葉で、いいなぁと思ったんですけど、ボールも地に落ちたら必ず跳ね返る。人間も苦のどん底に落ちたら跳ね返れるはずだと。その通りですよね。あと、落ちたくないとしがみついてるのが苦しかったら意外と手を離してみるのもいいかもしれない。落ちてみたら低くて大したことないなんてこともあるはずですから。あ、後半のやつは寂聴さんじゃなくて、僕がいま思いついた言葉です(笑)」落ちるの「落」は落語の「落」でもある。落ち(オチ)のある話=落とし噺がその語源であるという説もあるが、今回の笑福亭鶴瓶落語会での最後のオチを聞かせてくれる大ネタは、12年ぶりの『らくだ』。鶴瓶の師匠である六代目笑福亭松鶴の十八番のネタであり、演者にとっては難解な演目と評されるものだ。「『らくだ』って、むちゃくちゃな噺なんです。らくだというあだ名の主人公がふぐを食べて死んだというところから始まり、そのままずっと主人公が死んでるんですから(笑)。ただね、僕の『らくだ』は主人公を途中で生かすバージョンもあるので、もしかしたら両方のパターンをやるかもしれません。不思議なのは、久しぶりなので忘れてるかなぁと思ったんですけど、稽古していると出てくるんです。あ、これはいるなと。体の中に『らくだ』という噺がちゃんといてくれたんです。ただ、昔の自分の『らくだ』を聴きなおして思ったのは全然おもんないなぁということ。その場ではウケてはいるんですけど、余計なことばっかりしている。そういうのは全部排除して、師匠の『らくだ』に近づきたいです。たとえば、登場人物のひとりが酔っぱらって『うちのかかあがあれですわ。そうですわ』っていうシーンがあるんですけど、そこもね、ウケを狙いにいくんじゃなくて、人間がほんまに酔うてる様をいかに見せるかだと思っています」『らくだ』という噺はどこを稽古していても楽しいと笑福亭鶴瓶は笑った。1時間を超える予定の大ネタをどう演じるのか?むちゃくちゃな噺の鶴瓶流怪演が楽しみでならない。本公演は12月3日(木)~6日(日)まで、東京・赤坂ACTシアターにて上演。11月7日(土)の一般発売に先駆け、10月15日(木)10時より、いち早プリセール(先着先行)受付開始。取材・文:唐澤和也
2020年10月14日10月5日(月)、笑福亭鶴瓶さんと陸上の桐生選手が「健康ミネラルむぎ茶 鶴瓶さん&桐生選手の『健康に、いい汗かこう!』キャンペーン」の一環として、「健康ミネラルむぎ茶公式Instagramアカウント( @mineralgokugoku )」と「桐生祥秀選手公式Instagramアカウント( @kiryu1215 )」にてインスタライブを配信しました。鶴瓶さんがインスタライブを配信したのは今回が初めて。「途中で切れてないか?」「いま何人見てるの?」と気にしながら進行し、アットホームで終始笑いの耐えないライブ配信となりました。配信では2人から、キャンペーンで当たる賞品についてコメントが。鶴瓶さんは<鶴瓶コース>のセットに含まれる「保冷機能付きスクイズボトル」について「ゴルフ中に氷が1日中溶けずに持った」としてお気に入りだと紹介。桐生選手は、桐生選手が小中学生を対象に走り方を教えてくれる<桐生選手コース>について、「技術的な走りのことも教えるが、子どもたちが笑顔になったり楽しいと思ってもらうことが大事」としてレッスンへの意気込みを語りました。WEBで公開されている鶴瓶さんと桐生選手の30メートル走対決動画や、この秋におススメの「いつでも、どこでも、誰にでも、ラクラク運動」の紹介動画もテレビに映されたほか、鶴瓶さんと桐生選手によって「健康ミネラルむぎ茶」の希釈缶を使ったむぎ茶の作り方、新発売となった「HOT対応ペットボトル」の温め方もデモンストレーションが行われ、2人は味わいながらそのおいしさを伝えました。視聴者からは「豪華なインスタライブ!」「2人の掛け合い面白い」というコメントがよせられ、インスタライブは大いに盛り上がりました。鶴瓶さんからは視聴者へのメッセージとして、「ベッドの横に健康ミネラルむぎ茶を置いておくのはおすすめ、HOT対応むぎ茶も昼のお弁当に活用してみてほしい」、桐生選手は「水分補給はとにかく大事。汗をかいてから水分補給するのではなく、喉が渇く前に飲むといいと思う」として配信を締めくくりました。伊藤園健康ミネラルむぎ茶のオリジナルグッズや、桐生選手に走り方を教えてもらえる豪華賞品が抽選で当たる「健康に、いい汗かこう!」キャンペーン。ぜひ皆さんも応募してみては?「健康ミネラルむぎ茶 鶴瓶さん&桐生選手の『健康に、いい汗かこう!』キャンペーン」詳細■賞品■応募期間 2020年9月7日(月)~10月31日(土)(当日消印有効)■応募方法 対象製品に印刷されたバーコードを専用応募ハガキに貼付の上、応募■応募先〒177-8691 日本郵便株式会社石神井郵便局私書箱91号■キャンペーンサイト 桐生選手による「走り方教室」や「座ってできるラクラク運動」といったWEB動画のほか、「健康ミネラルむぎ茶」を活用した健康レシピなどを公開します。
2020年10月05日9月27日に最終回を迎えた、堺雅人(46)主演の『半沢直樹』(TBS系)。平均視聴率32.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、有終の美を飾った。放送終了後は「TVer」「TBS FREE」で無料配信され、「Paravi」では新シリーズ全話が有料配信された。再び見直し、余韻に浸る視聴者も多いようだ。最終話では、半沢直樹の父・慎之助を演じた笑福亭鶴瓶(68)が回想シーンに登場。雨の中で香川照之(54)演じる大和田暁に土下座する場面や、ネジを見せながら息子に語りかける場面が映し出される一幕があった。ドラマ終盤で突如として現れた鶴瓶に、Twitterでは《すっかり忘れてた》《覚えてなかったよ》と話題に。鶴瓶も28日に、インスタグラムを更新。《伝説の半沢直樹が終わりました。土下座とこのネジからスタートしました》と、ネジを持ちながら笑顔で報告した。「半沢直樹は中学生のころ、父の営む工場『半沢ネジ』が経営悪化。倒産を見越した産業中央銀行(後に東京中央銀行)の大和田に、融資を打ち切られて自死しました。その恨みを果たすべく、半沢は大和田と同じ銀行に入行。彼の悪事を暴き、伝説の土下座をさせました」(テレビ誌ライター)半沢の父を死に追いやったことについて、大和田は「あの事については私も悪かったと思っている」「1人の優秀な職人の未来をつぶしてしまった」と謝罪。いっぽうで、「あの決断はバンカーとしての正義だ」と信念も見せていた。鶴瓶が登場した13年放送のシーズン1は、最終回の平均視聴率が42.2%(関東地区)を記録。民放ドラマで「平成1位」を打ち出した。物語のきっかけとなった鶴瓶だが、当初はヒットを予想していなかったという。「鶴瓶さんの土下座シーンは、スタッフから頼まれるがまま行ったそうです。それまで“経済ドラマは視聴率が取りにくい”と言われていました。そのため、暗い役柄でもある鶴瓶さんは『ヒットすると思えない』『すぐ死ぬし、イジメられるし』とぼやいていたのです。しかし瞬く間にヒットし、ネジを何百個も持ち歩いて会った人に配っていたそうです。また鶴瓶さんの息子・駿河太郎さん(42)が出演したことも話題になりました」(テレビ局関係者)シーズン1から7年。鶴瓶の思いも報われたことだろう。
2020年10月01日カラフルなファッションと破天荒なキャラクターで、テレビ界を席巻しているフワちゃん。テレビで見かけない日はないほど、快進撃が続いている。9月26日放送の『お笑いの日2020』(TBS系)でも、「音ネタFES」のコーナーに登場した。東海大菅生高校吹奏楽部の演奏をバックに、はなわ(44)やテツandトモ、ジョイマンら芸人6組が“音ネタ”をメドレーで披露。このコーナーでは、司会進行を務めたフワちゃん。出演者の紹介だけでなく、一緒に歌って踊るなどステージを駆け回って番組を盛り上げた。生放送だったが、時間をオーバーすることなく完遂。視聴者からは、称賛の声が上がった。《フワちゃんすごいよ…フワちゃんがいるだけで安定感がすごいよ…》《フワちゃん動きながら完全に台本進行してるのは評価されるべき》《フワちゃんのご機嫌な進行役見てるだけで幸せな気分になるな》もともと事務所に所属する芸人からYouTuberに転身したフワちゃん。19年4月に『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系)で、指原莉乃(27)が注目するYouTuber芸人としてテレビに初登場。それを機に爆発的にブレークし、20年上半期の番組出演数は112本と引っ張りだこになった。いっぽうで生放送番組の出演前日に交通事故に遭ったり、『24時間テレビ』(日本テレビ)の生配信中に失禁したりなど何かとハプニングも多い。それでもオファーが途切れないのは、キャラクター性の他にも理由があるという。「まずフワちゃんは制作者として、“見せ方”を熟知しています。動画も納得がいく作品に仕上がらない限り、アップしません。テンポや音選びなど、1本あたり10日もかけるほど編集にこだわるといいます。コロナ禍でリモート収録が続いた際は、フワちゃんの編集技術やアイデアが参考にされることも。彼女にとって、追い風となりました。過去には『下品』などと批判を浴びた動画もありましたが、配信停止になるような大炎上はありません。配信前は第三者にチェックしてもらうなど、リスク管理も入念。そうした面も評価されています」(テレビ局関係者)いっぽうで大御所タレントを呼び捨てにし、敬語を使わないといった言動から嫌悪感を表すアンチもいるという。だがフワちゃんにとって、アンチは取るに足りない存在のようだ。「たしかに長嶋一茂さん(54)に怒られたこともありました。ですが、その後は共通のハワイの話で盛り上がったそうです。実際、共演を機にフワちゃんと親しくなる芸能人が急増しています。例えば、笑福亭鶴瓶さん(68)も『実際に会ってみると真面目で良い子』と大絶賛。相手を敬うといった感情表現が上手なのも、フワちゃんの長所です。また『自分が好き!』と公言するなど、フワちゃんは自己肯定感が高いことでも知られています。アメリカに住んでいた小学生の頃、『個性は違って当然』と知った影響が大きいようです。テレビで見る言動も自己主張は強いですが、他人に価値観を押しつけません。そういった芯の強さから、アンチには動じないそうです」(前出・テレビ局関係者)12日放送の『あちこちオードリー~春日の店あいてますよ?~』(テレビ東京系)では、海外進出の野望も明かしていたフワちゃん。今後の活躍に目が離せない!
2020年09月28日