“垢抜けメイク”を狙ったはずが、なんだか冴えない印象になってしまっていたらガッカリですよね。「垢抜けて見えないメイク」にはそれなりの理由があるもの。そこで今回は、垢抜けて見えない人にありがちなアイメイクの特徴と解決策を、時短美容家の並木まきがご紹介します!1:なじみすぎて“すっぴん見え”するアイカラー肌なじみの良すぎるアイカラーを使うと、まるでメイクをしていないように見えやすく、ガチの“すっぴん”に見られてしまう場合もあります。至近距離でやっとわかるくらいの「薄づきすぎるアイメイク」は、垢抜けて見えそうで実は逆効果になることも。洗練された印象を狙うなら、発色が弱すぎるナチュラルカラーだけのメイクは避けたほうが無難かもしれません。垢抜けを狙ったアイメイクでは、なじませカラーと締め色をバランスよく使うのがポイント。ナチュラルな仕上がりにしたいときでも、まぶたのキワに締め色を入れたほうが洗練されたメイクに見えやすいでしょう。2:やたらと太いアイラインアイラインを入れると垢抜け顔になるのは間違いありませんが、洗練されたメイクにするのなら“太さ”がポイントです。太すぎるアイラインは、ケバさが出てしまうだけでなく、垢抜けない印象を強めてしまいます。先が丸まったペンシルアイライナーや、余分な液がついたままの筆で描くリキッドアイラインは、自分で思っている以上に太いラインに仕上がりがち。ラインを描く前に、ペンシルの先やリキッドアイライナーの筆を確認して、細く繊細な線が描けるように調整しておきましょう。ブラックやブラウンなどの濃い色のアイラインが太すぎると、やぼったい印象につながりやすいので特に気をつけて!3:“ニセモノ感”の強いまつ毛まつ毛がいかにも不自然に見えると、垢抜けた印象からは遠ざかってしまいます。太すぎたり多すぎたりするマツエクや、ダマになるほど塗りたくっているマスカラ、主張の強すぎるつけまつ毛など、まつ毛の“ニセモノ感”が強すぎるのは避けたほうが良いでしょう。手を加えていたとしても、見た目には自まつ毛のように見えるまつ毛が、垢抜け顔にはベスト。まつ毛を盛るのが習慣になっていると、自分では気づかないうちにどんどん盛り続けてしまう傾向もあるので、ときどき客観的な視点でチェックすると安心です。4:くっきりと境目がわかるアイカラー複数のアイカラーを使ったメイクで“くっきりと色の境目がわかる”塗り方になっていると、なんだか垢抜けない印象に。濃い発色やはっきりした色のアイカラーを使うときほど、仕上げは“ぼかす”手間がマストです。ブラシでなじませると色が混ざって汚く見えそうなときには、清潔な指で軽くなじませるようにすると微調整しやすいですよ。5:あからさまな印象の涙袋涙袋メイクは今やメジャーとなりましたが、あまりにも「あからさま」な印象が強い涙袋メイクは、垢抜けとは逆効果になってしまうことも。キラキラすぎるラメ感や、涙袋の幅を超えて広く塗りすぎたアイカラー、涙袋を強調するために濃く描き過ぎた影など、やりすぎ感が出てしまうのは避けたいところ。垢抜け顔の涙袋メイクはさりげなさがポイントです。上まぶたのアイメイクよりも控えめなくらいでちょうどいいでしょう。洗練されたアイメイクで好感度UPマスクライフでは、アイメイクの印象が垢抜け感にも影響しやすいですよね。素敵なアイメイクは、垢抜けた印象だけでなく洗練された大人の女性のイメージにもつながります。わざとらしくないアイメイクで、好感度を上げていきましょう!©︎key05/RunPhoto/gettyimages©︎cocoa/buritora/PIXTA(ピクスタ)文/並木まき
2023年01月14日せっかくアイメイクをしても、デカ目や目力アップになるどころか、逆にインパクトのない小さな目に見えていたらがっかりですよね。そこで今回は、時短美容家の並木まきが、アイシャドウを塗るとき「残念な仕上がりになりやすいNGポイント」を解説します。NGポイント1:単なる「ベタ塗り」単色使いでもグラデーション塗りでも、仕上がりを考えずにただ「ベタ塗り」するのはNG。奥行きや立体感に欠ける仕上がりになりやすく、目が小さく見えてしまうことも……。特にブラウンやグリーンなど、色がはっきりしているカラーをぼかさないでベタ塗りするのは避けたほうが良いでしょう。アイシャドウと肌の境目が悪目立ちしやすいだけでなく、クマやくすみ、血色の悪さを感じさせ、不健康に見えたり老け見えに繋がったりしかねません。くっきりとしたグラデーションメイクをするつもりではなくても、アイシャドウを使ったときは“ぼかし”が重要。チップで塗って終わりにせず、アイシャドウの境目を中心に軽くぼかしておきましょう。NGポイント2:アイシャドウの量が少なすぎる派手に見えるのを避けようとして、アイシャドウの量が極端に少なくなるのも残念な塗り方です。特にありがちなのは、ブラウンやブルー、グリーンなどの“締め色”を、まぶたのキワだけに塗って終わりにするアイメイク。はたから見ると、まるで何も塗っていないような仕上がりになってしまうことも。控えめなアイメイクを好む人も、アイシャドウは“ぼかし”や、グラデーション塗りによる立体感を意識してみてください。NGポイント3:囲み目に強気のブラックアイライン目をぐるりと囲むようにアイシャドウを塗る「囲み目メイク」は定番メイクのひとつ。しかし、グラデーションが雑だったり、アイシャドウが強すぎたりすると、アイシャドウの陰影に埋もれて目が小さく見えてしまうことも。インパクトを出すための「囲み目メイク」であっても、どこかに抜け感を出すのがポイントです。アイライナーとの相性も考えて、丁寧にアイシャドウを塗りましょう。このときも、アイシャドウをぼかす手間はお忘れなく!また、どんな色のアイシャドウでも、ブラックのアイラインとの組み合わせは強すぎる仕上がりになりがち。目が小さく見えやすいほか、キツい印象を持たれやすいです。ナチュラルに仕上げるためには、アイシャドウから浮かない同系色のアイライナーを選ぶとNGメイクを回避して印象的なぱっちり目にデイリーメイクでは、抜け感をプラスしてやりすぎ感を抑えつつ、インパクトを出すアイメイクがおすすめです。ちょっと強すぎる仕上がりに感じたときは、下まぶたにパールピンクやベージュのアイシャドウを加えてみて。優しげな印象になるだけでなく、ほどよく立体感が出てデカ目補正につながりますよ。ぜひ試してみてくださいね。©monzenmachi/gettyimages文/並木まき
2023年01月09日時短メイクは便利ですが、過信しすぎると“老け見え”を招いてしまうかもしれません。「これさえしていれば、大丈夫」という油断は禁物!そこで今回は、時短美容家の並木まきが、うっかりやりがちな“NG時短メイク”のポイントをご紹介します。「時短メイク」にもNGがある?仕事や家事、育児と両立をしながら美を磨くにあたって、時短メイクを意識する方もいるでしょう。最近では「時短」を謳ったコスメも多く、上手に活用している女性も多いはず。しかし一方で、アラフォーは肌の変化にも直面しやすい年代。“いつも同じ時短メイク”をしていると、狙った通りの美容効果が得られないかもしれません。NG美容1:いつでも一定量の「オールインワン」で保湿不足オールインワンタイプのスキンケアコスメは、洗顔後や入浴後に「これひとつでOK!」という手軽さが人気ですよね。最近のオールインワンは、肌の悩み別に選べるものも増えています。しかし毎回同じスキンケアだと、どうしても細かな肌の状態に対応しきれていないことも。最低限のスキンケアはできても、環境や肌状態によっては「お手入れ不足」に陥ってしまうことがあります。スキンケアの基本は「保湿」。忙しいときでも保湿ケアはしっかりとやっておきたいところです。メイクをする前の保湿が足りていないと、ベースメイクが崩れやすく、老け見えを招く原因につながる可能性も。「オールインワンコスメ」を使い慣れている人ほど、“一度の量はこのくらい”と定量が定まってしまいがちですが、アラフォー世代は日によって乾きが強いこともあるので気をつけて。その日の肌状態を見極めながら量を調節することが、保湿不足に陥らせないポイントです。自分の肌状態に合わせた微調整も心がけてみてくださいね。NG美容2:“ひとつ役”のベースコスメでカバー不足慌ただしい朝のメイクで時短を心がけるとき、ひとつで何役もの役割を果たすファンデーションやBBクリームは便利ですよね。しかし、くすみやクマ、濃いシミやシミ予備軍など肌に変化が出やすい世代は、時短コスメだけですべてを終わらせようとすると、カバー不足に陥ってしまうこともあるので要注意。カバー不足のベースメイクだと、顔色が悪く見えたり手抜き感が出たりすることも。とくに肌の不調や顔色が悪いときには、カバー力を重視したメイクに変えてみてください。その日の調子を見極めながら、必要に応じてカラー下地やコンシーラーを追加する“ひと手間”を加えてみましょう。NG美容3:拭くだけクレンジングに頼りすぎる拭くだけでメイク落としできるアイテムも、忙しい日に便利な存在ですよね。丁寧なクレンジングが面倒に感じるとき、本当に“拭くだけ”で終わるクレンジングには感動すら覚えるもの。しかし簡単だからといって過信していると、毛穴汚れが溜まって老け見え肌を招く可能性も…。アラフォー世代の毛穴はたるみを感じやすく、開き毛穴も深刻な悩みを抱えがち。「メイクさえ落としていれば安心」とは言えなくなってくる年代でしょう。自分の毛穴の状態をきちんとチェックしながら、ときにはブラシによる洗顔など毛穴を意識したお手入れを取り入れてみて。毛穴が目立つ肌は、それだけで老け見えのもと。拭くだけクレンジングに頼りすぎてうっかり“毛穴老け”が起きないように、日頃から毛穴の状態をチェックする習慣を取り入れておきましょう。美容は自分に必要なものを見極めてケアをすることで、満足度が上がるもの。ぜひ、そのときの肌状態や年代に応じた時短テクニックを上手に取り入れてみてくださいね。©Maria Korneevam/gettyimages©Fast&Slow/kouta/PIXTA(ピクスタ)文/並木まき
2023年01月05日街のあちこちでクリスマスのイルミネーションが輝き、ワクワクする季節がやってきましたね。クリスマスや年末年始に向けて、おしゃれして出かける方もいるでしょう。ホリデーシーズンは気合を入れて、ちょっと華やかなメイクをしてみませんか?せっかくのお出かけを楽しむために、「アラサーが避けた方がいいポイント」をいくつかご紹介します。イルミネーションを楽しむときは”乾燥”に注意! うるおうファンデーションがおすすめホリデーシーズンの楽しみのひとつといえば、イルミネーションを見に行くこと。しかし、飾り付けられた道を長時間歩かなければいけないことも多いのではないでしょうか。そんなときに気になるのは肌の乾燥です。パウダーファンデーションを使うと乾燥しやすく、浮いてきてしまう可能性が。クッションファンデーションなどうるおいを感じられるファンデを使うと、長時間ツヤ肌を保つことができますよ。筆者がイルミネーションを見に行くときに使いたいのは『クレ・ド・ポー ボーテ』の「タンクッションエクラ」です。ちょっとお高めではありますが、肌のキメが整っているように見せてくれるファンデで、いつまでもうるツヤ肌を保ってくれるので、寒い中で長時間歩くときには欠かせません!【商品情報】クレ・ド・ポー ボーテ「タンクッションエクラ」価格:¥9,900内容量:12gギラギラしすぎるのは禁物!? アラサーは上品な華やかさで勝負ホリデーシーズンはあちこちキラキラ輝いているので、メイクもキラキラにしたいところ。でも、アラサーが大粒のラメが入ったものを使うと、チープに見えてしまう可能性も。輝きが控えめでも、角度を変えて見るとキラキラと上品なパールが入っているアイシャドウなどがおすすめです。特に筆者がお気に入りなのは、ひと塗りであっという間に上品な目元に仕上がる『デコルテ』の「アイグロウ ジェム」BE387です。一見シンプルなブラウンのアイシャドウですが、光に当たるととても輝いて綺麗に見せてくれますよ。こちらの色の他にも、手持ちのアイシャドウにパールを足せるタイプもあるので、お好みのものを選んでみてくださいね。【商品情報】デコルテ「アイグロウ ジェム」価格:¥2,970内容量:6g肌の乾燥をケア! バッグに忍ばせる化粧水ホリデーシーズンはもちろん、冬から春にかけても気になるのが肌の乾燥。とくにお出かけしたい時季でもあるので、出先で肌の乾燥が気になってしまう方も多いのではないでしょうか。そんなときにバッグに忍ばせておくと便利なのが、ミストタイプの化粧水。さまざまなメーカーから出ていますが、大抵はメイクの上からでも使えるので1本持っておくと便利です。筆者は香りやベタつきが感じられない、『アベンヌ』の「アベンヌ ウオーター」を愛用しています。小さいサイズもあるので、バッグに入れておいて乾燥が気になったらメイクの上からシュッとしましょう。【商品情報】アベンヌ「アベンヌ ウオーター」価格:¥770内容量:50g化粧崩れ防止にもなる! お出かけの前にシュッとひとふきずっとマスクをつけていると化粧崩れが気になりますよね。食事の際にマスクを外したらドロドロに崩れていた……なんてことがあると、テンションも下がってしまいます。そんなことにならないように、お出かけ前に“メイク崩れ防止のミスト”を振りかけておきましょう。ファンデーションだけではなく、アイメイクも落ちにくくなり、綺麗な仕上がりを長時間キープできます。ちなみに筆者がメイク崩れ防止として使っているのは『エリクシール シュペリエル』の「つや玉ミスト」です。細かいミストが顔にまんべんなくかかり、メイク崩れしにくくなります。さらにメイクの上からのうるおい補給としても使えるので、一品二役ですね!【商品情報】エリクシール シュペリエル「つや玉ミスト」価格:¥1,980内容量:80mlNGメイクを避けてホリデーシーズンを楽しみましょうアラサーは肌が乾燥しやすかったり、ラメの強すぎるアイテムを使うと不自然になってしまったりと、悩みは多いものです。ですが、解決してくれる優秀アイテムはいくつもあるので、上手く取り入れながらホリデーメイクを楽しみましょう!【参考】『クレ・ド・ポー ボーテ』公式サイト『デコルテ』公式サイト『アベンヌ』公式サイト『エリクシール』公式サイト©Satoshi-K/gettyimages文/皆川みほ
2022年12月13日アラサーに突入すると、SNSで流行っているメイクをしても「なんだか思ってたのと違う…」ということはありませんか?もちろん何歳になっても新しいメイクに挑戦することを楽しみたいですが、うっかり“老け見え”してしまうのは避けたいですよね。そこで今回は、アラサーの筆者が実践して「老け見えする」と感じたNGメイクをご紹介します。リップが“テロテロ”しすぎているぷるぷるしたツヤのある唇は可愛らしい印象になるので、取り入れたいと思うこともありますよね。でもグロスなどの加減を間違えてしまうと、“テロテロ”しすぎてしまい、唇だけが浮いて不自然になってしまうことも。年を重ねると、ツヤ感だけではなく、顔に合った落ち着きのある色味かどうかをチェックすることが重要だと感じています。手持ちのリップグロスではツヤが出すぎてしまうという場合は、一度唇に塗ってから軽くティッシュオフするのを忘れずに。ベースを重ね塗りしているアラサーになると「こんなところにシミが!」「今日はなんだか肌がくすんで見える…」といった悩みがどんどん出てきます。周りの人に察知されないために、隠すことを意識しすぎて、ついついファンデーションを厚塗りしてしまいませんか?筆者も年々増えてくる肌悩みを隠すために、リキッドファンデーションとパウダーファンデーションを重ね塗りして、“隠してます感”の出るベースメイクをしがちでした。しかし、その厚塗りが老け見えに繋がっていたのです。肌悩みをすべて隠そうとしなくてもOK。本当に気になるところだけをコンシーラーで軽くカバーして、あとはサラッとファンデーションを塗るくらいで十分かもしれません。ギラギラすぎるラメが浮いているキラキラしていると華やかさが出るので、ラメ入りのアイシャドウを愛用している方も多いはず。しかし、大粒でギラギラ感の強すぎるラメだと目元だけ浮いてしまい、逆に老け見えしてしまう可能性も…。アイシャドウを選ぶときは、なめらかな質感でパール感のある小さめのラメが入ったものがおすすすめ。上品で大人なアイメイクを演出できます。アイラインが強すぎる目元をくっきり見せるためにアイライナーを使っている方も多いはず。しかしアイラインを引くときにも老け見えのポイントが潜んでいます。特に筆者のような奥二重は、目を大きく見せるために太く濃く描いてしまいがち。老け見えするだけではなく、意図せずキツい印象に見えてしまうことも。濃い色でアイラインを引きたいときは細さを意識。またブラウンなどの柔らかいカラーを使うことで、老け見えせずに目元を華やかに見せることができますよ。“老け見え”を防いで、今の自分に合ったメイクを老け見えしてしまうメイクのポイントは様々です。トレンドを追いつつ、年齢に合った自分らしいメイクをしていきたいですね。©Five/gettyimages文/皆川みほ
2022年10月07日知りたいこと全部知ってかわいくなる教科書2月24日、メイクの基本からカラーメイクの方法など、簡単で誰でもできるメイクテクニックが解説されている新刊『メイクやパーツへの悩みが一気に解決! 知りたいこと全部知ってかわいくなるメイクの教科書』がKADOKAWAから発売された。著者はメイクアップアーティストとしてSNSなどで人気のかじえり氏。A5判の単行本で、160ページ、定価は1,650円である。簡単・誰でもマネできる高い再現性かじえり氏は日本メイクアップ技術検定1級認定講師資格やパーソナルカラー検定2級を保有し、YouTubeやInstagram、Twitterなどで美容やメイクなどに関する情報を発信。YouTubeでは約27万人が登録し、Instagramでは約12万人、Twitterでは約4万人がフォローしている。同氏がメイクのハウツーを発信する中で、フォロワーから寄せられるメイクの悩みを解決するためにまとめられたのがこの新刊である。下地からリップまでのメイクの基本、顔のパーツの悩みをカバーしつつ活かす「かじえりメイクメソッド」を公開する。新刊について著者は「メイクの辞書」だとしており、メイクのマンネリに悩んでいる人、漫然と行っていたメイクから卒業したい人、今すぐメイク上手になりたい人、自分に似合うメイクを知りたい人などにおすすめである。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※「メイクやパーツへの悩みが一気に解決! 知りたいこと全部知ってかわいくなるメイクの教科書」 かじえり【生活・実用書】 - KADOKAWA
2022年03月05日アラサーになり、今までのメイクがなんだか似合わなくなった…。そんなお悩みはありませんか?アラサーになると、20代前半とは違った肌悩みが出てくるため、年齢に合わせてアップデートするのがベター。年齢とともにメイク迷子になっている方は、参考にしてみてくださいね。アラサーになって出てくる目元の肌悩み年齢を重ねると、今までとは違った肌悩みが出てきます。マスク生活が続く今、目元悩みは特に気になりますよね。アラサーになって目立ち始めるのは、目元の小じわや上まぶたのくぼみ、下まぶたのくま・たるみなどです。しっかりメイクをしてカバーしようとすると、逆に悩みが際立ってしまうことも。また、年齢とともに経験を積むため、顔にも自信が表れてくる傾向。ばっちりメイクで仕上げると、それぞれのパーツが強調されて、強すぎる印象にもなりかねません。今までのメイクだと違和感がある方は、引き算メイクを試すのがオススメ。アイメイクはもちろん、アイブロウメイクも印象を左右する重要なパーツ。自分の骨格を活かせるような、やわらかいメイクにアップデートしてみてくださいね。眉のラインは下から描いて!アイブロウメイクは、簡単に印象を変えられます。メイク迷子の方は、流行を意識するよりも、骨格を活かした優しげラインにするのがオススメです。やりがちなNG例として、上ラインから形を描いてしまうものがあります。まぶたがたるんだり、くぼんだりすると、間延びして見えがち。上ラインをしっかりと描くと、間延び感も増してしまいます。下ラインから形取るようにするだけで、若々しさがアップします。また、アラサーの青春時代には、細眉が流行しましたよね。そのときの影響で、眉山にしっかりと角度をつけて描く方もいます。眉山の角度が急だと古臭く見えてしまううえ、強すぎる印象に。眉山がなだらかになるよう意識してみてくださいね。最後はスクリューブラシで眉流れを整えるようにしましょう。このひと手間で眉に立体感が出て、骨格がキレイに見えます。眉の太さや形は、自眉を活かすようにしてみて。流行に合わせて無理に太くしたり、長くしたりする必要はありません。自眉は骨格に沿っているので、ナチュラルな大人の魅力が出やすいですよ。アイメイクはマスカラが鍵!アイブロウだけでなく、アイメイクも一緒にアップデート。濃いめカラーでデカ目を目指すよりも、丁寧なまつ毛メイクで空白を埋めていくと良いでしょう。とにかくデカ目メイクにこだわっていたという方は、アイラインが太く、アイシャドウが濃すぎる傾向に。アイラインは、まつ毛の隙間を埋める程度でOK。ブラウン系のアイライナーを使うと、手軽にナチュラル感が出ます。アイシャドウは、パレットの締め色を使わないようにしてみて。中間色でのキワを締めるようにすると、本来の目の形が活かされた、洗練メイクに。アイラインやアイシャドウがナチュラルなぶん、まつ毛メイクをしっかりと。マスカラは上下に塗り、コームで丁寧にときましょう。マスカラを重ねるだけだと、ひじきまつ毛になりやすいので注意。1本1本セパレートした、大人の上品まつ毛を目指してくださいね。また、下まぶたメイクも要注意です。パウダーラメを涙袋に乗せると、粉っぽさが目立ち、小じわに視線がいきやすくなります。下まつ毛にもマスカラベースを塗ってボリュームマスカラを塗ると、ナチュラルに空白が埋まります。ただ塗り重ねるだけのデカ目メイクは卒業して、大人ならではの品の良さを活かしてみましょう。引き算して大人の上品メイクにチェンジ20代前半までは、アイブロウメイクもアイメイクもばっちりと決めていた方は少なくないと思います。年齢を重ねると顔立ちも少しずつ変わるので、そのときの自分に合わせてアップデートすることが大切。もちろん流行メイクを楽しむのもOK!基本のメイクテクを押さえていれば、流行メイクも上手に取り入れやすくなりますよ。(C)GlobalStock/Getty Images文・西田彩花
2021年12月31日アラサーになると、今までとは違った肌悩みも出てきます。特に目元は皮膚が薄いため、肌年齢も出やすい部分。メイクも難しい時期で、若見えを意識していたつもりが、逆に老け見えしてしまう原因になっていることも。そこで、NG例を出しつつ、大人のナチュラルでか目メイクを解説します。あれ、老けた?目元印象が気になるアラサー世代鏡を見て、ふと年齢を感じることもある、アラサー世代。特に皮膚が薄くてデリケートな目元は、年齢が出やすいところです。何かをきっかけに、若見えメイクを意識する方もいらっしゃるでしょう。しかし、20代前半の頃と同じようなカバーメイクでは、むしろ老け見えしてしまうおそれもあります。せっかくメイクするのであれば、今の年齢を活かした若見えテクニックを使ったほうが賢明。マスク生活が続く今、アイメイクは以前よりも印象を左右します。これまでのメイクをアップデートして、今の自分を楽しんでみませんか。ぜひ、メイクを味方につけましょう。逆効果…!こんなアイメイクはNG…若見えのつもりでやりがちなNGメイクと、アラサー世代にも取り入れやすいでか目メイクを解説していきます。NGその1上まぶたのたるみなどが気になってきたかたは、目元印象をはっきりさせるためにアイラインやマスカラをはりきってしまいがち。がっつりアイラインを入れて、ボリュームマスカラをたっぷり塗ると、不自然なイメージになってしまいます。また、二重幅をつぶしてしまうので、逆に目力が弱まって見えてしまうことも。NGその2大人のアイメイクに切り替えようとして失敗してしまう傾向があるのは、ナチュラルすぎるメイク。アイラインを引かなかったり、薄い色を選んだりすると、目元がボヤけて見えます。また、マスカラもサラッと塗るだけでは、間延びして老け見えしやすくなるのです。ナチュラルメイクは、加減が実は大切です。NGその3下まぶたにラメやパールを入れると、頬の距離が狭まって見え、リフトアップした印象になります。しかし、20代前半の頃のようなギラギラしたラメを入れると、悪目立ちすることに。視線が集中しがちなので、クマや小ジワなどが気になるかたは、逆にアラが目立ってしまいます。ベージュやシアーなオレンジなど、肌なじみの良いパールを使うのが正解。また、繊細なパールでさり気なく下まぶたメイクを仕上げるのがコツです。OK例ナチュラルな大人のでか目メイクは、ほどよくフレームを強調するのが大切。アイラインはブラックや濃いめのブラウンをセレクトし、まつ毛の隙間を埋めるようにします。太くなりすぎないように注意して。ボリュームマスカラをまつ毛の根元からしっかりと塗ったら、乾く前にマスカラコームで丁寧にとかしましょう。根元のマスカラが、自然にフレームを強調してくれます。また、コームできちんととかすと、ケバケバしい印象にもなりにくいですよ。下まぶたはなじみの良いパールをサラッと塗り、さり気なく仕上げましょう。下まつげは、マスカラ下地を使うとボリュームが出やすいです。メイクをアップデートして、活き活きした目元についやってしまいがちな、NGメイク。若見えのつもりが逆効果であれば、今すぐアップデートしてみて。年齢に合わせたメイクをすることで、より活き活きした印象になりますよ。メイクを味方につけると、心も晴れやかになるかも。お悩みのかたは、ぜひご参考にしてみてくださいね。(C)LightFieldStudios/Getty Images文・西田彩花
2021年10月28日アイカラー、リップ、肌の質感など、メイクには流行があります。どのトレンドを取り入れたら良いかわからなかったり、世代によってマッチしないこともあり、難しいですよね。今回は、そんななかでもお悩みの多い眉毛について考えていきます。時代遅れの眉毛は老け見えしてしまいます。トレンドを取り入れたオトナ眉の描き方にチャレンジしてくださいね。時代とともに変わってきた眉毛の流行40代からのオトナ女子の皆さんは、若いころどんな眉毛か流行っていたか覚えていますか。学生時代、トレンディドラマに出てくる女優さんはみんなナチュラルというよりもかなりの太眉でしたよね。それから、某有名アーティストさんの細眉が全盛期になりました。みんなこぞって眉を抜いたり剃ったりして、細眉にしたり、アーチのある山形の眉に整えていました。もちろん私もせっせと眉を抜いて、アーチをつけた眉にしていました。それから20年。抜いてしまった眉はもう生えてきません。理由は、毛母細胞には生産回数に限界があり、何度も何度も繰り返し抜いてしまうことで生産終了してしまうからです。オトナ女子の皆さんのメイクをさせていただくと、ほとんどの方の眉は半分ぐらいありません。今の流行はナチュラルな太眉です。また太眉が流行ることを学生時代の私が知っていればと悔やまれてなりませんが、そこはテクニックでカバーしていきたいと思います。NG眉毛とトレンド眉毛はコレ!先ほどもお話ししましたが、今のトレンドはナチュラルな太眉です。少し前にはアイドルを中心に眉じりを下げた困り眉が流行ったり、モデルのメイクではボサ眉なんていうワードもありましたが、これはどちらもオトナ女子にはNGです。では、トレンドを押さえつつ清潔感のある眉とはどういった形でしょうか。①眉の下のラインがやや直線ぎみでストレートな眉②色の濃淡があり立体感のある眉③描いた感がなく自然な眉この3点が押さえていただきたいポイントとなります。NG眉は①暗い色の眉②ペンシルのみで描いており、バウダーやスクリューブラシでぼかさない眉③眉頭や眉じりが強く主張してしまう眉④アーチのある細眉⑤眉山を剃ってしまう眉などとなります。オトナ女子のあか抜け眉の描き方オトナ女子におすすめの眉の描き方を4ステップに分けてお伝えします。STEP1まずは、アイブロウペンシルで眉のアウトラインを決めます。下のラインはやや平行気味に、自分の眉の形を無視してガイドを決めるのがポイントです。このとき、眉じりは小鼻と目じりをつないだ延長線上にあるようにし、眉頭より下がらないこと。眉じりが下がると輪郭が下がってたるんで見えてしまいます。眉頭は小鼻のふちのラインにそろえるようにします。眉山は黒目の外側から目じりの間に来るように、かつ眉じりまでの3分の1に収めるようにしてくださいね。最後に眉頭を描いていきます。最初に眉頭を描いてしまうと、強すぎる印象に仕上がりやすいので気を付けてくださいね。眉下→眉じり→眉頭。オトナ女子にはこの順番がおすすめです。ここではアウトラインを決めるだけなので、あまり強く描きすぎないでくださいね。STEP22色以上あるブラウン系のアイブロウパウダーを用意します。斜めのブラシを使って暗めのパウダーで毛の隙間を埋めるように眉じりを描いていきます。次に丸めのブラシを使って明るい色のパウダーで眉頭をぼかしていきます。眉じり→眉の中間から眉頭。この順番がやわらかい眉毛をつくるポイントです。STEP3スクリューブラシか綿棒ででアウトラインをぼかします。STEP4髪の毛よりワントーン明るい眉マスカラをのせると完璧です。眉の下側を足すことで若々しい目元に「眉が左右対称にうまく描けない」「生えてない部分を描くのが難しい」「なんとなく生えている場所をなぞってる」。これらは皆さんからのリアルな声です。このお悩みに対する答えは1つ。元の眉を意識せずに理想の眉を描くことです。眉は顔の印象を決める大事なパーツです。この際、眉のデザインを楽しんでみませんか。基本は眉山は地毛のまま触らないこと。眉の下側は2~3mmほどはみ出して大胆に描いてしまって大丈夫です。年齢とともに目と眉毛の間が開いていくので、アーチ眉を描くとお地蔵様のような表情になってしまいます。眉の下側を足すことによって目と眉の間が近くなり若々しい目元になりますよ。そして、黒髪の方もグレーではなくブラウン系のアイブロウを使ってみてくださいね。髪色よりもワントーン明るい眉に仕上げることによって、あか抜けて見えます。まとめアイブロウペンシル、アイブロウパウダー、眉マスカラ。この3点を使うと見違えるようにあか抜けた眉が簡単に仕上がります。眉に関してはプチブラでそろえてOKです。デパートのアイブロウ1本分の値段で3種類のアイテムがそろいます。メイクはテクニックだけでなく道具を使い分けることによって格段にきれいに仕上がるので、ぜひ試してみてくださいね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/辻有見子ヘアメイク。(株)BELLEZZA代表取締役。美容室勤務後、テレビ、CM、美容.雑誌等で多くの有名人のヘアメイクを担当。プチプラコスメからデパコスまで、さまざまなメイク用品を使用中。3歳、5歳の娘を子育て中のアラフィフ。
2021年08月12日眉メイクをアップデートしよう2021年7月1日、美眉アドバイザーの玉村麻衣子氏は、『「オバ見え」しやすいNG眉メイク3つ』というタイトルで自身のオフィシャルブログを更新。時代遅れで「オバ見え」しやすい3つのNG眉メイクを紹介している。NG眉1つ目は「キレイに描き過ぎた眉」。玉村氏曰く、最近は自眉のような自然な眉がトレンドで、輪郭をくっきり描き過ぎるとやや時代遅れな印象を与えるという。描き過ぎたら、スクリューブラシで軽くぼかすのがオススメだ。NG眉2つ目は「への字眉」。玉村氏は最近のトレンドは平行気味の太め眉だとし、眉山を際立たせた「への字眉」はトレンドに逆行して見える可能性がある指摘する。NG眉3つ目には「細過ぎ眉」を挙げる。眉は細過ぎると老けた印象に。自眉が細い人は、ペンシルやリキッドを使って眉下を描き足すことで、若々しい印象になるとしている。眉メイクのスペシャリスト 玉村麻衣子氏玉村麻衣子氏はアイブロウの技術者資格『Browtist(ブロウティストR)』保有し、美眉アドバイザーとして活躍。「骨格・筋肉に基づいた眉メイク」を得意とし、それぞれの人の筋肉や骨格に基づいたアイブロウデザインを提案・施術している。インスタグラムのフォロワー数は77,000人以上。著書には『いつものコーデが見違える!美眉メイク&プチプラコーデの作り方』がある。(画像は美眉アドバイザー 玉村麻衣子オフィシャルブログより)【参考】※美眉アドバイザー 玉村麻衣子オフィシャルブログ※美眉アドバイザー 玉村麻衣子オフィシャルインスタグラム
2021年07月05日こんにちは、ヘアメイクの辻有見子です。40代からのメイクについてお届けする連載「40代からのNGメイク」を担当します。梅雨時から夏にかけて、ファンデーションの崩れが気になる季節ですね。さらにマスクをしていると、こすれたり、湿気がこもったりしてより崩れがちに。今回は、崩れにくいファンデーションのテクニックについて考えていきたいと思います。夏にファンデが崩れやすい理由ほとんどの方が「梅雨時や夏にかけて、ファンデーションが崩れやすい」という経験があると思います。その原因は2つあります。まず1つ目は、気温や湿度が高いことで汗をかきやすかったり、油分が出やすくなったりという肌の内面からの問題。2つ目は、屋外は空気中の水分値が上がって湿度が高い状態、屋内では空調が効いていて乾燥している状態という屋外と屋内の環境の差が激しくなることです。乾燥した屋内から湿度の高い屋外に出ると一気に汗や油分が出て、崩れやすくなってしまうのです。そのため、肌の内部はしっとりしつつも、表面はさっぱりとした状態を作り、汗や油分に負けない夏肌を作ることが大切です。崩れない夏肌作りは朝のケアからそれでは、具体的にどのようにしたらファンデーションの崩れを防げるのでしょうか。ファンデーションの塗り方? 下地の選び方? それももちろん大切ですが、一番大切なことはまず朝、崩れにくい肌の状態にしておくということです。皆さん、朝と夜で基礎化粧品を変えていますか? 夜はたっぶりと化粧水と美容液、乳液、クリームをつけてもOKです。では、朝はどうでしょうか。朝も抜かりなく同じものをつけていませんか? 実は崩れない夏肌作りにはNGなんです! 朝の下地やファンデーションなどのメイク用品にはすでに保湿成分や油分が含まれています。朝はなるべく肌の内部はしっとり、表面はさっぱりとした状態を作っておくことが大切です。具体的には、美容液や乳液、クリームは使わずにさっぱりタイプの化粧水と夏用の下地のみにするという基礎化粧品の引き算をおこないます。目の周りや口の周りの乾燥が気になる方は、部分的に少量の美容液か乳液を付けてもOKです。それでもお使いの基礎化粧品によって少しベタつきが残るようでしたら、ティッシュを広げて顔全体を押さえるようにして余分な油分を吸収してからメイクをするようにしてくださいね。化粧下地は夏用を選ぶこと!次に化粧下地の選び方です。私がお仕事でメイクをするときは、全体的なもの、小鼻周りなどの毛穴の目立つ場所のもの、目の下などのくすみをケアするものと、最低でも3つ以上の化粧下地を使っています。なぜかというと、下地できっちり肌を作っておくと、その後のファンデーションが少しの量で済み、結果的に崩れにくくてきれいな肌に仕上がるからです。オトナ女子のファンデーションは薄くするのが若見えの基本です。そのためにも化粧下地選びは重要となります。まずは、化粧下地を夏用の物に変えてみてください。その際、保湿力もあって崩れにくいものを選んでくださいね。なかでもマスクや汗に負けない化粧下地としておすすめなのは、チャコットの「ラスティングベース」、サナの「毛穴パテ職人 テカリ防止下地」、キャンメイクの「マシュマロキープベース」です。夏用のものはUVカット効果があるものがほとんどですので、顔用の日焼け止めはしなくてもOKです。夏用の化粧下地+ファンデーションというシンプルな考え方で大丈夫ですよ。ファンデーションの夏の塗り方のコツ次にファンデーションについて。化粧品メーカーは春夏用、秋冬用と新作のファンデーションを出しています。思い切って変えてみるのも一つですが、なかなか夏用と冬用に変えるのは難しいですよね。そこで、リキッドファンデーション、パウダーファンデーションそれぞれについて夏の塗り方をお伝えします。①リキッドファンデーションの塗り方化粧下地のあとに手で全体にファンデーションを塗ってから、スポンジのきれいな部分で鼻周りやTゾーンの崩れやすい部分をポンポンと押さえていってください。こうすることによって、スポンジが必要のない油分を吸着してくれて、時間がたって皮脂が出てきても崩れにくい状態になります。私個人は、乾燥するのが苦手で普段はリキッドのみなのですが、夏場はTゾーンを中心にルースパウダーを少しだけつけています。大切なことは、全体につけないということです。全体にパウダーをしてしまうと目の周りやほうれい線にパウダーが入り込み、より目立ってしまうという悲惨なことになります。②パウダーファンデーションの塗り方より下地が重要になります。化粧下地はまんべんなく顔全体に塗って、そのあと基礎化粧品を塗ったあとと同じようにティッシュオフして肌のベタつきを抑えてから、パウダーファンデをお顔の中心をメインに薄く伸ばしてくださいね。お顔の淵まで塗るのはNG。顔が大きく見える上に、汗をかいたときにフェイスラインから崩れてきてしまうので注意してください。リキッドファンデーション、パウダーファンデーションともに必要な部分にのみに塗り、シミやくすみなど気になる部分にコンシーラーやコントロールカラーを足すようにしましょう。まとめ今回は夏の崩れにくいファンデーションのテクニックについてお話をしてきました。私自身も、ご近所メイクのときは顔用の日焼け止めとルースパウダーのみ、お出かけのときは夏用下地とファンデーションというように使い分けています。日焼けが気になる季節ですが、お顔用の日焼け止めはSPFが高ければ良い訳ではありません。下地、日焼け止め、ファンデーションとそれぞれに日焼け止め効果がある場合、SPFの数値は加算されて肌に負担となるので、紫外線の強いリゾート地で使う以外は日焼け止めは省く、もしくは極端に落としにくいものは避けてくださいね。オトナ女子の夏のファンデーションは薄付きが若見えの基本です。化粧品の引き算をして、暑い夏をきれいなお肌で過ごしてくださいね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
2021年06月25日目を大きく見せたり、華やかな印象に見せることが出来るアイメイク。しかし、間違った方法でメイクをしてしまうと、かえって良くない印象を与えてしまうことも……。そこで今回は、自然で印象的な目元に見せるアイメイク法について、基本的なやり方からご紹介していきます!目が小さくなってない? アイメイクは“コツ”が重要ぱっちり目元を作るのに欠かせないメイクアイテムといえば、アイシャドウ・アイライナー・マスカラ。なんとなくアイシャドウで色を重ねて、濃さを調整しながら、目元を強調したメイクをしていませんか?アイメイクの基本は、目の特徴を見極めて“パーツを活かすこと”が大切です。ちょっとしたコツを掴んで、一層魅力的な目元を手に入れちゃいましょう!アイシャドウの塗り方アイシャドウは目元の立体感と瞳を意識しよう目元を華やかに仕上げてくれるアイシャドウは、塗り方や色の重ね方で印象が大きく変わります。なんとなく淡い色から濃い色を重ねている、とりあえず濃い色をまつ毛の際に引いているという方は今のうちに見直しが方がいいかも。それでは、アイシャドウの塗り方を説明します。1.ベースカラーをアイホール全体に塗るアイボリーやイエローベージュなど、肌になじみやすいベースカラーをアイホール全体に塗り、色ムラを整えましょう。2.淡い色のアイシャドウを塗る淡めのアイシャドウを黒目の上目尻目頭に向かってジグザグにのせ、扇状に広げます。まぶたの立体に沿って淡い色をのせることで、自然な影感を作ることができます。目を開けた時に、黒目の部分が強調されやすくなりますよ。さらに目を縦に大きく見せたい場合は、下まぶたの黒目の下に、優しい印象の目元に見せたい場合は、目尻から1/3に淡い色を入れると瞳が強調されやすくなります。3.濃い色のアイシャドウをまつ毛のキワに塗る濃い色のアイシャドウをまつ毛のキワに重ねる時も、黒目の上目尻目頭に向かって広げましょう。アイシャドウブラシの選び方アイシャドウを塗る上で欠かせない、アイシャドウブラシの選び方も大切です。アイホールに広げるベースカラーはクリームっぽい質感なら指で塗り、パウダータイプの場合は写真左のような毛のやわらかいブラシでふわっとのせましょう。まぶたの立体感を作る淡い色のアイシャドウは毛先が長く、写真中央サイズくらいのブラシを。まつ毛の際に重ねる場合は、毛先が短く小さめのアイシャドウブラシを使うのがおすすめです。チップを使用する場合は、チップにアイシャドウをとったあと、ティッシュにポンポンと軽くなじませて余分なアイシャドウを落とすのがポイント。もしくは、持ち手部分を弾いて余分なアイシャドウを落としてから塗りましょう。アイライナーの塗り方アイライナーを引く前にビューラーでまつ毛をカールさせるまつ毛も目の形や大きさの印象を左右させるパーツです。アイライナーを引く前にまつ毛をカールさせておくことで、瞳の見え方が変わります。さらに、どこにアイライナーを足せば良いのかわかりやすくなりますし、アイライナーのヨレ防止にもなりますよ。アイライナーは目の形を作るキーポイント目を開けた時に、黒目を大きく見せてくれるのがアイライナーの役割。目を大きく見せたいからといって、目頭から目尻まで一直線に同じ太さでラインを描いていませんか?アイライナーは自分のまぶたや瞳の見え方に合わせてラインを足すこと、筆先で太さ調整して使うことがコツです。1.黒目の大きさを確認する正面を見て、まぶたで隠れている黒目を確認しましょう。筆者の場合は向かって右側より左側の方がまぶたで隠れています。この隠れている部分にアイライナーを入れて瞳を強調します。2.目尻と目頭にアイラインを入れる黒目の外端から目尻、黒目の内端から目頭は細めにアイラインを入れましょう。眼球の白い部分の上にアイライナーを太く引くと、色の錯覚によって逆に目が小さく見える原因となってしまいます。そのため、少し筆を立てて、まつ毛の際を埋める程度に細めにラインを引くことがポイントです。ナチュラルなぱっちり目元を作るアイライナーのポイントは、黒目の部分を太くし、目頭と目尻側は細くしておくこと。また、目の形に沿ったラインを引くことです。目の横幅を大きく見せたい場合は、目尻を少し長めに引くことで目の形の印象を変えることができます。マスカラの塗り方厚塗りしないで! マスカラは薄めに2〜3回重ねづけでOKぱっちり目元にするためには、マスカラも重要なポイント。しかし、やり過ぎてしまうと逆効果になってしまう場合も。マスカラブラシにたっぷりマスカラがついている場合は、量を調節してからまつ毛に塗るようにしましょう。一気にたっぷりつけるとダマの原因になってしまいます。マスカラを塗るポイントは、まつ毛の中心から毛先に向かって、真ん中、目頭、目尻に塗ること。軽く乾かした後、もう一度、真ん中、目頭、目尻に重ねる程度で大丈夫です。まつ毛の根元にたっぷりマスカラを塗ると、まばたきや汗、涙でマスカラが落ちてしまいます。パンダのようになってしまう原因となるので、根元は少なめ~塗らないくらいがおすすめです。やっているなら見直して! NGアイメイク例続いてついついやってしまいがちなNGアイメイクについて説明していきます。チップにアイシャドウを取り、そのまま目頭から目尻に向かってベタ塗りするのはNG!かえってまぶたが重く見えてしまったり、厚化粧に見える原因にもなるので、塗る量や塗り方を意識しましょう。続いて、目頭から目尻に向かって太めのアイライナーを引くこともNG!まぶたをふちどれば良いというわけではありません。かえって目を小さく見える原因にもなるので今のうちに改善しましょう。さらに、ゴテゴテたっぷりマスカラも今の流行ではありません。まつ毛をコーティングするくらいの量を2〜3回重ねて、まつ毛一本一本を自然に強調させることがコツですよ。いかがだったでしょうか?意外とやってしまいがちなアイメイクテクニックが、逆に目を小さく見せてしまっていることもあります。ぜひ、“あなたの目のパーツを活かすこと”を意識して、魅力的な目元を目指してみて!文/寒川あゆみ
2021年05月16日こんにちは、ヘアメイクの辻有見子です。40代からのメイクについてお届けする連載「40代からのNGメイク」を担当します。メイクにはいろいろなアイテムがあります。アイシャドウ、リップ、アイライナーにマスカラ。色物は見ているだけでも楽しくなってきますよね。オトナ女子の皆さまからよく聞く「なんとなく血色が悪く見える」「顔がたるんできた気がする」というお悩み。そんなお悩み解消にぴったりな血色感が出てリフトアップ効果が期待できるアイテムがあるんです。それは地味にスゴイ必須アイテム、チークなんです!オトナ女子には自然な血色感が出るチークをチークには主に3つのタイプがあります。①パウダーチーク一番ポピュラーでカラーバリエーションが多いタイプです。ふんわりとした仕上がりで、発色の調整ができるので特にメイク好きにはおすすめのアイテムです。②クリームチーク(練リチーク)落ちにくく、しっとりとしたツヤが出ます。メイク感を出さずに内側から自然な血色感が出ます。肌のくすみが気になりがちなオトナ女子にはぴったりなタイプです。③リキッドチークみずみずしいツヤ感で自然な仕上がりになります。ファンデーションを崩さずになじませるのに、少しテクニックが必要です。この3つのなかでオトナ女子におすすめなのは、圧倒的にクリームチークです。粉っぽくならず自然にぼかせるので、忙しい朝や乾燥肌の方にも最適です。指でなじませても良いですが、スポンジでポンポンとのせていってもOKです。チークはタイプによって塗る順番が異なります。パウダーチークはパウダーファンデやフェイスパウダーの最後に塗りますが、クリームチークやリキッドチークはリキッドファンデのあと、フェイスパウダーの前に塗ります。パウダーファンデ派の方がリキッドチークやクリームチークを使う場合は、ファンデを崩さないようにポンポンと置くように塗ってくださいね。マスクに付くのが気になる方は、チークを軽くティッシュオフをしてから仕上げに軽くパウダーをのせると崩れにくくなりますよ。肌なじみの良いスモーキーな色味がおすすめピンクチークにオレンジチーク。最近ですと、ベージュやブラウン系のカラーレスチークが流行しています。さて、オトナ女子に似合うチークとはどんな色でしょうか。ピンクはかわいいですが子どもっぽくなりますし、オレンジは元気に見えますが黄味がかってくすんだ肌に見えてしまいます。カラーレスはおしゃれですが、色味がないので顔がやつれて見えてしまうこともあるのでNG。パーソナルカラーや流行を取り入れることも大切ですが、くすみの気になるオトナ女子には肌なじみが良く、お風呂上がりのような自然な血色感を演出してくれるピーチベージュやサーモンピンクなどのややスモーキー色味がおすすめです。また上品な微粒子のパールを選ぶと自然なツヤが出ます。チークに関しては、オトナ女子はあまり冒険しないようにしましょう。間違えてラメの粒が目立つようなものを使わないでくださいね。大粒のキラキラはオトナ女子には不向きです。ラメの粒が大きいものを使うと、時間がたつとラメが飛んでシワに入ったり、一部分にたまってしまい肌のキメが荒く見えてしまいます。チークを入れる位置に注意!チークの位置ですが、なんとなく入れている方が多いように思います。頬骨に入れる? こめかみまでのばす? 若者に人気の目の下チークはどこまでまねしていいの?など悩んだことはありませんか? チークの入れ方は骨格によっても変わってくるので難しいですよね。骨格を考えるとニコっと笑った高い位置に入れるのが基本なのですが、オトナ女子は入れ方にはちょっと工夫が必要です。チークは影を作る役割もあるため、頬骨が痩せて皮膚が下がりたるみが目立ってくるオトナ女子が頬の中心に入れるのはNGです。これはチークをぼかしたときに頬の下まで広がると、影ができてげっそりとして顔色が悪く見えてしまうからです。私のおすすめの入れ方はハートチークです。まずはニコッと笑ったときの頬の一番高い位置より、意識して少し上に楕円形に入れましょう。頬の一番高い位置より上に入れることで頬の位置が高く、若々しく見えます。またこめかみも痩せてくる場所なので、チークを斜めに広げたいところですが、鋭角になるとシャープすぎて30年前の仕上がりに。そこで少しカーブさせて平たいハート型に入れてみてください。お顔がリフトアップして血色も良くなり、ツヤのある健康的なお肌に仕上がりますよ。まとめ今回は地味にスゴイ必須アイテムのチークの入れ方についてまとめました。20代から顔色の悪かった私はファンデはなくともチークは必須で、クリームチークを20年以上愛用しています。最近はプチプラでもかわいいチークがたくさん出ていますので、ぜひクリームチークにチャレンジしていただければうれしいです。オトナ女子にはチークは欠かせません。日焼け止めやBBクリームだけの日もぜひチークをつけて健康的なお肌を演出してくださいね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
2021年05月01日目が腫れぼったく見えるのは眉が原因かも?!2021年4月10日(土)、美眉アドバイザーの玉村麻衣子氏は、『「目が腫れぼったく見える」NG眉メイク3つ』というタイトルで自身のオフィシャルブログを更新。目が腫れぼったく見える3つのNG眉メイクと改善策を紹介している。NG眉メイクの1つ目は、眉の下の輪郭をアーチ型に描いた眉。玉村氏曰く、眉下をアーチ型に描くことでまぶたの丸みが際立って見えやすくなってしまうという。目が腫れぼったく見えやすい人は、眉の下の輪郭をやや直線気味に描くのがオススメだ。NG眉2つ目は、眉頭から眉尻まで同じ太さに描いた寸胴眉。目元をスッキリ見せるためには、眉山から眉尻をやや細めにくびれさせるようにするのがポイントだ。NG眉3つ目は眉全体が細すぎる極細眉。目と眉の距離が広がるとまぶたの余白が目立ってしまうため、眉は目の縦幅の2分の1よりも細くならないように意識するのがオススメだ。2児の母でもある玉村麻衣子氏玉村麻衣子氏は、眉の技術者資格を保有し、美眉アドバイザーとして活躍。「骨格・筋肉に基づいた眉メイク」を得意とし、理論的なアドバイスが人気を集める。インスタグラムのフォロワー数は77,000人以上。著書には『目元で、美人の9割が決まる』『いつものコーデが見違える!美眉メイク&プチプラコーデの作り方』がある。(画像は美眉アドバイザー玉村麻衣子オフィシャルブログ「まゆげの時間」より)【参考】※美眉アドバイザー玉村麻衣子オフィシャルブログ「まゆげの時間」※美眉アドバイザー玉村麻衣子オフィシャルインスタグラム
2021年04月13日こんにちは、ヘアメイクの辻有見子です。40代からのメイクについてお届けする連載「40代からのNGメイク」を担当します。今回はオトナ女子が目指したい健康的な美肌を作るファンデーションの選び方・塗り方についてお伝えします。私は、必ずメイクをする方に「何かお肌で気になることはありますか?」とお聞きしています。乾燥、小ジワ、シミ、毛穴、化粧崩れ。ほとんどの方のお悩みはこの5つのうちのどれかです。でも、昔とは肌のコンディションも違うから……と諦めないでくださいね。ファンデーションは毎年進化しています。流行をうまく取り入れて美肌を目指しましょう。化粧ノリ&ファンデのもちをよくする方法皆さんの肌のお悩みトップ5のうちの乾燥、小ジワ、毛穴、化粧崩れのうち4つはメイク前の肌の整え方でかなり改善します。プロのヘアメイクはまず、化粧水を塗ってマッサージをして肌を整えてからメイクに入ります。こうすることで、しっかり保湿ができてむくみを解消することができます。肌が乾燥しているとメイクのノリが悪くなるだけでなく、小ジワが目立ち、毛穴が開き、時間がたつとうろこ状に皮がめくれてきます。オトナ女子の肌をきれいに見せるには乾燥対策が最重要事項です。そこで、忙しいオトナ女子でもサッとできるおすすめのマッサージを紹介します。こめかみ、眉の下、目の下、かみ合わせの部分(奥歯のほうの耳の2cmくらい前)をプッシュするだけでOK! 表面をこするのは肌の弾力が弱くなっているオトナ女子にはNGです。シワが増えてしまいます。マッサージまではできなくても、ファンデーションの前にしっかりと化粧水で保湿しましょう。化粧水は手でつけてもコットンでつけても大丈夫です。手でつける場合は、手のひらに化粧水をたっぶり含ませて、両手で顔全体を覆うようにしてハンドプレスします。伸ばすのではなく、肌に染み込ませるイメージで肌に手のひらが吸い付くようになるまで保湿します。コットンでつける場合は、コットンの3分の2がしっかりと濡れている状態にしましょう。コットンは、やや下から上に向かって風を当てるイメージで肌がヒンヤリと冷たくなるまでパッティングしながら保湿します。コットンが乾いてくると肌の刺激になってしますので、その都度化粧水を足してくださいね。その後の乳液やクリームは、メイクを崩れやすくしてしまうので朝のスキンケアの際は省いてOK。朝用の化粧下地やコントロールカラー、顔用の日焼け止めはつけても大丈夫です。化粧ノリとファンデーションのもちを良くするには、土台作りが大切だということを覚えていてくださいね。ファンデのトレンドと大人のファンデ選びでは、オトナ女子に似合うファンデーションはどんなものでしょうか。肌のトレンドは、ここ数年はツヤ肌がブームでしたが、少しツヤ感は落ち着いてきました。ツヤツヤテカテカし過ぎるものは、オトナ女子には似合いません。とはいえ、上品なツヤ肌はみんなの憧れですよね。ナチュラルで自然なツヤが出るものを選びましょう。どんな肌質にも合わせやすいのはリキッドファンデーションですが、カバー力が欲しい方はクリームファンデーション、ツヤがなく乾燥が気になる方はクッションファンデを試してみましょう。パウダーファンデーションがお好きな方は、ツヤの出るタイプを選んでくださいね。秋冬はセミマットのファンデーションが出ますが、陶器肌のような完全なマットタイプのファンデーションが流行ったのは20年前のこと。今は塗りつぶすのではなく、自然なツヤとナチュラルなカバー力があるタイプがトレンドです。年齢を重ねれば重ねるほど、隠したいものが出てきますが、シミは少しぐらい透けて見えても問題ありません。シミを気にし過ぎて厚塗りになるよりも、顔全体がツヤっぽく健康的に見えるファンデーションを選びましょう。顔全体に塗るのはNG!量は減らして!まずは手持ちのファンデーションを使ってみましょう。今は顔全体に隙なくきっちりとファンデーションを塗るのはNGです。輪郭のボヤけた顔に顎から耳の横まできっちりとファンデーションを塗ると能面のような仕上がりになり、顔が大きく見えてしまいます。またシミを隠そうと塗れば塗るほど老けて見えます。まずは、ファンデーションの量を半分から3分の2に減らしてみてください。次にファンデーションを塗る順番ですが、セルフメイクを見ていると、ファンデーションをダイレクトに頬と目の周りに塗っている方がとても多いです。なんとなく目の上もしっかり塗らないといけないと思いがちですが、オトナ女子にはこの塗り方は絶対にNGです。目の周りは皮膚が薄く、シワになりやすいので、ファンデがシワに入り込んでしまいます。正しい塗り方は、①まずは両頬、②次におでこ、③顎、④鼻筋にファンデーションを置いて塗ります。⑤残ったファンデーションで目の周り、⑥最後にほうれい線をぬぐうイメージで塗ります。輪郭のファンデも生え際に向かってなじませてください。頬のシミを隠したい場合は、その部分だけ。目の周りはNGです。トントンと肌に置いていくイメージでファンデーションを足して重ね塗りをしてくださいね。顔の広い面から、中側から外側へパーツを意識しながら塗るのがポイントです。まとめファンデーションは、春夏、秋冬で年に2回新作が出ます。半年に1度、季節の変わり目にファンデーションを見直すのも楽しいですよ。忙しいオトナ女子はまずは自分が使いやすいタイプのものを。肌作りや塗り方を変えるだけで必ず若返ります。メイクはコンプレックスを隠すためだけでなく、自分に自信を持って簡単にすてきになれるアイテムです。これからも、なんだか今日は楽しいなと、鏡を見て思えるような大人のメイクを提案していきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
2021年04月05日こんにちは、ヘアメイクの辻有見子です。40代からのメイクについてお届けする連載「40代からのNGメイク」を担当します。初回はマスクが必須となった今、注目を浴びているアイメイクについてお伝えします。若いころはメイクもコスメも大好きでデパートでコスメを買っていたけれど、いつの間にか足が遠のいてしまった……という人も多いのでは? 「流行がわからない。デパートのカウンターは敷居が高くて行きにくいし、忙しくて時間もない。もうどうしたらいいのかわからないから、そのままなんとなくメイクしている」。こんなお声をよく聞きます。そのお悩み、多くの有名人のヘアメイクを担当してきた私がパーツ別でわかりやすく解決します!そのアイメイク、もう時代遅れかも!?コロナ禍においてマスクが必須の時代に重要なメイクは、なんといってもアイメイク。オトナ女子のアイメイクのお悩みは①やり過ぎ、②やらな過ぎ、この両極端な場合がほとんどです。まずはやり過ぎの例をご紹介。若いころは、目元にばっちりシャドウ、アイライナーもマスカラもたっぷり、さらにまつエクもプラス。こんなメイクが流行っていましたよね。でも、いまだに続けている人は結構多いんです。このメイクが流行ったのは、実は20年以上前なんです。10年で流行がひと回りするとしたら、2回転も! 今はアイカラーはほんのり色味を感じるぐらい、アイライナーもマスカラも控えめにというメイクが主流です。そして、こんなやらな過ぎのお話もよく聞きます。「目も見えにくくなってきたし、アイライナーなんて面倒くさい」「無難で使いやすいから昔から持っている茶色のアイシャドウで適当にメイク」「娘がいらないとくれたもので間に合わせている」。昔と比べて、まぶたのハリがなくなって目が下がってきたり、なんだか目元がくすんでいたり。そんななかで今までと同じアイテムで同じメイクを続けるのは、古臭い顔になったり、シワが目立って老けて見えたりと危険。メイク道具やメイク法は日々進化しています。でも、お肌のコンディションは昔とは違う……。だから、メイクのアップデートが必要なんです。使いやすい茶系のアイカラーにもNG色アリ!では、メイク道具をアップデートするにはどうしたら良いのでしょうか。先ほどご紹介した女性の声のように、たしかに茶色は使いやすく、ここ数年のアイメイクは茶系が中心となっています。私自身の仕事道具を見てみても茶系がズラリ。でも、あるとき気付いたのです。「なんか、この茶色、最近使わないな」という茶色のアイカラーがたくさんあることに。そして、その色を分析してみました。土気色(土のような色)、黄土色の茶色、ラメがたくさん入った茶色。アイドルグループからマダムまで、たくさんの方をメイクさせていただいていますが、これらの色は世代を問わず時代遅れです。幸いなことに最近のアイメイクのトレンドは赤みのある色やレンガ色、オレンジなどのニュアンスのある茶色。これはオトナ女子がチャレンジするのに最も適したカラーなんです。なんといってもオトナ女子に足りないものは血色! これらのカラーで自然な血色のある健康的な目元を目指していくのがおすすめです。アイカラー選びのポイントは3つ!4色、5色入りのアイカラーパレット。見ているだけで楽しくなってきますよね。でも、ほとんどの方はそのうち1~2色しか使っていません。忙しいオトナ女子世代の方には、単色、もしくは2色のアイカラーがぴったりです。選び方のポイントの1つ目は、ラメの強過ぎないものです。キラキラしたラメが流行っていますが、オトナ女子は目元のシワに入っていまうのでNGです。2つ目はほんのりツヤが出るもの、3つ目は赤みやオレンジなどの色味があるもの。オトナ女子に足りないツヤと血色を補ってくれます。この3つを踏まえた上で、以前はデパートのカウンターで買っていた方もぜひ近所の大きめのドラッグストアに行ってみてください。単色カラーで1000円以下で買えるものがたくさんあります。特に練りタイプのアイカラーがおすすめ。乾燥した目元に潤いを与えてくれるのと同時に、ツヤが程良く出て塗りやすく、シワに入りにくいので使いやすいですよ。今どきの目元になるアイカラーの塗り方次にアイカラーの塗り方です。メイクの本を見ると必ず書いてあるのは、「明るい色(ハイライトカラー)をアイホール全体に塗って、中間の色(アクセントカラー)でグラデーションをつけて、一番暗い色(シャドウカラー)で目の際を引き締めて、それをぼかす」という方法。こんな難しいことは必要ありません。オトナ女子のメイクは頑張り過ぎないことが大事!アイカラーの塗り方は以下の2点でOK!①くすみを飛ばして明るい目元に!ベージュなどのやや明るめでツヤのある色をアイホール全体に塗ります。このとき、白っぽい色やラメの多い色は選ばないでくださいね。オトナ女子の目元に白っぽい色やラメをのせると時間がたつとグレーになり、目元が余計にくすんで見えてしまいます。②目元をおしゃれに!赤みのある茶系の色をまぶたの際、目じり側からぼかしていきます。付属のチップは使わずに、指で伸ばしても。メイク本にある「シャドウカラーで目の際を引き締める」のは、若いころより目が小さくなった目がより収縮して見えてしまうのでNGです。この2点だけで、今どきの抜け感がある若見えアイメイクが仕上がります。アイメイクが難しいと思っている方、ぜひ試してみてくださいね。まとめなかなかアップデートする機会の少ないアイメイク。今回はアイテムの選び方と、塗り方の2点に絞ってまとめてみました。今はドラッグストアで安くてかわいいプチプラコスメがたくさん手に入る時代です。まずは1点、ご紹介した茶系の新しいカラーを買い足してみてください。きっと明日からの目元が明るく華やかになりますよ。メイクはコンプレックスを隠すためだけでなく、自分に自信を持って簡単にすてきになれるアイテムです。これから、なんだか今日は楽しいなと、鏡を見て思えるような大人のメイクを提案していきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
2021年03月22日自分ではバッチリと思っているそのメイク。男性から見たときにどんな印象か、考えたことはありますか?男性の感覚は女性と違うところもあって、女性にとっては可愛いと思えるものが、男性には理解しにくいなんてことも……。ついついやりがちな、男性NGのメイク。あなたもしていませんか?■ 唇だけ存在感MAXな赤ルージュ色の種類が豊富なルージュは、自分がときめく色に夢中になりすぎていると、男性にとってNGな印象になることも……。とくに、ビビットカラーは要注意!自分では見慣れているので違和感がないかもしれませんが、男性から見ると、白く明るいファンデに濃いリップが浮いて見えることもしばしば。男性ウケを狙うなら、色は少しナチュラル気味を意識してみてください。また、グロスやラメは、昼よりも夜のデートにおすすめです。昼から夜も一緒にいるデートなら、途中でお色直しの時間をもらい、夜用にメイクをアレンジしてみるのはいかがでしょう?きっと、彼もドキッとするはずです!■ 攻撃力がありそうなつけまつげ目をパッチリ見せたい女性も多いと思います。ただ、あまりに「パッチリ感」にこだわりすぎると、男性にとっては違和感となることも。とくに、つけまつげの使い方には要注意!つけまつげが目立ちすぎると、まばたきのたびに気になります。ものによっては、目力が強くなりすぎて、目が合わせ辛く感じることも。同様の理由で、目尻を強調させすぎたアイラインや、濃すぎるシャドウにも注意しておきましょう。ピューラー+マスカラだけで、十分と思う男性も多いのですから。■ クマのような不自然な涙袋メイクうるっとしていて、可愛い印象を狙った涙袋メイク。でも、意識しすぎると、クマのように見えてしまうことがあります。涙袋を演出するなら、明るめの色で、細めのアイブロウペンシルを使い、少し控えめに作るのがおすすめ。自分に合った涙袋ラインに沿ってラインを引いたら、ブラシや綿棒などでぼかして、下まぶたのキワに、少しだけキラキラのシャドウをプラスしてみてください。自分では物足りなくても、日の光や照明が当たることを考えれば、ちょうどいい涙袋となるはずです。■ 塗った感のある浮いたチークチークも、塗りすぎに注意のアイテムです。ファンデーションの色と相性のいいチークを選ぶことが、自然なメイクに仕上げるコツ。「可愛い!」と思える色のチークを選びたいところですが、まずは、自分の肌色にあったファンデーションを選んで、それからチークの色を選んでみてください。基本的には、レッド系や青みがかかったピンク系はブルーベースと相性が良く、ベージュ系のピンクやオレンジ系のチークは、イエローベースの人に合うのだとか。逆に、ブルーベースに茶系やオレンジ系、イエローベースにピンク系や青みの強いチークは不向きだそうです。相性の悪い色のチークを使ったり、境界線がわかるほどはっきり塗ってしまったりすると、チークが浮いて見え、男性からはNG。自然な血色を思わせるようなチークがベストです。■ 男友達に感想を聞いてみよう好きな人には感想を聞きにくいですし、大好きな彼女であれば、彼氏もお世辞で「可愛い」と言ってしまうなんてことも……。男友達や、顔見せできる関係のSNS上の友人などに、印象を聞いてみるといいかもしれません。好みもありますから、いろいろな意見を聞いたうえで、微調整してみてください!自然な可愛さを目指していただければ、男性のひとりとしても嬉しい限りです。(橘 遥祐/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年01月06日夏を意識したり、流行りのメイクでデートに行ったら、彼に「老けて見える……」と秘かに思われることも。そこで今回は、時短美容家の並木まきが、男性が嫌がる夏メイクの傾向をお話します。文・並木まき1:派手な多色使いグリーンにブルー、オレンジにイエロー、ピンクにレッド……と、夏はビタミンカラーをはじめとして、ポップな色のコスメが気になる時期。しかし、あれもこれもと色を詰め込みすぎたメイクをすると、男性から「なんか滑稽だな……」と思われる場合もあります。「複数の色を目とか唇に塗りまくっているメイクを見ると、もう少し控えめにすればもっとカワイイのに……と思いますね」(30歳男性)「夏に増えるブルーとかグリーンを使ったメイクって、人によってはふだんより老けて見えるような……」(36歳男性)ビビッドな色を使いすぎすると、ケバケバしく見えたり、老けて見られることも。デートなど、男性ウケを狙いたいシーンでは、多色づかいは封印した方がベターかも。2:ツヤツヤを通り越したテカリ顔ツヤ出しメイクは、この夏のリアルトレンドにもなっているけれど、ツヤツヤしすぎてしまうと、男性からは単なるテカリにしか見えない……という残念な結果になるようです。「肌をツヤツヤにしているメイクは、少しやり方を間違えると、暑くてテカっているようにしか見えないです」(42歳男性)「流行っているのは知っていますが、ツヤツヤしたメイクって、少し清潔感に欠けるような気も……」(39歳男性)好みの問題もあるけれど、過度なツヤ感は男性ウケの印象が悪いメイクになってしまうことも。さじ加減が重要です。3:くっきりと塗られた口紅直塗りでほわっと塗るリップメイクもかわいいけれど、おめかしした日には、きちんと輪郭をとった正統派リップメイクもおしゃれですよね。しかし、くっきりと塗られた濃い色のリップに、年齢を感じてしまう男性も。「彼女が濃い色の口紅をしっかりと縁取って塗っていると、いつもより老けて見える」(34歳男性)「唇の輪郭を強調して、濃いめの口紅を塗っていると、女性は年齢より上に見える気がします」(37歳男性)口もとのイメージによって、メイク全体の印象も様変わりしますが、クラシカルなリップメイクほど、“老け”を感じてしまう男性も多いようです。デートの日には抜け感のあるリップメイクのほうが安心です。夏デートでは、季節感のあるメイクで彼を魅了したいもの。ですが、幻滅されるリスクのあるメイクは封印して、モテを狙ったメイクで臨んでいきましょう。©Tara Moore/gettyimages©mapodile/gettyimages
2020年07月22日■打つ手がないなにかがおかしいのはわかる。でも、どこが間違っているのかがわからない(泣)。■チークが濃すぎほんのり色づく程度に入れたつもりが、自然光のもとで見るとたっぷり入りすぎて酔っ払い風チークに。スポンジで落とそうとしたら、にじんで余計おかしくなって、どんどんごまかしが効かなくなる。■マスカラでくしゃみ含まれている成分のせいなのか、マスカラを塗っているとき、かなりの確率でくしゃみが出る。目を思いっきりつむるので、下まぶたにマスカラがべっとり。■左右の眉毛がアンバランス眉毛がなかなか左右で同じ形にならず、なんども描き直すうちに、太く濃く不自然に。■まつげカールがうまくいかないうつ伏せで寝ていたらしく、まつげにまさかの寝癖が……。ビューラーで立て直そうとするもグリップに力が入りすぎて、まつげが直角に。気を取り直して水で濡らして再びビューラー。温風の力を借りようとドライヤーをあてるも、熱伝導率が高すぎてビューラーの温度が上がり、「アチッ」ってなる。
2020年03月31日不倫の常習者たちは「この子なら、お願いすれば付き合えそう」と外見で判断する場合も少なくないようです。非常に勝手な発想ですが、万が一彼らのターゲットにされ、不倫に巻き込まれてしまったら大変です。そこで今回は、時短美容家の並木まきが、不倫相手として狙われがちな女子のメイクの特徴を3つご紹介します。文・並木まき1:仕上げが雑「メイクがいい加減な女の子って、だらしないように見えると思うんです。だから、異性関係にもゆるそうなイメージを持っています。反対に、どんなに派手でも、きちんとメイクをしている女性のほうが落としにくいイメージですね」(38歳男性/経営)「目のまわりが汚れていたり、眉が消えかかっていたりするメイクの女の子って、自分の経験上いい加減な子が多い気がする」(37歳男性/飲食)メイクの仕上げ方によっては、不倫男の目には隙として映ってしまう場合も。きちんとした性格をアピールするためには、雑なメイクは避けた方がよいでしょう。2:ノーメイクに見える「ほとんどメイクしていない地味な子は、口説かれた経験が少ないはずなので、不倫しやすいと思います。しかもそういう子って、会社で他人とつるまないタイプが多いから、不倫が周囲にバレにくいんですよね」(41歳男性/メーカー)「朝、顔だけ洗って出社したようなノーメイクの女性は、僕の経験上、不倫できる確率が高めです。独身時代そういった女性はノーマークでしたが、結婚後は、おとなしくて目立たない女性のほうが、付き合うのに何かと好都合なんですよ」(44歳男性/経営)実際にメイクをしているかはともかく、ノーメイクに見える顔は、不倫男の標的になってしまう可能性があるようです。3:イベント時に気合いを入れてメイク「食事会や飲み会で気合いが入ったメイクをしてくる子は、付き合う異性を探している感じがします。僕の経験から言えば、かなりの確率でOKをもらえます」(42歳男性/映像)「社内の飲み会や接待のイベントがある日にだけ、メイクに気合いが入っている女性には、アタックしやすいイメージがあります。普段は仕事場用に控えめなメイクにしているだけで、本当は合コンとか飲み会とかに慣れているんだろうって思います」(40歳男性/サービス)ここぞという場面に勝負メイクをして臨む女性は多くいるでしょう。そんな変化を敏感にキャッチしている不倫男も多いようですね。不倫男の中には、女性のメイクを見て獲物を選ぶ人もいます。ほとんど不倫男の思い込みの域を出ない判断ですが、彼らのターゲットにされないためにも、今回ご紹介したポイントにご注意くださいね。©Jamie Grill/gettyimages©Yagi Studio/gettyimages©Hero Images/gettyimages
2019年09月20日メイクにはその年のトレンドがあるのはみなさんもよくご存知のことかと思います。それと同じくしてメイクの常識も年々アップデートされていることをご存知でしたか? そう、メイクはファッションとはまた違い、定番メイクすらも少しずつ変化しているものなのです。そこで今回は、イマドキの旬顔をつくるために知っておきたい、メイクの新常識をご紹介します。イラスト・角佑宇子リップメイクの新常識【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 173潤いのある唇をつくるために必要不可欠なリップメイク。従来の行程では、口角など唇のまわりのくすみを飛ばすためにコンシーラーを塗って、リップで色を足して最後にグロスで潤いを加えるという流れが一般的でした。こうするとプルルンとしたかわいい唇ができあがります。しかし、昨今はナチュラルでヘルシーな口もとが支持されています。グロスでテカっとした唇はどちらかといえば、少し前のモテメイクの定番という印象が強くなりがち。現在はナチュラルでヘルシーな口もとをつくるためにグロスの塗る順番を最後ではなく最初に取り入れるのが新常識となっています。コンシーラーで口もとを整え、グロスもしくはほんのり色づくリップバームを塗布します。その上からややセミマットなルージュを加えることで無駄なテカリを抑えたナチュラルリップが完成されます。ブラウンシャドウからの脱却アイメイクのもっとも定番となるカラーといえばやはりブラウン。飽きのこない色合いでかつ誰にでも合わせやすく、派手すぎた印象を与えないということでまずはブラウン系のシャドウで落ち着くという方も非常に多いのではないでしょうか。ブラウンシャドウは確かに鉄板で合わせやすいのですが、そればかりのメイクになるとどこかつまらない印象を与えてしまいます。そこで今、新たな定番色としてブラウンに次ぐ勢いで人気が出ているのがオレンジ系のシャドウです。オレンジはこの夏のトレンドカラーでもあったので取り入れる方も多かったかもしれません。しかし、トレンドという枠を超えてもはやオレンジシャドウはブラウン同様の支持率が高まっています。というのも、ブラウンはトーンが落ち着いているぶん、どちらかといえば大人っぽい、なじみやすいがメイン。対してオレンジはブラウンと同系色に近いなじみの良さがありながら、フレッシュさも感じるという点で支持されています。ワントーンで仕上げたり、ゴールドと組み合わせて目もとの印象をUPさせましょう。アイブロウは暗い色が新定番へ2000年~2010年までの間の流行は明るめのブラウンヘアと同等か髪よりも少し明るめの色を使ったアイブロウがメイクのポイントでした。しかし現在は一転して、髪の色よりもやや濃いめの色で眉を描くことが基本です。はっきりとした意志強めの眉がトレンドというのもあるのですが、眉にポイントを置くことで顔立ちにメリハリがつくのもあって眉の濃さが重要となっているようです。アラサー・アラフォー女性がかつて常識だった点が今では全く相反する常識へ変化しているので気をつけたいですね。ただし、眉も濃く暗ければなんでも良いというわけではありません。髪の毛の色と同程度か少し暗めの色合いをチョイスして、しっかり眉を描きましょう。この時、眉尻は自然に細くアーチを描くように意識してくださいね。いつものメイクを少し見直してトレンドメイクは、トレンドカラーを使ったメイクだったりポイントメイクで変化をつけたりするのが主流です。対して定番メイクは、老若男女に受け入れられやすい品の良さと清潔感のあるメイクが基本。とはいえ、定番メイクもずっと定番を貫いているわけではありません。トレンドメイクほどではありませんが、すでに定着しているイメージをガラリと変化させるのもきっと楽しいものです。今回ご紹介したポイントを意識するだけでも大きな違いとなるのでぜひご参考までに!
2019年08月22日メイクが崩れやすい朝のNG行動2019年8月3日(土)、美眉アドバイザーの玉村麻衣子は、「メイクが崩れやすくなる朝のNG行動」というタイトルで、自身のオフィシャルブログを更新。やってしまいがちだけれどNGな朝の3つの行動について解説している。NG行動1つ目は「保湿不足」。水分や潤いが不足した肌は皮脂分泌が盛んになり、メイクが崩れやすくなるという。朝も化粧水や乳液などを使って、肌がひんやりするまで保湿することが大切だとしている。NG行動2つ目は、スキンケアしてすぐにメイクをしてしまうことにある。スキンケア直後は化粧品が肌になじみきっておらず、ファンデーションが肌に密着しにくい。時間がないときには、顔全体をティッシュで軽く抑えてから、ベースメイクを始めることが推奨される。NG行動3つ目は、暑い部屋でメイクしてしまうこと。汗がにじむほどの部屋では、皮膚の表面温度が上がるため毛穴が開きやすく、メイク崩れの原因になるとしている。眉メイクのスペシャリスト 玉村麻衣子玉村麻衣子は眉の技術者資格を保有し、美眉アドバイザーとして活躍。骨格や筋肉に基づいた理論的なメイク方法が注目を集める。Instagramのフォロワー数は43,000人以上。著書には『目元で、美人の9割が決まる』、『いつものコーデが見違える!美眉メイク&プチプラコーデの作り方』がある。(画像は美眉アドバイザー玉村麻衣子 オフィシャルブログより)【参考】※美眉アドバイザー玉村麻衣子 オフィシャルブログ※美眉アドバイザー玉村麻衣子 Instagram
2019年08月09日自分の好きなメイクやファッションをとことん楽しみたい! でも、意中の彼とデートとなると男性の目もちょっと気にしちゃう……。そこで、恋愛上級者のアンアン総研メンバーに、男ウケの悪い外見・良い外見を教えていただきました!文・harako【アンアン総研リサーチ】モチベーションは「あの人」本題に入る前に、アンアン総研メンバーの美意識を調査したところ……。Q. 彼氏や好きな人のために、自分磨きをしますか?・はい(81%)・いいえ(4%)・どちらとも言えない(15%)Q. モテ美容を意識してケアしたのは、どの部分ですか?(複数回答可)・新しい服を買いに行く(69%)・髪型を変えたりヘアケアをする(66%)・似合うメイクを研究(52%)・良い香りを漂わせる(48%)・体型を気にしてダイエット(48%)・スキンケアを入念にする(45%)・爪磨きやネイルアートを施す(28%)・その他(10%)※その他には、「脱毛」(27歳・会社員)、「マツエク」(26歳・契約社員)などが、ありました。81%が、彼氏や好きな人のために自分磨きをしているそう。自分ひとりでは頑張れないことでも、「あの人と会うから」というモチベーションで意識が高まるのかもしれませんね。非モテ決定!? 男ウケが悪い外見3つ心当たりがあるなら、すぐに改善したいことは……?1. メイクの加減が極端「アイメイクがっつりの厚化粧とデコネイル」(31歳・自営業)「ひじきみたいなまつ毛」(24歳・会社員)「そもそもメイクしていない」(32歳・専門職)2. 潤いを感じないお肌と髪「唇ががさがさ」(29歳・会社員)「肌荒れがひどい」(30歳・自由業)「髪の毛がパサパサ」(32歳・公務員)3. 服装を主張しすぎてしまう「露出が多い服を着る」(23歳・公務員)「主張の激しい服装」(32歳・公務員)「ヒールが高すぎる」(23歳・会社員)3つの共通点は、「潤い」と「自然体」。年齢に見合ったメイクや服装、触れたくなるようなツヤ感を大事にケアしましょう。デートで褒められエピソード日々の女磨きが功を奏した瞬間は……?「アイシャドウがかわいいと褒められた」(29歳・会社員)「シンプルに『くるりんぱ』して行ったら好評だった」(32歳・公務員)「マツエクしたら『今日、目が大きくない!?』と褒められた」(33歳・主婦)「化粧をいつもより薄くしたら『きれいだね』と言われた。いつも濃いってことかな(笑)」(26歳・契約社員)「髪をバッサリ切ったらモテるようになった」(28歳・自営業)「頬を触って気持ちいいと撫で続けてくれた」(24歳・公務員)「ヘアフレグランスをつけていたら、『すごく良い香りだな』と言われた」(32歳・公務員)「体のラインがキレイに見えるコーディネイトをしたら、褒められた」(29歳・会社員)些細な変化でも気づいてもらえると嬉しいですね。また、髪型を変えたらモテ始めた!という女性の声も。恋愛でうまくいかない時期が続いているならば、思い切ってイメチェンしてみると変化があるかもしれません。恋人ができる前から仕込むが勝ち!最後に、恋人がいてもいなくても、日頃から美容に気をつけていますか?という質問には、96%が「はい」と回答しました。「彼氏ができたら、新しい服を買いに行こう〜」「デート前だけスキンケアを入念に」ではなく、毎日コツコツお手入れしているからこそ恋愛成就するのですね! ぜひ、今日からできるモテ美容をまねしてみましょう。©DjelicS/Gettyimages©Anetlanda/Gettyimages©Povozniuk/Gettyimages©Zinkevych/Gettyimages
2019年01月30日今年もハロウィンの季節がやってきましたね。お祭りだから、やっぱり楽しく過ごしたい!という人も多いのでは?そこでキーとなるのがハロウィンメイク。最近はヘアメイクスタジオなどでも、気軽にメイクしてもらえるようなので、俄然ハロウィンメイクが盛り上がっているみたいですよ。■初心者におすすめなのは猫メイクまず、おすすめしたいのは、初心者さんでも取り入れやすい「猫メイク」です。ポイントはアイライン、つけまつげで目元をしっかり盛ること。初心者さんはこれに猫耳カチューシャをつければOKですが、さらに楽しくしたい!という場合は、鼻の頭に黒ぽち&ひげを描き込みましょう。ただし、やりすぎると怖くなるので、かわいさは必ず残してくださいね!劇団四季風になると微妙かも。■キュート&セクシー!魔女メイク次におすすめなのは「魔女メイク」。魔女メイクは、猫メイク同様にアイメイクをかわいく盛って、ウイッグやとんがり帽子、ネイルで、魔女っぽさを出すといいでしょう。あまり顔に何かを描き込まないほうがいいと思いますよ。猫メイクと差別化したいのなら、ブルーやグレーのアイシャドウを使ってクール系に仕上げると魔女風になります。黒やグレーなどダークな色合いのネイルもおすすめ。また、セクシーな赤リップに挑戦するのもいいですね!■メイドやプリンセスもおすすめレースのエプロンをつけたメイドさんや、華やかなプリンセスも男子ウケ抜群です。こちらはそれらしいコスチュームにウィッグやティアラをつけ、かわいい系のメイクをすればOK。慣れていない人は、無理せずこういうベーシックな仮装から試してみては。■NGハロウィンメイクは?なお、しないほうが無難なメイクは、このところ流行っているゾンビ、口裂け女など。かわいさが失われるし、リアルすぎて男性がドン引きする可能性が。最近は本物さながらの傷口メイクを手軽につくれるため、本当に不気味なんですよね。友達同士で集団でゾンビになりたい!というグループ参加ならOKですが、パーティーやイベントに行くのに一人でゾンビや口裂け女、というのは微妙かも。この秋、公開された土屋太鳳さん、芳根京子さんW主演の映画『累』で、芳根さんが顔に傷のある女性を演じているのですが、この特殊メイクが結構ヤバいです。彼女のようにかわいい人でも怖くなるので、注意しましょう。なお、人気芸人クッキーさんのような白塗りメイクも、怖いし面白くなってしまうので、避けたほうが無難です。■かわいいメイクで恋をゲットしてライトに参加するか、ディープに参加するかで、メイクのチョイスも変わってくるでしょう。ディープな場合は、事前に練習が必要かもしれません。ハロウィンは、仲間同士はもちろん、初対面の人も一緒に盛り上がりやすいイベントです。ぜひ、かわいいメイクで意中の彼をキュンとさせたり、素敵な出会いをゲットしたりしてくださいね。
2018年10月19日男性との対面の食事デートでは、あなたの顔、特に鮮やかなリップを塗った口元が男性の目によく入ります。その口元が原因で、知らず知らずのうちに男性に悪い印象を与えていることも……。時短美容家の並木まきが、男が実はドン引きしている食事デートのNGリップメイクに迫ります。文・並木まき1:口紅が口の中に混ざっていく…ぷっくりしたリップを演出するために、リップクリームに口紅、グロス……と重ね塗りすることも多いはず。でも、重ね塗りすればするほど食事の際に落ちやすくなってしまうので注意して。食べ物を口に入れモグモグしているとき、口紅がどんどん落ちて口の中に混ざっていく様子を見て不快に思う男性も多いので、食事デート時の重ね塗りはほどほどにしましょう。1:食べているうちに口裂け女に…きちんと落ちにくい口紅を塗っても、口元を動かしているうちに口紅のキワがヨレて“口裂け女”みたいになってしまうことがあります。特に、今季トレンドの発色がいいレッドやピンクの口紅だと、はみ出たときに目立ってしまうので要注意。目立ちにくいリップライナーやコンシーラーで輪郭を作っておくとヨレにくくなるので、ぜひ試してみてください。3:食事を終えたらスッピンリップに変身食事を終えたときには、口紅がすっかり取れてスッピンリップになっている……。女子的には“あるある”ですが、男性はそれを見てギョッとすることがあるようです。特に、他の部分のメイクがパーフェクトなのに唇だけスッピンになっていると「唇だけ血色が悪いぞ……!?」と思われてしまうので注意して。何度も席を立って、口紅を塗り直すのはマナー的によくないので、あらかじめティントタイプのものを下地代わりに仕込んで、スッピン感を回避しましょう。まだ関係が深まる前の食事デートでは、ほんのちょっとしたことで彼から幻滅されてしまうものです。念入りに対策をしてデートに臨みましょう♡(C) puhhha / Shutterstock(C) Stas Ponomarencko / Shutterstock
2018年05月25日メイクをすることがとても面倒に感じてしまうとき、ないですか?私は、あります。もともと、メイクをすることは好きですが、40歳を過ぎた頃から、なんだか面倒に感じることが増えてきて……。だって、メイクってなかなかの作業数じゃないですか。必要最小限の工程を考えてみても、化粧下地をつけて、ファンデーションをつけて、眉を整えて、描いて、アイシャドウをつけて、ビューラーでまつ毛を上げて、マスカラをつけて、チークを入れる――。これだけでも結構な作業だと思うんですけど、お出かけ仕様ともなると、アイラインを引いたり、コンシーラーでシミを隠したり、ハイライトで立体感を出したり、口紅を塗ったり……って、メイクしている途中で肩こりしてくるほどの労力です。せっかく女として生まれたのだから、もっと楽しみながらメイクをしたいのに、でもやっぱり面倒くさい(苦笑)。ため息をつきながらメイクを仕上げることも多いです。私が「面倒くさい」と思いながらもメイクをする理由は、外出先で誰かに遭遇したときに自分が恥ずかしい思いをしたくないからというもので、肌のためとか、綺麗になりたいとか、そういう前向きな気持ちからではありません。ときどき、メイクをしていない女の人のことを「女を捨てている」という人がいますが、「女としての努力不足」とか「女性はメイクして当然」みたいな言葉を聞くと、すごく嫌な気分になります。素顔でいたい派の人や、メイクをすることに抵抗がある人だっているわけだし、もしかしたら、体調が優れなくてメイクをする気分ではなかったかもしれない。時間的にも気持ち的にも余裕がなくて、メイクまで気がまわらないことだってあるかもしれません。ちょっと話が逸れてしまいましたが、「女を捨てている」なんて言う人のことは放っておいたとしても、人から「老けた」とか「手抜き」だとかは思われたくないんですね。目指しているのは、「いつも小綺麗にしている人」です。やっぱり清潔感は大事だし、少しでも「素敵な人」と思ってもらえた方が、嬉しいですから。メイクをすることに少し疲れてしまったときには、がんばりすぎないメイクで、要領良く「小綺麗」を目指してみませんか。気楽に使えるアイテムをご紹介しますので、試してみてくださいね。■手軽なミネラルファンデーションを使う手術痕や火傷の痕にも使えるように開発されたミネラルファンデーションは、たとえ24時間つけたままにしたとしても肌を疲れさせないという、肌にとてもやさしいファンデーション。化粧下地なしでつけられるので手軽です。石けんで落とせるのもクレンジングいらずで楽ですよね。サッとつけて、手早くきちんと感を作り出せるので役立ちます。■メイクパレットで一気にメイクするひとつのパレットに、アイシャドウやチーク、グロスなどが詰まったメイクパレットがあると、メイクがとても楽になります。手早くメイクできる上に、パレット内のものは、色の組み合わせも考えられたものなので、メイクに統一感も出るし一石二鳥。■クレンジングローションを部屋に置いておくメイクを落とす作業を考えると、これまた面倒な気持ちになりがち。そんなときに便利なのが、クレンジングローション。お部屋にいながら、簡単にメイクを落とせます。使い方はとてもシンプル。コットンに含ませて拭き取るだけ。保湿成分が含まれたクレンジングローションを選べば、メイク落とし+化粧水の役割も果たしてくれるので、疲れているときにはそのまま寝てしまっても何とかなります。気合いを入れたメイクじゃなくても、メイクをすることによって、積極的になれたり、自信が持てたり、気分が明るくなったりしますので、気分転換のような気持ちで試してみてくださいね。
2018年02月16日大人の女性のためのメイクテクニックが満載!2017年8月21日、ヘアメイクアップアーティストの高橋有紀が監修したメイク本「ずぼらメイク」が発売された。「忙しいけれど、キレイを諦めたくない!」そんな欲張りな女性に向けた、ずぼらメイクテクニックが満載の1冊となっている。3ステップ、10分で、ワンランク上の美しさが手に入る。高橋曰く、1アイテム2,000円以下の6つのアイテムで、CUTEな大人メイクが完成するという。メイク落とし、スキンケア、悩み別メイク法など、大人の女性が抑えておきたいテクニックが分かりやすく解説されている。ずぼらな人、忙しい人、敏感肌でメイクを諦めている人、メイクにあまりお金をかけられない人などにオススメだ。販売価格は、1,296円。Amazonにて、予約受け付け中。高橋有紀のプロフィール高橋有紀は、ストーリー系やガーリー系を得意とするヘアメイクアップアーティスト。雑誌「SEDA」、「LARME」などで活躍。美容院Lysaのオーナーでもある。東京美容専門学校出身。2015年には、「いきなりケタ違いにかわいくなる」を出版。「ずぼらメイク」は、2年ぶり、2冊めのメイク本となっている。Instagramのフォロワー数は、45,000人以上。(画像は高橋有紀オフィシャルブログ「おさかなゆきの日記」より)【参考】※Amazon※高橋有紀オフィシャルブログ「おさかなゆきの日記」※高橋有紀Instagram
2017年09月01日メイクをした自分の顔を見て、なんとなく違和感を感じたことはありませんか?それは何年も同じメイクをしていることが原因かもしれません。20代の頃と、肌や顔つきが変化してくる30代とでは、自分に合うメイクも変化するもの。プロのメイクさんにお聞きした、大人の女性らしいメイクのポイントをご紹介します。年齢を重ねると気になってくる肌のくすみはコントロールカラーで調整いつも通りのメイクをしているのに、「ファンデのノリが悪い」、「いまいちきまらない」と感じたことがある方も多いのではないでしょうか。若い頃はノーメイクやファンデーションだけでもそれほど気にならなかったという方も、30代になると目立つのが肌のくすみです。なんとなく顔色がよくないと感じるのは、顔が暗くくすんだ印象になってしまっているせいからかもしれません。くすみをカバーするには、コントロールカラーが効果的です。コントロールカラーをプラスしてぐっと明るい印象にしてみましょう。おすすめアイテムPhoto by GIVENCHYおすすめのアイテムは、ジバンシィのDW10 UVシールド G。ピンク系のコントロールカラーとしても使える化粧下地です。ウォータープルーフでSPF50と、これからの季節に心強い仕様。ベタつきが気になるコントロールカラーも多いですが、こちらはさらっとしたつけ心地で使いやすいです。チークは場所と入れ方がポイント入れ方によってかなり印象が変わるのがチークですが、頬全体や目の下にまんまるくめいっぱい入れるのは20代まで。30代からは、チークの入れ方を少し変えてみましょう。年齢によってチークのカラーを変える必要はありませんが、入れる場所と入れ方がポイントです。頬の中央か、頬骨の高い位置から外側に向かって、横に流すように入れます。目尻からはこめかみの方にぐっと上に引き上げるように入れると、目元が引き上がって見えますよ。大人の女性らしいアイメイクのポイント目元でまず見直したいのが、眉メイクです。アイブロウや眉マスカラのカラーが明るめになっていませんか?年齢とともに髪の色も落ち着いてきた場合は、髪色に合わせてアイブロウや眉マスカラのカラーも少しトーンダウンさせるとぐっと落ち着いた印象になりますよ。アイシャドウは、ブラウンやカーキがおすすめ。顔なじみもいいシックな色味は、どの年代でも使える便利なカラーです。ピンクやブルーなどのカラーしかつけたことがないという方もぜひ試してみてください。大人っぽい目元に仕上がります。おすすめアイテムPhoto by RIMMELブラウン系アイシャドウのおすすめアイテムは、リンメルのショコラスウィートアイズです。ショコラのようなブラウンベースのシャドウで、ダークブラウン系からピンクブラウン系までカラーバリエーションも豊富。ベース、アイシャドウ、アイラインなどがひとつのパレットにまとまっていて便利!しかもプチプラでお財布にもやさしい!変わっていく自分の容姿に合わせて、メイクも少しずつ変えてみてはいかがでしょうか。今の自分を一番美しく見せてくれるメイクがきっとあります。自分に合うメイクを見つけてみましょう。
2017年06月08日今の季節は、病気予防や花粉症対策で、マスクをつけて外出することが多くなります。顔の約半分がマスクで隠れると、その分、表に出る目元の与える印象が強くなります。「マスクで顔が隠れるから、メイクは手抜きでいいや」はNG。マスク美人になれるメイクのコツをおさえておきましょう。■マスク美人に見せるアイメイクのコツ顔の下半分が隠れるマスクスタイルのときに、美人度を大きく左右するのがアイメイクです。気をつけなければいけないのが、マスクから漏れる息による湿気です。メイクが崩れないように、アイシャドウは密着度の高いクリームタイプがおすすめ。ピンクやオレンジ、ベージュ系の、顔色を明るく見せてくれるカラーを選びましょう。ブルーやグレーの寒色系のカラーは、湿気で崩れたときにクマのように見えてしまうので注意。アイラインはアイシャドウの前に引いておくと、多少崩れても自然になじみます。仕上げに目頭側の涙袋やCゾーン(眉の下からこめかみを通って黒目の下)にハイライトを入れると、ツヤと立体感のある小顔を演出できますよ。また、マスクをするときには眉をいつもより丁寧に描きましょう。ペンシルとパウダーの両方を使い、眉尻を少し細めにするとキレイに仕上がります。■顔の印象を変えるマスクの選び方美人に見せるためにはマスク選びも重要です。サイズはジャストサイズか、やや大きめのものを。小さすぎるマスクは顔を大きく見せてしまい、逆にゆとりがありすぎるものはだらしない印象になってしまいます。顔の形に合わせて立体構造になっているマスクを選び、フェイスラインをスッキリさせましょう。また、一般的な白いマスクよりも、ピンクやベージュなどの暖色系カラーがおすすめ。明るい色味が、肌の血色をほんのりアップさせてくれます。■マスクによるメイク崩れを防ぐには?マスクをするときの大きな悩みがメイク崩れ。マスクを外したら、隠れていた部分のファンデーションやチークが崩れてしまっていた、という経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。ベースメイクの崩れを防ぐには、ファンデーションは薄めを心がけて。そのうえで、マスクと肌がこすれる部分に、やや多めにルースパウダーをのせておきましょう。パウダーがクッションの役割を果たし、マスクがこすれてもメイク崩れを起こしにくくしてくれます。パウダーを重ねるとメイクが濃くなりそう…と心配な場合は、マスクの方にベビーパウダーをはたいておいてもOKです。崩れやすいチークは、クリームとパウダーのダブル使いで。まずクリームタイプのチークを肌にたたき込むようにして密着させ、その上から軽くパウダーをのせて仕上げます。普段よりも少し高めの位置に斜めに入れるようにすると、マスクをしていてもチークが見えて、明るいイメージになれますよ。また、マスクをするときは、ハーフアップなどのヘアスタイルなら顔まわりがスッキリ見えます。コツをおさえて、マスクで美人度アップを目指してくださいね。
2017年02月04日コーデのマンネリに悩んだときの救世主は、いつだって小物。アクセントとして、普段はしない伊達メガネをかけてみるだけで、印象はガラッと変わってみえます!でも、伊達メガネだって、自分に合ったものを選ばなければ、なんだか浮いて見えてしまいますよね・・・。今回は、伊達メガネのNGな選び方についてご紹介します!読書の秋にむけ、知的コーデを先取りしたい方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。■レンズの大きすぎるタイプ顔の輪郭をすっぽりとおおってしまうような伊達メガネは、NGです。小顔効果がねらえそうですが、逆に顔が大きく見えてしまいますよ。また、表情が隠れてしまい、メイクのよさが引き出せなくなってしまっては台なしですよね。理想のバランスは、眉毛がわずかに出ているくらいで、フレームが顔の幅におさまっているサイズだといえるでしょう。■フレームが顔にくっつくタイプ素敵なデザインのものでも、フレームと顔の形の相性が悪いタイプは、NGです。フレームの下部分が常に顔にくっついてしまっているラフメガネを使ってはいませんか?フレームの跡が肌に残ってしまい、取り外した後に格好悪くなってしまうため、おすすめできません。試着段階で、付け心地をしっかりと確かめるようにしましょう!■眉とフレームのラインがそろっていないタイプフレームの上部と眉のラインが平行になっていると、顔がととのって見えます。眉のラインが曲線の人は、丸メガネなど、フレームの上部のラインも曲線になっているものが似合います。でも、まっすぐなりりしい眉の方が丸メガネをかけると、なんだかちぐはぐな印象になってしまいますよ。かけたい伊達メガネに合わせて、眉のセットをかえてみるのもいいかもしれませんね。■トレンド遅れのタイプいくらお気に入りだからといって、昔買った伊達メガネをいつまでも使うのはNGポイント。「高かったから」、「ブランドものだから」、という気持ちは分かりますが、流行は移っていくものです。購入当時は最先端のデザインだったとしても、現在では、意図せずにレトロファッションになってしまうこともあります。せっかく最旬のコーデをキメていても、伊達メガネで台なし・・・なんて事態は避けたいところ。洋服と同じく、トレンドをチェックしてくださいね!■顔に合ったタイプを選ぼう!いかがでしたか?意外と見過ごしていたポイントがあったのではないでしょうか?おしゃれアイテムといえど、自分の顔に合ったものを選ぶことがなにより大切です。普段コーデの差しアイテムとして、ベストなものをチョイスしてくださいね!(あんと/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年08月28日