映画『新解釈・三國志』(12月11日公開)の完成報告会見が4日に都内で行われ、大泉洋、ムロツヨシが登場した。同作は、西暦約200年の中国・後漢の時代を舞台に、魏・呉・蜀の3国が中国の覇権を巡り群雄割拠していた史実をまとめた『三国志』を、新解釈で描く歴史エンターテイメント作。大泉が「蜀」の武将・劉備玄徳を演じ、チーム蜀の諸葛亮孔明をムロツヨシ、関羽を橋本さとし、張飛を高橋努、チーム暴の黄巾を山田孝之、呂布を城田優、董卓を佐藤二朗、チーム妻の、黄夫人を橋本環奈、小喬を山本美月、チーム舞の趙雲を岩田剛典、貂蝉を渡辺直美が演じる。『第71回NHK紅白歌合戦』(12月31日19:15~)の白組司会を務めることが2日に発表された大泉だが、札幌テレビ放送のレポーターが「(劉備が城をまとめる、白をまとめるということで……」と話を向け、ムロが「そうですね、やっぱり、頑張りたいと思います!」と受けると、「お前関係ないだろ!」とつっこむ。「うまいよね、映画の話しかしちゃいけないって言ってるのにね」と感心する大泉は、「紅白に出ることになりましたね。誰か早く聞いてくんねーかなって」と話すことに乗り気。「オファーをいただいた時は大変、光栄な気持ちでしたけど、プレッシャーで1日悩みましたね。劉備は即決でしたけど」と振り返る。「荷が重いと思いました。でもやっぱり毎年毎年元気づけられて次の年を迎えてた気持ちもありましたので……」と意気込みを語っていたものの、「これはやっぱりNHKで言いたいことだな」と気づいた大泉。「一体いつになったらこの会見やってくるんだ。あの局、普通に新聞社にすっぱ抜かれたんだよ」とぼやいていた。
2020年11月04日「小っちゃいころは、すぐにお母さんの後ろに隠れてしまうような引っ込み思案な女の子でした。そんな彼女が大勢の人たちの前でパワフルにのびやかに歌っている映像を見ると感無量です」そう語るのは、歌手・LiSA(33)の少女時代を知る女性だ。『鬼滅の刃』旋風に乗って、アニメシリーズの主題歌『紅蓮華』や『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の主題歌『炎』を担当したLiSAの歌声も、日本中に響き渡っている。「『炎』のミュージックビデオ(MV)は、わずか2週間足らずで再生回数が2千万回を突破しました。昨年末には『NHK紅白歌合戦』に初出場して注目を集めましたが、今年の紅白出場も有望視されているのです。いまもっとも勢いのある女性歌手といえるでしょう」(レコード会社関係者)LiSAのライブを担当したこともある興行関係者はこう語る。「チャキチャキした性格でした。礼儀正しいのですが、いっぽうで年上のサポートメンバーたちにもものおじしないでハッキリ意見を言うタイプだったですね」だが冒頭の知人女性の証言のように、少女時代の彼女はかなり消極的なタイプだったようだ。スペシャルブック『今日もいい日だっ』(エムオン・エンタテインメント)には、実母との対談も掲載されており、一部を抜粋すると――。【LiSA】《人前に出ると突然「ダメです」「こっち見ないでください」みたいになって(笑)。そんな私を母が見かねて、ミュージカルを勧めてくれたんです。》【母】《あの頃は、保育園の先生のうしろに隠れて、お遊戯ができないぐらいの恥ずかしがり屋さんでした。》歌手になった原点は、母が勧めてくれたミュージカルスクールにあったのだ。LiSAは岐阜県出身。この母娘対談も岐阜にある自身の実家で行ったものだという。ブログ「今日もいい日だ」でも、故郷や家族のことについて頻繁に言及しており、いつも“郷土愛”“家族愛”にあふれている彼女だが、自身の過去を語る際には、一抹の苦みを交えさせることもある。《私は自分の人生が「負け始まり」だなって思っているので、一番最初に出てきたキャラクターとして、炭治郎(※『鬼滅の刃』の主人公)が背負った悲しみのレベルは私とは全然違うけど、負け始まりの物語として重なるなと思いながら(『紅蓮華』の歌詞を)書きました》(『SWITCH』’20年8月号)LiSAの実父は、彼女が小学2年生のときに家を出ていったという。インタビューで《(故郷は)田んぼと山しかないところです。でも(実家は)団地だったので……》(『ROCKIN’ON JAPAN』’20年1月号)と、語っているように、彼女は20歳で上京するまで、岐阜県内にある市営住宅で生活していた。当時のLiSA一家のことを知る前出の女性はこう語る。「間取りは3DK、家賃は世帯の収入にもよりますが、だいたい月2万円前後でした。LiSAちゃんはご両親に妹さんと4人家族。でもお母さんとお父さんが離婚してしまって、お母さんが働きに出ることになったのです。まだ幼かった彼女は寂しかったでしょうし、妹さんの面倒も見なければいけなかったのです」“自分の場所とか生活とか自分の置かれている状態がすごく嫌”だったという彼女にとって、ミュージカルスクールでのレッスンや、音楽を聴いている時間は、“自分じゃないものになれている時間”だったという。次第に音楽にのめり込んでいった彼女は、小学5年生のときに1人で沖縄へ転校し、有名ダンススクールに入所した。「でも、その年ごろの女の子がたった1人で夢を目指すといっても大変ですよ。結局、中学2年生のときに岐阜に戻ってくることになりました。そのときお母さんと“音楽で芸能界デビューを目指すことはやめる”と約束したそうです」(中学時代の同級生)それでも高校時代などにパンクバンドのメンバーとして活動しているうちに、再びLiSAの胸に、もう一度夢を目指したい、という思いがよみがえってきた。そして上京を決意したものの、母親は大反対だったという。「お母さんに上京することを事前に伝えていなかったそうで、賃貸マンションの保証人をお願いしたら、お母さんが怒ってしまって……。でもLiSAさんも決意を固めていましたから、とりあえず東京で暮らしている友達の家に転がり込んで、デビューを目指したそうです」(前出・中学時代の同級生)家族と暮らしている市営住宅を脱出し、東京に向かったという彼女。実はLiSAの“夢をあきらめない力”は、上京を反対していた母から学んだものだったのだ。前出の一家の知人女性は言う。「LiSAちゃんのお母さんは離婚後に、知り合いの美容院で下働きをしながら、資格を取るための学校にも通っていました。彼女は若いころは美容師になるのが夢だったのだそうです。2人の子供を育てながら、数年かけて目標どおりに美容師になったのですからすごいですよね。いまでは自分のお店を経営しています。自分の夢をしっかりかなえたお母さんの背中を見て育ったから、LiSAちゃんは歌手の夢をあきらめずに、目指し続けることができたのでしょう」彼女のブログのタイトルになっている「今日もいい日だ」は、実母が教えてくれた言葉なのだという。《「毎日いいことは絶対にあるんや。『今日もいい日だっ』って言ってから寝るんやよ」と(母が)繰り返して去っていったんです》(前出・母娘での対談より)’10年にメジャーデビューを果たしてからすでに10年、LiSAの日本を席巻する大ブレークの陰にあったのは、母の背中の教えと言葉だったのだ。「女性自身」2020年11月17日号 掲載
2020年11月04日俳優の大泉洋(47)が11月2日、大みそかに放送される「第71回 NHK紅白歌合戦」で白組の司会者を務めると発表された。同局では音楽番組「SONGS」の“責任者”も務めている大泉。国民的音楽番組に、ついに大抜擢となった。ネットでは大泉の代表番組「水曜どうでしょう」(北海道テレビ)になぞらえて《司会のはずなのに、深夜バスで福岡へ向かう事になる》《紅白終了後に拉致、そしてサイコロの旅開始》といった紅白大喜利がスタート。また紅組司会者の二階堂ふみ(26)が沖縄出身であるため、《紅白司会、沖縄VS北海道じゃん???》《沖縄出身の二階堂さんと北海道出身の大泉さんの組み合わせは、面白いと思いますね》との声も上がっている。盛り上がりを見せる大泉の“紅白大抜擢”。そんな彼は、アドリブ力に定評がある。13年に放映された「アロマックス」のCMでは、大泉のアドリブが企業側に好評だったためCMが全18パターンに。またドラマや映画の撮影中にも、彼はアドリブをどんどん繰り出していくという。「18年の映画『恋は雨上がりのように』では小松菜奈さん(24)を変顔で笑わせたり。また同年の『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』では三浦春馬さん(享年30)が思わず困惑するほど、長いアドリブを披露したそうです。さらに19年7月期のドラマ『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)では松たか子さん(43)の『もう一回ぐらい左遷されてみる?』というセリフに対して『福山雅治だって1回で本社戻ったんだよ』と、前クールの『集団左遷!!』(同局系)にちなんだセリフをアドリブで披露。結果的にはカットされたそうですが、大泉さんは『放送してほしかった!』と悔しそうでした」(芸能関係者)しかし紅白では秒刻みの進行が求められることもあり、Twitterでは《紅白でアドリブ入れられるのか?!》《瞬発力あるアドリブが楽しいだけに紅白の枠ではどうなりますか》など大泉を心配する声もあるがーー。「大泉さんはアドリブを多用しますが、場を読む力があります。ですから自分勝手に長々話したり、問題発言をしたりといった和を乱すような言動はしません。そんな彼だからこそ、起用されたのでしょう。また紅白には出演者の転換中、司会者が話を繋ぐシーンがあります。そこで彼の“本領発揮”となるかもしれません」(前出・テレビ局関係者)年末に向けて、期待の高まる紅白歌合戦。大泉の司会にも要注目だ。
2020年11月02日今年の「NHK紅白歌合戦」の司会者が本日11月2日(月)発表された。紅組司会は二階堂ふみ、白組司会は大泉洋が務める。現在放送中の連続テレビ小説「エール」では、主人公の妻でヒロインを演じ、ほかにも「ストロベリーナイト・サーガ」『翔んで埼玉』『人間失格 太宰治と3人の女たち』などへの出演が近年話題となった二階堂さん。また、『探偵はBARにいる』シリーズ、「ノーサイド・ゲーム」、大河ドラマ「真田丸」などに出演し、ほかにも吹き替えや舞台など様々な場面で活躍中の大泉さん。2人が紅組、白組の司会を務めるのはそれぞれ初めてとなる。なお、総合司会は4年連続4回目となる内村光良と、アナウンサー桑子真帆が務める。「第71回NHK紅白歌合戦」は12月31日(木)19時30分~NHKにて放送。(cinemacafe.net)
2020年11月02日2021年2月13日(土)~14(日)の2日間にわたり、ぴあアリーナMMにて開催される「オダイバ!!超次元音楽祭-ヨコハマからハッピーバレンタインフェス2021-」の出演者が追加発表された。「オダイバ!!超次元音楽祭」公式サイトはこちらアニメやゲーム、インターネットから生まれる音楽、そしてそれを取り巻くファンの熱狂を届けたい……!という思いのもと、2次元も、2.5次元も、3次元も……垣根を取っ払い、次元を超えてひとつになろう!というコンセプトで誕生した新時代の音楽番組「オダイバ!!超次元音楽祭」が、第3弾として初のアリーナ公演を開催。番組MCにお笑い芸人バナナマンを迎え、藍井エイル、オーイシマサヨシ、Poppin’Party、Aqoursほか、出演アーティストによるパフォーマンスとトークを両方楽しめる音楽フェスとなっている。出演者として追加発表されたのは、ミュージカル『刀剣乱舞』 刀剣男士。ミュージカル『刀剣乱舞』はPCブラウザ・スマホアプリゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を原案とするミュージカル作品で、“2.5次元ミュージカル”として人気を博し、2018年「第69回NHK紅白歌合戦」で披露したパフォーマンスも大きな話題となった。なお、出陣する刀剣男士の詳細は、後日発表予定。チケットは、11月8日(日)23:59まで先行受付中。一般発売は11月14日(土)10:00より開始される。「オダイバ!!超次元音楽祭-ヨコハマからハッピーバレンタインフェス2021-」2021年2月13日(土)、14日(日)会場:ぴあアリーナMMMC:バナナマン出演:2月13日(土)藍井エイル/オーイシマサヨシ、OxT/GRANRODEO/ミュージカル『刀剣乱舞』 刀剣男士/仲村宗悟/Poppin’Party/ほか2月14日(日)Aqours/Roselia/ほか
2020年11月02日現在大ヒット上映中の映画、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』。全国の『鬼滅』ファンが本作を心待ちにしていたであろう。美麗な映像や華麗なアクション、重厚な物語を楽しむべくリピーターも続出している。TVアニメのオープニングを飾った『紅蓮華』は、これまでの彼女のキャリアの中でも最大のヒットとなり、劇場版の主題歌『炎(ほむら)』も彼女が手掛けることとなった。「お話をいただいた時は素直に嬉しかったです。もちろん、TVアニメの時も周囲からは“よかったよ”とは言っていただけていましたが、 “(TVアニメの曲を)LiSAにまかせてよかった”と思ってもらえたのかな、と。」歌詞は、作曲と編曲を担当している人気作曲家・梶浦由記との共作で、LiSA自身の『鬼滅の刃』への想いが込められた楽曲となっている。「アニメのプロデューサーと梶浦さんと私で相談しながら作っていきました。アニメのプロデューサーはどんな場面で曲が流れるのかを統括していますし、梶浦さんは主題歌だけでなく劇伴も担当されていますし、皆で作品に寄り添う楽曲の道筋を作っていったというか。梶浦さんが歌詞になる言葉とメロディーを並べてくださって、そこに自分の「無限列車編」への想いを重ねてもらうために、重〜い長〜い手紙のような内容を綴って、梶浦さんにお送りしました」2010年のデビュー以降、数多のアニメ作品に関わってきた彼女。『鬼滅の刃』は、自身のキャリアにとって、どのような位置づけになるのだろうか?「これまで一つひとつの作品に誠実に向き合ってきた中の大切な作品のひとつです。それが、すごくたくさんの方に受け入れていただいて、作品と共に音楽を愛していただくという、大きな経験をさせていただきました。それが自分自身のこれまでの作品との向き合い方だったり、制作の仕方だったりにすごく自信を持たせてもらった感覚ですね」『紅蓮華』では、昨年の「NHK紅白歌合戦」に初出場を果たし、マスメディアだけでなく、筆者自身、近所の幼稚園児も『紅蓮華』を口ずさんでいる場面を見かけた経験がある。近年あまりみられなかった「国民的ヒット曲」を生んだ歌手となったといえる。「私も、お子さんがあの曲を歌っているというお話をよく伺うので、本当に愛されている曲なんだと実感しています。私の楽曲は、キーも高いですし、テンポも速く難しい曲が多いです。そんな『紅蓮華』という曲をお子さんが歌っているという事実に、すごく驚いています。本当に嬉しいです」自身も映画好きで、劇場に足を運ぶことも多いというLiSA。『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』も、エンドロールまでじっくりと作品世界に浸って欲しいと語る。「いい作品ってエンドロールが過ぎたあとも、呆然としてしまってその場を動けないことってあるじゃないですか。ある意味「引きずる」というか。そういう意味の延長で、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』のことも引きずったまま、それぞれの生活に戻ってくれたらいいな、そんな思いを込めて、この『炎』を制作しました。この映画が幕を閉じても、彼らの物語は続いていくという希望を持ちながら、皆と一緒に進んでいける曲になったらいいな。この曲と共に作品の世界に浸ってほしいですね」『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、現在全国の劇場で絶賛公開中だ。撮影/高橋那月、取材・文/藤谷千明
2020年10月30日声優や歌手として活躍する水樹奈々(みずき・なな)さん。美しいビジュアルと素敵な声で多くのファンから支持されています。そんな水樹奈々さんの結婚相手や、結婚発表した際に話題になった声優の杉田智和さんのツイート、ファンの反応、妊娠、結婚式の曲など、さまざまな情報をご紹介します!水樹奈々が結婚!その時のファンの反応は…2020年7月7日に水樹奈々さんが、同月6日に結婚したことを自身のブログで発表しました。大変な状況が続くなか、私事なご報告で恐縮ですが、かねてよりお付き合いをさせていただいておりました、音楽関係のお仕事をされている方と昨日入籍致しました。40歳、そして歌手デビュー20周年という節目を迎え、改めて自身を振り返り、これから先を考える機会が増え、側にある心穏やかな日常も大切にしていきたいと思い、大好きな父がつけてくれた名前、奈々にちなんだこの7月に入籍という決断に至りました。がむしゃらに駆け抜けてきた私を、いつもとびきりの愛で応援してくださるみなさんに、これからもより一層パワフルに、全力投球で声と音楽を届けていきたいと思っておりますので、温かく見守っていただけますと幸いです。水樹奈々 オフィシャルサイトーより引用40歳という年齢と歌手デビュー20周年を迎え、将来を考えるようになったという水樹奈々さん。その結果、自身の『奈々』という名前にちなみ7月に結婚を決めたとのことで、ファンからは驚く声とともにたくさんの祝福が寄せられました。・びっくり!ご結婚おめでとうございます!旦那さんがうらやましい…。・奈々さん本当におめでとう。人妻になってもずっと応援します。・幸せな報告、待っていたよー!自分のことのように嬉しい。水樹奈々が結婚発表した頃、杉田智和と中村悠一は…水樹奈々さんが結婚発表をした翌日に、声優の中村悠一(なかむら・ゆういち)さんがツイッターを更新。声優仲間がおめでたい報告をしているにもかかわらず、ゲーム機『アストロシティミニ』を予約する平常運転な自分にツッコミを入れています。めでたいニュースが出てる最中アストロシティミニを予約してる俺ときたら。— 中村悠一 (@nakamuraFF11) July 8, 2020 この投稿に、同じく声優の杉田智和さんが「ミートゥ」と反応。ミートゥ— 杉田智和/アジルス (@sugitaLOV) July 8, 2020 一連のやりとりを見ていたファンは「なにイチャイチャしているんですか?」「いっそのこと結婚しちゃえ」と盛り上がり、水樹奈々さん夫婦に負けていない2人のラブラブぶりに悶絶していました。・さすがカップル!やっぱりこの2人、大好き!!・本当に仲よしですね。今度は2人の入籍報告を待ってますよ。・かわいくて癒された。ノリで入籍してほしい!水樹奈々の結婚相手は?水樹奈々さんの結婚相手について、名前や年齢などの情報は明かされていません。しかし、結婚報告のブログの内容から、音楽関係の仕事に携わっている男性であることが分かっています。そんな水樹奈々さんが、2019年12月11日にラジオ番組『堀江由衣×浅野真澄の#とれとれ』(文化放送)にゲストで出演。結婚したらパートナーに「甘えたい」と乙女な一面を見せ、結婚相手に望むことを語っています。ときには甘えさせてほしいし、あとね、私が......いろいろパッとひらめいてどっか行っちゃう"思い立ったが吉日"タイプで、休みができたら「じゃあ一泊でも沖縄行くかー」みたいなタイプの人だから――だから、それに「おー、いいよ! しょうがねぇなー」って言って付き合ってくれる人。堀江由衣×浅野真澄の#とれとれーより引用これを聞き、MCの堀江由衣(ほりえ・ゆい)さんは「相当体力がある人だね」とコメント。すると水樹奈々さんも「それです! マストです!」と嬉しそうに答え、自身の結婚相手に体力は絶対条件であることを示していました。水樹奈々さんの夫は体力のある人なのかもしれませんね。ますますどんな人なのかが、気になります。水樹奈々は妊娠してる?水樹奈々さんについて、「妊娠はしているの?」と気になっている方が多いようです。2020年10月時点で、水樹奈々さんは公式に妊娠を発表しておらず、これまでに出産したという事実も確認されていません。そんな水樹奈々さんが、結婚発表から数か月が経った2020年10月に歌番組『SONGS OF TOKYO Festival 2020』(NHK)に出演。地上24階建てのNHKの屋上で楽曲『FIRE SCREAM』と『愛の星』をメドレーで披露し、美しい夜景とともに視聴者を魅了しました。放送終了後、水樹奈々さんのブログには結婚後も変わらぬ歌声を絶賛する声が殺到。「相変わらずパワフルでした」「とてもきれいだった」といったコメントが相次いで寄せられています。そういったことから、水樹奈々さんは現在も妊娠はしていないのではないでしょうか。水樹奈々の曲を結婚式に使いたい!年末の一大イベントである音楽番組『NHK紅白歌合戦』(NHK)の常連歌手としても知られる水樹奈々さん。披露される楽曲はどれも耳に残るもので、デビュー20周年を迎え、さらに多くの人を熱狂させています。そんな水樹奈々さんの楽曲を、結婚式で使いたいという人が多いのだとか。特に、2016年発売のアルバム『NEOGENE CREATION』に収録されている『絶対的幸福論』や、2013年リリースのシングル『Vitalization』に収録された『愛の星』は結婚式にぴったりな歌詞として人気を博しています。水樹奈々『絶対的幸福論』MUSIC CLIP水樹奈々『愛の星』in ヤマハホールまた、水樹奈々さんは2019年にアルバム『CANNONBALL RUNNING』を発売。その中に収録されている楽曲『マーガレット』は、「結婚式で花嫁さんに歌ってほしい」と思いながら制作したと話したことも。水樹奈々『CANNONBALL RUNNING』収録曲『マーガレット』どの歌詞にも愛にあふれたあたたかい言葉がつづられており、幸せな気持ちになれますね。多くの人に結婚を祝福された水樹奈々さん。かけがいのない伴侶を得て、これからさらに活躍していくことが期待されています!水樹奈々プロフィール生年月日:1980年1月21日出身地:愛媛県血液型:O型趣味:音楽鑑賞特技:書道所属事務所:シグマ・セブン声優として数々の人気アニメに出演するとともに、ナレーターやラジオパーソナリティーとしても活躍。2000年に歌手デビューし、これまでに多くの楽曲を発表している。また、大きな会場で行われる単独ライブも好評で、国内外にいる多くのファンを楽しませている。歌手デビュー20周年を迎えた2020年現在もその人気は衰えず、日本を代表する声優、アーティストとして活躍している。水樹奈々のライブ、新曲情報2019ミュージック・クリップ集の画像がかわいい[文・構成/grape編集部]
2020年10月22日人気アニメ『妖怪ウォッチ』のアニメソングなどで知られ、紅白歌合戦にも出場した元「Dream5」のメンバー・重本ことり(24)。実は現在、高級ラウンジに勤務していたことが本誌の取材で分かった。重本は2008年より『天才てれびくんMAX』(NHK教育)にレギュラー出演、09年に「Dream5」を結成。『妖怪ウォッチ』のエンディング曲『ようかい体操第一』が大ヒットし、14年には『NHK紅白歌合戦』にも出場した。しかし18年7月に出演したバラエティ番組で“肉体関係を持った芸能人のグループ名”をハミングで答えたところ、「AAA」であると推測されてネットで大炎上。AAAファンからのバッシングを浴びることとなった。そして、昨年3月に自身のインスタグラムで突然の引退発表。「AAAファンの方々に死ねとか消えろとか言われたことも、もうなんとも思っていませんが(中略)嘘だらけの芸能界に夢とか未練はありません」という捨て台詞のような内容が波紋を呼んだが、その後はすっかりメディアから姿を消していた。ところが、重本は今年8月からYouTubeで動画配信を開始。コメント欄には「元気な様子がみれて嬉しい」「元気そうでなにより」など、久しぶりの重本の明るい姿にホッとするファンのコメントが寄せられた。そんな重本に近況を聞くため、勤め先のラウンジから帰宅するところを直撃した。ーー今はラウンジで働いていらっしゃるんですよね?「もう2年ちょっとになりますね。自分で検索して調べて、『面接したいんです』って電話して行ったんですよ。そしたらたまたま受かって、ずっと働いています。週5でフル。他にやることないんで(笑)」ーー「カラオケがうまい」と評判らしいですが「いやいやいや、でもみんなにめっちゃ『歌って』って言われるんです。私のこと知っている人も知らない人からも『カラオケしよう』って言ってくれるから、楽しくていつも店で歌っています。めっちゃ楽しんでやってる(笑)」ーー芸能界に戻るつもりは?「ないです。(小声で)大変だから……」ーー引退の発表は波紋を呼んでいましたが「あの文章、私が考えてないんです。まったく別の人が……。(エイベックス退社後の)あの3年間、自分の意思で何かやったことって本当になくて。グループをやめてからは『自分の好きなことをやる』って思っていたんですけど、実は全然そうじゃなくて……」具体的な話は避けつつも、さらに衝撃の告白が続く。重本は16年に自伝『黒い小鳥』(鉄人社)を出版しているのだが……。「自伝とかも出したんですけど、あれも正直、全然自分が考えてないし……。もうあの3年間の記憶があんまりないくらい辛くて……。近くにいた人に、なんだろうな、操られてたみたいな感じ……」ーー引退してやっと自分の意思でやっていけるようになったと「引退してから数カ月くらいはまだ引きずっていて精神的にきつかったんですけど、そこからはもう全然、今は超楽しいって感じです」ーー最近はYouTubeも始めましたね「友達が『やらない?』みたいな感じで誘ってくれて、私も特に何もやっていないんで暇つぶしでやっています」ーー現在登録者数がまだ500人ほどですが、収入につながらないのでは?「そうなんですか?あまりYouTube見ないし、よくわかっていないんですが、実は、私は『一銭もいらない』って言っているんです。だからお金ももらってないし、私はやりたいことだけ楽しんでって感じでやっています。もしお金が入ってきても、『そっちで稼いで。私は本当にいらないから』って」ーーではラウンジを本業として続けていく?「はい。すっごい楽しいので。何か他にやりたいことが見つかれば、全然そっちに行くと思いますけど。飽き性なんで(笑)。でも今は特にないので、YouTubeは本当に楽しいです。最高の暇つぶしって感じです。普段できないことができるから。そういうことを提案してもらえるので、すごく助かっています」ーーファンに伝えたいことはあります?「最近、『元気そうでよかった』ってコメントがめっちゃ来るんです。全然元気じゃないと思われてたのかなって(笑)。だから、私は本当に楽しく過ごしているので、もう安心してくださいって感じです」ーーちなみに見てないかもしれませんが、引退の発表の文面にもAAAの名前があったので再び炎上したんですが。番組で鼻歌で歌ったったのって……、ぶっちゃけ「トリプルエー」って言ったんですか?「それは秘密です(笑)。あはははは。そうですね、ありましたね。懐かしい」現在の話をするときはとにかく明るく終始笑顔で、最後は「こんな長い間待たしてしまってすみませんでした」と記者をねぎらって立ち去った。「正直すぎる」という印象だが、やっと手に入れた”嘘をつかなくていい”生活に、心から満足しているように見えた。
2020年10月17日嵐のドキュメンタリーシリーズ『ARASHI’s Diary -Voyage-』の第15話が10月19日(月)の16時から、第16話が10月13日(土)の午後4時からNetflixで全世界配信となる。昨年にデビューから20周年を迎え、国民的グループとして確固たる存在感を放つ嵐。『ARASHI’s Diary -Voyage-』は、そんな彼らの素顔を追ったNetflixオリジナルドキュメンタリーシリーズだ。第15話のサブタイトルは「2020年」。2019年大晦日に櫻井翔がNHK紅白歌合戦を終え、ジャニーズカウントダウンへと向かう移動車の中で嵐は新年を迎えた。嵐にとっては、休止まであと1年という重要な年になるはずだった“2020年”。1月には始まっていた国立競技場公演、中国・北京公演へ向けての打ち合わせ、デジタル解禁……。忙しい日々を送っていた矢先、新型コロナウイルスが世界的に感染拡大し始めていた。そんな状況でもファンに「何か楽しいことを届けられたら」と、嵐はインスタライブ配信やリモート紙芝居などを開催。厳しい現実に悔しさをにじませながらも、前を向き進んできた嵐の“2020年”に迫る。第16話「OHNO’s Diary」は嵐のリーダー、大野智にカメラが向けられる。「子供の頃は、結構落ち着きのない子だった」と語る大野は、多感な少年時代を過ごした地元や思い出の地を尋ねながら、これまでの記憶を辿る。そして小学時代に夢中になった”絵を描くこと”は、デビュー後も大野の心の拠り所となっていた。今回は5年ぶり3度目の個展開催へ向けた制作活動に密着。大野が嵐の曲を聴きながら作品と向き合うアトリエを、嵐のメンバーが訪れる場面も。「いろんなことあったけれど…今が、一番愛おしい」と言い切るなど、普段はあまり表に出すことのない大野の本当の想いに触れてほしい。◆第15話予告編◆第16話予告編■配信情報『ARASHI’s Diary -Voyage-』Netflixにて全世界独占配信中第15話「2020年」日時:10月19日・16時第16話「OHNO’s Diary」日時:10月31日・16時
2020年10月13日菅田将暉の新曲「虹」が、2020年11月25日(水)リリース。なお、11月10日(火)より先行配信がスタートする。菅田将暉の新曲「虹」映画『ドラえもん』最新作主題歌に2019年に「第70回NHK紅白歌合戦」へ初出場した、菅田将暉。2020年に入ると映画『糸』の応援ソングとして中島みゆきの楽曲「糸」のカバー、OKAMOTO’Sとのコラボレーション楽曲「Keep On Running」を配信リリースするなど、アーティスとしての存在感を日に日に増している。そんな菅田将暉が今回リリースする楽曲「虹」は、菅田の友人でもあり楽曲「さよならエレジー」の制作でもタッグを組んだ石崎ひゅーいが作詞・作曲を担当。2019年の夏に“ウエディングソングを作って欲しい”というオファーを受け、約1年の間試行錯誤を繰り返し誕生した、やさしさと覚悟と包み込んだラブソングとなっている。そして、同楽曲は2020年11月20日(金)公開の映画『STAND BY ME ドラえもん 2』の主題歌に決定。映画の世界をどのように盛り上げるのかにも注目が集まる。なお、「虹」のリリースにあたり、菅田、石崎の2人は以下のようなコメントを寄せている。菅田将暉コメント物心ついた頃から当たり前のようにそこに居て、当たり前のように見てきたドラえもん。いっぱい笑っていっぱい泣いていっぱい勇気をもらったドラえもん。まさか自分がその一部を彩ることになるとは。とてつもなく高揚しております。沢山のありがとうを込めて、誠心誠意歌わせていただきます。石崎ひゅーいコメント恋人や家族や友達、あたりまえに過ぎていく日々の中で、忘れがちな「ありがとう」という言葉を、いつもあたりまえのようにそばにいてくれる人達へ純朴に伝える歌です。菅田くんのまっすぐな歌声が、ドラえもんの優しい世界をより鮮やかに彩っていると思います。楽しみにしていてください。【詳細】菅田将暉「虹」リリース日:2020年11月25日(水)価格:初回生産限定盤(CD+DVD) 1,700円+税、通常盤(CDのみ) 1,100円+税※11月10日(火)より先行配信。<収録曲>1.虹2.Keep On Running(菅田将暉×OKAMOTO’S)3.虹(Instrumental)<初回生産限定盤DVD収録内容>・菅田将暉「虹」THE FIRST TAKE
2020年10月10日【音楽通信】第51回目に登場するのは、世界66か国をひとりで旅して各地でLIVEを行い、世界の音楽と文化を体感してきた、シンガーソングライターのナオト・インティライミさん!取材、文・かわむらあみり【音楽通信】vol. 51もともと歌うこともサッカーをすることも好き世界66か国をひとりで旅して各地でLIVEを行い、世界の音楽と文化を体感してきたナオト・インティライミさん。自らのソロ活動のほか、コーラス&ギターとして Mr.Childrenのツアーサポートメンバーに抜擢され、2010年4月にシングル「カーニバる?」でメジャーデビュー。シングル「タカラモノ ~この声がなくなるまで~」「今のキミを忘れない」は100万ダウンロードを超え、2012年リリースの3rdアルバム『風歌キャラバン』は1位を獲得しNHK紅白歌合戦に初出場するなど、以降も数々のヒット曲を世に送り出し、ナゴヤドームなど大会場でのライブも大成功をおさめ、2019年には「Naoto」名義で世界デビューも果たしました。また、役者としても「コノウドリ」などに出演。南米インカの言葉で「太陽の祭り」の意味を持つ「インティ ライミ」という名前の通り、明るくポジティブな印象のあるナオトさん。2020年10月7日に、EP『オモワクドオリ』をリリースされたということで、お話をうかがいました。ーー音楽活動をされる以前のことから少しお話をお聞かせください。ナオトさんは、かつて柏レイソルのジュニアユースチームに所属されていたことがありましたが、サッカーから音楽へと、意識が切り替わったきっかけはなんだったのでしょうか。もともとサッカーも、歌うことも、どちらも好きだったんです。音楽でいえば、中学2年生のときから自分で曲を作っていたんですが、そのときも将来の夢はずっとサッカー選手でしたし、実際にサッカー中心の生活をしていました。でもそんなある日、高校1年生の春に、「音楽で飯を食っていこう」と決断をしたんです。サッカーがつまらなくなったわけではなくて、音楽への情熱が、それよりも勝り始めたというところですね。だから、まだサッカーへの思いは成仏できていなくて、いまも趣味とはいえない域でプレイするときもあって、やっぱり試合になると負けられないと思いますね。ーーナオトさんは以前、Mr.Childrenさんのサポートミュージシャンとしても活動されていたときがありましたが、ボーカルの桜井和寿さんもサッカーがお好きですよね。そうですね。もちろん桜井さんともサッカーをすることがありますし、いろいろな方と交流していますね。そしてこの数年間は、(ブラジル発のサッカーの一種で砂浜で行う)ビーチサッカーの日本代表を本気で目指していた時期もありました。今後も時間が許しさえすれば練習したいですし、心のどこかで、ずっと日本代表を目指す気持ちを持ち続けると思います。ーーすごいですね。ナオトさんは世界66か国の音楽の旅をされていたこともありましたし、いまも音楽活動をしながらビーチサッカーを本気でやっているそのバイタリティの原動力はどこからきているのでしょうか。なんでしょうかね……やっぱり、好奇心でしょうね。幼い頃から、好奇心旺盛な少年で、親を振り回していました(笑)。ーーナオト・インティライミさんとしては、2020年が10周年というメモリアルイヤーですね。はい、いままで、とんでもないことが起きた10年だと思っています。音楽活動でしたかったことがたくさんあって、ありがたくも携わってくださった多くの方々がいました。振り返ると、すべてのみなさまと作り上げてきた大きな足跡がありますよね。EPは1年作ってきた曲たちの「福袋」ーー2020年10月7日に、初のEP『オモワクドオリ』をリリースされましたが、ご自身ではどのような作品になりましたか。この1年作ってきた曲たちの「福袋」といった感じでしょうか。いまの自分の音をおさめました。ーーアルバムのタイトル曲でもあるファンキーな1曲目「オモワクドオリ」は“つきあっている男女の痴話喧嘩を3分間にまとめた歌”だそうですが、それは体験談ですか。もう生涯のなかでしてきたすべての喧嘩がモチーフになっています(笑)。何か他のところからアイデアを持ってくるのではないですね。恋愛経験は豊富なほうではないんですが、とくに多感な時期だった学生時代など、恋愛においての感情はたくさん持っている気がするんです。ーーそういったこれまでの実体験から曲作りをされているのですね。そうですね。想像ではなかなか書けないので、基本的には自分の体験をもとに曲作りをしています。ーー「オモワクドオリ」はバーチャル背景を利用した“ZOOMミュージックビデオ”もあって、拝見していて面白かったです。とんねるずの木梨憲武さんもご出演されていますね。木梨さんには、急遽、撮影の前日にお電話させていただいて、翌日に会いに行ってというようなスパンで撮らせていただきました。スペシャルゲストとして登場していただきましたが、本当にありがたい、兄貴の優しさですね。この数年間、普段から、仲良くしていただいております。ミュージックビデオは、コロナ禍というこの状況下で面白いことをやろうということで、最初から「こんなときだからこその映像を作りたいね」とみんなで話していて、今回完成しました。ーー3曲目「スタートライン」は、子どもの声のコーラスも入っていて、元気になれる明るい曲ですね。ピアノバージョンとインストも収録されていてアルバムの中でも存在感があります。「スタートライン」は、NHK『みんなのうた』(8-9月の歌)に抜擢していただいた歌で、そういう意味ではひとつ、アーティストとしての夢が叶いました。いままで、1stアルバムのときから、「この曲が『みんなのうた』になったらいいな」と思って作っていた曲もあって。たとえば輪投げの歌があったり、バルーンの歌があったり、これまでにも子ども向けの曲はたくさん作ってきましたね。ーーそれは子どもたちにメッセージを発信したいという気持ちが強くあるのですね。子どもが大好きですし、日本でもアフリカの奥地の民族の村に行っても、どこに行っても子どもたちとずっと遊んでいます。日本でも数年間、「ドリームキッズプロジェクト」といって、サッカーと踊りを全国でしていくというような“スポーツと音楽でカラダもココロも強くなろう”をコンセプトに、スポーツと音楽を通じて子どもたちの夢を応援するプロジェクトをやっているんです。僕らは先にいなくなってしまいますから、子どもたちに思いを伝えていきたいなと思っていますね。ーー他にライブではおなじみの「Ballooooon!!」のRemixバージョンも収録されています。この曲は、ワークアウト系YouTuberの「たけまり」こと竹脇まりなさんとのコラボレーションなんです。「何か一緒にできないかな」という話をしていて、「Ballooooon!!」のRemixバージョンを作って、その音源でたけまりさんが自分のYouTubeチャンネルで踊ってくれた動画が、あっという間にものすごい数の人たちに広まって。たけまりさんのYouTubeチャンネルを観てワークアウトしている知り合いからも、そこで僕の曲だと気づいて「一緒にやってるんだね」と連絡がくるぐらい、反響がありました。とくにステイホーム期間は外出できなかったので、家でワークアウトして鍛えながら、みなさん「Ballooooon!!」と接触してくれたみたいですね。こんなふうに新しいコラボのかたちを見出せました。いまSNSで活躍している方はすごい力を持っているんですよね。そういう過程を経て、自分でも今回のコロナ禍で、SNSをいろいろ試してみました。SNSをきっかけにいつかライブにも来てほしいーーお話は変わりますが、宝塚歌劇団雪組トップスター、望海風斗(のぞみふうと)さんに、ナオトさんが特別に書き下ろした楽曲「夢をあつめて」が望海さんの初コンサートで初披露されて話題となりましたね。この曲は、望海さんからお話をいただいたんですよね。宝塚を退団される際、「ソロとしての曲、ポップミュージックを作りたい」というお話をされていたときに、僕の名前があがったということで、本当にありがたいお話です。まさかそんなところからオファーをいただけるなんて、曲を聴いて知っていてくださったことは、うれしいですね。ーーさまざまなかたちで、ナオトさんの曲が多くの人たちのもとに届くといいですね。ではコロナ禍の現在、おうちではどのようにお過ごしですか。毎日必死でTikTokをあげていますね(笑)。この25年間、ほぼライブをやってきた人生だったので、何か自分の発表の場、表現の場を作れないかと探していたんです。TikTokを始める前までは、自分はSNSには疎いほうだったので、コロナ禍でライブもできない状況となり、どうしたらいいのか絶望的な感覚で悶々としていたんですよね。そんななか、インスタグラムやYouTube、TwitterといったSNSに強い方やSNS世代の方々がどんどん発信されていて、置き去りになっているような焦りがありました。自粛期間の最初の1か月半ぐらいは、焦りの気持ちが強かったんですが、でもさすがにそのままではいけないと。その頃、TikTokで医療従事者の方々にエールを送るチャリティ生配信ライブという企画があって、それをきっかけにTikTokを深く知る機会ができました。それまではTikTokというと、若い世代が元気に踊っているイメージしかなかったんですが、いろいろと知っていくと、すごくユーモアのある投稿が多かったり、まだ世間には知られていないけれど若い世代の素敵な曲や歌がざくざく眠っていたり。「これは面白いぞ」とやり始めたら、年甲斐もなく毎日投稿して、どんどんその魅力にハマっていきました。いまも投稿するときには、緊張しながら投稿ボタンを押して、頑張っています(笑)。そうやって、SNSでも僕の音楽を知ってもらえるきっかけが増えてくれたらと思いますし、自分自身でも多くのいい出会いがあります。ーーでは最後に、今後の抱負を教えてください。いままでナオト・インティライミのことを知らない人、存在は知っているけれど歌や曲をちゃんと聴いたことがないという方には、TikTokをきっかけに知っていただくという、コロナ禍の現在はSNSでのきっかけ作りも大事だと考えています。今回、ミュージックビデオをZOOMで全部撮ったという初めての試みもありましたが、SNSからなど何かのきっかけで音楽を聴いていただくこともうれしいです。いずれコロナ禍が開け始めて、ゆくゆくはちゃんとしたライブができるようになったら、そのときはみなさんにぜひ遊びに来ていただけたらなと思います。取材後記有観客ライブの開催が難しい現在、SNSであらたな音楽活動を展開されているナオト・インティライミさん。今年はデビュー10周年のアニバーサリーイヤーを迎える予定をコロナの影響で2021年に、まるっと1年延期することを発表しました。来年にさまざまな企画を実施される予定のようですので、楽しみにしていたいですよね。そんなナオトさんのEPをまずはチェックしてみてくださいね。ナオト・インティライミ PROFILE8月15日三重県生まれ、千葉県育ち。名前の「インティ ライミ」とは南米インカの言葉で「太陽の祭り」の意味。世界66カ国をひとりで渡り歩き、各地でLIVEを行い、世界の音楽と文化を体感。自らのソロ活動の他、コーラス&ギターとして Mr.Childrenツアーサポートメンバーに抜擢され、知名度を上げていく。2010年にメジャーデビュー。「タカラモノ ~この声がなくなるまで~」「今のキミを忘れない」では100万ダウンロードを超えるヒット。2012年リリースの3rdアルバム『風歌キャラバン』は自身初となるオリコン・ウィークリーチャート1位を獲得。同年にはNHK紅白歌合戦に初出場を果たす。年末には自身初となる大阪、京セラドームのLIVEで4万人の観客と共に大成功のうちに収める。2016年リリースのシングル「Overflows〜言葉にできなくて〜」は配信開始と共に主要配信9サイト・18部門で1位を獲得し、iTunes・レコチョク・歌ネットなどでは週間ランキング1位を獲得。2017年もう一度自分の原点に戻るための旅に出ると宣言し、世界19か国の旅を経て7月10日のスペシャルLIVE「ナオトの日」にて完全復活。2018年、「全国47都道府県弾き語りツアー」、約3年ぶりのドーム公演もナゴヤドームを開催。俳優活動としては、TBSドラマ「コウノドリ」などにも出演を果たした。2019年、世界三大レーベルのうちのひとつである「ユニバーサルミュージック ラテン」から「Naoto」名義で世界デビューした。2020年、予定していたデビュー10周年企画「10周年!アニバーサリーおまっとぅりYEAR」を2021年に、まるっと1年延期することを発表。10月7日、EP『オモワクドオリ』をリリース。InformationNew Release『オモワクドオリ』(収録曲)01.オモワクドオリ02.Invitation03.スタートライン04.Sunset Lovers05.きっかけはキッカケで06.Ballooooon!!(Remix ver.)07.スタートライン(Piano ver.)08.オモワクドオリ(Instrumental)09.Invitation(Instrumental)10.スタートライン(Instrumental)2020年10月7日発売*収録曲は全タイプ共通。(通常盤)UMCK-1667 (CD)¥2,200(税別)(初回限定ファンクラブ盤)PROS-1918 (CD+DVD)¥3,300(税別)
2020年10月08日10月14日(水)にリリースされるLiSAのニューアルバム『LEO-NiNE』と、同日発売の新曲『炎』の全曲視聴動画がYouTubeにて公開された。TVアニメ『鬼滅の刃』の主題歌『紅蓮華』で、2019年大晦日に『第70回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たしたLiSA。同曲は配信デイリーチャートで38冠を達成、日本レコード協会の2020年6月度ダウンロード配信認定にて、100万DL突破につきミリオン認定となるなど、発売から1年経った今も全世界のファンから愛されている。そんな『紅蓮華』を初収録した、LiSAにとって3年半ぶりとなるオリジナルアルバム『LEO-NiNE』がついに10月14日発売となる。2018年リリースの両A面シングル『赤い罠(who loves it?)/ADAMAS』を含む3枚のシングルリードトラックに加え、東海テレビ・フジテレビ系のドラマ『13(サーティーン)』の主題歌『愛掟』、プロ野球チーム『中日ドラゴンズ』CBCテレビ・ラジオ野球中継テーマソング『マコトシヤカ』など、全13曲が収録された満足感のあるアルバムに仕上がっている。また、同日には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』 の主題歌『炎』もシングルとしてリリースされる。本作は劇場版にふさわしく、TVシリーズのエンディングテーマ『from the edge』を手がけた梶浦由記による作曲、作詞は梶浦由記とLiSAが担当した壮大なバラードに仕上がった。リリースに先立ち全曲視聴動画が公開され、ますます期待が高まるLiSAのニューアルバムと新曲を楽しみに待ちたい。◆LiSA 『炎』全曲試聴 MOViEiTunes FEEDプリオーダー: /Homura_preorder◆『LEO-NiNE』全曲試聴 MOViEiTunes FEEDプリオーダー: 【リリース情報】◆LiSA 5thアルバム『LEO-NiNE』<発売日>10月14日(水)<仕様・品番・価格>・完全数量生産限定盤(CD+BD+上製本フォトブック付き・豪華仕様)/5000円+税/VVCL1700-02・初回生産限定盤A(CD+BD)/4000円+税/VVCL1703-04・初回生産限定盤B(CD+DVD)/4000円+税/VVCL1705-06・通常盤(CD)/3000円+税/VVCL 1707<アルバム収録楽曲>初回生産限定盤A/初回生産限定盤B/通常盤共通1:play the world! feat.PABLO2:紅蓮華3:晴レ舞台4:マコトシヤカ5:cancellation6:愛錠7:赤い罠8:わがままケット・シー9:unlasting10:ADAMAS11:1センチ12:ハウル13:BEAUTIFUL WORLD◆LiSA『play the world! feat.PABLO』ダウンロード&ストリーミング配信: CLiP/YouTube: ◆LiSA『愛錠』ダウンロード&ストリーミング配信: リリックビデオ/YouTube: ◆新曲『マコトシヤカ』ダウンロード&ストリーミング配信: CLiP/YouTube: ◆LiSA 17thシングル『炎』<発売日>10月14日(水)<仕様・品番・価格・楽曲情報>・初回生産限定盤(CD+DVD)/VVCL1750-51/1600円+税【収録楽曲】1:炎2:ロストロマンス3:Leopardess4:炎 -Instrumental-・通常盤(CD)/VVCL1752/1200 円+税【収録楽曲】1:炎2:ロストロマンス3:Leopardess4:炎 -Instrumental-・期間生産限定盤(CD)/VVCL1753/1300円+税【収録楽曲】1:炎2:ロストロマンス3:My Friends Forever4:炎 -Instrumental-
2020年10月02日花田優一が25歳の誕生日を迎えた9月27日、歌手デビューを果たした。花田は28日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)に生出演し、その歌声を披露。配信リリースされたデビュー曲「純青」は、自ら作詞・作曲したという。透明感のある伸びやかな歌声が特徴的ないっぽう、「ボイストレーニングはしていない」とも明かした。花田は楽曲について、「“むき出しの花田優一”を表現した」「生活の一部になるような曲になれば」と説明。さらに「1番はとりたいです。“この人歌手で成功したんだ”っていうのを皆さんに分かってもらえるよう」と意欲。その目標として、『NHK紅白歌合戦』への出場を掲げた。いっぽう、靴職人も続けているという花田。現在は、30足〜40足ほど手掛けているという。納期の目安について「靴は待ってもらわないと届けられない」とし、具体的な日数の明言は避けた。さらに番組スタッフが「細かい手作業ですね」と声をかけると、「そんなことを知らないで世間の奴らは文句ばっかり言ってますから」「見にこいよ」といった“放言”も飛び出していた。花田といえば、靴職人としての活動でトラブルが相次いで報じられたことも記憶に新しい。「花田さんは18年6月、イタリアで開催されたファッションイベントに初出展しました。『絶対、話題になる!』と頼み込んだ彼に代わり、前事務所が渡航費や人件費など総額2千万円近く負担。しかし花田さんが出展した靴はたったの2足でした。さらに靴の製作代金を受け取りながらも、納品が大幅に遅延。顧客からは苦情が殺到し、『面倒見きれない』と事務所から契約解除されました。また同時期には、吉岡里帆さん(27)の実弟Tさんが弟子入り。ですがTさんは、“師匠”に代わってクレーム処理に奔走。最終的に辞めてしまったそうです」(芸能関係者)さらに画家としての顔も持つ花田は、デビュー曲のアートワークも自ら手がけたという。マルチに活動するが、本職や肩書については「こだわりはない」とキッパリ。そして、「花田優一という人間が何かを作り出しているだけ」と答えた。にもかかわらず「歌手で成功したい」という願望は、矛盾しているようにも聞こえるがーー。花田が目標に掲げる「紅白歌合戦」に出場するには、厳しい条件があるという。「NHKでは『今年の活躍』や『世論の支持』、『番組の企画・演出にマッチするか』といった選考基準があります。CDの売上枚数やダウンロード数も指標にされるでしょう。たとえば今年紅白出場が予想されている瑛人さん(23)は『香水』が大ヒットし、数々の音楽番組に出演。YouTubeの再生回数は9月に1億回突破しました。花田さんも彼ほど活躍すれば、出場の可能性はあるでしょう。ただ花田さんはYouTuberにも挑戦したことがありましたが、再生回数が伸びないことから今年7月に辞めてしまったことも。歌手としてスタートを切ったばかりですが、ヒットするまで辛抱強く活動できるかが懸念されますね」(音楽関係者)花田のデビュー曲「純青」は、9月29日(20時30分時点)でYouTube再生回数が23,062回。果たして今後、どれだけ支持されるだろうか。
2020年09月30日●役作りを意識せず「現場で空気を感じて凪沙に」俳優の草なぎ剛が、映画『ミッドナイトスワン』(9月25日公開)でトランスジェンダー役に初挑戦した。出演決定時に「今までで一番大挑戦の役」と語っていた草なぎ。ひと足早く鑑賞した著名人らからその演技に称賛の声が相次いでいるが、草なぎはどのようにしてこの役を演じきったのか。そして、この難役への挑戦によって開かれた新境地とは。本人を直撃した。『全裸監督』を手掛けた内田英治監督のオリジナル脚本による本作は、トランスジェンダーとして身体と心の葛藤を抱えながら生きる凪沙(草なぎ)と、親から愛を注がれずに育つもバレエダンサーを夢見る少女・一果(服部樹咲)の姿を通して、“切なくも美しい愛の形”を描いた物語。一果と出会うことによって“母性”が芽生えていく凪沙を、監督が「同化」と称賛する演技力で草なぎが見事に表現した。挑戦するのに覚悟が必要な役のように感じるが、草なぎは台本も読まずに即決。「『全裸監督』などを見ていたので、その内田監督とお仕事できるのは面白そうだなと思って出演を決めました」と明かし、「役や作品は巡り合わせ。神様がくれているという勝手な思い込みがあり、お話をいただいた仕事は基本的には拒まない」と仕事に対するスタンスを説明した。出演をすぐ決めたという草なぎだが、台本を読んでさらにその思いは強まったという。「すごく感動したんです。果たしてこれはなんの感動なのか、それがわからないのがよくて。母の愛情をうまく受け止められていない一果と、トランスジェンダーとして生きてきた凪沙の心がシンクロする。そういうところに人間らしさを感じて涙が出てきて、映像でも伝えられたらなと思いました」そして、「台本を読んだときに内田監督の世界観が鮮烈に響いてきた。すごく台本に力があったので、無意識のうちに凪沙の背景も感じ取れた」と、台本から凪沙という人物をつかみとった草なぎ。役作りについては「考えてもできるような役ではないので、現場で空気を感じて凪沙になることを意識しました」と説明し、女性としての演技も「歌舞伎の女形の方の動画を見たりしましたが、本当に何も考えてない」という。監督との役についての話し合いもなし。「何にも言われず、テストもなくて。何度もテストをして作りこむといろいろ考えてしまい、きっとこのような形では演じられなかったと思うし、僕としてはすごく楽な形で演じさせてもらいました」と振り返り、「監督と役について話していませんが、日に日にお互いが目指している凪沙をつかめたと思います」と語った。この難役を「考えすぎずに演じた」というところに役者・草なぎ剛の凄みを感じるが、一果の母親・早織(水川あさみ)と対峙するシーンは、さすがに大変さを感じたそう。「一果の本当の母親なので、すごい覚悟をもって僕に向かってくる。その気持ちが痛々しく、ドキッとさせられ、一果に対して本当の母親より私のほうが愛しているという気持ちを持つのは大変でした」と打ち明け、「あそこまであさみちゃんに睨まれると怖かった」と笑いながら付け加えた。●新人・服部樹咲から刺激「僕を0に戻してくれた」凪沙に芽生えた母性がひしひしと伝わってくる草なぎの演技。オーディションで独特な存在感とバレエの才能を見いだされ、本作で芝居に初挑戦した一果役の服部によって、自然と湧き出る母性があったという。「一果を演じた樹咲ちゃんは、今まで演技をしたことがないがゆえに、僕の目の前にいるのは一果そのものだった。監督にいろいろ言われて大変そうだなというのも含めて、すごくいとおしく思えてきて。そういうのがうまく相まって、役を超えて守ってあげたいと思わせてくれた」また、「逆に僕が演技の勉強をさせてもらった」とも言い、「僕は樹咲ちゃんに比べたらいろんな作品に出演していますが、彼女を見て、そういうことではないんだなと。今までやってきたことは関係ないと気づくことができ、いい意味で僕を0に戻してくれました」と感謝した。そして、服部の演技について、「撮影の合間に話しているときは等身大の少女ですが、カメラの前に立つとすごい。一果を演じるために生まれてきたんだなと。アパートにいるときは田舎から出てきた女の子ですが、バレエを踊ると周りの空気を一変させる存在感。本当にすごいなと思いました」と称賛。続けて、「僕もそうだと思いますが、役との巡り合わせに関してスペシャルな奇跡がみんな起きている。自分が出演しているので手前味噌になってしまうかもしれませんが、奇跡が積み重なって計算では生まれないようなことが起きていて、だから僕も何にも考えないで演じることができた」と述べ、「僕も樹咲ちゃんに何か刺激を与えてあげたいと思って一生懸命やったのがよかったと思うし、お互い相乗効果で役を演じきれたのだと思います」と語った。役作りに関して何も考えなかったという草なぎだが、母性を理解しようとする中で、自身の母親のことを考える瞬間はあったという。「熱を出したときに心配してくれたり、『自分はどうなってもいいからこの子を助けたい』という母親の気持ちが初めてわかった」と明かし、「ちょうどそう感じられる歳になったから、この役を演じられたかなと。だから、このタイミングでしかできない役だったと思います」としみじみと話した。●コンプレックスも受容「足りないところも含めて自分」母親の気持ちを理解したことで心境の変化も。「親孝行しないといけないと思いましたし、家族を大切にしたり、身近にいる人に感謝しないといけないなとすごく感じました」と語る。また、「日常の中に転がっている、ごくありふれたことが大切なんだなと。今日も僕は元気でいられて、おいしいものが食べられるし、仕事ができている。それが素晴らしいことなんだと、凪沙の役を通してわかった。母の気持ちに触れたから、大事なものがそこにあるだけでいいじゃないかと、考えがシンプルになったのかもしれません」と打ち明け、「僕の場合は、朝起きて犬の散歩に行けることだったり、そういう幸せが一人ひとりにある。この作品によって、日常の中にある幸せに気づくことができた」と語った。さらに、「コロナ禍だからこそ、より公開する意味のある映画」だと言い、「人との距離感や思いやる気持ちは、今一番必要とされている。身近にいる人に感謝したり、優しい気持ちになれる映画だと思うので、この時期だからこそ見ていただきたい」と力を込める。本作にちなんで、受け入れるのに苦労した“変えられない運命”も聞いてみた。すると、「もう少し身長が高ければ。180センチくらいほしかった」と身長コンプレックスを告白。「(香取)慎吾ちゃんは背が高くて。僕より年下なのに、いつの間にか追い抜かれて」と香取と比べつつ、「40歳すぎて2センチ伸びて172センチなったんですが、180センチにはあと8センチ足りない」と話した。だが、本作によってコンプレックスも受け入れられるように。「自分の足りないところも含めて自分なんだと。そう思うことで次に進めると気づかせてくれた」と言い、「40歳になって2センチ伸びたからそれでよしとしよう! 172センチの自分を受け入れるということです!」と笑顔全開でコメント。「皆さんもそうやって受け入れられるようになってほしい」と大事なメッセージを発信した。出演が決定した際に「今までで一番大挑戦の役なので、ここでまた新しい作品の力やお芝居の力に目覚めることができたら」と語っていた草なぎ。この“大挑戦”をやり遂げ、何か目覚めるものはあったのか。本人にこの質問をぶつけると、「自信になりました。やったことのない難しい役を満足のいく形で演じきれたと実感できたので」と、得られたものは大きかったようだ。そして、「ラジオ体操第2に入ろうかな!」と突然ラジオ体操の動きを披露。そのときはただ笑ってしまったが、これはさらなる難しい挑戦もウェルカムということだったのか。最後に草なぎは、「毎回そうですが、新しい監督に出会う素晴らしさや、新しい役者さんに出会う素晴らしさを改めて感じました」と語り、「人生に似ているところがありますよね。出会いによって自分が変わっていくんだなと。これからもまた素敵な出会いをしていきたい」と今後の出会いに期待。これからも“巡り合わせ”に身を任せ、役者として進化を続けていく。■草なぎ剛1974年7月9日生まれ。91年にCDデビュー以来、数々の名曲を世に送り出し、『NHK紅白歌合戦』に23回出場。17年9月には稲垣吾郎、香取慎吾と「新しい地図」を立ち上げた。主な出演映画は『黄泉がえり』(03)、『日本沈没』(06)、『あなたへ』(12)、『まく子』(19)、『台風家族』(19)など。『僕と彼女と彼女の生きる道』(04)、『任侠ヘルパー』(09)などのドラマや、『バリーターク』(18)、『道』(18)、『アルトゥロ・ウイの興隆』(20)などの舞台作品でも活躍。新しい地図のレギュラー番組『7.2新しい別の窓』(ABEMA 毎月第1日曜15:00~7.2時間生配信)も注目を集めている。(C)2020「MIDNIGHT SWAN」FILM PARTNERS
2020年09月25日「2.5次元ミュージカル」「2.5次元舞台」という言葉を耳にする機会が増えた昨今。漫画・アニメやゲームを原作にした、イケメンたちのきらびやかなステージに興味はあっても、「いきなり劇場に行く勇気が出ない」……という方もいるでしょう。でも今は、配信映像で気軽に見られちゃうんです。おうちで気軽に”2.5次元デビュー”してみてはいかがでしょうか。文・榎本もえ舞台「パタリロ!」シリーズ伝説のギャグ漫画が見事に顕現映画『翔んで埼玉』の大ヒットも記憶に新しく、リアルタイム世代のみならず、若者をも虜にしている、魔夜峰央さんの代表作が、まさかの舞台化。あの伝説のギャグ漫画をどうやって舞台に……? という疑問を吹き飛ばすのは、主人公パタリロ役、加藤諒さんの存在感。個性的なビジュアルだけではなく、その身体能力をもって、一風変わったパタリロというキャラクターを見事に“2.5次元”として顕現させています。趣向を凝らした演出で繰り出されるギャグシーンは、息をつく間もないほど。昭和の腐女子たちをときめかせたバンコラン(演・青木玄徳さん)とマライヒ(演・佐奈宏紀さん)の怪しい美しさもしっかりと再現。タマネギ部隊にもイケメン俳優が配されており、目が離せません。舞台「パタリロ!」スターダスト計画©魔夜峰央/白泉社ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ紅白出場も果たした刀剣男士たちの戦いと歌とダンス名だたる刀剣が戦士の姿になった“刀剣男士”を収集・育成・強化し、歴史改変を目論む敵と戦う大人気PCブラウザ・スマホアプリゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を原案とした大人気2.5次元ミュージカルシリーズ。ミュージカル『刀剣乱舞』の刀剣男士たちは、CDリリースなどの音楽活動もしており、『ミュージックステーション』などの地上波テレビ歌番組への出演、さらには『NHK紅白歌合戦』にも出場するほどの人気ぶりです。公演は2部構成で、1部のミュージカルで、源義経の最期や、新撰組の活躍など、歴史上の出来事を取り入れたシリアスなストーリーを受け止めた後、2部のライブで歌い踊る刀剣男士に楽しませてもらえる構成となっています。10月11日(日)まで上演中の、ミュージカル『刀剣乱舞』 髭切膝丸 双騎出陣 2020 ~SOGA~と、9月20日(日)~11月23日(月・祝)に上演予定の、ミュージカル『刀剣乱舞』 ~幕末天狼傳~は、動画配信サービスDMM.comで公演全日程のライブ配信があり、おうちに居ながらリアルタイムで公演が楽しめます。ミュージカル『刀剣乱舞』 髭切膝丸 双騎出陣 2020 ~SOGA~ミュージカル『刀剣乱舞』 ~幕末天狼傳~©ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」シリーズアイドルもセーラー戦士に変身!原作は、少女漫画雑誌「なかよし」に1991年から連載されていた人気コミック。1992年から放送されたテレビアニメを観て育った人も多いはず。ミュージカルシリーズも歴史は古く、“2.5次元”という言葉が生まれるよりも以前の1993年から2020年現在まで、断続的に上演されています。浦井健治さん、城田優さんといった、現在の日本のミュージカルを支えているスター俳優を輩出している点も見逃せません。現在配信中の近作は、乃木坂46版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」で、乃木坂46のメンバーが出演。主演の山下美月さん、井上小百合さん(Wキャスト)をはじめ、リアルアイドルたちが演じる“セーラー戦士”が、可憐に、しかし力強く、過酷な運命に身を投じていく姿は、現実の彼女たちの姿ともシンクロし、2.5次元ならではの醍醐味を噛み締められるはず。幼い頃に胸をときめかせた、キラキラの変身シーンや戦士たちの技が、華麗なエフェクトとともにリアルに甦り、あのころの気持ちに戻る瞬間がきっとあります。乃木坂46版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」Team MOON乃木坂46版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」Team STAR©武内直子・PNP/乃木坂46版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」製作委員会學蘭歌劇『帝一の國』シリーズ歌劇なのに口パク!? 一度聴いたら忘れられない楽曲が勢揃い!2017年に菅田将暉さん主演の実写映画で一気に知名度を上げた、古屋兎丸さん原作コミック。2.5次元舞台は、それ以前の2014年から2016年まで、3作品が制作されています。生徒会選挙で争う美少年たちの物語という、原作が持つ独特でシュールな雰囲気を、グッとコメディに引き寄せて、クスクスと笑える作品に昇華。タイトルに「歌劇」とあるように、随所に歌が挟み込まれるのですが、なんと口パク! それすらも笑いに変える見せ方は、原作とは違った味わいながらも、個性的な原作に不思議とマッチした舞台になっています。アクの強い美少年たちを、しっかりと再現したビジュアル。演技も見ごたえ十分です。【最終章】學蘭歌劇『帝一の國』 -血戦のラストダンス-©古屋兎丸/集英社舞台「魍魎の匣」舞台化不可能と言われた大ボリュームの原作に迫る言葉を駆使して“憑き物落とし”を仕掛け、殺人事件を解決するミステリ作品、京極夏彦さんの小説「百鬼夜行」シリーズ。中でも人気を誇り、実写映画化、コミカライズ、アニメ化と、メディア展開も盛んな『舞台「魍魎の匣」』が、ついに舞台化。“鈍器になる厚さ”というボリュームで知られる原作を、情報量そのままに2時間強の舞台にまとめ上げた傑作です。主演、中禅寺秋彦役には、橘ケンチさん。EXILE、EXILE THE SECONDのリーダーとして知られる橘さんですが、映画『HiGH&LOW』シリーズなど映像作品はもちろん、舞台経験も豊富な俳優としての魅力が、京極堂らしいソリッドなビジュアルと相まって、今作ではますます光ります。舞台「魍魎の匣」©舞台「魍魎の匣」※各作品タイトルの「」と『』はそれぞれ公式表記に沿ったものとなっています。information著者プロフィール榎本もえ現在地はだいたいテレビの前。レコーダー3台とFire Stickのリモコンを握りしめるミーハーオタク。
2020年09月24日ミュージシャンとして活躍しているあいみょんさんが、2020年9月5日にインスタグラムを更新。『天然パーマ』と題した自撮りショットに大きな反響が寄せられています。 この投稿をInstagramで見る 天然パアマ aimyon (@aimyon36)がシェアした投稿 - 2020年 9月月4日午後10時04分PDT普段はウルフのストレートヘアのイメージが強いあいみょんさんですが、この日は前髪をちょんまげ風に結び、珍しいデコだしスタイルも披露しています。投稿を見たファンは「かわいい!」「似合ってる!」と絶賛。あいみょんさんと親交が深いという女優の吉岡里帆さんも「かわいいってばよ」とコメントするなど、各方面で話題になっています。・天パ!?めっちゃかわいい!!・あいみょんさんはどんな髪型でも似合うなー。・ふわふわで天使みたい!動いているところもぜひ拝見したいです。あいみょんのインスタはファン必見!あいみょんさんのインスタグラムには、ファン注目のお宝ショットが満載!かわいい写真からユニークなオフショットまで、バラエティの豊かさが見どころの1つです! View this post on Instagram A post shared by aimyon (@aimyon36) on Jun 8, 2019 at 2:08am PDT この投稿をInstagramで見る aimyon(@aimyon36)がシェアした投稿 - 2020年 8月月27日午後11時11分PDT この投稿をInstagramで見る aimyon(@aimyon36)がシェアした投稿 - 2020年 7月月12日午前1時32分PDT この投稿をInstagramで見る aimyon(@aimyon36)がシェアした投稿 - 2020年 4月月7日午前4時41分PDT この投稿をInstagramで見る aimyon(@aimyon36)がシェアした投稿 - 2020年 2月月21日午後8時28分PST この投稿をInstagramで見る わたし aimyon (@aimyon36)がシェアした投稿 - 2020年 1月月10日午前3時49分PST この投稿をInstagramで見る ただ私の趣味で撮っているだけの 相変わらず見づらいグッズ紹介をしていますが、 なんとなく、なんとなーくでいいので宜しくお願いします。 ツアーのセットリストも決まりました。 ほぼ。( ◠‿◠ ) aimyon (@aimyon36)がシェアした投稿 - 2019年 9月月23日午前7時06分PDTあいみょんってどんな人?あいみょんさんは2014年にYouTubeにアップした自作曲『貴方解剖純愛歌 ~死ね~』で注目を集め、2015年に同曲でインディーズデビュー。2016年にシングル『生きていたんだよな』でメジャーデビューを果たします。その後、2018年に発売したシングル『マリーゴールド』が大ヒットを記録し、同年に年末の音楽番組『NHK紅白歌合戦』(NHK)へ出場。2019年にはシングル『ハルノヒ』が『映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~』の主題歌に決定。さらに同年発売のシングル『真夏の夜の匂いがする』は、ドラマ『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(TBS系)の主題歌に選ばれています。2020年現在まで、数々のヒット曲を世に送り続けているあいみょんさんの活躍に今後も注目です!あいみょんがクレヨンしんちゃんの映画に出演!?マリーゴールドは再生数1億回以上![文・構成/grape編集部]
2020年09月10日「活動休止まであと4カ月ですが、テレビ各局では嵐の年末特番を懸けて調整が水面下で行われています」(テレビ局関係者)年内でグループとしての活動休止を発表している嵐。テレビで彼らの雄姿を見られる日も残り少なくなるなか、各局では嵐をめぐる争奪戦が勃発している。まずは、冠番組を抱えるフジテレビと日本テレビが一歩リード。「日テレは12月中旬~下旬に『嵐にしやがれ』の4時間特番を準備しているそうです。過去の名場面や未公開VTRなどを放送予定です。事前収録の予定ですが、番組の最後だけ生出演で嵐メドレーを披露してもらう案も出ています。またフジの『VS嵐』特番が放送日程的に民放で嵐が最後に出演する番組になる予定です。それだけに『嵐にしやがれ』を上回る過去最大の放送時間を予定しており、生放送でこれまでの思い出などを語ってもらうようです。さらに“5人の心に残るもの”という企画を計画しており、お台場に花火を打ち上げる構想もあるそうです」(前出・テレビ局関係者)いっぽう、涙をのんだのが『輝く!日本レコード大賞』への出演オファーをかけていたTBS。「活動休止に入る嵐に特別賞を授与する形などで早くから出演を打診していたそうですが、裏番組のリハーサルとかぶる関係でかないそうにありません……」(TBS関係者)その“裏番組”とは、大みそかの国民的番組『NHK紅白歌合戦』。’09年から出演し続けた嵐にNHKは異例の“嵐シフト”を敷くようだ。「5人での紅白は今年でしばらく見納めになるだけに、持ち時間は歴代最長クラスの合計15~20分ほどを用意しており、当然、大トリの予定です。また、今後についてメンバー1人ずつ思いを語る演出も準備していると聞いています」(NHK関係者)そして、“最高のポスト”も用意していた。「5人全員での司会をNHKが熱烈にオファーしているそうです。史上初のグループでの総合司会も検討しているとか。メンバーも前向きに考えているといいます」(前出・NHK関係者)NHKが全身全霊で嘆願する背景には、コロナ禍による“焦り”が見え隠れしている。「今年の紅白はコロナ感染防止対策として無観客での実施を予定しています。出演者の“3密”を避けるためにも、局内の別スタジオやリモートなどを駆使した形での放送となる模様です。いつもと違う形式だけにお年寄りの“紅白離れ”が懸念されています。また話題となるヒット曲もなく、例年以上に目玉が不在。そこでNHKとしては、これまで5人で司会を務めた年は軒並み最高視聴率が40%を超えた嵐の力をなんとしても借りたいところでしょう」(前出・NHK関係者)嵐としても、5人での司会は“最後の花道”としてまんざらでもないようだ。「延期になっていた国立競技場ライブを秋に開催すべく調整が進められていますが、まだ発表されていません。また正真正銘、最後のステージになるはずだったカウントダウンコンサートも現状、未定です。5人で司会を務める紅白はまさしく伝説のステージとなるでしょう」(前出・NHK関係者)5人が最後に進む“花道”は果たして――。「女性自身」2020年9月15日号 掲載
2020年09月03日【音楽通信】第47回目に登場するのは、歌手としてはもちろん、声優やタレントとしても幅広いジャンルで活躍されている、中川翔子さん!取材、文・かわむらあみり【音楽通信】vol.47子どもの頃からの夢はアニメソングを歌うこと2006年7月、シングル「Brilliant Dream」でCDデビューした、「しょこたん」こと中川翔子さん。歌手としてNHK紅白歌合戦にも出場するなど、コンスタントに楽曲をリリースするなか、ディズニーアニメ『塔の上のラプンツェル』の主人公ラプンツェルの日本語吹替版ボイスキャストを務め、NHK連続テレビ小説『まれ』では女優デビューするなど、多岐にわたりご活躍されています。そんな中川さんが、2020年9月9日に、ニューシングル「フレフレ」をリリースされるということで、お話をうかがいました。ーー今日は『ananweb』の音楽インタビューとなります。『anan』さんでは、以前表紙巻頭でグラビアページに出させていただいて(2012年4月27日発売のNo.1805)すごく反響があって、人生の勲章になったと、ずっと感謝しております。ーーとても美しいグラビアでしたよね。今回は音楽活動について、中川さんの音楽的なルーツからお話をお聞かせください。音楽のルーツでいうと、幼い頃に母が働いていて夜はあまり家にいなかったこともあって、祖母とふたりで過ごしていた時間に、祖母の大好きなシャンソンを毎日童謡がわりに聴いていました。それとは別に、昭和歌謡も好きな子でしたね。寝る前に、NHKの深夜放送のラジオ番組『ラジオ深夜便』が流れていた影響で、昭和歌謡が好きになって、ちょっと渋い子だったかもしれないです(笑)。中学生のときは、学校生活がうまくいかず、スクールカーストになじめなかった頃、家に帰っていつも絵を描いていたんです。そんなときに救ってくれたのが、アニメソングでした。だから、アニソンと昭和歌謡の話は、ずっとしゃべっていられるぐらい大好きなんです。大人になってからも「アニメソングを歌う」という大きな夢が、自分の人生の真ん中にあります。シャンソンは自分のディナーショーで歌って、夢を叶えることができました。大人になってからは、ジャズに興味を持っています。ーー松田聖子さんもお好きでしたね。はい、高校生のとき、聖子さんしか聴いていない時期がありました。80年代の聖子さんが大好きなんですが、世代的にまわりの友達はギャルだったので、ギャルの友達から浜崎あゆみさんのCDを借りて、そのかわりに聖子ちゃんのCDを貸すという感じで、ハマってもらえたらうれしくて。聖子さんの曲は、松本隆さんの歌詞がすばらしいので、歌詞の世界を妄想してイメージイラストを勝手に描いたりしていました。とくに聖子さんの83年、84年ごろの歌唱が好きでまねして研究して、ずっと家で歌ってきたので、それがいま役に立つ経験値として、未来に繋がりましたね。ーー中川さんの歌唱力は折り紙付きですが、多彩なご活動をされるなかで「歌うこと」については、ご自身でどのように感じていらっしゃいますか。絵を描くことと歌うことは、空気のように自然とやってきたことですね。何にもせずに、何にも聴かずにという、無の時間が無理なんです。だから、歌うことはずっと大好き。ですが、まさか自分が歌を歌ったり、コンサートをしたりするようになるとは、夢にも思っていませんでした。初めてのコンサートのときは、ステージが始まる前に、「むりむり! 私なんてただのひきこもりなのに!」と、号泣したことも。「アニメソングを歌いたい」という一番の夢が叶ってから、「生きていてよかった」という気持ちをライブやコンサートからいただきました。いまはコロナ禍の影響で、ライブが尊いものになっている状況ですよね。でもやっぱり歌は、人と人とを出会わせてくれるから、素晴らしいもの。私のライブがきっかけで付き合って、結婚したという方が数え切れないほどいらっしゃるんです。そしてアニメソングは、海外でも、日本語のままで通じますよね。たとえばアメリカやフランス、中国、香港といろいろな国や地域でアニメフェスが開催されています。昨年は韓国のアニメフェスに出演させてもらったのですが、アニメソングが好きという気持ちは世界共通なので、初めましての場所でも「空色デイズ」という曲を歌うと日本語でみんなが合唱してくれて、泣けちゃいましたね。アニメソングは魔法のパスポートだと思います。30代となったいまは、「子どもたちにアニメソングを届けたい」という内容に、夢がスライドしました。自分の人生を振り返ると、本当に好きなものって、思春期や10代のときに出会ったものから変わらないと思うんです。それは大人になってからも自分を助けてくれているから、いまの子どもたちもそうなるのではと。私の歌が、子どもたちの思い出のどこかの一瞬でいてくれたらいいな。新曲は優しい楽曲の「心の応援歌」ーー2020年9月9日に、アニメ『ハクション大魔王2020』(日本テレビ系 毎週土曜午後5:30)のエンディングテーマとして話題のニューシングル「フレフレ」をリリースされます。キラキラとしたかわいいナンバーですね。アニメのエンディングテーマというものが、もともとすごく好きなんです。「今週が終わっちゃったー! でもまた、明日から学校が始まるなあ」という、ふとした瞬間は、誰しも記憶のなかに“名前のない思い出”として残っていくんじゃないのかなと。次のシングルは応援歌がいいなと思っていて、今回は「フレフレ」というタイトルがいいなと、メロディを聴く前から考えていました。本当だったら、今年は東京オリンピックやパラリンピックが行われているはずだったんですよね。たとえばいまインターネットでは誹謗中傷が問題視されがちですが、本当はどこにいても離れていても、好きなことで繋がり合えたり、「あなたいいね」「あなたも素敵だね」と言い合えるというのは、ネットがない頃はできなかったこと。オリンピックだけではなく、誰かを応援するのはすごくいいことだし、それを無理せずゆるく応援できる世界だったら素晴らしいので、「フレフレ」はそんな心の応援歌にさせていただきました。ーー「フレフレ」は、SNS総フォロワー500万人超えの“ねお”さんが振付を担当していますね。SNSで大人気のねおちゃんは、令和の若者を象徴する存在で、きっと子どもたちが憧れるキラキラしたものを持っている方だろうと思い、オファーしたら快諾してくださって。振付もとってもかわいくて、まねしやすいんですよ。歌詞にある「ハートで祈ってる」という部分は、『ハクション大魔王2020』に出てくるアクビちゃんぽい振りなんです。優しい楽曲ですが、ダンスはポップなので、すごく元気になれるんじゃないかなと思いますね。みなさんが踊るフレフレダンスをTikTokで募集したら、かわいい女の子たちがたくさん動画を送ってくれて、いまはインターネットが意味を持ついい時代になってきたと思うんです。離れていても笑顔で繋がれることが、「フレフレ」を通じて見えてきてくれたらうれしいですね。ーーわが家でも私と娘で「フレフレダンス」を踊っています。うれしいです。私と同じ世代の人たちはもう結婚してお子さんがいらっしゃって、子どもの頃に見つけたワクワクキラキラは心のなかに宝石として残っているので、それを次の世代の子どもたちに届けたい。アニメだけじゃなく、ダンスも親子で一緒に楽しめるのは、昔よりも共有しやすい時代になった気がします。テレビで流れないところの歌詞もすごく好きなんですが、私の原点回帰と言いますか、子どもの頃から憧れていたアニソンを歌う先輩方の優しい歌声を目指して歌っているので、いつか本編でこの部分も含めてフルサイズで楽曲が流れるかもしれないので、アニメのほうもご覧いただければと思います。ーーカップリング曲の「フライングヒューマノイド 2020Ver.」は、2010年にリリースされたシングルの2020年版なのですね。はい。10年前は、10年後も生きているとか、楽しくやっているということは想像できなかったので、「十年先の未来が見える魔法があったらな…」という歌詞の気持ちはぼんやりとしか思っていませんでした。でも、10年経ってみると本当にあっという間で、光の中のトンネルをばっと走って来たような感じ。だから続けてこられたことが、いかに尊くて大変でありがたいことかを非常に感じますね。10年前というと、私は24、5歳。けっこう暗かった10代を乗り越えて、一番無敵感があったころですね(笑)。anan世代の方も、20代になってから、ますますやりたいこととやれることとが広がっていく時期だと思うんです。10年先のことを意識しながら何かをしたり、10年前のことを抱きしめたりしながら、これからも一瞬一瞬を大事にしたい。こうやって歌を続けてこられているのも、聴いてくださる人だったり、出会ってくださったりした方々のおかげなので、心から感謝しています。ーーこの曲は、BiSHなどを手がける松隈ケンタさんの作品ですね。10年ぶりにお会いしましたが、松隈さんは売れっ子さんなのでお話を受けてくださってびっくりですが「懐かしいね」とお話ししていました。私もこんなに歌い続けてこられたことはうれしいですが、まだ歌っていることを知らない方にも届くように、これからもすべての活動が、歌う瞬間に報われるようにがんばりたいと思っています。ただ、自粛期間のなかではお仕事がすべてなくなったんですが、人生終わりかなと落ち込みそうになったときに、でも何かやっていないと無理だと思って、YouTubeを始めました。そこでゲーム実況をしてみたら、日本のいろいろな都道府県、そしてロックダウン中の海外、イギリスやアメリカや香港といったさまざまな国から実況に参加してくれた方がいて。離れていてもこうして繋がれるし、いつか本当に会えたらいいなという夢もできましたし、落ち込んでいるからこそ、見えた世界がありましたね。ずっと子どもたちに歌を届けていきたいーーいま自粛は解除されましたが、活発には活動できない時期です。中川さんは「おうち時間」をどのように過ごしていますか。もともと家での趣味が主なので、いろいろやっています。今回は新しい文房具に挑戦しました。海外のアーティストさんが色鉛筆でものすごくリアルな絵を仕上げていく動画が大好きで、その人が使っている高い色鉛筆を買って、自分でも練習してみたんです。あと映画を観たり、アニメを観たり、絵を描いたり。夜中にシュークリームを焼くとか、なかなかやらなかった料理に挑戦するのも楽しくて。いまは舞台の稽古をしたり、YouTubeの撮影も室内でできちゃうので、忙しい(笑)。ステイホームののんびりの時間でも、いろいろなことが発見できました。うちには猫もいっぱいいて、猫と一緒の時間を過ごしているので、おうち時間は全然苦じゃないですね。ーー中川さんは愛猫家ですが、猫の魅力はなんでしょうか。いま猫を9匹飼っていて、YouTubeでも猫の紹介動画を撮っていますが、みんな違って、みんなかわいいんですよ。全部雑種で、捨て猫や保護猫なのですが、みんな無償の愛をくれます。家族であり、兄弟であり、子どものようであり、親のようであり。猫がいない世界は考えられない。猫は、私が落ち込んだときにわかってくれるんです。一緒に腕のなかで寝るのが大好きな猫がいて、ステイホーム期間もずっと一緒に寝てくれたおかげで、落ち込まずに済みました。その期間に発見したのが、保護猫カフェから連れてきた、すごくビビりで地味な猫のみかんが、私に会いたいがために立ち上がってドアノブを開けるという特技を身につけたことです。びっくりして動画も撮ったんですが、すると、情報番組から、みかんにオファーが来て(笑)。テレビの仕事がなくなっていたときに、みかんのおかげでテレビの仕事がキター!と(笑)。猫の個性はそんな感じで、それぞれ違いますね。ーー私もいずれ保護猫を飼おうと思っています。かわいいですよ、保護猫。できれば多くの猫が救われる世界になってほしいといつも思うので、BEAMSさんと共同プロデュースしてコラボレーションした『mmts(マミタス)』というブランドをずっとやらせてもらっているんですが、その売上の一部を動物保護団体へ寄付させていただいたり、個人的にもキャットフードを保護施設へ支援させていただいております。雑種、おすすめですよ。ーー続いては、お気に入りのメイクのことも教えてください。いまは、マスクでメイクが落ちないものを誰か発明してくれたらなと思いますね。でも、アイシャドウやアイメイクで遊んだりできるかな。お気に入りのブランドは、ルナソルです。5色入っていて、アイブロウも、ノーズシャドウとアイラインも描けるものがあるので、とりあえずカバンにこれだけ入れておけば、なんとかなります。あとチョコレートの香りがするシャドウもあって、締め色がすごく目をしっかり見せてくれるので、マストアイテムですね。ーーちなみに、おこもり期間に愛が深まるカップルも多いようですが、中川さんが魅力的だと思う男性とは。私はやっぱり、根が真面目な人がいいですね。仕事をコツコツとやり遂げる、仕事が好きというのも大事だし。私は絵を描くのが好き、ゲームが好きという趣味はありますが、それを否定しない人だったら、すごくうれしいですね。でも、同じ趣味であってほしいまでは思わないんですが、同じだと一緒にできるから。あと、猫が好きな人! これだけは譲れないですね。あとはもう、収入などはどうでもいいや、働いていればいいですね(笑)。ーー声優をされているラプンツェルのアニメも観させていただいておりますが、今年の冬は、劇場版のポケモン映画の声優もご担当されますよね。私自身、落ち込んだらラプンツェルを見ると元気が出るので、大好きなんです。なるべく長くラプンツェルを演じられるように、声と健康を守ろうと思いますね。ポケモンの映画は2007年からずっと参加させていただいていて、昨年は主題歌も担当させていただいていて、今回また声優で復活できるなんて。子どもたちが笑顔になれる時間になったらいいなと思っています。ーー歌手活動においての今後の豊富を教えてください。壮大な夢としては、かっこいい熟女になったときに、ステージでかっこよくシャンソンを歌いこなせるシャンソン歌手になりたいんです。そう思うと、年齢を重ねることも楽しみ。たとえばシャンソン歌手のみなさんは、スパンコールの派手なドレスを着ているイメージなのですが、それはきっと年齢を重ねていくからこそ似合うはず。歌詞の説得力が、レベルが上がっていく(年を重ねていく)ことで増していくと思っていているので、私が憧れたレジェンド歌手のみなさんのように、ずっと歌い続けられる人になりたい。そして、コロナが収束したときに、いつか海外でも歌えたらいいなと。あと子どもたちに歌を届けていきたい気持ちは、ずっと変わらないんです。これからも健康で、なるべく長くアニメソングを歌い続けたいですね。取材後記抜群の歌唱力で、子どもから大人まで、国内外問わず歌を届けてくれる、中川翔子さん。「アニメソングは魔法のパスポート」だとお話しされていましたが、これからも私たちに、元気になれる歌声を聴かせてくれることでしょう。そんな中川さんがリリースするニューシングルをまずはチェックしてみてくださいね。中川翔子 PROFILE1985年5月5日、東京都出身。歌手・タレント・声優・女優・イラストレーターなど、活動は多岐に渡り、多数のバラエティ番組にも出演中。数々の人気アニメ・ゲーム等の主題歌を担当し、2019年12月には5年ぶりとなるフルアルバム『RGB 〜True Color〜』を発売。文化人としての活動も行っており、2019年夏には、自身の経験を元に書籍『「死ぬんじゃねーぞ!!」いじめられている君はゼッタイ悪くない』を出版。以降は多数の講演会等に登壇し、多様化するいじめ問題に取り組んでいる。この他に、2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた「マスコット審査会」委員を務め、聖火ランナーを務めることも決まっていた。2025年開催の万博に向けた「万博誘致スペシャルサポーター」としても活動している。最近ではYouTubeチャンネル『中川翔子の「ヲ」』を開設し、イラスト動画やゲーム実況の動画が話題となっている。InformationNew Release「フレフレ」(収録曲)01.フレフレ02.フライングヒューマノイド 2020 Ver.03.フレフレ -Anime edit-04.フレフレ -Instrumental-05.フライングヒューマノイド 2020 Ver. -Instrumental-2020年9月9日発売*CD収録曲は通常盤・初回限定盤共通。(通常盤)SRCL-11543¥1,182(税込)*CD only。(完全生産限定盤)SRCL-11540〜11542¥4,527(税別)DVD内容:1「フレフレ」Music Video、2 TVアニメ「ハクション大魔王2020」エンディング映像(ノンクレジットver.)*CD+DVD+Tシャツ。*完全盤封入グッズ:中川翔子とBEAMSが共同プロデュースする「mmts(マミタス)」 の中川翔子描き下ろし“アクビちゃん”イラストTシャツ(全3種のうちランダム1種封入)。
2020年09月02日俳優の菅田将暉と中村倫也がコラボした楽曲「サンキュー神様」が28日より配信を開始し、MVに同じ事務所の松坂桃李が出演することも明らかになった。2017年から本格的に音楽活動を開始し、音楽アーティストとしても注目される菅田。2019年リリースの「まちがいさがし」は各配信ストアにて1位を席捲し、年末の『第70回NHK紅白歌合戦』への初出場を果たし、『第61回 日本レコード大賞』特別賞も受賞した。一方中村はミュージカルでも活躍し、映画『アラジン』日本語吹き替え版でアラジンを演じ、菅田と同じく『第70回NHK紅白歌合戦』で楽曲を披露している。同じ事務所の先輩・後輩である2人。新型コロナウイルスによる自粛期間中に、全てのエンターテインメントの動きが鈍くなっているのを感じた菅田が、中村に自分たちにもモノ作りを通して何か出来ることはないかと投げ掛けたことをきっかけに音楽制作を進め、楽曲が完成し、本日より配信を開始した。コーラスには2人と同じ事務所に所属する木村佳乃とchayも参加し、ジャケット写真には菅田、中村の手描きのイラストと文字が使用されている。本日解禁となったMVは、写真館を舞台にした「記念撮影」をテーマにしたストーリー仕立ての作品となっており、菅田と中村が記念写真を撮りに行く写真館を営む男性役として、同じ事務所に所属する松坂桃李が出演している。監督は「まちがいさがし」以来のタッグとなる林響太朗が務めた。今回使用している菅田と中村の2ショット写真は実際にミュージックビデオ撮影時に松坂が撮影したフィルム写真となっている。ミュージックビデオの制作等について語った菅田と中村のトーク動画第二弾もYouTubeにて公開された。○松坂桃李 コメント二人が曲を出すらしいと聞いていた中、事務所の先輩である中村倫也さんから、直々にMV出演のお声がけを頂き、僕は歌うことでは何もできないけれど、MV出演という形で二人の力になれるのであれば是非出たい! とお伝えし実現しました。撮影中は仕事をしている感覚がないくらい楽しくて、何よりも初めて三人そろって撮影できたことが嬉しかったです。僕は写真家という設定で、二人を撮影しているシーンがあり、カメラ越しに二人の姿を見ている時間がとても幸せな一時でした。この曲にはやさしく背中を押してもらえる力強さを感じます。曲と同時にMVにも是非注目して頂ければ幸いです。○監督・林響太朗 コメント朝。カーテンから溢れる太陽。部屋の中をぐるぐると周り、優しく照らしてくれる。ベランダからは、少年の声、鳥のこえ、遠くでは、電車が通過する。ある人は、仕事に励み、ある人は自分の好きなことにあて、ある人は、何もしない朝を楽しむ。「ふつう」のことが今、尊いことに気づきました。その景色の方向に目をむけ、ゆっくりと、優しく、シャッターを切る。今日を全力で楽しむ。
2020年08月28日菅田将暉が同じ事務所の先輩であり同志でもある中村倫也と音楽共演を果たした楽曲『サンキュー神様』が、本日8月28日(金)に配信リリースされた。音楽アーティストとしても注目され、2019年にリリースした『まちがいさがし』でNHK紅白歌合戦への初出場を果たした菅田。今回の楽曲は、新型コロナウイルスの影響でエンタテインメントの動きが鈍くなっていると感じた菅田が、中村に「自分たちにもモノ作りを通して何か出来ることはないか」と持ちかけたことをきっかけに制作が始まった。完成した『サンキュー神様』は誰もが不安で迷いを抱えてしまうようなこの時代に、人との繋がりの中で前を向き進んでいくことを自身や仲間に語り掛けるような暖かいロックナンバーに仕上がっている。コーラスには、ふたりの想いに共感した木村佳乃とchayも参加。ジャケット写真には菅田、中村の手描きのイラストと文字が使用されている。さらに、配信とともに公開された本作のMVには、松坂桃李が出演。写真館を舞台に、“記念撮影”をテーマにしたストーリー仕立ての作品となっており、松坂は菅田と中村が記念写真を撮りに行く写真館を営む男性役として出演している。監督は『まちがいさがし』以来、菅田と初めてタッグを組む林響太朗。今回使用ときめている菅田と中村の2ショット写真はMV撮影時に松坂が撮影したフィルム写真とのことなので、注目してほしい。なお、MV制作等について語った菅田と中村のトーク動画第2弾もYouTubeにて公開されている。●松坂桃李コメントふたりが曲を出すらしいと聞いていた中、事務所の先輩である中村倫也さんから、直々にMV出演のお声がけを頂き、僕は歌うことでは何もできないけれど、MV出演という形でふたりの力になれるのであれば是非出たい!とお伝えし実現しました。撮影中は仕事をしている感覚がないくらい楽しくて、何よりも初めて三人そろって撮影できたことが嬉しかったです。僕は写真家という設定で、ふたりを撮影しているシーンがあり、カメラ越しにふたりの姿を見ている時間がとても幸せな一時でした。この曲にはやさしく背中を押してもらえる力強さを感じます。曲と同時にMVにも是非注目して頂ければ幸いです。●監督・林響太朗コメント朝。カーテンから溢れる太陽。部屋の中をぐるぐると周り、優しく照らしてくれる。ベランダからは、少年の声、鳥のこえ、遠くでは、電車が通過する。ある人は、仕事に励み、ある人は自分の好きなことにあて、ある人は、何もしない朝を楽しむ。「ふつう」のことが今、尊いことに気づきました。その景色の方向に目をむけ、ゆっくりと、優しく、シャッターを切る。今日を全力で楽しむ。菅田将暉×中村倫也『サンキュー神様』 ミュージックビデオ菅田将暉×中村倫也『サンキュー神様』 8/28配信リリース!トーク①菅田将暉×中村倫也『サンキュー神様』 8/28配信リリース!トーク②●菅田将暉×中村倫也『サンキュー神様』8月28日(金)配信リリース配信URL: ミュージックビデオURL:
2020年08月28日俳優の菅田将暉と中村倫也が、コラボレーション楽曲「サンキュー神様」を28日にリリースすることが明らかになった。2017年から本格的に音楽活動を開始し、音楽アーティストとしても注目される菅田。2019年リリースの「まちがいさがし」は各配信ストアにて1位を席捲し、年末の『第70回NHK紅白歌合戦』への初出場を果たし、『第61回 日本レコード大賞』特別賞も受賞した。一方中村はミュージカルでも活躍し、映画『アラジン』日本語吹き替え版でアラジンを演じ、菅田と同じく『第70回NHK紅白歌合戦』で楽曲を披露している。そんな菅田が、同じ事務所の先輩であり同志でもある中村倫也と音楽共演することが、Official YouTube Channelにアップされた2人のトーク動画にてサプライズ発表された。新型コロナウイルスによる自粛期間中に、全てのエンターテインメントの動きが鈍くなっているのを感じた菅田が、中村に自分たちにもモノ作りを通して何か出来ることはないかと投げ掛けたことをきっかけに音楽制作を進め、楽曲「サンキュー神様」が完成したという。今回の楽曲制作に共感し、コーラスには2人と同じ事務所に所属する木村佳乃とchayも参加。そしてジャケット写真には菅田、中村の手描きのイラストと文字が使用されている。28日に配信リリースされるほか、きょう24日25時〜のラジオ番組『菅田将暉のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で音源が初解禁となる。尚、この楽曲における菅田将暉、中村倫也への収益は寄付される予定。この発表に、Twitterでは「最高に推せる」「楽しみすぎる」「妄想じゃなくて現実?」と喜びの声で溢れた。また歌唱力の高い2人のコラボに「2人とも歌がうまいから納得」「強すぎる」「紅白に出て欲しい」と期待の声も上がっていた。
2020年08月24日女優として数々のドラマや映画、CMなどで活躍している有村架純(ありむら・かすみ)さん。公式インスタグラムに写真が投稿されるたびに、「かわいい」「きれい」と話題になっています。有村架純のインスタには魅力的なショットが満載!2020年8月6日には、週刊誌『週刊文春』のグラビアページ『原色美女図鑑』のアザーカットを公開。セクシーなノースリーブ姿や、アップの写真でファンを魅了しています。 View this post on Instagram 週刊文春 原色美女図鑑 アザーカット A post shared by kasumi arimura 有村架純&staff (@kasumi_arimura.official) on Aug 6, 2020 at 2:49am PDT View this post on Instagram A post shared by kasumi arimura 有村架純&staff (@kasumi_arimura.official) on Aug 6, 2020 at 6:10am PDTこのほかにも、有村架純さんはプライベートが垣間見られる写真や撮影オフショットなどを投稿。更新があるたびにファンは「最高!」「本当に素敵」といった絶賛のコメントを寄せています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by kasumi arimura 有村架純&staff (@kasumi_arimura.official) on Mar 2, 2020 at 2:12am PST View this post on Instagram WOWOWオリジナルドラマ「有村架純の撮休」まであと2日良い出会いもたくさんあり、参加できて良かったです。楽しかったよ〜 ✌︎✌︎ A post shared by kasumi arimura 有村架純&staff (@kasumi_arimura.official) on Mar 18, 2020 at 2:45am PDT View this post on Instagram ♀️#HOTPEPPERBeauty A post shared by kasumi arimura 有村架純&staff (@kasumi_arimura.official) on Mar 2, 2020 at 12:44am PST View this post on Instagram A post shared by kasumi arimura 有村架純&staff (@kasumi_arimura.official) on Feb 14, 2020 at 6:00am PST View this post on Instagram 日付 A post shared by kasumi arimura 有村架純&staff (@kasumi_arimura.official) on Feb 27, 2020 at 6:37am PST View this post on Instagram 映画「花束みたいな恋をした」どんな日々を紡ぐのでしょう。写真暗いけど許してね✌︎ A post shared by kasumi arimura 有村架純&staff (@kasumi_arimura.official) on Jan 17, 2020 at 4:05am PST View this post on Instagram お疲れ様です☺︎ A post shared by kasumi arimura 有村架純&staff (@kasumi_arimura.official) on Dec 16, 2019 at 4:14am PST View this post on Instagram 何らかのオフショット師走、走り抜けような〜 A post shared by kasumi arimura 有村架純&staff (@kasumi_arimura.official) on Dec 21, 2019 at 4:45am PST有村架純ってどんな人?有村架純さんは、高校時代に芸能事務所『フラーム』のオーディションを受け、一度落選。その後、オーディションを受け直し、合格しました。2010年にドラマ『ハガネの女』(テレビ朝日)で女優として初出演し、翌年には『ギャルバサラ -戦国時代は圏外です-』で映画初主演を果たしています。2013年には連続テレビ小説 『あまちゃん』(NHK)で女優・小泉今日子さんが演じた、主人公の母親の少女時代役を務めブレイク。その後、映画 『ストロボ・エッジ』『ビリギャル』などで主演を務めました。『ビリギャル』では『日本アカデミー賞』優秀主演女優賞および新人俳優賞を受賞しています。また、2016年と2017年連続で『NHK紅白歌合戦』の司会者に抜擢。連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)でもヒロインを演じ、今や国民的女優となっています。これから有村架純さんがどのような活躍を見せてくれるのかに注目です。有村架純が「胸が今までで1番やわらかい」と暴露される『写真集』のセクシーさにドキッ![文・構成/grape編集部]
2020年08月20日昨年2月に「けやき坂46(ひらがなけやき)」から改名し、1stシングル「キュン」が発売初週で47万枚を売り上げるなど華々しいデビューを飾ったアイドルグループ・日向坂46。『NHK紅白歌合戦』に初出場するなど大躍進を遂げたデビュー1年目に密着したドキュメンタリー映画『3年目のデビュー』が、新型コロナウイルス影響による公開延期を経て、8月7日に公開を迎えた。本作で映し出されるのは、自分たちのアイデンティティを模索し続けたけやき坂46としての3年間、そして、改名をきっかけに日向坂46としての新たなスタートを切ったグループにおいて、輝きと苦悩が交錯する彼女たちの姿。グループの中心メンバーであり、改名発表の瞬間にも立ち会っていた佐々木美玲にインタビューし、改名を振り返るとともに、モデルや女優など個人としても活躍の幅を広げている今に迫った。改名発表の瞬間、それまでの3年間のいろいろな感情がこみあげてきて涙を流した佐々木。改めて改名をどのように感じているか尋ねると、「改名してデビューさせていただいてから、本当にたくさんの夢が叶っているので、改名できてよかったなって。けやき坂46という名前も大好きですけど、ひとつのグループとして日向坂46になって、みんなでデビューできてよかったなって思います」としみじみと語る。日向坂46としてデビュー後、個人でも活躍しており、グループとして出演したドラマのほか、今夏放送のテレビ東京系ドラマ『女子グルメバーガー部』にも出演、今年3月から日本テレビ系情報番組『ZIP!』のリポーターとしても新たな一面を見せている。また、昨年4月号より女性ファッション誌『non-no』の専属モデルとして活動。就任発表時、「ノンノの専属になるというお話を聞いた時、まさか自分だとは予想もしていなくて本当に本当にビックリしました。夢の一つである専属モデルになれたこと、心の底から嬉しかったです」と喜びを語っていた。当時、加藤史帆、佐々木久美、高本彩花もそれぞれ、『CanCam』、『Ray』、『JJ』の専属モデルになることが発表され、4人の専属モデルが一挙誕生。佐々木美玲は、「最初に私たちが専属モデルになった時に、めちゃくちゃ叩かれたんです」と明かすも、モデル就任は自身にとって大きな転機になったそうだ。「私はモデルのお仕事で助けられました。去年、自分の中で悩みがあり、どうしようと思っていた時期があるのですが、専属モデル就任は、日向坂46の代表としてもっと日向坂46を知ってもらうという役割もあり、ここで私が負けたらその意味がなくなってしまうと思って、気持ち的に復活することができました。それはすごく大きな出来事で、モデルの仕事があるから頑張ろうと思えたんです」と、モデル就任をきっかけに再び前を向くことができたという。そして、「グループから離れてお仕事をするので、それもまた新鮮で、のびのび活動できる」と、1人で活動する時間が佐々木にとってはプラスに。「アイドルとはポージングも全然違うので、最初は課題がありすぎて難しかったのですが、編集部のみなさんが優しかったのでたくさん教えていただいたり、雑誌を見て研究したり。今はすごく居心地がいいです」とうれしそうに話した。最後に今後の目標を尋ねると、「グループとしては、目の前にある東京ドームが目標ですし、今はメンバーそれぞれ、バラエティやドラマ、情報番組、丹生(明里)ちゃんならゲームとか、ありがたいことに個人個人が頑張っている環境があります。だから、個人の活動も頑張って、テレビをふとつけたら『あ、日向坂46のメンバーがいる』という日々が続いたらいいなって思っています」と、グループのさらなる知名度向上のためにも個人の活動も引き続き全力を注いでいく。■佐々木美玲1999年12月17日生まれ。兵庫県出身。2016年、「けやき坂46オーディション」に合格。2019年4月号より女性ファッション誌『non-no』の専属モデルに就任。グループで出演したテレビ東京系ドラマ『Re:Mind』(2017)、日本テレビ系ドラマ『DASADA』(2020)のほか、テレビ東京系ドラマ『女子グルメバーガー部』(2020)にも出演し、女優としても活躍する。また、2020年4月より日本テレビ系朝の情報番組『ZIP!』内のコーナー「流行ニュース キテルネ!」のリポーターも務めている。衣装:トゥービー バイ アニエスベー
2020年08月09日●小坂菜緒&佐々木美玲も絶賛するキャプテン力昨年末、『NHK紅白歌合戦』に初出場するなど、大躍進を遂げたアイドルグループ・日向坂46のデビュー1年目に完全密着したドキュメンタリー映画『3年目のデビュー』が、新型コロナウイルス影響による公開延期を経て、7日に公開を迎えた。デビュー1年目に完全密着といっても、2019年2月に「けやき坂46(ひらがなけやき)」から前代未聞の改名をする以前の映像も含まれ、1stシングル「キュン」が発売初週で47万枚を売り上げるなど、華々しいデビューを飾り日々拡大していくグループの人気とは裏腹に、その内側に隠れたメンバー一人ひとりの苦悩をも余すところなく映し出される。自分たちだけの名前を手に入れてからもなお、日向坂46らしさを求めて模索を続けてきた、その葛藤と努力の日々を追ったエモーショナルな力作だ。その渦中にいたメンバーの中で人知れず葛藤していた人こそ、キャプテンの佐々木久美だろう。ひらがなけやき時代からキャプテンとしてグループをまとめ、自分たちのアイデンティティーを模索し続けた3年間について、キャプテンは何を思い、本作の公開をどう迎えているのか。彼女に加え、日向坂46メンバー小坂菜緒、佐々木美玲にも、キャプテンとしての佐々木久美について話を聞いた。――昨年大きくグループを取り巻く環境が変わったと思いますが、日向坂46としての1年間を振り返っていかがでしょうか?佐々木久美:私は潰れそうとか、今までの人生で1回もなかったのですが、去年の夏だけはちょっと忙しすぎて、寝ているのか起きているのかわからないような状態になりました。その当時の記憶があんまりないんです。毎日が必死すぎて、ほかのことが何にもできなかった。とりあえず毎日仕事に行って現場でとりあえず頑張るみたいな。その日暮らしみたいな感じだったので、考えごとをする時間もなくて大変でした。――けやき坂46時代の苦しい時からグループの魅力に自信を持って牽引していたと思いますが、その自信はいつから持てるようになりましたか?佐々木久美:今でも自信は全然ないので、堂々と見せるように心がけているんです。かっこつけたがりというか、自信があるんだなって思われるように頑張っている感じです。メンバーにはバレてもいいのですが、ファンの人に弱い部分を見られたくないという気持ちがあって、「キャプテンさすがじゃん!」って思われたいんです。ヘロヘロしているところを見せないように踏ん張っている感じです(笑)。――そのキャプテンらしさは、どうやって身に着けたのでしょうか?佐々木久美:誰に教わったわけではないのですが、キャプテンという自覚はしていますし、そういう立場でもあることはわかっているので、いつもそう振る舞っているんです。周囲にもグループのキャプテンとして見られるので、私がへなちょこだったらグループ全体が「あ、大丈夫?」って思われちゃうじゃないですか。グループとして表舞台に立つ時は普段の自分を断ち切って、キャプテンとして頑張ろうと心がけています。――頑張るキャプテンの普段の素顔はどんな感じなんですか?佐々木久美:あんまり真面目なことが好きじゃなくて、とりあえず笑っていたい感じです(笑)。実はピリピリした雰囲気が本当に苦手で、平和でいたいという気持ちがあるんです。けんかとかも嫌いだし、誰かのことを陰で言うことも好きじゃないし、平和に暮らしたい気持ちがあるので、自分が先頭に立って何かを言うのも苦手。それが本当の私です(笑)。――久美さんはこう言われていますが、美玲さんから見てどんなキャプテンですか?佐々木美玲:すごいなって思います。本当にキャプテンらしいキャプテンです。みんなでふざけている時は一番にふざけているのですが、キャプテンの仕事の時はキャプテンの仕事をしている。みんなをまとめたり、MCをやってくれたり、すごいなって思います。久美はもう大人なので、そんなにグイグイみたいな感じではなく、みんなを見守っている感じです。憎まれることはまったくないですよね。むしろ一番慕われています。佐々木久美:彼女(美玲)は細かいところを見てくれていたりしますが、私はお父さんみたいな感じです(笑)。お父さんは家族のひとりひとりの細かいところはわからないけれど、家族全体を見守ってくれているじゃないですか。反面、お母さんってすごくひとりひとりに細かくお世話をしてくれますよね。子供のこととか。メンバーひとりひとりにピンポイントで気にかけてくれます。――小坂さんはいかがですか?小坂菜緒:表に出ている印象の通り本当にしっかりされている方で、私たち2期生とか、3期生とか、同期の1期生の中でも、悩んでいる子がいたらちゃんと気にかけてくれるところは視野が広いなと感じていて、本当に頼りにしていますし、だれとでも仲がよくて幅広くメンバーのことを愛してくれるている姿が見られるのが、私も安心できるところです。――印象の残っているエピソードがありましたら教えてください。小坂菜緒:私はけっこう人見知りで、最初あんまりメンバーと話したりすることが上手にいかなかった時期があったんですけど、久美さんにご相談したら、「こさかなはこさかならしくていいんだよ」っていう言葉をかけてくださって、無理に急いでみんなとすぐに仲良くなろうとしなくてもいいんだって。徐々に徐々にゆっくりでも話していけたらいいなって思うようになったんです。そこで気持ちが軽くなったので、そういうご相談ができるのはすごくいいなって思いました。●キャプテンの視点から感じるグループの魅力――キャプテンとして厳しいことも言っている姿も映画では映されていましたね。憎まれ役じゃないけれどキャプテンってつらいなって、思うこともあるのでは?佐々木久美:それがみんなすごく優しくて…本当に優しいんですよ。ダンスの面でこういう風にしたほうがいいと言っても、みんながすごく大人なので、私たちのために言っているという雰囲気をすごく出してくれるんです。なんかまた言っている、みたいなことを感じたことは1回もないです。本当にみんな優しくて、日向坂は素敵なグループだと思います。――日向坂46のみなさんは確かに優しいイメージがありますよね。佐々木久美:私たちは人数が20人程度なので、ひとりひとりと会話する時間があります。ひとりひとりと、ちゃんと話ができることは強みかもしれないです。――キャプテンとして転機になったなと思った瞬間はあったのですか?佐々木久美:最初はこういう性格なので、やりたくはなかったんです。みんなの先頭に立っていくことも向いていないなって思っていたので、「なんで私が?」と思ったこともありましたが、時が経つにつれて、そういう思いを吹っ切ってやっていかないといけないなという気持ちになりました。そこからは胸を張っていこうというと思うようになりました。――個人として雑誌の専属モデルも務めていますが、モデルのやりがいや面白さはどう感じていますか?佐々木久美:私は本当に自分に自信がないので、最初はすごく撮影が怖くて……。ネットとかみんなで一緒に見ちゃうタイプで(笑)、(専属モデルの)5人が一斉に叩かれていたので、実力で専属になれたわけじゃないのかなって思ってしまい、本当に自信がなくなって撮影のたびに怖かったんです。アイドルの時とポージングもまったく違うし、カメラマンさんにも「もっとこうして」と言われたりして、「ごめんなさい!」みたいな気持ちでずっとやってました。でも、ほめてくださる方々もたくさん出てきて。そうしたらある日、実家に雑誌が山積みになっていたことに気づいたんです。お父さんは熱心に雑誌とか買うのですが、母はあまり自分から買ったりしないのですが、『Ray』だけは毎月買って大事にとっておいてくれて。それがすごくうれしくて、もっと頑張ろうと思うようになりました。――今は楽しいですか?佐々木久美:すごく楽しいです。ポージングが違うことも楽しいと思えるようになってきて、お洋服がそもそも大好きなので、いろいろなお洋服が着られることもうれしいですし、アイドルとは違う新しい一面を見せられるということが喜びに変わって、毎月撮影も発売も楽しみになりました。――グループにおける自身の目標は何でしょう?佐々木久美:日向坂46という名前がもっと大きくなって、ちゃんとそれに見合った実力で自分たちも進んでいきたいなってすごく思います。自分たちの今のセールスポイントは全力で気持ちよく取り組み、観ている人も楽しくさせることが目標なので、そういう気持ちも忘れずに目の前にあることをひとつひとつ大事に積み上げて行きたいなと思っています。――今後の個人としての目標はいかがですか?佐々木久美:もっと自分にしかできないことを見つけていきたいなって思います。いまは女優業をやっているメンバーがいたり、ゲームのお仕事しているメンバーがいたり、最近はそういうことが顕著になってきたのですが、自分は何もできていないなって思うんです。でも、面白いことが大好きなので、そういうことに関わりたいと思っています。――具体的には、どういうことですか?佐々木久美:私は芸人さんが大好きで、バラエティしか観ないんです。録画もバラエティばかりで、毎日その録画を消費することに必死です(笑)。私の中のレジェンドは、サンドウィッチマンさんとオードリーさんで、そのお二方の番組は全部観ています。もちろん第7世代の若手の方もすごくいっぱい観ているのですが。サンドウィッチマンさんは全部のネタを観ていて、毎年ライブも応募していますが外れちゃって(笑)。面白いことが大好きなので、自分がそういうものに関われたらいいなあと。私が面白いことをするというよりは、そういう現場で関わっていれば幸せだなと思うので、もっと頭の回転が速くなればいいなと思っています(笑)。■佐々木久美1996年1月22日生まれ。千葉県出身。2016年、「けやき坂46オーディション」に合格。大学を卒業した2018年、けやき坂46のキャプテンに就任。以後、日向坂46でもキャプテンを務め、グループを牽引している。グループで出演したテレビ東京系ドラマ『Re:Mind』(2017)、日本テレビ系ドラマ『DASADA』(2020)で演技にも挑戦。2019年4月号より女性ファッション誌『Ray』の専属モデルに起用され、ファッションイベントなどでも活躍している。衣装:トゥービー バイ アニエスベー
2020年08月08日●メンバーの明るさに引っ張られて自身も変化昨年2月に「けやき坂46(ひらがなけやき)」から改名し、1stシングル「キュン」が発売初週で47万枚を売り上げるなど華々しいデビューを飾ったアイドルグループ・日向坂46。『NHK紅白歌合戦』に初出場するなど大躍進を遂げたデビュー1年目に密着したドキュメンタリー映画『3年目のデビュー』が、新型コロナウイルス影響による公開延期を経て、8月7日に公開を迎える。本作で映し出されるのは、輝きと苦悩が交錯する彼女たちの姿。追加メンバーオーディションによって2017年8月に2期生として加入し、1stシングル「キュン」から4作連続でセンターを務める小坂菜緒の苦悩も明かされる。「なんで私が?」となかなかセンターを受け入れることができず苦しかったいう小坂に、その苦悩をどのように乗り越えてきたのか話を聞いた。友達に連れられて「けやき坂46」のライブビューイングを見て、追加メンバーオーディションを受けようと決意したという小坂。それ以前から「いつか芸能界に入りたい」と漠然とした思いはあったものの、ライブビューイングでアイドルのパワーを実感し、けやき坂46加入が明確な目標となった。「当時中学3年生で、受験や部活などいろいろ悩んでいたんですけど、ライブビューイングを見ていたら自然と笑顔になって、気持ちが軽くなっていて、アイドルのパワーは人の気持ちを変えるくらいすごいんだと感じました。自分は前に出るのがあんまり好きなタイプではありませんでしたが、自分が与えられるものって何だろうと考えたときに、だれかを喜ばせることはできないのかなと思って、けやき坂46を目標にアイドルを目指したいって思って応募しました」引っ込み思案だった小坂にとってものすごく勇気のいる挑戦だったと思うが、「そのときあまり夢がなくて、将来このまま普通に高校に行って、大学に行って、就職して……という風に進んでいくのかなと悩んでいた時期でもあって、本気で目指したいと思った夢を見させてくれた瞬間だったので、ここでいくしかない! と思いました」と、当時の心境を明かす。見事オーディションに合格し、2期生として加入すると生活は一変。「大阪出身なので上京する形になり、親元を離れるという、家に帰っても親がいない空間も初めてですし、全国から集まった女の子たちがいるグループに飛び込んだものの、人見知りでしゃべれないしどうしようって不安ばっかりでした。もともと落ち着きがあるって言われることが多かったんですけど、違う意味で関わりづらいのかなって悩んでしまった時期もあって」と振り返る。だが、「先輩たちが楽しい雰囲気を作ってくださるので、そこに便乗して気持ちが楽しくなっていって、最初は自分の中でも暗いところがありましたが、このグループに入って活動するにつれて変わっていきました」と、メンバーの明るさに引っ張られるように変化。「自分が戸惑っているところを、手を引っ張って連れていってくれたという感じでした」と表現した。○■メンバーが心の支えに「話を聞いてもらえるだけで気持ちは変わる」本作では、今だから明かせる本音を赤裸々に語っている。「いろいろ思うことはあるんですけど、ファンの皆さんに対してそれを表に出すのもよくないですし、だからこそ密着カメラで撮っていただいて、それが映像に残ってドキュメンタリーになるのはいいことなのかなと思います。当時は絶対に言えないので。今だから、本当はこう思っていたんだって知っていただくのは、思い出になるなって感じます」1stシングル「キュン」でセンターに抜てきされたときの苦悩も涙ながらに告白している。当時どのように乗り越えたのか尋ねると、「あの時は気合みたいな感じでした」と笑い、「もともと周りの目を気にしちゃう性格なので、集団にいるのがあんまり居心地よくなかった部分もあったんですけど、自分の居場所は今ここしかないんだと思ったら必死についていくしかないなと。だから人間関係を築くのも自分の課題なのかなって、それが一番大事だと感じました」と、人間関係構築を最も優先すべき課題に掲げた。そして、グループ内で人間関係を構築していくことで、結果的にセンターの苦悩を乗り越えられたという。「センターで悩むことやプレッシャーを感じることは絶対にあるんですけど、そのときにメンバーに頼れるか頼れないかで気持ち的に大きく変わってくるので、先にメンバーとの関係を築いて、頼れる存在を作るのが一番だなって。話を聞いてもらえるだけで自分の気持ちは変わってくるので」人間関係構築においては「笑顔」を意識。「笑い話としてですが、昔から『話しかけるなオーラすごいよ』って言われることがあって、人見知りというところから話しかけづらいオーラが出ているのかなと思ったので、ことあるごとに笑顔で接してみるとか、そういう細かいところを意識するようにしていったら、いつか心が開けるときが来るんだなと感じました」と笑顔の効果を感じているそうで、「今では本当に自分でもこんなに笑うんだっていうくらい笑うようになりました」とまぶしいほどの笑顔で語った。●4作連続センターの恐怖感「締め付けられている」相談できる仲間ができたことでセンターの重圧も乗り越えてきた小坂だが、今年1月に4thシングル「ソンナコトナイヨ」で4作連続センターが決定した際、ブログで「正直なところ、私じゃないと思ってました。だから、最後まで残った時、なんと言っていいか分からないけど、、、恐怖感に襲われました」と本音を吐露した。「あまり振り返りたくない部分かもしれませんが……」と当時の心境を尋ねると、「全然大丈夫です」とにっこり。自身の思いをゆっくりと打ち明けてくれた。「ここまでずっとセンターを務めてきて、3枚目まではあり得るのかなって思っていた時期はあったんですけど、4枚目のときに、何があったというきっかけは特にないんですが、なぜか気持ちの中で変わるだろうなというのがあって、そういう気持ちでフォーメーション発表を聞いていたら最後まで残って、あぁそうなんだって。そして、今まで感じたことのない不安が襲ってきました。4作まで続いて、メンバーから『4作!?』みたいな感じは全然ないですが、周りの方々からどう思われるんだろうという不安が大きくなって。薄れかけていた怖いという思いが、改めて4作目のときにドーンと出てきた感じがありました」その恐怖と戦いながら4作目もセンターとしての役割を果たしてきた小坂だが、「その気持ちは1回感じると今でも消えなくて。やっぱり、『4作連続』という言葉がすごく締め付けているな、締め付けられているなっていうのがあって。だからこそのプレッシャーを感じることが多く、一つ一つの曲をパフォーマンスするたびに『大丈夫かな』という不安はずっと今もあります」と、その重圧と戦い続けているという。「でも、それでもその気持ちに負けないでいることが大事だなって思うし、自分が不安がっていたり、怖がっている思いを見せてしまうと、ファンの皆さんも心配するだろうし、メンバーのみんなも気を遣ってしまうと思うので、パフォーマンス中はそう思わないように、全力でそのステージを楽しむようにしています」と目の前のパフォーマンスに集中することで一つ一つ乗り越えているそうで、「気持ちは強くなったなと思います」と語るその姿はとてもたくましい。○■日向坂46は「フォーメーションにとらわれず全員が輝いている」さらに、「うちのグループは変にフォーメーションにとらわれないというのがあって、『この子はこの位置にいるから……』というのがあるとみなさん想像されているかもしれませんが、うちのグループは本当にそういうのがまったくないんです。どの子がセンターにいても1曲1曲をみんなで楽しむし、その子を支えるというのもあり、どこの位置にいても一人一人、22人全員が輝いているというのがグループの強みだと思います」と明かす小坂。「いつか(センターから)変わるときは来るってわかっていますが、そこに関してグループ内での不安はまったくないです」と言い切り、「それは日向坂46だからこそ思うことなのかなって思います」とメンバー同士の絆の強さを感じさせた。個人として女優やモデルとしても活躍している小坂。最後に今後の目標を尋ねると、「やっぱり一番やりたいのはアイドルなのでそのお仕事を一番に頑張りながら、女優さんなど個人としてのお仕事も少しずつでも挑戦できたらと思います。グループとしては、今年東京ドームでの公演がありますが、いい意味で自由に幅広く活動していきたいという思いがあり、最終目標を無理やり決める必要はないのかなと思うので、自由にのびのびと私たちらしく前に進んでいきたいです」と力強く語った。■小坂菜緒2002年9月7日生まれ。大阪府出身。2017年、「けやき坂46 追加メンバーオーディション」に合格し、2期生としてグループに加入。2018年、「Rakuten GirlsAward 2018 SPRING/SUMMER」でランウェイデビューも果たしたほか、『Seventeen』の専属モデルにも就任。翌2019年、日向坂46の1stシングル「キュン」でセンターを務めることが発表され、このデビューシングル以来4作連続でセンターの座を守り続け、日向坂46の絶対的エースとして人気を得る。また、グループで出演した日本テレビ系ドラマ『DASADA』(2020)で主演、ホラー映画『恐怖人形』で映画初出演にして初主演を務めるなど、女優としても活躍する。衣装:トゥービー バイ アニエスベー
2020年08月07日脚本家・古沢良太によるオリジナル作で、大人気ドラマを映画化した『コンフィデンスマンJP プリンセス編』が現在ヒット中だ。コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が、毎回さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる同作の映画化は2作目。シンガポールに拠点を持つ世界有数の大富豪一族・フウ家をターゲットに、壮大な物語が幕を開けた。主題歌「Laughter」を手掛けたのは、2018年のドラマ版よりタッグを組んでいるOfficial髭男dism(藤原聡、小笹大輔、楢崎誠、松浦匡希)。異例の抜擢により同ドラマの主題歌「ノーダウト」でメジャーデビュー、さらに 2019年の映画『コンフィデンスマンJP ロマンス編』主題歌「Pretender」が大ヒットし、『第70回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たすなど、まさに同作と共に駆け上がるヒゲダンにインタビューし、新曲への思いや、『コンフィデンスマンJP』の魅力について話を聞いた。○■大きな世界について歌った曲――まずは、公開中の『コンフィデンスマンJP プリンセス編』の主題歌「Laughter」が生まれた経緯や、曲に込めた思いについて教えてください。藤原:主題歌を務めさせていただく時には、毎回コンフィデンスマンチームの皆さんと打ち合わせをしていまして、今回は「特定の誰かの物語というより、誰もに当てはまる大きな世界のことを歌っていくのがいいんじゃないか」という話になりました。いつも「例えばこういう曲」というのをリファレンスとしていただくんですけど、今回は『アラジン』の「ホール・ニュー・ワールド」でした。台本を読ませてもらって、その提案に共感しまして、あまり一人称を使わずに、自分の心と世界に共通することを描いていけたらいいんじゃないかと思った結果、「Laughter」が生まれました。――「Laughter」という曲名で、「鳥の名はLaughter」という歌詞も出てきますが、なぜ「Laughter」だったのですか?藤原:「Laughter」には「笑い声」という意味があります。『コンフィデンスマンJP』でずっと描かれている「何が真実か嘘か」というテーマは、実は自分たちが音楽をやっていく中でものしかかってくるテーマでもあって。例えば、「たくさん聴かれること」が正しいのか考えた時に、もちろんビジネスとしてやっていく上では正義なんですけど、そこだけではないのではないかと。自分たちが「いいものができたな」と笑えるのか、その上でどうやって新しい道を歩いていけるのか、バンドとして足並みを揃えていけるのかといったことが、大事なんじゃないかと思うんです。自分たちの活動を振り返っていくと、みんなが笑っていることが、すごく大事でした。だから、より笑える方に飛んでいく、という思いで書きました。――「Laughter」を最初に聞いたとき、他の皆さんはどういう反応だったんですか?松浦:毎回、大枠のデモを持って来た時に「またすごい曲、書いてきたんか!」と思っています。作曲の泉が枯れないというか……本当に何曲も何曲も良い曲を書いてくるんですけど、「Laughter」はパッとデモを聞いた時からすごく良いメロディーだし、歌録りの時に「まだ新しい顔を見せるんだ」と感じ、ずっと進化し続けていると思いました。――前作『コンフィデンスマンJP ロマンス編』の主題歌「Pretender」が大ヒットして、曲が聴かれているだけでなく、外出自粛期間中にも色々な方がカバーして歌っていたりもしていました。この広がりについてはどう思われていたんですか?藤原:メンバーみんな、全然予測できてなかったでしょう?全員:(異口同音に)そうですね(笑)。楢崎:流行ってるんだなという風に思います!全員:(笑)松浦:簡潔(笑)。小笹:まさか、こんな反応とは思ってなかったですね。「いい曲だな」とは思いましたけど。藤原:初めての感覚でした。曲が広がってみんなのものになっていく感じというのか……バンドだけの楽曲というより、いい意味で手を離れていってるような。バンドとしては幸せなんじゃないかなと、すごく光栄に思っています。松浦:いつの間にか自分のわからないところで広がっていたので、フェスやライブでイントロが始まった時に大歓声が来て、はじめて実感しました。ランキングで上位になったり、全体の数字が大きくなったりということを見ても、結局どれくらいの人が聴いてるのかはあまりわからなくて、ライブででしか体感できないところはありました。――「Pretender」にはボクちゃんの気持ちも反映されているのでは? という意見もありますが、その点はいかがですか?藤原:なんとなく入ってはいるかもしれません。『ロマンス編』ということだったので、ボクちゃんとダー子、ジェシーとダー子の間柄がメインに描かれていて、そこに当てはまるものでもあり、自分の人生感、恋愛感にも当てはまるものというところで進めていきました。そういった意味で、それだけではないけれど、入っているところはあります。――そういう点が、様々な人の共感を呼んだのかもしれませんね。藤原:「きっとみんなが共感してくれるだろう」というより、「この名前のつけがたい心の動きを描けたら」と思ってはいたので、ここまで共感いただけたことには、びっくりしました。○■『コンフィデンスマンJP』魅力は?――『コンフィデンスマンJP』ドラマ版、『ロマンス編』ときて、『プリンセス編』で3度目のタッグとなりましたが、メンバーの皆さんにとってはどんな存在になりましたか?藤原:よくチーム内でも話しているんですけど、最初が月9なんですよね。月9のドラマと言ったら、きっと政治があるんじゃないかな、と思うじゃないですか。いろいろな大人がいて、「このバンドはどう?」「このアーティストはどうでしょう」という話もあったでしょうに、チームの方が自分たちの耳を指針にして音楽のオファーをくださったという第一歩がめちゃくちゃ光栄だったし、とにかく良い作品にしようとされていることが伝わってきました。それは3回目のタッグになっても変わらないどころか、さらに深くなっていくように感じたので、自分たちもバンドとして歌で応えていきたいという思いがありました。切磋琢磨させていただいてるような、それでいて一緒によりエンターテインメントの深いところ、面白いものを追求する仲間に入れていただけているような感覚です。小笹:初めての大型タイアップで月9の主題歌をやらせていただいたのは、驚きでした。当時はわからなかったんですけど、タイアップのお仕事が増えていく中で、「ヒゲダンさんのあの曲のような感じ」といったイメージ、例えば「『115万キロのフィルム』に感銘を受けたので、ああいうラブソングを」という形でお話をいただくこともあるんですが、コンフィデンスマンチームは全然違うんです。「なんでヒゲダンにこの提案をしてきたんだろう」と思うような、僕たちからは完成形が見えない提案をいただくことが多くて。「Pretender」の時もそうですけど、例えば「UKの要素を入れて欲しい」とか。僕たちだけでは作り得なかった作品を一緒に生み出すことができる、大事な存在です。――それだけ深く関わられている作品ですが、改めて皆さんの思う『コンフィデンスマンJP』の魅力を教えてください。小笹:第1話を観たときはシンプルに騙されればいいけど、ドラマの仕組みからして、第2話からは「騙される」という前提で観ていないといけないから、複雑じゃないですか。それを連続ドラマで、何種類もの騙し方を展開して……さらにコメディとして楽しい気持ちで見れる話もあれば、僕の好きな「家族編」のように人間の本質的な部分に触れる話もある。本当に、「何でこんなにいろいろな話を作れるんだろう?」と不思議です。映画版も作ると聞いてびっくりしたんですけど、毎回すごい作品になるので、作品の一ファンとして、長く続いてくれたら嬉しいです。松浦:僕は素直に騙されるし、登場人物全員が愛おしいなと思います。こんなに全員のキャラが立ってるドラマを、初めて観たかもしれないですね。みんな、かわいくないですか? 僕は五十嵐が好きです(笑)。楢崎:人間の本質に何が必要なのか、自分が本当に大切にするものは何だったのかといったテーマを、本質的ではないところを通してから絞っていくというところが、すごいと思います。「詐欺師とお金」という一見真実のない薄っぺらい外側を通して、しかもコメディタッチで気楽な気持ちで入るのに、到達地点で本質的なテーマが浮かび上がってくるという作りが好きです。映画版でも、物語がどんどん膨らんでいって、キャラクターによってもどこに大切なものを置くのかが違いますし、観ていて好きなところです。藤原:ドラマの時から一貫して、フォーカスが当たってる詐欺のジャンルによって、ちょっとしたパロディやオマージュにクスッとくるところが好きです。自分が音楽をやっている上でもそういったオマージュは好きで、ブルーノ・マーズにマイケル・ジャクソンを感じるように、楽しんで作っているとわかるのが素晴らしいところだなと思います。ドラマで出てきたキャストが映画にカムバックしてくる感じも、たまらないです。あとは、楢ちゃんとも重なりますが、詐欺師が嘘をついて騙していく物語なんだけど、何が真実で何が嘘なのか、騙していくのは正義なのか悪なのか……そもそも正義と悪というものがはっきりしてなくて、色々な色に物語が変わっていく感じが、人間の本質的な部分とすごく近い。それぞれのキャラクターが、自分の大切なものを守るため、野望を成し遂げるために誰かを騙していって、でもそこには騙すなりの思いやりや守りたい正義があったりと、一辺倒じゃないですよね。クルクルと変わっていく感じが、壮大なスケールで描かれているので、浮世離れした世界でも、自分の日常生活に生きてくるのだと思います。特に今回の『プリンセス編』は、より「嘘か真実か」という点にフォーカスされているように感じました。「偽物とは? 本物とは?」というテーマは、特に自分の人生においてもリンクするところだったので、主題歌として「Laughter」が生まれたことで、自分がミュージシャンとしてこれからやってく上でも大事なことを教わったと思っています。■Official髭男dism2012年結成、藤原聡、小笹大輔、楢崎誠、松浦匡希により結成。2018年 「ノーダウト」がフジテレビ系“月9”ドラマ 『コンフィデン スマンJP』の主題歌に抜擢されメジャーデビュー。 2019年、映画『コンフィデンスマンJP ロマンス編』の主題 歌「Pretender」をリリースし、34週連続でオリコンストリーミングランキング1位を記録、史上初で2億回再生を達成する。同年、『第70回NHK紅白歌合戦』に初出場。8月5日には、映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」主題歌「Laughter」を含めたNEW EP『HELLO EP』を発売する。9月26日には自身初のオンラインライブを開催する。
2020年08月07日●改名&デビューで「たくさんの夢が叶っている」2019年2月に「けやき坂46(ひらがなけやき)」から改名を行い、1stシングル「キュン」が発売初週で47万枚を売り上げるなど、華々しいデビューを飾ったアイドルグループ・日向坂46。その彼女たちにとって初となるドキュメンタリー映画『3年目のデビュー』が、新型コロナウイルス影響による公開延期を経て、8月7日にいよいよ上映がスタートする。昨年末『NHK紅白歌合戦』に初出場するなど、大躍進を遂げた日向坂46のデビュー1年目に完全密着した本作では、日々拡大するグループの人気とは裏腹に、その内側に隠れたメンバー一人ひとりの苦悩を活写。自分たちだけの名前を手に入れてからもなお、常に日向坂46らしさを求めて模索を続け、その葛藤と努力の日々を追った。その自分たちのアイデンティティーを模索し続けた3年間の記録について、本人たちはどう受け止めているのか。キャプテンの佐々木久美をはじめ、小坂菜緒、佐々木美玲に話を聞いた。――けやき坂46時代をも振り返る内容でしたが、完成した映画をご覧になっていかがでしたか?佐々木久美:昔からいろいろなところでカメラを回してくださっていて、それが記録として残っていることはうれしいことですし、ありがたいなって思いました。しかもそれが映画館のスクリーンで上映されると思うと、すごく不思議な気持ちにもなりました。そこには日向坂46らしさが出ていたなあと思ったので、早くみなさんにも観てほしいです。私自身もこの映画を観てメンバーのことがもっと好きになったので、“おひさま”(ファンの呼称)のみなさんももっと好きになってくれるんじゃないかなと思います。小坂菜緒:今まで表に出ていない私たちの裏のところがたくさん出ているので、私たちのことを知っている方々でも、改めて知ることがたくさんあると思います。ちょっと興味があるなって思っている方々には、これを観ていただいたら、こういうグループなんだってわかっていただけるような気がするので、たくさんの方々に観ていただきたいです。佐々木美玲:この『3年目のデビュー』を観て、思い出したことがいっぱいありました。3年前なので忘れてしまったことも多いのですが、「ああ、こういうこともあったなあ」って、笑顔で観ることができました。日向坂になってからファンになった方も多いと思うので、ひらがなけやき時代のことも少し知ってもらう機会になるのかなって思います。――特にグッと来たシーンは?佐々木美玲:実はメンバーみんなで観たので、ファンの方の目線ではなく、内輪で笑っちゃったんです。たとえば小坂菜緒が泣いている場面では、その隣で加藤史帆が人の手を匂っていたり、いいシーンなのに後ろで何かやっていたりするんです。そこが日向らしいんですけど(笑)佐々木久美:画面の真ん中にいる人“じゃない”ところがすごく面白くて、そういうところは笑っちゃうんですよね(笑)。メンバーが卒業するシーンは、いろいろと思い出されて悲しくもなり、懐かしい気持ちにもなりました。小坂菜緒:2019年後半からの日々は、けっこういろいろなことがありまして。握手会だったり、ライブだったり、ドラマの撮影だったり、その後半部分はとても見応えがあるところなのかなって思いました。――改名とデビューがグループにとって大きな節目だったと思いますが、いま振り返っていかがですか?佐々木久美:改名は人生で一番驚いた出来事で、本当にびっくりしたのですが、すごく前向きな気持ちになれました。その当時は寂しい気持ちにもなりましたが、改名は絶対に必要なことでしたし、あの時に改名をして素敵な名前をくださって、本当にうれしかったですし、日向坂という名前になれて本当によかったと思っています。小坂菜緒:配信した時はまさか改名が起こるとは思っていなくて、全然そういう意識もなかったので、すごくびっくりしました。でもマイナスのことはまったく思っていなくて、私たちにとっていいことになるのではないかって、その期待のほうが大きかったんです。佐々木美玲:改名してデビューさせていただいてから、たくさんの夢が本当に叶っているので、今となっては改名できてよかったなって。もちろん、けやき坂46という名前も大好きですけど、ひとつのグループとして日向坂になって、みんなでデビューできてよかったなって思います。●らしさ追求は永遠の課題も「とりあえず全力で」――日向坂らしさを模索していたという姿も映像に出ていましたが、どのように乗り越えたのですか?佐々木久美:日向坂らしさを探すことは永遠の課題だと思っていて、まだ見つかっているわけではないんです。年末に紅白に出させていただいたり、ほかの先輩方と同じように坂道グループのひとつとして、そういう場所に立たせていただけたことは自分たちの自信につながったので、今も模索中ではあるのですが、無理にすぐに見つけようとしないとで、とりあえず全力で目の前のことをやっていくことが未来につながるというのは、去年の一年でわかったことなんです。どうしようと悩み続けるのではなく、とりあえずみんなで乗り越えていく。いろいろなことを乗り越えていくことで見つけられることもあったので、頭で考えるのではなく、とりあえず行動することは大きかったと思います。――まだ模索中とのことですが、今感じている自分たちのカラーは何でしょうか?佐々木美玲:観ている人が元気になってくれることが一番いいなと思って、ハッピーオーラということで頑張ってきたのですが、その言葉に頼っていいのかなという気持ちは今までいつもあったんです。正直なところ、アイドルってみんなハッピーオーラじゃないですか。でも今は、そのハッピーオーラをどのアイドルよりも極めて、青春感あふれるハッピーをもっともっと届けられればいいなと。佐々木久美:とりあえず全力で取り組み、観ている人に元気を与えられたらいいなって思います。佐々木美玲:全力ハッピー!小坂菜緒:観ていて応援したいなって思ってもらえるグループって、やっぱり強いなって思うので、私たちも観ていてかわいいな、応援したいなって思ってもらえるグループを目指していきたいなと思います。――「TGCしずおか」で全力応援ソング「青春の馬」を初披露した時に、新しい一面を感じました。明るい日向坂だけでなく、力強さも感じるパフォーマンスでしたよね。佐々木美玲:それはありますね。あの曲はパフォーマンスに気合いが入るんです。ちょっとけやき坂46っぽいところがあると思います。パフォーマンスを初めて見た時に泣いているメンバーもいたので、それくらい伝わるものがあるのだと思います。――日向坂46として何か形が見えたような、先が見えたような感覚になる曲だったのでしょうか?佐々木美玲:これからも止まらず頑張ろうという感じだったと思います。小坂菜緒:日向坂になってからの応援ソングがなかったので、また新しい感じがあったのかなって思います。佐々木久美:ひよたん(濱岸ひより)と小坂菜緒のペアダンスの演出もすごく胸に響いて、そういうことも思いとしてはあったのかも知れないです。●コロナ禍でメンバーへの愛が増大「本当に好き」――そして今年は新型コロナウイルスの影響でエンターテインメントも止まり、この映画の公開も延期に。この期間に考えたことを教えてください。佐々木久美:メンバーへの愛は深まりました。ここまで会わないことは初めての経験だったので、すっごくみんなに会いたいなって思ったし、久々に会ったら愛にあふれちゃいました。本当に好きだなって思いました。もっとメンバーのことをずっと大切にしていきたいなってことは思いましたね。会えない期間が愛を深めました(笑)佐々木美玲:グループから離れて自由な時間を楽しませていただいたというのも正直あります。ステイホームで大変な時期でしたが、時間があったのでいろいろなことに挑戦しました。今までできなかった料理をやったり、私たちはメッセージアプリをやっているので、それでみんなで新しいことに挑戦したり、ただ休むのではなくて好きなことをやる時間になったと思います。そこでリフレッシュできたので、また新たに活動できることにも感謝し、みんなでまたひとつずつ頑張っていきたいです。小坂菜緒:日向坂になってからグループについていくことにすごく必死で、なんとかしがみついていたところはあったので、メンバーに会えなくて仕事がなかなか進まない2カ月間でしたが、初めて心が休まる瞬間がありました。気持ち的に落ち着きを取り戻したところがあったので、自粛期間が明けてお仕事をする時に落ち着いてグループについていくことができるのではないかって、改めて考えることができたんです。大変な時期でしたが、自分にとってはマイナスではない期間だったなと思います。――今後のグループの目標を教えてください。佐々木久美:年末に東京ドームが決まっているので、まずそれを成功させたいです。ただ、東京ドームがゴールみたいになっていますが、そこはゴールではなくて、これからもっといろいろな場所でライブをやっていきたいなと。海外でもライブしたいと思っていて、今はアジアだけみたいなところもあるのですが、そういう枠にとらわれずにワールドツアーも目指したいです。今は本当に大きな夢ですが、叶えたいなと思っています。――最後に、今回のドキュメンタリーをどのような人に観てほしいかという思いを込めて、メッセージをお願いします。佐々木久美:もちろんおひさまの人にも観てほしいのですが、ちょっと最近日向坂を気になっている方とか、おひさまの人に付き添いで来た人とか、説明書みたいな感覚でいろいろな人に観てほしいです。けやき坂46時代のことから本当に詳しく描いてくださっているので。そして、画面の中心にいる人だけでなく、回りにいる人も含めて、私たちのことを知ってもらいたいなってすごく思います。小坂菜緒:テレビなどを観て、日向坂46というグループがあるのかって初めて知った人でも、過去のけやき坂46時代のことも知れるし、今の私たちのことも知れるし、映画一本で私たちの3年間をしっかりと伝えられると思うので、少しでも興味をもったら一度観ていただきたいなと思います。佐々木美玲:握手会やライブはファンの方でないと応募の仕方がよくわからないと思いますが、映画は誰でも気軽に入れるというか、すぐに観ることができる。そして、日向らしいハッピーで終わる映画なので、気楽に観ていただけたらうれしいなと思います。■佐々木久美1996年1月22日生まれ。千葉県出身。2016年、「けやき坂46オーディション」に合格。大学を卒業した2018年、けやき坂46のキャプテンに就任。以後、日向坂46でもキャプテンを務め、グループを牽引している。グループで出演したテレビ東京系ドラマ『Re:Mind』(2017)、日本テレビ系ドラマ『DASADA』(2020)で演技にも挑戦。2019年4月号より女性ファッション誌『Ray』の専属モデルに起用され、ファッションイベントなどでも活躍している。■小坂菜緒2002年9月7日生まれ。大阪府出身。2017年、「けやき坂46 追加メンバーオーディション」に合格し、2期生としてグループに加入。2018年、「Rakuten GirlsAward 2018 SPRING/SUMMER」でランウェイデビューも果たしたほか、『Seventeen』の専属モデルにも就任。翌2019年、日向坂46の1stシングル「キュン」でセンターを務めることが発表され、このデビューシングル以来4作連続でセンターの座を守り続け、日向坂46の絶対的エースとして人気を得る。また、グループで出演した日本テレビ系ドラマ『DASADA』(2020)で主演、ホラー映画『恐怖人形』で映画初出演にして初主演を務めるなど、女優としても活躍する。■佐々木美玲1999年12月17日生まれ。兵庫県出身。2016年、「けやき坂46オーディション」に合格。2019年4月号より女性ファッション誌『non-no』の専属モデルに就任。グループで出演したテレビ東京系ドラマ『Re:Mind』(2017)、日本テレビ系ドラマ『DASADA』(2020)のほか、テレビ東京系ドラマ『女子グルメバーガー部』(2020)にも出演し、女優としても活躍する。また、2020年4月より日本テレビ系朝の情報番組『ZIP!』内のコーナー「流行ニュース キテルネ!」のリポーターも務めている。衣装:トゥービー バイ アニエスベー
2020年08月06日DAOKOさんのニューアルバム『anima』は、エレクトロニカ、ヒップホップ、ドラムンベース、ゲームミュージック等、とても多様な音楽性に溢れている。様々な音楽に出合えるプレイリストのような感覚が、一枚にとじこめられている。10代の経験も経て、自分が本当に向いてることもわかってきた。「サブスクリプションで、勝手に好きな曲たちがまとめられてるみたいな感じかもしれないですね。自分がいろんな音楽が好きってこともあって、ひとつの音楽ジャンルに絞りきれない。私は元々ネットから出てきて、いろんなカルチャーの影響を受けてきた。ボカロやアニメはもちろん、クラブミュージックもバンドも好き。ストリートカルチャーもですし。今回は自分の好きな音楽を追求しようと思って作ったアルバムなので、自然とそういったところが総合して表現できてると思います」DAOKOさん自身も複数の曲で作曲を担っている。「元々音楽を始めたのも、『音楽で生活していくぞ!』っていう感じではなくて、感覚でやってきちゃったところがある。一回ちゃんと勉強しようって思って、DTMソフトでデモを作って、それをプロデューサーの片寄(明人)さんをはじめとする近しいアーティストの方々がとても音楽的に仕上げてくださった。自分でも0から1にする作業ができるんだっていう手応えがありましたね。そういうこともできないと、この先ミュージシャンとしてやっていけんぞと(笑)。そのタームが来た感じがしました。今回のアルバムからの3曲のMVの絵コンテも自分で描いたんです。曲を作りながら結構映像が浮かんでいるなと思って、絵コンテを描いてみたら意外と伝わるのかなって思ってやってみた。結果、血が通った映像作品になって良かったなって思っています」『anima』のジャケットは、DAOKOさん自らネットで連絡を取ったという始発ちゃんによるイラストが飾っている。これまでの歴史を象徴する街・渋谷の再開発が描かれているが、自身も新たなステップに向かっている。「10代の経験も経て、自分が本当の意味で向いてることもわかってきた。良い悪いの判断もつくようになってきました。その状態で作った『anima』は、ここからまた次の世界へ行く切符みたいな作品だなって思ってます。これからは場所を限定するのではなく、時代に合った生き方を自然と選択していくべきだと思っていて。好きなことをして不自由なく暮らせるっていうのが一番幸福度が高いと思うんです。時代に柔軟に適応することを楽しんでやっていけるほどの心の余裕を持っていたい。そのうえで、自分でできることは自分でやろうって頑張ってます」4thアルバム『anima』。先行公開された「御伽の街」「おちゃらけたよ」等を含む全12曲収録。DVDにはライブ音源を収録。【初回限定盤(CD+DVD)】¥3,800【通常盤(CD)】¥2,800(TOY’S FACTORY)ダヲコ中学3年生の時にニコニコ動画にラップを投稿し始め、高校入学と同時にインディーレーベルと契約。2015年、高校卒業と同時にメジャーデビュー。’18年、米津玄師との「打上花火」でNHK紅白歌合戦出場。※『anan』2020年8月5日号より。写真・黒川ひろみ取材、文・小松香里(by anan編集部)
2020年08月05日アイドルグループ・V6の井ノ原快彦が、3日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『しゃべくり007』(毎週月曜22:00~)に出演。『NHK紅白歌合戦』の司会に初挑戦したときに、先輩の中居正広からアドバイスをもらったエピソードを語った。井ノ原は2015年、39歳のときに紅白の白組司会に初挑戦。「一生懸命準備していれば大丈夫だろうと思っていたんですけど、出演者の方を考えると、大御所の方がすごく多いから失敗できないなと思って。中居くんは25歳の時に最初にやってるんですよ、1人で。あの人すげーなと思って1回話は聞いておきたいなと思って」と、司会の先輩として中居にアドバイスをもらおうとしたという。だがなかなか時間がとれずにいたら、クリスマスのときに偶然、洋服店で中居を発見。後ろからいきなり「お疲れ様です!」と声をかけて驚かそうするも、中居はまったく驚かず、普通に「あ、そうだ。お前さ、言っておきたいことがあるんだよ」と話し出し、「本番は絶対、台本全部覚えておいたほうがいいぜ。カンペ出しているのも人だから、出なかったときに大変なことになるから、一応全部覚えておいたほうがいいぜ」とアドバイスしてくれたという。本番中もステージ裏に何度も来てくれたという。「『お前さ、もうちょっとバラードのとき、余韻出したほうがいいんじゃねえの』ってアドバイスしてくれるんですよ。ずっと見てくれたみたいで」と明かし、さらに、「あともうちょっとで終わるなっていうときに『お前、あとちょっとだよ。最高だよ!』とか言いに来てくれたんですよ」と説明。「すごいやる気が出て、すごい支えてもらいました」と感謝した。
2020年08月04日アイドルグループ・嵐の最新シングル「カイト」が、8月4日発表の最新「オリコン週間シングルランキング」において、初週売上91.1万枚で初登場1位を獲得した。初週売上91.1万枚は、2013年3月18日付で「Calling/Breathless」が記録した75.6万枚を上回り自己最高を記録、またシングル1位記録では、歴代1位の「シングル通算1位獲得数」を54作に更新した。なお、歴代2位の「シングル連続1位獲得数」は、「PIKA★★NCHI DOUBLE」(2004年2月18日発売)から47作連続に自己更新、歴代3位の「シングル1位獲得連続年数」は、2004年度から今年度(2020年度)まで17年連続に自己更新した。本作は、アスリートやこれからの時代を担っていく若い世代を応援する「NHK2020ソング」として、昨年末の『第70回NHK紅白歌合戦』で初披露。オーケストラサウンドと歌声のハーモニーが心に残る壮大なナンバーとなっている。なお本作にはカップリング曲として、昨年11月に執り行われた「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」で、奉祝曲として披露された「Journey to Harmony」を含む3作品が収録されている。
2020年08月04日