子供と一緒に参加できる、キッズパークを会場にした「ママのためのがん検診体験イベント」を企画・運営する「ママのがん検診応援プロジェクト」(事務局:一般社団法人シュフレ協会/所在地:神奈川県横浜市/代表理事:武次 直美)は、2021年6月にスタートした「乳がんエコー検診無料体験会」に続いて、2022年11月25日「子宮頸がんHPV検査無料体験会」をスタートしました。「子宮頸がんHPV検査無料体験会」は、子宮頸がんについての正しい知識の啓発を目的にしたイベントで、子宮頸がんに関する無料セミナーに加えて、自宅で好きな時に受けられる子宮頸がんHPV検査キットを配布。検査キットの使い方の説明や検査後のアフターフォローまで無料で行うことで、子宮頸がんHPV検査に対する不安や疑問を解消し、定期的な検査習慣をつけていただくことを目指しています。■子育て中のママの「子宮頸がん」に対する意識子育て中のママたちに「子宮頸がん検診」の受診状況についてアンケートを実施したところ、出産前は7割以上のママが検診を受診していたにも関わらず、出産後は76.7%のママが検診を受診できずにいるという結果となりました。また、子宮頸がんに関する基本的な知識を問うクイズを出題したところ、3問全てに正解したママはわずか13.7%でした。乳がんについての同様のクイズの正答率が44.2%であったことと比較しても、子宮頸がんについての関心の低さがわかります。これは子宮頸がんについての正しい知識を学ぶ機会が少ないこと、子育てや家事・仕事に追われて自分の健康について意識を向ける余裕が少ないこと、子どもの預け先の確保など受診に至るまでのハードルが高いことなどが原因として考えられます。第一回「子宮頸がんHPV検査無料体験会」に参加した子育て中のママたちからは、「子供のことも大切だが自分の時間もとるようにしなくては、ゆくゆくは家族に迷惑がかかると感じた」「子宮頸がんのリスクがこんなにも高いことを知らなかった。検査を定期的に受診することで早期発見ので今後も継続して受診したい」などの感想が届いています。グラフ■「ママのためのがん検診体験イベント」について子育て世代のママたちのがん検診の受診率を向上し、早期発見・早期治療につなげ、家族の笑顔と未来を守ることを目的としたプロジェクトです。屋内型キッズパークを会場にし、子どもと一緒に参加できる「がん検診体験イベント」を開催するなど、ママのがん検診が子どもにとっても楽しい思い出となるような企画を運営しています。2021年6月から2022年9月までに「乳がんエコー検診無料体験会」を横浜市内で計17回開催し、述べ445名のママが参加しています。参加者のうち3割の138名に何かしらの所見が出ていることからも、定期的な検診の重要性がわかります。また2022年11月の第一回「子宮頸がんHPV検査無料体験会」では定員となる30名のママが参加。ヒトパピローマウイルス(HPV)の検査キットを使った自己検査を行い、現在専門機関によって結果の分析が行われています。<イベントの様子>ママがイベントに参加しているあいだ、子どもたちはキッズパーク内で遊んで待ちます。見守りスタッフを配置しているので安心して遊べます。ママがイベント参加中の子どもたち子宮頸がんセミナー風景乳がん検診モデルキットによる自己触診指導■ママのがん検診応援プロジェクト OFFICIALサポーターの募集についてがん検診の重要性を啓発し、ママたちのがん検診受診率の向上を目指す「ママのがん検診応援プロジェクト」の趣旨に賛同し、応援してくださる企業および各種団体の皆様からのご協賛を募集しています。詳しくは、ホームページをご確認ください。 ■ママのがん検診応援プロジェクト 事務局・事務局 : 一般社団法人シュフレ協会(代表理事 武次 直美)・所在地 : 〒224-0066 神奈川県横浜市都筑区見花山1-30 見花山3階・電話 : 0120-72-1010・ホームページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月26日乳がん検診について知ろう!ご自身のクリニック「六本木ブレストレディースクリニック」で検診を行っている、院長の及川明奈先生に、根掘り葉掘り詳しく伺いました。症状のない人が受けるのが検診です。乳がん検診とは、マンモグラフィ(X線検査)やエコー(超音波)検査などで、乳房の中にがんができていないかを調べる検診。「乳がん検診の目的は、乳がんによって亡くなる人を減らすこと。乳がんが増える40歳以上の女性に、2年に一度マンモグラフィを受けてもらうことで、乳がん死亡者を減らすことができた、というデータも出ていますし、現在はエコー検査でも、同様のデータの蓄積が進んでいます」(及川先生)検診は、自覚症状がない人が受けるもの。セルフチェックで何か異常を感じた場合は、検診ではなく、乳腺科のある病院を受診してください、と及川先生。検診を受ける場所によって、多少内容が異なるそうですが、及川先生のクリニックでは、問診とマンモグラフィ、触診しながらのエコー検査がセットになった検診プランがあるのだとか。「マンモとエコー、どちらか1つでもいいですが、それぞれ長所と短所があるので、両方行うことをおすすめしています。当院では検査後、当日に結果説明もできますが、時間がないという場合は後日結果を郵送することも可能。検査時間は30分程度です」検診を受ける時期は基本的にはいつでもよいそう。でも、胸の張りが取れている、生理後1週間目くらいがベストタイミング。「新型コロナワクチン接種後は腋のリンパが腫れることもあるので、接種後6~10週間は検診を避けたほうがいいでしょう」検診が受けられる場所は3つあります。自身の年齢や就労状況などから、受けやすいところを選びましょう。「職場の健康診断と市区町村の住民検診は、いずれも時期が決まっていて、また住民検診は基本40歳以上の女性が対象です。ただ、無料だったり、少ない自己負担で受けられてお得なので、対象の場合はぜひ積極的に参加を。乳腺外科クリニックは費用はかかりますが、診断の質の高さや丁寧な説明に加え、データが残るので変化に気づきやすい、といったメリットが」【クリニック】乳腺の専門医がいる認定クリニック。「〈マンモグラフィの認定施設〉であること、また乳腺科医がいること、マンモ撮影認定技師がいることなどが、選ぶ目安に。また産婦人科医の中にも、乳がん検診超音波実施講習を受けている人も。クリニックを探すときは、『日本乳がん検診精度管理中央機構』の認定施設や、『日本乳癌学会』の乳腺専門医一覧などを参考に」【職場の健康診断】会社の福利厚生で、健康診断にプラスされていることも。「職場では年に1度健康診断がありますが、これは法律で定められたもの。その内容は会社によって異なりますが、最近は女性の雇用促進の動きもあり、乳がん検診をプラスしている会社も増えています。医療機関に行かずして検診の機会が得られるので、自分の職場の健康診断に組み込まれているなら、ぜひ利用を」【市区町村の検診】40歳以上の人は2年に一度、市区町村が行う検診へ。「2008年、健康増進法という法律で、各市区町村は2年に一度、40歳以上の女性に乳がん検診を行うことが定められました。マンモグラフィが基本ですが、対象年齢や内容は地域によって異なります。無料の地域もあれば、500円で受けられる〈ワンコイン検診〉など、少額で実施しているところも。居住地域の保健所で検索を」主な検診の流れ。検診にはいろいろなパターンがありますが、ここでは及川先生のクリニックのやり方をご紹介。「まずは問診をして、そのあとマンモグラフィで胸のレントゲンを撮り、最後に触診をしながらエコーで乳房内をチェックします」【問診】生理周期や病歴、胸について気になることを話してみましょう。問診票は必ず記入。その上で、直接医師が診察、またはスタッフが問診を確認することが多いとか。「私が必ず伺うのは、生理の状況、出産歴・授乳歴があるか、ピルの服用経験、また豊胸手術を受けたことがあるか、さらには乳がんのご家族がいるかについて。他にも、乳がん以外の病歴や、今まで乳がん検診を受けたことがあるかも尋ねます。このあたりのことを予めメモしておくと、問診のときに落ち着いてお話ができると思うので、おすすめです」【マンモグラフィ】乳房を挟んで、おっぱいをレントゲン撮影。マンモグラフィとは、乳房の内側を写すX線の検査。板で上下から挟んで撮影、左右から挟んで撮影。それを左右の乳房で行うので、合計で4回撮影をします。「マンモグラフィは、“石灰化”というしこりを作らないタイプの乳がんの発見に長けています。ただ挟むことで痛みを伴うことがあるのと、レントゲンなので被ばくがあります。妊娠時期やその疑いがあるときは検査はできません。脂肪が少ない乳房の場合、挟みにくかったり、しこりが見えにくいというデメリットもあります」【エコー(超音波)】機器を滑らせて、超音波で内部を見ていきます。次はエコーで乳房の内部をチェック。及川先生は、マンモで撮影したレントゲン写真を見ながらご自身で直接検査をしますが、検査技師が行う施設もあります。「皮膚にゼリーを塗り、機器を滑らせながら超音波で内部を見ていきます。エコーはしこりの発見がしやすく、質的な判断もしやすい。被ばくもないので妊娠中でも検査が可能です。短所は、検査をする人の技量が重要になってくるところ。乳がんとは関係ないしこりを発見したり、逆に見落としがあることも無きにしもあらずです」及川明奈先生医師、「六本木ブレストレディースクリニック」院長。乳腺専門医、外科専門医。日本女性医学学会会員。女性の健康をサポートする幅広い医療を提供。※『anan』2022年12月7日号より。イラスト・安藤理絵(by anan編集部)
2022年12月04日アイドルグループを卒業し、新たな道に踏み出したタイミングで、乳がんが発覚。どんなことを思い、日々を乗り越えたのか。矢方美紀さんが率直な想いを語ってくれました。25歳で乳がんを公表、30歳になった矢方美紀さんがいま思うこと。有名人の乳がんのニュースが気になって、ちょっと自分の胸もチェックしてみようかな…と触ってみたら、小さなしこりがあった。矢方美紀さんが自身の病気を見つけるきっかけは、そんな“たまたまの行動”だったそう。「しこりは触っても痛くはないし、腫れてもいない。しかもネットで調べたら乳がんは40歳以上に多い病気だと書いてあったので、最初は、違うだろうなと思いました。でも念のためと思い病院に行き、検査をすることにしたんです」マンモグラフィーとエコー検査のあと、「再検査を」と告げられ、その後に乳がんであることが発覚。とはいえ、具合が悪いわけではないので、なかなか理解ができなかった、と矢方さん。「確かにしこりはあるけれど、現状は元気だし…。なかなか気持ちがついていかないというのが正直な想いでした。でも、更に検査を重ねていくと、リンパ節にも転移していることがわかり…。お医者様から“今だけでなく、10年後、20年後の自分のことを考えながら、治療のことを選択してください”と言われ、そこでやっと、ちゃんと向き合わないと自分の将来にも大きく関わってくるんだ、と実感しました。私はずっと、なりゆきでどうにかなると思って生きてきたタイプだったんですが、病気に関しては、そうはいかないんだな、って…」治療の進め方に関しては、医師とカウンセラー、そしてお母様と4人でたくさん話をしたそう。初めての経験で難しい用語も多い中、さまざまな資料を読み、乳がんについて勉強したという矢方さん。「どんな手術を選択するのか、胸を切除するなら乳房の再建はするのか。また生殖機能に治療の副作用が出ることもあると聞いたので、卵子凍結をしたほうがいいのか…。考えることと決断が次から次へとやってきて、まったく整理がつきませんでした。そのとき母が私の話をしっかり聞いてくれ、“あなたがやりたいことを選択すればいい”と言ってくれたことが、本当に支えになりました」私たちは、自身の体や、女性がかかりやすい病気に関して、学校などで学ぶ機会があまりありません。矢方さんも「もう仕事はできないんだ…」と落ち込んだとか。「正直、入院して寝たきりになっちゃうのかな、と思っていたんです。でも先生は、“がんになっても、仕事は全然できますよ”と。もちろん人それぞれ違うとは思いますが、私の場合は、手術のときは入院し、そのあと抗がん剤が半年くらい、その後ホルモン治療という段階を踏んでおり、基本は通院です。ありがたいことに私は、具合が悪いときはゆっくり休み、体調が戻ったら仕事を入れて…という調整をしていただけたので、そのペースで仕事をさせてもらい、それを繰り返す中で、“仕事、案外できるかも”と思えた。さらに元気になって仕事ができることが、すごく希望になり、未来に対して前向きにもなれました」病気になったことを公表し、その時どきの気持ちや経験を、SNSやNHKのドキュメンタリー番組、また著書を通じても発信してきた矢方さん。同じ病気と闘う同世代の女性たちはもちろん、さまざまな人に気づきを与えています。「私も治療の過程で折れそうになったことが何度もあり、発信することで“病気と向き合うんだ”と、自分を励ましていた部分もあります。また同時に、自分自身この病気について知識がなかったので、罹患した私がどんなことに悩んでいるのかなどを知ってもらうことで、乳がんについて知ったり学んだりする人が増えてくれたらな、とも思っています。乳がんは、妊娠・出産にも影響を与える病気なので、子供を産んだあとにかかるのと、これから結婚や妊娠を考えている20代でかかるのとでは、違う悩みが出てくる。今はいろんながんサバイバーの人が発信をしているので、それぞれの点と点が繋がって、誰かの助けになったらいいな、と思っています」現在罹患から5年が経過。まだ治療は続いているものの、今後は数か月に一回の通院と、年に1回の検査というフェーズに移るそう。「乳がんは10年治療をし、検査で何もなければ完治ということになりますが、再発しないという保証はないので、病気と一生付き合っていくことにはなります。ただ、病気を人生のメインにはしたくない。私は自分の好きなこと、やりたいことを突き詰め、楽しんで生きていこうと思っています。同世代に伝えたいのは、乳がんについてぜひ、正しく学んでほしい、ということ。自分がならなかったとしても身近な人がかかることもあります。身につけた知識は、きっと人生の役に立つと思います」やかた・みきタレント、声優。1992年生まれ、大分県出身。SKE48元メンバー。アニメのCVやナレーションなどでも活躍。ZIP‐FM『RADIO ORBIT』(毎週日曜10:00~)に出演中。※『anan』2022年12月7日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・松山麻由美(by anan編集部)
2022年12月04日ヘルシーなバストでいるために知っておきたい“乳房の基礎知識”。大人女子は必見です。おっぱいってどういうもの?ただの脂肪のかたまり?いいえ、実は中には脂肪以外にもいろんな組織が詰まっています。おっぱいの断面図を見ながら、内側がどうなっているのか、ちょっと観察してみましょう。初潮の1年ほど前から膨らみ始め、大人になるにつれて大きくなっていく、私たちのおっぱい。大きさや形など、見た目に目が行きがちですが、そもそもおっぱいとはどんな存在&役割を持つパーツなのでしょうか?「六本木ブレストレディースクリニック」の院長である及川明奈先生によると、「赤ちゃんに飲ませるミルク(乳汁)を作り出し、それを与えるためのパーツです。それ以外の機能はありません」また、乳腺外科など専門家らが集まり乳がんの啓発活動をしている医師のチーム「BC Tube」のBC先生曰く、「実は男女ともに乳房の構造は同じです。女性の乳房が膨らんだり、乳汁を作ったりという働きは、女性ホルモンの作用によるものです。でも男性にはそういったホルモンは分泌されないので、女性のような機能はありません」色、サイズ、形…おっぱいは千差万別。診察でたくさんの乳房を診ている及川先生は「本当にみなさん人それぞれ。“正解の乳房”というのはありません」と言います。そんな唯一無二の自分の胸を愛するには、日々の健康チェックは欠かせません。胸の構造やチェックポイントを学んでいきましょう。おっぱいの中身と構造脂肪組織…乳腺を守るように存在するのが脂肪組織。どのくらい脂肪があるかは、人それぞれ。「脂肪の量や質感が、乳房の大きさや形、ハリなどに影響を与えます」(及川先生)乳頭…乳房の先端には乳頭開口部があり、赤ちゃんが飲む乳汁はここから出ます。「清潔にしておかないと、菌が乳管内に入ることも。入浴時にはきちんと洗いましょう」(BC先生)乳腺(乳管・小葉)…乳管と小葉からなる組織。「小葉で作られた乳汁は、乳管を通り乳管洞に溜まり、そこが収縮し乳頭から分泌されます。授乳期間は乳腺が膨らむので、胸が張ります」(BC先生)大胸筋…乳房がのっている胸の筋肉で、おっぱいの土台的存在。「“大胸筋を鍛えるとバストアップに繋がる…”といいますが、大きくなるのは筋肉で、乳房は変化しません」(BC先生)クーパー靭帯…乳頭、大胸筋、皮膚と繋がり、乳房を支える組織。「コラーゲンなどでできている結合組織です」(BC先生)。ちなみに発見した人の名前が、クーパーさんです。日頃から乳房のチェックを心がけよう。〈ブレスト・アウェアネス〉のすすめ。乳房の健康を維持するためには、自分の乳房がどんな状態なのかを日頃から把握しておくことが大切です。自分の胸へ意識を向ける〈ブレスト・アウェアネス〉の習慣を身につけることが、小さな変化を見逃さないためのカギになります。乳房は、自分で触って確認ができる部位。髪や肌などのボディケアは、日常のルーティンにしている人が多いですが、ぜひそこに加えてほしいのが、月1回の、バストの確認&ケア。実は乳房は女性ホルモンの影響による変化があるパーツ。生理と生理の間で自分の胸がどう変化するのか、知っている人はあまりいないのでは。「乳房には、排卵期から生理前までの間は、張りや痛みが出やすく、生理が始まるとそれが治まる、という流れがあります。普段から自分の胸がどういう状態かを知っておけば、生理前に胸が張ったり痛んだりしても、“これは通常の変化だ”と理解ができますよね。加えて、生理前以外の時期に張りを感じたときに、“おや?”と気がつける。このような“気づき”に敏感であるためには、日頃から乳房の状態を意識するための生活習慣〈ブレスト・アウェアネス〉を知っておくことが大事です」(BC先生)「乳房は胃や腸など体の内部にある組織と違い、ある程度は、自分で触って状態を確認できる部位。変化を見つけるための一番の近道は、定期的な自己触診です。胸のセルフチェックの大切さが、もっとたくさんの人に広まってほしいですね」(及川先生)知っておきたい、胸にまつわる3つのこと1、おっぱいが痛い…は、体調による変化のことが多い。「異変を感じて来院する人の中で最も多いのが、“おっぱいが痛い”という症状。みなさん乳がんを心配されますが、実は乳がんの症状で乳房が痛むことはほとんどありません」(及川先生)「乳房痛の多くは、ホルモンの影響により乳腺が変化する〈乳腺症〉。病気ではなく体調による乳房の変化と捉えられており、生理周期に伴って起こる現象です。また乳頭から乳房内に菌が入り、痛みが出る〈乳腺炎〉のこともあります」(BC先生)2、変化があったら、とにかくすぐに病院へ。日々おっぱいの様子を見ている中で、なんかいつもと違う…と思ったら、迷わず病院へ!「何か変化があっても、がんである確率はそれほど高くはありません。とはいえその症状が良性なのか悪性なのかの見極めは医療の範疇。また、はじめからがん専門病院や大学病院に行く必要はないので、まずはかかりつけ医に相談をしたり、近くの乳腺科のある病院やクリニックを受診することをおすすめします」(BC先生)3、40歳になったら、定期的な乳がん検診を。乳がん検診とは、特に乳房に変化がない人が受ける、病気の早期発見のための検査。日本では、40歳以上の女性に2年に一度の検診を推進しています。「日本の乳がん罹患率を見ると、20~30代はそれほど高くない。高くなる40歳以上になったら定期的に、というのが国の方針です。39歳までは月に1度のセルフチェックの習慣をつけ、そして40歳になったら日々の確認に加え、定期的ながん検診を」(BC先生)見て、触って。月に1度のセルフチェックを習慣に。女性ホルモンと密接な関係がある乳房。セルフチェックはぜひ、ひと月の間で最も乳房の張りが少ない、“生理が終わってからの1週間”に行いましょう。月イチのチェック、忘れずに!見てチェック1、左右の乳頭を見て、赤みやひきつれ、くぼみがないかを確認。上半身裸で鏡の前に立ち、両手をまっすぐ下げ軽く体から離します。左右の乳頭を見て、赤みがないか、ひきつっていないか、くぼんでいないかなどをいろんな角度からチェック。2、左右の乳房全体を見て、赤みやひきつれ、くぼみがないかを確認。姿勢は1のままで、今度は乳房全体をチェック。赤くなっているところはないか、肌が引っ張られているような箇所はないか、くぼんでいるところはないかなどをしっかり確認。3、両手を上げ下げし、乳房にひきつれがないかを確認。腕を伸ばしたまま、体の横で大きく上げ下げし、乳房の表面で、内側から引っ張られてひきつれているようなところがないかを確認。体の角度を変えて、左右の乳房全体を確認。触ってチェック1、左手の3本の指で小さい円を描くように、右乳房全体を触る。右腕を上げ、右乳房に左手の指をのせ、3本の指の腹で〈の〉の字を書くように表面を撫でる。細かく、乳房全体をくまなく、痛くない程度に少し強弱をつけながら撫でます。2、右乳房の外側から、右の腋の下の奥まで触る。次に、右腋の下から右乳房の横の位置まで、3本の指の腹で撫でていく。何回か往復を。強く押しすぎて、肋骨の凹凸を「しこりだ!」と誤解する人も多いそうなので、優しく!3、乳頭の周りを軽く押して、分泌がないかを確認。右乳頭の周辺の皮膚を、左手の指で優しくつまみ軽く押すように動かし、分泌物が出ないかを確認。左右に掴み、そのあと上下に。痛みを感じるほど潰す必要はありません。4、左の乳房も同様に行う。右の乳房のあとは同じように左の乳房を右手でチェックしていきます。大事なのはしっかりゆっくり、全体を触ること。指の腹を使い、優しく撫でたりつまんだりしましょう。乳房や乳頭の変化、こんなポイントに注目を。注意して見てほしいのが以下のポイント。また新型コロナワクチンの接種後、腋の下のリンパが一時的に腫れることもあるそうで、「1か月以上経っても腫れが引かないようであれば、病院で受診を」(及川先生)。乳房の変化【左右のサイズ、形状】いつもと違い、どちらかの乳房に広範囲の腫れやむくみがないか、また明らかに片方の胸の形が違っていないかを確認。ディテールというよりも、乳房全体に起きる大きな変化を意識して見てみましょう。【しこり】乳房の中でしこりができるのは、乳腺の中。乳腺の箇所によっては、表面に突出する場合もありますし、表面から見たときにはわからない内側にできることも。少し指先に力を入れ、奥にしこりがないかを要確認。【皮膚のくぼみやひきつれ】乳房の内側にしこりができることで、肌が引っ張られ、表面がくぼんだり、肌がひきつることがあります。初期段階は、くぼみはエクボ程度。くぼんだ部分を触ってみると、その奥にしこりを感じることもあります。【むくみと張り】排卵から生理までの間は、体は水分を溜め込みやすい時期。なので乳房もむくんだり、張ったり、またそれによって痛みを感じることも。その時期以外に同じような症状を感じるようであれば、しっかり乳房をチェック。【腫れ、赤み】乳房全体ではなく、一部に腫れや赤みが出ることも。また病気の種類によっては、乳房全体が赤くなるパターンも。肌に赤みを感じたら、左右の乳房の色の違いを比べてしっかり観察。気になるようなら病院へ。乳頭の変化【へこみ、ひきつれ】もともと乳首がへこんでいる〈陥没乳頭〉の人は問題ないですが、普段はそうではないのに乳首がへこんでいたり、また乳頭が内側から引っ張られ、ひきつっているように見える場合は、しっかり確認を。【赤み】反対側の乳頭と比べて、いつもより赤みがあったり、さらにほてりがある、またかゆみがあるといった場合も要チェック。乳頭からなんらかの菌が入り炎症が起きている場合は、こういった症状が出ることも。【腫れ】乳頭だけが腫れる場合、また乳輪全体に腫れが出るというパターンや、赤みやただれといった症状が一緒に出ることも。なかなか治らない場合は、範囲が拡大していないかなど経過を見ておき、受診時に医師に報告を。【ただれ】下着によって擦れたり、またアトピー性皮膚炎が原因でただれが起きるということも。大体は、皮膚科でステロイド剤などを処方してもらい、塗布することで改善しますが、治らない場合は乳腺外科を受診しましょう。【分泌物】授乳期以外に分泌物があるのは注意したい症状。透明な液体、赤や黒、茶褐色に近い液体などの場合があり、いずれも出血に近い症状。そのような場合はあまり強くつままないこと。ブラに常に染みがつく場合は受診を。及川明奈先生医師、「六本木ブレストレディースクリニック」院長。乳腺専門医、外科専門医。日本女性医学学会会員。女性の健康をサポートする幅広い医療を提供。BC先生乳腺科医などが中心のチームで、乳がんの啓発動画のYouTubeチャンネル「乳がん大事典【BC Tube編集部】」のキャラクター。今回は5人の医師が取材に回答。※『anan』2022年12月7日号より。イラスト・安藤理絵(by anan編集部)
2022年12月04日女性の人生を輝かせる「ビューティー&フェムテックブランド」の取り組みにフォーカス!出典:byBirth安全性が確認された美容成分のみで構成されているか、製造過程において動物実験を行っていないか、地球環境に配慮した持続可能なパッケージ素材を採用しているかどうかなど、これまでにないほど消費者たちの“購買動機”が大きく変わり始めた近年。同時に人への支援にどれだけ尽くしているのかということにも注目度が高まり、女性の格差や病気などにおける問題解決に真摯に取り組むブランドが海外を中心に増加しています。消費することで間接的に幸せの連鎖を広げていくためにも、ぜひこれからご紹介していくビューティー&フェムテックブランドをお見知りおきください。saalt(サールト)出典:byBirth環境破壊が懸念されている使い捨て生理用品の撲滅を目標に掲げ、繰り返し使うことができる月経カップや吸水ショーツを展開している海外フェムテックブランド「saalt(サールト)」。購入金額の2%が貧困地域のトイレや井戸の設置支援、生理用品の寄付、若い女性たちの教育奨学金や労働力開発への資金提供に役立てられていることから、厳格な基準をクリアした企業にのみ与えられる国際認証“B Corp(Bコープ)”を取得しています。Dehiya Beauty(ディハイヤ・ビューティー)出典:byBirth古くから伝わるモロッコ伝統の美容法を世界中に広めるべく誕生し、モロッコの小規模農家から調達された混じり気のないアルガンオイルを配合したスキンケアプロダクトを展開している、海外ビューティーブランド「Dehiya Beauty(ディハイヤ・ビューティー)」。売り上げの一部が学校の建設や井戸掘りのための資金に役立てられ、女性の社会的地位の向上に貢献しながら、ジェンダー平等の実現に向けて情熱を注いでいるのが特徴です。AVEDA(アヴェダ)出典:byBirth成分調達から全ての過程において地球環境保全活動に尽力している、アメリカ発のビューティーブランド「AVEDA(アヴェダ)」。世界規模で乳がんの早期発見の重要性を呼びかける“ピンクリボン月間”である毎年10月に、乳がん患者たちを支援するべく期間限定製品の売り上げの一部を研究基金へ寄付しています。BAUBO(バウボ)出典:byBirth透明性の高いオーガニック原料のみを使用することに強いこだわりを持つ、婦人科医も太鼓判を押すパリ発のデリケートゾーンケアブランド「BAUBO(バウボ)」。CO2排出量削減など地球環境を守るための取り組みに力を入れているだけではなく、世界中の女性たちの健康を祈って売り上げの2%を“国境なき婦人科”へ寄付しています。YSL BEAUTY(イヴ・サンローラン・ボーテ)出典:byBirth創造性溢れるメイクアップやフレグランスと共に女性を輝かせる、フランス発のラグジュアリービューティーブランド「YSL BEAUTY(イヴ・サンローラン・ボーテ)」。親密な関係にあるパートナーから受ける暴力に対する啓発活動“ABUSE IS NOT LOVE(虐待は愛ではない)”や、暴力に関する学術研究への資金提供などを通じて女性支援に取り組んでいます。HairFlair(ヘアフレアー)出典:byBirth特許取得済みの画期的なヘアツールが話題を集める、海外ヘアスタイリングブランド「HairFlair(ヘアフレアー)」。売り上げ金の一部が、癌で髪を失った方に無償でウィッグを提供する機関へ寄付される仕組みになっています。L’OCCITANE(ロクシタン)出典:byBirth選りすぐりの天然植物の恵みをたっぷり詰め込んだ多彩なプロダクトを取り揃える、南フランス発のビューティーブランド「L’OCCITANE(ロクシタン)」。シアバターの製造技術を代々受け継ぐブルキナファソの女性たちの社会的自立を目指し、少額融資制度の導入や女子児童の教育支援を行なっています。The Honey Pot Company(ザ・ハニー・ポット・カンパニー)出典:byBirth低アレルギー性の生理用品やフェミニンウォッシュを展開している、アメリカ発のフェムテックブランド「The Honey Pot Company(ザ・ハニー・ポット・カンパニー)」。売り上げの2%が発展途上国の女性たちを支援するさまざまな団体へと寄付され、産前産後ケアの継続的な提供や井戸の建設などに役立てられます。Makeup Eraser(メイクアップ・イレイサー)出典:byBirth使用後に洗って繰り返し使うことができる革新的なメイクオフツールを開発し、環境保護に大きく貢献している海外ビューティーブランド「Makeup Eraser(メイクアップ・イレイサー)」。お茶目な胸のイラストが描かれたクレンジングタオル“Boobies Print(ブービーズ・プリント)”の購入代金の10%が、乳がんと闘う女性たちを支援するための基金に寄付されています。いかがでしたか?“自分たちさえ幸せならば良い”という考えが古くなり、物を購入する前により詳しい情報を手に入れておきたいと考える消費者が増加している現代。地球環境と人間を思いやるという意識を忘れずに、共に世界中の女性のために明るい未来を形作っていきましょう。
2022年11月22日株式会社カノアクルー(本社:東京都三鷹市、代表取締役:鈴木 万紀子)は、東京都事業「多摩イノベーションエコシステム促進事業」における「多摩イノベーションコミュニティ」のプロジェクト会員として審査が通り、入会いたしました。本事業は、東京・多摩地域で、イノベーションを起こし続ける好循環(エコシステム)を作ることを目指して、中小企業や大学・研究機関、スタートアップ等の多様なプレイヤーが交流し連携を強める取組を展開されています。【多摩イノベーションエコシステム促進事業】 当社は三鷹市を拠点として「女性一人一人のウェルビーイングに寄り添う」ことを掲げて、自由と自信に満ちた日々を送ることができるお手伝いをして参りたいと考えて起業致しました。その中でも女性の特有疾患である「乳がん」に着目しておりますが、成人女性の9人に一人が罹患するといわれる昨今においても、多くの方が自分自身の「乳がん」についてのリスク把握をしておらず、万が一罹患の際にも有益な情報が簡単に入手できない状況にあると考えております。当社の取り組みの背景現在当社の事業は、その一部である乳がん罹患者の摘出手術により人工乳房を必要とされる方向け装着式人工乳房「ルアナブレスト(R)」の販売をしております。乳房を再現するには再建手術しかないと思っていたけれども、手術に対しては少しネガティブな感覚をお持ちの方には、このような製品があるということを知っていただき、手術の負担がないということで大変ご好評をいただいております。ルアナブレスト(R)画像しかしながら当社の事業のみでは女性特有疾患全体の課題解決にはつながらず、この度の「多摩イノベーションエコシステム促進事業」を通じて、様々な知見をお持ちの皆さまと協業させていただき、ウェルネスデータの集積やその利活用を通じて乳がんに罹患された方の実態の詳細把握と乳がんに関する情報の提供、乳がんリスクの簡易チェックツールの提供等を通じて、女性のウェルビーイングに一層寄り添って参ります。■会社概要会社名 : 株式会社カノアクルー代表者 : 代表取締役 鈴木 万紀子所在地 : 東京都三鷹市設立 : 2019年12月12日事業内容: ヘルスケア事業(装着式人工乳房・装着剤の販売)スポーツ、健康、ボランティア活動に関わるコンサルタント事業講演会・イベント開催事業URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月18日ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原豪久)のインドネシア現地法人であるPT Uni-Charm Indonesia Tbk(以下、ユニ・チャームインドネシア)は、乳がんの定期的なセルフチェックによる早期発見・治療を促す「ピンクリボン活動」を支援することをお知らせします。なお、当社が啓発活動を推進する乳がんのセルフチェックはインドネシア政府が推奨しており、また「ピンクリボン活動」は乳がん財団(YKPI)ならびにインドネシア政府保健省との協働によるものです。本取り組みの一環として、インドネシア国内の生理用品ブランドである『Charm』の公式サイト上において、乳がんの定期的なセルフチェックに関する情報発信に加えて、乳がん財団(YKPI)の活動を支援します。uc_01■活動の背景世界保健機関(WHO)※1によると、全てのがんに占める「乳がん」の割合は高く、新規発生率の約1割強を占めています。また、インドネシア※2においても「乳がん」の患者は増加しており、その原因のひとつに「乳がん検診に対する意識の低さ」があるとされています。一方で、「乳がん」は適切な知識を身につければ、自分で発見できるがんでもあります。以上を踏まえて、ユニ・チャームインドネシアでは、2021年から「乳がん」に関する正しい知識の伝播や、がん検診の受診率向上に貢献するべく活動を始めました。本年は、乳がん財団に加えて保健省とも協働し、「乳がん」の早期発見に向けたスローガンである“AYO SADARI SETELAH MENSTRUASI”(インドネシア語で「生理が終わったらセルフチェックをしましょう」の意)を発表しました。※1 ※2 インドネシア共和国保健省公式サイト参照■「ピンクリボン活動」の取り組み(1) 定期的なセルフチェック(インドネシア語で「SADARI」)を啓発するデザインパッケージの展開・インドネシア国内の生理用品ブランドである『Charm』から、定期的なセルフチェック(SADARI)を啓発するデザインパッケージの発売を予定しています。・乳がんの早期発見に向けたスローガン“AYO SADARI SETELAH MENSTRUASI”(インドネシア語で「生理が終わったらセルフチェックをしましょう」の意)を掲げて、生理日から7~10日後に定期的なセルフチェック(SADARI)することを促し、乳がんの早期発見を目指します。(2) デジタル動画制作による早期発見を啓発・セルフチェック(SADARI)の方法を分かりやすく学ぶことができる動画を制作し、SNS等で配信することによって、乳がんの早期発見方法を伝達します。(3) ユニ・チャームインドネシアの社内における活動・女性社員が多数在籍しているユニ・チャームインドネシアでは、乳がんの早期発見の重要性を理解してもらうために、乳がん月間を設けて下記を実施しています。―社員向けに定期的なセルフチェック(SADARI)の説明会を実施―マンモグラフィー検査の推奨※3※3 乳癌の早期発見のために人の乳房をX線撮影する手法■ユニ・チャーム株式会社 執行役員PT Uni-Charm Indonesia Tbk President Director 石井裕二のコメント乳がんは世界及びインドネシア国内において深刻な健康問題となっており、行政機関や非政府組織と協働して取り組むことが急務となっています。この問題を解決するには、乳がんの早期発見が必要であり、多くの女性に啓発することが重要と捉えています。乳がん財団(YKPI)と保健省が定期的なセルフチェック(SADARI)を推進していることを踏まえて、生理用品のトップメーカーである当社が貢献できることはないか?と社内で検討した結果、月1回の生理後に定期的なセルフチェック(SADARI)を推奨する “AYO SADARI SETELAH MENSTRUASI”というスローガンを発表することとしました。今後も乳がん財団(YKPI)と協働し、定期的なセルフチェック(SADARI)を啓発する教育プログラムを通じて、インドネシア国内における乳がんの早期発見の実現に貢献してまいります。また、ユニ・チャームインドネシアのコーポレートスローガンである「いつもの暮らしにちょっといいことを取り入れる」~Ethical Living for SDGs~に沿った具体的な取り組みによって、インドネシア国内のすべての生活者に健康で幸せな暮らしを届けられるよう貢献してまいります。■「ピンクリボン活動」の応援を通じて貢献する「SDGs 17の目標」「ピンクリボン活動」を応援することは、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs:Sustainable Development Goals)で定めた17の目標のうち、下記に貢献するとユニ・チャームでは考えています。3. すべての人に健康と福祉を 17. パートナーシップで目標を達成しようこれからも、商品やサービスの提供といった事業活動を通じて、環境問題や社会課題の解決し、SDGsの達成に貢献することを目指します。■会社概要社名 :ユニ・チャーム株式会社設立 :1961年2月10日本店 :愛媛県四国中央市金生町下分182番地本社 :東京都港区三田3-5-27 住友不動産三田ツインビル西館社員数 :グループ合計16,207名(2018年12月)事業内容:ベビーケア関連製品、フェミニンケア関連製品ヘルスケア関連製品、化粧パフ、ハウスホールド製品、ペットケア関連製品、産業資材、食品包材等の販売ユニ・チャーム株式会社 ホームページアドレス 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月24日もし病気になったら……その痛みや苦しみはもちろん、やはり不安になるのはお金。後期高齢者の2割に当たる約370万人の医療費負担が2割に引き上げられたなか、「いくらかかる?」を知って備えることが重要だ。「1割負担の人が2割負担となると、単純に医療費が倍になります。定期的に診察を受ける必要がある生活習慣病などをお持ちの方は、5年、10年で考えればかなりの負担増になります」こう語る五良会竹内内科小児科医院院長の五藤良将さん、常磐病院(福島県)の医師・尾崎章彦さんとともに、生活習慣病と、女性の5大がんでかかる医療費を見ていこう。【生活習慣病】継続的な治療が必須だが、そのぶんお金も…「生活習慣病など長きにわたって定期的に診察を受ける病気は、1回の医療費が数千円でも、積み重ねで大きな出費につながります」と注意喚起するのは五藤良将さん。国民の3人に1人、4千万人もの患者がいるといわれている高血圧症の、1年間でかかる治療費は3割負担で37,429円、2割負担で24,953円、1割負担で12,476円。「高血圧症の主要因は塩分の取りすぎ、肥満や過度の飲酒などです。血圧が高い状態が長く続くと、血管が痛めつけられ動脈硬化などを起こし、やがては脳卒中や心筋梗塞のリスクを高めます。つまり、高血圧の人は日ごろから血圧をコントロールすることが重要。降圧剤や血管を広げる薬を処方します」(五島さん)高血圧症同様、重大な合併症を引き起こす糖尿病の、1年間でかかる治療費は3割負担で65,452円、2割負担で43,634円、1割負担で21,817円。「糖尿病は膵臓から分泌されるインスリンの働きが不十分で、血糖値が高くなる病気。2型糖尿病は遺伝的な側面と、運動不足や肥満など生活習慣が原因だったりします」(五島さん)高血糖が続くと血管がダメージを受け、細い血管が集中する部位で症状が出る。「心臓なら心筋梗塞など、脳なら脳出血、目なら失明、足なら壊疽を起こし切断に至るリスクが。血糖値を下げる薬などで対応します」(五島さん)【女性の5大がん】なるべく早期の発見が治療費を抑えるカギ「がんは早期であればあるほど、内視鏡など体の負担の少ない手術で済むケースが多いため、治療費も少なく抑えられます」と語るのは尾崎章彦さん。女性にもっとも身近な乳がんの標準的な治療は「手術・薬物療法・放射線治療」がワンセット。早期の乳がんを想定し、再発予防のための抗がん剤治療、放射線治療(1回1~2分×週5回×5週間)で算出した1年目にかかる治療費は、3割負担で64.2万円、2割負担で42.8万円、21.4万円。「乳がんには、2年に1回のマンモグラフィ検査が推奨されています。乳腺が多い人は小さな病変を見つけにくいので、超音波検査と組み合わせるケースも。入浴後などに胸のしこりに気付いたり、乳頭から分泌物が出たりして受診し、発見されることもあります。ごく早期であれば1週間ほどで退院も可能です。ただ、術後も5~10年はホルモン療法などを続けるのが一般的。医療費負担が続くものの、発症15年時死亡率を30%も減らすといわれています」(尾崎さん)女性のがん死亡原因の1位である大腸がん。早期の結腸がんを想定し、切除手術と再発予防の抗がん剤治療で算出した1年目にかかる治療費は、3割負担で40.8万円、2割負担で27.2万円、1割負担で13.6万円。「大腸がんは遺伝的素因に加え、現在の欧米化された食生活、肥満、喫煙などがリスク因子といわれています」(尾崎さん)早期発見をするためには、大腸内視鏡カメラがより正確だ。「1回検査をして問題がなければ、次回は5~10年後という頻度で行います。しかし下剤を飲むなど、手間が多い検査です。しかも費用がかかるうえ、内視鏡は医師の技術の差があらわれやすく、かなりつらい検査になる場合もあります。気軽にできる検査ではないので、毎年の便潜血検査を欠かさないようにしましょう」(尾崎さん)早期の症状がほとんどなく、見過ごされてしまいがちなため、女性では大腸がんに続き、死亡率が高いのが肺がん。肺がん全体の8~9割を占めるといわれる非小細胞肺がんを想定し、胸腔鏡手術と再発予防の抗がん剤治療で算出した1年目にかかる治療費は、3割負担で59.7万円、2割負担で39.8万円、1割負担で19.9万円。「痛みや吐き気は薬によってある程度コントロールできますが、呼吸の苦しさを取り除くことは難しい。ほかのがん同様、早期に発見することが大事です」(尾崎さん)そこで思い浮かぶのが、健康診断などでのレントゲン検査だ。「しかし、レントゲンはもともと結核のための検査。早期の小さな肺がんを見つけるのは困難なため、喫煙者向けに低線量のCT検査がスタンダードになりつつあります」(尾崎さん)近年、減少傾向にある胃がんは、早期発見であれば、体の負担が少ない内視鏡による手術で済み、入院日数も短く、費用も安くなる。胃の3分の2以上とリンパ節を切除する定型手術と再発予防の抗がん剤治療で算出した1年目にかかる治療費は、3割負担で70.8万円、2割負担で47.2万円、1割負担で23.6万円。「胃がんの主な原因はピロリ菌になります。かつての井戸水や地下水の飲用が原因といわれており、衛生状況の改善から、現在は感染のリスクが下がりました。ピロリ菌を保菌しているかは呼気検査や血液検査で判明し、仮に保菌していても、薬によって除菌が期待できますので、まずは検査しておくと安心です。また、早期であれば、内視鏡による手術が圧倒的に多い。胃を切除する場合も、おなかに数カ所の穴を開ける腹腔鏡手術が主流なので、早期の社会復帰が望めます」(尾崎さん)子宮の入口に生じる子宮頸がん、子宮本体に生じる子宮体がんに大別できる子宮がん。子宮体がんの全摘手術と再発予防の抗がん剤治療で算出した1年目にかかる治療費は、3割負担で57.6万円、2割負担で38.4万円、1割負担で19.2万円。子宮頸がんの場合は、レーザー治療などを利用することもあり、入院日数は短めになる傾向がある。「子宮体がんも子宮頚がんも、不正出血やおりものが増えてくるなどの症状があるので、早めの受診をおすすめします」(尾崎さん)※高血圧症、糖尿病でかかる治療費は取材をもとに、また、がんでかかる治療費は「がん治療.com」の資料をもとに、本誌が作成。
2022年10月19日婦人科検診は、会社の検診や住んでいる地域のクーポンなどで受診する機会はありますが、友達と赤裸々に話す機会は少ないはず。そこで、美容・健康・エコ好きな女性たちが集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に、婦人科検診の経験の有無や、実際に受けた感想を聞いてみました。みんな、婦人科検診を受けている?anan Beauty+ clubのメンバーに、婦人科検診について、「受診したことがあるのか?」や「受診した感想」などを教えてもらいました。※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。Q.婦人科で診察をしたことがありますか?リサーチの結果、約90%の人が、婦人科で診察をした経験があることがわかりました。そこで、「YES」と回答した人たちに、初めて診察を受けた時の感想を聞いてみました。初めてだからこそ、怖かった「盲腸疑惑で入院した時、『婦人科系の病気だといけないから』と念のため診察を受けることに。診察台も嫌だったし、冷たい機械を入れられたのも怖かったです」(29歳・主婦)「怖すぎて震えました。診察中は、お尻が浮くくらい力が入ってしまった」(38歳・専門職)「診察する体勢が怖かったです」(32歳・その他)恥ずかしかった&驚いた!「とにかく恥ずかしかったです…病院へ行く前は、アンダーヘアをどうしようかと悩みました」(33歳・主婦)「『こんなに股を広げるのか?』とびっくりした。恥ずかしさのあまり、なんだかニヤニヤしてしまった(笑)」(30歳・会社員)「脚が広がるイスでびっくりしました」(28歳・会社員)今でも苦手です…「とにかく苦手。今でも慣れないし、診察の時は本当に暗い気持ちになります」(34歳・会社員)「初めてはかなり前なので覚えてないけど、診察台に乗るのは今も良い気がしないです」(35歳・会社員)緊張したけど平気だった!「緊張したけど、目の前にカーテンがあって、医療スタッフと目を合わせることがなかったので落ち着けました」(34歳・会社員)「受診する時に、少しドキドキしたくらいです」(25歳・会社員)婦人科での診察は少し恥ずかしく、ドキドキする人が多い様子。不安感から怖くて力が入ってしまう人も多いようです。Q.子宮頸がんの検査を受けたことがありますか?一定の年齢になると、各都道県の市や区から検診用のクーポンが届くこともあり、子宮頸がんの検査を受けたことがある人も、約90%いることがわかりました。そこで、「YES」と回答した人たちに、検査時の感想などを聞いてみました。痛かった&出血が…「近所のキツめな女医さんに診察をしてもらいました。そのまま家に帰ってお風呂に入ろうとショーツを脱いだら、血がポタポタ垂れてきた(泣)」(30歳・会社員)「痛かったです。血がダラダラ出て、悲しくてもう検査したくないと思ってしまった」(29歳・主婦)「思っていたより痛かったです」(32歳・その他)不安になってしまった「何度か再検査になり、どんどん不安に。ですが、先生がとても優しい方で、話しかけて気を紛らわしてくれたので、痛みもそこまで感じませんでした」(30歳・会社員)「不安で落ち着くことができず、『お尻を下げておいてください』と言われても、守れない」(34歳・会社員)痛みや不快感はなかった!「構えてしまうけど、特に痛くはない」(38歳・専門職)「全然痛くないです!」(35歳・専門職)「思ったより痛くなかった」(37歳・主婦)「不快感は、特にありませんでした」(34歳・会社員)痛みや出血に驚いてしまった人もいれば、全然痛くなかったという人も。子宮頸がんの検診後は2〜3日程度出血する場合があるので、過剰に心配する必要はありませんが、不安に感じてしまうのも納得です。Q.乳がんの検査を受けたことがありますか?約60%の人が、乳がんの検査を受けたことがあると回答。検査方法は、「超音波」が56%、「マンモグラフィー」が11%、「超音波とマンモグラフィーの両方」が33%という結果に。「YES」と回答した人たちに、検査時の感想を聞いてみました。悪い病気なのかと不安に…「エコーしかしたことないけれど、同じ場所を何回も撮られたり、時間がかかっていたりすると、やたら心配になる」(38歳・専門職)「痛みなどはなかったが、しこりが見つかって怖かった。その様子を検査技師さんが何度も拡大していろいろな角度から写真を撮っていた時は、『私はもしかしたら癌なのだろうか…』と、かなりヒヤヒヤしました」(29歳・主婦)痛みを感じた「40歳以下はマンモはあまり意味ないと知らずに受けたが、あまりの痛さにとても後悔した。すりつぶされるかと思った」(35歳・会社員)貧血を起こしそうになる「苦手だからか、意識していると貧血を起こしそうになります」(34歳・会社員)ジェルが冷たくて寒い「冬の検査は、ジェルを温めてもらっていても検査中に冷えてきて寒くなります」(35歳・専門職)さらに、「乳腺科」で診察をしてもらったことがあるかを聞いたところ、「YES」と回答した人は13%と少数派でした。受けた人に感想を聞いてみると…。息が止まるような痛み「しこりの細胞を取るため、かなり太い針を胸に刺され、注射器のポンプでシュコシュコやられたら、これが息が止まるような痛みでした。癌じゃないと細胞が少ないから取りにくいそうで、かなりの時間続いた気がします」(29歳・主婦)検査結果によってはすごく不安に感じる乳がんの検査ですが、何よりも早期発見が大切なので、定期的に検診を受けた方が良さそうです。話を聞いてもらうことで気分転換する人が多い。婦人科検診を、「辛い」、「痛い」、「不安」などと感じている人が多いけれど、医師や看護師の言葉で心温まったエピソードもありました。手を握ってくれた「手を握ってくれたり励ましてくれました。診察の最中はそれどころじゃないけれど、後で振り返って『ありがたいな』という気持ちになります」(34歳・会社員)治療の相談を親身に聞いてくれた「結局は大丈夫でしたが、子宮体がんの検査で引っかかってしまい、『もしかしたら子宮を取らなければならない』と言われた時は、『子どもなんていらない』と思っていた自分でも、かなりショックを受けました。でも、当時はまだ若かったので、『どうにかならないか?』と相談したところ、同じような婦人科系の病気を患った人や症状の体験談を話してくれました。私の体調が悪い時は、病院が混んでいても焦らせることなく、親身になってくれました。サバサバしていて言うことはズバッと言うけど、心のある言葉をくれる、本当にいい先生でした」(38歳・専門職)不安を和らげてくれる心配り「不安になるといつも看護師さんたちが優しくて不安を和らげてくれる。何かあるとすぐに気づいてくれるし、具合が悪そうだとすぐに休ませてくれたりと、忙しいはずなのにいつも気配りしていただいて、ありがたいです」(35歳・会社員)子どもの頃は行く機会がほとんどないため、婦人科の診察へ初めて行く時は誰でもドキドキするもの。緊張や恥ずかしさを感じますが、検査結果で異常がないとわかれば安心するのも事実。最近では気持ちに配慮してくれるクリニックが多いので、楽しい毎日を過ごすためにも、怖がらずに定期的に検診を受けましょう。(C)macniak/Getty Images文・三谷真美
2022年10月13日エスティ ローダー グループは、毎年10月を「乳がんキャンペーン」月間と定め、ピンクのリボンをシンボルとして、乳がんのない世界実現のための情報発信や、支援製品の収益金による寄付活動を通じて、乳がん研究をサポートしている。活動開始から30年目を迎える今年、「30年の絆。乳がんを終わらせるために」をテーマとし、この活動に賛同する清水寺、東京スカイツリー(R)がピンク色に点灯されるイベントや、収益金の一定金額が支援につながる限定製品の販売も開始する。東京スカイツリー(R)と京都 清水寺でグローバルイルミネーションを実施▼2022年イメージ乳がんへの意識を高め、この病気に関係するすべての人たちに敬意を表して、世界中で1,000回以上のイルミネーションが行われている。今年、日本では、9月30日(金)から京都 清水寺、10月1日(土) には東京スカイツリー(R)がピンク色に点灯される。●東京スカイツリー(R)10月1日 18:15~22:00●京都 清水寺9月30日 19:00~22:00(仁王門、西門、三重塔)10月1日 18:30~22:00(本堂内陣、本堂舞台上、仁王門、西門、三重塔)10月2日~10月23日 19:00~22:00(仁王門、西門、三重塔)キャンペーン支援製品をエスティ ローダー グループの7ブランドで展開「乳がんキャンペーン」が始まる10月1日(土)より、エスティ ローダー グループ7ブランド(アヴェダ、エスティ ローダー、クリニーク、ジョー マローン ロンドン、ドゥ・ラ・メール、トム フォード ビューティ、ボビイ ブラウン)にてキャンペーン支援製品の販売を開始する。収益の一部は、米国乳がん研究基金(BCRF)やJBCRG(Japan Breast Cancer Research Group)等を通して医療研究に役立てられる。エスティ ローダー グループの活動紹介ビデオこちらのビデオでは、活動開始から30年目を迎えるエスティ ローダー グループが今まで世界各国で行ってきた、乳がんのない世界を創るための取り組みの一部を紹介している。ぜひご覧いただきたい。乳がんは早期発見・早期治療が大切。検診はもちろん、セルフチェックで見つかることも多い。定期的に検診を受け、セルフチェックで「あれ?」と思ったらすぐに医師に相談しよう。【参考】※エスティ ローダー グループ「乳がんキャンペーン」特設サイト
2022年10月13日乳がんを経験した人や治療に取り組む人などに10月24日(月)から10月28日(金)の間、株式会社ルネサンスは「乳がんサバイバーのためのヨガWEEK/オンラインフィットネスフェス」を開催する。10月はピンクリボン運動強化月間であり、乳がんを経験した人や乳がんの治療に取り組む人を、フィットネスを通じて応援するイベントである。参加費は無料、予約開始日は各日程の15日前からとなっている。講師は川瀬ひとみ氏と上野かおる氏で、両氏はルネサンス運動支援センターの大阪国際がんセンター認定がん専門運動指導士である。心とカラダが軽くなるヨガ・リンパケアヨガ日本で生涯にがんを経験する人は2人に1人だとされる。女性の部位別の罹患数では乳房が最も多く、その割合は10.6%、9人に1人だという。多くの人ががんの治療を行っていることになるが、がんの治療中でも生活の質(QOL)の維持と改善に努めたい。ルネサンス運動支援センターの大阪国際がんセンター認定がん専門運動指導士は、専門的な知識と技術を身につけ、ホスピタリティを最大限に活用、がん経験者それぞれに「寄り添い、ともに歩む」運動のスペシャリストである。「心とカラダが軽くなる乳がんヨガ」(上野かおる氏)、「乳がんリンパケアヨガ」(川瀬ひとみ氏)を予定。時間は各回30分である。なお、乳がんの罹患経験のない人でも参加可能としている。【スケジュール】10月24日(月) 21:30~22:00「心とカラダが軽くなる乳がんヨガ」10月26日(水) 19:30~20:00「乳がんリンパケアヨガ」10月27日(木) 19:30~20:00「心とカラダが軽くなる乳がんヨガ」20:00~20:30「乳がんリンパケアヨガ」10月28日(金) 20:00~20:30「乳がんリンパケアヨガ」20:30~21:00「心とカラダが軽くなる乳がんヨガ」定員: 定員:980名/1クラス(ルネサンスオンラインライブストリームのサイトより引用)(画像はプレスリリースより)【参考】※ルネサンスオンラインライブストリーム
2022年10月11日女性の心とからだに寄り添い続ける花王株式会社の生理用品ブランド「ロリエ」は、10月の「乳がん」予防啓発月間と11月の「子宮頸(けい)がん」予防啓発月間中の、2022年10月3日(月)から11月30日(水)まで、婦人科検診の啓発キャンペーンを実施する。メッセージ「それはカラダを知る一歩。婦人科検診」に込められた想い「ロリエ」は、女性の心とからだに寄り添い続ける活動の一環として、乳がん啓発を行う「ピンクリボン活動」、子宮頸がん啓発を行う「ティール&ホワイトリボン活動」を支援している。2022年秋、生理のときこそ自分をいたわり心も体も大事にしてほしいという想いから、10月の「乳がん」予防啓発月間、11月の「子宮頸がん」予防啓発月間を機に、「それはカラダを知る一歩。婦人科検診」をメッセージとして特設サイト「検診促進活動~女性たちの健康を願って~」から、婦人科検診の受診に関心を持ち、その意義を理解してもらえるような情報発信活動を展開。「ロリエ」ブランドアンバサダーである二階堂ふみさんのインタビューなどのコンテンツなどにより、女性自身の受診や、家族や友人、パートナーに受診を勧めることが、早期発見と治療につながることを発信する。特設サイト「検診促進活動~女性たちの健康を願って~」<概要>・開設期間:2022年10月3日(月)~11月30日(水)・URL:記事下部参照<内容>・二階堂ふみさん×対馬ルリ子先生対談コンテンツ二階堂ふみさんと、産婦人科医・対馬ルリ子先生との対談記事。二階堂さんが定期的に検診を受けるようになったきっかけや、受診の体験談などとともに、子宮頸がん患者は20代・30代で増加しているなど婦人科医による知見を伝える。・アーティスト嶌村 吉祥丸さんコメント二階堂ふみさんのキービジュアル撮影のメイキングショットとともに、撮影したアーティスト 嶌村 吉祥丸さんのコメントも掲載。・Q&Aコンテンツ「ロリエのカラダテスト」子宮頸がんは20代・30代女性に急増していることや、子宮頸がん検診は補助が受けられること、乳がんを早期発見できた場合の治癒率など、知ってほしい情報をQ&A形式で提供している。リツイートでがん予防・啓発団体への寄付に参加できるTwitter募金ロリエ公式Twitterアカウント(@laurier_jp)をフォローし、対象となる投稿をリツイート投稿すると、1投稿当たり5円を認定NPO法人 乳房健康研究会および特定非営利活動法人 子宮頸がんを考える市民の会の2団体に案分して、最大200万円まで寄付。・募金実施期間:10月3日(月)11時~11月30日(水)23時59分10月は「乳がん」予防啓発月間、11月は「子宮頸がん」予防啓発月間で、それぞれピンクリボン、ティール&ホワイトリボンがイメージシンボルとなっている。早期発見・早期治療のためにも、この10月と11月を検診期間として意識してみてはいかがだろうか。【参考】※特設サイト「検診促進活動~女性たちの健康を願って~」
2022年10月03日認定NPO法人J.POSHは、休日の日曜日に「乳がん検診」を受けられるよう、全国の医療機関と協力して、毎年10月第3日曜日に『J.M.S(ジャパン・マンモグラフィー・サンデー)』を行っており、今年は2022年10月16日の日曜日に実施することをお知らせいたします。J.M.S(ジャパン・マンモグラフィー・サンデー)は、子育て・介護・仕事・家事などで忙しく、平日に検診に行きにくい女性の皆様が、乳がん検診マンモグラフィー検査を受診できる環境づくりへの取り組みです。2022年ポスター2022年サイト画像J.M.Sの詳細URL: J.POSHのURL : ■「J.M.S(ジャパン・マンモグラフィー・サンデー)」実施の背景乳がん罹患者数は、女性がんのトップになり、亡くなる方の数は年々増加傾向にあります。その理由のひとつに、40歳以上の方の乳がん(特にマンモグラフィー)検診の受診率の低さがあると言われています。対象女性の乳がん検診を受けない理由の中に「休日に検診ができるなら受診するのに」という声が多いのです。そこで、認定NPO法人J.POSHでは、受診率アップには「検診を受けやすい環境づくり」が重要と考え、その取り組みとして毎年10月の第3日曜日に全国の賛同医療施設でマンモグラフィー検査ができる「J.M.S(ジャパン・マンモグラフィー・サンデー)」を提唱し、多くの医療施設に参加いただいています。長引くコロナ禍で今年も受診率は低迷していますが、参加施設数は昨年を若干上回っております。この機会に乳がん検診を多くの方に受けていただければと思います。■実施概要実施日 : 2022年10月16日(日)※施設により日程が異なる場合がございます。実施施設 : 全国400施設(9月16日現在)実施施設一覧: 受診方法 : 上記URLから、参加施設をご覧になって、直接、医療施設にご確認のうえ受診をお願いいたします 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月22日ボビイ ブラウン(BOBBI BROWN)は2022年冬コスメとして、限定リップグロスセット「プラウド トゥ ビー ピンク クラッシュド オイル インフューズド グロス デュオ」を発売。2022年10月1日(土)より限定販売する。ガラスのように煌めくリップグロス2本セットボビイ ブラウンの「クラッシュド オイル インフューズド グロス」は、ガラスのように透き通った輝きを叶えるリップグロス。ボタニカルオイルを贅沢に閉じ込めているため、つけた瞬間からオフした後まで、“ふっくら”とした潤いが続くのもグッドポイントだ。ピンク色リップグロスを限定パッケージでそんな「クラッシュド オイル インフューズド グロス」から、ピンク色のパッケージを纏ったコフレ「プラウド トゥ ビー ピンク クラッシュド オイル インフューズド グロス デュオ」が登場。ピンクベージュの人気色「02 フリースピリット」と、レッドパールがほんのり煌めく「S02 ベリーニ」の2本をセットにした。なお、「プラウド トゥ ビー ピンク クラッシュド オイル インフューズド グロス デュオ」は、エスティ ローダー カンパニーの乳がん知識啓発キャンペーンの一環として発売される。【詳細】プラウド トゥ ビー ピンク クラッシュド オイル インフューズド グロス デュオ 6mL×2 5,500円<限定品>発売日:2022年10月1日(土)※9月29日(木)公式オンラインショップ先行発売※収益のうち、本体価格の5%を米国乳がん研究基金(BCRF)やJBCRG(Japan Breast Cancer Research Group)等に寄付。【問い合わせ先】ボビイ ブラウンTEL:0570-003-770
2022年09月08日がん経験者などに無料のオンラインミーティング9月4日(日)、一般社団法人日本キャンサーアピアランスケア協会が主催する座談会形式のオンラインミーティング「がん経験者とナースで語ろうアピアランスケア」が開催される。参加費は無料となっている。このイベントはzoomによりオンラインで開催され、厚生労働省と公益財団法人日本対がん協会、公益社団法人日本看護協会が後援として参画。がん経験者や看護師、看護師以外の医療関係者などが対象である。当日は女性特有のがんを患った人たちの「よつばの会」代表で、自身も子宮頸がんなどを経験しているタレントの原千晶さんをはじめ、婦人科がん、乳がんの経験者3氏が「患者側」として出演。「看護師側」には、がん看護専門看護師、乳がん看護認定看護師、がん化学療法看護認定看護師の3氏が出演する。「アピアランスケア」とは外見に対するケアがん治療では外見の変化を伴うことがある。「アピアランス」は外見のことを意味し、「アピアランスケア」とは外見に対するケアのこと。がん治療による外見の変化に悩んでいても、看護師などに相談しづらく、悩みを抱え込んだままになりがちである。一方、看護師側も患者が求めているケアとはどういうものかなどの不安や疑問を抱えている。このオンラインイベントでは、がん経験者3氏と、がん専門・認定看護師3氏がアピアランスケアをテーマにそれぞれ経験をしてきたことを語り合うことになる。多種多様なニーズを可視化させ、アピアランスケアの現場に生かすためのイベントであり、参加者には医療現場で嬉しかったことや不満などについて、参加登録の際や当日のチャット機能で伝えてほしいとしている。日時: 9月4日(日) 14:00~15:30参加費: 無料(日本キャンサーアピアランスケア協会のサイトより引用)(画像は日本キャンサーアピアランスケア協会のサイトより)【参考】※「がん経験者とナースで語ろうアピアランスケア」申込開始 - 一般社団法人日本キャンサーアピアランスケア協会
2022年08月24日6月17日、厚生労働省は初めて行った更年期障害に関する意識調査の結果を発表。それによると、50代女性で「更年期障害の自覚症状がある」と答えた人は38.3%いるにもかかわらず、「医療機関を受診して更年期障害と診断された」と答えた人はわずか9.1%。つらい症状があっても病院にかからない人が多いという実態が浮き彫りになった。「更年期障害は治療すれば治るということを知らない人がたくさんいるのだろうと思います。『この程度で受診したら笑われるのでは』と、医療機関を受診することをためらったり、治療のイメージを持てなかったりする人が多いのでしょう」こう語るのは、よしかた産婦人科の善方裕美院長だ。更年期障害とは、閉経前後の約10年の間に「エストロゲン」という女性ホルモンの低下によって引き起こされる、ホットフラッシュやめまい、イライラや気持ちの落ち込みなどの症状が日常生活に支障をきたす状態のこと。つぎのチェックリストで1つでも当てはまる項目があり、日常生活に支障が出ていたら更年期障害の可能性が高いという。〈更年期の不調チェックリスト〉□ 顔がほてる□ 汗をかきやすい□ 息切れ、動悸がする□ 怒りやすい、すぐにイライラする□ くよくよしたり、憂鬱になったりすることがある□ 頭痛、めまい、吐き気がよくある□ 疲れやすい■本誌女性記者も、治療約1カ月で劇的改善「更年期障害と診断された場合、治療法として代表的なものが、『ホルモン補充療法(HRT)』。加齢とともに少なくなった女性ホルモンを体内に投与することで更年期障害の症状が改善されるのです」そう教えてくれたのは、成城松村クリニックの松村圭子院長。本誌の女性記者も、ホットフラッシュやめまいなどのひどい更年期障害の症状に悩まされていたが「ホルモン補充療法」を行い、処方から1カ月ほどで症状が劇的に改善した経験がある。そんな「ホルモン補充療法」とはいったいどんな治療法なのだろうか。前出の松村先生に解説してもらった。「不足してしまったエストロゲンを体内に補充する治療ですが、エストロゲンだけを補充すると、子宮内膜が厚くなり、子宮体がんを発症するリスクが高まってしまうことに。そのため、エストロゲンによる子宮内膜の増殖を抑えるためにプロゲステロンという黄体ホルモンも併用します」更年期障害の自覚があり、ホルモン補充療法を受けたいと思った場合、どのような診断を経て処方してもらえるのだろうか。【1】カウンセリング・血液検査悩まされている症状が、更年期障害によるものであるかを見極める。判断基準の一つとして女性ホルモンなどの数値を測る血液検査を行う。「更年期の症状は200種類もあるといわれているので、本当にそれが更年期によるものなのか、まずはじっくりカウンセリングを行います。また、血液検査でE2というエストロゲン値と、エストロゲンを出すように促すFSHというホルモン値を参考にすることもあります。それらを総合的に判断して、更年期障害かどうかを診断していくのです」(善方先生)【2】乳がん・子宮がんの検査診断されてもすぐに薬が処方されるのではなく、治療を行っても問題ないか、持病や病歴を必ずチェックする。「乳がん、子宮頸がん、子宮体がん検診で異常がないか確認しておくことは必須。ホルモン補充療法で投与する女性ホルモンが、病気の進行や再発のリスクを招く場合があるためです。ほかにも心筋梗塞や脳卒中の病歴がある人も受けられないため、事前に確認を行います。がん検診の場合、1年以内の検診の結果があれば検査を新たに行わなくてよいので、自治体が行っている検診を定期的に受けておくのがオススメです」(松村先生)【3】自分に合った処方薬を選ぶホルモン補充療法の処方薬はさまざまで、「貼る」「塗る」「飲む」の3つのタイプがある。〈貼る〉:腹部などに貼ることで皮膚から直接血管に吸収されるため、胃腸や肝臓への影響が少ない。併用する黄体ホルモンが配合されたものが手軽で人気。〈塗る〉:ジェルもしくはクリーム状の薬を塗ることで皮膚から血管に吸収され、胃腸や肝臓への影響が少ない。併せて錠剤の黄体ホルモンを服用する。〈飲む〉:錠剤を飲むタイプで薬の増量や減量が簡単。ただし、薬は胃腸から吸収され、肝臓を通って血液中に入るため、胃腸や肝臓の弱い人には不向き。■初めての場合はどのタイプ?初めての場合はどのタイプがよいのか。「処方薬には大きく分けてパッチ、ジェルといった経皮薬と、錠剤などの経口薬があります。皮膚から直接血管に吸収される経皮薬から始める人が多いですね。というのも、飲むタイプとは異なり、胃腸や肝臓を通らないため、臓器への負担を減らすことができるから。パッチタイプであれば、基本的に錠剤として併用する黄体ホルモンもパッチで一緒に投与できるため、初めての方でも手軽に始めやすいのです」(善方先生)かかる費用も気になるところだがーー。「保険適用となっているため、基本的にどのタイプでも、診察代を除いて、月1000~2000円程度で続けることができます」(善方先生)副作用についてはどうだろうか。「不正出血、下腹部や胸の張りといった副作用はありますが、生理2日目のような大量の出血が続くことはまれで、生理の終わりかけの量の出血が数日続く程度。それも続けるうちに治まってくる場合が多いです」(善方先生)長い間治療を続けることでがんへの影響などはあるのか。日本産科婦人科学会と、日本女性医学学会による『ホルモン補充療法ガイドライン』によると、ホルモン補充療法が乳がんのリスクに与える影響は小さいと指摘している。「がんになるリスクはほとんどないと考えられます。乳がんに関しては、治療していない人に比べて、1.3倍ですが、治療薬の使用期間が5年未満の人であれば、リスクは治療していない人と変わりません。喫煙や飲酒の習慣のほうが影響が大きいというデータもあるほどです」(善方先生)■髪や肌のツヤがアップする美容効果もそして、症状が改善されるほか女性にとってうれしい“副効果”もあるという。「血管の老化を抑えてくれるというメリットがあります。骨粗しょう症の予防にも効果がありますし、抜け毛で悩んでいた患者さんの髪のツヤが戻った、肌の調子もよくなったと、という声も聞きます。更年期障害の症状を改善するのが目的ですが、美容的効果もあるのです」(松村先生)適切な治療を受けることで得られるメリットは大きい。つらい症状に悩まされている人たちにとって、検討してみる価値はありそうだーー。
2022年07月01日〈はじめまして「線虫くん」です〉そんなフレーズとともに始まるCMを見たことがある人も多いだろう。これはHIROTSUバイオサイエンス社が行っている線虫によるがん検査「N-NOSE」のCM。たった1滴の尿から、がんが発する“におい”を線虫がかぎ分け、早期がんを見つけ出すことができるのだという。このように、がんの検査の方法や精度は日進月歩で進化している。「がんが進行すれば、体への負担ばかりでなく、経済的負担も大きくなります。早期発見、早期治療が重要なのです」こう語るのは、常磐病院(福島県)の医師・尾崎章彦さんだ。全国で約2千500の病院が加入する「公益社団法人全日本病院協会」では、登録病院からのデータをもとに、さまざまな病気で入院した場合にかかった費用の平均値を出している。(早見表の拡大版はこちら)がんについては、胃がん、大腸がん(結腸・直腸)、肺がん(気管支含む)、乳がんの、ステージごとに1回の入院にかかるお金が算出されている。■一定額以上の医療費は高額療養費制度の対象に2020年度の年間集計を見ると、大腸がん(直腸)の場合、がんが上皮細胞内にとどまっている「ステージ0」なら入院費用は約66万円だが、筋肉層にいたった「ステージ1」だと約145万円と、およそ79万円も高くなることがわかる。リンパ節への転移はないが、筋肉層を越えてがんが浸潤している「ステージ2」は約158万円、リンパ節への転移のある「ステージ3」は約143万円と高額の医療費がかかる。一方で、がんが他臓器に転移した「ステージ4」は約90万円と、入院費用は大幅に減るのだ。胃がんなどでも同様の傾向がある。「早期であれば体の負担の少ない内視鏡などでがんを取るなどするため、入院日数も短く済みます。ステージ2、ステージ3と進めば、体の負担の大きな手術や治療が増えてくるため、入院費用が高くなるのでしょう。しかしステージ4ともなると、手術ができないケースが多くなるため、入院費用も下がるようです。ただし、大腸がんなどは、ステージ4で肝臓などに転移していても、ケースによっては、抗がん剤などでがんを小さくしてから、手術で患部を取り除くコンバージョン手術で寛解する可能性があるので“ステージ4=手術できない”訳ではなく、希望もあります」(尾崎さん、以下「 」内は同)これらの医療費の窓口負担は1〜3割で、一定の金額を超えると「高額療養費制度」を利用することになる。「同月内の医療費が、限度額を超えると(一般的な収入の場合、9万円ほど)、超えた医療費が支給される制度です。ただ、月をまたいだ入院になると、月ごとに限度額を支払うことになり、家計にとって重たい負担になります」また、がんの進行度を表すステージごとの生存率を見ても、がんの早期発見・早期治療のメリットが見えてくる。「全国がんセンター協議会」の資料によると、50代女性の、ステージ4の胃がんの5年生存率は5%だが、ステージ3は56%、ステージ2は75.8%、ステージ1となると98.5%と、早期であればあるほど、如実に生存率が高くなっていくのだ。「がんを患うと、入院、手術ばかりでなく、状況に応じてその後も抗がん剤治療や放射線治療、定期的な検診も必要です。がんが進行すればするほど、体にも家計にも負担は大きくなっていくのです」就業に影響が及べば、収入減にもつながる。今一度、がんの予防、そして早期発見を心がけておきたいところだ。■肺がんはエックス線で見つかりづらい予防と早期発見のために、できることは何だろうか。がん別に尾崎さんに教えてもらおう。「胃がんは、おもにピロリ菌の保菌者における慢性胃炎を背景に、発症します。血液検査や呼気検査などで保菌状況を確認し、薬による除菌も可能です。胃炎などのある人は検査してみましょう。また早期に発見できれば、内視鏡で除去でき、数日の入院で済む。胃を切除する場合も、腹部に数カ所の穴を開ける腹腔鏡手術が主流になり、以前の開腹手術よりも格段に社会復帰が早くなりました」大腸がんも同じ。将来、がん化するといわれるポリープを大腸内視鏡で除去する場合は日帰り入院も可能だ。「早期発見のために、標準的な健康診断で行われる、便潜血検査を必ずしましょう」肺がん検診で定番といえばエックス線検査だが……。「じつはエックス線では早期の肺がんは見つかりづらく、低線量のCT検査がスタンダードになりつつあります。喫煙するなど、リスクが高くて不安がある人は、医師に相談してみましょう」乳がんは、日々、お風呂上がりなどに、胸にしこりがないかセルフチェックをするとともに、定期検診が求められる。「一般的に2年に1回ほどのマンモグラフィー検査がすすめられています。リスクが高い人はMRIを組み合わせるケースもあります」医療技術の向上で、がんは“治る”病気になりつつある。それでも、確実に命を守るため、そして家計を守るために、家族で早期発見、早期治療を心がけてほしい。
2022年06月20日有限会社宮崎商店(本社:徳島県徳島市、代表取締役:宮崎 勝嘉)は、乳がん患者本人が開発した「涼しく、軽く、締め付けない」肌着感覚の抗がん剤用帽子「ラフリ~」を2022年6月1日(水)より販売いたしました。しめつけないのが特徴です。【「ラフリ~」の特徴】1. 軽い、しめつけない綿100%の長方形の布を頭に巻き、ひも状タグによりサイズ調整する個性的なデザイン。大人から子どもまでどんな頭の大きさの人でもしめつけず、軽い被り心地です。2. 涼しいバンダナ位の薄い綿布地なのでサラッと涼しい。夏だけでなく、冬の暖房のきいた部屋でも蒸れません。3. 洗濯が簡単ハンカチを洗う感覚で毎日洗えます。洗濯機はもちろんのこと、洗面所で手洗いしてベッドの柵に干しても乾くので、コロナ禍で長期入院の患者様にも重宝します。4. デザインが豊富迷彩柄、龍柄、むら染柄、チェック柄など老若男女に対応。「その帽子いいね」と病院や家で声をかけてもらえることで、患者様が明るい気持ちになれます。また、ご家族や友人とお揃いで被れば笑顔を共有できます。【「ラフリ~」誕生の背景と開発者の想い】厚生労働省の資料によると、全国の癌新規罹患数は、毎年約98万人です。この中の一部の人が、抗がん剤の副作用である脱毛を経験します。「ラフリ~」開発者・宮崎 宏美は、現在も病院に通院しながら青果仲卸業の仕事を続けている乳がんサバイバーです。コロナ禍で告知を受け、闘病した経験をもとに「患者様とその周りが笑顔になれる帽子」を開発しようと思いました。抗がん剤により脱毛した頭皮の特徴(1)外部からの刺激に弱い。今まで普通に被れていた帽子が「痛く」感じる。(2)多汗になる。夏場はもちろんのこと、冬でも頭皮が蒸れて不快です。一般的に販売されているケア帽子はニット素材が中心です。伸縮するのでフリーサイズとはいえ、快適でないものも多いです。しめつけがキツイと痛いし、ゆるいと1回の洗濯で伸びて型崩れしてしまいます。そこで、締め付け感ゼロ、涼しくおしゃれに着用できる帽子を自分で開発するに至りました。ワンサイズでお子様から大人までお使いいただけます。お見舞いの品にもおすすめです。何枚か洗い替えとしてご使用いただけるよう、販売価格もできるだけ抑えて設定いたしました。商品詳細【「ラフリ~」製品概要】希望小売価格:1,320円(消費税込み、送料別)サイズ :約縦28cm×約横73cm(約7cmのひも状のタグ付き)素材 :綿100%<販売先>・有限会社宮崎商店 公式ホームページより購入可能 ・2022年7月からMakuakeにて販売予定ラフリー(キッズ向けデザイン)【「ラフリ~」これまでの実績】・2021/10/21:第60回徳島県発明工夫展 徳島県知事賞受賞・2021/11/3 :徳島新聞掲載・2022/3/29~2022/04/15:Makuakeでのプロジェクト126%達成「がんサバイバー本人が開発。しめつけない抗がん剤用帽子を、必要な人へお届けしたい。」【会社概要】会社名: 有限会社宮崎商店所在地: 徳島県徳島市北沖洲4丁目1-38代表 : 代表取締役 宮崎 勝嘉設立 : 昭和48年1月資本金: 1,000万円事業内容 青果仲卸業・小売業URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月07日健康診断や人間ドックを毎年受けていますか?また、子宮頸がんや乳がんなど、女性特有の疾患の検査はいかがでしょうか。anan Beauty+ clubのメンバーに「健康診断」について聞いてみました。女性の健康診断や人間ドック事情をリサーチ毎年健康診断や人間ドックを受けていますか?なんと、健康診断または人間ドックを年に1回受診しているかたは6割弱。ほぼ毎年受診しているというかたを合わせても7割ちょっとという結果に。労働安全衛生法のもと、会社は労働者に医師による健康診断の実施義務があるので、多くの会社員は1年に1回健康診断を受けているはずなのですが。しかし、わざわざ時間を調整して受診しなければならないため面倒と感じたり、「もし病気が見つかったら…」との思いから尻込みしてしまったり、「また今度」と先延ばししているのかもしれません。また、主婦やフリーランスの人は自分で検診を申し込まねばばならず、「まだ若いから」「元気だから今年はナシで」と考えているかたが多い可能性もあります。コロナ禍の不安もありましたしね。「ほとんど受診しない」と回答したかたに理由を聞いてみました。「機会がないのと、面倒なので」(31歳・その他)「会社員として働いていないため、自分で予約しなければならず、どこでやったら良いかわからずなかなかできません」(38歳・自営業)「人間ドックは値段が高いイメージだし、健診は予約するのが面倒くさい。そして、どこで受ければいいいのかわからない」(34歳・専門職)「会社勤めしていた頃は毎年受けていたが、子どもを産んだばかりで時間がない」(28歳・主婦)このように、予約が面倒、時間がない、どこで受診するかわからない、と考えているかたが多いようです。健康診断や人間ドックの予約時に聞かれる「選択」や「オプション検査」についても聞いてみました。まずは胃の検査。「バリウム」か「胃カメラ」のどちらかを選択せねばなりません。みなさん、どちらで検査しているのでしょうか?胃の検査は胃カメラ?それともバリウム?それぞれ理由も聞いてみました。胃カメラ派「バリウムが苦手だから」(41歳・会社員)「胃カメラのほうが高精度と聞いたので」(37歳・契約社員)「以前、鎮静剤を使用して胃カメラで検査を受けたらめちゃくちゃ楽だったので」(34歳・専門職)バリウム派「会社の健康診断のデフォルトがバリウムだから」(37歳・会社員)「胃カメラにすると予約がとりにくいから」(39歳・自営業)どちらとも受けたことがある筆者は、断然胃カメラ派。以前はバリウム派でしたが、精密検査で胃カメラで検査することに。その時に、想像以上に楽だったので(毎回必ず緊張しますが…)、以降ずっと胃カメラで検査をしています。バリウムでの検査は、発泡剤とバリウムを短時間で飲み込むのはしんどく、さらに検査台に乗った後、げっぷするのを我慢しつつグルグルと回るのは至難の業でした。続いて「子宮頸がん」の検査について聞いてみました。子宮頚がん検診についてなんと、9割近いかたが「子宮頸がん検診」を受診しているという結果でした。健康診断や人間ドックを毎年受けている、または、ほぼ毎年受けているというかたは全体の71%だったので、女性たちの子宮頸がんに対する関心の高さがうかがえます。それぞれコメントを紹介します。検査をしている「かかりつけの婦人科で検査をしている」(39歳・自営業)「数年前に、高度異形性で癌になる可能性があると診断され、半年に一度のペースで女性医師のいるクリニックで検診をしています」(37歳・契約社員)「若くても子宮頸がんのリスクはあると聞いたことがあるから。自治体から送られてくる婦人科検診券で2年に1回受けている」(33歳・会社員)「癌家系で心配だから」(35歳・会社員)「知人で若くして子宮頸がんになった人がいるから検査をしている」(27歳・会社員)検査をしていない「検査をしたことがないが、しなければならないとは思っている。今度自治体の制度を利用して受けるつもり」(28歳・主婦)「30代になってからでいいかな?と思っている」(27歳・会社員)「検査しなければいけないと思いつつ、痛そうで怖いからまだしていない」(33歳・会社員)子宮頸がん検診を受けたことがない人は、将来的には検査の必要性を感じているのが特徴的でした。定期的な検査で万が一のことを見過ごさないようにしたいですね。続いて、「乳がん検査」について聞いてみました。乳がん検診についてこちらは、7割弱のかたが受けているという結果に。コメントを紹介します。受けている「会社で受けられる健康診断の項目に入っているから」(34歳・会社員)「あまり被爆しすぎるのも良くないと聞いて、数年に一回マンモグラフィ、毎年超音波の検査を受けてます」(37歳・契約社員)「2年に1度、職場で検査していました。親戚が乳がんになってしまったので、早期発見の大切さを実感しています」(30歳・会社員)「健康診断のオプションで数年に一度受けている」(34歳・会社員)「胸に繊維腺腫というしこりがあるため毎年経過観察を兼ねて検診を受けている」(28歳・主婦)受けていない「40歳以下だと自治体の検診はないため」(27歳・会社員)「気になっているが、自治体推奨は40代からなのでまだいいかなと思っています」(34歳・専門職)「受けたいと思っていますがまだ受けられていない」(35歳・会社員)子宮頸がん検査と同様、こちらも受診の有無にかかわらず「いつかは受けなけらばいけない」と感じているかたが多いように感じました。厚生労働省によると、子宮頸がんは20歳以上、乳がんは40歳以上でそれぞれ2年に1回の検査を推奨しています。お住いの自治体によっては、無料もしくは一部費用負担のクーポンがあるので、これらを上手に利用できるといいですね。最後に、健康診断や人間ドック時の失敗談について聞いてみました。「検診日は朝早いので、いつも寝坊遅刻との戦いです。タクシーに絶対乗っている気がします」(34歳・会社員)「採血が苦手で気分が悪くなったことがある」(31歳・会社員)「採血の時に怖がり過ぎて、ベッドを用意されるなどすごく手厚い対応を受けてしまった。倒れるとかではなく、血を見るのが苦手なだけだったので申し訳なかったです」(30歳・会社員)「採血があると知らず、ハンバーガーを食べてから健康診断に向かったら、数値がおかしなことになった」(25歳・会社員)「朝ごはん禁止なのに食べていってしまった」(35歳・会社員)「バリウムでどうしてもゲップが我慢できず、3倍の量のバリウムを飲むことになった。その後気持ち悪すぎてトラウマ」(38歳・専門職)採血にまつわる失敗談が一番多くありました。1年に1度の健康診断、体調を万全にして臨みたいですね。カラダの状態を知り、元気に過ごそう!健康診断や人間ドックは予約や日程調整が大変。そして、大丈夫と思っていても、診断結果を見るときは少しドキドキしてしまうし、内容によっては、再検査をしたり生活習慣を見直さなくてはならないことも。健康診断や人間ドック、がん検診は元気にに過ごすために大切なこと。定期的にカラダをチェックして、健やかな毎日を送りましょう!(C) Cavan Images/Getty Images文・小田原みみ
2022年05月14日2歳の息子さんがいる、アラフォーイラストレーターの村澤綾香さん。アラフォーになり、若いころとのギャップを実感する日常マンガを紹介します。最近肌荒れをしていて、何となく顔を触っていた村澤さん。すると、驚きの事実が発覚して……。★前回:「想像以上に老化が進んでいる!?」50代と思われたギリギリ30代のアラフォー #アラフォー絵日記 13こんにちは。アラフォーイラストレーター、村澤綾香です。肌荒れかと思って顎を触ったら、今までなかった毛が生えていて、本当にびっくり!!数本だけなのですが、顎の下の部分(顎の裏あたり)から数本、毛がぴょこぴょこと生えているのです。しかも産毛みたいな感じではなく、毛が硬くて黒い……。「これも老化現象!?」と、速攻でネットで調べてみたら「オス化」と出てきました。そのサイトでは、「ストレスなどで男性ホルモンが活性化して毛が現れる」と書いてあり、すっごくショック!!オス化……。老化よりも嫌だな~。アラフォーになると生えてくるものなのですかね??黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:「きっと陰性だろう」濃厚接触者である父との生活中、PCR検査を受けることになって… #新型コロナ奮闘記 #五十路日和 35★関連記事:「誰に報告する?」乳がんのカミングアウトで悩んだこと #40歳独身で乳がんになりました 9★関連記事:「ヤバイ!間に合わん」周りの目が気になり過ぎてコンビニで半べそに… #アラフォーの気にし過ぎな毎日 2著者/村澤綾香(38歳)少しずつ老化を感じ始めたアラフォーのイラストレーター。いろいろな雑誌、webにて挿絵を描いてます。2歳の息子がいる。
2022年01月30日「11月10日、国立がん研究センターの調査で、がんの10年生存率が過去最高の58.9%だったことが明らかになりました。2人に1人が罹患するといわれているがんですが、医療の発達により生存率は上昇傾向が続いています」こう語るのは『がんになったら知っておきたいお金の話』(日経メディカル開発)の著書もある“看護師FP”の黒田ちはるさん。「一方で、療養期間が長引けば治療費がかさんだり、仕事に影響が出て収入減につながるケースもあります。闘病が長期戦になることも想定して、健康なうちから『がんとお金』の問題を考えなければなりません」医療ガバナンス研究所理事長で内科医の上昌広さんも、がん治療が発展すると同時に、治療費も増加傾向にあると指摘する。「治療が長期化すれば定期検診を受ける回数も増えます。しかし画像診断においては、自己負担額が数百円程度のX線検査ではなく、精度の高い数千円のCTやMRIが主流になってきました。さらに転移を確認するため、1~3万円のPET検査も増えています。治療薬においても、1回10万円以上もするような抗がん剤が次々に開発されている。こうした医学の進歩が“高額化”につながっているのです」■乳がんの場合は5年以上治療が続くたとえば、女性の罹患数が最も多い乳がんの場合、外科的手術などを行う1年目には高額療養費制度を適用しても53万円がかかる。さらに2年目に17万円、3年目に15万円、4、5年目に7万円の治療費が発生する。「乳がんはステージ1で治療を行っても、10年後に再発、転移が見つかるケースがあります。そのため、乳がんの増殖を促す女性ホルモンを抑制する治療を5~10年にわたって行う必要があるのです。また抗がん剤を続けるケースでも、同様に長期戦を覚悟する必要があります」(上さん)このような治療費の大半はがんと診断されてから3カ月で一気に必要となることが多いと黒田さんは指摘する。「しかし、一般的な収入の家庭なら、自己負担額が約9万円を超えた分は、高額療養費制度を申請することで還付されます。がんの治療においては必ず利用したい制度です」高額療養費制度とは、1カ月(1日から月末まで)にかかった医療費について、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が払い戻される制度。ただし、自己負担限度額は、年齢や収入によって異なるので確認を。また、1年間に3カ月以上高額療養費の支給を受けた場合には、4カ月目から「多数回該当」となり、自己負担限度額がさらに軽減される。自己負担限度額は、70歳以上で年収156万円~約370万円の場合、5万7,600円(外来:1万8,000円、多数回該当なら4万4,400円)。70歳未満で年収約370万円~約770万円の場合は8万100円+(総医療費-26万7,000円)×1%(多数回該当なら4万4,400円)となる。さらに、高額療養費制度と合わせて使いたいのが「限度額適用認定証」だ。高額療養費制度を使えば実際の負担額は減らすことができるが、いったんは窓口で医療費を支払わなければならない。あらかじめ健康保険組合などに「限度額適用認定証」を申請し医療機関で提示すれば、窓口での支払い金額が自己負担限度額までとなるのだ。■治療費以外に年間55万円かかるという調査もただし、これはあくまでも保険診療への助成。“がんは治療費以外にもお金がかかる”のだ。ニッセンライフなどががん患者らを対象に行ったアンケート調査によると「がん治療費以外の年間費用」について「20万円以上50万円未満」と答えた人が最も多く全体の24%を占めた。しかしなんと「100万円以上」と回答した人が全体の17%も存在したのだ。 「治療以外にかかる費用として代表的なものが差額ベッド代。患者本人が望まなくても、病院の空きベッドの状況で差額ベッド代がかかる部屋が割り当てられてしまうことは珍しくありません」厚生労働省の調査によると、’19年7月時点での差額ベッド代の平均額は1日6354円だった。「また、抗がん剤による脱毛で、医療用ウイッグを利用する人も多いでしょう。病院と家の往復ならば、数千円のウイッグで対応している人もいます。しかし直接人と会う仕事をしているなどの場合、自分の頭の形状に合わせてウイッグを作るとなれば、費用も20万円ほどかかってきます。自治体によっては、助成金を出している場合もあるので確認してみてください」抗がん剤治療による体力の消耗も、家計の負担につながる。「行きは電車を利用しても、治療後は、タクシーでなければ帰れない人もいます。さらにふだん料理をする人ならば、治療日は総菜を買ったり、出前を頼むかもしれません。このようにして、じわじわと出費が重なっていくんです」サプリなどの健康食品への出費も、考慮しておくべきこと。前出のニッセンライフの調査では、サプリの購入にかかった年間平均費用は15.3万円だったが--。「相談者の中には健康食品に50万円、100万円と出してしまう方も少なくありません。親戚や友人から紹介され、やめたくてもやめられないと悩んでいる人もいるのが実情。効果が医学的に証明されない商品もあるので、要注意です」このように多額の出費が見込まれるがん。当座をしのぐためには、準備金として100万円ほどが必要だといわれている。「いつでも使える100万円の貯蓄があれば安心ですし、蓄えがなければ、がんと診断されると一時金100万円が給付される民間のがん保険も検討材料です」■支出以上に負担となる収入の減少また、がん治療が長期化した場合は、収入が減るリスクにも対応しなければならない。「これまで相談を受けた中で、がん治療をしていて収入が増えたという人はいませんでした。会社員の場合、最長1年6カ月間は傷病手当金が受けられますが、支給されるのは給与の3分の2のみ。自営業にいたっては傷病手当金がありません」がんは就労への影響も大きく、がん対策情報センターの調査によると、がんによって退職、廃業した人は約20%、休職、休業した人は約55%もいるという。このようながんによる困窮を防ぐためにできることはあるのだろうか?上さんはこう助言する。「胃がんはピロリ菌を除菌、大腸がんは内視鏡検査でポリープを切除すれば、そもそもがんになるリスクを大幅に減らせます。さらに胃がんの場合、がん治療費.comによれば内視鏡で除去できるものであれば5日ほどの入院で1年目の治療費も12万円で済みます。しかし、胃の3分の2を切除するような手術になると、入院日数が17日、費用も43万円に跳ね上がります。つまり予防、早期発見、早期治療が、治療費増や収入減のリスクを抑えることにつながるのです」■女性の5大がんでかかる最新費用今回編集部では、「がん治療費.com」の調査をもとに、女性がなりやすい5つのがんでかかる費用を一覧にした。
2021年12月08日株式会社nijito(所在地:東京都港区、代表取締役社長:鮫島 貴子)が展開するブランド「M.(エム)」では、この度、2021年12月6日から12月26日まで、自社ECサイトやSNSを通じて、本プロジェクト売上の20%を認定NPO法人J.POSH(日本乳がんピンクリボン運動)へ寄付する『Mリボンプロジェクト』を実施いたします。商品写真1■社会課題先日、50代女性を取り巻く環境について調べていると、「乳がんの発症率が50代前後でピークを迎えること」「2018年、女性の部位別がん罹患数で乳がんが1位であったこと」「乳がんの罹患者数は年々増え続け、1975年から2015年にかけて8.7倍まで増加していること」がわかりました(出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん登録))。さらに、新型コロナウイルスの影響によりがん検診の機会が減り、2020年4月から7月までのがん検診者数が、昨年同期の40%以下だったとの調査結果が出ています(出典:厚生労働省HP( )資料4-1 より)。乳がんの進行速度には個人差があるものの、いずれにしても発見機会の減少から、がん発見時にはすでに重症化している可能性が高まることが懸念されています。■プロジェクト実施への想い私たちM.は、そのような環境下のすべての女性に対し、なにかお役に立ちたいと考えた結果、認定NPO法人J.POSH(日本乳がんピンクリボン運動)にたどりつきました。認定NPO法人J.POSHは「乳がんで悲しむ人をなくしたい」「私たちの次の世代に健康で幸せな未来を残したい」という想いのもと、乳がん啓発活動費へ助成金で支援を行ったり、乳がんと戦う方とそのご家族への経済的支援といった活動をされています。私たちM.はその想いに共感し、認定NPO法人J.POSHを通じて世の中に貢献しようと考えました。そしてこの度、M.がブランドリニューアル前に販売していた『Mパーリィデコルテミルク』最大1,600本を、定価の約62%OFFの1本2,000円(税込)で販売し、さらにその売上の20%をピンクリボン運動へ寄付することにいたしました。■ブランド&商品説明M.は、シワ改善と美白(※メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ)を叶える医薬部外品の薬用クリームや、髪と頭皮をケアするオールインワンシャンプーなど、50代の肌と髪のことを真剣に考えて作ったお手入れ商品を展開しています。そのなかで『Mパーリィデコルテミルク』は、いつもすっぴんで、年齢が出やすいパーツなのにこれまで手をかけられてこなかった50代の首元・鎖骨に注目した1本。大人の女性に嬉しい厳選された美容成分を38種配合しており、香りにもこだわっています。アロマセラピストが監修した天然由来精油のダマスクバラを中心とした香りに包まれながら、1回30秒、寝る前になでるだけでふっくらハリのある首元・鎖骨に導きます。私たちM.は、ココロもカラダもゆらぎがちな50代女性に、新しいチャレンジを加えたお手入れの“スキンケアヴァージン”を通して、今まで以上にお手入れを楽しみ、今よりもっと輝ける明日を迎えてもらいたいと思っています。人生100年時代と言われている今、M.はその真ん中にいる50代女性が元気になると、きっと日本の未来は明るくなると信じています。商品ご使用イメージ【プロジェクト概要】◆商品名: Mパーリィデコルテミルク(リニューアル前商品)◆期間 : 2021年12月6日(月) ~ 12月26日(日)◆値段 : 税抜き1,819円(税込2,000円)◆内容 : 1件のご注文につき、税抜き金額の20%(364円)が認定NPO法人J.POSHへ寄付されます。◆URL : 【会社概要】会社名 : 株式会社nijito(ニジト)代表者 : 代表取締役社長 鮫島 貴子所在地 : 〒105-0011 東京都港区芝公園1-8-12 ヒューリック芝公園大門通ビル4F事業内容: ・ヘアケア、スキンケア化粧品、日用雑貨の製造および販売・通信販売業URL : M. : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月06日関東を中心に関西・中部まで、全国28(※)店舗の女性専用AIフィットネス『FURDI(以下、ファディー)』を運営する株式会社ファディー(本社:東京都、代表取締役:浅野 忍土)は、2021年10月1日より31日までの『乳がん啓発月間』の期間限定で、ファディーの会員を対象とした「あなたの減った重さだけピンクリボンに寄付します」チャリティーキャンペーンを実施いたしました。その結果、ご参加いただいた会員様の総体重は245.1kgになりました。※2021年11月時点の全店舗数寄付金は73,530円に■キャンペーン実施の背景第2回目を迎えたピンクリボンキャンペーンは、女性の健康を運動というかたちで支援する企業として、1人でも多くの女性を乳がんから守りたいという想いから、昨年2020年10月より社会貢献活動のキャンペーンとしてスタートしました。昨年同様、認定NPO法人 J.POSH様への寄付は今回で第2回目となります。>開催告知のプレスリリースはこちら ■2回目の結果は体重245.1kg減・寄付額は73,530円「フィットネスのトレーニングを通じて社会貢献いただく」という試みで、2021年10月1日から31日の期間に実施した第2回ピンクリボンキャンペーンは、10月開催開始時の全国26店舗で実施。結果、1ヵ月間でファディーの会員様が減らした体重の合計は245.1kg、1kg300円で換算して寄付額は73,530円となりました。昨年同様、この活動に賛同いただき積極的にご来店してトレーニングいただけた、すべての会員様の貴重な成果となりました。また、最も体重が大きく変化をした会員様は、5kgも体重を落とすという結果にも繋がりました。「運動を通して全ての女性の健康に貢献したい」という、女性専用AIフィットネス・ファディーのコンセプトとも重なり、このチャリティー活動を通して多くの皆様の賛同で得られたものは「継続すること」が「成果に繋がる」ことの大切さです。また、店舗スタッフと会員様との会話のなかで、この活動の取り組みが話題になり、乳がんという病気のリスクを見つめなおし、関心を持っていただくきっかけにもなりました。乳がんは早期に発見することができれば、治る確率が非常に高い病気と言われています。ただ残念ながら、乳がんに限らず、「新型コロナウイルス」感染の影響もあり、昨年2020年度のがん全般の検診受診者は前年比30.5%の大幅減となったとの調査報告もあります(※)。引き続き受診率は低い状況であり、今、より一層の啓発活動が必要とされています。※参考:公益財団法人日本対がん協会調査■2022年・当ジムでも乳がん受診率50%を目指して女性専用AIパーソナルトレーニング ファディーが行うピンクリボンキャンペーンでは「全店舗の理解と恊働を拡げ、サービス事業全体でのピンクリボン活動を目指し、トレーニングから発信できる社会貢献活動の取り組みを行う。」ことを理念に掲げ、2022年は新たな指標としてファディーに関わる全ての女性の乳がん検診率50%(※)を目指します。当ジムでは、2022年も引き続き運動を通して女性が健康でいられるための様々な取り組みを実績として積み重ねてまいります。運動不足がささやかれ健康への意識が高まるなか、自由に「通える」パーソナルトレーニングを勧めていきます。会員様とそのご家族のみならず、働くスタッフや関わるすべての皆様とともに日々の健康への意識を高め、病気の予防対策に貢献できるよう、さらなる未来を見つめながら社会貢献活動を続けてまいります。※厚生労働省では、がんの検診率50%を目標としています。■ピンクリボンキャンペーン第2回開催の概要期間 :2021年10月1日~10月31日対象 :女性専用フィットネス・ファディー会員実施店舗:全国26店舗計算方法:会員の皆さまの減った体重の合計分量を、下記の方法で換算し、チャリティーとして寄付いたします。100g=30円/1kg=300円 ※10g単位の端数は切り捨てます。例)参加いただいた皆さまの減量の合計が3,050gだった場合、端数は切り捨て、900円が募金額となります。■女性専用AIフィットネス・ファディー: 株式会社ファディーとは『すべての女性の健康づくり』に運動や食事の面からサポートしたいという想いのもと、フィットネス事業をコアとして新たなデータフィットネスの付加価値の高い健康事業のサービスを開発・提供するカンパニーです。新型コロナウイルス感染が減少しているものの、運動不足が深刻化する女性の健康増進に貢献するため、トレーニングやダイエットにおける知見を社会へと還元し、今回のピンクリボンキャンペーンのような社会貢献活動も通してフィットネス業界全体の信頼性を高めていくことで業界自体の社会的な地位の向上を図ってまいります。【会社概要】会社名 : 株式会社ファディー所在地 : 東京都千代田区外神田1-18-19 新秋葉原ビル 9階代表者 : 浅野 忍土設立 : 2018年8月28日URL : 事業内容: フィットネスジム運営・FC事業【本リリースに関するお問い合わせ先】株式会社ファディー 広報/PR担当e-mail: info@furdi.jp TEL : 03-4500-7093(平日9:00~18:00) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月26日新型コロナの流行に隠れて、じわじわと「隠れがん患者」が増えているかもしれないーー。検診を控えた結果、見つかるはずのがんが放置されたままの人がたくさんいるようです。進行する前に、早めに調べておきたい!■外出自粛の余波で進行がんが続々発見される「’22年はがんが進行した状態で発見される人が例年よりも増えるはずです。コロナ禍でがん検診を怠っていたという人は要注意です」こう話すのは『知らないと怖いがん検診の真実』(青春出版社)などの著書もある国立がん研究センター検診研究部部長の中山富雄先生だ。コロナ禍で、不要不急の外出自粛が呼びかけられたことから、’20年度のがん検診受診率は、前年比3割減という数字が出ている。自治体から送られてくるがん検診の無料クーポンが、そのまま家に放置されている人も多いのではないだろうか。そして、このことにより中山先生の研究グループでは、「1万人のがんが未発見になっている」と推計する。「職場の健康診断は従来どおりに実施されていますが、専業主婦や退職した高齢者が受ける自治体の検診が停滞しているのです。無料で受けられて、かつ受けるべきがん検診へは速やかに足を運んでほしい」(中山先生・以下同)■差し当たってどの検査を受ければいい?がん検診の専門家である中山先生によると、厚生労働省の出している指針では、年代によって受けるべき検診と受けないほうがよい検診があるという。この厚労省指針は、中山先生の所属する研究グループのエビデンスを元に作成された。これは権威ある医学誌で発表された研究論文を、世界中から集めて読み込み、検査のメリットとデメリットを客観的に判断して定めた「科学的根拠に基づくがん検診ガイドライン」などをベースにしている。「受けるべき検診は、受けることで確実に有益性があると認められている検査です。一方で、がん検診には放射線による体へのダメージや、間違ってがんの疑いをかけられる『偽陽性』ストレスなど、受けることによる不利益のほうが大きいと判断される検査もあります。それは、推奨できません。たとえば20代の方はほとんど乳がんに罹患しないので、検診による有益性はほぼなく、マンモグラフィーによる被ばくリスクのほうが大きい。ですから『しこりが見つかった』などの何らかの自覚症状がない限り、20代で乳がんの検査は受けないほうがよいとされています」年齢・性別によって罹患しやすいがんは変わってくるので、厚生労働省では、女性が各年代で受けるべき検診を、各自治体で無料クーポンを発行する形で勧めている。自治体検診の対象になっている「無料クーポンで受診できるがん検診」は、次のとおり。■無料クーポンで受診できるがん検診【20歳以上】〈子宮頸がん〉検査方法:子宮頸部擦過細胞診/検診間隔:2年に一度【40歳以上】〈大腸がん〉検査方法:便潜血/検診間隔:毎年〈肺がん〉検査方法:たばこを吸わない人・胸部X線、たばこを吸う人・胸部X線+喀痰細胞診/検診間隔:毎年〈乳がん〉検査方法:マンモグラフィー/検診間隔:2年に一度【50歳以上】〈胃がん〉検査方法:胃X線、胃内視鏡/検診間隔:2年に一度※無料で受けられるかは自治体ごとに異なります「仕事をしている年齢では、男性に比べて女性のほうが圧倒的にがんの罹患率は高くなります。女性の場合、20歳を過ぎると子宮がんの罹患率が高くなるので子宮頸がん検診を。抵抗もあるかもしれませんが、将来の妊娠・出産に関わることなので2年に一度は受けることを推奨しています。また40代からは乳がんが急増するので、こちらも乳がん検診を2年に一度受けることを勧めます」また50代を過ぎると胃がん、男女ともに肺がん、大腸がんに注意しなくてはならない。「推奨できるのは大腸がんの便潜血検査。いきなり大腸がんの検診というと内視鏡をイメージする人も多いようですが、まずは便潜血検査を受け、ここでクリアできれば心身の負担も軽くて済みます。クリアできなかった方は内視鏡へ進みます。自治体によって受けられる検診は若干異なりますが、無料クーポンが届いている検診は受けない手はありません。もちろん、検診だけでなくがん予防に努めることも大切。禁煙は常識ですし、受動喫煙や飲酒、肥満、感染症などもがんを誘引する原因。発症リスクは抑えておいたほうがいいです」■検診のメリットとリスクをしっかり考えるでは、ハイリスク生活を自覚しているだけに「自治体の検診だけではなくオプションとして毎年人間ドックでがん検診をしっかり受けている」という人もいるが、これはどうなのか。「確かに、人間ドックをきっかけに早期がんが見つかる人もいます。ただし、やはりこのときも大腸内視鏡や胸部CT検査(肺がん)などを受けるにあたり、がんの疑いをかけられる『偽陽性』や、放射線被ばくの体に与える影響、過剰診断などの不利益を正しく理解したうえで受けていただきたいです」がん検診は100%ではない。それを知ったうえで、いまの自分に必要な検診を受けることーー。まずは家に眠っている無料クーポンを探してみよう。
2021年11月11日女性が最もなりやすいがんといわれる乳がん。早期発見すれば助かる可能性が高いとされるが、コロナ禍の自粛によって、検診受診率が激減しているという。危機感を募らせる現場の医師に、実情を聞いた--。「乳がんの進行度合いはステージ0~4に分けられ、数字が大きくなるほど進行していることを表しています。今年の4月に受診した50代の女性は、ステージ4と診断されました。ほかの臓器への転移がある状態です。彼女は’19年の終わりごろから胸のしこりが気になっていました。けれど、コロナ禍になり、親の介護もしていたので外出を控えた結果、受診するのを1年半も先延ばしにしてしまったんです」そう話すのは、ときわ会常磐病院・乳腺外科の尾崎章彦医師。尾崎医師は、何かしらの症状や違和感があってから初回受診するまでの期間と、その際にステージ3、4と診断される割合を独自に調査している。「3カ月以内に初回受診した乳がん患者で、ステージ3、4だったケースは68人中7人で10.3%。3~12カ月を要した患者は、11人中2人で18.2%とがんが進行した人が増加しました。さらに12カ月以上を要した患者に至っては、18人中12人、66.7%がステージ3、4と診断されるという結果となりました。自覚症状に気づいてから初回受診までの期間が長引くほど、がんが進行してしまうのです」一方、早く見つければ見つけるほど生存率は上がる。【乳がんのステージ別生存率】〈1期〉2cm以下のしこりで、リンパ節への転移がないと思われるもの5年生存率:100%/10年生存率:98%〈2期〉2cmを超える5cm以下のしこりがある、もしくはリンパ節への転移が疑われるもの5年生存率:95.8%/10年生存率:88.4%〈3期〉しこりが5cmを超えるものや、しこりが皮膚などに及んでいるものなど5年生存率:80.8%/10年生存率:63.8%〈4期〉しこりの大きさを問わず、ほかの臓器に移転がみられるもの5年生存率:39.8%/10年生存率:19.2%※がんの統計2021 全国がんセンター協議会加盟施設における5年、10年総相対生存率より。ステージの説明は、日本乳癌学会の定義をもとに本誌作成。治療開始時のステージが1もしくは2と診断された患者では、5年生存率はともに90%を超えている。さらに進行度合いによって、治療法も変わると昭和大学医学部外科学講座乳腺外科学部門・明石定子教授。「早期に発見できれば、術後の抗がん剤が不要な場合もあります。一方で、がんが進行すればするほど治療による体への負担、そして金銭的な負担も大きくなっていきますから、早期発見は本当に大切なことなんです」■乳がん検診では超音波とマンモを併用乳がんの早期発見のため、活用したい定期検診。乳がんを見落とさないためには検診の受け方にもコツがいると明石教授は語る。「日本人に多い高濃度乳房(乳腺と靱帯が密集している乳房)だと、X線マンモグラフィーでは乳房画像が白く写るため、発見しにくい場合があります。そのため、マンモグラフィーと超音波(エコー)検査を併用するのがおすすめです」明石教授によると、7万人超の40代日本人女性が参加した臨床試験では、X線マンモグラフィーと超音波検査を併用することで、1.5倍も多く乳がんを検出できたというデータがあるという。また、日ごろから自分の乳房に関心を持つことも大事だと、明石教授は強く主張する。「自分で触ってみてしこりなどを見つけたり、何か少しでも変化を感じたら必ず受診する。そして定期検診も受ける。それが、乳がんの早期発見につながります」
2021年11月10日「昨年、私のクリニックでは乳がん検診の受診者が、一昨年に比べ1,000人以上も減ったんです」そう語るのは、乳腺外科「ベルーガクリニック」(東京・板橋)の富永祐司院長。日本人女性の9人に1人が生涯でかかるといわれている「乳がん」。日本では女性がもっともなりやすいがんで、’21年には9万4,400人がなると予測されている。罹患数が多い乳がんだが、検診による早期発見がしやすいことでも知られている。検診を受ければ、自覚症状のない初期段階の乳がんでも見つけることができるのだ。また、早期に治療を受けることができれば、完治する可能性が高い病気でもある。ところが、その早期発見につながる乳がん検診の受診者が、コロナ禍以降、激減しているのだ。日本対がん協会の統計によると、自治体が行っている乳がん検診の’19年の受診者は、81万5,468人だった。しかし、新型コロナウイルスの感染が拡大した’20年には、57万3,484人と、前年に比べ約30%も減少した。そもそも、日本の乳がん検診の受診率は高くない。厚生労働省「国民生活基礎調査」によると、’19年の乳がん検診受診率(40〜69歳)は、47.4%。対象者の半数にも達していないのだ。それがコロナ禍によって、さらに減少。この状況に、専門医たちは危機感を募らせている。■コロナ禍の受診控えで、がんが進行する患者も受診を控えることで、最も懸念されるのはがんが進行してしまうことだと富永院長。「定期的な乳がん検診を受けていない場合、多くの人は何かしらの症状が出て初めて病院に行くでしょう。そのため、乳がんが早期の状態ではなく、ある程度進行した状態で発見されるケースが増えるのです」さらに、これまで3,000件以上の乳がん手術に携わってきた、昭和大学医学部外科学講座乳腺外科学部門・明石定子教授も、コロナ禍の受診控えに警鐘を鳴らす。「昨年は、例年なら定期的に検診を受けているのに受けなかった、という人も多かったようです。そればかりでなく、しこりなどの症状に気づいていても、病院に行くのが怖くて受診を先延ばしにしたという方が何人もいました。その結果、ステージ1で発見できたはずなのに2に、2から3にと進行してしまった患者さんもいます。コロナ禍でなければ、しこりなどに気づいた段階ですぐ受診したり、検診によってがんを見つけられていた方が、もっと多かったはずです」さらに、ときわ会常磐病院・乳腺外科の尾崎章彦医師は、受診の遅れによって、がんがほかの臓器に転移した患者もいると語る。「乳がんの進行度合いはステージ0〜4に分けられ、数字が大きくなるほど進行していることを表しています。今年の4月に受診した50代の女性は、ステージ4と診断されました。ほかの臓器への転移がある状態です。彼女は’19年の終わりごろから胸のしこりが気になっていました。けれど、コロナ禍になり、親の介護もしていたので外出を控えた結果、受診するのを1年半も先延ばしにしてしまったんです」受診を控えているあなたは、ぜひこの機会に検診へ。がんはコロナ収束を待ってくれないのだ。
2021年11月10日総合ウィッグメーカーの株式会社プリシラ(本社:兵庫県神戸市、代表:富澤 武志)では、医療用ウィッグの売り上げが伸び、販売数が2万個を突破したことをお知らせします。また、この度、下取り割引サービスを実施します。【リラックス】 ショート BO-01 レディース【増加し続ける乳がん、特に辛いのは脱毛】10月はピンクリボン運動月間です。ピンクリボン運動とは、乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の重要性を呼びかける啓発を行う運動で10月は強化月間となっています。乳がんの死亡者数は1975年から2019年までの統計によると約6倍も増加しており、近年だけでみても依然として増加傾向にあります。(厚生労働省、2020年人口動態統計月報年計より)特に最近では、コロナ禍で乳がん検診を先延ばしした人がようやく最近検診を受け罹患していた、急激に進行していたというケースも増えています。さらには最近では若い女性も罹患することが注目されているなど改めて自分の健康について考える月間とも言えます。乳がんの治療の過程で起こる脱毛は精神的な苦痛や不安が伴います。「髪は女の命」であるため女性にとっては非常につらい問題ですが現代の医療用ウィッグは進化し続け心の支えとなっています。【安い・快適・おしゃれの三拍子が揃った進化型医療用ウィッグ】総合ウィッグメーカーのプリシラ梅田サロンでは、購入者のうち医療用ウィッグを求める人が4割にもおよび、若い女性の購入者も増えています。最近では、乳がんに罹患したことが判明したばかりという女性が目立つようになり、抗がん剤治療が始まる前の準備として買い求めている方も多くなっています。他にも治療中で脱毛した女性がお出かけ用でおしゃれを楽しむため、近所に買い物に行くため、仕事復帰するための準備などの目的で購入しています。当サロンでは低価格の帽子ウィッグをはじめ、より本物志向の方向け医療用ウィッグも取り揃えており自分のニーズに合ったウィッグを選ぶことができます。商品によっては自分に似合うようにファッション性のあるカットを注文することも可能です。また、実際に抗がん剤治療を経験したスタッフがおり、がん患者の気持ちに寄り添ったアドバイスを受けることができます。公式通販サイトで人気の「帽子ウィッグシリーズ」は2019年6月の発売以来、累計2万個以上売れたヒット商品となっています。値段は5,940円(税込)~6,930円(税込)と機能的で高品質でありながら低価格となっています。<帽子ウィッグ -リラックス->内側が肌触りの良い素材で作られた収縮性のある帽子。ムレにくく締め付け感がないため脱毛した頭皮に触れても快適なつけ心地。頭のサイズに合わせて調整できるアジャスターは金具ではなくマジックテープなので痛くない。日本製の耐熱ファイバーを使用、手触りも見た目も自毛のよう。<帽子ウィッグ -フィット->頭にしっかりフィットすることを重視して作られているため帽子ウィッグ-リラックス-よりさらにフィット感がある。お出かけの時でもさらにずれる心配がなく、より安心できる。<アンダー帽子ウィッグ>頭頂部分がコットン100%の布になっており、裾に日本製の耐熱ファイバーを縫い付けている。自分の帽子やターバンと合わせて使う新しいタイプのウィッグ。素材にこだわっているのでさらにムレにくい。付属の前髪ウィッグはスナップボタンで固定することで3通りのアレンジを楽しめる。【コロナ禍で検診・受診控えの傾向に】購入者からは「脱毛してから交通機関を使うのに抵抗があったが、ウィッグのおかげで遠くに外出できるようになり前向きになれた」「いいウィッグは高いという思い込みがあったが、リーズナブルなのに違和感がなくバレるんじゃないかという不安なく過ごせる」という声をいただいています。代表の声「抗がん剤治療を受ける方は未知との恐怖と闘っています。その中で治療費負担の不安は非常に大きいと感じました。せめて医療用ウィッグは低価格で高品質なものを提供したいとの想いから開発に力を注ぎバージョンアップを重ねてきました。最近はコロナ禍での受診控えのせいか最近乳がんが判明したという方が多くいらっしゃいます。進化したおしゃれなウィッグを味方につけてお役にたてればと考えています」プリシラ梅田サロンでは、他社の総手植えウィッグを持ち込み、プリシラ総手植えウィッグを新規ご購入の方に、最大15,000円の下取り割引を実施中です。医療用ウィッグ販売ページ: 当社ではマスコミの方の取材を随時お受けしております。是非一度お問い合わせ下さい。【会社概要】会社名 : 株式会社プリシラ代表 : 富澤 武志本社 : 〒652-0835 兵庫県神戸市兵庫区西仲町1-18事業内容: ウィッグ、アクセサリーなどの輸入卸、企画、製造URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月15日認定NPO法人J.POSHは、休日の日曜日に「乳がん検診」を受けられるよう、全国の医療機関と協力して、毎年10月第3日曜日に『J.M.S(ジャパン・マンモグラフィー・サンデー)』を行っており、今年は2021年10月17日の日曜日に実施することをお知らせいたします。J.M.S(ジャパン・マンモグラフィー・サンデー)は、子育て・介護・仕事・家事などで忙しく、平日に検診に行きにくい女性の皆様が、乳がん検診マンモグラフィー検査を受診できる環境づくりへの取り組みです。J.M.S告知ポスター2021J.M.Sの詳細URL: J.POSH URL : ■「J.M.S(ジャパン・マンモグラフィー・サンデー)」実施の背景乳がん罹患者数は、女性がんのトップになり、亡くなる方の数は年々増加傾向にあります。その理由のひとつに、40歳以上の方の乳がん(特にマンモグラフィー)検診の受診率の低さがあると言われています。対象女性の乳がん検診を受けない理由の中に「休日に検診ができるなら受診するのに」という声が多いのです。そこで、認定NPO法人J.POSHでは、受診率アップには「検診を受けやすい環境づくり」が重要と考え、その取り組みとして毎年10月の第3日曜日に全国の賛同医療施設でマンモグラフィー検査が受診できる「J.M.S(ジャパン・マンモグラフィー・サンデー)」を提唱し、多くの医療施設に参加いただいています。長引くコロナ禍で今年も受診率は低迷していますが、参加施設数は昨年を若干上回っております。この機会に乳がん検診を多くの方に受けていただければと思います。■実施概要実施日 : 2021年10月17日(日)※施設により日程が異なる場合がございます。実施施設 : 全国376施設(9月16日現在)参加施設一覧: 受診方法 : 上記URLから、参加施設をご覧になって、直接、医療施設にご確認のうえ受診をお願いいたします 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月22日株式会社極楽湯(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新川 隆丈)は、ピンクリボン月間にあわせて行われる「日本列島しあわせピンクバスプロジェクト」への参加が決定しました。2021年10月1日(金)~10月31日(日)の期間中、直営28店舗にて順次、お風呂イベント「しあわせピンクリボンの湯」を開催します。極楽湯・RAKU SPAの「日本列島しあわせピンクバスプロジェクト」極楽湯 : RAKU SPA: イベント詳細ページ: ■開催概要○お風呂イベント名:「しあわせピンクリボンの湯」〇開催期間 :2021年10月1日(金)~10月31日(日)の期間中順次〇開催店舗 :極楽湯・RAKU SPA直営28店舗※店舗により、開催日程・内容が異なります。<詳細につきましては、各店舗担当者にお問い合わせください。>■極楽湯・RAKU SPAの「日本列島しあわせピンクバスプロジェクト」「気づきとしあわせ」がコンセプトの「しあわせピンクリボンの湯」は、開催浴槽が鮮やかなピンク色に染まります。香りはシトラスローズで、お肌にまとうつるつる仕立てのお湯とバストやお肌をケアする6種の東洋ハーブエキスを配合しています。併せて浴室・館内ポスターの掲出や乳がんチェックシートの配布等を行い、ピンクリボン運動の啓発を行います。※開催内容は店舗により一部異なります。しあわせピンクリボンの湯 イメージ浴槽イメージ1浴槽イメージ2浴槽イメージ3■関連キャンペーンピンクリボン月間である10月中は、館内に募金箱を設置。また、お食事処では「日本列島しあわせピンクバスプロジェクト」のピンク色にちなんだ、ドリンクとデザートを販売。1商品の販売につき、10円がピンクリボン基金へ寄付されます。ピンクグレープフルーツのヨーグルトオレミニパフェ ピンクグレープフルーツ■プロジェクト参加の背景極楽湯は2019年に初参加し、今年で3回目となります。ここ数年で乳がんへの関心が高まっていますが、検診を受ける方はまだまだ多くはないそうです。極楽湯は様々な地域に店舗があり、たくさんの方にピンクリボン運動のアプローチができると考え、乳がんのセルフチェックと検診率向上への力になりたいと考えております。■開催に関する注意事項※画像・写真は全てイメージです。※記載の内容は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。※各店舗での開催の詳細・注意事項、対象店舗はイベントHPをご確認ください。▼お風呂イベント「しあわせピンクリボンの湯」詳細 ■会社概要【株式会社極楽湯】 ※株式会社極楽湯HD100%子会社代表者 : 代表取締役社長 新川 隆丈設立 : 2017年1月本社 : 〒102-0083東京都千代田区麹町二丁目4番地 麹町鶴屋八幡ビル6階資本金 : 4,000万円事業内容: 「極楽湯」及び「RAKU SPA」の直営事業・フランチャイズビジネスURL : ■日本列島しあわせピンクバスプロジェクト業種を超えて全国のお風呂でつながり、発信していくピンクリボン活動。2020年には全国221か所で開催されました。公式サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月21日瞬時につづくボリュームのあるスタイルへインヴァティ アドバンス ヘアデンス フォーム提供:AVEDA古代インドの智慧と先進の植物科学との融合で誕生した髪と頭皮のエイジングケア「インヴァティ アドバンス」は、髪と頭皮の変化に悩む40代以降の方はもちろんのこと、ストレスや産後の抜け毛に悩む、20代30代の方にも、初期エイジング対策として愛されているシリーズです。2021年冬、本シリーズに初となるヘアスタイリング製品が登場。液状からフォームに変化するテクスチュアが、繊細な薄毛をしっかりサポート。ドライヤーの熱から守りながら、瞬時に髪の根元から太く、ハリ・コシ感のある軽やかでボリュームのあるスタイルをつくります。細い髪質の方~普通の髪質の方におすすめです。キー成分アムラ・ライスプロテイン(アンマロク果実エキス・加水分解コメタンパク)アムラは、髪にハリ・コシ・ツヤを与えることで知られるハーブ。髪をコーティングすることで、ボリューム感のある髪に仕上げます。うるおいを与える加水分解コメタンパクとともに、髪1本1本を根元から毛先まで包み込み、瞬時にふっくらした印象へ。ジンセン(オタネニンジン根エキス)オタネニンジン根エキスは、いきいきとした健やかな毛髪・頭皮を保つハーブ。天然のサポニンを含むジンセンが、軽やかで泡のような、エアリーなテクスチュアを作り出します。使用方法容器を振らずに、手のひらにポンプ3~5回分を取ります。泡を両手でなじませて、湿った髪にもみんでから、ドライヤーなどでブローして、スタイリングしてください。たっぷり根元から毛先までなじませて、ブローしながらボリュームを出すのがポイントです。ピンクリボン キャンペーン支援製品は、華やかなアロマブレンドのハンドクリームピンクリボン シャンピュア ハンドクリーム提供:AVEDAエスティ ローダー グループは、毎年10月を「乳がんキャンペーン」月間と定め、ふれあう一人ひとりの女性の健やかな美しさを願う啓発メッセージの発信や、支援製品の収益金による寄付活動を通じて、乳がん研究をサポートしています。本キャンペーン29年目となる今年、アヴェダから支援製品として発売するのは、長年愛されているシリーズ「シャンピュア」のハンドクリーム。植物由来のエモリエント成分配合で、乾燥した手をなめらかに保湿します。持ち運びにも便利なサイズで、華やかなアロマブレンドをいつでもどこでも楽しめます。アヴェダ ホリデーギフト 2021提供:AVEDA11月には、“地球を愛し、守り続ける”という互いの使命にインスピレーションを受け誕生した、「3.1 フィリップ リム」とのコラボレーション製品「ホリデーギフト 2021」が限定発売。アヴェダを代表する2つのシリーズ「ボタニカル リペア」「ニュートリプレニッシュ」をはじめとする、人気製品のスペシャルなセットが登場します。提供:AVEDA環境に配慮したギフトボックス & グッズへは、3.1 フィリップ リムと植物アーティストのソフィーパーカーの共同デザインが。鮮やかなペイントやグラフィック、幾何学模様の中に植物のデザインが用いられ、“自然界からの贈り物”を表現しています。自分や大切な人への贈り物に、いかがでしょうか。“私たち3.1 フィリップ リムとアヴェダのものづくりに向かう姿勢や、自然を敬う気持ち。お互いに大切にしてきたマインドがホリデーギフトには込められています。この絆はとても美しく、ギフトを贈ることでさらなる価値が生まれるのです。”― フィリップ リムAVEDA(アヴェダ)2021AW 新製品概要2021年10月1日(金)新発売インヴァティ アドバンス ヘアデンス フォーム150ml4,180円(税込)2021年10月1日(金)限定発売ピンクリボン シャンピュア ハンドクリーム100ml2,970円(税込)(伊勢丹新宿店のみ取り扱いなし)2021年11月5日(金)「ホリデーギフト 2021」数量限定発売2021年10月1日(金)予約受付スタート※ 数量限定※ 一部ネットワークサロンでは、事前予約受付開始の日程が異なる場合がございます。
2021年09月09日今の時代だから気になる! 美容医療にできること
初めてのデリケートゾーンケア
やせにくいママのための「脳科学ダイエット」ってなに?