考える力を伸ばすオンライン学習教室を展開する合同会社スクモール(本社:埼玉県川口市、代表:田中 大介)は、このたび2021年10月に開校半年を迎えます。2021年4月に開校して以来、多くの小学生・中学生・高校生や保護者の方にご関心いただき、約半年で会員者数は累計100名を突破しました。そこで、これまでの感謝の気持ちを込めて、『スクモール開校半年記念!』スペシャル企画を実施します!QUOカード5,000円分【開校半年記念QUOカードが当たる!】スクモールのTwitterを「フォロー&リツイート」された方のうち抽選で10名様に、公式キャラクター「モルモル」のオリジナルQUOカード5,000円分をプレゼント!みなさまのご応募、心よりお待ちしております!!<応募方法>以下のスクモール公式Twitterを『フォロー&リツイート』 <賞品>スクモール公式キャラクター「モルモル」のオリジナルQUOカード5,000円分<キャンペーン期間>2021年9月30日24:00まで※当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます(10月下旬に発送予定)。※当選者にはTwitterのダイレクトメッセージで発送先をお伺いいたします。■オンライン学習教室「スクモール」概要スクモールとは、これからの社会で子どもたちが活躍するための「考える力」を育てる、新しいオンライン学習教室です。愉快なキャラクターのモルモルと一緒に、学校や塾では教えてくれない「思考力と発想力」を楽しく学べる授業を、月額980円から提供しています。■会社概要商号 : 合同会社スクモール代表者 : 代表社員 田中 大介事業所 : 〒343-0035 埼玉県越谷市大道300-201設立 : 2020年11月事業内容: オンライン学習事業、学校教育支援事業、教育コンサルティング資本金 : 200万円URL : ●本キャンペーンに関するお問い合わせ先合同会社スクモール代表 : 田中Tel : 048-400-2840E-Mail: info@schmole.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月15日発達障害がある子の高校卒業後の進路の選択肢発達障害がある、軽度~中度知的障害のある子どもが特別支援学校高等部を卒業したあとは、大学進学あるいは就職を選ぶことになります。どのような選択肢の幅があるのでしょうか。制度上は特別支援学校高等部卒業で大学入学資格は得られます。しかし、特に知的障害高等特別支援学校、知的障害特別支援学校高等部の場合は自立活動なども多いため、志望する大学側が定めた科目の単位を取得していないと受験自体ができない場合があります。したがって、入学時点から大学進学に合わせた教育課程を個別に編成してもらえるかどうかを学校側と話し合っておく必要があります。卒業後進学を考えている場合は入学前に事前に卒業までに取得できる単位数などの確認をしておく必要があります。平成30年度新特別支援学校高等部学習指導要領等説明会における文部科学省説明資料学習指導要領「生きる力」障害のある人の就職先は、基本的に・一般就労…一般雇用か障害者雇用・福祉的就労…いわゆる業所で働く。就労継続支援A型と就労継続支援B型がある。となります。一般就労と福祉的就労では、収入にも大きな違いがあります。手帳を取得しての一般就労の場合にはどのように給与が変わるのかが企業の判断によるので注意が必要です。特別支援学校卒業が「高卒」にあたるのか「中卒」にあたるのかは企業によって判断が異なっているのが現状です。また、障害の種類によっても違ってくる場合があるので、就労前に確認することが重要です。障害のある人が就職を目指すにあたって受けられる福祉サービスを利用することもできます。働くためのさまざまなスキルを身につけたり就職活動の支援などを行う就労移行支援や、就職後も長く続けるための就労定着支援などの教育訓練機関があります。また、自立訓練(生活訓練)事業と就労移行支援事業を組み合わせた4年制の福祉型カレッジなどもあります。よくわかる!就労移行支援(LITALICOワークス)知的障害の若者に大学教育を。福祉型大学「カレッジ」の挑戦社会福祉施設は、大きくは「障害者支援施設」と「障害福祉サービス事業所及び相談事業所」の2種類に分けられます。共に入浴や排せつ、食事や家事など生活全般にわたることから、自立や就労の支援や助言なども行います。障害者支援施設は生活の場が提供されている、という違いがあります。継続的な自立支援のシステムの構築障害福祉サービスの内容 |厚生労働省進学について特別支援学校高等部や高等特別支援学校を卒業後、多くの生徒は就労福祉施設への通所・入所を選択しますが、大学進学を目指す生徒もいます。2018年(平成30年)の特別支援学校高等部の卒業者は21,657人で、進学するのは427人(2%)と非常に少ない割合になっています。進学先としては、大学(学部)、短期大学(本科)、大学・短期大学の通信教育部及び放送大学(全科履修生)、大学・短期大学(別科)が挙げられます。進学以外の進路として、教育訓練機関等への入学は342人(1.6%)、就職が6,760人(31.2%)、社会福祉施設に入所・通所13,241人(61.1%)、その他887人(4.1%)となっています。※高校卒業に準ずる単位と定められている74単位を取得しないと大学受験資格を得られないので、卒業後進学を考えている場合は入学前にあらかじめ卒業までに取得できる単位数などの確認をしておきましょう。卒業者の進路:文部科学省「周囲の目が気になる」「答えを独り言で言ってしまう」という生徒に別室受験を認める、拡大文字問題冊子の配付、試験時間の延長などの特別措置があります。配慮を受けるには、受験上の「配慮申請書」と、所定の診断書および状況報告・意見書の提出が必要です。受験上の配慮案内「障害学生支援室」を設置している大学や専門学校もあり、さまざまなサポートを受けることができます。履修や事務手続きの配慮、レポートに代わるものの提出、教材やテストのテキスト拡大など、相談次第で発達障害の特性に応じた「合理的配慮」を受けることが可能です。ただし、大学によって異なったり、障害に対する配慮は一切していないという大学もまだまだ多いため、事前の情報収集が大切です。支援ガイド_発達_入試就職について障害のある人が就職をする場合、一般雇用枠および障害者雇用枠のどちらで就職を目指すのか、自身の障害に合わせてどのような職場を選ぶのか、という判断が重要になってきます。卒業後の就職率はどのくらいなのか、どのような就職先や働き方があるのかを解説します。平成30年度のデータでは、特別支援学校高等部卒業者21,657人に対し、就職者は6,760人(31.2%)となっています。就労後の1年定着率で見ていくと、障害者雇用(作業所など)が約7割(70.4%)、一般求人の障害者雇用枠が約5割(49.9%)、一般求人(障害非開示)が約3割(30.8%)。障害をオープンにして就職するほうが、定着率が高くなっています。卒業者の進路:文部科学省障害者雇用の現状【一般就労】一般就労の中には一般雇用枠と障害者雇用枠があります。一般雇用枠収入の平均額は、一般雇用枠の正社員の場合はフルタイム勤務で約32.5万円、契約社員などの非正規社員の場合は約21.1万円となっています。障害者であることを公表せず働く人も多いため、対人関係や仕事管理などで上手く行かないことへの周囲の理解や配慮がないため、定着率が低くなってしまう傾向があります。※特別支援学校卒業という認定が一般の「高卒」にあたるのか「中卒」にあたるのかは企業によって判断が異なっていますので、あらかじめ確認しておくことが重要です。・障害者雇用枠障害者雇用枠の場合、障害をオープンにすることで、障害や苦手・得意などへの理解が得られやすい、通院などに使う時間を確保できるなど働きやすい環境が整っています。就労時間は1日6時間以上が主流となっているため、週20時間未満(1日4~5時間)の場合、一般就労の障害者雇用枠ではなく福祉的就労(就労継続支援A・B型事業所などの作業所)を選択するケースがほとんどです。障害者雇用枠の平均月給は、身体障害者21.5万円、知的障害者11.7万円、精神障害者12.5万円、発達障害者12.7万円となっています。障害者雇用枠に応募するには、障害者手帳(療育手帳、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳のいずれか)の所持が必須となります。障害者手帳を所持していれば、「一般枠」・「障害者雇用枠」どちらにも応募することができます。障害者雇用実態調査|厚生労働省厚生労働省「平成 30 年度障害者雇用実態調査結果」【就労継続支援A型・B型】一般企業や通常の事業所などに就労することが困難な人に、就労の機会を提供するとともに、仕事やそのほかの活動を通じて知識および能力の向上を目指す福祉サービス、いわゆる福祉的就労です。雇用契約を結ぶ「A型」と、雇用契約を結ばない「B型」の2種類があります。就労継続支援A型は、特別支援学校を卒業後あるいは就労移行支援事業所などを利用しながら就職活動を行ったが、雇用に結びつかなかった人などが対象となり、原則18歳以上65歳未満という年齢制限があります。勤務形態は基本的に一般就労と変わりませんが、勤務時間が比較的短い(勤務時間に決まったルールはありませんが、1日4~5時間の事業所が多い)点が特徴です。週5日前後の出勤が基本で、給料(工賃)は時給制で平均すると78,975円/月(887円/時間)程度となっています。就労継続支援B型は年齢制限がなく、企業での就労経験があるが年齢や体力の面で一般企業での雇用が困難となった、就労移行支援を利用する中で就労面の課題が把握されている人などが対象になっています。1日4~8時間程度の開所時間の中で、好きな時間だけ働くことができます。特に決められた勤務日数はなく、通える日数だけ通うことができます。雇用契約を結ばないため、計算方法も出来高制や通った時間など事業所によって異なりますが、平均で16,369円/月(223円/時間)となります。障害者の就労支援対策の状況職種別に見てみると、一般企業の障害者枠で雇用されている人は、サービス・接客の職業、事務的職業、生産工程の職業、運輸・清掃・包装などの職業、専門的・技術的職業の職種に就いていることが多いようです。たとえば、事務的職業は比較的業務内容に融通が利いて自分のペースで仕事を進めることが可能なため、身体障害や精神障害のある人に向いているといえます。また、清掃や梱包作業は単調な作業で対人関係などの精神的負担も少ないため、知的障害や精神障害のある人にむいています。もちろん個人差はありますので、就業先を選ぶ前にどのような仕事が自分に合っているかを知っておくことが大切です。就労継続支援A・B型では、パソコンでのデータ入力作業やレストランのホールスタッフ、商品の梱包作業や清掃など働くために必要な能力を身につける訓練をしたり、利用者の個性や得意分野を引き出す仕事(作業)を提供します。厚生労働省「平成30年度障害者雇用実態調査結果」特別支援学校、就労支援施設、地方自治体、医療機関などの方へ就職先の探し方障害のある人が就職先を探す場合、どのような方法や流れで行えばいいのか、どのような機関に相談できるのかを紹介します。障害者雇用促進法において、民間企業は2.3%、国・地方公共団体等は2.6%、都道府県等の教育委員会は2.5%の障害者雇用が義務付けられています(障害者雇用率制度)(※令和3年3月1日改定)。これを満たさない企業からは納付金を徴収し、この納付金をもとに雇用義務数より多く障害者を雇用する企業に対して調整金を支払ったり、障害者を雇用するために必要な施設設備費に助成したりしています(障害者雇用納付金制度)また、障害者本人に対して、職業訓練や職業紹介、職場適応援助等の職業リハビリテーションを実施し、それぞれの障害特性に応じたきめ細かな支援が行われるよう配慮しています。障害者雇用対策 |厚生労働省法定雇用率の引き上げの詳細【一般企業の障害者雇用枠】一般企業への就労の場合には、まず自分の障害や特性と向き合い「何がしたいのか」「働くにあたりなにを優先するのか」を自己分析することが重要です。その後はハローワークやエージェントを通して求人を探し、履歴書を書き、面接を受けます。流れとしては一般枠とほぼ同じです。障害者雇用促進法に基づき、一般企業の障害者枠では6月1日までに入社できる人を採用するため、4~5月が採用活動期間となります。2~3月から計画的に動き出す必要があります。【就労継続支援A・B型】・就労継続支援A型施設(作業所)に直接問い合わせ、面接と見学を行います。A型は雇用契約があるため、最寄のハローワークで求人票の確認と、求職希望があることをハローワーク担当者に伝えます。応募にあたって必要な書類を提出し、面接を行います。通所決定の結果が出たら、受給者証が発行され(すでに持っていれば必要なし)、利用開始となります。・就労継続支援B型施設(作業所)に直接問い合わせ、施設見学、その後1~3日の体験実習を行います。通所決定の結果が出たら、受給者証が発行され(すでに持っていれば必要なし)、利用開始となります。障害のある人が就職先を選んだり決めたりする際、どこに相談すればいいのでしょうか。相談機関や相談窓口を紹介します。・ハローワーク就職を希望する障害者に対して専門の職員・職業相談員が障害の状態や適性、希望する職種に応じ職業の相談や紹介や適応指導などを行います。公共職業訓練のあっせん、トライアル雇用、ジョブコーチ支援等の各種支援策も活用しています。また、事業主に対しての支援や助言、各種助成金の案内なども行っています。・地域障害者職業センターハローワークなど地域の就労支援機関と連携し、障害者に対する専門的な職業リハビリテーションを提供する施設です。障害者一人ひとりのニーズに応じて、職業評価、職業指導、職業準備や訓練などの各種の職業リハビリテーションを実施しています。・障害者就業・生活支援センター就業およびそれに伴う日常生活上の支援を必要とする障害のある人に対し、相談を受けたり、職場・家庭訪問等を実施します。就職活動の支援、事業所に対して障害特性を踏まえた雇用管理についての助言などを行っています。また、生活面で不安があり仕事に就くことが難しい人に対して、健康管理やお金の管理などの「生活支援」も実施しています。厚生労働省「相談・支援機関の紹介」就労移行支援やカレッジ、教育訓練機関などに入学就労する前にワンクッション置きたい、就労に向けてさまざまなスキルを身につけたい、という人のために、支援や訓練を受けられる施設や機関もあります。どのような支援が受けられ、どのような特徴があるのか見ていきます。障害のある人が就労に向けたさまざまなトレーニングを行い、働くために必要な知識やスキルを習得し、就職後も職場に定着できるようサポートを行う機関です。一般就労を希望する、65歳までの障害のある人および障害者総合支援法の対象疾病となっている難病のある人が対象になります。原則利用料はかからず、最長24か月利用することができますが、一般就労を目指した訓練という位置づけのため、基本的に工賃は発生しません。支援内容は、身だしなみや時間管理などの生活面、パソコンスキルなどの技術面、グループワークなどのコミュニケーション能力面など、多角的なものになっています。また、就職後も就職先に慣れているか、仕事や人間関係の悩みはないか、生活リズムが崩れていないか、などの相談やサポートも行います。障害のある人のための「大学形式(4年制)の学びの場」です。法制度上では、障害者総合支援法にもとづく自立訓練(生活訓練)事業と就労移行支援事業を組み合わせた多機能型事業所となっていますが、青年期障害者の「学ぶ権利」を保障することを目的として設立されています。カレッジによって学費やカリキュラムは異なりますが、1・2年生が自立訓練事業としての教養課程、3・4年生が就労移行支援事業としての専門課程となっているところが多いようです。基礎学力を養うほか、生活に必要な訓練や就職にむけての支援も組み込まれています。障害のある人を対象に、ハローワークと連携しながら、その状況に配慮したきめ細かい職業訓練を実施する機関です。・国が設置(運営は機構)のリハビリテーションセンター・国が設置(都道府県が運営)の障害者職業能力開発校・府県が設置・運営の障害者職業開発能力学校・都道府県が設置・運営の一般の職業能力開発校・地域で企業、社会福祉法人、民間機関等に委託して実施する障害者職業訓練の5種類があり、受講する場合は地域のハローワークで相談・手続きを行います。学校によって異なりますが、OA実務科、調理・清掃サービス科、オフィスワーク科、ビジネス総合事務科などさまざまな科に分かれ、訓練期間は3か月~1年となっています。障害者の就労支援対策の状況ハロートレーニング(障害者訓練)社会福祉施設に入所・通所障害が重い人の中には、生活上の介護・介助が中心の社会福祉施設に通うケースもあります。どのような施設があるのか、それぞれどのような特徴があるのか解説します。施設の種類は老人福祉や児童福祉など多岐に渡り、利用対象となる人、施設の特徴もさまざまです。障害のある人が利用する施設は、障害者支援施設となります。障害者支援施設とは、日常生活における支援や自立訓練、就労支援や相談援助などを提供している施設のこと。施設の費用は公営の場合その半分を国が負担し、残りを都道府県、社会福祉法人などが負担することになっています社会福祉施設(厚生労働省)自宅から施設に通い、日帰りでサービスや支援を受けるのが通所となります。ほとんどの施設が送迎を行います。自宅で過ごすことが多い障害者にとって、引きこもり防止やストレス発散にも繋がります。施設で生活をしながら支援を受けるのが入所です。24時間スタッフが常駐していて、夜間介助にも対応しています。本人の知的レベルや運動能力に合わせた活動を行ったり、余暇活動に力を入れているところも多く、サークル活動がある施設もあります。障害者支援施設などで、常に介助や介護が必要な人〔障害支援区分が区分3(障害者支援施設に入所の場合は区分4)〕を対象に、以下のような支援を受けられるのが生活介護です。・入浴、排せつ、食事等の介助・調理、洗濯、掃除等の家事・生活等に関する相談、助言・創作的活動、生産活動の機会の提供・身体機能や生活能力の向上のために必要な援助社会福祉施設 - 厚生労働省生活介護(障害福祉サービスについて/厚生労働省)障害の種類にもよりますが、障害者の進路先として大学や専門学校に進学する人は全体の5%にも満たず、就職する人も約30%あまり、過半数が社会福祉的就労あるいは社会福祉サービスを利用しているのが実態です。一般就労と福祉的就労では収入にも配慮にも大きな違いがあります。自立した生活を送るのか、介助や介護を受けながら生活するのか、どこに誰と住むのか、どのような福祉サービスを受けるのか、金銭の遺し方や管理はどうするのか…じっくり時間をかけて我が子の進路を準備していきたいものです。
2021年09月15日教育図書・教材の出版および各種教室やスクール運営を行う中央出版株式会社(名古屋市名東区、代表:前田 哲次)は、全国でロボット科学教育を展開する株式会社ロボット科学教育(神奈川県横浜市青葉区、代表:鴨志田 英樹)と共同で日本各地に展開しているレゴ(R)ブロックを使ったプログラミング学習「Crefus・Kicks ジュニアエリート」講座を運営しています。現在Kicks講座、Crefus講座の10月新規クラス生募集を行っています。おうち学習で安心・安全に、お子さまの夢中をやりぬくチカラに変えていきます。「レゴ(R)ブロックでプログラミングはどうやっているの?」「そもそもプログラミングってなにしているの?」など、そんな疑問にお答えする1時間の無料体験レッスン実施中です。自らレゴ(R)ブロックで扇風機を製作し、プログラミングに挑戦します。また扇風機に使用されているギアの仕組みについて学びながら課題を解決していきます。今まで知らなかったお子さまの姿を知れたり、得意なことを見つけることができたりするかもしれません。お子さまのみならず保護者さまも参加型で楽しめる体験会です。【詳細】■無料体験会実施ラボ・名古屋エリアアピタ長久手/リーフウォーク稲沢/アピタ緑ラボ・福岡エリアウエストコート姪浜/ハローデイ春日ラボ・横浜エリアアピタ戸塚ラボ/アピタ金沢文庫ラボ・静岡エリアアピタ静岡ラボ■Kicks講座には、じっくり考えて、あきらめずに、やりぬくチカラを育てる4つのポイントがあります。1)ハンズオン 2)プログラミング 3)STEM教育※ 4)プレゼンテーション※STEM教育とは?( Science [ 科学 ] / Technology [ 技術 ] / Engineering [ 工学 ]/ Mathematics [ 数学 ] )教科ごとに断片的に学ぶのではなく、さまざまな分野を横断的・統合的に学び、課題発見・解決能力を養います。現在、各教室で無料体験イベントを実施中です。詳しくはHPをご覧ください。中央出版 ロボット科学教育Kicks ■会社概要名 称:中央出版株式会社代表者:前田 哲次所在地:〒465-0093 名古屋市名東区一社四丁目165設 立:1979年10月(創業1972年)資本金:9,000万円 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月14日株式会社マチアケ(本社:神戸市長田区)は、2021年9月1日より、神戸市長田区にあるコワーキング施設「Sobani Omusubi (読み:そばにおむすび)、以下:「当施設」)にて、同一世帯の家族が全員で使って月額8,800円の『Family Plan』の提供をスタートしました。【施設コンセプト】子どもたちに魅せる大人たちのWork Placeキッズスペース利用の様子【ポイント】(1)追加料金無しで夫婦が一緒に当施設を利用できるため、効率的な子供の送迎と仕事の効率向上を図ることができる。(2)お迎え後のお子様同伴利用も可能なので、お迎え後の仕事だけではなく家族の団欒にも利用可能。(3)各種セミナーや当施設の会員間の交流イベントを開催し、子どもたちが社会で活躍する大人たちから刺激を受けられる場を提供。【仕事と子育てで忙しい、働く子育て世帯を応援したい】感染症対策や災害等非常時、通勤時間の短縮による業務効率化等を目的として、テレワークの普及率が上がってきている中、共働きで子育てをしている人特有の悩みである以下の課題を解消し、より充実した働く環境を提供します。「仕事がまだ残っているが、子供の送迎時間になり、“あと少し”が終わらない」◆24時間営業のため、お子様の送迎前後にお子様と一緒に利用しながら、あと少しの仕事が可能に。◆本格キッチンや食事スペースもあるので、ご家族が集まって当施設での食事も可能。「緊急事態宣言等で子供が自宅保育・自宅学習の際、在宅ワークとの両立が難しい」◆玩具や絵本が充実した広々キッズスペースや授乳室があるため、小さなお子様連れでも安心して利用可能。◆Wi-Fi環境完備なので、お子様のオンライン授業も受けられます。また、「ローカルビジネス」や「学習法」、「英会話」などのイベントやセミナーなど、子どもたちが社会で活躍する大人たちと交流できる場を提供することで、その大人の姿を見た子どもたちが夢見る将来の幅を広げます。【Sobani Omusubi (そばにおむすび)】所在地 : 兵庫県神戸市長田区二葉町2丁目5-10電話番号 : 050-3743-8206フロア : 1~3階…コワーキングスペース(オープンスペース、ブース、個室、Web会議ブース、シェアキッチン)3~5階…シェアハウス(居室11室)、展望バルコニー料金 : 定期利用 8,800円/月~体験利用 : 500円(お一人2回まで)※料金はすべて税込営業時間 : 24時間年中無休(会員様に限る)ホームページ: 【株式会社マチアケ】会社名 : 株式会社マチアケ代表者 : 代表取締役 玉井 美里所在地 : 兵庫県神戸市長田区五位ノ池町4丁目9-16事業内容 : 不動産・シェアハウス事業・International Sharehouse多国籍シェアハウス(神戸市内に6棟)・Sobani Omusubiコワーキング施設(神戸市長田区)・シングルマザー入居可能シェアハウス、鈴蘭台駅前大型ビル「すずらんエクセル」を運営・事業者の補助金申請事業、意思決定支援事業を実施・中小企業庁「事業継続力強化計画」認定企業設立 : 平成30年(2018年)3月資本金 : 100万円ホームページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月13日子どものコミュニケーションでの不安を解消するヒントがたくさんーー『発達障害がある子の会話力がぐんぐん伸びるおうち療育をはじめよう!』発達障害のある子どもを育てる中で、コミュニケーションについて不安を感じることはありませんか。コミュニケーションの力を育むための療育の必要性を感じているという方、すでに療育を受けているけれど月に数回だけ…と悩んでいる方もいるかもしれません。療育はどこかに通わなければできないのでしょうか。この本では、自宅で「話す力」「聞く力」を育てるための「おうち療育」を提案しています。著者の柳本記子さんは、20年以上発達支援を行ってきました。その実践から見つけた子どもに伝わるコミュニケーションの力を育むアプローチを、この一冊にまとめました。子どもを上手に誘うコツから、相手の「気持ち」を理解できるまでを9つのステップで丁寧に紹介。おうちだからこそ、親子だからこそ、できる日常生活の中での療育の機会や、その見つけ方など、子どものコミュニケーションの力を伸ばす方法をマンガで読みやすく紹介しています。巻末には付録としてすぐに使える13種類の視覚支援のツール見本つき。親子のコミュニケーションがより充実するための方法が分かる一冊、子育てをする全ての方におすすめです。iPadを子どもの成長のために使いこなすためのガイドブックーー『今日から使える!特別支援 iPad活用法』GIGAスクール構想が動き出し、全国の小中学校でタブレットが一人1台使えるようになってきました。この本は、特別支援学校でいち早く、2012年からiPadを活用し始めていた内田義人さんが執筆。iPadの基本から具体的な指導での活用法まで4つのパートで紹介しています。さまざまあるiPadの選び方からはじまり、設定についても丁寧に解説しているため、デジタル用語が苦手な方にも安心です。学校などの指導者向けに書かれている本ですが、家庭でも活用できるノウハウがいっぱい。iPadを活用した学習方法が知りたいみなさんにおすすめの一冊です。旅行気分で楽しもう! ーー『都道府県がスイスイわかる! るるぶ日本一周コグトレ・パズル』旅行ガイドブックでおなじみの「るるぶ」がつくった、日本一周旅行の気分を味わいながら、パズルを楽しめる一冊。各地の特徴や、有名な場所、名産品など知ることができるだけでなく、全ての都道府県をテーマにしたパズルを掲載しています。タイトルにある「コグトレ」とは、認知機能を向上させるトレーニングのこと。ベストセラー「ケーキの切れない非行少年たち」の著者でもあり、児童精神科医・医学博士の宮口幸治さんが考案しました。子どもたちの認知機能は、「学習の土台」と言われています。「注意」「記憶」「言語理解」「知覚」「推論・判断」などの「学習の土台」を育みながら、旅行した気分で都道府県について学びましょう。親子で会話しながら楽しむこともできます。パズルが楽しい6歳くらいから、社会の授業で都道府県学習がある小学4年生にも。小学生くらいのお子さんに特におすすめの一冊です。「療育」が花開いた感動の物語ーー『自閉症の画家が世界に羽ばたくまで亡き母の想いを受け継いだ苦悩の子育て』画家の石村嘉成さんは、高校生のときに創作活動をはじめ、2013年にフランスの美術展で版画作品が優秀賞に輝いたのきっかけに活躍しています。数々の作品には動物や虫などの生き生きとした姿が描かれています。各地で個展が開かれる度に、その生命力に満ちた作品を一目観ようとたくさんの人が訪れます。自閉症のある男の子が「療育」に出合い、世界に認められる画家となるまでの道は、決して平坦ではありませんでした。2歳で自閉症の診断を受けた嘉成さん。両親の石村和徳さんと有希子さんは、「暴れる、泣きわめく、発語がない」息子の子育てに、迷いながら、悩みながら向き合ってきました。しかし、嘉成さんが11歳のころ、母の有希子さんが病気のため他界。父の和徳さんはシングルファーザーとして、有希子さんの想いも受け継ぎ、嘉成さんの「療育」に取り組みます。そして、やがて嘉成さんの画家としての才能が開花するのです。この本は、嘉成さんの成長の物語であり、彼の両親である石村和徳さん有希子さん夫婦の25年にわたる子育ての記録です。本の中に数多く掲載されている、母の有希子さんによる療育日記からは、さまざまなヒントも得られるでしょう。発達障害のあるお子さんを育てる方だけでなく、子育てに悩むすべてのみなさんにおすすめの一冊です。子育てが苦しいと思ったときに読んでほしいーー『発達障害の子どもを育てる親が楽になる子育ての「呪い」が解ける魔法の言葉』子育てしている中で、ふと言われる言葉や、潜在的に自分でも当たり前だと思っている言葉。その言葉から「こうしなくちゃいけない」「こうすべき」と思ってしまうことで、自分を責め、子育てに自信をなくしていく保護者も少なくありません。この本では、子育てする人を縛って悩ませる言葉の例を一つひとつピックアップし、その縛りを解く言葉と発想の転換のコツを紹介しています。著者の浅野みやさんは、発達障害専門のコーチとして15年以上2000人を超える障害のある子どもと保護者に向き合ってきました。その浅野さんはコーチとして活躍する以前は、教員として約10年間特別支援学校に勤務。結婚を機に退職し、その後、出産・育児をする中で育児ノイローゼの状態に。そのときにコーチングに出合い救われたという自身の経験があります。たくさんの子どもたちや保護者と関わり、苦しい状況を乗り越えた経験をもつ浅野さんならでは言葉に、きっと心が軽くなり「今の自分で大丈夫」と思えるでしょう。発達障害のある子やグレーゾーンの子どもを育てる保護者だけでなく、子育てをする全ての方におすすめの一冊です。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年09月12日オンライン学習プラットフォーム「UMU(ユーム)」を展開しているユームテクノロジージャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:松田 しゅう平、 、以下、ユームテクノロジー)は、新リモート時代の人材育成学をテーマに「ブレンディッド・ラーニング」を講師向けに解説します。「講師サミットオンライン2021」にて、9月17日(金)13時半から2時間。ビジネスプロデューサー小仁 聡(こに・さとし)が担当します。小仁 聡(こに・さとし)■ブレンド学習理論とUMUの関係ユームテクノロジーが定義している「ブレンディッド・ラーニング」は、「複数の学びをブレンドして新たな学びを構築することで、学習効果を最大化し、パフォーマンス向上につなげるもの」です。ブレンド学習の効果については既に研究が進んでいますが背景を3つの視点からまとめます。1つ目は、「2つの情報処理システムがある」。私たち人間は「視覚・画像」による情報処理と「聴覚・言語」による情報処理という2つの異なる情報処理システムを持っているため、学び方も一つではなく複数のチャンネルを用意した方がよいとする考え方です。2つ目は、「処理能力には限界がある」。チャンネルの処理能力には限界があり、処理能力以上の負荷をかけることができないこと。3つ目は、「能動的な学習が成果につながる」。学習者が選択・整理し、既存の知識と統合することで積極的な学びにつながる、とする考え方です。この考え方に基づきAI(人工知能)といった最新テクノロジーを導入して設計されたのが「UMU(ユーム)」になります。したがって、UMUでは、動画、スライド、音声、写真、イラストなど様々なコンテンツを搭載することができ、学習活動においては、講義、対話、チャット、アンケート、テストといった機能も装備されています。そしてデータの蓄積によりAIが評価、フィードバックすることで効率性を高めるといった仕組みになっています。■「講師サミットオンライン2021」400名以上の社内講師や人材育成担当者、フリーランス講師、学校や塾の先生らが集まり、「人材育成」「教育」について学び、討議し、情報交換する場として2008年に始まりました。2020年には1,400名が参加。2021年は、9月17日、18日の二日間完全オンラインで開催します。2021年のセッションテーマは、講師力アップや講師キャリア、人材育成、講師のためのビジネス開発、子どもの教育。日本プロフェッショナル講師協会主催。■「ブレンディッド・ラーニング」セミナー&パネル討議概要前半は、「ブレンディッド・ラーニング」の専門家であるユームテクノロジージャパンのビジネスプロデューサー小仁 聡がブレンディッド・ラーニングの概要を解説。後半は、企業での活用事例について実践者であるミキハウスの藤原氏、講師ビジネスの実践者である木津氏と共にパネルディスカッション形式で活用事例、設計方法について内容を深めていきます。〇セミナータイトル:「ブレンディッド・ラーニング~事例から知る!新リモート時代の人材育成学~」〇講師 :小仁 聡(ユームテクノロジージャパン ビジネスプロデューサー)〇日時 :9月17日(金)13:30-15:30〇形式 :オンライン(無料)〇対象者 :研修講師、社内講師〇詳細と申し込み <小仁 聡(こに・さとし)プロフィール>ユームテクノロジージャパン株式会社 ビジネスプロデューサー上智大学外国語学部卒。ウィスコンシン州立大学に留学し、チャーター・スクールという公設民営型学校設立に関する「教育行政学」や世界の教育制度の比較を研究する「比較教育学」を学ぶ。千葉県内のフリースクール、学習障がい児の支援などにも関わる。大学卒業後、株式会社ビジネスコンサルタント、アルー株式会社などを経て、株式会社ラーニングシフトを設立。大手企業向けの企業研修事業全般を手掛けてきた。ユームテクノロジージャパンには2018年に参画。100年時代の学びをアップデートするべく、HRテクノロジーを活用した事業開発、組織開発コンサルティングを提供している。上智大学非常勤講師。日本フューチャーラーナーズ協会理事。近著「ブレンディッド・ラーニング」(フローラル出版 2021)■「UMU(ユーム)」について「UMU」は、Google社のトレーナーとして多数の受賞実績があるドングショー・リーによって開発された。グローバル本社は、米国ポートランド、2015年創業。UMUは、AIをはじめとした最新テクノロジーと学習の科学との融合で学習を提供するラーニングプラットフォーム。UMUの名前は、「U(あなた)、Me(私)、Us(私たち)」の頭文字。誰もが講師になり学び合う世界の実現を目指す。マイクロラーニング・ビデオ会議・ライブ配信・AIコーチング等の機能で、双方向性のあるオンライン学習プログラム設計を可能にするシステムを備えている。世界203の国と地域で100万社以上、日本では、日本生命、パナソニック、アステラス製薬、ワコールをはじめとする約1万社以上がUMUを導入。日本の人事部HRアワード受賞多数。■企業情報【ユームテクノロジージャパン概要】名称 : ユームテクノロジージャパン株式会社本社 : 〒106-0032 東京都港区六本木7-8-6 AXALL ROPPONGI代表者 : 代表取締役 松田 しゅう平設立 : 2018年2月9日事業内容 : インターネットテクノロジーを利用したラーニングプラットフォームのUMUの販売URL : お問い合わせ: support@umu.co 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月09日シンギュラリティバトルクエスト実行委員会(事務局:一般社団法人未来キッズコンテンツ総合研究所、本社:東京都港区、代表理事:山田 洋久)は、「ギーク系部活」の高校生を対象とした、AI/ICTの知識と技術を競うオンライン競技会、全国高校AIアスリート選手権大会『シンギュラリティバトルクエスト2021』を開催いたします。本大会では当初、昨年(2020年)同様に各高校の部室からのオンライン参加を前提としておりましたが、8月の緊急事態宣言の延長・拡大の影響で部活動を休止する自治体が増加する状況を踏まえ、1人でも多くの高校生が参加しやすい環境を整えるため、急遽レギュレーションを変更し、自宅からでも競技に参加できるシステムを整備いたしました。第2回の今回は35道県教育委員会の後援をいただき、大会初の全国規模での開催となりますので、是非この機会に「高校生AIアスリート」としての可能性にチャレンジしてみてください!決勝大会(2020年):競技の様子1決勝大会(2020年):競技の様子2決勝大会(2020年):競技の様子3■『シンギュラリティバトルクエスト』とは1990年代後半のインターネットの爆発的な普及以来、急激に加速する情報通信産業界における熾烈な開発競争において、アメリカのGAFAMや中国のBATHなどの「メガテック」による市場の独占は着実に進んでいます。これに対して大きく後れを取っている日本にとってAI/ICT人材の育成が、国の将来を左右する喫緊の課題となっています。そんな中、「第4次産業革命」や「シンギュラリティ」といった、今後数十年以内の到来が予測される社会と産業の大転換点で中心となって活躍する卓越した人材は、現在の18歳以下の若者から生まれてくると私たちは信じています。そこで、私たちは国内の高校でコンピューターを駆使して活動に励む「コンピューター部」、「ロボット部」、「プログラミング部」、「ゲーム部」そして「eスポーツ部」などを『ギーク系部活』と称し、ギーク系部活動をしている高校生から卓越した技術、情熱、感性をもつ優秀な人材/チームを発掘・育成することを目的としたAI/ICT分野の総合競技大会を企画・開催いたします。そして、その競技大会の様子を特別番組として放送・配信することで、コンピューターや次世代のテクノロジーに興味・関心を持つギーク高校生が、甲子園を目指す高校球児のように、AI/ICTとはあまり縁のない一般の人たちからも評価・称賛される「ヒーロー」的な存在であることを広く知ってもらいたいと考えています。■5つの競技種目~ホモ・デウス世代のPENTATHLON(近代五種)~ホモ・デウス世代のPENTATHLON(近代五種)【AQ】AIクエスト:AIじゃんけん ※開発協力 日立ソリューションズ・クリエイト構築したAIモデルの予測精度や速度を競う競技【CQ】サイバークエスト:CTF ※開発協力 日立ソリューションズ・クリエイト情報セキュリティに関する知識と技術をCTF形式(※)で競う競技※CTF(Capture The Flag)…クイズ形式の問題を出題。問題に隠された言葉(Flag)をセキュリティの知識や専用のソフトウェアを駆使して見つけ出し、獲得した得点を競う競技【DQ】データクエスト:人口変動分析予測AIモデルの育成 ※開発協力 MILIZEデータから社会的に有用な知見を抽出するためのスキルを競う競技【RQ】ロボクエスト:AIロボカーレース ※開発協力 ウーブン・プラネット・ホールディングスロボット制御のためのプログラム作成などロボットテクノロジー関連の競技【XQ】Xクエスト:AI七並べ(開発中) ※競技開発 フジミック/MILIZE人とコンピューターのインタラクションに関するUI/UX、HCI、デザイン思考関連の競技※各競技とも現在開発中につき、予選内容及び決勝競技内容が変更になる場合がございます。■参加資格満18歳以下で、日本国内の高校(全日制/定時制/通信制、普通科/専門学科/総合学科、特別支援学校高等部、又はインターナショナルスクール)に在籍していること※詳細は公式WEBサイトをご確認ください■健康管理に関する注意事項本競技会の開催に際し、新型コロナウイルス感染拡大予防の観点から、大会参加者、運営者及び制作関係者に対し、文部科学省の衛星管理マニュアル及び公益社団法人日本スポーツ協会の感染予防ガイドラインを遵守した運営に努めます。※文部科学省:学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~「学校の新しい生活様式」~ (2021.4.28 Ver.6) ※公益社団法人日本スポーツ協会:スポーツイベント再開に向けた感染拡大予防ガイドライン(令和3年2月15日更新版) ■第2回大会について2021年度 第2回大会を下記の概要で開催いたします。結果及び大会レポートは、後日、公式WEBサイト( )にて公開いたしますので、ぜひご注目ください。■大会概要【概要】大会名 :第2回全国高校AIアスリート選手権大会『シンギュラリティバトルクエスト2021』キャッチコピー:きみがきた。ギークの時代だ!開催方式 :オンライン主催 :シンギュラリティバトルクエスト実行委員会運営事務局 :一般社団法人未来キッズコンテンツ総合研究所【スケジュール】<参加募集>・日程:7月8日(木)16時~9月21日(火)18時まで<地区予選>・日程 :9月26日(日)・試験時間 :12時30分~15時00分・解答と解説:15時00分~16時00分※各都道府県から各競技の1位が予選を通過し、研修会及び二次選考に参加<研修会・地区ブロック二次選考>・日程:10月~11月※二次選考通過者が地区ブロック代表チームを編成し決勝大会に出場<決勝大会>・日程:12月26日(日)【賞品】総合得点が最も高かった地区ブロック代表チーム:賞金10万円優勝チーム :ゴールドメダル、AIアスリート認定証準優勝チーム :シルバーメダル、AIアスリート認定証第3位チーム :ブロンズメダル、AIアスリート認定証各種メダル地区予選参加者全員:AIアスリート認定証・大会オリジナルステッカーAIアスリート認定証<副賞>国内最先端AI/ICT企業によるオンライン特別講座(予定)【協力】<教材協力>東京学芸大学大学院東京工業大学工学院機械系東京工芸大学芸術学部ゲーム学科武蔵野大学データサイエンス学部帝京大学教育学部島根大学総合理工学部<オンライン講座 提供協力>株式会社ドコモgacco<開発協力>ウーブン・プラネット・ホールディングス株式会社株式会社日立ソリューションズ・クリエイト株式会社MILIZEスキルアップAI株式会社株式会社フジミック<システム協力>株式会社龍野情報システム株式会社フジアール株式会社フジミック※順不同<esportsアドバイザー>日本学生esports協会/Gameic理事長:前川 友吾<特別協賛>ウーブン・プラネット・ホールディングス株式会社<特別協力>一般財団法人三菱みらい育成財団<後援>北海道教育委員会、青森県教育委員会、岩手県教育委員会、秋田県教育委員会、山形県教育委員会、福島県教育委員会、茨城県教育委員会、栃木県教育委員会、群馬県教育委員会、埼玉県教育委員会、千葉県教育委員会、神奈川県教育委員会、新潟県教育委員会、富山県教育委員会、福井県、山梨県教育委員会、長野県教育委員会、愛知県教育委員会、京都府教育委員会、兵庫県教育委員会、奈良県教育委員会、和歌山県教育委員会、鳥取県教育委員会、島根県教育委員会、岡山県教育委員会、広島県教育委員会、山口県教育委員会、徳島県教育委員会、愛媛県教育委員会、高知県教育委員会、福岡県教育委員会、長崎県教育委員会、大分県教育委員会、宮崎県教育委員会、沖縄県教育委員会【URL】<公式Webサイト> <FOD/フジテレビオンデマンド> <公式Facebook> <公式Twitter> <公式Instagram> <公式YouTube> 【キービジュアル大会タイトルロゴ・エンブレム/ロゴ】大会タイトルロゴ2021(エンブレム)大会タイトルロゴ2021◇大会背景1990年代後半のインターネットの爆発的な普及以来、急激に加速する情報通信産業界における熾烈な開発競争において、アメリカのGAFAM(注1)や中国のBATH(注2)などの「メガテック」による市場の寡占化は着実に進んでいます。これに対して大きく後れを取っている日本にとってAI/ICT人材の育成が、国の将来を左右する喫緊の課題となっています。内閣府は2019年3月に「AI戦略」を発表。政府が掲げるSociety5.0の実現に向けて、AIという観点から方策を策定するという方針が示されました。特に人材育成面においては内閣府が示した「年間100万人の全ての高校生」「文理を問わない全ての大学・高専生年間50万人」「年間100万人の社会人」などへのAI人材教育の目標に沿う形で、同年11月に文部科 学省から発表された「AI戦略等を踏まえたAI人材の育成について」では、「新学習指導要領の下で、全ての高等学校卒業生(約100万人卒/年)に、「理数・データサイエンス・AI」に関する基礎的なリテラシーを習得させるとともに、問題発見・解決学習の体験等を通じた創造性を涵養する。」と言う大目標が掲げられています。注1 GAFAM:アメリカ合衆国を代表するIT5社、Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoftの総称注2 BATH :中華人民共和国を代表するIT4社、Baidu、Alibaba、Tencent、Huaweiの総称 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月08日「ワールド・ファミリー バイリンガル サイエンス研究所」(※以下、IBS)ではグローバル化社会における幼児期からの英語教育の有効性や重要性に関する情報を定期的に発信しています。日本では、日本語以外の言語を知らなくても社会の一員として生活することができる一方で、このような環境で第二言語を学習するとなると多くの障壁があります。そこでIBSでは、現在イギリスのオックスフォード大学にて、歌を使って外国語を学習することの効果を研究しているCate Hamilton(ケイト・ハミルトン)氏にインタビューを行い、記事として公開しました。<インタビューサマリー>●Hamilton氏はマルチリンガル体験を提供する「Babel Babies」で成功を収めた後、オックスフォード大学で歌と言語学習の関わりを証明する研究を行っている。●外国語を学ぶモチベーションを向上させるには「家庭でも学校でも、外国語への好奇心を高めること」「言語が使われる状況と一緒に、包括的に教えること」が大切だということ。●日本の環境下では常に日本語が強化されている状態なので、早くから外国語に触れさせることが子どもの言語発達にとって悪い影響にならないかと心配する必要はない。●早くから第二言語を学ぶことで、メタ言語意識が発達し、第一言語の発達にとってもメリットがあり、思春期を迎える前に外国語に触れることは言語学習に対する積極的な姿勢を育てることにもなる。■ 息子が生まれたときがすべての出発点Hamilton氏は自身が立ち上げた「Babel Babies(バベル・ベイビーズ)」というビジネスですでに成功を収めた人物でもあります。もとはオックスフォード大学で英語とフランス語を学び、その後、教職課程を経て、中学校の教師として英語とフランス語を教えており、その時点では第二言語習得については何も学んでいなかったHamilton氏。そんな彼女が第二言語習得やマルチリンガリズム(多言語使用)の分野の研究を始めたきっかけは第一子を授かったことだという。Cate Hamilton氏「息子とは英語とフランス語の両方でコミュニケーションをとりたいと思いました。でも、私は外国語の教師でありながら、バイリンガリズム(二言語使用)について何も知りませんでした。二つの言語を使って息子に話しかけるのは私だけになるので、息子が混乱するのではないかと思いました。同じ時期に、三か国語の通訳をしている親友のルースにも赤ちゃんが生まれ、互いに話すうちに私たちは自分の子どもたちに「すべての」言語を使えるようになってほしいと考えました。そこで、さまざまな国から歌や童謡を集めて、子どもたちに歌って聞かせました。それが私たちのビジネスである「Babel Babies」の始まりです。」とHamilton氏。■ 経営者として成功したのち、再びオックスフォード大学に戻り研究者の道へ「Babel Babies」は歌や物語、体を使ったアクティビティを使い、幼い子どもたちにさまざまな言語を紹介し、言語とその文化や人々とのつながりを感じられるようなマルチリンガル体験を提供しています。Hamilton氏は「私たちが大切にしていることは、個々の言語を学ぶことよりも、異なる言語同士のつながりを学ぶことなのです。家庭でほかの言語を学ぶ理由のない2、3歳の子どもたちにとって、フランス語で40単語を学ぶのと、4つの言語で10単語を学ぶのとでは、大きな違いがあるとは思いません。私たちは、一つの言語に焦点を当てるのではなく、言語全般に対するスキルや態度を育てることに焦点を当てています。」と言います。オックスフォード大学卒業後、中学校の教師、そしてBabel Babiesのビジネスを経験。現在は再び同大学に戻り、どのように歌が子どもの言語発達に役立つかということ研究しているHamilton氏。「Babel Babiesの試みは成功して、歌を通して多くの親子の言語学習を手助けしてきましたが、歌と言語学習の関わりを証明した研究があるのか知りたいと思いました。」さらに続けて「ビジネスの世界から学術の世界に移ることを選んだもう一つの理由は、日本でもそうかもしれませんが、イギリスでは、言語や音楽、芸術といった教科への予算が減らされていて、代わりに科学や数学ばかりが重視されるようになっていることです。でも実際には、音楽や言語、芸術は、人間の本質の核となるものです。もし、音楽や言語が子どもたちのためになることを示す強力な証拠があれば、数学や科学を重視する社会の目的を達成するために音楽を活用することができる、ということを提唱することができます。」とHamilton氏。■ 経営者と研究者の両面を持つHamilton氏からのアドバイス日本の子どもたちが外国語を学ぶモチベーションを向上させるためのアドバイスをHamilton氏にうかがいました。ポイントは「家庭でも学校でも、外国語への好奇心を高めること」、「その言語が使われる状況と一緒に、包括的に教えること」と言います。具体的には「幼い子どもは、周りの世界すべてに自然と好奇心をもつので、周りの世界を探検する道のりの一つとして外国語を紹介してあげればいいのではないでしょうか。」とHamilton氏は言います。また「教師のみなさんは、外国語を教えるとなると、何かテーマ(色の名前や動物の名前など)に沿っていくつかの単語を単独で教えようとしますが、その考え方からは脱却してほしいです。歌や物語は文法をしっかり学ぶことができますし、語彙がもつ本来の概念を表現していますから、ぜひ活用してください。そうすれば、子どもたちは単語や文法を個々に覚えるのではなく、実際に使われる状況と一緒に学ぶことができます。」とのことです。また早くから子どもに外国語に触れさせたりすることは、子どもの言語発達にとって悪い影響を与えるのではないか、と心配するご家庭に対しては「日本では、両親が日本人であれば、家庭で使われている言語は社会で使われている言語と同じですから、少しくらいほかの言語に触れても、日本語がダメになることはありません。なぜなら、日本語力は常に強化されているからです。」とHamilton氏。つづけて「その一方で、幼いころからほかの言語に触れることには、素晴らしい利点があります。 第二言語を学ぶことで、メタ言語意識(言語の性質について意識的によく考える能力)が発達し、第一言語の発達にとってもメリットがあります。また思春期に入ると子どもたちは新しいことにチャレンジするのが恥ずかしいと感じるようになってしまうので、幼いうちから外国語にふれることで言語学習に対する積極的な姿勢を育てることができます。」と言います。今回、幼いころから言語に対する意識を高め、言語を楽しむことの良さについて、Hamilton氏にお話を伺い、外国語教育においては、歌や物語を活用すること、言語が使われる状況と一緒に学ぶこと、幼いころから言語を楽しむ方法を提供することが重要だとわかりました。そして、親や教師の外国語に対する姿勢も重要です。これらは、文化の違いや地理的な距離はありますが、日本の環境でも言えることです。詳しい内容はIBS研究所で公開中の下記記事をご覧ください。■オックスフォード大学Hamilton氏へのインタビュー ■ワールド・ファミリーバイリンガル サイエンス研究所(World Family's Institute Of Bilingual Science)事業内容:教育に関する研究機関( )所 長:大井静雄(東京慈恵医科大学脳神経外科教授/医学博士)所 在 地:〒160-0023 東京都新宿区西新宿4-15-7パシフィックマークス新宿パークサイド1階設 立:2016年10 月 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月08日シンキングリード株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:金丸 隆、以下 シンキングリード)は、選び抜かれた現役東大生・プロ講師によるマンツーマン指導を行う個別指導塾の株式会社螢雪会(本社:東京都新宿区、以下 東大螢雪会)へ高機能オープンソースCRM『F-RevoCRM』の導入を行いました。今回、「紙で情報を管理する文化を一新したい」という考えのもと、どうやって課題解決したのかを取材し、そのインタビューの様子を資料としてご紹介しております。東大螢雪会インタビューF-RevoCRMサイト: 特設ページURL : 【学習塾・スクール業界の現状】大学全入時代に入り、少子化の流れを受け今後確実に厳しくなると予想される学習塾・スクール業界。しかし一方で、教育に熱心な家庭の塾・スクールに対するニーズはさらに高まってきています。そこで学習塾存続のためのカギになるのが、経営資金を維持した生産性の向上への取り組みです。【東大螢雪会のシステム導入の目的】東大螢雪会は紙管理からシステム化という塾運営の課題を掲げ解決すべく、顧客管理(CRM)システムの導入を検討することになりました。その際、特に意識したのは、顧客管理(CRM)システム導入という手段の中で塾特有の要望が叶えられるかということでした。この要望を満たし採用となったのがF-RevoCRMでした。【カスタマーポータルの構築で塾・生徒・保護者間のスムーズな情報連携が実現】F-RevoCRM採用の大きな決め手となったのは、今までの塾運営を変えることなくF-RevoCRM側が歩み寄ってくれるサービスであるということでした。特にF-RevoCRMの情報を顧客に開示できるカスタマーポータルの構築は、生徒と講師のマッチング作業やお問い合わせ窓口など、塾・生徒・保護者間での情報のスムーズな連携を可能にしました。また、紙管理からF-RevoCRMシステムへ管理形態を移行したことで、郵送物や事業報告書類などの経費削減にもつながりました。【東大螢雪会インタビューのさらに詳しい内容をダウンロードできます】東大螢雪会へのシステム導入インタビューは、F-RevoCRM特設サイトから資料をダウンロードできますので是非ご覧ください。東大螢雪会資料ダウンロード特設ページURL : F-RevoCRMサイト: ■F-RevoCRMについて『F-RevoCRM』は、マーケティング、営業支援、問合せ管理、販売管理などの標準機能を有する高機能オープンソースCRMアプリケーションで業種、業界、規模を問わず活用する事が可能です。オープンソースであるため、各種システム連携、アドオン開発も容易で、ユーザーライセンスによる課金がない為、利用者数を気にせず活用する事が可能です。また、項目操作などの簡単な設定がUI上で可能なので、幅広い分野での活躍が期待できます。【F-RevoCRM の特長】●オープン&フリーライセンス費用が発生しないため、運用にかかるコストを大幅に削減可能です。●統合型CRMマーケティング、営業、保守サポート、販売管理など幅広い領域にて利用可能です。●多機能一般的なCRM機能の他にWebToリード機能、顧客ポータル機能、メール連携機能、見積書作成管理機能など、豊富な機能を標準で有しています。●簡易操作多機能でありながら、シンプルで直感的に理解しやすいインターフェースとなっています。<会社概要>社名 : シンキングリード株式会社代表者 : 金丸 隆(カナマル タカシ)設立 : 2008年7月28日資本金 : 1,285万円事業内容 : クラウドを活用したアプリケーションサービスの提供オープンソースを活用したシステム構築その他法人向けシステム開発、アウトソーシングサービスURL : 製品サイト: Facebook : Twitter : <導入企業情報>社名: 株式会社螢雪会本社: 〒160-0007 東京都新宿区荒木町12-2 アミティ四谷URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月08日考える力を伸ばすオンライン学習教室を展開する合同会社スクモール(本社:埼玉県川口市、代表:田中 大介)は、子どもたちの思考力や想像力を伸ばすことを目的としたワークショップ「考える授業」を、2021年8月に神奈川県藤沢市にある学童クラブ「アウラ湘南辻堂」にて実施しました。学童クラブ「アウラ湘南辻堂」【思考力を伸ばすワークショップ】この授業の内容は、冒頭に10分程度の当社制作の映像コンテンツを子どもたちが視聴した後、映像に出演していた本物の講師とキャラクターが登場するというサプライズからスタート。内緒のサプライズ演出に子どもたちも驚きを隠せず歓声が上がります。今回の授業のテーマは、「学校の机の新しい機能を考えよう!」という子どもたちにとって非常に身近なものです。グループごとに分かれ、高学年のリーダーのもと「どんな機能が学校の机にあったら嬉しいか」について活気あふれた話し合いを行います。それぞれのグループから発表されたアイデアの中には、小学生とはいえ、「想像力は素晴らしい!」と感じさせるアイデアが数多く出てきます。『自分の考えたモノが机に出現する』や『先生には見えないけど生徒には見えるモノが映し出される』など、まるで最先端技術を知っているかのようなテクノロジーアイデアや、『机が冷たくなったり暖かくなったりする』といった、教室全体にエアコンを強くしなくても良いエコアイデアも出てきて、もう大人顔負けです。子どもたちからは「楽しかった!」「またやりたい!」など約1時間におよぶ本プログラムは大好評に終わり、夏休みの1つの思い出として楽しい時間を提供しました。プログラム当日の様子【映像コンテンツを無料提供】この授業で放映された当社制作の映像コンテンツは、学校の机の金額や歴史を学びながら、講師とキャラクターによる笑いも満載。学校の机の新機能を自由に発想しながら、思考力や発想力を伸ばします。映像コンテンツはこの他にも、「コンビニの新商品を考えよう!」「宇宙旅行で何をしたい?」「宝くじの1億円を何に使う?」など、楽しいテーマが盛りだくさん。当社はこのプログラムを「無料」で提供し、すでに埼玉県にある公立中学校でも実施されるなど、今後も関東近辺の小中学校や学童クラブで展開していく予定です。<詳細・お申し込み>スクモール「学活・総合学習 支援プログラム」 実際の映像コンテンツ■オンライン学習教室「スクモール」概要スクモールとは、これからの社会で子どもたちが活躍するための「考える力」を育てる、新しいオンライン学習教室です。愉快なキャラクターのモルモルと一緒に、学校や塾では教えてくれない「思考力と発想力」を楽しく学べる授業を、月額980円から提供しています。■会社概要商号 : 合同会社スクモール代表者 : 代表社員 田中 大介所在地 : 〒343-0035 埼玉県越谷市大道300-201設立 : 2020年11月事業内容: オンライン学習事業、学校教育支援事業、教育コンサルティング資本金 : 200万円URL : ●本プログラムに関するお問い合わせ先合同会社スクモール代表 : 田中Tel : 048-400-2840E-Mail: info@schmole.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月07日株式会社学研プラス(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:南條 達也)は、小学生実用BOOKSシリーズよりネットのルールとマナーについての利用術マンガ参考書「5分でわかる 安心ネット術」を、2021年9月2日(木)に全国の書店、ネット書店にて発売いたしました。【「子どもとスマホ」の現状とは】内閣府の令和2年度の調査では、小学4年生の時点でインターネットの利用は8割を超え、小学6年生男子では92.8%、女子では95.2%。さらに、その所持しているデバイスの内訳として、キッズ携帯は低く、ほぼ2人にひとりは大人と同じスマホを持っているのが現状です。それに伴い、インターネットによって犯罪に巻き込まれるケースも増えてきており、多くはSNSに起因する事犯で、そのほとんどはスマホによるアクセスとなっています。インターネットによる被害を耳にする度、「大人でも巻き込まれるのに、子どもひとりでなんて危なすぎる…」と、ネットやスマホはなるべく触らせたくないというのが親のホンネではないでしょうか。「子どものスマホは何歳から?」という記事が、多くのママサイトで取り上げられることからも、親にとって大きな関心事であることが伺えます。一方、小学校ではプログラミングが必須となり、インターネットを用いた調べ学習、また昨今のコロナ禍で一人一台のモバイルを渡しての学習を行っている自治体も増えてきており、小学生がインターネットを利用する機会は、ますます増大しています。◆商品詳細ページ: 表紙画像【本書の特長】安全にインターネットを利用するための方法は、内閣府や総務省、各自治体を中心に紹介されていますが、ほとんどはインターネット上での紹介。つまり保護者が読むものとして提供されており、肝心の子どもに情報はなかなか届きづらくなっています。本書は「子ども自身が、自分で判断し、リスクを回避できる知識とスキルを身につける」ことを目指して編集制作、「子どもにリスク情報が伝わること」「自分自身で判断ができること」の二つが大きなテーマとなっています。〇「5分でわかる」ように、冒頭と巻末に結論が2回もちろん5分では読み終わらないけれども、一度読んだら5分で思い出せるように、冒頭と巻末に2回結論が。しかも、法則がシンプルだから記憶に残りやすいのです。本書・3原則〇「自分と同じ」と捉えられるよう、登場人物を小学生の子どもたちに設定登場人物は、小学生の子どもたちとその家族。羊毛フェルト作家・はっとりみどりによる「にゃんころ」のキャラクターを用い、漫画家・岩崎つばさが擬人化。愛らしく親しみやすい世界観に、子どもたちがすっと本の世界に入っていくことができます。〇身近なできごとをテーマに、マンガ仕立てで「日常」を伝えるシチュエーションがイメージできるよう、ふんだんにマンガを用い、子どもがひとりで楽しみながら内容が理解できるようになっています。実際にあった出来事を題材に描いているので、身の回りで見たり、体験したりしていることに近く、自然と「自分のこと」として捉えることができるでしょう。本書・マンガ 1本書・マンガ 2〇自分で判断できるように、インターネットの仕組みから説明事例だけ伝えるのでは、違う出来事が起きたときに、対応はできません。「それはなぜか」からしっかり伝えることで、子どもひとりで判断ができるようになっています。小学生にもわかりやすく、専門家が理論をかみくだいて伝えます。〇「プライバシーはどこまで?」親も一緒に考え、学び、同じ視点でルール作り「どうしてそんなことをしているの?」「ダメじゃない」「いう通りにしてればいいの」etc.…。子どもひとりでルールを決め、それに基づいてインターネットを利用しても、親が理解していなければ、トラブルとなります。本書では、別に親向けのページを設け、親自身のリテラシー向上も目指しています。親に求められる対応や視点をレクチャーし、視点を同じくした上で、子どものインターネットの利用についてルールを一緒に作っていきます。【「親子の信頼関係があれば、年齢は関係ありません」 監修者・手塚信貴氏は語る】「何歳からスマホのようなネットにつながる端末に触れさせるべきか」子育て中のママが気になっていることをぶつけた監修者の先生との対談で、出てきたのがこの言葉。いくらダメだといったところで、子どもも賢いですから、親の目を盗んで端末を使うでしょう。ルールで縛るのは限界があります。子どもを縛るのは『親の信頼』です。信頼があれば、何かあれば真っ先に親に告げるし、信頼があるから裏切れない。信頼関係がしっかりできていれば、幼稚園から持たせたって大丈夫だと思います。」大きくうなずくママの姿に、今の社会で子どもと親がどうインターネットの利用にかかわっていくのか、その答えがあるのではないでしょうか。子どもに初めてスマホや携帯を渡すとき、セットで渡しておきたい家族の必読書です。【本書のご購入はコチラ】・Amazon : ・楽天ブックス : ・セブンネット : ・学研出版サイト: 【商品概要】・商品名 : 5分でわかる 安心ネット術・電子版 : あり 同時発売・価格 : 990円(本体900円+税10%)・対象年齢 : 小学3年生~中学1年生(9歳~13歳)・サイズ : A5判・ページ数 : 160ページ オールカラー・発売開始 : 2021年9月2日・販売ルート : 全国書店、ネット書店・ISBN : 978-4-05-205394-8・発行所 : 株式会社学研プラス・学研出版サイト: ※にゃんころシリーズの詳細は下記をご覧ください (C)Midori Hattori / Gakken 2021 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月02日成長に伴い形が変わっていく”コミュニケーションの困りごと”フリーランスの児童精神科医、三木先生に息子コウを育てる上での迷いや疑問についていろいろとお聞きしました。今回は、コウの成長に伴って起きてきた”コミュニケーションに関する困りごと”について。Upload By 丸山さとこ今までは、一方的なコミュニケーションが目立ち、話が通じないと思うとムキになったり冷めてしまったりすることも多かったコウ。そんな彼も、小学校5年生になってからは「落ち着いて会話できるようになった」と言われることが増えてきました。そんな今だからこそ、コミュニケーションをとる上で浮き彫りになってきた問題や課題もあります。本人もそのことに対しては少し気にしているようで、「僕は人の意図・気持ち・空気が読めない、察せない」と言うようになりました。そんなコウに対しては、「まずは“言われていることを聞く。聞かれていることに答える。”今は、それをしていないことによるトラブルが多いように見えるよ」と伝えています。学校で教わることの多い「人の気持ちを想像しましょう」「場の状況を理解できるようにしましょう」などの話とは違ってしまいますが、「水泳に例えるなら、みんなは今クロールをしている段階。コウはまだ水に顔をつける段階だから、まわりとは違ってもそこから頑張ろう」と彼には話しています。Upload By 丸山さとこしかし、それでいいのかと迷う気持ちもあり…その部分を三木先生にお聞きしました。三木先生:「顔を水につけるところからだ」と言う考え方は正しいと思います。人とコミュニケーションを取るのには段階があって、まず最初は「相手を“人という存在”として認識する」ことが必要です。丸山(以下、――)コウは相手を“人”というより“機能”だと思っていたと思います。以前お母さんは「僕を世話する役割の人」だと思っていたということを言っていました。Upload By 丸山さとこ三木先生:「相手の存在を認識して初めて"機能"の背景に“人”がいること、そして、その存在とコミュニケーションを取る必要性を理解することができます。最近のコウくんは、"機能"の背景にある“人”の存在を認識したからこそ、コミュニケーションに行き違いがあることを自ら認識し始めたということですね。ただ、最終的にたどり着きたい「気持ちを知りましょう」と言うアプローチができるようになるためには、段階があります。まず何が必要かというと、“相手が言ったことを字面通りに受け止めて、きちっとした場所に打ち返す”ということです。それができていない段階で、「気持ちを知りましょう」と言っても、相手の気持ちを理解しないまま、本人が勝手に相手の気持ちを想像して考えた主観的な返しになってしまうので。Upload By 丸山さとこ―――その通りだと思います。1年生のときは友達にも突っ込まれるくらい何でも文字通りに受け止めるコウでしたが、その後周囲が成長して、文字通りではなく言葉の後ろに意味が込められているような会話や、会話の中であえて言ったり言わなかったりするような会話をするようになると、コウもそれを中途半端に取り込み始めました。周りと同じように「自分のする会話から、相手に意図を汲み取ってもらう」ことを試みようとしてもうまくいかずに「嘘つき」と言われたり、事実を述べていても人の心を引きつけられなかったりと上手くいかずに「何で自分だけ!」となっていました。先生がおっしゃったようなコミュニケーションの段階を数年かけてやってきた感じです。三木先生:なるほど。”見聞きしたパーツを、そのまま取り込めてしまったがゆえに起きた”トラブルですね。学校生活の中でみんなが学んでいる「気持ちを知りましょう」を今のコウがそのまま取り入れるとチグハグなことになってしまいますが、その「気持ちを知りましょう」自体は間違ったことではありません。コウが学校で覚えた誤学習の中には”覚えた内容そのものは間違っていない”ものも多くあります。それらのように学校でどうしても覚えてしまう「望ましくない学習」に対してどうしたらいいのか、三木先生に伺いました。Upload By 丸山さとこ三木先生:最初に学習内容の基本をカチっと入れちゃってもいいと思います。あとはニュアンス調整でやっていければ。いわゆる「ちゃんと教えてくれる人」を求めていくとカウンセラーとかに頼るしかなくなってくると思うのですが、本来思春期の子は、そういう人から学ぶことは少ないですよね。例えば友達とか先輩とか、顧問とか。支援も探しつつ、本人の生活上のコミュニティーや人とのネットワークとかをどうやって充実させていくかみたいなところに重点を置いてもいいと思います。――そのつながりをコウが自力で作るのは難しいかもしれません。三木先生:コミュニティーやネットワークの利点を本人に一回説明してみるっていうのも手ですけどね。そのほうが自分自身の人生が楽になるから、自分から積極的に働きかけてみるのはどうかな?って。そして、その途中でたぶんトラブルがあるから、そうなったら親でも先生でもまぁ誰でもいいですけど、本人がそのことを相談できるようにして『今回のコミュニケーションのどこに問題があったか』っていうのを都度フィードバックしていくと、コミュニケーションスキルのアップにもなるし、ネットワークの充実にもなるので。そういうものを自力で獲得する経験を積めるといいですよね。”自分で学習していき、発展していく力”を獲得すること三木先生のお話にたびたび出てくる「自分で学習していき、発展していく力」のことを、私も大切な要素だと思っています。今だけではなく、人生これから先もそれがあれば、時間はかかっても大体の物事は解決していくだろうと考えているからです。その力をこれから得ていけるといいなと望む一方で、道はなかなか険しそうだなとも思っています。「なぜだろう?どうしたらいいんだろう?」と考える練習中のコウが、今後「自分で学習していき、発展していく力」を獲得していけるようになるために、家庭で行える接し方にはどういうものがあるのでしょうか。Upload By 丸山さとこ―――コウはコップに汲んだ水をこぼしたときに「普通に歩いていただけなのに水がこぼれた!」という発想になりがちです。で、詳しく聞いてみると「水がいっぱいだったから」と言います。今は、そんな彼に『そこまでわかるようになったんだね。なら、もう一歩考えると水をこぼさず運べるようになるんじゃないかな?』と伝えているところです。三木先生:今の話だと、二言三言「振り返るきっかけ」を与えてあげれば、回りそうな感じはありますね。―――「どうしてこぼれたの?」と聞かれれば「いっぱいだったから」と答えますし、「どうしたらこぼれなかったと思う?」に対しては「少し減らせばよかった」と考えることはできています。以前だったらこのような会話が成り立たなかったと思うので、今の段階でも成長は感じますが、今後もこのような感じで続けていっていいでしょうか?三木先生:とりあえずそうですね。もうちょっと進んでいけば、最初の問いを立てるところからやっていけばいいかもしれないですね。Upload By 丸山さとこ―――その「問いを立てる」ということが鍵だな…と思います。毎年読書感想文を書くときには、コウの書いた感想に私が「問い」を投げかけて、それにコウが答えたものを最後にまとめていくという方法をとっています。それも最初は『問いに答えること』まですべて二人三脚だったのですが、今では私の「問い」にコウ自身が答えることができるようになりました。その次の段階として、先生のおっしゃる「自分で問いを立てる」ということがあるのだなと感じます。「問いを立てる」ということの掘り下げや、「問いを立てる」ための練習になればと思い、作文や文章作成系のドリルを解くようにしているのですが、何かほかに彼の助けになるようなものはありますか?「理解していないが作業はできる」と「本質が分かって作業ができる」の両輪を回すことが大切三木先生:「人のフリを見て」じゃないけど、自分のことを俯瞰で見るのは結構難しいです。だけど、人のことを俯瞰的に見るのは比較的簡単なので、そういった構造の理解を先に進めておくってところですかね。―――では、ある意味でドリルも「構造を理解するのに役立つ」というところでしょうか?三木先生:あぁ、そうですね。あとは、“作業として手順を覚えたのでできるようになった”みたいな要素もありますよね。そこは(理解を進めるのと共に)平行してやっておいたほうがいいですね。「本質が分かっていないけど作業はできる」ということと「本質を理解しながら作業ができる」ってことって全く別のことではなくて、何か分からないけどやっていった中で「あ、つまりこういうことね」という本質に気がつく…みたいなことがあると思うので。Upload By 丸山さとこ三木先生:「分かんないからやらなくていいや」とすると、本質への理解が育っていかない。それだけではダメなんですけど、作業自体ができていないと本質にも気づきにくくなってしまうので。作業としてできることを先に進めておくっていうのは、成功体験的にもアリかなと。それを理解ができないからと、やらせないのは本人にとっても「苦手」や「嫌い」につながってしまう可能性もあります。今回三木先生のお話を伺って、“自分で学習していき、発展していく力”を獲得することについての理解が深まったと思います。「問いを立てる力」によって物事を振り返ったり考えたりしつつ、「本質が分かっていないけど作業はできる」と「本質が分かって作業ができる」の両方を並行して進めていくことで体験から学んでいくことができるのだということが分かりました。執筆/丸山さとこ
2021年09月02日90%以上の保護者さまが不安を抱える進路選び。一人ひとりのお子さまが自分に合う学校と出会い、前向きな選択ができるようイベントを開催。「一人ひとりに合った進路選び応援セミナー」は、発達ナビユーザーの皆さまにいただいたお声から立ち上がった企画です。以前発達ナビで行ったアンケートで、90%を超える発達ナビユーザーが進路選びについて悩みや疑問を抱えていらっしゃることが明らかに。少しでもこの不安に寄り添う取り組みをしたいと思い、今回のイベントを開催することにしました。Upload By 発達ナビ編集部さらに、中3生保護者さまが検討されている高校は、半数以上が通信制高校やサポート校という結果に。Upload By 発達ナビ編集部合わせて、以下のようなお悩みや疑問もいただきました。「通信制高校は、わが子に向いている選択なのだろうか」「高校卒業後にはどのような将来が考えられるのだろう」「不登校で学習に遅れがあり、内申点も取ることが難しいが、どんな進路の選択肢があるのだろう」「発達障害や不登校の子の進学事例をもっと気軽に知りたい」特にお子さまが不登校の保護者さまからは、よりお悩みが深いご様子が伝わってきました。そこで「一人ひとりに合った進路選び応援セミナー」では、通信制高校・サポート校による学校紹介と、不登校に悩まれるお子さま・保護者さまをサポートする教材・サービス紹介の2部構成でお送りします!専門家に進路選びや不登校支援について質問ができるトークライブや、通信制高校の仕組みについて解説する時間も!コロナ禍で、実際に学校を訪れることもなかなか難しいご時世。ぜひオンラインで気軽に情報が得られる機会として、ご活用ください。Upload By 発達ナビ編集部■日時:9/25(土)10:00~17:00後日アーカイブ配信あり。■参加費:無料■形式:YoutubeLive配信■参加方法:事前申込必須■内容:専門家講演、通信制高校/サポート校による学校説明会、学習教材・サービス紹介など■対象:小学校高学年~中学生のお子さまの保護者さま向けイベントですが、ご興味のある方はどなたでも参加できます。※予定のため、今後変更となる場合もございます。それでは、情報盛りだくさんなコンテンツをご紹介!どこか一つだけのセミナーのご参加も可能ですので、気になったセミナーがあったらぜひお気軽に参加登録してくださいね。登録された方全員に、当日の視聴用URLと後日アーカイブ配信の視聴用URLをお送りします。Upload By 発達ナビ編集部専門家特別講演:不登校の子・発達が気になる子の進路選びQ&A専門家による特別講演は、皆さまからのリアルなご質問にお答えするトークライブ!鳥取大学大学院教授・臨床心理士の井上先生と、元N高等学校副校長で現場経験豊富な上木原が、皆さまの不安や疑問にお答えします!通信制高校についてはもちろん、その他の選択肢についても触れながら、お子さまの進路を考えるヒントをお届けします。・進路選びにおける親子のコミュニケーションのコツ・情報収集の際に見ておくと良いポイント・高校卒業後の進路の選択肢など、保護者の皆さまからのご質問をもとにお話しいただく予定です。「うちの子に向いているのはどんな高校だろう」「子ども自身が行きたいと思える高校と出会うために、何ができるだろう」そんなお悩みを抱える保護者の方へ、考え方のヒントをお届けします。親子ともに納得のいく高校選びをするために、専門家の話が聞けるこの機会をぜひご活用ください。ただいま事前質問を受け付けておりますので、ご質問がある方は、参加登録の際にフォームにご記入ください!(時間の都合上、すべてのご質問を取り上げることは難しい場合もございます)Upload By 発達ナビ編集部井上雅彦先生鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 / 公認心理師 / 臨床心理士/専門行動療法士 / 自閉症支援士エキスパート / LITALICO研究所 客員研究員応用行動分析学をベースにエビデンスに基づく臨床心理学を目指し活動。対象は主に自閉症や発達障害のある人たちとその家族で、支援のための様々なプログラムを開発している。Upload By 発達ナビ編集部上木原孝伸LITALICOライフ事業部事業企画・開発責任者大手教育企業で講師としてのべ3,000名を超える生徒の指導に携わった後、学校法人角川ドワンゴ学園にてN高等学校の開校準備から参画。同校の副校長を4年間務めた。未来の教育についての情報を広め、一人ひとりの子どもと適した環境へのスムーズなマッチングを行うことを目指し、現職へ。日々保護者の方と向き合い、お子さまの個性に合った教育や進路に関するご提案を行っている。未来を描く通信制高校合同説明会:各高校の特徴や魅力をご紹介「一人ひとりに合った進路選び応援セミナー」第1部は、通信制高校・サポート校の皆さまにご登場いただき、学校説明会を開催します。一口に「通信制高校・サポート校」といっても、特色は各校さまざま。それぞれの学校ならではの特徴や魅力を聞いて、ぜひお子さまの特性や興味関心と合いそうな学校がないか探すきっかけにしていただければと思います。それでは、今回ご参加いただく学校の皆さまをご紹介いたします。Upload By 発達ナビ編集部ルネサンス高等学校グループは開校から16年目、ICT教育をいち早く導入したオンラインハイスクールです。全国にルネサンス高校(茨城)・ルネサンス豊田高校(愛知)・ルネサンス大阪高校(大阪)の3校があり、国内外どこからでも入学可能です。基本となる登校日数が年4日の通信Webコースは先生のサポート体制に定評があり、進捗管理システムを使い効率的に支援・声かけを行っています。また、各地のキャンパスで開講する通学コースの利用も可能です。なかでも話題のeスポーツコースはルネ高を代表する人気コースとなっています。Wスクールコースでは外部スクールを活用して早期に専門分野の習得を可能としています。Upload By 発達ナビ編集部説明会では、通信Webコースでのサポート体制は?人気のeスポーツコースは具体的にどんなことをしているの?放課後等デイサービスとの連携ってどういうこと?など、ルネサンス高校の持つサービス内容を知っていただくことで、失敗しない高校選びのお役に立ちたいと思っています!ブロードメディア株式会社 ルネサンス高等学校グループUpload By 発達ナビ編集部「自分のペースで勉強したい」「確実に高校を卒業したい」「できれば大学に行きたい」山手中央高等学院なら、それが可能です。なぜなら当学院は【自分で学び方が選べる、新しい通信制】だから。キャンパスに通う『通学型』のほか、先生が自宅に来てくれる『訪問型』、パソコンやタブレットで学ぶ『オンライン型』から、自分に合った学び方を選べます。どの学び方でも、授業は先生とのマンツーマン。集団型授業では不可能な《自分に合わせた授業》をしてくれるので、確実な高校卒業も、大学進学も目指せます。1対1の学びだからこそできる手厚いサポートで、生徒さまにとことん寄り添い、共に未来を切り拓きます。Upload By 発達ナビ編集部「通信制って本当に大丈夫?」「どんな学び方が合ってるんだろう?」「マンツーマン授業ってどんな感じ?」「本当に大学に行けるの?」説明会ではそんな疑問を掘り下げながら、当学院の授業やサポートを詳しくご説明いたします!山手中央高等学院がご提案する【新しい学びのカタチ】を、ぜひ一度ご覧ください!株式会社アルファコーポレーション 山手中央高等学院Upload By 発達ナビ編集部みんなと同じに飽き⾜りない、自由と自立を求める君に、45年の歴史ある名⾨塾が本気で創ったオンライン⾼校。少⼈数の対話型教室で深める教養探究と実学…驚きと感動の「ワオ︕」な学びを楽しむ未来学園。従来の「学校・教室・一律の集団授業」では難しかった「自分の好きな分野を早く、深く学びたい」を実現するために通信制オンライン高校として設立しました。新しい時代を生き抜くためにワオ高校では「教養探究」を必修科目として設定しています。自分で調べ、自分で考え、みんなで「答え」を作り出していくことで実社会で求められるスキルを養います。また、大学進学や起業、海外留学、データサイエンスなどの各種オプションプログラムを設置しています。Upload By 発達ナビ編集部今回は、2つの企画をご用意しています。1つは、国数英理社の学び直しへの不安とは関係なく、優等生も吹きこぼれも落ちこぼれも皆が熱中できる、ワオ高校ならではの実学と教養を一気に体験していただく授業体験。これが高校の授業?!と驚かれることもあるかもしれません。当日はお子さまも保護者の方も学ぶ楽しさを実際に体験していただきながら、ワオ高校が考える未来型の学びをご紹介させていただきます。2つめは、「個別最適化」をキーワードに、お子さま一人ひとりに合わせた進路選択の考え方を、国家資格キャリアコンサルタントと共にお伝えしていく企画です。未来の社会情勢を踏まえ、いわゆる「繊細さん」や「ギフテッド」など多様な個性が自己肯定感を高めて活躍していくための方法をご提案します。学校法人ワオ未来学園 ワオ高等学校Upload By 発達ナビ編集部全国にキャンパスを持つ通信制高校「クラーク記念国際高等学校」について知れるセミナーをお届けします。内容に関する詳細は決定し次第掲載いたします!楽しみにお待ちください。学校法人創志学園クラーク記念国際高等学校今を支える個別のまなびセミナー:学習支援や心のケアについて情報をお届け「一人ひとりに合った進路選び応援セミナー」第2部は、不登校や、学校への行きづらさを感じているお子さまの保護者さまに向けて、ホームスクーリングに適した学習教材や、日中の居場所となるフリースクール、発達障害や不登校の子の指導に特化した学習塾など、お子さま・保護者さまの今を支えるための情報をご紹介します。実際のお子さまの事例をもとに、不登校のお子さまへの接し方や導き方をお話する予定です。早速、第2部に登場する学校・企業の皆さまをご紹介いたします。Upload By 発達ナビ編集部学習教材「すらら」の学習者数が2020年12月末時点で約33万人となりました。お子さん一人ひとりに合った学習が求められる時代、「無学年方式」はこれからの教材トレンドです。全国学習塾1,016校、学校1,026校が採用し「勉強のプロが認める教材」としてブランド先行しておりますが、それに迫る勢いで家庭学習サービスとしてのご利用者も年々、増えてきております。家庭学習の利用者の半数以上が不登校、発達障害、2020年も多くのお子さまを導くことができました。2021年も是非、注目いただけたら嬉しく思います。Upload By 発達ナビ編集部本セミナーでは、保護者さまから絶大な支持を得ている「すららコーチ」の先生をお招きし、不登校からの高校進学事例も交えながら「すらら」が選ばれる理由をご紹介します。さらに、当日イベント内でご案内するアンケートに回答された方には漏れなく500円分のギフト券をプレゼント!株式会社すららネットUpload By 発達ナビ編集部キズキ共育塾は、発達障害・不登校・中退などの方のための学習塾です。1対1の完全個別指導で、小学生内容から難関大学受験レベルまで対応。過去10年間で、3000人の卒業生が「次の一歩」に進んで行きました。担当講師は、お子さん一人ひとりの特性・学力・目標などに最適な人を設定。授業内容は、ご希望や特性などに応じて、「ゼロからの学び直し」「志望校対策」「苦手分野対策」「勉強習慣の確立」「学習計画のサポート」などさまざまに対応。授業や勉強の方法自体も、特性に合わせてカスタマイズします。授業では、進路・悩みの相談やメンタルケアもできます。勉強に不慣れな方は、趣味の話や雑談も行い、リラックスして勉強ができるよう寄り添います。Upload By 発達ナビ編集部セミナーでは、これまで数多くの発達障害・不登校経験のあるお子さまと向き合ってきた経験をもとに、・不登校や発達特性をお持ちのお子さんの進路の選び方や時期別の動き方・実際の生徒さんの進路事例・特性に合わせた学習対策やメンタルサポートのケーススタディなどをご紹介いたします。進路選択の時期が迫っている方も、まだ先だけど早めに情報収集しておきたいという方も、ぜひご参加ください。株式会社キズキキズキ共育塾Upload By 発達ナビ編集部「未来のジブンが好きになれる高校」明蓬館高等学校に、中等部が誕生しました。学び辛さや生き辛さのある生徒のためのSNEC(Special・Needs・Education・Center / スネック)とCONEC(Coder’s NeuroHACK Center / コネック)には、支援員やスクールカウンセラーが常駐して「支援と伴走」の下、生徒たちは興味関心を大いに伸長させながら社会進出に向けて輝いています。そんな明蓬館高等学校が作る中等部では、一人一人が自分のペースでICTを活用しながら、学びの中で自己肯定感を高めています。上級生と一緒に高校卒業や、その先の進路に向けて学習をしたり、特別講座にチャレンジしています。「安心して安全な環境で挑戦できる」を毎日実践するのが明蓬館高等学校の中等部です。Upload By 発達ナビ編集部セミナーでは、実際の学校での活動の様子や生徒の声などをご紹介します。また、ロボットプログラミングやプログラミング言語の学習を通じて、自分の「好き」を見つけられるような中等部CONECコースについてもご案内いたします。スペシャルニーズを持つお子さまに学習支援と心理支援を届ける明蓬館の取組みを、ぜひ知っていただければ幸いです。明蓬館高等学校Upload By 発達ナビ編集部不登校や引きこもりがちなお子さまがいるご家庭向けの勉強会です。復学や居場所など、学校に行かない選択をした子へのサポートや、中学以降の進路の選択肢について解説します。1.不登校支援の選択肢フリースクールや訪問教室など、不登校のお子さまへの支援の選択肢や選ぶ際のポイントを解説します。2.中学以降の進路の選択肢義務教育以降の高校進学の選択肢として、通信制・サポート校や高等専修学校、チャレンジスクールなど、不登校に理解のある進路を幅広く知ることができます。3.教育にまつわる準備教育資金やお子さまの自立後に必要になってくる費用など、現実的な準備についても解説します。Upload By 発達ナビ編集部専門学校/高校での指導経験を持ち、発達障害のお子さんも多く通うプログラミング教室「LITALICOワンダー」でも活躍中の講師が、プログラミング学習の方法や効果について、発達障害のお子さんの成長事例を交えてご紹介します。実際に授業で用いるツールを使った授業のデモもお見せします。プログラミングってなんだか難しそうだけど、どんなものなの?プログラミングでどんな力が育まれるの?発達障害のお子さんでもプログラミングに挑戦できるの?という方におすすめのセミナーです。プログラミングを活かした進学実績などもご紹介します。イベントの全体をもっと詳しく知りたい!という方は、特設サイトもご覧ください!さらに、今後も随時メールマガジンやSNSを通して最新情報をお伝えしていきます。こちらもお楽しみに!たくさんの方のご参加を、心よりお待ちしております。
2021年09月01日研修セミナーやeラーニングをはじめとする人材育成・社員教育サービスを行っている株式会社ビズアップ総研(本社:東京都港区、代表:吉岡 高広)は、内定職員研修を含めた来期2022年度のSD(スタッフ・ディベロップメント)計画の立案や準備を進めている全国の大学に対して「ニューノーマルSD」に関する無料相談フェアを2021年9月1日(水)~10月29日(金)の期間限定で開催いたしました。ニューノーマル時代に最適なSDプログラム構築を全面的にサポートすると共に、要望に合わせて最適な講師を紹介するブレンディッドSDプログラムの提案なども行って参ります。e-JINZAI for university【ニューノーマルSD無料相談フェアの概要】■申込期間・2021年9月1日(水)~10月31日(日)受付分まで。■対象・全国の大学および教育機関■内容・来期2022年度の貴学における効果的かつ組織的SDプログラムの構築支援(内定職員研修を含む)。・貴学のニーズにあわせた最適な講師派遣及び研修運営のサポート(研修の収録・中継代行を含む)。■対応時間・平日10時~18時まで。※1回あたり約1時間とさせて頂きます。■申込特典・国内最大級SDオンライン研修「e-JINZAI for university」のお試しID。※貴学の「教育・研修担当者さま分」プラス「内定職員人数分」を発行(視聴期間:2022年3月31日まで)。■申込ページ・ ・ またはお電話(03-3569-0968)※なお「先着50大学様」限定のサービスとさせていただきます。【サービス提供の背景】ここ最近、多くの大学・教育機関さまから「SDに対する取り組み」や「内定職員研修」に関するご相談・お問い合わせを多く頂くようになりました。新型コロナウイルスの感染拡大が全国に広がる中、「安心・安全に研修を進めたい」というご要望にお応えするために、当社で何か貢献できないかと検討した結果、SDコンサルティングの専門家がニューノーマル時代に最適なeラーニングの導入を含めたSDプログラムの構築や、各大学のSDニーズに見合った講師の紹介・斡旋・派遣の支援を行う「ニューノーマルSD」&「講師派遣」の無料相談フェアを期間限定で開催することといたしました。上記期間中にお申込みいただいた大学様には、“国内最大級の4,700本超”の動画コンテンツを揃えたSDオンライン研修「e-JINZAI for university」のお試しIDを、もれなくご提供いたします!貴学の内定職員研修にぜひともお役立てくださいませ。【相談・お問い合わせの例】■「ニューノーマルSD」に関する、お困りごとの例・SDにeラーニングを導入したいが、LMSを含めて適切に運用できるのか正直不安である。・コロナ禍特有の業務等で繁忙となり、研修の時間をなかなか割けないので、効率的なSDを実施したい。・完全にオンライン研修へ切り替えるのに抵抗があるので、今後の研修方法のアドバイスが欲しい、等々。■「講師派遣」に関するお悩みごと・コンプラ、ハラスメント、教育DX、SDGsなどのテーマでSDを実施したいが、よい講師がみつからない。・「e-JINZAI for university」に出演している一流の講師陣を自学に派遣してほしい。・オンラインでの研修実施に不慣れなため、オンライン研修の収録・中継・運営をサポートしてほしい、等々。【当社が誇るSDコンサルタントの実績】・当社では、以下2点の契約実績を持つSDコンサルティングの専門家が、貴学のSDプログラム構築や、貴学の講師派遣へのご要望に対して、最大限のサポートをさせていただきます!(1)国立・公立・私立の「45大学以上」の契約実績に基づくSDコンサルティング(2)一般企業、会計事務所、金融機関、生命保険会社、医療機関等の「3,500社以上」のあらゆる業種の契約実績に基づく研修アドバイジング【講師派遣サービスの特長】当社では、大学業界に特化したテーマも含め、各テーマに精通した実績豊富な講師を多数取り揃えているほか、研修の運営まで行っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。1. オーダーメイドの研修で効果的・効率的な職員育成が可能に・大学の規模・特性や受講者の階層・職種・習得スキル・到達目標など、貴学のご要望に沿った最適な研修カリキュラムや講師をご提案することで、効果的・効率的な職員育成を実現します。2. 実績豊富な一流の講師陣による安心のクオリティ・専門的な分野も含め、各テーマに精通している一流の講師陣を派遣いたします。(例えば、研修需要の高いコンプライアンス、ハラスメント、教育DX、SDGs&ESG、カーボンニュートラル、情報セキュリティーなどのテーマにも対応可能です!)・オンライン研修「e-JINZAIシリーズ」でご好評をいただいている講師ばかりなので、高クオリティの研修をお約束いたします。3. 研修の映像収録やオンライン研修の中継・運営も・オプションにて、研修の映像収録やオンライン研修の際の中継・運営もお引き受けいたします。・映像を収録することで、習熟度が高まる研修の振り返りや反復学習ができるほか、欠席者の後日研修も可能となります。※「e-JINZAI for university」と組み合わせた「ブレンディッドラーニング」も可能です!※「リアル研修」と「オンライン研修」のどちらの講師派遣にも対応できます!<派遣サービスの概要>【「e-JINZAI for university」の特徴】「e-JINZAI for university」をご利用いただいている大学の2つの大きな特徴をご紹介します。1.“全ての設置形態大学”が利用・「e-JINZAI for university」は、全ての設置形態の大学に対応したSD研修コンテンツであることから、2021年1月15日のリリース後に、早くも国立・公立・私立の45校以上の大学にご契約いただいております。2.“あらゆる種別の大学”が利用・「e-JINZAI for university」は、大学の全ての部門と様々な種類の大学に対応したSD研修コンテンツを揃えていることから、総合大学、理工系大学、医療系大学、美術系大学、外国語系大学、女子大学など、あらゆる種別の大学に「e-JINZAI for university」をご利用いただいています。「e-JINZAI for university」のウェブページ 「e-JINZAI for university」のCM 【5つのニューノーマルSD成功モデルケース】国公私横断のあらゆる種別の大学に対応した「e-JINZAI for university」は様々な活用方法が挙げられますが、その成功モデルケースを5つ以下でご紹介します。1. “ブレンディッド”SDプログラム- 国立A大学のモデルケース -・国立A大学では、「WEB研修で予習→集合研修で実践→WEB研修で復習」というブレンド型学習を実現し、「WEB研修(e-JINZAI for university)」と「集合研修」を組み合わせ、学習効果を高める“ブレンディッド”SDプログラムを実施しています。2. 市派遣職員を含む体系的“階層別SDプログラム”- 公立B大学のモデルケース -・当社のSDコンサルティングの専門家が公立B大学の職員の職責、雇用形態、採用年次、所属部署に応じたSDプログラムのカスタマイズ構築を支援し、同大学では「全職員対象の必須研修」と「対象者を選別した階層別研修」を組み合わせた、市派遣職員を含む体系的な“階層別SDプログラムを実施しています。3. “次世代を担う大学経営幹部”養成SDプログラム- 私立C大学のモデルケース -・私立C大学では、少数精鋭の新人・若手職員に対して、「e-JINZAI for university」の「01高等教育基礎研修」「02スペシャリスト育成研修」「03ジェネラリスト養成研修」の3つのWEB研修を通じて、“次世代を担う大学経営幹部”を養成するSD研修プログラムを実施しています。4. 大学等連携推進法人“ワンプラットフォーム”SDプログラム- 国立D大学&E大学の大学等連携推進法人のモデルケース -・各大学等の強みや特色を活かした連携を推進する大学等連携推進法人の下にある国立D大学と国立E大学が「e-JINZAI for university」の“ワンプラットフォーム”SDプログラムを構築し、両大学の職員のSDを「別々に」実施するのではなく、両大学の職員のSDを「一緒に」効果的かつ効率的に実施しています。5. 大学オリジナルSDコンテンツ専用サイト構築プログラム- 国立F大学のモデルケース -・当社のSDコンサルティングの専門家が国立F大学のオリジナルSDコンテンツ専用サイトの構築を支援し、そのサイトに「学内SD講義」と「e-JINZAI for university」をアップロードし、大学の規模・特性に応じた独自のSDを実施しています(当社では、こうしたプラットフォーム構築支援サービスも行っています)。【「e-JINZAI for university」が選ばれる3つの理由】「e-JINZAI for university」が選ばれる理由を「(1)コンテンツ数、(2)研修プログラム内容、(3)外部団体からの対外的な評価」という3つの切り口からご説明します。1. “国内最大級”の総コンテンツ数一流講師陣による4,700本超の充実した国内最大級のSDコンテンツを揃え、ワンプラットフォームで効果的・効率的にSDを実施することができます。<「e-JINZAI for university」の総コンテンツ数>・高等教育基礎研修48本・スペシャリスト育成研修3,336本(大学部門研修282本、専門職研修2,622本、医療・介護・福祉特化研修362本、サービス業特化研修70本)・ジェネラリスト養成研修1,398本(階層別基礎研修70本、階層別テーマ研修377本、自己研鑽・課題解決型研修951本)<サンプル動画>わが国の大学を構成する主要部門である教学支援、学生支援、管理運営の各部門に焦点を当て、その部門の中から、産学官連携分野、学生支援分野、キャリア支援分野、IR分野をピックアップし、各分野のスペシャリストを育成することができるサンプル動画をお届けします!■教学支援系部門▽産学官連携分野「産学官連携コーディネーター研修 初級編 01 産学官連携コーディネーターとは」講師:信州大学 特任教授(地域産学官連携)工学博士 岡田 基幸 先生URL : ■学生支援系部門▽学生支援分野「学習者中心の学生支援を目指して 米国学生支援のジレンマ」講師:大阪大学 准教授 安部 有紀子 先生URL : ▽キャリア支援分野「大学キャリア支援専門職研修 上級編 03 コロナ禍におけるキャリア支援について」講師:株式会社岡崎人事コンサルタント 取締役社長 岡崎 浩二 先生URL : ■管理運営系部門▽IR分野「大学IR研修~統計技能~ 03 多変量」講師:東京工業大学 戦略的経営オフィス・情報活用IR室 教授 森 雅生 先生URL : 上記のほか、以下の重要なSDテーマに関する著名な講師の方々にもご出演いただいております。・「大学職員の専門性や学修成果の可視化」:岡山理科大学の秦敬治先生・「アドミッション・オフィサー」:東北大学の倉元直樹先生・「大学におけるカリキュラムマネジメント」:青山学院大学の杉谷祐美子先生・「教学マネジメント」:愛媛大学の中井俊樹先生・「アカデミック・アドバイジング」:追手門学院大学の清水栄子先生・「英米大学の管理運営職や経営人材養成」:大正大学の高野篤子先生2. “体系的・段階的・継続的”なSDプログラム当社は、専門性(スペシャル性)と汎用的能力(ジェネラル性)を併せ持ったプロフェッショナル型大学アドミニストレーター(次世代型大学職員)を育成するために必要な“体系的・段階的・継続的”なオンラインSDプログラムを開発し提供しています。「e-JINZAI for university」を導入することで、大学の各部門のスペシャリスト、大学のジェネラリスト、そして、プロフェッショナル型大学アドミニストレーターをすべて育成することができます。ワンプラットフォームで、単発的なSDではなく、SD義務化法令で各大学に求められている「知識、技能、態度・志向性」を習得する“体系的・段階的・継続的”なSDを効果的・効率的に実施することが可能に。さらに、ニューノーマル時代に最適な新しいWEB研修スタイルを上手に活用することで、時間、手間、コストを大幅に削減し、学習効果を最大限に高めることができます!<プロフェッショナルとしての大学職員の成長モデルイメージ>3. 公益法人による“民間企業初”のSDプログラム認定公益財団法人大学コンソーシアム京都様のSD研修委員会にて、「国内のSD関連プログラム」の情報更新内容を検討された結果、「e-JINZAI for university」を『SDガイドブック2021(同法人発行)』に、民間企業が提供するサービスとして初めて掲載していただく運びとなりました。『SDガイドブック2021』公開ページ <「e-JINZAI for university」の掲載内容>同ガイドブックの24~25ページには、全国の大学職員のための「e-JINZAI for university」のコンセプト、研修コンテンツ群、活用方法など、下記の項目についてご紹介いただいております。・スペシャリストとジェネラリストの要素を兼ね備えたプロフェッショナル型大学アドミニストレーターの育成を支援するWEB研修システムのコンセプト・「スペシャル性」と「ジェネラル性」の能力開発を“体系的・段階的・継続的”に行えるSD研修コンテンツ・「e-JINZAI for university」の活用イメージとWEB研修のメリット<「e-JINZAI for university」掲載ページ抜粋>【「e-JINZAI for university」利用者からの3つの声】「e-JINZAI for university」を実際にご利用いただいている各大学の人事・研修担当者の方々からの主な3つの声を以下で紹介します。■“体系的・段階的・継続的“なSDプログラムが一覧可能・専門性(スペシャル性)と汎用的能力(ジェネラル性)を併せ持ったプロフェッショナル型大学アドミニストレーター(次世代型大学職員)を育成するために必要な“体系的・段階的・継続的”なオンラインSDプログラムがワンプラットフォームでスクロールしながらすべて概観できる点がとても良い!■全ての設置形態大学の著名な教職員がわかりやすく解説・国立・公立・私立・株式会社立大学に所属する一流の講師陣が受講者のレベルごとに、実践事例を交えて、丁寧に解説し、実務家教員の講師陣も加えた、全ての大学設置形態別講師と民間出身講師の“バランスの取れた講師ラインナップ”が卓越している!■大学職員に不可欠な「ジェネラリスト養成研修」が時代にマッチ・自大学がユニバーサル化時代に勝ち残っていくためには、民間企業の発想を取り入れた大学運営が必要であると考えており、「03ジェネラリスト養成研修」でビジネススキルを習得するSDコンテンツがあることは、こうした時代のニーズに合致していて非常に有益!<「e-JINZAI for university」概観ページ>【完全無料スペシャル高等教育トレンドセミナー】当社では、全国の大学職員の資質・能力のさらなる向上を積極的に支援するために、今回特別に、高等教育のトレンドを見据えたセミナーを完全無料で実施します。ぜひ、この貴重な機会を利用し、奮ってご参加くださいませ。2021/09/10(金) 14:00~16:00(開場13:30)日本教育工学会第8代会長・ID第一人者鈴木克明教授が伝授いま全教職員に捧ぐ!奇跡の高等教育を呼ぶ“魔法の杖「インストラクショナルデザイン(ID)」”~全大学の授業・プログラム・FD/SDの「効果・効率・魅力」を高める“黄金ルール”~講師:熊本大学 教授システム学研究センター 教授 鈴木 克明 先生 <鈴木 克明 先生 セミナー(9/10)>2021/10/15(金) 14:00~16:00(開場13:30)学制150年ぶりの大学改革!-ニューノーマル時代における学位プログラムと新高等教育制度-講師:山梨大学理事・副学長 清水 一彦 先生 <清水 一彦 先生 セミナー(10/15)>【「内部質保証×学修成果向上スペシャリスト養成講座」の緊急開催】当社では、高等教育政策の国際的潮流や第3期機関別認証評価への対応において、“いま”全大学に絶対的に不可欠な存在-「自主的・自律的」に内部質保証体制や学修成果可視化システムを確立していくスペシャリスト-を養成する講座を-「多くの大学様からこうした講座を開講してほしい!」とのご要望をいただき-今回緊急開催することといたしました。またとない機会となりますので、ぜひ、多数の方々のご参加をお待ちしております!2021/09/16(木),09/30(木),10/07(木)10:00~17:00(開場9:30)いま全大学に絶対的に不可欠な存在内部質保証×学修成果向上 スペシャリスト 養成講座~高等教育の質保証・向上を目指す全ての方のための本格的講座~講師:岡山理科大学 副学長・教育推進機構教授 秦 敬治 先生 <秦 敬治 先生 セミナー(9/16、9/30、10/7)>※上記のセミナー及び講座につきましては、弊社サイトまたはPeatixサイトのどちらからでもお申込みできます。当社は、今後も研修サービスをより一層充実させていき、全国の大学職員の資質・能力のさらなる向上を積極的に支援してまいります。今後とも、ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。【会社概要】商号 : 株式会社ビズアップ総研(英文表記:Bizup Research Institute Inc.)代表者: 代表取締役 吉岡 高広所在地: 〒105-7110 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンタ-10F設立 : 1998年10月資本金: 3億7,600万円URL : 【本サービスに関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社ビズアップ総研Tel:03-3569-0968 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月01日オンライン日本語学習サイト(Attain Online Japanese)運営、eラーニング制作のアテイン株式会社(本社:東京都千代田区、電話:03-3255-4721、代表:本多 成人、資本金:1億1,470万円)は、日本語能力試験の受験者や日本語能力を測りたい学習者を対象に、JLPT模擬試験がオンラインで受験できる「JLPT練習テスト@ATTAIN Online Japanese」(英語名:JLPT Practice Test @ ATTAIN Online Japanese)のサービスを9月1日から提供開始いたします。JLPT練習テスト@ATTAIN Online Japanese 1アテインは、長年日本語能力試験(JLPT)の関連教材制作を手がけております。その中でも特に、受験者が母国語で学習を進めることで日本語を効率よく身につけられる点に注目し、教材の多言語化に力を注いでまいりました。当社の日本語学習サイト「Attain Online Japanese(略称:AOJ)」は、日々仕事や専門分野の勉強に追われながらも、オンライン上でいつでもどこでも日本学習を進めることができるため、受講者から大変ご好評いただいております。おかげさまで、現在ではAOJ教材は11カ国語に翻訳され、世界165カ国、延べ15万人の方にご利用いただいております。この度、アテインは「JLPT練習テスト@ATTAIN Online Japanese」という新しいサービスを提供し、日本語学習者がよりスムーズに日本語能力試験を受験できるよう全力サポートいたします。「JLPT練習テスト@AOJ」では複数の模擬試験を受験することができ、オンラインで採点できます。試験直前の腕試しとして、本番の出題形式に慣れるため、あらゆる用途にご利用いただくことが可能です。日本語能力試験の受験生にとって、試験本番同様の模擬問題を解き、形式に慣れることが得点力に強く結びつきますので、是非日本語力アップや日本語能力試験合格に向けてご活用ください。サービスの詳細は以下にご案内いたします。また、JLPT練習テスト@ATTAIN Online Japaneseの紹介ページ も併せてご確認ください。<サービス概要>・製品名JLPT練習テスト@ATTAIN Online Japanese(JLPT Practice Test @ ATTAIN Online Japanese)・製品の内容言語知識(文字・語彙・文法)読解聴解※解答の解説は付属しません。・対象レベル日本語能力試験N5、N4、N3、N2、N1・価格8ドル/月(約870円)・購入方法/ご利用の流れ(1)以下のWebサイトより会員登録し、ご購入ください。 (2)試験を受験する際は、ログインし、当該レベルのテストを選択し受験します。(3)N5レベルからN1レベルまでのテストが受け放題です。試験は何度でも受験することが可能です。<JLPT関連サービス>・日本語能力試験学習コース見放題サイト「Attain Online Japanese」 ・YouTube紹介 サンプル視聴 【アテイン株式会社について】本社 : 〒101-0042 東京都千代田区神田東松下町17 ニッテン神田ビル代表者 : 代表取締役社長 本多 成人設立 : 1992年4月電話番号: 03-3255-4721(代表)URL : 事業内容: eラーニングサイト「動学.tv」の運営および学習教材用映像コンテンツの制作・提供【このリリースに関するお問い合わせは下記まで】アテイン株式会社〒101-0042 東京都千代田区神田東松下町17 ニッテン神田ビル担当 : 金 秀麗Tel : 03-3255-4721Fax : 03-3255-5680E-mail: info@attainj.co.jp URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年08月31日不登校当事者と保護者のいろいろな経験の取材から得たノウハウがまとめられた一冊――『「学校に行きたくない」と子どもが言ったとき 親ができること』もし子どもが「学校に行きたくない」と言ったとき、親はどうしたらいいのでしょうか。現在中学生の25人に1人が不登校、小学生は5年間で不登校の児童の数が倍増しています。増加の背景には、昨年から続くコロナ禍の影響もあるのではないかと言われています。また、昨年小中高生の自殺は過去最多を記録。特に夏休み明けの9月1日に子どもの自殺者が多くなるという分析もでています。著者の石井志昂さんは、日本で唯一の不登校に関する新聞「不登校新聞」の編集長としてこのような実態や、不登校経験者を20年以上取材してきました。過去取材してきた400人以上の不登校経験者は、家族構成も、本人の性格も、不登校になった理由もさまざま。しかし共通する「大切なこと」がありました。自身も不登校経験者である著者の経験と、たくさんの不登校当事者と親への取材を通して導き出したことを一冊の本にまとめました。この本では、親が気づきにくい子どもに見られる代表的な5つのSOS「体調不良」「食欲不振」「情緒不安」「宿題が手に着かない」「不眠」や、親が子どもとどう対話すればよいのか、不登校のきっかけとなる「いじめ」のこと、親の心構え、不登校の子どもたちの将来像など、不登校の経験者でもある著者自身や不登校当事者と親がいろいろな経験を通して獲得してきたノウハウが詰まっています。9月1日、これ以上悲しむ親子が増えないようにという願いが込められた本。子育てをするすべての方、教育に関わる方におすすめの一冊です。学校生活で困っている子どもの小さなSOSサインを見逃のがさないためにーー『マンガでわかる 境界知能とグレーゾーンの子どもたち 2』大ベストセラー『ケーキの切れない非行少年たち』シリーズの著者によるシリーズ2作目、「マンガでわかる 境界知能とグレーゾーンの子どもたち 2」。タイトルにある「境界知能」とは実年齢の平均的な発達と比べて、7~8割の発達年齢であると言われています。そのような境界知能やグレーゾーンの子どもは、学習面や身体面、コミュニケーション面で問題が現れることがあります。漢字が苦手、計算や数字が苦手など、学習の土台に弱さがある子ども、手先が不器用でハサミが使えない、力を加減することが苦手で乱暴だと思われてしまう子どもなど…。この本では、少しずつ発達の問題が見え始めると言われている小学2年生の子どもたちのストーリーを中心に、それぞれの困りごとへの正しい理解や対応の仕方、気になる子どものサポートに関して学校で行っている事例検討会についてなど、わかりやすく知ることができます。教育に関わる方、お子さんの学校での様子に悩む保護者、におすすめの一冊です。みんな違ってあたりまえ。自分らしく生きよう!「食の多様性」について親子で学べる絵本――『からあげビーチ』お話は、からあげ家族が夏のビーチに向かうところから始まります。ビーチには世界中から、大豆ミート、グルテンフリー、ハラールなどさまざまなからあげたちが集まっていて…。多様性という言葉はとても身近になりました。でも「多様性」ってどういうことだろう?この本では、からあげ家族のであいを通して「食の多様性」について楽しく学ぶことができます。みんな違ってあたりまえ。『個性はキミの勲章だ!』という応援のメッセージが詰まった、さまざまな個性があるすべての子どもたちにおすすめの一冊です。3つの特長でかけ算・わり算のつまずきを解消――『特別支援教育で役立つかけ算・わり算の計算と文章題のドリル~算数障害のある子への指導法もわかる~』文章題を解くとき何算を使えばいいのかわからない、かけ算九九が苦手、数直線がうまく描けない、買い物のとき算数の知識を活用できないなどの困りごとはありませんか。このドリルは、算数障害のある子への学習指導のノウハウを生かした問題づくりと解説で、算数が苦手と感じる子どもが一つずつ理解しながら進むことができる学習ドリルです。ドリルには、つまずきを解消する3つの特長があります。1.イラストで理解できるかけ算・わり算の「文章題」2.九九の暗記や筆算がわかる「計算シート」3.見積もりや商がわかる「見てわかる図解と数直線」約100枚ある問題プリントと、それぞれの問題の解説ページ付。付属のCD-ROMからプリントと計算シートを印刷し繰り返し使うこともできます。教育に関わる方だけでなく、かけ算・わり算が苦手と感じているお子さんにおすすめの一冊です。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年08月29日この記事では、助産院ばぶばぶ・院長のHISAKOさんが赤ちゃんの指しゃぶりについて解説しています。赤ちゃんは生後4~5カ月ごろになると、自分の手に意思を持って興味を示すようになり、遊びと学習の両方の意味を持ってしゃぶるようになってくるそうです。 こんにちは。助産院ばぶばぶ・院長のHISAKOです。ほとんどの赤ちゃんがする、指しゃぶり。でも、あまりしすぎるのは愛情不足、母乳不足などと言われることもあり、ママが不安に思うこともあります。そこで、今日は「指しゃぶり」についてお話しします。 個性ある赤ちゃんの指しゃぶり生後2カ月ごろになると、赤ちゃんは自分のげんこつをなめる仕草を始めます。生後3カ月を過ぎるころからは、特定の指をリズミカルにしゃぶるようになり、手が口から離れると泣き出すようなことも出てきます。 いわゆる「指しゃぶり」は、赤ちゃん全員がするわけではなく、しない子もいれば、どの指を吸うかもその子によってレパートリーはさまざまです。 指しゃぶりは、「母乳不足」「愛情不足」のサインだと育児書などに書いてあることもあって不安になりますが、どんなに愛情をかけていても、ちゃんと母乳や育児用ミルクを飲ませていても、指しゃぶりをするときはします! 口に触れたものに吸いつく原始反射赤ちゃんは、口に触れたものに吸いつく原始反射を持っています。さまざまな体の感覚器のなかでも口と舌の感覚が最初に発達するので、なんでも口に入れて吸いつくことでいろいろなことを感じ取ります。 このような反射があるからこそ、母乳や育児用ミルクを飲むという生きていくうえで絶対必要な本能的行動ができるのです。すごいですよね。 指しゃぶりは遊びと学習生後4〜5カ月になると、自分の手に意思を持って興味を示すようになり、物の形や大きさ、感触を確かめ、手と目の協調運動を学び、遊びと学習の両方の意味を持ってしゃぶるようになっていきます。何かを吸う行動には不安や緊張を解消させる効果があり、鎮静作用があるということも明らかにされています。脳の発達においても、指しゃぶりは大きな効果があります。好奇心旺盛の赤ちゃんの自然の摂理である行動は、無理にやめさせる必要はないし、悩むことでもありません。 少し大きくなって1歳以上になると、歯並びや噛み合わせに影響することから、指しゃぶりが習慣化している子は注意が必要だという意見もありますが、12人の子育ての経験上、そんなに目くじらを立てなくても時期がくれば自然にしなくなります。 ゆっくりのんびり、指しゃぶりをしなくなるその日を待ってあげましょう。神経質にならずに子どもに安心感を与えてあげること。それさえ心がけていればOKです! イラスト/(c)chicchimama 監修者・著者:助産師 助産院ばぶばぶ院長 HISAKO総合病院小児科・産婦人科・NICU病棟勤務を経て、地域での助産師活動・出張専門助産院を開業。2006年には来院ケアも可能な「助産院ばぶばぶ」をオープン。2020年に12人目を出産し、ママたちに元気と勇気をおすそ分けすべく母乳育児支援や講演活動、書籍出版など多岐にわたって活動中。
2021年08月28日北海道児童発達支援事業所Upload By 発達ナビ施設情報アートチャイルドケアSEDスクール札幌桑園では、感覚統合のための運動遊び、指先活動や工作、絵本・玩具・アナログゲームを使った脳活、社会性を身に着けるためのSSTや設定遊びなどを行っています。こちらの施設では、完全個別のマンツーマンの療育のほかにも、子ども同士で関わる機会を設け、コミュニケーション能力の向上にも対応しています。また保護者の同意のもと、保育園・幼稚園・医療機関など関係機関と連携して支援を行います。作業療法士・保育士・幼稚園教諭・特別支援学校教諭・公認心理師などの国家資格等と経験を持つスタッフが、より良いサポートするために日々学びながら支援をしている施設です。北海道の児童発達支援事業所をもっとみる神奈川県 放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報きっずあいらんど川崎渡田教室は、令和3年5月3日にオープンした広くて明るい施設で、児童発達支援と放課後等デイサービスを行っています。この施設では、お子さん一人ひとりの成長を観察して療育方針を決定し、遊びを通した運動プログラムを実施。「できたっ!」という達成感を感じるための基本の力を身につけ、集団の中での約束事や他者と関わることの大切さ、楽しさを学べるよう、さまざまな専門分野をもつ指導員が保護者と相談し、お子さん一人ひとりに合った療育プログラムを立案して、支援を行う施設です。神奈川県の放課後等デイサービスをもっとみる神奈川県児童発達支援事業所Upload By 発達ナビ施設情報きっずあいらんど川崎渡田教室は、児童発達支援と放課後等デイサービスを行う施設です。運動プログラムでは「36の動作」を基本とした運動サーキットに挑戦することができ、楽しみながら身体を動かしていくことができます。こちらの施設では、子どもの興味や関心を引き出し、子ども自身が自主的に身体を動かすことで、「できた!」の達成感が大きな自信につながり、お友達との関わりも増え、身体の発達と共に心の成長にもつながると考えています。待つこと、信じること、認めることを、教室理念とし、お子さんそれぞれの無理のないスピードで、一人ひとりに合った療育を行う施設です。Upload By 発達ナビ施設情報こぱんはうすさくら 白旗教室は、さまざまな経験を通して子どもの自信につなげたり、社会性を育んだりしながら、一人ひとりが社会を生きていく力を身につけられるよう支援を行う施設です。療育スタッフは全員有資格者で、スタッフのレベルアップのため外部講師を迎えた研修もしています。療育の面では、ABA(応用行動分析)の行動を増やしたり減らしたりする原理に基づき、一人ひとりに合わせた支援を行っています。本人が抱える”困ったを”減らすことで、社会性や言語能力を伸ばし、集団の中で過ごしやすく、お子さんが円滑なコミュニケーション能力を獲得を目指し、支援を行う施設です。神奈川県の児童発達支援事業所をもっとみる埼玉県放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報すまいるサムアップは「子どもたちが笑顔で楽しい時間を過ごす、たくさん発散する」をモットーする施設。こちらの施設には運動療育経験者のスタッフが在籍しており、遊びの中にお子さんの成長に合わせた運動を取り入れています。遊びの中で、お子さんが『集団生活に必要な技能』『できるという達成感』『気持ちの発散』などを味わい、感じ、楽しみながら成長することを大切にしています。休みの日には近くの体育館でフットサル、バスケットなどボールを使った遊びや、音楽に合わせて自由に楽しく踊るダンス教室、フラッグフットボールといった腰に付けた紐を取り合う遊びも行っています。楽しみながら身体を動かすことをコンセプトにしている施設です。埼玉県の放課後等デイサービスをもっとみる三重県児童発達支援事業所Upload By 発達ナビ施設情報アートチャイルドケアSEDスクール四日市は、近鉄川原町駅から徒歩3分のところにある施設です。感覚調整遊具による運動遊びをメインに感覚・運動リズムの調整を行い、発達の土台作りをしています。指導員がが、日々のお子さんの悩みを生活リズムを整えることから考え、睡眠を中心とした生活リズムを調整し、発達の基礎となる脳の成長を促すようサポートしています。また、お子さんと指導員が一対一で関われるからこそできる遊びなど、一人ひとりのお子さんに合わせて今必要な遊びを見極め、少しずつ変化を加えながらプログラムを構成したりしています。また個別の支援だけでなく、お子さんに合わせた小集団プログラムも行う施設です。三重県の児童発達支援事業所をもっとみる大阪府放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報トレインキッズは、放課後等デイサービスの部屋の中に電車を再現しています。「電車好きの子どもたちが仲良くなれる電車のある放課後デイサービス」「お洒落なカフェのような環境でPCが学べる放課後等デイサービス」をコンセプトに障害のある子どもたちが学校から帰ってきてホッと息抜きできる「第二のマイホーム」になれるような施設です。この施設では、PCに興味がないお子さんもYouTubeや電車の画像、ゲーム等をきっかけにPCを使いはじめ、「できること」「やりたいこと」を増やしていき、将来の就労の為のITスキルを身につけられるように支援を行っています。Upload By 発達ナビ施設情報令和3年10月にオープン予定のここっと城東では、9月からの見学会の予約の受付中です。スタッフには実績のある専門職員、保育士、教員資格者が多数在籍。お子さん一人ひとりの個性、特性に合わせて専門スタッフがサポートすることができます。例えば、コミュニケーションが苦手、言葉の遅れが気になる場合は『言語聴覚士』がサポート、ずっと座っていられない、同じ姿勢を維持できない場合は『理学療法士』がサポート、集団生活が不安、人との接し方がわからないという場合は『臨床心理士』がSSTを実施するなど、それぞれの困りごとに合わせたサポートを行います。また運動療育、創作活動、クッキング、外出支援などの活動を通して集団生活や社会性を学ぶプログラムなども行う施設です。大阪府の放課後等デイサービスをもっとみる大阪府児童発達支援事業所Upload By 発達ナビ施設情報アートチャイルドケアSEDスクール JR吹田駅前は、お子さんの発達の土台作りとして睡眠と生活リズムの確立・調整と、感覚・運動リズムの調整を大切にしている施設です。また「人との関わり方を学ぶ」「物事の理解の仕方を学ぶ」「集中力をつける」などの応用力を身につける個別・グループのプログラムも実施しています。この施設には、児童関係、福祉関係、医療関係といったさまざまな資格・経験を持ったスタッフが在籍。一人ひとりが専門性を活かし、お子さんの課題を見つけ解決するために、一人ひとりに合わせたプログラムを作成し、スタッフ同士が丁寧に相談しながら支援を行う施設です。Upload By 発達ナビ施設情報令和3年10月オープン予定のここっと城東では、9月からの見学会の予約受付中です。この施設のスタッフには実績のある専門職員、保育士、教員資格者が多数在籍。お子さん一人ひとりの個性、特性に合わせて専門スタッフがサポートすることができます。例えば、コミュニケーションが苦手、言葉の遅れが気になる場合は『言語聴覚士』がサポート、ずっと座っていられない、同じ姿勢を維持できない場合は『理学療法士』がサポート、集団生活が不安、人との接し方がわからないという場合は『臨床心理士』がSSTを実施するなど、それぞれの困りごとに合わせた支援を行います。また運動療育、創作活動、クッキング、外出支援などの活動を通して集団生活や社会性を学ぶプログラムなども行う施設です。大阪府の児童発達支援事業所をもっとみる兵庫県放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報放課後等デイサービス ウィズ・ユー魚崎南は、2021年5月にオープンした施設。広い指導訓練スペースがあり、狭い空間が苦手というお子さんも安心して過ごすことができます。ここでは、運動・学習はだけでなく将来自立した日常生活を過ごすことができるよう「遊び」を通じてさまざまな感覚を学び、社会見学や公園、動物園などへの公共交通機関を使ったお出かけ、買物レクリエーションなどさまざまな「体験」をすることで感受性を育むことができます。日常生活や社会に出たときに必要な言語・コミュニケーションスキル、社会のルールを楽しみながら自然に身につけていけるように支援を行う施設です。Upload By 発達ナビ施設情報らいふ久寿川では、元プログラマーや塾講師経験者による、アニメーション動画教材による学習支援を行っています。こちらの施設では、小学生も簡単にできるプログラミングアプリで、遊びながら学ぶことで問題解決能力や論理的思考を養うことができます。また、プログラミング的思考が養われるパズルやブロック、ボードゲームなどを使用し、細かい指先の運動や空間認知能力などを身に付けていく支援も行っています。運動が大好きなスタッフによる運動療育も行っており、運動も器械運動やサッカー・野球など団体運動ととおして協調性やルールを覚えることができます。心身ともに子どもが健やかに育つ療育を提供する施設です。兵庫県の放課後等デイサービスをもっとみる兵庫県児童発達支援事業所Upload By 発達ナビ施設情報SMASPO川西校は「Listen・Action・Sports」を軸に子どもたちが考えて行動する経験と、スモールステップを増やし自信につなげる支援を行う施設です。年齢や発達に応じてゲーム内容やグループの少人数化などを変化させながら、運動系の基礎スキルを身につけ、遊びの中で学べる環境を作っています。また、ドイツ生まれの子ども向けボールゲームプログラムの「バルシューレ」を軸としたボール遊びや音楽、ゲームを使った運動療育も行い、子どもたちが楽しく身体を使いながら遊ぶ中で、「考える力」や「判断して対応する力」「コミュニケーション力」を育むことができる施設です。Upload By 発達ナビ施設情報アートチャイルドケアSEDスクール神戸王子は、阪急王子公園駅東出口より徒歩1分のところにあります。この施設では、遊具などを用いた感覚・運動の発達を促す遊び、コミュニケーションなど、お子さんに合わせた個別のプログラム、グループのプログラムを行っています。また、室内の遊具を取り入れた粗大運動や、道具を使った微細運動など、様々な経験が積めるようサポートしています。毎セッションスタッフと話せる時間があるので、保護者が気になることを相談しやすい環境です。保護者同士の交流もあり、保護者もほっと一息つける環境であることを大切にしている施設です。兵庫県の児童発達支援事業所をもっとみる奈良県児童発達支援事業所Upload By 発達ナビ施設情報障がい児通所支援わらくえんは、何かを「教える」のではなく、遊びの中で発達を促すため、お子さん一人ひとりの状況や適性にあわせた支援を組み立て支援しています。こちらでは、応用行動分析やTEACCHの手法を取り入れ、適応的な行動や様々な生活習慣・スキルを身につけられるよう、療育を行っています。また、集団保育の経験豊富な保育士、言語聴覚士等が在籍していて、新しい知識を取り入れるため、定期的に研修も行っています。職員すべて子育て経験があるため、保護者が職員に子育ての相談なども気軽にできる環境の施設です。奈良県の児童発達支援事業所をもっとみる岡山県児童発達支援事業所Upload By 発達ナビ施設情報アートチャイルドケアSEDスクール岡山豊成では、『生活リズムの調整(眠育)』と『感覚・運動リズムの調整(感覚調整)』を土台作りとして、お子さん一人ひとりに合ったプログラムを実施しています。この施設は、親子で通える環境で、療育後に保護者との15分の『振り返り』の時間があります。また応用力を育むための支援として『個別の関わり』では、子ども一人ひとりの個性を把握し、それぞれのお子さんに応じた自信を育み意欲を育てるプログラムを提供、『グループの関わり』では、年齢・発達に応じて、最大6名のグループを組み、子ども同士の関わりをもつ場を提供することを大切にしている施設です。岡山県の児童発達支援事業所をもっとみる福岡県放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報放課後等デイサービスエイドケアカレッジ姪浜校は、中高生〜高校生を対象とした「就労準備型放課後等デイサービス」です。学校では補いきれない就労の現場を意識した「実践的トレーニング」を実施。例えば他者とのコミュニケーションやビジネスマナー、PC スキル、軽作業など「働くため」に必要なスキルや知識を総合的に身に付けることができるようなプログラムや、高校卒業資格取得のために通信高校と連携したプログラムも行っています。全国的にもまだ数少ない「将来の進学・就職に向けたサポート」をする施設です。Upload By 発達ナビ施設情報放課後等デイサービス ツバサプラスは主に中学生・高校生を対象とし、早くから就労に意識を向けていくことでスムーズな社会生活への移行を実現することを目的とした就労準備型の放課後等デイサービスです。こちらの施設では、小学校教諭・保育士・幼稚園教諭など社会経験豊富なスタッフが揃っており、さまざまな分野での就労の夢が広がるような支援を行っています。VRを使ったSSTやパソコン操作、プログラミング、マナートレーニング、お金の管理の仕方、就労体験など、社会で必要なスキルを実践型で習得出来るように支援を行う施設です。福岡県の放課後等デイサービスをもっとみる大分県児童発達支援事業所Upload By 発達ナビ施設情報ウォルトは令和3年10月に開設予定の運動学習特化型の施設です。「明るく未来への希望あふれるデイにしていきたい!」という想いを持ったスタッフが、10月の開設に向けて準備を始めています。学習プログラムを多めに組み入れることで右脳と左脳をバランスよく使い、運動を取り入れることで脳と運動による身体への刺激を促す支援を行います。現在内装工事中のため完成後から見学がスタート。見学を希望する方は、施設に直接お問い合わせください。大分県の児童発達支援事業所をもっとみる「もっと施設の情報を詳しく知りたい!」「見学をしてみたい!」と思ったら、WEBからもお問い合わせが可能です。施設情報ページでは、掲載されている施設の情報を地域ごとに検索して見ることができますよ。
2021年08月26日お役立ち情報がたくさん!オンラインサマーフェスタのアーカイブ配信は8/15(日)まで!「オンラインサマーフェスタ2021」では、発達が気になるお子さまの成長を応援する企業のみなさまに協賛をいただき、セミナーやワークショップをお届けいたしました。合計4,000名を超える方にご登録をいただき、育児や療育についての情報提供、普段の暮らしをより豊かにする商品・サービスのご紹介を行いました。当日は、参加者のみなさまにもチャットにご質問をご投稿いただくなど、非常に盛り上がりました。「当日予定があり、見ることができない」「見逃してしまったセミナーを見たい」との声をいただきましたので、アーカイブ配信は8月15日まで実施しております。アーカイブ配信視聴ページでは、お得なクーポンやプレゼント企画など、サマーフェスタだけの限定特典もご案内しておりますのでお見逃しなく!ご興味がある方はぜひ下記のボタンから視聴登録を行い、アーカイブ配信をお楽しみください。Upload By 発達ナビ編集部アーカイブ配信中のセミナーを一挙ご紹介!1つでもご興味があるものがございましたら、ぜひお申し込みください。Upload By 発達ナビ編集部星みつる式家庭療育DVDは、視覚優位の特性を研究し、「見て覚える」をコンセプトに、お子さんに取り組みやすく、ご家族の負担が少なくなるよう開発された教材です。本セミナーでは、約7,000人の臨床経験をもつ、星みつる式の顧問の発達障害専門カウンセラー水沢ありさが、このようなお悩みを取り上げながら、お子さまの行動の背景・意味を解説。独り遊びが目立つ、他害がある、HSPの傾向がある、目を合わせない…どうして?どうしたらいい?そのようなお悩みにお答えしながら、家庭でのSST・言語訓練の取り組み方、療育教材の効果的な使い方、星みつる式でお子さまにどのような成果が表れたのかをご紹介していきます。自身が発達障害・HSP・学習障害の当事者でもある、水沢ありさの目線からのさまざまな体験談や子どもたちの行動の解説は、『子どものことがよくわかった』と親御さんから大評判です。みなさまの家庭療育にきっと役立つお話があると思いますので、ぜひアーカイブ動画にてご覧ください。Upload By 発達ナビ編集部Upload By 発達ナビ編集部「すらら」は家庭学習サービスとして2017年頃から本格的に活動を始め、延べ8,000人以上の発達障害のある児童が受講、2021年現在、受講者の6割以上が発達障害のあるお子さまや不登校のお子さまです。3月に開催された「オンラインまなびフェスタ2021」では、学習サポーター「すららコーチ」の先生をお招きして、ご家庭での向き合い方についてお話しました。内容については好評を博したものの、事後アンケートでは「すらら」そのものの説明をもっと聞きたいというお声を頂戴いたしました。今回はその声にお応えすべく「すらら」が他の教材と何が違い、なぜ発達障害のあるお子さまの利用者が多いのか、上手くいった事例、上手くいかなかった事例も交え、お話いたします。「すらら」の内容を深く知りたい方はぜひアーカイブ動画をご覧ください!Upload By 発達ナビ編集部Upload By 発達ナビ編集部本セミナーは「子どもに合った学習支援策を見つけられていない方」におすすめです。家庭学習教材「すらら」では発達障害のあるお子さまの特性を正確に把握するため、認知検査「KABC-Ⅱ」も手掛けています。WISC-Ⅳは認知能力を検査しますが、「KABC-Ⅱ」は、学力も検査します。また、学習課題ランキングの常連「読み・書き」において注目したい「眼球運動」。前半はKABC-Ⅱの説明を、後半は検眼士の北出勝也先生をお招きし、視覚機能検査やビジョントレーニングの世界観をご紹介しました。北出先生に向けたご質問もアーカイブ動画では配信されています。夏休みを利用して、お子さまの得意/不得意を見つけてみませんか?Upload By 発達ナビ編集部Upload By 発達ナビ編集部アネビーは、「発達障害」を「感覚の障害」ととらえ、遊具の力で発達支援に取り組む遊具メーカーです。人間には、よく知られた「五感」の他にも20種類以上の感覚があります。アネビーは、その中でも将来の学習や社会性の基盤になる大切な5つの感覚を「新五感」と呼んでいます。「危険なところに登る」「遊具を上手に使えない」「こだわりが強い」などの「あるある」行動は、お子さまの感覚の発達が関係しているのかも…?本セミナーでは、新五感に働きかける身近な遊具の力やおすすめの遊び方を紹介しました。当日の質疑応答の様子も含めてアーカイブに配信されておりますので、ぜひご覧ください!Upload By 発達ナビ編集部Upload By 発達ナビ編集部コンセプトは『つくって、あそんで、ひらめいて。』「toio™(トイオ)」は、身近なブロックや工作などさまざまなものを取り付けて自由にあそんだり、ご⾃宅で楽しめるプログラミング教材としてもご利用いただけます。まずは見よう見まねからはじめ、次第に自分で手を動かして夢中になるうちに、創意工夫が自然に生まれる。そんな体験が詰まっています。本セミナーでは製品紹介に加え、発達が気になるお子さまや発達障害のある児童向けに実際に「toio」をご活用頂いている「くらしのまなび舎 Olea」や「放課後等デイサービス ウィズ・ユー」の方にもご登場いただき、「toio」ご利用のきっかけやその効果などを、実例をもとにご紹介しました。【こんな方におすすめです】✔お子さまがブロックやゲームで遊ぶのが大好きな方✔お子さまがプログラミングに親しむきっかけをお探しの方✔お子さまの創造力を育みたい方当日は使い方などについての質疑応答の様子もアーカイブ配信されていますので、ぜひご覧ください。Upload By 発達ナビ編集部Upload By 発達ナビ編集部家庭学習教材「月刊ポピー」は創刊以来50年近く、全国のご家庭の家庭教育・家庭学習をサポートしてきました。ポピーにて、会員さまの家庭教育・家庭学習に関するお悩みにお答えされている、元小学校の校長先生がセミナーに登壇。例えば以下のようなご質問にお応えします。夏休みの宿題(自由研究・読書感想文・ドリル編):自由研究や読書感想文ってなかなかはかどらないですよね。子どもに「やりなさい」といっても、「どうしたらいいかわからない」となかなかやりません。 また、ドリルもなかなか取り組む気配がありません。親が手伝ってもいいのですか?夏休みの生活編:子どもが夜遅くまで起きていて朝はなかなかおきません。親としてイライラします。どうしたらいいですか?夏休みの学習編:ドリルの宿題がたまってしまいます 。宿題だけでなく、普段の家庭学習も、なかなか習慣化できません。2学期に苦手を持ち越さないために1学期の復習もさせたいです。どうしたら効率的に取り組めますか?当日は、その場で質疑応答も実施。ご興味ある方は、ぜひアーカイブ配信をご覧ください。Upload By 発達ナビ編集部Upload By 発達ナビ編集部ぜんち共済は、知的障害・発達障害・ダウン症・てんかんなど障害のある方向けの保険を取り扱う専門保険会社で、前身の全国知的障害者共済会から20年の歴史があります。ぜんちのあんしん保険は、障害のある方特有のパニック事故、トラブルに巻き込まれたときの弁護士費用、ご病気での入院、おケガでの入通院等を保障する総合保険で、5万人以上の方にご契約いただいております。今回は、「誰に聞けばいいのか?」「何から始めればいいんだろうか?」と悩みがちな「性教育」について、みなさまから事前にお寄せ頂いた具体的な「性に関するお悩み」を元にして、斎藤先生より、さまざまな角度から必要な情報提供をしたいと考えております。正解を求めるのではなく、まずは情報を共有して、みなさん個人個人があるべき姿を見つけられるように、より添っていきたいと思います。【講師】斎藤利之(一般社団法人全日本知的障がい者スポーツ協会 会長/公益社団法人日本発達障害連盟 理事 保護司)Upload By 発達ナビ編集部Upload By 発達ナビ編集部机に向かうのが苦手なお子様や、教科書やトレーニングブックが苦手なお子様でも、Nintendo Switchなら楽しく「読み」のトレーニングができる!『読むトレGO!』は、ディスレクシア、読み書き障害、学習障害などの「読むこと」に困難を抱える子どもたちに向け、発達障害分野でご活躍の、医学博士の平岩幹男先生の監修のもとで開発したNintendo Switch用のトレーニングゲームです。当セミナーでは、『読むトレGO!』のご説明とともに、実際にご利用されたお子様の事例をご紹介いたします。「うちの子でも使えるの?」と心配されている方のご参考になると思います。また、監修の平岩幹男先生にもご登壇いただき、当日みなさまからのご質問にお答えいたしました。「読むこと」へのお困りについての質疑応答の内容も含まれておりますので、ご興味ある方はぜひアーカイブ配信をご覧ください。Upload By 発達ナビ編集部専門家セミナーも配信中!井上先生・三木先生・田中先生のお話をぜひご覧ください!Upload By 発達ナビ編集部鳥取大学大学院教授で臨床心理士の井上先生と、児童精神科医の三木先生によるトークライブが配信されました!夏休みの宿題やゲームとの付き合い方、新学期明けの登校渋りなど、夏休み前に知っておきたいトピックを中心に、「発達が気になる子の子育て」にまつわるお悩みや不安などをQ&A形式で井上先生と三木先生にお話しいただきました。臨床心理士の井上先生、児童精神科医の三木先生、保護者のみなさまそれぞれの視点でさまざまな子育てのお悩みについて一緒に考えた1時間。ぜひご覧ください!井上雅彦先生鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 / 公認心理師 / 臨床心理士/専門行動療法士 / 自閉症支援士エキスパート / LITALICO研究所 客員研究員応用行動分析学をベースにエビデンスに基づく臨床心理学を目指し活動。対象は主に自閉症や発達障害のある人たちとその家族で、支援のためのさまざまなプログラムを開発している。三木崇弘先生フリーランス児童精神科医/スクールカウンセラー兵庫県姫路市出身。愛媛大学医学部卒・東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科博士課程修了。早稲田大学大学院経営管理研究科修士課程在学中。 愛媛県内の病院で小児科後期研修を終え、国立成育医療研究センターこころの診療部で児童精神科医として6年間勤務。子どもの暮らしを医療以外の側面からも見つめる重要性を実感し、病院を退職。 2019年4月よりフリーランス。“問題のある子”に関わる各機関(クリニック、公立小中学校スクールカウンセラー、児童相談所、児童養護施設、保健所など)での現場体験を重視し、医療・教育・福祉・行政の各分野で臨床活動をしている。Upload By 発達ナビ編集部もう一つの特別講演は精神科医 田中康雄先生に、夏休み前に知っておきたい内容をセミナー形式でお話しいただきました!夏休みは、1学期の学校生活での疲れが出たり、生活リズムが乱れやすくなったり、家の中のきょうだいトラブルも多くなったりと、お子さまの困りごとも増えがちな時期。保護者側も、家事や育児、宿題のサポートが増え、疲れがピークに…。そうしたスパイラルにおちいりがちな夏休みのおうち時間の過ごし方のポイントや、ご家族のレスパイトのためにも活用したい社会資源についてなど、コロナ禍の現状も踏まえて、精神科医の田中康雄先生からお話しいただきます。当日は視聴者のみなさまからの質疑応答も実施いたしました。ぜひご覧ください!田中康雄先生北海道大学名誉教授/医療法人社団倭会 こころとそだちのクリニック むすびめ 院長発達障害の特性を持つ子どもとその家族、関係者と、つながり合い、支え合い、認め合うことを大切にした治療・支援で多くの人から支持されている。アーカイブ視聴は8/15(日)まで!ここまで、多岐にわたるセミナーをご紹介させていただきました。これらのセミナー動画のアーカイブ視聴の期限は8/15(日)までとなっております。一度登録いただくと、全ての動画が無料でご覧いただけますので、ご興味ある方はぜひご覧ください。まだまだ折り返し地点の夏休み。オンラインサマーフェスタを通して、多くのご家族にとって、夏休みの過ごし方のヒントになるような情報をお伝えできましたらとても嬉しいです。それでは、充実した夏休みをお過ごしください。
2021年08月13日個別の教育支援計画ってなに?個別の教育支援計画とは、障害のある子どもに対して関係機関と連携し、切れ目のない教育支援を継続して実施するために学校が中心となり作成される個別の計画です。個別の教育支援計画では、子ども本人や保護者の現在の困りごとや願い、将来に向けた希望、教育上必要な合理的配慮などについて、学校のみでなく、家庭、 医療、福祉などが共通理解を図り、それぞれの場における支援目標や内容と関連づけながら計画に記載をします。「平成15年度から実施された障害者基本計画 においては、教育、医療、福祉、労働等の関係機関が連携・協力を図り、障害のある児童の生涯にわたる継続的な支援体制を整え,それぞれの年代における児童の望ましい成長を促すため、個別の支援計画を作成することが示された。この個別の支援計画のうち、幼児児童生徒に対して、教育機関が中心となって作成するものを、個別の教育支援計画という」(小学校学習指導要領(平成29年告示)開設総則編より引用)個別の教育支援計画の対象者は誰?現在、通級による指導を受けている子ども、特別支援学級や特別支援学校に在籍している子どもについては作成が義務付けられています。通常の学級に在籍している子どもについても、作成することが推奨されています。このことについて、平成29年及び平成30年に改訂された小中学校や高等学校の学習指導要領では、次のように示されています。「今回の改訂では、特別支援学級に在籍する児童や通級による指導を受ける児童に対する二つの計画の作成と活用について、これまでの実績を踏まえ、全員について作成することとした。また、通常の学級においては障害のある児童などが在籍している。このため、通級による指導を受けていない障害のある児童などの指導に当たっては、個別の教育支援計画及び個別の指導計画を作成し、活用に努めることとした」(小学校学習指導要領(平成29年告示)解説総則編より引用)参考:小学校学習指導要領(平成29年告示)解説総則編 | 文部科学省なぜ個別の教育支援計画が必要なの?障害のある子どもの生活の場は学校のみでなく、家庭や地域があります。例えば放課後等デイサービスなどの福祉施設、さらに、医療による支援を受けている場合もあります。個別の教育支援計画を作成することで、それぞれがバラバラの支援をするのではなく、生活場面全体を視野にいれた包括的かつ一貫した教育支援を実施することが必要です。作成の際には、現在の困りごとや制約のみに焦点を当てるのではなく、例えば3年後どうありたいか、何ができるようになっていたいか、など長期的な視点を持つことで、 子ども本人、ご家庭、 学校、各種関係機関で目指す方向性を共通理解することができます。また、個別の教育支援計画を進学時・進級時に引き継ぐことで、切れ目のない教育支援を実施するために活用していくことが大切です。なお、個別の教育支援計画の作成にあたっては、多くの関係者が関与することから、保護者の同意を事前に得るなど個人情報の適切な取扱いに十分留意した上で、情報共有をすることが必要とされています。個別の指導計画との違いは?通級による指導を受けている子どもや特別支援学級に在籍している子どもについては、個別の教育支援計画と共に、個別の指導計画の作成も義務付けられています。個別の指導計画とは、子ども一人ひとりの実態に応じて、きめ細やかに各教科等でどのような目標に基づきどのような指導をするか、またどのように教えるか、などを記載している計画です。個別の教育支援計画は関係機関と連携を図り、長期的な視点を持ちながら作成しますが、個別の指導計画は、子どもが在籍している学級の教育課程に基づいて、1年ごと、1学期ごとの学校における学びを具体的に記述する計画です。個別の教育支援計画の項目令和3年に文部科学省から「個別の教育支援計画の参考様式について」各自治体に通知が出されました。本通知においては、統合型校務支援システムなどのICTを活用して、学校内外で必要に応じて個別の教育支援計画のデータを蓄積や共有ができる仕組みの必要性を踏まえ、個別の教育支援計画の参考様式を示しました。Upload By 野口あきな参考:参考資料(「障害のある子供の教育支援の手引」関係) p.422 p.424-425個別の教育支援計画作成のポイント1.本人、保護者と共に本人を中心とした計画を作る計画は学校が中心となり作成するものの、計画の主体者は子ども本人と保護者です。そのため、子どもや保護者の願いや困りなどを置いてきぼりにした計画にならないことが大切です。子どものわかる方法でご本人のニーズを聞き、計画に反映しましょう。例えば言葉でのやりとりが難しい場合は、絵や写真、選択肢などを活用することで、子ども本人の希望を聞くことができます。2.関係機関と連携し作成・共有する平成30年に、家庭・教育・福祉の連携を推進する「トライアングルプロジェクト」の報告がなされました。このプロジェクトにおいて、学校と放課後等デイサービスが連携する方法の一つとして、個別の教育支援計画を通して連携をすることが明記されました。Upload By 野口あきな放課後等デイサービスなどの関係機関における支援内容を確認し、学校での支援内容についても共有をすることで、連携や役割分担をしながら、一貫した教育支援をすることができます。前述の通り、情報共有の際はご本人・保護者に希望を尋ねた上で連携をする必要があります。3.合理的配慮について記載する2016年に施行された障害者差別解消法において、合理的配慮を提供することが義務付けられました。教育における合理的配慮とは、学校で過ごしたり学んだりする上での困難さがある場合に必要な個別の配慮や調整することを指します。子ども本人が学校生活を送る上でどのような配慮や調整があったらより過ごしやすく、学びやすくなるかについて子ども及び保護者と話し合い、合意した合理的配慮の内容を個別の教育支援計画に記載しておきましょう。合理的配慮は障害のある人の権利として、学校のみでなく、受験時や就労時にも使える制度です。特に受験の際などは、これまでにどのような配慮を学校で受けてきたか?が根拠となり、そのような根拠がない場合は配慮を受けることが難しい場合もあります。そのため、個別の教育支援計画において、どのような合理的配慮を現在受けているか、を記載し引継ぎをすることが大切です。4.定期的に見直して更新する個別の教育支援計画は1回作って終わりではなく、定期的に見直すことが大切です。1年に1回は変更点がないか見直すことをお勧めします。例えば子どもの状況が変わったり、支援機関が変わったりすることがあります。その場合は修正を加えることで更新をしましょう。5.進学先に引き継ぐ障害のある子どもや保護者は、学級や学校が変わるとまた0から情報共有をしなければならないことが負担になっていることがあります。過去の支援内容に関する記録がないために、これまで受けてきた支援が継続して受けられない場合もあります。切れ目のない支援のためにも、本人及び保護者の意向を尋ねた上で、進級先・進学先に計画を引き継ぐことが望ましいとされています。おわりに本記事では個別の教育支援計画の定義やどのような内容が含まれていることが望ましいかについて書きました。子どもを中心とした一貫した支援のために、個別の教育支援計画を活用してみてください。執筆/野口あきな
2021年08月06日言葉にできない悩みが盛りだくさん!児童精神科医 三木崇弘先生にお聞きしましたUpload By 丸山さとこ今回は、医療や学校の現場で多くの子どもや保護者の方々と関わっていらっしゃる、児童精神科医・スクールカウンセラーの三木崇弘先生にいろいろとお聞きしました。息子のコウと同じく私自身もASD・ADHDであり、悩みはあるものの「言葉にできない!」と困ることも多く…。アワアワしながらあいまいなことを言う私の話を聞いてくださった三木先生に、「スミマセン上手く言えなくて…私の話、伝わっていますか?」と聞いてみると、「7割くらいは伝わっていると思います」とのお答え。頼もしい…!コウとの生活の中で『問題があること』は突きつけられつつ『解決の見通し』が立たない状況に焦ることも多いです。問題は今現在起きていることに限りません。スクールカウンセリングや個人懇談などの話し合いの場で”今後悪い事態が起こる可能性は高い”ことは提示されつつも、『いざ悪いことが起きたときに』どうすればよいのかは分からないこともしばしばあります。Upload By 丸山さとこ現在の困りごとに対する具体的な対策も知りたいし、それが目標時点までに解決しなかったときにどのような選択肢がありうるのかも知りたい。そんな私の質問に、先生は「能力獲得ができるタイミングにはばらつきがあって、特に僕が関わっているような子たちは生活年齢で求められてもできない・難しいことが結構あります。そうすると、そこは学校ともどう対応するか相談しなくてはいけません」と、具体的に何をどう話していけばよいのか詳しく話してくださいました。学校にサポートをお願いするとき心がけたい大事なこと三木先生:例えば「5年生だからこれくらいできて欲しい」という話になったときに、「でも、それ相応のことが達成できる・理解できる準備ができてない(中身が育っていない)」ということもあります。その場合はトライさせてみたところでおそらくできないし、ただ失敗体験を積むだけで学びにならないことも多いです。なので、そこはまだ大人がサポートしよう…という考え方があってもいいと思います。ただ、そうなったときにサポートのための生活上の手間を大人が引き取るというのを、親だけではなく周りの大人も納得してやっていくことが必要になります。その現在位置ですよね、『今まだできない』『そろそろできそう』などの現在時点の状況についての把握と、『何年後にはどうなっていそうか』という予想について話していく必要があります。Upload By 丸山さとこ三木先生:(例えば、現在の息子の状況のように)「中学校に入るからできるようにならなければ困る」というのは確かに正しくて、それはなぜかと言うと「中学に入るとよりサポートがなくなるだろう」と予想されるからです。「でも今のやり方のままだと中学に入ってからも引き続きサポートがいるよね」となったときに、『じゃあそのサポートを獲得できる見通しがあるのかないのか、なければ親がどこまでやれる余裕がありそうか…』みたいなところを考えていく必要があるかもしれません。でも学校の先生側としたら『それ実際困りますよ』みたいな話になると思うので…。丸山さとこ(以下、――)私の今の現状としては、・中学以降は学校側の負担をお願いするのはやはり難しいだろうと思うので、基本的には先生に声掛けをお願いするというよりは『全教科置き勉させていただく』ような方向でいきたいと考えている。・現在は「忘れ物をしているのかしていないのか曖昧な状態をハッキリさせることでフィードバックがもっと明確になるとありがたい」ことを学校と相談しつつ、連絡帳のチェックや忘れ物の連絡をお願いしている。という状況です。三木先生:今の話はすごく大事です。学校側も納得できないことに取り組むのは大変なので、プロセスを通じて…やってみて「あぁやっぱりそうなんだな」と感じてもらうという段取りを踏んでから、やってほしいことを再度お願いするということが重要です。Upload By 丸山さとこ改めて考えてみれば、「説明し、納得してもらい、できる範囲から実行をお願いする」という手順は息子のコウ相手であれば普段していることです。もし「大人なのだから、一緒に子どもを育て教育する立場なのだから、必要性を理解して協力するのは当然でしょ!?」という考えが根底にあるとすれば、それは私自身が一番困る「もうコウ君は〇年生ですから」「もうじき中学生ですよね?これはできるようにならないと…」などの言葉と同じことを先生方に強要しているわけで…!『コミュニケーションの基本は、相手が誰であっても同じなのかもしれない』と、改めて初心にかえるような気持ちになりました。失敗は”撒いておいた種”を育てる栄養…なのかも?また、今後もし『担任の先生にどうお伝えしても全く話が嚙み合わない』ということがあればという仮定の上で「学年主任だったり、養護教諭、スクールカウンセラー、管理職などを巻き込みながら相談していくといいかもしれないですね」とのアドバイスもしてくださったので、上手くいかないケースとしてありがちなことについてもお聞きしました。連絡帳を書き忘れては「覚えてるから大丈夫!」と切り抜けている間に書く習慣が消えてしまったり、”宿題を必ず出すものと学ぶ”ために朝の読書タイムをあてられていたのに「朝やれば家でノンビリできるな!」と宿題をやらなくなったりと、視野が狭いがゆえの浅知恵で面倒なことを避けようとするコウ。Upload By 丸山さとこ――特に2~5年生にかけては思い込みからの誤学習も起きやすかったため、私も夫も(そして先生方も)しょっちゅうコウに手を焼いていました。学校も”連絡帳をチェックする”などいろいろな対応をしてくださっているのですが、どうしても最初は『もう高学年だから』などの理由で、自主性を育てるべく様子見となりがちで…。一回ダメなパターンに陥ったりグズグズになったりすると、そこから立て直すのはすごい大変で…場合によっては1年2年かかることもあるし、カバーしきれないこともあります。学校というシステム上、困ってからの対応になりがちなのは仕方のないことだと思っているので、『家庭からできること』を知りたいです。という私の相談に、三木先生は鋭くも現実的なアドバイスをくださいました。三木先生:それ結構難しいなと思っていて…どちらかと言うと、そういうトラブルが発生することをプランの中にある程度「確率的なリスク」として織り込んでおくみたいな方が、現実的かなという気がするんですよね。――そうですね。三木先生:で、どちらかというとその予備力をおいておくとか、そこの手間を『諦める』という方がいいかな~と…やっぱ転んだときってエネルギーとリソースがとられるので、そこに対しての準備か覚悟をしておく。準備っていうのは『親が余力をもって暮らしておく』ということだし、覚悟っていうのは『余力がないけど、起きたらもうしょうがないと腹を括る』みたいな。――なるほど…。『準備か覚悟をしておく』という三木先生の言葉が胸に沁みました。Upload By 丸山さとこ本当にそれだな…『親が余力をもって暮らしておく』っていう準備が理想だけれど、実際余力がないときはあるし、そのときに親が用意できるものって言ったら『起きたらもうしょうがないと腹を括る覚悟』だろうな…。と、しみじみ頷く丸山でした。追い詰められてからの覚悟ではなく『事前の心構えとしての覚悟』をすることで、少しでも『余力』を生み出せるようになったらいいなと思いました。――中学年で子どもが調子を崩して荒れたときから私もそう考えているところがありました。『絶対にそういうことは起こる』覚悟を決めた上で『あとで修正が効くように種を撒いておく』ことも含めた対処をするように方向性を切り替えました。三木先生:そうですね、これから年齢が上がっていくと、物事の因果関係とかもっと分かるようになると思うんで…。Upload By 丸山さとこ三木先生:その「撒いておいた種」がより生きてくるというか、狭い範囲しか見えてない…あるいは深みがなく物事を捉えていた小さいころって、昔やったことと今の関係とか、最近の出来事の因果ってあまり分からないままだと思うんですけど、長期スパンで物を見れるようになってくると「そもそもこういうことでやってきてて、こんな出来事があって、今こうなった」という全体の流れと、そこからどうやってリカバーしたかみたいなことが、ある程度ひとかたまりで見れるようになってくると思うんですよね。で、そうすると、失敗する価値が昔よりは高くなってるはずです。これから人生が先に何十年とある中で、失敗がゼロということはないわけで…失敗したときにどうリカバーしたかとか、「この大きい失敗はそもそも何があって起きてしまったか」みたいな検証をできるチャンスとも言えるんじゃないでしょうか。Upload By 丸山さとこ『失敗&リカバーというものを織り込んでいくことが大切なのだ』という三木先生の言葉は、先行きが見えずにジワジワと焦っていた私の心を大分落ち着けてくれました。『どっちに向かって私は進みたいの!?』と混乱する日々の中で…目の前のことに追われて対応しているだけになりがちな現状に対して、私は心の片隅で『ロングスパンでの視座や方針というものをどのようにもっていったら良いのか』という悩みを長い間抱えていました。私は、方針というものが実際の行動に与える影響は大きい部分があると考えています。例えば、二次障害を防ぐというロングスパンの視座で見ると、今ある問題に対して『これがなくなればいい・解決すればいい』ではなく『時間はかかるけれどこういう風にアプローチしていこうか』となります。そんな私にとって方針が見えないということは『将来のことが不安だな~』という気持ちだけの問題ではなく、『現在の対応をどうしていいか分からない』ということに直結する死活問題だったのです。Upload By 丸山さとこ「先の心配より今ある問題に集中しましょう」という意見はもっともです。それに対しては頷ける一方で、「その”今ある問題”に集中して対応するために指針が欲しいんだよ~!」という私の心の中の叫びは上手く言語化することができずにいました。そんな私にとって、三木先生の『失敗&リカバー』に対する捉え方は長く続く今後の指針たりうるものでした。長年の悩みが言語化できたことも含めてすごく救いになりつつ癒されましたし、親子共々『失敗がめっちゃ多い毎日』になりがちなので、失敗そのものを『失敗とリカバーのための学習の機会』と捉えることでストレスを減らせそうなのも大変ありがたいなと感じました。Upload By 丸山さとこまた、三木先生へのインタビューにて「自分で学習していき、発展していく力」と、その鍵となる「問いを立てる」ということについてもお聞きしたので、そちらも別の記事にて描いていきたいと思います。執筆/丸山さとこ
2021年08月05日発達障害がある子の中学卒業後の進路の選択肢わが子の発達状況や特性に合った進学先を選ぶには、まずどのような高校があるのか、それぞれどのような特徴があるのかを知っておく必要があります。ここでは、発達障害グレーゾーン~軽度知的障害があり中学校で特別支援学級を選んだ場合、進学先としてどのような選択肢があるのか、それぞれの高校の特徴などを紹介します。学校選びの際に留意したいのが「大学受験資格」が得られるのかと言うことです。障害者枠での就労の場合は、大学受験資格については考慮する必要はないかもしれませんが、大学進学を検討している場合は考慮する必要があるためです。(また、高等専修学校や特別支援学校卒業後、一般枠での就職を希望する場合、学校卒業時に「高卒」とみなされるのかについては雇用主の判断となりますので、就業の際に確認が必要です)【卒業後高卒認定される学校】高卒認定とは、その名の通り『高校を卒業した』という認定です。・普通科高校(公立・私立)・専門高校(実業高校)・単位制高校・定時制高校・通信制高校・チャレンジスクール(4年制)これらの学校は卒業と同時に高卒認定が与えられます。【卒業後高卒に準ずると認定される学校】卒業時に高卒認定に準ずるとみなされる「大学受験資格」を得ることができる学校もあります。・高等専修学校文部科学大臣が指定する課程を修了した場合、高等学校卒業者と同様に大学入学資格が与えられ、その他の進学についても高等学校卒業者と同等に扱われます。学科により、専修学校の高等課程には1年制~5年制までさまざまなコースがあります。調理学校などは1年制が多く、准看護は2年、理美容学校などは2年以上、そのほかの学校については3年制が多くなっています。高等課程の3年制を卒業すれば専門課程(専門学校)に入学することもできます。大学や短期大学へ進学も大学入学資格付与の指定を受けている学校を卒業すれば可能です。高等専修学校とは?文部科学大臣指定専修学校高等課程一覧(平成30年3月28日現在)・特別支援学校高等専修学校は卒業と同時に大学入学資格が与えられますが、特別支援学校についてはさまざまな学校や科があり、制度上は特別支援学校卒業で大学受験資格は得られますが、大学側が定めた科目の単位を取得していないと受験自体ができない場合もあります。特に知的の特別支援学校については入学前に確認が必要です。【短大卒に準ずる資格を取得できる学校】・高等専門学校卒業後「準学士」の学術称号と、高専の専攻科や大学への編入資格が得られます。大学・短期大学、高等専門学校、専門学校の制度の比較国立高等専門学校の学校制度上の特色Upload By 発達障害のキホン大学入学資格を得るためには以下の条件のいずれかが必要となります。①高等学校又は中等教育学校を卒業②特別支援学校の高等部又は高等専門学校の3年次を修了※特別支援学校については大学入学資格は得られますが、大学側が定めた科目の単位を取得していないと受験自体ができない場合があるので入学前に確認が必要です。③指定された専修学校の高等課程を修了④高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)での合格大学入学資格について文部科学大臣指定専修学校高等課程一覧(平成30年3月28日現在)制度上は特別支援学校卒業で大学入学資格は得られます。しかし、特に知的障害高等特別支援学校、知的障害特別支援学校高等部の場合は自立活動なども多いため、志望する大学側が定めた科目の単位を取得していないと受験自体ができない場合があります。したがって、入学時点から大学進学に合わせた教育課程を個別に編成してもらえるかどうかを学校側と話し合っておく必要があります。卒業後進学を考えている場合は入学前に事前に卒業までに取得できる単位数などの確認をしておく必要があります。学習指導要領「生きる力」知的障害高等特別支援学校とは、知的障害の生徒を対象に、高等部のみ設置している学校です。職業技術科や職業学科、産業科などさまざまな科に分かれ、職業生活に必要な能力や技術を高めるために実践的なカリキュラムを行っており、知的障害特別支援学校高等部よりも就職に特化した学校となります。就職率が高い、就職先とのミスマッチが少ない、学校と企業とのパイプがあるなどのメリットがあります。学費は、公立の場合は公立普通科高校と同じ、私立はその学校のカリキュラムや校舎などの施設によります。卒業と同時に大学入学資格を取得できますが、上記にもある通り、就業にむけた実践的なカリキュラムのため、大学側が定めた科目の単位を取得していない場合があります。大学進学を希望している場合には入学時点から教育課程を個別に編成してもらえるかどうかを学校側に相談しておきましょう。【卒業時に取得】・大学入学資格:〇(大学側が定めた科目の単位を取得していないと受験自体ができない場合があるので注意が必要)平成30年度新特別支援学校高等部学習指導要領等説明会における文部科学省説明資料(3/3)知的障害特別支援学校高等部とは、小学部から高等部まである、いわゆる小中高一貫特別支援学校の高等部です。知的障害高等特別支援学校と同様に卒業すれば大学入学資格を取得できますが、大学受験を希望している場合には高等部入学時点から大学進学に合わせた教育課程を個別に編成してもらえるかどうかを学校側に相談が必要です。一貫校となっていますが、多くの学校が中学部、高等部からの入学も可能です。【卒業時に取得】・大学入学資格:〇(大学側が定めた科目の単位を取得していないと受験自体ができない場合があるので注意が必要)平成30年度新特別支援学校高等部学習指導要領等説明会における文部科学省説明資料(3/3)病弱特別支援学校高等部とは、慢性疾患などで、義務教育終了後も医療・生活上の規制を必要とする生徒、または高校入学後の発病や病状の悪化により学校生活への制約を余儀なくされた生徒が通える、医療や生活管理体制の整った高校です。適切な学習集団を確保する観点からも、近隣の高校と連携を図りながら、校内外でさまざまな学習を行うのが特徴です。療育手帳が取得できない知的レベルの生徒でも、普通科高校では必要な配慮が受けられず通えない場合の選択肢となる学校といえます。卒業すれば大学入学資格を得ることができます。【卒業時に取得】・大学入学資格:〇病弱・身体虚弱教育:文部科学省普通科高校(公立・私立)とは、いわゆる全日制あるいは定時制の高等学校のことです。平成30年度から言語障害、自閉症、学習障害、ADHD、弱視や難聴などの障害のある生徒に対し、通級による指導が制度化されました。しかし、47都道府県の中でも実施校に大きなばらつきがあり、東京都立高校は2021年から導入されています。また、支援体制が不十分な場合もあるため、過去の特別支援学級からの入学歴の有無を確認したり、個別相談を受ける、通っている人の話を聞くなど、学校の支援体制がわが子に適したものであるかを事前に調べる必要があります。学費は、公立は卒業までに約50万円、私立の多くは公立の倍以上はかかります。卒業と同時に高校卒業資格が取得できます。【卒業時に取得】・高卒認定:〇・大学受験資格:〇高等学校における通級による指導の制度化及び充実方策について(報告)概要専門高校・実業高等学校は、農業、工業、商業、水産、家庭、看護、情報、福祉など職業教育を主とする学科を設置する高等学校です。各分野に特化した専門的なスキルが学べるので、普通科高校に比べ就職率が高いのがポイントです。学費などは普通科高校とほぼ同様ですが、実習などで使う専門の道具などは別途購入が必要となってきます。平成30年より高等学校においても通級の制度化が始まり、専門学校も同様となりました。しかし、普通科高校と同様に実施にばらつきがある、専門教科・科目については必修科目となるので学校の支援体制、実習内容などに苦手な項目がないか、苦手な項目により必修単位が取得できないことはないか、などは事前に調べておく必要があります。【卒業時に取得】・高卒認定:〇・大学受験資格:〇専門高校の現状(専門高校に関する諸データ)専門高校紹介高等学校における通級による指導の導入について単位制高校とは、学年による教育課程の区分を設けず、決められた単位(74単位)を取得し、単位認定試験とスクーリング(ある程度決められた日数学校に通えばいい)で高卒資格が得られる高等学校のことです。昭和63年度から定時制・通信制課程で導入され、平成5年度からは全日制課程でも設置が可能となりました。必修科目にとらわれず、自由に単位を選べるのが特徴です。学費は、公立・私立で大幅に変わってきます。【卒業時に取得】・高卒認定:〇・大学受験資格:〇就労などを理由に全日制高校に通うことができない人の教育の受け皿として始まった高校ですが、不登校や特別な支援を必要とする生徒、睡眠障害など心身に何らかの問題を抱える生徒も多く通っています。毎日登校するという点は全日制高校と同じですが、登校時間帯を・夜間定時制・昼間二部制…昼食を挟み、朝と昼の時間帯に行う・三部制…9時~13時、13時~17時、17時~21時のように三部に分けるの3種類から選べる学校が増えています。学費は、公立は年間およそ20万円弱、私立はその約2~3倍となっています(授業料と学校徴収費〔給食を含む学校が多い〕)。3年制と4年制がありますが、いずれも卒業と同時に高卒資格が得られます。【卒業時に取得】・高卒認定:〇・大学受験資格:〇通信制高校は、自宅学習がメインで、単位取得(74単位+ホームルーム30単位)で高校卒業資格が得られます。空いた時間で好きなことをしたり、登校日を自分で選べるなどのメリットがあります。単位制高校との大きな違いは、必修科目がある、高卒資格を取得するには単位認定試験とスクーリングに加え、レポート提出が必須になります。サポート校は、通信制の高校生の卒業をサポートする「塾」のような存在です。連携している通信制高校に籍があり、連携先の通信制高校卒業で高校卒業資格を取得できます。サポート校のみでは、高卒資格は取得できません。卒業や大学受験、資格取得など自分に合ったサポートを選べますが、通信高校+サポート校費用のダブル負担がかかり、公立と私立では学費に6倍もの差が出てきます。【卒業時に取得】・高卒認定:〇・大学受験資格:〇※通信制高校の場合高等専門学校(高専)は、5年制で一般科目と専門科目をバランスよく配置した教育課程で、技術者に必要な教養と体系的な専門知識を身につけることができます。5年制ということもあり、卒業までの学費はおおよそ150万~240万円となっています。5年間の本科を卒業後(短大卒と同じ扱い)、さらに2年間専攻科でより高度な技術教育を学ぶことも可能です。専攻科を修了すると学士の学位(大学学部と同じ)を得ることができます。卒業後の進路は多岐にわたりますが、倍率が非常に高いのが難点といえます。【卒業時に取得】・高卒認定:3年修了時に同等の資格を得られる・大学入学資格:卒業時短大卒扱い参照:国立高専機構 豊田高専高等専修学校は、工業・農業・医療・商業など8分野にわたりバラエティーに富む職業教育を行っています。3年制で基本的に高校卒業資格は得られません(何校かは可能)が専門課程(専門学校)への入学が可能です。小学校や中学校の間にすでに「やりたいこと」「就きたい職」が決まっている生徒には向いている学校といえます。また、不登校や高校を中退した生徒を積極的に受け入れる学校もあります。学費は専門的分野によって差があり、平均して150万~200万円程度かかりますが、奨学金制度があります。高校卒業認定は得られませんが、修業年限が3年以上、総授業時数が2,590時間(74 単位)など条件を満たせば文部科学大臣が指定した学科の修了者は、高等学校卒業者と同様に大学入学資格が得られることになっています。【卒業時に取得】・大学入学資格:〇(文部科学大臣が指定した学科の修了者の場合)専修学校高等課程・一般課程と特徴・資格取得チャレンジスクールは、小・中学校時代に不登校経験を持つ生徒や高校を中途退学した生徒が新たに目標を見つけてチャレンジするための都立高校です。三部制・定時制・単位制の総合学科の高校で、現在5校とチャレンジ枠併設の1校があります。卒業と同時に高校卒業資格が取得できます。定時制のため通常は卒業までに4年間必要ですが、単位制でもあるので、授業を多く履修すれば3年間での卒業も可能です。学費は都立高校に準じています。【卒業時に取得】・高卒認定:〇・大学受験資格:〇フリースクールは、不登校の生徒が学校以外で学んだり友達と過ごしたりできる居場所ですが、公的な機関ではなく個人や民間企業、NPO法人などによって運営されています。入学資格を設けていない、異なる年齢の子どもが集まっているので学校のような決まったカリキュラムがないという特徴があります。高校卒業資格を得るには、高卒認定試験(旧 大検)に合格する必要があります。フリースクールの形式や規模によって学費(授業料)は変わってきますが、ひと月3万円前後のところが多いようです。高卒資格は取得できないため、大学へ進学をする場合には高卒認定試験を受ける必要があります。【卒業時に取得】・高卒認定:×・大学入学資格:×過去10年での進学率の変化10年前の2010年は特別支援学級に在籍する子どもが(特別支援学校以外の)高校に進む割合は約2割でしたが、2019年には約5割と2倍以上に増え、特別支援学校に進む子どもと高校に進む子どもが約5割ずつと半々になりました。文部科学省「学校基本調査 /卒業後の状況調査 中学校」平成22年度版文部科学省「学校基本調査 /卒業後の状況調査 中学校」令和元年度版中学校の特別支援学級から高校進学者が増えた背景には、情緒障害特別支援学級の在籍児童生徒数が近年大幅に増加していることが影響していると考えられます。そしてこれに伴って受け入れる高校側も必要に応じて別室での受験や、試験時間の延長、問題用紙の文字の拡大や読み上げ機能の使用など、受験の際に障害や特性に合わせた配慮を実施したり、通級教室を設置したりする学校も増えてきていることも理由に挙げられます。特別支援学級と一言で言っても特性や障害種別により複数のクラスがあります。それぞれのクラスによって進学率などは変わってきます。すべてのクラスにおいて高校への進学率が増えたという訳でもないので注意が必要です。特別支援学校高等部やフリースクールに進む場合は内申は必要ありませんが、そのほかの学校の多くは内申が必要となってきます。普通科高校の中でも、都立(市立・県立)高校のほとんどは内申が必要です。私立や専修、専門学校の中には内申は関係なく入学試験の点数や書類のみで合否を決める学校もあります。なお、入学試験にあたって内申が必要な場合について、通常学級の生徒と同様の中間・期末テストを受けていない場合は通常学級の生徒とは異なる評価の内申になる場合があります。進路選びのポイント高校で「支援体制がしっかりしている」「障害や特性に合わせた個別カリキュラムが組まれている」というような学校はまだ少ないのが現状です。その中でも、・子どもが学校に合わせるのではなく、子どもを理解し、配慮できる「子どもに寄り添った学校」か・特性や障害からできないことやゆっくりな部分にはじっくりと見守り、今できていることを伸ばしてくれる環境か・教職員が保護者の話を聞いてくれる姿勢があるか・必修科目や実習の内容に苦手なものはないかを見極めることが大切です。学校見学や説明会に足を運ぶ、資料を取り寄せるなどして、なるべくたくさん情報を収集しましょう。実習内容が必修科目になっている場合が多いのでオープンキャンパスなどであらかじめ聞いておくことも重要です。診断がある場合、入学試験でどのような合理的配慮をしてもらえるかなど、事前に話をしておくことも大切です。単位制でない場合、1科目でも欠席日数が既定の日数を超えてしまうと原級留置となりますが、学校によっては、診断があれば配慮がある場合もあります。学校に質問をするほか、通っている子どもや保護者の生の声を聞くことで、困りごとなどへの実際の対応や配慮・支援の様子なども知ることができます。子どもの将来のQOLを上げるためにも、できるだけ「失敗体験」をさせない進路先を選ぶ方がベターです。特性を抱える子どもは、「失敗体験」を重ね続けることで挫折感が強くなり、つまずいてしまうケースも多く見られるからです。就職できても、就職先とのミスマッチがあったり定着率が悪く職を転々としてしまう、というケースも出てきます。科が細かく分かれているか、実践的なカリキュラムが多いか、子どもの特性に合った職業選択を考えてくれるか、職業への連動性が高い指導をしているか、企業とのパイプはあるか、ということも大きなポイントになってきます。グレーゾーンや軽度知的障害の場合、家族や周囲の大人たちが「特別支援学級の生徒は特別支援学校へ」という流れが普通だと思ってしまうことが多く、内情をよくわからないまま特別支援学校に入学してしまうケースも少なくありません。特別支援学校に進んでみて、物足りなさや周囲とのギャップを感じて不登校につながることもあります。子どもとよく話し合い、子どもの意思を尊重しながら進路を選択することが大切です。進路先でつまずいてしまったらせっかく悩み考えて結論を出した進学先でも、子どもの性格や特性に合わず、不登校や二次障害などにつながってしまうこともあります。もしも進路先でつまずいてしまった場合どう対応したらいいのか、そのために保護者が準備できることを解説します。高校の通常級に在籍している発達障害が疑われる児童のうち、平成22年~26年度の間に平均7~10%の児童が不登校になるというデータが出ています。高校で不登校になる理由としては、・学習や実習についていけない・友人との人間関係がうまくいかない・「なぜできないの?なぜ行けないの?」という親からのプレッシャー・発達障害に対する理解がないなどが挙げられます。不登校になってしまった場合、「無理に学校に行かせない」「先生と相談・連携して学びやすく生きやすい環境を作る」ことも選択肢としてありますが、「その学校にこだわり続けない」「環境を選び直す」ことも必要です。なお、単位制の高校でない場合は、欠席日数が既定の日数を越えてしまうと原級留置(留年)となることも認識しておく必要があるでしょう。発達障害者支援に関する行政評価・監視結果報告書「不登校になってしまったけど、この学校は手厚いからもう少し頑張ろう」「せっかく好きなことができる科に入れたから、もう少し様子を見よう」などと進学先にこだわり続けることで、親子で苦しくなる場合もあります。中学生活の様子を担任の先生に聞いたり、わが子の特性や障害の程度を改めて見直したうえで、なるべく多くの高校の情報を収集して複数の選択肢を持っておき、子どもに提示できるようにしておくことも大切です。中学卒業後の進路決め、それはその後の子どもの「長きにわたる将来」につながる重要な選択になってきます。子どもの将来につながる教育や指導をしてくれるかどうか、支援体制はあるのか、入学の選考方法はどうなっているのかなど、事前の情報収集がとても大事になってきます。そして、「発達障害や特性のことをすべて伝えたら受からないかも」と不安になる方が多いようですが、障害があることを理由に落とされることはありません。充実した高校生活を送るためにも、卒業後の将来を考えるうえでも、子どもの障害や特性を包み隠さず学校側に伝えることがとても重要になってきます。また、親子で進路を相談すると衝突して考えがまとまらない、というケースもあります。その場合は保護者だけで抱え込まず、第三者や専門家に相談してもいいかもしれません。「この先子どもがどういうふうに生きていきたいのか」という将来像から逆算して、子どもにとってベストな環境を考えていきたいですね。執筆/田崎美穂子
2021年08月05日読み書きが苦手な子の勉強がめっちゃラクになる簡単小技出典 : こんにちは。『発達障害&グレーゾーン子育てから生まれた楽々かあさんの伝わる! 声かけ変換』他、著者・楽々かあさんこと、大場美鈴です。毎日の宿題に、定期テストや受験勉強、夏休みの課題…特に、LD(学習障害/学習症)や、そのグレーゾーンの傾向があって、読み書きに苦手さがあるお子さんの場合は、肝心の「問題を解く」以前のハードルが高くて、大変な思いをされているかもしれません。宿題にものすごく時間がかかってしまったり、「なんでこんな簡単なことができないんだ」って自分にイライラしたり、あるいは、無茶苦茶がんばっているのに結果がついて来なかったり、周りの人から「努力が足りない」「サボっている」なんて思われたり…。でも、既にスマホ・タブレットで誰もが使える音声アシスタントなどの先端技術が、LDのある子の凹を補い、勉強をめちゃラクにしてくれるんです。実は「LDxAI」の相性って、すごくいいんですよ(うちの経験上!)。LDがある子も、そうでない子も、今のうちからスマホ・タブレットを身近な学習サポーターとしても「手足の延長」「脳の外付け」くらいのつもりで、自由自在に使いこなせるようになっちゃいましょう。今回のコラムは、お子さん自身が「自分でスグできる!」スマホ・タブレットの音声アシスタントや基本機能、無料アプリの活用術を中心に、読み書きがめっちゃラクになる簡単小技・裏技を7つ、具体的に紹介しますね。スマホの音声アシスタントが即戦力の学習サポーターに!出典 : まず、LDがある子は、AT(Assistive Technology )という言葉を、頭の片隅で覚えていてくれると嬉しいです。なぜなら、これから受験や進学・就職の際に、キミ達の未来を切り開くキーワードになるかもしれないから。「AT」とは、分かりやすく言えば、「障害などがある人をサポートする、ありとあらゆる技術すべて」のことです。例えば、広い意味では、メガネや補聴器などの身近なものから、パラリンピックのアスリートの義足…あるいは、最近の自動車に搭載されている、自動ブレーキやクルーズコントロールなどの運転アシスト技術なども、一種のATといえるでしょう。要するに、その人の「凸凹の凹」を補って(更には+αして)くれる、便利グッズ&テクノロジーなのです。そして、読み書きが苦手な子の学びをぐっとラクにする、「勝手にATとして即応用できる技術」は、身近なところに既に沢山あるんです。実は、ひと昔前まで、LDがある子のためのATは、「特別な機器が必要で少々敷居が高い」というイメージが私にはあったのですが、今では「そんなのスマホで簡単にできちゃうじゃん!」ということが本当に多くなりました。その最たるものが、「音声アシスタント」の登場と進化です。「字を読むのが苦手」「読書に時間がかかってしまう」「音声で聞いたほうが内容が頭に入りやすい」「ながら勉強のマルチタスクのほうが得意!」…という子は、まずは、スマホやタブレットの音声アシスタントをONに設定してみるといいでしょう。・iOS → 設定>Siriと検索・Android → 全ての設定>全般>GoogleアシスタントUpload By 楽々かあさんすると…「Hey Siri画面を読み上げて」「OK google, このページを読んで」等と声かけするだけで、今開いているwebサイトなどのテキストを、全文音声で読み上げてくれます。これで調べ学習などもずっとラクになるでしょう。部分的な選択テキストだけを読み上げて欲しい場合には、・iOS→設定>アクセシビリティ>読み上げコンテンツ・Android → 設定>ユーザー補助>選択して読み上げで、設定を有効にすればOK。こうしておくと、PDF書類のテキストなども読み上げることができます(スキャナアプリで、カメラ撮影した紙のプリント等をPDF化することも簡単にできますよ)。Upload By 楽々かあさんまた、うちでは3-4年前から、スマートスピーカー(画面付き ※)に搭載の「Alexa」とも暮らしています。実は、最初の頃は「カップラーメンを作るときに便利なタイマー」という程度の認識だったのですが(笑)、最近ではかなりスキルが充実してきて芸達者になり、手軽な学習サポーターとしても、とても使いやすくなってきました。例えば、宿題中にちょっと漢字が出てこないときに、「アレクサ、興味のキョウを漢字で」とお願いすると、大きめに見やすく表示し、親切に書き順まで教えてくれます。英語学習の場合も同様に、ちょっと単語のスペルに自信がないときに、「アレクサ、”興味深い”を英語で」とお願いすると、正しいスペルを表示した上、さすが「本場のいい発音で」読んでくれ、翻訳・スペル・発音が、声かけだけで同時に瞬時に分かります。早い!便利!※現在Amazon.co.jpで販売しているディスプレイつきEchoシリーズは、Echo Show 5、Echo Show 8、Echo Show 10となります。進化する検索機能がヤバい!そして、LDのある子は宿題などにすごく時間がかかってしまうことが、大変な負担やストレスになっている場合もあると思いますが、音声アシスタントだけでなく、便利な検索機能も進化しているので、使いこなせば学習効率が格段とUPできるでしょう。特に、文字の正確な認識が苦手な子にとって、キカイが凹を補って文字を認識してくれるOCR(※)を応用した技術は、まさに「魔法の杖」になるはず。しかも、待望の「紙のテキストの即読み上げ」だけでなく、身の回りのありとあらゆるものが、その場で一瞬で検索できる時代になってしまいました。※光学的文字認識。カメラやスキャナで紙の文字やモノの情報を読み取って、コンピューターが認識できるようにする技術のことUpload By 楽々かあさんまずは、ちょっとした裏技から。既にご存知の方も多いとは思いますが、スマホやタブレットで読書や調べ学習などをしているときに、「あれ、この熟語、なんて読むんだっけ?」などと、部分的に「読み」や「意味」が分からない言葉が出てきたら…。えいッ!テキスト長押し!すると、Androidスマホの場合は気になる単語を長押しし、画面の下に現れるタブを上にスワイプすると、日本語の読みを音声で読み上げてくれます(意味が知りたい場合は「ウェブ検索」を)。長文の選択テキストもOKなので、音声アシスタントなしの読み上げにも便利です。英訳なども可能ですし、本格的な発音で英語の音声を聞くことも出来ます。同様に、iPhone/iPadでも、テキスト長押しすると出てくるメニューの「ユーザ辞書」から、瞬時に文字で読みや意味が分かります。また、自分が珍しい名前の子や、よく読み間違える熟語などは、ユーザ辞書に単語登録しておくと、文字入力や確認がラクになりますよ。さて。問題は、やっぱり紙ですよね、紙!Upload By 楽々かあさん"読み"の苦手な子にとって、「紙」の教科書、テストやプリント、ワークへの対策は、死活問題でしょう。でも、少なくとも、家庭での紙ベースの宿題やテスト勉強は、紙…いえ、神アプリ&機能の「Google レンズ」が、強力な学習サポーターになってくれます。宿題等のときに、「Google レンズ」アプリ(または、アイコン)から、カメラ機能を使って対象物を見ると、こんなことがいとも簡単にできてしまいます。<紙のテキスト読み上げ>教科書、ワーク、先生が配布したプリントなどのテキストを認識して、選択部分を「聴く」ボタンで読み上げ!(しかも、先生の温かい手書き文字での手作りプリントも、ちゃんと認識できます)…だけでなく、選択したテキストをコピペしたり、即時に分からない言葉を検索・翻訳なども可能。<実物・印刷物の画像検索>道端の雑草や昆虫の名前から、テストや資料集の名前が思い出せない偉人や、謎の建造物の写真など、「えーと、これ何だったっけ?」という疑問を、パパッと画像検索して特定。<「解き方」検索>「宿題」モードで、解けなかったワークやテストの問題を見ると、「解答そのもの」ではなく、問題文を分析して、「解き方」の検索結果を表示し、わかりやすい解説動画や参考サイト、用語の説明などをスグ確認(これは、親も助かりますね)。他、教科書や参考書に記載のQRコードやURLの読み取り→Webサイトへの移動も早いですよ。なんか、便利過ぎて、おばちゃんちょっとコワイ…。デジタルxアナログの合わせ技も大活躍!さて、ここまで、主に読み書きの苦手なお子さんが、自学自習をする際にスグに「自分でできる!」技をお伝えしてきました。でも、「うちの子は、まだ1人でそこまでIT機器を使いこなせないかも…」といったお子さんにも、「デジタルxアナログ」でのちょっとした合わせ技で、読み書きのハードルを下げることができます。例えば…Upload By 楽々かあさん以前、うちの長男は、「文字の形を正確に認識して書くこと」が苦手だったため、漢字書き取りの宿題サポートに、拡大ルーペなどを使っていましたが、同じことがスマホ・タブレットのカメラ機能でもできることにフと気づきました。「博」の点は1つなのか2つなのか、「美」の横棒が何本なのか、「シンニョウ」のうにゃうにゃは一体どうなっているのか、自由自在に拡大して確認できますね(これは、そろそろ老眼が入ってきて、時々「字が小さくて読めなーい!」となる私にも、便利な小技です)。出典 : 音読の宿題の負担が大きな子や、あんまり楽しくできない子も、スマホ等の「ボイスレコーダー」で、録音してみてはどうでしょうか。字を読むのが苦手な子は、最初におうちの方に国語の教科書を読んでもらった録音を聞きながら、文字を目で追いつつ一緒に声に出したり、繰り返し録音を聞いたりすることで、読みや内容が頭に入りやすくなるかもしれません。また、自分で録音した音読の音声を、仕事や家事・育児で忙しいパパ・ママの時間があるときに、ゆっくり聞いてもらうこともできますね。更には、「ボイスチェンジャー」アプリなどを使って遊びながら読むと、単調でつまらない音読の宿題も、案外楽しくなるかもしれません(うちの長女も時々ラップ調で音読をこなしています)。出典 : 宿題で分からない問題などは先述のように、ササッとキカイで検索することもできますが、「ビデオ通話で友達に聞く」って手もあります。うちの次男などは、ZoomやLINEのビデオ通話で、友達と一緒にお互いの苦手分野を教え合ったり、持ち帰り忘れたプリントや、なくしたワークの解答を写真で送ってもらったりしながら、助け合って宿題やテスト勉強を片付けています。一種の互助会…?誰かと一緒だとやる気が出るタイプの子には、合っているかもしれませんね(ただし、いつの間にか、オンラインゲームが始まっていることも…)勉強は人に教えることで理解が深まりますし、なかなか1つの部屋で皆で密に集まりにくい今の状況下で、オンラインでも顔が見えれば人とのつながりが感じられるので、子ども達の精神面の安定にも役立っている気がします。まさに次世代スタンダードな勉強法でしょう。LDのある子は、現在進行形で進化しているのかも…?出典 : 現在、一般的には、LDがある子は、学習に関する脳の認知機能に「局所的・限局的」な障害がある、と考えられています。でも、これだけ「LDxAI」や先端技術との相性がいいと、私はそんな子達の凹の部分を、「ひょっとして、来るAI時代に向けて、人類最速でプラグインできるように進化しているんじゃないの?」なんて、つい想像してしまいます。とはいえ、まだまだ、LDがある子の学びや、進学・進級には、「紙」を始めとする数々のハードルが存在し続けているのも現実でしょう。それでも、AIの音声アシスタントさんだけでなく、周りの人達の理解とサポート、そしてLDのある子自身の「学びたい!」という強い意志があれば、現在進行形で道を切り開いていけると信じています。未踏の地で「最初の1人」になるのは大変だと思いますが、応援しています。大場美鈴(著),『発達障害&グレーゾーン子育てから生まれた 楽々かあさんの伝わる! 声かけ変換』あさ出版, 2020.6.27LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年08月03日情報が頭の中で書き変わる、集中している対象以外の情報が脳に届かないUpload By 発達ナビ編集部牟田暁子LITALICO発達ナビ編集長(以下――)小島さんはご自身にADHDの特性があると公にされていますが、ご自身の特性を感じるエピソードについて教えていただけますか。小島慶子さん(以下、小島):今日も、リアルの取材だってわかっていたのに、家で原稿を書いているうちに、オンライン取材だと頭の中で予定が書き変わっていたんです。昼過ぎにマネージャーから「15時から中目黒での取材、頑張ってくださいね」と連絡が入って、「あ!リアル取材だった!」と思い出してあわてて支度するという。スケジュール管理が難しくて、何重にもリマインダーを用意しておかないと、こんな風に情報が書き変わったり、抜け落ちたりするんです。――それは子どものころからですか。小島:そうです。なんで間に合わないんだろう、どうして勘違いしたんだろう、これは魔法?と思うくらい。情報がすぐ書き変わってしまうのはもしかしたら、ワーキングメモリーが弱いからかもしれません。そして、過集中になっているときには、集中している対象以外のことについて横から何か言われても、脳に届かない状態なんです。ただ、過集中のときも、私はどうやらリアクションは普通らしくて、何か言われると「わかりましたー!」と返事をしている。それで相手はこれで伝わったと思っているけれど、私の頭には入っていないという具合です。見たもの聞いたものが目と耳で止まっていて、脳まで届いていない感覚です。――今はスマホなどでさまざまなリマインダーがありますが、子ども時代や学生時代はどうされていましたか。小島:大事なことは紙に書いて壁に貼ったり手に書いたりしていましたけど、それでもうまくいかないこともありました。私が子どもだった1970年代から80年代当時、まだ発達障害はほとんど知られていなかったので、とにかく困った子どもだと思われていました。面白そうなことを見つけると、後先考えずにそっちに行ってしまったり、不用意な発言で友達を傷つけたり、場がシーンとなっちゃったり。いわゆる空気が読めない子どもだったから、いじめのターゲットになったこともありました。もちろん、いじめは発達障害の特性があったからというだけでなく、転校生だったことや背が高いことなど、複合的な要因によるものだと思いますが。そうした経験があって、「どうやら、思いついたことをそのまま言ってはいけないらしい」などと、うまくやっていくための工夫を、傷だらけになりながら学習してきました。「助けて」と言えない環境だった子ども時代――そんな小島さんは、家庭の中でどんなふうに育てられたのでしょうか。小島:私の親は1930年代生まれで、子育てしていたのは1960~90年代。発達障害のことなんて知られていないし、私みたいな子どもを育てるのはほんとに大変だったろうと思います。だけど、あとから思うと、子どもが発達障害であろうとなかろうと、「なんで普通にできないの?」と聞かれるのはかなり重たいことでした。私は、“わがままでひねくれていて、すぐご機嫌ななめになってしまう子ども”。母は、「どうして慶子はこんなに育てにくいのかしら」と悩んだのでしょう。よく「なんで普通にできないの」と言っていました。母も苦しかったでしょうし、両親を責めることはできませんが、適切な言葉がけではなかったと思います。子どもの私にしてみたら話を聞いてほしいのに、「ひねくれている」といわれて話を聞いてすらもらえなくて、ますます機嫌が悪くなるという悪循環でした。――「普通」って重い言葉ですよね。小島:今考えると、両親が「普通」と呼んだものは青い鳥みたいなものでした。多分、みんながニコニコ笑っていつも仲良く、何のトラブルもない家庭を「普通」とイメージしていたんだと思います。両親は東京の貧しい家庭に育ち、家族との関係でも苦労していました。戦争で空襲や疎開を経験し、戦後は日本の経済成長とともに、一歩一歩豊かになってきた人たちです。あんなに貧しかった自分たちが、マイカーやマイホームを手に入れることができたという喜びがあったのだと思います。だからこそ、ホームドラマに出てくるような絵になる素敵な家庭への憧れが強くあって、あの時代の集団幻想みたいなものを「普通」と呼んだのかもしれません。暗黒の中学時代、生まれ変わろうとした高校時代Upload By 発達ナビ編集部――中学校、高校時代は、どのように過ごしてこられましたか。小島:人間関係がうまくいかなかった中学3年間は、暗黒時代でした。自分も世界も全部消えればいいのにと思っていました。私が通っていたのは私立の中高一貫校で、当時はいわゆるバブル全盛期。とにかく周りのみんなが眩しく見えたんです。お金持ちのうえに、可愛くておしゃれで成績もよくて、あげくに性格もいい、そんな子たちが羨ましくて。授業中に前に座る友人のセーラー服の四角い襟をジーっと見つめて、じっとり鬱々としていました。「妬ましい…」って。でも、中学3年生になるころには妬むのに疲れちゃって。一貫校だったんですが、高校になったら校舎も移るし、「よし、生まれ変わろう」と決意しました。で、人に好かれる友人の会話をじっくり観察したんです。ほほう、このタイミングで笑うんだ、ここでそういうリアクションするんだ…と学習しました。高等科になって、学習したことを実践。まずは挑戦しやすそうな、“無口な人”になる。生来のおしゃべりである私にとっては新鮮な体験でした。とにかく黙る。誰かに話を振られるまでは口を開かない、ニコニコしてただ「おもしろーい」と言うだけ。たった1ヶ月、無口チャレンジをやったところで、「慶子ちゃん、おとなしいよね」なんて言われるようになったんです。中等科3年間の私のトンガリぶりを見ていたはずの同級生たちが、たった1ヶ月で私を「おとなしい子」だと信じてしまう。人はこんなに簡単に、評価を変えるものなのかと思いました。そこで次に、笑い方や発声、リアクションも変えてみました。古典芸能と同じ。「型」から入って、次第に自分のものになっていくのですね。あとから思うと、これは衝動性をコントロールするためのひとつの効果的な方法だったんじゃないかと思います。無口な人とかふわふわした人とか、どの型もうまくいくようになって、そうか、相手や状況によって使い分ければいいんだ!と学びました。1年が終わるころには、いちいち考えずに今と同じように普段の自分を出しても、トラブルが起きなくなって、友人たちに受け入れてもらえるようになりました。自分の特性をコントロールするコツをつかんだということかもしれません。働き始めて、自分と向き合う――働くようになってからはどうでしたか。困っていたことだけでなく、認めてもらった経験についても聞きたいです。小島:私が選んだアナウンサーという仕事は毎日が変化に富んでいて、単調な仕事が苦手な性分に合っていました。油断すると喋りすぎるという特性については、アナウンサーの研修や現場での失敗を経験して、過剰な部分を刈り込んでととのえて調整することができるようになりました。テレビやラジオの仕事は、自分がしゃべる姿や声を後で客観的に観察できるので、特性を把握するのにとても役立ちました。当時はスマホなんかないですから、自分の姿を画面で見る機会があるのは、せいぜいホームビデオくらい。テレビ画面で客観視することで改善すべき点がわかり、だんだん人への伝え方が洗練されていきました。勤めていたTBSには、テレビだけでなくラジオがあります。声だけのメディアでは、台本ナシでもとめどなくおしゃべりができるという、いわば過剰な部分がかえってプラスになりました。ラジオで「この人おもしろい」と認められて自信をつけるという経験をもとに、映像がある場合のしゃべり方、つまりテレビでは何を言葉で伝え、何を仕草や表情で伝えるといいのかを研究しました。最初は荒削りだし、面白いけど弾け過ぎとも言われましたが、それを大目に見てくれたりアドバイスしてくれたりする人がいました。放送局には極端な人がたくさんいましたし、それを面白がるおおらかな空気もありました。アナウンサーという仕事は、自分の特性をプラスに転化しやすい環境だったのですね。とても幸運だったと思います。――アナウンサーになろうと思ったのはいつごろですか。小島:大学1年生まではいわゆる“玉の輿”に乗るつもりでいたんです。でも、当時付き合っていた年上の彼氏にふられて大失恋しました。銀行に内定していた人だったんですが、気づいたら「どうしよう、次は商社の人かな、広告代理店かな」と相手の肩書きばかりを気にしている自分がいて、浅ましさにうんざりして。じゃあ、年収と社会的信用は、男の人に頼らず自分で手にしよう!と思ったんです。それなら思い切り純粋に恋ができると(笑)そこで、当時はまだ少なかった女性が男性と対等に働けるマスコミ業界、その中でも学科試験より実技試験重視のアナウンサー、という選択になりました。テレビに出るのは楽しそうでしたしね。いちばんの理由は経済的自立でしたが、子どものころから国語の音読が好きで、学芸会のナレーターをやったら楽しかったという理由もあります。目立ちたいけど主役は恥ずかしいという、屈折した自己顕示欲ですね(笑)自己嫌悪感の強さから病気を経験し、それが発達障害の診断を受けるきっかけに――そんなふうに活躍されていた小島さんが、発達障害の診断を受けようと思うまでのことを教えてください。小島:私は長い間、摂食障害という病気でした。親の過干渉がしんどくて15歳ごろから始まり、18歳の失恋で悪化。もともと自己肯定感が低かったのが、さらに自己嫌悪が強くなってしまった。一人でいるときは、つい自分のことを考えてしまうでしょう?それは嫌いな人とずっといるのと同じこと。それで、自分を忘れるために食べてしまう。食べていると無心になれたんです。過食で太り、これではアナウンサーの試験も受けられないと思って、今度は吐くようになった。過食嘔吐を繰り返しながら、アナウンサー試験を受け、就職後も食べ吐きしながらテレビに出ていました。給料は食費に消え、そんな自分に嫌気がさしてますます悪化。今思うとあれは、自分と折り合いがつかない生きづらさをやり過ごすための自傷行為でした。アナウンサーの仕事を選んだのには、実はもうひとつ理由があります。アナウンサーになって有名になって、たくさんの人に褒められるようになったら、自分のことを好きになれるかもしれないと思ったんです。見た目も性格も、自分で自分を好きになることは無理だけど、他人が好きになってくれたら認めてやることができるんじゃないかと。でも、人前に出れば出るほど自分がすり減っていくのです。仕事では、メンタルの渇きを癒すことはできませんでした。30歳で出産してからは、過食嘔吐している暇がなくなって摂食障害はおさまりました。でも、育児の過労や仕事復帰の不安、実家との関係、夫婦関係などが積み重なり、33歳で不安障害という病気を発症しました。そのときからお世話になっている精神科の主治医からは、摂食障害も不安障害も根っこにあるものは同じだと言われました。平たく言えば、生まれ持ったさまざまな特性に加えて、安心できる居場所がない中で育ったことが影響しているということでしょうか。人間は複雑な生き物ですよね。不安障害の症状がほぼ寛解してからも、折に触れて主治医のカウンセリングを受けていました。主治医は発達障害が専門でもあったことから、生育歴などを話すううちに「もしかしたら」と気付いてくださったんです。それで、最終的に41歳のときに診断を受けました。――周りの人にもオープンにしようと思ったのはどうしてですか。小島:家族やマネージャーには、初めから話していました。自身の障害についてエッセイで書いたのは、発達障害という言葉がなんだか雑に使われているなと感じたからです。発達障害という言葉が世の中に広まるにつれ、「うちの子のクラスに発達障害の子がいるんだけどね」と眉をひそめる人や、「うちの子がそうだったらどうしよう」と不吉なことのように恐れる人に出会うことが多くなり、かと思うと自己診断で、発達障害は天才の証拠!みたいにアピールする人もいて……。なんだか“雑”だなあと思ったのがきっかけです。発達障害の一つであるADHDにもいろいろな人がいる。私の場合はこうだけど、みんながみんな私みたいではない。10人いたら10人違う発達障害を、不吉なものとか天才とか極端な話で括らないでほしい、と。そうしたら、思いのほか反響が大きかったです。Upload By 発達ナビ編集部大人になって上手になった、助けを求めること――小島さんが、今のように強く生きられるようになったのは、どうしてでしょうか。小島:けっして強くはなっていないですよ。私は大嫌いな自分が許せなかったけれど、もうしょうがないと思うようになって、それで折り合いをつけたのです。嫌いな自分、すぐ死にたがる自分と友達になったというか……、ずっと二人三脚です。今も、ずいぶんいろんな人に頼って、話を聞いてもらっています。いちばん話を聞いてくれるのは夫。カウンセラーや友人、子どもたちもよく話を聞いてくれます。「今日さあ、どんよりしちゃって、元気ないんだ」とか「また時間を間違えちゃったんだよ」なんてこぼすと、励ましてくれます。大人になって、助けを求めることが上手になりました。不安障害になったときに、臨床心理士さんや精神科医の先生に恵まれて、たくさん助けてもらった経験から、つらいときには「頼れば誰かが助けてくれる」と学習したのです。頼っていいんだな、って。子どものころの方がつらかったですね。家族の中では、相談して弱みをさらして受け入れてもらうという関係は難しくて、根っこのところでは誰にも頼れなかったから。ネガティブ思考の沼に落ちたときときは、「こんな状況で思いっきり不幸な未来ばかりを思い描いているんですけど」と誰かに言ってみる、すると「それは認知がゆがんでいますよ」と返してくれる。そうかなあ、この人がそう思うだけかもしれないぞと思って、違う人にも相談してみると、「ちょっと妄想に振り回されてない?」と言われる。何人かから同じようなことを言われるうちに自分を俯瞰する視点を得て、沼から這い上がれる。こういうことの繰り返しです。――SOSを出せるのは大事なことですよね。小島:本当にそうですね、助けてと言えばちゃんと助けてくれる人っているんだ、という経験から学んだことです。もし今つながっている人が助けてくれなくても、ほかの人は信用できるかもしれない。一つずつは何気ない言葉でも、いろいろな人の言葉がだんだん集まって、自分を支えてくれることもある。一人のスーパー救世主に頼るのはその人に完全に依存することになってしまうので共倒れのリスクがあるけれど、気軽にちょっとずつ頼れる人をたくさんつくると、生きやすくなるのだそうです。「自立とは依存先を増やすこと」という言葉を、今悩んでいる人には伝えたいです。頼っていいんです。生身の人間でなくても、本や映画や音楽の中にも、ちょっとずつ自分を支えてくれる言葉は見つかるはずです。――子どもも「助けて」のサインを出せるようになることが大事かなと思います。小島:そうですね。息子たちには、「助けて」と言える技術を伝えてきました。親はいつも全力で子どもたちの力になりたいけれども、思春期の子どもなどは、親には言いたくないこともあるでしょう。だから、「つらいときはつらいと言っていいんだよ。私たちはいつでも力になるけど、もし親以外の人がいいときは、学校の先生でも友達の親でもいい、スクールカウンセラーや、この人だったらと思える信頼できる大人に、相談していいんだよ。お医者さんもいる。必要ならいつでもつなぐよ」と伝えてきました。――うちの息子はすぐに私を頼ってくるんですが、それは息子のいいところだったのかもしれないですね(笑)。私は恥ずかしくて親に頼ることはできなかったから、余計にそう思います。小島:素晴らしい!信頼されているんですね。安心して弱みを見せられる場所って、子どもにも大人にも必要ですよね。読者には、日本ではまだ発達障害に偏見があって心ないことを言う人もいるけれども、助けてくれる人もたくさんいるし、必ず助けてくれる人につながる方法がある、と伝えたいです。お子さんに「困っていることはない?助けてほしいときはいつでも言ってね。一緒に考えて、頼れる仲間を探してあげるからね」と常日頃から声をかけるだけでもいいと思います。もし、今タイムマシンがあったら、子どものころの自分のそばに行って「私でよければ話を聞くよ」って言ってあげたいですね。Upload By 発達ナビ編集部取材・文/関川香織撮影/鈴木江実子(注釈)摂食障害や不安障害は、発達障害のある人は併存のリスクは高いですが、発達障害がすべての原因ではありません。(監修:井上雅彦先生鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授)
2021年07月30日発達が気になる契機わが子の発達が気になるきっかけにはどういったことがあるでしょう。母親としての感覚育てていて、なんとなく違うように感じていたとか、上のきょうだいと比べてという、感覚もあるようです。もっとも初めての子どもは、こんなふうな感じかなと思っていた、という方もおられました。言葉が出る前に、なんとなく関わっても反応が薄いということを気にされていたり、そんなときにたまたま来ていた実家の母から指摘されて、やっぱりと思ったり。もっとも、実家の母が大丈夫だよと言ってくれたことでちょっと安心したという場合もあります。実際、のちに健診や医療機関で診断された親への聞き取りでも実際は2歳前後までに、なんとなく気がついていたという話が多いようです。ママ友との関わりのなかで子育てが孤育てにならないように、出産した産科医院で知り合ったり、近所や友人を通してママ友となり、そこで一緒に話したりすることで、それとなく、わが子の様子を比べてみたりして、心配したり、気になったりして。健診会場でそれまでのなんとなく、どことなく心配はしてきたのですが、1歳半健診会場で担当保健師さん等からの言葉や助言から、やはり、と思ったり。さまざまな情報から最近は子どもの育ちに関した書籍やネット情報が沢山あります。検索してみると、自分と同じような悩みを持って半歩先を歩いていた方の情報と出会い、そこからどんどんと広がって、という流れなど。いずれにしても、その多くは密やかにでも家族、特に主たる養育者が、なんとなく違う、という感覚を持っていたというのが僕の臨床現場で得た所見です。ただ、そのわが子に感じた「違う」という感覚に直面するか、もう少し様子を見たいと時間をかけるか、日々揺れながら、迷いながら、一喜一憂しながら日々を送っているような印象はあります。僕は、養育者の方が診察室に来られたときに、どのような思いで日々を過ごされてきたかを、最初の出会いや表情、仕草から思いを馳せます。そのうえで、よく決心して来て下さいましたねと向きあったり、できるだけ淡々と話を聴いたり、安心を提供するような思いを込めて対応します。かなり早い段階で気になっていた、気にされたとしても、それを医療の中へ持ち込むまでには、それぞれの養育者のなかでの戸惑いや葛藤があると、いつも僕は診察室で実感します。関係者との関わり診察するということは『診断』することになるので、養育者にとっては、わが子の現状を医学的に知ることになります。ですから受診したことで、ある程度の先が見えて、改めて関わりを考えたり、当然ショックを受けたりします。医師から診断を受けた親の心理は、以前から、ショックからはじまり、否定し拒否を経て、哀しみと怒りという感情を抱き、そのあとに原因を突き止めようとして、結果気持ちが落ち込む、再度哀しみと怒りに戻りながら一喜一憂していくと言われています。実際、養育者の思いは、健診の時期、入園前後、そして就学を迎え、入学後と、子どもの生活する場所の様子や、関わる方々からの意見や助言によって、常に揺れ動きます。ほっとするときもあれば、とても落ち込むようなこともあるでしょう。友達との関わりから学習の様子と、その心配のテーマも年齢や状況によって、変化していきます。診察室での相談もこうした折々の家族の揺れや子どもの育ちの様子によって、相談の間隔が縮まったり、伸びたりします。子どもの様子を見ながら、すこしでも具体的な関わりを提案したり、現状を『この子のそだち』から理解し、その意味を一緒に探ったりしていきます。それ以上に大切なものは、その子が生活する保育所、幼稚園、学校での生活ぶりであり、そこの関係者との関わりだと、僕は思っています。最近は、現場の先生がたの障害察知感覚は、非常に優れていると思いますが、察知したことと、関わり対策の整備には、若干の開きがあるように感じています。発達が心配だから医療機関に相談するように言われてきました、診断がおりれば加配の先生がつくので、今まで以上に細やかな対応ができます、と言われ受診しました、という方もおられます。そもそも親のほうもなんとなく気にされていたので、どこかで「やっぱり」という思いと、ここでの生活がどれほど豊かになるのかは不明なままで医療機関での受診を勧められたことに、不安や不満を抱えながら、診察室にいらっしゃることもあります。特別支援教育がスタートしたころに、僕はあちこちの教育現場の先生方に「発達障害」の研修を行っていました。当時は知的に遅れのない自閉スペクトラム症や、ADHD、またいわゆる学習障害についての理解が決して充分ではなく、教育現場も大きく戸惑っていたと感じています。しかし、当時はそれでも通常学級で、どうやって向き合い教育を提供したらよいのかに尽力していたように思います。当時、学校現場に足を運び、教室の様子を見せてもらい、教師と一緒になって、関わり方を模索していました。それがどうも最近は、いかに個別支援を提供するか、という流れになっているような気がします。診断がつけば、できるだけ配慮し、できるだけ個別に対応し、というような流れになっているように感じています。確かにかつては暗中模索のなかで、子どもたちの関係性にも細やかに対応することが求められ、教師は同じ教室のなかでの対応に疲弊していました。最近は、登校時間を調整したり、クールダウンできる部屋が整備されたりして、個別の対応が強化されているように感じます。最近の子どもたちの言動は、一つの視点では把握できないような複雑な様子を呈してきたような印象もあります。育ちのなかで後天的に形成されるべき関係性が作られにくくなっているようにも感じます。また、家族が抱えている課題も複雑な場合が少なくないように感じます。もっともこれは、それぞれ相談を持ちかけられる医療現場によって、その感覚も異なるかとは思います。ただ、僕の臨床では、子どもと同時に、養育者へも相応の配慮ある支援が強く求められてきたように感じています。親同士、家族全体を視野に入れた、総合的な支援策を検討する必要が求められていると痛感することも少なくありません。実際、子どもの相談を続けている途中、きょうだいや養育者が、当事者として診察を希望される場合が増えてきている印象があります。それぞれが相応の課題を抱え、個々に生きにくさを感じているのかもしれません。こうした複雑な状況のなかで、今目の前の子どもを真ん中にし、保育・教育の現場と養育者、家族との連携が改めて整備されることが求められています。さらに最近では子どもが利用している児童デイサービスなどの機関との連携も求められています。ここに医療がどう関与するか。僕はそれぞれに一定の距離を置いて、それぞれの良さを引き出しながら、折り合いをつけ、できることを大切に、できないことは無理強いしないで、今より、その子が生きやすくなる、楽しくなるような生活作りのために、関係者の連携、むすびめ作りのお手伝いをしたいと思っています。連携に思う僕は、子どもの育ちには、医療だけでは、まったく役不足だと思っています。それ以上に、日々の生活を支えるには他職種の力が必要だと痛快しています。文字通り、総力戦での支援です。そのおかげで、僕は実際同業者よりも多職種者の友人のほうが多くなりました。それでも、最近の多職種者との繋がりにくさには、危機感が募ります。実際に、他の職種の方の守備範囲や力量を知るには、僕も現場に行ったり、お会いしてお考えを聞いたりする必要があります。異職種であるため、僕の常識が通じないという異文化体験もたくさんしました。でもそのおかげで、支援の多様性ということを学ぶことができました。結果的に、同業者よりも他職種の友人のほうが多くなりました。ただ、こうしたことを20年以上行って来て、僕は他職種者との連携の難しさ、むすびめ作りの難しさを痛感し、危機感を募らせています。これは、これまで情で成立していた繋がりの衰退なのか、組織的、構造的なつながりへ移行への狭間なのでしょうか。僕は、つながりあうことへの衰退に成らないことを祈るしかありません。僕が今も大切にしている他職種の方々と手を組み、協働作業をしようとするときの心構えは、以下の7つです。1.互いの職場に足を運び、それぞれの仕事の内容・職場の雰囲気・大変さに身と心を寄せ、できるだけ理解するようにしたい2.相手の職場の仕事に就いた場合を想像したい3.己の職場の専門用語はできるだけ使用せず、日常の言葉で話をすることのないように注意したい4.出会ったときに「ご苦労様。お互い、大変ですね」と声をかけ、相手をねぎらい、くれぐれも、苦言・提言という会話をしない5.関係者の助け合い・支え合いは、支援する方々を支える基になると信じる6.それぞれの専門的立場を尊重し、尊敬したい7.支援する方々の「今の心」、「未来へ向うための生きがい作り」を最も大切にしたい連携とは、単に専門性に裏付けられた技術のやりとりではなく、人と人との関わりから作られるネットワーク、精神的絆(むすびめ)で成り立っていると思っています。そして、傷みを抱え、生活に立ち往生したとき、この見えない絆が、支えてくれることを、僕は身をもって体験してきました。そのなかで、最近生じてきた危機感に、どう関わっていくか、今最大の課題ですが、とりあえず、出会ったときに、いやな感情を相手に生じさせない配慮だけは行い続けたいと思っています。よく養育者の方に、相手とけんかだけはしないようにしましょうね、と伝えていますが、これは、僕自身にもいえることです。また次に会えるために、最初の出会いに心を込めたいと思います。
2021年07月29日東京都児童発達支援事業所Upload By 発達ナビ施設情報ヒーローズきっず八王子教室は、2021年10月オープン予定。「世界基準の介入教育を早期に!」をスローガンに掲げ、TEACCH、ABAなどの介入方法を実践し、感覚統合、学習支援、ソーシャルスキルトレーニングを支援の三本柱とした療育を行う施設です。アセスメントを丁寧に行い、ご家族や指導員の情報をもとに、一人ひとりに応じた課題の設定や到達目標を決定し、手指の巧緻性を養ったり、認知課題を取り入れたり、感覚統合の観点からアプローチなど、「得意を伸ばし」「楽しく」療育に取り組むことができます。東京都の児童発達支援事業所をもっと見る神奈川県放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報2021年7月にオープンしたばかりのOne step smile日野教室は、 ~体験し体感し体現する~ をテーマに、お子さんのいろいろな体験『やりたい』『わくわくする』『できた』を大切にしている施設です。一人ひとりの個性を大切にし、いろいろなことをスタッフやお友達と体験し、挑戦することができます。集団生活の中のルールや決まりごとなどの遊びを通して、子どもたちが学び、その中で起こる困りごとや、お子さんの特性や個性を理解し、支援を行っています。いろいろな体験・体感・体現をして、楽しいをみつけませんか?神奈川県の放課後等デイサービスをもっと見る神奈川県児童発達支援事業所Upload By 発達ナビ施設情報グローバルキッズAct大倉山では、お子さん一人ひとりが笑顔で過ごせるよう、お子さんの思いや気持ちを第一に考え、一人ひとりの個性を伸ばせるよう支援を行っています。個別療育では一人ひとりのお子さんに応じた関わり、小集団療育ではコミュニケーションの方法や気持ちをコントロールする活動を行っています。明るく笑顔でお子さんの素敵な部分を見つけることが得意なスタッフが揃っていて、将来豊かな気持ちで楽しく過ごせるように保護者の方と、一緒に成長を喜び合える療育を提供する施設です。神奈川県の児童発達支援事業所をもっと見る愛知県児童発達支援事業所Upload By 発達ナビ施設情報ヒーローズきっず本郷教室は、一緒に見る景色の中にあるたくさんの隠れたヒントを拾い上げ、観察し「得意なこと」「楽しんで取り組むこと」が増えるように1つずつ階段を上り、時には立ち止まり、サポートをする施設です。発達の過程に応じて、個別又は集団における支援を行っています。教室は、ほかの人の気配を感じられる距離感でありつつ広々とした空間となっており、個別療育から集団への移行もしやすい環境です。周囲との関わりや遊びを通し、豊かな感性や表現する力を養い、創造性を豊かにできる具体的な支援を行っています。愛知県の児童発達支援事業所をもっと見る大阪府放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報「経験・体験から学びへ」社会体験や、日常生活に大切な経験など、放課後等デイサービスFun Funには、数多くのプログラムがあります。スタッフには、お笑い芸人や俳優が在籍しており、さまざまなイベントへの参加、歌のレッスン、クリスマス会など、ほかでは体験できないイベントが盛りだくさんで、数多くのことを経験することができます。また子どもたちの居場所となるように、家庭とも連携しながら、それぞれの個性に合わせた個別の療育を通し、子どもたちの「できる」を増やすサポートをする施設です。あっぷるtreehome神崎川は、2021年8月にオープン予定。夏には広いバルコニーで水遊びをしたり、目の前には公園があり、びのびと過ごせる環境になっており、プログラミング、ロボット教室、英語、学習支援、外出支援、運動、感覚統合、地域交流、外出支援、農業体験、食育など、自主性や将来的な生活能力を培うことができます。将来、自立できる力を培うため、特にプログラミング・ロボット教室・システム学習に力を入れています。お子さん一人ひとりの成長に合わせた、スモールステップでの目標を設定し、自立に向けてのサポートをする施設です。Upload By 発達ナビ施設情報大阪府の放課後等デイサービスをもっと見る大阪府児童発達支援事業所Upload By 発達ナビ施設情報あっぷるtreehome神崎川は、2021年8月にオープン予定。MSPA研修を受講・認定者が診断を行い、子どもの得意・不得意など凸凹をグラフ化し、一人ひとりの特性を知ることで自宅での取り組み方を一緒に考えたり、支援計画を作成し、療育を行う施設です。どう凸(できる事)を伸ばすか、凹にはどのような方針で対応していくか、先生全員で子どもと関わり、きめ細やかな療育を受けることができます。感覚動作アセスメントを元に、幼児からできるプログラミング、ロボット教室、学習支援、外出支援、地域交流、食育などの支援をする施設です。大阪府の児童発達支援事業所をもっと見る福岡県放課後等デイサービスUpload By 発達ナビ施設情報2021年3月にオープンした放課後等デイサービスポコアポコ福岡南。習い事・学習支援・生活支援の3つの療育カリキュラムに沿って支援を行っています。音楽と英語活動を週に1回程度取り入れており、音楽ではピアノの個人レッスンや集団でのリトミック、英語では発音練習やコミュニケーションゲームなどを行い、お子さんの集中力やコミュニケーション能力を伸ばすことができます。学力や特性に応じて、伸ばしたいスキルに応じた療育課題を出したり、食事・片付け・掃除など生活の自立に必要なスキルを身につける活動を行っています。福岡県の放課後等デイサービスをもっと見る「もっと施設の情報を詳しく知りたい!」「見学をしてみたい!」と思ったら、WEBからもお問い合わせが可能です。施設情報ページでは、掲載されている施設の情報を地域ごとに検索して見ることができますよ。
2021年07月26日小学5年生の宿泊学習は途中離脱こんにちは。加藤路瑛です。僕自身、感覚過敏の特性があることから13歳のときに「感覚過敏研究所」を立ち上げ、感覚過敏の課題解決に取り組んでいます。当事者目線、特に子どもの視点で感覚過敏について話していきたいと思います。感覚過敏があると修学旅行でどんな困ったことが起きるのか、またどんな対策ができるのかを、僕の経験を通してお伝えします。Upload By 加藤路瑛小学4年生のとき、学校で宿泊学習があり、2泊3日で山に行きました。それほど高い山ではありませんでしたが、2日間とも山の中をトレッキングしました。僕は味覚過敏や嗅覚過敏があり、食べられるものが限られています。給食もほとんど食べられません。ですから、宿泊先のご飯は食べられるものがないだろうと不安でした。1日目のお昼は家から弁当を持って行き、夜から宿泊先の食事になります。もちろん事前に、親と担任も食事の件は話し合っていました。「無理に食べなくていいので、食べられるものがあれば」という感じだったので、それなら食べられなくても怒られないし、大丈夫だろうと考えていました。1日目の夜ごはん、2日目の朝ごはん、お昼ごはん……食べられるものがありませんでした。白米だったら食べられるのですが、混ぜごはんだったので主食も食べることができませんでした。問題は飲み物でした。1日目は家で水筒に水を入れていきました。2日目は、宿泊先で生徒全員の水筒に麦茶を入れてくれました。ですが僕は、麦茶は飲めません。ホテルを出てトレッキングしているときに、喉が渇いて水筒の水を飲もうとしたら…麦茶だということに気がつきました。1日目の夜、2日目の朝と昼も夜も、僕は何も食べられませんでした。そして、トレッキング中は水筒に入っている麦茶も飲めず水分補給ができませんでした。僕は栄養不足と脱水で気持ち悪くなり、動けなくなりました。保健の先生と相談し、親に迎えに来てもらうことになりました。夜、おそらく22時くらいだったと思いますが、両親が車で迎えに来てくれました。とてもほっとした記憶があります。車にのったら、僕が食べられるおにぎりや飲み物やお菓子がたくさん買ってありました。僕は夢中で食べました。とても美味しく感じました。水分もとれて元気になりました。途中で父が車を止めて、家族で外に出ました。見上げると、星がいっぱいキラキラ光っていて、こんなに空には星があるのだとびっくりしました。そして、父が「よくがんばった」と頭をなででくれました。小学6年生の修学旅行。去年の反省を活かそう!出典 : 小学6年生の修学旅行では、日光に2泊3日で行きました。もちろん、僕の心配事は食べ物についてでした。小学6年生のときの先生は、事前に親に連絡してきてくれました。母から聞いた内容は以下のような感じです。「5年生のときの宿泊学習の件、聞きました。まず、飲み物ですが、水が飲めるということなので、必要な分だけペットボトルを持たせてください。重いと思うので私が代わりに持ちます。次に食べ物ですが、食べられるパンを持たせてください。おなかが空いて困ることがあれば、教職員の部屋で食べられるようにします。」話を聞いて、こんなことができるんだ!とびっくりしました。この担任の先生は、以前、給食が食べられない僕に弁当持参を提案してくださったこともあります。食べられない僕のことを本当に考えてくださる先生でした。Upload By 加藤路瑛先生は修学旅行中の食事のメニューをすべて調べて、事前に教えてくれました。それを母が見ながら、「2日目のお弁当の焼きそばなら食べられかも」など、先生と打ち合わせてくれました。さらに、宿泊先のホテルの料理長と母が電話で話ができるよう取り計らってくれました。料理長は「お食事がご不安だとお聞きしました。できるだけ食べられるものをお出ししたい。」と言ってくれたそうです。母は、白米があれば大丈夫なことや、豚肉はしゃぶしゃぶにして、できれば焼肉のタレがあれば食べられることなど、僕が食べられる食材や調理方法を伝えてくれました。料理長の「安心して食事の席につけるようにします」という言葉がとてもうれしかったです。(担任も調理長も神対応です!)おかげで僕は、小学6年生の修学旅行では、“まったく食べられるものがない”という状況にはなりませんでした。水筒の中身も持参した水を入れて飲むことができました。お菓子も持っていっていたので、非常食のパンを出動させることはありませんでした。ちなみにパンは、チョコチップのついたスティックパンを持って行きました。こうして2泊3日の修学旅行は、親に迎えにきてもらうこともなく、楽しむことができました。中学1年生。入学オリエンテーリング。中学校では、入学式の翌日からオリエンテーリングで宿泊がありました。入学前の説明会で、オリエンテーリングで食事について相談したいと親が学校に言ったところ、「それなら養護教諭が担当します」と保健室の先生が相談にのってくれることになりました。この時点でも僕も親も感覚過敏という言葉を知りません。「味に敏感なため食べられるものがあまりありません。飲める飲料も限られているので、脱水にならないか心配です」と言うと、先生は「それなら栄養補助食品を持参されるのはどうでしょう?お腹が空いたとき、食べていただいて大丈夫です。それから、飲み物はホテルの自動販売機を自由に使って大丈夫です。まだ、担任が決まっておりませんので、決まり次第、担任には伝えておきます」と1分くらいの相談で解決しました。小学校の時は一大事件みたいな扱いだったのに、中学では、“たいした問題ではない”という感じで、僕はうれしかった記憶があります。実際、オリエンテーリングでは、食べられなかったら栄養補助食品もあるし、お菓子もあるし、なんなら自販機で飲み物を自由に買えるし、なんとかなりました。ただ、結局、オリエンテーリングでは体調が悪くなりました。当時は理由がわからなかったのですが、今、感覚過敏という知識を持って振り返れば、聴覚過敏による体調不良ではないかと思います。味覚過敏についての対策はできていたけれど、聴覚過敏についての対策はできていなかったからです。入学直後のオリエンテーリングだったので、「友達をつくろう、みんなと仲良くなろうと」生徒たちのテンションも高く、騒がしい状態が続いていました。その音の洪水にやられてしまったように思います。Upload By 加藤路瑛もう宿泊学習は行きたくない。出典 : 感覚過敏が強い人の宿泊学習・修学旅行で気をつけたいこと中学1年の秋にも宿泊学習がありました。海のフィールドワークというもので、海辺で生物をさがしたり、グループワークをするようなものでした。入学後のオリエンテーリングと同じような感じで、念のため栄養補助食品を持って行きました。飲み物は自動販売機が使えるのも同じでしたので、困ることはありませんでした。この頃は、教室の騒がしさで体調が悪くなることが多く、保健室に駆け込むことが多いころでした。保健室の先生から「聴覚過敏」という言葉を聞き、自分の体調不良が聴覚過敏からくるものではないかと調べているころでした。宿泊学習でも、やはり具合が悪くなりました。海でフィールドワークをしているときは問題ないのですが、ホテルの自由時間や食事の時間は、音の洪水で頭が痛くなって、気持ち悪くなるのです。中学2年の4月。また2泊3日のオリエンテーリングがありました。宿泊学習のあの雑踏にいるような騒がしさを思い出し、「行きたくないな」と思いました。食べるものも限られてしまうので、気持ちが乗りませんでした。親にオリエンテーリングに行きたくないことを伝えました。オリエンテーリングを欠席することのメリット、デメリットも話し合いました。メリットは、「とりあえず行きたくないので気持ちが安定する」です。話し合った結果、デメリットは「学校での思い出が1つ減ること。オリエンテーリングの話題に入れないこと」だと思いました。僕は、思い出が1つ減ろうが、その会話に入れないことがあろうが、それよりも、宿泊学習に行くストレスの方が高いと思いました。親には、自分で先生に相談するようにいと言われたので、自分で先生にオリエンテーリングを欠席することを伝えました。1年生の3学期は、オリエンテーリングの班決めや準備の時間もあるので、当日は欠席してもよいが、準備には参加するようにと言われました。自分が行かないと分かっていて、班のメンバーにも伝えている中で、準備に参加するのは多少の罪悪感や面倒臭さがありましたが、オリエンテーリングを欠席することに後悔はありませんでした。これまでの宿泊学習を振り返って思うことは、まず、子ども本人は、感覚過敏のある自分が宿泊学習に行くことによって、どんな困った状況が起きるかについて、想像することが難しいので、親や先生が起こる状況を想定して対策を考えて欲しいということです。また、「1日、2日くらい我慢すればよい」という考え方も危険だと思います。僕は小学5年生の宿泊学習で、丸1日食事をとれず、トレッキング中に水分を取れなかったことで具合が悪くなりましたが、低血糖や脱水などで生命に関わる可能性もあったのではないかと思います。家や学校とは違う環境で逃げ場もありません。心配だと思うことは、1つずつ先生と親と生徒で確認していくのがいいと思っています。そして、修学旅行などは学校行事の中でも大きなイベントです。「思い出のために」「みんなと一緒に」という気持ちを親や先生が子どもに押し付けているかもしれないと、考えてみてもらいたいと思います。小学生時代の僕は「学校行事は参加するもの」と思っていました。休むという選択肢を持っていませんでした。僕は中学1年の終わりに、「宿泊学習は行かない」という選択をしました。クラスの話題に入れなくなっても、学校の思い出が少なくなったとしても、それでもいいと思えるようになりました。最後の切り札として「行かない」という選択肢があること、たとえ、一つの行事に参加できなかったとしても、そのことで損なわれるものは思っているほどはないことをみなさんに知っていただきたいです。出典 : 小6の時の先生や宿泊先の神対応が素晴らしいですね。また、必要な支援や取り組みのメリット・デメリットをしっかりと自分で考えられるようになった成長にも目を見張ります。このように、困っていることを整理して皆で相談できるようになると良いですね。(監修:児童精神科医 三木 崇弘先生)
2021年07月25日学校から持ち帰ったプリント類や、DMで届いたお試し教材。できれば学習にも役立てたいですよね。ライフオーガナイザーの森麻紀さんは、間違えた問題の復習や、学習のタイミングにあった時期にお試し教材を活用できるよう、収納システムを考えました。個別フォルダーにはさんで、ファイルボックスに収納しておくだけのシンプルな方法なので、すぐに実践できます。仕分けの方法や、マルつけの解答を置いておく場所もぜひ参考に!■ プリントや教材の整理は、個別フォルダにはさんでファイルボックスに!筆者は、返却された子どものプリント、DMで届いたお試し教材などを、個別フォルダに入れ、ファイルボックスで整理しています。これは、活用できそうなものは活用したい!とたどりついた収納法。個別フォルダにただはさむだけの簡単収納ですが、使いたいときにすぐに見つけることができます。ファイルボックス内に入れた個別フォルダのラベル名は「復習」、「予習」、「保護者保管」、「Web(で印刷した学習関連のもの)」となっています。■ 子どものプリントは「復習」フォルダに入れて、後日やり直し現在小6の子どもがいる筆者の家では、まず漢字プリントの間違っていたものはすべて「復習」フォルダにはさんでおきます。そして間違えた漢字だけを集めたプリントを作成。そのために使う紙もまとめてクリアフォルダに入れています。紙は前の学年で使わず余ったノートを、切り取って使用しています。そのほかの教科は、プリント返却のタイミングで、なぜ間違えたのかを理解しているかどうかの確認。そのうえで、これはあとで見返した方がいい問題だと、筆者が判断したものだけをいったん保管。後日、再確認のためにもう一度その問題をやります。教科ごとや時系列に分けたりもしていません。漢字とそれ以外にクリアフォルダを分けるのみ。復習するときに取り組みやすいよう、間違えた問題の解答欄に、ふせんを貼って隠しておきます。■ まだ早い教材は「予習」フォルダに保管しておけばやり忘れない毎年、進級する少し前に通信教育のDMが届きます。でもこれは次学年の教材や少し先の内容。せっかくなので使いたいけど、どこかにしまいこむと、使いたいときに活用できなくなることも…。そういったものは、先ほどのファイルボックスの中の「予習フォルダ」にはさむことにしています。分けておくことで、今の教材と混ざって探しにくくなることがありません。以前、紙の通信教育をやっていたとき、早めに届いた教材や、子どものペースが追いついていないプリントも、この場所に入れていました。■ 問題集の解答はダイニングテーブルのすぐ近くに。マルつけもスムーズ!以前は、プリントなどと同じ場所に「解答」とラベリングした個別フォルダにはさんでいました。しかし、マルつけできるときはすぐにやってしまいたいので、座ったまますぐ取れるダイニングテーブルの下に移動。子どもに「教えて~!」と言われた問題をすぐ説明できるように、裏紙も一緒に入れています。すぐ取れる場所にないと面倒くさくて後回しにしてしまうからです。ちなみに、教材自体は子どもの机の上にあるファイルボックスに入っています。この夏休み、子どもの学習サポートのための収納システムをつくってみてはいかがでしょうか?●教えてくれた人/森 麻紀さん名古屋市在住のライフオーガナイザー。クローゼットオーガナイザーの資格も持つ。「自分にちょうどいい片づけ方」を実践しつつ、片づけに悩む人へのサポートを行う。Webメディアなどで片づけに関する執筆も
2021年07月22日Upload By スガカズスガカズ現在4人の子どもを育てているママです。・長男(中2 ASD、ADHD)・次男(小5 ADHD)・長女(年長 定型発達)・三男(年中、定型発達)定型発達の下の子たちにとって発達障害の上の子たちが良くないお手本に…これって誤学習?解決方法は?Upload By スガカズスガカズ(以下、――):日々障害児と定型児を育てていく中で、「これって誤学習なのでは?」と感じる場面がよくあります。例えば、食事の時間だと、ADHDのある次男は食事に集中できずに遊び始める場面が頻繁にあります。偏食や注意散漫からその日によってごはんの進みが全く違います。下の子たちにとっては次男がお手本となっているようで、同じように立ち歩いて遊び始めるなどで食事に時間がかかってしまいます。Upload By スガカズ三木先生:次男さんに対して黙認状態ではなく、「これは良いこれは悪い」と提示はできていますか。――はい。毎回口酸っぱく伝えています。例えばそれぞれの子のマークを作って机に貼り、「ここがあなたの席だよ。食事中はここで食べようね」「ごはんは30分で終わりだよ」「食事中は遊ばないよ」と伝えていて、下の子たちは「わかった」と返事をします。次男も理解はできています…ですが、結局遊びだすことが多く、30分で終わりません。簡潔に「30分過ぎたから片づけるね」と言うと次男は納得するんですが下の子たちは「食べたい!」と言って泣きだすし…仕方なく「10分だけだよ」と言って延長しますがその繰り返しで多くて1時間かかる日も…。さらに、上の子たち(障害児)のこだわりは『食卓におもちゃをもっていくこと』…。それを奪うと逆に集中できなかったり言い合いに発展するので、結果落ち着いて食事をする環境を作れていません。三木先生:つまり実際のところ、「時間は守らなくてもいい」と言うような形になってしまっているんですね。――そうですね…三木先生:うーん…まぁ、現状難しいと思います。だって好ましくない見本が目の前にあるわけですから。上の子と下の子の食事の時間をずらすなどの対応もあると思いますが、そうすると別の問題(母親のタスクが増える)が出てきますからね。「できる」「わかる」どちらを優先したらいい?Upload By スガカズ三木先生:ADHDのある次男くんのように、高学年だったらもう理解と自制がある程度伴なっているので、食べなければ片づければいいと思いますが、下のお子さんたちはまだ幼く、行動が伴わない年齢なので、難しいですね。この年の子(未就学〜低学年)は、『できる』より『わかる』を大事にした方がいいです。もちろん「なんだかよく分からないけどやる→褒められる→行動が定着」と言った『できる』を優先して成功するルートもあります。でも今のこの場合でしたら大事なのは『枠の提示』ですね。――『できる』より『わかる』ですか…『わかる』はできていそうなのですが、実際子育てする上で『できる』に目がいきがちです。三木先生:できることを求めだすと毎日がげんなりして過ごすことになるので、そこは一旦3~5年後くらいに「ごはんって、ちゃんと座って食べるよね」と運用実行できることにゴールを置いた方が現実的じゃないでしょうか。メッセージ(枠の提示)とできるは即イコールにならないことが多いです。今は60~90分など長時間になってないだけ一旦OKとしてあげていいと思います。逆に年中さん年長さんでちゃんとできていると心配だなと。下のお子さんたちは充分がんばっているんじゃないでしょうかね。――確かに…生活する上で、きょうだい2人とも『がんばっているな』と感じる場面も多いです。3番目の子(長女 年長)は、特にがんばり屋さんな面もあります。誤学習の確認方法は?今回は食事中でのできごとでの悩みについてお話しましたが、「これって誤学習じゃない?」と感じる機会がとても多いわが家…。誤学習かどうかの確認についても三木先生からアドバイスをいただけました。Upload By スガカズ三木先生:誤学習の心配については、下2人が「お兄ちゃんだってぐだぐだしてるじゃん」と心底思っているか聞いてみても良いかもしれないですね。――「お兄ちゃんずるい」「ボクも!」「私も!」と言う機会はよく目にします。三木先生:それが理念ベースで言っているのかエクスキューズ(言い訳)から言っているのかの違いがわかればいいですね。うらやましさから言ってるのであれば、「うらやましいのはわかるよ。でも本当はわかってるよね?」でOKです。外でできることは基本的に「できる」とみなしてOKです。――それでいうとエクスキューズ(言い訳)なのかもしれません。保育園では座って給食を食べているのに、家では違っているので、オンオフを切り換えていそうです…。三木先生:であれば、状況理解と自覚が整えばできるということですね。家で食事に時間がかかったとしても多少目をつむってあげてもいいと思います。感想きょうだい児の誤学習を心配していた私。現実問題上の子と下の子を育てる上で誤学習に繋がりそうな機会はとても多いです。ですが、そんな中でもきょうだい児たちはがんばっていると再確認…。親が心配する気もちが、「誤学習にならないようにしないと…」「物事の良し悪しを正しく理解してもらわないと…」と、肩に力が入っていたのでしょう。短期的に解決させる問題ではないので、「『今できなくても仕方ない』と割り切る」「枠の提示はくずさない」「緊急性がないものに関しては3~5年後をゴールに置く」ことを大事にしようと思いました。
2021年07月22日障害のある作家たちの異彩を発信する展覧会「HERALBONY GALLERY in Tokyo -3rd Anniversary Art Exhibition- 」7月19日(月)から渋谷で期間限定開催!Upload By 発達ナビニュース障害のある作家たちの異彩を発信する展覧会「HERALBONY GALLERY in Tokyo -3rd Anniversary Art Exhibition- 」が2021年7月19日(月)~25日(日)の期間、渋谷スペイン坂の多目的スペース「no-ma」にて開催されます。主催のヘラルボニーは、福祉実験ユニット。障害という言葉の裏にある先入観やこれまでの常識を超え、福祉を起点に新たな文化を作り出し続けています。7月24日に設立3周年を迎えることを記念し、今回の展覧会を開催。展示では三重県にある障害のあるアーティストの支援等をする、特定非営利活動法人 希望の園に所属する作家、森啓輔の原画作品展示、ヘラルボニーの取り組みと活動の展示、ヘラルボニーが手掛けるアートライフブランド「HERALBONY」の出店があります。入場は無料。※7月22日~15:00、23日~14:00、7月24日~14:00は、チケット購入に限り来場可能アーティストが放つ「異彩」との出会いがここにある。3周年記念イベントとして、チケット制の有料イベントも開催します。2021年7月22日(木)、23日(金)はスペシャルイベントとして、常設展示のほか、ヘラルボニー代表や特定非営利活動法人 希望の園理事長のあいさつ、コンテンポラリーダンサーによるダンスパフォーマンスなどがあります。設立3周年、当日となる7月24日(土)にはヘラルボニーの「異彩」との出会いとこれまでの3年間、そして今後の展望をテーマに、創業メンバーによるトークイベントを開催します。(尚、緊急事態宣言発出に伴い、イベントの縮小及び一部内容を変更があります。詳しくは、公式ページからご確認ください。)【作品募集のお知らせ】「2021パラアートTOKYO」第8回国際交流展、受付は8月14日(土)までUpload By 発達ナビニュース「パラアート TOKYO」は、世界中から障害のある人による芸術作品を集めて、公益財団法人 日本チャリティ協会が開催する国際交流展。「才能は障がいを超え、国境を越える 」というスローガンのもと、障害のある人の芸術作品(パラアート)の感性、才能価値を世界へ発信しています。「2021パラアートTOKYO」第8回国際交流展の開催が決定し、作品を募集しています。期間は2021年8月14日(土)まで。世界にひとつしかない作品を応募してみませんか。【募集対象】国内外を問わず、障害のある方が制作した平面(書・絵画等)作品。子どもの部:10歳~17歳 / 大人の部:18歳以上【受付】2021年8月14日(土)まで Eメールinfo@paraart.jpまたは郵送【お問合せ先】(公財)日本チャリティ協会「2021 パラアートTOKYO」実行委員会事務局住所:〒160-0004 東京都新宿区四谷 1-19 アーバン四谷 4 階TEL :03-3341-0803FAX :03-3359-7964E-mail: info@paraart.jp昨年開催した「2020 パラアートTOKYO」の全ての作品は、オンラインギャラリーで観ることができます。こちらもぜひご覧ください。発達障害のある人の困りごとにやさしく寄り添う「mahora」ノートが第30回日本文具大賞のデザイン部門、優秀賞を受賞!Upload By 発達ナビニュース「mahora」ノートは、発達障害がある100人の声を聞き、大栗紙工株式会社が一般社団法人UnBalance(アンバランス)と共に開発したノートです。お子さんがノートを使っているとき、なんだか書きにくそうだなと感じることはありませんか?視覚が敏感な場合、白い紙からの反射がまぶしく感じることがあります。特性によっては、罫線が見分けにくいために気づいたら書いている行がかわってしまっていたりすることも…。このような発達障害のある人たちが日ごろノートを使うときに感じているさまざまな困りごとの声から、「mahora」ノートは「光の反射を抑えたやさしい色の中紙」「見分けやすいオリジナルの罫線」「シンプルなデザイン」を採用。老舗ノートメーカーならではの高い技術により丈夫で書き心地よく、目にやさしいノートがうまれました。その機能とデザインで、「みんなが使いやすいノート」として、第30回日本文具大賞でデザイン部門優秀賞を受賞。既存のノートがなんだか使いにくいなと感じているすべての人におすすめのノートです。「書きにくい」が「心地いい」に。カラーとサイズ、全24種類から選べる「mahora」ノートは、以下WEBサイトから購入することができます。京都障害児教育研究センターによる夏季研究集会、8月1日(土)オンラインで開催。特別支援学校や特別支援学級の実践報告、ゲスト講師による講演から障害児教育について考えよう。Upload By 発達ナビニュース京都障害児教育研究センター(障教研センター)が8月1日(土) 10:00~15:40にオンライン学習会を開催します。内容は、実践報告とゲスト講師による講演。特別支援学校、特別支援学級の実践報告では、教育現場で大切にしたいことを考えます。講演で講師をつとめるのは、自閉症児の授業づくりについて研究、各地で講演をする三木裕和さんと、「書く」ことと子どもの育ちについて研究する川地亜弥子さん。発達の視点から子どもをみることを学ぶ講演です。支援者向けの内容ですが、どなたでも参加できるオンライン学習会です。〈詳細〉【日時・場所】2021年8月1日(日)10:00~15:40(途中入場・途中退場可)オンライン(Zoomを用いて行います)【対象】どなたでもご参加ください【講師】三木裕和さん(元鳥取大学地域学部)川地亜弥子さん(神戸大学大学院人間発達環境学研究科)【料金】1,000円(税込)【お問い合わせ先】mail : sho-ken@kyoto-fuko.comtel: 075-751-1645京都府教育会館障教研センター事務局LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年07月18日ムスメちゃんとオコメちゃん
猫の手貸して~育児絵日記~
うちはモフモフ暮らし