ウーマンエキサイト読者の皆様、こんにちは。koyomeです。長女ムスメが1歳になった頃、離乳食はあまり食べず、まだまだ母乳メインでした。夜の授乳の間隔もなかなか開かず、精神的にも肉体的にもきつかったことを覚えています。想像以上にきつかったムスメの夜間断乳。もちろん、結果的に良く眠るようになったし、離乳食を食べる量が増えたりと、決行後のメリットもたくさんあったのですが、あまりの壮絶さがトラウマになり、次女が産まれたとき、すでに頭の中に断乳への恐怖が浮かんだんですよね…それを産後の入院中に助産師さんに相談して笑われた記憶があります。「気が早すぎる!」って。そして、次女も断乳の時期を迎えたのですが…い…いつのまにか終わってました。離乳食を開始する前から、長女ムスメが食べる食事に興味津々だった次女オコメ。いざ離乳食を始めたら食べる食べる! いつのまにか母乳を欲しがらなくなり、母乳が出なくなり、ミルクを足しても全然欲しがらなくなりました。なので、正直いつ断乳したか、正確な日にちは分かりません。最後の記憶は「あ、昨日の授乳が最後だったかも…」です。…私にとっても最後の授乳だったわけで、もう少し意識しておきたかったなぁと。こんな感じで、断乳も子どもの個性が出るんだな、と思った話でした。まぁあんなに離乳食を食べてくれたオコメも、今は立派な小食偏食大魔王になっていますけどね…!
2019年06月09日こんにちは! ちゅいママです。 先日友人と卒乳した時の話になったもので、今日は我が家の三男の卒乳にチャレンジした初日の話を書きたいと思います。 当時の記録が残っていますのでそちらを振り返りながら書いていきますね。 卒乳を決意したのは彼が1歳1か月になった頃でした。 添い乳で寝かせていたのですが、あまりにもコマ切れ睡眠で30分~1時間おきに泣くので、私が全く寝た気がせず疲労困憊状態だったので思い切って卒乳を決めました。 ■三男の卒乳チャレンジ!この日三男は卒乳、初めての夜を迎えようとしていました。三男にとっては初めての卒乳ですが、私にとっては三度目の卒乳チャレンジです。 昼間はおっぱいを飲まずに過ごせていましたし、この日はたっぷり遊ばせて体力も使っていたので、夜ももしかしたらスムーズにいくんじゃないかな? って気がしていました。 現に21時に寝かしつけた時には、夫の寝かしつけで寝る事ができました~~!! すごい! 意外とあっさり寝ましたね!! 今までは常に寝かしつけは私の役目だったんですもの。それが夫の抱っこで寝れるようになっただなんて…しかもコテンと寝ただなんて、幸先いいスタートを切りました。 もしかしたらこのまま朝まで寝るんじゃないの? …と淡い期待を抱いていましたが、そんな一筋縄ではいきません。午前0時。 ボーンボーンボーン……。 起きました…。しかもおもいっきり泣いてます。 だけども、聞いてください!!21時から24時まで3時間続けて寝られただけでも、この子からしたらすごい事なんです! 快挙!! さぁ~~ここからが勝負。 今まで泣けばすぐにおっぱいをくわえさせて寝かせていたんですもの。おっぱいがないとなると、どうやって寝かせたらいいのやら。 ■そして、作成開始!まずは作戦その1!【「牛乳あるよ」作戦~~~!!!!】 さっそく枕元に置いておいた牛乳をあげてみました。 1歳を過ぎて牛乳が解禁になったので、少しでもおっぱいに風味の近い牛乳でも飲んで心静めるがよいわ!! と思ったけど、 あぁぁぁっ!! 隊長ーーー!!失敗しましたーーー!! 全力で牛乳を投げ捨てられ、むなしく床に転げ落ちましたーーー!! よしっ! ならば次!! 牛乳がダメなら王道で【抱っこ作戦!】 鉄則です! 抱っこでゆらゆら。だいぶ長い間ゆらゆらし続けました。 でも…まったく泣き止む気配がしません。泣き止むどころかむしろますますひどくなるばかり…ど…どないしよ。 こうなったら最終作戦に切り替えます!! その名も、 【大好物で気分転換しましょ作戦~~~!!!!】 三男を抱っこして1階に降りていき、台所へ連れていき、お茶を飲ませてイチゴを与えてみました。 夜中の12時過ぎにイチゴ。 いいーーんです!! 夜中にイチゴを食べさせていいなんて、どこのマニュアルにも載ってないけれどそんなことはどうでもいいんです!一度泣き止んで心落ち着けてくれるのなら夜中にイチゴを食おうが何食おうがかまいません。そんな境地です。 大好きなイチゴを食べる事ができて本人大変ご満悦。 暗闇でイチゴを食べながら(寝室に戻ってきました)、傍らにはお茶だの牛乳だの一式広げて、食べて飲んで雄たけびあげて、 宴が始まってしまいました。 ドンチャンドンチャン。ひねりつぶされたイチゴの汁で床がべちゃべちゃです…。 イチゴの宴で超ご機嫌になったものの時刻は深夜1時です。さぁ…どうしましょう。ここからどうやって寝かせばいいんでしょうか(笑) さらに困った事に思いがけない事が起こったんです。 最初の抱っこの大泣きの時点で、お兄ちゃん(長男)が起きちゃったんですー!! いつもはどんなに泣いても気づかずに寝ているはずの長男が、この日に限って泣き声に反応して目が覚めてしまったらしく、しかも弟が泣いているのを聞いて長男の方が泣き出してしまったんです。なぜ~~~!!いや…なんで長男が泣くのよぉ~~~。 やはり子どもなりに異変を感じとったのでしょうか。三男がおっぱいをもらえず泣いている姿をみてかわいそうになったんでしょうね。 「おっぱいあげてよぉ~~…あげてよぉ~~~」って言いながらシクシク泣き始めてしまいました。 優しい心なのは素晴らしいのですが、まさかこんな事態になるとは思っておらず、兄弟のあるなしによっても断乳事情が変わってくるんだな~と実感しました。 子ども1人ならその子だけに集中してあげられるけど、他に兄弟がいると他のメンバーが予想外の行動を起こしてくるんですね。 しかも長男だけじゃなくて、なんと次男までもが!!ふと目を覚まして「ママーーー!」だの「パパーーー!!」だの喋りかけてきて… わーーん! ナニコレ! 全員起きてる!! しかも全員泣いてる!! 最悪な状況に陥ってしまいました。 この状況を打破するためにイチゴの宴を開催したのですが、宴が終わったあと寝かせようとするとものすごく泣いてしまうので、さっさと白旗をあげて、三男には好きなように遊んでもらいました。夜中にパソコンのキーボードをたたいて、 大はしゃぎで遊んでいます…。 バンバンバン!!ダシダシダシ!ベンベンガンガン!! そんなに叩いちゃキーボード壊れちゃうかもしれないけれど、この際もういいや…。 キーボードが壊れてもいいのでとにかく三男に泣いてほしくなかったんです。泣く事で上の2人がさらにややこしくなるので。 結局長男はそのまま目が覚めてしまったままです(しかもまだ泣いてる)。 これは一体いつになったら寝られるんだろうかと少々不安になりつつも、しばらく遊んで気が済んだ三男がトコトコと私の元へとやってきました。どうやら眠いのは眠いようです。 そりゃそうですよ。お昼寝も1回しかしていないし、夜だってまだ3時間しか寝てないんですから。 目がとろーんとしておててもぬくぬく。寝たいのは寝たいんだろうけど、おっぱいがないと寝られないんですよねぇぇぇーーー。 ■本番スタート…!ここからが大変でした…!! 泣いて泣いて、布団の上を転げ回って大号泣です!! 最初は「どうしてくれないんだーー!」と怒っているような泣き方でしたが、そのうち悲しそうな泣き声にかわってきてしまいました。 私もずーーーーーっと体をさすったり、声をかけたり、子守歌を歌ったり、呼吸を合わせたり、足を撫でたりと、あの手この手で落ち着かせようとしたんですが、こんな事で寝るような男ではありません(超しつこい)。 ずっと泣き続ける三男に集中してあげたくても、ご近所迷惑も気になりますし…。夜中に赤ん坊の泣き声が1時間も2時間も続くとなると苦情でも来てしまうんじゃないかと内心ヒヤヒヤしていました。 そしてなによりとても悲しそうに泣いて、それでもおっぱいを求めてくる三男を目の当たりにして いっそのこともう与えてしまおうかと心揺らぎました。 何度心折れそうになったことか!! こんなに泣いてるんだもん。もう少し先延ばしにしてもいいかな。寝不足だって私が我慢すればいいことなんだし。 そう何度も思いました。でもここでやめたら、今までの1時間半が何のために泣いてたのか分からなくなるし、余計にかわいそうですもんね。 三男も辛抱。私も辛抱。 こうなったら2人の我慢くらべです。 お布団の上をゴロゴロ転がりながら泣きじゃくりながらも、最終的には眠気の方が勝ったようで泣き寝入りしてくれました…ホッ…。 かなり泣いたような気がしたけれど時刻を見たら深夜2時。 大号泣していたのはせいぜい30分か40分といったところでしょうか。 でも泣き声って体感ではものすごく長く感じるんですよね。。 0時から2時までのちょうど2時間。あの手この手で格闘しましたが、なんとか寝てくれました!!! はぁぁぁ~~~~!!!! かわいそうだったけれど、これも大事なステップのひとつ!! このあともう1回起きたりするかな? と不安に思っていたのですが、どうやらそのあとは4時間連続で寝続けて6時に起きました!! 記憶が定かではないのですがふと見た時にはひとりでガチャガチャ遊んでたので(こんなの初めて)、泣かずに6時には起きていたらしいです。 成長したぁぁぁ~~~!!!! 少々手こずりましたが、まぁこんなもんでしょ! 着実に成長の階段一段あがりましたとさ!! ■あれから4年…こうして読み返してみるとまるで昨日のことかのように思い出されます。現在三男は5歳。大きくなりましたねぇ…。
2019年06月03日タイミングを見失った娘の授乳事情と泥沼化した卒乳の体験談です。長男の場合。「離乳食が始まると昼間の授乳は少しずつ減り、1歳になるころにはおやすみ前の1回のみ。次第に、それがなくともスゥーっと寝入ることが増え自然と卒乳…」と、まるで育児書の一例のような卒乳でした。しかし、その後一度だけ夜におっぱいを欲しがって泣いたときに、オッパイを飲ませず、抱っこやおなかポンポンでムリヤリ(?)寝かしつけてしまったことがありました。「本人のペースを無視してしまったかな」「無理強いしてしまったかな」と、ちょっぴり後悔が残りました。■娘への負い目で卒乳タイミングを見失うそんなわけで娘の授乳は「とことん付き合う!」に作戦変更。これは当然、息子同様「娘も1歳前には授乳回数が減るだろう」というのが前提だったのですが、とんだ目論見違いでした。上の子がいると、生活リズムはどうしても上の子中心になりがち。下の子はベビーベッドでゆったりしてもいられず、上の子につき合って抱っことおんぶでアクティブに過ごし、その間、下の子ができる主張はオッパイのみ…。そのせいか、上の子以上にオッパイへの執着が強くなったような気がします。夜は、静かに寝てほしい一心で、ちょっとでもグズったら下の子にはオッパイを飲ませるという日々。気がつけば1歳を過ぎてもなお、夜中の頻回授乳が続いている泥沼状態…。夜の授乳も夜泣きも、2回目となれば多少は「ゴールが見えているからがんばれる」はずだったのに、2歳近くなってもまだ終わらないとなると、ゴールなんて完全に行方不明。とっくに通り過ぎているのに、コースを飛び出して意地になって市中を走り回っている感じです。■「卒乳は本人のタイミングで」にこだわりすぎかも…!?「卒乳は本人のタイミングで」「とことん付き合う」にこだわりすぎて、娘も私も終わらせ方がわからず惰性で「飲み・飲ませ」ているのではないか?さらに授乳に関して、「息子のときこうだった」から「娘もこうだろう」と決めつけていないか? と、このころ、ようやく気がつきました。そして夜中に何度も起きていては私はもちろん娘も寝不足になってしまうのでは? という心配もあります。そんなわけで娘の場合、2歳を過ぎてようやく本腰をいれて卒乳にいどみました。2歳ともなると、こちらの言葉への理解もどんどん進み、おしゃべりも上手になると同時に主張も激しくなってくるころ。とりあえず声かけから始めてみるも、イヤイヤ期に突入しつつある娘の答えは当然…。■イヤイヤ期の卒乳作戦に、禁じ手を出してしまったこうなってはお互い引くに引けません。子守唄やおなか・背中ポンポン、絵本の読み聞かせ、その他いろいろ育児書に記載されているような方法は一とおりやりつくした上で、正攻法の説得に応じないなら…最後の手段です。コレだけは使いたくなかった…しかしお互いの良質な睡眠のため、背に腹は代えられません! あの人の力を借りるしかない…。ひと言です。「ウソっこ赤ちゃんどこだどこだオバケ(長い)」なぞのこの人の登場をにおわせるひと言で、長かった娘の卒乳(授乳)は完了しました。私の場合ですが、普段は脅かしたり恐怖心を与えるような接し方はしたくないと考えており、オバケや鬼を引き合いに出すことはありません。なので「オバケ」と言ったところで、娘に響くどうかかわかりませんでした。でも、何やら得体の知れない雰囲気を感じ取ったらしく、聞くや否やバッとオッパイから顔を離し布団にもぐりこみました。私にとっては禁じ手の「オバケ」を、言い聞かせるのに使ったのはこのときが初めてです(そして最後の手段です)。それからは「オバケ」の件には触れず、布団に入ってギュッと抱くように体を密着させるとスゥ~と寝るようになりました。「オバケを登場させてまで無理やりに授乳を終わらせた」と言えなくはないですが、娘の様子見るに授乳については「大・満・足!」で、私は私で「やり切った感」がありこれはこれで良しとします。途中、体力と睡眠時間を削る泥沼状態があったものの、「卒乳」は誰が何と言おうと結果オーライ大成功です。
2019年05月28日今回は長女ほぺこの卒乳のお話です。ほぺこは今でもおっぱい大好きっ子で、ぶっちゃけ次女が産まれる直前まで寝る前におっぱいを触りながら寝るのが習慣なくらい執着していました。■ほぺこの卒乳プロジェクト始動!そんなほぺこから授乳をやめさせるんですから、すんなり自分からやめてくれるはずがありません。汗別に減るもんじゃないのでほぺこの気がすむまで授乳してもよかったんですが、いかんせん私の乳首が痛くてしょうがない…。さらに夜中に起こされるので寝不足もピークになり、色々限界な親の都合で卒乳プロジェクトが始動しました!!この時点で昼間の授乳は自然となくなっていましたが、問題は夜!!寝る前や途中で起きた時、睡眠薬代わりに乳を欲しがっていました。もはや精神安定剤としての役割でしかない授乳をどうやって終わりにするか…。まずは夜中の授乳からやめさせてみることに。色々対策を考えた結果…■私は何にも気づいてな〜い !!ほぺこが起きたことに気づかないフリをしてたぬき寝入り!!すると、フガフガ言っていたほぺこが、睡魔に負けて寝てしまったではありませんかっ !! 笑この強硬手段が意外と成功し、3日目には夜中に起こされることはなくなりました。この勢いにのって寝かしつけの授乳も一気にカタをつけたい!!ここは旦那にも協力してもらい、私抜きでの寝かしつけへ。すると最初こそ「ママー!」と愚痴っていましたが、すぐにすやすや眠ってくれました。ここまでは拍子抜けするくらい順調。いよいよ最終ステージの「私とマンツーマンでのノー授乳」にチャレンジ!!ちょっとフガフガ愚図り出した時の奥の手は… ■YouTubeの力を借りて卒乳完了!?やっぱりYouTubeでした。うちの子の場合、赤ちゃんがよく寝ると評判の音楽はあまり効果がなかったんですが、旦那が探してきた超マイナーソングがテキメンでした。笑ハワイアン調の耳障りのよい優しい音楽だったので、眠りを誘ったのかもしれません…!こうして特に苦労することもなく卒乳させることに成功しました。もともと私の母乳自体がほぼ出なくなっていたので、おしゃぶりをやめる感覚だったのかもしれません。長女は2歳手前までかかったけど、果たして次女はどのくらいかかるかな?できるだけ母子共に負担のない卒乳になりますように。。。
2019年05月23日私の授乳の経験談をお話します。長女のときは、私が妊娠をしたのが原因で、断乳することになりました。おっぱいをやめないと流産をするかもしれないと医師にいわれ、仕方なくそうなりました。最初は長女は泣きましたが、このときは、おっぱいのかわりに彼女の好きな子守り歌を歌うことで、しだいに彼女の涙はなくなりました。断乳は長女が泣いた記憶があったので、次女のときは、ゆっくりと卒乳したいと思っていました。しかし…次女は突然、おっぱいを飲みたいとまったくいわなくなりました。おっぱいよりも、おかしのほうが好きになっていました。…そして、おっぱいをお風呂でみると、フフッとほほえむようになりました。おっぱいを見るのは好きみたいなのですが、飲もうとは思わないようでした。そのとき、私はひっそりかくれて泣きました。成長の証でうれしいことのはずなのに、さみしかったのです。もうおっぱいに未練なんてまったくないというふうに、ご飯やおやつをモリモリ食べて、グーグーと眠る次女をぎゅっとだきしめ、毎日眠りました。私にとって授乳の時間は、癒しのひとときでした。本当に幸せな時間をありがとうと今は娘たちに感謝しています。
2019年05月22日妊娠前から脇にお肉がついていることがコンプレックスで、ノースリーブの服が苦手でした。そんな私が妊娠したことで脇に変化が起き、「副乳」があることが判明。今回は、私の妊娠中の副乳についてお話しします。 「副乳」って何!?人間の乳房は進化する過程で、左右一対の状態になっていますが、副乳は「退化しきれなかった乳房」と考えられているようです。私は脇の部分にありますが、人によってはおなかに副乳がある人もいるよう。妊娠する前から、ふくらみ具合や小さな乳首が付いていることで気が付く人もいるようです。 妊娠して副乳におきた変化妊娠するとホルモンの変化から、乳輪や脇などが黒ずみやすくなるといわれています。それと同様に、私の脇に小さいほくろのようなものがあらわれました。よく見ると、2mmくらいの乳首のようなものがついていたのです。 また、脇のふくらみも少しずつ大きくなっていき、脇を閉じるとふくらみが以前よりも目立つようになりました。普通に生活していると痛みはありませんが、押さえると乳房を押したときのような痛みがありました。 助産師外来で相談すると……私は妊娠して副乳の存在に気が付きましたが、だんだんと「副乳ってどこまで成長するの?」「副乳も母乳は出るの?」と不安になり、産院の助産師外来で助産師さんに相談することにしました。 助産師さんからは、「副乳でも乳腺が通っている人と、通っていない人がいるようで、産後、副乳から母乳が出る人もいます。個人差がありますが、妊娠すると乳房が大きくなるように、副乳も大きくなる人もいます」と、教えていただきました。副乳に乳腺が通っていることもあるなんてびっくりしましたが、副乳を見守りながら妊娠生活を過ごしました。 妊娠によって気付いた私の副乳。次回は、産後の副乳の状態についてご紹介したいと思います。 イラスト:sawawa著者:田中麻奈一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年05月20日皆さま、ごきげんいかがですか。男の墓場プロダクションの劔樹人と申します。普段はマンガを描いたり、バンドをやったり、ハロー!プロジェクトの応援をしたりしながら、家のことや育児を主に担当する主夫として生活しています。今回は、偶然できたわが家の卒乳時のお話です。■突然訪れた卒乳のきっかけその頃はまだ寒い次期だったので、娘は1歳を過ぎたくらいだっただろうか。まだ寝かしつけの時の添い寝授乳も日々の習慣であったが、娘は歯も生えてきたので、虫歯にさせないためにはそろそろ卒乳をしたい頃合いだった。見た感じはすっごい強そうなくせにもともと体力のない妻は、出産後風邪ばかりひき、抵抗力は一層落ちている様子だった。おっぱいを作ることははとてもエネルギーが要るという。これは明らかにひとつの要因である。卒乳の機運は高まっている。本当はすぐにでもしたい。そんな話にはなるものの、おっぱいを飲むわが子のかわいさに、妻もなかなか踏ん切りがつかない様子もあった。そんな時、妻が高熱で寝込んだ。インフルエンザだった。■妻を隔離して迎えた夜娘は感染していないため、妻は寝室に隔離し、われわれはリビングで寝ることにした。タミフルが処方されているため、どちらにしても母乳はあげられない。「これは卒乳のいい機会かもしれない。ま、つるちゃんは大変だろうけど…」確かに、娘の面倒はしばらく私一人のワンオペになる。とはいえ、日頃から娘と多くの時間を過ごしているのは私の方だ。妻が出張でいない夜にも慣れているし、ミルクでの寝かしつけもよくあることなので、そこまで深刻な事態ではないんじゃないかと思った。1日目の夜。娘はママを激しく求めた。隣の部屋にママがいることもわかっている。いつもと違う部屋で寝かされるのも違和感があったのかもしれない。とりあえず、リビングで危険がないよう、私は余ったマットレスでバリケードを作り、娘を寝かしつけた。2日目の夜。やはり、ママが恋しいしおっぱいも欲しい。妻の熱はいまだに高い。これは長い戦いになるかもしれないと思った。そして3日目の夜。娘は、おっぱいのことなどすっかりどうでもよくなっていた。私にとってこの数日間のワンオペは大変だったような気もするが、正直あまり覚えていない。とにかく、インフルにかこつけたら、卒乳はあっさり成功した。それだけははっきり記憶に残っている。卒乳すると、程なくして妻のおっぱいは出なくなった。長い育児の旅の、ひとつの終わりを感じた。
2019年05月19日ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは! 7歳と4歳のやんちゃ兄弟を育児中のなーみんです。 前回 は完母で育てた長男の卒乳エピソードを書きましたが、今回はミルクで育てた次男の卒乳エピソードを書きたいと思います!■最初は混合、その後完ミで育った次男次男が生まれて3ヶ月くらいまでは混合で育てていました。母乳の出が長男のときと違ってそこまで良くなかったのと、長男がまだ3歳だったこともありバタバタすることも多かったので、おっぱいの後にミルクを足す感じでした。夜はミルクを飲ませた後に寝かすという感じでしたが、ミルクを飲みながら寝る→そのまま次のミルクの時間までぐっすり寝るというサイクルでした。3ヶ月過ぎを機に完ミ(完全ミルク育児)になり、ミルク大好きっこに。量は守っていましたが、足りなくて泣き出すことも…(笑)そして夜はミルクが入眠アイテム化している気がして、このころから卒乳がちょっと不安に。■いよいよ離乳食開始! すると離乳食も順調に進み、ミルクの回数も徐々に減らしていきました。長男のときと同じように、減らしても欲しがって泣くということもなく、かなりスムーズでした。そしてついに夜のミルクをなくそう! と決意し決行!!ミルクがなくて寝れなくて泣かれたら…と不安にも思いましたが、“ある物”のおかげか泣くことなく寝て、そのまま朝まで起きませんでした。ある物の正体とは…おしゃぶりです!長男はおしゃぶりも拒否だったのですが、日ごろから哺乳瓶に慣れている次男はおしゃぶりも大好きでした。なので夜はおしゃぶりを口に入れると寝てくれました。今度は逆におしゃぶりがないと寝れないんじゃ…という不安にはなりましたが(笑)■順調すぎた卒乳へのステップ最後にあげたミルクは1歳になってすぐのころでした。このころは明らかに遊び飲みしているのがわかっていました。お腹が空いてるから飲んでるんじゃないなと思う行動。なかなか減らないし、哺乳瓶の乳首だけ噛み噛みしていたり…(笑)これはもう卒乳のサインかな? と思ってミルクがなくなると同時にミルクを卒業!すると次男もスムーズに卒乳することができました。兄弟そろって卒乳に悩むことがなかったのはすごく有難かったです。そしてミルク以上に不安だったおしゃぶり。こちらは1歳3ヵ月くらいで卒業しました。あると口に入れてしまうので、おしゃぶりをする時間を少しずつ減らして、最終的に寝るときのみになっていたんですが、試しになしで寝かせてみたら普通に寝たので卒業しました!
2019年05月17日こんにちは、助産院ばぶばぶのHISAKOです。1回の授乳で、赤ちゃんが片方しか飲まなかったということはありませんか? たまにならいいのですが、これが毎回続くとよくないこともあります。なぜ危険なのか、片乳授乳のリスクについてお話しします。 母乳が出るしくみとは作られた母乳は少しずつ乳管腔に溜まって行き、授乳間隔が空くと満タンになります。乳腺腔の真ん中には、脂肪分以外の母乳成分が溜まり、脂肪分は乳腺胞の壁に付着しています。 赤ちゃんがおっぱいを吸うと、その刺激で母乳分泌ホルモン(オキシトシン)にスイッチが入ります。するとホルモンの分泌を受けて、乳管胞を取り囲む筋肉が収縮し、中に溜まった母乳を排出する「射乳反」が起きます。 授乳の最初と最後で栄養価が違う射乳によって乳管胞の容積が小さくなるにつれ、徐々に壁からはがれ落ちた脂肪分が乳管へと押し出されて行きます。乳頭に向かって、より脂肪含有量の高い母乳が流れ出て行きます。 飲ませ始めの母乳(前乳)より、飲ませ終わりの母乳(後乳)のほうが栄養価が高いので、ぜひ赤ちゃんに後乳を飲ませましょうという片乳授乳推進の意見につながっているのはそのためだと思います。 後乳だけを飲ませるのはあり? なし?未熟児や低出生体重児、早急に高カロリー食で体重を増やさなければならない赤ちゃんは体力がないので、後乳を飲む前に放心してしまう可能性が。だから前乳は搾って捨てて、後乳を飲ませることを優先する指導が存在します。 でも、前乳に栄養がないわけではなく、健常新生児にわざわざ高カロリーな母乳のみを選んで与える意義は感じません。 また、片側をとことん飲ませる授乳方法では、反対側を同等に飲めるはずがありません。結局片っぽで赤ちゃんは力尽きてしまいます。こうなると反対のおっぱいをくわえさせようとしても無意味です。 アンバランスな授乳は乳腺炎になる可能性も授乳間隔が3時間ごとだと仮定すると、片乳授乳なら飲まなかった側は6時間も授乳間隔が空くことになりますね。そのうち、左右のおっぱいはアンバランスになって心身ともに収拾がつかなくなってしまいます。 片乳授乳を励行することで乳房内に長時間母乳が溜まったままにすると、張ったおっぱいを赤ちゃんが上手に飲めず浅吸いになる結果、乳頭亀裂の原因をつくり、乳腺炎になるリスクが上がります。だからこそ、一回の授乳では必ず両乳を飲ませてほしいと思います。 監修者・著者:助産師 助産院ばぶばぶ院長 HISAKO総合病院小児科・産婦人科・NICU病棟勤務を経て、地域での助産師活動・出張専門助産院を開業。2006年には来院ケアも可能な「助産院ばぶばぶ」をオープン。2016年11人目出産し、ママたちに元気と勇気をおすそ分けすべく母乳育児支援や講演活動、書籍出版など多岐にわたって活動中。
2019年05月15日第二子が生まれて数日したころ、おむつ替えのときに出血を確認しました。長女のときにはこんなことはなかったのでビックリ。そんな私の体験談をお話しします。 新生児のビックリ! 「新生児月経」生後3日から5日ぐらいに、女児の性器から少量の出血が見られる現象を「新生児月経」というそうです。健康上の問題はないそうで、すべての女の子にあるわけではないとのこと。わが家も長女のときにはありませんでした。 母親からの女性ホルモンの作用で起こる現象らしく、これによって痛みや貧血が起こることはなく、特別な処置は必要ないのだそうです。 うちの子の「新生児月経」出産後の入院中、生後2日目ごろにおむつ替えをしていたら、やや明るい色の血液がおむつにほんの少量ついていました。明らかにおしっこでもうんちでもなかったので、毎朝赤ちゃんを診察してくれている小児科の先生に聞きました。 「生理みたいなものだから心配いらないし、すぐに出血しなくなるよ」とのことでした。先生の言う通り、2~3日で出血は見られなくなりました。 新生児のビックリ! 「魔乳」わが子の新生児月経に加えて、もう1つ驚いたことがありました。それはわが子のおっぱいから白い液体、母乳みたいなものがちょっと出ていたことです。 これも母親からの女性ホルモンの影響で起こる現象らしく、もう少しソフトな言い方はないのかとも思うのですが、「魔乳」と呼ばれているそうです。1週間ぐらいでおさまる新生児特有のもので、男の子でも「魔乳」が出ることがあると言われています。いったいこの子にはどれだけ私のホルモンが注入されたんだ! と、ドキドキしてしまいました。 経験しなければ知ることがなかった「新生児月経」と「魔乳」。これから女の子を出産される方は、驚かないように覚えておきたいですね。著者:山田孝子不妊治療を経て高齢出産し、現在は三児の母。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味は旅行、仏像鑑賞、モノづくり。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年05月11日こんにちは。5歳3歳兄妹の母、グラハム子です。うちは息子が1歳2ヶ月、娘は1歳4ヶ月で断乳しました。断乳を決めた理由はいろいろありますが、■子どもの虫歯や小食が心配で…断乳作戦を開始!インターネットで「断乳 方法 1歳過ぎ」などと検索すると、いろいろと方法が出てきたので、まず私がやったのは、「ばんそうこう作戦」。息子のときも娘のときもやりました。近所のドラッグストアで売っているばんそうこうの中で1番大きなものを購入し、娘の大好きなキャラクターを描く。そしておっぱいに貼っておく。娘の場合、おっぱいが欲しいときは自分で私の服をめくってきました。するとそこには、いつもあるはずのおっぱいではなく、大好きなキャラクターが…。最初は怒りながら泣いていた娘でしたが、そのうち笑うようになりました。何度服をめくっても大好きなあのヒーローが「いないいないばぁ」するのが楽しいようでした。こうして、日中はわりとスムーズに断乳することができました。手こずったのは夜の部です。夜は、彼を見せてもちっとも泣きやみません(むしろもっと泣く)。■断乳中の夜泣きにゲッソリでも抱っこしたりあやしたり、いろいろやっているうちに本人も泣き疲れて寝ます。が、しかし、またすぐ起きます。最初の3日はこれの繰り返しでした。ところが、4日目から変化が...! 起きて泣いても、お茶を飲むと落ち着くようになりました。どうやら「泣いてもおっぱいはもらえない」と気がついたようでした。そして1週間後には夜起きても泣かなくなり(隣に私がいると、安心してそのまま寝てくれる)、2週間後には起きる回数自体、ひと晩で1、2回になりました。ここまでくれば、もう断乳成功を確信しました。確信した日、1人で夜中に祝杯をあげました。また、断乳中は、息子は夫の部屋で寝ていました。夫の仕事が翌日休みのときは、娘も夫の部屋で寝て、夜泣きの対応をしてもらいました。これが本当に救われました。わが家は夫の協力があったおかげで、断乳が夫婦の中で「共通のがんばった思い出」になりました。「あのときは大変だったよね」と、たまに話題にのぼります。と思ってしまう自分もいるのですが(笑)、それはまぁ置いといて。これから断乳を考えている方へ。断乳は寝不足との戦いでもあります。旦那さんやまわりの方に頼れるときは、遠慮せず頼ってください。旦那さんも、できる限り奥さんをサポートしてあげてくださいね。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2019年05月07日こんにちは。助産院ばぶばぶ 院長のHISAKOです。夜間だけおっぱいなしで朝までぐっすり眠れる方法があると聞いたら、「やってみようかな?」と心がグラっと傾きそうになるかもしれません。今日は夜間の授乳についてお話しします。 生後6カ月までは栄養として夜間の授乳が必要生後6カ月ぐらいまでは、純粋に空腹が理由で夜中1~2回の授乳があります。これは栄養学的に必要な母乳です。この時期の夜間断乳は母体的にも乳腺炎のリスクを抱えることになるのでおすすめできません。 生後6カ月以降も夜間の授乳は大切生後6カ月以降、子どもは新しい世界へと羽ばたきます。たくさんの刺激を受け、頭の中で情報処理をしていきます。新しいことを知ることはワクワクする反面、とても疲れます。 だから夜中に、疲れた心を大好きなおっぱいで癒し、明日への活力を得るために何度も繰り返しおっぱいを求めるのです。子ども視点で考えれば夜中のおっぱいには理由があるわけで、どんなに頻回の授乳でも、ママに苦痛がないのなら続行でかまいません。 自分はどうしたいのか考えてみよう子どもが離乳食を3回ちゃんと食べられる月齢以降で、ママが「そうしたい!」と思うのなら子育ての1つの方法として夜間断乳はありだと思います。 いろいろな意見に耳を傾けてみることは大切ですが、それに振り回されないようにしましょうね。「自分はどうしたいのか」「そんな子に育ってほしいのか」自分流の子育てを模索していくのが一番です。 ゆる~い夜間断乳のススメ夜間断乳をしてみようと思うママは悶々と考えるより、まずはやってみて、子どもの反応、ママの気持ちの変化と相談しながらケースバイケースで臨機応変に方針を決めていってもいいと思います。 思っていたよりスムーズにいくこともあるだろうし、ギャン泣きで途中棄権してしまうこともあるかもしれませんが、それは結果論。スパっといきなり夜中も授乳をやめてしまうより、親子に負担の少ない方法で、なんとなく授乳間隔をあけていくぐらいのイメージですすめてはいかがでしょうか。 夜間断乳といっても、寝かしつけのおっぱいはあげてもいいと思います。朝起きてすぐのおっぱいもOK。夜中だけ、なるべくおっぱいなしで寝かせる「努力」をしている……。そんなゆる~い感じでいいのではないでしょうか。 監修者・著者:助産師 助産院ばぶばぶ院長 HISAKO総合病院小児科・産婦人科・NICU病棟勤務を経て、地域での助産師活動・出張専門助産院を開業。2006年には来院ケアも可能な「助産院ばぶばぶ」をオープン。2016年11人目出産し、ママたちに元気と勇気をおすそ分けすべく母乳育児支援や講演活動、書籍出版など多岐にわたって活動中。
2019年05月03日娘、1歳。断乳をしようと決めたころのお話です。■フォローアップミルクで段階を踏んだ断乳作戦わが家の娘は完全ミルクでした。娘、1歳。食事は離乳食で十分足りていて、夜間のミルクは「寝る前の儀式」みたいな感じ。なので夜間もそろそろ終わりにしようと…フォローアップミルクにして、そこから段階を踏んで終わりにしようと思っていました。しかし…たとえ「歯みがきをちゃんとしていようが、寝る前の甘いものは虫歯の原因になるからやめてください」と、地域の保健師さんに言われてしまい…。当時、娘はあんまり麦茶が好きではなかったので、「寝る前の儀式」をいつもと違う形にしたら夜泣きするんじゃないだろうか…。ハラハラしながら試してみたところ…■「まだ赤ちゃんだから」と思っていたのは私だけだった朝までぐっすりでした!! いらぬ心配だった…。あっさりすぎて拍子抜けした記憶があります。その次の日からも、ミルクもフォローアップミルクを欲しがることはなく、麦茶でいけました。「まだ赤ちゃんだから」そう思ってるのは私だけだったみたいで、子どもって親が思ってる以上に、日々成長してるんだなって思った瞬間でした。
2019年05月03日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは!PUKUTY(プクティ)です!今回は1歳2ヶ月になった息子の断乳をしようと決心し「断乳チャレンジ」に奮闘した時の事を描かせていただきました。■息子は…おっぱい大好きうちの息子くんはとにかくおっぱいが大好き!1歳2ヶ月になった今でも1日に何回も授乳しています。同い年の子どもを持つママさん達から断乳、卒乳したという話をちらほら聞き始めましたが、全く卒乳の気配のないうちの息子…。寝かしつけも添い乳だし、夜中も1〜2回は起きて授乳していて、夜通し寝たことはほとんどなく…お互いの快眠のためにも断乳する決心をしました!■断乳の進め方 試行錯誤の日々…日中家にいると授乳ばかり要求してくるので、気を紛らわせるためなるべく外出することに!おっぱいを探し始めたら何か違うものを見せて気をそらしたり、遊びに集中させていればお出掛け中は一度も授乳しなくても大丈夫になりました。そして夜の寝かしつけは添い乳からトントンへ!添い乳が当たり前だった息子はおっぱいを探してギャン泣きしますが、1〜2時間根気よくトントンしていると泣きつかれるのか寝てくれるようになったのです。…が!■まさかの展開で…断乳失敗!そんな毎日を繰り返し1日の授乳回数もどんどん減っていき、このままうまくいけば断乳出来る!?と思い始めた頃…息子が胃腸炎にかかってしまいました…嘔吐下痢で食事(離乳食)拒否…!しかしおっぱいだけはたくさん飲んでくれたので、断乳チャレンジは一旦お休みしてひたすら授乳する事に。そして胃腸炎が治るとすっかりおっぱい大好きな息子に逆戻り!(笑)その後また断乳チャレンジを試みましたが前よりもおっぱいへの執着が強くことごとく失敗…今は…おっぱいを飲んでる息子は愛おしいし、焦らなくてもいいかと断乳は諦めてしまいました(笑)
2019年04月23日わが家では、離乳食を生後5カ月中ごろからスタートさせました。母乳と育児用ミルクの混合でしたが、離乳食が進むにつれてだんだんと母乳を嫌がるように……。母乳を続けたい私はあきらめきれず母乳を与えていましたが、義母のある言葉に卒乳を決意しました。 義母の言葉で決めた、娘の卒乳生後7カ月を目前に控えたころ、義母に母乳の話をしました。すると、「飲まないなら無理に飲ませることはないんじゃない? いずれは卒業するもの。これから歯が生えてきて乳首を噛まれると、すごく痛いのよ~。その前に卒乳できてよかったじゃない!」。そんな義母の言葉で卒乳することに決めました。 母乳をあげていたときの幸せな気持ちを考えると、さみしくてしかたなかったのですが、「痛くて大変な思いをする前に、娘から卒乳を決めてくれた」と思うようになりました。 ショックを受けた出来事ではありましたが、親が思うよりも子どもの成長は早いと実感させられる出来事でもありました。卒乳はしたけれど、娘と過ごせる時間を大切に過ごしていきたい、改めてそう思いました。 監修/助産師REIKOイラストレーター/まっふ著者:永山たまこ1歳女児の母。3回の流産後、不育症の治療をえて高齢で娘を出産。現在は仕事と育児に奮闘中。愛犬と娘を連れて散歩に行くことが日課。
2019年04月19日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。いよいよ新年度が始まりましたね。入園、入学、新学期…新生活に戸惑っているお子さんもいらっしゃることと思います。親としては心配ですよね。私も娘の幼稚園入園のときは、とても心配でした。でも、子供の適応能力はすごい!! 案外すぐ慣れるものです。親と離れて他者と触れ合う中で、戸惑ったり泣いたり笑ったり怒ったり…そんなことを繰り返しながら、子供たちは少しずつ成長していくんですよね。娘も年長になり心も体も大きく成長したように思います。娘だけでなく下の息子もここ最近、大きな成長を遂げました。「卒乳」です。■おっぱい星人の息子がついに卒乳!娘が2歳で卒乳したので、息子も2歳で卒乳しようと決めていました。なので、先日2歳の誕生日を迎えたことをきっかけに卒乳をスタート。今日は息子の「卒乳エピソード」について書きたいと思います。これから卒乳予定のご家庭の参考になれば幸いです。そしていよいよ緊張の卒乳チャレンジ1日目がスタートしました…予想通り、諦めずに1時間泣き続けていました。娘の時は、「おっぱいバイバイね」と言い聞かせて、少し泣いただけであっさりと卒乳できたのですが…息子はそうはいきませんでした…。 ■2〜3日目は夜中に1回だけ授乳実は卒乳直前まで、多い日は昼夜合わせて4回くらい授乳していたので…急に授乳をやめたことにより、おっぱいがカチカチになってしまいました。痛くて痛くて…なので夜中に息子が起きた時、1回だけ授乳することを2日間続けました。これ以降は、おっぱいがカチカチになることはなくなりました。少しずつですが泣く時間が減っていきました。■そしてついにこの時が!!ついに!!!!卒乳チャレンジ9日目(途中2回授乳したけれども…)にして、目標達成しました。あまりにも息子が泣くので、途中主人に「まだ卒乳しなくてもいいんじゃないの?」なんて言われたけど…歯のことを考えると、頑張って良かったと思います。明けない夜はない!乳離れしな子はいない !!!さすが男子。卒乳してもおっぱい大好き星人は変わらずです。今でも隙あらばおっぱいを吸いたがります(笑)余談ですが、娘は卒乳したその日から夜中1回も起きなくなったものの、息子の場合はそうはいきませんでした。今でも夜中起きることがあります。まだ完全に卒乳できていないのかな?夜中起きて泣かれるのつらい…息子よ、朝までぐっすり寝てくれ〜これから卒乳を予定しているお母さん・お父さん、頑張ってください!コツは「卒乳するぞ!という強い意志」これだけです。
2019年04月17日離乳食が始まるまでの約6ヶ月、授乳は親子にとって欠かせない、かけがえのない時間です。でも、いつかはしなくてはならない卒乳…。実は、もうすぐ訪れる大型連休は、授乳卒業にぴったりの時期!ママにとっても子どもにとっても大イベントな卒乳、親子のペースで無理なく進められるように、今回は我が家の卒乳エピソードをご紹介します。離乳食が進むにつれ、徐々に減ってきた授乳回数生後1週間くらいから、完全母乳で育ててきた我が子。なんとなく1歳くらいまでは授乳を続けようかなぁ〜と思っていました。我が子の場合は離乳食の進みが思ったよりもよく、離乳食開始直後は、日中の授乳回数が自然と減ってきました。これは卒乳への入り口なのかなぁと思ったのもつかの間、7ヶ月頃から夜間授乳が増えるように…。おそらく、原因は歯ぐずり。夜、3時間おきくらいにおっぱいを求めてくるようになり、その度に添い乳。しかし、9ヶ月頃、保育園入園と同時に復職してから、夜間の授乳はいよいよ私の体がきつくなってきてしまいました。そこで、まずは夜間断乳から始めてみることに。今思えばいきなり卒乳をさせて戸惑わせてしまうよりも、段階を踏めたのは娘にとってもよかったのかな?と思っています。ママにも子どもにも無理のない、夜間断乳の進め方夜間断乳とは、夜の頻回授乳だけをやめて、子ども(=ママも!)が朝までまとめて寝られるようにすること。我が家の場合は、10ヶ月に入った頃に大型連休があったので、そこで夜間断乳に挑戦!先輩ママから「最初の三日間は自分も寝られない覚悟で挑んだほうがいいよ…」と言われたので、仕事のある平日を避けました。そして、もちろん夫の協力も必要不可欠。2週間前くらいからこの日に始めるよと宣言をして、夜間断乳とはなんぞやというところから心得、流れを共有。私の中で決めていたことは、・当日体調がよくなさそうだったら延期にする・夜、子どもがどんなに泣き続けても授乳はせず忍耐強く付き合うこの2点でした。夜間断乳は、事前準備もしっかりと!開始する日の日中は適度に運動をさせて、子どもが夜ぐっすり眠れるよう準備しました。夜泣きをした時の対処法として就寝前の事前準備も忘れずに。・枕元にお水をいれたマグを用意これも先輩ママの助言!おっぱいの代わりになるものがあると良いとのこと。娘はおしゃぶりが苦手だったのでマグを用意し、水分補給もできるようにしました。携帯で流すかもしれない音楽をチョイス娘は音楽や歌が大好きなので、夜泣きをしたときに聴かせたら効果あるかも?と思い、普段お気に入りの音楽を何曲かチョイスしてプレイリストにまとめておきました。さぁいざ開始です。夜間断乳成功までの流れは…【初日】●21時半頃就寝普段通り授乳で入眠。これが寝る前最後の授乳です。●0時頃夜泣き①おっぱいを探しながら泣き叫び、背中をトントンしたら嫌だ!と手を払いのけてのけぞる。マグを飲ませようとしても全然だめ…。音楽はかけてみたけど泣き声でかき消されて聞こえない。ということで…ぎゅっと体を密着させてひたすら泣き止むのを待つことに。1時間ほどでわたしのお腹にうつ伏せでしがみつくような形で再び寝付きました。●5時半頃夜泣き②同じく泣き止むのをひたすら待つスタイル。1時間半ほど泣いてから泣き疲れたのか寝落ち。●7時頃朝の授乳。ふぅ、やっと飲めた…と言わんばかりの幸せな表情。日中は夜の泣き叫びが嘘だったかのようにご機嫌で過ごしていました。私自身、初日はさすがに疲労困憊でしたが、休日のため昼間は夫に子どもを見てもらって、昼寝をして乗り切りました。【2日目】●21時頃就寝授乳で入眠。●2時半頃夜泣き①パパがトントン。昨日と同様トントン嫌だ!と手を払いのけてくる。30分ほど泣いてパパのお腹の上でやっと寝付く。●7時頃朝の授乳。2日目で夜泣きが1回のみに!!【3日目】●21時頃就寝授乳で入眠。その後、何時かわからないですが一回だけ起きて、泣かずにもぞもぞふにゃふにゃ私にひっつきながら5分ほどで寝付きました。●5時半頃朝の授乳【4日目】●21時頃就寝授乳で入眠。途中、何回か泣きそうな声をだしていましたがトントンですぐに寝付くように!●6時頃朝の授乳。この後も順調に朝まで寝てくれるようになりましたが、夜間断乳を始めてから娘はだいぶ早起きに!5時~6時くらいに泣いて起きるので、その時間はもう朝と判断して授乳していました。なるべく自分も早めに就寝して睡眠時間を確保できるよう調整しました。先輩ママから、夜泣きの時は家の中を抱っこでぐるぐるひたすら歩き回ったり、抱っこしたままほぼ寝られずソファーで一晩過ごした…なんて話も聞いていたので今思うとそこまで大変ではなかった記憶です。私の場合、「夜間断乳完了!」と感じたのは、4日経った日。人それぞれですが、3日も経つと赤ちゃんも諦めがつくのか、慣れるのか、ママも楽になるよう。最初の数日は夜泣きが大変でも、少し頑張ってみてくださいね。1歳2ヶ月の頃、ついに卒乳へ!1週間前くらいから、「もうすぐおっぱいはないないしようね」と言い聞かせていました。少し寂しそうな顔で「うん」とうなづく娘。意思疎通がだいぶできるようになってきた頃なので、わたしの言っていることを理解しているようでしたが、理解しているからかこの頃からおっぱいを求めてくる頻度がすこし増えました。我が家の場合、寝かしつけ以外は思い切ってパパにお願いしてみることに。私は別の部屋で就寝。おっぱいには寝る前にこっそりアンパンマンを描いた絆創膏を貼っておきました。卒乳中、夜の寝かしつけはどうする?おっぱいが入眠の合図になっている子も多く、ママたちが卒乳で苦労するのは1日のなかでも寝かしつけのタイミング。我が家は、30分から1時間の絵本の読み聞かせをすること、子守歌を歌うことをルーティンに。【初日】入浴後いつも通り寝室で過ごしていましたが、眠くなってくるとおっぱいが恋しくなるのか服をめくってくる。しかしそこにはおっぱいじゃなくアンパンマンの姿が…!「おっぱい、アンパンマンになっちゃったね?」というと特に泣くこともなくきょとんとした表情で吸うのを諦めていました。30分ほど絵本を読んでわりとすんなり就寝。夜中は1回起きて30分くらい泣いていたようです。朝は6時くらいに泣いて起きてしまったのでそのまま家族で起きることにしました。【2日目】絵本と子守歌で40分ほどで就寝。4時半頃に泣いて起きてしまって、30分くらい夫が寝かせようとトントンしたり抱き寄せたりしたようですが寝なかったみたいです。そのためこの日もそのまま起きることに。さすがにこの後眠くなったのか9時半から2時間ほど朝寝をしています。目を腫らしている娘を見るとごめんね…という気持ちでいっぱいでしたが、「あともう少し一緒にがんばろうね」と声をかけました。【3日目】寝る前に、服をめくって飲みたい素振りを見せてきましたがなんとか大好きなアンパンマンの絵でごまかして、40分ほどで就寝。お風呂に入る時、絆創膏でおっぱいを隠しておかなかったから思い出してしまったのかもしれません。この日はわたしも同じ寝室で就寝。朝方また泣くかなーとドキドキしていましたが…、7時半頃まで寝続けて寝起きもよかったです!先輩ママが言っていた「大変なのは三日くらいだよ」というのは、正にその通りでした。ここから2週間くらいは同じ方法(絵本の読み聞かせ)で寝かしつけ。その後は絵本を読んで子供から「もう一回」のリクエストがあると「あと1回読んだら電気を消してねんねしようね?」と約束をして真っ暗な状態で寝かせるようにしました。真っ暗にしたらさすがに泣くかな…と心配していましたが実際はそんなことなく、暗くなるとわたしにべったりくっついてねんねモードに突入します。子守唄は、はじめはゾウさんの歌で寝てくれたりもしていましたが、1週間くらい続けると、おっぱいなしで寝かせようとしてるのがわかるのか嫌がりました。この頃のおっぱいへの執着に関しては、しばらくして絆創膏を貼るのをやめてみましたが服をめくっておっぱいを見つけるとちょっと切なそうな顔をしながらギュっとわたしに抱き着いてきます。日中は前より少し甘えん坊になり、私もなるべく一緒に遊ぶ時間やスキンシップをとる時間を増やすようにしました。卒乳後、どう成長した?卒乳してから約半年。今はまた夜中に1回ほど夜泣きをするようになりましたが、わたしにくっついて腕枕をしたり、わたしの耳たぶを触ると落ち着くのか耳たぶを掴んだ瞬間泣き止みます。最近は「おっぱーい」とはっきり言いながらおっぱいをくわえてきたりもしますが、くわえるだけで吸い方は忘れてしまったようです。子育てで、最初にぶち当たる壁とも言われている「卒乳 」。私自身もとてもさみしくて、正直途中で何度もやっぱりやめようかな…なんて考えたりもしました。卒乳のタイミングに迷われている方も多く、まだはやいかな?子供がかわいそうかな?なんて思ったりもするかと思いますが、そのタイミングは子供のことを一番に理解しているお母さんが決めて良いということをネットの記事で見つけて私は心が軽くなりました。これからも子供と一緒に壁を乗り越えて成長していけたらいいな♡と思っています。
2019年04月12日ウーマンエキサイトで連載中のちゅいママさんの記事 「哺乳瓶も離乳食も拒否される…! 断乳・卒乳に追い詰められていたあの頃の私に言いたいこと」 で、“断乳・卒乳”に関してのアンケートを実施しました。“断乳”とは日にちを決めて授乳をやめること、“卒乳”とは授乳回数を少しずつ減らしていき、自然と子供が飲まなくなること。かつては1歳を過ぎると「そろそろおっぱいは終わり」というように言われたそうですが、最近では「赤ちゃんがほしがるまであげたほうがいい」という考え方も聞かれるようになりました。ママたちはどんな“おっぱい卒業” を迎えているのでしょうか。■“すんなり派”と“苦労派”ほぼ半々の割合にまず、アンケートで「断乳・卒乳時、苦労をしましたか?」と質問をしたところ、「すんなり卒業できた」が50%ともっとも多くなりました。「やや苦労した」28%、「とても苦労した」18%で、「苦労した」を合わせても46%と、「すんなり卒業できた」がやや多い結果となりました。Q1. 断乳・卒乳時、苦労をしましたか?すんなり卒業できた 50%やや苦労した 28%とても苦労した 18%その他4%しかし、コメントを見てみると、「すんなり卒業できた」というママでも、断乳・卒乳をするまでには「ほんとうに今、卒業してしまっていいのか」「おっぱいを大好きな子どもに申し訳ない…」など迷ったり、罪悪感を抱えているママが多い印象でした。■卒業してもママは心残り。授乳の愛おしい時間まずは「すんなり卒業できた」ママの体験談。“断乳・卒乳は大変なもの”というイメージがあるだけに、すんなり卒業できたらそれに越したことはないと思うのですが、ママの気持ちは簡単には整理できないようです。2人の子を母乳育児しました。乳首は切れ、乳腺炎や乳口炎で苦労も多かったけど特別で大切で大好きな時間でした。1人目のときは復職のタイミングでおっぱいバイバイできたらいいなと思っていたところで自然と卒乳。最終日は最後にもう一度飲んで欲しいと懇願するママの気持ちを察したようにたっぷり時間をかけて飲んでくれました。そして翌日からはまるで飲み方を忘れてしまったかのよう。1歳2ヶ月のことです。ふたり目のときはなるべく母乳タイムを長く欲しいと思い5歳くらいまで飲んでもらうつもりでいたけど1歳5ヶ月で自然卒乳。逆に私が寂しいです。娘に「もう1歳になるからおっぱいとバイバイしようね~」と話したその夜、いつも添い乳して寝ていたのに、リビングにいる私に向かってバイバイして1人で寝に行ったのです。あまりの事に驚いて、「え? 卒乳なの? そんなアッサリ?」と、もう授乳中の娘のかわいい姿が見られないのか? と私が散々泣きました。赤ちゃんのとき、周囲はあんなに母乳、母乳と言っていたくせに、1歳を過ぎた途端「まだ母乳飲んでいるの?」と母乳育児を全否定するかのようなまなざし。2歳までは母乳をあげると決めていましたが、周囲の目が気になり1歳半頃から夜の寝かしつけ以外の授乳を止めました。その後完全卒乳を試みるも汗と涙と鼻水でぐちゃぐちゃになって1時間以上全力で泣き続ける娘を前に断乳を断念。ところが2歳前のある日、おっぱいなしで寝てくれ、そのまますんなり卒乳となりました。産まれてから毎日欠かさずあげていたおっぱい。乳首は痛いし、夜間授乳は睡眠不足にさせられるし、つらいこともたくさんあったはず。でも、いざやめるとなると寂しい気持ちになるのは、授乳がとても愛しい時間であったからではないでしょうか。■おっぱい卒業の影には、ママの苦労あり次に、「断乳・卒乳に苦労した」ママたちのエピソードをご紹介します。ママにはそれぞれおっぱい卒業をしなければならない理由があるけれど、おっぱいを求めて泣き叫ぶ子どもの姿を見たら、決心も揺らいでしまいそうです。一人目の娘の断乳。3日ほど夜も大泣きし続け、その後5日間39度越えの熱が続きました…。熱の原因は検査してもわからず、ショックでの高熱だったのではないかと思っています。あのときは、断乳の時期を間違えてしまったと(1歳0ヶ月の時)本当に後悔しました。高熱の娘に母乳をあげることもできず、悲しくつらい思いをさせてしまったことは、いま思い出しても胸が締め付けられる思いです。2歳半の息子と生後2ヶ月の娘を育てています。お兄ちゃんはおっぱいが大好きで、何度か卒乳を試みましたが失敗。「おっぱいちょうだいよー」と泣き叫ぶわが子の姿に、私の方が心折れました。そして妊娠中も授乳を続け、2人目出産後はタンデム授乳に突入しました。妹が生まれてから、息子はますますおっぱいへの執着が強くなったように思います。外出先でも妹がおっぱいを飲んでるのを見たら、「僕にもおっぱいちょうだいよー」と泣くので困っています。母乳育児は情緒を安定させると聞きますが、やめるときは母子ともに逆に情緒不安定…。断乳2日目の夜、おっぱいがガッチガチになって痛くて痛くて…。夜中眠れず真冬の寒い中、洗面所でおっぱい丸出しにして泣きながら乳首は触らずに母乳を絞ったこと。なんてまぬけなんだって気持ちと、妊娠出産で散々痛い思いして授乳中も乳腺炎になったり乳首切れたりして、なんでこんな痛い思いをしなきゃいけないんだって気持ちになり、涙が出ました。あの気持ち、一生忘れない。ママたち、本当によくがんばっていますよね。子どもがつらい思いをしたら自分のせいだって後悔したり、どんなに痛い思いをしても我慢したり…。おっぱい卒業の影には、ママたちのいろんな想いが隠されているんだと思います。■ママが健康じゃないと授乳は続けられないまた、授乳を続けたくてもママの体の事情や赤ちゃんの発育状況で続けられなくなることもあります。次は“事情があって断乳に踏み切った”ママたちのエピソードをご紹介します。感染症で強い抗生物質を飲むことになり1歳2ヶ月で断乳しました。急だったので言い聞かせや準備なんてできませんでしたが、当時は必死でした。人それぞれなのに断乳の仕方を否定されちゃうと切ないですね。長女が1歳になる月に仕事復帰、それに伴いその前の月に断乳を決行しました。泣こうが暴れようがなんとか抱っこやらおんぶやらで長い夜を乗りきり、3日目くらいには諦めて寝てくれるようになりました。ただ、そのかわり始まってしまった指しゃぶり…。これはこれで後々苦労しました。断乳後のおっぱいはセルフケアではどうにもならず、産婦人科のマッサージへ。そこで助産師さんに「夜間だけでもおっぱいあげればいいのに~」と言われ、「あははー」と適当に返しましたが、「仕事始まるのに夜中起きてらんねーよ」と心の中で突っ込みました。ご飯をほぼ食べず、新生児並みにおっぱいを欲しがる娘が1歳半になったとき、胸に小さなしこりを発見しました。乳がんでした。しっかりと説明をしてから迎えた断乳初日、わかっていないふりをしながらおっぱいに寄ってきた娘に「バイバイしたよね?」というと、「あっ! そっか!」みたいにおどけた顔で笑ったかと思うと、みるみる顔が曇り、いつも掛けていた授乳ケープを握りしめ、悔しそうに泣き出しました。上の子はミルクで育てたので母乳育児ができるのがうれしくて、何より幸せな時間でした。あの日の娘の姿を思い出す度に涙が出ます。「何歳までは授乳すべき」「正しい断乳のやり方」など、ちまたにはいろいろな情報があふれ、またその方法を押し付けてくる人もいます。しかしなかには、ここで紹介したエピソードのように、おっぱいをあげたくてもあげられない、そんな事情の人もいます。おっぱいはママの健康が成り立たないと出ません。薬が飲めないと体調不良はなかなか治らないし、ママには十分な睡眠が必要です。できればそういったことを周りの人が少しでも想像してくれるようになれば…と願わずにはいられません。■断乳、卒乳のタイミングとはコメントを読んでいて、筆者も息子がおっぱいを飲んでいた頃を思い出し、涙が出てきてしまいました。ママと子どもにとって、おっぱいは特別な時間。ただ栄養を体に入れているだけでなく、触れ合うことで親子の絆を作り、そして子どもの気持ちを安定させる作用があるように思えます。大切な思い出になるものだからこそ、後悔の少ない断乳・卒乳ができたらいいですよね。3歳近くまで授乳。2歳前半の頃、保育園の先生に「まだ授乳してるんですか?」と言われてショック。でも子どものおっぱい好きを考えると、断乳なんてできなかった。3歳手前でどうにか説得して断乳。「おっぱい出なくて悲しかった」と数ヶ月泣いていた。6歳になった今でもまだ「おっぱい吸いたかった」と切なそうに話すわが子をみると、何が正解なのかわからなくなる。1人目のときは、10ヶ月で仕事に復帰したのもあり、日中に胸がパンパンになるから、家に帰ったら飲んでほしくて、なかなか卒乳が考えられず。でも、夜中におっぱいを求められて、私も体力が続かず1歳6ヶ月で卒乳を決意! 3日間は泣き続けることを覚悟して臨んだ結果、ピタッと夜中のおっぱいが止まり、楽チンになりました。自分の体とか仕事とかいろんなタイミングがあると思うので、誰かのアドバイスを聞くよりいつするかは自分で決めるのがいいのかも。ほかに「子どもが自分でやめるまで飲ませる」というママや、「断乳を試みたが失敗し、小2まで飲んでいた」というコメントもありました。断乳・卒乳する時期もやり方も、育児書どおりにはいかないもの。断乳、卒乳を経験したママのコメントからも「何歳で行うのが正しい」「こうするのが正解」というのは見えてきませんでした。ママの体調や事情、そして子どもの発達状況などを考えて、家族にも協力してもらいながら断乳・卒乳について決めていけばいいのだろうと思います。授乳中は眠れない、おっぱいトラブルなどもたくさん起こり、良い思い出だけではない人もいるでしょう。それでも断乳・卒乳時には、多くのママがさみしい気持ちを抱えることも見えてきた今回のアンケート。授乳は、ママと子どもだけのとてもプライベートなもの。その愛おしい時間をたくさんスキンシップして、卒業の日を迎えられたらいいですね。Q.卒乳・断乳のエピソードがあれば、教えてください回答数:327アンケート集計期間:2019/1/24~1/29
2019年03月01日ウーマンエキサイトの読者のみなさま、こんにちは。とりです。ウチの娘は哺乳瓶のミルクを飲むのを嫌がり、また私自身も母乳の出が良かったため、ずっと母乳で娘を育ててきました。さらに離乳食はあまり食べてくれず、とても少食だった娘が痩せてしまわないよう、一生懸命飲ませていました。1歳を過ぎた頃からはお昼寝の前と寝る前に「安心させるため」「染み付いた習慣として」母乳を与えていました。また7ヶ月ころから突然おしゃぶりに執着するようになったこともあり、何かを咥えないと眠れないようになっていました。おしゃぶりを外そうとすると必死に抵抗し、泣くのです…。1歳半あたりで同じ月齢の子どもたちが続々と卒乳・卒おしゃぶりしていき、私もぼんやりと「1歳半くらいまで…」と考えていたことからそろそろ「おしゃぶりも母乳もそろそろやめなければ…」と覚悟を決めました。しかし習慣となってしまったものをやめるというのは大変なことでした。母乳はなんとか夜に3分ほど軽く吸わせるのみとなり減らせたのですが、おしゃぶりはないと大泣きして眠れず、熟睡したころを見計らってそっと外す日々でした。2歳になったころ、2日に一度、3日に一度…と母乳をあげる間隔を空けていき、少しずつ進めました。突然卒乳!と取り上げてしまうのが苦しかったため、このような方法にしたのですが、この方法は私自身も「突然卒乳する」寂しさを感じずに徐々に心構えができていったので良かったです。どちらかというと子どもより親の方が卒乳する覚悟が無かったんですね…。同じ頃、おしゃぶりについても「おしゃぶりはそろそろナイナイね、これもういらないよ〜」と言い聞かせ続けていたら次第に興味を失っていってくれました。2歳になり状況と言葉を理解できるようになったことで、かえって卒乳しやすかったように思います。結果的に卒乳も卒おしゃぶりも2歳を迎えたタイミングまでずるずると続けたのですが、子ども自身が自分から不要と割り切って卒業できたのはとてもよかったです。長く母乳を与えることもおしゃぶりを与えることも、「良くない」とする意見ももちろんありますが、私自身は母乳とおしゃぶりのおかげで母子ともによく眠れて気持ち良く過ごせたと思っています。当時は子どもが成長していくのが寂しくもあったのですが、今はよく喋り走り、日々成長する娘の姿が楽しくてしょうがない毎日です。
2019年02月26日こんにちは。むぎまるです。今日は夜間断乳について書きたいと思います。今回から全5話で夜間断乳を決意した経緯やそれまでの苦労、実際の断乳スケジュールも詳しく紹介する予定です。やってみて良かったこと、こうすれば良かったと思ったことなど、これから夜間断乳を検討するお母さん方に参考になればと思います。今回はまず、夜間断乳をするきっかけとなったエピソードから紹介していきたいと思います。今は3歳を目前にしている娘ですが、夜間断乳を意識し始めたのは生後8、9ヶ月の頃です。(もともと1歳で断乳のつもりでした。)離乳食を始めてから数ヶ月、食べられる量も種類も増えおっぱい以外のものから、栄養を摂ることができるようになってきていました。日中のお出かけも多くなり、児童館に公園、ベビースイミングへ通うようになり始めた時期です。たくさん日中に活動してたくさん食べても、それでも夜中は2、3時間おきに起きて授乳が必要でした。朝から児童館に連れて行って、公園で遊ばせて、どこに行くかわからない我が子を追いかけ毎食の離乳食の準備と、盛大に散らかす娘の食後の片付けに通常の家事。母親としては「ねむい!!ぐっすり朝まで寝たいっっっ!!」完全なるエネルギー不足でした。朝までぐっすり眠れないと疲れと眠気が取れず、体が重いなと感じる日もよくありました。次の日朝から元気に遊び相手になるためにも、風邪を引かずに毎日を元気に過ごすためにも大切な睡眠、どんどん活動的になっていく娘に合わせて母親自身も体力の充電が必要でした。そこで取り組もうと決意したのが「夜間断乳」です。夜間断乳とは文字通り、赤ちゃんが夜寝てから朝起きるまでの間、授乳をしないということです。最終的に完全に断乳をするにしても、夜間断乳を最初のステップに考えたのです。夜間断乳をして、私達親子にはとてもいいことが、たくさんありました!次回は断乳前の下準備について書いていきたいと思います!お楽しみに!●ライター/むぎまる
2019年02月08日先日1歳の子を育てている友達と話をしていて卒乳の話になったんです。 友達は事情があってある日突然パタッとおっぱいを止めることにしたらしいのですが、後日おっぱいマッサージに行きそのことを話したら、助産師さんに「そんなやり方じゃダメ! 赤ちゃんが混乱しちゃうでしょ~、卒乳の正しいやり方は…」と言われたんですって。 えーーー! そんなぁぁ~~…。 たしかに卒乳のやり方には「正しい順序」があって、彼女のように突然卒乳を決めることは邪道なのかもしれません。 卒乳するならタイミングは気候的に春か秋がよくて事前にこの日に卒業するよという日を決めて赤ちゃんにも(わからずとも)しっかりと話して心の準備をさせて…と、順序だてて行えれば一番いいのでしょうが、そうもいかないトラブルっていうもんがあるんですよ。 理想や正しい順序を知っていたとしても、その通りにはいかない現実があるんです。 だから1年間夜も昼も関係なしに頑張ってきたお母さんを、最後にわざわざ否定するような言葉をかけないであげてほしかったな~と、第三者の私は思ったのでした。かくいう私もある日突然卒乳を決行した1人です。 かつてのブログ記事(今は非公開にしています)をもとに書き起こしていきたいと思います。当時の心境をそのまま載せたいのでできるだけ当時の記事をいじらないようにして載せておきます。■お盆休みで大阪の実家に帰省中のこと(次男生後11か月)ここに来てちょっとした壁にぶち当たっております。どうゆうわけかおっぱいが詰まっちゃって、ゴリゴリの塊ができちゃったのよーーー。 私はおっぱいトラブルには無縁なほうで、ぺちゃんこな胸のくせに母乳もよく出るし、今回のようにしこりができたとしても3日ほどで自然に解消されてきたのよね。 でも今回はいつもと違っていつまで経っても塊が取れなかったのよ。しかも塊が1個だけじゃなくっていくつもブチブチとできてしまってるような状態で…。それでも今まで自然に解消してきたのもあったし、「今回もまぁそのうちなくなるだろう」とたいして気にもせず大阪に帰ってきたのよね。 でも、詰まってるおっぱいを次男が一生懸命吸うもんだから今度は乳首が切れてきちゃってさぁ。 それでもまだ懲りずに「そのうち治るだろう…」と思ってたいして気にしてなかったんだけど、滞在5日目ほどでいよいよ事態は深刻化。歯を食いしばってあげなければならないほど痛くなってきてさぁー。 もーーーー!! めっちゃくちゃ痛いのよ!! 乳首が痛いって経験したことない人には想像つかないでしょうけど、めっっっちゃくっっっちゃ×3 痛い!!針数本を乳首に刺されてるような痛み。 思わず「いったーーーーい!!」と悲鳴をあげちゃうほど。 上の歯も生えてきてるからその上の歯で、傷ができた乳首をぎゅーーーーーっとひねりつぶしながら飲むのよ! 痛いのなんの!! はじめは歯をくいしばってあげてたけれど、もうどうにもこうにも我慢できなくなるほど痛くなってきたため、なんとかしなくては、と代わりに哺乳瓶で飲んでもらおうと思ったのよ。 でも、生まれてからずーーーっと母乳オンリーで育ってきた次男。 彼が初めて哺乳瓶というものに触れたのは生後8カ月頃。その頃には時すでに遅く、いっさい哺乳瓶を受け付けない性格になっていた。そんなわけだから、今回もたとえ私の乳首がちぎれかけ寸前であったとしても彼が哺乳瓶で許してくれるなんてことが起こりうるはずもなく、全力で哺乳瓶を拒否。 口元に近づけただけで、泣くわ泣くわ全身全霊で拒否!! それならばと痛む乳首を少しでもガードするために、切れてる箇所にばんそうこうを貼ってみたのよね。これで少しでも歯が直接当たらなくなれば…と。 だが、しかーしこれもダメ! 僕の大好きなおっぱいがいつもの知ってる感触と少し違う!! なんじゃこら!! と大激怒。 泣いて泣いて猛烈に抗議する次男。 金曜日の夜にはこのばんそうこうがよっぽど気にくわなかったのか、夜中に1時間半布団の上を転げ回り泣き続けた。 真夜中に顔を真っ赤にしながら泣くゆいたんを眺めながら、なんだか私も泣きたくなってきた。 お願いだから哺乳瓶で許してよーーーと本気で愚痴りたくなった。 次男は私にって2番目の子どもである。私はすでに長男を育てている経験から、赤ん坊のお世話には慣れたつもりでいた。 だけど、その内容があまりにも今までと正反対すぎて、まるで初めての子育てのよう。 哺乳瓶なんて誰でも飲めるもんだと思っていた。実際、長男はすんなりと飲めたから…。 でも次男は違う。まっっったくもって受け付けない。 何種類もの哺乳瓶を試してもダメ。どんなにお腹をすかせてみても、どんなに根気よく近づけてみてもダメなものはダメ。 11ヶ月にもなればマグも吸えるようになると思っていた。長男は8カ月で吸えるようになったから…。 でも、次男はマグもまったくもってダメ!!というより、「吸う」という原理にまったく気づいてない。 離乳食なんて、お腹がすけば食べるようになると思っていた。だって長男はモリモリと食べたから…。 でも次男は違う。待てど暮らせど一向に食べ始める気配すらない。 11ヶ月にもなれば、いくらなんでもさすがにちょっとは食べるだろうと思っていたのに、まったくもって離乳食を受け付けない彼…。 すでにあきらめていた私だけれど、離乳食を一切食べずおっぱいに頼りきってきたことで、私のおっぱいのほうが先に悲鳴をあげ始めてきた…。哺乳瓶もダメ。離乳食もダメ。マグもダメ。ばんそうこうもダメ。 そんな彼が、今、おっぱいを飲まなくなったらどうなるんだろう。 頼むから哺乳瓶で飲んでほしい。離乳食を食べてほしいとまでは言わないから、せめて、お願いだから哺乳瓶で飲んでほしい。じゃないと、やせ細って死んじゃうよーーーー! だけれども哺乳瓶も乳首も離乳食もなにもかも拒否して泣き続けるわが子。おっぱいを求めて大泣きする次男をただぼんやりと眺めるしかできなかった。そして、そのうち疲れ果てて眠った。■長男の時はうまくいったけど…次男11ヶ月。ようやく私は多くのことに気付かされている…。子育てなんて思うように進まないということを。 2人目育児となると兄弟を比べるつもりはなくともついつい上の子の子育ての経験を基準に考えてしまいがち。今、思えばほとんど苦労せずに育ててきた長男の赤ちゃん時代。特に悩んだこともなかった。 だけど次男は同時期の長男の3倍ほど手がかかる。2人目にして思いどおりになんてならないってことをたーーーっぷりと教えてくれているような気がする。 次男が生まれなければ、私はずっと手のかからない子しか知らなかったことになる。 どちらかというと今までの私は「親が努力すれば思うように育てることができる」とタカをくくっているようなところがあった。 でも次男を育ててみて、その考え方は見事にひっくり返ってしまった。思い通りになんて育たない。3歩進んで5歩下がる。それが子育て。 おかげで、今まで世の中のお母さんの悩みがどこか他人事だったのが、今では心の底から共感できるようになった。 次男よ、大きなプレゼントをありがとう。土曜日の夜からは夜通し泣くことを覚悟してリビングに布団を敷き、哺乳瓶はもう諦めてコップでおっぱいを飲ませることにした。 手動の搾乳機でおっぱいを搾って、それをコップにうつしてコップから飲ませるのよ!!もちろんコップじゃうまく飲めるわけないし、ほとんどダダ漏れ。布団も服もぐちゃぐちゃ。だけれど、どんな手段でも次男にはおっぱいを飲んでもらわなければならない。そんなわけで、昨日からは1日中ひたすら搾乳しコップで飲ませて過ごしています。 そして少しの望みをかけてしばらくお休みしていた離乳食も再開してみました…。 が。やっぱり…ダメ(笑) おせんべいや甘いものなら喜んで食べるけど、ご飯ってなると一切受け付けません。最悪でしょ?笑 豆腐もダメ。ポタージュもダメ。カボチャもダメ。グラタンもダメ。スプーンもダメ。手で放り込んでみてもダメ。ダメダメダメ。 ビスケットは喜んで食べるくせに、食事となるとすんごい勢いで吐き出すという…。 このやろーーー!! 嫌なものは嫌、何をどうしても嫌。ごまかしたってダメ。笑わせて気分をあげようなんて作戦には一切乗らない。もちろん場の流れになんて一切流されない。 思うようにならないことばかりで泣いてる次男もかわいそうだし、自分も疲れてるしでちょっと落ち込んだ2日間だったけど、こうなりゃコップで飲む練習にもなるし、なんならこのまま卒乳目指せばいいんじゃないかと、ちょっとだけポジティブに捉えることができ始めてきた。 はっはっは!!はっははははーーーーー!!えーーーい、笑ってやるーー!!いつか、この記事読んで「こんな時期もあったわねー」って、笑い飛ばしてやるーーー!!あぁ…試練の11ヶ月目。 実家に帰ってる間に次男がよくグズるので、私の両親はそのグズリっぷりに、「どこか悪いんじゃないか…」「どこか痛いんじゃないか…」と心配していた。 いや、だいたいいつもこんな感じですが…と思いつつも、そう言われてるうちにだんだん私も「どこか悪いのかもしれない…」と思い始めてきて、週明けの今日さっそく耳鼻科と皮膚科に行ってきた。 きっと中耳炎の再発とか…? 湿疹がかゆいとか…?なにかしら、体に不調があるにちがいないとグズグズの理由が欲しくて駆け込んだ病院だったけれど… 結果、どこも異常なしっ!(汗)鼓膜もきれいだし肌荒れもただの虫刺されと乾燥だってさ!!でえーーーー! いたって健康体。 よくグズッてたのは単なる疲れ、か、そうゆう「性格」のせいであろう…ちーーーーん。 いやいやいや健康が一番だよね。性格の問題なら諦めるしかないわっ。 ダメダメ尽くしの次男でも私は次男のいいところをたくさん知っている。かわいいところもたくさん知っている。得意なこともたくさん知っている。 できないことよりもできることに目を向けて、少しでもプラス思考で彼に付き合っていきたいと思います…。■当時を振り返って今思うことこれを書いてから6年経った今この記事を読んでみて思うことは、驚くことに当時から全く同じことをいまだに何度も考えているという事実と(笑)、「ほんっとによく頑張ったね…私」と自分を労いたい気持ちです。 みんな、自分の子どもを必死に育ててるんだもん。自分とやり方が違っても否定するより、まずは「よく頑張ったね…」と温かく肩を抱いてあげられるような人でありたいです。【お知らせ】 第103話 の記事下アンケート「Q.子どもの「なぜ?」に困ったことはありますか?」のアンケート結果はこちら↓≫ 「終わりなき「なんで?」攻撃。ママたちが実践した“なぜなぜ期”対処法」
2019年01月24日混合育児から完全ミルク育児へ、我が家の授乳事情みなさん、こんにちは。ロシアンハーフ子育てに奮闘中の室伏真由子です。最近は、私の周りの友人や知人の結婚ラッシュ&ベビーラッシュ。私が3年前に出産したときは、出産を経験した人が周りにはあまり居なかったので、実家の母に聞いたり両親学級に通ったりして、出産や育児について学ぶことが多く、あまり子育ての話ができる人も多くなかった気がします。しかし、ここ最近では「先輩ママ」として育児について色々と聞かれることも増えてきました。ママになった友人から聞かれることはやっぱり、授乳の方法!「完母(完全母乳)?」「完ミ(完全ミルク)?」「混合(母乳・ミルク混合)?」と、必ずと言っていいほど話題になります。我が家はミルクも併用した「混合」から「完ミ」へと移行。ミルク育児にも沢山のメリットがあって、当時の我が家にはピッタリの方法でした。そこで今回は、我が家で実践していたミルク育児の工夫についてお話したいと思います。母乳が足りないピンチのために! 混合育児を開始ママたちのなかには、完全母乳で育てることにこだわりをもっている方も多いと思います。いまだに「母乳信仰」というものも根強くあるとも聞きます。しかし、共働きの家庭もますます増えていくなかで、母乳だけで育てるのはなかなか難しいもの。母乳育児はママの体調に大きく左右されるため、ミルクも上手に利用した「無理のない授乳」がオススメです。私が混合育児をスタートした理由は、生後2ヵ月で職場復帰すると決めたこと。生後間もなくは、母乳メインでしたが、母乳だと消化吸収が早いせいか、1時間程しか経っていないにも関わらず、ニコライは「お腹すいた~!!」と言う代わりにギャン泣きしていました。食欲旺盛な息子を前に、母乳の生成が全く追いつかなかったので、たとえ職場復帰の予定がなかったとしても、結局はミルクに頼っていたんだろうなあと思います。睡眠前はミルク、からスタートしても母乳には「αラクトアルブミン」と呼ばれるたんぱく質が含まれていて、消化吸収が良いと言われています。一方、粉ミルクには「β―ラクトグロブリン」というたんぱく質が含まれていて、母乳と比較すると消化がゆっくりなので、腹持ちが良いそうです。授乳回数が多い新生児期や、夜泣きの激しい時期には、寝かしつける最後の一回を母乳ではなく粉ミルクにしてたっぷり飲ませてあげることで、パパママの睡眠時間も比較的長く確保することができると思います。母乳メインの授乳をされているママは、まず寝る前の授乳をミルク育児で慣らしてみてもいいかもしれません。メリット沢山のミルク育児で、ストレスフリーミルク育児のメリットは、まだまだあります。私にとって何よりも助かったことは、哺乳瓶で授乳できるので、色んな人に手伝ってもらえることでした。もちろんパパには沢山手伝ってもらいましたし、我が家に遊びにきてくれた両親や親戚、友人たちは「自分もミルクをあげたい!」と言って進んで授乳を申し出てくれました。授乳はママだけのものではなく、場所を問わず沢山の人と触れ合える良いきっかけ作りになりました。また、母乳と違って飲んだ量が分かるので「必要な量をちゃんと飲めたかな?」とわざわざ授乳前と後で体重計に乗って計らなくても良いですし、栄養面での心配も少ないと思います。我が家の場合、卒乳するときもとってもスムーズ。育児雑誌には、ママのおっぱいに鬼を描くなど、様々な工夫が掲載されていたり、先輩ママからはおっぱいが欲しくて子どもの夜泣きが止まらない…といった話を聞いたりしていました。息子は、離乳食が始まると赤ちゃん用の麦茶なども哺乳瓶に入れてあげていました。水分補給の方法が、哺乳瓶からストローマグやスパウトに変わり、それほど抵抗することも無く、すんなりと卒乳することができました。時短でサクサク♪ 調乳のコツ教えます!ミルク育児で、面倒だと思うのは、調乳に時間がかかるということ。ミルク育児初めてすぐはもたついていた粉ミルクでの調乳ですが、1ヶ月が経つと私も主人も手慣れたものに。我が家は、保温機能付きのポットにお湯をためておき、調乳する際に4割ほどお湯を入れて粉ミルクを溶かし、あとの6割は湯冷ましに赤ちゃん用お水を利用していました。私の母は熱湯を10割入れ、哺乳瓶を外側から流水を当てて冷ましていたようですが、冷めるまで時間もかかってしまうのが難点。湯冷ましを使った調乳が楽だと思います。夜の調乳も手早くできる様に、寝る前には必要な量のミルクを計量してあらかじめ哺乳瓶に入れておくことに。一番授乳が頻繁だった時期には、同じものを3本用意していました。そして、「もっと欲しい!」と泣いた時のために計量済みの粉ミルクをミルカーに取って用意。お湯はあらかじめ500mlの魔法瓶に入れて、湯冷まし用のお水とセットにして枕元に置いておけば、調乳のためにキッチンに移動したり準備したりといった手間が一気に省けました。仕事に復帰した後は、在宅勤務で仕事の時間も調整できるパパが夜の授乳を担当してくれたので、私はある程度の睡眠時間を確保することができました。ママもパパも気負わずに、どんどん楽になるミルク育児ミルク育児は、外出時に少し荷物が多くなってしまうのも難点。外出する時に持っていく調乳セットも、基本的に寝る前に準備するものと同じ。最近は、デパートやショッピングセンターでは、当たり前のようにお湯が置いてある施設も多くなったので、お水とお湯が外出先で手に入るか調べておけば、なるべく少ない荷物で赤ちゃんとの外出を楽しめます♪授乳するときも、ミルク育児ならば場所を選ばずにできるので外出先の授乳も安心です。最近では、震災後話題になった「液体ミルク」の一般販売も開始される予定だとか。ママの母乳にこだりすぎて負担を感じてしまうことは良くないと思うので、ミルクもバランス良く取り入れて、周りを巻き込んで楽しく育児ができればうれしいですね♪
2018年11月30日現在育児中のママ1,500人を対象に、「授乳」に関するアンケート調査をおこないました! 母乳派・育児要ミルク派・混合派、それぞれどのくらいの割合なのでしょうか? 現在育児中のママ1,500人を対象に、「授乳」に関するアンケート調査をおこないました! 母乳派・育児用ミルク派・混合派、それぞれどのくらいの割合なのでしょうか? あなたがおこなっていた(おこなっている)授乳方法は? 完母(母乳栄養)50.6% 混合(混合栄養)41.8% 完ミ(人工栄養)7.6% 授乳期の生活スタイルは? 兼業主婦(産休中、または復職後含む)56.8% 専業主婦41.7% シングルマザー1.0%その他(フリーランスなど)0.5% 授乳方法の調査では、母乳栄養のみの育児「完母」が一番多く、約半数を占める結果に。続いて多かったのが母乳と育児用ミルクを併用する「混合」、最も少なかったのは育児要ミルクのみの「完ミ」でした。 また、授乳期の生活スタイルの調査では兼業主婦が約57%と過半数を占めていることから、働くママも積極的に完母にチャレンジしているということがわかります。 2015年に発表された厚生労働省の調査(※)によると、過去10年間にわたって母乳だけで育てるママは毎年増加傾向にあります。10年前は「混合」が大多数を占めていたのが、すっかり逆転したようです。しかし、忙しいママにとって育児要ミルクが有難い存在なのも事実。服薬するときや母乳が足りないとき、誰かに預けるときなど、おのずとミルクに頼らなければならない場面が出てきます。栄養価も高く調乳も簡単で使いやすい育児要ミルクは、母乳推奨の風潮にあるなかでも根強く支持され続けています。※参考:厚生労働省発表『平成27年度 乳幼児栄養調査結果の概要 -乳幼児の栄養方法や食事に関する状況』 哺乳瓶を使っていますか(いましたか)? はい78.2% いいえ 21.8% 混合・完ミ・完母あわせて8割近くの人が哺乳瓶を使っていることがわかりました。外出先や預け先で直母(乳房から直接母乳を与えること)が難しい状況のときこそ、哺乳瓶が大活躍してくれます。しかも、最近の哺乳瓶は直母の感覚になるべく近づけるような研究がされていて、とにかく機能面がすばらしいと評判です。 育児用ミルクを使う理由は?さて、母乳派に押され気味ではあるものの、やはり重宝されている育児用ミルクの存在。実際に育児用ミルクを使っているママの声を聞いてみました。「新生児の時に母乳があまり出ず、完全母乳が難しかったのでやむなく購入した」「人に子どもを預けるときに便利」「最初の使い始めはおっぱいが出にくい事でしたが、ママの体調が悪いときも急きょミルクにして飲んでくれないと困るので、1日1回は必ずあげていました。体調が悪くてあげられないことはなかったのですが、一番助かったのは夜泣き期間です。夜泣き対応はママがしていたのですが、パパが休みの日は昼間見ていてくれてミルクをあげてくれてとても助かりました」「完母でもいけるが保育園に入れるので1日1回でもミルクを飲ませるために粉ミルクを使っています」「外出時にミルクのほうが便利なときも多いから、急に授乳が出きなくなったときのためにミルクにも慣れていてほしかったから」 このように、育児用ミルクは“もしも”のときの救世主として大活躍してくれます。完母を目指しているプレママも急きょお世話になることがあるかもしれないので、チェックしておきましょう。 赤ちゃんには母乳がいいという風潮がありますが、育児用ミルクがダメということでは決してありません。それぞれの家庭によって環境や事情が異なるので、結局のところはママが一番おこないやすい方法を選ぶのがよいと思います。育児用ミルクでも母乳でも、親の愛情をたっぷり受けていれば、赤ちゃんは元気にすくすく育ってくれるはずですよ。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」によるアンケートにご応募のあった、0歳〜2歳のお子さんを持つ女性調査実施日:2018年1月29日~1月31日有効回答数:1,507 <PR記事> 誠実な人と再婚したい!シングルマザーにおすすめの婚活マッチングアプリまとめシングルマザーの再婚のきっかけ・タイミングとは?出会いやプロポーズの実体験を紹介【体験談】子供が最優先!アラフィフ・シンママのユーブライドで婚活体験記
2018年10月03日こんにちは、佐原チハルです。少し前まで、赤ちゃんは1歳ごろには“断乳”した方がいい、と言われていました。しかし近年では、断乳よりも“卒乳”がいいと言われるようになっています。乳児期の育児方法って、アップデートのスピードが早いんですよね。たしかにあんなに小さな命に、無理はさせたくありません。しかしその一方で、「早く卒乳してくれないかな…… 」というママもいるかと思います。「夜はもっと眠りたい!」という切迫した欲求から、夜間断乳だけでも、と決意するママもいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、私が行っていた「赤ちゃんに“卒乳を促す”方法」についてご紹介してみたいと思います。私が「卒乳しても大丈夫!」と思えるようになった赤ちゃんの様子活動が活発になってきた赤ちゃんは、母乳やミルクだけでは次第に栄養が不足するようになってくると言います。それでも授乳は、赤ちゃんにとって重要な栄養源であることに変わりはありません。そこで私は、以下の3点を「卒乳を促してみても大丈夫そう 」と判断するポイントにしていました。1、食べることに興味がある2、離乳食を実際よく食べている3、授乳・哺乳瓶以外でも水分補給に問題がないこれらはつまり、“授乳がなくてもだいたい大丈夫な状態ができている”ということです。なお我が家が卒乳を促し始めた頃、離乳食は3回でした。11ヶ月になる頃のことです。離乳食を与えていた時間は、朝7時、13〜15時(昼寝の時間によって前後します)、夕方の18〜19時です。授乳は、朝の10〜11時ごろと寝る前、欲しがった場合には離乳食後にも行なっていました。夜間授乳は基本的に1度、時々行わないこともある、という感じです。卒乳を促すための3ステップ卒乳は、「授乳がなくても大丈夫っぽい 」ということを、赤ちゃんに少しずつ覚えて行ってもらう方向で促しました。ステップ1;朝10時の授乳をおやつに置き換えるお散歩に出て赤ちゃんの気分転換をしつつ、公園のベンチなどで、授乳のかわりにおやつを与えるようにしました。うちの子は野菜味の赤ちゃんせんべいが好きでそれを与えていました。赤ちゃんのお気に入りのおやつを把握しておくとスムーズかと思います。ステップ2;食後の授乳をやめてみるこれまで離乳食後は、とりあえず授乳してみて飲むようなら飲ませる……というようにしていました。それをやめて、赤ちゃんが明確に欲しそうな様子を見せるまで授乳の雰囲気を出さないようにしてみました。ステップ3;寝る前の授乳だけはしっかりと与える寝る前だけは授乳機会を減らさないよう、意識して行うようにしました。赤ちゃんが夜中にお腹をすかせて目覚めてしまうのが怖かったからです。睡眠時間の確保は重要です。卒乳を促してみてわかったこと……断乳との違いと、卒乳を促した成果1、断乳ではなく、卒乳を選んだ理由卒乳を促すとき、とにかく気をつけていたのは「断乳にしないこと 」でした。断乳と卒乳との違いは、“無理がないこと”だと思います。赤ちゃんはもちろん、私たちママにも、無理があってはダメだと思ったのです。断乳をしたママ友たちは、みんな「すごく楽になった」と言っていました。ただし同時に、「最初の3日は地獄だった……」とも。断乳の場合、最初の数日赤ちゃんは夜中泣き続けることが多いそうです。しかしそこで授乳してしまうと、「泣けば授乳してもらえる」と学習してしまいます。そのため数日は、ママも徹夜で泣き続ける赤ちゃんに付き合う覚悟が必要なのだそうです。「あ、それ私無理……つらい…… 」と思いました。卒乳を促すだけなら「絶対に授乳しない」という決意はいりません。「授乳の前に、それ以外のことを試してみよう」と意識するだけで大丈夫です。それくらいのゆるさが、私にはちょうどよかったようです。2、「卒乳」をうながしてみた感想と成果「頑張ってる感 」がほとんどないので、努力している意識すらありませんでした。あまりにゆるすぎて、「目標を達成するには、もっとストイックにならなければいけないのでは?」と、かつて体育会系の人間だった頃の自分が顔を出しそうになるくらいです。しかし実際は、10日もかからず寝る前以外の授乳がなくなりました。卒乳してほしいと思っていたはずなのに、あまりのあっけなさに寂しくなってしまったことを覚えています。そして日中の授乳がなくなったころ、自然と夜間授乳もなくなりました。こうして1歳を前に我が家の赤ちゃんは、卒乳を迎えることとなりました。この記事をお読みのママたちは「こんなにうまくいくかよ! 」と思うかもしれません。たしかに我が家の場合は、かなりスムーズにいったケースかと思います。赤ちゃんの様子には個人差があります。私のママ友の家庭は、お子さんが3歳になってもおっぱいから卒業できなかったそうですし。ただ今回の記事に書いた程度の“努力”なら、生活上の負担が増えることもほとんどありません。 やってみて損もありませんよ。授乳がなくなるということは、つまり「乳児」から「幼児」へと進化する、ということです。卒乳を促してみたおかげで、私はこの時期の子の成長の様子を、より意識的に楽しむことができました。卒乳に興味のある方は、ぜひゆる〜いお気持ちで挑戦してみてくださいね。●ライター/佐原チハル●モデル/藤本順子
2018年07月10日完全母乳、ミルク、混合か…子どもが産まれて初めて選択することのひとつでした。わたしは「母乳」が出やすかった体質で、退院した後もほとんど哺乳瓶を使うことはありませんでした。粉ミルク代もかからず、体重も増えないし…と完母で大丈夫だなーと思っていました。あの時までは・・・。息子が6か月になる頃に免許の更新がありました。連れて行くことも考えましたが、講習場所は車で1時間くらいかかる所でした。(しかもわたし違反者講習!!)夫に息子を預けることを視野に入れて、哺乳瓶の練習をしました。しかし時すでに遅し・・・。息子が哺乳瓶を口にすることはありませんでした。努力むなしく、散っていったお金たち・・・(笑)結局、免許の更新の日は夫に息子を任せました。家を出る前におっぱいをたっぷりあげ、泣きだしたら果汁をスプーンでちびちびと飲ませてもらいました。高速を使い、慌てて帰ったのですがあの時の疲弊した夫の顔は、今でも忘れられません。母乳とミルク、どちらで育てるなんて正解はないとは思ってはいたのですが、どちらにもメリットとデメリットがあることを改めて知ったのでした。
2018年07月08日赤ちゃんの離乳食が進んできた頃、授乳をいつ止めたらいいんだろう…と、考え始めるママは多いですよね。「卒乳するタイミングは?」「赤ちゃんが寂しい思いをしないかな?」と、卒乳について悩んでいるママ!!今回、卒乳に向けての準備、進め方について我が家の体験談をまとめたので、ぜひ参考にしてみて下さい!卒乳と断乳って何が違うの??「卒乳」とは、赤ちゃんがだんだんオッパイを欲しがらなくなるのを待ち、赤ちゃんの意志で止めることです。赤ちゃんが自然にオッパイから離れていくので、ママも赤ちゃんも満足した状態で止めることができます。一方「断乳」は、日を決めてママの意志で授乳を止めることを指すそう。最近では、言葉がやわらかな卒乳を用いることが多いですが、オッパイをやめるという点では同じことです。焦らなくても大丈夫!我が家の場合は、「保育園入園までに断乳しなくては!」と焦っていたときに、先輩ママから「保育園に入ってから体調を崩して何も食べられなくなったり、甘えて来たりすることがよくあるから、そういうときにオッパイがあると助かるよ」と、アドバイスをもらいました。赤ちゃんにとってオッパイの時間は単なる栄養補給だけでなく、ママのぬくもりを感じながら安心感を得る、大切な時間でもあったのですね。先輩ママの意見を参考に、日を決めての断乳ではなく、息子の様子を見ながら段階的に卒乳していくことに決めました。卒乳に向けての準備って? オッパイを離れるまでの4段階夜泣きがひどかった息子…すがる思いで読んだ育児雑誌に、夜間に何度もオッパイをあげていることが原因で夜泣きを引き起こしている場合がある、との記事が。夜泣きを収めるためにオッパイをあげていたのに、まさかそのせいで夜泣きが起きていたなんて!目から鱗の内容でした。この記事がきっかけで、息子が9ヶ月のときに卒乳に向けて動き始めました。①夜間断乳1回目 (生後9ヶ月)息子の就寝時間は23時くらい。やっと寝てくれた〜と思っても、1,2時間ごとに夜泣きのオンパレード!オッパイを飲むと満足してすぐに寝てくれるのですが、まとめて寝ることがないので、私が疲弊してしまって…。そこで、息子も私もしっかりと熟睡できるよう、夜間断乳を決行しました。実践したのは、こんなこと。・お腹が空く明け方まではどんなに泣いてもオッパイをあげない・泣いたらパパが対応 (添い寝でトントン、抱っこなど)・私は息子がよじ登れないベッドで身を潜めて寝る…協力してくれるパパが睡眠不足になっても支障がないよう、パパが連休のときに開始しました。息子の場合、夜間断乳が合っていたようで、開始してから2,3日で夜泣きは1回までに減り、まとめて寝てくれるようになりました。②夜間断乳2回目 (1歳0ヶ月)しばらくは夜間断乳に成功していたのですが、息子が成長して、私が寝ているベッドによじ登れるようになってしまったのです!!再び、暗闇の中を彷徨いながら必死でオッパイを求めて来るようになったので、別作戦を決行しました。・息子はパパと、私は別室で就寝・泣いたらパパが対応 (添い寝でトントン、抱っこなど)私が部屋にいないことが分かると息子もすんなりと諦めてくれ、すぐにまたぐっすり寝てくれるようになりました。③授乳回数を減らす (1歳3ヶ月)1歳0ヶ月から保育園へ通うようになり、オッパイの時間は朝、帰宅後、就寝時の計3回になりました。ずっとそばにいる休みの日でも、回数は平日とほぼ変わらない状態でした。入園から3ヶ月経って息子も保育園に慣れ、「1日3回の食事から栄養を摂取できる」「牛乳、お茶で水分補給ができる」「パパ、ママの言っていることが分かる」、この3点ができるまでに成長したので、オッパイの回数を徐々に減らしていくことにしました。・朝の授乳×→起きたらすぐに朝食を食べられるよう準備・帰宅後の授乳×→すぐに牛乳、おやつを食べられるよう準備帰宅後の授乳は、1日保育園で頑張って来た息子へのご褒美タイムでもあったので、まずは朝の時間を断乳し、安定してきたら帰宅後の授乳も止めるようにしました。息子がオッパイを欲しがる前に、オッパイに代わる食べ物や飲み物をサッとテンポ良く準備することがポイントだったように思います!オッパイを飲まないでいられる日が少しずつ習慣化してくるよう、毎日同じリズムで生活するように工夫しました。④卒乳!!! (1歳5ヶ月)1歳5ヶ月になったあたりから、就寝時にオッパイあげても寝ないことがしばしば…。結局添い寝でトントンするのであれば、オッパイを止めてもいいのでは??と思うように。パパの協力が得やすい家族旅行(3泊4日)を機に、オッパイなしでの寝かしつけにチャレンジしてみました!・息子も卒乳を意識できるよう、数日前から「もう少ししたらオッパイとバイバイしようね」と話していく・日中、思いっきり外で遊ばせて疲れさせる・オッパイの代わりにスキンシップの時間をたっぷり取る・パパと一緒に入浴・寝る前に、息子の大好きな牛乳を飲ませる・パパが寝かしつける旅行中だったので昼寝の時間がいつもより短く、普段と異なる環境で刺激が多かったこともあり、疲れ果てて、オッパイを求めることなくすんなりと寝かしつけに成功!旅行から帰って来て、私と一緒に入浴したり、寝かしつけたりしても、オッパイを恋しがることは一度もありませんでした。まさかこんなにスムーズにいくとは思っていなかったのでビックリしました。拍子抜けするほどあっさり卒乳できてしまったので、なんだか私の方が寂しくなっちゃいました…。卒乳後、ママのオッパイケアは?2,3日に1回、入浴時に搾乳する程度で私のケアも済んだので、とても楽でした。段階的に授乳回数を減らしていったおかげで、オッパイが張りすぎて痛い!というような、トラブルにならずに済んだのだと思います。また、身体を温めると血行が良くなって張りやすいという話を聞いていたので、入浴はシャワーにしていたのも良かったのかもしれません。ママ&ベビーともに、満足するタイミングを我が家の場合、息子は「ママじゃないと絶対ダメ!」という性格ではなく、パパにも懐いていたので卒乳がしやすかったのかもしれないです。あと、息子のストレスにならないよう、段階的に卒乳していったというのも大きなポイントだったと思います。授乳をやめるのは、ママにとっても赤ちゃんにとっても一大事。とっても悩んでいても、「離れてみたらあっという間だった」なんて拍子抜けしたママの声もよく聞きます。そして何より、思い出いっぱいの授乳ライフが終わってしまう卒乳は「ママの方がさみしかったよ〜」なんて声も。卒乳の時期は、それぞれの赤ちゃんやママの状態、状況で変わってくるもの。ママも赤ちゃんも笑顔で卒乳できるよう、お互いの良いタイミングを見つけられると良いですね。
2018年01月06日こんにちは、イラストレーターの栗生です。突然ですが、わが家の下の子は乳が大好きです。朝ウトウトしながら飲み、夜は寝ながら飲み、日中は思い立ったら親が何をしていようとも構わず服をめくって勝手に飲み始めるという、筋金入りの愛乳家です。乳さえあれば機嫌がよく寝かしつけもスムーズとあって、私も乳に頼りっぱなしでした。1歳過ぎから通い始めた保育園では乳がなくとも無問題だったのですが、母の顔を見ると思い出すらしく、迎えに行くと抱っこ紐に自分を入れろと指図してきます。そして紐に入ると大声で「アーケーテ!」と叫びながら乳を引っ張り出し、所構わず哺乳状態に突入…。私も最初は抵抗していたのですが、泣き叫び紐から飛び出す1歳児を乳なしでなだめるのは難しく、やむなく抱っこ紐内で授乳することに。通りすがりの園児や先生に「赤ちゃん寝てるの?」とよく聞かれましたが、意外と気づかれなかったようです。うっかり見えてたらどうしようと思ってたけどよかった…。外で軽く一杯やって一息ついた1歳児は、帰宅後は日中飲めなかった分を取り戻すかのように飲み倒して来ます。栄養は幼児食からモリモリ摂取しているので、もはやただの趣味です。私としては授乳(というか乳投げ出し状態)を続けることに異存はなかったのですが、ただ一つ、辛いことがありました。それは、たまに1歳児の歯が当たって乳が切れ、吸われるとめっちゃくちゃ痛いのです。このままでは胸が(物理的に)裂けてしまう。もう、乳をやめる時なのでないか。裂けた傷の奥から「断乳してくれぇぇ」と悲鳴が聞こえてくるようです。そこで母は意を決したわけです。時は満ちた。断乳、決行!その方法は、「おっぱいが痛いって言ってるから、飲むのやめてくれる?」「おっぱいが、『○○ちゃんはもうお姉ちゃんだから、ご飯で大きくなろうね~』って言ってるよ」と、乳が語る体で説得するというもの。しかし、乳を愛し乳に愛されて生きてきた記憶が鮮明にある1歳児は、この世の終わりのような泣き声をあげて母心をへし折りにかかってきます。3日目くらいには少し落ち着き「マンマイラナイヨ!」「(飲まなくても)ダイジョブ!」と健気に答えていましたが、寝る前や夜中になると「ノミタイヨウ!」とメソメソ…。地獄の断乳道場はみっちり10日ほど続きました。油断した隙に飲まれたりもしましたが、繰り返すうちに徐々に頻度が減っていきました。2歳を過ぎた今では、1日1回、主に風呂上がりに飲みたくなるようですが、乳を触るだけで落ち着くことが多くなりました。きっぱり足を洗えたわけではないですが、私としては痛みから解放されただけでも十分。たまにふらっと飲みにやって来るくらいならむしろウェルカムです。
2017年03月18日断乳初日。いつもどおりに家事や仕事に取り組み1日を過ごす。息子は相変わらず、何かあるごとにおっぱいを求める。離乳食は相変わらず上手に食べてくれない。これも断乳したらちょっとは変わるだろうか?今夜が最後のおっぱいだ。「かんちゃん、これでおしまいね。おっぱいに、バイバイしてね」。そう言って、おっぱいをあげた。「チュッチュッチュッ」わたしは息子を眺めながら、ちょうど1年前のことを振り返っていた。産まれて間もなく初めて胸に抱いた時の感触を思い出そうとしたけれど、難しかった。陣痛の痛みも思い出せなかった。あんなに苦しかったのに。すっかり忘れてしまうんだな。痛みも、喜びも、全部。あぁ、こうやっていつの間にかこの子も大きくなっていくんだな。最後のおっぱいをあげると、息子はベッドの上でうとうとと眠りについた。「おやすみ」かわいらしい寝顔。見ているだけで幸せな気持ちになれる。夫に息子を預け、わたしはひとり部屋から出る。産後、初めてひとりで眠るのだ。この365日、夜をひとりで過ごしていないなんて、嘘みたいだ。「あぁ、おっぱい終わっちゃったんだなー」。わたしは寂しさでいっぱいだった。あの愛おしい時間はもう戻ってこないのか。今だって十分可愛いけれど 、今日を境に息子は”赤ちゃん”とは呼べなくなってしまうんだなぁ。寝不足で眠たいはずなのに、頭の中が騒がしく眠れない。今思えば、辛いと思っていた授乳の時間も幸せだったなあと感じる。おっぱいが息子とわたしをしっかり繋いでくれていた。胸に抱いた時、安心できたのは息子だけじゃない。わたしだって、この子を抱いて安らいでいたのだ。その繋がりも、もう無くなるんだ。一緒にいることが当たり前でなくなるときが、そのうちやってくる。いつか大人になって、わたしの元を離れる時期も来るだろう。遠く感じている未来も、きっとすぐそこにある。わたしは枕に顔を埋めて、静かに泣いた。しばらくして、相変わらず眠れなかったわたしは寂しさに耐えかね、部屋に戻った。自分でも何をやっているんだろう。と思ったが、息子の様子が気になる。ちゃんと眠れているだろうか。夫と息子がスヤスヤ眠るベッドの中に潜り込み、いつものようにわたしも寝てみる。布団が温かい。あぁ、落ち着くなぁ……。しまった、わたしはすっと眠ってしまったのだ…!!深夜2時ごろ、いつものように息子の夜泣きで目が覚める。「びえ~!」と泣く息子に、いつもならおっぱいをあげるところだが、ここで負けてはいけない。寝ぼけながらも、手でおっぱいを探している息子。「びえ~!! びえ~!!」「かんちゃん、おっぱいはバイバイしたでしょ」ボロボロ涙を流しながら、おっぱいを求める息子を見ていたら、こちらまで悲しくなってきてしまった。その脇で、サポートするといっていたはずの夫は爆睡……。叩き起こそうかと思ったが、ひとまずできるところまではやってみようと夢の断乳成功の向けて攻防にでる。「びえ~!」「バイバイでしょ!」「びえ~! びえ~!!」「もう~、おっぱいはバイバイしたでしょ」あぁ、これは長期戦になりそうだ…。不安がよぎる。気持ちを切り替え、負けじと息子の背中をトントン優しく撫でていたら、泣き続けていた息子が30分後、ベッドの上をコロコロ転がりはじめ、しまいには力尽きたのか、しゃくりあげながらもスッと眠ってしまった。あれれ? こんなにも簡単に寝るもの? 思った以上に粘らずに諦めた息子に驚きを隠せない。断乳2日目、いったいどうなる?次回は「さようなら、おっぱい! 断乳に挑戦~ 後編~」をお送りします。
2017年03月09日子どもが1歳を過ぎたあたりから、考えることも多いといわれている卒乳。ママと赤ちゃんにとって大切なスキンシップということもあり、卒乳への決心がつかずにいるママも多いのではないでしょうか。とはいえ、いつかは訪れる卒乳の日。卒乳のタイミングや子どもへの伝え方を紹介します。医療監修:丸山レディースクリニック院長 丸山正次産婦人科の家で生まれ、東京の下町で育った。東京医科大学卒業。昭和大学産婦人科学講座入局。その後、同医局の関連病院であり地域の高次医療施設である佐野厚生病院(栃木県佐野市)に産婦人科医長として就任。そのまま27年間医長職を継続し定年時に丸山レディースクリニックを開院。▼資格日本産科婦人科学会専門医/日本産婦人科医会母体保護法指定医/日本産科婦人科学会卒後研修指導責任医/日本更年期学会会員/日本東洋医学会会員卒乳するべき時期は? 仕事復帰や次の妊娠を考えているタイミングなど、ママによって卒乳を考える時期はさまざまです。赤すぐ総研が発表した「出産・育児に関する実態調査2016」によると、0歳〜2歳までのお子さんを持つ20〜49歳までの既婚女性2303名のうちの8割以上が「1歳未満で卒乳」したと回答したそうです。■卒乳にはの明確な基準はなし!? しかし、卒乳を考えるべき時期の明確な基準は設けられていません。産婦人科医の宋美玄氏と小児科医の森戸やすみ氏の共著『産婦人科医ママと小児科医ママの らくちん授乳BOOK』(メタモル出版)によると、子どもがほしがるなら、何歳まであげてもいいそうです。本著では、WHO(世界保健機関)が2歳までの授乳をすすめていることにも触れたうえで、下記のように述べられています。子どもが自然にいらないと示す「自然卒乳」まで母乳を続けるというのは悪いことではありません。幼児期までの子どもがお母さんにべったりくっつく、母乳をほしがるというのは自然なことです。出典:『産婦人科医ママと小児科医ママの らくちん授乳BOOK』(メタモル出版)■卒乳を決めるのは赤ちゃんの発育面だけではない離乳食の開始時期の目安が生後5〜6ヶ月ごろとなっていますが、卒乳時期には明確な定義がされていないようです。発育面だけで基準を設けるのではなく、ママと赤ちゃんの精神面に重きを置かれていることがわかります。卒乳時期について決める難しさは、周産期医療の専門誌『ペリネイタルケア』で、別の小児科医も言及しています。卒乳についての基準を設けることはほとんど不可能であり、それぞれの母子というカップルとそれを取り巻く家族内での身体的・心理的・社会的要因が影響し合いながら卒乳の時期が決まってくる。出典:『ペリネイタルケア』(メディカ出版)また、かつては使われていた「断乳」という言葉が、近ごろは「卒乳」に変わりつつあるそう。授乳に対する考え方は、母子手帳の内容の変化からもわかります。以前の母子手帳には、1歳と1歳6カ月の記録欄に母乳の中止を促すような記載があり、1歳6カ月健診の際にまだ母乳を続けていると「そろそろやめましょう」という指導が行われていました。しかし、その年齢で母乳をやめるべきだという説には医学的な根拠がなく、さらに母乳育児の利点がわかってきたので、2002(平成14)年に、「断乳」という言葉は母子手帳からなくなったのです。出典:『産婦人科医ママと小児科医ママの らくちん授乳BOOK』(メタモル出版)■ママの精神面も考慮年齢を区切りに卒乳しなくてはいいとはいうものの、ママの体調や精神面によっては、卒乳を決断しなくてはならないこともあるでしょう。たとえば、授乳そのものがつらくなってしまったとき。授乳によって気分が落ち込むというママは少なからずいるそうです。また、次の子どもを妊娠しているため、卒乳を考えているというケースもあるでしょう。体調面に関しては個人によって異なるため、卒乳で悩んだ場合は医師と相談のうえで決めるのがよさそうです。■卒乳の目安卒乳の目安となる赤ちゃんのサインに関しても、明確な基準は設けられていません。目安としては、下記の要素があげられるそう。・離乳食が3回食まで進み、食事から十分な栄養をとれている・赤ちゃん用のマグなどを使って、母乳・ミルク以外の水分がとれる卒乳には子どもへの声かけも大切だといわれていることから、ママの話を理解できるようになってからの方がいいともいわれています。■育休明けの復職後はいつ卒乳する?職場復帰でよく問題になる卒乳ですが、選択肢は大きく分けて以下3つ。・復職前に卒乳しておく・母乳育児を続ける・朝夜のみ授乳職場復帰後も母乳育児を続けたいママのなかには、搾乳した母乳を冷凍保存して、保育園で冷凍母乳を飲ませてもらうように準備を進めたママもいました。一方、保育園ではミルクを飲ませ、朝と夜のみ授乳するという混合派もいます。復職前に必ず卒乳する必要はなく、ママが母乳育児を続けたい場合は卒乳を急がず、のんびり母乳育児を楽しむのも選択肢のひとつです。卒乳でおこるトラブル対策とは母乳育児をしていると、胸の張りや乳腺炎を経験するママも多いでしょう。卒乳後も同様に悩まされることもあります。乳腺炎になると、乳房がカチカチにかたくなって熱を持ち、痛みを生じることが多いようです。熱や悪寒を併発することもあるといわれています。胸が熱を持ってしまってつらかったり不快を感じたりするときには、保冷剤などで冷やすと少し楽になるそうです。圧抜き程度に搾乳をするのもいいとか。ただし、母乳が生成されてしまう可能性もあるので、搾乳しすぎには気をつけましょう。卒乳に不安がある場合や乳腺炎になってしまった際は、自分が出産した産科や母乳育児外来を設けている産婦人科、助産院に相談するという方法もあります。卒乳後の母乳マッサージを行っているところもあるので、できればトラブル回避のため卒乳前に調べてみることをおすすめします。スムーズに卒乳するためのポイントは?卒乳とは、あくまで赤ちゃんの意志で母乳を卒業するという考え方が前提としております。赤ちゃんが自然に母乳を欲しがらなくなるように、ママもうまく気持ちを促し、卒乳をサポートすることが大切になります。<具体的なママの行動>・卒乳する日を子どもに予告する・カレンダーを見せて「この日におっぱいとバイバイするよ」と説明する・授乳時間を減らし、徐々に授乳回数も減らしていく・卒乳当日は、好きなおやつやおもちゃを与えたり、体を動かしたりして気を紛らわせる卒乳は当日になって突然行うのではなく、2週間以上前から声がけをしてあらかじめ伝えておきましょう。またお腹がすいたり、喉が乾いたりすると、つい母乳が飲みたくなってしまうこともあり、また栄養や水分が不足しないように食事や水分はきちんと摂らせるようにしてください。ママだけで乗り越えられるか不安な場合は、パパの協力が得られる休日に卒乳の日を設けるようにしましょう。授乳をやめるのは、子どもにとっては不安でもあります。スキンシップを多くとるようにして、お子さんへ愛情を伝えることを忘れないようにしたいですね。卒乳体験談のなかには、乳房に絵を描いたり、からしやワサビを塗ったりして子どもが飲めないようにするケースもあります。しかし、子どもがショックを受けてしまう可能性もあるため、やめておいた方が無難のようです。子どもがどうしてもおっぱいをほしがる場合は、卒乳を中断することも視野に入れましょう。強引に卒乳をすすめると、噛みつきや夜泣きなどの原因になる可能性もあります。また、卒乳を決意したものの、やっぱりさみしいというママは、まだ卒乳のタイミングではないのかもしれません。どちらかの体調が悪いときにも、卒乳を延期した方がいいでしょう。卒乳を諦めたからといって、落ちこむ必要はありません。自分と子どもにとってはまだ授乳が必要なのだと考えて、気持ちの準備が整うまで続けるといいでしょう。ママとお子さんにとって無理のない方法で進めてくださいね。卒乳体験談▼卒乳ストーリー1:ママの病気から突然の卒乳(卒乳:1歳6ヶ月/女の子)娘が1歳半過ぎくらいの時に、ひどいインフルエンザに罹ってしまいました。娘にうつしたくないという気持ちと、つらすぎる体調から急遽卒乳を決意! 娘のお世話はパパとおばあちゃんに任せて3日くらい部屋に閉じこもっていました。娘は3日間のサイクルで慣れたのか、全くおっぱいを欲しがる様子も見せず、私も食欲もなく体調が悪かった為か、母乳がたくさん出て困るといった症状もなく、親子共々とてもスムーズ(?)に卒乳できました。▼卒乳ストーリー2:カレンダーで意識付け(卒乳:1歳8ヶ月/男の子)1歳ごろから夜間授乳のみではあったものの寝かしつけにおっぱいを使っていただけにやめるという決断はかなりの決心が必要でした。2ヶ月前からカレンダーを見せて「この日におっぱいバイバイするからね。バイバイ~ってしてみよう」と一緒にカレンダーを指さしてバイバイし、できるだけ毎日寝る前に同じことを繰り返しました。数日前から自分自身も、この子と”授乳”という二人の特別な時間を 過ごすことがもう終わってしまう寂しさをかみしめ大切に大切に授乳。いざ当日! 泣くかな叫ぶかなと心配しましたが、絵本を読みながらごろごろし10分で熟睡。2日目は少し泣いたけれど30分、3日目は20分、4日目は10分と日により寝かしつけの時間は異なるものの、「おっぱいバイバイ~」と泣くことは3日間で終了。なんともあっけない卒乳でした。卒乳後はおっぱいと言わずケロっとしています。あの執着はなんだったのでしょう。一緒にお風呂に入るときも水着の上だけ1ヶ月着用し、おっぱいを思い出せないようにし、洋服もハイネックを着用することで直におっぱいに触れることをさけ、スムーズに卒乳できました。しかし、卒乳後おっぱいはかなり腫れ、ネットを見ながら自分で圧抜き等試行錯誤したものの治まらず、母乳外来を探しました。しかし、仕事をしている関係もあり受診できず、かなりつらい日々を過ごしました。また、パンパンに腫れた胸がしぼんでいくさまは見ていて悲しく、第二子の卒乳時は母乳外来を早めに受診して、卒乳計画を立てようと思いました。▼卒乳ストーリー3:添い乳で夜泣きがひどくなったため、卒乳を決意!(卒乳:1歳8ヶ月/男の子)息子は生後6か月ぐらいから夜泣きがひどく、多いときは1晩で5~6回夜泣きをすることがありました。私も夜に起こされることがだんだんつらくなってきたので、添い乳という技を習得しました。息子が泣いたらすぐにおっぱいを吸わせることで、夜泣きで起こされる感覚がなくなり一旦は安堵しました。しかし、息子は1歳半をすぎても夜は数回起きて添い乳をするというサイクルを繰り返していました。「これでは夜泣きが続いてしまうのでは…」と思った私は、夜の添い乳をやめ、泣いたらお茶を飲ませるという風に対策を取りました。それから、息子の夜泣きは自然となくなりおっぱいを欲しがることもなくなりました。■卒乳後もバストラインをキープしたい「妊娠を機に大きくなった胸が、卒乳したらしぼんでしまった」という声をよく聞きます。ほかにも、胸が垂れてしまったり、横に広がってしまったりという悩ましい問題に直面することもあるようです。卒乳後につけるものや大胸筋を鍛えて美しいバストラインをキープできるようにするものなど、さまざまな種類のブラジャーが販売されています。バスト用の美容液なども充実しているので、グッズを取り入れて楽しみながら対処したいものです。卒乳には決まったルールがないため、ママと赤ちゃんにとって納得のいく時期や方法を見つけることが、卒乳成功のための秘訣といえそうです。いつか授乳をいい思い出として振り返られるようになるといいですね。子どもとのお風呂タイムが忙しい…。小さい子どもとのお風呂タイム…かなり忙しいですよね。ようやく卒乳を目指してがんばっているママ、自分をもう少し労ってはいかがでしょうか。頑張った自分へ、当分ずっとママだけど卒乳すると少し女性マインドもでてきますよね。そんなあなたにおすすめのシャンプーをご紹介します。「RETOIRO(リトイロ)リフレッシュ オールインワン シャンプー&ボディ」小さな子どもとのお風呂タイムにバタバタする…。なかなかヘアケアできなくて、髪がバサバサ。産後の疲れで白髪が増えた…。そんなエイジング世代のママに、子どもから目が離せないシャンプータイムを短くして、ドライヤー時間を短縮できるオールインワンシャンプーが登場。白髪染世代にも黒髪へ導く、黒髪ケア成分配合で、うるツヤ美髪に。通常3,800円が、今なら初回定期購入限定でなんと、1,980円!(47%引き)↓気になる商品はこちらから! RETOIROをお得に購入する (出典)・ 赤すぐ総研「出産・育児に関する実態調査2016」 (参考)・『産婦人科医ママと小児科医ママの らくちん授乳BOOK』(メタモル出版)・『ペリネイタルケア』(メディカ出版)2006年7月号
2017年01月26日【ママからのご相談】現在1歳1か月の娘がいます。そろそろ断乳を考えているのですが、どうやっていいのか分かりません。方法やポイントを教えてください。●A. 最初の3日はとにかく我慢。理想はプロにしぼってもらうこと。こんにちは。ご相談ありがとうございます。ママライターのmomoです。つい先日、筆者も断乳したばかりです。寂しさもありますが、断乳すると一気に子どもが成長した気がしますよね。今回は都内の母乳外来に勤める30代女性助産師さんに話を聞いてきましたのでご紹介します。●基本の断乳方法まず基本の断乳方法とはどんなものなのか?助産師さんに話を伺いました。『理想としては、だんだん回数を減らしていくこと。断乳時に胸の張りを少しでもおさえることができますし、子どもの負担も減ってきます。断乳すると決めた日から3日はとにかく母乳を与えず我慢します。胸の張りがひどくて痛くて仕方がないときは、圧を抜く程度(おちょこ1杯分くらい)搾乳してもOKです。3日目になったら8割程度搾乳します。全部スッキリするまでしぼってしまうと張り返しがきてまた母乳がつくられてしまうので、「少し残っているな」と思う程度でやめましょう 。次は3日目から1週間後。ここですべてしぼります。スッキリできるようでしたら断乳終了です。まだ胸が張るような感じがありましたら、さらに1週間後にしぼりきりましょう。ほとんどの人はここで終了するはずです』最初の3日間はママも胸が張ってとにかく痛くてつらいですし、子どもも慣れなくて大変でしょう。でもここを乗り切れば楽になってきます。パパや周りの人にも協力してもらって最初の3日をどうにか乗り切りましょう!●ホルモンバランスが崩れて、つわりが復活!?断乳するということはママの体にとっても大きな変化が訪れるようです。助産師さんによると、『断乳すると体がリセットされ、生理が再開している人はリズムが崩れることがあります。不正出血のようなものがあったり、周期的にこなくなったりします。1〜3か月程度は様子を見てみましょう。ホルモンバランスが大きく崩れるため、断乳後1〜2週間の間、つわりのような症状が出る人もいます 。頭痛、吐き気、イライラなどがあるときは断乳の影響かもしれないということを頭に入れておきましょう。高齢で出産された人は急に断乳すると、その後プチ更年期のようなものに突入してしまう人もいます。そういう人はけっして無理をせず焦らず、ゆっくり進めていくことをオススメします』とのこと。断乳は思っている以上に体に負担がかかるもの。けっして無理をせず、つらいときはゆっくり休める環境で始められるといいですね。●理想はプロにおまかせすること断乳をするすべてのママが、上手に搾乳ができるかといったらそうではないでしょう。やはりプロを頼って病院や母乳外来へ行ったほうがいいのでしょうか?助産師さんによると、『搾乳に慣れていない人は、自分ではできたと思っていてもきれいにしぼれていないことがあります。すると小さなしこりができてしまったり、母乳が石灰化してしまいます。母乳が石灰化してしこりができてしまうと、その部分は血流が悪くなり、がん細胞が住みやすい状態に 。できれば助産師などのプロがいる場所へ行って、最後の最後までしっかりしぼってもらいましょう。母乳の水分は自然に体内で吸収してくれるのですが、母乳の成分やエキスは胸に残ってしまいます。そこをしっかりしぼりきることが大切です』とのこと。しっかりしぼりきらないと、乳がんになる可能性が上がってしまうということです。それは怖いですね。そのリスクを下げることができるなら、プロにしぼってもらいたいところ。今後のためにも母乳外来などへ行ってみることをオススメします。----------断乳は親子にとって初めての難関ポイントかもしれません。しかし、ここを乗り切ると子どもの食欲や睡眠時間が増えて一気に成長します。夏の断乳は脱水症状にならないように、母乳以外で水分をよくとるように心がけましょうね。●ライター/momo(ママライター、元モデル)
2016年08月13日PUKUTY(プクティ)只今育児奮闘中!
両手に男児
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々