子どもが通う幼稚園でおたふく風邪が流行していたある日、わが子の頬もパンパンに腫れ、熱が出たことから私は「おたふく風邪だな」と判断。しかし病院で聞いた診断結果は予想外のもので……?予想外の診断結果にびっくり!保育園に4歳の子どもを迎えにいったときのことです。子どもは頬がりんごのように赤くなり、あまり元気がない様子。先生からは熱はないと言われたため、そのまま家に連れて帰ったのですが、段々と熱が上がってきて、ほっぺもいつもより腫れてパンパンになっていきました。保育園内でおたふくかぜが流行した時期だったため、私はすぐに「おたふくかぜだ」と判断して子どもを病院に連れて行きました。 子どももほっぺが痛いと言うので病院でそのことを伝えると、おたふくかぜの検査をすることに。「いつもよりほっぺが腫れているし、熱もあるし、間違いなくおたふくかぜだな」と確信して検査結果を待っていましたが、診断はなんと風邪。こんなにほっぺが腫れていているのにおたふく風邪ではないと言われ、予想外の診断に私はとても驚きました! どうやら、熱で顔がむくんで腫れているように見えただけとのこと。 おたふくかぜではなかったので結果的によかったのですが、素人判断は良くないと反省。熱は次の日に無事下がって、安心しました。 ◇ ◇ ◇ お子さんの症状を見て病名を判断することは、よくしてしまいがちですよね。しかし、このママさんの言う通り、別の病気の可能性もあるため自分で判断するのはよくありません。お子さんが体調を崩した際は、きちんと病院に連れて行って専門の先生の診断を受け、適切な処置をしてもらってくださいね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 作画/赤身まぐろ 著者:あみすき
2024年01月31日年末から年明けにかけて色んな事が重なりまくって気持ちが落ち着かず、バタバタと過ごしていたある日。それは何の前触れもなくやってきました…。子ども達がみんな幼かった頃は恒例行事かの如く、毎年欠かさずやって来ていた胃腸風邪。子ども達も大きくなったし、もう来ないのだろうと思っていたら実に4年ぶりにやってきてしまいました。私自身も突然&久しぶりの胃腸風邪襲来に大パニック!何度も続けて嘔吐。胃の中のモノが無くなって胃液だけになっても吐き続けるので、救急に電話相談(休日だったため)。相談の結果、そのまま自宅で様子を見ることに。6時間たってようやく落ち着いてきたので、最後の嘔吐から1時間後にスプーン1杯から水分を取り始めたのですが、徐々に回復しつつあったタイミングで再び嘔吐したため、再度電話相談し、軽度の脱水疑いがあったため救急へ。結局、点滴の必要はないという事で整腸剤だけもらって帰ってきました。吐き続ける三男にずっと付きっきり&その都度鬼のように嘔吐処理と消毒。幸い下痢の症状はなく、丸一日たってようやく落ち着いてきたものの、いきなり普通の食事に戻すことはできないのでやわらかく煮たおかゆからスタート。他の兄弟たちが美味しそうに色んなものを食べるのを見て悲しそうに『お腹すいた…』と言う三男。完全に回復するまでの間、色々我慢させないといけず。一番辛いのは本人ですが、私もとても辛くて、心身の落ち込みようが半端なかったです。健康のありがたみをまた改めて感じました。
2024年01月31日現在15歳になる息子が、3歳のころの話です。そのころ保育園で流行っていたおたふく風邪に息子が感染。ぷっくりと腫れた下頬は、まるで「おたふく」そのもの。そんな息子のおたふく風邪は右頬が腫れて、無事に終わったかと思いきや……。 朝から高い熱当時3歳の年少児だった息子の通う保育園で、おたふく風邪が流行っていると聞いてから3日ほど経ったころのことです。朝起きた息子は、いつになくぼけーっとしていました。だるそうにしている息子を抱っこしたら熱い! 私は驚き、慌てて熱を測りました。 熱は39度と高いものの、飲んだり食べたりできて、咳や鼻水などの目立った症状はありません。仕事があったのでいろいろ慌てましたが、ひとまず冷静になり、実家へ息子を預ける連絡をしてかかりつけの小児科へ向かいました。 小児科へ向かう道でおたふくが頭をよぎる私は車で小児科へと向かいながら、ふと保育園で流行っているおたふく風邪のことを思い出したのです。息子の頬は腫れていませんでしたが、もしかしたらこれから腫れてくるのかも?と感じて、小児科の受付でおたふく風邪のことを申し出ると、別室の待合室へと案内されました。 他の患者さんへの感染を懸念してくれたため、すぐに診察が始まりました。耳の下辺りを念入りに触診した結果、「おたふく風邪ですね。耳下腺が少し腫れてきているし、これから少し痛みも出るかも。熱は3日もあれば落ち着くと思います。1週間くらいは登園停止ね」と言われました。そして、解熱鎮痛薬と炎症を抑える薬が処方され、実家へと向かいました。 左の下頬も腫れて登園停止期間が延長!息子は比較的元気で、喉が少し痛くなったものの、食欲もあり調子は良さそうでした。しかし、日に日に右下の頬が膨らんできて、まさにおたふく風邪の症状です。早く腫れが引いて保育園に行けるようにと願っていましたが、結局右頬の腫れは10日続きました。 そして、ようやく落ち着いたし保育園にも行けると安堵したその2日後、今度は左の下頬が腫れてきたのです。一難去ってまた一難。息子の看病はまだまだ続き、ようやく左頬の腫れが落ちたいたころには約1カ月が経過していました。 息子のおたふく風邪騒ぎは1カ月後にようやく落ち着き、実家の母や病児保育所にお願いしながらなんとか終わりを迎えました。こんなにも長い期間保育園を休むことになり、回復後ぐずらずに登園できるか心配しましたが、元気に登園してくれてホッとひと安心。おたふく風邪は左右同時ではなく、2週間近くも差が出て腫れることがあると初めて知った経験でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/miyuka著者:優木 まり
2023年10月14日ポメさん家の日常をリアルに描いた育児マンガ。今回は、お子さんたちが風邪をひいた際のポメさんの心情をご紹介します!これでうつらない人いる?息子が顔を近づけてきて……。 ママにチューをする息子は、よく見ると鼻水がでたまま!?そして、娘のくしゃみで出た鼻水は私の腕に降りかかる……。無事母にも風邪がうつりました。 子どもの風邪をもらって、親もダウン……。同じ経験をした方も多いのではないでしょうか。みなさんは子どもがひいた風邪が一家に広がらないよう、対策していることはありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター ポメ2018年生まれの療育へ通うユーモアセンスあふれる娘と、2020年生まれの暴れん坊な息子のママ。ワンオペ育児な日々をInstagramで描いています。
2023年02月22日娘が脳症だったことをボロボロになった夫に泣きながら言われた和田さん。「おなかの風邪」だったはずの病名が「急性脳症」に変わって…。検査の結果、髄液に問題はなく、脳波がゆるやかになっていることから、ハナは急性脳症と診断されました。 娘が脳症になったとき #7 悪い夢を見ているようでした。歌ったり踊ったりするのが好きなハナが、それができなくなるかもしれないなんて、考えたこともありませんでした。元気に生まれたら、ずっと元気に育つのだと、当然のように思っていました。現実が受け入れられず、口から出るのは「なんで?」「ひどい」ばかり。どうしたらいいのかわかりませんでした。 今後の治療としては、ステロイド、抗生物質、脳浮腫に効く薬、抗けいれん剤を投与して症状の回復を待つ、と医師から説明されました。ステロイドなんて、肌に塗るだけだって気をつかう物質を投与するの?と驚きましたが、ステロイドを急性期に大量投与すると良くなるケースが多いとのことでした(ステロイドパルス療法)。 駆けつけてくれていた義両親。義父は仕事のため自宅へ帰り、義母はハナに付き添ってくれることに。私たち夫婦は二女ハッパを連れて自宅に帰りました。著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年03月13日娘が脳症になったとき第6話。おなかの風邪のような症状から始まった娘さんの症状が悪化。入院となり、翌朝を迎えましたが…。救急車で病院に運び込まれた初日の夜、入院室のベッドでハナは私を「ママ」と呼んでくれました。その後、私の母が駆けつけたときも数字を読んだり、返事したりしていました。「今はちょっともうろうとしているけど、明日になったら元気になっているかも」と期待していた私たち家族。しかし、朝起きると、ハナの様子は想像していたようなものではありませんでした。娘が脳症になったとき #6 ハナは前日より明らかに悪くなっていました。話し方も表情もおかしく、会話もきちんとできず、まるで知らない子のように見えました。 先生の指示で再度検査をすることになり、その間私と夫は交代。一度帰宅して着替えなどを持って病院へ戻ってくると、夫が先生から検査結果を告げられた後でした。 「ハナ、脳症だって」ボロボロになった夫に泣きながら言われました。入院2日目。「おなかの風邪」だったはずのハナの病名は、「急性脳症」に変わったのでした。著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年03月01日冬は風邪が流行する季節。しかし、わが家では風邪でもインフルエンザでもない3種類の感染症にかかってしまいました。冬のいろいろな感染症が流行する時期にかかると、病気の判別が難しいものです。わが家が冬にかかった感染症体験を予防も含めてお伝えします。 娘2人が突発性発疹! 熱が下がると発疹!わが家の娘2人ともが、たまたま冬に突発性発疹にかかりました。ちょうどインフルエンザの流行期と重なり、症状としても高熱が3日ほど出るという状態でとても似ていました。1人目のときは焦って発熱後2日目の朝に病院へ行き、インフルエンザは陰性だったものの何の病気かわからず、かつ病院でもインフルエンザの罹患者が多かったので院内感染も心配でした。熱が下がって発疹が出てから突発性発疹だとわかって安心できましたが、発疹による不機嫌さに閉口しました。 夫が溶連菌感染症に! 子どもにも感染!夫が「のどが痛くて高熱で調子が悪い」と言って、病院で診てもらうと溶連菌感染症でした。高熱が続くことからインフルエンザの検査を受けに行ったのですが、のどが腫れて耳が痛いということから念のために医師が検査をし、原因が判明しました。その後、私も子どもたちも調子が悪くなり、念のため病院に見てもらうと同じ溶連菌感染症でした。抗生物質を2週間ほど飲み続けなければならず、完治するまでが長くて大変だったのを覚えています。 家族全員が胃腸炎! 感染症の予防法は?ウイルス性胃腸炎は2月ごろにかかりました。子どもたちが最初にかかり、その後夫や私もかかってしまいました。下痢・嘔吐で体力の消耗も激しく、大人もつらかったです。そして、家事や育児などを手伝いに来てくれた祖母にまで感染が広がってしまい、申し訳なく思いました。原因はおむつ処理後の手洗いや、おむつ替えの場所や替え方に問題があったかなと思っています。途中から、子どもたちのおなかの調子が悪そうなときは手洗いを徹底したり、自分も予防のために使い捨てのゴム手袋をするようになりました。そして、感染防止のためにおむつ処理はゴム手袋で、飲食などの際は必ずしっかり手洗いして消毒をするようになりました。そのおかげか、その後は特に大きな感染症にかからず過ごせています。 これらの感染症に家族でかかった結果、予防としてはいずれの感染症もまずはウィルスや菌を体内に取り込まないようにすることが大切だと感じました。わが家では飛沫感染する病気の場合は、感染した人もしていない人もマスクをして、できるだけ別の部屋で生活するようにしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:小川かなえ2歳の双子姉妹の母。東京郊外在住。元保育士、不妊治療を経て妊娠出産。子連れハイキングやキャンプなどアウトドアも再開。現在は親子の森のようちえんを運営し、地域や自然とともに子育てをしている。
2021年02月05日12月に入り、風邪やインフルエンザが気になるようになりました。今年はさらに新型コロナウィルスもあり、免疫力への関心が高まっています。そこで、呼吸器内科のスペシャリストである池袋大谷クリニックの大谷義夫院長に免疫力のために何をしたらいいのかを聞きました。写真は少年サッカーのイメージ■これからの季節、まずインフルエンザの予防接種を医師である大谷先生は、たくさんの患者さんのために毎日診察にあたっています。そのため、自らが風邪をひいて診療ができなくなっては困ると、様々な体調管理を行っています。特に今年は風邪やインフルエンザに加え、新型コロナウィルの感染予防対策を取った生活をする必要がありますよね。読者の皆さん、お子さんたちに向けたアドバイスをいただきました。これからの時期、どうしても増える風邪やインフルエンザの予防についてお伺いすると、大谷先生は「インフルエンザの予防接種が基本のき」と答えます。例年と異なり、今年は発熱すると新型コロナウィルスを疑い、PCR検査となることもあります。そうすると、風邪やインフルエンザであっても、かかりつけの医者に診てもらえないこともあります。完全に予防することは難しいものですが、体調管理に注意して、かかっても重症化しないよう気を付けることはできます。そのため、まずはインフルエンザのリスクを減らすために予防接種をしておくとよいのだそうです。■免疫力とはそもそもどんな機能なのかマスク、手洗い、消毒に加え、入ってきてしまったウィルスを退治するために免疫を高めることが不可欠です。風邪やインフルエンザ予防でもよく聞かれる「免疫力」とは、ウィルスなどの病原体の侵入や増殖を防ぐ力のことで、じつは身長や体重のように明確に測定できるものではないそうです。この免疫力が下がることで病気が重症化しやすくなるので、体調管理のためには生活習慣などに注意して免疫を維持することが大事なのです。■免疫力をアップするには好きなことを楽しくすることがいい免疫力をアップ、維持するに必要なのはまず睡眠です。大人の睡眠では7時間睡眠に比べて、6時間を切ると風邪の引きやすさが4.2倍になるそうで、先生もそれについて書かれた論文を読んでから睡眠を6時間以上取ることを厳守されているそうです。必要な睡眠時間には個人差もあるので明確な基準や根拠はないのですが、目安として小学生年代は9~11時間程度の睡眠をとる事が推奨されていることが多いようです。さらに15分~30分のお昼寝をすると午後のパフォーマンスを上げることができます。寝ることができなければ、目をつむって脳を休めるだけでもOKだそうです。次に大切なのは食事。3食きちんと食べる事が大事です。どうしてもご飯や麺などの摂取が多くなりがちですが、炭水化物に偏ることなく、たんぱく質もしっかりと摂取してください。バランス良く食べることが大事で、炭水化物を避けるのも良くありません。ヨーグルトなど乳酸菌を摂って腸内環境を整えることも、免疫力アップが期待できる方法のひとつだそうです。そして適度な運動と、ストレスをためないこと。適度な運動の量は、人それぞれです。普段から運動をしている方にとっては15~20分のジョギングは適度な運動かもしれませんが、全く運動習慣がない方にとっては負荷が大きく適度とは言えないので、注意してください。ストレスをためないためには、好きなことをするのが一番。「楽しむことでさまざまな免疫細胞値が上がることがわかっています」と大谷先生。■免疫力キープのための4つのポイント・睡眠をしっかりとる・バランスの取れた食事・適度な運動・ストレスをためないサッカーが大好きな子どもたちにとっては、サッカーをするのが一番のストレス解消かもしれませんが、激しい運動をすると免疫力が下がることも確認されているので、サッカーの後はバランスのいい食事をして、たっぷりと睡眠をとるようにして、冬場の体調管理に努めましょう。後編では呼吸器の専門家でもある大谷院長に、喘息についてお話を伺いましたのでお楽しみに。大谷義夫(おおたに・よしお)医学博士、池袋大谷クリニック院長東京医科歯科大学第一内科、呼吸器科、睡眠制御学講座において21年にわたり内科疾患、呼吸器疾患、アレルギー疾患、睡眠医療に従事。2005年に東京医科歯科大学呼吸器内科医局長に就任。2009年に東京医科歯科大学呼吸器内科兼睡眠制御学講座准教授就任。呼吸器内科の専門医として2009年に呼吸器とアレルギー領域の診療に特化した池袋大谷クリニックを開院。「絶対に休めない医師がやっている最強の体調管理」「疲れやすい、痩せにくいは呼吸が原因だった」など著書多数。テレビなどのメディアでも呼吸器内科の専門家として医学的知見からアドバイスを送っている。(取材・文:前田陽子)
2020年12月15日1歳を過ぎたあたりから風邪を引きやすくなった息子。1歳7カ月になってもその様子は続いていて、この日も夕方ごろから咳をするようになり、「風邪引いちゃったかな?」と思っていました。熱もなかったので、咳が続くようなら翌日にでも受診をしよう、そう考えていたのです。 荒くなる呼吸…夜間外来へ夜になり、呼吸が普段の様子と変わってきて「これはただの風邪ではないのかも?」と思い始めました。明らかに呼吸が荒く、喉の奥から「ヒューヒュー、ゼィゼィ」といった音が聞こえるようになってきたのです。 また、普段は寝つきが良いのに、ベッドに横になることすらグズって嫌がるように。縦抱きであれば多少ウトウトするものの、ベッドにおろすと激しく泣いてしまうため、朝まで様子を見られる状態ではないと、夜間外来を受診することにしたのです。 肺炎で入院…付き添いで私も共に病院に行くまでの約30分間、呼吸はどんどん荒くなっていました。夜間外来に到着したのは23時を少し回ったころで、受付を済ませるとすぐに診察室へ呼ばれたので中に入ると、診察する前から先生が「呼吸、苦しそうだね」と一言。 聴診器で胸の音を確認された後に「レントゲンを撮ろう」と言われて撮影した結果、肺炎であることが判明。そのまま入院となりました。付き添いが必要ということで私が残り、 夫は一旦、入院に必要な物を自宅へ取りに帰ることに。そして夫が病室に戻ってきたのは夜中の3時でした。 1週間の入院生活入院中、息子は入浴ができませんでした。鼻には酸素を送るチューブを装着。24時間点滴をおこない、1日3回ほど呼吸をラクにするための吸入をするという生活で、ベッド上から降りられない状態でした。走り回るのが好きな息子にとってはとてもつらい1週間だったと思います。 最初の2日間は発熱も続き、呼吸も苦しそうでしたが、3日目を過ぎたあたりから熱が下がり、呼吸も落ち着いてきました。5日目には食欲もすっかり回復し、食事を完食できるほどに。普段と変わらない様子に戻り、安堵したことを覚えています。 ようやく退院!6日目の朝、先生の回診で呼吸音の確認をしてもらいました。そして聴診器で聴いても「ヒューヒュー、ゼィゼィ」という音がなくなったということで、「退院しても大丈夫でしょう」という話になり、翌日退院することに。 その日の午後には点滴も酸素チューブも外されました。 翌日まで問題なく過ごし、7日目の朝にようやく退院となりました。 1週間、息子が苦しい思いをしたのは最初に私が息子の不調を軽く考えていたからです。今回、それを思い知りました。不調のサインを見逃さず、軽く考えず、適切な対処ができていれば息子につらい思いをさせなくて済んだのでは?と思うと、とにかく申し訳ない気持ちでいっぱいです。息子がこれからも元気いっぱい遊びまわれるよう、不調のサインを見逃さないように生活していきたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:山田甜子夫と1歳の息子と3人暮らし。元アロマセラピスト。介護福祉士として福祉関連職でフルタイム勤務をしている。自身の経験や知識、体験を元にした記事を執筆している。
2020年11月26日冬は風邪が流行する季節。しかし、わが家では風邪でもインフルエンザでもない3種類の感染症にかかってしまいました。冬のいろいろな感染症が流行する時期にかかると、病気の判別が難しいものです。わが家が冬にかかった感染症体験を予防も含めてお伝えします。 娘2人が突発性発疹! 熱が下がると発疹!わが家の娘2人ともが、たまたま冬に突発性発疹にかかりました。ちょうどインフルエンザの流行期と重なり、症状としても高熱が3日ほど出るという状態でとても似ていました。1人目のときは焦って発熱後2日目の朝に病院へ行き、インフルエンザは陰性だったものの何の病気かわからず、かつ病院でもインフルエンザの罹患者が多かったので院内感染も心配でした。熱が下がって発疹が出てから突発性発疹だとわかって安心できましたが、発疹による不機嫌さに閉口しました。 夫が溶連菌感染症に! 子どもにも感染!夫が「のどが痛くて高熱で調子が悪い」と言って、病院で診てもらうと溶連菌感染症でした。高熱が続くことからインフルエンザの検査を受けに行ったのですが、のどが腫れて耳が痛いということから念のために医師が検査をし、原因が判明しました。その後、私も子どもたちも調子が悪くなり、念のため病院に見てもらうと同じ溶連菌感染症でした。抗生物質を2週間ほど飲み続けなければならず、完治するまでが長くて大変だったのを覚えています。 家族全員が胃腸炎! 感染症の予防法は?ウイルス性胃腸炎は2月ごろにかかりました。子どもたちが最初にかかり、その後夫や私もかかってしまいました。下痢・嘔吐で体力の消耗も激しく、大人もつらかったです。そして、家事や育児などを手伝いに来てくれた祖母にまで感染が広がってしまい、申し訳なく思いました。原因はおむつ処理後の手洗いや、おむつ替えの場所や替え方に問題があったかなと思っています。途中から、子どもたちのおなかの調子が悪そうなときは手洗いを徹底したり、自分も予防のために使い捨てのゴム手袋をするようになりました。そして、感染防止のためにおむつ処理はゴム手袋で、飲食などの際は必ずしっかり手洗いして消毒をするようになりました。そのおかげか、その後は特に大きな感染症にかからず過ごせています。 これらの感染症に家族でかかった結果、予防としてはいずれの感染症もまずはウィルスや菌を体内に取り込まないようにすることが大切だと感じました。わが家では飛沫感染する病気の場合は、感染した人もしていない人もマスクをして、できるだけ別の部屋で生活するようにしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:小川かなえ2歳の双子姉妹の母。東京郊外在住。元保育士、不妊治療を経て妊娠出産。子連れハイキングやキャンプなどアウトドアも再開。現在は親子の森のようちえんを運営し、地域や自然とともに子育てをしている。
2020年02月22日1歳を過ぎたあたりから風邪を引きやすくなった息子。1歳7カ月になってもその様子は続いていて、この日も夕方ごろから咳をするようになり、「風邪引いちゃったかな?」と思っていました。熱もなかったので、咳が続くようなら翌日にでも受診をしよう、そう考えていたのです。 荒くなる呼吸…夜間外来へ夜になり、呼吸が普段の様子と変わってきて「これはただの風邪ではないのかも?」と思い始めました。明らかに呼吸が荒く、喉の奥から「ヒューヒュー、ゼィゼィ」といった音が聞こえるようになってきたのです。 また、普段は寝つきが良いのに、ベッドに横になることすらグズって嫌がるように。縦抱きであれば多少ウトウトするものの、ベッドにおろすと激しく泣いてしまうため、朝まで様子を見られる状態ではないと、夜間外来を受診することにしたのです。 肺炎で入院…付き添いで私も共に病院に行くまでの約30分間、呼吸はどんどん荒くなっていました。夜間外来に到着したのは23時を少し回ったころで、受付を済ませるとすぐに診察室へ呼ばれたので中に入ると、診察する前から先生が「呼吸、苦しそうだね」と一言。 聴診器で胸の音を確認された後に「レントゲンを撮ろう」と言われて撮影した結果、肺炎であることが判明。そのまま入院となりました。付き添いが必要ということで私が残り、 夫は一旦、入院に必要な物を自宅へ取りに帰ることに。そして夫が病室に戻ってきたのは夜中の3時でした。 1週間の入院生活入院中、息子は入浴ができませんでした。鼻には酸素を送るチューブを装着。24時間点滴をおこない、1日3回ほど呼吸をラクにするための吸入をするという生活で、ベッド上から降りられない状態でした。走り回るのが好きな息子にとってはとてもつらい1週間だったと思います。 最初の2日間は発熱も続き、呼吸も苦しそうでしたが、3日目を過ぎたあたりから熱が下がり、呼吸も落ち着いてきました。5日目には食欲もすっかり回復し、食事を完食できるほどに。普段と変わらない様子に戻り、安堵したことを覚えています。 ようやく退院!6日目の朝、先生の回診で呼吸音の確認をしてもらいました。そして聴診器で聴いても「ヒューヒュー、ゼィゼィ」という音がなくなったということで、「退院しても大丈夫でしょう」という話になり、翌日退院することに。 その日の午後には点滴も酸素チューブも外されました。 翌日まで問題なく過ごし、7日目の朝にようやく退院となりました。 1週間、息子が苦しい思いをしたのは最初に私が息子の不調を軽く考えていたからです。今回、それを思い知りました。不調のサインを見逃さず、軽く考えず、適切な対処ができていれば息子につらい思いをさせなくて済んだのでは? と思うと、とにかく申し訳ない気持ちでいっぱいです。息子がこれからも元気いっぱい遊びまわれるよう、不調のサインを見逃さないように生活していきたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:山田甜子夫と1歳の息子と3人暮らし。元アロマセラピスト。介護福祉士として福祉関連職でフルタイム勤務をしている。自身の経験や知識、体験を元にした記事を執筆している。
2019年11月24日こんにちは! イラストレーターのにわゆりです。だんだんと寒くなり、乾燥が気になる季節になりました。そう、最も恐ろしい風邪の季節です!早速キーちゃんは幼稚園で風邪をもらってきて、1週間も幼稚園をお休み…。看病でくたくたになったかーちゃんでしたが、子どもが風邪をひくよりも恐ろしいのは自分が風邪をひくこと!育児中の体調不良ほどしんどいものはありませんよね。かーちゃんの体調に関係なく、子どもは「おなかすいた!」とわめくし、毎日の幼稚園の送り迎えもなくなりません…。とくに子どもたちが2~3歳の頃は、地獄のようでした…■子育ては倒れてもノンストップもう風邪なんかひいてる暇はな~い!! ということで、かーちゃんが風邪をひかないように実践していることを紹介したいと思います。毎朝、白湯を飲むことからかーちゃんの1日が始まります。白湯生活を始めてもう1年くらいたつでしょうか?体があたたまって、腸も活発になり、お通じもよくなり…良いことづくし!また、寝る前は簡単にストレッチをしてから寝ているのですが、血行も良くなり、ぐっすり眠れます。代謝をあげて風邪に強い体作り! ついでに太りにくくもなるようなので、毎日欠かせない習慣です。それでも風邪をひいてしまったら…!?■風邪はひき始めが肝心だから風邪のひき始め…なんかのどがイガイガする…。いや~な予感…! そんなときは迷わず葛根湯とショウガです!風邪のひき始めに葛根湯を飲むと悪化させなくてすむことが多いので、夫婦そろってお世話になっています。さらに、ショウガをたっぷり入れたスープ、ショウガはちみつ湯など、ショウガを積極的に摂取! おかげで風邪が悪化することはほとんどなくなりました。さらに外出時はマスク必須! エレベーターのボタンは指で押さない! 携帯ハンドジェルでこまめに手を消毒!とくに人が集まるショッピングモールなどは要注意。なるべく行きたくないところですが、そうもいかないので予防をしっかりと。子どもたちの風邪もほとんどうつらずに、寝込むことがなくなったのはこういった「習慣のおかげかな~」と思っているかーちゃんです。もう絶対に寝込みたくないと言う気持ちが強いので必死(笑)それほど育児中の体調不良は母にとっては一大事ですよね。今年の冬も、風邪をひかずに乗り切りたいと思います!※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2019年11月23日ムスコ、熱があるのになんでそんなにテンション高いの!? パパ、料理してくれるのは有難いけど、塩と砂糖間違ってるー!家族が風邪を引いてしまうと、ママはてんてこ舞いですよね。でもなぜか、ほっこりするようなシーンもあったりして……。そんな笑いあり・涙ありの“わが家の風邪あるある”についての投稿が、今SNSで盛り上がっているのをご存じですか?■ママたちの間で共感続々TwitterやInstagramでは、「わかる……」「ウチもこんなことあった!」と思わずうなずきたくなるエピソードが上がってきています! #聞いてよパブロン 子どもが風邪ひいてすごい具合悪そうでつらそうだから、小児科行ったら先生の前でめっちゃ元気に受け応えするやつ!さっきめっちゃしんどそうだったじゃーん!先生、家ではこんなんじゃなかったんですーー😭って叫びたくなる。— みわ (@miiiwa0402) October 21, 2019 職場の飲み会の日は、なぜかいつも子供が熱を出す。 #聞いてよパブロン — ken (@ken_sug) October 21, 2019 「風邪なんだから何もしないで寝てて!」と旦那に言われたものの、キッチンから「鍋どこ?箸どこ?」と結局やらなきゃいけないのね… @kiiteyo_pabron #風邪あるある #聞いてよパブロン — Rui💎 (@AquamarineJam) October 23, 2019 この投稿をInstagramで見る #聞いてよパブロン 妊娠とつわりの中、風邪をひいて身動きとれずコタツムリになっていた時に旦那が作ってくれたお粥(*´ω`*) すっごく嬉しかったけど・・・尋常じゃなく辛かった(笑) 子ども達には将来自分のパートナーができた時に辛くないお粥を作れるように育てようとこの時誓った(笑) まりあ (@maria.i0424)がシェアした投稿 - 2019年10月月22日午前6時58分PDT ■わが家のエピソードがイラストに!?実はこれ、「効いたよね、早めのパブロン」のキャッチフレーズで有名な大正製薬の『わが家の風邪あるある投稿キャンペーン』♪ハッシュタグ「#聞いてよパブロン」を付けて投稿された“わが家の風邪あるある”の中から、大賞に選ばれた作品は、なんと人気のママイラストレーターにイラスト化してもらえるんです!■大賞作品を描くのは……大賞作品を描くのは、こちらの3名! 早速、ご自身とお子さんのエピソードをイラストで発信しています。▼モチコさん(@mochicodiary)1人目は、淡いタッチでゆる~く描かれる日常イラストが特徴のモチコさん!色々焦って準備したときに限って、重要なものを忘れてしまうことってありますよね。5歳の女の子・2歳の男の子のママであるモチコさんの“風邪あるある”エピソードは、トホホな結末に……! この投稿をInstagramで見る モチコ(@mochicodiary)がシェアした投稿 - 2019年10月月24日午後10時48分PDT ▼ちひろさん(@chitti_design)2人目は、家族のあわただしい&愛情たっぷりな日常を描くちひろさん!夫が風邪を引いてしまいバタバタの看病……その結果、自分に風邪がうつってしまう悲劇が。そのとき夫が取った行動とは!? この投稿をInstagramで見る ちひろ(@chitti_design)がシェアした投稿 - 2019年10月月22日午前2時41分PDT ▼前川さなえさん(@puninpu)3人目は、ママの本音ツッコミを交えた日常漫画が特徴の、前川さなえさん!普段とは違う、風邪を引いてしまったとき特有のお子さんの表情がキュートに描かれています♪【 #聞いてよパブロン 】パブロンのプロモーションコラボ漫画を描きました。子どもの顔見ただけで「あっ風邪だな」ってわかる時ありますよね…。 @kiiteyo_pabron pic.twitter.com/p6eTdnAkHh — 前川さなえ (@puninpu) October 21, 2019 どれもママ達の「あるある~!」が聞こえてきそうなエピソードに♪ ご自身のエピソードがイラストになったら、一生の宝物に、そして思い出になること間違いなし! 気になる大賞作品は、1月27日(月)に発表されるそうです。■「#聞いてよパブロン」でシェアしようキャンペーンの投稿期間は11月29日(金)まで! 「あのとき、こんなことあったよね」と振り返ってみると、家族の絆もより深まるかもしれませんね♪まずは、ハッシュタグ「#聞いてよパブロン」で検索して皆さんの“風邪あるある”をのぞいてみてはいかがでしょうか? “わが家の風邪あるある”投稿キャンペーン (文:ソーシャルトレンドニュース編集部)■提供大正製薬
2019年11月14日寒い季節がやってきましたね。体温管理が行き届かず、体調を崩している方も多いのでは?風邪はひかないようにするのがまず一番大切ですが、それでもひいてしまった場合、早く回復させる方法を我が家の体験を踏まえて漫画にまとめてみました。こどもに伝染(うつ)された風邪って何故あんなにひどくなるんでしょうか? どんなに気を付けていても、子供のそばにいるママンが犠牲になるのです。我が家も色々と試したのですが、実践してみて一番良かったものを2つご紹介します。はちみつ大根は江戸時代から民間療法として使われていたそうで、滋養強壮や風邪のつらい症状によく効くと言われています。お湯で割って飲むとポカポカ温まりますよ。 かかりつけの先生に言われたのですが、症状がひどくなければお風呂に入っても良いそうな。ぬるめで短時間、水分補給をしっかりと摂るようにとのことです。入浴も家庭内感染のリスクを避けるため、1番最後に入るように言われました。確かに入浴後は体がポカポカ温まってその後の回復が早かった気がします。あとは体温が38度以上の時、吐き気がする時、下痢・嘔吐・頭痛の時も症状が治まるまでお風呂は控えておくのがよいとのこと。免疫力の弱い小さい子どもや高齢者は危険なので、必ずかかりつけのお医者さんの指示に従って試してみてくださいね。※本記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2019年11月08日娘さんたちから風邪がうつってしまったぐっちぃさん。しかし、風邪になったことであらためて気づく家族の変化もあるようで…。■風邪をひいて気づいたことちょっと前に風邪をひきました(今は治っています)。娘たちの風邪は熱は出ず、咳が出る程度だったんだけど、大人にうつるとなぜ症状が悪化するんだろう。娘たちがもっと小さかったころは、風邪ひいたら医者行ったり薬飲ませたり、体にいい食べ物準備したり、体温を気にしたり「風邪をうつされてる場合じゃない」状態で看病してた気が気がするんだけど。今は医者には連れていくけど、娘たちも薬は自分で飲めるし、勝手に寝るし、そこまで母の手を必要としなくなったなぁとしみじみ思ってました。逆に母が体調不良でも、自分たちでできることをやれるのも助かる。だからと言って、風邪をひいてもいいし倒れてもいいとは思わないけど、ちょっと気が緩んでも大丈夫かなって思った風邪エピソードでした。
2019年09月28日まだ子どもに授乳をしている時期に私が風邪をひいてしまいましたが、夫にも親にも、誰にも頼ることができない状況でした。子どもを連れての通院にも不安があり、病院へ行かなかったために風邪が悪化してしました。そのときの体験談です。 風邪の自然治癒を目指す子どもが生後6カ月のとき、風邪をひいてしまった私。完母だった私は、おっぱいをあげなくてはならないため、「風邪薬を飲んではいけない」と勝手に思い込んでいました。 さらに、具合の悪くない子どもを連れて病院に行ってしまうと、自分のせいで子どもが風邪をもらってしまうかもしれない! と、子ども連れで病院に行くのは無理だと考えていました。 夫は仕事が忙しく帰りも遅く、近くに子どもを預けられるような人もいなかったため、子どもを預けて自分ひとりだけで病院に行くこともできず……。そのため、子どもが寝ている間、一緒に寝て自然治癒をさせようとしていました。 悪化する風邪しかし、風邪は治るどころか悪化する一方で、最悪のコンディションとなってしまいました。熱が少し下がったと思ったらまた上がり、とそんな状態が2日ほど続きました。子どもと遊んであげることもできず、ギャン泣きされ、家事もできず家の中は荒れ放題……。 これはさすがにまずいと思った私は、妊娠中にかかっていたレディースクリニックに相談してみることに。すると、「授乳中でも飲める薬を処方してあげるからおいで」と言われました。 もっと早く行けばよかったレディースクリニックに行くと、授乳中でも飲める風邪薬を処方してもらうことができました。薬を飲んでからの治りは早く、こんなことなら早めに相談して病院に行けばよかったと後悔しました。 子どものためにと病院に行かなかったことは、逆効果でしかなかったと思います。授乳中でも飲める薬があるということを知ることができてよかったと思うと同時に、自分が風邪をひいてしまうと、子どもにも夫にも迷惑がかかってしまうため、もっと気を付けるようにしようと心に誓いました。 子どもが病院で風邪をもらってしまってはいけないと思っていましたが、それよりも隣に風邪をひいている自分がいることが一番危険だと、あとから気付きました。次からは自分が風邪をひいたときは早めに病院にかかって初期段階で治そうと思っています。そして、子どもとの日々を楽しくしっかり過ごすためにも、ママの健康が一番大事だと実感した体験でした。 著者:堀ちなつ0歳と2歳の姉妹のママ。歯科技工士・歯科助手として歯科関係の仕事を経験。現在は妊娠出産・子育てのジャンルを中心にライター活動をしている。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年07月30日少し涼しくなったと思っていたら、あっという間に秋が深まりましたね。急に冷え込んだからか、わが子の通う幼稚園では風邪が流行っています。運動会に音楽会に、各種イベントが盛りだくさんな二学期。とくに体調を崩したくない時期でもありますよね。そこで今回は、わが家で行っている「風邪を寄せ付けない対策」をご紹介します。布マスクは、市販品もあるし、ダブルガーゼなど好きな柄のもので作っても楽しいです。ちなみに、夜用は緩めのゴムにすると寝苦しさもなく、でも喉は適度に潤って快適です。ただ、基本的な対策をしていても、まわりで流行っていたり、少し疲れていたりすると体調は崩れてしまうことがあります。さらに、酷い咳が続くと体力を消耗してしまい、夜の咳で睡眠不足にもつながりますよね。長引く咳で喉は荒れ、しまいには声が枯れてしまった経験がある人も多いでしょう(私はこれで年に3度ほどは声が出ない時期があります)。そうなってしまったときは、「できるだけおしゃべりしない方がいい」と聞きますが、子どもがいるママではそうも言っていられません。私はどうしても声が出ないときは、入力した内容を音声で流してくれるトークアプリを利用しています。が、やはりとっさにしゃべれないのはとても大変。そんなとき、少しでも喉を楽にしてくれるのが、母直伝レシピ!。 母によると、昔は風邪薬の代わりにも用いたとか。食品なので、お子さんも飲めますが、ハチミツは、一歳未満の赤ちゃんにはけっして与えないように注意してください。私は、いつもこれを飲むと母を思い出して元気になる効果もあるのか、治りが早い気がしています。いろんな風邪予防法がありますが、なによりも大切なのは、栄養バランスのいい食事と、質のいい睡眠。生活を整えることで、風邪に負けないで二学期のイベントラッシュを乗り切り、年末まで健康で走り抜けましょう!※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2018年11月30日北風が肌にしみる季節となりましたが、みなさん風邪対策はしていますか?わが家の小学1年生の息子は寒さに強いのか、クラスで最後まで半袖を着ているタイプで、風邪もあまりひきません。保育園に通う娘も同様、毎年風邪やインフルエンザが園内で流行っても、その影響をあまり受けることなく過ごしています。そこで今回は、わが家が風邪対策として利用しているグッズを紹介したいと思います。1)タオルキャップお風呂上がりに利用するのがタオルキャップです。髪の長い娘はドライヤーを嫌がり、濡れた髪を放置するため、タオルキャップを利用するようになりました。これは季節に関わらず使用するアイテムです。2)自動運転機能付き加湿器空気の乾燥する冬、欠かせないのが加湿器です。朝目覚めたときに、喉の乾燥を感じて加湿器を使用するようになりました。しかし加湿器を寝ている間ずっとつけていると、どんどん湿度が上昇し、部屋のカビの原因にもなりかねません。そこで、湿度を調節してくれる「自動運転機能付き」の加湿器を使用するようにしています。3)スリーパー定番ですが、やはり寝るときの必需品です。寝る間際は「寒い」と言いながら布団をかけて寝るのですが、そのあとは布団を蹴飛ばして何もかけていない状態…というのはわが家だけではないはず。わが家では0歳の息子から小学生の息子までみんな寝るときにはスリーパーを着用して、寝冷えしないようにしています。4)なた豆茶年中常備しているのが「なた豆茶」というお茶です。なた豆茶は鼻の通りをよくする効果があると言われており、副鼻腔炎に悩まされている方には愛用者も多いようです。朝の起床時、喉が乾燥していると感じることはありませんか?これは空気が乾燥して鼻が詰まり、鼻呼吸できないがために口を開けて寝ていることに一因があるようです。私も冬の朝に喉のイガイガを感じることが多かったのですが、なた豆茶を飲むようになってからはまったくなくなりました!なた豆茶はクセがないので、子どもたちにとっても飲みやすく、一年通して家族で麦茶代わりに愛飲しています。なた豆茶には白と赤がありますが、個人的には味の濃い赤がオススメです。もちろん基本は「手洗い・うがい」、「早寝早起き」、「バランスのとれた食事」です。これからまだまだ寒くなりそうですが、親子で元気に乗り切りましょう!<文・写真フリーランス記者:沖田かへ>
2018年11月28日手洗い、うがい、マスクのやり方あってる?ぐっと気温が下がり、体調を崩し始めているお子さんやママもいるのでは?妊娠中は特に、風邪やインフルエンザにかかったら大変!毎日の手洗い、うがい、マスクは大切です。でも、実は手洗いやうがいは〝やってるつもり〟の方が多いよう。今回は、正しい手洗い&うがい、マスクの正しいつけ方などをご紹介したいと思います。小さな子どもでも出来る、手洗いのポイント3つ我が家の兄姉が実践している手洗いのポイントは3つ。①石けんは良く泡立てる流水で手をしっかり濡らしたら、石けんをよく泡立てます。泡状になった状態の方が、汚れが落ちやすく殺菌効果が上がるそうですよ。小さな子は自分で石鹸を泡立てるのが難しいので、泡タイプのハンドソープを使うといいですね。②手洗いのうたを活用以前保育園で、澱粉糊→イソジン液を使って、どのくらい洗い残しがあるのかを実験してみたのですが…「うわぁ~~~!!」ってぐらいに手が紫色に!これは、手に汚れが残ってるということ…。自分では洗ってるつもりでしたが、爪や手首にバイ菌がたくさん残っていました…。他のママさんも手の平は洗えていても、爪や指の間、手の甲の洗い残しが多かったです。そこで、教えてもらったのが、ビオレの「 あわあわ手洗いのうた♪」この洗い方でやったところ、イソジン液をつけてもほとんど汚れが残っていませんでした♪30秒くらいの短いうたなので、是非これを期に覚えてみてください。③タオルは1日1回取り替える人と共有するタオルは菌だらけ。できれば家でもペーパータオルを使うのがベストですが、そうでなければひとりひとり自分専用のタオルを作り、最低でも1日1回はタオルを取り替えましょう。正しいやり方知ってる? うがいのポイント3つ①ガラガラの前に、ブクブクペー口の中のウィルスを喉の奥に侵入させないために、まずはコップ1杯の水で右、左、全体と3回くらいブクブクペーをしてウィルスを外に出します。②ガラガラは「オー」と発声ガラガラするときは「アーイーウー」ではなく、「オー」と発生しながら喉を開いて、奥までゆすぐのがポイント!コップ1杯の水がなくなるまで、繰り返しやりましょう。③外出先では、こまめな水分補給外出先でうがいができないときは、こまめに水分補給をすることで、うがい代わりになります。マイボトルがあると良いですね。しっかりつけよう、マスクのポイント3つ①隙間をつくらないよく鼻がマスクの外からでてる方がいますが、鼻からウィルスが侵入してしまうのでこのつけ方では意味がありません。感染予防、拡散予防のためには、しっかり鼻部分まで覆うようにマスクを着用しましょう。鼻から顎まで覆えるサイズで、鼻部分のワイヤーもしっかり押さえてフィットさせるのがポイントです。②マスク表面は触らないマスク表面(とくに口周りを覆うフィルター部分)にはウィルスがついている可能性があるので、なるべく触らないようにしましょう。③使い捨てマスクは1日1枚で交換使い捨てタイプのものは、目に見えないウィルスがたくさんついてしるかもしれないなで、1日使ったら必ず破棄するようにしましょう。オススメの使い捨てマスクは、立体型やカップ型!どちらとも顔への密着性が高く、感染症予防の効果が高いようです。妊婦さんも打てる、インフルエンザのワクチン皆さん知ってましたか?インフルエンザのワクチンは妊婦さんが唯一打つことができる、予防注射なんです。母体や胎児への安全性や有効性が証明されていて、予防注射をすることでインフルエンザの重症化リスクを10倍も防ぐことができるそう。生後6ヶ月未満の赤ちゃんはインフルエンザワクチンをうつことができないので、妊娠中にママが予防注射することでその期間は、赤ちゃんもインフルエンザにかかりにくいようです。大人も、子どもも!免疫力アップするには?妊娠さんの免疫力はお年寄りや乳児並みに低いと言われています。そのため妊婦さんは、普段よりも風邪をひきやすく、悪化しやすいようです。免疫力を上げるにはバランスのとれた食事や適度な運動、そして質の良い睡眠の3つがとっても大切。妊娠中の食事ではお魚や、お肉のタンパク質とやっぱり不足なりがちな鉄分は、意識して私も摂るようにしていました。つわりで食べれないときでも、こまめな水分補給は忘れずにしましょう。妊娠後期になってくると、トイレの回数も増えて、夜なかなかまとまって眠れないとは思いますが、昼間などにリラックスして休んで。抱き枕があると、お腹が大きくても楽な姿勢がとりやすいのであった方がいいと思います。今一度普段の生活を見直して、風邪やインフルエンザを寄せ付けない体を手に入れましょうね!
2018年11月12日前回のお話で、年末次男が発熱したことに少し触れましたが、じつは年末年始は次男の体調悪化で帰省先で大騒ぎでした。今回、子どもの風邪を甘く見ずに、通常診療のうちにしっかり受診しておくべきだったなと痛感しましたー!長男が祖父母の家に行った日の夜に発熱した際は、そんなに高くない熱と、鼻水だけでした。小児科で鼻水のお薬だけをいただいて、熱も一日で下がったので安心していました。帰省する一日前の夜中、激しく咳き込んで起きてしまい、なんだか息が吸えていないような、とても苦しそうなケンケンした咳に不安を覚えました。本人はすごい元気なので、あまり心配していなかったのですが、ワタシの実家に到着したあと、夕方からやはり激しい咳でケンケン…あまりの苦しさに本人も号泣してしまいました。そしてまずは小児救急ダイヤルへ助けを求めることにしたのですが…帰省先で小児科の情報もない上に、ギリギリ通常診療最終日ではあるものの診療時間は終わっている…けっこう慌てました。後々の経過と、帰宅後の小児科で診てもらった感じでは、おそらくクループまではいっていなかったようなのですが、そのときは呼吸困難になるリスクを初めて知り、甘く見ていた自分を責めました。結局、夜間救急には駐車場に入ることもかなわず断念しました。念のため救急がある総合病院にも対応を確認して、ネットでの情報をもとに、ヴェポラッブを塗り、部屋の中にぬれタオルをたくさん掛けて加湿。夜間は夫婦交代で寝室に1人にしないよう注意して過ごしました。翌日は、1時間近くかけて休日当番医へ出向くも、昨日と同じくものすごい混雑でかえって病気になりそうな…数時間待ちと言われたので受付後は近くで時間をつぶしました。あれ? 待てよ…?夫「そういえば次男、今朝から一度も咳してなくない?」ワタシ「同じこと思っていた…でも、夕方からがひどくなるからねぇ。。。」超元気に動きまわっている次男と、その彼の受診のために何時間も無為に待機していることになんとなく違和感を覚えながらも、これでまた受診しなかったら夜中に発作が出るかも…という不安と戦いつつ待ちました。それでも結局は、出直して待ち時間を確認するとさらに数時間待ちとのこと。ほかにもっと、高熱や緊急性の高いお子さんもいらっしゃるかと思うと、熱も咳の気配もない次男の様子を見て受診は断念しました。今回は十分に加湿するだけでも苦しそうな咳はずいぶん減ったので、もっと普段からしっかり予防対策をしっかりしてあげるべきでした。そして、年末年始やお盆など病院が長期間お休みになるような時期は、本当に早め早めの受診が大切だな、とつくづく反省したのでした。
2018年01月30日乾燥や寒さで風邪が流行する冬、特に子どもは抵抗力が弱いので、心配な季節ですよね。そこで今回は、子どもが風邪をひいてしまったときにおうちでママができる予防や対処法について、保育士資格をお持ちで、3児のママでもある土屋さんに教えていただきました。今回、ママを代表して質問してくれたのは、ママリーダーズの原田さんと鳥巣さんです。教えてくれたのは・・・◆土屋菜々さん玉川大学教育学部乳幼児発達学科を卒業時(2010年)に保育士資格・幼稚園教諭免許を取得。その後、ベンチャー企業でマーケティングなどを学び、2011年夏に長男出産のため退職。ベンチャー企業にて「すべての仕事の基本は文章を書くこと」と指導されたことが心に残り、2012年夏、フリーライターとしてデビュー。現在は、6歳、4歳、生後8ヵ月の3男児を育てながら、フリーライター・編集・ディレクターとして活躍。主な執筆実績として、子どもの寝かしつけ、褒め方、遊びを通した脳育、風邪の諸症状の対策など。冬に試したい! 風邪予防とホームケアのポイントとは?Q1:子どもの風邪予防のためにできることはある?鳥巣さん:風邪予防にはうがい手洗いが良いとはわかっているんですが、まだ2歳なのでうがいができません。そんなときはどうしたらいいでしょうか。土屋さん:うがいができない小さい子の場合は口をゆすぐだけでもOK。口の中のウィルスを洗い流すこともできますし、習慣として身につきます。うがい手洗い以外に風邪予防として心がけてほしいのが加湿と換気。冬はどうしても寒いので換気を忘れてしまいがちですが細めに換気は行いましょう。我が家は5人家族ですが、家族内で風邪がうつることはあまりないです。鳥巣さん:換気はあまり気にしていなかったので気をつけるようにします。Q2:子どもが夜中に咳き込むときの対処法とは?鳥巣さん:娘は風邪をひくと咳がひどくなります。特に夜中に咳き込むことがあるのですが、少しでも和らげるにはどうしたらいいでしょうか。土屋さん:まずは頭を高くし、胸元が傾斜するように上体を起こして寝かせるようにしましょう。呼吸も楽になりますし、痰や喉に落ちてきた鼻水が飲み込みやすくなるので、からみにくくなり、咳だけでなく鼻づまりのときも楽になると思います。背中の中央部分に枕やクッションを入れるようにするといいですよ。鳥巣さん:そうなんですね。今度咳き込むようなことがあったら試してみますね。Q3:子どもが鼻づまりで眠れなくなったり、機嫌が悪くなったらどうしたらいい?原田さん:子どもが風邪を引くと、鼻づまりの不快感から機嫌が一日中悪いです。また、夜も鼻づまりでたびたび子どもが目を覚ましてしまいます。そういうときの対処法はなにかありますか?土屋さん:一番いいのは鼻水を吸ってあげること。鼻水が出ているときにはこまめに拭いてあげることも大切。鼻水吸引機がないときやママが不安なときは、耳鼻科でも鼻水吸引を行ってくれます。あとは、蒸しタオルで鼻を温めると鼻づまりが緩和されます。特に鼻がつまっているときは、ぬらしたタオルをレンジで軽く温めて鼻のつけ根に当てましょう。やけどしないようにタオルの温度には注意してください。土屋さん:また、市販の風邪薬という選択肢もあります。薬を飲みこむのが苦手なお子さんには、塗るタイプの風邪薬もありますよ。市販薬の使い方に関しては、薬剤師や登録販売者に聞いてみてください。鳥巣さん:塗るタイプの風邪薬があるなんて知りませんでした。うちの子も薬を飲みこむのが苦手なので、試してみたいですね。原田さん:うちも同じです。実は下の娘が薬を嫌がることがあって、こういう場合はどうやって薬を飲ませるのが良いのでしょうか?土屋さん:薬によって合うものと合わないものもありますが、まずはヨーグルトやアイスなどに混ぜて飲ませてみましょう。市販のお薬が飲みやすくなるゼリーなども使ってみて。お子さんが少し大きくなればオブラートなども効果的です。どうしても飲み薬を飲んでくれないときは、一度病院に相談してみましょう。冬の風邪の季節、お子さんのつらい症状を少しでも和らげてあげたいですよね。そんな時は、今回ご紹介した方法をぜひお試しいただき、みなさんご参考になさってくださいね。なかなか風邪の症状がおさまらない時は、医師に相談し、医薬品の使い方は薬剤師や登録販売者に聞いてください。ヴイックスヴェポラッブ生後6カ月の赤ちゃんから使える“塗る”かぜ薬。胸・のど・背中に塗ることで鼻づまりやくしゃみなどかぜに伴う諸症状をやわらげます。塗るとスース―呼吸を楽にしてくれるので、薬を飲みこむのが苦手なお子さんにもおすすめです。授乳中のママもお使いいただけます。○効能鼻づまり、くしゃみ等のかぜに伴う諸症状の緩和○用法・用量次の量を1日3回、胸・のど・背中に塗布、または塗布後布で覆ってください。6カ月~2才:3g 3~5才:4g 6~11才:5g 12才以上:6~10g6カ月未満:使用しないこと※3gは、ティースプーン1杯が目安です。○製品についての問い合わせ先お客様119番室 03-3985-1800 受付時間8:30~21:00(土、日、祝日を除く) ■詳細はこちらから■ PR:大正製薬
2017年12月07日寒くなってくるこの時期、体調管理には十分注意したいですよね。風邪だけではなくさまざまな病気にかからないためには、原因となるウィルスを体内に入れないことが重要です。さらにウィルスが入っても負けない強い身体作りや環境を整えることが必要です。それぞれの項目について正しい予防法を知っておきましょう。手洗いうがいを徹底する基本中の基本ですね。手洗いは手のひら、甲、指の間、爪の間、手首までしっかりと洗います。忘れがちなのが、洗った後必ず乾燥させるということです。濡れたままだと雑菌が付着しやすくなります。うがいは、ガラガラうがいができない子にはブクブクうがいでも大丈夫です。まずは「帰宅後・食事前に手洗いうがいをする」という習慣をつけて徐々に練習しましょう。ガラガラうがいは難しいので、練習法もまとめておきます。ブクブクうがいができてから挑戦しましょう。<ガラガラうがい>1.水を含んで口を開けるいきなり真上を向いてうがいするのは危険なので段階を踏みます。まずは口に水を少し含んで、正面を向いたまま口を開ける練習をしましょう。こぼれないように開けることができればOKです。2.「あー」と声を出す水を口に含んだ状態のまま「あー」と声を出す練習をしましょう。まだ正面を向いたままで大丈夫です。3.角度をあげていき真上を向く水を口に入れて声を出せるようになったら、少し角度をつけて声を出す練習をします。角度は段階を踏んで徐々に上げていきます。真上を向くまで、4段階くらいに分けるといいでしょう。角度がついてくれば真上を向いてできるようになります。最初は5秒程度と短くてよいので徐々に慣らしていき、できるようになったら15秒程うがいするようにしましょう。室内の温度や湿度を見直す室内は温かく保つようにしましょう。温度は20度から23度程度が良いでしょう。室温を上げると乾燥や換気が気になります。湿度は40%から60%が最適です。加湿器があればベストですが、お持ちでない場合は洗濯物を室内に干すことでも湿度を上げることができます。寝室に濡れタオルをハンガーで干すと、寝ている間の乾燥を防げます。また、喉の乾燥を防ぐためにはこまめな水分補給が大切です。水分補給には、ミネラルを含む常温の麦茶がおススメです。服装に注意する寒いとどうしてもたくさん服を着せてしまいがちですが、多く着せることが良いとは限りません。子どもは大人より体温が高く、よく動くので汗をかきやすいです。汗をかくことは体の冷えを招き、かえって風邪を引きやすくなります。外出時は何枚も着せるのではなく、簡単に脱ぎ着ができる上着をプラスしてすぐに調節できるようにしておきましょう。眠る際も寝汗をかかないように注意しましょう。様子を見て汗をかいているようなら、パジャマを交換してあげましょう。バランス良い食事を採る風邪の予防に有効な栄養素は、タンパク質、ビタミンC、ビタミンA、亜鉛です。普段の食事で意識して、バランスよく摂取しましょう。もちろん3食しっかりと食べ、規則正しい生活を送ることは基本です。下記は有効な栄養素が特に多く含まれている食材です。・タンパク質動物性:鶏肉(特にササミ)植物性:納豆、麩、オートミール・ビタミンCみかん・レモンなどの柑橘系、大根・カブの葉やネギの青い部分、小松菜・ブロッコリー・ほうれん草、ピーマンなど・ビタミンA緑黄色野菜(人参、ほうれん草、かぼちゃ)、卵、肉類・亜鉛チーズ、ごま、納豆、そば、カキ規則正しい生活やバランスの良い食事は、風邪を予防するだけではなく強い身体を作ることにもつながります。そして、子どもの健康に気を配るばかりで、ママ自身のことがおろそかになっていけません。ママが寝込んでしまうと、ママ自身が辛いばかりではなく子どもへの気配りができなくなります。子どもの健康を守るためにはママの健康も重要です。自分もしっかりと風邪予防をし、家族で元気に冬を乗り切りましょう!written by Carinofilo
2017年12月01日アメリカでは、風邪の時にはチキンスープ!「アメリカでは風邪を引いたらチキンスープを作る」…と聞いたのはアメリカ暮らしが長い親戚から。ほぉほぉ、日本の「おかゆに梅干し」みたいなものですな。と思ったのですが、ウチのダンナも子どももおかゆが大嫌い。風邪のとき、消化によく食べやすい献立を考えるのに一苦労。ま、でも、チキンスープなら栄養がありそうだし、体も温まりそうだし、病人以外も食べて美味しいし。というワケで、これを聞いてから我が家では冬場にはチキンスープが度々登場することにでも、アメリカのチキンスープってセロリやハーブなどをふんだんに使ってあるレシピで、子どもは「ちょっと苦手~」な味付けなのです。そのため、日本の子どもでも「おいしー」と食べてもらえるようにアレンジした自己流チキンスープを作ることに。ヒントを得たのはサムゲタン。韓国では夏バテしたときにサムゲタンを食べるのだと韓国人の友人から聞いたことがありました。きっと、土用の丑にウナギを食べるような昔ながらの知恵なのでしょう。和風アレンジで、大人も子どもも食べやすく!まずはおさらいです。アメリカのチキンスープは「玉ねぎ、セロリ、にんにく、ローリエ、その他ハーブ色々(タイム、ローズマリー、パセリ、オレガノ、セージなど)」を使います。一方サムゲタンは「高麗にんじん、なつめ、にんにく、松の実、オウギ、もち米」を使用。いずれも丸鶏を使用しているんですね。しかし、日本の普通の家には、ハーブ色々、高麗にんじん、なつめ、松の実、オウギは常備していないもの。そしてスーパーで買ったとしても、きっと使い切れない⇒だから買いたくない、という流れになるワケです。さらには日本の一般的なスーパーで丸鶏が売られているのはクリスマスシーズンのみ。普段は部位ごとに、小さく分けられて売られています。なので、日本人が手に入りやすい食材で作りやすいように勝手にイイトコ取りしてアレンジしてしまおう!ってコトで、我が家の定番となったワケです。【パターン1】かなり和風なチキンスープ(材料)安い手羽元肉(または手羽中)………500g~1kgくらいにんにく………3~4カケ程度しょうが……1~2カケ程度長ネギ……白い部分を1~2本を斜め切りにする。青い部分はカットせず入れて糸でしばり出汁にする。煮えたら取り出す。水………2リットルくらいあればもち米………半カップ程度料理酒……たっぷり(1/2~1カップくらい)塩……適量(作り方)1、長ネギの白い部分と塩以外をすべて鍋に入れて弱火で1~2時間コトコト煮る。沸騰させずに作ると、雑味のない透明のキレイなスープが取れます。2、すべて火が通ったら、ネギを入れます。最後に塩で味付けをする。(アレンジ)●食べるときに大人は黒こしょうまたは柚子胡椒を加えるとGOOD!●出汁にもなるので、これで湯豆腐やお鍋をしても美味しいです。●うどんをこのスープで食べると絶品です。(効果など)もち米が滋養強壮に、ニンニク・しょうが・長ネギが体を温めます。うちにはこれを作る為に、顆粒の高麗人参(よく韓国のお土産でもらうやつ)をストックしていますが、ない場合は通常のニンジンをピーラーで薄くカットしたものを長ネギと一緒に入れると栄養価もあがっておいしいです。【パターン2】わりと洋風なチキンスープ(材料)安い手羽元肉(または手羽中)………500g~1kgくらいにんにく………3~4カケ程度水………すべての具が浸るくらい野菜(玉ねぎ、ニンジン、じゃがいも、カブなど)白ワイン(または料理酒)……1/2カップくらいあればローリエやセロリなどの香草………適量塩……適量(作り方)1、煮えにくい野菜、肉、水、香草、白ワイン、水を鍋に入れて弱火で1~2時間コトコト煮る。こちらも沸騰させずに作ると、雑味のない透明のキレイなスープが取れます。2、煮えやすい野菜を入れます。3、すべて火が通ったら塩で味付け。(アレンジ)●大人は食べる時に、黒こしょうの他、粒マスタードやディルなどを入れるとより美味しいです。●子どもはソーセージを入れてあげると喜びます。●飽きたらトマト缶やトマトケチャップを入れてトマト味にしても美味しいです。●野菜を変えることでかなり色々な変化を楽しめます。(効果など)にんにく、玉ねぎ、ニンジンが滋養強壮や体をアタタメてくれます。ウチの子はカブがすごく美味しいと言います。甘いからかな?ママが風邪!つらくてご飯を作れないときも!このスープ、子どもが風邪をひいたときだけでなく、自分が風邪をひいたときにもオススメ。……というのも、つらくてご飯をつくれないときでも、これだけ作っておけばひとまずご飯の心配がない上、これ一品でも見栄えも悪くないし栄養価もOK。弱火にかけておけばできあがるのもありがたい。シャトルシェフやスロークッカーをもっている人なら、これを使って材料だけ入れておけば、あとは寝ていても大丈夫!ウチは、一度作ると2~3日食べ続けるカレーのようなメニューになっています。この冬、ゾクゾクッと悪寒を感じたらチキンスープを作ってみては?
2017年01月14日日中は暖かい日もありますが、朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。冬に向けて徐々に気温も下がっていきます。寒くても風邪などひかず元気に冬を過ごしたいですよね。風邪をひかないためには抵抗力を高める必要があります。日ごろの生活習慣で抵抗力を高めることができます。大切な3つのことを知っておきましょう。冬でも水分補給を欠かさない夏は熱中症予防で大人も子どもも水分補給に気を使いますが、喉が渇きにくい冬は水分補給を忘れがちです。空気が通る口や鼻が潤っていれば、ウィルスが痰と一緒に排出されたり胃に流れて死滅します。ウィルスを体に取り込まないためにも、水分補給を忘れずにおこないましょう。1日の摂取目安は約700mlです。ジュースなどの糖分のあるものは痰がきれにくくなり逆効果です。水やお茶で補給しましょう。体の中から温めて血流を良くする血流が悪くなると、ウィルスなどの異物を排出するための気道の綿毛の働きが低下してしまいます。冬は血管が縮まることで血流が悪くなりがちです。血流を良くすることは綿毛の働き低下を防ぐために重要です。血流を良くするには食べ物で体の中から温めることが大事。細胞の抵抗力を高めるビタミンAと、ウィルスの感染を防ぐ働きを強めるビタミンCを積極的に摂取しましょう。ビタミンAはニンジンやカボチャ、ビタミンCはキウイやブロッコリーに多く含まれます。他にも風邪予防にはタンパク質が効果があります。タンパク質は豆腐や魚類に多く含まれています。もちろん、1日3食を規則正しく食べるということが何より大切ですよ。着るもので体温調節する寝るときには過剰な厚着を避けましょう。厚手のスリーパーなどを着せると寝ている間に汗をかき、その汗が徐々に冷えて風邪をひきやすくなります。また、暑くて呼吸が早くなると、気道からウィルスが入ってきやすくなります。七分丈の服装はこもった暑さが手首・足首から出ていくのでおすすめです。また、普段から厚着をさせないことも大切です。「風邪をひかないように・・」と厚着をさせることが、かえって風邪をひきやすい身体をつくってしまいます。手足は出しておく方が良いのですが、昔と違いさすがに半そで短パンで普段から過ごす子どもは見かけなくなりましたね。あまり過剰に着込みすぎず、動きやすい薄手の服を着せるようにしましょう。重ね着などで着脱しやすくすると、動いて暑い時は脱ぎ冷えたら着せるということができるのでおすすめです。普段から厚着をしている子は風邪をひいて休むことが多い印象があります。息子はほとんど風邪をひきませんが、普段から厚着はさせていません。風邪だけではなく、他のウィルス系の病気にもほとんどかかったことがありません。体本来の免疫力を高めるということが、ウィルスの侵入を防ぐのかもしれません。手洗い・うがいなどの予防はもちろん大切ですが、それとプラスして子ども自身の免疫力を高めるような生活習慣を心がけ、風邪や他の感染症にもかかりにくい強い身体を作りましょう!
2016年11月24日【ママからのご相談】息子の鼻水が続いており、ママ友に「アレルギー性鼻炎じゃない?」と言われました。風邪とアレルギー性鼻炎はどう違うのでしょうか?アレルギー性鼻炎の場合はどうすればいいのでしょうか?●A. 透明な鼻水が数日続く場合は耳鼻咽喉科へ相談しましょう。こんにちは。ご相談ありがとうございます。ママライターのmomoです。『アレルギー性鼻炎 』という症状を持っている子を時折見かけることがありますが、一見風邪なのかアレルギーなのか分からないですよね。今回は耳鼻咽喉科の医師に詳しいお話を聞いてきましたのでご紹介します。●アレルギー性鼻炎と風邪の見分けかたまず素人である私たちでも判断できるような見分けかたはあるのでしょうか?医師に聞いてみると、『風邪が原因の急性感染症鼻炎は黄色や緑色の鼻水 が出ます。ねばねばしているのも特徴です。一方アレルギー性鼻炎の場合は透明でさらさら の鼻水が出ます。くしゃみや鼻づまりが続くのも特徴です』とのこと。透明な鼻水が3〜4日続く場合はアレルギー性鼻炎の可能性があるので、耳鼻咽喉科で検査を受けてみるといいでしょう。検査結果によって対策が変わってきます。●アレルギー性鼻炎の対策方法もしアレルギー性鼻炎だと診断された場合はどのようにすればいいのか?医師に聞いてみました。『まずはアレルゲンが何か調べることが大切 です。それによって対策方法が変わってきます。ハウスダストやダニなどがアレルゲンの場合は掃除を強化し、徹底的に排除すること。ふとんクリーナーを使ってこまめに掃除をしたり、寝具を洗ったりすることが大切です。花粉がアレルゲンの場合は、花粉が飛び始める前に薬を飲んでおくこと。うまく薬とつきあっていくことでつらい季節を乗り越えやすくすることができます』とのこと。厳しい医師の場合などは、ぬいぐるみはすべて処分しなさい、と指示されることもあるのだとか。子どもが大好きなぬいぐるみやお人形にもアレルゲンがついていることがよくあるので、洗えるものはこまめに洗うようにしましょう。●アレルギー性鼻炎は予防できるではまだ症状が出ていない子がアレルギー性鼻炎を予防することはできるのでしょうか?医師によると、『アレルギー性鼻炎は予防することができます。アレルゲンを吸い込まないようにする ことが大切なので、子どもが小さいころから室内を清潔に保ちハウスダストやダニから守ってあげましょう。寝具も清潔を心がけ、ソファのカバーも掃除機や布団クリーナーで掃除するようにしましょう』とのこと。花粉はある一定の年齢になると発症してしまうことがありますが、ダニやハウスダストは親の掃除の仕方で予防することができるものなのです。面倒ではありますが、大事なわが子のために頑張ってきれいにしていきたいですね。----------風邪かアレルギー性鼻炎かの判断に迷ったら、とりあえず病院に行くようにしましょう。鼻炎が続く場合は耳鼻咽喉科をオススメします。鼻の粘膜などしっかり見てもらえます。症状にあった対策をとって、原因を排除していきましょう!●ライター/momo(ママライター、元モデル)
2016年08月07日こんにちは、ママライターのみいゆです。冬になると一番の天敵は“風邪”。特に冬本番の寒さのときは、気を付けたつもりでも風邪を引いてしまうことがありますよね。まだ小さいお子さんがいる家庭では、ママが風邪でダウンしてしまうと家の中がとんでもないことになってしまうこともしばしば……。そうならないために、多くの方は薬を服用します。しかし、この薬の飲み方を誤ってしまうと全く効き目が出なかったり、早く治そうと思ったつもりが逆に長引いてしまったりすることもあるのです。今回は、いち早く風邪を治すための薬の正しい飲み方をご紹介しましょう。●薬を飲むときの水の量は約200ccが目安ですあなたは錠剤や粉薬を飲むとき、一緒にどのくらいの量の水を飲みますか?きっと多くの方は少量の水でパッと飲んでしまうのではないでしょうか。実は薬を飲むときに必要な水またはぬるま湯の量はコップ一杯分(約200cc) が正しいのです。薬を飲むだけでちょっと多いと感じるかもしれません。しかし、水の量が少ないと粉薬やカプセルが喉にひっかかってしまい、くっついてしまうことがあります。そうなると食道潰瘍を起こす場合や薬の効き目が悪くなることも。水の量は意識して飲むようにしましょう。●水以外の飲み物はNG!外出先などで水がなくて手持ちのジュースで薬を飲んでみたり、晩酌ついでにアルコールで薬を飲んでしまった経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。基本的には緊急の場合を除いてこれらの飲料水で薬を摂取することはNGです。薬の吸収が遅れたり効き目が悪くなるはもちろんのこと、アルコールに関しては逆に必要以上に効き目が強くなってしまう ので危険です。日本調剤のホームページによると、特に良くない飲み合わせの例として次のようなものが挙げられています。・総合感冒薬とコーヒーやコーラ・睡眠薬とアルコール・抗生物質と牛乳やヨーグルト・胃薬と炭酸飲料以上は一部の例ですが、これらの組み合わせによって薬の効果が変化することがあるので、なるべく水 やぬるま湯 で服用しましょう。●処方された薬は全て飲みきりましょう風邪などで病院を受診すると薬を処方されますが、処方された期間よりも早く体調が良くなることもありますよね。良くなったらもういいかとついつい薬を残してしまいがちです。しかし、そんな自己判断で途中で薬を飲むことをやめてしまうと、良くなっていた体調がまた悪化することがあります。せっかく良くなってきたのにまた風邪が再発してしまうなんてショックですよね。こんな事態を防ぐためにも、きちんと最後の最後まで処方された薬は飲みきってしまいましょう 。もちろん、薬の影響で今までになかった症状が出てきたら、飲むのを中止して医師に相談しましょう。----------いかがでしょうか。薬の飲み方はほとんど重要視されていないので、実は間違った飲み方をしている方もいらっしゃるかもしれません。ちょっと間違えれば大きな病気につながりかねないこともありますので、薬を服用するときはしっかり説明を読むようにすると良いでしょう。【参考リンク】・正しい服用 | 日本調剤()●ライター/みいゆ(ママライター)
2016年02月28日うちの家族、個性の塊です
夫婦・子育ていまむかし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々
亮太さんは妻の麻耶さん、4歳の息子・和馬君の3人家族。亮太さんは、麻耶さんに対して不満があり、会社で寝泊まりして1週間になります。亮太さんが家を出ることになった理由とは……?何を伝えてもいつも屁理屈ばかりの麻耶さんに、亮太さんはいつしか「話し合うだけ無駄」と考えるように。しかも、麻耶さんは毎日のように浮気ともとれるような電話のやり取りをしている様子……。ある日、和馬君を保育園に迎えに行って帰宅した麻耶さんは、いつものようにイヤホンで電話を始めます。しかし電話に夢中の麻耶さんは、和馬君が家の中からいなくなったことに気付きません。そんな矢先、体調不良で早退した亮太さんは、和馬君の姿が見えないことを麻耶さんに問いただします。どこにも和馬君がいない状況に、いよいよ2人が焦り始めたタイミングで、隣人の山田さんが「家の前でうろうろしていた」という和馬君を送り届けてくれました。そして、この事件がきっかけで、とうとう武器を持ちだした本気の夫婦喧嘩が勃発してしまったのです! 野球のバットで麻耶さんに力いっぱい腰を殴られてしまった亮太さんは、ついにぶちギレ! 「そんなに不満なら出てけよ。」と、とうとう離婚話にまで発展してしまいます。 2人の喧嘩はどんどんエスカレートしていき…? 麻耶さんの、日ごろの自分に対する言動に不満を感じていた亮太さんは、ついにその思いが爆発! 「やさしく言ってるうちに出ていけ。」「出ていかないのなら携帯代も食費もお前が出せ。」 と、一気に麻耶さんを責め立てます。 しかし、麻耶さんに出ていく意思はなく、いつまでも2人の話し合いは平行線のまま。 結局、最終的に両親を見かねた和馬君が2人の間に入るまで、夫婦の激しい言い争いは止まらないのでした。 たしかに、毎日一生懸命家族のために働いている亮太さんの気持ちを考えると、浮気と思われる行動をとったり夫を殴ったり、麻耶さんの仕打ちはあんまりかもしれませんね。 亮太さんが「修復の仕方がわからない。」と言うのも、仕方がないことのように思えます。 しかし、夫婦とはいえ元は他人同士なので、相手の気持ちが理解できなかったり価値観が合わなったりするのも当然のこと。 意見がぶつかったときは、お互いが歩み寄るほかありません。 まず2人には、一旦子どもの前であることを再認識してもらい、冷静になった状態で改めて折り合いをつけてもらいたいものですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター くろねこ
2024年05月02日2児のママ・モグさんの夫・マロくんは、イケメンですがモラハラ気質を持っています。ある日の夕食後、パパは娘・ハナちゃんの熱に気が付きました。しかしパパは他人事。ゲームを優先し、病院への送迎も、長男・タロくんの面倒を見ることも拒否し、さらには、お酒とおつまみの買い出しまで頼んできたのです。しかし体調不良の子どもを連れた夜間診療の帰り道、買い出しなどできるわけがありません。 それでもパパは「家事を後回しにして今すぐ買い物に行け!」と大声を出しました。モグさんが注意して断っても、パパはわがままを通そうとしてーー。自分の要求を通したい夫は… 子どもが寝ている家の中で大きな声を出してほしくありません。パパは「静かにするから買い物に行けと」まるで脅迫のような口ぶり……。 結局モグさんが折れ、お望み通りコンビニに行くことにしました。 それなのにパパは、お礼を言うこともなく「やって当たり前」と言わんばかりに袋を奪い取ったのでした。 夫婦は対等な関係のはずなのにこんな扱いを受けるなんて、信じられませんね。また、寝かしつけたとは言え、体調が急変する可能性もゼロではないので、ハナちゃんを残して出かけるのも不安です。 ゲームをする暇があるのなら、パパには自分で買い物に行ってほしいですよね。 著者:マンガ家・イラストレーター モグ
2024年05月02日藤井爽子(そうこ)はやさしい夫・拓也、3歳の娘・未来(みくる)と幸せな毎日を送っていた。ある日、爽子は家の掃除中に、娘と同じ「未来」という名前の女性に宛てた夫の手紙を発見。さらに身内の形見だと言って結婚指輪の代わりに身につけている指輪に「MIKURU」という刻印があることを知ってしまった。不信感を抱えたまま2人目の妊活を考え始めた爽子だが、娘が慕う保育園の先生の先生の下の名前が未来(みくる)であることを知ってしまう。夫とこの保育園の先生と昔付き合っていたのだった。ショックを受けた爽子は夫と別居、今後のことに悩み始める。 娘の名前を呼ばれたくない…夫が娘に元恋人・カナエ先生と同じ名前をつけたこと、そしていまだにカナエ先生と会っていることが許せない爽子は、娘と家を出て会社の先輩のところに身を寄せた。しばらく会わないつもりでいたが、義母の誘いで娘の誕生日に夫と会うことに。 久しぶりに父親に会えて喜ぶ娘。娘のためにも再構築すべきかと悩む爽子に、夫は「カナエ先生とはもう会わない」と約束。 しかし義母が予約したレストランに行ってみると、そこにはなんとカナエ先生が。陶芸教室で仲良くなったという義母とカナエ先生。何も知らない義母が、孫を喜ばせるためにカナエ先生を招待していたのだった。 カナエ先生は、当たり前のように家族の団らんに加わり、娘には手作りのプレゼントまで用意していた。家庭的なところを義母にアピールするカナエ先生に、爽子は昔に「藤井さんの家族、私にくれませんか?」と言われたことを思い出してゾッとしてしまう……。 お別れの時間になると、娘は「パパと離れたくない」と大泣き。その姿を見て、今日だけは家に帰って家族3人で過ごすことにした。 娘が寝静まったあと、夫は元恋人であるカナエ先生にあてた手紙を破り捨て、ペアリングもゴミ箱へ。そしてカナエ先生の連絡先を消去してみせた。そして改めて爽子に「未来とこの家に戻ってください」と頭を下げる。 爽子は簡単に夫を許せることはできない。しかしそれ以上に、「仕掛けてきているのはカナエ先生」だという思いを強めていった。 ◇◇◇ 夫の拓也さんはようやく一番大切なものに気づいたようです。爽子さんも簡単には許せないと思いますが、ひとまず夫婦の危機は脱したのかもしれません。そして真の黒幕は、やはりカナエ先生。拓也さんのやさしさに乗じて、自分の思うようにことを進めようとしているようです。これ以上爽子さんが嫌な思いをしないように、拓也さんにも一緒に戦ってほしいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 樹ユウマ
2024年05月02日3歳の息子は、保育園の運動会で披露するお遊戯を自宅でもノリノリで練習中。私は息子が一生懸命踊るお遊戯をいい場所で見ようと、事前に息子の立ち位置を確認していました。しかし、運動会当日、まさかの事態に……!? 事前にばっちり準備したはずだったのに…息子が家でも一生懸命練習していたお遊戯を、何としてもいい場所で見たい私。保育園の先生から事前に息子の立ち位置を聞いて、カメラも用意して準備万端。そして迎えた運動会当日。息子のお遊戯が始まります。事前に担任の先生からどのあたりに息子が立つか聞いていたので、息子の姿がバッチリ見える位置を確保できたとガッツポーズ! しかし、まさかの角度が悪くて後ろ姿しか見えない状況に……。移動しようと思いましたが人が多くて難しく、そうこうしている間に息子は他の子と重なってさらに見えなくなっていきました……。 帰宅後、なんとか撮った写真や映像を仕事で来られなかった夫に見せると、やはり「え? これじゃ、息子のお顔が見えないよ……」と悲しそうな顔をします。後日、同じクラスのママ友に相談してみると、そのママ友が撮った動画に息子が踊る様子が映っており、データをもらえることに。息子はその動画を見て「ぼく、これ?」と照れながらも誇らしげです。夫も「よかった~! ありがとう!」と喜んでくれました。 「立つ位置さえ分かっていればどの方角から見ても息子の顔が見えるだろう」という勝手な思い込みが招いたこの失敗。初めてのことは入念に確認しないといけないな……と反省しました。来年の運動会は、しっかり正面から息子の晴れ舞台を楽しみたいです。 作画/yoichigo著者:佐々木りか
2024年05月02日