ブログやSNSに投稿されているAiさんが、フォロワーさんの体験談をマンガ化! 前作「分娩室乱入事件」の続編になります。主人公の美月さんが出産を終え、退院してからのお話です。出産日の当日、分娩室に乱入した義父に出産シーンを見られてしまった美月さん。タバコを吸っていて立ち会う瞬間に間に合わなかった夫に後日そのことを話すと、ケラケラと笑いながら「親父が変な目で見ているとでも言うのかよ」とひと言。その発言と夫の態度に美月さんはブチギレ! 退院するまで義父と夫を出入り禁止にしたのでした。(※コロナ前のお話です)あっという間に退院日を迎えた美月さんは、家に帰ることに。 すると、義父が美月さんと赤ちゃんの帰りを待ちわびていました。 「毎日遊びに来るからね」そう言った次の日から2日連続で現れた義父。 また、得意げにスーパーで半額で買ったマグロを持ってきたかと思うと、自分は食べず、また美月さんだけに食べさせようとしたのです! 色が悪い半額のマグロを食べたくない美月さんは義父と言い合っていると、タイミング良く赤ちゃんが泣き出しました。 (よかった。授乳するから帰ってもらえる!) そう思った美月さんですが、何と義父は授乳しているところを見せろと言ってきて……!? あり得ない! 義父の困った要望に困惑し… 「別にいいだろ。家族なんだから」 そう言い張る義父に怒った美月さんは「もう帰ってください!」断固拒否。 すると、義父も一歩も譲りません。 (もうここしか……) そう思い、向かった場所はなんとトイレ! 義父に振り回されることに段々と疲弊していく美月さん。 (情けなくて涙が出てきた……) 暖房もない冬のトイレで、泣きながら授乳を続けるのでした。 さらにAiさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター Ai2児の母でライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログで過去の体験談やフォロワーさんのエピソードを漫画にして紹介しています。
2022年06月14日長男・次男を産むとき、遠く離れた土地から里帰り出産をした私。夫に立ち会ってもらう予定でしたが、どちらも間に合いませんでした。次男の出産のときは長男の面倒を両親に見てもらうため、母も立ち会えずひとりで産むことに。そんな出産中の、思い返すと笑える先生や助産師さんとのやりとりをご紹介します。※コロナ禍前の体験談です おなかにいる次男に願う毎日私が次男を妊娠した当時、私たち家族は両家の実家から飛行機を乗り継ぐ距離に住んでいました。上の子もまだ小さくて産前産後に不安を感じていた私は、長男のとき同様、迷いなく里帰り出産をすることに。 夫にも出産に立ち会ってほしかったため、夫の帰省用に出産予定日の5日前の飛行機を予約しました。陣痛が始まってから帰ろうとしても、予約が取れるかわからなかったからです。 長男の出産のときは、出産予定日よりも早く生まれて夫が立ち会えなかったため、「次男のときこそ立ち会ってもらいたい……」と思っていました。そのため、私は毎日おなかに向かって、「お父ちゃんが帰ってきているときに生まれてきてね」と話しかけていました。 願いは届かず、ひとりで出産へしかしそんな私の願いは届かず、夫が帰ってくる3日前の朝に陣痛が始まり、病院を受診するとそのまま入院となってしまいました。私の両親は仕事をしており、夜も長男のお世話をしてもらう必要があったため、私はひとりで出産することに。 陣痛が始まってから11時間後ぐらいに分娩台でいきみ始めましたが、出産につながるような強い陣痛が来ません。破水もしていなかったため、助産師さんが人工破膜をしました。それでもなお、次男の頭が子宮口のほうを向いておらずなかなか出てこなかったため、先生が手を突っ込んで向きを変えることに。 これが痛すぎて、私は「痛い痛い痛ーい!」と叫んでしまいました。しかし、そのあと一気に強い陣痛が来てくれたのです。 先生と助産師さんを疑ってかかるこの時点で陣痛が始まってから15時間ぐらい経過していました。私は長男の出産のときにも感じたことのない最強の陣痛に襲われながら、先生と助産師さんに「もうすぐですか!? もうすぐ生まれますか!?」と半泣きになりながら15回ぐらい聞いていました。 そして「もうすぐもうすぐ! 本当にもうすぐだよ!」と励ましてくれる先生たちに「マジですか!? マジでもうすぐですか!?」と疑ってかかる私。先生たちが「マジでもうすぐだよ! (笑)」と答えると、私は「本当にもうすぐ生まれるんだ」とやっとのことで悟り、「マジか! よっしゃー!」と叫びながら次男を出産しました。 こうして思い返してみると笑えるやりとりですが、そのときは必死でした。夫や母に立ち会ってもらえなかったことは残念ですが、2人にこのやりとりを見られていたら恥ずかしかったかもしれません。ちなみに私が必死で出産している間、夫は仕事の接待で優雅にお酒を飲んでいたということをあとから聞き、仕方ないとは思いつつも腹が立ったのは言うまでもありません。 監修/助産師REIKO著者:今岡めい6歳と4歳の超わんぱく兄弟を育てるママであり、フリーライター。「子育てで一番大切なのは母親が笑顔でいること」「幼児期最大の英才教育は遊びである」をモットーに掲げ、日々テキトー育児を繰り広げている。
2022年06月13日ブログやSNSに投稿されているAiさんが、フォロワーさんの体験談をマンガ化! 前作「分娩室乱入事件」の続編になります。主人公の美月さんが出産を終え、退院してからのお話です。出産日の当日、分娩室に乱入した義父に出産シーンを見られてしまった美月さん。タバコを吸っていて立ち会う瞬間に間に合わなかった夫に後日そのことを話すと、ケラケラと笑いながら「親父が変な目で見ているとでも言うのかよ」とひと言。その発言と夫の態度に美月さんはブチギレ! 退院するまで義父と夫を出入り禁止にしたのでした。(※コロナ前のお話です)あっという間に退院日を迎えた美月さんは、家に帰ることに。 すると、義父が美月さんと赤ちゃんの帰りを待ちわびていました。 「毎日遊びに来るからね」そう言った次の日から2日連続で現れた義父。 義父は朝6時に美月さんの家のチャイムを鳴らし、また得意げにスーパーで半額で買ったマグロを持ってきました。 美月さんに朝食の準備をさせ、自分も一緒に食べて行こうとするのですが、マグロの色が悪いのが分かると自分は食べず、美月さんに食べさせます。 朝食を食べ終わると、「明日も来るから」と言い残し、帰っていくのですが……!? 朝になると、またチャイムが鳴って… 翌日も鳴ったチャイム。 すると、また義父が半額のマグロを買ってきたのでした。 「さぁ食べなさい!今日は俺の分はいいからな」 そう言うと、「食べ終わるまでここで見てる」と言い張ります。 (自分が食べたくないやつを何で勧めてくるのよ) 心の中でそう叫ぶ美月さんですが、義父はなかなか折れません。 そんなとき、赤ちゃんの泣き声が……! (よかった。今から授乳をするから、帰ってもらう言い訳ができた) 安堵する美月さんですが、義父の口からはあり得ないひと言が飛び出します。 「どれ、見せてご覧なさい」 予想外の言葉に美月さんは驚き、一瞬言葉を失ってしまうのでした。 さらにAiさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター Ai2児の母でライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログで過去の体験談やフォロワーさんのエピソードを漫画にして紹介しています。
2022年06月11日かわいいかわいいわが子が誕生し、幸せいっぱいの日々。楽しかった里帰り出産も産後1カ月半で終わり、自宅である義実家に帰った私が感じたのは、義母に対する強烈な「違和感」でした。許したいのに許せない。義母に対し突然「ガルガル期」が始まるとは、思いもよりませんでした。 里帰り出産中の実母のスタンス里帰り出産をした私は、退院してから慣れ親しんだ実家で、家族の助けを借りながら子どものことだけを考えて過ごせる、幸せな日々を送らせてもらいました。布団に寝かせると泣いてしまう息子をほぼ24時間毎日抱っこしていましたが、里帰りが終わったら離れてしまうのだからと、母に「抱っこする?」と聞いた私への返答は「抱っこさせてくれるの?」でした。 「大事な赤ちゃんを抱っこさせてもらえてうれしい。本当にありがとう」と言ってくれたその気持ちに、自分はこの子を他の人に触らせたくないんだという自覚とともに、それを言わずとも理解して寄り添ってくれていた母に「ありがたいなぁ」という気持ちがこみ上げ、とてもうれしく感じました。 里帰り終了、義実家で覚えた違和感幸せな里帰りも終わり、自宅に戻った私。わが家は義実家完全同居のため、義理の家族と一緒に過ごす日々が始まりました。最初は初孫の誕生を歓迎し、喜んでくれる義両親に幸せな気持ちでいっぱいになりましたが、義母の「抱っこしてあげようか?」このひと言で私のなかの友好的な気持ちが一気に瓦解していきました。 私の気持ちは「抱っこしてもらわなくてもいい。けれども抱っこしたいのを知っているから抱っこさせてあげてもいい」なのに、「私がお願いして抱っこしてもらう」ことに強烈な違和感を覚えたのです。せめて「抱っこさせて」と言ってくれれば、こちらの気持ちも違ったかもしれませんが、この言葉をきっかけに義母を敵視してしまう日々が始まりました。 加速する義母への嫌悪感の正体は……義母は無意識だったと思うのですが、ただでさえ他の人に子どもを触らせたくなかった当時の私は、「お世話を焼きたがっているのは義母自身なのに、“してあげる”というマウントをとられている」と感じてしまい、嫌悪感を抱きました。結果的に、家の中で義母となるべく距離をとるように。 もともと面倒見が良くやさしい義母と私の関係は良好でしたが、子どものことになると私は義母に対して壁を作るようになっていきました。 自分の心に素直に!私はイライラとともに、なんでこんなに嫌なんだろうと考え、たどり着いた答えが「ガルガル期」。ホルモンバランスの乱れによる警戒心の高まりでした。ホルモンバランスなんて自分ではどうにもできません。 私は夫に今まで感じてきたこと、それがどうしようもないことであることを相談しました。幸いにも夫は私の気持ちを理解してくれ、義母と息子が接触するときは基本夫が抱っこしたまま、そして私の嫌がる行為をしようとすると「まだお風呂入ってないじゃん」や「チューしたら虫歯になるから」と、息子だからこそきつく言って壁になってくれました。 息子が2歳になった今、私の「ガルガル期」はだいぶ収まりましたが、それでもおでかけのときに「ばあばにチューは?」と言われるとイライラします。幼稚園に通いだした今は「ほかのお友だちにしてしまったらダメだから」と言って自粛させている毎日です。 産後はホルモンのせいで気持ちのバランスがおかしくなり、出産前には何とも思わなかったいろいろなことが気になるようになってしまう場合があるそうです。わが子を守りたい気持ちが強くなるからこそ生まれてしまうその感情は、もうどうしようもできないので、自己嫌悪に陥らずに自分の気持ちを大切に、楽しい育児をしていきたいです。 著者:しま のりあ2歳男児の母。フリーランスとして音楽関係の仕事をしながら、家事・育児に積極的な夫とともに楽しく子育て中。夢はマイホームを購入して、完全同居の義実家から抜け出すこと。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2022年06月09日引っ越してきて1年、ご近所さんとはあいさつをするだけではなく、世間話も度々しながら仲良くするようにしていました。特にお隣に住んでいるおじいちゃん、おばあちゃんとは、私や夫だけではなく4歳の娘と2歳の息子も仲良くさせてもらっていました。しかし3人目を出産したとき、その方から驚きの出産祝いをいただいたのです。妊娠中も気づかってくれたご近所さんわが家は1年前に戸建てに引っ越しました。その数カ月後に妊娠がわかったのですが、何かあったときのためにご近所さんには妊娠していることを報告しておきました。また、毎日あいさつするだけではなく、子どもたちもお世話になるだろうと思ってよく話すようにしていました。親切で気遣ってくれる方が多く、とても助かります。 私が住んでいる場所はご年配の方が多く、家の前で子どもたちを遊ばせていると、わざわざ外に出て声をかけてくれたりします。面倒見のよいおじいちゃんやおばあちゃんが多く、うれしかったです。 私が臨月のときは「もうすぐ生まれるの?」「頑張ってね!」など声をかけてくれました。上の子どもたちもご近所さんにすぐに懐き、たまにお菓子をもらったりするようないい環境で暮らしています。 産後、帰宅した日にすぐに駆けつけてくれたやがて3人目を出産し退院すると、「赤ちゃんの声が聞こえたから」といってお隣に住んでいるおじいちゃん、おばあちゃんがきてくれました。「これからうるさくなってしまうかもしれませんが、今後ともよろしくお願いいたします」と私が言うと、出産祝いをくださったのです。 それはお金だったのですが、なんと中身が1万円! 親族でもないのにこんな金額をもらうとは思っていなかったので驚きました。「お返しはいいからね!」と言われたものの、さすがにそのままにはできないと思って後日菓子折りを持って伺いました。 ちょっと気疲れした「お返し」半返しだと逆に気を遣われてしまうかなと思い、3,000円程度のお菓子を渡しました。「お返しはよかったのに!」と言われたものの、近所はご年配の方が多いので、私のことを話題に出されて変なことを言われても困る……という思いもあり、きちんとお返しをしました。 すると数日後、上の子どもたちにわざわざおもちゃを購入して持ってきてくれました。まさかそんな形でさらなるお返しをいただくと思っていなかったので、どうしよう……と対応に困ってしまいました。 さすがに何度もお互いにお返しをし合っているときりがないので、おもちゃをもらったときは「ありがとうございます」と子どもたちとお礼を言いに行って終わりにしました。こんな形で何度もご近所さんからお祝いをいただくとは思っていなかったので驚きました。本当にやさしい方ですしご近所付き合いは大切なので、今後も仲良くさせてもらおうと思っています。 監修/助産師 松田玲子著者:永田真結4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2022年06月06日普段は、時短勤務でデザイナーの仕事をしながら2人の男の子の育児をしているアザラシ子さん。今回ご紹介するのは、帝王切開後にミレーナを入れたアザラシ子さん自身の体験談をマンガ化したものです。今回ご紹介するのは、帝王切開後にミレーナを入れたアザラシ子さん自身の体験談をマンガ化したものです。帝王切開で出産すると、子宮の傷口にミレーナが入り込む可能性があったり、子宮口が狭くなっているため装着時に痛みを感じたりすることがあるそうですが、アザラシ子さんは「あること」をきっかけにミレーナ装着を決意……!?ミレーナ装着を決意! 2人の男の子を産み、アザラシ子さんを苦しめたのは「後陣痛」でした。つらい後陣痛を経験し、「もうこの痛みに耐えられない……」と思ったアザラシ子さんは、ミレーナ装着を決意! ミレーナについて調べるうちに、ミレーナを入れると「生理中の出血がほぼなくなる」ことや「5年間ミレーナを入れたままでも大丈夫で、ピルと比べてコスパもいい」などのメリットがあることがわかりました。 そこで、次男・まるくんの1カ月健診のタイミングで、お医者さんに「ミレーナを装着したい」と相談をしたアザラシ子さんでしたが、お医者さんからの説明を受けていると、少しだけ不安を感じてしまい……。決意が固まっていても、いざお話を聞くと少し心配になってしまうことってありますよね。 監修/助産師REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター アザラシ子二児の母で、デザイナーをしている。育児エピソードをメインに描いており、ミレーナ(子宮内避妊器具)や美容皮膚科レポなどを更新中。
2022年06月06日初めての妊娠のとき、私が通っていたのは男性医師が個人で営む産婦人科。「家から近い」という理由でこの産婦人科を選びましたが、実際に通い始めてみると、この産婦人科医は「口が悪い」という噂で有名だったことが判明しました。最初は気さくな先生だと思っており、口が悪いという印象は抱きませんでした。しかし、それは出産のときに明らかになったのです……。 出産までの流れは予想外の展開陣痛が来たのは、出産予定日を超過して4日目のこと。ちょうど妊婦健診の日でもあり、陣痛が来たかな?と思いましたが、おなかの張りの間隔があいまいだったため、産院に着いてまず医師の診察を受けました。すると子宮口の開きは3cmほどでしたが、陣痛が微弱であったことと、高位破水をしていたという理由で陣痛促進剤を投与し、すぐさま出産という流れに。 もう少し余裕をもっての出産になるかと思っていたので、予想外の展開に焦りを隠せませんでした。徐々に強くなる陣痛に耐えられるのか、無事に出産できるのかと次々に不安が浮かびあがりました。 医師からの衝撃的なひと言陣痛促進剤を投与してから約2時間後、子宮口も全開大になり、いよいよ出産。しかしいざ「いきんで」と言われたときに、どのようにすればいいのかわからず、まったくじょうずにいきむことができませんでした。するとそれを見ていた医師が「へたくそ! そんなんじゃ生まれないぞ!」とひと言。 私はこの言葉を聞いて内心「へたくそって何!?」と思いましたが、医師はそのあとこう続けました。「わかるか? 今一番つらいのは赤ちゃんなんだぞ! ちゃんと呼吸してあげないと!」。 どうしてこんなにつらい思いをしながら怒られなきゃいけないのか、このときはまったく理解できませんでした。そんなふうに言われてもうまくはいきめず、やっとの思いで無事に出産することができました。 「ごめんね」と謝ってくれた助産師さん無事に出産できてよかったものの、「こんなにいきむのが下手だなんて」と自分が情けなくなってしまいました。それを察してか、私のお産を介助してくれた助産師さんが、ベッドで休んでいる私のもとへ来て「ごめんね。先生、へたくそなんて言うことないのにね。でも赤ちゃんが出てくるときって、お母さんがしっかり呼吸をしてあげないと、赤ちゃんが苦しくなっちゃうの。だからもし次に出産するようなことがあったら、落ち着いて呼吸を整えてあげることを意識してみてね」と言ってくれました。 陣痛の痛みに耐えられるかどうかなど、自分の心配しかしていなかった私。出産の瞬間、赤ちゃんも苦しくなるだなんて思いもしなかったので、助産師さんの言葉を聞いて出産は本当に命懸けなんだと気付かされました。 助産師さんのフォローがあったおかげで、「へたくそ!」という言葉はこの医師なりの愛であり、赤ちゃんへの想いだったのかなとも思いました。それから私は3人の出産をしてきましたが、「出産は赤ちゃんも苦しいんだ」ということを念頭に置きつつ、落ち着いて臨めました。今となってはあのきつい言葉にも、感謝の気持ちでいっぱいです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:夏川さほ10歳、8歳、3歳、0歳の男女4人の母。ステップファミリー。元コンビニ店員だが、第4子出産を機に退職し、現在はフリーライターとして活動中。自身の子育て体験談や商品レビューなどを執筆中。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2022年06月06日私には現在4歳になる娘がおり、慌ただしい日々を送っています。夫とだんだん夫婦生活をしなくなり、今ではまったくなくなってしまいました。私の気持ちによるところが多いとは思いますが、どうしてわが家が今のようになってしまったのかをお話しします。 娘が生まれてから慣れない育児でバタバタ娘が生まれ、初めての育児で生活が激変し、バタバタと毎日が過ぎていきました。育児休暇中、子どもの世話と家事を繰り返す日々。子育てに振り回される中で、仕事に打ち込み自分のやりたいようにしていたときを思い出し、自分の存在意義がわからなくなることも。 それなのに夫は娘が生まれる前と変わらず、飲み会や友だちと遊びに行きました。育児を手伝わないわけでもないけれど、私が言わないと動かない、いつも指示待ち状態だったのです。 指示待ち夫に対して気持ちが薄れ始め…初めての育児を悩みながらもなんとかやっていました。それなのに夫は私が言わなければ育児を手伝わず、休日は自分だけどこかに出かけてしまうなど残念なことばかり。 夫の子どもでもあるのに私ひとりで育児を頑張っていると思うと、だんだんと夫に対するイライラは募り、気持ちは薄れ……。こんな状態の私にお構いなく、夜になると夫婦生活を求めてくる夫。とてもそんな気にはなれず、やんわりと断っていました。 仕事復帰でさらに悪循環におちいることにそうして娘が1歳になるころ、私は仕事復帰。保育園の送り迎えに帰宅後の娘の世話で疲れ果て、気づけば娘と一緒に寝落ちる毎日。娘の病気で早退や休むこともあり、仕事と育児の両立をすることにいつも必死。 2人目について夫婦で相談するものの、とても毎日が目まぐるしくて私がそんな気になれません。もう少し夫が自分から子育てを手伝ってくれればと考えてしまうのです。夫婦生活はどんどん遠ざかり、現在に至っています。 初めての育児に仕事復帰が重なりバタバタ。そんな中、夫の生活はほとんど変わっていないうえに、あまりにも子育てを私任せにするので夫への気持ちがだんだんと薄れてしまいました。今でも2人目の出産を悩んでいますが、どうしても夫婦生活をする気になれず、このままひとりっ子でもいいかなと考えています。 監修/助産師REIKOイラストレーター/大福著者:佐藤りさ4歳の女の子の母。病院看護師として働きながら隙間時間に自身の体験をもとにライターとしても活動中。主に育児、健康について執筆している。
2022年06月05日歌手の鈴木亜美さんは現在、第3子を妊娠中です。出産後は、歌手活動のみならず、ママタレとしても多くのテレビ番組でも活躍する鈴木さんに妊娠・出産・育児でのエピソードをインタビュー。 芸能人・有名人ママのインタビュー連載がスタート!ママたちに人気の芸能人・有名人ママに、妊娠・出産・育児エピソードのリアルを教えてもらいました。 歌手の鈴木亜美さん(40歳)は、2016年に一般男性と結婚。2017年35歳で第1子長男、2020年38歳のときに第2子となる次男を出産。現在は第3子を妊娠中で、この夏出産予定です。 今回は妊娠中の体の変化や出産時のエピソード、出産後に変わった考え方などたっぷりお話しを伺いました。 妊娠中大変だったのは体の異変! 「長男の妊娠中は、初めてのことだらけでした。人生であんなに体重が増えたことも初めてだったので、妊娠8カ月ごろに、体重に耐えきれなくなったのか、膝が痛くなっちゃって。 でも、膝を痛めたのをきっかけに、『体の準備をしないと出産を乗り切ることができないな』と思って、家の中でできる軽い運動や散歩などを始めて、出産に備えました」 2人とも自然分娩のスピード出産!「私は2人とも自然分娩。出産はやっぱり痛かったです。長男は6時間、次男は4時間とスピード出産の安産でした。 長男の出産のときは、陣痛より破水する直前にいきみを我慢するのがつらかった……! こんなにも我慢できないものだったなんて。先生に破水をしてもらってから10回くらいいきむと産まれたので、破水してからは早かったです。 人ってこんなにも踏ん張れるんだと驚きました。『頭が出てきたよ』と言われたときは感動して、早く出してあげたいと思いました。 次男のときは、長男のときよりも時間は短かったんですけど、長く感じました。陣痛がきてからの流れを知ってしまっているからこそ、先が長いことがわかっていて、長く感じたんだと思います。 次男の出産時も先生に破水をしてもらい、そこからは一瞬のように感じました。早く産みたいという気持ちが強くて、長男の出産時以上にいきみました。夫も立ち会ったんですが、恥ずかしいという気持ちもなく、思いっきり声を出しました」 産後は考え方が一変!おしゃれさより安全第一に。「ママになってから、ものの考え方や優先順位が一変! たとえば、ママになる前までは『おしゃれな部屋に住みたい』という気持ちが強くて、インテリアもおしゃれさ重視だったんですが、産後は角のない家具に変えました。 家の中にキャラクターものは置きたくないと思っていたのに、今ではたくさんあるし、ジャングルジムまであります(笑)! 子どもの成長や住環境を考えて、引越しも数回しています。 公園によく行くので、普段のファッションは汚れてもいい服、動きやすい服を選ぶようになりました。見た目よりも子どもが優先です。考え方ってこんなに変わるんだなと、自分でも驚いています。 仕事面ではママタレとしてテレビのお仕事を頂くことが増えました。今の働き方は自分に合っていると思うので、自分のペースで活動していこうと思ってます」 「おいしそう♡」子どもの素直な反応が嬉しい「子どもの反応って、素直ですよね。自分の中で『これは良い出来だぞ』という食事をおぼんにのせて子どもたちの元へ運んだときに『わ〜!おいしそう!』と歓声が上がると、『あ~頑張って良かった』って。うれしいなって思います。 逆に、手抜きをしたときは何も言ってくれないので、それも子どもたちの素直な反応だなって(笑)。 子どもたちはいろんなことがちゃんとわかっているし、小さくても立派な人間なんだなと、ささいなことに感動するようになりました」 食事を作るときに大変だなって思うのは、子ども2人の食の好みが違うところ。長男は麺類が大好きで、お肉や野菜を飲み込むのが苦手。次男はお肉・白米・野菜と、定食のようなシンプルな味付けのものが好き。2人の好きなもののバランスを取ることが難しくて、いつも献立に頭を悩ませています(笑)。 産後につらかった睡眠不足、もう何年も戦ってます「出産後に1番大変だったのはやっぱり睡眠不足。もともと良く寝るタイプだったんですが、今の平均睡眠時間は6時間くらい。 大事な仕事の前にはしっかり寝たいと思うんですけど、そういうときに限って子どもがお漏らししたり、自分ではどうしようもできないトラブルがよく起きるんですよね。 普段寝るのは21時くらいに布団に入って、子どもたちが寝付くのは22時くらい。同じタイミングで、私も一緒に寝ることが多いです。次男はまだミルクを飲んでいるので、夜中に2回くらい起きます。続けて寝られないことも大変ですね。 長男のときは睡眠不足の状態に体が慣れなくてつらかったんですけど、最近では体が慣れたのかつらいとは思わなくなりました。 ストンと寝たいときはジムに行って体を動かしたり、整体に行ったりして、体を良い状態に整えるようにしています」 子育てのマイルールは「子どもたちを平等に見ること」 「長男と次男ががしょっちゅう喧嘩するんですけど、そういう時ってつい上の子を叱りがち。でも、しっかり原因を見極めるように気をつけています。 どうしても次男がすぐに泣いて、いじめられたように見えてしまいがちなんですが、よく見ていると先に次男が叩いて、長男はやり返しただけということもあります。 ちゃんと子どもたちを見て、次男が悪いときには叱る。そうすると、子どもたちも見られているということがわかるようになってきます。嘘の言い訳をしたときも、しっかり叱るようにしています。 上の子だから、お兄ちゃんだから、という理由で叱らないようにちゃんと見て、兄弟を平等に子育てしていきたいなって思っています」 1年間の行事を通して、成長と喜びを感じられるように 「子どもがいて良かった」と思えることは、さまざまな年間行事を通して楽しみが増えたことかな。 ママになるまで、クリスマスなどのイベントは自分が楽しむものだったけど、今は子どもたちをとにかく楽しませたいという気持ちでイベントを楽しんでいます。準備とか、やることがたくさんあって、1年中ずっと忙しいんですよ。 クリスマスやハロウィンなど、毎年変化をつけられるように試行錯誤して飾り付けしたり、子どもと楽しんでいます。 最後に、ママたちへメッセージ「産後しばらくは、孤独を感じたり、パートナーに対して不満があったり、自分だけがつらいように思ってしまったり……いろんな悩みを抱えて自分自身を責めてしまうこともあるかもしれません。 でもそれは私も経験したし、みんなが通る道だと思います。その後に楽しいと思えることや、家族がたくさんいて良かったと思える時期が来ると思うので、『みんな一緒だよ!1人じゃないよ!』と伝えたいです。 子どもがいることはとても幸せなこと。子どもたちが大きくなった姿を想像しながら、みんなで一緒に子育てを頑張りましょう!」 ◇◇◇ 産後の情緒不安定や、きょうだいがいる場合に上の子を叱ってしまうのは、多くの方が経験しているのではないでしょうか。きょうだい平等を心がけて、鈴木さんがしっかり子育てに向き合っていることがインタビューでもとても伝わって来ました。鈴木さんありがとうございました!profile:鈴木亜美1982年2月9日生まれ神奈川県出身。オーディションバラエティ「ASAYAN」(テレビ東京) を経て、1998年に歌手デビュー。2009年からは本格的にDJ活動をはじめ、国内のみならず海外でも活躍。女優としても数々の映画やドラマに出演し、近年はママタレとして、「芸能界の激辛女王」としても、バラエティ番組でも人気を博す。2016年に結婚、2017年に第1子を出産、2020年に第2子を出産、現在は第3子を妊娠中(2022年5月現在)。 著者:ライター 廣瀬尚子二児の母。女性誌の編集を経て、フリーランスに。広告やアパレルブランドの撮影、雑誌やWEBマガジンの執筆などを手がける。
2022年05月28日私の義両親はいつもとても穏やかで、結婚以来、嫌な思いなどしたことがありませんでした。しかし第1子の出産時のことはいまだに忘れられません。わが子を守ろうとするあまり、周囲に攻撃的な気持ちを向けてしまう産後の「ガルガル期」だったのかな、とも思うのですが当時は本当に嫌でした。 今日もですか?毎日毎日来られても…陣痛が始まり入院したのは早朝でしたが、お昼前には義両親が産院に現れました。気を使うし、苦しんでいる姿を見せるのも嫌だったのでなんとか帰ってもらいましたが、夕方に無事子どもが生まれると、再び産院にやってきたのです。 孫の誕生に感激している姿にこのときはうれしく思ったのですが、まさか退院するその日まで連日義両親が病室に現れるとは思ってもみませんでした。「会いに行ってもいい?」と事前に連絡はくれるものの、「嫌です」とも言えず毎日義両親の顔を見て過ごしました。 まだいるのですか?ずっといられても…連日病室に現れる義両親。「毎日ごめんなさいね。ちょっとでも顔が見たくて」と申し訳なさそうにはするものの、一度子どもを抱くと離しません。私は退院後は実家に里帰りをする予定だったので、「じっくり子どもと触れ合えるのは今しかない」という思いも義両親にあったのだとは思います。 そうだとしても毎回毎回、面会時間いっぱいまで粘られるのは産後の体力的にもとてもきつく、途中から「面会時間が変更になった」と嘘をついて、短時間で済ませられるようにせざるを得ませんでした。 なんでこれ!?大量の差し入れに衝撃「母乳にはあんこが良いのよ」と義母が買ってきたのは、箱に入った大量のたい焼きでした。とてもひとりで食べきれる量ではありません。ましてや「食べ物の差し入れは保管に困るから遠慮したい」と伝えていたのに、まったく聞く耳を持っていない様子にがっかりしてしまいました。 さらに助産師さんからは「食べ過ぎないでね」と注意されたばかり。どうしたものかと途方にくれました。結局、その後に面会にきた夫にこっそり持って帰ってもらうほかありませんでした。 すべては義両親の孫を思う気持ちゆえの行動だとわかっています。それでも心身ともに疲れ切っていた出産直後の私には、泣きたくなるほど嫌なことばかりでした。子どもが大きくなった今では笑い話ですが、それでも思い出すとあのころのつらかった気持ちが少しだけ蘇ります。将来、子どもやそのパートナーが出産したときには、私も気をつけようと今から思っています。 作画/ぐら子著者:川木みさ7歳差の1男1女を子育て中。英検1級、児童英語指導者TEYL取得。海外サイトの翻訳や子育て体験談の執筆活動中。
2022年05月27日ブログやSNSに投稿されているAiさんが、フォロワーさんの体験談をマンガ化! 前作「分娩室乱入事件」の続編になります。主人公の美月さんが出産を終え、退院してからのお話です。出産日の当日、分娩室に乱入した義父に出産シーンを見られてしまった美月さん。タバコを吸っていて立ち会う瞬間に間に合わなかった夫に後日そのことを話すと、ケラケラと笑いながら「親父が変な目で見ているとでも言うのかよ」とひと言。その発言と夫の態度に美月さんはブチギレ! 退院するまで義父と夫を出入り禁止にしたのでした。(※コロナ前のお話です)あっという間に退院日を迎えた美月さんは、家に帰ることに。 すると、義父が美月さんと赤ちゃんの帰りを待ちわびていました。 「毎日遊びに来るからね」そう言った次の日――。 義父は朝6時に美月さんの家のチャイムを鳴らします。 そして得意げに「いい物を持ってきたから!」と言って取り出したのは、スーパーで半額で買ったマグロ。 義父の言う通り、ご飯とお味噌汁を準備し、朝ごはんを一緒に食べる流れになったのですが……? マグロの色を見ると、義父は顔をしかめて… マグロの刺身の色を確認した義父は、「色が悪いなぁ」とつぶやきます。 「まっ、多少傷んでても大丈夫だろ!」そう言うと、美月さんのお皿にマグロを移動し、自分は全然食べず……。 気持ち悪くなっている美月さんのことなどお構いなしに、満足そうな顔で「明日も来るから」と言うと、帰っていく義父。 (嘘でしょ? これが毎日続くの……?) 美月さんは絶望的な気持ちになってしまうのでした。 さらにAiさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター Ai2児の母でライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログで過去の体験談やフォロワーさんのエピソードを漫画にして紹介しています。
2022年05月27日妊娠中、つわりで大変なときもそのつらさを理解し、サポートしてくれた夫。初めての出産に対する不安を抱えていたときも、寄り添ってくれました。「夫は妊娠出産の大変さを理解してくれている」。そう思っていたのですが……。 私たちのバースプラン赤ちゃんは2人揃って迎えてあげたいと決めており、立ち会い出産を希望。里帰りを終え、出産予定日よりも少し前に陣痛が始まりました。しかしお産は進まず、夫は一度仕事へ戻ることになりました。ようやく進み始めたものの、夫はまだ遠方で仕事中のため、すぐには駆け付けることができません。 本格的な痛みが伴う陣痛が始まってから6時間が経ったころ、「もし陣痛が耐えられそうにないなら、希望は叶わなくなるかもしれないけれど、破水を促せば子宮口が開きやすく、もっと出産をラクに進められるよ」と助産師さんに言われました。しかし、「赤ちゃんの状態が大丈夫なら、可能な限り夫の希望を叶えてあげたい」⋯⋯そう思いながら、その後も必死に痛みと闘っていました。 出産後、夫からまさかの発言助産師さんの助言を頂いてから3時間後、夫が無事到着。それと同時に破水を促し、すぐに子宮口全開大となり、無時出産となりました。なんとか立ち会い出産を叶えることができ、夫婦そろって涙を流しながら喜びました。夫の顔を見ながら、「陣痛は苦しかったけれど、頑張って本当によかった」心からそう感じていました。 しかし、幸せな時間が流れていたのも束の間! 落ち着いたころに、夫がびっくりな発言をしたのです。「割とスムーズでラクな出産になって本当によかったね」。⋯⋯開いた口が塞がらないとはまさにこのこと。「ラクな出産」。悪気はなかったにしろ、夫の発言に私はとてもモヤっとした気持ちになりました。そして悲しくもなりました。 夫に物申す!夫の言い分は…?夫は私が陣痛で苦しむ姿を一切見ることなく、病院に到着してすぐの出産だったため、スムーズでラクな出産に思えたようです。さらに出産については、自分にできることはないと思い、出産の流れについても事前に調べることもしなかったようでした。 そこで私は、「2人の夢を叶えるため助産師さんの助言後も陣痛に耐えたこと。本格的な陣痛がどれほどの痛みで、それに耐えることのつらさがいかなるものであったか。さらにラクな出産というものは、そもそもないのだ」ということを説明しました。夫はしっかり話を聞いて理解し、自身の発言を反省してくれていました。 このことから、私たちは産後のトラブルや育児に関して可能な限り、共有するようにしました。仕事が忙しいため、すべてを把握してもらうことは難しいですが、夫が理解しようと関心を向けてくれただけで私はうれしかったですし、心が救われました。慣れない育児は大変でしたが、夫の存在には救われました。それでも2人目の出産は、陣痛から付き添ってもらおうと心に決めています。 監修/助産師 松田玲子作画/キヨ著者:山下亜衣10歳と7歳のサッカー小僧の母。子どもたちを応援するため、アスリートフードマイスターを取得。転勤族で現在は地方での生活を満喫中。趣味はキャンプ。
2022年05月25日ブログやSNSに投稿されているAiさんが、フォロワーさんの体験談をマンガ化! 前作「分娩室乱入事件」の続編になります。主人公の美月さんが出産を終え、退院してからのお話です。出産日の当日、分娩室に乱入した義父に出産シーンを見られてしまった美月さん。タバコを吸っていて立ち会う瞬間に間に合わなかった夫に後日そのことを話すと、ケラケラと笑いながら「親父が変な目で見ているとでも言うのかよ」とひと言。その発言と夫の態度に美月さんはブチギレ! 退院するまで義父と夫を出入り禁止にしたのでした。(※コロナ前のお話です)あっという間に退院日を迎えた美月さんは、里帰りはせず、家に帰ることに。 すると、義父が美月さんと赤ちゃんの帰りを待ちわびていました。 「毎日遊びに来るからね」 義父がそう言った次の日、朝6時に美月さんの家のチャイムを鳴らします。 そして、得意げに「いい物を持ってきたから!」と言って、取り出した物は……!? スーパーで買った半額商品に興奮する義父 朝6時に訪問してきたと思ったら、ズカズカと家に入り込む義父。 半額のマグロに興奮したのかと思ったら、「ご飯は炊いてあるかい?」「味噌汁は大根と油揚げでお願いできるかな?」と、朝食を美月さんの家で食べていくことをアピール。 (昨日の夜買ったおつとめ品のマグロって大丈夫かな?) マグロが生ものということもあり、美月さんは引っかかっていたのですが……? さらにAiさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター Ai2児の母でライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログで過去の体験談やフォロワーさんのエピソードを漫画にして紹介しています。
2022年05月25日第二子出産まであと少しのころの出来事です。上の子は生まれてくる子と年子になるので、まだまだ手がかかる時期でした。重たいおなかを何とか支えながら、上の子のお世話もする毎日。いよいよ出産予定日1週間と少しになったときに、上の子が体調を崩してしまいました……。上の子が突然の嘔吐日曜日の朝方のこと。里帰りをしていましたが、週末にはパパもきてくれていました。久々に3人で並んで寝ていると、上の子が突然泣き出して嘔吐。処理したあとに脱水症状にならないよう、少しずつ水を飲ませました。しかし数分後、飲んだ水をまた嘔吐。そのあとも何度か起きては嘔吐するの繰り返しでぐったり。たまたまきていた私の弟や祖母も嘔吐処理を手伝ってくれました。 日曜日だったこともあり救急病院へ行くと、嘔吐下痢症との診断でした。そのあと様子を見ながら水分補給をしたり薬を飲ませたりするうちに、ごはんも食べられるようになり、だんだんと元気になっていきました。 私まで嘔吐下痢症に!?その2日後、私が寝る前にすごく気持ち悪くなり、ごはんも食べられず夜中に嘔吐! 以前のつわりでの嘔吐よりも苦しく、下痢も続きました。朝起きると祖母もぐったりしている様子。おなかの痛みでトイレに駆け込んでいましたが、トイレに行ってもだんだん下痢は出なくなりました。 下痢は出ないけど痛い、けどトイレに座っても何も出ない。でも痛くて座っていないと耐えられないほどに。「あれ? なんだか定期的に痛いぞ……!?」。そうです、陣痛が始まったようなのです! でもそのときは、嘔吐下痢症で痛いのか陣痛なのかよくわかりませんでした。 苦しいながらにとりあえず産院に電話すると、嘔吐下痢症かもしれないのでまずは内科を受診するように言われました。それが7時ごろのことでした。 しかし、内科が開くのは9時から。電話のあとも定期的に痛くなり、陣痛かもしれないと不安になりました。もし陣痛なら2人目なのでお産が早く進むので、念のためもう一度産院に電話して病院へ行きました。 下痢しちゃうかも!?とパニックに家族も具合が悪く送ってもらうことができなかったので、タクシーで産院へ。タクシーの中でも痛みがひどく、着いたらすぐに陣痛室へ入りました。子宮口はすぐに5cmほどになり分娩室へ移動することに。 はじめは「嘔吐するかも!? 下痢しちゃうかも!?」と心配していましたが、だんだんそんな心配も忘れるくらいの痛みになり、そのまま9時前に生まれました。そのあと数日は胃に負担が少ない食事にしていただいたり、シャワーは隔離されたりするなど、たくさんの協力のもと無事退院できました。 この経験から、嘔吐下痢症など感染力の高いものはもっと気をつけて処理や消毒をしないといけないのだと思いました。(ちなみに、上の子の嘔吐処理をしたパパ、祖母、私の弟もすぐに感染しました)。 また、「陣痛かも?」と思ったらすぐに産院に電話し、どうすれば良いのか聞くこと。自分の直感を信じてみることも大事だなと感じました。陣痛はいつどこでくるかわからないもの。早めに入院準備をしたり、タクシーを登録したり、子どもの預け先を確保したりするなど、「いつでもこいや~!」と言えるくらい準備をしておけるといいなと思いました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師REIKO著者:なるママ。0歳、1歳の年子の育児中ママです。
2022年05月23日第1子となる女の子を出産したときのこと。出産するにあたって一番不安だったのは、なんといっても陣痛! 私は不安を紛らわすため、いろいろな人の体験談や動画を見まくっていました。しかし実際は、自分が想像した出産とはまるで違う驚きの結果になりました。陣痛への恐怖私は痛がりの怖がりで、妊娠がわかったときも、うれしさよりもまず先に「陣痛に耐えられなかったらどうしよう。ちゃんと産めるのかな?」という不安がありました。いろいろな人に話を聞いても、「大丈夫! 大丈夫! みんな産んでるし」ということでしたが、出産が近づくにつれて不安は増すばかりでした。 動画を見て予行練習出産1カ月前になり、実家でお世話になることに。ごはんの準備も洗濯もしなくてよかったので、暇で暇で仕方ありません。やることがなかった私がしていたことといえば、いろいろな人の出産体験談を見たり、出産の動画を観ること。それをすることで不安になる人もいるかと思いますが、私は気が紛れました。 私が見た動画では、出産の始まりはどの人もたいてい「飛び上がるような痛みで起きました」とか、「破水をしたので病院に走りました」というもの。なので、私自身も「あーきっと、陣痛や破水から始まるんだろうなぁ」と勝手に思っていました。また、動画や体験談から呼吸が大事だということも学び、出産までひたすら呼吸の練習もしていました。 おしるしが出た! けれど…妊娠39週目のある日。トイレに行ってみると、ショーツに血が付いていました。「あ! おしるしだ!」とすぐにわかりました。でも、おしるしではすぐに生まれないということも体験談を読んで知っていたので、「もうすぐ出産かなー」くらいしか思いませんでした。その日の診察でも、子宮口はまだ全然開いてきていないとのことだったので、普段通りに過ごしていました。 次の日になっても特に痛みはありません。ただ前日にあった、おしるしの量がどんどん増えているだけです。「まぁこんなもんかなー?」と思っていましたが、なかなか出血はおさまりません。少し心配になり母に相談すると、「それちょっと診てもらったほうがよくない?」とのこと。「まぁ母が言うなら……」と軽い気持ちで病院に行きました。 もう生まれる!?病院に行って診てもらうと、なんと子宮口6cm。先生からは「痛くなかったんですか?」と言われました。たしかに生理痛のような痛みはずっとありましたが、どの動画も体験談も、出産の始まりは飛び起きるような陣痛か破水です。そう信じて疑わなかった私は、まさかもうそんなにお産が進んでいるとは思いませんでした。 そのままどんどん子宮口が開き、いつのまにやら分娩台へ! 呼吸法の練習の成果を発揮することもなく、分娩台に上がったのでした。しかしここからが大変!「さぁ、いきんでもいいですよ!」先生にそう言われたものの、呼吸法ばかり練習していた私はいきみ方がわかりません。「どうやっていきめばいいんですかー!?」そう叫びながらも、なんとか無事出産したのでした。 出産を通して学んだのは、出産は一人ひとり違うということ。ひたすら動画を見たり体験談を読んだりして、「絶対に自分もこういう始まりで出産するんだ!」と思い込んでいましたが、実際はまったく違っていました。へたくそないきみ方でも無事に生まれてきてくれた娘に感謝です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:aky0920一児の母。小学校教員として働いているため子育てなんて楽勝!と思っていたが……。初めての育児にバタバタの日々!
2022年05月21日私は第1子を里帰り出産することにしました。初めての出産で不安なことと、母の希望もあって決めた里帰り出産。出産予定日の前後3カ月間を実家で過ごしたのですが、快適である反面ストレスが溜まることもあったのです……。快適な実家生活だったけど…産院を転院する関係で、私は出産予定日の2カ月前から実家へ帰ることにしました。実家で長く生活するのは、高校を卒業して以来約10年ぶりのこと。夫を家にひとり残すのはちょっぴり心配でしたが、久しぶりの実家生活をとても楽しみにしていました。 実家からは産院へも近く、何かあったらすぐに駆けつけてくれる親戚も近くにいました。また、何よりもごはんを作らなくていい実家生活は、妊娠後期で体が重かった私にとってとても快適なものでした。 「水道光熱費が増えた」と言われた無事に長男を出産した私は、退院して実家へと戻りました。慣れない育児、眠気と闘いながら頭ボサボサのまま長男のお世話をしていた私にとって、ごはんを作ってくれる母や長男の面倒を見てくれる父の存在は、ありがたいものでした。しかしあるとき、母に「水道代が高い! 先月からすごく増えた!」と言われたのです。 確かに、里帰り中の私はずっと実家にいました。父と母の2人のときよりも、水道の使用量は増えると思います。トイレも膀胱が圧迫されるせいか1日10回以上は行っていたし、「水道代が上がるのは仕方ないんじゃないか」と思います。しかし母は納得がいかなかったようで、「節約するように」と念を押されてしまいました。 電話しただけで激怒された検針票を見て、私が里帰りをしてからの水道光熱費が跳ね上がっていることを知った母は、いろいろなことに対して過敏に反応するようになりました。私のスマホが不調だったので実家の電話を使っていたら「いつまで電話してるの! 電気代がかかる!」と激怒されたこともあります。 産後1カ月は湯船につかれないため、毎日シャワーを15分程度使っていたら「シャワー使いすぎじゃない?」と言われたこともあります。私はそんな母の小言に産後の疲れも加わり、とてもストレスを感じるようになってしまいました。おそらく母も同じようにストレスを感じていたと思います。 里帰り前から決めていた謝礼を渡すと…そして長男の生後1カ健診が終わった日、実家を後にして自宅に帰ることになりました。その日に私が里帰りしたことで増えてしまった水道光熱費と食費として、10万円を渡しました。この10万は最初から渡そうと思っていたお金でしたが、里帰り中の母の小言を聞いて「絶対渡さなきゃ!」と思った10万でもあります。このお金を渡したことで母も納得してくれたように思えます。 今回の里帰り出産で、親子間であってもお金の取り決めはきちんとして、あらかじめ伝えておかなければ、ということを学びました。そうすることで、私だけでなく、母のストレスも減らすことができたのではないかと感じています。 監修/助産師 松田玲子著者:小山田ちよえ2男1女の母、アラフォー主婦。夫の仕事が忙しく平日はワンオペ育児に奮闘中。チョコレートとパンが大好き。復職に向けて資格取得を目指している。
2022年05月21日ブログやSNSに投稿されているAiさんが、フォロワーさんの体験談をマンガ化! 前作「分娩室乱入事件」の続編になります。主人公の美月さんが出産を終え、退院してからのお話です。出産日の当日、分娩室に乱入した義父に出産シーンを見られてしまった美月さん。タバコを吸っていて立ち会う瞬間に間に合わなかった夫に後日そのことを話すと、ケラケラと笑いながら「親父が変な目で見ているとでも言うのかよ」とひと言。その発言と夫の態度に美月さんはブチギレ! 退院するまで義父と夫を出入り禁止にしたのでした。(※コロナ前のお話です)あっという間に退院日を迎えた美月さんは、里帰りはせず、家に帰ることに。 すると、義父が美月さんと赤ちゃんの帰りを待ちわびていました。 赤ちゃんを見るなり側に駆け寄り、「じぃじでちゅよ~♡」と言って頬をスリスリ。 そして、ニッコリとした笑顔で「これからは毎日遊びに来るからね」と言ってきて……!? 義父の発言に思わずゾッとして… 「毎日遊びに来るからね」 その次の日、言った通り家に訪ねてきた義父。 しかし、時間は朝の6時。 美月さんは(今ようやく眠れたところなのに……)そう思いながらも、しぶしぶ玄関へ……。 すると、そこには義父の姿が! 「お義父さん、朝早くから何ですか?」 迷惑な時間帯に訪ねてきた義父に対して、用件を確認する美月さん。 すると、「俺がいい物を持ってきたから!」と、義父が得意げにそう言ってきて……!? さらにAiさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター Ai2児の母でライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログで過去の体験談やフォロワーさんのエピソードを漫画にして紹介しています。
2022年05月21日里帰り先で無事、女の子の赤ちゃんを出産した妻・雪穂。「赤ちゃんが生まれたらきっと夫は変わるはず」そう思っていたけれど、産後の妻にまったく気遣いのない夫。出産後、入院中で心身ともにボロボロな妻に、自分の会社からもらった出産祝いのお返しをさせようとしたり、体の傷の話さえ聞こうとしなかった。出生届を出しに行ってもらえないか聞いてみたけれど、「平日17時まででしょ? 俺休み取らなきゃじゃん」「お義母さんとかは、行けないの?」と、すごく面倒そうな口ぶり。 自分の子どものことなのに、自分で動こうとしない夫に呆れ果てて……。娘への無関心。夫は産後も変わらなくて…… うちのお母さんは、介護費用をまかなうためにパートで働いているって、伝えたよね? 自分の子どものことなのに、そんなに嫌そうにするの、おかしくない? ……退院してからの実家での生活は、毎日新生児のお世話や寝不足でへとへとだった。 でも自宅に戻って、夫と暮らし始めれば、二人で一緒に子育てができる。 ーーーしかし、現実は違っていた。 「うるさい」 退院してからも、夫は娘に無関心。娘の泣き声を嫌がり、背を向けて自分だけ眠ろうとする。 「これから、幸せな生活が始まる」 そう信じていたのに……。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年05月19日出産日の当日、分娩室に乱入した義父に出産シーンを見られてしまった美月さん。タバコを吸っていて立ち会う瞬間に間に合わなかった夫に後日そのことを話すと、ケラケラと笑いながら「親父が変な目で見ているとでも言うのかよ」とひと言。その発言と夫の態度に美月さんはブチギレ! 退院するまで義父と夫を出入り禁止にしたのでした。(※コロナ前のお話です)そして、あっという間に退院日を迎えます。 例の一件以降、義父と夫を出入り禁止にしたため、それ以降トラブルはなく、平穏な日々を送っていた美月さん。 (入院中は平和だったなぁ‥…) そんな風にしみじみと思いながら、退院後は家に戻ることに。 家に帰ると、美月さんと赤ちゃんの帰りを心待ちにしていた義父がいて……!? 信じられない!義父の発言に思わず… ドアを開けると、「おかえり!待ってたよー!」と美月さんと赤ちゃんの帰りを歓迎する義父。 すると、赤ちゃんに近づき、いきなり頬ずり。 美月さんが「やめてください」と拒否すると、「俺と孫ちゃんとの大事な時間を今まで奪われていたのだからいいだろう」と反論。 さらに、自分が勝手に分娩室に乱入したにも関わらず、看護師さんに怒られたことの腹いせなのか、病院の悪口まで言ってきたのです。 (全然反省してねー!!) 義父の反省していない様子に美月さんはイラッ!! しかしその後、義父から恐ろしいひと言が! 「これからは毎日遊びに来るからね」 この発言に、美月さんは思わずゾッとしてしまって……!? さらにAiさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:マンガ家・イラストレーター Ai2児の母でライブドアブログ公式ブロガー。インスタやブログで過去の体験談やフォロワーさんのエピソードを漫画にして紹介しています。
2022年05月19日里帰り先で無事、女の子の赤ちゃんを出産した妻・雪穂。産後、新生児のお世話に追われ、自宅にいる夫にその大変さを理解してもらえず、環境や意識の差に苦しんでいた。産後の妻にまったく気遣いのない夫。 出産後、入院中で心身ともにボロボロな妻に、自分の会社からもらった出産祝いのお返しをさせようとしたり、体の傷の話さえ聞こうとしなかった。 「俺、仕事だから無理」「俺の仕事じゃない」という言動を続け、妻を苦しめてゆく……。 「出生届?平日でしょ?」自分の子なのに他人事みたいな夫 出生届は、生まれた日から14日以内に役所へ届け出をしなくてはいけない。でも、まだ体はつらいし、新生児連れで外出するのはすごく大変だし……。 「出生届を出しに行ってくれない?」 夫に聞くと、 「平日17時まででしょ? 俺休み取らなきゃじゃん」 すごく面倒そうな口ぶり。 もう一度だけお願いしてみると、 「お義母さんとかは、行けないの?」 自分の子の出生届だよね?自分の子どものことなのに、自分で動こうとしない夫に呆れ果てて……。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年05月18日1人目を出産後、セックスレスになる夫婦は少なくないと思います。2人目が欲しい気持ちはパパもママも同じだけれど……、セックスに関する思いはすれ違ってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで、どうしたらすれ違わずに夫婦で2人目を楽しみにできるのか、ママである私も考えてみたいと思います。子育てに追われてセックスレスに子どもが生まれ、女性の体は目まぐるしく変わり、「子どもが一番!」という気持ちになることも多いと思います。私自身も「忙しいし、セックスなんて……」という気分になってしまいながらも「2人目は欲しい……」という気持ちはあり、タイミングや子作りに悩みました。 セックスと子作りを楽しむセックスをすることと子作りをすることは、行為的にはイコールなのですが、男性と女性では気持ちの面ではイコールではないことが、すれ違いの原因になるのではないかと私は考えています。 そこでわが家では、「2人目が欲しい」という共通の希望があることを話し合い、気持ちを再確認しました。そのうえで、排卵日や生理日などをパパの負担にならないように伝え、タイミングが合うときはパパには早めに帰ってきてもらい、夫婦で無理のない範囲でセックスを楽しむように。 アプリなどのツールを使うのも1つの手!最近では、女性の体調管理アプリを男性と共有することができるようになっていますが、私自身もアプリで生理日や排卵日など、女性特有の体のリズムをパパに知ってもらうようにしました。面と向かってはなかなか話しにくいのでとてもいいツールでした。 パパがどのようなセックスを望んでいるのか、ママはどう考えているのか、できるだけ楽しく、2人目の子どものことも考えていけるよう、夫婦で話ができることが一番だと感じています。 子どもが生まれて目まぐるしい生活になる中、性生活が変化するのは当たり前のことかもしれません。男性と女性では感じ方が違うことも理解したうえで、夫婦で無理をせず、楽しんで2人目の子作りやセックスについて考えていけたらと思っています。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/ムチコ著者:山本かやの二児の母。ウエディング業界から飲食業に転身後、妊娠を機に退職。現在は専業主婦。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味はガーデニングと家庭菜園。
2022年05月18日第二子のときの衝撃エピソードです。1人目がなかなかできなかったので、2人目は計画より早く準備をしていました。しかし思ったより早く妊娠し、出産もスムーズでした。このまま順調に育っていくのだと思っていましたが……。すべて順調だと思っていたけれど…2人目が生まれ、当時2歳の兄も大喜び。「触りたい触りたい!」との欲求がすごく、まだ力加減もわかっていないので親もヒヤヒヤ。でも幸せな時間が過ぎていました。 産院で産後3日目に新生児聴覚スクリーニングの検査が任意であり、夫に「どうする? お金かかるしなあ。きっと大丈夫やと思うけど……」と聞くと、「大丈夫やけどまあ受けといたら?」と言われたので、軽い気持ちで受けることにしました。 検査当日。次男を預け、私はひとときの休息。産後のスライム腹を眺め、またダイエットしないとなぁとげんなり。そういえば、次男がなかなか戻ってこないと思っていると、30分経過していました。するとスタッフさんに「お待たせしましたー! なんかうまく検査できなくて、翌日また見せてもらいますねー!」と軽いノリで言われ、私も「ちゃんと大人しくしないとだめだぞー」と次男を指でツンツンしながら微笑ましく見つめていました。 しかし、そのあとも検査するたびに「なんか起きちゃってー、うまくできなくてごめんなさいね」と言われ、スタッフさんも少しずつ不安そうに私と次男を見つめるようになりました。結局、退院時にまた連絡してもらうことに。 1カ月健診での再検査退院の日。先生には1カ月健診でもう一度調べましょうと言われ、スタッフさんも「きっと大丈夫、大丈夫よ」と微笑んで励ましてくれました。 とはいえ、産後でメンタルが不安定だったこともあり、「もしかしたら聞こえてないかもしれない!」と不安でいっぱいに。スマホで検索魔になったり、音を出して次男の反応の見たりして一喜一憂する日々。「大丈夫、きっと大丈夫」。そう信じ、再検査の日を迎えました。 ドキドキしながら結果を待っていると、診察室に呼ばれ中へ。「先生、聞こえていましたよね? 大丈夫ですよね?」とヘラヘラする私に先生は、「赤ちゃん、もしかしたら聞こえてないかもしれません。生後3カ月になったら大きい病院で検査しましょう」と言われました。私は頭が真っ白に……。 不安になりながらの育児。「聞こえてないってどうしたらいいの? なんで? どうして?」という思いでメンタルはボロボロでした。ただ、里帰りしていたので、両親がいたことが本当に救いでした。 生後3カ月の検査の日。結果は…いよいよ生後3カ月の検査の日! この検査ですべてがわかる……。ドキドキしながら検査中のモニターを見つめる私。検査が終わり、結果は先生からお伝えしますねと言われましたが、ネットの検索魔になっていた私には、次男がまったく聞こえていないことが一目瞭然でした。 それからは毎日のように泣いて過ごしていました。でも育児はしないといけない。不安そうに見つめる長男に申し訳なさを感じ、長男が起きているときは明るく振舞い、寝るとまた泣いて……。そんな日々が続きました。 それでもなんとか一日一日を乗り越え、ろう学校の教育相談に通ったり、手話サークルへ突撃してみたり、外に出ていろいろな人に会ったりしていました。 気づけば、あっというまに次男の1歳の誕生日。病院やろう学校へ通うなかで、少しずつ成長していく次男の姿に私のほうが励まされていました。「この子は必死に生きている。私を求めてくれている。次男のお母さんは私なんだ! 私が次男を守ってあげないと誰が守るんだ」とやっと思えるようになりました。それからは、積極的に次男に向き合い手話を使ったり、長男と一緒にいっぱい遊んだりしていました。 3人目の出産を決意!もともと子どもは2人の予定でいたのですが、たまたま知り合いに、3人きょうだいで真ん中の子が聞こえないという方がいたので、どうして3人目を産んだのか聞いてみました。すると「3人目は、聞こえてても聞こえなくてもどっちでもよかった。聞こえなくても真ん中の子と手話できるし、聞こえない同士で仲間になれる。聞こえててもみんなで支えてあげられるから」と聞き、衝撃を受けました。 夫には「ムリムリ! 経済的にムリだから!」と言われましたが、「大丈夫大丈夫!」と騙して(笑)3人目を妊娠しました。3人目も本当に順調で、しかも15分で生まれる超スピード出産! 初めての女の子でかわいいなぁと見つめる一方、うっすらと次男のことがよみがえりました。 娘を検査に預け、外で見守る私。「大丈夫、大丈夫、大丈夫」。そう自分に言い聞かせながら、心臓が爆発しそうでした。スタッフさんが出てきて「お母さん、ばっちり聞こえてるよ!」と言われた瞬間、目からぼろぼろ涙が。きょとんとしているスタッフさんに次男のことを伝えると、背中をさすってくれました。 それからは3人育児でバタバタ! 気づけば娘も1歳3カ月。驚いたのは娘が最近「わかった」「おいしい」「なあに」と小さい手で手話を使い出したこと。聞こえる長男、聞こえない次男、聞こえる長女。みんなで今は少しずつ手話を使っています。みんなで助け合って暮らしていける。今はそう信じて毎日育児奮闘中です! 健康な赤ちゃんが生まれるのが当たり前だと思っていましたが、まさかまさかの連続でした。でも今では、聞こえない次男だからこそ娘も生まれたし、今の家族があると思っています。聞こえないことは不便であっても不憫じゃない! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:ゆみっくす5歳の長男、3歳の次男、1歳の長女をもつ3児の母。次男のことがきっかけで、4月から毎日付き添い通学へ。いろいろなことを乗り越え、支え合って今を生きる。
2022年05月18日里帰り先で無事、女の子の赤ちゃんを出産した妻・雪穂。産後、新生児のお世話に追われ、自宅にいる夫にその大変さを理解してもらえず、環境や意識の差に苦しんでいた。お願いされて一生懸命作った両親学級のノートは、夫が紛失した。寝不足に加えて、体のあちこちが痛い。さらにトイレに行こうとしたタイミングで失禁してしまった。 「お願いカズ君、少しでいいから話を聞いて……!」 しかし夫からの返信はなかった。妻がこんなに切羽詰まった生活をしているときに、夫はのんきに楽しんでいて……。話しをしたい時に、夫は飲み会で楽しんでいて…… 「おむつケーキとか出産祝いたくさんもらっちゃった!」 ああ、そういうことか。私がつらくてつらくてたまらないときに、カズ君は楽しく飲んでたんだね。 初めての育児でただでさえ不安でいっぱいなのに、話をすることさえできない。 さらに、出産祝いのお返しの話をすると、 「なんか適当に、お菓子とかでいいから!」 適当に?「適当」ってなに? 赤ちゃんを1人で産んで、育てて、心も体もボロボロの状態なのに、私が会社の人たちの内祝いの手配までしないといけないの? 妻は愕然として……?! 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年05月16日初めての出産で、産院選びはとにかく家から近ければいいだろうと適当に思っていた私。個室か大部屋かを選ぶ際にも、特に見学もせず料金が安いほうを選んだ私でしたが、産後とても後悔することになったのです……。どこの産院がいいのだろう?第1子となる子どもの妊娠が判明し、ついに私にも子どもができたのか〜!と、ドキドキしたりうれしかったりの毎日を送っていた私。妊娠が判明したのは、私がいつもお世話になっている婦人科で、ここには産科がなかったため自分で産院を探さなければなりませんでした。 しかし初めての出産で、産院選びにおいて何を重視したらよいのかわからず……。家から通える産院は3軒ほどあったのですが、その当時仕事が激務だった夫には相談せず、「いざというとき自分だけで移動できるよう、家から近い産院がきっといいに違いない!」と、安易に決めたのでした。 個室か大部屋。迷わず選択!家から一番近い総合病院の産科を選び、そこでは産後に個室か大部屋かを選べたのですが、料金表を見てビックリ! 個室の1日分料金がとにかく高かったのです。もともとケチな性格な私は迷わず大部屋をチョイスし、そして数カ月後、無事に出産。 初めて会うわが子に感動しつつも体はあちこち痛み、早くひとりでゆっくり休みたいと思っていたとき、助産師さんから「この病院では、産後は基本的に母子同室です」と言われました。事前に母子同室の説明を受けておらず、産後、授乳時以外は赤ちゃんを預かってもらえるものだと思っていた私はかなりショックを受けたのでした……。 わが子だけ泣いている!?そして4人の大部屋に移動し、赤ちゃんのお世話が始まりました。しかし初めての育児で右も左もわからず……。ここで私を一番苦しめたのは、他の親子に迷惑をかけないように、赤ちゃんが泣いたらとにかく泣き止ませなければ!という思いでした。今考えると私の気のせいだったと思いますが、他の赤ちゃんはそんなに泣いていないのに、息子はよく泣いていて「迷惑をかけてごめんなさい……」と自分を追い込んでいました。 また、私のベッドは4人部屋のドア側だったため、窓の外の天気などもわからず、ずーっと部屋に息子とこもりきり。こんなことなら、あのとき個室を選べばよかった……と心の底から思いました。 退院して、候補だった他の産院の1つで出産した友人の話を聞くと、そこはすべて個室でママが休みたいときなどは赤ちゃんを預かってくれるシステムもあったとのこと。後悔先に立たずですが、産院選びをはじめ個室か大部屋かなど、もっと自分に合ったものを調べておけばよかったなと思います。 著者:竹の内 由紀5歳の幼稚園男児のママ。乳児期に産後うつになり、治療をおこなう。現在は趣味のイラストを活かした仕事をしている。
2022年05月15日立ちはだかる「カミングアウト問題」ダウン症がある赤ちゃんの殆どは、その身体的な特徴(低緊張、合併症の併発など)から、産後すぐに障害がわかり、医師から告知を受けるということは以前のコラムで書きました。赤ちゃんが生まれてすぐに告知されることが多いので、大多数のママやパパはかなり動揺されると思います。ですが、やがてそこから立ち上がり、少しずつ子どもの障害を受け入れ始めることができるママパパさんが殆どです。でもそこから、また新たな悩みが出てくることもあります。今回のテーマの「カミングアウト問題」もその一つです。子どもの障害を、どうやって周りの人に伝えよう、と…。始めに書いたように、もちろん私もその問題で悩んだその一人です。いや、その代表と言っていいくらい(笑)悩みまくりました。Upload By 星きのこそもそも私は自分が高齢出産ということもあって、妊娠したときから家族以外のほかの人に自分が妊娠したということを言うのは控えていました。何故なら私はその前年に一度流産を経験し、今回の妊娠も無事に継続でき、出産できるかわからないと思っていたからです。しかし、妊娠中期のあるとき、妊娠していることが周囲にバレてしまいました。まだそれほどお腹が出ていなかったのに、勘の鋭い友人に、私が妊娠していることを言い当てられてしまったのです。私は周囲に広めてほしくなかったので、このことは言わないで欲しいと友人にお願いしましたが、あっという間に噂は広まってしまい…(友人よ…汗)SNSにまでも、「妊娠おめでとう!」と祝福コメントがたくさん舞い込むことになってしまいました。Upload By 星きのこそうやって自分の意志とは関係なく、妊娠が周囲にバレてしまった私。どうしたかと言うと、「出産頑張りまーす!」と笑顔で答えるしかありませんでした…。トホホ…。そしてときは過ぎ、無事にきいちゃんを出産することができた私。出産した瞬間は、舌をベロベロ出しているきいちゃんに少し違和感を感じたものの、まさかダウン症があるとは思っておらず、無事に出産できた嬉しさの方が勝り完全に出産ハイになりました。そして、元気に赤ちゃんが生まれたことをみんなに報告せねば!と思い、SNSで伝えました。そう、それがのちに私の心労を生むとは知らずに…。Upload By 星きのこところが産後1週間後、衝撃の事実がわかりました。そう、ダウン症児親の殆どが経験する医師からの「告知」があったのです。なんの病気もなく産まれてきてくれたと思った息子が「ダウン症の可能性がある」と小児科の医師から告げられました。驚きで「カナヅチで頭を殴られた感じ」「頭が真っ白になる」とはこのことか…と思いました。(その模様は、1回目のコラムで書いていますのでよかったら読んでみてください)告知を受けた直後はとにかく動揺して子どもや自分自身のことを考えるのでいっぱいいっぱいでしたが、少しずつ落ち着きを取り戻していくと共に、大きな問題が私にのしかかり始めました。そう、それがこの「カミングアウト」問題です。周囲の人にどうやって伝えれば!?そもそも赤ちゃんは元気だってみんなに伝えたのに、障害があることをどうやって伝えればいいの!?いっそカミングアウトなんてしたくない…!!でも、隠しておくのもよくないんじゃ…?そもそも隠しておけるものなの…!?ちょっと待って!「隠しておく」という発想自体が、息子に失礼なのでは…。でもでも、みんなの反応が怖い…!!だからやっぱりカミングアウトなんてしたくない…!でも、やっぱり伝えないと…でもでもでも~~~~~!!!!…と、私の頭の中はぐるぐると堂々巡り。それから私とこの「カミングアウト問題」の長くて暗ーい付き合いが始まったのです…。Upload By 星きのこ執筆/星きのこ(監修:鈴木先生より)眼鏡をかけているだけでも不思議がられる時代もありました。しかし、今では眼鏡をかけていても不思議がる人はいません。ダウン症も、またASDやADHDについても、そうした疾患や特性があることを自然に話せるような世の中になることが理想です。小児科医は新しい生命が生まれた喜びもつかの間で新生児期に先天性奇形や染色体異常などがみられた場合、できるだけ早く正確に親御さんへ告知しなければなりません。Drotarは先天性奇形がある子どもを産んだあとの親の心理状態が以下の順に変化することを示しています。「ショック→否定→悲しみと怒り→適応→再起」個人によって多少の時間差はありますが、私はこの心理的な流れを認識したうえで、親御さんに告知しています。親の障害の認識と受容に関する考察|公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会 情報センター
2022年05月15日第1子を出産してから6年後、第2子を出産したときのことです。分娩から2時間後、トイレに行ってみましたが尿を出す感覚がまったくわからなくなってしまいました。仕方なくトイレはあきらめ、眠りにつくと大変なことに……。トイレをあきらめて眠ったら…? そのときは尿が溜まっている感じがあまりしなかったので、「深夜だし、昨日も寝られなかったから早く横になりたい……」と思い眠りにつきました。 するとしばらくして大量の尿が漏れてきてしまい、急いでトイレに行こうとしたのですが、分娩後で体が思うように動かず、早々にあきらめてしまいました。 それでも産褥パットはすべて吸収してくれていたので、「産褥パットの威力すごい!」と身をもって知ったのでした(笑)。 ※分娩後2時間で排尿を促し、排尿がない場合は導尿して帰室するのが一般的です※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします 監修/助産師 松田玲子著者:ますまゆ6歳と0歳4ヶ月の姉妹の母。育休中の時間を使ってインスタ、ブログにて育児や出産エピソードを執筆中。大の漫画好きで、日々の楽しみは寝かしつけ後漫画アプリを徘徊すること。
2022年05月15日私はコロナ禍で第1子となる男の子を出産しました。初めての育児で息子のちょっとした変化も気になってしまい、病院で医師に診てもらうまでは、安心して過ごすことができないほど毎日気が立っていました。そんななか、息子が生まれてから初めて実家に帰省することに。息子を抱っこした実母から、思いもよらないショックな言葉をかけられたのです。気にはしていたけど…息子の頭が絶壁にならないようにと、私は妊娠中から赤ちゃん用の枕を準備していました。出産後、息子の首がすわったころから、あらかじめ準備していた赤ちゃん用の枕を毎日使用し、息子の頭の絶壁対策をしていました。 しかし、寝相が悪いのか枕が合わないのか、息子の頭が枕から落ちていたり、左向きに寝る癖があったりと、あまり枕の意味を成していませんでした。最初こそ向き癖や枕の位置を直していましたが、気付くとすぐ元に戻ってしまいます。 また、月齢が進むにつれ、息子は少しの振動や物音も敏感に察知して起きてしまうように。私はせっかく寝てくれた息子を起こしたくないため、向き癖や枕の位置を特に戻さないようになりました。「息子の頭の形はまん丸ではないけれど、髪の毛が生えたら少し形が悪くてもわからないし大丈夫だろう」と、私自身は息子の頭の形をあまり気に留めていませんでした。 ※新生児期は窒息の恐れがあるため枕を使用しないでください。基本的に乳幼児期に枕は必要ありません。使用する場合は、首がすわってから、必ず赤ちゃん用の枕を使用するようにしてください。 実母からの指摘にショックコロナ禍で遠方に住んでいる両親には、息子が生まれてから一度も顔を見せることができていませんでした。生後5カ月のときにやっと実家に帰る機会に恵まれ、私は久しぶりの帰省に心が躍りました。実家に到着すると、息子をアイドルのようにかわいがるじいじとばあば。 しかし、実母が息子を抱っこしながら頭をじっと見て「〇〇君(息子)頭の形いびつじゃない?」と衝撃的な言葉をかけてきたのです。私は突然のことで一瞬言葉を失いましたが「そうかな……」とだけ返事をすることで精一杯でした。しかし実母はそれでも話を続け、「ここが少し歪んでるよ」など思わず耳を塞ぎたくなるようなことを言い続けてきました。 夫の言葉に救われる実母のショックな発言から、私は息子の頭の形が心配になってしまい検索魔と化しました。さらに、「私が息子の頭の形にもっと気を付けていたら……」と何とも言えない罪悪感を強く感じてしまい、涙する夜もありました。 1週間の帰省が終わり、自宅に戻って夫へこのことを伝えると、「息子君の頭の形はまったくいびつじゃないよ。当然ママのせいでもない。ここまで何事もなく元気に成長してくれているし、何よりこんなにかわいいんだもん。1ミリも気にしなくてよし!」と言ってくれたのです。夫の力強く迷いのない言葉に、当時の私はとても励まされたのを覚えています。 現在息子は1歳4カ月になり、髪の毛も生えたことで頭の形はまったく気にならなくなりました。当時の私は産後で毎日気が立っていたこともあって、実母の言葉に少し神経質になっていたのだと思います。とは言っても、これを反面教師にして言葉選びは慎重に、思いやりに欠ける言動には気を付けようと感じました。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:米久 熊代1歳児男児の母。人材会社や人事の仕事を経験し、夫の転勤を機に退職。現在はフリーランスとして前職関係の仕事とライターをしながら、プレママ・新米ママ向けブログを運営中。
2022年05月14日里帰り先で無事、女の子の赤ちゃんを出産した妻・雪穂。産後すぐに夫が駆けつけてくれたものの、「大したことなくてよかったね!」と信じられない言葉を口にしたあと、赤ちゃんを少し見たあと自宅へトンボ帰り。その後、本格的に赤ちゃんのお世話が始まり、寝不足と疲労でぐったり。 そんな中、家に帰ってしまった夫とテレビ電話をつないで娘を見せながら、体の痛みについて伝えようよすると「やめて! 聞きたくない!」と言葉を遮られてしまった。 二人の赤ちゃんを出産してできた、体の傷なのに「大丈夫? 痛かったね」そんなやさしい言葉や心配なんてみじんもない。 心無い言動はさらに続いて……。妻にまとめさせたノート、読まずに紛失していた! 体の痛みの話すら、聞く耳を持たない夫……。 さらに、「両親学級のノート、そろそろ読んでおいてね」と伝えると、自分が妻に「まとめといてよ!」とお願いしたのに、失くしてしまっていたことが発覚! 「でも俺、文章読むより実践型だからさ! 帰って来たときに教えてよ!」 体調が悪い中、一生懸命まとめたのに……あの時間は何だったの? 妻がどんな思いでノートをまとめたのか考えもせず、失くしても探しもしない……。自分の子どものことなのに、関心を持たない夫に苛立ちが募る。 そして翌朝、妻は突如痛みに襲われてしまって……?! 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年05月14日実家へ里帰りをしていると、出産予定日よりも早く陣痛が始まり、無事にかわいい女の子の赤ちゃんを出産した妻・雪穂。陣痛がきて夫に連絡すると「定時前だから帰れるか微妙」という返信がきたことを思い出し、モヤッとしていると、そこへ夫が現れた!喜んだのも束の間、「大したことなくてよかったね!」と信じられない失言をする夫に「大したことないわけないでしょ!」とブチ切れ! このあと夫は、さらに妻を悲しませることに……。 声もかけず、すぐに帰った夫… 少しの間、体を休ませて目を覚ますと、夫の姿がない。 「和樹さん、明日も仕事だから帰ったよ」 すごく久しぶりに会ったのに、声もかけないで帰っちゃった。娘と夫、感動の初対面にも立ち会えなかった…… がっかりした妻は、このあと夫の言動にますますイライラを募らせていくことに……! 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年05月12日出産のために実家へ里帰りし、いつくるかわからない陣痛に怯えた日々を過ごしていた妻・雪穂。一方、夫は毎晩同僚たちと飲み歩き、休日は旅行へ。一人の時間を悠々自適に過ごし、妻のことも、赤ちゃんのことも、ちっとも考えていない様子の夫にイライラしていた。その後、出産予定日よりも早く陣痛が始まり、破水からの急展開! どんどんお産は進み、無事にかわいい女の子の赤ちゃんを出産! 「やっぱり仕事優先だったな……」 陣痛がきて連絡したとき「定時前だから帰れるか微妙」という返信がきたことを思い出し、モヤッとした。 赤ちゃんの誕生を夫婦ふたりで喜ぶ人たちの姿を見て肩を落としていると、そこへ夫が現れた! 喜んだのも束の間、信じられない失言をして……?! 出産直後の妻に、信じがたい失言! 「大したことなくてよかったね!」 ……は??? 陣痛の痛みも、つらさも、なにも知らないで「大したことない」って、なに? 久しぶりに再会した夫の、信じられない言葉に怒りが……! このあと夫は、さらに妻を悲しませることに……。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年05月11日先輩ママから便利とよく聞く「バウンサー」。赤ちゃんが生まれる前や生まれたあとすぐに購入を検討する人も多いと思います。でも、実際にバウンサーが必要なのか、またどんなバウンサーを選べばいいのか悩みますよね。そこで、おすすめのバウンサーや選び方…
出産準備で購入を検討するもののひとつ、ベビーベッド。決して安くはない買い物になりますので本当に必要なのか?使う期間は? と悩まれる方も多いと思います。場合によってはレンタルのほうがお得になることもあります。そこで、先輩ママたちの実体験やお…
2人目までは一人っ子より兄弟がいたほうがいいと思って産めても、3人目となると迷ってしまうママも多いと思います。育児や経済的負担だけでなく、仕事をしているママにとってはキャリアが途切れてしまうことも悩みのひとつです。そこで、3人目を産んで良…
病院で正式に妊娠と診断されると、気になるのが母子手帳。お住いの自治体から交付され、生まれる前から母体や赤ちゃんの健康状態、経過などを記録します。妊婦さんの必須アイテムである母子手帳の取得時期から、かわいい母子手帳ケースに関することまで、母…
女優の小雪さんが利用したことから産後ケア施設はもはやママたちの新常識になりつつあります。最近では、卓球の福原愛さんも台湾の産後ケアセンターに1ヶ月滞在したそう。出産で体にダメージを受けた女性の体に必要な産後ケアのポイントと、自宅でできるマ…
何か月も続くつらいつわり。人によって症状が違うこともあり、まわりの人にはなかなかその苦しみがわかってもらえないのが余計につらいところ。そんなつわりについて、タイプや乗りこえ方をまとめました。プレパパに読んでもらいたい内容もあるので、ぜひご…
妊娠36週を過ぎるといよいよ臨月。マタニティライフも残りわずかです。臨月になると、出産準備や産後の不安でストレスを感じる人も少なくないそうです。今回は臨月のストレス緩和方法や過ごし方についてまとめました。臨月、またはまもなく臨月を迎える妊…
親の手を借りて体を休められる里帰り出産ですが、意外とストレスになるなど、いいことばかりとは限らないようです。里帰り出産のメリットデメリット、また成功させるために必要な準備についてまとまめました。いつからいつまで帰るべき? 何を用意していく…
我が子の誕生に立ち会うのは、感動的。出産に立ち会いを希望する旦那さんも多いでしょう。しかし、実際に出産の場に立ち会うとなると、夫として「自分に何ができるのだろう」と疑問に思う人も。立ち会い出産にまつわる、夫と妻、それぞれの本音と希望をまと…
ぽこちゃんです&どんちゃんです
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