旅とグルメをテーマにしたバラエティ「火曜サプライズ」。その10月29日(火)今夜放送回に、映画『閉鎖病棟―それぞれの朝―』から綾野剛と小松菜奈、配信、映画で展開される『ブラック校則』から佐藤勝利がゲスト出演する。先日公開された『楽園』では容疑者扱いされ追い詰められていく孤独な青年を演じ、改めてその演技の幅の広さと深さを印象づけた綾野さん。『さよならくちびる』では複雑な恋愛関係に巻き込まれていくインディーズバンドの女性を演じ、同作の楽曲でCDデビューも果たした小松さん。映画『閉鎖病棟』で共演した2人は、東京の下町、江東区の大島で「アポなし旅」に参加。小松さんも驚いた予約困難になることもあるという衝撃あんパンや、綾野剛お墨付きの美人店員の登場など、大島の街を綾野さんと小松さんの食べ歩きロケをお楽しみに。橋本環奈とW主演した『ハルチカ』や「Missデビル 人事の悪魔・椿眞子」などで俳優としての活動にも注目が集まる佐藤さんは、ヒロミとともにドッキリお宅訪問。佐藤さんが人生初のうどん打ちに挑戦、歌い踊りながらうどんを踏む佐藤さんに目が釘付けになること間違いなし。今夜ゲスト出演した綾野さんと小松さんが共演する映画『閉鎖病棟―それぞれの朝―』は精神科医で作家の帚木蓬生の原作を笑福亭鶴瓶主演で映像化したもの。長野県のとある精神科病院を舞台に、母親や嫁を殺めた罪で死刑となりながら、死刑執行が失敗し生き永らえた梶木秀丸を鶴瓶さんが演じている。サラリーマンだったが幻聴が聴こえ暴れ出すようになり、妹夫婦から疎んじられているチュウ役に綾野さん、父親からDVを受け精神科病院に入院する女子高生・由紀役に小松さん。坂東龍汰、高橋和也、木野花、渋川清彦、小林聡美らが共演する。佐藤さんが高橋海人とW主演を務める『ブラック校則』は、厳しすぎる“ブラック校則”のもとで学生生活を送る2人の高校生が、気になる不登校気味の女子生徒への恋をきっかけにブラック校則との戦いを決意する…という展開。クラスの底辺で空気のような存在の小野田創楽を佐藤さんが、空気を読まず予測不能な小野田の親友・月岡中弥を高橋さんがそれぞれ演じている。『閉鎖病棟―それぞれの朝―』は11月1日(金)より全国にて公開。『ブラック校則』は11月1日(金)より全国にて公開。「火曜サプライズ」は10月29日(火)今夜19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年10月29日理不尽な校則を題材にした青春ストーリー『ブラック校則』が、11月1日(金)より公開される。それに先駆けて、10月22日に、完成披露舞台挨拶が行われ、出演者の佐藤勝利、高橋海人、モトーラ世理奈、田中樹、箭内夢菜、堀田真由、そして菅原伸太郎監督が登壇した。「男女は1メートル以上離れる」「下着は白のみ着用可」「学校で歌謡曲を歌ってはならない」など、生徒を必要以上に縛り付ける“ブラック校則”。本当にそれは必要な教育なのか?映画『ブラック校則』は、不登校気味になっていたある女子生徒を救うため、そして本当の自由を手に入れるために、ブラックな校則と戦う高校生たちの姿を描く。壇上に立った主演の佐藤は、「今まで主演を演じてきたことはあるけれど、初めての単独主演作品が本作でとても嬉しいですし、学校の校則という側面だけでなく、社会的なメッセージも込められていて、高校生だけではなく、大人も楽しめる作品です!」、高橋は「(演じたのは)とてもふざける役どころで、僕自身が狙ってふざけたところを監督が笑ったときは嬉しくて!」と熱く語った。田中は「撮影のエピソードについては個人的に絶妙な思いがある」と真剣な面持ちで語り、「ドラマ1話の時に創楽につっかかるシーンがあって、そこで、監督に本当に嫌な奴に見えますねと褒められて……(笑)」と笑いを誘うと、菅原監督は「これは本当にすばらしいってことですよ!」と絶妙なキャッチボールを壇上でかわした。佐藤は、「(高橋・田中の)僕ら3人は同じ高校で、ほぼブラックで厳しかったですよね。校門で礼をしないと入れなくて……。礼に始まり礼に終わる高校でした」と本作に出てくる高校に似ている部分を語り、高橋は「高校が恋愛禁止で(笑)。生徒手帳に恋愛禁止って書いてあって本当に少女漫画の世界かよ!って。実はKing & Prince内でも恋愛禁止っていうのをリーダーの岸くんが決めたんです。これからずっと先、何十年、何百年、来世まで歩んでいくからこそ恋愛禁止にしようって、頼れるリーダーが(笑)」と、来場者の笑いを誘った。それに続き、モトーラは「母校でも地毛証明書があって、本作と一緒で茶色だから、出さないといけないんですけど……出しませんでした(笑)」と、まさに今回の役と同じ高校生活を送っていたことを告白。箭内は「職員室に入るときに学年・名前・〇〇先生に会いに来ました、入室してもいいですか?とたずねてましたね」、堀田は「高校では寮生活だったので、門限が厳しくて制服で出かけることが難しくて残念でしたね」とそれぞれの高校生活を語った。そして、「自身で校則を作るなら?」と司会にふられた佐藤は、「映画『ブラック校則』を絶対に観ないといけないという校則を作りますね(笑)」と会場を沸かせた。『ブラック校則』11月1日(金)公開※高橋海人の「高」は、はしご高が正式表記。
2019年10月23日生田斗真主演でおくるホームコメディー「俺の話は長い」が10月12日から放送開始。生田さん演じる主人公のニート&偏屈ぶりに「演技上手い」などの声が寄せられているほか、また清原果耶にも注目の声が上がっている。本作は生田さんが31歳独身、職無し、実家暮らし、でも屁理屈を言わせりゃ右に出るもの無しの“ダメ男”岸辺満を演じ、満の奮闘や挫折やしょうもなさと、それに翻弄されながら絆を深めていく家族を笑いながら見守るコメディーホームドラマ。1時間枠のなかで2本のストーリーが楽しめる構成になっている。バツイチで満に厳しい姉・秋葉綾子に小池栄子、綾子に尻に敷かれている夫・光司に安田顕、綾子の元夫の子どもで不登校になっている娘の春海に清原果耶、満と綾子の母親・岸辺房枝に原田美枝子。満と光司が通う「Bar クラッチ」のバーテンダー・駒野海星に杉野遥亮といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は満の家に綾子と光司が訪ねてくる。家を建て替える間の3か月、仮住まいさせてほしいという綾子と光司の頼みを最初は断る満だが、そこに春海がやって来る。すき焼きを食べ終わった満は春海を家まで送ることになる…という「すき焼きと自転車」。結局秋葉夫妻が仮住まいすることになり引っ越しの準備が始まる。いらなくなった古本を処分しに行く満と光司だが、古本を処分した金で満は光司を連れ行きつけのバーに。遅くまで飲んで帰宅した光司を綾子が怒ると、それをきっかけに満と綾子、春海による言い合いが始まって…という「寿司とダンボール」の2本がオンエア。放送開始直後からSNSには満の“屁理屈”ぶりにイラつく視聴者からの投稿が殺到。「満の性格しんどい」「絶対に友達になりたくないタイプ」「主役が凄まじく嫌みで良いところ無し」などの声が続々と寄せられる。また「ここまで横柄ではないがおのれを見るようだ」「うちの長男見てるみたいでホント面倒くさい」「主人公の性格リアルに弟に似ててしんどい」「生田斗真が実兄すぎて見ていられなくてリビングから逃げちゃった」など、自分自身や家族を思い出したという反応も。また春海を演じた清原さんにも数多くの反応が。朝ドラ「なつぞら」から彼女に注目している視聴者も多いようで「千遥っぽい暗めな役しか見たことなかったから新鮮」「なつぞらで気になってたから新土曜に早くも出てるの嬉しい」などの声から「演技が素晴らしい演じている人物そのもののように見える」といった演技力を讃える声まで様々な反応が集まっている。(笠緒)
2019年10月12日赤城乳業は、不二家と共同開発した新作アイス「不二家ミルキーカップ」を、2019年10月8日(火)全国発売する。「不二家ミルキーカップ」は、不二家のロングセラー商品「ミルキー」をイメージして作られたカップアイス。ミルキー風れん乳を入れたアイスは、まるで“濃厚なミルキー”のようなクリーミィな味わいが特徴。さらにアイスの中心にも、同じ練乳を入れたことで、よりコク深さを増したリッチな風味に仕上げている。なおパッケージは、全6種類のデザインを用意。「ミルキー」のアイコンキャラクター・ペコちゃんの様々な絵柄がプリントされている。【詳細】「不二家ミルキーカップ」135ml 140円+税発売日:2019年10月8日(火)発売エリア:全国
2019年10月07日是枝裕和監督がカトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュ、イーサン・ホークらを迎えて手掛けた『真実』が、現在開催中の第24回釜山国際映画祭Gala Presentation部門にて上映。さらに、是枝監督が同映画祭のAsian Filmmaker of the year(今年のアジア映画人賞)を受賞したことを受け、授賞式と公式会見、Q&Aに出席した。Gala Presentation部門の公式会見では、海外から訪れた記者も多数参加し、立ち見や、会場に入れない方も出てくるほど大盛況。会見がはじまると、最新作の『真実』について、監督のこれまでのキャリアについてなど、様々な質問が投げかけられ、会見終了予定の時刻となっても、挙手の手が止まることはなく、是枝監督の最新作への注目度の高さが伝わる会見となった。カトリーヌ・ドヌーヴを「いろいろな側面から光を当てて多面的に描く」是枝監督は本作について、「映画の中にいろんな母と娘の関係を登場させたいと思いました。それはある時は、立場が逆転して見えたり、ある時は演じている母親が演じることのなかったライバルにみえたり、庭から聞こえてくる言葉が娘のものだと錯覚したり、いろんな場所で母と娘、娘と母というものを重層的に描いてみたいというのは最初からコンセプトにしていました」とコメント。「それはカトリーヌ・ドヌーヴという女優をいろいろな側面から光を当てて多面的に描く一つの方法だったと思います。あとはやはり、祖母であり、女優であり、母であり、そして娘でもあるそういう事を目指しました」と語った。フランスの子役にも「いつも通り『ささやき作戦』で」また、監督の特徴ともいえるのが、フレッシュな子役への演出。本作に登場するシャルロット役のクレモンティーヌ・グルニエについて、「オーディションで選んだんですけど、日本と同じやりかたをしようと思って、事前に脚本は渡さずにおばあちゃんちに遊びに来たお話だよってことだけ伝えて、あとはいつも通り現場で僕がささやいてそれを通訳の人にささやいてもらう『ささやき作戦』で全部やりました」と明かす。「もともとの台本では学校でいじめられて不登校になっている女の子の設定だったんですけど、あのクレモンティーヌに会って、非常に勝気な女の子で、衣装合わせで夏休みあけに会った時に、『夏休みどこに遊びに行ったの』って聞いたらすごいめんどくさそうな顔して僕の事みて『あそこのおばさん(衣装担当)にさっき話したからあそこのおばさんに聞いてくれ』って(笑)」。そうしたやりとりから、「まさにおばあちゃん(ドヌーヴ)のDNAを受け継いだ孫としての存在として描いた方が面白そうだと思って、そこから脚本を随分変えました」とも語っていた。「尊敬するアジアの映画人から渡されたリレーのバトンだと思って」さらに、毎年アジア映画産業と文化発展に最も優れた業績を残したアジア映画関係者および団体に与えられる「Asian Filmmaker of the Year(今年のアジア映画人賞)」に選ばれた是枝監督。昨年は坂本龍一が受賞したことでも大きな話題となった。授賞式と公式上映に加え、上映後には直接監督に質問ができるQ&Aイベントもあることから、840席の会場がチケット発売開始後から3秒で完売し、当日券も朝一で売り切れとなったという。会場の客層は、20代~30代が圧倒的に多く、是枝監督が劇場の後方扉から客席を通って登場すると、大きな拍手と歓声が巻き起こった。ステージに上がり、トロフィーを受け取った是枝監督は、「こういう形で釜山映画祭に参加が出来て、皆さんの前で喜びの言葉を伝えられることが本当に嬉しいです」と喜びを明かし、「名誉賞をいただくことが増えてきて、そろそろキャリアの仕上げに入っていると思われるのではないかという不安がよぎっています(笑)ただ今回映画作りをご一緒したカトリーヌ・ドヌーヴさんに比べたら、まだまだ駆け出しの若造で、これからの僕の映画人としてのキャリアの道のりは、これまで過ごしてきた25年間よりもさらに長くなるだろうと、長くしたいなと、思っておりますので、これからの作品も頑張って作っていきたいと思います」と今後の抱負を語った。「このトロフィーは、尊敬するアジアの映画人から渡されたリレーのバトンだと思ってしっかり受け止めて、次の世代のアジアの作り手たちに渡したいと思います。いろんな対立や隔たりを超えて、映画と映画をつないでいく役割を担っていければいいなと今日改めて思いました」と最後に明かすと、再び盛大な拍手が巻き起こっていた。続けて、舞台挨拶として「この映画は、母と娘の物語です。いろんな母と娘が作品の中に登場します。ここ数作、重たい作品が続いたので、観終わった後に、気持ちが前向きで明るくなるような、少し遠回りして家までの道を歩きたくなるような、そんな作品を作りたいなと思いました。素直に楽しんでくださいと言える作品に仕上がっていると思います」と、これから映画を鑑賞する観客へコメントを寄せ、笑顔で会場を後にした。“家族はかけがいのないものだけど、やっかい”を描きとることを意識上映後、温かな拍手に包まれながら再びQ&Aにて出迎えられた是枝監督。劇中の登場人物のカット割りを分析して質問したり、監督の過去作からの考察を述べるような猛者が現れたり、監督の言葉に何度もうなずいたりと、熱心なファンたちによって会場はヒートアップ。急きょQ&Aの時間を延長し、最後は監督自ら壇上から観客を当てる形となる盛況ぶり。“映画を撮るときに意識していることは?”という問いについては、「『歩いても 歩いても』をという映画を撮ったときから、常にファミリードラマを撮るときは、“家族はかけがいのないものだけど、やっかいだ”という、その両面をどのように描きとるかは考えています」と返答。“監督は俳優さんたちから自然な演技、自然な雰囲気を引き出すのが素晴らしい”と指摘を受けると、「魔法は使ってないですよ(笑)」と笑顔でコメント。「ただ撮影をしながら脚本を書いていく、撮影して夜編集して、脚本を直して、翌日話してっていうやり方をしているので、現場でよく観察をしていて」と明かし、「例えばドヌーヴさんが『お疲れさま』って皆にハグをして帰るんですけど、良いお芝居ができて帰るときはキスの位置がここからここ(唇近く)に移るんです。それがすごく面白いなって思って、(娘婿の)ハンクにそういうキスをして、それを聞いた妻のリュミールが自分の母親の女の部分に苛立つ、という話は僕が現場でキスされたときの経験を書きました」と打ち明けていた。『真実』は10月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。※韓国では12月より公開予定第24回釜山国際映画祭は10月12日(土)まで開催中。(text:cinemacafe.net)
2019年10月07日いじめに遭い、不登校になる子どもたち。なかには自ら命を絶ってしまう子も……。私たち大人には何ができるのだろう?中川翔子(34)が実体験を踏まえて語る。「『死ぬんじゃねーぞ!!』は私がライブ中にも叫ぶメッセージ。いじめに遭い、私と同じような思いをしている子どもたちに、“どうか生き延びて”と伝えたくて」そんな願いを込め、中川翔子が自身のいじめ体験を文章とイラストでつづった『「死ぬんじゃねーぞ!!」いじめられている君はゼッタイ悪くない』(文藝春秋)がベストセラーとなっている。子どものころからマンガやアニメ、ゲームが好きだった中川だが、私立中学に入学直後から、1人で絵を描いていることで「キモい」「オタク」とレッテルを貼られ、いじめが始まった。「誰からも話しかけられず孤立して、5分、10分の休み時間をどう過ごしていいか、わからなかった」絶えず誰かに悪口を言われ笑われている気がして、吐き気をこらえながらも、何とか学校へ通う日々。「週末に、母と一緒にマンガを読んでダラッと過ごしたり笑ったりしているときが救いでした」大人はよく「つらいのは今だけ」「卒業したら楽になる」と、助け船のつもりで言葉にするが……。「いじめで苦しんでいる子どもの耳には入りません。私は、死にたくなるくらいなら、学校には行かなくていいと思う。不登校は“逃げる”ことじゃない。自分の人生に合う道を探すことなんです」中川の母は娘のために、通信制高校を見つけてきた。「通学も自分のペースでいい。ひきこもりの人やヤンキーもいる。世代もさまざま。いろんな人がいて、それぞれよかった」教室で絵を描いていると「めっちゃうまいじゃん。Ayu(浜崎あゆみ)の絵を描いて」と、声をかけられたことも。「うれしかった。その同級生とは今でも友達です。母が違う選択肢を示し、味方でいてくれた。これが何よりサポートになりました」中川の母は、毎年貯金をはたいて、旅行にも連れていってくれた。「小学校3年のときに父が亡くなってからは、母が1人で働いて育ててくれました。決して裕福ではないなか、16歳のときには、フロリダのディズニーワールドへ連れていってくれて……。それから10年後、ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』(’11年公開)で、私がラプンツェルの声を担当したときは、母も大喜びしてくれました。『生きててよかった〜』と思いましたね」そう思ったのには理由がある。「じつは17歳のとき、『死にたい』という衝撃が襲ってきて、リストカットしてしまったんです。母は『バカ!なんでこんなことするのよ』と、涙を流しながら私を叱りました。父が亡くなったとき以来、初めて見た母の涙……。今も忘れられません」その後、再び「死にたい衝動」に襲われたという中川。そのときは飼っていた猫が甘えてきて、さすっているうちに収まったという。「『死にたい衝動』が起きたときは、まずいったん寝て、好きなものを食べたり、好きなことをしたりして、気持ちをそらしてほしい。それを繰り返して、少しずつ毎日を生き延びてほしいです」好きなことをする――中川の場合はマンガ、アニメ、ゲームと、“明るい遺書”のつもりで始めたブログだった。「“好きなこと縛り”で発信していたら、そこに共感の声が届くようになり、自分の居場所になって、夢や未来をつくり出す場所にもなっていきました。私がそうだったように、つらい時代は『未来の種を見つける“さなぎの時間”』。いじめで苦しんでいる子どもには、そう伝えたい。お母さんには、そんな子どもに“隣って”あげてほしいんです」“隣る人”とは、絶妙な距離感で子どもを見守り、寄り添い続ける人。ある児童養護施設の保育士と子どもを描いた映画のタイトルだったという。「ただ隣に、そばにいる人。でも、いじめで傷ついた子どもの絶対的な味方。いじめはなくならないかもしれない。でもいじめで亡くなる子は、なくしたい。そのためにも“隣ってくれる”大人が必要なんです」最後に、10代の自分に今、かけたい言葉を聞いてみると。「大丈夫。生きているといいことあって、幸せを感じられる。つらい日々も上書きできる。30代、友達もいるよ、約束する!」いつも“隣って”くれた母にも「ありがとう」と伝えたい――そう笑顔で答えた。
2019年09月09日「『死ぬんじゃねーぞ!!』は私がライブ中にも叫ぶメッセージ。いじめに遭い、私と同じような思いをしている子どもたちに、“どうか生き延びて”と伝えたくて」そんな願いを込め、中川翔子(34)が自身のいじめ体験を文章とイラストでつづった『「死ぬんじゃねーぞ!!」いじめられている君はゼッタイ悪くない』(文藝春秋)がベストセラーとなっている。子どものころからマンガやアニメ、ゲームが好きだった中川だが、私立中学に入学直後から、1人で絵を描いていることで「キモい」「オタク」とレッテルを貼られ、いじめが始まった。「誰からも話しかけられず孤立して、5分、10分の休み時間をどう過ごしていいか、わからなかった」絶えず誰かに悪口を言われ笑われている気がして、吐き気をこらえながらも、何とか学校へ通う日々。「週末に、母と一緒にマンガを読んでダラッと過ごしたり笑ったりしているときが救いでした」だがある日、中川の心をさらに追い込む事件が起こる。「下校しようとしたら、私の靴箱が不自然にへこんでいたんです。ショックでした。何日かして犯人らしき子がクスクス笑っているのを見て、『泣き寝入りはイヤ』と、その子の靴箱をへこませました」すると翌日には、中川の靴箱がさらにボコボコにされていた。「自分が殴られたかのように傷つきました。そしてとうとうある日、靴箱から靴がなくなって。そんな“べたないじめ”に自分が遭うなんて認めたくない。でも靴はない。パニックになって必死で捜したけど見つからなかった」靴がないと帰宅できない。もう先生に言うしかなかった。「靴が盗まれるまでのいきさつを説明しているうちに、悔しさと悲しさで涙が止まらなくなって、先生は『じゃあこれを履いて帰りなさい』と、新品のローファーを手渡してくれました」これでいじめっ子に先生が注意してくれるかもしれない。そう思ったのもつかの間、その先生に職員室に呼ばれ、こう告げられた。「『中川、こないだのローファー代、早く払ってくれないかな』と。意味がまったくわからない。『盗まれた被害者がなんで?加害者が払うべきじゃないですか!』」すると先生は「そうかもしれないけど、ローファーは学校のものだからお金を払ってもらわないと困る」と答えたという。「先生が気にしているのは、いじめじゃなくて経費だ。私へのいじめも、見て見ぬふりをしている。もう、ダメ。大人も信用できない。みんな、大嫌い……。1人で耐えてきた私の心が壊れる“とどめの一撃”でした」帰宅して「学校に行きたくない」と部屋に鍵をかけてこもった中川。「義務教育だし、卒業もあと少しだし、行きなさい!」という母と、大ゲンカになったと振り返る。「母は私の部屋のドアを蹴破って、入ってきました(笑)。今回の本の原稿を読んだ母は『こんなに悩んでいたなんて知らなかった。知っていたら学校に文句を言いにいっていたのに』と」大人はよく「つらいのは今だけ」「卒業したら楽になる」と、助け船のつもりで言葉にするが……。「いじめで苦しんでいる子どもの耳には入りません。私は、死にたくなるくらいなら、学校には行かなくていいと思う。不登校は“逃げる”ことじゃない。自分の人生に合う道を探すことなんです」
2019年09月09日『新感染ファイナル・エクスプレス』『神と共に第二章:因と縁』で日本でも人気急上昇し、韓国映画界最強の男といわれるマ・ドンソク主演『守護教師』。この度、マ・ドンソクのアクションシーンや、可愛すぎる撮影裏の素顔をとらえたメイキング映像が解禁となった。かつてボクシングのチャンピオンだったギチョルが新たに見つけた仕事は、女子高の体育教師。女生徒たちに囲まれて戸惑うばかりの中、不登校中の同級生の行方を探すユジンと出会う。その生徒は、家にも帰らずに忽然と姿を消してしまったのだという。ほかの教師はだだの家出だと取り合わず、警察は口ばかりで全く捜査も進展しない。まるで、意図的に行方を探していないかのようで…。この度解禁となったメイキング映像では、韓国映画界を飛び出し、“ドン・リー”としてマーベル映画『The Eternals』(原題)にも出演するマ・ドンソクが女子高で奮闘する様子の裏側をとらえており、女子生徒とぶつかる撮影の後にはやさしくいたわる姿も。その一方で、素手でドアも打ち破る鉄拳も健在。『アジョシ』『私の少女』のキム・セロンのキュートなキメ顔も見逃せない。今週末に公開を控えた本作にますます期待が高まるメイキング映像となっている。『守護教師』は8月2日(金)よりシネマート新宿・心斎橋ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:守護教師 2019年8月2日よりシネマート新宿・心斎橋ほか全国にて順次公開© 2018 CJ ENM & DAYDREAM. All Rights Reserved.
2019年07月31日シンガー・ソングライターの岡林健勝によるソロ・プロジェクト、Ghost like girlfriendが、6月19日に待望の1stアルバムにしてメジャー・デビュー作『Version』をリリースした。元号も変わり、新時代がスタートした今、彼の目には現代社会はどう映っているのか。今回、新時代を彩る注目アーティストへのインタビュー連載第2弾として、Ghost like girlfriendをフィーチャー。本連載のvo.1に登場したMega Shinnosuke同様、Spotifyが今年大きな飛躍を期待する新進気鋭の国内アーティスト10組「Spotify Early Noise 2019」にも選出されるなど、大きな注目を集めながらも、つい最近までは顔も出さずに匿名性の高い活動をしていたGhost like girlfriend。音楽活動を始めたきっかけやアーティスト名の由来、音楽や社会において感じている未来への可能性とは? 様々な質問をぶつけてみた。――KinKi Kidsや堂本剛さんが音楽を始めるきっかけだったとのことなのですが、どんな所に惹かれたのでしょうか?最初は堂本剛さんのファッションがすごく個性的だったところから興味を持ちました。その後、雑誌のインタビューや彼の著書を読むと、当時とても辛い想いをしていたということが書かれていて、それがその時に自分が抱えてた悩みや辛さに近いものがあるなと思ったんです。著書の中で「そんな状況を救ってくれたのが音楽だった」といったことをおっしゃっていて。どうしようもなく辛い状況になった時に音楽にすがるという選択肢を与えてくれたのが堂本剛さんでした。――では、岡林さんも辛い状況を乗り越えるために音楽を?はい。高校生の時に好きだった女の子が不登校になってしまって。当時、そんな彼女を学校に行けるように、人と会えるような状態にしてあげようっていう目的が、自分のアイデンティティだと思っていたんです。でも、彼女は突然学校を辞めてしまって、会うことができなくなってしまった。その時に自分の中に残った彼女への気持ちや、話そうと思っていた会話のタネは曲にするに値するものなんじゃないかなと思って。歌にすることでその気持ちを歌の中に閉じ込めることができたような気がしました。Ghost like girlfriendのロゴ――そこから自分で作った曲を、誰かに聴いてほしいと思ったのはなぜでしょう?音楽を自分の新しいアイデンティティにしたかったからだと思います。アイデンティティを形成するにあたって“人からの評価”が必要だなと。でも、地元にはライブハウスもなくて、バンドメンバーもそろわなかったので、色々な事務所やレーベルに音源を送ってみることから始めました。――インディーズでの活動を経て、6月19日にリリースした初のフル・アルバム『Version』は、どんな作品になったと言えますか?前のミニアルバム3作でやってきたことを踏襲しながら、まだ広げられていない所に風呂敷を広げていくイメージで作りました。初めてのフルアルバムで、しかもメジャーデビュー作品ということで、これからの人生でも度々振り返るであろう作品になったと思います。なので、一生聴いて欲しいし、自分も一生歌えるように「80歳の自分ならこういうキーで、こういう間で歌うだろうな」みたいなことも想像しながら作りました。これまでの最高傑作でありながら、これからの作品の基準にもなるアルバムになったと思います。――メジャーレーベルからリリースするということで、これまでとの違いは感じていますか?作品を作る過程においては大きく変わったことはありませんでした。ただ、広めようとしてくれる人がたくさんいる、ということは裏を返せば、信念のない作品でも広まってしまう恐れがあるということで。より自分らしい作品にしなければいけないな、と思いました。これまで以上に媚びないようにしようっていう気持ちが強くなりましたね。――アルバムを作るにあたって苦労したポイントはありますか?「girlfriend」という曲は編曲のパターンがあり過ぎて困りましたね。元々はLampというバンドや松田聖子さんの「SWEET MEMORIES」みたいな曲にしようと思っていたんですが、自分の技量が全然追いつかず……。懐かしさを取り入れつつ自分の血を通わせるにはどうすればいいんだろう、と一番苦労しながら作りました。そのおかげでアルバムの中で1、2を争うほど好きな曲になりました。――「Midnight Rendez-Vous」ではKing Gnuの常田大希さんが参加されています。彼から刺激を受けた部分はありますか?ギターソロとコーラスをお願いしたのですが、戻ってきたデータが想像以上に多くて。ギターソロの後ろでシンセっぽい音が鳴っていたり、お願いしていなかった場所にもめちゃくちゃ彼の色が散りばめられていて。あの人はこうやって音を作ってるんだなっていう気づきにもなりました。今まで一人でやってきて、あまりこういう機会はなかったので、すごく勉強になりましたね。――常田大希さんもそうですが、今作の初回限定盤にもリミキサーとしても参加しているSASUKEさん、そして先日のSpotify主催イベント「Early Noise Night」でも共演したMega Shinnosukeさんなど、年齢は違えど共に“新世代アーティスト”として語られる方たちに共通して感じる部分はありますか?ちょうどイベントのMCでも話をしたんですが、4、5年前は高速BPMや裏打ちのビートとか、世の中のトレンドに自分のカラーをどうやって乗せるか? というフォーマットありきの作品の作り方が横行していたような気がするんです。でも、今は自分の生きがいや、自分自身のクリエイティビティーを素直に反映させた音楽を鳴らしている人たちが増えてきて。さらに、そういう人たちが自然とスポットライトを浴びる時代になってきている。自分も含めて今名前を挙げられたアーティストの方たちは、仮に10年後に「時代遅れ」と言われようとも、自分の信じた音楽を続けていく人たちなんじゃないかなと思います。――元号も変わって、時代が新しくなる機運もありますが、今の時代に対して感じることはありますか?僕は出身が兵庫県の淡路島で、生まれた翌年(1995年)に阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件がありました。当時のリアルな空気感は僕にはわかりませんが、今ってその時に似た空気感が漂っているような気がしているんです。でも、皮肉なことに世の中がカオスになればなるほど、文化は豊かになるんじゃないかっていう考えもあって。世の中に対する諦めみたいな気持ちが、作品をより自由で豊かなものにするというか。自分にも少なからずそういう側面があると思います。実際に、1995年頃って音楽的にはめちゃくちゃいい時代だったんですよね。だから、健やかなスタンスの音楽がたくさん鳴っているということは、逆説的に世の中がヤバイ状況なんじゃないかなって。音楽的には良い時代だけど、社会に対する希望はない、みたいな(笑)。本当に皮肉なことなんですけど。――岡林さん自身は、アーティストとして今後どのようなビジョンを描いていますか?50歳か60歳ぐらいになった時に「ご飯美味しい」みたいな、ただそれだけを歌詞にした曲を出したくて(笑)。 もし仮に、今そんな歌を歌っても全然説得力がないし、歌の背景を汲み取ってくれる人もいないと思うんです。ただ、これから色々な人に自分の音楽が届いて、自分の人生や生き様を知ってもらえた上で、そういう歌を聴いてもらって、感動や共感をしてくれる人がいたら、初めて自分のやってきたことや人生に意味を見出せる気がするんです。そのためにも、1日1日を大事に生きて、一人でも多くの人に音楽を届けるっていうのを続けていきたいなと思います。Ghost like girlfriendのメジャー・デビュー・アルバム『Version』が6月19日リリース!Ghost like girl friend『Version』Release Date:2019年6月19日(水)Label:EMI Records初回限定盤【2CD】:UPCH-29331/2(3,200円)通常盤【CD】:UPCH-20517(2,800円)初回盤通常盤Tracklist:[CD(初回限定盤、通常盤共通)]1. Last Haze2. girlfriend3. Midnight Rendez-Vous4. sands5. pink6. あれから動けない7. shut it up8. burgundy blood9. Under the umbrella10. fallin’11. feel in loud[初回限定盤ボーナス CD 収録内容]1. fallin’(AmPm remix)2. 煙と唾(EVISBEATS remix)3. (want)like(lover)(パソコン音楽クラブ remix)4. 髪の花(SASUKE remix)5. Tonight(Night Tempo remix)6. cruise(TiMT remix)■Ghost like girlfriendオフィシャルサイト
2019年06月26日最近、小学校に行かずYouTuberとして活動する少年が物議を醸しています。彼はさまざまな理由から学校に行くことに疑問を持ったそうで、「自分らしく生きたい」と、YouTuberとして生きることを決めたそうです。そんな彼への評価は賛否両論。「自分らしい生き方でいいのでは」「選択肢の1つとして認められるべきだと思う」という声もありますが、「将来のことを考えたら学校に行くべき」「義務教育を受けさせない親は何を考えているのか」などの声も根強いようです。小学生YouTuberの行動や、義務教育を受けさせずに容認する親に法的な問題ないのでしょうか?星野・長塚・木川法律事務所の木川雅博弁護士に見解を伺いました。 問題はあるのか?木川弁護士:「小学生白書Web版」2018年9月の調査によると、小学生の将来つきたい職業全体ランキングの3位に「YouTuberなどのネット配信者」がランクインしたそうです。学校に行かずにYoutube配信をしている小学生もいるようですが、イジメや精神的不安等などの一見して明らかに正当とは思われない理由で学校に行かずにYouTuber活動を行う子どもを容認する保護者は、義務教育を受けさせる義務(就学義務)に違反し、逮捕されるのではないかという疑問を持つ方もいるようです。そこで今回は、親が正当とは思われない理由で義務教育を受けさせないことに法的な問題はないのかについて解説したいと思います」 義務教育を受けさせないことは正当な事由がなければ就学義務違反木川弁護士:「憲法26条2項を具体化した学校教育法17条2項では、保護者に子どもに9年間の義務教育を受けさせる義務(就学義務)を定めています。保護者が就学義務に違反していると疑われ、学校に出席させないことについて保護者に正当な事由がないと教育委員会が判断したときは、教育委員会から保護者に対して学校に通わせるよう督促することになります(学校教育法17条3項、学校教育法施行令20条、同21条)保護者が督促に従わないときは、保護者は10万円以下の罰金に処せられます(学校教育法144条)。これら法令の趣旨は、子どもの教育を受ける権利を保障するため、虐待を行ったり、強制的に働かせたりする保護者に罰則を与えるためです。ですから、親が正当とは思われない理由で義務教育を受けさせなければ違法行為ということになります。一方、教育を受ける権利は子どもに保障されているものなので、子どもが正当な理由なく学校に行かなくても子どもが罰を受けるわけではありませんし、究極的には子どもの真意であれば教育を受ける権利を放棄する(ただ学校に行かないだけですが)こともできます。そのため、文部科学省も、上記学校教育法施行令20条の「正当な事由」の例として、子どもの不登校(不登校の理由について限定なし)を挙げています」小学生の場合、学校に行くとイジメや精神的不安を受けるなど学校側に問題があるわけではないケースで、「学校に行きたくない!」という決断が真意になされたかどうかの判断が難しく、保護者の対応・説得次第でその気持ちが変わり得るといえます。したがって、わが子がただサボりたいだけなのか、それとも本当に学校に問題があったり、強い信念のもとに既存の公立・私立の小学校に行きたくないと言ったりしているのかを、まずは保護者がきちんと判断すべきだとは思います。そして保護者に対して学校に通わせるよう督促を出したり、保護者に罰則を科したりするときは、学校に行くようにとの説得協力をしない、というネグレクトに当たるような行為があるか、また、子どもが得た収益等を搾取していないかという観点からの検討が必要といえましょう」 学校に行かずにYouTuberをしている小学生の親が逮捕されることはあるか木川弁護士:「上記のとおり、保護者に就学義務違反があるときは、教育委員会の督促を経て最終的に10万円以下の罰金に処せられることがあります。ただ、罰金に処せられることと逮捕されることとは別問題です。保護者に証拠隠滅や逃亡をする現実的な可能性が認められなければ逮捕の必要性がなく、逮捕状は出ません。子どもが学校に来ず、家に行っても督促を出しても保護者が従わない事実は隠滅することができませんから、証拠隠滅のおそれはあまりなく、子どもや家族を置いて逃亡するような場合はまさしく虐待ですから、逮捕するとしたら児童福祉法や児童虐待防止法違反の容疑でしょうね。したがって、学校に行かずにYouTuberをしている子どもを容認しているだけの親が逮捕されることはないと言っていいと思います。現に、以前アイドル活動をしていた子どもを通学させなかったとして就学義務違反に問われた保護者のケースがありましたが、保護者は逮捕されていません」 小学生がYouTuberとしてお金を稼ぐこと自体の妥当性はどうか木川弁護士:「未成年、しかも小学生だから収益活動をしてはいけないということではないので、小学生がYouTuberとしてデビューすること自体に何ら問題はないと思います。そのようなことを言ったら子役タレント等も同様に妥当でないということになります。ただし、YouTubeは利用規約で13歳未満がアカウントを作成することを禁じていますので、小学生がYouTubeを利用するには保護者などのアカウントでログインすることになりますので注意が必要です」 まとめ小学校YouTuberの取り扱いについては非常に難しい問題。今後社会全体で「学校に行かない生き方」について、考えていく必要がありそうですね。 *取材協力弁護士:木川雅博 (星野・長塚・木川法律事務所(港区西新橋)パートナー弁護士。売買代金・売掛金・損害賠償請求、不動産の法律問題、農地・農地所有適格法人のご相談、墓地・お墓のトラブル等、法人・個人(個人事業主)の様々な案件を扱っています)*取材・文:櫻井哲夫(本サイトでは弁護士様の回答をわかりやすく伝えるために日々奮闘し、丁寧な記事執筆を心がけております。仕事依頼も随時受け付けています)義務教育を受けない不登校YouTuber…親が罰せられる可能性は?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。義務教育を受けない不登校YouTuber…親が罰せられる可能性は?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。
2019年06月14日『新感染 ファイナル・エクスプレス』『犯罪都市』で日本でも人気急上昇したマ・ドンソクが主演する映画『守護教師』。この度、予告編とポスタービジュアルが到着した。その強面の風貌や屈強な体躯から、刑事や犯罪者を演じることが多かったマ・ドンソクだが、今回彼が演じるのは、元ボクシングのチャンピオンで女子高の体育教師ギチョル。到着した予告編では、女子高に赴任したギチョルが、不登校中の同級生の行方を探すユジンと出会い、なぜ登校しないのかと聞くと、「きっと事件に巻き込まれた」と驚きの言葉が飛び出す。また、ほかの教師はだだの家出だと取り合わず、警察も口ばかり…まるで、意図的に行方を探していないかのよう。町の不穏な空気を感じる中、今度はユジンが何者かに襲われてしまう。冒頭、大勢の女生徒に紛れて一際体の大きい男が戸惑う姿に和むも、一瞬にして不穏な空気に引き寄せられ、さらにはマ・ドンソクならではのド迫力アクションもあり、スリリングな映像となっている。キャストには、ギチョルとコンビを組んで失踪事件を追う女子高生を『アジョシ』『私の少女』のキム・セロンが演じるほか、『FLU 運命の36時間』のイ・サンヨプ、『犯罪都市』のチン・ソンギュが出演している。『守護教師』は8月2日(金)よりシネマート新宿・心斎橋ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2019年05月17日女優の須藤理彩(42)が5月15日、「スッキリ」(日本テレビ系)に出演。「親の務め」について持論を明かし、反響を呼んでいる。番組では10歳の不登校YouTuber・ゆたぼんについて取り上げていた。ゆたぼんは小学3年生のころ、教師から理不尽な扱いを受けたことがキッカケで不登校となった。現在学校には「行きたい時だけ。給食とか図工の時とか。あとは遠足」という自分のペースで通学している。またゆたぼんはYouTuberとしての活動について「学校が嫌で死にたいとか(そういった子に)元気と勇気を与えるためにやっている」と語った。コメントを求められた須藤は「娘が一時期いじめで不登校になって、自宅学習していた時期があったんですよ」と明かし、「その時期にお友達が家に集まってくれてプリントを運んでくれて、塾にも行けて習い事にも行けて。何の不自由もなかったんです」と話した。「このまま不登校でもいいかな」と考えたようだが、いっぽうで気づいた“親の務め”についてこう語った。「いろんな人が人のやりたくないこともやってくれているから、いま自分が何の不自由もなく、こうして楽しく生きていられる。そう教えることが、親の務めだと思っています」また「将来何になるか、ほとんどの子は分からない」と話した須藤は、子供の将来のために「いろんなことをやって準備をしておくことも、親として私はやってあげたいことかな」と結んだ。12歳と7歳の子を持つ母として、親の役割について語った須藤。Twitterでは賛同の声が上がっている。《須藤さんの意見は本当に良かったと思う。うちも子供達の学校生活では色々あり本当に沢山の事を考えた。親は子供ためなら色々な知識や方向性を教えたり、助けたり、時には逃げ道も教えたり》《子供がしたい事させてあげるのも大切だけど軌道修正してあげるのも親の務め》《周りの人達の支えがあって出来るっていうところは誰よりも肝に銘じなきゃとは思う》放送後、須藤は自身のTwitterを更新。「スッキリ」への出演にちなんで《事前に娘に、スッキリでいじめのこと話して良いか確認しました。是非話してとの事だったので、デリケートな問題でしたが、敢えて話させて頂きました》と親子のやりとりを明かした。さらに《皆さまもぜひご家族で、自宅学習のこと話し合ってみてはいかがでしょうか?》とフォロワーに呼びかけている。
2019年05月15日小学生や中学生のときに、誰もが経験したであろう合唱。しかしながら思春期には特に気恥ずかしさも手伝って、その魅力がわからずじまいだった人も意外と多いのでは。漫画『はしっこアンサンブル』2について、作者の木尾士目さんにお話を聞きました。工業高校×合唱、悩めるキミよ、歌でつながろう!「実を言うと、私もやりたくないです(笑)。声を出すのも恥ずかしいし、下手くそなのを聞かれるのを想像するだけで恥ずかしい。でもそういうコンプレックスを仲間となら越えていけるという構図が、合唱はとても作りやすいんですよね」主人公・藤吉晃は、作者の木尾さんと同様、低い声にコンプレックスを抱いている。工業高校に進学したのも、声を使わなくてもいい仕事に就けることを期待したから。声のせいで性格自体も引っ込み思案なのだが、その独特な声を熱烈に称賛したのが、合唱部を作ろうと意気込む同級生の木村仁だった。「工業高校を舞台にしたのは、単純に男声合唱をやりたいので、男が多い舞台が必要だったのと、もうひとつは理系的なアプローチがしたかったから。声を出す、歌う、ハモるといった行為を理屈で説明できれば、私のようなひねくれた人間でも納得できるのではないかと考えました」合唱が好きすぎて周囲から浮いている木村が、その理系的アプローチの役割を担っているのだが、合唱の魅力や声の出る仕組みを情熱的に説明する姿に、藤吉のみならず読み手も思わず引き込まれてしまう。またマイクを自作したり、ちぎれたコードをハンダづけしたりなど、工業高校ならではの小ネタも。2巻までは、部の前身となる同好会を作るため、メンバー集めに奔走する様子がメインに描かれるのだが、常にケンカ腰な金髪ヤンキーや、ピアノを挫折した不器用な女子など、前途多難な雰囲気たっぷりの個性的な面々。「行き当たりばったりなところもあるのですが、こういうライブ感でキャラが入り乱れるのが、木尾士目の一番おいしいところなんですよ、たぶん(笑)。キャラが出そろって、ようやく面白くなってきてくれたかな、と正直ホッとしています」名曲が数々登場し、歌声が聞こえてきそうな音楽シーンも見どころ。「今後は部に昇格するための実績作りとして、コンクールや演奏会に参加するようになっていきます」ついに本格的(?)に始動する同好会。その行く末を見届けよう。『はしっこアンサンブル』2リアルな工業高校の日常と、合唱に挑戦するはみだし者たち。不登校、虐待、親の過度な期待など、さまざまな問題を抱えた高校生が歌でつながる青春物語。講談社648円きお・しもく1994年「点の領域」でアフタヌーン四季賞を受賞してデビュー。主な作品に『四年生』『五年生』『げんしけん』など。『はしっこアンサンブル』3巻は夏に発売予定。※『anan』2019年5月15日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2019年05月09日古田新太演じるゲイの女装家が高校教師となって教育現場を変えていくかつてない学園エンターテインメント「俺のスカート、どこ行った?」の第3話が5月4日放送。テニミュ俳優・阿久津仁愛の演技、永瀬廉演じる明智の涙の理由に多くの視聴者が注目している。古田さんがゲイで女装家の原田のぶおを演じ主演、原田のことをあまり快く思わない数学教師の長井役で松下奈緒、やる気のないやさぐれた教師・里見役に白石麻衣、原田の生徒役で「King&Prince」永瀬廉、「なにわ男子/関西ジャニーズJr.」の道枝駿佑、長尾謙杜らが出演する本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回はカンニングをきっかけにした1人の生徒の成長を描くストーリー。ずっと不登校だった光岡(阿久津さん)は、校門の前で里見と出会ったことからいきなりテストを受けることに。しかしずっと勉強していなかったこともありカンニングしてしまう。光岡が不登校になったのは父を亡くし、働く母親(須藤理彩)の代わりに幼い弟妹の面倒を見ていたためで、経済的な事情から大学進学も諦めようとしていた。カンニングが発覚し教師や母親の前で学校を辞めると言い出した光岡に、校長の寺尾(いとうせいこう)が再テストを提案。3組全員が再テストを受けることになる…という展開。今回、光岡役で出演した阿久津さんは「テニミュ」で越前リョーマ役を演じ主演するなど2.5次元舞台では人気の若手俳優。「映像の演技もとても良かった」「ドラマでこんなに演技出来るなんて天才」など舞台ファンからの声と同時に今回の放送で彼の存在に注目した視聴者からの「阿久津仁愛くんのお芝居はじめて観たけどええな」「阿久津仁愛くん推しになりそう」などの声も多数寄せられる。またこれまでいじめっ子的な側面が強調されてきた永瀬さん演じる明智の“素顔”もここに来て徐々に明かされてきた。「カンニングしていい」と言う原田に対し、机を後ろに向け自力で勝負しようとする姿に「明智の負けず嫌い感がなんか好き。てか、共感する」という声や、ラスト、帰宅してふとんに座り込み涙をみせる場面には「涙を拭ってその闇から救い出してあげたい」「庇護欲がかき立てられる」などのツイートと共に、その涙の理由に対し「明智くん、あれだけ周りにいても孤独なのかな?」「明智の涙とサッカー辞めたことは関係してる?」「明智くん何があったの」など、多くの視聴者が様々な憶測をめぐらせている模様だ。(笠緒)
2019年05月05日離婚は人生の大きな決断。たとえ子供がいても、その選択をしなければならないことはあります。ただし、離婚によって子供の環境も変わりますから、親は子供の気持ちに十分配慮しましょう。ここでは、両親の離婚が子供に与える心理的影響について説明します。離婚する前や離婚した後、どのような態度で子供に接すべきかを考えておきましょう。両親の離婚で子供の精神状態はどう変化する?両親の離婚を知っても、まだ幼い子供は、その事実をすぐに受け止めることができません。離婚をするときには、子供の気持ちに十分配慮しておきましょう。両親が離婚することを知った子供の心理は不安定両親の離婚は、子供にとって決して嬉しいことではありません。両親の仲が悪かった場合、子供自身も離婚を予想していることはありますが、離婚が正式に決まったときには子供も傷つくのが普通です。見かけからはわからなくても、子供は両親の離婚で、大きなストレスを感じています。まだ幼い子供は、自分の身のまわりの状況の変化をすぐに受け入れることができないのです。親は、たとえ子供が平気そうにしていても、子供の心理状態が不安定であることを理解した上で、子供に接する必要があります。子供は親に捨てられたと感じることもある離婚するとなると、親のどちらかが子供と離れることになるはずです。子供は、離れることになった親に捨てられたと思ってしまうことがあります。たとえば、母親が子供を引き取る場合でも、父親が子供を捨てたのではないということを言い聞かせるべきです。子供を辛い気持ちにさせないためにも、円満に離婚することが重要になってきます。子供への影響が気になり離婚を迷ったらどうすべき?離婚が子供に与える影響を考えると、離婚を迷ってしまうこともあるはずです。けれど、子供のために離婚しないのが正解というわけではありません。子供の意見を聞いても決断させてはいけない離婚を迷っている段階では、「お母さん、お父さんと離婚しようと思うんだけど」と子供に相談することもあるでしょう。子供の意見を聞くこと自体は、悪いことではありません。子供の年齢によっては、むしろ子供の意見も聞いた方がよいと思います。けれど、離婚を最終的に決めるのは、当事者である夫婦です。「○○ちゃんがいいって言ったら離婚するから」と言って、子供に親の離婚の決断を委ねることは絶対に避けるべきです。そもそも、子供はまだ判断能力が未熟です。そんな子供に、人生を左右するような重大な決断をさせないでください。もし子供に離婚を決めさせたら、子供は「あのとき自分がああ言ったせいで両親は離婚した」「自分のせいで親は我慢し続けた」という責任を感じて、ずっと苦しむことになります。それでは、親の責任を子供に押し付けるようなものです。離婚について子供の意見に従うことが子供のためになるわけではありません。離婚については、親が全責任を負う覚悟で決めることが大切です。子供を傷つけないことが大事なのではない離婚を迷っている人の中には、「子供を傷つけたくない」という気持ちが大きい人も多いはずです。しかし、親自身の幸せのためにも、離婚を決断しなければならないときはあります。両親の離婚により子供が傷つくことは事実です。けれど、子供が成長していく過程では、親の離婚に限らず、傷つくことはたくさんあります。親が子供にしてあげなければならないことは、子供が傷つかないようにすることではありません。たとえ傷つくことがあっても、子供自身がそれを乗り越えていける力をつけてあげることです。両親が離婚して子供が傷つくことがあっても、そのことがむしろ子供が大きく成長するきっかけになるかもしれません。親はそういった子供の成長を手助けする気持ちで、離婚後の子供の成長を見守っていきましょう。離婚を子供にどうやって伝えたらいい?離婚することが決まったとき、子供への伝え方に悩むはずです。子供に離婚を伝えるときに気を付けておきたいことを知っておきましょう。子供に離婚を隠したりごまかしたりしない離婚前から別居していた場合、離婚したということを子供に言い出せず隠しているという親も珍しくありません。子供の年齢にもよりますが、離婚することになったら、その時点できちんと子供に話をしましょう。離婚を子供に隠していると、子供は親に対して不信感を持ってしまいます。もし親ではない第三者から離婚の事実を聞かされるようなことがあれば、子供は大変なショックを受けるはずです。親子の信頼関係を崩すようなことのないよう、子供にも事実を伝えましょう。離婚は子供のせいではないことを明確に伝える子供に離婚の話をするときに忘れてはならないことは、離婚が子供のせいではないことを伝えることです。というのも、両親が離婚することになったとき、子供の多くは、「自分のせいだ」と思ってしまうからです。子供は、自分の身にふりかかる嬉しくない出来事を、「自分がいい子にしていなかったからだ」と罰のように思ってしまいます。決してそうではないということをきちんと説明しましょう。子供に言う場合に限らず、夫婦が離婚に至った理由は一言で説明できないものです。何もかも正直に話をする必要はありませんが、離婚はあくまで親の都合であることを話しましょう。離婚は決して子供のせいではないことを伝えた上で、子供に寂しい思いや辛い思いをさせてしまうことについてはきちんと謝りましょう。離婚後、子供のそばにいる親の心構え離婚後子供と一緒に暮らす親は、どのようにして子供に接していけばよいのかに悩むことになります。子供と暮らす上での心構えを知っておきましょう。他方の親とも会える機会を作る子供が母親と暮らしている場合、父親に会えなくて寂しがることもあるでしょう。「離婚したら子供を父親に会わせるのは嫌!」というお母さんも少なくないかもしれません。けれど、子供のメンタル面を考えても、両方の親とかかわりながら成長するのが最も理想的な状態です。父親が子供に対して暴力をふるう危険性があるような場合には安易に面会させない方がいいですが、そうでない限り、父親と子供が面会できる機会は積極的に作るべきです。別れた相手と直接面会の話をするのに苦痛や困難がつきまとう場合には、面会交流を支援してくれる団体がありますので、利用を検討してみましょう。子供に問題が起こったときの対処法親としては、離婚したことが原因で子供が学校でいじめられたり、ひきこもりや不登校になったりしないかが不安でしょう。離婚後に子供が「学校に行きたくない」と言い出したら、「やはり離婚したせいなのか」と自分を責めてしまうかもしれません。子供が不安定になったら離婚した後、もし子供に問題が起こっても、親は子供の前では常に冷静であるべきです。「ごめんね。やっぱり離婚なんてしなければよかったね。」という後悔を口にすれば、子供は余計に親が信用できなくなります。離婚は親が自分で決めたことですから、その決断に責任を持ってください。その上で、子供の気持ちに寄り添うことが大事です。子供が不安定になったら、子供の気持ちをしっかりと聞いてあげましょう。困ったら誰かに相談する親は一人で悩まず、誰かに相談することも大事です。学校にはスクールカウンセラーもいるでしょうし、地域で相談機関も用意されているはずです。何もかも一人で抱え込む必要はありません。誰かに相談して助けを求める力も、親には必要ということを知っておきましょう。まとめ両親の離婚は子供にとってショックな出来事であることは間違いありません。けれど、親が後ろめたさを感じさせず、堂々と生きていれば、時間はかかっても子供は親の決断を理解します。母子家庭や父子家庭では、子供がきちんと育たないということは決してありません。もし問題が起こっても、その都度誰かに相談しながらきちんと対処していけば、必ず乗り切れます。自分と子供の両方の力を信じて、一緒に成長していきましょう。
2019年04月01日3月18日、錦戸亮(34)主演ドラマ『トレース~科捜研の男~』(フジテレビ系)が放送された。科捜研の法医研究員・真野礼二(錦戸)と新人研究員・沢口ノンナ(新木優子)が、捜査一課の虎丸良平(船越英一郎)と共に事件の“トレース”(痕跡)から真相を追求するドラマ。ついに最終回を迎える。前回の10話では、兄の義一(倉悠貴)をいじめていた主犯格の佐保(袴田吉彦)に辿り着くも何者かに殺害されてしまう。虎丸とノンナの協力を得て、事件当時妊娠していた姉・仁美(夏子)の交際相手を探す。そして、当時近隣の高校に通っていた警視総監の父を持つ刑事部長の壇(千原ジュニア)の存在が浮かび上がる。さらに、あるきっかけから仁美の父親が捜査に協力していた早川(萩原聖人)だったことが判明する……というのが今回のあらすじ。全ての真相が明らかにされた最終回だが、それはあまりにも悲痛で救いのないものだった。25年前の武蔵野一家殺人事件は、全て壇が裏で仕組んでいたもの。街中で偶然見かけた義一の笑顔を踏みにじってやりたいという思いに駆られた壇は、佐保と新妻の犯罪をもみ消す代わりに義一をいじめるよう命令する。そして義一が不登校になった矢先に、壇のもとを仁美が訪れる。早川の子を身籠った挙句捨てられた彼女は、なんと壇に「義一をいじめたように早川をいじめてほしい」と依頼していたのだ。激しいいじめによって精神を病んだ早川のもとに現れた壇は、仁美を殺すよう唆す。追い込まれた早川は仁美だけでなく、父と母の3人を殺害する。そして壇は「断れば真野を殺す」と脅し、生き残った義一に罪を被って自殺するよう命令。警視総監である父の力を使った壇によって、事件の真相は闇に葬られていた――。最後には逃亡したと思われた早川が壇を刺したことによって、武蔵野一家殺人事件も再調査が及ぶこととなった。ハッピーエンドかと思われたが、結局直接手を下していない壇は逮捕されず仕舞い。さらに姉が早川をいじめるよう依頼していたことなど、救いようのない真実に気持ちが沈んだ視聴者が続出。放送直後から《これは間違いなく月9の歴史に残る鬱ドラマ》《ストーリーは本当に辛すぎるけど、錦戸くんの演技が唯一の救いだった……》といった声で溢れていた。昏睡状態だった早川が目覚める意味深なラストで幕を閉じたドラマ。続編があるならば、真のハッピーエンドが見られることを祈りたい。
2019年03月20日【今週の悩めるマダム】中学生の娘が定刻に学校に行けなくなり、数カ月が経過しました。しかし、明確な理由がいまだにわかりません。夏休みに精密検査を受けさせましたが、血圧が少し低いこと以外は、まったく問題がありませんでした。娘とどう向き合っていけばいいのかわからなくなっています。辻さん、どうかご指南くださいませ。(岐阜県在住・50代主婦)中学生は本当に難しい年ごろですね。うちも腫れ物に触るように過ごした時期がありました。ちょうど9歳から10歳にかけて、思春期のもっともセンシティブな時期に突然父子2人暮らしになったので、彼の心の状態がまったく見えなくなったのです。うちの場合はそうした明確な理由があったので、いいアドバイスになるかわかりませんが、とにかく心が見えない子どもとどうやって向き合えばいいのかを考える毎日でした。息子の同級生のお父さんから呼び出され「専門の先生に相談したほうがいい」と説得されましたが、それは違うと思って、まずは僕なりに息子と向き合うことにしました。フランスの場合、少しでも心の問題があるとすぐに専門医に頼ることが多いのです。でも、親が自分のことを第一に考えているということを子どもが知ることが大事じゃないか、と思います。僕は父親ですけど、自分がそばにいるから安心しなさい、というメッセージを送り続けたのです。伴走する感じです。返事を期待してはいけません。無人島からビン詰めにした手紙を海に投げるような毎日でした。「愛してる」と言っても彼には届かないし、愛が信じられなくなっている状況でしたから、とにかく寄り添うしかありませんでした。「うざい」と思われても毎日お弁当を作り、彼はバレーボール部員でしたから毎日学校から帰ってきたら近くの公園で青春ドラマばりにコーチをやりました。一緒にYouTubeを見て、返事がなくても会話を続けました。息子は離婚の直後、落第の危機に陥ります。担任に呼び出され、このままでは進級できないと宣告されました。手を握り、肩を抱きしめ、一緒に勉強をしよう、と励まし続けました。YouTubeが好きでしたから、学校の先生がやっているYouTubeの番組を探して一緒に見たのです。フランス語でしたから僕にはちんぷんかんぷんでしたけど……。「学校はどうだった?」と毎日、帰ってくるたびに聞きました。最初は「うん」とひと言つぶやくだけでした。でも、それを続けていたら、「よかったよ」とか「テストで100点とった」とか返事をしてくれるようになったのです。少しずつ少しずつ言葉が増えていきました。笑顔が戻ってきて、料理をしていると横にやってきて、今日の出来事をしゃべってくれるようになりました。そういうときは頭をさすってやります。肩を抱いてやります。恥ずかしがってはいけません。スキンシップも大事です。子どものシグナルを見分けるのは非常に難しいことですが、どんなに厳しい状況にあろうと、愛情を送り続ければ、子どもには伝わります。諦めないで、どうか娘さんの心の中を見続けてください。ある日思いがけず、無人島に「ありがとう」という手紙入りのビンが届くことでしょう。【JINSEIの格言】息子は先週、15歳になりました。留年危機もありましたが、無事志望校に合格。きつい中学時代を走り抜けられました。ここに至るまで、ひと言では表せない地道な愛がありました。この連載では辻さんが恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日ごろの悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-0811 東京都文京区音羽1-16-6「女性自身」編集部宛)にて絶賛募集中。※性別と年齢を明記のうえ、お送りください。以前の連載「ムスコ飯」はこちらで写真付きレシピを毎週火曜日に更新中!
2019年02月19日大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)も発売中の“世界一ゆるい70代”となった蛭子能収(71)が、読者からの相談に答える!【Q】「中2の娘は不登校です。クラスでいじめられ、担任に訴えても親身になってくれません。不登校でもいいけど、社会ではもっと厳しいことも。甘やかしていいのか悩んでいます」(ペナペナさん・51・パート・熊本県)【A】「いじめからは逃げるべし。自分の居心地がいい世界で生きればいい」(蛭子能収)骨折した右手が治り、漫画を描き始めました。画風に「切なさ」が出始めたと言われますが、漫画はギャラが安いので、テレビの仕事だけを待っています!オレも中2のときにいじめられていました。しかも担任はオレを不良グループの一員と見ていて、学校がすごく嫌でした。でもクラス替えがあって、いじめがやんだんです。ツラいときは、自分がいる世界しかないと思い込んで、ずっといじめられると考えていたんですよね。オレはツラいことに耐える必要はないと思っています。いじめも逃げたほうがいいし、無理して学校に行ったり、友達と付き合ったりする必要もないと思っています。たしかに大人になると、人間関係が面倒くさくなります。我慢して生きていってもいいけど「別の世界があるや」と、考えられることも大事だと思いますけどね。自分の居心地がいいと思える世界で生きるのは、そんなに悪いことではないですよ。オレにとってテレビの世界みたいに……てへっ!
2019年02月18日映画『閉鎖病棟―それぞれの朝―』が、2019年11月1日(金)に公開される。帚木蓬生のベストセラー小説『閉鎖病棟』を実写化原作は、精神科医を務めながら、珠玉の人間ドラマを生み出してきた帚木蓬生による山本周五郎賞受賞作『閉鎖病棟』。とある精神科病院を舞台に、様々な過去を背負い、家族や世間から遠ざけられながらも明るく生きていた患者たちの日常を遮るように起こった殺人事件と、その事件を巡って交錯する様々な想いを描いた作品だ。ストーリー長野県小諸のとある精神科病院。それぞれの過去を背負った患者たちがいる。母親や嫁を殺めた罪で死刑となりながら、死刑執行が失敗し生き永らえた梶木秀丸(笑福亭鶴瓶)。サラリーマンだったが幻聴が聴こえ暴れ出すようになり、妹夫婦から疎んじられているチュウさん(綾野剛)。不登校が原因で通院してくる女子高生、由紀(小松菜奈)。彼らは家族や世間から遠ざけられても、明るく生きようとしていた。そんな日常を一変させる殺人事件が院内で起こった。加害者は秀丸。彼を犯行に駆り立てた理由とはーー?主演・笑福亭鶴瓶主演を務めるのは、落語家、タレント、俳優と多岐にわたって活躍する芸人・笑福亭鶴瓶。刑の執行が失敗し生きながらえた死刑囚・梶木秀丸を演じる鶴瓶は、役作りの為に7キロを減量、トレードマークの庶民的な顔とは異なる、危うい存在感を要する役柄に挑む。笑福亭鶴瓶 コメント「平山監督から、長文のオファーの手紙をいただいたのが3年前。素晴らしい作品を数多く手がけた平山監督がそこまでおっしゃるならと、お引き受けしました。とにかくいい脚本なんです。クランクイン前に脚本を読んでいたら、涙が止まらず、撮影現場でも台詞を言っていても、ぐっと詰まることが度々あります。“人に優しい映画”になると確信しています。」綾野剛、小松菜奈らが共演また、秀丸と心を通わせる患者・チュウさん役として綾野剛が出演。幻聴が聴こえるようになり、家族から疎まれたことで強制入院となった元サラリーマンのチュウさんは、精神科病院の中で秀丸と心を通わせていくキーパーソンだ。そして、不登校が原因で精神科病院に通院する女子高生・由紀役を小松菜奈が演じる。メインキャラクターを取り巻く実力派キャストメインキャラクターを取り巻く主な登場人物達たちの配役は以下の通り。井波(小林聡美)看護師長。患者たちを優しくも厳しい態度で常に見守る。重宗(渋川清彦)患者。衝動的に暴力を振るい、周囲から煙たがられている。丸井昭八(坂東龍汰)患者。話すのが不自由な一方で、カメラが得意。チュウさんを慕っている。大谷(高橋和也)医師。たび重なる病院内の事件にも冷静に対応する。石田サナエ(木野花)患者。折々家族のもとへ外泊し、他の者たちから羨望の眼差しで見られている。『エヴェレスト 神々の山嶺』の平山秀幸が監督・脚本監督・脚本を務めるのは、『エヴェレスト 神々の山嶺』『愛を乞うひと』などで知られる平山秀幸。2011年に原作と出逢ってその物語に惚れ込んだ平山監督は、本作で初めて自ら脚本を執筆して映画化を打診、今回9年越しでその想いが実現することとなった。主題歌に韓国出身アーティスト・K主題歌「光るソラ蒼く」を担当するのは、韓国出身のシンガーソングライター・K。日本での活動を開始した当初、お笑い番組を観て日本語を学んでいたというKだが、その中でも特に“教材”として参考にしていたのが鶴瓶の日本語。その後番組をきっかけに鶴瓶と意気投合したKは、いつか鶴瓶の出演する作品で自分の歌を歌ってみたいと願っていたという。そんな彼の念願の叶った今回の主題歌は、撮影現場に実際にKが足を踏み入れて作成した一曲。作品の世界観を投影した歌詞が綴られている。作品情報映画『閉鎖病棟―それぞれの朝―』公開日:2019年11月1日(金)キャスト:笑福亭鶴瓶、綾野剛、小松菜奈、坂東龍汰、 平岩紙、綾田俊樹、森下能幸、水澤紳吾、駒木根隆介、大窪人衛、北村早樹子、大方斐紗子、村木仁、片岡礼子、山中崇、根岸季衣、ベンガル、高橋和也、木野花、渋川清彦、小林聡美原作:帚木蓬生『閉鎖病棟』(新潮文庫刊)監督・脚本:平山秀幸■ムビチケ情報発売日:9月20日(金)~販売場所:各劇場特典:数量限定特製クリアファイル付き
2019年02月07日精神科医である作家・帚木蓬生による、山本周五郎賞受賞のベストセラー小説「閉鎖病棟」が映画化決定。主演を約10日間で7kgも減量した笑福亭鶴瓶が務め、綾野剛、小松菜奈が共演する。原作「閉鎖病棟」は1995年に発売され、「丸善」お茶の水店に掲げられた「感動のあまりむせび泣きました…」というPOPが起爆剤となり、累計80万部を超えたベストセラーミステリー。とある精神科病院を舞台に、様々な過去を背負い、家族や世間から遠ざけられながらも明るく生きていた患者たちの日常を遮るように起こった殺人事件――。事件を巡り、登場人物たちの交錯する様々な想いを描いた本作は、その結末が感涙を誘うと絶賛された。■笑福亭鶴瓶&綾野剛&小松菜奈が共演!主演は、落語家、タレント、俳優と多岐にわたって活躍する国民的芸人・笑福亭鶴瓶。本作で演じるのは、死刑囚でありながら、刑の執行が失敗し生き永らえ、現在は精神科病院にいる男・梶木秀丸。『ディア・ドクター』以来、10年振りの主演作となる本作では、役作りのため炭水化物をとらない食事制限や腹部にサランラップを巻くなどして、約10日間で81.6kgから73.8kgもの減量を成功させ、お馴染みの庶民的な顔とは異なる姿に挑戦する。また、秀丸と心を通わせる患者役として、『そこのみにて光輝く』『新宿スワン』などで個性溢れる演技を見せ、『破陣子』で中国映画にも進出を図る綾野剛が出演。サラリーマンだったが、幻聴が聴こえるようになり、精神科病院に強制入院となったチュウさん役を演じる。そして、不登校が原因で精神科病院に通院する女子高生・由紀役には小松菜奈。『渇き。』『来る』のエキセントリックな役柄から、『坂道のアポロン』『恋は雨上がりのように』の恋する女子高生役まで、幅広い演技力を備えた若手女優の参加にも要注目。メガホンをとるのは『愛を乞うひと』『エヴェレスト神々の山嶺』の平山秀幸監督。2011年に出会った原作に惚れ込み、初めて自ら脚本を執筆して映画化を打診。今回、9年越しで映画化が実現することになった。■精神科病棟で撮影!ドキュメンタリー以外では初の試みすでに1月7日、長野県松本市でのロケにてクランクインしており、その後、独立行政法人国立病院機構が運営する精神科の専門医療施設・小諸高原病院の多大なる協力を得て、2週間にわたるロケ撮影を敢行。ドキュメンタリーを除いて、国立の精神科病棟を使用し、精神科病棟を舞台とした日本国内の映画撮影は、本作が初めて。ほかに関東近郊や都内での撮影を経て、2月中旬ごろにクランクアップ予定という。笑福亭鶴瓶、脚本に「涙が止まらず」平山監督から、長文のオファーの手紙をいただいたのが3年前。素晴らしい作品を数多く手がけた平山監督がそこまでおっしゃるならと、お引き受けしました。とにかくいい脚本なんです。クランクイン前に脚本を読んでいたら、涙が止まらず、撮影現場でも台詞を言っていても、ぐっと詰まることが度々あります。“人に優しい映画”になると確信しています。綾野剛「誰一人、自分に嘘がない人たちの物語」鶴瓶さんは深く潔く、小松さんは繊細で瑞々しく、平山監督は愛で現場を包み込んでくれる。 私はこの作品の中で、本当を見つける事を捨て、嘘をつかない事を手に入れた。本当とは観念だ。嘘をつかないとは心念だ。平山監督のまなざしに魅せられ気づかされました。誰一人、自分に嘘が無い人たちの物語です。優しく強く抱きしめて頂けたら幸いです。小松菜奈「化学反応を楽しみながら、日々挑戦」今回、私が演じているのは、自分ならば決して耐えられない程の壮絶な過去を背負いながら、強い覚悟で生きていく少女の役です。共演者の方々とお芝居の化学反応を楽しみながら、日々挑戦しています。特に長野ロケでは、演技に集中出来る環境が整い、鶴瓶さんや綾野さんという諸先輩がオープンに接して下さるので、オンとオフを切り替えながら、現場で落ち着いて撮影に取り組めているのを実感しています。平山秀幸監督、鶴瓶師匠に「新しい顔を見せてもらえる」原作が書かれた20年以上前と比べて、今ではスマホやパソコンで生活は便利になったけれど、むしろ、自分の荷物を抱えきれずに、心の病にかかる人が増えた気がする。自身もどん底で苦しいのに、他人の痛みを思いやる――原作で、秀丸がみせる“自己犠牲”に圧倒され、どうしても映画化したいと脚本を書き始めた。笑福亭鶴瓶さんは、きっと新しい顔を見せてもらえるとお願いした。そこに綾野剛さん、小松菜奈さんという、才能溢れるキャストが加わって、芝居の応酬を見ていて楽しい現場となった。■ストーリー長野県小諸のとある精神科病院。それぞれの過去を背負った患者たちがいる。母親や嫁を殺めた罪で死刑となりながら、死刑執行が失敗し生き永らえた梶木秀丸(笑福亭鶴瓶)。サラリーマンだったが幻聴が聴こえ暴れ出すようになり、妹夫婦から疎んじられているチュウさん(綾野剛)。不登校が原因で通院してくる女子高生、由紀(小松菜奈)。彼らは家族や世間から遠ざけられても、明るく生きようとしていた。そんな日常を一変させる殺人事件が院内で発生する。加害者は秀丸。彼を犯行に駆り立てた理由とは…?『閉鎖病棟(仮)』は11月、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2019年02月04日マルコメ君でおなじみのマルコメが新商品発表会を開催しました。会の冒頭で行われた糀甘酒PRイベントに、同社がスポンサー契約を結んでいる川崎フロンターレのキャプテンかつエース・小林悠選手が登場しました! 壇上では力強い書初めを披露したほか、その後の取材では、糀甘酒にちなんであま~い思い出とともに、切なすぎる初恋話もお話ししてくれました♡文・伊藤順子2019年の新ユニフォームで小林悠選手がお目見えです!1月10日、都内某所で行われたマルコメの糀甘酒PRイベントでは、人気糀甘酒シリーズで初となる無塩タイプの糀甘酒と、糀ジェラートをPRするために、同社のCMに出演中のミランダ・カーさん、小林悠選手のおふたりが揃って登壇しました。小林選手は、昨年よりライトブルーを全面に打ち出した今シーズンの新ユニフォームに身を包んでの登場です。「この明るい青が僕はすごく好きなので、とても気に入っています。また、ストレッチが効いていて動きやすい。今年も優勝できそうです!」と頼もしいお言葉。そして、「2連覇できて大変充実していました」と昨年を振り返ったあと、新年にふさわしく書初めを披露してくれました。小林選手が書いたのは…。堂々たる「王」の一文字!小林選手 (隣のミランダ・カーさんが「愛」を書いたのに対して)僕、日本人なのに簡単な字ですみません(会場笑)。得点王の「王」と、クラブとして再び「王者」になるという意味を込めて書きました。ご指導してくださった鈴木啓水先生による評は「最初は緊張しているな、という書き方でしたが、最後の1筆が素晴らしい! チームを支えるぞという気合と、力強さを感じますね」とべた褒め。小林選手は恥ずかしそうに笑みを浮かべていました。その後に告知された、川崎フロンターレ2連覇を記念して販売される、特別デザインの味噌汁を「毎朝飲みたい」と話し、「この1年戦うために、糀甘酒を飲んで怪我なくやりたい」とPRした小林選手。実際に米糀甘酒は、疲労改善効果が確認されたのだそう(同社と大妻女子大学家政学部教授・川口美喜子さんとの共同調査により)。今回、糀甘酒を使った3種のジェラートの試食もあり、その後の囲み取材では、「甘いものは好きなのですが、職業柄控えているので、健康によく罪悪感なく食べられるのはとてもいいですよね」とお話してくれました。そして、素の小林選手を探るべく、こんな質問を。ーー甘酒にちなんで、あまい思い出を教えてください。小林選手 え~、あまい思い出!? (と困惑しながらも…)奥さんと付き合った当初、料理を作ってくれたことが嬉しかったですね。体のことを考えたメニューを用意してくれました。あと、バレンタインや誕生日などは、自分の食べたいものを作ってくれますね。ーーバレンタインって、手作りチョコレートですか?小林選手 いえいえ、チョコじゃなくて。なんだろ、毎年違うからなぁ。よく覚えているのは、カボチャのケーキかな。僕、カボチャが好きなんです♡ーーでは、逆にしょっぱい思い出はありますか?小林選手(上を向いて考えながら)初恋の女の子が不登校になっちゃったのがショックでしたね。お互い好き同士(!)だったんですけど、部活動が原因で、学校に来なくなっちゃって……ショボンとしましたね。彼女とはそのまま終わってしまったそう。切なすぎる恋バナでした…。また、他記者からは、次のような質問もありました。ーー今年挑戦したいことは何ですか?小林選手 サッカーでは、自分の得意とするターンが一番うまい選手になりたいですね。プライベートでは、コーヒーが好きなので、ソムリエの資格を取りたいです(笑)。プライベートの意外な目標もお伺いできて、時折笑いが起こる和やかな取材となりましたが、最後に来月2月16日に行われる「FUJI XEROX SUPER CUP 2019」への意気込みを問うと「昨年は負けてしまい、ズルズルとACLも残念な結果に終わったので、今年は必ず勝って、いいスタートにしたいです」とキッパリ宣言してくれました。今年も小林選手のさらなる活躍を期待しましょう!Information『プラス糀 糀甘酒LL 糀リッチ』オープン価格 4月上旬発売予定1000ml『糀ジェラート』柚子バジル、アーモンドチョコ、バナナキウイの3種類各オープン価格 春発売予定内容量未定小林悠1987年9月23日生まれ。東京都町田市出身。2010年、拓殖大学から川崎フロンターレに加入。一瞬の動き出しでDFの視界から消え、ラストパスのタイミングでゴール前に入り込むストライカー。得点を奪うだけではなくチャンスメイクにも長け、アシストに回ることもできるオールラウンダー。2017年シーズンからキャプテンとなりチームを引っ張る。2017年、Jリーグ最優秀選手賞、J1得点王、Jリーグ ベストイレブンを獲得。
2019年01月11日直木賞作家・西加奈子氏の同名小説を原作とする映画『まく子』(2019年3月公開)に、女優のつみきみほ、お笑いコンビ・しずるの村上純らが出演することが8日、明らかになった。同作は、ひなびた温泉街の旅館の息子である小学5年生のサトシ(山崎光)が主人公。思春期を生きるサトシの葛藤と、美しい少女・コズエ(新音)とのせつない初恋を軸に、家族を愛しつつも浮気をしてしまう父・光一(草なぎ剛)、それを知りながら明るくふるまう母・明美(須藤理沙)、道ならぬ恋をする若い女性、訳あり親子・・・小さな町のどこか不器用な人々を映し出す。このたび、主人公・サトシの実家の旅館で住込みの仲居として働くことになるコズエのオカアサン役につみきみほが決定。つみきは「『つみきさんにぴったりの役がある』と言っていただき、電話で端的に役どころを聞き、『面白そう! やりたいです!』と即答しました。今まで演じたことのないキャラクター設定でしたので、現場に入っていろいろ考え、やれる限りやらせていただきました。娘役の新音ちゃんは可愛いだけでなく、スケール感があり、役にぴったりだなと思いました。共演出来て、楽しかったです!」と語る。また、大人なのに子供たちとばかり一緒にいる青年・ドノ役にはしずるの村上純。映画2作品目の出演となる村上は「西さん原作、鶴岡さん監督の映画『まく子』はとても優しく柔らかい作品で、“まく”と言ったら“くだ”くらいしかない僕がこの世界にお邪魔させてもらえるなんて、未だに身に余る思いです」と喜びのコメントを寄せている。そして、サトシのクラス担任・小菅役を橋本淳、生徒たちを優しく見守る校長役を小倉久寛、旅館のベテラン仲居・キミエおばちゃん役を根岸季衣、ドノと心を通わす不登校児の類役を内川蓮生が演じる。
2018年11月09日「アメリカでは、各家庭のマネープランについて、お金のプロであるファイナンシャルプランナー(FP)に相談することが一般的と聞きます。目先の費用はかかりますが、トータルで見ると得をするためでしょう」そう語るのは、行政書士やFPなど、587もの資格を持つ“資格マスター”の鈴木秀明さん。確かに、人生には家を買う、遺言を残すなど、プロのテクニックや情報力に頼るべきポイントがある。そんなとき、誰に相談して、費用がいくらかかるのか――。こうした疑問に、「レイ法律事務所」松下真由美さん、「東京法務司法書士事務所」岡部美里さん、ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんら“その道のプロ”が答えを教えてくれた。■家計の見直し保険の見直し、節約ポイントの洗い出し、住宅ローンの返済計画など、お金に関する相談事は、FPの専門分野だ。FPは大きく分けて2種類。フリーランスの立場で活動する独立系と、保険会社の代理店や不動産業などに所属している企業系だ。「独立系であれば中立性があり、幅広い商品や物件の相談ができます。企業系は、自社が扱う商品を勧めることになりますが、商品知識に関しては非常に深いというメリットがあります」(風呂内さん)全般的なお金の悩み相談から、具体的数値で示した資金計画作成まで、依頼によって費用も異なる。「1時間の相談で5,000~5万円が目安。企業系の場合は、自社商品を販売して収入を得るので、無料相談をされている方も多いです。まずは、東京や大阪など大都市圏で行われている、日本FP協会の無料体験相談を利用してみてはいかがでしょうか」■男女問題や離婚手続き夫の不倫に逆上して、探偵に浮気調査を依頼。何の準備もしていなかったので、張り込みも長時間にわたり、証拠集めに170万円もかかってしまった――。こんな実例もあるというが、まずは裁判で有利な証拠や必要な情報を集めるため、専門家のアドバイスは必要だ。とくに当事者間に感情的なもつれがあり、慰謝料の支払いで激しくもめているケースは、弁護士の領域。どこまで依頼者の感情に寄り添ってもらえるかが、ポイントだ。「男女問題や離婚に関しては、初回相談を無料で行っている弁護士も多くいます。離婚手続きの費用は、着手金が20~30万円、解決時にも同等の成功報酬を支払うケースが多いのです。慰謝料や財産分与を有利にできたら、その分の10%を成功報酬としてプラスしたり、依頼者が経済的に困難な場合は、着手金を低くして成功報酬の割合を多めにするなど、費用は弁護士によって違いがあります」(松下さん)■いじめによる子どもの不登校いじめで子どもが不登校になった、“学校への影響力を持つ”ママ友とのトラブルが発端で、学校から不当な出席停止処分を受けた。こんなときは、学校問題を専門とする弁護士に依頼すると、解決の糸口が見えてくる(相談料は30分5,000円ほど。費用は案件による)。「学校側に本格的な調査依頼をしたり、不当な処分を取り消したりできることがあります。出席が足りず進級できないといった問題も交渉します」(松下さん)■ご近所トラブル「近所の飼い犬にかまれた」「隣の木が生い茂って、うちの庭まで枝葉が入ってくる」といったご近所への不満を抱えていても、わざわざ弁護士に依頼するほどではないと、我慢している人も多いはず。弁護士も、140万円以内の少額の民事訴訟となる案件をあまり受けたがらないことがある。そこで、頼りにできるのは、法務大臣の認定を受けた司法書士だ。「着手金数万円に成功報酬20%、着手金ゼロ円で成功報酬30%など、費用設定は依頼先ごとに異なります。ご近所トラブルに限らず、救急で緊急入院した結果、病室も選べず請求された高額の差額ベッド代を取り戻したケースまで。いずれも法廷闘争まで発展せず、早期解決が期待できます」(岡部さん)弁護士は「法テラス」「日弁連」、司法書士は「日本司法書士会連合会」、FPは「日本FP協会」の公式HPなどから全国支部や相談窓口を探すことができる。誰もが遭遇する、人生の岐路。プロの知恵で乗り越えよう。
2018年11月07日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「エドテック」です。教育格差や不登校、地方創生など、諸問題の解決にも。エドテック(EdTech)とは、Education(教育)とTechnology(科学技術)を組み合わせた造語で、教育分野にイノベーションを起こそうと、世界中に広がっている取り組みです。アメリカでは、貧困問題、教育格差を解消するために、10年以上前に政府が貧困地域にノート型パソコンを配布し、授業カリキュラムを配信しました。現在では、スタンフォード大学やハーバード大学がインターネットで授業を公開するなど、遠隔地に高等教育を届ける仕組みを作っています。エドテックの最たるものとして、人気を集めているのが、アメリカのミネルバ大学。この学校にキャンパスはなく、全寮制なのに授業はすべてオンライン。サンフランシスコを皮切りに、学期ごとに学生は世界の7都市を巡って授業を受けます。世界中の教師が参加し、オンライン・ミーティングの形で授業を進行。学生の発言はすべて記録され、AIによって個々の弱点などを検出。一人一人に適切な指導が行われるのです。教室内で生徒のレベルに差があることや、不登校や引きこもりの問題は日本でも深刻化しています。平成28年度の不登校を含む引きこもりは、小学生で約7万人。中学生は約14万人、高校生は約8万人です。ニートの大人の2割は元引きこもり児だったという統計もあり、減少する労働人口を補う上でも、インターネットを使って、家にいながら安心して学べる仕組みを作ることは重要です。ネット環境さえ整えば、都市の学校に行かずとも、離島でもどこでも最新の授業を受けられますから、地域による格差もなくなり、地方創生にも一役買うことができるでしょう。これからは単純な仕事はAIやロボットが担いますから、暗記した知識より、それらに適切な指示を与えられる、そんな人材が必要になります。そこで、経済産業省はIT企業やNPOと協力し、「未来の教室」という名を掲げ、効率的な知識習得と、課題の発見・解決能力を育成する学習プログラムの開発を行っています。エドテックは学校教育にとどまらず、人生100年時代のリカレント教育、ITや医療などの専門分野の学習にも生かされています。ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2018年10月10日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2018年10月09日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「子どもの不登校。親は見守るしかないのでしょうか」という、トコさん(44歳・派遣社員)に、心屋塾認定講師の平川裕勝さんからアドバイスをいただきました。■トコさんのお悩み高校生の娘が不登校で悩んでいます。中学のときから不登校で、高校は私立に進みました。不登校にとても理解のある高校なので、このタイミングで、なんとか変わってほしいと思っています。本人も変わりたいと思ってはいるようですが、うまく前に進めていない状況です。見守るしかないのでしょうか?※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾認定講師の平川裕勝さんよりこんにちは。心屋塾認定講師の平川 裕勝です。トコさん、ご質問ありがとうございます。娘さんがご理解のある学校に通えるようになり、よかったですね。早速ですが、トコさんは「娘さんが学校に行かないこと」のどんな点が問題だと思われていますか?「学校に行かないと、高校を卒業できない」「このまま社会生活ができないと、将来困る」そういった娘さんへのご心配ももちろんあると思います。しかし、トコさん自身の心にも、「不登校の娘の母親だと、周りから何か言われたり、よくない噂をされたりするのではないか」「娘さんの悩みを解決できない母親はダメだ」といった気持ちはありませんか?この問題を解決するヒントは、娘さんにではなく、「娘さんが不登校だとさまざまな問題が起こる」と思っているトコさん自身の心にあるのかもしれません。トコさんが今抱いている不安、恐怖、失望感などが、娘さんを通して現実にあらわれてしまっている可能性があるのです。なぜ、そのような不安や恐怖を抱いてしまうのか。それは、トコさんが小さい頃の経験に由来している可能性が考えられます。幼い頃、本当は自由にしたかったのに、周りに合わせることを優先して自分を抑え込んでいたことはありませんか? 周りと同じようにしなければ、お利口さんにしておかなければと我慢して、自分を抑圧して過ごしたことはありませんか? 自分の自由よりも、周りに合わせ、人からほめられる生き方をするのが正しい…そんなふうに思ってはいなかったでしょうか?そうした思いをしながら育つと、自然に「周りからはみ出してはいけない」「他人に認められるように行動すべき」といったルールを心の中に持ってしまう傾向があるようです。そのルールに照らし合わせているからこそ、学校に行かない、つまり周りと違う状況にある娘さんのことを見て「このままでは大変なことになる」と思ってしまうのではないでしょうか。ひどく問題視し、不安や恐怖も感じ、さらには「こんな娘になったのは、親の私がダメだからだ」と自分まで責めてしまっているのかもしれません。そんな気持ちになったときには、ぜひこんな魔法の言葉をつぶやいてみてください。「娘(お名前)が学校に行かなくてもいい」「人と同じでなくても、この子も私も大丈夫」娘さんにとって、トコさんはかけがえのないお母さんです。世間と比べるより、まずは「私の子どもだから、どうあっても大丈夫」と信じてあげませんか。「学校に行かない」という選択も認め、受け入れてあげてみてください。そのためには、「トコさんの人生は自分のもの」「娘さんの人生は娘さん自身のものだ」と理解すること。そのうえでトコさん自身も、今まで周りに気をつかってできなかったこと、自由にやってみたいことに取り組み、自分の人生を充実させて過ごしてみてください。そのうちに、きっと娘さんも自信を持って、自分の人生を生きられるようになっていくと思います。お2人の幸せを心から願っています。 ・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年08月28日子どもの成績とインテリアや間取りが関係あるという話、聞いたことはありませんか?成績のいい子とイマイチな子では、「家」にどんな違いがあるのでしょうか。さまざまな家庭のリアルを見てきたプロの家庭教師に“子どもを伸ばす部屋づくり”について教えていただきました。毎週10~12の数の家庭を訪問して見えてきたものとは……?教えてくださったのは、5年連続100%の合格率を誇るスゴ腕家庭教師の佐々木恵先生。家庭教師を始めて今年で約8年(専業になってからは約6年)。その間ずっと週に約10~12ほど数の家庭を訪問しているそうです。ーー子どもの成績と家って関係があるんですか?佐々木先生:関係……あると思います。はっきりした違いは、できる子の家はどこに何があるかきちんとわかっているというか、例えばできる子の親御さんに「◎年生の時の成績表はありますでしょうか?」と聞くと、何年前の成績表だろうが、瞬時にパッと出てくる。物の番地が分かっていて、整理ができている。紙ではなくてラインで送ってくれたりもします。そういう方のお子さんは、プリント類の整理もきちんとできている。逆に勉強があんまり得意じゃない子は、どこに何があるか分からず、親御さんも「先週のプリントどこ?」なんてバタバタ探していることが多いですね。あまりに散らかしすぎていると「ちょっと片付けようか」と片付けから入ることもあります。ーーどこに何があるか把握できていることが大事なんですね。佐々木先生:体系化して整理するという意味では、勉強と片づけは共通しているんですよ。知識を体系化して、理解したり記憶したりできる子は、自分の脳みそのどこに何があるのか、番地が分かっている。逆に、できない子はおそらく頭の中がブラックボックス化していて、どこに何があるか分からないと思います。部屋が散らかっていると知識も散らかっているのかもしれません。ーーできる子の家はキレイ?佐々木先生:キレイだから成績がいい、キレイじゃないからダメとは単純には言えません。できる子の家も、物が多くてごちゃついていたり、ゴミが落ちてることがあります。インテリアのテイストは関係ないですが、おしゃれすぎるのあまり良くないですね。モデルルームのように、生活感がないほど片付いていると子どもは落ち着かないですよね。それに、あまりにもキレイすぎると「何かあるな……」って。特にいつも開いていない“開かずの間”がある家は危ない。家族の中で触れないようにしている闇のようなものを感じます。子どもも心に引っかかりがあると勉強に集中できず、伸びないですね。日当たりと間取りは集中力に影響する!?ーー家の広さとか間取りは、成績と関係ありますか?佐々木先生:そうですね、一軒家か、アパートマンションかとか、広さは関係ありませんが、日当たりは大事です。とくにリビングや子ども部屋に日光がちゃんと入るかどうかは重要です。ほとんど日光が入らないお家に行ったことがありましたが、そこは家族ゲンカばかりしていました。また朝、起きられなくて不登校ぎみになっていた中学生の男の子を一番光の当たる部屋で寝起きしてもらうようにしたら、起きられるようになり、それまでの朝起きられない、眠いからいつもだるくて睡眠の質が悪い、授業中も寝てしまう……という悪循環が断ち切られたので成績もアップしたという例もあります。太陽は大事です。--光が入るかどうかが重要なんですね。ほかには?佐々木先生:さらに動線も重要だと思います。ある家庭では、リビングを通らずに玄関から子ども部屋に行けるようになっていましたが、そのせいで親子のコミュニケーションが途絶えていました。子どもはで家に帰ってきても、親と会話をせずにすぐ自分の部屋にこもってしまう。自分の部屋で勉強をすればいいのですが……普通はしないですよね。部屋にこもったときは好きなことをしている。結局、残念ながら成績は上がりませんでした。間取りをリビングやキッチンを通る動線にしておけば、「見守っているよ」というサインが出せたかも知れないと思います。リビング勉強は先生のイチオシ--リビング勉強が流行っていますが効果ありますか?佐々木先生:“リビング勉強”は私のイチオシです。勉強をちゃんとやる子ほどリビングでやっていますね。“カフェ勉強”と同じ理屈で、人は生活音があるほうが集中できるという説があるんですよ。生活音や気配があった方が集中しやすい。さらに小学生なら親が見ている安心感がありますし、中高生だと「勉強しているぞ」と親にアピールするためにリビングで勉強する子もいます。「宿題やったの」とか「勉強やりなさい」とかガミガミ言われるくらいなら、やっているところを見せようという作戦ですね。ーーリビング勉強ってやっぱりいいんですね。効果的にするための注意点ってありますか?佐々木先生:リビングには勉強しやすいちょっとしたスペースを作るといいです。60㎝幅くらいでいいのですが、紙を置いて書きやすいテーブルがリビングにあるといいですよね。ガラステーブルとかナチュラルな素材とか、リビングのテーブルは天板が鉛筆では書きにくいことがありますので、そういったこともちょっと気をつけてあげてください。ーー勉強ができる子のリビングと、そうでない子の家のリビングでは、違いはありますか?佐々木先生:成績がいい子の家のリビングには必ず本棚があります。そしてそこに親の仕事や趣味に関した専門書があります。親が普段、本を読んで学んでいる姿を目の当たりにしている子は、勉強の習慣ができやすいので、当然成績もよくなります。ーー子どもに勉強をさせたかったらまず親が勉強している姿を見せるんですね!子ども部屋は狭いほうがいいですーー子ども部屋はどう考えたらいいですか?佐々木先生:低学年ではまだ子ども部屋はいらないと思います。勉強もリビングでするし、ひとりで寝るのも寂しがります。思春期になると自分の部屋を欲しがります。親御さんに秘密ができてくる頃には子ども部屋があったほうがいいですね。子ども部屋は狭い方がいいです。広いとさびしいですよね、意外に。机とベッドがあれば十分。狭くてもプライバシーが守れる自分のスペースがあればいいです。勉強するのでも、1人で集中できるのが目的なので、広さは逆に邪魔になるのかなと思います。集中力が切れたときには家族の目を感じるリビング、集中したいときは自室で勉強、と、場所によって勉強する内容を使い分けている子もいます。ーー部屋の汚さと成績って関係ありますか?佐々木先生:やはり何がどこにあるか、ちゃんとわかっている子の方が成績がいいです。せめて机の上だけでもキレイにしておいてほしい。ノートを広げられないぐらい机の上が雑然としている子は、勉強に取りかかる前に片付けというハードルがありますから、当然のごとく成績はパッとしない場合が多いです。ーー子ども部屋が散らかっているとつい親が片づけちゃうんですが……。佐々木先生:散らかっていて掃除しているお母さん多いですが、思春期以降の子にとって子ども部屋は1人で勉強に集中したり休んだりする場所なのですから、親が入るのはマイナスです。中学生ぐらいだったら放っておけばいいのにと思います。いろいろ言われてトラウマになってしまったという子もいますし、親も変なものを見つけて気に病むくらいなら、子どものスペースとして割り切って、あまり立ち入らない方がいいですね。ーー他に子ども部屋で気をつけるポイントってありますか?佐々木先生:アイドルや映画のポスターなど貼ることもあると思いますが、勉強のモチベーションを上げる手段としては志望校のポスターや写真を貼っておくのがおすすめです。さらに勉強ができる子は、全員と言っていいほど自室に勉強がらみの何かを貼っています。覚えたい単語だったり歴史年表だったりするのですが、たくさん貼っている子は成績が上がってきますね。場所記憶というのですが、テスト中など「部屋の机の右側に貼ってあったな……」と場所にひもづけて思い出すと、記憶がよみがえりやすいです。部屋の東西南北に合わせて地理の暗記物を貼っていた子もいました。親が貼るのではなく、子どもが自主的に貼るのが理想です。子ども部屋だけでなく、リビングやトイレなど家じゅう子どもの書いたメモだらけという家もありました。インテリア的にはおしゃれとは言いがたい状態ですが、子どもが本気で勉強している証拠だ、と親御さんは受け入れていましたね。日当たりや間取りはなかなか変えられませんが、片付けとリビングに本棚を置くことなら、すぐに実践できそうですね。ぜひ参考にしてみてくださいね!●ライター曽田照子
2018年06月10日映画『まく子』が、2019年3月15日(金)より、テアトル新宿他全国ロードショー。直木賞作家・西加奈子の小説『まく子』が実写映画化原作は、直木賞作家の西加奈子による同名の小説『まく子』。小さな温泉街に住む小学5年生の男の子・慧(さとし)が、不思議な魅力をもつ美少女・転入生のコズエとの出会いをきっかけに、ほんの少しだけ大人へと近づいていくさまを描いた成長物語。誰しも成長の中で経験してきたであろう、思春期ならではの葛藤や親と子の確執・再生を、西加奈子ならではの世界観で瑞々しく表現した作品だ。主演は俳優界の新星2人本作の主演・慧(さとし)役を演じるのは、中学3年生の山﨑光。2010年『ちょんまげぷりん』で映画デビュー、その後『真夏の方程式』など数々の作品に出演しているが、今回14歳にして初の主演を果たす。転入生・コズエ役には、13歳の新音(にのん)が決定。RADWIMPS「狭心症」のミュージックビデオ、第68回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門において正式招待作品に選ばれた『Blue Wind Blows』の出演を経験している、注目の若手女優だ。主人公・慧の父親役に草彅剛そして慧の父親・光一役として、草彅剛が出演。2017年9月より「新しい地図」として再始動し、自身主演の『光へ、航る』を収めたオムニバス映画『クソ野郎と美しき世界』が大ヒットを記録、舞台「バリーターク」では主演を務めるなど、役者としての更なる活躍が記憶に新しい。また、慧の母親・明美役は、NHK朝の連続テレビ小説「半分、青い。」にて、20年ぶりの朝ドラ出演を果たして話題の須藤理彩が務める。お笑いコンビ・しずるの村上純が抜擢思春期の息子を温かく見守るサトシの母・明美役には、NHK朝の連続テレビ小説「半分、青い。」で20年ぶりの朝ドラ出演で話題となった女優・須藤理彩が担当する。また、大人なのに子供たちとばかり一緒にいる青年・ドノ役には、お笑いコンビ・しずるの村上純が抜擢。子供とばかり一緒にいるドノをバカにしている主人公・サトシは、ドノの“ある想い”を知ることで少しずつ変化していく。映画『まく子』の世界を彩る他の出演者にも注目。サトシのクラス担任小菅役には、舞台「No.9-不滅の旋律‐」に出演するなど舞台での活躍がめざましい橋本淳、生徒たちを優しく見守る校長役には俳優・小倉久寛、旅館のベテラン仲居キミエおばちゃん役には女優・根岸季衣、ドノと心を通わす不登校児の類役には若手注目俳優の内川蓮生が選ばれている。主題歌は高橋優の書き下ろし主題歌は、シンガーソングライター高橋優の「若気の至り」。映画を観たあとすぐに書き下ろしたというこの楽曲は、思春期の繊細に揺れる気持ちを織り込んだ一曲に仕上がっている。なお「若気の至り」は、高橋優の6th アルバム「STARTING OVER」に収録されている。ストーリー小さな温泉街に住む小学生5年生の「ぼく」(慧)は、子どもと大人の狭間にいる。ぼくは、猛スピードで「大人」になっていく女子たちがおそろしかった。女の人とみれば、とたんにだらしなく笑う、父ちゃんみたいには絶対になりたくなかった。だから、否応なしに変わっていく自分の身体に抗おうとしていた。そんなとき、コズエがある日突然やってきた。コズエはとても変で、とてもきれいで、なんだって「まく」ことが大好きで、そして彼女には秘密があった…。【作品情報】映画『まく子』公開日:2019年3月15日(金)シアター:テアトル新宿ほか全国脚本・監督:鶴岡慧子原作:「まく子」西加奈子(福音館書店 刊)出演:山﨑光、新音、須藤理彩/草彅剛、つみきみほ、村上純、根岸季衣、小倉久寛、内川蓮生■前売券情報2018年12月28日(金)より、WEBで座席指定ができるムビチケカード1,400円(税込)を発売開始。購入者には、先着で西加奈子の手描きイラスト入り“想いをまく一筆箋”をプレゼント。※一部劇場を除く、数量限定
2018年05月19日月刊「デザート」にて連載された『となりの怪物くん』がこの度実写化される。昨今、様々な少女マンガが映画化される中、最も有名な若手俳優・菅田将暉と、土屋太鳳を迎え入れるだけの魅力が、本作にはある。ここではそんな実写版『となりの怪物くん』の魅力を徹底分析!■あらすじ行動予測不能な超問題児の春と、ガリ勉&冷血の雫は、2人とも恋人はおろか、友達もいない。高校1年生の4月、雫が不登校のとなりの席の春の家に嫌々プリントを届けに行ったことがきっかけで出会う。それ以来、春は雫を勝手に“初めての友達”に認定し、さらに唐突に「シズクが好き」と告白!はじめは無関心だった雫も、やがて春の本当の人柄に触れて、次第に心魅かれていく…。そして春と雫の周りには、いつしか個性豊かな友達が増えていき、ヤマケンの登場により、初めての三角関係も勃発?果たして、春と雫の恋の行方は――?■原作はろびこによる人気コミック「月刊デザート」にて2008年から2013年まで連載された人気コミックの実写映画化となる本作。原作自体は既に連載が終了しているが、2012年にはアニメ化やドラマCD化もされている。単行本の累計発行部数は2017年時点で約500万部以上に達しており、第34回講談社漫画賞では、少女部門にノミネートされるほどの実績も持っている。■気になるキャストは?超問題児とがり勉冷血女子の、初々しくも不器用な恋を描く内容だけに、主役の2人のキャストは当初から非常に注目されていた。ここでは、主役をはじめ、彼らを取り囲む個性的なキャラを演じたキャストを紹介する。菅田将暉/吉田春雫のとなりの席に座る、超問題児。通称「ハル」を演じるのは、俳優・そして最近では歌手としての活動も目覚しい菅田将暉。綾野剛主演の『そこのみにて光輝く』や『ディストラクション・ベイビーズ』といった、文芸作品や単館系作品に数多く出演一方で、そのルックスを生かして少女マンガの実写化などにも引っ張りだこ。本作では行動予測不能な超問題児という、少女マンガには珍しい、難しいキャラクターを演じている。土屋太鳳/水谷雫冷静かつ淡白な性格の少女とされる水谷雫を演じるのは、『PとJK』や『兄に愛されすぎて困ってます』に主演を務めている土屋太鳳。明るいキャラを演じることが多い中、最近では「抗NMDA受容体脳炎」という難病にかかった実在の人物を、迫真の演技で演じた『8年越しの花嫁 奇跡の実話』も大きな話題となった。今回は土屋が持つイメージとは真逆の役だけに、どのように演じるのか気になるところ。因みに今回演じる水谷雫は淡泊な反面、非常に家族思いでブラコンという設定。土屋もブラコンとして?知られていることもあり、意外と親近感のある役なのかもしれない。古川雄輝/吉田優山ハルの兄で、現在は弟と不仲という役を演じるのは、『ライチ☆光クラブ』や『曇天に笑う』に出演している古川雄輝。過去に出演したドラマが中国でも大ヒットしたことから、国外にも多くのファンをもっており、中国版ツイッターWeiboのフォロワー数が100万人を突破しているほど。最近ではNetflix版『僕だけがいない街』にて主演を務め、そのはまり役も大きな話題となった。山田裕貴/山口賢二ハルとは昔からのライバルで、今回は雫を巡って三角関係にまで発展させる人物を演じるのは山田裕貴。役柄と自身のキャラクターのふり幅の大きさに「カメレオン俳優」と呼ばれており、『闇金ドッグス』『HiGH&LOW』などのシリーズものに出演する。さらに待機作にはあの『海街diary』監督・是枝裕和最新作の『万引き家族』への出演も控えているなど、演技幅の広がりを見せている。■脇を固めるキャストもいまをときめく若手が勢ぞろい!雫達のクラスメイトで彼女たちの友人・夏目 あさ子を演じるのは、ファッションモデルで現在は女優業への躍進も目覚しい、池田エライザ。原作でも人気のあるキャラを、持ち前のルックスで見事に演じている。また、雫達の隣のクラスの委員長を浜辺美波が演じており、作中では数少ない貴重な常識人という役どころ。『君の膵臓をたべたい』で演じた主演もあって、彼女のイメージをより高める役とも言えるだろう。■予告編では、西野カナの主題歌も!気になる予告編では、ハルが自由奔放に笑顔を降りまく姿から、冷血と呼ばれる雫が彼に心を開いていき、また別のシーンでは涙するシーンなど、対照的に描かれている場面も。さらに主題歌である西野カナの『アイラブユー』も聞くことができる。菅田さんは主題歌について「仲間たちとの時間、そして、大切な人たちとの出会いの時間を、懐かしくふり返ることのできる楽曲で、観終わったあとに『となりの怪物くん』の余韻に浸れる、温かい気持ちになれる楽曲でした」と印象深く語った。土屋さんも「すごい…!西野カナさんは、青春の天才です」と感激し、西野カナの手がけた歌が、今作に広がる景色や時間も、早く観客の方たちと共有したくなると、アツいコメントを残していた。■完成試写会にてランウェイを“豪華”いちゃいちゃ歩き!本作の完成試写会が東京国際フォーラムにて行われ、会場にはランウェイが用意されるという、異例の完成試写となった。会場にはメインキャストが勢ぞろいし、大歓声の中、ランウェイを楽しげに、わちゃわちゃと闊歩する様子も!ランウェイでは男女手を取り合ったり、突っ込み合ったりなど、とにかく距離感近く、いちゃいちゃもありで、キャストも観客も大盛り上がりとなった。■実は全く違うジャンルの作品でもライバル同士だった菅田将暉VS山田裕貴三角関係の原因にもなる、ヤマケンこと山口賢二を演じる山田裕貴。本作で春を演じる菅田とライバル関係になるが、実は今作以外でもライバルとして共演している作品がある。それは菅田がボクサー役として本格的に体系から役作りも行った『あゝ、荒野』。山田さんは、主人公の菅田さんと以前は仲間だったが、裏切ったことで菅田さんの因縁を買うことになったプロボクサーを熱演している。『あゝ、荒野』では、ライバルなんて生易しいものではなく、文字どおりボクシングで殺しあうほどの衝突を繰り広げていただけに、本作のように全く別のフィールドでもライバルとなった2人の演技に注目したい。大物若手2大キャストによって描かれる『となりの怪物くん』。彼らと彼らを取り囲む強烈な個性も、ストーリーと同じく注目したいポイントだ。劇中ではそれぞれどんな怪物っぷりをみせてくれるのか、期待したい。『となりの怪物くん』は4月27日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:君の膵臓をたべたい 2017年7月28日より全国東宝系にて公開© 2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会あゝ、荒野前篇 2017年10月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズあゝ、荒野後篇 2017年10月21日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズとなりの怪物くん 2018年4月27日より全国東宝系にて公開©2018映画「となりの怪物くん」製作委員会©ろびこ/講談社
2018年04月29日フリーアナウンサーの堀尾正明、俳優の溝端淳平、タレントの岡田結実による「誰だって波瀾爆笑」の4月29日(日)放送回に公開中の映画『となりの怪物くん』で主演を務める菅田将暉が登場。過去の映像なども交えながら菅田さんの魅力に迫っていく。ゲストの波瀾に満ちた人生を取り上げる本番組。日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞し名実ともに日本を代表する俳優の1人となった菅田さんの人生を今回は「バイきんぐ」小峠英二の進行で紹介していく。“警備員に止められた!?”というアカデミー賞授賞式の舞台裏をはじめ、“乳首をつまむ!?”お色気たっぷりな写真や思わず本人も赤面してしまう“好きな人を○○で攻撃”した超独特初恋アプローチなど、若かりし頃のエピソードに加え、“ダンス”や“告白審査”まであったという菅田さんの芸能界入りのきっかけとなったジュノンボーイコンテストの映像を公開。ラジオやライブの舞台裏密着など、菅田さんの仕事からプライベートまでをたっぷりお届け。菅田さんが土屋太鳳とW主演した映画『となりの怪物くん』は現在公開中。講談社「月刊デザート」にて連載された大ヒット少女コミックを映画化。菅田さんが演じる行動予測不能な超問題児で“怪物”と呼ばれる吉田春と、土屋さんが演じるガリ勉&冷血の水谷雫のラブストーリーを描く。行動予測不能な超問題児の春と、ガリ勉&冷血の雫は、2人とも恋人はおろか、友達もいない。高校1年生の4月、雫が不登校のとなりの席の春の家に嫌々プリントを届けに行ったことがきっかけで出会う。それ以来、春は雫を勝手に“初めての友達”に認定し、さらに唐突に「シズクが好き」と告白!はじめは無関心だった雫も、やがて春の本当の人柄に触れて、次第に心魅かれていく…。そして春と雫の周りには、いつしか個性豊かな友達が増えていき、ヤマケン(山田裕貴)の登場により、初めての三角関係も勃発?果たして、春と雫の恋の行方は――というストーリー。また本番組のMCの1人である溝端さんが声優として吹き替えを担当した『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』も現在公開中。『アイアンマン』『マイティー・ソー』などのほか『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『ドクター・ストレンジ』『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』などこれまでの『アベンジャー』シリーズで過去最大のヒーローが共演、「全宇宙の生命の半分を消し去る」という凶悪な野望を持つ「サノス」との対決が迫力ある映像で描かれている。「誰だって波瀾爆笑」は4月29日(日)9時55分~日本テレビで放送。(笠緒)
2018年04月29日所ジョージと佐藤栞里がMCを担当し、ゲストのトークとロケで送るバラエティ「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」。その4月25日(水)今夜放送回に今週末から全国東宝系にて公開される『となりの怪物くん』に出演している俳優の菅田将暉がゲスト出演する。昨年は『キセキ -あの日のソビト-』から『帝一の國』、夏の『銀魂』の大ヒットを経て『あゝ、荒野』『火花』と5作もの映画に出演、いずれも主役ないしはメインキャストを演じ、大河ドラマ「おんな城主 直虎」への出演と破竹の快進撃をみせた菅田さん。1月クールの「トドメの接吻」も大きな話題を呼び、さらにこの夏には『銀魂』の続編も控えるなど今年もますますその勢いは収まることを知らない。そんな菅田さんが今回は川崎を舞台に「マイクの旅」に挑戦。知られざる川崎名物やリポーターを務めた3歳児との友情は感動必至。「人生はクイズだ!」では女性飼育員の赤裸々恋愛妄想話を聞き出し「ダーツの旅」では宮崎県新富町へ。本人がタジタジになったという菅田さんファンのお母さんにも注目。さらに菅田さんが語る「頭の上がらない先輩は○○」とは!? オンエアをお楽しみに。菅田さんと土屋太鳳といういま最も勢いに乗る2人のW主演でおくる『となりの怪物くん』は2008年~2014年まで講談社「月刊デザート」にて連載された大ヒット少女コミックを映画化する作品。行動予測不能な超問題児で“怪物”と呼ばれる春を菅田さんが、ガリ勉&冷血の雫を土屋さんが演じ、2人が高校1年生の4月、雫が不登校のとなりの席の春の家に嫌々プリントを届けに行ったことがきっかけで出会い、それ以来春は雫を勝手に“初めての友達”に認定。さらに唐突に「シズクが好き」と告白。仕事で家にいない母親に認められるために幼い頃から勉強だけを信じてきた雫にとって、友だちや恋人などはただの邪魔な存在でしかなかったが…春と雫の周りにはいつしか個性豊かな友達が増えていき、ヤマケンの登場により初めての三角関係も勃発?果たして、春と雫の恋の行方は――というストーリーが展開。池田エライザ、浜辺美波、山田裕貴ら旬な若手俳優たちの共演も注目ポイントだ。『となりの怪物くん』は4月27日(金)より全国東宝系にて公開。「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」は4月25日(水)19:56~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年04月25日兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい
義父母がシンドイんです!