JR東日本は12日、本年度の設備投資計画について発表した。設備投資額(単体)は昨年度と比べて1,000億円増の3,950億円。災害に強い鉄道をめざし、東日本大震災を踏まえた新たな課題に重点に取り組むほか、新型車両や駅施設などへの設備投資も推進する。設備投資額の内訳は、交通サービス部門が3,420億円、生活サービス部門が530億円。大規模地震対策として、高架橋柱や橋脚、駅の耐震補強の整備対象を拡大するとともに、首都直下地震に備えた盛土の補強や電化柱倒壊対策なども新たに着手する。ATS-P・Ps整備、踏切事故対策などの安全対策も着実に進めるとしている。山手線で整備が進むホームドアに関しては、新たに大崎駅と池袋駅で使用開始するという。新型車両などによる鉄道ネットワークの整備も推進する。東北新幹線用E5系車両を引き続き投入し、本年度末までに一部列車の最高速度を時速320kmに引き上げる。秋田新幹線用の新型車両E6系も投入し、東北新幹線の高速化を図る。在来線では、今春デビューした常磐線の新型特急車両E657系のほか、通勤型電車E233系の東海道線、宇都宮線、高崎線への投入も進める。埼京線と横浜線へのE233系投入も決まっており、本年度はそれに向けた準備を進めることに。房総地区では、久留里線に新型車両キハE130系気動車がデビューし、電化区間では引き続き209系車両投入が進む。東京~上野間で建設中の東北縦貫線は2013年度開業に向けて工事を進めてきたが、震災などの影響により工事計画が一部変更され、2014年度開業をめざすとのこと。東京圏における鉄道ネットワーク向上の一環として、品川駅の折り返し設備の整備や車両基地の整備も行われる。生活サービス事業も充実させる予定で、東京駅丸の内駅舎の保存・復原工事の完成を受け、東京ステーションホテルと東京ステーションギャラリーが今年10月に開業。東京ステーションシティ(ノースタワーII期)も今年8月に竣工予定となっている。その他、東中野駅西口駅ビル(仮称)が今年夏に、鶴見駅ビル(シァル鶴見)が今年秋に開業予定。京葉線海浜幕張駅については、環境保全技術を取り入れた省エネルギー型の駅「エコステ」のモデル駅として整備することが発表されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月13日楽天銀行は、東日本大震災復興支援策の一環として、2011年3月14日以降に「楽天銀行 住宅ローン」対象商品の融資が実行される顧客に対し、同対象商品に付随して発生する手数料を減免する。主な内容としては、フラット35および「固定と変動」に対して、融資事務手数料を0.315%(税込)引き下げるほか、つなぎローンに対して、つなぎ融資事務手数料105,000円(税込)が無料になる。適用期間は2013年3月29日融資実行分まで。なお、被災証明書もしくは罹災証明書を提示できる顧客のみが対象となり、審査の結果によっては融資できない場合がある。住宅ローンの申し込みから融資までは一定の期間が必要。詳細は同行Webサイトまで。また、住宅金融支援機構では別途「災害復興住宅融資」を取り扱っている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月06日七十七銀行では、東日本大震災からの復旧・復興の支援を継続するため、被災した顧客向けの融資商品「七十七東日本大震災復興支援ローン」の取扱期間を延長するとともに、商品内容を拡充した。取扱期間は当初平成24年3月30日までであったが、それを平成25年3月31日までに延長。同期間に申込みを受付したものを対象とする。なお、取扱期間は延長する場合がある。主な拡充内容 は、事業者向け融資として融資限度額を3億円とする「有担保口」を新たに追加。「無担保口」の融資限度額を2,000万円から5,000万円へ引上げる。また、農業者向け融資として宮城県農業信用基金協会の保証付で、金利を引下げた「農信基口」を新たに追加。個人向け融資としては「リフォーム口」を「無担保住宅口」に名称を変更し、使いみちに「他金融機関等からの借換え資金」を追加したほか、融資限度額を700万円から1,000万円に引上げた。「マイカー口」の使いみちにも「他金融機関からの借換え資金」を追加した。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月04日開催中の第4回沖縄国際映画祭。長編プログラム、特別上映作品、地域発信型プロジェクトなどの既存部門に、今年はドキュメンタリー部門が新たに加わり、登山家・栗城史多の挑戦を追いかけた『地球の頂へ』、3.11を題材にした『ソノサキニ』『Pray for Japan~心を一つに~』『お笑い芸人と東日本大震災~よしもとあおぞら花月~』の4作品が上映された。その他の写真『お笑い芸人と東日本大震災』は、震災後、吉本興業が行っている支援活動“よしもとあおぞら花月”の活動を取材した記録ドキュメンタリー。被災地に笑いを届ける芸人たちと被災者たちの触れあいや活動の意味を問う葛藤を映像におさめている。映画祭6日目の舞台あいさつ付きの無料チケットは即完売で、上映前には山崎邦正、なだぎ武、ワッキー(ペナルティ)、川田(ガレッジセール)が登壇し、それぞれの想いを語った。昨年の同映画祭は、東日本大震災に向けたチャリティーをテーマに開催。その時の想いを「風化させたくない」というよしもと芸人たちは自ら被災地へ赴いた。お笑い芸人にできることについて、なだぎは「僕ら芸人が被災地に行って一体何ができるのかと悩んだんですが、被災地の方たちの大人も子供も楽しんでくれて……その姿を見て、僕らの方が元気をもらいました。卑屈になっているのは僕たちの方だった」と実体験から得た感想を述べ、ワッキーは新ネタを披露するなど場を盛り上げながらも「人は笑っているときが一番幸せだと思うんです。だから、一瞬であっても被災地の方の笑顔を見ることができて、幸せなひとときを感じてもらえたのかなと。お笑いも音楽と同じように、人を幸せにすることができるんだと思った」と真面目にコメントした。沖縄出身で第1回目から参加している川田は「おじいとおばあが悲しい時こそ笑えよ、と言っていたことを思い出しました。こういうときだからこそ、笑いが必要なんだと改めて思った」と、自分たちにできることを伝えた。この日の登壇者のリーダー格である山崎も被災地を訪れ「人間はこういうふうに前向きになっていくのか」という感動をもらったと語り、「81分の記録映像を、考えるのではなく“感じてほしい”」とメッセージを残した。第4回沖縄国際映画祭3月31日(土)まで開催
2012年03月30日NHKでは、東日本大震災に向き合い、その復興への道のりを見つめる新番組「明日へ~支えあおう~」を4月8日(毎週日曜午前10時05分)から放送スタートさせる。26日には同局で番組取材会が行なわれ、震災発生直後から支援活動を続けてきた俳優の渡辺謙が出席した。未曾有の大災害となった東日本大震災。被災地は様々な課題を抱えながらも復興への第一歩を踏み出そうとしている。震災の瞬間人々は何を考えどう行動したのか、そして被災地の人たちはどんな困難に直面し、何が必要だったのだろうか。そして学者や海外著名人はどう動いたのか。同番組では、震災そして復興への道のりを様々な題材から多角的アングルで浮き彫りにし、リポートしていく。第1回、第2回放送分は「僕に、できること」シリーズとして渡辺にスポットを当てる。4月8日放送の「世界に震災を伝える」では、渡辺に半年間密着し、ダボス会議での渡辺のスピーチ独占映像などを紹介しながら、世界に震災を伝えてきたその活動の数々を追う。4月15日放送の「ただひたすら被災地へ」では、渡辺が陸前高田や気仙沼を訪れ、地域住民たちと本音トークを繰り広げていく。自身でナレーションも務めている渡辺は「現場で感じた気持ちそのままに、まるでエッセイのように伝えたいと思った。40分のドキュメンタリーなのかと思うくらい、取材内容の音声を使っているので、ナレーションの文言に関してもその時の気持ちを吟味して言葉にしている」とこだわりを明かす。支援をしながら“復興”という言葉に疑問を感じていたという渡辺は「人によって復興というものの考え方が違うんだと気付かされた。個人個人の思いを受け止めないといけないし、人それぞれが笑顔で過ごすにはどうすればいいのかを聞いていくしかない。それが本当の意味での復興」と活動を通して学んだことも多い。震災から早くも1年が過ぎたが「一緒に悩んで、迷ってほしい。被災地へ思いをはせるだけでもいい。何かをしなければと思いつめるのではなく、少し肩の荷を降ろしながら、寄り添っていくのがいい」と風化させないことの重要性を強調する。取材自体は放送枠未定のままで進んだそうで「年をまたいでも、被災地に住む人々の苦しみは変わらないということを伝えられるという点で、僕らの取材が活かされているのは嬉しい。これからも伝えようという気持ちで取材していきたい」と今後も被災地と寄り添う構え。シリーズタイトルについては「僕が視聴者に投げかけたい言葉でもある。皆さん、そして僕ができること。被災地とじっくりゆっくり共生していきたい」とメッセージを込めた。作品情報放送日時:毎週日曜日 NHK総合テレビ午前10:05~10:53放送開始:2012年4月8日(日)司会:三宅民夫アナウンサー
2012年03月28日株式会社イーライフが運営する「buzzLife(バズライフ」が1月に全国の会員に対して、「近所付き合い」に関するアンケート調査を行ったところ、そのうちの約3割が「近所づきあいをしていない」と回答していたことがわかった。調査は2012年1月18日~22日、全国のbuzzLife(バズライフ)会員を対象に実施。13,575名から回答が寄せられた。その結果によると、全体の3割の人が「ほとんど、もしくは全くしていない」と回答。約7割の人が年数回以上の付き合いがあると答えている。付き合いの頻度は若い年代ほど少なく、20代以下で近所付き合いのある人は半数強。また、女性よりも男性の方が近所付き合いの頻度が低いことも明らかとなった。近所づきあいをしない理由としては、「生活サイクルが違うので、顔を合わせる機会がない。(女性30代)」「変に干渉されるのがいや(女性40代)」など。近所付き合いの機会や必要性がなく、面倒で厄介という理由から避ける傾向にあるようだ。また、近所付き合いのメリットについて尋ねたところ、男女ともに「情報」というキーワードが頻出していることがわかった。特に女性は、子育て、医療、地元のお店情報など、生活に密着した情報を、近所付き合いの“ちょっと立ち話”から得ていることが分かる。反面、悪口やうわさ話に巻き込まれるなどのデメリットもあり、「持ち家で一生離れられない関係なので、トラブルの元になりそうな深入りはさける。(女性30代)」などあらかじめトラブル予防に努めている人も多いようだ。この1年での近所付き合いの変化についての質問では、最も顕著に見られた内容が「東日本大震災」。日ごろからの近所付き合いの重要性を痛感し、特に女性は、近所の人と連絡先の交換をするなど積極的なアクションをおこしていることがわかった。また、新しい近所付き合いのキーワードとして「ペット・趣味・健康」をあげる人も。地理的な隣接だけではなく、趣味やペット、健康づくりを介して義務感や煩わしさがない近所付き合いを始める人が増えているという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月27日ジェーシービーは、東日本大震災で被災した子どもたちの支援を目的に、三菱UFJ信託銀行に委託して、「公益信託JCB東日本大震災に負けない子どもたちの未来を応援する奨学基金」を設立すると発表した。同基金は、文部科学大臣の許可を受けて設立された公益信託を通じ、被災した子どもたちの支援を長期にわたり継続的に行うもので、東日本大震災で両親を亡くした子どもたちに高校を卒業するまで奨学金を支給する。また2012年4月中旬より、賛同する人から同基金への寄附を募り基金を拡充していく予定だ。寄附した人が個人の場合は、寄附金控除の対象となり、法人の場合は一般の寄附金とは別枠で損金算入が可能となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月19日アパレルブランドTMT(ティーエムティー)は、東日本大震災支援を目的としたチャリティーTシャツを発売する。震災から一年が経過し、少しでも日本が明るくなって欲しいという思いが込もったTシャツは、「WE ARE ONE」、「ONE FOR ALL」の2つのタイプがあり、花柄をあしらったさわやかなデザインが特徴的。このTシャツの収益は被災された方々•地域の復興の為に、日本赤十字社を通じて全額寄付される。お問い合わせ:TMT(ティーエムティー) 公式サイト 【販売方法】全て受注生産になります。TMT WEB STORE,TMT直営店(東京&大阪&福岡)、TMT正規ディーラーにて予約受付中。【予約期間】2012年3/15~3/25まで【サイズスペック】サイズXS:肩幅36.5cm/身幅44cm/着丈58cm/袖丈17cmサイズS:肩幅38cm/身幅46cm/着丈60cm/袖丈18cmサイズM:肩幅39.5m/身幅48cm/着丈62cm/袖丈19cmサイズL:肩幅41m/身幅50cm/着丈64cm/袖丈20cmサイズXL:肩幅42.5cm/身幅52cm/着丈66cm/袖丈21cm
2012年03月19日株式会社モンベルでは、ライフラインが絶たれた状況下においてアウトドア製品が活躍した一昨年の震災経験を踏まえ、今後も防災への備えとしてのアウトドアギアの提案をしていくとして、防災グッズのウェブページを開設した(。防災グッズのページでは、緊急時の電源不足対策として活躍する、最大出力7Wを誇るソーラーパワーシステムや、軽量かつ防水性・透湿性に優れた素材のレインウェア、ぬれた路面でも高いグリップ力を発揮するシューズなどを多数紹介している。同ページには紹介されていないが、今シーズンの新作として登場し早くも注目を集めている「マイクロヘッドランプ」は、重量わずか32g(電池込)。ボタン電池2枚使用で照射時間は12時間、明るさは11ルーメンでそれほど明るくはないものの、1,300円という低価格が嬉しい。同社ではこのほかにも、軽くて明るいヘッドランプを多数展開しているので、それぞれの目的や用途に応じて選ぶことができる。国産メーカーの信頼とコストパフォーマンスの高さは非常に魅力的だ。また、昨年の震災時、津波による被害が広がった経験を生かして開発された「浮(う)くっしょん」は、クッションとして日ごろも使えるよう考えられた救命胴衣だ。価格は成人用5,000円、子供用3,800円(S)、4,200円(M)。アウトドアに慣れ親しんできた人たちが震災時に不必要に慌てることなく対応できたのは、こういった備えやテント、ガスバーナーなどが既に家にあったからだとも言われている。震災時にアウトドア用品店からガスバーナーやヘッドランプ、寝袋や防寒着、非常食などが品薄になったのは記憶に新しいが、いつ来るともわからない災害のために、最低限のグッズは常備しておきたいものだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月12日東日本大震災直後、2011年3月28日から東日本大震災のチャリティーブレスレットを販売したアクセサリーブランドがあった。そして2012年1月10日に第2段が開始され、今もなおその活動は続いている。joujouは、そのときの感性とひらめきを大切にしているアクセサリーブランドだ。震災後も自分たちにできることを考え、すばやい対応でチャリティーブレスレットを作った。3月28日~4月6日という短い期間で6660本ものブレスレットが売れ、1332万円を日本赤十字に寄付した。このチャリティーブレスレットにはもう1つの意味がある。いつまでも日本に起こったこの大惨事を忘れないよう、胸にとめておくため、ずっと身に着けられるデザインをと心がけたのだ。第2弾は、1月10日から始まっている。1回だけ実施するのではなく継続することに意味があり、協力していただいている皆さんに感謝したいと代表の川畑すありは言う。かわいらしいブレスレットにこめられた想いは大きい。ウェブショップのみの販売。自分に合うカラーをセレクトして。お問い合わせ:joujou 公式サイト 商品詳細はこちら
2012年03月12日総合ファッションECサイト「magaseek」は、80以上のブランドやアーティストが参加するチャリティオークション、「東日本大震災復興支援チャリティプロジェクトfrom マガシーク」を3月7日(水)から4月4日(水)まで開催している。今回は、合計150以上のアイテムをオークション形式で販売、売上は被災者への義援金として、日本赤十字社へ全額寄付される。<参加ブランド>Adam et Rope'、AMERICAN RAG CIE、And A Homme、Apuweiser-riche、FURLA、GALLARDAGALANTE、LAISSE PASSE、LANVIN en Bleu、MURUA、OLD ENGLAND、PLST、SHIPS、VICTIM など80ブランド以上「東日本大震災復興支援チャリティプロジェクトfrom マガシーク」概要販売アイテム数: 150以上実施日: 2012年3月7日(水)15:00~4月4日(水)15:00寄付先: 日本赤十字社プレスリリース提供元: @Press
2012年03月10日明日で東日本大震災から1年。その後に発生した福島第一原発事故によってまき散らされた放射能。時間が経つにつれ、次々と明らかになる汚染の実態に、多くの人が放射能に関心を寄せる中、個人で放射線量を測定する人々が増加している。そんな中、満を持して登場したのが、エステーが2月に発売した「エアカウンターS」だ。放射線測定に関しては、国民生活センターが粗悪品への注意喚起を促すなど賛否両論がある中で、普及量産モデルとも言える廉価な商品を昨年10月に先行して発売した同社。今回発売された商品は、希望小売価格7,900円とよりリーズナブルになり、使い勝手も向上。今回は、そんな話題の新製品を使ってみた感想などをレポートしたい。まずは外観。第一印象はまるで体温計のよう。筆者がこれまで目にしたことのある線量計は、計算機やトランシーバーのような形状だったのに対して、こちらはスティック状だ。いかにも線量計というイメージがない点が新しく、屋外で使用していても放射線を測っているようには見えない点もポイントが高い。使用方法は、単三電池を入れ、電源スイッチをオンにするだけ。カウントダウンがディスプレイ上で始まり、その後”予測値”が表示される。ランダムに空間を飛び交っている放射線の計測は、検出器がとらえた放射線をカウントし、それを1時間あたりの人に対する影響の大きさを表す単位に換算して表示する。いまやお馴染みとなった”μSv(マイクロシーベルト)”だ。前代機では最長5分だった測定時間を、エアカウンターSでは、最長2分にまで短縮したのが大きな改良点。計測が終了すると点滅ランプが消え、以降は10秒ごとに直近1分間の平均値を更新して表示する。同製品が検出体として利用しているのは、”フォトダイオード”と呼ばれるシリコン半導体の一種。安価な製品を実現したポイントの1つともいえる。シリコン半導体は、放射線の主にγ線を検出する。γ線以外にもβ線も検出してしまう一般にガイガー・カウンターと呼ばれているガイガーミュラー管を使用した線量計に比べて、より精度が高いとされている。また、より精度が高いとされるシンチレーション式線量計(シンチレーションカウンター)と並べて計測した結果とも比べてみたが、さほど大きな誤差はなかった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月10日株式会社主婦の友社は、2012年3月9日、『必ず来る!大震災を生き抜くための食事学 3.11東日本大震災 あのとき、ほんとうに食べたかったもの』定価1365円(税込み)を発売。3.11東日本大震災を仙台で身をもって体験した著者、宮城大学准教授、石川伸一氏が、食品研究者として、「イザという時」のために、どのように「心」を備え、具体的にどんな「食」を備蓄すればよいのかを説く。巻頭カラーでは、NPO法人20世紀アーカイブ仙台の写真協力のもと、3.11地震発生からの宮城大学構内・仙台市内・市民が食べた震災時のごはんの数々・棚が空っぽのコンビニ・スーパーなどを紹介。あの大震災を「都市と食」という観点で捉えなおした一冊だ。発売を記念して、著者 宮城大学准教授、食産業学部准教授、石川伸一氏に本書執筆の経緯、またご専門の卵の研究についてのインタビューサイトもオープンしている。 著者プロフィール:石川 伸一宮城大学食産業学部フードビジネス学科 食品分子栄養学研究室 准教授。1973年福島県生まれ。東北大学大学院農学研究科修了。専門は分子レベルの栄養学。『必ず来る!大震災を生き抜くための食事学3.11東日本大震災 あのとき、ほんとうに食べたかったもの』定価:1365円(税込み)ISBN:978-4-07- 282754 -3サイズ:四六判 208ページ発売日:2012/3/9※発行は主婦の友インフォス情報社プレスリリース提供元: PR TIMES
2012年03月09日足利銀行のシンクタンクである「あしぎん総合研究所」は8日、「東日本大震災発生1年後の状況調査」の結果を発表した。同調査は、1月中旬~2月中旬の期間に、「あしぎん景況調査」の調査対象先である企業1,924社を対象に行われ、1,108社から有効回答を得た。現在の生産・売上の水準を尋ねたところ、震災発生前と比べて「マイナス」と回答した企業は38.2%(「大幅マイナス」8.5%、「ややマイナス」29.7%)。一方、「同程度」は39.4%、「プラス」が22.4%(「大幅プラス」3.8%、「ややプラス」18.6%)となり、震災前の水準に戻ったあるいはプラスになった企業は約6割だった。2011年4月の「東日本大震災の影響調査」では、約8割の企業がマイナスの影響を受けていたが、今回の調査結果から半数以上の企業が震災ショックを乗り越えたことが推察される。生産・売上の水準が震災前に戻っていない理由をみてみると、製造業では「円高」(40.2%)「海外経済減速による輸出の減少」(28.4%)、「原材料・資源などの高騰」(27.8%)など、震災以外の外部要因の影響が強いことが判明。また、「放射能被害・風評被害」(19.5%)、「部品不足・商品不足」(11.8%)、「工場・店舗・設備等の被害・閉鎖」(10.1%)などの震災の影響も根強く残っている。非製造業では「消費者の嗜好の変化(需要減退)」(51.8%)、「放射能被害・風評被害」(34.4%)の回答が多く、このうち「放射能被害・風評被害」については、製造業では「飲・食料品」や「窯業・土石」、非製造業では「卸売」や「サービス」などが影響を強く受けていることが分かった。震災や風評などによる企業の被害額(実損額)合計は809億8,200万円で、平均被害額は1社あたり1億140万円に上った。なお、被害総額および1社あたりの平均被害額は、前回調査より拡大したという。復興需要については、概ね今後のプラス影響を見込んでいるが、業種によりかなりばらつきがあることが判明。「窯業・土石」「金属製品」「木材・木製品」「鉄鋼・非鉄」など素材関連ではプラス影響への期待が高くなっているが、非製造業は多くが慎重姿勢で、建設業では「復興財源が東北にシフトされ、工事量減少」「資材不足、職人不足」など今後を懸念する声もみられた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月09日ヴァンドーム青山は、東日本大震災から1年が経過する3月にチャリティブレスレットを発売。「"ジュエリー"を通して希望や安らぎを届けたい」という願いのもと、被災地の復興支援を応援する「絆プロジェクト」を実施する。いつも身に着けることができるブレスレットには、「日常に感謝する気持ちや、人を愛しむ気持ちを忘れないでいてほしい」との想いが込められている。黒のレザーコートとさりげないゴールドがついたシンプルなアクセ。大切な人とペアで、自分へのプレゼントとして、さまざまな活用ができる。¥3,675/K10PG×レザーコード(3月7日発売開始)数量限定なので、気になる人は店頭に急いで。お問い合わせ:ヴァンドーム青山 tel.03-3470-4061 公式サイト ※経費を除いた収益のすべてを、被災地支援として東北3県(岩手、宮城、福島)の自治体に均等に寄付。
2012年03月07日JR東日本仙台支社は5日、東日本大震災で大きな被害を受けた路線のうち、石巻線渡波~浦宿間と常磐線相馬~亘理間について、復旧に向けた具体的な諸手続きに着手すると発表した。石巻線は現在、小牛田~石巻間で列車が運行され、一部区間で代行バス輸送となる仙石線に代わり、仙台~石巻間を往復する直通快速も運転されている。3月17日には石巻~渡波(わたのは)間も運転再開する。残る区間のうち、渡波~浦宿間に関して、護岸工事などを行った上で、現在の位置で復旧することに。宮城県と石巻市、女川町と調整の上、現場測量調査や設計などの諸手続きに着手する。運転再開までに要する期間は、鉄道工事着手から1年強を見込んでおり、2013年度初め頃の再開をめざす。浦宿~女川間については、女川駅周辺の被害が非常に大きく、運転再開の見込みは立っていない。駅の位置なども含め、協議を続けていくとのこと。常磐線の原ノ町駅以北では、現在、原ノ町~相馬間と亘理~岩沼間で列車が運転されている。震災の被害を受けた相馬~亘理間に関して、駒ヶ嶺駅(相馬駅の隣駅)と浜吉田駅(亘理駅の隣駅)は現在の位置で復旧し、新地駅、坂元駅、山下駅の3駅を含む区間は、「まちづくりと一体となった復旧」を進めるという。そのため、現場調査測量や設計、環境影響評価、線路移設部分の用地確保などの諸手続きのほか、移設部分の造成工事など、まちづくりのための工事も必要に。相馬~亘理間の再開までに要する期間は、鉄道工事着手から3年程度を見込んでいる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月06日玉川高島屋ショッピングセンターでは、3月1日(木)~3月13日(火)の13日間、東日本大震災支援のための「がんばろう!日本 ウルトラマン基金」チャリティを実施する。参加者のメッセ―ジでウルマラマンの巨大メッセージウォールを作ろうというユニークな試みだ。期間中は本館1階のグランパティオに募金箱を設置。被災地の方への寄付を受け付け、募金をした人にはカードにメッセージも記入してもらう。そのメッセージカードでウォールを埋めていくと、次々にウルトラヒーローたちが出現する仕組み。最終的には、幅8.1メートル、高さ1.8メートルの巨大なウルトラマンウォールができあがる。完成したウォールは、4月から福島県須賀川市をはじめ、各被災地に届けられる。昨年、震災の影響で中止になった須賀川市でのイベント「ウルトラファミリー大集合INすかがわ」も今年は実施予定。心のこもったメッセージとヒーローたちのパワーで二重に元気を届けられそうだ。一方、募金は全額ウルトラマン基金に寄付され、被災した子どもたちの支援活動に充てられる。ウルトラマン基金とは、東日本大震災直後、円谷プロダクションと賛同したグループ会社が立ち上げたもの。「被災地の子供たちの今と未来を支援する基金」をスローガンに、各被災地をにおもむき、ヒーローショーや握手会、炊き出し、寄付金や通園通学用バスの贈呈などの活動をおこなっている。玉川高島屋S・Cでは、今後GW期間中にもウルトラマンとコラボしたイベントを実施し、メッセージウォールの展示と募金箱を設置するとのこと。震災から約1年。物心両面での支援がまだまだ必要とされるなか、こうした継続的なチャリティ活動が果たす役割は大きそうだ。■「がんばろう!日本 ウルトラマン基金」日時:3月1日(木)~3月13日(火)、10:00~18:00場所:玉川高島屋S・C本館1Fグランパティオお問い合わせ:玉川高島屋S・C 03-3709-2222(代表)取材/古屋 江美子
2012年02月28日東日本旅客鉄道(JR東日本)は15日、取締役会にて代表取締役の異動などを決議したことを発表した。代表取締役社長には冨田哲郎氏が就任し、現社長の清野智氏は取締役会長、現会長の大塚陸毅氏は相談役となる。冨田氏は1951(昭和26)年10月10日生まれ(60歳)。2000年6月に取締役総合企画本部経営管理部長に就任した後、常務取締役総合企画本部副本部長などを経て、2008年6月より代表取締役副社長に。新役職は代表取締役社長 総合企画本部長で、就任予定日は2012年4月1日となっている。今回の役員人事について、同社は、「国鉄改革・会社発足から丸25年が経過し、新たな四半世紀を迎えることとなります。この節目にあたり、体制の若返りを図ることとしました」と発表している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月15日3月11日(日)に東京・オーチャードホールで行われる「シンディ・ローパージャパン・ツアー2012」の模様が、映画館で生中継上映される事が決定した。シンディ・ローパー映画館生中継公演情報東日本大震災が起きた2011年3月11日に「メンフィス・ブルース・ジャパン・ツアー」のために来日したシンディ・ローパーは、周囲から帰国を勧められるなか、ジャパン・ツアーを決行。各会場でいち早く義援金を募るなど、その歌声と行動力で大きな感動を届けてくれた。あれから、1年。2012年3月も新潟・東京・大阪・愛知を巡るジャパン・ツアーの開催が決定していたが、この度、3月11日(日)オーチャードホール公演の映画館での生中継上映が決定した。上映は、東京とライブの予定がない神奈川・広島・福岡の4か所で開催。昨年の来日公演と同じオーチャードで繰り広げられるシンディ・ローパーのステージ。彼女の想いとメッセージがこもった力強い歌声とパフォーマンスが、新たな活力を与えてくれるに違いない。『シンディ・ローパージャパン・ツアー2012』映画館生中継のチケットは、プレイガイドぴあ独占販売。先行抽選プレリザーブを2月18日(土) 11:00 から 3月2日(金) 11:00 まで受付。一般発売は、3月3日(土) 10:00 開始。■『シンディ・ローパージャパン・ツアー2012』映画館生中継3月11日(日)新宿バルト9(東京)、横浜ブルク13(神奈川)、広島バルト11(広島)、T・ジョイ博多(福岡)※同日、東京・オーチャードホールで開催されるライブの模様を生中継。
2012年02月13日JR東日本、JR四国、JR貨物は7日、東日本大震災の被災エリアにて、JR四国が保有する車両「アンパンマントロッコ」を運転する共同事業の実施を発表した。3月24日以降、石巻線や気仙沼線など計9線区で運転される予定となっている。「アンパンマントロッコ」は、キクハ32トロッコ型気動車の外装と車内をアンパンマンワールドに装飾し、大人も子供も楽しめる車両として2006年10月にデビュー。現在はおもに、「瀬戸大橋アンパンマントロッコ」(高松・琴平~岡山間)として運転されている。今回の共同事業は、東日本大震災からの復興に取り組む地域で、子供たちへ笑顔と元気を届けるべく企画されたもので、「アンパンマントロッコ」がJR東日本管内を走るのは今回が初。3月24・25日と3月31日、4月1日に石巻~仙台間(石巻線、東北本線経由。片道)で運転されるのを皮切りに、4月8日と4月14・15日は柳津~仙台間(片道)でも運転。その後、4月20日~5月20日の土休日を中心に岩手エリア(山田線、釜石線、大船渡線、八戸線)で、6月2~17日の土休日を中心に福島・茨城エリア(常磐線、水郡線)で運転予定。他線区での運転も検討している。今回の「アンパンマントロッコ」は団体専用列車として東北地方を運転する予定で、被災エリアの子供たちを公募の上、無料で招待するとのこと。青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉の各県在住の小学生以下の子供と保護者が対象となり、県外に一時避難している人も応募できる。応募期間は2月17~27日で、応募者多数の場合は抽選となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月07日東日本大震災復興支援のために、世界的指揮者ワレリー・ゲルギエフの来日が急遽決定。2月29日(水)の「復興音楽祭 ~東日本大震災復興支援~」に出演する。「復興音楽祭」~東日本大震災復興支援~の公演情報ワレリー・ゲルギエフは、ロシアを代表するオペラハウス、マリインスキー劇場の芸術総監督・首席指揮者を務めるほか、MET、ウィーン国立歌劇場、ロンドン響など、世界の名門オペラハウス、オーケストラと共演を続ける世界的指揮者。震災発生直後より日本支援を表明し、被災者に捧げるためのヴェルディ「レクイエム」の演奏会をサンクトペテルブルクで開催するほか、日本での演奏会の実現も熱望してきたマエストロ。今回は、ロンドン交響楽団とのアジアツアーの合間をぬって来日し、一夜限りのコンサートで東京交響楽団を指揮する。「復興音楽祭 ~東日本大震災復興支援~」は、2月29日(水)にオーチャードホール(東京都)で開催。チケットの一般発売は1月29日(日)10時より。本音楽祭には、被災した小中学生らが招待されるとともに、収益の一部は3月以降に被災地などで小中学生を中心に食事を振る舞う食のイベントなどに充てられる。■復興音楽祭 ~東日本大震災復興支援~ワレリー・ゲルギエフ指揮/東京交響楽団【日時】2月29日(水) 19:00開演【会場】オーチャードホール(東京都)【プログラム】ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌプロコフィエフ:交響曲第1番「古典交響曲」ニ長調 作品25シューベルト:交響曲第8番「未完成」ロ短調 D.759
2012年01月27日決して忘れることのできない“あの日”が近づいてきた。1年経っても先の見えない生活を送っている人々がいること、そして震災が教えてくれた数々の教訓を、改めて心に刻みたい3月11日。私たちは何を思うのだろうか。間もなく発売となる「前を向くカレンダー」は、その翌日、3月12日に始まる3日めくりのカレンダー。各ページには、困難に遭遇しながらも前を向いて歩いていこうとする人々の、強い想いが込められた言葉が並ぶ。1冊購入すると1冊が被災地に届けられるという、想いを共有するカレンダーだ。まずはページをめくってみよう。「この日を区切りに 被災者から 復興者になっぺ」(岩手県大船渡市 32歳 建築現場監督員)、「3月14日。お腹に命が宿っているのがわかった。命は巡るのだ。」(マコトかぁちゃん 茨城県 32歳 主婦)、「いってまいりまぁす。今日も一日がんばるぞ!オー!」(葛岡有 宮崎県東松島市 9歳 小4)……。強い意志がこもった言葉、運命のようなエピソード、何気ない日常の言葉。それぞれの人がそれぞれに感じ、発した、飾り気のない言葉は、どれも力強い光を放っている。「前を向くカレンダー」は、震災直後に立ち上がった「kizuna311」というプロジェクトから生まれた。俳優・渡辺謙と放送作家・小山薫堂が呼びかけ人となり、国内外の著名人による被災地への応援メッセージを動画で発信し続けるウェブサイトは、今も大きな反響を呼んでいる。カレンダーの構想が立ち上がったのは昨年10月。ウェブサイトで「あなたの言葉」を募集したところ、小学生から90代まで、被災地の方もそれ以外の地域の方も含め、1000を超える言葉の応募があったという。その一つひとつに「kizuna311」のスタッフ全員が目を通し、122の言葉を厳選。これが、カレンダーとなって全国のみなさんに届けられることとなった。残念ながら採用されなかった言葉も、全て「kizuna311」のウェブサイトで公開されているので、ぜひ目を通してみてほしい。1冊は自分で、もう1冊は被災地で1年の時を刻む「前を向くカレンダー」。価格は2冊分になるが、その価値を決めるのは、あなた自身。全国の書店、オンライン書店などで1月31日(火)に発売となる。 「前を向くカレンダー」 kizuna311 編発売:2012年1月30日全国書店・大型雑貨店にて販売予価:2,100円(本体2,000円)取材/池田美砂子
2012年01月27日東日本大震災から1年。自ら被災しながら復興支援に尽力し続けてきた仙台フィルハーモニー管弦楽団が、ファンのリクエストに応える復興コンサートを3月に地元・仙台で開催する。「つながる心 つながる力 みんなでつくる復興コンサート」の公演情報震災直後から200回にも及ぶ被災地での復興支援コンサートに取り組み続け、人々に癒しと勇気を与え続けてきた仙台フィル。この度「あなたと一緒につくる復興コンサート」をテーマに、演奏曲のリクエストをファンから募集する。演奏曲のリクエストは、TBSのクラシック専門インターネットラジオ、OTTAVA(オッターヴァ)のホームページにて受付。同局は、生放送プログラム『OTTAVA con brio』の「頑張れ!仙台フィル」のコーナーなどで、仙台フィルの活動を応援している。仙台フィルによる「つながる心 つながる力 みんなでつくる復興コンサート supported by KDDI」は、3月31日(土)に仙台市青年文化センター コンサートホールで開催。ゲストには、自身も被災地を何度も訪れ、仙台フィルとも交流を深めてきたバイオリニスト、宮本笑里が参加する。チケットの一般発売は、1月6日(金)10時より開始。■つながる心 つながる力 みんなでつくる復興コンサート日時:3月31日(土)14:30開場/15:00開演会場:仙台市青年文化センター コンサートホール演奏:仙台フィルハーモニー管弦楽団指揮:川瀬賢太郎ゲスト:宮本笑里(バイオリン)■TBS クラシック専門インターネットラジオ「OTTAVA」Meet the Sendai Philharmonic ~つながる心つながる力~生放送:月~木 21:00~21:30※「OTTAVA con brio」内、月~金18:00~22:00内にてオンエア
2012年01月05日KREVA、後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、シェネル、三浦大知、RHYMESTER(Mummy-D・宇多丸)、SEEDA、leccaら豪華メンバーが、MAJOR MUSIC名義による東日本大震災へ向けたチャリティソング『HOPE』を12月14日(水)にリリース。MAJOR MUSICの情報を見る東日本大震災の発生の映像を目の当たりにしたニューヨークで活動している音楽プロデューサー・HirOshimaは、ひとつのトラックを持って日本へ。ボランティア活動をしながら、仲間であるSEEDAに声をかけ、SEEDAとHirOshimaからKREVAへ。HirOshimaの熱い想いと願いに共感したSEEDAとKREVAが、仲間たちに声をかけ『HOPE』が制作された。KREVAは、全国ツアー初日の日本武道館公演のステージ上でも「3月に震災があって、忘れるわけないんだけれど、敢えて年末にもう1回。歌詞にも書いたけど細く長くじゃなくて太く長くいかなきゃいけないとオレは思ってます。またしっかり津波震災のことを考えるきっかけになればと。凄いメンバーで凄いいい曲だから聴いてほしい、買ってほしい」と語り、公演後に『HOPE』の未公開映像を流した。KREVAのクリエイティブチームでもあるエンジニアのGM-KAZや、クリス・ゲーリンガーらもこのHOPEプロジェクトチームに共感し、参加を希望するなど音源制作にかかわるすべてのことが無償で行われた。【KREVA、SEEDA、HirOshimaのコメント】「俺は自分名義の作品でも売り上げにはすごくこだわっているけど、特にこの曲はしっかり売れてほしいと思ってます。ただ純粋に歌を作りたいだけなら、ネット上にアップして無料でバラまいたほうがいいに決まっているから。最初から多くの人に届く曲にしようと話していたし、しっかり売れて、金をちゃんと作って、被災地に届けたいです」(KREVA)「俺も金を作ることがすごく大事だと思います。ただ、もしこの曲を買わなくても、この曲を聴いて自分も何かしようと行動を起こすひとつのきっかけになるのなら、それでもいいと俺は思ってます。そのどちらかを生む曲になればうれしいです」(SEEDA)「この曲に込められているひとりひとりのメッセージを聴いてほしい。そして、それを受け止めて、どんなことでもいいから被災地のために行動を起こしてほしい。そう願っています」(HirOshima)■MAJOR MUSIC/『HOPE』12月14日(水)発売1260円■参加アーティストKREVA/後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)/Mummy-D(RHYMESTER)/宇多丸(RHYMESTER)/三浦大知/SEEDA/EMI MARIA/KOJOE/lecca/TENZAN/MAJOR MUSIC/Che’Nelle(US)/Karibel(US)
2011年12月14日揺れた瞬間、大切な人たちの安否が気になる東日本大震災からの復旧復興には、まだたくさんの時間と努力が必要ですが、それを支えるのは、私たち一人ひとりの意識です。大震災という経験を20代女性はどのように受けとめ、そしてその生活はどのように変わっているのでしょうか?東日本大震災後、変わったことについて、593名に聞きました。今回は特に男性編とは異なる傾向と回答となりました。>>男性編も見るQ.東日本大震災後、変わったことを教えてください(複数回答)1位地震が起きるたびに震源地が気になる32.2%2位ちょっとした揺れでも「地震」と思うようになった30.5%3位何気ない日常の大切さを思い知った25.6%4位防災グッズをそろえようと思った18.7%4位電力の使い方を考えるようになった18.7%5位特に変わったことはない15.7%■地震がおきるたびに震源地が気になる……・「自分の住んでいる地域の近くも大地震が起きる可能性が高いから」(23歳/機械・精密機器/事務系専門職)・「東日本大震災の時は東京に住んでいて、とても大きな揺れを感じた。あの地震以来、震源地が気になるようになった」(26歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「東北や関東はもちろん、最近はいろいろな地域で地震が起きているので、今度は地元の近くかもしれないと不安になり、テレビを見てしまいます」(22歳/印刷・紙パルプ)・「地震が起こるたびに詳細情報を見てしまう」(24歳/そのほか)・「自分の住んでいるところに断層があるとやたら話題になるので」(22歳/機械・精密機器/事務系専門職)■ちょっとした揺れでも「地震」と思うようになった……・「これまでは少しの揺れでは『どうせ震度1~3程度でしょ』と思っていたが、今では『遠くで大地震が起きたのかもしれない』、『このあと大地震がくるかもしれない』と思うようになった」(29歳/ソフトウェア/秘書・アシスタント職)・「以前は気にしなかった震度1の地震でも、過剰に反応するようになりました」(27歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「働いているフロアが28階。東日本大震災のとき、関西なのに揺れた。それ以来地震が気になるようになった」(25歳/生保・損保/事務系専門職)■何気ない日常の大切さを思い知った……・「津波で一瞬にしてすべてが奪われてしまった被災地をテレビで見て、普段の何気ない生活がいかに幸せなことなのか思い知った」(28歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「被災地の人たちの生活を見ていると、自分がどれだけ恵まれている生活をしているのかが分かる」(23歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「私の住む地域は水道、ガス、電気が止まった。復旧した時に跳びはね、歓声を上げ喜んだ。今まであって当たり前だったライフラインの大切さを痛感した」(23歳/医療・福祉/専門職)■防災グッズをそろえようと思った……・「いつどこで何があるかわからないので、最低限の防災グッズは準備しようと思った」(26歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「懐中電灯などが家になかったので、買いそろえようと思った」(25歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「避難のことも考えて、必要なものはまとめておこうと思った」(27歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)■電力の使い方を考えるようになった……・「今まで無駄にしていた電力があったと気付き、できるだけ節電して節電に貢献したいと感じた」(28歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「今まで気にしてなかったけど、気にするようになった」(23歳/情報・IT/技術職)・「電力不足を感じ、節電を心がけるようになった」(25歳/金融・証券/専門職)■特に変わったことはない……・「あんまり情報に踊らされてもいけないかなと思い、何もしなかった」(28歳/情報・IT/技術職)・「西日本に住んでいてそれほど生活が変わることはなかったから」(21歳/情報・IT)・「震災の影響を受けていないからなのか、何の変化もない」(25歳/商社・卸/事務系専門職)総評「東日本大震災後、変わったこと」、その第1位は「地震が起きるたびに震源地が気になる」でした。「自分の住んでいる地域が震源なの?」と気になるだけでなく、「ここよりももっと大きな被害を受けているところがあるのでは?」とインターネットやテレビに情報を求めているようです。第2位には「ちょっとした揺れでも『地震』と思うようになった」が入りました。「以前は気にしなかった震度1の地震でも、過剰に反応するようになりました」など、体に感じるか感じないかの揺れにも、敏感に反応している女性が多いことが分かります。今回のアンケートでは、男性編の第1位は、女性編では5位でした。このほか、女性編の1位は男性編ではそれほどの順位になっていないなど、女性編と男性編の回答の傾向の違いはいろいろ見つかりました。震災を経た今の生活について、同僚や彼と話してみてはどうでしょうか。(文・ペンダコ)調査時期:2011年9月9日~9月26日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性593名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】東日本大震災の後、町から消えて困ったもの【コラム】なぜ日本人は買いだめしてしまうのか【コラム】震災後の不安・ストレスと向き合う方法完全版(画像などあり)を見る
2011年11月24日震災後、男性は「平常心」を心がけている東日本大震災の復旧復興に向けて、東北地方をはじめとして各地で奮闘が続いています。では、私たち一人ひとりの内面はどうでしょうか?あの大きな出来事は私たちの何を変えたのでしょうか?20代男性221名に東日本大震災後、変わったことは何かを聞きました。今回は、男性編と女性編で大きな違いがあることが明らかになっています!>>女性編も見るQ.東日本大震災後、変わったことを教えてください(複数回答)1位特に変わったことはない27.6%2位ちょっとした揺れでも「地震」と思うようになった19.5%3位何気ない日常の大切さを思い知った18.1%4位地震が起きるたびに震源地が気になる16.7%5位電力の使い方を考えるようになった14.0%■特に変わったことはない……・「西日本だから影響が少なかった」(23歳/機械・精密機器/事務系専門職)・「平常心でいようと思ったから」(24歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「阪神大震災を経験しているので、地震に対する意識など特に変わったということはない」(24歳/小売店/販売職・サービス系)・「いつも通りの生活を送りたい」(26歳/自動車関連/技術職)・「もともと地震に対して備えていたので、特に変わったというようなことはなかった」(24歳/医療・福祉/専門職)■ちょっとした揺れでも「地震」と思うようになった……・「揺れている感覚が残っていて、揺れていなくても揺れている感じがする」(28歳/生保・損保/事務系専門職)・「会社で少しでも机が揺れた時は、地震かと思ってしまう」(23歳/金融・証券/営業職)・「今揺れているんじゃないか?と思うことが多くなった」(25歳/医療・福祉/技術職)■何気ない日常の大切さを思い知った……・「一日を無駄に過ごすことがないように心がけるようになった」(22歳/そのほか)・「何もないことが最も良いことだと分かった」(27歳/生保・損保/営業職)・「当たり前のことができなくなる不便さを思い知った」(25歳/情報・IT/事務系専門職)■地震が起きるたびに震源地が気になる……・「震源地がどこでどれくらいの規模なのかテレビで注目するようになった」(25歳/そのほか)・「地震の情報に敏感になった」(24歳/建設・土木/技術職)・「いつどこで大きな地震が起きてもおかしくないと思っているから」(28歳/印刷・紙パルプ/事務系専門職)■電力の使い方を考えるようになった……・「計画停電で節電を常に意識するようになり、電気の大切さを思い知った」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「節電するようになったのが一番変わったこと」(22歳/そのほか)総評東日本大震災後、変わったことは何かを20代男性に聞いたところ、なんと4人に1人は「変わったことはない」と答えました。男性編で1位になったこの回答、女性編ではランキング外です。では、男性たちが鈍感なのかといえばそうではないようです。「平常心でいようと思う」、「いつも通りに生活したい」と、以前と変わらないことを強く心がけていることが分かります。3位に「何気ない日常の大切さを思い知った」が入っていますが、だからこそ「変わらない生活」を多くの人が望んでいるのでしょう。第2位は「ちょっとした揺れでも『地震』と思うようになった」。「揺れている感覚が残っていて、揺れていなくても揺れている感じがする」など「地震酔い」と呼ばれる現象は話題になりました。女性編でも2位にランクインしたのは同じですが、回答したポイント数を見ると女性のほうがかなり多く、震災の影響を受けやすいのは女性なのかもしれないことが分かります。今回のアンケートでは男性編と女性編とで異なる傾向の回答が得られました。ぜひ女性編も続けてご覧ください。(文・ペンダコ)調査時期:2011年9月9日~9月26日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性221名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】東日本大震災の後、町から消えて困ったもの【ランキング男性編】 緊急時に備えている防災準備【コラム】健康を守る!地震発生後に気をつけること完全版(画像などあり)を見る
2011年11月24日お願いだから前を向いて運転して!東日本大震災後、通勤の足として自転車が見直されています。健康的だし、環境にも良いのでチャレンジしたいと思う人もいるのではないでしょうか。そうした人気の反面、マナーを守らない自転車の危険運転が増加しているようです。そこで今回は、歩道を歩いているときに感じる自転車の危険運転を20代女性593名にお聞きしました。>>男性編も見るQ.歩道を歩いているときに感じる自転車の危険運転を教えてください(複数回答)1位携帯メールをしながら自転車を運転54.5%2位携帯電話で話しながら自転車を運転48.9%3位傘をさして自転車を運転43.0%4位2人並んで自転車で走行42.8%5位無灯火運転34.4%■携帯メールをしながら自転車を運転……・「メールをしながら運転している人は、蛇行運転になるのでこちらがよけてもぶつかってしまう」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「メールをしていると下ばかりを見てしまうので、前方不注意で危ない」(24歳/不動産/事務系専門職)・「メールに集中しすぎて、車にひかれたり歩行者にぶつかったりするのではないかと不安になる」(23歳/そのほか/事務系専門職)・「昨日、携帯メールをしながら運転している中学生ぐらいの女の子とぶつかりそうになった。しかも謝りもせずに去っていった」(28歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「若い人に多く見られるこの行為。本当に危ないので前を見て運転してほしい」(27歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)■携帯電話で話しながら自転車を運転……・「携帯で話しながら自転車をこいでいる人が、電柱にぶつかりそうになっていた」(26歳/情報・IT/事務系専門職)・「話に気をとられるので危ないと思う」(23歳/学校・教育関連/そのほか)・「電柱や人にぶつかっている人を見たことがあり、かなり危険だと思った」(22歳/学校・教育関連/事務系専門職)■傘をさして自転車を運転……・「自分でもやったことがあるが、風が強く吹くと引っ張られて危険」(27歳/金属・鉄鋼・化学/営業職)・「バランス崩して転ばれると巻き添えになりそう」(22歳/情報・IT/技術職)・「傘をさしながら走るのは本当に迷惑。歩いている人よりスピードがあるから、服などに傘が引っかかったらそのまま引きずられる可能性だってある。止めてほしい」(23歳/小売店/販売職・サービス系)■2人並んで自転車で走行……・「中学生が3人並んで走行していて、危ないなと思った」(23歳/金融・証券/専門職)・「よく見かけるけど本当に危ない。歩行者への気遣いがないと感じる」(25歳/商社・卸/事務系専門職)・「道が狭いところで、並んで走られると怖い」(28歳/農林・水産/事務系専門職)■無灯火運転……・「自転車が近づいているのも分からないので、本当に怖い」(24歳/金融・証券/販売職・サービス系)・「無灯火だったため、自転車に気付かずぶつかりそうになったことがある」(23歳/食品・飲料)・「暗いと本当に分からない。迷惑だから止めてほしい」(25歳/金融・証券/専門職)総評歩道を歩いていてひやりとした経験のある方はとても多かったです。中でも一番危険だと感じているのが「携帯メールをしながら自転車を運転」でした。「メールをしながら自転車を走らせてきた人と、危うくぶつかりそうになった」、「メールしながら自転車を運転する女子高生と正面衝突するところだった」など、事故寸前だった方も少なくありませんでした。メールだけでなく通話しながらも、とても危険というコメントが多く寄せられています。どちらも人と接触するだけでなく、「電信柱などにぶつかりそう」という声もありました。ついついやってしまうという人もいるかもしれませんが、事故を起こしかねませんし、多くの自治体で罰則が設けられているので、注意したいですね。ランキングに入っていませんでしたが「イヤホンをしていたら周りの音が聞こえないから絶対に危ない。やめてほしいと思う」、「自転車に子供を3人乗せ、さらに買い物袋をつり下げて、ふらふらしながら走っていた。周りにも迷惑だし本当に危ない!」といった声もありました。警視庁の調べによれば、自転車が関連する交通事故は全体の約2割を占めているそうです。「自分だけは大丈夫」と過信せず、自転車を運転する際は交通ルールを順守して事故を起こさないようにしましょう!(文・ペンダコ)調査時期:2011年9月9日~9月26日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性593名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】思わず眉をひそめる電車やバスでの迷惑行為【ランキング女性編】食事中にイラッとする行動【ランキング女性編】仕事でイライラしたときにとってしまう行動完全版(画像などあり)を見る
2011年11月06日「募金」と「節電」がツートップ!2011年3月11日に発生した東日本大震災。被災地の困難な状況は、連日新聞やテレビで報道されました。何か自分にできる支援をしたい。そう思った人も多いのではないでしょうか。今回は20代男性221名に、「大震災後に行ったボランティアや心掛け」をアンケート。20代男性の実践とその理由を見ていきましょう。>>女性編も見るQ.東日本大震災後行ったボランティアや心掛けランキング(複数回答)1位募金65.3%2位節電44.3%3位特にしたことはない16.7%4位被災地の名産物などを積極的に購入した6.3%5位被災地の地酒などを積極的に飲んだ3.8%■募金……・「被災自治体に直接銀行振り込みをした。学生時代によく旅した場所だから復興を願って」(22歳/食品・飲料/専門職)・「近所のスーパーで募金活動を行っていたので、少しでも助けになればと思い、募金した」(22歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「現地ボランティアにも参加したいという思いはあるが、なかなか勢いが出ない。募金は、手軽にできるから」(28歳/そのほか/専門職)・「物資はたくさんあると思ったので、そのようなものを買い占めるよりも募金などを行ったほうがよいと思った。さまざまなところに置いてある募金箱に、少しずつだが募金をしていった」(24歳/医療・福祉/専門職)・「気軽にできることだからです。インターネットを通じて募金しました」(26歳/そのほか/技術職)■節電……・「電力不足にならないように、使わない照明はこまめに消すようにした」(23歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「計画停電地域に住んでいたので、いやでも節電した」(27歳/生保・損保/営業職)・「これくらいしか今の自分にはできないです。極力、電気の無駄を省くようにしました」(24歳/そのほか)■特にしたことはない……・「自分の事で手一杯でほかの人の事を気にしている余裕は無い」(28歳/自動車関連/事務系専門職)・「自身も被災したので、他人にかまっている余裕は無かった」(26歳/医療・福祉/販売職・サービス系)・「もともと節電はしているし、なにもできていないです」(29歳/食品・飲料/営業職)■被災地の名産物などを積極的に購入した……・「とにかくできることがこれぐらいだったので。南部せんべいをよく買った」(24歳/警備・メンテナンス/技術職)・「意図的に被災地原産の商品を購入した:日常的に食べる野菜やお肉を被災地のモノにすれば、比較的支援になるかなぁと」(28歳/情報・IT/事務系専門職)■被災地の地酒などを積極的に飲んだ……・「宮城の地酒『一の蔵』を実家で飲んだ」(22歳/機械・精密機器/技術職)・「居酒屋で宮城の地酒をよく飲んだ」(22歳/そのほか)総評1位から3位まで、男性編と女性編では全く同じランキングになりました。それぞれの項目を選ぶ人の割合も似通っており、被災地支援に対しする男女の気持ちには差がないことが分かります。1位は、「募金」。男性編では、商品やサービスを購入したときにもらえるポイントやマイレージなどを寄付する「ポイント募金」をしたという人が目立ちます。「自分ではあまり使わないクレジットカードのポイントを、募金に充てています」、「集めていたポイントを全部、思い切って募金しました」といった具合です。お金そのものよりも、手ごろだからかもしれません。2位には「節電」がランクイン。「この夏は冷房を28度以下にしないようにしていました」、「普段からしていることだけど、今まで以上に心掛けた」といったコメントが寄せられています。一方3位は、「特にしたことはない」。「自分も被災したため、身の回りのことで精いっぱい」という人が少なくありません。協力しないのではなく、したくてもできない状況に置かれている人も多いようです。また、「東北地方はたびたびお世話になった地域。僕にできることは何でもしましたが、それは当然のことをしたまでで、ボランティアという意識は全くありません」という謙遜(けんそん)の美徳を体現したコメントも見られました。(文・ペンダコ)調査時期:2011年9月9日~9月26日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性213名(その他と回答した8人を除く)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】東日本大震災の後、町から消えて困ったもの【ランキング男性編】節電に効果がありそうなアイテム【コラム】あなたの学校の"一風変わった委員会"教えてください完全版(画像などあり)を見る
2011年11月03日自分にできるところから支援を!未曾有の被害規模となった東日本大震災。被災地でのボランティアや芸能人のチャリティーイベントなどの様子も、メディアで取り上げられました。被災地への支援は募金やチャリティーグッズの購入など、現地に行かなくてもできますよね。そこでどのような支援を行ったのか、20代女性593名にお聞きしました。>>男性編も見るQ.東日本大震災後行ったボランティアや心掛けを教えてください(複数回答)1位募金68.3%2位節電56.5%3位特にしたことはない10.6%4位被災地の名産物などを積極的に購入した9.3%5位チャリティーグッズなどを購入した8.4%■募金……・「募金というか、ネット上でたまっていたポイントを寄付した」(26歳/医薬品・化粧品/販売職・サービス系)・「震災直後、コンビニや道端での募金活動を見かけたときは、少しでも必ずお金をいれるようにしていた」(24歳/機械・精密機器/事務系専門職)・「会社で募金箱が置かれていたので、みんなで募金した。募金なら簡単にすぐ協力できる」(24歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)・「日本赤十字社に義援金を送った。会社の仙台支店への募金をした」(27歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「新聞で義援金を受け付けていたから。新聞社に家族で集めた義援金を持っていった」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■節電……・「被災地に行って何かすることができないので、自宅でもできる節電を心がけました。エアコンの温度を上げるなど」(24歳/医療・福祉/専門職)・「去年の実績から-40%の電気削減に成功」(26歳/機械・精密機器/営業職)・「節電は東京に住む人たちが一番しなければいけないことだと思った。また、東京の電機が福島で作られていることを初めて知り、脱原発のために協力できればと思った」(28歳/不動産/秘書・アシスタント職)■特にしたことはない……・「何かしなければと思いながら、何もできていません」(26歳/金融・証券/専門職)・「節電はもともと行っているので、とにかく私たちが普通の生活をし、経済活動を行うことが復興につながると思ったので」(24歳/通信/秘書・アシスタント職)・「特には何もしていません。ただ、震災がおきたからといって自重ムードには流されないようにしました。こんな時こそ、皆がお金を使って経済が停滞しないようにすることが復興への一番の寄与だと思っていました」(26歳/生保・損保/営業職)■被災地の名産物などを積極的に購入した……・「会社の納涼祭で、社員に配る景品をすべて東北関連のものにしました。東北のお酒など、社員にも喜ばれました」(25歳/電機/事務系専門職)・「手軽にできる。近くのスーパーでその県の野菜などを買う」(25歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)・「実際に東北三県に旅行に行って、現地で名産物やおみやげをたくさん買いました」(28歳/商社・卸/事務系専門職)■チャリティーグッズなどを購入した……・「会社で開催されたチャリティーバザーに参加した」(27歳/建設・土木/秘書・アシスタント)・「最近では義援金切手を買いました」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「好きなバンドがチャリティーグッズを作り、収益金のすべてを募金に充てることになったので購入した」(25歳/金融・証券/販売職・サービス系)総評1位「募金」は7割近く、2位「節電」は6割近くを占めました。二つをともに挙げる人も少なくありません。3位「特にしたことはない」が約1割ですから、圧倒的な差が分かります。「募金」については、コンビニや街頭の募金箱だけでなく、「ネット上で募金した」という声が多く聞かれます。また、「まとまった金額を送りたかったので、社員旅行の積立金を寄付しました。会社も、そうするよう奨励していました」、「できるだけ手数料や経費が差し引かれない団体を選びました」など、少しでも多くのお金を役立てられるよう工夫している人も目立ちます。「節電」についても、「夏、エアコンの設定温度を高めにした」、「電化製品のコンセントをこまめに抜く」など、さまざまな工夫が見られました。中には、「テレビをほとんど見なかった」という人も。「まずは自分にできるところから、被災地支援に協力したい」。今回のアンケートからは、そうした思いが伝わってくるのではないでしょうか。(文・ペンダコ)調査時期:2011年9月9日~9月26日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性593名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】東日本大震災の後、町から消えて困ったもの【ランキング女性編】節電に効果がありそうなアイテム【コラム】あなたの学校の"一風変わった委員会"教えてください完全版(画像などあり)を見る
2011年11月03日6月11日・12日に東京ドームで「東日本大震災復興支援チャリティライブKYOSUKE HIMURO GIG at TOKYO DOME “We Are Down But Never Give Up!!”」と題してチャリティライブを行った氷室京介。その公演の模様を完全収録したDVDが、12月14日(水)にリリースされることが決定した。氷室京介の公演情報2日間同じ楽曲構成で行われた本公演のDVD収録楽曲は『Dreamin’』『B.BLUE』『NO.NEW YORK』など、BOOWYを代表する楽曲から『LONGER THAN FOREVER』『MEMORY』『B・E・L・I・E・V・E』などのバラード楽曲、そして『PLASTIC BOMB』や『“16”』など、ファン垂涎の楽曲まで網羅した内容になっている。12月17日(土)からは、震災前に企画していた氷室京介の全キャリアを網羅したアリーナツアー「KYOUSUKE HIMURO SPECIAL GIGS THE BORDERLESS FROM BOOWY TO HIMURO」が、時期を改めてスタート。BOOWYの楽曲から、ソロの代表曲、そして昨年リリースされた新作『“B”ORDERLESS』のチューンまでを網羅したライブが展開される予定だ。なお、チケットぴあでは、10月22日(土)11時より、同ツアーの「いち早プレリザーブ」を受け付ける。
2011年10月21日結婚3年目に夫婦の危機!?
たかり屋義母をどうにかして!
義父母がシンドイんです!