「うちの会社では育休は取れないよ」と言われて困惑したことはありませんか?先輩女性たちも妊娠したらやめていくばかり。「この会社では育休は無理なんだ……」と思ってしまってはいないでしょうか。しかし、育休や産休は法律で定められた権利です。取得にはそれぞれ決まりがあるので、自分の権利を守るために、ぜひ知っておきましょう。育児休業の対象者育児休業が取得できる対象者は、「1歳までの子どもを育てている男女の労働者」です。正規雇用・非正規雇用(パート・アルバイト・派遣社員)のすべてが当てはまりますが、日雇いで働いている人は対象者に含まれません。実子だけではなく、特別養子縁組で育てている子どもも育児休業の対象です。非正規雇用の場合育児休業はパートや契約社員、派遣社員といった非正規雇用者も取得する権利がありますが、申し出る際には、以下3つの条件を満たす必要があります。1年以上継続して雇用されていること子どもが1歳を迎えたあとも引き続き雇用されることが見込まれていること子どもの2歳の誕生日前々日までに労働契約期間が満了し、更新されないことが明らかな人は除外される産前産後休業(産休)は誰でも取れる?雇用の種類を問わず、産前産後休暇(産休)は取得が可能です。たとえ妊婦本人からの申し出がなかったとしても、会社は産前6週間、産後8週間の期間は、原則として休暇を与えなければならないのが決まりとなっています(労働基準法第65条第1項、第2項)。なお、双子以上の妊娠の場合は、産前休暇が14週間となります。 正社員の場合は勤続1年未満でも育休が取得可能!法律で定められている「勤続1年以上」という条件は、あくまでも非正規雇用者のみです。そのため、正社員であれば、入社・転職後1年未満であっても育児休業の取得ができます。ただし、雇用期間1年未満の人が育児休業を取得できるかどうかは、「労使協定」を確認する必要があります。以下を見ていきましょう。労使協定によっては拒否できる労使協定とは、労働者と雇用者側が定めているもの。育児介護休業法第6条によると、労使協定によっては、事業者は入社日から1年未満の人のみ、育児休業の申告を拒否することができるんです。原則として、育児休業の申し出を会社側が拒否することはできないため、理由なく拒まれた場合は、労使協定の有無を確認しましょう。出産日ではなく申込み日時点で1年未満かどうかこの「入社後1年」ですが、あくまでも育児休業の申し出をした日が入社より1年経過している必要があるということになります。妊娠の判明や出産予定日、出産後8週間の産前産後休暇は含まれません。たとえば、4月に入社した女性が翌年3月に出産した場合、育児休業の申し出が翌月4月以降であれば入社より1年が経過していることになり、取得が認められるのです。転職後1年未満はどうなる?転職者の場合も、通常の入社の場合と同様です。転職先での働きかたが正社員雇用であれば、労使協定の有無を確認。非正規雇用では1年未満での育児休業取得は困難でしょう。しかし、会社の規則として、非正規雇用者の就労期間が1年に満たない際も育児休業を認めているところも。あらかじめ転職先の規則を確認しておくことが必要です。 まとめ正社員雇用されている会社であっても、「うちには育休はないから」ということがあります。しかし、1年以上勤務しているのであれば、育休を取得できる権利が法律で認められていることを知っておきましょう。非正規雇用者が勤務1年未満で育休を取得する必要が生じた際、今後も働き続けたいという意思があるのであれば、まずは1度雇用者側に相談してみましょう。会社規則によっては、数ヶ月の雇用で育休が認められることもあります。 参考:厚労省資料育児休業制度入社直後の女子社員が産休・育休を取得?プロに聞く!人事労務Q&A(東洋経済オンライン)「産休・育休取得前~取得後」編(薬キャリmama)「育児休業の「入社1年未満」適用除外は、どの時点で判断するか」(グルメキャリー)
2018年07月26日働く女性にとっては一般的なものになった育児休業。男性でも取得する人は増えてきているようです。とはいえ、取得率はまだまだ女性に比べてかなり低いのが現実です。実際に今、育休を取得した男性はどのくらいいるのでしょうか?そして、取得期間はどのくらいなのでしょうか。男性の育休について、海外事情も織り交ぜながらご紹介いたします。育児休業取得率はどのくらい?男性の育児休業取得率は5.14%厚生労働省が発表したデータによると、2017年度の男性の育児休業取得率は5.14%でした。比較が可能な1996年度以来で最高の割合です。事業者別でみると、特に取得率が高かったのは、金融・保険業(15.76%)、情報通信業(12.78%)。厚労省は2020年度までに13%まで引き上げることを目標にしています。一方、2017年度の女性の育児休業取得率は83.2%でした。こちらも前年度より上昇しています。出産後も仕事を続ける女性が増えているため、女性の育児休業取得率も変わらず上昇しているといえるでしょう。育児休業取得率の推移育児休業取得率の推移は以上のグラフのように、男女とも上昇傾向にあります。女性では、特に平成19年度に大きく取得率が伸びています。この理由として考えられるのは、19年度から始まった育児休業取得推進等助成金の取り組みです。育児休業取得推進等助成金は、育児休業取得者等に経済的支援を行った事業主を対象とする助成金。育児休業の取り組みを促進するために整備されました。また、男性の育休は、まだまだ高い取得率とはいえないながらも少しずつ上昇傾向にあります。平成29年度に改正された育児・介護作業法など、さまざまな施策を国が打ち出している結果が表れているのでしょう。子育て世代の男性では、「自らも育児にかかわりたい」と考える層も増えている様子。こうした変化に対応する会社も、徐々にではありますが増加しているんです。 海外での男性の育休はどうなっている?日本の男性陣の育休取得率は上昇傾向といえども、まだ1割にも届きません。では、海外ではどうなっているのでしょうか。スウェーデンは男性の90%が取得福祉が充実しているイメージのスウェーデンでは、なんと90%近くの男性が育休を取得しています。両親合わせて480日(約16ヶ月)が有給で取得可能。390日間は給与の80%が支払われます。480日のうち、男性が取得できる期間は3ヶ月間となっています。また、日本のように1歳まで(保育園事情により2歳までもあり)と短い期間限定ではなく、8歳まで取得可能。2人目、3人目と子どもが増えるたび加算されるため、子どもが多い人ほど取得できる育休日数が増える計算です。アメリカには育休制度はない?スウェーデンとはうって変わって、アメリカには有給での産休・育休制度がありません。これは先進国の中で唯一です。アメリカは州単位で法律が異なるため、州や民間企業単位で産休・育休を導入しているところもあります。しかし、アメリカでは女性ですら数ヶ月で職場に復帰する例も少なくないのが現実のため、男性の取得が浸透するのは難しいという側面があるんです。ただし現在では、日本の男性の意識が変わってきているのと同じく、アメリカでも若い世代では「父親も育休が必要」と考えている人が増加しています。この変化に応え、企業でも育休制度を充実化させる動きがみられています。 男性の育休取得が低い理由女性では8割近くが取得する育休。男性では、権利があるにもかかわらず、今ひとつ取得率が伸びていない現状があります。一体なぜなのでしょうか。金銭的問題もっとも大きな理由が、経済的な問題でしょう。日本の夫婦では、女性よりも男性の収入が高いケースが多いもの。育休期間では収入が勤務時よりも一定割合カットされるため、もともと収入が少ない女性が休み、男性が家計を支える役割を担うケースがおのずと多くなるのでしょう。育休中の収入の保障率は50%。これでは、家計を支える収入源が父親の場合、おいそれと休めないのは仕方がないと言えそうです。日本的雇用慣行の問題もうひとつの理由が、出世問題です。終身雇用制度が崩れたとはいえ、日本の企業はまだまだ年功序列で昇進していく形が一般的。長期間育児休業で仕事を休むと、その期間が「マイナス」とみなされ、昇進・昇格が遅れてしまう懸念を抱く男性は多いでしょう。女性であっても、産休・育休によるキャリアの遅れを気にする人は多いですよね。男性ではこの傾向が強まってもおかしなことではないと言えるのではないでしょうか。パタハラが男性の育休を妨げ?「パタニティ・ハラスメント」という言葉を聞いたことはありますか?「パタハラ」とは、育休を取得した人に対するハラスメントのこと。日本労働組合総連合会が調査した結果、男性では11.6%が受けた経験が「ある」と答えていることがわかっています。主な内容は、「育児のための制度を利用させてもらえなかった」というもの。上司からの「育児は母親がやるべきもの」「育休を取ればキャリアに傷がつく」といった発言、嫌がらせが中心です。パタハラを受けた男性の6割以上が、結果的に育休の取得など、制度の利用を諦めたと答えています。職場がこうした雰囲気では、育休の取得率が伸び悩むのも当たり前だといえますね。男性の育休期間は5日が多い厚労省が調査したデータによると、平成27年度に育休を取得した男性のうち、もっとも多かった取得期間はなんと「5日」。およそ8割以上の男性が「1ヶ月未満」であったことがわかっています。これでは、女性からすると「どこが育休!?」と思えなくもないですよね。育休というよりも、出産直後のサポートとして活用されているだけに留まっているのが現状です。 最後に制度は整ってきているものの、まだまだ男性の育休が「ふつうのもの」になるまでには長い道のりが必要そうですね。育休を気持ちよく取得するには、父親である男性の意識の変化はもちろん、会社全体の理解と働き方の工夫が必要不可欠。パタハラ問題も根深い現状を変えていくには、性別による役割の認識を変えていく必要があります。今の子育て世代から少しずつ変えていくことが、未来の子育て世代が子育てしやすい社会につながっていくのではないでしょうか。 参考:男性の育休取得5.14%、過去最高17年度(日経新聞)平成28年度雇用均等基本調査(厚労省)平成27年度雇用均等基本調査(厚労省)第2節育児休業制度等についての取組を推進する(内閣府)育児・介護休業法に定められた両立支援制度(イクメンプロジェクト)育児・介護休業法について(厚労省)スウェーデンがますます父親に優しい国に育休が3ヶ月に延長される(HUFFPOST)「父親の育休取得」、アメリカの意外な実態(東洋経済オンライン)それでも男性の育児休業が増えない理由(第一生命)顕在化してきた「パタニティ・ハラスメント」(マナビズ)
2018年07月25日産休直前までバリバリ働いていたりすると、産休になって突然ひとりの自由時間ができてしまい、戸惑ってしまうママは多いようです。とはいえ、赤ちゃんが生まれたら自由な時間はなかなか見つけられないので、せっかくの時間を有効活用する方法について調べました。のんびり過ごすラストチャンス! とことんのんびり産休から出産までの間にしかできないこととして、「とにかくのんびりすること」が挙げられます。これまで忙しかった状況から、急に何もすることがなくなるとかえって不安を感じる人もいますが、これからの人生で当分やってこなくなる、「何日もひとりでのんびりできる最後のチャンス!」と考えれば、むしろのんびりしないなんてもったいないと思えるかもしれません。また、子連れではいけないようなレストランや映画館なども当分お預けになるので、大人な雰囲気の娯楽を今のうちに堪能しておいたり、静かな雰囲気を楽しむような場所に行っておくのもオススメです。未来のために自分磨きやお小遣い稼ぎぼーっとした時間を過ごすなんて無理!という人は、自分磨きをとことんやってしまうというのも手です。産休中に語学や資格などを勉強する人は意外に多いようで、育休が明けてからのさらなるキャリアアップに向けて下準備しておくと、安心かもしれませんね。また、妊娠期間中はかなり体にも負担がかかっているため、妊婦でもOKなマッサージやエステ、歯の治療やケアなどに行き、出産や育児に耐えられる体になるようメンテナンスをしておくという人も見かけられます。どうしても仕事から離れられない人は、在宅でできる仕事やアンケートサイトなどを利用して、コツコツお小遣い稼ぎをして、働けないストレスを発散しているようです。これまでの仕事が激務であった人であるほど、産休に入ってからのやることのなさに戸惑うケースが多いといいます。実際は「今しかできないこと」がたくさんあるので、視点を変えて出産前の時間を有意義に過ごせるようにしたいですね。(文・姉崎マリオ)
2018年07月17日こんにちは。ワーママライターの水野アキです。私には2歳差の息子たちがいます。2人を妊娠中、フルタイム勤務で、残業もしていました。私の体験談を元に、プレワーキングママの抱えるストレス についてお話したいと思います。赤ちゃんとストレスストレスと赤ちゃんはどのような関係があるのでしょうか。2つのリスク があると考えられています。1つは、お腹の赤ちゃんの栄養不足です。人の体は、ストレスを受けると「アドレナリン」を放出し、外敵から身を守ろうとします。この状態の時、体中を巡っている血液は必要不可欠な心臓、脳といった臓器に優先的に送られ、それ以外の臓器は後回しにされています。赤ちゃんがいる子宮は、優先度が低い臓器と言われています。なので、ストレスを感じると、子宮まで十分な血液が送られない状態になってしまいます。お腹の赤ちゃんは、血液を通して、ママから必要な栄養や酸素をもらっています。血液が送られない状態が続く、又頻繁に起こると、赤ちゃんが栄養不足になってしまうことが考えられます。2つ目は、切迫早産、早産のリスクです。「早産」とは、妊娠22~37週未満の時期に出産。「切迫早産」とは、早産になる一歩手前のことです。妊娠中の大きすぎるストレスは、「副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)」の増加につながり、それが子宮収縮や頸管熟化を促進することで切迫早産や早産の原因になるといわれています。もちろん、ストレスのみが原因ではありません 。妊娠高血圧症候群や赤ちゃん側が原因となる羊水過多、過少など他にも考えられます。プレワーキングママの抱えるストレスとは?私は、2人を妊娠中、フルタイムで働いておりました。私の抱えたストレスとその際の対処法をご紹介 します。基本的には座り仕事でしたので、身体の負担は少なかったと思います。でも、私は悪阻中と産休に入る直前のストレスがとても大きかったです。●つわり中のストレス私は妊娠5週から始まりました。5週だとまだ検査薬で判明した所で、心拍はまだ確認できていない段階です。なので、周囲に話すこともできず、ただひたすら不安と吐き気と戦いながら仕事 をしていました。つわりの時期は、まだお腹も大きくなく、周囲には分かってもらえませんよね。また胎動もなく赤ちゃんが元気なのかもわからず不安ですよね。トイレに立つ回数が多くて、食べつわりだったので、グミなど1口で食べられるものをデスクにおいていたので、さぼっていると思われたらどうしようとか勝手に想像し、ストレスを感じていました。私は、安定期に入る前に、チームのメンバーと上司には、話してしまいました。このタイミングが良かったかはわかりませんが、打ち明けたことで、ストレスは軽減できたように思えます。また作業分担や残業の相談もできました。産休に入っても続くような日程の長期のプロジェクトからは外してもらいましたし、作業量も調節してもらい、残業もできる範囲としてもらいました。職場の環境によるところが大きいですが、上司も先の見通しを立てることができるので、早めの報告をオススメ します。●産休に入る直前、引継ぎストレス産休は出産予定日の6週前(双子以上の場合は、14週前)と決められています。安定期に入りつわりも落ち着き、お腹も大きくなると誰しも「妊婦」と分かってくれるようになります。申し訳なく思いながらも感謝して好意に甘えられるようになって仕事もまた楽しくできるようになってくるとあっという間に産休に入ることになります。産休に入る前には自分の今までに行ってきたことの引継ぎが発生 しますよね。私の場合は、私の所属していたチームに私の代わりとして他のメンバーが入ることになりました。引継ぎに備えて資料や、整理はしていましたが、短期間だったのもあり、分かってもらえず、苦労しました。また他のメンバーと新しい人が合わずに私への文句ではなくても「水野がいなくなるのが困る~」と言われて嬉しい反面、心苦しくもありイライラし、ストレスを感じることとなりました。仕事について心残りはたくさんありましたが、産休に入ってると、赤ちゃんを迎える準備、入院、里帰りの準備などに追われて、仕事について段々と考えることは減っていきました 。それに伴って、ストレスもなくなっていたと思います。プレワーキングママのストレス発散とは「ストレスのせいで赤ちゃんに影響が・・?」と不安になりすぎるのもストレスになってしまいますよね。考え過ぎていると感じたら、おなかの赤ちゃんとしたいことを考えたり、赤ちゃん用品を見に行ったり、気分転換を図りましょう 。私が妊娠中にしていたストレス発散方法を2つ ご紹介します。1つ目は、テレビ、映画、動画を観ることです。私は、家で子ども向けのアニメの映画を見ていました。友情もので、思いっきり泣きました。どうして子ども向けのものを選んでいたかというと、お腹の赤ちゃんと一緒に観ていると思えたからです。お腹の子に話しけながら映画の世界に浸っていました。感情を映画に集中して、泣いたり笑ったりすることでストレス発散というか、気分の切り替えができたかなと思っています。2つ目は、赤ちゃん用品を観に行くこと。お腹の性別が分からない頃(悪阻と仕事が辛かった時期)は、ひたすらネットで赤ちゃんのお洋服やおもちゃを見ていました。安定期に入って出歩けるようになってからは、ショッピングセンターの赤ちゃんや子供用品や本屋さんの絵本コーナーを見て歩きました。たまには、まだ早いかなと思いながら買うこともありました。気持ちが前向きになれたし、少しお高めの赤ちゃんのお洋服を買うことで仕事のモチベーションにもつながりました。----------以上、いかがでしたしょうか。お腹の赤ちゃんはもうママが大好きです。頑張っているママのことを応援してくれています。一緒に頑張ってくれてありがとうと声をかけて無理のない範囲で、お仕事頑張ってくださいね。●ライター/水野アキ●モデル/ゆみ
2018年07月04日■出産手当金とは?産休とは、出産をはさんで、産前42日(多胎の場合は98日)・産後56日の期間。この期間に、会社からお給料が出ない場合、ママが加入している健康保険から支給される休業補償金のこと。■出産手当金のもらえる金額は、いくら?日給(※1)の3分の2に相当する金額 × 産休した日数分給付日数は前述の産休中。予定日より出産が遅れた場合は、給付日数が長くなり、出産が早かった場合は短くなる。お給料が支払われている場合でも、その金額が出産手当金より少ない場合は差額が支払われる。※日額:標準報酬月額÷30標準報酬月額とは社会保険料などを計算するためにお給料や交通費を含めた金額を47等級『健康保険の場合』に分けたもの。具体的な額が知りたい場合は、担当窓口に問い合わせするのが良い■注意! 出産手当金の振込み時期ここで覚えておきたいのは、出産手当金が振り込まれる時期のタイムラグ。出産手当金は、産休中の生活のサポートとして支払われるお金だが、口座に振り込まれるのは出産後、およそ3~4カ月後(※)。このタイムラグを理解して、産休中の当面の生活費はあらかじめ用意しておこう。※産休明け(出産後57日) + 申請から振込みまで1~2ヶ月かかる●産休中は社会保険料の支払いが免除に産休中は社会保険料(厚生年金と健康保険)の支払いが免除になる。雇用保険料は、給料の支払いがなければ、負担もない。■出産手当金をらえる人は、どんな人?会社員、公務員で勤務先の健康保険に加入している人。ただし、産休中のお給料が日額の3分の2以上出る場合はもらえない。働いているママでも国民健康保険の人、また会社員でも、健康保険が国民健康保険の場合は残念ながらもらえない。■出産手当金の手続きの概要 ①産休前に出産手当金の申請用紙を入手出産手当金をもらうためには「出産手当金支給申請書」への記入・提出が必要。この書類には出産した病院の医師の証明が必要なので、産休前に用紙を入手しておくと手続きがスムーズ。申請書は各健康保険のHPからダウンロードできることも。②産院で医師に必要事項を記入してもらう赤ちゃんが生まれたら、担当の先生に必要事項を記入してもらう。この時、文書料として数千円かかる場合もある。③産休明けに会社に必要事項を記入してもらう「出産手当金支給申請書」には勤務先の記入欄もある。書類が完成したら、勤務先の健康保険担当者など、健康保険の窓口に提出する。※マイナンバー制度により手続きや書類が変更になる可能性があります。■◆コラム:退職したママが出産手当金をもらえるケースもある◆出産手当金は出産後も仕事を続けるためのママのための制度。けれども仕事を続けるつもりでも、出産を挟んでどうしても退職しなければならなくなる場合もあるだろう。そんな場合、下記の要件を満たしていれば退職するママでも出産手当金給付対象になる可能性がある。ただし、不要なトラブルを避けるためにも勤務先とよく相談しよう。1)被保険者期間(健康保険に入っていた期間)が1年以上あること2)退職時に出産手当金を受けている、または受ける条件(※)を満たしていること3)退職日当日に出勤していないこと (例えば、退職日当日に引き継ぎや挨拶のために短時間出勤すると要件を満たさないので注意が必要)※出産日や出産予定日の前42日(多胎の場合は98日)以内、つまり産前休業が取れる期間に退職していて、かつ、退職日当日に出勤していない人■出産手当金 DATA※この記事は2018年4月末現在の法令・情報に基づいて書いています
2018年07月01日子どもを持つフランス女性の多くは、仕事を持っているといわれています。それは、働く母に優しい環境づくりがなされているからなのです。働く女性が憧れる素敵な暮らしは、フランスにあるのかもしれません。フランス女性を取り巻く優しい環境とは?出典:byBirthフランスでは、子育てをしながら働く女性が大半を占めています。日本でも、現在は多くの女性が子育てと仕事を両立しています。しかし、保育所や幼稚園問題、産休・育休制度への理解など、まだまだ問題は山積みです。そこで今回は、子育てと仕事をそつなくこなすフランス女性を取り巻く暮らしについてご紹介します。働く母に優しい環境とは、どのような仕組みなのでしょうか?1. 就業規則が徹底して管理されている出典:byBirthフランスでは、週の労働時間が“35時間”と定められています。そして、この規則が徹底して守られているのです。もちろん、日本と同じく残業をすることもありますが、ほとんどの場合が定時退社。定時に帰ることを後ろめたく思う必要はなく、きちんと管理された就業規則に従って帰宅することができるのです。これは、女性に限った話ではありません。男性も同じく、大抵は決められた時間に帰ります。このように、就業時間や休暇がしっかり守られていることで、仕事と育児を両立することができるのです。仕事を取るか、家庭を取るかではなく、どちらも取ることができる環境だなんて素敵ですよね。2. 子どもの預け先に困らない出典:byBirth日本では、預け先が見つからないがために仕事を諦める女性が少なくありません。一方、フランスでは子どもの預け先に困るということは、まずないようです。フランスでも日本と同じように、幼い子どもは保育園に預けるのが一般的です。そして、その他にも9名まで受け入れ可能な小規模保育園や、保育ママ(ヌヌーと呼ばれる)などの保育サービスが充実しているのです。また、ときには住み込みで人を雇い、自宅で子どもの面倒を見てもらうこともあるそうです。日本でも、ベビーシッターさんを雇うことはできます。しかし、料金がかなり高額なためなかなか依頼することはできません…。その点も、フランスなら補助金でまかなうことができるのです。3. 育児に協力的な男性が多い出典:byBirthどれだけ優しい環境が整っていても、女性ひとりで仕事も、家事も、育児もこなすことは難しいでしょう。日本で“育メン”という言葉が流行るずっと前から、フランスでは男性が育児に協力するのは当たり前だとされてきたようです。フランスでは、子どもが小学校を卒業するまでは、保護者が通学に付き添わなくてはなりません。毎日の送り迎えは、決して楽なものではありませんよね。このようなとき、基本的には母親が送るのが当たり前だという古い考えを持つのは、日本で暮らす私たち特有のものなのかもしれません。フランスでは、当たり前のようにスーツ姿の父親が送り迎えを担当しているのだとか。そもそも、育児に協力的だという考え方自体が間違っているのかもしれません。自分たちの子どもなのだから、2人で育てる。それ以上でも、以下でもないのかもしれませんね。4. 女性が働くことに対して理解がある出典:byBirth日本では、働く女性を支援するとは言っても、まだまだ産休・育休について理解が進んでいないように思えます。企業によりますが、これらの制度を認めようとせず、女性を退社に追い込む企業も少ないとは言えないでしょう。その点、フランスでは働く女性について理解があるため、手厚い補助が受けられます。さらに、復職後は“以前と同等の地位を保障する”と法律で定められているので、安心して職場復帰することができるのです。日本では、復職したはよいものの周囲の理解を得られず、気まずい思いを抱えたまま仕事をしている女性もいるのではないでしょうか?フランスのように、女性が働く権利を主張できる世の中にしなければなりませんね。フランスは“働く母”を受け入れる体制が整っている!出典:byBirthフランス女性が仕事と子育てを両立できる理由は、働く母親を受け入れる体制が整っているからだと分かりました。周囲の理解がなければ、それらの両立は叶わないのです。私たちにできることは、あるのでしょうか?1つだけ確かなことは、日本の現状を嘆くばかりではいけないのだということです。社会の在り方を変えられるのは、私たち当事者だけなのだから。働く女性に優しい環境は、男性にとっても子どもにとっても、誰にも優しい環境なのでしょう。フランス女性の素敵な暮らしは、たくさんの人の協力で成り立っているのですね!
2018年06月01日こんにちは、猫ライターの乙美亜十です。皆様は産休育休を取っていますか?現代では半数近くの夫婦は共働きをしていると言われていますから、現在産休育休中だというママも多いのではないでしょうか。そんなママ達が心配になるのは 、産休復帰後の仕事事情ですよね?「以前のようにバリバリと仕事ができるのか?」「同僚から冷たい目で見られないだろうか?」産休に入ったばかりのママも、もうすぐ復帰だというママもそんな不安でモヤモヤしているのではないでしょうか。実は私も、産休、育休から仕事に復帰をするときに不安を抱いていた一人 でした。ですが、実際に産休、育休から復帰をしたところ、予想以上に大変だったのはもちろん、思いもしない 落とし穴 が待ち受けていました。今回はそんな、私の実際の体験談をお話ししたいと思います。産休から復帰するときの不安私は某大手美容業界の内勤として働いていました。勤務している会社は福利厚生もしっかりしていて、ありがたいことに産休、育休から復帰して働いているママも多い職場だったため、復帰するのにはとても恵まれている会社でした。しかし、そんな恵まれた会社であっても産休、育休から復帰してわずか半年程で辞めていった先輩ママ も数多くいました ので、どことなく不安な気持ちになっていました。「もしかしたら、私の知らないところで産休、育休から復帰した人はいじめ に合っているのではないか?」「子供の病気で欠勤、早退をすることに不満をぶつけてくる人がいるのではないか?」「1年以上も仕事を離れていて、すぐに会社に馴染む ことができるのか?」そんな不安を悶々と抱えていました。しかし、そんな不安などまだまだでした。実際に産休、育休から復帰をしてみると、自分の考えがいかに 甘かったのか を思い知らされることになったのです。予想以上に大変だった産休復帰後の仕事産休育休から復帰をして、まずぶち当たったのは 1年以上空いた仕事へのブランク でした。当時、私は内勤の仕事だったためパソコンで自社システムを使った作業を行っていたのですが、産休前は使えていたはずのシステムの操作方法がうろ覚えになっていました。さらに、1年以上ブランクが空いていたため、システムが所々変わっていました。おそらくシステムが変わったのは少しずつなのでしょうが、私からすれば大幅な変更となっているのですから一から覚えなおさないといけません 。くわえて、保育園に通いだしたばかりの子供はしょっちゅう熱を出す ため急な欠勤や、保育園からの呼び出しも頻繁 でした。産休、育休から復帰してからの半年間は月の半分もまともに出社できていない 状態 でした。そんな状態ですから、必死に新しい仕事やシステムを覚えたくても思うように覚えることもできず、しょっちゅう子供の事で欠勤や早退を繰り返していたので、申し訳ない気持ちと、仕事が以前のようにこなせない不甲斐なさから、完全に心が折れそうになっていました 。極めつけは子供 の事です。保育園に通い始めた直後から治まっていたはずの夜泣きが再開 し、保育園に預けるときも「嫌だ!」と泣き叫び、迎えに行ったときも泣き叫びながら私にしがみつき泣きじゃくる子供の姿を見て罪悪感でいっぱいになりました。そして、産休、育休復帰から半年がたった時、限界を感じた私は仕事を辞める 決意をし、上司に相談することにしたのです。私があと半年間頑張れた理由私の直属の上司は、女性で現在中学校1年生のお子様を育てておられました。当然、私と同じように産休、育休から仕事を復帰した経験を持つ女性 でした。そのため、普段から子育てのことを相談している仲だったため、「欠勤や早退が続いて周りに申し訳ない」「仕事がついていけずにツライ」「子供に無理をさせているような気がしてツライ」という、私の話も親身になって聞いてくれました。そしてこのようなことを言ってくれました。「産休、育休から復帰した1年間はとっても辛いよね。その気持ちは私も経験したからよくわかる。でも1年間を超えたら、子供も保育園に慣れてくるし仕事の感覚も戻ってくる 。だからあと半年間 、産休、育休復帰後1年間は騙されたと思って頑張ってみて!」そう言ってくれた上司の言葉に、同じ立場を経験した人の言葉だからか、不思議とあと半年間だけ頑張ろうという気になれました。その後、上司はこのような話もしてくれました 。「この会社は、子育て経験をした女性が多い会社だから子供の事情による欠勤や早退に対して寛容に受け止めてくれる人も多いけど、実際にあなたがしなければいけなかった仕事や作業を代わりにやってくれている人がいる 。」「その人たちに誠心誠意お礼を言って 、出勤できる時は、その人達の仕事を手伝うくらいの気持ちで誰よりも真面目に仕事をしてください。そうすれば子供の事で欠勤や早退をしても、多少仕事のことで足を引っ張っても快くフォロー してくれるはずだよ。決して子供のことで早退欠勤をするのが当たり前にならないように注意してね」そう上司にアドバイスを頂きました。それ以来、上司の言葉を胸にとにかく出勤をした時は誰よりも真面目に働き、誰よりも動くことを心掛けました。さらに、もっとも大切な、「欠勤や早退をした時に、代わりに仕事をしてくれた人にお礼を誠心誠意言う」ことを徹底しました。また、以下のような事 も可能な限り実行するようにしていました。・みんなが嫌がるような作業や雑務を率先して行う・旦那様との兼ね合いで可能なら残業を引き受ける・旦那様に子供を任せられそうなら休日出勤をする・急な出勤にも可能なら対応する・とにかくいつも笑顔で元気よく過ごす・早退、欠勤をした時は同じチームの人に謝罪と感謝を述べるこのような事を心掛けながら、少しずつ会社に溶け込んでいくことができました。----------いかがでしたか?その後、あれだけ保育園を嫌がっていた子供は今ではすっかり保育園大好きで、休日でも「保育園に行きたい!」 というまでになりました。一方、私は何とか仕事にも慣れて以前のようにとはいきませんが、必死にやればこなせる程度までには回復しました。現在も子供の熱などで、急に欠勤や早退をすることはありますし、同僚がいい方たちで文句を言われることもないのですが、とても申し訳ない気持ちになってしまいます。しかし、そんなときは仕事を代わりにして頂いた方に誠心誠意お礼を言うことや、他の人が嫌がる仕事を進んで行って何とか埋め合わせをしています 。これから、まだまだ問題は出てくるかもしれませんが上司に言われたアドバイスを胸にこれからも精一杯働きたいと思います。●ライター/乙美亜十●モデル/貴子
2018年05月09日女性の社会進出が促進される一方で、「働きたいけど、キャリアがないから不安…」と考える専業主婦は多いはず。でも、実際にそこまで不安になる必要があるのでしょうか?投稿モニタリング、ネットいじめ対策など、インターネット上で生じる課題を解決するために様々なサービスを展開するアディッシュ株式会社で働く、2児のママ・松下恵美さんと取締役・管理本部長である杉之原明子さんに話を聞きました。“あえて”制度を制度化させない社風とは?同社は、女性が活躍できる企業を選出する「Forbes JPAN WOMEN AWARD」2016年度で4位となった企業。産休・育休に入るメンバーに、メンターとして経験者がつく「産休育休フォローアップ制度」といった、ママが働きやすい制度がある一方で、「あまり制度を設けないようにしている」と話す、杉之原さん。その理由は…?「当社にも『リモートワーク』や『短時間勤務』などがあり、様々な働き方をするメンバーもいます。しかし、それらは“制度”として明確に定めていません。制度にしてしまうと、“制度の範囲内でしか会話ができなくなるため”です。それよりも一つひとつ事例を積み上げたほうが、メンバーそれぞれが働きやすくなると考えています。たとえば、週に1回『レビュー』を行っており、上長と部下で会話をして、仕事や人生など、なんでも相談できる場を設けています。そのなかで、“来週は保護者会があるから、半休を取得したい”“慣らし保育があるから1週間リモートワークをしたい”など、ベストな働き方を選択できるようにしているんです」(杉之原さん)もちろん、法令で定められている制度は用意されており、それ以上の制度については、前述のような方法で事例をつくっているそうです。また、「どんな働き方ができるか?」については、所属するチームのリソースによっても異なるため、各チーム内でコミュニケーションをとり、決めているのだとか。ただし、これらを実現するためには、重要なこともあるといいます。「たとえば、前述のように“慣らし保育だからリモートワークにしたい”というのも、メンバーから声が発せられなければ対応できません。メンバーが声を出し、上長はそれらの要望に対して、折り合いをつけることが重要です。当社では『adishional Valueシート』と呼ばれるウェブサイトを構築しており、自分の過去や現在・将来を記載しています。また、『カフェミーティング』では、経営層と1対1で会話することもできます。こういった情報やコミュニケーションの場を活用して、メンバー一人ひとりに合った働き方やキャリア形成を実現するための会話ができるんです」(杉之原さん)仕事はママでも妻でもない自分になれる場所上長に気軽に相談できる場が設けられているとはいえ、申請を出しても却下されては意味がない…。しかし、「承認率は100%です」と松下さんは話します。「私には9歳の息子と4歳の娘がいて、長男の通う小学校では、最低でも月に1度は保護者活動があり、学校へ行く機会があります。そんなときも、『レビュー』などで事前に相談して、半休や早退、リモートワークを組み合わせて働けています」(松下さん)保護者活動のような事前に予定のわかるもの以外でも、子どもの急病での欠勤・早退もでき、時間のあるときにリモートワークで業務をすることもあるそうです。「当社ではコミュニケーションをとり、信頼関係を築けているので、子どもの病気でメンバーが休んでも特に何か思うことはありません。もし、コミュニケーションがとれていなければ、“私がフォローしないと” と少なからずネガティブな感情を抱いてしまうと思います」(杉之原さん)また、育児をしながら働くことは大変ではあるものの、“お金”以外のことでもメリットがあるといいます。「家事・育児と仕事の両立は大変ですが、“大変なことは大変”“できないことはできない”とある程度は割り切っていて、家事代行サービスなどを活用するようにしています。でも、私は仕事が好きですし、仕事をしているからこそ、子どもに教えられることもあると感じているんです」(松下さん)松下さんが実際に働いて得た経験を子どもたちに伝えることで、子どもが将来社会に出て生きていくためのノウハウなどを教えることができるそう。さらに、同社ではプログラミングや開発などの業務もあり、松下さんが職場で見た光景を息子さんに話し、興味を持ったことで、プログラミング教室へ通うことになったのだとか。他にも松下さんが仕事をしているのには理由があります。「長男を出産したころは専業主婦で、1日中子どもと二人で過ごして、煮詰まってしまったんです。私は専業主婦だったのでキャリアがほとんどありませんでしたが、元々、外へ出ることが好きだったので、仕事を始めました。専業主婦のころは、『ママ』と『妻』だけでしたが、仕事をするようになりママでも妻でもない『自分』になれたんです。いい気分転換になって、家庭のストレスは減りましたし、仕事の疲れは子どもに癒してもらっています」(松下さん)そんな松下さんの今後の目標は?「仕事を始めるときは、キャリアがほとんどなかったので不安な気持ちもありましたが、いざ働いてみるとなんとかなりました。働き方を自分でつくることができるので、業務範囲を着々と拡げることができ、今後ますますキャリア形成に力を入れていきたいです」(松下さん)ここまでの話を振り返って、杉之原さんは次のように話します。「働き方の議論において、信頼は重要だなと思います。 上長とメンバーとの信頼関係があるからこそ、“子どもの急病で早退”といった要望などにも、両者で折り合いをつけて、成り立っているんです」(杉之原さん)企業によっては、上長に何か言いたくても言いづらい環境があるもの。しかし、同社のようにコミュニケーションを重視する社風であれば、そういったことにはならず、多様な働き方を実現できる可能性を秘めています。現在仕事を探しているなら、制度ばかりに注目するのではなく、“どんな社風なのか?”にも注目するようにしましょう。(文・奈古善晴/考務店)
2018年04月14日フリーアナウンサーの赤江珠緒が、11日に行われたTBSラジオ『たまむすび』(毎週月曜~金曜 13:00~)・『アフター6ジャンクション』(毎週月曜~金曜 18:00~)の合同記者会見に出席した。赤江の他に『たまむすび』からお笑いコンビ・浅草キッドの玉袋筋太郎とTBSアナウンサーの外山惠理が、『アフター6ジャンクション』からはヒップホップグループ・RHYMESTERの宇多丸も出席した。赤江は12年からスタートした『たまむすび』の月~木パーソナリティを務めていたが、第1子を妊娠したことで昨年3月の放送をもって産休入り。2日放送の同番組より産休から復帰した。復帰してからの感想を問われた赤江は、「うちのスタッフが大谷君の2刀流と、育児と仕事との2刀流とでかけて喋れと(笑)。そういう無茶をやらそうとする容赦ないスタッフは、1年休んで戻ってきても変わらずです。お母さんになってちょっと労わってもらえるかなと思っていたんですが、まったくないです」と苦笑いで明かす。さらに「1年間休んだかな。夢だったのかなという状況です」と話した。また復帰を実感したのは、火曜パートナーの南海キャンディーズ・山里亮太の悪口だったといい、「山里さんが放送前に、番組では一切使えない悪口を言っているんです。昨日も『赤江さん、聞かせたい悪口が3つあるけど、どれからする?』という感じだったので、それで帰ってきたなと思いました」と笑顔を見せた。またTBSラジオといえば、100期連続で「個人聴取率単独首位」を獲得中。そのことについて問われた赤江は、「TBSは無敵です」と力強く言い切ったのち、「なんとなく流れで言っちゃった、なんの根拠もなく」と苦笑いしていた。
2018年04月12日育休制度は、男女ともに取得が認められている権利です。しかし、実際に育休制度を利用した男性は、「DeNAトラベル」の調べによるとわずか12.3%。まだまだ男性の利用者は少数というのが現実です。そして、育休を取得しない男性の3人のうち1人が、「会社に育休制度がないから」を理由に挙げています。しかし、実は会社の規則に書かれていなくても育休制度が申請できることをご存知ですか? 1. 3人に1人が勘違いしている「男性の育休」オンライン総合旅行サービス「DeNAトラベル」が10~70代の男女596人に「産休・育休」に関するアンケート調査を行いました。子どもが産まれたあと育休を取得しなかった男性にその理由を尋ねた結果、もっとも多かったのは「仕事が忙しくて休めない」という回答で、39.9%でした。2番目に多かったのは、「職場の代替要員がいない」で32.6%と、仕事に関する理由を挙げて育休を取得しなかった男性が多いことがわかります。そして1位2位と差があまりなく、3番目に多かった理由が、「職場に育休制度がないから」の32.1%。しかし、この認識は実は間違っています。というのも、育休は厚生労働省が法律として定めている労働者の権利なので、男女関係なく職場に申し出れば取得できるものなんです。もともと育休は女性が取ることが一般的であったこともあり、労働者側はもちろん、事業者側も男性の育休制度について知らないケースも多く見られます。「会社に制度がないから」を大きな理由として育休の取得を諦めているかたは、まず自分に育休を取得する権利があるということを知り、必要があれば会社に説明や交渉をしてみても良いのではないでしょうか。 2. 育休の取得の仕方育児休業を取得できるのは、男女を問わず1歳に満たない子を育てている親。取得を希望する場合、休みたい日の1ヶ月前までに、書面で職場に申し出ます。取得できる期間は、原則として子どもが1歳になるまでの連続した一定期間。また、保育園に入れないなどの事情が生じた場合は、1歳半〜2歳までも可能になることがあります。取得は原則ひとりの子どもに対して1回ですが、生後8週間以内に父親が育児休業を取得した場合には、再度育児休業が取得できる「パパ休暇」という制度もあります。パパ休暇の条件子どもが産まれてから8週間以内に育児休業を取得し、8週間以内に休業を終えていることさらに、育児休業の取得期間が1歳から1歳2ヶ月までに延長される「パパ・ママ育休プラス」という制度も。パパ・ママ育休プラスの条件配偶者が、子どもが1歳になるまでに育児休業を取得している本人の育児休業開始予定日が子どもの1歳の誕生日前である本人の育休開始予定日が配偶者の育休の初日以降であるなお、法律で定められている育休取得可能最大日数は産後休業を含め1年間。夫婦が同時に取得することも可能ですし、夫婦がバラバラで育休を取得する場合、ふたりの育休期間が連続していなくても大丈夫です。 育休は申し出れば取れるものとはいえ、まだまだハードルが高いと感じる男性は少なくないでしょう。しかし、申し出る前から諦めてしまうと何も変えることができません。男性も「取得したい」という意思を事業者側に提示することで、「子育ては夫婦でするのが当たり前、育休も夫婦ともに取得するのが当たり前」という社会の変化につながっていくのではないでしょうか。 参考:厚労省資料厚労省資料(p6)プレスリリース「男性の育休取得実績は12.3%! 「育休制度がないから休めない」と 勘違いをしている人も32.1%いることが判明。 育休中の旅行は9割以上の人が後ろめたさを感じないと回答。 ~DeNAトラベルが「産休・育休」に関する調査を実施~」
2018年04月04日フリーアナウンサーの赤江珠緒が1年間の産休から復帰した、2日放送のラジオ番組『たまむすび』(TBSラジオ 毎週月~金曜13:00~)が、radikoストリーム数で圧倒的なシェアを獲得し、同時間帯1位となった。(radiko.jp 関東1都6県ストリーム数)。番組平均(13:00~15:30)は21.6%を記録し、赤江が出産時の「陣痛の痛み」について語ったオープニングトークでは瞬間最高(13:11)となる23.1%を記録した。赤江は12年からスタートした『たまむすび』の月~木パーソナリティを務めていたが、第1子を妊娠したことで昨年3月の放送をもって産休に入っていた。
2018年04月03日出産時、あなたは立会い出産してほしいですか?または、したいですか?株式会社ベビーカレンダーが「立ち会い出産」に関する意識調査を行ったところ、「立ち会い出産をした」と答えた人の割合が、2003年には31%だったのに対して、2018年では74%と約2倍以上に増えていたそう。最近増えてきている「立ち合い出産」について考えてみます。 1. 「立会い出産」してみてどうだった?同調査によると、立会い出産をした夫の満足度は、「満足していた」「やや満足していた」を合わせて95%。ほとんどのパパが立会いをして満足感を得ているようです。その理由としては以下のとおり。感動を共有できた:54%母親の偉大さを知った:19%父親としての実感が湧いた:12%家族の絆が深まった:10%子どもを産む瞬間を見ることができるのは、一生のうちでも限られています。立ち会い出産は、妻と一緒にその感動を共有できる特別なひとときになるのかもしれませんね。また、妻の姿を見て母としてのの偉大さと、自分がこれから父親になることへの実感も湧くようです。ちなみに、パパが出産の立会いを決めた理由として一番多かったのが「ママが立ち会うよう誘導したから(34%)」だったそうです。出産の際に夫が立ち会ってくれることを望む女性が多いのだとわかりますね。やはり出産の不安な気持ちと、産むときの感動の瞬間を、一緒に分かち合いたいのだと考えられます。企業も「立会い出産」をアシストとはいえ、陣痛はいつ来るかわからないので仕事など調整しづらく、「立会いをしたくてもできない」というパパがいるのも事実。また、産まれるまで待っていたら翌日になり、会社に行っている間に産まれてしまった……という話もよく聞きます。しかし、最近では「配偶者出産休暇」を付与している企業が増えてきているのをご存知ですか?「配偶者出産休暇」というのは、妻の出産の際に男性労働者へ与えられる休暇のこと。妻の出産のための入院等の日から、出産の日後2週間を経過する日までの間に、「病院の入院」「退院」「出産等の付添い」等のために、2日の範囲内で取得することができます。男性にとっては、まだまだ育休を取得するのが難しい状況ですし、育休を取得する間の収入が減ってしまうのも悩ましいところ。そんなときに有給の「配偶者出産休暇」を取得することで、収入面や妻への負担も減りそうですね。 2. 立会い出産がもたらす、その後のメリットとは立会い出産は出産の喜びを夫婦でシェアできる貴重な機会ですが、出産後の生活ではどう影響するのでしょうか。産後うつや産後クライシスの予防につながるのかも含めて考えてみました。夫が産後の妻を気遣ってくれるかも立会い出産で、妻が苦しんでいる姿を夫が間近で見ることによって、出産の壮絶さを夫婦で分かち合うことができますよね。ただ同時に夫は、「応援しかできなかった」「見ているだけしかできなかった」と、自分の無力さを痛感するとも聞きます。「あんなに大変な出産をしたのだから、産後の妻と子どもは俺がカバーする!」と、より父親の自覚が芽生えてくれるのではないでしょうか。妊娠・出産・産後のことは忘れないよく言われているのが、「妊娠から産後までに夫にされたことは忘れない」ということ。逆に考えると、「仕事で忙しい中、立会い出産してくれた」という思い出は、妻の中でずっと残ってくれるのではないでしょうか。良い思い出にするために、夫は立会い時の振る舞いなどにも気をつける必要があります。立会い出産の準備や流れは過去のメオトークの記事にもあるので、合わせてご覧になってみてください。> 夫の出産準備とは?やっておくことと持っていくもの> 立ち会い出産どうする?立ち会い出産のメリットとデメリット父親としての自覚が強くなる「立会い出産をしてよかった」という理由のひとつに「父親としての実感が湧いた」というものがありました。それにより、父親としての「自覚」も強くなり、産後クライシスの原因でありがちな「夫の育児に対する意識が低い」ことを回避できるのではないでしょうか。産後うつ・産後クライシスは「産後のホルモンバランスの急激な変化」によって引き起こされているといわれていますが、そんな不安定な状況を支えてあげるのは夫の仕事。立会い出産をすることで、その自覚をもっと持てるかもしれません。> 経験者が語る、今だからわかる産後クライシスの回避法> 産後クライシスを招きかねない、危険な夫の行動ランキング 病院が立会い出産を禁止している・帝王切開などの場合は難しいですが、そうでない場合は立会い出産をするかどうかを夫婦でよく話し合ってみてくださいね。最近では企業も夫の育児参加への応援をしていることから、以前より休みもとりやすくなっているはず。ただ、今回は立会い出産のメリットをご紹介しましたが、当然デメリットもあります。また、妻もしくは夫が立会い出産を望んでないことも。それがのちの夫婦トラブルにつながらないためにも、立会い出産の不安や悩みは解消しておきましょう。子どもの誕生という貴重で尊い1日を、夫婦が幸せな形で迎えられるとよいですね。 参考:15年で約2倍以上に増加!イマドキの『立ち会い出産』事情を調査「父親の子育て」をめぐる環境変化配偶者出産休暇とは(Q&A)
2018年03月31日出産直後からママが抱える最大の悩みは「睡眠不足」。夜泣きや授乳によって、こまめに起きるだけではなく、貴重な睡眠時間の一部を家事にも割かなければならなかったりと、一晩ぐっすり眠れていたことが懐かしくなってしまうことも…。そこで、睡眠不足を少しでも解消するためのコツを紹介します。短い時間でも諦めない睡眠不足のときにありがちなのが、「子どもが寝たけれど、30分もしないうちにパパが帰ってくるから…」と、寝ることを諦めてしまうこと。確かにまとめてとれない睡眠は、かえって寝起きがつらかったりしてしまいますが、まったく寝ないのは不眠症の原因になってしまうこともあるんだとか。赤ちゃんがまとまって寝られるようになったときには、ママが不眠症…とならないように、10分でもいいので仮眠をとったほうが良いそうです。また、たとえ10分の睡眠でも、脳は休むことができるので、ちょっとした空き時間でも目を閉じて横になるだけで、かなり疲れやストレスを軽減できます。気負わず家族に頼るのも大事これまで仕事をバリバリこなしていた人が、急に産休で仕事をしない生活になってしまうと、産休・育休中の子育てと家事はママの仕事!と気負ってしまい、独りで抱え込んでしまいがち。育児は24時間休日なしでこなす必要があり、その大変さは仕事と比べられる物ではありません。特に睡眠不足になると、子育てと家事をこなせない自分に嫌悪感を感じたりしてしまいがちですが、思い切って家族に分担できる物は任せてしまうのも、重要です。買い物や掃除洗濯、料理などの一部をやってもらい、その間自分は貴重な睡眠時間を確保するようにするだけで、かなり体調が良くなることも多いといいます。時間短縮を心がける買い物はネットスーパー、調理はシンプルな物を中心に、食洗機やロボット掃除機の導入と、家事の時間を減らすための工夫はいろいろあります。また、寝かしつけに時間をかけてしまうのも睡眠不足の原因。しっかりご飯の時間、寝る時間を決めておき、生活リズムを作るのはもちろん、寝室におもちゃを持ち込ませなかったり、寝る時間に遊びたいとワガママを言ってもしっかり寝かせるなど、睡眠とその他の生活にメリハリを付けることが、結果的に無駄な時間を減らすことに役立つようです。集中力をそぐだけでなく、体調を崩す原因になったり、イライラしてしまって思わず子どもに八つ当たりしてしまったりと、たかが寝不足と思っていても、実はいろいろな弊害が出ていることも多いです。たとえ不十分でもできる限り睡眠時間を多く確保するよう心がけましょう!(文・姉崎マリオ)
2018年02月04日安室奈美恵(40)が大みそかの「第68回NHK紅白歌合戦」に出場することを12月19日、同局が発表した。 来年9月16日に引退することを発表している安室は今回、14年ぶりの出演となる。紅組ではなく「特別出演歌手」として生出演する見通しだという。またスポーツ各紙によると20分間の放送時間を割き、「究極の大トリ」として中継出演するというのだ。 「NHKとしては是が非でも出演させたかったため、かなりの部分で安室さんサイドに譲歩したとみられています。安室さんもまたそんな同局の期待に応えるべく、最高のパフォーマンスを見せてくれることでしょう」(レコード会社関係者) ここ数年、終盤にあたる第2部の視聴率は14年が42.2%(以下すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、15年が39.2%、16年が40.2%と推移。今年は“安室効果”でどこまで視聴率をアップできるかが注目されている。 「近年は歌手別視聴率トップのアーティストでも40%台前半がやっと。かつてに比べて、全体の視聴率が下降しているのです。しかし安室さんは産休前の97年に59.1%、産休明け復帰ステージとなった98年に64.9%を記録しています。2000年代に入ってから安室さんを超えた歌手がいません。そんな彼女のラスト紅白とあって、今年は『自己最高となる65%超えも夢ではない!』と期待の声があがっています」(芸能記者) 節目の紅白では圧倒的に数字を持っている安室だけに、視聴者をクギ付けにしそうだ。
2017年12月21日仕事をするも辞めるも、今までは自分の思いひとつで自由に選択できていたはず。けれど、子どもを持つと環境を替えたいと感じていても、いろいろな絡み合う事情により、一歩を踏み出せる人は多くはないようです。今、ママにとって大きなハードルとなっている「転職」。さまざまなケースのママたちの転職ストーリーを連載で紹介していきます。■信田裕美さんの「転職するとき」信田裕美さん プロフィール大学の海洋生物学部を卒業後、非臨床試験を行う会社に勤務し、前職であるCROに転職。CRAとなった後、出産、復帰、異動を経験し退職。2016年8月からクインタイルズ・トランスナショナル・ジャパン株式会社で働く4歳の女の子、2歳の男の子のママ。 【信田裕美さんの出産後の転職歴】▼1社目製薬会社が新しい薬を開発するために行う治験(臨床試験)を支援する企業(CRO) 正社員2012年11月第1子出産 → 2013年4月復帰2013年10月社内異動 → 2015年5月第2子出産 → 2016年5月復帰2016年8月退職▼2社目 現在2016年9月 クインタイルズ・トランスナショナル・ジャパン株式会社 正社員■好きな仕事を続けたいのに…育休明けに直面したマミートラックCRA(Clinical Research Associate)とは、新しい薬を開発するために行う治験(臨床試験)を「医薬品の臨床試験の実施基準(GCP)」や治験実施計画書にのっとって適切に実施されているかを確認し、正確なデータを収集する専門職で、臨床開発モニターとも呼ばれています。出産前に働いていたのは、そんな新薬開発の中核を担う、いわゆる花形のセクションでした。出産前は、臨床開発モニターとして、治験がGCPや治験実施計画書にのっとって適切に実施されているかを確認するため、毎週飛行機で遠い病院まで出張をするような生活をしていました。結婚はしていましたが、そんな仕事柄だったことと、その職である程度のところまで上り詰めたいと思っていたので、しばらく子どもを持つことは考えていませんでした。けれど、年齢を考えると…と思っていた矢先、運よく長女を授かり、2012年11月末に出産。当初は、子どもが1歳になってから仕事に復帰と考えていましたが、1歳児での保育園入園はとても難しいと言われていたこともあり、出産から5カ月後の翌年4月、出産前から申し込んでいた保育園に娘を0歳児で入園させ、職場復帰をはたしました。私の両親が同じマンションに暮らしていたこともあり、両親のサポートを受けて、復帰後も今まで通りモニターの職に戻り、それまでと変わらない仕事をするつもりでいました。週1回ほどある遠方への出張もすべてやる覚悟をし、復帰をしたのです。そこで、上司から言われた言葉は「ゆっくりしていていいからね」でした。0歳児の子どもを持つワーキングマザーへの配慮から出た言葉でそこまで深い意味はなかったかもしれませんが、自分の気合とは裏腹に、職場でも温度差が感じられ、仕事に対する熱が一気に冷めていくように感じました。同じ部署内で臨床開発モニターをサポートする業務をするのですが、「このまま続けても、これまでの仕事に戻ることはできない。ここにいる意味は?」と悩み、大好きだった臨床開発モニターの仕事を離れることを願い出て、異動をしました。異動した先は、マネジメント部署です。今までは臨床開発モニターとして治験に関することだけをしてきましたが、マネジメントとなると人や仕事の管理になるので、会社全体の業務に携わります。マネジメント業務には広い視野が必要で、働くうちに自分の仕事に対する考え方も次第に変わっていきました。異動してしばらく経ったころ、転職してきた方が上司になったんです。その上司は、他社で培ったノウハウを一つずつ丁寧に教えてくれました。例えば、資料に関することであれば、マトリクスの作り方であったり、プレゼンテーションの表現の仕方であったり。この職種では今の会社しか知らない私にとって、他社の違う視点を見せてもらえたことはとてもいい経験になりました。そんな上司の下で引き続き働いて、もっと仕事の幅を広げたかったのですが、ちょうど2人目を懐妊。はじめはモニターの仕事ができないならと異動した部署でしたが、産休に入る頃には、「今度復帰する時は、マネジメントを極めていきたい!」と思うほどになっていました(笑)。 ■「勉強してきます!」と10年勤めた会社を退職2015年5月、男の子を出産し、翌4月に2回目の育休から復帰しました。もともと子どもは男女1人ずつと願っていたので、次こそ仕事をがんばる番だと思っていました。でも、自宅は最寄り駅までバスで40分、そこから保育園を経由して、電車で通うと、勤務地まで片道で2時間ほどかかっていました。子ども2人を育てるようになって、初めて、今までの生活は子どもが1人だったから何とかなっていたと痛感しました。平日の夜は、かろうじて何とか子どもの世話だけはこなしていましたが、それでも早く寝かせることは難しい毎日でした。きちんと睡眠をとらせることに精いっぱいで、それ以上のことは何も子どもたちにしてあげることはできなくて。そんなところに急遽、異動が決まり…。今まで10年間がんばって勤めてきましたが、問題が2つ重なったことで、環境を変えてもいいのかも、と思うようになりました。そして、現在の会社に転職。運よく駅の近くにいい土地を見つけ、家まで購入し、自ら環境をガラリと変えたのです。退職のときは、「いつか自分を育ててくれた方々に恩返しできるように、もっといろいろな世界を見てみたい!」という気持ちで「もっと勉強してきます」と挨拶をしました。転職先の新しい職場環境で仕事をする中、家まで建てるのは想像以上にハードな毎日でした(苦笑)。でも、私自身「大変なことは効率よくギュッと短期間にまとめたい」と思うタイプで、「家を買うことが、新しい仕事を頑張るモチベーションになるのでは」と、あえて厳しいタイミングで、一度に環境を変えることにチャレンジしました。■仕事もプライベートも「がんばる時期」だった1年前、今は…転職後の仕事内容は、以前と同じくCROになります。通常、臨床開発モニターは、臨床データの収集のほか、治験を始めるための申請等の手続き書類の作成まで、1つの案件の1から10まですべてを、1人の臨床開発モニターが担当します。しかし、新しい会社では1人ですべてを抱えるのではなく、専門性をもった人たちがそれぞれの分野で役割を果たせるようなスタイルになっており、私もまた、子育てしながらでも、新薬開発の一部を担えるかもと思っての転職でした。今は臨床開発モニターの一連の仕事の中でも、申請や手続きの部門を担当しています。申請が通らないと治験が始まらないので、この仕事も責任重大。追及するほどに楽しく、やりがいのある仕事です。人に伝えるという点では以前のマネジメント部で培ったことが生きていると感じることも多く、今はこの分業化された「手続き」についての専門性をもっと深めたいと思うようになりました。ようやく転職をして1年が経ちました。転職当時は当然、今まで作り上げてきたネットワークがなくなり、スキルや地位が通用しない0からのスタート。さらに、本来の業務とは関係のない、システムや手続きなど会社独自のルールでもわからないことが多く、それらを誰に聞けばいいのかさえもわからないという状況でした。なかなか仕事が進まず、転職から半年くらいは終わらない仕事を持ち帰り、夜中の3時まで作業をするなんてこともありました。その一方で、購入した家の設計についても、あれこれ考えなくてはなりません。当時、夫はもちろん両親にも心配をかけるほど疲労困憊の毎日でした。でも、今はようやく仕事にも慣れ、駅から近い家も完成し、子どもたちと一緒にごはんを作ったり、夕食後には遊んだり、勉強をしたりする時間を持つことができるようになりました。週末は、近くの海で大好きなサーフィンを家族で楽しめる。そんな、求めていた生活をようやく送れているといった感じがします。<ママの転職 Q&A>Q:転職をして感じたメリットはなんですか?A:何といっても、1.在宅勤務が月に9回、2.コアタイムが11時からのフレックス制で、子どもの通院などでも午前半休を使わなくてもいい、など人事制度が整っている。3.引っ越したこともあり通勤が1時間に短縮、4.通勤時間短縮で、時短勤務(7時間)からフルタイム勤務(7.5時間)へと変更できた点が大きいですね。Q:転職をして家庭環境は変わりましたか?A:在宅勤務が月に9日あるので、平日でも週2日は自宅勤務が可能という環境です。やりくりすれば正社員として働きながら、平日の子どもの習い事にも対応することもできるんです。今までできていなかった分、子どもたちにたくさんの有意義な時間を与えてあげたいと思っています。Q:転職を考えている人へ一言コメントA:転職は単に働く場所が変わるだけではなく、人間関係もガラッと変わるので、仕事を覚えるまで、環境に慣れるまでの期間を長く見込んでおいたほうがいいと思います。大変な時期はできるだけ家族に頼れる体制、ファミサポ、病児保育を整え、もし大変だったり失敗したかなと思うことがあっても、半年間は自分を信じてがんばってほしいです。「大変なことは一度にすませたい」と子どもをできるだけ近い年齢で計画的に出産したり、転職と家購入を同時期にしたり、仕事だけではなくあらゆることを効率的に考え、進めていく信田さん。それでも2回の産休・育休取得中は会社での評価対象ではなくなるため、同期と比べると昇進ができないというジレンマを感じることもあったそうです。「でも、今は仕事も家庭もとても充実した毎日を送っているから、これ以上を求めてはぜいたくですよね~」と笑って話してくれました。現状が「ぜいたく」といえるほど充実した毎日を送っていると言い切るのは、現状以上にただ憧れるのではなく、どんな時でも常に努力してそれに近づき、近づいたときにはまたその先を目標としているから。そんな信田さんだからこそ、きっとこれからもさらに「ぜいたく」と言われるような環境を目指し、努力を続けて自分の手にしていくことでしょう。
2017年10月28日アラサーというと、公私共に曲がり角で悩みが多い時期ですよね。仕事に恋愛、夢…これからどうなるのか、どうしたいのか、そんな壮大な悩みも多いお年頃ですが、一方で恥ずかしくて人に言えないような小さな仕事の悩みも意外とあるもの。そんな些細な悩みこそ、自分の中で積もりに積もってしまい、ストレスの元となりがちです。そこで今回は、誰にも相談できないような些細な仕事の悩みについて解決法をご紹介します。時短勤務など家庭のある社員ばかり優遇されている20代前半のころは、遠い存在だった「ママ社員」や「既婚社員」の先輩たち。先輩と後輩という立場だったからこそ、彼女たちの産休、育休、時短勤務などのしわ寄せが来ても「そんなもんだな」と受け入れられたでしょう。でも、アラサー世代となった今、自分以外の同期や後輩たちがどんどん産休、育休、時短勤務などを利用しはじめ、そのフォローを一手に引き受ける立場になると、なんだか不公平感を感じてしまうという大人女子は少なくありません。家庭には優しい旦那様や可愛い子供が待っていて幸せいっぱいな同期や後輩を横目に、なぜ独身でひとり寂しい私がこんな目にあうの?という考え方もあるでしょう。でもここはちょっと考え方を変えてみてはいかがでしょうか。いやな顔ひとつせず、彼女たちのフォローをしてあげましょう。そうすると、上司や同僚からの評価は確実にあがります。また、産休や育休、時短勤務者からも感謝され、いつかあなたが結婚し子供を持ったときにも喜んであなたのサポートやフォローをしてくれるはずですよ。情けは人のためならず。結局、誰かを助けることは、自分のためになるということです。女性だからという理由でお茶だしや掃除をさせられるこれって地味に頭にきますよね。同じ職種で入社したのに男性の同期にもお茶を出したり、後輩の男性社員の分もお茶を入れたり、会議のたびにどんなに忙しくても応接室にお茶を出しにいったり…。「お茶だし」と言えば女性の仕事と思っている古い会社はまだまだ多く存在します。お茶だしだけでなく、社内の掃除も女性だけにさせることもあるようです。グローバル化がさけばれている現代で、日本はこういった面で非常に遅れていて恥ずかしいことだと私は思います。こういった小さな不公平感は蓄積されて大きなストレスとなり得ます。「まあ、仕方ないか」と受け入れてしまわずに、一度声をあげてみてはいかがでしょうか。ただ「お茶だし」「掃除」をしたくない!というと、ただのワガママだと思われてしまいますので、あなたを始めとする女性社員の業務時間のうち、どのくらいがこの雑務に費やされているかを集計し、上司に訴えてみましょう。「この作業のために、私たちの生産性が落ちている。会議室に給茶機を設置し、各自担当者がお茶を出してはどうか」などと前向きな提案をしてみてはいかがでしょうか。若い社員と同じ制服を着るのが苦痛会社によっては、女性社員だけ制服着用が義務づけられているところがあります。若いうちはこれでもよかったのですが、新卒の新入社員と同じ制服を着るのが恥ずかしいというアラサー大人女子もいるのではないでしょうか。本来、女性だけ制服を着るというのも、ちょっと時代錯誤のおかしな話ですが、制服があるということは、出勤時のファッションは自由ということになりますよね。洋服にお金をかけなくてもいいことや、通勤ラッシュにヒールやスーツなどを着用しなくてすむことなど、メリットも多いのかもしれません。とはいえ、確かに若い女性向けに作っている制服を、アラサー、アラフォーの女性たちが着るのは抵抗もあると思います。そんなときは、アクセサリーやヘアスタイル、羽織物や、社内履きなどで、若い女子とは一線を画す工夫をしてみてはいかがでしょうか。若いということが、すでにひとつのアクセサリーになっている新卒女子たちと同じ土俵には立たず、少しこだわった小物や、手を加えたヘアスタイルなどで、ワンランク上を目指すのです。垢抜けない制服でも、工夫や心がけ次第では、素敵に着こなせるかもしれません。若い後輩たちからみても「あの先輩はオシャレ」と羨望のまなざしで見てもらえるような大人女子ならではの着こなしを考えてみましょう。ただし、サイズや丈などは年齢や体型にあったものを着させてもらいましょう。ミニスカートやタイトすぎるシルエットになってしまうのは、大人女子としては少し恥ずかしいかもしれませんよ。小さな凹みこそ、早めに切り替えを!いかがでしたか?仕事のやりがいがない、結婚のタイミングがわからない、キャリアプランが定まらない…などの大きな悩みはクローズアップされがちですが、こういった小さな悩みは、給湯室やランチタイムでの愚痴になるだけで、なかなか根本的な解決は難しいものです。だからこそ、些細なことで悩んだり、へこんだりしたときに、気持ちを切り替える方法を知っておくことは大切です。今回紹介したようなことを始め、気持ちの持ち方や行動を、ほんの少し変えるだけで、悩みがぱっと晴れ渡ることがあります。一度へこんだからといって、どん底に停滞するのではなく、気分や考え方を切り替えるあなたなりの方法を持っておくことをおすすめします。
2017年10月04日初めての妊娠・出産のときには、「バタバタと終わってしまった」という人も多い産休・育休。でも第2子以降の場合には、ママも少し余裕が持てるかもと思いがち。でも「育休になったら、上の子が保育園を退園になってしまった」「子どもが2人になったら、思っていたより世話が大変」など、2人目ならではの悩みもあるようです。「何もしないうちに職場復帰になってしまった」ということのないように、2人目の産休・育休中だからこそやっておきたいことをおさえておきましょう。■きょうだいの保育園問題。保育園を再検討する可能性も!働くママにとっては切っても切れない保育園問題。まず考えなければならないのが「上の子がこのまま保育園に通えるか」ということです。2人目育休中、上の子の在園に関するルールは、自治体によって異なります。育休が一定の期間を超えると退園となってしまうケースもあるので、しっかりと自治体や園に確認しましょう。また、通園についても注意が必要。職場近くの保育園に電車で通園しているなどの場合には、「産まれたばかりの下の子を連れて通えるか」ということも考えておかなければなりません。これら上の子の保育園問題や現在の保育園問題を洗い出してから、下の子の保育園探しをスタートします。すでに上の子が保育園に通っている場合でも、下の子は再度入園申込みが必要です。もちろんきょうだいで同じ園に入ることができればベストですが、希望どおりにはいかないことも。別々の園に通うことになった場合には、送り迎えをどうやって対応するか、年間行事の対策など、事前に家族で話し合っておく必要があります。上の子の年齢によっては、転園しやすい場合もあるので、そこまで視野に入れて考えましょう。■予防接種を受け忘れた! とならないためには子どもが小さいうちに受けた方がよい予防接種、受けなければいけない予防接種がたくさんあります。でも平日の日中に病院に行く時間を取ることは難しく、「まだ大丈夫だろう」と、つい後回しにしてしまいがち。ただ、子どもが2人になると、仕事復帰後はそれまで以上に忙しくなります。赤ちゃんだけでなく上の子も、予防接種でまだ受けていないものがあれば、できるだけ休み期間中に済ませてしまいましょう。■上の子のフォローは、いつすればよい?弟や妹の誕生は、上の子にとっても大きな環境の変化になります。大好きなママを赤ちゃんに取られたように思い、ストレスを感じてしまうことも。「2人目が産まれて、上の子が赤ちゃん返りした」という話は、とてもよく聞く話です。育休中のママは、赤ちゃんの世話で大変ですが、上の子のフォローも忘れずに。たまにはパパに下の子を預けて、上の子と2人で散歩や買い物に出掛けるのもよいですね。赤ちゃんが寝ているときに読み聞かせをしてあげるのもおすすめです。ポイントは、赤ちゃんのお世話をしながらではなく、短くてもいいので上の子と1対1で向き合う時間をつくること。仕事に復帰するとどうしても毎日バタバタしてしまうので、今のうちにしっかりコミュニケーションを取っておきたいですね。■育休中にできるスキルアップまとまった休みが取得できる育休期間。「1人目のときにもっと自分の勉強をしておけばよかった」と思っているママもいるかもしれません。仕事に復帰すると、自分の時間を取ることはさらに難しくなってしまいます。赤ちゃんの世話もコツがある程度つかめている2人目ママだからこそ、スキマ時間をスキルアップのための勉強にあててみてはいかがでしょうか。仕事に役立ちそうな資格の勉強などのほか、時短料理の腕を磨いたりするのもよいですね。子どもが2人になると、子育てと家事、仕事の両立はそれまで以上に大変になります。家事や育児の分担について、パパとしっかり話し合っておくことも大切。仕事復帰してからママがパンクしてしまわないように、育休中にあらためて分担ルールを決めておきたいですね。
2017年10月03日仕事をするも辞めるも、今までは自分の思いひとつで自由に選択できていたはず。けれど、子どもを持つと環境を替えたいと感じていても、いろいろな絡み合う事情により、一歩を踏み出せる人は多くはないようです。今、ママにとって大きなハードルとなっている「転職」。さまざまなケースのママたちの転職ストーリーを連載で紹介していきます。■熊谷花名さんの「転職するとき」熊谷花名さん プロフィール不動産投資業、広告代理店、ITベンチャーを経て2017年1月株式会社スタディストに入社する。ママでの転職は2回目で、10月に4歳になる女の子のママ。 【熊谷花名さんの出産後の転職歴】▼1社目広告代理店 正社員2013年10月第1子出産 → 2015年4月仕事復帰 → 2015年12月に退職▼2社目 外資系ITベンチャー企業 正社員2016年1月転職 → 2016年12月退職▼3社目 現在2017年1月 株式会社スタディストに正社員として転職■広告代理店でママ1号に! でも…2013年に結婚後、子どもを授かり、産休・育休をとったのは広告代理店にいたときでした。社員の多くが外国人やクリエイターという小さいながらもとてもグローバルで勢いのある会社。私はそこでアカウントマネージャー(法人営業)をしていました。産休・育休の制度こそあるものの、利用したのは私が初めて。そういった会社の中でママ1号となるため、休みに入るまではお腹が大きくなってもハードに働いていました。そのためか切迫早産になりかけてしまったんです。それで半ばドクターストップのような形で産休に入りました。子どもを無事に出産し、その後は育休をとって、子どもが1歳半になった4月に復帰しました。復帰後の仕事は時短で再開できましたが、広告代理店という仕事柄、なかなか早く帰ることもできず、忙しい毎日を送っていました。さらに案件によっては休日のイベント対応や、深夜のサイト公開などに立ち会いが求められることも。その対応をしてしまうとどんどん家庭に影響が出るため、手がけてきた案件の最後の瞬間である成果物を見られないジレンマが大きくなっていきました。家庭も仕事もどちらに対しても中途半端なスタンスでいるような感覚になり、こんな気持ちで続けていても、もう会社に貢献できることがないかもしれないと思い始めるようになりました。「今ここを動かない理由もないし、進まない理由もないよね!」と強く感じ、復帰後半年で退職する決断をしました。 ■ママとして初の転職、いきなり2週間の海外出張!?転職するため大手の就職サイトに登録。いくつか良さそうなところを紹介していただきましたが、今度はちゃんと家庭を優先できる仕事に就きたかったので、「社員で、時短で」と条件を出すとなかなかやりたい仕事、入りたい会社までたどり着くことはできませんでした。そんなとき、知り合いから「外資系のITベンチャー企業で、英語のできる人を探しているけど話を聞いてみない?」と声をかけてもらったんです。事務系の仕事と聞いていたのですが、面談で経歴やその他いろいろと話し込んでいくうちに、その後上司となる人から「熊谷さんはこういうアシスタント業務じゃ満足しないよね?」と言われたんです。そんなことはなかったのですが(笑)、ITに関してまったく知識も経験もない私の“これまで”をすごく買ってくれ、話を進めていくうちに法人営業をすることになりました。入社してまもなく、日本支社長からアメリカの本社に2週間行ってほしいと出張命令が。2歳の子どもを置いて2週間…とても悩みましたが、断れるような状況ではなく、夫もサポートしてくれるとのことだったので思い切って行ってきました。しかし、帰国後家に戻ったときのすさんだ部屋を見たとき、「やっぱりこれはちょっと違う」と思いました。時短勤務だったはずが、実際は常に仕事に追われる生活になってしまっこともあり、入社後1年で退職を決めました。けれど、この会社を経験したおかげで、IT知識ゼロだった私がその後もIT業界に身を置くきっかけになりました。それがあったから今の会社にもつながったと考えると、どの経験も自分にとっては必要だったと思っています。 ■ママとして働く罪悪感に疲れ、次の転職へこれまでの経歴をお話しすると、高校卒業後は、アメリカの大学に進学。卒業後、現地のホテルで働き、1年後にビザが切れて日本に帰ることになりました。タイミング的に日本の新卒採用時期を逃していたので、中途採用のような形で外資系の不動産投資会社へ入社することになりました。そこは金融業だったので、当時、男性は夜中まで働き、女性もキャリア志向の方が多かったです。そこで、いわゆる「社会人たるもの」、「大人としての社会の歩き方」のようなことを教えてもらいました。仕事は4年目まで続けていましたが、アメリカでも学んだホスピタリティマネジメントというか、人を楽しませるという、もともと自分が好きだった仕事に就きたいという思いが芽生えて退職しました。その後、しばらくは旅をしたり、展示会やTV取材などの通訳や英会話講師などフリーランスのような生活をして、わりとのんびり「自分探し」をしていましたね(笑)。その中で、展示会の通訳で知り合った方の経営する会社に誘われて社員となったのが、最初にお話しした広告代理店だったんです。次の外資系ITベンチャー企業への転職も知り合いからの誘いでした。どれも来てほしいと言っていただき、思った以上の待遇で迎え入れてもらえたので、とてもありがたい話ではあったけれど、自分で懸命に転職活動をしてつかみ取った仕事ではありませんでした。それが原因なのか、また転職を考えることに…。自分のやってきたことを否定するつもりはないけれど、子どもに対しては時間をかけてのんびり育ててあげられないこと、会社に対しては「時短で“働かせてもらう”」という引け目を感じ、次第にいろいろなことに罪悪感を抱くようになっていました。そんな時、スマホで何かのニュースを読んでいたら、なんとなく目に留まったのが女性の転職支援を謳っている エスキャリア でした。登録をするとコンサルタントの方がメールをくれるのですが、「私も子どもがいるのでわかります!」なんて言ってくれて、それだけですごく親しみがわきました。■「もっとわがままになっていいんですよ!」のひとことが救ってくれた「紹介したい会社があります」とエスキャリアから連絡をいただいたのですが、いざ面談というときにタイミングが合わず、一度は断りました。それにもかかわらず、また連絡をくださったので会うことになりました。エスキャリアとの面談では、自分のリクエストを聞いてもらえるのですが、最初は「時短であればどんなところでも」とか「やらせてもらえる仕事があれば」などと消極的なことを言ってしました。でも一つ一つ聞き取ってもらっていくうちに、「本当はもっとこうしたい」「本当はこういうことをやりたいと思っている」と、どんどん閉じ込めていた思いを話せるようになりました。するとコンサルタントの方が「もっとわがままになっていいんですよ!」と言ってくださったんです。それを聞いて、今までぎゅっと固くなっていたものが柔らかくほどけていくような感覚になっていきました。そんな時に、紹介してもらった会社が、今働いている スタディスト です。仕事の紹介を受けて、「自分のリクエストが叶っているここで働きたい!」という思いを持つようになりました。でも、前職のようにあまり内容を知らずに入社することは、自分にとっても会社にとってもマイナスになるので、私と同じような時短勤務で働く人に会わせてもらい、仕事の内容をうかがったり、その方が担当しているセミナーにお邪魔してお仕事をのぞいたりと、本当に納得ができるところまで協力していただきました。そして知るほどに「ここでしか働きたくない!」と思うようになり、入社にいたったわけです。現在の仕事は、マニュアル作成・共有プラットフォーム 「Teachme Biz」 という仕事の伝達、情報共有に必要なマニュアルが簡単に作成・共有でき、働き方の効率化を図るクラウドサービスの法人営業をしています。会社のミッションは「伝えることを、もっと簡単に」で、そこに私自身とても共感しています。私も前回の転職では弱気になる自分もいましたし、それは働くママの陥りやすい悩みだと思うんです。でも、非効率ゆえに感じる必要のないネガティブな思いは、こういった当社のサービスのようなものでいくらでも軽減できると思っています。今は、会社のミッションが私個人のミッションでもあり、会社のやっていることと自分のやりたいことが繋がっている心地よさがあります。私が効率よく働くことが自分の時間を作ることになり、家族の笑顔につながります。そしてそんな私の姿が、自社の製品の宣伝になり、娘が将来働く環境にも繋がっていると良いなと思っています。<ママの転職 Q&A>Q:転職をして家庭環境は変わりましたか?A:時短やリモート勤務がOKで、職場自体も前のところより近くなりました。いろいろな希望が叶っている今の職場に変わり、時間にゆとりができましたね。今は保育園の送りは夫が、迎えは私がしています。夫婦の家事分担なんてものはあまりありませんが、4歳になる娘と夫婦で4年かけて作り上げた生活は、「お互いできることをやる」という“ゆとり”ルールででうまく回っています。Q:転職をする際に大切だと思うことは何ですか?A:リクエストは、きちんとあらかじめ伝えることですね。「これを言ったら断られるかも…」と思って言いたいことを言わないまま入社してしまうと、結果それが原因で長く続けられなくなってしまうと思います。周りに迷惑をかけていいというのではなく、子どもがいても欲しいものは手に入れていいという意味で、自分のやりたいことに対しては「わがままになっていいんですよ!」ですね(笑)。Q:仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?A:今は時短ですが、仕事の量が少ないわけではありません。だから仕事が終わらないときは時短で帰ったとしても、リモートできっちり仕事は終わらせています。家庭があるので夜中のチャットには参加できないけど、業務時間内にきっちりコミットする「私」、というブランディングをするようにしています。Q:これから転職をしようとする人へ、アドバイスをお願いします!A:転職する理由がないなら、する必要はないと思います。でも、もし今がしんどいなら転職は早めがいいのでは。今が転職のタイミングじゃないとしても、アンテナを張って情報収集したり、転職サイトをのぞいたりといった活動は継続していて損はないと思います。自身の経験からたくさんの思いを語ってくれた熊谷さん。とてもハキハキ、サバサバとしていて、自分のできること、進むべき方向はもうすでにわかってると言い切るような潔さとまっすぐな心意気を随所に感じます。でもその一方で、「仕事を通して以前の私のような働き方をしているママたちを少しでも助けられたら……というのが裏ミッションなんです」という弱い立場を知るからこそ出るそういった言葉が、どんな立場の人も自然に許容している熊谷さんのボーダーレスな人柄そのもので、いままでの多くの引き抜きや採用に繋がっていたのだろうと思わされました。
2017年09月13日こんにちは。エッセイストで経済思想史家の鈴木かつよしです。2016年の2月に『保育園落ちた日本死ね!!!』と題した匿名のブログが大きな話題を呼んだことは、パピマミ読者のみなさんにとっても記憶に新しいことと思います。政府による少子化対策が始まってから四半世紀がたとうとしていますが、一向に成果が上がらないわが国の現実は、「何か根本的な部分で勘違いをしているんじゃないか?」と思ってしまうほど深刻です。助産婦さん向けの医療専門誌である『助産雑誌』では、2014年に「あなたが有効だと思う少子化対策とは?」という質問に対する回答の調査結果を誌面で発表しましたが、それによるとひと口に「少子化対策」といっても、正社員のママ・パパと非正社員のママ・パパとでは必ずしも同じ少子化対策を求めているわけではない ことが明らかになっています。筆者は、“非正規で働くママ・パパが本当に求めているもの”に目を向けない限り今後も大きな成果は期待できないであろうという理由から、今回は彼女(彼)たちの少子化対策への本音にスポットをあてて考えてみたいと思います。●本音その1……働く女性の多くが非正規なのに正社員しか産休育休の恩恵を受けられない月刊『助産雑誌』2014年3月号・4月号では、“少子化対策に対する声”のひとつとして、次のような“子どものいない既婚女性”の本音を紹介しています。**********『働く女性の多くが派遣・パートなどの非正規雇用にもかかわらず、正規雇用者のみしか産休育休の恩恵を受けられない。共働きしなければ子どもを育てるだけの十分な資金も得られないのに、妊娠したら辞めさせられてしまう』(女性/既婚、子どもなし/31~35歳/非正規雇用=派遣・契約社員)**********たしかに2017年6月27日に厚生労働省が発表した、平成28(2016)年版の『国民生活基礎調査の概況』によると、わが国の“働く女性”の57.8%は「非正規雇用」であることがわかっています。働いている女性の6割は正社員・正職員ではない のです。にもかかわらず、ほとんどの企業で産休や育休の制度は正社員ないしそれに準ずる人にしか適用されていないというのが現実です。これでは“片手落ち”どころか、政策・制度そのものが一部の働く女性しか視野に入れていないということになってしまいます。継続的に働く意思があり勤務態度にも問題ない人であれば、非正社員であっても有給休暇と同じように働く人の権利として産休や育休の制度が適用されるようにするべきです。それすらもできないというのであれば、そのような行政は「本気で子どもたちを育てようとする気や少子化を脱しようとする気がない」と言われても仕方がないのではありませんでしょうか。●本音その2……低すぎる非正社員の賃金で“子どもを大学に行かせられるのか”が不安!『助産雑誌』同号では次のような“子どもがいる非正規雇用のママ・パパ”の本音についても掲載しています。2つご紹介させていただきます。**********『子どもをもつか、もつ場合何人産むかを考えるとき、いちばんネックになるのは「大学に行かせられるか?」だと思うし、共働きする子もち夫婦の多くが「進学の費用を蓄えるため」に働いている気がする』(既婚/子どもあり/非正規雇用=パート・アルバイト)『教育費がいちばんきつい10代の子育てに金銭的支援が少ない。子育てして、自分の財布がさみしくなれば、老後が不安。今のシステムだと次世代が年金を支えるのだから、子育てしない人が得をする。不公平感がある』(女性/既婚、子どもあり/36~40歳/非正規雇用=派遣・契約社員)**********最初の方は性別非公開ですのでパパかもしれません。パパであるにせよママであるにせよ、非正規で働く人に支払われているわが国の企業・団体からの賃金が低すぎることは間違いなく、西欧諸国などで見られる“生活可能賃金”的な概念が完全に欠如している と筆者も思います。正社員のパパやママが必要と考える少子化対策と決定的に違う点は、「少なすぎる収入の問題をどうにかしてほしい」という点でしょう。フランスなどでは「非正社員は経営側の都合でいつでも解雇されるリスクを負っている」という理由から、非正社員の方が正社員よりも時給換算では高くなる賃金を受け取っています。わが国でそこまでの先進的な考え方を求めるのは難しいにしても、フルに働いても月収が10万円台半ばという非正社員に対する賃金の現実は、「非正規は子どもを持つな」と言っているのに等しいと思います。非正規雇用の人の最低時給を生活可能水準に引き上げるとか、給付型奨学金の制度や10代の子どもを持つ非・高収入世帯への現金給付の制度を拡充するといった抜本的な少子化対策を実行していかないことには、わが国の少子化傾向に歯止めをかけることはできないでしょう。●正規雇用の人たちの意見も聞いてみましょう同誌同号に掲載された数多くのママ・パパの“本音”のうち、終わりに正規雇用の人たちの意見もご紹介しておきましょう。**********『まずは待機児童をなんとかしてもらいたいです。私は都内在住で、子どもが1歳で仕事に復帰する際は、近所の保育園は公立・民間とも全滅で、5駅先の保育園まで半年かけて通っていました』(女性/既婚、子どもあり/41~45歳/正規雇用)『子どもは社会全体で育てると言う観念がない国である。「なぜ自分たちが払った税金から助成するのか納得できない」とよく言われる。社会全体がそういう空気であり、支援うんぬんではなくて、そこがいちばんネックであると感じている。義務教育の時点でそういうことを教育する必要性を感じる』(女性/既婚、子どもあり/31~35歳/正規雇用)**********いかがでしょう。何かお気づきになりませんでしょうか。少子化対策として待機児童問題の解消を切望しているのはむしろ正規雇用層の人たち であり、非正規雇用の人たちにとってはそれ以前に「絶対的に収入が少なすぎること」「子どもを持ちたくてもまっとうに育てていけるだけの賃金が得られていないこと」「今後もその希望がないこと」こそが何よりも問題なのだということが、正規雇用の人たちのお話を聞くことによって逆に浮き彫りになったのではないでしょうか。その意味では、二番目の女性のご意見も貴重です。「努力が足りないから非正規雇用から脱することができないのだ。自業自得である」的な見解がネット上などで一定の支持を得るわが国は、少なからず病んでいると筆者も思います。筆者の年齢になってくると、どんなに元気だった人にも等しく“老い”が訪れることが実感として感じられるようになってきます。そのときに世の中が極端な少子化傾向にあったのでは、自分たちが暮らす社会の将来に希望が見えません。しかるべき立場にある人が率先して「子どもは社会全体で育てるもの」という考え方を示すべきです。二番目の正規雇用の女性がおっしゃるように、それこそが根本的な少子化対策であるような気がします。【参考文献】・『助産雑誌(2014年3月号・4月号)』●ライター/鈴木かつよし(エッセイスト)●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
2017年08月15日こんにちは、ママライターのましゅままです。産後復帰したてのワーママは、幸せオーラをまといながら長い休みをもらって、さらに復帰しても仕事を休みがちになってしまう、という状況から悪口を言われやすい立場になってしまいます。しかし、悪口を言われるたびにくじけていては、とても仕事を続けられませんよね。今回は、産後の職場復帰後に悪口を言われた体験談と、その対処法をご紹介します。●産後復帰後に悪口を言われた体験談『子どもの1歳のお誕生日に職場へ戻りましたが、予想通り熱と通院のオンパレード……。早退とお休みを繰り返しました。ある日パートさんから、「そんなに小さい子ども預けてよくやるわね~!育児放棄してまで働きたいの? 」とまで言われてしまいました。わたしは悪い母親みたいに思われているみたいです』(30代/女の子ママ)小さな子どもを保育園に預ける=可哀想と思い込む人があまりに多く、偏見的な意見を浴びせる人も少なくありません。もちろん、保育園に預けることは可哀想なことではないので、その信念を持ちましょう。『仕事が好きだったため、育休を取得。復帰後、次々と子どもが病気になり、それがわたしに移ったりして、自分の意志とは裏腹に月にまともに7日くらいしか出勤できない月もありました。そしてそうこうしてるあいだに二人目を妊娠し、またもや産休をいただくことに。職場のお局に、「そんなに好き勝手休むなら正社員じゃなくてパートにしたら? 」と言われ、グサッときました』(30代/男の子2児ママ)ママ社員=好き勝手休んでいるというイメージを持たれることも。当然好き勝手休んでいるわけではないし、正社員でいることに意味があるのに、と思ってしまいますよね。「この仕事が好きなので正社員で頑張りたいです」という態度を貫きましょう。『7年のキャリアを経て産休、育休をいただき復帰しました。わたしが休んでいるあいだは別の部下がわたしの仕事の代わりをしていてくれたのですが、復帰と同時にまたその業務はわたしがすることに。しばらくすると、その部下に「○○さんが戻ってきたせいでわたしの居場所がなくなりました。戻ってこなければ良かったのに 」と言われてしまいました……』(30代/男の子ママ)休業中自分の代わりをしていた人や、そのあいだに新しく入った人など、自分の復帰を快く思わないことがあります。1年以上職場から離れているため、どうしても起こり得てしまうことなのです。フォローに感謝し、お互いに尊重できる間柄になりたいですね。●産後復帰に悪口を言われたときの対処法●(1)タフさを持つ子育てをしながら仕事も続けていく、ということはとても大変なことです。不意に傷つくことを言われることもしばしば。ほかの社員に迷惑をかけてしまうことはさけられません。子どもが小さいうちの数年はある程度の開き直りが必要となります。勤務時間中は毎日自分のやるべきことを淡々とこなすことに集中し、毎月のお給料をもらう。それだけで十分です。多少の小言は受け流してしまう くらいの気持ちでいましょう。●(2)自信を持つ子育て、仕事、家事を頑張っていく決断をしたことに自信を持ちましょう。ワーママの日常はとても尊いもので、必ずあなたの人生の糧になり、頑張るママの姿をお子さんもよく見ています。小さいうちに保育園に預けることに負い目を感じる必要もありません。はじめは泣いていても、保育園での生活に慣れればとても楽しんでくれますし、家庭でママと過ごすだけではなかなかできない体験も保育園でさせることができます。また、復帰してみると部署を変えられていたり自分の仕事がほぼ雑用になってしまったりという事態もよく発生します。仕事をバリバリしていたママにはつらいですが、これは子育てしながらの勤務に対する会社なりの配慮であることも多いものです。続けていれば、仕事での立場は必ず取り返すことができます 。子どもが小さい今のうちに、小さな仕事もこなせるまわりからの信用を勝ち取っていきましょう。●(3)謙虚さを持ち、感謝の気持ちを忘れない産休や育休の権利は当然!という態度ではなく、どれだけキャリアのあるママでも復帰したては初心にかえり、とにかく謙虚な気持ちで仕事に取り組むようにしましょう。また、産休中や育休中、早退してしまったり休んでしまったりしたときの自分の穴をフォローしてくれるほかの社員への感謝の気持ちを忘れない ようにしましょう。いつも謝っていると自分もまわりも疲れてしまうので、なるべく「いつもありがとうございます」と声をかける心がけを。●ママならではの強さと優しさで仕事をこなしましょういかがでしたか?子どものいない独身社員時代とは違い、産後の職場復帰では自分の思い通りにいかないことだらけになってしまいます。そして、その日常はとても大変なものです。しかし、悲観だけしていても前にはすすめません。ママになったからこそしたたかに、そして周りの方に配慮できる社員になっていくことが大切です。そして週末には、日々頑張る自分やお子さんをたっぷり褒めてあげる時間をつくってあげてくださいね。●ライター/ましゅまま(ママライター)●モデル/倉本麻貴(和くん)
2017年08月07日女性の社会進出がまだまだ遅れている日本。政府も「女性が輝く日本」として、女性が社会進出しやすい仕組み作りに力を入れていましたが、残念ながらそれを実感するに至っていない人が多いのではないでしょうか。“女性が働きやすい環境づくり”に具体的に取り組めている会社もそう多くはないでしょう。 「会社に期待してもムダ」と思って諦めている女性も少なくありません。では、女性が働きやすい職場とは一体どのようなものなのでしょうか。女性たちに聞いた、「働きたいと思う職場の特徴」をご紹介したいと思います。●(1)時短勤務や在宅勤務ができる職場『私には持病があって、出勤がキツい日もあります。でも休めない。そんなとき、時短勤務や在宅勤務ができたらな〜って思います。今の時代、打ち合わせだってSkypeとかで十分できる 。体調が悪いときに長時間満員電車に乗って通勤して、さらに体調が悪くなって仕事に集中できないっていうほうが会社的にも困るはず。子どもがいる人は時短勤務や在宅勤務の制度を利用できることもあるけど、子どものアリナシ関係なく可能にしてほしい 』(30代女性/編集)『ライフステージに合わせて時短や在宅で働けると嬉しいです。そしたら出産・育児も安心してできると思います』(20代女性/営業事務)産休・育休後に時短勤務ができる職場は多いですよね。でも、在宅勤務の制度を取り入れている会社はまだ少ないでしょう。また、在宅勤務ができても、子どもがいる人に限られることも。そうではなく、在宅勤務でも仕事を滞りなくこなせる人であれば希望者全員に在宅勤務の機会を設けてほしいものです。●(2)自分の意見が言える風通しの良い職場、煩わしい人間関係がない職場『上下関係がなく、誰でも自分のアイデアや意見を言いやすい風通しの良い職場 がいいです。前にいた職場は小さな会社だったんですが、ほぼ社長のワンマン状態。自分が気に食わないことがあると怒鳴ってきたり、パワハラで辞めていく人もいました。「もっとこうしたほうがいい」「こういう案がある」みたいなのを思っても、社長が怖くて何も提案できませんでした』(20代女性/営業)『私が前回転職した理由は、実は人間関係に疲れたからなんです。女性が多い職場で、派閥があったり陰口や嫌がらせがあったり。仕事をしに行っているのに、そういう煩わしい人間関係で消耗するのはバカらしい です。だから、煩わしい人間関係がなく、穏やかな気持ちで過ごせる職場がいいです』(30代女性/事務)正社員・派遣・バイトなど、雇用形態に関係なく、それぞれがプラスになると思ったアイデアや意見を発言し合える職場は働きやすそうですね。私が以前働いていた職場では、職種によるヒエラルキーみたいなものがあり、営業がとにかく一番偉いというような風土でした。横柄な言動で仕事を依頼してくる営業に「NO」とは言えず、従うのみという……。社員同士の仲が良すぎて大学のサークルノリのような会社も働きにくそうですが、最低限、みんなが平等に意見できる環境はほしいですね。●(3)正当に評価してくれる職場『男女関係なく、一人ひとりの能力を平等に評価してくれる職場がいいです。今の職場は女性がなかなか出世できない ので……』(30代女性/営業)『仕事ができないのに上司に気に入られている世渡り上手な人はいいポジション についていて、真面目に成果を出している人間は評価されない。そんなのおかしいですよね。コミュニケーション能力や愛想のようなものも大切だと思うけど、そこだけで評価しないでほしいです』(20代女性/企画営業)男女で扱いに差がある、仕事のデキや能力が評価されないなど、自分の評価に不満を抱えている人も多いようです。きちんと自分の頑張りが評価されて昇級・昇格していける職場でないと、社員のモチベーションは挙がりませんよね。●(4)業務の負担に偏りのない職場『業務の負担に偏りのない職場に憧れます。うちの職場は「女性が働きやすい」ということを高々とうたっていますが、「女性が」というのは間違い。働きやすいのは子どもがいる女性だけ です。確かに産休や育休、時短勤務と子どものいる女性には働きやすい制度が整っていますし、周りのサポートもしっかりしています。でも、言えないだけで、実はそのしわ寄せが私たち他の社員に来てるんです。時短勤務の人ができない仕事はすべて私にまわってくるし、子どもが熱を出したとかでお休みされればその日の仕事も私に来る。業務の負担に偏りがありすぎてつらいです。上司に相談しても、「あなたもいつかその恩恵に預かれるんだから」と言われるだけ。一生独身かもしれないし、いつまでもこの会社にいるとは限らないのに。今の業務量がキャパオーバーなのだから、会社としてスタッフの人数を増やすとか、対策をとってほしい です。不公平すぎます』(30代女性/広告制作)これ、実はけっこう思っている人が多いと思うんです。子育てしやすい職場というのはとてもありがたいし、素晴らしいことですが、それによって業務のしわ寄せが他の人へ行き、負担が重くなってしまう。それは会社として何か違うんじゃないかなと思います。そんなことをしているから、独身女性が子どものいる時短勤務の女性を嫌悪してギスギスしてしまったり、他の社員に迷惑になるからと産休・育休を取らずに辞めて行ってしまったりする人がいるのでしょう。特定の人にばかり仕事が集中し、大きな負担になってしまうというのは考えものです。人員を増やすなどの対処をしてほしいですね。----------いかがでしたか?今回は、既婚者だけでなく独身の方にも幅広く意見を伺いました。「女性の働きやすさ」=「子育て中の女性の働きやすさ」ばかりにスポットが当たってしまいがちですが、そうではなく、すべての女性に対して働きやすい職場作りを進めて行ってもらいたいなと切実に思います。●文/パピマミ編集部●モデル/ゆみ
2017年07月12日後輩芸能人への“パワハラ的態度”がたびたび問題視される歌手でタレントの和田アキ子さん(67)。今回は共演者の安田美沙子さん(35)への発言が批判の的となっています。2017年3月から産休に入っていた安田さんは、7月9日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)で約4か月ぶりにテレビ復帰。番組では女優の松居一代さん(60)と俳優の船越英一郎さん(56)の泥沼騒動をテーマにトークが進んでいましたが、過去に松居さんが船越さんの携帯電話を盗み見ていたエピソードなどが語られると、和田さんは「美沙子は旦那の(携帯電話)見たりする?」と“無茶ぶり”。過去に妊娠中に夫に不倫された経験のある安田さんは、うろたえながらも「いろいろあって、たまに見る」と返答しました。この“無茶ぶり”をお笑い芸人の竹山隆範さん(46)に指摘された和田さんは安田さんに謝罪しましたが、このやりとりを見ていた人からは多くの非難の声が上がっています。●和田アキ子、産休明けの安田美沙子に“不倫ネタ”の無茶ぶり!産休明けで幸せいっぱいの安田さんに、過去の不倫ネタをほじくり返すような発言をした和田さんに対してネット上では、『自分は打たれ弱いのに、なんで他人の痛みは分からないんだろう』『竹山がいなかったら変な空気になってただろうな』『安田美沙子が産休に入るとき「絶対幸せになって」的な発言してたけど、産休明けた瞬間に普通に不倫ネタほじくりかえすのね』『和田アキ子の取り巻きって本当に大変そう』『悪意はなかったんだろうけど、さすがにタイミングが悪過ぎたな』『張本勲と同じで和田アキ子も余計なことばかり言うようになったよね』『和田アキ子ほど他人にたいして無神経な人は見たことがない。これで自分はメンタル弱いんだからほんと不思議』『前にも自分の都合だけで安田さんの結婚式を早めに切り上げさせたエピソードが炎上してたよね?この人はなにも学ばないの?』『産休明けで旦那とやり直そうとしてるときにイジってやるなよ……』『これはさすがにかわいそう。なんでいつも余計な一言足すんだろうな』などの批判の声が多く上がっています。失言や暴言がなにかと話題になることが多い和田さんですが、後輩芸能人への辛辣な言動はこの先も続いていくのでしょうか。※画像はイメージです。●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年07月10日仕事をするも辞めるも、今までは自分の思いひとつで自由に選択できていたはず。けれど、子どもを持つと環境を替えたいと感じていても、いろいろな絡み合う事情により、一歩を踏み出せる人は多くはないようです。今、ママにとって大きなハードルとなっている「転職」。さまざまなケースのママたちの転職ストーリーを連載で紹介していきます。■吉田奈津美さんの「転職するとき」吉田奈津美さん プロフィール6歳、3歳の二児の母/株式会社メデラ 社員 産後何度かの転職を経て、メデラで働く知人から誘いを受け入社。母親であることはマイナスではなく、メリットと捉えてくれることに共感している。 【吉田奈津美さんの出産後の転職歴】▼1社目 映画配給会社 契約社員2010年5月第1子出産 → 2010年7月仕事復帰 → 2010年8月に退職▼2社目 派遣会社へ登録(派遣先は2社)2011年5月派遣社員として転職2012年4月第2子出産のため産休・育休へ → 2013年7月出産 → 2014年4月仕事復帰 → 2015年1月退職▼3社目 現在2015年2月株式会社メデラへ正社員として転職■産後2ヶ月で復帰→翌月退職が、理想の子育てを考えるきっかけに子どもを産む前から働いていた会社には、制度として産休はありましたが、育休はなかったんです。そこで2010年5月に出産した2か月後の7月には、仕事復帰をすることになりました。復帰早々、体調もまだ完全でない体で、真夏の強い日差しと気温の中での通勤が始まりました。私自身フラフラになりながら会社にたどり着く日々です。それだけでなく、生まれて間もない息子も預けてすぐに体調を崩してしまい、その月は保育園に2週間も行くことができませんでした。そのときに「これはちょっと違う」と感じ、復帰したばかりでしたが会社を辞めることを決めました。退職はしましたが、その会社から在宅でできる仕事を請け、少しの間はフリーランスのような形で仕事をしていました。けれどこの状態を長く続けるつもりはなく、新しい仕事と保育園を探して早く仕事に復帰しようと考えていました。でもそれと同時に前社を辞めたときのように、子どもに負担をかける仕事はしたくない、子どもとの時間をしっかり持ちたいと思うようになり、働き方を模索していました。■「自分を成長させたい」 派遣社員から正社員へ転職そうしているうちに認証保育園が先に決まり、入園の条件として翌月には働き始めなくてはいけなかったので、予め登録していた派遣会社に条件の合う仕事先を紹介してもらい、2011年5月から新たに働き始めました。そこで約2年働いた2013年5月、二人目の出産のため産休に入り、7月に長女を出産しました。派遣会社には育休制度もあったので、それを利用して翌年4月に復帰し、半年近くたった頃メデラに転職し、現在に至ります。一人目の子どもを再び認証保育園に預け、そこからメデラに転職するまでの2年半の間は、派遣会社から紹介される会社に勤めていました。ですが、実はその間もずっと一つの会社で働いていたわけでなく、いくつか仕事先を変えているんです。だから子どもが生まれてから会社が変わった回数で言うともっと多くて、実際はこの6年で4社になります。仕事先を変えるたびに出社時間や勤務形態も変わったりして、それに慣れるまで子どもにも少しは影響があったかもしれません。でも派遣会社から紹介されていたので、仕事をしながらの転職活動をしたわけでもなく、待遇など自分の条件を満たしたところに行くことができたので、精神的な負担で言うと、通常の転職とは違った、守られている感じはありました。小さな子どもを育てながら働くのは大変なことなので、産休育休制度もあり、時短などの条件を満たす会社をすぐに紹介してくれる派遣会社は、当時の自分には合っていて、助かると感じることも多かったです。けれど仕事をしていくうちに、もっと会社の一員として中に入って、責任のある仕事をしたい。自分自身も成長していきたいという思いが大きくなっていました。そんなとき、以前一緒に働いていた友人にメデラに来ることを誘われたんです。■「母でいること」がメリットだった!今までは子どもや家庭を守るため、時短や残業なしなどの条件を優先して仕事選びをしてきました。そうやって仕事と家庭を切り離して二つをうまく両立させるということばかり考えていましたが、そのとき友人に「メデラはママを探している」と言われたんです。子どもがいることは転職においてハンデになるとばかり思っていたのですが、そう言われたときに「そんな考え方、そんな仕事があるのか」というような気付きがあり、今の自分自身の環境を生かせるこの会社で働きたいと思うようになりました。それに、幸いなことに自宅から会社への距離は近くなり、通勤時間も短くなりました。たまに終わらない仕事を多少自宅に持ち帰ることもありますが、基本的には時短勤務で、自分の裁量で仕事にかかることができ、仕事をする上で最大の優先事項として決めた「家族との時間を守る」も以前よりクリアできています。今、メデラに入社してから2年が経ち、責任のある仕事も任されるようになりました。子どもたちも仕事に理解をしてくれて、大切なプレゼンの前日には「ママ、大きな声で言えば大丈夫だよ!」なんて勇気づけてくれたりするんです(笑)。自分のやりたいことと、子どもの成長を信じて、これだけはということだけは曲げずにやっていけば、今がどの場所にいたとしても納得のできるその先に繋がっていくと思っています。<ママの転職 Q&A>Q:転職活動中、「子どもがいること」をネガティブに感じたことは?A:転職期間が長引くと退園させられるとか、保育園のしがらみに転職を躊躇させられることはとても多いと思います。でも譲れないいくつかの条件だけは必ず守り、それ以外多少の妥協ができれば、子どもがいてもいい仕事には巡り合えると思います。Q:仕事を選ぶときの基準はなんですか?A:1)手作りの夕飯を用意できる余裕があるかどうか。魚を焼くだけ、野菜を切ってお皿に並べるだけでもいいので、普段の食事の準備をするところから子どもたちに見せてあげたいと考えています。 2)延長保育には入れない。子どもが友だちと一緒に「バイバイ」と言える時間のお迎えができるようにようにと考えていました。Q:もし1社目の会社を辞めなかったとしたら、どうしていたと思いますか?A:どんな選択をしても、後悔はしたくないので、きっとがんばってやりくりしたりして、その生活にある程度納得はしているとは思います。でも以前の会社は残業もバリバリするような職種で、ロールモデルになるような人もいなかったので、タイミングが違ったとしても転職していたと思います。Q:転職に対して、ご家族の理解はありましたか?A:メデラに転職することを夫に相談したら「行きなよ!」の一言でした。実は同じタイミングで夫も転職をすることになっていたので不安も多少あったのですが、その一言に後押しされました。夫も転職後は早く帰れるようになったので、家族にとって私の転職も夫の転職も、いい選択でしたね。Q:これから転職をしようとする人へ、アドバイスをお願いします!A:自分が大切にしたいことが守れることが前提で、あとは出会い! 不安はあるけれど出会ったら迷わずトライしてほしいですね。人によってそれぞれタイミングもあると思いますが、行けそうなときは「エイ!」と気負わず踏み出してみてもいいのかなと思います。子どもを自分の手で育てることを実感しながら、自分の成長も感じていきたいと新たな会社で正社員になることを選んだ吉田さん。母になるとつい自分のことが二の次になることが多いけれど、「子どもたちはきっと働いている母を誇りに思ってくれていると思う」と自分の成長に妥協しないたくましさは、子どもたちにとっての優しい母であることを支える力になっているようでした。
2017年04月10日産休・育休が明け、いよいよ職場復帰をするというママが多い時期。久しぶりに同僚と会える喜びがある反面、また今まで通りの付き合いができるかという不安もあるのではないでしょうか。スムーズに復帰を果たしたママたちに話を聞くと、「事前に職場へ顔を出しておいてよかった」という声も。そのときに感じた注意点や、迎える側の意見から復帰前のあいさつについて考えてみましょう。■「うちの会社」でもアポは必要!女性が多く、産休・育休が当たり前、という職場なら、3月ごろに復帰前のママを集めたミーティングが行われることがあります。そのような会では、子どもを連れて行っても大丈夫。「他部署にママ友ができた」という話もあるので、積極的に参加してみましょう。とくにそのような会がない場合でも、あいさつがてら職場へ顔を出すのは有効です。復帰初日は引継ぎなどでバタバタするので、手土産などはこのときに渡すといいでしょう。アットホームな職場などは、ついフラリと顔を出したくなりますが、同僚たちは仕事の真っ最中。いきなり現れると迷惑をかけることがあるので、必ず事前にアポを取ってから訪問するようにしましょう。忙しい時間も避けたほうがいいですね。懐かしい顔ぶれに迎えられると話が弾むこともありますが、長居は禁物です。産休・育休中の様子を簡単に報告し、いつから復帰するのか、必要なものはあるかなどの業務連絡を済ませたら、早めにおいとまするのがスマートです。■子どもは連れて行くべき?産休・育休の取得状況にもよりますが、ほとんどの場合は1歳前後だと思います。あいさつへ行くときに悩むのが、子どもを連れて行くべきかどうか。先輩ママたちはどうしていたのでしょうか。・「うちの子は2歳になっていたけど、人見知りが激しいから迷惑をかけると思って連れて行かなかった。預ける人もいなかったので、一時保育を利用。保育園の予行練習にもなってよかったと思う」(40歳・小学6年生のママ)・「子連れであいさつに行ったからか、子どもが熱を出して早退するときにも理解してもらいやすいような気がする。『お大事にね』と声をかけてもらうことも」(38歳・5歳児のママ)・「うちの会社では、子どもを連れて行くことは歓迎されない。先輩が連れてきたときに『幸せを見せつけられた』と言われていたので、私は連れて行かなかった」(28歳・2歳児のママ)・「子連れで行ったら、『休み中だから気楽だよな』『(子どもが寝ていたのに)うるさいのを連れてきやがって』と陰口をたたかれた。悲しい気持ちになったけど、温かく迎えてくれる人もいたし、復帰後の味方を見つけられた気がする」(39歳・3歳児のママ)一方、迎える側としては、子連れでのあいさつをどのように感じているのでしょうか。 ・「まだ保育園が始まってないだろうし、連れてくるのは仕方ないこと。騒がなければ迷惑だと思うことはない」(35歳男性)・「首の座っていない子を連れてきたときには、こっちがヒヤヒヤした。その上、『抱っこしてください』と言われても…。こういうときは無理しないで、メールや電話であいさつを済ませてもいいのでは?」(53歳女性)・「子ども嫌いだから歓迎はしない。でも、別に悪いことをしているわけじゃないんだから、私に子どもを近付かせないならOK」(39歳女性)職場の風土にもよりますし、これはケースバイケースで考えたほうがいいかもしれません。子どもを見た同僚から「かわいいわね~」なんていわれるとうれしくなってしまいますが、子連れを歓迎しない人は少なからずいるもの。そこで盛り上がりすぎずに低姿勢を忘れないようにしたいものです。また、休み中だからといって、ラフすぎる格好もNG。「遊びに来ている」と反感を買うおそれがあります。スーツとまではいかなくても、きちんと感を演出できる服装を選びましょう。職場へ復帰するまでには何かと準備が必要で、ママたちの心労はつきません。でも、それが顔に出てしまえば、子どもは新生活に対して不安を抱いてしまうことも。働き出してしまえばどうにでもなるものですから、ひとつずつこなしていきましょう!
2017年04月01日皆さんこんにちは。昨年9月に長男を出産した、blossom39の販売スタッフです!今は、産休中で育児に奮闘しています。普段から妊娠中・お子さんがいるお客様と接して、たくさんのベビーグッズのおすすめをしてきましたが、実際自分で使ってみるといろいろな発見がありました。今回は、本当に嬉しかった出産祝いを3つご紹介します!購入を迷っていたけれど…本当にもらってよかった!本当に助かったベビーグッズは、何と言ってもベビービョルン バウンサーバランスソフト!お店での試乗では、嫌がる子、嫌がらない子が半々の商品の為購入に迷っていましたが、常に抱っこを求めてくる時期にはバウンサー無しでは何も出来なかったと思います。首がすわるまでの時期、とっても助かりました。息子の便秘解消アイテムにも…使い方として驚いたのは、自然に揺れる事でリラックスできるのか、踏ん張りの手伝いになるのか、バウンサーに乗る時間をしっかり取ると息子の便秘が解消されること。これはママになってみないとわからなかった新たな発見でした♪シートは簡単に取り外し、丸洗いが出来るので、漏らしてしまっても安心です!また、気軽に洗えることで、浴室でのバスローブ待機も気負いなく使えます。他メーカーと比べても薄く畳めるので、両実家には必ず持参。家族とゆっくりご飯や会話を楽しめました!現在息子は6ヶ月になり、寝返りのタイミングを逃してはいけないと使用頻度が減ったものの、料理中には今でも大活躍!一番角度をあげて、オーボール+オーリングが、最強タッグです!ママ向けアイテムは、やっぱり嬉しい♡友人から一番多く頂いたのがルイボスティーです。ノンカフェインで癖がなく、麦茶や十六茶が苦手なわたしの強い味方。冷え性改善にもなるので、妊娠初期から飲んでいます。紅茶や杏など色んな香りがあり、飽きにくいのもお気に入り。金額や大きさを考えず渡せると選ぶ側からも人気です!会うたびに持ってきてくれる友人も多いです。親子でほっこり、ティータイム♡お白湯で薄くし、今では息子と一緒にルイボスティーを楽しめるようになりました。この時間がすごく幸せ♡種類によって、ティーバッグを入れたままでOKであったり、冷めても美味しいので家事の合間に用意できます。量の制限もないので、授乳中の水分補給にはもってこいです。息子と一緒には飲めませんが、ノンカフェイン珈琲も毎朝欠かせないアイテムなので、こちらも嬉しいプレゼント!出産祝いというと、どうしても子どもへのお祝いが多いなか、ママへの心遣いを感じるアイテムは嬉しかったです♪定番の“アレ”は、息子の精神安定剤に!お店に立っていたときにも、出産祝いとしてたくさんのお客様に人気だった、ガーゼ地おくるみ。「冬には出番ないですよね?」とよくお客様に聞かれましたが、おしゃぶりを好まない息子はおくるみをしゃぶしゃぶ、にぎにぎして寝ていて、精神安定剤に。首回りにかけてあげるだけで落ち着いて一人ねんねもできるんです。出かけ先で下に敷いてあげるだけでもリラックスできますし、季節関係なく使えるし、何枚あっても困らないアイテムでした。用意が簡単♪ おくるみで月齢フォトたくさんいただいた中でも、特にお気に入りは手軽に月齢フォトが撮れる、ルルジョのマイルストーンカードセット!息子を寝かせて月齢カードを置くだけで、比較しやすい写真が撮れます。いつも使っているおくるみなので、リラックスした表情も簡単に♡背景が同じなので、体制を変えても統一感があり、毎月楽しく撮影できます!プレゼントは長く使える、サイズのないものがgood!ベビー服や帽子も嬉しいプレゼント。私も友人に選ぶ時楽しいです♪しかし勿体ないのは、数回しか出番のないものも多かったこと…。購入時と季節が変わってしまったり、友人と合う予定がズレている間にすぐサイズが変わってしまうので、月齢関係のないグッズがより嬉しかったです♡子供の体調で予定がズレることはよくあることなので、少し先の月齢のもの(サイズ)を選ぶのもいいと思います!最近では離乳食も始まり、食器やお食事ビブなども便利で可愛いものがたくさん♡これからも、可愛くって「本当に役に立つ」ベビーグッズを紹介していければと思います!
2017年03月29日アン・ハサウェイが、昨年3月に生まれた長男ジョナサンくんの写真を初公開した。インスタグラムで公開された写真では、ジョナサンくんがソファーに手をかけて立ち、ソファーの上のノートパソコンを見ている様子が伺える。そのパソコンにはママのアンが映っており、アンは写真に「ママが国連でスピーチしている姿を見るJRS(ジョナサン・ローズバンクス・シュルマンの頭文字)」とキャプションを添えている。ライオン模様のパジャマで“立っち”するジョナサンくんに、コメント欄はファンからの「かわいい!」で埋め尽くされた。写真を撮影した前日は国際女性デーで、国連親善大使のアンはニューヨークの国連本部でスピーチを行った。アンは自身が出産を経験したことから、現在のアメリカの産休制度に言及。アメリカのほとんどの会社で、産休は「無給で3ヶ月」取れるようになっているとのことだが、3か月間の無給休暇は家庭にとって経済的ダメージが大きすぎると指摘した。「ETonline」によるとまもなく『オーシャンズ8』(原題)で産後復帰を果たすアンは、共演者のケイト・ブランシェット、ヘレナ・ボナム・カーター、サンドラ・ブロックら先輩ママに子育ての秘訣を教えてもらっているという。(Hiromi Kaku)
2017年03月10日スタッフの拍手とともに《4月からゴールデン番組としてスタート!》と書かれたボードが登場すると、指原莉乃(24)とSHELLY(32)の2人は満面の笑顔に――。 人気深夜バラエティ『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)で、そんな“サプライズ場面”が放送された。メインMCのチュートリアル徳井義実(41)とフットボールアワー後藤輝基(42)も“ゴールデン昇格”に大喜びだが、視聴者からはこんな疑問の声が――。 「“あの番組、なんで2人も女性MCがいるの?”という疑問が視聴者から出ています。もともと12年の番組開始当初はSHELLYさんが単独で女性MCを務めていましたが、昨年2月から産休に入ったんです。そこで“代役”として起用されたのが指原さんでした。ところが、産休が明けたSHELLYさんは昨年11月に番組へ復帰。指原さんもそのまま番組に残ったため、現在の“女性MC”2人体制が続いているというわけです」(番組関係者) だが番組を見ていると、どちらか1人が手持ちぶさた状態の場面もたびたび。 「それもあって、現場では2人の間に“微妙な空気”を感じることも多いんです(苦笑)。2人とも現場では全力投球。お互いがやる気満々のあまり現場でつい意識しあって……。一色触発の場面もあるんですよ」(前出・番組関係者) それは収録前にスタジオで2人が顔を合わせたとき――。 「SHELLYさんが指原さんに『スタッフの××さん、知ってる?』なんて聞いていて。指原さんが『知らないですね~』と返すと、『あっ、そっか。前にいた人だから、私しか知らないか』なんて。指原さんも『(SHELLYの)産休中、私ちゃんとがんばってましたよ』とさらっと口にしてたり(笑)。2人で、後藤さんや徳井さんと“自分は仲が良い”という話をしているところも見ちゃいました」(番組スタッフ) 火花散る“女同士のバトル”。だが、こんな話をする別の番組関係者も。 「いや、じつは本人同士は別にお互いのことをそれほど嫌ってないんです。ただ、番組のスタッフたちが妙に2人の仲を煽るというか……。お互いの名前を挙げて『◯◯さん、ちょっとよくないですよね』みたいなことを、それぞれに言うんですよ。それで2人ともそんな気はないのに、ライバルみたいに言われて。2人ともかわいそうですよ」 4月からのゴールデン進出で、この“緊張関係”がいいほうに働くといいが――。
2017年02月24日ママになっても仕事を続けるのなら、知っておきたいのが産休のこと。育休とのちがいや休んでいる間にもらえるお金のことなど、気になるけれど実は詳しく知らない……という方も多いのでは? そんな産休について、わかりやすくご紹介します。産休ってどんな制度? 育休と何がちがうの? 産休とは、正しくは産前・産後休業といいます。出産の前後に取得できるお休みで、労働基準法で定められており、仕事を続けながら出産する女性ならだれでも取得することができます。「正社員じゃないと取れないのでは?」と思っている方もいるようですが、雇用形態は関係ありません。パート、アルバイト、派遣社員など、全ての働く女性が取得可能です。もし勤務先の就業規則に産休のことが載っていなくても、申請すれば取得できるので安心してください。混同しがちな育休とのちがいは、おもに次の3つです。【1】産休は男性(パパ)は取得できない(育休は取得できる)【2】産休は出産する人ならだれでも取れる(育休は取得できる条件がある)【3】産休は産前・産後で期間が決まっている(育休は1歳までが基本で、条件を満たせば延長できる)詳しくは 育休 についての記事もチェックしてみてくださいね。いつからいつまでが産休? つぎに、産休の期間について見てみましょう。後でご紹介する手当の計算などにも関わってくるので、しっかりおさえておいてくださいね。■産前休業出産予定日の6週間前から、勤務先に請求すればお休みに入れます。双子以上の多胎妊娠の場合は、リスクが高いなどの理由で14週間前から休業できます。ちなみに、出産当日は産前休業に含まれます。■産後休業基本は出産の翌日から8週間です。この期間中、事業主がママを働かせることは法律で禁止されています。ただし、産後6週間以降でママ本人から「復帰したい」という申請があり、なおかつ医師が問題ないと認めた場合には、就業(職場復帰)が可能です。産休中は【無給】!? 必要なお金はどうしたらいい? 産休中もお給料はもらえるのでしょうか? 育児は何かとお金が必要になるし、気になりますよね。実は、産休中は事業主に給与の支払い義務がありません。会社によっては産休中も一定額の給料が出ることもありますが、基本的には無給です。「じゃあ生活費はどうしたらいいの?」と心配かもしれませんが、安心してください。産休中の経済的支援として、次にご紹介する2つの手当が用意されています。産休中にもらえるお金、その1: 出産一時金出産一時金とは、ママが健康保険に加入している場合、赤ちゃん1人の出産ごとに42万円(産科医療補償制度加算対象出産でない場合は40万4000円)が支払われる制度です。双子や三つ子の場合は、人数分が支払われます。また、残念ながら死産や流産だった場合も、妊娠4ヶ月(85日)以上経過していれば支給されます。出産には保険が適用されないため、一般に40~50万円ほどを自己負担することになります。一時金はその補てんとなる制度です。■出産一時金の申請方法申請の方法は、ママの働き方によってちがいます。・会社員や公務員の場合ママが会社員や公務員の場合は、勤務先で加入している健康保険に申請します。会社の厚生部などが窓口となることも多いので、勤務先に確認しましょう。ちなみに、出産を機に退職している場合も、一般には退職後6ヶ月以内であれば元の勤務先の健康保険から支払われます。・自営業の場合ママが自営業の場合は国民健康保険に加入しているので、住民票のある自治体の役所へ申請します。■出産一時金の直接支払制度出産一時金の受け取り方は直接支払制度を利用する、直接支払制度を利用しないの2パターンがあります。・直接支払制度を利用する直接支払制度とは、加入している健保から、ママが出産する医療機関へ直接一時金が支払われる制度です。高額の費用を立て替える必要がなく、ママの負担が少なくて済みます。この制度を取り入れている医療機関は年々増えていますが、利用できないところもあります。その場合は一度ご自身で費用を立て替え、産後に請求書を提出して振り込んでもらいます。産休中にもらえるお金その2:出産手当産休中に勤務先から給料が支払われない場合に、そのぶんの補助として健康保険から支給されるのが出産手当です。■出産手当はいくらもらえるの?支給額は、1日につき給料の3分の2程度です。ただし、産休中も出産手当金より多い額の給料が勤務先から支払われている場合は、手当金は支給されません。また、その健康保険に過去1年以上加入していないと支給対象とならないのでご注意ください。支給対象となる期間は、出産前42日間(双子以上の多胎妊娠は98日)と出産翌日以降56日間の合計期間。出産予定日よりも早く生まれた場合、手当てをもらえる日は前倒しされます。出産予定日よりも後に出産した場合には、出産予定日から実際に出産した日までの期間も支給対象となるため、支給日数が長くなります。■出産手当金を受け取れる条件は?1. 母親本人が勤務先の健康保険に加入していること2. 産休中に給与を受け取っていないこと3. 妊娠4ヵ月(85日)以降の出産(死産・流産や人工中絶も対象)・出産手当の計算方法出産手当の金額は、どう計算すればいいのでしょうか? 基本の計算式は、次のようになります。「1日あたりの出産手当支給額=支給開始日以前1年間の【標準報酬月額】の平均(1年間の総額を12ヶ月で割る)÷30日×(2/3)」※標準報酬月額には、基本給だけでなく役職・残業などの各種手当、交通費、ボーナスなども含まれます。具体例を挙げてみましょう。標準報酬月額が30万円で産休をフルに取得(産前休業42日+産後休業56日=98日)した場合、次のようになります。1日あたり:30万円÷30日×(2/3)=6660円産休期間の合計額:6660円×98日=65万2680円出産手当の申請先は、勤務先の健康保険窓口です。申請の期限は産休に入った翌日から2年以内なので、うっかり期限を過ぎてしまわないようにしてくださいね。ただし、出産手当はあくまで「休業中に支払われない給与をカバーするもの」なので、自営業や被扶養者には支給されません。自営業の方はそのことを頭に置いて、仕事や家計のプランを考えておきましょう。■出産を機に退職しても出産手当金は受け取れる?出産に伴い、退職する場合に退職のタイミングによっては、受け取れるケースと受け取れないケースがあります。会社を退職後も、出産手当金を受け取れる条件は以下の3つです。 1. 被保険者の資格を喪失した日の前日(退職日)までに継続して1年以上の被保険者期間(健康保険任意継続の被保険者期間を除く)があること。2. 出産日または出産予定日より42日以内(多胎の場合は98日以内)の退職3. 退職日に出勤していない産休中の社会保険料はどうなるの? 産休中は手当がもらえるとはいえ、ふつうに働いているときよりは収入が減ってしまいます。さらに健康保険や厚生年金といった社会保険料も引かれてしまうと、家計にとって大きな負担ですよね。そんな心配がないように、産休中は社会保険料が免除されます。勤務先を通じて年金事務所や健康保険組合に申請すれば、ママ本人も会社も保険料が免除、つまり「支払ったことになる」のです。そのため、産休育休中も健康保険の給付はふつうに受けられます。将来受け取る年金額にも影響はないので、安心してください。申請には別途書類が必要なので、産休前に勤務先の保険窓口で確認しておきましょう。ちなみにこの免除制度、以前は育休中だけが対象でしたが、2015年から産休中も対象になりました。先輩ママなどから聞いた情報は古いこともあるので、勤務先で現行の制度を確認してくださいね。産休はだれでも取れる! 手続きは早めに確認して、安心してお休みに入ろう今回は産休の期間やお金について、詳しくご紹介しました。産休は、正社員だけでなくパートやアルバイト、派遣社員などだれでも取得できる休業です。申請や手続きがいろいろあってちょっと面倒ですが、勤務先の担当者に相談すればまとめて教えてくれることが多いので、まずは早めに相談しましょう。産休に入る前は、どうしても仕事の引き継ぎや残務の整理で忙しくなるものです。また、経過が順調で元気な妊婦さんであっても、急に入院が必要になったり出産が早まったりすることもあります。いざというときに慌てないよう、必要な手続きは早め早めに確認して、安心して休業に入ってくださいね。<参照> ・働きながらお母さんになるあなたへ(平成28年9月)|厚生労働省 ・改正育児・介護休業法及び改正男女雇用機会均等法の概要|厚生労働省 ・出産手当金について|全国健康保険協会 ・あなたも取れる!産休&育休|厚生労働省 ・国保加入者が出産した|国民健康保険
2017年02月11日晩婚化が進み、出産の年齢もどんどんあがってきている現代。女性の平均初婚年齢は29歳、第一子出産の平均年齢は30歳になっています。「子どもが3人くらいほしいから、20代のうちに1人目は産んでおきたい」なんで考えている女性は、平均より早めにライフプランを考えていく必要がありますよね。「子どもが2人以上ほしい!」という20代の女性は、今から何をすればいいのでしょうか?実際に子どもを産んだ女性に聞いてみました!■■結婚と出産をする年齢を決める「自分は子どもを3人産みたいと思っていました。学生の頃から、33歳までに子どもを3人産むと決め、逆算していきました。33歳で3人目、31歳で2人目、28歳で1人目と考えたら、新婚生活も2~3年楽しみたいので26歳までには結婚する。結婚までの交際期間の平均がだいたい2~3年だったので、結婚相手を見つけるのは24歳。そう考えたらもう時間は残されてない!って気付いて。早い段階から婚活を始めました」(30代/主婦)自分は何歳までに何人を産みたいのか、そのためには何歳までに結婚して、何歳までに付き合うべきか・・・。あくまで「計画」ですが、人生プランを描いておくことで自分の年齢を意識した行動をとるようになるそうです。目標を叶えるためには、なんとなく生きているよりも年齢を意識したほうが効果的なのかもしれません。■■不倫やダメンズたちに時間を割かない「姉が20代のいいときを不倫に費やして結婚できていないのを見ていて、自分はこうならないぞって決意していました。結婚する気がなさそうな人や、浮気する人は恋愛対象外。付き合う相手を冷静に見極めて、いいお父さんになりそうだなという目線で選んだのが今の旦那です。子どもの面倒を見てくれるし、家事もやってくれるし、本当に見る目あったよ自分!って思います(笑)」(20代/コンサル)不倫やダメンズに時間を割いていては貴重な時間がもったいない!恋愛フィルターに騙されず、男性を冷静に見極め、結婚向きの人としか付き合いません。結婚願望があると伝えただけで逃げ出すような男性は、初めから対象外。これくらいシビアなくらいがちょうどいいのかもしれません。■■働きやすさ重視で就職する「子どもを産むにもお金がかかるので、復職は大前提。仕事は福利厚生を重視して選びました。産休、育休の取得率とか、時短勤務はできるかとか、そういう前例を調べましたね。おかげで子どもを2人産んだ後もスムーズに仕事ができて助かっています。世帯収入も一般家庭より多くいられるのは、結婚や出産後も仕事を辞めずにいたおかげです」(30代/IT)共働きが当たり前になりつつある時代。腰かけレベルで働ける会社を選ぶのではなく、復職できるか、子育てのサポートはとれているのかを見て仕事を選んでいたようです。すでに女性が活躍し、産休や育休の前例がある会社だと安心ですね。■■20代半ばまでに7ケタ貯金する「兄が結婚後のお金に苦労していたので、独身時代にはコツコツ貯めました。実際に結婚してみて、結婚式の費用や新婚旅行の費用、出産費など出費がかさんだので7ケタ貯金していたのがすごく役立ちました。お金の貯め方を身を持って経験していたことも子育てするうえでは助かったなぁ。おかげで子どもが3人いても計画的に貯金ができています」(30代/看護師)結婚や出産、子育てにはお金がかかります。頼りになるのは独身時代に貯めていたお金です。若い頃は飲み会や服食費などに散在をしがちですが、計画的にお金を貯めることが、家庭を築いたときにとても役立ちます。■おわりに年々、初産年齢も高齢化していますが、年齢を重ねるとともに出産のリスクが高くなることは変わりません。子どもが2人以上ほしい!と考えている女性は、早い段階から今できることを考えていきましょう。(小林リズム/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年01月28日オイシックスは、ママ、プレママ向けのサービス強化のため、体重管理を気にするママ向けのヘルシー商品や、離乳食に便利な商品など、全18品を発売開始しました。約50回にも及ぶ小さなお子さんを持つママたちへのインタビューから、体重管理や離乳食への悩みがあることが分かり、それらの声を参考に、サービス担当をしている同社ママ社員が「ありそうでなかった」商品を実現したとのこと。今後も強化を継続し、来年3月末までにはさらに25品を拡充予定だということです。こんにゃく豆乳麺とたっぷり野菜のセット!ヘルシーなのに“がつん”とした味わい試食モニターの「野菜がたくさんあるのがうれしい」「セットは便利」といった声をもとに、こんにゃく麺だけではなく、たっぷり野菜とセットにした、10分で完成する「ヘルシーKitシリーズ」。スープには化学調味料は使わず、しかし“がつん”としたラーメンらしい味わいを実現しています。塩、醤油、味噌、ミルク担担スープの全4種が販売されます。77キロカロリー以下!砂糖不使用の大人アイスバニラ、チョコ、抹茶の3種類のフレーバーのアイスが、すべて77kcal以下、砂糖不使用の“大人アイス”シリーズ。遺伝子組み換えでないとうもろこしを原料としたエリストールという甘味料を使用することで、低カロリーながらも満足感のある食べごたえを実現しています。不足しがちな栄養を補う“バランスおばんざい”大根葉と鶏肉のじゃこ煮“カルシウムばんざい”、国産ほうれん草を塩麹和えした“葉酸ばんざい”など、不足しがちな鉄分、葉酸、食物繊維、カルシウムを含む4種類のおばんざいを新発売。小鉢に軽く2杯分と使い切りやすいサイズです。離乳食に簡単、便利なお助け商品も♪“手づかみ食べ”をし始めた子供向けに、手づかみしやすいおかずを開発。「手づかみスティック」は、鶏肉と豆腐、ひじき、かぼちゃを使ったスティック状のハンバーグです。化学調味料不使用で、温めるだけで食べられます。秋鮭や真だらのサイコロカット離乳食でタンパク質を与えようとすると、豆腐やしらすに偏ってしまいがちというお客さんの声から開発。北海道産の真だら、秋鮭の骨を手作業で取り除き、皮も取り、量の調整がしやすいサイコロカットにしています。サービス開発担当者はママ社員ママ向けのサービスや商品開発を担当しているのは、自身もママである谷口さんです。約50回に及ぶ、インタビュー(対面、電話、自宅訪問)でのお客さんの声を参考にするのはもちろん、自分自身の妊娠、出産、育児経験から、「こんな商品があったら便利!」という知見を活かし、商品を開発したとのこと。オイシックスは、産休・育休取得率100%、産休・育休後の復帰率が96%あり多くのママが活躍しています。公式HP
2016年11月30日