別れた彼のことが忘れられなくていつまでも次の恋に進めない。何もかも中途半端でつい「復縁の方法」などを検索してしまう。そんな自分に嫌気がさしつつも抜け出せない状態になった経験はありませんか?失恋から抜け出して自信を取り戻すためにみんなが行った方法について聞いてみました。■・留学など普段の生活環境を思いっきり変える「付き合っていた彼を親友に取られて見返したくて大学を休学。3ヶ月だけですが留学してきました。TOEICの点数も200点以上あがったうえに海外の友達も沢山できて、あんな男にこだわっていた自分がバカみたいって思えるようになりました」(21才/大学生)「社内恋愛だったので彼の顔を見るのが辛く、転職しました。年収も100万円くらいアップしたので、キャリアの面でも自信がついて良かったです」(24才/金融業界)普段と同じ環境のなかで生活していると、1日のなかでどうしても彼のことを思い出す時間は避けられないでしょう。失恋のことを考える余裕がないくらい忙しい環境に自分を追い込むことで、彼のことを忘れる効果、英語力や年収アップなど別の面で自信がつくという2つの効果があるようです。■・ダイエットに挑戦する「失恋をきっかけにやけ食いをして太ってしまったのでヨガへ。先生を始め生徒さんも綺麗な人が多くて『このままじゃマズイ』とダイエットせざるを得ない状態になりました。半年で5キロ痩せて男性から声をかけられる機会も増え、そろそろ次の恋に進めそうです」(23才/企業受付)失恋で太ってしまい、鏡で自分の姿を見るのも嫌になってしまったという経験がある方も多いはず。心と体は密接に結びついているので、自分の納得できるスタイルに近づいていくうちにいつの間にか自信も取り戻せるようです。■・「自分の良いところ」を沢山見つける「友達が教えてくれた方法なんですが『ポジティブな人は自分の良いところを100個言いなさいって言われたらすぐ言えるけど、ネガティブな人は思いつけないんだって。自分の良いところを沢山見つけると自分に自信が持てるよ』って言われて実際にやってみました。彼のことを思い出して心が折れそうになったらそれを見返すようにしたらネガティブに考えなくなる効果がありました」(26才/美容関係)たしかに、他人の長所や短所は分かりやすくても自分のことは分からないもの。自分の長所が分かればこれからの恋愛にも役立ちそうですね。友達や家族に「私の良いところってどこ?」と聞いたり、自分で紙に書き出したりしてみると良いのではないでしょうか。■・1万円で思いっきり好きなことをする「ボーナスが出たのをきっかけに『1万円をケチケチしないで自分のためだけに使う』というのをやってみました。それまで節約のためにセルフネイルをしていたのですが、ネイルサロンで思いっきり豪華にしてもらったネイルを見ていると確かに自分に自信を取り戻せるきっかけになったんです」(25才/コールセンター勤務)別れた彼のことを忘れられないとき、その意識は彼にばかり向いていて自分のことはすっかり忘れがちです。思いっきり自分のためだけにお金を使うことで、自分を大事にする感覚を取り戻せるきっかけになるでしょう。金額は1万円に限らなくても「普段の自分ならもったいなくて絶対に使わない金額」にするのが良いのではないでしょうか。■おわりに失恋から立ち直るためには彼への思いを忘れることも大事ですが、それ以上に「こんな私は誰も好きになってくれないかもしれない」というネガティブな感情をなくし自分に自信を取り戻すことが大事です。自分が取り入れやすい方法からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。(上岡史奈/ライター)(ハウコレ編集部)(鈴木凪沙/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2018年02月07日彼から“突然の”音信不通によって自然消滅に振り回され、その後何年も次の恋愛ができなくなってしまった・・・という話は身近に多いのではないでしょうか。昨日まで毎日LINEのやり取りもしていたし、前回のデートはすごく盛り上がった。なのに突然LINEが帰ってこなくなって既読スルーのままに・・・・・・。こんなとき、男って何を考えているのでしょう。その本音に迫ってみました。■・他に好きな人ができたから「以前元カノと付き合っていたときに他に好きな人が出来て別れを切り出そう、切り出そうと思っていても彼女の顔を見ると言えなくて、音信不通にしてしまいました」(22才/大学生)「別れ話を言っても納得してくれなそうな雰囲気だったのでLINEをブロックしてしまいました」(24才/旅行業界)別れを切り出して悪者になりたくない・・・・・・という気持ちは誰にでもあるものですが、はっきり言わないで音信不通にして自然消滅を狙うような男性は誠実だとは言えないですよね。自分側の理由で別れを切り出すなら、最後まで責任を持って、別れを伝えるのがマナーです。■・携帯が壊れた、紛失したから「機種変したらLINEが突然消えてしまい、バックアップ取ってなかったので連絡先が一気に消えてしまいました。それで彼女の連絡先も分からなくて2週間くらい音信不通にしてしまったことがあります」(26才/デザイナー)このケースでは、彼が既読で返信を返していない状態でLINEが消えてしまったため彼女のほうは「しつこく連絡したら嫌われるかも」と思って遠慮してしまい自分から連絡できなかったそうです。連絡先が分からなくて連絡したくてもできないケースもあるということですね。LINEだけで繋がるのではなく、電話番号を控えておいたり、他のSNSでつながっておいたりすることで、こういったパターンはいくらか防げそうです。■・2人の関係に自信がなくなったから「彼女と会っていても『ちょっと違うかも』と思うことが増えてきて一度1人で考えたくなったので連絡をストップした経験があります。1人でゆっくり考えたかったので」(29才/IT関係)一言くらい断ってから1人でゆっくり考えてくれればいいのに、それすら説明するのも面倒だと考える男性もいるようです。こうやって自分の殻にこもって話し合いを避ける男性と付き合う場合、それで自分は幸せになれるのかどうかを良く考える必要はあるでしょう。■・実は他に本命がいたから「遊びのつもりで付き合っていた相手から『今度妹と一緒にご飯食べよう』『友達にも紹介したい』などと言われ始めたので、このままだと本命の彼女にバレそうだと思って音信不通にして逃げたことがあります」(25才/飲食関係)携帯の紛失や病気による入院など“事故”が理由である場合もありますが、それほど深刻な事情はなく連絡を取ろうと思えば取れるケースがほとんどです。特に、実は他に彼女がいた・・・・・・という理由は音信不通になる理由としては実はもっとも多いのかもしれませんね。■おわりに突然、大好きな彼と音信不通に。彼のなかに二人の今後に迷いがあったうえでの行動だとしたら、その関係はもともと長続きしないものだったのかもしれません。いっぽうで、ただ携帯が壊れただけなどの単純な理由のケースもあるでしょう。ただ、それは真剣に付き合っていた関係なら何となく想像がつくはず。必死に連絡を取ろうとするのが正解なのか?待つのが正解か。その答えは自分自身の心が一番良く知っているのかもしれませんね。(上岡史奈/ライター)(ハウコレ編集部)(前田怜里/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2018年02月01日世の中には「物心ついた頃から、常に恋人がいました」というような恋愛経験豊富な人もいれば、「恋人いない歴=年齢」という恋愛未経験な人もいます。恋愛経験が少ない女性の多くは、周りが恋だの愛だの結婚だのとザワザワし始めると「自分の恋愛経験の少なさ」に焦り始めてしまいます。また、付き合い始めた彼氏との恋愛経験の差を感じることで、引け目を感じることもあるでしょう。でも、恋愛経験の少なさで焦りや引け目なんて感じる必要はないんです。今回は、「恋愛経験の少ないあなた」だからこそできる恋愛がある、ということを考えていきましょう。■・恋愛は義務じゃないまず最初に思い出して欲しいのは、恋愛は義務ではないということ。恋愛は本来自由なものであり、してもしなくてもいい「娯楽」のようなものなんです。同じ娯楽である「陶芸」とか「ヨガ」ように考えてみてください。元々手先が器用だったり体が柔らかかったりすることでそれらが上手な人はいますが、そこで技術の差を感じて「焦る」ことって、娯楽を楽しむ上では必要ないですよね。ただし、娯楽でもそれを勝負とみなしてしまうと話は変わってきます。恋愛を兄妹や友人、同僚などと恋愛で「競う」という感覚を持った時点で、経験の少なさは一気に焦りのもととなります。「姉妹より、後輩より、同期より絶対早く結婚しなきゃ」なんていう勝負的な考え方は、恋愛には持ち込むべきではないのです。■・恋愛は傷つくことだってあるもちろん、恋愛経験が多い方が自分の思い通りの恋愛を楽しめることもあるでしょう。それは今までの恋愛で傷つき、悲しみ、そこから抜け出すために努力によって自分に合う恋愛の仕方を学んできたからです。でも、恋愛経験だってあればあるほどいいというワケでもありません。経験から学び得るものは多いですが、経験から学びを得られるかどうかはその人次第ですし、得た学びが大したものではないことだってあるからです。恋愛の経験がなければ、これからの恋愛が絶対にうまくいかない!なんてことはありません。下手に焦ってテキトーな恋愛をして自分から傷つきにいくより、自分のペースで恋愛を楽しみましょう。■・恋愛は対等また、彼氏との恋愛経験の差で引け目を感じてしまうのも、実はものすごくもったいないこと。なぜなら恋愛は対等であり、恋愛経験が多いから「えらい」なんてことはないからです。そもそも、恋人の恋愛経験が少ないと知ったとき、「何か問題があるのかな・・・」と引いてしまう時点でそれは相手のことを大して好きじゃないし、理解できていないってことですよね。彼が恋愛経験豊富なら色々教えてもらえばいいし、同じく恋愛経験が少ないのなら一緒に経験していけばいいのです。それが「恋人」という絶対的に対等な関係のあり方だと思いますよ。■・おわりに世の中には「10代で初体験が常識」、「20代のうちに結婚できたら幸せ」といった考え方があります。女性は子供を生むことができる年齢が現実的に決まってはいますが、結婚・子供=恋愛・人生の大成功!ってワケでもないですから、他人の言葉に振り回されて不要な焦りも引け目も感じる必要はないのです。周りを見渡してみれば他人の「恋愛」というキャンバスは色鮮やかなのに、あなたのキャンバスは空白ばかりかもしれない。でも視点を変えれば、そのキャンバスには今から思いっきりあなたらしい絵を描くスペースがあるということなんですよ!「他人と違う」のなら、他人が経験できないような恋愛を思いっきり謳歌できる!というプラス思考で恋愛を楽しんで。そのプラス思考が、経験にも劣らぬあなたの武器になるはずですよ。(桃花/ライター)(ハウコレ編集部)(前田怜里/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2018年02月01日人間に限らず、生物には生まれながらに闘争本能が備わっているもの。何かにつけて他者と競いたがり、負けては悔しみ、勝っては喜びます。そして、世間は「恋愛」でも競争を巻き起こし、「恋愛勝ち組女の条件」といった風に競争をあおります。では、恋愛における「勝ち組」って、何に勝ったら勝ち組になれるのでしょうか?競争につきものの敵、すなわち「競争相手」って、一体誰なんでしょうか?■・勝ち組が手に入れられるものとは?世間一般で「恋愛勝ち組」の女性として挙げられるのは、「モテる」「彼氏がいる」「結婚している」といった人々です。いわゆる「リア充」という言葉が勝ち組を指していると言えるかもしれません。さて、では仮に世間の言う勝ち組になれたとき、あなたは勝利以外に何を得られるのでしょうか?「彼氏」や「旦那」を得られたとしても、それが必ずしもあなたの幸せになるとは限りません。ルールや決まりのない、他人の決めたこの競争に勝って得られるものは、おそらく優越感や満足感といったものだけでしょう。しかも、これは別に恋愛でなくても手に入れられるし、長くは続きません。■・あなたが幸せなら、それでいいそろそろお気づきかと思いますが、世間でいう「恋愛勝ち組」になれたところで、これといってイイコトってあまりないのです。いわゆる「不毛な競争」である、ということ。恋愛って、そもそも競争をして楽しむものではないのです。なぜなら、恋愛で得る幸せの形は人それぞれであり、「勝利」のように絶対的だと言える幸せは存在しないから。すなわち、世間で言われる「勝ち組」になれなかったとしても、あなたが幸せならそれでいいのです。たとえあなたが彼にとってのセカンドだったとしても、周りからどれだけ哀れまれようと、自分が「幸せ」だと思うことができればいい。恋愛で得る「幸せ」は、他人の決めた「勝利」とは比べ物にならないほど貴重なものなんですよ。■・敵は「不幸な自分」話は少し戻りますが、世間一般でいう「勝ち組」が誰に勝っているのでしょうか?それはおそらく姉妹や友人知人などをはじめとした、「自分以外の人間」いうことになるかと思います。でも、自分以外の人間を敵とみなして生きていくなんてなんだか虚しいもの。それがどうでしょう、あなたの幸せを基準に恋愛をすれば、同じく自分の幸せを願ってくれる人は味方です。この場合競争ではないので本来敵はいないのですが、強いて敵を作るとするならば、それは「不幸な自分」でしょう。冒頭に述べた通り人間には何かと競いたがる本能がありますから、恋愛を「自分との闘い」にするのも良いかもしれません。さて、あなたは今「幸せな自分」と「不幸な自分」のどちらが優勢でしょうか?■・おわりに要は、恋愛って「楽しんだもん勝ち」なのです。他人と戦って勝つことばかり考えていた人は、自分が幸せになることだけを考えてみましょう。するとほら、少しだけ肩の力が抜けてきた気がしませんか?自分の幸せが何かを決められるのは自分だけです。周囲の意見に惑わされず、自分が幸せだと感じる恋愛を楽しんでみてくださいね。(桃花/ライター)(ハウコレ編集部)(前田怜里/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2018年01月31日2月といえば、バレンタイン。彼はあなたがお祝いしてくれるのをとても楽しみにしてることでしょう!・・・とはいえ、付き合いが続いていけばいくほど、ネタは尽きていくもの。「去年は〇〇しちゃったし、今年はどうしよう・・・」なんていう思いを抱えている女子も多いのではないでしょうか?今回はそんなお悩みを解決すべく、10~20代男子の意見を聞いて参りました!■・毎年うれしいチョコのプレゼント「やっぱり定番だけどチョコもらえるとうれしいよ。『バレンタインが今年も来たな!』って感じがするから。一回、毎年同じだからって彼女がチョコの代わりにおせんべいくれたんだけど、なんか寂しかった・・・」(22歳/学生)やはりバレンタインといえばチョコレート!「好きだからチョコをくれる」と捉えている人が多いので、甘党でなくても、定番のチョコレートはもらいたい!という男子は多いようです。そしてやはり手作りが人気。彼女の愛情たっぷりの手作りチョコを彼らは期待しているよう。ようは、内容ではなく「チョコをあげるというバレンタインのイベント」が基本であり重要ということ。溶かして固めるだけの簡単なものでもOKなので、料理が苦手な女子も手作りしてみてはいかがでしょう?■・バレてもいいから、サプライズ「サプライズとか期待しちゃう。今まで一回もないから、されてみたい。一緒にご飯食べてる時にデザートプレートが運ばれてくるとか!なんでもいいし、バレバレでもいいんだよ。頑張って考えてくれた感じがいいんだよね」(19歳/学生)普段、彼女によくサプライズを仕掛けている男子から要望多数あり。たまには引っかかる側にもなってみたいのでしょう。ただ、あっ!と驚きたい、というより、驚かせようと頑張ってくれている姿勢が嬉しいんだとか。慣れていなかったり、苦手なら、レストランで最後にデザートプレートを運んできてもらったり、隠しておいたチョコを帰り際に渡すだけでもOK。クオリティよりやる気を彼に見せましょう!■・とにかくたくさん一緒にいたい!お泊り「特別な日だからとにかくいっぱい一緒に居たいな。実家暮らしの彼女とは普段なかなかできないお泊りとかができたら超最高!めっちゃ幸せ感じる」(20歳/学生)欲しいものといえば、それはあなた!バレンタインにデートできるというだけで嬉しいというピュアな男子は結構いるもの。普段なかなかゆっくり一緒にいられないカップルは1日がかりのデートプランを立ててみてはいかがでしょう?今年はバレンタイン前の2月10~12日の3連休にちょっとした小旅行も良さそう。いつもよりゆっくりじっくり、二人の時間を楽しめるプランを立てたいですね。■・プレゼントより愛がほしい!愛の告白や感謝のことば「バレンタインには普段ツンデレな彼女から『大好き!』って言われたい。俺と付き合って良かったって思っていてもらいたいし、2人が今年も仲良くこの日を迎えられたことをお祝いしたいな」(24歳/銀行)バレンタインは女子から気持ちを伝えるイベントです。だからこそ、普段あまり好きと言わない彼女からも何としてでも愛の言葉が聞きたい!と期待している男子も多いんです。せっかくのこのチャンス、彼を大切に想っていることを素直に伝えましょう。そしていつもそばで支えてくれてる彼にに感謝のことばをかけてみてはいかがでしょう。愛は言葉にすると更に燃え上がりますよ。■おわりに何かをあげなきゃ・・・と悩んでいる女子が多いかと思いますが、意外と彼らは何か特別なものを期待しているわけではないのです。唯一、あがったものは定番のチョコレート。あとは彼女がお祝をしたい!盛り上げたい!という気持ち。背伸びして高額なプレゼントを買ったり、奮発してお高めなレストランを予約するなんてことはしなくてよし!自分のために一生懸命に試行錯誤してくれている彼女の姿を見ることができるというのが、彼らがバレンタインを楽しみに待つ理由なのでしょう。素敵な彼と愛のある素敵な1日にしてくださいね。(城山ちょこ/ライター)(ハウコレ編集部)(前田怜里/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2018年01月25日恋愛に限らず、人間関係において人から何かと「求められる」「必要とされる」人って、その人自身、他の人に何かをしてあげたり、与えたりすることを、全く惜しまない人だったりします。そういう人のすごいところは、「媚を売ってる」感が全くなく、むしろものすごくナチュラルにそれができているところ。周りの人に愛される、本当にモテる人。そういった人のメンタリティって、どうなっているんでしょう?■■「与える=モテ」に揺るぎはない恋愛で、与えることができるものってたくさんあります。与えるというのは、シンプルに言い換えれば「優しくしてあげること」。これは例えば、日常的なレベルで言えば、一人で暇そうな男子に世間話を持ちかけてみたり、なんか困っているそぶりが見えたら「大丈夫? 手伝うことある?」と声をかけてあげたり、自分がおやつを食べるときなら、ついでといって一つおすそ分けをしてあげたりといったことでしょう。こうした優しさが、恋愛で損になることはないなんていうのは、きっと誰にでもわかること。むしろこういった「与える行為」がモテにつながる理由なんて、わざわざここで細かく説明せずとも、「何かをしてもらうと、ついついこちらもお返しをせずにはいられない効果」(「返報性の原理」とか呼びますね)や、もっと単純なところでは、男子が勝手にやってくれる「俺のことが好きなの?」勘違いからの好きになっちゃうパターンがありますよね。**「下手な鉄砲も数打てば当たる」と言ってしまえばかなり大味な評価ですが、その意味では、どんな人でも、ひとまず優しさを(言葉が悪いですが)ばらまいておけば、モテのベクトルが正の方向に動いていくというのはその通りでしょう。また、どうして「下手な鉄砲」なのかと言えば、それは簡単で、自分が「これはいいはず」と思っている優しさも、相手にとって「当たり」なのかどうかがわからないものだから。自分としてはとっておきの優しさでも、それに相手が感動してくれるかなんて全くわかりません。「当たり」を撃ち抜くには、それこそ「数打つ」ことが大切なんですね。与えることを惜しまないことの大切さは、ここにもあります。■■与える人は、あざとい?こういうことを言うと、「それって、やたらめったに優しくするってこと?結局見返り期待してて、あざとくない?」みたいな反論が飛んでくるのですが、ではどうでしょう。上の例と違って、本当に好きな男子にだけ、本当の要所でだけ、優しさを振りまいてあげる。でもそれって、その好きな彼に、今その瞬間「かわいい!」とか「優しい!」とか思われたくて、優しくしてるってことだけど、そっちの方が、「この優しさを、今この瞬間評価されたいのだー!」というかなり強めの欲にまみれた、「あざとい」優しさじゃありませんか?それよりむしろ、普段から特別な意識はなく優しさを振りまいている人の方が、あざとさからは遠い存在に感じます。こういう重要なポイントでだけ与える女子が「裏表がある」とか言われちゃうのに、与えることを惜しまない人がカラッとして見えるのは、優しさの出し惜しみがないからかもしれませんね。■■駆け引きからも解放もちろん、「別に不特定多数の男子にモテる必要ないし」という、彼氏持ちの人や、そうでなくとも好きな男子に一途な人もいるでしょう。そういった人は、多くの男子に与えるということはやめたとしても、ぜひ、「好きな人に対してだけは、与えることを惜しまない」ということを実践してみてください。まずこうすれば、変な駆け引きから解放されて、心理戦による消耗がなくなります。何かを返してくれないことにイライラし続けることもなく、「見返り」という目的がないからこそ、自分がストレスを感じない範囲内で人にやさしくできる。「お店予約してあげたのに、ありがとうって言ってもらえない」とか「遅刻してるくせにごめんって言ってくれない」とか、そういう無駄なイライラや期待がなくなります。与えることを惜しまない自分なら。「無駄」と言ったのは、そりゃ、人は完璧じゃないので、自分の気にくわないことを恋人がすることなんて、それこそ付き合っているうちに数万回はあるはずで、いちいちそれに目くじらを立てていては、気が持たないという意味で、です。「なんでもかんでも相手に尽くせ」ということではなくて、自分の心を広げて、相手に対して自分が与えすぎている(十分なリターンを感じられない)状態を、あえて選ぶ勇気は、すごく素敵だと思うのです。さすがに相手も馬鹿ではないので、十分なリターンを自分ができていないこと、つまり「与えてもらっていること」、支えてもらっていること、優しくしてもらっていることには気がつきます。そうすれば、その気づきから、きっとあなたに対する「好き」の気持ちが膨らんでいくはず。でも、そんなことを言いつつ、ちょっと鈍感そうな彼だったら、「たまにはありがとうって言ってくれると嬉しいな」と、さりげなくアピールしてみる「あえてのあざとさ」も忘れちゃいけないんですけどね。(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)(鈴木凪沙/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2018年01月25日タレントの岡田祐佳(45)が27日、自身のブログを更新し、お笑いコンビ・ますだおかだの岡田圭右(49)と11月に離婚したことを報告した。ますだおかだの岡田圭右祐佳は「私事で恐縮ですが岡田祐佳は、2017年11月に離婚いたしました」と報告。「元夫の岡田圭右氏とともに家族として、そして夫婦として築き上げてきた時間は、私たちにとってかけがえのない財産であり、岡田圭右氏には感謝の気持ちでいっぱいです」と元夫への思いを明かし、「今後は、別々の道を進むことになりますが、二人の子どもの親として良い関係を築いていきたいと思っています」とつづった。続けて、「また、師走の折に、このような発表により、ファンの皆さま、関係者の皆さまにご不便とご心配をおかけしてしまうことを、大変、心苦しく思っております」と心境を吐露。「私たち家族は、新しい一歩を踏み出しました。どうぞ、温かく見守っていただけますと幸いです」と呼びかけた。圭右も、この日放送された日本テレビ系情報番組『PON!』で、離婚は「事実」と生報告。「人生の経験、いい勉強と捉えて、これからも前向きに頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします」と話していた。
2017年12月27日昔付き合っていた恋人との思い出はいつまでたっても色褪せないもので、今の自分に大好きな人がいてもいなくても、「ちょっとした物足りなさの隙間」に元彼の顔がふとよぎることがありますよね。男性でも女性でも、前に付き合っていた恋人のことが忘れられずに復縁するケースもよく耳にするので、「別れたのは失敗だったかな」「別れてみて初めてわかった良さがあった」という後悔の気持ちが湧いてくることもあるでしょう。ましてや、自分と別れた後に相手に別の恋人ができて、結婚でもして幸せを思いっきり享受していようものなら、「逃した魚は大きい」とばかりに過去の自分の「失態」を嘆きたくなる気持ちもわかります。「過去なんてすっぱり忘れて前を向こうよ」「男なんて星の数!もっといい人に出会えるよ」「今の彼をもっと大切にしなきゃダメよ」周期の人はいろんな言葉をかけてくれることでしょう。しかし誰の言葉もしっくりこない。こんな時、どんなふうに感情を処理すればいいのでしょう?■なぜ私たちは過去の栄光にすがってしまうのか昔はうまくできていたことが、今できていない。この状態はなかなか苦しいものです。この時「一度体験できたことがあるものを、今は体験できていない。なぜなだろう?」考え始めると、大抵の場合凹むことになります。なぜなら「昔あったけれど、今の自分にないものに目がいくから」です。もともとなかったものならこれから手に入れればいい話ですが、昔持っていたことがあるものには執着心がどうしても出てしまうものなんです。だからこそ、私たちは過去の成功を取り戻そうと、「過去にできていたこと、持っていたもの」を追い求めてしまうのです。■まずは「そんな自分を受け入れる」こと過去の成功パターンにハマってしまうあまり、自分の未来を無下にしてしまうことは世の中に溢れています。企業の社長でも有名タレントでも政治家でも、そうなってしまうのですから、私たち一般人がそうなってしまうのも仕方がないこと。であれば、まずは「あぁ、私過去の栄光にしがみつこうとしてたんだなぁ」と気づくことがとても大事です。そうして、「うん、過去の栄光にすがっててもしょうがないよね!」と思ったら次の行動に出ましょう。この気づき無くして次に進むことはありませんし、この状態を受け入れないと無理やり次に進もうとして苦しくなるだけです。■大事なのはいつだって、これからどうなりたいのか?そうして今の自分を受け入れることができたなら、次は「じゃぁこれからどうしていこうか」と考えることからスタートです。この時に「あの素晴らしい愛をもう一度」と思わないことです。そうするとまた堂々巡りです。過去の成功事例を求めてしまうと、過去の自分以上の自分が未来には現れなくなってしまいます。そんなのつまらないですよね。そうではなく、「自分がまだ出会ったことのない成功のパターン」を探しに行くのです。それがどんな形なのか、今から自由に作り出すことができます。大丈夫、過去に一度見つけたことがあるあなたなら、必ずもう一度見つけることができますから。■ほら、元彼のことなんてどうでもよくなってきたでしょう?未来輝いている、全く別の成功を収めているあなたからしたら、過去の成功なんてどうでもいいことなんです。未来のあなたは「彼と出会い彼と別れたおかげで、今の最高にハッピーな私があります。彼には感謝しているし、彼には彼のしあわせを見つけて欲しいと思ってます」ぐらいのことを言ってそうじゃないですか?ね、だから元彼が自分と別れてからどうしていようが、未来のあなたには関係ないことですし、その未来を目指す今のあなたにも、関係のないことなんです。(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)(前田怜里/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2017年12月23日恋をしてると、ついつい恥ずかしさから「してみようかな」と思ったことを遠慮してしまうことがありますよね。好きな人を相手に、思ったとおりのことを実行することの難しさは、好きな人と一対一で話すのすらやっとだったりする乙女心を見れば、誰の目にも明らか。だけど、きっとあなたの好きな彼はその遠慮、全く嬉しくなくて、ノーセンキュー。「遠慮なんてせず、やってくれたら嬉しいのに!」というものばかりなはずです。やっぱり、遠慮するのは、もったいなさすぎます。■1.LINEを送ること「好きな人にLINEを送るのを遠慮するなんて、普通にもったいないと思う。もしかしたら、相手だって送ってほしいと思ってるかもしれないのに、送らないでそのときめきを逃すんだったら、送って失敗する方がマシだよ」(専門学生/20才/女性)「LINEどんだけ送ってくるんだよ!」とか「暇人かい!」とか思われる心配もわかるけど、だとしても、遠慮するのは実際に自分の送ったLINEがなかなか返ってこなくて、「忙しそうだし、あんまり送りすぎないようにしよっと」みたく、遠慮することを正当化できる十分な根拠が出てからでいいと思うんです。なんの根拠もなく、ちゃんと送れば戻ってくるのに、ただなんとなく遠慮するのはもったいないですよね。■2.頼ること「彼氏なら、いくらでも頼るべきでしょ。恋人頼らないで、誰を頼るの。彼女から頼ってもらえない彼氏とか、悔しいし」(営業/23才/男性)ポジティブな感情だけを共有しているうちは、いつまでもふたりの関係性はライトなままでしょう。ただの馴れ合いになってしまいますし、友達でいることとそんなに大差ないんじゃないかって感じてしまうはず。好きな人にとって、いざというときに一番いてほしい存在になれることが恋人であることの醍醐味なんですから、頼る、甘える、慰めてもらう!■3.不満を伝えること「まあよく言うことだけど、付き合ったりしたら、恋人に対する不満はきちんと伝えるべきだよね。溜めるとあとあとケンカになったときに一気に爆発して流れ出たりするし。思ったときにしっかり伝えるのが大事」(メーカー/24才/男性)それもそうだし、あとは、付き合ってたりすると、自分の悪い部分に鈍感になって、相手に言われるまで自分の非に気付きにくくなっちゃうというのもありますよね。いざ打ち明けてみると、「え、それ嫌だったの?もっと早く言ってくれればやめたのに・・・・・・」みたいにあっけなく解決することもありますし。恋人とはいえ他人だけど、その他人と友人以上の関係になる以上、相手の気に入らないところや嫌なところははっきり伝えていかないと自分も持ちませんから、これも遠慮するのは、お互いのためにならないこと。■4.「好き」を表現すること「もっと、好きな人に好きって伝えていこう(笑)!付き合ってる関係ですら「本当に自分って愛されてるのかな?」って思うことってあるでしょ? 自分の気持ちって、それくらい相手に伝わりにくいことなんだと思う。私は、好きって感じたときにはその都度、それを言葉にするようにしてる。ちゃんとそれが伝わってほしいから!」(大学生/19才/女性)「愛してる~って最近、言わ~なく、な~った~のは~」なんていうのもあるけれど、普通のカップルは、この子の言うように、「相手が自分を常に好きでいてくれる保証はない」っていう結構ギリギリなところでやってるんですよね、実際は。そんななか、相手から「好き」と言ってもらえることは、いくらあっても飽きることのない幸せなんです。また、これを重ねていくことで、はじめて「言わなくても伝わる関係」になれるんですよね。■おわりに「遠慮」って、結構実は相手じゃなくて自分の都合なこともあります。かっこ悪くなりたくないとか、ダサくなりたくないとか、そういう保守的な態度。でも恋は、本音よりもバランスやスムーズさを気にして、「うまく運ぼう」として進められるほど、イージーゲームじゃないんですよね。(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)(鈴木凪沙/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2017年12月23日どんな美人でも、どんなに性格が良くても、人は恋すれば等しく、相手に拒絶される経験をします。大好きな彼に告白してもつきあってくれなかったということって、拒絶の最たるものでしょう。あるいはつきあっている彼に、あなたの言動が原因でフラれたという拒絶を経験したことのある人もいるでしょう。そういうときは迷わず「次!」と思えばいいです。思えばいいというか、そう思うしかないし、そう思えることこそが、あなたをいい女にしてくれるでしょう。■■やってみないとわからないことに満ちているのが恋愛恋愛って、どれだけハウツーを学んで賢い恋愛脳を作ったところで、結局のところ、やってみないとわからないことに満ちています。だから一般的に考えると、安定志向が強すぎる人は恋愛に向いていないということが言えるように思います。安定志向が強すぎる人って、たとえば学校の勉強はぬかりなくやり、ほとんどすべての科目においていい成績をとり、いい大学に進学し、いい会社に就職します。ほぼ全方位において完璧を求めることで不安要素を排除し、望み通りの安定を手に入れます。でもそういう人であっても一般的には、やがて誰かに恋して結婚するときがやってきます。安定志向が強いゆえ、恋のような不確実なことをすっ飛ばして、婚活会社に登録するなどしてお見合い結婚するかもしれない。でも、誰もが知っているとおり、どれだけ不安材料を消し去ったところで、その根本からして不安定なのが愛であり恋心ですよね。学校時代からずっと安定志向でやってきた人は、社会に出て愛とか恋とかと名のつく気持ちに触れたとき、すごく弱い。不安に心がさらされた経験が少ないから、どうしていいかわからずパニックに陥る。■■恋がうまくいかなかったときは「次!」と思えばいいここまで強い安定志向(エリート志向)の持ち主でなくとも、おそらく誰だって不必要に傷つきたくないから、より安全な恋愛を望んでおり、それが現実のものとなるように、なんらかの努力をしているはずです。「わたし、べつに傷ついてもいいし」とか「傷つくのウエルカム」なんて人はきっと、いないですよね。ひとつ確実に言えることは、どんなに傷つかないように自己防衛したところで、恋愛をしていると、絶対に傷つく局面がやってくるということです。これはもうしかたのないことです。学校時代は成績でオールAをとれることがあっても、社会に出て人間対人間でやったことの成績に、オールAはハナから存在しない。大昔から恋愛でオールAの成績をとった人なんか存在しないし、おそらくこれからも存在しない。恋愛を含むあらゆる人間関係はつねに、相手に拒絶される可能性をはらんでいるから。どうじにわたしたちが持つ相手を拒絶する権利は、誰もが自由に使っていいものだから。だから恋がうまくいかないときがあって当たり前だし、それこそが恋。恋がうまくいかなかったときは「次!」と思えばいいのです。この彼がダメなら次!ほかの男子を当たろう!これでいいのです。■■あの人が輝く場所に君臨している理由今、誰もが最低でも名前くらいは知っている超有名人は、わたしたち凡人よりもたくさん、相手に拒絶された経験をしていると言われています。たとえば世に出る前のオーディションにおいて、「落とされた回数が勲章」と言い切れるほど、数限りなく誰かに拒絶された経験をしています。人の経歴って、いいことしか書かないので(良くないことを隠しているわけではなく、単に書くスペースが少なかったり、書くまでもないと本人が考えていたり、という理由もある)、素晴らしい人は拒絶されたことがないと思う人もいるかもしれませんが、すばらしい人は数限りなく相手に拒絶され、そのたびに「次!」と思えたから、輝く場所に君臨しているのです。(ひとみしょう/文筆家)(ハウコレ編集部)(高﨑哉海/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(真己野ナナ/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2017年12月23日こんにちは、恋愛アナリストのヨダエリです。最近、電話相談の仕事や日々のコミュニケーションを通じて、改めて感じることがあります。それは、恋が進んで行くかどうかを決める重要な鍵の一つは「距離感の取り方」である、ということ。どれだけ美人でも、相手に対して一生懸命でも、距離感の取り方が一方的だと相手との関係は育っていきません。逆に、距離感を上手くはかりながらコミュニケーションできる女性は、関係がスイスイ育っていきます。一体なぜそうなるのか、その理由を紐解いていきましょう。■●「距離感」の取り方を間違えると進展しないあなたは、ある男性と初デートをしたとします。帰りの電車でお礼のメールをやりとりした後、彼は「楽しかったな」とデートを反芻。翌日には「また会いたいな」と思います。そしてあなたにメールをします。・・・・・・普通によくあるパターンですよね。ところが、距離感の取り方を間違えてしまうと、こうはいきません。一方的に距離を詰めたがる女性は、相手が「また会いたいな」と思う前に連絡をします。「すごく楽しかったです!次はいつ会えますか?」と提案をし、その返事が来る前に「金曜の夜とかどうですか?」と答を迫ります。それによって、相手の男性は嬉しく思うどころか、「ちょっと待ってくれ」と逃げたくなってきます。本来は恋が育っていったかもしれない相手なのに!■●「距離感」が見落とされがちな訳相手に合わせて距離を取る。文字にすれば普通のことですよね。なのに、そこの重要性が見落とされがちなのは、恋愛以外の日常においては「スピード」も「熱量」もフル稼働させて距離をズンズン詰めた方が、結果に繋がりやすいからだと思います。たとえば、営業先に何度断られてもめげずに会いに行ったら契約が決まった、なんてことは普通にありますよね。仕事の場合、利益を出すという共通の目的があるので、相手をしつこいと感じたとしても嫌うことは稀です。なぜなら、受け入れたところで、あくまでも仕事上の話であり、複数ある案件の一つに過ぎないから。でも、恋愛となると話は別です。基本的にはお互いのオンリーワンを探している前提。距離感を無視してガンガン来られると、相手は「これ永遠に続くのでは」と恐怖を覚えます。女性は「パンケーキ食べに行きませんか」と言っているだけなのに、男性には「私に一生を捧げてくれませんか」に聞こえてしまうのです。そんなバカな!(笑)と思うかもしれません。が、実際、「見た目も性格も気に入ったけど、押しが強くて」と撤退経験を話す男性は多いのです。自分の恋愛感情が育つ前に距離を詰められることは、男性にそれくらい圧迫感を与えてしまうのです。■●距離を詰めすぎると、相手は「渇く」ヒマがない恋が育つ上で大事なのは「心地よさ」と「渇き」です。心地よさを味わうと、また味わいたいという欲求が生まれます。だから、初デートで楽しい時間を過ごした場合、相手が「また会いませんか」と連絡してくる可能性は、本来、高いはずなのです。ところが、距離を早く詰めようとする女性は、相手が「また会いたい」と思う隙を与えません。そう思う前に、自分からガンガン連絡をし、好意を伝えるので、相手が「渇く」ヒマがないのです。水を美味しく感じるのは喉が渇いているから。まだ乾いてないときにガブガブ流し込まれても、苦しいだけ。一方的に距離を詰めすぎるのがなぜダメなのかピンと来ない人は、このイメージを思い浮かべるといいかもしれません。■●距離をあけすぎると、相手は愛を実感できない「距離を詰めすぎる」人とは逆に、「距離をあけすぎる」人もいます。相手に水を与えないタイプです。「告白されて付き合ったのに、振られることが多い」という人は、おそらくこっち。「何を考えているのか分からないとよく言われる」人も、こちらのタイプである可能性大。コミュニケーションで示す熱量が低めで、スピードも遅め。ゆえに相手はあなたから愛情を感じられず、「自分ばかりが相手を欲しがっている」と寂しくなってしまうのです。この場合、熱量もスピードも上げていくと、恋が育ちやすくなります。とはいえ、気持ちがどうしても上がらないケースもあるでしょう。その場合は別れることになっても仕方ないと思います。ただ、このタイプの女性は、必ずしも相手に対する気持ちがないわけではない。自分に自信がなく、あるいは相手に遠慮して、欲求をぶつけることに躊躇してしまうケースが多いように感じます。「用事がないのに電話とかしちゃ迷惑じゃ・・・・・・」と遠慮しているあなた、今すぐ電話しましょう!(笑)■●誰もが最初は育て下手最初から距離感を取るのが上手い人なんて、きっと、ほとんどいません。失敗を重ねて自分の傾向を知ることが、まずは大きな前進。あとは修正と試行錯誤を繰り返せば、すぐには無理でも、確実に恋の育て方が上手くなっていきますよ!(ヨダエリ/ライター)(ハウコレ編集部)(前田怜里/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2017年12月22日全力で彼のことが好きだったのに、彼にフラれたとなれば、3日間くらい寝込んじゃう人もいるでしょうし、自暴自棄になる人だっているでしょう。でも大丈夫。あなたがその恋に対して全力を出していたなら、きっとあなたの恋は大丈夫です。■■恋愛って、総合芸能のようなものだから恋愛って、総合芸能のようなものだから、全力を出すとその人のすべての能力が上がるようにできていると思うんです。すべての能力の中にはたとえば、じぶんでじぶんのことを好きになる能力があります。誰かのことを真剣に愛しているうちに、誰かのことを愛せるじぶんを好きになったとか、これまであまり好きになれなかったじぶんのことを、じぶんで認めることができるようになったとか、そういうことです。「誰かを愛することができるじぶん」のことが嫌いな人はいないので、真剣に恋愛すれば、じぶんのことをじぶんで好きになる能力が上がると見るのが一般的でしょう。それ以外にも、誰かと仲良くする能力とか、誰かに愛される能力とか(=他者の愛をスマートに受け入れる能力とか)、上手にケンカをする能力とか、もうすべての人間力が上がるのが恋愛。■■努力は裏切らないそういう恋愛を、適当にするのではなく、真剣にやれば、人間力が総合的に上がった当然の結果として、「努力は裏切らない」という感覚を得ることができるはずなんです。恋愛において「努力は裏切らない」と言ったところで、今まさに彼氏にフラれた人は、「そんなのウソじゃん」と思いますよね。でも、長い目で見て、あなたが真剣に彼に恋したことは、あなたを裏切ることはない。なぜなら恋愛は学校のお勉強ではないし、学校の運動でもないし、クラスみんなの前で歌を歌うことでもないから。おおむね、努力は裏切ることもあると思っている人って、たとえばこれらのどれかにつまずいているはずなんです。学校のお勉強を真剣にやったけど、希望の学校に入ることができなかったとか、ある一定以上のスポーツの才能など親が授けてくれていなかったと中学のときに思い知らされたとか、いつまで経っても音痴だとか(音痴も、生まれもったものがかなり左右するという説もあるそうです)。■■きっとあなたの恋は大丈夫でも、恋愛はそれらのどれでもない。純粋な人間対人間の総合芸能。だから持って生まれた能力のすべてが磨かれるもの。あるいはあなたの中にもともとあったけれど、眠っていた才能が目を覚ますもの。そういう才能は、あなたのことを裏切ることはないはずです。なぜなら、もとはと言えば、あなたが持っていた才能だから。それを、真剣に恋することによって磨いただけであって、よそからありもしない才能を適当にくっつけたわけではないから。つまり真剣に恋したことによって、あなたにはそういう意識はないかもしれませんが、あなたはあなたの心を磨いたということです。一度磨かれた心は、そのあとも絶えず磨き続けないとすぐに曇りがちなものですが、でも曇ってもまた磨けばピカピカになります。心とか感性って、おそらくそういうものです。だから、あなたがその恋に対して全力を出していたなら、きっとあなたの恋は大丈夫。(ひとみしょう/文筆家)(ハウコレ編集部)(高﨑哉海/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(真己野ナナ/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2017年12月21日どんなに頑張ってもさっぱりモテない女子とか、つきあう男子はダメンズばっかりという女子は、女子ならではの恋愛のリセットボタンを押してみると、恋愛のみならず、人生が劇的に変わるかもしれません。■■女子は3つのリセットボタンを持っている一般的に言って、女子は3つのリセットボタンを持っています。就職してじぶんのまわりの環境が大きく変わるときが1回目。まあその前に、親の仕事の都合などで頻繁に転校していた人のなかには、「転校=リセット」という考え方を持っている人もいるでしょうから(転校したらとたんに明るい性格に変わったなど)、転校もリセットボタンでしょうけど。で、その次が今はおそらく転職でしょうね。転職することなくずっと1つの会社でやってきましたという女子と、あまり出会わないから。いるにはいますが、時代的に転職がごくふつうのことになっているので、2回目の転職が人生のリセットボタンだと解釈してもいいのでしょう。3回目は結婚です。■■男子が女子のいる飲み屋に通うわけ男子は女子のように、20~30代にかけて何回もリセットするわけにはいかない、というのは、女子のみなさんもよくご存知でしょう。これだけ男女平等が言われている時代においてもなお、主夫という職業の男子はきわめて少ないですもんね。それに男で何回も転職するとなると、今でも世間からいい目で見られなかったりします。もっともこれも職種によりますが、一般的には転職をよしとしない風潮があったり、そもそもつぶしの利かない(転職に不利な)職種が今でもあったりしますからね。女子の方が、妊娠出産でどうしても働きづらいタイミングが出てくるからか、結婚に関するアレコレを含めて人生を考えて、計画する風潮があります。それもあって、女子はこの3つのリセットボタンを、世間の目を気にすることなく押すことができる、といえます。たとえば就職した職場は女子だらけで、異性との出会いがまったくないとなれば、転職して、男がたくさんいる会社ではたらきだすと彼氏ができる可能性がありますよね。男で「おれの職場、男ばっかりだから、女子が多めの職場に転職するわ」と言う人って、ほぼ見かけません。男ばかりの職場に勤務している男性はやがて、女子がいる飲み屋に通うようになる、というのが、世のセオリーでは?■■環境と運だそうです転職がなにやら失敗の人生みたいに偏見を持って語られていた時代は、とうにどこかに消えたわけですから、仕事も結婚も、女子は、堂々と人生をリセットできるチャンスととらえてみてはいかがでしょうか。うまくいっていないことを途中で放り出して、新しい環境に行くことをリセットと呼ぶこともあるわけですが、放り出すことのなにがいけないことなのでしょう?うまくできなかったこと、うまくいかなかったことは、環境を変えてまたチャレンジすればいいだけのことではないのでしょうか?1ミリも後ろめたさを抱くことなく、人生の節目で恋愛もリセットする。つまり大胆に環境を変えてあげる。女子の恋愛、ひいては人生は、環境を変えやすいという面において、男子より非常に有利なのです。ちなみに、80歳を超えた熟練技を持つ職人さんは、人生の成功の秘訣は3つあると言います。努力、環境、運の3つです。環境を変えてあげて運が向いてくれば、人は放っておいても努力するので、まずは人生のリセットを楽しんでみては?(ひとみしょう/文筆家)(ハウコレ編集部)(前田怜里/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2017年12月17日大好きな親友と好きな人がかぶってしまった・・・!そんな悩みを抱える乙女はいませんか?親友となると、相性もピッタリ、コミュニティも同じ、となりがちなので、好きな人がかぶるのは、結構あることなのかもしれません。友情はもちろん壊したくない!けれども、好きな人をあきらめるなんて無理・・・。友情を守りながら恋を進めるにはどうすればよいのでしょうか?そういった経験があるという10~20代女子の意見を元に考えていきましょう。■・気持ちを正直に打ち明ける「同じ人を好きになったことを話したら友情が終わっちゃう気がして、スルーしてたんだよね。でもお互いになんとなく気づいてたから妙に気を遣い合って気まずくなっちゃったの。それに耐えられずに気持ちを話して『お互い悔いのないように頑張ろう!』って誓い合ってすっきりしたよ」(20歳/学生)好きな人を打ち明けるってただでさえ勇気がいるのに、同じ人が相手となると言いにくいですよね。でも、いつも仲良くしている親友に隠し通すのは至難の業。あなたが彼女の気持ちに気づいているということは、逆も然り。気を遣ったり変に隠しても、結局は前と同じ関係ではなくなってしまいますよね。今まで一緒にいろいろなことを乗り越えてきた親友なのですから、腹を割って話せばお互いに落としどころが見つかるはず。黙っている彼女に寂しさを感じるように、相手もあなたの率直な気持ちを聞きたいと思っているかもしれません。■・ルールを決める「サークルの先輩をめぐって親友と険悪状態に。『この前、先輩からLINEきて~』ってと親友にドヤ顔で話されるたびに傷ついて辛くて・・・。このままじゃ嫌いになっちゃうと思って一緒にいる時は先輩の話は一切しない、でも、付き合ったら一番に報告するってルールを作ったんだ。お互いに必死にアピールして、結局半年後に親友と先輩が付き合ったんだけど、報告受けて諦める決心がついたし、ルールを守ってくれた親友のことも受け入れることができたよ」(19歳/学生)恋愛は本来自由なのですから何をしたっていいのです。しかし、これまでの深い関係がある友達同士だと、「私のことも大事にしてほしい」「傷つけたくない」「嫌われたくない」という思い、近いからこその「動向にイライラしてしまう」など、マイナスな感情も出てきてしまうんですよね同じ人が好きとなれば、自分の恋愛を進めていくということは少なからず相手を傷つけてしまうこと。けれどもルールを作って気遣いを見せれば友情に対して敬意を払うことができます。2人が無理のない範囲でマナーを守りましょう。裏切ることがなければ友情は守られていくはずです。■・無理に一緒にいない「私は一時期、親友と一緒にいるのが辛くて・・・。相手のスマホに彼の文字が浮かぶと泣きたくなるし、恋バナしたいけどライバルだからできないし。でも、思い切って会う機会を少なくしたら気持ちがすごく軽くなった。距離をおいたことで、友達としても、ちゃんと大事にできてる気がする」(22歳/学生)無理に一緒にいて彼女の恋愛の動向を垣間見てモヤモヤしたり、どんどん彼女のことが嫌になってしまいます。すこし離れてみましょう意識しない時間があることで、またフレッシュな心で彼女と接することができると思います。お互いを応援できる時は一緒にいて、分かり合えない時にはすっと距離をとる、そうやって距離をうまく保つことが友情を長続きさせるコツなのです。■・親友と比較しない「親友の恋愛の状況を聞き出しては電話の回数とか遊んだ回数とかを自分と比較してたんだよね。それに一喜一憂する日々で・・・。そうこうしてるうちに好きな人が私たちの後輩とあっさり付き合ったのを知って撃沈。今考えれば、彼にとって特別になるべきだったのに、親友に勝つことばかりに躍起になってた気がするよ・・・」(22歳/学生)“彼に選ばれること”が最終目標なのに、近くにライバルがいるといつの間にか“親友に勝つこと”に目標がすり替わってしまうんですよね。恋愛は彼と自分の問題。そして戦うべきは自分自身なんです。親友がいることで前向きに自分磨きをして頑張れるならいいですが、妬んだり自信喪失してしまうというなら要注意。周りがどうかは関係ありません。あなたと彼の距離を見つめて、それを縮めることを考えましょう。■おわりに「男一瞬、女友達一生」そんな言葉が頭に浮かんで諦めなきゃ・・・と自分を責めるのはもうおわり。彼を好きな気持ちが本気なら本気なほどあきらめるなんて無理だし、そんな必要ないんです。だって友情と同じくらい恋心だって大切ですから。正々堂々と恋をして。それこそが親友との縁をつなげていく道になると思います。(城山ちょこ/ライター)(ハウコレ編集部)(鈴木凪沙/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2017年12月16日「失恋による心のダメージを癒す方法」と言われて、みなさんが思い浮かべるものはなんでしょうか?数多く囁かれる失恋からの立ち直りテクニックのなかで、「過去の恋を忘れるには新しい恋」という説をみなさんも一度は見かけたことがあるはず。たしかに、恋愛でしか得られない喜びがあるのなら、恋愛で負った傷は恋愛でしか癒せないのかもしれません。しかし、この説には今後の恋愛と人生を左右する重大なリスクが潜んでいるのです。■・失恋のつらさに蓋をしても、心の傷は治らない「つらかった恋」で負った心の傷を「新しい恋」で癒そうとする、またはつらい記憶を忘れようとするのは、臭いものに蓋をする原理と一緒。新しい恋が蓋となって、失恋で負った心の傷を一時的に隠すことはできるかもしれません。しかし、心の傷をキチンと癒す手立てを講じなければ、心の傷はどんどん悪化して化膿していくだけです。それは、トラウマになったり、今後の恋や人生の障害ともなります。実際にケガをしたときと同じで、まずは自分の傷と向き合うことが大切。たとえば、「彼氏にフラれて未練が断ち切れない」のであれば「思い出の品を処分する」といった治療法が有効になる可能性が高いでしょう。心の傷を治すには、友人からアドバイスをもらうなど誰かの力を借りてみると客観的に有効な治療法を提案してもらえることがあるのでオススメですよ。■・恋愛の傷を恋愛でしか癒せなくなる失恋で負った心の傷を新しい恋で蓋をする危険性は、心の傷が癒えないだけではありません。そもそも、「相手を幸せにしたい」「彼と一緒にいたい」という動機ではじまる恋愛が「過去の恋愛を忘れたい」という動機から始まったのでは、そうそう上手くいかないでしょう。だって本当は、彼のことを大事に思っていないのですから。当然、自分のことをほんとうに大事にしてくれる人を選ぶ目にも狂いが生じるはず。そこでさらに失恋を繰り返すことで、心に傷を負い続けていくのです。「新しい恋で過去の恋を忘れる」というのは、一見即効性のある特効薬にも見えるかもしれません。しかし、この手段は恋愛の傷を恋愛で一時的に癒し、再び恋愛で傷を負うという危険な麻薬的要素を抱えているのです。■・負の感情があなたを成長させる失恋によるダメージは人それぞれですが、その多くは身を引き裂かれるようなものばかり。「もう恋なんてしない・・・」と思わず口走りたくなってしまうこともあるでしょう。しかし、失恋も決して悪いことばかりではありません。人は幸せなときよりも、不幸で悲しみに満ち溢れているときの方がより幸せになろうと努力をします。失恋したとき、人は「このつらさから抜け出したい」という大きなエネルギーを秘めているのです。このエネルギーを安易に新しい恋愛へつぎ込んでしまったのでは、失恋の経験は生かされません。「なぜ失恋したのか」「どうしたら次はうまくいくのか」という根本的な部分に目を向け、考え、改善していくパワーにすることで、次の恋愛を成功させる学び・経験となるのです。転んでケガをしたら次は転ぶような歩き方をしない、転びやすい道を避ける、という風に学んでいくもの。つらい失恋も無駄にせず、自分が成長するきっかけに生かしていくことが大切です。■おわりに冒頭にも書いたように、恋愛でしか得られない喜びがあるのなら、人の心に恋愛でしか満たされない部分があるのは事実です。その部分が満たされて初めて、過去の失恋を完全に克服できたと言えるのかもしれません。それでも、失恋の傷を癒すために「新しい恋」へ真っ先に走るのは、リスクが大きすぎるのです。失恋の克服は、急がば回れ。一見近道なように見える手段ではなく、失恋を活かして自分を成長させることで、次の恋へと向かっていきましょう。(桃花/ライター)(ハウコレ編集部)(前田怜里/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2017年12月16日「わたしほど頑張ってないように見えるあの子は、なぜ彼氏から愛されている?」というようなタイトルの本があり(もっと短いタイトルだったように記憶しています)、それなりに売れていたようです。頑張っていないように見えるのに愛されているとなると、人はきっと嫉妬しつつも、「その子のからくりを知りたい」と思うのでしょうね。さて、頑張らなくても愛されている女子は、なぜ愛されている?この項では、その答えに迫ってみたいと思います。■■人が持っている考え方とそのルーツって、他人にはよくわからない頑張っていないように見えるあの子は、なぜ愛されているのか?答えは簡単で、あの子は人知れず頑張っているからです。ぼ~っとしているように見えても、たとえば「じぶんでじぶんのことを好きになるためにはどうすればいいんだろう」と、人知れず悩みつつ、夜中にネットで自己啓発系の電子書籍をダウンロードしているとかね。人が頑張っている姿って、他人の目に映ることだけがすべてではないということです。かと言って、高校生の試験勉強のように隠れてこそこそやるものでもないわけで。換言するなら「他人が持っている考え方って、わからないことだらけ」と言えるかもしれません。たとえば、社会に出て初めて、めちゃポジティブな考え方を持っている人に出会ったことのある人っていますか?そういう人のなかで、根っからネガティブな考え方の人は「ここまでポジティブな考え方って、学校でも教わらなかったし、親も教えてくれなかったな、どこでそんな考え方を学習したんだろ、あの子は」と思ったりしませんでしたか?めちゃポジティブな考え方の持ち主は、ポジティブシンキングでいられるように、若い頃から意識してきた、つまり意識するという努力をしてきた、ということです。かように、人が持っている考え方とそのルーツって、他人にはよくわからないんですね。■■なんらか苦しくて辛抱が必要なアレのことではなくここで言う努力とは、なんらか苦しくて辛抱が必要なもののことではなく、単純に「じぶんが心地よく生きていける環境をじぶんでつくる」ことだけだったりします。こういう努力って、おそらくホントは努力とは呼ばず、ごくシンプルに、人生の基礎をじぶんでつくる、くらいの言い方に収まることではないでしょうか。そしてそういうことは、誰もが等しくやっていることではないでしょうか。朝起きたら歯を磨くのとおなじレベルで、誰もが少しずつ意識しつつ、日々やっていることでは?人生の基礎をつくるといえば、貯金もそれに該当しますよね。あるていどの貯えがないと、おそらく生きていくのがしんどい。だから貯金する。そして他人の貯金額って、おそらくみなさん知らないですよね?そう、みんな人知れず頑張っているのです。まれに20代前半で500万円の貯金を持っている女子がいますが、ああいう人は頑張りすぎか、貯蓄の才能があるのでしょう。でもそういう人はまた、新たな悩みがあり、それを解消するべく頑張っているのです。たとえば人一倍、心配性で、それゆえ交友関係がうまくいかないとかね。■■頑張っていないように見えるのに、なぜか愛されている人のからくりじぶんが心地いいと思える環境をじぶんでつくるというのは、簡単に言えばじぶんでじぶんのことを好きになる、じぶんでじぶんのことを愛して、毎日じぶんの心身のメンテナンスをやってあげる、ということ。こういう角度の頑張りというか、単に自己メンテナンスというか・・・・・・そういうことを怠らなければ、はたから見て「頑張っていないように見えるのに、なぜか愛されている」ように見えるのです。なぜならそういう人は、おおむねハッピーに暮らしているからです。(ひとみしょう/文筆家)(ハウコレ編集部)(鈴木凪沙/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2017年12月15日こんにちは!いつもガールズレスキューにたくさんのご相談をありがとうございます。ライターの城山ちょこです。今回、私がお答えさせて頂くのはこちら・・・!“私には一つ年上で社会人の彼氏がいて、付き合って1年2ヶ月、福島と東京の遠距離になって半年になります。遠距離になって最初の2ヶ月ほどはそれなりに上手くいっていたのですが、3ヶ月目あたりからぎくしゃくするようになりました。少し喧嘩になったり私が不満を言ったりすると彼氏が「じゃあ別れる?」と言ってくるようになりました。私自身は別れたくなかったので最初は引き止めていたのですが、最近は疲れてきてしまって引き止めるのも面倒だと考えるようになってしまいました。ちなみに彼氏は引き止めると好き好き言ってくるようになります。これはただの倦怠期なのか、それとももう関係が冷めきっているのかわからなくなってしまいました。私の彼は本当に私と別れたがっているのでしょうか”という18歳女子からのご相談です。“別れよう”のひとことは2人の関係を変える大きな意味を持つ言葉ですよね。軽いノリや冗談・・・と見過ごすことなんてできませんよね。彼はどういう気持ちでそんな言葉をぶつけてくるのでしょう?■●別れようの意味ちょっと気に入らないことがあるとすぐに“別れよう”と切り札を出して自分に従わせようとする男子は一定数いますが、この彼は遠距離になる前はそうではなかったとのこと。となると、あなたをコントロールするために言っているというわけではなさそう。さらに、引き止めると好き好き言ってくる彼、ということですから、本当に別れたいわけでは無さそう。となると、「彼女への気持ちはちゃんとあるのに、別れようと言う彼」の、『その理由とはなんなのでしょうか。けんかも多いというし、ギクシャクしてしまっているというのなら、何か彼が不満なりを溜め込んでいるということなのかも。大好きなのに離れ離れで一緒に居られない!そのことに対して彼はフラストレーションがたまっているのではないでしょうか?遠距離恋愛の寂しさに耐え切れずに、何とかして!このままじゃ“別れてしまう・・・”という心の叫びなのかも。もっとかまって!もっと心配して!と、あなたを求める気持ちがイライラと寂しさになって“別れよう”の言葉を生んでしまったように思います。こんなに寂しい想いをするくらいなら“別れよう”。ちゃんと俺のことを考えて、大切にしてくれないなら“別れよう”そんな意味なのでは?だからあなたが面倒になって塩対応になればなるほど、彼は愛を求め、同じ言葉を繰り返してしまうのかもしれません。■●けんかばかりを卒業するにはなかなか会って話せない状況だと、少しのことでこじれてけんかになってしまうことも多いと思います。寂しさから相手に求めるものが大きくなり、それが叶わないとイライラしてしまうこともあるでしょう。まずはお互いが「距離が近かった時と同じようにはいかない」ということを理解しましょう。あまり会えないからこそ、コミュニケーションを密にとってお互いのことを話したり、相手の気持ちを常にケアしようと思う気持ちが大切。そうでないと、どんどんすれ違っていきますから。そして、言ってもどうせ無理だし・・・と飲みこむのでなく、“会いたいな”“寂しいな”などの気持ちをストレートに伝えてみてはいかがでしょう。お互いに同じ気持ちなんだ・・・ということが分かれば、一緒に我慢しようとか頑張ろうとか、心を一つにできるはず。物理的な距離に負けず、心の距離を縮めていくことが、誤解やすれ違いを減らして仲良く付き合っていくコツなのではないでしょうか。■おわりに“別れよう”という彼の気持ちが寂しさからくるものだとしたら、お互いに寂しさを感じながらも、それを乗り越えて一緒にいたいと思うのか、考えてみて。もちろん、新たな気持で付き合っていくにしても、彼がすぐに別れを出すという癖を無くしてくれたら・・・というのが前提ですが。お互いせっかく好きで付き合ったのです。まだ想いが消えていないのなら、一緒に寂しさを乗り越えられるはず。絆を深めて、素敵な2人でいられますように。(城山ちょこ/ライター)ハウコレ編集部)(前田怜里/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2017年12月14日恋愛で男子をドキッとさせるためのテクニックやスキル、ノウハウはたくさん紹介されていますが、結局のところ、一番手っ取り早くこれを実現するための方法というのは、「自分自身がドキドキする」というところに落ち着くのかもしれません。そんなわけで今回は、男子をドキッとさせるにおいて、まずは自分自身の気持ちを盛り上げることの大切さについて考えてみたいと思います。■伝染する感情ホラー映画を観ていたり、ひょっとしたらおばけ屋敷に行ったりなんかしたときに、おばけなんかよりも、一緒にいる人がびっくりしている様子そのものに、何よりも驚いてしまうことがありますよね。こんな感じで、人の感情というのは、その場にいる他の人にも伝染していくものです。よく、「あくびがうつる」なんて言いますが、あれも、あくびをしている人を見て、「そういえば自分も、眠いなー、退屈だなー」と気持ちの伝染だ起こっているからだともいえそうです。「もらい泣き」なんてのもそうですね。**さらには、先ほどのホラー映画の例でいえば、たいてい、おばけに怖がった本人よりも、その様子を見て「間接的に」怖がっている人の怖がりの方が、かなり大きめだったりするものです。ある感情を最初に抱いた当人がいるとして、その人から感情を間接的に受け取った人というのは、もともとの感情よりも増幅された、より強烈な感情を抱いてしまうというのも、よくあることです。■ドキドキしている人を見るのは、ドキドキするこのことは当然恋愛でも同じで、自分と一緒にいる異性がドキドキしているのを見ると、自然と自分までドキドキしてきてしまうもの。デートのとき、待ち合わせ場所に到着してすぐ、ハラハラした落ち着かない様子で自分のことを待っている相手を見かければ、なんだかこっちまでドキドキしてきてしまうものですし、手を繋いだりすれば、相手の手のこわばりなどから相手のドキドキが伝染してくるものです。さらには、告白をされる場面で、告白をしようとする相手が心臓が口から飛び出そうなほど緊張しているのを見て、別に自分は何をするわけでもないのに、異様に心臓がバクバクした経験のある人も少なくないはずです。**相手をドキドキさせようとするために、テクニックやノウハウを用いようとすれば、そのテクニックなどが相手の好みのものかどうか、そもそもそのテクニックなどが効果的なのか、よく考えないといけません。しかし、そういった不確定要素のある手段とは異なり、「まず自分がドキドキする」というのは、(自分のドキドキを相手に感染させるという意味では)「間接的」でありつつも、その効果としては確実かつ強力なものが期待できるわけです。■「策士策に溺れる」パターンこんなことわざもありますが、相手をドキドキさせようと策をめぐさせると、その作戦がうまくいくことに集中しすぎてしまいます。自分のための恋愛なんだから、まずは誰よりも自分がデートを楽しむことが大事なのに、それを後回しにして、相手のドキドキのために(うまくいくかどうかは果たして不確定な)テクニックやノウハウを放り込んでいては、そもそも、何のためにデートをしているのかがわからなくなってしまって、これはまさしく恋愛版の「策士策に溺れる」パターンでしょう。相手の感情・反応に思いを巡らせることに精一杯で、楽しいというより、疲れてしまったデートの経験はありませんか?**こうした悲しい(けどありがちな)結末にならないようにするには、やっぱり、自分がまず勝手にドキドキするしかないでしょう。しかもこれには、その様子を見て相手まで伝染的にドキドキしてくれるという嬉しいおまけ付きです。どこかにありそう・いそうなモテテクを繰り出すあなたよりも、(「小悪魔的な上目遣いで翻弄しよう」という目的を忘れて、)目があっただけでドキドキしてすぐに逸らしちゃうし、テンションが上がりすぎて(「聞き上手にならなきゃ」という目標を忘れて)自分の話をしすぎてしまったりするあなたの方が、男子は一緒にいてはるかにドキドキしてしまうんじゃないでしょうか。(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)(前田怜里/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2017年12月12日こんにちは、恋愛デトックスカウンセラーの下村さきです。気を遣ったり、背伸びしなければいけない関係って疲れますよね。だからこそ、ありのままの私を好いてもらうことは、彼と長く付き合うためにはとても大事なこと。また、大好きな彼が「ありのままの俺を受け入れてくれる子が良いな」なんて言ってるのを聞くと、「私なら全部受け止められる!」と力んでしまいがちです。でも、果たして「ありのままを受け入れる」って全てを許容することなのでしょうか?■そもそも「ありのまま」って?「ありのまま」とは、偽りのない姿のことを言います。男子の前でちょっと可愛こぶっている姿や、先生や先輩・上司の前で良い子ぶったりする姿ではなく、仲良しの友達とお酒を飲みながらワイワイしている姿だったり、自分の部屋でジャージでくつろいでいる瞬間こそが、偽りのない「ありのまま」の姿。つまり、他人に気を遣わずにリラックスした状態でいることが、ありのままだということです。■「ありのまま」と「わがまま」は違う「ありのままの彼を受け入れないと、彼に嫌われそう・・・・・・」と考えて、「それは、ちょっと・・・・・・」と思うことでも「そうだね」「わかった」と言ってしまっている人はいませんか?でも、「それは、ちょっと・・・・・・」と思っていること、実は「ありのまま」ではなく、ただの彼の「わがまま」かもしれません。「ありのまま」は自然体な姿であり、本人が「これは周りから見たら、良くない面なのかもしれないな」と思うことも含まれます。だからこそ、それを「これが私自身なんだから、受け入れて」と押し付けるようなことはしません。対して「わがまま」は、周りがどう思っていようと、その考えを押し付けること。相手を尊重する気持ちを持たず、自分のことのみを大事にする勝手さがあります。自分勝手な「わがまま」と、相手を思いやった上での「ありのまま」を混同してしまわないようにしましょう。■「ありのままを受け入れる」ということ「ありのままを受け入れる」とは、非常識なわがままを許すことではなく、自然体の彼を認めてあげること。わがままではないありのままの姿は、受け入れた側も幸せな気持ちになれます。認めてもらえた彼がハッピーになるのはもちろんですが、「これが素の彼なんだ」と受け入れた彼女側もハッピーになれるからです。「これは、彼のわがままかな?それとも、ありのままの姿かな?」と疑問に持つことがあれば、「認めてあげたら、私も幸せかどうか?」を判断材料にしてみてください。■「わがまま」が絶対ダメなわけではないとはいえ、「わがまま」を許容してあげるのが絶対にダメなわけではありません。「24時間365日、俺が連絡したときには必ず応答すること」というわがままに付き合う必要はありませんが、「デートしている時間は、スマホ見ないで」という程度のわがままなら、むしろ許容してあげる方が長く付き合えるカップルでいられるでしょう。許してあげて良いわがままは、「絶対に」「いつでも」ではないこと。今日だけ、休日だけ、という限定的なものならOK。彼のわがままを直したいと思っている人は、「毎日はダメだけど、土曜日だけなら良いよ」などと、折衷案を提案して限定的な約束に持ち込むことも有効的です。ぜひ、試してみてください。■おわりに「ありのまま」と「わがまま」は似て非なるもの。「なんでもOK」と言ってしまうのは、彼のわがままに振り回されているだけの女。「それは違うよ」を伝えつつ、彼のありのままを認めてあげられるのが賢い良い女。もちろん、自分自身もわがままな彼女にならないよう、彼との素敵な恋愛を楽しんでくださいね。(下村さき/ライター)(ハウコレ編集部)(前田怜里/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2017年12月08日彼氏ができたら、「浮気していないかな」とか「他の女性と仲良くしていないかな」など、どうしても気にはなってしまう。程度の差はあっても、そういう女性は多いと思います。でも、愛情ゆえの行為であっても、疑いというマイナスな感情を出し続けることは、ふたりの関係を悪くしてしまうだけなのです。■■「頭ごなしの疑い」は危険行為彼氏のことを好きになればなるほど、不安な気持ちが芽生えたりもしがちです。「隠れて浮気とかしていないかな」と、勝手にマイナスな妄想をしてしまうなんてこともあるかも。しかし、彼の立場になって考えてみましょう。やましいことなど一切なく、浮気なんて全くしていないのに、頭ごなしに疑われたりしたら、彼氏はただただ嫌な気持ちになるだけです。「信用されていない」「裏切るような男だと思われている」ということですからね。そんな状態では、そのまま恋が終わりを迎えてしまうのも時間の問題でしょう。■■疑いから「信頼関係」は生まれない実際に疑っているからというわけでなく、浮気をされたくないという思いから、「浮気してないよね?」と牽制をかける女性もいます。浮気を防ぐために、あえて事前に釘を刺しておくという考えです。ただ、もし仮にそのやり方で彼氏の浮気を防止することができたとしても、「信頼関係」は一切築くことができないでしょう。だってそれは、「悲しませないように」や「彼女だけが好きだから」という愛情によるものではなく、「バレたらヤバそうだから」という意識からくるものだから。本当に疑わしい点があって疑うのならまだしも、特に何もないのにこういったことを口にするのはNG。最悪の場合、「どうせ疑われるなら、本当に浮気しちゃおうかな」なんて思いが頭をよぎるかもしれません。■■「裏切りたくない女性」になること疑い合っているうちは、信頼関係など絶対に生まれません。一番重要なのは、お互いに「信頼される人であろう」という思いを持つこと。まずは、相手ではなく自分が信頼される人になるべきなのです。そのためにも、「裏切るようなことはしないで」と脅しまくるのではなく、彼氏に「この子のことは裏切りたくない」と思われる女性になることが大事。素直に、まっすぐに伝えること。疑いじゃなく、好きだから不安になってしまう、といってみること。お互いにどう思っているかがわかれば、信頼度はましていくはずです。■おわりに彼氏のことを疑ってばかりの恋愛では、ハッピーな気持ちにもなかなかなれないはず。いきなり疑うのではなく、まずは信じることから始めるようにしましょう。気持ちも楽になって、お互いに安心感が生まれると思いますよ。(山田周平/ライター)(ハウコレ編集部)(鈴木凪沙/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2017年12月07日今月はいくつかの恋愛相談をもとにお届けしています。今回は「彼と別れたいと思っているけど、別れることができない。なぜなら彼はまだわたしのことが好きで、そういう彼と別れると、彼に申し訳ないと思っているから」という、わりとありがちな相談の本質について、一緒に考えてみたいと思います。■■別れってつねに「あなたが成長したから」恋愛相談って、1つひとつ個別のことが書かれています。がしかし、「彼と別れたい」と悩んでいる人の「別れたいと思う原因」って、1つに集約されるように思います。たとえばほかに好きな人ができたから別れたいとか、彼のことが幼く見えてきて、わたしはもっとオトナな彼氏とつきあいたいとか、彼のイヤなところが見えてきてもう一緒にいたくないとか、別れたいと思う理由はさまざまありますが、そういうのってすべて「あなたが成長したから」です。成長する前の彼はとても理想的な彼氏でした、でもわたしが成長したから、わたしにはほかの男子のほうが魅力的に感じられるようになりました。だから彼と別れて、ほかの男子と交際したいと思います・・・・・・というふうに「あなたが成長したから」。彼のイヤなところが見えてきた、というのだって、昔と今とで、あなたが彼の中に見ているものが変わったから、あるいは見たものを解釈する能力に変化があったから、でしょう。つまり「あなたが成長したから」。別れを切り出される側より、別れを切り出す側のほうが、成長に敏感なものです。だから「別れよう」と言われた人は傷つくわけです。そして言われた側は、時間が経ったのちに漠然とではあっても、別れの理由に気づき、納得するのです。■■悩まなくていい、切なくなるだけでいい「彼と別れたいと思った時=あなたが成長したとき」ということは、あなたが小さくなった洋服を脱ぎ捨てて、新しい洋服を着ざるを得なくなったとき。だから悩まなくていい、切なくなるだけでいい、ということ。いかに悩んだところで、人はいつまでも小さくなった洋服を着続けることができないですよね。どこかのタイミングで小さくなった洋服を脱いで、新しい洋服を着る、というのが当たり前ですよね。ただ、小さくなった洋服に愛着はあるはずです。つまり別れを告げなくてはならない彼氏に、愛着(というか情)はあるでしょう。そういうときは切なさに心揺らしておくといいように思います。切なさに心揺らせていたら、そのうち収まる場所に収まるから。この、切なさに心揺らす、というのが、別れを切り出された彼に対する、今現在における精いっぱいの謝辞では?■■あなたが精いっぱい耐える限りにおいて人は誰だって、じぶんでも気づかないうちに心が成長します。あなたはなにも「彼と別れてやろう」と意地悪なことを考えて成長したわけではないですよね?気がつけばどことなく彼とすれ違うようになって、どことなく新しい生活(新しい恋)をしたいと思うわたしがいた、ということですよね?そういうじぶんを否定しても、なにも始まらないですよね。可能であれば、成長したあなたに彼が追いついて、ふたたびおなじレベルから、おなじ方向を向かってふたりで歩みたかったりもするかもしれませんね。でもおなじレベルでおなじ方向に一緒に歩くということを、彼に強制することはできない。彼には彼の人生があるから。彼と別れたいと思ったときとは、ふたつの人生がほぼ間違いなくすれ違っていくとき。それをわたしたちはどうすることもできないし、それでいいんです。切なさに胸ふさがれる思いに、あなたが精いっぱい耐える限りにおいて。(ひとみしょう/文筆家)(ハウコレ編集部)(前田怜里/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2017年12月07日役と声優のケミストリー。キャラと声の親和性の高さで評判を呼んでいる、『文豪ストレイドッグス』。その秘密を声優の上村祐翔さんに直撃。声で人々を惹きつけている背景には、巧みなテクニックとたっぷりの愛情が溢れていました。僕も、敦と共に成長したと信じたい上村祐翔さんが演じたのは、孤児院を追い出されヨコハマを徘徊していたところ、風変わりな男・太宰治と出会い、〈武装探偵社〉に入社することになる青年・中島敦。この作品で初めて“主役”に抜擢されたそうで、後日、監督に選んだ理由を聞いてみると…、「“天性のヘタレ感”と言われました(笑)。僕は経験も浅いですし、共演した先輩方に比べたら実力も低い。そんな自分が全力でオーディションに挑んだ結果、そのがむしゃらな姿勢が、一見気弱だけれどいざとなると大胆な主人公の中島敦とかぶるところがあったと、五十嵐卓哉監督と、若林和弘音響監督から聞きました。役作りするにあたり、あまり作りすぎず、思いきり本能的に演じてほしい、と。それを毎話積み重ねることで、敦と一緒に成長してほしい、と言っていただいたのを覚えています」アフレコの現場は、役者が作ってきたものが生かされる場合もあるけれど、それとはまったく違うリクエストをされることも多く、それに応える力が必要と上村さん。「アフレコに入る前に、毎回台本と映像をもらい、僕らはそれを見て役作りをしていくのですが、いざ現場で監督や若林さんに話を聞くと、まったく解釈が違うことも多々あって、自分の台本の読みの甘さを何度も痛感させられました。でも、そういった現場での指導や、共演した先輩方の演技が重なることで、どんどん新しいものが生まれていくのが、アフレコの面白さだと思うんです。声も、一人ではなく、みんなで芝居を練りながら作リ上げるものなんだと、改めて実感しました。その現場の熱量が、皆さんに伝わると嬉しいです。来年公開する劇場版では、2クールを経て羽ばたいた敦同様、大きく成長した僕を見せられるよう、頑張ります!」『文豪ストレイドッグス』中島敦、太宰治、芥川龍之介など実在した文豪がキャラクター化され、彼らが著作にちなんだ異能力を用いて、架空の都市・ヨコハマという街を舞台にバトルを繰り広げる。荒事を解決する〈武装探偵社〉と、凶悪な集団〈ポートマフィア〉。対立する両組織の戦いと、次々と起こるミステリアスな事件。シリアスな雰囲気の中に洒脱なギャグが織り込まれた作品は、’16年にTV アニメが2 クールにわたって放送され、大ブレイクした。うえむら・ゆうと1993年10月23日生まれ。俳優、声優。劇団ひまわり所属。ファミリー劇場『声優男子ですが…?』出演中。来年1月よりTOKYO MXほかで放送のアニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』に出演。ニット¥79,000(MARC JACOBS/マーク ジェイコブス カスタマーセンター TEL:03・4335・1711)※『anan』2017年12月6日号より。写真・岡本 俊スタイリスト・山本隆司ヘア&メイク・shibuya(vitamins)取材、文・河野友紀(by anan編集部)
2017年12月02日色気って一言で言われても難しいですよね。何を持ってい色気というのか、そもそも色気ってどうしたら出てくるのか、誰も教えてくれないんですよね。女性が言う「色気」と、男性が言う「色気」は違うかもしれてないですが、今回は男性から見て女性に感じる「色気」について論じさせてもらえたら幸いです。結論から言うと、色気は次の3つの要素の掛け算によって構成されています。色気=「見た目」×「教養と礼儀」×「行動力」です。どういうことか一つ一つ解説していきますね。■色気ポイントその1:見た目人間が本能的に色気を感じてしまうものというものは、確実に存在しています。古くから女性のカラダは神秘的なものとして認識されてきました。ミロのヴィーナスや、サモトラケのニケなど、美しさと色気、エロスとアートはどの時代でも語られるテーマです。ですから透き通ってハリのある肌、くびれのあるボディライン、女性性の象徴でもあるバスとやヒップの丸みには、それだけで色気を感じる絶対的な力があります。これは、人間として生まれたなら抗えない法則ですので、見た目の色気を出そうと思うのであれば、スキンケアやウェイトコントロール、規則的な生活習慣は必須です。そういった努力をせずに色気を出そうとするのは、世の中の法則に背いた考え方ですので、冬に向かって「なんで寒いんだ!」と怒るようなものです。潔く受け入れるしかありません。■色気ポイントその2:教養と礼儀しかし、見た目だけいいからといって、それだけで色気が出るかといえばそうではないですよね。露出度が高くセクシーなドレスをきていても、なんとなく色気を感じない、そんな人たちを見たことがあるかと思います。そういう人たちにはおしなべて「教養と礼儀」が欠けているんですよね。教養と礼儀が見た目にかけ合わさることで、「品」が生まれます。特に礼儀に関しては、「相手を不快にさせないための思いやり」ですから、それが欠けていれば、当然相手は不快に思ってしまいます。加えて、教養。アートや文学に興味を持ち、日本の伝統文化(海外であれば海外の文化)などを学び、それを日常のコミュニケーションに取り入れているかどうか?これだけ並べられると一般の人からすると縁遠い世界だと思ってしまうかもしれませんが、一般の人が学ばないからこそ、学んだ人には「品」を感じるわけですね。■色気ポイントその3:行動力色気なのに、行動力?ここにハテナが浮かんだ人も多いかもしれません。実は男性でも女性でも色気のある人は、共通していろんなことにチャレンジしているのです。チャレンジしている人は、やったことないことに挑戦しているぶん、傷つき凹んだりすることも多いですが、その度に弱い自分と向き合って、とことん自分と闘っています。そういう人にしかできない「顔」っていうものがあるんですね。自分の弱さを認めることで、相手の弱さを受け入れられる優しさを知り、自分の強みを見つけたことで、相手の良さを見つけられるようになる。そうやって日々行動している人にしか、絶対に醸し出せない雰囲気があります。どんなに外見を磨いても、どんなにマナーや教養を身につけても、ここがあるかないか、これが色気を最終的に決定づける一番の要因ではないかと思います。■大事なのは掛け算であるということそして忘れてはならないのが、これら三つの要素は全て掛け算になっているということです。掛け算なので、どれか一つでもかけてしまうと、ゼロになってしまいます。しかし、どれかをちょっとずつでも積み重ねていくと、複合的に噛み合わさって相乗効果を生んでいくことができます。色気は一朝一夕には生まれないもの。努力を重ねている人には着実に生まれていくものなんですよね。(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)(鈴木凪沙/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2017年11月26日こんにちは、コラムニストの愛子です。彼氏に飽きられないように、常に魅力的でありたい、アップデートしていきたい。向上心のあることは素晴らしいですが、自分らしくない方法で頑張り過ぎてしまう女性は多いのではないでしょうか。「飽きられるかもしれない」という不安に常に追い立てられている恋愛って、正直しんどいですよね。そもそもその心配って、本当に必要なことなのでしょうか?■1. そもそも飽きるってどういう現象?心理学では、飽きるとは馴化(じゅんか)することと捉えます。馴化とは、同じ刺激が続くことで慣れてしまい、快感や多幸感が得られなくなることです。同じ刺激が続けば、どんなに魅力的なものや人に対してでも、人は飽きてしまうものなのです。だから彼があなたに飽きるということは、彼があなたの魅力に慣れるということ。あなたの魅力が本当になくなってしまうわけではないのです。マンネリや「飽き」というのはある意味、二人の関係が安定している証でもあるのです。■2.飽きられない努力より、飽きない工夫を「彼に飽きられているような気がする」それはつまり、単に彼個人が飽きているというものではなく、ふたりの関係性の中に飽きが生まれている、ということ。マンネリ気味だと感じたとき、彼に飽きられていないかより、まずは自分が彼に飽きていないか、彼との関係性や過ごし方に飽きていないかにフォーカスしてみましょう。そうすることで「どうしたらお互いに飽きずにいられるのか?もっといい関係を築けるのか?」と主体的に考えられるようになり、飽きられることに対する不安が消えていきます。飽きられない努力より、「ふたりが飽きない関係をつくる工夫」をすることで、より恋愛が楽しくなるのです。では具体的に、どんな工夫をすればいいのかを考えてみましょう。■3. 改めて彼に関心を持つ付き合いが長くなってくると、「知ったつもり」になってしまい、気付かないうちに相手への関心を失っていることが多いのです。「今日の彼はいつもより疲れているな」「今日はなんだか嬉しそう。いいことがあったのかな?」と、彼をよく観察して、彼に質問したり、言葉をかけたりしてみてください。自分に関心や興味を示してくれる人に、人は同じく興味を持つものですし、そうやって改めて興味を持ってみることで、お互いに新しい面や知らなかった面を知ることになります。お互いにちょっとした新しさに気づけば、「変わらないことによる慣れ」からは一歩前進しますよね。さらにお互いを深く知ることで、二人の関係はより良いものになっていくはずです。■4.二人で新しいことをするよく言われることですが、これが最も簡単な方法。一緒に新しい刺激を受けることで、お互いによく知った仲であっても、一緒に過ごす時間が新鮮に感じられます。二人で行ったことのない場所へ行ったり、したことのないことをしたり。新しいことを考える、ということ自体が刺激になりますから、ふたりで「今度は何しようか?」と計画することも大切です。新しいことをすれば、お互いの新しい面も知れるかもしれません。■5.外から受けた刺激を活かす一緒に新しい刺激を受けるのもいいですが、それぞれが別のところで受けてきた刺激を、二人の恋に活かすという方法もあります。仕事や遊びなど、他のところで刺激を受ければ、あなた自身がそこで成長することに。彼との関係の中でもちょっとした変化を生むことにつながります。単純に、話題が増えるという効果もあるでしょう。恋愛だけにのめり込んでいるより、お互いに恋愛以外のことも充実しているカップルの方が、長続きしやすいのはそのためです。■おわりに「彼に飽きられるかも?」という受け身の考えは手放し、「彼との恋に飽きないようにするには?」というあなたを主役にした考え方を取り入れてみてください。そうすればお互いに飽きることのない、素敵な関係を築けると思います。(愛子/ライター)(ハウコレ編集部)(前田怜里/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2017年11月22日「あの人って、こういう一面があるんだ、意外・・・」こういったギャップは、好印象に繋がるものもあれば、マイナス、むしろショック・・・というものもあります。どちらにせよ、振れ幅が大きい。まだ知り合って間もない頃に、あまり見たくない姿を見てしまうと、一気に気持ちも冷めてしまいかねません。そこで今回は、男性が「知りたくなかった女の本性」を知る瞬間を紹介します。■1.悪口になると「スイッチ」が入る食事デートなどをしながらお互いに色んなことを話していたら、少しくらい悪口や愚痴をこぼしたりすることもあるでしょう。それ自体はそこまで悪いことではありません。奇麗事ばかり言っているよりも、人間味に触れられるでしょうし、会話が盛り上がったりもするかも。ただ、悪口になった途端に、スイッチが入ってしまうのはNG。急に饒舌になったり、生き生きと前のめりで話すようになったら、さすがに男性もドン引きです。「いつも人の悪口を言ってそうだな」なんて思われてもしまうでしょう。「共通の人が嫌いだった」なんて場合でも要注意ですよ。■2.電話での「言葉遣いが汚い」汚い言葉遣いや男言葉を使う女性のことは、男性は“女”として意識しにくいです。友達として仲良くなるには、急速に距離が縮まるかもしれませんが、恋愛においてはNG。まだそこまで気心が知れていない状態で、汚い言葉遣いを目の当たりにしたら、ちょっとしたショックも受けるかも。「さすがに気になる人との会話では気をつけるし大丈夫!」と思うでしょうが、特に注意すべきなのが「電話中」です。仲の良い友達などを電話をしているときは、ついいつもの言葉遣いが出てしまうもの。「うぜぇな」とか「だりぃな」なんてポロッと出てしまうと、男性には引かれてしまう可能性大です。■3.物の扱いが「乱雑」バッグをイスに放り投げたり、スマホを机の上に投げ置いたり・・・。物を乱雑に扱う姿には、女性らしさのカケラも感じられません。どんなにキレイに着飾っても、乱雑でだらしない印象を持ってしまうと、男性としてはあまり魅力的な女性には見えなくなるのです。立ち振る舞いや所作は、男性が女性らしさや色っぽさを最も感じる部分。男心をつかんで離さない「雰囲気美人」になるには、見た目よりも女性らしい振る舞いができる女性になることが大事ですよ。■4.ご馳走をしても「お礼の言葉」がない男性は女性にご馳走をすることが嫌なわけではありません。むしろ、男としての優越感が満たされるので、女性にご馳走してあげたいという気持ちは持っていたりもするもの。ご馳走をしてあげて「ありがとう」と言われる瞬間、喜んでくれる瞬間があるからこそ、「奢ってあげたい」と感じるのであって、その瞬間にこそ、優越感もMAXに達するのです。そこを飛ばされてしまうと、なんだか納得もしきれないでしょう。「男が払って当たり前」みたいな態度にも見えちゃうので、お礼だけはきちんと伝えましょう。■おわりに本性が見えたときに、それがあまりいいものではなかったら、全てが疑わしくなって、「本当は嫌な子なんじゃないか」「いい子だと思っていたけど、演技かも」と思われてしまうこと。素を見せることと、ダメなところも恥じずにあけっぴろげにしてしまうことは似て非なるもの。まだ関係が浅いときは特にですよ。(山田周平/ライター)(ハウコレ編集部)(前田怜里/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2017年11月22日付き合いたてから半年くらい経つと、気持ちも落ち着き、ふたりの関係が安定してきたように感じてくるでしょう。もちろん良いことでもありますが、相手を萎えさせてしまうような油断が生じがちな時期にもなってきます。そこで今回は、恋を長続きさせるために気を付けたいことをご紹介していきましょう!■●デートと普段着が同じ付き合いたての頃は悩みに悩んで、こだわり抜いたコーデでデートに向かっていたという方も多いはず。しかし、最近のデートで着た服はいかがでしょう?改めて思い出してみると「アレ?こないだのデート、いま着てるこの服だったかも!」なんて方も多いのではないでしょうか?もし、デートでの服装が、普段着と同じになっているようなら要注意。ふたりで一緒にいるのことが自然になるのは、とても素敵なことですが、デートはいつまでも特別なものとして、外見にも気を使うことを心がけましょう。■●あくびやくしゃみに、遠慮がなくなるいろんな姿を見せていくうちに、だんだん、恥じらいがなくなることにも要注意。大きな口を開けて、手で隠しもせずにあくびをしたり、大きな声でくしゃみをしたりしていませんか?恥じらう姿を忘れてしまうと、女としての魅力が半減してしまいます。遠慮なく話したり素直に楽しめたりするのは、カップルとして成長した証ですが、品を無くしてしまうのはNGですよ!■●愚痴が多くなる嬉しかったこと、楽しかったことに加えて、辛いことや悲しいこと、イライラすることも聞いてくれる、優しい彼氏。しかし、甘えすぎていないかには注意が必要です。最近話した話題や、LINEの履歴をチェックしてみましょう。「あのコがさ~」「聞いて!○○がこんなこと言ってきて」「仕事でマジ○○なんだけどさ~」など、愚痴・愚痴・愚痴!なんてことになっていませんか?優しい彼なら、いつでも、なんでも聞いてくれるかもしれませんが、愚痴ばかりだと、彼も楽しくありません。彼を萎えさせる原因にもなりかねないので、注意しておきましょう。■●喜怒哀楽の少ない会話会話中にいろいろな表情を見せる女子は、男性の心を惹きつけるもの。片思いのときや、付き合いたては、うれしいことや楽しいことを、伝えようと努力していたのではないでしょうか?しかし、関係が長くなればなるほど、感情を表に出さなくても伝わるような気がして、会話の中で喜怒哀楽を伝えることをさぼりがちです。「ふ~ん」「へ~」「そうなんだ~」と、ぼんやりとした受け答えになっていないか、思い返してみましょう。■●彼を褒める回数が減る「すご~い!」「がんばってるよね」。彼を褒めたのは、いつのことでしょう?ついつい、相手を褒めようとする気持ちを忘れていませんか?前にも言ったことだし、とか、彼氏はそういう人だって十分わかってるし、などと理由をつけて、褒める回数が減っているようなら要注意。男性は、たとえ同じことでも、努力していることや得意なことを褒めてくれる子と一緒にいたいと思うもの。いい部分は声に出す!これが長続きの秘訣ですよ!■●おわりに人間は慣れてしまう生き物です。それは、生きる上でいろいろなことに対応し、適応していくために必要な能力ですが、恋愛では、それだけだと少し味気ないものになってしまいます。はじめの頃大切にしていたことがおろそかにしていないか、彼の気持ちをないがしろにしていないか。付き合いが安定する時期こそ、ちょっと振り返ってみてくださいね。(織留有沙/ライター)(ハウコレ編集部)(鈴木凪沙/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2017年11月18日彼と少しでも長く一緒にいたい!と思った時、方法として挙げられる「同棲」。彼女から提案することもあれば彼から言い出すこともあるでしょうが、多くの、早く彼と一緒に暮らしたいという気持ちは自然なもの。男子は同棲について、どんな風に思っているのか気になってしまいますよね。今回は、同棲について男子がどう思っているのか、本音を調査しました。■同棲アリ派1.結婚する前にお試ししたい「彼女との結婚を視野に入れて、価値観とかを見極める期間が欲しい」(25歳/営業)「ちょっとズルいけど、家事ちゃんとできるのかな~とか、何年かお試ししてから結婚に踏み切りたい」(24歳/SE)男子に非常に多いのが、結婚する前に相手をお試ししたい派。彼女にはあまり言えませんが、男子は意外と堅実なので、本当にこの子と結婚しても大丈夫かどうかという最終チェックを同棲期間で見定めたいよう。家事能力や金銭感覚、そして家で自分を癒してくれる存在かどうかなど。実際、結婚して子供ができたりすると環境も変わるので、同棲のときと同じようにはいかないものですが、結婚を視野に入れて、女子の方も「この彼とやっていけるかどうか」考えてみても良さそう。それこそ、「家事は絶対に女の仕事」なんて考えの彼なら、たまったもんじゃありませんから。■同棲アリ派2.金銭面で節約したい「同棲して、ふたりで結婚資金を貯めたい」(27歳/フリーランス)「同棲することで家賃とか食費を折半したい」(27歳/公務員)特にひとり暮らしをしている男子に多いのがこの意見。彼女と生活を助け合って、生活の質を良くしたい、節約することで貯金したい、という考えです。このとき重要なのは、二人で明確な貯金の目標額と、月の貯金額を決めてきちんと決めて、貯めていくこと。いろいろな部分で折半したことで自由なお金が増えた!では、片方だけが苦労して、片方だけが楽をする、そんな関係になるだけで、お金だって貯まりませんからね。■同棲アリ派3.同棲したほうがあんしん「同棲してたほうが、彼女がいつもそばにいてくれて心が休まる」(29歳/美容師)「彼女が一人暮らしで危なっかしいから、防犯のために同棲したいとおもった」(31歳/営業)ひとり暮らしの若い女性が犯罪に巻き込まれるケースは少なくありません。ふたりの住まいが近いのならまだしも、家が遠くて彼女の一人の時間が長いと、男子も心配になるよう。■同棲アリ派4.あわよくばズルズルしたい「結婚する話をそらすために、同棲したい」(28歳/販売)同棲生活というのは、もろもろ折半することで金銭面でも彼女に助けられ、身の回りの世話もしてもらえるし、自由も確保できる。男子にはとても居心地のよい状態。一度同棲状態に持ち込んでしまえば、「現状維持でなんにも問題ないから、わざわざ籍入れる必要ないよね」と結婚をはぐらかされる恐れも。将来的に結婚を考えるのなら、同棲生活をスタートする際に期間や目的を明確にしておくことが重要。■同棲ナシ派1.結婚するまでは1人暮らしがいい「結婚したら毎日一緒なんだから、わざわざ一緒にいる必要な無いかと」(29歳/営業)ちょっと現実的な男子の意見。たしかに結婚生活が前提にあるなら、恋人期間に無理に毎日いっしょにいる必要は無い...と一理あります。ひとり暮らしの自由さは、独身ならではですからね。入籍して初めていっしょに暮らすほうが、新婚気分も味わえそうです。■同棲ナシ派2.順番がちがう、と親に反対されたらイヤだ「入籍する前にいっしょに住むのは順番がちがうじゃないか、と両親に反対されたらのちの結婚に響きそう」 (26歳/ディーラー)こちらもごもっともな意見。入籍・婚約する前に一緒に暮らしまーす!と聞いて、いい顔をしない親御さんも、世代的にはまだ多いかも?実際に両親の許可を得ず同棲し、バレてしまって結婚が延びた...というパターンもあるので、注意が必要です。同棲するなら、結婚する気持ちでお互いの両親に筋を通しておいたほうが、後々が安心です。■おわりに男子は結婚前の同棲に関して賛成派の意見が多く、否定派の男子はその後の結婚生活をきちんと見据えた上でナシ、と判断しているようですね。同棲を通して別れるカップルもいれば、結婚するカップルも、ズルズル先が見えないまま続けるカップルも存在します。大切なのは同棲生活と期間にきちんと意味を持たせ、きちんとケジメをつけることなのです。(mashu/ライター)(ハウコレ編集部)(前田怜里/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2017年11月18日恋愛相談を読んでいたら、じぶんの恥ずかしいという気持ちに足をとられて、恋愛がうまくいかない女子の多さに驚かされます。たとえば彼をデートに誘うのが恥ずかしいとか。あるいは彼とキスをするタイミングはいつがベター?という相談だって、キスなんてさっさとしちゃえばいいと思って、実際にキスしちゃう女子がいる一方で、キスのタイミングはじつはわかっているけど、恥ずかしさゆえキスできない女子とか。■■女子の「恥ずかしい」って、男子にとっては最大の恐怖です女子が言う恥ずかしいって、男子にしてみたらどうすることもできないものだったりします。それこそが最大の恐怖です。極端にしてわかりやすい例を挙げるなら、「恥ずかしいからハダカになりたくない」とか「恥ずかしいから、洋服の上から触るのはOKだけど、それは上だけ限定で(つまりおっぱいだけ)」なんて言われた日には、男子はもうどうしていいかわからなくなるわけです。こういうのって、ごくふつうに解釈すれば第二次性徴特有の恥じらい、ということになるのでしょうか。つまりある意味本能的に、生理的に恥ずかしいと感じているのであって、その気持ちを掘っていっても、恥ずかしがっている本人も、なにが恥ずかしいのか、よくわからないとか。男子だって恥ずかしさを持っています。恥ずかしいから好きな女子にいつまでも告白できず、気がついたら彼女はほかの男子とつきあっていた、なんてことは、すごくありがちなパターンでしょ?■■恋のポイントはそこですよ、そこ一般的には、男女問わず誰だって好きな人に対して、大なり小なり恥じらいを持つのだろうと思います。そしてこれまた一般的には、恋の恥ずかしさは、男子が乗り越えて女子を導くもの、とされていますよね。でもこういうのって、男女に関係なく、つまり人間として「恥ずかしさをみずから超えないと、達成できないことがある」という、すごく単純なことだったりもするのでは?恥ずかしさを乗り越えて真剣にならないと成就しないことって、恋愛以外でもたくさんありますよね。たとえば留学したことがある人はわかると思いますが、英語をしゃべるのが恥ずかしいと思ってホームステイ先の家族としゃべらないと、そもそも話が始まらないってことでしょ?勇気を出してつたない英語を話すことによって、有意義な時間を過ごすことができる、ということでしょ?**「恥ずかしい」という感情にまつわる恋愛相談って、思いのほか多いのですが、それってホントはじぶんで乗り越えないと!乗り越えるというのは、おそらく真剣にやるというのと同義です。ふだんの生活で、わたしたちは「そこまで」真剣にやることって、あまりなかったりしますよね?毎日の仕事だって、ふつうに真剣にやっている人は大勢いますが、恥をかくかもしれないという不安と背中合わせで真剣に仕事している人って、あまりいないでしょ?でも恋のポイントはきっとそこですよ、そこ。恥をかくのと隣り合わせで真剣にやる瞬間をいくつか持つこと。恋が成就した人に話を聞いていたら、おそらくみなさん、真剣になる瞬間があったはずなんです。おっぱいに関する恥ずかしいなんて気持ちは、高校生のうちに卒業して、オトナになったら真剣になる瞬間をじぶんで作らないと、せっかくのチャンスをふいにしちゃうのではないですか?(ひとみしょう/文筆家)(ハウコレ編集部)(前田怜里/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2017年11月17日付き合っていても、自分がガマンをすることが多い場合。そのガマンは、関係を続けるためにしていることなのだと思います。でもそのぶん、つらいことも多いはず。好きだからこそのガマンであっても、それではあまり幸せも感じられないでしょう。結果としては何もいい方向へは進まない可能性が高いです。「ガマンをしすぎること」は、恋愛においては最もやってはいけないことなのかもしれません。■■「ガマン」を愛情だと思ってしまうそもそも恋愛において、ガマンをすることが多い女性は、ガマンをすることもひとつの愛情だと思いがち。「好きだからこそ、愛しているからこそ、ちょっとくらいの嫌な部分はガマンして尽くそう」と考えてしまうのです。また、彼氏には当然嫌われたくないですし、「いい彼女」だとも思われたいので、ついつい彼氏に合わせてガマンをしてしまう傾向にもあるのでしょう。ただ、この考え方が長く続いて当たり前のように体に染み付いてしまうと、そこから抜け出すことができなくなる、永遠に我慢し続ける体質になるという危険性もありますよ。■■彼氏には「ガマン」は伝わらない女性が「愛情」だと思ってしているガマンは、残念ながら彼氏には伝わる可能性がとても低いです。彼氏にとっては、それが当たり前のことだと思って行動しているので、彼女がガマンをしているなどとは思いもしていないはず。いくらガマンをして尽くしても、それは彼氏にとっては通常の状態になってしまっているのです。そうなってしまうと、「悪気なく我慢を強いる彼と我慢し続ける彼女」という状態から抜け出すことも容易にはできなくなります。だからこそ、ガマンは続けるべきではないですし、ガマンしていても状況は変えられないということを知るべきなのです。■■「溜めすぎた不満」は大爆発をするずっとガマンをし続けていると、さすがに女性も不満やストレスは溜まっていくでしょう。「わたしはこんなに頑張っているのに、彼は何もしてくれない」「私ばかりが我慢して、彼は改善することもない」と。もちろん、彼女が我慢していることなんて彼は知らないわけですから、当たり前なのですが。その不満が溜まりに溜まった状態になると、最終的にはもう抑えきれない大爆発をしてしまいます。そうなると、もう手遅れです。不満は普段から小出しにしておかないと、あなた自身のガス抜きができないですし、大爆発して彼にぶつけても、彼氏からしたら「だったらその時言ってくれよ」という気持ちにもなるでしょう。「ガマンをしていること」は、ちゃんと言葉で伝えないと気づいてはもらえない。だからこそ、「話し合い」をしてお互いに気づいて変化していくことが、幸せな恋愛をする大事な方法なのでしょう。■おわりに付き合っていくうえでは、ガマンをすることも必要です。2人は違う存在だから、どうしても噛み合わないところもあるからです。でも、どちらか一方が、ずっとガマンをし続けているのは、やはりいい状態とは言えません。関係性が崩壊してしまう前に、そこはふたりで修復していくべき部分でしょう。(山田周平/ライター)(ハウコレ編集部)(前田怜里/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2017年11月16日すでに結婚をしている人もそうでない人も、パートナーが自分のことよりも仕事を優先してしまっていることで、寂しい思いをしたことがある人はとても多いのではないかと思います。ただ僕はこの種の話を聞くたびにいつも不思議に思っていました。というのも我が家の両親はワーカホリックで、「家族という枠組みの中に仕事が存在している」感じで、「仕事か家庭か」なんて議論になったところを見たことがなかったからです。ですから世の中の夫婦やカップルがなぜこの問題に悩んでいるのかわからなかったんです。しかし、自分が社会に出ていろんな価値観を持った人たちの話を聞くにつれ、そして自分が結婚して奥さんとの会話を深めるうちに、その問題の根っこがどこにあるのかがわかりました。その問題の根っこは、ほとんどの男性が「働くことこそ家族を守ることだ」というイメージを持っている、という日本の「文化」にあったんです。■家族を守りたいからこそ、仕事を優先する日本男性の価値観ちょうど今の20代から30代の人の親の世代は、「働くこと」を良しとする社会常識の中で育ってきました。バリバリ働けば出世できて、収入も増えて、社会人としても認められる。そんな父親をみて育てば、「よし俺もバリバリ働いて出世するぞ」と思うようになるのは当然です。いえ、もっと遡って言えば、戦時中の時代から国の政策も相まって「男が外、女が内」という役割分担が日本人の頭の中に強烈にインプットされてしまっているんです。専門的な話はここでは書きませんが、「なぜ男性はあなたよりも仕事優先してしまうのか?」という質問への回答は、日本人の全体的な思い込みによって「そうしたほうが幸せになると思わされているから」ということになります。実際、ヨーロッパの一部の国やオーストラリアでは、「残業?バカ言ってんじゃない。今日は息子の誕生日だぞ?」といった家庭ありきの仕事感が当たり前になっている国もあります。(*1)つまり、あなたのパートナーが仕事や仕事上の「お付き合い」を優先しているのは、その方が結果家族を幸せにできるんだと教え込まれてきてしまったからなんですね。(*1)参考:「オーストラリア人と日本人の働き方を比べてみました」■ではどうしたらあなたを優先してくれるようになるのか?原則的な解決策は2つしかありません。1、一生懸命働いてくれていることに感謝すること。それは他でもないあなたのためなのですから。2、感謝した上で、それでも「二人の時間こそ大切にしたい。それが私にとっては一番嬉しい」とはっきり伝えること。一番やってはいけないのは、仕事を頑張っているパートナーを否定してしまうこと。どうしてわかってくれないの?と非難することです。そうではなく、「きちんとコミュニケーションをとることがお互いの幸せに繋がるんだ」と教育していくことが大事なのです。長年に渡り植えつけられてきた「バリバリ働く男こそかっこいい」というイメージから、「さっさと仕事を終わらせて家族を大切にできる男こそかっこいい」というイメージに徐々に塗り替えていく必要があるのです。これはあなただけではなく、社会全体の価値観が変わる必要もあるので、すぐには変わらないかもしれません。そういう意見の食い違いこそ、絆を深めるチャンスだと思って、チャレンジしてみてくださいね。(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)(前田怜里/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2017年11月16日