子どもの成長や、健康、離乳食のレシピ……特に出産や0歳児の子育てにおいて疑問や悩みはつきもの。そんな時、多くのママたちが活用しているツールの一つである”SNS”。「株式会社ベビーカレンダー」が実施した調査、「子育てにおけるSNS利用」によると、実に92.3%のママたちがSNSを利用している、と回答しています。子育て中のママたちは一体どのようにSNSと付き合っているのでしょうか。今回は「子育て中のママのSNS利用」についてのお話です。■ 子育てについての悩みはインスタで情報収集?まずは、子育て中のママたちが”妊娠・出産・0歳児の子育て”の疑問を解決するために活用している情報源から見ていきましょう。トップは、友人・知人の82.1%。しげぱぱ / PIXTA(ピクスタ)確かに、自分の母親に子育ての質問をしても、遠い過去の経験なので明確な答えは得られず……という経験が筆者にもあります。それより”現役世代”の方が活きた回答を得られるので、子育て中の友人や知人にまずは聞いてみるという回答がトップなのは納得ですね。そして興味深いことに、”医師、助産師、看護師などの専門家”よりも、”SNSに頼るママ”の割合が高いこと。専門家よりもSNSを活用する理由としては、やはりその手軽さでしょうか。緊急性はないけれど、次から次へと押し寄せてくる育児の悩み。Fine Graphics / PIXTA(ピクスタ)「こんなこと、わざわざお医者さんに聞くのは気が引ける……」育児と家事に追われるママたちにとって、病院へ出向くのは一苦労なんです。その点SNSは知りたい情報をすぐ検索することができ、そのスピード感は大きなメリット。今後もSNSは子育てにおいて更に重要なツールとなることが考えられます。■ SNSを活用するもデメリットを感じるママも存在知らない誰かの発信した情報や悩みを知れること「自分だけ悩んでいるんじゃないんだ」と子育て中の気持ちを軽くしてくれるSNS。naka / PIXTA(ピクスタ)”正しい答え”ばかりを求めているわけではなく、“生の声”を求めているママたちにとってSNSは想像以上に頼れる存在となっているよう。しかし、ママたちはSNSについて”よくない”と感じている面ももちろんあり。”情報量が多すぎて、正確な情報が分からない”という回答がトップにあるように、SNSはその情報量が裏目に出ることが珍しくありません。どの情報が正しいかわからず長時間SNSに没頭してしまい、子どもと過ごす時間が削られてしまうのであれば本末転倒ですよね。また他人と比較してしまうことを避けるのは難しく、逆に不安を大きくさせてしまうことも。更に、”繋がりたくない人から連絡がきてしまう”、”個人情報の漏えい””子どもの写真の無断転載””誹謗中傷を受けた”など、SNSを利用する人の多くが感じるデメリットをママたちも同様に感じています。freeangle / PIXTA(ピクスタ)いかがでしたか?市町村が実施している育児相談は、”日程を逃せば参加できず、来月に繰り越し”なんてことも珍しくはありません。「0歳児にとっての1か月間は濃く、月齢によってできること・できないことが大きく違ってくるのに、育児相談が気軽にできないなんて!」という経験が筆者にもあります。市町村や小児科の子育て支援への期待はいうまでもありませんが、SNSの持つスピード感や手軽さを武器に、専門家に直接相談できるなどリアルタイムで育児の悩みが解決できるサービスが今後整備されることを期待します。【参考】※約9割のママがSNSを利用する時代!「子育てにおけるSNS利用」に関する意識調査を実施SNSに惑わされるママ!約7割が正確な情報の判別がつかないと回答
2018年11月13日私の育児が始まっておよそ5年。振り返ってみると次男出産後、私1人で子ども2人を連れていろんなところに出かけるのがいちばん大変な時期でした。・手をつないでくれない長男と買い物・首の座らない次男を連れて公園・ベビーカーと抱っこ紐で帰省する新幹線出先で機嫌が悪くなった子どもたちに揃って号泣された時は、私まで泣きたくなってしまいました。今では2人とも幼稚園に入園し私に自由時間ができたことで、数年前の大変だった日々のことを懐かしく思えるようなりました。そんな時、同じマンションの友人が3人目の赤ちゃんを出産。彼女も実家は遠く離れており、旦那さんの帰りも遅い。わが家とまったく同じ境遇です。上の兄弟がいる家庭で赤ちゃんのお世話をするという生活が、いかに大変かというのを理解している私の中に、ふつふつと使命感が湧き上がりました…「サポートせねば!!!」と。とはいえ頼まれたわけでもないし、でしゃばりすぎるのも余計なお節介かもしれない…。でも3人も子どもがいたら絶対手を貸して欲しい時もあるだろう…。私は彼女に要らぬ気を遣わせず、育児の助けになるためには何をすればいいのか考えました。考えてみた結果…「困ったことがあったらいつでも声をかけてね!」と言われても、「助けて」と言うのはなかなか勇気がいることですよね。それなら必要かどうか分からないような事でも、こちらから「〇〇しようか?」と声をかければ、頼ってもらいやすいんじゃないかと思い、こまめに連絡をとるようになりました。友人の子どもたち(2歳と0歳)を預かっている間は、ちょっと前のうちの息子たちを思い出して癒されています。子育ては持ちつ持たれつ。育児の大変さを知っているからこそ、家でも外でも、自分のできる範囲で赤ちゃんのいるママのお手伝いをしたいなと思います。\おかげさまで2周年/ WEラブ赤ちゃんプロジェクト ~赤ちゃんの泣き声を温かく見守っている人たち、集まれ!~公共の場で泣いてしまった赤ちゃんを、温かく見守っているという人たちのポジティブな思いを可視化するために、ウーマンエキサイトが立ち上げたプロジェクト。公式サイトではワンクリックで賛同できだけでなく、温かいコメントが4000件以上も集まっています。賛同や応援の声はこちらから
2018年11月01日こんにちわ!松本うちと申します。2歳のおてんば娘の育児に日々奮闘しているママです。普段はInstagramで育児絵日記を描いています。うちのパパは、普段スーツでお仕事をしています。ですが、家では速攻で部屋着になってしまうため、あまりじっくりと見る機会がありません。そんなある日、パパのお仕事上がりにお外で晩御飯を食べる事になり、会社までお迎えに行った時のお話です。ボロボロママとピシッとパパ育児メインの生活をしていると、だんだん自分の事がおろそかに なって行きますよね…。会社員の頃は、もっと気を使っていたはずのメイクやヘアスタイル、ファッション…数年前の事なのに、遠い遠い昔のよう!!膝丈スカートとか、今の自分からは、想像もできませんっ!(笑)スーツって、魔法がかかったようにかっこよく見えるから不思議ですよね!まさにスーツマジック!!パパのお仕事モードにドキドキ…娘が生まれてからというもの、ほとんどお家での姿しか見ていませんでした。お家では見られない、お仕事モードのパパ。やたらとかっこよく見えて、内心ドキドキ(ハラハラ?) しっぱなしでした。それと同時に、自分のボロボロさ、適当さに愕然…。夫婦なのに、横を歩くのがこんなに恥ずかしくなるなんて…!!!次はこんな気持ちにならないよう、仕事帰りのパパとのお出かけ前はもう少し時間に余裕をもって、母子ともにオシャレをしていこう…。そう、ひっそりと心に誓ったのでした…。(笑)●ライター/松本うち
2018年10月17日多くの働くママが悩むのが、「仕事と家事・育児の両立」ではないでしょうか。時間的な厳しさもあり、心身ともに負担が大きいため、ストレスを溜めやすく、体を壊してしまうこともあるでしょう。仕事と家事・育児を両立するために、どのようなことができるのか、考えてみました。会社を辞めるべきか……働くママの悩みインターネット上では、こんな悩みが多く見られます。仕事と家事・育児の両立に疲れてしまった夫が家事・育児に協力的でない家事を全て一人でこなさなければならないのが辛い仕事を辞めたいけれど、生活が苦しくなるから辞められない育児と仕事との両立は難しく、疲れも溜まっていきがち。疲労から体調を崩したり、うつになってしまうこともあるようです。また、相談する相手がいなかったり、自分の両親のようにいざというとき子どもを任せられる人がいないことも、深刻な悩みに繋がるようです。 仕事と家事・育児を両立するためにできること多くの働くママが悩みを抱えながら取り組む育児と仕事の両立。心身ともに疲れきってしまわないように、どのような対策を取ればいいのか考えてみました。夫に協力してもらう家事と育児を両立するために必要不可欠なのが、やはり夫の協力でしょう。家事の分担や育児のサポートなど、夫婦で半分こ……とまでは行かなくても、夫が協力する割合が少しでも多くなることで、妻の負担はかなり軽減するはず。掃除や洗濯、子どもの送迎など、夫にもできるものを分担し、夫婦で話し合って協力しあえる体制を作りたいですね。ストレス解消法を見つけるただでさえ時間がない中で難しいとは思いますが、少しでもストレスを解消できる趣味や時間を確保し、発散しながら心身のバランスを整えることも必要です。ヨガやストレッチなど、自宅でも簡単にできる軽い運動は自律神経を整え、リラックスする効果が期待できます。本やネットなどで調べて、取り入れてみてはいかがでしょうか。家事・育児の負担を減らす全てをきちんとやろうとすると、心身ともに追い込まれてしまいます。そうならないためには、多少の手抜きも必要。全自動洗濯機や食洗機、乾燥機などを使って、できるところから楽にしていきましょう。惣菜や冷凍食品を夕飯に取り入れたり、休みの日に1週間分の夕飯の下ごしらえや作り置きをしておき、毎日の家事負担を減らすのも良いでしょう。育児や教育に対しても、夫婦間で価値観や意見の相違があると難しいかもしれませんが、思い切って夫に任せてしまうことも時には必要なのではないでしょうか。時短勤務をするできれば仕事の内容や役割の調整もしたいところ。厚生労働省のアンケート調査によると、仕事と家事の両立のために適切だと思う勤務時間は「5〜6時間」という回答があります。通常の勤務より1割程度時短するだけでも、仕事と家事との両立がしやすくなるそう。収入などの問題もありますが、フルタイムで働いているかたは一度検討してみても良いかもしれません。転職を検討する勤務時間と同じく、負担になるのが通勤時間。自宅から会社までが遠い場合は、近隣の職場に転職することで1日の中で有効に使える時間も変わります。勤務時間、通勤時間、やりがいや内容など全てが理想的な職場を見つけるのは難しいと思いますが、自分の優先順位と照らし合わせながら、良い職場を探してみてはいかがでしょうか。育児と仕事が両立しやすい職種は?求人サイトanによると、仕事と家事を両立しやすい仕事のランキングは以下のとおりだそう。1位レストラン・カフェ(ホール・キッチン)2位軽作業・製造スタッフ3位一般事務・受付レストランや軽作業といった仕事はシフト制を導入しているところが多いため、短時間勤務ができたり、代わりの人員を見つけるなどすれば子どもの都合で休みを取るといったこともしやすいのかもしれません。 まとめ仕事と家事、育児の両立は働くママたちの共通の課題。これを解決するには自分で全てやろうとするのではなく、夫婦での協力や多少の手抜きなども必要です。自分に甘くする心の余裕も持ちながら、無理をせず、自分を追い込まないように取り組んでいきたいですね。 参考:Yahoo!知恵袋厚生労働省両立支援に係る諸問題に関する総合的調査研究an 子育てと両立できたシゴト総合ランキング
2018年08月17日こんにちは。メンタルケア心理士の桜井涼です。育児と仕事を両立させるのに、日々全力を尽くしているママ達がたくさんいます。今回は、3兄弟を育児中の働くママにお話しを伺い、その中で見えてきた両立させるためのポイント と協力要請をするときの言葉かけ に焦点をあててみました。体験談:35歳、3人男子のパートタイムママの場合他県から引っ越してきたYさんは、「育児と仕事で日々大変で死にそうだ 」が口癖の女性でした。公務員のご主人と子ども達の5人家族で官舎に住んでいます。子どもは3人とも元気盛りの男の子です。(小6・小1・幼稚園児)今では育児と仕事の両立をし、好きなヨガのインストラクター資格を取ることができました。しかも、口癖もなくなり、毎日幸せそうです。Yさんのある平日のタイムスケジュールです。5:00起床:洗濯機を回し、コーヒーを沸かしながら早朝ヨガ5:45シャワーを浴びて着替え6:00朝食準備とお弁当作り6:30家族を起こし、みんなで朝食7:10夫出勤(ゴミ出しを依頼)7:20小学生組が登校(朝食の後片付け・洗濯物を干す・三男の着替え・メイクなど)8:00三男と共に出勤8:10幼稚園に送り届ける8:20出社15:00退社(迎え前に買い出し)15:40三男と次男(学童)お迎え15:50帰宅(洗濯物取り込みから片付けと買ってきた物を片付けて夕食準備)16:30長男学校から帰宅(入浴時間までにお風呂掃除を子ども達にお手伝いさせる)18:30子ども達が入浴19:30夫帰宅・家族で夕食21:30子ども達就寝(ここまでの間に夕食片付けとお弁当準備・入浴)22:00夫と自分の自由時間(予定を確認するなど)23:00頃就寝すごく時間びっしりに思えますよね。「コーヒーを飲んだり、雑誌を見たりという時間は十分に取れています。 」とのことでした。育児と仕事を両立させるコツ育児と仕事を両立させるためは、「無理をしない 」ことが大切です。頑張りすぎてしまうママなどは、一生懸命になりすぎてしまう傾向にあり、ママ自身が疲れてしまいます。これでは、うまくいかなくなってしまうでしょう。無理をしないことを前提に、育児と仕事を両立させるためのコツを4つ紹介します。●育児と仕事を両立させるための4つのコツ・子供に手のかからない時間帯に行動朝や子どもが寝てからなど動ける時間を活用・子育て支援活用ファミリーサポートやベビーシッターなどの自治体にあるサービスを活用・育児予定と仕事予定は一目でわかるようにする家族みんなが一目でわかるようにカレンダーなどに書き込んでおく・ママ自身の楽しみを見つけるリフレッシュ時間は、短くても毎日持てるように先に確保女性は、機転が利き行動もできるので、マルチタスクに向いています 。だから、家事育児に仕事と重なってもこなせるのです。しかし、1人で行うには限度があります。それを解消するために、協力とリフレッシュが必要不可欠 です。家族に協力要請するための言葉のかけ方育児や仕事の両立には、夫や親、義親など家族の助けが必要です。しかし、すべてにおいて協力を得られない場合もあるでしょう。なるべくイエスの返事と、協力してもらうためには、言葉のかけ方を変えたり足したりしてみるという方法があります。育児の協力をしてもらいたいとき、「ちょっと手伝ってよ。 」や「おむつくらい替えて 」なんていう言い方になっていませんか?これだと、ちょっとしたケンカやイライラの蓄積になります。言葉のかけ方を変えて回避しましょう。以下が例です。・「○○だけお願いしてもかな?」限定することで手伝いやすくなる・「あなたの時間を使って申し訳ないんだけど、○○頼めるかな?」最初に謝っておくと相手が断りづらくなる・「こんなことあなたにしか頼めないの。お願い。」頼られると断りづらくなるし、相手も悪い気はしない気持ち良く一緒に育児ができるように、言わなくても協力してもらうために、労いの言葉を必ずかけるようにすることをおすすめします。「ありがとう」 や「助かったわ」 などの労いの言葉と共に、笑顔を付けるとなお良いでしょう。----------社会に出て働くという素晴らしいことをしているママ達。育児と仕事を両立させるのは大変です。だから、ママ自身が無理をせずできるようにコツと言葉かけを試してみましょう。きっと大変さの中にも充実感を覚えることができるようになると思います。【参考書籍】伝え方が9割著:佐々木圭一●ライター/桜井涼●モデル/大上留依
2018年07月26日こんにちは、佐原チハルです。ワンオペ育児は、ママに大きな負担を与え、追い詰めてしまうことがあります。パパ自身も、家庭に居場所をなくしてしまうかも ……?そこで今回は、ワンオペ育児の問題点と、仕事に忙しいパパの「うちはこうしてるよ!」の声をご紹介してみたいと思います。ワンオペ育児で心が折れてしまったママ筆者の友人家庭はかつて、妻のワンオペ育児が続いたことが原因で、危機を迎えました。友人は、多忙な会社で働く30代の男性です。家族想いの男性ですが、“家事・育児は妻の仕事”と当たり前のように信じてもいました。産後のママさんの姿は友人から見れば完璧で、とても頼もしく思えたそうです。しかしその後、彼女はしきりに「辛い」と言い始めたそうです。そんな生活が数週間続いた頃、ついにママさんは動けなくなって しまいました。泣き続ける赤ちゃんの声から、お隣さんが窮状に気づいてくれたのが助けになりました。その方に助けられながら、ママさんは遠方に住む実家の親にどうにか連絡をし、保護してもらって事なきを得たそうです。あの日お隣さんが不在だったらと考えると、今でも恐怖を感じるそうです。ワンオペ育児で子からパパへの信頼もクライシスに?ワンオペ育児に耐えかね実家に帰った、というママ友は、私にも数人います。ここでご紹介するのは、そのまま離婚に至った友人です。彼女は30代、当時は専業主婦でした。●ワンオペがきっかけで抱いた、妻としての夫への不信「子どもが首すわった頃くらいのとき、元旦那に『最近料理してないよね』 って言われたの。『家事サボりすぎ』って」乳児期の育児は、息つく暇もありません。トイレに行くことさえ難しいこともあります。「そんな状態で家事なんてできるわけない」と、友人は元夫にも伝えたそうです。「そしたら『食洗機でも買えば』 って言われたんだよね。で、あぁこれは無理だわって思って」便利家電の導入は、負担を軽くはしてくれますが、肩代わりはしてくれません。「一緒に家庭運営していくパートナーなのに、道具だけ与えて自分は何も変わるつもりがないって、そんな無責任な人とはやってけないって思ったの」●ワンオペで育てられた友人は、“父”への信頼も失っていたこの友人のお父さんは、家事も育児もしない人でした。友人は、“ワンオペ育児で育てられた子ども”でもあったのです。「何もしてないくせに保護者面してる父親のこと、今も軽蔑してる。実際の家事・育児の量じゃなくて、主体性の問題 。丸投げなのに親ヅラって、恥ずかしいよね。」彼女の話は、極端な例に感じられるかもしれません。しかしこれも、確かに存在する一例。ワンオペ育児を黙認するパパは、家庭に居場所を失う原因を自分自身が作って いる可能性について、考えてみる必要があるのかもしれません。それでも「育児する時間がとれない」パパへの3つの提案「ワンオペさせるなって言っても仕事が忙しい」「帰ってくるのが深夜なのに、どうすりゃいいんだよ!?」というパパもいらっしゃるかと思います。そんなパパにもできそうなことを、3つほどご紹介させていただきますね。●1、外注先の手配と準備をしてみる少しは家事育児してよ、と言われると「託児でも利用すれば?」と返してしまうパパさんは多いようです。でも外注の準備って、高負担 なんです。ワンオペでいっぱいいっぱいになってしまうと、外注すらできなくなってしまうことも。「依頼くらい電話一本じゃん」と思ったパパ。休日にでもよいので、一度パパ自身でセッティングと託児のための準備をしてみましょう。●2、家事はパパが全面的に請け負う「育児する時間がないのに家事なんてできない」と考える人もいるようです。でも、それは大きな誤解。家事と育児は、全くの別物です。育児は、相手の都合に合わせるもの。計画性を持ったり、タイミングをはかったりできないものが大半です。しかし家事は、ある程度自分のペース で行えますし、効率化もはかれます。最初にご紹介した多忙な筆者の友人パパは、ママさんの負担を減らすため「家事は全面的に自分が行う」と決めました。「風呂上がりはさっと浴室を洗っておく」程度のことなら、帰宅が深夜でもできるそう。イクメンではなく、カジメン を目指してみるのもよいかもしれませんね。●3、休日はママのフリータイムも確保する平日仕事をしているパパは、「休日くらい休ませてくれよ!」 と思うかもしれません。でもそれ、ワンオペしているママも同じことを思っています。パパとママが、同じくらい休めるようにできるとよいですね。休み時間の公平化のため、ママにもできることがあります。「ワンオペでは休める時間がない」ことを、パパにもわかるよう見える化するのです。何時頃に何をしていたのか、詳細に記載して渡してみましょう。私はエクセルでフォーマットを自作しましたが、24時間の時間軸がついたタイプの手帳があると便利です。----------以上、いかがでしたでしょうか。ワンオペ育児をさせてしまうことは、ママにはもちろん、パパ自身にもデメリットとなることがあります。夫婦間での負担感を均せるよう、何度でも話し合う価値はありそうですね。なお厚生労働白書(※)によれば、休日にもワンオペ育児になる家庭が2人目の子を持つ割合は、10%弱。休日は夫も6位間以上家事育児をする、という家庭の6〜7分の1となっています。ワンオペ育児の解消は、少子化問題の解消にもなるのかもしれません。●ライター/佐原チハル●モデル/福永桃子・藤沢リキヤ
2018年07月26日皆さんこんにちは。元添乗員ママライターのゆかりんごです。初めての子育て、先の見えない育児 。育児を楽しむというより、大変なことのほうが多いと感じたことはありませんか。特に一人目の育児は初めてのことだらけで、慎重になりすぎたり、気を遣いすぎたりして疲れてしまいませんか。筆者の息子も、新生児の頃からまとまって寝ない、立って抱っこしないと昼寝もしない赤ちゃんでした。今、まさに同じように悩んでいるママもいるのではないでしょうか。そこで今回は、筆者や先輩ママたちが感じた“少しラクになったかも” と思えた時期についてご紹介します。 手がかからないようになるのは3~4歳頃今までママパパがお世話していた日常生活の多くが、一人でできるようになります。例えば、しっかり一人で歩く(抱っこの回数が減る)、食事、着替え、トイレ(オムツが外れる)です。手先が器用になってきて自分で上手にできるようになってくると、赤ちゃんのお世話のような大変さはなくなります。3~4歳はイヤイヤ期とされる第1次反抗期のピークを過ぎた頃になります。なんでも嫌と言っていた子どもが、少しずつ何が嫌なのか、何を自分でしたいのか主張してくるようになります。**********“上手に話ができるようになった4歳頃、子どもと意思疎通できる ようになって少しラクになった。子どもも親もお互いが意思疎通できるようになることで、ストレスが減ったように思う”(6歳女の子ママ)**********このように、片言だったお喋りが、文章になって自己主張できるようになると、ママだけでなく、子ども自身も落ち着いてくる ようです。他に、良いこと悪いことが少しずつ分かるようになってきます。危険なことが分かるようになると、全く目が離せなかった赤ちゃん期とは異なり、少しラクになります。 小学生になると一気に手がかからなくなる今までママパパの管理下にあった子どもが、小学校へ通うようになると子どもたちだけで遊ぶようになります。幼児期であれば、ママパパがいつ誰と遊ぶか把握していますが、小学生になると勝手に学校で約束してくるようになります。一気に親元を離れた気分 になるでしょう。しかし、幼児期とは違った新たな問題や心配事は出てきます。学校の勉強、宿題、登下校の安全など、親の心配事は絶えません。**********“小学生になると、手はかからなくなるが、目はかけるように意識している”(小学4年男の子、小学2年女の子、年中男の子のママ)**********このように、親の目の届かないところにいるからこそ、常に子どもを見て変化を見逃さず、心配りをする必要は出てきます。 2人目以降の育児は余裕が出る場合も初めての子育ては全て手探りで心配事が尽きませんが、2人目以降は経験がある ため、心に少し余裕が出るようです。筆者も上の子の育児には悩みが多く、常日頃大変だと思っていました。しかし、下の子は経験がある分、赤ちゃん期の成長過程に予測がつき、上の子に比べて悩みは少なかったように思います。これが、3人目になると、さらにおおらかな気持ちで、ただただ可愛いと思いながら子育てできる、との声も聞かれます。**********“3人目のときは、上の2人が入園していたので、今のところ育児が大変だとは思ったことはない。泣くとかんしゃくを起こすので、その対処法を見つけるのが大変だったくらい”(小学生男の子と女の子、年中男の子のママ)**********初めての子育てであれば、かんしゃくを起こされるとどうすればよいか戸惑ってしまいます。しかし、経験があると、動揺するのではなく冷静に対処法を探すことができます。 きょうだいの年齢が近い場合は大変な時期が長引くきょうだいの年の差が1~2歳の場合、イヤイヤ期の頃に妊娠出産となり、上の子の対応などまさに戦場さながらになります。筆者の子ども達も2歳0か月差でしたので、赤ちゃん返りの対応など初めの数ヶ月は途方に暮れるほど大変でした。3歳になったらきっとラクになるはず、と毎日切実に願っていました。しかし、一旦落ち着きをみせた上の子の赤ちゃん返りが、下の子の自我が芽生えると同時に再発 しました。ちょうど3歳と1歳の頃です。常に上の子の対応に振り回され、下の子が大変だと思う余裕もなく、下の子のイヤイヤ期もただ可愛く思えたくらいです。年齢の近い3人きょうだいを子育て中のママからも、悲痛な声が聞かれました。**********“長男と次男が年子で、長男が入園するまでが大変すぎて、一人トイレにこもって涙することもあった。一番下の娘を妊娠したときは、長男3歳半過ぎ、次男2歳前で、切迫早産で安静指示が出されてしまった。娘が生まれてからは、上の二人は幼稚園に行っていたので、その間だけが唯一ゆったり育児ができた。園から帰ってきてから寝させるまでが大変すぎて、夫に時々早く帰ってきてもらうようになった”(小学3年男の子、小学2年男の子、年中女の子のママ)**********年齢が近いと、きょうだい喧嘩も激しく、ママの取り合いにもなります。筆者も毎日喧嘩の仲裁でくたびれ果てています。しかし、きょうだいの年齢が近いことは大変なことばかりではなく、メリットもあります 。下の子が遊べるようになると、きょうだいで同等に遊ぶこともできるので、その間だけは少しラクになります。赤ちゃん期の手のかかる大変さは3~4歳頃には落ち着きます。しかし、小学生以上になっても、新たな悩みは増えて、さらに中間反抗期、反抗期とやってきます。きっとその都度子育てに悩んだり大変だと思ったりすることでしょう。育児はどのタイミングであれ大変です。手がかからなくなっても、常に目をかけ、気をかけ、子どもを信頼してどのタイミングも乗り越えていきましょう。●ライター/ゆかりんご●モデル/KUMI
2018年07月20日男性でも育児休暇が取得できるようになったりなど、父親の育児参加の”チャンス”は今後も増えるであろう日本。”イクメン”という言葉を聞くようになって久しいですが、実際のところ、その実態はどうなんでしょうか?今回はパパの育児事情についてのお話です。■ 育児に対する満足度、パパとママの間に大いにギャップあり!Q.育児に積極的に関われていますか?”クラシエフーズ”が実施した、「パパと子どものコミュニケーションに関する意識調査」によると、育児に対して積極的に関わっていると回答した父親は全体の約8割(「積極的」29.0%、「どちらかといえば積極的」50.5%の合計)。何とも素晴らしい結果ですが、母親目線で見てみるとどうでしょうか?Q.父親の育児への関わり方について満足していますか?このアンケートによると全体の56.5%が「満足している」(「満足」20.0%、「まあ満足」36.5%の合計)と回答したようです。母親の半数以上が、満足と回答しているのであれば合格ラインですが、父親のそれとはかなりギャップがあることが判明!父親の育児、もしかすると自己満足で完結されている方が多かもしれません。Ushico / PIXTA(ピクスタ)■ どうやればいい?”子どもと遊ぶこと”に困っている父親たち育児に対しての自己評価は高そうな父親たち。しかし、平日は仕事で忙しく、帰宅時間には既に子どもが寝ている……。そんな家庭が多い中で、父親の育児参加は週末が勝負!と言いたいところですが、父親が子どもと遊ぶ上での困りごとは結構深刻。「充分な時間が確保できない」というのはある程度理解できますが、「体力的に辛い」については、母親はたとえ風邪をひいても子どもと遊ぶんだけど……と筆者なら言いたくなります。Satoshi KOHNO / PIXTA(ピクスタ)また「何をすべきか分からない」「自分自身が楽しくない」という回答が挙がることはちょっと残念な印象ともとれます。しかし、女の子のお子さんであれば、”女の子らしい遊び”の経験が少ない父親は困ってしまうかもしれません。実際に筆者の娘はお人形ごっこやお姫様ごっこが大好き。夫はどうすればいいか最初は戸惑っていました。A_Team / PIXTA(ピクスタ)子どもと過ごす時間が父親の倍以上、と言われる母親たちは、父親に対しどんな遊びを期待しているのでしょうか?■ 母親が父親に”子どもと一緒にしてほしいこと”とは?母親に対して、”父親に子どもと一緒にしてほしいこと”を尋ねたところ、一緒に散歩や公園で遊ぶ70.5%スポーツ56.5%旅行など遠出をする55.5%キャンプなどアウトドアをする43.5%遊園地へ出かける43.5%上記のような結果となりました。母親は父親に「スポーツ」や「アウトドア」をしてほしいと感じていることが分かります。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)母親は、父親しかできない体を使う遊びや、家族を巻き込んで遊んでほしいと感じているようです。いかがでしたか?厚生労働省の調査によると、日本人男性の育児時間は欧米と比較すると非常に短く、”子育てと仕事両方を重視したい”という意識はあるものの、現実は仕事を優先しているそう。夫の家事・育児参加の時間が長いほど、第二子以降の出生割合が高いというデータもあります。平日は遊ぶ時間が取れないのは、どの家庭でも珍しくありません。父親との遊びを”楽しい”と評価するのは、子ども。そして遊ぶ時間は、”量より質”。YUJI / PIXTA(ピクスタ)母親たちは子どもとずっと遊んでいるわけではありませんし、手抜きして遊ぶことだってあります。父親の皆さん、まずは子どもの興味に目を向けることから始めてみてはいかがでしょうか?【参考】※クラシエ 子どもとおかしのアンケートVol.6パパと子どものコミュニケーションに関する意識調査※父親も子育てにかかわることができる働き方の実現について-厚生労働省
2018年07月12日「ワンオペ育児」や「孤育て」という言葉が話題になるほど、子育てはママひとりのことになりがち。でも、ご家庭によってはパパが育児に協力してくれることも多いもの。そこで、ママがパパに感謝していることやパパにお願いしたい育児について調べてみました。感謝していること1位は遊び相手ママのパパに対するホンネを探っていたところ、株式会社赤ちゃん本舗が、2018年5月25日~5月29日までの期間に、子育て中の10~50代の女性1318名に実施した「子育てをがんばっているパパ」に関するアンケート調査結果を発見。同アンケートでは、「パパの子育てで一番感謝していることは何ですか?」と質問しており、回答結果は以下の通りに。1位:お子様の遊び相手(65.3%)2位:お子様のお風呂(64.9%)3位:おでかけ(59.7%)4位:おむつ替え(58.8%)5位:お食事(ミルクや離乳食)(36.3%)6位:寝かしつけ(31.8%)7位:しつけ(25.3%)8位:その他(3.0%)無回答:5.8%1位になったのは「お子様の遊び相手」。ママの料理や掃除、洗濯などに、ちょっと子どもの遊び相手をしてくれているだけでも、ママとしては助かりますよね。2位の「お子様のお風呂」や3位の「おでかけ」も1位同様に、パパが見てくれているうちに、ママは家事をすることができるから、有り難いもの。結果を見ると、パパの育児としては比較的メジャーどころがランクインしている印象を受けます。では、ママがさらにお願い育児は…?さらにお願いしたい育児1位は「寝かしつけ」同アンケートの「また、さらにお願いしたいことは何ですか?」という質問結果をランキング化すると…。1位:寝かしつけ(44.0%)2位:しつけ(38.4%)3位:お食事(ミルクや離乳食)(35.7%)4位:お子様の遊び相手(33.8%)5位:おむつ替え(27.1%)6位:おでかけ(23.7%)7位:お子様のお風呂(23.1%)8位:その他(4.4%)無回答:22.0%半数近くのママが回答し、1位となったのは「寝かしつけ」。パパが寝かしつけをしてくれるようになると、家事をできる時間が増えるだけでなく、子どもの「寝るときはママじゃないとダメ!」ということも防げますよね。パパと一緒に寝てくれるようになれば、急きょ家を留守にしないといけないときでも安心。2位は「しつけ」。たとえば基本ともいえる「おはようございます」や「いただきます」などに関しても、ママはしっかり声に出してやっていても、パパがしてくれないと、子どもは「?」状態に。しつけに関しては、夫婦そろって共通認識を持って育児をしたいところです。ランキング上位を見ると、子どもとの信頼関係を築きやすそうな項目が目立っています。日ごろ、仕事で子どもと接する時間が少ないパパだから、育児を通じてより子どもとの絆を深めてほしいと願っているのがママのホンネなのかもしれません。(文・山手チカコ/考務店)
2018年06月19日よく「かわいさは2倍だけれど大変さも2倍」と言われる双子育児。子どもの数や年齢差にかかわらず、育児にはかわいさも大変さもつきものですが、同じ年の赤ちゃんを2人育てるという双子育児はやはり特殊な状況です。男女の双子育児経験者の筆者からすると、双子育児は「かわいさは右肩上がり、大変さは右肩下がり」という表現がもっとも近い気がします。子どもたちが成長してくるというのもありますが、とにかく工夫を積み重ねないとやっていけない分、手の抜き方が上手になるからではないかと思っています。そこで今回は、双子育児の現状と双子育児をこなすコツをお伝えします。双子育児って実際どんな感じなの?双子育児は、赤ちゃんたちが生まれた直後から、まさに嵐がきたかのような忙しさに巻き込まれる形で始まります。・授乳「3時間おきにおっぱいをあげましょう」というのが定説ですが、双子育児の場合はこのパターンはまったく当てはまりません。一人の場合でも、赤ちゃんがきっちり3時間おきにお腹をすかせるとは限りませんよね。そんな赤ちゃんが2人いますから、「何時間おきに」といったものはないも同じです。筆者の場合、2人のお腹がすくペースが合うことはほとんどなかったので、日中も夜間も関係なくほぼ1日中授乳という状態の日も珍しくありませんでした。「もうおっぱい出しっぱなしでいいわ!」と何度思ったことか。2人とも泣きだしたらもうどうしようもないので、同時授乳です。両脇に赤ちゃんを抱えるフットボール抱きや、正座した両足に赤ちゃんたちを座らせる縦抱きなどで乗り切ります。赤ちゃんたちを支える気力がない時は、布団に寝かせてほ乳瓶で授乳することもありました。・ぐずった時どちらか1人がぐずりだすと、たいていもう1人も同じようにぐずります。バウンサーやバンボでもだめな時は多かったです。おんぶひもで1人をおんぶしながらもう1人を前で抱っこ。これは定番で、立ってあやせる体力と気力がある時はこの方法。疲れて立つのがつらい時は、前で1人を抱っこしながら、両足を伸ばした上に寝かせてバウンサー代わりに揺らすという方法であやしていました。足の上に寝かせるのは意外に効果があって、なぜか抱っこより泣き止む確率が高かったですね。・お出かけ1人で赤ちゃんたちを連れて出かける場合、ハードルが高いのが移動です。使い勝手がいいという評判を聞いて、横並びタイプの双子用ベビーカーを使っていましたが、抱っこしてベビーカーをたたむという方法は取れないのでバスは使えません。地下鉄は乗れるものの、場所を取るから利用はすいている時間帯限定です。駅によっては、幅の狭い旧式のエレベーターしかなくて双子用ベビーカーが乗らず、そもそもホームまでたどり着けなかったことも。近所のスーパーでは一般的なレジは狭くてベビーカーが通らないので、店員さんに毎回手伝ってもらいながら、カゴだけ置いてベビーカーごとレジの出口まで先回りして精算していました。おそらく一般的な赤ちゃん連れのお出かけと比べてかなり気を遣います。赤ちゃんたちのお世話よりも、こうした周囲にかける手間に対する気遣いで疲れていたように思います。・公園で遊ぶこれは双子あるあるとして有名ですが、歩けるようになった子どもたちをベビーカーから降ろすと必ず反対方向に走り出します。子どもたちにとっては開放感にあふれる一瞬なのでしょうが、ママからすると頭が痛いもの。結局1人の近くにいながらもう1人の安全を遠くから見張るという形になるので、公園に行って親子でのんびり遊ぶといった過ごし方はほぼできません。しかも転んで泣いたり、石を食べようとしたり、いろいろなことをやらかすので気が抜けず、あちこち走り回る子どもたちを追いかけ続けるはめに。結果的にすごい運動量になって、今思えばこの頃が一番よく体を動かしていた気がしますね。なぜいつも反対に走りだすのかは謎のままです…。双子育児ならではの工夫はこの2つ!双子育児は、限られた労力や時間をいかにうまく使いこなすかがポイント。そのためのコツとしては、「同じ作業はまとめてやること」、そして「自分のやり方を認めること」です。・同じ作業はまとめてやるたとえば授乳の場合、双子育児は母乳だけではまかなえずミルクを併用するケースが多いです。しかし使ったほ乳瓶をその都度洗う手間は双子ママにはありませんから、ほ乳瓶を2~3本買っておいて、すべてを使った時点で洗浄と消毒をまとめて行えば効率的です。洗濯物も、干す手間やたたむ手間が1回になるよう、1日1回まとめ洗いをします。買い物も毎日行くのではなく、週1~2回出かけてまとめ買いします。同じ作業を1日や1週間のうち何回もせずにすむよう、まとめてこなすように心がけるということ。パートナーや両親など育児を一緒にする人がいるとしても、ママ一人でやらなければならない時もありますから、常にまとめて作業を行うつもりで考えます。・自分のやり方を認める大切な我が子のためにいろんなことをしてあげたい、そういった気持ちを抱くのはとても自然なことです。しかしその気持ちが「~しなければならない」に変わると要注意。筆者も子どもたちが小さい当時は、同時にぐずられても1人しか抱っこできないことでよく自己嫌悪に陥ったことがあります。我慢させている気がしてとても嫌でした。けれどある日、先輩双子ママから「同時には無理でも、できる限り抱っこしてあげているよね。あなたは精一杯頑張っていて、赤ちゃんたちもちゃんと育っているのだから、問題ないじゃない?」と言われて、肩に力が入りすぎていたことに気づきました。双子に限らず、育児は育児書通りにはいかないのが当たり前。ママが10人いれば10通りのやり方があるわけで、人と多少違っても気にする必要はありません。ママが今できる精いっぱいの方法で、自信をもって育ててあげていればそれでOK。自分のやり方に自信を持つことにしました。双子育児はつらさ双子用ベビーカーを押していると、知らない人、特に年配の女性から声を掛けられることがとても多かったのですが、その際によく言われていたのが「わー双子なんて大変ね」という一言。育児経験がある人ほどお世話が2倍になるというイメージが強いようで、「私には無理!」と言われたこともしばしば。無理なんて言われると実際にやっている身としてはけっこう悲しいものがありますが…。0~1歳代は確かに大変です。この時期の記憶がほとんどなくて、どうやって子どもたちを育てていたのか自分でも不思議なくらい。ただただ忙しかったという記憶しかありません。しかし2歳あたりから、それまで大変だった分、手がかからなくなってくるシーンが増えてきます。2人で遊んでくれるようになってきて、合間に家事を済ませたりのんびりコーヒーを飲んだりする時間がとれるようになります。毎日24時間めまぐるしく過ごしてきた双子ママにとっては、まさに至福の時でした。離乳食以降の食事の準備は1人分も2人分もそう変わりませんし、寝がえりやたっちなど初めてできる瞬間の喜びを2回味わえるなんて最高です。筆者の場合は男女の双子なので、もうすぐ9歳になる現在に至るまで、性差による成長の違いを存分に楽しんでいます。これは妊娠期間中から1歳代あたりまでの苦労をカバーして余りある面白さ。「かわいさは右肩上がり、大変さは右肩下がり」というのを日々実感しています。今0~1歳代の双子ちゃんを育てているママは本当に大変でしょう。しかし必ずひと息つける日はやってきますから、頑張りすぎないように。赤ちゃん語でごにょごにょ会話したり、同じ寝相で眠ったり、同時に同じ質問をしてきたり…双子ならではのかわいさをこれからたっぷり味わえますよ!顔も背格好もそっくりだけれど個性が違う双子たち。いたずらがすぎるとびしっと叱る時もありますが、一緒にわいわいと楽しく過ごす毎日は最高です!<文・写真:フリーランス記者河野由美子>
2018年05月30日モデルの菅野広恵が育児中の美容法を公開2018年4月12日、菅野広恵は「育児中でも時短で出来る私の美容法8つ」というタイトルで自身のオフィシャルブログを更新。美容に時間をかける時間がないママでもできる美容法について明かした。菅野広恵はオスカープロモーションに所属するモデル。vegetaimentの代表を務め、美容やダイエットなどのライターとしても活躍している。時短でできる8つの美容法彼女の時短テクニックには8つの方法があるという。1つ目は、プチプラのパックだ。洗顔後にパックをはって、家事や授乳などをしているという。2つ目は、スプレータイプの日焼け止め。家を出る前にプシューとするだけで手軽に紫外線対策ができる。3つ目は、オールインワンのファンデーション。時短メイクには自分の肌にあったオールインワンのファンデーションがあると便利だとし、4つ目に、ヘアービューザーのドライヤーを挙げている。これは、まとまりのあるサラサラヘアーを維持するため。5つ目は、美容院で使われている低刺激のシャンプーやリンス。質の良いモノを使うことで、時短でも傷まないヘアーを維持。6つ目は、ちょっと良いクレンジング。美容成分を肌の奥に浸透させるためにも、クレンジングは大切だとしている。7つ目は、水にレモンやオレンジをプラスしたデトックスウォーター。ビタミンを手軽に摂取することができ、美肌効果が期待できる。8つ目は、リファ。女優やモデルの愛用者も多い美顔器だ。メイク前や疲れたときに、簡単にマッサージができるとしている。8つの美容法に関する詳細は、菅野広恵 オフィシャルブログをチェック!(画像は菅野広恵 オフィシャルブログより)【参考】※菅野広恵 オフィシャルブログ
2018年04月18日普段毎日一緒にいるママとは違い、仕事をするパパは育児に関わる時間が自然と少なくなり、その関わり方も様々です。すぐにお菓子を買ってあげて甘やかすなど、パパに安心して任せられることができないなど、育児について意見や価値が違うこともあるでしょう。違う価値観で育てることに不安があるかもしれませんが、実は子どもにはプラスになることなのです。異なる価値観で育児を行っていく際、どのようにお互いの価値観を尊重していけば良いのでしょうか。意見の違いが価値観の多様化を育てるママが普段行っているしつけをパパがたまの休日などにしつけとは真逆のことをしていると、しつけを壊されたような気持ちになり「余計なことしないで!」と言いたくなるかもしれません。しかし夫婦の意見の違いは子どもが色々な価値観に触れるきっかけとなり、人の意見は一つではないことを学ぶことにもなるのです。核家族が増え大人と密に接する機会が減る現代では、パパにはママと違う価値観を伝える存在であることが、子どもの成長にプラスになります。夫婦間の意見が違っていても夫婦円満に過ごすコツは、お互いの頑張りを認め合うことです。例えばパパに子どもを一日見てもらったなら、ご飯はコンビニなどで済ませていたとしても「一日頑張ってくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えます。成功体験をたくさん積むことでパパもスキルアップしていきます。夫婦の意見が違う時の話し合いのコツ子育てについての意見は、大小にかかわらず異なっていて当然です。意見が違うことが問題なのではなく、違った意見を無理やり結論づけることが問題なのです。お互い自分の意見を言ったら、そこで終わりにすることがオススメです。「結論が出ないんじゃ意味がないのでは?」と思うかもしれませんが、大事なのはお互いの考えをインプットすること。繰り返すうちに「自分はこう思うけど、相手はこう思うかもしれない」と相手の立場に立って考えられるようになります。意見をぶつけ合うことで夫婦のパートナーシップが深まります。食い違いを恐れて何も言わなかったり、相手の考えに耳を閉ざしていると夫婦関係は進化しません。衝突を恐れずにお互いの意見をぶつけましょう。意見が異なる話し合いを泥沼化させないコツをお伝えします。1.結論を出そうとしない意見をお互いに出し尽くしたらそこで終わりにします。話し合いの目的は、結論を出すことではなく「相手はこういう考えなんだ」とお互いに知ることです。2.最終決定者を分野ごとに決めておく習い事や受験など、大切な局面ではどうしても意見をまとめなければならない事もあります。例えば、教育はパパ・しつけはママという風にあらかじめ分野ごとの決定者を決めておきましょう。3.相手の考えを最大限尊重する最終決定者を決めていたとしても、決定者が好き勝手に決めていいわけではありません。決める側こそ、相手の意見をよく聞き最大限に尊重した決断をすることが必要です。パパの関りは量より質!子どもと関わる時間の少ないパパは、短い時間で集中して子どもと関わることが大切です。子どもから園などではやっている遊びを教えてもらったり、身近な疑問をクイズにして一緒に調べたり、集中して子どもと関わることでパパの存在感をアップさせます。子どもと遊んだり、子どもに合わせたオーバーな反応をするのが苦手なパパであれば、無理にする必要はありません。洗濯物たたみやお風呂掃除などのお手伝いに子どもを巻き込んでしまいましょう。自然な声掛けができますし、「パパの役に立てた」と子どもも満足できます。普段からの子どもとの関わりで、子どもの心をつかむ声がけの名セリフがあります。・「きみのおかげでパパはパパになれたよ」「パパは初めからパパだった」と子どもは思っているものです。自分がパパにとって大きな存在だと知ることは自尊感情につながります。・「さっきは怒りすぎてごめんね」謝ることで父親の威厳がなくなるというのは間違いです。自分の誤りを潔く認められる人こそ威厳を感じられるものです。・「ママにはナイショだよ」パパと子どもの絆を深めます。公園の隅にドングリを隠したなど、他愛ないことを二人の秘密にしてしまいましょう。ママとパパが意見を交わす際は感情的にならないようにしましょう。子どもは大人の喧嘩を一番嫌がりますが、逆に冷静に議論する姿は、真剣に自分のことを考えてくれているのだと感じることができるでしょう。パパの言うことやることに腹を立てたり諦めたりする前に、是非意見を積極的に冷静にぶつけてみてください。
2018年04月04日育児にしっかり参加してくれる夫が増えていると言われる昨今ですが、はたして世の中のママたちは、夫の育児に満足しているのか? ママたちが採点した、我が家の夫のイクメン度は何点なのか、その結果をまとめます。ママテナが独自に行ったアンケート調査「なんちゃってイクメン」の結果によると、自分の夫がイクメンだと思うママは30.3%。ママからもイクメンと思われるほど育児に参加しているパパは3割程度いるようです。それでは、具体的に100点満点中何点の夫が多いのでしょうか?●80点以上が2割詳細を見ると、夫のイクメン度を100点満点中100点と評価した、文句なしのパパを持つママは3.1%。90点以上は5.7%、80点以上は14.2%と、合計で20%以上のパパが、80点以上の高得点とママから採点されています。一方で30点以下の「赤点パパ」は19.1%と、こちらも2割弱という数値に。0点という残念な結果も1.1%ほどありました。●平日も世話をすることが高ポイント!自分の夫をイクメンだと思う理由についても調査したところ、以下のような結果になりました。1位:休日だけでなく、平日も子どもの世話をしてくれる…87.3%2位:子どもの将来について積極的に話し合おうとする姿勢が見られる…49.4%3位:仕事の残業を減らし、育児を優先しようという姿勢が見られる…25.3%4位:「子育ての本」などを積極的に読み、育児について勉強している…7.6%5位:「育休」を取って育児を手伝ってくれる…6.3%圧倒的に支持を得ていたのが、87.3%の支持を得ていた「平日も子どもの世話をしてくれる」というもの。仕事から疲れて帰ってきた後にも、しっかり世話をしてくれる姿勢を多くのママたちは高く評価しているようです。2位は「子どもの将来について積極的に話し合おうとする姿勢が見られる」が49.4%でランクイン。進学や習い事、それにかかる費用などをママに任せっきりでなく、しっかり話し合ってくれることはママにとっても好印象ですね。3位は「残業を減らし、育児を優先しようという姿勢」で25.3%という結果に。残業を減らして早く帰ってきて、育児に参加してくれるというのは、ママにとっては心強いこと。子どもにとっても「休日しか家にいないパパ」と思われないことは重要ですね。世の中には、自分が楽しい育児だけ担当して、面倒なことは全部ママに任せっきりの自称「イクメン」なパパもいる中で、ママから見てもイクメンと評価されるパパも確実にいるようです。この先、もっとイクメンのパパが増えていって、半数を超える日も遠くはないかも?(文・姉崎マリオ)
2018年03月31日育児の悩みはつきないもの。育児といえばママの悩みが取りざたされることが多いのですが、パパだって悩んでいます。大きな悩みが育児と仕事の両立。残業が多く帰宅が遅いため育児に時間を割けない……というのはもちろん、残業が少ないパパにも悩みはあるようです。今回はそんな「パパの育児に関する悩み」に焦点を当ててみました。 1. パパの育児は何時間?ママの希望とのズレ株式会社ドゥ・ハウスの調査によると、パパの平日の育児時間は以下のとおりでした。1時間未満(36.8%)全く関わらない・関われない(34.8%)1~2時間程度(19.5%)もっとも多いのは「1時間未満」、次いで「全く関わらない・関われない」とあまり育児に時間を割けないパパ。仕事で残業して帰宅したら子どもはすでに寝ている……というパパも少なくないのかもしれません。子どもと関わる時間の多いママにとっては、仕方ないと思いつつも「もう少し子どもの相手をしてほしい」と思ってしまいますよね。ママは何時に帰ってきてほしいと思ってる?実際に周りのママに「パパに何時に帰ってきて欲しいか」聞いてみると、以下の結果となりました。()内は第一子の学年です。20時までには帰ってほしい(小3)定時+1時間まで(年少)19時まで(3歳)定時(1歳)だいたい定時~20時までには帰ってほしいと考えているようです。また、子どもの年齢が低いほど、帰宅時間も早くなっています。ただ、周りのパパに聞いてみたところ「周りが残業していたら帰れない」「残業しないと休日出勤になる」「定時に帰ったら収入が減る」などの意見がありました。やはり多くのママが望む定時~20時に帰ることは難しいようです。育児を手伝ってほしいから早く帰ってほしいママの気持ちと、仕事に専念したいから早く帰れないパパの気持ち。そういった考えのミスマッチが、夫婦間のトラブルに発展するのかもしれません。 2. 残業の量で異なるパパの悩み同株式会社ドゥ・ハウス調査で「現在の家事・育児の悩み」について聞いたところ、全体で多かったのは「子どもとの時間がもてないこと(16.7%)」、「子どものパパ同士で何を話していいかわからない(11.4%)」でした。また、残業が少ない・多いパパで悩みの内容も異なるようです。残業が少ないパパの育児の悩み残業20時頃までのパパの悩みは、「家事・育児で自分の時間がもてないこと(16.5%)」、「子育ての考えかたについて配偶者とズレがある、意見が合わない(16.5%)」が多くなりました。他のパパよりも時間が取れるからこそ、育児のことでママと揉めたりしてしまうんですね。また、「子どもとの時間がもてないこと」に悩むパパが多いのに対して、仕事が終わったら育児が待っている……という、「自分の時間がもてない」現状に、疲れやストレスがたまってしまうようです。その結果、最近話題の仕事が終わっても家に帰らない「フラリーマン」の問題にもつながっているのかもしれません。「自分の時間がないこと」に悩むのはママだけではなく、イクメンパパもだということですね。残業が多いパパの育児の悩み一方で「残業20時以降までのパパ」の悩みは、「子どもとの時間がもてないこと」が約3割を占めています。育児に関する悩みではなく、そもそも「育児に参加できないこと」が悩みというのは、なんとも悲しいことですよね。さらに、「子どもが『ママのほうがいい』ということ」が他のパパよりも高い結果に。育児に参加できず、子どもにもなかなか懐かれないという、負のスパイラルに陥っているのだと考えられます。このままずっと子どもと関われないと、長期的に見て「子どものことがわからない」となってしまうおそれがあります。 3. パパは家事育児を楽しんでる?さらに同調査で「家事・育児を楽しんでいるか」と尋ねたところ、小学校低学年の子どもがいる層では「楽しんでいる」と「まあ楽しんでいる」の合計は、家事が58.9%で育児は82.9%となったそうです。仕事の終業時間で見てみると以下のとおりに。家事を楽しんでいる(全体:58.9%)時短~概ね定時あがり:66.9%残業20時ごろまで:55.3%残業20時以降まで:47.4%育児を楽しんでいる(全体:82.9%)時短~概ね定時あがり:86.1%残業20時ごろまで:82.4%残業20時以降まで:77.2%家事や育児に関わる時間が多いパパほど、「楽しい」と答えている人が多いことがわかりますね。仕事後の家事や育児は大変ではあるものの、その分だけ気づきや発見、触れていないと見えてこない楽しさがあるのかもしれません。それに、パパが早く帰ってきてくれることでママの負担が減って夫婦仲が良くなり、子どもがパパに懐くことで家族仲も良くなっているのではないでしょうか。仕事や職場の人間関係の兼ね合いで、なかなか早く帰ることが難しいかもしれませんが、たまには家族を優先した行動ができると良いですね。 やはりどうしても就業時間が長くなってしまうパパですが、ママと子どもはパパの帰りを楽しみに待っています。なるべく早く帰れる日を作るようにして、ママの助けになってあげてくださいね。長期的に子どもとの関係を良くするためにも、パパの存在は不可欠です。しかし、早く帰れるにも関わらずフラフラ寄り道をしてしまう「フラリーマン」もいるのが現状。ママはなるべくパパが帰ってきやすい家庭づくりを意識するようにしてください。パパとママ両方に息抜きの時間も必要です。家事・育児・仕事・休憩のバランスをうまくとってくださいね。参考:小学校低学年以下の子どもがいるパパが休日育児に関わる時間は「3~4時間」が主
2018年03月26日育児中のママたちからは、「夫が育児に協力してくれない」「育児は母親の役割だと思っている」「私が忙しく動き回っているのに夫はスマホをいじってばかり」という不満の声をよく聞きます。そんな育児中のママたちの悩みである夫をどうしたら“育児に協力的な夫”に変えられるのかについてお話しします。 やってほしいことを細かく伝える私が忙しく家事や育児をしているとき、夫にあれをやってほしいな、と思っても全然してくれなくてイライラすることがよくありました。そもそも男性というのは、多くの場合は“察する”ことが苦手なもの。「言わなくてもわかるだろう」は通用しないのだとこのとき思いました。 夫にやってほしいことがあるときは、ストレートに「○○をやって」と言うことが大事なのです。伝え方にもポイントがあり、育児に不慣れな夫には「赤ちゃんをお風呂に入れて」だけじゃ不十分。「お風呂に入れる前にバスタオルと肌着とパジャマを用意してね。お風呂から上がったらすぐに保湿クリームを塗ってね」と、私にとっては当たり前のことでも、夫には事細かに伝えることが大事だと感じました。 夫のやることにダメ出ししない夫が抱っこをしたら「そんな抱き方じゃダメよ」と注意、おむつ替えをしたら「おしりがちゃんと拭けてない」など、ダメ出しをしてはいけないと思った私。 赤ちゃんといつも一緒にいるママと比べたら、夫は抱っこやおむつ替えなどが下手で当たり前。夫なりに一生懸命頑張っているのにダメ出しばかりされたら、やる気をなくしてしまうのではないかと思いました。 夫に赤ちゃんのお世話をお願いしたときは、どんなに手際が悪くても口や手を出さず見守る。そのうえで、「ありがとう、こうするともっとうまくできるかも」など、“アドバイス”として伝えてあげると、パパも前向きに受け止められると思いそれを徹底しています。 夫に赤ちゃんを預けてみる普段仕事で家にいない夫は、赤ちゃんと2人きりになる時間がほとんどありませんでした。だからどうしても「育児は妻の仕事、自分はお手伝い」という気持ちが抜けきらないのだと思います。 だからこそ、“赤ちゃんと2人きりの時間”をつくってあげることが大切。赤ちゃんと2人きりの場合、いつも頼りっぱなしの妻はいないので、夫は自分であれこれ考えてお世話をしなければいけません。それが育児に対する自信にもつながり、赤ちゃんと2人きりで過ごす大変さがわかって、より育児に協力的になってくれると私は感じたのです。 赤ちゃんのお世話が不慣れな夫に預けるのは、心配でしたが、私だって最初は同じように不慣れだったはず。夫を信じて任せてみよう! と思い任せました。だんだん赤ちゃんのお世話に慣れてきたら、夫に預ける時間を増やしていこうと考えています。 わが家の夫は、これらを実践していくうちに、だんだん育児に協力的になっていきました。 “イクメン”というのは育てるもの! ママの言動1つで、パパはよくも悪くも変わると痛感。これからも夫をうまく育児に巻き込んで、夫婦で協力して育児をしていきたいです。
2018年03月24日多少のストレスは誰でもあると思いますが、中でも日本人はストレスが多いと言われています。そこでママたちにストレスの原因について聞いてみました。育児で大変なイメージのあるママたちですが、実はそれよりも原因になっているものがあるようです。Q.日々のストレス、どこから?1.仕事 23.1%2.家事 6.1%3.育児 13.4%4.パートナー 16.6%5.お金の不安 19.1%6.将来への不安 4.1%7.健康・身体的な理由 2.6%8.親戚・近所・友人などの人間関係 7.8%9.あまりストレスを感じない 4.0%10.その他 3.3%ストレスの原因TOP3は、仕事・お金への不安・パートナーという結果になりました。ママたちは、子どもよりも仕事やパートナーのほうがストレスになっているということがわかりました。■毎日大変! 私が感じるストレスはこれ日々の小さなことから、義父母との同居によるストレス、体の不調やマナーの悪い人たちなど、さまざまなことにストレスを感じているようです。発散するにもお金がない! なんて意見も。「『今日のご飯な〜に〜?』と聞かれること(笑)。軽〜くストレス。何でしょう、料理が嫌いなわけじゃない。単に毎日違ったメニューを考えなくちゃいけないという強迫観念的な? でも、聞かれなくなったらさみしいのかな」(神奈川県 40代女性)「やっぱりお金に余裕がないと、気持ちに余裕がない! お金がないとストレス発散もできない!」(山口県 40代女性)「義父母との同居。自営業のため、24時間同じ屋根の下で一緒に過ごしています。口うるさい義父母は最大のストレスです! 別居したくても、これから進学する子どもたちにお金がかかることを考えると、踏み切れません」(岩手県 50代女性)「もう毎日やることがいっぱいあってストレスだらけ。早起きして、お弁当作って、仕事に行って、帰ってきたらたまった家事をこなして、体がいくつあっても足りない。上げ膳据え膳の旅行に行きたいけど、お金も時間もない(涙)」(東京都 40代女性)「更年期に入ってからなんでもイライラします」(北海道 40代女性)「わからないふりして横入りする人、態度の悪い店員、歩きスマホ、煽り運転、子どもを注意しない親、道に広がって歩く人、電車の入り口に居座る人…。マナーやモラルのない他人にイライラさせられることが多いです」(神奈川県 40代女性)■子どもよりも成長のない夫にイライラコメントが多かったのが夫へのストレス。子どもがすくすく成長する横で、まったく成長しない夫の姿が女性をイライラさせています。ゲームしてるんなら、洗濯物の1つでもたたんでくれー。「結婚しようが子どもが生まれようが、自分を変えようとしない旦那がストレス。そういうものだと思うようにして10年以上過ごしたが、ある日何かがぷっつりと切れました。同じ部屋にいるのもストレスです」(神奈川県 40代女性)「お子ちゃまよりお子さまな旦那にストレスがたまりイライラ。家事も育児も手伝わないでゲームばかりしている」(山口県 40代女性)「親の自覚ゼロの旦那にイライラ」(静岡県 40代女性)「旦那が家にいることがストレスです。家にいてもゲームばかりしていて何もしない。自分のタバコも買いに行かないで、買い物に行った人に買ってきてと電話してくる。とにかく何もしない!」(神奈川県 50代女性)「私は断然旦那。仕事は嫌ならやめられる。子育ては苦労もあるけどやりがいもある。でも、旦那に頼らざるを得ない家計の状態で、離婚も躊躇し、わがまま放題な旦那にイライラしています」(愛媛県 40代女性)「旦那の『今から帰る』LINEがくると、あー自由は終わったと思う」(神奈川県 40代女性)■ストレスで体を壊したからわかる対処法とはストレスによるたくさんの体調不良を経験したあと、考え方を変えて乗り越えた人もいました。1度きりの人生ですから、周りの誰かのせいでつらい毎日を過ごすよりも、ストレスを受け流す力をつけていきたいですね。「以前は仕事、人間関係、育児、すべてにおいてストレスを感じ、胃痙攣や逆流性食道炎、蕁麻疹、突発性難聴などさまざまな身体的不調を抱えていました。しかし、くよくよ悩んでも意味がないし、つまらないと感じるようになってから、今まで悩んでいたことが嘘のようにまったく感じなくなりました。一度きりの人生、楽しんだもの勝ちだと思うと、旦那の小言も広い心で受け止められるようになりした」(千葉県 30代女性)Q.日々のストレス、どこから?アンケート回答数:5690件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2018年03月19日初めてのママが直面する問題に、保育カウンセラー・こどもの心のスペシャリストの小阪由佳さんが答えます。保育園に関する質問、保育士の悩み、育児の悩み相談、働くママの心理など、プレママさんも知っておきたい内容が盛りだくさん!文・小阪有花【新米ママを助ける育児Q&A】vol. 8体がしっかりしだす6か月体つきがしっかりしてきて、腰が座りはじめる子も出てきます。親と知らない人との区別がついて、ママパパはますますメロメロになるかも。この時期の特徴をQ&Aでお伝えします!Q. いつ頃お座りができるようになりますか?個人差はありますが、6〜7か月くらいです。座れても、まだ不安定なので前や後ろに倒れることがあります。目を離さないようにしてください。Q. 生後半年たった頃の赤ちゃんは何を使って遊ぶの?舐めることが大好きで口にもっていくことを好むので、小さいおもちゃは飲み込んでしまう危険があることから避けましょう。早い子は歯が生え始める子もいるので歯固めを用意するとよいです。Q. ご機嫌をとるためにはどうしたら?生後半年以降の赤ちゃんは縦抱きができるので、縦抱き抱っこや高い高いをして視界が変わることを楽しみます。高い高いは好む子が多いですが、なかにはおどろいて硬直する子もいるので、赤ちゃんの表情は必ずチェックしてください。Q. 今までいろいろな人に抱かれても大丈夫だったのに、最近では泣き始めます。ママ、パパと他の人の区別がつき、人見知りがはじまります。泣くだけが人見知りではなく、知らない人をみて顔色をかえたり、ママ、パパの姿がみえなくなると探したりします。Q. お座りができても寝返りをしません。なぜですか?そもそもうつ伏せが嫌いという理由でなかなか寝返りをしない子もいます。Q. 赤ちゃんが喜ぶコミュニケーションの取り方をおしえてください。体をさわられるのが好きなので手足を動かしてあげるのもいいです。いないいないばぁなど、見えていなかったものが見えると、おもしろがり笑ってくれることが多いです。Q. 離乳食をはじめても、あまり食べず、母乳をたくさん飲みます。離乳食に慣れる時間は個人差があります。食事の時間は一定に保ちますが、離乳食と母乳の量配分は赤ちゃん任せで大丈夫です。こさかゆか/保育園プロデューサーリバイバルミーティング代表。チャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラー、幼児食インストラクター、ベビーシッター資格習得。 2004年ミスマガジングランプリを獲得し芸能界デビュー。グラビアアイドルとして活躍後、2009年に引退。現在は子どもの心スペシャリストとして活動中。インスタもチェック!
2018年03月09日初めてのママが直面する問題に、保育カウンセラー・こどもの心のスペシャリストの小阪由佳さんが答えます。保育園に関する質問、保育士の悩み、育児の悩み相談、働くママの心理など、プレママさんも知っておきたい内容が盛りだくさん!文・小阪有花【新米ママを助ける育児Q&A】vol. 7離乳食編 パート2赤ちゃんはママのおっぱいやミルクが大好き。でも、いつまでもそれだけでは栄養が足りなくなります。食べ方や味はもちろん、食べる楽しさを知ってほしい。ゆっくり少しずつ、離乳食をはじめていきましょう。Q. 離乳食開始のサインはありますか?大人が食べているものを見てよだれがでたり、興味を示し出したらスタートのサインです。Q. 離乳食を口から出してしまう時はまだ始めるのには早すぎる?最初に口から出してしまう場合もあります。しかしこれは早すぎるわけではなく、離乳食とはどんなものか知る時期でもあります。離乳食に慣れることを目的と考え、焦らず進めてください。Q. 離乳食をたくさん食べてもらうにはどうしたら?これは赤ちゃんの食事あるあるなのですが、どうしても、完食させたりいっぱい食べて大きくなってもらうことを重視しがち。しかし、目的はそれではなく、赤ちゃんが自分で食べることをサポートすることが保護者の役割です。赤ちゃんの様子をみながら量を調節してください。Q. アレルギーの基礎知識が知りたいです。アレルギーの発症率が高い五大アレルゲンと呼ばれているものがあります。卵、牛乳、小麦粉、落花生、そば。この5つは、食べさせるのは1歳すぎてからが望ましいです。五大アレルゲンではなくとも、りんご、バナナ、オレンジ、ゼラチン、肉類、サバ、エビ、カニ、大豆などのアレルギーをもっている可能性があります。食事をする際は、食べられる食材を増やすことではなく、食事を楽しむことに意識を向けましょう。食材は、徐々に増やしていけばいいので、離乳食時期は無理をしなくても大丈夫。あえて無難なもので作りましょう。お母さんの笑顔があるだけで赤ちゃんは十分満足ですよ。Q. 新しい食材を使う前の注意点はありますか?新しい食材を使うときは、ひとさじからはじめましょう。たくさん食べると、もしアレルギーだった場合、症状が強く出てしまい危険です。また、症状がでた場合、原因がわからなくならないよう、初めての食材は一日一種類が理想です。Q. 食べている最中、赤ちゃんが嫌な顔をした時は?単に好みじゃなかった場合もありますが、その場合、吐き出すという動きをします。もしかしたら、舌がピリピリするなど、自己防衛で吐き出している可能性もあるので、嫌な顔をした食材は無理に食べさせず、様子をみましょう。Q. 赤ちゃんが好きな食材は何ですか?個人差はありますが、お粥は好みます。さつまいもやコーンなど甘みのある食材を好む子が多いです。こさかゆか/保育園プロデューサーリバイバルミーティング代表。チャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラー、幼児食インストラクター、ベビーシッター資格習得。 2004年ミスマガジングランプリを獲得し芸能界デビュー。グラビアアイドルとして活躍後、2009年に引退。現在は子どもの心スペシャリストとして活動中。インスタもチェック!
2018年03月05日初めてのママが直面する問題に、保育カウンセラー・こどもの心のスペシャリストの小阪由佳さんが答えます。保育園に関する質問、保育士の悩み、育児の悩み相談、働くママの心理など、プレママさんも知っておきたい内容が盛りだくさん!文・小阪有花【新米ママを助ける育児Q&A】vol. 6まわりへの関心が高まる4〜5か月首が座りはじめ、抱っこも少し楽になる頃です。いろいろなことに興味がわくぶん、ママとパパもさまざまなことに注意を払わなくてはいけません。安全に楽しく遊べる環境を作ってあげましょう。Q. 昼夜の区別がついたら何か変えることはありますか?昼夜の区別がついたら、生活習慣を身につけること。昼は散歩、夜は眠るなど、基本的なことからはじめましょう。夜になったらパジャマを着て、朝になったら洋服を着替えるなど、基礎の基礎を楽しむのがよいです。Q. 何でも舐めてしまいます。どうしたらよいですか?赤ちゃんは好奇心の塊です。何でも舐めるのは興味があるから。清潔を保ち見守りましょう。Q. 赤ちゃんのおもちゃ選びのポイントは?寝ながらでも抱えやすく、水拭きや洗濯できるものを選ぶと清潔を保てます。しかし、枕もとに人形を置くなどはやめましょう。なにかの拍子に倒れて赤ちゃんの顔に覆い被さってしまえば窒息の原因に。ベッドにモノを置くのは極力最小限に抑えましょう。Q. 首が座ってからの赤ちゃんの遊び方、どんなものがありますか?首が座る前は声かけが多かったですからね。首がすわると安定感がでて、高い高いもできるようになります。体を持ち上げる遊びは赤ちゃんの頃から大好きです。しかし、高い高いをする場合、赤ちゃんの顔をチェックしてあげてください。笑っていれば◯。硬直したような顔は驚いて怖がっている場合もあるので、様子をみながら楽しませてください。Q. 寝返りはいつ頃からできますか?個人差はありますが、5〜6か月くらいですね。寝返りができると自由に動きたくなるようです。Q. 寝返りができるようになってからの注意はありますか?寝返りできるようになり、自由に動き出すと、興味で何でも触って口にいれようとします。危険なものは手の届かない場所、テーブルの上などに置いてください。しかし、何でも口に入れてしまうわけではなく、口に運ぶ前にしばらく眺め、これはなんだ? と確認する様子もみられます。こさかゆか/保育園プロデューサーリバイバルミーティング代表。チャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラー、幼児食インストラクター、ベビーシッター資格習得。 2004年ミスマガジングランプリを獲得し芸能界デビュー。グラビアアイドルとして活躍後、2009年に引退。現在は子どもの心スペシャリストとして活動中。インスタもチェック!
2018年02月09日初めてのママが直面する問題に、保育カウンセラー・こどもの心のスペシャリストの小阪由佳さんが答えます。保育園に関する質問、保育士の悩み、育児の悩み相談、働くママの心理など、プレママさんも知っておきたい内容が盛りだくさん!文・小阪有花【新米ママを助ける育児Q&A】vol. 5食べてくれるかな? 赤ちゃんの離乳食について毎日のお世話に加えて、もうひとつ大きなママの日課となるのが、離乳食作り。始める時期や注意点など、離乳食の疑問にお答えします!Q. 離乳食はいつ頃から始めますか?個人差があると思いますが、だいたい生後5〜6か月あたりです。Q. そもそも、なぜ離乳食が必要なのですか?離乳食にはさまざまな役割があります。成長のための栄養補給はもちろん、固形物を食べる練習、噛む力を育てる、食べ物の味や香りを経験し食べる楽しさを知る、など基本的なことや、自分の国の主食(日本ならお粥)をベースに調理を展開することで、その国の食文化を知ることができます。Q. 離乳食を与えるうえで、与え方のポイントはありますか?口の中にしっかり食べ物を入れるなど、基本的なことはいろいろありますが、忘れてはいけないのが、食事は楽しい、と感じてもらうこと。食事は、押し付けたりしてしまうと、食べること自体に関心を持たなくなってしまいます。これは後で苦労するので、食事は楽しいと感じてもらうことが大切です。Q. あかちゃんはなぜ野菜が苦手なんですか?あかちゃんは、渋み、苦味に慣れていません。ほうれん草や人参などを嫌がるのも、その食べ物自体を警戒しているから。お母さんがひと口食べてみせるなどして、警戒をとってあげるなど、試してみても良いかも。何にせよ、成長とともに味覚も変わりますので焦らないのが大切です。Q. 食べ物によって口からべーっと吐き出してしまいます。やめさせる方法はありますか?吐き出してしまうことをやめさせることはできないし、やめさせる必要もありません。赤ちゃんは、自分の体内に必要なものか、そうでないものかを感覚で判断しています。その感覚は無意識で行なっていることなので、吐き出すことも意識的にしているものではありません。よって、吐き出したことを注意しても、やめられないのです。では、吐き出されたものは今後食べさせられないのか? となりそうですが、それも違います。あかちゃんは日々成長しているので、この前食べなかったものを突然食べだしたりと、変化は目まぐるしいものです。食べないからといってもう出さないのではなく、今日は食べられなかっただけとわりきって、また別日にだしてみる。その繰り返しです。Q. 一般的な離乳食の量が完食できません。一般的な離乳食の量は、平均の量でしかありません。子どもひとりひとりの顔が違い個性があるように、子どもの食べる量も個人差があります。食べる日もあれば食べない日もある。赤ちゃんにも、気分があるので、気にしすぎないようにしてください。体重も、成長曲線にのっていれば、心配はいりませんよ。こさかゆか/保育園プロデューサーリバイバルミーティング代表。チャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラー、幼児食インストラクター、ベビーシッター資格習得。 2004年ミスマガジングランプリを獲得し芸能界デビュー。グラビアアイドルとして活躍後、2009年に引退。現在は子どもの心スペシャリストとして活動中。インスタもチェック!
2018年02月09日初めてのママが直面する問題に、保育カウンセラー・こどもの心のスペシャリストの小阪由佳さんが答えます。保育園に関する質問、保育士の悩み、育児の悩み相談、働くママの心理など、プレママさんも知っておきたい内容が盛りだくさん!文・小阪有花【新米ママを助ける育児Q&A】vol. 4ほんの少しだけ、ママも慣れてきたかな? 1~2か月編パート1戸惑いながらも、赤ちゃんとの生活が少しずつ慣れてきた生後1、2か月。とはいえ、産後の体調もまだ完全ではないし、育児もわからないことだらけ。でも、初めてなのだから、不安に思うのは当たり前です。出産した瞬間から、母親にはなるけれど、赤ちゃん同様ママもまだ0歳なのだから。我が子の成長と一緒に、ゆっくりママになっていきましょう。Q. 大人と一緒にお風呂に入ってもいい時期はいつからですか?体重が増え、ふっくらしだす生後1か月くらいから大丈夫だといわれています。Q. 顔やおでこに湿疹が出てきます。対策はありますか?そもそも赤ちゃんは顔やおでこに湿疹ができやすいです。石鹸でよく洗い清潔を保ちましょう。Q. 赤ちゃんが声をだしたり笑ったりする時期はいつ頃ですか?生後1、2か月くらいにみせてくれますよ。「あー」という声におうむ返ししたり、話しかけてあげてください。Q. 首が座る時期はいつですか?生後3、4か月くらいです。このころには生まれた時より体重は2倍になっています。首が座ると、抱っこしても頭はぐらつきません。Q. 昼と夜の区別がつくのはいつ頃ですか?こちらも、生後3、4か月くらいです。区別がつくというのは、昼間に起きている時間が長くなるということです。Q. 紙おむつと布おむつどちらがおすすめですか?これは、個人差がありますが、私は布おむつをおすすめします。布おむつは、洗濯する量が増える、かさばるなどのデメリットもありますが、それでも布おむつを推したい理由は、子どもの能力を低下させないためです。紙おむつは、吸収性が良いため、赤ちゃんはおしっこをしたことに気づきません。このことは、赤ちゃんの体感能力を下げているとも考えられるのです。体感能力は、実は感受性に比例しているといわれており、感受性が高いということは、空気を読めたり、人の心が感じられたりと、人間関係を築くうえで、大切な役割があります。赤ちゃんのうちから、体感能力を下げる可能性のあることは好ましいことではないと私は考えます。とはいえ、現実を考えるとママの負担が増えるのは確実ですので、例えば昼は布、夜は紙と混合にしてみたりと、ご無理のない範囲でやられてみてはいかがでしょうか。紙おむつにすることで、お母さんの負担が減り、赤ちゃんと笑顔でいられるなら、それが一番です。やれること、やれないことを明確にすることが何より大切なことです。こさかゆか/保育園プロデューサーリバイバルミーティング代表。チャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラー、幼児食インストラクター、ベビーシッター資格習得。 2004年ミスマガジングランプリを獲得し芸能界デビュー。グラビアアイドルとして活躍後、2009年に引退。現在は子どもの心スペシャリストとして活動中。インスタもチェック!
2018年02月02日初めてのママが直面する問題に、保育カウンセラー・こどもの心のスペシャリストの小阪由佳さんが答えます。保育園に関する質問、保育士の悩み、育児の悩み相談、働くママの心理など、プレママさんも知っておきたい内容が盛りだくさん!文・小阪有花【新米ママを助ける育児Q&A】vol. 3やっと会えたね! 新生児編パート3初めてのママの質問に答えます。どんなことでも「そんなことも知らないの」とは言われない! 安心して聞いてください。生まれたて、新生児の時の質問をたっぷり!Q. 赤ちゃんは生まれた時から「自分のお母さんはこの人」という認識はありますか?認識までは難しいですが、お母さんの声で赤ちゃんがよく眠ることから、お腹の中から母親の声を聞いているといわれています。赤ちゃんはお腹のなかでも視覚以外の五感は発達しているといわれているので、認識はしていなくとも、感じているのだと思います。Q. 生まれたばかりの赤ちゃんは、お母さんの顔は見えないの?生後すぐの赤ちゃんの視力は0.02ほどといわれているため、お母さんに限らず、まわりはぼんやりとしか見えません。Q. 赤ちゃんはどうしておっぱいの飲み方を知っているの?赤ちゃんはおっぱいの飲み方を知っているわけではありません。しかし、吸引力は赤ちゃんのルックスとは想像つかないほど大きいのだそうです。おっぱいの飲み方を知っているわけではなく、吸引力が強いので、乳首をくわえてしまえば唇と舌を使って吸うことができる、ということのようです。赤ちゃんは乳首だからくわえている訳ではなく、口から安心感を得ているので、目の前にあるもの(指など)をくわえるのも反射の一つです。なので、赤ちゃんの指しゃぶりなどは自分を安心させるための行動なのです。Q. 赤ちゃんは匂いがわかるの?わかります。むしろ匂いに敏感で、ママの匂いも嗅ぎわけられます。Q. 鼻を鳴らすような音がします。苦しいんでしょうか?赤ちゃんは、空気が通る鼻腔が狭いため、鼻を鳴らすような音が聞こえるかもしれません。しかし、特に苦しそうな表情をしていなければ大丈夫です。Q. 赤ちゃんはなんであんなに汗をかくの?自分でまだ体温調節ができないからです。汗をかいてないか、体が冷えていないかで洋服の枚数を調節してください。Q. 夜、沐浴させようとしても、赤ちゃんが起きないことも。起こしてでもするべき?この時期の赤ちゃんの沐浴は、夜と決めつけなくて大丈夫です。赤ちゃんがご機嫌な時に一日一回沐浴してあげてください。こさかゆか/保育園プロデューサーリバイバルミーティング代表。チャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラー、幼児食インストラクター、ベビーシッター資格習得。 2004年ミスマガジングランプリを獲得し芸能界デビュー。グラビアアイドルとして活躍後、2009年に引退。現在は子どもの心スペシャリストとして活動中。インスタもチェック!
2018年01月26日初めてのママが直面する問題に、保育カウンセラー・こどもの心のスペシャリストの文・小阪有花さんが答えます。保育園に関する質問、保育士の悩み、育児の悩み相談、働くママの心理など、プレママさんも知っておきたい内容が盛りだくさん!文・小阪有花【新米ママを助ける育児Q&A】vol. 2大切に育てたいけれど「わからない」がいっぱい!新生児編パート2初めてのママの質問に答えます。どんなことでも「そんなことも知らないの」とは言われない! 安心して聞いてください。生まれたて、新生児の時の質問をたっぷり!前回の記事はこちらをどうぞ。 なぜ赤ちゃんの肌はふにゃふにゃしているの?赤ちゃんの肌がふにゃふにゃしているのは筋肉がまだ未発達だからですQ. 生まれた瞬間から体重が減り心配です赤ちゃんはおっぱいを飲む量よりおしっこなどで体から出る水分量の方が多いんです。個人差はありますが、数日体重が減っても、だいたい1週間くらいで元に戻り、それ以降は増えていきます。Q. 赤ちゃんはなぜあんなに泣くのですか?赤ちゃんは泣くことでしか、気持ちは伝えられません。オムツ替えて、お腹すいた、などでも泣きますが、そのほかにも、ママこっちきてっというメッセージでも泣きます。泣く=何かあるの? 困ってる? と解釈しがちですが、赤ちゃんは単純に、ママすきだよ♡ というメッセージも泣いて伝えていますから、マイナスにとらえないでくださいね♡Q. 赤ちゃんが嬉しいのは抱っこだけ?赤ちゃんは触れられたりするのが好きですが、声が聞けることでも安心します。一番は、抱っこで話しかけてあげることです。Q. 赤ちゃんの前でタバコはなぜいけない?たとえ部屋の隅で吸っていても、赤ちゃんが間接喫煙することにより、気管支、中耳炎などの病気を引き起こす原因になります。また、喫煙は、乳児突然死症候群とも関わるといわれているので、赤ちゃんのいる家での喫煙は絶対だめです。Q. 産まれたての赤ちゃんって不思議な動きをしますが、これってなんですか?赤ちゃんの動きのなかに原始反射というものがあり、生まれながらにそなわっている反射で、意思とは関係なく、反射的に体が起こす動きのことです。原子反射には、モロー反射や把握反射などがあります。モロー反射は、大きな音にビクっとし、両手をしがみつくように広げたりします。把握反射は、手のひらになにかを感じると握り返してくる動きです。これに大人はみなやられますよね(笑)。Q. 赤ちゃんに生活リズムはありますか?赤ちゃんには昼夜の区別がありません。2〜3時間寝ておっぱいを飲んでの繰り返しです。生活リズムは家庭で意識するものなので、新生児の時は良いですが、もう少し大きくなったら早寝早起きを心がけましょう。Q. 赤ちゃんはどれくらい寝るの?もちろん個人差はありますが、新生児の赤ちゃんはまとめて寝ることができません。それでも一日の約7割は寝ています。次回も新生児編パート3をお送りします♪こさかゆか/保育園プロデューサーリバイバルミーティング代表。チャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラー、幼児食インストラクター、ベビーシッター資格習得。 2004年ミスマガジングランプリを獲得し芸能界デビュー。グラビアアイドルとして活躍後、2009年に引退。現在は子どもの心スペシャリストとして活動中。インスタもチェック!
2018年01月19日初めてのママが直面する問題に、保育カウンセラー・こどもの心のスペシャリストの小阪由佳さんが答えます。保育園に関する質問、保育士の悩み、育児の悩み相談、働くママの心理など、プレママさんも知っておきたい内容が盛りだくさん!文・小阪有花【新米ママを助ける育児Q&A】vol. 1はじめにみなさん、長期に渡り、連載【グラドルから保育園へ】を読んでいただき、ありがとうございました。グラビアアイドルから保育者までの道のりは決して簡単ではありませんでしたが、それでも、そこに人生を捧げる価値を感じていたので、やり甲斐のある仕事として、今も現役として続けさせていただいております。私は、今でも、普通の保育士とは少し違った目線で子どもたちと接していますが、一番伝えたいことは、愛されている安心感を感じてもらいながら「1人1人の子どもの個が尊重される環境作り」「自分の考えのもと、選択できる権利を子どものうちから与えてあげること」。これらを目的として、子どもたちと関わっています。その気持ちや取り組みが、新米ママのみなさんの子育てにも少しでも役立てないかと思い、今回から子育て連載をはじめることになりました。こちらでは、新米ママさんの、子育ての心配や不安、気になることなどに答えていき、楽しい育児のお手伝いをしていきたいと思います。毎日子どもと関わりながら思うことは、不安なこと、イライラすること、疲れることもありますが、やっぱり子どもがかわいい。大好き! という気持ち。新米ママさんも、きっとこんな気持ちになるんだろうなと感じながら、幸せな時間が増えるよう、連載を通してお手伝いできたら幸いです。初回は新生児編、よろしくお願いいたします!毎日がドキドキ! 初めてだらけの新生児編初めてのママのための質問に答えますので、どんなことでも「そんなことも知らないの」とは言いません! 安心して聞いてください。まずは生まれたて、新生児の時の質問です。Q. 赤ちゃんは、なぜ赤ちゃんというの?赤ちゃんって、生まれた瞬間や、泣いている時に赤くなっていたりしますよね? 赤ちゃんは、赤いから赤ちゃんて呼ばれるようになったそうですよ!Q. ベビー布団等のお手入れは?ベビー布団やお部屋は、ダニ、ほこりなどのハウスダスト対策が大切です。ハウスダストは喘息やアトピー性皮膚炎などを引き起こす原因になりかねません。常に清潔を保つベビー布団のお手入れポイントは、天気の良い日は天日干しをし、取り込んだら掃除機をかけること。シーツ替えは週1ペースで大丈夫です。Q. 赤ちゃんの平熱は?赤ちゃんの平熱は36.5〜37.5度です。これは保育園児でも一緒ですが、赤ちゃんの場合、体温調節がまだ未熟で、気温の影響を受けやすいので、普段過ごしている室温には注意してください。私たちが過ごしやすい室温であれば大丈夫です。Q. 赤ちゃんの感じる、寒い。暑い。を知るには?単純に、赤ちゃんを見て、触ることです。汗ばんでいないか、手足が冷たくないかで確認できます。こまめに赤ちゃんとスキンシップをとっていれば自然に気づけるようになりますよ。Q. 新生児のこの時期からも、抱き癖ってつきますか?そもそも抱き癖などありません。赤ちゃんにかぎらず子どもが抱っこを求めるのは愛を感じたいから。「抱っこしすぎたら自立が遅れる」や「離れられなくなる」ということは一切ないので、できるだけ、生まれた瞬間から抱っこはたくさんしてあげてください。大きくなってからも、求められたらできるかぎり応えてあげれば、安心感に包まれ自然に自立していきます。次回も新生児編パート2をお送りします♪こさかゆか/保育園プロデューサーリバイバルミーティング代表。チャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラー、幼児食インストラクター、ベビーシッター資格習得。 2004年ミスマガジングランプリを獲得し芸能界デビュー。グラビアアイドルとして活躍後、2009年に引退。現在は子どもの心スペシャリストとして活動中。インスタもチェック! Merton/Gettyimages(C)Steve Debenport/Gettyimages
2018年01月12日2018年を迎えました。子育て家庭において、今年も家事や育児は必須ですが、みなさんはどちらに時間をかけたいですか? ママたちが家事と育児どちらに重きを置いているのか調べてみると、子育て世帯が大切にしているものが見えてきました。■統計からわかった「家事時間」の減少と「育児時間」の増加昨年9月に総務省が発表した調査によると、6歳未満の子どもを持つ妻が家事にかける時間は1日平均4時間8分から3時間7分と、この20年の間に1時間1分減っています。一方、育児にかける時間は2時間43分から3時間45分と、1時間2分増えていることがわかりました。統計を取り始めた1996年以降、初めて育児が家事にかける時間を上回ったのです。共働き世帯が増加していることを考慮し、共働き世帯だけについても調べたところ、やはり家事が3時間35分から3時間16分と19分減少、育児が19分から56分へと増加していました。統計を見ると、子育て家庭においてこの20年の間、子育て家庭において家事時間が減っているのに対して、育児時間が増加していることがわかりました。■なぜ家事にかける時間が短くなっているのか?まず、この20年間の間に家電が大いに発達したということは周知の事実ですが、家事時間の減少に一役買っていると考えられます。例えば食器洗い機の普及率が上がったことや、調理家電の機能が向上したことにより、調理時間の短縮が可能に。ロボット型のクリーナーが発売されたことなどから、掃除の時間を短くできた人もいることでしょう。また洗濯機も機能が増え、乾燥機能を使って干す手間を省いている家庭もあると思います。また、夫の育児時間が増えていることもあり、家事をわずかながらでも委託できるようになったという背景もあるでしょう。次に育児にかける時間が増えている要因として、子育て世代の思いがあるのではないかと考え、ママたちに話を聞いてみました。■育児時間の増加は「育児は今しかできない」という思いが背景に公務員として働く30代の女性(3歳の男の子ママ)は、「平日は保育園に行かせているから、家にいる時間はできるだけ一緒に過ごそうと思っています」といいます。長男が1歳のときに仕事復帰して以降、時短勤務を続けていますが、繁忙期には残業することもあるとのこと。どうしても困ったときは近くに住む祖父母の力を借りますが、基本的には自力でやりたいと考えています。「育児できるのは今だけだから、そこに時間を使いたいです。家事はいざとなったら外注もできるし、料理に凝りすぎたり、ほこり一つないほど掃除したりするくらいなら、子どもと遊ぶ時間を作りたい」。また、会社員として働く40代の女性(0歳の女の子のママ)も、「できるだけ家事にかける時間は減らして、特に休日は子どもと遊び、触れ合う時間を大切にしています。夫が家事を手伝ってくれるので、育児に時間をかけられているのかもしれません」と話していました。一方でこのような意見もあります。専業主婦の30代の女性(4歳の男の子と2歳の女の子ママ)は、「本当は子どもの遊び相手をするなど育児にもっと時間をかけたい」といいます。核家族で周りに頼れる親せきなどはおらず、長男が生まれてからずっと平日はほぼ一人で家事と育児を担ってきました。「でも、現実は家事に追われて時間がないんです。『遊んで』と言ってくれる今の時期にたくさん楽しい思い出を作りたいところなのに、毎日しなければいけないことに追われている現実があります」。また、夫の仕事で海外に暮らす専業主婦の30代の女性(4歳と1歳の女の子ママ)も、「できるだけたくさん子どもと触れ合って、成長を逃さずに見たいです。家事にはこだわりがないので、自分じゃなくてもできるのかなと思う部分もあります。しかし、実際は家事をしなければならず、子どもと触れ合える時間が少ない現実があります」と話しています。家事と育児に加えて、仕事も担うことが増えた子育て中の女性たち、その生活は年々変化していると言えます。核家族で周りに頼れる人がいない世帯も多く、ママたちにタスクが集約されている場合も多いですよね。2017年は育児も家事も一人で担う「ワンオペ育児」という言葉が広まり、社会の関心も高まったと言えるでしょう。近年の育児時間の増加は、忙しい毎日の中でママたちが出した「子どもとの時間を大切に」という結論だと考えられるかもしれません。筆者も2人の幼児を育てながら、仕事と家事と育児のバランスに悩む一人の母です。頼れる親族も周りにいないため、試行錯誤しながら毎日の生活を何とか回しています。それぞれの立場で、家事とのバランスを取りながら、どうやって子どもたちとの時間を確保すればいいのか、私たち母親の試行錯誤は続きそうです。【参考リンク】・平成28年社会生活基本調査 ・パナソニックリリース 食器洗い乾燥機生産累計1,000万台を達成
2018年01月04日子どもが、なかなか寝てくれない、寝かしつけがうまくいかない、寝る時間が遅くなってしまって睡眠不足になっていないか不安、というママへ。今回は、男子を育てているなかで効果のあった寝てくれないときの対策法をご紹介します。ママのストレスが軽減する育児のコツ「睡眠編」をご紹介します!■体を動かせない日は頭を使わせる特にいつも元気のいい男の子は、雨の日や外遊びに行けなかった日など“体を動かせなかった日”は体力が有り余っているからか、なかなか寝てくれなくなります。無意味に飛び跳ねたり、テンションがやたら高かったり…。元気のいい男子をもつママにとっても、雨止外遊びに行かれなかったことはストレスに感じているだけに、寝ないというおまけ付きだとよりイライラしてしまいますよね。そんな体を動かせない日は、頭を使わせて疲れてもらいましょう。体を疲れさせるのは公園で何時間も遊ばなければならない彼らですが、頭=脳が疲れるのは早いケースも多いです。たとえば、パズル。できれば本人に選ばせた柄のちょっとむずかしいパズルをやらせるとかなり頭を使います。他にも、未就学児向けの“ドリル”を買っておいて、体力の余っているときにだけやらせてみるのもおすすめです。教育目的でなければイライラすることもなく一緒に楽しみながらできるのもポイント。100均でも販売されているので要チェックです。絵本も、「◯◯を探せ」のような、頭を使って考える系のものを数冊用意しておくのもいいですよ。■睡眠導入のための静かな時間を取る作戦は無意味? よく保育園では、お昼寝前に絵本の読み聞かせ時間を取るなど“静かな時間”を作っています。また、子どもの寝かしつけのコツにも静かな時間を作る、とあることが多いですが、3歳を超えた幼児期の男子には無意味な時間になる可能性があります。まず、そもそも静かにしてくれません。絵本を読むにもなんだかんだとリアクションしてくれるので静かとは言い難い状態になることも多いです。静かな時間を作っても無駄なタイプの子は、真っ暗にして強制的に寝るスイッチを押すほうが効果的です。話しかけてきても「寝る時間」とだけ答えていれば、そのうち諦めます。]とにかく“寝るしかないと諦めさせること”がコツです。「◯時には絶対寝かす」と決めてしまうのはママのストレスになることが多いので、厳格なルールにはせず、「◯時には寝てほしいな」という目標くらいにしておくことをおすすめします。とはいえ、子どもは睡眠時間を多く必要とする成長段階にあるため、しっかり寝られるよう、そして早く寝かしてママやパパの時間を確保できるよう、ご紹介したコツも試してみてくださいね。
2017年11月17日前回 は、いざという時の拠り所を確保すべし! というお話をさせていただきましたが、今回は2人育児の病気対策を。■祖父母を頼るときに気をつけたいことまず、長男の時と少し状況が変わったのが、関わる人たちの環境。私は今は自宅でお仕事をしているので、ある程度時間と場所の自由がききます。また、両家の祖母も仕事から引退し、いざという時のヘルプが可能になりました。ただし! 祖父母の活用には気をつけなければならないことがあります。この時はたまたま来てくれた時にちょっと風邪っぽい次男と触れ合っただけだったんですが、気疲れや体力面での疲れもあったようで、その後何ヶ月にも渡って実母を後遺症で苦しめてしまうことになりました。もちろん子どもたちと飛んだり跳ねたりできちゃう丈夫なおじいちゃんおばあちゃんもいらっしゃいますが、自分の親っていつまでも元気だと思っちゃうというか…。ついつい自分たちにとっては当たり前のことを要求してしまっていることに気づき、とても反省しました。それ以来、祖父母が来てくれる時には、手伝いというより孫の顔を見にきてくれているんだと考えを改めるように。事前の子どもたちの体調管理や、負担のかかる作業をやらせないよう配慮するなど、いつまでも自分が子ども気分で親に寄りかからないようにしよう、と気をつけています。■困ったときに身に沁みる、ご近所の繋がりさて、子どもが2人になった今。誰かが病気になった時はこうしています。4歳離れているからこそできることでもあるのですが、できれば元気な方を夫や祖父母に連れ出してもらったり、長男の習い事の送り迎えなどはお友達にお願いすることもあります。ビッグな次男を抱っこして転倒、軽い骨折をしてしまった時には、同じマンションのママ友が子どもたちをお風呂に入れてくれるという、感謝してもしきれない出来事もありました。子どもが増えると、病気が家族に蔓延(まんえん)するリスクも高まりますが、その分1人目の時に比べ周囲との繋がりも深まり、頼れる手も増えてきているなと実感しています。そのため案外、前回お勧めしたような機関にお世話になることは、1人目の時に比べ減りました。子どもだけでなく、親の方がダウンした時も気軽に頼り合えるご近所との繋がりも子どもと一緒に育てていくことが、核家族が当たり前となった現代だからこそ大切なんだな、とつくづく思っています。
2017年10月10日子育て中のママに多い体の悩みといえば、まずあげられるのが腰痛です。ただでさえ産後で体にダメージを受けているのに、赤ちゃんを抱っこしたり、育児用品の入った重い荷物などで、毎日かなり腰に負担が。さらに、何気なくやっているクセが腰痛を加速させてしまうこともあるのです。■腰痛にNG その1:ひざを伸ばしたまま赤ちゃんを抱き上げる布団に寝かせていた赤ちゃんが泣き出し、慌てて抱き上げる――。子育て中のママにとってはよくあるシーンですよね。このとき、ひざを伸ばしたまま、上半身だけを曲げて赤ちゃんを抱き上げていないでしょうか。ひざを伸ばしたままだと、赤ちゃんの体重がそのままダイレクトに腰や背中に負荷をかけます。赤ちゃんを抱っこするときは、ひざを曲げて腰を落とし、腰や背中が丸まらないように姿勢はまっすぐ。体幹に力を入れながら、赤ちゃんの体が自分の体に沿うように抱き上げると、腰への負担を軽くすることができますよ。■腰痛にNG その2:中腰姿勢で繰り返すオムツ替え赤ちゃんをベビーベッドに寝かせているときなど、つい立ったまま、中腰でオムツ替えをしていませんか。中腰の姿勢は、1、2回なら大きな負担となりませんが、オムツ替えなど毎日何回も繰り返すとなると、だんだん腰に疲労がたまってきます。オムツ替えのときは、なるべくママの腰がまっすぐとなるように、クッションや座布団などを使って赤ちゃんを寝かせる高さを調整しましょう。また、布団や畳など床の上でオムツ替えをするときも、前屈みの姿勢にならないように要注意。軽く足を開いて座り、その間に赤ちゃんを寝かせるようにすると、正しい姿勢が保ちやすいですよ。■腰痛にNG その3:猫背で授乳赤ちゃんの月齢が小さいうちは、授乳回数も多くなります。そのとき、腰痛だけではなく肩こりの原因にもなりやすいのが、授乳時の姿勢。背中を丸めた猫背の姿勢で授乳するのも、腰に大きな負担がかかります。まだ赤ちゃんが小さく首が座っていないと、授乳のときに前屈みになってしまいがちですが、授乳クッションや座布団などを活用して赤ちゃんの位置を調整しましょう。背筋をまっすぐにしたまま授乳できるくらいの高さをキープできれば、ママの腰痛リスクはぐっと軽減します。子どもが小さいうちは、どうしてもママの体に負担がかかりがち。でも、腰痛をこじらせて赤ちゃんを抱っこできないことになったら、ママはもっとつらいですよね。普段の何気ないクセを見直して、腰痛の予防につなげていきましょう。
2017年10月03日最近、“叱らない育児”を実践している人が増えてきているようですが、その育て方には賛否ありますよね。テレビや書籍などでは「子どもを萎縮させない」「ママがストレスから解放される」などのメリットが謳われていますが、一方では「現実的じゃない」「ワガママに育つだけ」という意見も存在します。子育ての方法に正解はないので、各々の家庭が自由にやればいいだけの話ではありますが、実は“叱らない育児”によって被害を被っている人たちもいるのです。今回は、周囲のママたちに聞いた、“叱らない育児”を実践しているママ友にイラッとしたエピソードについてご紹介します。●(1)「うちの子怒ると機嫌悪くなっちゃうの」『私のママ友に子どもを全く叱らない人がいます。子どもが他の子のおもちゃを横取りしようが突き飛ばそうがずっとニコニコ。うちの子のおもちゃも横取りされたので、ママ友に「あれ、うちの子のおもちゃなんです」とやんわり言うと「そうなの?ちょっと貸しててね」と一言だけ。イライラ!ときた私は「普通、叱りません?」と聞くと「うちの子怒ると機嫌悪くなっちゃうの 」ですって!あまりのショックに何も言い返せませんでした。ちなみにこのママ友、自分の子が他の子に泣かされたらその子を烈火の如く怒ります』(37歳女性/4歳男児・3歳女児のママ)聞いているだけでイライラしてしまいそうなエピソード。この方のママ友は子どもが何をしようが全く叱らないのだそうです。出会った当初、あんまり叱らないので叱っている自分がおかしいのかと錯覚したほどだったとのこと。おそらくこういう人は自分の子どもを異常にかわいがっているか、あるいは単純に叱るのを面倒くさがっているかのどちらかですが、そのせいで被害を受けているこっちからしたらたまったもんじゃないですよね。このママ友は、自分の子どもが泣かされたらものすごく怒るとのことなので前者かと思いますが、こういうママにはなるべく近づかないようにしたいものです。●(2)「私は感情に任せて叱らないから」『うちの子の幼稚園にもそういうママ友がいます。その人の子どもは、言葉は悪いですがかなり陰湿な性格で、親の見ていない間に他の子を殴ったり蹴ったりします。他のママ友の間でも有名で、皆その子にイライラしていました。ある日私の子どもを階段から落とそうとしていたので「危ない!なんてことするの!」と激怒しました。するとママ友が飛んできて、「ちょっと大げさじゃない?うちの子怯えてるじゃない」と睨まれました。へたしたら命に関わる行動だったため、「大げさ?じゃああなたの子どもに同じことさせる?」とついキレてしまったら、「あなたみたいな人をモンペって言うのよ 」と言われました。そして「私は感情に任せて子どもを叱らないから」と結局子どもを叱らずにどこかへ行ってしまいました。叱らない育児……絶対間違ってる!』(32歳女性/4歳男児のママ)これはビックリなエピソードですね。子どもが命に関わるような行動を取った場合には叱るのが普通だと思いますが、それを「モンペ」呼ばわりし、ついには子どもを全く叱らなかったこのママ友はすごい神経の持ち主ですね。子どもを頭ごなしに叱ったり人格を否定したりすることは避けたほうがいいですが、叱るべきところで叱ってあげないと、子どもは成長しません。よく“叱らない育児”を“しつけない育児”と勘違いしている人がいますが、このママ友はまさにその典型と言えるかもしれません。●(3)「お風呂で言っておくから」『学生時代から友達のママ友がそういう感じです。ママ友自体はとても優しくて気さくな性格なんですけど、子どもを叱りません。たとえば、図書館で子どもが暴れ回っていても、叱らずに困ったような表情でその子の後をついていくだけです。そのせいか、子どもはすごいワガママで、私の子どもにしょっちゅうイタズラをします。そういうとき、ママ友は決まって「ごめんね。お風呂で言っておくから」と言ってきます。このママ友は子どもを叱らない代わりに、お風呂の時間に“その日のいけない行動”を優しく諭してあげるのだそう。いや、その場で叱らないと意味なくない? と思うのですが、仲が良い分我慢してしまいます』(36歳女性/5歳女児・1歳男児のママ)本人はいい人なのに、子どもがワガママで叱らない育児をしている人って対応に困りますよね。ママ自身も「何が悪いの?」と開き直っているような人ならこちらも怒れますが、普段から仲が良かったり、本人がものすごく申し訳なさそうにしていたりしているとなかなか怒れないものです。「他人の子育てには口を出さない」と自分を説得しながらも、モヤモヤした状態で付き合っていくことになります。●叱らない育児を実践するママ友への対処法子どもが他人に迷惑をかけても全く叱らないママ友に遭遇したとき、そのように対処すればいいのでしょうか。まず最善策として挙げられるのは“近づかない”こと。教育方針が大きく異なっている以上、一緒にいてもストレスを感じてしまうだけです。なるべく接点を減らす ようにしましょう。とはいえ、状況によっては接点を減らせないこともあると思います。そんなときは、自分の教育方針を明確にしておくといいです。子どもが意地悪されたら、他人の子どもでもきちんと叱り、ママ友に文句を言われたら「うちはこういうとき叱るので」と毅然としておくのです。“叱らない育児”をしている人の中には、相手を選ぶタイプの人もいます。「この人は子どもが悪さしても怒らないから謝らない」「この人はすぐ怒るから謝っておこう」という風に。毅然とした態度で接していることで、すぐに謝ってくれるようになることもあります。また、これはオススメはしませんが、人によっては“同じことをやり返す”こともあるようです。子どもがそのママ友の子どもに何かしても、叱らないのです。そうすることでママ友に“叱らない育児の弊害”について体感させてあげることができます。ただ、場合によっては直接対決になってしまうこともあるので注意が必要です。----------いかがでしたか?叱らない育児は“まったくしつけない育児”ではありません。しかし、そこを勘違いしてしまっている人は少なくないようです。自分もそうならないように気をつけたいものですね。●文/パピマミ編集部●モデル/倉本麻貴(和くん)
2017年07月09日ママにとって育児の悩みを共有できる“ママ友”の存在は心強いもの。同じような境遇にあるからこそ、お互いを助け合えるものですよね。しかし、一方ではママ友との“格差”に頭を悩ませる人も少なくありません。中には劣等感を抱いて「自分はダメなママなのかも」と落ち込む人もいます。そこで今回は、ママたちがママ友との間に格差を感じた瞬間について聞いてみました!●(1)ランチ一食3,000円!?『子どもが通っている小学校にとてもお金持ちのママがいます。旦那さんがIT関係の社長をやっているとのことですが、いつもブランドものに身を包んで自慢げに振る舞っています。前にそのママにランチに誘われたときは、なんと1食3,000円 。うちの旦那のランチ6食分か……と悲しい気持ちになりながら食べていました。やはりお金を持ってるママ友には格差を感じやすいですね』(38歳女性/2児のママ)あまり意識したくないところではありますが、やはりお金の問題は意識してしまいますよね。生活水準が自分よりも高いママ友に会うと、いかに自分が庶民かを思い知らされます。ただ、お金持ちぶりを周りにアピールしている人は大抵周囲から嫌われているものです。あまり気にせずに付き合っていきたいですね。●(2)モデル並みに美人のママ友『分かりやすいところでいうと、やっぱり外見かな。私のママ友にモデル体型で顔も美人な人がいるんですけど、本当に同じ人間なの?ってくらい造りが違います。この前そのママ友を休日に家に呼んだら、夫がデレデレして気持ち悪かったです。思春期が終わってからはある程度自分の見た目には折り合いをつけていたつもりでしたが、彼女と一緒にいるとなんだか悔しい気持ち になります』(29歳女性/1児のママ)女性はママになってもキレイでいたいもの。でも、忙しい子育ての中で自分の美にお金や時間をかけるのは難しいものですよね。そんな中、体型も顔もキレイなママ友がいると嫉妬してしまうのは仕方ありません。体型ならある程度努力でなんとかできる部分がありますが、顔は生まれつきのものなのできっぱり諦めるようにしたいところです。●(3)パートのママは見下される『どんな職業をやっているかでも格差があったりしますよ。たとえばうちの小学校だと、正社員ママがパートママを見下してる感じ があります。PTAの活動でも、正社員として勤めているママたちが仕切って、面倒な雑用をパート勤務のママたちにやらせています。本人たちに自覚があるのか分かりませんが、正直イライラします』(41歳女性/3児のママ)この方のママ友コミュニティの中では、職業による格差を感じることが多いようです。とくにPTAでは、正社員としてバリバリ働いているキャリアウーマン風のママたちが仕切っているそう。おそらく悪意はないのかもしれませんが、見下されているような言動をとられるのは嫌ですよね。劣等感を抱かずに“職業に貴賎なし”と割り切りたいものです。●“他人と比べるクセ”をなおすことが大切日々ママ友との格差を感じて落ち込んでしまうという人もいるでしょう。しかし、どんなに羨ましいと思うような相手でも、自分と同じように何かしらの悩みを抱えているものです。ママ友との格差で悩まないようにするには、“他人と比べない”という一言に尽きます。そのためには意識のベクトルをママ友に向けるのではなく、自分の子どもに向ける必要があります。「何事も子どもが一番大事」と割り切ることで、煩わしい人間関係のストレスから解放されるかもしれませんよ。●文/パピマミ編集部●モデル/REIKO(SORAくん、UTAくん)
2017年05月30日