山本耕史が、香取慎吾主演でSNSでの誹謗中傷をテーマに描くサスペンスドラマ「アノニマス ~警視庁“指殺人”対策室~」に出演することが決定した。本作は、社会問題となっているキーボードによる殺人=指殺人の被害者を救うため、主人公・万丞渉を始め、クセの強い“指対”(“指殺人”対策室)メンバーたちが立ち向かい、事件を解決に導く新感覚クライムサスペンス。山本さんが演じるのは、ワケあり捜査官・万丞(香取さん)がかつて所属した捜査一課の刑事・羽鳥賢三。何かと万丞につっかかるキャラクターだ。2004年の大河ドラマ「新選組!」での共演以来、香取さんと親交が深いことでも知られている山本さんだが、2人のドラマ共演は「新選組!」以来、16年ぶり。山本さんは「香取くんとは大の仲良しなので本当に嬉しい限りです。最初香取くんがテレビ東京でドラマをやるって聞いたときに『何で俺に話が来ないのかな(笑)』と思ったくらいで。香取くんから『出てくれないんですか!』といわれて、『オファー来てないから!』って返してスケジュールの話をしていたら、すぐに出演のオファーをいただけました(喜)」と出演への経緯を明かす。今回のテーマについては「投稿する側は軽い気持ちでも、受け取る側は真摯に受け止めてしまうこともある。それを今回のドラマ、香取くんという主役を通して、メッセージ性の強い、現代にマッチした伝えるべきテーマだと思うので、丁寧に演じて作っていきたいと思います」と意気込む。さらに「香取くん自身も連ドラが久しぶりですし、僕らの共演も久しぶり。メッセージ性の強い作品なのでいろんな角度から楽しめていろんな角度から刺激を受けるドラマになると思うのでぜひ楽しみにしていただきたいです。見た人がSNSであまり叩かないようにしてくだされば…(笑)」とメッセージを寄せた。「アノニマス ~警視庁“指殺人”対策室~」は2021年1月25日(月)22時~テレビ東京系にてスタート。※Paravi&ひかりTVにて配信(cinemacafe.net)
2020年12月25日2020年5月23日に22歳という若さで亡くなった、プロレスラーの木村花さん。木村さんは遺書と見られるメモを残しており、亡くなる数時間前にInstagramで「さようなら」といった投稿をしていたことから、自ら命を絶ったとみられています。また、バラエティ番組への出演をきっかけに誹謗中傷が寄せられるようになり、「誹謗中傷に傷付いたのは否定できない。弱い私でごめんなさい」とつづっていました。不特定多数の悪意が人の心を深く傷付け、追い詰めた悲しい事件。木村さんの訃報によって、著名人への誹謗中傷をたしなめる声が多数上がりました。木村花さんを誹謗中傷していた男性が書類送検へ木村さんが亡くなってから、早半年。同年12月16日、警察は侮辱容疑で20代男性を書類送検する方針を固めたことが明らかになりました。産経ニュースによると、男性は木村さんのTwitterアカウントに「生きている価値があるのか」「いつ死ぬの」といった書き込みを何度もしていたとのこと。男性は誹謗中傷について、「番組を見て嫌になり、傷付けたいと思った」と供述しているといいます。警察が確認しているだけでも、木村さんに対する誹謗中傷は数百件。今回の報道を受け、ネットからはいろいろな意見が上がっています。・本当によかった。亡くなる前に防ぐことができれば一番いいのだけれど…。・ネットは匿名じゃないってみんな知るべき。アカウントを消しても逃げられないよ。・この報道を受けて誹謗中傷が減るといいな。警察もいい仕事をしたと思う。悲しいことに、ネットでの誹謗中傷は珍しくありません。相手の顔が見えないからこそ、軽い気持ちで傷付けてしまうのでしょう。しかし今回の件のように、その『軽い気持ち』によって罪に問われる可能性もあるのです。そして罪を犯した人が罰せられても、亡くなった人が帰って来るわけではありません。自分の言葉が相手をどのような気持ちにさせるかを、ネットに書き込む前に冷静に考えてほしいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月16日女子プロレスラーの木村花さん(享年22)が亡くなったことで、ネット中傷が社会問題となった’20年。しかし、いまだSNS上での誹謗中傷が収まりを見せることはない。そんななかでも、故人の元パートナーに対する誹謗中傷が目立った。たとえば今年9月、竹内結子さん(享年40)が亡くなったときのこと。訃報の前日、前夫である中村獅童(48)がInstagramに我が子の写真をアップしていた。すると、コメント欄にはこんな声がつづられたのだ。《一人の女性、一人の子供を不幸にしておきながら、自分がいかに幸せかアピール》《竹内さんは、自分のお子さんの笑顔を、もう見れないし、撮れない。中林さんはインスタに載せる余裕もない。他人の子の人生を考えている。獅童さんご夫婦身勝手だと思う》また’18年に三浦春馬さん(享年30)との熱愛が報じられた三吉彩花(24)にも、同様のケースが発生していた。今年5月には竹内涼真(27)との“半同棲”が報じられた三吉。すると三浦さんの訃報が伝えられた際、彼女のInstagramに「あなたが三浦さんを傷つけた」といった内容のコメントが書き込まれたのだ。その後、三吉はコメント欄を閉じる事態に発展した。死の真相がわからないにもかかわらず、元パートナーのせいだと言わんばかりに攻撃する人たち。彼らはなぜ、ネット中傷に走るのだろうか。「元パートナーを中傷する人たちには、2種類のタイプがいます。ストレス発散型とダーティーハリー―症候群タイプです」こう語るのは心理学を専門とし、「トップ2%の天才が使っている『人を操る』最強の心理術」(河出書房新社)の著書でもある山本マサヤ氏(Twitter:@3m_masaya/Instagram:@masaya_mentalist)だ。「ストレス発散型は、著名人の亡くなった悲しみがやがて怒りに変化して起こるものです。怒りを一人で溜め込むことは難しいため、中傷で発散することになります。とはいえ、職場や家庭で溜まったストレスを発散しているだけの人もいるでしょう。ダーティーハリー症候群は『犯人をこらしめたい』と正義を追求するがあまり、時として暴走してしまう精神状態を指します。『自分は正しいことをしている』と思うとドーパミンが分泌されて快感となり、行動が過激になっていきます。正義に依存するのは『正しいと認めてほしい』という承認欲求もあるでしょう」しかし、なぜ中傷の標的が元パートナーになるのだろうか。山本氏は「錯誤相関が起きてしまうのでは」と推測する。「錯誤相関とは無関係な事柄を結び付け、関係があると思い込むことを指します。竹内さんや三浦さんがこの世を去った理由を探すとき、因果関係に確証はないのに前後関係から『亡くなったのは元パートナーのせいだ』と錯覚するのです。ネガティブな記憶は印象に残りやすいため、すでに終わった関係に結び付けるのではないでしょうか」また中傷をするひとは、元パートナーたちに“期待”をしていることもあるという。「彼らのなかには、『悲しんでいるならこういう行動をすべき』と元パートナーに期待している人もいます。期待通りに沿ってくれなかった場合、怒りが生まれて中傷に走ります。『なぜ訃報にコメントを出さないんだ。亡くなった人が悲しむのでは?』などと中傷する人たちも見受けられます。これは、故人の気持ちに忖度している状態といえるでしょう。故人がどう考えるのかは、誰にもわからないのですが……」山本氏は「SNSで発散することにより、ストレスが軽減されるという研究報告もあります」と話し、「いっぽう、その投稿を見た人にストレスが溜まるとも。SNSは、感情のはけ口として適切ではありません」と続ける。しかし、ネット中傷をする可能性は誰にでもあるかもしれない。例えば家族や友人など、親しい人たちが手を出さないよう防ぐにはどうすればいいのだろうか?「普段から話に耳を傾けてあげてください。そのなかで『竹内さんが亡くなった理由は中村さんにあると思う』と言われて賛同できないのなら、『そういうふうに考えているんだね』と受け流して大丈夫です。わざわざ『そうだね!』という必要はありません。聞き手側がむしろ自分の気持ちに嘘をつくことになり、ストレスが溜まって『やっぱり、私はそう思わない!』と暴発する可能性もありますから。いちばん大事なことは、『相手の考えを否定しない』ということです。否定されると、より感情的になってしまいます。ネットで発散しないよう、普段のコミュニケーションを大切にすることが重要です」
2020年12月16日SNSでの誹謗中傷をテーマにした新感覚クライムサスペンス「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」が来年1月放送。この度、主演の香取慎吾に加え、レギュラーキャストとして関水渚、MEGUMI、清水尋也、勝村政信の出演が決定した。“匿名”を意味する言葉“アノニマス”。社会問題となっているキーボードによる殺人=指殺人の被害者を救うため、主人公らクセの強い“指対”メンバーたちはどう立ち向かうのか。本作は、アノニマスと闘う人々を描く物語。今回出演が明らかになった4人が演じるのは、ワケあり捜査官・万丞渉(香取さん)が所属する、SNSトラブル専門の対策室「警視庁指殺人対策室」通称“指対”のメンバー。ここにいるのは、いずれも出世コースからはずれたクセモノたちばかりだ。「4分間のマリーゴールド」や「知らなくていいコト」への出演が記憶に新しい関水さんが演じるのは、万丞の相棒であり本作のヒロイン・碓氷咲良。捜査にとても前のめりで、相談者に感情移入しがちな面も。MEGUMIさんは、万丞も一目置くほど仕事がデキる、クールで勝気な“特定”が得意な鬼女、菅沼凛々子を演じる。また、『ソロモンの偽証』、『ちはやふる』シリーズなどに出演する清水さんは、インターネット知識に長けた優秀な巡査長、デジタル担当の四宮純一役。勝村さんは、万丞の上司となる指対室の室長・越谷真二郎役に決定。なお、12月14日(月)夜22時から放送の「共演NG」終了後の次作予告にて、「アノニマス」のSPOTが地上波初公開される。■キャストコメント関水渚以前からテレ東さんのドラマもバラエティも大好きで一視聴者として楽しませてもらっていたので、ついにテレ東さんの作品に出演させていただけると聞いてとっても嬉しかったです。そして、SNSを通して起きた事件を扱うということで今までにない新感覚のドラマになりそうだなと、ワクワクしています!まだ撮影前ですが、真っ直ぐで熱くなりやすくて、でもちょっぴり抜けてる咲楽の人間としての可愛らしさにとても惹かれています。咲楽の心の動きを思いっきりよく、繊細に丁寧に演じられたらと思っています。また、トップスターで、憧れの存在の香取さんと共演させていただくということは、今でも夢のようです。香取さん演じる万丞の大きな背中を追いかけて、全力で咲良を走り抜きたいと思います!SNS時代の今、本当に大切なことを改めて共有できるドラマだと思います。特にSNSを使ったことがある全ての方に、ドラマの中だけの話だと思わず、ぜひご覧いただきたいです。MEGUMI香取さんとドラマで共演させていただくのは、過去にSPドラマで一回共演させていただいて以来です。とてもご無沙汰しているんですが香取さんは幅広い世代にとってのスターであり多才な方。アートも映画も拝見させていただき、なんでもできる方という印象があるので、香取さんとがっつり濃厚な撮影ができるということは光栄で楽しみにしていました。今回演じる凛々子という役は私の中には全くない感覚なんですが、分からないことを突き詰めて、突き詰めて、突き詰めて、分かっていく快感を抱いているんだと思います。また、凛々子が“鬼女”をやっているのは、自分の生活環境の中で今の時代を強く生きていくためなのだろう思っています。SNSというこの時代だからこそ生まれた形で、今しか描け無いテーマだと思います。2020年はSNSがきっかけで起きた悲しい事件やニュースがたくさんあって、私自身もこのテーマについて考えていたのでこんなストレートにこのスピード感でこうしたドラマ作品を描いたのはすごいことだなと思いますし、意味のあることだなと思います。自覚がなくてもSNSに依存していたり、SNS上でつながっている人が多いなかでの人とのつながりだったり、気が付いていないけど人を傷つけていたり…。SNSとの付き合い方を自分に置き換えてこのテーマを考えていただいたらと思います。清水尋也四宮純一を演じます、清水尋也です。素晴らしいキャスト,スタッフの皆さんと共に、一つの作品へと臨める事を光栄に思います。香取さんをはじめ、大先輩方との共演は身の引き締まる思いです。この作品を通じて様々な事を学び吸収し、人として、役者としてまた一つ成長していきたいと思っています。"アノニマス"という作品に込められたメッセージや、四宮純一という人間を、芝居を通じて皆様にお届け出来るよう精一杯演じさせて頂きます。昨今、社会的に問題視されているSNS上での誹謗中傷。SNSと共に育ってきた世代の人間として、目の前の現実から目を背ける事なく、誠実に向き合っていきたいと思います。宜しくお願い致します。勝村政信撮影は本当に楽しみです。昔SMAP×SMAP で共演した時に上から泥の中に落ちるコントがあって、香取くんと二人きりになった時に香取くんから小声で「落として!落として!」っていわれて香取くんが泥んこになったことを思い出しました(笑)。俳優を始めた頃に東映の刑事ものなどは演じさせていただきましたが、その頃の刑事ものと最近の刑事ものは犯罪の種類が違うので、まるで別物になっていると感じます。昔は拳銃を打つシーンが多かったですが最近はネット犯罪や詐欺などの事件を扱うことが多くなりそういう役に対応をしないといけないんだなと思っています。昔の刑事ドラマのように勧善懲悪で犯人を叩きのめして最終的にみなさんの溜飲が下がる、スカッとする、というストーリーが多かったですが、今は犯人を捕まえても被害者の思いに焦点があたり釈然としないストーリーの作品も出てきた。今は現実がそうなっている。アノニマスの第1話でも被害者に焦点が当たる。ドラマの水準が上がり、市井にあってきた、夢物語ではなくリアリティを描くようになってきたと思っています。(ドラマを通じて伝えたいのは)「希望」です。亡くなった命は戻ってこないですが、これからすこしでも悲しい思いをする人たちが減っていくよう、僕らも頑張っていかないとと思っています。「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」は2021年1月、毎週月曜日22時~テレビ東京系にて放送予定、Paraviにて配信予定。(cinemacafe.net)
2020年12月12日複数の女性と不倫関係にあったことを認め、2020年6月から芸能活動を自粛していた、お笑いコンビ『アンジャッシュ』の渡部建さん。半年ほど芸能活動を休止していた渡部さんですが、同年12月3日に不倫騒動についての謝罪会見を行いました。渡部さんは会見で各方面に迷惑をかけたことを謝罪。記者の質問に回答し、何度も謝罪の言葉を口にしました。渡部建の謝罪会見で、なぜか妻・佐々木希のインスタに誹謗中傷渡部さんの妻は、俳優やモデルとして活躍している佐々木希さんです。今回の騒動が報じられた際、佐々木さんはInstagramに謝罪文を掲載。「主人の無自覚な行動により多くの方々を不快な気持ちにさせてしまい、大変申し訳ございません」とつづりました。佐々木希が夫・渡部建の不倫について投稿謝罪の言葉に「めちゃくちゃ悔しい」「涙出る」パートナーの浮気はほとんどの人が深く傷付くもの。佐々木さんも被害者の1人であり、きっと複雑な気持ちだったことでしょう。にも関わらず、渡部さんが謝罪会見を行うことを公表したことによって、佐々木さんのInstagramに多くの中傷コメントが寄せられています。「渡部の顔を見たくない。出演する番組はもう見ません」「会見すれば芸能界に復帰できるとは思うな。引退してくれ」「自分の子供のことを心配していないんですか?」「夫が浮気したのに、なんで平気な顔してインスタを更新してるの?」「最低!充実アピールなんてしてる場合じゃないでしょう」 この投稿をInstagramで見る 佐々木希(@nozomisasaki_official)がシェアした投稿 仕事についての投稿に寄せられたのは、渡部さんへの批判や、謝罪会見について触れない佐々木さんに対する批判の数々。渡部さんへの不満を佐々木さんにぶつけることに、一体なんの意味があるのでしょうか。また、佐々木さんが謝罪会見について触れないのはいろいろ考えた上での行動でしょう。佐々木さんに対する誹謗中傷のコメントを受け、Instagramのコメント欄には佐々木さんを気遣う声が寄せられています。・浮気された希さんはむしろ被害者でしょ。なんで叩く必要がある?・意味が分からない…。どうして妻の希さんが中傷されるの?・「なんで離婚しないの?」っていってる人は他人の家庭に口を出すなよ。・怖すぎる。希ちゃん、コメント欄はもう閉鎖したほうがいいよ…。ネットでの心ない声によって女子プロレスラーの木村花さんが自ら命を絶つなど、誹謗中傷を非難する声が多く上がった2020年。それでも、ストレスを発散するかのように他人を言葉のナイフで傷付ける人は絶えません。佐々木さんやご家族が1日も早く心休まる日が来ることを祈るばかりです。[文・構成/grape編集部]
2020年12月05日2020年10月30日に放送された、バラエティ番組『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)。タレントのマツコ・デラックスさんと、お笑いタレントの有吉弘行さんの発言に反響が上がっています。番組では、視聴者から届いたネット上の誹謗中傷について「よく自分に関係のない他人のことについて、SNSで怒れるなと思う」というお便りを紹介。すると、Twitterをやっている有吉さんは「誹謗中傷をする人は怒っているのではない」と持論を展開しました。怒ってるんじゃないよ、憂さ晴らししてるだけだから。別に「怒ってます」とかいってるだけだから。憂さ晴らしだから。自分より下のヤツをみつけたいだけ。マツコ&有吉かりそめ天国ーより引用また、Twitterのアカウントを開設した当初は、フォロワーと頻繁にやりとりをすることもあり、そこでよく揉めることもあったといいます。どちらかが納得するまで意見を述べていましたが、ある時、気が付いたことがあったのだとか。そのうちね、「あれ?まともじゃないぞこれ、相手」って気付き始めたんだよね。それで、そうかこういうことしてくる人って「なるほど、そういう人だ」って思ってやめるようになった。マツコ&有吉かりそめ天国ーより引用有吉さんは、しだいに誹謗中傷する人を「怒っているわけじゃない。いじめたいだけなんだ」と思うようになったことを明かしました。ネットの書き込みをよく見ているというマツコさんも、思うことがあるようです。そんなに怒ってないし、そんなに関心もないのに『私は怒ってるんです!』『私は正義感のもとに動いてるんです!』ってそういう風に書き込んでいる人は多いと思うのよ。マツコ&有吉かりそめ天国ーより引用「本人はなんとなく書いていて、それが怒りなのかは分からない」という見解を示したマツコさん。有吉さんは「誹謗中傷は脊髄反射で行っていて悪いこととは思っていないだろう」と予想しました。2人の意見は、思い当たる人も多いようで共感の声が上がっています。・本当にそれ。変な正義感はどこから来るんだろうか。・Twitterでのやりとり、すごい分かるわ…。・他人の心を傷付けていることは分かっていないのかな。誹謗中傷によって、心が傷付いている芸能人は多くいます。また、芸能人でなくてもTwitterなどをはじめとするネット上の書き込みで心を病んでしまう人もいるでしょう。「憂さ晴らしのために」といった理由で、誰かを傷付ける行為はやめてもらいたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月31日感染症指定医療機関かつ、兵庫県が指定する『新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)重症等特定病院』のひとつとして、コロナウイルスの患者を受け入れてきた神戸市立医療センター中央市民病院。多くの患者を救った一方で、2020年4月には院内感染が発生し、不安に思った一部の人から非難の声が上がっていました。同年5月までの間に、患者や看護師などの職員30名以上が感染。そのため、最前線で未知のウイルスと戦う医療従事者に対し、誹謗中傷もあったようです。神戸市立医療センター中央市民病院に匿名の寄付が届く苦境であっても、使命を果たそうと奮闘してきた神戸市立医療センター中央市民病院。2020年10月16日に公式ウェブサイトを更新し、励ましや支援も寄せられるようになった中、500万円の寄付金が入った封筒が届いたことを報告しました。このたび、匿名の方より現金の入った封筒を受領いたしました。封筒内の便箋に寄付のご意向を記載されていましたので、寄付として受領させていただきます。このご厚意に感謝するとともに、いただいた寄付金は寄付の趣旨に沿い、有効に活用させていただきます。神戸市立医療センター中央市民病院ーより引用医療従事者たちがどのような想いで患者と向き合っているかを理解し、「応援したい」と思った人が厚意から送ったのでしょう。報告を見た人からは、「こういう支援ってなかなかできない」「素晴らしい行い。医療従事者のみなさまには、無責任な誹謗中傷に負けないでほしい」「病院にお世話になったことがあれば、この非常時に患者を受け入れてくれていることが、どれだけありがたいことかが想像できますよね」などの声が上がっています。多額の寄付は誰もができることではありませんが、感謝や応援の気持ちはなんらかの形で示していきたいと思わされますね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月25日近年問題となっている、ネット上での誹謗中傷。匿名で人を批判したり、特定の人物のSNSに悪意あるコメントを書き込んだりする人は、残念ながら一定数存在します。中でも、テレビや雑誌などでの露出度が高い芸能業界に属する人は、ターゲットにされやすい傾向にあるでしょう。兼近大樹「叩くのはドラムだけで十分」お笑いコンビ『EXIT』の兼近大樹さんがInstagramを更新。兼近さんは、バックにドラムが写り込む写真とともに、SNSの誹謗中傷について次のようにコメントしました。 この投稿をInstagramで見る EXIT 兼近大樹(@kanechikadaiki)がシェアした投稿 - 2020年10月月22日午後11時55分PDT#なぁ落ち着いてくれないかSNS#気に入らない相手を#叩いてどうする?#そいつと自分はなんの関係がある?#その人を大切に思う人を想像してくれ#様々な要因でその人は存在してて#自分自身も色んな繋がりで今を生きてる#個々人の思考の違いを互いに罵り合うな#何かが理由で嫌いな人とでも#共に歌は歌えるだろう#同じ音楽で感動できんだろ?#叩くのはドラムだけで充分さkanechikadaikiーより引用切り分けたハッシュタグで「気に入らない相手を叩いてどうする」「そいつと自分はなんの関係がある?」とつづった兼近さん。さらに、「その人を大切に思う人を想像して。他人との思考の違いを罵り合わないでほしい」「叩くのはドラムだけで十分さ」と、SNSで誹謗中傷を行う人々に投げかけたのです。きっと兼近さんは、自身や知人に寄せられる心無いコメントを目にしたのでしょう。その後、兼近さんは「ドラムの音ゲーでお金を入れずに叩き続けたあの日」「手と足同時に動いてバスが打てなくて挫折」などと、お笑いタレントらしいユーモアあふれるコメントで締めくくりました。兼近さんの投稿に心を打たれたファンから、共感と称賛の声が寄せられています。・気に入らない相手を叩くことじゃなくて、大好きな人のいいところを伝えることにSNSを使っていきたいよね。・本当にそれ。SNSに投稿する前に、その人や周りの人のことも考えてほしい。・顔が見えないから、本名を明かしていないからって人を叩くのはおかしいですよね。対面していないからこそ、優しい言葉をかけるべきだと思います。SNSの普及で、人と人とが気軽につながりやすくなった2020年現在。怒りや悲しみなどその場だけの感情で書き込んだり、いたずらに悪意のあるコメントをしたりすることは、相手の心を深く傷付ける凶器になり得るでしょう。SNSの使い方を、改めて考えさせられますね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月24日2020年もだんだんと終わりが見えてくるなか、ラストスパートをかけるべく、新たな決意を固めている人もいるのでは?そんなときにオススメの映画といえば、実話を基にした感動作『キーパー ある兵士の奇跡』。そこで、こちらの方に本作についてお話をうかがってきました。主演のデヴィッド・クロスさん!【映画、ときどき私】 vol. 332『愛を読むひと』などで知られるドイツの実力派俳優デヴィッドさんが本作で演じたのは、実在の人物であるバート・トラウトマン。第二次世界大戦中に捕虜としてイギリスの収容所へ送り込まれたナチス兵士の青年がサッカーのゴールキーパーとして活躍し、イギリスとドイツを結ぶ平和の架け橋となる姿を描いています。今回は、演じるうえで学んだことや苦労などについて、語っていただきました。―もともと、バート・トラウトマンについてはご存じでしたか?デヴィッドさん僕はサッカーファンであるにもかかわらず、彼については名前すら知りませんでした。だから、彼の信じられないような物語を監督から聞いたとき、「えっ!?それ、作り話じゃないの?」と言ってしまったくらい。本当に驚きましたが、同時に「映画にすごくぴったりな題材だなぁ」というふうにも感じたのが最初の印象です。彼は“平和の大使”のような役割も果たしているので、映画によって当時起きたことをみんなに思い出してもらう、あるいは知ってほしいと思いました。いかにキャラクターの真実に迫れるかが挑戦だった―演じるなかで、トラウトマンをどのような人物像としてとらえましたか?デヴィッドさん彼はもともとナチス・ドイツで若い頃を過ごしたのち、ナチスの青少年組織であるヒトラーユーゲントに入り、そういったイデオロギーというものを刻み付けられて兵士になった人物。でも、自分が犯罪に加担している政権の一部なんだということに気がついて、それに向き合っていくわけですよね。戦争捕虜となった英国で新しい家と家族を見つけても、彼はずっとその罪悪感を抱えて過ごしていたんです。最終的にそれはユダヤ人コミュニティの代表者が「一国の罪を人に背負わせてはいけない」と言うまで続いたわけですが、1956年のFAカップの決勝では首を骨折しているにもかかわらずプレイし続け、彼はサッカーのヒーローに。無意識だったとは思うけれど、2つの国をつなぐような役目を果たした人物だと思いました。―今回の役を演じるうえで、難しかったことがあれば教えてください。デヴィッドさんキャラクターとして、成長していくところをいかに見せるのか、というところがひとつの挑戦でした。もちろん、リアリティに寄り添ってはいきたいけれど、当然ドラマ的に作っているところもありましたから。たとえばマーガレットのために、いきなり試合中に踊り出すところとか、あれは本当にあったわけではないですよ(笑)。そんなふうにバランスをとりながら、いかにキャラクターの真実に迫れるか、というところがひとつのチャレンジではありました。あと、短い時間しか映し出されていませんが、しっかりと見せたいと思ったのは、ヒトラーユーゲントの一員となり、兵士に志願して戦争に赴いたときの彼の姿。その後、彼が自身の抱えるトラウマとどのように向き合ったのか。個人としても、国としても大きな罪悪感や葛藤を抱えているなかで、つねにそれが彼の脳裏にあり続けていましたから。楽しい瞬間でさえも、どこかそれが脳裏にあるということを感じさせることは苦労したところでもありました。偏見を持たずに個人を見ることの大切さを学んだ―そんな彼の生き方から、現代の私たちが学ぶべきところがあるとすれば、どんなことだと思いますか?デヴィッドさんまず、「スポーツにはすごい力がある」ということ。“インテグレーション”と呼ばれるいろいろな国をひとつに融合するような力があることを学べるんじゃないかな。これは、チームのキャプテンが控え室で「ここには戦争はない」という言葉からも伝わってくると思います。いろいろと抗議は受けたけれど、「スポーツを通してみんなひとつになるんだ」「チームスピリットが大事なんだ」という訴えが政治的な違いを乗り越え、強さに繋がっていったと感じました。スポーツにはそういう力があるということを彼から学べるのではないかなと。―確かに、改めてスポーツの持つ力を目の当たりにしました。デヴィッドさんあとは、人を見たときに、その人個人と向き合うことの大切さですね。お互いを分け隔てようとする人がいるかもしれないけれども、そういったものに引っ張られずに、しっかりと個人を見つめること。そして偏見を持って人を見てはいけないということも、学べるのではないかと思います。愛を見つけていく姿は感動的だった―いまの時代にも通じるところですね。では、想像を絶する誹謗中傷を浴びるトラウトマンを支えていたものは何だと感じましたか?デヴィッドさんそれは、妻のマーガレットの存在だと思います。彼女は彼のために立ち上がり、そして彼のために戦う女性でしたから。この映画では、そういった彼女の姿もしっかり描かれているので、ぜひ見てほしいところです。彼女がどんなことを経験して、どんなふうにそれと向き合い、どんなふうに彼と歩んでいったのか。そもそも敵だとみなされていた人とともに生きるなかで、いろいろと葛藤があったはずですからね。そんななかでも立ち上がる姿を通して、人というものをカテゴリーとかで判断するのではなく、その人自身をしっかりと見つめていこうとする気持ちが伝わってくると思います。―では、マーガレットの女性としての魅力をどのようなところに感じましたか?デヴィッドさん彼女の魅力は、強いところ。自分が信じているものからブレない女性ですよね。トラウトマンの人生において、彼女はすごく重要な一部分だったと感じました。捕虜になったあと、ドイツに戻らずにイギリスに残り続けるというのは、彼の人生においてもすごく大きな決断だったと思いますから。彼らは戦争による違うトラウマをお互いに抱えていたので、最初は話すことも通じ合うこともなかったですが、それが少しずつオープンになっていき、2人の間に愛を見つけていく。その姿はすごく感動的でした。デヴィッドさんにとってのヒーローとは?―素敵な瞬間ですよね。本作ではナチス兵がイギリスの“国民的ヒーロー”となっていく様子が描かれていますが、デヴィッドさんにとってのヒーローは誰ですか?デヴィッドさんいっぱいいるからなぁ。もう引退してしまったので今後映画に出演するかわからないけれど、役者だったらダニエル・デイ=ルイスかな。あとは、小さかったころは僕の兄がヒーローでした。つねに兄のあとを追いかけ、つねに一緒にいたいと思っていたような弟でしたから(笑)。―それでは最後に、日本のファンに向けてメッセージをお願いします。デヴィッドさんこの作品は、サッカーのシーンがあるのでスポーツ映画としても観れますが、ユーモアがあって、ドラマチックな瞬間があって、わくわくできるプレーは、サッカーファンじゃなくてもきっと楽しんでもらえるんじゃないかなと思っています。トラウトマンが当時のイギリスでも一番大きなチームのゴールキーパーになり、サッカーのヒーローになっていくまでの道のりを考えると、すごく大きな変遷のある物語ですよね。そのあたりも映画的にとても面白いところですし、あとは何と言ってもラブストーリーの部分にも共感してもらえるのではないかなと期待しています。憎しみも愛に変えることができる!どんな逆境のなかでも、信念を貫き続けることの大切さを教えてくれる本作。環境や社会的状況など、自分ではどうにもならないことに対する悩みを抱えることもあるけれど、後ろ向きになりそうなときこそ、トラウトマンの生き方と愛の持つが強さが私たちの背中を押してくれるはずです。ストーリー第二次世界大戦中、ナチスの兵士として戦っていたバート・トラウトマンは、連合国軍の捕虜となり、イギリスのランカシャー収容所に送り込まれていた。終戦を迎えてもすぐには帰国できず、過酷な労働に従事していたドイツの兵士たち。そんななか、地元のサッカーチームの監督であるジャックにゴールキーパーとしての才能を見出されたトラウトマンは、無理やり試合に出場されられることとなる。ところが、ジャックの娘であるマーガレットは大反対し、トラウトマンに敵意をぶつけるのだった……。気持ちが高ぶる予告編はこちら!作品情報『キーパー ある兵士の奇跡』10月23日(金)新宿ピカデリーほか全国公開配給:松竹Photo by Jeanne Degraa©2018 Lieblingsfilm & Zephyr Films Trautmann
2020年10月21日ネット上の誹謗中傷や、現実世界での傷害事件など、悲しいニュースを目にしない日はありません。しかし、日常に目を向けると身近な場所にこそ『優しさ』があふれているもの。雪わいこ(@waiko084)さんがTwitterに投稿した、自身の実体験を描いたエピソードを読むと、「世の中、捨てたもんじゃないな」と思えるはずです。『みんな助けてくれた』ある日、電車とホームの段差に苦戦する、高齢女性を見かけた投稿者さん。押しているシルバーカーが段差にひっかかり、なかなか乗車できない女性を見かねた投稿者さんが手助けをすると…。みんな助けてくれた pic.twitter.com/163KcW3EuY — 雪わいこ (@waiko084) October 18, 2020 女性が降りる際、周囲の人が率先して手助けする姿を見て、自然と笑顔になった投稿者さん。また、投稿者さんは「誰かが誰かに親切にしてる所を見るのが好き」とコメントしており、その思いに共感する人から多くのコメントが寄せられています。・この光景が、日常の一部になる世の中になってほしい。・親切にする人にもされる人にも、周りの人にも幸せが広がっていきますように。・思いやりの心は絶対に忘れちゃダメですね。投稿者さんが目にしたような優しさあふれるやり取りは、見ているほうも、実際にされたほうもとても気持ちがいいもの。優しさの連鎖は、きっと投稿者さんだけでなく、その場にいた誰もが嬉しい気持ちになったことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年10月19日近年、問題となっているネット上での誹謗中傷。ネット上では、実名を伏せた状態で人を批判したり、悪意のあるコメントを書き込んだりする人が後を絶ちません。警視庁は、名誉毀損や業務妨害などの犯罪に該当するような誹謗中傷については、警察署に相談するよう呼びかけています。そんなネット上の誹謗中傷について、味丸ぜんざい(@ajimaruzenzai)さんは、自身が発言する場合について気を付けたいことを漫画にし、Twitterに投稿しました。『自分は気をつけよう、と思った話』自分は気をつけよう、と思った話。 pic.twitter.com/rPbJzRK7JR — 味丸 ぜんざい (@ajimaruzenzai) October 17, 2020 何気ない発言だったとしても、誰かにとっては不快な言葉に感じる場合もあるでしょう。しかし、中には「そんなことを意図していったわけではない」と驚いてしまうような過剰な指摘があることも事実。人それぞれ考え方が違うため、万人に対して配慮した発言は難しいものです。投稿者さんは、「反対意見のすべてが悪ではなく、悪意をもって酷い言葉を投げかけたり、発言の意図を深く考えずに非難したりすることがいけないのではないか」と持論を展開しました。投稿には、多くの共感の声が寄せられています。・分かります!揚げ足を取るような、悪意のあるコメントを送ってくる人っていますよね。・書いてないことを邪推して非難する人がネット上にはたくさんいます。発言者の気持ちを考えることも大切だと思いました。・非難をする気持ちがなかったとしても、受け取る人にとっては誹謗中傷の言葉になるということもあり得ますね。気を付けないと。自分自身が気付かぬ間に人を誹謗中傷しないよう、気を付けたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月19日2020年10月14日、バイオリニストの高嶋ちさ子さんがInstagramを更新。自身のYouTubeチャンネルに寄せられている誹謗中傷について、注意を呼びかけました。高嶋ちさ子「本人じゃなくてもショック受けるかも」同日、カジキマグロを釣りに行った際の動画をYouTubeに投稿したことを知らせた、高嶋さん。その動画の一部とともにつづられた内容に、注目が集まっています。YouTube見ていただきたいですが、コメント覧の私への誹謗中傷が凄すぎて、本人じゃなくてもショック受けるかもです。お気をつけください。留学中の長男が読んでしまったらしく「ひどいね」って一言。最初からの流れを知ってるだけに、私以上に悔しいのかもです。ま、これも勉強。次男の警護は引き続きお願いしなきゃです。母は打たれ強く生きます!chisakotakashimaーより引用※動画は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by Chisako Takashima (@chisakotakashima) on Oct 13, 2020 at 6:25pm PDT「コメント欄の誹謗中傷がひどすぎて、本人じゃなくてもショックを受けるかも。お気を付けください」とファンを気遣った、高嶋さん。実際YouTubeの動画には、ファンからの温かいコメントや感想以外に、今回の内容とは関係のない批判や心ない言葉が連なっていました。高島さんは、留学中の長男が誹謗中傷のコメントを読んでしまったことを明かしつつ、「次男の警護は引き続きお願いしなければ」と、子供たちへ被害がいかないよう気を引き締めている様子。最後に「母は打たれ強く生きます!」と、誹謗中傷に負けないという強い意思をつづっています。誹謗中傷について、ファンからは心配や応援の声が寄せられました。・批判する人はコメントを書くことが多く、応援する人は『いいね』だけで済ませる人が多いですけど、ファンはしっかりと応援していますよ!・私はいつも高嶋さんの元気な姿に勇気づけられています。味方はいっぱいいるので、どうかそのままの高嶋さんでいてください。・高嶋さんも息子さんたちも、穏やかに過ごせることを祈っています。誹謗中傷なんて気にしないで!SNSの普及により、私たちは気軽に他人とやり取りができるようになりました。しかし、コミュニケーションの幅が広がる一方で、芸能人など表舞台に立つ人が不特定多数から誹謗中傷を受ける被害が増えているのも事実です。言葉は使い方を誤ると、時に人の心を深く傷付けてしまう可能性があります。「顔が見えないから、特定されないから」と軽はずみな発言をする前に、いわれた側の気持ちを今一度考えることが大切です。[文・構成/grape編集部]
2020年10月14日歌舞伎俳優の市川海老蔵が8日、YouTube公式チャンネル「EBIZO TV 市川團十郎 白猿」で、動画「アンチ、誹謗中傷について。お食事しながら話ます。」を公開。自身に向けられる批判について、持論を語った。幼少期から芸能界で活躍する海老蔵は、「子供のときとか、若い頃から言われ続けて」と、長年批判を受け続けてきたことを漏らしつつ、「俺は“徐々に”の免疫があった。16歳くらいから、徐々にやられてるわけ。例えば、彼女が出来てもやられるし、何もないことでも言われるし。でも、俺の場合は“徐々に、徐々に”なのよ」と冷静に分析。また、アンチや批判をする人に対しては、「結構ボロボロに言うやつもいるじゃない? そいつらのことを考えたの。『すげーこいつらファンだな。ありがたいな』って思った」と本音を吐露。加えて、自身の方が人間力や知名度が高いと考えたそうで、「何もかもそいつらより上じゃんって。そいつらに言われたところで、気にする時点でチーンだろって」「大好き過ぎて大嫌いなんだろうな。結局、それって好きじゃん。無興味じゃない」と思っていたことを明かした。一方で、最近は、SNSでの誹謗中傷が問題になっていることを挙げ、アンチや批判が、「さらにひどくなってる」「いきなりだとみんな耐えられないと思う」と以前とは異なる状況を危惧。「俺は免疫がすごくあるから、あんまり応えてない」としながらも、誹謗中傷を受けている人に対し、「真面目に真面目にやってきて、不倫とか。イメージが違うからバーンってなるわけじゃん。ああいうのはキツイと思う。免疫ない人は」と神妙な面持ちで話していた。
2020年10月12日山口県山口市にある日帰り温泉『おんせんの森』。入浴施設のほか、書籍や漫画が5千冊以上取り揃えてあったり、卓球ができたりさまざまな楽しみ方ができるといいます。しかし、この『おんせんの森』である事件が起きたのだとか。人気漫画『鬼滅の刃』が盗まれる2020年9月25日、Twitterでこのような投稿がされました。【悲報】リラックスルームから鬼滅の刃1巻から20巻までが盗まれた。頑張って集めたのに...。間違って持って帰ってしまったという人はコソっと元に戻しておいてほしい。 『誰かが道を踏み外しそうになったら 皆で止めような』 警察には言わず、 SNSの力でその人を止めてあげたい。 #鬼滅の刃 pic.twitter.com/vHffnmLkXt — おんせんの森[フォローしてね] (@onsen_mori) September 25, 2020 本棚からごっそりと無くなったのは、人気漫画『鬼滅の刃』20冊。スタッフは「頑張って集めたのに…」と悔しさをにじませていました。しかし、警察には報告せずに、「もし持ち帰った本人がいたら戻してほしい」と呼び掛け。投稿には「許せない行為」「酷すぎる」といった声が寄せられていました。ネット上では誹謗中傷が相次ぐこの投稿は拡散され、テレビでも放送されました。すると、次第に『おんせんの森』のTwitterに誹謗中傷などが送られてくるようになってきたといいます。スタッフは「馬鹿じゃないのか」といったメッセージがたくさん届き、心を痛めていました。それでも戻してくれる人だと信じたいため、しばらく様子を見ることに。その間にもTwitterには、励ましの言葉が寄せられていていたようです。約10日経っても戻ってこなかった漫画。しかし、漫画が盗まれたことを知った『鬼滅の刃』のファンからあるものが送られてきました。全国のファンから送られてきたものに感動!久しぶりに出社したスタッフ。すると、何やら大きな段ボールが7箱届いていました。中を開けてみると…。なんと、漫画『鬼滅の刃』が合計140冊届いたのです!同年10月8日時点で、その数はまだ増えており9セット180冊以上になったのだとか。『おんせんの森』は、この寄付に対して「本棚に陳列をさせて頂き、大切に保管をしていきたいと思います。本当にありがとうございました。これを機にしっかりと防犯対策をし運営します。この度は、皆さまご心配をおかけし申し訳ございませんでした」とコメント。さらに、中には手紙を添えて寄付をしてくれた人もいたようです。この報告には、ネット上で心配していた人からも「よかったですね!優しい世界」「不覚にも泣いた」「愛のある寄付ですね」といった声が寄せられていました。『おんせんの森』は、漫画の盗難に加えて新型コロナウイルス感染症や、迷惑YouTuberによる風評被害によって「今年はいいことがなかった」といいます。しかし、「SNSを通じて私たちは勇気づけられました。本当にありがとうございました」と温かいファンによる支援で救われたようです。困った時、すぐに手を差し伸べられる優しさに感動しますね。『おんせんの森』が気になった人は、訪れてみてはいかがですか。『おんせんの森』[文・構成/grape編集部]
2020年10月11日香取慎吾が主演するサスペンスドラマ「アノニマス ~警視庁“指殺人”対策室」の放送が決定。香取さんはワケあり捜査官を演じる。SNSのトラブルが後を絶たない。警視庁は世論の声に応えるべく、試験的に専門の対策室「警視庁指殺人対策室」(通称「指対(ゆびたい)」)を新設。SNSの情報を分析し捜査に役立てるとともに、誹謗・中傷の撲滅を目指し市民からの相談に乗る、そんな理念を掲げつつ、実際には世間に対するポーズとしの部署新設であり、集められたメンバーは、万丞渉をはじめ、出世コースから外れたクセモノばかり。ある日、一人の中年女性が対策室を訪ねてきた。先日、一人暮らしをしていた娘が自殺したのだが、警察は「事件性なし」として早々に捜査を打ち切っていた。だが、ファッションモデルである娘がネット上で激しい誹謗中傷に遭っていたことを知り、娘を死に追いやった人たちを捕まえてほしいと依頼される――。タイトルの“アノニマス”とは、“匿名”を意味する言葉。近年、インターネットの誹謗中傷や炎上などが後を絶たず、キーボードによる殺人=指殺人(ゆびさつじん)が社会問題に。本作の舞台は、この社会問題に対応するため警視庁に新設された指殺人対策室。香取さん演じる万丞渉は、ある事件をきっかけに捜査一課の第一線から外された一匹狼ながらも、クセの強いメンバーと共に指殺人に苦しむ人々の事件を解決に導いていく。民放ドラマ出演は5年ぶり、テレビ東京のドラマは1988年の「あぶない少年III」以来33年ぶりとなる香取さんは「小学生だった僕が電車でテレビ東京に通っていた時の緊張感が蘇ります」とふり返り、「僕がSNSを始めて3年が経ちました。僕はSNSに助けられています。応援してくれているみなさんの言葉に、いつも笑顔をもらっています。でも、始める前に思っていたSNSへの怖さも忘れてはいません。SNSと生きる今。このドラマ『 アノニマス 』がSNSの闇だけではなく、その先の光も描いてくれたらと思っています」とコメントしている。「アノニマス ~警視庁“指殺人”対策室」は2021年1月、毎週月曜日22時~テレビ東京系にて放送、Paraviにて配信予定。(cinemacafe.net)
2020年10月01日ネットで行われる誹謗中傷は、今や大きな社会問題です。芸能人や著名人は、目立つ存在であるゆえに標的になりやすく、これまでの多くの被害が報告されています。2020年9月1日、タレントの鈴木紗理奈さんはInstagramを更新。真っ白な画像とともに、自身のSNS上に寄せられた書き込みに対する苦言を投稿しました。 この投稿をInstagramで見る 鈴木紗理奈_MUNEHIRO(@munehirovoice)がシェアした投稿 - 2020年 9月月1日午前4時31分PDT衝撃的な悪質コメントがありました。反対意見などはもちろん真摯に受け止めますが、わたしは悪質なコメントには向き合いません。やめてください。言葉は時として暴力になります。(こんな私でも傷つくことがまれにあります。笑)そしてこの場はわたしがみなさんと繋がれるとても大切な場所です。失くしたくはありません。コメントの際には、一呼吸おいて良識なコメントを心がけてください。今一度リマインドしておきます。愛をこめて。munehirovoiceーより引用「ひと呼吸おいて、良識なコメントを心がけて」と呼びかけた鈴木さん。本来、ファンとの温かな交流をする場でもあるSNSで、突然『言葉の暴力』を浴びせられたら、誰だって深く傷付くことでしょう。フォロワーからは、心配の声が多数上がりました。・相手にせず、気になさらず、ブロックして報告しましょう。・嫌な人もいますが、応援してる人のほうが多いのは絶対です。気になさらずに!・大丈夫ですか?応援してます!いつも楽しみにしてます。・匿名での誹謗中傷ほど理不尽なことはないですね。相手になさらず!これからも応援してます。悪口や蔑みの書き込みをした人は、さびしさから構ってもらいたい気持ちや、ストレスを発散したい気持ちがあったのかもしれません。しかし、見ず知らずの人に対し、匿名で攻撃をするのは卑怯で許されない行為です。もしSNS上で相手の人格を否定するようなコメントを書き込みそうになった時は、鈴木さんのいうように『ひと呼吸』おいて、自分の心の問題に向き合ったほうがいいかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月02日全国で、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)に感染した人やその家族、また、コロナウイルスに立ち向かう医療従事者などへの誹謗中傷が相次いでいます。2020年8月26日、長崎県はコロナウイルスに関する誹謗中傷を受けた被害者のため、『新型コロナウイルス感染症関連人権相談窓口』を開設しました。長崎県、30万円を限度に法的措置を支援長崎県のウェブサイトによると、相談窓口では誹謗中傷に関する解決に向けたアドバイスをするほか、法的措置をとる際、30万円を限度に県が被害者を支援するとのことです。相談員が、解決に向けたアドバイスや、内容に応じて関係機関等へ対応を依頼します。誹謗中傷等への法的措置など法律相談を希望される方には、弁護士による相談も受けられます。(1案件につき5万円まで相談料無料)※単価:30分 5千円さらに、SNSなどインターネット上での誹謗中傷等の投稿の削除や必要な調査(投稿者情報の開示請求等)を弁護士に依頼された場合、その経費の1/2(30万円を限度)を県が支援します。※インターネット以外の誹謗中傷等も対象に含みます。長崎県庁ホームページーより引用ネットパトロールも実施!悪質な投稿を県で保存長崎県によると、担当職員がネットパトロールも実施しているとのこと。悪質と思われる投稿を発見次第、県の担当職員が投稿の画像を保存しています。誹謗中傷に関する投稿の削除依頼をする際や、訴訟を起こす場合、該当する画像を県で保存できていれば、被害者に提供するとのこと。ただ、県庁ですべての誹謗中傷についての投稿を発見できるわけではないので、「ご自身でも被害対策として、書き込みの画像保存や電話の録音、張り紙の保存などをしておきましょう」と呼びかけています。誹謗中傷に対し、長崎県からのお願い長崎県は、コロナウイルス感染者へ誹謗中傷をする人に対し、このように訴えました。【長崎県からのお願い】感染者や医療従事者そのご家族の方などへの誹謗中傷等は、感染された方が行動歴を隠したりすることを助長し、さらなる感染拡大を招いてしまいます。また、医療体制の崩壊にもつながりかねません。お互いを思いやる心を持って、冷静な行動をお願いします。長崎県庁ホームページーより引用長崎県の取り組みには、たくさんの称賛の声が上がっています。・窓口ができてよかった。私の住んでいる地域では感染した家族が、誹謗中傷によって引越しせざるを得ない事態に。もっと早くからこの窓口があってもよかったと思う。・素晴らしい取り組みだ。いい仕事をするね、長崎県。全国で実施してほしい。・誹謗中傷相談窓口が開設されざるを得ないほど、悩まされている人が多いんだろうね…。相談窓口が抑止力になるといいな。長崎県が呼びかけているように、お互いを思いやる気持ちを忘れずに、冷静な行動を心掛けてほしいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月27日自民党の杉田水脈議員が8月20日、ジャーナリストの伊藤詩織氏に提訴されたと発表された。伊藤氏を中傷するツイートに対し、“いいね”をしていたことで訴えられたという杉田議員。その行動に、国会議員としての資質を問う声が上がっている。15年4月、元TBSワシントン支局長の山口敬之氏と会食をした伊藤氏。ところが意識を失った状態で、性暴力の被害を受けたという。16年7月、嫌疑不十分で山口氏は不起訴になった。いっぽう民事訴訟では昨年12月、伊藤氏の供述に整合性があると認定された。東京地裁は330万円を支払うよう、山口氏に命じている。各メディアによると杉田議員は18年6月から7月にかけ、Twitterで伊藤氏に対して「枕営業の失敗」「彼女がハニートラップを仕掛け(た)」などとする投稿に何度も“いいね”をしていたとのこと。訴状には「原告を激しく中傷するおびただしいツイートに対して被告が『いいね』を押してこれを煽っている様は、原告に恐怖心さえ抱かせる」とつづられているという。杉田議員は18年6月に放送されたBBCの番組「Japan’s Secret Shame(日本の秘められた恥)」で、伊藤氏についてこう語っていた。「彼女の場合は、あきらかに女として落度がありますよね。男性の前でそれだけ飲んで記憶をなくして」「社会に出てきて女性として働いているのであれば、嫌な人からも声をかけられるし、それをきっちり断るのもスキルの1つ」さらに伊藤氏が「嘘の主張をした」ために山口氏とその家族が脅迫された、と彼女を非難していた。しかし本誌18年7月24日号で、弁護士の武井由起子氏は杉田議員の発言を問題視。「国会議員は、国民のニーズや意見をくみ取って法律をつくるのが仕事です」「その国会議員が、女性が飲酒してレイプされても、“女性の落度”と考えているのは大問題です」と語っていた。さらに「日本の刑事裁判は起訴後の有罪率が99%程度といわれており、裏を返せば、証拠が不十分で有罪にしにくい場合、起訴されない」といい、杉田議員が伊藤氏の主張を“嘘”としたことに警鐘を鳴らしていた。杉田議員は昨年12月、HUFFPOSTの取材に応じている。その際、「Japan’s Secret Shame」での発言について「刑事事件としての手続きが終わった時期ということが判断材料になっていました」「私は、彼女を貶めるつもりは決してありませんでした」とコメント。そのいっぽう、伊藤氏への謝罪はなかったという。そして今回、中傷ツイートに“いいね”をしていたことで訴訟へと発展した杉田議員。国会議員としての資質を問う声がネットではこう上がっている。《杉田水脈は国会議員である。発言や行為に対して一般人より大きな責任を問われてしかるべきだと考える。他のSNS発信に対してイイネすることは、その発信にお墨付きを与えるような行為》《国会議員は与える影響力の大きさや責任の重さが違う。「いいね」も責任が伴うのは当然だと思う》《国会議員である公人がこんな事していい訳がない》《現職国会議員が中傷ツイートに「いいね」を繰り返したことの影響力を問われている》
2020年08月20日2020年8月19日に放送された情報番組『バイキング』(フジテレビ系)で、SNSの誹謗中傷問題や、デマが拡散する風潮について特集。番組に出演するタレントのホラン千秋さんの意見が、反響を呼んでいます。ホラン千秋が誹謗中傷への対処法を明かす世界中のどこにいても、インターネットを介してすぐに情報を発信できる状況はとても便利ですが、一歩使い方を誤れば、デマを拡散させてしまう危険性があります。番組では、そういったネットやSNSの問題点について、出演者たちがトークを展開。ホランさんは、間違った情報が拡散される背景を自分なりに推測し、次のような持論を述べました。その情報が一次情報なのかどうかっていうこと。例えば公的機関から発表されているのか、当事者から発表されているのかっていうことが重要だと思うんですよ。学生時代とかでも「誰々ちゃんが何々ちゃんの悪口いってたよ」って、確かめに行ったら「いってる、いってない」みたいになるわけじゃないですか。誰かからまた聞きしたものって、基本的に盛られてたり、余計なものがついてたり、真実じゃないものが多いから、本当に確かなところから出た情報なのかどうかってのをまず自分で確かめる。それはどんなことに対しても重要だなって思います。バイキングーより引用ホランさんは、また聞きしたものではなく、確かなソースからの情報か否かを見極めることの重要さを説きます。そのうえで「確かな情報を自分で取捨選択してほしい」と訴えました。自身への誹謗中傷について聞かれると…ネット上では、連日のように行われている他者への誹謗中傷が問題視されています。公の場に出る機会の多い芸能人は、そういった被害に遭いやすいものです。番組のMCを務める坂上忍さんが「ホランさんは自分自身への誹謗中傷に対して、どうやって向き合っているの?」と尋ねると…。私はただの悪意みたいな、特になんの根拠もない悪意は別になんとも思わないんですけど。的確な指摘とかあるじゃないですか。結構、中には的確な指摘があったりするので「なるほど。それはそういう風に見えちゃったんなら申し訳ないな」っていう風に、自分の反省材料にすることはあるんですけど。ただの悪意の塊に関しては、「すごい不幸せな人なんだな」って思いながら読むようにしています。バイキングーより引用ホランさんは、的確な指摘についてはしっかり反省し、ただ悪意を持って誹謗中傷してくる人については「すごく不幸せな人なんだ」と思うようにしているのだそうです。続けて「自分は顔をさらしたうえで発言するけど、誹謗中傷してくる人たちはさらしていない。同じステージに立ってからいってほしい」とバッサリ。ネット上では、ホランさんの意見に対し、さまざまな声が上がっています。・メンタルの強さがめっちゃいい。・さすがホランさん。誹謗中傷への大人な対応が素晴らしい。・「誹謗中傷する人は不幸せな人」と思うの、それでいいと思う。誹謗中傷を受けて平気な人はいません。きっと、誰もが傷付きながらも考え方を変えることで、自分なりに対処しているでしょう。情報が飛び交う時代だからこそ、一人ひとりがその真偽を確かめ、相手の立場を想像したうえで言葉を発信するよう意識したいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月20日2020年8月8日に、放送されたラジオ番組『さまぁ~ず三村マサカズと小島瑠璃子の「みむこじラジオ!」』(ニッポン放送)。番組内で、タレントの小島瑠璃子さんが、一部の週刊誌に取り上げられた熱愛報道について、事実であることを認めました。熱愛報道とともに、小島さんが東京から相手が暮らす地域へ移動していたことも明らかに。新型コロナウイルス感染症が流行中の振る舞いに、一部では批判の声も上がっています。小島さんはラジオで熱愛相手のことを「尊敬から好きになった」とコメントし、さらに一部で巻き起こった批判について「一番感染者数が少ない時期の行動だった」と発言しました。小島瑠璃子に寄せられた誹謗中傷に、三村マサカズがズバリラジオ放送後、ネット上では小島さん本人のSNSに対して、誹謗中傷のコメントが殺到。同月10日、小島さんはそういった事態を受け、Twitterで「ただの想像で、人の人格や生き方まで非難するのは本当にもう終わりにしてほしい。とても悲しい」と、苦しい胸の内を明かしました。交際報道の小島瑠璃子に誹謗中傷が殺到「本当に終わりにして」と悲鳴熱愛報道を認めたラジオ番組で、共演しているお笑いコンビ『さまぁ〜ず』の三村マサカズさんは、小島さんの投稿について次のような意見を述べています。なにがあっても守るよ。俺なりの否定もするけどさぁ。じゃないとつまんないよな。こんな楽しい世の中なのに。 — 三村マサカズ (@hentaimimura) August 10, 2020 三村さんは、小島さんに向けて「自分なりに否定もする」と伝えた上で、「何があっても守るよ」と励ましの言葉を送りました。そのコメントを受け、小島さんは次のような返信をしました。三村さん、、いつでもあったかい。ありがとうございます✨— 小島瑠璃子 (@ruriko_kojima) August 10, 2020 三村さんの行動に対し、ネット上ではさまざまな反響が上がっています。・「守るよ」って、めっちゃかっこよすぎる…。・本当に三村さんは温かくて優しい、素敵な人だなぁ。・「俺なりの否定もする」という言葉に愛を感じた。真に相手を想っているからこそ、時には厳しい発言が必要な時もあるよね。いきすぎた誹謗中傷に神経をすり減らしていた小島さんにとって、三村さんの言葉は救われる想いがしたことでしょう。小島さんのSOSを察し、メッセージを送った三村さん。2人の深い信頼関係がうかがえますね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月12日《SNSだろうと誹謗中傷はしてはいけないし、直接傷つけるのと一緒ということが何故まだ浸透していないのだろう》8月10日、こうツイートしたのは小島瑠璃子(26)だ。具体的なことには触れていないが、《想像で、ただの想像で、ひとの人格や生き方まで非難するのは本当にもう終わりにして欲しいです。とても悲しいです》と嘆いた。7月31日、人気漫画「キングダム」の作者・原泰久氏(45)との交際が「NEWSポストセブン」で報じられた小島。その後、8月8日に「さまぁ〜ず三村マサカズと小島瑠璃子のみむこじラジオ!」(ニッポン放送)に出演。三村マサカズ(53)から交際報道を追及されると、「その通りです」と交際を認めていた。「小島さんは7月下旬、福岡県で原氏と仲睦まじく過ごす様子が報じられました。もともと小島さんが『キングダム』の熱心なファンでもあるので、2人は“ビッグカップル”として注目の的に。ただ、いっぽうでネット上では否定的なコメントも散見されました」(芸能関係者)そんななかで辛い気持ちを訴える小島に、Twitterでは仲間からの擁護が続々と上がった。ラジオで交際について尋ねた三村は《なにがあっても守るよ》とリプライ。《俺なりの否定もするけどさぁ。じゃないとつまんないよな。こんな楽しい世の中なのに》とフォローした。またタレントのIMAL(30)も、《トイレのようにジャーと流して〜〜 応援してるよ〜!!!》と絵文字を添えて励ましている。18年2月の「鴻上尚史のオールナイトニッポンPremium」(ニッポン放送)にゲスト出演した際、小島は恋愛観をこう明かしていた。「自分が周りからこの人と付き合ったらどう思われるかなとかよりも、その人の良いところを愛せるかな?とか、これさえあれば良いな!が一個ある方が良いんじゃないかな」11日には《温かい言葉をたくさん、ありがとうございました》と気持ちを切り替え、ツイートした小島。前向きに軌道修正する彼女に、温かいエールが広がっている。《こじるりさん元気だして!》《明るいのがこじるり!!大変ですが、頑張ってください。 そして、大切な人と幸せになって欲しい》《お二人の仲、応援しています》
2020年08月11日2020年7月末、人気漫画家との交際が一部週刊誌で報じられた、タレントの小島瑠璃子さん。後に、自身がMCを務めるラジオ番組で、暗に交際を認める発言をしたことでも話題を呼びました。男女ともに好感度が高い小島さんの交際報道に、ファンからは応援と祝福の声が殺到。一方で、交際が報道された際、小島さんが東京から相手が暮らす地域へ赴いていたことも明らかになっており、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)で外出自粛が求められている中での旅行に、一部では批判の声も寄せられていました。そうした批判の声は、小島さん自身も目にしており、同年8月10日、Twitter上で行き過ぎた誹謗中傷に苦しい胸のうちをつづっています。SNSだろうと誹謗中傷はしてはいけないし、直接傷つけるのと一緒ということが何故まだ浸透していないのだろう。想像で、ただの想像で、ひとの人格や生き方まで非難するのは本当にもう終わりにして欲しいです。とても悲しいです。— 小島瑠璃子 (@ruriko_kojima) August 10, 2020 小島さんは、交際を認める発言をした際に、一部から寄せられている批判を受け「あの頃(写真が撮られた時)は、一番感染者が少なかった時」と弁明したことも。なおも止まない誹謗中傷に「本当に終わりにしてほしい」と本音を語った小島さん。小島さんの、悲鳴にも似た訴えは反響を呼び、同情と励ましの声も寄せられています。・時代は進化し続けているのだから、それに合わせて法律も新しく追加しないといけないと思います。・誹謗中傷する人は、その言葉一言ひとことに、ちゃんと責任をもっていっているんですかね。・誹謗中傷する人は痛みが分からない人。逆の立場だったら…って想像が出来ない人。いつか、ブーメランとして戻って来るのに。ネット上での誹謗中傷は以前から問題視されており、特に芸能人は立場上、標的にされやすくもあります。しかし、立場に関係なく、故意に相手を傷つけるような行為は決してあってはならないこと。ましてや、SNS上の誹謗中傷は、これまでにもいくどとなく危険性や問題点が指摘されてきました。小島さんがいう通り「SNSだろうと誹謗中傷はしてはいけないし、直接傷付けるのと一緒ということが、なぜまだ浸透していないのだろう」と疑問を抱かずにはいられません。[文・構成/grape編集部]
2020年08月11日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「ネット中傷」です。当人にとっては気にするなでは済まされません。『テラスハウス』に出演していた女子プロレスラーの木村花さんが5月に亡くなりました。インターネット上で誹謗中傷を受けていたことが原因による自死といわれており、ネット上の誹謗中傷に対し、新たな法律や厳罰化を求める声が強くなりました。でも、僕は新たな法律を設ける必要はないと思います。侮辱罪や名誉毀損罪など、既存の法律で十分裁くことができるからです。ただ問題なのは、訴えようにも、発信した相手の特定がとても難しいということ。弁護士を立て、SNS事業者や掲示板管理者などに情報開示請求を行い、発信者のIPアドレスをもとに、電話会社などに開示を求めて、住所や氏名、本人特定ができます。そこから損害賠償の請求になるので、お金も時間もかかるのです。アクセスログの保存期間は決まっているため、特定が間に合わないケースもあり、政府からは事業者に対し、情報の速やかな開示や保存期間の延長を求める動きが出ています。ほかにも、過度に人を傷つける文言は書き込めなくするなど、民間事業者にできることはあると思います。ニコニコ生放送やABEMAでは、NGワードを指定して、本人が受け付けたくない言葉をはじく機能を備えています。SNSも、ミュート機能で自分のコメント欄を表示させないようにするなど、改善はされつつあります。木村花さんには、悪質な投稿を上回る大量の励ましや応援の声があったそうです。ただ、僕も経験がありますが、1000人に1人の悪口でも、言われた本人は一日中それを引きずります。「知らないやつの他愛もない悪口だから、気にしないだろう」と思ったら大間違い。受け取り手は、実は知人が匿名で本音を漏らしているのかもしれないと、疑心暗鬼に陥ってしまうのです。木村花さんのほかにも、伊藤詩織さんやきゃりーぱみゅぱみゅさんらに対するネット中傷を見ても、女性の発言に対して、大量の批判がことさら集中する傾向があるようです。メディア・リテラシーも大事ですが、女性差別・女性蔑視など、古い価値観に基づいた社会のありようも変えていかなければいけないと思います。堀 潤ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。3月に監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が公開された。※『anan』2020年8月5日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年08月01日2020年7月19日に、子役出身の俳優である春名風花さんが、SNSに誹謗中傷を書き込んだ投稿者と示談が成立したことをYouTubeで報告。投稿者が315万4000円の示談金を支払うことで合意しています。ネット上での誹謗中傷が問題視される中、春名さんの訴訟は人々の注目を集めました。示談の成立に温かなコメントが寄せられる一方で、「悪口をいわれたくらいで示談金を貰えていいな」という心ない声も上がっています。そんな声に対し、春名さんがnoteにつづった言葉に反響が上がっています。『示談金の額しか見えない人』に春名風花が反論春名さんは4社のプロバイダに対し『発信者情報開示請求訴訟』を行い、投稿者の個人情報を得た後、民事・刑事の両方で訴訟を起こしていました。当初、投稿者は示談に後ろ向きだったものの、家宅捜索が始まる前に示談金による刑事告訴の取り下げを要求。投稿者の申し入れに対し、「後の人々のために1つでも多く判例を作るべきではないか」との思いから、春名さんは示談を拒否していたといいます。しかし、いろいろな人から助言を受け、「現行法では法律で裁くほうが罪が軽くなってしまうかもしれない」との考えから示談を受け入れました。すると、一部の人が示談金の額に反応。『なんの苦もなく手に入れた臨時収入』であるかのように解釈し、筋違いな侮辱や恨みの言葉を春名さんにぶつけたのです。春名さんは当事者として、苦しみと示談金について勘違いしている人も分かりやすいよう、次のようにつづりました。何を言ってるんだろう。そんなにうらやましいなら、あのとき代わってくれたら良かったのに。この金額はラクしてもらえる不労所得じゃなく、僕のこれまでの苦しみとトレードなんだから、そんなに10年ぶんの慰謝料が欲しいなら、僕と同じめにあって、10年間苦しんでみたら良いと思うんだよ。慰謝料っていうのは、誰から見てもそれだけ苦しんだんだなってことが認められた人だけがもらえるもの。それに、何度も言うけど、いくらお金を積まれても、傷はなおらないし、記憶も消えないし、一度落ちた信用も名誉も取り戻せないし、ぺこぱじゃないから時だって戻せない。これで、あの苦しかった記憶が全部消えて無くなるわけじゃないんだよ。春名風花ーより引用春名さんによると、学費を裁判費用に使ってしまったので、そのぶん奨学金を借りないといけなくなったそうです。また、警備費用や失った仕事の数を考えると、とても示談金では補いきれないとのこと。損をした分の一部を取り戻せはしても、心の傷は残ったまま。その上、訴訟後に平穏を取り戻せるかと思いきや、額だけを見てうらやましがる人の対処も必要とあっては、どうにもやりきれないでしょう。【ネットの声】・精神的な苦痛は、お金ではとても補えませんよね。・「お金を貰った」という部分しか見えない人がいることにビックリ!・「春名さんの苦労がやっと報われた」と思って嬉しかったのに、今度はそんな目に遭うなんてつらすぎ…。・「示談金が貰えていいな」なんて、人の痛みが分かっていれば口が裂けてもいえないことだよ。『有名税』という名目で見過ごされてきた、芸能人への誹謗中傷。批評とは違う暴言を許す風潮はもちろん、訴訟を起こした人への当てこすりなども、時代の変化とともに減っていくことでしょう。春名さんの言動が、その第一歩となる影響を社会に与えることを多くの人が願っています。[文・構成/grape編集部]
2020年07月24日近頃、ネット上で悪口や誹謗中傷をする『ネットいじめ』が横行しています。子供だけにかかわらず、見ず知らずの人から誹謗中傷を受けて心を痛める大人も多数いるのが現状です。いわゆる言葉の暴力といわれるものは、目に見えるものではありません。そういった言葉の暴力を受けた人に対して、「スルーしたらいいよ」と相手に絡まず無視をすればいいと助言する人がいます。しかし、それよりも大切なことがあると僧侶の吉田武士(@curry_boz)さんが説きました。心ない言葉や暴言を受けたときにまわりの人が「スルーしたらいいよ」というの、銃で撃たれたあとに「弾、避けたらいいいよ」というのと同じだから…さらに、みんなで反撃して銃で撃ち返すよりも、まず手当てしてあげてください♂— 力レ一坊主@吉田武士(僧侶Lv.9) (@curry_boz) July 5, 2020 すでに、誹謗中傷の銃で撃たれた後に「避けたらいいよ」といわれたところで、意味がありません。銃で撃ってきた相手を反撃するよりも、まずは心のケアをしてあげてほしいというのです。投稿には、多くの共感の声が寄せられていました。・本当にその通りだと思う。スルーすることも大切だとは思うけど、心の手当てをしてくれる人も欲しい。・「スルーしなよ」っていいがちだから気を付けたい。肝に銘じておく!・確かに傷はすでに負っているからね。目から鱗でした。ネット上の、見ず知らずの相手に対する誹謗中傷は許されることではありません。ですが、もし傷付いている人を見かけたら優しく心の手当てができるようにしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年07月08日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(28)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!【誹謗中傷は気に病まなくて大丈夫です】芸能人の方の生き霊チェックをしていると「絶対に悪いものがついてると思う」と相談されることがよくあります。でも実際に霊視してみると、それはまったくの思い過ごしで。熱狂的なファンの生き霊はまだしも、悪いものなんて、ぜんぜんついてないんです。なんでそんなふうに思うのか聞いてみると、ほとんどの場合「SNSでひどい誹謗中傷を受けているから」という理由です。僕が思うに、匿名で誹謗中傷するような人って、べつに恨みや憎しみの気持ちがあるわけじゃないんですよね。これまで僕が相談を受けてきたケースでは、誹謗中傷してくる相手の生き霊が、実際についていたことなんて1度もないですもん。だから、自分の素性も明かさずに文句をつけてくる人の言葉なんて、まったく気に病まなくて大丈夫だと思います。とはいえ、無視すればいいとも思っていなくて。僕自身、SNSで誹謗中傷されることがあるんですけど、やっぱりスルーはできません。芸能人であっても、おかしいと思ったことには声を上げられる世の中にしていかないとですね。なんだかいつになく真面目な感じになっちゃいましたが(笑)。これが僕の素直な思いです。【お知らせ】はやともさんへのファンレター・心霊相談は、〒112-8011東京都文京区音羽1-16-6光文社・女性自身編集部「ポップな心霊論」係まで!「女性自身」2020年6月23・30日合併号 掲載
2020年06月21日【今週の悩めるマダム】亡くなった木村花さんが抱えていた、SNSでの誹謗中傷問題。15歳の娘も、ネットいじめの問題に悩んでいます。SNS上で悪口を言われたり、あることないことを書かれているみたいです。私はネットに疎く「見なきゃいいのに」と思いますがそういうわけにもいかないようで、どうしてあげればいいかわかりません。(埼玉県在住・40代主婦)彼女が亡くなられた後も、まだ花さんを誹謗中傷する輩がいるようですが、心ない人間というのは懲りないものですね。そういう連中が巣食う場所がSNSの世界でもあるわけです。ここに近づくか、いっさい近づかないか。この2択しかないのですが、社会的繋がりを必要としている人にとってはSNSを排除して生きることは難しいでしょう。Twitterやインスタグラムなどの各社がある程度プロテクション機能を構築し、ひどい誹謗中傷をまき散らす悪質なアカウントの割り出しをしてくれればいいのですけど、これにも限度があります。ネットいじめの問題は10年以上前からあるのに、法整備もなかなか進んでいかないのが、残念ながら現状なのです。つまり、個人個人が強くなるしかない。僕もSNS上で何度も攻撃を受けてきた側の人間です。ひどいものでしたが、だれも助けてくれないので、自力で這い上がるしかありませんでした。僕はこの通り図々しい人間でしたから、生き残ることができましたが、木村花さんはそうじゃなかった。あんなにプロレスが強い人だって、メンタルへの攻撃というのは本当に響くのです。相手は不特定多数のしかも匿名の人間ですからね。相手が分かっていれば阻止もできるでしょうが、ネットの隠れ蓑に紛れて匿名でしか人の悪口を言えない連中が相手だと、そうもいきません。誹謗中傷をしている連中というのは、実際に会ってみたら意外と人の良さそうな人間だったりするわけです。裏の心というのは恐ろしいものです。人間の中にいる悪魔と、まともに戦っちゃいけません。SNSという場所は人間の悪い本性がむき出しになる、実に恐ろしい場所でもあるわけです。攻撃側に回ることで、勝ち組の一員でいられるような優越が得られます。これが誹謗中傷をエスカレートさせるのです。そしてそのターゲットになりやすいのは、本名で生きている人たち。花さんは大変不幸なことに亡くなってしまいましたが、娘さんはまだ生きている。だから、僕が考えたSNS上の誹謗中傷に負けない十カ条を、娘さんに送りたいと思います。「誹謗中傷に負けない十カ条」1. 腹が立ってもクールにスルー2. いちいち相手にせずスルー3. 小さなことはスルー4. ふざけんなでスルー5. 抱え込む前にスルー6. 他にやること山ほどあるしで完全スルー7. 敵の思う壺にはまる前にさっさとスルー8. 時間は有限だから、申し訳ないけどスルー9. 悪口陰口誹謗中傷は即座にスルー10. だれの人生だよ、スルーでしょ!卑怯であくどい連中に、純粋に頑張っている人たちが負かされるなんて、絶対にあってはいけません。一緒に乗り越えましょう!【JINSEIの格言】人生は、他のだれのものでもありません。あなた自身のものです。よく知りもしない他人の顔色をうかがって生きる必要がありますか?あなたに与えられた、一度きりの人生です。この連載では辻さんが恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日ごろの悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】(@jinseinospice)、またはお便り(〒112-0811 東京都文京区音羽1-16-6「女性自身」編集部宛)にて絶賛募集中。※性別と年齢を明記のうえ、お送りください。以前の連載「ムスコ飯」はこちらで写真付きレシピを毎週火曜日に更新中!
2020年06月16日著名人に向けた誹謗中傷が絶えない昨今。悲しい事件も起きています。起きてしまった事件に心を痛め、誹謗中傷をなくそうと働きかける人も少なくありません。その反面、「有名税と思って耐えればいい」「SNSを見なければいい」「スルーすればいいのに」という意見を述べる人も…。ところが、そんな意見は許すまじと、投稿されたメジャーリーガーのダルビッシュ有(@faridyu)選手のツイートが話題を呼んでいます。たまーに来る誹謗中傷をスルーしただけで対処法わかってますって感じの人へ。著名人への誹謗中傷はこんな感じです。 pic.twitter.com/eFkDIGN6gG — ダルビッシュ有(Yu Darvish) (@faridyu) May 23, 2020 想像を絶する誹謗中傷の例えに言葉を失います…。目をつぶることも、振り払うこともできず、誹謗中傷に襲われ続けるだけ。「誹謗中傷はスルーすればいいだけ!」と考えていた人も、ダルビッシュ有選手の投稿を通し、誹謗中傷の実態を知ったのではないでしょうか。「群がる大群の一匹になるのはやめよう」と、1人でも多くの人が我が身を振り直してくれることを願うばかりです。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年06月16日複数の女性と不倫をしていたことが一部週刊誌で報じられた、お笑いコンビ『アンジャッシュ』の渡部建さん。2020年6月10日、渡部さんは芸能活動の自粛を発表。報道が事実であることを認めました。渡部さんは2017年に俳優の佐々木希さんと結婚し、第1子を育てています。渡部建の不倫疑惑をかけられた片桐えりりか、誹謗中傷を訴えそんな中、SNSや一部のメディアではなんの根拠もなく『渡部さんと不倫していたセクシー女優』とされる情報が公開されていました。元セクシー女優の片桐えりりかさんは、不倫相手の疑惑をかけられた1人。しかし、片桐さんは5年前から台湾在住のため渡部さんに会うことは不可能です。片桐さんによると、2014年に会ったことがあるものの、渡部さんが結婚して以来は一度も会っていないといいます。しかし、不倫相手の1人であるというデマは拡散され、片桐さんの元に多数の誹謗中傷メッセージが届いているそうです。「佐々木希さんに謝れ」「お前なんか死んだほうがええわ」不倫疑惑を信じた人たちから片桐さんの元に大量に届いた、誹謗中傷のメッセージ。片桐さんは一部のメッセージを公開した上で、このように注意喚起をしました。未だに佐々木希さんに謝れというDMが大量にくるんですけど、、酷いものでは死ねときます。DMは全てスクショはしてあります。あまりにもこのようなことが続くなら法的処置の準備をします。言葉に責任を持ってください。いいかげん勉強してください。 pic.twitter.com/njHrC1x9pj — 片桐えりりか (@eririka2012) June 11, 2020 同年5月23日には、プロレスラーの木村花さんが22歳という若さでこの世から旅立ちました。木村さんはネットで多数の誹謗中傷に遭っていたほか、自宅には遺書と思しきメモが残されていた点から、自ら命を絶ったと考えられています。ネットでは木村さんの件を受け、「誹謗中傷はやめよう」という意見が相次いでいたばかりでした。投稿は拡散され、多くの人から誹謗中傷を批判する声や、片桐さんを励ます声が寄せられています。・本当に酷い。木村さんの件から何も学ばなかったのか?・やっぱり誹謗中傷をする人は自分は正義であり、悪いと思っていないのでは。・心中お察しいたします。こうやって人を傷付ける人は一度痛い目に遭ってほしい。誹謗中傷行為は人の心を深く傷付け、時には死に追い込みます。そのことを、私たちは木村さんの件でも学んだはずです。これ以上苦しむ人を増やさないよう、一人ひとりが意識するべきでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年06月13日2020年6月8日、ジャーナリストの伊藤詩織さんがTwitterに投稿されたイラストや書き込みが名誉毀損に当たるとして、漫画家のはすみとしこさんら3人に損害賠償と投稿・リツイートの削除と謝罪広告の掲出を求めて、東京地裁に提訴しました。訴状によると、はすみさんは2017年6月~2019年12月、伊藤さんとみられる女性を描いたイラストなどを投稿し名誉を傷付けたとしています。また、ほか2人については、はすみさんの投稿をリツイートで拡散したとのこと。代理人によると、2人は男性でクリエイターと医師だといいます。はすみさんは訴状に対し「風刺画はフィクションであり、実際の人物や団体とは関係がない」「今回の地裁判決により作品を削除する意向はない」と自身のTwitter上で発信していました。伊藤詩織さん「言葉を発する前に考えてほしい」伊藤さんは同日、都内で記者会見を実施。ネット上での誹謗中傷について「ひと言でいうとショックでした。尊厳を傷付けられるような攻撃でした」と語り、訴訟を起こした理由について言及しました。言葉には人を傷付け、死に追いやってしまう言葉もたくさんあります。これ以上、言葉で人を傷付けるようなことがないよう、アクションを起こしていかなければならないと思います。個人的な経験ですけど、(ネット上の誹謗中傷の)言葉を受け続けて、外を歩けなくなってしまったことがあります。変装をしていたんですけど、変装をやめて道に出たんですけど、気付いて声を掛けてくれる人は、みなさん応援してくださる方だったんですね。オフラインの世界では、面と向かって、苦しい言葉を投げかけられることはありませんでした。そういった言葉を投げかける人に対しては、その後本人の前で責任を持っていえるのかというのを、言葉を発する前に考えてほしいというのが願いです。THE PAGEーより引用「本人の前で責任を持っていえる言葉なのか、考えてほしい」と訴えた伊藤さん。ネット上での誹謗中傷については「SNSを見なければいい」といった声もある中で、次のようにコメントをしています。こういう声を受けると、孤立してしまうんですね。そういった声が一部だったとしても、声に囲まれているような気分になってしまうんですね。特にこれが若い方であったらなおさらなんじゃないかなと。私たちにとってオンラインはとても近い世界ですし、私たちにとって通勤路や通学路のような普段通る道なんですね。そこを見るな、通るなといわれるのは本当に難しくて、そういった日常の中で起きていると。それが自分の生きているコミュニティで起こってると、どこに助けを求めていいのかわからない。そこがすごくつらいところだなと。THE PAGEーより引用ネット上では、この会見を見た人たちからさまざまなコメントが寄せられました。・これを機に、ネット上でセカンドレイプを絶対許さないムーブメントに変わっていってほしい。・国の推し進めるSNS規制の参考にもなる、重要な事例になるだろう。・これは、人としての尊厳を守る闘いだと思います。伊藤さんについてネット上に書き込まれたものは70万件あり、うちTwitterの投稿は21万件に及ぶとのこと。その中から名誉棄損に当たる可能性の高い悪質な投稿を確認し、投稿者を特定次第、提訴を検討していくといいます。[文・構成/grape編集部]
2020年06月09日