2020年5月23日、22歳という若さでプロレスラーの木村花さんが亡くなりました。自宅に遺書と思しきメモがあったほか、亡くなる前に「さようなら」などの投稿をSNSに残していた点から、ネットでは自ら命を絶ったのではないかと考える人が相次いでいます。木村さんはバラエティ番組への出演をきっかけにSNSで不特定多数から誹謗中傷を受けていたため、多くの人が誹謗中傷行為を問題視する声を上げました。スマイリーキクチ、被害を受けた中傷事件を振り返りコメント1988年に起こり、あまりの残虐性に世間を震撼させた『女子高生コンクリート詰め殺人事件』。お笑いタレントのスマイリーキクチさんは1999年頃からネットで「スマイリーキクチがこの事件に関与している」と根拠のないうわさを立てられ、長年、誹謗中傷に遭っていました。(通称:スマイリーキクチ中傷被害事件)匿名掲示板やブログ、SNSで殺人犯扱いを受け、深く心を傷付けられてきたスマイリーさん。誹謗中傷の被害者を減らすため、2020年5月30日には木村さんの件を受けて開かれた、政府の誹謗中傷対策を目的とする会合にも出席しています。「誹謗中傷は依存症だ」同年6月7日、スマイリーさんは誹謗中傷をやめたくてもやめることができない女性についての記事を引用した上で、Twitterで持論を展開。自身が経験した誹謗中傷事件を振り返りながら、このようにコメントしました。僕を9年間ネットで誹謗中傷してた人物は警察の取り調べで「あいつは殺人犯ですよ、ネット見てください」と本気で話していたそうです。一流企業に勤めている社会人です。他人に嫌がらせや攻撃をするあまり自分の心が蝕まれていた。中傷された側は傷つく、中傷する側も傷つく。中傷は依存症だと思った。@smiley_kikuchiーより引用「誹謗中傷は依存症である」と述べた、スマイリーさん。訴えられる危険があるにも関わらず、他人を誹謗中傷するために貴重な時間を使う人たちは、依存といっても過言ではないのかもしれません。誰かを攻撃してストレス発散をしなければ落ち着かないほど、心が追い詰められているのでしょうか。誹謗中傷行為は加害者と被害者どちらも傷付けていることを指摘したスマイリーさんの投稿は拡散され、多くの人が考えさせられました。・誹謗中傷することに依存するだなんて、不幸ですね…。しっかり治療するべきです。・他人を攻撃して自己を確立する…なんて闇が深いんだろうか。・なんにせよ、熱心に誹謗中傷をする人の精神状態は普通ではないと思う。自分では異常性に気付けないのだろう。被害者の立場であるにもかかわらず、加害者の傷付いた心を見抜くスマイリーさんからは、他人を思いやる優しさを感じます。きっと、不安な時は八つ当たりをしたくなってしまう人は少なくないはず。誹謗中傷の加害者になる可能性は、誰にでもあるのでしょう。加害者や被害者を減らすために、社会全体が誹謗中傷対策に取り組むべきであると再認識させられます。[文・構成/grape編集部]
2020年06月08日実業家の前澤友作さんが、2020年6月5日にTwitterを更新。ネット上で誹謗中傷を見かけた時に、どうするべきなのか持論を展開しさまざまな意見が交わされています。前澤友作「誹謗中傷を見かけたら…」同年5月23日に、プロレスラーの木村花さんが亡くなりました。木村さんは生前、SNS上で不特定多数から酷い誹謗中傷を受けたようです。ネット上では、木村さんの死を受けて多くの著名人が誹謗中傷をやめるよう訴えています。前澤さんも、分かりやすい例を交えて、誹謗中傷をやめるよう声を上げました。飲酒運転しようとする人を見かけたら、注意して止めます。止めないと周りの人まで飲酒運転ほう助で罪に問われる可能性もあります。誹謗中傷を見かけたら、僕は見過ごすのではなく止めたり注意します。場合によっては法的措置もとります。どこかで大事故になってからでは遅いので。— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤 友作 (@yousuck2020) June 4, 2020 「もし飲酒運転をしようとする人がいたら、注意をして運転をしないよう止める」という前澤さん。誹謗中傷を見かけた際も、同じく注意をするといいます。誹謗中傷は飲酒運転と同じく人を傷つけ、時に命を奪う原因になることすらあるものです。それだけ、誹謗中傷も危険で罪の重いものだと前澤さんは訴えたいのでしょう。前澤さんの投稿を見た人たちからは、「分かりやすい」などのコメントが寄せられていました。・まさにそれ。分かりやすい例えをありがとうございます。・本当その通りだと思う。当たり前のことなのにね。・いじめを見て見ぬふりをするのと同じだと思う。誹謗中傷は、相手の心を深く傷つけるもので許される行為ではありません。もしネット上で誹謗中傷を見かけたら、見て見ぬふりをするのではなく注意をして心に傷を負う人が増えないようにしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年06月06日2020年5月23日に22歳という若さで亡くなった、プロレスラーの木村花さん。バラエティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系)での言動で、SNSでは酷い誹謗中傷を受けていたようです。木村さんは生前、Twitterに「傷付いたのは否定できない。お母さんや支えてくれたみんな、ありがとう。弱い私でごめんなさい」などの投稿をしていました。所属事務所は詳しい死因を発表していませんが、遺書とみられるメモが残されていたことを警察が明らかにしています。けみお「目に見えている世界がすべてではない」木村さんの死を受け、ネット上では、誹謗中傷をやめるよう訴える声が多数上がっています。モデルやタレントとして活動している、けみおさんも声を上げた1人。自身も、誹謗中傷のメッセージをSNSで受け取るといいます。誹謗中傷の言葉にどれだけ傷付くのか、SNSとどう向き合うべきなのかをYouTubeで語りました。わざわざ誹謗中傷を送るアカウントを作ってメッセージを送って来たり、返信をするとブロックしたり、アカウントを消したりする人がいると明かしたけみおさん。また、SNSは、その人の一瞬の幸せを切り取ったものであり、投稿からは見えない暗い部分もあると訴えました。SNS上で目に映るもの=その人の世界すべてとか、その人の人生とか、その人の性格だって思わないでほしいなってすごく思います。それは周りのお友達とか誰に対してもです。誰が上とか誰が下とかそういう話じゃなくて、みんなそれぞれ個々に何かしらと闘って毎日生きてるんです。そのうち一瞬のハピネスをキャプチャしてSNSにシェアしてるだけなんです。kemioーより引用動画は反響を呼び、大勢からコメントが寄せられています。・心の底から共感した。言葉がとても刺さりました。・すごく分かる。言葉でいうよりも、文字で見ると余計きつく感じる。・ほとんどの人は理解しているんだけど、本当に一部の人が心を傷付けているんだな。・これはSNSを使っている全世界の人が見るべき。SNSを使っていると、嫉妬心もあって誹謗中傷を送ってしまう人が中にはいるようです。しかし、けみおさんのいうようにSNSに切り取られたのは一瞬の幸せであってその裏では悩んだり苦しんだりしていることもあるはずです。けみおさんは「目に見えている世界がすべてじゃないんだってことは、いつも思っておくべきだなって私は思います」ともコメントしていました。指先ひとつで人の心を傷付けられるSNSだからこそ、目に見えているもの以外のことも考えて行動すべきでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年05月31日2020年5月23日、プロレスラーの木村花さんが22歳という若さでこの世を去りました。バラエティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系)への出演をきっかけに、以前からSNSで不特定多数から誹謗中傷を受けていた木村さん。家には遺書とみられるメモが残されていたほか、SNSに「誹謗中傷に傷付いたのは否定できない。お母さんや支えてくれたみんな、ありがとう。弱い私でごめんなさい」などの投稿をしていました。木村さんの訃報は世間に大きな衝撃を与え、多くの人がネットでの誹謗中傷行為をとがめています。カズレーザー、誹謗中傷について持論を展開同月31日に放送された情報番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)では、今回の件について特集。ゲストであるタレントのダレノガレ明美さんによると、多い日は1日で千通ほどの誹謗中傷メッセージが来ることがあるといいます。番組に出演するたびに「消えろ」「死ね」「国に帰れ」といった匿名のメッセージが何百通も寄せられるのだとか。誹謗中傷の対処法について尋ねられたお笑いコンビ『メイプル超合金』のカズレーザーさんは、「誹謗中傷は絶対になくならない」と断言しました。カズレーザーさんはこれまでも、着眼点の鋭いコメントが話題となっています。カズレーザーのインスタが面白い!相方・安藤なつの結婚に「令和の奇跡」誹謗中傷がなくならない理由として、カズレーザーさんはSNSの非対称なシステムを指摘しました。たとえばフィルタリングかけたりとか、汚い言葉を制限したりすることは法的な根拠があればできると思うんですけど、SNSを運営する側がそれ(誹謗中傷)をあまり制限してないのと。いったら新しい悪口なんてノータイムノーリスクで簡単に生み出せるので、多分、制限する方法はほぼないと思うんですよ。多分問題なのは、(藤田)ニコルがさっきいった『指殺人』って言葉があるように、誰かを傷つけることができるけど、その代わり誰かをバズらせたり、賛同を表明することは簡単にできるんですよ。『いいね』っていう形で。その代わりマイナスの感情とか範囲を表明する方法がリツイートとかメッセージっていう方法しかない。そもそも、非対称なシステムな所がほぼ問題があって。サンデー・ジャポンーより引用Twitterの場合は『いいね』という肯定的な評価ボタンしか存在しないため、批判をする時はコメントをするほか手段がないと指摘したカズレーザーさん。なくならない誹謗中傷から逃げる方法として、「宣伝の関係でSNSをやめることはできない人以外はやめてもいいということを声を大にして伝えたい」と力説しました。また、リアリティを売りにした番組への出演が誹謗中傷に発展したことについて、このように持論を展開しています。もちろん熱を持って見てた方なら誹謗中傷しちゃうこともあるだろうし。これ(放送を)止めたところで多分、新しい方法で誹謗中傷する方はまあ無限に出てくると思うんですよ。でも若い子とか、まだ未成熟な子に対して作ってる番組なんで。いったらですけど。その視聴者を「お前らがまだリテラシーが足りないんだ」っていうのは、ちょっと間違ってるなと思います。そこは作り手がもっと配慮するべきだと思います。サンデー・ジャポンーより引用「視聴者が未熟だからいけない」「バラエティ番組をリアルに受け止めるな」といった視聴者批判の声も相次いだ、今回の騒動。視聴者だけでなく、配慮が足りなかった番組側にも責任はあるとカズレーザーさんは述べました。ネットでは多くの人からカズレーザーさんの意見に共感する声が上がっています。・カズレーザーさんはやっぱり頭がいい人だと思う、発言の一つひとつが的確だなあ。・本当にそれ。視聴者みんなが「リアルにとらえちゃいけない」って分かってれば悲劇は起きなかった。でもそれは難しいから配慮が必要。・この件を見る側だけの責任にするのはおかしい。SNSの非対称さも同意。悲しいことに、きっと今後もネットでの誹謗中傷はいろいろな形で行われていくのでしょう。木村さんのように心に傷を負ってしまう人を少しでも減らすため、情報を発信する側や受け取る側の意識改革が求められています。[文・構成/grape編集部]
2020年05月31日2020年5月23日に、女子プロレスラーの木村花さんが22歳という若さで亡くなりました。警察によると、自宅には遺書とみられるメモが置いてあったといいます。バラエティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系)に出演していた木村さん。番組内での言動をきっかけに、以前からSNSで不特定多数から誹謗中傷を受けていました。所属事務所は、詳しい死因を明かしていないものの、誹謗中傷によって木村さんの心が傷付いていたのは確かです。木村さんの母親であり、元女子プロレスラーである木村響子さんは同月31日にTwitterを更新。「娘の旅立ちを見送った」と報告しました。花の旅立ちをみんなで見送りました本当にかわいい顔をして寝ていたのですべてが嘘みたいで実感がありませんがたくさんのひとが花のことを愛してくれていてその想いは絶対に花に届いているしだからきっと花は今 さみしくないはずですこれからもずっと花を愛してあげてください pic.twitter.com/ypxUl92y8f — 木村響子 (@kimurarock) May 30, 2020 木村さんの逝去後、ネット上では誹謗中傷をやめるよう訴える声が多数上がっています。一部では、誹謗中傷を送った加害者を必要以上に責める人もいるようです。これに対して響子さんは、「ヘイト(憎悪)のスパイラルをやめてほしい」とお願いをしました。皆さんに お願いがありますどうか 花のことでご自分を責めないでください他の誰かを 責めないでくださいなにかを 恨まないでくださいヘイトのスパイラルを止めてくださいもうこれ以上 こんなことが起こらないように花が望んだやさしい世界に少しでも近づけるように— 木村響子 (@kimurarock) May 30, 2020 「自分や他人を責めないでほしい、恨まないでほしい」と強く訴える響子さん。投稿にはさまざまなコメントが寄せられています。・やるせない気持ちでいっぱいです。響子さんも、どうか自分を責めないでくださいね。・誹謗中傷を送った人が許せず、同じ気持ちにさせたいと思いました。でもそれを花さんは望んでいないと思ってぐっと我慢しました。・人を責めたところで変わらないですよね。どうか優しい世界になってほしい。誹謗中傷をした加害者を、また別の人が中傷する行為はよい方向には進まないことでしょう。誰かを責めるよりも、一人ひとりがネットでのモラルを意識するほうが、誹謗中傷をする加害者は減っていくのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2020年05月31日元AKB48でモデルの小嶋陽菜が30日、YouTube公式チャンネル「HARUNA KOJIMA’s cat nap」を通じて、ネット上での誹謗中傷について語った。小嶋は、登録者数30万人突破を記念して、「【Q&A】こじはる質問コーナー」の動画をアップ。その中で、あるファンから「嫌なことを言われたりされた時はどうしてますか?」という疑問が寄せられた。これに対して「うーん……」と考え込み、「この年齢になってこの立場になると、嫌なことを直接言って来たりする人もいないかな。昔は全然あったよ。直接嫌なことされたり、裏でいろいろ言われたりとか。今はもうさすがにないかな」と苦い記憶を思い浮かべた小嶋。そして、「ネット上ではあるじゃないですか」と話題を移し、「みんなあると思うんですけど、ネットで何か言われても全く気にならない。全く目に入らないというか。大体、的を射てない。自分が信頼している人とかに言われたらすごくショックだけど、全く何も思わないです。的を射てたり、自分に非があったり、自分が『あれ、失敗したな』と思ってたことを言われたり書かれたりしたら気になるし、『ダメだったな』と落ち込んだりするけど、大抵のことは気にならないです」と結論付けた。ここで動画は、「この撮影は少し前に撮影したものなので、今の気持ちを追加しておきますね」と文字のみの画面に切り替わる。SNS上での誹謗中傷が改めて問題視されていることを受けて追加で編集したようで、「SNSは直接知り合いじゃなくても世代や国をも超えて意見や考えを伝えられ、簡単に繋がれるとても貴重な場だと思っています」とした上で、「けど、簡単に意見が伝えられるから、自由な場だからと言って人の気持を簡単に扱い考えるのは違うと思います。直接の知り合いに伝える時と同じ気持ちとマナーを持って接することが必要だと思います」とメッセージ。「SNSのフィードは自分を表現するものだし、自分自身を映すものだと思っているので、美しくしておくことを心がけています」と普段から気をつけていることも明かし、「ソーシャルでのマナーが本来の人としての価値観へと移行する今、私自身のSNSやYouTubeも更に見直していこうと思っています」と切実な思いをつづっている。今回の「【Q&A】こじはる質問コーナー」は約25分の動画で、「YouTubeをはじめたきっかけは?」「ブランドを立ち上げたきっかけは?」「結婚願望は?」「尊敬する人は?」「稼ぎまくれていいなぁ」など、20の質問に答えている。
2020年05月31日人気恋愛リアリティー番組に出演していた女性など、著名人のSNSに寄せられる誹謗中傷に関して、連日のように報道されていますね。匿名性の高いSNSでは、たとえ相手が有名人でなくても、誹謗中傷は日常茶飯事。怖いことに、このような誹謗中傷はストーカーを生み出すきっかけとなるのです。今回は、そんな心理について解説します。■最初はただの暇つぶしSNS上で誹謗中傷する人の多くは、使命感にかられて書き込んだわけではありません。最初はほんの暇つぶし、たぶん、その程度の気持ちです。なぜそんな「軽い気持ち」が「ストーカー心理」に成長してしまうのでしょうか。本当にどうでもいい相手なら、そもそも言葉をかけません。意見を書き込むというのは、相手に対して多少なりとも「興味」あるいは「好意」があるからです。「好意」なら、誹謗中傷はしないのでは?と思うでしょう。「愛憎」という言葉があるとおり、「愛情」と「憎悪」はとても親しい関係にいます。人間は、アンビバレンツな感情(両価感情)を同時に抱けるのです。ただ、ここでいう「愛情」とは、厳密にいえば「恋愛感情」とは異なります。それは「自分にかまってほしい」「自分が満たされたい」と願う、「自己愛」なのです。好意がある、あるいは嫌悪感を抱いた相手に対して、最初は軽い気持ちで「悪口」を書き連ねます。賛同する人が現れると味方を得た気がして、後押しされるように感じます。さらに個人を特定できないSNSという世界。そうなったとき「理性のストッパー」が働かなくなる人が、残念ながら一定数いるのです。相手に対して「何をやってもいいのだ」と勘違いし、悪質な行為を継続的にやり始めます。■ストーカー心理の目覚め陰口程度の悪口ならば、多少傷つくもののスルーしたほうが得策。しかし、内容が人格否定や個人の生活への干渉といった過激な内容になると、脅威を感じますよね。ここで「こういうことは止めてください」と注意したら、どうなるでしょう。残念ながら、悪口を誹謗中傷する人の多くが喜びます。自分の言葉に対して「反応を引き出せた」ことがうれしいのです。リアクションしてほしい人にとって、必ずしも喜びや賛美といったプラスのものでなくても構いません。むしろ恐れ・脅威・怖気といったマイナスのリアクションのほうが、自分の言葉で相手の感情をコントロールしている、と感じられます。「相手を支配している」という錯覚に陥ることができ、一種の興奮を覚えるのです。獲物を追い、相手が恐れおののく様を見て楽しむ。これはまさに「ストーカー心理」といえるでしょう。■所有欲に変貌ストーカー心理の厄介なところは、ほうっておくとさらに加速し、やがて被害者を「自分のものだ」と錯覚し始める点です。自分の都合で泣いたり笑ったりしている、相手を支配しているんだという妄想が、やがて自分だけが支配したい、という願望に変換されます。これが所有欲となり、相手が自分の意に沿わないことをすると理不尽さを感じるのです。さらに、相手を傷つけてでも「教育」しなければ、と思い込みます。意外かもしれませんが、ストーカー気質な人は依存性が高く、自己価値を認められません。精神的に自立できないからこそ、つながりに執着し、支配でもってつなぎとめようとするのです。始末の悪いことに本人は「悪ふざけ」程度の気持ちで、「ストーカーしている自覚」がありません。そこにあるのは未熟な自分を徹底的に認めようとしない、己を省みることができない、「エゴイズム」なのです。■まとめ関心がある相手に自分の言葉を届けたい。最初はそれだけの気持ちだったはず。いつか暴走を始め、やがて相手を殺しなかねない犯罪となるのです。書き込んだ言葉は、いつか自分に跳ね返ってきます。十分に注意してくださいね。
2020年05月30日俳優の高畑充希さんが、2020年5月29日にInstagramを更新。同月現在、世間で注目を集めている誹謗中傷の問題について触れ、自身の考えを明かしました。高畑充希「日々理不尽と闘っている」同月23日に報じられ、世間に衝撃を与えた、プロレスラー・木村花さんの逝去。木村さんは生前、SNS上で不特定多数から酷い誹謗中傷を受けていました。実際に会ったこともない著名人に対して、テレビ番組で見たイメージをもとに中傷をする行為は許されないものです。しかし、多くの著名人がそういったつらい経験をしているといいます。高畑さんも誹謗中傷にあった1人です。高畑さんは、自身の体験をもとに、次のような考えを明かしました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 高畑充希(@mitsuki_takahata)がシェアした投稿 - 2020年 5月月29日午前6時01分PDT最近よく考え事をします。時間があるって良いなあ、と、こういう時に思うのですが。最近は、誹謗中傷について、考えていて。今、多くの人が考えているテーマかもしれないのですが、私はなんだか久々に、麻痺させていた傷口を、プチプチっと開かれる感じがしました。mitsuki_takahataーより引用高畑さんは、世間で誹謗中傷が問題視されている現状を受け、自身も時々受けていることを告白。実体験について「最初は驚いた。道を歩いていたら突然通り魔に刺されたようで、動揺している間に心は死んでいた」とつづりました。そして後から気付きました。あ、沢山の人に知ってもらえるようになったタイミングと、急に刃物が飛んできだしたタイミングと一緒だ!と。人には好き嫌いがあります。私だって自分のこと、好きな部分も有れば、嫌いな部分もある。内面も、造形も。だから、10人の人が私の存在を知っていて、そのうちの1人が私のことを嫌いだとして。1万人の人が私の事を知ってくれるようになったら、当たり前に、嫌いだと感じる人も増える訳です。当然じゃん!簡単な算数じゃん!と思えたのは、最初のショックから少し経ってからのおはなし。mitsuki_takahataーより引用高畑さんは「実際に触れ合ったわけではなく、何かしらの媒体を通して作られた自分に対する誹謗中傷には、反論ができない」という、アンフェアな状況に苦しさを感じるといいます。そのため、言葉の刃を向けてきた相手には「この人には他愛のないような話をする親しい人はいないんだ」とあわれむことで、傷付くことを回避しているとのこと。結局何が言いたいのかというと、いつもテレビで微笑んでいるあの人も、ワイドショーで嫌われ役を担っているあの人も、あなたの苦手なあの人だって。みんな見えないところで日々理不尽と闘っておるのです。カッケーな!って。無条件リスペクト、です。mitsuki_takahataーより引用最後には、そういった誹謗中傷をかき消してしまうほどの愛情を届けてくれるファンに対し、感謝の気持ちを述べた高畑さん。長文でつづられた投稿に対し、ネット上ではさまざまな反応が寄せられています。・一つひとつの言葉が心に刺さりました。・その通り。言葉はよく考えてから使うべきだと思います。・かっこよくて凛とした、高畑さんの考え方がとても好きです。ずっと応援しています!飾り気のない真っ直ぐな言葉で自身の想いをつづった高畑さん。今回、こうして誹謗中傷にまつわる持論を述べるにも勇気が必要だったことでしょう。インターネット社会の一般化にともない、自分の意見や考えを世界中に伝えやすくなったからこそ、言葉の持つ影響力を今一度見つめ直し、正しい使い方をしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月30日マスクなどを製造・販売している株式会社くればぁが2020年5月28日に自社製品である『ピッタリッチ(通称:日の丸マスク)』の製造休止を明かしました。新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の影響で同年1月から全国的に品薄状態が続いているマスク。多くの人がマスクを求める中、くればぁが製造休止の判断を下した理由がネットで話題になっています。『日の丸マスク』が誹謗中傷を受け、製造を休止にくればぁのTwitterアカウントは、同社の社長が運営しています。今回『日の丸マスク』が製造休止になった理由について、社長はこのように理由を述べました。日本メーカーが日の丸マークをつけて批判されるって。海外に住んでいたことがありますが、ここまで自国の国旗にアレルギー反応を起こす国って珍しいような…。 #日の丸マスク 大変人気でしたが議論のネタにされるのは本望ではないので、しばらく製造休止しています。またいつか復活できれば…— くればぁ女社長の仕事。時々プライベート (@filtermask11) May 28, 2020 2015年にフィギュアスケートの羽生結弦選手が着用し、一躍話題になった、くればぁの『日の丸マスク』。花粉やウイルスを対策できる高性能マスクであり、マスクに日の丸のロゴがプリントされていたことから『日の丸マスク』と呼ばれるようになりました。くればぁオフィシャルショップ スクリーンショットよりしかし、日の丸のロゴを見て政府が関係していると勘違いした一部の人から、政府批判と絡めて「何がクレバー(賢い)だ」「ド阿呆」などの誹謗中傷をネットで受けてしまったといいます。これらの批判を受け、くればぁは人気商品である『日の丸マスク』をやむなく製造休止する判断を下したのだとか。大変多くの方のいいねとリツイートがあり驚いています。批判を受けた当時も弊社を擁護してくれる方が多数いてくれて本当に支えられました。当時はTwitterアカウントも休眠状態だったので、言われっぱなし。我々がやれることは必要としてくれる製品を作り続けることだと生産に集中しました。→— くればぁ女社長の仕事。時々プライベート (@filtermask11) May 28, 2020 ただ、否定しないことは肯定したことと同じだと勘違いされる方が中にはいるのかと思い、Twitterアカウントを復活させ、確実な情報を発信することにしました。ひとつ言えることは、くればぁ製品を愛用してくれる方は素晴らしい方ばかりだということ。使ったことがない人ほど品のない批判だけをする。— くればぁ女社長の仕事。時々プライベート (@filtermask11) May 28, 2020 政府が配布するマスクと誤解する人がネットで続出し、自社製品や会社について誹謗中傷を受けてしまった、くればぁ。これらの投稿は拡散され、多くの人が製造休止の発表に心を痛めました。・このマスク、高性能だから買いたかったのに。製造再開を待っています。・コロナウイルス感染拡大で真っ先に「欲しい!」と思ったのはくればぁのマスクでした。残念です。・誹謗中傷の投稿は現在削除済みですね…。これは営業妨害では?コロナウイルスが感染拡大する以前から、高性能マスクとして評価されていた『日の丸マスク』。しかし、一部の誹謗中傷行為によって必要としていた人の手に渡ることができなくなってしまいました。いつか製造が再開されることを祈るばかりです。[文・構成/grape編集部]
2020年05月30日2020年5月23日に、22歳という若さでこの世を去った、女子プロレスラーの木村花さん。生前、SNS上で数多くの誹謗中傷を受けていたことが明らかとなり、ネット上のマナーの重要性を問う声が続々と上がっています。そんな中、タレントで女優の遠野なぎこ(とおの・なぎこ)さんもブログで『言葉の暴力』について言及しています。遠野なぎこ、言葉の暴力は一種の「殺人」同月19日に愛猫が亡くなって以来、悲しみをブログにつづっていた遠野なぎこさん。その中でも心ない言葉が寄せられることがあったようで、同月27日には『言葉の暴力は、“遠隔殺人”です』というタイトルでブログを更新し、怒りをあらわにしています。『大量飲酒しないで』私…大量飲酒しているなんて言った?出来ないよ、この状況じゃ。『過食しないで』私、過食なんてしていないよ。この一週間の状況で、そんな事が出来ると思う?本気で思う?いや、百歩譲ってしていたところであなたに何の関係がある?何を食べたら良いか全く分からなくなってしまった中、それでも体力維持をしなくてはと日々必死なんだよ。もう余計な意見はやめてよ、言わないでよ。親切風な仮面をかぶって、口撃してこないで。このタイミングを狙っている事は、さすがに分かるんだよ。人がダメージを受けている時に…本当に卑劣だね。遠野なぎこオフィシャルブログーより引用相次ぐ『口撃』に心を痛めた様子の遠野なぎこさん。そんな彼女をもっとも傷付けたのが「何かしでかしそうですね」という言葉でした。でもね、その程度の嫌がらせなら…聞き流せる。読み流せる。一番酷いのが…『何かしでかしそうですね』“何か”…前後の文章は載せませんが…所謂、自発的な“何か”の事を仰っているのでしょう。遠野なぎこオフィシャルブログーより引用「何か」についてはあえて言葉にしませんでしたが、「よくも、そういう言葉を送ってこれますね。私にはそのような神経がまったく理解できません」とバッサリ。行き場のない怒りを爆発させ、「その言葉の暴力は『遠隔殺人』ですよ?」と呼びかけました。ブログを見た人からは、遠野なぎこさんの思いに共感する声が寄せられています。・私も誹謗中傷する人の気持ちが分かりません。・同じ思いを抱えている人がたくさんいると思う。本当に憤りしか湧きません。・肉体を傷付けられるよりもしんどいかも…。私はずっと遠野さんの味方ですよ。また、遠野なぎこさんは数年前に誹謗中傷の被害届けを警察に提出していたことを告白。その時の経験を踏まえ、「いざという時は、私は闘いますよ」と宣言し、これからも行きすぎた誹謗中傷には負けない姿勢を見せています。今こそ、ネットマナーについて真剣に考えるべき時なのかもしれませんね。遠野なぎこが、飲酒運転で不祥事を起こしたタレントに激怒書籍で語られた過去が壮絶![文・構成/grape編集部]
2020年05月28日2020年5月23日に亡くなった、女子プロレスラーの木村花さん。生前、木村さんはSNS上で不特定多数の人から酷い誹謗中傷を受けていました。所属事務所は「事件性はなく、詳しい死因などについては遺族の意向により公表を差し控えたい」とコメント。木村さんの死は世間に衝撃を与え、多くの著名人が「SNS上での誹謗中傷はやめるべき」といった声を上げています。ROLAND「負けない唯一の方法は…」『現代ホスト界の帝王』の呼び名で親しまれる、実業家のROLANDさんが、同月26日にTwitterを更新。世間で注目を集める誹謗中傷の問題について、ファンからこんな質問があったことを明かしました。今ネットでの誹謗中傷が話題ですが、ローランドさんのように誹謗中傷に負けないようにするにはどうすればいいですか?@roland_0fficialーより引用大胆な発想と自信あふれる発言が魅力のROLANDさんは、多くの人から「誹謗中傷に負けない」というイメージをもたれていることでしょう。質問に対し、ROLANDさんはこう答えました。どんな事でも、負けない唯一の方法は『最初から戦わない事』しかないよ。 #見ない勇気 #知ろうとしない勇気 #向き合わない勇気 #戦わないという戦い方 #SNSのフォローは0で生きていく pic.twitter.com/cXipA8uJIi — ROLAND (@roland_0fficial) 2020年5月26日 ROLANDさんは「どんなことでも負けない唯一の方法は、戦わないことしかない」とキッパリ。さらに、ハッシュタグで『#見ない勇気』『#知ろうとしない勇気』『#向き合わない勇気』『#戦わないという戦い方』とつづり、誹謗中傷に対してスルーし続ける対処方法を提案したのです。有名であればあるほど、妬みを買い、誹謗中傷を受ける可能性があります。ROLANDさんは自身に寄せられる中傷などと一切向き合わないことで、多くの悪意と戦っているのかもしれません。【ネットの声】・かっこいい。・ド正論ですね。戦わずして勝つ。・ROLAND様の言葉はいつも心にスッと入ってくる。参考にしたい。もちろん、匿名であることを利用して、相手を誹謗中傷をする行為は許されることではありません。しかし、ネット社会となった現代で、すべてのそういった行為を取り締まる環境を作るには時間がかかるでしょう。ROLANDさんの「戦わないで勝つ」という精神は、誹謗中傷に悩む人の心を守るキッカケになり得るかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2020年05月27日2020年5月23日、女子プロレスラーである木村花さんの逝去が報じられました。木村さんがバラエティ番組への出演をきっかけに、不特定多数からSNSで誹謗中傷を受けていたことを受け、ネット上ではそういった行為をやめるよう多くの人が訴えています。そのような訴えかけに怯えたのか、インターネット上の誹謗中傷などの特定を得意とする弁護士の藤吉修崇(@fujiyoshi_ben)さんの元には、多くの相談が寄せられているとのこと。しかし、その相談は呆れてしまうような内容でした。現状事務所にも問合せの電話殺到してるがほぼ書き込んだ側の相談。これは誹謗中傷になるのか判断してくれと。ちなみに当事務所は書き込まれた側の相談は初回無料だけど、書き込んだ側の相談は3万取ります。— 藤吉修崇@ユーチューバー弁護士(登録者2万人突破⚡️) (@fujiyoshi_ben) 2020年5月25日 自分が書き込んだものが誹謗中傷にあたるのか分からないので、判断してください。藤吉さんの事務所には、このような問い合わせの電話が殺到しているというのです。また、書き込んだことを問い合わせをしてくる人は、ほとんどが偽名、匿名、非通知など自らのことを明かさずに相談してくるとのこと。藤吉さんの知人であるTwitterユーザーの謳歌(@performerouka)さんは、藤吉さんからの話を聞いて「誹謗中傷した側が問い合わせるのはおかしい」と投稿しました。弁護士さんが「朝から問い合わせが止まらない」と言っていて、誹謗中傷された人からじゃなくて誹謗中傷"した側"が「これってセーフですよね?」「私の書き込みは大丈夫ですよね?」と問い合わせが殺到してるそうな。人を殴っておいて殴ってない判定をもらいに行くのか…— 謳歌パフォーマー×TikToker (@performerouka) 2020年5月25日 謳歌さんの投稿には、16万件の『いいね』が寄せられるほど大きな反響が上がっています。【ネットの声】・不安になるなら初めからやらなければいいのに。・問い合わせするぐらいなら素直に謝ったほうがいい。・言葉が出ません。酷すぎる。言葉は時に、凶器になります。自分が発信する言葉に責任を持ち、送信する前に一度冷静になって考え直してもらいたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月27日テレビ&ビデオエンターテインメント「ABEMA(アベマ)」が、番組出演者向けにインターネットやSNS上での誹謗中傷、嫌がらせへの調査・法的手続きに関する相談窓口を設置した。これまで、多くの恋愛リアリティーショー作品を手掛けてきている「ABEMA」。出演にあたっては、番組ごとのコンセプトなどを理解してもらった上で、本人の意向を最重視してきたという。その一方で、若年層をメインターゲットとする「ABEMA」は、他社に比べて恋愛リアリティーショーをはじめ若年層の出演者も多く、インターネット上での誹謗中傷、風評被害などに対する対応を強化するために今回の取り組みを決定。出演者がインターネットやSNS上での誹謗中傷や嫌がらせを受けた場合に、証拠の収集・精査やプロバイダー責任制限法に基づく個人情報の開示請求、警察への被害届の提出、訴訟手続きなどの法的手続きを弁護士事務所と連携しながら行うことで、出演者が安心して番組に出演できる環境づくりを強化していく、としている。■相談フローについて1.相談窓口へ被害状況の連絡2.弁護士事務所との連携(例)被害の状況や、証拠を収集・精査、プロバイダー責任制限法に基づく開示請求を行い、誹謗中傷者等を特定。必要に応じて警察への被害届や訴訟手続きを実施。(text:cinemacafe.net)
2020年05月27日TwitterやインスタグラムといったSNSでキーワード検索として使用される「ハッシュタグ」。リアルタイムで注目されている話題や、共通の関心を持つユーザーを発見できるといったメリットも。そんななか、「#安倍総理お疲れ様です」というハッシュタグがTwitterで物議を醸している。日経新聞によると、安倍晋三首相(65)は5月24日に連続執務日数が120日に達したという。同タグは、新型コロナウイルス対策に連日奔走する安倍首相を労うために使われている。しかし、なかには安倍首相を皮肉った意味合いでも使われているというのだ。タレントのつるの剛士(45)が5月25日、《国民の皆さんで安倍首相にお疲れ様、ご苦労様を言いませんか?》とTwitterで呼びかけた。《震災の時、テレビに出てくる度お疲れ顔になっていた枝野さんに“お疲れ様です!寝てください!”と労った時のように》とし、《政治家の皆様も同じ人間。人です。未曾有で大変な時こそ、皆んなで励まし労い合いませんか?今頑張ってる全ての人に》と綴った。このツイートは大きな反響を呼び、21万件以上の「いいね」を記録。つるの自身はハッシュタグを用いていないが、コメント欄には「#安倍総理お疲れ様です」といった安倍首相を激励するハッシュタグやコメントが相次いだ。その後、同日深夜には「#安倍総理お疲れ様です」が国内トレンドの上位に。いっぽう、「#安倍総理お疲れ様です」を添えた辛辣なツイートが散見されている。《あの仕事ぶりで疲れるわけないじゃん》《ぜひ牢屋でごゆっくり余生を過ごして下さい》《能力が無いのに、高い地位に居るのは不幸ですもんね》本来は安倍首相を労うはずのハッシュタグ。しかし、その意図と相反するようなツイートを疑問視する声が広がっている。《このタグを使ってまで安倍総理を誹謗中傷するその神経が理解できない。ねぎらいのタグにまで難癖つけるのは異常だよ》《すごいな、感謝の気持ちで書いてるありがとうみたいな書き込みすら誹謗中傷に使うやつがこんなにいるんだ…》《今トレンドの安倍総理お疲れ様ですというハッシュタグ。これ見ると、一見「優しい」ハッシュタグなのに、「もう辞めてください、お疲れ様です」みたいな投稿が過半数程あった。これ誹謗中傷では?と思います》高市早苗総務相(59)は26日、SNSで誹謗中傷を受けていたプロレスラーの木村花さん(享年22)が亡くなったことを受けてインターネット上の誹謗中傷を巡る制度改革を表明。各紙によると、「匿名の者が権利侵害情報を投稿した場合、発信者の特定を容易にするための方策を検討する」という。今後どのように法制度がなされるか、世間の関心が高まっている――。
2020年05月27日2020年5月23日に、22歳という若さでこの世を去った、女子プロレスラーの木村花さん。同月26日、所属事務所はウェブサイトを通して、警察の調査による結果事件性はなく、詳しい死因については「ご遺族のご意向により公表を差し控えさせる」とつづっています。木村さんは生前、SNS上で1日100通にも及ぶ誹謗中傷を受けていたことがあり、著名人からはネットリテラシーの重要性を問う声が上がっています。武井壮「目の前で声で伝えるより心をむしばむ事実がある」タレントの武井壮さんも、SNSにおける誹謗中傷の危険性について言及。同月25日に、SNSで特定の個人に向けて心ない言葉を投げかける行為に対し、異議を唱えました。誰がなんと言おうと、SNSで特定の個人に向けて直接『死ね』『消えろ』のような言葉を飛ばす事は反対です。自分のアカウントでただ叫ぶのはまだ許される、エゴサしなければいいし、陰口の範囲内、けれど直接リプでそれを送る事は規制が必要だと思う。目の前で声で伝えるより心を蝕む事実があるんだから— 武井壮 (@sosotakei) 2020年5月25日 武井さんは「直接相手を傷付ける言葉を送ることは、目の前で口にして伝えるよりも心をむしばむ事実がある」とつづりました。投稿に対し、ネット上では共感の声が上がっています。・的を射ている。・本当にその通り。ちょっと想像したら、相手を傷付けると分かるはずなのに…。・自分も規制が必要だと思う。これ以上苦しむ人が増えてほしくない。いうまでもなく、相手に対し汚い言葉や心ないメッセージを送ることは許されることではありません。人によっては投げかけられたすべての言葉をうのみにし、深く傷付いた結果、自分自身を追い込んでしまう場合もあるでしょう。誹謗中傷を受けた当人にしか分からないショックや心の痛みはあります。中傷でつらい思いをする人を減らすために、SNSにおけるマナーを今一度見直し、社会全体で改革していくべき時なのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月26日2020年5月23日、バラエティ番組『テラスハウス』(日本テレビ系)に出演していたプロレスラーの木村花さんが、22歳という若さで逝去しました。木村さんは生前、番組を見た視聴者などから誹謗中傷を受けており、また亡くなる前にはInstagramのストーリーズ機能を使用し、「さようなら」と投稿しています。【訃報】女子プロレスの木村花さん22歳が逝去インスタで「さようなら」と投稿櫻井翔「SNSはもっと温かいツールであるべき」同月25日、情報番組『news zero』(日本テレビ系)では、木村さんの訃報を受け、SNSの誹謗中傷における対策について報道。中傷の被害に遭った場合、SNSを運営する企業などに「投稿された内容を削除してほしい」と依頼したり、『プロパイダ責任制限法』にのっとり中傷コメントを投稿したアカウントの情報を開示するよう請求したりできます。しかし、いずれも手続きに時間がかかるため、弁護士や警察を通したほうがいいとのこと。また国によっては、中傷と思われる投稿を削除しなかった場合、SNSの運営企業や投稿した個人に罰金が科せられることがあるのだそうです。SNSの誹謗中傷問題に対し、キャスターであるアイドルグループ『嵐』の櫻井翔さんは次のように発言しました。ネットの掲示板とかに比べて、SNSは本人に直接よりダイレクトに伝えられてしまいますよね。実生活で「こんなこと口にしたことがない」なんてことを書いてしまうことだったり、逆に、「いやそんなこと人にいわれたことない」なんてことを目にしてしまう機会があるかもしれないと思うんです。ですので、書き込む前に相手がどれくらい傷付くのかというのをもう一度立ち止まって考えてもらいたいと思いますし、SNSって本来もっと温かいツールであるべきだと思います。news zeroーより引用「SNSの投稿は相手へダイレクトに伝わる」といい、「何かを書き込む前には、一度立ち止まって考えてもらいたい」と訴えた櫻井さん。また「SNSは本来温かいツールであるべき」と、使い方を見直すようにうながすコメントもありました。櫻井さんのSNSに対する考え方に、多くの人が共感しています。・同感です。嫌いなものを叩くより、好きなものを叫ぶほうがずっと楽しいし、心が豊かになると思いました。・櫻井さんも実際に体験されているからこその言葉なのかな…。心に響きました。・本当にその通りだと思う。私も自分がSNSに書いた言葉を、もう一度見直してみます。インターネットやスマホの普及とともに急成長したSNS。人と人とをつなぐツールは、自分の気持ちを簡単に伝えられる反面、使い方を誤ると相手を不快にさせます。ましてや、故意に人を傷付ける言葉を選んで特定の人物を中傷する行為は言語道断です。櫻井さんの言葉通り、SNSの使い方を一人ひとりが見直す必要があるといえますね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月26日2020年5月23日、女子プロレスラーである木村花さんが亡くなりました。22歳という若さでこの世を去った、木村さん。自宅に遺書が残っていたため、警視庁は自ら命を絶ったと見ています。木村さんはバラエティ番組への出演をきっかけに、SNSで不特定多数から「早く消えてくれ」「テレビに出るな」といった誹謗中傷を受けていました。【訃報】女子プロレスの木村花さん22歳が逝去インスタで「さようなら」と投稿ネットが普及したことによって、著名人への誹謗中傷行為は絶えません。きっと相手の顔が直接見えない点に加え、反撃されにくいため攻撃しやすいのでしょう。今回の騒動を受け、これまで誹謗中傷に耐えてきた多くのタレントが、新時代の『いじめ』に苦言を呈しています。木村花さんの騒動を受け、誹謗中傷の特定が容易になるよう制度改正か産経ニュースによると、同月26日、高市早苗総務相は記者会見で木村さんの件について「匿名で他人を誹謗中傷する行為は、人として卑劣で許しがたい」とコメント。誹謗中傷による被害を減らすため、今後は発信者の特定を容易にするための制度改正をスピード感を持って行うと述べました。インターネットは匿名のように見えますが、誹謗中傷や名誉棄損などの被害を受けた場合、個人情報の開示を求めることができます。しかし弁護士に依頼をして裁判を起こしたり、高額の金銭や時間が必要になったりと、被害者に大きな負担がかかってしまいます。※写真はイメージ制度改正によって、今より手軽に加害者を特定できるようになり、泣き寝入りをする人が減るかもしれません。また、「簡単に個人情報を特定される」という風潮になれば、軽い気持ちで誹謗中傷をする人もいなくなるでしょう。高市総務相のコメントに対し、ネットではいろいろな意見が上がっています。・どこから誹謗中傷になるかの判断基準が難しそうだけど、抑止効果は強そう。・誹謗中傷をなくすのは残念ながら無理でしょう。でも、1人でも被害者を減らすように社会が考えないと。・デメリットもあるだろうけど、心が壊される人が減るならアリ。ネット社会に適応したルールを作らないとね。著名人だけでなく、きっと今も多くの人がネットでの誹謗中傷に悩まされていることでしょう。デジタル社会ならではの問題に社会全体がしっかりと向き合い、加害行為を看過しない、やらないという意識を持っていたいものです。[文・構成/grape編集部]
2020年05月26日2020年5月23日、女子プロレスラーの木村花さんが22歳という若さで亡くなったことを所属事務所が発表。関係者のみならず、多くの人々の間に悲しみが広がりました。【訃報】女子プロレスの木村花さん22歳が逝去インスタで「さようなら」と投稿生前、木村さんがネット上での誹謗中傷に傷付いていたことから、匿名でのコミュニケーションのあり方について改めて考える人が増えています。誹謗中傷はスルーできなければダメ?コラムニストの犬山紙子さんは、訃報のあった同日にTwitterを更新。誹謗中傷の対処法として「無視するのが正解」といわれていることに触れ、疑問の声を上げました。誹謗中傷に対してはスルーが正解みたいな空気もおかしいと思ってる特に事実誤認は否定していかないとあっという間に間違ったほうが広まる、スキャンダラスなほうが人は好きだから、そっちを信じるスルーした方が良いもの、しない方が良いもの、誹謗中傷も一括りにできない— 犬山紙子夫婦の問題リカバリーのヒント集発売中 (@inuningen) 2020年5月23日 ネット上では、「誹謗中傷を無視できない人がSNSをやるものではない」「スルースキルを身につけないとダメ!」などの発言がよく見られます。反応しないことが事態を収束させることも、場合によってはあるでしょう。しかし、事実誤認や悪質なデマが流布されている時など、声を上げなければ悪化してしまう場合もあります。いつでも無視をするのが最善なわけではありません。何よりも、誹謗中傷の被害を受ける人にばかり対処を求め、加害者側がそのまま許容されている状態であることが問題ではないでしょうか。加害する人が言動を改めれば、ネット上はもっと快適になるはず。ネット上での誹謗中傷の対処について、私たちは今一度、考える必要がありそうです。[文・構成/grape編集部]
2020年05月26日2020年5月23日、バラエティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系)に出演していた、プロレスラーの木村花さんが亡くなりました。死因は調査中とのことですが、木村さんはSNS上で番組の視聴者などから誹謗中傷を受けており、また亡くなる前にはInstagramのストーリーズ機能で「さようなら」というメッセージを投稿しています。【訃報】女子プロレスの木村花さん22歳が逝去インスタで「さようなら」と投稿近藤春菜が誹謗中傷に涙の訴え同月25日、情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、木村さんの逝去について報道。ネット上で行われる誹謗中傷について、コメンテーターの近藤春菜さんは次のように発言しました。顔が見えない、名前も出ないという状況の中で、自分の都合だけで、人に対して想像力もなく傷付くんじゃないかとか、追い込むんじゃないかとか、そういう想像力がまったくなく、自分の都合だけで発してしまうっていうことが本当に怖くて。例えばスタジオに出てらっしゃるみなさんとかって、顔も名前も出ていて、自分の言葉の責任のもと(コメントを)放って、ちゃんと対面して放ってるわけですよね。でもそれを見ている方の人で勘違いしてらっしゃる方が本当にいると思って、『いじり』と『いじめ』が違うっていうのと同じように、番組を盛り上げてとか愛情を持ってとかそういうことじゃなく、ただただ「ムカつく」とか、番組とか出演者の人に関係ない、自分がなにか腹が立つことがあって、ぶつける先をそこ(誹謗中傷)にやるっていうことがまず考えが違いますし、本当に言葉って何よりも怖くて、救うこともできるし、こんなに傷付けることにもなるんだっていう。自分だったらどうなんだっていうことの想像を1個持ってもらわないと、もちろん私も含めてですけど、言葉を発する時の覚悟みたいなのが、全然ないなって思います。スッキリーより引用近藤さんは「誹謗中傷をする人は想像力なく傷付けるから本当に怖い」といい、「『いじり』と『いじめ』が違うのと同じで、イラ立つ気持ちを著名人にぶつけるのは違う」と、顔と名前を公表して発言する出演者と、匿名で誹謗中傷のコメントを書く視聴者との認識のズレを主張しました。時折言葉を詰まらせて涙ながらに訴えた近藤さんの意見に、視聴者からは共感の声が上がっています。・胸が苦しくなりました。春菜さんの発言で、何も感じない人なんているのかな…。・春菜さんはちゃんと自分の言葉で伝えている。だからこそ、こんなにも心に響くのですね。・春菜さんの涙につられて泣いた。誹謗中傷は本当になくなってほしい。言葉は時に、人の心を傷付ける凶器になり得ます。不特定多数から中傷の言葉を浴び続けた、木村さんの心の傷は計り知れません。SNSでこれ以上誹謗中傷が横行しないよう、一人ひとりが自分の言動がもたらす影響に想像力を働かせ、社会全体で対策を考えていくべきだといえます。[文・構成/grape編集部]
2020年05月26日2020年5月23日、女子プロレスラーである木村花さんの逝去が報じられました。事務所によると亡くなった経緯は調査中とのことです。バラエティ番組への出演をきっかけに、SNSで不特定多数から誹謗中傷を受けるようになった木村さん。木村さんは亡くなる前にSNSで「さようなら」というメッセージを残すほか、誹謗中傷に対し「傷付いたのは否定できない。弱い私でごめんなさい」といった投稿をしていました。【訃報】女子プロレスの木村花さん22歳が逝去インスタで「さようなら」と投稿城田優が『SNSでの誹謗中傷』に持論を展開誹謗中傷行為が木村さんの死に関係していたととらえた多くの著名人が、SNSでの誹謗中傷をとがめています。俳優の城田優さんも、今回の件で誹謗中傷について意見を呈した1人。『#SNSのルールに改革を』というハッシュタグとともに、自身の想いをつづりました。ずいぶん前から「表に立つ仕事をしているのだから誹謗中傷があるのは当たり前」いうような風潮がありますが、職業などは関係ありません。誰もが皆同じように心を持ち、その強度は人それぞれです。様々なことにおいて、意見や議論はもちろんあっていいと思います。が、わざわざ当事者の目に入るSNSへ行き、素性も明かさず、無責任な言葉を並べ、無防備な人を一方的に攻撃するようなことが許されていいのでしょうか?もし自分の家族が、恋人が、友達が同じ目に遭っても、気に留めることなく「仕方ないね、我慢しなさい」と言えるでしょうか?行き過ぎた悪口は立派な犯罪行為であり、もっと徹底的に厳しく取り締まるべきです。何度も言いますが、年齢や職業などは関係ありません。これを容認し続ければ、SNS上での言葉は"凶器"となり続け、それを見て育つ子供達も真似をし、永遠にこの陰湿なイジメがなくなることはなく、これからも沢山の人を苦しめ続けるでしょう。もはや生活の一部となった今だからこそ、SNSの使い方を見直すべきだと思います。@U_and_YOUーより引用(原文ママ) #SNSのルールに改革を pic.twitter.com/GfXLk6jD03 — Yu Shirota(城田優) (@U_and_YOU) May 24, 2020 ネットが普及したことによって、誰もが気軽に直接会ったことのない人とコミュニケーションを取れるようになりました。その変化を悪用し、著名人に攻撃的な言葉を投げかける人が増えているのでしょう。画面越しでは相手の顔が見えない上に、匿名で攻撃をすることができるため、誹謗中傷をするハードルが下がっているのかもしれません。城田さんがいうように、芸能人も1人の人間であり、画面の向こう側に存在しています。このまま看過すると、新時代の『いじめ』はより過激になっていくでしょう。投稿は拡散され、多くの人から共感するコメントや『いいね』が寄せられました。・本当にその通りだと思う。今の時代に合わせた対策を練らなくては。・「顔が見えないから何をいってもいい」という考えは間違ってますよね。勇気ある発言をありがとう。・自分は有名人じゃないけど、誹謗中傷を受けて怖かったことがある。有名人でも怖いに決まってる。その後、早速誹謗中傷が寄せられ…その後、拡散された城田さんの投稿に対し「キモいから死ね」という誹謗中傷のコメントが。城田さんは誹謗中傷のコメントを引用した上で、このようにはっきりと宣言しました。こういう発言。今後は提訴していきます。 — Yu Shirota(城田優) (@U_and_YOU) May 24, 2020 この誹謗中傷のコメントは、投稿者によって削除されました。きっと、さらし上げられたうえで「提訴する」といわれ恐ろしくなったのでしょう。ネットは一見匿名のように感じますが、誹謗中傷や名誉棄損にあたる場合は個人情報を特定することもできます。一人ひとりが「誹謗中傷は見過ごせない行為」という意識を持ち、被害者が泣き寝入りする風潮が変わっていけば、安易な考えで中傷をする人が減るかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2020年05月25日プロレスラーの木村花さんが亡くなった件を受け、芸能人に寄せられるネット上の誹謗中傷が物議をかもしています。木村さんは生前、ネット上で不特定多数から誹謗中傷を受けており、亡くなる直前には「誹謗中傷に傷付いたのは否定できない。弱い私でごめんなさい」などの投稿を残していました。木村さんだけでなく、芸能人はよくも悪くも影響力が大きく、誹謗中傷を受けやすい立場でもあります。中には、芸能人がネット上の誹謗中傷を止めるよう意見すると「誹謗中傷されるのは、有名人税」「嫌であれば、SNSの利用を止めればいい」などと批判する動きも。そうした自分勝手な考えについて物申したのが、ねんまつたろう(@KITASAN1231)さん。Twitterに投稿した漫画が反響を呼んでいます。「有名人だから誹謗中傷してもいい」とか「誹謗中傷されるのが嫌ならSNSやめろ」とか言われた時のパターンとその対策 pic.twitter.com/V9XMwstpHH — ねんまつたろう (@KITASAN1231) May 24, 2020 顔や個人名が隠れるネット上は匿名性が高いといわれてきました。しかし、それは昔のイメージ。誹謗中傷された側がその気になれば、相手の実名も開示され、裁判も起こせます。「どうせバレない」「みんなやっている」と自らの行動を軽んじた結果、取り返しのつかない事態になるでしょう。【ネットの声】・「小さいやつ」とかそんなイメージを持たせて悪事を正当化しようとする人がいる。・誹謗中傷を正当化しようとしているのって、腹立つよね。・暴力はいけないけど、いっていることは間違っていない。SNSは誰もが自分の意見や考えを自由に発信できる場所です。しかし、だからといって相手を傷付けることを目的とした誹謗中傷が許される場所ではありません。誰だって、悪意を向けられたら不安になり恐怖し、傷付きます。それを誹謗中傷する側が「気にしたら負け」「気にするほうが悪い」とひと言で片付けるのは、あまりにも自分本位な意見ではないでしょうか。もしも自分の行いを正当化し、誹謗中傷への批判に意見する人がいれば、今一度考えてほしいものです。「SNSに向いていないのは、どちらなのか」と。ねんまつたろうさんのLINEスタンプが配信中LINEスタンプ『青なんとかさんと赤西さん』が発売中です。LINEスタンプのサンプルは、こちらのツイートから見ることができるので、ぜひご覧ください。この二人のLINEスタンプ配信中です pic.twitter.com/Fjc0MqAkfz — ねんまつたろう (@KITASAN1231) April 16, 2020 [文・構成/grape編集部]
2020年05月25日お笑いコンビ『ダウンタウン』の松本人志さんが、2020年5月24日にTwitterを更新。2015年に投稿した内容を改めてツイートし、反響を呼んでいます。松本人志「匿名で悪口書いてる人…」同月23日に、女子プロレスラーの木村花さんが急逝。死因などの詳細は不明ですが、出演していたバラエティ番組『テラスハウス』での言動に対し、SNS上で数多くの誹謗中傷のコメントが寄せられていました。木村さんの突然の死は世間に衝撃を与え、多くの芸能人が不特定多数の誹謗中傷がもたらす危険性について警鐘を鳴らしています。松本さんは「あらためて」という1文とともに、次のような言葉を投稿しています。あらためて — 松本人志 (@matsu_bouzu) 2020年5月24日 松本さんが引用したのは、2015年に自身が発したメッセージ。匿名というSNSの特性を使って他者を傷付ける言葉を投げかける人に向けて「匿名はよい行いをする時に使うのですよ…」と訴えました。5年の時を経て、再び投稿された内容に、さまざまなコメントが寄せられています。・今こそ心に刺さる…。・本当にこれ!名言だと思う。・こういうかっこいい考えこそ、世の中に広まってほしい。木村さんを始め、見知らぬ相手から心ない言葉を投げかけられた芸能人は数多くいます。テレビ番組で見たままのイメージを元に、軽い気持ちで他者を攻撃する人もいるでしょう。自分の発した何気ない言葉がどれほど他者を傷付け、どんな状況をもたらすのか、改めて考えるべき時なのかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2020年05月25日2020年5月23日、22歳という若さでこの世を去った、女子プロレスラーの木村花さん。木村さんは生前、ネット上で誹謗中傷にさらされていました。また、逝去が報じられる10時間前にはInstagramのストーリーズ機能を使用し、「さようなら」というメッセージを残しています。木村さんの死をきっかけに、SNS上の誹謗中傷に対して多くの芸能人が私見を述べているようです。「今度は別の人が探し出して…」木村花が受けた誹謗中傷、『加害者の今後』を太田光が危惧「覚悟して出ろって…」誹謗中傷される芸能人藤田ニコルが人々の『認識のゆがみ』を指摘ダレノガレ明美「みんながみんな強いわけじゃない」同日、タレントのダレノガレ明美さんはTwitterを更新。木村さんの訃報で問題視されるネット上の誹謗中傷に対し、自身の想いをつづりました。テレビやネット配信などに出演すると少し強気な女の子などは批判されることが多い。私も昔毒舌だったからわかるけど批判の仕方が本当にすごいの。ネットに書き込んでる人からしたら簡単にかいてるけど、受け取った側からしたらすごく精神的にやられてしまう人もいる。強気に見えて本当は心が弱い子はたくさんいるの。悩んじゃう人が多い。死ねとか消えろとか簡単に書く人いるけど自分がもしされたらって一回考えてください。私みたいに1書かれたら100にして返すような強い女の子は本当に一握りだからみんながみんな強いわけじゃないことをちゃんと知っとほしいな。@The_Darenogareーより引用(原文ママ)ダレノガレさんは「強気に見えても心が弱い人はたくさんいる」といい、「自分が中傷されたらどういう気持ちになるかを考えてほしい」と、SNS上の誹謗中傷について言及。また、「ネット上の言葉が人を救う場合もあるけど、人の命を奪うこともある」とつづりました。もちろん男性もですが、私は女性なので女性の気持ちを書きました。みんながみんな強いわけじゃない。見た目や発言で勘違いされるかもしれないけど傷ついてる人が多い。SNSは人を救う場合もあるけど人の命を奪う事もある事を忘れないでほしい。あなたのたった一言で奪われる命があることを。 pic.twitter.com/qj8xfMI6nu — ダレノガレ明美 (@The_Darenogare) May 23, 2020 ダレノガレさんの投稿に対し、人々からは共感の声が寄せられています。・強さであれ強がりであれ、傷付くのは同じ。もっと穏やかな世界になってほしい。・本当にその通りだと思います。否定的な発言ではなく、自分がされたら嬉しいと感じる発言をしていきたいものですね。・同感です!私自身も発言には十分気を付けようと、改めて思いました。言葉は時に、人の心を傷付ける凶器になり得ます。人に向けて発言したり、メッセージツールやSNS上でコメントしたりする時は、自分がいわれたらどういう気持ちになるかを一度立ち止まって考えたいものです。[文・構成/grape編集部]
2020年05月25日2020年5月23日、女子プロレスラーの木村花さんの訃報によって、多くの人々が悲しみに包まれました。【訃報】女子プロレスの木村花さん22歳が逝去インスタで「さようなら」と投稿翌日に放送された情報番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)でも取り上げられ、木村さんがネット上で誹謗中傷にさらされていたことに言及。出演者たちがさまざまな意見を述べ、話題になっています。誤りである誹謗中傷プロレスラーとして活躍するほか、リアリティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系)などにも出演していた木村さん。番組出演者である壇蜜さんは、「木村さんは人々の希望を受け、役になり切って行動していたこともあった」と推測し、次のように述べました。木村さんは与えられたことを、お仕事のレスラーとしてもそうですしドラマの中の1人としてもそうですし。自分の「こうあってほしい」と思われていることを読み取ってやったということを、そのことを想像できないまま、それがあたかもその人の本来の姿であるようにして、それでしか想像できなくて傷付けて、言葉で人の存在を否定するっていうのは本当に悲しいこと。どんな時だって、何かに徹するとか、何かをやらなくちゃいけないっていうことはあるだろうなっていう想像ができないのは、怖いことだと思います。サンデー・ジャポンーより引用また、番組のMCである、お笑いコンビ『爆笑問題』の太田光さんも思うところがあったのか、今回の出来事についてコメント。木村さんに誹謗中傷した人々に対し、大勢の怒りが向いていることから、次に起こり得る可能性を指摘しました。誹謗中傷した人を今度は別の人が探し出して、「お前なんてことしたんだ」って実名を明かして…っていう状態になっていく。もちろん木村さんに対して酷いことをいったかもしれないけど、同時に今度はこの人が被害者になっていくということも、やっぱり意識しなきゃダメですよね。サンデー・ジャポンーより引用正義を振りかざし、加害者を誹謗中傷することのないよう訴えかけた太田さん。さらに、ネット上にコメントを投稿することについて、このようにも語っています。Twitterっていうのは本当に公なんだっていう意識、本人が見るんだっていう意識と、やっぱりその自分の言葉ってなんでもいっていい場所ってこの世界にないですからね。家族の関係でもないわけだから。サンデー・ジャポンーより引用番組を見た人からは、「テレビ番組でその人が担っている役と、素の本人を混同してはいけない」「『自分が正義だ』と思った人ほど危ないので、暴走しないか心配です」「加害者と同じになってはいけない」など、共感の声が上がっています。ネット上では、すでに加害者に対して怒りの声が噴出しています。その声に、引きずられそうになることもあるかもしれません。しかし、感情に飲まれず、誹謗中傷に加担しないよう気を付けたいものです。[文・構成/grape編集部]
2020年05月24日女子プロレスラー・木村花さん(享年22)が23日に亡くなったことを受け、俳優の的場浩司が24日、オフィシャルブログに心境をつづった。木村さんの死因は今のところ不明だが、恋愛リアリティ番組『テラスハウス』に出演していた木村さんのもとには、SNS上で誹謗中傷のコメントが多数寄せられていた。的場は「追悼」と題した投稿で、「彼女はスターダムの花形選手…名前の通り…華のある選手で…笑顔がとてもチャーミングでした…」とその魅力を記し、「俺の中で一番記憶に残っているのは…ジュリア選手との場外乱闘…迫力ある姿が今でも目に焼き付いています…」と在りし日の勇姿を思い浮かべた。そして、「そんな彼女がなぜ亡くなってしまったのか…新聞を読んで泣いた…SNSのコメントで精神的に追い詰められ…自ら…これが真実ならば…辛すぎる…人を追い込むのってそんなに楽しいのかな…」とショックを隠しきれない様子。「以前から言ってるけど…『皆が書いてるからいいか』『ネットだからいいか』『有名人だからいいか』じゃすまない…誰だって自分に対しての罵詈雑言を見れば気分が悪くなる…有名人だろうが芸能人だろうが同じだよ…感情があるんだから…『人』なんだから…」と切実な思いを伝え、「彼女はどんどん追い込まれて…『表現の自由』じゃ、すまない…『そんなつもりじゃなかった』じゃ、すまない…もう彼女はこの世からいなくなってしまったんだ…」と肩を落とした。「どうか周りの人に話してください…『ネットでも人を傷つける様な事はよくない』って…どうか読んで下さった方が自分の言葉として発信して下さい…きっと表に出てないだけで…書き込みやコメントで死に追い込まれる人…今、ギリギリの場所に追い込まれてる人って実はたくさんいるんだよ…良くないじゃん…イジメなんて…」と呼び掛ける的場。「彼女はまだ22才だった…可哀想だよ…木村花選手が可哀想だ…」と悼み、「木村花選手…御冥福を心から御祈りします…」と結んでいる。
2020年05月24日2020年5月23日、22歳という若さで亡くなった女子プロレスラーの木村花さん。死因は調査中ということですが、木村さんは以前からSNSで誹謗中傷を受けており、また亡くなる前にInstagramのストーリーズ機能で「さようなら」というメッセージを投稿していました。【訃報】女子プロレスの木村花さん22歳が逝去インスタで「さようなら」と投稿ネットモラルを問う声も多く上がっており、ネット上では2019年放送のドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)での『セリフ』に再び注目が集まっています。「アンチや誹謗中傷をした人に見てほしい」の声注目が集まっているのは、菅田将暉さん演じる教師・柊一颯のセリフ。物語の鍵を握る、生徒・景山澪奈の自殺の原因の1つにSNS上での誹謗中傷があったとし、柊はネット上にいる不特定多数の人たちに向かい、こう語ったのでした。おまえら、景山の何を知ってたんだよ。なんにも知らねえだろ。会ったこともねえだろ、話したこともねえだろ。大して知りもしねえのに、なんであんなに叩けるんだよ。「ウザイ」「キモイ」「死ね」。よくもそんなゲスなワードがポンポン出てくるもんだ、恥ずかしい。それだよそれ。そのおまえの自覚のない悪意が、景山澪奈を殺したんだよ。3年A組 ―今から皆さんは、人質です―ーより引用さらに柊のセリフは続きます。おまえらネットの、何千何万という悪にまみれたナイフで何度も何度も刺されて、景山澪奈の心は殺されたんだよ。3年A組 ―今から皆さんは、人質です―ーより引用ドラマという創作の世界ではあるものの、木村さんもまたSNS上で誹謗中傷を受けていた1人。また、SNSの誹謗中傷や『ネットいじめ』は、いまや社会問題と化しており、誰もが被害者にも加害者にもなりえることです。放送当時も反響を呼んだ菅田さん演じる柊のセリフは、木村さんの死により再び注目を集め、さまざまなコメントが寄せられました。・今回の件で、関係なくてもアンチや誹謗中傷をした人に見てほしい。みんなアンチコメントはやめよう。今回の件で死ねとか送った人は、人殺しだよ。どうやっても償えないよ。後悔しても、遅いよ。・言葉は一番の凶器。・自分も含めて言葉の重さをよく理解しないといけない。たった数文字の言葉であっても、表に出した時点で、それは立派な『凶器』です。また、時には人の命を奪いかねないほどの、負の力も持ち合わせていることを誰もが認識するべきでしょう。そして、木村さんをはじめ、ネット上の誹謗中傷に傷付く人が1人でも減ることを願います。[文・構成/grape編集部]
2020年05月24日SNS上には、匿名で相手を誹謗中傷し、ストレスを発散している人たちが一定数存在しています。スルメ・デ・ラ・ロチャ(@surumelock)さんは、そんな人たちに向けた4コマ漫画をTwitterに公開。人々の身勝手な思い込みを解くような、インパクトのある漫画がこちらです。誹謗中傷する人へ pic.twitter.com/ydNwK3D40s — スルメ・デ・ラ・ロチャ (@surumelock) 2020年5月23日 ネット上で言葉の暴力を相手にぶつけ、憂さ晴らしをしている人は、「自分は大したことはしていない」と思っているかもしれません。しかし、実際には相手を殴りつけ、血みどろにするような醜いことをやっているのです。画面向こうにいる相手は物ではなく、痛みを感じる人間。その現実を忘れて振る舞うのは、あまりにも自分勝手ではないでしょうか。漫画を読んだ人たちからは、「まさにそれ」「まったくもってその通り!」「すごい共感できる」と共感の声が相次ぎました。多くの人が、画面越しであっても相手を生身の人間であると認識し、対等なコミュニケーションがとれる社会になるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月24日2020年5月23日、プロレスラーの木村花さんが逝去したことを事務所が公表。SNS上で誹謗中傷が相次ぎ、追い詰められていたことが話題となりました。【訃報】女子プロレスの木村花さん22歳が逝去インスタで「さようなら」と投稿多くの関係者が胸を痛める中、モデルの藤田ニコルさんが同日にTwitterを更新。芸能人が匿名の誹謗中傷を受けることについて投稿し、注目を集めています。藤田ニコル「芸能人も人間だよ」芸能人に対してSNS上で誹謗中傷することで、『手軽なストレス発散』をしている人たちは一定数いる様子。藤田さんは、そんな人たちが忘れていることを改めて指摘し、芸能人に対する認識のおかしさについて言及しました。芸能人も人間だよ。— 藤田 ニコル(にこるん) (@0220nicole) May 23, 2020 知らない顔も見えない人に心ない事言われ知らない顔も見えない人に殺害予告されたり人間がいっちばん怖い生き物だよストレス発散のため?気にしない見ないそれしか解決策もない。芸能人になるんだったらそれも覚悟してでろって良く言われる。そうゆう考えなるのがもう怖い。— 藤田 ニコル(にこるん) (@0220nicole) 2020年5月23日 「芸能人は誹謗中傷されて当たり前」という認識のゆがみに、疑問を呈した藤田さん。芸能人を『痛みを感じる人間』として扱わず、自分に都合のいい対象だと思い込むことが許容されてしまう社会は、恐ろしいものです。藤田さんの投稿に対して、「本当にそれ。何をいってもいいわけじゃないのに、なんで勘違いをするんだろう」「ネットも現実と地続きだぞ!忘れるな!」「全員が人間だもの。人間同士、仲よくしよう」など、さまざまな反応が寄せられました。誹謗中傷は暴力的で、時に相手を深く傷つけ、追い詰めてしまいます。私たちは言葉が凶器となることを理解し、芸能人に対する認識を新たにする必要があるのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2020年05月24日女子プロレスラー・木村花さん(享年22)が23日に亡くなったことを受け、タレントの吉木りさが24日、オフィシャルブログを更新し、心境をつづった。木村さんの死因は今のところ不明だが、恋愛リアリティ番組『テラスハウス』に出演していた木村さんのもとには、SNS上で誹謗中傷のコメントが多数寄せられていた。同様の経験をしている著名人が木村さんの死後、続々と警鐘を鳴らしている。「昨日は色々と考えさせられました」と吉木もその一人。「沢山の方が訴えているのを見て私自身も学生時代いじめられた経験があるのとSNSでの誹謗中傷の経験も沢山あるので何か私も思いを吐露したいと思いつつ」「また誹謗中傷がきたらどうしようという恐怖も湧いて何も書けませんでした」と正直な思いを記した。また、「無視すればいい、SNSやめればいい、気にしなければいい」という声には、「その言葉は沢山の人達にリンチ、暴行されて立つこともできない人に『こんなの気にしなければいいんだよ』と肩にポンと手を置いて言っているのと一緒だと思って欲しい」と訴える。「ああいった番組では、どうしてもヒール役が必要で台本がなかったにせよ、番組を盛り上げなければと思って頑張って演じていただろう花さん」と木村さんが置かれた状況を察し、「真面目な人ほどしっかり演じてしっかりファンの方のコメントを受け止める」「スマホを通してでしか物事を見れない人、発言できない人は多分花さんが亡くなられてもなんとも思ってないんだろうな」と落胆。そして、「どんなにモラルのことを話してもわからない人がごまんといるしこれからも増えてしまうと思うので、SNS側の規制をちゃんと作るべきだと思う」と求め、「テラスハウスを全て一気見したファンの1人として感じたのは、時代と共にどんどんSNSの影響力が強くなっていってるのが目に見えて分かりました」「出演者もSNSで誹謗中傷されないように上手く演じている人も増えてきて」「でもそれだと番組が面白くならないから、真面目な人は盛り上げようと頑張ってしまう」「その狭間で苦しい思いをしていたんだろうなと推測します」と同番組ファンとしての見解も示した。「私もまとまりのないことを書いてしまっているけどとにかく誹謗中傷される人が我慢すべきことは何もないです」と結論付ける吉木。「いつもこうやってショックなことが起きてからでないと発言できないのもまた悔しいですが…」と吐露し、「木村花さんのご冥福をお祈り申し上げます」と追悼している。
2020年05月24日2020年5月23日、女子プロレスラーの木村花さんが22歳という若さで亡くなったことを所属事務所が発表しました。死因は調査中とのことですが、木村さんが以前からSNSで誹謗中傷を受けていたことから、ネットでは「自ら命を絶ったのでは」という声が相次いでいます。木村さんは亡くなる前にInstagramのストーリーズ機能で「さようなら」というメッセージを投稿するほか、「誹謗中傷に傷付いたのは否定できない。弱い私でごめんなさい」などの投稿を残していました。【訃報】女子プロレスの木村花さん22歳が逝去インスタで「さようなら」と投稿もし誹謗中傷が原因でなかったとしても、心ない言葉が彼女に深い傷を与えたことに違いはないでしょう。木村さんの訃報を受け、多くの著名人がネットでの誹謗中傷行為をやめるよう訴えています。長与千種、亡くなった木村花に『別れの言葉』同日、元・女子プロレスラーの長与千種さんが木村さんに向けた別れの言葉をTwitterに投稿。笑顔の木村さんと写ったツーショットとともに、悲しみを紛らわすような強い口調で想いをつづりました。花、順番が違うぞ!!花はこれからだったんだぞ老いた婆より先に行くか?花、平手打ちしたいぞ!バカタレが。虐めた人種は生涯この子への攻め口を背負って生きなさい。因果応報があるならばさ。花 泣くに泣けないぞ。いつか またプロレスしような。まってろよ。 pic.twitter.com/UUZHEGpiZZ — 長与 千種 Chigusa Nagayo (@chigusa8888) May 23, 2020 亡くなった木村さんに一喝する長与さんのメッセージからは、深い悲しみや戸惑いが伝わってきます。また、木村さんを誹謗中傷していた不特定多数に向けて、「いじめた人は生涯この子への攻め口を背負って生きなさい」とつづりました。ネットでの誹謗中傷はいじめと同じです。画面の向こうにいる相手の顔が見えないため、攻撃しやすいのかもしれません。まだ若い大切な後輩が傷付けられ、先立ち、長与さんは行き場のない怒りを感じたことでしょう。怒りや悲しみが伝わってくる長与さんの投稿は拡散され、多くの人からコメントが寄せられました。・本当に悲しいし、つらいです。こんなことがあってはならない。・長与さん、ズバリといってくれてありがとうございます。読みながら泣いてしまいました。・因果応報は絶対にあると思う。天罰も、絶対にあります。言葉は時に人を救い、時に人を傷付けます。使い方によっては凶器にもなり得ることを、1人でも多くの人が認識しなくてはなりません。[文・構成/grape編集部]
2020年05月23日