エムティーアイが運営する健康情報サービス「ルナルナ」はこのほど、「妊娠準備~妊活の実態」についての調査結果を明らかにした。同調査は2017年12月25日~28日、10代~50代以上の女性8,382名を対象にインターネットで実施したもの。現在子どものいない人に「将来的に子どもを望んでいるか」と尋ねたところ、86.5%が「望む」と回答した。「望まない」は4.5%、「わからない」は9.0%だった。「子どもを望む」と回答した人に対し、どのようなときに妊娠・出産を意識するかを聞くと、最も多い回答は「結婚をしたとき・結婚を意識したとき」(62.7%)だった。2位は「親戚や友人など身近な人の妊娠・出産を知ったとき」(52.2%)となっている。「妊活」(今すぐに妊娠したい場合だけではなく、将来、妊娠しやすい体をつくるための行動も含む)を行ったことはあるか尋ねると、34.4%が「現在行っている」、22.1%が「過去に行っていた」と回答した。何らかの行動をおこしていると回答したうちの8割以上が既婚女性だった。妊活を始めたときの自身の年齢を聞くと、28歳がピークでその前後3歳に過半数が集中している。日本女性の第1子出産年齢の平均が30.7歳(厚生労働省/平成29年「我が国の人口動態」より)であるため、それ以前に多くが妊娠に向けた準備を始めていることがわかった。具体的な妊活の内容を尋ねると、最も多かったのは「基礎体温の記録」(71.4%)で、「妊娠についての基礎知識などの情報収集」(70.3%)、「パートナーとの妊娠・出産についての話し合い」(60.0%)が続いた。妊活中に苦労したこと・つらかったことを聞いたところ、「周囲からの妊娠・出産報告」(39.7%)が最も多かった。2位は「努力と結果が報われない」(36.5%)、3位は「忙しかったりでタイミングを合わせるのが困難」(36.1%)だった。つらかったときの対処法を聞くと、1位は「パートナーに相談する」(46.2%)で、2位は「ネット、SNSなどの掲示板をみる」(31.2%)、3位「知人・友人に相談する」(28.2%)だった。自由回答では、妊活を行う際に工夫していたこととして「アプリが知らせてくれる排卵日をパートナーと共有」「一緒に通院すると、本腰を入れて考えてくれた」「お互いがどのくらいの気持ちで子どもがほしいのか、そのための改善点は何かを共有」「定期的に話し合いをする」などのコメントが寄せられた。
2018年03月22日日本医療政策機構はこのほど、「働く女性の健康増進に関する調査2018」の結果を明らかにした。同調査は2月、全国の18歳~49歳のフルタイムで働く女性2,000名を対象にインターネットで実施したもの。月経周期や月経前症候群(PMS:Premenstrual Syndrome)・月経随伴症状といった月経に関する症状による仕事のパフォーマンスの変化を比較したところ、約50%が「元気な状態の仕事を10点とした場合、半分以下になる」と回答した。同様に、更年期症状および更年期障害も、元気な状態の仕事を10点とした場合、仕事のパフォーマンスが半分以下になると回答した人が約50%だった。個人が健康を促進し維持するため、必要な情報にアクセスし、理解し、活用していくための能力を「ヘルスリテラシー」と呼ぶが今回、「性成熟期女性のヘルスリテラシー尺度」をもとに、調査対象者をヘルスリテラシーが高い群、低い群に分類した。そのうえで1カ月の仕事のパフォーマンスを比べたところ、ヘルスリテラシーが高い人の「仕事のパフォーマンス」の方が、有意に高いことが確認されたという。また、ヘルスリテラシーが高い人の方が、月経やPMS・月経随伴症状、更年期障害によって、仕事のパフォーマンスが下がる割合が低かった。ヘルスリテラシーの高さと望んだ時期に妊娠できたかどうかの関連性について調べたところ、ヘルスリテラシーが高い人の方が、そうでない人の約1.9倍、望んだ時期に妊娠していることがわかった。不妊治療に関する調査では、望んだ時期に妊娠ができなかった際、ヘルスリテラシーの高い人の方が、そうではない人の約1.8倍、不妊治療をしていたことが明らかになった。ヘルスリテラシーの高さと月経異常時の対処行動の関連性について調べると、ヘルスリテラシーの高い人の方がそうでない人に比べ、月経の異常時に約2.8倍、PMS時に約1.9倍、更年期症状および更年期障害のあるときに約1.9倍、市販薬や医師の処方薬を飲んだり、医療機関を受診したりするなどの対処行動をしていた。女性の健康に関することで、健康管理のために実施していることを尋ねたところ、ヘルスリテラシーの高い人は「婦人科系のがん検診に行っている(乳がんや子宮頸がん等)」が1位だった。一方、ヘルスリテラシーの低い人は、女性の健康管理のために「特にしていることはない」が最も多い回答となっている。
2018年03月05日女性の社会進出が促進され、結婚をする時期が遅れ、必然的に出産のタイミングも遅れてしまうことがあります。こういった理由などで、現在高齢出産は増加傾向にあるともいわれているので、特に珍しいことではなくなっているでしょう。とはいえ、実際に高齢出産をしようとなると不安は山積み。事前の情報収集が大切です。その1●経験者が語る…高齢出産・妊娠のメリットは?高齢出産には、難産や流産など、様々なリスクがあるともいわれており、悪い面ばかりが先行しがち。でも、高齢出産経験者によると、メリットもあるといいます。具体的にどんなメリットがあるかというと…。▼続きはこちら▼その2●見落としがちかも…高齢出産・妊娠の悩みとは?高齢出産をする際の悩みといえば、「子どもが無事健康に生まれてきてくれるか」、「母体も健康でいられるか」などで目がいきがち。でも、実際に出産して子育てが始めると、予想していなかった苦労にぶつかることもあります。▼続きはこちら▼その3●高齢ママが妊娠・出産をしたいと思ったら…20代で出産をすれば、第二子が欲しくなったとしても、まだまだ年齢的に余裕があります。でも、高齢で第一子を出産すると、第二子、第三子はさらなる高齢出産に。もしも、高齢ママが「子どもをもっと持ちたい」と願うようになったのなら、どうすればよいのでしょうか?▼続きはこちら▼その4●デマも多し?高齢妊娠・出産にまつわる正しい知識インターネットで「高齢出産」に関して検索してみると、様々な「メリット」「デメリット」を謳う情報が散見されます。「高齢出産をすると子宮体がんの発生率が低下する 」「高齢出産で生まれた子どもはIQが高い 」「高齢出産を体験した女性の方が長寿 」など、様々な発表がありますが本当に事実?▼続きはこちら▼その5●高齢出産や妊娠は母体にもリスクを及ぼす?高齢出産や妊娠は、胎児に様々な影響を与えるというのは有名な話ですが、母体にも様々な影響があるそうです。東邦大学医学部産科婦人科学講座の片桐由起子医師に、母体へのリスクをお聞きしました。▼続きはこちら▼その6●高齢出産・妊娠の時 産院はどうやって選ぶべき?高齢出産や妊娠の場合、産院選びにも慎重になりますが、どうやって選ぶべきなのでしょうか?東邦大学医学部産科婦人科学講座の片桐由起子医師は、高齢出産によって自身に健康リスクがあるかどうかがひとつのポイントと話します。▼続きはこちら▼
2018年02月28日栄養士が健康と美をサポート管理栄養士がマンツーマンで食生活をコーディネートするサービス「ダイエットプラス」は、来店型のサービス「ダイエットプラスラボ」に新たな4つのコースを追加させた。株式会社フィッツプラスによる「ダイエットプラス」は、食生活を見直して健康的な体づくりをしたい人に向けた向けたサービス。管理栄養士が専属トレーナーとなり、栄養学に基づいた食生活のコーディネートをマンツーマンでしてくれる。複雑な女性の体に対応する新コースアプリでの食生活アドバイスのほか、店舗でのカウンセリングを行う「ダイエットプラスラボ」ではより幅広いニーズに応えるべく、既存の【ダイエットコース】【美肌コース】に続く、新たな4つのコースをスタートさせた。より繊細な食生活管理が必要な妊娠期間をサポートし、妊婦の不安を解消する【妊産婦コース】、ホルモンバランスによって不安定になるこころと体を食事で支える【更年期コース】、「理想の筋肉づくり」をサポートする【ボディメイクコース】のほか、ビジネスマンにもおすすめの【健康診断対策コース】も開設されている。目的や体調に寄り添ったコースを選ぶことで、「なりたい自分」のスタイルが明確になる。プロの知恵を借りて、正しい食生活を目指してみよう。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース
2018年01月11日妊娠前デトックスラボは12月1日、赤ちゃんを望む夫婦を対象とした保証付の妊活サポートプログラム「妊活のコタエはここ! 」を開始する。事前エントリーは11月下旬から受け付ける。同社では、これまでにない妊活の概念で妊娠を望む夫婦をサポートし、高い妊娠率を実現しているという。40代の妊娠率は約5%と言われているが、同社のサロンを利用した40歳以上の妊娠率は78.5%になっているとのこと。今回提供するプログラムは、6カ月間で妊娠を目指す体質改善プログラム。125項目の体質チェックを行い、不妊要因になりうる全要因を明らかにするとのこと。そのうえで、同社が独自調査した「100発100中の奥様に学ぶ体つくり」を実施する。期間中に授からなければ、授かるまで無料でサポートするとのこと。トライアルの結果では極めて高い妊娠率となっており、平均妊娠期間は4.5カ月であるという。価格は6カ月間の夫婦それぞれの施術費、妊活サポートグッズの費用込みで1,080,000円(税込)。期間中に妊娠した場合は、残金すべてが返金されるという。なお、同プログラムは「妊娠を保証するプログラム」ではなく、「授かるまでのサポートを保証する」プログラムであるとのこと。
2017年11月26日MoLive(モリーヴ)は11月23日、講演およびシンポジウム「知っててほしい妊娠適齢期! (不妊の現状から)~男女で考えよう 後悔しないライフプラン~」を、港区立男女平等参画センター リーブラ1階「リーブラホール」(東京都港区)で開催する。現在の日本では、6組に1組が不妊治療を経験しているという。社会で活躍する女性が増える一方、晩産化が進んでいるが「いくつになっても自分が望んだときに子どもはできる」「高齢になっても妊娠出産できる」などと思い込んでいる人もいるとのこと。しかし、妊活を始めてもなかなか妊娠できず、治療期間が長くなり「治療がやめられない」「あきらめられない」といった負のスパイラルに陥るほか、経済的・精神的な負担、子どもがいない人生を考えられないことなどから、人生の再構築に苦悩する人が増加している現状もあるという。同イベントは、少しでも早く、若いうちに「妊娠・出産について正しい知識をもってもらいたい」という主旨のもと行う講演・シンポジウム。NPO法人日本不妊予防協会理事長の久保春海医師、生殖心理カウンセラーの平山史朗先生、さらには不妊治療を経験して出産した元プロテニスプレーヤー・杉山愛さんを迎えて実施する。内容は、久保医師の「生殖医療の現状と医師から伝えたいこと」、平山先生の「男性たちよ、知識を持とう! 」、MoLive(モリーヴ)代表・永森咲希氏の「考えてみて あなたの人生の季節」といった講演のほか、杉山愛さんと永森氏によるトークセッション、久保医師・平山先生・永森氏・杉山さんによるシンポジウムを予定している。なお、シンポジウムでは事前に申し込みフォームから受け付けた参加者からの質問に、登壇者が回答するコーナーも予定している。参加費は無料。定員は190名で、モリーヴ申し込みフォームより先着順で受け付けている。
2017年10月27日バイエル薬品はこのほど、「妊活・妊娠と夫婦に関する実態調査」の結果を明らかにした。同調査は9月19日~22日、既婚者かつ妊活中(開始から3カ月以上)の30歳~39歳の男女400名を対象にインターネットで実施したもの。妊活を助けるために重要な栄養素である「葉酸」について尋ねたところ、49.8%が「重要である理由まで知っている」と回答した。38.3%は「理由までは知らないが重要であることは知っている」と回答しており、合わせると88.1%が葉酸の重要性を認知していることがわかった。葉酸をいつから摂取するのがよいか聞くと、41.0%が「妊娠の3カ月前から」、13.5%が「妊娠の1カ月前」からと回答した。正しくは「妊娠前(1カ月~3カ月前)」であるため、正答率は54.5%となる。正解者の内訳を男女別にみると、男性41.5%、女性67.5%で女性の方が正解率が高かった。妊活を始めるにあたり、夫婦どちらから妊活を提案したか尋ねたところ、75.3%が「妻から」と回答した。女性を対象にパートナー(結婚相手)は妊活に協力的だと感じるか聞くと、全体の84.5%が「夫は妊活に協力的である」と回答した。妊活中、性交渉以外で妊活のために意識的に取り組んでいることを具体的に聞くと、男性の44.5%は「医師や妊活経験者からの情報収集」、女性の44.5%は「葉酸を含むマルチビタミンの摂取」と回答した。「その他(男性1.0%/女性5.0%)」の回答では、「基礎体温の把握」「禁酒」「タイミング法」「冷え対策」などもあった。妊活中の悩みについて尋ねると、全体の約77%が「悩んだことがある」と回答した。男性で最も多いのは「妊娠や性交渉の義務感によって感じるストレス」(40.0%)、女性で最も多いのは「妊娠しないこと」(60.5%)で、男女ともに焦りが悩みの原因となることがわかった。悩みを相談する相手は誰か尋ねたところ、53.0%が「パートナー(結婚相手)」と回答した。次いで多かったのは「心から相談できる人はいない」(25.0%)、「友人」(24.7%)だった。妊活中、パートナー(結婚相手)のどのような言動でイラっとすることがあるか尋ねると、「パートナーの言動についてイラッとした経験はない」という回答が多かった。男女別でみると、女性で最も多かったのは「妊娠に対して楽観的である」(35.5%)、男性は「妊娠についてプレッシャーをかける」(27.5%)だった。
2017年10月20日妊娠中から授乳中の女性にとって、必要な成分と避けるべき成分があります。その成分やそれが含まれている食べ物をあげて、解説していきます。妊娠期・出産期に避けるべき成分妊娠中は、おなかの中にいる赤ちゃんは、胎盤を経由して送られてくるさまざまな栄養素を受け取って、成長していきます。赤ちゃんが生まれたら、その後は授乳の時期に入り、母乳を通してつながりが続きます。妊娠から出産までの時期は、母体と赤ちゃんにとって必要なことがいろいろとありますが、そのひとつに摂取する成分があげられます。この期間に避けるべき成分と積極的にとりたい成分について見てみましょう。ハーブ製品を避けるハーブは、香りづけや風味づけとして料理やお茶などの形で利用されますが、日常生活にとり入れている家庭も少なくないでしょう。しかし、妊娠中の身でハーブを摂取するのは、なるべく避けることが求められます。なぜなら、ハーブは種類が非常に豊富で、個別のハーブごとにさまざまな作用があるとされているからです。たとえば、泌尿生殖器官に刺激作用を持つハーブ、子宮の筋肉を刺激するハーブ、鎮痙作用(ちんけいさよう)があるハーブなどがあげられます。ハーブティーも例外ではありません。これから、妊娠を迎える女性、現在妊娠中の女性は、ハーブに関連する製品はなるべく避けることが望ましいでしょう。タバコとアルコールは避けるタバコやアルコールは、基本的には避けるべきです。タバコは、早産を起こしやすくし、また、赤ちゃんが未熟児として産まれる可能性を高めます。アルコールは、胎盤を通過しますので、飲酒すると母体が酔うだけでなく、赤ちゃんも酔ってしまいます。妊娠中のアルコールは、低体重や奇形、脳への障害など、赤ちゃんの発達に悪影響を及ぼすという指摘があります。少量であれば安全だといえるものではなく、安全な飲酒量には明確な基準がないため、妊娠中から授乳が終わるまでは禁酒するよう努力しましょう。避けたほうがいい食べ物妊娠中は、リステリア食中毒になる確率が一般人より高い傾向にあります。この食中毒は、おなかの中にいる赤ちゃんにも影響をおよぼすことがあるといわれています。避けたほうがいい食べ物には、食肉加工品(ハムなど)、殺菌されていない牛乳やチーズなどの乳製品、スモークサーモンなどがあります。妊娠期・出産期に積極的に摂りたい成分妊娠期から出産期にかけて、積極的に摂りたい成分は、鉄分、カルシウム、葉酸の3つです。これらの成分は食べ物で摂取することが可能です。鉄分赤ちゃんや胎盤などの発育のために欠かせない成分です。成長しておなかが大きくなった分、血液の量が増加することもあり、鉄分は欠かせない栄養素です。鉄分が豊富に含まれている食べ物には、鶏のレバー、ひじき、牛のもも肉などがあげられます。また、納豆やほうれん草などもおすすめで、みそ汁で食べるなら、高野豆腐やあさりなどを具材にするとよいでしょう。魚、肉、卵などにあるタンパク質、野菜や果物に含まれているビタミンCなどを一緒に摂取すると、鉄分の吸収力がアップするといわれています。カルシウムカルシウムは、骨や歯などを丈夫にする成分で、出産した後の回復をサポートする役割をします。また、日本人全般が不足しているとされる成分のひとつでもあります。おすすめの食べ物は、牛乳(殺菌済み)、小魚、木綿豆腐などがあげられます。また、カルシウムの吸収をサポートするため、ビタミンDの摂取が求められます。ビタミンDが豊富に含まれている食材には、きのこ類や魚介類などがあります。ただし、カルシウムは、過剰摂取すると内臓や筋肉へのカルシウム沈着が起こることも知られているため、摂りすぎには注意しましょう。葉酸妊娠初期の段階から、葉酸を積極的に摂取することによって、赤ちゃんに異常が起こるリスクを低下させるといわれています。葉酸は、胎児の発育に欠かせない成分です。血液の生成をサポートするだけでなく、タンパク質の合成にも働くとされています。葉酸は、緑黄色野菜などに多く含まれているため、これらの野菜の摂取量は1日350gくらいが目安となります。その他亜鉛やマグネシウム、ビタミンB6、ビタミンB12など、妊婦にとって不足することが望ましくない成分があります。先ほどあげた鉄分、カルシウム、葉酸の3つの成分は普段の食事の中でも摂取することができるため、この3つの栄養素を意識した食事がおすすめです。とはいえ、食べすぎないように注意することも求められます。詳しくは『妊婦に必要な栄養素とは?』 ((ヘルスケア大学)をご覧ください。監修:小野 健太郎
2017年10月02日ベビカムはこのほど、「妊娠中の歯科治療についてのアンケート」の結果を明らかにした。同調査は8月10日~24日、 出産経験がある765名を対象にインターネットで実施したもの。妊娠してから虫歯や歯周病になったか尋ねたところ、38.2%が「はい」と回答した。妊産婦歯科健診について聞くと、66.7%が「受けた」と答えている。妊娠中に歯科治療をしたか尋ねると、44.7%が「はい」と答えた。妊娠中のレントゲンや麻酔は、胎児に影響することはないとされているが、中には「いつもは大丈夫だった麻酔で気分が悪くなった」というコメントもあった。受けた治療の内容で最も多かったのは「定期健診(歯石・歯垢除去)」(79.6%)、次いで「虫歯の治療」(60.8%)だった。「その他」では、被せ物や詰め物が取れて治療したという回答が多くなっている。歯科治療を受けた時期について聞くと、「妊娠6カ月」(36.6%)が最も多かった。次いで「妊娠7カ月」(34.8%)、「妊娠5カ月」(30.1%)で、多くの人は安定期に入ってから治療をしていることがわかった。妊娠中の歯科治療で困ったことや悩んだことを自由回答で尋ねたところ、初期は「つわりのために口に器具を入れられるのがつらい」、後期は「治療のために仰向けになるとおなかが張って苦しかった」という意見が多く寄せられた。そのほか、「自宅安静で歯医者に行くどころではなくなったので、治療は妊娠前に終わらせておくのがよいと思う」(29歳・神奈川県)、「歯科健診で虫歯を発見したが、体調などもあり放っておいたら、いざ治療をしようとしたときにはすでに妊娠8カ月で、すべてを治すには時間が足りないと言われた」(35歳・北海道)などの声もあった。
2017年09月28日妊娠線は、日常生活に支障をきたすようなものではありませんが、跡が残りやすいため、妊娠中の悩みの中でも多いといわれています。ここでは、妊娠線の予防について見てみましょう。お腹の妊娠線の原因は?予防できる?まずは、妊娠線ができるメカニズムを知ることから始めましょう。妊娠線は、妊娠にともなって腹部などにヒビが入ったような線が現れてきます。人それぞれで妊娠線の形状が異なり、8〜9割の人に妊娠線ができるといわれています。皮膚は、上から順に、表皮、真皮、皮下組織によって成り立っています。妊娠によって急激に体重が増えると、柔軟性に欠ける真皮はその緊張に耐えられず、すぐに裂けてしまいます。その結果、皮膚に亀裂が入ったような線が現れ、表皮がデコボコ状態になります。妊娠線は、腹部だけでなく、お尻や胸などにも現れることもあり、腹部に現れたものと同様の妊娠線になります。わかりやすくいえば、真皮はもろいけれど、表皮は弾力性があって伸縮機能があり、断裂してしまった真皮に赤紫の線状斑が現れるということです。妊娠線が予防できるのかどうかについて、現時点では確実に予防する方法は存在しないといわれています。また、妊娠線に対する治療方法は存在しますが、完全に消すことは難しいといわれています。妊娠線の4つの予防方法妊娠線については、現時点では確実な予防法は存在しません。しかし、妊娠線に対するケア方法はあります。妊娠線ができるのは、妊娠によって急激に体重が増えて、真皮が裂けたからと説明しましたが、ケアする目的は真皮を少しでも裂けないようにすることです。そのケア方法について解説します。肌をたっぷり保湿する肌が乾燥してしまうと肌の伸縮機能が低下し、妊娠線ができやすくなってしまいます。わかりやすく説明すると、おなかが大きくなることによって皮膚が伸ばされ、それにともなって乾燥しやすい状態になり、さらに皮膚のバリア機能が壊れやすくなっているという状態です。保湿を常に行い、皮膚の伸縮性を強化することによって、妊娠線をできにくくすることが求められます。体重を適切に管理する妊娠すると、胎児の成長にともなって、おなかが徐々に大きくなっていきます。妊娠中は、体重を適切に管理するため、栄養バランスが整った食事や適度な運動などを含む規則正しい生活を送ることが重要です。急激な体重増加によって妊娠線はできやすくなるため体重管理は大切です。適度な運動もおすすめ適度な運動を行うことによって、カロリー消費、ストレス解消のほか、さらに、腰痛の改善につながると考えられます。しかし、妊娠中に激しい運動はできないため、ウォーキングなどの適度な運動がおすすめです。散歩する程度でも効果的だといわれており、できるだけ毎日行うとよいでしょう。また、運動を行う前にはできる範囲でストレッチなどを行いましょう。規則正しい食生活具体的には、栄養バランスが整えられた食事を1日3食、朝昼夕を決められた時間にとるということです。主食、汁物、主菜、2つの副菜、計5品を常にとることが求められます。料理本などを参考にしながら工夫するといいでしょう。高タンパク質、繊維質、低脂肪などを中心とした食事が体重増加防止に効果的とされています。妊娠線を消す・目立たなくすることは可能?出産した後にも残ってしまう妊娠線は、完全に消すことは難しいといわれていますが、目立たなくすることは可能です。妊娠線の場合は、通常の皮膚疾患とは異なるため、美容皮膚科に相談するとよいでしょう。妊娠線に対する治療方法は、フラクショナルレーザー、サーマクール、ヤグレーザーピーリングなどのレーザーを使った治療方法があげられます。治療の目的は、コラーゲンの生成を促し、肌のターンオーバーを促進することがあげられます、さらに、皮膚を引き締めて滑らかにすることです。その結果、妊娠線の改善につながり、目立たなくすることが可能と考えられます。しかし、美容皮膚科の受診は自由診療となるため、健康保険が適応されることはありません。費用は高額になることが考えられるため、事前に相談するようにしましょう。妊娠と出産は、一般的には健康保険の適応対象外になっていますが、自治体によっては助成金が支給されることもあるようです。たとえば、帝王切開には保険が適用されるといわれています。詳しく知りたい方は、自治体へ問い合わせてもよいでしょう。監修:小野 健太郎
2017年09月11日矢追医院(東京都足立区)は9月、妊娠までを支えるための連携を考慮した"妊活手帳"『矢追医院オリジナル「妊活手帳」いつかきっと! 』(3,980円・税込)を発売する。同院で不妊治療に関わる院長の矢追氏は、妊娠を望む患者は医療に頼るだけでなく、代替医療や運動・食事などを考慮した取り組みを行っていると感じていたという。そこで、患者が妊娠に関わる周囲の人と情報共有できるよう、日頃患者がどのようなことをしているのか一元化できる手帳を開発した。同商品には、カレンダーやアドレス帳といった手帳としての基本的な機能のほか、基礎体温表や妊娠に関わるさまざまな情報、行政などへの問い合わせ先、冷えや肩こりなどの不調に効果があるとされるツボの位置を示したツボマップなどが収録されている。基礎体温表は、通院先で行った血液検査や超音波検査で調べた卵胞サイズ、子宮内膜の厚さなどの検査結果が書き込める。そのほか、妊娠のために取り組んだことや内服しているサプリメント、今日使用した精油など、日々の日記も書き込める。限定プレゼントとして、自分で貼れる血が出ない円皮鍼(1カ所20回分)や、赤ちゃん日記1冊(妊娠後の胎児エコーアルバム)も付く。
2017年08月23日妊娠線とは、妊娠がきっかけで腹部などに亀裂が入ったような線のことをいいます。日常生活に支障をきたすことはありませんが、どうしても消したいと悩んでいる女性はめずらしくありません。ここでは、妊娠線を消す方法について見てみましょう。妊娠線ができる原因妊娠線とは、その名のとおり、妊娠がきっかけで腹部に亀裂が入ったような線が入っている状態をいいます。どのようにして妊娠線ができるのかというと、皮膚が急激に伸びて、皮膚にある線維組織が破壊されることにより、亀裂が入ったような線ができるといわれています。妊娠そのものや皮下脂肪がつくことなどがきっかけでおなかが大きくなり、それにともなって肌の表皮全体が伸ばされます。しかし、皮膚の中でも柔軟性に欠ける「真皮」はその急激な変化に対応できず、その結果、皮膚が裂けたような線になります。妊娠線はおなかだけでなく、お尻や胸などにも現れることもあります。また、ダイエットによって妊娠線のようなものが身体に残ってしまうということもあります。食事制限による血行が悪くなったり、運動によって筋肉が増加したりすることによってできると考えられます。このケースでは、妊娠線ではなく肉割れとなり、肉割れは女性だけでなく男性にもできるといわれています。妊娠線は、できる人とできない人が存在します。体質により左右されるかもしれませんが、妊娠がきっかけで大幅に太ってしまった人はできやすいといわれています。妊娠線は消せる?あきらめるべき?妊娠線を確実に消す方法は現在のところありません。妊娠線以外にも肉割れというのがありますが、肉割れは理屈的にいえば妊娠線と同じで、違うのは原因です。妊娠線は、ホルモンバランスの変化などが原因と考えられる一方、肉割れは激しい運動や急激な筋肉量の増加などが原因とされています。肉割れも妊娠線と同様に消すことは難しいといわれています。もっとも、腹部の妊娠線や皮膚線条に対して外科的な手術が行われることがあります。腹部の皮膚が垂れ下がっている状態であれば、その垂れ下がっている皮膚を切除します。腹部形成と呼ばれている手術方法です。ほとんどのケースだと、へその下の皮膚を切除することになるため、下着に隠れるような手術跡になるように手術を行います。腹部形成の目的は、妊娠線や皮下線条を消すのではなく、余分な皮膚を切除して縫合することが目的でもあります。結果的に、妊娠線や皮下線条がなくなりますが、それらを持っているすべての人が受けられるというわけではありません。たるんでしまった皮膚の部位を切除するという手術なので、そうではない人は受けることができません。腹部リダクション腹部形成は傷跡が目立ちにくいことはありますが、傷跡がなくなるというわけではないことを理解しましょう。妊娠線を目立たなくさせる方法一般の皮膚科に相談するのもひとつの方法ですが、美容皮膚科に相談することをおすすめします。ただし、美容皮膚科の場合は、健康保険がほとんど適応されない自由診療になるので、高額になります。とはいえ、一般の皮膚科と美容皮膚科を兼任しているクリニックもあるので、そういったクリニックに受診する場合は、健康保険の適応の有無について相談してもいいでしょう。美容皮膚科などで行われる妊娠線を目立たなくする方法について、以下、いくつか解説していきます。フラクショナルレーザー皮膚の再生能力を活性化させて、古い皮膚から新しい皮膚に入れ替えるというレーザー治療です。レーザーを微細に照射することによって、コラーゲンを活発にしつつ肌の再生を促進し、新しい皮膚に入れ替えるというものです。これによって、妊娠線などの改善に期待が見込めるでしょう。サーマクールレーザー光線より何倍もの強さを持つラジオ波を発する治療機器で、腹部にそのラジオ波を当てることで、真皮を収縮させつつコラーゲンを再生させるという治療方法です。皮膚の引き締め効果によって、できてしまった妊娠線などを薄くすることが可能とされています。ヤグレーザーピーリングレーザー治療の一種です。皮膚深部までにレーザーを照射してコラーゲンの増殖を促し、妊娠線などを改善することが可能です。しかし、血流を弱めてしまうというデメリットがあるといわれていますが、そのデメリットを利用して妊娠線や皮膚線条にある赤い部分を減らし、引かせることも可能とされています。監修:小野 健太郎
2017年05月07日妊娠中は、吹き出物やニキビが増えたり、肌がカサカサになったりといった肌荒れが起こりやすくなるといわれています。妊娠中に肌荒れが起こりやすいのは、どのような原因があるのでしょうか。ここでは、妊娠中の肌荒れについて詳しく見てみましょう。妊娠中に肌荒れがおきやすい原因(1)ホルモンバランスの乱れ女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)は、女性の身体の健康維持に大きな影響を与えると考えられています。生理の周期に合わせて、エストロゲンとプロゲステロンの分泌量は変化しながらバランスを保っていますが、妊娠するとエストロゲンやプロゲステロンの分泌量が急激に増えるといわれています。エストロゲンやプロゲステロンの分泌が増えると、ホルモンのバランスが乱れて肌がカサカサになったり、吹き出物やニキビが増えたりします。また、エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンの分泌を指示しているのは、下垂体や視床下部などの脳や神経です。脳や神経は、ストレスや睡眠不足、不規則な生活などの影響を受けると、ホルモンを分泌するための的確な指示が出せなくなります。ホルモン分泌の的確な指示がでないことが、ホルモンバランスの乱れにつながるといわれています。ホルモンバランスが乱れてしまい女性ホルモンの分泌量が減り、男性ホルモンの分泌量が過剰になってしまうと、男性ホルモンの働きによって皮脂の分泌量が増えたり、毛穴を塞いだりするため、肌荒れが起こりやすくなります。妊娠中に肌荒れがおきやすい原因(2)栄養バランスの偏り日々の食事は、ホルモンの分泌を促すために大切です。しかし、栄養バランスが偏っていると、ホルモンの分泌が悪くなることがあります。ホルモンの分泌が悪化すると、ホルモンバランスの乱れにつながり、肌荒れが起きやすいと考えられています。つねに、栄養バランスの整った食事をすることを心がけましょう。また、女性ホルモンの分泌を促す効果が高いといわれるビタミンB6やビタミンEなどは、多く含まれる食材を積極的に食べるとよいでしょう。ビタミンB6は、レバーやカツオ、サツマイモなどに多く含まれています。ビタミンEを多く含んでいる食べ物には、ウナギやアボカド、ナッツ類などがあります。その他に、大豆イソフラボンは、女性ホルモンと同様の働きがあるといわれており、ビタミンB6やビタミンEなどと同様に、積極的に食べましょう。大豆イソフラボンは、味噌や豆腐、納豆などの大豆製品に含まれています。妊娠中に肌荒れがおきやすい原因(3)便秘食事から身体の中へとり込まれた食べ物は、身体の中のさまざまな部位で栄養を吸収します。栄養が吸収された食べ物は、身体の外へ便として排出されます。しかし、なんらかの原因で、順調に便の排出が行われずに、大腸内に長い期間、便がとどまっている状態を便秘といいます。妊娠中は、分泌量が増えるプロゲステロンの影響で便秘になりやすいといわれています。便秘とは、便として身体の外へ排出しなければいけない食べ物のカスが、身体の中にとどまっている状態です。とどまっている食べ物のカスは、悪玉菌のエサになってしまい、悪玉菌が腸内に増える原因になります。悪玉菌が増えると有害物質やガスが発生し、便とともに身体の外へ排出されずに、血液へ吸収されてしまいます。血液へ吸収された有害物質やガスは、身体の外へ排出されるために肌を経由します。これが原因となり、肌が持っている本来の機能が低下してしまい、肌荒れを起こすと考えられています。便秘を解消するためには、きちんと朝食を食べましょう。また、起きたときに、水をコップ1杯飲むと、腸への刺激となり排便につながるようです。そして、善玉菌のエサになる食物繊維をたくさん含んでいる食材や、ヨーグルトなどの乳酸菌やビフィズス菌を含んでいる発酵食品なども積極的に食べましょう。さらに、水分の摂取もスムーズな排便を行うためには欠かせません。水分は、1日あたり、1.5〜2リットルほどを摂取することをおすすめします。その他に、便秘の解消法として、おななに影響がない程度に適度な運動もよいでしょう。同じ姿勢でじっとしていると、腸の働きが悪くなり便秘の原因になると考えられています。その際は、必ず医師に相談して行いましょう。監修:小谷和弘
2017年05月01日妊娠すると、肌荒れが起こりやすくなるといわれています。特に、妊娠初期の1〜3か月あたりは、肌荒れを起こしやすい時期とされています。妊娠初期に肌荒れが起こりやすいのは、どのような原因があるのかみていきましょう。妊娠初期の肌荒れの原因は?妊娠時は、プロゲステロンやエストロゲンの分泌量が増えて、妊娠が終わらないような働きをすると考えられています。妊娠してから1〜3か月程度経過した妊娠初期は、プロゲステロンの分泌量が増えて、腸や子宮の働きが乱れ、むくみやすくなるようです。また、プロゲステロンの影響で、便秘や肌荒れを起こしやすくなるといわれています。プロゲステロンやエストロゲンの分泌量が増え、ホルモンバランスが乱れることが原因と考えられています。また、プロゲステロンには、メラノサイトに刺激を与える働きがあり、エストロゲンには、光に対して過敏に反応する働きを強める作用があるため、光に反応してメラノサイトが刺激されシミやソバカスがあらわれやすくなると考えられています。さらに、妊娠初期のつわりで、体調により食べられる食材が限定されることで、栄養のバランスが偏ってしまい、ホルモンバランスが乱れることもあります。また、妊娠による身体の変化で感じるストレスも肌荒れの原因になることがあるかもしれません。妊娠初期の肌荒れの症状妊娠初期に分泌量が増えるプロゲステロンは、皮脂の分泌を促す働きがあります。皮脂の分泌量が増えることで、毛穴がつまり、ニキビや吹き出物があらわれやすくなると考えられています。さらに、メラニンの生成が活性化されて、シミやソバカスがあらわれたり、ワキや乳首、デリケートゾーンなどに黒ずみなどあらわれたりすることもあります。妊娠初期の肌荒れの予防法と対処法妊娠初期には、肌の調子に合わせた対処が必要です。ここからは、妊娠初期の対処法についてご紹介します。化粧品を見直す妊娠すると、肌のバリア機能が弱まり、敏感肌になるといわれています。これまで使用していた化粧品などが、肌に合わなくなる可能性があります。化粧品などが肌に合わないと感じたときは、敏感肌用の化粧品に変更するなど、今の肌状態に適した化粧品に変えるなど工夫が必要でしょう。また、ワキや乳首、デリケートゾーンなどにあらわれた黒ずみには、美白成分のビタミンC誘導体など含まれるクリームや乳液なども有効でしょう。紫外線対策を行うことで、シミやソバカスの予防につながります。乾燥を防ぐ肌の乾燥を予防するために、保湿を中心にしたスキンケアを行うことも妊娠初期の肌荒れの予防につながります。肌によいといわれる栄養素を摂取することも、肌荒れ予防には大切です。ビタミンB2やビタミンB6には、ニキビを予防する効果が期待できます。ビタミンB2がたくさん含まれている食材は、牛乳や卵類、アーモンドなどです。ビタミンB6は、肉類(レバー)や種実類、にんくにやとうがらしなどに多く含まれています。さらに、コラーゲンの生成を促進するビタミンCを含む食材を一緒に摂取することで、効果を高めることができるでしょう。ビタミンCは、ホウレンソウやキャベツ、レモンなどの柑橘類などの食材に多く含まれています。ホルモンバランスに気をつけるホルモンバランスを整えることも、肌荒れを改善するためには重要です。ホルモンバランスは、ストレスや睡眠不足などさまざまな原因で乱れてしまうと考えられています。ストレスを解消するためには、趣味に没頭したり、何か楽しいことを見つけたり、自分なりのストレス解消法を見つけましょう。また、適度に運動をすることが、自律神経の活性化につながり、ホルモンバランスを整えると考えられています。散歩やウォーキングをするだけでも、十分に効果が的です。マタニティヨガなど身体に無理のない程度に運動することもおすすめです。栄養を見直して肌を整える栄養バランスの整った食事は、ホルモンバランスの乱れを改善するためには欠かせません。炭水化物などの主食と合わせて、魚類や肉類などの主菜、野菜やキノコ類などの副菜、果物、乳製品などをバランスよく食べましょう。監修:小谷和弘
2017年05月01日F Treatmentが運営する「不妊治療net」はこのほど、「不妊治療に関する実態調査」の結果を発表した。同調査は20~50代の女性を対象にインターネットで実施したもの。今回の調査の「不妊治療」とは、病院等の医療機関の診断・指示を受け、行う治療(定期的に通院するタイミング法も含む)のことを指している。不妊治療で実際に妊娠できる確率はどれくらいであると思うか尋ねたところ、不妊治療未経験者の回答は平均で47.3%だった。しかし、不妊治療経験者のうち、妊娠につながった人は全体の67.2%で、3人中2人は妊娠できていたことがわかった。不妊治療未経験者におけるイメージよりも、実際の妊娠成功率は高いことが明らかになった。不妊治療経験者に治療開始年齢を尋ねたところ、妊娠した人の41%は20歳代から不妊治療を始めていたことがわかった。一方、妊娠しなかった人のうちで20歳代から始めた人は28%だった。治療開始年齢の平均をみても、妊娠した人は30.5歳、妊娠しなかった方は32.8歳で、妊娠した人の方が2.3歳低かった。
2017年04月03日トロフィー佐藤は2月23日、妊婦が安心して使用できるように改良した「木曽檜(きそひのき)歯磨きジェル」(1,800円・税別)をオンラインサイトにて発売する。妊娠期は、つわりで歯磨きができなかったり、胎児の健康を考えて化学物質を含む歯磨き粉の使用に不安を抱えたりする妊婦も多いとのこと。同社では、そのような妊婦に向けて、2015年から販売している「木曽檜歯磨きジェル」をリニューアル。防腐剤のかわりに天然のワサビエキスを使用し、成分の安全性を究極まで高めたという。ミントの香りはつわり時の吐き気の原因とされるため、天然ハッカの味をぎりぎりまで弱めたとのこと。成分の80%を占める天然木曽檜蒸留水は、歯周病菌に対する効果がエビデンスで証明されている天然素材であるという(日本食品分析センターで取得済み)。ジンジバリス菌(歯周病菌)を99.9%、ミュータンス菌(むし歯菌)を99.9%除菌する効果があるとのこと。硬さを感じない、なめらかな使い心地を実現するために、従来の歯磨き粉の作り方にとらわれず、化粧品の製法を用いた。成分は100%天然由来成分で、化学的な殺菌剤、発砲剤・研磨剤・防腐剤・合成香料・合成着色料は不使用。
2017年02月17日ママ向けビューティーブランド「シャルレセルフィア」を展開する株式会社シャルレは「ママ年齢」に注目した美容調査の第1弾として、妊娠・出産を機に直面する美容面でのリスク=<美容クライシス>をテーマにした調査を実施した。産前~産後にかけての美容リスク「美容クライシス」出産を機に“夫婦関係”が危機に陥る「産後クライシス」と同様に、ママたちは「美容面」においても、産前~産後にかけて新たな危機に直面することがあるようだ。そこで、こうした“妊娠・出産を機に直面する美容面でのリスク”のことを<美容クライシス>と命名。実際にどのようなクライシスがあるのか、その実態を調査すべく、20~40代のママ・プレママ500名に「出産前後における美容の悩み」についてアンケートをおこなった。出産前後のママ、約8割が「美容クライシス」を自覚はじめに、「妊娠・出産後に、美容面での悩みが増えたと感じますか?」と聞いたところ、実に81%が「そう感じる」と回答。そこで、あらためて「女性には、妊娠・出産を機に直面する美容面でのリスク=<美容クライシス>があると思いますか?」と聞いたところ、78%と約8割が「そう思う」と回答し、ママ・プレママの多くが<美容クライシス>の存在を自覚していることがわかった。「美容クライシス」はママ年齢によって変化「ママ年齢」(=ママになってからの年齢)ごとに、いま現在直面しているクライシスを聞いたところ、次のような結果になった。・プレママ1位:太ももが太くなった(36%)2位:シミ・そばかすが増えた(35%)3位:肌が乾燥しやすくなった(33%)、ムダ毛が濃くなった(33%)・0歳児ママ1位:おなかがたるんだ(70%)2位:髪が抜けやすくなった(56%)3位:ウエストのメリハリがなくなった(43%)・1歳半児ママ1位:おなかがたるんだ(63%)2位:バストがしぼんだ(50%)3位:バストが垂れた・ハリがなくなった(49%)・3歳児ママ1位:おなかがたるんだ(68%)2位:バストが垂れた・ハリがなくなった(54%)3位:バストがしぼんだ(53%)・6歳児ママ1位:バストが垂れた・ハリがなくなった(50%)2位:おなかがたるんだ(49%)3位:シミ・そばかすが増えた(45%)、白髪が増えた(45%)調査結果からは、<美容クライシス>の中身は、ママ年齢に大きく左右されるということが判明。また、実際のママたち自身への質問においても、妊娠・出産後の美容の悩みは「ママ年齢によって異なると思う」と答えた人が60%にのぼった。「シャルレ・ザ・ストア」の店長として、毎日多くの女性にブラジャーのフィッティングや化粧品のフェイシャルエステサービスを提供する平迫円さんによると、「<美容クライシス>はママ年齢ごとに異なるため、都度、適切なケアをすることが重要」とのこと。特に注意すべきなのが、バスト・体型・肌なのだという。ママ年齢のことを考えたビューティーブランド「シャルレセルフィア」いまを大切にしながら、なりたい自分へと歩みだす女性たちを応援する「CHARLE SELFIA(シャルレセルフィア)」では、ママ年齢を踏まえた美容ケアを提案。長く使えて身体にも経済的にも優しいマタニティアイテムや、卒乳後に美しいバスト・スタイルのキープを実現する「美意識ブラジャー」、ピーンとしたハリと弾力のある肌へ導く「バストビューティジェル」、簡単にくびれと美小尻が作れる「くびれマジックインナー」と「美小尻ショーツ」、また入園や仕事の再開で社会との接点が増えるママ年齢3歳(入園)以降に向けては、うるおって透明感のある肌に導く「クリアホワイト」など、ママ年齢ごとの美容クライシスに対処するためのインナーやスキンケアを取りそろえている。【参考】※シャルレセルフィア ブランドサイト
2017年02月15日質問:高齢出産には脳血管疾患のリスクがあると聞き、妊娠・出産に不安を抱えています。昨年結婚をし、妊娠を計画しています。予定通りならば高齢出産の枠に入るかと思いますが、高齢出産には妊娠高血圧症による脳血管疾患のリスクがあると聞き、妊娠・出産に不安を抱えています。出産の際に脳血管疾患を患った場合の危険性や、どのくらいの入院と通院が必要となるのか、また、出産時の脳血管疾患に備えて、今からできる生活改善法などがありましたら教えてください。島根県:pinohinaさん(35)回答:高齢出産時の脳血管疾患のリスクについてお答えします。――妊娠と脳血管障害の関係ご結婚、おめでとうございます。高齢出産になると、心配の種はつきませんよね。妊娠・出産は、女性の身体にとても負担がかかるものです。ご相談者さまのおっしゃるとおり、高齢出産では、「妊娠高血圧症候群」になるリスクが上がり、また、妊娠そのものが脳血管障害の危険因子となってしまいます。若い女性に脳血管障害が起こる頻度は、妊娠により、非妊時と比べて1.5倍の発症を見る、という報告があります。原因としては、以下が挙げられます。妊娠による血液量の増加、心拍出量の増加妊娠によるホルモン作用(血管拡張、血管壁の変化など)妊娠による凝固系の亢進脳血管障害が起きる妊産婦は1万人に1人程度といわれています。出産の際に脳血管疾患を患った場合の危険性、とのことですが、母体の死亡率は9~38%とかなりの高確率になります。また、脳血管疾患を乗り切っても、まひ、言語障害などの後遺症が残る割合は、40~63%とこれもまた高い確率で見られます。どのくらいの入院、通院になるのかは、発症した状態によってまったく異なるので、何とも言えません。<「妊娠高血圧症候群」の予防>妊娠高血圧症候群を防ぐポイントとしては、以下のことに気をつけましょう。■塩分を控えるこれは、普通の高血圧症の方の食事療法にもなりますね。スパイスを効かせるなどして、塩分を減らしても、食事を楽しめる工夫をしましょう。■ストレスを解消するストレスがたまると、交感神経が緊張して、血圧が上がる傾向があります。妊娠しているときは、心配でストレスがたまることが多いでしょうが、ストレスを解消する方法を見つけて、リラックスした妊婦生活を送れるようにしましょう。■体重に気をつける体重の増えすぎには気をつけましょう。健診を忘れずに受けることで、体重増加の制御になります。高齢出産では、リスクが伴うことが多く、心配になることも多いと思います。健診をしっかり定期的に受け、かかりつけの産婦人科医の指示に従うようにしてください。Doctors Me(ドクターズミー)が保証している医師が回答しています
2016年12月18日エムティーアイはこのほど、同社が運営するスマートフォン向けサービス「ルナルナ」のファミリーコースで、より精度の高い妊娠可能日予測が可能になったことを発表した。「ルナルナ」は、妊娠・出産・育児までをサポートするスマートフォン向けサービス。同サービス調査によると、8割以上のユーザーが「基礎体温の計測」を行っているが、計測しても基礎体温を活用できていない人も多いことがわかったという。これまでも同サービスでは、生理日データから算出した独自ロジックによって、一人ひとりにあわせた排卵日と妊娠可能日予測を行ってきた(特許取得済み)。今回は新ロジック採用により、計測した基礎体温を活用することができるよう、ユーザーが入力した基礎体温から、妊娠確率の高い日を計測できるようになったという。ユーザーの過去の生理日に加え、基礎体温データと実際の妊娠記録のビッグデータから妊娠可能日を算出する。そのため、常に不安定な生理周期の人にも、精度の高い予測が可能となったとのこと。体調の変化や計測方法などにより、基礎体温の推移が乱れた場合でも、実際に入力されたデータを元に算出するため、一人ひとりに応じて妊娠確率の高い日を通知できるという。「ルナルナ」ファミリーコースにおいて、基礎体温を入力すると「基礎体温仲良し日(妊娠確率の高い日)」が算出される。妊娠確率の高い期間5日間は「仲良しタイミング」として通知。その中でもより妊娠確率が高いと予測される日を「最もおすすめの日」として表示する。生理開始日から続けて基礎体温を入力することで、より精度の高い予測を行えるとのこと。
2016年12月08日ロート製薬は12月21日、尿中LH(黄体形成ホルモン)を捉える排卵日予測検査薬「ドゥーテスト LHa」(7回分2,700円、12回分3,800円・各税別)を、OTC医薬品(第一類医薬品)として、全国の薬局・薬店にて発売する。同商品は、尿中に分泌されているLH(黄体形成ホルモン)を検出することで、もっとも妊娠しやすい時期である排卵日を約1日前に予測する検査薬。LHは、普段から少量分泌されているホルモンだが、排卵前に分泌量が急激に増加し、排卵の引き金になるという。同商品では、30mIU/mLのLH濃度から検出ができる。形状は、使いやすいスティック状を採用。採尿部に尿を2秒かけるだけで検査できる(判定時間は5分)。採尿部は広くなっているため、尿ハネせずにしっかりキャッチできるとのこと。見やすく分かりやすい判定窓と、正しく検査できたか知らせる尿量確認サイン付きで簡単にチェックできるという。
2016年12月05日女性の意識・実態を調査する「womedia Labo*(ウーメディア ラボ)」は、妊娠中または小学生以下のお子様がいる20~40代のママ500名を対象に、「インフルエンザ」に関する意識・実態調査をおこなった。妊娠・出産前と比べて「インフルエンザに感染するリスクが高まった」6割超まずインフルエンザの感染経験について聞いたところ、「これまでにインフルエンザに感染したことがある」ママは全体の71%という結果に。そのうち半数以上(55%)が、「ママになってから」の感染経験があると回答した。そこで「妊娠・出産前と比べて、インフルエンザに感染するリスクは高まったと思いますか?」と聞いたところ、61%が「そう思う」と回答。周囲でインフルエンザに感染した人としては、子どもや子どもの友達、夫、ママ友など多くの感染経路が挙げられており、ママになって以降、インフルエンザにかかりやすくなったと感じる人が多いことが分かった。免疫の根本を強くする「プラズマ乳酸菌」とは?医学博士・総合内科専門医の小杉理恵医師によると、インフルエンザ対策として重要なのは予防接種のほか、手洗い、うがい、加湿器やマスクの利用に加え、体内の免疫力をアップさせることも重要なポイントなのだという。そこで近年注目を浴びているのが、「プラズマ乳酸菌」。これまでの乳酸菌とは異なる「免疫メカニズム」で、免疫の「根本」を強くする乳酸菌だ。そもそも「免疫」とは、ウイルスなどの異物を体内から追い出そうとする働きのことで、この一連のシステムは、数多くの免疫細胞のチームプレイによって機能している。しかしながら今までの乳酸菌は、このうち一部の免疫細胞を活性化させるのみにとどまっていた。一方で「プラズマ乳酸菌」は、免疫細胞チームの司令塔のような役割を果たす細胞「pDC」に働きかけるもの。指示系統のトップに位置する「pDC」を直接活性化させることで、免疫細胞のチーム全体に働きかけることができるため、結果として免疫機能を活性化することにつながるのだ。これからインフルエンザシーズンとなる、本格的な冬を迎える。うがいや手洗いなど基本的な対策を実践した上で、今後は「プラズマ乳酸菌」も取り入れることで万全な予防対策を心がけたい。【参考】※womedia Labo*(ウーメディア ラボ)
2016年12月01日「ブランでスッキリ!」委員会はこのほど、「妊娠と便秘」の調査結果を発表した。同調査は9月16日~23日、妊娠経験のある女性500名を対象にインターネットで実施したもの。妊娠中、便秘症状を感じたか尋ねたところ、68%が「かなり感じた」「まあまあ感じた」と回答した。また、73%が「妊娠期は便秘症状が起こりやすいこと」を事前に知っていたと答えた。妊娠期の便秘対策について聞くと、「水分を多く取るようにした」(53%)が最も多かった。次いで「産婦人科医に相談した」(39%)、「食生活を見直した」(28%)となっている。「何も対応しなかった」(13%)という回答も1割強見られた。「何も対応しなかった」と回答した人に、その理由を聞いたところ、「妊娠前から便秘だったので、仕方がないと思って諦めた」(24歳)、「元々、便秘症なので何もしなかった」(28歳)など、便秘が慢性化している人の場合は、あえて対策をせずにそのまま我慢していることがわかった。産婦人科の疋田裕美医師によると、妊娠期は便秘になりやすいという。その理由として、妊娠中に分泌される「黄体ホルモン」の影響で、腸のぜん動運動が弱くなってしまうことと、増大した子宮によって腸が圧迫され、腸の動きが鈍くなってしまうことを挙げている。妊娠中の便秘対策は、「食生活の見直しが基本」とのこと。特に、食物繊維の摂取が大事だという。「妊娠する前から便秘ぎみの人が多いように感じます。そうなると『便秘状態が当たり前』になっているので、妊娠したときにあまり便秘対策をしない場合も。妊娠前からの便秘改善が重要かもしれません」と疋田医師。また、便秘は妊婦の精神的ストレスになる場合もあるという。便秘状態になるとお腹の張りを感じるが、その張りを切迫流産の張りのように感じる妊婦も少なくないとのこと。張りは便秘によるものなのか、切迫流産なのかわからず、ストレスに感じる妊婦もいるという。疋田医師は、「ただでさえ、妊娠中は不安やストレスを感じやすい時期。余計なストレスを感じないためにも、便秘対策を心がけてスッキリ気持ちの良い毎日を過ごしましょう」とアドバイスしている。消化器専門の大竹真一郎医師も、便秘解消には「食生活改善」が重要と語っている。善玉菌を増やす発酵食品と善玉菌のエサになる食物繊維を積極的に摂(と)ることと、悪玉菌を増やす肉食を避けることで、腸内環境が改善するという。特に発酵食品には善玉菌が多く含まれているとのこと。また、腸内環境を整えるために注目されている成分が、「マグネシウム」だという。マグネシウムは腸内の水分を調整する働きがあり、マグネシウムの摂取量が少ない人は便秘になりやすいという研究データもあるとのこと。マグネシウムはナッツ類に含まれているので、ナッツ類を間食に食べるとよいという。
2016年11月04日性病のなかには、母乳から赤ちゃんに感染してしまう病気があります。これらの性病の感染がわかったら、 授乳は基本的に粉ミルクを使います。治療をして症状がなくなっても病原体が潜んでいることがあるので、自分の判断で治療を止めないようにしましょう。母乳で感染する性病の種類とは性病のなかには、母乳を通じて赤ちゃんに感染してしまう病気もあります。では、どのような性病が危ないのでしょうか。見ていきましょう。まず1つ目は、サイトロメガロウィルスです。NICU(新生児集中治療管理室)にいた46.2%の赤ちゃんが母乳感染していて、 十分な栄養がとれず体重が増えにくかったという報告もあります (ただし、NICUではある程度過ぎたら母乳をすすめている所も多くあります。詳しくは医師に相談してください)。2つ目は、HIV感染症です。母乳で感染する確率は、授乳期間が長くなるほど高まります。感染して進行すると、やがてエイズを発症してしまいます。3つ目は、成人T細胞白血病です。この病気の場合、粉ミルクで育てたときの感染率が3%に対して、4カ月以上母乳をあげているときの感染率は22%にもなるといった報告があります。母乳感染する性病の場合、授乳はどうする?では、母乳で赤ちゃんに感染するかもしれない性病にかかった場合、授乳はどうすれば良いのでしょうか。基本的には、これらの性病に感染していることがわかったら、母乳で育てることは避けるようにします。ちなみに、成人T細胞白血病では母乳を24時間冷凍保存したあと、解凍して授乳すると感染率が低くなるといわれています。それでも完全に防げるという保証はありません。でも、成人T細胞白血病は感染しても若いうちから症状が出るのはごくまれです。症状が出るまでに30~70年ほどかかり、症状がでる可能性は5%ほどといわれています。あまり心配しないでよいかもしれません。赤ちゃんを母乳で育てたいと考える女性は多いはずです。妊娠を考えたら性病の検査を受けて、もし感染してる場合は治療をして、また妊娠中や出産後も性病予防を心がけることが大切ですね。出典:あなたのオンライン婦人科 Rucora[ルコラ]
2016年10月14日受精卵を着床させ、出産まで赤ちゃんを育む場所である子宮。妊娠・出産のためにはなくてはならない器官ですが、どんな女性も、子宮を持っている以上、子宮の病気にかかるリスクと無関係とはいえません。病気が原因で子宮を摘出すると、妊娠できなくなるだけでなく、女性の精神面にさまざまな影響が生じる可能性があります。○子宮摘出のリスクがある病気は?では、どんな病気になると、子宮摘出に至る可能性があるでしょうか。進行期(ステージ)や症状、年齢などによって判断は異なりますが、次に挙げる病気の治療では、子宮を手術で摘出する場合があります。・子宮筋腫子宮の筋肉にできる良性の腫瘍で、女性のほとんどが子宮筋腫を持っており、成人女性の4~5人に1人の割合で、内診や超音波検査によって子宮筋腫を認めることができるといわれるほどよくある病気です。症状がないケースが多いのですが、過多月経や激しい月経痛、頻尿、腰痛といった症状に悩まされる人もいます。また、筋腫が流産や不妊の原因となることもあります。症状が軽く筋腫が小さいうちは、治療では経過観察や薬物療法が中心ですが、筋腫の大きさや進行度合いによっては手術をすることも。手術では、筋腫だけをとって子宮を残すこともありますが、筋腫が大きい、数が多い場合などには子宮摘出術が必要になることもあります。・子宮内膜症本来は子宮の内側にしかできないはずの子宮内膜が、腹膜や卵巣などの別の場所にできて、炎症や癒着を起こす病気です。激しい生理痛や過多月経、性交痛、不妊などのつらい症状を引き起こします。治療方法には、低用量ピルをはじめとしたホルモン療法と手術療法があります。手術の場合、子宮内膜症の病変部だけを取り除くのが一般的ですが、生理痛などの症状が重い場合や、がんへの悪性変化が疑われる場合は、子宮や卵巣を摘出することがあります。・子宮がん子宮がんには、子宮頸部(子宮の入り口)にできる「子宮頸がん」と、子宮の奥の方にできる「子宮体がん」があります。子宮頸がんの場合、初期に発見できれば、子宮頸部の組織だけを取り除く「円錐切除術」で治療が可能な場合もあります。しかし、子宮体がんや進行した子宮頸がんでは、状況によって、卵巣をはじめ卵管や靭帯、リンパ節、腟(ちつ)の一部まで切除する「広汎子宮全摘出術」が必要になることがあります。・卵巣がん卵巣にできる悪性腫瘍。初期に発見できた場合は、がんになった卵巣のみを摘出する手術で済みますが、周囲の組織への播種(はしゅ: がん細胞が種をまいたように散らばること)や転移が疑われた場合は、子宮やリンパ節まで切除するのが一般的です。○手術後は、性生活に影響も子宮を摘出した後の生活でもっとも大きな変化は、生理がなくなるということです。もちろん、妊娠・出産もできなくなります。子宮を摘出しても、通常、セックスは可能ですし、感じ方も特に変わりません。ただし子宮の摘出手術では、腟の子宮とつながった部分を切開・縫合するため、セックスのときに違和感を覚える人もいるようです。また、両方の卵巣をとった場合は、女性ホルモンの分泌がなくなり、のぼせやほてり、イライラ、発汗といった更年期症状が出ることがあります。もちろん子宮がなくなれば、子宮筋腫や子宮がんになる可能性がなくなるというメリットもあります。しかし、その女性の年齢やライフプランによっては、子宮を失うことが悲しみや喪失感につながり、後の人生を大きく左右することもあるでしょう。子宮摘出のリスクを最小限にするためには、過多月経や下腹部痛、不正出血などのトラブルを放置せず、早めに受診すること、そして、1年に一度は子宮がん検診を受けることが大切です。※画像は本文と関係ありません○記事監修: 鈴木俊治医師葛飾赤十字産院 副院長日本産婦人科医会 副幹事長1988年長崎大学医学部卒業、日本医科大学付属病院産科婦人科学教室入局、葛飾赤十字産院産婦人科派遣をへて米国ロマリンダ大学胎児生理学教室へ研究留学。帰国後、日本医科大学産科婦人科学講師、学助教授、東京臨海病院産婦人科部長を経て、現在は葛飾赤十字産院にて副院長を務める。
2016年10月03日口または舌でパートナーの性器を刺激する性行為のことを「オーラルセックス」といいますが、若い世代では、性交渉の際に、このオーラルセックスを行うカップルが多いといわれています。オーラルセックスには妊娠の心配はありませんが、性感染症(STD)が性器から口にうつったり、口から性器にうつったりすることは十分にあり得ます。この機会に、オーラルセックスと性感染症に関する正しい知識を身につけましょう。○オーラルセックスで感染しやすい病気は?オーラルセックスで感染するリスクのある性感染症には、主に次のようなものがあります。・クラミジア感染症クラミジア・トラコマチスという菌が原因で起こる病気です。初期には症状がほとんどなく、進行すると不正出血や性交痛が起こることがあります。症状がないままに炎症が進んで卵管の癒着が起こり、不妊症の原因となることも少なくありません。主に性行為による粘膜や体液の接触で感染し、オーラルセックスで喉や口の中に感染することもあります。・淋(りん)菌感染症淋菌という菌が引き起こす病気です。感染すると、おりものの増加、下腹部の痛みなどの症状が起こることもありますが、無症状のこともあります。放置すると、将来、不妊や流産などの原因になることも。クラミジア感染症と同様、主に性行為の際に粘膜や体液と接触することで感染しますが、近年は特に、オーラルセックスで喉に感染するケースが多いといわれています。・性器ヘルペス原因となる単純ヘルペスウイルスには1型と2型があり、1型は主に口内と唇、その周辺に、水疱(すいほう)や潰瘍(かいよう)という形で現れます。一方の2型は、主に外陰部に発症します。従来、性行為によって感染するのは2型が多かったのですが、近年は、オーラルセックスをするカップルが増えている背景もあり、外陰部にヘルペスの症状が出る場合でも、1型であることが多いといわれています。ヘルペスの場合、粘膜や体液はもちろん、皮ふからでも感染する可能性があるため、セックスやオーラルセックスのほか、キスで感染する可能性もゼロではありません。・梅毒感染者の体液や血液に触れることで梅毒トレポレーマという菌が感染し、外陰部のしこりや潰瘍(かいよう)、足の付け根のリンパ節の腫れ、全身にできる発疹などの症状が現れます。感染力が強く、セックスやオーラルセックスのほか、キスや輸血、体液のついたタオルや下着から感染する可能性もゼロではありません。・HIV感染症(エイズ)HIVとは「ヒト免疫不全ウイルス」のことですが、感染しても10年ほどはほとんど症状が出ません。進行して、発熱や体重減少、悪性腫瘍などの症状が出てきた状態を「エイズ」と呼びます。主にセックスやオーラルセックスにより、粘膜や体液が接触することで感染しますが、血液からも感染するため、注射の回し打ちや輸血などでも感染する可能性があります。○大切なパートナーにうつさないために「妊娠しないから安全」と誤解しがちなオーラルセックスですが、上記のような性感染症になるリスクはあります。症状が出ない、あるいは軽い場合、気づかずに相手に病気をうつしてしまうこともあるでしょう。セックスのときにコンドームをつけるように、オーラルセックスの際にも性感染症対策をすることは必要です。具体的には、オーラルセックスの際に、男性の性器にコンドームを装着する、女性の性器にラップをかぶせるといった方法があります。ただし、性器ヘルペスのように皮ふ接触でも感染する可能性のある病気については、性器にコンドームやラップをしても完全に防ぎきることはできません。感染が疑われるときは、検査を受けるとともに、オーラルセックスやキスを含め、性行為を控えた方がいいでしょう。※画像は本文と関係ありません○記事監修: 星合明医師星合勝どきクリニック 院長1986年獨協医科大学・医学部医学科卒業。1992年獨協医科大学大学院卒業。同年獨協医科大学付属病院産婦人科臨床助手。1994年より獨協医科大学産婦人科教室非常勤講師。その後、文京区星合産婦人科病院副院長を経て2001年2月より、東京都中央区勝どきにて「星合勝どきクリニック」を開設、医長を務める。
2016年09月13日女性にとって、生理(月経)に関する悩みは尽きない。女性ホルモンの変化により、生理前は「月経前症候群(PMS)」といって、気分のイライラや落ち込み、胸の張り、食欲増進などさまざまな心身の不調が出ることで知られている。一方で生理が始まると、生理痛に加えて、漏れやムレ、ニオイといったトラブルが気になることも多い。中には、生理がこない(無月経)、月経周期が一定ではない(月経不順)、月経血量が多い(過多月経)といった悩みを抱えている女性もいることだろう。男性はもちろん、実は女性にとっても不可解なことが多いのが生理。今回は、誤解しがちな生理の疑問について、婦人科の船曳美也子医師にお聞きした。正しい知識を学んでみよう。Q. 生理中でも妊娠することはありますか?はい、妊娠する可能性はあります。女性の体は、妊娠するために1カ月に1回の排卵にあわせて子宮内膜を厚くしていきます。排卵を迎えても受精に至らなかった場合は、排卵の2週間後ぐらいに厚くなった子宮内膜がはがれて、血液と一緒に体外に流れます。それが月経です。月経と月経の間に排卵があることから、その頃だけが妊娠時期なのでは、と思われますよね。実際、妊娠しやすいのは、排卵日を含めた排卵前の1週間ほど。特に排卵日および排卵前2日間くらいです。ここで重要なのは、卵子・精子の生存時間や、受精・着床といったイベントに時間差があるということです。排卵後の卵子が生存しているのは24時間ですが、精子は最も長くて7日間くらい生存します。また、精子と卵子は卵管というところで出会って受精するのですが、受精した卵子が子宮に到達するのに5日くらいかかります。このことから、月経中であっても避妊せずに性交をすれば、次の2つの場合で妊娠する可能性があります。1つ目は、精子が数日生きた場合。月経血が流れていても、もし精子が卵管までたどり着けば、そこで性交の数日後に排卵した卵子と受精できます。前述したとおり、受精卵が子宮に到達するまで5日ほどかかるので、最長の長生き精子が性交後7日目に卵子と出会った場合、性交の12日後に受精卵が子宮に着床します。月経は3~7日で終わりますから、月経中の性交でも、その後の、出血していない(はがれていない)子宮内膜にもぐりこめるというわけです。2つ目は、月経のように見えて、実は排卵時の出血だった場合です。排卵前後の一時的なホルモンの変動により、少量の出血が見られることがあります。それを月経と思いこんでしまうのです。一般的には少量のことが多いですが、たまに月経とほぼ同量の出血のこともあります。基礎体温をつけていないと、排卵出血か月経かは区別できません。ここで性交があると、排卵前後なので、非常に妊娠しやすいタイミングとなります。なお、妊娠を望んでいない場合は、月経中であっても避妊はしっかりと行いましょう。※画像と本文は関係ありません○取材協力: 船曳美也子(ふなびき・みやこ)1983年 神戸大学文学部心理学科卒業、1991年 兵庫医科大学卒業。産婦人科専門医、認定産業医。肥満医学会会員。医療法人オーク会勤務。不妊治療を中心に現場で多くの女性の悩みに耳を傾け、肥満による不妊と出産のリスク回避のために考案したオーク式ダイエットは一般的なダイエット法としても人気を高める。自らも2度目の結婚で43歳で妊娠、出産という経験を持つ。2013年10月9日、「婚活」「妊活」など女性の人生の描き方を提案する著書『女性の人生ゲームで勝つ方法』(主婦の友社)を上梓。En女医会にも所属している。En女医会とは150人以上の女性医師(医科・歯科)が参加している会。さまざまな形でボランティア活動を行うことによって、女性の意識の向上と社会貢献の実現を目指している。会員が持つ医療知識や経験を活かして商品開発を行い、利益の一部を社会貢献に使用。また、健康や美容についてより良い情報を発信し、医療分野での啓発活動を積極的に行う。En女医会HPはこちら。
2016年06月23日●空気を察しろ! デブって言うな!!女性に毎月訪れる試練、その名は月経。本来は妊娠をするためのハッピーな機能のはずなのですが、腹痛やだるさに加え、気持ちが不安定になるなどのネガティブなおまけが付いてくるのも事実です。妊娠機能が搭載されていない男性にとっては未知な感覚なため、時折カップルの間ではトラブルの火種になることも。そこで今回は、男女間のすれ違いを少しでも減らすべく、彼氏に知ってもらいたい、生理にまつわる女性のホンネをエピソード形式でご紹介していきます!○女性のホンネ(1)「生理だって察してほしい」生理にまつわることで彼氏との間で起きる直接的な問題として、「生理中の『夜の営み』」があるのではないでしょうか。まずはこんな初々しいエピソードから。「『生理だから今日はごめんね』とは恥ずかしくて言えないんです……。デートの最初から言うのも変だし、直前になって言うと彼氏をすごくガッカリさせてしまうので、何とか察してほしいなって思います」(千葉・20歳女性)あふれんばかりのピュアさですね。生理を知らせるさりげない"サイン"があればいいのですが……。どなたか考案してください。一方で「同棲生活が長く、マンネリ気味」だと話す東京都在住の25歳女性は、生理でもないのに「生理だからごめん」を積極的に使い、彼のアプローチを片っ端から断っているとのことでした。「生理」という言葉を口にするのもためらっていた時代から一転。年を重ねるにつれ、女性も強く変化していくのでしょうか。このように、生理だと伝えるとだいたいの男性は諦めてくれますが、「生理中だから妊娠しない」と思い込み、ここぞとばかりに避妊をせずにヤろうとする不届き者の存在も報告されています。しかし、これはとんでもない勘違い。性感染症のリスクも高まりますし、経血が子宮内に戻ってしまうと、病気の原因ともなるので生理中の性交渉はおすすめできません。○女性のホンネ(2)「生理中は太るんです! デブって言うな! 」生理前2週間は黄体ホルモンが増えることで、食欲が増す人が多いと言います。つまり、生理はダイエットの大敵。1~3kgの体重増加は許容範囲とされる一方で、「怠けている」ととらえられるケースも多く、憤慨している女性も数多くいるようです。例えば、こんな事例。「ダイエット中でも、生理前はど~うしても食べたくなっちゃって、甘いものに手が出てしまう。すると、隠れて食べる現場を目撃していた彼氏に『ほんとお前、根性ないよな』と言われた。自分の意志とは関係ないところで、ダイエットが妨害される女の子の気持ちにもなってみろ! 」(東京・27歳女性)エピソードから怒りの感情がビシビシ感じられますね。考えてみれば、1カ月のうち2週間しか「痩せ期」がない女性のダイエットは、ブロックを積み上げている端から崩されていくような作業そのもの。"見えない敵"と戦いながら、プロポーションを維持している努力を少しは男性にも認めてほしいものです。ほかにも「食べものの好みが変わる」「ジャンクフードが食べたくなる」などといった声が聞かれました。甘いものを食べたくなる方が多いようですが、ご飯や小麦などの炭水化物を含め、糖質はPMS(月経前症候群)を悪化させる原因に。甘えだとは言いませんが、自分の身体のためにも控える必要があるかもしれません。●イラついていても「今日生理? 」とか聞くな!○女性のホンネ(3)「生理中はイライラするの、わかって! 」イライラしている女性を見ると、「今日生理なんじゃないの? 」などと、セクハラまがいの陰口を言っている男性がたまにいますが、そのくらい「生理はイライラするもの」という認識は男性にも定着しているようです。しかし、そのイライラの程度も人それぞれ。あまりに大きな気持ちの揺れ動きに彼氏以上に本人が苦しんでいるケースもあります。「PMSが重く、イライラして同棲している彼氏につらく当たってしまうんです。PMSについて説明して、いったんは了承してくれた彼ですが、モノを投げたり、マシンガンのように止まらなくなったりする私の罵倒には耐えかねているみたいで……。自分でもどうしていいかわからないし、毎月の予定日が不安です」(東京・24歳女性)ちょっとイライラする程度なら想定内でしょうが、ここまで来ると、深刻な問題ですよね。大好きな彼氏との間に亀裂が入るのもPMSの二次被害。PMS自体は治らなくても、せめて彼氏との関係だけは良好に保ちたいものです。「仲良くしたい」気持ちは彼氏も同じ。そこで、彼女のPMSに対して事前に"臨戦"態勢を整えてユーモラスに切り込む「できた彼氏」もいるよう。「私の彼氏は、私のスマホに入っている『ルナノート』(生理や不正出血の記録に特化したアプリ)を定期的にチェックしています。月経周期を確認して旅行の日にちを決めたり、『この日デートしたいけど、●●ちゃんのイライラデーだから気を付けないとね』とおどけて言ってきたりするので、こっちも気が楽になります」(千葉・26歳女性)ここまでしてくれる彼は珍しいかもしれませんが、生理周期を積極的に知ろうとしてくれる彼氏なら、彼女も生理についてフランクに話すことができそう。生理を軽視せず、深刻に受け止め過ぎないちょうどよいバランスは、女性にとって居心地のよい環境と言えそうです。○パートナーと話して乗りきっていこう生理経験のある・なしで溝ができても、話し合えば歩み寄れるはず。生理は女性1人に課せられた試練ではなく、パートナーと2人で乗り切る「1カ月に1度の共同作業」なのかもしれません。※写真と本文は関係ありません
2016年05月20日現在妊娠を考えていなくても、いつか子どもを持ちたいと考えたときに大切になってくるのが妊娠しやすい体づくりだ。ちまたではさまざまな体調管理法やとるべき栄養素などが提示されているが、果たして世の女性たちは実際どんなことに取り組んでいるのだろうか。今回は、マイナビニュースの女性会員200名に「妊娠しやすい体づくりを意識しているか」を尋ねた上で、「はい」と答えた人にその具体的な方法を聞いてみた。Q.あなたは妊娠しやすい体づくりを意識していますか?1位: いいえ(84.0%)2位: はい(16.0%)Q.「はい」と答えた人にお聞きします。体づくりのための具体的な方法を教えてください■体を冷やさないようにしている・「冷たいものを食べない」(29歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「冷えないようにシルクの靴下や腹巻きを使用している」(32歳女性/建設・土木/事務系専門職)・「冷えないように腹巻きをしたり常温の飲み物を飲んだりする」(32歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)・「冷やさないようにおなかなどを温めたり、冷たいものをがぶ飲みしないようにする」(29歳女性/医療・福祉/専門職)・「冷え性を改善するようにヨガなどをしています」(31歳女性/その他/その他)■栄養素・食品を意識的に摂取している・「身体を冷やさない。日々葉酸を摂取する」(31歳女性/医薬品・化粧品/営業職)・「漢方薬を飲んでいる」(28歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「サプリを飲んでいる」(35歳女性/情報・IT/技術職)・「葉酸やルイボスティーを飲む」(38歳女性/情報・IT/クリエイティブ職)・「野菜をしっかり食べる」(29歳女性/食品・飲料/技術職)・「鉄分をよくとる」(31歳女性/金融・証券/専門職)■生活リズムや体調を整える・「ストレスをためない」(45歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「規則正しい睡眠」(34歳女性/医療・福祉/専門職)・「体を冷やさないようにしている。生活のリズムを整える」(35歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)■その他・「血を増やす」(27歳女性/マスコミ・広告/秘書・アシスタント職)・「骨盤回しをして、血流をよくしている」(31歳女性/電機/事務系専門職)・「適度な運動」(35歳女性/医療・福祉/専門職)・「子宮内膜症だったので、今後結婚して子どもがほしいとなった時に、不妊で悩みたくなかったから、手術を受けた」(29歳女性/金属・鉄鋼・化学/技術職)■総評妊娠しやすい体づくりとして最も多かった回答は「体を冷やさない」ということだった。食べ物や服装、運動などを通してさまざまな方法で体を温めているようだ。温める部位としては「おなか」という声が目立ったほか、「腰回りを冷やさない」(36歳女性/団体・公益法人・官公庁/技術職)という意見もあった。次に多かったのが、特定の栄養素をサプリメントや漢方薬、食材などで意識的にとっているという回答だ。特に「葉酸」をとっているという人は複数いた。厚生労働省によれば、妊婦は食事から1日480マイクログラムの葉酸をとることが推奨されている。妊活に取り組む人にとっては関心の高い栄養素のようだ。そのほか、体調管理をしっかりするために、睡眠や運動など基本的なことを大切にしていると答えた人もいた。妊娠しやすい体づくりのための意見を募ったが、どれも自分自身の体を労わることにつながっているようだ。※写真と本文は関係ありません※今回紹介した方法は、妊娠しやすい体質への変化を保証するものではありません調査時期: 2015年11月6日~11月8日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 女性200名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2016年04月11日子を望んでいるのに、自然妊娠ができないという可能性は誰にでも起こり得ること。医療が進んだ現代では、次の手段として「不妊治療」へと進むカップルも少なくない。では、世の独身男性は将来そうなった場合に、不妊治療を受け入れる意思があるのだろうか。その理由とともに、マイナビニュースの男性会員に尋ねた。Q.将来、子どもを授かりづらかったら不妊治療を受けたいと思いますか?はい 77.6%いいえ 22.4%Q.その理由を教えてください。■「はい」と答えた人・「子どもがほしいから」(34歳男性/食品・飲料/販売職・サービス系)・「自分の分身がこの世にいることは神秘的だし、あってほしいから」(31歳男性/機械・精密機器/事務系専門職)・「自分の子孫を残したいので」(31歳男性/印刷・紙パルプ/事務系専門職)・「授かる努力はしたい」(33歳男性/医療・福祉/専門職)・「少しでも可能性にかけたいから」(41歳男性/電力・ガス・石油/技術職)・「医者にアドバイスをもらうのが近道だろうから」(33歳男性/情報・IT/事務系専門職)・「妊娠する可能性を高めるためであれば利用しても良い手段だと思う。研究が進んでいるので可能性を高められることも十分あるだろうし、やってみる価値がある」(38歳男性/金融・証券/営業職)・「年齢が年齢だから」(31歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)■「いいえ」と答えた人・「そこまでしたくないから」(32歳男性/商社・卸/事務系専門職)・「無理はしたくない」(32歳男性/商社・卸/ 営業職)・「自然に任せたいから」(50歳以上男性/その他/事務系専門職)・「高いから」(29歳男性/自動車関連/事務系専門職)・「終わりがないから」(28歳男性/金融・証券/営業職)■総評将来、子どもを授かりにくかった場合に不妊治療を「受ける」と答えた人は77.6%。独身男性の大多数にその意思があることがわかった。その理由では、「子どもがほしいから」「自分の分身がこの世にいることは神秘的」「自分の子孫を残したい」など、わが子を持ちたいという純粋な希望がほとんど。そのためには、「授かる努力はしたい」「少しでも可能性にかけたい」と、できる手段は尽くしたいという思いがあるようだ。さらに、「医者にアドバイスをもらうのが近道」「研究が進んでいるので可能性を高められることも十分あるだろうし、やってみる価値がある」といったコメントもあり、不妊治療をポジティブに捉えている声も多い。また、「年齢が年齢だから」といった現実的な意見も見られた。一方で「いいえ」と答えた人からは、"自然妊娠へのこだわり"がうかがえた。不妊治療の意思がない独身男性は、「そこまでしたくない」「無理はしたくない」「自然に任せたい」など、自然に授からなければ子どもを諦めても仕方がないと考えているようだ。そのほかコメントには、「高いから」「終わりがない」など、さまざまなリスクを懸念する声も挙がった。「子は授かりもの」とは言うものの、心から望んでいる人にとって不妊は切実な問題だ。治療を受けるか受けないかは、おのおののカップル間での自由な選択だが、よく話し合い、結果にかかわらず後悔のないような決断をしてほしい。※写真と本文は関係ありません調査時期: 2015年11月12日~12月1日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性193名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2016年03月25日国によって平均睡眠時間は大きく異なります。日本は世界のなかでも睡眠時間の短い国だと言われていますが、ほかのデータと照らし合わせてみると、睡眠がさまざまなことに影響を与えているのがわかるのだとか。今回は、睡眠と出生率の関係に迫ってみました。睡眠時間が妊娠に影響を与える!?妊娠を望む人はたくさん寝たほうがいいかもしれません。というのは、経済協力開発機構(OECD)が示したデータによると、睡眠時間と出生率には相関関係があると考えられるからです。2013年に発表された次のデータによると、平均睡眠時間が長い国の上位4つの出生率は下記のようになります。南アフリカ:2.34中国:1.67(一人っ子政策という過去の政策の影響で少ない可能性が考えられる)インド:2.48ニュージーランド:2.01それに対し、睡眠時間の短い国上位4つは下記の通り。韓国:1.19日本:1.43ノルウェー:1.78イギリス:1.83多少の例外もあるようですが、平均睡眠時間が長い国ほど出生率が高い傾向があるそうです。妊娠する確率との関係は定かではありませんが、睡眠と出生率には有意の関係があると言えるのではないでしょうか。妊婦さんと睡眠続いて妊娠後の睡眠について考えてみたいと思います。妊婦さん自身にとって、また胎児にとって妊婦さんの睡眠はどのような意味をもっているのでしょうか?一般的には妊婦さんの眠りがお腹の赤ちゃんを育てると考えられています。特に妊娠初期はホルモンの影響で、妊婦さんは強い眠気に襲われるものだそう。そのときに無理に起きていようとすると母体のエネルギーが使われてしまい、お腹の赤ちゃんに負担をかけてしまう可能性があると言われています。妊娠後期になると、今度は不眠に悩まされる妊婦さんが増えると聞きます。このときもできるだけ睡眠をとるために寝具を変えるなどの工夫をするといいそうですよ。赤ちゃんと睡眠生まれてきた赤ちゃんにとっても睡眠はとても重要。生まれたばかりの赤ちゃんは1日に何時間ぐらい眠るかご存知ですか? ほぼ1日寝ていて、その時間は15~20時間と言われています。ただ、眠り方には個人差が大きく、途中で何回も目を覚ます赤ちゃんもいれば、何時間もぐっすり寝続ける赤ちゃんもいるそうです。「こんなに寝続けてこの子は大丈夫かしら?」と心配になってしまう新米ママもいるかもしれませんが、寝息をたてて自然に眠っていれば心配はいりません。赤ちゃんが大きくなるにつれ、睡眠時間は減っていきます。それでも子どもの頃は成長ホルモンが最も分泌される時期なので、しっかり成長するためには、たくさん寝ることが大切なのです。photo by 旅人
2016年01月26日今の時代だから気になる! 美容医療にできること
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やせにくいママのための「脳科学ダイエット」ってなに?