出産後、娘はかわいく日々育児に奮闘していました。けれども子どもの相手が得意ではない私。周りのママさんたちとの温度差などを感じていました。不安を感じていた私は、子どものいる友だちに相談しました。すると……。 育児の悩みを友人に相談すると…もともと、出産をする前からいわゆる世間一般的に見た母親にはなれないだろうと自分自身で感じていました。私から見た一般的な母親像は、子ども好きで、子ども繋がりでママ友ができるような社交的な性格をもち、子どものことを1番に人生を歩んでいくようなイメージです。 結婚する前から子どもの相手をするのが得意なわけでもなく、結婚してからも周りに出産している友だちもいなかったので小さい子と接する機会ももちろんありませんでした。でも、出産してみると娘はとってもかわいく、日々育児に奮闘していました。 しかし、他のお母さん方との温度差を感じるように...。 自分がイメージをしていた「母親」になりきれていないんじゃないかと不安を感じていました。そんなとき私と同じように娘をもつ友だちと会う機会が。その際に理想の母親と違うのでは?と不安を感じていたことを伝えてみました。すると……。 友だちも同じような不安を持っていたとのこと……。そして、2人で話していくうちに友だちが「でも母親の前に自分の人生だから」と言ったのです。その言葉を聞いた瞬間、心の奥のほうにある不安がサーッと消えていったその感覚は未だに覚えています。 良い母親にならなくては、母親らしくしなくてはと考えていたけれど母親の前に私は私。私の人生なのだから、私がしたいことや私がしたいスタイルを、母親だからといって諦めたり変わったりする必要はないのだと考えさせられました。 娘はかわいいし、なににも比べられない存在に変わりはないけれど、母親になったからといって私自身を大きく変える必要や思うイメージに私自身がなる必要もないのだと、友だちのささいな一言に救われました。 その言葉を機に私の中にあった母親の概念をなくし、子育てに正解などなく、自分の方法で信念をもって娘に接していこうと思いました。大切なことを気付かせてくれた友だちに、今はとても感謝しています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/海乃けだま著者:芝崎ゆい
2023年11月17日2人目を里帰り出産するため、私は実家に滞在中。夫が突然出張になったため、自宅にいた小学1年生の長女も実家で一緒に過ごすことになりました。それから夫婦関係に変化があり……。先日、私は2人目を無事出産。いよいよ今日は実家から自宅に戻る日です。家に着いて鍵を開けようとすると……まったく扉が開きません。壊れたのかと思い、家の中にいるはずの夫に連絡をすることにしました。 すっかり変わってしまった夫やっと連絡がついた夫から思いもしないことを言われ、私は玄関前で立ち尽くしました。夫は鍵を新しくしたと言い、もう帰ってくるなの一点張り。ちょうど雨が降ってきたので、近所のママ友のお宅に一時避難させてもらいました。 改めて夫に連絡して事情を説明してくれるように頼むと、またしても信じがたい言葉が出てきて仰天しました。子どもたちは自分の子どもではないのだろうと、夫は私を疑っているのです。とんでもない言いがかりに頭にきて両家の両親に連絡しようとすると、「勝手に事を進めるな。自分が説明する」と夫が怒りだしました。「お前はガキの子守でもしていろって」「とにかく今日は帰ってくんな」長女が悲しそうな顔で尋ねてきました。「パパ、遊ぶ約束は……?」娘は、帰ったら一緒に遊ぼうと夫と約束していたんです。それなのにどうして……。 夫は娘にも私がウソをついていると言い、二度とパパと呼ぶなとさえ言いました。娘はショックを受けて泣き出し、私は怒りでいっぱいに。しかしその後、雨宿りをさせてもらったママ友からとんでもない話を聞いたのです。 夫だけ独身時代に逆戻り!?じつは夫、私たちが留守の間に女性を家に連れ込んだのです。ママ友の車のドライブレコーダーには、証拠の映像がバッチリ残っていました。あれは夫の元カノ、間違いありません。 夫いわく、私には異性として魅力が一切なくなったんだそうです。たしかに独身の元カノとはまったく違うでしょう。だとしても、私の不倫を疑ったり、子どもにひどい言葉を言ったりするのは話が別。良い条件で私と離婚し、元カノと再婚しようとでも思ったに違いありません。 夫は長々と話してきますが、何ら説明になっておらず。もともと子どもは好きじゃなかったけれど、良い父親を演じたら世間の受けがよく、昇進するためには必要だからとずっと我慢していたなどと言いました。いっときの自由に酔いしれて、頭がお花畑になっているようです……。なんだか怒る気もうせました。 そして離婚したい夫の気持ちをけ入れ、円満離婚。慰謝料と養育費をきっちり払ってもらう約束を交わしました。 その後…慰謝料を請求したら破局!?結局、数カ月後に夫と元カノは破局したようです。私が慰謝料を請求したことに腹を立てた元カノは、元夫とけんかになったんだそうです。その後、元夫からもう一度やり直したいと何度も連絡がありましたが、相手にしませんでした。 長女は最初こそ父親を恋しがっていましたが、今は状況を理解したようで、パパが反省するまで会わないと決めたと言っています。長女は下の子をかわいがっており、私もうれしい限り。これから親子3人、力を合わせて頑張っていこうと思います。 ◇ ◇ ◇ いっときの熱に浮かされて物事を見誤ることほど、馬鹿らしいことはありません。大切な人の手を離すことがないように、浮つく心には注意しましょう。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年11月16日出産後のホルモンバランスの乱れや、慣れない育児に疲労困憊の中、父親になったという自覚がまだない夫に私は常にイライラして、ケンカが増えていく日々が続いていました。そして、ケンカするたびに家を出ていき、夜遅くまで帰らない夫に、私が伝えたことは……。 育児疲れでケンカが絶えなくなり…長女は生後間もないころ、布団に置くとすぐに泣き出し、育児用ミルクを飲むのが遅く、飲んでも吐き出してしまう、いわゆる手がかかる子でした。私はというと、頼れる身内がいないため、産後からワンオペ育児でした。そしてホルモンの乱れからなのか、ネガティブになり、帝王切開の傷は痛く、グロッキーな状態……。 出産後、病院から帰宅してすぐのころから、主におむつ替えや長女との入浴など育児を避ける夫に私がキレるという流れで、夫婦間でケンカが絶えなくなり、口論が始まると夫は家から出ていくようになりました。 育児は私だけの役目じゃない!出ていくと夜遅くまで帰ってこない夫に、私は余計にイライラ……。離婚も考えましたが、本当にそれでいいのかと思い、一度ちゃんと今の自分の心境を夫に話そうと思いました。 ケンカをした翌日に、夫に子育てがつらいこと、父親なのだから子育てに参加してほしいこと、そしてケンカのたびに妻と子どもを残して夜遅くまで出歩くのは、父親としてあまりにも無責任ではないのかと伝えました。 最初は不満げな夫でしたが、“無責任”という言葉を聞くと、少し考えたあと、「今後はいろいろと気をつけるよ」と謝ってくれたのです。 私の夫は18歳年上です。それまでは夫が年上である手前、不満があっても我慢していることが多かったのですが、このことをきっかけに不満などを言えるようになりました。長女が6歳になった今では、夫も自ら三女のおむつ替えや授乳などをしてくれるようになり、助かっています。ケンカになっても、ちゃんと夫婦で話し合い、自分の気持ちを伝えることが大事なのだと気づかされた一件でした。 監修/助産師 松田玲子著者:なか さおりイラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2023年11月15日一軒家で夫と2人暮らしをしていた私。出産のために実家へ帰っていた私のもとに、お隣さんから「お宅毎晩うるさいわよ!」と苦情の連絡があったのです……。「お宅毎晩うるさいわよ!」「あんな深夜まで騒いでるなんて、非常識過ぎない?」とお隣さんから怒り心頭のメッセージ。ただ、私は出産のために里帰り中。家にいるのは夫1人のはずなのですが――? 夫が連日大騒ぎ!?私たち夫婦の一軒家からの騒音で、お隣さんはだいぶ参っている様子。しかし、私は里帰り出産のため、先月から地元に帰ってきていました。 謝ったうえでそのことを伝えると、「どうりで顔を見ないと思ったわ」「あなたはもう謝らなくてもいいわ。悪いのは騒いでる旦那さんだもの」とお隣さん。 お隣さんによると、夫は連日大騒ぎ。私の妊娠がわかってからは節約のためと言って大好きなお酒も控えてくれていたのですが、私が里帰りしてハメを外しているようです。 夫は私よりもずいぶんと口が達者なのです。私がお隣さんから聞いたと言って注意しても、のらりくらりと交わされてしまうでしょう。 「言い負かされないように証拠をそろえて夫に注意したいので、もう少し詳しくお話を聞いてもいいですか?」と聞くと、お隣さんは「それならいいものあるわよ」とすぐさまとあるデータを送ってくれました。 夫の苦しい言い訳翌日――。私は夫に「お隣さんから連絡があったわよ」「夜中まで大騒ぎしているそうね」とメッセージを入れました。すると夫は「友だち呼んだのバレてる……?」「宅飲みが思いのほか楽しくてさ……」とごにょごにょ。とりあえず申し訳ないとは思っているようです。 「朝まで騒がしくしていたことはご近所さんに俺から謝っておく!」「里帰り中に心配かけて、本当にごめんねっっっ」「は?謝るのはこの街全員よ」「え?」 昨日、お隣さんが送ってくれたのは自前で取り付けたらしい防犯カメラの映像。広角カメラで、画質は粗いものの、うちの玄関やリビングの明かり程度は確認できました。 そこに写っていたのは、夫と連れ立ってわが家に入る見知らぬ女。しかも、毎日のようにその女性はうちに来ていたのです。家の前では仕事仲間を装っていましたが、一晩中2人きりでいったい何をしていたのでしょうか。 監視カメラの映像を見た私は、他のご近所さんたちにも探りを入れました。すると、「街中で腕を組んで買い物していた」「以前から知っていたけど、出産前の大切な時期に伝えるのもどうかと思って……」とみなさんご存知だった様子。里帰り出産している私の代わりに、たいそう怒っていらっしゃいました。 同僚との浮気がバレているとは夢にも思わなかったらしい夫。「街中で堂々と浮気だなんて」「不快なもの見せてごめんなさいって、街中の人に頭下げて謝ってきなさいよ!」と言うと、すぐさま謝罪用の菓子折りを買いに行きました。 もう帰らない3日後――。 「ご近所さんには早速菓子折り持って謝って来たから!」「これでもう大丈夫だから赤ちゃんと一緒に帰って来てくれるよな?」「いや、もう無理でしょ」「え?」 妊娠中の浮気がどれだけ最低なことか、夫はまだわかっていないようです。そのうえ、彼女の住んでいる場所は……。 「あなたの浮気相手、うちの近所に住んでるって知ってた?」と言うと、夫は言葉を失った様子。「いつバッタリ浮気相手と鉢合わせるかわからない街で、大事な子どもを育てたくないわ」と言う私の言葉に泡を食った夫は、「引っ越そう!お金は俺が全部出すから!」と引っ越しを提案してきました。 「私はあなたと離婚して、この実家で子どもを育てていきます」「二度とあなたのところには帰りません。あなたはそこで1人で暮らして養育費を振り込んで」と冷たく告げると、夫からは泣きの連投メッセージが。これ以上不快な気持ちになりたくない私は、そのメッセージを見ることもせずスマートフォンの電源を切りました。 その後、私は夫と離婚。夫は慰謝料と養育費の支払いのため、一軒家を売りに出したそうです。 私は無事に出産し、今はわが子の世話に明け暮れています。夫があの街から引っ越したタイミングを見計らって、味方になってくれたお隣さんやご近所さんにお礼に行きたいと思っています。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2023年11月10日こんにちは!HugMugブロガーのユキです。私事ながら先月末に出産し、赤ちゃんのいる生活が始まりました♡長男を産んでから7年もの歳月が経っていると、当たり前ですが当時からベビー用品やアイテムも可愛いものが増えてアップデートされていますね〜今回は赤ちゃんを迎えるにあたって揃えた、今の気分にぴったりのインテリアに馴染む&おうちフォト撮影で映えるナチュラルテイストのアイテムをご紹介したいと思います!1.天然素材のベビーバスケット“ボルガクーファン”まずはもう、この佇まいがかわいい“ボルガクーファン”“ボルガクーファン”とは、ガーナでひとつひとつ手作業で作られている、ベビーバスケットのことを言います。エレファントグラスというイネ科の植物を編み、ポイントになる持ち手にはヤギの革が使われており、かなりしっかりとした作りになっています。こちらはネットショップのbolga-babyで購入しました。使用できる時期が寝返りを打つまでの0〜3ヶ月までと、かなり短いのですが赤ちゃんがこの中で寝ていると思うだけでもう可愛いですよねw赤ちゃんが使用できなくなっても、おもちゃを入れたり撮影用に使用したりとその後の使い道があるので、これは買って損は無いアイテム!今回の出産で、これだけは妥協せずに欲しい!と購入しました。クーファンはクーファンスタンドに入れて使用しています。ゆらゆらと心地よく揺れる仕様なので、お昼寝にもぴったり♪2.コペンハーゲン発のオーガニックブランド“saga”のベビー用品続いてはコペンハーゲンのブランド“saga copenhagen”のアイテムです。1つの注文で1本の木を寄贈するという取り組みを行っている、なんともサスティナブルなブランド!そしてCO2をオフセットするためにTree-Nationと提携し、彼らの森づくりをサポートしているそうです。オーガニックコットンを使用した、赤ちゃんにも環境にも優しい素材と、ナチュラルなデザインがとても可愛く、ネットで見つけて思わずポチり!グース形のトイはハンカチとしても使え、おしゃぶりホルダーも付いていたり、まさに一石二鳥!オリーブ柄のおくるみは、柔らかく長持ちするよう品質開発された素材でつくられた小さめサイズ。お昼寝やベビーカーで活躍してくれそう。おくるみはベビーを巻くだけでなく、撮影時に敷いたり壁に掛けたりと、ひとつあるだけで色んな使い方が出来る優れもの!最近はグースやオリーブ柄のアイテムがトレンドのようで、様々なブランドで見かけるモチーフになっていますね。まだ日本での取り扱いが少なく、個人輸入してメルカリなどで販売している方もいるようですので、気になる方はネットで探してみてくださいね!3.写真撮影の必須アイテム!ハンドメイドの木製プレートお次は月齢フォトなどの撮影に欠かせないアイテムのプレートです。木製の板に刻印された“Hello Baby”の文字と、コットン素材のリボンが可愛い〜♡赤ちゃんと一緒に撮影したり、ベビーアイテムと撮影するだけで盛れます!私は産院に持参して、入院中の撮影にも使用しました。こちらはCreemaで出品されている花かぐれさんから購入しました。月齢が印字されたプレートや、コットンのファブリックも今後購入しようと考えています。4.ナチュラルな色味がかわいい♪ベビーの退院着コーデベビー服は、ZARA HOMEやH&M BABYを中心に揃えました。肌に優しいオーガニックコットンが使われていたり、色味も落ち着いた色味が多く、男の子でも女の子でもユニセックスで着られるものが多い印象。退院着はドレスという気分で無く、ナチュラルな雰囲気が良かったのでこちらのコーディネートにしました。肌着とアウターはZARA HOME、ボンネットはH&M、腹巻パンツはKufuuの日本製のもので色味を合わせました。この小さいサイズ感がたまらないですね〜見ているだけで癒し。。。50〜60サイズなんて一瞬しか着れませんが、貴重な新生児期なのでかわいいものを着せたいですよね♪5.オシャレに見える命名書はフレームが重要!最後は退院後のおうちフォトに欠かせない命名書です。我が家は命名の儀式“お七夜”の際に使用する命名書を自身で作成しました!無料でダウンロードできる命名書のテンプレートをアレンジ!プリントアウトしたものをStandard Products のフレームに入れて撮影しました。この木製フレームはガラス板が入っており、普通のフォトフレームよりもより高見え仕様になっています。こちらのフレームはなんと¥500!プチプラでこんなに映える命名書が出来るなんて驚きですよね〜フレームのサイズも様々あるので、オススメです!これから出産を控えている方や、かわいいおうちフォトを撮りたいという方のご参考になれば幸いです♪ではでは〜
2023年11月10日現在1歳11カ月の娘をアメリカで育てています。娘を出産したとき、トルコ人の義母がはるばるトルコからアメリカまで産後の手伝いにきてくれたのですが、義母の娘へのある信じられない行動により激怒した私。文化の違いによる育児トラブル体験談をお話しします。びっくり! 義母が娘の頭に○○を…娘の出産時、手伝いにきてくれたトルコ人の義母。娘が生後2週間ごろのある日、義母がリビングで寝ている娘の頭が寒くてかわいそうと言って、スカーフを娘の頭にかけているところを目撃しました。娘のことをかわいく思っての行動ということはわかるのですが、スカーフが顔にかかったり首に巻き付いたりといった事故が起こらないとも限りません。危険なのでそれはやめてくださいとお願いし、義母もにこにこして聞いていたので理解してもらえたと私は思っていました。 嫁姑バトル勃発!?しかし、その後も娘の頭にスカーフをかけ続ける義母。義母のかけたスカーフをそっと私がとるという静かな攻防を繰り返していたある日、事件が起こりました。リビングで寝ていた娘の泣き声が聞こえ、起きたかと思って様子を見に行くと、スカーフが娘の顔にかかり娘がもごもご言っています。私は悲鳴をあげながらダッシュで駆けつけて、娘の顔の上のスカーフを取り払いました。激怒した私は何が起こったかを義母に説明し、どうしてお願いしたのにスカーフをかけるのをやめてくれなかったのか、危険だと思わないのかと、すごい剣幕で義母に問いただしました。 話し合うことの大切さじっくりと話を聞いてみると、義母はやはり娘の頭が寒くてかわいそうだと思ったということと、トルコには外出時に赤ちゃんの顔にスカーフをかけるような風習があるため、特に危険だと思ってはいなかったということがわかりました。日本ではありえない行動でも、別の文化では当たり前ということがあるんだなと身をもって体験することに。ただし、私はやはり危険だと思うのでどうかやめてくださいと改めてきちんとお願いすると、今度は義母も理解してくれたようで、以後娘の頭にスカーフをかけることはなくなりました。 寒そうという理由で、新生児の娘の頭にスカーフをかけていたトルコ人の義母。初めて見たときはあり得ないと驚きましたが、文化の違いから出た行動でした。私は危険だと思うのでやめてほしいときちんとお願いすると理解してくれたので、文化が違っても結局大事なのはしっかりと話し合いお互いを理解しようとする気持ちだと思いました。 著者:玉木理恵1歳の女の子の母。アメリカ在住。翻訳家・ライターとして活動中。
2023年11月09日主人公のさやけんさんは、ある日彼氏のけむりんから突然プロポーズをされました。家事に自信がなく困惑するさやけんさんでしたが、「結婚したらきっと楽しい」と言ってくれるやさしいけむりんと、夫婦として共に歩むことを決意します。新婚生活開始後すぐに妊娠していることが判明。つわりや体重管理、長い陣痛に苦戦したさやけんさんでしたが、無事に息子・ことげが誕生し3人家族になりました。初めての育児に奮闘し、喧嘩を繰り返しながら少しずつ同じ目線で育児に向き合えるようになったさやけんさんとけむりん。そんな中、2人目を妊娠。予定日の1カ月前におしるしがあり、そのまま出産することになりましたが、1人目の出産とはまったく違う過酷なお産となり……。出てきた赤ちゃんの頭を戻されたり、今度は助産師さんにお腹の上に乗られたりと想像だにしなかったお産になったさやけんさん。出産を終えたさやけんさんですが、分娩室には産後の処置の音だけが響き……。私の赤ちゃんは大丈夫?…なぜ泣かないの? 分娩を終えたはずなのに赤ちゃんの産声が聞こえず不安なまま、産後の処置の痛みに耐えることになってしまったさやけんさん。 医師に確認をしようとしたそのとき、「ほやぁ」と小さな産声が聞こえてきました。 赤ちゃんの無事を確認できホッとするさやけんさんですが、生まれたばかりなのに目力の強い赤ちゃんに圧倒されます。 その後、けむりんとことげ、さやけんさんの両親も病院へ到着。一同は歓喜に包まれ、さやけんさんは無事に4人家族になりました。 分娩後に赤ちゃんの産声を確認できない時間が続いたさやけんさんの不安は計り知れないものだったことでしょう。 しかし、無事にかわいい産声と元気な姿を確認できて本当によかったです。 4人家族になったさやけんさん一家には、家族全員で協力して楽しく過ごしてもらいたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター さやけん
2023年11月08日私の初出産での体験談です。地域で人気の産婦人科医にかかった私。担当の医師はヒゲ面でコワモテの年配の男性でした。妊婦健診で会うときは、言葉数が少なく不愛想な先生だと思っていたのですが、出産の際に見えたその先生の人柄のギャップに心があたたかくなった私。この出来事を通して、厳しい雰囲気で苦手だと感じていた医師の見方が変わりました。 気乗りしない愛想が悪い医師の妊婦健診初めての出産は、母のサポートを受けるため里帰り出産を選んだ私。里帰りする予定の地元は田舎なので、出産する病院は選択肢がなく、母がすすめてくれた産院に通うことにしました。そこで担当してくれたのが、ヒゲの生えたコワモテのおじいさん先生。 妊婦健診で月に1度通ったのですが、無駄な会話は一切なしで、「何か相談があれば助産師さんに言うように」と言う先生は、固く冷たい印象。健診で先生に会うのは気乗りしませんでした。 生まれない! コワモテ先生から厳しいひと言その後、いざ出産の時を迎えましたが、いきみ方がわからずに声を出してしまった私。そのとき先生に、「赤ちゃんが苦しくなる! 声は出さずにいきむ!!」と落ち着いたトーンで言われたのです。厳しい先生の声かけに、思わず泣きそうになりました。 しかし、それまで「こんなに痛くて苦しいのになんで赤ちゃんは出てこれないの? 早く生まれて!」と自分の苦しさばかり感じていましたが、先生のひと言で、赤ちゃんも同じように苦しんで生まれてこようとしていることに気がつきました。 コワモテ先生のギャップにほっこり!「大丈夫。先生が絶対に産ませてあげる! 最後もう1回一緒にいきむよ!」。先生からの「大丈夫」に、私は本当に安心しました。その言葉のあと、先生が赤ちゃんを引っ張り出してくれて、わが子の顔が見えたときはうれしかったです。ゴッドハンドとはこのことかと思いました。 先生は生まれた赤ちゃんを見てひと言。「生まれたころのあなたにそっくり」。とてもやさしく赤ちゃんを見つめる表情。これまでの厳しい先生とのギャップに、心があたたかくなりました。厳しいことを言っていたのは、私と赤ちゃんの命を守るためだったと実感したのです。 コワモテドクターが私の出産後に見せてくれたやさしいまなざしに、これまでにない信頼と安心を感じました。先生の見た目とのギャップにほっこり。先生がこの地域で愛されている理由がわかり、すっかりファンになってしまいました。私と母の親子2代の出産をサポートしてくれた経験豊富な先生に、これからも地元で元気な赤ちゃんの誕生を見届けてほしいです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:三宅ちよこフリーランスとして働きながら一男一女を子育て中の母。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、株や不動産投資を副業としている。ライターとして主婦のためのお得な情報や子育てに関する体験談を執筆している。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2023年11月08日ゆる子さんは夫、娘、息子の4人家族。赤ちゃんのころから不思議な子だった娘。2歳のある日、おなかの中にいたときの記憶を語りだしました。あまりの信憑性の高さに、ゆる子さんは驚愕しつつ、娘の言葉を信じるように。娘の不思議な言動はそれだけではなく、ゆる子さんたちには見えない人物が見えると言ったり、誰もいないはずの階段から突き落とされたと言ったりするように。ついに、ゆる子さんは、娘たちを連れて実家に帰省します。ある日のこと、娘は、誰もいないはずの実家の2階にこわい人がいるとまで言いました。なぜ2階に行ったのかゆる子さんが娘に尋ねると、「ワンちゃんがいたから」と答えました。娘が見たと言う犬の特徴は、なんと10年前にゆる子さんが実家で飼っていたペロという愛犬にそっくり。その後、娘の様子は落ち着いていたのですが、洗面台の鏡にこの前2階にいた鬼がいると言い出します。それからいろいろな場所で泣き叫ぶようになった娘にゆる子さんは不安を感じ、戸惑っていました。するとその様子をみたゆる子さんのお母さんが、母親なのだからしっかりしなさいと、ゆる子さんを励ましてくれました。 娘のことを信じ、見守っていくのだとゆる子さんが前を向きはじめた矢先に、さらに不思議な出来事が起こってーー!?娘が発した衝撃的な言葉 ある日の夜、布団に入った娘が電球を指差して言いました。 「あたち。あそこから生まれたの」 さらに娘は「あの丸いフタがパカッて開いて……トンネルみたいな暗い道があった」と続けます。 また、そのトンネルを進んだとき、おでこがどこかにあたって動けなくなったとも言っていたのです。 それを聞いたゆる子さんはハッとします。なぜなら、出産のとき、助産師さんから赤ちゃんの頭が引っかかって出られないから頑張って呼吸をするように言われたから。 そして娘は、やっとトンネルを出られてママに会えると思ったら、ママではない人が目の前にいて泣いてしまったとも話してくれました。 さらに、娘は空の上でママを選んだのだから早く会いたかったのだとゆる子さんに笑顔を向けたのでした。 ◇◇◇ 自分が生まれるときの様子を話してくれた娘さん。ゆる子さんと助産師さんしか知るはずがないことを話し始めたら驚いてしまいますよね。出産は命がけのもの。もちろんママたちはとても大変ですが、生まれてくる赤ちゃんもママと一緒に頑張ってくれているのですね。 ゆる子さんは、お産の途中で赤ちゃんの頭が引っかかってしまったようですね。出産は十人十色、産婦さんの数だけお産のカタチはあります。皆さんは出産のときに印象に残っている出来事はありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター ゆる子
2023年11月07日私はコロナ禍に第1子となる男の子を出産しました。産後のダメージがあるなか、初めての育児に奮闘する毎日で、自分の身なりを気にする余裕はまったくありませんでした。そんな産後間もない時期に、わが家へ孫の顔を見に来た義母に言われた言葉を今も忘れられないでいます。 産後、慣れない育児でボロボロ産後は悪露が出続け、会陰切開の傷が痛み座るのも立つのもきつい状態でした。また、慣れない授乳で腰と首を痛めたり、抱っこのしすぎで腱鞘炎になり箸を持つのもつらかったりと、体へのダメージは産前に想像をしていたものを遥かに超えていました。 さらに体がボロボロのなか、昼夜問わず何時間も泣き続ける息子をあやしながら授乳やおむつ交換、ミルク作りなど慣れない育児に追われる日々。コロナ禍で里帰り出産はできませんでしたが、夫と2人で息子が無事に育ってくれるようなりふり構わず毎日必死でした。 パジャマ姿で義両親を迎える産後2週間が経ったある日、義両親がわが家に孫を見に来ました。その前日の夜中も息子は何をしても何時間も泣き続け、私は疲労困憊。夫は早朝から息子のお世話を替わってくれ、泣き止まない息子をずっとあやしてくれていました。義両親が朝からくることは覚えていましたが、朝ごはんを食べる気力もない私たちはパジャマ姿のまま義両親を迎えました。 義母が玄関のドアを開けて、私の姿を見るなりギョッとした顔で開口一番「寝てたの……?」と聞いてきたのです。「こんな時間まで寝てたのか」と言われてしまったような気がして、私はさすがにパジャマはまずかったかなと思う反面、息子のお世話で寝る暇すらなかったのに……と悔しいような悲しいような何とも言えない気持ちになりました。 義母の言葉にモヤモヤ……義母は息子をあやしながら夫にあきれた様子で「なんでまだパジャマなの? おじさんみたい。だらしない……」と言ったのです。夫は睡魔に襲われ頭が働いていない様子で義母の言葉は耳に入っていないようでした。義母の発言は夫に向けられたものでしたが、パジャマ姿の私にも同じことを思っていたのだろうと思います。 義母は産後2カ月で職場に復帰し、赤ちゃんを抱っこしながら仕事をしていたようで、昔も今もバリバリ働く方です。子育てと仕事を両立してきた義母からすると、私たちは怠けているように感じたのかもしれません。義両親が来るとわかっていたのにパジャマで出迎えてしまったことは失礼だったなとも思いますが、私たち夫婦は昼夜問わず息子を死なせないように物凄い緊張状態で連日過ごしているのに、そんな言い方しなくても……と私は義母の発言にモヤモヤしました。 1年後、義妹が出産したため義実家にお邪魔すると、義妹はパジャマ姿。義母は義妹のパジャマ姿は容認しているようで、「〇〇ちゃん(義妹)は寝られていないから」という発言には衝撃を受けました。これを反面教師にして、息子のお嫁さんには私と同じような気持ちに絶対させないよう気をつけようと強く感じたのでした。 著者:米久 熊代1歳児男児の母。人材会社や人事の仕事を経験し、夫の転勤を機に退職。現在はフリーランスとして前職関係の仕事とライターをしながら、プレママ・新米ママ向けブログを運営中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2023年11月06日不妊治療に通い、35歳で妊娠! 私は初産が高齢出産だったので、産前産後に不安や悩みがありました。産前は気持ちの面での不安が大きかったのですが、体調は順調。しかし産後は体力の低下を実感したり、出産にともなう体の痛みに苦しんだり、悩むことが多かったです。親友の助言もあり、不妊治療へ通うことに34歳と遅めの結婚だった私。新婚のうちは「まだまだ子どもはいいかな」と考えていましたが、同じ年の親友からの助言もあり、新婚旅行から帰ってきて妊活を意識するように。親友が不妊治療に通って2年後に妊娠した話を聞いて、私も不妊治療専門の病院へ検査に行ってみました。 検査してみると、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されたので、早めに検査してよかったです。検査後すぐに不妊治療を開始しながら妊活をスタートしました。 高齢出産、出生前診断を迷った結果…不妊治療は仕事と通院の両立が大変で、ラクではありませんでした。それでも不妊治療を開始して8カ月後に妊娠判定が! 妊娠時35歳で、高齢出産ということもあってなのか出生前診断についての説明を受けました。高齢出産になる私は受けたほうがいいか迷うように……。 夫婦で何度も話し合い、どんな結果が出ても産みたいと思ったので出生前診断は受けないと決意。また、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病について、病院で気をつけるよう言われました。私はつわりで脂っぽい物は食べられず、甘い物なら食べられる状態。しかし、食べ過ぎに注意し、味付けや栄養バランスを考え過ごしていました。 私の場合、産前よりも産後がつらかった赤ちゃんが生まれてくるまで不安はあったものの妊娠期間は健康に過ごせていたので、私は産んだあとも順調に過ごせると思っていました。私の場合、帝王切開での出産にはなりましたが、無事元気な女の子を出産! しかし、産後は産前と違い、思ったように動けませんでした。 慣れない赤ちゃんのお世話に加え、脚の付け根やおしりに神経痛が襲い掛かりました。すがる思いで整骨院の産後骨盤矯正に通い、痛みは徐々に消えていくように。産後半年を過ぎると赤ちゃんのお世話のコツも少しずつつかめ、体力も戻ってきて、産後1年で産前のように動けるようになりました。 結婚が遅かったので仕方ないのですが、初産が高齢出産ということで不安が大きかったです。私の場合は、産前よりも産後の体力の低下や足腰・おしりの痛みがつらかったです。同じ年でも元気なママさんもいるので、日頃から運動して体力をつけておくのは大切だと改めて実感しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。 監修/助産師 松田玲子著者:桜井りこ2児の姉妹ママ。不妊治療から流産を経験し妊娠。美容系会社勤務、現在は育児休暇中。整理収納・株、投資信託が趣味。美容・コスメ系と合わせ、自身の体験をもとに、妊娠・子育てに関するライターとしても活動中。
2023年11月06日この記事では、2023年10月に妊娠・出産を発表した芸能人や有名人をご紹介! 妊娠・出産時期が自分と近い芸能人や有名人には、なんとなく親近感がわくものですよね。新井恵理那さん、秋元才加さんなど、多方面でご活躍中の方々からおめでたいニュースが届きました。俳優・タレントなど、10名の出産のニュースをお届けします。 出産発表赤﨑千夏(36歳)声優 妊娠発表:2023年5月23日(2人目) 出産発表:2023年10月1日(男児) ブログ・SNS:X(@R172)手島 優(41歳)タレント 妊娠発表:2023年5月16日(1人目) 出産日:2023年10月4日(男児) ブログ・SNS:Instagram(@tejimayuu0827)新井恵理那(33歳)フリーアナウンサー 妊娠発表:2023年4月16日(1人目) 出産発表:2023年10月6日 ブログ・SNS:Instagram(@elina_arai)宮崎宣子(44歳)フリーアナウンサー妊娠発表:2023年7月20日(1人目)出産発表:2023年10月6日(男児) ブログ・SNS:Instagram(@miyazaki_nobuko)秋元才加(35歳)元AKB48・俳優 ※夫はPUNPEE(39歳)音楽プロデューサー・DJ 出産発表:2023年10月6日(1人目) ブログ・SNS:Instagram(@areasayaka)白鳥久美子(41歳)お笑いコンビ・たんぽぽ ※夫はチェリー吉武(43歳)お笑いタレント 妊娠発表:2023年6月5日(2人目) 出産日:2023年10月9日(男児・3,682g) ブログ・SNS:「乙女の祈り」浦野一美(38歳)元AKB48・タレント 妊娠発表:2023年7月8日(1人目) 出産発表:2023年10月23日(女児) ブログ・SNS:Instagram(@cindy.cinderella)パパになった芸能人・有名人KAƵMA(39歳)お笑いコンビ・しずる 出産日:2023年10月6日(2人目)内田篤人(35歳)サッカー元日本代表 出産発表:2023年10月11日(3人目・女児) ブログ・SNS:X(@AUchidaOfficial)バカリズム(47歳)お笑い芸人 出産発表:2023年10月25日(1人目・男児) ブログ・SNS:X(@BAKARHYTHM)気になる芸能人や有名人はリストの中にいましたか? 同じくらいの妊娠週数だったり、わが子と近い月齢の赤ちゃんが登場したりする芸能人のブログには、マタニティライフや子育てのヒントがあるかもしれません。家事や子育ての息抜きにチェックしてみてはいかがでしょうか。
2023年11月05日私は結婚後、夫の妹と夫の両親と一緒に暮らしています。結婚して3年後に子どもを出産し、家族も大喜びです。初めての子育ては常に不安だらけで、家族に相談するものの、本音の言えない日々が続きました。そんな中、息子が初めて発熱! 焦って対応する私に、今の子育てとは真逆のことを義母が言い始め……。 初めての育児!義家族には本音が言えない… 私は結婚当初から夫の妹と両親と同居しています。結婚から3年後に元気な男の子を出産し、家族は大喜びでしたが、初めての育児で常に不安でいっぱいの私。義両親や保育士の義妹が話を聞いてくれるものの、本音は話せずネットの情報をもとに育児をする日々でした。 息子が生後3カ月を過ぎたころ、初めて発熱しました。以前見た育児の情報サイトに「熱が上がり切ったら熱がこもってしまうから1枚脱がせるほうがいい」と書いてあったことを思い出し、実践することに。ところが、私の対応を見た義母は「子どもが熱を出したときは、汗をかかせて下げるのよ!」と正反対のこと言い、熱が上がりきっても厚着させようとしたのです。3人を育てた義母のほうが子育ての知識や経験が豊富なので、義母の言った通りにしました。 すると私と義母のやりとりを見ていた義妹が、「昔と今は育児の常識が変わっているんだよ!」と義母に反論してくれたのです。それを聞いた義母は私に申し訳なさそうな様子で謝りました。その後「お母さんに伝えたいことがあったら、遠慮せず言ってね。言いにくかったら私が言うから」と声をかけてくれる義妹。自分のためを思って言ってくれた義妹の温かい言葉に気持ちが救われました。 翌朝、息子の熱は下がりすっかり元気に。今振り返ると、自分が傷つくことや家族に不快な思いをさせないようにと、家族との会話を避けていました。義妹のおかげで夫の家族とも本音で向き合うことができるようになり、距離がグッと縮まったように感じます。今後もお互いの意見や気持ちを伝えあい、より良い家族関係を構築していきたいです。 作画/Pappayappa ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※発熱の対処法熱の上がり始めはふとんや洋服を着せて温めるといいでしょう。熱が上がりきり、汗をかいているような場合は、薄着にするとよいです。体が火照っている場合は、保冷剤をタオルで包んだものや冷やしタオルを赤ちゃんの首、わきの下、足のつけねなどにあてて冷してあげましょう。熱を下げる作用はあまりないですが、冷やすことで気持ちよく休めるようになります。 <参考>【医師監修】赤ちゃんの高熱の原因は何?発熱の原因と対処法について 著者:こばたあかり監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生
2023年11月05日この記事では、2023年10月に妊娠を発表した芸能人や有名人をご紹介! 妊娠・出産時期が自分と近い芸能人や有名人には、なんとなく親近感がわくものですよね。滝川クリステルさん、浜口順子さんなど、多方面でご活躍中の方々からおめでたいニュースが届きました。俳優、タレントなど、8名の妊娠のニュースをお届けします。 妊娠発表吉川莉早(38歳)俳優 ※夫は小澤慎一朗(35歳)元お笑いタレント 妊娠発表:2023年10月8日(2人目) 出産予定:来年1月ごろ ブログ・SNS:Instagram(@liisakawa)衛藤美彩(30歳)モデル・タレント ※夫は源田壮亮(30歳)プロ野球選手 妊娠発表:2023年10月12日(2人目) 出産予定:冬ごろ ブログ・SNS:Instagram(@misa_eto_official)滝川クリステル(46歳)フリーアナウンサー ※夫は小泉進次郎(42歳)政治家 妊娠発表:2023年10月15日(2人目) 出産予定:11月浜口順子(38歳)タレント 妊娠発表:2023年10月20日(1人目) ブログ・SNS:Instagram(@hamaguchijunko)日南響子(29歳)俳優・モデル 妊娠発表:2023年10月23日(1人目) ブログ・SNS:Instagram(@kyooko_hinami_official)鈴木まりや(32歳)タレント・元AKB48・元SNH48 ※夫は根本 悠(38歳)お笑いコンビ・ゴールデンルールズ 妊娠発表:2023年10月26日(1人目・男児) ブログ・SNS:X(@mariyannu_s)鷲見玲奈(33歳)フリーアナウンサー・タレント 妊娠発表:2023年10月31日(1人目) ブログ・SNS:Instagram(@sumi__reina)パパになる芸能人・有名人内山信二(42歳)タレント 妊娠発表:2023年10月29日(2人目) 出産予定:3月ごろ ブログ・SNS:Instagram(@meetbowl2929)気になる芸能人や有名人はリストの中にいましたか? 同じくらいの妊娠週数だったり、わが子と近い月齢の赤ちゃんが登場したりする芸能人のブログには、マタニティライフや子育てのヒントがあるかもしれません。家事や子育ての息抜きにチェックしてみてはいかがでしょうか。
2023年11月04日2020年12月、第2子の妊娠が判明した白井くまさんは、さっそく2人目を出産する病院を探し始めます。1人目の出産経験から、無痛分娩をおこなっていて、おいしいごはんを出してくれる産院で2人目を出産すると決めていました。候補が2つほど挙がったのですが、そのうちの1つ、Aクリニックを選ぶことに。すぐに予約を入れて病院を受診し、計画無痛分娩を選択します。入院日当日は手続きを済ませ必要な検査を受けました。次に内診を受けると、先生から「バルーンを入れよう」と提案をされます。さっそくバルーンを入れるのですが、それから1時間ほど経過すると、白井さんは生理痛のピーク時のような痛みを感じ始めていました。その後、無痛の注射を打ち終わり、30分ほど経つとまったく痛みがなくなっていたのですが、様子を見に来た先生の指示で、陣痛促進剤を追加することに。その後はすぐにズゥゥゥンとした痛みに襲われ、白井さんは必死に痛みに耐え続けていました。それから1時間後、出産はクライマックスに! 呼吸法を繰り返し、力を入れてからの力を抜いたタイミングで、赤ちゃんが取り上げられると、助産師さんや先生たちからは歓声が! そして、「おめでとう」とみんなから祝福されたのでした。 家族に出産の報告を済ませて一段落すると、すっかりおなかはペコペコに。ちょうど夕飯の案内が入り、ごはんを食べ始めるのですが……? 空腹時に食べる夕飯は最高においしくて… この日の夕飯は、鮭のムニエルと肉豆腐でした。 いただきますをして食べ始める白井さん。 ひと口食べると、そのおいしさに思わず感動してしまいます。 きれいに夕飯を完食し、今度は病室へ移動することに。 「ここがお部屋です」 そう言って案内されたのは、バストイレ別の個室でした。 (広々きれい~!) 心の中で感激する白井さん。 「そうしましたら、また明日10時に赤ちゃん連れて来るね」 助産師さんがそう言ってお部屋を去ったあと、突然お姉さんからビデオ通話がかかってきました。 白井さんの姿をひと目見た瞬間、お姉さんから「何してんの?」とひと言。 「パックだが?」 「ホテルかよ」 お姉さんの突っ込みに対し、白井さんは即答したのでした。 部屋を見た瞬間、キラキラと目を輝かせていた白井さん。おいしいごはんを出してくれてきれいな個室までそろっているとは、素晴らしい環境だと思いました。こちらのクリニックではママと赤ちゃんそれぞれが別々で泊まれるのですが、産後のママにとっては自分の体を休めることに専念できるのはかなりうれしいポイントですよね。白井さんも出産後の体をゆっくり休めてほしいです。監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター 白井くま
2023年11月02日2020年12月、第2子の妊娠が判明した白井くまさんは、さっそく2人目を出産する病院を探し始めます。1人目の出産経験から、無痛分娩をおこなっていて、おいしいごはんを出してくれる産院で2人目を出産すると決めていました。候補が2つほど挙がったのですが、そのうちの1つ、Aクリニックを選ぶことに。すぐに予約を入れて病院を受診し、計画無痛分娩を選択します。入院日当日は手続きを済ませ、必要な検査を受けました。次に内診を受けると、先生から「バルーンを入れよう」と提案をされます。さっそくバルーンを入れたのですが、それから1時間ほど経過すると、白井さんは生理痛のピーク時のような痛みを感じ始めていました。その後、無痛の注射を打ち終わり、30分ほど経つとまったく痛みがなくなっていたのですが、様子を見に来た先生の指示で、陣痛促進剤を追加することに。その後はすぐにズゥゥゥンとした痛みに襲われ、白井さんは必死に痛みに耐え続けていました。 それから1時間後、内診を受けると助産師さんの「子宮口全開だね」という一声で、出産はクライマックスに! 呼吸法を繰り返し、グッと力を入れてからの一気に力を抜いたタイミングで、赤ちゃんが取り上げられたのでした。 出産が無事に終わり、「おめでとう」と祝福される白井さん。新しい命の誕生に喜びを噛みしめていたのですが、ひと息つくと疲労感が襲ってきて……? 無事に第2子を出産! ひとりになると襲ってきたのは…? 「づかれたぁ」 ベッドに横になると、一気に疲労感が押し寄せて来た白井さん。 パパと第2子の面会も無事に終わり、産院に来られなかった家族にも赤ちゃんが無事に誕生したことをビデオ通話で伝えました。 「じゃあ赤ちゃん別室に連れていくね~」 助産師さんがそう言って病室を離れると、ポツンとひとりになった白井さん。 (腹が減った……) 誰もいなくなり気が抜けると、一気に空腹が押し寄せてきた白井さん。 「白井さーん。夕飯の時間だけど、食べられますか?」 「食べます」 おなかがペコペコな白井さんは、すぐにそう答えたのでした。 第2子の出産を無事に終えた白井さん。コロナ禍の出産だったこともあり、パパだけ赤ちゃんとの対面でほかの家族はビデオ通話の報告でしたが、新しい家族が増えた喜びを共有できたようでよかったです。みんなの幸せいっぱいな笑顔は、見ていてほっこりしますね。監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター 白井くま
2023年11月01日第1子出産後、私は慣れない育児に毎日てんやわんやしていました。その中でパパと私との間に少しずつ溝ができていきました。「なんでパパは私のことをわかってくれないのだろう?」「パパは自由な時間があっていいな。もう少し子育ても手伝ってよ」と、パパのちょっとした行動も気になり、イライラするように……。今回は、私がどうやってそのイライラを解決したのかについてお話しします。 外食に行きたがるパパ子どもが1歳になるころ、パパはよく「外食に行こうか!」と私を誘いました。家だと子ども中心の食事メニューになりがちなので、パパが外食したがるのはわかります。ただ、私にとって外食は大変! 動きたがる子どもにごはんを食べさせ、私はそのあとで冷めた料理をかきこむようにして済ませなくてはならないからです。 そんな中、パパは熱々の鉄板プレートを頼み、ゆっくりと食べています。「これなら家でゆっくり食べたい!」といつも思っていました。 パパのおむつ替え子どもが生後半年を過ぎたころから、パパがおむつ替えを手伝ってくれることがありました。ただ、新しいおむつ、おしりふき、おむつを入れる袋などの準備はすべて私。私が準備し終わり、「準備できたよ」と声をかけて初めてパパが登場します。パパは本当に“おむつを替えるだけ”なのです。 しかも、うんちのときは「ちょっとごはんを食べたあとで……」と何かと理由をつけて断ります。「ごはんを食べたいのは私も一緒なのに!」とモヤモヤがたまっていきました。 パパのひと言に不満爆発!ちょうど私が風邪を引いてだるかったとき、そのことを伝えるとパパが「晩ごはんは外食にするか」とひと言。体調が優れなかったことや、今までのモヤモヤがたまっていたせいもあり、この言葉で私はブチ切れてしまいました。 「外食って、結局私が子どもの面倒みるんでしょ! 余計に疲れるの!」とイライラをぶつけてしまい……。そして、おむつ替えのときにまったく手伝えていないことや、普段のうっぷんを全部パパにぶつけてしまったのです。そして言ったあとに、「言い過ぎた」と思いました。 お互いの気持ち絶対喧嘩になる。けれども、今さら謝れない……。そう思っていると、パパから意外な言葉がありました。「ごめん。外食はお前が料理を作る手間がなくなると思って行ってたんだ。おむつ替えのことも気づかなかった。たしかに、全然手伝いになっていないな。ごめん。今度からはもっと力になりたいから、今みたいになんでも言ってくれ」と。 私もこのとき初めて不満を言葉にして、夫婦でも伝えないと気持ちは伝わらないんだと感じました。 その後、パパは今まで以上に手伝ってくれて、私もパパに気持ちを伝えるようになりました。パパに知っておいてほしいことはまだまだたくさんあります。ですから、ため込まずに、言いたいことをその都度伝えるようにしています。 イラストレーター/eriつぃん監修/助産師 松田玲子著者:高橋友子1女、2男の母。現在第4子目妊娠中。ベビーマッサージインストラクター、ベビーヨガインストラクター、ベビーシッターの資格所得。子育て経験を活かしながら、妊娠・出産・子育てに関する記事を中心に執筆中。
2023年11月01日2020年12月、第2子の妊娠が判明した白井くまさんは、さっそく2人目を出産する病院を探し始めます。1人目の出産経験から、無痛分娩をおこなっていて、おいしいごはんを出してくれる産院で2人目を出産すると決めていて、候補が2つほど挙がったのですが、そのうちの1つ、Aクリニックを選ぶことに。すぐに予約を入れ、病院を受診すると、助産師さんに「経産婦さんだと無痛分娩にしても効き目がないうちに産まれてしまう場合がある」と説明を受けます。しかし、無痛分娩で産むという考えは変わらず、その意思をはっきりと伝えたのでした。そして、計画無痛分娩を選択し、入院手続きを済ませたあとは、採尿や血圧・体重測定、NSTなどをおこないました。その後の内診では、先生がバルーンを入れることを提案してきたのですが、恐怖を感じながらもバルーンを入れてから1時間が経過すると、生理痛のピーク時のような痛みを感じ始めていた白井さん。 そんな中、昼食が運ばれてくると、なんとか痛みがおさまったタイミングで食事をとることに。しかし食べている途中、とてつもない痛みに襲われてしまいます。なんとか残っていたごはんを食べ終えると、すぐにナースコールを押したのでした。 先生がやって来て内診をしたあと、麻酔のために腰に注射を打ちました。麻酔が効くまでの間、痛みに悶えていましたが、麻酔が効くと余裕の表情に。そんな中、1人の助産学生が出産に立ち会うことが決定。その後、陣痛促進剤を追加することになるのですが、薬を追加されると余裕だった表情が一変。痛みで悶える姿を学生がやさしく励ましてくれたのでした。 促進剤追加から1時間後、出産のクライマックスに…! 「大丈夫。もうすぐですよ~」 「おお~きてるね~。おっし! 内診してみようか!」 「……うん、全開だね」 「よし! 産んじゃおう!」 その言葉に「はい!」と返事をする白井さん。 「力入れて!」 「目開いて! 頭見えてるよ!」 「力抜いて、生まれるよ!」 そして次の瞬間、赤ちゃんの産声が聞こえました。 赤ちゃんを見ると、周りからは「おめでとう」という祝福の声が! こうして、無事に第2子が誕生したのでした。 助産師さんや学生など、出産の最中はみんな真剣な表情でしたが、赤ちゃんが生まれるとうれしそうな表情へと変わり、赤ちゃんの誕生を祝福している姿にとてもほっこりしました。白井さんも痛みに耐えるのはつらかったと思いますが、無事に出産することができて本当によかったです。ご出産おめでとうございます。監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター 白井くま
2023年10月31日出産に対する恐怖が強かったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。さっそく無痛分娩の麻酔について院長から説明を受けたのですが、当日は陣痛を誘発させるために、バルーンを挿入をすると言われ、さらに恐怖が増してしまいます。出産当日。無事にバルーン処置が終わり子宮口が開くと、助産師さんからすぐにお産が進むと言われました。その後の内診で院長から子宮口は6cm開いているのに、赤ちゃんが降りてきていないと言われ、不安が増したしおさん。心を落ち着けようとしていた矢先、隣の分娩室でお産をしていた妊婦さんの緊急手術がおこなわれることに。そのため、急きょその前にしおさんの麻酔施術がおこなわれることになったのです。心の準備ができていないまま麻酔の処置を終えたしおさん。ひと息つく間もなく、子宮口が8cmまで開いてきているからと助産師さんに言われます。30分ほど経過したとき、突然院長が現れ、突然「よしっ! 産ませるか……」と言い出し、いよいよ……!? いよいよ赤ちゃんに会える… うまくいきむことができず、涙が出てきてしまったしおさん。しかし、「そうだ……私母親になるんだ」「赤ちゃんも頑張っているんだ」と自分を奮い立たせます。 すると、妊娠がわかったときのこと、つわりで大変だったときのこと、エコーで子どもの顔を見たときのことなどいろいろな記憶がよみがえってきました。 無事に赤ちゃんに会えると思っていた矢先、院長が言いました。 「こりゃあかん! 頭がお股のところで引っかかってるね」 院長は、もう少し頑張ってしおさんの力で自然に赤ちゃんを産むのか、赤ちゃんの頭を掃除機のようなもので引っ張る吸引分娩かどちらにするか選んでほしいと言いました。 しおさんは限界を感じていたため迷いなく、吸引分娩を選択。 そして時刻は20時。無事に女の子が誕生しました。赤ちゃんは元気に泣いています。わが子を抱いたしおさんは、軽いと感じつつ、あたたかさから命の重みを感じ、号泣。涙が溢れ出ました。 しおさん夫婦にとって特別な日になったのでした。 ◇◇◇ 初めての出産は誰しも不安があると思います。ある助産師さん曰く、経験したことのない痛みなどに不安や恐怖が強いときは、その気持ちをかかりつけの産院の助産師さんに話してみるのがおすすめとのこと。安心して出産できるよう提案などがあるそうです。お話を聞いてもらうだけでも不安や恐怖が和らぐかもしれませんね。 また、不安な気持ちは未知からくることもあるので、事前に陣痛や出産方法などの知識を深めておいたり、出産のシミュレーションをおこなっておくこともよいのだとか。できるだけ落ち着いて出産に臨めるよう、不安や恐怖が強い場合は準備しておくとよさそうですね。 妊娠出産は十人十色。痛いことや怖いことが大嫌いなしおさんでしたが、予期せぬことが起こりつつも、無事に出産を乗り越えることができたようでよかったですね。出産を終え、子育てが始まったしおさん。子育てにもたくさんの大変なことがあると思いますが、今回の感動を胸に刻んで、夫婦で乗り越えながら楽しく子育てができますように。 ※バルーン処置とは子宮口にゴムでできた器具を挿入し、その中に蒸留水など滅菌された水を入れて膨らませ、重さと圧で陣痛を誘発させる処置のこと。監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年10月31日初めての出産後、私が2人目を考え始めたのは長男が1歳3カ月のころでした。それから毎月妊娠検査薬とにらめっこをして約半年、待ちに待った陽性判定が! ですが、順調にいくと思っていた妊娠は思いがけない結果となってしまい……。改めて妊娠・出産は奇跡なのだと感じずにはいられなかった体験談をご紹介します。考え始めた2人目私が長男を出産したのは20代前半のころで、授かり婚だったため、1人目を妊娠するにあたり妊活をすることはありませんでした。できれば長男にきょうだいを作ってあげたいこともあり、私が2人目を考え始めたのは長男が1歳3カ月のころです。 ちょうどそのころになると2人目の話をするママも多く、実際に妊娠するママ友もおり、自分も2歳差で産めたらいいなと思っていました。 待ちに待った陽性判定2人目を考え始めてから、毎月生理が来るたびに落胆していましたが、避妊をやめてから半年後、妊娠検査薬で待ちに待った陽性反応が! 妊娠5週にあたる日に産婦人科へ行き、正常妊娠であることを確認できました。 このままいけば長男と2歳半、2学年差での出産予定。ですが、胎嚢の大きさが小さめで、排卵日がずれているのかもしれないと医師から言われたことが少し気になりました。 2週間後に再診。しかし……初診から2週間後、妊娠7週で再度受診したときのことです。心拍が確認できるころでしたが、あるはずの心拍が確認できず、赤ちゃんの姿も見当たりません、あるのは大きくなった胎嚢のみです。ここで医師から私が告げられたのは「流産の可能性がある」ということでした。 ただ、翌週になれば心拍が確認できるかもしれないということで、1週間後に再診になりました。つわりもありましたが、長男の妊娠時と比較してラクだったのを覚えています。 初診から1カ月。結果は……妊娠8週に再度受診しましたが、やはり大きくなっているのは胎嚢のみで心拍は確認できませんでした。もう1週様子を見ることになりましたが、妊娠9週になっても心拍は確認できず……。胎嚢も崩れてきており、「稽留流産(けいりゅうりゅうざん)」の診断がおりました。 このまま自然排出を待つより手術してしまったほうが良いということで、翌週には流産の手術をしました。幸いにも私の場合、他の病気などが原因ではありませんでしたが、医師の話によれば経産婦でも半分近くの方が流産を経験しているそうです。 流産から3カ月経ち再度妊娠しましたが、「また流産するのでは……」とヒヤヒヤしていたのは忘れられません。結果として長男と3歳差で次男を出産し、その後に次男と2歳差で長女を出産しました。自分とは無縁だと思っていた流産を経験し、妊娠そして出産は奇跡なんだと改めて感じた出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:佐藤祐子二男一女の母。幼~高(中高は家庭科)の教員免許と保育士資格保有。洋菓子メーカーを退職後、現在は地元にて3人の子育てに日々奮闘中。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年10月31日出産に対する恐怖が強かったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。さっそく無痛分娩の麻酔について院長から説明を受けたのですが、当日は陣痛を誘発させるために、バルーンを挿入をすると言われ、さらに恐怖が増してしまいます。そして出産当日。無事にバルーン処置が終わり子宮口が開くと、助産師さんからすぐにお産が進むと言われました。院長がやってきて内診を始めたのですが、子宮口を確認した院長の顔が突然曇ります。院長曰く、子宮口は6cm開いているのに、赤ちゃんが下に降りてきていないとのこと。お産はまだまだかかりそうだと思っていた矢先、隣の分娩室があわただしい雰囲気に……。同時にお産がおこなわれていた人の赤ちゃんが危険な状態で緊急手術をすることになったため、先にしおさんに麻酔を打つと院長が言い始めたのです。 無事に麻酔も終わり、いよいよお産は終盤に差し掛かったのですが、しおさんは……。 うまくできなくて… ※陣痛促進剤は輸液ポンプを使用して投与しますが、マンガでは省略して描いています。 夫にテニスボールでお尻を押してもらうこと30分。再び院長が様子を確認しにきました。 院長は助産師さんと会話をすると、突然「よしっ! 産ませるか……」と言い出します。 呼吸の仕方などを院長から指示されたのですが、うまくできず、しおさんはパニックに。そしてついに泣き出してしまいました。 院長は「ありゃありゃ! 少し落ち着こうか!」と眠くなる薬を投入。 少しして目を覚ましたしおさん。しかし、つらいときずっと側で励ましてくれていた助産師の高橋さんも、すでに帰宅してしまっていました。 しおさんが落ち着いたタイミングでもう一度院長から「もう一回やってみよ! 君ならできる!!」と言葉をもらい、再度いきみます。 そして、助産師さんたちが両側からしおさんのおなかを押します。その助産師さんたちに圧倒され、しおさんは衝撃を隠せませんでした……。 ◇◇◇ 院長から突然「産ませるか」と言葉をかけられたしおさん。呼吸などがうまくできずパニックになってしまったようです。事前にいきむ練習をしていたのに思うようにいかなかったら悔しくなってしまいますよね。初めてのお産はわからないことや、うまくできないことがあるのは自然なこと。あまり自分を責めすぎず、院長や助産師さんの言葉を信じて、もうひと踏ん張り、頑張ってほしいですね。 ※バルーン処置とは子宮口にゴムでできた器具を挿入し、その中に蒸留水など滅菌された水を入れて膨らませ、重さと圧で陣痛を誘発させる処置のこと。監修/助産師 松田玲子>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年10月30日小さいころからとにかく臆病な性格で、痛いことや怖いことが大嫌い。出産に対する恐怖が強かったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。さっそく無痛分娩の麻酔について院長から説明を受けたのですが、当日は陣痛を誘発させるために、バルーン処置をすると言われ、さらに恐怖が増してしまいます。いよいよ出産当日。バルーンが子宮口に挿入されたのですが想像以上のつらさに心が折れそうに。エネルギーを蓄えるために昼食をとり、陣痛に耐えていたしおさん。すると突然院長が現れ、人工破膜(卵膜を破って人工的に破水させる処置)がおこなわれました。順調にお産は進んでいると思っていたのですが……。内診で院長から「子宮口は6cm開いているのに、赤ちゃんが降りてきていない」と言われ、不安が増します。そのとき、隣の分娩室でお産をしていた妊婦さんの緊急手術が入り、急きょその前にしおさんの麻酔施術がおこなわれることになって……!? 心の準備ができていない なかなか麻酔を打ってもらえないと待ちくたびれていたしおさんでしたが、いざ麻酔がおこなわれるとなると、再び恐怖が襲いかかってきました。体に力が入るほどに緊張していた次の瞬間。 「はいっ終わったよ!」と院長が言いました。 なんとしおさんは、まったく麻酔の針の痛みを感じなかったのです。 無事に麻酔も効いてきて、しおさんがリラックスしていると、夫がやってきました。夫の顔を見ると、今まで張りつめていた糸が切れて涙が出そうになったしおさん。 ひと息つく間もなく、「子宮口が8cmまで開いてきている」と助産師さんに言われます。それと同時にしおさんは、赤ちゃんが下のほうに降りてきている感覚を覚えました。 その感覚になんとも言えない気持ち悪さを感じてしまったしおさんは、夫にテニスボールでお尻を押すように頼みます。 一度目はタイミングが合わずしおさんは「馬鹿野郎! 今じゃない」と夫に激怒。 次は、夫婦で息を合わせます。「さあ今だあああ」というしおさんの声と共に夫が勢いよくお尻を押したのでした。 ◇◇◇ テニスボールでお尻を押すタイミングが違うなどと、しおさんから注意をされてしまった旦那さん。わからないことばかりで緊張したり、戸惑ったりする場面もあると思いますが、一緒に陣痛を乗り越えるつもりで、しおさんを支えてほしいですね。出産を共に乗り切ることで、夫婦の仲が一層深まっていくといいですね。 ※バルーン処置とは子宮口にゴムでできた器具を挿入し、その中に蒸留水など滅菌された水を入れて膨らませ、重さと圧で陣痛を誘発させる処置のこと。 監修/助産師 松田玲子>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年10月29日小さいころからとにかく臆病な性格で、痛いことや怖いことが大嫌い。出産に対する恐怖が強かったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。さっそく無痛分娩の麻酔について院長から説明を受けたのですが、当日は陣痛を誘発させるために、バルーン処置をすると言われ、さらに恐怖が増してしまいます。そしていよいよ出産当日。バルーンが子宮口に挿入されたのですが想像以上のつらさに心が折れそうに。助産師さんの一緒に頑張ろうという言葉に励まされます。そして、無事にバルーンも抜けて子宮口も開き、助産師さんからすぐにお産が進むと言われました。エネルギーを蓄えるために昼食をとり、陣痛に耐えていたしおさん。すると突然院長が現れ、人工破膜(卵膜を破って人工的に破水させる処置)がおこなわれました。その後、お産は無事に進んでいると思われたのですが、内診をした院長の表情が突然曇り始め……。 院長が放った衝撃的な言葉 子宮口が5cm開けば麻酔を打つと説明を受けていたしおさん。 しかし、6cm開いてもなかなか麻酔を打ってくれる気配はなく、しおさんはただただ痛みに耐えていました。 院長がやってきて内診を始めたのですが、子宮口を確認した院長の顔が突然曇ります。院長曰く、子宮口は6cm開いているのに、赤ちゃんが下に降りてきていないとのこと。 その事実を知ったしおさんは驚きつつも、赤ちゃんがまだ自分のおなかの中にいたいのではないかと想像しました。 しおさんは、少しでもリラックスできるよう、眠くなる薬を入れてもらったものの15分ほどで目が覚めてしまい、再び陣痛に耐えることに。友人に連絡をして出産の実況をするなどして、陣痛の痛みから少しでも意識をそらせるような工夫をしていました。 そんなとき、隣の分娩室があわただしい雰囲気に……。しおさんが助産師さんに何があったのかと尋ねると、同時にお産がおこなわれていた人の赤ちゃんが危険な状態なのだと話してくれました。 すると、突然院長がしおさんの元へやってきて、「ちょっと隣の人が緊急手術することになったから、今しおさんに麻酔打っちゃうから!」と言ったのでした。 ◇◇◇ 子宮口は開いているのに赤ちゃんが降りてきていないと知ったしおさん。お産は無事に進んでいくと思っていたので、不安になってしまうのも無理はありませんよね。その後、陣痛の痛みを紛らわせるため、友人に連絡をして出産の実況をしていたようです。つらい痛みが続くとそのことばかりに意識が集中しがち。しおさんのように誰かに自分の気持ちを聞いてもらうなどして痛みから気をそらすだけでも、心に余裕が持てるのかもしれませんね。 ※バルーン処置とは子宮口にゴムでできた器具を挿入し、その中に蒸留水など滅菌された水を入れて膨らませ、重さと圧で陣痛を誘発させる処置のこと。監修/助産師 松田玲子>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年10月28日長男が産まれたときに起こった、義両親の行動に驚愕したエピソードをご紹介します。 義両親の行動に、困惑当時、長男の出産祝いで義理両親の親戚や近所からお祝いを頂いたのですが、すべて義理両親が取ってしまい、私たちの手元には何もありませんでした。 生まれてきた長男にくださったお祝いなのにどうして義理両親が取ってしまうのかと憤りを感じると共に、誰が何をくださったか分からないと、今後こちらがお祝いなどを送る際にも困る……と感じていました。 夫に告げたところ、あまり深刻に思っていない様子。その後、夫に「誰がどれだけお祝いをくださったか知りたい」と伝えたことで、やっと義両親から教えてもらえることができました。 その際に義理の両親からは何の言葉はなく、夫の実家はそういう家なんだと諦めがつきました。 作画/miyuka著者:吉田 夏子4児のママ。看護師として働きながら子育て中。
2023年10月28日小さいころからとにかく臆病な性格で、痛いことや怖いことが大嫌い。出産に対する恐怖が強かったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。さっそく無痛分娩の麻酔について院長から説明を受けたしおさん。また当日は陣痛を誘発させるために、バルーン処置をすると言われ、さらに恐怖が増してしまいます。いよいよ出産当日。陣痛を誘発させるためにバルーンが子宮口に挿入されたのですが、想像以上のつらさで心が折れそうに。助産師さんの一緒に頑張ろうという言葉に励まされていました。バルーンを挿入してから1時半ほどたつと、生理痛のような痛みが出てきました。だんだんと痛みが増して悶絶するしおさん。すると3時間後、股に新たな違和感が。なんと挿入したバルーンが抜けていたのです。子宮口が無事に開いたということで、助産師さんがどれくらい開いたか確認してくれることに。 バルーンが終わって余裕を感じていたしおさんですが、そんなしおさんのところへ、器具を持った院長がやってきてー!? 再び襲ってくる恐怖 ※病院食以外の飲食については、病院スタッフに確認しましょう。 ※誤)人口破水 → 正)人工破膜※人工破膜は、赤ちゃんを包んでいる卵膜を人工的に破り、お産を進めるためにおこなわれます。その際、医療器具を用いますが、痛みを伴うことはありません。 しおさんの子宮口を確認した助産師さんが言いました。 「すごいです!! もう子宮口6cmも開いています」「とても柔らかいです! これはすぐにお産も進みますよ!」 突然の内診グリグリに衝撃を受けたしおさんではありましたが、助産師さんから褒め言葉をもらい、自己肯定感アップ! もう麻酔を打ってもらえるのだろうと、出産に余裕が出てきます。 食後に陣痛が強くなりましたが、助産師さんから指導してもらった腰を揺らす体操を実施するなど前向きに頑張っていたしおさん。 そこへ……。「しおさんこんにちは!」と院長がやってきました。前回バルーン処置で怖い思いをしたしおさんは、院長を見た瞬間ドキッとして固まりました。 すると、何やら鋭利な医療器具を出し、人工破膜によって破水させると言い出します。その器具を見たしおさんは、再び恐怖に襲われます。 しかし、実際に人工破膜をしてみると……。 「あったか~い」 痛みはなく、むしろ気持ちがよくて思わず目を閉じてしまうしおさん。 その後、お産は進み、陣痛も加速。しおさんが自宅に待機していた夫に「陣痛なう」とメッセージを送ると、「俺も緊張しておなか痛くなって、トイレこもってた」と返信が……! しおさんの夫は家でしおさんとおなかの赤ちゃんのことを心配し、緊張していたのでした。 ◇◇◇ 人工破膜を無事に終え、旦那さんに連絡をとったしおさん。旦那さんも、赤ちゃんがいつ生まれるのか、おなかが痛くなるほど緊張していたのですね。しおさんに、旦那さんの想いが伝わった気がします。つらいとき、家族からの応援メッセージは何よりの励みになりますよね。家族や病院のスタッフさんみんなで無事に出産を乗り越えてほしいですね。 ※バルーン処置とは子宮口にゴムでできた器具を挿入し、その中に蒸留水など滅菌された水を入れて膨らませ、重さと圧で陣痛を誘発させる処置のこと。監修/助産師 松田玲子>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年10月27日めぐみは、男の子・ゆうきを出産。夫のてっぺいは、2人を見て絶対に幸せにするのだと意気込んでいました。話はさかのぼって妊娠中のころのこと、めぐみとてっぺいがベビー用品を下見している最中、大学時代の同級生・さえとバッタリ会いました。育児中であるさえと別れると、てっぺいはそんなさえのことを、「変わっちゃったね」と、体型や性格をバカにしました。さらには「世の中には綺麗な母親もいっぱいいる。あれじゃ旦那さんがかわいそうだよ」と言い捨て、めぐみは呆然。めぐみからてっぺいへの不安が募っていた矢先、家にめぐみの母親が遊びにきました。母親は、めぐみがてっぺいへの不満をため込んでいるのではないかと懸念している様子。そして、めぐみは母親が祖母から譲り受けたというネックレスを渡されました。出産後のある日、夜寝ていると、突然不気味な夢を見ためぐみ。恐ろしい姿の自分がてっぺいに襲いかかっていたのです。翌朝、義母が孫に会いたいからと突然家にやってきたのですが、めぐみの義母への不満はたまっていき……。 これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。義母の迷惑な行動にモヤモヤ めぐみの状況に配慮せず、突然家に押しかけてきた義母。自分が押したインターホンの音でゆうきが泣き出してしまったのにもかかわらず、のんきな顔で孫をあやします。 すると突然、恐ろしい姿の自分に憑りつかれ、「キモいんだよ クソババァ」などと怒りに震えながら義母に襲いかかろうするめぐみ。義母が振り向き、ゆうきが泣いているのだから抱っこしてあげなさいという声で我に返ります。 泣いているゆうきを抱っこしながら、めぐみはあることを考えていました。自分でも義母に襲いかかろうとしたときの記憶が曖昧で、何が起きているのかよくわからないのです。 そんなとき、冷蔵庫を開けて中身を見た義母が言いました。 「あら? ろくな物ないわね。ちゃんとてっぺいに栄養あるもの食べさせてるんでしょうね?」 そして義母はさらに、今どきの若い母親は甘やかせされすぎ、育児をしながら家事をこなすのが母親というもの、めぐみは母親としての責任を感じていないなどと言いたい放題。 それを聞いためぐみは「すみません……」と悲しい表情で言葉を返します。 さらに義母は、つらい気持ちになっためぐみの気持ちはお構いなしに、今日の夜ご飯を自分が作ると言い出したのでした。 ◇◇◇ 突然家にやってきたかと思ったら、「母親とは育児をしながら家事をこなすものだ」という自分の考えをめぐみさんに押し付けてきたお義母さん。母親としての自覚が足りないとまで言われたら、悲しくなってしまいますよね。お義母さんとの関係がつらいときには、無理をせずてっぺいさんに正直な思いを伝えてみたり、信頼できる友人などに相談してみたりするのも良いかもしれませんね。>>次の話バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年10月27日小さいころからとにかく臆病な性格で、痛いことや怖いことが大嫌い。出産に対する恐怖が強かったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。しかし、無痛分娩はまったく痛みなく出産できるのだと勘違いをしていたしおさん。医師から麻酔を打つ前に陣痛を経験すると言われ、不安でいっぱいに……。また、麻酔のことや出産当日の処置内容などを聞き、しおさんの恐怖はさらに増してしまいます。そのため、入院の前日は一睡もできませんでした。いよいよ出産当日を迎えたしおさん。陣痛を誘発させるため、バルーンが子宮口に挿入されたのですが、想像以上のつらさで心が折れてしまいそうに。助産師さんからの励ましの言葉もあり、また前向きにお産と向き合い始めたのですが……。 バルーンが抜けたと思ったら、しおさんは助産師さんのある行動に衝撃を受けることにー!? 股に新たな違和感が…※マンガでは省略をしていますが、実際には、陣痛誘発時には胎児心拍などをモニタリングするための分娩監視装置を装着します。 バルーンを子宮口に挿入してから1時間半が経過したころ。生理痛のような痛みなので余裕を感じていたしおさん。 しかしさらに30分が経過すると、激しい痛みにしおさんは悶絶してしまいます。 助産師さんから「頑張ってください!」と励ましの言葉を受け、分娩台を殴ったりしながらなんとか痛みに耐えていました……。 するとバルーンを挿入してから3時間後。しおさんは股に新たな感覚を覚えます。 助産師さんに確認をしてもらうと、なんとバルーンが抜けていたのです。 そしてそのまま、子宮口がどれだけ開いているのか、助産師さんに確認してもらうことなったのでした。 ◇◇◇ しおさん曰く、このとき担当してくれた助産師さんがいたからこそ、最後まで弱気にならずに頑張れたそうです。不安との闘いの中、何度も出産の現場に立ち会っている人たちの存在はとても大きいもの。ここまできたら、助産師さんや医師の言葉を信じてお産に臨みたいですね。 ※バルーン処置とは子宮口にゴムでできた器具を挿入し、その中に蒸留水など滅菌された水を入れて膨らませ、重さと圧で陣痛を誘発させる処置のこと。監修/助産師 松田玲子>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しお
2023年10月26日めぐみは、男の子・ゆうきを出産。夫のてっぺいは、2人を見て絶対に幸せにするのだと意気込んでいました。話はさかのぼって妊娠中のころのこと、めぐみとてっぺいがベビー用品を下見している最中、大学時代の同級生・さえとバッタリ会いました。すると、育児ストレスがたまったさえは夫の愚痴を連発。さえと別れると、てっぺいはそんなさえのことを、「変わっちゃったね」と、体型や性格をバカにしました。さらには「世の中には綺麗な母親もいっぱいいる。あれじゃ旦那さんがかわいそうだよ」と言い捨て、めぐみは呆然……。めぐみからてっぺいへの不安が募っていた矢先、家にめぐみの母親が遊びにきました。母親は、めぐみの家系の女性は昔から大人しくて相手に自分の思いをハッキリ言えないタイプだからと、めぐみがてっぺいへの不満をため込んでいるのではないかと懸念している様子。そして、めぐみは母親が祖母から譲り受けたというネックレスを渡されました。 それから出産後、めぐみがゆうきと2人で過ごしていると義母から電話が。これから孫に会うために家に来ると言うのです。突然の状況に戸惑うめぐみでしたが、なんと義母は――!? これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。これは…夢…? ゆうきを出産後。夜寝ていると、突然不気味な夢を見ためぐみ。 その夢はなんと、恐ろしい姿の自分が「コイツガ ホントウニ チチオヤ二 ナレルト オモウカ?」とてっぺいに襲いかかるというものでした。 冷や汗を垂らして夢からさめためぐみは、泣いているゆうきに授乳をします。 そして翌朝、会社から戻ったらゆうきをお風呂に入れるのだと張り切るてっぺい。てっぺいの父親としての行動に不安を感じていためぐみでしたが、これから良いパパになるに違いないと一安心します。 ゆうきに授乳をしていると、義母から電話が。ゆうきを寝かしつけて義母からの電話に出ると、これから孫に会うために家に来ると言い出したのです。めぐみが混乱していると、突然チャイムが鳴りました。 インターホンのモニターを確認すると、「待ちきれなくてきちゃったわよ」と言う義母の姿が映っていたのです……! 家に上がってくると、インターホンの音に驚いて泣き出してしまったゆうきを見ながら、「泣いちゃってますねぇ、ばあばですよ♡」と孫をあやす義母。 義母の孫をあやす姿を微笑ましく見ているめぐみがいる一方で、心の中では、もう一人のめぐみが「てめぇのチャイムで起きたんだろぉが」と怒り狂っていたのでした。 ◇◇◇ めぐみさんの事情はお構いなしで、突然自宅に押しかけてきたお義母さん。めぐみさんが寝かしつけをしたゆうきくんは、お義母さんが鳴らしたインターホンの音で起きてしまった様子。孫の姿を早く見たいというお義母さんの気持ちもわかります。けれども、事前に確認をするなど、めぐみさんの状況への配慮は必要ですよね。楽しみがあると浮かれてしまうことは誰しもあると思いますが、そんなときこそ周囲への配慮は忘れないよう心がけたいですね。>>次の話バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ
2023年10月26日このマンガを描いているみたんさんの妹・コツママの出産レポです。陣痛が始まって4日、妻の苦しむ姿を見て、陣痛促進剤を検討してほしいと夫が医師に相談しました。「陣痛促進剤を使用する促進分娩にはリスクが伴うので、スタッフの少ない土日はおこなわないことにしている」と医師は説明。陣痛促進剤の使用は明日の先生にお願いしよう、今日はなんとか頑張ろうとコツママは心に決めます。ですが、気分は落ち込み……、そんなときに助産師の姉・みたんさんが病院にやってきました。面会にやってきた姉のみたんさん。負のオーラを放っているコツママ、目の下にクマを作っている夫のTくんを見て、これはヤバイ……と状況を察知します。みたんさんはコツママの話に耳を傾け、時に同調し、時にアドバイスをしつつ、わずかな時間を過ごしました。姉との面会が気分転換になり、精気が戻ったコツママ。ですが、その日の夜、赤ちゃんの心音が下がっていき……。 へその緒が圧迫されている!? 赤ちゃんの心音を見ていた助産師さんが、焦った様子でコツママの病室にやってきました。へその緒が圧迫されている可能性があり、赤ちゃんの心音が下がっていること、状況によっては帝王切開になる可能性もあることを伝えられました。コツママは突然のことに動揺しつつ、おなかの赤ちゃんが心配に……。 助産師である姉・みたんさんに電話をすると、「帝王切開になったとしても赤ちゃんのためと思って頑張りな!」と励まされました。こればかりはどうなるかわからない……先生や助産師さんを信じて自分ができることをやろうと決心。座ったり立ったりと姿勢を変えていくとへその緒の圧迫がとれる可能性があると言われ、Tくんと一緒に体勢を変えていきます。繰り返すうちに心音が下がらなくなり、ひと安心。 そして陣痛が始まって5日目の朝、診察を受けると子宮口の開きは6cm。自然経過を進められますが、コツママは「陣痛促進剤を打ってほしい」と訴えます。夫のTくんがこれまでのコツママの状況を説明。医師が陣痛促進剤の使用を決めました。 赤ちゃんの心音が下がっていると言われて焦りますが、2人で協力してなんとか乗り越えました。夫がこれだけ寄り添ってくれると心強いですよね。5日目の朝を迎え、陣痛促進剤を使うことになったコツママ。いよいよ出産となるのでしょうか……。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター みたん
2023年10月26日結婚当初はわりと体型が細身だった私。2度の出産を終えてぶよぶよに太ってしまいました。自覚はあったものの、夫の言葉はそれはショッキングなものでした……。夫の衝撃的な言葉育児や仕事のストレスに追われていた私は、甘い物を食べ過ぎて知らないうちにどんどん太っていっていました。ある日、それを見兼ねた夫から、「おばさん体型過ぎて妻として見てられない」「昔の体型に戻ってほしい」と言われてしまいました。育児も家事もせず家でダラダラしていても痩せている夫、一方で必死に仕事や育児や家事で忙しいのにどんどん太っていく私……。なんだか悲しくなってしまいました。 夫の「妻として見てられない」との一言はひどいと思いましたが、私自身太り過ぎた自覚はあったのもあり、おかげでダイエットを決意することができました。今は甘いものをとるのを控えるようにしています。今後、ストレス発散も兼ねて、私が運動する時間を確保できるよう、これを機に夫に家事や育児をやってもらいたいと相談しようと思っています。 作画/いずのすずみ著者:並木優子20代、二児の母。現在は医療機関で働きながら副業で執筆をおこなう。
2023年10月26日先輩ママから便利とよく聞く「バウンサー」。赤ちゃんが生まれる前や生まれたあとすぐに購入を検討する人も多いと思います。でも、実際にバウンサーが必要なのか、またどんなバウンサーを選べばいいのか悩みますよね。そこで、おすすめのバウンサーや選び方…
出産準備で購入を検討するもののひとつ、ベビーベッド。決して安くはない買い物になりますので本当に必要なのか?使う期間は? と悩まれる方も多いと思います。場合によってはレンタルのほうがお得になることもあります。そこで、先輩ママたちの実体験やお…
2人目までは一人っ子より兄弟がいたほうがいいと思って産めても、3人目となると迷ってしまうママも多いと思います。育児や経済的負担だけでなく、仕事をしているママにとってはキャリアが途切れてしまうことも悩みのひとつです。そこで、3人目を産んで良…
病院で正式に妊娠と診断されると、気になるのが母子手帳。お住いの自治体から交付され、生まれる前から母体や赤ちゃんの健康状態、経過などを記録します。妊婦さんの必須アイテムである母子手帳の取得時期から、かわいい母子手帳ケースに関することまで、母…
女優の小雪さんが利用したことから産後ケア施設はもはやママたちの新常識になりつつあります。最近では、卓球の福原愛さんも台湾の産後ケアセンターに1ヶ月滞在したそう。出産で体にダメージを受けた女性の体に必要な産後ケアのポイントと、自宅でできるマ…
何か月も続くつらいつわり。人によって症状が違うこともあり、まわりの人にはなかなかその苦しみがわかってもらえないのが余計につらいところ。そんなつわりについて、タイプや乗りこえ方をまとめました。プレパパに読んでもらいたい内容もあるので、ぜひご…
妊娠36週を過ぎるといよいよ臨月。マタニティライフも残りわずかです。臨月になると、出産準備や産後の不安でストレスを感じる人も少なくないそうです。今回は臨月のストレス緩和方法や過ごし方についてまとめました。臨月、またはまもなく臨月を迎える妊…
親の手を借りて体を休められる里帰り出産ですが、意外とストレスになるなど、いいことばかりとは限らないようです。里帰り出産のメリットデメリット、また成功させるために必要な準備についてまとまめました。いつからいつまで帰るべき? 何を用意していく…
我が子の誕生に立ち会うのは、感動的。出産に立ち会いを希望する旦那さんも多いでしょう。しかし、実際に出産の場に立ち会うとなると、夫として「自分に何ができるのだろう」と疑問に思う人も。立ち会い出産にまつわる、夫と妻、それぞれの本音と希望をまと…
うちの家族、個性の塊です
夫婦・子育ていまむかし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々