シード・プランニングは3月25日、同社が実施した国内ビデオコミュニケーション市場の将来展望に関する調査の結果を発表した。同調査は、ビデオコミュニケーションのメーカーやベンダーおよび関連企業を対象としており、取材企業は28社、簡易個票は22社、参考個票は1社という内訳となっている。調査期間は、2015年12月~2016年3月。同社は2004年から調査を始め、今回は13回目のレポートとなるという。調査の結果、2016年の国内ビデオコミュニケーション市場は前年比7%増の488億円になる見込みだ。同市場の品目別内訳を見ると、ビデオ会議とWeb会議で50%以上を占めている。2015年のビデオ会議のメーカー別シェアでは、台数・金額ともシスコシステムズが1位であり、以下ポリコム、ソニー、パナソニックが続く。Web会議システムの2015年における販売金額は、SIタイプが約32億円、ASPタイプが約87億円、合計で約120億円になると同社は推定する。メーカー別の金額シェアを見ると、SIタイプでは1位が沖電気工業であり、以下、ジャパンメディアシステム、ブイキューブが続く。ASPタイプではブイキューブが1位であり、以下、シスコシステムズ、NTTアイティの順となる。ASPタイプでは、上位2社で5割以上のシェアを占めるという。また、SIタイプとASPタイプの合計ではブイキューブが首位を守っており、シスコシステムズとジャパンメディアシステムが続いている。多地点接続装置(MCU)の2015年における出荷台数は720台、出荷金額は48億円だと同社は見ている。メーカー別の金額シェアは、ポリコム、シスコシステムズ、ラドビジョンが上位3社となっているという。
2016年03月28日こんにちは。深沢真太郎です。ビジネスパーソンを数と論理に強くする「ビジネス数学」を提唱する、教育コンサルタントです。さて、「短いほうがいいもの」と聞いて、なにを思い浮かべるでしょうか?男性に尋ねると「女性のスカート丈」などといった答えもたまに返ってきますが(苦笑)、たとえば「ビジネス会話」も短ければ短いほどよいもののひとつではないでしょうか。しかし、多くのビジネスパーソン(特に女性)に多い悩みが、「話を簡潔にまとめられず、気がつくとダラダラ喋ってしまい、最後には自分がなにをいいたいのかわからなくなってしまう」といったこと。そこで、そうならないためのコツを1つご紹介しましょう。それは、「数学的に論述する」ということです。■なにを論じるかを最初に定義する数学という学問は、必ず「なにをするか(論じるか)」を最初に定義し、その定義に沿ったことだけを、一切の無駄なく論じていく学問です。具体例があったほうがいいですね。Q.「三角形ABCと三角形DECが相似であることを証明しなさい。ただし、角度Bと角度Eはいずれも直角である。(2つの図形が“相似”とは、簡単にいえば拡大縮小の関係にあること)」■数学的でないAさんが証明した場合A.「三角形ABCと三角形DECはどちらも直角三角形ってことか。あ、直角三角形といえば、なんといっても“三平方の定理”だよね。でも、この問題では使うのかな、使わないのかな……?それから、他に現時点でわかっていることってなんだろう……?正直、図形の問題はあまり好きじゃないんだよな。こんなの、なんの役に立つのやら……。あ、三角形ABCと三角形DECではどちらも角度Cが共通している。これは絶対使うんだろうな。さてさて、この問題はなにを証明するんだっけ?あぁ、相似か。相似といえば“相似条件”。たしか3つあったよな。ということはその3つのうちのどれかに当てはまることを示さないといけないのか……。だとすれば……?」■数学的なBさんが証明した場合A.「この問題は三角形ABCと三角形DECにおける対応する2つの角度が一致することを示す問題。なぜなら、それが示せれば相似条件のひとつに合致するから。(1)角度ABC=角度DEC=90度(2)角度ACB=角度DCE以上より、証明終わり」*AさんとBさん、2人の差は歴然ですね。最初になにを論じるか定義し、あとは必要な言葉だけ使って、その最短距離を進むだけです。そう、数学の証明問題のように。社員研修の現場で数多くのビジネスパーソンを見てきましたが、話が簡潔にまとめられており、かつその内容もわかりやすい人は、たいてい数学的に論述しています。あなたはビジネスシーンで、Aさんのような説明をしていませんか?(文/深沢真太郎) 【参考】※深沢真太郎(2015)『そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?』日本実業出版社
2016年03月25日職場のエースといわれていた人が、課長になったら部下をマネジメントしきれなくなり、結果を出せずモチベーションを落としていくというようなことはよくある話。『部下が絶対、目標達成する「任せ方」』(中尾ゆうすけ著、PHP研究所)の著者も、できるはずの人が力を生かし切れずに終わってしまう現実をいくつも目にしてきたのだそうです。でも、本来はできる人であるはずなのに、なぜそのようなことが起きるのでしょうか?この問いについて著者は、課長職に2つのタイプがあることの影響を指摘しています。まずは、部下をマネジメントし、組織の成果を最大化することで会社に貢献していく「マネージャー」タイプ。そしてもう一方は、管理職の権限を持ち、高い専門能力を発揮しながら実務を中心に活躍し、個人の成果を最大化していく「プレーヤー」タイプ。個人として活動していくのなら、プレーヤーで十分。しかし上に立って人を動かしていくのであれば、課長ひとりでがんばってもあまり意味がありません。部下に適切な業務を与え、目標を持たせ、「絶対部下に目標達成してもらう」ためのマネジメントを行うことが必要になるということ。それができるかできないかで、課長としての資質が問われるわけです。ただ、理屈でわかっていたとしても、現実的に人を使うこと、もっと具体的にいえば、部下になにかを頼むことはなかなか難しくもあります。仕事を任せるためには、部下に快く引き受けてもらえるようにうまく頼むことが重要。そのコツはたったひとつで、「部下の立場になって頼む」ということだと著者はいいます。なぜなら自分の都合で頼むのは、マネージャーではなくプレーヤーのやり方だから。具体的には、以下の9つのステップをしっかり押さえておくことが大切だとか。■1:部下の状況を確認する部下に仕事を受ける時間的・能力的余裕があるか?その状況を見極めることが大切だ。なぜなら無理にやらせると、かえって反発を生むことになってしまうから。しかし仕事に納期はつきものなので、優先順位をつけることで調整すべき。■2:仕事を任せたい意思を伝えるなにかを頼むとき、前置きが長いと部下をイライラさせてしまうもの。そこで単刀直入に、頼みたい旨を伝えるのがいいそうです。場合によっては「ノー」といわれる可能性もありますが、そんなときは納得いくまで話し合うことが大切。■3:あらかじめ覚悟を決めてもらう難易度が高いことや、手間がかかることなどは先にいうのが鉄則。あとから「こんなはずじゃなかった!」といわれないためにも、正直に伝えることが大切なのです。難易度が高すぎて不満が出ることもあるでしょうが、そんなときはOJTのチャンスだと思って指導するのがベスト。■4:なぜ任せたいかを伝える人は理由のないことにモチベーションを持てないものなので、「なぜ頼むのか?」「なぜ君なのか?」、部下が納得するように伝えるべき。それでも反発されるなら育成計画を示し、部下の成長のためだと理解させ、将来的なメリットを伝えるといいそうです。■5:具体的な内容を伝えるアウトプットイメージ、納期、注意事項などを、5W1Hを意識して伝えること。人はゴールと道筋が見えると、自ら歩みはじめることができるものだから。しかし細かく指示しすぎて、「指示待ち人間」を育てないように気をつける必要も。■6:仕事を進めるための問題点がないか確認する仕事の進め方からアウトプットまでをイメージさせ、支障がないか確認するということ。人はやれる見込みが立つと、自信を持って取り組むことができるからです。でも、問題点が想像できないことも考えられるので、そんなときは上司として中止すべきポイントを指導することが必要になるとか。■7:了解を得るやるか、やらないか、部下自身のやる気を確認するということ。人は、自分で決めたことには責任を持つようになるからだといいます。「ノー」といわれる可能性もありますが、そんなときは理由を十分に確認して問題を解決していくべきだそうです。■8:必要な支援を約束する困ったときや迷ったときは、いつでも相談に乗るという約束をする。困ったときの支援があると、安心して仕事に取り組めるからです。ただ、それがあまえにならないよう、注意をする必要はあるでしょう。■9:感謝を伝える仕事の成果が出たときだけではなく、頼むときにも「引き受けてくれてありがとう」と感謝の意を伝えることも大切。もちろん、成果が出たときにも感謝の気持ちを伝えることをお忘れなく。*こうして見てみると、上司は部下に対してずいぶん気を使う必要がありそうです。しかし、「絶対部下に目標を達成してもらう」ことが上司のミッションである以上、それもまた必要なのでしょう。このような考え方も含め、上に立つ人に役立つ情報満載。部下とのコミュニケーションで悩んでいる方には、ぜひ読んでみていただきたい内容だといえます。(文/書評家・印南敦史) 【参考】※中尾ゆうすけ(2016)『部下が絶対、目標達成する「任せ方」』PHP研究所
2016年03月21日「あがりや緊張を克服したい」「ここぞという場面で力を発揮できるようになりたい」「大勢の前でも堂々と話せるようになりたい」というような望みは、誰の心のなかにもあるものなのではないでしょうか?しかし、わかってはいても、なかなかうまくいかないものでもあります。そこで手にとってみたいのが、上記のように願っている「人たちに向けて書かれたという『本番に強い人は、ヤバいときほど力を抜く 人前で話すのが劇的にラクになる7つの技法』(森下裕道著、清流出版)。接客、営業、人材育成、人間関係のコミュニケーション問題の観点から幅広く活動する著者が、円滑なコミュニケーションを実現するための術を明かした書籍です。本書において著者は、いま感じている緊張は、3つに分けられると主張しています。はたして、どういうことなのでしょうか?■著者が教える「緊張の公式」とはどんなにあがり症の人でも、ちょっとのことで緊張してしまう人でも、その緊張度合いを1/3以下に減らすことができるのだと著者はいいます。なぜなら緊張は、次のような公式で表すことができるから。「自分が感じている緊張度合い」=「自分の過去の体験やトラウマからくる緊張」+「自分のいまの実際の緊張」+「自分が勝手に想像してつくった未来の緊張」「自分が感じている緊張度合い」は、3つの要素の複合体だということ。本来は「現実問題の緊張」だけでいいにもかかわらず、そこに「過去の体験からくる勝手な思い込みによる緊張」と「勝手につくった未来の不安や被害妄想からくる緊張」とを合わせ、3倍以上にふくれあがらせてしまっているということ。だとすれば、たとえ緊張したとしても、本来感じるべき緊張は、いま感じている緊張の1/3以下にはなるという考え方です。犬が苦手で、犬を怖がる人の例で考えてみましょう。■緊張度合いを構成する3つの緊張(例)「自分が感じている緊張度合い」……友人の家に遊びに行ったら、部屋のなかに苦手な犬がいた。その犬が近くにいる緊張度合い。たとえばこの緊張度合いは、次の3つの緊張によって構成されているということです。「自分の過去の体験やトラウマからくる緊張」……幼いころ、親戚の犬にしつこくちょっかいを出していたら、いきなりガブッと手を噛まれた。そのときの「いきなり噛みつかれた恐怖」と「痛かった体験」からくる緊張。「また噛まれるに違いない」という勝手な思い込みからくる緊張など。+「自分のいまの実際の緊張」……犬が近くにいる、その実際の緊張。+「自分が勝手に想像してつくった未来の緊張」……幼いころの犬に噛まれた経験から、「また噛まれたらどうしよう」「また急に襲ってきたらどうしよう」「こっちに向かってきたらどうしよう」など、自分で勝手につくった未来の不安や恐れからくる緊張、自分で勝手につくった妄想からくる緊張など。■過去に起きた悪いことは続かない当たり前の話ですが、幼いころ犬に噛まれたからといって、今度もまた噛まれるとは限りません。それに目の前にいる犬は、幼いころに出会った犬とは違う犬です。だからこそ、そこまで怖がる必要はないということ。「こうなったらどうしよう」という「未来の緊張」など、他人からすれば理解不可能なことでしかないでしょう。それに、ある人が恐怖心を感じる犬も、犬好きな人にととてもかわいく映る可能性があります。そんなとき「犬を怖がっている」と伝えたりしたら、「大の大人なのに」と驚かれるかもしれません。緊張や不安、恐れなどを感じたら、次のように考えるべきだと著者は提案しています。「ちょっと待てよ。これって、本当にそこまで怖いものなのだろうか?」たしかに、自分の過去の嫌な体験やトラウマから緊張してしまうことは十分に考えられることではあります。しかし問題は、「過去の悪いこと」がずっと続くものだと思い込んでいるということ。そして、なぜかそういう人は、悪いことは続くのに、よいことは続かないと思っているものだと著者は指摘します。でも、そんなことがあるはずもありません。なぜなら、未来は“現在”の延長線上にあって、よいことは続くものだから。*当たり前のことなのですが、そこに立ち戻ると、たしかに緊張を緩和することができそうでもあります。本来あるべき原点に立ち戻るためにも、目を通してみる価値はあるのではないかと思います。(文/書評家・印南敦史) 【参考】※森下裕道(2015)『本番に強い人は、ヤバいときほど力を抜く 人前で話すのが劇的にラクになる7つの技法』清流出版
2016年03月08日たとえば恋人や家族にひどいことをいってしまったとき、職場でミスを犯したとき、すぐに「ごめんなさい」と伝えることができますか?『マイナビウーマン』が行ったアンケートでは、彼氏と喧嘩をしたときに自分から素直に謝れない女性は約半数という結果が出ています。謝ることが苦手な人は少なくないのです。しかし『感情の整理ができる人は、人生うまくいく』(SBクリエイティブ)の著者である枡野俊明さんは、謝ることは「一度過ちをリセットして、新たに次の行動に移るための重要なプロセス」と考えているそうです。曹洞宗徳雄山建功寺住職・庭園デザイナーの枡野さんは、「禅の庭」の創作活動によって、国内外から高い評価を得ている人物。2006年にはニューズウィーク日本版で「世界が尊敬する日本人100人」に選出されています。今回は、謝罪が苦手な人の解決策について、枡野さんに話を伺いました。謝らない自分、謝れない自分から、そろそろ卒業してみませんか?■すぐに相手と顔を合わせて謝ることが大事仕事でミスをしたとき、自分の非を認める前に、一生懸命言い訳を考えてしまう、責任逃れをしようと必死になる人がいます。しかし、自分のミスをごまかすために小さな嘘を積み重ねれば、信用まで失うことになりかねません。まったく非がないなら、堂々と主張すればいいだけ。少しでも自分に非があるなら、まずは素直に謝ることが大切だといいます。謝るということは、負けることでも悪いことでもないのだから。すぐに自分のミスを認めて「申し訳ありませんでした。同じ間違いをしないよう気をつけます」などと真正面から謝れば、上司も責め続けることはできません。これは職場だけでなく、家族や恋人、友達に対しても同様だといいます。恋人や家族など自分に近い存在の人には、特に素直に謝れないこともあるでしょう。しかし自分のなかで「まずいな」「余計なことをいってしまった」と思ったら、すぐに相手と顔を合わせて謝ることが重要なのです。時間をあけずにすぐに謝れば、事態が大きくなるのを防ぐこともできます。お互い引くに引けなくなってしまう前に、自分が悪いなと思ったらなるべく早く謝罪すること。メールで謝るのではなく、会って相手に謝ることが基本だといいます。■直接謝れないときは手紙で気持ちを伝えるとはいえ、すぐに会って謝罪をするのが難しい場合もありますよね。たとえば、遠距離恋愛中の恋人と電話で喧嘩をしてしまった場合。会って謝れないときは、手紙を送るのがよいとのこと。手書きの手紙なら、きちんと気持ちが伝わるといいます。字が下手、文章を書くのが苦手……なんて悩む必要はありません。直接謝れないときは、心のこもった手紙が効果的なのです。■謝ることができない自分を「変える」方法謝りたい気持ちはあるのに、素直に思いを伝えられない人もいます。相手の目を見て話すことが苦手、コミュニケーションが得意ではない人です。もしも自分が会話下手だと思っている人ならば、まずは日々の挨拶を心がけることを枡野さんは勧めています。たとえば職場では、誰かとすれ違うときに「おはようございます」。エレベーターで一緒に乗り合わせたら「今日はいい天気ですね」などと声をかけるようにします。挨拶は、家族や恋人に対しても大切なこと。「おはようございます」「おやすみなさい」といった節目の挨拶をきちんとしましょう。ポイントは、笑みを浮かべて挨拶をすること。人間の印象は会ったときが大事で、笑みでの挨拶は、受ける側の感覚も違ってくるそうです。たしかに無表情で挨拶をされても嬉しくはありませんよね。にっこりと笑って挨拶をするだけで、人間関係は大きく変化するといいます。■「お礼を伝えること」も忘れてはいけない挨拶以外にも有効になるのが、お礼をいうこと。デートで食事をご馳走になったなら、その都度「ごちそうさまでした」「楽しい時間をありがとう」などと伝えるのです。してもらうことを当たり前だと思わず、お礼のひとことは忘れないようにしましょう。他にも、「よろしくお願いします」という挨拶も大事なことだといいます。大切なのは、相手の目を見て言葉をかける習慣を身につけること。これができるようになれば、素直に謝ることもできるようになるというわけです。*生きていれば、誰でも怒ったり、悩んだりするもの。そのなかで自分が間違ったことをしたとき、相手に素直に謝ることは、気持ちをリセットし、前に進むためにも必要。私たちの人生は成功が3割、失敗が7割といわれているそうです。つまりマイナスな感情の方が多いということ。物事がスムーズに進み、心が穏やかに過ごせる時間は圧倒的に少ないというわけです。今回アドバイスをくださった枡野さんの著書『感情の整理ができる人は、人生うまくいく』には、自分のマイナスの感情と上手に向き合っていくコツが紹介されています。悩みにとらわれる人生ではなく、心晴れやかに上機嫌で生きるためのヒントが満載の一冊。ぜひ手にとってみてください。(文/椎名恵麻) 【取材協力】※枡野俊明・・・曹洞宗徳雄山建功寺住職、庭園デザイナー、多摩美術大学環境デザイン学科教授。玉川大学農学部卒業後、大本山總持寺で修行。「禅の庭」の創作活動によって、国内外から高い評価を得る。芸術選奨文部大臣新人賞を庭園デザイナーとして初受賞。ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章を受章。2006年「ニューズウィーク」誌日本版にて、「世界が尊敬する日本人100人」に選出される。庭園デザイナーとしての主な作品に、カナダ大使館、セルリアンタワー東急ホテル日本庭園など。 【参考】※アラサー男性100人が選んだ!!彼女とケンカ中つい仲直りしたくなっちゃうLINEスタンプ神8-マイナビウーマン※枡野俊明(2016)『感情の整理ができる人は、人生うまくいく』SBクリエイティブ
2016年03月02日「これから先、より豊かな暮らしをするためにいちばん大切なものは?」もしもそう問われたとしたら、なんと答えるでしょうか?『ストレスゼロの伝え方』(木村英一著、CCCメディアハウス)の著者は、それは間違いなく「対話力」だと断言しています。そしてその理由は、コンサルタントという自身の仕事に関係するのだといいます。起業家や業界トップ企業の経営者、新入社員、60代のビジネスマンまで、さまざまな人々のトレーニングを行なってきた結果、対話力がないことで「見えない壁」にぶつかって悩んでいる人を数多く見てきたからだというのです。いっぽう、「対話力の達人」「コミュニケーションの達人」といってもいい人たちにも数多く出会ってきたのだとか。そういう人たちは、なにか特別なことを話すわけでもないのに、相手の心をしっかりとつかんでしまうそうです。つまり、そんなたくさんの達人たちと出会い、その対話力を分析する機会にも恵まれてきた著者は、本書を通じて彼らの「伝え方」を公開しているのです。ちなみに、対話の達人たちが自在にこなしている「対話力を上げる7つの要素」があるのだそうです。それは、「伝える目的」「伝える方法」「相手」「環境」「印象」「影響力」「自分」。これらを「整える」ことで、対話力は格段にレベルアップするという考え方です。きょうは「印象」に関する章のなかから、ひとつのトピックを抜き出してみたいと思います。■重要なのは「動く5%」!私たちのDNAのなかに、動物だったころの記憶が刻み込まれているという話は有名です。事実、私たちは、動くものがあるとその対象に意識を集中させてしまうもの。それは、持って生まれた記憶によるものだということです。ところで、話すときに手を動かすクセのある人がいます。ちなみに手の大きさは、体全体からするとせいぜい5%程度。にもかかわらず、他の95%が動いていなかったとしても、残り5%の手が動いただけで、相手の視線はその手に釘づけになってしまうものです。そして無意識のうちに、動かない95%の方ではなく、動く5%によって相手を判断しようとします。■不快に感じさせる動きとは著者は約700名に対し、対面の印象トレーニングを実施したことがあるそうです。おもしろいのは、その結果、ほぼ100%の確率で人々が無意識に行なった行動があったということ。書く必要のないときに筆記具を持った場合、ほとんどの人が無意識に筆記具を使って手で遊びはじめたというのです。そしてその映像を見せると、多くの人が「手の動きが気になる」「不快である」と反省の弁を述べるのだとか。どれだけ真剣に話を聞いているような顔をしていても、手が動いていると真剣さや誠実さに疑問符がついてしまうということです。では、手を隠してしまえばいいのかというと、それも違うと著者はいいます。賄賂や悪だくみを指す「机の下」「袖の下」という言葉があることからもわかるように、手が見えない状態は相手を多少なりとも不安・不快にさせるもの。もしも人にいい印象を与えたいのだとすれば、手は机の上に置き、書く必要がない場合は手を組むといいのだそうです。■話すときのクセは色々ある私たちには誰にでも、「話すときのクセ」というものがあります。たとえば立って話してもらった場合、体の重心をずらしながら話す人、左右に微妙に揺れる人、首で表紙をとりながら話す人など、さまざまなタイプがいることがわかります。しかし体のどこかでリズムをとりながら話す人に対し、「その動きを止めて話してください」というと、まるで話せなくなるのだとか。体を動かしながら話すというクセは、一度習慣になってしまうとなかなかなおしづらいもの。しかし、決して見過ごせないと著者はいいます。理由はいたって明快で、すなわち「この動きはあったほうが好印象」だといえる動きに出会ったことがないから。だからこそ、今後相手に嫌な思いをさせたくないと思うのなら、なおしておいたほうがいいと著者。いってみれば、これも「5%」の範疇に収まること。どうでもいいように思えることが、実は印象を大きく左右してしまうというわけです。*このように、意外とも思える角度からも「伝え方」を検証している点が本書のおもしろさ。人になにかを伝えること、好印象を与えることは楽ではないだけに、目を通しておくといいかもしれません。(文/書評家・印南敦史) 【参考】※木村英一(2015)『ストレスゼロの伝え方』CCCメディアハウス
2016年03月01日友達、同僚、仕事関係の人、ご近所さん……コミュニケーションをしっかりとっているつもりが「浅い関係」になっていることも多いのでは?パリジャン・パリジェンヌ達は、何気ない会話やアクションで相手との関係性を深めています。今回は、パリジェンヌから学ぶ対人関係を円滑にするコミュニケーション術をご紹介しましょう。今日から始められるちょっとしたアイデアばかりなので、ぜひ取り入れてみてくださいね!コミュニケーション術1:挨拶はテンション高く笑顔で!コミュニケーションの入り口、挨拶。フランス人の挨拶は、「こんにちは」のあとに必ず「元気?」「うん元気よ。そっちは?」と互いの”元気確認”をします。初対面の人でも人数が何人いても、一人一人に対してします。一日に何回会ってもこのコミュニケーションは怠りません。ここでポイントとなるのが、笑顔でちょっと声のトーンを上げてテンション高く話しかけること。そうすることで、場に良い雰囲気をつくり上げることができます。以前私が元気なく返事をすると「どうしたの?お腹でもすいているの?」と、ユーモアを交えながら聞き返されたことがあります。その一言だけで自然と笑顔になり「私に気を使ってくれているんだな」と嬉しく思ってしまいました。日本ではあらゆる人に元気確認をするのは不自然ですが、「おはよう」の挨拶あとに「たっぷり寝た?」「朝ご飯食べた?」など体調をうかがう質問を投げかけてみるのはいかがでしょうか。交際術2:くの字の姿勢で前のめりになって話すパリのカフェで会話をしている人たちは、相手の話を熱心に聞いているように見えます。その秘密は、くの字の姿勢で前のめりになって相手との距離を縮めていること。背もたれに背を当てている人は皆無でした。これは相手に対して「話をしっかり聞いています」という積極的な態度を示すことになります。恋人と話しているときは、相手の瞳に自分が映っているのが見えるくらい近くで話すパリジェンヌも!逆に仕事の商談では、相手の身体の動きが分かる程度に距離を取ります。仕事関係の人→友達→恋人と、関係の近さに従って徐々に距離感を近づけていくのがポイントです。気になっている男性との食事のときや大事な商談など、相手の話を真剣に聞いているときはぜひ意識してみてください。交際術3:職場では魔法の言葉「助けて」を使う「助けて」という言葉は、普通は何かに襲われそうになったような緊急事態にしか発しないのではないでしょうか。ですがフランスでは日常で耳にします。職場においてもこのやり取りで上下関係なくコミュニケーションを図っています。パリの銀行で目にした場面です。片言のフランス語でシステム的な面倒な質問を投げかけたわたしに困惑した行員さんが、先輩に「助けて」と。それに対して「すぐ助けにいく」。そんなやり取りがありました。「助けて」は「どうすればいいでしょうか」とは違って、相手に委ねず一緒に取り組んでほしいという意味が含まれています。しかも放っておけなさを感じさせる魔法の言葉なので、頼られた側はその期待を受けてがんばります。聞いているこちらも、その先輩が助けに向かうヒーローに感じました。「助けて」と言うのは弱さを見せるようでプライドが邪魔することもありますが、自分にとってのひとつのステップ。その困難を共にすることで一体感も生まれ、「ありがとう」で締めるコミュニケーションは大きな信頼関係にもつながります。今回ご紹介したパリジェンヌ達の交際術を、今日からぜひ試してみてくださいね!
2016年02月21日心理カウンセラーの小高千枝です。「先生は人間関係で悩むことはありますか?」「どうして、コミュニケーションで問題が起こらないんですか?」という質問をいただくことが多々あります。私の場合、問題が起こらないのではなく「相手と自分の心のポジショニングや感情のコントロールをし、問題にまで発展しないようになった」という言い方のほうが正しいかもしれません。それでも人間同士ですから、問題が全く起こらないわけではありません。ただ、終息するのは早くなりました。対人コミュニケーションにおいて大切なことのひとつは “心の距離感” です。今回は一定の心の距離をとることでの人間関係のあり方について、私の事例をもとにご紹介しましょう。「必要とされたい」 かまってちゃん時代のあの頃“誰かに必要とされたい”と思うことは誰にでもあることです。私も以前はそうでした。かれこれ15年以上前になるでしょう。話題の中心でいたい気持ちやパートナーとは常に連絡をとっていたい。自分のペースを維持し、相手に押し付けるとても迷惑なことを多々やっていました。こうやって可視化すると自分を振り返るきっかけになります。「そうそう。私ってこういう人だった。恥ずかしい」と自戒の念を込めて書いてみました。今も昔も私は自他ともに認める協調性のかたまりのような人間ですが、根本的には、人と同じ行動をすることがあまり得意ではありません。相手に寄り添いながら自分のペースに導いてしまう。自分の価値観や行動を自分で納得できていなかったために人に押し付けていたのですよね。自信が無かったのでしょう。だから、人を巻き込み、そこに自分の存在価値を見出していたのだと思います。そういったことを繰り返していた、承認欲求が強いかまってちゃん時代。「必要とされたい」という根底にある気持ちが、話題の中心になることや、パートナーとオンリーワンの関係を常に意識することで満たそうとしていました。 “ご縁”があるから必要とされる本当の意味で、私の強みである“協調性”を活用できるようになったのはここ5~6年のことです。公私ともに人生経験を積み重ねていく中で、ご縁があるから必要とされるのであって、ご縁がないのに無理やり相手を自分の方向へ向かせてもお互いに何のためにもならない。そう気づき、感情と理性のバランスをとりながら人間関係を構築していくと、気持ちが楽になりました。そして「私を必要として」という主張が一切なくなりました。それはカウンセリングを通して、クライアントさまに教えていただいたことがひとつのきっかけかもしれません。私はカウンセリング、メンタルトレーニングの際に必ず「自分にあった専門家を選んでください。私が必ずしも○○さんと相性がいいとは限りませんからね」とお伝えします。時間を作り、お金を払い、形に見えない心と向き合うわけです。人生の大切な1ページをご一緒するわけですから、ご縁を大切にしたい。そう思えるカウンセラーと向き合っていただきたいと思います。私と相性が合わない方は「小高のようなタイプのカウンセラーは向いていない」と感じる良い経験だったと捉えてみていただきたいです。マッチングすることだけがご縁ではなく、感覚や価値観が合わない。そういったことを教えてくれる存在の人も、私はご縁として素晴らしい出会いだと思い、受け止めています。人生のステージが変化するごとに、“過去の人たち” に感謝先日、30年来の親友と食事をしました。私の人生の転機となった離婚と向き合う時期も見守ってくれた友人です。「本当に頑張ってきたよね」と励ましの言葉を伝えてくれたと同時に「それにしても波乱万丈な人生だね」と苦笑。確かに、一般的ではない人生を歩んでいるのかもしれませんが、すべて今の私を築き上げるために必要な経験でした。そして、人生のステージの変化と関わる人の変化も改めて客観視。出会いと別れ「ともに成長している人とはずっと一緒にいるな」「あの時のAさんとの出会いがあったからBさんと知り合えた」Aさんとはもう連絡をとっていなくてもAさんには感謝ですよね。私は少し時間ができたときに自分の人生の全体像をイメージし、なぜこの方とご縁が続かなかったのか? 続いているのか? を感謝しながら見つめなおすことがあります。そう、続いている人とは心の距離の取り方が心地よいからなんですよね。その心地よさは人によって違う、ということも合わせて落とし込みます。 心地よい “心の距離感” を知っていますか?私が「かまってちゃん」だった時代のことを書きましたが、この頃は “心の距離の近さ” をとにかく求めていた気がします。近くにいてもらうことで自分の心の安定を保ち、自己承認できていたのです。近いこと、遠いことどちらが良いとか悪いとかではありません。自分軸、相手軸にそれぞれ置き換え、どういう距離感をとることがお互いの幸福度が増すかを考える必要があるということです。近いことを喜んでいた人もいれば、迷惑だった人もいたでしょうね。当時、お付き合いをしていた彼も正直面倒くさいと思ったこともあったでしょう。若かったこともありますが、素直に「ごめんなさい」と伝えたいです。みなさんも自分軸と相手軸をちょっと意識してみてください。自分が良くても相手にとっては違和感を感じる距離感。自分なりの一定の距離感の基軸を持ち、相手の価値観や感覚に寄り添うようにしてみてくださいね。ほどよい “執着” と “諦め”“執着”や“諦め”という言葉は一瞬マイナスの感覚を与えられますが、私はそう思わないようにしています。執着心を抱き一生懸命追いかけること、次のステージに上がるために諦め手放す勇気を持つこと。どちらかに偏る必要もなく、ほどよいバランスが大切だと感じます。そういう感覚を身につけたことにより、「わかってくれる人とは執着心をもってとことん向き合う。ただ、無理に強要したり理解してもらおうなんて思うことはおこがましい。どこかで理解しあえないことには、どこかのタイミングで諦めを持つことがお互いのため」こういった意識を持てるようになりました。そして、自分の立場や状況によって、対人コミュニケーションにおける心の距離感が違うという認識を心の引き出しに常備。仕事、プライベートそれぞれの立場における二面性、三面性を生かし心のポジショニングをとるようにしています。ただし、すべてに共通して言えることは、自分の中にある “物差し” で、一定の距離を必ずとること。そこの距離感を維持しながら近づいたり離れたりを繰り返し、ほどよい距離・ポジションを相手との間に築き上げるのです。
2016年02月19日「人からの頼みごとは断れない」という人は多いですね。特に女性には多い気がします。私は仕事の依頼はできる限りすべて受けます。なぜなら、せっかく相手が期待してくれていることには応えたいからです。一度断ってしまうと次のチャンスもなくなる可能性だってある。でも残念ながらどうしても断らなくてはならない場合もあります。どうしたら角が立たずに断れるのでしょうか? そのパターンを知っておくとあなたも、意外と人づきあいが楽になるかもしれません。自分を守る「断り方」を身につけるまず、心構えとして、あなたは他人の申し出を断ってもいいのです。すべてのことにYESと言っていては身が持ちません。あなたには断る権利があります。でもなぜか断れない人もいます。「断り切れずにズルズルといってしまって、後味の悪い結果になった。はじめに断っていればよかったのに」という経験はだれにもあるものですね。なぜなのでしょう。断ってしまうと、相手が困るのではないか、相手に嫌われるのではないかという不安が横切るのではないですか? ならば、相手に悪い感情を抱かせないような断り方を身に付ければいいのです。そんなことができるのでしょうか。0にすることはできないかもしれませんが、悪影響を最小限に抑えるための「自分を守る断り方」がわかれば、楽になりますよ。ケースごとに角の立たない断り方を考えていきましょう。利害関係がない「訪問販売」や「勧誘」の断り方道を歩いていて勧誘してくる人。断っていいですね。理由を言う必要もありません。「今、暇? 」「暇じゃありません」「いつならいいの?」教える必要はありません。それに答え始めると相手の話しに引き込まれて乗ってしまうことになります。「暇はありません」でいいのです。道端で断る場合は手も使ってジェスチャーで「NO」とストップのサインをするといいでしょう。言葉だけでなく、態度でNOを示します。家に訪問しに来る人。インターフォン越しに断わります。理由を言う必要もありません。「いりません」その一言できっぱりと断わります。何かを勧誘する人は、相手である私たちが「YES」と答えられる質問をしてきます。「不安なことはないですか? ありますよね? 」「・・・はい」と答えたくなりますが、そこはきっぱりと「いいえ、ありません」NOと言いましょう。YESで答える質問を次から次へとされると次第に相手のマインドコントロールにはまっていくといわれています。そうならないように、第一の質問で「NO」と言いましょう。上司から「新しい仕事」や「残業」をお願いされたらA.上司から新しい仕事の依頼をされた場合仕事をどう断るか。基本、仕事は断らない方向で考えましょう。仕事は常にチャレンジですから。少し自分には荷が重いと思ったら、上司が自分を育成するために与えてくれているチャンスかもしれません。下記のように伝えるのがいいでしょう。 「私には少しハードルが高い仕事のように感じますが、もしも部長が私の育成の観点からご依頼くださったのであれば、チャレンジさせてください。ご迷惑のかからないよう、ホウレンソウをこまめにしながら取り組んで見たいと思います」少し無理めの仕事にチャレンジすることで成長していけます。自信がなくても、前向きな言葉で引き受けましょう。B.上司に急な残業を頼まれた場合もちろん、残業できる時には手伝います。それで上司に貸しを作っておくのもいいでしょう。ただし、どうしても残業できない日だったらどう断りましようか。「今日はダメなんです」といきなり断らない方が得策です。断る時の3ステップに沿って断りましょう。STEP 1. 共感する協力したいことはやまやまだという気持ちを伝えましょう。「それは大変ですね、部長。私も是非お手伝いしたいのですが」STEP 2. 断る「今日はどうしても帰らなくてはならない事情があります。」STEP 3. 第三の提案情報収集するために「どのくらいのどんな仕事で締め切りはいつですか?」と尋ねます。そして、代替案を一緒に考え、第三の提案をします。できるところまで今日中にやる。明日の朝までであれば、早く出社することを申し出るのも一案です。また他にもスタッフがいるのなら、「3人で手分けして、今日中に終わらせます」と提案するのもいいでしょう。とにかく断りっぱなしにするのではなく、一緒に取り組む姿勢を見せることが大切です。この順番に話せば、上司の信頼を損なうことはないと思います。ただし、残業できない理由については、言わなくてもかまいません。親しい間柄なら、「以前から楽しみにしていたライブがあるんです」などと言ってもいいですが、「仕事よりもライブが大切なんだな」と誤解するような人なら言わない方がいいでしょう。労働法に鑑みれば、理由を言う必要はないのですが。 友人から「お金」や「アクセサリー」を貸してと言われたらA.お金を貸してと言われたらお金の貸し借りは少額と言えどもしないことです。断ります。「ごめんね。私も今、持ち合わせがないんだ」「私も今月ピンチなんだ」そんな当たり障りの無い断り方がいいでしょう。とにかく一度でも貸すとまた貸さなくてはならなくなります。友人関係が壊れることもありますので、やめた方がいいでしょう。男女の間ならなおさらです。デート代は男性が払うものと思っている間柄もあるかもしれませんが、「たまには私が出すわ」と男性のプライドを傷つけないように女性もお金を出した方が、男性も気持ちがいいもの。対等に発言できる関係を築いていきましょう。その後の結婚を考えているならお金のことは重要ですね。B.装身具などの貸し借り友達に何か貸す時は「一生戻ってこない」「あげる気持ち」でいるといいでしょう。つまり人にあげられないものならば断わります。これも仕事の断り方と同じステップです。そのアクセサリーを貸してと言われたらSTEP 1. 共感する「ありがとう。いいでしょ? 私も気に入っているのよ」STEP 2. 断る「とっても気に入っているから明日もつけたいんだ。ごめんね」STEP 3. 第三の提案「このアクセサリー、○○という店で買ったの。意外とお手頃だったのよ。もっと気に入るものがあるかもしれないから、行ってみたら?」などです。断ってもこれなら角が立ちませんね。断るステップを知っておけば、さらに良い人間関係を築いていけるかもしれませんよ。断る3ステップで、さらにコミュ力美人になりましょう!
2015年12月16日カウンセリングやメンタルトレーニングに携わっていると、様々な悩みや克服したい問題の中で、対人コミュニケーションに対する苦手意識を持たれている方の多さに驚かされます。自分から働きかけなくても魔法がかかったかのように、相手から変わってくれたらどんなに楽だろう… そんな風に思ってしまうこと、よくありますよね。 わたしも時々、無理だとわかっていながらも「どうにかならないかな」と感じることがあります。そういう思いがよぎった時、わたしは「人を変えることはできない」と、心の中でつぶやくのです。自分の行動や習慣を客観視することで、日常に良い変化を起こす方法があります。今回は、人生が上手く回り始めるちょっとしたコツをご紹介しましょう。他人ではなく、“自分” を変えていこうまず、自分自身の行動や習慣を冷静に客観視し、何気ない毎日の中で考え方や行動を少しずつ軌道修正していきましょう。日常に変化が芽生えはじめると、関わるヒト、モノ、コトに対する判断力が養われます。“必要”なモノは残り、“不要”なモノは自然と離れていく、人間関係も同じことです。あなたとともに成長する人は、共にいい影響を与え合いながら寄り添いあい、更にお互いに変化や成長へと繋がります。人を変えることはできません。ただし自分が変わることで、相手に対する見方や接し方、判断力に変化が生まれ、必然的に自分の意に沿った形で物事がうまく回りだすのです。次のページから、自分を客観するための具体的な方法をご紹介します。毎日30分、「自分だけに集中する時間」を設けること自分を変えようと思っても、そう簡単に変わるものではありません。では、どういう考え方で具体的に何をしたら、周囲にも影響を与えることができる人間になれるのか? どうやったら即効性があるのでしょう?まずは・毎日何気なくやっていること・毎日やってみたいけれどできないことを、リストアップしてみてください。その中で、準備にお金がかかりすぎるものであったり、時間がかかるものであったり、続けることに勇気とエネルギーが必要なもの、まずは外しましょう。このように、毎日30分だけ、自分の内側に集中する時間を必ず設けることで、自分を知り、自分のペースを保つことができます。“自分軸” を知ることができると、相手との距離感や関わり方、こだわりや執着心の持ち方、手放すタイミングやポイントなどが、手に取るように見えるようになります。「でも、時間が無い」「だって、無理だもん」「どうせ、私にはできっこない」などの“D言葉”が、頭に浮かんだ人はいませんか? “D言葉”とは、言い訳や責任転嫁の意味合いがあり、ネガティブ感情のスパイラルに巻き込み悪循環を生み出す言葉です。何でもやってみなくちゃわかりません。「来年は自分を変えたい!」「今の自分を維持して大切にしたい!」そう思われている方は、今から少しずつでも始めてみませんか?“自己承認” 感も高まる! 「毎日の30分」の作り方わたしは心の様子に従って、毎日 “30分” の時間を上手く作るようにしています。人間ですから、いつもは集中できても「今日は無理!」と思うこともあります。だからこそ、いくつかの“30分”を試してみることをおすすめします。自分に合った30分を毎日継続すると、自己承認や自己信頼感が増してきますよ。これらは「毎日30分」の事例です。自分に合うものを試してみましょう。□ トイレ掃除をして塩をまく□ お風呂や洗面所をぴかぴかに磨く□ 掃除機(フローリングワイパーもOK)で軽く掃除する□ インスタント系のものを整理する□ 賞味期限切れのものを処分する□ 紙袋を捨てる□ 不要な書類をシュレッダーにかける□ 不要な洋服を捨てる□ 塗り絵、切り絵など大人向けの身近でできるアートに集中する□ 自分が “信じているもの” に心を委ねる (わたしの場合は神棚に毎朝手を合わせて感謝の気持ちを伝えています)□ ウィンドーショッピングをして自分の “好き” を認識する□ 仕事や友人との連絡から離れ好きな本や映画などを観る□ 感情に響くことや好きな言葉を書き出す□ 自分の目標や憧れているライフスタイルをイメージする□ 好きな人や大切な友人に言われて嬉しかったことを書き出す□ ゆっくりお風呂に入る□ 靴磨きをする「毎日30分」を継続した先に見えるもの自分という人間が見えてくると、自分の考え方に自信が持てるようになります。そして、自分の大切なものをしっかりと受け止め、無駄に執着心を抱かなくなります。こだわりポイントと手放しポイントが、すっと見極められるようになるのです。夫婦関係の問題でご相談に来られたあるクライアント様の話です。ご主人にカウンセリングを受けさせて、ご主人の思考や行動パターンを、無理やり変えさせようとした時期がありました。ただ、「夫の行動や言動に、一喜一憂する必要はない」、「自分の人生を一度ゆっくりと、みつめてみよう」そう気持ちが切り替わったときに、自分にしかない30分を毎日継続されました。そこでみつけたのが、本当の“自分らしさ”です。自分らしく達成体験を積み重ねることによって、自己効力感(自分にもできそうだという思い)が強くなり、ご主人を変えるのではなく自分自身の人生を自分なりにどう楽しむか?という視点に変わったのです。もちろん、そんな奥様を見てご主人も最初は違和感を覚えたようですが、ペースや距離感を掴めるようになったことで、お互いをコントロールしようという意識は無くなり、夫婦円満にもなったのです。他人を変えることはできません。ただ、自分自身の視点や行動、感覚を変え、客観視することによって必要なヒト、モノ、コトはあなたに寄り添い、あなたの人生が少しずつ上手く回り始めるのです。
2015年12月07日富士通は12月3日、コミュニケーションサービスと業務アプリケーションの連携によりビジネスイノベーションを支援する、Salesforceと連携したコミュニケーション環境を構築するサービスを提供開始した。同サービスでは、米国セールスフォース・ドットコムが提供するクラウド型業務アプリケーションとメールやスケジュール管理、アクション管理などの機能を持つ企業内のコミュニケーションサービスとを連携させ、全社でより効率的な情報活用を実現するために必要なアセスメントから設計、アプリケーション構築、運用などのサービスが提供される。必要な業務アプリケーションは、セールスフォース・ドットコムのアプリケーション開発プラットフォーム「Force.com」を活用して構築される。同社では、同サービスにより、コミュニケーションサービスと各業務アプリケーションとをつなぎ、業務や顧客、アクション情報などを業務起点、顧客起点で適宜連携させ、全社的に共有することで、ビジネスの効率化を支援するとしている。価格は、アセスメントサービスが200万円~(税別)、設計・構築サービス、運用サービスが個別見積もりとなっている。
2015年12月04日新しい職場に行くとき、人事異動で新メンバーにあいさつするとき、それなりの経験値のある大人でもやはり緊張をするものです。新たな職場でスムーズな人間関係をスタートするために、またできるだけ苦手な人を作らないために、まずははじめが肝心です。人は話しを聞いているようで、実は見ている!のです。スムーズな人間関係をスタートさせるためのコツをご紹介しましょう。自己紹介の時に、最優先で「気をつけるべきこと」とは?自己紹介の時、あなたは何に気をつけますか?A. 何を話そうかB. 何を着て行こうか両方大事ですが、まずはB. 何を着て行くか、が優先事項です。なぜかというと、人は話しを聞いているようで見ているからです。今度来た人はどんな人だろう? 興味津々なメンバーたちはまずは視覚から入ってくる情報をインプットします。コミュニケーションによるメッセージは、非言語・・・65%言語 ・・・35%( レイ・バードウィステルによる )非言語の方が多く受け取られるのです。何を着て行くか。もちろんあなたらしい服装が一番ですが、普段よりもワントーン落として、落ち着いた服装がよいでしょう。目立つ色や、派手なフリル、短すぎるスカート、胸元が大きく開いたものなどは当然避けます。センスの良さをアピールするよりも、仕事をきっちりこなせそうなイメージです。どちらかというと、少し野暮ったいくらいがベストです。だんだん職場の雰囲気を見て、どのくらいのオシャレさまでいいのか、を判断して行きます。オシャレは職場に馴染んでからですね。また腕時計をしていくといいでしょう。しっかりと時間を守れそうな印象になります。派手なブランドものは避けます。これは時計もカバンも同じです。ヒールの低い靴にしてフットワークの良さをアピールします。髪型もお化粧も地味目に。 「堂々と話すこと」で、明るくポジティブな印象にただし、話す姿勢は堂々と。良い姿勢で顔をしっかり上げて笑顔でみんなの方を見て話します。下ばかり向いていると、暗い印象になり、「人の言うなりになりそうな人」「頼りなさそう」と軽んじられます。服装は地味に、話す姿は堂々と、です。声の大きさも大事です。大きな声だと、明るくポジティブな印象になり、周囲から期待されます。小さい声だと、コミュニケーション力が疑われ、期待値が低くなります。では内容は? 次の順番で組み立ててはいかがでしょうか?1. 名前2. 以前やっていた仕事3. 早くみなさんに馴染めるよう努力しますので、よろしくお願いします。と結びます。「何もわからないので、いろいろ教えてください」では、20代ではあるまいし、情けないですね。誰も親切に手取り足取り教えてはくれませんよ。「なにブリッ子してるの!」「そんな暇ないわよ。図々しい!」そんな反応になりかねません。また、趣味の話などは飲み会の時に取っておきましょう。飲みの機会が早くあるといいですね。その場にはなんとしても参加します。多少体調が悪くても這ってでもいくぞ、という覚悟で。皆の本音が出て、職場の雰囲気が一番わかる場なのですから。地雷は事前にリサーチ!家族構成にも注意飲み会も含めて、とにかく職場を観察しましょう。新しい仕事に慣れるのも大変ですが、人の名前を早く覚えることを心がけます。毎日、家に帰ってから、職場の人の名前を復習します。机の並びで覚えるのもいいし、その人の特徴をメモしておくといいでしょう。とにかく名前を覚えないと話になりません。自分の名前も自ら連呼します。「新人の○○です」と事ある毎に名前を言います。「ああわかっているよ」と3回言われるくらいまで。名前を覚えるということがまずは相手を承認したという証ですから。3か月間は観察に徹します。人間関係、仕事の進め方などその職場の見えないルールまで会得します。3か月間はあまり自分の色を出さずに、人の話を聞くこと。それをメモ、メモ、メモしまくります。小さいメモ帳をいつも持ち歩いてください。できればその家族構成まで調べます。というのは、同じ女性でも、結婚しているかいないかでは話題が違うし、そこに地雷がある場合が多いからです。特に女性はバックボーンの違う人との会話には警戒しなくてはなりません。結婚している、していないで、共感性は全く違います。子どもがいる、いないもそうです。結婚していない人に「今朝も子どものお弁当作りが大変だったー」なんて言おうものなら、「それは大変だったわねー」と表面的には返事を返されても、陰では「だからいつも遅刻ギリギリ。また私が部長にお茶を入れたわ」なんて言われているかもしれません。夫の話題、子どもの話題はすべて自慢話にしか聞こえないと思った方がいいでしょう。これは男性にもあります。以前、これは私の経験ですが「最近この人はやけに私を目の敵にするな」と思ったら、その男性は、私と同い年で似たタイプの「口が立つ」奥さんと離婚協議に入ったところだったということがありました。公私混同、迷惑千万な話ですが、そんな地雷を踏まないように避けて通るにも、一に観察、二に観察ですね。
2015年11月10日あなたは職場やご近所に苦手な人はいませんか? いないと言う人は相当心が広いか、達観した人ですね。普通は誰にでもいる苦手な人。そこここにいる困った人。昔に比べて意地悪な人、攻撃的な人は増えてきたような気がします。現代社会のストレスがもたらすものか、SNSなどで攻撃しやすくなったからなのか。今回はその対処法について考えてみます。苦手な人を男女別に整理「嫌ならば、つきあわなければいいじゃないか」男性はすぐにそういうと思います。でもそんなに簡単にいかないのが女性の私たちです。人間関係に悩んでいるのは、男性よりも圧倒的に女性です。「いやな人は避けて通る」それができれば簡単ですが、そうもいかないのが女性を取り巻く社会。そうではありませんか? 職場がいっしょで、いつもお昼をいっしょに取らなくてはならない。マンションの同じ階に住んでいて、毎日のように顔を合わせる。などなど、無視していては、どんな報復に遭うかもしれない状況もあります。今回は少し男女別に整理してみましょう。 男性と女性では、日ごろのコミュニケーションの取り方や行動に違いがあります。男性はあまり周囲への気配り、配慮をせず、自分の目的を優先して単独行動します。ところが女性は、周りと共感しなくては落ち着かず、そのため周囲への気配り、配慮を大切に考え、単独行動を好みません。これはあくまでも傾向であり、そうでない人ももちろんいます。男女別に考えるというのは、ジェンダーバイヤースであり、嫌いな人もいるかもしれませんが、ザックリと分けてみるのも一つの手法と思ってお付き合いください。例えば、メール一つとっても、女性は「ハートマーク」を多用する人を見かけます。女性にとって「ハートマーク」は単なる可愛い装飾、相手への気配りですが、それを男性に送ると「僕のことが好きなのかな?」と誤解を生むこともあります。男性と女性のコミュニケーションのスタイルの違いには日ごろから気を付けた方が無難ですね。男性の場合「職場は戦場」職場の男性はとにかく、仕事のことを第一に考えています。同僚も上司も、自分の営業成績のことが何より優先です。職場の雰囲気が多少ギクシャクしてもビジネスに勝つことの方が大事。もしも職場に大切な恋人がいたとしても、彼女との約束は平気でキャンセルして、取引先との接待に行きます。男性は職場では完全に戦闘モードのスイッチが入っているからです。勝つためには、なにもかも犠牲にします。部下のあなたへの言葉がけが少し乱暴だったとしても、戦場なのですから、気が回らないだけで、あなたのことが嫌いなわけではない。自分だけが何か仲間外れにされているような気がするケースも、男性側に特に他意はない場合がほとんどです。女性のあなたが相手の気持ちを汲み取りすぎては徒労です。無駄です。男性は気が付かないだけなのです。対処法としては、疑問に思ったことは思い切ってズバッと聞いてみることです。男性の場合は言葉に出さないとわかりません。察することはできないのです。直接聞いてみて誤解を解く。それをしても後腐れがない、禍根を残さないのが男性です。単純なんですね。それが良いところでもあります。また男性の中には古い価値観で物を見る人もまだまだいて、女性を一段低く見たり、男に従ってあたりまえ、というような見方をする人もいます。あきれますが、なかなか根絶やしできません。そういう人は放っておきましょう。男性とは仕事以外のかかわりを持たないで済むことが多いので、放っておいても問題ないと思います。女性の場合「職場は友達の輪」ところが女性同士の場合はそう簡単ではありません。女性の中には、相手の顔色をうかがい、言ってもいないことまで表情から読み取り、察することが得意な人がけっこういます。おまけに裏表があり、陰口が好きな人まで。やっかいですね。そんな苦手な女性とどう接するか。まずその人間関係がどのくらい自分にとって大事なのかを考えます。趣味の仲間ならば、グループを変えてもらうとか、曜日を変えて、できるだけ会わないようにできませんか? 同じマンションの住人ならば、ゴミだしの時間を変えるとか、いろいろな手を考えてとにかく避けて通りましょう。それでも会ってしまったら、にっこりと微笑んであいさつすることをお忘れなく。職場ならば、仕事に差し障るといけませんね。女性は昼休みの人間関係を仕事にも持ち込む傾向があります。「お昼の誘いを一度断ったら毎回仲間外れにされるようになり、仕事でもいやなものばかりを回されて困っている」というような相談を受けることがあります。こうなったら、異動を待つしかないですね。相手が変わるか、自分が異動するか。大きな会社ならいいけれど、小さい会社なら辞めるようになるともったいない話です。それならば、仕事は仕事と割り切るしかありません。心のシャッターをガラガラガッシャーンと下して、仕事にだけ取組みます。ただし、笑顔で仕事にまい進します。友達は社外にたくさんいますよね? 会社は永遠ではありません。部署変えがあったり、人が入れ替わったり、すぐに何らかの変化があるものです。それを待ちましょう。女性に直談判するのは得策ではありません。余計にこじれる、陰口を言われるなど、状況が悪くなることも考えられます。友だちは社外に作る。おしゃべりは社外の人とする。職場は職場。友達づくりの場ではない、そう考えましょう。
2015年10月06日ESSPRIDEは、20~50代の会社員を対象に実施した「社内コミュニケーションにおけるおやつの効果」をテーマとした調査の結果を公表した。調査は、全国の20~59歳で、職場でおやつを食べられる環境にある会社員(中間管理職の男女各150人および一般社員の男女各150人、計600人)を対象に、FULAがインターネットを通じて9月7日~9日に実施したもの。職場で就業時間中に、お菓子や軽食などのおやつを食べることができるかを尋ねたところ、「できる」が72.6%、「できない」が17.1%、「どちらともいえない」が10.3%であり、約7割の企業では仕事中におやつを食べることが認められているという(単数回答 n=2,899)。就業時間中におやつを食べることができない理由では、「就業規則で禁止されているから」が最多で約半数の47.7%だった。次いで「周囲におやつを食べる人がおらず食べにくいから」が34.9%であり、禁止されてはいないものの他の社員がおやつを食べないので自分だけでは食べにくいという回答者が多い。同様に、「上司や先輩の目が気になるから」(17.8%)、「部下の目が気になるから」(8.1%)という周囲の目を気にする回答もあった(複数回答 n=495)。就業時間中におやつを食べることができない回答者に仕事や会社に対する不満を尋ねると、「ストレスがたまる」が39.8%と最も多く、2位には「リフレッシュする時間が無い」「休憩が取りにくい」が23.2%で同率となった。仕事中におやつを食べられない職場では、息抜きをしにくいことが社員の不満となっているようだと同社は分析する。仕事中におやつを食べることがあるかを尋ねたところ、「食べる」と答えた回答者の割合は、男性で「毎日食べる」が13.3%、「時々食べる」が51.0%で合計64.3%に上り、女性では「毎日食べる」が31.3%、「時々食べる」が46.3%で合計77.6%を占めている。おやつを毎日または時々食べる回答者にその理由を尋ねると、「気分転換のため」が59.2%と最多であり、以下「おなかがすくため」(50.2%)、「疲れを取るため」(46.9%)の順だった。「気分転換のため」との回答者を男女別に見ると、男性が60.6%、女性が57.9%であり、男性が女性をわずかに上回った。仕事中におやつを食べる習慣のある人は、合間に食べるおやつを仕事の活力としている様子がうかがえると同社は見ている。上司または部下と仕事帰りに酒を飲みに行きたいかを尋ねたところ、中間管理職(上司)からの回答では「行きたいと思う」「行きたいと思わない」がほぼ同数だったが、一般社員(部下)からの回答では「行きたいと思わない」が75.0%に上った。上司または部下とのコミュニケーションとして、お菓子をあげたりもらったりすることに対してどのように感じるかを尋ねたところ、「良いと思う」が中間管理職(上司)は82.7%、一般社員(部下)では72.3%に上った。上司・部下ともにコミュニケーションツールとしてお菓子を使うことに、好意的な回答者が多いようだと同社は見ている。お菓子をコミュニケーションに活用することが良いと思う回答者からは、「気軽」「ちょっとした心遣いがうれしい」「会話のきっかけになる」といった理由が挙がったという。半面、良いと思わない回答者は、「物で釣るような気がする」「お菓子を食べない人もいる」といった理由を挙げている。会社や仕事でのおやつに関するエピソードでは、「おやつを通じて職場のメンバーが仲良くなった」「緊張した職場の空気が和んだ」「会議で意見が出やすくなった」「帰省や旅行のお土産のお菓子から会話が盛り上がった」といった回答が多くあったという。おやつはオフィスでの会話を弾ませ、場の空気を和らげる効果があったり、職場の人の意外な一面が見られるきっかけになったりと、コミュニケーションの架け橋の役割を果たしているようだと同社は分析した上で、「仕事でお世話になった人へお礼や感謝の気持ちを伝えたり、いつも頑張っている部下に『見ているよ』というメッセージを込めて、そっとお菓子を渡してみてはいかがでしょうか」と提言している。
2015年09月29日SNSの普及などにより、実際に会って会話をするコミュニケ―ションが大幅に減少している現代。LINEやMessengerでやりとりしていると、つい会っている気になってしまう。距離が近づいているようで、実は疎遠になってきているということに、気づいていない人がどれだけ多くいることでしょう。もちろんSNSとは別に、きちんと会って対面している! という人は問題ありません。SNSさえも利用せず、多忙を理由についつい仲間と連絡が途切れてしまっているという方も多いかもしれません。周囲と上手くコミュニケーションが取れない人 「人とのつきあい方」をどんな価値観で捉えているかは人それぞれ。でもどこかゆるやかな、心地よい雰囲気を醸し出している人には何か共通するものを感じます。それはその人なりの自分のスタイルをしっかり持っていること。人と人というのは、何か特別な制度があって繋がっているわけではありません。強い絆を感じ、互いに求め合うこともあれば、互いの距離感を尊重し、ゆるく繋がりあうことで心地よさを感じている人もいるでしょう。頭の片隅で「周囲と上手くコミュニケーションが取れていないな…」と思っている人は、今すぐ対処する必要があります。気づいているのにそのままにしておくと、取り返しのつかないことになるからです。ではどうしたら解決するのでしょう?気持ちを伝える道具として「色」を活用しようコミュニケーションが希薄になる原因には、物事を簡単に済ませようとしてしまうことにあると思います。たとえば、目上の方に食事をご馳走してもらったとしましょう。その御礼をメールやMessengerで返していたりしていないでしょうか? そうであれば、それはコミュニケーション不足を拡大させる大きな要因のひとつです。メールやSNSで気持ちを伝えるのは、今どきのライフスタイルなのかもしれませんが、もう少し、心が動いた感謝の気持ちを何らかのかたちにして贈りたいものです。毎日の変わらない暮らしの中で、なにか小さな刺激を他人から与えてもらったとしたら、それは大きな感謝に値します。もらったらそのままにするのではなく、丁寧に返してあげる人でありたい。それは一枚のはがきでも、カードなのかもしれません。決して大それた贈り物である必要などないのです。もらった人も、贈る人も、お互いに負担にならない小さなかたちが心地よく、これが不思議と大きな絆となってくるものなのです。お礼状を書いているのは自分なのに、なぜか笑顔になってしまう。してもらった人への感謝の気持ちが、最終的には自分に返ってくる。手紙を書いている時は、心の中は相手のことで頭がいっぱいになる。ワクワク感でぎゅうぎゅう詰めになることもあれば、ニコニコと幸せな気持ちになれることもある。こんなふうにたくさんの幸せをもらっていることにも、気づかなくてはなりません。そこでおすすめしたいのが、感謝の気持ちをかたちにするための道具に色を使う方法です。中でもおすすめの色は「オレンジ」。「オレンジ」ほど最強の色はない!オレンジという色は、その人の「行動力」を高めてくれる力があります。はがきや封筒の色をオレンジにして送ってみたり、誰かを喜ばせるサプライズプレゼントにオレンジを使用してみたり。変わらない日常を自ら行動して幸せをまき散らす。こうすることで色んな人が優しい気持ちになり、幸せな気持ちにもなれます。ビタミン不足だと感じた時、レモンをかじりたくなるように、コミュニケーション不足と感じたら、オレンジをかじってみてください。と同時に、オレンジの小物を身につけたり、誰かに贈ったり、食べ物や飲み物としてカラダに直接取り入れてください。こうすることで、空回りしていた人間関係も、少しずつ解けていく。自分だけでなく、相手も巻き込んで一緒にオレンジと触れ合うことで深い絆ができてきます。もちろん黙っていても何も変わりません。自覚して行動に移してこそ、オレンジの効果は発揮できるのです。だからこそオレンジという色は自分から積極的に行動する時、私たちの背中を押してくれる最強の色なのです。
2015年09月25日人とコミュニケーションを取るのが苦手な人は、何を話せばいいのかが分からないというパターンが多いようです。うまく会話ができない人は、会話のネタを用意したり、どうにかして会話をつなげようと必死になったりしているのではないでしょうか? 今回は人とコミュニケーションを取るのが苦手な人も、簡単な方法でやり取りを楽しめるポイントについて紹介していきます。■丁寧な会話を心がけることまず着目してもらいたいのは、会話の受け答えの仕方を丁寧にすることです。コミュニケーションを取るのが苦手な人の共通点は、会話を広げられない、淡泊な話し方になるというもの。なるべく丁寧な会話を心がけることでコミュニケーション能力を少しずつ向上させていくことができるでしょう。■具体的な説明をするだけでOK! 「丁寧な会話って何?」という人のために、簡単な例をあげて紹介していきましょう。相手から「昨日何してたの?」と質問された場合、あなたならどう答えますか? 「昨日は1日中仕事だったよ」と言ってしまいがちですが、これでは会話を広げることは難しいですよね。細かく具体的なところまで説明を入れることで、同じ内容でも印象が変わったり、あなたの人柄を良くみせることができますよ。同じ質問でも「昨日はいつもよりも仕事が多くて、普段よりも2時間遅れての帰宅になったよ」などと答えてみてください。これでなぜ2時間も遅れたのか、どんな仕事をしていたのか、帰宅した後はどうだったかなど、いろいろな面から話を掘り下げていくことができるでしょう。■話題が広がりやすく、沈黙を回避できる丁寧な言葉を心がけることで、会話の幅が広がるだけでなく、沈黙を回避することも。1つの会話だけでも話をどんどん広げていくことができるので、沈黙状態とは無縁な空間をつくることができます。ネタをいくつも用意しておかなくても、深く掘り下げることでいろいろな会話を楽しむことができますよね。会話をするのが苦手な人は、「深く掘り下げる」という部分が苦手な傾向があるので、まずは日常的な会話の中で話を広げていくということを練習してみてください。いきなり実行に移すのは難しいのなら、まずは自分の頭の中でイメージしてみて、どうやって話を広げていくかを考えてみましょう。慣れてきたら自分のことだけでなく、相手の会話に対して質問していけるようになり、どんどんコミュニケーション能力が高まっていくはずです。
2015年09月20日三井情報(MKI)は9月15日、サイボウズのオフィスからカスタマーセンターまで統合し、各コミュニケーションツールを連携させたコミュニケーション基盤を構築したと発表した。サイボウズは、オフィス移転をきっかけに、社内で使用しているコミュニケーションツールおよびその環境を刷新することを決定したとしている。この新しいコミュニケーション基盤は、在宅勤務や子育て世代に対応したリモートオフィス環境の整備や、モバイルとビデオを活用したさらなる社内チームワーク強化による、顧客および従業員の満足度向上を目標に進められたという。MKIは、オフィスのネットワークインフラ構築のほかカスタマーセンター構築も含め、サイボウズのコミュニケーション基盤の設計・構築を行い、オフィスとカスタマーセンターをシスコシステムズのソリューションで統合した。シスコシステムズのソリューションによって、将来的な要件変更や拡張も容易となり、サーバはデータセンターに集約することで運用の柔軟性を確保、こうして各コミュニケーションツールが連携し、あらゆるデバイスやOSから電話・チャット・Web会議・ビデオ会議・ボイスメールを利用可能にしたという。なお、サイボウズは今後、東京オフィスだけでなく、11月に移転予定の大阪オフィスをはじめ、国内外の各拠点オフィスにおいても、同様の環境整備を進めていく予定としている。
2015年09月16日ユカイ工学は9月8日、同社のコミュニケーションロボット「BOCCO」の無料Androidアプリをリリースしたと発表した。「BOCCO」は、家に設置することで、外出先から伝言もしくはテキストの送信を可能とするロボット。例えば、家庭で子供が親より先に帰宅した場合、ドアにつけた積み木センサーが反応し「玄関センサーが反応しました」などのメッセージを親のスマートフォンに通知することができる。また、スマートフォンから音声メッセージをBOCCOへ送り再生できるほか、メール読み上げ機能を有するため、文字が読めない子供やスマートフォンの操作に慣れない高齢者ともコミュニケーションを図ることが可能だ。価格は3万1320円で、DMM.make ROBOTSおよびau Wallet Marketで購入することができる。また、ユカイ工学は同日よりリノべると提携し、住宅での音声による通知が"状況に応じた音声"での通知となるBOCCOのAPIを利用したアプリケーションの開発を開始したことも明かした。これにより給湯器などからあらかじめ決まった音声の再生だけだったものが、ニュースや天気予報、家族の帰宅時間などを相手に合わせた内容で伝えることができるようになるという。
2015年09月09日米Slack Technologiesは7月23日(現地時間)、公式ブログにて同社が提供するチームコミュニケーションツール「Slack」がGoogleカレンダーと連携したことを発表した。Slackは、開発者を中心に人気を博しているチーム向けのコミュニケーションツール。今回の連携により、Googleカレンダーに登録したイベントを、指定したチャンネル上に自動で通知することができるようになる。Googleカレンダーは複数連携できるので、たとえば個人用カレンダーを連携して1日のスケジュールを毎朝自分宛に通知するようにしたり、共有カレンダーとチームのチャンネルを連携して会議の15分前に参加者全員に開始時刻を通知するといったことが可能となる。
2015年07月27日みなさんは“コミュニケーションIQ”って知っていますか?コミュニケーション能力の高さを表す概念で、『時間泥棒ソリューション』の著者、エドワード・G・ブラウン氏が提唱しています。職場で、ほかの誰かと接しない日はありませんよね。例えば、意図を伝える、説得する、許可をもらうなどなど……。コミュニケーションIQは、仕事をうまく進める上でも欠かせない指標です。ちょうどアメリカの情報サイト『Entrepreneur』で、簡単に実践できて職場でのコミュニケーションIQを高める3つの方法が紹介されているのでご紹介したいと思います。この3つをおさえて周囲との関係がさらに良くなれば、あなたの仕事はますます楽しくなり、余計なストレスが大幅になくなりますよ!■1:話し方の“テンポ”に気を配ることでIQアップまず、話すテンポひとつで、あなたの印象は大きく変わります。テンポが速すぎると、相手に「本音を言っていないのでは」とか「自分に興味がないようだ」といった印象を与えてしまいます。しかし、ゆっくりすぎると「やる気がない人だな」「あまり頭がよくなさそうだ」といった印象を持たれてしまう恐れがあります。ブラウン氏によれば、話すテンポには“思慮深いことが分かる程度にゆっくりで、賢くて情熱もあるということが伝わる程度に速い”絶妙なポイントがあるのだそう。でも、そんな完璧なテンポを体得するのは難しそうですよね。そこで、すぐに実践できるテクニックをご紹介。“状況に合わせること”と“相手のテンポをよく聞くこと”の2点です。(1)話す内容がポイント。たとえば商品を売り込む時や相手を説得したい時、その製品の良さやセールスポイントといった、とくに伝えたい内容を話す時に意識してゆっくり話すのです。ゆっくり話すとその部分が強調されて相手に伝わりやすくなりますし、テンポの緩急が相手の興味を引きつけます。(2)話している相手の早さに合わせて話すこと。もっと簡単ですよね。心理学の分野では、自分と同じような仕草をする相手に好意を抱く“ミラーリング効果”が広く知られています。自分と同じテンポで話す相手に、人は好意を持ちやすいのです。この2点を押さえれば、あなたの印象はよくなり、説得力も増すこと間違いなしです!■2:礼儀正しくふるまうことでIQアップ当たり前のことですが、意外と見落とされがちなのがコレ。ざっくばらんにしゃべったりふるまったりすることは、家族や友人には歓迎されるものですが、お客様や同僚など職場での人間関係では、落とし穴になる可能性も。礼儀正しいふるまいに接すると、相手も同様に礼儀正しくなるもの。ささいなことにも「ありがとうございます」と感謝の気持ちを付け加えたり、何かをしてあげたときに「お役に立つとよいのですが」と一言付け加えたり。あとは電話番号などを聞いた時に複唱するなど、ちょっとした気配りが言葉の端々に現れると、あなたの印象がぐっとよくなり、コミュニケーションは円滑になります。気をつけたいのが、否定的な表現で会話を終わらせないこと。マイナスの響きを持つ言葉は、あなた自体の印象をマイナスにしてしまうからです。ミスを指摘された時も、会話の最後を「申し訳ありませんでした」で終わらせるのではなく「指摘していただいて、ありがとうございます」など前向きな言葉で締めくくれば、あなたの印象も前向きなものに変わります。■3:話す時は相手の目を見ることでIQアップ最後は目線です。身振りも立派な“言葉”であることを忘れてはいけません。しかも、体は正直です。もし、話している相手があくびしていたり、腕組みをしていたり、靴のかかとをコツコツ打ちつけていたら「この人は退屈しているな」「話を聞いていないようだな」「イライラしているんじゃないかな」と思いますよね。身振りは、言葉よりもストレートに感情を伝えてしまうんです。興味を持っていると伝える一番の方法は、相手の目を見ることです。目を見ないで話すと、相手は面食らい、結局心を閉ざしてしまうことに。しっかりと目を見て話せば、あなたの印象はそれだけでずっとよいものになり、コミュニケーションはスムーズになります。(1)会話のテンポ、(2)礼儀正しさ、(3)目を見て話す。この3つがコミュニケーションの三種の神器というわけ。ひとつひとつはごく当たり前のことですが、忘れずに実践することで、職場でのあなたのコミュニケーションIQは飛躍的にアップします。ぜひ試してみてください!(文/よりみちこ)【参考】※3 Subtle Ways to Boost Your Communication IQ―Entrepreneur
2015年04月29日コピーライターとは、言葉で多くの人とコミュニケーションをとる仕事。であれば、コミュニケーションの第一人者ではないかという観点から、仕事で心がけていることを伺っていくのがこの連載。今回は、ルミネの広告で女心を表し多くの人の心をつかんだ、博報堂 尾形真理子さんにお話を伺った。○長所、短所ではなく「特徴」を捉える――実務的なところで。社内で仕事を割り振られることが多いんですか?若い頃はほとんどそうですね。今はクライアントからの指名や、自分がチームを作ることの方が増えてきました。どちらにせよ、自分で環境を選べる部分と選べない部分はあります。選べない部分に関しては、「やだなぁ」と短絡的に思うとつまらないので、自分のなかで勝手に目標をつくることはしています。趣向性の違う方と仕事するなら、「好みでない仕事の仕方とはどういうものなのか、見てみよう」とか(笑)。――逆転の発想ですね!いやだと思うことも、特徴と捉えたら色々知ることはできるんですよね。例えば一般的に足が速い人がいいといわれているけど、足が遅いからこそ見えている景色があったりとか……速いも遅いも高いも低いも、メリットという言葉に置き換えるとつまらなくなるけど、特徴として見たら、自分のなかで学びが生まれることがたくさんあります。何本コピーを書いて持っていっても決めてくれないクリエイティブ・ディレクターとか、いやなわけですよ(笑)。若い頃は、「なんで決めてくれないんだ」「優柔不断じゃないか」と思っていました。でもそれだと不満でしかないから、先に進まないんです。"決めない"とはどういうことなんだろう? と、知ることを目的にすると、見方が180度変わりました。――それは具体的な経験ですか?そうですね。自分の中でかなり印象深い出来事だったのですが、決めない人のことを知ったら、それは"待てる人"だったんです。決められないのではなかった。たくさん考えて、もっともっと可能性を探ることを許してくれて、こちらが提案するものや書くコピーの精度があがってくるのを待てる力がある。「なんてありがたいんだ!」と、驚いた経験でした。「待つ」というのは、相手を信じてないとできないし、もっと言えば自分の答えを持っていないと怖くてできません。もちろん、ただただ決めない人もいます(笑)。そして単純にわたしが書けてないから、どうやっても選ぶコピーがないということも。それとはレベルの違う「待てる」能力に気づいて学ぶことができたのは、自分のなかで転換してみたおかげだと思います。○相手の行動を、ポジティブにひっくり返す――自分の理想の反応とは違う相手の真意を知ることができたら、コミュニケーションとしても強いですねコピーは、基本的には相手がいる言葉ですが、受けとる相手の反応を100%予測できるものではありません。「あのへんにボールを蹴りたいな」では届かない、もしくは無視されてしまいます。「あの走っている選手の3歩先の左足にアシストしたいな」というくらいの精度を求めてはじめてキャッチしてもらえます。それでもわたしにできるのはアシストまで。そのあとに蹴るのは受け手なんですよね。「なんで拾ってくれないんだ!」って相手に不満をもっても意味がないんです。――なんで蹴ってくれないんだ! とか……そこに怒っていたら続けられないから、自分のできることは精一杯やる。根性ではなく、自分が受け取れる限りのポジティブな解釈をすることかもしれないです。それはクライアントやスタッフに対しても同じで、「あの人が決めてくれない」「あの人は遅い」「あの人はどうだ」という不満を、どこまであきらめずに、ポジティブにひっくり返していけるか。どうやっても変わらないところもあるんですけどね。――その思考は、どうやって身についていったんですか?……やっぱり、失敗だとか怒られたりとか外されたりとか、経験が大きいと思います。うまくいっているときの、プラスのコミュニケーションって簡単なんですよね。たぶん恋人の関係とかもそうで、関係が良好ならば何を言ってもコミュニケーションになる。「このほうれん草おいしいね」「いやそれ小松菜だよ」っていう会話ですら、すごく幸せ(笑)。だけど、それが険悪な状況だったらどうなるでしょうか? 自分から踏み出せる一歩を持っているか。マイナスな状況を改善できる能力が、コミュニケーション能力なんだと思います。――マイナスな状況は多いですか?クライアントと世の中の人に、そもそも関係があるものばかりではありません。企業がAという商品を出したい、売りたいと考えても、消費者から見ればBでもCでもいい。「これを買ってほしい」ときに、どう回路をつくれば関係が生まれるか、と考える仕事なんです。マイナスな状況で、いかにプラスを作れるか。それは広告の思考なのですが、結局自分のキャリアの思考にもなっていると感じます。"くせ"に近いですね。コピーライターには、シニカルに聞こえるようで、意味はポジティブ、という発言をする人が多いです。マイナスな状況をどこかで前向きにとらえていて……それはおそらく、口説く仕事だから。口説く側が先にくじけてしまったりいじけてしまったりすれば、相手との関係は終わってしまいます。――もともと相手はこっちを見てくれてないぞと、マイナスな現状を把握しつつプラスに変えようとしているのですね……今日ここに来るまでに覚えている広告はありますか?――ちょ、ちょっと……いやでも、そういうものなんです(笑)。無視されるのが前提です。自分に差し出せるものがなければ、仕事が来るわけないというのも、同じことです。※次回は4月27日更新予定『広告』1948年創刊。博報堂の社員が中心となって編集制作を担当している。397号~404号の編集長として尾形真理子さんが就任。「なぜか愛せる人々」をテーマに展開している。現在発売中の398号では特集テーマとして「3cmのいたずら心」を掲げている。インフォメーションサイトはこちら。
2015年04月24日前回の記事では、たばこを吸う人が少なくなっているにもかかわらず、いまだに「タバコミュニケーション」が存在することが明らかになりました。今回は"タバコミュニケーション"と仕事との関係を追跡調査! 前回と同じ読者500名にアンケートしました。○"タバコミュニケーション"は仕事に影響する!?アンケートで「"タバコミュニケーションが仕事に影響を与えたことがありますか」と聞いたところ、さまざまなエピソードが挙げられました。読者が実際に経験した"タバコミュニケーション"の実態を紹介します。●仲良くなれる・「喫煙者同士は仕事以外の話で仲良くなれる」(32歳男性/電機/技術職)・「他部署の人と仲良くなれる」(30歳女性/生保・損保/事務系専門職)・「プライベートも仲いい」(35歳女性/医療・福祉/経営・コンサルタント系)●情報交換・「喫煙者に喫煙所での話を聞くと、他部署での事例などを聞けていい情報交換の場になっていると感じた」(36歳女性/ソフトウェア/技術職)・「上司との話し合いで取引に役立つ情報が得られた」(28歳男性/運輸・倉庫/技術職)・「喫煙室での会話や情報共有がもとに仕事が進んでいる」(30歳女性/学校・教育関連/クリエイティブ職)●人事にも影響!?・「喫煙室で会社の人事の話題や重要事項の話題が出てしまうので、喫煙者だけ会社の情報に妙に詳しいということがある」(32歳男性/小売店/事務系専門職)・「人事異動の大半が喫煙室で決まっている」(33歳女性/運輸・倉庫/事務系専門職)●仕事が円滑に進む・「他の部署の方と顔を合わせる機会が多く、普段の仕事が円滑に遂行できる」(43歳男性/機械・精密機器/技術職)・「異セクションの喫煙者とのコミュニケーションが円滑になった」(23歳女性/その他/事務系専門職)・「気難しい上司と仲良くなれて仕事が円滑に進んだ」(26歳男性/農林・水産/技術職)●喫煙所での話し合い・「タバコ休憩中に話し合いが結構進んでいたりする」(29歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「休憩時間の喫煙スペースで打ち合わせが行われることがあり、非喫煙者の自分は情報を知るのが遅くなることがあった」(31歳男性/その他/事務系専門職)・「簡単な打ち合わせはタバコ部屋でやってますね」(31歳男性/情報・IT/技術職)どうやら喫煙所では雑談だけではなく、仕事にまつわる情報交換まで行われているようですね。これは喫煙者にとってうれしいメリットですが、非喫煙者からは「吸わないので、吸う人だけで社内人事情報が広がって腹が立ったことがある」(50歳以上男性/電機/技術職)という不満の声も……。○"タバコミュニケーション"が迷惑をかけているかも?"タバコミュニケーション"は仕事にも大いに役立っているようですが、非喫煙者にとっては「迷惑な存在」でもあるようです。タバコミュニケーションに困っている読者の嘆きを紹介します。●休憩しすぎでは?・「喫煙者だけ休憩が多い」(28歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「タバコ休憩が勝手につくられる」(31歳女性/その他/事務系専門職)・「とにかく休憩が多い。30分に一度は休憩している人間がいるので仕事してるとは思えない」(44歳男性/情報・IT/技術職)●戻ってこない……・「喫煙する社員はタバコ休憩に行くとなかなか戻って来ず、確認したいことがある時などこちらとしては悪影響を受ける」(41歳女性/金融・証券/秘書・アシスタント)・「席に戻ってこないため、その人の分の余計な仕事をすることになる」(50歳以上女性/建設・土木/技術職)・「いつも"タバコミュニケーション"をするのは課長と主査。長時間離席しているので承認作業が進まないことも多く困りますね」(30歳女性/通信/事務系専門職)喫煙所でも仕事の話をしているとはいえ、離席されると残された人たちが困ってしまうことも。「喫煙者だけ休憩できるのはずるい」という指摘も多数見受けられました。○"タバコミュニケーション"はなくなるのか"タバコミュニケーション"は一長一短のようですが、健康や非喫煙者のことも考えると別のコミュニケーション手段があったほうがいいかもしれませんね。そこで、「"タバコミュニケーション"を無くすことは可能だと思いますか」と尋ねたところ、結果は「はい」が50.2%、「いいえ」は49.8%と半々くらいの回答でした。「はい」と答えた人は、タバコミュニケーションについて「無駄だと思う」(32歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)、「実害しかない」(28歳男性/医療・福祉/事務系専門職)と否定的な意見が多く、完全になくしてほしいのかと感じました。しかし、「意思疎通がしっかり取れた」(30歳男性/建設・土木/技術職)、「仕事のことを話しているうちに、団結した」(28歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)といった肯定的な人も見られます。同じように、「いいえ」と答えた人のなかにも、「チームがまとまった」(30歳男性/建設・土木/営業職)、「仕事時間が削られる」(46歳女性/学校・教育関連/専門職)といった賛否両論の意見がありました。○"タバコミュニケーション"がなくならない理由は?"タバコミュニケーション"に対して否定的な意見があってもなかなかなくならないようですね。読者に「何故なくすことが出来ないと思うのでしょうか」と質問すると、回答は次のとおりでした。長年の習慣だから36.1%喫煙者が多いから35.7%不便を感じないから10.4%誰も何も言わないから8.0%他に替わる方法がないから6.4%その他3.2%いかに世の中の流れでたばこを吸う人が減ってきていても、職場ではたばこを吸う人の影響力は良くも悪くも大きいです。そして人の習慣というのはすぐには変わりません。つまり、"タバコミュニケーション"の存続はたばこを吸う人次第ということです。ホッと一息つくために行く喫煙所だからこそ、リラックスしていろいろな話ができる。このような機会は大切かもしれませんが、そのために困っている人がいるのも事実。"タバコミュニケーション"にメリットを感じている人も、そのしわ寄せがきている非喫煙者たちのことを忘れてはいけませんね。
2015年04月21日デスクではPC、外出中はスマートフォンやタブレットを使っていつでもコミュニケーションが取りやすくなった。しかし実際にはスムーズなコミュニケーションができていないと感じる場合もあるのではないだろうか。手軽でありながらビジネス利用にふさわしいセキュリティ機能も備えているグループチャットツール「TopicRoom」ならその課題を解決してくれるはずだ。○ビジネスコミュニケーションにふさわしいのはグループチャット!社内や部署内、またはプロジェクト内でのコミュニケーションに課題を感じたことはないだろうか。メールの返事がなかなか戻ってこないせいで仕事が止まってしまう、いちいち電話で確認しなければならない、というような相手は数人集まると必ず混ざっているものだ。また、メールよりも電話で直接話した方が手早いという人もいるが、それでは会話の記録が残らない。言った、言わないというやりとりがあるのも困ってしまうし、重要な情報を後から確認するのも難しくなる。そうした時、レスポンスの速度や対応についてルールを定めてもあまりよい結果にはならない。必要なのは手軽に利用でき、軽快に動くことでユーザーにストレスを与えず、さらにきちんとしたログを残すことで情報の活用や管理にも役立つツールの導入だ。そうした、メールと電話の中間のようなツールがグループチャットなのだ。グループチャットは電話とは違ってテキストで会話の記録が残り、メールよりも迅速な応答が期待でき、短文で活発なやりとりを通して親交を深めることもできる。部署やプロジェクトのメンバーを登録したグループに向けて発言すれば、確実に全員に伝わる。電話のように伝言する必要もなければ、メールのようにCcを付け忘れて連絡漏れが発生することもない。現在、コミュニケーションに不足や不便さを感じているのならば、取り組んでみるべきはグループチャットの導入だ。○必要なのはログの管理ができるLINE風グループチャットグループチャットならば何でもよいというわけではない。たとえば、現在最も身近なグループチャットといえばLINEだろう。多くの人がスマートフォンで家族や友人との気軽なやりとりを楽しんでいるはずだ。仕事の仲間ともLINE感覚でやりとりをすることで、スムーズなコミュニケーションを実現するのはよいことだが、LINEそのものを使うわけにはいかない。それは、セキュリティと信頼性に問題があるからだ。ある企業では、若手社員の間でLINEを使ったコミュニケーションが自然発生的に始まっていた。しかしその様子を見た取引先から、それで大丈夫なのか、と不安を指摘されたという。遊びの情報も仕事の情報も同じツールで扱うことの危険性は不安感はもちろん、実際にどういうやりとりをしているのか会社側では把握できない状態が問題だと指摘されたわけだ。これはLINEに限らず、Facebookなどでも同じだ。仮に業務用端末を企業側で支給し、プロジェクトチーム内でしか通話しないと定めていてもログが管理できないことに変わりはないし、取引先の前で使えば信頼を損なう可能性もある。そこで必要になるのが、業務に特化したグループチャットだ。特に、LINEのような軽快な使い方ができるものが必要だろう。スマートフォンからも手軽に利用でき、ビジネスで使うにふさわしいセキュリティ機能を備えているべきだ。数あるグループチャットの中で、その要求に対応してくれるものとして「TopicRoom」がある。○軽快に動作するネイティブアプリを提供「TopicRoom」が特に優れている部分は2点ある。1つ目はエンドユーザーにとってのメリットで、利用が非常に快適であるということだ。複数端末が利用できるチャットツールはブラウザベースで稼働するものが多いが、「TopicRoom」はブラウザベースだけでなく、各OS向けにネイティブアプリを提供している。そのため、非常に軽快に動作してくれるのだ。スマートフォンからの利用画面はLINEやSkypeのチャット画面に似ている。スムーズに利用できるインタフェースで、レスポンスも速いから、返信が速めの掲示板という形ではなく、チャットとしてしっかり機能してくれる。発言に対する返信ができるのは当然だが、編集や削除もできるから使いやすい。個人端末に導入しても、アプリが個人利用のものとは切り離されているから業務に関係のないものは流れてこない。端末設定でログアウト中の通知をOFFにしログアウトすることで、業務時間外に通知を受けない設定が可能である。この機能によりどこでも連絡がとれるがゆえに労働時間が長引いてしまうという課題もないはずだ○セキュアなチャットで管理もしやすいもう1つのメリットは管理者にとってのもので、セキュリティが強固であるということだ。「TopicRoom」はIDとパスワードという2つのキーだけでなく、端末認証とアプリケーション認証を加えた4キー認証を実施する。複雑すぎるパスワードや頻繁なパスワード変更といったユーザーへの負担を強いることなく、しっかりとセキュリティを確保できるというのは大きなメリットだ。また、ログアウトしてしまえば端末内にログが残らない設計が行われている。さらにリモートで端末の認証情報を削除したり、パスワードリセットをかけられる。端末紛失時はもちろん、退職時にも業務情報だけをさっと削除できるわけだ。端末を丸ごとリモートワイプするとなるといろいろな問題が出てくるが、アプリ単位で操作できるから対応しやすい。ログの保管を行っており過去に遡った引用なども可能なのだが、この蓄積データはもちろん、通信も暗号化している。万が一盗聴されても情報が漏洩する心配はないのだ。そして、受信したメッセージに任意のキーワードがあった場合、通知マークを変える機能があるため、「至急」などの文字を登録しておくと、最優先でメッセージをチェックすることが可能なほか、すべての操作ログを記録しているため、端末を紛失した際は、アクセスログから紛失中にどのような情報が漏えいしたかを確認することができ、それを元に情報漏えいの判断をすることができる。○安心・安全なクラウド上で稼働するビジネスアプリを月単位で利用可能NTTコミュニケーションズの提供するビジネス向けソリューションのオンラインストアである「すぐに使えるビジネス向けアプリ」から「TopicRoom」を導入すると、大きなメリットがある。「すぐに使えるビジネス向けアプリ」以外から契約を行うと、1年単位での契約となるが、それが月単位での契約が可能になるという点だ(最低利用期間有り)。また、「すぐに使えるビジネス向けアプリ」では、ほかのアプリの契約や支払いも併せて一元管理ができるというのも魅力だ。さらにNTTコミュニケーションズのクラウドで稼働する点もメリットだ。稼働するクラウド基盤自体が万全のセキュリティを備えており、豊富な運用実績を持っているというのは見逃せないポイントだろう。安心・安全な環境で稼働するチャットツール「TopicRoom」なら、活発なコミュニケーションを促しながらもしっかりと管理をしたいというコミュニケーションに関する要望を叶えてくれるはずだ。
2015年02月02日ジェイズ・コミュニケーションはBarracuda Web Application Firewallを一次代理店として製品の取り扱いを開始すること発表した。ジェイズ・コミュニケーションでは、Webサイトへの不正アクセスの増加や、bashの脆弱性など大きな被害につながりかねない脆弱性が次々と発見されるなか、Webセキュリティソリューションへのニーズが高まると考え、商材を充実するべく一次代理店として取り扱い可能なWAFを模索していたという。Barracuda Web Application Firewallは、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティング、クロスサイトリクエストフォージェリ、セッション改ざんといったWebアプリケーションを狙った攻撃からシステムを保護するソリューション。プロキシとして動作し、HTTP/HTTPSのトラフィックを精査してWebアプリケーションの脆弱性を突こうとする攻撃を検出する。製品提供形態は、物理アプライアンス、仮想アプライアンス、Microsoft AzureとAmazon Web Service(AWS)に対応したパブリッククラウドサービスで提供されている。
2014年12月08日大日本印刷(DNP)は11月12日、人とロボットのハイレベルなコミュニケーションを支援する「知能コミュニケーションプラットフォーム」の構築を開始し、第1弾として「音声AIナビゲーションシステム」と「対話型AIシステム」を開発したと発表した。同プラットフォームは、AI(人工知能)を使い、ロボットがイノベーションにつながる知的創造や、人の意図を察した対話の実現など、人とハイレベルなコミュニケーションがとれる知能を実現することを目指すというもの。音声認識や、発想などの知能処理機能をクラウド型で提供し、対話を重ねることで情報が蓄積され、知能レベルや感情を察する精度が向上していく。「音声AIナビゲーションシステム」は、展示会やイベント会場に設置したデジタルサイネージなどに来場者が話しかけることによって、来場者が希望するイベント関連情報などを的確に表示するというもの。会場案内、展示内容、出演者などの情報を動画や静止画、音声で提供する。「対話型AIシステム」は音声によるロボットとの対話を通じて、その言葉に関連する新たな言葉を大量のWebページのデータから自動学習するシステム。その学習結果を蓄積することによって、関連用語や関連情報、意外な発見や気付きにつながるアイデアを提供するという。同社は今後、人とロボットのコミュニケーションに必要な機能を開発するとともに、今回開発したシステムの利便性の向上をはかり、2015年までに「知能コミュニケーションプラットフォーム」の実用化を目指すとのこと。
2014年11月12日テレビや講演会などで頻繁に目にするようになった手話。最近では、コミュニケーションツールのひとつとして、手話を学ぶ人が増えています。でもせっかく勉強するなら、やはり目標やレベルを知りたいですよね。そんな人におすすめなのが、手話技能検定です。■手話技能検定とは?手話技能検定は、NPO法人手話技能検定協会が主宰する検定で、手話を学習している人がどのくらいのレベルにあるのかを知るためのものです。上位資格になると実技試験もありますが、あくまでも技能レベルを知るもので、手話通訳の検定ではありません。7級・6級・5級・4級・3級・準2級・2級・準1級・1級の9レベルがあり、7級は在宅での受験、1級と2級は実技試験、その他は筆記試験になります。■試験概要・受験資格7級~準2級:特になし2級・準1級・1級:ひとつ下のレベルの検定に合格していること※試験には音声を使用しないので、聴覚障がいのある人も受験できる。※年齢制限はないが、4級以上は小学4年生以上程度の国語能力が必要。・試験方法と検定レベル7級:在宅での筆記試験。50音がゆっくり読み取れる。6級:筆記試験。簡単なあいさつと100程度の単語を理解し表現できる。5級:筆記試験。簡単な日常会話と300程度の単語を理解し表現できる。4級:筆記試験。接客上で必要な会話や、数字(金額・日付など)の表現、幅広い分野から500程度の単語を理解し表現できる。3級:筆記試験。接客上で必要な細かい会話や道案内、学校や会社での日常会話ができる。また幅広い分野から1,000程度の単語を理解し表現できる。準2級:筆記試験(記述式を含む)。ろう者的手話または難聴者的手話のどちらかを使用し、自由に会話ができる。専門分野を含め2,000程度の単語を理解し表現できる。2級:実技試験。準2級合格者が受験できる。課題文の表現と、面接による質疑応答。準1級:筆記試験(記述式)。2級合格者が受験できる。ろう者的手話・難聴者的手話のどちらも、理解し、自由に表現できる。単語数に制限なし。1級:実技試験。準1級合格者が受験できる。面接官の与えるテーマにそったグループ討議と、面接による課題文の表現を試験する。・NPO法人手話技能検定協会■資格の生かし方3級以上の資格を保有する人は、協会が主宰するインストラクタ講座を受講できます。これから手話の講師を目指すなら、手話技能検定の3級以上の取得を目標にしましょう。上位資格を持っているからといって、直接的に就職に有利になるということはありません。しかし、特に手話ができる人材を必要としている接客業・サービス業では、絶好のアピール材料になるでしょう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年05月27日●人間関係を決定づけるコミュニケーションのスタイル誰でも、コミュニケーションしやすい人と、苦手な人がいるもの。では、苦手な相手とはどうコミュニケーションしていけばいいの?●相性は何で決まるか人間の言動から、人をいくつかのタイプに分類することは、いつの世でも人の関心事。例えば、行動科学のソーシャル・スタイル(社会的行動パターン)理論、NLP(神経言語学的プログラミング)、ハーマンモデルといった名前を聞いたことがある人もいるだろう。こうした現代の理論に共通しているのは、自分の言動と共通点の多い人とのコミュニケーションは比較的容易であり、自分とスタイルの違う人とのコミュニケーションには、困難を感ずる人が多いということ。ではどうすればよいか。●共感性を高めることで、うまくいくここではスタイルを規定する科学的研究などの詳細は割愛して、ずばり、自分と異なるタイプの人とどうやって付き合っていくかに焦点をあててみる。例えば自分は細かなことをくよくよ考えるタイプだが、相手は大胆に決断して、細かなことにこだわらないタイプ。こうした場合にも、相性が良いと感ずる場合と、どうもしっくりいかない場合がある。それはなぜか。答えは“共感性”の高さ、低さであった。共感性とは、異なる人の気持ちを理解しようと努める心の姿勢のこと。大胆な相手に対しては、細かいことは省略して話すなどの努力を指す。逆も同様。自分が大雑把であれば、相手の細かさに少し付き合ってみるといったようなこと。話すスピード、身ぶり手ぶりの大きさや頻度も相手に合わせることがここでいう共感性にあたる。趣味の例で考えてみよう。例えば、相手が野球ファンで自分がサッカーファン。相手の好きなスポーツにまったく興味がない。という場合、あなたならどうした話題を選ぶだろうか。共感性の低い人は、自分に興味のある話題だけ選ぶ。お互いに自分の好きなことだけ話して終わり。共感性の高い人であれば、相手の好きなスポーツについて質問したり、相手の話をしっかり聞くことだろう。自分か、相手の共感性が高いとうまくいくパターンが多い。これは比較的できているのではないだろうか。●コミュニケーションのスタイルコミュニケーションのスタイルでも同じことが言える。共感性を発揮するとうまくいくパターンが多い。自分が感覚的、相手が論理的なパターンで考えてみよう。いつもの自分は思いついたことを、すごい、とか、微妙だねといった感覚的な言葉で表現しているとしよう。論理的な相手に合わせるとすれば、例えばデータを使って、すごさを説明する。「この打者は去年2割5分の打率だったのに、今年は2割8分だよね。この3分を埋めるために、どういう努力をしたんだろうね。雑誌では、○○というコーチの指導で、去年のキャンプから毎日○○をし続けてきたということだね」といった具合。逆もまた真で、数字を多用して論理的な話が得意な人も、感覚的な相手に対しては、例えば、「今年はすごく打ってるよね。かっこいいね。」などと変えてみる。要するに相手に通じやすいように話の仕方を変えることが一番実行しやすい共感性の発揮ということになるだろう。どうもこの人と相性がよくないな、と感じた時、このように自分のコミュニケーションのスタイルをちょっとだけ変えてみてはどうだろうか。人間関係が少しはうまくいくかもしれない。(文:深山敏郎/(株)ミヤマコンサルティンググループ/コミュニケーションズ・スペシャリスト)●著者プロフィール深山敏郎。コミュニケーション改善の請負人として、高級ホテル、外食チェーン、外車ディーラー、IT企業など、20年で延べ4万人あまりを直接指導。夢は、英国でシェイクスピア芝居を英語で上演すること。お問合せ先:info@miyamacg.com執筆協力:石井公一(いしいきみかず中小企業診断士)
2013年03月05日かんぽ生命保険は26日、「健康づくり」取組みの一環として、「健康」と「運動」「コミュニケーション」「食」の関係についての調査をし、この結果を公表した。調査は、昨年の12月3日~6日の間、全国の20代~60代の男女5,640人を対象に行ったもの。毎日の運動や友人との会話をする人ほど、より健康と!「運動」と「健康」の関係について調査の結果、「体調が良い」と答えたのは、毎日の運動を「する」(56.9%)人が、「しない」(40.7%)人に比べ、16.2ポイントも高いことがわかった。そして、日ごろから健康意識・行動に気を付けている人ほど、運動するのが「楽しい」と答えている。同様に「コミュニケーション」と「健康」に関し、現在は健康とする人は、日常的な話ができる知人・友人が「11人以上いる」人で53.5%、「全くいない」人で36.5%と、17ポイントもの開きがあった。こうしてみると、「運動と健康」および「コミュニケーションと健康」には、明らかな対応関係が見られるという。また、「精神的な癒しやリラックスする時間を持つようにしている」と答えた人の割合も、知人・友人が多い人の方が高く、心の健康への意識も高い結果となっていたとのこと。沖縄県が総合ランキング1位。兵庫、静岡も上位にさらに、各分野の質問への回答結果から、都道府県ランキングをまとめており、「休養は十分に取れている」や「成人病や長期的な疾患予防に注意している」など、特に健康部門で高ポイントだった沖縄県が総合1位を獲得している。また、2位には兵庫県、3位には静岡県と、各部門でバランスよくポイントを獲得した県が上位に入った(下記)。<部門別ランキング>順位総合 健康 運動 コミュニケーション食1位沖縄県沖縄県 大分県京都府兵庫県2位兵庫県兵庫県 沖縄県兵庫県静岡県3位静岡県 鹿児島県 静岡県広島県徳島県
2011年01月31日義父母がシンドイんです!
うちのダメ夫
あの日、私はいじめの加害者にされた
トラブルやイライラが解決し、心がスッキリする瞬間は誰にでもありますよね。この記事では、読んでいて“スカッと”を感じられるマンガを紹介します!どんな結末になるか考えてみてくださいね。※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言迷惑義母へ姪が反撃!主人公は義母と同居しています。義母は主人公が気に入らないのか、常に嫁イビリをしてくるのです。ある日、義姉と姪が遊びに来たときのこと。朝から体調が優れず、夫と義姉に朝食作りをお願いした主人公。朝食をみんなで囲み、和やかな空気が流れる中…。主人公が朝食を作ったと思っている義母が「この卵焼き硬すぎ」と一言。息子と娘が作ったのに…出典:モナ・リザの戯言すると姪が「ばあちゃんさぁ…なんでそんなに根性曲がってるの?」と言い放ちます。問題さあ、ここで問題です。姪がさらに追い打ちをかけるように放った言葉は何でしょうか?ヒントそれを聞いた義母は「え…?」とショックを受けました。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:モナ・リザの戯言正解は「人の悪口を言ってるときの顔見たことある?」でした。姪の一言で空気は凍りつくものの、なんと義母は逆ギレし…!?その後、まさかの人物が動く事態に…。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(CoordiSnap編集部)
2024年05月05日■これまでのあらすじ遥は医師として父の病院で働いている。そんな遥を勝ち組だと思っている義母と義姉・美穂から「医者の知り合いを紹介しなさい」と詰め寄られる。美穂は、たしかに美人で若く見えるのだが、素直すぎてズレているところがある。会社の後輩に言われた「素敵な人と結婚するんだろうな」という嫌味を真に受けて、医者との理想の結婚を目指していた。義姉の婚活に関わりたくない遥は、美穂と医者との結婚を成立させるのは難しいとみて頭を抱えていた。数日後、美穂がアポなしで遥の勤める病院にやって来る。事情を聞いた父は「ちょうど結婚相手を探している医者がいる」と話に乗るのだが、父が紹介した「片平」という名前を聞いて遥は驚く。片平先生はとても腕のいい先生で、院長の信頼も厚いですし、同じ医者として私も尊敬をしています。ただ、お義姉さんのようにその人の表面的な部分しか見ない人には片平先生の良さは見抜けない可能性が高い。父はおそらくお義姉さんがどれくらい度量がある人なのか測ろうとしたのだと思います。さらに片平先生の将来も心配していて、もし良いご縁があればと思っていたのかもしれません。また片平先生であれば、院長への忖度なしに判断することができることも、父が推す理由だったかもしれません。とはいえ、見た目にこだわるお義姉さんが片平先生を気に入るかどうか。また片平先生もお義姉さんのようなタイプを好むのか。正直、かなり厳しいだろうと思いながらも、うまくいくことを願っていました。ただ今回の婚活に巻き込まれて、初めてお義母さんの言葉に違和感を持つようになりました。美人と評判の自慢の娘が「売れ残っている」ことに納得がいっておらず、だからこそ、周囲もうらやむような結婚相手を血眼になってさがしてるようでした。※この漫画はフィクションです次回に続く(全28話)毎日更新!10話以降は1日2話更新!
2024年05月05日