東京メトロと東京都交通局は16日より、東京スカイツリータウンの開業記念企画として、「東京メトロ×東京都交通局共同企画地下鉄スタンプラリー」を7月16日まで実施する。スタンプが設置される駅は「東京スカイツリー」にちなみ、「す」「か」「い」「つ」「り」が頭文字となる5駅(住吉駅、神谷町駅、市ケ谷駅、月島駅、両国駅)。東京メトロ・東京都交通局全駅のラックで配布するリーフレットに5カ所すべてのスタンプを押すと、抽選に応募できる。賞品は東京スカイツリー天望デッキ日付指定ペア入場引換券と、産業観光プラザすみだまち処お買い物券1,000円分のセット、すみだ水族館ペア入場券、東京スカイツリーの見えるレストラン2店舗の共通お食事券8,000円分など5種類。東京スカイツリーの高さにちなんで合計634名にプレゼントされる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月12日5月21日、早稲田大学 早稲田キャンパス大隈会館にて、「第12回 早稲田大学アカデミック・サロン」が開催された。「早稲田大学アカデミック・サロン」とは、同大学がもつ人的・知的資産を社会に還元することを目的として、2009年よりメディア向けに定期的に開催されている講演および懇談会。第12回の今回は、自転車事故が頻繁に報道される昨今の世相を受け、「自転車増加の背景・問題点」を中心に講演が行われた。講師を務めたのは、早稲田大学人間科学学術院助教授の島崎敢(しまざき かん)氏。静岡県立大学卒業後、3年間のトラックドライバー経験を経て、早稲田大学大学院人間科学科に入学したという異色の経歴の持ち主だ。ドライバー時代に、交通に興味を持ち、研究者の道に進んだという。講演では、島崎氏がプロジェクターやホワイトボードを駆使して、現在の交通事情、またその問題点を解説した。それによると、ここ数年で自転車が増加した背景には、不景気、エコブーム、健康ブームなどの要素があるという。また、昨年の震災発生時に帰宅困難者が続出したということも、大きく影響していると考えられるのだとか。さらに、「6,000円程度の安い自転車が増えていることも理由のひとつ」と説明した。「安いなら」と手を出す人も含め、生活に気軽に自転車を取り入れる人の多くは、「自転車は、自動車のように交通違反の罰則が厳しくないと思っている」と指摘。また、取り締まる側も、「撤去はできても、そもそも免許がないから駐禁をきることもできない」という問題を抱えているという。交差点での交通事故多発に関しては、「日本では、車は左側通行なので、ドライバーは、右からくる自転車や車には気をつけているけれど、左側は見落としがち。自転車に乗る人は、そのことを意識して、交差点での運転には特に気を配るべき」と呼びかけた。また、カーブミラーにうつったものは左右反転しているため、瞬間的に判断を間違える人も多いそうだ。それに惑わされないように、十分注意を払う必要があるとも力説した。島崎氏は、カーブミラーと出合い頭の事故の関係に関しては、トラックドライバーとしての経験をもとに多くの研究発表も行っている。それによると、カーブミラーの設置は見通しの悪い交差点での事故削減に有効であるとはいえ、ミラーそのものの存在が認知されていなかったり、ミラーにうつっている自動車の速度や距離感をつかめなかったりするということが、事故に発展するケースもあるとのこと。ミラー上で衝突対象を認知できなかった要因としては、設置角度不良や結露などが挙げられる。そのため、ミラーを設置する側にも対策をとってほしいという。さらに、凸面鏡は速度感や距離感をつかみにくい特性をもっているので、このことをドライバーに啓発していく必要もあるそうだ。島崎氏の話をうけ、「道路交通法の改正で禁止されたことを、いまだにそれが交通違反だという認識さえない人も多いのでは?」という質問が挙げられた。現在の道路交通法では、携帯電話で会話しながらの運転や、イヤホンで周囲の音が聞こえないような大音量の音を聞きながら運転すること、傘差し運転などが禁止されている。しかし、このルールを知らない人は、意外に多いという。上記の質問について島崎氏は、「そうだと思う。だからこそ、メディア関係者には正しい交通ルールをひとりでも多くの人に伝えてほしい」と訴える。さらに、「今後は、企業や学校内でも、交通ルールを学べる機会を作っていくべき。特に、配達など、社員が仕事で自転車に乗るという企業には、しっかりと勉強の機会を設けていただきたい」と話した。島崎氏によると、こうした勉強会などの機会以外でも、個人や友人同士でも交通ルールについて気軽に学ぶことができるよう、現在、同大学の研究室でドライバー教育用ソフト「ハザード・タッチ」を開発中とのこと。「特許申請中のソフトなので、いまはダウンロードできませんが、認可されたら世界中の人に使ってほしい。また、企業の勉強会用コンテンツなども導入予定です」不幸な事故をなくすためには、自動車の免許の有無を問わず、それぞれが交通ルールを学ぶことが求められている。自分の身を守るためにも、正しい知識を身につけてほしい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月23日東京都トヨタ販売会社グループ13社はこのほど、春の「トヨタ交通安全キャンペーン」を展開すると発表した。内閣府をはじめとする行政や社団法人日本自動車工業会の交通安全活動に呼応して行うもので、4月1日~5月31日の2カ月間実施する。同キャンペーンは1969年にスタートし、今年で44年目を迎える歴史ある交通安全運動。毎年、春と秋の2回ずつ実施している。トヨタ自動車と全国のトヨタ販売会社グループが連携して、トヨタ車ユーザーをはじめ一般のドライバーや歩行者などに広く交通安全を呼びかけている。交通事故は減少傾向にあるものの、依然として高いレベルにあり、こうした取り組みは極めて重要といえるものだ。グループ全体の取り組みとしては、「夜間の反射材着用の訴求や高齢者の交通安全」をテーマとした交通安全啓発チラシの配布など。各車両販売店は、「幼児の飛び出し事故防止」がテーマの紙芝居や絵本など、幼児交通安全教材を東京都内の保育園および幼稚園約2,800園に寄贈する。キャンペーンに参加するのは、東京トヨタ自動車(※)、東京トヨペット(※)、トヨタ東京カローラ(※)、トヨタ西東京カローラ(※幹事会社)、ネッツトヨタ東都(※)、ネッツトヨタ東京(※)、ネッツトヨタ多摩(※)、トヨタL&F東京、トヨタ部品東京共販、トヨタレンタリース東京、トヨタレンタリース多摩、トヨタホーム東京、トヨタユーゼックの13社(※は車両販売店)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月12日民間旅客機の事故は、どれくらいの確率で起きているのか。よく航空機事故の確率を車の事故と比較して30数分の1しかないなどといわれるが、プロのパイロットが操縦する航空機と、一般の人が運転する自動車とを比較してもあまり意味はない。航空業界では長らく、100万フライトに1回が常識とされてきた。ツインタワービルに旅客機が激突する映像が強烈だったアメリカ同時多発テロ事件の起こった2001年は、実はその前年より航空機事故の数は減っており、必ずしもイメージとは一致しないものだ。イメージと一致しないといえば、近ごろ話題を呼んでいるLCC(Low Cost Airline=低コスト航空会社)も同じで、「予算がないなら安全面でも手を抜いているのでは? 」という先入観が結構あるらしい。しかし、それはちょっと違う。LCCには大きな後ろ盾はない。一度でも死亡事故でも起こせばたちまち倒産してしまう。LCC先進国であるアメリカでは、1996年にバリュージェットというLCCが墜落・死亡事故を起こしたが、その後バリュージェットの名は航空業界から消えた。分かりやすいのがJALとの比較だ。単独機としては世界最多数の犠牲者が出したJALは、遺族への補償の関係でつぶすにつぶせない事情もあったとはいえ、その後も運航を続けた。同社が2010年に経営破たんしたときにも、国の手厚い保護があったことは記憶に新しい。しかし、LCCが保護してもらえる理由はない。そこで、機内サービスや人件費や事務所の家賃や電気代などあらゆるコストを削減し、その分を安全面に投資するというのはLCCの半ば常識となっている。中にはそうでないLCCもあるかもしれないが、そういうところが多いようなのだ。実は、民間航空機事故の確率が「100万フライトに1回」という業界の常識は、ここ10年で格段に改善されている。2000年と2010年の世界の航空旅客数を比較すると約1.5倍に増えている(日本航空機開発協会・資料)。特にLCCの需要はここ10年でグングンと伸び、10年前はその需要がゼロに近かったアジアの場合、LCCの市場スコアは20%近くまできている。一方で、航空機事故の発生率は下がり続け、2010年は過去最低、2011年はさらにそれを更新し、100万フライトにつき0.37回となった(国際航空運送協会調べ)。つまり、約300万フライトに1回と、3分の1まで減少したのだ。LCCが需要をのばしたここ10年で、航空機事故の発生率は格段に下がった。LCCの安全性を示す1つのデータといえるだろう。もちろん、LCCだけでなく大手航空会社の安全性も同時に高まっていることは言うまでもない。最後に、いまの航空機の安全性が飛躍的に高まった背景には、航空機メーカーや航空会社を中心とする関係者の努力があるからで、日航機事故を含む過去の事故への反省も教訓となっている。そういう意味で、過去の事故とその犠牲者および遺族のことを忘れてはならない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月16日国土交通省は、貨物自動車の全事故における追突事故の割合が高いことなどを受け、世界に先駆けて、大型貨物車に備える衝突被害軽減ブレーキの技術基準を策定すると発表した。同装置は、ミリ波レーダーが常に前方の安全を確認し、ドライバーが停止車両に気付かない場合は音でブレーキ操作を行うように促すというもの。さらに、追突もしくは追突の可能性が高いとコンピューターが判断すると、ブレーキが自動で作動し、追突事故を防ぐという。新型車に関しては、総重量22トン以上の貨物自動車(牽引自動車および被牽引自動車を除く)、ならびに同13トン以上の牽引自動車では2014年11月1日以降から、同20トン以上22トン以下の貨物自動車(牽引自動車および被牽引自動車を除く)では2016年11月以降から、同装置の設置を義務付ける。継続生産車に関しては、総重量22トン以上の貨物自動車(牽引自動車および被牽引自動車を除く)では2017年9月1日以降の製作車から、同13トン以上の牽引自動車では2018年9月1日以降の製作車から、同20トン以上22トン以下の貨物自動車(牽引自動車および被牽引自動車を除く)では2018年11月1日以降の製作車から、設置を義務付ける。貨物運送に使用する総重量8トン以上20トン以下の普通自動車(第5輪荷重を有する牽引自動車および被牽引自動車を除く)については、当分の間、装置を備える場合の要件とし、「いずれ設置を義務化していく」(同省)としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月15日自動車事故対策機構(以下、NASVA)はこのほど、自動車事故による重度後遺障害者への支援拡充を目的として、近畿・関東地区にて「委託先病院」を公募すると発表した。NASVAは、自動車事故による脳損傷が原因で重度後遺障害が残り、治療と常時介護を必要とする被害者のうち、特に重度の患者を対象とした専門病院として、国内4カ所(千葉、仙台、岡山および岐阜)に療護センターを設置運営している。また、2007年から札幌・福岡の2カ所にて、療護センターの一部機能(治療・看護)を一般病院の施設を活用して提供する「委託病床」の運営を開始。これらの療護施設は、順調に活動している一方、一部地域では自宅からの距離などを理由に、入院を断念する被害者家族が多数存在することが判明したという。このためNASVAは、2011年2月より「委託病床の拡充にかかる検討委員会」および「委託病床機能等審査委員会」を設置し、委託病床を拡充する方向で検討。その結果、「新たに大阪を中心とする近畿地区(16床)および関東南・西部地区(12床)に委託病床を開設し、2013年1月から患者の受入を開始すべき」などの結論を得たことから、今回、同病床の運営を委託する病院について、入札による公募を行うことを決定したとしている。今回の公募にあたり、NASVAは入札説明会を開催。日程・場所は、関東地区が3月9日15:00~、NASVA本部6階会議室、近畿地区が3月13日15:00~、NASVA大阪主管支所内会議室となる。申込み期限は3月8日正午。今後のスケジュールは、5月10日応募(入札参加表明)締切、6月29日開札、委託先病院決定、2013年1月(予定)入院患者受入開始となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月14日住んでいる地域によってお国柄というか、交通上の見えないルールのようなもの、ありますよね。これってもしかして自分の地域だけ?自分だけ?という交通ルールについてアンケートを実施しました。調査期間:2012/1/4~2012/1/9アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 498件(ウェブログイン式)●6車線でどちらでも行けるように真ん中を走る(名古屋)(愛知県/女性/32歳)この6車線道路がくせものです。片側3車線の合計6車線の広い道路です。名古屋に進入した他県のドライバーはこの広い道路にビックリします。驚いて運転をミスってしまうことも(笑)。いや笑いごとではないんですが……また、こんな話題もありました。●名古屋ばしり(追い抜きが激しい)という言葉があります(愛知県/女性/32歳)wikipediaによると、「愛知県の名古屋市およびその近辺で見られる特有の行儀の悪い運転マナーの総称である」。危険ですから、真似しないようにしてくださいね。名古屋走りに匹敵する、地方の名前のついた交通ルールも頂いております。●伊予のはや曲がり(青信号に変わったら、直進の車が発進する前に右折車が2台くらい先に曲がる)という言葉がある(愛媛県/女性/31歳)確かに筆者も名称は聞いたことがありますが……。違反ですから絶対やらないように!短気といえば、こんなご意見も。●大阪は車間距離をあけているとすぐ車線変更で入られる気がする(京都府/女性/25歳)実際のところ、どうなんでしょうか?●京都を通る名神高速道路は、名古屋~大阪をつなぐ猛者の集まる危険エリア。そのため、ほとんどの京都市内の教習所は高速教習のために、わざわざ離れた『亀岡自動車専用道路』を利用する。しかも免許取得後、その道路を利用する機会がほぼない(滋賀県/女性/29歳)自動車教習所に通っている方にとって、猛者の集う場所はまだ早いのでしょうか……。●奈良公園付近では車より鹿優先(奈良県/女性/27歳)なるほど(笑)。奈良公園の鹿は春日神社の所属でありまして。一応名目上は「神のお遣い」ですので、ひいてしまうわけにはいかないですね。動物がらみですと、野生動物の宝庫北海道から……、●対向の道路に動物の死骸(しがい)を見かけたら、対向車にパッシングで注意を促す(北海道/女性/30歳)北海道ならではの助け合いですね!そういえば、こんな意見も。「車線をゆずってもらったときは、ハザードでありがとう(東京都/女性/35歳)」教習所で教わったわけでもないのに、思わずやってしまいますよね。みなさんのお住まいの地域でのローカル交通ルール、ぜひ教えてください。(谷門太@dcp)
2012年02月13日交通事故の発生件数は、平成22年度72万5,773件です。1日あたり約2,000件もの事故が日本のどこかで起こっている計算になります。いつ自分の身の回りに起こるかもしれない交通事故。日本損害保険協会がまとめた「自動車保険データにみる交通事故の実態」等のデータを元に、自動車事故にかかる費用を検証してみました。■交通事故による経済的損失額は年間約3兆2,000億円「自動車保険データにみる交通事故の実態」(日本損害保険協会)によると、2009年度に発生した交通事故による経済的損失額は、年間3兆2,069億円。内訳は物的損失額が1兆7,108億円、人身損失額が1兆4,961億円でした。交通事故の発生件数は年々減少していますが、人身損失額は高い水準を保ったまま。後遺障害による損失が大きくなっていると考えられています。■事故の約9割が車両同士の追突!交通事故が発生する状況としては、車両同士の追突・衝突が圧倒的に多く全体の86%を占めています。次いで人と車両の事故が9.5%、車両の単独事故が4.5%でした。(平成22年中の交通事故の発生状況警察庁交通局)事故発生件数が最も多い車両同士の追突には、正面衝突、追突、側面追突、後退時追突などがあります。軽微なものから甚大なものまで事故の大きさは一概には言えませんが、平均物的損失は数十万円に上ります。■死亡で1名当たり3,080万円の経済損失車両同士の事故に次いで多いのが人と車の事故である「人身事故」です。人身事故での平均物的損失額は5万1,000円と比較的安いのですが、当然ながら人的損失額は高く、死亡者数5,607人に対し損失額は1,727億円、後遺障害者数66,850人に対し6,150億円。傷害者数1,215,064人に対し7,084億円が報告されています。これを一人あたりに換算すると、死亡で約3,080万円、後遺障害で約920万円、傷害で約58万円という甚大な損失額になります。●平成22年1名当たり人的損失額(データを元に算出)死亡3,080万円後遺障害920万円傷害58万円■ガードレールは1m 5,000円~5万円交通事故の発生状況で一番少なかったのが、車両の単独事故、いわゆる自損事故です。構築物に衝突するケースと、自らが横転・転落してしまうケースがあります。構築物衝突と言えば、道路上の構築物を思い浮かべる人も多いと思います。大きさや形状によって異なりますが、ガードレールや照明柱、交通信号機用コンクリートポール、カーブミラーにぶつかった場合の損害額はこれぐらいと言われています。●損害額ガードレール(1mあたり)5,000円~5万円照明柱10万円~50万円交通信号機用コンクリートポール33,000円~7万円カーブミラー4万円~10万円一方、横転や転落の場合の平均物的損失額は、横転転落の場合40万8,000円、正面衝突35万3,000円、追突28万6,000円。側面衝突24万7,000円、後退時衝突13万7,000円。転落、正面衝突などスピードが出ているときの損害は大きく、あまりスピードが出てない後退時の衝突は低くなっています。■交通事故では、自転車事故の割合が高くなっている交通事故全体の件数は減っているのですが、自転車事故の占める割合は増えています。「自転車事故」(警察庁データ)によると、平成22年の自転車乗用中による死傷者数は15万1,631人にも上ります。自転車事故といっても、大半が自動車との事故で全体の84%を占めますが、自転車と歩行者との事故も発生しており、加害者となる自転車に多額な損害賠償金が求められるケースもあります。2つ事例をご紹介します。<自転車事故での加害事故例>■賠償額5,438万円成人男性が昼間、信号表示を無視して高速度で交差点に進入、青信号で横断歩道を横断中の女性(55歳)と衝突。女性は頭蓋(ずがい)内損傷等で11日後に死亡した。(東京地方裁判所、平成19年4月11日判決)■賠償額5,000万円女子高校生が夜間、携帯電話を操作しながら無灯火で走行中、前方を歩行中の看護師(57歳)の女性と衝突。看護師には重大な障害(手足がしびれて歩行が困難)が残った。(横浜地方裁判所、平成17年11月25日判決)※出典「知っていますか?自転車の事故」(日本損害保険協会)自動車、自転車に乗る場合、いつ自分が加害者になるか分かりません。一瞬の不注意でこれだけの損害額が発生します。当たり前のことのように言われる"交通安全"ではありますが、他人をキズつけないだけでなく、自分も経済的損失というキズを負わないよう心がけておきたいところです。■執筆者プロフィール森眞奈美(もりまなみ)サンダーバード国際経営大学院にて国際経営学修士号取得後、米国系再保険会社に入社。退社後ライター業をしながら、AFPを取得。現在は「保険」「クレジットカード・電子マネー」「ライフプランニング」などマネーに関するコラムを雑誌やWebで執筆中。
2012年02月10日体を張った超過激なパフォーマンスの数々で知られる『ジャッカス』シリーズに出演しているライアン・ダンが20日早朝、フィラデルフィア郊外で交通事故死した。享年34。ライアンはペンシルバニア州のウエスト・ゴーシェンをポルシェで走行中、ガードレールを越えて木に叩きつけられ、跡形もないほど大破、炎上した。ライアンと同乗していた友人ひとりも死亡した。下ネタ系や過激なパフォーマンス満載でアメリカCS放送史上最高の視聴率を稼ぎ出したMTVの人気番組「ジャッカス」のオリジナルキャストであるライアンは、TVシリーズだけでなく5月6日(金)に日本公開された最新作『ジャッカス3D』にも出演している。地元警察は事故の原因をスピードの出し過ぎと見ている。一週間前に34歳の誕生日を迎えたばかりだったライアンは事故の数時間前に、友人と酒を飲んでいるところを写真に撮り、Twitterに掲載したが、事故発生時に車を運転していたのは誰なのかは判明していない。この写真は現在削除されている。ご冥福をお祈りいたします。(text:Yuki Tominaga)写真は昨年11月、『ジャッカス3D』のプレミアイベントに出席した際のライアン・ダン。© Rex Features/AFLO■関連作品:ジャッカス3D 2011年5月6日より全国にて順次公開■関連記事:バカが飛び出す!『ジャッカス3D』が『ソーシャル・ネットワーク』抑え全米1位獲得
2011年06月21日引き上げ幅は月内に決定1月14日、自動車やバイク保有者に加入が義務付けられている自賠責(自動車損害賠償責任)保険の保険料見直しを検討する自賠責保険審議会(金融庁長官の諮問機関)は、11年度と13年度の2段階に分けて保険料を引き上げることに合意した。保険料の具体的な引き上げ幅は、20日に開く第2回の審議会で審議し、政府が月内にも最終決定する見通しだ。※画像はイメージ激変を避ける緩和策背景には交通事故被害者への保険金の支払い増加により、想定以上に収支が悪化していることがあげられる。計画していた13年度の引き上げが大幅負担増となり、激変をさけるために緩和策がとられた。値上げは07年度以来の4年ぶりである。加入が任意の自動車保険の保険料についても、大手の損害保険各社が4月以降、高齢者を中心に順次引き上げる予定である。高齢者ドライバーにとっては厳しい値上げになりそうだ。
2011年01月20日弁護士法人アディーレ法律事務所は、交通事故の被害に関する書籍『交通事故に遭った時、あなたを救うたった一冊の本~騙されやすい示談金の裏事情~』を出版した。同書は、作家・室井佑月氏も推薦しているとのこと。保険会社は、少しでも示談金の支払額を抑えたいと考えている交渉のプロで、決して被害者の味方ではないという。事故発生後の対応と示談金を勝ち取るノウハウを解説本書は、不幸にも交通事故に遭ってしまった時、被害者が必ず知りたいと思う「事故発生後の対応方法」と、「保険会社から適正な示談金を勝ち取っていくための知識」の2つのノウハウについて、交通事故に特化した弁護士がわかりやすく丁寧に解説したもの。また、示談金額が決まる「裏」事情が、たっぷりと書かれた興味深い本となっていて、特に最も争いになる休業損害や慰謝料の算定方法について具体例をあげながら詳しく解説している。この1冊さえあれば、万が一交通事故に遭った時にも、慌てることなく万全の姿勢で対処できるはずという。<書籍概要>名称:『交通事故に遭った時、あなたを救うたった一冊の本~騙されやすい示談金の裏事情~』著者:弁護士法人アディーレ法律事務所発行:丸善プラネット株式会社定価:1365円(税込)初版発売:2010/12/28版型:四六版
2010年12月31日自動車損害賠償責任(自賠責)保険は、原付や自動二輪を含む全ての自動車ユーザーに加入が義務付けられ、その保険料は交通事故被害者への保険金の支払いや支援を主とする救済対策のために役立てられている。ところが、この保険金支払いが増加傾向にあり、08年度以降の収支では毎年2,300~2,500億円の赤字となっていて、来年はさらに採算が悪化するとの試算を、損害保険料算出機構が17日の理事会で提示したことによる。これは日本経済新聞などが報じている。事故被害者への支払いが増え、引き上げ必要にもともと、これまで積み立ててた資金の運用益が1兆円ほどになり、08年度から保険料を大幅引き下げし契約者に還元を図ったところ、事故被害者への支払いが増えたことから、予定の13年度までに底をつく可能性が高くなったというのだ。来年4月に大幅値上げする案や、数年かけて段階的に引き上げる案もあるというが、早期の引き上げは避けられそうもない。来年値上げとなれば07年度以来4年ぶりとなるが、来年1月に開かれる自賠責保険審議会(金融庁長官の諮問機関)で決定することになる。
2010年12月20日吾輩はトラッキーである2009年8月より保険募集を開始したペット保険会社「ペッツベスト」の土井誠社長が、15日からブログ「とらっきぃーな日々」を開始した。これは『吾輩は猫である』をモチーフに、同社長の愛猫「寅吉」(愛称:トラッキー)が日々を綴っていくという形式で、第1回目はトラッキーの生い立ちと、同社長に飼われるまでのお話。※画像はイメージ社長に拾われるまで内容は、虎の子どもにそっくりなことや、寅年に交通事故にあったけれども、無事生き残れたラッキー(吉)な猫、というところから寅吉という名前が付いたことや、その事故が同社長との出会いのきっかけになったことなど、面白くて微笑ましいものとなっている。なおペッツベスト社は、「私たち自身がペット愛好家です。」「豊かな経験から作られた保険です。」「充実した安心な保険を目指します。」をコンセプトとしたペット保険会社で、ペットのための多様な商品を展開している。
2010年12月19日アメリカンホーム保険は、ウェブサイトでの従来からのサービスや補償内容の説明に加え、自動車保険の事故対応での顧客の声や担当者の思いの公開と、初期段階の事故対応受付などの情報を拡充する改定を、11月末に行った。顧客の声と、事故対応に携わる担当者の思いを紹介同社ではこれまで、保険金を支払ったすべての契約者にアンケートを行ってきたが、今回、事故対応体制についての理解を深めてもらうべく、アンケート結果などでの顧客の生の声を定期的に更新して紹介する「お客様の声」欄を開設、評価の声に加えて指摘や叱責についても紹介している。また一方、事故対応に携わる担当者の姿勢や思いを、「事故解決のプロが大切にしていること」として紹介、万一事故に遭った際のきめ細やかで安心・信頼できる態勢、同社の取り組みをわかりやすく案内している。21時までの「事故受付」には、当日中に「報告」などまた同社では、事故直後の顧客の不安を解消するため、顧客からの連絡に対する「事故受付」から「初期段階の事故対応」・「報告」までを速やかに行うことが重要であると考え、事故当日21時までに「事故受付」を済ませれば、週末も含め当日中に対応の「報告」を行う体制を整備したとのこと。さらに上記に加え、契約者が無料で利用することができるロードサービスの内容一覧、宿泊施設やレジャー施設の優待料金についての情報もわかりやすく拡充したという。
2010年12月09日エゾシカと衝突4億円の保険金、北海道損害保険会社の業界団体である、社団法人日本損害保険協会北海道支部は、網走、十勝、釧路、根室の4地区を対象に、エゾシカと車との衝突事故に対する保険料支払い調査を行いました。2010年8~9月では、13社合計171件で6732万円の支払いとなっており、最小で6万円、最大で261万円、平均支払額は39万円となっています。日本損害保険協会によると2009年8月・9月におけるエゾシカが関係する交通事故発生件数(299件)の割合(16.3%)から1年間の車両保険金支払件数・支払額を試算すると、1,049件・4億1,300万円となります。となっており、1年間で4億円を超える保険の支払額となっています。該当地区ではエゾシカによる事故が増えており、今回の調査結果を、エゾシカ対策協議会、国土交通省北海道開発局、北海道大学等の研究機関に情報提供し、今後の事故対策に生かしたいとしています。
2010年12月07日今回で3度目の取り組み日新火災海上保険株式会社は18日、今月の9日10日の2日間にかけて行ったチャリティー募金の成果を発表した。これは交通遺児のために行われたもので、2008年度から同社東京本社にて毎年開催され、今年で3回目となる。このイベントの特徴は、社員から中古の本・CDなどおよそ2000点の品物が集められ、寄付に協力した人が好きな物を選べるという仕組み。画像:日新火災プレスリリースより前年度の2倍の寄付金寄付金は総額で、前年度の約2倍となる176,589円となった。これは全額「特定非営利活動法人交通遺児等を支援する会」へ寄付され、交通事故で親を失った子どもたちのために使われるという。同社はこのチャリティーイベントの成果を発表するとともに、下記のように今後の取り組みへの決意を語った。当社では、今後も社会貢献活動の一環として同チャリティーイベントを続けていく予定です。
2010年11月25日自転車事故が急増日々、道路を車で走行したり、歩いたりする際に、自転車の危ない走行にイライラしたり、危ないと思うことは少なくない。実際ここ10年で自転車と歩行者の交通事故が急増しており、子供と高齢者の自転車同士の衝突でトラブルになるケースも出始めているという。保険未加入で80万もの賠償金ある男の子と高齢者の自転車事故では、男の子が保険に未加入で、右側通行の交通違反を指摘されたことから計約80万円もの賠償金が必要だったという。自転車の交通ルールは、知らずに乗っている人が多い。事実、この男の子も右側走行が道路交通法違反だったと知らなかったという。自転車も加害者に自転車は加害者になることがほとんどないと思っていたら、それは大間違いだ。加害者になることは大いにあるのだから、交通ルールの確認や、保険の加入が必要かどうか、一度考えてみる必要があるかもしれない。また、あらためて自転車走行の交通ルールの周知が望まれる。
2010年11月10日サービスエリアや警察署などで配布社団法人日本損害保険協会北海道支部は、北海道警察本部と共同で、凍結路面などにおける冬のスリップ事故防止のためのチラシを作成し、道内の道の駅や高速道路サービスエリア、警察署などに配布した。チラシが指摘の安全運転法チラシはかわいらしい女の子や動物のイラストともに、「冬道安全運転5則」として下記を掲げる。1. スピードは、夏場より10キロ以上減速!2. 車間距離は路面乾燥時の2倍以上確保!3. 急加速、急ブレーキ、急ハンドル等の急激な操作は禁物!4. 視界不良時は前方をよく見て、早めに徐行!5. 無理な追い越しは禁物!この他にも「発進はゆっくりと慎重に!」「早めのブレーキングを!」などの項目では、詳しい必要性が載っている。これからやってくる冬を前に、もう1度基本を確認していきたい。また、11月16日(火)には札幌市で全国交通安全フォーラムが開催され、この会場でもチラシは配付される。
2010年11月03日自動車損害賠償責任保険は、原付や自動二輪を含む全ての自動車ユーザーに加入が義務付けられている。そしてその保険料は、交通事故被害者への保険金の支払いや支援を主とする救済対策のために役立てられている。ところが、その積み立てた資金の運用益の一部が、94・95年に特例法によって一般会計に貸し出され、返済期限の延長を繰り返して、現在まだ約6千億円が返済されずにいるという。しかも、今度の特別会計の見直しで消えるかも知れないというから驚きだ。JAF調査でも保険料流用知らず、8割が本来目的にとこれに関しては、JAF(社団法人日本自動車連盟)が、こうした自賠責保険の実状について、自動車ユーザーはどのように考えているかを把握するため、これに関するアンケート調査(※)を緊急実施している。※JAFの調査は、全国の20歳以上の自動車ユーザーを対象に、10月19日、20日の2日間、インターネット調査を行い、2066人の有効回答を得たもの。その結果、「国は、自動車ユーザーが支払った自賠責保険料の積立金から、何にでも使える一般財源として借り入れており、その返済期限が平成23年度であること」について、91.4%が「知らなかった」「あまり知らなかった」と回答しており、ほとんど知らないというのが実態のようだ。また、その積立金が「本来の目的である交通事故被害者救済対策等に使われず、一般財源として何にでも使われること」については、79.1%が「約束通り返済し、本来の目的に使用すべき」と答える結果だったという。これは当然の結果とも言え、保険料を負担する側にとっては、支払いを義務化されているものが勝手に目的以外の用途に転用されるのは、納得しがたいのではなかろうか。もし保険料に余剰分が生ずるのであれば、本来なら払った側に返還すべき性格なのだが、今となっては新たな保険料の設定額を軽減するのが妥当な処理ではなかろうか。
2010年11月01日9人による事故偽装滋賀県警交通指導課と彦根署などは21日、交通事故を偽装して保険金をだまし取ったとして、大津市の販売業田中肇(32)容疑者とその妻(28)ら合計9人を詐欺の疑いで逮捕した。複数のメディアが報じた。発表によると、田中容疑者らは2008年2月に東近江市の交差点で、信号停止した仲間の車に共謀者の車を追突させるなどして事故を偽装。同様の手口で他2件も事故を装い、保険会社から合計で約1,181万円をだまし取ったとされる。※画像はイメージ柔道整復師も計画に関与また、東近江市の柔道整復師 小島朋子(39)容疑者は、2件の事故について、田中容疑者ら3人が怪我をしていないことを知りながら、虚偽の施術費明細を保険会社に提出。治療費約296万円をだまし取った容疑がかけられている。中日新聞によれば、田中容疑者らは詐取した金を山分けし、生活費に充当していたもよう。9人とも容疑を認めている。
2010年10月25日子供たちが参加、安全マップ作り明治安田生命保険相互会社は16日、愛媛県松山市の明治安田生命松山ビルで「地域安全マップづくり教室」を開催した。市内の小学生36人が参加し、自ら危険を回避する能力を身に着けることをめざし、思い思いに地図を描きながら子供たち同士で危険について考えた。フィールドワークで実際に歩いて考える講師となったのは、マップの発案者でもある立正大学の小宮信夫教授。まず、子供たちは5つの班に分かれてフィールドワークに出発。周囲から目に届きにくく危険な場所を見つけて写真を撮るなどした。その後、帰って模造紙に撮った写真を貼って、コメントを書き込むなどしてマップを完成させた。楽しみながら実際に自らが利用する道路の危険を知ることで、子供たちにとって有効な形で安全について考えることができたようだ。
2010年10月20日このところのエコ意識や健康ブームの高まりから、自転車を利用する人が増えている。便利な乗り物として、その価値が見直された結果といえそうだが、一方、スピードが出るだけに、転倒して大けがをしたり、歩行者にけがをさせるなど、思わぬ事故が多くなっているという。警察庁によると、自転車が歩行者をはねる事故が全国的に増えていて、1999年の801件から2009年は2934件と約4倍になっているとのことだ。事故での賠償金に、5,000万円の判決例もそして、事故での賠償金にも高額なものが現れている。例えば平成17年のケースで、当時16歳の女子高生が、無灯火のうえ携帯電話をしながら自転車の運転をし、市道を歩行中の看護師女性に追突した事例では、被害女性が失職かつ障害が残ったため、横浜地裁は加害者(判決時19歳)に約5,000万円の支払いを命じている。自転車事故に対する危機意識の薄さも問題である。先の携帯電話を見ながらの事故はもちろんだが、ヘッドホンで音楽を聴きながら自転車に乗っている人もよく見かけるようになり、こうしたメディアの登場も事故増加と無関係ではないようだ。さらに自転車にはクルマにある自賠責保険のような強制保険の制度がないため、自転車事故の当事者が必ずしも保険に加入しているわけではないし、十分な賠償資力を持っているとは限らない。任意保険に入っていなければ、相手にけがさせた場合、賠償は全額自己負担となるから、自転車を買う際は是非とも考慮に入れるべきであろう。万一の自転車事故に備える保険は?自転車に特化した保険として以前からあった「自転車総合保険」は、2010年3月には基本的にはすべての損害保険会社で廃止され、一部セコム損保と朝日火災にて団体契約対象のみ行われている。朝日火災の「自転車総合保険」は、個人での加入は受け付けておらず、サイクリングの同好会などグループ単位が一般的で、賠償責任保険もセットになっている。「財団法人日本サイクリング協会(JCA)」が会員に対し、朝日火災の「JCA自転車総合保険」などの特典をつけている。個人賠償責任保険は必要。特約付帯保険なら割安に保険加入を考えるなら最低でも個人賠償責任保険の加入は考慮すべきだが、新たに加入することなく、自動車保険、火災保険、傷害保険などに特約で付けることも可能となっている。火災保険に付帯する場合、補償額1億円つけても特約保険料は年間でも1000円程度とのことだ。三井住友海上は、傷害保険「GKケガの保険」で自転車に絡むけがの補償をカバーしている。交通事故などのけがの補償に限定した個人向けでは、死亡・後遺障害保険金が1,000万円、入院時1日4,000円などを補償するプランで、月払いの保険料は770円とのこと。さらに同保険は、80円程度の掛け金を上乗せすれば「日常生活賠償特約」を付けられ、法律上の賠償責任を負ったときに備えられる自動車事故のような「示談交渉サービス」が受けられる。「TSマーク」には1年の付帯保険がこのほか、自転車の安全利用の観点から自治体で推進する動きとして、日本交通管理技術協会が交付する「TSマーク」がある。同協会に安全整備店として登録する自転車販売店で購入、点検整備することを条件に、このマークが張られ、傷害保険と賠償責任保険がセットになった1年間の付帯保険が付くものだ。但し補償内容は、損害賠償が最高で2000万円、ケガの入院も15日以上が対象で、補償としては少し心もとないが、それでも何もないよりはましだ。これは、TSマークのついた自転車安全整備店の看板のある店で取り扱っている。
2010年10月13日自動車保険を使った保険金詐欺カナダ全土で故意に事故を起こして保険金を騙し取ろうとする詐欺が横行している。詐欺を試みようとする事故の加害者は故意の事故であるとの嫌疑をかけられないようにするために一般の無関係の人の車にわざと衝突するのである。警察による捜査カナダ東部、オンタリオ湖北西岸に位置する都市トロントはこの詐欺の温床となっている。これに対し警察は通称プロジェクト92という捜査を行いこの詐欺の撲滅につとめている。この捜査により1つの犯罪組織により実に40もの自動車保険詐欺が行われていたことが判明した。このうち17の案件についてはもうすでに捜査が始まっており,この案件に関わった39人が告訴され20人が有罪判決を受けている。保険市場の損害オンタリオ市の保険市場は過去2年間に交通事故のために10億円支払っており、その間の保険金による収入は90億円である。調査によるとこのうち1億3000万円は詐欺や不正な届出により支払われたものと見積もられている。
2010年10月10日貯水池に車を沈める岡山県警交通指導課を始めとする合同捜査本部は、交通事故を偽装して保険金をだまし取ろうとした疑いで、10月5日に倉敷市消防局の消防士長「笠原敏史(31)」容疑者他数名を逮捕した。複数のメディアが報じた。笠原容疑者は山口組系暴力団組員の池上龍太郎(49)容疑者や、自動車販売修理業の高山秀夫(32)容疑者ら、合わせて6人で共謀。3月13日の22時過ぎ、井原市大江町の貯水池へ乗用車を転落させた。そして共済組合に「カーブを曲がりきれなかった」などとして共済金約780万円を請求。支払いを求められた共済組合が内容を不審に思い、警察に通報した。事故内容について矛盾があったという。※画像はイメージ真面目な好青年だったが…笠原容疑者が勤務していた倉敷市消防局の田中局長によると、容疑者は勤務態度もマジメなスポーツマンで、無遅刻無欠勤。職場の信頼も厚く、2008年から消防士長に昇進していた。ただ、消防局の規約では事故があった場合上司に報告をすることになっているが、今回の事故については報告がなかったという。県警によれば、笠原容疑者ら3名は容疑を認めているが、他3名は「知らない」などとしているという。
2010年10月09日全国交通安全運動に合わせて9月21日から30日までは秋の全国交通安全運動だ。三井住友海上火災保険栃木支店は、秋の全国交通安全運動に合わせて、県内の事故多発交差点をまとめたビラを作成して配布する。事故多発交差点をまとめたビラを配布ビラは、「全国交通事故多発交差点マップ」を基に、ワースト5位までを掲載している。マップは、日本損害保険協会が各県警への調査から作成したもので、ビラでは付近の地図と事故が多発する原因をまとめた。ビラは、平成20年と21年の分があり、合わせて数千枚を配布する。
2010年09月28日中国で初めて政府指導による全国小中学生交通安全保険公共保障機構が発表され、「全国小中学生交通安全事故傷害保険」プロジェクトが中国関心下一代(次世代関心)工作委員会と新華人寿保険により調印された。これにより新華人寿保険は、単独で小中学生の交通事故傷害保険を請負うことになる。保険・救急センター・医療による救急救援体制これは保険・救急センター・医療機構の3組織で小中学生による交通事故の救急救援体制を整えるものだ。今年10月より徐々に保険への加入が開始される。まずは北京・天津・上海・重慶をモデルケースとし全国の都市や地方へ10年間にわたり拡大していくという。不明な点への回答は未だ無いままただし、中国関心下一代(次世代関心)工作委員会は以前よりメディアから問われていた「保険は強制保険か否か」「保険費用は誰が負担するのか」などの問題への明確な回答は行われていないままだ。
2010年09月24日事故多発交差点社団法人「日本損害保険協会」が9月15日、平成21年度版のデータに基づいた、「全国交通事故多発交差点マップ」を公開した。これは全国地方新聞社連合会と協力をして、各都道府県の人身事故ワースト5までの交差点について、場所や特徴をあげ、注意点などをまとめたもの。ドライバーには必見だ。東京では東京都ではこの5年間、交通事故発生件数は毎年減少しており、21年には56,358件となった。ワースト1位は「大原交差点」。甲州街道と環状7号線の交差するこの大交差点では、昨年度22件の事故が発生している。1番は右折時の事故で8件。大阪府でも、ここ5年間事故は毎年減少し、21年度は51,697件。残念ながら1位となったのは大阪市浪速区の「大国交差点」。この大交差点では、地下鉄の出入り口などで、自転車が死角になる場合があるという。全24件の事故のうち、右左折時の事故が7件づつとなった。愛知県では、名古屋市中区の若宮北交差点が1位となってしまった。事故発生件数は24件。最多の原因は、左折時の10件となっている。自分にためにも相手のためにも、法令を守った安全な運転を心掛けていきたい。
2010年09月20日早期返済を要望活動開始自賠責保険の保険料で積み立てた資金の大部分が国に貸与され、5893億円が返済されないままとなっている問題で、自動車ユーザーや事故被害者らが政府と与野党に早期返済を求める要望活動を開始する。期限通りに返済を15日、早期返済の要望活動として自動車損害賠償保障制度を考える会が国に対して要望書を提出する。要望書では、自賠責保険は自動車ユーザーが支払った保険料により交通事故被害者を支える共助の仕組みであることを強調している。積立金は一般会計に貸し出されたまま、6000億円近くが返済されずに期限である11年を迎えようとしているため、期限通りの返済を求める。
2010年09月18日グループで交通事故大阪府高槻市の路上で、わざと交通事故をおこし、保険会社から約540万円などを騙し取ったとして、大阪府警は14日、男女のメンバー5人を逮捕した。複数のメディアがいっせいに報じた。容疑者らは、すでに自殺した男らと共に、グループ内で不自然な養子縁組を繰り返し、そのつど名前を変えていたもよう。別人に見せかけて保険会社を騙そうとしていたという見方もある。殺人にも関与か毎日新聞によると、グループは2004年以降、約二十件の交通事故を起こしており、その都度数百万円の保険金が支払われていたもよう。また今年4月、絞殺死体で見つかった宇野津由子さんも、グループのものと養子縁組をしており、保険金目当てに殺された可能性もあるとして捜査が続いている。
2010年09月17日兄の連れてきた婚約者は…
妻は看病してもらえないのが普通ですか?
モラハラ夫図鑑
このお話は作者ゆりゆさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え漫画化しています。■これまでのあらすじ夫の裏切り後、夫婦関係の再構築を選択したみさき一家。だが妻が高熱でダウンしても、夫はまったく妻の心配をせずに完全に放置状態。車の運転ができない妻は、仕方なく市販薬でごまかしながら症状を乗り越えるのだった。数ヶ月後、夫が体調を崩して陽性と診断されるも、数日で回復。「すぐに病院に行けたもんね」と嫌味を言っても効かない夫に「私のことは心配しれくれなかった」と本音をこぼすと、「心配はしてたけど、俺にできることってなくない?」と言い出す。さらに夫は「リクエスト通りにフルーツやゼリーを買ってきたのに理不尽だ」と逆ギレするが、実際に買ってきたのは半額のバナナとぬるいゼリー。妻はあらためて「この人と老後一緒に暮らせない」と感じて…。気持ちを切り替え、夫とは将来的に離婚をすると決めた妻。たしかに「どうせ離婚するし」と思えれば、少しは気持ちがラクになるのかなと思います。もちろん、それでもしんどいはずですが…。自分は何もしなかったくせに、この言いよう!! やっぱり妻は、離婚を決意して正解かもしれませんね。最後までお読みいただき、ありがとうございました!
2024年05月04日