誰かが手放した物でも、世界のどこかに求めている人はいるはず。中古品でも、人によっては貴重な『掘り出し物』といえるでしょう。ガラクタの中に眠った『宝物』を見つけ出すため、中古品リユース店やフリーマーケットなどを巡るのも一興です。中古の時計に書かれた『店員の説明文』ある日、中古品リユース店『ハードオフ』を訪れた、Macintosh(@Macintosh_ezweb)さん。目ぼしい『掘り出し物』がないかと店内を散策していると、懐かしいアイテムが棚に並んでいるのを発見しました。そこにあったのは、通信教育講座『進研ゼミ小学講座』のキャラクターである、コラショをモチーフにした時計。正常な動作が保証できない『ジャンク品』として販売されているようです。とはいえ、店員も陳列するにあたって、最低限の動作確認は行っている模様。価格などが書かれた貼り紙には、店員による補足が記載されていたのですが…。「閉店の作業中、電池がないのに勝手に喋り出しました」いわずもがな電池式の時計は、ちゃんと残量のある電池が入っていないと稼働しません。…しかし、この時計は電池が入っておらず、かつ誰も触っていないのに、突然音声が再生されたというのです!これを怪奇現象といわずして、なんといえましょう。夜、閉店のために黙々と作業をする中、『鳴るはずのない時計』がしゃべり出した時の店員の気持ちを想像すると、背筋が凍りますね。説明文を読み、恐怖を覚えたというMacintoshさん。貼り紙はネットを通して、多くのX(Twitter)ユーザーを震え上がらせたようです!・閉店の作業中なのが、またゾッとした。店員さん、怖かっただろうな。・お、落ち着け。きっと電池がなくてもしゃべるシステムなんだろ…きっと…。・これは泣くわ。購入する猛者は現れるのか…!?『宝物』…もとい『封印されしいわくつきの品』は、いつか新しい持ち主の元へと渡っていくのでしょうか。いつまでもこの店に残り、今後も時々、目を覚ましたかのようにしゃべり始めるのかもしれません…。[文・構成/grape編集部]
2024年04月13日俳優・小日向文世(70)の実の息子で俳優・小日向星一(28)が11日、自身のX(旧ツイッター)を更新。貴重な“親子共演”を報告し、動画を公開した。2人は『サントリー』の企業広告 「ショートコント 新社会人」で共演。星一は企業公式アカウントの投稿をリポストする形で「出演させていただきました!素敵なおまじないを教えてもらいました」と、新CM動画を紹介した。CMでも“親子”として出演する2人。星一が新社会人役で、入社式の日の朝、父から「いいおまじない教えてあげようか。緊張したら心の中で“ショートコント”ってつぶやいてみ」とアドバイスされるところからはじまるストーリー。実の親子ならではの空気感も楽しめる、貴重な映像となっている。この投稿に対してファンからは「親子共演 胸熱〜〜」「息子さんよね?!お顔が似てる〜」「この共演は泣く」「めちゃくちゃ素敵だ 実親子ってのが尚更涙腺を緩ませる」「リアル親子の空気感も伝わってきた」「小日向さんが久々の親子共演CM!めっちゃ良いですね。これ」「ずーっとずーっと待ち焦がれていたお二人の共演。お疲れさまです」など、歓喜の声が多く寄せられている。
2024年04月12日入場料のある本屋「文喫」が2024年4月23日(火)、愛知・名古屋に新店舗「文喫 栄」をオープンする。入場料のある本屋「文喫」東京・六本木に1号店、福岡・天神に2号店を店舗を構る「文喫」は、入店に料金がかかるという異例の制度を採用している書店。“文化を喫する”をテーマに、人文科学や自然科学からデザイン・アートに至るまで、様々な文化をカバーする数万冊の書籍をセレクト。一般的な書店とは異なる手法で、本屋における新たな体験価値を提案している。地元の喫茶文化に着想を得た「文喫 栄」その新店となる「文喫 栄」は、約370坪という、これまでの2店舗と比べて圧倒的な広さを誇つ大規模店。地元・名古屋に根付く喫茶文化に着想を得た“本屋と大喫茶ホール”をテーマに、喫茶体験を組み合わせた新たな本探しの楽しみを提供してくれる。約3万冊の本をセレクトそのメインエリアとなるのが、全152席を擁する「大喫茶ホール」。1点1点丁寧に選ばれた約3万冊の本が並ぶ広々とした空間で豊富なフリードリンクやこだわりの喫茶を楽しみながら、本選びが楽しめる。入場料には席代も含まれているので、自席でじっくり本と向き合えるのもポイントだ。「文喫 栄」では、90分825円から利用できる新たな料金プランを導入しており、仕事の前後や休日の待ち合わせ前など、ちょっとした空き時間にも気軽に利用できる。豊富なフリードリンク、名古屋ならではのモーニングも本探しのお供となるドリンクは、奈良「やまのべ焙煎所」とのコラボレーションによるオリジナルブレンド、京都「小川珈琲」の珈琲、紅茶専門店「ルピシア」の紅茶、福岡「中村園」のハーブティーなど、豊富なラインナップを用意。名古屋のモーニング文化にちなんで、営業開始の7時半から11時までの間は、無料でトーストが提供される。オリジナルメニューが楽しめる「喫茶 セントラルサニー」さらに、ホール内の「喫茶 セントラルサニー」では、色とりどりの野菜をふんだんに使ったキーマカレー、名古屋名物の鉄板ナポリタンにたっぷりのホワイトソースを絡めた「白い鉄板焼きナポリタン」など、懐かしくも新しいオリジナルメニューの数々も楽しめる。店舗情報「文喫 栄」オープン日:2024年4月23日(火)住所:愛知県名古屋市中区栄4丁目1番1号 中日ビル2F営業時間:7:30~21:00(L.O. 20:00)※書籍・雑貨の販売は10:00~20:00。※諸般の事情により、営業時間が変更になる場合あり。席数:162席休業日:1月1日、6月第4営業日※中日ビル休館日に準ずる。<料金>■大喫茶ホール 本と居場所と珈琲と電源通常プラン90分/1人 825円、延長 30分/1人 275円、1日最大 1日/1人 2,475円
2024年03月31日皆さんは、長蛇の列に並んだ経験はありますか?今回はホームの列に並んだ女性のエピソードとその感想を紹介します。イラスト:小日向電車が遅延電車が1時間以上遅延していたときの話です。普通電車しか動いていない状況でしたが、何駅か進むと新快速が動くようになりました。そのため、駅で新快速に乗り換えることにした主人公。ホームには長蛇の列ができていて、主人公は5番目くらいに並んでいました。主人公の後ろには夫婦とその子どもが並んでいたのですが…。電車に乗ろうとする父親出典:愛カツやっと電車が到着しドアが開いた瞬間、その家族の父親が何人かの客を追い抜いて電車に乗ろうとしたのです。列を追い抜いて最初に乗車しようとする父親に、他の客も主人公も驚愕するのでした。読者の感想電車が遅延すると困りますし、待っている人で混雑しますよね。長蛇の列ができているにもかかわらず、マナーを守らず一目散に電車に乗ろうとする父親に驚きました。(30代/女性)電車の遅延に巻き込まれてしまって、主人公は大変でしたね。並んでいる人がいるのに追い抜いて最初に乗ろうとした父親には、もっと周囲のことを考えてほしいと思いました。(20代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年02月11日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:小日向ひまり妊婦健診へ主人公は妊婦健診にやってきました。出産予定日が近づいていましたが…。出典:愛カツ推定体重を聞いて「まだ小さいですね」と平均よりも体重が少ないことを気にしていました。するとその日の夜、陣痛がきたのです。そして主人公は無事に子どもを出産しました。すぐに夫も駆けつけてくれて、我が子の誕生を喜んでいると…。ここでクイズ出産後に明らかになった事実とは?ヒント!主人公は衝撃を受けてしまいました。[nextpage title="0j00hu0~00_[P0i00o"]子どもの体重は出典:愛カツ正解は…正解は「3800グラムも体重があった」でした。出産前、子どもの体重が少ないことに不安を感じていた主人公。ところが子どもの体重をはかると…。なんと3800グラムもある大きい子どもだったのです。推定体重と1キロも違っていて、予想外の結果に驚く主人公なのでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年01月30日皆さんは、肝試しをした経験はありますか?今回はゾッとする恐怖体験のエピソードとその感想を紹介します。イラスト:小日向林間学校に参加主人公が小学生のときのことです。お寺で行われる林間学校に参加した主人公。1日目はお寺や仏教について学び、2日目はレクリエーションがありました。そして2日目の夜、レクリエーションの一環で肝試しをすることになったのです。主人公は仲のいい友人とペアになりますが、墓地で友人が「きゃっ」と転んでしまい…。怪我をした友人出典:愛カツ主人公は怪我をした友人に「大丈夫?」と声をかけます。友人は「うん!」と答え、その後は何事もなく林間学校は終了。転んだのが墓地だったこともあり、ゾッとする主人公だったのでした。読者の感想肝試しで墓地を通るなんて、怖いですね…。そこで友人が転んでしまったら焦ってしまうと思いますが「大丈夫?」と声をかける主人公は優しいと思いました。(30代/女性)レクリエーションの一環として墓地で肝試しが行われるなんて、林間学校への参加をためらってしまいそうです…。転んだ友人に大きな怪我はなかったようで、ホッとしました。(40代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年01月18日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:小日向お寺での林間学校出典:愛カツ2日目の夜に出典:愛カツ林間学校の数日後出典:愛カツここでクイズ主人公が驚いた原因はなんでしょう?ヒント!主人公は思わず叫び声をあげてしまいました。集合写真に写っていたものは出典:愛カツ正解は…正解は「写真に謎の手が写っていたから」でした。林間学校が終わった数日後、集合写真が配られました。主人公が何気なく集合写真を確認していると…。あることに気づき、一気に血の気が引いていくのがわかりました。なんと隣に写っていた友人の左足を、赤い腕がつかんでいたのです。異変に気づいた主人公は「キャァアアアアアア」と叫び声を上げ、恐怖に包まれたのでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年01月08日皆さんは、ゾッとするような恐怖体験をしたことはありますか?今回は「林間学校で起きた恐ろしい出来事」を紹介します。イラスト:小日向お寺での林間学校で小学3年生の主人公が、お寺で行われる林間学校に参加したときのことです。1日目はお寺や仏教について学び、2日目にはレクリエーションがありました。レクリエーションの一環で、肝試しをすることになったのですが…。「きゃっ」出典:愛カツ仲のいい友人とペアになった主人公。2人で歩いていると、友人が墓地で転んで怪我をしてしまいました。しかし、その後は何事もなく林間学校は終了。その数日後、お寺のお坊さんから林間学校の集合写真が配られました。その写真を見た主人公は、ゾッとします。なんと写真には、墓地で転んだ友人の左足をつかむ赤い腕が写っていたのです。あまりの恐ろしさに思わず叫んでしまった主人公なのでした。集合写真にゾッ肝試し中、墓地で転んでしまった友人。後日配られた写真に、友人の足をつかむ赤い腕が写っていたというゾッとするエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年12月12日千葉市美術館では、2024年1月6日(土)より、『サムライ、浮世絵師になる!鳥文斎栄之展』が開催される。旗本出身ながら美人画で人気を博した浮世絵師・鳥文斎栄之の画業を、ボストン美術館や大英博物館をはじめとする国内外から集めた錦絵・肉筆画約160点で総覧する、世界初の展覧会だ。長身で楚々とした美人画や豪華な続絵を数多く手掛けた鳥文斎栄之(ちょうぶんさい・えいし/1756~1829)は、もとは第十代将軍徳川家治の御小納戸役として、絵を嗜んだ家治の「絵具方」として仕えた人物。御用絵師狩野栄川院典信に師事した彼は、天明6年(1786)の家治逝去後、本格的に浮世絵師として活動するようになり、やがて武士の身分を離れた。活躍期は浮世絵の黄金期と称される天明~寛政期(1781-1801)で、ライバルは美人画の巨匠・喜多川歌麿。吉原の遊女を艶麗に描いた歌麿に対して、栄之は遊里の女性はもとより、武家や貴族など上流階級の女性風俗を気品高く描いた。また自身も上流階級出身のためか、錦絵、肉筆画ともに純度の高い絵具を使った上質な作品を残している。歌麿に拮抗した人気があったにもかかわらず、栄之が日本であまり知られていない理由のひとつとして、明治時代に多くの作品が海外に流出したために、国内で彼の全貌を知る機会がなくなってしまったことがあげられる。そこで同展では、世界に1点しかない錦絵など貴重な29点が、ボストン美術館や大英博物館から里帰りする。また展覧会の準備段階で発見され新たに屏風に仕立てられた肉筆作品が初公開。その他、3枚続きや5枚続きの豪華な大判錦絵や、上流階級を描いた作品など、他の浮世絵には見られない、栄之ならではの作品を、思う存分楽しむことができる貴重な機会となっている。異色の浮世絵師・鳥文斎栄之の存在は、北斎、歌麿、広重だけではない、バラエティに富んだ浮世絵界の層の厚さを、改めて教えてくれるに違いない。<開催概要>『サムライ、浮世絵師になる!鳥文斎栄之展』会期:2024年1月6日(土)〜3月3日(日)※会期中展示替えあり会場:千葉市美術館時間:10:00~18:00、金土は20:00まで(入場は閉館30分前まで)休室日:2024年1月9日(火)、15日(月)、2月5日(月)、13日(火)※2月5日(月)は休館料金:一般1,500円、大学800円公式サイト:
2023年12月12日PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『海をゆく者』のプレスコール&初日前会見が、12月6日(水) に開催された。『海をゆく者』は、アイルランド演劇界をリードする気鋭の劇作家コナー・マクファーソンの出世作にして代表作。2006年に自らの演出により、ロンドンのナショナル・シアターで上演された本作は、どうしようもないおやじたちによる愛おしいクリスマスファンタジーで、“21世紀のクリスマスキャロル”と評され、世界中で上演されてきた。日本では演劇界を牽引する5人の名バイプレイヤーたちが、演出家・栗山民也のもとに結集し、2009年と2014年に上演。“PARCO劇場50周年”のアニバーサリーイヤーとなる2023年版には、ロックハート役で小日向文世、過去2公演で吉田鋼太郎が演じたリチャード役で高橋克実、アイヴァン役で浅野和之、ニッキー役で大谷亮介、シャーキー役で平田満が出演する。本作は12月7日(木) から27日(水) に東京・PARCO劇場で上演後、2024年1月に新潟・愛知・岡山・福岡・広島・大阪で上演される。■演出家・栗山民也 コメント舞台での通し稽古が、今、終った。程よく熟したのか、ただ老化しただけなのか、なんともゆったりとしたいい感じの空気が流れていた。人間だけの手作りで出来上がったこの大事な作品を、何度も噛みしめる。芝居は、「生きもの」だと昔からよく言われるが、こんな素適な「生きもの」とは、そう出会えるものじゃない。2023年の冬を、共にパルコ劇場で!■小日向文世 コメント本作の再演から約10年経って歳を取ったので、若い時と比べて丸くなったのか、このメンバーと一緒にいるだけで楽しかったです。来年1月末の千穐楽まで健康第一で体調を整えたいと思います。若い方々に観に来ていただけるかどうか不安ですが、平均年齢約70歳、一番若くて(高橋克実さんが)62歳というこの年代が5人も揃ったなかなか貴重な作品になっていると思いますので、是非観に来てください。■高橋克実 コメント私のみ初参加、そして最年少です。稽古場では若手扱いをしてただいて、60歳を超えていると感じない現場です。初演も再演も拝見していて、観るのと演じるのでは大違いです。PARCO劇場では、節目節目でお芝居をさせていただいていて、人生の方向が変わっていくきっかけとなった作品が多いです。4人の先輩は若い頃からお付き合いのある方ばかりで皆さんのおかげでなんとかここまでたどり着けました。12月をより楽しくさせるようなお芝居にとなっておりますので、ぜひ観に来てください。■浅野和之 コメント初日はどの作品もそうですが、徐々に緊張が高まっています。来年1月の大阪大千穐楽まで怪我のないように完走したいと思います。この作品は70歳の生態系を見ているだけでも楽しいとは思いますが、期待を裏切らないような作品になっているので、楽しみにしていてください。記憶力は確かに少しずつ衰えておりますが、舞台は円熟味を増してもっとよい作品に仕上がっていますので、発酵しすぎないよう手前で頑張りたいと思います(笑)。■大谷亮介 コメント皆さんほぼ70代、克実さんのみ60代で若手ホープのような感じになっておりますが、皆さまの心や思い出に残るような舞台にしたいです。稽古を重ねていて、いつの間にか自分がアイルランド人になったような気持ちになっております(笑)。この作品がご覧になったお客様の、ささやかなクリスマスプレゼントになればいいなと思っておりますので、お客さまが楽しかったなと思っていただけるように頑張ります。■平田満 コメントスタッフ&キャストが全員信頼できる人達なので、良いチームワークで最後までいけたらと思っています。3回目となりますが、(高橋克実さんが入って)新たに魅力が増した『海をゆく者』になっているかと思います。多分僕らにとっては最後の『海をゆく者』になるかと思いますので(笑)お見逃しなく!男5人でみすぼらしい恰好してますけど、作品自体は最後に温かい気持ちが伝わると思いますので、ご覧になって損はないと思います。暮れの忙しい時に恐縮ですが、皆さまにお越しいただけることを願っております。■クリスマスのお話という事で、ご自身がサンタだったら、どなたに何をプレゼントしたいですか?小日向:4人(高橋、浅野、大谷、平田)に1日だけ20代に戻れる薬をあげたい。高橋:自分に初日でも狼狽えない薬をあげたい。浅野:奥さんに温泉かなぁ。大谷:友達に介護をしている人が多いのでお金をあげたい。平田:世の中の寂しい人に友達をあげたい。撮影:細野晋司<公演情報>PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『海をゆく者』作:コナー・マクファーソン翻訳:小田島恒志演出:栗山民也出演:小日向文世 高橋克実 浅野和之 大谷亮介 平田満東京公演:2023年12月7日(木)~27日(水) PARCO 劇場新潟公演:2024年1月7日(日) りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場愛知公演:2024年1月12日(金)~14日(日) 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール岡山公演:2024年1月17日(水) 岡山芸術創造劇場ハレノワ中劇場福岡公演:2024年1月20日(土)・21日(日) キャナルシティ劇場広島公演:2024年1月24日(水) JMSアステールプラザ 大ホール大阪公演:2024年1月27日(土)~29日(月) サンケイホールブリーゼチケット情報:公式サイト:
2023年12月07日皆さんは、迷惑行為を目撃した経験はありますか?今回は、自分勝手な行動に驚いたエピソードを紹介します。イラスト:小日向ホームで電車を待つ主人公列を追い抜いて乗車!謝罪する男性列に戻るかと思いきや…順番を守らない男性に驚いてしまった主人公。多くの人が利用する場所では、マナーを守って行動したいですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年12月05日小日向文世さんを筆頭に、出演者の名前の並びだけでワクワクさせる舞台『海をゆく者』。今回、キャストをほぼ変えずに再々演されるのだから、その評価は推して知るべし。古希を迎える俳優たちが元気で、一緒に舞台がやれるのが嬉しいです。「正直初演は、セリフの量も多いし段取りも大変で苦労した覚えがあるんです。ただ評判が良かったから、もしかしたら再演するかもな…と思ったくらい。でも今回の再々演のお話は、純粋に嬉しかったですね。ひとりだけ高橋克実さんに代わりましたけど、古希を迎える俳優たちが元気で、再び一緒に舞台がやれる。こんな嬉しいことはないですよ」アイルランドのダブリン北部の町。クリスマスイブに集まった男たちがカードゲームに興じる中、ロックハートと名乗る男がやって来る。それこそが小日向さんの役なのだけど、じつは正体が…という、サスペンス要素満載のダークコメディだ。「登場する男たちはみんな、けっして幸せとは言えない人生をおくっている人たち。それでもクリスマスイブに大好きなウイスキーを飲んで浮かれて。しかもオヤジなもんだから、お互いに無邪気にみっともない部分をさらけ出す。そのワイワイしている感じとか、本当に愛すべき人たちだなって思うんです。でもそこにロックハートが来ることで雲行きが怪しくなってくるんですけど」その正体は…なんと驚き。知っているのは平田満さん演じるシャーキーのみで、ふたりにしかわからない駆け引きが繰り広げられる。「一緒にポーカーをやっている間は、直接挑発したりは絶対にしないんですけど、シャーキーだけは彼の無言の圧力を感じているんです。ただ、ふたりきりになると、彼らだけがわかる言葉で追い詰めていく。そこのセリフの掛け合いがうまい具合に進んでいくのが楽しいです。栗山(民也)さんの演出も、音楽で物語を色付けしたりせず、人物ひとりひとりをちゃんと浮き立たせて見せてくださっているのも本当にいいんです」丁々発止のセリフのやり取りだけで、じゅうぶんに場を持たせられる俳優たちが揃っているからこそ、だ。「このメンバーだから一緒にやっていて楽しいっていうのはあります。お互いに20代の頃から知ってるし、さんざん芝居してきている連中だから信頼もしているし。今回はみんな70歳に近づいて、哀愁も漂うんじゃないかと期待しています(笑)」PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『海をゆく者』クリスマスイブの朝。兄・リチャード(高橋)とシャーキー(平田)の兄弟が暮らす家に、ロックハート(小日向)という男が訪れる。彼の顔を見たシャーキーは顔色を変え…。12月7日(木)~27日(水)渋谷・PARCO劇場作/コナー・マクファーソン翻訳/小田島恒志演出/栗山民也出演/小日向文世、高橋克実、浅野和之、大谷亮介、平田満全席指定1万円ほかパルコステージ TEL:03・3477・5858新潟、愛知、岡山、福岡、広島、大阪公演あり。こひなた・ふみよ1954年1月23日生まれ、北海道出身。オンシアター自由劇場を経て、ドラマ『HERO』などで注目を集めるように。最近の出演作に、ドラマ『VIVANT』、映画『大名倒産』、舞台『ART』など。放送中のドラマ『下剋上球児』にも出演している。※『anan』2023年12月6日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・石橋修一ヘア&メイク・河村陽子(vitamins)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年12月04日皆さんは、思わずゾッとした経験はありますか?今回は、林間学校で遭遇したゾッとする恐怖体験エピソードを紹介します。イラスト:小日向お寺での林間学校に参加肝試しをしていると…[nextpage title="q!N0k…"]無事に林間学校は終了!集合写真に恐怖!集合写真にハッキリと写っている赤い手には、思わずゾッとしてしまいますね。あのとき、友達が転んでしまったのは、幽霊の仕業だったのでしょうか…。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年11月27日「ルパンだって3世まで」立憲民主党の野田佳彦元首相が自民党に対し、11月22日の衆院予算委員会で放った世襲批判が話題だ。「(岸田)総理は3世、ジュニアに委ねると4世」と、世襲議員の要職起用について人気アニメを引き合いに皮肉った。ただ、ルパン三世にも泥棒稼業を継ぐ「ジュニア」がいたのをご存じだろうか。さらに「三十三世」までシリーズに登場している。ルパンは「世襲」の権化だった。岸田内閣は国会議員だった実親を持つ閣僚が、首相を含めて20人中8人。この世襲構造を、野田氏は「歌舞伎役者じゃないんだから」と批判。「ルパンだって3世まで」発言も繰り出した。キャッチーな苦言がSNSで好感され、トレンド入りするほど話題になった。■安倍氏追悼、どじょう演説でおなじみの野田氏野田氏は政界屈指の弁舌家として知られる。「勝ちっ放しはないでしょう、安倍さん」のフレーズは記憶に新しいだろう。「政敵」だった安倍晋三元首相を追悼した昨年10月の国会演説だ。皇居で首相親任式を待つ控え室を「カウンセリングルーム」に例えて安倍氏の人情を回顧した秘話は、与野党を超えて「心を打つ」と称賛された。民主党代表選(2011年)の演説で相田みつを氏の詩作を引用し、自身を華麗な「金魚」でなく「どじょう」に例えて「泥臭く、汗をかく」と決意を表明。「どじょう宰相」とも呼ばれた。そんな演説上手の野田氏も、アニメには疎かったようだ。実はルパン三世にも「ジュニア」がいたのだ。その名も「ルパン小僧」。ルパン家の4世に当たる。公式に「ルパン三世と峰不二子の子」と紹介されている。■三十三世までルパン家は世襲の権化モンキー・パンチ氏は三世を探して泥棒修行しながら旅する小僧の物語を描き、1975年から76年まで「週刊少年アクション」(双葉社)で連載した。小僧は作中で初代アルセーヌ・ルパンの子孫を公言し、「ウルトラ泥棒小僧様」を自称。三世を「オヤジ」と呼んだ。パンチ氏は生前にテレビ番組で小僧を「ルパン四世」と認め、編集長の指示で少年用に「嫌々ながら描いた」と打ち明けていた。ちなみに、連載は18話で打ち切られている。さらに「ルパン八世」も存在する。舞台は22世紀の宇宙。建前は私立探偵だが、実体は泥棒稼業を引き継いでいる。不二子、次元、五右エ門、銭形というおなじみの顔ぶれは、いずれも三世シリーズの子孫。いわゆる「世襲」だ。そして「ルパン三十三世」は、2007年に日本テレビ系の「金曜特別ロードショー」で放送された「ルパン三世 霧のエリューシヴ」に登場する。ルパン家の好敵手、魔毛狂介の恋人を寝取った敵役だ。ルパン家と比べれば、国会議員の世襲はかわいいもの……とは、いかない。野田氏の世襲批判は真っ当だろう。釈迦も経の読み違い。どじょう宰相、足をすくわれぬよう。(文:笹川賢一)
2023年11月24日11月23日よりまつもと市⺠芸術館、そして12月1日より東京・吉祥寺シアターにて上演されるまつもと市⺠芸術館プロデュース『ハイ・ライフ』が開幕する。1996 年カナダにて、ドーラメイヴァームーア賞を受賞。2009年に映画化、その後第31回ジニー賞で脚色賞にノミネートされ、世界各国で上演され続けている本作を、第 30 回読売演劇大賞 最優秀作品賞を受賞した劇団チョコレートケーキの日澤雄介が演出。4人のジャンキーを東出昌大、尾上寛之、阿部亮平、小日向星一が演じる。開幕に向け、まつもと市⺠芸術館 実験劇場で行われたゲネプロ・レポートをお届けする。まるで目の前に時限爆弾を置かれているような舞台だ。爆発の瞬間がいつ訪れるのかは誰にもわからない。観客の胸の内は常に刺激が渦巻き、目の前で異様な光景が繰り広げられるほど、自分の血が騒いでいることに気づいて、肌が粟立つ。『ハイ・ライフ』は、4人の悪党たちによる反逆と暴走のクライムロマンだ。ある計画のために集まったディック(東出昌大)、ドニー(尾上寛之)、バグ(阿部亮平)、ビリー(小日向星一)という4人の男。彼らの共通点は、筋金入りのジャンキーであること。社会の底辺を這うように生きる男たちは、このどん底から抜け出すべく、一攫千金を夢見て銀行強盗を企てる。だが、気性の荒い男たちは顔を合わせるたびに罵声と挑発をぶつけ合う。はたして彼らが辿り着く先は、夢のハイ・ライフ(上流社会)か。それとも破滅か――。1996年カナダにて、権威あるドーラメイヴァームーア賞に輝いた傑作戯曲を、劇団チョコレートケーキの日澤雄介がパンキッシュに描き出す。まず心を掴まれるのが、その空間づくりだ。三方囲みの舞台は、演者と観客の距離が近く、4人の間に生まれるスリリングな気配が臨場感たっぷりに伝わってくる。むき出しの鉄管が用いられた舞台美術は、柵のようにも檻のようにも見え、ジャンキーたちの悪巧みを檻の外から覗き見しているような気分になる。銀行強盗に向け、ディックは3人に作戦を説明するが、雑談と口論でたびたび脱線し、話は一向に進まない。悪趣味なジョークと、下品な高笑い。そして、怒号。けたたましく騒ぎ合う男たちが、唯一静かになるときがある。それが、ドラッグを打つときだ。注射の針が皮膚を貫く一瞬の痛み。高まる鼓動は陶酔に変わり、表情は弛緩し、快感で声が震える。静寂の中、まるで死体のように転がる男たちを見ていると、魔力のような好奇心に引きずり込まれそうになる。そうして観客は『ハイ・ライフ』の世界に徐々に支配されていくのだ。ディックを演じる東出昌大は、軽薄さが魅力。ニタニタと薄笑いを浮かべ、陽気で口がうまい。衝突を繰り返すメンバーをなだめるリーダー的な面もありながら、時折見せる眼差しは虚無に満ち、人間らしい温度が欠落している。この中でいちばん残酷なのは、本当はディックなのかもしれない。そんな背筋の凍るような男を、東出が色気たっぷりに体現している。ドニーに扮する尾上寛之は、不憫さが漂う役回り。腕力の弱いドニーはいつもバグに怯えている。気が小さく度胸もないせいで、常に空回り。ひどい目に遭ってばかりだ。でも、そんな不憫さが不穏な空気の緩衝材となり、笑いを生む。この物語の中で最も人間味のある役を滑稽に演じ、習得が難しい吃音まじりの台詞回しも自然で、芸達者ぶりを証明した。バグ役の阿部亮平は、粗暴さが観客を惹きつける。屈強な肉体と野蛮な巻き舌は、まさにゴロツキそのもの。常に苛立ちを身にまとい、場に殺気をもたらす一方、何とも言えない愛嬌があり、乱暴者のはずなのに妙な親近感を抱かせる。圧巻は、終盤の車中シーン。どこで爆発するかわからないバグの怒りと狂気を表情だけで見せつけ、観客の視線を釘付けにした。そして、ビリー役の小日向星一は狡猾さで作品の火力を上げる。普段はにこやかに振る舞う傍ら、時折冷たい目でドニーを見下したり、どす黒い笑みでバグを焚き付けたり。胸の悪くなるような二面性は、いかにも人当たりの良さそうな小日向だから表現し得るもの。中盤の一人台詞で見せた軽やかな身のこなしと、人を虜にするような語り口も印象的だった。そんな4人で、お互いの喉元にナイフを突き立て合うような一触即発の人間模様を演じていく。彼らの「明日なき暴走」は無謀で愚かで、でも己の欲望にのみ従う刹那的な生き様は、どこか清々しくもある。不道徳で不謹慎な4人と過ごす時間は、模範的な現実を忘れ、ほんのひとときトリップさせてくれるだろう。それはまるで爆音のクラブで踊る背徳の一夜のように。舞台『ハイ・ライフ』は11月26日(日)までまつもと市民芸術館 実験劇場にて上演。その後、12月1日(金)から6日(水)まで東京・吉祥寺シアターで上演される。(取材・文 横川良明 / 撮影 山田毅)まつもと市⺠芸術館プロデュース『ハイ・ライフ』作:リー・マクドゥーガル翻訳:吉原豊司演出:日澤雄介 (劇団チョコレートケーキ)出演:東出昌大 尾上寛之 阿部亮平 小日向星一【松本】日程:2023 年 11 月 23 日(木・祝) 〜11 月 26 日(日)場所:まつもと市⺠芸術館 実験劇場【東京】日程:2023年12月1日(金)〜 12月6日(水)場所:吉祥寺シアター主催:一般財団法人松本市芸術文化振興財団後援:松本市 松本市教育委員会企画制作:まつもと市⺠芸術館協力:ゴーチ・ブラザーズ(東京公演)提携:公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団(東京公演)公式サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月23日西島秀俊と内野聖陽がカップルを演じる「きのう何食べた? season2」の6話が11月10日に放送。航と小日向カップルが再登場し、お正月を4人で楽しく過ごす姿に「やっぱりいいなぁ」や「こんな仲間がいるっていいな」などの声が上がっている。よしながふみの同名漫画が原作の本作は、史朗と賢二カップルのささやかな日常を描いた物語。弁護士の史朗を西島秀俊、史朗と同棲中の美容師・賢二を内野聖陽、史朗たちの友人カップルの航(ジルベール)を磯村勇斗、小日向を山本耕史が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。12月30日の昼。ひとり大掃除をしていた賢二(内野聖陽)は、仕事から帰宅した史朗(西島秀俊)に、航(磯村勇斗)から初詣の誘いがあったことを報告。「初詣=親と昼間に行くもの」だった史朗は、大晦日の夜に集まると知って驚く。史朗は寒い夜に人混みの中で徹夜するのはイヤだと拒否するが、珍しく語気強めに反論する賢二を見て相当行きたいのだと悟り、初詣の誘いを受け入れる。そして大晦日の夜。集合した4人は、無事一緒に新年を迎える。だがお参りを終えた後、テンション高めの賢二に対し、3人は早くも帰るムード。オールで夜遊びを満喫したい賢二の意見は却下され、結局一旦解散し昼から小日向(山本耕史)と航の家でパーティーをすることになる。ふたりの家に着くと、老舗料亭のお取り寄せおせちがずらり。伊勢えび・アワビ・ローストビーフが並ぶ姿に、不服そうだった賢二も目を輝かせる。一方手作りの黒豆と豚の角煮を用意していた史朗は、キッチンを借りて最後の仕上げをする。そんな正月ならではのごちそうをほおばりながら、話題はやがて家族の話に。「兄弟が結婚して孫がいるから気がラク」という会話に、ひとり息子の史朗は複雑な表情を浮かべて――というのが6話の展開。年末年始に皆が実家に帰らないことを知った航は、「そうだ、これから毎年、このお正月パーティー恒例にしない?」と提案する。航の毒舌にもすっかり慣れ、彼の本心を掴めるようになった史朗たち。うまくバランスのとれた楽しい時間を過ごす4人に、SNSでは「4人…やっぱりいいなぁ。幸せが続きますように」や「こんな仲間がいるっていいな」、「正月に集まれる仲間がいるって羨ましいなぁ」などの声が。その後、自分の大家さんの依頼で、賃貸の未払い問題を担当していた史朗は、賢二が恋人かと聞かれ「私の恋人です」と答える。そんな史朗の姿に「どうどうとけんじを恋人と紹介するシロさん、素敵すぎた」や「前のシロさんだったら、ケンジさんとの仲を恋人って言えなかったよなぁ」など史朗の変化を感じる声が上がっている。一方で、パートナーシップ制度はあるものの、日本ではまだ同性での結婚ができない現状に、「「結婚したい人はいるよ」「恋人です」の切ない響きよ」や「パートナーシップ条例「結婚できるわけじゃないから」…胸にずんときた…」などの声も多く上がっている。【第7話あらすじ】仕事中の史朗の様子を見ていた小山志乃(中村ゆりか)は、ずっと贈りたいと思っていたというものをデスクに置く。それは100円ショップの老眼鏡だった。明らかに老眼の仕草をしていた史朗。しかし史朗は、それが何か察しつつも認めたくないのか頑なに見ようとも受け取ろうともしない。だが「素直にお認めなさい」と上町美江(高泉淳子)に一蹴され、仕方なく掛けてみると認めざるを得ないほど視界が開ける。そしてその日の夜、賢二から誕生日プレゼントの希望を聞かれた史朗は、「老眼鏡」と即答するのだった。そんな折、史朗のもとに、大学の同級生・金森が亡くなったとの知らせが入る。誕生日当日が告別式のため、お祝いは見送ることにした史朗。式では金森の子供3人と挨拶するが、すでに全員20代後半で孫の姿も。参列した同級生たちも自分の子供の結婚話を口にして、史朗は思わず無言になる。妻・諒子(相築あきこ)の話では、金森の闘病生活は3年に及んだという。本人が誰にも知らせないで欲しいと懇願したといい、悪化した最後の2か月までは元気だったようだ。その2か月で心の整理は出来たとはいうものの、諒子の表情はやはり寂しそう。そんな話を聞いた史朗は、帰宅後、賢二にある提案をし――。「きのう何食べた? season2」は毎週金曜23時12分~テレビ東京系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月11日2023年10月30日、元レスリング選手で、タレントや解説者として活躍している吉田沙保里さんがX(twitter)を更新。実兄で、レスリングの指導者である吉田栄利さんの、指導者資格停止処分について言及しました。吉田沙保里、実兄の騒動を受け謝罪文を公開栄利さんは、倫理規定違反によって、日本レスリング協会から2年間の指導者資格停止処分を受けたことが、同月27日に判明。三重県津市にある、吉田さんの実家の『一志ジュニアレスリング教室』にて、指導上で体罰行為を行っていたといいます。日本レスリング協会は体罰行為の詳細を明かしていませんが、今回の騒動を受け、栄利さんは津レスリング協会の会長を辞職しました。沙保里さんは、今回の件を重く受け止めた上で、このように想いを明かしています。この度は、私の家族による報道でお騒がせをして誠に申し訳ございません。兄の愚行により、傷を負われたご本人とご家族の方々に深くお詫び申し上げます。いかなる理由があっても暴力行為は決して許されるものではなく、兄に対しても今回の処分は当然のことと重く受け止め、指導者として真摯に反省することを強く申し伝えております。今後は二度とこのようなことがないよう私自身もしっかり注視しながら、今まで以上に誠心誠意努力して頑張っていく所存ですので、これからもご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。@sao_sao53ーより引用家族の一員として、そして1人のアスリートとして、沙保里さんは「いかなる理由があっても、暴力行為は許されるものではない」とコメント。今回の件を『兄の愚行』と、あえて強い言葉で称し、関係者に対して謝罪の言葉を述べました。沙保里さんの誠実な人柄が伝わる謝罪文は拡散され、多くの人から応援の声が上がっています。・身内のやったこととはいえ、沙保里さんがこうやって謝罪をするのは悲しい。・きっと、沙保里さんも心を痛めていると思う。元気を出してくださいね。・文章から沙保里さんの人柄が伝わってくる。スポーツ界の体罰問題は、なかなか減らないなあ…。他者と競い合うほか、常に高みを目指していく必要があるため、スポーツは体罰による問題が生じやすいといえます。しかし行きすぎた指導は、人の心身に強い傷を残すもの。国を代表し、世界で輝いたアスリートの沙保里さんだからこそ、正しい指導の重要性をよく知っているのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年10月31日西島秀俊と内野聖陽がカップルを演じる「きのう何食べた? season2」の3話が10月20日に放送。主人公カップルの友人である小日向と航(愛称:ジルベール)の登場に「楽しすぎて堪らない」や「ジルベールと小日向さん出てくるだけで笑顔になっちゃう」など喜びの声が上がっている。よしながふみの同名漫画が原作の本作は、史朗と賢二カップルの日常を描いた物語。弁護士の史朗を西島秀俊、史朗と同棲している美容師の賢二を内野聖陽、史朗たちの友人・小日向を山本耕史、小日向の恋人・航を磯村勇斗が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。10月31日。史朗(西島秀俊)と賢二(内野聖陽)は小日向(山本耕史)と航(磯村勇斗)にお呼ばれし、指定通り盛装でふたりの家へ向かう。ハロウィンパーティーのため、凝ったコスプレで出迎える小日向たちに対し、史朗と賢二は普通のスーツ。しかし実は、刑事とラブラブな弁護士のパートナー(家に帰るとご飯を作って待ってくれている)という賢二が決めた詳細な裏設定があった。さらにパーティーの最中、史朗たちは小日向と航の劇的な馴れ初めを知ることになる。数日後、史朗は両親の室内墓地見学に付き添う。一方、賢二は背徳感たっぷりの一人メシを満喫しており――というのが3話の展開。第3話での待望の小日向・航カップルの登場に、SNSでは「楽しすぎて堪らない」や「ジルベールと小日向さん出てくるだけで笑顔になっちゃう。可愛いーーー!!!」など喜びの声が。またふたりの気合いの入ったコスプレに対しては「可愛すぎて狼に見えないジルベール」や「山本耕史のアメリカンポリス様になってるんだよな~」、「ムキムキすぎるアメリカンポリスと子猫すぎるオオカミ。あんなにいかついのにジルベールにはデレデレで相変わらず小日向さん面白いな」といった声が上がっている。また大学生の小日向が、航が12歳の時に家庭教師として出会ったことや、そこから18歳になるまで待っていたこと、きっかけは航からだったことなど、ふたりの馴れ初めが明かされた。それに対し「小日向さんと航くんの出会いがそんなにドラマチックだったとは」や「ジルベールと小日向さんの出会いは情熱的」といった声が。また馴れ初めシーンを見たファンからは「でた!!!!映画で出てた馴れ初めシーンWW」という声も上がっている。ラストは史朗の両親と賢二の間に、少し雪解けを感じさせる展開もあった第3話。今後のストーリーからも目が離せない。【第4話あらすじ】11月。賢二の同僚で、腕は確かだが毒舌キャラな田渕剛(坂東龍汰)にも顧客が増え始める。そんなある日、店長の三宅祐(マキタスポーツ)は久々に予約が入った顧客の対応を田渕に代わって欲しいとお願い。祐は当日予定があると言うが、名前を聞いた賢二たちは、相手が1年前に別れた祐の浮気相手だと気づいて驚く。もちろん祐の妻の玲子(奥貫薫)も勘づいており、店内は凍り付くが、祐だけは全く気づかない。そんな中、賢二は田渕から珍しく食事に誘われるが、「話したいことがある」と何やら深刻そうな様子の彼を見て、「店を辞めるのではないか」との不安がよぎる。一方、史朗(西島秀俊)はボスである美江(高泉淳子)の顧問先へ同行。社内のパワハラ問題がどうにか和解できた経緯を社長(岡部尚)に説明する。と同時に、美江は先方に突然「今後は筧史朗が担当する」と明言。初耳の史朗は取り繕いつつ内心かなり戸惑うが、追い打ちをかけるように「事務所のボスになる覚悟をしておいて」と釘を刺されてしまい――。「きのう何食べた? season2」は毎週金曜23時12分~テレビ東京系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年10月21日アイルランド出身の劇作家コナー・マクファーソンの代表作『海をゆく者』を、9年ぶりに上演。クリスマス・イヴの夜、酒とカードゲームをこよなく愛する男たちの身に起こる、ある奇跡を描き出す。09年の初演、14年の再演に続き、ミスター・ロックハートを演じるのは小日向文世。そこで間もなく古希を迎える小日向に、本作に寄せる想い、さらに同世代の共演者たちへの想いを、たっぷりと語ってもらった。神の祝福を受ける者と受けない者の攻防――三度目の上演となる人気作です。小日向さんはこの作品のどんなところに魅力を感じますか?まず男しか出てこない、それもかなり年配の、どうしようもないおやじたち5人っていうのが面白いですよね。しかも全員酒に溺れていて、ずーっとベロベロに酔っ払っている(笑)。決して裕福でも、恵まれているとも言えない彼らですが、唯一の楽しみがクリスマス・イヴの夜にカードをすること。そしてクリスマスの朝を迎えるころ、フッと神様の存在を感じるというか、温かい眼差しが注がれて。改めて本当によく出来た、いい話だなと思います。――酔っ払いのダメおやじたち。ただそれだけではない、愛嬌を感じさせるおやじたちですね。さみしい男たちではありますが、なんか笑っちゃうんですよね。兄のリチャードは酒の飲み過ぎで転んで、目が見えなくなってしまうし、弟のシャーキーは酒癖が悪く、喧嘩が原因でずっと職を転々としている。アイヴァンも酒が大好きで、奥さんの尻に敷かれていて。またニッキーがおかしい奴で、恋人がシャーキーの前の彼女だっていう(笑)。みんなそれぞれにドラマがあって、そこが本当に面白いなと思います。――ただ小日向さん演じるミスター・ロックハートは、この中では異物な存在ですね。リチャードとシャーキーの兄弟が神の祝福を受ける側だとしたら、ロックハートは受けない側ですからね(笑)。一見穏やかな老紳士を演じながら、シャーキーとの間には、ほかの3人にはわからないような暗黙の会話がある。それでいて怖い人一辺倒ではなく、愚痴を言ったり、ベロベロに酔っぱらったり。つまりある一瞬以外は、ヨレヨレのおじいちゃんのままでもいいのかなと思います。そのほうがこの役は活きてくるというか。また役者としても、ひとつ楽ではあるんですよ。酔っ払っている状態に自分を置く、というのは。少しくらい台詞を噛んでしまっても、酔っ払っているせいに出来ますから(笑)。稽古ではお互いの“老い”を確認したい(笑)――小日向さんを始め、アイヴァン役の浅野和之さん、ニッキー役の大谷亮介さん、シャーキー役の平田満さんの4人は、初演からの続投組です。この4人は全員同い年で、もうすぐみんな70歳。ちょっと信じられないですよね。同じ時代に小劇場を経験していた僕らが、もう70だなんて!全然実感がわかなくて。まぁその分、お互いに対する信頼感はやっぱり強いです。同じように食えない時期を過ごしながらも、なんとか70まで役者をやってきた仲間ですから。とりあえず今回の稽古では、お互いの“老い”を確認したいなと思います(笑)。僕もついに膝を悪くしましたし、絶対みんな体にガタがきているはずなので。歳を取って唯一良いことがあるとしたら、若い時よりも気負いがなくなったこと。どんなにあがいたって、せいぜい10年くらいしたらあっちに行っちゃうんですから(笑)。だったら「70の俳優がよくあんなにしゃべるよね」なんて、客観的に楽しめたらいいなと。そしてそれを見た若い人たちに、「自分たちも歳を取ったらあんな楽しそうに芝居が出来るんだ」と思わせたいですね。――リチャード役は前回、前々回の吉田鋼太郎さんから、高橋克実さんへとバトンが渡されました。新しいリチャードに会えるんだと思うとすごく楽しみです。ただ克実くんは相当大変ですよね。僕らは3回目ですけど、彼は初めて。しかもリチャードってとにかく台詞が多くて、最初からテンション高く、ずっとしゃべりっぱなし。しかも目が見えない役なので、しゃべっている相手と目を合わせられない。ただ知ったメンバーばかりではあるので、みんなで助け合っていけたらと思います。――演出も初演からの続投となる栗山民也さんです。栗山さんとのもの作りの面白さとは?演出家なので当たり前と言えば当たり前ですが、やはり脚本の読み込みが圧倒的ですよね。栗山さんの中にこうしようってイメージがしっかり出来上がっているので、僕らに対する指示にも迷いがない。それが見事に「なるほど!」と思わせてくれるものなので、僕はもう完全に委ねています。栗山さんとしても、再演で、もういじる場所がないくらい作り上げられている気がするんです。だから今回は新たになにかを発見しようというよりかは、前回の動きを忠実に再現したいなと思っています。――カードゲームの動きも、この作品では非常に重要な位置を占めるものですね。そうそう!ポーカーのやり取りが本当に大変で、初演の時は5人でずっと居残って、自主稽古をしていました。「俺は賭ける」とか、「俺は降りる」とか、「じゃあ俺はプラスいくら」とか、もう面倒くさいんですよ!(笑)あれ、70歳で出来るだろうか……?――70歳のリアルおやじたちの挑戦、期待しています!では最後に、公演を楽しみにされているお客様へメッセージをお願いします。この中では克実くんだけがまだ63歳ですが、若い人から見たら63歳も70歳も変わらないですよね(笑)。そんな間もなく古希を迎えるおじさんたちが、どんどん酔っ払っていくおやじたちを一生懸命演技で表現する。その面白さを、ぜひ劇場で体感して欲しいなと思います。取材・文:野上瑠美子撮影:石阪大輔<公演情報>PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『海をゆく者』作:コナー・マクファーソン翻訳:小田島恒志演出:栗山民也出演:小日向文世高橋克実浅野和之大谷亮介平田満【東京公演】2023年12月7日(木)~12月27日(水)会場:PARCO劇場【新潟公演】2024年1月7日(日)りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場【愛知公演】2024年1月12日(金)~14日(日)穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール【岡山公演】2024年1月17日(水)岡山芸術創造劇場ハレノワ中劇場【福岡公演】2024年1月20日(土)~21日(日)キャナルシティ劇場【広島公演】2024年1月24日(水)JMSアステールプラザ 大ホール【大阪公演】2024年1月27日(土)~29日(月)サンケイホールブリーゼチケット情報:公式サイト:
2023年10月16日子供ならではの自由な発想と、天然のうっかりミスによって生じる珍解答は、多くの人の笑いのツボを刺激します。CHIRO(@chr_mama)さんが家族と思わず大爆笑してしまったのは、小学4年生の次男が挑んだ、国語の宿題が理由でした。小4息子の勘違いで生じた『とんでもない珍解答』夏休みの宿題の丸付けをしていたところ、CHIROさんは次男による珍解答を発見。解答欄に記入されていた2文字に、CHIROさんと長男は笑いを堪えられず、お腹を抱えて笑ってしまったといいます。問題は『へいたい』の漢字を記入する…というもの。答えは『兵隊』なのですが、次男は大きな勘違いをした上で問題に挑んでしまったようで…!問題文を1文字読み間違えたせいで大変なことに…!どうやら次男は、『へいたい』を『へんたい』と読み間違えてしまった模様。たった1文字の読み間違いによって、ちょっぴり恥ずかしい珍解答が爆誕してしまったのでした…!字がきれいな上に、しっかりと漢字が書けている点も、じわじわと笑いを誘ってくる、小学4年生による珍解答。これは、母親であるCHIROさんと、長男が大爆笑してしまうのも仕方のない話でしょう。きっと次男は今回の件を通して、どれだけあせっていても、しっかりと問題文を読むことの重要性を再認識したはずです…![文・構成/grape編集部]
2023年08月31日この秋スタート予定の鈴木亮平主演新日曜劇場「下剋上球児」に、黒木華、井川遥、小日向文世が出演することが分かった。本作は、高校野球を通して、様々な愛を描くドリームヒューマンエンターテインメント。今回発表された3名が演じるのは、鈴木さん演じる主人公・南雲脩司に大きく関わる人物たち。鈴木さんとは4度目の共演となる黒木さんが演じるのは、三重県立越山高校に勤める南雲の同僚教師で、家庭科教諭の山住香南子。幼い頃に野球に魅せられ、口を開けば野球の話、同級生からは「野球バカ」と揶揄されるほどの大の野球好き。選手の情報をストーカー並みに調べ上げるデータ気質の持ち主。 大学卒業後、横浜の強豪私立高校で教師として働き、野球部に深く関わりたいという気持ちはあるものの、女性という理由でなかなか深く踏み込めず、選手寮で食事の栄養バランスに関してアドバイスをしたり、持ち前のデータ分析力や交渉力を評価され選手スカウトや部員たちの悩み相談も積極的に引き受けるなど充実した日々を送っていたが、とあることがきっかけで辞職。そんなとき、三重の越山高校に赴任し、南雲と共に野球部の顧問を担当することに。「野球がとにかく好きで突っ走ってしまうようなところがある、野球愛が強い先生」とキャラクターについて語った黒木さんは、「球児役の中には甲子園に出場されたメンバーもいます。元気でフレッシュで、とても素敵な方ばかりなので、球児たちのキャラクターはもちろん、チームや家族がそれぞれ成長していく姿も含め楽しんで見ていただけたらうれしいです」と呼びかけた。日曜劇場への出演は「半沢直樹」(20)以来となる 井川さんが演じるのは、南雲を支える妻・美香。東京のアート系企業で働き、シングルマザーとして一人息子の青空と生活していたとき、南雲に出会い一目惚れ。南雲と交際する中、親が倒れ、地元・三重に戻ることを決め、それをきっかけに南雲と再婚し、長女を授かる。明るくしっかり者で、野球部の顧問になることを迷う南雲の背中を押す存在だ。スポーツをテーマとした作品への出演は初めてだという井川さんは、「年上女房で三重の漁師町で育った、からっとした快活なキャラクター。“お母ちゃん”としてみんなを支えていける存在になりたいです。関西弁ともまた違う三重弁はイントネーションが難しいですが、方言ならではのあったかさやテンポが生まれたらいいなと思っています」と意気込みを語っている。そして現在放送中の「VIVANT」で重要人物を演じ、今回2クール連続での日曜劇場出演となる小日向さん。今回の役どころは、地元の産業を支える名家であり、先祖代々の大地主・犬塚樹生。初孫の翔が生まれてからは、娘夫婦に嫌がられるほど愛情を注ぎ、野球少年で「メジャーに行きたい」という翔のために出資は惜しまず、越山高校に入学した翔の入学祝いとして勝手にグラウンドを建設したり、対戦相手を勝手に決めたり、顧問に無理難題をふっかけるなど、周囲を振り回す。「役作りは特にしていないですが、最近、朝自分の顔を見ると『じいさんだな~』と思うので、十分おじいちゃんになれていると思います(笑)」と話す小日向さんは、「鈴木さんとは初めての共演で、井川さんとは本当に十何年ぶりで、華ちゃんともまたこうして共演できて、球児たちも含めて初めての方もたくさんいるし、久しぶりに共演できる方もいたり、そういった色んな方とご一緒できるのがすごく楽しみです」と心境を明かした。「下剋上球児」は10月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。注) このドラマは「下剋上球児」(カンゼン/菊地高弘 著)にインスピレーションを受け企画しましたが、 登場する人物・学校・団体名・あらすじはすべてフィクションです。(シネマカフェ編集部)
2023年08月13日堺雅人主演ドラマ「VIVANT」の追加キャスト19名が発表された。堺さんのほかにも、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司、小日向文世ら豪華俳優陣の出演が決定しているが、放送までストーリーや役柄など、作品の詳細が明かされない、ベールに包まれた本作。初回放送を間近に控える中、演劇界、ミュージカル界、歌舞伎界、声優界など、各界から強力な面々が出演していることが今回明らかに。これまで数々の日曜劇場作品を盛り上げてきた檀れい、濱田岳、林泰文、馬場徹をはじめ、ミュージカル「レ・ミゼラブル」のジャン・バルジャンを務めた吉原光夫、シェイクスピアユニット「G.Garage///」主宰の河内大和、元宝塚トップスター・珠城りょう。綾波レイ、灰原哀、ムサシ、リナ=インバースなど、数々の人気キャラクターの声を担当している林原めぐみ。上演中の舞台「パラサイト」に出演するキムラ緑子、「ホスト相続しちゃいました」の西山潤、「Get Ready!」に出演した内村遥。そのほか、坂東彌十郎、市川猿弥、市川笑三郎、櫻井海音、井上順、内野謙太、平山祐介、井上肇らも出演。日本エンタメ界の各分野から集結した層の厚いキャスト陣が、前代未聞のアドベンチャードラマを強力にバックアップする。「VIVANT」は7月16日より毎週日曜日21時~TBSにて放送(※初回108分スペシャル)。(シネマカフェ編集部)
2023年07月08日みなさんは仕事でメールを使う時、冒頭にどんな文章を書きますか。多くの人は「お世話になっております」や「突然のご連絡大変申し訳ございません」といった挨拶から始めるでしょう。しかし、わい(@wa_____y)さんの元に届いたメールの冒頭文は、一風変わった内容でした。一体どんな書き始めだったのかというと…。「わいさんの仕事が早すぎて、笑ってしまいました」なんと挨拶よりも先に褒めたのです…!わいさんは「そうなんだよ、私は笑えるほど仕事が早いんだよ」という文章とともに、メールをTwitterで紹介しました。わいさんによると、過去にお世辞として「仕事が早い」といわれたことがあるとのこと。しかし、メールで伝えられたのは初めだったそうです。思わずメールに書いてしまうくらい、わいさんの仕事をこなすスピードは速いのでしょうね…![文・構成/grape編集部]
2023年07月06日グラビアアイドル・小日向ゆかのデジタル写真集『【STRiKE!デジタル写真集】小日向ゆか 生きてるだけで丸もうけ。』(イマジカインフォス 1,210円)が6月29日より配信されている。SNSを中心に“有村架純似”のグラビアアイドルとして注目を集める小日向。先月20日に最終回を迎えたTBS系火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』にレギュラー出演し、女優としても活躍の場を広げている。その彼女がデジタル写真集をリリース。今作では、「誰もいなくなかった世界に、たった一人だけで生きる」をテーマに、“ゆかっぴぃワールド”全開のエモーショナルグラビアに挑戦している。
2023年07月01日Netflixシリーズ『THE DAYS』に出演している役所広司、竹野内豊、小日向文世、小林薫による特別インタビュー映像が公開された。本作は、入念なリサーチによって、福島第一原発事故を克明に描いた事実に基づく物語。製作陣は徹底的にリアリティを追求し、安易な英雄譚や美談に仕立てることを避け、3つの視点による重層的なドラマによって真実をあぶり出していく。未曾有の事故が起こった福島第一原子力発電所で陣頭指揮を執る吉田所長を演じた役所は「プロデューサーの増本さんからこの企画のコンセプトを聞いた時に、“あの日、あの時、何が起きていたのかを丁寧に描いて、世界中の人に伝えるべきではないか”という話を聞いて、それに加えてプロデューサーの思いというのが……この事故はあの7日間だけでなく、これからどんどん廃炉に向けて日本だけではなくて世界中が注目するだろうと。それを何とか描き続けてみたいと想いを聞いて、素晴らしいと思い、これは是非参加したいと思いました」と、製作陣の並々ならぬ覚悟や想いに感銘を受けて出演を決めたと明かしている。内閣総理大臣という難しい役どころに挑んだ小日向は、出演を決める時に「ためらいはなかったですね」と断言。「やはり3.11の首相官邸の混乱、あの渦の中にいた首相を演じるということは経験できないことだと思いましたし、そのような役を頂くのも最初で最後だと思ったし……その時の首相はどのような葛藤があったのか、それを演じる楽しみがありましたね」と、役者人生の中で希有な機会が訪れたと確信し、葛藤が滲む役柄を演じた。福島第一原発の現場、1,2号機のベテラン運転員を演じた小林は、実在の人物を演じるにあたって「やはり自分の会社を愛しているとか、それだけに留まらない。自分の仕事に誇りを持っている人たちが、こんなにいるんだなと思いました。本当に命がけの作業に手を挙げて“行く”と言うんですもんね」と当時の命がけで働いていた人たちに敬意を示し、「現場で働いている職員の人たちはやはりすごいなと思いましたね」と現場を振り返っている。さらに、事故発生現場に最も近い中央制御室の当直長を体現した竹野内は、「世界中の人たちにこの事実を知っていただきたい」と強い想いを口にする。「一人でも多くの方が何かこの映像の中から感じていただくことに大きな意味があるのではないかなと思っています」と語り、『THE DAYS』によって、世界中の人々の意識に変化が生まれ、この作品が誕生した意味が生まれるのではないかと結んでいる。Netflixシリーズ『THE DAYS』キャストインタビュー映像<配信情報>Netflixシリーズ『THE DAYS』Netflixで独占配信中Netflixシリーズ『THE DAYS』ビジュアル作品ページ:
2023年06月15日Netflixオリジナルドラマシリーズ『THE DAYS』に小日向文世が出演している。本作で小日向が演じたのは、東日本大地震が起こった当時の内閣総理大臣。日本を未曾有の危機が襲い、総理の対応を巡って賛否が飛び交ったが、小日向は自分の中にある“当時の総理大臣の像”を可能な限り排除して、脚本と演出に真摯に向き合って役を作り上げたという。『THE DAYS』で内閣総理大臣を演じる小日向文世日本に危機が迫ったとき、国が何かしらの重大な決断をしなければならないとき、その役目は誰がするのか?状況によって答えは異なるが“内閣総理大臣”と答える人は多いのではないだろうか?2011年3月、巨大な地震が東日本を襲い、多くの地域が甚大な被害を受け、福島第一原子力発電所の原子炉が制御不能になったとき、発電所にいた人々、電力会社の人たち、そして内閣総理大臣と官邸はどんな状況に置かれ、どのように行動したのか?その姿を克明に描いたのが本作だ。「当時の総理大臣のことは覚えています。当時、散々叩かれていましたから、僕の中では“叩かれる総理”という印象がありました」と小日向は振り返るが、「僕が演じるのは、脚本に書かれた人物ですから、自分の中の総理のイメージを一度取り払って、脚本に書かれているセリフや状況をひとつひとつ確認しながら演じたいと思った」と語る。福島第一原発を地震と津波が襲い、全電源が喪失。全6基ある原子炉のうち4基が制御不能になったという知らせは官邸にも届いていた。当時、遅々として進まない事故対応や情報が錯綜していることに苛立っている総理の姿がしきりに報道されたが、小日向は「演じていく中で、当時の印象とは違う感情を抱いた」という。「確かに総理はずっと怒鳴っているはいるんですよ(笑)。でも演じていくうちに、あのとき、日本は本当に分断の危機にあったのかもしれない、と思ったんです。そうなれば、総理は“この先、日本はどうなってしまうんだろう”という不安を抱えて、“何をしても国民を救わなければならない”と思いますよね。だから、その点では本当に素直な気持ちで演じるようにしました」確かに周囲に怒鳴り、不機嫌な顔を見せる本作の総理は理想的なリーダー像とはほど遠い。しかし、総理が状況を知りたくても周囲は官僚的な答えしか返さず、専門家は責任を取りたくないために曖昧な回答に終始する。「時間との闘いの中で思わず、“一体、何をやっているんだ!”と怒鳴ってしまったんでしょうね。何を質問しても教科書的な情報しか入ってこないと、そんなことはいいんだ!と思ってしまう。だから相手が喋っているのを遮るシーンが多いんですけど、演じていくとだんだん“これはそういう態度にもなるよな”と思えたんです。実際はどうだったのかは僕も当時の報道や週刊誌に書かれたことしか知らないわけですが、もしこの作品で描かれていたことが本当だったとすれば……それは総理も苛立ちますよね。日本が終わってしまうかもしれないわけですから、自分の保身でも何でもなく、とにかく何とかしないといけないと思うはずです。その点については素直に演じたつもりですし、“気持ちが先にいっている”ことをいつも意識して演じました。余裕がないので辛辣な言い方になってしまうんだと思ったんです」あのとき、日本は潰れていたかもしれない脚本を読んで、ひしひしと感じた本作にはこの危機を救うために命をかけてでも行動しようとした人々がたくさん登場する。一方で、これだけの危機になってもなお、自分の立場や優等生的な答弁だけを繰り返す人も次々に登場し、総理を苛つかせる。そこでついに総理は、自ら福島第一原発に向かうことを決意する。一国のリーダーが自ら事故の現場に出向いたことには現在も様々な意見があるが、小日向は脚本を読み、演じる上では「自身の姿をマスコミや国民に見せたい、という感情は一切持たずに演じた」と振り返る。「日本を救いたい、その一点で足を運んだのだと思って演じました。総理官邸でじっと連絡を待つよりも、現場の人間に直接会って、自分の気持ちを伝えたかったんでしょう。そこで発電所の所長から説明を聞き、この状況を打開するためには人が死ぬかもしれない、そんなシビアな状況なんだと納得するわけです。もちろん、実際に総理のそばにいた人たちからすると“そんな綺麗事ではないよ”と言われてしまうかもしれません(笑)。でも僕が演じる上では“自分が現場に行く姿を国民に見せたい”という気持ちはなかったですし、本当はどういう状況になっているのか、居ても立ってもいられなくて現場に向かったんだと思って演じました」小日向が語るとおり、本当はどのようなやりとりがあったのか、本当はどんな意図があったのかは分からない。しかし、本作で描かれる総理は、誰も経験したことのない状況に混乱し、紋切り型の対応や自己保身に走る人間、前例がないために足踏みする人間に思わず苛立つ、欠点はあるが人間味のある男として描かれている。これまで数々の作品で時に繊細に、時にダイナミックに感情を表現してきた小日向と、そんな彼をとりまく人々を演じた俳優たちの緊迫感のある演技は必見だ。「相手が喋っているのを遮って怒鳴るシーンが多いので、(原子力安全保安院の院長を演じた)吹越(満)くんが可哀想でね(笑)。でも、僕が怒鳴ったときの周囲の反応がすごくリアルだったんですよ。自由劇場の後輩だった酒向(芳)くんの現場でのたたずまいも良かったですし、改めて演技は自分ひとりではつくれないものだと思いました。丁寧に時間をかけて、人間の葛藤や、人が右往左往している部分を描いている。とても贅沢な現場だったと思います」『THE DAYS』で描かれる人間関係や、そこにある想い、人の想いがすれ違ったり衝突する様は観る者を惹きつけ、同時に驚かせることになるだろう。これは単なるフィクションではなく、ほんの数年前に日本で実際に起こったことだ。「もしかしたらあのとき、日本は潰れていたかもしれない。そんなことを脚本を読んでひしひしと感じました。それに福島第一原発の方々が命をかけ、身を削って対応していたことを改めて認識することもできました。この作品はNetflixの作品ですから世界中に日本の俳優がこれだけ頑張っているんだというのを観てもらえますし、福島第一原発で本当に何が起こっていたのかを全8話をかけて観てもらえる。このような作品に参加できたことは役者として本当にうれしかったです」撮影:源賀津己ヘアメイク:河村陽子(VITAMINS)スタイリング:石橋修一<作品情報>『THE DAYS』Netflixにて世界独占配信中
2023年06月13日学校の長期休暇中に出される宿題の定番の1つに、読書感想文があります。本を読むが苦手だったり、文章を書くのが不得意だったりした人には苦行だったでしょう。斉藤ナミ(@nami5711)さんの息子さんも、小学1年生の時に読書感想文が宿題に出たそうです。斉藤さんは息子さんが書いた作文を見た時、思わず「天才かよ」と思ったとのこと。一体どんな内容だったのかというと…。息子さんが先生に提出したのは大半が「っ」で埋め尽くされた作文用紙。なんと息子さんは指定された文字数に達するために「とっっっっっっっっっっても、めっっっっっちゃくっっっっっっっちゃ楽しかったです」といったように、「っ」をたくさん使った作文を書き上げました。ちなみにですが、息子さんが感想を書いた本は、『迷路』に関するもの。「迷路が楽しかった」という内容を、あの手この手を使って引き延ばした結果、「っ」でいっぱいの作文にたどり着いたようです。投稿者さんによると、息子さんは「っ」で埋め尽くされた作文を提出したところ、先生に怒られたとのこと。その経験があったからなのかは分かりませんが、小学6年生となった2023年5月現在では、文章を書いたり、本を読んだりするのが大好きな少年に成長したそうです。この手法には「天賦の才を感じます」「センスが好き」「気持ちが伝わってくる」などのコメントが。さらには「文字数を稼ぐために、漢字ではなくひらがなで表記したり、ですます調で書いたりしていました。この発想は思い付きませんでした」と、読書感想文に手こずった経験を持つ人から驚きの声も寄せられていました。ぜひとも息子さんには何歳になっても柔軟な発想を大切にし、素敵な文章を書いてほしいですね![文・構成/grape編集部]
2023年05月29日劇場版『緊急取調室 THE FINAL』(6月16日公開)の完成報告会見が15日に都内で行われ、主演の天海祐希をはじめ、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、塚地武雄、でんでん、小日向文世、常廣丈太監督が登壇した。2014年から4シーズンにわたり放送されたテレビ朝日系ドラマ『緊急取調室』。叩き上げの取調官・真壁有希子(天海)が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる刑事ドラマで、初の劇場版となる今作でシリーズ完結を迎える。劇場版の公開が間近に迫っていることを受け、天海は「最後が映画ということで、皆さんに観て頂ける日が近づいてきていることにワクワク、ビクビクしている日々です」と吐露。シーズン1から映画化を夢見ていたキャスト陣だが、最後を迎えることに「寂しい」と口をそろえる。天海は「私が(キントリが)終わると決めたわけじゃないですからね(笑)!」と場を和ませつつ、「いい形で残るのが今ということ。私自身も映画として形に残せるのは嬉しいことなんですが、寂しくないと言えば嘘になります。(演じている私たち以上に)寂しがって下さっている方がたくさんいらっしゃると思うので、一番いい『キントリ』を観てくださいと胸を張って言いたいです」と力強くアピールした。常廣監督の演出を「結構粘る」と振り返った小日向は、「だんだんカット数が増えてくると天海さんが『もういいんじゃない?』と……。監督も笑いながら、カット数は増えていくんですよ(笑)」と両者のせめぎ合いを告白。天海も「撮ったよ? 私の顔はもういいです!って(言ってました)」と当時のやり取りを思い出し、監督は「でも主役なんで……」とタジタジだった。また、「キントリメンバーはどんな存在?」と聞かれた天海は「親戚」と回答。「ちょっと期間が空くと会いたいなと思って、みんなで集合をかけ合って、みんなでご飯を食べたりします」とプライベートでの交流に触れ、絆の強さを感じさせる。一方、「座長・天海祐希はどんな人?」の質問には、田中が「皆さんご存じのように男らしい真っすぐな人」と一言。「頼りになる先輩のような存在で、人生の岐路に立ったら、天海さんに相談すると思います」と信頼感をにじませた。天海の存在感について、「佐々木小次郎の生まれ変わりなのでは?」と切り出したのは小日向。「モニターを観たときに、背中に刀が見えたことがあって。美しくて凛々しくて武士に見えた。小次郎の生まれ変わり。怖いくらい!」と興奮気味に話し、笑いを誘う。これには天海も「えぇ~」と困惑の表情を浮かべながらも、「ずっと(怖いって)言ってるじゃないですか!」と返すなど、キントリメンバーの変わらない一体感を印象付けた。
2023年05月15日グラビアアイドルの小日向ゆかさん(25)は2021年に自身のTwitterに有村架純さん風のメイクをして写真を投稿したところ話題に。先日、自身のインスタグラムにランジェリー姿でベッドに横たわる写真を投稿し反響を呼んでいるようです。どんな写真なのか早速チェックしてみましょう! ピンクの花柄ランジェリー姿でベッドに横たわるゆかさんのお尻に視線集中 この投稿をInstagramで見る 小日向ゆか(@mogmog_yukappy)がシェアした投稿 ベッドにうつ伏せで横たわり、振り向くゆかさん。ピンクの花柄ランジェリーで振り向く表情が可愛くて見つめてしまいますね。また、形のいいまん丸のお尻にも視線集中しているようでコメント欄には「ぷりぷり♡」「これは国宝級のお尻」「こりゃーええ角度ですわ!!」と絶賛コメントが相次いで寄せられておりました。有村架純さん似のあざと可愛いゆかさんから目が離せなくなりそうです!あわせて読みたい🌈「セクシーすぎ」「抱きしめたい」ノーブラ×Yシャツ姿のちとせよしのさんに反響
2023年04月27日PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『海をゆく者』が、12月7日(木) から28日(木) に東京・PARCO劇場で上演されることが決定した。『海をゆく者』は、アイルランド演劇界をリードする気鋭の劇作家コナー・マクファーソンの出世作にして代表作。2006年に自らの演出により、ロンドンのナショナル・シアターにて上演されると、ローレンス・オリヴィエ賞“BEST PLAY”、トニー賞“BEST PLAY”ほか3部門に輝き、『21世紀のクリスマスキャロル』と評され、世界中で上演されてきた傑作芝居だ。日本では演劇界を牽引する5人の名バイプレイヤーたちが演出家・栗山民也のもとに結集し、丁々発止のセリフの応酬と円熟味あふれる絶妙なアンサンブルで2009年と2014年に上演され、好評を博した。劇中ではアイルランドのダブリン北部を舞台に、クリスマスイヴに集まったダメ男たち5人の姿が描かれる。出演者はロックハート役で小日向文世、過去2公演で吉田鋼太郎が演じたリチャード役で高橋克実、アイヴァン役で浅野和之、ニッキー役で大谷亮介、シャーキー役で平田満が名を連ねた。『海をゆく者』は東京公演を上演後、2024年1月に新潟・愛知・岡山・福岡・広島・大阪と巡演する予定だ。■翻訳:小田島恒志 コメント『海をゆく者』(The Seafarer)に登場する男たちは海をゆきません。酒を飲んでポーカーをするだけです。どうやら、このタイトルは10世紀ごろの同名の古い詩に由来するようです。その詩では、冬の凍てつく海を独りでゆく老水夫の苦難と、それを知りもせず陸地で仲間とわいわい楽しく過ごしている連中への恨みがぐじぐじと語られます。ですが一転、「どうせ地上の幸福は長くは続かない、人間、勇敢な行動をもって悪魔に抗わなくては……アーメン」と前向きになって宣言します。え?余計関係ない?うーん、どうでしょう……■演出:栗山民也 コメントアイルランドをぐるっと回った時、昼間からパブでぼんやり幸せそうにビールを飲む老人たちが、なんと日向の中の妖精たちに見えたのです。この作品、日本初演から14年。私を含め俳優たちもみんな前期高齢者になって、やっとアイルランドの平和な妖精に近づけるのだと思います。パルコ劇場の祝50周年なのです。私の中ではこの作品、勝手に伝説のようなものなのです。なんとも愛おしく人間の美と醜に満ち溢れた作品『海をゆく者』を、お楽しみに。■小日向文世 コメント初演から14年も経ったとは……。あっという間に過ぎて行った感じです。平田満さん、浅野和之さん、大谷亮介さん、自分、50代だったメンバーが古希目前。新しく加わる高橋克実さんだってもう60代。皆元気に舞台に立てる事が幸せです。再演から9年ぶりに集合して栗山民也さんの演出を又受ける事が出来る楽しみ。ワクワクしています。ヨレヨレの酒浸りのアイルランドのおじさんたちを演じます、元気に!是非お楽しみに!!■高橋克実 コメント今回のお話をいただいてから、ずっとドキドキソワソワしています。なぜなら、あの素晴らしい初演・再演を体感しているからです。飲み散らかした男所帯の部屋の臭いまで伝わるような舞台。栗山民也さんの繊細で美しい演出も忘れられません。今回、初演・再演で吉田鋼太郎さんが見事に務め上げられた、リチャード・ハーキンを演じさせていただきます。達者な鋼太郎さんとは正反対の私が、小日向文世さん、平田満さん、大谷亮介さん、浅野和之さんの4人の演劇レジェンドの中に放り込まれるとどうなるのか、、、想像もつきません。もちろん、久々に栗山さんの演出を受けられること、尊敬するレジェンドたちと一緒の舞台に立てることは幸せです!今から稽古が楽しみ、、、と言いたいところなのですが、実際には、すでにものすごい緊張感が押し寄せてきています。私にとっては、今回の現場は「修業の場」ですね。とにかく、栗山さんや先輩方の打った球に食らいつき、何が何でも取る!今はそんな覚悟です。■浅野和之 コメント再々演は驚きでしたが、演出の栗山民也さんをはじめ、また皆で一緒に作業ができるのがとても嬉しいですね。コヒ、大谷、平田満さんは同い年なんです。舞台への変わらない情熱を持ち続けている顔ぶれとまた舞台に立てるのが楽しみです。新たに加わる克実君は大変かもしれませんが、皆でできる限りサポートしたいと思っています。いい大人たちが集まって酒を飲みながらくだらない話をするという〝生態〟を垣間見るような作品。どうしようもない人間たちと、神や精霊や悪魔といった神秘的なものとの接点にも面白さを感じます。一番の肝はポーカーのシーン。初演も再演も毎日、稽古開始1時間前に集まって皆で練習したのを憶えています。再演を重ねられるということは、この作品のファンの方々が多いということですよね。そんな皆さんの期待を裏切らないよう、とにかく走り抜けて、「PARCO劇場開場50周年記念シリーズ」の締めを飾るに相応しい舞台にしたいと思います。そして、次世代へのバトンをつなぐような意義のある作品にしたいですね。■大谷亮介 コメント再演から9年、随分と時間が経ちました。今回はメンバーも少し変わりますから、また新たな気持ちで、新しい作品に取り組むつもりでやりたいと思っています。健康で立派に頑張っておられる小日向文世さん、浅野和之さん、平田満さんと久しぶりに芝居ができることも、旧知の仲である高橋克実さんと初めてご一緒することも楽しみ。演出の栗山民也さんとこうしてまたご一緒できることも本当に嬉しいです。小日向さん、浅野さん、平田さん、僕の4人は、まもなく70歳になりますから、ご覧になる方々に〝人生〟というものを垣間見せることができるような芝居を皆で作りたい。アイルランドのどうしようもない酒飲みの物語が、私たちや皆さんの〝人生〟に共通する芝居になればいいなと思っています。とにかく演劇を観ることが好きな方々に楽しんでいただける芝居にしたい、ただそれだけを思って務めさせていただきます。■平田満 コメント『海をゆく者』再再演と聞いて、「まだやれるんだ」とうれしくなりました。登場人物5人、それも中高年の男ばかりがほとんど出づっぱり、しかも緊張感のある芝居なのに、なぜか懐かしくあったかい気持ちになりました。今回、吉田鋼太郎さんから高橋克実さんに代わりますが、60過ぎたらみんな同世代です。皆さん現役でバリバリ活躍しているので心強いです。クリスマスの夜に酒とポーカーしかない悲惨な愛すべき男たちと会えるのが楽しみです。年齢に関係なく、というか、ダメな年寄りおやじたちを思いっきり笑い飛ばせる舞台になると思います。寄る年波と言われないよう、年寄りの冷や水と言われないよう、でも枯淡の境地とは絶対言わせない面白いものになるはずです。<公演情報>PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『海をゆく者』作:コナー・マクファーソン翻訳:小田島恒志演出:栗山民也出演:小日向文世高橋克実浅野和之大谷亮介平田満東京公演:2023年12月7日(木)~12月28日(木) PARCO劇場新潟公演:2024年1月7日(日) りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場愛知公演:2024年1月12日(金)~14日(日) 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール岡山公演:2024年1月17日(水) 岡山芸術創造劇場ハレノワ中劇場福岡公演:2024年1月20日(土)~21日(日) キャナルシティ劇場広島公演:2024年1月24日(水) アステールプラザ 大ホール大阪公演:2024年1月27日(土)~29日(月) サンケイホールブリーゼ公式サイト:
2023年04月14日夫がわたしを忘れる日まで
編集部の「これ、気になる!」
兄の連れてきた婚約者は…