山田孝之を主演に迎えた、重松清原作の実写映画『ステップ』が、4月3日(金)より全国公開される。この度、秦基博の主題歌とともに、山田演じるシングルファザーの葛藤と成長を映し出した予告編と、ポスタービジュアルが公開された。本作の主人公は、妻に先立たれてから1年、娘の美紀と再出発を決意した健一(山田)。彼は、思い通りにならない仕事と育児の両立に悩んでいる。健一や美紀を見守る登場人物には、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈などの俳優陣が結集し、物語を彩る。描かれるのは、働きながら子育てをするシングルファザーの健一と一人娘の美紀、彼らを取り巻く人々の10年間のドラマだ。この度公開された予告編は、健一が妻に先立たれてから1年の節目に、幼い美紀と再出発を図ろうと決意を新たにするところからスタートする。料理や洗濯、娘をお風呂に入れたり寝かしつけたりと、日々家事に育児に奮闘する健一。朝は満員電車に揺られながら出勤し、同僚に残業を引き受けてもらいながら、急いで保育園に預けた娘を迎えに行く。めまぐるしい日々を送りながら仕事と子育ての両立に葛藤し、「もうダメかもしれないな……」と弱音をこぼす、等身大の父親の姿が切り取られている。忙しい毎日を過ごしながらも、「ギブアップしたくないんですよ、男手一つの子育て」と語る健一を優しく見守るのは、豪華キャストが演じる周囲の人々。伊藤沙莉演じる保育士の“ケロ先生”は、美紀を抱き上げる健一を見て「お母さんもきっと、抱っこしたかったんだろうなって……」と目頭を熱くさせ、川栄李奈演じる亡き妻の面影を持つ行きつけのカフェ店員・舞は、「がんばってほしい」とまっすぐな笑顔を向ける。広末涼子演じる同僚の奈々恵は、「寂しさはゼロにできない、それを知っているから強がる」と優しく寄り添うも、一方で涙する様子も見られる。そんな俳優たちの演技を際立たせるのは、秦基博が書き下ろして歌う、主題歌『在る』。秦が「誰か“が”いたこと。誰か“と”いたこと。その人が、自分が、存在するということ。その意味を考えながら作った曲です」と想いを形にした楽曲だという。さらに、予告編とあわせて本作のポスタービジュアルも公開された。笑顔の美紀を優しく見守る健一という、ほほえましい2ショットと、“僕と娘の10年間、天国の君との10年間。”という、亡き妻への想いも込められたキャッチコピーが記されている。『ステップ』4月3日(金)より全国公開
2020年01月17日2010年に62歳で急逝した演劇界の伝説・つかこうへい。没後10周年となる今年、東京・新国立劇場 中劇場にて「飛龍伝2020」を上演する。この度稽古場公開が行われ、出演者が一部シーンを披露、また囲み取材に応じた。【チケット情報はこちら】舞台は学生運動真っ只中の1970年。これまでも石田ひかり、広末涼子、桐谷美玲といった名だたる女優たちが担ってきた全共闘委員長に祭り上げられる主人公・神林美智子を演じるのは欅坂46・菅井友香。また美智子と恋に落ちる全共闘作戦参謀の桂木純一郎役には、先日放送されたドラマ『教場』では警察学校で切磋琢磨する生徒のひとり・都築耀太役で注目を集めた味方良介。美智子、桂木と敵対する機動隊員・山崎一平には、近年のつか作品公演で重要な役を担ってきたお笑いコンビ・NON STYLEの石田明が出演する。この日公開されたのは、全共闘と機動隊の最終決戦を前に、美智子を女として機動隊員・山崎の部屋に潜入を企てる、劇中でも印象的なシーン。演出の岡村俊一に「真っ白なキャンパスどころか、透き通るような透明感。こんな純粋な人を見たことがない」といわれた菅井は、俳優を蹴り飛ばし、踏みつけるといった大胆な殺陣も披露。しかし山崎の部屋へ潜入する不安を吐露し桂木にすがる場面は弱弱しく、反して全共闘40万人を束ね作戦を遂行しようと「女」を武器に未来を見据える、美智子の持つ二面性をそれぞれ体当たりに演じる姿をみせた。これまでも『新・幕末純情伝』『熱海殺人事件』とつかこうへい作品を多く経験してきた味方。公開稽古ではと、桂木の美智子を「俺の女だ」と抱きしめながら、敵の部屋へ送り込む、共闘に巻き込まれる男の荒々しい心情を丁寧に表現した。つか作品に続けて出演し、何度も「飛龍伝をやらせてほしい」と直談判してきたという石田。多くの怪演をみせてきたが、会見では「台詞の勢いで息継ぎができない」と話した、美智子を守った山崎の思いをまくし立てる、つかならではの長台詞も披露した。囲み取材では、菅井が美智子を演じることについて「日々新しい感情と出会っている、観にきてくれたお客様に何か感じてもらえるように頑張りたい」と意気込んだ。公演は1月29日(水)から2月12日(水)まで東京・新国立劇場 中劇場にて、2月22日(土)から24日(月・祝)まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKATTホールにて。チケットは現在発売中。また「つかこうへい演劇祭 ー没後10 年に祈るー」として、3月には『熱海殺人事件 ザ・ロンゲストスプリング、モンテカルロイリュージョン』 7月に『蒲田行進曲完結編 銀ちゃんが逝く』を上演予定。
2020年01月15日山田孝之を主演に迎えた、重松清原作の実写映画『ステップ』が、4月3日(金)より全国公開される。この度、本作の場面写真が公開された。本作の主人公は、妻に先立たれてから1年、娘の美紀と再出発を決意した健一(山田)。彼は、思い通りにならない仕事と育児の両立に悩みながらも、忙しい現代社会の中で、自分自身の大切なものを見失わないように、ゆっくりと成長していく。近年はエキセントリックな役柄のイメージが広く浸透している山田だが、今回は実年齢と重なる等身大の男性、しかも初のシングルファザー役だ。健一や美紀を見守る登場人物には、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈などの俳優陣が結集し、物語を彩る。監督は、『虹色デイズ』『笑う招き猫』『大人ドロップ』などを手がけた飯塚健。そして主題歌は、秦基博が本作のために書き下ろした新曲『在る』だ。この度公開された場面写真では、健一と美紀の姿を中心に、彼らを取り巻く人々との日常のワンシーンが写し出されている。健一と美紀との2ショットでは、2歳半の美紀をベビーカーに乗せて保育園を訪れる姿や、小学校低学年の美紀と笑顔で寄り添う姿、そして小学校高学年の美紀とキッチンでハンバーグをこねる姿など、父娘の10年間を切り取った、微笑ましいシーンが。一方で、同僚の奈々恵(広末)と残業に勤しむ場面や、保育士の“ケロ先生”(伊藤)の元にベビーカーで娘を送る場面など、シングルファザーとして仕事と育児の両立に奮闘する健一の姿も確認できる。そのほか、亡き妻の面影を持つ行きつけのカフェ店員(川栄)や、浴衣姿の美紀をいとおしそうに見つめる健一の義父(國村)と義母(余)のカットも見られる。原作者の重松は完成した映画を観て、「エンドロールの後も、出てきた人たちが生きていると感じられて、その先をまた書きたいと思った」と語っている。『ステップ』4月3日(金)より全国公開
2020年01月09日2020年1月17日公開の映画『太陽の家』のクリスマス上映会舞台あいさつが23日、都内で行われ、飯島直子、山口まゆ、潤浩、広末涼子、権野元監督が登壇。出席予定だった主演の長渕剛は、急性腎盂腎炎で都内の病院に入院したため欠席した。舞台あいさつの冒頭に関係者が登壇して長渕の欠席理由を説明。17日に千葉・舞浜で開催されたツアー最終日の公演終了時に腹部の激痛と発熱の症状が発生し、20日に溶体が急変して救急車で搬送されたという。現在は都内の大学病院に入院中で、医師からは急性腎盂腎炎と診断。この日のイベントはギリギリまで出席する意向だったという長渕だったが、医師の判断によって欠席することとなった。キャストたちが登壇する前に、長渕の直筆のメッセージを関係者が代読。「ああ、残念で仕方ない。そこへ行きたかった。身体は病室から出ることを許されなかったけど、心はみんなと同じ場所にあると思っています。今日は映画館まで来てくれて本当にありがとう。みんなの顔を見たかった。そしてスタッフやキャストのみんなとも会いたかった。初のシネマ&ライブ17公演を完走したよって笑顔で報告したかった。悔しさでいっぱいだけれど、今はしっかり治して新しい年の初日の舞台あいさつには必ず元気な姿を見せます。劇場で会いましょう」というコメントが読まれると、客席からは拍手が湧き上がった。この日登壇したキャスト陣と権野監督も直前まで知らなかったそうで、飯島は「今日は長渕さんが急病ということで来れませんでしたが、無理をせず元気になってしっかり治し、1月の公開の日にお会いしたいと思います。頑張ってください」とエールを。一方の広末は「隣の飯島さんから『涼子ちゃん、もみの木みたいになっているよ』と言われました。今日は長渕さんのタオルをかけられている方、長渕さんみたいな方もたくさんいらっしゃる中、長渕さんがいらっしゃらなくて申し訳ない気持ちでいっぱいだったのに、もみの木発言で心が和みました」と飯島の心遣いに感謝していた。舞台あいさつ中には、長渕との撮影エピソードも披露。長渕が演じる川崎信吾の娘・柑奈役を演じた山口は、長渕とのバトルのシーンをあげて「あのシーンは強烈に覚えています。変に怖がって緊張することなく現場に挑めました。最後は(長渕から)ビンタをされましたが、聞かされてなかったので結構ドキっとして、終わったら悔しくて涙を出しました。痛みじゃなくて、感情的な悔しさで泣いていましたね」と告白した。広末は「現場では長渕剛語録が出来るぐらい、毎日印象残る言葉を長渕さんが発していました。印象深い言葉がたくさんあって。すごく寒い時に息子役の龍生(潤浩)をおんぶしながら待っているシーンの時に、『寒いな寒いな』と仰っていました。そしたら監督が言いづらそうに『ここは春の設定なので』と仰ると、長渕さんは『監督よ。ライブだろ』と。ウワーっと思って、私は感動したのを覚えていますね。撮影と関係ないんですけど、真っ直ぐ生きている長渕さんの本が書けそうだと思いました」と長渕の姿勢に感動した様子だった。映画『太陽の家』は、2020年1月17日より全国公開。
2019年12月24日賀来賢人、広末涼子、井浦新、工藤阿須加らが出演、「3年A組」と世界観を共有する「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」が12月15日放送の10話で最終回を迎えた。ガスマスクの男の正体は!?超人と化した清春の最後の戦いに視聴者はどんな感想を送ったのか?警察の地下組織・ニッポンノワールに人体実験されていた刑事・遊佐清春を賀来さんが演じ、ニッポンノワールの真実を暴こうとしていた女性刑事・碓氷薫に広末さん。清春の先輩で公安部の才門要に井浦さん。清春の同僚刑事・名越に工藤さん。捜査一課長の南武修介に北村一輝。清春と薫の息子・克喜に田野井健。フリーライター・深水咲良に夏帆。さらに立花恵理、杉本哲太らといった面々に加え、ゲストで「3年A組」の出演者たちも登場してきた本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。本当の記憶を取り戻した清春は、薫とともに倒れていた山小屋に向かう。薫が10億円とともに奪った新薬を注射し小屋の扉を開けるとそこにはガスマスクの男が。そのマスクを剥ぐとそこには才門の顔が。しかし才門がガスマスクを被ったのは今回と留置場の清春を襲った時だけ。その時才門が銃弾に倒れ、名越が現れる。薫を、強盗団を、南武の息子・陣内を殺した“真犯人”は名越だった。ニッポンノワールのアルティメットプログラムを受けた名越と、新薬を打って超人状態となった清春の最後の戦いが繰り広げられ、名越は南武によって逮捕され、清春は咲良とともに克喜のバースデーを祝う…というのが最終回の物語。戦いが終わった清春が克喜と2人で歩き去る後ろ姿が映し出されると、そのままエンディングに。自宅でバースデーケーキを囲んで楽しそうな3人の姿にハッピーエンドのまま終わるかと思われた本作だが、部屋を出た清春が何かに驚いた表情を見せると、次のカットでは銃弾(?)に倒れた清春が…。このラストに「もやっとする!」「血も涙も無い」「あのラストから立ち直れない」などの声が上がる一方で、撃たれた清春の指は動いており生きていることが示唆されたラストカットに「表向きは死んだことにして組織に対抗するよう暗躍みたいなラストだと思いたい」「色々な説に分かれるような含みがあるラストですね」といった反応も。ガスマスクの男である名越を倒したものの、ニッポンノワールはまだ壊滅してはおらず「シーズン2あるとか?ニッポンノワールの組織まだ壊滅させてないでしょ?」と、続編を期待する声もさっそく上がっている。(笠緒)
2019年12月16日「3年A組」と繋がる世界観で賀来賢人演じる刑事が闇の組織と闘う「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」。その9話が12月8日放送。「3年A組」からゲスト出演した森七菜が伝えた柊一颯の“ある言葉”と清春と克喜の“親子の触れ合い”に感動の声が上がっている。“ニッポンノワール”に人体実験されていた警視庁捜査一課の刑事・遊佐清春に賀来さん。清春の子を産み育てていた女性刑事・碓氷薫に広末涼子。清春と薫の間の子で人格矯正プログラムを受け性格が激変した碓氷克喜に田野井健。捜査一課長の南武修介に北村一輝。清春の自宅の下の階で喫茶店「bonnaro」を営む深水喜一に笹野高史。そのほか工藤阿須加、立花恵理、杉本哲太、夏帆、佐久間由衣らも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。宮城遼一(細田善彦)が公安の眞木光流(矢本悠馬)の手により死亡した怒りから超人的なパワーを発揮、眞木を打ちのめした清春は「bonnaro」に向かい深水に「アンタが黒幕なのか」と告げる。すると深水は「いま話せることはない」と返す。一方、5年前に家出した南武の息子がガスマスクの男に殺害される。当初は別人だと思われたが、“ニッポンノワール”の人格矯正プログラムを受け顔も変えていた。そして12月15日、清春の記憶が全て蘇る――というのが今回のストーリー。今回も「3年A組」から森七菜、鈴木仁、箭内夢菜の3人がゲスト出演。3人が演じる生徒たちは学校立てこもり事件の後YouTuberとして活動しており、深水咲良(夏帆さん)と本城芹奈(佐久間さん)からニッポンノワールの情報を世間に知らしめて欲しいと頼み込まれる。そこで森さん演じる堀部瑠奈は柊一颯の“ある言葉”を伝える…「グッ、クルッ、パッ!!!なつかしい」「ぐっくるっぱだって、やばい、泣きそう」など、そのワードが出た瞬間視聴者からは興奮にも似たツイートが続々上がる。また今回は清春と克喜が“親子”らしく触れ合う心温まる場面も。これには「清春……すごいパパみある」「清春めっちゃお父さんっぽい」「清春と克喜幸せになって欲しいなぁ」などの声が送られている。(笠緒)
2019年12月09日「セリフがすごく多くて、僕にできるのかなあって不安になりました」そう語るのは、ドラマ『ニッポンノワール−刑事Yの反乱−』(日本テレビ系・日曜22時30分〜)に出演中の子役、田野井健くん(10)。広末涼子演じる刑事の息子で、主人公の刑事(賀来賢人)の相棒役だ。「広末さんが手作りのコロッケを撮影現場に持ってきてくれました。コーンの入ったコロッケがとってもおいしくて。お礼に似顔絵を描いてプレゼントしたら喜んでくれました」彼が演じる克喜と同じように丁寧な言葉遣いが印象的な健くん。「学校で好きな教科は体育で、ドッヂボールが得意です。通知表は、中間の“普通”が並んでいます(笑)」趣味は「行列に並ぶこと」!?「並んで食べたほうがおいしく感じるし、並びながら『まだあるかな?買えるかな?』ってドキドキしているのが好きです」そんな健くんの将来の夢は?「子役のマネージャーになりたいです。今の子役のお仕事の経験も生かせるし、テレビ局の食堂のごはんやロケ弁が食べられるから(笑)」劇中は亡き母を思い涙するなどシリアスな場面も多いが、この日は満面の笑みを見せてくれた。「泣くシーンで涙を出すのはちょっと難しいです。撮影中はいつも緊張していますが、お仕事だから頑張ろうって気合を入れると乗り切れます。今日の撮影も楽しかったです!」
2019年12月02日賀来賢人が警察の地下組織と戦う刑事を演じる「ニッポンノワール」の8話が12月1日オンエア。過去の自分が犯罪者だったことに悩み苦しむ宮城の悲劇的な最期に悲しみが声が上がるとともに、組織に人体実験を受けていた清春の“覚醒”にも驚きの声が上がっている。賀来さんが警視庁捜査一課の刑事・遊佐清春を演じ、ニッポンノワールの秘密を清春に託し亡くなった女性刑事・碓氷薫に広末涼子。清春の先輩の公安刑事・才門要に井浦新。捜査一課長・南武修介に北村一輝。清春と碓氷の娘・克喜に田野井健。清春らの同僚・名越時生に工藤阿須加。ニッポンノワールの実験台となった宮城遼一に細田善彦。清春の自宅の下の階で喫茶店「bonnaro」を営む深水喜一に笹野高史。さらに深水咲良に夏帆、本城芹奈に佐久間由衣、立花恵理、杉本哲太らも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。宮城は「ニッポンノワール」による人体実験の最初の被験者だった。刑事としての記憶しか持たない宮城は自分が子どもを殺した犯罪者だったことに苦しむ。一方、警視総監の命令で身柄を拘束された清春も失われていた記憶が次々に戻っていく。そんな清春がニッポンノワールに抹殺されないよう交代で見張る捜査一課の同僚たち。そこにガスマスクの男が現れ克喜の危機を告げる。宮城の手助けで脱獄した清春は「bonnaro」に戻り薫のUSBを解読。克喜が捉われた場所を突き止める…というのが今回のストーリー。克喜を助け自首することを決意した宮城。芹奈からの「待ってますから」という言葉に「笑顔の練習をしてまた来ます」と返す姿に「宮城くんにフラグ立っちゃった」という叫びにも似た声が視聴者から上がる。克喜を救うため清春、宮城、捜査一課の刑事たちが施設に乗り込むと、そこに待ち構えていたのは眞木光流(矢本悠馬)だった。清春の怒りを頂点まで高めるよう指示を受けたという眞木が宮城を撃った瞬間、清春は超人的な力を発揮する。その後「bonnaro」に帰った清春は深水に「お前が黒幕か」と迫る…というラストだった。殉職した宮城に悲しみの声が続々と送られるなか、終盤でみせた清春の“超人的覚醒”に「そのうち変身するんじゃない?」「刑事ものというより大人向け特撮ヒーロー」といった感想も寄せられている。(笠緒)
2019年12月02日賀来賢人主演「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」の12月1日(日)放送の第8話に、「3年A組-今から皆さんは、人質です-」に出演した椎名桔平が登場。細田善彦演じる宮城と再会を果たす。全ての謎が明らかにされる新章「覚醒編」がスタートし、物語も佳境を迎えている本作。警察の極秘地下組織という“ニッポンノワール”の闇が徐々に明らかになりつつあるも、まだまだ多くの謎が残されたまま。そんな中迎える第8話では、生徒たちに続き「3年A組」では宮城遼一(細田善彦)と共に瀬ヶ山署生活安全課の刑事として魁皇高校立てこもり事件を担当した郡司真人が登場。物語の終盤、担任・柊一颯の真意を確かめようと、深夜の高校に単身で乗り込み、柊と対決した彼が、今作では身柄を拘束された清春(賀来さん)の身に危険が迫る中、捜査一課分室でかつての部下・宮城と再会する。「今回の出演オファーを聞いて、何よりまた『3年A組』のスタッフの皆さんに会えると思うと、嬉しくなりました」と今回の出演を喜んだ椎名さんは、「『3年A組』で部下役の細田くんと一緒で、非常に感慨深い撮影でした。郡司役の衣装に身を包むと、なんだかワクワクして、とても楽しめましたね」と撮影をふり返っている。一方、第1話から出演している細田さんは「遂に、椎名桔平さん演じる“郡司さん”の登場です。僕にとって、宮城にとって、大好きな先輩との再会は、胸が熱くなりました」と興奮気味。そして「半年前の『3年A組』の時とは、2人の関係に変化がある?ない? 何せ、記憶が曖昧なもので…。是非、放送をお楽しみ下さい」と意味深なコメントを寄せている。そして、清春の失われていた記憶の中でも、事件の核心に辿り着くには欠くことのできない断片がよみがえり、ついにラストで清春が黒幕に迫る。<第8話あらすじ>警察の地下組織:ニッポンノワールが極秘プロジェクトとして行っていた人体実験。その最初の被験者は宮城遼一(細田善彦)。警視総監の命令を受けた南武修介(北村一輝)により、身柄を拘束された遊佐清春(賀来賢人)。これまでモザイクがかかっていたように、失われていた記憶が次々に戻ってゆく。碓氷薫(広末涼子)の一人息子であり、自身の息子でもあると分かった9歳の碓氷克喜(田野井健)は、母の愛を獲得するために、自ら志願してこの人体実験を受けたのだという。碓氷政明(大和田伸也)の命令により、ニッポンノワールの工作員らに連れ去られた克喜。眞木光流(矢本悠馬)が再実験を施そうと克喜に迫る。一方、克喜の身を案じながらも、拘留され身動きの取れないままでいる清春。と、その清春の前に現れたのは、ガスマスクの男。その頃、衝撃的な事実を突きつけられた宮城は、未だに葛藤に苦しんでいて…。「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」は毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送中。(cinemacafe.net)
2019年11月29日11月16日に麻薬取締法違反の疑いで逮捕された沢尻エリカ容疑者(33)。それから1週間がたった今も、余波は広がり続けている。家宅捜索で自宅からMDMAが発見され、「私のものに間違いありません」と容疑を認めていたという沢尻。夜な夜なクラブへ足を運び、酒と薬におぼれる生活。しかし、その代償はあまりにも大きかった。来年1月スタート予定のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で織田信長の正室・濃姫役に抜擢されていた沢尻。代役は川口春奈(24)に決定したが、キャスティングは難航を極めたという。「演技力があって、撮影終了まで長期間スケジュールが空いている女優なんていませんからね。出演女優さんにはほかの仕事を断るなど、調整してもらうことになってしまいます。貫地谷しほりさん(33)や広末涼子さん(39)という噂もありましたが、のんさん(26)の名前も候補に浮上していました。しかし、いずれも実現には至りませんでした。1月の放送開始まで時間がないこともあり、スタッフは頭を抱えていました」(ドラマ関係者)さらに役者変更に伴い、これまでの撮影分はお蔵入り。代役決定後も、予断を許さない状況が続いているようだ。「6月から撮影がスタートし、すでに10話分まで撮影済みでした。沢尻さんは初回から出演していたので、ほぼ全話で撮り直しが発生することになります。また共演者のスケジュール調整なども必要になってくるため、すぐ撮影開始とはいきません。番宣活動も満足にできないため、初回放送の延期も検討され始めています。そんななか、出演者たちは一丸となって危機を乗り越えようとしています。沢尻さん逮捕後の18日に、主演の長谷川博己さん(42)ら主要キャストが集まりました。制作サイドから事情説明と撮り直しのお願いが伝えられると、やはり終始重々しい空気が流れていました。それでも長谷川さんは『いちばん大変なのは、代役を務める方。みんなで盛り上げてフォローしていきましょう!』と言って、団結を呼びかけていました」(前出・ドラマ関係者)
2019年11月27日二兎社公演43『私たちは何も知らない』に出演する藤野涼子さんに話を聞きました。初舞台の重圧と格闘中!?「自分を追い詰めるのも楽しい」まだ女性が封建的な家制度に縛られていた時代に、世間の批判をものともせず自らの考えで行動していた人たちがいた。雑誌『青鞜(せいとう)』は、当時、そんな女性たちが自らの言葉を発信していた場所。舞台『私たちは何も知らない』は、平塚らいてうを主人公に、『青鞜』編集部を軸に描いた女性たちの青春群像劇だ。「個性が大事にされる現代とは違い、彼女たちが活躍した明治から大正は女性が控えめであることが美徳でした。そんな時代にあって、自分たちの自由や個性を前面に出し、世の中と戦った女性たちが描かれています。私は普段、大勢の人の前であまり発言せずに内側にこもってしまうタイプなのですが、今回は自分を前面に出していこうと思っています」これが初舞台となる藤野涼子さん。「稽古初日の前日は不安で眠れなくて…」と言った後、「じつはいまもまだ緊張しています」と苦笑い。その藤野さんが演じるのは、平塚の後に『青鞜』を引き継いだ伊藤野枝。「作・演出の永井愛さんから資料としていただいた、野枝が『青鞜』に発表した作品を読み、その文章力に圧倒されました。いまの私と同じ19歳で物事をここまで深く考えて、書いていたのだと驚きました」自由恋愛を貫いたことで、世間から批判もあった人物だけれど…。「勉強にも青鞜社にも恋愛に対しても、嘘がつけないというか…。自分がやりたいことや思ったことに対してまっすぐな、ある意味でピュアな人だったのだと」15歳で映画『ソロモンの偽証』の主演でデビューを果たして4年。「普段の自分とは違う役の人物になる楽しさはもちろんですが、プレッシャーを感じる状況で、自分を追い詰めながらお芝居をしていくことにも楽しさを感じています」おとなしい印象だけれど、「マイペースで、やりたいことがあったら後先考えずに動いてしまって驚かれることもある」という。じつは結構“野枝っぽい”のかもしれない。二兎社公演43『私たちは何も知らない』20世紀初頭に、その先進的な思想が多くの女性たちに影響を与えた雑誌『青鞜』。その中心人物の平塚らいてう(朝倉)ほか、当時の女性たちの生き様を描き出す。11月29日(金)~12月22日(日)池袋・東京芸術劇場シアターウエスト作・演出/永井愛出演/朝倉あき、藤野涼子、大西礼芳、夏子、富山えり子、須藤蓮、枝元萌一般6000円25歳以下3000円(枚数制限あり。要証明書)ほか*すべて税込み二兎社 TEL:03・3991・8872(月~金曜10:00~18:00)地方公演あり。ふじの・りょうこ2000年2月2日生まれ。神奈川県出身。映画『ソロモンの偽証』でデビュー。近作にドラマ『ひよっこ』『腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。』、公開中の映画『影踏み』など。ワンピース¥155,000(ANTEPRIMA/ANTEPRIMA JAPAN TEL:0120・03・6962)その他はスタイリスト私物※『anan』2019年11月27日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・嶋岡 隆(Office Shimarl)ヘア&メイク・望月香織インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年11月20日中井貴一と佐々木蔵之介がW主演を務めるお宝コメディ・シリーズ第2弾『嘘八百 京町ロワイヤル』の主題歌をクレイジーケンバンドが担当することが決定。併せて、予告編とポスタービジュアルが解禁となった。今回解禁された予告編は、中井さん演じる古物商の則夫のもとに、広末さん演じる着物美人の志野が父の形見の茶器を騙し取られたと相談する場面から始まる。なんとそれは、5,000万円は下らないと言われる古田織部の幻の茶器「はたかけ」だった。志野にほだされた則夫は、同じく彼女の魅力のとりこになった佐々木さん演じる陶芸家の佐輔とコンビを再結成する。今度は「ひと儲け」ならぬ「ひと助け」のため、お宝眠る古都・京都を舞台に新たな敵となる有名古美術店主(加藤雅也)、大御所鑑定家(竜雷太)打倒のため、かつての仲間たちとともにお宝大作戦を決行。贋物作りのプロが再集結し、陶芸王子(山田裕貴)や国家機関、テレビ番組をも巻き込み、国の名勝・渉成園で決戦の火蓋が切って落とされる。映像では、主演2人のコミカルで人間味あふれる演技、何かを秘めたマドンナの眼差し、敵キャラの小憎らしさ、キャラの濃い個性豊かな面々のこれでもかと畳み掛ける掛け合いが垣間見える。ドタバタコメディ感が満載で、二転三転する物語に否が応でも期待が高まる予告編に仕上がっている。またこの度、本作の主題歌を東洋一のサウンド・マシーンとも言われる横山剣率いるクレイジーケンバンドが書き下ろした新曲「門松」に決定。予告編にも使用されているこの楽曲は、横山さんのメロディアスな歌声が男たちのロマンをよりかき立てるかのように響き渡り、本作を一層華やかに彩る。予告編と同時に解禁されたポスタービジュアルには、本作のもう1つの主人公でもあるお宝、千利休の弟子にして「天下一の武将茶人」と称された古田織部の幻の茶器の「はたかけ」をニヤリと見つめる則夫と佐輔の姿が。そして、その背後では彼らを裏で糸を引いているかのようにマドンナ・志野が微笑み、彼らの関係性がよく表れた新春らしく明るい、まさに“開運招福お宝コメディ”として仕上がっている。『嘘八百 京町ロワイヤル』は1月31日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:嘘八百 京町ロワイヤル 2020年1月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開予定©2020「嘘八百京町ロワイヤル」製作委員会
2019年11月20日俳優の山田孝之が映画『ステップ』(2020年4月3日公開)で主演を務め、自身初のシングルファザー役を演じることが20日、明らかになった。同作は、累計発行部数8.5万部を突破した同名小説を原作に、30歳の若さで妻に先立たれた主人公・健一とその娘・美紀が、周囲の人々との交流を通して成長していく物語。亡き妻を思い続けて歩んでいく10年間の足跡は、誰もが心の奥底にある「家族」や「命」に関する経験を刺激し、感動を誘う。山田は、「健一を演じた1カ月間は、亡くなった奥さんの存在がいつも心の中にあって、そばに感じていたので、本当に大変な時間でした」と役柄と向き合った日々を回顧し、「健一は、悩み、努力しながら生きていく、どこにでもいる普通の男です」と説明。「こんな時、奥さんがいてくれたらどうしただろうとか、もう少し辛くなかったのではないだろうかとか、だけど見守ってくれているから、一人じゃないと言い聞かせてみたり、でも実際一人だし…ということの繰り返し」と振り返り、「そんな健一の目の前に起きる出来事を、自分なりに素直に受け止め、行動して、必死に生きていこうと思いました。そうすれば、この映画を観た人を少しでも励ましたりできるのではないかと思っています」と本作の持つ魅力をアピールしている。山田のほか、健一の義父を國村隼、夫とともに健一と美紀をやさしくサポートする義母を余貴美子、健一が悩みを相談する同僚役を広末涼子、娘・美紀が通う保育園の先生役を伊藤沙莉、亡き妻・朋子の面影があるカフェの店員役を川栄李奈が演じる。さらに岩松了、日高七海、角田晃広、片岡礼子など個性豊かな共演陣が名を連ねる。メガホンを握るのは、『虹色デイズ』(18)、『大人ドロップ』(14)などで知られる飯塚健監督。山田とは、『荒川アンダーザブリッジTHEMOVIE』(12)、『REPLAY&DESTROY』(15・TBS)以来、本作が3度目のタッグとなる。(C)2020映画『ステップ』製作委員会
2019年11月20日重松清の小説『ステップ』が、山田孝之主演で映画化されることが決定。あわせて、山田、飯塚健監督、重松より、コメントが寄せられた。本作は30歳という若さで妻に先立たれた男・健一が、様々な壁にぶつかりながらも、娘と暮らしながら、ともに前を向いてゆっくりと家族への階段を上る様を描いた作品。シングルファザー役は初だという山田。エキセントリックな役柄のイメージが広く浸透しているが、今回は実年齢と重なる等身大の男性役として、娘を育てながら自身も成長していく様を体現する。そんな主人公の健一や娘・美紀を温かい眼差しで応援する登場人物には、豪華な俳優陣が集結。健一をまるで血の繋がった実の息子のように見守る義父に國村隼。夫とともに、健一と美紀をやさしくサポートする義母役を余貴美子が演じる。また、健一が悩みを相談する同僚役には、山田とは初共演となる広末涼子。さらに娘・美紀が通う保育園の先生役に伊藤沙莉、亡き妻・朋子の面影があるカフェの店員役を川栄李奈が演じる。そして健一の娘・美紀役は、オーディションで選ばれた中野翠咲、白鳥玉季、田中里念が2歳~12歳までの3つの年代を演じるほか、岩松了、日高七海、角田晃広、片岡礼子などの共演者が物語を彩る。監督は、『虹色デイズ』『笑う招き猫』『大人ドロップ』などを手がけた飯塚健。山田とは『荒川アンダー ザ ブリッジ THEMOVIE』『REPLAY&DESTROY』以来、本作が3度目のタッグとなる。山田、飯塚監督、重松のコメントは以下の通り。■山田孝之コメント健一を演じた1か月間は、亡くなった奥さんの存在がいつも心の中にあって、そばに感じていたので、本当に大変な時間でした。健一は、悩み、努力しながら生きていく、どこにでもいる普通の男です。こんな時、奥さんがいてくれたらどうしただろうとか、もう少し辛くなかったのではないだろうかとか、だけど見守ってくれているから、ひとりじゃないと言い聞かせてみたり、でも実際一人だし……ということの繰り返し。そんな健一の目の前に起きる出来事を、自分なりに素直に受け止め、行動して、必死に生きていこうと思いました。そうすれば、この映画を観た人を少しでも励ましたりできるのではないかと思っています。■飯塚健監督コメント本屋で手にしたその日のうちに、夜通し読み続け、幾度となく涙した。その数日後には、脚本を書き殴った。ほとんど衝動だった。が、葛藤もした。大が付くほど、重松さんのファンだったから。迂闊に映画になどするべきじゃない。一ファンのままでいた方が幸せだ……それでも脚本を送らせて頂いたのは、どうしても映画にしたいという気持ちが勝ったからだ。返答は驚くほど早かった。すぐに読んで下さり、まだ粗い初稿だったにも関わらず、映画化の快諾を頂いた。 と、それがおよそ10年前のこと。つまり念願の企画が、多くの力添えを頂き、実現に至りました。40代初めての監督作品です。主演はひとりしか居ないと思いました。山田孝之くんが、若くして妻を喪い、残された娘と生きてゆく父親を演じる、10年に渡る家族の物語、命の物語です。何を話しても、返事が聞こえなくなってしまった部屋。その部屋の真ん中にある、消えない悲しみと寂しさ。乗り越えられない痛み。それでも娘は成長する。やがて部屋には会話が生まれる。生活の音が二人分になる。そうやって一歩一歩“育ってゆく”親子の姿を、ぜひ大きなスクリーンでご覧下さい。■重松清コメントパパと一人娘、それぞれの成長物語です。長いタイムスパンのお話だけに、実写化は無理だろうと思っていました。でも、パパを演じてくださるのが山田孝之さんだと聞いて、おおっ!とガッツポーズをつくりました。そのグッと握った拳は、クランクアップ後のいまもなお、そのままです。いや、さらに力がこもって、気がつくとVサインに変わっていたりして。『ステップ』2020年4月3日(金)全国公開
2019年11月20日賀来賢人、広末涼子、井浦新らが出演する「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」の6話が11月17日放送。今回は克喜の“秘密”に衝撃を受ける視聴者の声や、「3年A組」からゲスト出演した片寄涼太演じる甲斐の“その後”に安堵する反応などがSNSに上がっている。賀来さんが目的のためには手段を選ばない超エキセントリックな刑事・遊佐清春を演じる本作。10億強奪に関わったと告白した今は亡き女性刑事・碓氷薫に広末さん。清春を助ける公安部の超有能刑事・才門要に井浦さん。捜査一課長の南武修介に北村一輝。清春と薫の息子だという克喜に田野井健。清春の同僚刑事に工藤阿須加、立花恵理、杉本哲太らといった面々が共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。警察署がベルムズに襲撃され、混乱の中、喜志が死亡し、殺害の疑いをかけられた清春は才門の手引きで逃走する。薫殺害の真相とニッポンノワールの拠点を探る清春は、ベルムズメンバーたちが警察病院で相次ぎ失踪しているとの情報を得て才門と共に潜入を試みる。一方、克喜が服用している薬が未認可の劇薬だと判明する。警察病院の地下に潜入、無表情で襲いかかってくる若者たちとの格闘に続きガスマスクの男を死闘の末、取り押さえる清春だが、再びニッポンノワールのマークが点滅。また記憶が蘇る。それは“克喜が人体実験に利用されていた”という衝撃的な事実だった。気がつくと才門は血だらけで瀕死の姿となっていた…というのが今回のストーリー。1話で拳銃を発砲しても平然としていた克喜。その後も暴れると驚異的な怪力を見せるその姿が様々な憶測を呼んでいたが、ここに来てそれがニッポンノワールによる人体実験のためと判明。視聴者からは「発砲に耐えたの伏線かよ」「馬鹿力ちゃんと関係あったんだ」など驚きの声が上がるとともに「これは薬で体が小さくなってる可能性が」「碓井克喜は改造人間であるという展開に…?」など克喜の正体を巡っても様々な憶測が飛ぶ。一方、ガスマスクの男との死闘で力尽きた才門には「才門さん早すぎるだろ…」「ぎゃぁああ才門さん生きてぇえええ」などの声が。また世界観を共有する「3年A組」キャストのゲスト出演も話題の本作、今回は片寄さんが登場。清春の聞き込み現場に現れた片寄さん演じる甲斐隼人は、おびえる克喜の様子を見てダンスの練習に誘い、追っ手の警官から匿う…そんな甲斐の姿に「ダンスまた始めたんか」「甲斐くんがダンス続けられててよかった」と安堵の声も上がっている。(笠緒)
2019年11月18日全ての人間が疑心暗鬼の中、騙しだまされのストーリーが展開中の賀来賢人主演「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」。この度、本作の第6話(11月17日放送)に「3年A組-今から皆さんは、人質です-」の片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)&今井悠貴が出演していることが分かった。前回の第5話で第1部が幕を閉じ、いよいよ全ての謎が明らかにされる新章がスタート。前回ラストでは、賀来さん演じる遊佐清春の記憶が呼び戻される形で、殺害された碓氷薫(広末涼子)自らが「十億円強奪事件」の真犯人であると告白するという、驚くべき真実が明らかに。しかし、薫を殺害した人物、十億円の隠し場所、ニッポンノワールの目的など、謎はまだ多く残されている。すでに本作には「3年A組」の出演者が続々と登場し話題となっているが、今回も「3年A組」キャスト2人が参加。まず、「3年A組」では甲斐軍団なるグループのリーダーで、人質となったクラス全員の解放を条件に担任に決闘を申し出るなど、クラスの中心的存在だった片寄さん演じる甲斐隼人は、今作では甲斐軍団の一員だった石倉光多(佐久本宝)とダンス練習中、公安部から追われて逃亡を続ける遊佐清春が、とある人物の行方を掴もうと聞きこみに訪れる…という場面で登場。甲斐が語った情報が、清春に重要な手がかりをもたらすきっかけになるという。そして同じく「3年A組」に出演していた今井さん演じる西崎颯真も登場。現在、西崎は担任を救ったヒーロー・ガルムフェニックスと、そのスーツアクターであるファイター田中(前川泰之)に憧れ、田中の元で修業中。今回は清春からの依頼を受け、田中と重要な任務に就くことになる…。今回の出演に「甲斐隼人を演じられることを大変嬉しく思いました」と喜んだ片寄さんは、「甲斐隼人の半年後を考えてお芝居をするというのも役者としてすごく良い時間となり、賀来さんとの対峙は独特の緊張感があって、非常に貴重な経験となりました」とふり返り、「物語の展開のきっかけになるような役どころだったので、お見逃しのないようご覧いただきたいです」とアピール。また今井さんは「『ニッポンノワール』でガルムフェニックスのモチーフが現れはじめた頃から『もしかしたらこれは…』と勝手に妄想していました」と薄々予感はしていたそうで、「今回お声をかけて頂いた時はガッツポーズをしてしまいました!『3年A組』の時にご一緒させて頂いたスタッフさんもいらっしゃって、現場に入った瞬間あの教室の空気感が戻ってくるようでした。不思議な気持ちでの撮影でした」とコメントしている。なお、第6話からの新章は“カク○○編”と銘打たれることも明らかに。YouTube日テレ公式チャンネルでは、数々の疑問と伏線がつながる「ドラマの重要なヒントが隠されたスペシャル動画」、第5話までのダイジェストが配信中だ。「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」は毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送中。(cinemacafe.net)
2019年11月15日「3年A組」の半年後を舞台に、賀来賢人演じる刑事と謎の組織の闘いを描く「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」の5話が11月10日放送。今田美桜のゲスト出演に沸く視聴者からの声と、10億強奪の真犯人が明かされたラストに衝撃を受ける声とが入り乱れている。賀来さんが“警察のガン”扱いされている警視庁捜査一課の刑事・遊佐清春を演じ主演する本作。前回、清春との間に子どもを設けていたことが明かされた女性刑事・碓氷薫に広末涼子。清春と薫の間に出来たとされる碓氷克喜に田野井健。清春の先輩の公安刑事・才門要に井浦新。捜査一課長の南武修介に北村一輝。清春の同僚刑事役で工藤阿須加、立花恵理、杉本哲太。そのほか夏帆、佐久間由衣、細田善彦、篠井英介、栄信、笹野高史らも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。才門から十億円強奪事件で奪われた金は警察の極秘プロジェクト「ニッポンノワール」の資金で、薫はその事件を追う過程でニッポンノワールの存在を突き止め殺害された可能性が高いと告げられ、南武からは警察のどこにニッポンノワールの仲間が紛れ込んでいるかわからないと言われた清春。さらに「bonnaro」にいるところをガスマスクの男に襲撃される。犯行が半グレ集団ベルムズの現リーダー・陣内によるものだと判明、陣内を取り調べていると克喜の名前を口にし逆上する清春だが、そこにベルムズが乱入。元ベルムスの喜志が陣内を拉致し清春を呼びつけるが、喜志は撃たれてしまう。喜志殺害の容疑で逮捕、連行される清春は、薫が山小屋で10億円強奪の真犯人が自分だと告白する記憶を思い出す…というのが今回のストーリー。今回は「3年A組」から今田さんがゲスト出演、今田さん演じる諏訪唯月と喜志との再会に「ニッポンノワールにも今田美桜ちゃん出とる」「今田美桜ちゃん唯月と正臣のシーンがとても美しかった」などの声多数。先週に続き「3A」生徒が登場したことで、「これからも誰か出てくるのかな?」「後は福原遥さんと永野芽郁ちゃんが出てくれれば最高」「森七菜ちゃんも」といった“要望”も上がっている。さらに薫の“真犯人告白”に「広末涼子の最後の台詞に「えっ!?」って声出た」「本当に広末涼子が犯人なんでしょうか」など衝撃の声が上がるなか、毎回登場人物が変わるエンディングではガスマスクの男が登場。1人で格闘の練習をするガスマスクの男に「なんで仮面マスクのやつがエンディング飾ってんだよ」「まさかのマスクマン、エンディング」など視聴者に動揺が走る。一方でマスクの男の動きに「エンディングのガスマスク男の動きが、パーリーピーポー言ってる工藤くんぽくて怪しい」という声も寄せられている。(笠緒)
2019年11月11日若手女優の今田美桜が、「3年A組-今から皆さんは、人質です-」から“半年後”を舞台にした賀来賢人主演「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」に出演することが分かった。先日、“すな華”カップルの登場が話題になった本作だが、11月10日(日)放送の第5話では、同じく「3年A組」に登場した生徒・諏訪唯月役の今田さんが登場決定。「3年A組」では、事件のカギを握るフェイク動画に関与していた半グレ集団べルムズ・元リーダー喜志正臣(栄信)と、喜志と交際することで彼の力を利用して人気モデルになった唯月が所持していたペアのペンダントによって物語が大きく展開するなど、重要な役柄だった。今作では、賀来さん演じる遊佐清春の暴走する捜査を横目に、喜志がいるバーを偶然にも唯月が訪れることに。自身の生き方に思い悩むような心の叫びを漏らす喜志に、元恋人・唯月が言葉を投げかける――。本作への参加に今田さんは「久しぶりに3年A組チームのみなさんとお会いできて、楽しく撮影させていただきました。そして、また諏訪唯月として、ニッポンノワールに参加させていただけたこと嬉しく思います」と喜んでいる。また第5話では、本作のストーリーを根底から揺るがす“ある人物の告白”があるらしい。第5話ストーリー依然として謎に包まれた「十億円強奪事件」と「碓氷薫(広末涼子)殺害事件」の接点。才門要(井浦新)は遊佐清春(賀来賢人)に、強奪された十億円は警察の極秘プロジェクト「ニッポンノワール」の資金であること、さらに薫は十億円事件を追う中で謎の組織ニッポンノワールの存在を突き止め殺害された可能性が高いとも告げる。捜査一課長の南武修介(北村一輝)は、警察組織の中に「ニッポンノワール」の息がかかった人物が紛れ込んでいる可能性を示唆する。突然、清春たちはガスマスクの男に散弾銃で襲撃される。防犯カメラの映像などから犯行は半グレ集団ベルムズの現リーダー・陣内によるものだと判明。取り調べを進める清春に対し、陣内は「碓氷克喜(田野井健)だっけ?俺はあいつのすべてを知っている」と謎めいた言葉を投げかける。一方そのころ、警察の建物にはガスマスクを装着した男が、武装集団を率いて歩みを進めていた…。「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」は毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送中。(cinemacafe.net)
2019年11月08日ドラマ『今日から俺は!!』での、突き抜けたユーモラスな演技が話題を呼んだ賀来賢人さん。30代に突入した、いまの心境を聞いた。ここまで続けてきたのはただただ意地、です(笑)。――同世代の俳優にライバル心みたいなものってありました?賀来:以前はありました。いまは、お互いに40代になってもこの世界で頑張っていられたらいいなって感じです(笑)。正直、やめてしまった人も多いし、同世代が頑張っていると励みになります。いい作品に出ていたりすると、俺も頑張ろうって思います。――それこそ、やめるか続けるかの分岐点って25歳くらいにあると思うんですが、続けてこられたのってなぜだと思います?賀来:意地ですよ、意地。ここじゃ終われないっていう。じつは僕の場合は30歳を区切りにして、そこまでに跳ねなかったらやめようと思っていたんです。そしたら29歳でちょっと花が咲き始めた。危なかったです(笑)。――なぜ「30歳までに」だったんでしょう。賀来:なんとなく。たぶん、RPGのやりすぎなんです(笑)。ここまでにレベル上げして…って目標を勝手に決めて、それができなかったらダメだって思う。このゴミをゴミ箱に向けて投げて、これが入らなかったらダメ、みたいなことをしがちなんです。――この先の目標はありますか?賀来:現状を維持することかな。でももっと面白いことをやりたいし、“いいオジさん”になりたい。――理想のオジさん像は?賀来:子供みたいなオジさんって楽しそうですよね。いつまでもバカをやれるオジさんって素敵です。――では、賀来さんのなかでの美学って何ですか?賀来:うーん…(しばし考え)どんなに頑張っても、所詮、自分の実力以上のものは出せない、と思うようにしています。だから自分に期待しすぎない、かな。――では実力を上げるために何かされていることはありますか。賀来:いっぱい、いろんなことを経験することが大事なのかなと思っています。いろんな人と出会って、いろんな体験をすること。それに尽きるのかなって。いま家族といる時間が楽しいんですよ。子供にとっては目の前のあらゆることが新鮮だから、そのリアクションが僕にとっては衝撃的で面白いし、勉強になります。ドラマ『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』は、毎週日曜夜10時30分~日本テレビ系で放送中。目を覚ますと、ここ3か月の記憶を失っていた遊佐清春(賀来賢人)。隣には上司の女刑事・碓氷薫(広末涼子)の死体が。そして薫が死の直前に追いかけていた「十億円強奪事件」の計画書が清春の部屋に置かれていて…。かく・けんと1989年7月3日生まれ、東京都出身。2007年にデビュー。近年は、ドラマ『今日から俺は!!』や映画『斉木楠雄のΨ難』でコメディ俳優としての注目度が増す。最近の出演作に、ドラマ『アフロ田中』、映画『最高の人生の見つけ方』、舞台『恋のヴェネチア狂騒曲』など。来年1月31日公開映画『AI崩壊』にも出演している。衣装はすべてスタイリスト私物※『anan』2019年11月6日号より。写真・宮崎健太郎スタイリスト・小林 新(UM)ヘア&メイク・SHUTARO(vitamins)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年11月03日デビュー当初から注目され、数々の印象的な役を演じながら、自身では20代半ばまでは「ちゃんと生きていなかった」という賀来賢人。30歳になったいま、目の前には新たな景色が広がっている。結婚して子供ができて仕事の状況も変わって自信もついて、人として1レベルくらい上がった。ドラマ『今日から俺は!!』での、突き抜けたユーモラスな演技が話題を呼んだ賀来賢人さん。コメディ俳優として注目されながら、現在放送中のミステリードラマ『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』では、一転してハードボイルドなキャラクターに挑戦。30代に突入した、いまの心境を聞いた。――ドラマ『ニッポンノワール』は、“登場人物全員が容疑者”というミステリー。賀来さん演じる遊佐清春自身も、直近の記憶を失っていて、広末涼子さん演じる碓氷薫殺害の犯人の可能性もある。まったく先の展開が読めません。賀来:最初にお話をいただいた時から、制作側の、これまでにないオリジナルドラマを作ろうという気合を感じていたんです。大人の男ばっかりのむさ苦しい現場ですが(笑)、いま、キャストも含めた全員が、見てくださる方々をどう“騙す”か日々アイデアを出し合っています。撮影が巻いている時は、編集でいろいろ使えるように、当初は予定になかったカットも撮ったりして。すっごくものづくりしている感じがあって、楽しいです。――もともと現場でご自身から提案されるタイプなんですか。賀来:基本的にはあまり言わないし、監督やプロデューサーの求めるものをやろうとするほうです。でも今回に関しては、思ったこと、思いついたことがあれば全部言おうと。現場にそうさせる雰囲気があります。今回の作品には、男らしい美学、哀愁だったり、色気だったりっていうカッコ良さが大事だと思っているので、それを役で表現したいなと。――遊佐清春という役を演じるにあたって意識していることは。賀来:声のトーンです。僕の場合、普段からこの人はどんな声で話すんだろうっていうところから役に入っていくんですけど、事前に決めこまずに現場で共演者の方々と芝居を合わせながら探っている感じです。あと、今回に関しては、目つきが悪いっていうところがポイントです。普通の顔をしていても優しく見えちゃう時があるので、普段から気を張ってなるべく険しい表情でいるように意識しています。撮影終わりは目がめちゃくちゃ疲れて、ぐったりしちゃうこともあるくらいです(笑)。――近年、笑いのある作品に数多く出演し、自らコメディで若手No. 1になりたいとも話していました。そんななか今回のような笑いの一切ない役に挑戦されることにプレッシャーはありませんか。賀来:僕は逆だと思っているんです。いろんな幅を見せるっていう意味で、こんないいタイミングでやらせていただけるのはありがたいです。今回、子役の子と相棒になって話が進んでいくんですが、自分も子供を持ったことで演じられる、清春の中の父性のようなものも感覚としてわかるんですよね。1年前に学園もので高校生をやっていたとは思えない。間違いなく、これまでとは違った僕の一面を見せられるし、いい30代のスタートが切れたのかなと思っています。――30代って意識されるものですか。30歳までにこうなっていたい、みたいな意識はありましたか?賀来:早く大人になりたいって思っていたんです。根拠なく、大人になった自分に期待してたので。30歳になって自分の体のことをちゃんと考えるようになりました。結婚して子供ができて生活環境が変わりましたし、仕事の状況も変わって、自信もついて、人間として1レベルくらい上がったというか。以前より、ちゃんと生きています。――というと、以前はちゃんと生きていなかったということ?賀来:こだわりがなかったんですよね。ごはんもちゃんと食べてなかったし、運動もたいしてしてなくて、ダラダラ生きていた。いまはちゃんと自分にルールを作って、いろんなことにストイックに向き合うようにしています。運動をルーティンにしていますし、今回は役に向けて体を仕上げたりもして。そうやって意識を変えてから、物事がいい方向に向いてきたんです。――結婚が変えた?賀来:そうですね。それまでは自分のことしか考えなかったけれど、いまは家族のためにっていう気持ちもありますから。そうなって周りからは、顔つきが変わったと言われるようになりました。――結婚されたのは27歳の時。同世代の俳優のなかでは早い方だと思いますが、迷いはなかった?賀来:早いとは思わなかったですけど、確かに周りと比べると早いのかな。ただ、自分としては結婚して逃げ場のない状況になったことでエンジンをかけ直して、もう一回スタートした感じもありました。――20代中盤までは、どんなことを考えていたんでしょう。賀来:何もなかったんです。ちゃんとこの仕事に向き合う気がなかったんだと思います。もちろん当時は向き合っているつもりではいましたけれど、覚悟が足りてなかったというか、もっともっと頑張れたんじゃないかと、いまは思います。――意識が変わったことで、どんな変化がありましたか?賀来:作品選びは変わらないですが、この作品で失敗したら役者やめてやろうっていうくらいの気合で臨むようになりました。――例えばどの作品でしょうか?賀来:『今日から俺は!!』です。この作品は絶対に面白くなるって確信していただけに、もし当たらなかったら自分が役者に向いてないんだって思いながらやっていました。そう思うことで自分にハードルを課していたんです。…それくらい本気で臨んでいました。これまでも本気じゃなかったわけじゃないですが、久々の連ドラ主演というのもありましたし、心構えみたいなものが違ったのかな。――そんな思いで臨んだ作品が大ヒット。作り手の思いと評価が合致するって嬉しいですよね。賀来:反響がすごかったです。知らない人から声をかけられるようになって、あらためてテレビの力ってすごいなって。あと、この作品で元気が出たとか、救われましたという声をたくさんいただいたんです。これがこの仕事をやる意味なんだって初めて感じたし、いまはむしろそこが仕事を続けている一番のモチベーションになっています。もう、自分の芝居が上手くなるとか、そういうことはどうでもいいなって思えるくらい。自分がやっていることって、エンターテインメントとして多くの人を楽しませることなんだって考えるきっかけになりました。――モチベーションがはっきりして変化はありますか?賀来:数字よりも、自分が面白いと思って作品に取り組めるかどうかに、いままで以上に重きをおくようになりました。自分がやったことのないような作品っていうのもそうだし、何かチャレンジしているものとか、見たことのないもの。そういうものをやっていきたいです。ドラマ『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』は、毎週日曜夜10時30分~日本テレビ系で放送中。目を覚ますと、ここ3か月の記憶を失っていた遊佐清春(賀来賢人)。隣には上司の女刑事・碓氷薫(広末涼子)の死体が。そして薫が死の直前に追いかけていた「十億円強奪事件」の計画書が清春の部屋に置かれていて…。かく・けんと1989年7月3日生まれ、東京都出身。2007年にデビュー。近年は、ドラマ『今日から俺は!!』や映画『斉木楠雄のΨ難』でコメディ俳優としての注目度が増す。最近の出演作に、ドラマ『アフロ田中』、映画『最高の人生の見つけ方』、舞台『恋のヴェネチア狂騒曲』など。来年1月31日公開映画『AI崩壊』にも出演している。衣装はすべてスタイリスト私物※『anan』2019年11月6日号より。写真・宮崎健太郎スタイリスト・小林 新(UM)ヘア&メイク・SHUTARO(vitamins)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年11月03日「3年A組-今から皆さんは、人質です-」から“半年後”を舞台にした、現在放送中の賀来賢人主演ドラマ「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」。この度、11月3日(日)放送の第4話にあのカップル“すな華”が登場していることが分かった。“すな華”とは、「3年A組」で魚住華の12回にわたる告白に、須永賢が折れて交際がスタートしたカップルのネーミング。放送中の「チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~」にも出演する富田望生が演じる華と、「SUPER★DRAGON」古川毅演じる須永の2人には、放送時、特に視聴者から熱い応援が寄せられていた。今作では、殺害された碓氷薫の息子・克喜(田野井健)が、一緒に暮らす遊佐清春(賀来さん)とは別行動でとある人物と待ち合わせする遊園地を、“すな華”の2人も訪れるのだという。富田さんは「まさかの出演ですが、卒業した彼らがグッ、クルッ、パッしながら生きている世界だと思うと、感慨深いものがありました。『3年A組』では華ちゃんの恋が芽生えた第4話、“すな華”ほんの少しお邪魔させていただきます。お楽しみに!」と視聴者へ呼びかけ、古川さんも「卒業生として、少しでも恩返しが出来るならば、こんなに嬉しい事はありません。"すな華"が、少しばかりお邪魔させていただきます。どのように描かれているのか、是非お楽しみ下さい」とコメントしている。<第4話あらすじ>「十億円強奪事件」と「碓氷薫(広末涼子)殺害事件」の事件をつなぐ黒幕を追う遊佐清春(賀来賢人)。同じく黒幕を追う才門要(井浦新)は「南武(北村一輝)がホンボシだ」と清春に告げる。さらに携帯電話の解析から薫は殺害された当日、南武に呼び出されていたことも判明。捜査一課長でもあり捜査の指揮をとる南武がなぜ…深まる疑惑。その一方で、南武には事件当日、江國光成(杉本哲太)と海外視察に行っているという鉄壁のアリバイもあった。相手の弱みを握って利用するのが実に巧かったという南武。このアリバイの裏には何かがある…そう判断した清春は南武と直接対峙を決意する。しかし、その現場にはまさかの“裏切り者”が潜んでいた――。「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」は毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送中。(cinemacafe.net)
2019年11月01日賀来賢人、広末涼子、井浦新らの出演でおくる「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」の2話が10月20日放送。今回は井浦さん演じる才門の“愛読書”に注目する声や、エンディングの“謎”を考察する視聴者が続出している。賀来さんが目的のためには手段を選ばない超エキセントリックな刑事・遊佐清春を演じ主演を務める本作。森の中で目を覚ました主人公・遊佐清春は右手に拳銃を握り、横には上司だった女性刑事が死んでいた…。そして遊佐は直前数か月の記憶を失っていた。女性刑事を殺したのは俺か、それとも罠か…という物語で、上司の女性刑事・碓氷薫に広末さん。清春に刑事のイロハを叩き込んだ公安部の超有能刑事・才門要に井浦さん。また清春らの上司で捜査一課長の南武修介に北村一輝。工藤阿須加、立花恵理、杉本哲太、夏帆、佐久間由衣、笹野高史らも出演。さらに「3年A組」から警視庁捜査一課理事官・本城役で篠井英介。細田善彦、栄信らも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。清春の自宅に本城らが家宅捜索に入るが、薫殺害の証拠は見つからず撤退。警察内部の何者かが10億円強奪事件の黒幕で、その証拠を見つけた薫を殺し、自分を犯人に仕立てようとしている――清春は身内であるはずの警察関係者すべてが怪しく見えるよう。清春は薫の息子・克喜(田野井健)とともに薫が隠した十億円強奪事件の証拠を追うが、その捜査のなかで本城の娘・芹奈(佐久間由衣)に辿りつく。芹奈に話を聞くと彼女は薫にすべてを話したと言う。芹奈の“仕事部屋”に向かった咲良(夏帆さん)と克喜に本城が襲いかかり、克喜がさらわれてしまう。清春や才門らの活躍で克喜は助け出されるが、本城は清春の銃弾で死亡、しかも本城を脅していたのは才門だった…というのが2話のストーリー。今回は井浦さん演じる才門に注目する視聴者が続出。才門がデスクで読んでいた本が縄文式土器に関する本であることに気付いた視聴者からは「才門要(井浦新さん)、縄文式土器の本よんでるやん」「才門さんが読んでいた本は新さんご自身の愛読書ですか?」「もう1冊も勝手に私物だと思ってみてる」など役柄と本人の趣味のシンクロに注目する投稿が。また今回はエンディングが“才門バージョン”となったのだが、先週の薫から才門へと出演者が変わったことと、2人とも電話をしていることに注目した視聴者からの「エンディングの電話が気になる…なにかに繋がってるのかな」「もしかして碓氷が才門に電話してその才門が他の人に電話してるとか…?」といった“考察ツイート”も寄せられている。(i)
2019年10月21日「3年A組」のスタッフが再集結、同作と世界観を共有し賀来賢人の主演でおくるドラマ「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」が10月13日から放送開始。早速“考察タグ”が登場し、視聴者たちの考察合戦が始まっている。1月クール放送の「3年A組」から“半年後”を舞台にした本作。賀来さんが警視庁捜査一課の刑事・遊佐清春を演じ主演。目覚めた清春のそばで亡骸となっていた女性刑事・碓氷薫に広末涼子。薫の死を捜査する清春の先輩でもある公安部の超有能刑事・才門要に井浦新。捜査一課長の南武修介に北村一輝。捜査一課の刑事役で工藤阿須加、立花恵理、杉本哲太。そのほか夏帆、佐久間由衣、笹野高史ら。さらに「3年A組」にも出演した細田善彦、篠井英介、栄信らも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。第1話は山小屋で目覚めた清春が薫の亡骸を発見。ここ数か月の記憶もなくなっていた清春は元ベルムスの喜志に証拠隠滅させ、事件のことを知らないふりをして現場に戻るが、その後の捜査会議で「警視庁のガン」とも称される前評判も相まって薫殺害の疑いの目を捜査員一同から向けられる。清春は南から薫の一人息子:碓氷克喜(田野井健)の世話をするように言われるのだが、この出会いが大きな運命の始まりとなる。さらに薫の死は、その直前に追いかけていた警察関係者が関与したと思われる「十億円強奪事件」に関連がある模様で…という物語。「3年A組」「あなたの番です」と“考察”が盛り上がった本枠だけに、今回も1話開始早々に“#ニッポンノワール考察”というタグが登場。「また考察楽しみ」「ニッポンノワール観るぞ!考察するぞ!」「今期も考察楽しめるドラマなのかな」などの声が投稿され、本編が始まると同時に冒頭の清春が見ていた夢(?)の映像に「最初ガルムフェニックスちょっと映った」、その後ベルムスの喜志が登場すると「ベルムズ~早速の繋がりにわくわく」といったツイートがタイムラインを流れていく。その後も考察ツイートは続々投稿。薫の息子・克喜の父親について「克喜くん、ワンチャン清春の息子説ないか…?」「まじで清春くんの息子なんじゃなかろうか」「どう考えても賀来賢人の息子のパターン」といった“清春の息子説”がネット上では主流となっている模様だ。(笠緒)
2019年10月14日映画『“隠れビッチ”やってました。』主演でも注目を集める佐久間由衣が、賀来賢人主演の「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」にて警察幹部の娘のワケアリ女子を演じることになった。「3年A組」「あなたの番です」に続いて日曜夜に登場する本ドラマは、賀来さん演じる主人公の刑事・遊佐清春を含めた刑事全員が容疑者となるアンストッパブル・ミステリー。先に発表されていた高橋ひかるが体調不良のため降板したことを受けたもので、佐久間さんが演じるのは、ヤンチャな友人と自由気ままに日々遊び歩くも、警察幹部の娘である本城芹奈役。本作でカギとなる碓氷薫(広末涼子)殺害事件と、10億円強奪事件…。そんな血生臭い世界とは一見無縁のように見える彼女だが、実は、人知れず重大な秘密を抱えている…という役どころ。いち早くその秘密に気づいたのは誰なのか?そして彼女の父親は、「3年A組」で描かれた魁皇高校立てこもり事件で特殊部隊の指揮を執るほどのキャリア幹部・本城諭(篠井英介)。警察幹部の娘だったことが、彼女の運命に大きな影を落とす――!?佐久間さんからは「限られた時間の中ではありますが、役柄として自分に出来ることは全て捧げ、嘘なく大切に演じ切りたいと思っております」と、力強いコメントが到着している。「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」は10月13日より毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2019年10月07日「ぐるぐるナインティナイン」の2時間スペシャルが10月3日(木)今夜オンエアされ、日曜ドラマ「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」に出演する賀来賢人、井浦新のほか、『HELLO WORLD』で声優を務める俳優の北村匠海らがゲスト出演する。『斉木楠雄のΨ難』や「今日から俺は!!」への出演でそのコメディセンスが爆発、いまや大人気俳優となった賀来さん。連続テレビ小説「なつぞら」や声優として出演した『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』など多彩な活躍をみせる井浦さん。2人は番組人気の「ゴチバトル」に参戦、今回は高級イタリアンで美食バトルが展開する。賀来さんの発言が意味不明な食リポに、セクシーサンキューゲームで井浦さんによる大爆笑“予想外セクシー”も注目。大爆笑自腹に泣くのは一体誰か!?また「アウトドア即興ルーレットクッキング」企画には、『十二人の死にたい子どもたち』や主演作『君は月夜に光り輝く』などで話題を振りまく北村さんのほか、池田美優、花田虎上、「バイきんぐ」西村瑞樹、杉浦太陽、辻希美、ダレノガレ明美、瑛茉ジャスミン、渡辺美奈代、たけだバーベキュー、浜内千波らも参加。こちらもお楽しみに。今夜「ゴチバトル」で熱戦を繰り広げる賀来さんと井浦さんが出演する新日曜ドラマ「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」は、あの「3年A組」の半年後から始まる物語。賀来さん演じる主人公・遊佐清春が森の中で目を覚ますと、右手に拳銃を握っていて、横には上司だった女性刑事が死んでいた。彼は直前数か月の記憶を失っており、彼女を殺したのは自分か、それとも罠なのか、何もかもが分からなくて…という謎めいたストーリー。清春の上司だった女性刑事・碓氷薫には広末涼子。井浦さんは事件を捜査する公安部の超有能刑事・才門要を演じる。北村さんが声優を務めた劇場アニメ『HELLO WORLD』は、2027年の京都を舞台に10年後の未来から来た自分だという青年と出会った主人公の男子高校生・直実が、将来結ばれるがその後命を落としてしまう少女・瑠璃を救おうとするなかで、この現実世界に隠された秘密を知る…という物語。北村さんが直実を、松坂桃李が10年後の直実であるナオミを、浜辺美波が瑠璃をそれぞれ演じている。「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」は10月13日より毎週日曜日22時30分~日本テレビ系にて放送開始。『HELLO WORLD』は全国東宝系にて絶賛公開中。「ぐるぐるナインティナイン」2時間スペシャルは10月3日(木)19時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2019年10月03日ここ最近、’70~’80年代の日本のポップスが海外で注目を集め、中古レコード店で過去の邦楽作品を買い求める外国人が急増するなど、ジャパニーズ・シティ・ポップの再評価がブームになっている。なかでも竹内まりやの「プラスティック・ラブ」は、海外DJによるリミックスでYouTubeに紹介されたことから人気爆発。その流れを受けて今年、35年前にリリースしたこの曲の新MVが公開されるなど面白い動きが広がっている。まさに時代も国境も超えて愛されるポップ・ミュージックを生み出してきた竹内まりやさん。今年はそのデビュー40周年を祝して、「モア・ベスト&レアリティーズ&カバーズ『Turntable』」と名付けられた、豪華3枚組のアルバムをリリース。「すてきなヒットソング」(’78年)から「いのちの歌」(’12年)まで、新たなベスト盤として楽しめる1枚目。広末涼子さんに提供した「MajiでKoiする5秒前」などのセルフカバーが収録された2枚目。そしてビートルズのカバーに、夫である山下達郎さんとのデュエットソングも収録された3枚目と、彼女の40年の軌跡に触れることができる今作。デビュー当時から、愛らしいルックスと伸びやかな歌声で多くの人を魅了し続け、女性としてのしなやかな生き様も、妥協のない音楽制作の中に映し出してきた。それらは時代を超える豊かさとなってポップ・ソングに封じ込められてきたから、聴けば今なお、溢れてくる輝きがある。毎年、夏が終わりを告げそうな頃になると“セプテンバ~”、と竹内まりやさんのあの素敵な声で脳内ターンテーブルが回りだす、という人はもちろん、まだその世界を未体験の方も、この作品で彼女の音楽のエバーグリーンなポップスに触れてみて。『Turntable』【通常盤CD3枚組】¥4,000竹内まりやの作家として、歌い手として、音楽家としての魅力がたっぷり感じ取れる全62曲の豪華盤。新たにレコーディングされた音源も多数収録。(ワーナーミュージック)たけうち・まりや1978年にデビューし、「SEPTEMBER」や「不思議なピーチパイ」などがヒット。結婚後は作家として多くのアーティストに楽曲提供をしながら’84年以降、シンガーソングライターとしての活動を再開。※『anan』2019年9月18日号より。文・上野三樹(by anan編集部)
2019年09月15日秋放送の新ドラマ「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」に俳優・井浦新が出演することが決定。「観て下さる方々の心に爪跡をのこす作品にしてゆきたい」という意気込みのコメントも到着した。本作は、森の中で目を覚ました主人公・遊佐清春(賀来賢人)は右手に拳銃を握り、横には上司だった女性刑事が死んでいた…。しかし、遊佐は直前数か月の記憶を失っていた。女性刑事を殺したのは俺か、それとも罠か?全ての人間が疑心暗鬼の中、騙しだまされのストーリーが展開していく究極のアンストッパブル・ミステリーだ。今回井浦さんが演じるのは、第1話の冒頭で亡骸として発見される女性刑事・碓氷薫(広末涼子)の死に対して、事件捜査に緊急招集される公安部の超有能刑事・才門要。かつては新人時代の遊佐に刑事のイロハを叩き込んだ男だ。また、場の空気を切り裂くような言葉を放てば、時折ユーモアを交えるセンスも持ち、時には禅問答のように物語のカギとなるセリフを吐く才門。雲のような存在感で異才を放つ。本作が日本テレビドラマ初出演となった井浦さんは「物語の全容を初めて聞いた時、大好物のヤバい香りがプンプンしました。台本を読んだ時にそれは確信に変わり、読み終えた時には身体が2話を欲してました」と作品をとても気に入った様子。さらに「設定も展開も斬新で挑戦的かつ曲者しかいない登場人物たち。きっとつくり手たちも先の見えない展開に翻弄され暗黒の中を手探りで彷徨うことになりそうな予感。そんな状況下で才門要という役に挑戦し育てていけることは大きな演り甲斐です」とコメントしている。「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」は10月、毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年09月02日米倉涼子が主演するブロードウェイ・ミュージカル『シカゴ』の来日公演が8月1日、大阪・オリックス劇場で開幕した。その開幕を前に、ゲネプロと囲み取材が行われ、米倉のほか、アメリカ・カンパニーの来日キャストから、ヴェルマ・ケリー役で史上最多出演数を誇るアムラ=フェイ・ライト、物語の鍵を握る悪徳敏腕弁護士ビリー・フリン役のピーター・ロッキアーが取材に応じた。ブロードウェイミュージカル「シカゴ」チケット情報女優デビュー20周年の米倉、7月には自身3度目となるブロードウェイ公演でも主演ロキシー・ハート役を務めてきた。「とにかくたくさんのお客様に喜んでいただけたので、日本公演も精一杯頑張りたい」とコメント。ピーターは「涼子とは舞台上でとても楽しく上演できている」と笑顔で語り、公私ともに“相棒”というアムラも「涼子と私たちは毎日より良くなっている。涼子とは親友同士としての化学変化も楽しみたい」と上々の仕上がりをアピールした。本作は1997年初演、これまでトニー賞最優秀リバイバル・ミュージカル作品賞を含む6部門、ローレンス・オリヴィエ賞2部門、グラミー賞を獲得。アメリカ(ブロードウェイ)作品として歴代1位のロングラン、世界36か国、500都市以上、12言語で上演されているメガヒット・ミュージカルだ。実話に基づいたふたりの“悪女”によるシンデレラ・ストーリーはスキャンダラスで、『オール・ザット・ジャズ』など劇中を彩るナンバーも名曲揃い。加えて鬼才ボブ・フォッシーによる振付はスタイリッシュかつセクシーで、それらが三位一体となり極上のエンタテインメントとして、色褪せぬ輝きを放ち続けている。7月31日には、ミュージカルCD「シカゴ」の日本盤ボーナス・トラックで、米倉涼子が歌う『ロキシー』が世界120か国以上で配信された。世界デビューについて問われた米倉は、「なぜ私が?と、いまだに信じられません」と恐縮しきり。だがニューヨークでのレコーディングは「ブロードウェイのアンサンブルボーイズふたりにも歌を入れてもらい、とても楽しい時間を過ごすことができました」と振り返った。また米倉にとって8月1日は自身の誕生日。「ハッピーバースデー!」とピーターからバラの花束を受け取った米倉は「誕生日なんて忘れてた」と驚きの表情。『シカゴ』の本拠地、ブロードウェイのアンバサダー劇場を模したケーキが運ばれると、3人は「素敵ー!」と声をあげた。そんな祝福ムードのなか、改めて米倉が日本公演に向けて意気込みを語った。「今回は半分以上が初めて共演させていただくメンバーです。最後のリハーサルでも、みんなで一丸となって前を向いて気持ちをひとつに整えたので、長丁場になりますが、日本公演も精一杯がんばります!」と力を込めた。公演は8月4日(日)まで大阪・オリックス劇場、8月7日(水)から18日(日)まで東京・東急シアターオーブにて上演。
2019年08月02日■古畑任三郎田村正和さん主演の刑事ドラマ。殺人事件のアリバイやトリックを巧みな話術と推理力で切り崩していく痛快なストーリー。毎回、イチロー選手などの人気俳優さんが登場するのも楽しみでした。■Beautiful Life 〜ふたりでいた日々〜木村拓哉さん演じる美容師と病気を抱える女性役の常盤貴子さん。ふたりの切ない恋愛模様が繰り広げられます。最高視聴率41.3%という数字は、今も恋愛ドラマとしては最強。■東京ラブストーリー織田裕二さんと鈴木保奈美さんらによる恋愛物語で、このドラマがきっかけで「月9」という言葉が定着するようになりました。主題歌も素敵。今でもときおり、みんなどうしてるかな、って思うことある。■ロングバケーション木村拓哉さん、山口智子さん主演の大ヒット恋愛ドラマ。月曜9時から放送されていたことから、「月曜の夜はOLが街からいなくなる」と言われてました。竹野内豊さん、松たか子さん、広末涼子さんなど、共演陣も豪華。■池袋ウエストゲートパーク石田衣良さんの原作を宮藤官九郎さんの脚本でドラマ化。池袋の街で起こる難事件を主人公が次々と解決していくストーリーの面白さもさることながら、長瀬智也さん、窪塚洋介さん、妻夫木聡さん、坂口憲二さんなど豪華なキャスティングも話題に。■踊る大捜査線織田裕二さん演じる青島刑事が大活躍。男性も女性も魅力的なキャラが多いにもかかわらず、まったくと言っていいほど恋愛色がないのに、ずっと見てて飽きませんでした。深津絵里さんが可愛すぎて、髪型を真似る人が続出していた。■101回目のプロポーズ武田鉄矢さんが一方的に浅野温子さんを追いかける情熱的な姿には、見逃せないと思わせる魅力があった。「僕は死にましぇ〜ん」という有名なセリフを真似してた人も多数。■やまとなでしこ玉の輿を狙う客室乗務員が合コンで出会った外科医と付き合うラブコメ。ところが、実際は実家の小さな魚屋の主人で、おまけに父親が作った借金まで背負っていて……。とにかく松嶋菜々子さんの可愛さは尋常じゃなかったよ。
2019年07月27日女優の広末涼子が2日、都内ホテルで行われた「第45回放送文化基金賞」の贈呈式に出席。演技賞を受賞し、喜びを語った。出演したラジオドラマ『ストリッパー物語』(ニッポン放送)がラジオ番組部門優秀賞に選出され、個人でも演技賞を受賞した広末。盛りを過ぎたストリッパー役に臆することなく果敢に挑戦し、魅力的な愛らしさ、清潔さを失わず、しかも女性の魔性の凄みを、ラジオを通して聞かせたと評価された。受賞のスピーチで広末は「この場に立たせていただいて、尊敬する大好きな女優さんからいただいた10代の頃のお誕生日プレゼントに添えられていたカードの言葉を思い出しました」と、同じく演技賞を受賞して贈呈式に出席していた桃井かおりとの秘話を語り出し、そのカードには「賢くてエッチな女性になってね」と書かれていたと説明。そして、「10代の私には、賢いとエッチが共存する女性像がイメージがまだできず、意味がわからなかったことを覚えています」と振り返り、「でも、今回この作品で賞をいただけたことで、かおりさんからの言葉に少しだけ近づけたのかなと思ってうれしく思っています」とにっこり。「この賞をいただいたことで、自分に自信を持って、この賞を励みに、これからも女優という大好きなお仕事に精一杯邁進して参りたいと思います」と決意を新たにした。「放送文化基金賞」は、過去1年間の放送の中から選ばれた、優れたテレビ、ラジオ番組や個人・グループに贈られる賞。今回は2018年4月~2019年3月を対象に、テレビドキュメンタリー、テレビドラマ、テレビエンターテインメント、ラジオの4つの番組部門でそれぞれ最優秀賞、優秀賞、奨励賞の16番組と、演技賞や企画賞など個人6件、さらに個人・グループ部門の放送文化、放送技術で8件が選出された。
2019年07月02日夫婦の危機
モラハラ夫図鑑
あの日、私はいじめの加害者にされた