木村拓哉(47)主演で18年1月期にテレビ朝日系で放送されたドラマ「BG~身辺警護人~」。その続編が4月16日から同局の木曜午後9時枠でスタートすることを、各スポーツ紙が報じた。「BG」は武器を持たない丸腰な民間警備会社のボディーガード(BG)として働く、主人公・島崎章(木村)の活躍を描いた完全オリジナルの社会派人間ドラマ。各紙によると、今作では島崎が組織から独立。私設ボディーガードとして、新たな生き様を見せるという。前作で木村の同僚を演じた斎藤工(38)、菜々緒(31)、間宮祥太朗(26)は続投。さらに新キャストとして仲村トオル(54)、勝村政信(56)、市川実日子(41)が出演。木村の主演ドラマのシリーズ化はフジテレビ系「HERO」以来、2作目となる。「前作の平均視聴率は15.2%という高視聴率を記録。木村さんは昨年から主演映画・ドラマともに数字がよく、ソロ歌手デビューも果たすなど波に乗っています。4月期はTBS系が『半沢直樹』、日本テレビ系が『ハケンの品格』を放送。いずれも前作がヒットを記録した強力な作品だけに、テレ朝も木村さんの作品をぶつけて真っ向勝負を仕掛けることになります」(放送担当記者)今作で注目すべきポイントは、木村のアクションだというのだ。「木村さんは中国のSNS『ウェイボー』に写真をアップしていたように、前作からブラジリアン柔術ジムでパーソナルトレーニングを重ねていました。その特訓は最近も続けているようで、筋トレに励むなどして肉体を磨いています。前作よりもさらに進化したアクションを見せてくれそうです」(芸能記者)内容はもちろんだが、他局のドラマとの視聴率争奪戦の行方も注目される。
2020年03月05日木村拓哉らが出演した2018年1月期放送の連続ドラマ「BG~身辺警護人~」の第2弾がこの春、放送決定。木村さんをはじめ、斎藤工、菜々緒、間宮祥太朗らの出演も明らかになった。丸腰の状態でまさに“命の盾”となり、あらゆる危険からクライアントを護ってきた木村さん演じる島崎章。権力や武器を備えた警察官に対し、丸腰でチーム一丸となって敵に挑んでいく章たち民間ボディーガードの姿を描いた前作を経て、今作ではあえて章の立場を“組織から独立した私設ボディーガード”へと大幅更新し、「個人vs組織」の物語を軸にした新ステージで再始動。民間警備会社「日ノ出警備保障」の身辺警護課に所属した章。今作では「日ノ出警備保障」を買収した大会社の利益優先方針に疑問を感じた章が組織を飛び出すことに。また高梨雅也(斎藤さん)は、章が辞めた本当の理由を聞きだすため、章のもとへ。そこで一緒に警護をするうちに、高梨の心に変化が生まれ…。そして、独立した章たちを敵視する組織とのせめぎ合い、そんな組織に残ることを選択した仲間・菅沼まゆ(菜々緒さん)や沢口正太郎(間宮さん)との関係性を縦軸に、各クライアントとの一対一の人間関係をじっくりとドラマチックに描いていく。卓越したスキルを持つ木村さん演じる章、斎藤さん演じる元自衛隊員のボディーガード高梨雅也、菜々緒さん演じるかつては将来を有望視される柔道選手だったボディーガード菅沼まゆ、間宮さん演じるかつてはド新人だったが現在は一人前のボディーガードに成長した沢口正太郎というレギュラーメンバーに加え、実力派の新キャストも参加。前作で亡くなった身辺警護課の前課長・村田五郎(上川隆也)の後任・小俣健三役で勝村政信、総合病院の整形外科医で、身辺警護課の契約担当医をしている笠松多佳子役で市川実日子、今作に不穏な空気を呼び込む“最大の敵”、「日ノ出警備保障」を買収した大会社の社長・劉光明役で仲村トオルが出演する。今作について木村さんは「体を張って警護対象者を護る“現場主義者”という点ではブレていないものの、今回から会社に属したキャラクターではなくなることで、描く世界観の形態が多少変わってきている。そこを自分なりにどう楽しみ、視聴者の皆さんにどう伝えていくか…。いろいろ考えながら、これから始まる現場での作業を心待ちにしているところです」と現在の心境を明かす。また「前回からご一緒している斎藤工さん、菜々緒さん、間宮祥太朗さんとは同じモチベーションでクランクインできると思いますし、空気もすぐに出来上がると思います。特に、斎藤さんとは前回よりも間合い的に近い設定になりそうなので、現場でもご一緒する機会が増えると思いますし、そこも今から楽しみですね。また、新たなストーリーを構築していく上で必要なダークサイドを仲村トオルさんが演じてくれるのは心強いですし、新キャストの皆さんを含めてのセッションを楽しんでいきたいです」と共演者についてもコメント。さらに「実は今回、僕のわがままで脚本の井上由美子さん、プロデューサーの皆さん、そして斎藤さんや間宮さんにも同席していただき、台本の準備稿をもとに各々の考えや疑問点を全部吐き出すセッションをさせていただきました。そこでみんなの意見が整理整頓され、『しっかり煮詰まったな!』と感じる決定稿が出来上がりました。あとは現場に立つのみ。現場でもキャスト、スタッフ一丸となって取り組み、『BG』の新しいストーリーと新しい形態をしっかりと紡いでいきたいな、と思います」と綿密な準備が行われていたことを告白した。なお、前作に引き続き脚本は「GOOD LUCK!!」「エンジン」の井上由美子が手掛ける。「BG~身辺警護人~」は4月16日より毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2020年03月05日GENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太が、菅田将暉&小松菜奈がW主演を務める映画『糸』(4月24日公開)に出演することが26日、明らかになった。同作は、中島みゆきの名曲「糸」をモチーフにしたオリジナル作。「糸」の歌詞を元に、平成元年に生まれた男女2人が、令和を迎える31年間の中で、出逢い、別れ、そして平成の終わりに再びめぐり逢うまでの18年間を描く。3度目の共演となり、W主演を飾る菅田・小松に加え、榮倉奈々、斎藤工、山本美月、倍賞美津子、成田凌、二階堂ふみ、高杉真宙などのキャストが発表されていたが、新たに片寄の出演が明らかに。今作で演じるのは、東京に上京してきた葵(小松)が出逢い、恋仲となるファンドマネージャー・水島(斎藤)の部下・佐々木役。エリートサラリーマンとして、スーツ姿でクールに演じる。今回、菅田と片寄の共演シーンはないものの、昨年放送され、話題となったドラマ『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』では教師と生徒役で共演。今作では、過去に共演した俳優やプライベートでも親交の厚い俳優・スタッフ等が関わり、映画のテーマでもある“縁”や“人と人との繋がり”を改めて感じていた菅田が、製作陣と話していた中、佐々木役に誰が良いかという話になった際に片寄の名前が挙がった。プロデューサーがダメ元でオファーすると、片寄側も「菅田の主演作品であれば…!」と快諾し、今回の出演が実現した。○片寄涼太 コメントこの度、映画『糸』に出演させていただき大変光栄に感じております。主演の菅田将暉さんとはドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』でご一緒させていただいて以来、とても尊敬する役者さんの1人としてその姿を追っていたのですが、そんな菅田さんとのご縁もあり、今回の機会を頂けたことも大変ありがたく感じております。豪華なキャストの方々に並んでこの作品に携わらせて頂けたことは、自分にとって恐れ多く、未だに信じられないような気持ちです。瀬々敬久監督のもと、この「糸」の世界で役を演じさせていただけたことも、今後の自分にとって大きな財産となる経験だったと感じております。映画『糸』が多くの方に届いて、その感動の「糸」がたくさんの方の心を繋いでいくことを確信しています。素晴らしい作品が一人でも多くの方に届きますよう願っています。○菅田将暉コメント『3年A組-今から皆さんは、人質です-』という作品で出会った片寄くん。一役者として、作品への関わり方にすごく情熱を感じます。今回も力を貸してくれると聞いた時は嬉しかったです。今作でもとても印象に残っていて、それはビジュアルというのは大前提にあるのですが、一見映画の中で誰でも良さそうな役って、誰でも良い訳ではなくて。こういった映画との関わり方を快くやろうとする彼の心意気に感謝です。(C)2020映画『糸』製作委員会
2020年02月26日「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の片寄涼太が、3度目の共演となる菅田将暉と小松菜奈がW主演する映画『糸』に出演していることが分かった。人気グループのボーカルとして活躍する中、『兄に愛されすぎて困ってます』『午前0時、キスしに来てよ』、菅田さんが主演した「3年A組-今から皆さんは、人質です-」など俳優としても注目を集める片寄さん。今作では、東京に上京してきた小松さん扮する葵が出逢い、恋仲となるファンドマネージャー・水島(斎藤工)のエリート部下・佐々木を、スーツ姿でクールに演じている。菅田さんについて「『3年A組-今から皆さんは、人質です-』でご一緒させていただいて以来、とても尊敬する役者さんの1人としてその姿を追っていた」という片寄さんは、「そんな菅田さんとのご縁もあり、今回の機会を頂けたことも大変ありがたく感じております。豪華なキャストの方々に並んでこの作品に携わらせて頂けたことは、自分にとって恐れ多く、未だに信じられないような気持ちです。瀬々敬久監督のもと、この『糸』の世界で役を演じさせていただけたことも、今後の自分にとって大きな財産となる経験だったと感じております」と思いを明かす。今作では、過去に共演した俳優やプライベートでも親交の厚い俳優・スタッフらが関わり、映画のテーマでもある“縁”や“人と人との繋がり”を改めて感じていた菅田さん。そんな話を製作陣と話していた中、佐々木役に誰が良いかという話になった際、片寄さんの名前が挙がり、プロデューサーがダメ元でオファー。片寄さん側が“菅田さんの主演作品であれば”と快諾し、出演が実現。菅田さんは「『3年A組-今から皆さんは、人質です-』という作品で出会った片寄くん。一役者として、作品への関わり方にすごく情熱を感じます」と片寄さんの印象を述べ、「今回も力を貸してくれると聞いた時は嬉しかったです。今作でもとても印象に残っていて、それはビジュアルというのは大前提にあるのですが、一見映画の中で誰でも良さそうな役って、誰でも良い訳ではなくて。こういった映画との関わり方を快くやろうとする彼の心意気に感謝です」とコメント。なお、菅田さんと片寄さんの共演シーンは今回ないようだ。『糸』は4月24日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:糸 2020年4月24日より全国東宝系にて公開©2020映画『糸』製作委員会
2020年02月26日今田耕司と広瀬アリスが司会を務める「アナザースカイII」。その2月21日(金)放送回に、俳優の斎藤工がゲスト出演。俳優としてだけでなくモデルとしても活躍する斎藤さんが、モデルとしての原点でもあるフランス・パリを訪れる。俳優を志し芸能事務所に所属、高校時代からモデルとして活動。数多くの人気俳優を世に送り出した「ミュージカル テニスの王子様」をはじめ「海猿」や連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」、大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」など数多くの作品への出演で実績を重ねると、「昼顔」シリーズでその魅力が開花。昨年も大河ドラマ「いだてん」から「東京独身男子」に『Diner ダイナー』、さらに「ひみつ×戦士 ファントミラージュ!」まで多彩なジャンルの作品に出演。公開中の『ヲタクに恋は難しい』も大ヒットしている斎藤さん。今回斎藤さんは駆け出しモデル時代の原点パリを訪れる。十代の頃、飛び込みオーディションで掴んだ初ステージの思い出や懐かしい味をふり返る。さらに映画『MANRIKI』をともにプロデュースした“盟友”の芸人・永野が、斎藤さんの素顔を暴露。映画監督、写真家とクリエイターとしてもその手腕を輝かせる斎藤さんがパリに凱旋する。斎藤さんが永野さんとともに企画とプロデュースを手掛けた『MANRIKI』は全国順次公開中。「ファッションイベントにゲスト出演したときに感じた違和感から着想した」という永野さんが原案・原作、脚本も手掛けた本作。金子ノブアキが音楽監督を担当。斎藤さん、永野さん、金子さんをはじめSWAY、小池樹里杏、神野三鈴らが出演。顔デカ、モデル、小顔矯正、日本文化、合コンで鼻が取れる女、サスペンス、ホラー、そしてコメディ…常識的観念にとらわれず自由なクリエイティブが詰め込まれた意欲作になっている。「アナザースカイII」は2月21日(金)23時05分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2020年02月21日平成元年に生まれた男女2人が出逢い、別れ、そして再びめぐり逢うまでを描く壮大な感動超大作『糸』。この度、本作の最新予告編が到着。菅田将暉と小松菜奈の美しい場面カットも公開された。中島みゆきの歌声が壮大に響き渡る今回の映像では、幼いながらも想い合い、守ろうとするも、離れ離れにされてしまう13歳の漣と葵の姿から始まり、時代の流れが感じられる仕上がりに。時が流れ、漣は北海道でチーズ職人、葵は東京、沖縄、シンガポールへと自分の世界を広げ、互いの道を歩み始める2人。また、それぞれの人生でめぐり逢う榮倉奈々、斎藤工、山本美月、二階堂ふみ、倍賞美津子、成田凌ら豪華キャストたちの姿も映し出されていく。そして映像最後は、人混みをかき分け、「葵ーー!!」と叫ぶ漣のシーンで終了してしまい、2人の物語の行方が気になる予告編となっている。なお、本映像は2月21日(金)より随時、全国の劇場にて上映予定。併せて公開された漣と葵が額を重ね涙を流す場面カットは、特大バナーポスターとして同日、全国の上映館にて随時掲出される予定となっている。『糸』は4月24日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:糸 2020年4月24日より全国東宝系にて公開©2020映画『糸』製作委員会
2020年02月19日映画『ヲタクに恋は難しい』(2月7日公開)の公開初日舞台挨拶が7日に都内で行われ、高畑充希、山崎賢人、菜々緒、斎藤工、福田雄一監督が登場した。同作は、イラスト投稿サイト「pixiv」で2014年から連載された、漫画家・ふじたによるWEB漫画を実写化。累計発行部数は700万部を突破、2018年4月にはアニメ化もされた。周囲にヲタクであることがバレることを恐れる“隠れ腐女子”の桃瀬成海(高畑)と、成海の幼馴染で同僚、“重度なゲームヲタク”の二藤宏嵩(山崎)のピュアなラブストーリーを描く。成海の「隠れ腐女子」という設定にちなみ、「隠している面がありそうな人」という話題では、斎藤に話が集中。高畑が「家の中で、やばい動物とか飼ってそう。ものすごい笑顔で、生きてる餌をあげてそう」とイメージを言うと、斎藤は「人とか? 人が餌のやつ、飼いづらいですよね。ドキドキの毎日」と苦笑する。山崎は「工さんは、面白いことを言われるじゃないですか。本当は熱い部分がすごい人だと思うので、そのところじゃないところで話してると、こういう時もあるんだなって……何言ってるのかわかんなくなってきちゃった」と笑いつつも、「消去法です! あと雰囲気ですね」と説明。さらに菜々緒が「常におだやかすぎて、裏があるんじゃないか」と推理すると、斎藤は「帰り道の顔とか凄まじい顔してますよ。すっごいタンとか吐きますよ。弱いものとかものすごい踏み潰して帰るよ」と極端な例えで会場を笑わせていた。また、その後行われた「ジェスチャーゲーム」では、斎藤の衣装の脇の部分が大きく開いていることが発覚。衝撃にざわつく会場に、斎藤は「脇の事情、これは撮らないでください! CM減りますから!」と制しつつ、「脇がご開帳というか」と表現。最後にフォトセッションで登場した際には、開いている部分から腕を出して登場し、手を振る際には脇を隠して慎ましやかにしていた。
2020年02月07日映画『ヲタクに恋は難しい』(2月7日公開)の公開初日舞台挨拶が7日に都内で行われ、高畑充希、山崎賢人、菜々緒、斎藤工、福田雄一監督が登場した。同作は、イラスト投稿サイト「pixiv」で2014年から連載された、漫画家・ふじたによるWEB漫画を実写化。累計発行部数は700万部を突破、2018年4月にはアニメ化もされた。周囲にヲタクであることがバレることを恐れる“隠れ腐女子”の桃瀬成海(高畑)と、成海の幼馴染で同僚、“重度なゲームヲタク”の二藤宏嵩(山崎)のピュアなラブストーリーを描く。イベントでは、高畑&山崎、斎藤&菜々緒のペアでジェスチャーゲームに挑戦。じゃんけんで負けた高畑&山崎が先行となるも、山崎の独特なジェスチャーに高畑は苦戦する。最初に出た「バーのマスター」というお題では、山崎が作中でマスター役をするムロツヨシの物真似をしてしまったためにまったく意図が伝わらず、かなりの時間を食ってしまう。続く「ラッパー」「サイリウム」は当たったが、山崎が「サーフィン」のジェスチャーをしているところで時間切れとなってしまった。一方菜々緒は、斎藤の「DJ」「歌舞伎」「モデル」というジェスチャーを軽快に当てていき、息の合ったところを見せる。「福田監督」というお題では、実際に登壇していた監督を指差すという技も。「バンジージャンプ」等、苦戦したお題もあったが、最終的には斎藤&菜々緒ペアが勝利となった。最後、挨拶を任された山崎は決め顔で「俺、言います。やるときはやります。この映画は、ドント フィンク シール!」と言ったものの、違和感に会場はざわつく。MCから「逆です!」と指摘され、「うわ〜、最悪だ。本当に最悪。ブルース・リーも大好きなのに!」と慌てる山崎に、高畑も爆笑。さらに山崎は「この映画は、みなさん……わかんなくなってきちゃった」とパニックになっていたが、最後は「Don’t think feel !」と決めていた。
2020年02月07日久本雅美、いとうあさこ、村上佳菜子、「Hey! Say! JUMP」伊野尾慧がMCのバラエティ「メレンゲの気持ち」。2月8日(土)放送回は、板谷由夏と松丸亮吾がゲスト出演し、俳優の斎藤工もコメント出演する。90年代からモデルとして活動を開始、「パーフェクトラブ!」や「ホタルノヒカリ」といったドラマや『大奥』などの映画に出演しながら、2007年からは11年にわたり「NEWS ZERO」のキャスターも務めるなど多岐にわたる活躍をみせる板谷さん。インスタグラムでみせるライフスタイルも憧れの的になっている板谷さんが、その知られざるプライベートを大公開。自然の中で暮らしているがゆえの悩みも明かす。また息子からのサプライズアンケートやお互いがソウルメイトと認める斎藤工がコメント出演し、板谷さんの秘密を暴露する!?小学生時代にクイズ番組を見ていて“ナゾトキ”に興味を持ち、現在ではテレビのバラエティー番組などで活躍中の現役東大生でもある松丸さんは、“ひらめき王子”になった経緯やその裏にあった母と兄・DaiGoからの言葉について語るほか、超合理的な自宅のこだわり便利グッズも紹介。休日に1人で出かける驚きの場所なども紹介する。さらにスタジオでは全員で謎解きに挑戦し盛り上がる。斎藤さんが出演する映画『ヲタクに恋は難しい』はWEB漫画をミュージカル要素を加え映画化したもので、「スーパーサラリーマン左江内氏」や「今日から俺は!!」『50回目のファーストキス』などの福田雄一監督がメガホンを取って、高畑充希と山崎賢人をはじめ、菜々緒、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗らが出演。BLを好む隠れ腐女子である26歳OLの桃瀬成海(高畑さん)と、重度のゲームヲタクで成海の幼なじみの二藤宏嵩(山崎さん)が再会、2人は交際を始めるのだがヲタク2人の恋愛には数々の試練や困難が待ち受けていた――というストーリー。映画『ヲタクに恋は難しい』は絶賛全国公開中。「メレンゲの気持ち」は2月8日(土)12時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2020年02月07日鈴木信行の著書『宝くじで1億円当たった人の末路』を原案にした舞台『○○な人の末路~僕たちの選んだ××な選択~』が、2月9日(日)から上演される。バラエティ番組では微笑ましい奮闘を重ね、ステージでは圧巻のパフォーマンスで観客を惹きつけるKis-My-Ft2から、横尾渉、宮田俊哉、二階堂高嗣、千賀健永が出演する。2018年4月にドラマ化された同作。それぞれの人生における選択と、最終的にその人生がどのような末路を迎えることになるかを描いた“末路ドラマ”として話題をよび、男女問わず幅広い視聴者層から多くの支持を得た。舞台版で作・演出を務めるのは、ドラマ版の脚本も手がけた西条みつとし。「TAIYO MAGIC FILM」を率い、斎藤工が監督を務めた映画『blank13』(2018年)で脚本を手がけるなど、ジャンルを超えた活躍ぶりを見せる作り手だ。主演の4人は、横尾&千賀の「月Side」、宮田&二階堂の「海Side」の2チームに分かれる。舞台の前半ではひとつの同じストーリーをふた組が演じ、後半では月・海が別のストーリーに分岐し、それぞれが違ったエンディングを迎えるという異色の趣向だ。西条は「ドラマの『○○な人の末路』とはまったく違う内容・世界観・役どころになっているので、舞台ならではのディープな『○○な人の末路』を楽しんでもらえたら嬉しいです」とコメント。時間や空間を自在に行き来する物語と、主演4名の熱演に期待が集まる公演。舞台ならではの人生ドラマとそれぞれの末路を見届けたい。公演は3月15日(日)まで東京グローブ座にて。文:小川志津子
2020年02月07日ピエール瀧(52)が俳優業を再開すると、2月3日に報じられた。復帰作は竹中直人(63)・山田孝之(36)・斎藤工(38)が共同監督する映画『ゾッキ』(21年公開予定)だという。19年6月、麻薬取締法違反罪で懲役1年6月・執行猶予3年の有罪判決を受けていた瀧。執行猶予期間中の“異例”な早期復帰となるため、ネットでも波紋を呼んでいる。《いくら何でも早過ぎやろ。芸能界ってホント激甘やな!》《執行猶予期間は活動自粛するとかいう感覚はないんだな。ていうか芸能界って本当に薬物に甘いな》《こんなに早く復帰してもいいのに、いだてんの編集とかほんと馬鹿らしいな》19年3月に逮捕されてから11カ月ぶりの復帰。当初出演が決まっていたNHK大河ドラマ『いだてん』や映画『居眠り磐音』といった数々の作品は、代役を立てての撮り直しを余儀なくされた。しかし、中には「作品に罪はない」として公開に踏み切った作品も。ピエールが出演した映画『麻雀放浪記』は、逮捕直後の19年4月に予定通り公開された。また高橋一生(39)が主演を務める映画『ロマンスドール』は瀧の逮捕を受けて公開延期となったが、今年1月24日に公開された。影響は、音楽活動にも波及した。石野卓球(52)と瀧からなるテクノユニット「電気グルーヴ」も、19年7月に所属していたソニー・ミュージックから契約解除。CDや映像商品の出荷停止や店頭在庫の回収、さらに音源や映像のデジタル配信も停止となった。以降、瀧の音楽活動はまだ本格的に再開されていない。そんななか、相方の石野が同日にTwitterを更新。瀧の復帰が「早過ぎる」という声に、こう反論した。《その人に需要があれば仕事はある、需要が無ければ仕事は無い。それだけ》そのため、こんな声も上がっている。《ピエール瀧さんの復帰が早いという声が出ているし、そういう声が出るのもわかるけど、これ以上冷や飯を食わせてどうするのか。現場復帰してもらい納税してもらう。良い演技をして視聴者を楽しませる。立ち直ることができるという見本を示す。これこそが社会貢献だと思います》《瀧さん復帰するのね。電気グルーヴの音源も早く聴けるようになるといいな~。音楽に罪は無いからね》《彼が仕事復帰するということは、電気グルーヴの楽曲の配信停止も解除されるのかな。そうであるのなら、とても嬉しい》音楽活動には一定の“需要”がある様子。20代から薬物を使用していたという瀧。復帰が早いだけに、同じ過ちを犯さないか一層注目されそうだ。
2020年02月03日昨年6月に麻薬取締法違反罪で有罪判決を受け執行猶予中のテクノバンド・電気グルーヴのピエール瀧(52)が、今月下旬から映画のロケに参加し俳優業に復帰することを、一部スポーツ紙が報じた。記事によると、出演するのは、竹中直人(63)、山田孝之(36)、斎藤工(38)の3人が監督する映画「ゾッキ」(来年公開)で、瀧が演じるのは漁師役。近日中にクランクインし、瀧の出演シーンは今月下旬に撮影が行われる予定。昨年3月の逮捕以来、11カ月ぶりの俳優復帰作となる。「コンプライアンスが今ほど厳しくなかった時代は、薬物で逮捕・起訴された大物歌手が判決確定から1年も経たずに復帰していました。しかし、ここ最近は、執行猶予期間が明けてから復帰するというのが“慣例”。瀧さんは懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けていましたから、早くても復帰は21年の7月以降だと思われていました」(芸能記者)記事によると、復帰を後押ししたうちの1人が、監督でプロデューサーにも名を連ねる山田。山田といえば昨年、主演した動画配信サービス・Netflixのドラマ「全裸監督」でも瀧と共演。「さらに、瀧さんが逮捕後の昨年4月、竹中と斎藤と共演した「麻雀放浪記2020」が彼の出演シーンをノーカット公開。その後も出演作何本かが同様に公開されました。もともと逮捕されても、一般社会に比べて復帰が容易と思われている芸能界だけに、彼の早期復帰に疑問符を投げかける人は少なくありません」(前出・芸能記者)実際、ネット上では彼の復帰に《いくらなんでも甘過ぎやしないですか?》《今から復帰は早すぎる》《これでは見せしめにならない》《執行猶予中は少なくとも治療の期間として仕事復帰はあり得ない》など批判が殺到。瀧が復帰への“ハードル”を下げてしまったことが、彼の今後の芸能生活にどのような影響を与えるのだろうか。
2020年02月03日斎藤工が“齊藤工”名義で、企画・原案・脚本・撮影・写真・声そして総監督を務めた『COMPLY+-ANCE コンプライアンス』。この度、独特の世界観映し出す本予告映像と2種類の新ビジュアルが到着した。日々、忖度やコンプライアンス問題がニュースなどで語られ、自主規制が加速し続ける現代日本。その現状に一石二石、百万石を投じようと齊藤監督が声をかけ始動。コンプライアンスをテーマに、音楽や実写、人形アニメーションなど多様な視点と表現で、日本においての表現限界に挑戦した。監督には、数々の受賞歴をもつ岩切一空や、気鋭の人形アニメーション作家・飯塚貴士、そして齊藤さんもメガホンをとる。出演には、齊藤組に秋山ゆずき、「アルコ&ピース」平子祐希、「ラバーガール」大水洋介、古家祥吾。岩切組に、華村あすか、中井友望、半田美樹、山元駿、川島直人。音楽パートはラッパー・狐火、デジタル・ エレクトロ・ロックバンド「GARI」が担当する。今回到着した予告編では、「世界報道自由度ランキング」の日本のランキングが“67位”だということを知らせる文字からスタート。様々な部分にモザイクがかけられた映像や人形アニメーションといった、各監督の作品の世界観が覗ける。またラストには、齊藤監督自身がとあるデモを体感した自撮り映像が挿入されている。映像と併せて公開されたビジュアルは2種類。齊藤監督の撮り下ろしによるキャスト写真が並ぶ<目隠し版>、秋山さんの宣材写真に校正や落書きを加えた<校正版>。全く異なるビジュアルが完成した。『COMPLY+-ANCE コンプライアンス』は2月21日(金)よりアップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2020年01月28日大手出版社を舞台に、主演の大泉洋が会社のお荷物雑誌の変わり者編集長を演じる『騙し絵の牙』。この度、本編映像初公開となる特報映像、大泉さん演じる速水の場面写真も到着した。今回到着した映像では、廃刊の危機が迫る編集部だが、「まだまだ戦える」と速水は雑誌を立て直そうと奮闘。しかし、一方で超大御所作家(國村隼)や専務・東松(佐藤浩市)からは「戦争だな」「狸黙らせろよ」というセリフも飛び出し、なにやら不穏な雰囲気も感じられる。また、先日発表された超豪華追加キャスト、松岡茉優、佐藤浩市、中村倫也、佐野史郎、木村佳乃、斎藤工、國村隼らの姿も次々と登場。“クセモノ”たちが繰り広げる、仁義なき騙し合いバトルに期待高まる映像となっている。『騙し絵の牙』は6月19日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年01月23日25周年記念号にして休刊号となる映画雑誌『映画秘宝』2020年3月号(洋泉社・1月21日発売)で、「2019年度の年間映画ベスト&トホホ10」が発表される。「ベスト&トホホ10」は、同誌が年に一度実施している名物企画で、その年のベスト映画とワーストを意味する“トホホ”な映画を選ぶというもの。休刊号となる今回は、俳優・斎藤工、女優・のん、映画評論家・町山智浩、RHYMESTER・宇多丸ら、総勢175名が投票に参加した。秘宝ライター、読者共に1位に輝き、完全優勝を果たしたのは、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが共演し、クエンティン・タランティーノ監督が手掛けた『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』に決定。2位以降は、『ジョーカー』、『スパイダーマン:スパイダーバース』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』、『アイリッシュマン』が続いた。また、ベスト10で2位、トホホ10で3位と評価が分かれた『ジョーカー』でアーサー・フレックを怪演したホアキン・フェニックスが「2019年度ベスト・ガイ」で1位に。一方、トホホ10の2位という不名誉な結果となった『ターミネーター:ニュー・フェイト』だが、同作で2042年の未来から送り込まれてきた兵士・グレースを演じたマッケンジー・デイヴィスが「2019年度ベスト・ガール」の1位に輝いた。ランキング企画以外にも、本誌にて映画イラストを連載する中川翔子による休刊号特製描き下ろしイラスト、さらには愛読者コーナーもページ数を増量。表紙は、イラストレーター・長野剛氏が、2019年の映画シーンを彩ったキャラクターたちを描き下ろし、休刊号に華を添えている。■『映画秘宝』が選ぶ2019年度映画ベスト101位.ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド2位.ジョーカー3位.スパイダーマン:スパイダーバース4位.アベンジャーズ/エンドゲーム5位.アイリッシュマン6位.T-34 レジェンド・オブ・ウォー7位.マリッジ・ストーリー8位.グリーンブック9位.ボーダー 二つの世界10位.工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男■『映画秘宝』が選ぶ2019年度映画トホホ101位.ゴジラ キング・オブ・モンスターズ2位.ターミネーター:ニュー・フェイト3位.ジョーカー4位.トイ・ストーリー45位.サスペリア6位.Diner ダイナー7位.アド・アストラ8位.アリータ:バトル・エンジェル9位.ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド9位.新聞記者
2020年01月21日映画『パラサイト 半地下の家族』の受賞ラッシュが止まらない。2019年カンヌ国際映画祭では、最高賞であるパルムドールを受賞。2020年1月6日に発表されたゴールデングローブ賞でも、外国語映画賞に輝いた。2月10日に行われるアカデミー賞授賞式においても、台風の目となることは間違いないだろう。(C)2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED俳優や監督たちの熱量がほとばしるコメントからは、本作の放つ衝撃がいかに大きなものであるか伝わってくる。2018年にパルムドールを受賞した『万引き家族』の監督・是枝裕和さん(57)は『パラサイト 半地下の家族』の同賞受賞に際し、こんなコメントを寄せた。「観る前の人に、この映画の内容を説明するのは野暮だ。『見ろ!』としか言えないし、『面白い!』としか言いようがない。だから、とにかく見て欲しい」『永い言い訳』の原作および映画監督を手掛けた西川美和さん(45)も絶賛だ。「ポン・ジュノ監督の持つ天才的なグロテスクさと笑いとに、最高の洗練が加わった。これだけ社会の重い病巣を描いているのに、どうしてこんなにも面白く観られてしまうんでしょうか。どんなに斜に構えている人でも、どんなに映画を見慣れていない人でも、五分で目を離せなくなるように作られています。世界中に褒められて当然!」また『天気の子』などを代表作に持つ映画監督の新海誠さん(46)は、昨年11月28日の試写会後にTwitterで感想を残した。「凄い。マスコミ試写であれほど笑いが起きたのも、あれほどの一体感で展開を見守ったのも初めての経験でした。今も思い返して、アニメ映画にもらえるものを必死に探し続けてしまっているくらい刺激的です。できれば友人と観てからソジュを飲みたかったな…笑」俳優・映画監督の斎藤工さん(38)は、公式サイトにコメントを寄せている。「史上最強傑作!!遂にポン・ジュノは現代映画の到達点を本作でサラッと更新してしまったのではないだろうか。己の現在地は、果たして地上なのか、地下なのか、それとも半地下なのか。観終わってからずっとその疑心に寄生されている」『サマーウォーズ』などの映画監督・細田守さん(52)も、同じく公式サイトでこう語っている。「ものすごいものを観た! 家2軒しか出てこない映画かと思わせて、最後には予想もつかないようなところまで連れて行ってくれる。観た後に誰かと語り合いたくなる映画です。ネタバレ厳禁につき多くを語れないので、とにかくまずは観てください!」しかしまだ観ていない人に魅力を伝えようとすると、どうしても慎重に言葉を選ばざるを得ない。そう、本作は「ネタバレ厳禁」の映画なのだ。今回は、映画のストーリーについての言及を必要最低限に抑えながら、今作のポイントを紹介していきたい。まず、簡単なあらすじから。《全員失業中。日の光も、電波も弱い“半地下住宅”で暮らす貧しいキム一家。大学受験に失敗し続けている長男ギウは、ある理由からエリート大学生の友達に家庭教師の仕事を紹介される。身分を偽り訪れた先は、IT企業を経営するパク社長一家が暮らす“高台の大豪邸”。思いもよらぬ高給の“就職先”を見つけたギウは、続けて美術家庭教師として妹ギジョンを紹介する。徐々に“パラサイト”していくキム一家。しかし、彼らが辿り着く先には、誰にも想像し得ない衝撃の光景が待ち構えていた―》(映画公式ホームページより)特筆すべきは、その一切予測不可能な怒涛の展開である。いくら予想しようとしても、豪快に、鮮やかに、そして観たこともない形で覆され続ける。果たして、今作はコメディなのかコメディなのか、サスペンスなのか、ジャンルの分類は不可能である。(C)2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVEDそして『パラサイト 半地下の家族』が世界を震撼させている最大の理由、それはポン・ジュノ監督(50)が込めたメッセージである。二つの家庭の姿を通し、不平等な社会の負の側面がスクリーンに映し出される。この映画が鳴らす警鐘は、僕たちが生きる現実世界における問題意識と恐ろしいまでに共振しているのだ。「パラサイト」とは何か。「半地下」とは何か。それぞれの登場人物に、善悪の境界線を引くことはできるのだろうか。加速する負の連鎖を前にして、私たちにできることはあるのか。この映画は全ての観客に、そういった問いを突きつける。普段はあまり映画館に足を運ばないという人にこそ、この映画を観て欲しい。圧巻の132分間を体験できることを、ここに約束する。【プロフィール】松本侃士(まつもと つよし)編集者・ライター。1991年生まれ。慶應義塾大学卒業。2014年、音楽メディア企業 ロッキング・オン・グループに新卒入社、編集・ライティング等を経験。2018年より、渋谷のITベンチャー企業にてメディア戦略を担当。「note」(@tsuyopongram_)にて、音楽や映画のコラム記事を毎日投稿中。
2020年01月18日竹中直人、山田孝之、齊藤工という日本を代表する3人の俳優が、“監督”として長編映画を共同製作することが決定した。映画監督としては8作目となる竹中さん、『COMPLY+-ANCE』に続き劇場公開長編3作目の齊藤さん、そして映画作品初監督となる山田さん。この3人が今回映画にするのは、漫画家・大橋裕之の「ゾッキ」。2018年、竹中さんが「ゾッキ」に惚れ込み、「絶対、実写映画化したい!」と強く熱望し今回の製作が始まった。公開中のアニメーション映画『音楽』の原作や、俳優デビューも果たしている大橋氏は、そのタッチやストーリーの唯一無二性から、“孤高の天才”と称されているいま注目の漫画家。「ゾッキ」の語源は、“寄せ集め”や“ひとまとめにした”という古本用語。古本市場で使われる特殊用語で、安い価格で売られるひとまとめで束ねられた「ゾッキ本」からきている。映画化では、本作が生まれた原点である大橋氏の生まれ故郷・愛知県蒲郡市での全編オールロケを敢行し、多彩なキャストや音楽など、それぞれのこだわりや人脈を集結させて、2月に撮影がスタート。また山田さんは、先行単独で蒲郡市入り。ロケ地の視察や現地の人たちと交流し、準備をしてきたという。脚本は、舞台演出家で劇作家、『十二人の死にたい子どもたち』も手掛けた倉持裕。監督たちの感性や原作の作品性を大切にまとめ、書き上げた。<監督コメント>竹中直人まさかこんなときがくるなんて…大ファンだった大橋裕之さんの作品を映画にすることが出来るなんて…まるで夢のようなできごと…夢のまたゆめのようなできごと…ぼくが感じた大橋さんの世界をどこまで映像化出来るのか…この思いに集まって来てくれた方々と夢中になって作ります!山田孝之初めてゾッキを読んだ時の衝撃、感動、恐怖、希望。それらを自分なりの表現で伝える。怖くもあるけどゲボが出るほど楽しみです。監督のイメージはあるものの監督をしたことがない僕ですが、竹中監督、齊藤監督と協力して心を刺激する作品に仕上げたいと思います。齊藤工監督陣がやや派手な門構えに見えるかも知れませんが、作品至上主義の映画人が集まっていて、大橋裕之さんの最高過ぎる原作に忠実に、かつ実写ならではの裏切りを行いたいと思っております。このプロジェクトの発起人である竹中直人さん、そして、この作品に関わるきっかけをくださった前野朋哉さんに心から感謝致します。『ゾッキ』は2021年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2020年01月16日映画『ヲタクに恋は難しい』(2月7日公開)完成披露舞台挨拶-聖地プレミア-が13日に東京・TFTホールで行われ、高畑充希、山崎賢人、菜々緒、斎藤工、賀来賢人、若月佑美、ムロツヨシ、佐藤二朗、福田雄一監督が登場した。同作は、イラスト投稿サイト「pixiv」で2014年から連載された、漫画家・ふじたによるWEB漫画を実写化。累計発行部数は700万部を突破(既刊6巻/電子書籍含む)、2018年4月にはアニメ化もされた。周囲にヲタクであることがバレることを恐れる“隠れ腐女子”の桃瀬成海(高畑)と、成海の幼馴染で同僚、“重度なゲームヲタク”の二藤宏嵩(山崎)のピュアなラブストーリーを描く。集まったファンから山崎への歓声の多さや、同じ”賢人”でも歓声が「2人くらいいた」と福田監督からいじられていた賀来などが話題になっていたが、ムロが「ムロツヨシ……」と名前を言うとそれだけで場内は大歓声に。これには他のキャスト陣も驚き、ムロは「なんか病気にかかったんですか!? キャーがないと思って、ない時用のコメントを用意してたものですから」と目を見開きながら、「なんかちょっと病気なんでしょうけど、みなさん」と苦笑する。その後、佐藤にも歓声があがっていたものの、佐藤は「キャー! ではないんだよね。ワ〜! なんだ」と声の質の違いを気にしていた。またイベントでは、ムロの歌唱シーンも話題に。「僕は全力で歌って音もあってると思うんだけど……」というムロに、佐藤は「『わざと下手に歌ったの?』と聞いたら、『全力で歌った』と言うからおかしいなと。僕には正直へたくそに聞こえましたけど」と指摘。菜々緒は「私は……おふざけになったのかなと思いました」と崩れ落ちてしまい、山崎は「そういうやつ(ジャンル)なんだなと」と感想を述べる。同シーンについてムロは「賢人くんと同じシーンなんだけど、歌に対する賢人くんのお芝居では、新しい山崎賢人が見れます。そこだけ見たら山崎賢人かわからないかもしれない。これはすごい顔だ」と紹介。「まじか」という気持ちを表したという山崎は、監督の指示ではなく自分から「やりたい」と言い出したそうで、「あの歌を聴いたら、ああしたくなりました。ああするしかない」と作品への期待を煽った。イベントの最後は、全員がはけたあと一人で残るムロの独壇場に。帰るふりをしながら何回もステージに戻ってくるムロに、MCがあわてて退場を促していた。
2020年01月13日映画『ヲタクに恋は難しい』(2月7日公開)完成披露舞台挨拶-聖地プレミア-が13日に東京・TFTホールで行われ、高畑充希、山崎賢人、菜々緒、斎藤工、賀来賢人、若月佑美、ムロツヨシ、佐藤二朗、福田雄一監督が登場した。同作は、イラスト投稿サイト「pixiv」で2014年から連載された、漫画家・ふじたによるWEB漫画を実写化。累計発行部数は700万部を突破(既刊6巻/電子書籍含む)、2018年4月にはアニメ化もされた。周囲にヲタクであることがバレることを恐れる“隠れ腐女子”の桃瀬成海(高畑)と、成海の幼馴染で同僚、“重度なゲームヲタク”の二藤宏嵩(山崎)のピュアなラブストーリーを描く。ランウェイから登場したキャスト陣だが、台から降りようとする菜々緒を斎藤はすかさずエスコート。この日はスーツにプリーツスカートがかぶさったような衣装で登場し、福田監督から「スカート履いてる」と言われると、「スカートで、おじさんでひげっていう。新しい何かを打ち立てたいなと思います」と自己紹介した。また、福田監督や高畑が作品のためにBL本を買って勉強したと言う話題から、斎藤は「攻めのように見えて受けです。攻めに見られガチなんですけど」と主張し、佐藤からも「聞いてないよ?」とつっこまれる。さらに斎藤は「でも、紙一重な気がしていて、どちらでもいけるように、常に」と意味深な言葉。この話題は後々まで引きずったが、最終的には「日によるということで」とまとめられていた。予告でも『刀剣乱舞-ONLINE-』の燭台切光忠のコスプレが話題となった菜々緒は、「コスプレをあんなにしっかりとやったのが初めてだったので、途中から自分自身が前のめりになってやってた感じがありました」と振り返り、山崎も「めっちゃコスプレかっこよかったです」と絶賛。山崎とは3度目の共演となったが、互いの印象を「優しいお姉さん」(山崎)、「頼りない、面倒見がいのある弟」(菜々緒)と表した。
2020年01月13日映画『ヲタクに恋は難しい』(2月7日公開)完成披露舞台挨拶-聖地プレミア-が13日に東京・TFTホールで行われ、高畑充希、山崎賢人、菜々緒、斎藤工、賀来賢人、若月佑美、ムロツヨシ、佐藤二朗、福田雄一監督が登場した。同作は、イラスト投稿サイト「pixiv」で2014年から連載された、漫画家・ふじたによるWEB漫画を実写化。累計発行部数は700万部を突破(既刊6巻/電子書籍含む)、2018年4月にはアニメ化もされた。周囲にヲタクであることがバレることを恐れる“隠れ腐女子”の桃瀬成海(高畑)と、成海の幼馴染で同僚、“重度なゲームヲタク”の二藤宏嵩(山崎)のピュアなラブストーリーを描く。劇中にも登場する「ヲタクダンサーズ」に囲まれ、観客からはサイリウムで迎えられた高畑は「これ振ってもらったの初めて」と喜ぶ。福田監督は同作を撮るにあたり、「ヲタクって実はすごい多いんですよね。多い人たちを描かなきゃいけないから、難しいわけですよ。アニメイトで18禁のBL本を買ってみたりとか、いろいろ勉強しました。どちゃシコなやつを勉強しました」と苦労を明かした。高畑も「私もBLヲタクの役だったので、18禁のBL漫画を読んで勉強しました。結構すごくて」と告白し、観客も驚く。「”攻め”とか”受け”とかあるんですけど、撮影しているうちに、人間だけでなく消しゴムと鉛筆とか、マグカップと受け皿とかも、なってくるって、哲学的なところまで考えがいってしまって、危うくハマるところでしたけど、新しい世界が見えてめちゃくちゃ楽しかったです」と同作から影響を受けていた様子。一方山崎は、全編にわたるミュージカルシーンに、苦労したという。「すごい難しかったです。ダンスはもともと事務所に入る時から苦手だなと思って、レッスンすらしてこなかった」と苦笑すると、福田監督も「最初は下手だったね。ボックスが踏めなくて」と同意。しかし山崎は「ある日、(ダンサーの血が)流れました。最後はダンサーズハイになることができてすごい気持ちよかったです」と、得意げにボックスステップをその場で披露した。また「隠してはいるんですけど、実はガチヲタ」という若月は、福田監督の台本も監修したと明かされ、これにも観客は驚き。福田監督は「本当にヲタクが言う言葉なのか、若月に見せて『これは言わないです』みたいなダメ出しがあった上で決定稿に。脚本協力です。テロップに出した方がいいんじゃないのかというくらい」と感謝する。高畑も「若月大先生に、師事しまして。毎回『こんな言い方でいいでしょうか』と」と、イントネーションなどを確認していたという。例として挙げられた「〜かて!」という言葉では、若月も「『〜かって!』じゃない。小さい"っ"を言ってる暇はないんですよ、興奮しちゃって、そこは”かて”で大丈夫です、って」とアドバイスしたことを振り返った。
2020年01月13日累計発行部数800万部突破のコミックを実写映画化した『ヲタクに恋は難しい』完成披露試写会-聖地プレミア-が1月13日(月・祝)、都内にて行われ、出演する高畑充希、山崎賢人らが登壇した。『ヲタクに恋は難しい』は、BLをこよなく愛する腐女子・桃瀬成海(高畑さん)が、転職先の会社で幼馴染の二藤宏嵩(山崎さん)と再会するところから始まる物語。ルックスが良く仕事もできる宏嵩だが、実は廃人クラスのゲームヲタク。周囲にヲタクだとバレる「ヲタバレ」を恐れ、本性を隠している成海に対して宏嵩は「ヲタク同士で付き合えば快適なのでは?」と提案し、ふたりは付き合うことになる。山崎賢人VS賀来賢人のゆくえは…山崎さんと同じ“賢人”名前つながりの共演の賀来賢人は、作品の事前コメントで「山崎賢人を倒したい」と出すなど、山崎さんに対して敵意(?)むき出し。「この作品で賞を狙っていますから…」と賀来さんはうそぶき、さらに「現場はバチバチだった!」とすごむ。しかし、登場後のあいさつで、山崎さんが「こんにちは」と一言話し始めるやいなや、途方もなく黄色い声援が辺りを埋め尽くす。すると、福田雄一監督が「賢人のほとんど、あっち(山崎さん)の賢人だ!」とファンの多さを指摘し、賀来さんは「やめなさい(笑)!」と、笑顔で盛り上げた。一緒に踊るシーンでテイクを重ねて頑張ったことなども明かし、結果、共演を喜んでいた。BLの世界になぞり、斎藤工「僕は受け…」主演の高畑さんは、BLヲタクの役を熱演。「18禁のBL漫画を読んで勉強しました。読みます?攻め、とか受け、とかあるんです」とBLの深い世界を話し出し、「あやうくはまるところでした。新しい世界が見えて、めちゃくちゃ楽しかったです!」と出演の感想を伝えた。本作にて、福田組初参加となったのは斎藤工。参加しての感想を聞かれるも、「僕は攻めのように見えて受けです」と、なぜか高畑さんのBLコメントをもじって答え出す。隣に立つ佐藤二朗が、「それを聞いていないよ」と高速でつっこむと、斎藤さんは、「すみません、舞い上がってしまいました。攻めのように見えて受け…」と繰り返し、佐藤さんから「何回も言わなくていいよ、全然福田組と関係ないよ」といじられ、初参加とは思えないなじみっぷりを見せていた。そのほか、完成披露試写会には、菜々緒、若月佑美、ムロツヨシが出席した。『ヲタクに恋は難しい』は2月7日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:ヲタクに恋は難しい 2020年2月7日より全国にて公開ⓒふじた/一迅社ⓒ2020映画「ヲタクに恋は難しい」製作委員会
2020年01月13日リリー・フランキーと斎藤工がW主演を務める深夜ドラマ「ペンション・恋は桃色」が、1月16日(木)より5週連続で放送されることになった。ちょっと寂れたペンション「恋は桃色」を営む、妻に逃げられたテキトー中年男・シロウ役にリリー・フランキー。そして、シロウの元にひょんなことから居着くようになったワケあり青年・ヨシオ役に斎藤工。シロウの娘で、足の不自由なハル役に伊藤沙莉。さらに、シロウの父で施設に入っているキヨシにはテレビドラマ初出演となる細野晴臣と豪華共演。東京の外れの外れ。少し寂れたペンションに集まる人々の思いが交差し、時々ハラハラするような事件も勃発。それぞれの親子関係にも事情が絡み、時代と融合できない主人公の2人を中心に、器用には生きられない人々の生活を描く“人情ドラマ”。まさに現代版『男はつらいよ』ともいえる、物語に登場する“マドンナ”たちに振り回される不器用な彼らが織り成す日常を描く。主題歌は細野晴臣による「恋は桃色」!「ペンション・恋は桃色」は、1973年に細野さんがリリースした「恋は桃色」という名曲にちなんでつけられたもの。作詞・作曲・編曲を細野さんが担当し、歌詞中の「川沿いの道」は狭山市中心部を流れる入間川とその周辺の景色からイメージされた。矢野顕子、中村一義、サニーデイ・サービスによってカヴァーされている。細野さんがテレビドラマに出演するのは今回が初めて。さらに主題歌には、昨年細野さんがデビュー50周年を機に、自身のファーストソロアルバムをセルフカバーした「HOSONO HOUSE」から、まさにドラマタイトルの元になっている「恋は桃色」が使われることが決定した。リリー・フランキー(シロウ役)コメント強烈なドラマが出来ました。新しい力、新しい視点で古き良きモノを再構築した、痛快バカドラマです!TVドラマの新たな可能性を是非ご覧下さい!斎藤 工(ヨシオ役)コメントある意味、無敵な作品が生まれてしまった気がします。こんなのアリなのか?ゴールデンでは無理でしょう。でも、だからこそ美味いのです。リリーさん、沙莉さん、細野晴臣さん…現場での化学反応が何処までイレギュラーに転がって行くのか。その奇跡の軌跡に、最終的に自分は涙が出ました伊藤沙莉(ハル役)コメントお話しいただいた時、内容も聞かずやりますと答えました。絶対に面白くなるに決まってると確信していました。たくさん笑えて、どこかほっこりくるとても素敵な作品です。この作品に携われたことが本当に幸せです。みどころがありすぎて、とにかくまず、沢山の方に見ていただきたいです!細野晴臣(キヨシ役)コメントリリー・フランキーさんに声をかけていただいて、初のテレビドラマ体験です。緊張するなあ「ペンション・恋は桃色」は1月16日より毎週木曜25時25分~(※一部25時35分~)、フジテレビにて放送(全5回)。※関東ローカル(text:cinemacafe.net)
2020年01月06日中島みゆき「糸」を基にして、菅田将暉、小松菜奈、榮倉奈々、斎藤工ら出演で壮大な愛の物語を描く『糸』。この度、本作の特報映像とポスタービジュアルが完成した。北海道で育った高橋漣と園田葵は、13歳のときに出会い、初めての恋をする。しかしある日、養父からの虐待に耐えかねて葵が突然姿を消した。漣は必死の思いで葵を探し出し、駆け落ちを決行するも、幼い2人の逃避行は行く当てもなく、すぐに警察に保護されてしまう。その後、葵は母親に連れられて北海道から移ることになり、2人は遠く引き離されてしまう。それから8年後、地元のチーズ工房で働いていた漣は、東京で葵と再会。しかし、北海道で生きていくことを決意した漣と、世界中を飛び回って自分を試したい葵。もうすでに2人はそれぞれ別の人生を歩み始めていた。そして10年後、運命はもう一度だけ、2人をめぐり逢わせようとしていた…。本作は、平成元年に生まれた男女2人が、平成から令和を迎える31年間の中で、出逢い、別れ、そして平成の終わりに再びめぐり逢うまでの18年間を描く物語。今回到着した特報映像では、切ない表情を浮かべる菅田さん演じる漣と「一度でいいから抱きしめてほしかった」と訴える小松さん演じる葵の抱擁から始まる。そして、中島さんの歌声が壮大に響き渡り、広大な北海道の大自然やシンガポールの美しい映像も見られる。さらに、上を見つめる2人、漣が「葵!」と叫びながら走る場面や葵が涙するシーン、そして榮倉奈々演じる香や、斎藤工演じる水島の姿も確認することができる。なお、本特報映像は、1月17日(金)より全国の劇場で随時上映予定だ。そして、初解禁されたポスタービジュアルには、物語の舞台のひとつ、北海道の大地を感じさせるラベンダー畑をバックに、漣と葵が自らの人生を見据えるような爽やかで前向きな表情を見せている。『糸』は2020年4月24日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:糸 2020年4月24日より全国東宝系にて公開©2020映画『糸』製作委員会
2020年01月06日「木星がいて座にあった’19年は、いて座の世界観である“精神的支え”“幸せ”“自由”などの影響が強い年でした。芸能人の薬物所持が話題になったり、結婚する人がたくさんいたのは“精神的支え”を求めたから。ファーストサマーウイカさんや渋野日向子さんなど“自由”でのびのびしたイメージのある人が大きく成功したのも、いて座の影響です」こう話すのは、約20年間占いを学び続け、芸能、スポーツ、ニュースなどに関する的中率が高すぎることで評判の人気占い師Love Me Do(通称:ラブちゃん)。占星術や四柱推命、タロット、手相、顔相など多数の知識を使いこなす“スゴ腕”占い師だ。そんなラブちゃんが2020年を占う。「’20年は木星がやぎ座へ。“安心・安全”“先の見える将来”“隠れた野心”“母性本能”などがやぎ座の世界観。母性本能の高まりで、かわいい系男性タレントもブレークする予感です」四柱推命で見ると、’20年は庚子の年。「庚が岩や鉄、月を、子が水や空を表します。庚子の運勢をよくする鍵は、船に乗ること、パワーストーンを持つこと、巨石のまつられた神社に行くこと。月の写真をスマホの待受け画面にするのもよさそう。庚は筋肉も表すので、筋トレも吉」いい意味でも悪い意味でも注目を浴びそうなのは、名前に“月”“金”“石”が付く人。「たとえば、近“藤”春奈さん、“鈴”木京香さん、“岩”田剛典さん。ほかに、庚が鉄鋼の意味もあることから、加工するイメージで“てへん”の漢字、“加” “工”“剛”の字などもそう。斎藤工さんなんかも何かで話題になっちゃうかも」「女性自身」2020年1月1日・7日・14日号 掲載
2020年01月04日年末になると、「2019年の顔はこの人」というふり返りのニュースが多く見られます。テレビドラマ界でも、今年は話題の俳優勢が作品毎に毛色の違うキャラクターを見事演じ分け、視聴者を魅了――まるで別人のような七変化が大きな注目を集めました。今日は、中でも話題性の多かったこの3人をピックアップしてふり返っていきましょう。“ユリユリ”“どーやん”などの愛称で七変化横浜流星さん2019年、世間を賑わせた若手俳優といえば、やはりこの人!横浜流星さんしかいないでしょう。年の初めとなる1月クール「初めて恋をした日に読む話」では、人生逆転をかけて東大合格を目指すヤンキー高校生“ユリユリ”こと由利匡平役で鮮烈な印象を残した横浜さん。主演の深田恭子さんとの胸キュンラブストーリーということもあり、「あのピンク頭は誰…!?」とSNSを中心に大きな話題を集めました。また夏には、異例の2クール放送と推理劇で人目を惹いた「あなたの番です」――その後編となる「反撃編」に、物語の鍵を握る理系大学生・二階堂忍役として満を持して登場。前作から一転、頭の回転が速く喧嘩もめちゃくちゃ強い飄々とした役どころをつとめ、演技力のふり幅を存分に見せてくれました。劇中の呼び名である“どーやん”が広まり、最終回前には検索ワードで急上昇したことも記憶に新しいでしょう。そして、つい先日まで放送していた秋クール「4分間のマリーゴールド」では末っ子・花巻藍役を好演。いくつになっても兄姉たちから溺愛され、恋にも勉強にも過干渉されてうんざり…。一方で、両親のいない家庭で台所を担う献身的な姿も垣間見せ――等身大の高校生“藍くん”の愛称で広く親しまれました。さらに、まもなく始まる2020年最初のクールでも、「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」でダブル主演をつとめることが決まっている横浜さん。謎の飼育員さん役でアクション有り口論有り…?益々の活躍に、ファンの期待が高まっています。2019年は“癖の強い”独身男性役で大活躍!高橋一生さんこの春放送をスタートしたアニメ「ムーミン谷のなかまたち」で、思索を好む放浪者・スナフキンの声優をつとめるなど、ふんわりとした印象もある高橋一生さん。2019年放送のテレビドラマでは、やや“癖の強い”独身男性役を2作品熱演し、大きなインパクトを残してくれました。4月クール「東京独身男子」ではそのタイトルの通り、斎藤工さん、滝藤賢一さんと共に、「あえて結婚しない」が口癖のハイスペック男子・石橋太郎に扮しました。年を重ねる度、どうしてか恋愛が上手くいかなくなってきた太郎。仕事がデキるという側面を活かし、彼女作りのためのアジェンダと向き合うのですが――理想通りにはいかない現実を前に、悶絶する始末。現代を象徴するかのような結婚観が浮き彫りとなった、学び多き一作と言えるでしょう。また、続く7月放送の「凪のお暇」でも、主人公・凪(黒木華)を翻弄する建前重視の高圧男・我聞慎二を演じ、大きな反響を呼んだ高橋さん。「好き」という感情を上手く相手に伝えられず、つい天邪鬼な態度を取ってしまう慎二。回を追う毎にその仮面が剥がれ、心の赴くままに号泣する姿は必見!心に休息が必要な全ての人に、彼が選んだ道を是非見届けて欲しいと思います。来年はどんな役を演じてくれるのか、楽しみですね。完璧じゃないからこそ愛される、“唯一無二”の存在力中川大志さんそして最後がこの方、今年朝ドラのお相手役としても名を馳せた中川大志さんです。記念すべき100作目となる「なつぞら」は、日本アニメーションの発祥を描いた物語――中川さんは企画力に長けた演出家・坂場一久を演じ、主人公・なつ(広瀬すず)と共に戦後の業界を牽引していきました。頭は良いのに、どこかコミュニケーション力に欠けるという特徴的な性格…。そこで思い出すのが、冬クール「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」で同じく中川さんが演じた新米エリート弁護士・藤枝修二でしょう。ハーバード卒という華やかな経歴を持ちながら、どこか抜けている天然な性格の藤枝。ほかの登場人物たちから日々学歴詐称とからかわれる三枚目なキャラクターが絶妙に合っていて、中川さんの新境地として大きな話題を集めました。さらに、秋クール放送「G線上のあなたと私」でも、兄の元恋人に片思いを寄せる大学生・加瀬理人を好演。どこか斜に構えてしまうが故、相手との距離を掴みあぐねてしまう辺りが、これまたちょっぴり残念で…。でも、だからこそその未完成な部分が彼の良さとなる――愛すべき“唯一無二”の存在力が、中川さんの魅力と言えるのではないでしょうか。今後の活躍に注目です。以上、いかがでしたか?2020年は一体どんな年になるのか、いまからとても楽しみですね。(text:Yuki Watanabe)
2019年12月30日円谷プロダクションが開催する「TSUBURAYA CONVENTION 2019」のオープニングセレモニーが12月14日(土)、メイン会場となる東京・文京区のTOKYO DOME CITY HALLで行われ、2021年公開予定の『シン・ウルトラマン』に登場するウルトラマンのデザインが解禁された。斎藤さん、開口一番「足が長い!」『シン・ゴジラ』が第40回日本アカデミー賞最優秀作品賞ほか主要7部門を制覇した庵野秀明監督が企画・脚本を務め、樋口真嗣監督がメガホンをとる本作。「ウルトラマン」の企画発想、原点に立ちかえりながら、“未だ誰も見たことのないウルトラマン”が存在する世界の体験を構築していく。この日は樋口監督と、主人公の“ウルトラマンになる男”を演じる斎藤工が出席した。「まさかウルトラマンに変身する人生とは思っていなかった。壁ドンとかしてきた人間なので(笑)」と語る斎藤さんは、自身が変身するウルトラマンのデザインを目の当たりにし、開口一番「足が長い!」。さらに「美しさがありますよね。ずっと見ていられる、自然な生命体という気がします」と声を弾ませる。樋口監督は「庵野の思いを結集し、庵野が望んでいるもの、見たいもの、作りたいものを徹底的に集めて、この形になった」と“盟友”の熱意を代弁した。今度のウルトラマンには「カラータイマーを付けない」デザイン解禁の場には、庵野監督からのメッセージが届き、コンセプトの原点になったのが、ウルトラマンのデザインの生みの親である成田亨さんが描いた油彩画「真実と正義と美の化身」だと明らかに。「成田亨氏の目指した本来の姿を描く。現在のCGでしか描けない、成田氏が望んでいたテイストの再現」を目指したと言い、結果として「成田氏が望まなかった、眼の部分に覗き穴を入れない。成田氏が望まなかった、スーツ着脱用ファスナーに伴う背びれを付けない。そして、成田氏が望まなかった、カラータイマーを付けない」という、まさに“シン”なウルトラマン像誕生への思いを語った。「令和の子どもたち、そして大人たちに必要な作品」2021年公開に向けて、撮影が進行しているが「うーん、どこまでしゃべっていいのか」(樋口監督)、「圧をかけられていますから」(斎藤)と進捗について、多くは語らず。樋口監督は「さまざまな世代の仲間たちが、ウルトラマンを通して、いいチームになっている」と現場の空気を報告し、斎藤さんは「オリンピック後、東京、そして日本の真価が問われる時代に、令和の子どもたち、そして大人たちに必要な作品が生まれようとしている」と胸を躍らせた。「TSUBURAYA CONVENTION 2019」はTOKYO DOME CITY HALL、東京ドームホテル、プリズムホールほかで12月14日、15日開催。『シン・ウルトラマン』は2021年に全国東宝系で公開予定。斎藤さんをはじめ、長澤まさみ、西島秀俊が出演している。全世界配信中のアニメ「ULTRAMAN」、地上波放送&シーズン2決定オープニングセレモニーでは、Netflixで全世界配信中のアニメ「ULTRAMAN」の地上波放送決定が発表された(2020年4月からTOKYO MX、BS11にて放送予定)。同作を手がける神山健治監督、荒牧伸志監督が登壇し、「今まで見ていないお客様にも、見ていただきたい」(神山監督)、「Netflixは13話まとめて配信ですけど、地上波なら、毎週同じ時間に1本ずつ見られるので、また新しい楽しみ方をしてもらえれば」(荒牧監督)を喜びの声。また、シーズン2の製作も始動しており、神山監督は「原作をベースに脚本に着手したところ」(神山監督)、ご覧くださる皆さんの声を励みにして、頑張っていく」(荒牧監督)と話していた。また、先日発表された円谷プロダクションとマーベル・エンターテイメントのコラボレーションについて、マーベル・コミックス編集長のC・B・セブルスキー氏からビデオメッセージが届き、「50年かけて築き上げられてきたウルトラマンとその伝説にマーベルとそのクリエーターが加わることは、世界中のファンにとっても心躍るような新しいワクワクする出来事だと思っている。今後の計画はトップシークレットなので、あまり多くは語れないけど、必ず喜んでもらえるはず」と意欲を燃やしていた。このほか、「グリッドマン」関連新作『SSSS.GRIDMAN』、新作アニメ『KAIJU DECODE 怪獣デコード』の製作決定報告、VRを駆使したアトラクション「かいじゅうのすみか」のプレゼンテーションが行われた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シン・ウルトラマン 2021年、全国東宝系にて公開予定Ⓒ2021「シン・ウルトラマン」製作委員会
2019年12月14日『ウルトラQ』『ウルトラマン』などを手がける円谷プロダクションが“ファンの皆さまへの感謝を直接伝える場”として史上最大の祭典「TSUBURAYA CONVENTION 2019」を14日(土)と15日(日)に東京ドームシティで開催する。円谷プロは、日本特撮界の父であり“特撮の神様”とも称される巨匠・円谷英二が1963年に自宅に設立していた研究所を法人化して“株式会社円谷特技プロダクション”としてスタート。1966年には後世の作家たちに絶大な影響を与えた伝説的な作品『ウルトラQ』を制作。以降も『ウルトラマン』『ウルトラセブン』をはじめとする“ウルトラ”シリーズなどを手がけ、現在も小さな子どもたちから、かつてテレビの前で熱狂した大人まで幅広い層を魅了し続けている。今回のイベントはそんな円谷プロダクションの作品に新たな角度から光をあて、今後公開が予定されているプロダクションの“最新型/未来型”を披露するもの。オープニングセレモニーには円谷プロが2020年以降に発表する映像作品の最新情報も披露。2021年公開予定の映画『シン・ウルトラマン』の主演を務める斎藤工と樋口真嗣監督が登壇する。そのほか、『ウルトラマンゼロ』10周年を記念し、ギンガからタイガまでのヒーロー全員が集結するスペシャルライブや、豪華ゲストアーティストと東京フィルハーモニー交響楽団がウルトラマンシリーズの名曲を演奏するシンフォニーコンサート、総勢50のウルトラヒーローが登場するパーティ、思想家の中沢新一と筑波大学推教授の落合陽一の特別対談など、様々な角度から円谷作品の魅力を掘り下げることができるプログラムが揃う。今回のコンベンションは“史上最大”の名にふさわしく、かつてヒーローに熱中した大人も、家族連れも2日間のどこかのプログラムには足を運びたくなるラインナップになっている。基本、入場は無料で、各プログラムに参加する場合は別途、有料チケットが必要になる。また、同施設内のGallery AaMo(ギャラリー アーモ)では最新テクノロジーを駆使して“かいじゅうのすみか”に足を踏み入れることができるイベント『空想科学 かいじゅうのすみか 体感エンターテイメント』も開催中。合わせて参加するファンも多そうだ。TSUBURAYA CONVENTION 201912月14日(土)、15日(日)東京ドームシティ料金:各プログラム別チケット制 PRODUCTIONS Co.Ltd.
2019年12月13日今週の気になるトピックスをまとめてチェック!FASHION HEADLINE読者の関心を集めたアクセスランキングBEST5を発表。1. 永野、斎藤工、金子ノブアキらによるクリエイティブ集団「チーム万力」。TGC出演をきっかけに描かれた永野の頭の中『MANRIKI』【INTERVIEW】2. ルイ・ヴィトンから新作モノグラムバッグ3型が登場、タイムレスなバッグをアップデート3. 表参道ジャイル4階のレストランフロアがリニューアル、空間設計は田根剛4. ルイ・ヴィトンから世界9都市イメージの「LV トレイナー」発売、東京限定はディープパープル5. デパ地下で買う「銀座木村屋」のベストあんぱん&おすすめパン【今週のパン:Vol.20】
2019年12月07日WOWOWオリジナルドラマと舞台が連動したプロジェクト「ワケあって火星に住みました~エラバレシ4ニン~」のドラマ版各話主役と全話共通キャストが解禁された。物語の舞台となるのは、2030年。世界中が火星移住計画を実行していく中、ようやく日本でも、航空宇宙センターWASAが火星移住計画に乗り出した。一度火星に送られたら二度と地球には戻れない片道切符の計画にも関わらず、数千人に及ぶ応募者の中から選考試験を重ね、最終的に選ばれたのは性別、年齢、職業も様々な24人。彼らは、6つのラボに4人ずつ分けられて火星での共同生活に挑むことに。人類の未来を託される彼らは、一体どのような人々で、チーム編成はどのような組み合わせが最もふさわしいのか!?本作は、実際に起こりうるかも知れない未来の話として、単なるコメディにとどまらない、知的好奇心をくすぐるシチュエーションコメディとなっている。ドラマの脚本と共に舞台の演出・脚本を務めるのは、希代のヒットメーカー・鈴木おさむ。WOWOWがオリジナルドラマと舞台の連動企画を手掛けるのは、本プロジェクトが初となる。オムニバス形式でおくるドラマ版の各話では、仲村トオル(第1話)、要潤(第2話)、広末涼子(第3話)、矢本悠馬(第4話)、斎藤工(第5話)、三浦翔平(第6話)という豪華キャストが、“ワケあって”火星での共同生活に挑むクルーを演じる。彼らは火星に建設されたラボと呼ばれる密室に4人1組×6チームで振り分けられ、チームで与えられたミッションをこなしながら共同生活を送ることになる。しかし、火星という壮大なスケールをよそに、それぞれの密室で巻き起こるのは、宇宙一スケールの小さな小競り合いの数々…。彼らと共同生活を送る各話その他キャストは、今後発表される。さらに、彼らを火星に送り込む「航空宇宙センターWASA」の部長・坂本役に高橋克実、その秘書・品田役に八嶋智人が決定。火星での共同生活をモニタリングし、クルー達に指示を与えていく役どころだ。また、舞台版キャストでもある崎山つばさは第1話に、須賀健太は第2話に出演することが決定した。第1話仲村トオル<LABO1鐘近宏樹役/三ツ星イタリアンのシェフ>有名三ツ星イタリアンのシェフ・鐘近が共同生活を送ることになったのは、ヨガのインストラクター、刑事、ゲームオタクというチーム。鐘近が地球から持参した食材で料理を振る舞うと、喜びも束の間、有名シェフならではの強すぎる食へのこだわりに辟易する3人。LABO1に与えられたミッションは、food(食料)。火星の環境では、収穫できる食料にも限りがあり、食糧問題は重要な課題だ。そこでWASAが用意した火星で肉の代わりとなる“ある食材”を、鐘近が調理することになり…。第2話要潤<LABO2秀山茂雄役/東大出身のクイズ王>東大出身のクイズ王・秀山が共同生活を送ることになったのは、お坊さん、銀行マン、トリマーというチーム。地球上にはもう自分を満足させる謎が無いと豪語する秀山の圧倒的な知識に、一同も感心する。そんなLABO2に与えられたミッションは、water(水)。火星の表面では水はすぐに蒸発してしまうため、水を確保することは重要な課題だ。秀山はすぐに解決策を思いつくが、その手法が言い争いを招くことになる。第3話広末涼子<LABO3佐山美香役/人気アパレルブランドのデザイナー>人気アパレルブランドのデザイナー・佐山が共同生活を送ることになったのは、読者モデル、専業主婦、看護師という女性だけのチーム。女性だけのLABO3に与えられたミッションは、clothes(衣服)。火星ではどんな衣服を着るのが快適か、意見を出し合う4人。ストレスがない服、個性的な服、ユニフォーム。様々なアイディアが飛び交うが、次第に“そもそもなぜ人はオシャレをするのか”という議論がヒートアップしていき…!?第4話矢本悠馬<LABO4大杉隼人役/カメラメーカー勤務>カメラメーカー勤務の会社員・大杉が共同生活を送ることになったのは、建築デザイナー、ミュージカル俳優、社長秘書というチーム。明るく振る舞う大杉をよそに、初日からネガティブ発言連発の3人。お互いに干渉せずに暮らしていこうとするLABO4に与えられたミッションは、garbage(ゴミ)。火星ではゴミの処理をどうするべきか。全員で一緒に解決しようとする大杉に、互いに干渉したくないメンバーたちは反発する。第5話斎藤工<LABO5大松翔太役/人気の作曲家>かつては大ヒット曲も手掛けた作曲家・大松が共同生活を送ることになったのは、オリンピックメダリストの体操選手、保育士、恋愛バラエティ番組のプロデューサーというチーム。ある事件がきっかけで落ちぶれてしまった大松は正体を隠そうとするが、すぐに見破られてしまう。LABO5に与えられたミッションは、entertainment(娯楽)。火星で生活していく上で、どんなエンタメが必要か。様々な意見が出るが、メンバーの視線はやはり大松に注がれ…。第6話三浦翔平<LABO6如月漣役/元バンドマンの医者>元ロックバンドのボーカルで医者の如月が共同生活を送ることになったのは、すし職人、人事部勤務のサラリーマン、手先が器用な会社員というチーム。一同は、カリスマ性のある如月がリーダーであることに安堵する。LABO6に与えられたミッションはmedical(医学)。今後火星で起こりうる怪我や病気の対策を立てることになった。当然、如月に期待を寄せるメンバー。そんな中あるメンバーが怪我をしてしまう。しかし、如月は自らが治療することを拒み、みんなも怪我の縫合ができるようになるべきだと主張する。「ワケあって火星に住みました~エラバレシ4ニン~」は2020年1月24日(金)より毎週金曜24時よりWOWOWプライムにて放送(全6話、第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2019年12月06日芸人の永野、斎藤工、金子ノブアキ、清水康彦を主要メンバーとする映像クリエイティブ集団「チーム万力」。永野の原作、脚本をもとに斎藤がプロデュースと主演を務め、金子が音楽監督と出演、映像クリエイターの清水が長編初監督を務めた映画『MANRIKI』は、万力を使って小顔矯正をする整顔師を主人公に、表面的な美醜から人の心の奥底にまで迫るブラックコメディだ。斎藤さんが先に撮影を始め、そこに『MANRIKI』のTシャツと猫のマスク姿の永野さんが飛び込んできた。「毎回何か仕込んでくるね」と楽しそうな斎藤さんと、カメラの前で表情やポーズを変化させる永野さん。短編映画などでコラボを重ねてきた2人に、チームについて、美意識について、話題の映画『ジョーカー』にはなくて『MANRIKI』にある1つの物について語ってもらった。ーーチーム万力は様々な分野で活躍されている方々が集まる異色のチームですが、どういうきっかけで集まったのでしょうか? 永野:簡単にいうと、元々知り合いだったんです。斎藤君と自分はある番組で出会って交流があり、彼の短編映画『バランサー』に出させてもらったり、自分が世に出る前からラジオに呼んでもらっていました。清水監督は、人から僕のことを聞いて2011年にライブ見にきてくれたんです。そこでミュージックビデオに出演してほしいと言われて、GLAYさんの『everKrack』のMVに、全然売れてなかったのに出してもらって。めちゃくちゃな作りなんです。3分くらいの歌の途中でばつんと切って、僕のネタが7分ぐらい入っていて。ファンの方々にすごい不評で、そこを切ったバージョンが非公式で作られて……。斎藤:戻したよね、万力で(笑)。永野:万力で挟めて、完全に僕がいないことになってるバージョンに(笑)。そっちの再生回数が伸びたりして。その後、清水監督の結婚披露パーティーに呼ばれてネタを披露したら、出席していた金子ノブアキ君がそれを見て勝手に感動してくれて。僕中心の話になってますけど、金子君も斎藤君もつながっていて、元々知り合っていて、共鳴し合ってたんです。斎藤:チーム万力というのは映画『MANRIKI』ありきなんです。チームを結成して短編映画を作ってきましたが、実は『MANRIKI』を成立させるために組んだと僕は捉えてます。(キャストの1人でラッパーの)SWAYさんも含めて、結構近しい各所の方たちが映画を作る際に適材適所として既にいたんですね。さらに、映画を見て、北村一輝さんとか板谷由夏さんとか、「一緒にやりたい」と興味を持ってくれ始めた方々もいらっしゃって、これは解散しなくていいのかもな、と。残しておいたら、よりタフなパーティーになっていくかな、と今は感じています。そんな目的で組んだわけじゃないので、意外なことですけど。ーー『MANRIKI』は、永野さんがいわゆる“小顔ブーム”に違和感を持ったのがきっかけからスタートしたそうですね。永野:違和感とか、大それたテーマではないですが、数年前に東京ガールズコレクション(TGC)に出た時に、舞台袖で施術をやっていたんです。斎藤:めっちゃ並んでましたよね。女優さん、モデルさんが。永野:そう。顔もう小さいじゃん、スタイルいいじゃん! みたいな人たちが。小顔プリクラにも並んでる。すでに小顔なのに、さらに小さく撮りたいのかって。その時、別件で斎藤君がいて、その話をして「そんなに小顔にしたいなら、図画工作の万力で締めりゃいいじゃん」と盛り上がった。翌日、工君から「永野さん、あの映画の話はどうします? 」と連絡がきて、それがスタートでした。当時の僕は“斎藤工”という存在があったら、すぐに実現するかな、なんて浅はかな考えでいたら、なかなかそうはいかなくて。時間が経つうちに、小顔からどんどん内容が発展していきました。ーー最初はある意味“小顔コント”的な内容だったんでしょうか?永野:変な顔しながらゲラゲラ笑ってる会話が発端でした。自分の心とか脳内を描こうとは思っていませんでした。ただ、斎藤君はずっと「永野さんのコントは映画的だ」と僕が売れる前から言ってくれてたんです。顔を万力で締めるだけだと単なるスプラッタだけど、でもそうはならなかった。後付けになるけど、斎藤君と僕と清水さんたちが集まって“小顔スプラッタ”という着地はなかったと思います。ーー撮影はファッションフォトグラファーの巨匠、荒井俊哉さんですね。斎藤:素晴らしいですよね。いわゆるホラーとかを撮る方ではないから、画角が違うし、非常にクールで、ありがちではない映像です。ーー最初に出てくる小顔ブームに振り回される女性モデルは、人目を気にしているはずなのに、小顔矯正を受けて満足すると、他人の目にどう映ろうが全く気にしなくなります。あの場面は強烈で、美意識とは何なのかと考えてしまいました。永野:工君は主役の整顔師を演じることが決まる前から、あの男と一緒にモデルが幸福そうに歩いてる画を「映画としてすごい見たかった」と言ってましたよね。斎藤:そう。そこなんですよ。傍目には行き過ぎだけど、本人たちはそう思っていない。そういう探求の果てというのはアジア特有の1つのカルチャーなのかもしれないと思って。纏足とかもそうですが、「我慢する」という西洋と違う美意識。それは今回のテーマでもあります。例えば整形を繰り返す人は、手を入れないと保てない状況にまで依存してしまう。ある時から外的感覚がなくなって、自分の主眼のみになって一線を越えてしまう。盛り立てていた周りの人が、気づいたら、誰一人いなくなっていて。でも、どこか自分でもその未来は分かってたでしょ、という状況。それはリアルだなと思って。永野さんとTGCの夜にもこの話をしたんですけど、主題があるとしたら、そこなんですよね。永野:僕はテレビに出始めて注目された時、SNSでとにかく外見について、めちゃくちゃに言われました。当時、「一緒にポーズ取ってください」と写真を撮りに来る人たちがたくさんいたんです。撮る時にちょっと後ろに下がって、その写真をアップすると、「同じポーズなのにこんなに顔の大きさ違う」って。斎藤:そのコメント待ちなんですよね。永野:そうなんです。もはや遠近法の話で、顔の大きさは関係ない。その時に「よくやるな」と思ったんですよ、人間に対して。「こんな顔でよく生きていけるわ」みたいなコメントが来る。反面、同じ人たちが自分より下に見ている相手には異常なほど優しいことを言ったりする。相手が弱者だと「あなたたちのことを思ってます」みたいなことを言う、その偽善が僕は嫌で。それを描いたシーンも劇中にあります。斎藤:最初に「共鳴し合った」という話が出ましたが、永野さんのネタは日本的な袋だたき精神に直面して、むしろ傷口を見せるものだと僕は思っています。見ているうちに「なんで僕のことがわかるんだろう? 」と自分の心の中を見るような感覚だと前々から思ってたんですけど、その振り子がどんどん大きくなってきている。永野さんの本当にタフな部分は、外部から来る圧を生かして、自分のネタにして跳ね返していくこと。永野:そうですね。それは本当に。斎藤:僕はそれって最高のクリエーターだと思ってるんです。今は誰に対しても、ものすごい角度から刃が襲ってくる時代だから、響くんじゃないでしょうか。ーー確かに。斎藤:この作品が永野さんをはじめ、関わった僕ら全員や、見た人にとってもリターンエースになるといいなと思います。今思い出したんですが、例えば『ジョーカー』。素晴らしい作品で、『MANRIKI』にないものもたくさんあるけど、『MANRIKI』にあって『ジョーカー』にないものが1つだけあると僕は思っていて、それは同情させないっていうことなんです。被害者に見えるキャラクターにも毒がある。人間って、みんな両方持ってるんですよね。だから「この作品に生きている人たちを愛せないかもしれないけど、これはあなたです」という世界なんですが、これが今の日本だと描けないんです。誰かに感情移入して、その人のフィルターを通して善悪を描くものがエンタメとされているから。そういう意味では、すごく希有な作品です。だから、各映画会社に断られたのもわかるんです。今作られてないタイプの角度なので、映画産業を考える会社としての判断と不一致が生じる。でも、その不一致やあつれきの中で生み出されるものこそが、僕は映画的な、それこそカウンターだと思っています。実現まで3年掛かったことも、断られ続けたことも含めて、悔しい思いと同時にどこかでワクワクしていたんです。完成したら、海外でとても評判がよくて、日本でも感度の高い人たちから評価してもらえています。復讐心を終始持ちながら作った映画ですが、ずっと満たされ続けないクリエーションは、すごい大事だったと思います。だからこそ、作品の中に何かが1つ通った。奇跡的なものではあるなと僕は思ってます。【映画概要】『MANRIKI』日程:11月29日〜シネマート新宿他全国随時公開予定■企画・プロデュース:齊藤工 永野 ■原作・脚本:永野■主演:斎藤工 ■出演:永野 金子ノブアキ SWAY 小池樹里杏 / 神野三鈴 他■音楽監督:金子ノブアキ ■監督・脚本・編集:清水康彦■制作プロダクション:イースト・ファクトリー ■共同配給:HIGH BROW CINEMA / 東映ビデオ©2019 MANRIKI Film Partners公式 HP:crush-them-manriki.com 公式インスタグラム:公式ツイッター: : Naoto Hayasakatext:Yuki Tominaga
2019年12月03日兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい
義父母がシンドイんです!