銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、28歳年下の美人大学生と「友達以上の関係」を続けていた50歳男性。ある出来事がきっかけで、彼女からSNSをブロックされて…。前の関係に戻りたいと願う彼に、佑雪さんのアドバイスは?お悩み:「美人女子大生にブロックされた50歳男性ですが、復活できますか?」【クラブ佑雪】vol. 219脱サラして音楽活動を始めたオトコですが、なぜか自分より28歳年下の女子大生と仲よくなって友だち以上の関係を3年近く続けています。 彼女はすごく美人なのですが、自分とそういう関係になる前はあまり恋愛経験がなかったみたいで、男性アイドルグループの追っかけとかやってました。ある日、私が昔からの音楽仲間の女性(既婚)のソロシンガーのワンマンライブに行き、その感想をSNSにUPしたら、女子大生の彼女からすべてのSNSをブロックされました。どうも私がその既婚の女性シンガーのライブを観に行って彼女に恋愛感情をもってしまった、みたいな誤解をして、怒ってSNSをブロックしたみたいなのです。私とその女性シンガーさんとは確かに知り合いではありますが、彼女に恋愛感情をもったことはなく、浮気などではないと神に誓って言えます。今、共通の知り合いである彼女の女友だちを通して、なんとか彼女の誤解を解くべく動いてはいますが。また、その女子大生の彼女とは音楽イベントを通して月イチくらいで直接会うので、そのときに彼女の思い込みは誤解で、決して浮気ではない、と直接伝えたいと思うのですが。いろいろネットの占いを見てみると、その女子大生の気持ちが自分から離れているという暗示はないけれども、本音を出し合ってリセットする時期でもある、というアドバイスが多い感じです。友だち以上恋人未満、みたいな状況が長く続いて、彼女にはっきりとした形で自分の好意を伝えていなかった私にも落ち度があったのかもしれませんが、ネットの男性向けの恋愛コラムを見ると「直接会って自分の好意を相手に告白するのは、子どもの恋愛でいい歳をした大人がやることではない」とあるしそれも納得できますが。(はがね50歳未婚自営業)3年近く都合よく搾取した分を、お返しになったら?「友だち以上の関係を3年近く」という状態でいながら、「浮気などではないと神に誓って言えます」とは? つまり正式に彼氏彼女と認めあった交際ではない関係で、そもそも浮気というものが成り立つのか?そこの責任をもたないがための“恋人未満”、つまりはセフレでダラダラいたのではなかったのか? そこでの「誤解を解きたい」とは?いろいろ考えさせられます。っていうか、いったいなんなの!?50過ぎた男性が、28歳も年下の女子大生、しかも美人!しかもオレさまと「そういう関係になる前はあまり恋愛経験がなかった」んだぜ!という女性を自慢の種として3年近くキープ。どこかで「僕たち、正式な恋人じゃないから、お互い責任ないよね? 自由だよね?」という余白を残していたくせに、いざ、彼女が自分から離れていくと、取り戻そうと躍起になるって、ずいぶんと勝手な……。ここからは、わたくしの想像になりますが、やることをやっておきながらも、正式に「付き合ってください」と正面きってお願いしてないってことはですよ?お誕生日やクリスマス、バレンタインデーにホワイトデーなど、正規の恋人たちの多くが果たす義務、つまり、お金を遣うイベントをスルーしてきたってことなんでしょうか?安く見積もってお誕生日とクリスマスとホワイトデーで各3万円ずつとしてイベント費9万円3年分=27万円ほどの出費を避けてきたってことでしょうか?え、ちょっと待って!まさか、デートは彼女のひとり暮らしの部屋で、っていうパターンだったりしませんよね?もしそうだとしたら、彼女の部屋で過ごす分の光熱費とか彼女持ちになっちゃいますけど、そのへんの自覚、おありですか?50歳!いや、あるんですよ、実際。「彼女がひとり暮らしだとホテル代がかからない」っていう考えの男性って。実家住みや妻子と暮らしている場合は特に、そういうの、多いんですよ。だから、今回のケースも心配になっちゃって。それって、同意のうえなら住居不法侵入罪には問われないけれど、わたくしの感覚では“搾取”ですからね!!!「ネットの男性向けの恋愛コラムを見ると『直接会って自分の好意を相手に告白するのは、子どもの恋愛でいい歳をした大人がやることではない』とあるしそれも納得できますが」。ここ!なぜ、そういう自分に都合のいい部分だけ、勝手に納得しちゃうかな?いい歳をした大人なら、28歳も年下、つまり娘ほどの歳の差があって、しかもお相手が世間知らずの学生さんであれば、お相手にきちんと好意を示すという誠意を尽くして、安心させるのが筋では?それから、お相手から愛情や時間、金銭的なことを含めて、搾取はしない!!!それがいい歳をした大人でしょう。てか、向こうも本音として「曖昧な関係でいいや」だったとしましょう。その場合は“彼氏”でもない分際で、ブロックされて存在そのものを拒否されたなら、文句は言えないのでは?もし、今後、彼女にお許しいただいて、ちゃんと付き合うというのであれば、わたくし的にはこれまでの3年間でケチったであろう27万円をつぎ込んだスペシャルデートを彼女にプレゼントしていただきたいですね。そのくらい勢いのある“お詫び”をするのが“誠意”ってもんじゃないのかしら?わたくし、なにか、間違ってますか?反論あれば、お待ちしてます!グッドラック!【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©Grace Cary/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2021年12月06日コロナが落ち着き、イベントシーズンを前に恋愛したいなーという気持ちが高まっている方もいるでしょう。そんな方ほど、ぜひこれからご紹介する習慣に目を向けてみましょう。当たり前だった恋愛に関わる習慣をちょっと変えるだけで、実は人生の大きくて幸せな変化に、つながっていくかもしれません。コロナ明けの恋愛シーン、今だからこそやめた方がいい習慣【おおしまりえの恋愛道場】vol. 148だんだんと寒くなり、街には人が以前のようにあふれるようになってきました。恋愛したいと考える男女も、積極的に出会いをまた求め始めているかもしれません。新型コロナウイルスの状況が今後どうなるかわかりませんが、“出会いのReスタート”を切ったときというのは、実は今まで以上にフレッシュな気持ちで恋愛に向き合えるだけでなく、行動や習慣を変えて結果を出やすくさせるチャンスです。今回は新たに恋愛に気持ちが向いたときだからこそ、自分の日常からは手放しておきたい習慣について5つご紹介します。誘われ待ちの姿勢女性の多くは「デートは男性に誘ってもらいたい」と思っているものです。だから盛り上がってもつい誘われ待ちをしてしまうものです。でも、できれば自分から誘っていくように、無理でもデートの話題に切り替わりそうなトークを積極的に女性から切り出すようにしましょう。コロナが落ち着き、また人と会い始めた今のタイミングというのは、男女関係なく「人を誘って会う」というハードルが高まっています。あわせて、「いい感じのお店をセッティングする」というスキルが下がっています。つまり、そんなときに前と同じような“誘われ待ち”をしていると、せっかくのチャンスを逃してしまうかもしれないのです。王道の気遣い女性としては、男性とのデートのときは気遣いを発揮するチャンス。なんて、ちょっと古いジェンダー感を持っている女性もまだまだ多いものです。目の前の人に喜んでもらいたくていろいろ気を回す優しさは否定しません。しかし、モテテクとして語られる気遣いの多くは、実は大人の恋愛においてはあまり効果を発揮しません。もっと言えば、オーダーを取ったり相手の都合に過度に合わせたり、サラダなんかも取り分けたりする王道テクニックは、“狙ってる感”が相手に伝わりやすく、「わざわざ気を遣ってるな」とわかると、相手からすると途端に媚びているように感じられ、あなたの女性としての価値を下げてしまいます。気遣いというのは、本来モテるためにするのではなく、純粋な真心から相手をもてなす行為です。ぜひ基本に立ちかえり、手元にある小手先の気遣いモテテクニックは見直してみましょう。ルーティーン化した日常バイタリティあふれる男性ほど、実は女性にも自分が知らない面白さやアクティブさ、好奇心といった要素を求めたりします(もちろん安らぎなどの要素も求められますが)。しかし、婚活女性を多く見ていて思うのですが、ダラダラ婚活をしている女性ほど、仕事と家の往復で、休みの日は買い物か飲み、時々旅行など、かなりパターン化した日常を送っているケースが多いのです。極端に分類しましたが、ある意味「無趣味」といえるこうした日常の中では、どうしても出会う男性も同じように面白みに欠ける人ばかりが吸い寄せられてしまうことも多いです。例えば熱中するほどの趣味を持つとか、新しいことをはじめてみるといったことをこのタイミングですると、日常生活のリズムも変わり、より出会いやご縁が広がりやすくなるかもしれません。マイナス評価や過度な疑いから相手を見る新しい人と出会うとき、誰しも「この人は大丈夫そうかな?」と、相手に警戒心を抱きながらコミュニケーションを深めるものです。これは人として当たり前のことですが、婚活シーンになると、この警戒心が普段以上に高くなりがちです。その結果「この人はここと、こことがダメだった」といったマイナス加点から入る人や、「この人はもしかしたら、まだ見せてない悪い一面があるのかも」といった強すぎる疑いを持って相手と接してしまうケースがあります。当然こうした気持ちで相手と向き合うと、恋愛モードのスイッチは押されません。しばらく異性と出会うシチュエーションから遠ざかっていた人は、怖いかもしれませんがこうした過度な疑いやマイナス評価から相手を見るのではなく、プラスの視点で相手を見られるよう意識してみましょう。婚活イベントのハシゴ婚活を頑張る人ほど、実はやっているのが「婚活イベントのはしご」です。昼、夕方、夜の3回デートを組んだり、1日で複数回婚活イベントに参加したりするなどがそれです。なぜやめた方がいいのかというと、短時間で人と会えば会うほど、「1対1での相性」の確認ではなく、「会った人の中ではどうか」という比較の視点で人を選びがちになるからです。比較は本来の自分のベストではなく、選択肢の中のベストという視点に変わりがちです。また、こうした比較で人を見ようとすると、思考ばかりがぐるぐると回り、恋する気持ちがわきにくくなります。ハシゴをすると「人と会う」という点においては効率的ですが、もう少し目の前の相手をじっくりしっかり見る癖を持ちたいところ。ぜひハシゴはちょっとお休みして、人間関係をゆっくり築いていきましょう。5つのやめるべき習慣についてご紹介しました。私たち人間は誰しも、ほうっておくと自分の今ある生活リズムや習慣を続けてしまいます。でも、その続けた習慣の中に出会いや恋愛のチャンスといった要素が足りないと感じているなら、ぜひ変えた方がいいチャンスです。1つだけでも、毎日小さくてもいいので変えていってみてください。そうすると、気づいた頃には前の自分とは大きく変化し、そして当時では考えられなかった世界や出会いが、広がっているかもしれません。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©LightFieldStudios/Gettyimages©PhotoAlto/Eric Audras/Gettyimages©Pavle Bugarski/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年12月02日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、同じ歳の彼と交際歴半年の40歳女性。最近、彼の態度の変化に気づき、問いただしたところ…。佑雪さんが本命彼女にだけする男性の言動を教えてくれます!お悩み:「箸の持ち方のせいで、フラれそう!」【クラブ佑雪】vol. 218同じ歳の彼と付き合うことになって半年が経ちます。彼は会社から独立していて、付き合った当初は週1〜2日ペースでデートをしたり、毎日連絡を取り合い、仲よくしていました。一緒にいる時間が増えるにつれ、だんだん彼の態度が変わり始め、冷めてきたのか思いきって話してみました。私に対し、気になる部分が出てきたようで、子どもっぽく甘えるところや声、話し方、箸の持ち方など所作がきれいでないなどと言われ、そういうところが嫌いとはっきりと言われてしまいました。冷めたわけではないけど、今後も変わることなく気になるのであれば、別れる可能性もあるとまで言われてしまいました。それ以降、なんとなく連絡頻度も減り、LINEもそっけなく、デートの頻度も月1〜2回と減ってしまいました。向こうからLINEが来ることはほとんどなく、私から送り、返信は比較的早く来ます。 仕事がかなり忙しくなってきたそうで、その影響もあるかと思います。 会えない時間を活用しようと、マナーを勉強したり、美容やファッションなど自分磨きに時間をかけ頑張っています。ただ、ときどき虚しく、寂しくなります。 この先、どうすれば復活愛が実るでしょうか?!アドバイスをください。(クマ子40歳未婚専門職)向き合えてるって、素敵うん。こういうの、あるよね。タクシーの運転手さんとかお店の人への態度とかも見られてるし。でもね、お二人の関係はまだこれから!!だって、ご相談者さまは「なんで、前と違うの?」って聞けたわけでしょ? これね、あっぱれ!!!お見事です。伊達に40になってませんよ。「あれ?」と変化に気づいた瞬間、いいタイミングでお相手に直接聞けるっていうだけで、恋愛スキル高いですから。ここで聞けない方ってたくさんいて、そういう方の場合はそのままデートと電話の頻度が減って、そのままフェイドアウトしちゃいますから。またね、彼も同じく大人。そこでちゃんと気になったことを、ひとつひとつ言葉にして返せるっていうのはさすがです。恋人として、ちゃんと向き合ってるわけですから。で、ここの部分。「冷めたわけではないけど、今後も変わることなく気になるのであれば、別れる可能性もある」。いやぁ、お見事、お見事。大事なことがぎっしり詰まったお言葉じゃないですか。「冷めたわけではない」って、要は「好き」ってことですからね。だから、前より回数は減ったとはいえ、月1、2回は会ってるわけだし、返信だってすぐくるわけでしょ?彼はご相談者さまに期待してるんです。いいですか?40の男性が40の女性に、箸の持ち方だどーだって、めちゃくちゃ言いにくいことを言って、その後も会い続けるっていうのはですね、2人の未来に夢をもってるってことですから。そうでなきゃ、とっくに終わらせてますよ。彼の気持ちを想像してごらんなさいな。グッとこらえて、本当なら言いたくないことを伝えてくれてるんです。そこは感謝しかなくない?虚しくなってる場合ではありません。彼は精神的に自立していて、洗練されたマナーを身に着けた大人の女性を求めているってことが、はっきりしたわけですから、あとは今、ご相談者さまがされている努力を続けるのみ。進んでいる方向性は正しい!それに言葉遣いやマナー、態度を洗練させれば、彼との関係だけでなく、違う場面でも得することが増えるはずです。そういう、よりよく生きるためのスキルを身につけるきっかけをつくってくれたことにも、ぜひとも感謝申し上げたいですよね?いい彼氏だな〜。というわけで、特に心配はいりません。引き続き、頑張っていれば、彼にも間違いなく伝わります!彼氏さまにもよろしくお伝えくださいね。ご多幸ご祈念申し上げます。【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©stefanamer/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2021年11月29日浮気性やモラハラ気質、お金にだらしない人など、いつも好きになるのは問題のある男性ばかり…。そんな悩みを抱えてはいませんか?「出会った時は素敵な男性だと思ったのに、付き合ってみたら本性が明らかになった」という事態はできるだけ避けたいものです。よく「男を見る目がない」と言われる女性が、問題のある男性に引っかからないようにするにはどうしたらよいのか、大切なポイントをまとめてみました。恋愛経験を積み、見る目を磨く男性と付き合った経験が少ない女性は、男性の本性を見抜くのが苦手かもしれません。経験がないぶん心がピュアなので、甘い言葉などを鵜呑みにしてしまいやすく、騙されてしまうことも。数が多ければ良いというわけではありませんが、男性を見る目を磨くためにはある程度の経験も大切です。極端に恋愛経験が少ない人や、真剣な交際をしたことがない人は、デートをする機会を増やしたりして、まずは積極的にいろいろな男性に会ってみてください。客観的な視点を忘れない好きになると一直線で、周りが見えなくなるというタイプの人は要注意。例えば親しい友達から「その男性、ちょっとおかしくない?」などと忠告をされても、一切耳を傾けず、突っ走ってしまいます。いつも問題のある男性にばかり引っかかってしまう人は、付き合う前の段階で一歩立ち止まり、客観的に見て彼におかしな点がないかをよく考えてみてください。自分ではなかなか気づけないという人は、第三者の意見を聞いてみるのもよいでしょう。恋愛に夢中になって冷静さを失うのではなく、常に客観的な視線を持つよう意識することが必要です。言葉じゃなくて行動を見るようにする彼の言葉を信じて深い関係になった結果、後になってとんでもない本性が露わになった…という経験をしたことのある女性もいるでしょう。浮気性の人やモラハラ気質の男性は、口がうまいタイプが多いです。言葉巧みに女性を誘惑するような男性に引っかからないためには、彼の“言葉”ではなく“行動”を見るようにしてください。「愛している」とか「大切にする」と口では言っていても、行動では不審な点が多かったり、あなたを不安にさせることばかりする場合は要注意です。人の本性は、言葉ではなく行動に現れるものだということを忘れないでください。自分を大切にする素敵な恋愛をするためには、「自分を大切にする」という心がけが重要です。自分を大切にできない人は、例えば、明らかに他にも女性がいたり、大事にされていなかったりしても、好きな気持ちや彼と一緒にいたい気持ちが勝ってしまうので、どんなに自分を犠牲にしていても立ち止まることができません。そのため、彼が浮気男やモラハラ男性であるのにも関わらず、どんどん深入りして苦しい恋愛をする羽目に…。自分を大切にすることを優先にし、あなたをないがしろにしたり、傷つけたりする男性には関わらないようにしましょう。以上、男性を見る目がない女性が、心がけるべきポイントをまとめてみました。これまで恋愛で苦労ばかりしてきた女性は、ぜひ参考にしてみてください。男性側に問題があるとしても、深入りするかしないかはあなた次第。少し考え方を変えるだけでも、素敵な恋愛ができるようになるはずです。問題のある“ダメ男”に引っかからないためには、自分が変わる努力をしてください。©skynesher/Gettyimages©Henglein and Steets/Gettyimages©skynesher/Gettyimages©fizkes/Gettyimages文・小澤サチエ
2021年11月26日気になる彼とデートしたいけれど誘ってくれる気配がないとき、あなたはどうしますか?ひたすら待つより、自分からアクションを起こしたほうが恋は進展しやすいでしょう。自分からデートに誘うコツを詳しく見ていきます!女性からデートに誘ってもいい!気になる彼がいるのにデートに誘ってくれない……。そんなときはどうにかして誘われることを狙うより、自分から誘うほうが早いでしょう。女性から誘うことに抵抗を感じる人もいるでしょうが、デートは男性から誘うものと決まっているわけではありません。好きな人とふたりきりになりたいとか、もっと一緒にいたいと願うなら、そういう状況を自分で作ることが大切です。女性から誘えば軽く見られてしまうと心配する人は、世の男性が意外に受け身だと思ったほうがいいでしょう。そして、どう見られるかは誘い方次第なので、男性がすんなり受け止めてくれる言い方を心がけて。声を掛けるときの声の調子、表情、服装。あるいはどういう会話の流れで「今度ご飯にいきましょうよ」という言葉にたどり着くのかを考えましょう。また、断られるのが怖いと躊躇する場合は断られてもダメージが少ないムード作りを大切に。別の方法でまた誘える“余白”を残しておくと安心です。彼のニーズを把握してから誘う食事でもドライブやイベントごとでも、誘うなら彼が喜ぶ内容を提案しましょう。自分が好きなモノ・場所に誘うのではなく、彼の好物を出すレストラン・彼が興味を持ちそうなイベントに誘うことでOKをもらいやすくなります。そのためには、あらかじめ彼の好みや関心事を聞き出しておくことが大事です。普段の会話やLINEのやり取りをするなかで、さりげなく聞いておくといいでしょう。また、彼がどこに住んでいるかも聞き出せれば、デート先を選びやすくなります。行き来するのをおっくうに感じない場所なら、彼はあなたのお誘いに前向きになるはずです。【男性の本音】誘ってくる女性をどう感じる?「生理的に無理な相手じゃなければ、純粋にうれしい」(32歳男性・会社員)「自分から誘うのは苦手だからありがたい」(28歳男性・自営業)「気があるのかなと感じて、相手のことが急に気になり出す」(35歳男性・エンジニア)ざっくり周囲に意見を聞いてみましたが、女性から誘われて困る人は少なく、おおむね好印象でした。もちろん自分から誘いたい男性もいますが、だからといって先を取られたと悔しがったりすることはなく、誘われたらそれはそれでうれしいようです。「恋愛対象と見ていない女性から誘われると断ってしまう。ただ、自分が好かれていることは素直にうれしい」(30歳男性・会社員)この男性のように、その気がなければ断る場合もあるかもしれません。ただ、自分の恋の“現在地”を知ることはプラスにはなってもマイナスはないでしょう。今はまだあまり興味を持たれていないとわかれば、もっとアクティブにアプローチするようになるはずです。断られてもダメージを受けにくい誘い方まずはシリアスになりすぎないこと。堅い表情で生真面目に誘うと相手は身構えてしまい、断られる可能性も高まります。他愛ない世間話の延長で、「そういえば、あのお店おいしいらしいね。今度一緒に行かない?」と自然に誘い文句へつなげることが大切です。また、世間話の延長上でライトに誘えたら、断られても「じゃあ、また別の機会に誘うね」と再トライの可能性を残せます。たまたまタイミングが合わなかっただけ、というニュアンスで流せばダメージは少ないでしょう。デートはタイミングが大事!これは筆者の実体験ですが、以前いいなと思った相手が奥手で誘ってくれず、「仕事が忙しいのかな」と遠慮していたら見事にフェードアウト。こちらから連絡しても未読スルーされるようになってしまいました。堅実でいい人と思っていただけに、「あのとき自分から誘っていたら……」としばらく後悔したものです。恋愛をどう進めるも自由ですが、関係が一歩進みだすふたりきりのデートはタイミングが大事。彼が動くのをひたすら待つのは成就率を下げるかもしれません。自分の恋は自力で先へ進めていく。そんな感覚を持つと主体的に動けるようになるはずです。©Westend61/Getty Images©Westend61/Getty Images©jacoblund/Getty Images文・沙木貴咲
2021年11月26日さまざまに存在する恋愛のモテテクニック。効果てきめんなものもありますが、使い方を間違えると、その後の恋愛期間を辛いものにする場合があります。使い方次第では危険なモテテクニックとは一体どういうことなのか。実例とともにご紹介します。モテテクニックの危険な落とし穴、正しく使っていい恋愛をするために【おおしまりえの恋愛道場】vol. 147モテテクニック、通称モテテクと聞いて、みなさんはどんなものを想像するでしょうか。相手をさり気なく褒める「さしすせそ」共通点を見つけて親しみやすさを上げるメールの返信をわざと遅らせて、思わせぶりな空気を出すなどなど、本当にたくさんのテクニックが出回っています。しかしこのモテテクは、使い方を間違えると幸せになるどころが、自分の首を締めるケースも出てきます。今回はそんなモテテクの失敗実例もご紹介しつつ、正しく使って、いい恋愛を続けるために大切なことをご紹介します。失敗実例1:テクニックで彼を落としたら、素が出せない!最初は、水商売仕込みのモテテクを繰り出し、ハイスペ男子をゲットしたA子です。さしすせそを使わないさりげない褒め言葉や、水商売仕込みのテーブルマナーを駆使して、素敵な男性をゲット!と、ここまでは良かったのですが、彼女が困ったのはここからです。彼は見た目も素敵でハイスペといわれる男性だったので、A子はぜひ結婚を見据えたお付き合いをしたいと考えていました。それは彼も同じだったようですが、あろうことかA子の気遣い力に惚れ込んだ彼は、付き合った後に友達や親にまで、A子を自慢してしまったのです。友達くらいだったら、A子も会うとき適当にカバーすれば良いと思ったものの、さすがに親まで伝わっていると、結婚をしたあとに素を全開にするわけにもいきません。結局A子は彼と1年ほど付き合ったものの、いつまでも素が出せないことに窮屈さを覚えて別れてしまったといいます。失敗実例2:じらし続けて付き合ったら、速攻レスカップルに続いてセクシーなボディラインが自慢のB子の実例です。彼女はきれいな鎖骨とくびれ、そして端正な顔立ちを武器に男性を虜にしていました。彼女の使うテクニックは、ズバリじらし。いいなと思った男性がいたら、おもわせぶりな態度で迫るものの、ひたすらじらす。付き合ってもしばらくは徹底してセックスせず、じらすのだとか。じらして付き合って、またじらして、B子への熱量がめちゃめちゃ高まったところで体の関係を持つ。こうすることで、彼はB子にメロメロになっていったといいます。しかし、そんなじらし恋愛をスタートさせたB子は、早い段階で彼とセックスレスになってしまったそうです。そう。じらしすぎた結果、一時的には関係は盛り上がるけど、セックス後に彼の中で達成感がものすごく満たされてしまい、あっという間にB子への興味が失せてしまったのです。長い付き合いを想定せずに相手を魅了しすぎてしまうと、その後の育みの恋愛がうまくいかない、というケースもあるようです。「落とすこと」にばかり集中していると、育むことがおろそかに恋愛というのは、「付き合う前」と「付き合った後」の2つのシーンがあります。付き合う前とは、いわゆるモテテクが使えるシーンであり、今回のように人それぞれテクニックを駆使して相手を魅了しているかもしれません。もちろんテクニックを使って彼を惹きつけることも大事ですが、それよりも長く続くであろう「付き合った後」を想定しておく方が重要です。付き合った後を想定せずに無茶なテクニックを繰り出してしまうと、A子やB子のように、その後の関係に無理が生じてしまうケースがあるのです。ちなみに筆者は20代の頃、いわゆる王道モテテクを駆使すると男性を惚れさせることができるのか、という実験をしたことがあります。料理を取り分け、合図を丁寧にし、相手を「さしすせそ」で褒めまくった結果、そのときの筆者はめちゃくちゃモテました。しかし、その中で良いなと思った男性と2回目のデートをしたとき、あまりの窮屈さに耐えきれず、泥酔するまで飲んでしまったのでした(笑)。なんとも言えないオチですが、無理をして突き進んだ恋愛は、早かれ遅かれボロが出ます。テクニックを使うことは否定しませんが、ぜひその先の長くいい関係に続くような、無理のないモテテクを使い、意中の相手からの好印象を引き出してくださいね。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©RgStudio/Gettyimages©silverkblack/Gettyimages©Peter Cade/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年11月25日デートを重ねてそれなりに仲良しだけど告白がない。私は本当に彼女なのだろうか。そんなモヤモヤは一刻も早く解消したいですね。そこで、20代~30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人に「自分が本命彼女か確かめる方法」を聞きました。関係をハッキリさせて年末年始をスッキリとした気持ちで過ごしましょう。女性約200人に聞いた「自分が本命彼女か確かめる方法」20代~30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人に「自分が本命彼女か確かめる方法」をリサーチしました。まずはこの質問から!自分なりに、本命彼女かどうか確かめる術を持っている人は、ほぼ半数という結果に。好きな人と曖昧な関係が続いていて、モヤモヤするけど、それなりに仲良くできている…。それを白黒ハッキリさせるってなかなかの覚悟がいることですよね。続いて、具体的な方法に迫ります。複数回答。単純明快だけどそれなりの勇気が必要な「ストレートに聞く」が断トツで票を集めました。これに、彼の行動からわかる、が続き、こちらの行動のリアクションでわかる、彼の言動からわかる、が同率3位となりました。では、上位の詳しい内容をご紹介します。ストレートに聞く「『他の人からデートに誘われている。私はあなたと一緒に過ごして楽しいと思っているんだけど、あなたは私と今後どうしたいと思ってるの?』と聞く。本気であれば『ほかの人とデートなんかせずに付き合って!』となるし、遊びであれば止めてこない」(31歳・会社員)「エッチを1回した後に聞きました!」(34歳・経営者)「付き合う前の話ですが、チャラそうな人に『付き合って』と言われた時に『彼女がいそうだからイヤだ』というようなことを言いました。そうしたら『“私、彼女ですよね?”と言ってくる人はたくさんいる!』と返してきたので断りました(笑)。正直すぎて笑えた」(32歳・主婦)他の男性の存在をチラつかせたり、カラダの関係を結んだうえで聞くというコメントが挙がりました。ただ、後者はその場のムードで何とでも言える場合があり、その後フェードアウトなんていう可能性もありますから、個人的には前者のやり方が確実であり、交際後も平等な関係を築ける方法と言える気がします。3番目は、ハマる前にとんでもない野郎と気づいてよかったですよね。「付き合って」と正々堂々と言うなんて。しかも、他の女性の存在も簡単に暴露する…異星人と思っておきましょう。彼のある行動や言動からわかる「まず、普段から私との予定を優先してくれるか。土日会えない日が多いとなると疑います。クリスマスやバレンタインなど恋人のイベントも要チェックです。あと付き合って3か月くらいして、将来のことをきちんと話してくれるかで見極めます」(33歳・クリエイティブ職)土日やイベントごとで会えないとなると、相手が既婚である可能性も出てきますから、これらは要チェック項目でしょう。3か月を目安にするというのもいいですね。確かにこのくらいの交際期間となると、自分が相手のことを本気で思うなら、先の話をしたくなりますよね。ある行動をしてみてその反応で判断する「直前の連絡では会えない、ということを徹底してみる。数週間前に約束しないと会えない、と認識させたうえで誘ってくるかどうか」(33歳・会社員)「会話や連絡はいつも通りにして、キスや手をつなぐといったスキンシップを断ってみる。本命じゃなければスキンシップがなくなった時点で離れていくし、本命であれば私の気持ちが離れていくのを危惧して付き合おうと言ってくれます。この手を使って本命かどうか探りを入れたのが、今の夫です」(29歳・会社員)私は軽い女性じゃない、都合のいい女なんてなる気はさらさらない、と行動で示して、その反応を見るんですね。つい感情に流されてしまいがちですが、冷静な気持ちを持ち合わせているのがステキです。見習いましょう!以上、女性約200人に聞いた「自分が本命彼女か確かめる方法」でした。言わなくても察してほしいと思っている男性や、遊び目的で近づいてくる男性は必ずいますから、自分が傷つかないように、初期段階で関係はハッキリさせたいですね。文・田中亜子©Jamie Grill/Getty Images©PeopleImages/Getty Images文・田中亜子 グラフ制作・王 悠夏
2021年11月23日結婚して専業主婦になったものの、退屈な日常に飽き飽きし、既婚者であることを隠して合コンに参加した里奈さん(32歳)。そこで出会った好みのタイプの男性・翔太さんと恋仲になってしまいました。彼には結婚していることを隠し、夫にも嘘をつき続けながら翔太さんとの関係にのめり込んでいきます。ところが予想外の結末が里奈さんを待っていました。不倫相手とのデートに夢中で、夫を疎かにしていたら…「夫は基本的に、私に対してとても甘かったので、夜飲みに行くと言って出かけても、最初は文句を言いませんでした。むしろ『いつも家にいたら息が詰まるだろうから、たまには息抜きも必要だよ』と言ってくれていたんです。だから女子会に行ったり実家に帰るフリをして、翔太とデートを楽しんでいました」最初は、帰宅時間なども遅くなりすぎないように気をつけていたという里奈さん。ところが夫が何も言わないのをいいことに、だんだん甘えが生じ、残業で遅くに帰ってくる夫よりも遅い時間に帰宅することが増えていきました。「私が何をしても、夫がベタ惚れなのはわかっていたので、ちょっと舐めていたんです。そのうちにだんだん夫の態度が変わり始めて、よそよそしくなりはじめましたが、特に怒られるわけでもなかったので、あまり気にしていませんでした。一度、終電で帰るつもりが翔太のマンションで寝過ごしてしまい、タクシーで明け方に帰ったことがあって。さすがにその時はやりすぎたなと反省しましたが…。気づいた頃には、夫婦の会話もほとんどなくなって、仮面夫婦のようになっていました」しかし翔太さんという心の拠り所がある里奈さんにとって、夫が冷たくなってしまったことは痛くもかゆくもなかったそうです。こうして翔太さんとの関係が半年ほど続いたある日……。夫から言われた衝撃の一言その日も里奈さんは、翔太さんのマンションでおうちデートをして、夜遅くに帰宅。すると真っ暗なリビングに、夫が無言で座っていたそうです。「何事かと思ったら、『離婚してほしい』といきなり言われました。彼の言い分は、自分が稼いだお金で好きなように暮らしておきながら、家事は一切しないでしょっちゅう飲み歩いて帰ってくる私に愛想を尽かした、とのことでした。もう私と結婚するメリットが一切ないことに気づいてしまったと。確かにその通りなんですが、急に離婚されても私としては生活できなくなってしまいます。必死で抵抗しましたが、生活費はもう渡せないしクレジットカードも止める、と言われました」しかしそれでも里奈さんは食い下がりました。「専業主婦になっていいと言っておきながら、今さら見放すなんて酷すぎる」と夫を責め立てたそうです。ところが……。「夫から、『不倫していることも、全て知っているんだ』と言われ、言葉を失いました。夫はいつのまにか私の不倫を調査して、水面下で離婚の準備を進めていたんです。不倫がバレたとなると、離婚を受け入れるしかありませんでした…」不倫相手に助けを求めた結果…離婚をつきつけられ、すぐに家から出ていかなければならなくなった里奈さん。経済的にも大ピンチに直面し、悩んだ末に恋人の翔太さんに全てを打ち明けることにしました。それまで夫がいることを彼には隠してきましたが、里奈さんを愛してくれている翔太さんなら、きっと受け入れてくれると思ったのです。「翔太に全てを話したところ、助けてくれるどころか、真っ青な顔で『別れてほしい』と言ってきました。あんなに愛し合っていたのに…。夫に自分の存在がバレたら慰謝料の請求をされるのではないかと、巻き込まれることを恐れたみたいです。結局彼にも捨てられてしまいました」結局、夫にも恋人にも見放されてしまった里奈さんは、実家に帰ることになりました。そこで言われた母親からの厳しい言葉が、胸に突き刺さったそうです。「仕事が辛いからって結婚に逃げて、専業主婦生活に耐えられなくなって不倫に走って…。いつも大変なことから逃げてラクしようとする私のずる賢さが、今の結果を招いたんだと厳しく説教されました。本当にその通りで、自業自得だと今は反省しています…」現在は、就職活動を頑張っているという里奈さん。とはいえ6年以上のブランクがあるので、そう簡単な話ではないようです。目先のことしか考えず、誘惑に負けて不倫に手を出すと、恐ろしい結果が待っています。また、いくら愛されているからといってあぐらをかいていると、愛想をつかされてしまうことも。結婚生活を維持したいのであれば、夫婦間での思いやりや感謝の気持ちを忘れないようにし、それをきちんと行動に移すようにしたいものです。©monzenmachi/Gettyimages©Lipik1/Gettyimages©OsakaWayne Studios/Gettyimages取材・文 小泉幸
2021年11月21日家庭をもっているのにもかかわらず不倫に手を出すのは、男性側ばかりとは限りません。世の中には夫や子どもがいながら、外で恋愛を楽しむ妻というのも意外に多く存在するのだとか…。今回は、軽い気持ちで不倫に手を出した結果、予想外の結末が待っていたという里奈さん(32歳)に、経験談を語ってもらいました。とにかく早く仕事を辞めたくて、結婚を決意「夫と結婚したのは、26歳のとき。当時働いていた会社が激務で、早く仕事を辞めたいとばかり考えていた矢先に、友達に誘われて行った婚活パーティで夫に出会いました。夫の第一印象は“とにかく地味な男性”。年齢は10歳年上で、有名大学を出て、外資系の一流企業で働いていました。彼から猛アプローチを受けて、付き合うことになりました」その頃の里奈さんは、“とにかく仕事を早く辞めてラクをしたい”という一心で婚活をしていました。夫はイケメンとは程遠く、里奈さんのタイプともかけ離れていましたが、条件面で「この人なら…」と思ったそうです。さらに彼は里奈さんにベタ惚れで、何でも言うことを聞いてくれました。結婚したら仕事を辞めて専業主婦になることもあっさり許可してくれたので、里奈さんは、彼との結婚を決意したのです。専業主婦生活が辛くなってきた矢先に…「夫は私を溺愛しました。彼の方が10個も年上ということもあり、どんなわがままもかわいく思えたようです。欲しいものは、基本的におねだりすれば何でも買ってくれました。専業主婦なので最初は家事もそれなりに頑張っていたのですが、実は私は家事が大の苦手で…。でも彼が『そんなに無理しなくてもいいよ。君が家にいてくれるだけで嬉しいんだから』と言ってくれました」夫から愛され、完全に甘やかされていた里奈さん。「家にいてくれるだけでいい」という彼の言葉に甘えて、次第に家事をどんどん疎かにするようになりました。もともと料理や掃除が苦手だった里奈さんにとって、専業主婦としての生活は想像以上に苦痛だったのです。「かといって、家事をやらなければ他にすることもないので、ますます退屈になっていきました。夫も仕事が忙しいので残業が多く、帰宅も遅いんです。一日ぼんやりとして過ごすことも増えていって…。そんな時に、昔よく遊んでいた女友達から連絡がきたんです」女友達からの誘惑「女友達から、突然合コンに誘われました。参加予定だったメンバーにドタキャンされて困っているみたいで、『既婚者ということを隠して参加してくれない?イケメンもくるよ』と言われたんです。なんだか面白そうで、どうしても行きたくなってしまい、夫には女子会だと嘘をついて参加することにしました」久々に参加する出会いの場は、里奈さんにはとても新鮮でした。しかもそこに、里奈さんのタイプど真ん中の男性・翔太さんがいたのです。年齢は同い年で、ラグビー部出身で体格もよく、トーク力も抜群。その日を境に、里奈さんは翔太さんと密かにデートをするようになりました。退屈な毎日の中で、刺激を感じて…「代わり映えのしない毎日にうんざりしていたなか、翔太との出会いは刺激的でした。それに翔太は、夫とは正反対のタイプ。外見も私のタイプだし、女性慣れしているためか女心をくすぐるコツを押さえていて、一緒にいてときめくんです。どんどん夢中になっていきました。とはいえ、今の生活を手放したくはなかったので、離婚する気はありませんでした」翔太さんには既婚者であることを隠し、夫には友達との予定があると言って出かけたり、実家に帰ると嘘をついて、久々の恋愛を楽しんでいた里奈さん。しかし、人生はそう甘くはありません。彼女を待ち受けていたのは、想定外の結末だったのです。夫にも恋人にも嘘をつき、不倫を楽しむ妻。彼女に下された天罰とは…。後編に続きます。結婚してしばらく経ち、退屈な日常に慣れてしまうと、刺激を求めて不倫に手を出してしまう人は多いです。最初は軽い気持ちでも、気づけば深入りして後戻りできないところまで来てしまうことも…。家庭を壊したくないのであれば、誘惑には決して負けないようにしたいものです。©Five/Gettyimages©Serge Krouglikoff/Gettyimages©wilpunt/Gettyimages©Jupiterimages/Gettyimages取材・文 小泉幸
2021年11月21日大好きになった相手にはもう妻がいて、家庭があったとしたら。あなたはすんなり身を引くことができますか。おそらく、頭では「不倫はしない」と決めていても、いざ自分がそうなったら、なかなか決断できる人は少ないかもしれません。今回はそんなハマると辛い不倫になりそうな時、気持ちを無理なく整理するポイントについてご紹介します。妻がいる男性を好きになったら、悔いなく気持ちを整理して前に進むポイント【おおしまりえの恋愛道場】vol. 146大好きになった相手に、すでに妻や子どもがいたとしたら、あなたはすんなり気持ちを整理し、別れを決断できますか?不倫はダメ…と頭ではわかっていても、その多くは予想外のところからスタートし、そしてズルズルと関係が続くといわれています。ある女性月刊誌の読者調査によると、不倫経験女性が約4割もいるとか。データは年齢や環境によって大きく変わっていくものですが、独身時代に不倫を経験するということは、けっこうある話なのかもしれません。今日はこの誰も最終的には幸せにならない不倫について、気持ちの整理を無理なくつけ、前に一歩進むためのポイントをご紹介します。明るい未来のために、自分が余計に傷つかないためにも、ぜひ参考にしてみてください。不倫相手への気持ちを無理なくスムーズに整理するポイント3つここでは気持ちをスムーズに整理するために、3つのポイントをご紹介します。よくある「不倫はダメ」という結論を理論的に理解するのではなく、自分の中の「好き」「苦しい」「現問題として」という順番で、感情を受け止めていくのがポイントです。人は誰しも、「頭ではわかっているけど、行動に起こせない」という状況になるときがあります。これは合理性を理解できているけど、感情の納得ができていないから起きていることです。不倫に悩む女性の多くは、おそらく頭ではもう関係性のリスクや問題点には気づいているはずです。そこで、感情の納得感にフォーカスをあて、3つのポイントを紹介していきます。大好きですという純粋な気持ちを認めようまずは、自分の中にある彼に対する「大好き!」という感情をとことん感じて、肯定してあげてください。認められない関係だと、好きだけどどこかに罪悪感のある人も多いものです。でも、今の段階では罪悪感は一旦忘れて、彼への大好きな気持ちをめいっぱい高めて感じて、これだけ好きな人と出会えたことに感謝しましょう。大好きな気持ちを1番に感じることが大事な理由は、自分の中での肯定的な感情を受け止めてあげないと、このあとの否定的な側面を納得して受け入れることができないからです。まずは彼がどんなに素晴らしいか、どんなに大好きかをめいっぱい出しつくしましょう。彼に感じる違和感を認めようめいっぱい彼との関係にある幸せを感じたら、次に彼との関係で自分が感じている違和感や不安、寂しさにフォーカスしてみましょう。例えば、土日はどうしても会えないと言われる寂しさ。「夫婦関係は終わってる」と話す彼の態度への不信感。「別れる」と言ってもなかなか実行されない違和感。いつまでこの関係が続くのかわからない、漠然とした不安感。1つ1つ、本当は認識しているけど、相手のことが好きだからとフタをしている感情を、しっかり出して感じてみてください。不倫中の女性というのは、これらネガティブな感覚をあえて感じないようにしている部分があります。「自分は彼を信頼している」という気持ちを自分で高めることで、彼との関係で感じるネガティブな要素を排除しようとしているんですね。でも、こうした感情にフタをすると、知らぬ間にメンタルへのダメージも大きくなります。だからこそ「大好き」も認めると同時に、常に不信感や不安感がつきまとっていることも、しっかり認めてあげてほしいんです。間接的に自分をいじめている事実に、気づこうこの関係のいい面も悪い面もフラットに全力で受け止められたら、最後にやってほしいのは今の状況の客観的な認知です。不倫というのは、どんなに好きあっていたとしても、自分という存在を、妻や家族といった存在以下の二番手に置く行為。それはつまり、愛されて大事にされたいという自分の本来の望みと逆行することであり、いわば「間接的な自分いじめ」であると言えます。あなたは目の前の恋愛で満足し、幸せかもしれません。でも、それは本能的な望みに逆らったことをしていると言えるかもしれません。あなたは、彼を好きでいてもいいし、彼に対して不信に思ったり不安を感じてもいいんです。前に進むには、どちらの感情もきちんとあることを認め、そして感じてあげることが最初の一歩です。だんだんといい面も悪い面もわかってきたら、世間一般で言われる不倫のリスクや、今の関係を続けることへのデメリットを考えてみましょう。きっと、前よりもスムーズに答えを出すことができるかもしれません。幸せな人生、幸せなパートナーシップのために、少し自分と向き合ってみませんか。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©martin-dm/Gettyimages©Oliver Rossi/Gettyimages©Jasmina007/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年11月18日不倫の末に授かり婚をした秋菜さん(仮名・当時33歳・女性)は、略奪婚をした自分の非を認めつつも、義理の父母が孫に対して母親の不倫を伝えるような口ぶりをすることが気がかりだったそうです。自分の両親にも不倫の事実を暴露され、我慢の限界を迎えた秋菜さんは夫に相談することに。そこで夫から義父母の“衝撃的な事実”を聞かされて…。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、秋菜さんから当時の詳細な話を伺いました。義父母のトンデモない過去が続々と明るみに…「私は娘に両親の不倫のせいで、卑屈な気持ちになってもらいたくないという思いがありました。義実家が私につらく当たるのは仕方ないけれど、娘には関係ないですから。そういう気持ちを夫にも理解してもらいたくて、私は真剣に夫に話をしたんです」すると、夫は秋菜さんの気持ちを理解してくれたそう。さらに「本当は黙っていようと思ったけれど…」と、言いにくそうに“あること”を打ち明けてきたとのこと。「夫から、なんと義父母も不倫の末の結婚であること、そして義父は夫の実の父親ではないことを知らされたんです。それまで、まったくそんなことは知らなかったですし、想像もしていなかったので、これには私もびっくり。義母は不倫をしていた私を否定するような発言が多かったのに、自分も不倫をしていた過去があったというわけなのです。さすがの私も、義母には怒りが湧いてきました。これまでは『私が悪い』『私の過去は変えられないから仕方ない』と、義母からの数々のイヤミや嫌がらせを我慢してきましたが、義母にも似たような過去があるなら、自分のことを棚に上げて私をいじめているだけですからね」意を決して義母に直談判。すると義母は思いもしなかった行動に…「今後娘が大きくなるにつれて、私の実家を含めた両家の交流も盛んになると思ったので、義母にはっきりと文句を言うことにしました。どうせ言い返してくるだろうし、もしかしたら絶縁関係になるかもしれないと覚悟を決めてのことでした」義母に対し「あなたの過去を夫から聞いた。同じような経験があるのなら、自分のことを棚に上げて私にだけ文句を言わないでもらいたい」と、ピシャリと言い放ったという秋菜さん。すると、義母はさめざめと泣き出してしまったそう…!「義母にとって、自分が不倫をしていた過去は、私に絶対に知られたくないものだったようです。それを私が知ってしまったものだから、ショックというか驚きというかで、その場で義母は泣き出しました。そして『お願いだから、このことは誰にも言わずに黙っていてほしい』と懇願されました。義母にとっては、威張り散らす相手だった私にその過去を知られることが、もっともイヤなことだったよう。『ついに私に天罰が下ったか…』と呟いていましたね」それ以来、義母と秋菜さんの関係は一変。今では、秋菜さんが義母から嫌味を言われることも、嫌がらせをされることもなくなったそうです。義実家とは、一定の距離を保った“表面上の関係”だけが続いているんだとか。そして、秋菜さんは娘を立派な大人に育てようと夫と一緒に奮闘しているとのことでした。©yamasan/gettyimages©RunPhoto/gettyimages文・並木まき
2021年11月16日結婚すれば義実家との付き合いが増える夫婦もいるでしょう。無神経な義父母によって、大きなストレスを与えられた女性もいるようです。秋菜さん(仮名・当時33歳・女性)も、義実家との関係に悩んでいるひとり。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、義父母に振り回される妻(当時)の話を聞きました。略奪婚で結婚したことを根にもたれ…「夫とは不倫の末の略奪婚でした。前妻と夫との間に子どもはおらず、不倫をしていた私との間に子どもができてしまったので、私が妊娠中に彼が離婚。出産前に入籍だけ済ませました。義実家に細かい事情は話していませんが、時期的なことから『不倫だったんだろう』とは思っていたみたいです。でも、自分の実家には一切そのことを話していません。ところが先日、両家で久しぶりに会う場面があり、そこで義父母が衝撃的な発言をしたことで大問題になりました」その日は娘さんのお祝いで、秋菜さんの自宅に両実家を招き、アットホームなお祝いの会を開いていたそう。ところが、その場で義父母は、秋菜さんを傷つけるような発言を繰り返したというのです。「略奪するような大人には」と平然と言い放った義父母「その日、娘の将来についてみんなで話していたときのこと。義父母がいきなり『この子には、人様の夫を略奪するような大人にはなってもらいたくない』『母親に似ると、将来大変よね』などと言い出したんです。和やかだったムードは、義父母のその発言によって一変。私の両親は困惑した顔になって黙ってしまうし、夫も不愉快そうな顔をしていました。その場はお祝いの席だったこともあって、義父母に誰も言い返すことはしませんでしたが、せっかくの会だったのに、その瞬間からとてもつまらないものに…。早々にお開きとなりました」両実家が帰ったあとも、ずっと義父母の発言が頭から離れなかったという秋菜さん。しかし略奪婚であることは事実なので、義父母に対して抗議をするわけにもいかず、もやもやとした気持ちが募る一方だったとのこと。実家の両親は、おそらく何かを察したはずですが、秋菜さんのことを思ってか、特に何かを言ってくることもなかったそうです。「仕方ないって思ったのですが、娘や実家の父母は巻き込みたくなかったので、夫に相談をすることにしました。私が何を言われても構わないけれど、まだ小さい娘はなんの罪もないし、私の両親にも不要な心配はかけたくなかったので…」略奪婚だからと言っても、生まれてきた子どもに罪はありません。不倫の末に結婚した夫婦にはこのようなことが起こることもあるようです。©Maria Korneeva/gettyimages©d3sign/gettyimages文・並木まき
2021年11月16日いったんはフェードアウトしても続く関係と、連絡が途切れたら縁も切れる関係は何が違うんでしょう?それぞれに特徴とパターンがあるようです。あなたがもし中途半端な状態にあるなら、ポイントを知ることでお相手とまだ続くのかどうかが判断できるはずです。マイペース同士の恋は進展がスローペースそもそも恋愛スピードは人によってまちまちで、出会ってすぐにアクションを起こす人もいれば、じっくり距離を縮めていくタイプもいます。マイペースなカップルは「まずはお友だちから」とのんびりしていて、連絡が途絶えてもあまり焦りがないでしょう。「彼女とは知り合って良い感じになったけれど、お互いに連絡しなくなっていったんフェードアウト。でも、何となく気になって1年後にLINEしたら返事が来て、それから3か月後に会ってまた良い感じになっている」(30歳男性・会社員)このカップルは出会ってから1年3か月でやっと関係が動き出しているのですが、どちらもLINEの既読スルーやデートの日程が決まらないことに焦らないそうで。フェードアウトした相手にネガティブイメージを抱かないのか質問しましたが、「ケンカしたわけではないから気にしていない」とのこと。お二人ともマイペースなだけでなく、精神年齢が高いのかもしれません。不安を感じない関係は途切れても続く「彼女とは遠距離恋愛で会えるのは月に1度。でも、遠距離になる前に同棲していたからか、離れていてもあまり不安はない。心はつながっていると信じている」(37歳男性・公務員)この男性は遠距離で付き合った彼女と婚約中。3年も離れていればギクシャクしそうに思いますが、同棲期間が4年あったとのことで、浮気や心移りはなく無事ゴールインするようです。「彼氏は仕事人間でデートを残業でドタキャンすることはあっても、浮気はしない人。忙しくなると放置されるけれど、浮気されなければいつも一緒じゃなくても構わない」(33歳女性・会社員)この女性は彼氏を信頼しているだけでなく、ひとりの時間を過ごすのが上手なのかもしれません。会えない日が続いても、そんな感覚にはすでに慣れてあまり気にしないそうです。また、そんな彼女だからこそ、彼氏も安心して仕事に専念できるのでしょう。姑息な駆け引きはフェードアウトの元これは筆者の実体験ですが、マッチングアプリで知り合ったある男性は何かと含みを持たせた発言が多く、コミュニケーションが取りづらいタイプでした。確かに気にはなるものの、それは「好きだから興味が湧く」ではなく、「気を持たせるのがうまい彼に乗せられている」感じ。駆け引き上手だったのかもしれませんが、相手のテクに操られるのがカンに障り、ひねた返事をかえしたら案の定フェードアウトしました。その男性は前の彼女に二股をかけられて人間不信に陥ったと語っていましたが、だからといって姑息な駆け引きをしながらこちらを試すのはいかがなものかと……。また、駆け引きに駆け引きで応酬すると、相手の裏をかくことに意識が向いて恋心はどんどん冷めていきました。進展する恋は、お互いにまっすぐ素直に向き合えるかどうかが大事だと実感しています。停滞が必要な関係もある停滞すること自体は悪いものではないでしょう。仕事が忙しくて恋愛に集中できないとか、前の恋を整理する時間が必要など、停滞するしかないケースもあるはずです。そして、そうした事情を知らされないまま連絡が途切れたお相手がいるかもしれません。もし、あなたに「今でも気になるけれどフェードアウトしてしまった相手」がいるなら、思い切ってもう一度連絡してみては?停滞がふたりにとって必要なものであれば、また関係が動き出すでしょう。離れ離れの時間は必然だったと納得できるはずです。©Dimitri Otis/Getty Images©Westend61/Getty Images©Zero Creatives/Getty Images文・沙木貴咲
2021年11月12日夫との子どもを望みながらも、夫が子作りに同意してくれないことに悩み続けた優奈さん(仮名・当時31歳・女性)。「仕事」を理由に子作りを拒否していた夫には、衝撃的な秘密があったそう…。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、優奈さんから当時の詳細な話を伺いました。実母から夫に電話…その夜、夫の口から衝撃の事実が「母が夫に電話をかけたその日の夜、夫が仕事から帰ってきて『ちょっと話したいことがある』と私に言うんです。私は母が週末に夫を呼び出したのを知っていたので、そのことだろうなと思ったのですが、夫の口から“子どもを作りたくない本当の理由”を聞かされたんです。それは、当時の私が想像もしていない内容でした」神妙な様子で口を開いた夫の口から飛び出したのは、なんと隠し子の存在だったそう。さらに夫の話によれば、夫は大学生の頃に年上の女性と関係を持っており、その際に相手の女性を妊娠させてしまったとのこと。また、その女性は「認知さえしてくれれば、あとは何もしないでいい」と夫と約束し、男児を出産して育てているのだそう。実際に、養育費などの金銭的な支払いはしていないものの、夫としては自分の仕事が軌道に乗ったら、これまでの分も含めて自発的に養育費や教育費を支払いたいと考えているようで、そのせいで子作りは控えたいというのが“避妊を続けている真の理由”だったそうです。実家にも真実を言えなかった女性が、最終的に出した結論は…「衝撃的でしたし、頭が真っ白になりました。夫に子どもがいたなんて、想像したこともなかったですから。子どもの母親は夫よりもかなり年上で、経済的にも恵まれていて、出産後は夫の生活には一切介入してきていないとのこと。本人から聞かない限りは、私にはわかりようがなかったんです。義実家が子作りの話をしたときに変な様子になったのも、これが原因でした。そして、そんな事実を知ってしまった以上、これからどうするのかを考えてなくてはいけなかったんですけど、内容が衝撃すぎて実母にも言えないまま、数か月間ひとりで悩み続けました…」一人で悶々としたまま数か月を過ごした優奈さんでしたが、衝撃の事実を知ってから5か月後、ついに夫とは「離婚する」という決断を下したそう。「夫のことを本当に愛しているかを自問自答した5か月間でしたね。気持ちは常に揺れ動いていたのでなかなか結論が出せずにいましたが、あるときに『人生をやり直すなら、今しかない』と感じ、そのときの夫と離婚することを決めました」隠し事をして結婚した負い目があった夫は、優奈さんからの離婚の申し入れを了承。離婚条件も優奈さんが提示した内容に合意してくれたので、金銭的にも優奈さんが困ることはなかったそうです。「今だからこうやって話せますけど、当時は悲劇のヒロインみたいな気持ちになっていて、誰にも話せませんでしたよ。今は私も別の人と結婚し、娘がひとりいます。娘ができて思うけれど、元夫の息子の母親である女性は、出産から子育てまでをひとりでやっているわけですから、本当にすごいなって思います。当時の夫に隠し事をされていた事実には腹が立ちますけど、今となっては元夫もその息子さんも、その母親である女性もみんなが幸せになってもらいたいなと思っていますね」“夫との価値観のズレに苦しんだ「妻の決断」”を紹介しました。結婚後に彼の隠し子の存在を知り、かなり困惑したものの、最終的に離婚することを決断した優奈さん。今となっては新しい相手と結婚し、無事娘を授かることができたそう。もし優奈さんと同じ状況になってしまったら、あなたはそのときどんな決断を下しますか…?©nd3000/gettyimages©grinvalds/gettyimages文・並木まき
2021年11月09日結婚したら子どもを産んで家族が増えて…という未来予想図を描き、愛する人とゴールインする人も少なくないでしょう。しかし、なかには結婚してしばらく経っても避妊を続ける夫に対して、妻が不信感を募らせるケースもあります。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、そんな夫と結婚生活を送っていたアラサー女性(当時)に話を聞きました。結婚後、いつまで経っても避妊を望む夫に違和感優奈さん(仮名・当時31歳・女性)は、結婚して2年経っても避妊を望む夫に対して違和感を抱いていました。周囲の同世代の既婚女性たちが続々とママになっていくのを見て、自分だけが取り残されたような気持ちになり、妊娠への焦りが増していったとのこと。「夫にやんわりと『子どもが欲しい』と告げていましたが、真剣に受け取ってくれなかったのか、夫はいつまで経っても確実な避妊を続けていました。第一子が欲しい時期だったし、うちの親からも『そろそろ孫を』と言われていたこともあって、私は結婚3年目までには妊娠したいと強く願っていたんです。でも、夫は何度話しても態度を変えることはありませんでした。このままでは妊娠できずに結婚3年目に突入してしまう…と思い、私から行動に出ることにしたんです」夫に対し何度も説得を試みたものの、ことごとく失敗に終わったという優奈さん。そこである日、意を決して夫に改まった様子で「大事な話がある」と告げ、子作りについて話し合うことに。「仕事」を理由に子作りを拒否し続ける夫。しかし本当の理由は…「いざ、かしこまって話し合いをしても、『今は仕事に集中したい』『将来的に独立したいから、出産や子どもの教育にお金が遣えないかもしれない』などと言われてしまい、説得できないまま終わってしまいました。夫が仕事人間なのはわかっていましたが、そんなことを言っているうちにどんどん歳をとってしまうし、いざ子作りをしようとしても授からない可能性もあるじゃないですか。だから私は積極的に妊活をしなくても、せめて避妊をやめたかったんです…。けれど、その願いは夫には聞き入れてもらえませんでした」夫婦だけでは解決できないと判断した優奈さんは、勇気を出して実家と義実家にも実情を話し、対応を相談することに決めたそう。しかし、優奈さんの実家の両親は『彼に私たちからも話してみる』と約束してくれたものの、義実家側の対応は歯切れの悪いものだったとのこと。「そこで初めて『なんか変だな?』と感じたのですが、もともと夫に甘い義母なので、どうせ『息子の意思を尊重したい』とか、そんな理由だろうって思い、そこまで深掘りしなかったんですよね。でも、義母だって孫が欲しいはずなのに、積極的に協力してくれないのは今振り返ればやっぱりおかしいと思うんです。あのとき義母にきちんと理由を聞いていれば、その後モヤモヤしないですんだのかもと思います…」義実家の対応に違和感があったものの、自身の親が夫の説得に協力してくれることになり、安堵していたという優奈さん。しかし、事態はここから思わぬ展開を迎えます…。優奈さんの実母が婿である優奈さんの夫に『話があるから、週末に家に来てちょうだい』と電話をかけたタイミングで、衝撃の展開が起きたそう。“結婚後も避妊しつづける夫に悩んだアラサー女性の話”を紹介しました。“子どもをどうするのか?”という話は、シビアな問題ですよね。具体的にそのことを話さないまま結婚してしまうと、子どもに関する価値観ですれ違い、悩みを抱えてしまう場合もあります。結婚する前から彼との話し合いを重ね、あらかじめお互いの価値観をすり合わせることができていれば、ここまで優奈さんが悩み続けることはなかったのかもしれません。©Vasyl Dolmatov/gettyimages©PixelsEffect/gettyimages文・並木まき
2021年11月09日交際してかなり時間が経つのに、なかなか具体的な結婚の話が出てこない…と悩んでいませんか?彼の態度をじれったく感じるかもしれません。でも、ひょんな出来事が関係を進展させることも。そこで今回は経験者に聞いた“結婚のキッカケになった意外なLINE”についてご紹介します。「実はバツイチなの」と告白されて…「彼女とは2年近く付き合っています。僕としては結婚も考えていたんですね。なんとなく会話で匂わせるんですが、彼女がまったくのってこなくて…。その気がないんだと思っていました。するとあるとき、『伝えなきゃいけないことがある』とLINEが来ました。『実はバツイチなの』と。なんでも20歳のときに1度結婚していて、すぐに離婚していたそうです。『なんだ…!』と、むしろ安心しましたね。嫌われているわけではないのだと。そこから結婚に向けてちゃんと話をするようになりました」エイタ(仮名)/30歳隠していた理由もきっと彼のことを真剣に考えていたからなのでしょう。それが伝わったからこそ、彼も真摯に向き合う姿勢をとることができたはず。「荷物を運んでほしい」とお願いして…「2年前に実家を出て、ひとり暮らしをしました。そのとき運びきれなかった荷物が少しあって、彼に『荷物を運んでほしい』とLINEでお願いしました。彼が車で実家に来てくれたんですが、そこで初めてうちの親と会ったんです。気まずくならないか心配でした。ところが彼がすごく丁寧な挨拶をして、親からの印象も良かったんです。そこからたまに2人で実家に遊びに行くようになり、結婚の話も出るようになりました」マユミ(仮名)/27歳彼氏と両親との初対面は、彼女からしても緊張する場面。ですが、案外大きなトラブルにはつながりにくいもの。あまり慎重になりすぎないほうが進展しやすいのかもしれませんね。「指輪をなくしてしまった」と謝罪して…「友だちと旅行に出かけたとき。帰りの電車のなかで、彼にもらった指輪がないことに気づきました。すぐに泊まったホテルに連絡したんですが、見つからないと…。行った施設やレンタカー会社にもありませんでした。見つかるまでは彼に会えないと思い、誘いも断っていたんですね。でも、結局見つからず、ついに勇気を出して『指輪をなくしてしまった』とLINEを入れました。後日直接謝罪すると、『会ってくれないほうが心配だった』となんと婚約指輪をくれました」ナツキ(仮名)/28歳彼女からすると、大事な指輪をなくした罪悪感で彼に合わせる顔がなかったのでしょう。でも、彼にとっては会えないことのほうがツラかったよう。会えない時間の寂しさが、彼に結婚を決断させたのかもしれませんね。「浮気してない?」と疑われて…「今の妻とは結婚前に5年ほど付き合っていました。結婚する意思はあったんですが、決め手がなくて延ばし延ばしになっていて。その間に浮気を2回ほどしていました。するとあるとき、彼女から『浮気してない?』とLINEが来たんです。ドキッとしましたね。雰囲気でそう感じたと言うんですが、まさにそのとき浮気の真っ最中でした。鋭いと思いながら、いざ別れがよぎると『絶対に嫌!』という気持ちが高まり、浮気相手とスパッと縁を切りました。それをキッカケに具体的に話が進みました」マコト(仮名)/34歳彼女が傍にいなくなるかもしれないと実感してやっと、彼女のかけがえのなさに気づけたようですね。ただ、浮気は大好きな気持ちを一気に失わせてしまう行動。彼は彼女が離れないよう結婚に踏み出すことで、彼女への大きな愛を示したのでしょう。経験者に聞いた“結婚のキッカケになった意外なLINE”をご紹介しました。ちょっとしたことがキッカケで、2人の関係が進展していく場合もあります。なので、あまり話を強引に進めず、相手の気持ちとペースを考えながら、しばらく様子を見るぐらいの余裕を持つといいのかもしれませんね。©fizkes/gettyimages文・塚田牧夫
2021年11月08日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、婚活アプリで出会った高スペックな彼と交際3か月の27歳女性。結婚を視野に入れたいものの、ネックは彼が多忙でなかなか会えないこと。今後どうするべきか悩む彼女に、佑雪さんのお答えは…?お悩み:「高スペック多忙で会えない彼に不満。ほかの人を探したほうがいいですか?」【クラブ佑雪】vol. 215婚活アプリで同い年で会社を起業したばかりの彼と出会い、3か月前から彼氏彼女としてお付き合いをさせていただいてます。顔も好みでやさしい彼ですが、激務(と聞いています)で土日も仕事があると言われたり、デートの約束をしていても急にドタキャンになったり、せっかくおしゃれなレストランで食事をしていても電話がかかってきて「ごめん、仕事戻らなきゃ」と言われて、家に返されることもあります。LINEは1日返事がないときもありますが、どんなに遅れても返してはくれます。彼の部屋はいい場所にあって、家賃も高そうで、それなりに稼いでいそうなので、できれば結婚までもっていきたいという願望があるため、不満があっても「いいよ、頑張って」と笑顔で送り出していますが、稼ぎもよく、時間の余裕もある彼と週に2回以上デートをしている友人の話を聞くと「自分にももっといい人がいるのかも」とも思ってしまいます。彼をキープしつつ、ほかの人も探すほうがいいか。それとも彼一筋で待ったほうがいいか。佑雪先生のアドバイスをお聞きしたいです!(じゃすみん27歳未婚OL)ご自身の幸せを追求なさってください交際3か月って微妙なんですよね〜。友人期間が長いとか、職場が一緒とかだと、なんとなくお互いのバックボーンもわかっているし、共通の知人もいて、安心感があるんだけど、アプリで出会っての3か月だと、お互いに関して、ほぼなにも知らないわけだから。嘘つかれてるかもしれないけど、その真偽を確かめる術(すべ)すらなかったりして、迷いが多くなるわけですよ。特にお相手が「忙しい」連発だとね。ご相談者さまの場合、彼のお部屋に行っているわけですから、独身の確率、高そうですけど。ただ、これもわかんないですからね!そこそこお金があると家族のいる本宅と別に部屋(いわゆる、ヤリ部屋)を借りてたりとか、ありますから。まずは最低限、彼が本当に独身かどうか、ちゃんと調べて裏をとること!で、会社つくったばかりだと、激務であるのも本当である確率は高いと思います。コロナ以降はエリートほど在宅の割合が高まってるので、今現在どうだかちょっとわかりかねますが、弁護士や医者なんかもデート中断で仕事に戻るとかは、あるあるですよね。若いときは、自分がヒマだと世の中にそんなに忙しい人がいるとか想像できない&別れても次があると思うじゃないですか。で、多忙エリートに短気を起こして「もういい! 別れる!」って啖呵を切ったにも関わらず、その後、男ヒデリから抜け出せず「あの彼と別れなきゃよかった」って、後悔している女性も多いです。そして、ご相談者さまとしては基本的には彼を気に入ってはいる、と。であればですよ、まずは彼との関係はキープ。人間、いくらなんでもその忙しさが永遠に続くわけはないはずなので、待ちます!で、いいですか?ここからが重要なんですが、待つと決めたら、「えー今週も会えないの? 楽しみにしてたのに」みたいなことは一切、言わない! まして「仕事と私、どっちが大事?」は彼が100%逃げ去る魔法の呪文と心得てください。そして、会っているときは、ずーっと笑顔でひたすら彼を癒やすことに専念する! これだけで、彼からすごく感謝されます。イコール、恩を着せることができます!忙しい男性は、お金があっても彼女に逃げられることの連続ですから。放置しているにも関わらず、文句も言わず待っててくれて、会えばご機嫌!というのは感謝しかないはずですから。そのうえで、彼の忙しさに感謝をしつつ、ほかの可能性も探りましょう。「今の彼と結ばれること」ではなく、「自分が幸せになること」という風に目的を設定するなら、当然の行動です。数年後に自分をケアしてくれるかもしれない方ではなく、今すぐ自分をケアしてくれる方が必要なら、そういう方も並行して探すのはありでしょう。人生一度っきり。ご自身が納得できるまで、チャレンジされるといいと思いますよ!【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©LightFieldStudios/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2021年11月08日「俺の言うことをきけ」「お前は本当に役立たずだな」など、強い言葉の暴力をモラハラ(モラルハラスメント)と言います。こうした暴力的な発言をする男性は、パートナーとしては選びたくないもの。では、早期に見抜くにはどこをチェックすればよいのでしょう。今回は代表的な10項目をご紹介します。モラハラ彼氏&夫をいち早く見抜くためにチェックすべき10項目【おおしまりえの恋愛道場】vol. 144モラハラとは「モラルハラスメント」の略で、言葉や態度によって相手を追い詰めたり、いやがらせをしたりする行為です。パートナーとして絶対に選びたくない相手ですが、残念ながら男性の中には(女性の中にも)一定数モラハラを働く方がいます。モラハラ男性だったことに結婚してから気づくと、関係を改善させたり離婚したりするのに、かなりのエネルギーを使います。そのため、多くの人は結婚前に気づければいいなと考えるかと思います。今日はそんなモラハラ男性に早い段階から気づくために、チェックしてほしい10項目を解説とあわせてご紹介します。モラハラは、誰しもがなる可能性を秘めているモラハラをする人を想像すると、生まれながらに暴力性を持った人を想像しがちです。しかし実は、モラハラはコミュニケーションの“誤ったクセ”が問題なだけであるケースも多いといいます。例えば、「女性は力づくでも言うことをきかせるべきだ」という価値観で育った男性は、当たり前のように彼女を自分に従わせようとモラハラ行為を働きます。女性からするとたまったものではありませんが、男性としては自分の中の正解(ここでは「女性は力づくでも言うことをきかせるべきだ」という考え)を叶えようとしているだけ。むしろ自分は、一向に態度が改善しない彼女の被害者であるとすら思っています。この仕組みを理解すると、実は誰しもが「誤った思い込み」を持つことで、モラハラ行動に走ってしまう可能性があるとも言えるのです。モラハラ男性によく当てはまる項目モラハラが起きる仕組みを知ったところで、できればこうした男性とは関わりたくないと思いますよね。1番の解決策は、なるべく早くに、相手がモラハラを働くような男性であるかを見抜くことが大切です。ここからはモラハラ男性に(女性にも)よく当てはまる、10の項目を解説とともに紹介します。周りにこういった態度をする人や価値観を持った人がいないか、よく観察してみましょう。高学歴で高収入、しっかりした肩書を持つ学歴が高かったり、しっかりした社会的地位を持っていたりする人というのは、人から常に「上の人」といった扱いを受けることが多いです。その結果、一部の人の中には「自分は偉い」「自分は絶対だ」といった思い込みを持ち、プライベートでも高圧的な態度に出てしまう人が多いといいます。「男はこう」「仕事とはこう」といった固定概念が強くあるモラハラする人の心の底にあるのは、自分の中の思い込みや固定概念の実現です。つまり、「こうあるべき」が強くある人ほど、近しい人に高圧的な態度を取る可能性を秘めています。しかし、本当に大切なのは極端な「べき論」を強く持つことではなく、相手の考えも受け入れる柔軟性なのです。男性が5歳以上の年上年齢差が男女で開くほど、関係性には上下のパワーバランスが生まれやすくなります。以前聞いた話だと、男性が10歳以上年上のカップルの場合、結婚したら夫が「おれの言うことを聞いていればいいんだ」といった態度に変わったといいます。もちろん全ての年齢差カップルがそうとは言いません。ただ、年齢差からくる上下関係は、モラハラを生み出しやすい構図の1つであることは、覚えておきましょう。物事をいつも白黒ハッキリつけたがる「べき論」が強いことと合わせて、白黒なんでもハッキリつけたがるタイプの人も要注意です。白黒ハッキリつけたがるタイプの人は、曖昧な態度や、自分にとって納得できない言葉に対して、許せないといった強い嫌悪の感情を抱き、モラハラ行為をおこなったりします。会話に正誤や結論をすぐに求めがち白黒とやや似ていますが、日常会話の中で「それって間違ってるよ」と正誤の指摘をしたり「何が言いたいの?」「結論はなに?」と、相手に高圧的に答えを求めたりする人は、根底に「正しい指摘をすることがいいこと」といった思い込みを持っているかもしれません。その気持ちが強いと、正しく会話を運ばない(結論を言わない、正しいことを言わない)彼女には、モラハラ発言を繰り出す可能性があります。でも男性の中には、こうした結論ファーストの聞き下手さんは多いとも言えます。大事なのはその度合いです。男性が妙に自分を攻め立ててこないか、観察してみましょう。何か注意してくるとき、相手の人格にまで指摘がおよぶ自分が何か間違ったことをしたとき、相手から正しいことを指摘されるのは仕方がないことです。しかし「誤り」をただ指摘すればいいだけなのに、一緒に「人格の否定」をおこなってくる人がいます。例えば、彼女が待ち合わせに遅刻してきたとき、「遅刻したら予定が狂うからやめてよ(誤りの指摘)。ちゃんって、本当にどうしようもないね。社会人として大丈夫?(人格の否定)」なんて指摘をする男性はいないでしょうか。これは明らかに言い過ぎだし、これをただのお叱りだと思っているなら、その男性は危険かもしれません。怒ると黙って無視する、話し合いができない怒ると黙ってこちらを無視してきて、話し合いが成立しない。仲直りにはこちらが彼の機嫌を取らないと解決できない。こんなカップルはいないでしょうか。実はこの「黙る」「無視する」という行動も、彼女側への無言の圧力を目的としているならモラハラと考えられます。ただ、男性の中には怒りを抱くと、言葉にできずに一旦落ち着くまで黙ってしまう人もいます。この場合、彼は彼女に機嫌を取ってほしいわけではないので、モラハラには該当しません。自分のパートナーが怒ると黙るタイプの場合、目的はどっちであるか、注意深く見ておくことをオススメします。ケンカ中の理論がおかしいケンカになると、感情的になって普段なら言わないようなことを口走ることはよくあります。しかし、その言葉が毎回、“おかしな理論”になっていたら危険です。例えば、以下のような表現が当てはまります。―「君のために言ってるんだよ!」(被害者に自分を転換)―「一般的に考えておかしい」「俺の周りにはそんな人いない」(極端で一方的な決めつけ)―「そんな話、しても意味ないでしょ」(会話の放棄による脅し)―「俺が悪かったんだろ?ごめんって言えばいいんだろ」(逆ギレ)いかがでしょうか。こうしたおかしな理論で会話を成立させるような男性は、長い付き合いの中で、よりモラハラ発言が増える可能性があります。主導権を極端に自分がほしがるモラハラ発言をする男性は、基本的に自分は正しく相手は間違っているという世界観の中にいます。そのため、自分の正しさを体現するため、主導権をいつも自分が握りたがっている場合があります。例えば、「デートの予定や内容はいつも彼が決める」「彼の一言で予定が変わる」「彼のペースを乱すと怒られる」などは、とても危険な傾向といえます。一方的なルールを通そうとする恋愛は双方のコミュニケーションによって成り立っています。しかし、モラハラ気質な男性というのは、自分の一方的なルールで恋愛が成立しないと、相手に苦言を呈したり、機嫌を悪くしたりします。無言の圧力ともいえる態度が随所から感じられる場合、それはモラハラの入口かもしれません。モラハラ男性によくある傾向を10個紹介しました。大半の項目に当てはまる場合、すでに彼はモラハラ男性といえるかもしれません。また当てはまる項目が少ない場合も、今後彼との関係が親密になると、モラハラの刃が見えてくる可能性があります。注意して観察してみましょう。モラハラは早い段階で気づき、別れも含めた検討を、あなたがダメージを受ける前にするのが正解です。ぜひいい男性と幸せな恋愛をするためにも、彼を見極める視点を持ってみませんか。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©fizkes/Gettyimages©Ghislain & Marie David de Lossy/Gettyimages©Mixmike/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年11月04日年上の彼の雰囲気って、同世代の男性よりも素敵に見えることってありますよね。今回はそんな5歳以上年上の男性とお付き合いをしている人や、これからお付き合いを考えている人に向けて、よりよい関係を築くためのお話です。実は年齢差があるカップルというのは、人によってそれだけで関係の歪みを生みやすい状況があったりもするんです。年上彼氏との恋愛で起きがちなトラブル!事前に防ぐ方法とは【おおしまりえの恋愛道場】vol. 143年上の男性って、どこか落ち着きがあったり経験豊富に見えたりして、同世代の男性よりも魅力的に見えることってありますよね。年齢差のあるカップルも最近見かけることが増えましたが、仲睦まじい2人から、時にはちょっと心配になる関係性のカップルもいます。何が心配かというと、もともと魅力だったはずの年上男性の魅力が、気づかぬうちに2人のパワーバランスに良くない影響を与えているケースがあるからです。今回は彼が5歳以上年上の場合に気をつけたい、男性が年上の年齢差カップルが陥りやすいトラブルの原因と防止策についてご紹介します。年齢の上下は関係の上下につながりやすいなぜ年齢差のカップルにはトラブルが起きやすいのかというと、年齢差が関係性の上下に影響を与えてしまう可能性が高まるからです。本来、年齢差があろうがなかろうが、恋人同士や夫婦というのは平等です。しかし、年齢が上の彼に対して、落ち着きや頼りがいといった要素を求めて付き合うカップルほど、その延長線上に「彼が上」「彼が正」という未来が待っているケースも多いです。実際過去に聞いた事例をご紹介します。11歳年上の男性と付き合っていたある女性は、関係が長くなるにつれ、彼が放つ「俺がいつも正しい」「君は子ども」という態度や発言に、イライラしていました。冗談なら許せるものの、意見が食い違うと「子どもなんだから!」で一括され、何か2人で買い物に行くと、「俺の方が経験あって正しいんだから」と言わんばかりの対応をされる始末。彼女の意見は、なにかと反故にされていたといいます。程なくして2人は別れてしまうのですが、交際当初あった彼の年上らしい落ち着きや頼りがいは、気づくと窮屈な上下関係に変わっていったといいます。こうした年齢差による関係性の歪みというのは、気づかぬうちに、生まれています。彼とずっと良い関係を続けていくためにも、こうした齟齬は早いうちから気づき、そして軌道修正していけるといいですね。「俺が正しい」が当たり前になりすぎてないか年齢差があれば、知識や経験の差は生まれてしまうものです。しかし、だからといって2人の関係性の上下に影響すべきものではありません。しかし、男性のなかにはこの「自分の方が知識はある」という状況を、自分が上と誤って認識してしまう傾向をもつ人がいます。その結果生まれるのが「俺は正しい」といった謎の上から目線の関係性です。これは同世代カップルでも起きるケースはありますが、年齢差があるとより起きやすくなるので気をつけたいところ。こうした上下関係がもし生まれそうな場合、「そういう上から目線の態度は嫌だから、何かあるなら、こういう風に言ってほしい」「今の発言、すごく上から目線になっていて感じが悪いよ。やめて!」と、早い段階で相手の態度がおかしいことを指摘し続けるのが1つ防止法としてあります。もし彼との関係に、すでにいびつな上下の空気を感じている場合は、毎回言葉で指摘するのはちょっと危険です。こうなってしまうと、男性に何かを思った時に言葉で伝えても論破される可能性が高く、言い負かされたり感情論の喧嘩になったりして、こちらが辛い思いをする可能性があるからです。こういうケースの場合は、不満に感じた感情と、相手の発言の理論的なおかしさをそれぞれ言語化し、さらに今後の要望を添えてLINEや手紙など、文字情報が残るようにして伝えるのが効果的です。こうすることで相手の記憶にも残りやすく、また都合の良い解釈も避けることができます。真正面からのコミュニケーションに不愉快になる男性もいるかもしれませんが、時間をかけての話し合いができないとか、話し合う前に不機嫌になるという男性は、裏を返せばそれくらい幼稚である証拠です。そうした彼の本性も見つつ、皆さんは自分の気持ちを振り返ってみましょう。主導権と決定権を持つのはいつも彼になる年齢が上の男性と付き合うと、金銭的な余裕や経験の豊富さから、デートプランや何か物を買う時の主導権を、男性がガッチリ握っている場合があります。それであなたは納得して気持ちよく過ごせるなら良いのですが、例えば女性が意見を挟むとムスッとしたり、「お金を出すのはこっちなんだから」と無理やり女性を抑え込むような男性はいませんか。年上的な振る舞いを長所としてスタートした関係性は、時々こうした極端に偏った主導権争いを生み出すことがあります。ちなみに、2人でお金を出し合って何か買う時、「多く費用を出す方の意見が尊重されるべき」という考えは、絶対的な正解ではありません。女性はよく年収や生活費などを少なく払うと、マイナス分を我慢や家事で補填しがちです。しかし、本来そのルールはカップルごとに違ってOKです。そもそも年齢が違えば、年収や自由になるお金には差があって当然。それなのに、出した方が偉いとか、出した方の意見が強いといったルールで生活すると、いつまでたっても年下女性の肩身の狭さは解消されません。このケースの場合、しっかりとお金のことや物事の決め方のルールを、2人で話し合ってみましょう。ただ、年齢が上の男性ほど、「稼ぐ方が偉い」といった、昭和的な考えをまだまだ引きずっている場合があります。その場合、年齢差や業種・業界の違いがあれば、年収の差は生まれてしかるべきであること。また、年収をモノサシにするのではなく、お互いの良い部分を常に見つけ合い、尊重しあえる平等な関係を目指したいことを丁寧に伝えてみましょう。年齢差のあるなしに関係なく、相手の嫌なクセを見つけたとき、好きという感情があると、つい我慢したり言いなりになってしまったりするケースはありますよね。ただ、幸せな恋愛を続けていきたいのであれば、片方がモヤモヤを溜めながら付き合う過ごし方は健康的ではありません。そして問題を後回しにすると、結婚後や子どもができた後に、より大きな問題となって2人を悩ませることにもなります。どうか彼との明るい未来を進むためにも、モヤモヤを感じたら早めの対処をしてみましょう。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©zoranm/Gettyimages©NeonShot/Gettyimages©martin-dm/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年10月28日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、21歳下の彼氏と交際中の54歳バツイチ女性。別れた途端に態度が豹変した彼に戸惑いながらも、好きすぎて離れられないという彼女に、佑雪さんのお答えは…?お悩み:「21歳下の彼のために離婚したのに…」【クラブ佑雪】vol. 213同じ職場に21歳年下の彼氏がいます。彼のために半年前に離婚しました。あんなにやさしかったのに、この5か月ひどい態度です。職場のほかの女性をベタ誉めして、私のことは否定ばかり。仕事のシワ寄せも私にしてくる。たまにやさしいときもあるけれど、彼と会った後は必ず気分が落ち込みます。LINEしてもスルーされたり、彼の自宅の合鍵をつくると言って1年近く過ぎました。私は好きすぎて彼のことで頭が一杯。すべて彼都合でコトが進んでます。でも、彼は私にお金をかけるのを渋る。外出すると、たとえコンビニ飯でも「出してやってんだ」って態度。自宅でごはんをつくるときの材料費、私が全部出してるやん!出かけると言っては急にやめると言ったり。わがまま放題。でも、彼が好きすぎて離れられない私はどうしたらいいですか?(くまこ54歳バツイチ社会人)自分の選択に責任をすごい情熱!!!!まぶしいですね〜。21歳年下ということは彼、33歳ですか。その割には振る舞いが子どもくさいですね。ともかく、気になる点を分析していきます。離婚したのが半年前で、この5か月がひどい態度だということは、「あんなにやさしかった」態度だったのは離婚後1か月まで。その後がひどいと。これ、変わったの彼だけですか?ご相談者さまも離婚してから彼への態度、変えてません?ご相談者さまが変えてるつもりはなくても、彼からすると「変わった」のかも。たとえば、「彼のために」離婚したって言われたら、恩着せがましく感じてるのかもしれませんし。離婚は「彼のため」にしたっておっしゃいますけど、彼に頼まれたんですか?もし、そうなら多少、恩着せがましくなっても仕方ないのかなとは思いますが、頼まれてないのに離婚したのだとしたら、彼の方では「えっ、まじで? 離婚されても困るんだけど」ってなってる可能性はありますよね。もしくは、ベッドの上では「離婚して!僕だけの君になって!」って言ってても、実際離婚されると「54歳女性の老後を33歳の今から背負えないよ」って、怖気づいてしまったのかもしれませんし。「彼の自宅の合鍵をつくると言って1年近く過ぎました」。これもなぁ〜。彼が自発的にそう言ってたのか、ご相談者さまから言い出して、その場ではイヤと言えなかったのかもしれませんからね。それか、その瞬間は本当に思ってたけれど、いざとなるとめんどくさくなったとか。というかね、ご相談者さまが彼にとってめんどうくさいことは間違いないです。別に別れたいわけじゃないかもしれない。楽だから。家でごはんつくってくれるわ、お金かからないわで、やることはやってるんですよね?(ですよね?) もっと若くて気の強い女性がお相手だと、そうはいきませんから。そういう意味では楽なんですよ。でも、きっと、今のご相談者さまのご要望、つまり合鍵をもつ関係になって、もっとお互いの生活に深く入り込むようなことは、彼自身は望んでない! だから、距離を置かれる合図として邪険に扱ってくるんです。じゃなかったら、1年前に合鍵くれてますって。ご相談者さまが彼との関係を改善したいのであれば、まず「彼のために離婚して、大変だったのよ!」という決め台詞は金輪際、吐かないことですね。被害者ヅラは禁止です。そして「私の人生、請け負ってよ!」と寄りかからないこと。これも大事。あなたはなんだかんだご自身の意思で離婚をしたんです。その責任はご自身でもちましょう。彼に負担はかけない!以上、ご相談者さまの自立がテーマになります。ここからのテーマは対等。お金を出してくれないなどの不満があるなら、それは伝える! イヤならお金は出さない! やっぱりね、対等じゃないと続きませんから。どっちかが我慢するとか、よくない!というわけで、自立と対等を心がけて彼と向き合ってください。そこで彼が離れていったら?すがりたいなら、完全に都合のいい女になるしかないですし、それがいやなら別れを受け入れるしかないですね。人生は究極の選択の連続です。これ、避けて通れませんからね。ただ、彼はわたくしの見立てではかなりのクソ男ですから、厳しい道のりになりそうですけど、ご多幸お祈り申し上げますね!【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©PhotoAlto/Frederic Cirou/Gettyimages占い・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2021年10月25日長く付き合っているということは、それだけ一緒にいて楽しいということでしょう。相手に対して愛情や感謝を抱いているはず。でも、関係性の変化で、寂しく感じることもあるようです。そこで今回は長続きカップルに、「実はしなくなって寂しい」と感じていることについて聞いてみました。外でのラブラブ行動「彼女とはもう8年も付き合っています。今でも手をつないで歩きますよ。でも、昔はもっと大胆でしたね。外でハグをしたり、キスをするようなこともありました。今それをしようとすると、逆に『恥ずかしいからやめて』と言われるほど。愛情が冷めてしまったようで、寂しく感じます」ケイ(仮名)/31歳付き合いたての頃は、2人でいられる時間が愛おしく、相手に夢中であるため、周りが目に入らなくなることも。ですが、そんな時間が長く続くと、だんだん冷静になって、人目を気にするようになり、彼らのように外でのラブラブ行動が減ってくることが多いのかもしれませんね。ちょっとした束縛「まだ付き合いたての頃は、僕が女友だちと出かけるのを彼女はすごくイヤがっていました。『早く帰ってきてね』とよく甘えてくれて…。でも、付き合って5年。それがまったくなくなりましたね。誰と出かけるのかも聞かれなくなりました」シュウタ(仮名)/30歳過度な束縛は関係の悪化につながりやすいですが、ちょっとした束縛は「自分のことを気にかけてくれている」「大事にしてくれている」と相手の愛を量れる行動のようです。好きだからこそ、誰と一緒にいるのか気になってしまうし、制限をかけたくなると想像できるからでしょう。ただ、付き合いが長くなると、彼らのようにお互いに干渉しすぎなくなるのかもしれません。それは彼女にとっては彼を信じているからこそのアクションですが、彼からすると少し寂しく感じてしまったようです。おやすみのキス「彼と同棲を始めて4年になります。付き合いたてのころは、夜は一緒にベッドに入って、いろいろ話をしながら、最後におやすみのキスをして寝ていました。それが今はベッドに入る時間も別々だし、一緒に入っても特に会話がなく、すぐに寝てしまっています。本音を言うと、もうちょっと恋人っぽいことをしたいですね」カズミ(仮名)/28歳おやすみのキス、いってらっしゃいのキスと頻繁にスキンシップを取っている付き合いたてのカップルも多いでしょう。ですが、しばらくすると睡眠優先に…なんてこともあるようです。それは愛が冷めたということではなく、お互いの存在が当たり前だからこその行動かもしれませんが、彼女にとっては物寂しさを感じたのかもしれませんね。デートの記念撮影「彼女とは付き合って3年になります。最初は、出かけた先々でしょっちゅう写真を撮っていました。ごはんを食べる前なんかも、わざわざ料理の写真を撮っていましたね。今はそれがだいぶ少なくなりました。よっぽど珍しい景色でないと写真を撮りません。少し寂しい気はします」タクヤ(仮名)/32歳付き合って間もないと、何もかもが新鮮に感じるのでしょう。だから、記念の思い出に…とたくさん写真を撮ることも。ただ、デートの回数が増えるごとに、共有したことのある記念や思い出が増えてきます。だんだん新鮮さが薄れてくると、彼のように同じ写真ばかり撮っても…という気分になってくるのかもしれませんね。長続きカップルが“実はしなくなって寂しい”と感じていることをご紹介しました。長く付き合うと、だんだん慣れが出てきます。それは愛情が薄れたわけではなく、相手に心を許してるからこその行動がほとんど。ただ、ときに相手に寂しさを感じさせてしまうこともあるようです。たまには初心にかえって、付き合った当初を思い出させるようなことをしてみるのもいいのかもしれません。©Addictive Stock / Victor Torres/gettyimages©LightFieldStudios/gettyimages文・塚田牧夫
2021年10月25日遠距離恋愛中の婚約者がいるにもかかわらず、既婚者の上司と深い仲になってしまった麻理さん(32歳)。しかも彼の妻は妊娠中。それにもかかわらず本気になった彼女は、婚約者を捨て、ますます不倫にのめり込んでいきました。学生時代からの友人には猛反対され、絶交状態に。ところが思わぬ展開が麻理さんを待ち受けていたのです……。ついに彼が、妻と離婚「その後悠人は、妊娠中の奥さんより私を選び、離婚しました。そして私との再婚を約束してくれたんです。本当に幸せで、すっかり浮かれていましたね。ただ、会社の人たちの目もあったので、離婚してすぐ再婚するのではなく、少しほとぼりが冷めるのを待ってから入籍しようと話し合いました。一つだけ気がかりだったのは、このまま悠人と結婚することになったら、結婚式に親友たちを呼べないこと。彼女たちとはほぼ絶交状態でしたから。それでも悠人がいてくれたら他には何もいらないと思えたので平気でした」まさに幸せの絶頂にいた麻理さん。この時は完全に強気で、猛反対していた友達に、自分が幸せな姿を見せつけてやりたいとまで思っていたそうです。ところが、悠人さんと結婚の約束をして半年ほど経ったころ、ゾッとするような出来事がありました。Facebookに、見知らぬ女性から一通のDMが届いたのです。見知らぬ女性から届いた、一通のDM「知らない女性のアカウントからDMが届いていました。そこには『悠人に弄ばれて、ボロボロになるほど傷つきました。あなたも騙されていますよ』と書かれていたんです。悪質な嫌がらせかと思いましたが、なんだか嫌な予感がして、その女性に詳細を聞くことにしたんです」すると彼女が語ったのは、信じられない真実。悠人さんは、麻理さんと結婚の約束をした後に、なんとその女性とも付き合い始めていたのです。さらに彼女に対しても将来をほのめかすような発言をしていたので、その女性は本気で結婚を考えていたといいます。しかし彼の行動に不審な点が多かったため、浮気調査をしたところ、麻理さんの存在をつきとめたのだとか。「彼女が嘘をついている可能性も考えましたが、悠人とのツーショット写真が何枚か送られてきて……。本当にその女性とも付き合っていたようです。それでようやく悠人の本性に気づきました。彼は、一生浮気を繰り返すタイプなのだと」大切なものを全て失ってしまい…その時、麻理さんの脳裏にフラッシュバックしたのは、かつて友人から言われた言葉でした。不倫を猛反対された際に「いつか自分に返ってくる」と言われたことを思い出したのです。「友人の言う通りでした。新婚で妊娠中の奥さんを傷つけてまで手に入れた幸せでしたが、私も婚約中に裏切られていたんです。まさに因果応報とはこういうことを言うんだと痛感しました。悠人の浮気癖は一生治らないと思います。その時初めて、一途で私だけを大切にしてくれた遠距離の元彼を捨ててしまったことを、本気で後悔しました。どんなに辛くても、慰めてくれる親友たちももういません。私が自ら絶交してしまったんですから」こうして不倫と引き換えに、本当に大切なものを全て失ってしまった麻理さん。きっかけは些細なことかもしれませんが、誘惑に負け理性を失い、不倫の世界に足を踏み入れてしまうと、恐ろしい結末が待ち受けているかもしれません。そのことを日頃から肝に銘じておきたいですね。©monzenmachi/Gettyimages©Westend61/Gettyimages©Yuichiro Chino/Gettyimages取材・文 小泉幸
2021年10月24日不倫をしている女性はその関係に溺れるあまり、冷静さを失っていることが多いです。そのため、周囲の友人が心配する声にも耳を貸そうとしません。しかしずっと後になって自分のしたことに気づき、後悔するケースがあるのだとか。今回は、既婚男性を略奪したという麻理さん(32歳)に、経験談を語ってもらいました。妻子持ちの上司と、勢いで…「もともと私には、遠距離恋愛の婚約者がいました。関西支社に転勤中でしたが、東京本社に戻ってくるタイミングで入籍しようと約束していたんです。ところがコロナの影響を受けて、いつ本社に戻れるかがわからなくなり、遠距離でなかなか会えずに心細い毎日を過ごしていました。会社の上司だった悠人との関係が始まったのは、そんな矢先のこと。二人で飲んだ帰りに、お酒の勢いもあってホテルに行ってしまいました。その頃、彼氏に会えなくて寂しかったせいもあったと思います」ところが悠人さんは、最近入籍したばかりの既婚者。しかもできちゃった結婚で、妻は現在妊娠中。麻理さんもその時点では深入りする気はなく、「一晩だけなら…」と割り切っていました。「いけないことをしている」という背徳感がクセに「でも一回だけのつもりが、その日をきっかけにズルズルと会うようになりました。最初はいけないことをしていると思ったし、『早く別れなくちゃ』と自分に言い聞かせていましたが、次第にその背徳感がクセになっていって…。しかも奥さんには見せない顔を私には見せてくれている気がして、優越感にも浸っていたんです。どんどんハマっていきました」悠人さんに夢中になっていくにつれ、遠距離恋愛中の彼氏に対しては、気持ちが薄れていったといいます。「彼氏のことがだんだんどうでもよくなってきて、こんな気持ちだったらもう別れたほうがいいかもと迷っていました。ちょうどその頃、学生時代からの女友達と女子会があったので、軽い気持ちで相談したんです。悠人のことも全て話したところ、全員から猛反対されてしまいました」女友達からの非難「『妊娠中の奥さんや、生まれてくる子どもに酷いことをしていると思わないの?今すぐ別れるべきだよ』と一斉に叩かれましたね。なかでも特に怒っていたのは、夫の不倫が原因で離婚したバツイチの友人。『いつか自分に返ってくるよ』と言われ、かなりひどく咎められました」全員から一斉に説教されたことで、バツの悪い思いをした麻理さん。友人たちの忠告に耳を貸す気は一切なく、その日をきっかけに彼女たちとは距離を置くことを決めました。「袋叩きにされたのが、本当に不快だったんです。もう大人なんだし、そこまで口出しされる筋合いもない気がして。今後、またお説教されるのはごめんだったので、連絡を取るのをやめました。悠人に話したら『麻理には俺がついてるよ』と言ってくれて、それが本当に嬉しかったです。悠人のことが本気で好きになってしまって、結局、遠距離恋愛をしていた彼氏と別れることにしました。彼とは結婚の約束までしていたのに、申し訳ないとは思いましたが…」こうして婚約者を捨て、学生時代の友人とも距離を置いてしまった麻理さん。しかし後になって、この時の決断を激しく後悔することになるのです。いけないこととわかっていても、やめられない…。麻理さんのように背徳感や優越感が刺激となって、不倫の沼から抜け出せなくなる人は多いです。そうなると周囲の声が一切耳に入らなくなり、取り返しのつかない判断をしてしまうことも。時間は元に戻せないので、誘惑には決して負けないようにしたいものです。©Image Source/Gettyimages©Amy DiLorenzo/Gettyimages©Yue_/Gettyimages取材・文 小泉幸
2021年10月24日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、激務の日々を送るアニメーターの25歳女性。ある日、2次元の推しが現実世界に現れたかのような男性と出会い…。三松先生が、理想の相手と付き合える意外な方法を教えてくれます!咲子(25歳)激務ゆえ、SDGs魂レス。でも、環境を考えるNPO男子に恋をしちまった【レスなひとびと】vol. 135「ふわーぁ、ねっむ」徹夜で働き、朝帰り。やっと最寄り駅まで着いた咲子は大きく伸びをする。アニメーターの仕事は激務だが、推しのキャラクターを描く喜びは何ものにも替えがたい。そして激務ゆえ、環境のことなんて考える余裕がない。エコバッグは持たないし、ペットボトル飲料は買いまくる。駅前には、何やら緑色のゼッケンをつけて、ゴミ拾いをする人たち。ご苦労さまです、と手を合わせて通り過ぎようとすると、「推し」がいた。いや、咲子の推しは2次元にしかいない。でも、すぐ左でゴミを拾う男性は、推しにそっくりだった。サラサラの黒髪に切れ長で意志の強そうな目。「かっこいいい」と見とれながら歩いていると。「きゃあっ」目の前の植え込みに突っ込んでしまった。「痛い」膝に擦り傷。足首ズキズキ。思わず涙目。「大丈夫ですか?」駆け寄ってきたのは、まさかの推しに似たあの男性。「うわあ、捻挫してるっぽいですね。家、近くですか?送りましょうか」緑のゼッケンを脱いで、肩につかまるように腕を差し出してくる。えっ、こんなこと、ある??徹夜明けで汗臭くないか心配になりつつも手を伸ばす。筋肉のついたあたたかい肩にキュン。彼の名は尚彦。動物好きで獣医を目指していて、大好きな動物を守るためNPOでの清掃活動にも参加しているそうだ。真面目な一面に、さらにキュン。アパートに着くと、「簡単なテーピングならできるから」と、手当てまでしてくれた。椅子に座る咲子の足元にひざまずき、サポータを巻く尚彦。ちょっとエッチだな…。さっそくLINE交換してもらう。そして、何度か会う関係に。環境問題をやさしい言葉で教えてくれる。6回目のデートで、お泊りに持ち込む。ペットのかわいい動画を観ていると、尚彦の手が伸びて太ももに。そのまま、頭を太ももに置いて上目遣いで笑いかける。「もしかして、覚悟してる?」『あああ、推しが現実世界にやってきた』うなずくと、お姫さま抱っこでベッドへ。怪我を気遣いつつ、抱きしめられながらの甘々エッチ。快感に身を任せて「やぁん」。「隙がありすぎるうえに、こんなに可愛いとか、ほんと困るわ」と尚彦はやさしく笑う。ピロートークをするうち、ビニール袋を食べて死んでしまうウミガメや海鳥の話なんかを聞いて。ぐしゃぐしゃのビニール袋や空きペットとカップ麺だらけの部屋が、急に申し訳なくなった。プラのお弁当箱もシンクに放置したままだ。は、は、恥ずかしい…。それから、咲子の生活は激変!!!あれほど面倒くさがりだったのに、エコバックを3つ持つ水筒ガールに変身。地球にとっていいことを考え始める。すると、意外にも気持ちに余裕が出てきた。仕事ばかりで殺伐とした日々に、白いお花が咲いたみたいな。尚彦との交際も順調だ。【三松さんからのコメント】咲子さん、彼氏を思うパワーは絶大です。いい方向に“好きパワー”が向きました。好きのきっかけは「推しと似ていること」でしたが、そのあと彼の考えに共感し、すぐに行動を切り替えられるまっすぐさがいいですね!余裕がないときは、つい、視野が狭くなりがち。一歩引いて、周りのことをじっくり見つめることで生まれる余裕があります。それはひとだけでなく、動物、植物、モノに対しての敬意です。尚彦さんがいい男性で、咲子さんの環境意識も変わって余裕が生まれ、交際も順調そうで何よりです。ちなみに、最近はSDGsに力を入れている会社、お店が多いです。周りのことを考える力をもつ男性をゲットしたい女性は、SDGsについて要履修です。「彼氏をゲットするためにSDGsの勉強?」「はい」最初のきっかけが欲望のカタマリでも、結果、すてきな女性にバージョンアップするのは間違いないので。きっかけはなんでもOK。SDGsには、ジェンダー平等、すべての人への健康や福祉など、誰もが生きやすくなるための目標が設定されています。「自分のことで精一杯でそんな余裕ないし」というあなたこそ、もう一度考えてみて。少しの意識で配慮と余裕が生まれ、あなたの魅力が4倍増しになる。「SDGs魂レス女子の皆さん。難しい、めんどくさい、どうすればいいかわかんない、と背を向けるな。配慮できるようになると、そのステージにいる崇高な彼氏が降臨するんだ」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。©Cavan Images/Gettyimages文・三松真由美
2021年10月21日婚活を進めていると、必ず起きるのが自分は良いと思ったのに相手に断られるという出会いのアンマッチです。どんな美人でも起こりうるこの問題ですが、もし出逢えども出逢えどもマッチしないのであれば、あなたのどこかに明確な問題が隠れているかもしれません。3つの事例とともに、その原因を探っていきます。なぜか関係が進展しない、マッチング不発が続く原因3つ【おおしまりえの恋愛道場】vol. 142マッチングアプリや結婚相談所を利用していると、誰しも遭遇するのが相手とのアンマッチです。自分は良いなと思っているのに、相手からリアクションがない。デートしたけど次につながらない。こんなことはどんな美人でもどんなハイスペ男性でもよくあります。ほとんどの人がこうしたアンマッチを経験しているとはいえ、なかにはいつまで経っても誰ともマッチングできない(マッチしても続かない)、という人もいます。一定数のアンマッチは仕方のないことはいえ、なぜか全員からいつまでも断られ続けるのであれば、そこには理由があります。今回は実際にあった事例とあわせて、その原因を探っていきます。美人だから理想が高くて強気はネットの世界で苦戦する?最初にご紹介するのは、マッチング相手の条件が適切ではなかった結果、なかなかご縁がつながらなかったお話です。現在38歳のA子さんは、もともと10代からモテていた“恋愛強者”。そのため、30代後半になっても強気の条件をもっていい男性を探していました。年収は800万円以上(アラサーなら600万円以上)、デート時のおごりは絶対。またお店もある程度おしゃれな場所でないとテンションが下がると、けっこう細かな指定が続きます。平均よりもかなり美人ではあったA子さんですが、こうした強気すぎる条件に見合う相手はなかなか現れず、デートをしても次につながらなかったり、デート前に話がなくなってしまったりすることが続いていました。ここで問題なのは条件が高すぎることではあるのですが、1番の問題はA子さんの“今”と“探す場所”に、条件がきちんと見合っていないという点です。対面での出会いであれば、年齢がある程度高めの女性でも、美人で気遣いのできる性格を発揮できればモテることは多々あります。しかし、マッチングアプリや結婚相談所といった、条件から人が判断をしていく場では、どんなに美人に見えても年齢や年収のバランスなどの条件で、相手から断られることがよくあります。A子さんが自分の掲げる厳しい条件を達成するのであれば、人柄やリアルの美しさが伝わりにくいネット婚活の場はかなり不利だと言えるのです。「面白い人好き」が陥る理想のこだわりの強さ続いてご紹介するのは、25歳のK香さん。彼女の掲げる条件はズバリ1つ「面白い人」。過去に付き合った彼氏は売れないお笑い芸人やバンドマンだったこともあり、こうした一癖も二癖もある相手がいいということで相手を探していました。彼女の場合マッチして飲みに行くことは何回かあったものの、いいなと思える男性はなかなかいないらしく、結局2回目のデートにつながる相手は見つかっていませんでした。K香さんの最大問題は、かなりニッチな条件を求めていることと合わせて、探している場所に当てはまる男性がほぼいない点にあります。一般的なマッチングアプリに登録している男性は、普通に会社員をしている方がほとんど。しかも多くの方は、家と会社の往復で新たな出会いが足りてない人…つまり、面白さより堅実さが高めの男性が多いのです。今回のケースで言えば、趣味や友人の紹介をたどりながら、癖の強めな男性を探すほうが効率は良かったりします。わかりやすく場所とユーザーのアンマッチが起きた事例をご紹介しましたが、実はこうしたサービスの特性に合ってないニーズをぶつけている婚活女性は多いです。ライトなノリのマッチングアプリで婚活男性を探しているサービスと自分の年齢層がズレている(自分が30代なのに、20代向けサービスを使う等)堅実な方が多く登録する結婚相談所で、性格や価値観には強い冒険心や好奇心などを求める上記はよく起こりがちな、婚活場所を間違えている例です。なかなかいい人と巡り会えないと悩む女性は、自分の譲れない条件の男性はどんな場所によくいるのか一度ゆっくり考えてみましょう。求める年収は相手から見て適切か年収をある程度望むことは、生活にとって大切なことですから否定しません。ただ、年収を高く高くと望むのであれば、同時に自分がそれに見合った人物かは常に振り返ったほうがいいでしょう。派遣社員として将来不安を抱いていたE子さんは、安定感をとにかく求めて男性の年収は600万円を希望していました(自分より年下男性なら500万円でもOK)。しかしこれに対して、E子さんの年齢と年収は34歳で300万円でした。もちろんこの条件を出してはいけないということではありません。ただデータとして羅列された時、E子さんの出した条件は高望みに見えてしまいます。例えばここで、E子さんが料理も家事力も自信があり、高いサポート力を結婚後は発揮できるとか、元モデル級の美人であるとか、別途プラス要素が加わるような話があれば別で、そうではないなら相手からの見え方は変わってきます。生涯共働きを希望する男性が増える今、男性が婚活相手に求める年収は自分と同等かやや下くらいを求めている方は増えています。こうした男性側の心理に寄り添ったとき、自分がどう見える、ではどうしたらそのギャップを埋められるかを考えてみることも大切です。アンマッチが続く時、必ず理由があるアンマッチが続くとき、その理由がすでにわかっていて自分が納得できているかどうかで、今後の進め方は変わっていきます。今回のお話でいえば、例えば2番目にご紹介したK香さんの事例です。「すごく癖のある人と出会いたいから、私はいつまでもいろいろな手を使って探し続ける。だからたくさんのアンマッチは仕方ないこと」と思って婚活を進めているなら、特に問題はありませんし、それに見合った出会いをさらに吟味していくしかありません。ただ漠然と「なんで会えないだろう?」「なんでいつも断られるんだろう」と思っている場合は、必ずどこかに原因があります。今日の記事を参考に、ぜひ素敵な人とのマッチング率を高めてくださいね。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©martin-dm/Gettyimages©Ana Silva / EyeEm/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年10月21日結婚式ではあんなに仲良しだったのに、気づいたら「仮面夫婦」と呼ばれるようなピリついた関係になっていた夫婦は周りにいませんか?一方で、手を繋ぐことはほとんどないけれど、日頃から互いを信頼していることが分かるような、穏やかで笑顔が絶えない素敵な夫婦もいます。その違いは何でしょうか?そこで今回は、仲良し夫婦に「絶対にしない」と決めたコトについて聞いてみました。1:朝帰りはしない「妻から何かを言われたわけではないですが、朝帰りは自分のなかで“絶対にしない”と決めています。浮気の心配をされたくないのもありますが、妻は日頃から子育てを頑張ってくれています。なので仕事後は接待があっても、必ず10時までに帰るように心がけているんです」(34歳男性・Kさん)言葉には出さなくとも、相手を思いやる姿に感動しますね。そんな彼の優しさを見ているからこそ、奥様も「子育てに関しては頼りがいがある」と話してくれました。2:乱暴な言葉遣いは避ける「うちの夫は、絶対に乱暴な言葉を遣いません。夫の前に付き合っていた男性は12年くらいの仲でしたが、次第に私のことを“お前”と呼ぶようになりました。話し方もきつく、対等に話せる感じがせず…。結局お別れしました」(38歳女性・Yさん)緊張感がなくなった頃に、言葉遣いとして人柄が出ることもあります。見下しているつもりはなくとも、相手を縛ったり下に見たりするような言動は控えるべきです。夫婦でも同じことが言えるでしょう。3:相手の仕事への口出しはやめる「自営業をしています。僕の仕事がうまくいかず、収入がひどく落ち込んだときも妻は何も言わなかったです。不満や不安は僕と同じくらいあったとは思います。それでも、妻がネガティブな言葉を口にしてきたことはありません。そんな妻を“守りたい”と思い奮起し、今は人並みの生活を維持しています。あの頃、僕を尊重してくれた妻に感謝です」(38歳男性・Dさん)相手が頑張っていることに悪気なく、アドバイスのつもりで口を出してしまうこともあるでしょう。しかし、ここで相手の成長をじっと見守るのも夫婦だからこそできることですね。4:キツい束縛は控える「若い頃は、夫が少しでも男女混合グループで遊びに行けば喧嘩し、仕事中心の生活になると寂しくて泣いてばかりしていました。今思えば、束縛ばかりしていたと思います。でも、歳を重ねるにつれて、怒らなくなりました。夫を信頼しているからこそ、何かあったときに考えればいいかなって。それがよかったのか、今では夫婦円満と周囲から羨ましがられます」(32歳女性・Aさん)キツい束縛は、相手の心をかえって離してしまうのかもしれません。家族内のルールはほどほどにするのが、お互い一緒にいて心地いいと思えるポイントなのでしょう。以上、仲良し夫婦が「絶対にしない」と決めているコト4つでした。長年一緒にいることで紡がれた強い絆は、周囲から見ても素敵な関係!最近夫婦関係に悩んでいるなら、まずは仲良し夫婦の真似から始めてもいいでしょう。©Shestock/gettyimages©Oliver Rossi/gettyimages文・東城ゆず
2021年10月16日最近の出会いの主流になりつつあるマッチングアプリ。当然知り合ったらデートになるわけですが、「約束したけどやっぱり面倒で行きたくない」と思う時、ありますよね。それはなぜ思うのか。また断って良いデートと行くべきデートの違いについても、ご紹介しています。マッチ後の初デートが面倒!その気持ちを楽にする方法【おおしまりえの恋愛道場】vol. 141マッチングアプリで知り合い、いざ初デートと日程を組んでみたけれど、その日が近づくにつれ面倒な気持ちになってくること、ありますよね。行ったら大体は楽しめるけど、行くまでの気持ちが続かない。洋服を選び、ヘアメイクを丁寧にし、まだ見ぬ相手ときちんとコミュニケーションが取れるか想いを馳せ、そして面倒になって落ち込む(笑)。そんな面倒なデートの中にも、断っていいものと、ちゃんと行ったほうが良いものがあります。その違いや、初デートを少しでも気が楽なものにするためにできることを、今回はご紹介します。行くのが面倒…断るべきデートとは?デート前に会うのが面倒に感じる。これって心理学的に考えると、起きて当然のことと言えます。なぜなら、初めて会う人と一定時間一緒に過ごすというのは、誰だって大なり小なりストレスになるからです。それに加えて、ヘアメイクしたり時間通りに現地に行ったり、相手に詮索されるリスクも考えると、初デートはストレスの塊とも言えるイベントなんです。まずはそんなチャレンジに挑もうとする自分を、存分にねぎらってください!面倒に感じることや断わりたい自分に(断ってしまった自分に)罪悪感を抱く必要はありません。ただもし、今あなたがデート前で、断わりたい気持ちを抱えているならば、決断をする前にちょっと見直してほしいことがあります。それは「この気持ちは、面倒からくるのか、怖さからくるのか」どっちなのかを、もう少しハッキリさせて欲しいのです。もしただ面倒なのであれば、それはキッパリ断るべきデートかもしれません。誘われたけど本当は気乗りしてない流れでとりあえずOKしてしまったよく考えたら可能性がない相手との約束こんな気持ちが隠れている時は、もともと相手にポジティブな感情をあまり抱いていないため、デートがただ面倒に感じているかもしれません。面倒だなーと思ったら、「この人と会わないことでどう思うか」を考え、デートの先に恋愛のチャンスがあるかを考えてみると、判断がまた変わってくるかもしれません。キャンセルしたい気持ち、見直すべきは「怖い」がポイントデート前の面倒な気持ちの中に、もし「怖い」という感情が入っていたら、それはキャンセルする前にちょっと自分と向き合ったほうがいいかもしれません。「面倒」も「怖い」も、どちらも物事に対するネガティブな感情ではあるのですが、「怖い」のほうがより抵抗感が強い感情になります。つまり、相手に対して会う前から怖いと感じている場合、それは同等の好意や興味を抱いていたり、何かしらのチャンスを感じていたりする可能性もあるのです(ただ相手に恐怖心を抱いている場合もありますが)。人間の心というのは難しいもので、「こっちの道に進むと必ずいいことが起きる」とわかっていても、その選択が未知のものだと、それだけで大きな恐怖に感じられ、抵抗感を覚えることがあります。これは人間がもともと持つ性質で、リスク管理のために良い変化も悪い変化も嫌うという仕組みが関係しています。また個別のケースで言えば「私なんてきっと幸せになれない」という思い込みが強い人は、幸せになれそうな相手や出来事を前にすると、強い恐怖心に襲われることがあります。なぜなら、その幸せになれそうな方に進むと、自分の中にある「幸せになれない」という思い込みが否定されてしまうからです。このように、「面倒」と比べると「怖い」という感情の裏側に、良くなるチャンスの芽が隠れている可能性があります。もしデートの前に「怖いからデートに行きたくない」と感じるなら、それが相手のどんなところに対して思うのか、本当は惹かれている部分が多いから怖く感じるのではないのか、1つずつ深堀りすると、デートしたい相手かどうかがわかります。面倒デートを楽にする3つのコツここからは、断らないほうがいいのはわかるけど、気持ちがついて来ない…というデートを、少しでも気楽に楽しんでもらうために、筆者もよくやっていた3つのコツをご紹介します。デートの終わりを決めるいきなり事務的ですが、デートがいつまで続くのかわからないと、気分はますますブルーになるものです。そこでデートの前には、「今日のデートは2時間、長引いても2時間半で帰る」と、終了時間を自分で先に決めておきましょう。もちろん、意外とデートが楽しくなったのであれば、この宣言は忘れてOK。また終わりの時間を決める際は、帰る理由も一緒に考えておくと、気持ちがかなり楽になります。デート後に気分の上がる予定を入れる例えばデートの後はデパコスを見て帰るとか、駅ナカで美味しいパンを買って帰るとか、小さな自分の喜びをセットしておくと、デートに行くのがちょっと楽しくなります。筆者が婚活中によくやっていたのは、デート後に入浴剤を買って帰るというプチご褒美です(デートにご褒美っていうのも変ですが)。慣れないデートで疲れた心と体を良い入浴剤でほぐし、また明日への活力を得るという、なんともポジティブな予定を組み込んでいました。嫌だったら帰っていいと自分にOKを出す意外と皆さん考えないのが、「デートが嫌だったら途中で帰る」という選択肢を持つことです。もちろん「あなたのことが興味ないので帰ります」なんて堂々と言うのは失礼ですが、どうしても相性が合わない相手に対して、ダラダラ一緒にいる必要はありません。むしろ自分にとっても相手にとっても、お金も時間も無駄といえます。「恋愛をする」ではなく「この日のデートをする」ことが目的になっていると、合わない相手との時間も、途中で切り上げるという選択肢を持ちにくくなります。改めて自分の目的をきちんと再確認し、今できる最善の選択は何かを考えてみましょう。そして相手に今できる誠実な態度で別れを切り出すのも、1つの選択肢として持ってみましょう。少しは予定しているデートが気楽なものになったでしょうか。デートは最初の一歩ですが、面倒や怖いと感じる要素がいつだってつきまといます。ぜひ心を落ち着かせ、自分にとっての1番良い選択をして、そして良い恋愛を見つけていってください。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Svetlana Gustova / EyeEm/Gettyimages©10’000 Hours/Gettyimages©Tom Werner/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年10月14日彼にとって、私は女友達?それとも本命……?気になる男性の本音は、かなり気になるところ。そこで今回は、男性の「ガチ恋サイン」をご紹介します。■ ちょっとした時間にも会おうとする本気で好きな女性なら、なんとしてでも会いたい!というのが男心。そのため、わざわざ会うほどのことではなかったり、ほんの少しの時間しか会えなかったりしても、デートに誘ってくれるのです。そういった男性は、デートそのものというより、「あなたと過ごせる時間」を一番の楽しみにしているのかもしれません。気になる彼に、無理にでも会う口実や理由を作っている様子が見られたら、かなりのガチ恋なのでしょう。■ 独占欲を見せる干渉や束縛といった「独占欲」が見える言動は、好意の大きさに比例し大きくなるもの。それは好きだからこそ、すべてを知りたくなるし、他の男性に取られたくないという気持ちが膨らむから。逆に、あなたに対しあまりにも独占欲を見せない男性なら、まだ好意がそこまで大きくないのかもしれません。■ プライベートを開示してくれるガチ恋している女性に対し、自分のことを知ってもらいたい!という気持ちが働く男性は多いです。だからこそ、その女性を自分のテリトリーに入れ、どんどん自己開示をしてくれるようになるはず。たとえば弱みを見せる、親友に紹介してくれる、馴染みの店に連れて行ってくれるなど。彼にこういった言動が見られるなら、かなりあなたを信頼しているのでしょう。■ 「忙しい」を理由にしない彼とデートの約束をしたとき、「忙しいから」と頻繁に約束を断られることはありませんか?そんな場合は、まだ彼のなかで恋心が育ちきっていないのかもしれません。そのうえ、彼の都合のいいときだけ声をかけてくるという場合は、遊び相手にされているのかも……。やはり本気で好きな女性からの誘いなら、「忙しい」を理由にサクッと断るなんてしないはず。なんとしてでも時間を捻出しようとしたり、「後日、時間作るから!」と埋め合わせしたりしてくれるはずです。■ 彼の気持ちを見極めよう彼の気持ちを確認しないなまま、「好き」の気持ちで突き進むと、彼にとって都合よく扱われかねません。それを防ぐためにも、彼の気持ちを事前に確かめるのは大事なこと。彼に、今回ご紹介したガチ恋サインが見られるかどうか、事前にチェックしておきましょう!(山田周平/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年10月12日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、妻子持ちの男性と不倫中の独身女性28歳。沼にハマり、将来的に一緒になりたいと真剣に考えている彼女に、佑雪さんのお答えは…?お悩み:「不倫からの略奪婚は不可能ですか?」【クラブ佑雪】vol. 211私には4、5年付き合っている彼氏がいます。相手は既婚者で子どももいます。状況からして一緒になるのは不可能ですが、私は彼が好きなので別れたくはないです。 今の彼にはその意思はありませんが、状況が変わるのを待てば一緒になれたりもするのでしょうか。これから先、状況が変わるのを願って待つ私は愚かでしょうか。何か行動を起こすこともできないですし。 今の関係に満足して、それ以上は望むべきではないのでしょうか。(勾28歳未婚介護福祉士)より早く略奪婚を可能にする、たったひとつの方法まず、質問。「状況からして一緒になるのは不可能ですが」って、なんで不可能って決めつけるの? てか、不可能って思ってないから、わたくしに「一緒になれたりもするのでしょうか」って聞きたいわけでしょ? 思いや言葉がちぐはぐ、そして、ネガティブな決めつけは、願望成就を遠ざけます。本当に彼と一緒になりたいなら、そういうの全部やめて前向きに「どうしたら、一緒になれるのか」を考えてみません?ご相談者さまと彼が一緒になるためには、まずは彼に離婚をしてもらわないと、ですよね? これをどうしたらいいか。どう思います? 彼が家族以上にご相談者さまを愛してくれたらいいんでしょうかね。愛ってそれだけで物事を動かすエネルギーを生みますから、そっち方面から攻めるのは、もちろんアリです。でも、彼と絶対に一緒になりたいなら、わたくしならお金を使います!!!!!!やっぱりね、愛もいいけどお金は強いですから。お金にはよりスピーディーに夢を形に変えてくれる力がありますから。慰謝料や養育費などを十分という以上に彼のご家族にお渡しできれば、彼も彼のパートナーも離婚しやすくなると思うんですよね。ほら、愛情はとっくに冷めているけれど、お金がないから離婚できないっていう夫婦ってたくさんいるじゃないですか。お金は離婚のハードルを下げる、いいツールなんです。また、お金は結婚への推進力としても活躍してくれます。お金がないから結婚に踏み切れない恋人も世の中多いですよね。お金があれば結婚できるのに、って。それにお金持ちと結婚したがるのは女性だけじゃなく、男性も思っている人は多いですから。今のパートナーと別れてご相談者さまと一緒になる方が、経済的にも恵まれた生活を送ることができるとわかれば、全然不可能じゃないと思うんですよ。場合によっちゃ、むしろ飛びついてくるくらいじゃないですか?というわけで、ご相談者さまがそれだけのお金をつくり、予算も含めて離婚から結婚へのプランを提案されてはいかが? 今の収入ではそれが難しいのであれば、転職や資産運用をされたらいいと思います。略奪婚したいなら、「何か行動を起こすこともできないですし」なんて言ってないで、すぐにも行動を起こしましょう! 自分が変われば、状況は変わっていきますよ! 頑張ってくださいね!【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©nensuria/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2021年10月11日周囲から好印象な人でも、実は裏で悪いことを企てている場合があります。そばにいても気づけないことがあるので、人の本心はなかなか分からないものですよね。もし彼に裏の顔があるのなら、なるべく早くその本性に気づきたいところ。そこで今回は、彼の裏の顔を見つけた女性たちに体験談を語ってもらいました。1:まさかの合コン王が…「友だちに彼氏ができたというので、数人で集まって話を聞いていたんですね。出会いは合コンだったそう。しょっちゅう合コンを開いている男性がいるらしく、そこに参加したらしいんです。すると、別の友だちも『私もその人知ってる』と言うんです。その男性主催の合コンに参加したことがあると。2人のなかでは“合コン王”という認識なんだとか。そこで、合コンの様子を撮った写真を見せてもらったんです。そうしたら、なんと合コン王と呼ばれていたのは私の彼でした。夜によく出かけるとは思っていたんですが、そんな裏の顔があったとは…」ミカ(仮名)/27歳「合コン王」という言葉の響きが、軽いイメージをさらに加速させていますね。「飲み会好き」ぐらいであれば受け入れやすかったかもしれません。そもそも付き合っていながらそんな場所に行くなんて…と彼に対して幻滅してしまうのも無理はないでしょう。2:友達の彼に借金をして…「元カレはコミュ力が高く、誰とでも仲良くするタイプ。だから友だちにも紹介しやすかったし、友だちカップルと一緒に出かけることもよくありました。そんなある日、友だちから連絡が。友だちの彼氏が、私の元カレから『お金を貸してほしい』と頼まれたと言うんです。さらに、別の友だちからも同じような報告を受けました。元カレは、誰にでも平気で借金する人だったんです。引きました」アイカ(仮名)/26歳この女性は、友だちのパートナーからお金を借りようとする彼の姿に、「自分が友だちを紹介したのが原因かも…」と罪悪感を覚えたようです。お金の問題はシビアなので、お付き合いする上で大切にしたい要素の一つかもしれませんね。3:悪質な悪口を書き込んで…「私には好きなアーティストがいて、よくSNSもチェックしています。そのなかには悪質なコメントを見かけることも。あるとき、彼のパソコンを使う機会があって、ふと画面に謎のファイルがあったので開いてみました。すると、私の好きなアーティストに向けた悪質なコメントがズラリ。下書きの状態で保存していたようです。彼を問い詰めたら、私が好きだと言うので嫉妬してしまったとのことでした」エリナ(仮名)/30歳彼女への嫉妬から、相手をおとしめたくなってしまったんでしょう。愛しているがゆえの行動ですが、彼が誹謗中傷に加担していた事実がショックだったようです。また、どんな事情があったとしても、感情のはけ口として悪質なコメントをするのは避けるべきでしょう。4:掃除好きかと思っていたら…「以前、彼と同棲していたとき。彼は平日休みだったので、私が仕事に行っているときにいつも部屋をキレイに掃除してくれていました。かなりのキレイ好きなのだと特に気にも留めなかったんです。ある日、“たまには私も手伝わないと”と思い、少し仕事を早めに切り上げて帰りました。すると、駅に彼の姿が…!しかも、女性と一緒。実は、彼は部屋に女性を連れ込んでいたのです。だから、帰ったあとに部屋を隅々まで掃除していたんですね。さらに、そのあと相手の女性が複数人いたことも発覚しました」ナオ(仮名)/30歳キレイ好きかと思いきや、そこには秘めたる事情があったわけですね。果たして彼は何股をかけていたのか…。頑張る彼女を労わっていたのではなく、自分の浮気の証拠を隠滅するための掃除だったなんて、彼女にとっては大きな裏切りだったのでしょう。交際後に知った“彼のエグすぎる裏の顔”をご紹介しました。いいパートナーだと思っていても、実際はとんでもない悪さを企てている場合もあるようです。彼に不安を感じるときは、周りからの意見を聞いてみるのも手かもしれませんね。©DjelicS/gettyimages©Boris Jovanovic/gettyimages文・塚田牧夫
2021年10月11日リアル・モンスターワイフ、再び
シリーズ・モンスターワイフ
実録・ポジティブな離婚