出会ったときからお互いに印象が良く、もしかしたら付き合うかもしれない…と予感することもあるでしょう。美春さん(仮名・28歳)はそんな出会いをしましたが、あるとき雲行きが怪しくなったとのこと。今回は、美春さんに当時の彼との出会いからその後の予期せぬ展開までを教えてもらいました。出会いは「立ち飲みバー」「あるとき、女友だちと2人で飲みに行くことになり、オープンしたばかりの立ち飲みバーに入ったんですね。店内はすごく混んでいました。入れないかな…と思っていたら、“ここ空いてますよ”と、とある男性が声をかけてくれたんです。男性は2人で来ていて、自然な流れで一緒に飲むことになりました。2人とも会計士事務所で働いているとのことで、真面目で爽やかな印象でしたね。私は2人のうち、最初に声をかけてくれた俊和さん(仮名)という男性のほうに興味を持ちました。そこで、好きな異性のタイプの話になり、俊和さんは“ノリのいい人”と言ったんです。続けて、“社交性があって周りとすぐに仲良くなれるような人がいい”と言っていたのが、すごく印象に残りました」テンションを上げて「社交性」をアピール「後日、俊和さんから食事のお誘いLINEが来ました。なんでも、“人気店の予約が偶然取れた”と言うんです。俊和さんが言うには、そのお店は予約しても3か月待ちになるほどの人気店だと。そんなお店に私を誘ってくれるなんて嬉しいじゃないですか。だから、喜んでOKしました。そのお店はイタリアンで、評判通りの料理のおいしさ。彼の言っていた“社交性のある女性がいい”という言葉を思い出し、普段よりもテンションを上げて、店員さんに声をかけたり、社交性をアピールしていました。しかし、後からわかったことですが、このお店は元々俊和さんが別の女性と行く予定だったところ。その女性にキャンセルされたために、私を誘っていたことが後で判明するのです」ホテル帰りに手をつないで歩いていると…「2回目の食事のあと、ホテルに行きました。その頃、私は“このまま彼と付き合うことになるんだろうな…”ってうっすらと思っていたんです。そんなこと考えながら歩いていた、ホテルの帰り道。俊和さんと手をつないで駅に向かっていたんですが、急にパッと振りほどかれたんです。そして、向こうから歩いてくる男性に“おう”と声をかけました。俊和さんの友だちのようでした。その友だちは私に、“もしかして、俊和の彼女~?”と聞いてきました。ここで私は、社交性をアピールしようと思い、“どうでしょ~”と微笑みながら返したんです。続けて、“飲みに行こう”と言われたので、“ぜひ行きましょう!”と返しておきました。その日は時間が遅かったので、俊和さんの友人とはその場で別れました。でも、十分に社交性をアピールでき、彼の好みに近づけたのでは?なんて勝手に思っていました」「彼女ヅラするの、やめてくれる?」と告げられ…「そこから駅へと向かう途中、彼が急に黙り始めたんです。何か考え事をしているのかなと思い、私も黙って歩いていました。そして、駅に着いてホームに出ると、“ちょっといい?”とホームの端のほうに連れていかれたんです。もしかして、告白される!?とドキドキしていたら、突然、“彼女ヅラするの、やめてくれる?”と、彼に冷たく言われました。さらに、“ああいうところで出しゃばられると、イラッとするんだよね”と言うんです。その日はそのまま電車に乗って、気まずいまま別れることに。“あぁ、彼との関係はこれで終わったんだ…”と思いましたね」“ホテル帰りに予想外のひと言を浴びせられた女性の体験”をご紹介しました。彼のタイプの女性になるために努力していたものの、思いがけない形で覆された女性のお話。初対面で相手のことを詳しく知らないときは、話をすぐに鵜呑みにしないほうがいいのかもしれませんね…。©prostockvideos/gettyimages©AntonioGuillem/gettyimages文・塚田牧夫
2022年02月01日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、つまらないことで彼をフってしまった50歳女性。ヨリを戻したくとも彼のリアクションはそっけなくて…。佑雪さんが、男性の「本命彼女」と「遊びの女」への対応の違いを教えてくれます!お悩み:「自分から腹を立ててフッた彼と、復縁したいのですが」【クラブ佑雪】vol. 227あまり連絡してこない彼に腹が立ち、別れることに。つまらないことで怒ってしまったことに時間が経つにつれて寂しくなり、またやり直せたらと1か月経った頃に連絡をしたら「今月は予定が詰まっているから、また来月にでもごはん行こう!」と言われ、いつ頃になるか聞いてみると「落ち着いたら連絡するわ」と言われました。それからしばらく連絡がなく、こういった場合どのくらいの期間待つのがいいでしょうか?彼は忙しい経営者さんなので、普段から3〜4日連絡ない人なのですが。 ダラダラ待つのも時間の無駄かと思うのですが。(ヨギー50歳未婚か既婚かバツイチか不明役員)ご自身の扱われ方を客観視されてはいかが?なんですか? このお悩みは? 匂い的に独身同士って感じもしないから、W不倫かお相手だけ既婚者とか、そういう感じでしょうか? 正直、そういう匂いしかしないのでそういう前提でお話を進めさせていただきますね。ていうか、この男性の反応。不倫でもそうじゃなくても、完全に対応が“遊びの女性にしかしない対応”じゃない? 別に別れたことも、彼にとってはそこまでダメージじゃなさそうですしね。「たまにセックスする相手が1人消えた」くらいな感じで「また、別の探せばいっか」、なんなら「ほかに2、3人いるし」みたいな本音が、行間から聞こえてくるのはわたくしだけじゃないはず! もしかして、聞こえてないのはご相談者さま及び、ご相談者さまと似たような状況にある方々だけだったりして…。「落ち着いたら連絡するわ」ですが、お相手はお忙しい方なんですよね?で、いまだ連絡がないんですよね?つまり落ち着いてないってことなんでしょう。仕事にプライベートに、さまざまな予定が入っているんでしょうが、もしも、ですよ?もしも、彼にとって、ご相談者さまの優先順位が高ければ、「君はいつ頃なら空いてる?そこに合わせて調整するから」っていう、ひと言があって然るべきなんですけど、ないんですよね?ここでお相手がヒマな人だったら、ヒマで「おもしろいことないかな〜」みたいなときに何人か連絡してみて、全員断られたりしたとき、最後に「そういえば…」って感じで、ご相談者さまに連絡してくるわけですよ。そこまでにそんなに期間は要さないと思います。でも、彼は忙しいじゃないですか。そうなると次々、予定が突っ込まれてきますから、気づいたら毎日が忙しくて、毎日が余裕なくて、ご相談者さまのことを思い出す隙もなくなってるんじゃないですか?また、忙しければ忙しいほど、経営者という立場であれば、新しい方と出会うこともあるでしょうから、出会いもあるでしょうしねぇ。また、そこまで優先順位の高くなかったご相談者から、連絡頻度が少ないという理由でキレられたら、なんか、めんどくさいじゃないですか。結局、復活したところで、また、突発的にキレられるわけですから(断定)。ええ、わたくしが断定する以上に、彼のほうではもっと強い確信をもって断定してますよ。で、彼を含め、多くの男性は付き合う女性に対して、常に安定して穏やかな性格を望みますから。ヒマだったら、まだそれもエンタメとして楽しんでくれるかもしれませんが、忙しいところに、それをやられたら距離を置きたくなってとうぜん。なので「こういった場合どのくらいの期間待つのがいいでしょうか?」と言われましても、わたくしとしても、彼がよっぽどヒマで誰も相手にしてくれる人がいなくて、ご相談者さまがキレてきた記憶が薄まったタイミングじゃない?としかお答えのしようがないですね。アドバイス。そんなに手放したくないお相手なら、まして、お相手から優先順位が低い扱いをされているなら、ただの1度だってキレちゃダメです。というわけで、今後にこの学びを活かしていただけましたら幸いです。【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©JGI/Jamie Grill/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2022年01月31日妻の収入を頼り生活費もきちんと家に入れない夫。そんな夫の不倫を知った妻・涼香さん(仮名・30代後半)は、夫婦関係の修復に協力してもらうべく、息子を溺愛する義母にそのことを相談することに。しかし、事態はドロ沼の展開を迎えたのだそう。今回は、メンタル心理カウンセラーの並木まきがその後の展開について詳しく話を聞きました。義母に協力を求めるも「知らん顔」「夫が不倫をやめないまま、時間ばかりが過ぎていたので、私は義母に何度も相談しました。夫にも何度も話をしましたが『夜の生活に応じない君が悪い』という屁理屈を言って、不倫を正当化するだけ。さすがにこのままでは夫婦を続けられないと思い、義母からも夫に言ってもらうべく、当時の私は必死になっていました」ところが義母は、息子の悪行に関してはとことん知らん顔を貫き、それどころか夫の浮気に悩む涼香さんに対して「あなたのせいで息子がよその女性のところに行っちゃうのよ」などと、涼香さんを否定する発言を繰り返したそうです。解決の糸口が見つからず…離婚を選択そして、そんな生活が半年ほど続いた頃、身も心も疲れ果てた涼香さんは離婚を決意しました。「私は夫婦関係を修復したかったけれど、夫も開き直っているし、義母も息子の不倫を正当化するしで、もう無理だなって思ったんです。それに、たとえ今回のことを許しても、また不倫をするだろうなという気もしました。そこで、本当は離婚をしたくなかったけれど、一緒にいても不毛な関係が続くだけだと思い、離婚を申し出たんです。すると、あっさりと了承され、協議離婚が成立しました」夫の収入が低かったことから、「慰謝料を請求してももらえないだろう」と諦めていた涼香さん。そして、離婚が成立した3か月後、元夫が不倫相手と再婚したという話を風の噂で聞いたそうです。「なんだかバカにしているなって気がしますよね。こっちは色々悩んで不本意ながらも離婚を選んだのに、向こうは離婚して3か月でサクッと再婚しちゃうんだって呆れましたね」その後、元夫や義母のことは共通の知人からもあえて聞かないように過ごしていた涼香さんですが、結婚1年も経たないうちに再婚相手とも離婚に至ったという話を噂で耳にしたそう。「ああいう人は、反省をしないから同じ過ちを繰り返し続けるんだろうな」と、気の毒に感じたと語ります。「義母は義母で、自分が高齢になってきてひとり暮らしがつらくなってきたこともあり、新しい奥さんと息子と3人で暮らしたかったそうなんです。けど、その目論見も外れてしまったらしいですよ。やっぱり自分たちのことしか考えない人たちからは、人が離れていくんだなと思いましたね」一連のお話を伺ったあとに、「私は今、恋人もつくらずに、自分がしたいことだけをして、穏やかな日々を満喫している」と、涼香さんは嬉しそうに話してくれました。そして、いつかまた好きな人ができたら、交際や結婚を考えるかもしれないけれど、今は自分の好きなことだけをして楽しく過ごせる日々が訪れたことに心から喜んでいるようでした。©TwilightShow/gettyimages©yamasan/gettyimages文・並木まき
2022年01月28日結婚後に義母との関係に苦戦する人も少なくありません。涼香さん(仮名・30代後半)も、そんな経験をしたひとり。今回は、義母によって夫婦関係が悪化した女性から、メンタル心理カウンセラーの並木まきが話を聞きました。息子自慢が絶えない義母。しかし現実は…顔を合わせるたびに「うちの息子は優秀だから」「あんなにデキる男性は、なかなかいないわよね」などと、息子を褒めるようなことばかり口にしていた義母。そんな義母に対して、涼香さんは気になっていたことがありました。「義母の話と実態は、逆だったんですよね。夫は短期間で転職を繰り返して、収入も低め。生活費も入れたり入れなかったりで、私の収入がなければ安定した生活を送れていなかったと思います。でも、義母は息子の転職について『優秀だから、いろんなところから声がかかる』と理解していたようで…。しかし現実は、クビになったり左遷されるたびに別の職場を探しては移っていたという感じでした」夫のプライドと、義母に本当のことを話して波風を立てるのも面倒だと考え、あえて義母には真実を告げず、適当に話を合わせてきていたという涼香さん。しかし、夫のことを守っていた涼香さんの気持ちを踏み躙るような出来事が起き、状況は一変しました。夫の不倫が発覚…! 義母に真実をぶちまけると衝撃の一言が…「結婚2年目にして、夫の浮気が判明しました。夫はとにかく夜の営みが好きなタイプで、毎日でもしたいという人。一方の私は、仕事で疲れると、とてもそんな気分にはなれなかったのと、そんなにそういう行為を好む性格ではないので、夫の要望に応えられる日もあれば、断る日もありました。きっと、夫はそんな私に不満があったんでしょうね。そして、夫に浮気のことを問い詰めた結果、どこで知り合ったのかはわかりませんでしたが、かなり年下の女性と関係を持っていたことがわかりました」涼香さんは、夫の浮気が一時的なものなら許そうかとも考えたそう。しかし、不倫相手の女性とは数か月にわたって関係が続いており、一緒に旅行にも行った仲だと知り、「これは許すわけにいかない」と覚悟を決めたそうです。「長期間にわたり不倫をしていたとなると根深い問題だなと思いました。そこで、義母にもそのことを打ち明けたんです。そして、不倫のことを伝えるとともに、実は夫がクビになっては転職を繰り返していたことや、家庭に十分なお金を入れていないことをぶちまけました」すると、これまで息子を“優秀”と信じて疑わなかった義母には都合が悪かったのか、急に涼香さんに攻撃的な態度を見せてきたそうです。「息子の不倫を真剣に捉えてもらうことで、夫婦の関係修復に協力してもらえるかと思ったのに、それは大間違いでした。義母は私に『男性が不倫をするときは、たいてい妻に原因がある』と言い放ったんです」この出来事を機に、夫婦関係のみならず義母と涼香さんの関係も急激に悪化。そして、事態は最悪の方向へ進んでいってしまうのです。息子を溺愛する義母のなかには、息子のこととなると常識的な判断ができなくなる人も…。こういった場合、妻は予想以上に義母との関係に苦労することになるようです。©torwai/gettyimages©yamasan/gettyimages文・並木まき
2022年01月28日好きになった人がバツイチだった。大人になるほど、そんな出会いも増えるものです。離婚経験を否定的に見るか、気にしないかは人それぞれですが、もし彼との将来を考えるなら、今日紹介する3つのポイントは、必ず確認しておきましょう。バツイチ男性との恋愛、長続きのコツはこの3つをチェック【おおしまりえの恋愛道場】vol. 156好きになった人が過去に結婚・離婚経験のあるバツイチ男性だった。大人になるほど、こうした出会いも増えていくものです。離婚経験をポジティブに捉えるかネガティブに捉えるかは人それぞれですが、結婚を考えたお付き合いをする場合、やっぱり不安になる部分はあると思います。今回はそんな不安をしっかり解消して、いい関係を長く続けるために、押さえておきたい3つのチェックポイントを紹介していきます。ポイント1:なぜ離婚したか、本当の理由を確認離婚経験者とお付き合いする場合、おそらく多くの方が「なぜ離婚したのか?」という理由は確認していると思います。ただ、恋愛モードだからこそ確認が甘い場合もあります。例えば、「離婚原因は妻の浮気だ」と話す男性がいたとします。この場合、じゃあ悪いのは元奥さんだから彼は悪くないなと、それ以上聞かない人もいるでしょう。でも、果たしてそうでしょうか。ぜひ、相手とのいい関係を望むなら、もう少し踏み込んでみましょう。なぜ奥さんは浮気をしてしまったのか浮気がわかったとき、関係の再構築は考えなかったのか浮気がわかったとき、夫婦の関係はそもそもどうだったか例えば、上記のような詳細確認はしてみてもいいかもしれません。浮気という決定的な原因を作ったのは元奥さんだったとしても、そもそも当時の2人には、浮気に走るほどの関係悪化が裏側にはあったのかもしれません。その場合、関係悪化の原因は妻側のみということはなく、夫婦両方にあるはずです。例えば男性が家事や育児をまったくしない亭主関白な人だったとか、口論になるとモラハラ気質な部分があったとか。怖い理由も隠れているかもしれません。ここで「自分にも悪い部分があった」と非を認める男性と、断固として相手が悪いと言い張る男性にわかれるかもしれません。どちらがいいか悪いかという話ではなく、こうした突っ込まないと出てこない本音をきちんと直視することで、あなたと彼が将来いい関係を築けるか、見えてくるかもしれません。ポイント2:全員がハッピーな関係になっているかバツイチ男性の中には、前妻との間にお子さんがいらっしゃるケースも多いです。そして、多くの男性が養育費の支払いや定期的な面会交流をしている場合があります。関わり方は人それぞれですが、新たに交際をする女性の中には、こうした彼と実子&元妻との関係性に悩む方が少なくありません。自分との関係より、別れた妻やその子どもとの関係を優先されモヤモヤする養育費よりも、将来の2人のためにもっとお金を使ってほしいなどが悩みポイントのようです。こうした悩みを抱くことは否定しませんが、もし彼と結婚を見据えているのなら、あなたが一方的に不満を溜めるべきではありません。とはいえ、自分の意見を押し通すことが正解でもありません。バツイチ男性とお付き合いをしていくのであれば、彼とあなた、そしてお子さんや元奥さん、全員が納得できる未来を模索していく必要があります。例えば彼の面会が突然決まるためデートの計画が立てられない、なんて悩みがあれば、ある程度事前に日程調整をしてもらうことはできないのか、話し合う余地はあるでしょう。ほかにも、毎月の養育費の額に納得できないのであれば、自分の不満は妥当なのか、客観的なデータから見直すことから始めましょう。また彼がどういう気持ちでその金額を払っているのか、きちんと確認しながらお互い納得できるように話し合うことも大切です。こうしたやり取りなく、彼や元妻、そして子どもに対して不満をあなたが募らせていると、その恋愛は長い目で見てうまくいきません。自分も含め、この恋愛は全員がハッピーになるように動いているか、ちょっと確認してみましょう。ポイント3:恋愛のスタンスがあっているかバツイチ男性の中には、恋愛はしたいけどもう結婚はコリゴリと考えている人が少なくありません。恋愛はしたいけど結婚はしたくない。とても都合の良い考えに聞こえますが、それくらい彼も結婚で傷ついたということです。こうしたスタンスを知らず、結婚願望を抱いて彼とお付き合いしていると、1年2年もすると関係がこじれ始めます。筆者は過去にそういった相談を受けたことがありますが、結婚したくないというスタンスの男性を変えるのは難しく、予防策としてできることは、付き合う段階できちんと結婚や将来へのスタンスを確認しておくくらいです。また再婚への意思の確認だけでなく、デートの頻度や距離感などは、バツイチ男性関係なくしっかり確認しておくことをおすすめします。男女どちらも大人になるほど、自分の生活リズムをある程度尊重して恋愛したいと考える人が少なくありません。そうした希望を後から知るよりも、事前に把握し、納得できた方が、2人の関係はスムーズに深まるかもしれません。バツイチ男性との恋愛において、関係を長続きさせるために大事な3つのポイントをご紹介しました。恋愛は勢いも大事ですが、やっぱり“キモ”は押さえておかなくてはいけません。離婚という過去の経験を否定的に捉えるか、そうした経験もあるから今魅力的に相手を見ることができると考えるかはあなた次第です。ぜひ紹介した3つのキモを押さえて、良い恋愛を続けてくださいね。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©honey_and_milk/Gettyimages©PhotoAlto/Frederic Cirou/Gettyimages©Westend61/Gettyimages©Westend61/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年01月28日恋愛マスター、”メス力”でおなじみの恋愛コラムニスト・神崎メリさんによる、いまどき恋愛講座。今回は「ど本命彼女」として「ど本命恋愛」をする方法です。マッチングアプリで会えないコロナ禍を、愛される女になる下積み期間にしよう!マッチングアプリ等での婚活が盛んな昨今ですが、コロナ禍で思うように会えないのが悩みどころではないでしょうか?時間をムダに過ごしているような気持ちになってしまっている貴女。マッチングアプリを活用し「ど本命彼女」として愛される女になる下積み期間にしませんか?ど本命恋愛をオススメする理由まずは婚活している貴女へ、「ど本命彼氏」候補になりそうな男性と「おクズ様」を見極めることをオススメする理由をお伝えしていこうと思います。これまで恋愛コラムニストとして6冊ほど本を執筆してきました。著書の中では一貫して「ど本命彼女」を目指してくださいとお伝えしてきました。愛される恋愛は不安がないから…。というふわふわした甘い理由だけではありません。男性は心から惚れた女性のことを何よりも大切にするからです。説明してしまうとあまりにシンプルなことですが、男性から惚れられて「ど本命婚」した場合と、妥協婚(この子でいいっか〜)された場合とでは、その後の結婚生活があまりにも違うからなのです。貴女も目にしたことはありませんか?結婚後、女性側がいろいろなことを一方的に背負い込まされて「こんなはずではなかった」と悔やんでしまっている姿を…。「共働きで家事に育児に大変そう…」。家事と育児というのは実は氷山の一角です。実際には、仕事、家事(炊事、洗濯、備品の調達、献立、買い物、ゴミ捨て、ゴミ集め…)、妊娠、出産、育児、義実家との付き合い、法事の仕切り、介護、子ども会の役員等、PTA、など…。と想像以上にたくさんのことを背負っています。「俺が結婚してあげた」と思っている男性は、この手のことを「嫁の仕事だろ?」と押し付けようとしてきます。仕事さえしていれば男はいいんだと言わんばかりに、家事も育児もせず、寝っ転がってスマホをいじって貴女をイライラさせることが考えられます。こういう夫に家事や育児をしてもらう(いや、しろよって話)には、動力がさらに必要になるのです(できないフリをしたり、やり方にケチをつけてくる等)。貴女に惚れている男性。彼らにとって優先順位の1番は貴女を幸せにすることです。なので「え?今の時代は男も家事するの当たり前でしょう?」なんて普通に家事や育児をするものなのです(お手伝いではなく当然のタスクとして)。結婚はゴールではありません。人生の第二ラウンドスタートです。貴女を大切にする「ど本命彼氏」と、貴女を大切にする気がない「おクズ様」。そのどちらと結婚するかによって貴女の人生はあまりに大きく変わってしまうのです。ということは、お付き合いする前の段階でなるべくこの手の「おクズ様」を見抜いて排除することが肝となってきます。1人に執着せずじゃんじゃんふるいにかけて!マッチングアプリでの出会いのデメリットは、遊び目的の男性が大量に紛れ込んでいることです。私たち女性が真剣な恋愛目的で使っているのに対して、あまりにも「おクズ様」が多すぎます!しかしマッチングアプリのメリットは、そういう「おクズ様」をバンバン遠慮なくお見切りできることです。例えば職場で気のない人からアプローチされたとき、気まずくならないように断ること自体がストレスになってしまいます。友人からの紹介だって同じことです。でもマッチングアプリの出会いは基本的に赤の他人です。「え?ないわ!下心満載すぎ」「う〜んやり取りがなんか合わないかも…」と感じたら、メッセージの段階で疎遠にしてもOKなのです。なのでコロナ禍でなかなか実際に会うことができない状況だからこそ、メッセージで誠実そうな男性と「おクズ様」をふるいにかける期間にあててしまうのがベストです!とは言え恋心が芽生えていない男性と大量にメッセージのやり取りをするのは、疲れるもの…。ならばここは一つ実験感覚で、男性から追われ大切にされる「ど本命彼女」のやり取りスタンスを取り入れながら、男性を見る目を養う習慣を身につけていくのがベストでしょう。ど本命彼女のやり取りスタンス「ど本命彼女」として男性に大切にされている女性たちには、ある2つの共通点があります。まずはその2つのスタンスを習慣とし、男性とのやり取りの中に取り入れてください!自分に対しての習慣即レスしたり、ダラダラ長々とメッセージしない!大切なのは男性とのやり取りに依存していないということです。LINEやメッセージに依存している女性というのは、男性から見るとヒマそうで、しかもお手軽そうな印象を持たれてしまうこともあります(寂しそうやな〜?ワイが構ってあげようかw?)するとそれを見透かした「おクズ様」を引き寄せてしまうことになるのです。3行以上の長文は避け、明るく感じのいい返信を心がけましょう。テンポよくラリーする瞬間も大切ですが、いつでも即レスして「マッチングアプリにかじりついている女」の印象にならないように、注意を払ってください。ハッキリ断れる女性になる自分にとって都合が悪いことはハッキリと断る!「コロナ禍で怖いし家で会おうよ」「駅(俺の家の近所)で会おう!」「ドライブ行こう(初対面)」などのお誘いはハッキリと断りましょう。「付き合ってない人のお家は行かないよ〜」「そっち方面遠いから辺りがいいな!」「付き合ってない人の車には乗らない主義なんだ!」など。「ど本命彼女」は男性の自分勝手な都合を察知したら、曖昧にせず断ります。いい子ぶった結果、都合のいい女になってしまっているなんてヘマをしないものなのです。これらを言われると「おクズ様」は捨て台詞を吐いて去ることでしょう(暴言気にしないこと)。貴女と縁がある男性は「ちゃんとしてる女性なんだな」と軽々しく誘った自分を恥じて、まともな誘い方をしてくれます。なお、断るときに「w」や「(笑)」と付けてしまうと、「いや!もう一押ししたらイケる」と謎に勘違いさせてしまう傾向があります。付けないようにしましょう。相手に対する習慣下心や失礼な男性はメッセージの段階でお見切りするしつこく電話しようと言う男性、やり取りはじめたばかりで「今から会えない?」と誘ってくる男性、すぐにLINEでつながりたがる男性、下ネタ男(論外)、夜遅い時間ばかり指定してくる男性、「wwww」使いすぎなど自分とセンスの合わない男性、馴れ馴れしい男性。いろいろな違和感があると思いますが、どうでもいい男性に気に入ってもらうことや、無理していい部分を探し出そうとすることよりも、メッセージの段階で違和感を覚える男性は「縁なし!」とお見切りしてください。実際会ったところで嫌な思いをするものなのです。貴女が「ど本命彼女」のやり取りスタンス、長文は避け、明るく感じよく、「ん?」という誘いにはハッキリとNO!を習慣化していれば、おのずと「おクズ様」はふるいにかけられていきます。彼らの目的は今日明日にでもムフフできる相手探しですから、簡単に誘いに乗ってこない女性はコスパが悪く相手にしていられないのです。そうしていると縁のある男性、真剣に恋人を探している男性だけが残ります。そういう男性とだけやり取りを続けて実際に会ってみましょう。お付き合いすることになったときに「ど本命彼女」のやり取りスタンスが習慣として身についていれば、恋愛依存の印象もなく、都合のいい女扱いされることもなく、いい関係を育むことができますよ(お付き合いしてからが本番やで)。会えないいまだからこそ、「ど本命彼女」として愛される習慣をコツコツと身につけてみてくださいね(おクズさまはじゃんじゃんふるいにかけるのや!)。神崎メリ(かんざき めり)恋愛コラムニスト。1981年生まれ。ドイツ人の父と日本人の母の間に生まれる。自身の離婚・再婚・出産という経験から「男心に寄り添いながらも、媚びずに女性として凛として生きる力」を「メス力(りょく)」と名付け、SNS やブログにて発信、瞬く間に人気が広がり、現在ブログは月間200万PV、SNSフォロワー累計28万人。コメント欄には共感の声が殺到、恋愛に悩む幅広い年齢層の女性たちから厚い信頼と支持を集めている。2021年11月刊行の最新刊『なぜかいつも「ど本命」に愛される女性の4つの習慣』(永岡書店)など著書も多数。©Guido Mieth/Getty Images©gilaxia/Getty Images©Drazen Zigic/Getty Images©Westend61/Getty Images文・神崎メリ
2022年01月27日裕福な結婚生活を手に入れたものの、夫から“女として見てもらえない”ことが理由で不満を抱えていた真紀さん(28歳)。友人からの悪魔の囁きにより、既婚者でありながらマッチングアプリを始めてしまいます。さらにはそこで、イケメンの年下彼氏と付き合い始め、何もかもを手に入れた気になっていた真紀さんですが、人生はそうも甘くはなかったのです。離婚だけは絶対にしたくない不倫妻4歳年下で、大学院生の悠人さんと過ごす日々は、真紀さんにとって本当に新鮮でした。まるで学生時代に戻ったようなフレッシュな気持ちになれるし、若くて見た目もカッコイイ彼は、夫にはない魅力を持っています。「でも家では、絶対にバレないように装っていました。ある時、夫から『なんか最近いいことあった?毎日イキイキしてるね』と言われたときは、さすがにドキッとしましたが…。まさか夫は、私が年下の彼と不倫しているなんて思ってもいなかったようです。離婚だけは絶対に避けたかったので、かなり慎重に行動していました。せっかく手に入れた裕福な暮らしも、医者の妻という座も手放したくありません。悠人のことは好きですが、あくまで不倫。私には今の生活があるからこそ、若くてお金のない悠人との恋愛も楽しめるんです」そんな真紀さんが何よりも気分がよくなる瞬間がありました。それは同窓会などで昔の友人と話したとき。「独身の友達からは、『真紀は今の旦那さんをゲットできて本当に勝ち組だよね。セレブ妻はいいなあ』とうらやましがられます。それだけでもいい気分でしたが、既婚者の友達が、夫との仲がうまくいかず愚痴っているときも、口では『わかる〜』と言いながら、本心では『皆と違って、私には悠人みたいな素敵な彼氏がいるけどね』とほくそ笑んでいましたね。その頃は全てがうまくいっていました。ところが…」悠人さんと不倫を始めて数か月が過ぎると、雲行きが怪しくなってきました。悠人さんが本気になってしまったのか、真紀さんに執着し始めたのです。不倫相手の彼が本気になってしまい…「最初は彼も、“人妻”という響きが新鮮で楽しんでいる感じでした。それがだんだん本気になってきて、泊まりは無理なのに、外泊や旅行をしようとしつこく言ってきたり、二人のルールで電話はNGだったはずなのに、電話をしたがるようになりました。しまいには『ねえ、旦那と離婚して俺だけのものになってよ』と言い始めたんです…」焦った真紀さんは、悠人さんと距離を置くことにしました。彼を失うのは惜しかったものの、夫にバレることだけは避けなくてはいけません。心を鬼にして彼に別れを告げましたが、彼の方は、絶対に別れたくないの一点張り。どんどんしつこくなっていく悠人さんに恐怖を感じ、真紀さんはLINEをブロックして完全に連絡を断ち切ることに。「それで私も懲りて、マッチングアプリも退会することにしました。最後の方は悠人がちょっとストーカーっぽくなっていたこともあって、かなり反省して…。今の暮らしや、夫の大切さをあらためて感じましたね」こうして心を入れ替えた真紀さん。不倫からも潔く足を洗い、良き妻として夫婦生活の改善に努めようと決意したそうです。しかし…。不倫相手がまさかの行動に…!「なんと、悠人が夫の職場を調べて会いに行き、全てをぶちまけたんです。それで何もかもバレてしまいました。私は離婚を突きつけられ、全部失うことに…。もちろん必死で謝罪しましたが、夫は潔癖っぽいところがあり、絶対に許してくれませんでした。どうしてあの日、誘惑に負けてマッチングアプリに手を出してしまったんだろうって、心の底から後悔しています。今まで専業主婦だったので仕事のあてもなく、今は実家に帰っていますが、これからどうしたらいいのか途方にくれています」“絶対にバレないだろう”と思っていても、不倫は思わぬ形で相手にバレてしまうもの。夫婦仲がうまくいかないことは、確かにとても辛いことです。しかしだからといって不倫に逃げてしまうと、全てを失うリスクがあるのだということを思い知らされるようなエピソードでした。©Jetta Productions Inc/Gettyimages©Westend61/Gettyimages©Yuichiro Chino/Gettyimages©/Gettyimages取材・文 小泉幸
2022年01月26日結婚しても、子どもができても、ずっと“女”でありたい…。女性がそう願うのは当然のこと。しかし中には、夫婦関係などが原因でその思いが満たされず、不倫の道に足を踏み入れてしまう女性もいるのだとか…。今回は、結婚によって裕福な暮らしを手に入れたものの、結局は不倫に走ってしまった真紀さん(28歳)のエピソードを紹介します。結婚を機に手に入れた“医者の妻”の座「私が結婚したのは、25歳の時。夫は医師です。私自身、あまり裕福ではない家庭で育ち、かなり苦労したこともあり、結婚するなら絶対にお金を持っている相手と決めていました。ですから大学を卒業してすぐに婚活に本腰を入れ、ハイクラスの男性が集うような婚活パーティに積極的に参加していました」そうして真紀さんは、慎さんと出会いました。慎さんは、12歳年上の勤務医。かなり年齢差がありますが、真紀さんにとって結婚相手の優先事項は、年齢や外見よりもお金に苦労しない暮らしを手に入れること。すぐに慎さんに狙いを定め、交際、そして結婚まで駒を進めるのにさほど苦労はしなかったと言います。「結婚を機に、都内の一等地のタワーマンションに暮らし始め、最初は満足していました。単なるお金目当てで結婚したと思われがちですが、ちゃんと愛情もあったし、幸せだったんです。仕事はしなくていいと言われたので、結婚と同時に専業主婦になりました」夫婦のレス問題に悩み始めて…「ところが夫は仕事が激務で、家にいる時間が極端に少ない人で…。せっかく帰ってきても疲れてすぐに寝てしまうこともあるし、そもそも彼はかなり淡白なタイプでした。気づけば結婚して3年も経たないうちに、セックスレスになっていました」結婚3年ほどで、倦怠期やセックスレスに陥る夫婦は非常に多いとはいいます。それでも真紀さんは、一生懸命自分から誘ったりして努力を重ねていたそう。しかし夫は、疲れているからといって相手にもしてくれません。「そんな日々を過ごしながら、どんどん虚しくなっていきました。25歳で結婚したので、3年経ってもまだ28歳。同級生の女友達は彼氏とラブラブなのに、私は何をやっているんだろうって…」次第に真紀さんは、自分には女としての魅力がないのかも…と気にするようになったといいます。大学時代の同級生・紗江子さんから突然連絡があったのは、そんな矢先のことでした。たまたま近所に引っ越してきた彼女と、久しぶりに会ってお茶でもしようということになったのです。そんな紗江子さんも既婚者。うっぷんが溜まっていた真紀さんは、紗江子さんに夫婦関係の愚痴をこぼしました。すると彼女は、驚くべき言葉を口にしたのです。夫に内緒で始めたマッチングアプリ「なんと紗江子も、少し前までセックスレスで悩んでいたらしいんです。でも彼女は、マッチングアプリで出会った男性と付き合い始め、欲求を満たすことができたんだとか。『真紀もマッチングアプリやってみなよ』と言われて、その日の午後、さっそくアプリをダウンロードしてしまいました」こうして、夫に秘密でマッチングアプリを始めた真紀さん。最初はいいね!を押すことにすら抵抗がありましたが、一度マッチングしてしまうとハードルが下がり、どんどんハマっていきました。「夫と結婚した時には年齢や外見は妥協しましたが、アプリには同世代や年下のイケメンがたくさんいるのも楽しくて…。メッセージのやり取りをしているだけでも心が満たされたので、最初は実際に誰かと会う気はなかったんです。でも顔がタイプど真ん中の男性とマッチングしてしまって。彼と一度会ってみることにしました」年下彼氏との秘密の交際その男性は、悠人さん。24歳の大学院生です。夫と年齢がひと回り以上離れているだけあって、その若さが真紀さんには新鮮でした。母性本能をくすぐるような可愛いタイプの超イケメンです。しかも、専業主婦の真紀さんにとって、学生の悠人さんとは昼間のデートができるというのも丁度よく、二人は何度もデートを繰り返し、深い仲になっていきました。「既婚者であることは隠しておらず、悠人もそれを承知のうえで私と付き合っていました。悠人と会うようになってから、乾いていた心が満たされていきましたね。でも、離婚する気はありませんでした。この暮らしを絶対に手放したくはないので」こうして年下の彼氏と不倫しながら、家では良き妻の仮面をかぶり、何食わぬ顔で夫に接していました。世間的には医者の妻という、人からうらやましがられる暮らしを手に入れ、同時にイケメンの年下彼氏との甘い恋愛を楽しむ日々。真紀さんは「ようやく全てを手に入れた」気分だったと言います。ところがそんな幸せは、長くは続かなかったのです。夫から“女”としてみてもらえないことは、妻にとっては辛いこと。しかしだからといって迂闊に不倫に手を出してしまうのは、全てを失うリスクが伴います。誘惑に負けて軽率な行動をとってしまうと、思わぬ結果が待ち受けているかもしれません。©Five/Gettyimages©Kiwis/Gettyimages©erdincaltun/Gettyimages©Tony Studio/Gettyimages取材・文 小泉幸
2022年01月26日幸せな恋愛をするためには、相手があなたを大事にしてくれるかどうかも大切。あなたへの思いを図ろうとしても、付き合う前だけいい男を演じる人もいるでしょう。では、どうやって見極めればいいのでしょうか?そこで今回は、絶対逃してほしくない“本当にいい男”を見抜く大事なポイントをご紹介します。「一緒に楽しもう」とする「楽しい時間をわかち合える男性とは、ずっと仲良くいられる気がします。将来のことも想像しやすいですし、運命を感じることも…!」(20代・女性・受付)自分さえよければそれでいいのか、あなたのこともちゃんと尊重してくれるのか。普段の何気ない言動や態度から、しっかりと見極めるようにしておくべきでしょう。何をするにしても、ふたりで一緒に楽しもうとしてくれる男性なら、きっといつまでも素敵な関係でいられるはずですよ。「話し合い」ができる「付き合う相手を見極めるときに、なんでも話し合える相手かどうかはすごく大きなポイント。しっかり話し合えない人だと、お互いの不完全燃焼が積もって結局お別れすることが多いです」(30代・女性・商社)どんなに仲のいいカップルでも、価値観の違いでぶつかって揉めることはあるもの。そんなときに、ちゃんと話し合うことができる男性なら、お互いに改善するところは改善して共に成長していけるでしょう。また、それはあなたに向き合ってくれている証拠でもあるので、信頼できる男性であるとも言えますよ。「肯定的」に捉えてくれる「物事を前向きに考えてくれる男性だと、一緒にいて明るい気持ちになれます。結婚するなら、絶対にポジティブな男性がいいです」(20代・女性・飲食)やさしく背中を押してくれたり、そっとサポートをしてくれる男性は、一緒にいるだけで心強いはず。あなたの意見や考え、思いなどを肯定的に捉えてくれているからこそ、「応援したい」とか「助けてあげたい」という気持ちが芽生えるのでしょう。逆に、なんでもかんでも否定してくる男性は、あなたの足を引っ張る人でもあるので、将来のパートナーには向いていないかもしれません。「人の痛み」がわかる「弱っている人に寄り添ってあげられる男性には、ものすごく大きな魅力を感じます。そういうときに、その人の本性って出るものだと思うので…」(20代・女性・WEBデザイナー)悩んでいる人や苦しんでいる人に対して、どういった接し方をするのかは大事なポイント。自分でも挫折や苦労を味わったことがあるのなら、人の痛みもわかるはずです。人の傷みがわかる男性は、あなたが悩んでいるときにも、きっと親身になって相談に乗って、やさしく手を差し伸べてくれるでしょう。将来を共にすることを考える際、その男性の本質を見抜くことが大切です。特に、あなたへの思いやりがある人なのかどうかは重要な指標なので、いろんな場面で彼の行動を見ておきたいですね。©Sam Edwards/gettyimages©g-stockstudio/gettyimages文・山田周平
2022年01月24日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、交際7年になる彼がいる51歳シングルマザー。再婚したいものの彼の気持ちは…。佑雪さんが、男の本音と、煮え切らない彼でも結婚を意識する方法を教えてくれます!お悩み:「交際7年、結婚する気のない彼と別れたほうがいいですか?」【クラブ佑雪】vol. 226彼とはお付き合いを始めて今年で6年目、11月になれば7年目になります。私は離婚歴あり、子どもひとり。彼は未婚の53歳です。 初対面の印象は、あまり好みではありませんでしたが、会う度に彼のやさしさに触れ、今はとても大好きです。以前、結婚話をしたことがありました。私は再婚したい…彼はこの歳になって、今さら、結婚はしなくてもいいかな…と意見が不一致で終わりました。それでも2週に1回のペースで会ってます。 彼のことは変わらず好きです。でも結婚する気がないのなら、気持ちを切り替えてほかの人を探した方がいいのかな? と、時々ですが頭をよぎるんです。 私の両親も遊びの付き合いだったら別れた方がいいと言います。もちろん、結婚がすべてではないとは思います。ですが、彼と子どもと共に生きていきたいです。彼曰く「待っててくれとは言えない。待たせるだけ待たせて、やっぱりやめようってなったときに、悲しい思いをするのは俺じゃなくて、そっちだし」 。今では結婚の「け」の字を出すと「その話しはもう終わったよね」とシッポを切られてしまいます。私の執着心でしかないのでしょうか。また、そう言いながら、お互いに都合悪くなければ、2週に1回会おうと言うのはなぜでしょう。 少なからず、彼には好かれていると思いますが、煮え切らない彼と今後どう接していけばよいのか、わからなくなってしまいました。 よろしければ、私の悩みの解決の糸口となるアドバイスをお願いいたします。(あいか51歳バツイチシングルマザー)お相手の立場を想像してみて!煮え切らないのは彼じゃなく、ご相談者さまですよね?彼にとっては、結婚する気はないけれど「お互いに都合悪くなければ、2週に1回会おう」っていうのが、現時点でのご相談者さまに対する最終回答になってるわけですよね?彼はその気持ちをはっきり表明してますよね?恋愛って会う回数だけでは測れませんが、燃えてるときは毎日会いたいってなりますよね。それは年齢関係なく。80代でも情熱のあるカップルは毎日、会ってますから。で、ご相談者さまカップルは約7年の交際期間で気持ちも落ち着いていて、彼からすると2週間に1度くらいがちょうどいいと。その間、仕事もあるし、どういうシフトでお仕事されているかは存じませんが、たとえば月4回週末があったとしたら、その半分は趣味や休養に費やしたい、みたいな感じなんですかね。また、ご相談者さまは彼と結婚できないなら、結婚できる可能性のある方を探したほうがいいかもっていうお考えかもしれないけれど、彼は新規で彼女をつくるのも面倒くさいし、相性のいいご相談者さまとこのままエネルギー消費の少ない、燃費のいい関係を続けるのが楽なんでしょう。そうそう、お悩みを拝見する限り、ご相談者さまが大好きな、やさしい彼はできるだけエネルギーを使わない生き方、関係を望んでいるんじゃないですかねぇ? これまでひとりで気楽に生きてきた。なんだかんだ、生きてこれた。特に妻や家族がなくても、そこそこ楽しい。だったら、これでよくない? って、なっちゃってるのでは?だって、今、ご相談者さまと結婚したら、いくつかわかりませんが、お子さまに対しても責任をもたないといけなくなりますよね?まだ学生さんであれば、学費もかかりますし。それから、これまた実情はわかりませんが、お互いの親の介護の問題も出てくるでしょう。あと、お墓のこととかも。今なら自分の親の面倒だけで済むのが、結婚すればご相談者さまのご両親の分まで自分の肩に乗っかってくる。もちろん2人で協力して、ということなんでしょうが、それでも「僕だって、これから老人になっていくのに、そんな責任負えないよ」ってなるんじゃないですかね?あと、結婚したら相続の問題も出てきますし…。要はお金と体力、気力の問題なんでしょう。でも、そうなら、「お金のことも、面倒なことの責任も全部、私にまかせて!」という条件で結婚を提案すれば、心やさしい彼のこと、受け入れてくれる可能性は高まりますよね。ということを含めて彼とのこと、自分とお子さんのことを考えてみると、ご自身がどうすべきか、見えてくるかと存じます。また、わたくしが申し上げたことは、ちょっと考えたら想像できると思うのですが、ご相談者さまは「結婚してほしい」思いに取り憑かれすぎて、考えられなくなっているようです。もっとお相手の立場を想像すれば、「どうしていいかわからない」ということは減っていくはず。頑張ってくださいね!【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©fizkes/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2022年01月24日男性も女性と同様に、本音と建前をうまく使い分けているようです。男性からの褒め言葉は、もしかすると社交辞令かもしれません。すべてを真に受けるのではなく、本音か建前かを判別できるようになれると良さそうです。そこで今回は、男性のセリフに隠された「本音と建前」をご紹介します。■ 本音:髪型について「女の子が髪を切ってきたときのリアクションは、嘘つけないですね。似合ってなかったらスルーしちゃうし、似合ってるときは素直に似合ってるって言います」(26歳男性/銀行員)「女性が髪を切ったことに気づかないときもあるので、『かわいい』って言うときは本音でしかないです」(28歳男性/精密機器メーカー)そもそも、髪を切ったことすら気づかない男性はたくさんいます。そんな男性でも、髪型についてポジティブな意見をくれるときは、本音と信じてもよさそうです。■ 本音:タイプについて「前に『A子のことタイプだわ~』と言いつつ、B子と付き合ったことがあって。あとからA子の女友達にめっちゃ怒られて、すごい反省しました。思わせぶりな言葉は、簡単に言っちゃダメだと心に刻みましたね」(27歳男性/SE)「付き合いたい子以外に『好き』なんて、絶対に言いません。男たるもの、『好き』は特別な相手にしか使わないでしょう」(26歳男性/警備会社)「好き」や「付き合いたい」といった言葉は、軽々しく言えるものではないでしょう。だからこそ、これらのセリフが出てきたら恋が発展するかもしれませんよ。■ 建前:体型について「この仕事をしてると、体型に関するコメントには気をつかいます。Lサイズの女性がSサイズを試着しようとしているときでも、『よかったら試着してみてくださいね~』としか言えません」(26歳男性/アパレル販売)「職場の女の子が、太ったとか痩せたとか話してるのが苦手です。別に興味ないし、『今の体型で全然いいと思いますけどね』って逃げます」(27歳男性/保険)体型に関しるコメントは、気にする男性も多いよう。基本的に、体型についての意見は建前の可能性が高いですよ。■ 建前:年齢について「年齢には自分から触れたくないです。とくに、年上に見える女性と年齢の話になったら、『え~見えないですね!』としか言えないでしょ(笑)」(27歳男性/イベント企画)「コンパとかで『私、何歳に見える?』って言ってくる女の子が苦手。そういうときは、見た目年齢マイナス3歳ぐらいで答えて、一応傷つけないように配慮してます」(27歳男性/教育関係)年齢の話題は苦手な男性が多そうです。年齢に関するコメントは、ほとんど建前だと思ってよさそうです。■ 本音と建前を見極めて男性とのコミュニケーションで傷つきたくないなら、ほめ言葉は鵜呑みにしないほうがいいでしょう。男性が触れたくない話題は避けつつ、本音で楽しめる会話を意識してくださいね。(恋愛メディア・愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2022年01月24日結婚を焦っていた30代後半のとき、年下の彼からの猛烈なアピールを受け、二つ返事で結婚することにした優奈さん。その後、平凡だけれど穏やかな結婚生活を送っていたところ、ある日、夫のスマホから見知らぬ女性との2ショット写真が届き、生活は一変…。今回は、メンタル心理カウンセラーの並木まきが、優奈さんに当時の話を詳しく聞きました。夫の収入は激減…しかし別の女性の影まで見知らぬ女性との2ショット写真を夫のスマホから受信した優奈さんは、それ以来、夫のことを以前のようには信頼できなくなったそう。ちょうどその頃、世界中で新型コロナウィルスが蔓延し、優奈さんよりも収入が低かった夫の年収はさらに激減。夫は正社員でもアルバイト程度の収入となり、生活費だけで毎月30万円以上がかかっていたにもかかわらず、家計には毎月10万円しか入れられなくなったそう。「コロナ禍で夫の収入が減ってしまったのはしょうがないとも思っていたんです。ですが、稼ぎが減ってもヘラヘラして遊びに行ってばかりの夫を見て、だんだんと私もイライラが募るようになりました。しかも、例の2ショット写真の事件以来、夫の様子を注意深く観察するようにしたら、帰宅後に女性の髪の毛が服についていたり女性用の香水の香りがしたりと、浮気を思わせるようなことが多かったんです。そしていつしか、そんな夫との生活にウンザリすると同時に、結婚したのは間違いだったかもしれないと考えるようになりました」思い切って離婚を決意。別れ際に夫から驚きの発言が…「決断するなら早いほうがいいと思い、結婚して1年しか経っていませんでしたが離婚を決めました。周囲には驚かれましたね。でも事情を説明すると『それは早めに別れたほうが正解だね』と言ってもらえたので、判断が間違っていたとは思いません。結局、別れ話になると夫は本性をさらに現わにしてきて『夫は妻に養ってもらう権利があるのに、俺を見捨てるだなんて君はズルい』とか『女性と会っていただけで浮気と決めつけるなんておかしい』とかって屁理屈ばかりこねていました。そんな考えの夫とこの先一緒に過ごしても幸せになれる気がしませんし、あのとき、無理矢理にでも離婚して正解だったと思っています」現在は恋人も作らず、仕事とおうち時間を満喫することに幸せを感じているという優奈さん。「本当の意味で穏やかな生活を取り戻した」と安堵の表情を浮かべていました。なお、別れた夫は優奈さんとの離婚後、ひとりでは生活していくことができず郷里に帰ったとのこと。今は実家で暮らしながらアルバイト生活を送っているそうです。「誰かになんとかしてもらおうという男性と結婚するのは、本当に大変なんだなって痛感しました。あのときは結婚を焦っていたので、私の目が曇っていたような気もします。でも、どんなに結婚したくても、相手をよく見ずに結婚を決めてはダメですね。勉強になりました」という優奈さんの言葉が印象的でした。優奈さんのようなケースは珍しい話ではありません。結婚願望が高まっているときほど「私は大丈夫なはず」と相手の本性を見ないまま、気持ちだけで突っ走ってしまうことも…。しかし、結婚はゴールではありません。そこから、新たな生活が始まるものです。人生をともに過ごすパートナーを選ぶのに焦りは禁物ということでしょう。©nd3000/gettyimages©PeopleImages/gettyimages文・並木まき
2022年01月22日運命的な出会いで結婚したと思っていても、夫婦生活が始まり、初めてパートナーの本性を知ったとき、愕然とする人もいるようです。今回は、メンタル心理カウンセラーの並木まきが、そんな体験をした女性に話を聞きました。タイプじゃなかったけれど…熱心に口説かれ結婚30代後半で結婚に焦りを感じていたという優奈さん(仮名)。しかし、飲み会で知り合った3歳年下の男性から熱心に口説かれ、その後ゴールインしました。当時は、トントン拍子に進む縁談に「運命の出会い!」としか思わなかったそうですが、夫婦生活が始まったら、年下夫のとんでもない本性を知るハメになったとのこと…。「出会ったとき、夫はIT系のベンチャー企業で働いていました。いわゆる合コンでの出会いで、私はもともと年下の男性はタイプじゃなかったんですけど、夫から熱心に口説かれ、とりあえず付き合ってみることにしました。付き合ってからも、とにかく夫は私にベタ惚れ!という感じで、なんでもワガママを聞いてくれましたし、会いたいと言えばすぐに飛んできてくれるようなところに惹かれました。その後、夫からプロポーズをされた私は、結婚願望が強かったこともあり、すぐに了承。トントン拍子でゴールインしたんです」結婚前から夫の収入が自分よりも低いことは知っていたという優奈さん。しかし「私が年上だし、彼はこれから稼いでくれればいいか」という期待もあり、当面は自分のほうが多く生活費を出すことにしたそう。夫は出世願望が強そうには見えなかったものの、「私はバシバシ稼ぐけど、夫は人並みに稼いでくれればそれでいい」と優奈さんは考えていたそうです。そうして、平凡だけれど穏やかな日常生活に、優奈さんもそれなりに満足をしていたある日。夫のスマホから怪しげな写真が送られてきたことで、平穏な日々が崩れることになりました。夫のスマホから知らない女性との2ショット写真が届く「休日にリビングにいたら、夫のスマホからBluetoothを通じて画像が送られてきたんです。すぐに画面を見てみると、なんと私が知らない女性との2ショット写真が…。『え?』って思いました。その後すぐ、慌てた様子の夫がリビングに飛んできて『今のは加工したやつだから!消してね!』と言うので、これはおかしいなと感じましたね」その2ショット写真は、観光地らしきところで夫と女性が仲良さそうに写っているもの。それを見て、「どう見ても男女の仲だと思った」と優奈さんは感じました。そして、この日をきっかけに優奈さんのなかで、夫に対する信頼は音を立てて崩れていくことになるのでした…。結婚して幸せに暮らしている人もたくさんいますが、ふとしたきっかけでパートナーの裏の顔がわかり、思わぬ事態に遭遇することもあります。また、交際をしているときと入籍をして夫婦になってからでは、お互いへの責任も変わってきます。だからこそ、相手をよく知らないまま結婚を決めるべきではないのかもしれません。©The Good Brigade/gettyimages©irinamunteanu/gettyimages文・並木まき
2022年01月22日結婚するカップルと、歯車が噛み合わなくなって別の道を歩むことになるカップルの違いはどこにあるのでしょうか?今回は結婚したカップルの話を参考に、大好きな彼と一緒にいるために意識したいことを探っていきましょう。お互いに相手を尊重する「恋人だからって相手の話を全て受け入れることは無理だと思います。でも、全否定されるのも悲しい。自分のことを拒絶はしないけれど、ときに意見をくれるような相手は、会話をしていて“大事にしたいな”と思います」(Mさん・31歳女性/事務)相手の話をしっかりと聞いているからこそ、ときに意見したくなるのも事実。しかし、自分を思っての助言なのか、ただ“気に食わない”のかはその言葉から感じ取れるもの。もし意見があっても相手のことを心から思っての指摘なら、自ずと言葉選びも慎重になるでしょう。親しい中にも礼儀あり、ですね。相手の欠点を補える「相手の欠点を補えるかどうかだと思います。僕が苦手な掃除を率先してやってくれる彼女。逆に僕は、彼女が苦手で僕が得意な料理をしています。一緒にいるときが一番心地いいと感じられたら、もう離れられないですよね」(Hさん・28歳男性/エンジニア)自分の欠点をフォローしてもらいたいのは、誰しも同じ。しかし、毎回どちらかがしてあげてばかりいると、相手への不満が募ってしまうこともあります。大事なのは、頼り頼られること。お互いをフォローできるカップルだと、自然と長く続くのかもしれないですね。楽しいと感じることが同じ「結婚すれば、ほぼ毎日一緒にいますよね。なので小さなことが違和感となって、大きな隔たりになることも考えられます。ちょっとしたことですけど、元カノとはいつもテレビのチャンネル争いになってしまい正直窮屈でした。家に帰ってきて、お互いの行動にストレスを感じたくないですよね。今の彼女は好きなテレビ番組も、音楽も同じ。好きなものや心地いいと感じるものが同じだと、一緒にいて楽しいなと感じます」(Hさん・41歳男性/経営)自分と似た趣味を持っている相手や、楽しいと感じるポイントが似ていれば、関係は長続きしやすいのでしょう。「言うようなことではないけれど」という気持ちが積み重なると、大きな歪みとなることも。予めお互いの価値観のすり合わせはしておけるといいですね。以上、「結婚するカップルの特徴」を紹介しました。彼のことを好きと思えることはもちろん大事ですが、これからも長く一緒にいたいと思うのなら、お互いを尊重し、欠点を補いあえる関係性を築けるといいですね。©prostooleh/gettyimages©Bogdan Kurylo/gettyimages文・東城ゆず
2022年01月17日大好きな彼氏であっても完璧ではありません。気に入らない部分は絶対あるはずで、不満を感じたままでは良い関係が続かないでしょう。「それやめてほしいなあ」と不満を感じたとき、ギクシャクしないで伝える方法を考えます。文句を言うのではなく、お願いをする不満を感じると当然ながら不快感を覚えるので、「そういうことをされると嫌だ」というアピールがまるで文句のようになりがちです。そのつもりがなくても、聞く側にとっては一方的に責められていると感じるかもしれません。また、不快感を我慢できず、そのままぶつけてしまうこともあるでしょう。ただ、「不快だ。嫌だ」と言ったところで解決はしないのです。着地するべきは不満の解消であって、彼氏に伝えるのは「不満だからこうしてほしい」というお願いでしょう。自分の機嫌は自分で取ると考えて不快感はいったん脇に置くこと。そのうえで「私はこうしたらいいんじゃないかと思う」と意見を述べてください。こちらから提案することで、彼が自分の考えを述べたり、別の解決策を思いついたりするかもしれません。ネガティブ感情が伴わない伝え方をすれば、「嫌だ。やめてほしい」という訴えはマイルドに伝わるはずです。不満を感じたらすぐに言う不満を感じても言えずに溜めてしまう女性は多いでしょう。でも、我慢したところで彼への不満は消えずストレスとして蓄積してしまいます。最初はカチンとくる程度のものであっても、積もりに積もって「もういい!別れよう」と言い放つような、とんでもない地雷になる可能性もあります。どんなに仲の良い恋人同士であれ、ひとつも不満がないなんてありえない話。カチンとくるのは当たり前として、大切なのは「どうやってすり合わせをするか?」です。不満を感じたらすぐに伝えて、「じゃあどうしようか」とふたりで話し合うこと。自分が我慢すれば済むという考えは手放すべきですし、不満を伝えたら彼に嫌われるという心配もする必要はありません。気になることを伝えてキレるような彼氏はこちらから捨ててやるくらいの気持ちでいましょう。不満を伝えるのは悪いことじゃない不満があっても言えない人は、「言ったら相手の機嫌を損ねる」「言うべきじゃない」という思い込みが強いのでしょう。職場の上司や取引先のお偉いさんには「言うべきじゃない」としても、交際中の彼氏にはむしろ言うべき。良い関係を長く続けていくためにも、不満は寝かせずにすぐ潰すことが大事です。また、不満を伝えてギクシャクする要因は伝える側の言い方にもあります。そもそもは彼女を不快にさせる彼氏がいけないのですが、不満をスムーズに伝えることは難しく、彼氏もわざと彼女をイライラさせているわけではないので、冷静な話し合いに持っていくのは容易ではないのです。特に、彼氏が無意識に取る行動にイラつくなら、子どもと話す感覚で感情をいったん切り離すといいでしょう。「この人に怒っても仕方ない」と良い意味であきらめることが大切です。話し合いができる彼氏かどうか?不満を伝えることは重要ですが、実は伝えたあとで話し合いができるかどうかがもっと重要だったりします。逆ギレしたり、彼女の話を無視したりする彼氏は問題で、その後のお付き合いにも影響があるはずです。一方で、自分にも彼女にとっても良いカタチで解決方法を話し合える彼氏は理想的。自分の正当性を無理やりアピールするでもなく、偏った持論を展開させて彼女を従わせることもなく、あくまで対等に向き合える彼氏は大切にするといいでしょう。恋人関係が長続きするコツはいくつかありますが、「うまくいかなくなったときに話し合いができるかどうか」はかなり大事。一緒に不満の解消に向かえる人とは何があっても仲良くしていけそうです。©Halfpoint Images/Getty Images©SeventyFour/Getty Images©Petar Chernaev/Getty Images文・沙木貴咲
2022年01月17日結婚前提で付き合っていると思っていた恋人から、29歳のときに「結婚するなら5年後」と言われてしまった佳織さん。その結果、“30歳を終えるまでに結婚する”というライフプランが狂ったことで、ちょっとしたパニックに陥ってしまったそう。今回は、メンタル心理カウンセラーの並木まきが、そんな佳織さんが最終的にどのような結末を迎えたのか聞きました。「5年は待てない」と泣く彼女に冷たい言葉を言い放つ彼5年も待つとなると、元々立てていた“30歳を終えるまでに結婚する”という計画が狂ってしまうと焦った佳織さん。しかし、何度か彼に結婚の話を出すうちに、「うるさい」「しつこい」と嫌な顔をされるようになってしまったそう。さらに、彼は結婚を焦る佳織さんに対して「今別れても、君は29歳だから30歳を終えるまでに結婚するのは難しいよね」「こんなにも君のことを愛してくれるのは僕以外いないから、別れてもいいことないと思うけど」などと、結婚を渋る割に佳織さんが別れないように、何度もこういった冷たい言葉を浴びせてきたのだとか。当時はとにかく恋人のことが好きだったという佳織さんは、彼のそんな冷たい言葉の数々に「いいように言いくるめられていたと思う」と振り返ります。大親友からの言葉でハッと目が覚め…しかしあるとき、そんな状況を親友に相談すると、その友だちは激怒。「そんな彼氏とは、別れたほうがいい!」と強く説得されたそうです。「でも、そのときはまだ彼のことが大好きだったし、何よりも『周りの人たちが羨むような彼氏のことを絶対に手放したくない!』と思っていたんです。というのも、私が学歴や収入にコンプレックスをもっていたので、高学歴で高収入な彼氏と結婚することで、自分のコンプレックスを埋めようとしていたのかもしれません」佳織さんが友だちにそんな素直な気持ちを打ち明けると、「佳織の事情を考えもせず、自分の都合だけで結婚を5年も伸ばすような男性は、間違いなく自己中だし、結婚しても苦労することが多いと思うよ」という警告をしてきたそう。さらに「結婚願望が強いなら、1日も無駄にしちゃだめ。時間は何よりも大事だし、そんな男性を待つことに時間を使うなら、新しい出会いを求めたほうがはるかに有益」とアドバイスを受け、ハッとさせられたと言います。勇気を出して彼との縁を切ることに…「その友人からのアドバイスで、私は本当にハッとしました。視野が狭くなっていたというか、彼のことしか見えなくなっていたんですね。確かに時間は有限だし、そんな彼を待つだけの時間は無駄だという気持ちになりました」そして、勇気を出して、彼と縁を切ることに決めた佳織さん。しかしいざ別れ話をすると、彼は「別れられるものなら、別れてみろよ」「そんなこと言って、結婚を早めようとしているだけでしょ?」と上から目線な対応しかしてこなかったそうです。しかし佳織さんの別れへの決意は強く、別れ話をした日をきっかけに、彼からの電話に一切出ず、LINEも無視をし続け、強い覚悟で別れたとのことでした。「1か月もしたら彼からの連絡はこなくなりましたね。けど、別れてから2週間くらいは、本当につらかったです。ただ、今となってはあの彼と別れて、本当によかったと思っています」この彼と別れて半年後、佳織さんは新しい彼氏との交際を開始。それから1年後に無事結婚することができたと笑顔で話していました。「31歳になる直前に、夫がプロポーズしてくれました。結果として、夢が叶ったことは本当に嬉しかったです。あのときに厳しいアドバイスをくれた友だちには感謝しかありません」結婚願望がある女性にとって、交際中の彼氏と結婚話が進まないと、焦りを感じるだけでなく、その彼と「何がなんでも結婚したい!」と躍起になってしまう女性もいます。けれど、彼との関係を見つめ直し、自分にとっての優先順位が何かを考え直すことで、その先の人生を望んでいた方向に進めることもできるようです。©Jiri Simunek / EyeEm/gettyimages©Aramyan/gettyimages文・並木まき
2022年01月16日交際中の彼氏との結婚が進まないと、「何がなんでも、この彼と結婚したい!」と彼との結婚に躍起になってしまう人も。佳織さん(仮名・当時29歳・女性)も、そんなひとりでした。しかし、ある日思い切って結婚の話を切り出してみたところ、彼から信じられない言葉が返ってきたのだそう。今回は、そんな佳織さんのお話をメンタル心理カウンセラーの並木まきが聞きました。交際3年が経ってもプロポーズをしてくれない彼…「26歳から付き合い始めたその彼は、私よりも5歳年上でした。そして、交際から3年が経過し私が29歳になったときには、彼はすでに34歳。もう結婚してもいい年齢だと思っていたし、だからこそ私はいろんな方法で結婚をにおわせたのですが、彼は何も反応してくれず…。そんな彼の態度に『なんで結婚してくれないの?』という思いとイライラが止まらなくなった私は、ある日、彼に対して勇気を出して結婚の話を切り出したんです。すると彼は、『今は絶対に結婚しない』『結婚するなら5年後だな』と言い放ちました」当時29歳の佳織さんは、5年経つと34歳。もともと「30歳を終えるまでには結婚したい」という思いが強かったとのことで「そんなには待てない!」と恋人の言葉に強く反発したそう。しかし恋人の意思は固く、「何を言われても僕の考えは変わらないから」と冷たく言い返されてしまったそうです。彼の言葉を聞いてパニックになり…「彼の言葉を聞いて、『私の3年間はなんだったの!?』って思いましたよ。周りからも羨ましがられる彼と結婚前提で付き合っていると思っていたのに、まさか『結婚は5年後』と言われるなんて想像していませんでした。さらに、私よりも後から彼氏を作った友だちがどんどん結婚していた時期だったので本当に焦って、『私はどうしたらいいの!』って軽いパニック状態でもありましたね」それから何度か彼に「結婚」について考えを尋ねてみたものの、答えは変わらなかったのだとか…。そのうちに「まだ言い続けるの?」「あまりにしつこいと別れるよ?」などと言われるようになってしまい、佳織さんから彼に対して結婚の話を出しづらくなっていったそうです。さらに、彼は結婚を焦る佳織さんに対し、信じられない行動を取るようになったそうで…。長く交際し「このままいけば自然に結婚するだろう」と考えていた矢先、恋人から結婚を先延ばしにされれば、不安を覚えるのも無理はないですよね。また、自分なりにライフステージにおける計画を立てていた女性ほど、途方に暮れてしまうこともあるでしょう。しかし、結婚は相手あってのこと。自分の意思だけではどうにもならないからこそ悩む人が多いのでしょう。©PanKR/PIXTA©Westend61/gettyimages文・並木まき
2022年01月16日大好きだったけど別れることになってしまった彼が忘れられず、復縁を望む女性はいると思います。でも、その復縁願望、本当にお互いのためになっていますか。多くの復縁は、実は長続きしないと言われています。それは、復縁をする際のポイントを押さえていないからかもしれません。元カレとの復縁が長続きしないのはなぜ?愛され復縁を叶える3つのポイント【おおしまりえの恋愛道場】vol. 154問題があって彼とはお別れしたけれど、やっぱり好き。どうしても彼を忘れられない。そんな想いから、復縁を考える女性がいます。30歳もすぎると新しい異性との出会いは減り、過去にいい関係を築けていた元カレに対する想いが募りやすい時もあります。ただ、復縁というのは、一部をのぞき、戻れたとしても関係が前よりも悪くなり、結局うまくいかないケースが多いものです。ではなぜ復縁すると長続きしないことが多いのか、今回は復縁テクニックではなく、復縁が長続きしない原因とあわせ、相思相愛な関係を再構築するための3つのポイントも解説します。復縁が長続きしない1番の理由復縁しても結局前と同じように関係が悪くなり、ダメになる。復縁するときは「同じ過ちは犯さないようにしよう」と誰しもが心に誓うものですが、一体なぜ、それでもダメになってしまうのでしょう。最大の理由は、別れにつながる原因を根本まで理解し、改善できていない点にあります! 具体例とともに紹介します。時間や約束にルーズな彼に、だんだん嫌気がさして彼女も冷めていったカップルがいたとします。そんな2人が復縁した時、彼は「なるべく約束は守る」という改善を心に誓い、彼女も「あんまり彼を責めすぎない、負担にならないような約束はしない」など、改善を誓うかもしれません。しかし、これだけではまだ不十分なのです。まず、心での決意といった根性論は、だいたいが時間とともに元通りになります。時間や約束が守られないことが1番の原因であれば、心の決意だけでなく、仕組みとしてその問題が起こらないように状況を整えることと、どうしてそういう行動を取るのか、心の問題に向き合う必要があるのです。愛され復縁ポイント1破局原因を物理的にも心理的にも解消する例を紹介した流れで、愛される復縁関係を築くためのポイントを1つずつ紹介をしていきたいと思います。1つめは、別れの原因をきちんと分析し、物理的な理由と心理的な理由を解消することです。先ほどの時間や約束にルーズな彼と、冷めていった彼女という関係なら、「時間と約束にルーズになる仕組み」を、復縁時には起こりにくくする取り決めをきちんとした方がいいでしょう。具体的には、待ち合わせ場所を彼の家にする30分以上連絡もなく遅れた場合、自動的にキャンセルとする。彼女は待たない合わせて、そういう問題が起きる本音についても話し合い、そして改善を図っていく必要があります。例えば以下のような思い込みがあると、行動を止めたいと思っても止めることができにくくなります。彼はマイペースな自分を尊重してもらうことで、相手に安心感を覚えているこの場合、安心感をマイペースに合わせるという行動以外で、感じてもらえるような接し方を考える必要があります。約束をやぶった時、彼女の不満の度合いがきちんと理解できていないから彼は悪いと思っていない彼女は、問題が起きるとどんな気持ちになっているかを、改めて丁寧に相手に伝え、彼もそれをきちんと理解し把握する必要があります。こうした心の問題というのは、きちんと分解するのが難しい時もあるため、お互いなあなあにやり過ごすことが多いです。ただ、行動と感情を分けてお互い思っていることを出せれば、自ずと両面での解消方法は見えてくるものです。愛され復縁ポイント2未練なのか好きなのかハッキリさせる続いて復縁を円満に進めるポイントは、「もう1回やり直したい」という気持ちが、未練からくるのか純粋な愛情からくるのか、自分の気持ちをきちんと確認することです。キレイに割り切れるものではありませんが、未練の割合が多いのであれば、その復縁はかなり危険信号です。なぜなら、未練で復縁した関係は、相手へのやり残しや復讐心、罪悪感の払拭など、ネガティブな要素がモチベーションになっていたりするからです。先ほどの事例をもとに、未練での復縁をするのであれば、こんな想いがあると要注意です。彼の行動に対して、辛く当たっていた自分の行いを反省したいすごく傷ついたけど、この別れ方はモヤモヤして納得できない自分がこんなことで別れたのは受け入れられない、もう1回チャンスがほしいいかがでしょう。一見犯してしまったことに対して前向きな行動とも取れますが、恋愛は本来「純粋な愛」からすべきものです。つまり、愛以外の気持ちが起点になっているなら、それはお互いのためにも復縁しない方がいいのです。愛され復縁ポイント3付き合った後の前向きな妄想自分の気持ちを確認すると同時に、相手に具体的なアクションを取る前にぜひやってほしいことがあります。原因をきちんと分析し、自分の中の好きという気持ちを確認できたら、「彼と復縁できた時の自分」を、前向きに妄想してほしいのです。妄想はより具体的であるほどよくて、例えば同じ問題がもし起きたときどんな気持ちを覚えるか、今度は相手にどんな対応をするかなどを、合わせて想像してみましょう。この時、モヤッとしたり怒りを覚えたりしたのであれば、復縁しても前と同じような状態になってしまうかもしれません。また具体的な対応もあやふやだと、妄想の中の自分は前と変わらないものです。具体的な未来を妄想できたとき、「関係がどうなっても、もう1回心を通じ合わせたい」といった清々しい感覚になれたなら、その復縁したい気持ちは本物です。ぜひ彼ともう1回いい関係が築けるように、向き合ってみてください。きっと復縁というイベントを通して、自分の中での成長や新たな幸せにもつながります。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Constantinis/Gettyimages©Tara Moore/Gettyimages©Oliver Rossi/Gettyimages©andresr/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年01月13日大人になると、「モテ」なんて言葉とは無縁の生活を送っている人も多いものです。でも、いわゆる「モテる女性」というのは、実は大人になってからの方が、努力で叶いやすかったりします。それは10代と大人からのモテに必要な要素が、大きく異なるからです。モテ期を作り出すことは可能!?大人のモテ女に共通するふるまい3つ【おおしまりえの恋愛道場】vol. 153人生に3度あると言われる「モテ期」。アラサーともなると、モテとは久しく無縁である女性もいるかもしれません。でも、大人の女性ほど、実は「モテ期」というのは作りやすかったりします。なぜかというと、若い頃のモテと大人のモテは求められる要素が違うからです。どう違うのか、どうやったらモテ期というものをうまく生み出せるのか、ご紹介していきます。10代のモテとアラサー以降のモテは何が違うのか10代の頃のモテと大人になってからのモテでは、男性が求める要素が違います。10代の頃のモテで大きな比率を占めていたのは、ズバリ「無邪気な可愛さ」だったりします。ビジュアルの良さとあわせて、無垢な感じや純粋な感じは、俺色に染めたい願望の(書いてて恥ずかしいですが)未熟な男性に、モテる要素として大きな要素になっていました。しかし、大人になってからのモテは違います。大人の男性というのは、シンプルに自分のことでいっぱいいっぱいです。仕事や人生、自分の成長などに取り組んでいる人ほど、とにかく時間も精神的な余裕もそんなにありません。そんな男性達に求められるのは、ズバリ「負担にならない自立と、女性的な優しさを兼ね備えた女性」であること。例えば仕事などオンでの姿は自立しているけど、男性が何かしてあげたい気持ちや守ってあげたい気持ちは邪険にせず、適度に満たす“いい塩梅”ができる女性がモテます。いい塩梅、なんて曖昧な表現をしましたが、頼り頼られることのできる女性、自立しているけどスキがある女性、大人っぽさと子どもっぽさが混在した女性、こうした二面性を持った女性が、大人からのモテにはとても大切になっていきます。大人のモテを作る1.1人でも楽しそう大人からのモテを説明したところで、実際どういった要素が大人のモテる女性には共通しているのか紹介していきます。1つ目は、とにかく一人でも楽しそうにしている女性です。モテる大人の女性に欠かせない要素は、「自立」です。つまり、1人でもどんどん魅力的な活動をしていたり、楽しいことを見つけられたりするというのは、それだけで相手から見て魅力的に見えるものです。この逆は、ズバリ「恋愛がいつも1番大事な女性」です。恋愛が大事でもいいんですが、“いつも1番”だとそれは依存にも近く、男性からは重たく見えてしまいます。こうなると、どんなに可愛くても逆効果になってしまいます。大人のモテを作る2.マイペースに相手に合わせる相手に合わせられるというのは、とても大切な要素です。でも、ただ相手のペースを読んであわせるだけになると、男性としてはやや物足りなく感じるもの。だからこそ、合わせる時は相手に委ね、マイペースに振り回すときは振り回す、そんな従順さと自由さを兼ね備えた女性は、いくつになっても魅力的に見えるものです。余談ですが、こうした魅力を持つ女性は、男性に限らず女性からも憧れられることが多いようです。大人になってもモテる女性というのは、男女といった性別を超えて、魅力的に見える人を指すのです。大人のモテを作る3.何事もどこか余裕がある忙しい男性にとって、そばにいる女性がいつもいっぱいいっぱいだと、自分がしっかりしなくてはといった心理になり、自然と負担が募るものです。だからこそ、いつも余裕があり、どっしりと構えた感じの女性には、男性は安心感や癒やしを感じています。10代の若かりし頃は、男性を頼るのがうまい女性がモテの代名詞と言われたりもしました。でも、大人になっても男性頼みの人生を送る女性は、そんな魅力的に映るでしょうか。男性だっていっぱいいっぱい。だからこそ「大丈夫だよ」と笑顔で励ますくらいの余裕のある女性の方が、自然と魅力的に映るのです。10代のモテと大人になってからのモテの違い、なんとなく理解できたでしょうか。大人になっても魅力的に映る女性になるには、人間的な成熟をし、そしてより自分らしい女性の魅力を認めて発揮する必要があります。もちろん美人であるといったビジュアルも大事ですが、ビジュアルが占める割合が若い頃にくらべ、ぐっと減るのが大人のモテなのです。ぜひ、みなさんも日常生活から取り入れられる部分を見つけ、自分を成熟させてみてください。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Motortion/Gettyimages©Luis Alvarez/Gettyimages©Uwe Krejci/Gettyimages©Matelly/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年01月06日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、ジムのトレーナーに恋している50代人妻。今は気持ちをコントロールしていると言う彼女に、佑雪さんのアドバイスは…?お悩み:「人妻ですが、トレーナーにときめいています」【クラブ佑雪】vol. 22310年前に婚活して40代後半で結婚しました。それなりに恋愛し、失恋もしていた経験から自分にないものがある人と結婚するのがいいと考えました。一番はお金に見放されない人、好きになることは(ビビビではなく)ゆっくりでいいと思いました。幸いよい方と巡り合い、いろいろあったものの無事にアルミニウム婚を迎えた頃、本格的にカラダを鍛えようと思い、パーソナルトレーニングで筋トレを始めました。運動は続けていたものの、自己流で黙々とやってたので「筋トレって楽しいもんじゃない。健康に人生を終えるための義務教育」くらいに思っていました。ところが、トレーナーがとっても褒め上手。「うちに来てるメンバーさんの中でプランクさん、最高です。僕いつもトレーニングするのが楽しい」と褒めちぎってくれるので、とても楽しくなりました。と同時に彼を好きになりました。トレーニングでホルモン分泌が活性化して老化を予防している気がします。好きな気持ちはあるし、多分相手にも気づかれているとは思いますが、それをコントロールするのが大人だと今は思っています。(プランク5?歳既婚無職)ときめきで老化予防! すてきですアルミニウム婚=結婚10年めですか。おめでとうございます。で、これ、お悩みなんですか? ご自身で納得されているなら、それでいいのでは? な感じですが、いろいろ考えさせられる投稿ですよね。ただ、ジムの戦略には本当に感心させられます。男性には女性の、女性には男性の、感じのいい、ときに美しいトレーナーをつけるのは、ジムという接客業の基本なんですよね。いえ、確認したことはありませんが、どこにうかがってもそのような人材配備をされているので「なるほどな〜」と前々から感じ入っておりました。ちなみに、最近、知人がジムを開いたので、お祝いがてら体験トレーニングにうかがったところ、トレーナーは全員、若い男女のモデルでしたし(笑)。特に追加料金が発生する指名制のパーソナルトレーナーともなると、もちろん、実力もおありなんでしょうが、ルックスのいい方ばかり。ほんと、なるほどな〜なんですよ。楽しく通ってもらうため、クレームを減らすため、両方の意味があるんじゃないですかね。ですので、その戦略の効果が出ていることは、ご相談者さま専属のトレーナーさんのみならず、その方が会社に所属されているならば経営チームもばっちり把握していることと存じます。なので、むしろ、安心して彼に好意をもっても大丈夫だと思います。彼の顧客の多くは、ご相談者さまのように彼にときめいて、トレーニングにせっせと通い、継続的にお金を落とされている方ばかりだと思いますので。それでホルモンも活性化して、体も引き締まって、健康になれるなんて、素晴らしいじゃないですか。結婚生活も経済的にも安定されていて、さほどの不満もなさそうですし。今は「気持ちをコントロール」されているとのこと。そちらも素晴らしいと思います。また、トレーナーさん自身も、会員さんとのトラブルを避けるために「そういうことは言わせない」ように上手にやっているということもあるでしょうし。あと、そのトレーナーさんが個人なのか、会社に所属されているのかはわかりませんが、その手のご商売では、会員がトレーナーを誘ってくるというのは昔から頻繁にあることなので、会社または個人で「会員とプライベートで出かけないこと」みたいな規定をつくっていたりもしそうですよね。もしくは、そういうのがなくても、誘われてめんどくさいときは「会社で禁止されているので」って言えば、角も立ちにくいですしね。日本において、ジムやスポーツクラブに通うことが一般的になって何十年。会員さんの疑似恋愛をうまく利用し、トラブルを避けるメソッドは、きっと研究し尽くされていることでしょう。それにうまく乗って、毎日を楽しく健康に過ごされますよう、お祈り申し上げます。【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©Cavan Images/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2022年01月03日可愛いけど、なんかモテない。パッと見モテそうなのに、なんか男性に雑に扱われてばかり。あなた自身や、あなたの周りでそんな女性はいませんか。「いい子だけど退屈」共通点としてあがること【おおしまりえの恋愛道場】vol. 151女性のタイプはさまざまですが、よく「いい子だけど退屈そう」と男性から評価され、すぐに振られたり、良いところまでは行くのに恋愛が成就しなかったりする女性がいます。彼女たちは見た目にも態度にも気を遣っているのに、男性からは「退屈」「つまんない」「平凡」などと批判されることがあります。でも、当人達からすると、一体どういう振る舞いが男性からみて退屈そうに感じられるのか、わからないものです。今回はそんな男性が言う「いい子だけど退屈そう」という言葉の真意を、探ってみたいと思います。「いい子」は相手に合わせすぎている?男性が女性に対して発する「退屈」という言葉は、どういう意味があるのか。さっそくまわりの男性(20代後半以上)にヒアリングしてみると、こんな答えがありました。「いつもワンパターンな感じ」「見た目とか求めることとかが、いわゆる女子っぽい。優しいんだけど、一緒にいてつまらない」「自分といる時は気を遣ってくれるけど、あまりに従順すぎて面白みに欠ける」いかがでしょう。まあ、女性からしたら「どの口が…」とイラッとする答えばかりかもしれませんが、少し彼らの言葉に耳を傾けてみてください。これは男女関係ないですが、退屈か、面白いか、という違いには、ある程度相性も関係するものです。しかし相性を除いたとしても、そこには「主体性」のアリナシが大きく関係しています。例えば、デートプランを考えたとき、「美術館がいい」という意見が、彼氏にとって面白いと捕らえられるかは好みの問題です。これが相性ということ。しかし、「あなたの行きたいところで良いよ」とか「くんが喜びそうだから、ここにしよう」といった相手を主体的にした提案が毎回となると、男性側からすると退屈とか、丸投げされている、といった印象になるようです。従順な女性というのは、昔の時代は良いことと言われたものですが、今の対等な恋愛においては、やや刺激が足りないと思われ、せっかくの魅力が伝わらないこともあるかもしれません。リアクションのパターンが予想できる従順とあわせて、もう1つ気をつけてほしいのが、相手からすると女性のパターンが予想できるということ。「どうせこういうリアクションだろう」「多分こんなことを言うだろうな」という予想がつきすぎてしまうと、一緒にいても退屈と感じるようです。でも、女性としてはつい男性に合わせるのが癖になっている人もいます。せっかく魅力的な個性を持っていても、相手に合わせてそつない対応をすると、結局彼の中での熱量が下がることになります。よく「小悪魔系はモテる」なんて言われますが、こうした男性を振り回す系の女性が良いのは、予想通りの反応や行動をしないから、常に男性にとって刺激が溢れているように見えるからです。今から小悪魔を目指せとは言いませんが、魅力を伝えるにはとにかくマイペースに。それくらいがちょうどいいのです。趣味や好みの範囲が狭い人には誰しも、趣味や好みといったものがあります。この範囲が狭すぎたりすると、男性からみて退屈と思われてしまうことはあります。具体的には無趣味の人や、女性同士でしか楽しめないような趣味しかないという人は、男性からみて退屈と思われてしまうかもしれません。筆者は以前、Twitterの女性婚活アカウントだけを延々追いかけていた時期があるのですが、コスメと甘い物(あと婚活)についてしか興味がないといった女性を複数人見かけたことがあります。Twitterという場所柄もあるとは思いますが、コスメとスイーツだけが楽しみであったなら、それは男性と共有できない可能性も十分あり(スイーツ好きな男性もいますが)、その結果、男性から退屈と思われてしまうかもしれません。無理して趣味を持とうとまでは言いませんが、日常や仕事を通して興味のあることを見つけたり、相手に熱弁できるほどの熱量を持つことで、こうした退屈さは薄れていきます。ぜひ、自分の趣味や関心の方向が、男性にも魅力として伝わっているか、確認をしてみましょう。今回の話は、男性からみて退屈な女性という話で説明をしていきましたが、女性から見て退屈な男性というのも、ほぼ同じような傾向があります。相手に合わせすぎる従順すぎる趣味や関心の範囲が狭い、異性に伝わりにくいこの3要素は、男女どちらもせっかくの魅力を削ぐことになります。「当てはまってるかも…」と思った方は、今日から振る舞いを変えていくことで、この問題は簡単に解消していきます。なぜなら、その人らしい魅力というのは、実はもうそこにあって、ただうまく発揮されていないだけだからです。素敵な恋愛、刺激的な恋愛ができるよう、ちょっと見直してみてください。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Marissa Powell/Gettyimages©Kosamtu/Gettyimages©Tom Werner/Gettyimages©Kathrin Ziegler/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年12月30日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、元カノに優しすぎる彼を持つ29歳女性。元カノ用のクリスマスプレゼントを用意する彼を腹立たしく思い…。佑雪さんが、本命彼女なら取るべき行動と恋愛が楽になる考え方を教えてくれます!お悩み:「元カノにやさしすぎる彼に激おこです」【クラブ佑雪】vol. 222彼が元カノにやさしすぎて腹が立っています。クリスマス前に買い物に行ったら、女性用の手袋をプレゼント用に買っているので「誰用?」って聞いたら、しれ〜っと「元カノ」って言うんです。びっくりして「なんで?」って聞いたら、「今年もひとりでかわいそうだから」って言うんです。クリスマス・イブも当日も彼と過ごすことは決まっていますし、大切にされている実感もあります。昔の彼女のことも隠すことなく、オープンに話してくれるだけいいとも思います。でも、たとえ高いものじゃなかったとしても、元カノにクリスマスプレゼントをあげる必要ありますか? なんだか気分が悪いです。(くるみ29歳未婚会社員)感情に流されて恋に負けるより、戦いに勝つ智将たれ!その元カノ、彼が振ったんじゃなく、彼が振られてるんでしょうね。だから、そういう生ぬるい関係が成立するんでしょう。男性にとって元カノは特別な存在です。とりわけ、自分は別れたくなかったのに、自分を振った女性は。今カノはもちろん大切。今カノとは今を一緒に生きているがゆえ、楽しいこともたくさんあるけど、ケンカしたり、不満があったり、そういうマイナス面でのいやなことも、今、抱えてたりする。元カノとはいざこざがあったから別れたんだろうけれど、それはすっかり昔のことで、今、この瞬間は生々しいマイナスはありませんから。そこが、元カノのよさになります。さらに例の、昔の恋愛の思い出を「女性は上書き保存」「男性は名前をつけて保存」と言われるように、心のフォルダに元カノのことを大事にとってあるから、なんとなく心の支えにしちゃってるんでしょうね。プラス、「僕ちゃんは彼女がいるのに、元カノは僕ちゃんと別れてから、ずっとひとり。僕ちゃんだけ幸せで、申し訳ない」という謎の優越感と、元カノかわいそうという気持ちが合わさってもいるのでしょう。要は彼のナルシスト要素がそうさせているのです。また、元カノは元カノで、振ったのは自分だから(推測だけど間違いないはず)、「彼は私にフラれたから今の彼女といるけれど、本当はずっと私のことが好きなはず。だからといって、もう付き合う気はさらさらないけど」みたいな感情だと思うんですよ。彼のことをまだ好きだったら、きっと本気で奪いにきてるはずだけど、そうじゃないってことは、彼のこと、本当にいらないんだと思う。でも、自分を支える存在として、ファン的な感じで彼のことが必要なんでしょう。そこで成立しちゃってる関係なんじゃないかな。彼側の心理をひもといても(憶測ながら)、彼女側をひもといても(勝手な憶測だけど)、イライラしますよね(笑)!でも、だからといって「もう、元カノと連絡とらないで」と束縛に入るのは、いい作戦じゃないと思います。必ず、陰でこそこそやりますし、束縛する人は敵視されがちですから。で、今カノのご相談者さまとケンカしたりしたとき、たまたま向こうも弱ってたりすると、くっつく可能性を高めることになったりもします。なので、腹は立っても放置がおすすめですかね。わたくしならば、むしろ“かわいそうな元カノ”にプレゼントをあげる、やさしい僕ちゃんを褒めるくらいの勢いで甘やかしてみたいですね!で、今みたいに報告だけはしっかりしていただくと。逆に、ご相談者さまが彼と別れたあとも、なにかと親切にしてくれる方だと思いますから。頼りにしてていいと思います。人生、何が起こるかわからないじゃないですか。もしものときのために、安全保障はいくつあってもいいし、いくつかはつくっておきたい。国の外交と一緒ですね。密約を結ばれて、背後から不意打ちされるより、何をやりとりしているか把握しながら、泳がせて様子を見るほうが安全。ご自身の感情だけで考えず、何をこうしてこうすると、その先どういうことが起こるか、どう動いたほうが自分が得するのか。恋する乙女というより、恋という戦場で必ず勝つ!名軍師&闘将として動けるようになると、もっと恋愛が楽になると思います。【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©skynesher/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2021年12月27日好きになった男性が実は既婚者だったことを知ったものの、踏みとどまるどころかむしろ「絶対に妻から彼を奪い取る」と誓った美咲さん(当時25歳)。打算的な彼女は、妻とは正反対のタイプを演じてひたすら尽くし、彼を夢中にさせたものの、なかなか離婚に踏み切ってもらえません。そんな彼女はなんと妻に「別れてほしい」と直談判するというとんでもない行動に……!彼の妻に「別れてほしい」と直談判「彼はどんどん私に夢中になっていき、いずれは離婚して私と一緒になることも約束してくれました。ところがさすがに離婚となると慎重で、なかなか奥さんに話を切り出してくれません。『今はタイミングが悪い』と言って、ズルズル引き延ばすばかりで……。気づけば、付き合い始めて1年半ほどが経過していました。このままだと結婚のチャンスを逃してしまう気がして焦った私は、奥さんに直接会いにいったんです。慰謝料請求のリスクもあるし、とても大胆な行動だったと思います。でも何を引き換えにしてでも離婚してほしかったので、リスクを承知で会いにいきました」こうして、直接彼の妻に会いに行った美咲さん。驚くことに、自分たちがどれほど愛し合っているかを熱弁し、「別れてほしい」と訴えたのだそうです……。「離婚はしない」と粘られるのも覚悟の上でしたが、なんと妻はあっさりと受け入れたといいます。「必ず不幸が訪れますよ」という妻からの忠告「『そんなに欲しいなら、あんな男くれてやります』と言われてビックリしました。でもその時に、すごく冷たい声で言われたのが『あとで必ず後悔しますよ。必ずあなたにも同じことが起きて、不幸になりますから』という言葉。負け惜しみなのだと思って、その時は気にしないようにしていました」妻がすんなりと応じたおかげで、その後彼は離婚。それから半年後、美咲さんが27歳の時に再婚しました。計画通り彼を手に入れられた美咲さんは、まさに幸せの絶頂。お互いに子どもが欲しかったので、すぐに子作りを開始したそうです。ところが、なかなか思うようにはいきませんでした。「妊活を頑張っていたものの、なかなか子どもができなくて。検査してもどこか問題あるわけではないし、妊活にも疲れ果てて、だんだん精神的に追いつめられていきました。私もイライラして夫に八つ当たりすることが多くなり、喧嘩も増えてきました。辛いことがあると決まって思い出すのが、夫の前妻から言われた『あなたも必ず不幸になる』という言葉。ちょうどその頃から、彼の帰宅がやたらと遅くなったんです。もしかして浮気しているのではないかと疑い始めて……」夫が20代前半の女性と浮気していた…夫の不審な行動にいてもたってもいられなくなり、調査を始めた美咲さん。すると結果は、予想通りのクロでした。「しかも相手は、20代前半のすごく若い女の子だったんです。その時は夫に問い詰めて、彼女とは別れると約束させましたが、その後も他の女性とデートしたり、浮気を繰り返しているようです。全ての行動が怪しく見えてしまうので、疑ってばかりで、夫婦仲も悪くなってしまい、今は完全なセックスレスです……。単なる浮気ならまだいいのですが、私の時みたいに、もっと若い子に本気になって捨てられてしまったらどうしよう……と不安で、辛い日々を過ごしています。これが因果応報ということなのでしょうか。あの日、前妻から言われたことの意味をようやく理解し、噛み締めています……」美咲さんと出会ったときと同様に、夫は、妻より若い女性に手を出したくなる悪癖を持っているようです。そもそもは夫が最低なのですが……。美咲さんもようやく自分が犯した過去の罪の重さに気づいたそう。常に夫を疑い、いつ捨てられるのかビクビクして過ごすような日々は想像するだけでも地獄ですよね。自分が幸せになることしか考えられず、前妻を傷つけた報いだとも言えます。他人を不幸にしてまで無理やり手に入れた幸せは、結局続かないのかもしれません。不倫や略奪愛には手を出さず、まっとうな恋愛をしたいものです。©monzenmachi/Gettyimages©Yuichiro Chino/Gettyimages©Melinda Podor/Gettyimages取材・文 小泉幸
2021年12月26日誰かを傷つけてまでして手に入れた幸せは、永久に続くものなのでしょうか?例えば、相手が結婚していることを知りつつも不倫に手を出し、奪い取るケースのような「略奪愛」。今回は、略奪愛の末に結婚した美咲さん(31歳)に経験談を聞いてきました。力づくで手に入れた結婚は、どんな結末を迎えたのでしょうか…?既婚者の男性と深い関係になってしまい…「夫とは、いわゆる『略奪婚』というやつで、前の奥さんから私が奪った形です。夫と出会ったのは、私が25歳のとき。合コンで知り合いました。歳は8個上でしたが私はもともと年上好きだし、顔もタイプで、声も渋くて素敵でした。一目見た瞬間から『絶対にこの人を落としたい』と思ったんです。その時点では、まさか既婚者だと思いませんでした。彼の方もまんざらでもなさそうな態度だったので、私から積極的にアプローチして、デートする仲に。3度目のデートは横浜だったんですが、そこでイイ雰囲気になって…そのままお泊まりしてしまいました」ところがその夜、美咲さんは“嫌な予感がした”といいます。なぜなら、ホテルにいる間じゅう、彼のスマホに何度も着信があったことに気づいてしまったのです。「もしかして奥さんがいるのかも…と思って、翌朝、彼に『まさか結婚してないよね?』とたずねたら、まさかのビンゴ。でも、そのときには彼のことを好きになっていたし、体の関係を持ったことで余計に気持ちが大きくなっていて、もう手遅れだと思いました」計画的ではなかったとはいえ、不倫の道に足を踏み入れてしまった美咲さん。彼女はそこで“ある決意”をしたといいます。常識的に考えれば「深入りするのはやめておこう」と、踏みとどまったのかと思いきや、なんと美咲さんは「絶対に彼を手に入れてみせる」と心に誓ったというのです。自ら不倫の道に足を踏み入れて……「というのも、勝算があったんです。彼は自分が既婚者であることを認めつつも、結婚生活の苦悩を打ち明けてきました。奥さんは彼の5個上の“姉さん女房”。彼は完全に尻に敷かれていて、奥さんの気が強すぎる性格やキツすぎる物言いに疲れてしまったと言うんです。だからこそ、8歳も年下の私に癒しを求めてきたのかもしれません。話を聞いているうちに、だんだん彼に同情心が湧いてきて…。子どもはいないものの、奥さんが欲しがっていて、無理やり子作りに付き合わされていると言っていました。その瞬間『一刻も早く彼を私のものにしなくちゃ』と思いました」しかしそれまで美咲さんは、不倫にハマったものの最後は捨てられてボロボロに傷ついた友人や、結婚願望があるのに不倫に夢中になってしまい時間だけが過ぎていったという先輩などを散々見てきました。だからこそ今までは、不倫に絶対手を出さないようにしていたのです。「私は、彼女たちみたいにはならない。既婚者と付き合うからには絶対に奪い取ってみせる……と決意しました。仲の良い友達からは『既婚者なんかと付き合っても、貴重な時間を無駄にするだけだと思うから、すぐに足を洗ったほうがいい』と強く言われて猛反対されたけど、『大丈夫、最後は必ず幸せになってみせるから。私は時間を無駄にしたりしない』と言い返していました」打算的な略奪計画美咲さんを心配する友人の声には耳も貸さず、必ず彼を手にいれると心に決めた美咲さん。彼の妻はとにかく気の強い“鬼嫁”タイプだというので、美咲さんはとにかく徹底して癒し系キャラを演じ、彼に尽くし続けたといいます。「だんだん彼も、『美咲がいないともう生きていけない』というほど、私に夢中になっていきました。でもなかなか奥さんに離婚を切り出してはくれなくて……。このまま待っていても埒があかないと思い、彼には無断で私から奥さんに会いにいきました。それで『お願いだから、もう彼を自由にしてあげてください』と訴えたんです」なんと妻に直談判しにいったという美咲さん。こうして、着々と略奪計画を進めていきました。ところが、想像もしていなかった地獄が彼女を待っていたのです……。因果応報とはこういうことか…。既婚男性を奪い取った女性の末路後編に続く自分さえよければそれでいいという考えの人もいますが、自ら不倫に手を出し、奪い取った幸せの裏では、深く傷つき悲しむ人が存在するのです。他人の家庭を壊すことの罪の重さを理解してほしいものです。©recep-bg/Gettyimages©Nithya Rajapandian / 500px/Gettyimages©Kittiphan Teerawattanakul / EyeEm/Gettyimages取材・文 小泉幸
2021年12月26日彼にそろそろ結婚を意識させたい。そう思ったとき、多くの女性がどうすべきか、悩むかもしれません。一般的には家庭的な振る舞いをするとか、匂わせる、なんてテクニックが思いつくかもしれませんが、実は、男性の心理を知ることで、適切な一押しは見えてくるんです。彼に結婚を意識させたい!ひと押しに有効なポイント【おおしまりえの恋愛道場】vol. 151彼氏と結婚したい。でも、なかなか相手がその気になってくれず、やきもきしている女性はいるものです。多くの女性が結婚に対して、未だ「憧れ」の要素が強いのに対し、男性は夢見るよりもリアリストであることが多いです。つまり、彼に結婚を意識させたいのであれば、男性特有のリアリストな気持ちを知り、そこにフォーカスする行動がオススメです。男性は精神的な勢いと物理的なメリットで結婚を意識する女性が結婚を考えるキッカケは「夢や憧れ」といったキラリとした要素とあわせて、「年齢」「将来」「子ども」といった、時間的な不安から来ることも多いです。一方男性はというと、不安から結婚を望む場合もありますが、女性ほどではありません。どちらかといえば男性は、結婚に対して「チャレンジ」「成長」「発展」といった、前向きな要素を乗せがちです。例えば、転勤や海外赴任などをキッカケに結婚するケースは多いものです。遠距離恋愛になるくらいなら結婚を、という考えでもありますが、根本には「新たなチャレンジを支えてもらいたい」という前向きな気持ちと物理的なメリットが重なり、強く結婚を意識したといえます。ほかにも、男性は倒れた際に看病してくれた女性との結婚を意識する、という話がよくあります。これも、根本的には看病という物理的なメリットと、自分を回復させてくれるという、ある種の前向きなサポートがあるからこそ、相手を結婚相手として意識するのです。彼に結婚を意識させる具体例なアプローチ2つ精神的なプラス要素と、物理的なメリット。この2つを押さえることで、男性にグッと結婚を意識させることに繋がります。では、具体例にどういったアプローチが有効か。ここでは2つのパターンを紹介していきます。「もっと成長したい」そのタイミングで後押し!人には誰しも、勢いがある時とそうでない時の波があります。彼にとって上に向かう波が来たとき、それはいっしょに結婚も意識させるチャンスといえます。「もっと成長したい」「稼ぎたい」「転職して活躍したい」「環境を変えたい」。もし彼からこうしたメッセージが発せられたら、あなたはそれをしっかり受け止め、しっかり肯定し、精神的に後押ししていくことが有効です。ここで注意したいのは、上がりたい気持ちを肯定し、盛り上げるという精神的なサポートがなにより大事であるということ。彼に対して「じゃあこういう勉強したら?」「ここの転職サイトいいよ」といった物理的なサポートは求められるまで不要ですし、「彼に余裕がある今こそ結婚を考えてくれるかも」なんて急かすのは逆効果です(結婚したいという意志をちゃんと伝えておくことは大事ですが)。「きっと目標は叶うよ!」「最近頑張ってるの、すごいね!」「忙しくて困ることあったら、協力するから言って」といったさりげない支えとなることで、彼からすると「この人は自分の人生を応援してくれる相手だ=ずっと一緒にいたい」といった結婚意識を芽生えさせるのです。楽しいし、これからも楽しそう!とにかく一緒だと楽しい時間が過ごせるというのは、友だちでも彼女でも、非常に貴重な存在です。「楽しい」という状態は、そもそもその人がアガっている状態ですから、彼が自然体で楽しい状態でいられるようなふるまいができるだけで、相手には結婚を自然と意識させる要素が詰まっています。女性にこの話をすると「彼のために料理を作ったり家事をしたりしている」「デートはいつも普通に楽しんでいる」といった声を聞きます。でも、ここでいう「楽しい」とは、そうした今この瞬間が楽しいだけではありません。「今この瞬間も楽しいし、この先も“もっと”楽しそう」こうした未来への期待感を抱かせるような刺激や面白さが加わると、男性は彼女を手放せなくなり、結婚を意識します。例えば、普通にしていても楽しいけど、彼が予想もつかないような刺激を彼女が与えるとか。彼女といると、自分では普段しないような面白いチャレンジができる、なんてシーンがあると、物理的なメリットと精神的なプラス要素の両方が満たされ、彼はぐっと結婚というか、一生いることを意識します。一般的に彼に結婚を意識させようと思うと、家庭的な側面をアピールするとか、きちんと話し合うといった具体策が出てきがちです。もちろんこうした取り組みも無駄ではありませんが、精神的に相手を満たしてあげるほうが、結婚という次のステップを決断させるには有効だったりもします。今回は結婚に向けた話でしたが、彼の心を満たすことで、自分自身もより満たされ、そして成長できるような関係を築いてくださいね。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©PeopleImages/Gettyimages©Luis Alvarez/Gettyimages©Westend61/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年12月23日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、既婚男性と不倫中の46歳バツ2女性。今年は1度も相手と会っていないものの、再婚願望のある彼女に佑雪さんのアドバイスは…?お悩み:「今年1度も会ってないけど、不倫してます。でも、再婚したいんです!」【クラブ佑雪】vol. 2213年ほど前からの知人と昨年より不倫関係になりました。昨年、異動(単身赴任から自宅に戻る)がわかっていたので、異動するまでと割り切ったつもりでいたのですが、遠距離になったあとも相手から「続けたい」と言われ、毎日、連絡が来ます。昨年は3回会いましたが、今年はコロナ禍なので、さすがに行き来ができず、1度も会ってはいませんが、毎日(出勤前・昼休憩・帰宅時・寝る前)連絡があります。 相手はすごく真面目な方ですが、将来の話などは話し合ったことはありません。 私は再婚を前提にお付き合いできる方をと考えていますので、どうしたらよいのかと悩んでいます。(綾46歳バツ2お仕事はヒミツ)悩む前に、現状認識をちゃんとしましょうかなるほど、なるほど。なんだか、お悩みを拝見すると、ご相談者さまは不倫している彼のことを「すごく真面目」とおっしゃるのですが、わたくしの感覚からすると彼は不倫をしている時点で、「すごく真面目」の定義には当てはまらないのでは? と。なので、向こうが将来の話をしてこないっていうのは、当たり前なのでは? と思うのですが、いかがでしょう?もしくは逆に彼が真面目だから、家庭と不倫をきっちり分けているからこその、将来の話をしないってことなのかな、とも。何を申し上げたいかというとですね、ご相談者さまは1. 彼との不倫関係、2. 彼のキャラクターについての客観的な認識、3. ご自身の再婚願望を叶えるためにどうすべきか、という3つがごちゃごちゃになりすぎていませんか? っていうこと。これらを整理してみましょう。まず、1. 彼との不倫関係について。期限付きのつもり、つまり、ドライな感じで始めたのに、彼が案外、ご相談者さまにのめりこんできて、続いちゃってるのよね〜と嬉しくなっているのは、わからんでもないですが、結局、去年は3回しか会ってないし、今年は1回も会ってないんでしょ?連絡手段は電話なのか、LINEなのかわかりませんが、要は会うリスク、費用はなにもかけてもらってないし、ご自身もかけてないだけでしょ?要はお互いに情熱はないんですよね。その程度の関係だということを認識したほうが、よくないですか?それに、どうします?毎日連絡くれるのは彼だと思っていたら、実際は彼のアドレスをのっとったハッカーだったとしたら。どうですか?これ、結構あるんですが、既婚者ってバレたくないし、お金もかけたくない。ってか、実際、おこづかいもなくて、不倫できない人ってたくさんいるんですよ。でも、ときめきたい。で、LINEだけで不倫みたいなことをやる人って。彼とは、最初こそ、リアルな関係だったかもしれませんけど、今や完全にバーチャル不倫なわけですよね?そんなお相手にからめて「私は再婚を前提にお付き合いできる方をと考えていますので、どうしたらよいのかと悩んでいます」とかって、言う必要ありますか?2. 彼のキャラクターについての客観的な認識、についてはすでに触れたとおり、すごく真面目な既婚者は不倫しません。以上です。3. ご自身の再婚願望を叶えるためにどうすべきか。これ、その彼との関係とはまったく別の問題ですよね?そんなバーチャル不倫相手、いようがいまいが、再婚したいのであれば、それに向けて邁進すればいいだけじゃないでしょうか?結婚相談所に入会するのもいいでしょうし、お好みの方法でお相手をお探しになられることをおすすめいたします。【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©10’000 Hours/Gettyimages占い・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2021年12月20日付き合うかも、と思っていた相手から急に連絡が途絶えた場合、きっと心配したり自分が何かしたのかと不安になりますよね。急な音信不通やフェードアウトが起きたとき、相手の本音はどんなものか。またそんなトラブルに遭遇したら、気持ちをどう保てばいいのか、ご紹介します。いいなと思った彼が突然フェードアウト!?その心理と立て直し方【おおしまりえの恋愛道場】vol. 150この人いいな、付き合ってもいいかもと思いはじめていた彼。しかしある日突然、何の前触れもなく連絡が途絶えたら、きっと女性は困惑してしまうでしょう。私が何かまずいことしたかな?トラブルに巻き込まれた?何か怒らせた?などなど、女性の頭の中を駆け巡ります。でも、冷静に状況を判断して次の行動に移るために、今日は男性のフェードアウトした時の心理と、女性側の受け止め方について紹介します。突然フェードアウト、その時男性の心理は?突然彼から返信が途絶えた。デートの前日とか、次のデートのやり取りをしていたタイミングで突然プツンと音信不通になること、経験ありませんか?フェードアウトされた側としては、「何かあったかな?」と不安になるものですが、この時の男性心理がどんなものか、ご紹介します。まず、もし数日たっても返信がない場合、そのほとんどは意図的なフェードアウトである可能性が極めて高いです。仕事の都合とか携帯故障といったトラブルを想定する人もいますが、普通はトラブルがあっても連絡手段は何かしら確保できるはず。つまり、「連絡をやめる!」という意志があって、そうしていることがほとんどです。ではどうして連絡をやめようと思ったのかというと、過去に男性からヒアリングをした結果、多くはこのような理由でした。他にいいなと思う子ができたやっぱり違うなと感じたデートや婚活自体がおっくうに感じた複数人と連絡を同時並行に取っていて、存在を忘れたいかがでしょう。文字を読む限り、失礼な理由ばかりです。意外かもしれませんが、過去筆者がヒアリングした本音の中に「相手のが無理になった」といった、具体的な相手の非をあげる人はいませんでした。突然のフェードアウトの理由のほとんどは、男性側の都合であり、女性側に大きな非がないケースがほとんどということは、覚えておいてください。突然連絡が途絶えても、忘れないでほしい3つのことここからは、音信不通やフェードアウトに遭遇し、落ち込む女性に思い出してほしい3つの話を紹介していきます。落ち込む気持ちはわかる…でも、どうか前を向くために、ぜひ参考にしてみてください。失礼な人という事実が早めにわかってよかった!ハッキリ言って、男女どちらでも会話の途中でフェードアウトするという行為は、相手に対して失礼です。ましてや次のデートの約束を固めていたり、すでに決まっているデートの前にフェードアウトしたりする行為はもってのほかです。こうした対応をされた側は、困惑し落ち込むものですが、ここでは「失礼なことをする人だと先にわかってよかった」という早めの解決をむしろ喜んでほしいです。人との関係が終わるとき、相手と過ごした時間や労力があればあるほど、人は落胆にもエネルギーを使うものです。ですから、こうした終わりが早めに見えるということは、むしろラッキーと言えるのです。トラブルに巻き込まれたケースはほぼない音信不通になった時、「トラブルに巻き込まれたかな?」と相手を心配する優しい女性が一定数います。優しい心に塩を塗るようで恐縮ですが、突然の音信不通の原因がトラブルであるケースは、ほぼ無いと言って構いません。これを忘れないでください!よくあるケースで、「携帯を落として買い換えたらLINEの移行がうまくできなくて連絡できなかった」といった言い訳を筆者は耳にしたことがあります。ちなみにLINEのデータ移行を途中で失敗した場合、多くの場合、友だちやトーク履歴を復活させるのは難しいとされています。つまり、「頑張って時間をかけたら復活できた」といって連絡してくるのは、だいたいが女性とまたコンタクトを取りたい気分になったから連絡した可能性があります。トラブルは絶対ない、という断定はできませんが、都合よく音信不通になったり現れたりする人の言っていることが、真偽のほどが定かではないということを覚えておきましょう。比較や優先順位の中にあるといい関係にならない意図的か事故かはわかりませんが、音信不通という行動を取った事実は変わりません。ただ、音信不通という行動を相手がしたということは、あなたという存在を誰かや何かと比較して下に見たか、仕事や他の用事よりも優先順位がはるかに下であることが行動から証明されたことに変わりません。恋愛という極めて深くて親密な関係を築こうと相手を見極めている時に、そんな自分を軽んじる相手と関係を深めて良いのでしょうか。そう考えたら「見極めさせてもらった」くらいに気持ちを切り替え、誠実に向き合える相手を新たに探した方が良いと言えます。関係が1つ終わるということは、新たな関係を築くエネルギーができたという嬉しい事実の誕生でもあります。その新たなエネルギーを、「なぜ」「どうして」「何が悪かった」と反省や自己卑下に使うのも自由です。必要な反省は大事ですが、それよりも気持ちを切り替え、前へ前へと進むパワーに変えた方がヘルシーな生きかたといえます。そのエネルギーを良い方向に使っていけば、おのずと惹かれる相手との出会いも早まるというものです。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©DjordjeDjurdjevic/Gettyimages©g-stockstudio/Gettyimages©Westend61/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年12月16日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、2年ぶりに彼氏ができた28歳女性。気持ちはラブラブだが彼は医師で多忙のためなかなか会えず、愛されている実感がないという。結婚を考えるとこの先付き合い続けるべきかどうか悩む彼女に、佑雪さんが、絶対に逃してはいけない男性の特徴を教えてくれます!お悩み:「忙しすぎる勤務医の彼と別れたほうがいいですか?」【クラブ佑雪】vol. 220最近、2年ぶりに婚活アプリで彼氏ができました。実家が開業医で彼は勤務医30歳のドクターです。顔も好みでやさしくて、でかした私! と得意になっていたのですが、全然会ってもらえません。デートは月に2回ほど。そのうち1回は「病院に戻らないと」ということで2時間くらいで帰っていきました。会っている時間は楽しく、LINEは毎日きますが、大切にされている気がしません。ほかに女性がいるのでしょうか?もし、女性がいなくても別れて別の人を探したほうがいいでしょうか?30までには結婚したいので無駄な時間を過ごしたくありません。(もやこ28歳未婚OL)いい男は手放しちゃダメ!アプリで出会った医師ですか。お相手から大切にされる、されないの前に、まず、身元確認してる?幸い、医師であれば厚生労働省のホームページの「医師等資格確認検索」でサクッと名前で照会できますし、勤務医なら病院のホームページに名前、顔写真などが掲載されていたりしますから、確認とりやすいですよね。名刺やSNSと組み合わせてダブル、トリプルと何重にもチェックしておいてくださいね。でね、何科かとかにもよるでしょうけど、大きい病院の先生って、めちゃ忙しいです。合コンでもアプリでも医師ってだけでモテるうえに、ご相談者さまの彼ってばお顔も性格もよろしいんでしょ? 死ぬほどモテると思いますよ!!ただ、自分がいいと思うかは別で、そんななかご相談者さまと気が合ったってことでしょう。いいじゃないですか!で、ですよ。そんな彼、医師で30歳はディカプリオの全盛期くらいにモテてるし、お見合いの話だって殺到してます(断言)。なのに、アプリをやるっていうのはですね。もちろん、そういうアプリで女性と出会うのが楽しいっていうのもありますが、結局、忙しすぎてリアルで出会う時間も、出会ってからちゃんと関係性を続ける時間もないからなんですよ。だから、キャバクラやガールズバーとかでも、けっこう、恋に落ちちゃう!わたくしの周りのホステスでも、そういうカップル何組もいましたから。でね、やっぱり、付き合ってもなかなか続かないの。彼が忙しすぎるから。“医師=忙しい”っていうのを理解できないで、みんなリリースしちゃうんですよ。もったいない!!!というのもですね、そういうモテ男とお付き合いする側も、おそらくご相談者さまもそうだと思いますが、モテ女なんですよね。「また次があるから」っていう自信というか油断というか傲慢というか、まあ、そういうマインドから「かわいくてモテモテな私のことを、もっとかまってくれる人がいい!」ってなって、簡単に手放しちゃうんです。繰り返しますが、もったいない!!!確かに、次もいい配球がきて、ホームラン打つ女性もたくさんいますが、そうでない方も半分くらいはいるんですよ。で、30、40と歳を重ねて独身だったりすると、そのときのことを振り返って「あのとき、癇癪起こさなきゃよかった」って後悔するんです。これは“忙しい医師と付き合ったことのある女性あるある”です。敗因は“若さ”ですかね。若さゆえ「彼の忙しさを理解できなかった」。若さゆえ「焦って結論を出してしまった」。若さゆえ「次があると見誤った」。若いってすばらしいと同時に罪ですよね…。なにが言いたいかと申しますと、ご相談者さまの彼が本物の医師ならば、本当に時間がないんだと思います。で、これまでも彼女と続かなかったりしたから、ご相談者さまにチャンスが回ってきたわけです。ここで彼に愛想を尽かせば、彼の歴代彼女と一緒では?わたくしなら、今しばらく我慢して、彼のオンリーワンを目指しますね。後悔したくないから。それに絶対、永遠に忙しすぎるってこともありませんからね!ただ、忙しい彼を受け入れつつも、「私は結婚したくて付き合ってるから」という意思表示だけはちゃんとしたほうがいいかもね。というわけです。がんばってください!【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©The Good Brigade/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2021年12月13日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、ゲームが趣味の30歳女性。恋愛に興味はあるが、マッチングアプリの恋活は腰が重い。ある日、いつものようにオンラインゲームをしていたら…。三松先生がおすすめの出会い方を教えてくれます!翔子(29歳)恋活力レスでゲーム漬けの日々。でもまさかの出会いが!【レスなひとびと】vol. 140「マッチングアプリって、なにが楽しいんだろ」もうすぐ30歳の翔子。気づけば5年くらい彼氏がいない。そろそろ焦らなければ「おひとりさま」の老後になりそう。ママの姉の、めぐみおばちゃんが独身のまま64歳に。会うたびに、「ものすごーーく寂しい。熱出て苦しい夜には涙が止まらない。翔子は、おばちゃんみたいになっちゃだめよ…」と、寂しそうに言う。締めは必ず「お墓参りは来てや。翔子しか来てくれる人いないもんなあ」。悲しい言葉ばかり。ただ、翔子に恋活する気力がわかないのも事実。仕事帰りに開くのはもっぱらTwitter。疲れた帰り道に、マッチングアプリを開いてメッセージを送り合う気力はない。まだ仲がよくもない相手と、猫をかぶってやりとりするのは疲れる。Twitterの趣味アカウントでつぶやく。「帰宅中〜。21:00からプレイできる人、いませんか?」翔子は、とあるバトルロイヤルゲームにハマっているのだ。オンラインでチームになって、敵と闘うゲーム。さっそく、fumitoからリプライがきた。「21時から入れます! 仕事お疲れ」fumitoとは、最近よくペアを組む。「はー、危なかった。フォローありがと」「こちらこそ!」ボイスチャットでつながりながらプレイする。fumitoとは、けっこう、息が合ってやりやすい。大体5回くらいプレイしたあとは、休憩を挟む。このときの雑談が、意外と癒しになってたりして。気負わず話すので、職場の友達よりお互いの仕事観や恋愛観、生活のリズムなんかも知っている。「あれ? 今日はこんな遅くまで大丈夫なの?」「このまえ話してたプロジェクトがやっと終わってさ!夜更かし可能なんだ」「えっ、お疲れ。しかも今日は金曜日だし。乾杯しようよ!」画面越しに、プシュッ。思ってしまった。fumitoとリアルに会って乾杯したら楽しいだろうな、と。「ねえ、今度直接会ってゲームトークでもしない?電車で1時間かからないとこに住んでるよねー」ゲームトークというのは照れ隠しだけど、会ってみたいと勇気を出して伝えたら、fumitoも、同じことを思っていたらしく。なんと翌日、会うことになった。お互い食の好みが似ていて子ども舌。気取らないオムライス屋さんで落ち合う。「はじめまして。…っていうのも変かな、翔子です」「史人です。翔子さん、なんかイメージ通り」「そう?」照れながら笑い合って、あっという間に打ち解けた。共通のテーマがあると、沈黙タイムがない。ゲームって最高。今までマッチアプリで会ったどの人よりも楽しい。イケメンというわけじゃないけど、気が合うし。よく見ると、指が長くてきれい。この指で、コントローラーをいじっていたんだな。この指が、私の体をなぞったら…どんなかな、なんてエッチなことまで考え始めた。気づいたら、史人のこと…かなり好き。大好きなゲームが、まさか恋につながるなんて。ブラボー!【三松さんからのコメント】翔子さん、思わぬところに出会いがありましたね。オンラインゲームが必ずしも恋の出会いにつながるとは限りませんが、楽しみながら気の合う彼氏を見つけることができるなら一石二鳥。恋活に乗り気になれないときは、ゲームに打ち込むのもありですね。マッチングアプリだと、どうしても相手のルックスや年収、仕事などに目がいってしまいがち。大切な直感が乱れます。私の言葉で言い換えると、「男を見る目が曇る」。ブサでも誠実なメンズ、高収入のヤリチンくず男、無口だけど気が利くメンズ、ルックスは好みだけど最低ファッションセンス…さあどうする?!的な条件チョイスになっちゃうでしょ。一方でオンラインゲームだと、翔子さんと史人さんのように、価値観ベースで仲を深められます。好きなことをする場での出会い全般に言えることですが、趣味が軸にあると、素の自分で交流しやすい。ルックスやステータスに自信がない人や、お互いの価値観を重視したいという人に、趣味の場での出会いは向いているでしょう。あくまで出会いを目的にしてはいけません。純粋に楽しむ姿、打ち込む雰囲気に惹かれ合うのが王道です。親しくないうちから連絡先を聞くのはご法度。ゲームで出会いが欲しいという人にはゲーム型マッチングアプリもあるので、探してみるといいですね。自分が夢中になれることがあるって、恋を呼び寄せる鍵になるものです。「恋愛探しの欲を捨て、自分の趣味の場に没頭するもいいだろう。あなたが輝ける場を作る方が、マッチアプリよりいい出会いがあるんじゃない」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。©nd3000/Gettyimages文・三松真由美
2021年12月09日年末近いこの頃、新型コロナウイルスの影響も一旦は落ち着いており、飲み会やデートのお誘いといった約束が増えている人も多いのではないでしょうか。実は、今、多くの女性には恋のチャンスが訪れていると思うのです!それは、女性の“リードする力”が、以前よりも男性にとって高評価につながる状況が訪れているからです。一体どういうことか、女性のリード力が恋の成功を分ける理由をご紹介します。緊急事態宣言開けは特に有効!女性がリードすると恋愛が成功する理由【おおしまりえの恋愛道場】vol. 149クリスマスや年末が近くなり、だんだんとデートや飲み会のお誘いも増える時期かもしれません。こんなとき、実は女性には頑張ってちょっとだけ男性をリードしてほしいのです。例えば、デートプランをヒアリングして練ったり、お店を探したりといったことです。一般的には、こうした事前準備は「男性が頑張るべき」と思っている女性も多いものです。でも、今の時期は特に女性がこうした事前準備を頑張って相手を気遣うと、いつも以上に好感につながります。さて、それは一体どうしてなのか。理由をご紹介します。緊急事態宣言だけに限らず!女性がリードすると良い理由デートプランは男性が組むもの。お店選びは男性がして当然!もちろんいい感じのお店をお願いしたい。そんなふうに思っている女性も多いのではないでしょうか。しかし、今年の冬は特に、この“セオリー”を取っ払い、女性がリードしたデートを繰り広げてほしいのです。そうすると、もれなく男性からは好印象を抱かれ、チャンスが広がることになるでしょう…と、まるで預言者みたいな口ぶりで言いましたが、女性がデートをリードした方がいい理由を、3つご紹介します。「しばらく飲み会してない」男性に飲み会偏差値ダウンの傾向あり新型コロナ感染者数が減り、緊急事態宣言が明けて、今だんだんと人が街に繰り出しはじめています。男性も女性も関係なく、対面で人と会ってご飯を楽しんだりすることが、かなり久しぶりな人は多いと思います。こういう時、きっと「人と会うことが久々で緊張する」と思うひとは多いものですが、それは恋愛対象のお相手だって同じです。なんなら、緊張だけでなく、お店を探したり飲みの席をアテンドしたりするリード力自体が、男性の中で下がっている傾向があります。だからこそ、こういう時女性がちょっと頑張ってデートの日程を組んでみたり、お店探しを一緒にやってみたりすると、男性としては安心して当日のデートを楽しみにできるというものです。忙しい人ほど、適切なサポートが響くしばらくぶりの飲み会では男性のリード力が下がっているから、準備から女性も頑張るのはとっても有効。それと合わせて、なぜ女性がこの時期リードすると有効なのか、もう1つ理由があります。それは年末というイベントシーズンは、仕事納めも近く繁忙期であることが多いからです。忙しい男性にとって、この時期のデートというのは、結構プランを練ったり予約をしたりするのは時間的にも大変ということ(しかも忘年会シーズンとかぶってお店が思うように予約できない)。だからこそ、この時期は女性がさりげなく気遣うと、相手にも「ありがたいな」という感謝とともに、好印象を抱かれやすいのです。もちろん、女性だって忙しい時期ではあるのですが。相手のアウェーなら女性が頑張る!コロナ明けかつ年末という特殊な時期だからこそ、年末年始にかかるデートは、女性のさりげないプランニング力でのサポートが有効。さらにもう1つ、これは気をつけてほしいことがあります。それは、相手にとってアウェーな街でのデートになるなら、男性のプランニング力は特に期待してはいけないということです。年末年始ともなると、お店の予約が取れなかったりして、仕方なく普段行く場所と違うエリアでデート、なんてケースもあるでしょう。イルミネーションもついでに観ようと考え、普段行かない場所でのデートをすることもあるでしょう。こんな時は、女性にとってよく行く場所なら、女性が頑張った方がいいのはもちろん、お互いあまり詳しくない街なら、彼をフォローする意味でも、2人でお店探しをするのがベターです。つい男性に頼り切ることが癖になっている女性も多いのですが、この時期の男性って、普段以上に頑張らないといけないんです。だからこそ、さりげないリード力を大人の女性なら発揮し、素敵な関係性を築いてもらえればと思います。“大人の女性”ならやめた方がいい行動女性にとっての気遣いって、おもに相手を褒めたり料理や飲み物をオーダーしたり取り分けたり、なんてことを思い浮かべられるものです。でも、筆者は本当をいうと、今回のようなデートの準備を女性が担うことの方が、男性の負担は軽減され、「気が利く」という印象にもつながると思っています。「お店選びで相手のセンスを見ている」と考える女性もいるかもしれませんが、ハッキリ言ってお店選びのセンスというのは、飲食やお酒へかける熱量と社交性、あとは恋愛経験の多さでかなり左右されます。つまりお店選びのセンスが良かった悪かったという事実は、彼の本質的なセンスとは関係ないと思うのです。ぜひ、今年最後に良い思い出を作るためにも、女性側のリード力を発揮して、素敵なデートを過ごしてくださいね。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Vasyl Dolmatov/Gettyimages©Westend61/Gettyimages©Portra/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年12月09日リアル・モンスターワイフ、再び
シリーズ・モンスターワイフ
実録・ポジティブな離婚