「夫と信頼関係が築けている」と思っても、そう考えているのは自分だけということもあるのではないでしょうか。意外な形で不倫が明らかになると、その分女性が受けるショックも大きいようです。そこで、今回は「夫が不倫相手に送った信じられないLINE」をご紹介します。妻も遊んでいるから「結婚して五年目の話。夫婦で部屋にいる時、近くにあった夫のスマホが鳴ったので手渡そうとしたんです。すると、夫が顔面蒼白になったので怪しいと思い、スマホを取り上げると『やっぱり不倫は良くないと思う』という女性からのLINEが…。しかも夫が『妻も遊んでいるから大丈夫』とありもしないことを返信していたのです。夫を信じて疑わなかっただけに、もう一緒にやっていけないと思い離婚に至りました」ヒロコ(仮名)/33歳浮気だけでなく、「妻も遊んでいる」と嘘をつくなんて夫の言動は許しがたいものがありますね。不倫相手をどうしても引き止めたい様子に、夫の本気度が見え隠れしているのではないでしょうか。今回のように自分の許容範囲を超えることがあったら、夫に三行半をつきつけるのもひとつの手です。離婚秒読みだから「最近、夫の休日出勤が増えたんです。ずっと浮かない顔をして、スマホとにらめっこばかりしているので『何かあった?』と聞いても上の空で。そんな様子が気になって夫のスマホを見ると『既婚者なんて知らなかった! 』と女性の怒りのLINEがあったのです。それに対して夫は『離婚まで秒読みだから、安心して』と平然と返していて。私は夫婦仲がうまくいっていると思っていたので、夫の言葉に衝撃を受け離婚を決意しました」マイ(仮名)/30歳今回は、自分の知らぬ間に夫の気持ちが冷めていたようですね。しかし、一方的に夫が離婚を考えていても、言われないとわからないので、妻が本音を知って驚くのは無理もないでしょう。不倫相手に既婚者だとバレてもしつこく言い寄る態度から、夫に反省を求めるのは難しいかもしれません。上下同じデザインの下着にして「夫は普段から無口な人です。でも、ある日『今夜も上下同じデザインの下着にしてね』と夫から驚くようなLINEが入って。今までこの手の話はされたことがなかったので、すぐに浮気だと確信。不倫なんてしないと信じていたのにと腹が立ったものの、おとなしい夫にそんな趣味があったなんて…。LINEの誤爆に気づき、慌てて帰宅した夫に『不倫相手と私、どっちを選ぶの? 』と迫り、二人を別れさせました」ミカ(仮名)/31歳「夫のことは何でも知っている」と思っていたのに、意外な一面を見せられると動揺しますね。また、夫が不倫相手だけに「本当の自分」をさらけ出しているのも苛立ちを覚えるところです。これを機に、お互い理解を深められるよう夫婦で共に過ごす時間を増やしてみてもいいでしょう。「夫が不倫相手に送った信じられないLINE」をご紹介しました。二人の関係を隠す不倫に気持ちが燃え上がる夫は多いようですね。でも、妻という大切な存在を裏切って、浮気に走ったことを後悔する日が訪れるでしょう。一時の感情に流されると一生後悔することになりかねません。©Marco_Piunti/Getty Images©DjelicS/Getty Images文・菜花明芽
2022年09月16日「いつか離婚してくれるはず…」と思い相手が既婚者だとわかっていながら、不倫を続ける女性は少なからずいます。でも、男性の何気ないひと言で「本当は愛されていなかった」と気づくことがあるようです。今回は「不倫をやめるきっかけになった男性の言葉」をご紹介します。世間体があるから「同窓会で初恋の人に再会したんです。彼は仕事のできる男性に成長しており、昔のように恋心が芽生えました。その後『結婚して長い』と言われ、すぐ既婚者だと気づいたのですが…。それでも『妻との関係は冷めている』という言葉を信じ交際をスタート。でも、ことあるごとに『世間体があるから離婚はできない』と言うばかりで。すべて失ってでも私と一緒になりたいとは思わないんだ…と感じた途端、一気に気持ちが冷めていきました」(40歳/経理)不倫する男性は「妻との不仲」をアピールすることが多いのではないでしょうか。その一方で、実際のところ女性が夫婦仲を確かめるすべはほとんどありません。そのため、男性の言葉を鵜呑みにして不倫関係を続けても何も実を結ばないことも。ふとした言葉に本音が出るので、普段から男性の発言に注目したいところです。家に電話してくる「違う部署の先輩と付き合うようになったんです。でも、それを見た同僚から「あの人既婚者だよ」と聞かされて。本人に確認すると『妻はいるけれど、離婚を考えているから』と言う必要がないと思った様子。離婚するならと受け入れたら『「遅くなる」と家に電話してくるね』と堂々と妻に連絡するようになったんです。バレたから返って不倫しやすくなったという態度にうんざりして、別れることにしました」(34歳/IT)既婚者だとわかっても女性がすんなり不倫を受け入れたので、男性は安堵したようですね。確かに離婚するなり、不倫をやめるなり、男性が何かしらけじめをつける気があったらこんな態度は取らないはず。もし、相手に誠意ある行動が見られないなら、自分のために早く関係を絶ち切った方がいいでしょう。うちは薄味だから…「いけないと思いつつも、上司と不倫を続け数年経ちました。デートは外食ばかりだったので『たまには私が料理をするよ』と初めて家に誘ったんです。時間をかけて彼の大好物の煮物を作って出したのですが…。ひと口食べると、彼が『ちょっと味が濃いかな…うちは薄味だから』と言うのでびっくり。私と妻を比べるなんて…あんなに『夫婦仲が悪い』と言っていたのに。このひと言で彼に不信感を抱くようになり、不倫関係をやめることにしました」(41歳/人事)長年不倫をしているとお互いの存在に慣れてしまいがちですね。ですので、安心しきった男性から「本来不仲のはずの妻と比べる」というボロが出たのかもしれません。デートがマンネリ化すると、どうしても相手の気持ちが見えにくくなるのでしょう。今回のようにいつもと違う場面を作ることで、男性の本心を探るのもひとつの手です。「不倫をやめるきっかけになった男性の言葉」をご紹介しました。たったひと言で男性の本心があらわになることがあるようです。「もうすぐ離婚する」と相手が言っていても、そう簡単に信用しない方がいいかもしれません。今一度、自分の幸せについて考えてみましょう。©chinaface/Getty Images©Photographer, Basak Gurbuz Derman/Getty Images©Yoshiyoshi Hirokawa/Getty Images文・菜花明芽
2022年09月07日転職し、ストレスがたまっていたころ、前職の元上司と飲みに行くことになった美香子さん(仮名)。そのときに、相手が既婚者であることを知らず、男女の関係に。そして既婚者だと知った後も、29歳から3年間も不倫を続けてしまったそう。やがて美香子さんを取り巻く環境はドロ沼化していったと言います。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、その後の展開をご紹介します。金銭的にも援助を受け始めどっぷりと不倫にハマる不倫であることはわかっていたものの、精神的に弱っていたことや金銭的にも余裕がなかった美香子さんは、どちらも満たしてくれる元上司との関係をやめられずにいたのだそう。「いつかはやめなくては」と頭のどこかで思いつつも、ズルズルと時間ばかりが過ぎていったと言います。「そのときの私の職場は忙しいわりにはお給料も安くて、金銭的にもキツくて…。起業して順調に売り上げを伸ばしている彼は、少しではありますが私に金銭的な援助もしてくれていました。でも不倫を始めてから時間が経つにつれて、私は彼に都合のいい存在として扱われることが多くなっていきました。デートの約束をしていてもいきなり数分前にドタキャンされたり、逆に『今からすぐホテルに来て』と呼び出されたり。それでも金銭的にも精神的にも彼に依存していた私は、彼のそんな要求の数々に応えていました」浮気相手が自分以外にもいることが発覚ある日彼とデートをしているときに、美香子さんの目の前で彼がほかの女性とも連絡を取っているのを覗き見て、彼が自分以外の女性とも不倫関係を結んでいることを知ったそう。「彼が他の女性に連絡している姿を見たら、急に今の関係を続けていくのがバカバカしく感じたんです。その夜に、その場で彼に別れを告げました。彼は『あ、そう』って感じで私を引き止めもしなかったですね。そうでもして勢いで別れを切り出さないと、またズルズルと不倫を続けてしまいそうだったので、自分なりに勇気を出して前に進もうと思ったんです」やっとの思いで不倫関係を清算し「これからは不倫なんてしないで、真面目に生きていこう」と前を向き始めた矢先、美香子さんのもとに彼の妻から慰謝料を請求する文書が届いたそうです。不倫相手との関係を清算して、約1か月後のことだったと言います。「びっくりしましたし、正直“なんで今頃?”って思いましたよ。だけど不倫の慰謝料の時効は、まだまだ先だということもそのときに初めて知りました。それでも彼の浮気相手は私だけではないので、彼の妻に請求された額の半分だけ支払うつもりで『彼とはもう別れた』『彼にはもう一人浮気相手がいる』ということを告げたんです」しかし、彼の妻からの返答は「私はあなたに、慰謝料を全額支払ってもらうつもりです」というものだったそう。そこで初めて美香子さんは、彼の妻の怒りの矛先が自分に向けられていることに気づいたと話します。「バカですよね、そのときになって事の重大さがやっと理解できました。請求された慰謝料は120万円。貯金もなく金銭的に苦しかった当時の私には、とてもじゃないけど支払えない大金でした。でも交渉の余地もなく、結局私は請求された全額をどうにか支払いました」手持ちの現金では一括で支払えなかったために借金をして慰謝料を支払った美香子さんは、現在も借金の返済が続いているとのこと。不倫をした代償の大きさは、別れたあとに気づいても遅かったと悔やんでいました。慰謝料など大きな代償を支払い、不倫をしたことでその後の人生にも大きな影響を与えた話は後を絶ちません。どんな事情があるにしても、不倫は決して足を踏み入れるべきではないのです。©key05/lucky-sky/gettyimages文・並木まき
2022年08月07日仕事のストレスが溜まって心が乱れた状態だと、不倫への警戒心が薄れてしまう人もいるようです。今回は、そんな経緯から不倫に足を踏み入れてしまった29歳女性(当時)の壮絶な体験を、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。ブラックな労働環境から逃げるように不倫へ…美香子さん(仮名)は、29歳のときに新卒で入社した会社を退職、別の会社へ転職しました。しかし、そこは憧れの職場ではあったものの実際に働いてみると労働環境がブラックで、年月が経つにつれて仕事へのストレスからメンタルを崩してしまったとのこと。そんなときに前の職場で上司だった男性と食事に行ったことで、運命が狂い始めました。「当時の私はメンタルがギリギリの状態でしたね。そんなときに前職の上司から3年ぶりに連絡が来て会うことになったんです。元上司も、そのときには前の会社を退職していて、起業をして事業が軌道に乗り始めているとのことでした。ちょうど仕事に悩んでいたし愚痴も聞いてもらいたいというのもありました。何より久しぶりの連絡が嬉しくて、ゆっくり話もしたいなと思い食事に行くことになったんです。当日は、食事中も話が尽きなくて、ディナーを終えてからもう一軒行こうという流れになりました。彼に『いいところに連れて行ってあげる』と誘われ、タクシーに乗ると、いきなり高級ホテルに連れて行かれて…。そのホテルの最上階のバーで『実は、ずっと好きだった』と言われて、その晩に男女の関係に進んだんです」カラダを重ねてから既婚者だと知り…「私は、ずっと彼のことを独身だと思い込んでいたのですが、そのホテルに泊まった翌朝に枕元にあった元上司のスマホをふと見ると、待ち受け画面に“妻”と書かれたメッセージがポップアップで出ていて…。そこには『今日は、子どものお迎え頼んでいい?』と書かれていて唖然としたんです。前の日には、彼は結婚したなんてひと言も言っていなかったので、もうビックリしました。しかも子どもまでいるとは、最初は状況を理解をするのが難しかったです」しばらく呆然としていると、彼が目覚めたので単刀直入に『結婚したの?』と美香子さんは尋ねたとのこと。すると彼は「うん、実はそうなんだ」と素直に既婚者であることを認めたそうです。「今さら既婚者だと言われてもっていうのが、そのときの私の素直な感想でした。そのあとは関係を続けるかすごく迷ったのですが、前の晩にエッチをしてすでに気持ちも彼に向いてしまっていて…。それに、仕事のストレスで誰かに頼りたいというのもあって、私はその場で『不倫でもいいからそばにいて』って彼に言ってしまったんです」こうして美香子さんは前職の同僚と不倫関係に。精神的に弱っていた美香子さんにとって、彼は心のよりどころのような存在になっていったと話します。相手が既婚者だと知らずに関係を持ち、不倫が始まってしまったというケースも散見されます。相手が家庭を持っていることを知った時点で別れを選ばず、そのまま不倫の道へと進んでも明るい未来は期待できません。既婚であることを黙っている男性が悪いのは間違いありませんが、不倫と知って先に進んでしまえば相手と一緒にドロ沼の展開を迎えるリスクが高まるでしょう。©Lane Oatey / Blue Jean Images/Kilito Chan/gettyimages文・並木まき
2022年08月07日不倫に夢中になっている女性は、周りの声に一切耳を傾けないことが多いです。周囲が心配して「不倫なんてやめた方がいいよ」と忠告しても耳を貸さず、その関係にどんどんのめり込んでいく一方。しかし悲惨な結末を迎えた時に初めて、ハッと我に返るのだとか…。今回は、不倫女性が目を覚ましたエピソードを聞いてきました。社内不倫で妻バレした結果…「新卒から働いていた会社の上司と、不倫をしていました。でも実は、彼の妻も社内の人なんです。美人で有名な人でしたが、私は彼女に勝てているような気になって、優越感に浸っていました。ところが妻に不倫がバレてしまったんです。すると彼から『妻の怒りをいったん鎮めるために、会社を辞めてくれないか。会社を辞めたって俺たちは会えるんだし』と懇願されました。妻より私を愛していると言っていたのに…。結局、肩身が狭くなって退職し、その時にようやく目が覚めて彼とは別れました」(31歳/会社員)不毛な関係に終止符を打つことはできたものの、新卒から働いてきた会社を辞める羽目になり、不倫と引き換えにとんでもないものを失ってしまったようです。既婚者が言う「妻より愛している」という言葉ほど信用ならないものはありません。SNSで不倫を書き込まれた「私はTwitterやInstagramで美容のアカウントを持っていて、フォロワー数がかなり多いんです。一時期、既婚者の男性と付き合っていて、周りの友達からは猛反対されていました。ある時、Twitterで匿名のアカウントに、私が不倫をしていることを書き込まれてしまい、大騒ぎに。それでようやく別れようと決心しましたが、大勢の人にその書き込みを見られてしまいました。SNSでは企業からのPR案件も相当受けていたので、ダメージは大きかったです。それにしても書き込んだのが誰なのか、いまだにわかっていませんが、友達にしか話していなかったはずなので、知っている誰かの仕業かと思うと本当に怖いです」(34歳/PR)今はSNSでなんでも拡散されてしまう時代。特に不倫というのは、一部の人にとっては恰好のゴシップネタ。例え有名人などではないとしても、噂が一気に広まり、知られたくない人にまで知られてしまう可能性は大いにあり得ます。不倫が原因で、それまで築いてきた立場や信用を一瞬にして失うケースはよくあることなのです。彼の妻から慰謝料を請求された「入社してすぐに結婚している先輩を本気で好きになってしまい、どうしても彼のことが諦められませんでした。3年待って、彼がついに離婚を決意してくれたんです。やっと私が幸せになれる番が来た…!と喜んでいたのも束の間、待ち受けていたのは妻からの慰謝料請求。その時初めて、自分がしでかしたことの重大さに気づきました。貯金が全然なかったので、親に頭を下げて借りましたが、キツかったです。しかもその後なんと、彼とはうまくいかずに別れてしまいました…」(26歳/会社員)不倫をしている本人は愛を貫いたつもりでしょうが、結局法の力には敵わないものです。人を不幸にしてまで幸せを手に入れようとしても、結局は何も残らないのかもしれません。他人の夫を略奪した代償は大きかったようです。以上、不倫女性が目を覚ましたきっかけを紹介しました。不倫に溺れると、冷静さや客観性を失い、一瞬にして大切なものを失ってしまうことがあるようです。後悔しても時間は巻き戻せないので、やはり既婚者との道ならぬ恋に足を踏み入れないようにしたいですね。©Prostock-Studio/Gettyimages©Photographer, Basak Gurbuz Derman/Gettyimages©Mixmike/Gettyimages文・小泉 幸
2022年07月17日家では良い妻を演じていても、実は夫には言えない秘密を抱えている女性は、意外と多くいるようです。なかには、夫に感じる物足りなさを、外でこっそりと満たしている妻もいるのだとか…。今回は、夫に内緒で妻がしてしまった行動を聞いてきました。寂しさを満たすために…「夫とレスになって数年が経過。物寂しさからマッチングアプリに手を出してしまい、夫に内緒で時々マッチした男性と会っています。もちろん人妻であることは伏せています。悪いことだとはわかっているけれど、たくさんの男性からいいねをもらったり、デートしたりしていると、まだまだ自分は女として通用するんだということを確認できる気がして、家で感じる寂しさを埋められるんですよね…」(優香/33歳)マッチングアプリには既婚者が多く潜んでいると聞きますが、男性だけとは限らないようです。気軽にいろんな男性と知り合えるツールだからこそ、つい手を出してしまったのかもしれませんが、かなりリスクが高い行動。夫婦のレス問題は、決して簡単な問題ではないでしょう。しかし家庭の外で寂しさを満たしたところで、根本的な解決に至らないことはしっかりと理解しておくべきです。既婚者合コンでホテルに誘われた「興味本位で “既婚者合コン”に参加してしまいました。既婚者合コンの出会いのメリットは、家庭があるのはお互いさまなので、気軽に男女の関係になれること。でも私は、ガツガツしている男性陣に引いてしまって…。そのうちの一人からホテルに誘われましたが、慌てて断って帰りました。過ちを犯したわけではないですが、そういう場所に行ってしまったことを夫には知られたくないですね」(美沙/32歳)世の中には、既婚者合コンや既婚者同士のマッチングアプリが存在します。こちらの女性は、過ちを犯す前に我に返って良かったですが、後腐れない関係を楽しんでいる既婚者たちも実際にいるそう。しかし、興味本位でこうした世界に足を踏み入れるのは絶対におすすめしません。夫に秘密でホストクラブへ…「結婚を機に仕事を辞めてしまったので、飲みに行ったり女友達と遊ぶ機会がめっきり減りました。うっ憤が溜まっていたので、夫には、同窓会だと嘘をついて、ホストクラブに遊びに行くことに。その時は楽しく飲んで終わったのですが、後日カバンに入れていたホストの名刺を夫に見られてしまい、ドン引きされてしまいました…」(沙也加/32歳)夫に隠れてホストクラブに通う人妻も多いといいます。なかには1回だけのつもりがハマってしまい、抜け出せなくなってしまったエピソードも珍しくありません。普段の生活にうっ憤が溜まり、憂さ晴らししたくなるのは仕方のないこと。しかしどんな場所に行くにせよ、嘘をついてバレてしまうと大切な人の信頼を失ってしまうので、軽率な行動は避けるべきです。以上、「夫に内緒で妻がしてしまった行動」を紹介しました。夫婦間の問題によるストレスや不満を解消するために、夫には言えない行動を犯してしまう人もいるようです。安定した夫婦関係を維持するのは簡単ではないですが、不倫や浮気に発展してしまう前に、夫婦間で向き合う努力が必要かもしれません。©Giulio Fornasar/Gettyimages©The Good Brigade/Gettyimages©PhotoAlto/Frederic Cirou/Gettyimages文・小泉 幸
2022年07月16日夏は出会いも増える季節です。しかし同時に、この時期の出会いは遊びの関係を求める“だめんず”も増える時期。そこで今回、隠れ既婚者&隠れ浮気者を早い段階で見抜くためのチェックポイントを、実例とともにご紹介します。夏の恋は要注意!隠れ既婚者&彼女持ちをチェックする意外なポイント【おおしまりえの恋愛道場】vol. 180夏はイベントやお休みが多く、新しい恋愛が始まりやすい季節です。それはリアルな出会いでも、マッチングアプリなどのオンライン上の出会いでも同じ。ぜひシングルの方は素敵な出会いを見つけ欲しのですが…しかし!この時期は出会いが増えると同時に、隠れ既婚者や隠れ彼女持ちのいわゆる“だめんず”との出会いも増える頃です。好きになったら不倫だった!二股だった!なんて悲しいことが起きないよう、今回は王道の問題点とはちょっと違うチェックポインとともに、実際あった隠れ不倫&浮気のケースをご紹介します。チェック1:異常に詳しい女性ブランドA子が知り合ったのは、普段は忙しい外資系企業コンサルをしている5歳年上の男性でした。彼は4年前に離婚歴があり、再婚は考えなくもないけれど仕事が忙しいから恋愛は後回しだとA子に話したそうです。とはいえ、1回結婚歴があるからか、知的な雰囲気や女性をエスコートする姿にすぐに恋に落ちたといいます。順調に交際は進んでいったそうですが、ふと違和感を覚えたのは最初のクリスマスだったそうです。A子に対して、とても素敵なピアスをプレゼントした彼。そのブランドは、ファッション好きな女性が手に取るような、知る人ぞ知るブランド品だったそうです。彼がファッション好きならそのチョイスもうなずけますが、どちらかと言えば服装は、無難で王道なブランドが好きなタイプ。こうしたおしゃれなチョイスができるのか〜という意外性の裏で、「実はめちゃくちゃ女慣れしてるかも」という疑問をA子に植え付けました。こうした女性の中での違和感というのは、どうして当たるものなのか。その後彼との交際は順調かと思いきや、寝ている間にたまたま来たLINE通知で浮気をしていることが発覚。話し合いをしたところ、むしろA子を含め全員別に本気じゃない…なんて爆弾発言までされ、無事(?)別れることになったそうです。チェック2:かたくなに自宅に呼んでくれない「家は引っ越したばかりでまだ片付けも終わってないし物も揃ってないから」そんな理由から、彼の家デートを断られていたB子。インドアな2人だったため、もっぱらB子の自宅やその近辺でのデートを繰り返していたそうです。でも交際も半年に差し掛かった頃、いい加減片付けも終わったのではと思い再び自宅デートを切り出すと「今は妹が転がりこんでて…」とまたしても断られることに。さすがに2回も断るのは怪しいと思い、B子は調査を開始。すると、彼には同棲中の彼女がいたことがわかったといいます。一体どうやって突き止めたのかというと、彼のSNSアカウントにつながっている人をたどりにたどったところ、今の彼女(らしき人)にたどりついたのだとか。まるで探偵みたいな執念ですが、こうして集めた証拠を彼に突きつけると、最初は「妹だよー」としらを切っていたそうです。問い詰めると、しどろもどろになった彼。とりあえずその日は解散になったそうですが、夜になってLINEをブロックされたそうです。ひどい終わり方ですが、結局無言の「クロ」を言い渡される形となりました。チェック3:ETCカードがなぜか無いC子が付き合っていたのは、とある場所で飲食店を営んでいる男性でした。彼は運転が好きということで、よくC子をドライブに連れて行ってくれたそうです。しかしだんだんとC子の中で、「彼は既婚者なのでは…」という疑問が湧いたそうです。理由は、彼がETCカードを持っていなかったこと。常に高速は現金払いだったそうです。不便そうに思って理由を聞くと「経費精算するときに楽だから」ということ。確かに経費と私用を分けるなら現金の方が楽か…とC子も一旦は納得したようですが、よく見ると支払も現金のみだった彼。また何か買い物をしても、消え物すら買わない(買ってもその場で食べられる物のみ)姿勢に、だんだんと疑惑は深まっていったといいます。こうして気づけば半年の交際期間になっていた2人。なぜ疑惑のまま付き合い続けたのか聞くと「突然の呼び出しも深夜のデートも全く問題なかったから、さすがに家族はいないのかなという思いもあった」と、C子は話します。しかし、疑惑はやっぱり当たるもの。彼は妻子持ちどころか、経営している飲食店は、妻の家族が営んでいた事業のうちのひとつだったそうです。驚きとともに失恋したC子。心に刻んだのは、徹底して現金払いの男はクロ!だそうです(正しくはクロだと断定はできませんが)。実例とあわせて、3つのチェックポイントをご紹介しました。お泊りができない、土日は会えない、自由なお金が極端に少ない、結婚の話が出ない。こうしたいわゆる王道の不倫&浮気を隠すパターンからちょっとずれた疑惑のサインを解説した今回。ぜひ参考にしながら、彼の中に「あれ?」といった違和感がないか、チェックしてみてください。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©zoranm/Gettyimages©Leks_Laputin/Gettyimages©fizkes/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年07月14日貴子さん(仮名)は30代半ばまで不倫を繰り返していましたが、婚活開始をきっかけに不倫相手との関係を清算。しかし、その後、過去の不倫が想像もしなかった形で婚活に影響を及ぼしたと言います。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、貴子さんの悲劇的な体験をご紹介します。30代半ばまで結婚願望がなく、自由な生活を好んだ「35歳くらいまで自分でもびっくりするほど結婚願望がなくて、周囲の友人たちが結婚していってもなんとも思わなかったんです。でも、35歳を過ぎた頃に急に子どもが欲しくなり、“そろそろ私も婚活しなきゃいけないな”と考えるようになりました。20代の前半から付き合ってきた相手がほとんど既婚者で不倫ばかりしてきたのも、結婚願望がなかったからです。結婚を視野に入れずに付き合える既婚者との付き合いのほうが気楽だったんですよね。それに私は年上男性とばかり不倫してきたのですが、同世代の男性より経済的に恵まれている人が多く、デートやプレゼントが豪華だったことにも満足していました」過去の不倫では“ドロ沼状態”となり別れたことも…「今までに4人の人と不倫をしてきました。どの人ともそれなりに長く付き合っていたのですが、ときには相手の家庭に知られてドロ沼状態になったこともありました。慰謝料を請求されて払ったこともありますし、相手の男性の妻と直接話して揉めたこともありましたね」「既婚者なら、結婚を視野に入れずに付き合える」という考えで不倫を繰り返してしまったという貴子さん。35歳を過ぎて婚活を始めてからは「二度と不倫はしない」と心に誓い、それ以降は既婚者の男友だちと2人で会うことも辞めて、婚活に集中したと言います。アプリで知り合った婚活相手にガチ惚れしたが…貴子さんは婚活のために数多くのアプリに登録し、少しでも「いいかも」と思う相手とは積極的に会うことにしていたそうです。そして、婚活を始めて半年が経過したときに、アプリで出会った相手にガチ惚れ。相手も貴子さんに好意を抱いてくれたことから、すぐに「結婚前提での交際」へと発展したと言います。ただ当初は、いい関係を構築していけていたそうですが、ある日変化が訪れます。「ある日、彼の様子が明らかにいつもと違って“なんか変だな”と感じたんです。それまでは私に会うたびに嬉しそうにしていたのに、その日を境にデートをしていても暗い表情が増え、私に笑顔を向けることも減りました。でも“何か悪いことをしたのかな”と思い返してみても、まったく心当たりがなくて…。変だなと悩みつつも、“本人にたずねるほどのことでもないし”と思い、特に私から聞きだすことはありませんでした」その頃から、恋人に結婚の話をしても気乗りしない返事が返ってくることに、貴子さんは不安を感じるようになったそう。不倫をしている人のなかには、「結婚願望がない」という人もいるようです。しかし、結婚願望の有無に関係なく、既婚者との交際は許されるものではありません。「結婚する気がないんだから、既婚者と付き合ってもいいよね」と安易な気持ちで不倫の世界に足を踏み入れると、その後の人生において、その代償を払うときが必ず訪れるでしょう。©yamasan/recep-bg/gettyimages文・並木まき
2022年07月09日再会がキッカケとなり、恋に落ちることもあるでしょう。ロマンチックな話ではありますが、これが既婚者となると、再会を機に不倫に走ってしまうことも…。美弥さん(仮名・36歳)もかつてそんな再会を果たし、不倫に手を出してしまった一人。どんな経緯があったのか、詳しく彼女に話をうかがいました。13年ぶりの再会「夫と結婚して5年目。子どもも少し大きくなったので、保育園に預けたあと、私はファミレスでパートとして働いていました。するとある日、そこである男性に声をかけられたんです。最初は誰かわりませんでしたが、“オレオレ”と言われ、思い出しました。その男性は大学時代にアルバイトをしていた飲食店のバイト仲間で、その当時、半年間ほど付き合っていたこともあった、後藤くん(仮名)だったんです。13年ぶりの再会した彼は立派なスーツ姿で、ビジネスマンという感じでしたね。そんなすっかり大人びた彼に、不覚にもドキッとしてしまいました」当時の仲間と集まることになり「後藤くんは、以前にファミレスに来たとき、私に気づいていたそうです。そこで、“もし次に行ったときに私がいたら声をかけよう”と思っていたとのことでした。ただ、声をかけられたときはランチタイムで混んでいたため、会話はあまりできず…。後藤くんに電話番号だけを渡されて、“連絡して”と言われました。私は既婚者だったので、3日ほどどうしようか迷いましたが、まずはメールだけ送ってみることに。すると、すぐに返信が来て、LINEを交換する流れになりました。そこで、彼がまだ独身ということを知ったんです。また、今でも当時のアルバイト仲間数人と連絡を取っているということで、久しぶりにみんなで集まろうということになりました」元社員の参加により微妙な空気に…「そこで、私も連絡先を知っている何人かに声をかけたんです。すると当日、十人くらいが久しぶりに集まり、飲み会をしました。10年以上ぶりですから、みんな環境も変わっていましたね。そこで、懐かしい話に花を咲かせました。ただ、その場には、当時社員だった男性も来ていたんですね。実はその人は、私が後藤くんと別れたあとに、付き合った人でもありました。当時、後藤くんは私が彼と付き合うことをすごくイヤがっていて、“あんな奴と付き合うのはやめたほうがいい”と言われたこともあったんです。私も後藤くんも、その元社員の男性が参加するとは思っていなかったので、ちょっと微妙な空気になりました」ニ次会後にホテルへ「飲み会後、みんなでニ次会でカラオケへ行くことに。ただ、そこでだいぶ酔っぱらっていた元社員の男性が、私を下の名前で呼び捨てにし始め、軽く絡んできたんですね。すると、その様子を見かねた後藤くんが間に入って、助けてくれました。そのとき、“後藤くんは大人になったな”と思いましたね。というのも、付き合っていた当時は、お互いに若くて常にぶつかり合っていたので…。二次会解散後、後藤くんに“もう少し飲もう”と誘われて、お店をうつして軽く飲みなおしたんです。大人びた彼にすっかり恋してしまった私は、その流れで彼とホテルに行ってしまいました…。というのも、その頃の私は毎日同じ生活の繰り返しで、刺激がなく、虚しさを感じていたんです。そんなときに後藤くんと再会したことで、彼との関係で心の隙間を埋めたくなり、いけないこととは思いながら、不倫の道へ足を踏み入れてしまいました」“13年ぶりの再会で元カレと不倫に落ちた女性の告白”をご紹介しました。以前に交際していたこともあり、距離も縮まりやすかったのでしょう。また、そうなることはお互いになんとなく気づいていたのかもしれません。ただ、不倫はいかなる理由があったとしても許されない行為。のちに軽い気持ちで不倫の道へ足を踏み入れてしまったことを後悔することになるでしょう。©Masaru123/pcess609/gettyimages文・塚田牧夫
2022年07月06日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、20代の年下男性に片想い中の49歳人妻。立場をわきまえ彼のことを諦めようとするも、忘れられずに辛いと訴える彼女に、佑雪さんのお答えは?お悩み:「息子ほど年下の職場男性を好きになってしまいました」【クラブ佑雪】vol. 249職場の20代、彼女アリ男性を好きになってしまいました。私は40代後半、子もちの既婚女性です。音楽の好みが似ていることから、CDを貸し借りしたり、趣味の話やお互いのパートナーの話など楽しくしていました。だんだん、話が盛り上がり過ぎて、仕事に支障が出始めたので心配になり、LINEを交換しました。趣味の話ができたらな、と思ったのですが、本当にたま〜に私から送ってやりとりする感じにとどまっていました。ですが、そうこうするうちに好意をもつようになってしまいました。一度ランチに誘いたくて「今日はお昼どこに行くんですか?」 と話かけたら「一緒に行きます?」ってあちらから言ってくれて嬉しかったです。でも、次に誘ったときに態度が冷たくて驚いてしまい、そうだよな~、親子ほどの年齢差の既婚女性と彼女のいる男性で、恋愛を考えるなんてバカすぎる…と、恥ずかしく思いました。以来、諦めようと決め、「今日はなんて話しかけよう」なんてドキドキしてた毎日にサヨナラしたのですが、3か月経った今でも、職場で彼が近くを通るたび、気になって彼の姿を追ってしまいます。そして、辛いのです。辛いってことは、まだ何か仲よく過ごせるのではないかと期待しているのだと思います。私も独身なら、「次の恋愛にいこう」となるのでしょうが、そういうわけにもいかず、忘れられないようです。こんな私にママからよいお知恵を拝借できないでしょうか?(刹那 49歳既婚会社員)アラフィフ既婚女性だって、ときめきますよね?ランチに行ったとき、彼は何かを察知したんですかね? 「喰われそう!」みたいな身の危険とか? そのへん、どうなんですか? もしくは、彼の態度を冷たく感じたとおっしゃってますが、ご相談者さまの思い過ごしで、そのとき彼がたまたま忙しくて、いい対応ができなかっただけとか? ないですか? ないですよね…そういうのは、わかりますよね。っていうか、こちらが既婚者でしかも職場。彼に彼女がいるとかどうとか、まったく関係ないと思うんですけど? そもそも、法律によって定められている既婚者と、あくまで自由意志で付き合っている彼女もちを同格のように語ることがおかしいですし、いろんな意味で彼に彼女がいることはまったく関係もない。だって、そう思いません? もし、彼がご相談者さまに興味がある場合ご相談者さまと不倫関係に至るとして、別に二股かける、かけない、彼女を裏切る、裏切らないという話は、ご相談者さまに関係のない話。彼がご相談者さまに興味がない場合そもそも関係ない。ね? 関係ないんですよ。関係あるのは彼の気持ちがどうなんだってことだけでしょ。そこがうまくいってないっていうことなんでしょうが、そればっかりはしょうがないですね。ただね、今回のお悩み、ご相談者さまがアラフィフじゃないですか。恋に年齢は関係ないって言いますけど、やっぱり関係あると思うんですよね。アラフィフってちょうど更年期が始まってたり、閉経する人はするし、生物的に微妙なお年頃。「このまま、おばあちゃんになったらどうしよう」みたいな焦りと不安から、未婚既婚関わらず、バーッと異性というかセックスというか、きれいに表現するなら、ときめきを求める方がすごく多い。もしかしたら、ご相談者さまも、そういう世代特有の感情&ホルモンの波に飲み込まれちゃったのかもしれませんね。そもそも、既婚者が職場の男性とどうにかなりたいって思うこと自体、かなり贅沢な案件ですから、それが叶わないっていうのは「宇宙旅行したいけど2000億円ない。どうしたらいいですか?」っていうのと同じレベルの話。ときめいたり、悶々とできる対象があるだけ幸せなんじゃないの? とも思いますが、どうでしょう?で、「私も独身なら、『次の恋愛にいこう』となるのでしょうが、そういうわけにもいかず」とありますが、別に今現在、既婚で彼にドキドキしてるわけだから、また次の対象を探せばいいんじゃないかな? というのが、わたくしの感想です。心の中で誰を好きになろうと、それは個人の自由ですから。あとは世の中、ほんっとW不倫って多いので、時を待つっていうのもアリなのかなと。汚い話になって恐縮ではございますが、彼が既婚者になれば、誘いに乗ってくる率が高くなりますからね。まあ、そんな話ですよ、今回は。【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©JGI/Jamie Grill/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2022年07月04日不倫に溺れてしまう女性は、周りが見えなくなっていることが多いです。そのため周囲がどんなに忠告しても耳を貸さず、どんどんのめり込んでいってしまいがち。しかし別れた後になってようやく過ちに気づき、後悔することがあるのだとか…。今回は既婚男性と付き合った経験があるという女性に、「不倫を後悔したエピソード」を聞いてきました。婚約者にバレてフラれた「20代の頃はずっと既婚者の男性と付き合っていましたが、30代になってそろそろ結婚したいと思い、既婚者との関係を清算しました。ちょうどその頃、高校時代の同窓会があり、そこで再会した同級生と付き合い始めたんです。とんとん拍子で進み、結婚する約束もしていたのですが…。周囲からの噂話で、私が前に不倫していたことを彼が聞いてしまったようです。もともと真面目で潔癖っぽいところのある人だったので、幻滅されてフラれてしまいました。今となっては、不倫は黒歴史でしかありません」(34歳/会社員)今さえよければ過去なんて関係ない!と言いたいところですが、皆が同じように寛大とは限りません。本人がどんなに過去のことだと割り切っていたとしても、不倫をしていた過去が発覚することで、大切な人の信頼や愛情を失ってしまうリスクもあるようです。5年以上、不倫相手を待ち続けた結果…「付き合っていた彼には奥さんがいたのですが、『必ず離婚する』と約束してくれていたので、彼を信じて5年以上待ち続けたんです。でも結局、奥さんとの間に子どもができて、離婚はできないと言われ、別れました。気づけば5年の間に、周りの友達は次々と結婚したり出産したりして、幸せになっていたんです。もともとは私も早く結婚したいという思いが強い方だったので、ものすごく後悔しています」(36歳/フリーランス)既婚男性の「必ず離婚する」という言葉ほど、信用できないものはありません。約束を鵜呑みにして、時間を無駄にすることだけは避けたいですよね。過ぎ去った時間は決して取り戻せないので、不倫をしている人は一刻も早く目を覚ますべきです。女友達を失った「不倫をしていた時、周りの女友達から一斉に反対されたんです。それで私もカチンときて逆ギレしてしまった上に、会えば反対されるので、それが嫌で彼女たちと距離を置くようになりました。でも彼と別れた今となっては、長年の付き合いだった女友達を失ってしまったことを本気で後悔しています。SNSなどで私以外の皆が集まっているのを見ると、うらやましいなと思いつつ、バツが悪くていまだに連絡できていません」(33歳/会社員)友人たちが不倫を反対するのは、心配しているからこそ。ただ話を聞いてほしいだけなのに、いちいち忠告されるのが煩わしく感じるかもしれませんが、不倫が原因で友人と距離ができてしまうのはあまりに残念。周りが見えなくなるあまり、本当に必要な存在を手放してしまうことだけは避けたいです。以上、不倫経験のある女性が後悔したエピソードを紹介しました。恋に夢中になり、燃え上がっている時は気づかなくても、後になって「黒歴史」になってしまうという不倫。どんなに後悔しても、失った時間や信頼は取り戻せません。既婚者との関係に足を踏み入れることなく、自分を大切にしていきたいですね。©Charday Penn/Gettyimages©Witthaya Prasongsin/Gettyimages©Alihan Usullu/Gettyimages文・小澤サチエ
2022年07月03日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、交際3か月の彼がいる35歳女性。彼と会うのは、いつも夜から翌朝までの泊まりのみ。最近は連絡の頻度も減っているという彼女に、佑雪さんのアドバイスは…?お悩み:「大切にしてくれない彼との交際、どうしたらいいですか?」【クラブ佑雪】vol. 248お付き合いを始めて約3か月の彼がいるのですが、会った回数は5回ですべて体の関係もありますが、会うのは夜から次の日の朝までの泊まりのみで昼間や休日のデートはしたことなく、彼の家にも行ったことありません。最近は連絡の頻度も減り、連絡しない会わないではホントにお付き合いしているのかわかりませんし、まったく愛情を感じず、何なら彼はほかに本命がいるか既婚者では? と感じています。遊ばれただけかもしれませんが、今彼は一体私に何を求めていて、このような場合どうしたらよいのでしょうか? 私にはフェードアウトをしているようにしか感じないのですが。私自身は彼と恋人になりたいのに、彼の普段の物言いが(はぁ…毎日そんな感じに思ってるんやな)みたいな感じで、私的に威圧感を感じてしまい、少し怖いのもあり、「私たちお付き合いしてる?」って聞くのも怖くなってしまい、このままどう発展させたらよいかわからなくなりました。(まいまい 35歳未婚肩書きはヒミツ)まず、基本的なマインドが違ってます!結婚してるかどうかは戸籍でちゃんとわかるのに、付き合ってるかどうかはお互いがどう思っているか次第ですからねぇ。そこも法整備してもらえたら、こんなお悩みなんて、世の中から消えてなくなっちゃうのに。難儀ですよねぇ。っていうか、お二人はどのような経緯で“付き合っている”という状態になったのでしょうか? そこが書き込まれていませんが、「『私たちお付き合いしてる?』って聞くのも怖くなって」とあるのは、まさか、口約束すらできていないのか? はたまた、過去に意思確認はしたものの、それ、今、無効になってるの? っていう感じなんでしょうか? やはり、少なくとも我が国だけでも交際証明の法整備、なんとかしてほしいもんですよね。ただ、「ほかに本命がいるか」という疑問をもつのは仕方ないとして、「既婚者では?」って、ちょっと待ってくださいよ。それすら未確認ってどういうことなんですか? ただ、デートの状況からすると既婚者または誰かと同棲している可能性は高いですよね。また、ご相談者さまが大切にされていない、愛されていないのは確実。だって、そういうのって大事にされて、愛されていれば、言葉なんてなくても自分でわかりますからね!そこで、です。そんなお相手となんで恋人になりたいの? わたくし、人間が何か欲望、願望をもつときって、幸せになりたいから、あることをしたかったり、何かになりたかったりするものだと思うんですが、ご相談者さまは彼と恋人になって幸せになれます?通常、表面温度だけでも最高潮になってるはずの、恋愛初期の段階でこんな冷め冷めな感じだなんて、その先にいいことあるって思えます?こんなことで悩むくらいなら、もっとご自身を大事になさってください。恋愛によって幸せになるという考え方を手放して、幸せになるための手段として恋愛を選んでください。そして、それにふさわしいお相手を選んでください。そんな風に“自分の幸せ”を優先すると、彼は違いますよね? だって、彼に気持ちを向けている限り、不幸な時間が続くわけでしょ? 時間がもったいないし、何より自分がもったいなくないですか?ただ、こういうケース、本当に多いですから。後で悩みたくなかったら、誰かと付き合う前には、必ず、お相手の家に行く、友だちや家族などに会わせてもらう、なんなら戸籍を見せてもらうなどして、確実に未婚でほかにお相手がいないことを確認する! という作業を行なってください。そのうえで、まず、大事にされてることを実感して、交際の約束をしてから体の関係をもってくださいね。特にアプリやSNSで出会った場合は要注意。こう申し上げると「そんな確認とかしたいって言って、彼からウザがられたらどうしよう」なんておっしゃる方がいますが、何? あなたは彼をクライアントとする、業者なんですか? そういう卑屈なマインドは絶対、ダメですよ。常に誇り高き女王として、お相手に接するよう、心を入れ替えてください。そうでない限り、一生、振り回されて、つまらない思いをするだけです。今後はぜひ、女王マインドをもち、ご自身の幸せを最大に優先してお相手と向き合ってくださいね。それだけで、人生が好転するはずです。応援してますよ!【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©tomazl/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2022年06月27日結婚前提で交際していた男性から、大きな裏切りを受けてしまった女性もいるようです。今回は、メンタル心理カウンセラーの並木まきが、そんな経験をした女性の壮絶なエピソードをご紹介します。独身の彼と付き合っていたはずなのに…“妻”を名乗る人物が登場菜津さん(仮名)は、30歳を目前に結婚を視野に入れて付き合っていた男性がいたものの、ある日突然彼の“妻”を名乗る人から連絡があり、状況が一変したのだそう。「ある日突然、SNSのDMで私の彼の“妻”を名乗る人からいきなり連絡がきたんです。最初はスパムかと思ったのですが、内容を読んでみると私と彼のことを確実に知っている人からのメッセージだとわかりました。そしてそのメッセージには、彼が既婚者であることと、今すぐ別れてほしいことが書かれていたんです。だけど当時、私は交際していた彼のことを独身だと信じていましたし、タチの悪いイタズラだと思いたかったんですよね。それで、その日はちょうど彼と会う約束があったので、そのDMを彼に見せながら問い詰めてみることにしました」恋人に事実を問い詰めるとあっけなく“既婚”の事実が判明そして、菜津さんが恋人にそのDMのことを問い詰めると、彼はあっけなく事実だと認めたのだそう。「最初は彼も動揺した顔をしていましたが、DMを見た瞬間に急に真面目な顔になって『ごめん。実は…』と既婚であることを認めました。私にDMを送ってきた人は、彼の妻で間違いなかったようです。そして彼が既婚者だとわかった以上、このまま付き合っていたら不倫になるというのはわかっていたのですが…。すでにそのとき、私は彼のことが大好きだったので、どうしても別れたくなくてそのまま関係を続けることにしました」既婚だと打ち明けてからの彼は、以前よりも菜津さんとのデートを減らし、家庭と菜津さんとの交際を両立することに理解を求めてくるようになったのだとか。すでに彼に対して気持ちが強まっていた菜津さんはそんな彼の要求も受け入れ、彼の家庭に交際がバレないように最大限協力していたのだそうです。「でも、私はどうしても彼との関係性を前に進めたくて…。次第に、ずっと不倫関係のままでいるのはイヤだって強く思うようになっていきました」世の中には既婚であることを隠して独身女性に近づく不届き者もいるようですが、相手が既婚だと知ったのであれば、その時点で別れるべきだったのでしょう。きっかけはどうであれ、既婚者と関係を持つことは不倫となります。どんな事情があったとしても、既婚者との恋愛に足を踏み入れれば、いずれその代償を支払うことになるでしょう。©spukkato/itakayuki/gettyimages文・並木まき
2022年06月26日素敵な出会いがあった!と思ったら、既婚者だった…。そんな経験はありませんか?真剣に婚活をしている女性からすると、合コンやマッチングアプリに紛れ込む既婚男性というのは本当に迷惑な存在。彼らは家庭のある身でありながら、「まだまだ遊び足りない」とか「もう一度恋愛を楽しんでみたい」などの理由で、独身を装って婚活の場に平然と紛れ込んでいるのです。今回は婚活中のアラサー女性に聞いた「既婚男性を見破ったきっかけ」を紹介します。初回デートでグイグイ迫られて…「マッチングアプリで知り合った男性。初回デートの時から、ものすごくグイグイで、『結婚を前提に付き合ってほしい!』と口説かれたんです。正直、私もタイプだったのでその気になりかけたのですが…。なぜかLINEを交換しようとせず、翌日以降もアプリのDMでやり取り。付き合う気があるならLINEを交換する方が一般的な気がして、違和感を抱いたんです。その後も怪しい言動が多いので、DMで『もしかして結婚してたりしますか?』と聞いてみたところ、ビンゴだったようで即ブロックされました」(由佳/31歳/出版)独身のふりをして女性を騙すような既婚男性は、身元を特定されることを防ごうとして、不自然な行動をとることがあります。もし彼の言動に対して違和感を抱くことが度々あったら、それには理由があるのかも。また、会って速攻で付き合いたいと言ってくる人や、甘い言葉を囁いてすぐに体の関係に持ち込もうとする男性にも要注意。すぐに相手を信じてしまうのではなく、最低限の警戒心を持つことは必要です。絶対に家にあげてくれない彼氏「バーで出会った男性と親密になり、付き合うことに。でも『あなたの家に行きたい!』と言うと、『僕は潔癖症だから他人を家にあげたくないんだ』と言い張って、家に呼んでくれませんでした。結局その後、彼は既婚者だったことが判明しました。一人暮らしだと言いながら恋人を家にあげてくれない人は、かなりの確率で結婚している可能性が高いと思います」(麻耶/34歳/小売業)付き合っても絶対に家にあげてくれないというのは、“既婚者あるある”のエピソード。こちらから「家に行ってみたい」といっても、明らかに苦し紛れな言い訳で家に呼んでくれない男性には、何か事情がありそうですね。想像以上に世間は狭かった「一度だけ、既婚者の男性に騙されて付き合ってしまったことがあります。私は鈍感なタイプなので自分では気づけなかったのですが、友達に『彼氏の写真見せて!』と言われて何気なく見せたら、なんと知り合いだったんです。『彼、2年前に結婚してるよ!結婚式にも招待されたから間違いないはず』と友達から言われて……。実は付き合う時に彼から『結婚前提で』と言われていたので、真実を知った時は背筋がゾッとしました」(亜美/32歳/IT)世間は意外と狭いもの。こちらの男性からすると、まさか共通の知人がいるとは想像していなかったのかもしれませんね。さすがにこれほどの偶然はなかなか起こり得ないかもしれませんが、独身のふりをして女性と付き合っている既婚男性は、身バレや嘘がバレることを恐れ、他の友人に会いたがらない可能性が高いです。もし少しでも怪しいと思ったら、自分や相手の友人と一緒に飲みたい、などと提案してみるとわかりやすいかも?以上、女性陣から聞いた「既婚男性を見破ったきっかけ」を紹介しました。なかには完璧な嘘をつきとおす男性もいるので、見破ることは決して簡単ではないかもしれません。しかし一番良くないのは、何か違和感を感じていても本人に確認できず、気にしていないふりをしてしまうこと。婚活中の女性にとって時間は有限なはず。気になることがあったら見過ごさない勇気が必要です。©Johner Images/Gettyimages©Extreme Media/Gettyimages©RgStudio/Gettyimages文・小澤サチエ
2022年06月18日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第112回は、頼りがいのある先輩だと思っていたら酔っ払うとスケベ心丸出しで近づいてきてゾッとした話をご紹介します。1.手をつないでくる上司【結婚引き寄せ隊】vol.112プライベートで出会いを探しながらも、もしかするとオフィシャルな場所でも、運命の人に出会う可能性がないとは言えません。たとえ恋愛感情ではないとしても、人として気が合うか合わないかといった相性のようなものはありますよね。ある女性は、職場でわからないことがあるとすぐに教えてくれて、優しくフォローもしてくれるクールな上司のことを尊敬していました。上司と部下という関係性ながら、息の合ったふたりは、職場における相性がよかったのです。あるとき部署で送別会が開かれ、その上司はけっこうお酒を飲んでいましたが、いつも通りクールな印象はそのままだったので、そんなに酔っ払っているようには見えませんでした。いざお開きになって、帰り道で女性と上司がふたりきりになったそのとき、びっくりすることが起こったのです。上司が無言でその女性の手を握ってきて、とっさに女性が手を離そうとしても、何も言わずひたすらキツく手を握り離そうとしない上司。いつもと違う上司の様子に怖くなった女性でしたが、上司はとくに甘い言葉を吐くわけでもなく、ただひたすら手を握り、チラチラと女性を見てはニヤニヤ…。しばらく手をつながれた状態だったものの、なんとか振り払って逃げるように帰宅。翌日、何事もなかったかのように仕事をする上司の態度を見て、尊敬の気持ちもサーっと引いたのだとか。果たして、酔っ払っていたのか、なんだったのか…モヤモヤしながらも「怖くて近づけない」と困惑していたのでした。2.紹介しろと言う上司顔の広いある女性は、前の職場の仲間が開いた飲み会に呼ばれ、参加しました。するとそこには、以前の同僚たちとともに、ときどき仕事を一緒にしたことのあった“ジェントルマン”だと周知されていた上司も出席。久しぶりの顔が集まり、お互いに近況報告などをし合って楽しい飲み会が続いていたそうです。みんなほどよく酔っ払い、二次会に行くことに。その道中で、びっくりすることがありました。上司から、「誰か知り合いにイイ女の子いない?」と、「誰か紹介してよ」と言われた女性。でも、突然の依頼に頭がついていきません。だって、その上司は“ジェントルマン”のはずで、女探しをしているなんて驚くとともに、何よりも既婚者だったのです。その女性は、つまりは不倫相手を紹介しろと言われたのか…? とゾッとして、偽ジェントルマンの呼びかけは聞こえなかったことにして、その場を切り抜けたそうです。それにしても、同じ職場じゃなくなったら、本性出してくるなんてと嘆いていたのでした。3.家までついてくる上司ある女性は、会社で今とは違う部署に異動したいと考えていて、希望する部署の人たちと仲良くなり、あるとき飲み会に呼ばれて参加していました。くだけた雰囲気の飲み会で、仕事のリサーチをしようと思いながらも、憧れの部署の飲み会でつい飲み過ぎて電車を逃し、タクシーで帰ることになったそうです。すると、既婚者の上司は女性に「帰りも家が同じ方向だし心配だから送っていくよ」と声をかけ、希望する部署の上司だし無下にもできないしとタクシーに同席することに。いざ女性が、家のあるマンションの前でタクシーを降りると、なぜか一緒にタクシーを降りる上司。戸惑う女性に上司は「心配だから部屋までついていくよ」と言い出し、しまいには「部屋に入れてくれるよね?」と言われギョッとして、一気に酔いがさめたそうです。「ここまででけっこうです」「いや部屋に行くよ」というやりとりを繰り返し、マンションの前までは来たものの、部屋番号までは上司に知られたくなくて、マンションの前の道で押し問答をしながら、気づくと夜明けだったのだとか…。さすがに諦めて上司は退散したそうですが、根負けせず部屋に入れなかった女性に拍手を送りたい心境になりました。いつもは頼れる存在だと思っていても、実は裏の顔がある場合もあるかもしれません。いろいろな男性に遭遇しながら見る目を養い、自分にとって一番心地よいパートナーをつかめるといいですね。文・かわむらあみり©bulatovic /Getty Images©AaronAmat /Getty Images©PeopleImages /Getty Images
2022年06月08日明世さん(仮名・37歳)は、あるときママ友の誘いで既婚者だけの合コンに参加することに。そこで知り合った幹事のふみ子さん(仮名)に気に入られたことをきっかけに、その後も合コンに頻繁に参加するようになりました。また、そこで出会った男性と不倫関係になることもあったと言います。そうやって既婚者合コンを繰り返すうちに、ある日悲劇に見舞われたそう。いったい何があったのか、結末までを詳しくうかがいました。合コン三昧の日々「私は月に2、3回ほど、幹事のふみ子さんに誘われて既婚者合コンに参加していたんです。その際、夫には“友人と食事に行く”“実家に戻る”といった嘘をついていたのですが、夫は私に関心がなかったようで、全く嘘に気づいている様子はありませんでした。それに、既婚者合コンの暗黙のルールなのか、たいてい一次会で終わり、夜の10時には解散となることがほとんどだったので、夫に怪しまれることもなかったですね」新メンバー加入「あるとき、ふみ子さんから合コンに関しての連絡がありました。なんでも、“最近顔ぶれが同じだから新しいメンバーが欲しい”と言うのです。私はふみ子さんに頼りにされていたこともあり、誰か相応しい人がいないか探してみることにしました。そこで、かつて私を既婚者合コンに誘ってきたママ友も、きっとこんな感じで誰かを探して私に行きついたんだなと思いましたね。電話帳を遡って見ていると、一人来てくれそうな女性がいました。彼女はかつてのママ友で、亜美さん(仮名)と言います。ノリが良くて可愛らしい人で、誘ってみると快くOKしてくれました。そして、新メンバーを加えた合コンを終え、1か月ほどした頃でした。衝撃のニュースが飛び込んできたのです」ママ友の不倫がバレて…「新しく加わったママ友の亜美さんが、合コンで知り合った男性と後日会っていたそうなんですが、なんとそれが夫にバレてしまったのです。その結果、離婚にまで話が及んでいることを聞き、合コンに誘った私は責任を感じてしまいました。また、身近に不倫が原因で離婚の話が出ている人がいなかったので、それまではあまり罪悪感や危機感がなかったのですが、そのことをきっかけに私もふと現実に戻り、急に怖くなったんです。そして、合コンにもそろそろ飽きていたこともあり、いったんひと区切りつけることに。早めにふみ子さんにもそのことを報告しておこうと、電話をしたんですね。正直、何を言われるか不安だったんですが、ふみ子さんは“ふ~ん”という反応を示しただけで、 “次回だけよろしくね”と軽く受け入れられました。そして、次回の合コンが最後ということになったんです」最後の合コンで夫の知り合いと…「しかし、最後の合コンで悲劇が起きました。隣に座った男性と話していたんですが、なんとその男性は私の夫のグループ会社の人で、夫とも面識のある人だったんです。そこで、その男性から、夫が“妻は家庭をしっかりと支えてくれている”と私を褒めていたことを告げられました。そんなこと私には一度も直接言ってくれたことはなかったのに…。またその男性は、“ここで会ったことは誰にも言いません”と言っていましたが、そう上手い話はないですよね。きっと誰かに話したのが人づてに夫の耳に届いたのでしょう。後日、夫から“他の男性と飲み会に行っているのか?”と聞かれたんです。そこから、私が関係を持った男性のこともバレ、離婚へと話が進んでいきました。さらに、私には収入がなかったこともあり、離婚の際、親権は夫のもとに渡ったんです。結局、一時の快楽と引き換えに、私は“家庭”という自分にとって一番大切なものを失ってしまいました」“既婚者合コンにハマった不倫妻の告白”をご紹介しました。家庭を顧みずに不倫に没頭していたツケが、ついに回ってきてしまったのでしょう。最初にママ友に既婚者合コンに誘われたときにきちんと断っていたら、ここまで不倫にハマることもなく、悲惨な結末を迎えずにすんだのかもしれません。©kokouu/PonyWang/gettyimages文・塚田牧夫
2022年06月04日結婚してからも、色々な男性と出会う機会はあるでしょう。ただ、なかにはそういった場に自分から出向く人もいるようです。明世さん(仮名・37歳)は、以前に友人から誘われた合コンに参加し、そこから道を踏み外してしまったそう。いったい何があったのか、当時の話を詳しくうかがいました。ママ友からのお誘い「結婚して10年。息子も小学校に入り、一人で過ごす時間が増えるようになっていたときでした。それまでは専業主婦だったので、“仕事でも探そうかな…”とぼんやりと考え始めていたところ、息子の幼稚園で知り合ったママ友から久しぶりに連絡があったんです。その連絡の内容はなんと、飲み会のお誘いでした。ママ友に“合コン?”と尋ねると、“そう”と言うんです。私が合コンに参加したのは、もう10年以上も前のこと。当時は、王様ゲームなどで盛り上がる、テンションの高い会ばかりでした。なので、“ノリについていけるかな…”と心配していると、“既婚者だけの落ち着いた会だから大丈夫”と言われ、暇を持て余していた私は軽い気持ちで参加することにしました」既婚者合コンの幹事に出会い…「そのママ友から、私は事前に合コンについての大体の説明を受けていました。人数は4対4で、場所は個室の居酒屋。そこで、しっぽりと飲む感じだと。そしてもう1つ、幹事の女性についても説明されました。ふみ子さん(仮名)という女性で、“どういう人なの?”と聞くと、“貫禄のある人”と言われたので、私はてっきり大柄な人だと思っていたんです。当日、合コンの前に女性だけで顔合わせをすることになり、1時間前にお店近くのカフェに集合しました。そこで、幹事のふみ子さんと対面。実際に会ってみると、ふみ子さんはイメージとは異なり、色白で華奢な女性でした。私より2~3歳上ぐらいの印象で、すごく綺麗な人だったんですが、あまり表情が変わらず、喋り方にも抑揚がないので、何を考えているのかわからない感じでしたね。そのとき、ママ友の“貫禄がある”という説明に納得がいきました」合コンの翌日にふみ子さんからLINEが…「会場となったお店は、間接照明のともる雰囲気のいい場所。説明されていた通り、特にゲームなどをすることもなく、自己紹介をすませたあとは自然の流れに任せる感じで進みました。大きな盛り上がりがあったわけではないですが、久しぶりに夫以外の男性と話したことで適度な刺激を受け、とても楽しかったんですね。最後にみんなで連絡先を交換し、穏やかに会は終了しました。そして翌日、ふみ子さんからLINEが届いていたので恐る恐る開いてみたら、そこには“すごく良かった”というような私を褒める言葉がたくさん並んでいたんです」合コンで会った男性と…「ふみ子さんは“注文するタイミングが良かった”“店員さんへの対応が丁寧だった”など、かなり細かい部分を褒めてきました。思わず、“よく見ているな…”と思いましたね。また、誰かからこんなに褒められるのは久しぶりだったので、すごく嬉しかったんです。そしてテンションが上がっていた私は、“今度の会も参加して欲しい”というふみ子さんのお誘いを、喜んでOKしてしまいました。それからというもの、月に2、3回ほどふみ子さん主催の既婚者合コンに誘われるように。夫以外の男性と話せるうえに、おいしいものが食べられ、ふみ子さんにも褒められるため、とても気分が良かったんですよね。次第に、家庭を壊さない程度なら大丈夫だろうと、合コンで知り合った男性と二人で会うように。そこから、その男性と男女の仲になるまでにそう時間はかかりませんでしたね。そして、気づいたときには私は完全に、既婚者合コンと不倫にハマってしまっていたんです…」“既婚者合コンにハマった不倫妻の告白”をご紹介しました。明世さんは気づいたときにはもう後戻りできないほど、不倫の沼にどっぷりとハマってしまっていたようです。また、彼女は“家庭を壊さない程度なら大丈夫”と考えていたようですが、そもそも不倫は許されざる行為。こんなことを続けていれば、近い将来それ相応の罰を必ず受けることになるでしょう。©Nattakorn Maneerat/EyeEm/yamasan/gettyimages文・塚田牧夫
2022年06月04日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、自称開業医の既婚男性と不倫中の45歳独身女性。「離婚してもいい」と言う彼を信じていいのか…。佑雪さんのアドバイスは?お悩み:「婚活アプリで既婚の開業医(?)に騙されました」【クラブ佑雪】vol. 240お付き合いしております男性についてご相談させてください。彼は7歳上の開業医です。婚活アプリで知り合い1年3か月になります。お付き合いを重ねても、彼の自宅に招待されることはなく、デートは食事をしてホテルで過ごすことがほとんどでした。不安になり最近本人に確かめたところ、「まだ籍が入っている」「実際は独身と同じで離婚してもいい」「未来はわからない」と言います。しかし、お付き合いのなかで「株価が戻ったら、プレゼントしてあげる」「コロナが終わったら、学会に連れていってあげる」等のタラレバが度々あり、全部ではありませんが、実現しないことがあります。残念ながら、形のあるプレゼントはもらったことがありませんし、私を迎えに来てくれたこともありません。家同士の中間か、彼が住む市に私が出かけています。「離婚するかもしれない」とのタラレバを本気にしていいものでしょうか?私は仕事を辞め、今は就活中です。「僕が雇ってあげる」とLINEが来ましたので、「これは永久就職ですか? それとも愛人として?」と返しました。株価の話と「気にしないで」との返事でした。「がっかりです。悲しいです」とさらに送ると「本当に雇うかもしれないよ」と送ってきました。私は彼のことが大好きで、一緒になりたいと思っています。反面、外泊をしない、夕方には帰宅する彼を見ていると、可能性は低いのかなぁと感じます。人生経験豊富なママに客観的アドバイスをお願い申し上げます。(みのり48歳未婚休職中)もう騙されるの、やめませんか?答えは、もうご自身のなかで出てますよね?「もう騙されない…! 出会い系アプリで『絶対に確認すべき』ポイント7つ #188」(※)をはじめ、こちらの連載でも何度か嘘つき男の見極め方についても書かせていただいているはずですが、マッチングアプリでは嘘つき既婚者が跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)しています。通常であれば以下、7項目をチェックすれば、ほぼほぼわかるかなとは思います。1.職場の名刺をもらう。2.名刺の記載が事実か裏をとる。3.最初のエッチはホテルじゃなく、彼の自宅で。※親と同居してるから、というのは既婚者や彼女がいる可能性あり。4.エッチは彼の友人や家族と会ってから。5.土日や長期休暇にLINEの返しがあるかチェック。6.土日や長期休暇にデートできるかチェック。7.会えない理由が家族の急な病気、会社の倒産、転勤などは要注意。当人が「医師である」と申告している場合はプラス、厚生労働省による「医師等資格確認検索」のオンラインページで、彼が本物の医師であるかどうかをチェックする必要があります。彼、本当に医師ですか? 彼との結婚を望む前に、それを調べるべきかと存じますが。今回の彼は途中で既婚者であることを白状している分、まだマシなのかなって勘違いしちゃいますが、彼の場合はきっと、嘘つくより本当のこと言っちゃった方が楽だから既婚を認めたんでしょうね。でもね、わたくしの予想ですが「実際は独身と同じで離婚してもいい」っていうこのセリフ、リアルな中身はごはんつくってもらって、洗濯も掃除もしてもらって、生活全般的にパートナーにケアしてもらって、単にセックスしてないか、回数が少ないだけでちゃんとやってるかどっちかっていう、その程度だと思いますよ。全然、幸せなんじゃないの?あと「形のあるプレゼントはもらったことがありませんし、私を迎えに来てくれたこともありません」って部分だけど、形あるプレゼントをくれるとか、お迎えに来てくれるとか、お姫さま扱いされたら、それは嬉しいかもしれないけど、これを男性の本気度だと捉えたり、求めたりするのは違うのかなとは思います。というか、もし、本気で彼を奪いに行きたいのであれば、作戦が違うのかなと。そういう何もしないタイプで、まして、50代の開業医というのが本当であれば、子どもの頃からお殿さまのように育てられてきた可能性が高いので、「私をお姫さまにして!」ってやるより、“異様に気がつくお世話係”になりきって、彼を自分に依存させた方がいいんじゃないかしら。わたくしならば、そうします!てか、その前に、彼が既婚者って判明した時点で別れますけどね。なんなら、民事で「独身だと信じていたのに騙されました!」って訴訟起こしたっていいくらいな話なんですが、それを何もせず、結局許して付き合い続ける時点で、彼から「ちょろい」認定されてますよ。今後も甘いタラレバ話を囁いて、ご相談者さまを引き留めて、結局は何もしないんじゃない? もちろん、離婚なんてもってのほか。まあ、そのまま愛人続けるのももったいないから、今、休職中なら雇用してもらって保険とかそういうのもつけてもらって、お給料もらったらいいのでは? そういう開業医、経営者、たくさんいますからね(笑)。まあ、彼が本物の開業医であれば、ですけどね!彼にいいようにされちゃってますが、48歳。いい年齢です。そろそろ、その程度の嘘しか言えないお相手のことなんか、もっと手玉にとって操れるよう頑張りましょう!腹を決めれば、できますよ!【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©fizkes/Gettyimages占い・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2022年05月02日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、マッチングアプリで知り合った彼と良い仲になった28歳女性。だが、彼は既婚者だったと発覚し…。三松先生が、相手の男性が既婚者かどうか、見分けるポイントを教えてくれます!ほのか(28歳)指輪レスで気づかなかった!さわやか彼氏は妻持ちマチアプ登録者【レスなひとびと】vol. 156「いや、めっちゃ気ィ合うと思わない?はじめて会った気がしないんだけど」初デートの帰り道、颯に言われてうれしかった。ほのかも、同じように思っていたから。マチアプで出会った颯。話してみると、笑いのツボも、食べものの趣味もぴったり。恋愛話も仕事話もはずんだ。好意を持っているもの同士の「仲良くなりたい」という気持ちも相まって、3時間の居酒屋デートはあっというま。夜風が心地よくほのかのおでこを撫で、これからはじまるであろう颯との恋に、胸が高鳴る。トクトクトク。長くてすべっとした颯の指が、ほのかの指に絡んでくる。人気のない道に差し掛かった時、腕を引かれてキス。悪くないキスの味。「ほのかのこと、好きになっちゃった」言ったあと、照れて笑う笑顔がかわいくて、キュンする。ちょっと慣れてない感じもまたイイ。ああ、今日がこんなにステキな夜になるなんて!電車に乗って即、女友達にLINE。「今日の人、超よかった!ひとつ年下で、有名私大を出て、大企業で働いて、そのあと起業してる人なんだけど。全然威張ってる感じとかなくて、笑顔がかわいくて。話も合うし、いいとこだらけ。さっき好きって言われちゃった!」「えーまじ!ほのか大勝利じゃん!結婚できたら、流行りのIT社長の妻だね」「ふふ〜」人生、転機ってあるものだなあ。お顔磨きに、自分磨き、がんばってきてよかった。すごいぞ。私。翌日の夜、颯からLINEが来た。「ねえ、ほのか。23時くらいから電話できる?」「んー。なになに?」絶対、告白だ。にやついて電話を待ち、話を聞く。「言いづらいんだけど、おれ、会社立ち上げたばっかりって話したじゃん。社員もいて、今すごく大事な時期なんだ。だから、恋愛とかしてる場合じゃないと思う。ほのかは、おれじゃないほうが絶対いい」「え?」「正直、『女の子とメシ行って息抜きしたいな』くらいの気持ちでマッチングアプリ始めて。初回でこんなに好きになる子に会うなんて、自分でも驚いてる」「え、え、じゃあさ。会える時いつでもいいから、ごはんだけでもいいから、これからも気軽に会おうよ」思わず、強がってしまう。「おれはうれしいけど…。ほのか、いいの?30歳までに結婚したいって言ってたじゃん」「うん、いいの」いいの、と答えたほのかだけど、思っていた。会っているうちに、今より好きになってくれるはず。そうしたら、きっと付き合うことになる。陥落させてみせる。しかし、甘かった。女友達からのメール。「ねえ、颯くんとFacebookつながってみたらさ、奥さんいるっぽい。大学とか企業とかはほんとっぽいけど」うぐ?さわやかでかわいい笑顔と、結婚指輪レスにだまされてた?「おれじゃないほうが絶対いい」って、そーゆーことなのか。【三松さんからのコメント】聞きます、聞きます!多方面からマチアプあるあるのお話、聞いてます。マッチングアプリに出没する既婚者は星の数。本当、厄介ですよね。ちょっと年上で、遊び慣れているヤンチャ系なら警戒もするけど。かわいい笑顔の年下男子が、まさか結婚してるなんて、思いもしませんよね。2年以内の結婚を目指しているのであれば、時間は有限。既婚者かどうか、見分けるポイントは、この話のなかにもありそう。まず、ひとつめ。いい感じで両思いなのであれば、ホテルや、家に誘ってくる可能性大。そうしない理由として「実家暮らしだからなあ。一人暮らしだったら、絶対誘ってたわ」などと言っていませんでしたか?経済的に自立している男性が、実家暮らし。なにか事情があると考えてよいでしょう。ふたつめは、電話のタイミング。時間を指定しないと話せないのは、家に人がいるから。もちろん、相手の予定への配慮とも考えられますが、電話がいつも外からだった場合には、ちょっと怪しい。とは言え、マッチした相手を疑ってばかりもNGですよ。デートを楽しみながら「このひと嘘つきじゃないかな」とじっくり見つめる観察眼を持つこと。マッチングアプリに登録する既婚者はバチが当たります。妻バレで修羅場になった相談をわたくしは、よーく受けています。「指輪レスに気をつけて。最近は妻に“僕、指輪あるとPC操作気になるからはずしておくね。でも心にはばっちり指輪はめてるからね。アイシテルヨ”ってなこと言ってる登録男もいるのさ」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。©Tim Robberts/Gettyimages文・三松真由美
2022年04月28日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、W不倫中の45歳女性。週一の肉体関係以外は何も言ってくれない、してくれないと嘆く彼女に、佑雪さんが不倫男の本音を教えてくれます!お悩み:「好きって言ってくれない不倫相手、私はただの都合のいい女?」【クラブ佑雪】vol. 239私にはW不倫をして2年になる50代前半の男性がいます。行きつけの居酒屋で知り合い常連客同士です。3年前くらいに男性からアプローチされ、ずっと断っていたんですが、いつしか気になり始め、私からお付き合いをお願いして今に至ります。 お互いに離婚する気もありません。それをきちんと話したうえでのお付き合いなんですが、週1で会い、毎回体の関係があります。平均で平日の昼間に5〜6時間、毎回ホテルで過ごしています。体の関係を含め一緒にいることが癒しと。ですが、好きと言う言葉も一切言ってくれませんし、ベッド以外キスもハグもありません。そうなると、男性側からしたら単に都合のいい女なのでしょうか。それとも、少しは好意があってのお付き合いなのでしょうか。 第三者からのご意見が聞きたいです。 話がきちんとまとまっていませんが、佑雪ママのご意見が聞きたいです。(ちょこ45歳既婚普通の主婦)不倫する既婚男性の気持ちをズバリ解説!え? どういうこと? そもそもがお互い既婚者で、離婚する気はないってことを確認したうえで付き合ってるっていう仲なわけでしょ? それ自体、ご相談者さまご自身にとっても“都合のいい関係”ってやつなんじゃないの? っていうか、後々、「離婚して〜」って求められたり、ストーカーとか言いふらされたりとかの問題を避ける意味もあって、お互い既婚者っていうのが、安全弁としてもワークしてるっていう都合のよさあってのお付き合いなんじゃなかったんでしたっけ? すみません。わたくし、経験が足りてないせいか、理解が追いつかなくて…。まあ、嫌いなら会わないでしょうし、抱けないでしょうから、そこは「彼も私のこと、少なからず好きなはず」って思って差し支えないとは思いますけど、“彼が”実際のところどうあれ、“ご相談者さまご自身が”不満があるなら、彼に言えばいいんじゃないですか?ベッド以外でもキスとかハグもしたいし、好きって言ってほしいって。ただね、ちょっと思うところは、いくつかございますけどね。彼って、そもそもパートナーともそんな感じの人なんじゃない? ってこと。表現が淡白で、好きとかどうとかは「言わなくてもわかってるでしょ」って思ってるタイプ。日本男児で50代であれば、そういう方は多いですからね。もうひとつは、上手に不倫できないタイプなのかな、ってことも想像できますね。上手に不倫をエンタメとして楽しめる器用なタイプの男性って、気持ちなんか全然入ってなくったって、好きとかかわいいねとか愛してるとか、独身だったらプロポーズしてるとか、口だけならいくらでも言えるよ! ってフレーズを惜しげなく注いできますし、ベッドの外でもイチャイチャして、女性を愛でることができるんですよ。彼はそうじゃないっていうだけなのかなって気も。で、不器用なタイプにもいろいろあって、大胆系だとパートナーにもすっかりバレちゃったりとかあるんですが、繊細に注意を払う小心者の場合、不倫相手を「本気で惚れさせてトラブルになったら大変っ!!!」ってことで、愛情表現はできる限り控えるっていう人もけっこういるんですよね。情けなっ! ビビってるから「好き」とか、なんかの証拠に取られそうな(なんの証拠だよ?)ことは絶対言わない。そんなにバレるのが怖いなら、ヤルなっ!!! ですよね〜。でも、それはヤリたい。風俗と違ってタダだし。いや、これを言うとご相談者さまからも、現在絶賛不倫中の方々からもお叱りを受けそうですが、実際、そういう風に捉えている男性って多いですから。一応、知っておいたほうがいいかなと思いまして、申し上げる次第です。というわけで、既婚男性の不倫感って既婚女性のそれと比べて、全然ロマンチックじゃないことが多いって思っててください。もちろん、ロマンチックな方もいらっしゃいますよ、本気になる方もいますし。でも、一般的に不倫をしている男性は小心者で愛妻家で、できる限りお金を遣いたくない生き物だってことを認識しておけば、いろんなケースで心理を正しく読み解けるようになるはずです。ぜひ、ご参考ください。【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©Westend61/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2022年04月25日不倫は罪深い行為であり、不倫をすればのちに大きな代償を支払うことになりかねません。そして、その被害は自分だけでなく、周りにまで及んでしまうことも。幸穂さん(仮名・29歳)はかつて不倫に走り、家族にも大きな迷惑をかけてしまったそう。そこで一度は反省したものの、その後些細なことをきっかけにまた不倫に手を出してしまったようです。今回は、彼女に当時の状況について詳しくうかがいました。あるとき知らない番号から電話が…「私の親は中学生のときに離婚をしていて、それからは母親が一人で私のことを育ててくれました。ただ、母親はすごく厳しくて…。特に遊びに行く際に何かと制限されることが多く、学生の頃は早く家を出たいと思っていましたね。その後、専門学校を出た私は就職し、念願の一人暮らしを始めました。そして、就職して2年目のこと。私は職場の上司と付き合っていたんですね。ただ、向こうは既婚者だったので、不倫関係でした。そんなあるとき、私のスマホに知らない番号から電話がかかってきたんです」慰謝料請求の通知が届き…「電話に出てみると相手は不倫相手の上司の妻で、“すべて知っています”と冷静な口調で言われました。続けて、“然るべき対応を取らせていただきます”と言われたのち、一方的に電話を切られました。すると1週間ほどして、私の家に手紙が届いたんです。開けてみると、それは不倫の慰謝料請求の通知書でした。それを見て初めて、自分がしたことの罪の重さを理解し、言いようのない恐怖に襲われたんです。しかも、そこには“80万円”という金額が提示されており、大して貯金をしていなかった私は愕然としてしまいました。何人かの友人にそのことを相談したんですが、“弁護士に相談したほうがいい”と言われるばかりで誰も助けてくれず…。そうなるともう、頼れるのは母親だけでした」慰謝料を立て替えてもらう代わりに「厳しい母親のことです。相当怒られるのではないかと思い、会いに行くのがとても怖かったですね。なので、あらかじめ大まかな内容だけメールで送り、実家に戻りました。すると、母親が特にそのことに関して何も言わないんです。てっきり感情をむき出しにして怒られると思っていたんですが、怒鳴られることもなく、ただ少し悲しい顔で“こっちで対処しておくから”とだけ言われました。結局、母親が弁護士に相談をして交渉した結果、慰謝料は減額されることに。私は毎月3万円ずつ親に返済することと実家に戻ることを条件に、母親に慰謝料を立て替えてもらいました」再び裏切り行為を…「実家に戻って1年ほどした頃、私に彼氏ができたんです。その彼は和宏さん(仮名)というのですが、正直それほど私のタイプではありませんでした。しかし、とにかく真面目で誠実な人だったんです。その頃の私は母親を早く安心させたいという思いもあり、付き合って一か月も経たないうちにその彼を母親に紹介。母親も和宏さんのことを気に入ってくれて、その後彼と結婚を前提に同棲を始めました。しかし、母親のもとを離れ、目が届かなくなったところで、また私の悪い部分が出てしまい…。あるとき、友だちに誘われた飲み会に軽い気持ちで参加したんです。そこで、知り合った男性がとてもタイプな人で…。その後、あろうことか私はその男性と関係を持ってしまったのです。さらに、関係を持った後にその男性から“実は既婚者なんだ”と言われ…。結局、私は再び母親を裏切っただけでなく、和宏さんまで裏切ってしまいました」“一度反省したはずが再び不倫に走ってしまった女性の告白”をご紹介しました。彼女は一度痛い目に遭ったはずなのに、懲りずに不倫を繰り返してしまったようです。その結果、慰謝料を立て替えてまで娘を守ろうとしてくれた母親のことをまた裏切ってしまうことに。不倫は自分だけでなく、周りにも迷惑をかけます。自分の大切な人を困らせないためにも、彼女には早く目を覚まして不倫から足を洗って欲しいものです。©Oscar Wong/gettyimages©AsiaVision/gettyimages文・塚田牧夫
2022年04月23日不倫とはいえ、彼と会っている間は幸せを感じ、ましてや彼から「妻とはうまくいっていない」なんて言われたら、淡い期待をしてしまうことも。しかし、予想だにしていなかった彼の妻からのLINEが届いて、思わず絶句してしまう女性もいるようです。そこで今回は、不倫相手が青ざめた「妻からの衝撃LINE」をご紹介します。「あなたのせいで人生がメチャクチャになりました」「結婚を前提に付き合っていた彼が、実は既婚者だと発覚。それでも『妻とは離婚寸前だから』という彼の言葉を信じて付き合っていました。でもある日、彼から『妻に不倫がバレた』と言われて…。そのまま彼とは音信不通になり、しばらく経った頃に奥さんから『あなたが夫の不倫相手なことは知っています』『あなたのせいで私の人生がメチャクチャになりました』『どう責任をとってくれるんですか?』というLINEが来ました。その文章を見た瞬間、背筋が凍りましたね。その後、きちんと彼に別れを告げ関係を清算しましたが、今でも奥さんのその言葉が頭から離れません」(31歳/住宅)普通の恋愛とは異なり、不倫は関係を解消すれば終わりではありません。ましてや相手の家庭を壊した場合、彼の妻から恨まれてしまうのも無理はないでしょう。「いくらお支払いすればよろしいでしょうか?」「とある年上男性と不倫をしていたのですが、彼はお小遣い制でお金がなくて。そのため、デートの度に私が奢ってあげていました。そのことを知ってか、不倫に気づいた奥さんから『この度はうちの夫がご迷惑おかけしてすみません』『これまでのデートの代金として、いくらお支払いしたらよろしいでしょうか?』というLINEが来たんです。そのときは、とても驚きましたね。それと同時に私はこの奥さんには一生勝てないなって思いました」(27歳/サービス業)慰謝料を請求されるのかと思いきや、今までのデート代の返金を提案されたことで驚いてしまったようです。それと同時に、肝の据わったしっかり者の彼の妻には絶対に勝てないと感じたのでしょう。「念書を書いてもらえますか?」「20代前半の頃、若気の至りで上司と不倫をしていました。私自身本気じゃなかったので、頃合いを見計らって別れればいいやと思っていたのですが、彼の奥さんにバレてしまって。いきなり奥さんから『あなた、夫と不倫していますよね?』『夫とはもう二度と会わない、そしてこれまでの慰謝料を払うという旨の念書を書いてください』というLINEが届きました。あのときはさすがに震えましたね。結局第三者も交えて話し合いを行い、何とか丸く収めることができましたが、もう不倫はコリゴリです」(28歳/接客)ある日突然、彼の妻から念書を要求されたら焦るのも当然でしょう。深く考えずに既婚者と付き合ってしまう人もいますが、のちに後悔したくないのなら、不倫には気軽に手を出すべきではないのです。以上、不倫相手が青ざめた「妻からの衝撃LINE」をご紹介しました。彼から「妻とは離婚する」と聞いていたとしても、実際は夫婦円満であることも少なくありません。不倫真っ際中のときはわからなくても、時間が経って冷静になると、自分が犯した罪の重さに気づくもの。あとで後悔しないためにも、不倫ではなく周囲から祝福されるような恋愛をしたいですね。©Catherine Falls Commercial/gettyimages文・和
2022年03月07日不倫という“許されざる恋”に盛り上がってしまい、周りが見えなくなってしまう人もいます。なかには、公にできない関係なのに、友人に不倫相手との関係をノロケまくっている人もいるようです。そこで今回は、女性たちに“思わずドン引きした「不倫の自慢LINE」”について、聞いてみました。夫への愚痴のはずが不倫のノロケに「夫とレスで悩んでいた女友達がいるんですが、その友達は夜中にしょっちゅう『また拒まれた』と夫に対する不満を連絡してきていたんです。しかし、あるときから急に愚痴を言ってこなくなりました。どうしたんだろうと思っていたら、急に『彼氏ができた』という報告がきて…。しかも今度は、『彼から何回も求められて腰が痛い』といった不倫のノロケ全開のLINEが届くように…。正直、もう友達をやめたいなと思っています」(31歳/法律関係会社勤務)夫婦関係の相談なら真剣に聞けても、不倫相手とのノロケ話をされるとなると困ってしまいますよね。こういったケースでは、正直に聞きたくないことを伝えたほうがいいかもしれません。「不倫日記通信」が毎日届く「不倫中の友人の話です。彼からの猛アタックで不倫が始まったらしいのですが、彼女は私に対し、『お寿司を食べに連れていってもらった』とか『指輪を買ってもらった』といった自慢LINEを毎日送ってくるんです。最初はしぶしぶ話を聞いていたのですが、次第に彼からの『愛してる』という言葉のスクショまで送られてくるようになり…。ぶっちゃけ、『良かったね』と返すのも疲れてきました」(24歳/IT関係会社勤務)不倫にのめり込んでいる人に、「不倫なんてやめなよ」と忠告したところで通じないのかもしれませんね。そんなときは、適度に距離をおくことも必要でしょう。LINEのアイコンが不倫彼氏とのツーショットに「既婚者の男性と付き合ってる友達がいるんですが、その友達はLINEのアイコンを不倫相手の彼とのツーショットにしているんです。しかも、しょっちゅうそのアイコンを変えていて、写真を変えるたびにLINEのストーリーに投稿しているんですよね…。実は、その友達の交際相手が既婚者だと知っているのは私だけなんです。そのため、グループLINEで他の友達が『美男美女』と言って褒めているのを見ると、モヤモヤしてしまいます」(27歳/医療関係会社勤務)アイコンを変えるだけでなく、わざわざストーリーにまで投稿しているということは、みんなに見てほしいと思っているのでしょう。しかし、写真はどこから流出するかわかりません。罪悪感を持って交際しているならまだしも、そのお気楽さには呆れてしまいますよね…。“不倫”というなかなか人には言えない関係だからこそ、不倫相手の彼に愛されていることを自慢したくなるのかもしれません。とは言っても、不倫は許されざる行為。友達としては、素直に喜んであげられないですよね。©fizkes/gettyimages文・清 仁美
2022年03月06日不倫や浮気が長く続くことは少ないですが、なかには長期間、不倫関係を続ける人もいるようで…。綾子さん(仮名・36歳)はかつて8年間も不倫をしており、最終的に深い傷を負うことに。今回は、彼女に不倫相手の彼との出会いや、不倫が始まったキッカケをうかがいました。お金持ちとのつながりをたくらみ「私がまだ20代半ばのころです。当時は“30歳までには結婚したい”なんて話を周囲にしていて、結婚相手は“お金持ちがいい~”と冗談半分で言ったりもしていました。すると、友だちが男性を紹介すると言ってきたんです。その男性は親の経営する会社の副社長をしていて、羽振りがいいと。でも、残念ながら既婚者だと言うんです。ただ、その人の周りにはお金持ちがいっぱいいるから、その人に良い男性を紹介してもらうといいと言われました。そこで紹介されたのが、のちに私の不倫相手となる和人さん(仮名)です。和人さんは私よりもひと回り以上年齢が上でしたが、ノリが良く、パーティ好き。それからよく飲み会に誘われるようになりました」軽い気持ちで付き合うことに「和人さんが主宰する飲み会はたいてい深夜にまで及びました。私が“明日仕事だから”と帰ろうとすると、和人さんが引き止めてくるんです。“クビになったらうちで働きな”なんて、軽く言ってくる人でした。それから2人でも食事に行くようになりました。いつもオシャレなお店に連れて行ってくれて、すごく楽しませてくれたんです。だから、“付き合おう”って言われて、つい“うん”と返事をしてしまいました。彼のノリに合わせて軽い気持ちでOKしたんですが、これがのちに大きな後悔を生むことになるのです」別れを切り出すものの…「そのころの私はよく飲み会に誘われていました。ただ、和人さんが嫉妬をするんです。飲み会中に何度も、“何やっているんだ?”“まだ帰らないのか?”という連絡が来て、さらには“今から迎えに行く”とまで言ってくるんです。奥さんがいるのにですよ?そんな彼の嫉妬深さを知り、私は“そろそろ別れないと…”と思っていたんですが、別れ話を切り出そうとすると必ずはぐらかされるんです。そこで、これはもう実際に彼氏を作らなければダメだと思いました。そして、飲み会に参加するうちに理想の男性と出会い、その彼といい感じの雰囲気になったんです」「うまくいくはずがない」と言われ…「その男性はお金持ちではないですが、すごく真面目で支え合っていきたいと思える人でした。彼との交際を真剣に考えていたので、私は“本気で付き合いたい人がいる”と、彼のことを和人さんに伝えました。そして、別れを切り出したんです。すると、和人さんは相手はどんな男性なのかと尋ねてきました。さらに、“その男性は君が不倫をしていることを知っているのか?”と言われたんです。彼は真面目な人ですから、そんな話を伝えられるはずがありません。そうしたら、“そんな後ろめたい気持ちで付き合うのか”と、“相手にも失礼だ”とまで言われたんです。続けて、“君と彼とは考え方が根本的に違うのにうまくいくはずがない”とまで言われ、押しに弱かった私は次第に“和人さんの言う通りかもしれない…”と思ってしまいました。そして和人さんに言われるがまま、私のほうから身を引いてしまいました」“軽い気持ちで不倫を始めてしまった女性の告白”をご紹介しました。綾子さんのように不倫相手と別れようとしたものの上手くいかず、ズルズルと関係を続けてしまう人もいます。その原因は不倫相手の男性だけにあるのではなく、気づかぬうちに不倫相手に依存してしまう女性側に問題があることも。綾子さんのように不倫関係をやめられずに悩む女性は多いため、相手が既婚者とわかった段階で手を引くべきなのでしょう。©Yauheni Rak/gettyimages©Xuanyu Han/gettyimages文・塚田牧夫
2022年02月08日裕福な結婚生活を手に入れたものの、夫から“女として見てもらえない”ことが理由で不満を抱えていた真紀さん(28歳)。友人からの悪魔の囁きにより、既婚者でありながらマッチングアプリを始めてしまいます。さらにはそこで、イケメンの年下彼氏と付き合い始め、何もかもを手に入れた気になっていた真紀さんですが、人生はそうも甘くはなかったのです。離婚だけは絶対にしたくない不倫妻4歳年下で、大学院生の悠人さんと過ごす日々は、真紀さんにとって本当に新鮮でした。まるで学生時代に戻ったようなフレッシュな気持ちになれるし、若くて見た目もカッコイイ彼は、夫にはない魅力を持っています。「でも家では、絶対にバレないように装っていました。ある時、夫から『なんか最近いいことあった?毎日イキイキしてるね』と言われたときは、さすがにドキッとしましたが…。まさか夫は、私が年下の彼と不倫しているなんて思ってもいなかったようです。離婚だけは絶対に避けたかったので、かなり慎重に行動していました。せっかく手に入れた裕福な暮らしも、医者の妻という座も手放したくありません。悠人のことは好きですが、あくまで不倫。私には今の生活があるからこそ、若くてお金のない悠人との恋愛も楽しめるんです」そんな真紀さんが何よりも気分がよくなる瞬間がありました。それは同窓会などで昔の友人と話したとき。「独身の友達からは、『真紀は今の旦那さんをゲットできて本当に勝ち組だよね。セレブ妻はいいなあ』とうらやましがられます。それだけでもいい気分でしたが、既婚者の友達が、夫との仲がうまくいかず愚痴っているときも、口では『わかる〜』と言いながら、本心では『皆と違って、私には悠人みたいな素敵な彼氏がいるけどね』とほくそ笑んでいましたね。その頃は全てがうまくいっていました。ところが…」悠人さんと不倫を始めて数か月が過ぎると、雲行きが怪しくなってきました。悠人さんが本気になってしまったのか、真紀さんに執着し始めたのです。不倫相手の彼が本気になってしまい…「最初は彼も、“人妻”という響きが新鮮で楽しんでいる感じでした。それがだんだん本気になってきて、泊まりは無理なのに、外泊や旅行をしようとしつこく言ってきたり、二人のルールで電話はNGだったはずなのに、電話をしたがるようになりました。しまいには『ねえ、旦那と離婚して俺だけのものになってよ』と言い始めたんです…」焦った真紀さんは、悠人さんと距離を置くことにしました。彼を失うのは惜しかったものの、夫にバレることだけは避けなくてはいけません。心を鬼にして彼に別れを告げましたが、彼の方は、絶対に別れたくないの一点張り。どんどんしつこくなっていく悠人さんに恐怖を感じ、真紀さんはLINEをブロックして完全に連絡を断ち切ることに。「それで私も懲りて、マッチングアプリも退会することにしました。最後の方は悠人がちょっとストーカーっぽくなっていたこともあって、かなり反省して…。今の暮らしや、夫の大切さをあらためて感じましたね」こうして心を入れ替えた真紀さん。不倫からも潔く足を洗い、良き妻として夫婦生活の改善に努めようと決意したそうです。しかし…。不倫相手がまさかの行動に…!「なんと、悠人が夫の職場を調べて会いに行き、全てをぶちまけたんです。それで何もかもバレてしまいました。私は離婚を突きつけられ、全部失うことに…。もちろん必死で謝罪しましたが、夫は潔癖っぽいところがあり、絶対に許してくれませんでした。どうしてあの日、誘惑に負けてマッチングアプリに手を出してしまったんだろうって、心の底から後悔しています。今まで専業主婦だったので仕事のあてもなく、今は実家に帰っていますが、これからどうしたらいいのか途方にくれています」“絶対にバレないだろう”と思っていても、不倫は思わぬ形で相手にバレてしまうもの。夫婦仲がうまくいかないことは、確かにとても辛いことです。しかしだからといって不倫に逃げてしまうと、全てを失うリスクがあるのだということを思い知らされるようなエピソードでした。©Jetta Productions Inc/Gettyimages©Westend61/Gettyimages©Yuichiro Chino/Gettyimages©/Gettyimages取材・文 小泉幸
2022年01月26日既婚を隠して出会い系アプリなどで彼女を作ろうとする男性もいます。彼らは「泊まらずに帰る」「年末年始は会えなかった」など行動のどこかに怪しい点があり「既婚者なのかも…?」と彼女から疑われることがあります。しかし、なかには男性の行動では一切見抜けない場合も。そこで今回は、あまりにも行動が自由すぎて既婚者に見えなかった“不倫男のありえない行動”をご紹介します。2か月も一緒にいたのに…「私の働いているお店にフラッと来て、常連になった彼。彼からアプローチを受けているうちに、私も惹かれてしまい、自然な流れで彼が私の家に居候することになりました。自称会社員だったんですが、パソコンがあれば仕事できると言って、よく私の家にいました。2か月くらい経ったら、『ごめん、家に帰らないといけなくなった』と急に言われて。そこで既婚者ということが発覚!結婚していたなんて夢にも思わなくて信じられなかったです」(28歳/飲食関係勤務)リモートワークが当たり前になった今、服装も勤務場所も自由に働ける人が増えましたよね。さすがに2か月も不倫相手の家に居座るケースは珍しくても、リモート会議中は背景を自由に変えられる分、不倫相手の家から勤務なんて不届きな男性もいるようです。堂々と遊んでいたのに…「以前お付き合いしていた彼は、既婚者だとは知っていたのですが海外旅行に連れていってくれるなどかなり自由にやっていました。彼のパートナーが完全に放任主義のようで。私の家にもよく来ていたし、年に何回も旅行していたので、隠されていたら既婚者とは分からなかったと思います。とにかく堂々と一緒にいることが許されていて、私も正直不倫しているっていう罪悪感が全くなかったですね」(25歳/IT関係勤務)たいていの男性は家庭にバレないようこっそり不倫をするものですが、なかには“妻公認”で遊ぶ人もいるようです。罪悪感なく普通に付き合えてしまうと、その分不倫関係を長く続けてしまう面もあるので、どちらにしても不倫してしまった女性にとってよくないですね。そういった男性こそ、別れる気がまったくない場合が多いので、早めに縁を切るのが幸せなのかもしれません。お互いの家を行き来していたのに…「アプリで知り合った彼ですが、彼の家に何度も泊まったことがあったので、まさか既婚だとは思いもせず…。スマホに子どもの写真が入っていたことで偶然気づいたのですが、家を見ただけでは既婚者かどうか分かりませんでした。実は単身赴任で1人暮らしをしていただけだったんですよね」(33歳/医療関係勤務)「家に呼ばれない」「夜に会えない」などいくつもの理由が重なれば既婚者と疑うこともあるかもしれませんが、単身赴任だと見抜くのは難しいところ。深入りする前に気づけただけでもよかったと思いたいですね。今回は、“泊まりや旅行もOK”という自由な不倫男性のエピソードをご紹介しました。女性が1人暮らしでいつも彼が家に来るデートがメインだと、不倫男性としてはホテル代がかからないなどのメリットもあり、会う頻度も多くなるでしょう。ただ、会う回数が多いからと言って、彼が本気かどうかはわかりません。彼が既婚者だとわかったら、すぐに縁を切ったほうが将来のためですよ。©imtmphoto/gettyimages©fizkes/gettyimages文・上岡史奈
2022年01月20日都内で一人暮らしをしていたというケイコさん(仮名・30歳女性)。婚活をしてもなかなか良い出会いがないなか、出会ったのは既婚者のケンイチさん(仮名・37歳)でした。「妻とうまくいっていない」という彼の言葉を信じ、驚きの行動に…。婚活中に出会った男性は理想そのものだった当時20代後半だったケイコさんは、周りの結婚報告に焦っていたと言います。婚活に励むものの、なかなか結果が出ない毎日。理想が高すぎると友人に指摘されるも、譲れなかったそうです。「学生時代からイケメンが好きで、結婚相手にもそれを求めていました。充実した生活を送りたくて、収入の理想も高め。結婚するからには妥協してはダメだと思っていました」そんなときに出会ったのが、ケンイチさんだそう。友人を介した飲み会で出会い、一目惚れだったと言います。「話をしていると、性格も合う。大手会社に勤めていて、仕事の話題でも活き活きしていたんです。外見もタイプだし、収入面でも見込めると思いました。舞い上がった私は、その日のうちにホテルへ…。その後も何度かデートして、早々に結婚の2文字が頭を過ぎりましたね」既婚者だと告白されるも…あるとき大事な話があると言われ、ついに告白されるのかと思ったというケイコさん。しかし…。「告げられたのは、既婚者だということでした。だけど、『妻には冷めていて、家庭崩壊状態なんだ。今は離婚しようと思っている。こんな俺でも良ければ、付き合ってくれないか』と言われました。近いうちに離婚するならと、交際を始めたんです」当時のケイコさんには、離婚するまで待つという選択肢がなかったそう。彼のことを離したくなくて、付き合うことに決めたのだとか。「私はたびたび離婚について聞きましたが、はぐらかされることが多くなったんです。早く結婚したいし、既に彼のステータス以外の部分も、全部好きになっていて。例え彼が離婚する気がなくても、結婚したい一心でした」離婚してもらうために、避妊しない「やきもきする日々を送っていましたが、彼が家に来ると全てを許せてしまう自分がいました。彼と結婚するためには、早く離婚してもらわなくては…。そう思ったんです」そしてケイコさんが取った驚きの行動は…。「『今日は安全日だから避妊具は必要ないよ』と嘘をつくように。妊娠しやすい日も見計らっていました。次第に彼も避妊具がないことに慣れ、毎回そのままでするようになりました。彼はいつも愛してると言ってくれたんです。私が妊娠すれば、きっと私を選んでくれるという自信がありました」相手が既婚者だとわかっていながら交際して、避妊具を使わなくなった不倫カップル。ケイコさんの行動にも、不倫相手の行動にもドン引きしてしまいます。やがて、ケイコさんの暴走はヒートアップしたそう。最低な不倫カップルに訪れた結末とは…!?後編に続きます。©DAJ/Getty Images©Chanintorn Vanichsawangphan / EyeEm/Getty Images©Samantha Medina / EyeEm/Getty Images文・西田彩花
2022年01月04日平凡な生活に嫌気がさし、夫への愛情も薄れていたとき。ほんの出来心でマッチングアプリに独身として登録し、不倫を始めてしまったという桃華さん(仮名・30歳女性)。最初のうちは不倫生活を謳歌していたそうですが、事態はとんでもない展開を迎えたそう。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、桃華さんに聞いた体験談をご紹介します。夫とは結婚直後からレス状態「夫は13歳年上。高収入で家柄もよく、人格者でした。でも、私はどうしても夫のことが好きになれないまま結婚してしまったんです」“好き”という感情はなかったものの、スペックの高さに魅力を感じ結婚したという桃華さん。最初のうちは「夫を愛そう。自分は幸せ」と思い込もうとしたそうですが、夫にときめくこともなく、レス状態に。「結婚して3か月後には、既にレス状態になっていました。でも、子どもが欲しかったわけではないので、その状態をどうにかしようとは思わなかったですね。むしろ、夜の生活はなければないほうがいいくらいに思っていました」出来心で登録したマッチングアプリで運命の出会いが…しかし結婚生活が1年を超えた頃には、そんな毎日にウンザリしてしまい、出来心でマッチングアプリに登録。「最初は、既婚者であることを隠して登録しました。そうしたら、いろんな男性からアプローチがきて、その中のひとりが私のタイプだったので、会ってみることにしたんです」桃華さんは、相手の男性と対面したその日に「実は既婚者だ」と伝えたそう。すると、相手はそれを了承したうえで「俺も君のことがタイプだから、よかったら大人の関係にならないか」と提案され、桃華さんはこれを了承。「そこから私は、すっかり不倫にのめり込みました。夫との生活で満たされなかったものを、不倫相手と会うことで満たしていたのが自分でもよくわかりましたね。夫は私に無関心だったので、不倫相手とデートや旅行をするのもそれほど難しくなく、かなり頻繁に会っていましたね」不倫相手とのデートを終えて帰宅したら…しかし、不倫相手とのホテルデートを終えて帰宅したある日、桃華さんが予想もしなかった展開が待っていました。というのも、普段通りに帰宅したところ、なぜか家の鍵が開かなかったそう。「おかしいな?」と思いながら、何度か鍵をドアに入れるも、びくともせず…。どうしたものかと困っていると、まだ仕事から帰ってきていないはずの夫が中からドアを開けて出てきたそう。実は夫は、桃華さんの不倫をずっと前から知っていて、桃華さんが不倫デートから帰ってくる前に帰宅し、桃華さんの不倫について話し合いをするつもりだったのでした…。既婚者にもかかわらず独身と偽ってマッチングアプリに登録し、そこで出会った相手と不倫をしてしまう人もいます。たとえそれがほんの出来心だとしても、不倫は不倫。そうなると、最終的に幸せな結末を迎えることは極めて稀で、多くはドロ沼な展開を迎えます。いくら結婚生活に不満を抱いていたとしても、それは不倫をしていい理由にはならないのです。©takasuu/gettyimages©west/gettyimages文・並木まき
2021年12月30日誰かを傷つけてまでして手に入れた幸せは、永久に続くものなのでしょうか?例えば、相手が結婚していることを知りつつも不倫に手を出し、奪い取るケースのような「略奪愛」。今回は、略奪愛の末に結婚した美咲さん(31歳)に経験談を聞いてきました。力づくで手に入れた結婚は、どんな結末を迎えたのでしょうか…?既婚者の男性と深い関係になってしまい…「夫とは、いわゆる『略奪婚』というやつで、前の奥さんから私が奪った形です。夫と出会ったのは、私が25歳のとき。合コンで知り合いました。歳は8個上でしたが私はもともと年上好きだし、顔もタイプで、声も渋くて素敵でした。一目見た瞬間から『絶対にこの人を落としたい』と思ったんです。その時点では、まさか既婚者だと思いませんでした。彼の方もまんざらでもなさそうな態度だったので、私から積極的にアプローチして、デートする仲に。3度目のデートは横浜だったんですが、そこでイイ雰囲気になって…そのままお泊まりしてしまいました」ところがその夜、美咲さんは“嫌な予感がした”といいます。なぜなら、ホテルにいる間じゅう、彼のスマホに何度も着信があったことに気づいてしまったのです。「もしかして奥さんがいるのかも…と思って、翌朝、彼に『まさか結婚してないよね?』とたずねたら、まさかのビンゴ。でも、そのときには彼のことを好きになっていたし、体の関係を持ったことで余計に気持ちが大きくなっていて、もう手遅れだと思いました」計画的ではなかったとはいえ、不倫の道に足を踏み入れてしまった美咲さん。彼女はそこで“ある決意”をしたといいます。常識的に考えれば「深入りするのはやめておこう」と、踏みとどまったのかと思いきや、なんと美咲さんは「絶対に彼を手に入れてみせる」と心に誓ったというのです。自ら不倫の道に足を踏み入れて……「というのも、勝算があったんです。彼は自分が既婚者であることを認めつつも、結婚生活の苦悩を打ち明けてきました。奥さんは彼の5個上の“姉さん女房”。彼は完全に尻に敷かれていて、奥さんの気が強すぎる性格やキツすぎる物言いに疲れてしまったと言うんです。だからこそ、8歳も年下の私に癒しを求めてきたのかもしれません。話を聞いているうちに、だんだん彼に同情心が湧いてきて…。子どもはいないものの、奥さんが欲しがっていて、無理やり子作りに付き合わされていると言っていました。その瞬間『一刻も早く彼を私のものにしなくちゃ』と思いました」しかしそれまで美咲さんは、不倫にハマったものの最後は捨てられてボロボロに傷ついた友人や、結婚願望があるのに不倫に夢中になってしまい時間だけが過ぎていったという先輩などを散々見てきました。だからこそ今までは、不倫に絶対手を出さないようにしていたのです。「私は、彼女たちみたいにはならない。既婚者と付き合うからには絶対に奪い取ってみせる……と決意しました。仲の良い友達からは『既婚者なんかと付き合っても、貴重な時間を無駄にするだけだと思うから、すぐに足を洗ったほうがいい』と強く言われて猛反対されたけど、『大丈夫、最後は必ず幸せになってみせるから。私は時間を無駄にしたりしない』と言い返していました」打算的な略奪計画美咲さんを心配する友人の声には耳も貸さず、必ず彼を手にいれると心に決めた美咲さん。彼の妻はとにかく気の強い“鬼嫁”タイプだというので、美咲さんはとにかく徹底して癒し系キャラを演じ、彼に尽くし続けたといいます。「だんだん彼も、『美咲がいないともう生きていけない』というほど、私に夢中になっていきました。でもなかなか奥さんに離婚を切り出してはくれなくて……。このまま待っていても埒があかないと思い、彼には無断で私から奥さんに会いにいきました。それで『お願いだから、もう彼を自由にしてあげてください』と訴えたんです」なんと妻に直談判しにいったという美咲さん。こうして、着々と略奪計画を進めていきました。ところが、想像もしていなかった地獄が彼女を待っていたのです……。因果応報とはこういうことか…。既婚男性を奪い取った女性の末路後編に続く自分さえよければそれでいいという考えの人もいますが、自ら不倫に手を出し、奪い取った幸せの裏では、深く傷つき悲しむ人が存在するのです。他人の家庭を壊すことの罪の重さを理解してほしいものです。©recep-bg/Gettyimages©Nithya Rajapandian / 500px/Gettyimages©Kittiphan Teerawattanakul / EyeEm/Gettyimages取材・文 小泉幸
2021年12月26日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、既婚男性と不倫中の46歳バツ2女性。今年は1度も相手と会っていないものの、再婚願望のある彼女に佑雪さんのアドバイスは…?お悩み:「今年1度も会ってないけど、不倫してます。でも、再婚したいんです!」【クラブ佑雪】vol. 2213年ほど前からの知人と昨年より不倫関係になりました。昨年、異動(単身赴任から自宅に戻る)がわかっていたので、異動するまでと割り切ったつもりでいたのですが、遠距離になったあとも相手から「続けたい」と言われ、毎日、連絡が来ます。昨年は3回会いましたが、今年はコロナ禍なので、さすがに行き来ができず、1度も会ってはいませんが、毎日(出勤前・昼休憩・帰宅時・寝る前)連絡があります。 相手はすごく真面目な方ですが、将来の話などは話し合ったことはありません。 私は再婚を前提にお付き合いできる方をと考えていますので、どうしたらよいのかと悩んでいます。(綾46歳バツ2お仕事はヒミツ)悩む前に、現状認識をちゃんとしましょうかなるほど、なるほど。なんだか、お悩みを拝見すると、ご相談者さまは不倫している彼のことを「すごく真面目」とおっしゃるのですが、わたくしの感覚からすると彼は不倫をしている時点で、「すごく真面目」の定義には当てはまらないのでは? と。なので、向こうが将来の話をしてこないっていうのは、当たり前なのでは? と思うのですが、いかがでしょう?もしくは逆に彼が真面目だから、家庭と不倫をきっちり分けているからこその、将来の話をしないってことなのかな、とも。何を申し上げたいかというとですね、ご相談者さまは1. 彼との不倫関係、2. 彼のキャラクターについての客観的な認識、3. ご自身の再婚願望を叶えるためにどうすべきか、という3つがごちゃごちゃになりすぎていませんか? っていうこと。これらを整理してみましょう。まず、1. 彼との不倫関係について。期限付きのつもり、つまり、ドライな感じで始めたのに、彼が案外、ご相談者さまにのめりこんできて、続いちゃってるのよね〜と嬉しくなっているのは、わからんでもないですが、結局、去年は3回しか会ってないし、今年は1回も会ってないんでしょ?連絡手段は電話なのか、LINEなのかわかりませんが、要は会うリスク、費用はなにもかけてもらってないし、ご自身もかけてないだけでしょ?要はお互いに情熱はないんですよね。その程度の関係だということを認識したほうが、よくないですか?それに、どうします?毎日連絡くれるのは彼だと思っていたら、実際は彼のアドレスをのっとったハッカーだったとしたら。どうですか?これ、結構あるんですが、既婚者ってバレたくないし、お金もかけたくない。ってか、実際、おこづかいもなくて、不倫できない人ってたくさんいるんですよ。でも、ときめきたい。で、LINEだけで不倫みたいなことをやる人って。彼とは、最初こそ、リアルな関係だったかもしれませんけど、今や完全にバーチャル不倫なわけですよね?そんなお相手にからめて「私は再婚を前提にお付き合いできる方をと考えていますので、どうしたらよいのかと悩んでいます」とかって、言う必要ありますか?2. 彼のキャラクターについての客観的な認識、についてはすでに触れたとおり、すごく真面目な既婚者は不倫しません。以上です。3. ご自身の再婚願望を叶えるためにどうすべきか。これ、その彼との関係とはまったく別の問題ですよね?そんなバーチャル不倫相手、いようがいまいが、再婚したいのであれば、それに向けて邁進すればいいだけじゃないでしょうか?結婚相談所に入会するのもいいでしょうし、お好みの方法でお相手をお探しになられることをおすすめいたします。【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©10’000 Hours/Gettyimages占い・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2021年12月20日リアル・モンスターワイフ、再び
シリーズ・モンスターワイフ
実録・ポジティブな離婚