広瀬すずが反抗期継続中のこじらせ女子大生を演じ、大嫌いな父親をピンチから救うべく奔走する映画『一度死んでみた』。この度、堤真一演じる父親と娘、親子の絆が試される本編映像が到着した。今回到着した映像は、<2日間だけ死んじゃう薬>を飲んで“幽霊”になってしまった計(堤さん)が、娘・七瀬(広瀬さん)に2日間経つ前に強制的に生き返る方法を伝えようとする重要なシーン。自ら仮死状態となったが、ライバル会社のワトソン製薬に本当に火葬されそうになってしまう計。この危機を脱するべく、言葉は聞こえないが、計の幽霊の姿だけは見えている七瀬に、ジェスチャーで伝えることに。しかし、絶賛反抗期中の七瀬との日頃のコミュニケーション不足のせいか、思うように伝わらないもどかしい感じに。本作がコメディ初挑戦となる広瀬さんは、堤さんがどのようなテンションで演じるか想像がつかず、事前にあまり固めず現場で感じるまま演じようと思っていたそうで、まるでアドリブかと思うような自然なやり取りが行われている。また映像には、リリー・フランキー扮する幽霊になった計に付き添う天国への案内人・火野、吉沢亮演じる七瀬に協力する計の秘書・松岡も一緒に登場。若干見切れているにも関わらず、自分には見えない計とコミュニケーションを取ろうとする七瀬を不審そうに見つめ、挙動不審な松岡の姿にも思わずクスッとしてしまう。『一度死んでみた』は3月20日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:一度死んでみた 2020年3月20日より全国にて公開©2020 松竹 フジテレビジョン
2020年03月17日こんにちは。助産院ばぶばぶ・院長のHISAKOです。人にはほとんどと言っていいほど「反抗期」というものがあります。それは、どの子にも大なり小なり、長かったり短かったり、波のように時期を変え何度も訪れます。今日は子どもの反抗期についてお話しします。 反抗期、実は気を引くため?反抗期は、親も子どもも大変なエネルギーが必要です。子どもはママがしてほしくないことばかりを繰り返してくれるので、ママはイライラしたり、落ち込んだりしてしまいます。 時には感情のコントロールがきかなくなって「何度言ったらわかるの!」と、怒ってしまうことも。でも多くの場合、子どもは大好きなパパやママの「気を引くための行動」をとっているだけなのです。 ほめるのは一瞬、でも叱るのはダラダラしてほしくないことを子どもがしたときは、ママはちゃんと注意したり叱ったりしますが、ビシっと叱っても子どもはパっと切り替えができません。しつこく感情をぶつけてしまいがちです。 なのに、大人から見てできて当たり前のこと……たとえば、遊んだあときちんと後片付けができたときや、全部残さずきれいに食べたときは、ほめたとしてもそれはほんの一瞬だけだったりします。 子どもなりに頑張ったことに対してママの反応が薄いと、大好きなママにかまってもらいたい子どもは、「そうか、いけないことをするとママはこっちを向いてくれるんだ!」と思ってしまうことも。大好きな人がこっちを向いてくれるなら、その相手が嫌がることであっても手段は選びません。それが子どもなのです。 飽きるくらいいっぱいの褒め言葉を子どもは、ただママに褒められたいのです。認められたいのです。愛されたいのです。 それは私たち大人だって同じですよね。 この子どもの健気な行動を止めるには「よかったね」「すごいね」「助かったわ」「頑張ったね」「ありがとう」「大好き」とたくさん伝えてあげましょう。 大人にとって当たり前のことも、子どもにとっては一生懸命だから。しつこいぐらいにたくさんの褒め言葉を投げかけてあげましょう。 そして、いつも信じていること、認めていること、愛していることを態度でいっぱいいっぱい知らせてあげましょう。何度か訪れる反抗期に、落ち着いてゆとりをもって付き合えることを目指して、ぼちぼちいきましょうね。 イラスト/ごぼふく 監修者・著者:助産師 助産院ばぶばぶ院長 HISAKO総合病院小児科・産婦人科・NICU病棟勤務を経て、地域での助産師活動・出張専門助産院を開業。2006年には来院ケアも可能な「助産院ばぶばぶ」をオープン。2020年に12人目を出産し、ママたちに元気と勇気をおすそ分けすべく母乳育児支援や講演活動、書籍出版など多岐にわたって活動中。
2020年03月09日ここ数年で目にする機会が増えた「10歳の壁」という言葉。いわゆる「10歳の壁」とは、小学3・4年生になった子どもたちがぶつかる学習面でのつまずきや、精神的に不安定になりがちなこの時期特有の反抗的な態度などを指します。10歳前後は、体も心も急激に変化していく時期。読者の中にも、「まさに今、真っ只中!」とお悩みの方や、過去を振り返って「ああ、あのときのあれがそうだったのか!」と気づく方もいるのではないでしょうか。今回は、これまでご紹介してきた「10歳の壁」にまつわる記事のなかで、とくに人気の高かった6本をまとめました。さまざまな角度から「10歳の壁」問題に切り込んだ内容になっているので、ぜひ参考にしてください。「10歳の壁」おすすめ記事1■「10歳の壁」ではなくて「10歳の飛躍」!親が我が子の10歳の壁をもっと面白がるべき理由「10歳は子どもにとって大きな飛躍の年」そう断言するのは、発達心理学・学校心理学の専門家である渡辺弥生先生です。「壁」と聞くと、乗り越えるために苦労や努力を必要とする困難なものの象徴としてとらえがちですが、実際には子どもが大きく羽ばたくために重要なのだといいます。そもそも、10歳頃の子どもの「飛躍」は、それまでの親による教育、インプットが花となって開きはじめたということの表れに他なりません。その花が開くようすを楽しむことこそ、親としての醍醐味ではないでしょうか。(引用元:StudyHackerこどもまなび☆ラボ|「10歳の壁」ではなくて「10歳の飛躍」!親が我が子の10歳の壁をもっと面白がるべき理由)この記事では、「10歳の壁」に直面した子どもの学習面での変化よりも、むしろ内面的な変化に着目しています。9歳までは困っている人を素直に助けてあげられたのに、10歳になるとなぜか行動を起こさなくなる、9歳までは自然と「みんな仲良く」ができていたのに、10歳になるとそれが難しくなってくる……。また、ニュースを見て、会ったこともない人の気持ちまで想像して考えられるようにもなるともいいます。これらは対人関係の広がりの表れであり、その影響は自分自身へと向いていくそう。たとえば、自分を客観視できるようになり、「自分はこういう良くないところがあるから、直していかなきゃ」といった自己コントロールへと発展していくのです。渡辺先生は、「大きな変化の渦中にいる子どもは、強いストレスも感じている」といいます。それが大人への反抗的な態度につながることもありますが、親はしっかりと子どもを見守り、必要であれば導いてあげるように心がけましょう。「10歳の壁」おすすめ記事2■「10歳の反抗期」に親がすべきこと。子どもは親の思いどおりには育たない!早稲田大学教育学部教授でアンガーマネジメントの専門家でもある本田恵子先生は、この記事の中で子どもの反抗期を段階別に解説しています。いわゆる「イヤイヤ期」と呼ばれる3歳くらいの反抗期、そして14、15歳頃に訪れる思春期特有の反抗期。その中間にある10歳頃の反抗期について、親の接し方も含めて次のように述べています。これはさまざまな試行錯誤をして創造力が伸びる時期だからこそ出てくる反抗期です。この時期にはルールで縛りつけ過ぎないように注意しなければなりません。「こうしたほうがいいよ」と親の理想を押しつけると、お手本どおりの解答はできるけど、独自性がない子どもに育ってしまうからです。(引用元:StudyHackerこどもまなび☆ラボ|「10歳の反抗期」に親がすべきこと。子どもは親の思いどおりには育たない!)「もう10歳」とはいえ、まだまだ子ども。その言動を見ていると、危なっかしくてつい口出ししたくなりますよね。しかし本田先生は、この時期の子どもは、思い切り自由にさせてあげると創造力や個性が伸びるといいます。ではなぜ、この時期に子どもの個性を伸ばすことが求められるのでしょうか。それは、「子どもは親の思い通りには育たない」ことが明白だから。誰しも、自分の子どもには「こうなってほしい」という願望を抱いてしまいますが、ほとんどの場合、子どもは意外な個性を発揮して親を驚かせます。だからこそ、本田先生は「この時期に、きちんと『自分で決められる』子どもに育てることを重視すべき」だというのです。また、「たとえ反抗期がなくても、不安になる必要はありません」とも。本田先生は、「それは子どもの欲求を親が上手に受け止めている証拠」と述べています。この時期は、子どもが反抗してもしなくても、「ひとりの人格をもつ人間」として向き合うことが大切なのです。「10歳の壁」おすすめ記事3■「10歳の壁」「9歳の壁」「小4の壁」とは?子どもの発達段階を意識した4つの対処法この記事では、「10歳の壁」(「9歳の壁」「小4の壁」も同義)にまつわる深刻な社会問題を取り上げながらも、適切な対処法や対策をしっかりと紹介しています。子どもの発達段階において避けては通れない「10歳の壁」。必要以上に恐れたり心配したりせずに、正しい知識と接し方を学んで乗り越えたいですね。10歳ごろになると、「他者意識」が発達し、他人との比較を通じて自分を認識するようになるため、子どもの自己評価や自尊心が低下してしまうのだそう。嫉妬などのネガティブな感情も生まれ、気に入らない相手を無視したり、その人について悪いうわさを流したりといった「関係性攻撃」につながってしまう場合もあるとのことです。(引用元:StudyHackerこどもまなび☆ラボ|「10歳の壁」「9歳の壁」「小4の壁」とは?子どもの発達段階を意識した4つの対処法)子どもが成長していく過程では、他者と自分を比較してネガティブな感情にとらわれるケースが多く見られます。しかし、それは決して悪いことではありません。親が注意すべきことは、余計な口出しをしたり、傷つかないように先回りして守ったりするのではなく、「今はこういう時期なんだ」と見守ってあげること。そのうえで、次のように接すると効果的だそう。■対策1:ほめて自信をつけさせる他者との比較によって自己評価が低下した子には、「自己肯定感の育成」を。コツは“少しおおげさ”に、そして“具体的にほめること”です。■対策2:家事を手伝わせるお手伝いをしてもらってほめる場面をつくりましょう。「家族の役に立てた」と実感することで、自己肯定感が養われます。子どもの能力に応じて、具体的に指示を出すとスムーズです。■対策3:本を読むように仕向ける多くの名作には、「友情の大切さ」や「因果応報」など抽象的な教訓が含まれています。読書することで、他者への共感力や抽象的な物事への理解が深まり、人間関係の問題に直面しても自分で対処できるようになるでしょう。■対策4:体験活動をさせる子どもの自己肯定感を強くするには、キャンプなどの自然体験がおすすめ。自然体験が豊富な子ほど、「勉強は得意なほうだ」「今の自分が好きだ」と考える傾向があるそうです。どれもシンプルなアドバイスばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。「10歳の壁」おすすめ記事4■親が知っておくべき「10歳の壁」と自己肯定感の関係「10歳の壁」と呼ばれる時期は自己肯定感が失われやすくなり、その後の人生にも影響を及ぼすそう。自己肯定感が欠如した子どもは、「どうせ頑張ったってできない」と、挑戦することを放棄するようになります。すると、次第に自分から行動を起こさなくなり、将来は人のあとをついていくだけの「指示待ち人間」になってしまうかもしれないのです。そうならないためには、どうしたらいいのでしょうか?一番大切なのは、親が子供を信頼し、行動を見守るということです。子供が行動するとき、失敗しそうで不安になり、あれこれ口を出していませんか?「早く宿題をやりなさい」や「部屋をきれいにしなさい」などと、子供の行動に毎回口をはさみ叱っていると、子供はどんどん挑戦する心を失っていってしますのです。(引用元:StudyHackerこどもまなび☆ラボ|親が知っておくべき「10歳の壁」と自己肯定感の関係)教育評論家の親野智可等先生は、「目先のことばかり見て『○○ができていない』と否定的に叱り続ける親は、子どもの自己肯定感をボロボロにする」と述べています。親ができることは、子どもを信じて、自分の力でやり遂げられるように見守ってあげること。そして、能力や結果ではなく“努力したこと”をほめてあげましょう。これからの時代は、ますます主体性をもって行動することが求められます。主体性を生み出すには、自己肯定感は欠かせません。お子さんの将来のためにも、自己肯定感を失わせないように大切に育んであげたいですね。「10歳の壁」おすすめ記事5■「10歳の壁」は飛躍のチャンス。「壁」を飛び越えるための言葉かけ小学校4年生くらいから学校の勉強はぐんと難しくなり、それまで「なんとなく理解していた子」は、非常に困難な状況に陥ります。勉強が難しくなることで自信が失われ、同級生と比較して劣等感が芽生えてしまうと、自己肯定感の低下につながることも。ここでは、実際に「10歳の壁」に直面したとき、子どものやる気を引き出して自己肯定感を高める言葉かけを紹介しています。お子さんが劣等感や自己否定感で悲しい思いをしているときに、「○○するべき」と理詰めで教えても、より追い詰めてしまうことになりかねません。大人の目線で解決策を教えたくなる気持ちも分かりますが、気持ちに寄り添った言葉をかけ、お子さんを安心させてあげることが大切です。(引用元:StudyHackerこどもまなび☆ラボ|「10歳の壁」は飛躍のチャンス。「壁」を飛び越えるための言葉かけ)まずは子どもの気持ちに寄り添い、受け止めてあげることを心がけましょう。それをふまえると、かけてあげるべき言葉が見つかるはずです。この記事では、NG例とOK例をわかりやすく解説しています。「お姉ちゃんはいつも満点だったよ」→NG「前よりも10点も上がったね!」→OKほかの兄弟や周りのお友だちと比較してしまうと、子どもの自尊心を傷つけます。この場合は、「過去の自分」と比べてほめてあげましょう。「だからダメだって言ったのに!」→NG「お母さんも小さいとき同じ失敗しちゃったんだ」→OK子どもが失敗したときに頭ごなしに叱るのは避けるべき。親自身の失敗談も話してあげれば、「失敗してもいいんだ」と失敗を恐れずにチャレンジする力が育まれます。ほかにも、すぐに役立つ言葉かけをいくつか紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。「10歳の壁」おすすめ記事6■「すごい」「えらい」より効果的!褒めず・怒らずに子どもを自立させるアドラー式子育てとは今注目されている、褒めない・怒らない「アドラー式子育て」についてくわしく解説しているこの記事。アドラー式子育てでは、「勇気づけ」という技法を用いて、子どもに「困難を克服する力」を与えることを目指します。アドラー式子育てでは、子どもの人格や性格は10歳頃までに形成させると考えられています。そのため、10歳前後の関わり方が特に重要視されているのです。これまで勇気づけをしてこなかった方は、これから少しずつでも勇気づけを心がけてみましょう。(引用元:StudyHackerこどもまなび☆ラボ|「すごい」「えらい」より効果的!褒めず・怒らずに子どもを自立させるアドラー式子育てとは)「勇気づけ」とは、子どもが何かしてくれたときに「えらいね」「すごいね」と褒めるのではなく、「ありがとう」「うれしいな」などの気持ちを伝えるようにすること。すると子どもは気分が良くなり、“自分の意思で”相手を喜ばせるような行動をとるようになるそうです。子どもを褒めることは大事ですが、その「褒め方」には注意しなければなりません。些細なことで頻繁に褒めていると、その状況が当たり前になってしまい、褒められない状況に不安を覚えるようになってしまうとか。さらに、褒めてもらうために「大人はどう思うか」を基準に行動するようにもなってしまいます。ここでは、日常のシーン別に具体的な褒め方をくわしく解説しています。読み進めていくうちに、「いままで間違った褒め方をしていた」、もしくは「怒らなくてもいい場面で怒っていた」という気づきにつながるはずです。***「10歳の壁」を語るうえで「自己肯定感」は外せません。自己肯定感が失われがちな時期だからこそ、子ども自身が自分で自己肯定感を手に入れられるように見守ってあげましょう。自分で壁を乗り越える力が身につくことで、大きな飛躍につながっていくのです。
2020年03月05日登場人物ぐっちゃん:2018年4月生まれの男の子。よく食べよく眠る元気いっぱいボーイ。ママ(chiiko):ぐっちゃんのお母さん。激しくて楽しいぐっちゃん育児を漫画にしている。ウキウキ、大好きな食べ物を食べ終わった後の変貌…幼い子どもが好物を食べ終わったときの反応は、その子の個性やそのときの気分によってさまざまです。一般的には、もっと欲しいと訴えたり、泣き叫んでせがんだりする子どもが多いようですよ。しかし、中にはやけに大人びた反応をする子どももいます。「イヤイヤ期をすっ飛ばして反抗期」…好物がなくなったとたんにやさぐれる、息子・ぐっちゃんの反応に共感する方も多いのではないでしょうか。(ままのて編集部)chiikoさんが描くぐっちゃん漫画が動画になりました!「ままのて」で大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もchiikoさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしでお楽しみいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。※「ままのてチャンネル」とは妊活・妊娠・出産・育児の情報を届けるチャンネルです。妊娠中や育児期のお役立ち情報のほか、マンガ動画も配信していますよ。お気に入りの動画を見つけたら、ぜひチャンネル登録してくださいね。過去のエピソード妊娠・育児に関するお役立ち情報発信中!ままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてくださいね。著者情報
2019年12月12日最近、次女ちい(2年生)の態度がひどいのです。例えば…ちょっと注意すると、天使の笑顔は消え去り悪魔となるのです。大体、不満を口にしながら足をどんどん!!!と踏み鳴らしながら歩きます。宿題しなさい~。もう寝なさい~。などなどを言ったときも、こうなるわけですご~く態度が悪い!何度注意しても直らず、頭を抱えています。すでに自立した社会人の長男は、中学~高校時代は荒れておりました~。やるべきことはせず自分のしたいことだけをし、注意すると文句を言うか無視。深夜にこっそりスマホをいじり、翌日はもちろん遅刻…などなど。なんど学校の呼び出しを受けたことか…!その長男が「自分にそっくり」と言っているー!!!長男のときと同じてつを踏まないように、対策を考えたいと思います…。
2019年12月07日最近、姉弟の反抗期が重なってしまい、朝の登園時にかんしゃくを起こすことが頻発してるのですが…■なにがきっかけになるか分からない「車に乗って登園する間、姉弟(みんな?)でしりとりをすることがあるのですが、このときは「ぼ」から始まる言葉が思い浮かばず、大あばれ…。こんなふうに何がスイッチになるかわからないですし、そのまま30分ほど泣き続けることも多々あります。平日はワンオペで育児をしているので1人で2人の対応をするのはなかなかハードでした。■ストレスは早めに発散するに限る!かんしゃくの原因に同調してあげるといいとのことで、気持ちを聞きながら「これがイヤだったねー」「●●●したかったんだねー」などの声がけをしていますが、それだけでうまくいくケースは少ないです。子どもたちから手がでてくるときもあり、そういうときは自分の気持ちを落ち着けるためにも、少しの間ほおっておくことも必要だと考えています。あとはとにかく自分へのご褒美! です! 夕飯を自分の大好物にする、とかカフェラテを飲む、とかチョコを食べる、などで自分を労ってあげてください。(食べ物しか思い浮かばなかった)
2019年12月04日私は現在、3歳と生後5カ月の娘をもつ2児の母親です。実は、私の両親はいわゆる毒親。両親ともに自営業で、24時間生活を共にせざるを得ないせいか、いつも夫婦喧嘩がたえず、私自身は暴力や過干渉、ネグレクトを受けて育ってきました。そんな家庭環境に置かれていた私の経験をお話しします。 両親が毒親だと気付いたとき私は物心ついたころから、両親に頭を叩かれる、暴言を吐かれるといった心身面での暴力や、20歳を過ぎるまで門限が20時などの過干渉、両親が仕事中は基本的に経営するお店から出てはいけないなどの決まりに縛られていました。しかし、仕事中なので一切私の相手はしてくれないなど、ネグレクトも受けて育ちました。自分の両親が毒親だと気付いたのは、私が結婚して上の子を妊娠したときでした。妊娠してからさまざまな育児本を読み、自分の子どもを出産して育児をおこなうなかで、これまでの私の家庭環境はおかしいと初めて気付くことができたのです。 なぜ両親が毒親と気付かなかったのか?両親が毒親だと気付くまでかなりの時間がかかったのはなぜなのか? 自分なりに考えた末、こう結論づけました。 「幼少期は両親という絶対的存在がいてこそ、自分の生活(衣食住)が成り立つ。親がいなければ子どもは何もできない。だから、両親のいうことには従わざるを得ないので、強大な存在である両親の価値観こそが一番正しいとずっと思い込んでいた」のだと……。 幼少期からの価値観は生涯引きずるものしかし、普通の家庭で育った方から見ると、さすがに中学生になれば自分自身で毒親かどうかくらい考えられるんじゃないの? と思われるかもしれません。 通常、思春期には反抗期という形で、「自己と他人(両親)は別の個性ある人間である」と自覚する時期がある人が多いと思いますが、私の家庭ではそれができませんでした。学生時代も両親から暴力を受け続け、残念ながら私は反抗期の機会も失ってしまったのです。 現在、両親とは極力距離を置いていて、当たり障りのない付き合いを心掛けています。そして、毒親の元で育った私の育児教訓は“子どもを叩かず、甘えを受け入れてあげる”ということです。普通のことかもしれませんが、歪んだ価値観をすり込まれた私にとっては非常に難しい課題なのです。子どもたちや自分の身を守り、“本来の自分”を取り戻すまでには、もう少し時間がかかりそうです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身が毒親に育てられた。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年11月26日恋バナでモテ期の話題が出ると、「自分にはモテ期なんて来たことない!」と思ったことはありませんか?実はハッキリとしたモテ期以外にも“隠れモテ期”というものが存在します。今回は、そんな超絶わかりにくい“隠れモテ期”到来のサインを4つ紹介します。■ ①イベントに誘われる機会が2倍に増えたアウトドアや合コン、誰かのホームパーティーなどに、立て続けに誘われたことはありませんか?こんなイベントへのお誘いが増える時期は、「隠れモテ期」到来のサインです。イベントに誘われる人は、誘ってくれた人が「友達に紹介してもいい」と認定してくれた人ということになります。特に男女が集まるイベントの場合、「こんな友達を連れてくるなんて」と思われ、自分の女(あるいは男)としての格が下がりそうな人は誘われません。誘ってくれたのが男性でも女性でもそんなお誘いが複数あれば、すでに十分人として、あるいは女性としてモテているに等しいのです。イベントでは新しい出会いも発生します。いつ恋が訪れてもおかしくないので、気合いを入れて参加してみましょう。■ ②1ヵ月以内に他人から恋愛相談を受けた男女問わず、最近誰かから恋愛相談をされたことはありませんか?これも、重要な“隠れモテ期”到来のサインです。普通、恋のアドバイスは明らかに非モテな、恋愛とは無縁な人には求めません。恋愛相談を持ちかけられたら、“普通に恋愛できる人”と思われていることは確実です。そして、他人の恋愛相談を受けている時、自分ならどうするかと考えるはずです。その瞬間、相手のために親身になりながら、実は自分自身も恋愛について向き合っているのです。人との恋バナを通じて、脳は“恋愛再開モード”になります。そんな時、異性に対する態度などが前向きになり、モテやすくなるのは確実です。■ ③社交辞令だけど……男性から絶賛された初めて知り合った男性などから、社交辞令だとわかっているけど、大げさに褒められた……。そんな経験は、誰にでもありますよね。これも、実は“隠れモテ期”の始まりなのです。いくらその男性が“口から出まかせ男”だったとしても、結婚詐欺師などは別として、100%当てはまっていない褒め言葉は、なかなか口にしないものです。どんな褒め言葉にせよ、あなたには人として、あるいは女性として魅力的に思わせる要素があったのです。ここで、ちょっと褒められたからと調子に乗ると、モテ期は去ってしまうのでご注意を。何かを褒められたら、次は「もっとこの子と話してみたい!」と思わせる会話で男性をさらに惹きつけましょう。■ ④男性に自分の好みのタイプを赤裸々に暴露最近、男性の前で自分の“好みのタイプ”を暴露したような機会はありませんでしたか?そんな時も、“隠れモテ期”到来のサインなのです。たとえば、冗談で好きではない男性との仲をひやかされたような時に「あんな人タイプじゃないよ!」と言って、自分の好みについて力説するなどです。男性は本能的に「どんな男が女性にモテるんだろう」「目の前の女性に選ばれる男はどんな男なんだろう」ということに強い関心を持ちます。この時、その女性の語る好みのタイプに自分が当てはまっているか、という視点を必ず持ちます。その瞬間に少なくともその男性からは、異性として見られていることは確実です。男性との恋バナの機会=異性として見られる機会です。合コンなど、自分からそんなチャンスに飛び込んでみるのをオススメします。■ 日常の“女性扱い”にもっとフォーカスを!いかがでしょうか。モテ期というと「高嶺の花」のように扱われたり、複数の男性からグイグイアプローチされるイメージを抱く人が多いかもしれません。しかし、恋愛というのは一種の心理戦であり、“暗黙の了解の世界”では、すでに戦いの幕が上がっているのです。そんな暗黙の世界では、日常の中での“女性扱い”こそ“モテ”の兆しです。そんな時、確実に誰かがあなたを“いい女”だと思っている、恋愛対象として見ている、という現象が起きているはずなので、もっと注目してみましょう。そんな“隠れモテ期”に自信を持って自分から男性を誘ってみると、恋がうまくいくはずです。(ちりゅうすずか/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年11月23日11月1日には『日経TRENDY』が選ぶ「2019年今年の顔」に選出されるなど、飛ぶ鳥を落とす勢いでスターダムを駆け上がる横浜流星(23)。しかし、横浜自身は慢心するそぶりは見えない。その会見で彼はこう語っていた。「役者を8年くらい続けていますけど、ひとつの作品でこんなにも自分を取り巻く環境が変わるんだ、と。その影響力、反響に最初は戸惑いもあって、今やっと受け入れて。目の前のことに変わらず、地に足をつけて頑張るのみだと思ってやっています」続けて、大工の実父(43)の影響を語った横浜。ブレークしてもストイックな姿勢を貫く原点には、その父の姿があったーー。小学6年生のときに東京・原宿でスカウトされ、芸能界入りした横浜。芸能活動と並行して極真空手の世界では、中学3年生のときに世界大会で優勝する快挙を達成。そんな横浜だが、小さいころはかなりの“ワル”だったという。「幼いころから1歳下の弟さんといつも一緒にいて、突然『冒険したい!』と言って家出をしたこともあったそうです。また5月に出演した『A-Studio』(TBS系)では、小学生時代に水道管を破裂させたり、ガラスを割ったりしていたことを明かしていました」(テレビ関係者)横浜が育った地元でも、そのやんちゃぶりは有名だったようだ。小学生時代の横浜と同級生だった娘を持つある母親はこう語る。「空手をしていたので絶対にけんかはしませんでしたが、いつも男友達と一緒にいて、学校でいろんないたずらをしていたそうです。地元のことはかなり大切に思っているそうで、3年前の成人式にも参加して、偉ぶることなく気さくに昔の仲間と話をしていたといいます」そんな横浜を育てた実母(44)は優しい人と評判だ。「お母さんは、流星くんに似てとても美人。空手の大会には必ずついてきて、サポートしていました。流星くんが芸能の賞を取ったときに『おめでとうございます』と言ったら、にこやかに『ありがとうございます』と言ってくれましたよ」(前出・同級生の母)しかし、母と対照的に父はかなり厳格なようだ。地元の知人はこう語る。「お父さんは15歳のときから大工をしていて、めったに笑わない寡黙な人です。12年前には、自ら一軒家の自宅を建てていました。家庭ではかなり厳しかったそうで、流星くんが反抗期のときは、殴って制することもあったといいます。しかし、流星くんはそんなお父さんのことをとても尊敬していて、小さいころの夢は『大工になること』だったそうです」横浜は自身のブログで、父についてこうつづっている。《父さんは本当に僕の尊敬する人。クールで無駄な事は話さない。でも熱いし、男の中の男。(中略)父さんの背中で語るような所本当にかっこいい。僕も父さんみたいになりたいなー》(14年6月16日)父の背中を追い、芸能活動に励む横浜だが、挫折が待っていた。14年に若手俳優の登竜門であるスーパー戦隊シリーズ『烈車戦隊トッキュウジャー』(テレビ朝日系)に出演するも、その後はオーディションに落ち続ける日々が続いた。そんなときに横浜を奮い立たせたのも、また父だったという。横浜をよく知る舞台関係者はこう語る。「オーディションを受けても『戦隊芝居だね』と言われ、横浜さんは『自分に俳優は向いてないんじゃないか……』と思い詰めていた時期があったそうです。そんなときに、お父さんが『男なら一度決めたことは貫き通しなさい。弱音は吐くんじゃない!』と叱咤激励したといいます。それから横浜さんは演劇のワークショップに通い芝居を研究し、着実に仕事をつかんでいきました。インタビューでも横浜さんは『継続は力なりが僕の信念』とたびたび言っていますが、そこにはお父さんの影響もあるのでしょうね」大工の父が打ち込んだ“鉄釘の掟”を胸に、横浜のスター街道はこれからも続いていくだろうーー。
2019年11月14日遠慮なくなんでも言い合える実の親子だからこそ、言い合うことも数知れず…という人はもしかしたら多いかもしれません。思春期だったり、成人後だったり、結婚後だったり。さまざまなタイミングで親との衝突が訪れる可能性があります。今回は、さまざまな親子の在り方について、考えてみたいと思います。■親との衝突を経験したことある人の割合は?自分の親と衝突したことがあるか聞いたアンケートでは、なんと約8割の人は親と衝突した経験があることがわかりました。その内訳は、「かなりある」が34.7%ともっとも多く、次いで「少しある」、「以前はあった」となります。一方、残りの約2割の人たちは「ほとんどない」、「ない」と回答し、衝突した経験がないという人も一定数いることがわかります。Q.自分の親と衝突したことある?かなりある 34.7%少しある 20.8%以前はあった 23.9%ほとんどない 16.3%ない 3.4%その他 0.8%■親との衝突、反抗期「周りが見えてなかった」まず、「衝突する」と答えた人たちからは、思春期に親と衝突したエピソードが寄せられていました。「思春期は自分のことでいっぱいで、周りなんて見えていなかった。人の気持ちがこんなにたくさんあって、いろいろな解決の仕方があることには子どもを産んで気付きました」(愛媛県 20代女性)「かなり衝突していましたが、実家から離れて暮らして、親のありがたみがわかりました。わが子が思春期になり、自分が反抗していたときの親の気持ちが少しわかる気がして、反省しています」(茨城県 40代女性)「中高生の頃は親と衝突しつつ、『これでも感謝してんだよ』と思っていました。進学を機に一人暮らしをして、親との距離のとり方を覚え、社会人になって子どもができて親の恩を実感できました」(石川県 40代男性)思春期は、こころの発達の面からは小学校高学年から高校生年代の時期にあたるといわれ、その時期には理由もなく親に反抗したくなってしまうこともありますよね。「大人として一人前に扱ってほしい」という葛藤や「まだ一人では何者にもなれない」という子ども自身にとっても苦しい時期だったと思い出す人も多いのではないでしょうか。そんな反抗期の態度を省みるコメントは多く、「かなり激しめな反抗期に見捨てることなく付き合ってくれた母親には感謝しかない。結婚して家を出て数十年たちますが、いまだに母親大好きっ子です」という感謝の声も寄せられていました。■親との衝突、子育てへの干渉「ライフスタイルが違う」また、「衝突した」と回答した人たちからは、子どもが生まれてから衝突するようになったというコメントも寄せられました。「孫が産まれてから、母が過干渉になり衝突が増えたため、距離を取っています。心配はわかるけど、ネガティブなことばかり聞かされてうんざり」(神奈川県 40代女性)「同居のとき、孫大好きでばあばもじいじも孫のしたいようにさせ、私の意向は聞いてくれませんでした。お母さんは一家に一人でいいんだと思う」(千葉県 30代女性)「子どものお稽古や進学に関して意見をズバズバ言われます。アドバイスというより命令形。『ハイハイ』とはいきませんね」(神奈川県 40代女性)「専業主婦だった母、共働きの私。仕事をセーブして子どものそばにいろと。ライフスタイルの違いでぶつかります」(神奈川県 40代女性)親と自分だけだった関係に、「子ども」という存在が加わり、関係性のバランスが変わったと感じている人が多いようです。子育ての方針に口出しをされてイライラしてしまったり、孫に甘すぎる祖父母にもどかしく感じたりと、衝突する機会が増えてしまうこともあることがわかります。■「衝突しない」裏にある親子の事情一方、「衝突しない」という意見から理想的な親子関係を築いている人たちからのコメントが集まるかと思いましたが、どうやら「円満だから衝突しない」というコメントは少数派というようにも感じます。「衝突しない」という回答の背景には複雑な思いがあるようです。●円満な関係にある「幼い頃から大好きな母を尊敬しています。一生懸命頑張っている姿を見てきたので、今に至るまでケンカも言い合いもありません。」(岩手県 40代女性)「結婚して子どもが生まれてからは、こんな思いで自分を育ててくれたんだと気付き、感謝の気持ちでいっぱいです。同じ敷地内に住んでいるので、お互いに助け合って仲良くやってます」(茨城県 40代女性)●親が他界している「両親は私が3歳頃に他界しているので、衝突もできませんでした」(山口県 40代女性)「母は20歳のときに前触れもなく亡くなってしまいました。私の成長を死ぬまで楽しみにしていたことは、亡くなった後に気付きました。親には傷つけることを言いたい放題だけど、いなくなって初めてわかることがある」(鳥取県 50代女性)●親とは距離感を取っている「話すとすぐに衝突してしまうので、なるべく距離感を保ち、必要最低限の会話を心がけています」(福島県 30代女性)「母は心配性でいつもワーワー言っている人。生まれた時からそういう環境なので、私は聞き流す能力に長けていて、衝突はないです」(神奈川県 40代女性)「衝突しない」と一口に言っても、親子にはさまざまな事情があることが伝わってきます。親がすでに他界していたり、言いたいことを言わないようにガマンしていたりと、そこには、衝突するよりも切ない現実がある場合もあるようです。親が亡くなってしまえば、もう親子関係を築くこともできなくなります。筆者自身は母親を亡くしているのですが、生きているときは衝突して苦しかったこともありましたが、今は衝突をしたくてもできないと、寂しく感じることもあります。■「心が許せない…」毒親に苦しむ声もさらに、寄せられた声の中で目立ったのは、「毒親」との関係に悩む人たちの叫びとも言えるものでした。「『いい子でいなくちゃ』と必死で、衝突するなんて考えもしませんでした。情けないことに現在進行形です」(神奈川県 30代女性)「『親に口ごたえするな!』と言われて育ったので、衝突はおろかいまだに親にちゃんと意見が言えません」(神奈川県 40代女性)「何でも自分の言うとおりに子どもが動かないと気がすまない、いわゆる毒親でした。私は完全に心を閉ざしてしまい親には何にも言えない関係に。子どもの頃にできてしまった心の闇は消えません」(東京都 50代女性)「衝突できるのは、親子関係がいいからだと思います。私は、親から暴力を受けていたため、恐怖で口答えすらできませんでした」(愛知県 30代女性)「毒親」という言葉は、医療機関のコンサルタントのスーザン・フォワードが書いた『毒になる親 一生苦しむ子供』からついたもので、子どもを支配する、子どもに罰を与えるなどして、悪影響を与える親を意味しています。小さいころだけではなく、結婚して子どもができても続くような毒親からの支配に悩み、「親と衝突して関りを持つことすら許せない」という心の叫びが伝わってきます。■親との衝突は悪いことなのか?先ほど、毒親に苦しむ人たちの声を見てきたように、親との関係がうまくいっていないからこそ「衝突すらできない」と悩んでいる人たちもいるようです。そうすると、はたして親との衝突って悪いことなのでしょうか。「たまには、意見の相違があってもいいんじゃない! 生きているうちですよ、そんなことを言ってられるのは」(滋賀県 50代男性)「衝突でも、言いたいことを本音で言い合ってお互いに思っていることを知るのも必要かと。言い合えるだけの元気がお互いにあるんですし」(神奈川県 40代女性)「親が子を思えばこそ、真剣に向き合ってくれていたからこそ、衝突してまで教えてくれたのだと今は思います。歳を重ねるごとに、ますます大切な存在になっていくような気がします」(神奈川県 40代女性)確かに、衝突することでお互い本音が言えたり、衝突を経て関係性が良くなったりすることもありますよね。近い存在である家族だからこそ、遠慮なく物事が伝えられるのも事実です。お互いがストレスなく乗り越えられるならば、適度な衝突もアリなのかもしれませんね。■親子関係をうまく築くために「適度な衝突はアリ」だとしても、衝突が毎日のように続くと、お互いにしんどくなってしまいます。意図しない衝突を防ぐためには、どうすればいいのでしょうか。「戦うこともたくさんあったけど、一定の距離を保つことで今では落ち着きました」(北海道 30代女性)「衝突はたくさんありますが、親子だから泣くほどケンカしても、次会うときはまた元通りです」(千葉県 50代女性)「親だから言いたいことを100%言って、何度も衝突していた。知り合いに『言いたいことの1%で良いから我慢してごらん』とアドバイスしていただき、いまは仲良し親子です」(茨城県 40代女性)それぞれに対策を立てて、衝突を防いでいることがわかります。さらに、多く寄せられたのは、親に対する感謝の気持ちについてのコメント。親と同じ子どもをもつ立場になってこそわかることがあるようです。「親の苦労する姿をたくさん見てきたので、自分が子どもの親となった今はむしろ感謝の気持ちでいっぱいです。けっして一人で育ったわけではないことを忘れず、今後は少しでも親に恩返しをしていけたらと思っています」(東京都 40代女性)実の親子は、近い間柄の家族だからこそ、付き合いが難しいという側面があります。その関係性はさまざまで、衝突をする親子、しない親子、それぞれが自分の今を大切にするために努力し、工夫を重ねていることがうかがえます。なかなか素直に感謝を伝えられなかったり、言い過ぎてしまったり。コメントにもあるように、ついなんでも言いたい放題になってしまう実の親子だからこそ、本当は最低限の遠慮や気遣いが必要になってくるのかもしれません。今回は、パパママと自身の親との関係性をみてきました。そして自分の親との関係性を考えるときに、おそらく多くのパパママは自身と子どもとの関係性にも思いを馳せるのではないでしょうか。親子で仲良く過ごしていきたいと願っても、個性や相性などによってどうしても心が通い合えない時期も出てくるかもしれません。自分の親との関係以上に、子どもとの衝突で心痛めている人もいるでしょう。親子の関係性は、これまでのコメントでわかるように、一筋縄ではいかず、どんなに親が一生懸命になってもそのときは届かない想いもあるのかもしれません。それでも親子関係は敵ではありません。親子関係は一日で築かれるものではなく、子育ての長い「子どもの自立」という道のりのなかで構築したり、組みなおしたりが起こるものなのかもしれません。そのなかで子どもとどう向き合っていけばいいのか、たまには立ち止まって振り返ったり、見直したりすることも必要なのかもしれませんね。Q.自分の親と衝突したことある?アンケート回答数:4602件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年11月03日わが家の4人の子どもたちの 反抗期エピソード記事 では、それぞれの反抗期がどんなタイプだったのかと、それを経験した私が思う反抗期とは、について書きました。「誰もが通る道」だと思っていても、親もかなりストレスフルな日々でした…。今だから思うツラい反抗期を乗り越え方について考えました。「クソババア」発言で傷ついた私を癒やしてくれたのは…上2人の女の子は年子で、反抗期が被った時期(W反抗期)があったのですが、娘の口から「クソババア」だの「育て方が悪い!」だの「こんな家出て行ってやる~!」などなど数々の棘のある言葉が飛んでくることが…ありました。私も傷ついて疲弊していったのですが、そんな気持ちを癒やしてくれて「また頑張ろう」って思わせてくれたことがありました。当時、小学1年生だった末っ子。急にお味噌汁を作った裏にはこんな気持ちがあったようです。上手に作れたので、そのあとそのレシピを自分のノートに(まだ知らない漢字ばかりなのに)一生懸命書き写していました(涙)弱気になって末っ子を不安にさせてしまったな~と反省しきり。私は4人のお母さんなんだ、なんのこれしきと気持ちを仕切り直すことができました。そしてちょっと冷静になると、他にも励みになることがあることに気が付きました…子どもが4人もいたからですが、子どもの反抗期によるストレスを癒してくれるのもまた子どもだったのです! また、こちらが子どもの不機嫌に振り回されずに冷静になると子どもが本当に言いたいことが見えてくることも。反抗期が終わった後はもしお子さんが激しい反抗期を迎えたとしても、親が親であることを放棄しない限り、また、それまでの信頼関係が築けていたら大丈夫だと思います。子どもが自立するためにがんばっているところなんだから、親のあり方も変わる時期だな…と一歩引くと感情の波に巻き込まれることが少し減ると思います。反抗して態度は悪くても、親の言葉を聞いていないように見えたけど子どもには届いていたと今だからこそ思います。そして反抗期が終わった後の子どもは、一段と成長して頼もしくなります。わが子とはいえ、イライラしている人の近くにいるのは本当に大変です。反抗期の子どもは通常とは違うモードなんだなと割り切って、「あなたの味方だよ」という気持ちだけは伝えつつ、親もそこだけに囚われずに気分転換して乗り切りましょう! 子どもが成長して戻ってきたと思える瞬間は、とても嬉しいですよ〜!
2019年10月31日母親を大事にできる男性は素敵ですよね。「男はみんなマザコン」なんて言ったりもしますし、どんな男性でもマザコン要素は持っていると思います。でも、マザコンと母親思いの違いって何なんでしょうか?マザコンは幼少期からの家庭環境で形成されているので、基本的にマザコンの治し方はありません。ならば、マザコン男子の特徴や接し方を知ってうまく付き合っていきましょう。今回はマザコン男子について徹底解説します!■マザコンとは?「マザコン」という言葉は多くの人が聞いたことがあるでしょう。でも、「マザコン」って何の略か知っていますか?マザコン男子の特徴について知る前に、まずは「マザコン」の言葉の意味を理解しておきましょう。■マザーコンプレックスマザコンとはマザーコンプレックスを省略した言葉です。マザーコンプレックスというのは母親に対して強い執着心を持っていたり、必要以上の独占欲を抱くことを意味します。マザコンという言葉は男性に使うものだと思われがちですが、実は男女問わず使える言葉です。コンプレックスという言葉は英語だといろいろな要素が詰まっているという意味になります。つまりマザーコンプレックスとは、母親との関わりで発生するいろいろな感情のことを指しています。■マザコンの意味マザコンは大人になっても母親に依存している男性のことを指しますが、元々の意味は少し違っています。幼い子どもは、母親を独り占めしたいと思っています。母親と親しくする父親を見て、無意識のうちに憎しみの感情を持ちます。この父親に対する「パパが邪魔だ」「ママを取られた」という感情をマザコンと呼んでいました。成長するうちに母親への独占欲は薄れて、父親への憎しみの感情も消えていきます。ある程度の年齢になれば母親と関わるのすら嫌になって、離れようとするのが一般的です。でも大人になっても幼少期の精神状態が続いたままだとマザコンになってしまうのです。■マザコンの定義一般的には、なんでも母親に頼って自分で何もできない男性のことをマザコンと呼びます。母親と共依存の状態にあるかどうかも大きなポイントです。基本的にマザコン男性の母親は息子が自立するのを認めないという特徴があります。マザコン男性は彼女や奥さんよりも母親の意見を優先して、母親がイヤと言えばその通りに従います。また、母親も息子が自立するのを邪魔するのでいつまでたってもマザコンが治らないのです。■なぜマザコンになるのかマザコンになる原因は幼少期からの家庭環境や母親との関わり方にあると言われてます。母親が過保護や過干渉で、何でもしてもらっていた人は大人になっても母親から離れられないようです。反対に、親の愛情に飢えて育つとマザコンになることもあります。父親がいない家庭で育って寂しい思いをしていたり、母親が放任気味だと子どもは愛されたいと思います。大人になっても愛情を求め、母親に構ってもらいたくてマザコンになるのです。■もしかしてマザコン?マザコンの特徴と行動20マザコンが母親離れできていない男性であるということはわかりました。次に、マザコン男性の特徴や行動を見ていきましょう。「わたしの彼ってもしかしてマザコン?」と思う女性は彼氏にあてはまるところがあるかチェックしてみてくださいね。■1.母親としょっちゅうLINEマザコン男性の特徴として、いつでも母親と繋がっていたいと思う傾向があります。母親から連絡が来るのを返しているばかりではなく、母親からの連絡がないと「今日は何してるの?」と自分からLINEを送ることも多いのです。あなたと一緒にいるときでも彼がしょっちゅうLINEをしていることはありませんか?もしかしたら、それはすべて母親からのLINEかもしれませんよ。■2.母親としょっちゅう電話あなたと一緒にいるときでも母親からの電話がかかってきたり「今日は何時に帰るよ」と母親に話していたらの可能性が高いでしょう。マザコン度合いによってはいつ、だれと、どこに出かけるか報告して、帰ったら母親に連絡するということもあります。一緒に住んでいなくても、頻繁に電話をすることで母親が常に見守られているような気分になれるのでしょう。■3.母親としょっちゅう旅行マザコン男子は成人してからも母親と一緒に行動したがるという特徴があります。男性自身が自立できていないのに加え、母親が息子の自立を嫌がるということも少なくありません。彼女よりも母親優先になりがちなので、あなたとの旅行に母親を連れて行こうとすることもあるでしょう。彼と出かけるときに「今度母さんも連れていきたいな」という男子はマザコンかもしれませんよ。■4.母親チョイスのコーディネートマザコン男子は自分で物事を決めるのが苦手。だから、ファッションに関しても自分で考えられず「母親が決めた服しか着ない」ということがあります。彼のセンスがちょっとおじさんくさいかも?と思ったらどこで買ったか聞いてみてください。はっきりと「母親が決めた」というならマザコン確定。でも答えを濁したり、うやむやにするようなら隠れマザコンかもしれません。■5.「お母さんががダメって言うからダメ」発言あなたと決めた事なのに「実は母親がダメって言ってて・・・・・・」なんて言われると落ち込みますよね。いつもこんなこと言われると「わたしよりお母さんを優先するの?!」とケンカになってしまうかもしれません。でもマザコン男子にとっては母親は絶対的存在。逆らうことは許されないのです。■6.小さいころのあだ名で呼ばれているマザコン男子は母親から子ども扱いされているという特徴があります。彼氏の母親と会ったときに「うちの〇〇くんがね~」と子どものようなあだ名で呼んでいませんでしたか?マザコン男子の母親からすると、例え成人しても息子は息子。いつまでも子どものときのように可愛がりたいのでしょう。あなたの前で母親のことを「ママ」と呼んでいたらマザコンかもしれません。■7.会話によくお母さんが出てくる彼氏と話をしているときに頻繁に母親の話がでてくることはありませんか?マザコン男子はいつも電話やLINEで母親と連絡を取り合っているので、母親に関する情報をよく知っています。聞いてもいないのに「この前母さんがさ~」とか「母さんってさ」と母親の話ばかりしたがるのは頭の中が母親でいっぱいの証拠。おそらく彼はマザコンでしょう。■8.冷蔵庫にいつもお母さんの手作りが入っている彼氏の自宅の冷蔵庫に、手作りのお惣菜が入ったタッパーがあるとマザコンの可能性が。彼の健康を気にした母親が頻繁に料理を作っているか、あるいは彼からのリクエストかもしれませんね。ほかにも彼が自分で買わないような食材が冷蔵庫に入っていれば、すべて母親が買ったものかもしれませんね。■9.「お母さんの味は」と料理に文句を言う母親に甘やかされて育ったマザコン男子は食べものの好き嫌いが激しいという特徴があります。嫌いなものを食べなくても怒られる事はなかったので、そのまま大人になっても食べられないまま。母親が自分好みに味付けした料理しか食べないこともあります。あなたの手料理を食べなかったり「おふくろの味は~」と文句を言うならマザコンの可能性が高いでしょう。■10.大事なことは母親に相談マザコン男子の特徴として、彼女よりも母親の意見を尊重する傾向があります。自分で決断できないというのと、決めたことを後から母親に報告して怒られるのがイヤなのです。2人で話し合っていても「ちょっと考えさせてね」と言ってすぐに返事しないのは、母親に相談しているからかもしれません。■11.自分で物事を決めるのが苦手マザコン男子には優柔不断な性格が多いという特徴があります。母親の相談できない場面では、基本的に「君に任せるよ」と言って相手に判断をゆだねることもしばしば。マザコン男子は決断力に乏しいので、例えばレストランでのメニュー選びでもすごく時間がかかります。しびれを切らして「私が決めるからね!」と言ってしまう女性も多いんじゃないでしょうか・・・・・・。■12.女性の好みのベースが母親マザコン男子にとって理想の女性像は母親のような人です。性格も見た目も、母親に近い人を求め続けています。彼の歴代の元カノが似たようなタイプだったら、母親を基準にして選んでいるのかもしれませんね。もし彼に「お母さんみたいだね」と言われたら、それは彼なりの褒め言葉なのでしょう。■13.甘えん坊マザコン男子は甘えん坊。でも甘えん坊な一面を見せるのは恥ずかしいと思う男性も多いので、普段本性を見せることはありません。付き合いが長くなるにつれて彼氏が甘えん坊になってきた場合や、2人のときだけ甘えん坊なら母親にも甘えている可能性があります。■14.母親の希望通りの進学&就職母親の期待に応えたいという気持ちが大きいと、進学や就職も母親の希望に合わせて選ぶことがあります。そもそもマザコン男子は自分で決断できないという特徴があるので、母親が選ぶほうが安心だと思っていることも。どんなにブラック企業でも彼が転職を考えないなら、母親がすすめた就職先の可能性もあります。■15.母親自慢をしてくるマザコン男子は彼女に母親自慢をすることがあります。「おふくろはすごいんだよ!」と言っているときの彼の表情はとても誇らしげで嬉しそうなはずです。自分の好きな人の素晴らしさを彼女にも伝えたくて言っているだけなので「すごいね」と賛同してあげましょう。■16.反抗期がなかった反抗期は誰にでもあるものだと思いがちですが、実はマザコン男子には反抗期がありません。反抗期というのは子どもが親から自立するための過程です。でも母親から自立しようとしないマザコン男子には反抗期が必要ありません。彼に「反抗期ってどんな感じだった?」と聞いてみましょう。もし彼に反抗期がなければマザコンかもしれません。■17.母親の悪口は地雷誰しも親の悪口を言われるといい気はしませんが、マザコン男子に母親の悪口はタブーです。母親がすべてのマザコン男子にとって、母親の悪口を言われることは自分を否定されたと同じこと。どれだけあなたとラブラブでも、母親の悪口を言ったことで彼の気持ちが離れてしまう可能性もあるのです。■18.外では母親にツン、中ではデレマザコンは恥ずかしいことだと思っている男性も多くいます。そのため、人前ではマザコンの特徴を隠し、あえてそっけなく母親に接することもあります。彼の母親について聞いたときに必要以上に悪口を言うようなら、マザコンであることを隠したがっているのかもしれませんね。■19.母親の理想像を押し付けるマザコン男子の中には、自分の育った環境が最高だと思っていることも。だから一緒にいる彼女にも母親のような振る舞いを求めます。「うちの母さんだったら〇〇しないよ」とやたら母親とあなたを比較する男性はマザコンの可能性が高いでしょう。■20.母親が掃除をしにくる母親から自立できていないマザコン男子は、自分で身の回りのことをするのが苦手。だから一人暮らしをしてからも母親がしょっちゅう家に来て、掃除や炊事をすることも珍しくありません。彼の部屋がいつもキレイなのは、母親が掃除しているからかもしれませんよ。■マザコンと親思いはどう違う?マザコンと母親思いの違いがわからないという人も多いのではないでしょうか。マザコンと母親違いの一番の違いは自立しているかという点です。マザコンは何でも母親の指示がないと物事を決められません。自分の意見があっても、母親から言われるとその指示に従います。母親思いというのは自分でどうすべきか考えて行動します。精神的に自立している男性は基本的に母親に頼ること自体が少ないでしょう。■マザコン男子に言ってはいけない地雷発言マザコンが好きな女性は少ないかもしれませんが「付き合って(結婚して)からマザコンだとわかった・・・・・・」ということもあるでしょう。パートナーがマザコンだったときは、どう接していけばいいのでしょうか?ここではマザコン男性と付き合っていくうえでの注意点をお伝えします。■彼氏がマザコンの場合彼氏がマザコンの場合、彼が自分で物事を決められなくてもそのことを攻める言葉はNGです。マザコン彼氏の典型的な例として、デートプランを立てられないということがあります。いつも母親に頼っていたので、どこに行きたいか考えて実行するのが苦手なのです。でもあなたが「そんなことも決められないの?」といってしまうと母親に泣きついてしまうかも。彼の母親から嫌われると、彼氏もあなたのことを嫌になってしまう可能性があります。■「マザコン」という言葉を使わないマザコン男性の多くは自分がマザコンだということを自覚しています。そして、いつまでも母親に依存しているのは恥ずかしいという考えも持っています。だから面と向かって「マザコンなんでしょ?」と言われることを嫌がります。彼氏がマザコンだとわかっていても、言わないでおきましょう。■旦那がマザコンの場合旦那がマザコンだったときは「お義母さんの方が大事なんでしょ!」と言わないように気を付けましょう。マザコン男性にとって妻よりも母親を優先するのは当然のことなので、自分の母親を大事にしない妻に嫌悪感を示します。むしろ、自分が母親を大事にするのと同じぐらい妻にも母親を大事にしてほしいとすら思っています。■母親の悪口マザコン旦那に限ったことではなく、母親の悪口はNGです。夫婦喧嘩をすると頭にきて、過干渉な義母の悪口を言いたくなってしまうでしょう。でもそこはこらえましょう。「お義母さんのせいなのに!」なんて言ってしまうと、旦那は怒って実家に帰ってしまうかもしれませんよ。■母親と距離を置きたい発言旦那の母親と距離を置く発言は、マザコン旦那にとって「オレと離婚したいってこと?」と思われることが。マザコン旦那にすれば、自分と結婚する=母親とも仲良くすることなのです。「しばらくお義母さんに会いたくない」なんて言うと、マザコン旦那はすぐに母親に伝えてあなたのことを悪く言うでしょう。■マザコン男子と結婚する時に気を付けることマザコン男子とわかっていても「彼以外考えられない!」という女性もいるでしょう。マザコンには治し方がありませんので、結婚しても彼が変わることあまり期待できません。そうなると、あなたが彼と彼の母親にどう接していくかが大切です。マザコン男子と結婚するときにはどんなことに気を付ければいいのでしょうか?■嫁姑問題は覚悟するマザコン男子の特徴として、常に母親を優先することは何度かご紹介してきました。結婚してもいつも母親優先であることは変わりません。だから、姑と喧嘩をしても自分の味方をしてもらえることはないでしょう。ある程度の嫁姑問題は覚悟して、できるだけ姑とうまく付き合っていく努力が必要です。■物理的な距離を確保するマザコンの特徴は、例え彼氏から旦那になっても母親とずっと繋がっていようとすることです。週末はいつも姑が家にいる・・・・・・なんてことも珍しくありません。だから、週末はあなたが実家に帰ったりして物理的に距離を置きましょう。あえて実家近くの職場を見つけて「仕事が遅くなったから実家に泊まるね」と言ってしまうというのもアリでしょう。■善意や頂き物は笑顔で受け取るマザコン男性の母親には世話焼きな人が多いという特徴があります。だから、息子のお嫁さんに対して世話を焼きたがる姑もいます。姑からの善意や頂き物があれば、例え欲しくないものでも笑顔で受け取りましょう。もしも嫌そうな顔をすれば、すぐさま旦那に報告してあなたが責められるかもしれませんよ。■訪問時は必ず手土産旦那の実家に行くときは必ず手土産を持参しましょう。マザコン旦那と良好な夫婦関係を保つためには、姑に気に入られることが重要です。例え姑が「気を遣わなくていいのよ」なんて言っても、何か手土産を持参していい嫁アピールをしちゃいましょう。■誕生日、父の日母の日には贈り物マザコン男性の母親は、息子が成人してからも記念日を祝いたがるという特徴があります。息子の誕生日はもちろん、お嫁さんの誕生日にもプレゼントを贈ってくれる姑もいます。あなたからも旦那の両親の誕生日、父の日、母の日にはプレゼントを贈るようにしましょう。そうすればマザコン旦那が「自分の親を大事に思ってくれている」と感じ、良好な夫婦関係を保てるはずです。■母親を味方につけるマザコン男性は母親に逆らえないという特徴もあります。だから、できるだけ姑を味方にできるように努力しましょう。嫁がどれだけ怒っても聞かなかったのに、姑が一喝しただけでおとなしくなるマザコン男性も少なくありません。■まとめマザコン男子は女性から敬遠されがちですが、いいところだってあります。優柔不断で決断力がないというのは、裏を返せば優しくて謙虚だとも言えるでしょう。マザコンには治し方がありません。基本的に彼のマザコンが変わることはありませんが、母親と良好な関係を築ければあなたも母親も同じぐらい大事にしてくれる可能性はあります。マザコン男子とうまく付き合っていけるかは、あなたの対応次第でもあるのです。(ひかる/ライター)(ハウコレ編集部)
2019年10月28日子どもの成長は嬉しいけれど、思春期の時期に起こるとされている「反抗期」に不安を感じている方も少なくないのではないでしょうか。わが家の4人の子どもたちのうち3人はもう反抗期の荒波を通り過ぎました(末っ子は現在その最中!?)…というわけで、4人とも違ったパターンだった反抗期、それぞれどんな反抗期だったのかを紹介したいと思います。そして経験から思ったことをお伝えできたらと思います。まずはそれぞれの反抗期のエピソードから。長女の反抗期は戦闘型で激しかった…以前長女の 不登校体験記 でも触れましたが、ちょうど反抗期と不登校期間が重なったこともありそれはそれは激しい反抗期でした。ちょっとしたことに引っかかっては家族とケンカする日々。私も初めて子どもの反抗期と向き合ったわけですが、今まで可愛がって育ててきた子どもの暴言や暴れようにショックを受け、また、こんなこと許してはいけない! と正面から相手してしまい火に油を注いだ状態に…。イラストはコミカルですが、現実はかなりお互いエネルギー消耗する日々でした(涙)次女は口が達者で「生意気」を言う典型的なタイプ長女の反抗期後半と重なって次女の反抗期。そう、世にも恐ろしいダブル反抗期だったわけです!ただすでに長女で経験してたので反抗期に入ったことは気が付きましたから、「ああ~、反抗期ならもう生意気も仕方ないや」という気持ちになれた部分もあったので、二倍疲れたわけではありませんでした…1.5倍くらいかな。次女は暴れはしないものの…口が達者で神経を逆なでされっぱなしでした(苦笑)長男はとにかく静…というか「沈黙」系長男の反抗期は静でした。静なら楽かな~、うん確かに動の反抗期に比べたら大したことないのですが、いやどうしてなかなか…。必要最低限の会話すら怪しいんです! あとどうでもいい話はほぼスルーされる…。人間無視されるというのは精神的ダメージ受けるものなんですね~。特に子どもの無視はキツイ! 寂しい! 話したい!…私がどうでもいいこと話しかけすぎてたんでしょうね…(笑)新しいパターンきた! 次男はなんと自己申告…はい、次男はこんな感じで面白い反抗期のはじまりとなりました(笑)そしてその後少しイラついてたけれど、そのあとはイラつくこともなくなりほんとうに反抗期だったのか~?って思うくらい穏やか君です。4人を育てて…私が思う「反抗期」とはさてさてここからは私が思う反抗期とは、です!※専門知識があるわけではなく、体験から思ったことを書いてるだけですので「この人はそう思うのね」くらいで読んでいただけたらと思います。子どもから大人に変わりつつあるこの微妙な時期、反抗したくなること自体は成長過程において自然なことなんですよね。成長と共に自分を取り巻く人や環境などを、だんだん客観視できるようになってきます。多くの人と接するうちに理不尽などにも気が付くし、これまで絶対的存在だった親に対しても疑問や不満が生まれてきたりするわけです。さらに、急激な体の成長と心の成長がアンバランスになってイライラしたり、学校での人間関係も子どもと大人の間で難しくなるなど、本人がストレスを感じやすくなるのは必然な気がします。でも反抗期の現れ方には個人差があります。その子の性格や資質はもちろんなのですが…家庭環境や外的要因(学校の人間関係)など、いろいろなものが重なって「親に反抗する」という形で出てくるので、反抗の度合いはその子が感じてるストレスに比例しているように感じました。4人それぞれの反抗期の対処法長女は学校に居場所を見つけられず…なかなか大変な反抗期でした。私がそのツラさを理解することで収まっていきました。次女は、外で上手く立ち回りすぎる傾向があったので疲れていたようです。ですから娘のストレスを受け流すようなスタンスで干渉しすぎず、「時々話をして~」と放ったらかしにしすぎず距離感を大切にしているうちに収まっていきました。長男はなにか必要があれば伝えてくるのは信じてたので、基本的にはそっとしておきました。…が話さないし部屋に籠っていて様子が分からないのでちょっと心配もしたのですが、学校行事などを見に行くと友達とワイワイ仲良くやってて拍子抜けだったりします(笑)末っ子は上3人を見てきたせいか冷めてるので今のところ反抗する理由がそんなにない?…ようです(笑)それともこれからかな?子どもの反抗期と向き合うために…そして、現在…次男以外の3人は、もうすっかり大人。みんな仲良くおしゃべりしたり出かけたりとてもいい関係になっています。反抗期がきたなと思ったら、いよいよ大人になってくのね~! とどんと構えられるといいですよね。腫物を触るような扱いをするのではなく、当たらず触らず、でもいつも気にかけているよってことは伝わるようにしたいですね。反抗期という厄介な状態の自分でも受け止めてもらえた子はしっかり自分の足で人生歩いていけるようになると思います。とはいえ親も精神的にしんどい…です。まずは、反抗してきた子どもにつられないこと、できるだけ感情的にならないことをオススメします。上手にストレス発散しつつ、乗り切りましょう!
2019年10月19日小学生の息子に発達障害のこと、伝えるべき?Upload By かなしろにゃんこ。息子がADHDと広汎性発達障害の診断を受けたのは小4の春でした。発達障害の検査や医師との面談に何度もクリニックに通いました。その度に息子は「ぼく何で病院に行くの?」と謎に感じていたようでした。「発達障害の検査をするからだよ」と言っても理解できないかもしれないな~と思って、その頃人間関係からくるストレスで胃痛があった息子だったので、とっさに「お腹の検査だよ」と言って誤魔化しました。子どもに発達障害について伝えるときって、どう言えばいいんだろう?…というか、伝えていいんだろうか?その頃はまだ何も分からない発達障害の子の母1年生の私でした。Upload By かなしろにゃんこ。診断を受けたクリニックの先生や心理士さんに「子どもには発達障害のことを話した方がいいですか?」と聞いたところ、「子どもにカミングアウトをする時期は物事の道理が理解できるようになってきた中学~高校生頃が良いです。また受験のシーズンと重なって気持ちが揺れ動くのを避けるために、受験の前か後がいいですよ」とアドバイスされました。しかし私は反抗期を前に、いやすでに始まっていた反抗期の中、発達障害があると分かった息子にさまざまなことを伝えていかなければならないのに、発達障害のことに触れないでいくことはできないな~と感じました。発達障害の特性によって、周囲の人たちと考え方の違いが生まれていることが息子には多くあったため、一般的にはこうするよ!こう考えるよ!と教えたり話し合ったりした方が良い、そのためには発達障害があることを隠すのはどうなんだろう?とも考えました。息子小5の冬、発達障害について本人に伝えることに。息子の反応は...Upload By かなしろにゃんこ。「発達障害が悪いわけではないし、発達障害があることは強みでもある!」そう言って伝えようと、リュウ太小5の冬のある日、学校から帰ってきたリュウ太に話をしたのでした。なんともいえない複雑な、悲しそうでもある表情で息子は黙って聞いていました。「障害」という言葉がとてもショックだったのだと思います。言わないほうがよかったかな…とも思いましたが、息子の表情をみて、「発達“障害”という名称だけれど、個性だし、脳の機能が他の人と少し違うだけ。ほら障害物レースってあるでしょう!何かに邪魔されてうまく走ってゴールできないやつ!」と、障害という言葉についてフォローをしました。Upload By かなしろにゃんこ。“障害=悪い”というイメージではなく、一つの特性として考えてくれたんじゃないかなと思います。また、リュウ太はADHDだけれど、嫌なことは早く忘れてワクワクすることにすぐシフトできたり、思いついたヒラメキをすぐに形にしようと行動したりするところが、起業する社長さんのような能力なんだとポジティブな面についても話しました。ADHDとは何かなんてよく分からなくても、僕は僕のままでいいんだって思ってくれたら嬉しいなと思いました。そこからは息子に「ADHDの特性で足元を見ないで歩いてケガしやすいから、オモチャはこまめに片づけようね」とか、「忘れやすい特性があるから持ち物はドアノブに引っ掛けるようにしようね」、「思ったことをそのまま友だちに話すと本当のことでも友だちが傷つくから、黙っていたほうがいいこともあるよ」など、原因と結果と工夫の提案を伝えやすくなったのでした。Upload By かなしろにゃんこ。こうして早い段階で発達障害について本人に伝えたわが家でしたが、本人が自分の特性について理解できるようになったのは、中学生のときに学校の図書室にある発達障害の本を読んだときだそう。「コレ、オレと同じだ」と実感したと言います。手に取った本に載っている注意欠陥や衝動性についての解説を読んで「こういうことか~!」と納得したんだとか。そこから自分の特性を受け入れていこうと変わったのかもしれません。中学のときには発達障害やADHDといった単語に対して悲しそうにすることもイヤそうにすることもありませんでした。「ADHDだから楽しいと思ったらすぐやるんだよな、オレ」と、発達障害について受け入れている言葉も発していました。発達障害の告知は専門家に任せたほうがいい場合も!フライング気味で伝えたわが家だったけれど...Upload By かなしろにゃんこ。息子の言葉を受けて私も「そこがADHDのイイところ!どんどんオモシロイことに興味を持って冒険してネ!」と言います。この言葉を額面通りに受け取って本当に遠くに遊びに行っちゃう子です、ハラハラ(汗)ただ…私の本に監修をしてくださった児童精神科医の田中康雄先生は「子どもに障害名を伝えるのは医師の役目」とおっしゃっています。そうか!「あなたには発達障害があります」と告知するのは専門家の仕事だったのか!と、あとから気がついた私。幼児・児童期に診断を受けたとしても、大きくなってから告知する際は子どもと一緒に医師のもとで告知を行ったほうが子どもも理解しやすいでしょうし、親が勘違いしていたりうまく説明できなかったりすると、混乱させてしまうかもしれませんからね。わが家は告知がちょっと早すぎだったかもしれませんが...コレでよかったかな(笑)と、今は笑って息子と話せています。
2019年09月26日8月25日、ブータンへのご旅行から帰国された悠仁さま。そのご表情は、今回の旅が充実したものであったことを物語っていた。付き添われた紀子さまも笑顔を見せられたが、このブータン旅行の陰には秋篠宮ご夫妻のとある心配があったと語るのは宮内庁関係者。「実は、最近になって悠仁さまは、秋篠宮ご夫妻に反発する姿勢を見せられるようになっていたのです。たとえばコンサートを鑑賞された際、休憩時間になった途端に悠仁さまが席を立ち、紀子さまの制止を振り切って歩きだされる場面がありました。紀子さまは慌てるように悠仁さまを追いかけていらっしゃったのです。こうした“まさかの行動”も見方によっては順調な成長の証しともいえますが、いまは悠仁さまの“第二次反抗期”かもしれません」秋篠宮家といえば、長女の眞子さまと次女の佳子さまも、秋篠宮ご夫妻への反発をあらわにされている。「小室圭さんとの結婚が延期となっている眞子さまは、いまだに秋篠宮ご夫妻と会話を避けていらっしゃるようです。佳子さまも、今年3月の文書で《姉の一個人としての希望がかなう形になってほしい》と記されたとおり、眞子さまの恋を応援されています。小室さんとの結婚を阻止したい秋篠宮ご夫妻は、頭を悩まされています」(前出・皇室担当記者)眞子さま・佳子さま姉妹と秋篠宮ご夫妻の対立は、悠仁さまにも影響することが懸念されると前出の宮内庁関係者は語る。「佳子さまは3月の文書で《私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています》と、ご自身の考えを綴られました。もちろん秋篠宮ご夫妻も、“婚姻の自由”は皇族であってもできる限り認められるべきとお考えです。ただ、悠仁さまの場合はそこまで割り切って考えることができない事情もあります。悠仁さまがご両親への反発から、眞子さまや佳子さまのお考えに近づいてしまうのは、避けなければならないことなのです」現在、皇位継承順位第2位である悠仁さまは、皇室典範が大幅に改正されない限り、将来は天皇となられる。「結婚すれば皇室を離れるお立場の眞子さまでさえ、お相手には“国民の祝福”がハードルとなりました。“将来の天皇”である悠仁さまのお妃となれば、なおさら国民の視線は厳しくなってしまいます。《一個人としての希望》《当人の気持ち》だけではご結婚は難しいということを、悠仁さまには納得していただく必要があるのです」一方で、元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんは、こう指摘する。「悠仁親王殿下のご結婚が難しくなるのは、現在の天皇陛下の次の世代ではただお一人の男系男子だからです。皇統は男系男子で継いでいくとされている現状では、悠仁親王殿下とお妃には男のお子さま誕生という周囲の期待が大きくのしかかります。お妃になる方にかかる精神的な負担は相当大きなものになります」悠仁さまの“天皇への道”は長く険しい――。困難を極めるお妃選びを成功させるためにも、親子の良好な関係は必要不可欠と言えるだろう。「悠仁さまが面会されたブータン国王夫妻は、ワンチュク国王が17歳のとき、なんと当時7歳だったジェツン王妃にプロポーズ。その14年後にめでたく結婚式を挙げました。秋篠宮ご夫妻も、悠仁さまには仲睦まじい国王夫妻のような幸せな結婚をさせてあげたいと思われたかもしれません」(前出・皇室担当記者)なんとしてもブータンご旅行での親子関係修復を……。そんな紀子さまの母心は“反抗期”の悠仁さまに届いたのだろうか――。
2019年08月28日一般的にいう「イヤイヤ期」とは、1歳代後半から3歳くらいまでの、なんでも自分でやりたい時期のことを指すかと思います。しかし、わが家では長男の「5歳のイヤイヤ期」を経験。そこで今回は、悩んだことと、わが家が実践している5歳のイヤイヤ期にうまくつき合う方法を紹介します。2歳のイヤイヤ期と、5歳のイヤイヤ期の違いわが家には学年で3歳違いの兄弟がいます。5歳(長男)と2歳(次男)のイヤイヤ期を同時に目の当たりにし、その違いは明らかでした。「2歳のイヤイヤ期」別名:なんでも自分でやりたい期・自分でやってみたいことを手出しされるのがイヤ・とにかく何でも目に入ったものはマネをしてみたい「5歳のイヤイヤ期」別名:なんでも言い返したいあまのじゃく期・くり返し同じことを注意されるのがイヤ・とにかく言われたことの反対のことを言ってみたいし、やってみたい性別や性格によって個人差はあるかと思いますが、周りのママ友たちに聞いてみたところ、「わかる~!」の大合唱(笑)。わが家だけではなかった!と、なんだか救われた気持ちになりました。5歳のイヤイヤ期は、プチ反抗期長男の場合、5歳のイヤイヤ期が顕著に表れたのは「モノづくり」のときでした。園で教わった工作を家で再現するとき、ブロックや折り紙、お絵描きのときに思いどおりにならないと、かんしゃくを起こすように。その後はこちらが「こうしてみたら?」とアドバイスをしてみても、すでに聞く耳をもっていません。本当はやりたいのに「もうやらない!」、本当は手伝ってほしいのに「ママはもう何も言わなくていい!」と反抗されてしまうのです。自分なりにこうしたいという理想ができているからこそ起こることなので、見守るスタンスでいなくては…と、頭ではわかっています。しかし、毎日のように続くイヤイヤに、そしてその矛先が弟へと向かうことについイライラしてしまい、ヘトヘトになることもありました。わが子への対応で必要なのは私の「流すスキル」園での様子が気になり、先生に確認したところ、園では思いどおりにならなくてもかんしゃくを起こすことはないとのこと。うまくいかないときには先生に質問しているようです。家の中だけでということは、甘えたいのかもしれません。何度も長男とやりとりしていて気がついたのは、親があれこれと口を出さずに子どもが落ち着くまで“待つ”(これが、私にとっては一番難しいのですが…)のがポイントということ。特に男の子は、プライドをもち始める時期なので、本人の気持ちを尊重することが大事だなと感じます。落ち着いたところで声をかけようとすると、案外子ども自身が「どうしたらうまくいくのか」と別の解決策で試そうとしていることも。なので、反対のことを言っているうちは、「そうなんだね」とさらっと流すことも必要だと思います。わが家の5歳のイヤイヤ期には、親の方に「流すスキル」がマストです。また、子どもによっては「しっかり話を聞いてほしい」ということもあるようです。その場合は、「こちらがいろいろ質問したりせず、ただ、『うんうん』と頷きながら話を聞くと落ち着いてくるよ」とママ友が話してくれました。そのほか、もし、子どもから傷つくことを言われた場合は、落ち着いたときを見計らって言われた側の気持ちを伝えるようにしています。まだ5歳、されど5歳。同じ悩みをもつ仲間がいるだけでも、ちょっぴり肩の力が抜けると思います。子どものサポートがうまくできるよう、一緒に乗り越えていきたいですね。<文・写真:ライター郡司佳奈>
2019年08月20日数年前、次女が反抗期で機嫌の悪い日々がありました。ある日特に機嫌が悪くて口論に…。反抗期の時期は何もなくてもイライラしてるので、何かあればイライライライラは増すのです。このあとさりげなく軽食を出したらイライラはだいぶ収まりました…(笑)夫にとって、子どもは思春期であっても幼いころのままの感覚なようで、んなことあるかい! って思ったんですが当たってました。普段一緒にいない方が客観視できることもありますね〜。そして、その数日後…反抗期の娘も、何かあったであろう夫も、ご機嫌!な〜んだ夫もそんなんで機嫌直るのか!そんなことって思われるかもしれませんけどこれなかなか効果あると思います。普段からいつも好きなもの出していたら効果はないかもしれませんけど…好きなものの中でもここぞという時のメニューがあるといいようです。大好きなメニューを作ってくれるということは、「ああ自分のこと、考えてくれてる、気にしてくれてるんだ」って感じられますよね。話を聞くことももちろん大切ですが、いろいろ言うよりも胃袋を満足させるほうが良い時もあるようです!
2019年08月12日「目に入れても痛くない」と表現されることもあるわが子。ただ、悲しいことに子どもの成長にともなって時に親に対してきつい言葉を投げかけてくることもありますよね。今回は、そうした言葉に傷ついたパパやママたちの思いに迫ってみたいと思います。■7割以上が子どもの言葉に傷ついた経験あり!?アンケートでは、子どもに言われてショックだった言葉があるかどうか聞きました。その結果、「ある」と答えた人が7割を超え、多くのパパやママたちが子どもたちの言葉に傷ついた経験があることがわかりました。Q.子どもに言われてショックだった言葉、ある?ある 75.4%ない 17.2%わからない 7.4%■ショックな言葉1、「お母さん、トドの生まれ変わり?」7割の親たちは、果たしてどのような言葉にショックを受けているのでしょうか。いくつかの種類に分けながら、アンケート結果をみていきましょう。まずは、体形について子どもから指摘されたという声です。「参観日に『ママが一番太ってる!』ですね。それからは参観日近くなると、こっそりダイエットしています」(愛媛県 40代女性)「『お母さん、トドの生まれ変わり? 違います!あなたと同じ人間ですけどー!」(千葉県 50代女性)ほかにも「『おなかに子供がいるの?』と言われた」などというコメントも。自分があまり触れてほしくない部分にも、無邪気で素直な子どもならではでのキツイ一言があるようです。さらに、容姿や年齢についての言葉にショックを受けた人も多くいるようです。「高齢出産ということもあり、周りのお母様たちとは、かなり歳の差があるのはわかっていましたが。娘がある日『お母さんがもうちょっと若かったらな~』と…。ガーン!」(鹿児島県 40代女性)「娘は『お母さんはスッピンだとブサイク! 眉毛がない!』と言います」(神奈川県 40代女性)母になり、なかなか自分の容姿に構うひまもないという人も多いでしょうが、子どもたちの声から、ハッとさせられそうですね。■ショックな言葉2、「ママが死んじゃっても忘れない」また、親への思いを伝える言葉にショックを受けたという声も寄せられています。「1年生の娘が『ママのこと大好きだから、ママが死んじゃってもずっと忘れないよ』と。まだ死にたくない」(千葉県 40代女性)「息子が体の不調で救急外来が続いた時期、私のうつ病が再発し泣いてばかりいたとき『ママは悪くない。ボクがこんな体だからいけないんだ』と抱きしめられた。強くならなくちゃと反省しました」(神奈川県 30代女性)■ショックな言葉3、「ママの子じゃなかったら良かった」また、反抗期の子どもたちからは、パパとママに大きなショックを与えうるような攻撃的な言葉がかけられることもあるようです。「反抗期の娘に『ママの子じゃなかったら良かった、死んで』って言われて久々に泣けてしまった。後日LINEで『本当は思ってないし、感謝してる』と連絡がきて、またまた泣けた」(北海道 40代女性)「反抗期まっただなかの娘は、『なんで産んだの?』、『うざい、ババア』など、かなりきつい言葉をたくさん言います。自分の子どもだから、落ち着くまで待つしかないのもわかっているけど、さすがに頭にくることも多々」(神奈川県 40代女性)何を言っても素直に受け止めてはくれない時期、親の注意や呼びかけに対して、想像をはるかに超えるようなきつい言葉を返してくることがあるようですね。さらに、親自身の対応や人間性、能力などを批判されてつらかったという体験談も集まりました。「『ママには私の気持ちわからないよ!』 と言われた。小3になり、友達といろいろある年ごろ。だんだん親から離れ、自分の世界を持つようになったからこその発言だと思いますが、やはり寂しい…。複雑な親心です」(神奈川県 30代女性)「家族が私の不器用な話で盛り上がっているのを聞いて、『ママは何ならできるの?』って。下手なりに家事もお裁縫もがんばっていたので、かなりショックでした」(静岡県 40代女性)親と子どもも人と人、一般的な人間関係でも起こるようなトラブルが起きていることがわかります。さらに、子どもから親への言葉はオブラートに包むことが少ないため、遠慮のない否定の言葉に傷ついている親がたくさんいるようです。筆者自身も、息子から「ママはパパより頭よくないもんね」と言われ、ショックを受けたことがあります。ただ思い返すと、息子の質問を「ママ算数できないからパパに聞いて~」と夫に投げていたことがよくありました。そうした自分自身の言葉をもとに、息子なりにそうした結論に至ったのだなと、納得しましたが、心は少し傷つきました…。■ショックな言葉4、「俺なんて死んだ方がいいんだ…」コメントを読んでいて、親にとっておそらく最大級のショックを与えうるだろうと感じたのが、自らが生まれてきたこと自体を否定するような子どもたちの言葉です。読むだけでつらいと感じられるような体験談が寄せられていました。「自己肯定感の低い息子が、『俺なんて死んだ方がいいんだ』とか『死にたい』とか言っているのを聞くと、深いため息が出ます」(神奈川県 30代女性)「片付けをしない子どもを怒ったとき、『死にたい』と言われたことがとてつもなくショックでした。一瞬にして頭が真っ白になり、がく然としました。時間がたつと共に情けなくなり、無気力になりました」(鳥取県 40代女性)「『私のこと産まなきゃ良かったじゃん』って…。小学2年生の長女に言われた。いままでで1番つらかった」(福島県 40代女性)みずからの「生」を否定する言葉や「死」をほのめかすような言葉に対してショックを受けている親は一定数以上いるようで、コメントも複数寄せられていました。■ショックな言葉5、「ロボットになってほしいの」子どもの言葉に隠された親自身の問題もありそうです。「さ細な内容で叱ることが続いたときに、娘に『せっかくやさしいママだと思って生まれてきたのに』と言われてしまい。5才の子どもにこんなことを言わせてしまい落ち込みました。もう少し余裕を持って向き合わなきゃと反省」(神奈川県 40代女性)「長男に、『お母さんのロボットになってほしいの?』と言われたことがありました。最初の子育てに必死の余りに、いつの間にか長男を苦しめていたのかと反省。ショックでしたが、目を冷まさせてもらいました」(埼玉県 50代女性)「子どもが2歳の頃、『僕はまだ小さいから良いことと悪いことがわからないから、何が悪いか教えてから怒って』と号泣しながら言われました。一番愛してるはずの息子なのに、そういう思いをさせていたのかとショックで、泣きながら抱きしめてとにかく反省しました」(佐賀県 40代女性)ショックな言葉は、ときにはパパやママ自身の学びにもつながることがあるようです。親だって人間ですから、いつもいつも正しいとは限らず、間違ってしまうこともあるでしょう。もし子どもの発言が的を射ていて正しければ、時には自分自身をあらためる必要もあるかもしれません。言われたときはつらくても、そうした気付きを与えてくれる大事なチャンスにもなりえそうですさらに親の懐の大きさを問われるコメントも。「現在、反抗期真っ盛りですから、ショックな言葉は山ほどあるし、それに対して怒ったことも山ほどある。それも自立のための大切なプロセスと思えば、ほどほどに付き合わないとですね~」(三重県 30代女性)子どもがきつい言葉を言ってくるのは、精神的に親から自立し、親を客観的に見はじめたということの表れとも考えられます。それまでは自分の親という絶対的な存在だったものが、自らの成長に伴い、同じ人同士という視点を得たと言えるかもしれません。なかには「子どもは正直だから思った事をストレートに言ってしまうだけ」とか、「かわいい子どもの発言だから、ショックを受けてもすぐに忘れちゃう」という声も寄せられました。最後に、こんなコメントも紹介したいと思います。「救われたことならあります。私が難病で寝たきりになってしまい…大黒柱だった私はどん底。そんなとき 真っすぐ前を向いて『そう…育ててくれたでしょ!』と長男からの言葉。感謝しきれないくらい私の胸に今でも勇気をくれています」(千葉県 40代女性)つくづく、子どもの言葉の持つ力の強さを実感します。自分自身の発言を振り返ってみると、子どものことを傷つけてしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。親子関係では、時に傷つけ傷つけられ、そうしたやり取りをとおして、より強い関係性を築いていけるという側面もあるかもしれません。また、たとえば子どもに「ママなんていつも家にいて楽だよね」なんて言われたら、夫に「ママはいつもおいしいご飯を作ってくれてすごいね」と返してもらえれば、心の傷も少しは癒えそうです。そんな夫婦での会話もときには子どもの言葉遣いにも影響を与えることもあるのではないでしょうか。家族でも、最低限の思いやりや遠慮はきちんと持っておきたいもの。あらためて話すことさえ気恥ずかしく感じがちな親子関係ですが、やはりお互いに思いを伝えあい、愛情を持つことが大切だと言えるかもしれません。世のお父さん、お母さんたち、子どもに言われてショックな言葉をパワーに変えて、明日もがんばりましょう!Q.子どもに言われてショックだった言葉、ある?アンケート回答数:6641件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年08月04日次男4歳、年少3学期のころ。なんだかずーっと機嫌が悪い時期がありました。■「ママ大っ嫌い!」×20回の連呼にゲンナリこんな調子で1日20回くらい「ママ大っ嫌い」を連呼されまして…。子どもの言うこととはいえ、さすがに理不尽に「大嫌い」と言われ続けて怒りが爆発しました。ええ、頭の中には育児書なんかにあるテンプレアドバイスが浮かんでいましたとも。私はそんなん無理。聖母になれない。ムカつく。わが子だけどムカつく。大っ嫌いなんて簡単に言わないでよ!!久々に泣きました。二人目の育児は比較的楽で苦労してなかったので、次男のことで私が泣くのなんて初めてだった気がします。これは4歳の反抗期なのか? なんなんだ、これ。今までは何をしてもかわいいだけの次男だったのに、今は全然かわいいと思えない。未熟ゆえに言葉のチョイスがうまくできない、ちゃんと意味を理解できていない、というのも頭ではわかっていました。でもやっぱり事あるごとに「ママ大っ嫌い」と言われ続けたら、さすがにこたえますって。そんなことがあった翌日は、幼稚園の発表会の日でした。■もやもやした気持ちのまま、発表会当日に正直、見に行くのも嫌でした。ええ、完全に私のメンタルも壊れてましたね(苦笑)しかしそれでもまぁ、当然見に行くわけですよ。完全に親としての義務感だけでした。だけ。でも…次男が一生懸命踊る様子を見ていて、やっと気づいたんです。ここ数日の次男のイライラ具合、珍しくお昼寝をする姿を思い出しました。みの、ストレス溜まってたんだな…。それを家で発散するしかなかった。なんだか、自分がとった幼稚な態度が情けなくなってきました。苦労を乗り越えて、次男は今、舞台に立っている。驚くことに、この日を境に「ママ大っ嫌い」がピタリと止まりました。前日に夫が「そんなこと言ったらダメだよ、ママ悲しんでるよ」という内容のことを次男に言い聞かせていたらしいのですが、その効果もあったのか?発表会が終わって気持ちに余裕が生まれたからなのか?本当に、憑き物が落ちたかのよう。私の見ていない所でも、次男は着実に成長しています。今回の件では私にも反省することが多々ありました。これからも親子でいろいろな問題を乗り越えていきたいと思います。
2019年07月31日恋愛をしていると倦怠期というものを経験することがあるでしょう。それは、パートナーとの恋愛に飽きて付き合いが嫌になってしまうといった時期のこと。しかし、この倦怠期に別れてしまったがために、後々後悔したなんてこともあります。上手に倦怠期を乗り越えるにはどうすればいいのでしょうか。街でお話を聞いてきました。■ 外見を褒める「倦怠期の時期はなるべく外見を褒めるようにしてますね。相手との関係が嫌になってるから内面はちょっと褒められないけど、外見は褒められますからね」(Tさん・27歳女性)「内面を褒める」というのが1つのモテテクつとしていろいろなところで紹介されています。しかし、付き合いが長くなるにつれ相手の内面はある程度分かっているはず。となれば「今日もかっこいいね」や「相変わらず綺麗だね」といったように外見を褒めるようにしていくといいでしょう。付き合いの期間によって褒め方を変えるというのがポイントです。■ 非日常的なことをする「倦怠期になったら非日常的なことをしますかね。例えばトレッキングとか、陶芸教室に2人で通うとか。デートがマンネリ化してくるから、他の刺激に目を向けるっていう感じです」(Kさん・26歳女性)倦怠期の原因がマンネリにあるといった場合、いつもはやらないようなことにチャレンジしてみるといいかもしれません。思い切ってスキューバダイビングとかバンジーをやってみるのがいいかも。そこで感じるドキドキによってマンネリ化を打開できるかもしれません。■ 過去の嬉しかったことを伝える「倦怠期の時期って険悪な雰囲気になったりするじゃないですか。それを避けるために過去の嬉しかったことを伝えるようにして、ご機嫌を取ります」(Mさん・25歳女性)付き合いたての頃のカップルは初々しさがありますが、付き合いが長くなってくると関係も落ち着いてくるもの。しかし、付き合いたてのカップルにはなくて熟練カップルにあるものがあります。それが思い出。今までの楽しかった出来事や嬉しかったことを伝えることで「またしてあげたい」と思うようになっていきます。■ 無理に一緒にいない「倦怠期の時期は一緒にいても喧嘩になることが多いので、無理に一緒にいないことが大事なんじゃないですかね。この時期に自分磨きをして、ちょっと成長できれば関係性も次の段階に移行していくと思います」(Eさん・27歳女性)一緒にいる時間は大切ですが、一緒にいる時間があまりにも長いと刺激がなくなっていってしまいます。ちょっとお互いに離れてみる期間があってもいいかも。その時期は自分磨きに力を入れてみましょう。再会した時に新しく身につけた知識や体験を話すことで「やっぱりこの人といる時間は楽しいな」と思ってもらいやすくなります。■ 別れてしまうなら、できることをやってみてから倦怠期というのは誰にでも起こりうるもの。しかし、そこで別れてしまうのはもったいない。誰にも起こりうるものだからこそ、誰にでも乗り越えられるものともいえます。別れて後悔するくらいなら、今できることをやってみてください。ダメで元々と思えば割り切って色々できるはずです。(草薙つむぐ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年07月19日大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)も発売中の“世界一ゆるい70代”となった蛭子能収(71)が、読者からの相談に答える!【Q】「中2の息子が反抗期です。小学校のときは成績も優秀でしたが、中学に上がったら勉強もしなくなり、小言を言うと『うざい!』と。いずれまともになるのでしょうか?」(筋ッ子ちゃんさん・41・パート・岩手県)【A】「親は子どもに何も期待するべからず」(蛭子能収)今日は、女房に怒られたから気分が優れません。それにしても「まともになる」とはどういうことですか?そもそも親は子どもに何も期待しないほうがいいと思っています。この人が、子どもは自分の思いどおりに育つと考えていたら「いずれ」はたぶん来ないと思いますけどね。ちなみにオレに反抗期はありませんでした。唯一の反抗は22歳のときに「東京に行く」と母親に言って上京したこと。オレが出ていくと一人暮らしになってしまう母親はすごく困った顔をしていました。でも、子どもは親の思いどおりにならないと最後は諦めていました。実は、今朝出かけるときに、携帯電話が見当たらなかったんです。女房に「ちょっと盗っていない?」と言ったら、なぜかすごく怒ってきました。結局、携帯は机の上にありましたが、女房に油性マジックで手のひらに「人を疑う前に、自分を疑え!」と書かれました。「うざい!」と返したいところですが、これからは女房の期待どおりのまともな大人になろうと思っています。てへっ!
2019年07月08日「舞台になった八丈島は、自然が豊かで、帰りたくなくなるくらい素敵な場所!ホテルの部屋の窓からジャージー牛が見えて、まるで自分のペットみたいでした」そう話すのは、映画『今日も嫌がらせ弁当』(6月28日公開)の撮影を振り返る篠原涼子(45)。本作は大人気ブログから生まれたエッセイが原作。八丈島で暮らすシングルマザーのかおり(篠原)は、反抗期を迎えた高校生の次女・双葉(芳根京子)への逆襲として、一風変わったキャラ弁を毎日作り始める。篠原自身も、小学5年生と2年生の息子を持つ母。そこで、子どもの反抗期やお弁当にまつわるエピソードを聞いてみた。――篠原家のお弁当定番メニューは?「困ったときはオムライスですね。息子からのリクエストでカレーを入れるときもあります。ルーの上にご飯を敷き詰めるんですけど、お米しか入ってないように見えるから、“じゃじゃーん”って周りの友達を驚かせるのが楽しいみたい。キャラ弁に挑戦したこともありますよ。息子には“あんまり似てないね”って言われちゃいましたけど(笑)」――お弁当にまつわる思い出を教えて!「私が小学3年生のときかな?おばあちゃんが作ってくれたお弁当を、開けた瞬間すぐに閉めたことがあります。嫌な予感はしてたんですけど、全面納豆だったんです。蓋にくっついてるし、ニオイもすごいしで、結局食べられませんでした。私が納豆大好きだから、よかれと思って入れてくれたんですけどね。好きな男の子もできたころだったので、ある意味“嫌がらせ弁当”でした」――息子たちが反抗期に突入したら?「上の子は反抗期に突入してきていて、最近“一緒に買い物行く?”って聞いても“行かない!”っていうんです。でもそれも不器用でかわいいなって思っちゃう。健康に育ってる証拠だし、内に秘めて何も言ってくれないよりはいいかなって。映画ではお弁当を通してコミュニケーションを取ろうとするけど、私は白黒はっきりつけたい性格だから、直接言い合っちゃうと思います(笑)」
2019年06月28日篠原涼子主演の映画『今日も嫌がらせ弁当』が、6月28日(金)に公開されます。子どもの手を握りながら、親子で将来の夢を語る時が過ぎ…やってくるのが反抗期。本作で描かれるのは、母親の嫌がること(=反抗)をする娘には、母親も「嫌なことをする」と始めた、あまりに強烈なキャラ弁を通した母娘のバトル(!?)の記録です。物語の原作は、アメブロランキングで総合1位を獲得(「kaori(ttkk)の嫌がらせのためだけのお弁当ブログ」)、エッセイが累計発行部数20万部を突破した、ある実話。親子だからこその複雑な感情や距離感をみごとに映し出した本作には、不器用にそれぞれを思う母娘の愛があふれていました。■反抗期の娘には“嫌がらせ弁当”で対抗!?舞台となるのは、東京都八丈島。夫を事故で亡くしたシングルマザーの持丸かおり(篠原)は、面と向かって会話してくれない反抗期の娘・双葉(芳根京子)との距離感に頭を悩ませていました。その状況を打破する秘策として思いついたのが、娘が嫌がる“キャラ弁”を作ること。かおりは「どうだ!ウザいだろ?」と、目には目を、歯には歯を、嫌がらせには嫌がらせをと言わんばかりに、娘が反抗的な態度をあらためるまで“嫌がらせ弁当”を作り続けることを決意するのです。どんなに嫌がられてもキャラ弁を作り続ける母と、それを嫌がりながらも完食を続ける娘。互いに折れることない飽くなきバトルは、“ほほえましい”を飛び越えて、思わず口を押さえてしまうほどの笑いに満ちています。とはいえ、ただのキャラ弁作り&戦いの記録ではないのが本作。昼間はお菓子工場、夜は居酒屋勤務、家では内職までして生計を立てるかおりには、シングルマザーとしてのある思いがありました。■育児の後悔が生んだ、母の強い意志個性的なキャラ弁ブログが大人気となったかおりのもとに、ひとりの男性からメッセージが届きます。それは、妻を亡くし、幼稚園に通う息子のお弁当作りに悩むシングルファザー・岡野信介(佐藤隆太)からでした。初めはキャラ弁作りについてアドバイスをしていたかおりでしたが、やがて岡野から子育て相談を受けるように。一方かおりも、女手一つで娘を育てることに必死だったからこそ生まれてしまった、育児の後悔と本音を明かします。かたや実生活では、恋愛や進路に悩む、多感な娘を抱える母としての葛藤が尽きない日々。それでもかおりは強い意志を胸に、どんなに忙しくても、疲れていても、イライラしていても、欠かすことなく“嫌がらせ弁当”を作り続けます。言葉では「ウザい」連呼の娘ですが、そんな母の姿に心が動かされないはずもなく…。まるで我慢比べだった“嫌がらせ弁当”は、いつしかこれ以上ない“愛情弁当”となり、本音で語ることができない母娘にとって、かけがえない“意思疎通の手段”となっていくのです。■子どもの反抗期に、母親としてできることウーマンエキサイト読者世代の多くのママが、これから経験するであろう我が子の反抗期。よくわからないけれど親がムカついてたまらない、何があったわけではないのに口答えしてしまう、感謝しているのに素直になることができない。そんな反抗期がママ自身にもあったはずなのに、親の立場としてそれを迎えるとなると、どうしても構えてしまうものです。その不安をパワフルに吹き飛ばしてくれるのが、この作品。ずっと見守り続けてきたかわいい我が子のことだって、わからないこともたくさんある。そのとき、母親としてできるのは「なぜだろう」「何を考えているんだろう」と頭を抱えて思い悩むことばかりではないのかもしれません。子どもの気持ちがわからなくても、たとえ一方通行に思えても、ドーンと構えて自分なりの愛を送り続ける。“愛情”だけを武器に挑んだ母のガムシャラな戦いは、あとあと「あの頃は大変だった」と、笑いながら反抗期を振り返るためのヒントになるのではないでしょうか。■個性豊かなキャラ弁の数々は必見!また、劇中に登場する“嫌がらせ弁当”のクオリティの高さには、感嘆するばかり。木工用ボンドから貞子、ダンディ坂野まで、インパクト抜群のキャラ弁の数々は、原作者・ttkk(Kaori)さんの手を借りて作られたもので、物語の大きな見どころとなっています。バラエティ豊かなおかずのごとく、子育ての苦労と楽しさがめいっぱい詰め込まれた『今日も嫌がらせ弁当』。親に反発する娘の言葉は、リアルだからこそグサッと胸に来るものがありますが、「生意気でも、反抗期でも、あなたが娘でよかった」。そんなかおりの思いがあふれ出すラストには、涙が止まりません。ウザいけど愛おしい娘と、ウザいけど大切な母親による、笑って泣ける壮大なバトル。自身の反抗期を思い起こして懐かしい気持ちが込み上げる一方で、「次はあなたの番!!」と、不安を抱えるママの背中をバシッと叩いてくれるはずですよ。映画『今日も嫌がらせ弁当』自然と人情が豊かな八丈島で、次女の双葉と暮らしているシングルマザーの持丸かおり。幼いころは「大人になったらお母さんと一緒にレストランをやる」と言っていた双葉も、最近ではすっかり反抗期に突入し、生意気な態度で何を聞いても返事すらしない。そんな娘への逆襲にと、かおりは双葉の嫌がる「キャラ弁」を作り続けているのだが、やがてそのお弁当は、会話のない娘への大切なメッセージへと変わっていく。原作:「今日も嫌がらせ弁当」ttkk(Kaori)(三才ブックス刊)監督・脚本:塚本連平出演:篠原涼子、芳根京子、松井玲奈、佐藤寛太/佐藤隆太 公開日:6月28日(金)全国ロードショー公式サイト:
2019年06月27日反抗期の娘に、愛情たっぷりの“キャラ弁”で対抗した母の実話を元に映画化した『今日も嫌がらせ弁当』。この度、篠原涼子が演じた主人公・持丸かおりの母の愛たっぷりの(?)お弁当をまとめた“キャラ弁”の数々がシネマカフェに到着した。自然と人情豊かな八丈島で、次女・双葉と暮らしていたシングルマザーのかおり。その双葉が反抗期に突入し、話しかけても返事すらしてくれない。そこでかおりは娘への対抗として、毎日欠かさず、ド派手なキャラ弁の“嫌がらせ弁当”を作ることに。「うざい!」と言いつつも、毎日残さず食べる娘。徐々にそれは、母から娘に向けられた大切なメッセージとなっていく――。本作でキーポイントになるキャラ弁。劇中にはたくさんのキャラ弁が登場するが、その数なんと30種類以上!お弁当の再現は、フードコーディネーターのぬまたあづみさんが担当、ブログや原作本を見るだけでなく、全て原作者直々に作り方を教わって再現。オムライスの卵のかたさから、ウィンナーの色まで詳細を確認し、見た目だけでなく手作りの味の再現に努めたという。実際に撮影された八丈島のお店の台所を借りて調理していたが、撮影が“巻き”になると、お弁当制作が追いつかないことがあり、まさに“お弁当待ち”になったこともあるとか。しかし、原作者がその場に手伝いに入ってくれ、いつの間にかスタッフの一員のようになっていたという。本作の中で、実際にこの嫌がらせ弁当を食べ続ける反抗期の娘・双葉を演じた芳根さんは、「皿は片せや」弁当が一番のお気に入り。言葉のチョイスの斬新さもそうだが、芳根さんの大好物が存分に使われており「撮影が終わったらお願いして頂き、学校の隅で一人で食べていました!」というほど、舌鼓を打っていたそう。こうしたキャラ弁写真をひとつひとつ見ていくと、娘の反抗期に対抗しながらも、そんな娘への母の気持ちがじんわりと伝わってきそうだ。『今日も嫌がらせ弁当』は6月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:今日も嫌がらせ弁当 2019年6月28日より全国にて公開Ⓒ2019「今日も嫌がらせ弁当」製作委員会
2019年06月25日子どもが親の意見に対して口答えしたり、反抗的な態度を取ったりするようになると、「もしかしたらうちの子、反抗期?」と思うパパママは多いことでしょう。今回、「子どもの反抗期」についてアンケートを取ったところ、「反抗期の時期」や「反抗期がある、ない」については、必ずしも一律ではなく、子どもによって異なってくることがわかりました。まだ子ども自身が小さくて反抗期はまだ先と思うパパママも、なんとなく気になるこの話題。すでに突入している人たちからお子さんの反抗期の態度、親が取った対応などを聞きながら、乗り越えるコツについて考えてみたいと思います。■「子どもの反抗期」7割以上があると回答アンケートでは、子どもに反抗期があったかどうか聞きました。その結果、「小学校低学年から高校生までの間に反抗期があった」と答えた人はあわせて74.4%となり、7割以上の親が子どもの反抗期を経験していることがわかりました。また、「まだ反抗期になっていない」と答えた人は23.3%で、その回答の裏には「これから反抗期を迎えるだろう」という予測も含まれていると考えられそうです。一方、「反抗期はなかった」と答えたのはわずか6.2%で、多くのパパやママたちが子どもの反抗期を経験しているか、もしくはこれから迎えるだろうと考えているといえそうです。Q.子どもに反抗期あった?小学校低学年であった 15.1%小学校高学年であった 18.4%中学生であった 20.5%高校生であった 20.4%まだ反抗期になっていない 23.3%反抗期はなかった 6.2%わからない 8.2%その他 5.1%■反抗期の特徴1、暴言、暴力「反抗期」と一口に言っても、実際に子どもとの具体的なやり取りは、家庭によって異なります。今回いただいたエピソードから多かった反抗期で起こる子どもの態度を3つにまとめました。まずは、親にとってもっとも過酷と思える暴言、暴力に関するエピソードです。「中学のとき喜怒哀楽が激しくなって、私に対していつも怒っていましたね。『お母さんにしかあたれないんやな』と理解していました」(三重県 50代女性)「高校受験前は反抗期が一番ひどかった。朝、『おはよう、今日はゆっくりだね』と言っただけで『死ね』と言われていました。最高に険悪でしたが、高校になったら落ち着きました」(東京都 40代女性)「高校生の息子とバトル。ああ言えばこう言う、みたいな言葉戦がエンドレス。口だけは達者!」(神奈川県 40代女性)「小学校5年生くらいから中学3年生までありました。一番ひどかったのは中学生のときで、『食器棚のガラスは割る』、『ドアに穴を開ける』、『壁に足跡のへこみをつける』など大変でした」(千葉県 40代女性)理由もないのに「死ね」と言われたり、家の中を壊されたりという、驚きの体験談が寄せられていました。ほかにも、「高校生になった娘とは毎日口ゲンカが絶えなかった」というコメントもあり、反抗期の子どもたちはなかなか手ごわそうです。■反抗期の特徴2、会話が成立しない暴言、暴力はなくても、話してくれない、会話にならないといった、「子どもとのコミュニケーション」がスムーズにできなくなったという声も多く寄せられました。「次男が中学3年のときに突然反抗期が始まり、いつもニコニコして明るかったのに一切しゃべらなくなり、その変貌ぶりにとても悲しい思いをしました」(大阪府 50代女性)「娘が小5から中2までひどかった。何もかもにつっかかり、文句をつけて人のせいにする、そして無視される日々。『人が真面目に話してるんだから聞けー』って叫びながら戦ったこともあります」(青森県 30代女性)「中3の反抗期は最悪。受験の大事な時期なのに、志望校を決める話し合いすらできませんでした」(千葉県 50代女性)こうした子どもの変化は、親としてもなかなか認めたくないと感じてしまうもの。また受験、進路を決める時期といった子ども自身の将来を考える上で大切なときに、話さえできなくなると、親も焦ったり、追い詰められたりと言った気持ちになるのかもしれません。■反抗期の特徴3、親の言うことを聞かない「こうしなさい、ああしなさい」など、親が子どもに対して指示したことは、かえってやりたくないというのは、子どもの反抗期の特徴的な態度と言えるかもしれません。「男の子ですが小5で反抗期に。怒られるとわかっていることをして、怒られるとふてくされる」(千葉県 30代女性)「上の子は小2ですが小1から反抗期。毎日の宿題や家庭学習、日々の最低限の片付けや生活習慣などについてケンカばかりで、情けないですが母親をやめたいと思ってしまうほどです」(北海道 40代女性)「うちの子は『うん、わかった』と返事はいいのですが、言ったことはやらず、行動は反抗的です。いろんな反抗期があるんだな~と勉強になりました」(茨城県 40代女性)自分が子どもだった頃を思い返してみれば、その気持ちも理解はできそうですが、親となってみると自分の話をまったく聞いてもらえないと、悲しく感じたり、イライラしてしまったりするものですよね。■反抗期はいつから? いつまで?また、「反抗期の時期」については、「小学生」と答えた人があわせて3割余り、「中高生」と答えた人が約4割という結果になりました。アンケートの選択肢にはありませんでしたが、期間をまたいで反抗期が長期に渡って続いたという声も多くありました。「長女は、年長で2人目ができてからずっと反抗期だった気がします。高校生になって少し落ち着いたかな」(広島県 50代女性)「小学校高学年から高校3年のいまに至るまで、ずっと反抗期が続いています。家庭に平和はいつ訪れるのでしょう…」(静岡県 50代男性)「14歳の息子、もともとあまのじゃくで言うことを聞かないし、ああ言えばこう言うので、いつが反抗期なのかわかりません」(千葉県 40代女性)そもそも、反抗期とそうではない時期というのは、子どもの性格の違いや親自身の感じ方の違いなどもあるため、明確に線引きできるものではありません。ただ、そのなかでも長期間にわたって反抗期が続いていると感じている親たちは多かれ少なかれ、「いつ終わるかわからない」というストレスを抱えていることは想像がつきます。さらに、「兄弟間でも反抗期の有無や反抗期の時期が異なっているため、回答はしぼれない」というコメントも複数ありました。子どもの反抗期を一括りにして説明することの難しさをあらためて感じるとともに、兄弟間でもまったく異なる成長をしていくのだと気づかされます。■反抗期は必要!? 「反抗期はない」も不安一方で、反抗期がないがゆえの悩みを持つ親もいるようです。「長男が高校生、次男が中学生、長女が小学生のとき、私にガンが見つかった。みんなで落ち込み、見つかった当初は私は泣いてばかり。主人は自分の仕事が一番で、手術日以外は病院に来てくれませんでした。それを見ていた子どもたちだから、もしかしたら反抗する機会がなかったんじゃないかとも思います」(神奈川県 40代女性)「4年生、2年生、年長の三兄弟がいますが、まだ反抗はなく、それどころか言い返すことさえしないので心配。私は愛情を注いでいるつもりですが、『怖いのかな』とか、仕事で帰りが遅かったりするので『甘えたいのかな』とか。逆に悩みどころです」(島根県 40代女性)「反抗期は子どもが親にきちんと気持ちをさらけ出せているということ」、「愛されていることがわかっている証拠」などと言われることもあります。こうした考えを聞いてしまうと、「反抗期がないことが心配」と、悩みを抱えてしまう場合もあるのかもしれませんね。あればあるで大変な反抗期、されどなければないで心配な反抗期、つくづく子どもの反抗期とは、親の悩みのタネだと言えそうです。■反抗期を経験した親たちから学ぶことそれでは、子どもの反抗期をどのように乗り越えればいいのか、コメントをもとに考えてみましょう。▼子どもとあえて距離をとる「何を話しても無視でしたが、中学に入ったらピタッと反抗期が終わった。反抗期の子どもにはかまわないのが1番だと思います。その方が早くその時期を抜け出せる気がしています」(新潟県 40代女性)子どもたちがコミュニケーションを拒否する場合、親は干渉せずに、あえて距離をとる。子どもが中学、高校生といった場合には、この対処を選択する人は多いかもしれませんね。子どもが自立を考えるような気もちでの反抗期の態度であれば、この対処もある一定の効果が期待できそうな気はします。ただもし、子どもが学校などで悩んでいる場合に起こっている感情の不安定さだったことを考えてしまうと、親としても決断するのは難しそう。また「子どもには子どもの人生がある」と十分わかっていても、親がはたして距離を取ってしまうことが本当にいま現在良いことなのか、悩む親が多い気がします。▼根気強く子どもと向き合う「息子がちょっとづつ反抗し始め、いつか笑って話せるようにと思いつつ、子どもの間違ったところには命懸けでぶつかり合う覚悟で向かっています」(千葉県 50代女性)「長女とは中学生のときに取っ組み合いのケンカをしました。社会人のいまはお互い1番信頼できる関係です。ストレス解消として、『家に帰ってあたれるところがある』というのはいいのではと思います。取っ組み合いでも大ゲンカしてでも子どもがそれで発散できたらいいと思います」(埼玉県 50代女性)「根気強く子どもと向き合って話し、体ごと真剣に受け止めてあげることが大切。親になるための試練でもあるので、親子としての絆を深めるためには必要な過程だと思う」(北海道 50代男性)子どもがいくら反抗的な態度だったとしても、「間違っていることは間違っている」とはっきり言葉で伝える。ときには体でぶつかって、子どもと向き合うと心がけている。という真正面から子どもと向き合う親からのコメントもありました。子どもとぶつかり合うのは、親の時間、体力、精神力が必要となってきます。場合によっては、真正面からぶつかり合うことで、お互い消耗してしまうこともあるかもしれません。それでも、「子どもとは向き合う」を重視している声が聞かれました。▼「命令」ではなく「提案」をする「『~しなさい』という指示ではなく、『~しよう』と提案するよう意識しました。提案だと、受け入れるかどうかを子どもに委ねることになり、子どもは『やるかやらないかを自分で選んだ』という気持ちを持てるし、結果の責任も自分になります。そして、うまくいかなかったときに、『だから言ったじゃない』と言わないようにしています。そうすると、子どもなりに次から気を付けるようになります」(埼玉県 30代女性)子どものためだからと、ついつい「あれしなさい、これしなさい」と、命令口調になってしまう。これは日々自覚しながらも、あらためようと思っている親も多いのではないでしょうか?自分が子どもの立場になってみると、命令ばかりされては、なかなか行動に移せないとわかります。さらに「子どものため」と言いつつ、それは「親の都合」「親の責任転嫁」だったりすることも…。コメントのように、「提案」とすることで、「決めるのは子ども」と実感させることは、とても大切なことだと思えます。ただ、どこまで任せられるのか、結局何もしなかった場合にどこまでなら「子どもの決めたこと」を通せるのか。親としての度量の深さも問われていると言えそうです。▼子どもに寄り添う「自己主張できるのはすばらしいこと。本人の言い分をまずは聞いてあげたいです」(東京都 40代女性)「まずは言い分を聞いてあげたい」、「子どもにとっていい距離を模索している」など、子どもに寄り添いたいと考えているパパやママからの声が集まりました。反抗期とは言っても、これまで親子で築いてきた時間がなくなってしまうわけではありません。たしかにその関係性が変わることもあるかもしれませんが、それも子どもの成長の証と認められると、あらたな親子関係を模索していくことができるのかもしれません。ここまで、子どもの反抗期について考えてきました。子どもによって反抗期の有無、その大小や種類は異なっていて、大変な思いを抱えているパパママがたくさんいることがわかりました。そして同じだけ、いえもっと多くの子どもが自分の感情のゆれや大人になっていく体と精神のギャップに悩んでいるのかもしれません。記事中では反抗期について種類を分類して、対処法についても考察しましたが、目の前にいる子どもにはここで挙げたような方法がうまくいかない場合も多いことでしょう。そして日々の摩擦で、悩んでいるパパやママもいるかもしれません。最後に、こちらのコメントもご紹介します。「反抗期の娘、なかなか毎日がハードです。お母さんだって人間だもの、参考書どおりの対応がいつもできるわけじゃない。その代わり自分に余裕があるときは思いきり甘やかすし全力で一緒に遊ぶ! 子どもの心の成長に寄り添えていたらいいな」(岩手県 20代女性)日々、トゲトゲした感情に触れていて、疲弊してしまっているパパママもいるでしょう。「反抗期の親のNG行動」「反抗期のやってはいけない接し方」といった情報をみながら、日々格闘している人も。そんなときには、一度パパママも子どもと真正面から向き合うことを横に置いてしまってもいいかもしれません。家のなか全体がギスギスして、金切り声だけが響いている環境というのは、やっぱり親も子も苦痛でしょう。それならまずは自分の元気を取り戻すことに注力して、日々をリセットしてみるのも悪くはないのではと思います。反抗期は、親子関係をあらためて考えなおす「試練の時」という気もします。寄せられたエピソードのなかには、「子どもが巣立つときが必ず来るから、いま一緒にいる時間を大切にしたい」といったコメントもありました。もう一度、親子関係を構築することで、子どもはより自立した大人へ、親も手を繋いで守ってきた子どもとの子離れへと進んでいかれるのかもしれませんね。Q.子どもに反抗期あった?アンケート回答数: 5324件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年06月23日「子ども欲しいけど、実際どうなの?」人気コラムニスト犬山紙子が育児体験者の話を聞いて考える「出産・育児」のリアル。保活、育児分担、二人目問題…母親の本音炸裂! 『私、子ども欲しいかもしれない。』より(全19話 連載)■産後うつで、とてつもない反抗期がやってきた「産後は母親が田舎から2か月くらい来てくれた。でも中学の頃以上の反抗期がやってきて、すごいけんかしたんだよね(笑)。それこそ取り戻せないぐらい酷いことも言っちゃって。たぶん産後うつみたいな感じになっていたんだと思う」出産後の身体って、大怪我をしたのと同じような状態だと思う。その身体で、これ までとガラッと変わった生活を送らないといけないというのは、想像するだけで身震いしてしまう。「でも、やっぱり産後うつにならないためには、人に手伝ってもらうのが、すごく大事だと思う。私はもともと誰かが家に来るのがすごく苦手だったけど、一人の友達がしょっちゅう遊びに来てくれて、その間ずっと子どもを抱っこしてくれたの。その子は子どもを二人育てているから、本当に任せられて、気分もリフレッシュできて。お昼ごはんも買ってきてくれるから、それがすごく助かった。やっぱ人に頼らないとダメなんだなって、甘えられるようになった」人に頼るのって、本当に大切。私も生きていく上で痛感していることだ。でも、やっぱり一番頼りにしたいのは夫だと思うんだけど、夫にはどういうふうに接してもらうのがいいのだろう。「イエスマンになれ! 夫も頑張ってるのは分かるんだけど、この時期はとにかく『ありがとう』の気持ちで接してほしいかなあ。でも夫とは、妊娠中がいままでで一番仲良かったな。すっごく優しくなって(笑)。出産したら行けなくなるからって、高級 なお店に食べに行ったり。でも産んだらケンカばっか!」これも他の人から聞いたことがある。出産後、とにかく夫にイラつくと。私も、「もし妊娠・出産したらそうなるかも」ということをつるちゃんに伝えたら、だいぶおびえていたな……。それでなくても怖い私が更に怖くなるって、彼にとったら恐怖だろう。「でもいまはもう元通り。ケンカも少なくなって普通に戻ったんだよね。というか、とにかく子どもがかわいくてしゃーないから、子どもを通じて会話が生まれるんだよ」最終的にFさん、めっちゃニコニコしていた。私が尊敬していたFさんは、相変わらず尊敬できる人で、さらに強くなった感じがした。つづく 私、子ども欲しいかもしれない。:妊娠・出産・育児の〝どうしよう〟をとことん考えてみました』 犬山紙子著(平凡社)
2019年05月31日「子育ては完璧じゃなくていい。毎日ご飯を作る余裕なんてないから、お惣菜や出前の日もある。でも、それでいいと思うんです。子どもたちが思っているほど親は立派じゃないということを見せることも大事。私はいつも “そのままの私” で体当たりしてきました」と語る小川菜摘さん。2人の息子さんもそれぞれ成人し、ようやく子育て一段落。改めて、駆け抜けた日々を振り返り子育てのお悩みに答えます。【読者からのお悩み】モノにあたり時には暴力も……反抗期真っ只中の息子とどう向き合えば?反抗期真っ最中の息子がいます。少しでも気に入らないことがあると壁を殴り、壁が穴だらけに。私も殴られて傷だらけになっています。もう無視しておこうと食事だけ用意して相手にしないようにしています。しかしまだ子どもで、たまにわざわざ寄ってきて話しかけてきます。そんな反抗期中の息子との関わり方がわかりません。【小川さんからのアドバイス】1人で抱え込まず夫と2人で正面から向き合ってみて。[ 画像が省略されました ]うちの息子たちも、やはり反抗期は四六時中イライラして、時にはものに当たるようなこともありました。私は、親が「反抗期だからいまは我慢するしかない……」と無視したり腫れ物に触るような態度を取っていたりすると、増長させてしまうのではないかと考え、「なんだ、その態度は!」「こっちに不満があるなら言ってみろ!」と正面から向き合って、時にはケンカしていましたね。それが正しかったかどうかはわかりませんが、我が家の場合はそうでした。言いたいことを言い合って、親に非がある点は「そうだよね、そこはお母さんが悪かった」と謝ることもありましたし、息子が間違っていれば「お母さんはそうは思わない。こう思う」と彼が納得するまで説明したことも。親だから、子どもだから、ということではなく、なるべく対等に接することを心がけていました。……というと理想的な親のように聞こえるかもしれませんが、私も息子達と衝突することが多々ありましたし、何度も言って聞かない場合は、最終兵器として夫に怒ってもらったことも。相談者さんの場合、旦那さんがどのように関わっているのかが書かれていないところが気になります。相談者さん1人ではなく、夫婦で一緒に息子さんに向き合ってほしいですね。息子さんには、自分から話しかけてくる冷静なときに、「壁に穴を開けられて悲しい」「殴られて悲しい」と何回も伝えるしかないように思います。そして、「あなたの味方だよ」ということを示して、なにか不満や問題を抱えているようならそれを引き出していく。面と向かって話しにくいのであれば、今ならLINEで聞いてみるのもいい。たとえ無視されても「心配しているよ」と繰り返し根気よく発信する。私だったらそうすると思います。最近の小川さん5/11は、家族で主人のお誕生日をお祝いしました。PROFILE26歳で結婚、28歳で第1子、31歳で第2子を出産。小川菜摘Natsumi Ogawa東京都出身。1978年『ゆうひが丘の総理大臣』でデビュー後、文学座演劇研究所入団。数々のテレビドラマや映画に出演。Photo:Reiko TohyamaText:Yukiko AnrakuComposition:Shiho Kodamaあなたのお悩み募集中!2人の男の子を育て、家事に、仕事にと奮闘した経験を持つ大先輩である小川菜摘さんに「親にも話せない悩みをこっそり相談したい」「自分では解決できない悶々とした感情を諌めることができない」などなど、心に引っかかっていることについて小川さんと一緒に考えてみませんか?※子どもの性別、年齢は問いません。※子どもが生まれてからの夫婦間のお悩みや、親との関係性など。※お母さんだけでなくお父さんからのお悩みも募集中です。お問い合わせありがとうございます。
2019年05月28日正常な月経周期において、女性ホルモンであるエストロゲンやプロゲステロンなどのホルモンバランスや卵巣、子宮内膜などが時期によって変化していきます。卵巣の変化に着目してみると、「卵胞期(らんぽうき)」→「排卵期」→「黄体期」という変化を繰り返しています。今回は黄体期にどのような変化が起きているのか、妊娠している場合の変化などについて解説します。 黄体期とは?妊娠しているとどうなる?月経が終わると、卵巣では再び妊娠の準備に向けて卵胞が成熟していきます。卵胞が完全に成熟すると、卵胞から卵子が出され(排卵)、残った卵胞は黄体になります。妊娠が成立しなかった場合、黄体はおよそ14日間程度で白体(はくたい)へと変わり老廃物となります。この一連の変化のうち、排卵の時期を排卵期といい、排卵期より前の時期を卵胞期、後の時期を黄体期といいます。黄体期の特徴としては、黄体から分泌されるプロゲステロンの効果によって体温が上がります。そのため、黄体期に入ると基礎体温のグラフは上がり、次の月経が始まる2日ほど前まで体温が高い状態が続きます。妊娠が成立すると黄体は妊娠黄体となり、胎盤ができるまでの間、プロゲステロンを分泌します。そのため、月経予定日を過ぎても基礎体温は下がらず、高温相がつづきます。妊娠をしていない場合には、月経予定日の前に基礎体温は下がり、月経が始まります。 黄体期にみられる症状卵胞期にはプロゲステロンよりもエストロゲンの方が多く分泌されていますが、黄体期では、エストロゲンよりもプロゲステロンの分泌量が多くなります。 プロゲステロンの分泌量が増えることで、基礎体温が上昇するほか、乳腺の発育・発達、子宮内膜が厚くなる、頸管粘液が透明から白色で少なくなるなどの変化が生じます。そのほか、月経前症候群(以下PMS)が現れる方がいます。 PMSは、月経予定日の3~10日に心や体にあらゆる症状が出るものです。原因はまだはっきりわかっていませんが、今のところ、PMSはエストロゲンとプロゲステロンのアンバランス、ホルモン異常、カルシウム不足や精神状態の影響など、さまざまな原因が考えられています。 【PMSの代表的な症状】・眠気または寝つきが悪い・頭痛・体のむくみ・乳房の張りや痛み・倦怠感・イライラする・やる気が起きない・集中力の低下 PMSの症状が出る方とそうでない方、症状として感じるものやその程度は個人差があります。PMS症状が重い方では学業や仕事を休まざるを得ないケースもあり、日常生活への影響も大きくなります。気になる症状がある方は、産婦人科に受診をするとよいでしょう。 基礎体温の変化からみる黄体期の異常正常な基礎体温の変化は低温相と高温相の二相性を示し、高温相が陥落することなく10日以上持続することなどがあげられます。しかし正常な基礎体温の変化が見られない場合、以下のような異常が生じていると考えられます。■高温相が不安定で10日以内の場合黄体機能不全が考えられます。本来、排卵後、卵胞は黄体に変化し、プロゲステロンを分泌し体温を上昇させますが、黄体機能不全の場合はプロゲステロンの分泌が不十分なため、高温相を維持できなくなり、不安定になってしまいます。黄体機能不全の原因は明らかになっていませんが、ホルモンの分泌異常や子宮内膜の異常などの要因が関連して起こると考えられています。■高温相がない無排卵性月経ということばで聞いたことがあるかもしれませんが、無排卵周期症が考えられます。無排卵周期症では、ホルモンの分泌異常により卵胞が発育せず、排卵が起こらないため、卵胞が黄体に変化せず、体温の上昇が起こりません。どちらの場合でも、月経様の出血が見られるため、基礎体温を習慣的に測っていない人は、異常に気付きにくいかもしれません。黄体機能不全や無排卵周期症は、不妊の原因にもなりえます。 まとめ黄体期は排卵期の後から次の月経が始まる前日までの期間のことをいい、基礎体温では高温相にあたります。妊娠していない場合には月経予定日の前日には基礎体温が下がり低温期に入って月経が始まりますが、妊娠している場合は月経予定日を過ぎても高温相が持続します。基礎体温を計測することで、自分の黄体期の有無を確認することができます。黄体期を示す高温相に異常がある場合は、黄体機能不全や無排卵周期症の可能性があり、不妊の原因にもなります。基礎体温は妊娠の可能性や体調の具合を表すひとつの指標になりますので、基礎体温計測が習慣化できるとよいですね。 監修者:医師 産科婦人科福岡医院院長 福岡 正恒 先生京都大学医学部卒。同大学院修了後、京都大学助手、講師を経て、平成11年より産科婦人科福岡医院院長。京都大学在職中は、婦人科病棟や産科病棟などを担当。またこの間、英国エジンバラ大学・生殖生物学研究所に留学。日本産科婦人科学会・産婦人科専門医,京都大学医学博士
2019年05月27日親であれば、訪れる前から気になるのが子どもの反抗期ではないでしょうか。すでに反抗期を迎えた子どもとの接し方に悩んでいるという人も多いはずです。そこで話を伺ったのは、アンガーマネジメントの専門家であり、「キレやすい子ども」をテーマにした著書も多い早稲田大学教育学部教授・本田恵子先生。反抗期とはいったいどういうものなのか?その意義も含め、反抗期の子どもとの接し方についてアドバイスをもらいました。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカットのみ)子どもに訪れる3つの反抗期子どもの反抗期には大きく3つの段階があります。ひとつは3歳くらいで訪れるもの。いわゆるイヤイヤ期と呼ばれるもので、これは自我が出てきたことによるものです。もちろん、自我がなければひとりの人間としてきちんと成長していくことなんてできませんから、イヤイヤ期は親としては歓迎すべきものでしょう。次が10歳頃の反抗期。これはさまざまな試行錯誤をして創造力が伸びる時期だからこそ出てくる反抗です。この時期にはルールで縛りつけ過ぎないように注意しなければなりません。「こうしたほうがいいよ」と親の理想を押しつけると、お手本どおりの解答はできるけど、独自性がない子どもに育ってしまうからです。独自性がないまま育つと、作文を書くにも、綺麗だけど面白みはない、どこかの誰かが書いたような文章しか書けなくなる。「個性が大事だ」とよくいわれますが、そう願うのなら、この時期の子どもには思い切り自由に発想力や創造力を働かせてあげてほしいのです。そうさせるうち、子どもは自分で自分なりのルールをつくるようになっていくでしょう。最後が14、15歳で訪れる反抗期です。反抗期というと、一般的にはこの時期のものをイメージするでしょう。この時期の反抗は、親などの大人や世のなかの価値観に対する反抗で、それらに対して「なぜ?」と疑問を持ち、その解決を通じて大人になっていくわけです。そういう意味でも、とくに14、15歳の反抗期にある子どもには、自分としっかり向き合ってくれて「世のなかとはこうだ」と答えてくれる大人の存在が必要です。そういう大人に対して子どもは自分の論理をぶつけて話し合う。そうしていきながら、大人になるために重要な道徳性や倫理を学ぶのであって、反抗してあたりまえなのです。対立するふたりのあいだに仲介者が入る対立解消法先に10歳頃の反抗期には、思い切り自由にさせてあげることが大切だとお伝えしました。ですが、親からすれば子どもに反抗されるのですから、「話し合いが必要だ」という場合もあるでしょう。でも、14、15歳の子どもとはちがって、10歳の子どもの場合は言葉が未熟なので、自分の論理をきちんと表現できないということもあります。そういう場合には、誰かがあいだに入ってあげるという対立解消の方法があります。仮にお父さんと子どもが対立しているのなら、お母さんがあいだに入って仲介する。こういう親子間の対立の場合、よくよく見てみると揉めているのは「方法論」だけという場合もよくあるケースです。たとえば、「子どもの成績を上げたい」と、お父さんは「あの塾に行くべきだ」と主張しているとします。それに対して、子どもは「別の塾に行きたい」「通信教育を受けたい」と主張しているといった具合です。この場合、「成績を上げたい」という目標はお父さんも子どもも共通しています。そうであるのなら、仲介者であるお母さんが「目標は共通している」ということを指摘して、お父さんと子どもを向かい合わせることができますよね。子どもは親の思いどおりには育たないここまでですでにおわかりとは思いますが、反抗期というのは子どもの成長に欠かせないものであり、あってあたりまえのものです。逆にいえば、反抗期がなければ「うちの子は大丈夫かな」と不安になってしまうかもしれませんね。でも、なかには本当に穏やかに育って反抗期がないという子どもも存在します。それは、子どもの欲求を上手に親が受け止めていた場合です。そういうケースにあてはまるかどうかはともかく、反抗期がないからと不安になる必要はありません。ただ、代わりに自分の言動はつねにチェックしてほしい。大切なのは、子どもの意見をきちんと聞いているかということ。子どもがなにかをいいだしたときに、子どもの言い分を最後までさえぎらずに聞いているか。それだけは意識的にチェックしてください。なぜ子どもの言い分を聞くことが大切なのか。それは、子どもをひとりの人格を持つ人間として考えることの証明だからです。親が自分の思いどおりに子どもを育てようとするのではなく、子ども自身がどのように育ちたいのかということをちゃんと受け止めることが大切です。子どもというのは、親の思いどおりには育ちません。子どもは親とは遺伝子もちがいますし、子どもをめぐる友だちや学校などの環境の影響も大きく受けます。それこそ、ジャガイモという同じ材料であっても、それをコロッケにするのか肉じゃがにするのかを決めるのは子ども自身なのです。そういう意味では、きちんと「自分で決められる」子どもに育てることこそ親が重視すべきことだと思うのです。自分で選んで自分で判断する――その力を子どもにつけてあげることこそ、親にとっての大事な役割だと思います。『キレやすい子へのアンガーマネージメント―段階を追った個別指導のためのワークとタイプ別事例集』本田恵子 著/ほんの森出版(2010)■ 早稲田大学教育学部教授・本田恵子先生 インタビュー一覧第1回:子どもが「キレやすい」人間に育ってしまう、“絶対にNG”な親の振る舞い方第2回:意外と言いがち!子どもがますます反抗する、親のフレーズ3パターン第3回:「10歳の反抗期」に親がすべきこと。子どもは親の思いどおりには育たない!【プロフィール】本田恵子(ほんだ・けいこ)早稲田大学教育学部教授。中学、高校の教員を経験したあと、教育現場にカウンセリングの必要性を感じて渡米。アメリカにて特別支援教育、危機介入法などを学び、カウンセリング心理学博士号取得。帰国後にスクールカウンセラー、玉川大学人間学科助教授等を経て現職。学校、家庭、地域と連携しながら、児童、生徒を支援する包括的スクールカウセリングを広めている。2000年代からは、矯正教育の専門家を対象としたアンガーマネジメント研修の講師も務める。著書に『改訂版 包括的スクールカウンセリングの理論と実践』(金子書房)、『脳科学を活かした授業をつくる 子どもが生き生きと学ぶために』(みくに出版)などがある。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2019年05月23日正常な月経周期において、卵巣は卵胞期→排卵期→黄体期→卵胞期…というようなサイクルで変化をしています。「排卵期」は、よく耳にする「排卵日」とは違うのでしょうか?ここでは、排卵期についてくわしくご説明したいと思います。 排卵期とは排卵期を理解するには、まず正常な基礎体温の変化を知る必要があります。正常な基礎体温は低温相と高温相の2相性であることが原則です。低温相から高温相に移行する数日の間に排卵が起こっていると推測され、この数日間を「排卵期」といいます。 排卵期に起こる体の変化●基礎体温排卵期には、基礎体温が低温相から高温相に移行しますが、低温相と高温相との温度差が0.3℃以上、高温相への移行が3日以内であり、高温相が10日以上続くことが正常といわれています。 ●ホルモンの変化卵胞期に分泌されるFSH(卵胞刺激ホルモン)によって、エストロゲンの分泌が促進され排卵期の前にピークとなります。また、排卵に向け、LH(黄体形成ホルモン)の分泌が上昇し、排卵期にはLHの分泌がピークとなり(LHサージ)排卵が起こります。 ●おりものの変化排卵期が近づくと、おりものの粘稠度が低下し、無色透明のおりものが増加します。 排卵期に出現する症状排卵期には、下腹部痛や腰痛、おなかの張り、乳房の張り、便秘・おりものの変化といった症状がみられる場合があります。また排卵にともない排卵痛が起こったり、卵巣出血がみられたりすることがあります。 〈排卵期にみられる症状〉・下腹部痛や張り感・腰痛・胸の張り・倦怠感・めまい・頭痛・眠気 排卵痛と排卵出血の症状と対処法排卵は、卵巣の中で卵胞が成熟し、卵巣の表面に突出して破裂し、卵巣の外に卵子が排出されることをいいます。その際に、痛みを感じることがあり、それを「排卵痛」といいます。 痛みに対しては個人差がありますが、痛みの程度はそれほど強くないとされているため、安静にすることで対処できます。 また、排卵の際に卵巣に傷がつき、卵巣出血が起こることがあります。卵巣出血は、排卵時に限らず排卵後から次の生理までの期間に起こりやすいとされています。また、性交後にも卵巣出血は起こりやすく、性交後の急激な下腹部痛は、卵巣出血が疑われます。 卵巣出血は、出血量が少なければ安静にすることで症状が収まりますが、痛みや出血がひどい場合は溜まった血を取り除く手術をおこなうこともあります。 排卵期の過ごし方排卵期はどのように過ごせばよいのでしょうか?排卵痛が気になる・排卵時の体調不良に悩んでいる方は、一度生活習慣を見直してみましょう。さらに妊娠を望む女性にとって排卵はとても重要です。 ●妊娠を目指している場合排卵期は自然妊娠をするにはベストな時期となります。妊娠を望んでいる場合は、この排卵期に積極的に性行為をおこなうようにしましょう。激しい性行為をしてしまうと、卵巣に傷がつき出血してしまうこともあるため注意が必要です。 ●体調不良や軽い排卵痛がある場合体の不調を改善するために、趣味やリフレッシュに励みましょう。軽い運動もおすすめですが、自分の体と相談しながらおこないましょう。また、体を温めてなるべく冷やさないようにすることも必要です。ストレスや体の不調を感じた場合は、無理せずに安静にしましょう。 まとめ排卵期には、下腹部痛や腰痛、おなかの張り、乳房の張り、便秘・おりものの変化、排卵痛や卵巣出血といった体のトラブルが生じる可能性があります。痛みや出血が出てしまった場合は、まずは体を休めましょう。症状が強い場合は、病院を受診することをおすすめします。 監修者・著者:助産師 REIKO医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2019年05月09日