夏になりボディラインが出やすい服装をする機会が増えましたよね。そんななかで「いつの間にか、太っていた…」と感じた人もいるかもしれません。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が「痩せ体質に導く簡単ストレッチ」をご紹介します。体への負担が少ない、運動初心者さんにも簡単なストレッチですのでぜひチェックしてみてくださいね。まずは自分の姿勢をチェック!「なんだか最近太ったような気がする」「体が重くなった」と感じた人は、姿勢をチェックしてみましょう。鏡で自分の姿勢を確認したときに、猫背やお腹を突き出すような姿勢になっていたら注意が必要です!そのような姿勢に慣れると楽かもしれませんが、本来姿勢を維持するときに使われるべき筋肉が使われず、筋肉が減ることで体が疲れやすくなったり、贅肉がつきやすくなる可能性が高まります。痩せ体質に導く姿勢の作り方骨格が本来あるべき位置に安定していると、バランス良く全身の筋肉が使えて、痩せやすい体に近づけるでしょう。そのためには日ごろから、正しい姿勢を意識することが大切です。まずは、背骨を意識してみましょう。頭からみぞおち辺りまでの背骨を上に向かってふわっと伸ばすだけ。そうすることでお腹周りが伸びて安定します。普段から反り腰の人は、一度大げさに腰を丸めてから伸ばしてみましょう。腰は無理に反らそうとしなくても、背骨を伸ばすときに自然と立ち上がってくる感覚があるはずです。長時間歩き続けたり座った状態が続くと、姿勢が崩れやすいため、気づいたタイミングで姿勢を整えてみましょう。腕を伸ばすだけ!痩せ体質へ導く「簡単ストレッチ」2つ1つ目の簡単ストレッチ1.両膝を立てる両膝を立てるのが難しい場合は、立ったままや、座ったままでも構いません。2.両腕を上げ、頭の前で両肘をつかむ3.肋骨付近を伸ばすように、左肘を斜め上方向へ引きあげるこのとき、肋骨付近から二の腕にかけて、伸びているのを感じられればOKです。4.体勢を2の状態に戻し、次は右肘を斜め上方向へ引き上げる5.2~4を左右交互に10回繰り返す2つ目の簡単ストレッチ1.右手を腰骨に当て、左腕を耳の手前あたりで伸ばすこのとき、肋骨付近から伸ばすように意識しましょう。2.息を吸う3.息を吐くタイミングで、右方向へ体を傾けるこのときも、肋骨付近から二の腕にかけて、伸びているのを感じられればOKです。4.この状態で3回呼吸する5.1~4の動作を左右両方の腕で、2セットずつ行う習慣化させることで「痩せ体質」を目指すお腹が伸びたり、腹部から背筋にかけて安定感を感じられたらしっかりと効いているはず。何も感じられない場合は、腰を反った姿勢で行っていないかをチェックしてみましょう。反り腰が定着してしまっている場合は、ストレッチの前に紹介した「痩せ体質に導く姿勢」を作ってから始めてみてください。朝起きたときや、お昼休憩、寝る前など、ほっと一息つけるタイミングで、今回紹介したストレッチや姿勢を取り入れてみてください。習慣化させることで、痩せ体質を目指していきましょう。©RUNSTUDIO/gettyimages文 / 上村由夏
2022年07月11日あなたの周りにも「しっかり食べているのにスリムな体型を維持している人」や「SNSでよく食べ物の投稿をしているわりに太らない人」はいませんか?そんな人たちを見ていると、不思議に思うこともありますよね。今回は、約2か月で6㎏痩せた後も体型をキープできている筆者が、太りにくい体をつくるために必要な習慣についてご紹介します。食べても太りにくい人は、3つのバランスが整っている!太りにくい体質の人や、スマートな体型を維持している人には、共通点があると筆者は考えています。それは「日々の食事でしっかり栄養が取れている」「基礎代謝が高い」「筋肉量がある」ということ。日常的にこれら3つのバランスが上手に取れているのです。1.日々の食事による栄養バランス普段食べている食事内容を振り返ってみましょう。糖質や脂質が多く、食物繊維やたんぱく質、ビタミン、ミネラルが不足していませんか?食べたものが体を作り、エネルギーとなるので、日頃からバランスよく摂取することが大切です。2.栄養をエネルギーに変える基礎代謝基礎代謝は年齢とともに低下したり、運動不足によって下がりやすくなります。適度に運動を取り入れながら、基礎代謝を落とさないように心がけてみてくだい。また、1日の総カロリーが基礎代謝量を大幅に超えないように意識することも重要です。3.血液やリンパの流れを促し、体を支える筋肉運動不足によって筋肉が低下すると、血液やリンパの流れが悪くなり冷えやむくみを招く可能性があります。また、食べたものを燃焼しづらくなり脂肪がつきやすくなることも。適度に運動を取り入れて、筋肉量を落とさないようにしましょう。この3つを意識した生活をおくれば、食事制限をしなくても体型を維持しやすくなります。必要な栄養をエネルギーとして燃焼することで、老廃物(むくみ)を溜めこみにくくなり、太りにくい体ができるのです。“痩せ体質”の人がやらない5つのことファストフードや揚げ物を頻繁に食べるスピーディでお手頃価格なコンビニ弁当やファストフード、お酒のお供にぴったりな味付けの濃いものや揚げ物など、こういった食事は塩分や脂質が多くハイカロリーになりがち。さらに食物繊維、ミネラル、ビタミンが不足しやすくなります。太りにくい人は野菜や魚、肉をバランスよく取りながら、生・蒸し・炒め調理のメニューを多く食べている傾向があります。味付けは薄めを意識して、揚げ物を食べる回数を少なくしましょう。外食をする際も、野菜が多いメニューや和食系のおかずを選ぶといいですね。毎日のようにお菓子やスイーツを食べる夕方のブレイクタイムや夕食後のデザートなど、お菓子やスイーツを楽しむことが習慣になっていませんか?スイーツは糖質が多く、脳が“また欲しい!”と繰り返し求めてくるため、毎日食べることが習慣になりやすいのです。また、夕方以降は副交感神経が優位になり、燃焼力が低下。糖質をとりすぎると体内に溜め込み、太りやすくなる原因になります。おやつやデザートの回数を減らしたり、糖質の少ないものに変えたりしてみましょう。シャワーだけで済ませる夏になると、暑いし面倒だからという理由で湯船につからない人も多いのではないでしょうか。しかし、夏は汗が引いたあとに肌が冷えたり、エアコンによって体温が下がりやすくなっています。体が冷えていると、血液やリンパの流れが悪くなり、むくみを招きやすくなります。また疲労や倦怠感など、あらゆる体調不良の原因にも。お風呂はシャワーだけで済ませず、湯船に浸かってしっかりと体を温めるようにしましょう。むくみを溜める1日の終わりになると脚のむくみを感じる人も多いですよね。むくみは「座りっぱなしや立ちっぱなしなどの運動不足」「冷え」「水分の摂取不足」「汗やトイレ回数が少なく水分がめぐっていない」「塩分接種量が多い」ことで起きやすくなるといわれています。老廃物によるむくみを放置すると、体内に停滞して肥満の一因になることも。脂肪の周りに老廃物が絡みつき、セルライト化しやすくなるようです。仕事や家事の合間や寝る前など、ちょっとした時間にストレッチやマッサージをおこないましょう。不要な老廃物、むくみを溜め込まないようにすることが大切です。姿勢を悪くする・運動をさぼる赤…使っている筋肉、黄…脂肪がつきやすい部位太りにくい体質の人は、体の太い筋肉である腹筋、背筋、太もも、ふくらはぎをよく動かしている傾向があります。座っているときも腹筋や背筋が緩んだ姿勢になっており、ひじ下やひざ下しか使っていない人も多いはず。するとお腹や腰回り、太もも、ヒップに脂肪がつきやすくなってしまいます。1日30分〜1時間でいいので、ウォーキングやジョギングをしたり、エクササイズ習慣をつけたりと、体を大きく動かしましょう。筋肉が動くことで食べたものを消費し、余分な脂肪を燃焼しやすくなります。おのずとボディラインも引き締まってくるはずですよ。いかがだったでしょうか?自分の体のバランスが乱れていないか、日々のライフスタイルを見直してみましょう。“無理なくスマートな体型を手に入れたい”という人は、今回ご紹介した5つの習慣はやらないように意識してみてくださいね。©max-kegfire/gettyimages文/寒川あゆみ
2022年07月06日「お腹痩せ」と「バストアップ」を実現させるために「やってはいけないこと」とは?お腹まわりについた脂肪を減らそうと、ひたすら長時間の有酸素運動を行っていませんか?実はこれこそが、お腹痩せとバストアップを実現させるために「やってはいけないこと」です!そうするとお腹まわりの脂肪だけでなく、バストの脂肪も落ちてしまうことになるからです。出典:byBirth「お腹痩せ」と「バストアップ」を両立させる方法では、お腹まわりについた脂肪を落とすにはどうしたらよいのでしょうか。残念ながら、お腹まわりの脂肪だけを選択して落とすことは不可能です。そこで、「発想の転換」が必要となります。有酸素運動で脂肪を落とすのではなく、筋トレによってお腹まわりの筋肉を引き締めて、同時にバストを引き上げるようにしていきます。出典:byBirth「お腹痩せ」と「バストアップ」の2つが手に入る3つのエクササイズそれでは、お腹まわりの筋肉を引き締めて、バストを引き上げるために行っておきたいエクササイズをご紹介していきましょう。今回ご紹介するエクササイズも、特別なトレーニングツール無しでもできるものです。ご用意していただきたいのは、ヨガマットもしくは大きめのバスタオルのみです!周りに障害物がないことを確認した上で、熱中症予防のために適宜水分補給をしながら、空調の効いた室内で行うようにしましょう。(1)「ぽっこりお腹」と「バストダウン」の2つを解消に導く「リバースバタフライ」出典:byBirth出典:byBirthマットにうつ伏せになり、両腕を肩のライン上に広げて親指側を天井に向けます。胸を床から離したまま、息を吸いながら肩甲骨を内側に寄せることで両腕を上げていき、上げ切ったところで1~3秒間静止します(写真上)。息を吐きながら両腕を床に触れる手前まで下ろす(写真下)という動作を繰り返します。そうすることで肩甲骨内側にある「肩甲骨内転筋群」を鍛えることができ、「ぽっこりお腹」と「バストダウン」の2つをもたらす猫背の姿勢を改善に導くことができます。15~20回を1分程度の休憩を入れながら、2~3セット行います。ポイント及び注意すべき点肩甲骨内転筋群に効かせるには、肩甲骨を内側に寄せる動作で両腕を上げるようにしましょう。肩甲骨内側の筋肉ではなく腰の筋肉に効いてしまうことになってしまう場合、上体を起こしすぎてしまっていることが考えられます。みぞおちから下の部分は床から離さないように心がけてみましょう。アゴを上げてしまうと頚椎への負担が大きくなってしまうので、アゴを上げないようにしましょう。猫背改善効果をより確実なものにするために、合わせて行っておきたいストレッチリバースバタフライで肩甲骨内転筋群に効かせて、猫背改善効果をより確実なものにするためには、猫背の姿勢をリセットする胸椎ストレッチを行うことをお勧めします。出典:byBirthテニスボールを左右の肩甲骨の間にセットして、両膝を立てて仰向けになります。両腕をカラダの横に構えて手のひらを天井に向け、息を大きく吸いながら両腕を開くように頭上に向かって上げていきます(写真上)。息を大きく吐きながら両腕を閉じるように下ろしていく(写真下)という動作を、3回繰り返すだけです。動作はゆっくりと、少しずつ大きく動かすようにすることが、可動域を広げるコツです。痛みや違和感がない範囲で動かすようにしましょう。(2)バストアップに有効な「膝つき腕立て伏せ」出典:byBirth出典:byBirth両膝を床に付いて「腕立て」の体勢を作り、両手を肩幅よりもやや広めに広げて、肩のラインよりもやや低い位置に手を置くようにします。指先は前方に向けておきます。頭から膝までを結ぶ線を一直線となるようにし、肩甲骨を内側に寄せて胸を張ったまま、息を吸いながら上腕部を開いていくことで左右の手の間に胸をゆっくりと下ろしていき(写真上)、息を吐きながら上腕部を閉じる(写真下)という動作を繰り返します。そうすることで胸の筋肉である「大胸筋」を鍛えることができ、バスト全体のボリュームアップとバストを高い位置に保持することができるようになります。10回を1分間の休憩を入れながら、3~5セット行います。ポイント及び注意すべき点大胸筋に効かせるためには、肩甲骨をしっかり内側に寄せた上で上腕部の「開いて閉じる」という動作を行うようにすることがポイントです。そうすることで大胸筋を大きく伸縮させることができるようになり、十分な刺激を与えられるようになります。エクササイズ中は、腹筋を使ってお腹が床方向に落ちないようにしましょう。「膝つき腕立て伏せ」では強度が高すぎる場合膝つき腕立て伏せでは強度が高すぎて10回もできない場合は、下の写真のように「壁を使った腕立て伏せ」を行ってみましょう。出典:byBirth床が壁に変わっただけで、やり方は全く同じです。足が壁から離れるほど強度が高くなります。(3)お腹まわりを引き締める「スタンディング・ドローイン」出典:byBirth左右のかかとを合わせてつま先をできるだけ大きく外側に開いて立ちます。肩甲骨を内側に寄せて胸を張り、お腹を凹ませた状態を30~60秒間キープします。腹筋群の中でも深層部にある「腹横筋」を強化することができ、お腹引き締め効果が期待できます。1分間の休憩を入れながら、2~3セット行ってみましょう。ポイント及び注意すべき点腹横筋に効かせるコツは、おへそ辺りを凹ませるようにすることです。呼吸が止まってしまいやすくなりますが、呼吸が止まらないように注意しましょう。「お腹痩せ」と「バストアップ」の2つを手に入れて、魅力的なカラダに!出典:byBirth今回は、「バストダウンせずにお腹痩せしたい」という方に向けて、「お腹痩せしながらバストアップを実現できる方法」をお伝えしました。確かに脂肪を落とすには有酸素運動が有効ですが、やりすぎてしまうとお腹まわりの脂肪だけでなく、バストの脂肪も落ちてしまいます。そこで、有酸素運動で脂肪を落とすのではなく、筋トレでお腹まわりを引き締めながらバストを引き上げるようにしていきます。そうすることでお腹痩せとバストアップの2つを手に入れて、魅力的なカラダに変えることができます!早速トライしてみてくださいね!
2022年07月05日ダイエットをしているのに「なかなか思ったような効果がでない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?そんな方はもしかすると普段から「太りやすい習慣」が身についてしまっているかもしれません。そこで今回は、現役ヨガインストラクターでもある筆者が、瘦せている人がやっている「痩せルール」をご紹介します!痩せている人は無意識でやっていることも多いようですが、ダイエット中の人は、ぜひチェックしてみてください。無理なダイエットは禁物!痩せ体質を目指せる「痩せルール」5つ過度な食事制限や短期間のハードなダイエットは、一時的に体重を落とせるかもしれませんが、リバウンドに繋がりやすいと言われています。また、無理なダイエット法を続けると、ストレスが溜まって心も体もボロボロになってしまうことも…。せっかくダイエットしてもリバウンドしたり、体を壊してしまっては意味がありません。今回は無理なダイエットをしなくても、習慣化させることで痩せ体質をつくることができる「痩せルール」をご紹介します。食事:栄養素をバランスよく摂る「You are what you eat(あなたの体は、あなたが食べたものでできている)」という有名な言葉がありますが、たくさんの量を食べていなくても太りやすいという方は、食べるものや食べる時間など食事の方法を見直した方がいいかもしれません。下記の項目に当てはまる方は要注意!いつもの食生活を振り返ってみてくださいね。・普段の食事では、食材や栄養が偏っている・飲酒することが多い・食事の時間が不規則・夜中に食事することも多い・早食い・間食が多い痩せ体質を目指すなら、食事の時間やいつも食べているものを見直してみましょう。揚げ物や麺類などの高カロリーなメニューや、お菓子や糖分の多い飲み物を減らすなど、エネルギーを摂りすぎないように心がけることが大事。ただ食事の量を減らすのではなく、たんぱく質、脂質、糖質、食物繊維、ビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランスよく摂る食事が大切です。間食が多い方は、ナッツやドライフルーツなど美容にも良いと言われる食材を意識して摂取するようにしてみてくださいね。運動:運動不足を解消する運動をする習慣がないと、摂取したカロリーを消費できないだけでなく、筋力が落ち代謝も悪くなりやすいです。結果的に、太りやすくなる原因にもなりかねません。痩せ体質を目指すなら、定期的に運動する習慣を身に付けましょう。例えば、帰り道に一駅歩いてみたり、普段から階段を使ったり、お家でもできるヨガやストレッチに挑戦するなど、短時間でも無理なく続けられるものを取り入れてみましょう。1日1分でできる簡単なストレッチもあるので、まずは少しずつでも体を動かす習慣を取り入れましょう。睡眠:6~8時間の睡眠をとる寝不足はダイエットの敵です。睡眠不足だったり、睡眠の質が悪いと、睡眠中の成長ホルモン分泌量が減少し、脂肪を溜め込みやすくなると言われています。痩せ体質を目指すなら、忙しい方でも6~8時間は睡眠をとれるように一日のスケジュールを見直してみてください。姿勢:正しい姿勢を意識する「猫背」や「反り腰」などの姿勢でいると、余分な脂肪がつきやすくなり、体のバランスが悪くなってしまうことも…。また、姿勢が悪いことで、筋肉が上手に使われなくなることで代謝が落ち、脂肪もつきやすくなるでしょう。普段から姿勢を正すことで、運動せずとも全身の筋肉が使われます。そして、ぽっこりお腹の解消や、ヒップラインを綺麗に見せてくれる効果も期待できるので、まずは正しい姿勢を意識してみましょう。入浴:定期的に湯船につかる冷えが体に負担をかける恐れがあることは、ご存知の方も多いかもしれません。体温が1度下がるだけでも基礎代謝量が12%下がると言われています。代謝が悪くなるだけでなく、余分な水分や脂肪が溜まりやすくなるとされているので、体を冷やさないことが大切です。夏だとしても、毎日シャワーですませるのではなく、定期的に湯船につかって体を温める習慣をつけましょう。また、暑いからといって冷たい飲み物ばかりを摂取すると、体を冷やすことに繋がるので注意しましょう。痩せ習慣を身につけよう今回紹介した5つのルールに加え、普段からストレスを溜めないこともダイエットには必要不可欠。一度に全てを完璧に行おうとせず、ストレスがかからない程度で、続けられそうなものから取り入れてみてください。痩せ体質は「健康習慣」から作られます。健康的な食生活や生活習慣を意識することで、少しずつ変化がでてくるでしょう。自分の体調と相談しながら、できる範囲でチャレンジしてみてくださいね。©bymuratdeniz/Morsa Images/Westend61/YuriF/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2022年07月01日そもそも「糖質」とは何か?まずは「糖質とは何か」について触れておきましょう。糖質とは炭水化物のうちの一つで、カラダを動かすためのエネルギー源となります。糖質は消化されて「ブドウ糖」となり、血液中に溶けて「血糖」となって全身を巡り、カラダの中で1gあたり4kcalのエネルギーとなります。血糖の一部は、筋肉や肝臓に「グリコーゲン」として貯蔵されます。運動によって血糖がエネルギーとして使われ不足してくると、肝臓内のグリコーゲンが化学反応によってブドウ糖に変換されるようになります。一方、筋肉内のグリコーゲンは筋トレなどのような筋収縮運動のエネルギーとして使われ、ブドウ糖には変換されません。糖質を含む食品として、「果物類」、「砂糖」、「デンプン(米)」、「麺類」、「いも類」などが挙げられます。出典:byBirth一日に摂るべき糖質の量とは?糖質の一日の摂取量の目安ですが、一日の総摂取カロリーのうちの50~65%を糖質から摂るのが望ましいと言われています。一日の摂取カロリーは次の公式で求めることができます。〈標準体重 × 身体活動量=摂取カロリー〉標準体重は〈身長(m)× 身長(m)×22〉で求めることができ、身体活動量は座り仕事が多い人であれば25~30、立ち仕事が多い人は30~35、力仕事など重労働が多い人であれば35以上となります。例えば身長が160cmで、座り仕事が多い人の一日の摂取カロリー量は、標準体重が1.6 × 1.6 × 22=56kgなので、56 × 25=1400kcal1400kcalとなります。その1400kcalの50~65%ですから、一日に摂るべき糖質の量は700~910kcalとなります。ちなみにご飯茶碗一杯(150g)が約250kcalなので、約3杯分に相当します。糖質をカットすることで起こりうる問題糖質はカラダを動かすためのエネルギー源となりますので、糖質をカットしてしまうとカラダはエネルギー不足に陥ります。するとカラダは、筋肉を分解してエネルギーを作り出そうとします。そのため糖質をカットしてしまうと、筋肉量が低下し基礎代謝も下がってしまうので、脂肪がつきやすいカラダになってしまいます。つまり、糖質をカットしたり極端に制限したりするダイエットは、痩せにくく太りやすいカラダにしてしまうと言えます。出典:byBirthお腹痩せするのに「糖質」は必要か?〈糖質=太る〉という固定観念から、「糖質はお腹痩せには不要」と思われがちです。しかし、糖質をカットしたり極端に制限したりすると、却ってお腹まわりに脂肪がつきやすくなることから、むしろ必要と言えます。また、お腹痩せするには筋肉量を増やして基礎代謝を上げることが必要となりますが、筋肉量を増やすには筋トレとタンパク質だけでは不十分で糖質も必要となるのです。なぜならエネルギーが不足した状態でタンパク質だけを摂っても、タンパク質は筋肉作りの材料として使われなくなってしまうからです。「糖質」を摂りながら「お腹痩せ」するための3つのポイントもちろんただやみくもに糖質を摂るだけでは、お腹痩せ効果につなげることはできません!糖質を摂りながらお腹痩せするためには、3つのポイントを踏まえる必要があります。ポイント1:夜間の糖質摂取は避け、その代わり朝や昼に摂るようにすること出典:byBirth夕食時にご飯や麺類などを多く摂ってしまいがちですが、夜は身体活動量が少ないので、エネルギーとして使われずに余ってしまいます。すると余ってしまったエネルギーは、「中性脂肪」として脂肪細胞に貯蔵されてしまうことになります。そのため糖質は、身体活動量が多くなりエネルギーが必要となる朝や昼に摂るようにしましょう。ポイント2:「食べる順番」を意識すること食べる順番を意識するだけでも太りにくくなります!血糖値の急激な上昇を抑え、脂肪の蓄積を防ぐことができるからです。また、満腹感が得られるようになり、「食べすぎ」を避けることもできます。具体的には、次のような順番で摂るようにしましょう。みそ汁やスープといった汁物食物繊維が多く含まれているサラダや煮物肉や魚などといったタンパク質ご飯や麺類などの糖質ポイント3:血糖値の上昇速度が緩やかなものを選ぶようにする出典:byBirth炭水化物における血糖値の上昇速度を指数化したものとして「グリセミックインデックス」というものがあります。グリセミックインデックスが70以上のものを「高GI食品」、69~56のものを「中GI食品」、55以下のものを「低GI食品」と言います。当然数字が高いほど血糖値が上昇しやすく、脂肪が蓄積しやすくなるということです。そのため、血糖値の上昇速度が緩やかな低GI食品を選んで摂るようにしましょう。低GI食品には、「ほとんどの果物」や「葉物野菜」、「豆類」、「そば」、「春雨」、「全粒粉パン」などがあります。糖質を摂りながら「ストレスなくお腹痩せ」しましょう!出典:byBirth今回は、「糖質を摂りながらお腹痩せする方法」についてお伝えしました。「糖質を摂るから太る」のではなく、「糖質の摂り方に問題があるから太る」ということがご理解いただけたでしょうか。糖質の摂り方に気をつけていれば、ストレスなくお腹まわりを引き締めることができます!糖質制限しながら痩せるのが苦手な方は、是非お試しください!
2022年06月28日「痩せにくい体質」とは?出典:byBirth食事を食べる量が多くないのに痩せない、運動しても痩せない、という人もおられるかと思います。そんな人は、生まれつき「肥満遺伝子」を有している可能性があります。肥満遺伝子とは肥満遺伝子は、エネルギー代謝に関わる遺伝子で、肥満遺伝子を持っていると基礎代謝量が低い・脂肪を燃焼しにくい、といった体質になるとされています。基礎代謝量については、肥満遺伝子を持っていない人よりも100~200kcalほど低くなるのだそう。そのため、何をしても痩せにくいと感じることが多いのだそう。ただし、肥満遺伝子を持っているからといって、必ず太るというわけではありません。体型に関しては、体質だけでなく、食事内容や運動、睡眠など、生活習慣も大きく影響します。まずは、毎日する「食事」について、心がけるポイントをおさえてみてはいかがでしょうか?「痩せにくい体質」で、心がける食事とは?タンパク質を意識して摂取する出典:byBirth痩せやすい体質づくりには、タンパク質を意識して摂取することが大切です。タンパク質は筋肉をつくる材料です。筋肉量は多いほど、基礎代謝量が増えて痩せやすくなります。そのため、「鶏ささみ」や「納豆」「鮭」「ゆで卵」など、良質なタンパク質をなるべく毎食取り入れましょう。朝食にタンパク質を早稲田大学の研究によると、朝食にタンパク質を摂取すると、筋肉量を増やすのに役立つのだそう。朝食といえば「パン」や「ご飯」など、炭水化物だけの食事に偏ることが多いかと思います。「ギリシャヨーグルト」や「サラダチキン」「ゆで卵」「チーズ」「ちくわ」など、手軽に摂取できるタンパク質食品を、ぜひ朝食に取り入れてみてください。食物繊維を積極的に摂取する出典:byBirth食物繊維は、糖質や脂質の吸収を抑える働きや、血糖値上昇を緩やかにする働きがあります。食後に血糖値が上がると、元の血糖値に戻そうとインスリンが分泌されます。インスリンは血糖値を下げる働きの他、余分な糖を脂肪として体に溜め込む働きもあります。そのため、痩せやすい体づくりには、血糖値をコントロールすることも非常に大切なのです。特に、食物繊維が豊富な「野菜類」から食事を食べ始めるのがおすすめ。「ベジファースト」といって、野菜類から食べ始めることで、食後の血糖値上昇が緩やかになり、肥満予防に効果的なのだそう。食べる順番を意識するだけで良いため、気軽に取り組めるかと思います。食物繊維は、「きのこ類」「海藻類」「こんにゃく」「バナナ」「キウイフルーツ」「ブルーベリー」などに多く含まれているため、意識して食べてみてください。脂肪燃焼効果があるものを取り入れる出典:byBirth脂肪を燃やして、エネルギーに変換する働きをもつ栄養素を取り入れるのも、痩せやすい体づくりに効果的です。以下のような食べ物には、脂肪燃焼効果があるとされています。魚油青魚(マグロ、サバ、サンマ、イワシ等)に多く含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)には、脂肪を燃やす働きがある褐色脂肪細胞が増えるのを促すことで、体脂肪を減らす働きがあるのだそう。EPAやDHAは加熱に弱いため、「刺し身」や「サバ缶」を利用すると、効率良く摂取することができますよ。お酢株式会社ミツカンによると、お酢を毎日大さじ1杯(15ml)摂取すると、内臓脂肪を減らす効果があるのだそう。「ピクルス」や「お酢ドリンク」など、お酢を食生活に取り入れてみましょう。緑茶緑茶に含まれるカテキンは、食事に含まれるコレステロールの吸収を抑えたり、脂肪を燃やして体に脂肪が吸収されるのを抑える働きがあります。そのため、ダイエット中の飲み物は、「緑茶」がおすすめです。夕食は21時までに済ませる出典:byBirth時計遺伝子である「BMAL1(ビーマルワン)」というタンパク質の一種は、体脂肪を増やす司令塔のような働きをしています。ビーマルワンは、15時頃に最も少なくなり、21時以降に急増します。そのため、21時以降の夜遅い食事は、体に脂肪が蓄積されやすいとされています。夕食はなるべく21時までに済ませるように心がけましょう。夕食が遅くなりそうなときは、夕方に具だくさんおにぎりや、野菜サンドイッチなどを食べておき、夕食は消化が良いタンパク質食品(豆腐やゆで卵など)を摂取すると良いでしょう。間食を取り入れる出典:byBirth前述したビーマルワンの働きによって、午後15時頃に間食をとることは理にかなっています。また、間食を食べておくことで、夕食の「ドカ食い」「食べ過ぎ」を防ぐことができ、結果的に肥満を予防することができます。間食には、血糖値を上げにくい「チーズ」や「ナッツ類」「ヨーグルト」「茎わかめ」などがおすすめです。いかがでしたか?仮に痩せにくい体質であっても、食事や運動などで対策をすれば、痩せることは不可能ではありません。今回ご紹介した食事内容も、すべて取り組むのは大変ですので、できる範囲で取り組んでみてくださいね!
2022年06月26日「すっきりした体になりたい」「もう少し体重を落としたい」と夏に向けてダイエットにチャレンジする人も多いはず。さまざまなダイエット法がありますが、理想のボディを作るためには自分の体や体質を理解した上でダイエット法を取り入れなければ、リバウンドしてしまうことだってありえます。今回は約2か月で6kgを落とした筆者が「すっきりボディを作るためにやめたこと」についてご紹介します。カロリーとともに糖質・脂質を意識!ダイエットでは、エネルギーを消費することも大事だと言われていますよね。人のエネルギー消費量は主に基礎代謝量・食事誘発性熱産生・身体活動量の3つに分けられます。そのうち、60%もの割合を占めているのが基礎代謝量です(※1)。基礎代謝とは、早朝に快適な室内などにおいて空腹の状態で過ごしているときの代謝量のこと(※2)。成人女性は約1,150kcal、成人男性は約1,500kcalと言われています(※3)。例えば、基礎代謝量が1,150kcalの女性が一日の食事による摂取カロリーが1,000kcalほどであれば体重は減りやすく、摂取カロリーが2,000kcalの場合は燃焼しきれず体重が増えやすいと考えられるでしょう。ただし2,000kcal摂取していても、しっかり運動して食べた分を燃焼できていれば太りにくくなります。食べるのを我慢したくないけど痩せたい!と感じている人は運動などでエネルギー消費を高めることが大切。また、基礎代謝量は体格に依存し(※1)、加齢にともない筋力低下とともに基礎代謝も下がる傾向にあるため(※4)、筋力を高めるよう取り組むことも必要です。ここまで消費エネルギーについて説明したのですが、糖質と脂質の摂取量にも要注意。・砂糖が含まれているお菓子やスイーツ、ジュース、お酒・パンや麺類、ご飯・脂質が含まれている油やバター、マーガリン、ナッツなどに多く含まれる糖や脂質は分解や燃焼するのが大変なため、必要以上に摂りすぎないように意識することが大切です。筆者としては、糖や脂質を摂取する場合は、オリゴ糖やてんさい糖、質の良い植物由来の油などに変えることがおすすめです。ダイエットによって変化した食生活ダイエットを行う前、筆者は以下のような食生活を送っていました。朝食:惣菜パンを食べるか、もしくは何も食べない昼食:納豆、ご飯、前日の残りのおかず、スープ夕食:野菜、肉や魚、ご飯、スープ間食:チョコレート、アイスダイエット前から野菜を多く食べたり、お肉とお魚を交互に取り入れたり、日常的に揚げ物は食べないように生活を送っていました。太ることはなかったものの、痩せることもありませんでした。ですが、ダイエットをするにあたり、3つのポイントを意識することで減量に成功しました。約2か月で6㎏落とした筆者が「減量のためにやめたこと・変えたこと」3選1.朝はパンを控える&何も食べない生活をやめたダイエットを機に自分の食事をアプリに入力し、食生活を見直したときに気づいたことは、エネルギーとなるたんぱく質やビタミンが圧倒的に少ないことでした。便秘になりやすい体質でもあったので、朝一番の腸の働きをよくすることを目標にパンを食べるのを控えたり、何も食べない習慣をやめるようにしました。そのかわりに、プロテインを飲んだりヨーグルトとフルーツを食べたりする生活に変更。結果として、朝の空腹時に栄養たっぷりのプロテインを取るようになり体の調子がよくなり、ヨーグルトとフルーツを取り入れてからはお通じや肌の調子がよくなったと感じるようになりました。2.お米や麺類の食べる回数を減らした昼の食事内容はほとんど変えていませんが、麺やパンは週に1回だけ、お米は昼のみ摂取するように、米や麺類の食べる回数を減らしました。夜の食事は数種類の野菜や豆、魚、もしくは鶏肉や豚肉をあわせたサラダとスープにしています。麺類やパンは手軽に食べられますが、糖質過多になってしまうこと。さらに、夕方以降は体の燃焼力も低下することから、お腹に溜まりやすいものを減らしてみると翌朝の胃や腸が軽く感じ、徐々にお腹まわりがすっきりしていきました。3.間食は糖質の少ない食品に変えた筆者は、夕方のブレイクタイムにチョコレートを食べたり、お風呂上がりにアイスクリームを食べることが日課のようになっていました。しかし、このちょこちょこ食いは危険です。これまで食べていたチョコレートは、ビスケットなど小麦が入っているものや、砂糖たっぷりな準チョコレートを選んでいました。しかし、購入するのはカカオ72%のチョコレートに変更。バニラやチョコレートのアイスクリームも食べる回数を減らし、氷菓やシャーベット系の低カロリーアイスに変えたり、自分でヨーグルトアイスを作るなどして「我慢してストレスを溜める」のではなく「食べるものを変える」ことを意識しました。摂取する脂質や糖質量を控えることが、体重を減らすことに繋がったと感じています。ダイエットの方法は様々ですが、筆者は日々の習慣や意識を変え、摂取していた余計な糖質や脂質、カロリーを見直すことで約2か月で6㎏落とすことができました。ぜひ、自分が理想とするボディを得るために参考にしてみてくださいね。【参考】※1 身体活動とエネルギー代謝 e-ヘルスネット(厚生労働省)※2 日本医師会ホームページ「健康の森」※3 ダイエット e-ヘルスネット(厚生労働省)※4 加齢とエネルギー代謝 e-ヘルスネット(厚生労働省)©Standret,Kmpzzz,Pixel-Shot,Roman Samborskyi,Africa Studio/shutterstock文/寒川あゆみ
2022年06月22日お腹痩せできない原因は「姿勢」だった!?「お腹痩せに効くエクササイズをしているけれど、効果が感じられない…」という場合、まずエクササイズフォームを見直したくなります。でも、ちょっと待ってください!その前にチェックしておきたいことがあります。それは、「姿勢」です。なぜなら悪い姿勢のままでいくら効果的なエクササイズを行っても、穴の空いたバケツに水を注ぎ続けているのと同じだからです。出典:byBirthここで言う「悪い姿勢」というのは、具体的に「猫背」や「反り腰」の姿勢を言います。猫背や反り腰になると腹筋群が緩み、力が入らない状態になります。すると内臓が下垂してしまい、「ぽっこりお腹」を引き起こすと言われています。また猫背の姿勢になると換気量が低下してしまうので、取り込める酸素の量も少なくなってしまうため、脂肪燃焼効率がダウンしてしまいます。誰でも簡単にできる姿勢チェック法それではご自身の姿勢をチェックしてみましょう。ここでご紹介するチェック法は、壁さえあれば誰でも簡単にできるものですので、是非行ってみてくださいね。出典:byBirth上の写真のように、壁にかかと、お尻、肩(肩甲骨)、そして頭を付けて立つだけです!壁に頭を付けにくかったり、アゴが上がってしまったりする場合、「猫背」の可能性大です。そこから両腕を真上に上げてみましょう。その際、小指側は正面に向けるようにします。そうすると両腕が壁に付かなかったり腰の反りが強くなったりする場合も、猫背の姿勢である可能性が考えられます。次いで、腰と壁の間にできた隙間に片手を入れてみます。出典:byBirth指を曲げた、いわゆる「猫の手」が入る場合は正常ですが(写真左)、握りこぶしがすっぽり入ってしまう場合(写真右)、「反り腰」であることが考えられます。姿勢をリセットして「お腹痩せ効果」に導くストレッチ5選姿勢チェックをして、「猫背や反り腰だった」という方は、これからご紹介する5つのストレッチを行ってみましょう。これらを行うことで、姿勢をリセットすることができます!ご用意していただきたいものは、テニスボール1個ヨガマットもしくは大きめのバスタオル1枚だけです。では、ご紹介していきましょう!(1)胸椎リセットストレッチ出典:byBirthテニスボールを左右の肩甲骨の間にセットして、両膝を立てて仰向けになります。両腕をカラダの真横に構えて、手のひらを天井に向けます。息を大きく吸いながら、両腕を頭上に向かって開くように上げていき(写真上)、息を大きく吐きながら両腕を閉じるように下ろしていく(写真下)という動作を3回繰り返します。そうすることで後ろに強く弯曲した胸椎(背骨上部)をリセットすることができます。ポイント及び注意すべき点ゆっくりと、両腕をできるだけ大きく動かしていくようにすることが効果を高めるポイントです。痛みや違和感がない範囲で動かすようにしましょう。(2)胸の筋肉への静的ストレッチ出典:byBirth肘と脇を90度に曲げて肘の高さを鎖骨に合わせ、肘の内側を壁に合わせるようにします。ストレッチする方の脚を一歩前に踏み出し、壁に合わせた肘の内側を支点にカラダを反対側へ向けると胸の筋肉である「大胸筋」と「小胸筋」がストレッチされます。この時、顔も一緒に反対側へ向けるようにしましょう。左右それぞれ、胸の筋肉が心地よく伸ばされていることが感じられる強度で、30秒間伸ばし続けるようにします。そうすることで筋肉の緊張を緩め、柔軟性を高めることができます。ポイント及び注意すべき点胸の筋肉をしっかりとストレッチするには、肘の内側を壁から離れないようにします。必ずストレッチする方の脚を前に出すようにしましょう。そうすることでカラダが十分に回旋できるようになるからです。(3)肩甲骨内転動作を高める動的ストレッチ出典:byBirth両腕を閉じて肩甲骨を外側に開いた状態(写真左)から、両腕を開いていき肩甲骨を内側に寄せる動作(写真右)を10回繰り返します。ポイント及び注意すべき点少しずつ肩甲骨を内側に寄せる動きを大きくしていくことが、可動域を広げるポイントです。痛みや違和感がない範囲で動かすようにしましょう。(4)腸腰筋への静的ストレッチ出典:byBirth脚を前後に開き、前脚の膝を立てて後ろ脚は膝が股関節よりも後ろに位置するようにします。両手を立てた前脚の膝の上に添えて、重心を上体の真下に下ろし、骨盤を後傾させることで後ろ脚の太ももの付け根前面にある「腸腰筋」がストレッチされます。左右それぞれ、後ろ脚の太ももの付け根前面の筋肉が心地よく伸ばされていることが感じられる強度で、30秒間伸ばし続けるようにしましょう。ポイント及び注意すべき点骨盤を後傾させるコツは、目線をお腹に向けることです。ストレッチ中、骨盤は正面を向いているようにしましょう。(5)骨盤後傾動作を高める動的ストレッチ出典:byBirth四つん這いの体勢となり、腰を軽く反らせてから(写真上)腰を丸めていく(写真下)という動作を10回繰り返します。ポイント及び注意すべき点可動域を広げるために、腰を丸める動作を、少しずつ大きくしていくようにしましょう。腰を丸めていく際は、腰を天井に突き上げるイメージで行うとよいでしょう。ストレッチ中、顔は床に向けたままにします。やはり痛みや違和感がない範囲で動かすようにしましょう。「5つのストレッチ」を行ったら、姿勢がリセットされているか確かめてみましょう!出典:byBirth今回は、「お腹痩せエクササイズを行っても効果が感じられない…」という場合に行っておきたい5つのストレッチをご紹介しました。この5つのストレッチを行った後、改めて姿勢チェックをしてみると、姿勢がリセットされていることが確認できると思います。姿勢をリセットした上でお腹痩せエクササイズをしてみると、ターゲットとなる筋肉に効かせることができ、効果が期待できるようになります!是非、実践してみてください!
2022年06月22日「すっきりした体になりたい」とダイエットにチャレンジする人も多いのではないでしょうか。さまざまなダイエット法がありますが、理想とするボディを作るためにダイエットをする場合は、自分の体や体質を理解した上で取り組まないと思ったように体重が落ちず、リバウンドしてしまうことも。今回は2か月で6kg減量に成功した筆者が理想とするボディを作るために意識したことについてご紹介します。ダイエットは体重を落とすことが目的ではない!体のメカニズムを知って弱点を変えていくチャレンジ「体重を落としたい」「すっきりしたボディラインになりたい」など、ダイエットの理由は人それぞれ。話題のダイエット法を取り入れてみても思うように結果が出なかったり、一時的に体重は落ちてもすぐにリバウンドしてしまったり、そんな経験がある人も多いでしょう。目標とする体重やボディラインに近づくために、筆者がダイエット中に大切だと感じたことはこの3つ。1.体のメカニズムを知る2.自分の体質を理解し、弱点を克服する3.体に記憶させるダイエット法が体のメカニズムに沿っていない、あるいは自分の体質と合っていなければ、思ったように効果が出ないと感じることもあるでしょう。自分の体の理解が深まることで、ダイエットにおける弱点がわかり克服できるのです。また、たとえ目標体重を達成しても、ダイエットに向いた生活習慣から元の生活に戻ればリバウンドしやすくなります。ダイエットは一時的な取り組みではなく、長期的に取り組んで太りにくい体質を目指す改革だと筆者は考えます。体のメカニズムとは?私たちの体は骨・筋肉・臓器・脂肪・皮膚などから成り立っていて、日々の食事によって栄養を蓄え生きています。ダイエットをするにあたって、栄養をエネルギーに変える代謝や、脂肪燃焼のための運動を支える筋肉の働き。さらに、食べたものを消化する胃や栄養を吸収する腸、尿や便として不要物を体外に出す排泄といったサイクルを理解することが大切です。このサイクルが停滞することで便秘や脂肪増加、むくみの原因になる恐れもあり、それが体重増加を促すことも。反対に、スムーズにサイクルが行われればむくみや脂肪の増加を防ぐことにも繋がるのです。話題のダイエット法を取り入れる前に、まずは腸内環境を整えて排泄習慣を正す、筋肉量や運動量を増やしエネルギー消費を促すなど体のサイクルを正しくするように心掛けるのが大切です。1.腸内環境を整えるための食習慣腸には約1000種類・約100兆個もの細菌が住み着いていると言われています。細菌には、「善玉菌」「悪玉菌」「どちらでもない中間の菌」の3種類あり、健康的な腸内細菌を維持するためには善玉菌が優勢であることが大事だとされています(※1)。一方で、以下のような生活習慣は、悪玉菌が増える原因になります。・たんぱく質や脂質ばかり摂取する・食事の時間がバラバラで、不規則な生活を送っている・睡眠不足である・ストレスを溜めている悪玉菌を増やさないためにも、まずは普段の食事内容を記録するなど生活習慣を改善することが大切です。また、善玉菌はビフィズス菌や乳酸菌、食物繊維などを摂取することで増えると言わています。悪玉菌を増やさない生活を送るとともに、野菜や発酵食品も積極的に食べることが大事です。約2か月で6kg減らした筆者が「食生活」で意識していること7つ筆者がダイエット生活を送るなかで、意識している食習慣は次のようなものがあります。・朝食に乳酸菌入り&栄養素豊富なプロテインを飲む・朝食に乳酸菌を含むヨーグルトや食物繊維の摂れるグラノーラまたはフルーツを食べる・昼食や夕食に納豆やキムチなどの発酵食品を食べる・積極的にサラダを食べる・パンやお米、麺類は昼食時のみ食べる・ジャンクフードや揚げ物類は極力食べない・食事や入眠のタイミングを毎日一定に揃える日々の食生活では、食べたいと思うまま口にするのではなく、腸にいいかどうかを考えてから食べるようにしています。野菜を食べるときは数種類の野菜や豆を、生魚や蒸し肉と一緒に食べるのがおすすめ。市販のドレッシングは使用せずオリーブオイルとレモン、コショウなどで味付けするのがポイントです。また、朝イチや就寝前の消化の妨げにならないよう、筆者は昼食時のみパンやお米、麺類などの炭水化物を摂るようにしています。2.筋量や運動量を増やしエネルギー消費を促す筋肉はポンプの役割となり血液やリンパの流れを促しています。運動不足が続くと血液やリンパの流れが悪くなり、むくみや冷えを招くほか、筋肉量が落ちることで代謝も悪くなり、脂肪やセルライトが蓄積しやすくなります。筋肉が活動することで、全身の代謝を高め余分な脂肪を燃焼することができるためウォーキングやランニング、ストレッチやマッサージなどを取り入れるのがおすすめです(※2)。日頃の生活でこのようなことが続くと、むくみ、冷え、脂肪を招く原因となるため注意が必要です。・座りっぱなし、立ちっぱなしなど同じ姿勢が多い・手先や足先は動かしていても、大きい筋肉(太もも、お尻、お腹、背中)は動かせていない・湯船に浸からずシャワーのみ・アルコールやジュースをよく飲み、水を飲まない約2か月で6kg減らした筆者が「体作り」で意識していること5つ筆者が日ごろの生活で、体を動かすために意識していることは、以下5つです。・毎日入浴する・入浴時はストレッチ、ふくらはぎ、太もも、お尻まわりをマッサージする・お風呂上がりにストレッチやエクササイズをする・掃除や家事の合間も体を大きく動かす・週に1~2回は3~4kmウォーキングする3.排泄習慣を整える人間の体の約60%は水分でできており、補給した水や食事に含まれる水分で体内の水を入れ替えています。一日の水分摂取量が少ない人や、お茶やコーヒー、ジュースなどの清涼飲料水ばかり飲んでいる人、塩分や脂が多い食事をよく食べる人は、余分な糖、塩分、脂肪を溜め込むだけでなく、水分の循環が悪くなってしまいます(※3)。日頃の食生活で、このようなことが続く場合は、排出力を低下させる原因となり得るため気をつけた方がいいでしょう。。・お茶、コーヒー、ジュースしか飲まず、水を飲む量が少ない・水分を含む野菜を食べる機会が少ない・ジャンクフードや揚げ物、味付けの濃いものをよく食べる・お酒をよく飲む・運動する習慣がない約2か月で6kg減らした筆者が「排泄」のために意識していること6つ筆者は、体内に水分を蓄積させないために、汗、尿、便として排出させ、翌日に持ち越さないように意識しています。そのためにやっていることは以下です。・1日1.5〜2ℓの水を飲む(ウォーターボトルに水を常備し、日中や入浴時もこまめに水分補給)・こまめにトイレに行く、排泄を我慢しない・食事の味付けは薄めにする(塩分の摂り過ぎを防ぐため)・毎日サラダ、蒸し、炒め野菜など、野菜を数種類食べる・アルコールは週に1回程度に抑える・入浴中&お風呂上がりにストレッチやマッサージをおこなうこのように「体のメカニズム」に合わせて、腸内環境を整え、筋肉を強くし燃焼力や排出力を高めることを習慣化させると、自分の体質や習慣においての弱点が浮き彫りになってくるはずです。この弱点を克服していくことが目標体重やすっきりしたボディラインを作るキーポイントになりますので、参考にしてみてください。【参考】※1 腸内細菌と健康 e-ヘルスネット(厚生労働省)※2 身体活動とエネルギー代謝 e-ヘルスネット(厚生労働省)※3 嗜好飲料(アルコール飲料を除く) e-ヘルスネット(厚生労働省)©eldar nurkovic, Tom Wang, New Africa/shutterstock文/寒川あゆみ
2022年06月18日立ち作業の合間などに、ほんの少しの時間で簡単に、太りにくい体づくりができたら嬉しいですよね。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が「仕事や家事をしながら痩せ体質をつくる簡単習慣」を2つご紹介します。下半身を意識することであなたも痩せ体質に近づけるはず!仕事や家事の合間には下半身を整えるのがおすすめ仕事や家事の合間に痩せ体質を目指すには、下半身を整えることを習慣化させるのがおすすめです。下半身の筋肉は大きいため、衰えると他の部位にも影響が出やすいです。例えば、お尻の筋力が萎えると、骨盤が歪みやすくなりお腹周りにも贅肉が残りやすくなると言われています。また、太腿の外側や前側に贅肉がつきやすい人は、骨盤の位置が不安定になっていることが原因の1つとして考えられます。下半身を整えることで期待できる変化お尻を整えて骨盤を安定したポジションに導くと、普段歩いているときや立っているときに脚に変化が表れます。骨盤を安定させることにより脚の負担が楽になり、脚もすっきりしてくるでしょう。さらにたるみやすい内腿を整えると、お腹周りから内腿にかけてつながる筋肉が働きやすくなり、お腹周りもすっきりしやすくなります。そこで今回は、立ったまま行える、お尻とたるみやすい内腿にフォーカスした簡単習慣を紹介します。「お尻を引き締める簡単習慣」1.両脚を閉じたまままっすぐに立つ脚の付け根を外側へ向けるように意識して、軽くお尻が引き締まった状態を作りましょう。2.みぞおちを真上に引っ張るようにして姿勢を整える3.右脚に重心を移動させる骨に体をのせるようなイメージで重心を移動させると安定します。4.左足先を外側へ向ける股関節から脚全体を外側へと向けるようにしましょう。5.お腹に力を入れて、左ひざを曲げ脚を横に持ち上げるこのとき、左のお尻の上部に手を置きます。6.息を吐きながら持ち上げた左脚を、後方へ向かって投げだす左のお尻の上部が硬くなっているか確認してみましょう。7.これを1セットとして10回行ったら反対側も同様に行うこのエクササイズを行う際は、脚を後方へ投げだしたときに腰を反りやすいので、お腹に力を入れるように意識してポジションを固定しましょう。「内腿を引き締める簡単習慣」1.両脚を閉じて、脚の付け根から足先を外側へ開く2.膝を開きながら曲げる3.膝を開いた状態でかかとをあげる4.かかとをあげたまま、膝を閉じるこのとき、内腿を会陰の方へ引き上げるようなイメージで動いてください。5.かかとをおろして最初のポジションに戻る6.これを1セットとして、10~15回繰り返す意識することで効果を引き出すそれぞれお尻と太腿にアプローチするエクササイズをする際は、目的の部位に力が入っているか、効いている感覚があるかを確かめながら行いましょう。力を入れる箇所やアプローチしている部位を意識して行うことで、より効果を引き出すことにつながるはずです。どちらも回数を重ねるとだるさを感じるかもしれません。だるさを感じたらあと数回を目安に続けてみると良いでしょう。家事や仕事の合間に、無理のない範囲で取り組んでみてくださいね。©Staras/gettyimages文 / 上村由夏
2022年06月16日「お茶はダイエットにおすすめ」なんて話を聞いたことがある人もいるかもしれません。毎日飲んでいる飲み物の選び方を工夫することで、ダイエットに役立つならうれしいですよね。そこで今回は、管理栄養士の筆者がダイエット中におすすめのお茶をご紹介します。飲み方のポイントもあわせて解説するので、ぜひチェックしてみてください。お茶がダイエットに向いている理由お茶を飲むだけで痩せるわけではありませんが、お茶の選び方や飲み方を工夫することで、ダイエットに役立つこともあります。お茶は基本的にノンカロリーのものが多いので、ダイエット中にぴったりな飲み物です。そもそも人が摂っておきたい水分量は、個人差もありますが1日あたりおよそ2.5Lと言われています。そのうち約1Lは食品から、残りの1.5Lは飲み物から摂ることが望ましいとされています(※1)。しかし、たとえばジュースや甘いコーヒーなどをたくさん飲んでしまうと、糖分やエネルギーの摂りすぎにつながり、肥満を招きやすくなるでしょう。そのため、日常的に甘い飲み物を飲んでいる人は、水やお茶に代えるだけでもダイエット効果が期待できますよ。お茶を選ぶときの注意点お茶にはさまざまな成分が含まれていますが、注意すべきはカフェインの量です。カフェインは摂りすぎてしまうと、中枢神経が刺激されてめまいを起こしたり、睡眠に影響したりする可能性もあると言われています(※2)。お茶の中でもカフェインを含むものと含まないものがあるので、水分補給として日常的に取り入れるのであればカフェインが少なめのお茶を選ぶことがおすすめです。また、妊婦の方が高濃度のカフェインを摂った場合、低体重など胎児の発達に影響を及ぼす恐れもあるとの研究があります(※2)。妊娠している方はカフェインレスのものを選んだ方が良いでしょう。ダイエット中におすすめのお茶5選それではここから、ダイエット中に特におすすめしたいお茶をご紹介します。コンビニやスーパー、ドラッグストアなどでも見かけるものを集めているので買いやすいはず。緑茶緑茶にはカテキンというポリフェノールの一種が豊富に含まれています。カテキンで注目すべきは抗酸化作用。実は活性酸素が大量に生成されると動脈硬化や老化防止などにつながるとされる過酸化脂質を生む可能性もあるのですが、抗酸化作用は活性酸素の働きを抑えたり物質自体取り除いたりすることが期待できます(※3)。ただ、緑茶にはカフェインが含まれることも多いため、味が濃いものを飲むときは量に気を付けましょう。ウーロン茶茶葉を半発酵させてできる、ウーロン茶ポリフェノールの健康効果が注目されているウーロン茶。市販の商品では「体に脂肪がつきにくい」という表示が認められている特定保健用食品のウーロン茶もあります。ウーロン茶もカフェインが含まれていることが多いので、飲む量には注意が必要です。黒豆茶黒豆を煮出して作られる黒豆茶には、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが豊富。抗酸化作用により活性酸素の働きを抑え、老化予防にもつながるでしょう(※3)。また、黒豆に含まれる大豆サポニンは脂肪燃焼を促すホルモンであるアディポネクチンの分泌を助けると言われている(※4)のに加え、むくみ予防にも効果があるカリウムも豊富に含まれています。黒豆茶にはカフェインは含まれていないのもポイントです。ルイボスティールイボスティーは、マメ科のルイボスの葉を発酵・乾燥させて作られます。ミネラルや抗酸化作用があるポリフェノールが含まれている上、ノンカフェインなので1日のどのタイミングで飲んでも安心です。ごぼう茶ごぼうを細かく切って乾燥させて作られるお茶。ごぼうの皮にはサポニンという成分が含まれていて、抗酸化作用や脂肪の蓄積を予防する効果が期待されています(※4)。また、水溶性食物繊維のイヌリンには食後の血糖値上昇の抑制や、ビフィズス菌を増やして腸内環境を整える作用もあると言われています(※5)。カフェインは含まれていません。ダイエット中はお茶をうまく活用しようダイエットでは、バランスのとれた食事や適度な運動を取り入れることも大切ですが、水分補給としてお茶を上手に取り入れることでダイエットをサポートしてくれます。ただし、カフェインの摂りすぎには注意が必要です。また、常温や温かいお茶を飲むことで体が温まり、代謝アップの効果もあるとされています(※6)。暑い時期は冷たいお水を飲みたくなりがちですが、ぜひ常温以上のお茶も飲んでみてください。【参考】※1 厚生労働省.e-ヘルスネット 嗜好飲料(アルコール飲料を除く)※2 農林水産省カフェインの過剰摂取について※3 厚生労働省.e-ヘルスネット抗酸化物質※4 サポニンと効果と摂取量 健康長寿ネット※5 水溶性食物繊維イヌリン|株式会社 明治※6 水は1日どれくらい飲めば良いか 健康長寿ネット©Makistock,5 second Studio,taa22,Vinne,nana77777,hungryworks,kai keisuke/shutterstock文/管理栄養士・寺内麻美
2022年06月11日「下腹痩せ」と「太もも痩せ」は「たった一箇所の筋肉」を鍛えるだけで実現可能!?下腹と太もものお悩みは、たった一箇所の筋肉を鍛えるだけで解消させることができます!その筋肉とは、「股関節内転筋群」です。股関節内転筋群とは内ももにある筋肉のことで、「恥骨筋」、「短内転筋」、「長内転筋」、「大内転筋」、そして「薄筋」という5つの筋肉から成ります。股関節内転筋群は、太ももを内側に向かって閉じる際に機能します。なぜ「内ももの筋肉」を鍛えると下腹痩せと太もも痩せが実現できるのか?ではなぜ股関節内転筋群を鍛えることで、下腹痩せと太もも痩せが同時に実現できると言えるのでしょうか?その理由として2つ挙げることができます。1つは、骨盤の開きが改善され、ぽっこり下腹の解消につなげることができるからです。股関節内転筋群は骨盤下部にある「恥骨」に付いている筋肉なので、筋力が低下すると恥骨が開いた状態になってしまいます。すると内臓が下垂してしまい、下腹がぽっこり出た状態になってしまうと考えられます。もう一つは、股関節内転筋群を鍛えることで、「内もものたるみ」を解消することができるからです。内もものたるみが解消されると、太もも引き締め効果につながり、その結果太もも痩せ効果が期待できるようになります。出典:byBirth「下腹」と「太もも」をまとめて引き締める内ももエクササイズ3選それでは「下腹痩せ」と「太もも痩せ」の2つが実現できる、内ももエクササイズを3つご紹介していきましょう。エクササイズするにあたり、ご用意していただきたいものは以下の3点です。小さなエクササイズボール1つヨガマットもしくは大きめのバスタオル1枚水分補給用のお水もしエクササイズボールがない場合は、「クッション」などそれに代わるものでも構いません。エクササイズをご自宅で行う場合は、周りに障害物などがないことを確かめた上で行うようにしましょう。(1)ワイドスタンス・スクワット出典:byBirth肩幅よりも大きく足幅を広げて立ち、左右の脚で「正三角形」を作るようにします。つま先と膝はやや外側に向けます(写真左)。両手を頭の後ろに組んで、胸を正面に向けます。息を吸いながら、お尻を真下にゆっくりと下ろしていきます(写真右)。左右の膝の高さ、もしくはそれよりもやや低い位置まで下ろしたら、息を吐きながら立ち上がります。足幅を広げてスクワット動作を行うことで、股関節の「開いて閉じる」という動作が繰り返されるようになるので、股関節内転筋群が使われるようになります。10回反復可能な強度で、1分間の休憩を入れながら3~5セット行うようにします。ポイント及び注意すべき点股関節内転筋群に効かせるには、足幅をできるだけ大きめに広げることと、上体を床に対して垂直の状態をキープすることがポイントです。上体を床に対して垂直に保つコツは、胸を正面に向けるようにすることです。エクササイズ中は、つま先と膝が同じ方向を向くようにしましょう。膝がつま先よりも内側に入ってしまうと、膝への負担が大きくなってしまうからです。(2)ボール挟みエクササイズ出典:byBirth太ももの間にエクササイズボールを挟み、左右のかかとを合わせてつま先をできるだけ外側に開いて立ちます。息を吐きながらエクササイズボールを挟んでいき、内ももの筋肉が収縮していることが感じられるところで1~3秒間静止し、息を吸いながら緩めるという動作を繰り返していきます。そうすることで股関節内転筋群と、お尻の筋肉である「大殿筋」も鍛えることができます。15~20回を、1分間の休憩を入れながら3セット行いましょう。ポイント及び注意すべき点できるだけしっかりエクササイズボールを挟むようにすることが、股関節内転筋群に効かせるポイントです。左右のかかと同士をつけて、つま先をできるだけ外側に向けた状態で太ももを閉じる動作を繰り返すことで、大殿筋にも効かせることができるようになります。エクササイズ中は、カラダ全体をまっすぐに伸ばした状態を保つようにしましょう。(3)ボール挟みレッグレイズ出典:byBirthエクササイズボールを足で挟んで、床に仰向けになります。両腕をカラダの真横に「ハ」の字に構えて、ボールを挟んだ足を床から離します。両膝は軽く曲げておきます。息を吐きながら下腹部を支点に両脚を床に対して垂直になるまで上げていき、息を吸いながら両脚を床に触れる手前まで下ろすという動作を繰り返します。そうすることで股関節内転筋群と腹直筋下部を鍛えることができます。15~20回を、1分程度の休憩を入れながら3セット行います。ポイント及び注意すべき点腹直筋下部に効かせるには、下腹部から両脚を上げていくようにします。股関節内転筋群に効かせるために、エクササイズ中はできるだけしっかりとボールを挟むようにしましょう。レッグレイズが10回もできない場合「レッグレイズでは強度が高すぎて10回もできない…」という場合は、両膝を90度に曲げた「リバースクランチ」を行ってみましょう。膝を深く曲げることで強度を下げることができ、無理なく腹直筋下部と股関節内転筋群を鍛えることができます。出典:byBirth出典:byBirth仰向けの体勢から、膝と股関節を90度に曲げます。写真にはありませんが、両膝でエクササイズボールを挟み続けるようにします。両腕をカラダの真横に「ハ」の字に構え、手のひらを天井に向けるようにします。息を吐きながら下腹部を支点に骨盤を起こしていき、息を吸いながら骨盤を下ろしていくという動作を繰り返します。「下腹痩せ」と「太もも痩せ」の2つを実現させる“近道”とは?出典:byBirth今回は、「下腹痩せ」と「太もも痩せ」の2つが実現できるエクササイズを3つご紹介しました。エクササイズは、週2~3回続けるようにしましょう。以前にもお伝えしましたが、どんなに効果のあるエクササイズでも、続けなければ効果は現れません!しっかりと、ターゲットとなる筋肉に効いていることを感じながら、続けるようにしましょう。それが、「なりたいカラダ」への一番の近道です!
2022年06月11日運動したり、食事を気にしながらダイエットをしていても、日常のちょっとした無意識の癖が痩せ体質から遠ざけてしまっていることがあります。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が「痩せ体質から遠ざかるNG習慣」をご紹介します。毎日ちょっとしたことを意識するだけで痩せ体質に近づけるはず!姿勢が悪いと「痩せ体質」から遠ざかる原因になることも…運動や食事制限をしていても、思ったような効果が出ないことはありませんか?その原因の一つに日々の姿勢が関わっているかもしれません。1日のうちの運動をする時間はほんのわずかという人が多いですが、姿勢は常に関わってきます。座りっぱなしのことが多かったり、歩く習慣が少ない場合、姿勢を支える体幹の筋力が弱くなっていきます。すると姿勢が悪くなって、お腹や背中、二の腕などに余計なお肉が残ったり、重心が下がって下半身だけがたくましくなったりと、なかなか痩せにくくなることもあります。立ち姿勢や歩き方は意識できても座った途端に…立っているときなら、立ち方に気をつけたり歩く歩幅を大きくしてみたり、姿勢を意識しやすいかもしれません。しかし、座った途端に姿勢が崩れていつの間にか腰が疲れたり、肩がこったりしていませんか?または姿勢を意識しすぎて体をガチガチに固めて腰痛になってしまうなんてことも…。いつの間にか痩せ体質から遠ざかる「NGな姿勢」が習慣化していないか、見直してみましょう。NG姿勢1.「腰を丸めて頭を前に突き出した姿勢」パソコン仕事を続けていたり、座りっぱなしの時間が長引くと、つい腰を丸めて頭を前に突き出した姿勢になりがちですよね。ラクに感じるのでついついそうしてしまう人が多いのですが、重たい頭を前に突き出した姿勢は、頭を支えるために肩がガチガチに固まり、そのバランスをとるために背中を丸めざるおえない体勢になってしまうのです。これではお腹周りが潰れて循環も悪くなり、消化の妨げにもなりかねません。この状態が定着すると、肩こりになったり、背中や二の腕にお肉がついたり、ぽっこりお腹が定着したりと、痩せ体質から遠ざかってしまう恐れがあります。特に食事をするときにこの姿勢でいるのはNG。消化の負担になる懸念があるため、食事中は特に気をつけましょう。NG姿勢2.「胸を突き出して反り腰になった姿勢」姿勢がよさそうに見えますが、胸を突き出して反り腰状態でいると腰に負担がかかってしまいます。体幹で胴体を支えにくく、肋骨の位置も不安定になることから、歪みが定着しやすい姿勢です。反り腰が定着すると、下半身が痩せにくくなりむくみに悩む場合も。体が緊張して腰痛に悩んでいるときは、座り姿勢を意識して直してみると良いでしょう。痩せ体質に導く「お腹をつぶさない姿勢」では、正しい座り方を解説します。ポイントはお腹をつぶさない姿勢をとること。姿勢を意識するあまり、腰を仰け反らせるのではなく、背骨を意識して座ってみましょう。背骨が体を支えているイメージを持つことが大切です。「痩せ体質」に導く姿勢の作り方1.リラックスして座るこのとき、多少背中が丸まっていてもOKです。2.鎖骨から腕がぶら下がっている感覚で鎖骨、肩、肩甲骨をストンと下げ、さらに腰回りの力も緩める坐骨が床に対してまっすぐになったらOK。腰はリラックスしたままお腹周りが安定したような感覚があれば大丈夫です。ここで無理に胸を張ったり、腰を反らしたりしないように注意してください。3.そのまま頭からみぞおち辺りまでの背骨を上に引っ張るイメージで胴体を伸ばす「引き上げるのはみぞおちまで」とイメージすると自然と腰が持ち上がります。ここで深呼吸。吐く息とともに背中の力を抜けば安定します。こうすることで、自然とお腹が引きあがり腰が立った姿勢になります。「痩せ体質」に導く姿勢は意外とラク痩せ体質になるために、姿勢を意識しようとするとなんだか辛そうなイメージがある方も多いかもしれません。実際は余計な緊張がなく体幹が安定してとてもラクです。むしろ姿勢が悪い方が体に負担をかけてしまいますし、痩せ体質からも遠ざかります。まずは今回紹介した座り姿勢から整えてみましょう。慣れてくると、安定する位置の感覚がわかってバランスが取りやすくなってくるはず。座りっぱなしの時間が長い人はぜひ試してみてくださいね。©New Africa/shutterstock文 / 上村由夏
2022年06月06日ダイエットはしたいけれど、つらい食事制限や運動はなるべく避けたいというのが本音。実は、食事の量に差がなくても太りやすい習慣があるので、それを知って太りづらい食生活を実践することが大切です。毎日の食生活において、少しの工夫で痩せやすい体質を目指してみませんか?そこで今回は管理栄養士の筆者が、痩せ体質を手に入れたい人のためにおすすめの食習慣をご紹介します。1.朝食を食べる摂取カロリーを減らすために朝ご飯を食べない人もいるかもしれませんが、朝食を食べないと肥満につながりやすいのです。食事回数が少なくなることで、昼食や夕食を必要以上に食べすぎてしまったり、夜遅くの食事につながったりする恐れもあるからです。また、朝食を食べることは、一日の始まりに体温を上げて体を整えたり、腸の動きを促して排便をサポートする働きをするのにも役立ちます(※1)。一日を元気に過ごすためにも、ぜひ朝食は食べましょう。食べる習慣がない人は、果物やヨーグルトなど、手軽にとれるものから試してみてください。2.夜遅くにたくさん食べない夜遅くに食事をすることは、血糖値の上昇を引き起こしやすく、最終的には肥満のリスクを高める研究結果もあるといわれています(※2)。そのため、遅くとも寝る2時間前までには食事を済ませられるといいでしょう。仕事の都合などでどうしても食べる時間が遅くなるのなら、夕方など軽く食事ができるタイミングでおにぎりや栄養補助食品を食べておき、帰宅後はその分少なめに食事する方法がおすすめです。3.食物繊維を意識するダイエットのためにも、食物繊維は積極的に摂りたい栄養素。便秘の予防にもつながる整腸作用があるだけでなく、食後の血糖値の上昇を抑えたり、血中のコレステロール濃度を低下させたりする機能があるといわれています(※3)。適正量を補えるように、毎食で食物繊維を積極的に摂ることを意識してみてください。食物繊維は豆類や野菜、きのこ、海藻のほかにご飯などの穀類にも多く含まれています。白米よりも玄米や雑穀米のほうがより食物繊維が豊富なので、置き換えてみるのもおすすめです。4.主食・主菜・副菜をそろえる手軽に食べられることから、ランチなどでは麺類や丼ものといったいわゆる“単品もの”で食事を済ませている人もいるでしょう。たしかにさっと食べられて便利ですが、炭水化物や脂質が多くなりやすいのが難点。だからこそ、なるべく定食を選ぶように意識しましょう。ただし、ご飯の大盛りや揚げ物はほどほどに。また、ラーメンとチャーハンセットのような“炭水化物の重ね食い”は、カロリーオーバーになりやすいので控えられるといいですね。5.間食をうまく取り入れるダイエットのためには、間食はやめなければいけないと思い込んでいませんか?間食は、選び方を工夫すれば食事だけでは補いきれない栄養を補給できますし、気分転換や日々の楽しみとしての役割もあります。特に、ストレスが多い日が続くと、ついつい食べすぎてしまう人もいるでしょう。また、間食を我慢することでますますストレスがかかり、やけ食いをしてしまう可能性もあります。思わぬ食べ過ぎを避けるためにも、間食は上手に取り入れることが大切です。1日あたりに食べる間食のエネルギーは、200kcal程度を目安にできるといいでしょう(※4)。スナック菓子や甘いお菓子類などは糖質や脂質が多く、食べすぎてしまうとカロリーオーバーにつながりやすいです。そのため、量を調整したり、カロリーが控えめのタイプを選んだりしてみてください。また、間食に乳製品や果物を選ぶとカルシウムやビタミン、食物繊維が補えるのでおすすめです。食習慣を少しずつ変えて、痩せ体質を手に入れよう食べる時間帯や回数、バランスを意識すると、1日に食べる量はそれほど変わらなくても太りにくい体を目指すことができます。今回お伝えした食習慣は、一気に全部を取り入れる必要はありません。ぜひ実践できそうなものから始めてみてください。【参考】※1国立健康・栄養研究所朝ごはんを食べられないことが多いです。気をつけることはありますか?※2厚生労働省.e-ヘルスネット 交代制勤務者の食生活に関する留意点※3厚生労働省.e-ヘルスネット 食物繊維の必要性と健康※4厚生労働省.e-ヘルスネット 間食のエネルギー(カロリー)©masahiro Makino/gettyimages©afotostock/shutterstock©New Africa/shutterstock文/管理栄養士・寺内麻美
2022年05月29日減量のためにトレーニングを続けることはなかなか根気のいるもの。だからこそ、日常の生活を送っていても太りづらい「痩せ体質」の人には憧れますよね。そんな痩せ体質も、実は寝る前に1日の体の歪みをリセットしておくだけで目指せるんです。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が「背部を丸めて伸ばすだけで痩せ体質を目指せる簡単習慣」をご紹介します。姿勢を伸ばすことが意識されがちですが、今回は丸める力にフォーカスしてお伝えします。痩せない原因は背中と腰のこわばり…?長時間座っていたりアンバランスな立ち方をすることで起こりうる姿勢の崩れを放置すると、局所的に筋肉に負担がかかり、凝り固まりやすくなります。特に、女性に多く見られるのがお腹の力が抜けたような姿勢。それによって骨盤が前傾してしまうと反り腰になりやすく、腰や背中がパンパンに張ってしまうことも。また、デスクワーク中にやってしまいがちな巻肩姿勢が定着すると、背中が丸まって首から肩周りの筋肉がガチガチに固まってしまいがち。これらの姿勢によって負担がかかる筋肉が局所的になると、全身をバランスよく動かしにくくなり、動きが悪い部分に脂肪が残ったり、全身の代謝が落ちたりする恐れがあります。丸める、伸ばすをバランスよくとはいえ、姿勢をよくしようと意識すると、体を伸ばすことばかりに意識が行ってしまうことも。ですが、腰や背中を丸める柔軟性も痩せるために大切です。背骨を柔軟に動かせるように筋肉をまんべんなくほぐしておくことで、代謝の低下を予防しましょう。今回ご紹介するエクササイズでは、背中から腰を丸める力を意識してください。背中や腰をしっかり丸めることで、お腹にもしっかりアプローチできます。肩や首が凝ってると感じる人ほど、数回やるだけでもかなり疲れるでしょう。エクササイズを続けていけば気持ちよく体をストレッチできるようになると思いますので、自身の体の変化を感じてみてください。丸めて伸ばすだけ!寝る前10回で痩せ体質を目指す簡単習慣1.両脚を腰幅程度に開き、足先を外側へ向けてしゃがみます2.両腕は両脚の間に通し、膝先を開きましょう3.息を吸い、吐きながら腰を丸めてお尻を床に近づけてください4.3と同時に、肋骨の背後あたりから上部は頭の方へ向かってしっかりと丸め、首から頭は力を抜いて下げましょう5.3と4の動きを数回繰り返し、後背部を軽くストレッチします6.5を終えたら、息を吸いながら頭からみぞおちまでの背骨を上に引き上げるように意識して、両腕を斜め上に向かって伸ばしましょう7.今度は息を吐きながら背骨全体をしっかりと丸めるとともに、頭上にあげた両腕を手の甲を向かい合わせにした状態で前方へ引っ張るように伸ばします8.息を吸いながらかかとを持ち上げ、両脚を股関節をからしっかりと開き、両腕でさらに気持ちのいいところまで押し開いてください9.6~8を1セットとし、合計10セット行います背骨全体を意識すること背骨をしっかりと丸めて伸ばすことを意識するのが大切です。背骨全体を意識して動かすように心がけましょう。特に、腰はお尻を床に近づけるくらい丁寧に丸めると、お腹も縮みます。また、腕を伸ばすときも背中から二の腕までを引っ張るように伸ばすのがポイント。首から腰まで凝り固まっている日はとてもしんどく感じますが、翌朝はスッキリするはず。代謝を低下させないためにも、寝る前にぜひ行ってみてくださいね。©Alina Troeva/shutterstock上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。心身の調和こそ健康だと痛感し、ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方から整え頑張らなくても、自然と痩せてキレイになっていく“マナメソッド”を発案。現在は女性の体の巡りを目覚めさせるレッスンをテーマとし、エネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナメソッドセラピー】と【ゆる痩せマナメソッド】でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし外側も内側も本質的な幸せを見出セルレッスンを展開中。生徒は全国にわたり、個人レッスンはキャンセル待ちが出るほどの人気。文/上村由夏
2022年05月22日「スクワット」の基本的なフォームまずはスクワットの基本的なフォームを再確認しておきましょう。出典:byBirth足幅を肩幅もしくはそれよりもやや広めに広げて、つま先と膝はやや外側に向けて立ちます。両手を頭の後ろに組んで肩甲骨を内側に寄せて胸を前に突き出し、お尻を軽く後ろに突き出すようにします。目線は正面に向けます。息を吸いながら後ろに軽く突き出したお尻を、膝もしくはそれよりもやや低い位置までゆっくり下ろし(写真左)、息を吐きながら立ち上がる(写真右)という動作を繰り返します。股関節と膝を伸ばす動作を繰り返すことで、お尻の筋肉である「大殿筋」、太ももの筋肉である「ハムストリングス」と「大腿四頭筋」を鍛えることができます。ポイント及び注意すべき点お尻の筋肉に効かせて膝への負担を軽減させるためには、お尻を軽く後ろに突き出すようにします。お尻を後ろに突き出すとバランスを崩してしまいそうな場合は、下の写真のようにイスを用意してスクワットを行ってみましょう。出典:byBirthエクササイズ中は腰に負担をかけないようにするために、背中をまっすぐに保つようにしましょう。お尻を軽く後ろに突き出しつつ胸を前に突き出すようにすると、背中のラインをまっすぐにすることができます。膝がつま先に対して内側や外側に入ってしまわないようにしましょう。膝への負担が大きくなってしまうからです。「スクワット」を行うことで得られる主な効果とは?スクワットを行うことで得られる主な効果として、ヒップアップ効果体力アップダイエット効果が挙げられます。ヒップアップ効果先ほどもお伝えしましたが、スクワットはお尻の中でも最も大きな筋肉である大殿筋を鍛えることができるエクササイズです。大殿筋を鍛えることでお尻全体を引き締めることができるので、ヒップアップ効果が期待できるようになります。体力アップスクワットを行ってみるとわかりますが、呼吸も若干乱れます。スクワットは単なる下半身のエクササイズではなく全身運動でもあり、心肺機能も強化することができるのです。そのためスクワットを継続して行うと、心肺機能も向上し体力アップにつなげることができると言えます。ダイエット効果スクワットは大殿筋、ハムストリングス、大腿四頭筋という下半身の中でも筋断面積が大きい筋肉を刺激できるエクササイズです。特に大腿四頭筋と大殿筋は、下半身における筋断面積が大きい筋肉のトップ2と言われています。そのため、効率よく筋肉量を高めて基礎代謝をアップさせることができ、消費エネルギー量を増やすことができるようになることから、ダイエット効果も期待できます。出典:byBirthスクワットを「ダイエット効果」につなげる3つのポイントスクワットを行うことでダイエット効果が期待できることから、ダイエット目的でトレーニングを行う場合は必ず行っておきたいエクササイズと言えます!しかし、その一方で「スクワットをしているのになかなか痩せられない…」という声もよく耳にします。せっかくダイエット目的でスクワットをしているのに、痩せられないとガックリしますよね…。スクワットをしていてもダイエット効果が感じられない場合、次の3つのポイントを踏まえた上でスクワットを行ってみましょう。下ろす動作をゆっくり行うようにすること休憩は「短め」に、セット数は「多め」にすること10回前後反復可能な強度に設定することでは詳しく解説していきましょう!ポイント1:下ろす動作をゆっくり行うようにすること出典:byBirthお尻を膝もしくはそれよりもやや低い位置まで、3~5秒かけてゆっくり下ろすようにします。そうすることでターゲットとなるお尻と太ももの筋肉が伸ばされながら収縮することになり、筋肉に大きな刺激を与えられるからです。そのため筋肉量を高めることができ、基礎代謝アップにつなげることができます。ポイント2:休憩は「短め」に、セット数は「多め」にすること出典:byBirth「スクワットをしているのに効果が感じられない」という方、セット間の休憩時間が長すぎていませんか?休憩時間が2分以上では長すぎと言えます!休憩時間が長すぎてしまうと、体内への酸素の供給が回復するので、「成長ホルモン」を分泌させるために必要な乳酸が回収されてしまうからです。筋肉量を高めるには、乳酸を蓄積させて成長ホルモンを分泌させる必要があります。そのためには、セット間の休憩時間を1分程度にするようにします。また、セット数も3セット程度では十分に乳酸を蓄積できないため、少なすぎると言えます。筋肉量を高めて基礎代謝アップにつなげるには、1分程度の休憩を挟みながら5~6セット行うようにします。ポイント3:10回前後反復可能な強度に設定すること出典:byBirthそして筋肉量を高めてダイエット効果につなげるには、「強度設定」がとても重要です!筋線維には、「速筋線維」と「遅筋線維」という2つのタイプがあります。前者は持久性はないものの、大きな力を発揮することができるのに対し、後者は発揮できる力は小さいものの、持久性に優れています。このうち筋肉量アップに関与するのは、速筋線維です。15回以上ラクにできるような強度では、速筋線維ではなく遅筋線維を刺激することになります。速筋線維を刺激して筋肉量アップにつなげるためには、10回程度反復可能な強度で、最終セットで10回できるかできないかの強度に設定するようにします。必要であればバーベルやダンベルなどで負荷をかけてみましょう。エクササイズをしていても効果が感じられない場合、何をすべきか?出典:byBirth今回は「スクワットをダイエット効果につなげる3つのポイント」をお伝えしました。スクワットをしていてもダイエット効果が感じられなかったという方、ヒントになりましたか?以前にもお伝えしましたが、エクササイズをしていても効果が感じられない場合、必ずどこかに問題があるはずです。その場合はエクササイズを続けるのではなく、一度立ち止まって問題を見つけ、それを解消させておくことが必要です。効率よく「なりたいカラダ」に到達するためにも、効果的なエクササイズを行っていきましょう!
2022年05月19日女性限定 オンライン配信セミナー5月28日(土)、オンラインセミナー『痩せた私になっていく喜びを!スッキリ痩せ体質を叶える「体質改善ダイエット」』が開催される。このセミナーは株式会社プロフェリエによるもので、カラーリストやホリスティックセラピストなどとして活躍しているカウンセラーの寺前レマ氏が講師を務める。参加費は1,100円(税込)で、定員は100名となっている。食事・ファスティング・マッサージ・ストレッチ痩せたいと願い、運動や食事制限などを行っても効果が得られないと、虚しい気持ちになってしまう。多くの女性が自己流のダイエットを行い、失敗を繰り返しているが、それはその方法が正しいダイエット法ではなかったからかもしれない。このセミナーでは、食事の見直しと簡単なマッサージ、ストレッチにより、痩せやすい体作りを目指す方法がレクチャーされる。ただ痩せるだけでなく、健康を増進しつつ体質から改善していく方法で、つらい思いをすることなく、ダイエットを成功に導く内容である。食事の見直しでは、タンパク質、脂質、炭水化物のバランスである「PFCバランス」を考え、続いて、ファスティングによる美容とダイエットのメリット「味覚リセットについて」を伝授。さらにマッサージによる皮下脂肪やセルライトの老廃物の対策、巡りを良くするための簡単ストレッチを学ぶことになる。日時: 5月28日(土) 10:30~12:00場所: オンライン配信(Zoom)(プロフェリエのサイトより引用)(画像はプロフェリエのサイトより)【参考】※痩せた私になっていく喜びを!スッキリ痩せ体質を叶える「体質改善ダイエット」 - Profelier(プロフェリエ)
2022年05月13日ヨガインストラクターをしている筆者は、「どうやって体型を維持しているのですか?」と聞かれることが多いです。いざ聞かれると自分でも「なぜだろう」と考えてしまうのですが、無意識的に習慣になっていることがいくつかあると感じました。そこで今回は、筆者が体型を維持するために気をつけている3つの習慣をご紹介します。我慢せず痩せている人の共通点とはいつも健康的な美しさや体型を維持している人を観察しても、特に食事制限をしているようにも見えないと感じたことはありませんか?一緒にいると美味しいものを好きなように食べているみたいだし、ダイエットでつらそうな瞬間を見たことがないと思うこともあるのではないでしょうか。つらいダイエットや運動を続けていても、効果が出ないと悩む人にとっては、どうにかその秘訣を知りたいと思いますよね。そんなメソッドを取り入れたい人も多いはず。健康的に体型を維持している人の共通点は、“太りにくい生活”をしていることだと筆者は思います。痩せるためにあれこれ我慢するのではなく、我慢をせずに太らないよう意識しているのです。ハードルの低いルールを日常に取り入れる太らない意識とは何でしょうか?それは普段の生活において、当たり前にできることを自然とルーティン化していること。例えば、間食をしないようにお菓子をストックしない、惰性で食べるのではなく本当に美味しいと思ったものだけを食べるなど、さまざまにあります。つまり、わざわざ時間を取らなくても普段の生活に取り入れやすい、ハードルが低い決めごとを取り入れているのです。ヨガインストラクターの筆者も、思い返せば当たり前のように行っているルールがいくつかあるので、今回は3つご紹介します。1.姿勢に気をつける体型維持に一番必要だと筆者が思うのは、“姿勢に気をつける”ことです。ただし、美しい姿勢をキープしようとしても無理をしたりつらかったりしたら、維持できるのはせいぜい20分が限界でしょう。姿勢を気をつける点で筆者が最も心がけていることは、お腹をつぶさないこと。胃腸が入っているお腹をつぶしてしまうと、胃腸が圧迫されやすい状態に。胃腸を圧迫しないのは、食べ物の消化に負担をかけないためにも大切です。お腹をつぶさず伸ばすには、朝や疲れたとき、夜寝る前に伸びをして、しっかりと肋骨を引き上げるようにしてお腹のスペースを維持すること。腰や背中が疲れてきたときは、頭からみぞおち辺りまでの背骨を上に引き上げるようにしてみましょう。姿勢を整えるときにやりがちなのが、腰を反るようにして姿勢をよくしようとすること。これでは腰が疲れるばかりか、お腹は引き上がりにくいでしょう。2.歩くときにみぞおちを意識する普段歩くときの姿勢は、立ち姿勢と同様に体型維持にとっても重要。特に、下半身太りが気になる人は、歩き方が影響して下半身にばかり負担がある可能性も。脚を動かす筋肉はお腹にもつながっていますので、みぞおちから脚が生えている意識を持つことでお腹の筋肉を奥からも使うことができ、脂肪が燃焼しやすくなります。歩くときも、頭からみぞおちまでの背骨を上に引き上げるように心掛けるとよいでしょう。3.小麦製品を減らす太ってしまったと思うとき、甘いものを減らそうかなと考えることは多いはず。筆者は好きなものは我慢せず、美味しいものは気持ちよく食べる派です。けれどお腹がもたついてぽっこりお腹が気になったときは、腸の疲れを疑います。中でも小麦製品に含まれるグルテンの取りすぎは消化吸収に影響が出ると言われています。また中毒性もあるので、小麦製品であるパスタやパン、洋菓子などが無性に食べたくなってしまうことも。同時に影響を感じるのはメンタル面。倦怠感や疲労感、やる気に影響が出始めて気分が落ち込む時は、小麦の取りすぎを疑うようにしています。全ての小麦製品を抜くのは難しいので、朝食をお米にしたり、甘いものが食べたくなったら和菓子にしています。時には、二週間だけパスタ含め麺類を抜くようなこともしています。粗悪な小麦製品は腸壁を荒らすので、腸がブヨブヨになるとも言われているため、特に気をつけているのです。小麦を控えることで、数日で気持ちが安定したり便通が良くなったり、お腹周りがスッキリするなど、筆者はすぐに効果を感じるので、定期的に抜いてみるのもオススメです。生活の流れに組み込めるものを体型維持のために、いきなり運動時間を組み込んだり、食事制限をするのはハードルが高いですよね。一度自分の生活パターンを紙に書き出して客観視するのもオススメ。その中で体が自然と反応できるものを取り入れていくのが負担なく習慣化できるポイントです。頭の中だけで考えているとつい忘れたり、自分には合わない方法を選んでしまうので、まずは書き出すことで、自分の今の状態を自覚してみましょう。これだけでも自分に適切な方法を思いつくことがあります。今回は筆者が体型を維持するために行っている習慣をご紹介しました。どれも特に難しいことはなく日常の中で自然と習慣化できるものです。まずは自分の生活パターンを把握して、やってみたいと思うものから試してみてはいかがでしょうか?©metamorworks, margouillat photo, nelen/shutterstock上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。心身の調和こそ健康だと痛感し、ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方から整える“マナメソッド”を発案。現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした『マナメソッドセラピー』でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし本質的な幸せを見出すレッスンを展開中。生徒は全国にわたる。文/上村由夏
2022年05月06日露出が増えるこれからの時期、お腹まわりや太もものお肉が気になるという方もいるのでは?そんなとき、しっかり運動をしたいけど「なかなかその時間がとれない…」という方も少なくないでしょう。だからこそ、忙しい毎日の中でも効率よくボディメイクができたら嬉しいですよね。そこで今回は、現役ヨガインストラクターの筆者がお家で簡単にできて、脚を10回動かすだけで足とお腹にアプローチできる簡単トレーニングをご紹介します。効率よくダイエットしたいときにおすすめそれでは早速、効率良く脚とお腹の引き締めを目指せる簡単エクササイズを紹介していきます。初めは片脚5回ずつ、たった10回動かすだけでもOK!余裕がある日は片脚10回ずつを目指してチャレンジしてみてくださいね。太もも&お腹痩せを目指す!“たった10回”足を動かすだけの簡単エクササイズ\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.脚を肩幅程度に開いて立ち、頭の後ろで指を組む2.片方の脚に重心を置き、吐く呼吸とともにもう片方の肘と膝を体の真横で寄せ合う3.吸う息であげていた脚をおろし、次の吐く呼吸で逆側の肘と先ほどあげていた脚の膝を体の前で寄せ合う4.同じように5回繰り返す5.反対の脚も同様に行うエクササイズ時のポイント!今回のエクササイズのポイントは5つ!より効果的に太ももとお腹痩せを目指すためにも、ぜひ意識してみてくださいね。1.吐く呼吸で脚をあげる2.同じ側の肘と膝を横に寄せるときは、脇腹を縦に縮める意識で行う3.反対の肘と膝を寄せるときは、お腹を対角に縮める意識で行う4.軸脚を強く保ち、腹圧をかけたまま行う5.バランスをとりながら自分のできるペースで行う効率よく体を引き締めるには?薄着の機会が増える夏まであと少し!短期間で効率よくボディメイクするには、運動以外にも食事や睡眠などの生活習慣も意識して暮らすことが大切です。例えば、こんなことを実践してみてください。・21時までに夕飯をすませる・大股で肩甲骨を動かすように歩く・正しい姿勢で過ごす・シャワーではなく湯船に浸かる・睡眠をしっかりとる・ストレスを溜めないように発散方法を見つけるまずは日常に取り入れやすそうなことから、コツコツ積み重ねることで「痩せやすく太りにくい」体を作ることが出来るでしょう。そして続けることで、体にも心にも少しずつ変化が出てくるはず。自分の体調と相談しながら、できる範囲で継続してみてくださいね。©Africa Studio/shutterstockNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2022年04月24日痩せるためには、運動ももちろん大切ですが、食事で体の内側から対策していくことも非常に大切です。食べる内容もさることながら、食べ方や食べるタイミングも重要です。“痩せ体質”へと導く食習慣について、管理栄養士の筆者がご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。痩せるためにできる食習慣9カ条1.水分を摂る出典:byBirth人の体の約60%は水分でできているため、水分量が不足すると血液の流れが悪くなり、代謝が悪くなります。そのため、痩せ体質になるためには、こまめな水分補給が大切です。「喉が渇いた」と思ったときには、すでに体内の水分はかなり減っている状態なので、喉が渇く前に水分補給をしましょう。水分補給には、カフェインが含まれていない「水」や「麦茶」がおすすめです。2.間食をする出典:byBirth間食というと悪いイメージがありますが、実はうまく取り入れると痩せ体質に導きやすくなります。間食をせずに夕食を食べると、空腹感から早食いやどか食いをしてしまいがちです。間食をすることで、そうした食べ方を防ぐことができ、過剰なインスリン分泌を抑えて、ダイエットに役立ちます。また、時計遺伝子の一つである「BMAL1(ビーマルワン)」というタンパク質は、脂肪の蓄積に関与していますが、午後3時頃に最も低下することが分かっています。そのため、15時頃に間食をすると、脂肪になりにくく、いわゆる「おやつ」の時間は理に適っていることになります。間食には、食物繊維やたんぱく質が補給できる、ナッツ類やチーズ、ギリシャヨーグルトなどを取り入れましょう。3.夜遅い食事を控える出典:byBirth2の項目で解説したビーマルワンは、夜9時以降に急増するため、夜遅い時間の食事は控えましょう。夜遅くなりそうな時は、間食で具だくさんおにぎりや味噌汁、サラダチキンなど腹持ちが良いものを食べておくことをおすすめします。4.たんぱく質を意識して摂取する出典:byBirthたんぱく質は、肌や爪、髪の他、筋肉をつくる材料です。基礎代謝量は筋肉量に比例するため、筋肉量の維持・増加のために、たんぱく質が多い食品は意識して食べるようにしましょう。良質なたんぱく質を含む食品は、「鶏肉」(特にムネ肉)、「卵」「牛乳」「赤身肉」「魚」「大豆・大豆製品」などです。手軽にたんぱく質が補給できる、サラダチキンやちくわ、チーズ、かにかまなども利用すると良いでしょう。5.脂肪燃焼効果が高い食品を食べる出典:byBirth唐辛子の辛味成分「カプサイシン」や、ラズベリーの香り成分「ラズベリーケトン」、青魚に含まれる必須脂肪酸である「EPA」「DHA」には、脂肪燃焼効果があることが分かっています。そのため、積極的に食事に取り入れましょう。青魚は調理の手間も省ける、「イワシ缶」や「サバ缶」を利用するのもおすすめです。6.お酢を使う出典:byBirthミツカン株式会社によると、毎日大さじ1杯(15ml)のお酢を摂取すると、内臓脂肪の減少に効果があるのだそう。ピクルスなど、お酢を使った料理を取り入れるのも良いですが、飲み物にしても美味しくいただけますよ。大さじ1杯のお酢を、水または炭酸水に加え、飲みにくい場合ははちみつやオリゴ糖で味を調節してドリンクにしましょう。7.野菜から食べ始める出典:byBirth「ベジファースト」といって、食物繊維が豊富な野菜から食べ始めることで、食後の血糖値上昇を抑えることができます。血糖値上昇を抑えることで、過剰なインスリン分泌が抑えられ、体に脂肪がつくのを防げるため、病気の予防やダイエットに役立ちます。また、カゴメ株式会社によると、野菜ジュースを食事の30分前に飲むことでも、ベジファーストの効果を得られることが分かっているのだそう。野菜ジュースだと手軽に飲むことができるため、忙しい人はぜひ利用してみてくださいね。8.朝食には「糖質+たんぱく質」を出典:byBirth早稲田大学の研究によると、体内時計にあわせて、朝食にタンパク質を摂取すると、筋肉量増加に効果的だとのこと。基礎代謝量は筋肉量にも比例するため、筋肉量を維持・増加させることは痩せやすい体づくりに役立ちます。また、1日の始まりである朝食には、エネルギー源となる「糖質」も必要であるため、朝食には「糖質+タンパク質」を摂取するのがおすすめです。「ご飯+卵焼き」「パン+プロテインドリンク」など、手軽にできることから取り組んでみてくださいね。9.レモンを取り入れる出典:byBirthポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社と、同志社大学の八木雅之教授の研究によると、レモン果汁30gを米飯より先に摂取すると、食後の血糖値上昇が抑制されたとのこと。さらに、レモンの摂取量が多い人ほど、脂肪細胞から分泌させる、痩せホルモンの「アディポネクチン」の血液中の量が多いのだそう。そのため、料理や飲み物に積極的にレモンやレモン果汁を取り入れることで、痩せ体質へと導くことができますよ。いかがでしたでしょうか?痩せやすい体づくりで大切なことは、「継続すること」。急に効果が現れるわけではないため、コツコツと続けることが大切です。今回ご紹介した食習慣も、すべておこなうのではなく、ご自身が取り組みやすいもの・続けやすいものから始めてみてくださいね!
2022年04月23日毎日トレーニングを続ける自信はないけれど、せめて太りにくい体を作りたい!という人もいるでしょう。実は、寝る前にちょっとした体のケアをするだけでも痩せ体質に近づけるんです。そこで今回はヨガインストラクターの筆者が、寝る前の簡単習慣で痩せ体質を目指す方法をご紹介します。めぐりのいい体を夜のうちに作る1日の疲れをそのままにしていると、凝った体がうまくリフレッシュされずに、猫背などの姿勢の癖がついたままになりがち。翌朝まで前日の疲れを持ち越せば、体はスッキリせず、周りからも疲れて見られる原因にもなりかねません。特にむくみが気になる人は、その日のうちに疲れをリセットしないと、むくみが原因で太ったように感じる“むくみ太り”を引き起こす可能性も。姿勢が悪いと筋肉をバランスよく動かすのが難しくなり、関節周りの部位がうまく動かなければ燃焼効果は見込めず、全体的にぽっちゃりとした体になりかねません。よって、姿勢の悪さを正してアプローチするのがおすすめで、寝る前に歪んだ姿勢の改善を目指したエクササイズを取り入れましょう。エクササイズをすれば血流も促され、全身もリフレッシュして呼吸も深くなります。縮んだ体を伸ばして姿勢を正していくことで、むくみ太りしない痩せ体質を作っていきましょう。ベッドの上で股関節をストレッチ今回ご紹介するのは、ベッドの上でも毎日簡単にできる動きです。固くなりがちな股関節周りをストレッチしながら動かすので、とても気持ちがいいですよ。ゆっくりと動かしても体が温まるので、寒暖差が激しく夜は冷えやすい春先から初夏の時期にはぜひ取り入れて。10回動かすだけ!痩せ体質がベッドの上で目指せる「簡単習慣」1.ベッドの上や床でひざ立ちをして、両脚は肩幅程度に開きます2.頭からみぞおちまでの背骨が上に引っ張られるようなイメージをして姿勢を整えてください3.腰はリラックスさせ、反り腰にならないように注意しましょう4.両腕を鎖骨の位置まで持ち上げ、両肘を軽く掴みます。肩の位置まで腕をあげてしまうと首がすくむので気をつけてください5.骨盤を右にスライドし、脚の付け根が伸びる位置まで移動させます6.そのままお尻を後ろに移動させ、上半身を軽く前に倒してください7.動きを止めずに、さらに骨盤全体を左横に移動させ、脚の付け根が気持ちよく伸びる位置を探します8.そのまま骨盤を前に突き出すようにして、脚の付け根の前側を伸ばしてください9.5~8を1周として骨盤で円を描くように回し、脚の付け根にある股関節周りを気持ちいい程度に動かしましょう10.まずは10周をゆっくり丁寧に進め、反対周りも同様に行います11.慣れてきたら、15周程度まで増やしてもOKです大きく円を描くように両腕が鎖骨より下に下がらないように意識しながら股関節周りを大きく動かして、脚の付け根の奥をストレッチするようにして回します。気持ちいいと感じたり、凝っていると感じる部分は動きを止めてキープしてもいいですね。立った姿勢で行っても問題はありませんが、膝を地面について固定する方が股関節周りをしっかりとほぐせます。慣れてコツがわかってきたら、立って行うバージョンも試してみましょう。その時は脚をより大きく開いて、大きな円を意識して回していくと気持ちがいいですよ。ストレッチを終えた後は、体がポカポカして軽い脱力感を感じるはず。ほどよい疲れを感じながらリラックスして眠りにつけると、翌日は体がスッキリとしているはずです。©Standret/shutterstock上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。心身の調和こそ健康だと痛感し、ヨガセラピーを学び始める。また姿勢と歩き方から整え頑張らなくても、自然と痩せてキレイになっていく“マナメソッド”を発案。現在は女性の体の巡りを目覚めさせるレッスンをテーマとし、エネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした【マナメソッドセラピー】と【ゆる痩せマナメソッド】でボディ・マインド・スピリットの調和を大切にし外側も内側も本質的な幸せを見出セルレッスンを展開中。生徒は全国にわたり、個人レッスンはキャンセル待ちが出るほどの人気。文/上村由夏
2022年04月20日なぜ年齢とともに「痩せにくくなる」のか?それではなぜ以前は簡単に痩せられたのに、だんだん痩せにくくなっていくのでしょうか。年齢とともに痩せにくくなる理由として、基礎代謝の低下が挙げられます。「基礎代謝」とは、呼吸や血液の循環、細胞の新陳代謝、体温の維持など生命活動維持のために使われるエネルギーのことです。基礎代謝は、一日の総消費エネルギー量の約70%を占めています。そのため基礎代謝が低下してしまうと消費エネルギー量も減少してしまうことになるため、痩せにくくなると言えます。出典:byBirth基礎代謝が低下してしまう原因とは?このように痩せにくくなる背景には、基礎代謝低下による消費エネルギー量の減少が考えられます。その基礎代謝の低下を招く原因として考えられるのが、筋肉量の減少です。筋肉には「力を発揮して運動を起こす」という働き以外にも、「体熱を作り出す」というそれもあります。実際、体熱の40%が筋肉で作り出されていると言われています。筋肉量が減少してしまうと、この体熱産生能力も低下してしまうことになります。すると体温が下がってしまうので、基礎代謝も低下してしまうことになるのです。出典:byBirth基礎代謝を上げて「痩せやすいカラダ」に変える3つの方法ここからは、基礎代謝を上げて「痩せやすいカラダ」に変えるにはどうしたらよいのか、その方法についてお伝えしていきましょう。先ほどお伝えしたように、基礎代謝低下を招く原因として考えられるのが「筋肉量の減少」です。そのため、基礎代謝を上げるには筋肉量を増やすことが必要と言えます。筋肉量を増やす方法として真っ先に「筋トレ」が思い浮かびますが、残念ながら筋トレだけでは不十分です!筋肉量を増やすためには、筋トレと合わせて「食事」、そして「休養」という3つのアプローチが必要となります。1:筋トレ筋肉量を増やすポイント筋トレで筋肉量を増やすには、強度設定がポイントとなります。10回前後反復可能な強度で、合間に1分間の休憩を入れながら3~6セットに設定して筋トレを行うようにします。中程度の強度で、セット数多めで、セット間の休憩を短めにして筋トレを行うことで、血液中に乳酸が蓄積されるようになります。すると、筋肉の成長を促す「成長ホルモン」が分泌されるようになるからです。出典:byBirth筋肉量を効率良く増やすコツここで筋肉量を増やすコツをお伝えしておきましょう。それは、下半身の筋肉を鍛えることです。なぜならば全身の筋肉のうちの約70%を下半身が占めていると言われるからです。そのため筋肉量を増やすには、「スクワット」や「ランジ」、「ヒップリフト」、「カーフレイズ」などといった下半身の筋肉を刺激できるエクササイズを行うようにしましょう。出典:byBirth2:食事タンパク質の一日の摂取量の目安筋肉量を増やすには筋トレと合わせて、筋肉の材料となる「タンパク質」を十分に含んだ食事を摂る必要があります。タンパク質を含む食品として、「肉」や「魚」「卵」「乳製品」「大豆類」が挙げられます。タンパク質の一日の摂取量の目安は、カラダを動かしていない人で体重1kgあたり0.8g、運動をしている人で体重1kgあたり1gと言われています。例えば普段運動をしていて体重が50kgの人の場合、一日に50gのタンパク質を摂る必要があるということになります。タンパク質を効果的に摂取するポイントタンパク質は一度にまとめて摂っても全てが筋タンパク質の合成に使われないので、一日の中で数回に分けて摂るようにすることがポイントです。朝、昼、夜の食事の中でタンパク質を含む食品を摂るようにし、間食時も甘い食べ物を選ぶのではなく、「サラダチキン」や「ゆで玉子」などといったタンパク質を多く含むものを選んで摂るようにするとよいでしょう。出典:byBirth筋肉量を増やすためにはタンパク質だけでは不十分!?筋肉作りにはタンパク質の摂取が必要ですが、それだけでは筋肉量アップにつなげることはできません!いくらタンパク質だけをしっかり摂っても、カラダを動かしたり頭を働かせたりするためのエネルギー源となる「糖質」の摂取が不十分だと、タンパク質は筋肉作りのためには使われなくなってしまうからです。そのため、筋肉量を増やすには、タンパク質だけではなく糖質も合わせて摂るようにしましょう。出典:byBirth特に朝食時やトレーニング前、そしてトレーニング直後は糖質を摂るようにします。朝食時やトレーニング前にエネルギー源となる糖質を摂らないと、カラダは筋肉を分解してまでエネルギーを作り出すことになってしまうので、筋肉量が減少してしまい基礎代謝の低下につながってしまいます。また、トレーニング直後はエネルギーが枯渇している状態ですので、その状態でタンパク質だけを摂っても、筋肉作りのために使われずに不足したエネルギーを補うために使われてしまうのです。そのためタンパク質と合わせて糖質の摂取も必要となります。糖質について詳しくは、【「糖質カット」をすると太りやすくなる!? パーソナルトレーナーが「糖質カット」をお勧めしない理由】でお伝えしておりますので、合わせてお読みいただけたらと思います。3:休養筋肉量アップにはどのくらい休ませるべきか?筋肉は、筋トレ中に作られているものではありません!筋肉は、筋トレを行った後の、カラダを休めている時に作られているのです。そのため筋肉量を増やすためには休養も必要で、48~72時間の休養が必要と言われています。筋肉作りのためには「十分な睡眠」も必要!出典:byBirthまた、休養には「睡眠」も含まれています。十分な睡眠をとることで、成長ホルモンが分泌されるようになるからです。成長ホルモンは、眠りに入って30~60分で訪れる最初の「ノンレム睡眠(深い眠りで、カラダと脳が休んでいる状態)」で多く分泌されると言われています。「女性が筋肉量を増やしてもムキムキにはならない」って本当?出典:byBirth今回は、「以前に比べて痩せにくくなった」という方のために、「痩せやすいカラダ」に変える方法をお伝えしました。筋肉量を増やすことで基礎代謝がアップし、「痩せやすいカラダ」に変えることができます。「筋肉量を増やす」というと、「筋肉ムキムキなカラダになるのでは…」と不安を抱く方がいらっしゃいますが、女性には筋肉を発達させる効果の強い「テストステロン」という男性ホルモンが少ないので、ムキムキにはなりません!むしろ、「痩せやすいカラダ」になり、引き締まった女性らしいカラダにすることができると言えます。筋トレ、食事、休養の3つの方法で筋肉量を増やして、「痩せやすいカラダ」を手に入れてくださいね!
2022年04月07日痩せない原因には、いくつかのタイプがあります。やみくもにダイエットを始めるよりも、まずご自身がどんな理由で痩せないかを探ってから取り組むと効率的です。タイプ別に、ダイエットにいかせる食事法をご紹介します。痩せないのは、なぜ?タイプ別・ダイエットの食事法タイプ1:食べる量が少ない出典:byBirth「食べる量を減らしているのに痩せない」という人は、食べないことが逆に痩せない原因となっている可能性があります。極端な食事制限をすると、体が栄養不足だと判断し、生命維持のためにカロリー消費を抑えようとします。そのため、逆に痩せにくい体になってしまいます。また、食事量を減らせば簡単に体重は落ちていきますが、また食事量を元に戻すとすぐに体重は戻り、リバウンドしやすい体になってしまいます。運動で筋肉を付けつつ、たんぱく質・食物繊維をしっかり摂取し、脂質・炭水化物は「抜く」のではなく「控えめ」を意識して食事をしてください。鶏肉や魚、大豆などのたんぱく質食品を、1食のうち2品は摂取しましょう。食物繊維が多い野菜は、毎食食べることをおすすめします。便通が良くなるので、代謝UPにも役立ちます。ご飯などの炭水化物は、朝食・昼食でしっかりと食べて、夕食では控えめにしましょう。玄米や雑穀米は、食物繊維が豊富なため、ダイエット中の主食におすすめです。タイプ2:朝食を抜いている出典:byBirth朝食を食べると体温が上がるため、それに伴い基礎代謝も上がります。体温が1度上がると、基礎代謝は13%も上昇するといわれています。また、朝食は、体内時計を整える働きもあるため、生活リズムを崩さないためにもしっかり食べることをおすすめします。ご飯やパンなどに含まれる炭水化物は、体内でブドウ糖に分解されて脳のエネルギー源となるため、朝食に適しています。食物繊維が豊富な、玄米や雑穀米、全粒粉パンは、ヘルシーにいただけますよ。さらに、朝食にたんぱく質を摂取すると、筋肉量アップに役立つことが報告されています。炭水化物とあわせて、チーズや牛乳、ヨーグルト、ゆで卵など、たんぱく質が多い食品も取り入れましょう。タイプ3:食べる量が多い出典:byBirth当たり前ですが、「摂取したエネルギー量>消費したエネルギー量」であれば、痩せません。「単純に食べる量が多い」場合や、「活動量が少ない」場合には、エネルギー収支が合っておらず、痩せない原因になっている可能性があります。食べる量が多い場合には、まずは全体の食事量を減らすことから始めましょう。お菓子などの間食をしている場合は、ナッツ類やチーズ、ゼリーなどに間食を変えましょう。また、食事をするときには、温かい飲み物と一緒に食べるようにすると、食べ過ぎを予防できますよ。飲み物には、脂肪燃焼効果があるカテキンを含む「緑茶」がおすすめです。カフェインにも脂肪燃焼効果があるため、食後に「コーヒー」を飲むのも良いでしょう。タイプ4:便秘体質である出典:byBirth便秘になると、腸内で悪玉菌が増殖し、腸内環境が悪くなります。すると、栄養素をスムーズに吸収することができません。さらに、悪玉菌は新陳代謝を低くさせる傾向があるため、老廃物を体外に出しにくくなり、代謝が悪く、痩せにくい体になってしまいます。また、老廃物が長期間体の中にあると、やがて血液にのって全身をめぐり、汗などを介して皮膚表面に出てきて、肌荒れの原因にもなります。ダイエットだけでなく、美肌づくりにも悪影響を及ぼしてしまうのですね。便秘を解消するためには、腸内細菌のエサとなるオリゴ糖や食物繊維などの「プレバイオティクス」と、善玉菌そのものである乳酸菌やビフィズス菌、納豆菌などの「プロバイオティクス」を同時に摂取することがおすすめです。2つを同時に摂取すると「シンバイオティクス」といい、腸内環境を整える力を最大限に発揮できるのだそう。そのため、「めかぶ」(食物繊維が豊富)と「納豆」(プロバイオティクスである納豆菌が含まれる)「ヨーグルト」(乳酸菌が豊富)と「はちみつ」(オリゴ糖が含まれる)などの組み合わせを意識して、便秘対策の食事をしましょう。タイプ5:体が冷えている出典:byBirth体が冷えていると、血行が悪くなり、細胞に十分な酸素や栄養素が行き届かず、新陳代謝を活発におこなうことができません。そのため、体が冷えていると代謝が下がり、痩せにくい体になってしまいます。食事面からは、以下のような対策をしてみましょう。水分量が少なく、体を温めるといわれている「根菜類」(れんこん、にんじんなど)を食事に取り入れるスープや味噌汁を取り入れる生姜やシナモンなど、血行促進効果がある食材を取り入れる血行を良くする働きがあるビタミンEが多い食材(うなぎ、ナッツ類など)を取り入れる血行を良くする働きがある鉄分が多い食材(赤身肉、しじみ、ほうれん草など)を取り入れるいかがでしたか?ダイエットに取り組む前に、食生活や体質を振り返ってみると良いかと思います。効率良くダイエットに取り組むために、参考にしていただけると幸いです。
2022年03月15日株式会社ユサブル(本社:東京都中央区 代表取締役:松本 卓也)は、最新刊「免疫力が上がるアルカリ性体質になる食べ方 すべての病気の原因は酸性体質にあった!」(著者:小峰 一雄)を2022年3月3日に全国書店及びネット書店にて発売します。免疫力が上がるアルカリ性体質になる食べ方 すべての病気の原因は酸性体質にあった!著者・小峰 一雄氏は、削らない虫歯治療『ドックベスト療法』の日本における第一人者としてカリスマ的支持を得る歯科医ですが、その健康に対する真摯な情熱と旺盛な探究心は単に歯科医学分野にとどまらず、あらゆる飲食物の入り口である口(歯)と全身の病気の密接な関係性の追究にまで及び、多くの研究・治療成果をあげています。その一つが前著『自然治癒力が上がる食事 名医が明かす虫歯からがんまで消えていく仕組』で書かれた「虫歯・歯周病の食事療法が全身の病気の治癒・改善にも効果を発揮する」というものでしたが、今回はズバリ、「酸性体質は病気になり、アルカリ性体質が健康に通じる」というもので、では何をどう食べればpH(ペーハー)7.0以上の健康なアルカリ性体質になれるのかを、簡潔明瞭な理論と詳細かつ貴重な食材リストをもって解説しています。またこの中で、ほとんどのウイルスがアルカリ性の環境の中では生存できないという根源的事実にも触れており、もちろんそれは新型コロナウイルスについても然り。ウイルスのきりのない変異に振り回される、ワクチン狂騒曲的状況を呈する現状に一石を投じるタイムリーな一冊とも言えるでしょう。【書籍概要】書籍名 :「免疫力が上がるアルカリ性体質になる食べ方すべての病気の原因は酸性体質にあった!」定価 : 1,540円(税込)発売日 : 2022年3月3日版型 : 四六判並製 192P発売店 : 全国書店及びネット書店Amazonリンク: 【会社概要】会社名: 株式会社ユサブル代表者: 代表取締役 松本 卓也所在地: 〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町2-13-5 美濃友ビル3F業種 : 新聞・放送・出版・広告・印刷tel : 03-3527-3669fax : 03-4243-3564email : info@yusabul.com 会社HP: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月02日「食べないダイエット」をお勧めできない理由そもそもなぜ「食べないダイエット」がお勧めできないと言えるのでしょうか。その理由は、カラダに必要なものも減らしてしまうことになるからです。食べずに痩せたとしても、カラダに必要なものまで失っている可能性が高いと言えます。「カラダに必要なもの」とは具体的に、筋肉や骨、体水分量など脂肪を除いたもののことを言い、体組成測定において「除脂肪体重」として表されるものです。除脂肪体重が減ってしまうと、基礎代謝も低下してしまいます。「基礎代謝」は生命活動維持のために使われるエネルギーのことで、一日の総消費エネルギー量の約70%を占めています。そのため基礎代謝が低下してしまうということは、一日に消費できるエネルギー量も減ってしまうことになります。このようなことから、「食べずに痩せる」ということは除脂肪体重が減少し基礎代謝の低下を招いてしまうので、却って痩せにくく太りやすいカラダにしてしまうと言えるのです。出典:byBirth「食べながら痩せる3つの方法」とは?食べないで痩せることは、カラダに必要な除脂肪体重を減らしてしまい、却って痩せにくく太りやすいカラダにしてしまいます。そのため痩せやすく太りにくいカラダにするには、食べながら痩せる必要があると言えます。しかし、ただやみくもに食べればいいというものではありません!食べながら痩せるためには、基礎代謝を上げることがポイントとなります。そこでここでは、食べることで基礎代謝を上げて、ダイエット効果につなげる方法を3つお伝えしておきましょう。1:「朝食」を必ず食べるようにするまず一つは、朝食を必ず食べるようにしましょう。朝食を摂ることで体温を上げることができます。体温が1℃上昇すると、代謝量は13%アップすると言われています。体温が上がると、体温維持のために使われる熱産生量も多くなるので消費エネルギー量も増え、その結果基礎代謝がアップすると言われています。そのため朝食を食べることは、体温を上げて基礎代謝アップにつなげることができます。また、朝食を摂ることは、筋肉の分解を防ぐ効果も期待できます。午前中はほとんどの人がお仕事などで身体活動量が増えるため、多くのエネルギーが必要となります。エネルギーを必要としているタイミングで十分なエネルギーが補給されていないと、カラダは筋肉を分解してまでエネルギーを作り出そうとしてしまうのです。そのため朝食を抜いてしまうと筋肉量の減少を招きやすく、基礎代謝が低下してしまうことになります。そこで朝食を摂るようにすることで、身体活動に必要なエネルギーがしっかり補給されるようになるので、筋肉の分解を防ぐことができると言えます。出典:byBirth2:「温かいもの」を食べるようにするまた基礎代謝を上げるには、「温かいもの」を意識して摂るようにしましょう。例えば「冷たいおそば」ではなく「温かいおそば」を食べるようにしたり、「アイスティー」ではなく「ホットティー」を選ぶようにしたりします。そうすることで体温が上がるだけでなく、胃腸の働きも活発になるので、基礎代謝アップにつなげることができます。出典:byBirth3:よく噛んで食べるようにするよく噛んで食べるようにすることも、消費エネルギー量アップに有効と言えます。よく噛んで食べることで消化機能が活発になり、一日の総消費エネルギー量の一つである「食事誘発性熱産生」を高めることができ、消費エネルギー量を高めることができるからです。また、よく噛んで食べることは、満腹中枢を刺激し満腹感が得られるようになるので、食べすぎを防ぐ効果も得ることができます。一口に30回を目安に噛むとよいと言われています。出典:byBirth「痩せやすいカラダ」にするために積極的に摂っておきたい食べ物よく噛んで食べるコツは、噛み応えのある、食物繊維を含むものを摂るようにすることです。また、食物繊維を積極的に摂ることで腸内で善玉菌を増やすことができ、「痩せやすいカラダ」にすることができると言われています。善玉菌が腸内で優位に働くようになると、日和見菌は善玉菌の働きをアシストするようになります。この善玉菌の働きをアシストする日和見菌のことを「バクテロイデス門」と言い、食べても太らない人や痩せている人に多くみられることから、「痩せ菌」と呼ばれています。この痩せ菌がエサを食べて作り出す「短鎖脂肪酸」には、食欲の抑制や脂肪の蓄積を防止する他、全身の代謝を上げてエネルギー消費量アップをサポートするといった効果が期待できることから、痩せやすいカラダにすることができると言えるのです。野菜、海藻類、こんにゃくなどから食物繊維を摂るとよいでしょう。出典:byBirth食事を楽しみながら「痩せやすく太りにくいカラダ」をゲットしましょう!今回は「食べながら痩せる方法」を3つお伝えしました。この3つの方法を実践することで、基礎代謝を上げて痩せやすく太りにくいカラダにすることができ、ダイエット効果につなげることができます!「食べずにガマンする」のではなく、食事を楽しみながら痩せやすく太りにくいカラダを手に入れてくださいね!
2022年02月24日「下腹痩せ効果を高めるカギ」とは?では早速、「下腹痩せ効果を高めるカギ」となる部分についてお伝えしていきましょう。その下腹痩せ効果を高めるカギと言えるのは、内ももの筋肉である「股関節内転筋群」です!股関節内転筋群は「恥骨筋」「短内転筋」「長内転筋」「大内転筋」「薄筋」という5つの筋肉から成り、骨盤下部にある「恥骨」から始まり大腿骨に停止しています。股関節内転筋群には「太ももを内側に閉じる」という働きがありますが、日常生活の中では使われることが少なく、筋力が低下しやすい筋肉と言えます。股関節内転筋群の筋力が低下すると、恥骨が開きっぱなしとなってしまいます。すると内臓が下垂してしまい、下腹がポッコリと出た「ポッコリ下腹」につながると考えられます。このようなことから、「股関節内転筋群」は下腹痩せ効果を高めるカギと言えます。「下腹がなかなか引き締まらない…」とお悩みの方、股関節内転筋群に着目していましたか?出典:byBirth内転筋群を強化し、「下腹痩せ効果」を加速するエクササイズ3選それではその「下腹痩せ効果を高めるカギ」となる股関節内転筋群を強化するには、どんなエクササイズを行えばよいのでしょうか。ここでは、股関節内転筋群を強化することで下腹痩せ効果が期待できるエクササイズを3つご紹介します。エクササイズを行うにあたり、次の4つをご用意ください。ヨガマット、もしくは大きめのバスタオル小さなエクササイズボール、もしくはクッションなどそれに代わるもの水分補給用の水汗拭き用のタオルまた、周りに障害物などがないことを確認した上で、エクササイズを行うようにしましょう。(1)ボール挟みエクササイズ出典:byBirth小さなエクササイズボールなどを太ももの付け根に挟み、左右のかかとをつけてつま先を大きく外側に開いて立ちます。肩甲骨を内側に寄せて胸を張り、息を吐きながらボールなどを限界まで挟んでいき、挟みきったところで1~3秒間キープします。息を吸いながら緩めていくという動作を繰り返します。「ボールを挟んで緩める」という動作を繰り返すことで股関節内転筋群が強化されます。10~15回を、1分程度の休憩を入れながら3セット行います。ポイント及び注意すべき点ボールなどを太もも内側の付け根で挟むようにすると、股関節内転筋群に効かせやすくなります。エクササイズ中は呼吸が止まらないように注意しましょう。(2)リバースクランチ出典:byBirthマットに仰向けになり、膝と股関節を90度に曲げて膝から足までをしっかり閉じるようにします。両腕はカラダの横に「ハの字」に構え、手のひらは天井に向けるようにします。そうすることで手による反動が使えなくなるからです。息を吐きながら、下腹部を支点にお尻の上にある「仙骨」という骨が床から離れるまで骨盤を起こしていき、息を吸いながら骨盤を下ろしていきます。リバースクランチは下腹部を支点に骨盤を起こす動作を繰り返すことで、腹筋下部である「腹直筋下部」のエクササイズとなりますが、同時に膝から足までをしっかり閉じるようにすることで、股関節内転筋群にも効かせることができます。15~20回を、1分程度の休憩を挟みながら2~3セット行います。ポイント及び注意すべき点腹直筋下部に効かせるポイントは、下腹部から骨盤を起こすようにすることです。骨盤を起こし過ぎてしまうと、腹直筋下部ではなく腹直筋中部に効いてしまいます。そのため下腹部から骨盤を起こしていき、仙骨が床から離れたら下ろしていくようにします。(3)ボール挟みレッグレイズ出典:byBirth足で小さなエクササイズボールなどを挟み、マットに仰向けになります。両腕はカラダの横に「ハの字」に構えて、両脚は軽く膝を曲げて、床から離しておきます。ボールをしっかり挟んだまま、息を吐きながら下腹部を支点に仙骨が床から離れるまで骨盤を起こすことで両脚を上げていき、息を吸いながらゆっくりと脚を床に触れる手前まで下ろします。リバースクランチと同様、腹直筋下部に効かせることができますが、両脚を伸ばすことで強度がアップします。ボールなどを足で挟みながら行うことで「脚を閉じる」という動作がより強く意識されるようになり、股関節内転筋群にも効かせることができるようになります。15~20回を、1分程度の休憩を入れながら2~3セット行います。ポイント及び注意すべき点リバースクランチと同様、下腹部から動かしていくようにすることで、腹直筋下部に効かせることができます。エクササイズ中は、しっかりとボールを挟み続けるようにしましょう。内転筋群を意識して「引き締まった下腹」に!出典:byBirth今回は、股関節内転筋群が下腹痩せ効果を高めるカギとなる理由と、下腹痩せ効果につながる内転筋エクササイズをご紹介しました。「下腹だけがなかなか引き締まらない…」とお悩みの方は、股関節内転筋群をしっかり意識した上でご紹介した3つのエクササイズを行ってみてください。そうすることで下腹への効果が感じられるようになり、「引き締まった下腹」に変えることができるはずです!是非お試しください!
2022年02月02日体質改善で痩せた私になっていく喜びを!1月25日(火) 、オンラインセミナー『痩せた私になっていく喜びを!スッキリ痩せ体質を叶える「体質改善ダイエット」』が開催される。このセミナーは株式会社プロフェリエの企画によるもので、日本橋三越本店(三越カルチャーサロン)が主催。講師はカウンセラーの寺前レナ氏である。受講料は1,100円(税込)となっている。痩せ体質になり美肌にも効果ダイエットに限らず、努力したことに対して成果が実感できないと、虚しく悲しい気持ちになる。ダイエットで成果が得られないのは、その方法が間違っていたり、自分に合った方法ではなかったりするからかもしれない。また、寒い冬は基礎代謝が高くなるため、ダイエットに適しており、痩せやすい季節だといえる。このオンラインセミナーでは、コロナ禍で体型が気になっている人や、運動が苦手な人にもできる「体質改善ダイエット」がレクチャーされる。タンパク質、脂質、炭水化物の割合である「PFCバランス」による食事の見直しや、「ファスティング」による味覚改善、皮下脂肪のチェック、リンパ節のマッサージ、セルライトにたまった老廃物を揉みほぐす方法などを学ぶことができる。日時: 1月25日(火) 19:00~20:30場所: オンライン(zoom)費用: 1,100円(税込)(オトナCanPASSのサイトより引用)(画像はオトナCanPASSのサイトより)【参考】※痩せた私になっていく!痩せ体質を叶える体質改善ダイエット - オトナCanPASS - Otona CanPASS
2022年01月14日「肥満脳」から「ダイエット脳」に脳内科医によるダイエットの指南書『勝手に“やせ体質”に変わる! ダイエット脳』が発売された。四六判で208ページ、価格は1,430円(税込)、発行は学研プラスである。著者は加藤プラチナクリニック院長で株式会社「脳の学校」代表、昭和大学客員教授、医学博士の加藤俊徳氏。同氏はMRI脳画像診断、発達脳科学、脳機能計測、発達障害、ADHD、認知症などを専門とし、脳内科医として胎児から104歳までの脳を診断し治療している。「肥満脳」から「ダイエット脳」にかつて加藤俊徳氏自身も、増えた体重を減らそうとダイエットに効果がありそうなものを試し、失敗を繰り返していたという。なかなか成果が得られない中、注目したのが自身が専門の脳であり、脳の仕組みにアプローチすることこそがやせる近道であることに気付く。新刊では、食べたくなくても食べてしまうような鈍感な「肥満脳」の状態から、感度が高い「ダイエット脳」に変え、「やせ体質」と導く方法を伝授する。つらい運動や食事制限は必要なく、一生太らない思考を手に入れる「脳ハウ」を公開。著者自身も10か月で10kgの減量に成功しているという。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※『勝手に“やせ体質”に変わる! ダイエット脳』 - 学研出版サイト
2021年12月31日なぜ大胸筋エクササイズがお腹痩せにも有効と言えるのか?一見関係なさそうな胸とお腹ですが、それではなぜ大胸筋エクササイズがお腹痩せにも有効と言えるのでしょうか。その理由として2つ挙げることができます。理由1:「猫背改善効果」が期待できるから上背部が丸まって頭部が前に突き出た「猫背」の姿勢になると、胸郭(心臓や肺を取り囲んでいるカゴ状の組織)が落ち込んで、腹筋群が緩んだ状態となってしまうため、内臓が下垂し「ポッコリお腹」を引き起こしてしまいます。また、猫背になると、脂肪燃焼効率が低下してしまうので、脂肪のつきやすいカラダとなってしまいます。脂肪を燃焼させるには大量の酸素が必要となります。しかし、猫背になると換気量が低下し、取り込むことができる酸素の量が少なくなってしまうため、消費できる脂肪の量も少なくなってしまうと言えます。このようなことから、お腹痩せさせるためには猫背を改善させる必要があります。出典:byBirthそれでは、なぜ大胸筋エクササイズで猫背改善効果が期待できるのでしょうか。大胸筋に効かせるには、肩甲骨を内側に寄せて胸を張った状態を保つ必要があるからです。そのため大胸筋エクササイズを行っていく中で、猫背の姿勢を改善させることができると言えます。猫背の姿勢改善のために合わせて行っておきたいエクササイズに関しては、【ダイエット効果が現れない原因は「猫背」?猫背改善に導くエクササイズ】で詳しくお伝えしておりますので、是非こちらもご参照ください。出典:byBirth理由2:基礎代謝がアップし、エネルギー消費量を高めることができるから「基礎代謝」とは呼吸や血液循環、体温維持など生命活動維持のために使われるエネルギーのことです。基礎代謝量は、一日のエネルギー消費量のうちの約70%を占めていることから、基礎代謝量を増やすことはエネルギー消費量アップにつながり、痩せやすいカラダにすることができます。基礎代謝量を増やすには、筋肉量をアップさせることが必要です。筋肉量を効率よく増やす方法があります。それは、大きな筋肉を鍛えることです。大胸筋は上半身の中でも三角筋、上腕三頭筋に次いで三番目に大きな筋肉なので、鍛えることで効率よく筋肉量を増やすことができ、基礎代謝アップにつなげることができると言えます。出典:byBirthお腹を引き締めるために行っておきたい大胸筋エクササイズ4つでは、お腹痩せ効果も期待できる大胸筋エクササイズをご紹介していきましょう。エクササイズを行うにあたり、ご用意していただきたいものは、以下の4つです。ヨガマット、もしくは大きめのバスタオルウエイト(10回程度挙上可能なダンベル、もしくは水が入った500mlのペットボトル1組)水分補給用のお水汗拭き用のタオルトレーニング中のケガを防ぐために、周りに障害物がないことを確認した上で行うようにしましょう。(1)フロアチェストプレス1.両手にウエイトを持って仰向けになります。両膝は立てておきましょう。出典:byBirth2.胸の真上でウエイトを保持し、手のひらを足側に向けます。出典:byBirth3.息を吸いながら肘を90度に曲げてウエイトを胸の横までゆっくり下ろしていき、息を吐きながら胸の真上にウエイトを上げるという動作を繰り返します。そうすることで大胸筋だけでなく、三角筋と上腕三頭筋にも効かせることができます。10回前後反復可能な強度で、1分間の休憩を入れながら3~5セット行います。【ポイント及び注意点】エクササイズ中は、ウエイトの真下に肘が常に位置するようにします。そうすることで大胸筋に負荷をかけることができます。肩甲骨をしっかり内側に寄せた上で、上腕部の開いて閉じるという動作を行うようにすることが大胸筋に効かせるためのポイントです。すると大胸筋を大きく伸縮させることができ、大胸筋に十分な刺激を与えることができます。(2)膝付き腕立て伏せ出典:byBirth1.両膝を床に付いて「腕立て」の体勢となり、肩幅よりもやや広めに手幅を広げて、肩のラインよりもやや下に手を置くようにします。指先は前方に向けておきます。出典:byBirth2.頭から膝を結ぶラインを一直線にキープしたまま、息を吐きながら上腕部を開いていくことで左右の手の間に胸をゆっくりと下ろしていき、息を吐きながら上腕部を閉じるという動作を繰り返します。そうすることで大胸筋、三角筋、そして上腕三頭筋に効かせることができます。10回前後反復可能な強度で、1分間の休憩を入れながら3~5セット行います。【ポイント及び注意点】腕立て伏せも、肩甲骨をしっかり内側に寄せた上で上腕部の開いて閉じるという動作を行うようにすることが大胸筋に効かせるためのポイントです。そうすることで大胸筋を大きく伸縮させることができ、大胸筋に十分な刺激を与えることができます。(3)フロアチェストフライ1.やはり両手にウエイトを持ち、両膝を立てた仰向けの体勢になります。出典:byBirth2.胸の真上でウエイトを保持し、手のひら同士が向き合うように構えます。出典:byBirth3.息を吸いながら両手が床に触れる手前まで両腕を胸の横にゆっくりと開いていき、肩甲骨を内側に寄せたまま、息を吐きながら両腕を閉じていくという動作を繰り返します。先程のフロアチェストプレスと違って、三角筋と上腕三頭筋が関与しなくなるので、大胸筋に特化したエクササイズとなります。10回前後反復可能な強度で、1分間の休憩を入れながら3セット行います。【ポイント及び注意点】フロアチェストプレスと同様、大胸筋に効かせるために、肩甲骨をしっかり内側に寄せた上で腕の開閉動作を行うようにします。チェストプレスよりも「胸の絞り込み」が可能となるので、胸の真上で左右の肘を合わせるイメージで両腕を閉じるようにしてみましょう。腕を開く際は肘を軽く曲げておくようにします。このときに肘を伸ばし切ってしまうと、筋肉ではなく関節でウエイトを受け止めてしまうことになり、関節への負担が大きくなってしまうからです。(4)パームプッシュ出典:byBirth1.脚を前後に開いて立ち、左右の手を胸の前で合わせます。この時、指先を正面に向けます。出典:byBirth2.手のひら同士を押し合わせたまま、息を吐きながら左右の腕を前に向かって伸ばしていき、息を吸いながら元の位置に戻すという動作を繰り返すことで大胸筋に効かせることができます。10回前後反復可能な強度で、1分間の休憩を入れながら3セット行います。【ポイント及び注意点】上腕部で胸の筋肉を挟むイメージで上腕部を閉じるようにすることで、大胸筋に効かせることができます。そのためには、エクササイズ中は肩甲骨を内側にしっかり寄せるようにします。「お腹痩せ」を確実に成功させるために覚えておきたいこと出典:byBirth今回は、お腹痩せにも有効な大胸筋エクササイズをご紹介しました。ご紹介したエクササイズは、合間に休養日を挟みながら週2回行うことで効果が期待できます。「お腹痩せ」というと、「腹筋エクササイズが効果的」だとか「スクワットが有効」などと固定観念を抱きがちですが、背中エクササイズも今回ご紹介した大胸筋エクササイズも有効と言えます。お腹痩せを確実に成功させるためには、何よりも全身をバランスよく鍛えることが重要ということを覚えていただけたらと思います。
2021年12月29日今日から始められる痩せる生活12月2日、無理なく減量することができるメソッドを掲載している新刊『Tarzan特別編集 痩せる生活』が発売された。100ページで価格は880円(税込)。出版社はマガジンハウスである。『Tarzan』はマガジンハウスが月2回刊行しているアクティブ・ライフスタイル・マガジンで、その特別編集版である新刊では時間栄養学に基づく生活スタイルなどを紹介する。体内時計は「早寝早起き朝ごはん」だけで整うコロナ禍で体型の変化を実感している人が多く、その中には食事の量が増えたことが原因のケースもあるが、食事の量が変わったわけではないのに、太ってしまったという人も少なくない。自宅にいる時間が増え、運動不足になり、体型には生活のリズムやストレスも影響している。新刊では時間栄養学に基づく1日の過ごし方を掲載。時間栄養学は生活と体内時計を関連付けた学問で、特に食生活に時間栄養学を応用することで、食欲のコントロールにつなげていく。「早寝早起き朝ごはん」など、食事、運動、入浴、睡眠といった生活習慣を正す方法を掲載。習慣を見直す22のメソッドにより、無理なく減量できるアドバイスが紹介されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※『Tarzan特別編集 痩せる生活 』 - マガジンハウスの本
2021年12月11日