“痩せ筋”とも言われる「腸腰筋」をご存知でしょうか?猫背や反り腰など姿勢が悪い人は、腸腰筋が弱っている可能性があります。今回は現役ヨガインストラクターの筆者が、腸腰筋にアプローチしてボディラインを整えるための簡単習慣をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。ダイエットに腸腰筋は必要不可欠!「腸腰筋」は、大腰筋・腸骨筋・小腰筋を含めた筋肉であり、上半身と下半身を結ぶ部位。姿勢や脊柱の安定にも関わり、歩くのに大事なインナーマッスルです。この腸腰筋が固くなると骨盤が前傾して反り腰になったり、弱ると骨盤が後傾して猫背になりやすかったりする恐れも。ダイエットをする際にとても大事なのは「姿勢」です。姿勢が悪い状態で鍛えても、ボディラインの崩れを招きかねません。まずは姿勢を整えるのに大事な腸腰筋を鍛えることが、美しいボディラインの近道と言えるでしょう。1日たった1分でOK! 腸腰筋トレーニング&;ストレッチ今回は「鍛えるトレーニング」と「緩めるストレッチ」を2つご紹介します。ぜひ動画を見ながら試してみてくださいね。簡単1分腸腰筋トレーニング\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.四つん這いになり、右足を後ろに伸ばす2.背中を真っ直ぐに、腹圧を入れる3.吐く呼吸とともにまずは右膝を額に寄せる4.吐く呼吸で右膝を右肘に寄せる5.ゆっくり5〜10回程度繰り返し、反対の足も同様に行う簡単1分腸腰筋ストレッチ\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.四つん這いになり、左足を手の間に置く2.左足に踏み込み、右の足の付け根から前ももを伸ばし呼吸する3.余裕があれば両手を膝に乗せ体を起こす4.膝がつま先より前に出ないように注意しながら呼吸する5.反対の足も同様に行う腸腰筋を鍛えて太りにくい体に!腸腰筋を鍛えることで、骨盤の位置や姿勢が整いやすくなると考えられます。姿勢を正せば骨格や内臓の位置も整い、全身の血流促進や基礎代謝アップに繋がるため、痩せやすく太りにくい体質を目指せるでしょう。ご自身の体調に合わせて、負荷を加えながら続けてみてくださいね。©B2M Productions/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年11月04日冬は基礎代謝が上がり、夏よりも痩せやすい季節と言われています。寒くなってきた今こそ、“くびれ”を作るために集中型エクササイズにチャレンジしませんか?今回は2週間でウエストをきゅっと引き締めるエクササイズをご紹介します。二段階に分けて飽き性でも続けられる理想のくびれを手に入れるためには、腰回りだけを鍛えようとしても遠回り。全身は連動しているので、体の動きを考慮して整えることで、ウエストを引き締めることができます。大きな負荷をかけて筋トレをするのはツラいですし、力が入って息が止まりがち。全身の動きを連動させるようにすると、呼吸も深まって心地よく続けられますよ。今回は2週間を前半と後半にわけて、二段階でチャレンジしていきましょう!1週間目でくびれを整える1.床に座って両膝を曲げ、両足先を左のお尻の横へ置きましょう。2.右腕を遠くへ伸ばし、体が斜めになる位置に手を下ろします。3.肩や首がすくまないように、鎖骨と肩胛骨を下方へ下げ、二の腕に力が入る位置を確認します。4.二の腕に力が入らない場合、肩が背中側へ反りすぎているか、内側に入りすぎている可能性がありますので、丁寧に位置を探しましょう。5.腰を丸めず、腰と骨盤を立てるようにポジションを整えます。6.左腕を体側に添えましょう。7.息を吸います。8.息を吐きながらお尻を持ち上げると同時に、左腕を頭の延長線上へ伸ばします。9.このとき肋骨の横、肩甲骨、二の腕の順番に伸ばすこと。10.そして右側の体側を同時にえぐるように逆カーブを作ります。11.右側体側をくびらせ、左側体側全体を伸ばすように両方を意識してください。12.息を吸いながら元のポジションに戻ります。この動きを左右10~15回繰り返しましょう。2週間目で引き締めをさらにアップ!1.床に座って左膝を立て、右足を立膝の間から伸ばします。2.上体を斜めになるように右腕で支え、左手を左膝の上にのせます。3.1週間目と同様に、肩と腰が丸まらないように意識してポジションを整えます。4.息を吸います。5.息を吐きながらお尻を持ち上げ、右腕を頭の先に伸ばしていきましょう。6.このとき右肩甲骨から背中、右の肋骨横あたりで支えるように安定させます。7.右側はえぐるように縮める意識、左側はウエストから肋骨~二の腕までを伸ばす意識を同時に持ちましょう。8.息を吸いながら、元のポジションに戻ります。この動きを左右10回繰り返しましょう。両方の体側を意識してウエストのくびれがない状態だと、肋骨の位置が下がり、猫背になっている可能性もあります。このエクササイズは、肋骨のポジションを本来の位置に戻す動きも取り入れているため、肋骨と骨盤の間に距離をつくって、くびれを引き出しやすくするでしょう。体を伸ばしている側と、縮めている側を同時に意識しながら、まずは2週間集中的に行ってみて。その後も心地良く感じられるようになれば、3日に一度と回数を減らしながらでいいので、マイペースに続けてくださいね。©RUNSTUDIO/gettyimages文 / 上村由夏
2022年10月30日寒い時期になって外に出かける機会が減ると、運動量よりもカロリー摂取量が多くなり、脂肪がつきやすくなるという悪循環が生まれてしまいます。さらにこれからの季節はクリスマスや忘年会などのイベントも控えているので、しっかり体型をキープする習慣をつけておきたいところ。そこで今回は、現役ヨガインストラクターの筆者が「お腹痩せを目指す簡単エクササイズ」をご紹介します。椅子に座ったまま“ひねるだけ”の運動なので、ぜひ動画を見ながら一緒にやってみてください。冬はダイエットに最適冬は太りやすい、というイメージがある人も多いかもしれません。しかし寒い時期は体温を下がるのを保とうとするため、夏に比べてエネルギーを多く使います。そのため代謝が上がりやすく、痩せやすいといわれているのです。寒い季節こそ定期的に体を動かしたり、体を温めるような食事や生活を意識したりすることが大切。激しい運動をしなくても痩せやすく、太りにくい体を作ることができるでしょう。座ったままでOK! お腹痩せエクササイズ椅子に座ったまま、テレビを見ながらでもできるようなエクササイズをご紹介します。お腹痩せだけでなく、姿勢改善や代謝アップなども期待できる動きなので、ぜひ毎日続けてみてくださいね!\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.骨盤を立て背骨を伸ばし、腹圧を高める。2.息を吸って、吐く息とともに体を左に捻る3.捻ったところでまた息を吸い、背中を伸ばして、吐く息で体を正面に戻す4.同じように吸う息でお腹を引き上げ、吐く息で体を右に捻る5.そこで息を吸い、吐く息で正面に戻る6.脇腹の筋肉をしっかり使う意識で、腹圧を入れたまま数回繰り返す姿勢が綺麗になると自然に痩せ体質に近付く!お腹痩せにおすすめな動きですが、姿勢を保持するためのインナーマッスルも鍛えられるので、姿勢改善も期待できます。姿勢が綺麗になると代謝が上がり、自然と痩せやすく太りにくい体質に近付くでしょう。続けることで、体にも心にも少しずつ変化が表れてくるはず。ご自身の体調に合わせて、無理なく続けてみてくださいね。©RyanKing999/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年10月28日肩が凝って仕事中に集中力が途切れたり、なかなか顔のむくみが取れなかったり…。そんなときは体を動かして、身も心もすっきり切り替えましょう!今回は、仕事の合間や休憩時間に取り組める簡単ストレッチをご紹介します。顔のむくみも肩こりもスッキリマッサージをしても表情筋を動かしても、顔のむくみが解消されないときは、首から肩、肩甲骨にかけてのコリが原因かもしれません。肩や肩甲骨が引き上がった、いわゆる“すくみ姿勢”が定着すると、リンパの流れが滞ってむくみが出やすくなることも。さらに引き上がった肩や首回りのせいで肩甲骨がうまく動かず、肩から背中全体が凝ってだるさを感じませんか?腕を回して解消しようとしても、“すくみ姿勢”のポジションになっていると、肩甲骨が上手く動かせません。今回紹介するストレッチを取り入れて、仕事のリフレッシュタイムなどにぜひ試してみてくださいね。むくみとコリをケア! 仕事のリフレッシュタイムストレッチ1.椅子に座ったまま行います。2.両腕を後ろに回し、背中側で両肘をつかみます。3.肩甲骨と鎖骨を下にさげるように意識しましょう。4.このとき背中が反ってしまわないように、息を吐きながら背中と胸をなでおろすようにして力を抜きます。5.息を吸います。息を吐きながら首を左に倒します。6.また息を吸いながら元の位置に戻します。7.息を吐きながら首を左へ倒します。8.息を吸いながら元の位置に戻します。9.これを数回行い、コリが強いときは倒したまま数呼吸キープしながら行いましょう。背骨の始まりを意識!首が凝りやすい方や首の動きが悪い方は、背骨をイメージすると動きがスムーズになります。首の始まりを意識しながら頚椎を動かすように行ってみてくださいね。肩甲骨ストレッチ1.首のストレッチを終えたら、両腕を背中に回したまま両手を組みます。2.二の腕から肘を伸ばすようにして、肩甲骨と鎖骨を下にさげるようにしましょう。3.息を吸います。4.息を吐きながら両腕を引き上げます。5.息を吸いながら元の位置に戻します。6.両腕を上下させるようにして、肩甲骨を30秒間動かしましょう。背中が反らないように注意背中や腰が反らないように、背中と胸を少しだけ丸めるように意識してみて。背中や腰が反ると、肩甲骨周りの動きがうまく引き出せません。ほっとした時に体の力が抜ける感覚を思い出して、力まないようにしてみましょう。体の内側をイメージしてみよう背骨の位置や、背中を反らない姿勢を意識することが大切です。体の表面だけではなく体の内側をイメージすることで、体の動きや疲れ方が変化するはず。ぜひ試してみてくださいね。©marchmeena29/gettyimages文 / 上村由夏
2022年10月17日立っているとき、無意識にお腹を突き出すような姿勢になっていませんか?じつは体にとって大きな負担になりかねない「NG姿勢」なのです。正しい姿勢を意識することで、痩せ体質に近づくこともできるでしょう。今回は、日常の「NG姿勢」改善を目指す簡単習慣をご紹介します。“お腹突き出し姿勢”に注意!たとえば電車を待っているときや、家事をしているとき、ピンと背筋を伸ばした立ち姿勢に疲れてくると、ついついお腹を突き出す姿勢をとっていることはありませんか?楽に感じるかもしれませんが、ずっとこの姿勢でいると、首や腰に大きな負担をかける恐れが。頭が前に出てバランスを取ろうとするので、首や肩が張ってしまうのです。また腹筋や背筋で支えることができないため、お腹まわりや二の腕に余計な脂肪がつきやすくなったり、脚の負担が増え下半身が痩せにくくなったりする可能性も。立ち姿が疲れているように見えてしまうのもデメリットでしょう。骨盤を支える筋肉を鍛えよう“お腹突き出し姿勢”を整えるためには、骨盤を真っ直ぐに立てることが大切。腹筋や背筋がバランス良く機能する姿勢を作るために、腰から太ももにかけて繋がっている「腸腰筋」にアプローチしましょう。今回は、座った姿勢でできる簡単なトレーニングをご紹介します。日頃からお腹突き出す姿勢が癖になっている人は、この簡単な動きでも疲れを感じるはずです。骨盤すっきりトレーニング1.床に座り両脚を前方へ伸ばします。2.腰が楽に立つように、膝を曲げながらポジションを調節しましょう。3.両腕を鎖骨の位置で前方へ伸ばしてから、両肘を優しくつかみます。4.息を吸い、頭から胸の真ん中まで上方へ伸ばします。5.息を吐きながら骨盤を後ろに倒していきます。6.このとき、肋骨から上はなるべく丸まらないように意識。首から頭を前に突き出さず、骨盤と腰部分だけを丸めるようにしましょう。7.息を吸いながら、頭から背骨を真上に持ち上げるような意識で元の姿勢まで戻ります。8.呼吸に合わせながらゆっくりと10~15回行います。9.慣れてきたら、膝を伸ばした姿勢で行っても良いでしょう。骨格で動く意識をもとうこのトレーニングを楽に行うには、骨格が動いているイメージを持つこと。お腹の筋肉だけを意識したり、辛い部分にフォーカスしたりすると、フォームが崩れやすくなります。背骨や骨盤、肋骨など、骨を動かす感覚で行うと、バランス良く動くことができ、無駄な力が入ってしまうのを防げます。ぜひ試してみてくださいね。©tommaso79/gettyimages文 / 上村由夏
2022年10月15日気温差の激しい秋。自律神経の乱れからくる体調不調が気になる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、自律神経を整えるのに役立つ簡単習慣をご紹介。お風呂に入りながらでもできるので、ぜひ試してみてくださいね。交感神経が高ぶっていませんか?季節の変わり目で、気温差が激しい今日この頃。うまく寝つけなかったり、家事や仕事が終わってひと息ついても落ち着かない感覚がある方はいませんか?あまりにも気温差が激しくなると、自律神経のバランスを崩しやすくなり、体の不調として現れることもあるのです。自律神経を整えるには、意識的に呼吸を深くする時間をもつことが大切。高ぶった神経が自然と収まり、気持ちが安定してくると言われています。ストレスフルな毎日を過ごしている人にもオススメです。今回ご紹介するのは、お風呂で湯船に浸かりながらできる簡単習慣です。胸や背中周りの筋肉をほぐし、呼吸を深めてみましょう。お風呂でできる! 安眠を促す簡単習慣1.湯船に浸かり、両膝を軽く曲げて座ります。2.両手を肋骨の前側に優しくあてましょう。指は軽く開き、肋骨を包み込むように触れるのがポイントです。3.意識して呼吸をします。無理にゆっくりしようとせず、今の呼吸と体の様子を観察するような感覚で。4.肋骨に触れている手の感触、肋骨まわりが呼吸で動くのを感じましょう。5.無理が無ければ、少しずつ呼吸を深くしながら、息を吸うタイミングで肋骨まわりが膨らんでいく感覚を広げていきます。6.吐く息で肋骨まわりが緩み、リラックスするのを意識します。7.次に肋骨の横と後ろ側に手を添えます。親指を胸の下、残り四指を背中側へ回し、少しだけ背中を丸める格好になりましょう。8.先ほどと同様に、呼吸で動く肋骨周りの感覚にフォーカスしながら呼吸を意識していきます。9.吸う息で背中を膨らませるようにイメージしましょう。10.気持ちが落ち着き、呼吸が深まるまでリラックスして行います。お湯の浸透圧でむくみもケア余裕がある日は、もう1つプラスしてみて。お湯の浸透圧を利用して、脚や腕まわりのむくみをケアしましょう。方法は簡単!両腕をお尻の後ろについて、脚をゆらゆら揺らすだけ。波のようにうねるお湯の感覚が気持ちよく筋肉をほぐし、リラックスできます。筋肉が緩むと呼吸もリラックスでき、副交感神経が優位になりやすくなるので、夜をリラックスして過ごせるでしょう。ゆるっと続けてみようリラックスしたいときや、気持ちを落ち着かせたいとき、「自律神経を整えるぞ!」なんて意気込むのは逆効果。お湯に浸かりながら、緩んだ心身を利用して、「なんとなく気持ちいいな」と思う感覚でOKです。意気込むと交感神経が優位になり、リラックスするための副交感神経とのバランスが乱れやすくなります。ゆるゆるっと行ってみてくださいね。©Letizia Le Fur/gettyimages文 / 上村由夏
2022年10月13日痩せたいと思っていても、スーパーやコンビニで新商品や美味しそうなものが目に付くと、気になってついつい購入してしまうことはありませんか?そんなちょっとした習慣が積み重なって、痩せづらくなったりリバウンドしたりすることも…。そこで今回は、約2か月で6㎏痩せた筆者が「買い物でやらないこと」をご紹介します。買い物前に必ず冷蔵庫チェック!冷蔵庫チェックとメモ習慣をつける筆者は買い物に行く前に、必ず冷蔵庫の中をチェックしてメモをする習慣をつけています。「毎日食べるもの(例:納豆、玉子、ヨーグルト、野菜、フルーツ)」と「今週の食べたい献立(野菜、お肉、魚など)」にわけて、それぞれに必要な食材を選定。また日用品や調味料など、使う頻度が高いものは気づいた時にメモしておきましょう。このような習慣をつけることで、・スーパーで迷わない・滞在時間をかけない・目についたものを衝動買いしない・食材ロスしないようになり、ダイエットはもちろん効率よく節約できるようになりました。買い物の回数と月の食費が減った!以前は週3〜4回スーパーに行き、その日に食べたいものを考えて食材を購入していました。しかし生活様式の変化によって外出する回数が減ったことで、あらためて食費の見直しや食材ロスを意識するように。現在は必要な食材を購入する日と、足りないものだけを購入する日を決めて、週2日の買い物に回数が減りました。買い物中はダラダラ迷わない!メモに書いたものを購入する冷蔵庫の在庫を確認し、事前にメモすることで、毎日食べるものと献立に必要な食材などが明確に。スーパーに長時間滞在したり、迷ったりすることがなくなり、「安いから」「美味しそうだから」とついで買いすることもなくなりました。レジに並ぶ前に、本当に必要か自問自答するレジに並ぶ前にも、メモに書いたもので買い忘れがないか、追加で購入したものが本当に必要かどうか自問自答しましょう。「頑張ったご褒美に食べたい!」と体が求めているなら購入しますが、「食べなくても困るわけではない」と少しでも感じたら、棚に戻すようにしています。買い物後レシートをチェックするレシートチェックで振り返り帰宅後にレシートをチェックして、何を購入したのか、不必要に購入したものがなかったかを再度確認すると良いでしょう。振り返り習慣をつけることで、いつも購入しているもの、すぐに買わなくても良かったもの、物価や買い物の平均相場を知り、買い物の仕方を変えるようにしています。まとめ体型を気にしていた頃は、無意識のついで買いや、不必要な間食が多かったと感じています。・冷蔵庫に食材を詰め込まず、見通しを良くすることでロスのないように管理する・メモ習慣をつけて衝動買いやついで買いをしない・購入前に本当に必要なものか、なければ困るものかを確認する・購入後に振り返り習慣をつけるなどマイルールを作ることで体型の維持をしやすく、自然と家事効率アップや節約にも繋がると思います。ぜひ参考にしてみてくださいね。©d3sign/Sally Anscombe/Burke/Triolo Productions/gettyimages文/寒川あゆみ
2022年10月10日季節の変わり目に、なんだか寝つきが悪かったり、スッキリ起きれなかったりと、不調を感じることはありませんか?今回は現役ヨガインストラクターの筆者が「寝起きの体を軽くする」ための簡単ヨガ習慣をご紹介します。ベッドの上でも手軽にできるので、ぜひ今日の夜から試してみてくださいね。季節の変わり目と自律神経の関係季節の変わり目というのは自律神経が乱れやすいと言われています。そもそも自律神経というのは、身体を活発に動かす「交感神経」と、リラックスモードに切り替える「副交感神経」から成り立ち、バランスをとりながら体の調子を整えています。しかし季節の変わり目など、寒暖差が激しいときや気圧が頻繁に変わることが原因で、2つのバランスが上手く保てなくなり、結果として体調が崩れてしまうことがあるようです。自律神経の不調にヨガがおすすめ!自律神経というのは、背骨と密接に関わっているとされます。背中の筋肉が硬かったり、背骨を柔軟に動かせなかったりすると、自律神経が乱れてしまう恐れが。ヨガのポーズや深い呼吸は、背骨やその周りの筋肉を意識的に使い、緩めるようにアプローチすることが可能です。ヨガによって自律神経の働きが活発になり、心身を整えてくれると言われています。今日から始められる簡単ヨガ習慣では今回は、寝る前の習慣づけに最適なヨガポーズご紹介したいと思います!簡単な動きが多いので、ぜひ動画を見ながらチャレンジしてみてくださいね。\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.四つん這いになり、吸う息で背中を反らせ吐く息で背中を丸める2.数回呼吸に合わせ繰り返す3.両手を遠くに伸ばし、額をつくか、余裕があれば顎と胸をつき、脇の下や胸の前側をストレッチする4.踵の上にお尻を乗せてお休みする5.両足を前に伸ばし左膝を立て右手で左足を抱え、吐く息で左に上半身を捻る6.上体を正面に戻してから左の膝を外に開き、左手で右足裏を外側から掴み、前屈する7.身体を起こし、右手で左の膝を押さえながら左手を身体の後ろから回し上げ、耳の横へ腕を伸ばす8.反対の足も同様に行う9.最後に両足を伸ばし前屈し身体の背面をしっかり伸ばす動画では1つのポーズの長さを短めにご紹介していますが、1ポーズごとに数呼吸入れる意識でゆったり行ってあげるのがおすすめです。規則正しい生活が自律神経を整える鍵!背骨を大きく動かすヨガの動きを紹介しましたが、自律神経を整えるためには生活を整えるのも近道です。・寝る時間、起きる時間をなるべく一定にする・栄養の高い食事を意識する・日光を浴びる・軽い運動を行う・お風呂に浸かる・ストレスを溜めないなど、生活の中で意識できる習慣は沢山あると思います。ご自身の体調に合わせて、ぜひ試してみてくださいね。©RUNSTUDIO/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年10月08日様々なエクササイズや筋トレを試しても、「太ももだけ痩せない」「長く続かない」という人は多いのではないでしょうか。その原因は「股関節」にあるかもしれません。そこで今回は、股関節を意識した“太ももとお尻の同時痩せ”を目指す簡単習慣をご紹介します。太ももを鍛えるより、股関節を使おう太ももの前側、横、後ろ側、内側など、人それぞれ悩む場所は違うかもしれません。しかし太ももをすっきりさせたかったら、“股関節まわり”をしっかりと動かすことがポイントです。特に、お尻と太ももの境目となる、股関節の後ろ側の動きが良くなると、下半身の筋肉もバランス良く使えるようになり、溜まった脂肪もすっきりとしてきますよ。股関節まわりを適度に鍛えることで、お尻と太ももの同時痩せを目指し、ボトムのサイズダウンも期待できるのです。椅子から立ち上がるだけ! 下半身をすっきりさせるエクササイズ1.足の裏がしっかりと着地する高さの椅子に座ります。2.椅子に浅く腰掛けましょう。3.右膝の上に左の足首を乗せ、脚を開きます。4.両腕は前方へ伸ばし、両肘あたりを軽くつかみます。5.このとき乗せた脚が開きにくい場合は、椅子の高さを高めにしましょう。6.息を吸います。7.息を吐きながら右足の裏で踏み込むようにして立ち上がります。8.立ち上がるときは、内ももと股関節の後ろ側から太ももの裏側を意識しましょう。9.お腹がまっすぐになるところまでしっかりと立ち上がります。10.息を吸いながら、お尻と股関節の後ろ側を意識して座ります。11.これを1セットとし、10回繰り返します。12.反対側も同様に行いましょう。太もものエクササイズは股関節を意識して!様々なエクササイズや筋トレにチャレンジしても、なかなか太ももが痩せない…というときは、股関節まわりの筋肉がうまく使えていない可能性があります。太ももをすっきりさせたいなら、股関節をしっかりと意識することで効果アップが期待できるはず。ぜひ意識してみてくださいね。©Five/gettyimages文 / 上村由夏
2022年10月06日大きさや形など、自分のバストにコンプレックスを持っている方は少なくないのではないでしょうか。どちらにしても共通して意識してほしいことが「姿勢」です。今回は現役ヨガインストラクターの筆者が、3分以内で出来る簡単バストアップヨガを紹介します。ぜひ今日からお試しくださいね。美バストに必要なのは?コンプレックスを感じている方に多いのが、胸を隠そうとするときに起きる「猫背」です。猫背は胸が垂れる原因になるだけでなく、肩こりやぽっこりお腹などボディラインの崩れや、様々な体の不調に繋がりやすくなります。逆にいえば、猫背が改善されるだけでも、バストアップや肩こり解消、血行促進、代謝の向上、お腹や背中、全身の引き締めも期待できるでしょう。今回は、胸の周辺や背中まわりの筋肉にアプローチし、姿勢改善や左右のバランスを整える簡単ヨガを紹介します。覚えたものはぜひ毎日チャレンジしてみてくださいね。\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1. 胸の前で合掌し、息を吸って両手を上げ、吐く息で手を横から回し下ろす2. 右手を後頭部に添え、吐く息で右肘を左膝へと近づける3. 数回行い反対も同様に行う4. 四つん這いになり、左手を上げ胸を開き、吐く息で右腕の下から潜らせ安定する位置を見つける5. 安定している場合は右手を持ち上げ、右手の指先を頭の延長線上に伸ばす6. 反対も同様に行う7. 四つん這いに戻りつま先を立て、お尻を持ち上げ体で三角形を作る8. 手を肩幅、足を腰幅程度に開き、背中や腰をしっかり伸ばす9. 重心を前に、お尻を下げ背中を真っ直ぐにする10. そして吐く息で膝、胸、顎の順で床に下ろす11. 両手を顔の横につき、脇を締めたまま上半身を起こす12. 足の甲でも床を押し、首を長く伸ばし呼吸する13. 次に右膝を曲げて足の甲を掴み、左手を前に伸ばし上半身を引き上げる14. 反対も同様に行う15. 両手で両足の甲を掴み、上半身、下半身を同時に引き上げる16. 数呼吸してゆっくりポーズを解く17. お尻を後ろに引き、背中、腰周りをお休みさせるヨガで得られる様々なメリット美バストを目指すのにおすすめなヨガをご紹介しましたが、ヨガを行うことで呼吸が深まってリラックスでき、筋肉も緩みやすくなります。ストレスを受けやすい方や、肩こりしやすい方にもぴったりでしょう。さらに体の姿勢を支える筋肉にもアプローチできるので、体も心も整えるのに適したツールだと思います。まずは簡単にできるポーズから続けて、変化を感じてみてくださいね。©Westend61/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年10月02日デニムやパンツの上に乗る浮き輪のような腰まわりの肉は、なかなか落としにくいですよね。今回はそんな“浮き輪肉”にアプローチするエクササイズをご紹介!無理なく自然な動きで股関節をほぐす簡単習慣なので、ぜひ試してみてくださいね。骨盤の後傾姿勢に注意ウエスト部分にメリハリがないと、後ろ姿が“もたっ”とした印象になってしまいます。腰まわりの肉が落ちにくいと感じているなら、関節の動きが悪くて筋肉が使われにくい状態になっているのかもしれません。骨盤が後傾して上半身が丸まったような猫背姿勢の方は、股関節まわりの動きが悪くて筋肉が硬くなり、骨盤が歪みがち。スッキリと腰を伸ばした美しい姿勢になりたくても、股関節の硬さが邪魔をして骨盤が立ち上がりにくくなっています。股関節の後ろ側を意識して動かそう動きが悪くなっていたり、筋肉が硬くなっていたりする方は、股関節を動かすエクササイズを取り入れてみましょう。とくに股関節の後ろ側の動きをスムーズにさせることで、腰回りからヒップライン、太ももまでの後背部をスッキリさせることが期待できます。寝ながらできる“浮き輪肉”すっきりエクササイズ1.仰向けに寝て、両膝を曲げます。2.両足首辺りをクロスして足の裏を床に下ろします。3.両腕の力を抜いた状態で、両腕を天井方向へ持ち上げます。4.肘を軽く緩め、両腕で大きな風船を抱えているようなイメージを作ります。5.息を吸います。6.息を吐きながらお尻と背中を持ち上げていきます。7.横から見た時に、肋骨横、腰骨、太もものラインがまっすぐに揃うように意識しましょう。8.お尻と太ももの内側に自然と力が入っているかを確認します。9.息を吸いながら浮かせた体をゆっくりと下ろしていきます。10.腕は持ち上げたまま、再び繰り返します。11.丁寧にゆっくりと9回行ったら、10回目は持ち上げたポジションで3呼吸キープしましょう。12.終えたらリラックスして休みます。どこの力を使っているかを意識していかがでしたか?シンプルな動きなので、慣れてくると早くこなしてしまいがちですが、体のどの部分を使っているか、ゆっくり丁寧に全身を意識して行いましょう。肩がすくんだり、腕が肩より顔の方に上がってしまったりするとNG。鎖骨より下の位置から、大きな風船を抱えているようなリラックスしたポジションを意識することが大切です。まずは2週間、試してみてくださいね!©tbradford/gettyimages文 / 上村由夏
2022年10月01日スマホの操作時間やデスクワークが長いことによって、慢性的な肩こりに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。背中のコリ解消を目指すためには、肩甲骨周りにアプローチするのが近道!そこで今回は、気持ちよく肩甲骨をほぐせる簡単な方法をご紹介します。首や肩周りのコリも背骨ストレッチで整える慢性的な肩こりに悩む方は、肩甲骨周りの動きが鈍くなっている可能性があります。腕を上げているだけですぐに疲れたり、頭を下に下げると首の後ろが痛かったり、朝起きると顔がむくみやすかったりしませんか?これらはスマホの見過ぎや、長時間のデスクワークなどが原因と考えられるでしょう。肩の位置が前側に入り、背中が強制的に丸まってしまう姿勢が定着しているからかもしれません。長時間同じ姿勢でいた後に立ち上がると、体がこわばっていたり、背中や肩が凝り固まっていると感じるときは、肩甲骨まわりの血流が悪くなっている可能性が。そんなときは肩や首、肩甲骨をダイレクトにほぐすだけでなく、血流を促すために背骨をストレッチするのもおすすめです。気持ち良くて無理なくできるうえに、凝っている場所がわかりやすいストレッチです。寝る前に行ってみてくださいね。背骨ストレッチで肩と肩甲骨がすっきり1.四つん這いの姿勢になります。2.右手の前に左手を置きます。手のひら2~3個分前あたりの幅を取りましょう。3.息を吸います。4.息を吐きながら身体を左斜め後ろ方向へ引き、胸を床に沈めていきます。5.左のお尻を横へ突き出すようにして、体側をカーブさせます。6.息を吐きながら気持ちのよい強度までストレッチし、息を吸うときは少し緩めるようにします。7.30秒程度キープしたら、一度楽な姿勢に戻りましょう。8.再びストレッチが効く位置へと身体を伸ばしたら、骨盤を左右にゆっくりゆするように動かし、30秒キープします。9.楽な姿勢に戻り、刺激が抜けたら反対側も同様に行います。伸ばしている位置を確認しながら行う伸ばしている腕側の体側全体、肩甲骨外側、二の腕のラインに気持ちのよい刺激があるかどうかで強度を確認しましょう。骨盤をゆする動作が辛い場合は、キープしたままでもOKです。大切なことは息を止めないこと。息を吐きながらリラックスして強度を調節し、息を吸うときは無理に押し込まないようにしてみてください。呼吸が苦しくなったり、呼吸が浅くなる位置までストレッチを強めたりしないようにして、余裕を持って深く呼吸できる位置に調節しながら行いましょう。ストレッチを終えたら立ち姿勢や座り姿勢をチェック!背中周りが軽くなっていたり、息がしやすくなっていたり、頭の位置が胴体の上にまっすぐ乗っているような感覚になれたらOKです。気持ちよくていつまででもやっていたくなるような簡単習慣。背骨周りのこわばりをリセットして、スッキリできますよ。©krisanapong detraphiphat/gettyimages文 / 上村由夏
2022年09月27日「運動をしているのになかなか痩せない」「食事に気をつけているのに脂肪が落ちない」などのお悩みはありませんか?もしかすると痩せにくい原因は“骨盤の歪み”からきているかもしれません。骨盤は上半身と下半身を繋ぐ重要な場所。骨盤の歪みが大きいと、ダイエットしても痩せづらかったり、様々な体の不調を引き起こしたりする可能性があります。そこで今回は、現役ヨガインストラクターの筆者が、歪みの原因やチェック法、歪みを整える方法をご紹介しましょう。まずは歪みをチェック!では早速、自分の骨盤が歪んでいるかチェックしてみましょう!まずは目を閉じて、その場で50回足踏みを行います。50回終わったら、最初に立っていた場所から移動しているか確認してください。右に移動している場合は右の骨盤が下がっており、左に移動している場合は左の骨盤が下がっている可能性が大きいです。また前に移動している場合は、重心が前へ下がり骨盤が前傾している状態。後ろに移動している場合は、重心が後ろへ下がり後傾している状態と考えられます。歪みの原因は日常の姿勢から骨盤が歪む原因は様々ありますが、日常生活の姿勢の癖で起こることがほとんどです。・座る時いつも足を組む・カバンを持つときはいつも同じ方の手・左右どちらかに重心をかけて立つ・日常的にハイヒールを履く・うつ伏せで寝る・運動不足他にも妊娠・出産や加齢、外反母趾、偏平足などが原因の可能性も。基本的に日常生活で起こることがほとんどなので、まずは姿勢を意識することから始めてみましょう。骨盤を整える簡単習慣それではここからは歪みの軽減を目指す、簡単ストレッチとトレーニングを紹介していきます。ぜひ日常に取り入れてみてくださいね。凝り固まった筋肉を緩める「お尻ストレッチ」やり方をチェック!1.坐骨をまっすぐ立てるようにイスに座り、片方の足首をもう片方の膝の上にのせ、膝を外に開きます。2.息を吐きながら上半身を前に倒して、10秒間キープします。※お尻から頭頂まで背中を真っ直ぐに保ちながら前に倒しましょう。筋肉で姿勢をサポート「お尻トレーニング」\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.肩下に肘をつき、横向きになりましょう。2.足を直角に曲げお腹を締めて体を真っ直ぐに保ちます。3.上に来る足を、吐く息とともに持ち上げます。4.5~10回程度、お尻の筋肉を意識して行いましょう。※吐く呼吸とともにゆっくり動作を行います。骨盤が整うと自然に痩せ体質に近づく!今回はお尻周りのストレッチやトレーニングをご紹介しましたが、体幹トレーニングやウォーキングなど、様々な角度からアプローチすることもできます。まずは日常の立ち姿勢や座り姿勢を見直し、骨盤周りの筋肉のコリを解消すること、骨盤を支える筋力をつけることを意識して生活してみましょう。続けることで、体にも心にも少しずつ変化が表れてくるはず。ご自身の体調に合わせて、負荷を加えながら続けてみてくださいね。©MarsBars/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年09月25日「お腹だけがぽっちゃりしている」「ダイエットをしているのにお腹だけが痩せない」そんな悩みを持つ人も多いのではないでしょうか。もしかしたら、お腹が痩せにくい習慣が身についているのかもしれません。ヨガインストラクターの筆者が、お腹痩せのために辞めるべき「NG姿勢」と、簡単に試せるストレッチ方法をご紹介します。無意識のクセがお腹痩せの邪魔をしているかもお腹周りにお肉がつく原因には様々なものがあると考えられます。たとえば便秘などの腸の不調やむくみ、姿勢など。どれも原因が別のようでいて、実はつながっているのです。特に腸の調子が悪くなると、老廃物がたまりやすくなります。その原因のひとつに、“腸を圧迫した姿勢”があるでしょう。猫背やお腹を突き出した姿勢をしていると、内臓が圧迫されて、腸の運動が妨げられやすくなるとされています。お腹の位置が安定しないNG姿勢内臓を圧迫するような姿勢をしている人は、背中や腰回りが張ったり、深い呼吸をしにくくなっている傾向があります。呼吸は自律神経を整えるのにも大切なもの。本来の正しい姿勢は、力んだり緊張したりすることなく、リラックスした状態で安定しています。内臓も圧迫しないため、体の本来の働きを邪魔しません。呼吸も楽にできるので基礎代謝も自然と上がるはず。このように、お腹を前に突き出した姿勢を“楽チン”だと感じていませんか?お腹を突き出す姿勢は、肋骨の位置が不安定になり、お腹周りが緩んで、腰の負担が増えてしまう可能性があります。姿勢が本来の位置に整っていれば自然とお腹周りも安定し、内臓の働きがスムーズになるはず。お腹痩せのためのスッキリストレッチ1.膝立ちの姿勢になります。2.両脚は腰幅程度に開きます。3.お腹を突き出した姿勢にならないように、股関節を外側へ回してお尻に意識を向けます(力を入れすぎないように)。4.呼吸を整えます。5.息を吸いながら左腕を頭上に伸ばしていきます。6.一緒に肩が持ち上がらないように、肩はリラックスしていましょう。7.息を吐きながら、左肋骨の横と後ろ側を引き伸ばしながら、胴体を右に傾けていきます。8.このとき、お腹と腰は安定させ、肋骨周辺をカーブさせるようにしましょう。9.気持ちの良い位置で止めたら、息を吸いながら肋骨を左後ろへ回転させるようなイメージで胴体をねじり、斜め上を見ていきましょう。10.腰が一緒に回転していかないように、右手を腰に当て、支えてもOK。11.呼吸が苦しくないポジションでキープします。12.吸う息で胸や背中が膨らみ、ポーズが緩んでいくのを感じましょう。13.吐く息で気持ちのいいところまでねじりを深めます。14.3~5回呼吸したら、楽な姿勢に戻り反対側も同様に行います。お腹の安定感をチェックこのストレッチを行う前と後で、お腹の安定感や、姿勢が楽になっているかどうかなどをチェックしてみてください。肋骨周りがストレッチによって安定すると、お腹を圧迫する姿勢がなくなり、お腹がスッキリしてくるでしょう。毎日朝やお昼休憩、寝る前などにサクッと試してみてくださいね。©katleho Seisa/gettyimages文 / 上村由夏
2022年09月20日夏の疲れが出る初秋。疲れが取れない、眠りが浅い…といった症状を感じているなら、自律神経が乱れているのかもしれません。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が“秋バテ”解消に繋がる「簡単習慣」をご紹介します。夏の疲れを残さず軽やかに過ごすために気温の差が激しくなる初秋は、体の疲れが取れにくかったり、寝つきが悪くて眠りが浅くなったりと、“なんとなくすっきりしない”と感じる体調不良が出始める方も多いのではないでしょうか。体が気温の変化に追いつかず、体調の変化が現れやすいこの時期は、自律神経が乱れやすくなる傾向が。内臓や血液循環のコントローラーともいえる自律神経が整えば、体を健やかに維持してくれるでしょう。夏の疲れを引きずる秋にならないために、体を気持ち良く動かしてみて。だるい体を軽くする背骨ウェーブストレッチ1.床に膝をつき、かかとの上にお尻を乗せて座ります。2.頭からみぞおちを上に引き上げるようにして背中を引き上げましょう。このとき自然と起き上がる骨盤を立てるようにして、腰をそらさないようにします。3.両腕は体側に楽に下ろしておきましょう。4.呼吸を整えます。5.息を吐きながら両腕を前方へ伸ばし、手の甲同士を向かい合わせます。6.息を吸いながら両腕の付け根から外側へ回すようにして胸を広げ、自然と肩胛骨が寄るのを意識しましょう。7.息を吐きながら背中をしっかりと丸め、骨盤を後ろへ倒しながらお腹を縮めます。8.同時に手のひらを向かい合わせにしながら両腕を前方へ引っ張るようにして伸ばします。9.肩甲骨から腕まで前方から引っ張られているようなイメージで背中をストレッチしていきます。10.このとき頭は両腕の間へ下ろし、首の後ろの力を抜きましょう。11.再び息を吸いながら胸を開く動きに戻ります。これを1セットとして、流れるような滑らかな動きで30~60秒繰り返しましょう。腰を反らし過ぎたらNGこの動きで、詰まり気味の背中や肋骨周りをほぐしていきます。胸を開く際は、腰を反らしてしまわないように注意。腰を反ることによって、胸の伸びが悪くなり、肩甲骨周りもほぐれません。みぞおちから上を引き上げながら胸を伸ばしていきましょう。頭を無理に後ろにそらしたり、腰のカーブを強くしたりせず、自然な動きで胸周りを伸ばしていきましょう。凝り固まっている部分に気がついたら、自然に伸ばせるようキープしてもOKです。自由に気持ちがいい部分を探しながら動いてみましょう。終えた後は、呼吸がしやすく背中が緩んでいるはずです。寝る前や朝起きたときなどに行ってみてくださいね!©Tara Moore/gettyimages文 / 上村由夏
2022年09月19日部分痩せを目指すなかでも、特に「太もも痩せしたい」という方は多いのではないでしょうか。そんなときに意識してあげたいのが「内もも(内転筋)」です。たとえば電車に乗っているときや、椅子に座っているとき、自然と膝が開いてしまう方は要注意!今回はヨガインストラクターの筆者が、一日たった30秒でできる「内ももトレーニング」をご紹介します。内転筋とは?太ももの内側にある筋肉をまとめて「内転筋群」といいます。大内転筋・長内転筋・短内転筋・薄筋・恥骨筋と5つの筋肉から構成されていますが、日常生活では使われる機会が少ないので脂肪がつきやすく、筋肉も落ちやすい傾向が。普段から意識的に使い、鍛えてあげることが大切です。太ももが太くなる原因むくみ・冷え私たちは普段重力に逆らいながら生活をしています。代謝や筋力の低下によってむくみや冷えが起きやすくなり、余分な水分や老廃物が溜まってしまいます。またデスクワークなど長時間座りっぱなしのことが多い場合は特に、むくみや冷えにお悩みの方が多いのではないでしょうか。運動不足摂取したエネルギーに対して、消費したエネルギー量が少ないと、体に脂肪がつきやすくなるでしょう。さらに内ももの筋肉が使えていないと、運動不足に加えて脂肪がつきやすくなる原因にも。骨盤の歪み骨盤が正しい位置にないと血液とリンパの流れが悪くなり、脂肪が付きやすくなる傾向が。出産や加齢による骨盤周りの筋力の低下に加えて、足を組んだり片足重心になったりと姿勢に癖がある方も要注意です。30秒で出来るワイドスクワットで簡単脚痩せ!ではここからは早速、簡単に取り組めるトレーニングを紹介していきます。使いたい筋肉に意識して行うことが大事なポイント!内ももの筋肉を使う意識でチャレンジしてみましょう。\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.足を肩幅の2倍程度に開き、足先を45度外側に向ける2.両手を前に伸ばしお腹を締め、吐く息で腰を落とす3.膝はつま先の方向へ曲げていき、体は前傾しないように注意する4.余裕があれば、腰を落とす時肘を後ろへ引き、肩甲骨を寄せ上半身も一緒にアプローチ!起き上がるときは「内もも」の筋肉を引き上げる意識で、10回〜20回チャレンジしてみましょう。憧れのスッキリ内ももを目指そういかがでしたか?座っているとき膝が外に開かないよう意識したり、骨盤の歪みが起きないように姿勢を意識したりすることも重要です。続けることで、体にも心にも少しずつ変化が表れてくるはず。ご自身の体調に合わせて毎日続けてみてくださいね。©Anon Krudsumlit/EyeEm/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年09月15日季節の変わり目の寒暖差で、むくみが気になり始めている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、顔周りのむくみ解消を目指す簡単習慣をご紹介します。たった3分間、寝ながらできるストレッチなので、ぜひ挑戦してみてください。すくんだ肩周りをスッキリさせよう朝と晩の寒暖差が開いてくるこの時期に、体のむくみが気になり始める人も多いでしょう。朝起きて鏡を見ると、目やまぶたが腫れぼったくなっているなど、顔のむくみを気にしてマッサージやリンパケアをする方も多いはず。顔のむくみを解消するためには、リンパの滞りを起こしやすい原因の1つとされる、“肩がすくんだ姿勢”になっていないかチェックしてみましょう。肩の位置が常に引き上がり、無意識に首がすくんでいませんか?または肩が内側に丸まっている“巻き肩”になっていたり、胸を張って肩を後ろに引きすぎていたり…。これらの姿勢が習慣化していると、顔のむくみを引き起こしやすくなっている可能性大です。まずは肩周りのケアをして、肩甲骨をしっかり動かし、リンパの流れを妨げないようにしましょう。顔周りをスッキリさせる肩と肩甲骨ストレッチ1.仰向けに寝て、両脚を伸ばしリラックスします。2.両腕は鎖骨の位置で左右に伸ばして下ろします。肩の位置で伸ばすと肩がすくみやすくなるので注意しましょう。3.肘を曲げ肘先を持ち上げます。指先を天井方向へ。4.息を吸いながら、肘を動かさないようにして、肘から先を頭の上へ下ろしていきます。5.息を吐きながら肘を動かさないようにして、肘から先を下ろし、胴体側へ。6.このとき肩甲骨が動いて、背中が持ち上げられている感覚を感じましょう。7.これを1セットとして、1~6を繰り返します。寝る前や寝起きにオススメ寝ながらできるストレッチなので、寝る前や朝起きたときに習慣化してみてください。寝る前は体の動きを観察しながらゆっくり行うと、呼吸も深くなり、肩や肩甲骨がほぐれてポカポカとしてくるでしょう。リラックスしながら3分程度続けるのがオススメ。ストレッチした後は、肩甲骨周りが床にぺたりと下ろしやすくなっているのではないでしょうか。背中が楽になるのと同時に、呼吸がしやすいかどうかもチェック!また朝に行う場合は、スッキリと目覚めるためにリズミカルに動かすと良いでしょう。肩周りの位置が整い、顔からデコルテまでをスッキリさせてくれるはず。まずは2週間試してみてくださいね。©Cecile Lavabre/gettyimages文 / 上村由夏
2022年09月13日「痩せたい」「太りたくない」とダイエットしたり、食事制限をしたりする人は多いですよね。一方で「太りたくないけど食べたい」「食べたいものを我慢したくない」と思うこともあるのではないでしょうか。今回は約2か月で6kg痩せた筆者が、「普段の食生活でやらないこと」についてご紹介します。デリバリーを使わない近年、アプリを使って自宅や職場まで運んでくれる食事のデリバリーが普及していますが、筆者はこのデリバリーを使ったことがありません。「買いに行く暇もない」「手を離せないくらい忙しい」といった状況であれば、大変便利なサービスですよね。しかしファストフードや高カロリーのものも多いので、結局のところ自分で作るか、買いに行くことにします。冷凍食品を買わないご飯を作るのが面倒くさいときなど、温めるだけですぐ食べられる冷凍食品が活躍しますよね。便利であることはわかっていますが、個人的には冷凍食品もほとんど購入しません。パスタなどの麺類、揚げ物系などガツンとしたものが多く、つい高カロリーなものをチョイスしてしまわないようにするためです。ジュースを買わない以前はスーパーやコンビニでジュースを購入することも多かったですが、ここ数年はジュースを買わなくなりました。過去のダイエットで、必要以上に砂糖を摂りすぎていると感じたことをきっかけに、砂糖がたくさん入ったジュースを飲む習慣をやめました。カフェに行かないカフェに行くと、美味しい飲み物やデザート、期間限定のフレーバーなど、誘惑がたくさんありますよね。友人と会って喋る時などは利用しますが、一人でふらっと行ったり毎週のように行ったり…ということはやめました。頻繁に揚げ物を食べない「週の半分はデリバリーを使う」という友人は、主に「ファストフードや揚げ物系」を頼むことが多いといいます。特にチキンやポテトなどは、スーパーやカフェ、コンビニのホットスナックでも多く見かけますよね。お手軽で便利ですが、ファストフードは月に1、2回食べるかなという程度。自宅で唐揚げや天ぷらなどの揚げ物もほとんど作りません。一口目に炭水化物や揚げ物を食べないお腹が空いているとガッツリ食べたくなりますが、筆者は必ず野菜やスープ類から口にするようにします。米や麺類など、空腹時にいきなり糖質を摂ると、血糖値が上昇したり吸収スピードを高めたりするとされているからです。麺類を食べない筆者も6kgのダイエットをする以前は、週に2回ほど食べていました。しかしダイエットを機に、現在は週に1回食べるか食べないかまでに減りました。麺の種類や味によって糖質量も多く高カロリーになってしまうので、麺をストックせず、食べたい時に購入するようにしています。夜にお菓子を食べない食後のデザートなど、夜にお菓子やスイーツは食べません。お菓子も麺類と同じくストックせず、食べるのは日中のみ。夕方以降は食べたものを燃焼するスピードが高くなるとされているため、夜にお菓子やおやつ、デザート類を食べないようにしています。便利家電に頼りすぎない自動乾燥つきの洗濯機やお掃除ロボなど、近年は家電の性能も増していますよね。しかし、家事の時間もしっかりと体を動かす規則正しい生活習慣の一部にしているので、家電に頼りすぎないように注意しています。まとめ・便利なものに飛びつかないデリバリーや冷凍食品、便利家電などは忙しい人や面倒くさがりな人には便利なアイテムですが、買いに行く、自炊する、掃除や洗濯するなど体を動かすこともダイエットに繋がる第一歩です。・購入する前に考える食べ物も購入する前、食べる前に「本当にそれって体に必要なものか?」を考えるようにすると、不必要な糖質や脂質が見えてくるようになります。太りにくい体にするためには、ラクしすぎず、面倒くさがらないことが大切だと考えています。食生活を見直すと体が変わりやすくなるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。©Peter Dazeley/kyotokushige/d3sign/Antonio Ovejero/EyeEm/gettyimages文/寒川あゆみ
2022年09月12日気がついたら肩が内側に丸まってしまう「巻き肩」になっていませんか?巻き肩は、猫背や肩こり、ぽっこりお腹などを引き起こす可能性も。今回は現役ヨガインストラクターの筆者が、巻き肩改善を目指す簡単習慣をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。巻き肩になっていないかチェック!・横から見ると耳よりも肩が前の位置にある・首と頭が前に出てしまう・仰向けになると肩が床につかない・左右の肩が一直線にならない一つでも当てはまる人は、巻き肩の可能性が高いです。巻き肩の人は、肩よりも首と頭が前に出る傾向があります。頭が肩よりも前に出ることで、背骨を真っ直ぐ保つことができなくなり、猫背になりやすいのです。また胸の筋肉がかたく、背中の筋肉が使われなくなることで、呼吸が浅くなっているかも。それに伴い、様々な不調を引き起こしやすくなると考えられます。背中が丸くなるだけでなく、バストが下がったり、背中や腰回りにお肉がつきやすくなったりと、ボディラインにも大きく影響する恐れがあるので、早めに改善しておきたいですね!巻き肩になりやすい生活習慣長時間のパソコン作業、スマホ操作デスクワークの人は長時間パソコンを使うことが多いかと思いますが、前方に倒れた姿勢をとり続けていると、頭が肩より前に出てしまい巻き肩になる可能性があります。スマホの操作も同じく、姿勢が前に倒れ、首が下向きになりやすいので注意が必要です。横向きでの睡眠横向きに寝ると肩が前に倒れてしまうため、巻き肩の原因になる恐れが。長時間同じ体勢でいることは体に負担がかかりやすいです。肩が圧迫された横向きの体勢は、首や腰を痛める可能性もあるので注意しましょう。首や頭が前に出ないようにすることが、巻き肩や猫背の改善、予防に必要でしょう。まずは生活の中での自分の姿勢を意識してみてくださいね。簡単ストレッチでアプローチ!巻き肩改善を目指す簡単なストレッチをご紹介!毎日の習慣にぜひ取り入れてみてください!座ったままできるヨガストレッチ\動画でストレッチを確認!/やり方をチェック!1.あぐらで座り、右足を左足にまたぎ膝を上下に合わせる2.足の甲を寝かせ、座骨を地面につき骨盤を立てる3.左手を上に腕を前に伸ばし、肘を上下に重ねる4.両肘を曲げ、手の甲もしくは手首を返し手の平を合わせる5.息を吸いながら肘を持ち上げ背中を伸ばし、吐く呼吸とともに身体を前に倒す6.鎖骨を左右にひろげ肩甲骨を下げながら、呼吸に合わせて数回繰り返す7.手を解き、両手を体側に8.息を吸いながら右手を持ち上げ、吐きながら左に上体を倒す9.大きく一呼吸し、吸う息で身体を起こして吐く息で手を解く10.足を解き、反対も同様に行う綺麗な姿勢は毎日の意識付けから!ご紹介したストレッチをたまに行なうだけでは、根本的な解決にはなりません。ライフスタイルに取り入れること、そして普段から「姿勢を意識する」ことから始めてみましょう。続けることで、体にも心にも少しずつ変化が表れてくるはず。ご自身の体調に合わせて、続けてみてください。©PonyWang/South_agency/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年09月11日「下半身がなかなか痩せない」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか?下半身の分厚さが気になる時は、ヒップから脚までの体の後背部を意識したエクササイズがおすすめ。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が「1日10回で下半身痩せを目指す簡単習慣」をご紹介します。下半身痩せのつもりが“ゴツ脚作り”になってない?下半身痩せのトレーニングやエクササイズをしても、脂肪が落ちた実感がしづらかったり、頑張りすぎて逆に筋肉質になったりと、失敗した経験がある人も多いと思います。下半身痩せに大切なのは“姿勢癖”。骨盤や肋骨のポジションが安定せず、姿勢が崩れてしまうと、上半身の重みがそのまま下半身の負担となってしまいます。その状態で下半身痩せトレーニングをすると、期待する効果が得られない可能性も。下半身痩せに必要なのは、“骨盤の安定”だと言えるでしょう。今回ご紹介する簡単習慣で、姿勢を安定させる筋肉を刺激しながら、ヒップや太もものラインを引き締めていきましょう!寝ながら10回! 体の隅々まで意識しながらトレーニング1.仰向けに寝る背中と腰の間に隙間が深く空いてしまい違和感がある人は、背中が床にペタッとくっつくようにポジションを整えてください。2.背中と腰を丸めるようにしながら脚を持ち上げ、両膝を抱える背中と腰を床にペッタリと下ろし、背骨の尾てい骨部分が軽く浮いているような姿勢をとりましょう。3.両膝を曲げて足を床に降ろし、両腕がリラックスできるように左右へ伸ばす4.両足と膝の幅は腰幅にセットし、膝より足首が少し前に出る程度の位置に足を置く(後で調整可能)5.両肘を曲げて、肘はついたまま腕を持ち上げる6.腕をリラックスさせたまま肩甲骨から持ち上げて、大きなボールを抱きかかえるようなポジションを作る7.呼吸を整える。8.息を吸い、吐くタイミングで足の裏で床を押しながらお尻を持ち上げる9.ここで1呼吸キープ横から見たときに、肋骨、腰骨、太もものラインがまっすぐになる位置まで持ち上げましょう。10.息を吸うタイミングで、背中、腰、お尻の順番に背骨を床に下ろすこれを1セットとし、10セット行います。常に体全体を意識する体を動かす時は、自分の体を支える骨格と、その骨で動いているイメージを持つと、全体を意識しやすくなります。自分が骨そのものになったつもりで動いてみましょう。お尻を持ち上げた時は、お尻と太もも裏の境目や、内腿に力が入っているはず。上体を下ろすときに腰より先にお尻が下りてしまう人は、腰を丸めるように意識してみてください。一つ一つの動作を丁寧に行うことで、引き締めを目指しながら、下半身痩せしやすい姿勢を整えることができます。ぜひチャレンジしてみてくださいね。©Bob Thomas/gettyimages文 / 上村由夏
2022年09月06日休み明けに「太った…」と感じたことがある人もいるでしょう。長い休暇は飲んだり食べたりする機会も増えますよね。そこで今回は、これから来る食欲の秋を存分に楽しむために、今のうちからやっておきたい「ウエストを絞る簡単トレーニング」を、現役ヨガインストラクターの筆者がご紹介します。ぜひお試しください!気にするべきは「筋肉量と代謝量」肥満になる要因の1つとして考えられるのは、筋肉量の減少です。筋肉は姿勢や内臓を支えるといった役割はもちろん、体温をつくりだす役割があるとされています。筋肉の量が減って体温が維持しにくくなった場合、体内の熱を逃がさないように、筋肉が減った分を脂肪で埋めようとする働きがあるそう。余分な脂肪をつけないためにも、まずは筋肉、そしてエネルギー消費量を増やすことが大切だといえるでしょう。また体重を測るときには、筋肉量や基礎代謝量などを測れる「体組成計」を使うのがおすすめ。痩せ体質を目指している人は、今日から筋肉量や体脂肪、基礎代謝量などを意識しながら生活してみてくださいね。道具は不要! お腹痩せが期待できる簡単トレーニング筋肉を大きくしたいという目的でなければ、スポーツジムなどで器具を使って行うトレーニングではなく、自重を使った体幹トレーニングでも十分に効果が期待できるはずです。今回ご紹介する動きは、全身をしっかりと使うことができるだけでなく、綺麗な姿勢を保つために必要な「体幹」を強くするのにもおすすめです。動画を見ながら実践し、痩せやすく太りにくい体質を目指しましょう!\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.肩下に両手をついて四つん這いになる2.両脚を後ろに伸ばす3.お腹を引き上げ背中を伸ばすこのとき体は真っ直ぐに保つようにしてください。4.お尻を斜め上へと引き上げる5.右脚を持ち上げる6.吐く息とともに重心を前に移動させながら、右膝を右肘の外側へ寄せる7.息を吸いながら再びお尻を斜め後ろへ持ち上げ、右脚を上げる8.次の吐く息で、右膝を両手の間に寄せる9.4から8の動きを5回~10回程度行う10.反対の脚も同様に行うトレーニングのポイント今回紹介した動きのポイントは4つです。トレーニングを効果的に行うためにも、ぜひ意識してみてくださいね。・体を真っ直ぐに保つ・肘の内側を向かい合わせにする・お腹の筋肉を意識する・深い呼吸を意識する・肩や首周りの余計な力を抜くまた、トレーニングをするからと言って、何を食べても大丈夫というわけではありません。栄養バランスの良い食事や、摂取カロリーと消費カロリーのバランスを意識して生活することが大切です。今回紹介したトレーニングを続けることで、体にも心にも少しずつ変化が表れてくるはず。ご自身の体調に合わせて、負荷や軽減を行いながら続けてみてくださいね。©RyanKing999/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年09月02日下半身のむくみや腰や肩のコリは体の歪みが原因になっているかも。そんなときはまず股関節を整えてみると良いでしょう。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、「凝り固まった股関節をやわらかくする簡単習慣」をご紹介します。体がアンバランスになっているかも腰痛や、肩こり、歩くとすぐ疲れる、むくみが取れないなどの悩みがある人も少なくないでしょう。これらの要因の1つに体の歪みが考えられます。体の歪みは、日常的な動作のクセや歩き方、姿勢などによって使う筋肉がアンバランスになることで生じると言われています。特に女性は股関節周りが硬く動きが鈍くなりやすいと言われることもあります。股関節を整える股関節周りには骨盤を安定させる筋肉が多く、股関節が硬いとそのぶん筋肉が働きづらくなるとされています。そうすると、腰痛やむくみ、ぽっこりお腹などにつながる恐れもあるので、股関節を柔軟にして、ある程度の筋力をつけていくことが大切です。そこで今回は、股関節をほぐすストレッチ、そして簡単に筋力を整える簡単エクササイズをご紹介します。1.股関節をほぐす簡単ストレッチ1.床に座り、両膝を曲げる2.両手を後方につき、上半身を斜めに倒すこのときお腹を丸めないように注意し、骨盤を起こすことを心がけてください。3.左足のくるぶしを右膝の上に乗せ、左脚を外側へ倒す脚が硬くてこの姿勢が苦しい場合は、右脚の立膝の角度をゆるめましょう。4.3の姿勢で息を吸う5.息を吐きながら骨盤を起こし、脚のつけ根にお腹を近づけるこのとき、顔や胸を先に脚の付け根に近づけないようにしましょう。顔や胸が近づかなくても、お腹が脚に近づいていればOKです。また、左のお尻から太ももの外側、股関節周りに刺激があるか確認しましょう。6.ゆっくりと5回呼吸しながら、5の姿勢をキープする7.反対側も同様に行う2.股関節周りに筋力をつけるエクササイズ1.両膝を曲げてあぐらを組む2.右脚をそのまま外側へ倒し、左脚を開くこのとき、腰が後ろに倒れそうになったら、腰が起こせるところまで両脚の幅を狭めるか、左膝を曲げてみましょう。3.骨盤を軽く前傾させ、両手を前に置く4.3の姿勢で息を吸う5.息を吐くタイミングでお尻をあげる6.息を吸いながらお尻をおろす7.10~15回繰り返し、反対側も同様に行う今回の動きのポイントどちらの動きも、脚を膝にのせたとき、脚を開いたときに腰が丸まらず安定するように座ることが重要です。骨盤の動きを常に意識して行いましょう。骨盤が正しいポジションに入っていれば内腿、お尻周りに刺激を感じるはず。それを目安に、体の変化を確認しながら自分のペースで取り組んでみてくださいね。©Yagi Studio/gettyimages文 / 上村由夏
2022年08月30日痩せ体質を手に入れるためには、普段何気なくしている「体の癖」に気をつけて姿勢を見直すことが大切です。普段の姿勢や歩き方が、知らずに痩せ体質から遠ざける原因となっている可能性も。そこで、ヨガインストラクターの筆者が「痩せ体質」から遠ざけるNG姿勢と改善策をご紹介します。日々の歩き方が「痩せ体質」から遠ざけている痩せ体質から遠ざかる習慣の中でも、無意識に脚を太くしてしまうのが「歩き方」です。歩くときに、脚に力が入っている人は要注意!例えば上半身は前のめりで太ももの前側や外側に負荷をかけて歩いている、つま先に力を入れて歩いている、下を向いて背中を丸めて歩いている人は歩く姿勢を改善した方が良いでしょう。歩くときは目線をまっすぐ、お腹を縦に伸ばすようにするのがポイント。お腹の上部と下部を上下に引っ張るイメージでお腹を伸ばし、胴体の真上に頭を乗せる意識で姿勢をチェック。上半身と下半身の筋力のバランスが整って、脚の負担が軽減されます。無意識だからこそついやってしまう歩き方の癖を見直すだけでも、脚の負担が減り、すっきりとした脚に変化していきます。胃腸を圧迫する姿勢も脂肪がつく原因に「歩く姿勢」以外にも気をつけたいのが、「上半身の姿勢」。姿勢が悪くなると背中が丸まりやすくなり、すると肋骨が下がり上半身の重みがお腹周りにのしかかり、腸の働きを妨げたり、脂肪がつきやすくなってしまいます。腸の働きは、心身を健やかに保つ自律神経の働きを整えてくれるからこそ、気をつけなければいけません。肋骨を本来の位置に整えることでお腹周りがすっきりとし、腸の働きを活発にしてくれますよ。お腹をすっきりさせる肋骨周りのストレッチそれでは、お腹をすっきりさせるストレッチを紹介します。1.両脚を腰幅程度に開いて立ちます全身はリラックスさせましょう。2.呼吸を整えたら、息を吸うタイミングで両腕を頭上に持ち上げますこのとき、肩と首がすくまないように、肩を引き上げすぎないように注意してください。3.腕を頭上に持ち上げながら、胸の横(左右の肋骨)を引っ張るように伸ばします4.息を吐きながら腕を下ろします5.お腹周りが伸びて胴体に安定感やすっきり感を感じるまで1~4の動作を続けます痩せ体質を目指すなら姿勢を整えることが大切痩せ体質にはインナーケアと同時に外側からの姿勢のアプローチが大切です。姿勢が崩れると、こりや疲労感の蓄積、脂肪の残りやすい体になりやすくなります。お腹を伸ばす習慣をつけると、姿勢の改善や自律神経のバランスを整える腸の働きも整えてくれます。今回紹介したストレッチは、どこでも1分あればできるので、ぜひ毎日の習慣に取り入れてみてくださいね。©biglike/gettyimages文 / 上村由夏
2022年08月30日ダイエットしたいパーツといえば「お腹」と答える人も多いと思いますが、「二の腕」が気になる方も多いのでは?そこで今回は、現役ヨガインストラクターの筆者がおすすめする「お腹と二の腕を同時にアプローチが出来る簡単トレーニング」を紹介します。テレビを見ながらでも出来るので、ぜひ日常の習慣に取り入れてみてくださいね。二の腕が太くなる理由年齢を重ねるにつれて「二の腕のたるみが取れない、太くなった」と悩むことが増えるかもしれません。そもそも二の腕だけの話ではありませんが、筋肉というのは加齢や運動不足によって自然と減っていくもの。そして筋力が減るのに伴って新陳代謝が悪くなり、どんどん脂肪がつきやすくなってしまいます。さらには、猫背や反り腰など姿勢が悪い方は、全身の筋肉がうまく使われず、二の腕やお腹にも脂肪がつきやすくなってしまうのです。ひいてはボディラインの崩れや、むくみ、冷え性を引き起こしてしまう原因となってしまうでしょう。テレビを見ながらでもできる! 簡単「お腹&二の腕痩せトレーニング」二の腕にアプローチする方法はたくさんありますが、せっかくやるならお腹痩せも期待できる動きがあれば嬉しいですよね。今回ご紹介するのは、テレビを見ながらでもできて、二の腕とお腹を一緒に鍛え、姿勢を整えることにも役立つトレーニングです。ぜひ動画を見ながら一緒にチャレンジしてみてくださいね!\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.膝を立てて座り両手を肩の下につく2.指先をお尻側に向けて、背中を伸ばし胸を張る3.吐く息とともに肘を後ろに曲げながら体を後ろに倒す4.ゆっくり10回繰り返すトレーニングのポイント今回紹介したトレーニングのポイントは5つです。トレーニングを効果的に行うためにも、ぜひ意識してみてくださいね。・胸を引き上げお腹を締める・背中が丸まらないようにする・肘が外側に開かないようにする・深い呼吸を意識する・肩や首周りの余計な力を抜く二の腕だけでなく、お腹の筋肉をしっかり使う意識を忘れずに行ってみましょう。続けることで、体にも心にも少しずつ変化が表れてくるはず。ご自身の体調に合わせて、ぜひ日常の生活に取り入れてみてください。©Kanpitcha Nonnittayanan/EyeEm/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年08月27日夏はちょっとした疲れが抜けない、寝つきが悪い、食欲がないといった悩みを抱えやすい時期です。それは自律神経の乱れが原因かもしれません。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、毎日できて簡単に「自律神経の乱れを整える簡単習慣」をご紹介します。夏は自律神経が乱れやすい?夏は疲れやすく、食欲が減ることもありませんか?そんな悩みの数々は自律神経の乱れが原因となっているかもしれません。自律神経は、内臓器官や血管の働き、呼吸法、全身の体温調節や胃腸の働きをコントロールしている大切な神経。外気と室内の温度差が激しかったり、猛暑日が続いたりするこの季節は、特に自律神経が乱れやすいと言われています。自律神経を整えるためにやっておくべきこと自律神経を整えるには、腸の働きや呼吸を整えることが大切だと言われていて、呼吸は自らでコントロールもしやすいでしょう。ちなみに、呼吸が浅いと体内に新鮮な酸素が十分に行き渡らず、体がこったり、疲れやすくなったりといった悩みにつながる可能性も。そのため、普段から深い呼吸を意識することが大切ですが、体の硬さや背中、腰回りなどのコリが原因となって浅い呼吸となってしまうことも考えられます。深い呼吸を可能にするためにも、適度なストレッチを生活に取り入れることが必要です。寝る前たった3分でできる!【自律神経の乱れ】を整える「ふくらはぎほぐし」今回は、寝る前にベッドでできるふくらはぎほぐしを紹介します。第二の心臓とも言われるふくらはぎは、動かすことで下半身におりた血液を心臓に戻す役割があります。ふくらはぎの動きをよくするためには、足の裏や足首周りも同時にほぐしていくことが大切です。無理のない範囲で挑戦してみてくださいね。1.仰向けの姿勢で寝る2.両膝を曲げる3.右膝の上に左の足首をのせ、右脚の力を抜く4.右膝を軸に、左の足首からふくらはぎとの境目を前後に動かしながらほぐす5.4の動きを30秒~1分ほど行うふくらはぎの広範囲をほぐすために、少しずつ位置を変えながら動かしてください。6.ふくらはぎの真ん中あたりから、ひざ裏までにかけて右膝でしごくようにほぐす7.ふくらはぎの内側、外側、真ん中部分ど部位をわけて30秒~1分程度続ける8.反対側も同様に行うストレッチが終わったら…痛みがあるところや張っているところ、コリがあると思うところは丁寧に行ってください。また、このストレッチを終えたら、リラックスして体の変化に意識をむけてみましょう。ほぐれたふくらはぎに温かさを感じたり、血が流れているようなスッとした感覚、足先までポカポカした感覚があるかもしれません。その感覚を心地よく感じられるようになると、自然と体の緊張が緩み呼吸が深くなっていくはずです。心地よくなったら、そのままベッドで眠ってしまって構いません。質のいい睡眠も自律神経を整えるのには大切なこと。ぜひ毎晩の日課にしてみてくださいね。©Boy_Anupong/gettyimages文 / 上村由夏
2022年08月23日自分の後ろ姿や横から見た姿を、鏡でチェックする習慣はありますか?スキニーパンツやレギンス、最近流行りのバイカーショーツなど、ヒップラインがしっかり出るような洋服を着こなすには、キュッと引き上がったお尻を目指したいところ。そこで今回は、現役ヨガインストラクターの筆者が「1日10回やるだけ寝たまま簡単ヒップアップトレーニング」を紹介します。ぜひ試してみてくださいね。ヒップラインが崩れる理由とは「垂れ尻」や「ピーマン尻」「四角尻」などお尻の形に悩みを抱えている人もいるでしょう。加齢による体の変化や姿勢の悪さ、運動不足、骨盤の歪みなど、様々な事柄が原因となってヒップラインの崩れは起きると言われます。特にここ数年一気に増えたテレワークによって、座っている時間が長いとお尻の筋力が低下するきっかけになりかねません。だからこそ、お尻の筋力を上げて「美しいヒップラインを目指しましょう!寝たまま10回繰り返すだけ! ヒップアップを叶えるトレーニングそれでは、お尻にある大きな筋肉「大臀筋(だいでんきん)」をしっかり鍛えるトレーニングを紹介します。お尻の筋肉が使えているかを確認しながら行ってみましょう。\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.仰向けになる2.膝を立て、脚を腰幅程度に開く3.吐く呼吸とともにお尻を持ち上げる4.お尻を持ち上げ、下げる動作を10回行い、最後は5秒キープする5.右脚を上げながら、お尻を持ち上げて下げる動作を10回行う6.左脚も同様に10回行うトレーニングのポイント今回のトレーニングのポイントは4つ!トレーニングを効果的に行うためにも、ぜひチェックしてみてくださいね。・お尻の筋肉を使っていることを意識する・呼吸を止めない・肩や首に余計な力が入らないように注意する・片足を上げて行う際もお尻が下がらないようにする余裕がある日にはこれらのポイントを意識して、休憩を入れながら2~3セットほどチャレンジしてみてください。ヒップラインを整えるには、姿勢も大事骨盤が「前傾」や「後傾」になってしまっていると、せっかくお尻を鍛えても美しいラインにはならないことも。普段の生活から、正しい姿勢を意識して過ごしてみましょう。きっと続けることで、体にも心にも少しずつ変化があらわれてくるはずです。無理せず、自分の生活に取り入れやすいことから、始めてみてくださいね。©John Sommer/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年08月22日お盆や年末年始などの長期休暇のあとに、「体が重い」「体重計に乗りたくない」と感じた経験がある人もいるでしょう。暴飲暴食の日々が続いたあとは、体をリセットすることが大事です。今回は、現役ヨガインストラクターの筆者が定期的に実践している「ファスティング方法」を紹介します。ファスティングはハードルが高いと感じている方も、今回紹介する方法を参考に挑戦してみてくださいね。「ファスティング」とはファスティングの英語訳は「断食」ですが、完全に絶食するわけではなく、近年は酵素やジュースなどで必要な栄養を摂りながら行う方法が広まっています。1日だけ行うプチ断食から3~5日間行うファスティングなど、期間は目的に応じて決めるのが良いでしょう。「ファスティング」で期待できること体の機能として、消化機能をお休みさせてから約36時間でデトックスが始まると言われています。消化に使われていた酵素が代謝酵素として働き、代謝を高めデトックスを促してくれるそうです。他にもファスティングで期待できることとしては、・デトックス(毒素の排出)・むくみ解消・疲労回復・肌荒れ、くすみ改善・免疫力の向上・生活習慣病の予防・アンチエイジング・代謝の向上・体質改善などが挙げられます。普段から脂質や塩分、添加物などを多く摂っていると、体への負担が大きく消化にも時間がかかってしまいます。そういった食生活の方は、ファスティングを定期的に行い、その期間、消化に良い栄養の高い食事に変えるだけでも体の持つ本来の機能を整えることが期待できますよ。「ファスティング」の正しい実践方法ファスティングは自己流で適当に行うのは体を壊す原因になりかねません。正しいステップを踏んで行うようにしましょう!筆者は今回酵素ドリンクを摂りながら、ファスティングを行いました。準備食2日、ファスティング2日、回復食2日の合計6日間、約1週間のスケジュールです。ファスティング前後に準備食や回復食を摂る必要があるので、スケジュールを立てて計画的に行うことをおすすめします。ステップ1:準備食(2日間)ファスティングの効果を最大限に引き出すためには準備食が重要です。期間中の空腹感を抑えたり、体の負担を減らすために、ファスティングを行う2~3日前や、ファスティングを長期間する場合は1週間程度かけて行うようにしましょう。準備食のポイントは、過度な糖質や脂質など腸内環境が乱れるような食事を控える、動物性たんぱく質、揚げ物、スイーツ、アルコール、カフェイン、グルテンをなるべく減らし、野菜をメインにした食事を心がけることです。特に意識して摂りたい食事は「まごわやしいこ」とも言われるように、「まめ」「ごま」「わかめ」「野菜」「椎茸(きのこ類)」「イモ類」「米」になります。毎食よく噛んでゆっくり食べて、腹8分目を意識して食事しましょう。筆者は、ファスティングする際、サラダメインの食事を準備食で取り入れることが多いです。スープには野菜をたくさん入れたり、季節の野菜を使うことを心がけています。ステップ2:ファスティング期間(2日間)固形物を食べないファスティング期間は大体1~3日で行う方が多いですが、慣れている方だと5日間程度行う方もいるようです。ファスティング中の飲み物は、「コールドプレスジュース」や「酵素ドリンク」などがおすすめです。そしてどちらを摂る場合も、お水やノンカフェインティなど、その他の水分もたくさん摂ることを心がけましょう。冷えが気になる方は、白湯など温かい飲み物を積極的に摂るようにしてください。筆者が今回ファスティングのお供にしていたのは、「酵素ドリンク」にあたる『NOUN』の「NOUN PURE MINERAL DRINK」。基本的に1日180~300mlのドリンク原液を3~4倍の水で希釈して飲みます。甘くてトロッとしているので少し飲みにくいと感じる人もいるかもしれませんが、お腹に溜まるので空腹感を感じにくく満足できました。【商品詳細】NOUN「NOUN PURE MINERAL DRINK」※価格はファスティングコースによって異なりますステップ3:回復食(2日間)回復食によって、ファスティング期間の効果が大きく変わるとも言われます。胃をせっかく休めていても、急に重たい食事や、胃に負担をかけるような食事をしてしまうのは絶対に避けたいところ。この期間の食事は、おかゆやスープなどがおすすめです。一食目は「スッキリ大根」というファスティング後のデトックス食を取り入れる方も多いので、筆者のレシピをご紹介します。デトックス食:スッキリ大根材料・水:1000ml・36~37℃のお湯:300ml×2杯・無添加の梅干し:3~4粒・大根:1/3本・出汁昆布:1枚・きゅうり:1本・リンゴ:半分・お味噌:お好みで作り方1.大根を短冊切りにする細めに切った方が味が染みて美味しいです。2.鍋に水、大根、出汁昆布を入れ、20~30分ほど煮る3.鍋で煮ている間に、キュウリやリンゴを好みの大きさに切る食べ方1.300mlのお湯を1杯飲む2.もう1杯の300mlのお湯に梅干しを入れ、梅干しを潰しながらゆっくりと飲む3.煮た大根、きゅうり、リンゴをよく噛んで食べる4.大根の茹で汁に梅干しを入れて飲む5.3と4を繰り返しながら、大根の茹で汁を最後まで飲み干す食べ方の注意点・ゆっくりよく噛んで食べる・よく噛み、茹で汁は休まずに飲む食べ始めると10~60分程度で便意をもよおす可能性が高いと言われています。60~90分経っても便意がない場合は、お腹をマッサージしたり、歩いてみてください。筆者は以前、回復食を怠ってすぐに重めの食事をした経験もありましたが、やはり回復食をしっかりと摂ることで体のスッキリ感が全然違うように感じます。準備食や回復食は、添加物をなるべく避けて、消化に良い食事を意識してみると良いでしょう。「ファスティング」の注意点ファスティング期間は、一時的に頭痛、吐き気、眠気、倦怠感といった不調や風邪のような症状を感じる場合もあります。これは好転反応と言って、これまでの食生活で溜め込んだ老廃物や毒素を取り除き、活発にデトックス、排泄するためのサインのようなものだそう。症状には個人差があるので、辛い場合は無理にファスティングを続ける必要はないでしょう。普段からカフェインや糖分をたくさん摂る方は特に症状が出やすくなると言われているので、予防として、準備食を長めに設け、体調を整えてからファスティングを行うと良いかもしれません。1週間「ファスティング」したら2kg減量!筆者が合計6日間ファスティングした結果、2kg減量することができました。今回のファスティング期間は、運動をせずにゆっくりとおうちで過ごす日が多かったのですが、余裕があればウォーキングなどの軽い運動を行うのも良いかもしれません。自分の体を労りながら、無理なく行ってみてくださいね。©JANIFEST/Hispanolistic/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年08月17日夏休みは、思い切り楽しんで美味しいものを食べて過ごしたいですよね。しかし、そんなときに気になるのは体重増加…。簡単なストレッチで、夏太り解消を目指せたら嬉しいですよね。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、【夏太り】速攻解消へ導く「簡単習慣」をご紹介します。速攻痩せを目指すなら、基礎代謝を上げよう美味しいものを食べて、気持ち良く運動してすっきりした体を保ちたい…。そう思いながらも、運動を習慣化するのは難しく、理想で終わってしまうという人も多いでしょう。今回ご紹介するエクササイズは、シンプルな動きなので実践も簡単。基礎代謝を上げるために動かしたい背中周りやお腹、お尻、太ももなど全身の筋肉を使って夏太りの解消を目指せるエクササイズです。全身を使うこの動きは、特に体幹を整えることにつながります。姿勢が整うことで筋肉をバランス良く使えるようになり、普段の姿勢の悪さからつく余分な脂肪を減らせる可能性も。そして、食べ過ぎてぽっこりと膨らんだお腹周りを引き締めたい人にもぴったり!早速チャレンジしてみましょう。30回繰り返して【夏太り】速攻解消へ導く「簡単習慣」1.膝立ちの姿勢をとるこのとき、両脚は腰幅より少し広めに開きます。また、腰を反らす姿勢にならないように、肋骨の一番下と腰骨の一番上の幅を近づける意識を持ちましょう。2.息を吐きながら、かかとにお尻を近づけるこのとき、上半身はなるべくリラックスしたままで、背中を丸めないように意識しましょう。上半身でお辞儀をするような姿勢ではなく、もも裏を使って体勢を維持するような意識でお尻を動かすのがポイントです。3.息を吸いながら、元の姿勢に戻る前側の脚のつけ根がしっかり伸びるように、お尻を前に突き出すように意識してください。4.1~3の動きを30回行う余裕がある場合は、紹介した動作を腕を上げたまま行ってみてください。肩と鎖骨の力を抜いて、首がすくまないように、腕を耳の横の位置まで上げるのがポイントです。肩甲骨から腕が生えているような意識で行ってください。エクササイズのコツ背中が丸まっていたり、お辞儀をするような姿勢で行うと、前ももばかりに負担がかかります。胴体から頭までをまっすぐに保ち、お尻をスライドさせるようなイメージで動くことがこのストレッチのコツです。そうすると、太ももの前側よりも後ろ側にアプローチできているのを感じるでしょう。自宅に全身鏡などがある場合は、ポジションを確認しながら行ってください。お尻をかかとに近づけたときや、膝立ちのときに、お腹が伸びているか確認できると良いでしょう。正しくエクササイズを行えていれば、全身、特にお腹が熱くなってくるはず。楽しみながら、無理のない範囲で生活に取り入れてみてくださいね。©Hakase_/gettyimages文 / 上村由夏
2022年08月12日猛暑が続く夏の時期でも、夜には脚がパンパンになっていたという経験がある人もいるでしょう。手軽なケアで、夏でもむくみ知らずの美脚を目指せたら嬉しいですよね。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、夏の【脚のむくみ解消】を目指す「簡単習慣」をご紹介します。脚がむくむのは冷えが原因かも…脚のむくみは、下半身が冷えたり、骨盤周りの歪みからくる血流の滞りが原因と考えられています。また、筋肉量の少なさが脚のむくみに影響を与えるケースも。脚にだるさを感じるほどむくんでいる場合は、適度に筋肉への刺激を与えることを習慣にしましょう。今回は、脚のむくみが気になる人におすすめしたい、かかとを上げ下げするだけの簡単な運動を紹介します。たった1分でできる! 脚のむくみ解消を目指す「簡単ストレッチ」1.両脚を軽く開いて立つ2.両脚のつけ根を軽く外に広げる3.両足のかかとをあげるこのとき、お尻は引き締めながら、かかとを真上に向かって持ち上げるような意識で行ってください。上半身が前のめりになったり、後ろに倒れそうな姿勢になったりしないように注意しましょう。4.両足のかかとをおろす5.3~4の動きを、30回繰り返すストレッチのポイントかかとを上げ下げすることで、お肉がつきやすくてたるみやすいふくらはぎや、太ももの裏側の筋肉を強化し、血流の改善が期待できます。この動きはリズミカルに行うのがポイントです。スローペースで筋肉に負担をかけると、かえってふくらはぎに筋肉がつきすぎる可能性があるので注意しましょう。また、このストレッチは家事の合間、トイレのついで、歯磨き中など手軽に行うことができます。何かのルーティンと合わせると習慣化しやすいですし、寝る前に行っておくことで、下半身まで血流が良くなって寝つきをよくすることも期待できます。ぜひ、1日30回を目標に、試してみてくださいね。©key05/gettyimages文 / 上村由夏
2022年08月11日「夏は暑くて、たくさん汗をかくから痩せるだろう!」と思っていたら、なぜか太っているという経験をしたことがある人もいるでしょう。今回は、ヨガインストラクターの筆者が、そんな夏太り解消につながる「簡単習慣」をご紹介します。汗をかいているのに、痩せづらい…「夏は少し動くだけで汗がたくさん出てくるのに、なぜかあまり痩せない」と思ったことがある人もいるかもしれません。汗をかくことで、体内の老廃物が排出されたり、むくみがスッキリする効果は期待できますが、痩せることとイコールかと言われれば、そうは言い切れないのが現実です。適度に体を動かすことが大切夏の暑さで体がだるくなったり、クーラーの部屋と外の寒暖差で自律神経のバランスが崩れたりしやすいこの時期は、どうしても活動する気力が減退しますよね。体力が落ちているときに、運動して汗をかいても、さらに体力が奪われてしまう恐れも。特に、普段から運動をする習慣がない人は、体の動かし方に工夫が必要です。だるさを感じたら、体を休めたり、激しい運動で汗をかいたりするのではなく、生活のなかで適度に動くことが大切になります。今回はそんな、運動が苦手という人にもおすすめの夏太りが気になるときに簡単にできるストレッチを紹介します。立ったまま太ももを伸ばすだけ! 夏太り解消につながる簡単ストレッチ1.両脚を腰幅程度に開いて立つ2.両手を膝の上におき、膝を曲げ、後ろに向かってお尻を突きだすこのときお尻は、太ももの裏側から、膝の上あたりまでに伸びを感じる位置に調整しましょう。3.膝の上に肘をのせ、両脚に重心をのせる4.太ももの裏からお尻を斜め上に突き上げるこの動きによって、ストレッチの強度を高めます。5.4の体勢で、30秒伸ばす6.左脚に重心をのせて20秒伸ばす7.右脚に重心をのせて20秒伸ばす8.両脚に重心をのせて10秒伸ばすしっかりと太ももの裏側を引っ張るように意識してみてください。9.楽な姿勢に戻るストレッチ前後の体を比べよう!このストレッチを続けると、太もものバランスが取れて、立ち姿勢や歩くときの足運びがとても楽になるはずです。その結果、早く歩けるようなことも期待できます。ストレッチ前後での体の変化を感じると、続けるモチベーションになるので注目するようにしてみてくださいね。また、疲れたときは、体の重さが動作を鈍くさせるので、このストレッチを取り入れてサクッと動ける体作りも意識してください。ストレッチ以外にできること今回紹介したストレッチ以外にも、夏太りを解消するために生活のなかでできることはいくつかあります。・仕事や家事の途中に、いつもより体を動かすようにする・涼しくなる夕方~夜に散歩する・家にいるときはクーラーの温度を少し上げて、体が冷えるのを防ぐ日常で軽く汗が出る、体が奥から温まるように「動く」ことを意識するのは夏でも大切です。できる範囲のことから、少しずつ取り入れてみてくださいね。©Maksym Korobskyi / EyeEm/gettyimages文 / 上村由夏
2022年08月02日