立ち姿勢は意識できても、座ったときの姿勢は崩れがち。その“崩れた座り姿勢”が、実は下半身太りにつながっている可能性もあります。今回は脚痩せにもつながる、「座り姿勢」を整える方法を、ヨガインストラクターの筆者がご紹介します。とっても簡単なので、ぜひ試してみてくださいね。お腹をつぶす座り方をしていませんか?下半身太りが気になるときには、エクササイズをしたり、良い姿勢を心がけたりしますよね。でも、普段の生活の中で長い時間を割く「座り姿勢」を意識することは、意外と少ないのではないでしょうか。座る時間が長いと鼠蹊部が圧迫され、下半身の血流が悪くなったり、むくみが慢性化しやすくなったりする可能性があります。さらに、前かがみになりがちな座り姿勢は、背骨が丸まってしまいお腹にお肉がつきやすくなる傾向も。長時間デスクワークをする方や、座ることが多い生活をしている方は要注意です。背骨を引き上げるだけで“良い座り姿勢”にそれでは、座ったときの姿勢がスッと整う方法をご紹介します。やり方はとっても簡単!頭のてっぺんから吊るされているイメージで、みぞおち辺りまでの背骨を上に引き上げるだけ。このとき、腰を反らしたり、胸を突き出したりしないように注意してください。反り腰で胸が突き出た体勢だと、肋骨が開いてお腹の力が抜け、下半身に負担がかかりやすくなる原因に。これでは下半身痩せは遠のいてしまうでしょう。みぞおち辺りまでの背骨を引き上げると、自然と腰が立ち、お腹が安定します。あとは後頭部と背中のラインを一直線に揃えるだけ。これだけで姿勢が伸び、楽にお腹に力が入るはずです。座り姿勢を整えてスッキリ脚にお腹をピンと張ったり、腰を反らせたりする姿勢は、一見姿勢がよく見えますが、その状態を維持するのは難しいはず。それは体に負担がかかっているからだと考えられます。下半身太りしにくい姿勢は、「リラックスしつつ安定している状態」だと覚えておくといいでしょう。まずはお腹を丸めてつぶさないことが大切。これだけでも普段の姿勢が変わってくるはずですよ。立ち姿勢や歩くときにも大切なポイントなので、ぜひ意識してみましょう。©︎polkadot/PIXTA(ピクスタ)文/上村由夏
2023年01月29日「座ったときにぽってり広がる太ももが気になる」「正面から見ると下半身が太く見える」そんなお悩みの原因は、内ももの“もたつき”にあるかもしれません。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、座ったついでに脚を上げるだけでOKな”簡単内ももケア”をご紹介します!痩せていても気になる「内もものたるみ」全身で見ると太っていないのに「内もものもたつき」が気になる方は、股関節を刺激してみることから試してみましょう。内もものもたつきは、股関節周りの筋肉がうまく使えていない場合に起こりやすいと考えられます。股関節がうまく動かないと、太ももを含めた下半身に負荷がかかり、脚痩せしづらくなってしまうことも。今回ご紹介する簡単内ももケアで、股関節周りの筋肉をしっかり動かしていきましょう。内ももに力が入る感覚を意識しながら行ってみてくださいね。座ったついでに1分間!「内ももひきしめケア」1.椅子に座り、頭頂から背骨が引っ張られているようなイメージで背筋を伸ばします。※椅子は、両脚をそろえたときに足の裏が床につく高さのものを選ぶか、高さを調整しましょう。※バランスをとりやすい姿勢で、浅く座らないように注意してください。2.両膝をそろえて、左足裏をしっかりと床につけます。3.両膝をつけたまま、息を吐きながら右脚の膝下を上げていき、息を吸いながら元の位置に戻します。4.1~3を10回繰り返します。5.左脚も、同様の動きを10回行います。※左右10回ずつで1セットです。6.2セット目を行います。息を吐きながら先ほどよりもゆっくりと右脚を上げていき、上げたまま3秒間キープ。息を吸いながら元の位置に戻します。※この動きを10回行います。7.左脚も、同様の動きを行いましょう。回数よりも質を重視して片脚を上げたときに、お尻と太ももの境目、股関節の後ろ側、内ももに負荷がかかるはず。その感覚をしっかりと意識しながら丁寧に行いましょう。動かすうちに脚の付け根やお尻、内ももが疲れてきたと感じたらOKです。椅子さえあれば、どこでも気軽にできるのが嬉しいですよね。気が向いたときにこまめに取り組めば、内ももスッキリが目指せますよ。©︎Igor Ustynskyy/gettyimages文/上村由夏
2023年01月28日現役のヨガインストラクターである筆者が、普段意識している「痩せ体質を目指すための習慣」を3つご紹介します。どれも日常的に取り入れやすい“ゆるい”習慣ばかり。忙しくてなかなか運動ができない方や、ダイエットを頑張っているけどボディラインが変わらない…とお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。1:正しい姿勢になっているかチェックする体型のキープや痩せ体質になるための大事なポイントは「姿勢」にあると考えられます。「猫背」や「反り腰」のように普段から姿勢が悪いと、身体を支える筋肉が衰えて脂肪がつきやすくなったり、内臓の不調を招いたりする可能性もあるでしょう。とはいえ、一日中正しい姿勢で居続けるのは難しいですよね。まずは日常生活で、気付いたときに「正しい姿勢」を意識するようにしてみてください。「正しい姿勢」ができているかを確認するには、壁に背中を付けて立ったときに、かかと、ふくらはぎ、お尻、肩甲骨、後頭部がしっかり付いているかをチェック。頭が前に出すぎていたり、壁と腰とのすき間が大きいと、姿勢が崩れてきているサインです。こまめに姿勢をチェックして「気づいたら直す」を繰り返していけば、正しい姿勢が身につけられるでしょう。2:軽い運動習慣を取り入れる年齢が上がるにつれて、自然と筋肉量は減っていくといわれています。筋肉量が落ちるとボディラインが崩れやすくなるだけでなく、むくみや怪我にもつながりやすくなるなど、様々な不調の引き金になる可能性が。筋肉量を増やすためにも、運動を習慣にしたいものです。まずは普段の生活に取り入れやすいウォーキングから始めてみましょう。小股で歩くよりも、姿勢を意識しながら大股で歩いたり、なるべく階段を使うようにするだけで運動量はグッと上がるはず。また、デスクワークのように長時間同じ姿勢でいることが多い方は筋肉が硬くなりやすく、それによって代謝が低下する場合もあります。そんな方はお家でテレビを見ながらできるような、簡単なストレッチもおすすめですよ。日常生活に少しプラスするだけの、簡単なことから習慣にしてみましょう。3:身体を冷やさない体温が低下すると代謝が下がり、エネルギーの消費量も減少するといわれています。寒い冬はもちろん、夏場もクーラーや冷たい飲み物などで身体が冷えやすいので、湯船に浸かってしっかりと身体を温めましょう。体を冷やさないように水分補給は常温や温かい白湯にしたり、身体を温めやすい食材を積極的にとることも大切です。また、筋肉量が落ちることでも身体が冷えやすくなると考えられます。そこでおすすめしたいのが「ふくらはぎ」のマッサージ。ふくらはぎは“第二の心臓”と呼ばれることもあり、血液などを体に巡らせる役割が。そのためふくらはぎの筋肉をほぐしたり、鍛えたりすることで血流が促がされ、冷えやむくみの予防が期待できます。体の外側と内側の両方から温めるように意識してみてくださいね。普段の生活にプラスして“ゆる習慣”を作ろう!過度の食事制限やハードなトレーニングは、長く続けることが難しいですよね。無理なく痩せ体質を目指すために一番大切なのは、「習慣」にすることだと筆者は思います。短期間でがんばろうとせず、“長くゆるく”続けることが、痩せやすく太りにくい身体作りにつながるのではないでしょうか。皆さんの日常生活に取り入れやすいものから、ぜひトライしてみてくださいね!©︎toofuneko/Indeed/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 /NATTY
2023年01月27日まだまだ寒い時期ですが、薄着の季節に“理想の体”になるためには、今からボディメイクを始めておくことが大切です。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、体が温まって基礎代謝アップにも繋がる、冬にピッタリの「簡単エクササイズ」をご紹介します。春にむけて今からボディメイクを寒い冬の時期はどうしても体が縮こまり、猫背姿勢になりがちです。猫背の姿勢が定着したまま春になると、背中の丸まりやそれに伴うお腹のダブつき、前に突き出た顎のたるみなどがそのまま持ち越しになってしまう傾向が。冬こそ姿勢を意識するタイミング!本来の正しい姿勢に整えることで、全身の筋肉を効果的に使えて、基礎代謝アップに繋がるでしょう。冬のうちに姿勢を整えて、余計な脂肪を春まで持ち越さないように意識してみてください。立ったり座ったりのついでにできる「簡単習慣」1.両脚を腰幅程度に開いて立ちます。2.大きく深呼吸し、体の力を抜くように思い切り息を吐きましょう。3.吐いてリラックスした状態から頭を起こし、正面を見て胸を起こします。4.両腕を後ろに伸ばして手を組みます。5.4の姿勢のまま息を吸います。6.息を吐きながらゆっくりとしゃがんでいきます。このとき後ろで組んだ両手が離れないように注意。7.後ろで組んだ手を伸ばしたまま、正面に顔を向けた状態を維持しながら息を吸います。後ろ手に組むのが苦しい場合は、両腕を背中から伸ばすようにして斜め上方向へ持ち上げましょう。8.吐く息のタイミングで勢いよく立ち上がりましょう。9.これを1セットとし、10回繰り返します。背骨を意識して行ってみてしゃがみ姿勢が辛い方や、かかとが床につかない場合は、両手を下ろして一度体制を整えてもOKです。それでも苦しいときは、両手を床について支えながら行ってみてください。しゃがんだ姿勢のまま、背骨を上に引き上げる意識ができたらバッチリ!10回終える頃には体がポカポカしてくるのが感じられるでしょう。冬太りを春まで引きずらないように、ぜひ今日から始めてみてくださいね。©︎maruco/gettyimages文/上村由夏
2023年01月22日みなさんは”太ももをスッキリきれいに見せたい”と思ったことはありますか?細くスッキリさせるにはいくつかのポイントがあります。今回は現役ヨガインストラクターの筆者が、太もも痩せに必要なポイントやおすすめのトレーニング方法をご紹介。ぜひ参考にしてみてくださいね。“運動すると太ももが太くなる”って本当?筋肉がつくと足が太くなってしまうと思う方も多いのではないでしょうか。しかし、逆に筋力不足だと、代謝が下がって脂肪がつきやすくなるともいわれています。筋肉量が増えると、代謝が上がって脂肪が燃焼しやすくなり、血流も良くなる傾向が。その結果、痩せやすく太りにくい体を目指せるでしょう。また、きれいな脚を目指すためには、筋肉量だけでなく普段の姿勢を見直すことも重要。骨盤が歪んでいたり、姿勢が悪かったりすると、足のラインが崩れやすくなる可能性があります。運動に加えて、普段の立ち姿勢や座り姿勢を見直すことも大切ですよ。たった10回でOK! 座ったままできる簡単トレーニングそれでは、テレビを見ながらでもできる「簡単トレーニング」をご紹介します!まずは動画を見ながら一緒にチャレンジしてみてくださいね。\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.横向きになり、肩下に肘をつく2.上の手を腰に当て、上に来る足を横に伸ばす3.吐く呼吸とともに伸ばしている足を真上に引き上げる4.10回繰り返す※上半身を真っ直ぐに保ち、お腹に力を入れて行う5.踵を押し出しながら体の前に伸ばす6.骨盤がずれないようにゆっくり丁寧に10回行う7.反対の足も同様に行う太もも痩せのポイント今回は太もも痩せが期待できるトレーニングをご紹介しましたが、他にもいくつか大切なポイントがあります。バランスの良い食事痩せたいからといって、過度な食事制限をするとかえって代謝を悪くしてしまうことも。食べる時間や栄養のバランスを意識することが、代謝アップやむくみ予防に繋がるでしょう。質の良い睡眠睡眠中は、脂肪を分解して筋肉を発達させる「成長ホルモン」が分泌されるといわれています(※1)。トレーニングの効果を引き出すためには、質の良い睡眠も大切です。シャワーで済ませず湯船に入る湯船にゆっくり浸かることで代謝が上がりやすくなり、汗をかいて老廃物の排出が促進されると考えられます。また、体が温まった状態でマッサージやストレッチを行えば、むくみの軽減も期待できます。食事、睡眠、運動、入浴と、日々の生活の行動を意識して行うことで、太もも痩せだけでなく、全身痩せにも繋がっていくでしょう。自分の体調と相談しながら、できることからチャレンジしてみてくださいね。【参考】※1 厚生労働省.e-ヘルスネットノンレム睡眠©︎HUIZENG HU/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2023年01月20日ダイエットのために運動やエクササイズに励んでいる人も多いでしょう。しかし、姿勢が悪いまま体を動かしても、うまく効果に結びつかないことも。今回はヨガインストラクターの筆者が、姿勢でわかる「NGダイエット」の特徴をお伝えします。ダイエットの前に姿勢をチェック食事制限や筋トレなどで頑張って痩せても「お尻が垂れてしまった」「下半身だけ太いまま」「バストが落ちてしまった」など、理想の体型とは程遠い状態に…。そんな経験がある人もいるのではないでしょうか。なかなか理想の体型に近づかないのは、“姿勢”が原因かもしれません。こんな姿勢になっていませんか?首が突き出て背中が丸まっている長時間のスマホ使用やデスクワークの影響などにより、首を前に突き出して背中を丸める姿勢がクセになっていませんか?常にこのような姿勢でいると、首や背中、肩がガチガチに固まり、胸も縮まって呼吸が浅くなりやすい傾向があります。呼吸が浅くなると体の循環が悪くなり、基礎代謝にも影響を及ぼす可能性も。また、体が凝り固まることで全身のバランスが悪くなり、ダイエットをしても効果が出づらくなってしまうことが考えられます。反り腰でお腹がぽっこり出ている腰を反らせて下腹を突き出すような姿勢は、腰に負担がかかり腰痛になる可能性があるうえに、胸の張りがなくなって垂れた印象になってしまうことも。さらにお腹がポッコリと突き出て、ダイエットをしてもお腹だけが痩せにくい状態になってしまう可能性もあります。まずは姿勢を整えよう理想の体型を目指すために、まずは縮んでしまっている背骨を伸ばしてあげることが大切。また、圧迫されているお腹をすっきりさせるために、同時に肋骨周りも整えていきましょう。すっきり気持ちよく伸ばすだけ! 背骨を伸ばすストレッチ1.膝立ちの姿勢になります。2.両脚は腰幅程度に開き、腰は床に対してまっすぐに立てるようにし、反り腰にならないよう注意します。3.両腕を鎖骨の位置で伸ばし、右手首を左手でつかみます。4.腰が反らないように意識しながら、両腕を頭上に伸ばします。5.腕や肩の力を抜いて、リラックスしたまま持ち上げましょう。6.息を吸いながら左手で右腕をひっぱり、右側の肋骨を上に向かって伸ばします。7.息を吐きながら、右側の肋骨から上半身を左に倒し、肋骨が気持ちよく伸びるところまで引っ張ります。8.ゆっくりと5回ほど呼吸をしながら、肋骨周辺が呼吸によって伸びたり縮んだりするのを感じましょう。9.このとき、上げた腕は耳よりも手前の位置でOK。腰や胸を反らないようにするためです。10.腕を下ろして楽な姿勢に戻します。11.反対側も同様に行います。ビフォーアフターをチェックしようストレッチを行う前に、自分の呼吸の状態や体の感覚をチェックしておきましょう。ひと通りストレッチをやり終えた後に、体がどのように変化したか比べてみてください。背骨や肋骨周りが伸びて呼吸がしやすかったり、体が軽くなったり、という感覚があればバッチリです。無理をせず、心地よいと思える範囲で続けてみてくださいね。©︎swissmediavision/gettyimages文 / 上村由夏
2023年01月15日年末から年始にかけて、ついつい食べすぎたり飲みすぎたりして、胃や腸に負担がかかりやすいこともあるのではないでしょうか。暴飲暴食が習慣になってしまうと、腹痛や便秘、下痢などの様々なトラブルを引き起こす可能性があります。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、腸活におすすめの簡単トレーニングとストレッチをご紹介します。お腹スッキリ! 簡単トレーニングとストレッチ胃や腸を整えるためには、バランスの良い食事に加えて適度な「運動」が大切。エクササイズで胃腸の働きを活性化させましょう。ハードなトレーニングは必要ありません。まずはお腹周りの筋肉を刺激してあげられるような、簡単なトレーニングやストレッチから始めてみて!\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.膝を立てて座り、脚を閉じる2.胸の前で手を合わせ、上半身をやや後ろに倒す3.背中をまっすぐに伸ばしお腹に軽く力を入れる4.息を吐きながら右にお腹を捻る5.息を吸いながら真ん中に戻り、また吐く息で左に捻る6.膝が開いていかないように呼吸に合わせて数回繰り返す7.余裕があれば、両脚を持ち上げて行うと強度がアップ!合掌の手はなるべく胸の真ん中の位置を維持しながら行いましょう。8.動きを止めたら右足を内に曲げて、左足を右足の外側に置く9.右手で左脚を抱え、息を吐きながら上半身を左に捻る10.ゆっくり呼吸をしたら、反対側も同様に行う11.足を解き、背中を丸めてお休みする運動に加えて悪い食生活もリセットしよう運動だけでなく、食生活や睡眠など生活習慣を整えることも大切です。普段から生活のリズムを整えていれば、ちょっと食べすぎてしまったときでも体への影響は少なく済むはず。自分が無理なくできる範囲で意識してみてくださいね。©︎Boy_Anupong/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2023年01月10日年末年始のイベント続きで食べ過ぎなこの頃、体が重たくなっていませんか?カロリーオーバーで不規則な食事が続きやすいこの時期は、しっかり運動を取り入れて消費カロリーを増やすことが大切です。今回は現役ヨガインストラクターの筆者が、仕事始めまでに試してほしい「簡単エクササイズ」を紹介します。1日10回から、ぜひチャレンジしてみてくださいね。大きな筋肉を鍛えよう! 基本のスクワット1日の消費カロリーをあげるためには基礎代謝量を増やすことが大切だと考えられます。基礎代謝を高めるためには、筋力を上げるエクササイズやトレーニングが良いでしょう。今回ご紹介するスクワットエクササイズは、お尻や足など体の中の大きい筋肉を中心に効率よく全身を鍛えられる動きです。では早速、やり方をチェックしていきましょう!\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.まずは足を肩幅程度に開き両手を頭の後ろで組む2.足先は真っ直ぐ、もしくはやや外側に向ける3.息を吐きながら足の付け根からお尻を後ろに引き、地面と太ももが平行になるように腰を落とす※このとき膝がつま先より前に出ないように注意!4.息を吸いながら身体を起こす5.姿勢を意識して10〜30回行う動きのポイントをチェック!・丁寧な動作と深い呼吸を心がける・肩や首に余計な力が入らないように意識する・背中が丸まらないよう背筋を伸ばして行なう・お腹を締めて体幹を真っ直ぐに安定させる・お尻周りの筋肉に効かせる意識で行なう・膝がつま先より前に出ないように注意する痩せやすく太りにくい体を目指そう基礎代謝は年齢とともに低下しやすくなるといわれています。普段から運動を習慣化することで基礎代謝量が増えれば、痩せやすく太りにい体作りにつながるはず。自分のできるペースで無理なく続けてみてくださいね。©︎Five/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2023年01月03日年末年始は忘年会や食事会も少しずつ増え始め、カロリー摂取が多めになる時期ですね。美味しく食べるためには“痩せ体質”を手に入れて、罪悪感なしに楽しみましょう!今回はヨガインストラクターの筆者が、1日1分でできる簡単習慣をご紹介します。姿勢を整えて「消化力」をアップ!美味しいものを食べる機会が増える年末年始。お腹いっぱい食べた後は、お腹が苦しくて、つい“体を丸めた姿勢”になりがちではないでしょうか。でも、体を丸めた姿勢はお腹が潰れてしまうため、胃腸の働きを妨げやすくなってしまうのです。胃腸の消化力をフルに引き出して“食べ過ぎた分をリセット”するには、日頃から姿勢を整えて、胃腸の働きをアップさせておくことが大切でしょう。消化力アップを目指す簡単エクササイズをご紹介しますので、ぜひスキマ時間に取り入れてみてください。しゃがんで伸ばす! 痩せ体質を目指す年末年始エクササイズ1.“しゃがむ”想定をして、両脚を適度に開きます。※無理が無ければ、足先とかかとはまっすぐに並べましょう。2.足の裏でしっかり床を踏みしめ、脚の“すね側”で支えます。3.かかとを持ち上げて足の指の付け根で支え、両腕は鎖骨の位置で前方へ伸ばします。4.一呼吸したら両膝を下ろし、左手を左かかとにおきます。5.お尻を持ち上げながら胴体を左方向へねじりつつ、左腕を斜め後ろ方向へ伸ばします。※お尻が持ち上げづらい場合は、左手を左お尻にあてて行いましょう。6.お尻をかかとに下ろしながら胴体を戻します。7.再び膝を浮かせて両腕を前方に伸ばしたポーズへ戻ります。8.続いて両膝を下ろし、右手を右のかかとへ下ろし、反対側も同様にお尻を持ち上げて体側を伸ばしていきます。9.お尻をかかとに下ろしながら胴体を戻します。10.再び膝を浮かせて両腕を前方に伸ばしたポーズへ戻ります。左右で1セットとし、1~3回行いましょう。スキマ時間にサクッと気軽に取り入れて座りっぱなしが続く日などは、下半身がむくんだり冷えたりしがちです。お腹も丸まってしまい、内臓を圧迫する癖がつきやすいので、「気がついた時にサクッとやる」くらいの気持ちで気軽に取り入れてみてください。体が気持ちよく伸びて、立ち姿勢が楽になったり、歩く時に下半身が軽くなるはず。ぜひ続けてみてくださいね。©demaerre/gettyimages文 / 上村由夏
2022年12月31日お腹痩せを目指しても、ハードな運動やエクササイズはなかなか続かないですよね。ちょっとしたスキマ時間にできる簡単な動きで、お腹まわりをすっきりさせてみませんか?ヨガインストラクターの筆者が「お腹ぺたんこエクササイズ」をご紹介します。股関節を動かしてお腹すっきりを目指すスキマ時間にサクッとエクササイズをしたいけど、ハードなものは億劫…。そんな人におすすめの座りながらできる「お腹すっきりエクササイズ」をご紹介します。股関節にアプローチして、「腸腰筋」を意識的に動かしていきましょう。腸腰筋はお腹まわりにある筋肉の総称で、インナーマッスルとして姿勢を支えているものです。今回は座りながら脚を倒すだけの簡単なエクササイズ。けれども意識して行えば、お腹のあたりが徐々に熱くなってきますよ。お腹痩せを目指す! 脚パタパタエクササイズ1.床に座ります。2.両手をお尻の後ろ側の床に置きます。胴体が軽く斜め後ろに倒れる程度の場所に置きましょう。3.腰を丸めないように、肋骨とお腹、骨盤のラインをまっすぐに保ちます。4.両脚は肩幅より広めに開き、両膝の幅も同じにします。5.お腹を丸めないように意識して、両脚を付け根から左方向へ倒します。6.お腹の奥を意識しながら、左右に交互に脚を倒していきましょう。7.この動作をまずは10回行います。8.続いて、両脚を左に倒しながら左腕を頭上に引き上げましょう。9.右に脚を倒す時は、左腕を頭上に引き上げます。10.この動きも交互に10回行います。スキマ時間でポカポカにスキマ時間にテレビを見ながらなど、座ったついでにできる簡単エクササイズです。ポイントは腰をねじるのではなく“股関節から倒す”こと。腰からねじってしまうと、股関節やお腹の奥の筋肉が働きづらくなってしまいます。“股関節から倒す”ことを意識して動かしながら、お腹が刺激されている感覚を覚えましょう。お腹がしっかり使えていれば、体もポカポカになって温まってくるはず。ぜひ試してみてくださいね。©PeopleImages/gettyimages文 / 上村由夏
2022年12月27日冬は睡眠バランスが崩れやすい季節といわれています。寝つきの変化や、「深夜に目が覚めてしまって熟睡できない」と感じたら、心身をケアして睡眠の質を上げていきましょう。ヨガインストラクターの筆者が、おすすめの「寝る前習慣」をご紹介します。自律神経が乱れがちな冬日照時間が少なくなる冬の季節は、体内時計のバランスが乱れやすい傾向があり、さらに気温の低さにより体も冷えやすくなります。なかなか寝付けなかったり、寝ても夜中に目が覚めてしまったりと、熟睡した感覚が得られないことはありませんか?逆に、いくら寝ても眠たくて、シャキッと集中できないなんて場合もあるでしょう。自律神経の乱れは寒暖差や冷えなどでも起こりやすくなります。寒さで体が縮こまった姿勢が定着してしまうと、肩こりなどで体内の循環に影響が出る可能性も。この時期は血流が滞りやすい部分をよく動かしてあげることで、体を温めてゆるめる方法がおすすめです。今回は、寝る前にベッドの上でもできる“巡りケア”をご紹介します。ふくらはぎをゆるめよう!冷えやむくみの影響を受けやすいふくらはぎ。冬はブーツなどの歩きにくい靴を履く機会も多いので、足首が固定されて循環が悪くなりやすいと考えられます。ふと気がつくと、ふくらはぎがパンパンになっていた…なんて経験のある方も多いのではないでしょうか。簡単なマッサージで、張りつめたふくらはぎをゆるめてあげましょう。お尻を乗せるだけ「ふくらはぎマッサージ」1.四つ這いの姿勢から、両脚をふくらはぎのあたりでクロスします。2.クロスした脚の上にお尻を乗せます。3.体を左右にゆすったり、お尻を下ろしたり上げたりしながらふくらはぎを圧迫していきます。4.少しずつ脚をクロスする位置をずらしながら、足首まで圧迫マッサージしていきましょう。5.反対側も同様に行います。終えたら両脚を伸ばしてリラックス。ふくらはぎから足指先までが広がる感覚や、血がめぐっているのを感じてみてください。お腹の奥からポカポカに!下半身の血流が滞ったり、お尻が冷えていると、お腹の奥から冷えを感じることもあるでしょう。お腹の冷えは全身に影響してなかなか温まりにくいもの。そんなときはぜひ膣トレを試してみてください。リラックスできる「簡単膣トレ」1.仰向けの姿勢で寝ます。2.両膝を立てて、軽く足を開きます。3.足首辺りで両脚をクロスしましょう。4.息を吸いながらお尻から腰、背中までを持ち上げていきます。5.無理に引き上げようとせず、お尻と太ももの後ろ側が引き締まる辺りまででOK。6.息を吐きながら、膣を下腹部へ引き上げるように意識しましょう。難しい場合は、肛門も引き締めながら感覚を掴んで。7.1呼吸キープします。8.息を吐きながら“背骨を丸める意識”で背中、腰、お尻の順番に胴体を下ろしていきます。9.お尻が床に下りたらお尻の力を完全にゆるめます。この動きを4回繰り返します。緊張と弛緩を繰り返すことで血流が良くなり、自然とお腹のあたりが温まってくるのではないでしょうか。リラックスすると呼吸が深まり、自律神経を整えることも期待できます。心地よい眠気とともに睡眠の質も自然と向上していくはずですよ。体をゆるめて睡眠の質アップ!体がガチガチに固まっていると心身が休まらず、睡眠の質にまで影響してしまうことも。心身を芯からゆるめるためには、わざと体を一度緊張させ、その反動でゆるめる動きがおすすめ。グッと全身伸びをして、一気に脱力するのも効果的ですよ。冷えからくる気持ちの緊張をほぐすためにも、ぜひ毎晩の習慣にしてみてくださいね。©︎demaerre/gettyimages文 / 上村由夏
2022年12月24日クリスマスやお正月などイベントの多いこの時期は、ついつい普段より食べ過ぎてしまいませんか?さらに、運動をしようにも外は寒くてなかなかウォーキングやランニングをする気になれなかったり…。そこで今回は、現役ヨガインストラクターの筆者がお家でできる「お腹と脚の同時痩せを目指す簡単トレーニング」を紹介します。ぜひ動画を見ながらチャレンジしてみてください。冬はダイエットにおすすめの季節なんです!冬は太りやすいと感じている方も多いかもしれませんが、実は寒い季節はダイエットにとってもおすすめの時期なのです。気温が低いと、体が体温を保持するために熱を作り出す機能が働き、夏に比べて多くのエネルギーを使う傾向に。そのため効率よくカロリーを消費しやすいと考えられるのです。しかし暴飲暴食をしたり生活リズムが悪い状態だと、痩せるどころか太りやすくなってしまうことも。なので、この時期もしっかりと基礎代謝を維持できるように体を動かすことが大事でしょう。効率よくお腹と脚を鍛える! 簡単トレーニング基礎代謝を上げるのに大事なのは「筋肉」です。筋肉量が多いほど消費カロリーは上がるといわれていますので、筋肉量を落とさないように定期的にトレーニングすることが大切でしょう。それではさっそく筆者おすすめのトレーニング方法をご紹介します。寝たままできる簡単な動きなので、ぜひ毎日10回やってみてくださいね!\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.仰向けになり膝を立て、両手をお尻の下に敷く2.足裏を合わせて持ち上げる3.吐く息と共に、踵は合わせたまま両足を伸ばす4.吸う息で膝を曲げ、元の位置に戻す5.呼吸に合わせてゆっくり10回行う6.両手で膝を抱えてお休みするポイントをチェック!・腰が浮かないように下腹にしっかり力を入れる・脚を伸ばすとき、内ももをしっかり使う意識をする・深い呼吸と共にゆっくり行う・脚を伸ばす角度は自分が無理なく出来る範囲でOK簡単トレーニング習慣で冬太りの予防と解消に!ご紹介したトレーニングと合わせて、日常のなかで出来る運動を行うと更に効率アップが目指せます。なるべく階段を使って歩く、いつもより遠回りして帰る、肩甲骨から腕をしっかり動かし大股で歩く…など、普段より筋肉を意識して動くことを心がけてみてくださいね。©Tijana87/Jun/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年12月23日股関節は、骨盤と太ももをつなぐ大きな関節であり、歩いたり走ったり日常的な動作を行う上で大事な役割を果たしています。股関節周りの筋肉が硬い状態が続くと、血液循環が悪くなる可能性があり、様々な不調に繋がってしまうことも。そこで今回は現役ヨガインストラクターの筆者が、股関節周りの筋肉を緩める簡単ストレッチをご紹介します!ぜひ1日の終わりに試してみてくださいね。股関節周りの筋肉が硬くなる原因デスクワークなど長時間同じ姿勢でいる方や、運動やストレッチなどをする習慣がないという方は、股関節を動かす範囲が狭くなることで筋肉が硬くなり、可動域が狭くなっている可能性があります。股関節周りが硬いと体の消費カロリーが少なくなりやすく、太ってしまう原因にも。痩せ体質に導く簡単ヨガストレッチ股関節周りの筋肉であるお尻周りや、太もも裏と前側をしっかりストレッチできる、ヨガの「トカゲのポーズ」をご紹介します。動画を見ながらぜひチャレンジしてみてくださいね。\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.四つん這いになり、片足を大きく一歩前に出し、手の外側につく2.反対の足を後ろに引き、かかとを後ろに押し出し、膝を持ち上げる3.頭頂からかかとまで身体を一直線に伸ばす4.余裕があれば、骨盤が左右にずれないようにしながら肘を床につく5.呼吸を繰り返す(目安3〜5呼吸)6.反対も同様に行う「トカゲのポーズ」に期待できること・股関節の柔軟性を高める・脚を引き締める・腰痛の予防、解消・骨盤を整える・全身の血行促進・体幹を強化するなどが挙げられます。ストレッチと合わせて、歩くときや階段を登るときなど、日常生活の中でも股関節を動かす意識をすると、さらに体の変化が感じられるでしょう。無理のない範囲で、ぜひ毎日チャレンジしてみてくださいね。©demaerre/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年12月18日ダイエットしても痩せにくい、姿勢が悪い、疲れやすい......。もしかしたらそれは体の「硬さ」が原因の1つかもしれません。「体が硬いのは昔から」だと諦めてしまうのはもったいない!ストレッチやヨガで体の可動域を少しでも広げてあげれば、様々な体の不調を解消する手助けになるでしょう。今回は現役ヨガインストラクターの筆者が、体を柔らかくするのを目指す簡単ヨガストレッチをご紹介。動画を見ながらぜひ一緒にやってみてくださいね。体が硬くなる原因骨や関節の構造上、元から可動域が狭い人もいますが、日々の生活習慣や癖などが体の硬さに関係していることも。「普段から運動を全くしない」「姿勢が悪い」「デスクワークなどで長時間同じ体勢をとっている」などが、その要因になる可能性があります。他にも自律神経のバランスが悪化していたり、ストレスを感じているときにも、筋肉が緊張して体が硬くなりやすい状態になると考えられます。体が硬いことのデメリット“体の硬さ”から体の不調に繋がることも。姿勢が悪くなるのに伴い、血液循環が悪くなりやすいのです。血液の循環が悪くなると、むくみや冷え、疲労が溜まりやすくなる傾向が。それによって“太りやすく痩せにくい”状態になる恐れがあるでしょう。さらに腰痛や肩こりの要因になる可能性もあります。体が自然と柔らかくなる!? 1日2分の簡単ヨガストレッチそれでは早速、体の柔軟性を高めて可動域を広げることを目指す「簡単ヨガストレッチ」をご紹介します!ぜひチャレンジしてみてくださいね。\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.足を揃えて立ち、右足を後ろに引く2.両手を上げ、吐く呼吸で左膝を曲げ、腰を落とす3.呼吸に合わせて好きな回数繰り返す4.最後に腰を落としたまま呼吸を数回入れる5.次に右膝を地面に下ろし両手は左足に乗せる6.上体をやや前に倒し足首の筋肉を緩める7.次にお尻を後ろに引き、両膝を伸ばしてお尻の高さを揃える8.両手は好きな位置へ、余裕があれば前屈する9.反対の足も同様に行う10.最後に両足を開き、足先は45度外に開く11.両手を持ち上げて、吐く息で腰を落とす12.両手を膝に置き、身体を斜めに倒して背中を伸ばす13.片方ずつ肩を身体の内側に入れ、胸を引き上げ目線を上に向ける14.好きな回数繰り返す15.ゆっくり膝を伸ばし、足先の向きを正面にする16.手の指を身体の後ろで組み肘を伸ばす17.吐く呼吸で身体を前に倒す18.太ももを引き上げ、頭頂は下に向ける19.頭が最後になるように身体を起こす全身をほぐして不調の改善を目指そう!硬くなりやすい股関節周りの筋肉や、肩こりなどの要因になりやすい肩甲骨周りの筋肉を緩めるためのストレッチをご紹介しました。ご紹介したポーズの一部でもOKなので、日常に取り入れられそうなものはぜひ挑戦してみてください。継続することで、きっと少しずつ体や心に変化が感じられるようになるはず。ご自身の体調に合わせて、無理のいない範囲で続けてみてくださいね。©PeopleImages/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年12月16日「美味しいものを食べて罪悪感なく過ごしたい」「今の体重や体型をキープしたい」という人は、痩せ体質を目指すエクササイズを習慣にしてみませんか?リバウンドが気になるときや、体が重いなと感じる人にもおすすめな「しゃがみエクササイズ」をご紹介します。後背部を整えて“痩せ体質”を目指す美味しいものを食べた翌日に罪悪感があったり、最近体型が戻りにくくなってきたと感じたりする人は、体の後背部の筋力を鍛えるのがおすすめ。姿勢を維持する体幹や後背部の筋力が弱まっていると姿勢が悪くなり、関節周りにお肉がつきやすくなったり、痩せにくくなってしまう恐れがあるのです。背中を使えていますか?今回のエクササイズで背筋を目覚めさせつつ、大きな筋肉のあるお尻や太ももを使うことで“痩せ体質”を目指していきましょう。エクササイズをやってみて、しんどいと感じる場合は要注意!肩こりの慢性化や、背筋が衰えている可能性があります。まずは10回を目指してチャレンジしてみてください。1日1分で痩せ体質をつくる「しゃがみエクササイズ」1.両脚を適度に開いて立ちます。しゃがむ想定で幅を決めると良いでしょう。2.呼吸を整えて、上半身の余分な力を抜きます。3.肩周りや鎖骨をリラックスさせ、鎖骨から腕がぶら下がっている感覚を意識すると力が抜けやすいはず。4.息を吸いながら、両腕を鎖骨の位置で前方へ伸ばします。※肩の位置にあげると首がすくむので注意!5.息を吐きながらゆっくりとしゃがんでいきます。6.息を吸いながら前方を見て、両腕を肩甲骨、肋骨から伸ばすようにして斜め上方向へ持ち上げます。7.重心をスネ側に置きながら、背骨を上に引き上げます。8.その姿勢を維持しながら1呼吸キープします。9.次の吸う息のタイミングで、太ももの後ろや、股関節後ろ側の力を意識して勢いよく立ち上がりましょう。10.これを1セットとし、まずは10回繰り返します。慣れてきたら、15回を目指しましょう。腕を引き上げるときの感覚をチェック!いかがでしたか?腕を引き上げるときに顔を正面に向けるのがツラい、腕をあげるのがしんどいという場合は、肩や背中が凝っていたり、背筋力が弱っている可能性があります。背骨を上に引き上げることを毎回意識して、呼吸を止めないようにチャレンジしましょう。まずはできる回数からでOK。少しずつやってみてくださいね!©bymuratdeniz/gettyimages文 / 上村由夏
2022年12月11日一度ダイエットに成功しても、体型をキープするのは難しいものですよね。厳しい食事制限や激しい運動を続けなくても、リバウンドを防ぎたいという人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、約2か月で6kgを落とした筆者が普段から活用している、おすすめのケアアイテムをご紹介します。体型キープ、リバウンドしにくいコツは「むくみを溜め込まないこと」ダイエットによって理想の体重や体型になり「もう元には戻りたくない」と感じている人や、ダイエットをしているわけではなくても「今の体型を維持したい」という人もいるでしょう。リバウンドせずに維持するコツは、老廃物(むくみ)を溜め込まないことがポイントです。むくみの原因として、水分の代謝が悪かったり、筋肉がうまく使えていなかったりする状態が考えられます。エステティシャンである筆者が、「老廃物を溜めない」「老廃物の排出を促す」ための習慣を、一日のタイムスケジュールと合わせて見ていきましょう。7:30〜18:00むくみ、冷え防止衣類を活用するデスクワークが多い日は特に運動不足になりやすいため、むくみケアができるパンツを活用しています。こちらはスリムウォークの「24h マルチスキニー デニム風ブラック」です。黒のスキニーパンツなので普段使いしやすいデザインがお気に入り。足首から上へいくほど圧力が低くなる設計なので、締め付け感が少ない履き心地でリラックスウェアとして重宝しています。【商品情報】スリムウォーク「24hマルチスキニー デニム風ブラック」価格:¥3,980(筆者購入時)サイズ:M/Lカラー:ブラックもう一つはスリムウォーク「Beau-Acty リカバリーレギンス」。こちらも足首から上に向かって圧力が弱くなり、疲れやむくみを感じやすいふくらはぎをプレスアシストする設計が特徴です。スポーツウェアのようなレギンスなので、運動時や運動後のアフターケア、自宅でのデスクワーク中などにおすすめ。【商品情報】スリムウォーク「Beau-Acty リカバリーレギンス」価格:¥1,700(筆者購入時)サイズ:M/Lカラー:ミックスグレー足元の冷えが気になる時は今の季節は足元が冷えやすいので、パンツの上からモコモコ素材の「極暖 足が出せるロングカバー」を重ねたり、「ふんわりナイトソックス」を着用したりします。【商品情報】アルファックス「極暖 足が出せるロングカバー」価格:¥1,980リフランス「ふんわりナイトソックス」価格:¥5,500サイズ:Fカラー:ココア18:00〜19:00入浴時のむくみケア日中対策をしても、夕方以降になるとどうしても冷えやむくみ、疲労を感じてしまいます。入浴でしっかり体を温めることも、むくみや疲労のケアとして欠かせません。入浴時に筆者が愛用しているのは、『シーボディ』の「イルコルポ ミネラルバスストーン」と「イルコルポ ミネラルバスパウダー オリジナル」です。「イルコルポ ミネラルバスストーン」は繰り返し使える天然石入浴料で、角閃石(かくせんせき)がネットに入っています。使い方は、お湯をはった浴槽にネットに入れたまま沈めるだけでOK。岩盤浴のような温かいお風呂が楽しめます。【商品情報】シーボディ「イルコルポ ミネラルバスストーン」価格:¥4,950「イルコルポ ミネラルバスパウダー オリジナル」は、ミネラル豊富な宮古島の「雪塩」(※1)と「海藻エキス」(※2)、美肌成分「スクワラン」(※3)と「パパイン」(※4)が配合されている入浴剤。ユーカリを基調としたリラックスできる香りです。【商品情報】シーボディ「イルコルポ ミネラルバスパウダー オリジナル」価格:¥6,050※1 保湿成分(海塩)※2 保湿成分(褐藻エキス)※3 保湿成分※4 整肌成分また、湯船に浸かりながら足首からふくらはぎ、太ももからヒップを、100円ショップで購入した「ソフトローラー」で流します。【商品情報】ダイソー「ソフトローラー」価格:¥110お風呂上がりは体の水気をふき取ったあと、保湿とスリミングケアができる「ミネラルボディクリーム」を脚全体、お腹や腰まわりに塗っています。【商品情報】シーボディ「ミネラルボディクリーム」価格:¥5,50020:00-21:00リラックスタイムのストレッチ、むくみケア夜はテレビやネットニュースを見ながら、全身のストレッチを。『Drizzle』の「フォームローラー」を使って、ふくらはぎや太もも、ヒップのむくみを流し、凝りやつまりをほぐします。【商品情報】Drizzle「フォームローラー」価格:¥2,080(筆者購入時)23:00-1:00就寝時の冷え、むくみケア就寝時も足元が冷えやすいので、翌日にむくみを持ち越さないためにも冷え対策は重要。布団の足元には湯たんぽを置き、「ふんわりナイトソックス」を履いています。体型維持やリバウンド防止のためには、冷えから体を守り、むくみを溜め込まないことが大切でしょう。リカバリーグッズや温活アイテムなどを活用しながら、その日のうちにリセットするように心掛けてみてくださいね。【参考】『スリムウォーク』公式サイト『アルファックス』公式サイト『リフランス』公式サイト『シーボディ』公式サイト『ダイソー』公式サイト文/寒川あゆみ
2022年12月10日体が硬くて前屈が苦痛だという人も多いのではないでしょうか。前屈は脚周りの柔軟性を上げるだけではなく、姿勢を整えて下半身をスッキリさせることも期待できるのです。今回は、無理なくできる「前屈エクササイズ」をご紹介しましょう。前屈で下半身痩せも!?前屈運動というと、硬い体を柔らかくしたり、柔軟性を上げてむくみを取ったり…といったイメージが強い人も多いでしょう。実は前屈をすることで、姿勢の崩れを整えて脚痩せに繋がることも期待できるのです。ただし、前屈のやり方にコツがあります。もも裏の筋力を整えるとはいえ、前屈ばかりすれば良いというわけではありません。太ももの裏側の柔軟性ばかりにこだわると、筋肉の使い方にアンバランスさが出て、太ももの前側が張り続ける可能性も。太ももが前側に引っ張られてしまい、上半身の姿勢も前のめりや反り腰になりやすい傾向があります。それによって太ももの裏側の筋肉が使いにくくなり、たるみの原因になってしまうことも。伸ばすだけでなく、適度に太ももの裏側の筋力も整えることによってバランスが良くなり、姿勢や下半身太りを整えるのに役立つのです。下半身痩せや姿勢改善にも! 片足前屈エクササイズ1.両脚を適度な幅に開いて立ちます。2.左腕を前方へ出します。3.息を吸います。4.息を吐きながら、仙骨から体を倒すように意識して前屈し、左脚は後方へ伸ばしていきます。5.左手は床につく場合はつけて、つかない場合はできる範囲でおろしましょう。6.この時、お尻が傾かないようにおへそを真下に向けた姿勢を維持しましょう。7.息を吸いながら、再び仙骨から体を起こすように意識し、太ももの後ろ、背中、お腹の力で起き上がってきます。8.もとの姿勢に戻ります。9.これを10回繰り返したら、反対側も同様に行います。後背部を意識しよう太ももの後ろ側の筋肉を使う意識をして前屈すると、お尻やお腹、背筋も同時に働きます。前屈の角度は浅くても良いので、上半身が丸まらないようにすること、仙骨からシーソーのように体を倒すイメージを意識しながら行ってみてください。リラックスして体の重みを意識するとなお良いでしょう。まずは5回を目安にチャレンジ!少しずつ10回を目指してみてくださいね。@Eugenio Marongiu/gettyimages文 / 上村由夏
2022年12月09日ぽっこりお腹や骨盤の歪みからくる下半身太りには、インナーマッスルの“腸腰筋”を整えるのがおすすめです。まずは1日3分で簡単に始められるエクササイズから習慣にしてみましょう!下半身ぽっちゃりさんに「腸腰筋エクササイズ」腸腰筋とは、お腹まわりにある筋肉の総称で、大腰筋・小腰筋・腸骨筋のこと。腰骨の前側から骨盤を通り、太ももの付け根内側へと繋がっており、お腹や腰、脚を動かすときに働きます。いわゆるインナーマッスルと言われる部分です。猫背や反り腰など崩れた姿勢が定着すると、腸腰筋が縮みすぎたり伸びすぎたりしてしまい、うまく働かなくなる恐れが。そうすると、お腹やお尻まわり、太ももの内側に余分な脂肪がつきやすくなるのです。腸腰筋を動かして下半身すっきり!腸腰筋は表面からはわかりにくい部分なので、意識しながら体を動かすようにしてエクササイズしましょう。下半身のぽっちゃり感に悩む場合、脚を鍛えすぎると逆効果になる可能性が。腸腰筋を整えて骨盤の位置を安定させないと、脚の負担が多くなり、スムーズな脚痩せが期待できないのです。腸腰筋を目覚めさせ、骨盤の位置を整えた姿勢を取り戻すことで、すっきりした下半身を手に入れましょう。立ったままできる腸腰筋エクササイズ1.両脚が安定する幅で立ちます。2.両手を腰骨に当てましょう。3.左脚に重心を乗せます。4.右脚の力を抜いたまま、膝を曲げ、お腹の力を意識しながらおへその位置あたりまで持ち上げます。5.膝から下は深く曲げず、膝の真下に足首が来るようにしてリラックスさせておきましょう。6.両脚の股関節を外へ開くように意識しながら、右脚を横へ開いていきます。※このとき、おへそはまっすぐ前方に向けたまま骨盤が右脚の方へ傾いていかないように注意します。7.横から真下に脚を下ろし、元の立ち姿勢に戻ります。8.これを1セットとし10回行います。9.今度は逆回し。横から脚を持ち上げます。10.開いた脚を前方に向けて閉じます。11.元の立ち姿勢に戻ります。12.これを1セットとし、逆回しも10セット行ったら、反対側も同様に行います。お腹の奥が疲れてきたらバッチリ!ポイントは骨盤を安定させ、股関節から脚を持ち上げて開いたり閉じたりすることです。このとき、お腹の奥の力で支えながら動かす感覚を意識しながら行いましょう。続けていると、次第にお腹とお尻が疲れてきます。どこにも疲労感がないときは、骨盤がふらついていないかをチェックしましょう。終わった後は立ち姿勢が楽になって、腰まわりや骨盤が安定しているのを感じられるはず。ぜひ試してみてくださいね!©Deagreez/gettyimages文 / 上村由夏
2022年12月04日「運動をしているのに痩せない」「食事に気をつかっても体重が減らない」なんて経験はありませんか?どれだけ運動や食事を意識しても、無意識に「太りやすい習慣」を続けているとダイエットが無意味になってしまうかもしれません。そこで今回は、現役ヨガインストラクターである筆者が、痩せている人はやらないNG習慣をご紹介します!痩せている人がやらないNG習慣今の自分に当てはまるものがないか、日々の生活を振り返ってチェックしてみてくださいね。食事編早食い、ながら食べ脳が満腹と判断するのは、食べ始めから20分前後と言われています。つまり、早食いをすると満腹を感じる前に食べすぎてしまう恐れが。さらに早食いで血糖値が急激に上がり、脂肪を溜め込みやすくなる傾向もあります。また、スマホを見ながらの食事もおすすめできません。他のことに意識が集中していることも、食べすぎの原因になってしまうでしょう。食べることにしっかり意識を向けて、よく噛んで食事をすることを心がけてみましょう。過度な糖質制限、食事量の制限「食べなければ痩せる」と思う人は多いかもしれませんが、そんな簡単にはいかないもの。一時的に食べる量を極端に減らすと、脂肪と一緒に筋肉も落ちてしまいます。そうすると筋肉の減った場所に脂肪がつき、リバウンドするどころか、さらに太りやすい体質になってしまう可能性があるのです。過度な糖質制限もおすすめしません。糖質は体のエネルギー源でもあるので、不足すると筋肉を分解してエネルギーとして使うように。エネルギー不足は体調を崩す原因になるので注意しましょう。まずは1日の糖質の量を見直して、摂りすぎている場合は少しずつ減らしたり、夕食だけ糖質制限したり…といったことから行ってみてください。目的なくコンビニに立ち寄るお仕事の前後や休憩中など、コンビニに寄る習慣のある人は多いかと思います。買う予定じゃなかったものをついつい買ってしまうこともあるのでは?健康面はもちろん節約の観点からも、目的なくコンビニに寄ったり、脂質や糖質が高いものを買いすぎたりしないように気をつけましょう。水分を取らない体の老廃物をしっかり排出するためには水分が必要です。こまめに水を飲む習慣をつけることで、むくみや便秘の予防、解消に繋がりやすくなるでしょう。しかし、水の代わりにお茶やジュースをたくさん飲むのはおすすめできません。水や白湯をこまめにとるように心がけましょう。生活編睡眠不足睡眠中はダイエットや美容に影響する「成長ホルモン」が分泌される時間。睡眠不足だと、食欲を増進させるホルモンの「グレリン」の分泌量が高まると考えられています。糖質や脂質が多いものを欲したり、疲労が残りやすく代謝が低下したりと、ダイエットに悪影響を及ぼしてしまうでしょう。逆に睡眠がしっかりとれていると、食欲を抑制させる「レプチン」というホルモンがきちんと分泌されるので、日常的に良質な睡眠を目指すことが大切です(※1)。全く運動をしないこれは皆さん想像がつきやすいと思いますが、運動を全くしていない人は、筋肉量が減ってしまいます。筋肉量が減ると基礎代謝が下がり、消費のエネルギーも同時に下がるので、どんどん脂肪が蓄積されやすくなるでしょう。筋肉はダイエットにとても重要であると言えます。それだけでなく、体脂肪が必要以上に増えると高血圧や動脈硬化、さらに自律神経のバランスも崩しやすくなると考えられます。普段運動をする習慣がない人でも、階段を使ったり大股で歩いたりなど、日常の動作から筋肉を使う意識を持つと良いでしょう。シャワーだけで済ます湯船をはるのが面倒な人や、時短で済ませたい人など、お風呂はシャワーだけという場合も多いのではないでしょうか。湯船でしっかり体を温めることで全身の血行が促進され、体温上昇や代謝の向上が期待できます。代謝が上がることで脂肪燃焼や、汗をかいて老廃物の排出にも繋がるでしょう。姿勢が悪い猫背や反り腰など、普段から姿勢が崩れやすい人は、ぽっこりお腹や下半身太りなどに悩む傾向があります。姿勢が悪くなると、全身の筋肉をうまく使うことができず、エネルギー消費が下がって太りやすくなってしまうのです。立っているときや座っているとき、歩いているときでも、正しい姿勢を意識してみてください。痩せやすく太りにくい体質を目指そうハードすぎるトレーニングや過度な食事制限は、体の不調を招いてしまうことも。小さいことでも積み重ねていけば、無理せず痩せやすい体を作ることができるでしょう。自分の体と相談しながら、できることから取り入れてみてくださいね。【参考】※1 睡眠と生活習慣病との深い関係©portishead1/Witthaya Prasongsin/Phiromya Intawongpan/d3sign/AndreyPopov/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年12月03日朝目覚めてすぐにお通じがあると、1日をスッキリ快適に始められますよね。腸の活動は自律神経のバランスにも関係があり、腸が健やかだと、体だけでなく精神も整うでしょう。今回は、便秘解消を目指す「腸活ストレッチ」をご紹介します。脚やせも叶う!? 腸活ストレッチ今回ご紹介する腸活ストレッチは、骨盤の歪みを整えたり、太ももを引き締めたいときにもオススメのストレッチです。骨盤が前傾、または後傾しているなど歪みがあると、内臓が圧迫されて腸の動きを妨げることがあります。本来の位置にあれば、お腹を潰すような姿勢を予防し、内臓を圧迫することもなくなるでしょう。便秘がちなときは、姿勢を意識することも心がけてみて。朝からスッキリお通じを目指す腸活ストレッチ1.仰向け寝て、両膝を立てます。2.背中と腰を少しだけ丸めるように意識して、床との接地面に隙間がないようにしましょう。3.両脚を持ち上げて、右脚の上に左脚を重ねます。4.スネの外側同士をくっつけるようにして固定します。5.スネが離れないようにして右足を床におろしましょう。6.息を吸います。息を吐きながら、骨盤から脚を右方向へ倒します。7.両方のスネが離れないように注意して、自然と内腿に力が入るのを確認しましょう。8.スネが離れないギリギリまで倒したら、腰を補助的に軽くねじります。9.息を吸いながら元の位置に戻り、再び息を吐きながら両脚を左方向へ倒します。10.今度は上に乗せた左脚で、右脚から右のお尻を伸ばすようにしてストレッチします。左右で1セットとし、10回行います。倒すのは骨盤から下!このストレッチのポイントは“骨盤から下”を倒すように意識すること。脚が離れないように注意しながら、しっかりポーズを安定させましょう。実際にやってみると、見た目の印象よりはキツく感じるかもしれませんが、便秘解消を目指す方にはうってつけですよ。朝から骨盤を引き締めておくと、頭もスッキリして集中力が増すはず。ぜひ朝のルーティンにしてみてくださいね!©Maria Korneeva/gettyimages文 / 上村由夏
2022年12月02日女性に多いと言われる「冷え性」。特に指先、足先だけが特に冷えやすい「末端冷え性」にお悩みの方はこれからの季節、ときに痛みを伴うほど辛く感じることもあるかもしれません。そこで今回は、現役ヨガインストラクターである筆者が、冷えが気になるときにおすすめの「座ったままできる簡単ストレッチ」をご紹介します!ぜひお試しくださいね。冷えの原因“冷え”というのは、本来働くべき体温調節機能がうまく働いていない状態のこと。冬場に体が冷えるのは当然ですが、夏場にも体が冷えやすかったり、体温は低くないのに手足、足先だけ極端に冷えてしまったりすると、「冷え性」や「末端冷え性」のケースが多いでしょう。では、どのようなことが原因で冷え性が起こりやすいのでしょうか?自律神経の乱れ体温調節機能は自律神経と深く関係しているとされます。自律神経は自分の意思と関係なく働いており、体温をコントロールする働きがあります。強いストレスや疲れ、睡眠・運動不足などで自律神経のバランスが乱れると、体温調節機能がうまく働かなくなり冷えが生じやすくなる可能性があります。運動不足私たちは体を動かすのにエネルギーを必要としますが、エネルギーを生産するには熱を生み出さなければなりません。体の熱は筋肉によって作られるので、筋肉量が増えると冷えにくくなり、反対に筋肉量が減ると熱を生み出す力が弱くなり、冷えやすくなるとされています。女性は男性に比べて筋肉量が少ない傾向にあり、体の構造の関係によっても冷え性になりやすいと言われています。またデスクワークなど長時間同じ姿勢でいることが多い方も、血の巡りが悪くなることから、心臓から遠い手足が特に冷えやすくなることも。おすすめの冷え対策ストレッチそれでは早速、冷え対策におすすめのストレッチをご紹介します。座ったままできるので、是非お仕事の合間や寝る前などに試してみてくださいね!\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.姿勢を正して座る2.片足を前に伸ばし踵を前に押し出す3.足を前に伸ばしたまま足の甲を寝かせ、足先を遠くに伸ばす4.5〜10回ゆっくり繰り返す5.次に拳を作ってふくらはぎから太もも、お尻周りをタッピングしてほぐす6.ふくらはぎを揉んでマッサージする生活習慣から体を温めることを意識しよう普段の生活からなるべく階段を使ったり、大股で歩くようにするだけでも、生活の中で筋肉が使われやすくなります。また体を温めるものを食べたり、睡眠や入浴をしっかり取ることも、冷え対策にはとても大切ですよ。ぜひ体の内側から温めることを意識して生活してみてくださいね。©Westend61/Emilija Randjelovic/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年11月26日30代から40代になると、20代とは違う体の変化を感じ始める人も多いのではないでしょうか。姿勢を維持する筋力が低下し始めるため、全体的に丸みを帯びた印象になりやすいことも。特に下腹がぽっこり出てしまうのが気になり始めていませんか?そんなお悩みに、仕事や家事をしながらついでにできる、下腹集中ケアをご紹介します。体型の変化が始まるお年頃年齢を重ねるにつれて体重が落ちにくくなったり、食べ過ぎると体型に直結したり、増えた体重を戻しにくくなったり…。特にお腹まわりのお肉は気になりがちです。体全体は痩せている印象でもお腹だけがぽっこりしているなど、お腹痩せしたいと考えている人は多いでしょう。姿勢を支える筋力が低下してるかも!大人世代になると少しずつ姿勢を支える筋力が弱くなっていきます。仕事や家事・育児で自分に手をかけづらい年代ということも相まって、体のケアがついおざなりになっていることも。またデスクワークで座りっぱなしの姿勢が続いたり、子供を抱っこするために腰に負担をかけたりと、知らず内に体を酷使している可能性もあります。姿勢を維持する筋力が低下すると、日々の生活の癖がダイレクトに体にあらわれ、猫背やお腹を突き出した姿勢になりがち。その結果、緩んだところにお肉が残りやすくなってしまいます。その影響を受けやすいのが下腹まわりと言えます。下腹のお肉は動きにくく使いにくい部位です。骨盤の傾きや股関節まわりの筋力が影響しているので、今回のエクササイズでまとめて整えてしまいましょう。座ったついでに“下腹ケア”エクササイズ1.椅子に浅めに腰掛けます。2.両手をお尻の後ろについて、胴体を斜め後ろに倒した姿勢をとります。3.ヨガブロッックや、クッションなどがあれば膝の間に挟んでもOK。4.肩甲骨と鎖骨を下方に下げます。5.胸からみぞおち部分をそらさないように息を吐きます。みぞおちとお腹を張らないように意識して、リラックスしましょう。6.息を吸います。7.息を吐きながら、下腹と脚の付け根を意識しつつ両脚を持ち上げて、お腹に近づけます。8.息を吸いながら脚を下ろします。9.これを1セットとして、10回行いましょう。しんどい人ほど効きやすい!最初は5回でもキツいかもしれません。しんどいと感じる人ほど、普段の生活の中で姿勢が崩れている可能性大!途中休憩を挟んでもOKなので、まずは10回続けてみましょう。この下腹ケアは、終わった後に変化がわかりやすい動きです。エクササイズを終えた後立ち上がったとき、骨盤まわりがすっきりして立ちやすくなり、太ももまわりの感覚も変わってくるはず。どこを使って動いたか、体のどこが温まったかなど、始める前と後の感覚を細かく観察しながら、ぜひ試してみてくださいね!©Kiwis/gettyimages文 / 上村由夏
2022年11月25日寒い季節になると、モコモコしたアウターやニットで着膨れしがち。しかし、その着膨れは服装だけでなく、首元のすくみ姿勢に原因があるかもしれません。そこで今回は、着痩せを目指して「お腹と背中の同時痩せ」を叶えるトレーニングをご紹介します。肩のすくみ癖に要注意寒さで体が縮こまり、首や肩をすくめる癖がついていませんか?その癖が定着すると、首が短く見えてニットが似合わなくなる可能性大!さらにすくんだ肩の位置で固定してしまうと、背中の動きが悪くなり、背中や腕の付け根周りにお肉がつきやすくなります。ゆったりニットや大きめアウターを着こなすためには、着膨れしやすい姿勢を改善するのが近道。首まわりから肩の位置をスッキリさせると、自然とデコルテや背中のラインが整ってくるはずですよ。背中とお腹を同時に刺激! 着痩せを目指すトレーニング1.両脚を腰幅程度に開いて立ちます。2.一度大きく深呼吸しながら、お腹を縦に伸ばしていきましょう。3.背骨が上に引っ張られていくような意識で行うと良いでしょう。4.鎖骨から肩甲骨、腕の力を抜いて、鎖骨の先端から腕をぶら下げている意識で行います。5.息を吸います。6.息を吐きながら、股関節の後ろから上体を折るようにして、90度のラインを作ります。7.このとき、腰を反らさないように注意します。8.お腹を少しだけ丸めるようにして、脚の付け根から上体を折るようにポジションを確認しましょう。9.息を吸い、両腕を肩甲骨から前方へ伸ばし、耳の近くに二の腕が来るようにします。10.背中、お腹で体を支えている感覚を感じながら、5秒間キープします。11.両腕を脚の付け根にセットします。12.息を吸いながら立ち姿勢に戻ります。13.これを1セットとし、10回繰り返します。背中の筋肉を感じながら行いましょう腕を前方へ伸ばすときは、肩甲骨から腕を伸ばす意識で行いましょう。すると肩がすくまず、背中の力をしっかり使える感覚があるはず。数回行うだけで次第に身体が温まり、お腹や背中まわりがポカポカしてくると思います。息を止めないように気をつけながら、まずは5回からチャレンジしてみてくださいね!©Frederic Cirou/gettyimages文 / 上村由夏
2022年11月23日冬になると「むくみやすくなる」と感じることはありませんか?体が冷えると筋肉の働きが悪くなり、血行不良を招く可能性が。その結果、むくみを引き起こしやすくなるのです。そこで今回は、足のむくみが気になるときにおすすめの「簡単ヨガストレッチ」をご紹介します。ベッドの上で簡単にできるので、むくみが気になる方はぜひ毎日の習慣にしてみてください。むくみの原因とは?“むくみ”とは静脈やリンパ管の働きが悪くなり、うまく水分や老廃物が排出されず、⽪下組織に余分な⽔分が溜まった状態のこと。原因は様々ありますが、日々の生活習慣が深く関わっていることが多いとされています。・長時間同じ姿勢でいること立ち仕事やデスクワークなど長時間同じ姿勢でいることで、足の筋肉の動きが少なくなり、筋肉の収縮機能が低下します。それによって、血流不良が起こり足のむくみに繋がります。・運動不足日常的に運動量が少ない方も筋力が落ちることで、血液を心臓に戻しにくくなり、むくみやすくなる可能性が。年齢が上がるほど意識的に体を動かすことが大切です。・冷え冷えは体の不調のもと。血液やリンパの流れが滞ることで、さらに冷え性や足のむくみを引き起こします。・塩分の摂りすぎ塩分をたくさん摂ると、体は過剰に水分を欲します。塩分は水分を体内に溜め込む性質があるため、余分な水分をうまく排出できなくなり、むくみやすくなります。骨盤周りの血行促進とむくみ解消を目指す!それでは早速、むくみ解消につながるヨガストレッチをご紹介します。ベッドの上で寝たままできるので、毎日の習慣にぜひ取り入れてみてくださいね。\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.仰向けになり膝を立てる2.右足首を左太ももに乗せ、左足を持ち上げる3.右手を内側から、左手を外側からまわし、両手で左足を抱える4.左の膝を左の胸に寄せ、余裕があれば体を左右に揺らす5.左足を下ろし、右足をそのまま左足に絡ませ、両足を左に倒す6.右手を横に伸ばしたら、リラックス状態で数回呼吸する7.捻りをほどいて膝を立て、反対の足も同様に行う8.両手足を上に持ち上げ手首、足首を振り動かす9.膝を曲げ手で拳を作り、お尻や太もも、ふくらはぎを優しく叩く10.拳を膝裏に当て、踵を交互に動かす11.両手で両足を抱え、大きく一呼吸する12.ポーズをほどき足を伸ばしてお休みするむくみを解消してスッキリ足を作ろうむくみにくい体を作るには、積極的に階段を使うなど普段から意識的に体を動かすことが大切。また、体を冷やさないようにしたり、塩分の摂りすぎに注意したりと、日々の生活習慣から見直すことから始めてみてくださいね。©bymuratdeniz/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年11月20日在宅勤務でのデスクワークや長距離運転など、座りっぱなしの姿勢が長時間続くと「腰まわりが重い、痛い」という症状が出る方もいるのではないでしょうか。今回は現役ヨガインストラクターの筆者が、腰まわりを緩めて腰痛改善を目指す「寝たままできる簡単ストレッチ」をご紹介します。腰痛の原因はさまざま腰痛のほとんどが原因を特定しきれない「非特異的腰痛」であると言われています。これは日々の生活習慣や労働環境、普段の姿勢などからくるものが多く、運動やストレッチなどである程度軽減させることができる可能性も。コツコツ続けることが腰痛改善の近道腰痛の原因の中でもやはり大事なポイントは「姿勢」にあります。普段の姿勢で骨盤の歪みが大きいと、背骨の位置がズレて猫背に繋がったり、姿勢を支える筋肉が硬くなったりして、ボディラインの崩れにも繋がる恐れがあるのです。そのため腰痛改善を目指す方は、日常の「姿勢」から意識してみてください。普段座りっぱなしや立ちっぱなしなど、長時間同じ姿勢をとることが多い方は、一日のうちにストレッチや運動を取り入れることをおすすめします。逆に言うと骨盤周辺の筋肉を緩めたり、体を支える筋肉を鍛えたりすることで、姿勢の改善に繋がりやすくなります!重たい腰まわりをスッキリ緩めることができるので、ぜひ習慣化してみてくださいね。1日3分で腰痛改善を目指す簡単ヨガストレッチベッドの上でも簡単にできるストレッチを紹介していきます。寝る前や朝にやってみましょう。\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.仰向けになり両手で膝を抱える2.右足を抱え、左足を伸ばす3.手を離して右膝を大きく3周程度回し、反対回しも行う4.右足を上に伸ばして両手で掴み、余裕があれば上体を起こす※左足は地面から浮かないようにする5.左膝を立て、右足首を左太ももに乗せ、両手で左足を抱える6.右足を左足に深くかけ、両足を体の左側へ倒す7.右手を外に開き、顔を右に向ける8.捻りをほどき反対の足も同様に行う腰痛改善だけじゃないメリットも!今回のストレッチを習慣的に行うことで、腰痛だけではなくヒップアップやぽっこりお腹の解消に繋がるなど、ボディラインを整えることにも繋がっていくでしょう。ご自身の体調に合わせて、無理なく続けてみてくださいね。©PRImageFactory/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年11月18日「下半身がなかなか痩せない」という人は、股関節まわりに原因があるかもしれません。ガチガチに凝り固まった股関節をほぐすことで、お尻から脚のすっきり痩せが期待できますよ。今回は、今すぐ始められる「股関節簡単トレーニング」をご紹介しましょう。股関節の筋力と柔軟性を整えよう!下半身太りで悩んでいる方や、太りやすくて痩せにくい方は、股関節まわりの筋力や柔軟性の有無が関わっているかもしれません。股関節まわりを動かす筋肉は、お腹周りから太ももにかけて広い範囲で繋がっています。股関節が内側に向いている内股さんは、お尻が大きくなって垂れやすい可能性が。また股関節の筋力が弱くなっている場合は、立っているときや歩いているときに脚の負担が大きく、下半身がゴツくなりやすくなります。つまり股関節の状態によって、姿勢のポジションが崩れてしまうのです。姿勢が崩れることで、体を動かしにくい部分には余分なお肉が残って痩せにくい体に。まずは股関節まわりの筋力と適度な柔軟性をつけるようにしましょう。するとお腹からお尻のライン、太ももがすっきりとしてくるはず。座ったついでにできる簡単股関節トレーニング1.床に座ります。2.両脚であぐらの姿勢を取ってから、左脚を開きます。3.腰がまっすぐ立ち、お尻が安定するのが条件です。4.腰が傾いたり、片方のお尻が浮く場合は、両手を前に着き補助しましょう。5.左のかかとは床へ、指先は天井を向けます。6.体勢に無理がない方は、両腕を鎖骨の位置あたりで伸ばし、両肘をつかみます。7.左脚の付け根から足先を外側へ開くように意識して、上半身はリラックスしましょう。8.息を吸います。息を吐きながらお尻を持ち上げて、脚の付け根から足先までを内側へ内旋させ、膝で立ちます。9.息を吸いながらお尻を下ろすと同時に、脚の付け根から足先を開く方向へ外旋させながら座ります。10.数回繰り返して、無理が無ければ、脚の付け根を開く方向へ外旋させたまま膝立ちと、座り姿勢を繰り返します。11.10〜15回繰り返したら、反対側も同様に行います。“お尻がキュッ!”がポイント膝立ち姿勢のときに股関節まわりが硬いと、脚の付け根前側が伸びず、上体が前傾しがちになります。なるべく脚の付け根の前側から、お腹の横あたりまでの伸びを意識しながら、膝立ちになりましょう。目安はお尻と太ももの付け根がキュッと締まる感覚がするところまで。無理は不要ですが、少しずつ目指していってください。終わった後はお腹が温かく感じたり、下半身の巡りが良くなっている感覚があるはず。無理のない範囲で丁寧に行ってみてくださいね!©d3sign/gettyimages文 / 上村由夏
2022年11月17日ぽっこりお腹になる原因のひとつに、「反り腰」が挙げられます。腰が反った状態だと体に負担がかかりやすく、お腹の筋肉が弱まる可能性も。くびれのあるボディラインや痩せ体質を目指すなら、まずは腰の位置を意識してみましょう。今回は現役ヨガインストラクターの筆者が、反り腰改善におすすめの簡単トレーニングをご紹介します。反り腰のチェック方法「反り腰」とはその名の通り、背骨がS字カーブのように反りが強くなっている状態を指します。骨盤が前傾した姿勢をとる癖がある方は、体がバランスを取ろうとして自然と反り腰になっているかも。反り腰をそのまま放っておくと、お腹の筋肉が弱まってぽっこりお腹に繋がったり、腰痛など様々な不調を招いたりする可能性があります。まずは自分の姿勢が反り腰になっていないかセルフチェックしてみましょう!1.壁にかかと、お尻、後頭部をつけて立つ2.腰と壁の間に手のひらを入れるこのとき、手のひら一枚入るか入らないか位の隙間であれば正しいポジション。手を握った拳が隙間に入る場合は要注意!反り腰の可能性が高いでしょう。反り腰の主な原因そもそも反り腰はどのようなことで起きやすくなるのでしょうか?大きな原因として考えられる4つをご紹介します。・運動不足や加齢での筋力低下太ももやお腹周りの筋力が落ちることで、姿勢を支える筋肉が弱まる。・猫背などの悪い姿勢猫背やストレートネックなどが原因で首と頭が前に出る癖がある。・ヒールなど高い靴を日常的に履くつま先や足の前側に重心がかかり、体がバランスを取ろうとしている。・妊娠や肥満などでの体重増加お腹が出ることで重心が前に移動している。弱まりやすい筋肉を同時に鍛える簡単トレーニング反り腰の方が弱くなりやすいお腹、太もも、お尻周りの筋肉を一気に鍛える「ヒップリフトトレーニング」をご紹介します。動画を見ながらぜひ試してみてくださいね!\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.仰向けになり膝を立て、足を腰幅程度に開く2.両手を体側に伸ばし骨盤を後傾させ、足裏で地面を押して体を持ち上げる3.呼吸に合わせて5回ゆっくり繰り返す4.次に片足を上げ、同じように体を持ち上げる5.5回繰り返し、反対の足も同じように5回行う6.最後に足裏を合わせ、同じように持ち上げる7.足を伸ばしてお休みする改善するためには日常の意識が大事反り腰を改善するには、普段立っている姿勢や座っている姿勢からしっかり見直すことが大切です。骨盤を立て、前傾にならないようにしましょう。特にPCやスマホで画面を見るときは、頭や顔が前に出ていないか意識してみてくださいね。今回のトレーニングと合わせて、日常の姿勢から少しずつ改善を目指していきましょう!©elenaleonova/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年11月13日重ね着の季節になると、“着太り”が気になる人も多いのではないでしょうか。特に厚手のセーターやニットを着ていると、体が大きく見えたり、野暮ったくなったり…。冬でも気を抜かず、見えない所のシェイプアップは続けたいものです。そこで今回は「背中のハミ肉」解消を目指し、上半身をすっきり見せる簡単習慣をご紹介します。ハミ肉も肩こりもまとめてすっきり!気温が低い季節になると、背中や腕まわりの凝りが気になり始める人が多いようです。寒さで肩や首回りが縮こまり、肩甲骨の動きが悪くなってしまうのが原因のひとつと考えられます。冬は自然と体の動きが小さくなりやすいため、背中や胸まわりが凝り固まりやすいのです。さらに動きの悪いところに脂肪は残るので、上半身が痩せにくくなってしまう可能性も。そこで今回は、寒さで縮こまった身体を温めつつ、背中などのハミ肉にアプローチするエクササイズをご紹介します。家にある本やティッシュペーパーの箱などを、ヨガブロック代わりに使いましょう。上半身をしっかり動かせる! 背中すっきりエクササイズ1.ヨガブロック、または代用になる本などを用意します。2.床に座るか、膝たちの姿勢からスタート。3.ヨガブロックを手の上にのせ、指先は前方へ向け胸の前にセットします。4.右腕を右方向斜め上に伸ばします。肩甲骨から腕をしっかりと伸ばしましょう。5.ブロックを持った手で頭上を通り、体を斜めにしながら左方向へ。6.そのまま体の前を通りながら腕の向きを変え、ブロックが落ちないように右方向へ再び伸ばします。7.肘から下を内側へねじりながら、ブロックを落とさないように通します。8.脇の間からブロックをくぐらせます。9.くぐらせた腕を、脇腹から伸ばすようにして頭上に持ち上げましょう。10.これを1回とし、5~10回繰り返します。11.反対側も同様に行います。体全体を使うことを意識しよう腕まわりだけで動こうとすると、バランスを崩してブロックを落としてしまいます。写真の通りに、胴体を倒したり起こしたりすることで、腕の付け根から肩甲骨、二の腕、背中全体をしなやかに使うことができますよ。左右終えた頃には体もほぐれて温まっているはず。じんわり汗を感じるほど暑くなっているのが理想です。慣れてきたら、立った姿勢で腰から大きく体側を伸ばすように動かしたり、腕まわりを逆回転にしたりと、楽しみながら体を動かしてみてくださいね。冬もすっきりとした上半身のボディラインをキープしましょう!©Peter Dazeley/gettyimages文 / 上村由夏
2022年11月11日ダイエットを続けたくても、食べたいものは我慢したくないし、ハードな運動は続けられない…という人は多いのではないでしょうか。無理なダイエットでリバウンドしてしまうケースもありますよね。そこで今回は、約2か月で6kgを落とした筆者が「体型をキープするために続けている寝る前習慣」をご紹介します。体型キープのために“むくみ”を撃退!筆者はエステティシャンを15年していますが、個人差はあるものの、むくみが全くないという人は見かけたことがありません。体のむくみは、水分の循環が悪かったり運動不足だったり…といった原因が考えられます。また脂肪の周りにセルライトができることで血液やリンパの流れが悪くなって老廃物が停滞し、むくみとなることも。痩せやすい体や体型をキープするためには、脂肪やセルライトなどの肉質を柔らかくし、老廃物が流れやすい環境にすることが大切。これらをサポートするのが入浴、ストレッチ、マッサージなのです。お風呂上がりにストレッチ&;フォームローラーで老廃物を流す・毎日の入浴&;ストレッチ(10分〜20分)シャワーだけで済ませず、湯船に浸かりながら体の表面や深部を温めます。お風呂の中では背中や腕、股関節を開いたり、脚を伸ばしたりなど軽いストレッチで血行を促進。・お風呂上がりに全身ストレッチ&;フォームローラーで肉質ほぐし(40分)お風呂上がりにもう一度しっかり体をストレッチしたあと、フォームローラーを使ってふくらはぎ、太もも、ヒップなどをほぐしましょう。老廃物の流れを高めて凝りや疲労感をほぐし、脂肪をセルライト化させないようにします。脂肪の周りにセルライトができると老廃物の流れを邪魔するだけでなく、血液のめぐりが悪くなり肉質が固く痩せにくくなる可能性が。毎日コツコツ続けることで、むくみがすっきりしてボトムのサイズダウンも期待できますよ。肉質をほぐす脚痩せケア足首の上からひざ下まで、体勢を変えながらふくらはぎをほぐしましょう。次に、ひざ裏の上からヒップ下の太ももをほぐします。最後にお尻もしっかりとほぐして完了。テレビを見ながら30分ほど行っています。太りにくい体のために食生活の見直しをダイエットにおいて「食事」がネックになっている人も多いと思います。特に大切なのは食事のバランス。タンパク質や食物繊維が不足していたり、週に何回も小麦類や揚げ物を食べたりしていませんか?一度自分の食生活を記録してみると、何に偏っているか、何が不足しているか見えてくるはず。体の仕組みとして、日中は交感神経(活発モード)、夕方以降は副交感神経(リラックスモード)が優位になるとされています。つまり朝と昼はしっかり食べても燃焼しやすいですが、夕方以降は燃焼スピードが緩やかになるため、食事のメニューや量に注意が必要なのです。夕食は極力お米と麺は食べない・夜は糖質の多いお米や麺、小麦類を極力避ける夜の食事で糖質量が多すぎると、燃焼しきれないまま体内に停滞して太りやすくなる可能性が。筆者の場合お米はお昼に食べて、夜は具沢山のサラダや豆腐、お魚orお肉、スープなどが中心です。また麺類や小麦類は週に1〜2回にするなど、摂取回数を減らすようにしています。食材やメニューを我慢するというよりも、摂取タイミングや一日の摂取量を考えてバランスの見直しするのがコツです。体重やボディラインはいきなり変わるものではありません。太りやすい要因を見つけ出して、むくみを溜め込まず、食生活を見直しながら、無理なく体型をキープできると良いですね。©fabrycs/kazoka30/gettyimages文/寒川あゆみ
2022年11月08日寒暖差の体調不良や疲れが出てきやすいこの時期、みなさんはどのように体をケアしていますか?マッサージや整体に通うのもいいですが、時間もお金がかかるので頻繁に通うのは難しいという人も多いのではないでしょうか。そんなときはぜひお家でしっかりセルフケアしてみてください。今回は現役ヨガインストラクターの筆者が、3分で簡単にできる「疲労回復ヨガ」をご紹介します。肩こりや腰痛にお悩みの方にもおすすめなので、ぜひお試しくださいね。ヨガインストラクターおすすめ疲労回復方法!なんといってもまずは「ヨガ」や「ストレッチ」、「運動」がおすすめです。季節の変わり目は自律神経も乱れやすくなると言われますが、ヨガは深い呼吸とともに体を動かすので、自律神経のバランスを整えて血行を促進させるのに効果的と言われます。習慣化することにより、普段から「疲れにくい体」を目指すことにも繋がりますよ。おすすめのヨガポーズを動画とともにご紹介しますので、ぜひ一緒にチャレンジしてみてくださいね。\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!【猫と牛のポーズ】1.肩下に手をつき、足の付け根の下に膝をつき四つん這いになる2.背中を真っ直ぐにし、吸う呼吸に合わせて腰と背中をゆっくり反らせながら胸を引き上げ、目線は斜め上へ3.吐く呼吸とともに背中を丸くし、お腹を背中へ押し上げ目線はおへその方へ4.3~5回程度、呼吸と動きを連動させて繰り返す【針の糸通しのポーズ】5.四つん這いに戻り左手を上げ、吐く息で右手の下から潜らせ、左の肩とこめかみを地面につく6.左手の平を上向きにし、右手を頭の先遠くにつく7.数回呼吸したら四つん這いに戻り反対も同様に行う【背中、腰、体側を伸ばすポーズ】8.次にかかとの上にお尻を乗せ、手の指先を遠く前に歩かせ頭を下げる9.背中、腰を伸ばすように呼吸を入れる10.次に両手を左斜め前へ伸ばし、身体を斜めに伸ばす11.反対も同様に、右に手を歩かせる【ダウンドックポーズ】12.お尻を持ち上げて、目線を足の方へ身体で三角形を作る13.膝を曲げ、かかとを持ち上げお腹と太ももを寄せ、余裕があれば膝を伸ばす14.ダウンドックでゆったり呼吸を繰り返す15.好きなタイミングで膝を下ろしかかとの上にお尻を乗せお休みする背骨を動かすことで自律神経の働きが整いリラックスできるので、寝付きが悪い夜や目覚めの朝にもオススメ。頭を下げることで脳もスッキリしやすくなりますよ。疲れにくい体は規則正しい生活からいくらヨガや運動をたくさんしたからと言っても、「睡眠不足」や「栄養不足」の状態だと疲労はなかなか取れません。疲れが溜まっているときこそ、栄養のある食事を意識して、夜更かしせずしっかり休息を取ることが必要不可欠でしょう。まずは今のライフスタイルを見直して、出来ることから始めてみてくださいね。©Sorrasak Jar Tinyo/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年11月06日