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一般社団法人マンダラチャート協会(代表理事:松村剛志)は、全国の教育関係者を対象に、「マンダラチャート認定コーチセミナー」および「みんなのAI実践塾」の無料提供を2024年11月1日に開始いたします。本取り組みは、教育現場におけるマンダラチャートの活用促進とAIリテラシーの向上を目指すものです。■マンダラチャートAI担当 松山将三郎からのメッセージ「現在、大谷翔平選手の大活躍により、高校1年生時代に作成されたマンダラチャートが改めて注目を集めています。これは大変喜ばしいことですが、一方で、マンダラチャートを『全部の64マスを埋めなければならない課題』や『立派な目標・理想的なものを書かなければならない宿題』として捉え、挫折してしまう子どもたちが出ているという報告を受けています。マンダラチャートは本来、発想力を広げ、夢を叶えることを応援するツールです。決して挫折を生むものではありません。教育関係者の皆様には、この本質をぜひ理解していただき、子どもたちの可能性を広げるツールとして活用していただきたいと考えています。さらに、当協会では最新のAIを活用した『マンダラチャートとAIで夢をかなえるプログラム』を開発しました。AIは先生たちの膨大な業務を効率化し、先生と子どもとのコミュニケーションの時間を増やし、子ども一人ひとりの可能性を見つける「ひみつ道具」です。全国の子どもたちに、マンダラチャートとAIで夢をかなえてほしいという思いから、今回、教育関係者の皆様に無料で体験していただく機会を設けることにいたしました。」マンダラチャート認定コーチセミナー■マンダラチャート認定コーチセミナー:教育者の可能性を広げる2日間マンダラチャートの原点である「ブッダの智慧」に基づき、創業開発者・松村寧雄氏が監修したプログラムを通じて、思考法の本質を学ぶことができます。セミナーは、株式会社クローバ経営研究所代表取締役兼一般社団法人マンダラチャート協会代表理事の松村剛志氏が直接指導いたします。<プログラムの特徴>・マンダラチャートの歴史と本質的な理解・実践的なワークショップ運営手法の習得・人生100年計画の指導法・最新のマンダラOKRとAI活用法・全国150名以上の認定講師とのネットワーク構築みんなのAI実践塾■みんなのAI実践塾:明日の教育を創る毎日の朝活を通じて、最新のAI知識と実践的スキルを習得できます。全てのセッションは録画され、アーカイブとして保存されるため、時間に縛られることなく、自分のペースで一から学ぶことが可能です。<曜日別テーマ>月曜:週の目標設定(マンダラチャート)火曜:ChatGPT学習水曜:塾運営情報交換木曜:AI初心者相談金曜:もくもく作業土曜:Canvaデザイン日曜:プログラミング<特典>・ChatGPT専用プロンプトの提供・Googleスプレッドシート実用テンプレート・実践コミュニティへの参加・全セッションのアーカイブ動画視聴権・AIとマンダラチャートの連携教材■対象の学校教育関係者以下のいずれかに該当する現役の教職員の方・公立・市立の幼稚園教諭・公立・私立の小学校教員・公立・私立の中学校教員・公立・私立の高等学校教員・公立・私立の特別支援学校教員<応募条件:在籍証明>以下のいずれかをご提出いただきます・学校発行の在職証明書・教職員証(写真付き)のコピー・学校のメールアドレス( xxx@xxx.edu.jp など教育機関のドメイン)からの申請<活用計画書の提出>以下の項目を含む簡単な計画書(A4 1枚程度)・マンダラチャートの教育現場での活用イメージ・生徒への展開予定時期・期待される教育効果<参加要件>・オンラインでの受講が可能な環境があること・基本的なパソコン操作ができること・プログラム終了後、活用レポートを提出いただけること<教育現場での活用例>・生徒の夢や目標を育む個別指導・創造的思考力の育成・AIリテラシーの向上・教職員の業務効率化・生徒の可能性を広げる環境づくり<募集人数と期間>第一期 :最大8名※ 応募人員に達し次第終了させていただきます。募集期間:2024年11月1日~2024年11月30日まで<無料受講可能な講座>・マンダラチャート認定コーチセミナー(以下のいずれか)2024年12月7日、8日【札幌】2025年1月12日、13日【東京】2025年2月15日、16日【オンライン】・みんなのAI実践塾2024年11月入塾時から2025年2月28日までの全朝活・全アーカイブ※その後も受講するためには月額料が必要です 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年10月29日株式会社日本教育指導総合研究所JET(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:屋口 京子)が運営する中学受験専門の個別指導塾・家庭教師派遣の受験Dr.は、「開成・桜蔭・麻布中学 直前期対策 御三家オンラインセミナー」を、2024年11月1日(金)・4日(月)に開催します。開成・桜蔭・麻布中学 直前期対策 御三家オンラインセミナー■「開成・桜蔭・麻布中学 直前期対策 御三家オンラインセミナー」とは●個別指導で長年ひとりひとりと向き合って指導してきたキャリアと実績をもつ最上級コースの講師陣が担当●残り3か月で「あと10点・15点」上乗せするためのノウハウを公開●御三家中学志望者の「今」と「これから」の学習戦略をすべて公開■開催概要セミナー名:開成・桜蔭・麻布中学 直前期対策 御三家オンラインセミナー日程 :2024年11月1日(金)・2024年11月4日(月)時間 :●午前の部10:00~13:00●午後の部19:00~22:00※午前の部と午後の部の内容は同一です。【セミナー受講料】11,000円(税込)【お申し込み】電話(03-5304-8225)もしくは下記申し込みフォーム 【担当講師】セミナー担当講師*安部 公一郎 講師(写真中央右) 受験Dr. 塾長 京都駅前校校長 クラウンドクター講師*春野 陽子 講師(写真中央左) 国語科講師指導最高責任者 国語科御三家最高責任者 クラウンドクター講師*吉岡 英慈 講師(写真右から2人目) 受験Dr. 副塾長 クラウンドクター講師*海田 真凜 講師(写真左から2人目) 四谷本部校校長 校長総責任者 クラウンドクター講師*亀井 章三 講師(写真右) 算数・理科御三家最高責任者 自由が丘校校長 教科総責任者 クラウンドクター講師*清水 栄太 講師(写真左) 社会科御三家最高責任者 スーパードクター講師【セミナー参加特典】講演資料事前送付アンケート特典トレーニングブック【学習相談】希望者【注意事項】・6年生の保護者対象 ※5年生以下不可・同業他社の参加禁止・セミナー中の撮影・録音・録画禁止■受験Dr.について「受験Dr.」は【目の前の1人を勝たせる】をモットーに、お子さん一人ひとりの性格や学習状況に合わせたオーダーメイド指導の「個別指導塾」「プロ家庭教師の派遣」「オンライン授業」のサービスを提供。開成中学校の合格者数は2020年、2021年、2022年、2023年、2024年の5年で計51名となり、個別指導No.1の合格実績を達成しています。■会社概要商号 : 株式会社日本教育指導総合研究所JET代表取締役社長: 屋口 京子所在地 : 〒160-0004 東京都新宿区四谷1-2-8 四谷THビル7階設立 : 設立 1998年2月/法人化 2003年10月事業内容 : 中学受験プロ講師による個別指導塾・家庭教師 受験Dr.校舎 : 四谷本部校、麻布十番校、代々木校、自由が丘校、吉祥寺校、東京校、成城学園校、白金高輪校、横浜校、京都駅前校資本金 : 1,000万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年10月24日北陸・富山の総合建設業を行う株式会社岡部(所在地:富山県南砺市・富山市、代表:岡部 竜一)は、STEAM教育の考え方を遊具に取り入れ、遊びによって子どもたちの能力発達をうながすことができるあそび空間の創出を目指します。あそび空間STEAM教育とは、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術(Art)、数学(Mathematics)の5つの分野を統合的に学ぶもので、理系や文系の枠を横断して学び、問題を見つける力や解決する力を育む学習です。文部科学省もSTEAM教育を推進しており、学校のカリキュラムに取り入れる動きが進んでいます。▼導入場所、実績数2023年度までに、国内でも最大の1,000m2越えの室内ネット遊具、メディア内での施設施工受託をはじめ、全国各地に300件以上の遊具の設置を実施いたしました。導入事例株式会社岡部は、遊具メーカーとして、世界で活躍できる人材の育成に貢献することを目指し、子どもの遊びを通じた成長を支援する産学協同研究プロジェクトを積極的に推進しています。このプロジェクトでは、心理学者、教育学者、医学の専門家など、各分野で活躍する研究者と緊密に連携し、子どもの知育、身体的発達、社会性の育成に寄与する革新的な遊具の開発を目指しています。当社では、遊具を単なる娯楽としてではなく、子どもの発達において重要な役割を果たすものと捉えています。そのため、年齢や発達段階、個々の能力に応じた遊具作りに取り組み、遊具を通じて自然な成長を促すデザインに注力しています。さらに、国際的な教育トレンドを取り入れ、文化的背景に配慮した遊具の企画や設計も行っています。これまでに、国内外の施設で毎年約60件の遊具を導入するなど、施設環境整備に貢献してまいりました。▼岡部の遊具開発・金沢大学の有賀 三夏氏と共に、ハーバード大学の“多重知能理論”を取り入れた遊具の開発を行い、さらにその遊具を使った遊びの実践を通じて効果の検証を実施しています。・函館工業高等専門学校の下郡 啓夫教授と共に、世界をリードする人材を育成するための“STEAM教育”の考え方を遊具に取り入れる研究に取り組んでおります。■函館工業高等専門学校 一般系教授 下郡 啓夫教授STEAM教育、多重知能理論、論理的思考函館工業高等専門学校 一般系教授 下郡啓夫教授日本STEM教育学会のSTEAM教育研究会SIG研究代表や編集委員会編集委員、PLIJ(一般社団法人学びのイノベーション・プラットフォーム) STEAM Curator など多くのSTEAM教育関連の委員会に参加。■金沢大学 融合研究域融合科学系講師 有賀 三夏講師多重知能理論、アートセラピー、芸術教育金沢大学 融合研究域融合科学系講師 有賀三夏講師画家アートセラピー研究者金沢大学講師2009年よりハーバード教育学大学院多重知能理論研究プロジェクト・ゼロに参加。▼遊具にかける想い遊具の価値は、子どもが自ら発見し、創造する『自発性』を引き出し、『生きる力』を育む点にあると考えています。しかし、現状では、安全性や安心感が重視される一方で、遊具が持つ面白さを出し切れないという場合も少なくありません。本来、遊具は子どもの心と身体の成長をサポートする役割を担うべきです。当社は、遊具を通じて子どもたちのコミュニケーションを促進する空間を作り出し、新たな遊具の価値を社会に発信していきます。そして、子育て支援や教育現場での活用を広げ、子どもたちの可能性を最大限に引き出すことを目指しています。■株式会社岡部について株式会社岡部は総合建設業という核になる事業に加え、既存事業のノウハウを活かした新規事業に対して積極的にチャレンジするなどチャレンジスピリットを大切にしています。社員一人一人の成長が企業の成長になると考えており、社員の成長を促す人事制度と教育制度を取り入れています。当社のものづくりのスケールの大きさは、大きな達成感を得ることができます。土木・建築工事の他、子どもたちの笑顔をつくる空間創造企業として、全国の遊び場の遊具の設計製造施工・点検を行っています。また、若手技術者数は県内トップクラスで、10、20代は3割弱、30代までは全社員の4割にものぼります。◯過去の新卒採用実績2024年:5人、2023年:9人、2022年:8人、2021年:5人、2020年:3人、2019年:3人■会社概要商号 : 株式会社岡部市場 : 未上場代表者 : 代表取締役社長 岡部 竜一所在地 : 〒939-1901 富山県南砺市祖山39富山本社: 〒930-0026 富山県富山市八人町6-2創業 : 1943年7月事業内容: 総合建設業・遊具メーカー資本金 : 10,000万円URL : オフィシャル 遊具事業 住宅事業 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年10月17日「インクルーシブ教育」を推進するための指針を、教育リーダーズから学ぶUpload By 発達ナビ編集部2022年に国連から日本へと推進が通達され、大きな注目を集めているインクルーシブ教育。インクルーシブ教育とは、文部科学省で下記のように定義されています。「インクルーシブ教育システム」(inclusive education system、署名時仮訳:包容する教育制度)とは、人間の多様性の尊重等の強化、障害者が精神的及び身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能とするとの目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組みであり、障害のある者が「general education system」(署名時仮訳:教育制度一般)から排除されないこと、自己の生活する地域において初等中等教育の機会が与えられること、個人に必要な「合理的配慮」が提供される等が必要とされている。障害のある子もそうでない子も、共に学ぶための仕組みづくり。しかし実際の市区町村、学校教育の現場では、対応のノウハウが欠如していたり、人員が足りなかったり、チームの目線が合わなかったりと、推進が難しい現状もあるという声も散見されています。そんな中でも、すでに全国でインクルーシブ教育を先駆けて推進している人たちがいます。彼らはインクルーシブ教育をどのように捉え、何を考え、推進を実現してきたのでしょうか?この連載では、そんな彼らを「教育リーダーズ」と位置付け、その言葉に耳を傾けることで、推進のヒントとなる“指針のカケラ”を集めていきたいと思っています。第5回は、江東区家庭教育支援チーム、通称「江東もっく」の本田和恵さんにお話を伺いました。地域の特性を活かした「木育」プログラム――本日はよろしくお願いします。まずは、本田さんが代表を務める江東区家庭教育支援チーム、「江東もっく」のことから伺えればと思います。江東もっくがスタートしたのは、令和2年。江東区でも、家庭と地域や学校をつなぐ「家庭教育支援チーム」を設置しようという声が上がったのが、最初のきっかけです。家庭教育支援チームとは、子育て経験者や元教員やPTAなど、地域のさまざまな人や専門家によって構成されるボランティア団体。文部科学省の認可を受け、子育ての相談にのったり、親子で参加できる講座やワークショップ、地域の情報の提供などを行うものです。ただ、当時は家庭教育支援チームといっても、まだあまり知られていなくて、設立当初は本当に手探りの運営でしたね。――江東もっくは、「木育」を取り入れているのが、大きな特徴ですね。このアイデアは設立当初から?江東区は、江戸時代から材木業で栄えたという歴史を持ちます。木のある街の家庭教育支援なんだから、「木育」も入れよう、ということで、ここはすんなり決まったんです。江東もっくには3つのルームがあって、そのうちの1つが木育の部屋。「もっくプレイルーム」という名で、子どもが木を使って遊び、学べるルームです。――木の香りがいいですね。気持ちが落ち着きますよね。大人もリラックスできます。やすりをかけただけのなんでもない木でも、いろんな形のものを並べたり、積み上げたりするだけで、子どもたちは楽しそう。子どもたちの感覚を育てるのにも、いい影響があると感じています。保護者にも子どもと離れてリラックスする時間を――設立当初は手探りの運営だったということですが、苦労されたことがあれば教えてください。まず、立ち上げの時期はコロナ禍でしたから、「誰も来ない」なんてことも多かったですね。ただ、私たちのメンバーには、保育士、保健師、手話の先生、元校長や保護士、それから不登校の子どもを育ててきたお母さん、本当にさまざまなバックグラウンドを持った人が集まっています。いろんな人がいるからこそ、誰がきても大丈夫。みんなでアイデアを出し合い、手話のワークショップ、就学相談など、少しずつプログラムを決めていきました。――プログラムなどを決めていくなかで、本田さんがいちばん大切にされていたことはなんですか?私自身も子どもに発達障害があり、不登校になった時期も経験しています。子育て中のお父さん、お母さんが、休める場所を作りたいという思いはずっと強くありましたね。とくに障害のあるお子さんを持つと、子どもから片時も目を離せない、という保護者が多い。でも、親にとっても、自分の時間を持つことって大事なんですね。いい意味で、子どものことを忘れられる時間が必要だと思うんです。Upload By 発達ナビ編集部――確かに、親になると子ども中心で、自分の時間はなかなかとりにくいですね。たとえば、今日は「おしゃべりハンドメイドの会」といって、おしゃべりしながらハンドメイド作品を作るワークショップを開催しました。参加したお母さんたちは、みんな途中から真剣に黙々と作業されていましたね。「久しぶりにこんなに1人で集中しました」という感想もいただきました。それこそが、私たちが大切にしたいこと。だから、「悩み相談」みたいなことはあまり掲げていないんです。――お悩みへのアドバイスなどもしない?ええ。アドバイスというより、ただお話を聞く。でも、ひとときでも子どもと離れる時間が、何よりのリフレッシュになるんだと思います。手を動かしながら夢中になって、可愛い作品を制作して。そういうことって、なかなか家庭ではできないですから。――お母さん、お父さんと離れられない子も、ここではすぐに慣れて遊び始めるそうですね。今日来ていた男の子も、最初は恥ずかしがっていましたけれど、もうあっという間に走り始めましたね。私たちはあまり声をかけず、子どもが自然に興味を持ったもので遊ぶ、というのがいいなと感じています。続けることで「場」が認知される――「保護者の支援の場を作る」ということも、江東もっくの活動の大きな目的ですね。保護者同士のつながりを作ったり、支援を推進するために必要なことはなんでしょう?まずひとつは、「続ける」ということでしょうか。私たちにも「誰も人が来ない」という時期がありましたが、「何のために活動しているのか」というところから、何度も話し合いをしました。対象年齢を区切ったほうがいいのではないか、という案も出ましたね。でも、やはり年齢や、障害の有無などでボーダーを作りたくない、というのが結論。いつ来てもいいし、いつ帰ってもいい。喋っても喋らなくてもいい。そういう自由な場所にしたいな、と思うんです。Upload By 発達ナビ編集部――続けていくためのポイントはなんですか?やはり助成金の話なども知っておく必要がありますね。「お金がない」で終わってしまってはもったいないです。私たちも補助金を受けられるようになったので、利用者の方から参加費をいただかなくても運営できるようになりました。メンバーには教育関係の専門家も多く、運営についての情報収集もみんなでできるのは心強いです。それから、この場所があるということもポイント。「今週もあるよね」って来てくれる利用者さんも多いんですよ。――メンバーのみなさんは、どのようなつながりでチームに参加されることになったのですか?元校長のつながり、PTA役員をしていた人の紹介など、志を持つ人同士の地域のつながりがベースです。心理カウンセラーの方もいるし、本当に多彩なメンバーです。ひとつ課題をあげるとすれば、メンバーの高齢化かな(笑)。IT関係はみなさんちょっと苦手なので、SNSの発信などは私が一人で担当しています。PTA活動から始まった脱・孤育ての取り組み――江東もっくが掲げる「脱・孤育て」というフレーズにも大変共感します!私が子育て中、PTA活動をしていたときから、「脱・孤育て」という言葉を使っていたんです。PTA活動って、忙しい保護者には敬遠されがちな面もあるかと思いますが、学年をまたいだ交流ができるから、本当にいろいろな情報交換ができるんです。子育ての悩みや経験談なども話せて、私自身もPTAで孤独な子育てを抜け出せた一人です。これをもっと広げていきたいな、というのが江東もっくの思いです。――そもそも本田さんがPTA活動に取り組もうと思われたのは、何かきっかけがあったのでしょうか?子どもが1年生のときに「もしかして発達障害かな?」と、気になる様子が見えるようになったんですね。私はせっかちなのですぐに病院に行ったところ、診断が出ました。理由がわかれば、あとは対策をするだけ。学校生活が送りやすいようにと先生に相談をしたのですが、当時はまだ合理的配慮という言葉も知られていないし、先生の理解も得られなかったんです。子どもも学校に行けなくなってしまって。――まだインクルーシブ教育という概念もない頃ですね。そうなんです。でも、子どもがまた学校に通うには、学校全体で理解を深めてもらう必要がある、と痛感して。学校にいろいろお願いするなら、自分もできることをしなきゃいけない。それに親である私が、学校のことを何も知らないのではダメだな、とも考えました。それまでPTAへの興味はまったくなかったのですが、180度転換!PTA会長まで務めることになりました。――学校と話を進めるなかで、最も大変だったのはどんなことですか?人それぞれに考え方が違うことですね。わが子の障害を認めたくない、という保護者の方もいる。「障害=できない子」ではなくて、親や学校がちょっと動いてあげれば楽になる、生きやすくなることがたくさんあります。でも、なかなかそれが理解されないハードルは感じていました。だから、脱・孤育てにもつながりますが、保護者教育が大切なのではないか、と思うんです。Upload By 発達ナビ編集部――保護者の方が情報を得られる場所が必要だ、ということですね。その通りです。孤独に子育てをしていると、なかなか情報も入ってこないし、一人で抱え込んで親子共に苦しくなってしまう。――PTA活動をするなかで、手応えを感じたエピソードがありましたら教えてください。子どもが不登校になる前に、担任の先生とうまく話し合いができないことがありました。それで、学校の全クラスの授業を見学したんです。そうすると、「もっとこうしたらいいのではないか」という点がたくさん見えたんですね。それをまとめて、校長先生に渡しました。すると、ガラッと学校全体の授業が変わったんです。校長先生がちゃんと向き合ってくれて、先生も研鑽をしてくださったんだな、と。――全クラスの授業を見学するのは、それだけでも大変ですよね。そのモチベーションはどこから?元々はわが子のためですが、学校に入ってみると困っている子がたくさんいることを目の当たりにして。そしたら、自分の子だけでなく、すべての子にとっていい環境になればいいな、と思うようになりました。どうせやるなら、みんなのために、という感じですね(笑)。アートで人々をつなぐ「アートパラ深川」――アートパラ深川の取り組みについても、教えてください。江東区には、東京オリンピック・パラリンピックの会場がたくさんありました。それで、アートのパラリンピックを江東区でやろう、東京工芸大学の教授が中心となって立ち上げたのが、「アートパラ深川」です。私は、最初の年はボランティアで、翌年から実行委員会のメンバーに加入しました。――多忙ななか、実行委員として参画することにした決め手はなんですか?やはり作品のすばらしさです。美術館でシーンと黙って鑑賞するのではなく、コミュニケーションを大切に、おしゃべりをしながらアートに触れられるのがアートパラ深川。観に来られたアーティストの皆さんと話をすると、本当にその内容がおもしろくて。全国公募をするのですが、全国から集まる作品を最初に拝見できる感動も実行委員の醍醐味です。――すてきですね。街を歩くように、おしゃべりしながらアートを観られるんですね。はい、深川の街中を美術館にしようという試みですから。今年で5回目を迎え、認知度も上がってきました。『共に生きる』社会をめざすという趣旨に賛同して協力してくださる企業も増えています。多様な人々が当たり前に共に暮らす社会へ――江東もっく、PTA活動、アートパラ深川、どの活動にも共通する本田さんの教育観についても教えてください。アートパラ深川のコンセプトは、共生社会。ただ、残念ながら、現在の社会のあり方はまったく共生社会にはなっていない。口で言うのは簡単ですが、どう実現していくかですよね。学校も、特別支援学級と通常学級って分断されていて、もっと一緒にやる機会を増やすべきだということは、ずっと言い続けてきました。障害のある子もない子も一緒にいるのが当たり前の環境だったら、特別扱いもしないし、どういう助けをしてあげたらいいかが自然に身につくはずです。大阪でも実践している学校がありますね。――『みんなの学校』という映画にもなった、大阪市立大空小学校ですね。ええ。実現できている学校もある。でも、多くの場合、学校でも社会でも分断されてしまっているから、たとえば親切のつもりで車椅子に勝手に押してしまったりするようなことが起こるんです。車椅子って、その人にとっては体の一部のようなもの。急に体に触られたら誰だっていやですよね、そういうことが想像できなくなってしまう。――どういう手助けが必要なのかわからない、ということは多いと思います。なんでも手助けすればいいわけではなくて、必要なのは心配りなんだと思うんですよね。多様な人々が当たり前に共生する社会の実現のために、共に生きる場をもっともっと増やしていかなければ、と思います。Upload By 発達ナビ編集部――本日はありがとうございました!(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2024年10月11日自閉症・情緒障害特別支援学級へ転学を希望するも判定委員会の結果は『不可』。「もう学校へ行けない」と泣きじゃくる娘ASD(自閉スペクトラム症)のある小学4年生のみきさん。学校の勉強についていけず、登校渋りが始まってしまいました。保護者とみきさんは少人数で見てもらえる自閉症・情緒障害特別支援学級への転学を希望したのですが、判定委員会の結果はなんと「不可」。転学できないと知ったみきさんは、「今のクラスだったらもう学校に行けない!」とパニックに……。果たしてみきさんはつらい思いを抱えたまま、学校へ行かなければいけないのでしょうか。以下からマンガ「発達障害の子どもと私たち」みき編 第4話(最終話)をお届けします。マンガ「発達障害の子どもと私たち」みき編 第4話(最終話)Upload By ユーザー体験談Upload By ユーザー体験談教育委員会へ直接申請。判定は……?Upload By ユーザー体験談Upload By ユーザー体験談担任の先生の言葉。くやしさ、悲しみで涙が止まらない……!Upload By ユーザー体験談Upload By ユーザー体験談知的障害特別支援学級へ転籍がかなったみき発達ナビユーザーから寄せられた体験談を元にしたストーリー「発達障害の子どもと私たち」みき編第4話(最終回)をお届けします。みきさんは、5歳でASD(自閉スペクトラム症)と診断を受け、小学校では通級指導教室へ通いながら通常学級に所属していました。ですが、学校の集団授業についていけなくなった小学4年生から登校渋りが始まり、特別支援学級への転籍を考えるように。しかし、希望した自閉症・情緒障害特別支援学級への判定は不可となってしまい、「クラスが変わればきっと楽になる」と思っていたみきさんは、その結果を聞いて取り乱してしまい――。知的障害特別支援学級への入級が許可されたみきさん。IQが境界領域でも通常学級判定になる場合もありますので、みきさんの場合はIQだけでなく得意不得意の差が大きいなど面接でのど総合的に判断されたのだと考えられます。「子どもに笑顔になってほしい」と諦めずにお子さんへの最適な環境を求め続けたご家族、そしてみきさんの願いが叶いました。少人数で対応してもらえるようになり、理解のある担任の先生のもと笑顔が増え、現在は生き生きと学校に通えているそうです。次回は「発達障害の子どもと私たち」のエピローグをお届けします。はるきとみきのその後をぜひご覧ください。自閉症・情緒、知的障害などの特別支援学級の種類について【専門家解説】一般的に自閉症・情緒障害特別支援学級では、通常の学年と同じように学習内容は進行していきますが、知的障害特別支援学級については、学習の進度は学年相応というよりは本人の発達や学力に合わせて行われます。ただし、みきさんのように自閉症・情緒障害特別支援学級の条件にも当てはまり、知的障害特別支援学級の申請条件にも当てはまる場合は、クラスの人数やメンバーとの相性なども考慮してより適切な環境で学習できるように相談していくことが大切です。Upload By ユーザー体験談特別支援学級についての他の体験談は以下をご覧ください。【マンガ発達障害の子どもと私たち】(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年09月12日株式会社Wisseed-the terra(読み:ウィズシード ザ テラ、本社:東京都目黒区、代表取締役:山本 光子)は、子ども達の「生き抜く力」を育むための教育プログラム「ウィズシードアカデミー」の一環として、子どもたちの乳歯と夢を乗せた衛星を、スペースX社のロケットに搭載し、2024年8月4日にケネディ宇宙センターから打ち上げました。( )8月29日にISS(国際宇宙ステーション)から衛星が宇宙へ放出され本プロジェクトが成功しましたことをご報告いたします。( )国際宇宙ステーションから放出の瞬間■子ども達の生き抜く力を育成するために2023年8月、予測不可能な時代(VUCA時代)を生き抜く子ども達のために必要な学びと、宇宙と共に生きていく世代に好奇心と夢をもつことの素晴らしさを提供することを目指し、「生き抜く力」を育むためのユニークな教育プログラムを提供する「ウィズシードアカデミー」を開校しました。これからの時代の子供たちに求められるのは、好奇心を持ち、強みを育て、変化に適応する能力です。知識偏重ではなく、子ども達が自ら考え、行動する7つの力(コミュニケーション力、思考力、創造力、プロデュース力、行動力、量子力学、AI)を育むためのプログラムを提供しています。■日本の風習を宇宙に打ち上げる今回の「乳歯」衛星打ち上げプロジェクトは、日本の古い風習に基づいたユニークな取り組みです。乳歯が抜けた際に、それを高く屋根に投げて成長を願うという日本の風習を、宇宙という舞台へ拡大し、子ども達の乳歯と夢を衛星に載せて宇宙に送るという挑戦を行いました。乳歯を宇宙へ送ることで子ども達の好奇心を刺激し、宇宙や科学に対する関心を高めることを目指しています。この衛星は約3年間、宇宙を旅する予定で、子ども達に無限の可能性とチャレンジ精神を育むきっかけとなることを期待しています。■何者でもない自分が、何者かになるストーリーをつくる時代かつては「到底成し遂げられない」と思われていた夢、「宇宙に衛星を打ち上げる」という壮大な挑戦を一女性起業家である私が実現しました。その道のりを支えてくれたチーム、多くの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。幼少期から宇宙に強い興味を抱き、いつか自分の手で宇宙に何かを送り出したいという夢を持ち続けてきましたが、その夢はあまりにも遠い目標で到底私の手には届かないものでした。しかし「自分一人では到底できないと思えることも、大勢の人々と協力し合うことで可能になる」このことを子ども達に伝えたかったのです。これからは皆同じではなく、一人一人が個性を持って自分だけのストーリーをつくる時代だと思っています。■今後の展開今後も「ウィズシードアカデミー」では、子どもたちが好奇心をもち、自らの力で未来を切り拓いていくことができるよう、時代に合った革新的な教育プログラムを開発・提供してまいります。社会の様々な課題解決に貢献できる人材を輩出し、より良い未来の実現に引き続き尽力してまいります。【株式会社Wisseed-the terraについて】株式会社Wisseed-the terraは、2022年3月宇宙事業企画会社として設立。宇宙を利用したイベントや子供の教育事業に力を入れ、「10年後の未来を見据えた教育」をコンセプトに、予測不可能な時代(VUCA時代)を生きる子どもたちに必要な「生き抜く力」として7つの力を養うためのユニークなプログラムを提供する「ウィズシードアカデミー」を運営しています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年09月10日阪急阪神ホールディングスグループの株式会社ミマモルメ(本社:大阪市福島区、社長:藤井啓詳)は、讀賣テレビ放送株式会社(本社:大阪市中央区、社長:松田陽三)と共同でプログラボ教育事業運営委員会を構成しています。当委員会が運営するロボットプログラミング教室「プログラボ」で学ぶ生徒が、8月24・25日に富山県富山市で開催された『WRO 2024 Japan決勝大会in富山』において好成績を残し、2部門3チーム(日本からの派遣は14チーム)が11月28日から30日までの3日間、トルコ共和国で開催される国際大会に日本代表として出場します。プログラボからの国際大会への出場は3年連続となります。■出場部門・教室・結果※月島校は東京地下鉄株式会社(本社:東京都台東区、社長:山村明義)が運営する教室です。WRO(World Robot Olympiad)は、2004年にスタートし、世界95以上の国と地域で開催される世界最大級の子どもたちのための国際ロボットコンテストです。出場選手は、ロボットのモデルデザインや自律的に制御するプログラムを開発し、与えられた課題を解決する競技に挑戦します。今年のWRO 2024 Japan 決勝大会は、富山県富山市で開催され、全国32の地区予選会及び事前審査を経て選抜された170のチームが熱戦を繰り広げました。その中から14チームが国際大会に出場します。当委員会が運営する「プログラボ」は、2016年に『私たちは、ロボットプログラミング教育を通じて、未来を担う子ども達の「夢を実現するチカラ」を育みます。』の教育理念を掲げ、「知識・技能」だけでなく「思考力・判断力・表現力」を持ち、「主体性をもって多様な仲間と協働できる」真に社会に求められる人材を輩出したいという思いでスタートし、実践しています。現在、直営校・フランチャイズ校合わせて全国1都1道2府9県の84校に、約8,000名が在籍しています。「プログラボ」では、様々な活動を通じ、今後も1人でも多くの子ども達の「夢を実現するチカラ」を育めるよう取り組んでまいります。【参考】株式会社ミマモルメの概要1 本社 大阪市福島区福島3丁目14番24号2 資本金 1億円(阪神電気鉄道株式会社 100%出資)3 設立 2017年8月8日4 代表者 代表取締役社長 藤井 啓詳5 事業内容 あんしん事業(ミマモルメ)・教育事業(プログラボ)6 ホームページミマモルメ プログラボ プログラボは、2020年度からはロボットプログラミングにとどまらず、中高生向けのAI開発講座「AIラボ」など新たな講座を開講し、未来を担う子ども達に対して広くSTEAM教育※を実施することで教育理念の実現を目指しています。また、プログラボでは、自治体などへのプログラミング教育の導入支援や研修事業を実施しています。※ STEAM教育とは、「Science:科学」、「Technology:技術」、「Engineering:工学」、 「Art:教養・芸術」、「Mathematics :数学」の頭文字をとった言葉で、ロボットやAIなどの科学技術が急速に発展している中で、新たな価値や変化を生み出すことのできる人材を育てるため、海外ではこれらの領域を重視した教育が盛んに行われています。株式会社ミマモルメ リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年09月04日通信指導実績34年・累計指導会員数50万人以上を誇る総合教育企業、CKCネットワーク株式会社(代表取締役社長:山崎 朋宏、本社:愛知県名古屋市)は、2024年9月より『オンライン家庭教師ハイタッチ 小学コース』のサービス提供を開始します。『オンライン家庭教師ハイタッチ 小学コース』サービス提供開始■『オンライン家庭教師ハイタッチ』お客様の声『オンライン家庭教師ハイタッチ』は、ティーチング・トレーニング・コーチングの3本柱で、「一生モノの学ぶ力」を育てる家庭教師サービスです。今年4月に中学生・高校生コースを開講以来、受講生の保護者からは、「自分から取り組むようになった」「先生とのやりとりで前向きに頑張れている」といった喜びの声が届いています。そして小学生から受けさせたいというお客様の声にお応えし、9月より『オンライン家庭教師ハイタッチ 小学コース』のサービス提供を開始することとなりました。■小学コース 3つの特長ティーチング(授業)の様子◆「考える力」を育てるティーチングタブレットに書いたことがリアルタイムで先生に届き、解き方・考え方を確認しながら授業が進みます。先取り学習や苦手教科対策など、生徒一人ひとりの状況に合わせた授業をします。◆「行動する力」を育てるトレーニング授業で「分かった」ことを「できる」ようにするために、学習計画表を策定します。提出された課題は添削して返却。提出→やり直しを繰り返し、行動する力(学習習慣)を身につけます。◆「気づく力」を育てるコーチング月2回のコーチング(面談)を行います。生徒の行動・テストを振り返らせることで、自ら気づく力を育てます。■サービス概要サービス名: オンライン家庭教師ハイタッチ 小学コース料金 : 22,880円(税込み)~/月提供開始 : 2024年9月1日URL : 【CKCネットワーク株式会社について】『家族に自慢できるサービスを、世の中に提供する。』を理念として1990年に愛知県で創業しました。通信指導実績34年、累計指導会員数50万人以上を誇る総合教育企業です。オンライン個別指導塾「Fit NET STUDY」や、マンツーマン学習サポート「Preステップオンライン」など、幅広い事業を運営しています。CKCネットワーク株式会社URL : オンライン家庭教師ハイタッチURL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年09月02日国際バカロレアの初等教育プログラムをご存じですか?この教育プログラムを導入した幼稚園では、世界地図や多言語の挨拶、さまざまな国の民族衣装など、世界の多様性を体感できる環境が整っています。初等教育プログラムなら、子どもたちは、探究心とグローバルな視野を自然に育むことができるのです。今回は、国際バカロレアの初等教育プログラムを導入した「幼稚園の特徴」「教育の成果」について詳しく見ていきます。幼い頃からの国際的な学びが、子どもたちの未来をどのように形作るのか、新しい幼児教育の可能性を一緒に探っていきましょう。未来のグローバルリーダーを育てる「初等教育プログラム」国際バカロレア(International Baccalaureate、以下IB)は、1968年にスイスで設立された国際的な教育プログラムです。そのなかで、3歳から12歳を対象とする初等教育プログラム(Primary Years Programme、以下PYP)は、幼児教育から小学校教育までをカバーする包括的なカリキュラムフレームワークとなっています。近年、グローバル化が進む社会において、幼児期からの国際的な視野の育成が重要視されるようになりました。そのため、IB PYPを導入する幼稚園が増加しています。IB PYPを導入することで、子どもたちの好奇心を刺激し、批判的思考力を育み、多様性を尊重する態度を養い、未来のグローバルリーダーの基礎を築くのです。IB PYPの主な目標は、子どもたちを以下の10の学習者像に沿って育成することにあります。(画像引用元:International Baccalaureate|国際バカロレア(IB)の教育とは?)「探究する力」や「考える力」、「挑戦する力」などは、昨今、注目されているスキルですが、「心を開く」「思いやり」「バランスがとれる」といったスキルも、未来のグローバルリーダーには必要となってくるのですね。これらの特性は、生涯にわたって学び続ける姿勢の基礎をつくり、グローバル社会で活躍するのに必要な能力を育てることを目指しています。大学卒業後も自己成長を続け、多様な環境で効果的に活動できる人材の育成が、このプログラムの核心的な目標と言えるでしょう。また、IB PYPは、「6つの教科横断的なテーマ」を中心に構成されています。(上記参考・引用元:文部科学省 IB教育促進コンソーシアム|PYP(Primary Years Programme))これらのテーマを理解するなかで、子どもたちは言語、社会、算数、芸術、理科、体育(身体・人格・社会性の発達)の6教科を学習するのだそう。「私たちはどのように自分を表現するのか」――難しいテーマですね。先生の言うことに常に従い、まわりと違った行動をとると注意されがちな、日本の一般的な幼稚園や小学校の教育方針とは、かなり違っている印象を受けませんか?次項では、この教育の柱とも言える、 IB PYPの具体的な教育内容について触れていきます。IB PYP導入幼稚園の特徴3つ特徴1:探究ベースの学習アプローチIB PYP導入幼稚園では、子どもたちの好奇心を活かした探究ベースの学習が重視されます。教師は、子どもたちの興味関心に基づいてテーマを設定し、そのテーマについて深く探究する機会を提供するのです。たとえば、幼小中高一貫の国際バカロレア認定校・つくばインターナショナルスクール(茨城県)では、水をテーマにした探究学習が行なわれました。国立研究開発法人 国立環境研究所の出前授業で「水の分析」をしたとのこと。ちなみに小学生クラスではありません、「5歳児クラス」の授業です。「水とスポーツドリンクを臭いで判別し、水と砂糖水は味覚で判別し、水と薄い砂糖水は水質分析の色で判別し、ゴーグルを着用して触覚も刺激」する「水の当てっこゲーム」で五感をフル活用。子どもたちは驚いたり感動したりと大忙しだったそうです。(カギカッコ内引用元:国立研究開発法人 国立環境研究所|出前授業 in つくばインターナショナルスクール)特徴2:遊びを通じた「学び」の重視PYPは、遊びが幼児の学びと発達に不可欠であるという考えに基づいています。構造化された学習活動だけでなく、自由遊びの時間も重要視され、そのなかで子どもたちは社会性、問題解決能力、創造性を自然に身につけていくのです。国際バカロレアPYP認定校・町田こばと幼稚園(東京都)も「遊びを通じた学び」に重点を置いている園のひとつ。自由な遊びの中で、時には転んだり、危ないことに出会うかもしれませんし、お友達とけんかになるかもしれません。しかし、そういった経験の中には、様々な気付きがあります。それらの経験を通して初めて、子どもたちは、何が危険かを知り危険を避けるすべを知り、さらに、相手の痛みがわかるようになるのです。(引用元:国際バカロレアPYP認定校 町田こばと幼稚園|教育内容)最近は、先回りして子どもから経験を奪ってしまう親御さんが増えているようですが、PYPでは、あくまでも「遊びのなかに学びがある」としています。子どもの本当の成長のためには、やはり主体的な遊びが重要なのですね。特徴3:多言語・多文化環境の創出IB PYP導入幼稚園では、多言語・多文化環境の創出に力を入れています。英語やほかの言語を日常的に使用する機会を設け、さまざまな文化的背景をもつ教師や友だちとの交流を通じ、子どもたちは自然に国際的な視野を広げていくのです。国際バカロレア認定校・ぐんま国際アカデミー(群馬県)は、初等部、中等部、高等部の授業の約70%を「英語で考え、英語を聞き、英語を話す」という「英語イマージョン教育」で行なっています。学校生活の大半を英語で過ごすため、英語レベルは一般的な子どもと比べると桁違いです。なんと2023年には、小学6年生の児童が大学上級程度とされる英検1級に合格しています。しかし、英語習得だけが多言語教育の目的ではありません。あくまでも国際的な視野を広げ、「グローバルな世界の中で自分の人生を自分で切り拓ける子どもたちを育てる」ことが、IB PYPの教育目標なのです。(カギカッコ内引用元:ぐんま国際アカデミー|先生からのメッセージ)IB PYP導入の教育効果3つIB PYPの教育方針や特徴は理解できたけれども、実際の教育効果はいかほどなのか?と考える親御さんも少なくないでしょう。そこで、IB PYPを導入した幼稚園に通わせることによって伸びる力をまとめました。教育効果1:批判的思考力と問題解決能力の向上IB PYPを導入した幼稚園では、子どもたちの批判的思考力と問題解決能力の向上が報告されています。探究ベースの学習を通じて、子どもたちは質問を投げかけ、仮説を立て、検証するプロセスを繰り返し経験します。これにより、論理的思考力や創造的問題解決能力が自然に育成されます。教育効果2:言語習得能力の向上IB PYPでは、母語の発達を大切にしながら、同時に第二言語(多くの場合英語)の習得も促進します。上述した「英検1級合格の6年生」の例があるように、日常的に複数の言語に触れる環境により、子どもたちの言語習得能力は著しく向上するのです。特に、聞く力や話す力が自然に伸びていく傾向があります。教育効果3:社会性とコミュニケーション能力の発達グループ活動や協働プロジェクトを通じて、子どもたちの社会性とコミュニケーション能力が大きく発達します。他者と協力して課題に取り組むプロセスで、自己主張と他者理解のバランス、効果的なコミュニケーション方法、リーダーシップとフォロワーシップなどを学びます。IB PYPを導入している全国の幼稚園ここ数年で、日本国内でもIB PYPを導入する幼稚園が増加しています。最後に、日本国内でIBのPYPを導入している幼稚園を10校ご紹介しましょう。■ぐんま国際アカデミー(群馬県)【幼・小・中・高】■つくばインターナショナルスクール(茨城県)【幼・小・中・高】■カルガモ イングリッシュスクール(埼玉県)【幼稚園のみ】■キッズ大陸フロンタウン生田園(神奈川県)【幼稚園のみ】■横浜インターナショナルスクール(神奈川県)【幼・小・中・高】■Tokyo West International School(東京都)【幼・小・中・高】■国際バカロレアPYP認定校 町田こばと幼稚園(東京都)【幼稚園のみ】■静岡サレジオ幼稚園(静岡県)【幼稚園のみ】■若草幼稚園(長野県)【幼稚園のみ】■関西国際学園(兵庫県)【幼・小・中・高】■つきのひかり国際保育園(広島県)【幼稚園のみ】■福岡インターナショナルスクール(福岡県)【幼・小・中・高】こちらの10校は、2024年8月28日現在、国際バカロレアのPYPを導入しグローバルな視点をもつ教育を実践しています。ただし、IBプログラムの導入状況は変更される可能性があるため、詳細や最新情報については各園・学校に直接お問い合わせいただくことをおすすめします。また、この一覧には含まれていませんが、ほかにもIB PYPの候補校や、IB PYP導入を検討している学校が多数存在しています。日本におけるIB教育の普及は進んでおり、今後さらに多くの学校がPYPを含むIBプログラムを採用するはずです。***それぞれのHPを見てみると、IB PYPを導入した幼稚園は、探究心旺盛で、批判的思考力をもち、国際的な視野をもつ子どもたちの育成に成功していることが伝わってきます。みなさんもぜひ、各幼稚園のHPをのぞいてみてください。外国人教師となにやら真剣な表情で作品をつくっている様子、大勢の前でのプレゼンテーション、体全体を使ったダイナミックな外遊びなど、「ここは日本?」と感じる写真がたくさんありますよ。グローバル化が進む現代社会において、IB PYPの理念と実践は、未来を担う子どもたちに必要不可欠なスキルと態度を育成する有効な教育アプローチとして、今後さらに注目されていくでしょう。(参考)International Baccalaureate|国際バカロレア(IB)の教育とは?International Baccalaureate|PYPのつくり方International Baccalaureate|初等教育プログラム(PYP)に関する主な研究結果文部科学省 IB教育促進コンソーシアム|PYP(Primary Years Programme)国立研究開発法人 国立環境研究所|出前授業 in つくばインターナショナルスクール国際バカロレアPYP認定校 町田こばと幼稚園|教育内容ぐんま国際アカデミー|先生からのメッセージ
2024年09月02日株式会社日本教育指導総合研究所JET(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:屋口 京子)が運営する中学受験専門の個別指導塾・家庭教師である受験Dr.は、過去問学習の重要性や効果的な取り組み方をお伝えする「過去問活用セミナー」を、2024年9月9日(月)・11日(水)・13日(金)に開催します。お申し込みURL: 2024年 過去問活用セミナー■「過去問活用セミナー」とは●中学受験専門の個別指導塾・家庭教師である受験Dr.が、毎年開催している入試対策において必須である過去問演習をどう進めていけばよいのか、不安やお悩みを抱えるご家庭・少しでも早く最善の学習法を実践したい保護者の方に向けた中学受験生の保護者対象セミナー●今年は3日間、対面とオンライン、計5回で開催●中学受験のプロならではの着眼点と豊富な経験で、過去問学習の重要性を伝え、受験生が抱えるお悩みを解消●理論としても実践としても、分かりやすく体系立てられた学習戦略を体験可能●セミナー終了後にはプロ講師による1対1の学習相談会も実施■開催概要セミナー名: 過去問活用セミナー日程 : 2024年9月9日(月)・2024年9月11日(水)・2024年9月13日(金)時間 : 2024年9月9日(月)[午前の部(対面)]9:30 開場10:00~12:30 国語 理科 社会 算数(各教科別)12:40~13:40 個別相談会(希望制)[午後の部(オンライン・録画配信)]19:00~21:30 国語 理科 社会 算数(各教科別)2024年9月11日(水)[午後の部(オンライン・録画配信)]19:00~21:30 国語 理科 社会 算数(各教科別)2024年9月13日(金)[午前の部(対面)]9:30 開場10:00~12:30 国語 理科 社会 算数(各教科別)12:40~13:40 個別相談会(希望制)[午後の部(オンライン・録画配信)]19:00~21:30 国語 理科 社会 算数(各教科別)会場 : 受験Dr. 四谷本部校東京都新宿区四谷1-2-8 四谷THビル 7F受講料 : 11,000円(税込)(四教科・全般 講演資料含む)お申し込み: 電話(03-5304-8225)もしくは下記申し込みフォーム 【担当講師】セミナー担当講師*安部 公一郎 講師(写真中央右) 受験Dr. 塾長 京都駅前校校長 クラウンドクター講師*春野 陽子 講師(写真中央) 国語科講師指導最高責任者 国語科御三家最高責任者 国語読解方程式ノウハウ開発最高責任者 クラウンドクター講師*海田 真凜 講師(写真中央左) 四谷本部校校長 校長総責任者 クラウンドクター講師*亀井 章三 講師(写真右) 自由が丘校校長 教科総責任者 クラウンドクター講師*清水 栄太 講師(写真左) 社会科責任者 社会科長 スーパードクター講師【セミナー参加特典】講演資料事前送付【学習相談】希望者【注意事項】・6年生の保護者対象 ※5年生以下不可・同業他社の参加禁止・セミナー中の撮影・録音・録画禁止■受験Dr.について「受験Dr.」は【目の前の1人を勝たせる】をモットーに、お子さん一人ひとりの性格や学習状況に合わせたオーダーメイド指導の「個別指導塾」「プロ家庭教師の派遣」「オンライン授業」のサービスを提供。開成中学校の合格者数は2020年、2021年、2022年、2023年、2024年の5年で計51名となり、個別指導No.1の合格実績を達成。■会社概要商号 : 株式会社日本教育指導総合研究所JET代表取締役社長: 屋口 京子所在地 : 〒160-0004 東京都新宿区四谷1-2-8 四谷THビル7階設立 : 設立 1998年2月/法人化 2003年10月事業内容 : 中学受験プロ講師による個別指導塾・家庭教師 受験Dr.校舎 : 四谷本部校、麻布十番校、代々木校、自由が丘校、吉祥寺校、東京校、成城学園校、白金高輪校、横浜校、京都駅前校資本金 : 1,000万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年08月29日こどもヴィジョン教育を推進するBP&Co.株式会社(所在地:東京都港区、代表:三間 瞳)は、well-beingを推進するYUNA合同会社及び九州の旅行会社である株式会社Visit九州と合同で、挑戦するこどもたちを育てる「こどもヴィジョナリーキャンプin糸島2024秋」を、糸島市のグランピング施設、ラズパークリゾートにて、9月21日(土)から23日(月・祝)に開催します。トップ画像同キャンプは、こどもたち自らに「稼ぐ体験」をしてもらうことで、キャリア教育とマネー教育を同時に行います。その過程で、思考力・行動力・伝達力が身につくとあって、昨年の開催時より親子にご好評いただいているものです。2023年開催時の様子【開催の背景】2022年5月に経済産業省が発表した「未来人材ビジョン」のデータによると、18歳未満で「将来の夢を持っている」と答えたこどもは、他国は90%を超える中、日本は60%。「自分で国や社会を変えられると思う」への回答は、他国平均50%超えのところ、日本では18%。「自分の国に解決したい社会課題がある」への回答は他国が平均70%超えのところ、日本は46%と、総じて「社会への当事者意識」が低い結果になっています。OECD加盟国中、日本の15歳の数学的・科学的リテラシーはトップレベルであり、未来を切り開く素晴らしい可能性を秘めているのにも関わらず、この結果となっているのは、日本は探究的な正解のない学習が少ないからではないか、と同データには綴られております。そこで、解決策の1つとして[自力で経済を回す体験]を提供することで、こどもたち自身に「考え」「行動させ」「自分の好きやチャレンジを言語化する」キャンプを開催しています。【イベントの内容】このキャンプでは、こどもたちは仮想通貨を与えられ、その通貨でキャンプ場に設置された「市場」から食材や釣り道具・遊び道具などを仕入れて商品化し、それらを大人たちに販売することで収益を得ます。収益に対する税金の支払義務もあります。料理人になる子・不動産ビジネスをする子・ネイルサロンを開く子・空手道場を主催する子、などなど、稼ぎ方は様々ですが、お金が思うように稼げない悔しさで不機嫌になる子もいます。利益が出ないと宿が借りれない、食べれない。大人は一切口出し禁止!そんな環境に放り込まれることで、早いうちから、「仕事とは何か」「お金とは何か」を考えるようになり、「次はこれをやりたい!」とチャレンジ精神が高くなります。さらに、キャンプ3日目の朝には、自分たちが「何が好きで得意なのか」「自分が社会とどう関われるか」について振返る時間を設けることで、こどもたちの社会への当事者意識が高まります。【イベント概要】◆ 名称 : こどもヴィジョナリーキャンプin糸島2024秋◆ 会場 : ラズパークリゾート(福岡県糸島市志摩桜井字浜田4850-1/TEL:092-718-7403)◆ 日時 : 2024年9月21日(土)13:00開始~2024年9月23日(月・祝)10:00終了 予定◆ イベントURL: <プログラムスケジュール>● 2024年9月21日(土)11:30 博多駅集合-バスでキャンプ場へ移動12:30 キャンプ場到着後受付13:00 お昼ご飯/自己紹介TIME14:00 オリエンテーション&スタンプラリー15:00 こどもたちによるビジネス開始18:00 夕食販売(こどもたち次第)20:00 税金徴収/宿決定20:30 各自就寝準備~就寝● 2024年9月22日(日)8:00 起床(起床時間にはルールなし)9:00 朝食販売(こどもたち次第)~宝探しクエスト・野外遊び自由~13:00 昼食販売(こどもたち次第)~宝探しクエスト・野外遊び自由~18:00 夕食販売(こどもたち次第)20:00 税金徴収/宿決定20:30 各自就寝準備~就寝● 2024年9月23日(月・祝)7:00 朝ごはん用意開始(大人中心に準備)8:00 荷物支度し集合・朝食9:00 振返りTIME/ヴィジョンボード作成10:00 集合写真撮影・キャンプ場から退室11:00 糸島半日観光16:30 博多駅到着・解散■会社概要会社名 : BP&Co.株式会社所在地 : 東京都港区浜松町2-2-15-2F代表者 : 三間 瞳設立 : 2014年5月資本金 : 900万円事業内容: 広報PR代行業・イベント業(こども教育イベント含む)URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年08月29日「インクルーシブ教育システム」を推進するための指針を、教育リーダーズから学ぶ。2022年に国連から日本へと推進が通達されたこともあり、昨今大きな注目を集めている「インクルーシブ教育システム」。インクルーシブ教育システムとは、文部科学省で下記のように定義されています。「インクルーシブ教育システム」(inclusive education system、署名時仮訳:包容する教育制度)とは、人間の多様性の尊重等の強化、障害者が精神的及び身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能とするとの目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組みであり、障害のある者が「general education system」(署名時仮訳:教育制度一般)から排除されないこと、自己の生活する地域において初等中等教育の機会が与えられること、個人に必要な「合理的配慮」が提供される等が必要とされている。障害のある子もそうでない子も、共に学ぶための仕組みづくり。しかし実際の市区町村、学校教育の現場では、対応のノウハウが欠如していたり、人員が足りなかったり、チームの目線が合わなかったりと、推進が難しい現状もあるという声も散見されています。そんな中でも、すでに全国でインクルーシブ教育システムを先駆けて推進している人たちがいます。彼らはインクルーシブ教育システムをどのように捉え、何を考え、推進を実現してきたのでしょうか?この連載では、そんな彼らを「教育リーダーズ」と位置付け、その言葉に耳を傾けることで推進のヒントとなる”指針のカケラ”を集めていきたいと思っています。第四回は、2023年にLITALICOと連携協定を結んだ宮城県教育委員会の、佐藤靖彦教育長と佐々木利佳子宮城教育大学副学長のお二人にお話を伺いました。Upload By 発達ナビ編集部佐藤靖彦教育長1988年、宮城県に入庁。人事課長、保健福祉部次長、経済商工観光部次長、会計管理者、環境生活部長を経て、2023年4月に宮城県教育委員会教育長に就任Upload By 発達ナビ編集部佐々木利佳子宮城教育大学理事・副学長2022年、宮城県教育庁義務教育課課長。2023年、宮城県教育庁副教育長。2024年、宮城教育大学副学長連携担当理事・副学長Upload By 発達ナビ編集部教育を開き、学校現場と悩みや感動を共有するーーまずは佐藤教育長にお話を伺います。宮城県が推進してきた教育がどこを目指しているのか、そして教育長としてその原点にあるものがどこにあるのか、教えていただけますでしょうか。宮城県ではこれまで、小・中・高等学校を通じて、人や社会と関わる中で社会性や勤労観を養い、社会の中で果たすべき役割を考えながら、将来の社会人としてのよりよい生き方を主体的に求めさせていく『志教育』を推進してまいりました。そんな『志教育』が始まった1年後に起きたのが、東日本大震災です。ーー2011年の震災のタイミングと重なった。子どもたちは内面的なストレスや、将来に対する不安を抱えながらの生活を余儀なくされました。その時に、ある方の言葉が心に残っているのですが、「子どもたちは復興の進まない荒れた地域で生活をして、その光景を見続けることでそれが『心の原風景』になるんだ」というようなものでした。その言葉に、心を動かされたんです。Upload By 発達ナビ編集部ーー震災後の風景が、子どもたちの原風景となった。だからこそ最優先に考えたのが、1日でも早く学校を再開するということでした。多くの方々のご支援のもと、当時の被災状況からは考えられないスピードで学校を再開することができて、子どもたちの居場所をつくることができました。停電することも多かったのですが、先生たちが蝋燭の火を灯してその中でテストの採点をしていたことをはっきりと覚えています。学校を再開して、学校に行けば友達に会えることが、一番の心のケアになったのではと感じています。地域の方々にとっては元気に学校に通う子どもたちの姿に、希望や未来を見ていたのではないでしょうか。その光景がずっと心に残っていて、それが私の教育における原点の一つになっています。ーーその原点が、『志教育』にも繋がっていると。『教育は明るい未来のためにある』と思っており、同時に教育は未来のための仕事だと信じています。学校は子どもたちの夢の実現のために、未来を創る場所だとも思っています。『志教育』の取り組みは子どもたちに将来への夢や希望を持たせ、復興や地域に貢献できる人材を育てる上で重要な役割を担ってきたものと考えています。ーー今後の推進に向けて、どのような絵を描かれているのでしょうか。そうですね。今後はこれまでの小・中・高等学校との縦の連携に加えて、地域の企業など横の連携にも力を入れ、学校で学ぶ知識と実社会との関連性を意識させながら、子どもたち一人ひとりがより具体的な将来の夢や希望を持って学べる教育環境をつくりたいと考えています。また、子どもたちが積極的に地域に出て、地域の方々と関わりながら活発に活動することで、人口減少が進む中にあっても、地域の人々の目に子どもたちの元気な姿がしっかりと映るような街にしていきたいです。Upload By 発達ナビ編集部ーー教育長が大切にしている考え方として、指針となるものはありますか?3つの指針を掲げています。1つ目が『教育を開く』ということです。今の教育が抱えている課題の多くは、例えば教育の範囲や学校の単位では、解決が難しくなっていると感じています。今後は、教育を地域社会の課題として、全体で考えていく必要があるのです。これまでは、学校という「家」を創ってそれぞれに守ってきたものを、これからは、教育という「街」を地域と一緒に創っていくようなイメージを持っており、そのことをみんなで共有しながら、取り組んでいます。2つ目が『考える、考える、考える』ということで、一度出した結論でもそこに立ち止まらず、常に考え続けることを大切にしています。状況が変われば結論も変わるので、そのことを恐れないであらゆる可能性を否定せずに、常に考え続けてしなやかに進みたいと思っています。最後は『学校現場と悩みや感動を共有する』ということなのですが、教育の本丸は学校での授業だと思っています。楽しい授業であること、子どもたちが行きたくなる学校づくり、学校現場で働く先生がやりがいを持って楽しく働ける学校づくりを目指していきます。前例が無いからこそやってみる精神で挑戦するーー「第2期宮城県教育振興基本計画(改訂版)」を策定される上で、特に大切にされたことを教えてください。何よりも子どもたちの計画となる必要があるということ、そしてこの計画を実現していくために学校現場の先生方が誇りとやりがいを持って働き続けられる環境をつくること、この二点を大切にして策定を進めてきました。施策展開の横断的な視点として、従来のものに加えて「教育DXの推進」と「持続可能な学校教育の推進」を新たに掲げ、ICTを活用した学力向上対策などさまざまな施策においてデジタルを積極的に活用していく姿勢を打ち出しています。子どもたちが主体的に学び、教員がやりがいを持って働ける環境づくりの視点を念頭に置きながら、持続可能な学校教育を推進していきます。ーーどのように策定を進められていったのでしょうか。とにかく、子どもたちの声を直接聞くことを大切にしました。県内5ヶ所で、中高生にも参加してもらって意見を伺い、どんな学校にしたいか、学校生活に何を期待するかなど、自分たちの思いを自分たちの言葉で話してもらいました。そんな子どもたちの声を聞いて、意見交換会に参加した職員たちも目がウルウルしてきて、開催して非常に良かったと思っています。ほかにも子どもたちへのアンケート調査を大規模に行いました。そこで見えてきた生の声が今の我々にとって宝物になっていて、しっかり噛み締めながら共に目指す教育の姿を必ず実現していきたいと思っています。Upload By 発達ナビ編集部ーー「第2期宮城県教育振興基本計画(改訂版)」の中で11の施策を掲げていらっしゃるとのことですが、その中でも自立と社会参加に繋げる、「共に学ぶ教育推進モデル事業」について伺わせてください。小中学校の通常の学級の中で、特別支援学級に在籍する子どもが障害のない子どもたちとどうやって共に学んでいくかを考えています。それは学校だけでなく、外部の専門家ですとか、地域の方々にも協力をいただきながら、障害のある児童生徒が集団の中で、自分を生かすことができる学習環境の整備を進めてきました。ユニバーサルデザインの考え方を授業に取り入れるということで、軸は障害のある子どもたちに対する支援なのですが、結果それがほかの子どもたちにもとっても分かりやすい授業になるという成果も出ています。ーーそんな宮城県は、弊社LITALICOと包括連携協定を結んでから約1年が経過しました。LITALICO教育ソフトを導入して、例えば生徒の実態を入力すると、適切な教材が紹介されるとか、一人ひとりに応じた教材を探すためのツールとして非常に有効だったという声があります。また若手教員も増えていて、特別支援教育に携わった経験のない教員もいるので、支援のスタートを切る上でこのツールが非常に役に立ったという声も聞いています。あとは家庭と学校で同じ教材を使って支援することができるということで、学校と家庭の両輪で支援を行えることも良い点ですね。ーー今後の取り組みについても教えてください。今年4月に開校した「秋保かがやき支援学校」には、従来の支援学校の高等部の普通科と、軽度の知的障害の生徒を対象とした高等部の産業技術科を同じ学校の中に設置しました。それぞれ教育課程は違うのですが、普通科と産業技術科が一緒に学べる機会をつくり、お互いの個性を認め合い、理解し合うインクルーシブな学校づくりを目指しています。先日高等部のスポーツフェスティバルが開催されて、普通科と産業技術科の混合チームで対抗戦を行いました。それぞれ協力しながら競技に取り組んで、大変盛り上がりました。お互いの良さを認め合いながら全員参加を目指す、これこそが共生社会の一つの形だと思っています。Upload By 発達ナビ編集部ーーとても興味深いインクルーシブ教育の取り組みです。また、この学校に地域開放型の実習施設とカフェをつくって、地域の方と交流できるようにしています。そこで生徒がつくった製品や食品の販売が行われ、接客もする形で地域の方と交流を活発に行い、触れ合いながら教育をしていく新しい形の学校です。ほかにも、全国的にも珍しい公立の小中一貫の学びの多様化学校、3つの異なる形態の学びの多様化学校、夜間中学など、学びの多様化を推進しています。ーー先日発表された、新しい学校のお話も伺わせてください。はい、インクルーシブやダイバーシティの視点を重視した、新しいタイプの学校「ideal(アイデアル)スクール」を令和9年度の開校を目指してつくっているところです。単位制で、時間割が8時間目まで幅広く用意されて自分のペースで学ぶことができ、登校できない生徒には県内の通信制高校の単位も認めています。定時制と通信制のいいところを両方持っている、これまでにない全日制の学校で、複数の大学と共同でカリキュラムの開発を進めています。教員が一人ひとりの生徒をきめ細かく対応するチューター制の導入、ICT学習支援ツールを活用した学び直しの授業、企業の長期インターンシップ、多様なキャリアのスタッフによる手厚いサポートなど、本当に理想的な学校になれば良いなと考えています。ーー最後に、教育長が大切にしているインクルーシブ教育を進める上での考え方を教えてください。『前例が無いからこそやってみよう』という風土があって、大変革の時代の中で自分たちが気づいて考えて挑戦するということが非常に大切だと思っています。市町村と一緒に汗をかきながら、課題も解決策も現場にあると思うので、現場に通って私たちの考えとミスマッチが起きていないかを検証し、常にアップデートしながら、一歩一歩努力を積み重ねていきたいと思っています。思わないと実現しないのでまず思うことが大事で、それが全ての第一歩かなと思いながらやっています。民間企業のサポートも取り入れるーーLITALICOは、開かれた教育を進められている宮城県と約1年前に連携を開始しました。その連携のきっかけとなった佐々木様(現宮城教育大学副学長、元宮城県教育委員会副教育長)にもお話をお伺いします。佐々木様の教育の原点にある考え方について教えてください。以前、海外で障害のあるお子さんのリハビリのお手伝いや、親がいない子どもたちが集まる乳児院でボランティアをした時期があります。その時に、ある8歳ぐらいの男の子と接する機会がありました。言葉も通じない中で、折り紙を教えながらやり取りをしていくうちに少しずつ笑顔も増えて気持ちが通じるようになったことがあって。この子たちを救うのは、「教育」だと思いました。子どもたちの幸せにつなげることが教育の役割だと思っていますが、その時改めて教育に携わりたいと強く感じたことが、今の私にとって一番のベースとなっています。Upload By 発達ナビ編集部ーーそんな経験が、今どのように教育に落とし込まれているのでしょうか。例えば宮城県では、「学び支援教室支援事業」というものを立ち上げています。学校に登校していない子どもたちが自分の意思で学校に戻って来たいと思ってもなかなか通常学級の教室はハードルが高いですよね。だから、別に教室を一室用意していつでも登校できるようにしたり、不登校を未然に防ぐために教室で居心地の悪さを感じている子どもたちの居場所をつくったりする取り組みです。不登校の子であろうと障害が有ろうと無かろうと学校は、子どもたちが幸せになるためのお手伝いができる場所でなければという思いがずっとあるので、この教室はとても大切にしています。ーーなるほど。学び支援教室支援事業を立ち上げられた際にどのような課題を感じられていたのでしょうか。先生たちが多忙のために、休みがちのお子さんが別室に登校してもプリントをやってもらうだけとか、それって子どもたちの成長を保証ってできているのかなって感じていました。そこにちゃんとした仕組みをつくることができれば、子どもたちにとってもう一つの教室になる。居場所をつくることができるのではというのはありましたね。Upload By 発達ナビ編集部ーー弊社との連携協定締結、および「特別な教育的支援を必要とする児童生徒の支援に係る実証事業」を立ち上げられた経緯を教えてください。まず、学校の先生たちにとっては特別な配慮が必要なお子さんの支援を考えた時に、どうしても第三者からのアセスメントの視点やサポートが必要だという声を受けていました。そのために、必要な支援が必要なタイミングで届いていないのでは、という懸念がありました。それに加えて、上述の休みがちだったり、教室で過ごすことに居心地の悪さを感じている子どもたちのためにつくった居場所には、特別な支援や配慮を必要としている子どもたちが多いという実感がありました。ですので、一人ひとりにあった適切な支援を、適切に行う必要性を感じていました。また、特別な支援が必要なお子さんの情報共有が、特に中学と高等学校で上手くできていなかった。特別な配慮を要するお子さんは、小学校から中学校、中学校から高等学校に進学する段階の、支援の継続に関して課題がありました。今後やはり高等学校まででもなく卒業後の社会生活まで見通した形の支援計画の作成や支援体制の整備など、さらに追求していく必要があると感じています。今困っているお子さんに必要な支援を届け、学校の間での情報共有を切れ目なくスムーズにしていくために、行政の力だけでは難しいと感じたため第三者としてのLITALICOさんの力を借りた形でしたね。そして、LITALICO教育ソフトのトライアル導入をスタートしました。現在は連携協定内で13の市町村、小中学校38校における特別支援教育の推進に活用しています。Upload By 発達ナビ編集部ーー客観的なサポートと、切れ目のない支援のために必要だった。はい。未就学から、小・中・高等学校までの切れ目のない支援を実現していくために活用しています。実際に現場の先生たちからは指導のサポートになっているという声をいただいていて、発達障害の知識の獲得はもちろん、一人ひとりに合った指導計画をつくったり、日々の指導に役立ててもらえたりしているようです。ーー現場の反響はいかがですか?実際に先生と話す中でも、1年の振り返りの中でLITALICO教育ソフトの導入がまずあがったりと、前年度の踏襲ではなくこのソフトを活かして新しく一人ひとりの生徒と向き合えたということで、現場でも浸透してきているのかなと感じます。とてもうれしかったですね。昨年の夏ぐらいから活用しているのですが、特にお子さん自身がアセスメントを取ったりもできるようになっているので、自分自身を見つめ直すためにも使っていただけるなと感じています。ーー現職の宮城教育大学では障害のある学校の先生方の育成もご担当されているそうですね?子どもたちと同様に、先生を志す学生の中にも発達障害特性を持つ方はいらっしゃいます。だから、まずは本学の教職員に対して障害に対する合理的配慮に関する研修を実施したりすることで、お互いに理解のある環境をつくっていこうとしています。学校って育てる場所であるし、同時に育てられる場所でもあると思うので、教員も一緒に成長できる場でありたいと常に思っているんです。子ども向けにインクルーシブ教育を伝えていくだけではなく、学校の先生方も同じ状況にならないと、本当の意味でのインクルーシブな学びの環境づくりは実現しないと考えているからです。Upload By 発達ナビ編集部ーーインクルーシブ教育を今まさに推進しようとする自治体の方に向けて、何かメッセージはありますか?以前、特別支援学級のお子さんに英語を教えたことがあります。その子はとても数字にこだわりがあり、先生たちの生年月日を全て記憶していました。あるきっかけで30年経って再会した時に、覚えてないだろうなと思っていたら旧姓で呼んでくれて、まだ生年月日を覚えていてくれて。先生が子どもたちに働きかけたこととか一緒に過ごした時間って、子どもたちの中にずっと残っていて。とても尊い仕事だと改めて思いますし、いい加減なことはできません。障害の有る無しに関係なく、子どもたちと先生が共に過ごす時間がより幸せなものになるように、私たちもインクルーシブ教育の推進を続けます。各自治体の皆さまにとっても、宮城県の取り組みが何かヒントになれば幸いです。この連載を重ねることで、インクルーシブ教育推進のためのヒントを集めていきます。佐藤様と佐々木様は、それぞれの別の原体験を持ちながら同じ志を持ち、ビジョンを共有しながらインクルーシブ教育の推進に奔走されていました。これから全国の教育リーダーズの話を取材し、皆さんにお伝えしていきます。インクルーシブ教育の取り組みを知ることで指針を集め、今まさに実践されている、実践しようとしている方のヒントになりますように。ここまで読んでいただきありがとうございました。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。
2024年08月01日再生可能エネルギーの普及啓発と環境教育を行うNPO法人そらべあ基金(東京都港区、代表理事:冨田 秀実)は、未来を担う子どもたちの豊かな発想を生かして、楽しみながら環境問題について知ることや考えることを目的に「そらべあ☆おえかきコンテスト」を2024年10月31日まで開催します。詳細URL: メインビジュアル本年のコンテストは、「そらべあの物語」(動画)を見て、そらべあの涙の理由を知ったうえで、「そらべあと未来のわたしたちの世界」をテーマにおえかきに挑戦、絵に込めた想いも書いてもらいます。このコンテストを通し、地球に起こっている問題について知り、未来について考え、行動につながることを狙いとします。今回は学校や学童等の仲間と一緒に挑戦し、みんなで環境問題について考えるきっかけになればとの思いから、団体賞を新設しました。個人からも団体からも、たくさんのご応募、お待ちしております!そらべあの物語(動画)■コンテスト概要◆実施期間 :2024年7月22日(月)~10月31日(木)◆対象 :小学校1年生~6年生◆発表 :受賞の発表 2025年1月◆賞品 ・特別賞(12名) QUOカード 5,000円分・そらべあ賞(40名) QUOカード 1,000円分・団体賞(3団体) QUOカード 20,000円分QUOカード◆応募作品の条件(1)テーマ :「そらべあと未来のわたしたちの世界」※絵のどこかに「そら」「べあ」を入れること(2)用紙規定:A4サイズ(縦・横は自由)(3)画材 :自由◆応募書類と応募方法そらべあ☆おえかきコンテスト2024( )より詳細をご確認の上、応募書類をダウンロードしていただきご応募ください。・個人応募は、Googleフォームまたはメールにて受け付けます。・団体応募は、メールまたは郵送にて受け付けます。※1グループ3名以上の団体(学校、学年、クラス、学童、絵画教室等)は団体応募が可能です。応募いただいた団体は、団体賞の選考対象にもなります。協賛:ソニー損害保険株式会社協力:Shinzi Katoh Design主催:NPO法人そらべあ基金【NPO法人そらべあ基金】「そらべあ基金」とは、ホッキョクグマの兄弟「そら」と「べあ」をシンボルキャラクターに、地球温暖化防止のため、再生可能エネルギーの普及活動や、未来を担う子どもたちへの環境教育を行うNPO法人です。2008年より全国の幼稚園・保育園に太陽光発電設備「そらべあ発電所」を寄贈するプロジェクト「そらべあスマイルプロジェクト」(2023年12月末時点 寄贈実績:91園)や小学校やイベントなどで環境ワークショップを実施しています。「そらべあ」とは、地球温暖化の影響で北極の氷がとけて、お母さんとはぐれ涙をながすホッキョクグマの兄弟キャラクターで、世界的に活躍するデザイナーのShinzi Katoh氏によるイラストです。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年08月01日「誰もが自分らしく生きる社会をめざして」をテーマにフリースクール「ラキャボ!」を運営する一般社団法人ライフキャリア教育ラボ(所在地:大阪市阿倍野区、代表理事:浅野 京子)は、不登校・ひきこもりにかかる理解を多くの人に広げ、ネガティブなテーマをポジティブに、誰もが感じている不安をみんなで考え行動に変えムーブメントを巻き起こしたい!と入場無料で開催する講演会のプロジェクトをクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて開始。2024年8月8日(木)まで実施しております。「CAMPFIRE」クラウドファンディングサイト プロジェクトトップ画面■フリースクール「ラキャボ!」について私たち「ラキャボ!」は、不登校やひきこもりの理解を広めるために活動している団体です。全ての人が自分のやりがいや生きがいを見つけられるよう、フリースクール事業を展開しています。経営状況は厳しいものの、私たちの使命である「誰もが自分らしく生きる社会を創る」ために日々努力と工夫を重ねています。「ラキャボ!」では、学校に復帰したいと思っていながら長年不登校に苦しんでいた子が、復帰できた事例がいくつもあります。また、学校だけにこだわらない子は、自分らしく生きていくための将来の夢を持ち始めるようになりました。子ども達自身が「自信をつけること」、それが「ラキャボ!」の一番の強みです。フリースクール「ラキャボ!」 1フリースクール「ラキャボ!」 2フリースクール「ラキャボ!」外観■プロジェクト立ち上げの背景私達の活動の中で、多くの不登校やひきこもりの子ども達と出会い、彼らや保護者達の苦しみを目の当たりにしてきました。この問題は個人や家庭だけでなく、今後の日本経済を支え、活力ある社会を創っていくべき若者と、この国の未来のためにも社会全体が関与すべき重大なテーマです。しかし、まだまだ理解が進んでいない状況であり、より多くの人達に向けて周知が必要です。昨年も同様のイベントを開催し、多くの参加者から共感と理解を得ることができました。今年も引き続き、より多くの方々にこの問題を知っていただき、共に解決策を考える場を提供したいと企画しました。が、今年は助成金が付かず、また法人経営も苦戦しており、しかしながら必要善と無料開催にこだわり資金が必要であることからご支援を募っています。■プロジェクトの特徴*今までに観たことない講演会<構成>2時間の講演会では、観客が大切なことを自分事として受け止められる工夫が盛りだくさんです。冒頭、現状について触れ、フリースクールの生徒達が制作・アフレコした短編アニメを上映します。その後、芝居仕立てで不登校・ひきこもりの現状課題をあるあるで表現し、わかりやすくポイントを解説していきます。大人が本気で真面目に面白く取り組み、音楽演奏やキャスト陣によるフィナーレなどエンタメ要素を盛り込んだ次世代型講演会となっています。開催日時 :2024年9月15日(日) 14:00開演プログラム:14:00:「不登校・ひきこもりの現状について、社会状況と実践から見えてきたもの」・不登校・ひきこもりに関する状況・フリースクール生徒が制作した短編アニメ上映(12分)14:20:「芝居仕立ての講演会、自分らしくあるために~自己肯定感、自分を解放する~」16:00:閉演短編アニメ講演会ステージ阿倍野区民センター<多様な参加メンバー>・子ども達のために本物の音楽を届けたいとイタリアの音楽家達と交流しながら大阪府豊中市を中心に活動している音楽家集団が参加。演奏により感性を揺さぶり、舞台に花を添えます。・大学教授や医師が参加し、専門的分野からわかりやすくポイントを解説していきます。・ストーリーをけん引していくキャストは、公務員や会社員など素人一座で構成されています。ボランティア協力で舞台に立つメンバーは、40~50代でもセーラー服姿で体当たりで挑みます。【小沢 貴史氏(オザワ タカシ)】大阪公立大学 大学院経営学研究科・商学部 教授小沢 貴史氏【浅野 隆司氏(アサノ タカシ)】医療法人五常会浅野クリニック理事長(医師)浅野 隆司氏【松本 城洲夫氏(マツモトシズオ)】イタリア生活文化交流協会・会長、大阪府北部コミュニティ・カレッジ音楽科講師、元龍谷大学人権論講師松本 城洲夫氏【アンサンブル・サビーナ】「友情のサビーナ・オーケストラ」の中心メンバーで編成している管弦楽アンサンブルコンサートのほか「サビーナ音楽教室」を運営アンサンブル・サビーナ後援:大阪市教育委員会、阿倍野区PTA協議会、阿倍野区こどものいばしょ連絡会<プロデュース・脚本・演出>主催者で法人代表理事の浅野 京子は、元役者で元役所勤め、学者でありながら起業家。行政だけでも民間だけでも成し得ない社会課題に取組んでいます。大阪市職員時代は主に職員の人材育成や区政改革、教育課題や不登校相談などを担当、その他大阪市初の婚活イベント開催など様々なプロジェクトを手掛け、管理職として行政を支えてきました。またそれ以前にはプロの劇団員として舞台を中心に活動していたキャリアがあり、芝居仕立ての講演会をプロデュース、脚本・演出を手掛けます。大阪公立大学、関西学院大学の社会人大学院を修了、ダブルマスターとして研究者の立場で、大学で学生に講義をしており、研究者と実務者の両方の知見を持って「楽しく」をモットーに全ての世代の人のやりがい・生きがいのために、プロデュース活動に取組んでいます。代表理事 浅野 京子■代表からのコメント*今回のねらい(1)不登校・ひきこもりの現状を多くの人に知ってもらい、社会課題として共有・伴走してほしい!(2)フリースクール「ラキャボ!」を知ってもらい、活用してほしい!(3)生きていくうえではしんどいこともたくさんあるけれど、前向きに生きていくことや、人生を楽しむことの大切さを、今一度みんなが共有できる舞台・空間を体験してほしい!誰もが、不安になったり、生きる方向性に迷うことがあると思います。不登校・ひきこもりは特別なことではないということ、そして今後の社会を支えていくべき若者がもっと前向きになれるために大人達は何をしたらいいのか、ということを一緒に考える機会になればとの想いから、この講演会イベントを開催したいのです。自分事として社会課題をとらえ、真面目に面白く毎日を楽しく過ごす大人達がいるからこそ、子ども達も元気!そんな社会であったなら、みんながハッピーだと思うのです。学校に行くことは大切なことです。でも集団が苦手な子もいます。であれば、学校以外の場所で、家族以外の誰かとの交流を通じて「生きていくうえで大切な力」を身につけることや場所が必要なのです!そんなフリースクールとして「ラキャボ!」は子ども達や全ての人をサポートしています。■リターンについて5,000円 :お礼のメッセージ・短編アニメ視聴メール10,000円 :フリースクール相談チケット10,000円 :講演会当日舞台出演(一言台詞付き)10,000円 :異業種交流イベント「ワライバ!」招待30,000円 :パンフレット・ホームぺージ お名前・広告掲載100,000円:当法人代表による出張講演会※その他、心と体が元気になる多様なリターンをご用意しています。詳細はクラウドファンディングのページでご確認ください。■プロジェクト概要プロジェクト名: 理解を広げよう!不登校・ひきこもり応援講演会プロジェクト期間 : 2024年6月27日(木)~8月8日(木)URL : ■法人概要名称 : 一般社団法人ライフキャリア教育ラボ代表者 : 代表理事 浅野 京子所在地 : 〒545-0033 大阪市阿倍野区相生通2-10-6設立 : 2022年2月事業内容: 少子高齢化の社会課題を解決するためのキャリア教育全般を目的とし、子どもから大人、シニアに至る全世代へのサポート事業、フリースクール・キャリアスクール運営URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】一般社団法人ライフキャリア教育ラボTEL : 06-6654-7302お問い合せフォーム: info@lacabo.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年07月26日全国のシュタイナー学校(日本シュタイナー学校協会加盟7校 )の有志の保護者、教員が立ち上げた一般社団法人国東シュタイナーあめつちの学校(所在地:大分県国東市)は、「広域通信制高校」開校を目指すためのクラウドファンディングをCAMPFIREで2024年8月17日まで実施しています。目標金額までは残り約100万円となっております。クラウドファンディング詳細ページ テーマ画像■プロジェクト実施背景全国のシュタイナー学校の有志の保護者、教員が立ち上げた大分県国東市にある一般社団法人国東シュタイナーあめつちの学校は、2021年に発足し、地域の方々と協働しながら、大分県にシュタイナー教育を根付かせる活動をしています。現在、並行して、シュタイナー教育のカリキュラムで学びながら、高校卒業資格を取得可能にするため、「広域通信制高校」開校を目指して活動しています。シュタイナー教育は、モンテッソーリ教育と並ぶオルタナティブ教育の老舗でありながら、そのほとんどは日本では公的に認められた「一条校」ではなく「非一条校」(フリースクール)扱いで、高等部を卒業しても高卒資格が取れない状況です。「広域通信制高校」を開校できれば、多くのシュタイナー教育を受ける子どもたちの希望となりえます。その資金集めの一環として、現在、クラウドファンディングを8月17日まで実施中です。サマースクール1サマースクール2■プロジェクト概要タイトル: 【教育の多様性を、もっと公的に】シュタイナー教育と社会をつなぐ架け橋になりたい期間 : 2024年6月21日~8月17日URL : ■リターン例6.000円(手数料除)お礼状メールレター27.000円(手数料除)お礼状メールレター,大人のスクーリングチケット1枚42,000円(手数料除)お礼状メールレター,大人のスクーリングチケット2枚 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年07月26日「インクルーシブ教育」を推進するための指針を、教育リーダーズから学ぶ。2022(令和4)年に国連から日本へと推進が通達されたこともあり、昨今大きな注目を集めている「インクルーシブ教育」。インクルーシブ教育とは、文部科学省で下記のように定義されています。「インクルーシブ教育システム」(inclusive education system、署名時仮訳:包容する教育制度)とは、人間の多様性の尊重等の強化、障害者が精神的及び身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能とするとの目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組みであり、障害のある者が「general education system」(署名時仮訳:教育制度一般)から排除されないこと、自己の生活する地域において初等中等教育の機会が与えられること、個人に必要な「合理的配慮」が提供される等が必要とされている。障害のある子もそうでない子も、共に学ぶための仕組みづくり。しかし実際の市区町村、学校教育の現場では、対応のノウハウが欠如していたり、人員が足りなかったり、チームの目線が合わなかったりと、推進が難しい現状もあるという声も散見されています。そのような中でも、すでに全国でインクルーシブ教育を先駆けて推進している人たちがいます。彼らはインクルーシブ教育をどのように捉え、何を考え、推進を実現してきたのでしょうか?この連載では、そのような彼らを「教育リーダーズ」と位置付け、その言葉に耳を傾けることで推進のヒントとなる“指針のカケラ”を集めていきたいと思っています。第三回は、東京都日野市教育委員会の教育長である、堀川拓郎氏にお話を伺いました。Upload By 発達ナビ編集部プロフィール堀川拓郎氏1987(昭和62)年生まれ。 東京大学法学部、米 コロンビア大学教育大学院卒業。 2010(平成22)年文部科学省入省。 初等中等教育局 教育課程課係長、幼児教育課専門官、 スポーツ庁オリパラ課専門官、初等中等教育企画課専門官、教育 DX推進室室長補佐等を経て2022(令和4)年から現職。Upload By 発達ナビ編集部全員が主体的に取り組むことができるよう対話を重ねるーー本日はよろしくお願いいたします。日野市の教育をリードする立場にある堀川さんですが、まずはご自身の教育に対してのお考えの原体験にあるものを教えていただけますでしょうか。原体験で言うと、あれは今からちょうど10年ほど前に、アメリカのコロンビア大学に留学して教育工学を学んでいた時の話です。学校の先生たちが日々実践していることを持ち寄って、自分たちで研修をつくるというプログラムに出合ったのですが、そこで大きな衝撃を受けました。というのも、先生たちがこんなに良い顔をするんだって驚くほど、そのプログラムにみんなワクワクしながら参加していたんです。Upload By 発達ナビ編集部ーー先生たちから能動的でポジティブなエネルギーを感じたと。そうなんです。研修が終わって帰るときには、明日から学校で実践するのが楽しみだとうれしそうに話していて。やらされるのではなくて、自分からこれをやりたいという人たちが集まってモチベートし合いながら学ぶことで、こんなにも希望が生まれるのかと感じました。挑戦する先生がどんどん増えていくこと、そして挑戦する先生が称賛される社会をつくっていくことが、教育にとって不可欠である。そのことに実感として気付いたんです。ーー今のご自身の教育観にもつながっていますか?はい、私自身強い意志を持って教育委員会という立場にいるつもりですが、一律に型にはめるということではなく、それぞれの学校と先生と子どもにとっての「やりたい」を尊重し応援することを大切にしたいと常に思っています。そしてその気持ちがしっかりと現場にも伝わって、現場に自身の挑戦を応援されていると心底感じてもらえる状態まで持っていきたいと考えています。ーー思い描くだけではなく、現場への浸透までがやはり大切であると。そうですね。今日も明日も学校に行きますが、教育委員会は先生たちの挑戦を常に応援しているというメッセージを伝え続けています。日野市の教育の大方針として、先生や子どもたち全員が関わって学校教育基本構想をつくり、2024(令和6)年4月に公表しました。第一に、市や学校を含め、みんながプロジェクトベースで学校教育を前に進めていくこと。第二に、構想の中に多くのプロジェクトが位置付けられている中で、それぞれの学校が取り組みたいものを主体的に選ぶ形をとっていることが特徴です。全部の取組を全部の学校でやろうとしても無理なので、学校ごとの文脈や問題意識を踏まえて、色とりどりの学校づくりを進めています。Upload By 発達ナビ編集部ーー具体的にはどのようなプロジェクト活動があるのでしょうか。例えば、「子どもたちがつくる学校プロジェクト」というものがあります。これは委員会活動や学年・学級の活動などを中心に「やらされる」ではなく、より良い学校に向けて自分たちが提案し、自分たちでつくっていくというものです。他にも、運動会や音楽会、学年の枠を超えた活動や修学旅行のプログラムを自分たちでつくったり、SDGsに関するプレゼン大会を企画したり、時に各教科での学びと絡めながら、主体的に取り組んでいます。教育委員会としても、各学校のプロジェクトを支援するために、特色ある学校づくりに対して手挙げ制で応募を募って審査をして予算をつけることもしています。私たちが各学校の挑戦を応援することで、各校の新しい挑戦へのモチベーションにつながり、良い循環を生み出す環境をつくっていきたいと考えています。教育の現場にある既存の枠を一つひとつ外していくーー教育委員長として、普段から特に意識していることはありますか?特別支援教育を含めた市の教育の根本的な考え方の一つが「一人ひとりに必要なアプローチをすべての子に」です。その本質は裏を返せば、「特別ではない支援教育」を全員に届けていくことだと思っています。特別ではない支援教育を届けていく上で、インクルーシブ教育として既存の「枠」を一つひとつ外していく、ということが極めて重要です。例えば日野市では「かしのきシート」という取り組みがあり、これは0歳から18歳までの子どもの成長の記録や受けたサポート内容(個別の支援計画)を、入園や入学・進学にあたり切れ間なく蓄積し、つないでいく日野市のシステムです。担任の先生や専門職が作成し、保護者の方に確認を取りながら1年ごとに1枚のシートにまとめ、独自の電子システムにより関係者が参照することができます。ーー「かしのきシート」はどのような意図でつくられた仕組みなのでしょうか?これは、障害者総合支援法体系に基づく個別の支援計画、そして学校教育法体系に基づく個別の教育支援計画、就学・進学にあたっての就学支援シートなど数あるシートの間に存在していた「枠」をとり除いて、カルテを一元化しようという取り組みです。学年や教育機関が変わっても、スムーズに一人の成長を見守ることができます。例えば小1の壁、中1ギャップの問題や、公立と私立、学校教育と放課後の分断という視点においても、「枠」を外すことで現場において適切な支援や判断がしやすくなるという意味合いを持っています。「特別支援教育」が必要だからシートを作成するのではなく、子どもの個性や特性について関係機関により良く理解してもらうためにシートをつくる。結果として、文部科学省の調査によれば、通常の学級に在籍する子どものうち、個別の教育支援計画を作成している割合は2022(令和4)年時点で1.6%とされていますが、日野市では小学校で14%、中学校で10%が計画を作成しています。Upload By 発達ナビ編集部ーーなるほど。特別支援学級で取り組まれていることについても教えてください。私自身は「特別支援学級」「通常の学級」という表現自体が変わっていくことが大切だと思っています。。「通常」という言葉を使うことで「通常」という枠をつくってしまわないか。例えば、少人数学級と一般学級でもよいのではないか。日野市では、特別支援学級かどうかにかかわらず、誰にとっても困りごとの少ない授業が実現できる学校環境をつくる、授業のユニバーサルデザイン(授業UD)に取り組んでいます。その理解を促進するために研修会を実施するのですが、現在では教育委員会が年間28回の特別支援教育に関する研修会を開催しています。昨年度から全ての先生を対象に希望者が誰でも参加できる形にして、開かれた形で困りごとの少ない授業の実現を目指しています。ーー日野市ではさまざまな形でインクルーシブ教育に取り組まれているのですね。これらのベースとして「ひのスタンダード」という取組の方向付けをしているんです。ごく簡単に言えば、チェックリストをつくり、学習面でのつまづきや、教室でじっとしていることが難しいなどの、子どもたちの日々の困りごとをできるだけ少なくする学習環境をつくろう、というものです。障害の有無に留まらず、多様性あふれる教室という場が、みんなにとって困りにくい環境であることはとても大切なことで、実現のために2つのアプローチで日野市では取り組みを進めています。ーーどのようなアプローチでしょうか?まずは共通の基盤となる環境を整えること、そしてその上で個別に必要なサポートの手立てを充実させていくことです。みんなが困りにくい環境をベースとすることで、先生や子どもたちがゆとりを持って個別の対応へと進んでいくことができます。場や時間の構造化を含めた授業UDがあり、校内委員会を含めた学校の環境があり、行政による複層的な支援策を含めた地域の環境がある。その全ての方向付けを、日野市の教育に関わる人がみんなで議論しながらつくってきたということがポイントだと思っています。日野の教職員全員が作成に関わった「ひのスタンダード」について、みんなが腹落ちをして取り組めることが、主体的な挑戦のための大切なポイントなのではないでしょうか。Upload By 発達ナビ編集部ーー「ひのスタンダード」はどのように浸透と改善をしているのでしょうか?この「ひのスタンダード」は300ページに及ぶ一冊の本としてまとめられていて、各学校に置いてあります。理解を浸透させるための研修会も必ず開催をし、各校で目線合わせをするようにしています。その上での課題として、時間が経つにつれて形骸化することはどうしても起こってしまいます。直近では、改めてチェックリスト項目の精査を行いました。教育委員会が決めたことをトップダウンで現場に下ろすのではなく、現場を含めた関係者みんなで考える、ということに日野市の特徴があるのではと考えています。ーー改善を繰り返す中でも、本質がぶれないようにするために大切なことはどのようなことですか?自治体の中だけでガラパゴス化しないよう、国全体の動きや学術的な視点も取り入れながら、開かれた視野を持って進めていくことを心掛けています。最終的に、現場にとってより価値のあるものになっているか、が何より大切だと思います。また日野市では、インクルーシブな教育環境の一環として、福祉と教育の「枠」を外すことにも取り組んでいます。日野市では発達・教育支援センター「エール」を設置しており、心理士やスクールソーシャルワーカー(SSW)だけでなく、保健師や保育士、ST、OT、看護師など、多様な専門職が1か所にいて、子どもの発達や育ちについて教育や福祉の垣根を超えて考えています。保護者の方にとって、学校と福祉の「枠」を感じることなく、ワンストップであらゆる相談ができ、適切な支援を得られるという環境づくりを進めています。Upload By 発達ナビ編集部最後はやっぱり、子どもたちがインクルーシブな学校づくりの主人公ーー多くの自治体でも課題としてフォーカスされている、不登校のお子さんについてはいかがですか?不登校については、すべての子どもに質の高い学びへのアクセスを保障する、という理念のもと、子どもの状況に合わせた複層的な選択肢を準備しています。日野市としても力を入れていて、予算で言えば前年度比で172%増となっています。特徴的な取組としては、全国で行われている教育支援センターや小中学校における校内登校支援教室の取組の充実に加え、中学校の中に、不登校の生徒を対象にした少人数学級である「チャレンジクラス」という学級を今年度から新たに開設しました。これは、東京都から6名の教員の追加配置を受け、教育課程に基づき日々授業を行う「校内分教室」であり、市と都がタッグを組んで取り組む新しい試みです。加えて、この5月には母子保健と子ども政策の担当部門を一元化した子ども包括支援センター「みらいく」がオープンし、施設内に中高生専用の居場所を開設しました。教育委員会だけでなく、子ども政策や福祉政策、民間の取組を含め、子どもたちの居場所の選択肢が街の中に増えてきています。オンラインの活用も含め、枠を一つずつ取り外しながら、その子にあった安心できる環境で、つながりを持ち、学びに向き合えるようにしていくことが重要です。Upload By 発達ナビ編集部ーーさまざま取り組まれているのですね。他にも新しい取り組みとして、経験豊富な元校長先生を今年度から「教育支援コーディネーター」として配置して、各学校の一人ひとりの出席状況を細やかに確認し状況をフォローし、スクールソーシャルワーカー(SSW)などのスタッフと連動した個別支援のサポートや、学校とフリースクールの連携促進の取組も始めました。挙げればキリがないのですが、他にもNPO法人と連携した不登校に関わるスタッフ研修の仕組みづくりや、保護者同士の繋がりを生む仕組みづくりなど、さまざまなアプローチで取組を進めているところです。ーー取り組みに対しての手応えはありますか?例えば、ある中学生の生徒が校門から中に入れないという状況から、1年経って学校に入ってきて給食を食べられるようになった、と。そんな話を先生方からたくさん聞いています。課題は大きいですが、同時にいかに学校現場が一人ひとりを大切に取り組んでいるかを感じています。ーーインクルーシブ教育が、言葉だけではなくて実践されている。現場の強い思いを感じます。教育委員会としても「インクルージョン」を学校教育基本構想の中で最上位の姿の一つとして位置付けていますが、インクルーシブな学びをつくるのは誰かと考えたときに、最後はやっぱり子どもたちなんだということが、非常に大きなポイントだと思っています。Upload By 発達ナビ編集部ーーなぜそう思われたのでしょうか?非常に印象的だったのが、市内の小学校と特別支援学校との交流および共同学習の中であった、3連フラフープという、小学生の子ども2人の間に特別支援学校の子ども1人が挟まって取り組むという競技での光景です。特別支援学校ではなく、ある市立小の子どもがどうしてもフラフープの輪に入ることができなかったのですが、みんなでサポートしながら最後にはゴールすることができました。その時に、歓声をあげたり拍手が起こったり、その子が達成できたことに対してみんなが称え合う姿、これこそがインクルーシブな学びが実現している姿だと感じたんです。やはり最後は、子どもたちがインクルーシブな環境をつくっていくんだと強く感じました。ーーLITALICOのソフトも導入していただいています。LITALICOの教育ソフトを導入したいと考えた意図としては、個別の教育支援計画や指導計画である「かしのきシート」の質を高めていく力になると考えたことです。もう一つは、さまざまな教材を子どもの特性や必要性に応じて選べるような環境をつくることで、先生の働き方改革につなげることや、アセスメントによって子どもたちの理解を深めていくことが狙いとしてありました。実際に活用してみた中では、教材をゼロから自分でつくるのではなくて選べることで、働き方の改善につながったという声や、保護者を含めたニーズの把握に生きているとの声も聞いています。Upload By 発達ナビ編集部ーー最後に、これから教育長が目指すインクルーシブ教育の理念について、教えてください。インクルーシブ教育の先には共生社会があって、その共生社会とは、多様性が輝く社会のことだと思います。そこに向かう道のりとしてインクルーシブ教育があるとすれば、それは多様な個性が輝く学びの場、それをつくる営みなんだろうと。そしてそれは、多様な個性が輝く教室をつくっていくということでもあるのだろうと思っています。その中で、全員がこの共生社会をつくっていく主体なんだということ、多様性が輝く場をつくることに貢献することは、全員に開かれた権利なんだということが、非常に大きなポイントです。これは先生たちだけが進めていくでもなく、教育委員会だけが進めていくでもなくて、全員が進めていくことなんだと。全員に対して開かれているということは、それはとても素敵な権利の一つなんじゃないかなとも思うんです。当然、教育委員会にしかできない仕事もあるし、先生にしかできない役割もあるし、子どもたちにしかできないこともある。全員で枠を一つずつ外しながら、インクルーシブに取り組んでいきたいです。Upload By 発達ナビ編集部この連載を重ねることで、インクルーシブ教育推進のためのヒントを集めていきます。堀川さんは明確なビジョンを示しつつ、現場の声を何よりも尊重し、双方の視点を持ってリーダーシップを発揮されています。その姿勢こそが、全員が主体的に関わる事例としての日野市をつくっているのだと感じます。これから全国の教育リーダーズの話を取材し、皆さんにお伝えしていきます。インクルーシブ教育の取り組みを知ることで指針を集め、今まさに実践されている、実践しようとしている方のヒントになりますように。ここまで読んでいただきありがとうございました。
2024年07月24日モンテッソーリ教育実践園であるカリタス幼稚園(所在地:神奈川県川崎市多摩区、園長:木田 まゆみ)は、2歳児を対象とした『未就園児夏期モンテッソーリコース』を2024年7月29日(月)~31日(水)と8月19日(月)~21日(水)の2回に分けて開催いたします。それぞれの申し込み締め切りは7月25日(木)、8月15日(木)となっております。みてみて!ひとりでできたよ!【未就園児夏期モンテッソーリコース 概要】~「その人」の土台をつくる、大切な幼児期~特に0歳から3歳未満の子どもたちは、見る、聞く、触るなどの感覚をはたらかせ、環境から多くのことを吸収し、「自分で確かめながら」成長していきます。子どもたちが整えられた環境の中で自由に探求し、驚きや喜びをたくさん体験できるよう、『未就園児夏期モンテッソーリコース』でお手伝いします。2022年に建て替えたばかりの新園舎で、カリタスのモンテッソーリ教育を体験してみましょう。■『未就園児夏期モンテッソーリコース』概要<対象>2021年4月2日生~2022年4月1日生のお子様<日時>(1) 7月29日(月)~7月31日(水) 申込〆切 7月25日(木)(2) 8月19日(月)~8月21日(水) 申込〆切 8月15日(木)時間は(1)(2)ともに9:30~11:00*3日連続の講座です。(1)または(2)をお選びください。<定員>(1)(2)各 親子16組<参加費>無料<その他>未就園児夏期モンテッソーリコースを受講した方が、9月から未就園児クラス「タンポポ組」に入会された場合、カリタス幼稚園の入園考査を「内部入試」で受けることができます。<詳細・申込>イベント予約サイトからお申し込みください。 <アクセス>所在地:〒214-0012 神奈川県川崎市多摩区中野島4丁目6番1号小田急線・JR南武線「登戸駅」下車 川崎市営バス 5分JR南武線「中野島駅」下車 徒歩10分*未就園児夏期モンテッソーリコース受講者は学園の駐車場を使用いただけます。お母さん、見守っていてね!【モンテッソーリ教育について】子どもは生まれながらにして、無限の可能性を秘めています。イタリアが生んだ最初の女性医学博士で、優れた教育者であるマリア・モンテッソーリ(1870-1952)は、適切な環境と援助が与えられれば、子どもは自ら成長するものであることを発見し、世界の教育界に大きな影響を与えました。モンテッソーリ教育では、人格形成の一番大切な時期に自主性・協調性・社会性・創造性を育み、喜びに満ちた本来の子どもの姿の実現をめざしています。最新の学習指導要領では、全ての教科等を(1)知識及び技能、(2)思考力・判断力・表現力等、(3)学びに向かう力・人間性等の3つの柱で再整理しています。認知能力である「知識・技能」や「思考力・判断力・表現力等」だけでなく、「学びに向かう力・人間性等」も重視しており、この「学びに向かう力・人間性等」は非認知能力といわれる力です。モンテッソーリ教育では、子どもは誰しも「自己教育力」を備えていると考えています。「自己教育力」とは、子どもは自分で自分を育てる力を持っていて、必要な時期に必要な課題に取り組み自ら成長していくとするものです。モンテッソーリ教育は、まさに現代に求められている「学びに向かう力・人間性 ~ 非認知能力」を培う教育です。【施設概要】学校法人カリタス学園(幼稚園・小学校・中学高等学校・宗教センター)所在地: 〒214-0012 神奈川県川崎市多摩区中野島4丁目6番1号カリタス幼稚園園長 : 木田 まゆみURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年07月12日相談機関との連携の重要性子育てに悩むとき、お子さまについて困りごとが強くなったり、専門的な支援の必要性を感じたとき、保護者の方が最初に出合うのが、相談機関ではないでしょうか。相談機関は、子育てや福祉に関する窓口、教育相談の窓口などさまざまです。ヒアリングや相談内容をもとに、保護者にアドバイスをする、適切な支援制度を紹介する、医療的な支援に繋ぐといった機能を持っています。その際に、重要になってくるのが保護者の方からの情報です。どのようなことに困っているのか、お子さまにどのような様子や行動の傾向がみられるか、保護者の方がどのくらい困難を感じているかなどを分かりやすく伝えることで、相談の具体性や、その先のサポートの適切さが上がります。相談機関は入口であると同時に、支援の伴走者でもあります。サポートについてのアドバイスを受ける機会や、お子さまの年齢や状況、ニーズの変化があったときにはその都度相談する機会があるかもしれません。相談機関にはさまざまな種類があります。目的に応じて相談先を選ぶことで、適切なサポートを受けやすくなります。地域によって名称や制度が違う場合もありますが、子育て相談や発達相談、教育相談などのキーワードで探したり、地域の自治体の窓口で聞いたりするといいでしょう。子育てに困ったとき・地域の自治体の子育て支援窓口・子育て支援センター・児童相談所など就学相談・学校生活や教育についての相談・スクールカウンセラー・教育センター・教育支援センター(適応指導教室)など発達が気になるときの相談・保健所・保健センター・発達障害者支援センター・児童発達支援センター・精神保健福祉センターなど支援に関する相談・児童発達支援・放課後等デイサービス・臨床心理士・公認心理師、作業療法士、言語聴覚士などの専門家などそれぞれインターネットなどで、お住まいの都道府県や市区町村と併せて検索してみてください。各支援機関については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。事前に具体的な困りごとを整理しておくと、相談がスムーズに進みます。その方法の一つとして、LITALICO発達特性検査があります。オンラインで受検できる検査サービスのため、自宅など好きな場所で利用でき、受検後すぐに検査結果レポートをWebブラウザで閲覧できるほか、PDF形式でダウンロードできます。お子さまの困っていることや特性の傾向や強さのほか、その困りや特性の背景にどのようなことがあるか、またどう対応すればいいかのサポートの方向性が表示されます。検査結果のデータやPDFをプリントすることで、周囲の方や関係者との相談・共有のためのツールとしてお役立てください。検査について知りたい方はこちらをご覧ください。相談での活用方法:共有するときのポイント1.困っていることや状況の共有まずは保護者の方やお子さまがどのようなことに困っているかの共有が必要です。困っていることの共有、お子さまの特性の共通理解をすることで、お子さまにとってうまくいく場面を増やすための方法について考えることができます。特に相談機関での連携時には、まずは家庭での様子や保護者の方やお子さまが感じている困りごとや課題を具体的に共有します。どのくらい困っているかなどは、主観的な内容でもあり、なかなか説明するのが難しい部分です。検査を受検している場合は、検査結果のグラフなどを見せながら説明すると、より伝わりやすくなります。注意点としては、LITALICO発達特性検査は保護者の方の視点で測定されるということです。保護者として感じている不安や困りごとは重要な情報となりますが、専門家の視点と見立てが異なる可能性もあります。外部での様子が家庭での様子と違う場合は、環境によって特性や困りごとの現れ方が変わっている可能性もあり、それも重要な情報になります。場面による行動の違いを知る機会と考えて、相談を進めるとお子さまの理解が深まるかもしれません。検査結果のほかにもフラットな情報収集を意識するといいでしょう。Upload By LITALICO発達特性検査 活用サポート2.本人の特性をみんなで理解し、共通認識をつくる変化によって不安が強まりやすい特性があるお子さまの場合、また、困りごとの生じにくい環境や方法がある場合などには、本人に合った環境で一貫した対応が必要なことがあります。そこで、保護者だけでなく、周囲で関わる人が情報の共有をし、理解をしたうえで同じような接し方をすることが大切です。相談機関に臨床心理士や公認心理師など、専門家がいる場合には、レポートの結果をもとに、より専門的な相談ができるかもしれません。3.協力してサポートする子どもと関わる人が、その子の特性や困っていることについて理解し、共通認識を持つことがとても大切です。子どもの過ごしやすい環境づくりや困りごとが現れる状況を減らすために、相談の機会を役立てましょう。特に、具体的な支援方法や、家庭で試してみてもうまくいかなかったことなどについて、専門家のアドバイスを得られるチャンスとなります。作業療法士や言語聴覚士などの専門家がいる場合、よりお子さまに合った方法の提案や、実践する際のアドバイスなどをもらえることもあります。限られた時間の中で相談をうまく進めるポイントは、相談したいことを事前に整理してまとめておくことです。例えば、下記のような工夫をしてみるとよいでしょう。・話したいことに優先順位をつけておき、大事なことから話す・視覚的な情報や、言語化された資料として検査結果を見せながら話す検査結果レポートの内容は詳細でボリュームもあるため、すべてを読んでもらうのが難しい場合もあります。検査結果を持参する際には、あらかじめ、優先順位をつけて特に相談したい部分に付箋をつけたり、その部分だけを持っていくなどするのもおすすめです。検査結果を見せたり渡したりする際には、検査結果レポートの「04.専門家の皆様へ」のページを見せるなどして、LITALICO発達特性検査についても説明するとよいでしょう。Upload By LITALICO発達特性検査 活用サポートまとめ相談機関は、お子さまと保護者の方にとって、支援の輪を広げる最初の入口です。不安や相談そのものにハードルを感じるときは、事前にどのような不安があるかや、何が気になっているかをまとめておくことで、相談しやすくなり、その先のサポートも受けやすくなります。より具体的でお子さまにとって前向きに考えられるよう、相談ができるとよいでしょう。それぞれの相談機関の持つ専門性や機能、専門家の種類によっても相談できる内容はさまざまです。いずれも保護者の方とお子さまに寄り添い、よき伴走者となってくれる頼もしい存在です。そのためにも、お互いの情報を共有し、協力体制をつくることがとても重要です。ぜひ、LITALICO発達特性検査を相談のためのツールとしてご活用ください。
2024年07月09日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツで子育てをしている主婦のぱん田ぱん太です!教育方針は家庭ごとにさまざまですよね。わが家にももちろん、いろいろとありますが、その中で1つ、フリッツ君によく学んでほしいなあと思っていることがあります。そう、それは……「きちんと謝ること」です。もちろん、これはあくまで私の経験上の話で、「ドイツ人はみんなこう」というわけではないので、どうか誤解なきようお願いします!(汗)複数の子どもたちで遊ばせていると、やっぱり小さなトラブルは起きちゃいますよね。そんなとき、私が見る限りでは多くのドイツ人ママさんたちも、日本と同じように「お互いにEntschuldigung(ごめん)を言いなさい、それで納得して、遊びを続けなさい」と教育していますから、根本は同じのはず。変なプライドを持たず、自分に非があれば、すぐに誠意を持って謝る。やっぱり、それができる人は国を問わず好かれると思いますし、フリッツ君にもそんな大人になってほしいのです。しかし、ある日のこと。小さなミスをした後、いつも通り素直に謝ってくれたフリッツ君ですが……?少し考えてみて、わかりました。私がよく言っている「ママはちゃんと謝ったから許してほしいな」「フリッツ君はちゃんと謝ってくれたから許すよ」この「許す」という日本語を、フリッツ君は「"ゆる"をする」という言葉だと勘違いしていたことが発覚しました(笑)。かわいい勘違いに和まされながらも、これからもしっかりと「謝る」ことについて教えていけるようがんばります!
2024年07月01日障害児通所支援事業を行うアース・キッズ株式会社(R)(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:高見 裕一)は、教育・保育に関する商品やサービスを展開する株式会社チャイルド社(所在地:東京都杉並区、代表取締役:柴田 豊幸)や、スポーツクラブ「メガロス」を展開する野村不動産ライフ&スポーツ株式会社(所在地:東京都中野区、代表取締役:小林 利彦)などを協力企業とし、2024年7月1日、総合情報メディア「チャイルドラボ(R)」の提供を開始いたしました。チャイルドラボは、「育児×保育×療育をつなぎ、すべての子どもの健やかな成長を支える」をコンセプトとし、保護者と保育園や幼稚園、発達支援施設の先生など、子どもに関わるすべての方に向けたアプリ・WEBサイトです。専門家監修のじっくり学べる記事と、数分から学べる動画で情報提供し、社会全体で子どもを育てる環境作りを推進します。チャイルドラボ■サービス提供の背景2022年の文部科学省の調査によると、通常学級に通う児童・生徒の約8.8%、35人の学級では1クラスに3名程度が発達障害の可能性があることが明らかになりました。文部科学省は「特別支援教育の知識がある教員が少なく、適切な支援ができていない可能性がある」と指摘しており、発達支援の課題が社会問題となっています。また少子化に伴い、保育園閉鎖が増える見込みであり、選ばれる園となることが課題となっています。2023年には保育園と児童発達支援施設の併設が認められ、発達障害児の数が年々増加している中、インクルーシブ保育・教育が求められる時代背景が相まって、発達障害児支援に関するエビデンスに基づく知識の需要が高まっています。このような背景から、保護者、保育施設、発達支援施設がそれぞれの考え方で子どもと関わるのではなく、子どもを社会全体で分け隔てなく育てていくことの重要性が理解されています。チャイルドラボでは、育児、保育、療育を軸に情報を発信し、保育教育機関と福祉施設が相互理解を深め、また保護者や子どもと関わる方々に対しては、エビデンスに基づいた情報や多様な選択肢、心身の健康を促す情報を提供し、子どもの健やかな成長を目指します。■チャイルドラボ・サービス概要チャイルドラボは、育児×保育×療育をつなぎ、すべての子どもの健やかな成長を支える、アプリ・WEBサイトの総合情報メディアです。保護者と保育園や幼稚園、発達支援施設の先生などの子どもに関わるすべての人に向け、「育児・子育て」「暮らし」「心の健康」「身体の健康」「園・施設紹介」「エンタメ」「発達障害」「保育者」「児発・放デイ」の9カテゴリーにわたって、記事と動画で情報を提供します。WEBサイト : 法人向けサービス紹介: ■チャイルドラボの5つのポイント【(1)数分で学べる!忙しい保育者・先生の育成に】チャイルドラボでは、記事と動画で育児・保育・療育に関する情報を提供しています。必要な知識や発達障害の解説、子どものやる気を促す方法などをご紹介。初心者でも学びやすく、施設スタッフの研修にも最適です。専門家監修の記事と、3分から学べる動画をスマホでも簡単に閲覧可能。時間や場所を選ばず、忙しい保育者・先生の学習に適しています。【(2)投稿機能で事例の共有!最新情報を学べる】園や施設から記事を投稿する機能があります。園、施設の管理画面から遊びや工作、取り組み、事例を手軽に更新でき、テキストの他にも写真や動画、PDF資料も投稿できます。チャイルドラボからの発信だけでなく、施設の遊びや工作アイディアが随時更新されるので、常に新しい情報を得ることができます。【(3)独自カスタマイズでオリジナル研修教材にも】記事や動画をフォルダ分けしてお気に入り登録できる、コレクション機能があります。「新任研修用」「2歳児クラス方針」など用途別に作成したお気に入りフォルダは、園、施設内、法人内などで共有することができ、共通の研修ツールとして活用できます。投稿機能と組み合わせることで、独自の研修教材作りも可能です。【(4)育児・保育・療育現場で活かせるプログラム】児童発達支援・放課後等デイサービスの5領域に対応した発達支援プログラム集は200種類を超えます。中期目標や具体的な支援内容、楽しく活動するためのポイントや、難易度調整のやり方など、初めて子どもと関わる方でも写真付きで分かりやすく掲載しています。発達支援プログラムで使えるプリント教材の他、育児や保育の中で行える工作キットや遊びの紹介も豊富で、明日からの子どもとの関わりに活かすことができます。【(5)施設情報を発信し、イメージアップができる】チャイルドラボは保護者の方からの利用も多く、工作や遊びのアイディアなどの投稿をすることで認知向上に繋げることが可能です。■チャイルドラボ・監修者小関 俊祐:桜美林大学准教授。「発達障害療育研究所」および「スタジオそら(R)」顧問。公認心理師、臨床心理士、認知行動療法スーパーバイザー。土屋 さとみ:発達障害療育研究所研究員。公認心理師、臨床心理士、専門健康心理士、日本ストレスマネジメント学会認定ストレスマネジメント実践士。発達障害療育研究所(R):発達障害や支援に関する情報収集や分析、専門家や関係機関との事例・情報共有を行い、より良い支援と人材育成を目的として、アース・キッズ株式会社により設立。国立研究開発法人産業技術総合研究所との共同研究の他、育児・保育・療育に関するセミナー、支援に関する幅広い情報を学会や「そら通信」などで発信しています。■協力企業株式会社チャイルド社:「幼児の 美しいこころ すこやかなからだ ゆたかな夢 をそだてる」を理念とし、「園のお役に立つこと」「一人ひとりの子どもの最善の利益」の実現を目指して様々な教育・保育に関する商品やサービスを展開。グループ会社である株式会社三恭では保育園「パピーナ」を6か所で運営。野村不動産ライフ&スポーツ株式会社:「顧客満足を感動と喜びに変える」を企業理念に掲げ、スポーツクラブ「メガロス」、メガロスアフタースクール、バイリンガル幼児園などの事業を通じて地域に住まう方々に健康であることの「喜び」「大切さ」を伝え、「健康」と「生きがい」創造に貢献することにより、お客様や社会と共に栄え、成長することを目指す。記事イメージプリント教材イメージプログラム集イメージ動画イメージ■会社概要商号 : アース・キッズ株式会社代表者 : 代表取締役 高見 裕一所在地 : 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-51-6 原宿MOA 2F設立 : 2000年1月28日理念 : 子どもたちのために。以上。ビジョン: すべての子どもたちが公平に可能性にチャレンジできる…。そんな社会を創る。事業内容: 児童福祉法に基づく児童発達支援、放課後等デイサービス「スタジオそら」子どもの健やかな成長を支える総合情報メディア「チャイルドラボ」URL : TEL : 03-3403-4389FAX : 03-3403-4388Mail : child-lab@earth-kids.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年07月01日ユネスコとの公式関係を有し、様々な青少年教育事業を展開している今夏、公益財団法人 五井平和財団では、7月30日(火)から小学4年生~中学1年生を対象に、世界の課題解決型シミュレーションゲーム「ワールドピースゲーム」を都内で開催します。課題解決型シミュレーションゲーム「ワールドピースゲーム」子どもたちが仮想4カ国や国連機関などのチームに分かれ、自分たちだけの力で世界の様々な課題の解決にチャレンジし、平和のゴールを目指します。正解のない問いに向き合い、仲間と助け合いながら、チーム間で交渉を重ねる試行錯誤を通じて、これからの世界で必要とされる、主体性、発想力、深く考える力を子どもたちに養うことができます。【詳細・お申込はこちらから】 【参加者の声】・自分だけでなく、他者の視点を考えられるようになった。・問題解決の難しさと楽しさを知ることができた。一つでも世界の問題を解決できる人間になりたい。・状況を整理するセンスや能力が身についたような気がする。・受け身の態度から、能動的に行動ができるようになった。・平和は難しいと思っていたけど、対話で少しずつ平和に近づけることがわかった。【ワールドピースゲームとは?】1978年米国の小学校教師だったジョン・ハンター氏が、生徒たちのために考案した世界の課題解決型シミュレーションゲーム(主な対象は小学校高学年から中学生)。ゲームの様子を取材したドキュメンタリー映画の公開やTEDカンファレンスでの登壇で話題となり、これまでにアメリカ、オーストラリア、フランスなど世界34カ国、国内では秋田県大仙市立大曲南中学校、軽井沢風越学園、白馬インターナショナルスクール、三田国際学園などで開催されています。【開催概要】日程 :2024年7月30日(火)~8月3日(土)9:00-12:00対象 :小学4年生~中学1年生会場 :ケイ・インターナショナルスクール東京 本館4階多目的室4(最寄り駅:地下鉄 清澄白河駅)参加費:通常 18,000円きょうだい割・ともだち割 16,000円締切 :7月16日(火)主催 :公益財団法人 五井平和財団協力 :一般社団法人 ワールドピースゲームジャパン、ケイ・インターナショナルスクール東京※5日間連続のプログラムです。原則、5日間参加できる方が対象です。※最少催行人数25人に満たない場合は、開催を中止します。※最終日のみ保護者の見学が可能です。※進行は日本語です。【団体概要】名称 : 公益財団法人 五井平和財団代表者 : 西園寺 裕夫所在地 : 〒102-0093 東京都千代田区平河町1-4-5 平和第1ビル設立 : 1999年3月事業内容: 公益財団法人 五井平和財団は、持続可能で平和な地球社会の創造を目指し、様々な専門分野が協力し、英知を結集するためのネットワークづくりを推進するとともに、未来を担う青少年の教育事業をはじめ、人々の平和意識を喚起する様々な活動を展開しています。当財団は、国際連合経済社会理事会(ECOSOC)の特殊協議資格およびユネスコとの公式関係を許可されています。URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年06月28日私たち家族は義父と同居しています。義母は夫が幼いころ病気で他界したそうで、それ以来義父は夫を男手ひとつで育ててきました。義父は家事も完璧で、結婚当初は平和な同居生活でしたが、息子が産まれてからすこしずつ変わっていったのです。息子が産まれたのは、ちょうど義父が定年退職をしてすぐのこと。これまで仕事に割いていた時間をすべて孫に使うと宣言した義父は、育児書を読みあさり、すっかり“教育じいじ”になってしまいました。 いい学校に行かせて、エリートに育てると言いますがーー。暴走する教育じいじ少々暴走気味の義父でしたが、目に余るときは夫が注意してくれました。しかし夫が長期の出張に行ってしまい、状況は一変。義父の教育じいじぶりがエスカレートしました。 ごっそり家庭学習用の教材を買ってきたかと思えば、幼稚園から帰った息子につきっきりでやらせる日々。学習計画も半年先まで立てていて、その日のノルマが終わらないと自由に遊べません。 さすがにやりすぎだと夫から注意してもらいましたが、3日もすれば元通り。息子が泣くと、忍耐力のない子に育ったのは私のせいだと言い、私も息子も相当なストレスです。でも、義父からすれば孫のためを思ってのこと。その気持ちもわかるので、私は困り果てていました。 私の教育は全否定!?ある週末のこと。その日は息子の誕生日で、さすがの義父もお勉強はお休みにしてくれました。 プレゼントは欲しがっていたミニカー。息子はとても喜んで、ひとしきり家中を走らせたあと、画用紙にミニカーの絵を描き始めました。 そんな息子を私は微笑ましく見ていましたが、義父は気に入らなかったよう。「こんな物があるから勉強しないんだ!」と突然怒り出し、あろうことかミニカーを投げて壊してしまったのです。 一瞬の出来事にビックリしていた私は、息子が泣き叫ぶ声で我に返りました。私が抗議をすると「こんなものを買うくらいなら、勉強道具を買ってあげなさい。今から勉強しないと医者になれない!」と言うではありませんか。 しかしわが家は医師の家系でもなく、もちろん息子が医者になりたいと言ったわけではありません。息子の人生は息子に決めさせると言っても、聞く耳を持たない義父。とにかく、たった5歳にこんな生活は厳しすぎると言っても、私が甘やかしすぎていると怒り、部屋にこもってしまいました。 ママ友のひと言そんな最悪な空気のなか、息子の誕生日をお祝いするために幼稚園の友だち親子が遊びに来てくれました。玄関で出迎えながら、今朝の出来事をすこし冗談まじりにママ友に話していると、突然義父が部屋から出てきて、今度は幼稚園を変えた方がいいと言い出したのです。 今の幼稚園は、子どもの個性を伸ばしてくれるとても人気のある園。入園後の指導も素晴らしく、不満は何ひとつありません。私は転園させる気はないとハッキリ言いましたが、義父は勉強ができないと意味がないと言って聞きません。 私と義父がにらみ合っていると、ママ友が口を開きました。「あの……、お孫さんにはすごい絵の才能があると先生もビックリしていたの、ご存じないんですか?」 それを聞いて、お友だちが「あれ、見せてあげなよ! 」と言い、息子はハッとした顔をして小走りで自分の部屋に向かいました。祖父が涙したワケしばらくして、幼稚園カバンからあるものを取り出して持ってきた息子。それは「特賞」と書かれた金色の花がついた絵でした。「ぼくのじいじ」と書かれていて、大人が見てもわかるくらい、義父にそっくりです。 細かいシワまでしっかり書かれていて、しかめっ面なのも特徴をとらえています。義父はそれを見てハッとしたようで「じいじは、こんなにいつもこわい顔をしているのか?」と息子に聞いていました。 そして「亡くなった妻は、美大出身だったんだ……それを受け継いでいるのかもなぁ」と言い、涙を流していました。義父は息子を抱きしめ「ごめん」と謝り、私には「孫にいい人生を歩ませてやりたいと思いすぎて、才能を見逃すところだった。申し訳ない」と言い、部屋に戻っていきました。そっと覗くと、義母の仏壇になにやら話しかけていたので、きっとこの話を報告していたのでしょう。 それ以来、義父は一切「勉強」を強要しなくなりました。その代わり、プロが使うような上質な画材を大量に買ってくるようになったのです。“教育じいじ”ぶりは変わらずですが、息子の気持ちを尊重してくれるのでありがたい限りです。 孫やわが子にすこしでもいい人生を歩んでほしいと思うのは、誰もが同じこと。でも、大人が思っている「いい人生」が、本当にその子にとっていい人生かは誰にもわかりません。 ただ黙って見守る、やりたいことに寄り添うという愛情のかけ方こそ、一番難しいのではないでしょうか。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年06月22日阪急阪神ホールディングスグループの株式会社ミマモルメ(本社:大阪市福島区、社長:藤井啓詳)が、讀賣テレビ放送株式会社(本社:大阪市中央区、社長:大橋善光)と共同で構成するプログラボ教育事業運営委員会は、この度、顧客満足度調査「2024年 オリコン顧客満足度(R)調査」において、「子どもプログラミング教室 総合ランキング 第1位」を受賞しました。また、同調査における複数の項目においても1位を受賞しました。※※ 結果詳細ページURL: 《調査概要》 2024年 オリコン顧客満足度(R)調査 子どもプログラミング教室■調査方法:インターネット調査 ■調査主体:株式会社oricon ME■サンプル数:1,197人 ■規定人数:50人以上 ■調査企業数:23社■定義:未就学児および小学生を対象に、PCもしくはタブレットを使用したプログラミング教育を提供している企業■調査期間:2024/03/01~2024/03/21、2023/03/20~2023/03/30■調査対象者 性別:指定なし 年齢:20~69歳 地域:全国条件:以下すべての条件を満たす保護者1)過去4年以内に、対象の教室に未就学児(4歳以上)または小学生の子どもを通わせた2)月に1回以上の頻度で、3ヶ月以上継続して通わせた3)主に、対象の教室での対面授業で、PCもしくはタブレットを使用したプログラミング教育のコースに通わせた4)通わせる教室の選定に関与し、サービスに関する支払い金額を把握しているプログラボ教育事業運営委員会が運営する「プログラボ」は、『私たちは、ロボットプログラミング教育を通じて、未来を担う子ども達の「夢を実現するチカラ」を育みます。』との教育理念のもと、現在、直営校・フランチャイズ校合わせて全国1都1道2府9県で84校に、約8,000名が在籍しています。また、自治体などへのプログラミング教育の導入支援や「プログラボ」が実践する学びをベースにした企業、教育機関、自治体向けの研修事業などを行っています。今後も1人でも多くの方の「夢を実現するチカラ」を育めるよう取り組んでまいります。【参考】株式会社ミマモルメの概要1 本社 大阪市福島区福島3丁目14番24号2 資本金 1億円(阪神電気鉄道株式会社100%出資)3 設立 2017年8月8日4 代表者 代表取締役社長 藤井 啓詳5 事業内容 あんしん事業(ミマモルメ)・教育事業(プログラボ)6 ホームページミマモルメ プログラボ 株式会社ミマモルメ リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年06月03日天外塾事務局(所在地:神奈川県茅ヶ崎市、代表:岡)は、セミナー「教育と子育てを皆で探求しよう!ダイアログ2024」を2024年6月18日(火)より全8講、開講します。また、各セミナー終了後には、録画配信も予定しております。教育と子育てを皆で探求しよう!ダイアログ2024【新緑の中、子供がすくすく伸びるためのサポートをご一緒に探求しませんか?】お子さんが「ちゃんと社会に適合して、いい人生を歩んでほしい」というのはすべての親の共通の願いでしょう。「社会」というのが厳然と存在しており、それに合うように子供をあたかも動物を調教するようにトレーニングしなければいけない、というのが少し前までの常識でした。それが「いい学校、いい会社、出世」という呪縛になり、激しい受験戦争に子どもたちを駆り立ててきました。いまではその呪縛はだいぶ薄らいできましたが、それに代わる社会共通の子育て目標はまだ地平に姿を現しておらず、お子さんをどう育てたらよいのか、迷っておられる親御さんも多いと思います。日本という国は明治時代も、終戦直後も「戦士を育てる教育」が実践されました。それはとてもうまくいき、列強の植民地にされず、また一面焼け野原の中から奇跡の復興を遂げました。いまでも多くの人が教育といえば「戦士の教育」しかないと信じています。それが「いい学校、いい会社、出世」という一本道に子どもたちを追い込んできたのです。たしかに、いままでは多くの企業で売り上げ、利益、規模拡大に貢献する「戦士」を尊重しておりましたので、「戦士」を育てた方が出世をする傾向がありました。天外塾の講師・天外も、若い頃はまぎれもない猛烈企業戦士でした。ところがいま、社会も企業も大きく変容しようとしております。2018年1月に刊行されベストセラーになったF.ラルー『ティール組織』は、「人類の意識が次のレベル(the Next Stage of Human Consciousness)に達したがため、彼が“ティール”と名付けた新しい組織運営法が出現した」という内容です。「ティール組織」では、上下関係や指示・命令がなく、一人ひとりの自主性が重んじられ、「全体性」が発揮されることが求められます。「全体性」というのは、鎧を脱いで自然に振舞うことです。まだ数は少ないですが、そういう企業ではもはや「戦士」は活躍できません。さらに深堀りすると、社会の枠を子どもに押し付けると、子どもは魂の底からの叫びを抑圧し、伸びやかな人間性を失います。むしろ、魂の声をしっかり聴いて自らの足でしっかり歩ける子の方が、いかなる環境の中でもたくましく生きていけるようになります。いまのように、社会が大きく変容しつつあるときの子育ての難しさは、大人が必ずしも子育ての目標にはなり得ないことです。あなたと同じように育ってしまうと、あなたのお子さんは次の社会では取り残されてしまうかもしれません。あなたが親から受けてきた子育て、学校で受けてきた教育は、次の世代には通用しない部分を含んでいます。いまの時代の子育て・教育は、親や教師のサイドの意識の成長なしでは語れません。このセミナーでは、四人の最先端教育実践者と二人の教育研究家と共に、自らを見つめながら、皆さんで次の時代を支える 子育てのあり方を熱く語ります。このエクサイティングなオープン・ダイアログの場にぜひご参加ください。参加者を下記の通り、募集いたします。【セミナー概要】第1講2024年06月18日(火)13:00~17:00/リアル開催@茅ケ崎湘南癒しのヒーリングスペース/講師:天外 伺朗第2講2024年07月02日(火)13:00~17:00/リアル開催@かえつ有明中・高等学校/講師:木村 智浩+田中 理紗第3講2024年07月16日(火)13:00~17:00/リアル開催@ヒロック初等部/講師:蓑手 章吾第4講2024年07月30日(火)09:00~13:00/Zoom開催/講師:竹村 詠美第5講2024年08月13日(火)13:00~17:00/リアル開催@茅ケ崎湘南癒しのヒーリングスペース/講師:原 陽一郎第6講2024年08月27日(火)13:00~17:00/リアル開催@茅ケ崎湘南癒しのヒーリングスペース/講師:坪谷 ニュウエル 郁子第7講2024年09月10日(火)13:00~17:00/リアル開催@白馬会場 白馬インターナショナルスクール/講師:Chris Balme(通訳あり)/草本 朋子第8講2024年09月27日(金)13:00~17:00/リアル開催@きのくに子どもの村学園(和歌山)/講師:堀 真一郎*全講Zoomによるリモート受講が可能です。*第1講、第5講、第6講は茅ケ崎湘南癒しのヒーリングスペース、第2講は、かえつ有明中・高等学校(東京・江戸川区東雲)、第3講は、ヒロック初等部(東京・用賀)、第7講は白馬インターナショナル・スクール、第8講はきのくに子どもの村学園(和歌山)での開催です(詳細は別途お知らせします)。宿泊先はご自身で手配ください。● 全講/ファイヤーキーパー:「茅ケ崎湘南癒しのヒーリングスペース」/かえつ有明中・高等学校/ヒロック初等部/白馬インターナショナルスクール(Zoomも可)※終了後 懇親会予定● オブザーバー:Zoomにて講師:天外 伺朗(てんげしろう)参加費:A. ファイアーキーパー :16万円B. ファイアーキーパー(寄付) :16万円*C. オブザーバー :8万円D. 再受講/ファイアーキーパー(寄付):8万円E. 再受講/ファイアーキーパー :8万円*白馬インターナショナルスクール全額寄付8名様(残席3名様限定)会場:以下会場にて開催いたします。● 第1講、第5講、第6講茅ケ崎湘南癒しのヒーリングスペース所在地:〒253-0055 神奈川県茅ケ崎市中海岸1-1-12● 第2講かえつ有明中・高等学校 所在地 :東京都江東区東雲2丁目16-1アクセス:最寄り駅は「東雲」「豊洲」から学校まで都営バスで約8分です。● 第3講ヒロック初等部 所在地 :東京都世田谷区上用賀5丁目23ー2アクセス:用賀駅(東急田園都市線線)より徒歩で15分● 第7講白馬インターナショナルスクール 所在地 :長野県北安曇郡白馬村北城アクセス:白馬駅(JR大糸線)より車で数分懇親会:17:00~希望者(各セミナー終了後)その他、Zoomでの配信や終了後には録画配信も予定しております。※録画は仕上がり次第、参加者に配信させていただきます。■お申込み、詳細はこちらから「教育と子育てを皆で探求しよう!ダイアログ2024」(会場/Zoom/録画) ■お問合せ主催: 天外塾事務局MAIL: officejk@onyx.ocn.ne.jp ■天外 伺朗(てんげしろう)プロフィール天外 伺朗元ソニー上席常務。工学博士(東北大学)、名誉博士(エジンバラ大学)。2006年まで42年間ソニーに勤務。その間、CD(コンパクトディスク)、NEWS(専門家向けコンピュータ・ワークステーション)、AIBO(犬型ロボット)などの開発を主導した。その後、ソニー・インテリジェンス・ダイナミクス研究所 株式会社所長兼社長などを歴任。ホロトロピック・ネットワークを主宰、医療改革や教育改革に携わり、瞑想や断食を指導し、また「天外塾」というセミナーを開いている。次第にすべての人の意識の変容と、社会の進化を加速することを主眼にした塾に変わっていっている。さらに2014年より「社員の幸せと生きがい、社会貢献を大切にする企業」を発掘しするための「ホワイト企業大賞」も立ち上げ10年間代表を務めた。著書に『運命の法則』、『「ティール時代」の子育ての秘密』、『「生きる力」の強い子を育てる』、『「人類の目覚め」へのガイドブック』、『実存的変容 人類が目覚め「ティールの時代」が来る』、『「ザ・メンタルモデル」痛みの分離から統合へ向かう人の進化のテクノロジー』(由佐美加子・共著)、『自然経営 ダイヤモンドメディアが開拓した次世代ティール組織』(武井浩三・共著)、『幸福学×経営学 次世代日本型組織が世界を変える』(小森谷浩志・前野隆司・共著)、『人間性尊重型 大家族主義経営 新しい「日本型経営」の夜明け』(西泰宏・共著)、『無分別智医療の時代へ』、『日本列島祈りの旅1』、『出雲王朝の謎を解く』、『融和力』、『シン・コミュニティ論』など著書多数。他、瞑想や断食を指導。現在、医療改革、教育改革、企業経営改革、人間力を高めること、最新の組織、コミュニティを深掘りすることにも取り組んでいる。【会社概要】会社名 : 株式会社 office JK(代表=岡)所在地 : 〒253-0054 神奈川県茅ケ崎市東海岸南3-2-7事業内容: セミナー/講演会/出版/PRマーケティングURL : 公式ホームページ 公式Facebook 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年05月31日バイリンガルの英語系YouTuberとして人気のリサティ―さんが、共働きでも預けられると話題のバイリンガル幼児園、Kids Duo International(キッズデュオインターナショナル、以下KDI)のセンター南園に潜入取材! 海外で育ち、自身のお子さんにもバイリンガル子育てを実践中のリサティ―さんが、英語教育はもちろん、運動、知育など幅広く力を入れているKDIをレポートします!KDIの英語教育の秘密は? 子どもたちの英語力に驚き…!取材にお邪魔したのは、卒園間近の年長さんの英語クラス。実際にKDIで身につけた英語力を見せてもらえる絶好の機会です。KDIのジェイク先生のレッスンでは、子どもたちが英語で1人ずつ発表する「Show&Tell」が行われていました。思い出の品などを見せながら、園生活で楽しかったことを1人ずつ発表していて、流暢な英語はもちろん、聞いている人の目を見ながら堂々と発表する姿に驚かされます。スポーツデイやサマーフェスティバル、クリスマスイベントなど園生活の楽しかった思い出を堂々と発表。英語を話せるだけじゃない最大限に広がった子どもたちの可能性発表の後は、聞いていた子どもたちからのクエスチョンタイム。もちろん、質問も回答もすべて英語で、レッスン中は一切日本語を話さずに行われています。友だちの話に関心を持って聞き、的確な質問ができるのも、「聞く力」と「自分で考える力」が身についているからこそ。リサティ―さんも子どもたちに交ざって質問タイムKDIの英語教育の特徴は、勉強として英語を学ぶのではなく、使いながら学ぶこと。着替えやランチタイム、おやつの時間などでも常に英語に触れ、1日の半分は英語に浸れる環境です。言語の習得には2000時間が必要という研究がある中、KDIで4年間過ごすと倍近くの3840時間以上英語に触れられ、一生ものの英語耳を育てます。KDIで過ごすだけで英語が習得できるなら、英語に苦手意識を持つパパやママも、「英語をどうやって身につけさせよう」という悩みから解放されますね。ゲームもすべて英語で。楽しみながら自然と英語が学べる環境リサティーさんがジェイク先生に質問!英語を習得する上で、ジェイク先生が心がけていることは何ですか?「英語を楽しいと子どもたちが思うこと」、そして「安心して挑戦できる環境」を大切にしています。英語が母国語でない子どもたちが、安心して英語を学べるように、教室ではどんどん間違えてOKという雰囲気づくりを心がけ、子どもたちの挑戦を応援しています。安心な環境で、「聞く」「読む」「書く」「話す」の英語4技能を15種類のプログラムを通して学ぶこどもたち。卒園時には英検®準2級程度(高校中級レベル)のリスニング力・スピーキング力が身につくのです。実際にレッスンを受けていた子どもたちも、リスニングはもちろん、自分の思ったことを難なく英語で表現していました。通ってみてどうだった? 保護者のリアルな声実際に通わせてみてどうだったのか、保護者の皆さんのリアルな声を聞きました。英語の上達はもちろん、多くの方がそれ以外のメリットも挙げていたのが印象的です。子どもたちの園生活を振り返ると、あらゆる面での成長が見えてきました。ーーKDIにお子さんが通って良かったと思う点を教えてください。・子どもの好奇心がぐんと広がりました。先生方は、英米だけでなくいろいろな国の出身の方がいます。KDIで生活する中で、娘は「将来、世界中に行ってみたい」と言い出しました。英語を入り口に世界中の人とつながれることをKDIが教えてくれました。・「English Topic」の時間に、英語で動物や宇宙などさまざまなテーマに触れ、娘は宇宙に興味を持ちました。好奇心を育ててもらいました。・KDIは、チャレンジ精神を育てる環境が整っています。英検やスピーチコンテストなど英語だけでなく、英語以外でも「チャレンジしよう」と前向きになりました。ステップが見える化され、「ここまであとちょっと」と目標を持って進めるカリキュラムがすごいです。・幼稚園は休みが多い印象がですが、KDIは最大限預かってもらうことができ、共働きの私たちには本当に助かりました。小学校受験対策や習い事も園舎で完結するから、親も子どもも負担が少ないです。担任の先生と課外レッスンの先生も連携して、子どもの成長を見守ってくださいました。海外育ちYouTuberのリサティーさんのリアルな感想は?ところで、海外で教育を受けてきたリサティ―さんには、KDIはどのように映ったのでしょうか? リサティー:「英語」というより「楽しい」にフォーカスしているレッスンが印象的でした! 子どもたちから日本語で話しかけられることは常になく、どの子も英語で話しかけてくれたので、みんな英語脳ができていることに驚きました。英語のシャワーを浴びせるKDIの環境に、確固たる一貫性を感じるとともに、私の子育てとの共通性も発見しました。私も、娘たちと英語で話すことを徹底しています。子どもがわからないと、助けたいという気持ちにもなりますが、それを乗り越えたときに、子どもの自信につながります。そして、英語脳のスポンジに英語の表現が吸収され、同じようなシチュエーションに出会ったときに、次は言えるようになります。特に印象に残ったのは、「Show&Tell」で子どもたちが見せたプレゼンテーションスキル。物怖じせず、アイコンタクトをしながら自分たちの言葉で話している姿を見て、日本の教育では難しいスキルを身につけていると感心しました。子どもたちの将来の選択肢を増やしたいという思いで、バイリンガル育児に挑戦しているという点では、KDIとの多くの共通点を感じたのと同時に、私自身もバイリンガル子育てに確信が持てました。 >>最寄りのKids Duo Internationalを検索する 英語は3本柱の1つ! これからを生き抜く「自分力」が身につく英語教育のほかに知能教育、運動指導が実践されているKDIでは、「子どもの発育・発達」の研究に基づいて段階的に指導され、脳神経がもっとも発達するといわれている「ゴールデンエイジ」に子どもが遊びながら学べるプログラムが特徴です。これからの時代に必要な、自分で考えて、決めて、自ら行動する「自分力」を大切にしていることが、英語のレッスンでも垣間見られました。KDIの魅力は英語だけじゃない! 運動・知能教育もKDIの知能教育は「目的を持ったあそび」。でもただのあそびではなく、脳神経が最も発達するゴールデンエイジである幼児期に、24の知能因子を偏りなく刺激し、脳の器を広げます。子どもによって得意な因子、苦手な因子があるので、脳がやわらかいうちにまんべんなく刺激することに着目しています。■運動指導は忍者気分で楽しく運動指導では忍者風ジャージ「忍ジャージ」を着て、4年間で300種類の忍者あそびプログラムを実施。東京大学名誉教授および日本女子体育大学 学長の深代千之氏の監修で考案されたカリキュラムは、どんなスポーツにも必要な9つの基本動作を段階的に習得し、運動能力を向上させます。■学習だけじゃない! トイトレから集団行動までライフスキルもKDIでは、トイレトレーニングからコミュニケーション力まで、月齢・年齢に合わせた指導を行っています。異年齢のお友だちと関わる経験や、「やり抜く力、目標に向かって頑張る力、自制心、自己肯定感、他者への配慮、コミュニケーション能力」など、社会で必要な力の習得を目指しています。園内にある「ラーニング・ステーション」では、銀行、スーパー、パン工場など、20種類以上の職業体験を通して、造る・勤める・商うなどを学び、社会の仕組みを英語で学ぶことができます。また、日本文化も大切にし、着替えや食事のマナー、持ち物の整理、行儀など、日本の教育のいいところも採り入れているのは「バイリンガル幼児園」ならではです。習い事の送迎不要! 共働きにやさしい環境最後に、「共働き家庭だから」と保育園以外は無理だと考えていませんか? KDIは、そんな心配はいりません。なぜならば、これだけのクオリティの英語や運動をKDI以外の場所で習わせるには、送迎の負担が大きくなってしまいますが、KDIなら朝バスに乗せて登園させるだけでOK。しかも、幼保無償化対象園だから金額面での負担も軽減されます。保育園に通って、あちらこちらに習い事に行かせるより、はるかにコスパやタイパもよいのです。英語・知育・運動・ライフスキルといったバランスの良い教育が受けられるKids Duo International。各園で行われる入園説明会に、一度参加してみませんか? Kids Duo International>>説明会に参加する >>最寄りのKids Duo Internationalを検索する ▼リサティーさんのYouTubeチャンネルでも今回の取材内容を公開中! 実際に子どもたちが英語を話している姿をぜひチェックしてください!PR:Kids Duo International 文・写真/まちとこ
2024年05月10日通信指導実績34年・累計指導会員数50万人以上を誇る総合教育企業、CKCネットワーク株式会社(代表取締役社長:山崎 朋宏、本社:愛知県名古屋市)は、新サービス『オンライン家庭教師ハイタッチ』を提供開始しました。オンライン家庭教師ハイタッチ新規開講■オンライン家庭教師ハイタッチ『オンライン家庭教師ハイタッチ』は、「ティーチング」「トレーニング」「コーチング」の3本柱で、「自ら気づき、考え、行動できる力」を育てる家庭教師サービスです。「教える」ということが中心の一般的な家庭教師サービスではなく、生徒のやる気を引き出しながら授業以外の家庭学習までをサポートする『手厚い指導』が特長です。■背景CKCネットワークでは、創業以来「自力で問題解決を図る」子どもたちを育てるべく、家庭学習サポートのためにFAXを利用した通信添削指導を行ってきました。添削指導の中で、大切にしてきたことは「学ぶきっかけを与える」ことです。答えを教えるのではなく、どうすれば「わかる」「できる」ようになるかを一緒に『考え』、『気づかせる』。“わからなかったことがわかった”、“できなかったことができた”という経験を積むことが「自信」になり、『次の行動』につながります。そのために添削(トレーニング)と生徒をやる気にさせる電話でのフォロー(コーチング)に力を入れてきました。ただ、リアルタイムで子どもの考える過程へのサポートができないこと(ティーチング)が私たちの課題でした。そこで今回、CKCネットワークの強み・経験を生かし、添削指導と個別授業を組み合わせた新しい家庭教師サービス、自ら気づき、考え、行動できる「一生モノの学ぶ力」を育てる『オンライン家庭教師ハイタッチ』が生まれました。■サービス概要自宅で受講する生徒の様子◆「考える力」を育てるティーチング双方向・リアルタイムでノートを共有することで、解き方・考え方を先生と共有し、必要な教科・単元の理解度を深めます。定期テストや高校受験、大学受験など、生徒一人ひとりの状況に合わせた指導をします。◆「行動する力」を育てるトレーニングハイタッチでは、授業以外に、生徒の目的や習得状況に合わせた学習計画を策定しますので、何をするか、どこをやり直せばよいかが明確になります。また、添削指導で問題を解くためのアドバイスをすることにより、「できない」が「できる」に変わり、学習習慣がつきます。学習計画表と手書きで行う添削指導◆「気づく力」を育てるコーチング月2回のコーチングを行います。コーチングでは、学習状況の確認・進路指導やテスト分析から、生徒の『問題解決能力・自主性・モチベーション』を高め、進路の目標達成に導きます。【CKCネットワーク株式会社について】『家族に自慢できるサービスを、世の中に提供する。』を理念として1990年に愛知県で創業しました。通信指導実績34年、累計指導会員数50万人以上を誇る総合教育企業です。オンライン個別指導塾「Fit NET STUDY」や、マンツーマン学習サポート「Preステップオンライン」など、幅広い事業を運営しています。CKCネットワーク株式会社URL : オンライン家庭教師ハイタッチURL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年05月09日株式会社両備システムズ(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:松田 敏之、以下 当社)は、2024年5月8日(水)~10日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催される、日本最大の教育分野の展示会「第15回 EDIX(教育総合展)東京」に出展いたします。当社は「子どもの未来を創造する両備教育DX」をテーマに、子どもの学びを支援、子どもを育む保護者および教職員の方々への支援、そして教育を支えるセキュリティ対策の3つを柱に、デジタルで教育現場を変革していくソリューションを出展いたします。2026年以降の次世代の校務支援システムの普及や2030年に向けた教育DX(Society5.0)に関心が高まりつつあるなか、データ活用やクラウドを前提とした情報保護の仕組みなどの次世代の教育DXに向けた取組みも紹介いたします。教育分野の展示会「EDIX(教育総合展)」へ出展■「第15回 EDIX(教育総合展)東京」開催概要会期 : 2024年5月8日(水)~10日(金)10:00~18:00(最終日のみ17時終了)会場 : 東京ビッグサイト 西展示棟(東京都江東区有明3-11-1)入場料 : 無料(事前登録制)主催 : EDIX実行委員会(企画運営:RX Japan株式会社)公式サイト: ■両備システムズ出展ブース●場所 小間番号 9-24両備システムズ出展ブースイメージ■出展製品ラインナップ● 統合型校務支援システム「RYOBI-校支援」「RYOBI-校支援」は自治体内の様々な情報を一元管理し、学校業務の効率化をサポートする統合型校務支援システムです。先生方の業務負担軽減をはじめ、児童・生徒の学習状況等を可視化することでデータに基づいた指導を支援します。児童・生徒一人一台タブレットの利活用や、家庭・学校・地域との連携を通じて「教育DX」を実現します。 (「RYOBI-校支援」サービス紹介ぺージ)● 教育データ可視化プラットフォーム子どもデータ連携基盤の構築とBIツール上でのダッシュボードの構築および実証を進めています。実証を通して教育委員会や教職員の方々の意見を反映し、現場で活用しやすいダッシュボードシステムの構築を目指しております。今後は福祉データ連携など、子どもに関する幅広い領域のデータを掛け合わせることで得られる新たな知見によって、細やかな指導・支援や学校経営に活かすことができます。● 保護者連絡システム「保護者連絡システム」は、学校・保護者・地域をつなぎ、大切な情報をお届けします。保護者は子どもの健康状態、出欠連絡を学校に送信できます。学校は、保護者からの連絡確認に加え、お便りやアンケートを配信できます。また、保護者からの出欠連絡などは、統合型校務支援システム「RYOBI-校支援」に自動で連携されます。 (「保護者連絡システム」サービス紹介ぺージ)● 公立保育園・こども園向け業務システム「HOICT(ホイクト)」保育士の業務負担の軽減はもちろん、自治体の管理業務においても効率化を実現する業務支援システムです。登降園時刻の打刻から園児の状況確認や給食数の確認、延長保育料の自動計算・出席簿の自動作成までを一連で処理できます。保護者アプリで、お知らせ配信・連絡帳配信等で保護者とのコミュニケーションを図ることができます。 (「HOICT」サービス紹介ぺージ)● 児童教育相談「R-STAGE教育相談システム」スクールソーシャルワーカーおよびスクールカウンセラー等が実施する教育相談の相談情報や対応記録を管理するシステムです。システム活用により情報の集約、分析、適切なケース対応を支援します。● 多要素認証「ARCACLAVIS NEXT(アルカクラヴィス ネクスト)」文部科学省は令和5年3月にガイドラインを改正し、クラウドサービスを踏まえた教育情報セキュリティの考え方を提示しています。パスワードによる認証にICカード認証や生体認証を組み合わせた多要素認証(二要素認証)により、多くの情報を扱うコンピューター利用時の確実な本人認証を実現し、なりすまし、不正行為、情報漏えいを防ぐための認証強化を行うことができるセキュリティ製品です。 (「ARCACLAVIS NEXT」サービス紹介ぺージ)● BYAD ECサイト販売支援サービス大学や高校で「学校推奨パソコン」を購入する機会が増えています。このようなBYAD(※)パソコンについて、ECサイトの構築から、代金回収、コールセンター準備まで、当社がECサイトでの販売を支援します。(※)BYAD…Bring Your Assigned Device(指定または推奨されたPCなど情報端末を用意すること) (教育機関向けBYADサービス紹介ページ)■会社概要株式会社両備システムズ本社所在地:岡山県岡山市北区下石井二丁目10-12杜の街グレースオフィススクエア4階代表者 :代表取締役社長 松田 敏之設立 :1969年12月資本金 :3億円事業内容 :公共、医療、社会保障分野および民間企業向け情報サービスの提供(システム構築、アウトソーシング事業)、ソフトウェア開発、データセンター事業、ネットワーク構築サービス、セキュリティ事業、ハードウェア販売および保守サービス、AI・IoTなど先端技術研究開発コーポレートサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月17日学校、教育委員会と交渉し、5年生まで探し続けた息子の居場所現在11歳の息子は、6歳でADHD(注意欠如多動症)、軽度知的障害(知的発達症)と診断を受けました。就学相談では特別支援学級を勧められましたが、近所に友達を作りたいからという希望があったため、1年生のうちは通常学級に、2年生からは特別支援学級で卒業までお世話になる形でという話になりました。ですが息子のが落ち着ける居場所を見つけるまでには困難があったのです……。明るくて元気で人懐っこい性格の息子なので、たくさんの友達と楽しく過ごしてくれたらと思ったからでしたが、入学後は、学校で癇癪を起こされては対応できないと言われ、限られた時間の登校、オンライン授業や放課後登校という生活をすることになってしまいました。息子の居場所がない……悩み、試行錯誤しましたが、現在はその生活から抜け出すことができています。癇癪を起こすと強制帰宅のルール1年生の時「急に暴れます」と先生から言われました。かかりつけ医からは、暴れるのには必ず理由があると聞いていたので、「なにかきっかけはありましたか?」と聞いても先生からは思い当たりませんと言い切られてしまい……。学校の対応に不安を覚えましたが、2年生になれば特別支援学級に移るので支援していただけるだろうと思っていました。2年生になり特別支援学級へ移ったのですが、学校の統廃合によって場所が変わり、校長先生も変わりました。当然クラスメイトも変わりましたので、その変化に適応するのが大変だった息子は、夏休み前に学校で癇癪を起こし、先生にものを投げてけがをさせてしまいました。そして2学期からは、「落ち着かないのでお迎えにきてください」という急な連絡が頻繁に入るようになりました。10月になると給食をひっくり返すなどの行為が出るようになり、それをすると強制帰宅のルールができました。私は給食前後の時間になると、手元のスマホの着信音にびくびくするようになりました。かかりつけ医からは息子が『給食をひっくり返したり癇癪を起こせばお迎えに来てもらえる』という誤学習してしまっていると指摘されましたが、学校へ相談しても呼び出しは変わらず続きました。Upload By ユーザー体験談3年生にあがってからは、特別支援学級の主任の先生から私立の特別支援学校の見学を勧められました。ただ、息子のIQ(知能指数)だと特別支援学校に通うには高く、難しいかもしれないとも言われました。先生から「親御さんが『癇癪を起こしても学校で面倒を見てくれ』と言ったら我々はやるしかないんです」と言われたことがあったのですが、この言葉は学校で対応できないから移ってほしい(でも移るのは現実的に難しい)としか聞こえませんでした。私は(もう学校は息子をみてくれる気持ちはないのかもしれない)と感じました。ケース会議では『息子のニーズに合う受け入れ先の学校は現状はないのが現実』3年生の11月から付き添い登校をすることに決まりました。私がいることによって息子が安心し、癇癪を起こさないのではないかとの学校からの提案で、3、4時間目と給食だけ参加し、途中癇癪を起こすようなら帰宅してほしいと言われました。そんな中、学校、教育委員会、区の職員などでケース会議がありました。ですが結論はでず、ただ『息子のニーズに合う受け入れ先の学校は現状はないのが現実』と告げられました。そうすると、なおさら今いる特別支援学級にお世話にならないといけません。でも特別支援学級からは特別支援学校を勧められ……。うちの子の居場所はどこにもないの?と途方に暮れました。Upload By ユーザー体験談4年生になっても、3、4時間目と給食、そして放課後登校が続きました。それ以外の時間は犬の散歩やサイクリングをしていたのですが、息子は学校へ行くことができないことにストレスを貯めているようでした。ある日先生に「なぜオンライン授業はできないんでしょうか」と聞いたところ「そういう方法がありましたね」と言われやっとオンライン授業が始まりました。ですが、オンライン授業をしても息子の存在を忘れられていることや、教材を事前にもらえないこと、手を挙げているのに分かってもらえないことが頻繁に起き、この方法では……と限界を感じていました。また、学校に問い合わせても回答が2週間かかるなど対応が後手後手になっていると感じ、包括的に担当してもらうべくスクールソーシャルワーカーに介入してもらうことになりました。学校(担任、主任、管理職)、医者、訪問看護、SSW、区の担当、相談支援専門員でケース会議が行われました。医師のもう少し長い時間学校へ行かせてあげてほしいとの訴えは、他の児童の安全確保、本人が穏やかに活動を進めることが最優先とのことで退けられる形となりました。進展がないまま冬休みとなりました。4年生最後になると、最後の授業+帰りの会+放課後の時間を数回過ごすことができましたが、癇癪などが起きるとそれについて指摘され、まだ学校で長い時間過ごすのは不可能と判断されました。このまま息子の小学校生活を終わらせたくない5年生、3年ぶりに担任の先生が変わりました。新しい先生はしっかりした先生で、今までの対応が一変しました。まず、オンライン授業の質が格段に上がり、連絡や相談事なども管理職にすぐ伝わるようになりました。本人も学校が楽しそうな様子をみせるようになったのですが、ただ、先生は放課後に会議があることが多く、そういう時は放課後登校がなしになりました。どんどん学校へいる時間が減ってしまう……これに限界を感じ、どうすればよいか本当に悩んでいました。この頃から同じ世代の子たちと関わって過ごさせたいという親の気持ちが強くなりました。友人に特別支援学校の先生がいるのですが、相談したところ、今のクラスでこれからも放課後登校を続けるよりも、支援の手厚い特別支援学校に転校したほうが本人も安心して楽しめるのじゃないかとアドバイスをうけ、ダメもとで特別支援学校への転校を目指すことにしました。このまま、息子の小学校生活が終わってしまうのが心配だったのです。Upload By ユーザー体験談医師を含めた関係者でのケース会議が行われました。医師は朝から学校に行きたい息子にとって特別支援学校はベターな方法であると伝え、SSWも同意してくれました。困難を極めた年度途中での特別支援学校への転校。「僕も毎日朝から来て良いの?」と不安げな息子に涙しかし、年度途中での特別支援学校への転校は困難を極めました。私は各所へ相談、交渉しましたが「前例がない」の一言で退けられました。それと同時に、特別支援学校への見学も始めました。息子は全ての学校に対して「行きたい」と前向き。息子が学校へ行きたがっていることを胸に私は交渉を続け、ついに年度途中に転校した前例を見つけ、そのことをケース会議で伝えると、ついに転校が許諾されたのです。転校することになった特別支援学校で入学前面談をしたとき、「どうだった?」と聞かれた息子は「すごく楽しかった!また来たい!」と前のめり。それに対して先生が「来週から来るんだよ」と言うと、「僕も毎日朝から来て良いの?」と不安げに、でも期待をもったまなざしで先生を見つめていました。学校に毎日行くなんて許可をとるまでもなく当たり前のことなのに、来て良いのか確認をするほど不安になっている様子に、親として涙が出そうになりました。先生は「そうだよ!毎日来るんだよ。来週からは給食も食べるよ。スクールバスにも乗ってくるんだよ!早起き頑張るんだよ」と温かい声がけをしてくださいました。そして5年生の10月、ようやく特別支援学校での生活がスタートしたのです。Upload By ユーザー体験談「学年で1番楽しそうにしていますよ」ついに見つけられた息子の居場所転校後は不適応行動も癇癪もほとんどなく、楽しく通えるようになって、まるで夢のようです。学校も癇癪を起したら帰宅なんてことはもちろんないですし、そもそもそうならないような環境作りがなされています。不安になった時や疲れた時、イライラした時にどう気持ちを表現するかといった練習をしているのですが、少しずつできるようにもなってきました。学校のお友達のことを細かく報告してきたり、みんなで取り組む体育のダンスや音楽の演奏が楽しいということも口にします。担任の先生との面談では、「学年で1番楽しそうにしていますよ。居場所ができて、自分が求められている、大切にされているというのを感じていると思います」とも言われました。学年の先生方がチームとなって支えてくれています。ぐっと落ち着いた息子を見て、医師が言っていた「環境設定の大切さ」とはこういうことかということを実感しています。小学生の大切な時期に、集団に関われなかった息子ですが、現在人との関りを増やし大きく成長中です。もともと人が大好きな性格を生かして、得意なところをたくさんのばしていってほしいと思います。特別支援学校に転校してから「みんな仲間」という意識が生まれています。そのような経験をいかし、人を大切にするという気持ちが育っていってほしいです。でも、一歩一歩ゆっくり元気に成長してほしい……それに尽きるかもしれません。イラスト/まるエピソード参考/お気楽ママ(監修:初川先生より)通常級で入学し、特別支援学級に移ったものの癇癪が続き、安定した登校が叶わず、特別支援学校に移ってようやく“居場所”と感じられるようになられたエピソードをありがとうございます。お子さんの障害や特性によって、環境になじみにくい、安心感を得づらい面はあるのかもしれません。ただ、それはお子さんだけの課題なのではなく、それをふまえて学校側がお子さんを理解し、見通しや予告を伝え、つらくなったときはどうするかについて一緒に検討し、仮に短時間からの登校であったとしても、少しずつ時間を伸ばしていくための長期的な方針によるものとして実施するなど、環境側の受け入れを整えていく。そうした相互作用の中で、教室や学校が落ち着いて過ごせる場所、居場所となり、お子さんも安心感を得てゆくものだと思います。ただ、通常級、特別支援学級、特別支援学校それぞれ児童の数に対しての教員数が決まっているので、特に通常級では多くの児童を一人の先生が見ているがゆえに、「急に暴れます」(きっかけを気づくことが難しかった)ということが起きてしまうなど、できることには限界があります。5年生の時に担任された先生によって、だいぶスムーズに進む面も出てきたように、良くも悪くも担任の先生とのめぐり合わせという要素もあります。完全にフィットする場を見つけるのは確かに難しい場合も多く、関係者が集まっての支援会議やケース会議など、知恵を持ち寄る面ではよいものの、なかなか好転しない場合は保護者からするととても疲弊されたろうと思います(※スクールソーシャルワーカーにも入っていただいたとのことですが、自治体によってスクールソーシャルワーカーの申請・活用方法が異なることがあります。このあたりは担任の先生や特別支援コーディネーターの先生にお問合せください)。とても大変な道のりの末に特別支援学校への転籍が認められ、今はとても充実した学校生活が過ごせているとのこと、何よりです。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年04月02日1歳の息子は、おもちゃを突然投げてしまう、楽しくなりすぎて物や人をたたいてしまうことがあります。特におもちゃを投げることは、楽しいようで頻繁にしています。その都度、いけないこと、危ないことであると叱っていますが、なかなか改善されずに夫婦で悩んでいました。そんなある日、義理の実家へ遊びに行ったときの出来事です。義理の実家での息子義理の実家には、おもちゃがないので、息子がお気に入りのおもちゃを持って行きました。息子は、おもちゃを投げることやテーブルをたたくことなど、やや乱暴な遊び方をすることが多く悩んでいました。 そんななかでのおでかけなので、おもちゃを投げ始めるかもしれないと考え、投げてよい布製のボールのおもちゃなども用意。義理の実家でも、いつも通り遊んでいる息子。しかし、だんだんと楽しくなってきて、遊びが激しくなってしまいました。 義父の対応は……最初のうちは息子がおもちゃを投げてしまっても、たたいてしまっても、義父はやさしく見守ってくれていました。私は、息子がいけないことをしたときには、必ずいけないことであると伝えています。このときもいつもと同じように、毅然とした態度で息子にしっかり注意しました。 息子に声をかけると、しっかりと話は聞いていました。ですが、しばらくたっても激しく遊んでいる息子に、義父は少しイライラしているように見えました。 息子をたたいた!私たち夫婦は、息子にたたかれても、どんなに悪いことをしても、息子をたたくことはありません。まだ1歳ですし、伝え続けることが大切だと思うので、「だめだよ。痛いよ」と、言葉で説明しています。ですが、息子が義父の足をペンッとたたくと、義父は無表情のまま息子の頭を少し強くたたきました。 息子は、何が起きたのかわからないような表情でそこへ立っていました。義父の手をたたく、頭をたたかれるというのを数回繰り返し……。終始義父は、無表情のままです。頭をたたかれる息子を見ているのが、私はつらかったです。夫はというと、見て見ぬふりをしていました。 私は、私たちの方針と異なる義父の教育方針、“痛いということをたたいて教える”ということに納得できず、その場から息子を離しました。義父に対して、私たちの育児方針を伝えることや、強制することもできず……。それ以降、義実家へ遊びに行く際は、義父を息子がたたくことのないよう、私たちのそばで遊ばせることにしています。 著者:白田 よう保育士として働いていたが、出産を機に退職。やんちゃな男の子を育てながら、自身の体験談を中心に執筆中。
2024年04月01日「インクルーシブ教育」を推進するための指針を、教育リーダーズから学ぶ2022年に国連から日本へと推進が通達されたこともあり、昨今大きな注目を集めている「インクルーシブ教育」。インクルーシブ教育とは、文部科学省で下記のように定義されています。‘’「インクルーシブ教育システム」(inclusive education system、署名時仮訳:包容する教育制度)とは、人間の多様性の尊重等の強化、障害者が精神的及び身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能とするとの目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組みであり、障害のある者が「general education system」(署名時仮訳:教育制度一般)から排除されないこと、自己の生活する地域において初等中等教育の機会が与えられること、個人に必要な「合理的配慮」が提供される等が必要とされている。障害のある子もそうでない子も、共に学ぶための仕組みづくり。しかし実際の市区町村、学校教育の現場では、対応のノウハウが欠如していたり、人員が足りなかったり、チームの目線が合わなかったりと、推進が難しい現状もあるという声も散見されています。そんな中でも、すでに全国でインクルーシブ教育を先駆けて推進している人たちがいます。彼らはインクルーシブ教育をどのように捉え、何を考え、推進を実現してきたのでしょうか?この連載では、そんな彼らを「教育リーダーズ」と位置付け、その言葉に耳を傾けることで推進のヒントとなる”指針のカケラ”を集めていきたいと思っています。第二回は、神奈川県鎌倉市教育委員会の教育長である、高橋洋平氏にお話を伺いました。Upload By 発達ナビ編集部プロフィール 高橋洋平 氏宮城県登米市出身。 中学校教員や市教育長を務めた父親と障害を持つ叔母の影響を受け、教育の道を志す。 東北大学教育学部を卒業し、文部科学省に入省。 学校教育のデジタル化や福島県庁での震災復興、米国の大学で教育研究、コンサルティング会社教育チームマネージャーなど、多角的に教育に携わる。2023年に鎌倉市立小中学校の教育行政を牽引する教育長に就任。Upload By 発達ナビ編集部正しいことを、子どもたちの「今」に合わせて実装するーー本日はよろしくお願いいたします。さまざまな視点・キャリアから教育に向き合ってきた高橋さんですが、まずは教育に対してのお考えの原点にあるものを教えていただけますでしょうか。原点には間違いなく福島で過ごした時間があります。私の在任当時、避難指示区域となった町村の子どもたちは、避難先に建てられたプレハブの仮設校舎などに通っていました。学校を訪ねるたびに、本当に可哀想だな、早く村に戻してあげたいなという一心で、県庁の学校再開支援チームをリードしていたんです。ーーそこで、今の教育に対する価値観にもつながる体験をされた。除染などにより放射線量が下がり避難指示が解除され、新しい学校の整備ができた時の、仮設校舎の閉校式での出来事でした。教育関係者と喜びを分かち合っていた私たちでしたが、ある小学校6年生の女の子から「仮設って言わないで。この学校は仮設なんかじゃない」って言われたんです。ーー仮設なんかじゃない。とても重い言葉です。もう、頭をガツンとやられるような、本当にショッキングな言葉でした。Upload By 発達ナビ編集部ーー子どもたちのためにと奔走するあまり、見えていないものがあったと。はい。その子が先生や友人と学びあった6年間は仮設なんかじゃなく、「本物」ですからね。人生に仮の時間なんてあってはならない。過去の震災に囚われ、未来の復興を見て、当時の私には子どもたちの今が見えていなかったんです。だから、「仮設」や「被災者」、「障害者」などもそうですが、一方的な決めつけではなく、目の前のその人と向き合って仕事をしたいと、強く思っています。ーーその経験が、今のインクルーシブ教育への想いにもつながっているんですね。能登地震でも学校を含め甚大な被害がありました。関係者の尽力で他校を間借りしたりして学校が再開されており、これからさまざまな面で復興が進んでいくことと思われます。何をもって本当の復興というかは本当に難しく、数字などで一律に「ここまでいったら復興!」と決められるものではなく、復興には一人ひとりの形があるのだと考えています。いずれにしても自分の力で立ち上がり、自らの幸せを掴んでいくことが、復興なのかなと考えています。それはまさにインクルーシブな学びにも通じて、それぞれの個性や特性を持ちながら、それぞれの学びや幸せを勝ち取っていくということのように思われます。東日本大震災でもコロナ禍でもさまざまな分断が生じましたが、そういった分断を乗り越えていけるような学びや対話の形を、これからも追い求めていきたいです。ーーインクルーシブ教育について文部科学省が示す方針については、どのように捉えられていますか?インクルーシブ教育を含め文部科学省が示す方向性は、基本的にはいつも正しいことを言っているなと感じます。でも、その正しいことを子どもたちや学校教育の現場において、真に正しいものにどのように落とし込んでいけるかが大事なことです。福島での経験を踏まえて、鎌倉で実践していきたいと、今はそう思っていますね。鎌倉は多彩な文化にも恵まれ、そして海や山という自然も近くにあり、学ぶ場としてとても豊かだと思っています。そして何より、多様な人がこの街を選んで、関わってくれている。まさに街としてもインクルーシブな環境の中で、鎌倉らしい教育の形をつくっていきたいです。Upload By 発達ナビ編集部その場所ならではのテーマやキーワードを見つけ、街の共感を得て推進するーーインクルーシブ教育の中でも、「鎌倉らしさ」について紐解いていければと思っています。鎌倉市が見据える未来について、教えてください。鎌倉では、世界に誇れる持続可能な町、そして共生社会を市民と共創するというビジョンを掲げています。 市民一人ひとりがお互いに尊重し合って、支え合って、自らが望む形で社会との関わりを持ち、生涯に渡って安心して自分らしく暮らしていくというものです。とてもインクルーシブな考え方を持ったビジョンだと思っています。ーー鎌倉市の教育が目指す方向と、重なる部分が大いにあると。はい。まずは自分自身を認め、そのうえで他者を尊重し、違いがあるからこそ学びがあると理解する。その上で、他者と協働しながら持続可能な共生社会の創り手へと育っていく。そんな視点に基づいているのが、鎌倉市の教育が目指す基本的な考え方です。鎌倉らしさで言うと、一つは「如意」という禅の言葉があります。Upload By 発達ナビ編集部ーー「如意」ですか。歴史ある鎌倉らしい言葉です。いわゆる如意棒の「如意」であり、意のまま、自由自在という禅の言葉です。自分の良さと可能性を認め、他者を価値ある存在として尊重し、目指したい方向を合わせながら進んでいく。自分だけでなく社会として自由自在で幸福であることを尊重する。Well-beingに通じる言葉だと思っており、教育で目指すべき姿であるなと感じています。ほかにも、この街らしさで言うと「鎌倉野菜」にもヒントがあるかなと。ーー「鎌倉野菜」はブランド化されて全国的に人気ですよね。山に囲まれた鎌倉の狭い土地であり、かつ多様なレストランからのオーダーを受けて、色とりどりの野菜が少量多品種で生産されています。七色畑とも呼ばれ、インクルーシブ教育が目指すべき姿も重なる、そんな風に思っています。弱みは強みに変わるし、活躍の場を通じてスタイルがつくられ包摂される、鎌倉の教育の姿にも取り入れていきたいなと。その土地ならではの教育の形、キーワードを見つけることは、関係者の目線も揃いやすく、大切なことかなと感じています。Upload By 発達ナビ編集部一方で、難しいのは、歴史ある鎌倉の資材を活用することのみに縛られてしまうと、発想としてプロダクトアウトなんですよね。教育においては、やはり子どもたちを起点としたマーケットインで考えていないと、意味のある形に落とし込めないと思います。やはり学習者中心の視点で考えなければならない。これは忘れてはいけないポイントの一つです。ーーなるほど。そんな鎌倉市の教育においての課題はどのあたりにありますか?どの教育委員会でも重要なテーマとして扱われていますが、学校に行くのがつらい子どもたちが増加しています。学校教育の構造も変わっていかなければなりません。子どもたちが学校にフィットしていない本質的な原因に目を向けながら、さまざまな方々と連携してプロジェクトを進めているところです。民間との協業に力を入れ、魅力的な人や資金のリソースを確保するーー不登校のお子さんに対する取り組みについて、具体的に教えてください。「かまくらULTLAプログラム」という取り組みをご紹介させていただきます。こちらは、不登校や学校に行くことがつらいと感じている子どもたちを対象にした、一人ひとりが学習の個性や特性に応じて自分らしく学んでいく方法を見つけていくことを目的とした探究プログラムです。鎌倉らしい森、お寺、海、テック企業などの地域特性を活かしながら、色んな分野のプロである大人たちと一緒に活動をします。海のプログラムでは、「タコから学ぶ生物多様性からの自己理解」をテーマに、漁師さんのお話を聞いたり、「気持ち悪いー!」とか言いながらもタコを触ったり、パエリアにして食べちゃったり、体験を通して学んでいきます。そうやって保護者の方がいないところで、1つの探究テーマを通して、自らの学習の特性を踏まえて学び方を自己調整しながら学んでいくプログラムです。Upload By 発達ナビ編集部ーー不登校の子どもたちにとって、非常に有意義な場をつくることができているんですね。森のプログラムでは、浄智寺の朝比奈住職の得意料理でもあるカレーをいただいたのですが、その上に鎌倉野菜の素揚げを乗せました。敏感な子も多く、「絶対食べられないよ」と言っていたのですが、ペロリと食べていましたね。「どうして食べられたの?」と聞いてみたら、見たことがない野菜だから挑戦してみたと話してくれました。他にも浄智寺の井戸水の飲み比べをしてみたり、五感を思う存分活用した伸び伸びとした学習に、鎌倉のエッセンスを加えて、独自のプログラムを展開しているんです。ーーお話を伺っているだけで、子どもたちの目が輝いている様子が浮かんでくるようです。本当にそうなんです。例えば工作や絵やダンスやプログラミングなど、子どもたちそれぞれに得意な表現方法があります。得意な学習スタイルで、自ら学びのハンドルを握り、自分らしく学びを掴み取っていくという方向に、教育が変わっていかなければならないのだと思っています。このプログラムは、それぞれの子供たちが学びに向き合っていくエネルギーを高めることができていると感じています。海のプログラムの終わりに「なりたい自分になれたよ!」って叫んでくれたお子さんもいて。大人たちも感動していましたね。ーーとても感動的なエピソードです。一方で、子どもたちが何が得意で、どんな個性を持っているか見えづらいという、学校現場の悩みもあるようです。そのために私たちは、アセスメントという形で学びの特性をできるだけ把握できるように努めています。話すのが得意なのか、聞くのが得意なのか、対人関係や関心分野、表現の特性までを可視化していきます。このデータは、もちろん本人や保護者の方にも共有して、ご家庭での理解にも役立てていただいています。子どもによってはあえて苦手な学び方にチャレンジしたりということも見られるようになってきました。学校ではLITALICO教育ソフトのプログラムも活用しながら、定点観測的に継続して積み上げていき、その後の学びと接続していけるように取り組んでいるところです。特別支援学級を中心に先生と活用してフィードバックを重ね、教育の現場でも役立っています。Upload By 発達ナビ編集部ーー「かまくらULTLAプログラム」での実践を経て、今後の展望を教えてください。手応えを感じているので、学びの多様化を進めるために、体験型のプログラムを軸とした新しい「学びの多様化学校(不登校特例校)」をつくる計画を進めています。1学年10人ほどを想定していまして、学校に行きづらさを感じている子どもたちの学習の進度や特性に合わせて、個別最適の学びが得られる場として令和7年の開校を目指しています。こうした施策を進めていくことで、従来の学校とも相互に刺激を与え合って、学びの選択肢を増やしていきます。通常の学校に通えない子の受け皿やセーフティネットにという言い方はあまりしたくなくて、自分らしく学べ、こういう場なら行ってみたいと思ってもらえるものにしていきたい。こうした取り組みを通して、今学びとつながれていない子どもたちの可能性にしていきたいと思っています。ーー民間との連携で言うと、ほかにはどのようなことをされていますか?「鎌倉スクールコラボファンド」という取り組みをしています。これは、プロジェクト型学習やプログラミング学習、デジタルを活用した個別最適な学びなど、学校が魅力的な企業や大学、NPO等とのコラボレーションを通して、社会に開かれた教育課程を実現していくために、クラウドファンディングで資金調達をするものです。Upload By 発達ナビ編集部寄付を個人や企業から募り、教育委員会でプールすることで、子どもたちの学びにとって必要な領域に、スピード感を持って柔軟に使っていくことができます。このようなアジャイルな資金の活用の仕方はやはり公費だけでは難しく、クラウドファンディングだからこそ実現できた形となります。第4弾となる今回の募集でもなんとか目標達成して調達できました。ーー他の市区町村にも横展開できるような、インクルーシブ教育の土台をつくるためにも活用できそうなモデルですね。そうですね。このスクールコラボファンドの取り組み自体も、他自治体にも広がりを見せています。もちろん私たちのノウハウも共有しますので、今後も全国の自治体に波及していってくれたら良いなと思います。私たちもさらに進化させていきたいと計画しているところです。Upload By 発達ナビ編集部ーーたくさんの視点をいただきありがとうございました。最後に、鎌倉市としてこれから大切にしていく、教育に対しての想いについて教えてください。これからの学校教育の現場には、子どもたちが自分で学びを選ぶという形が求められてくると思います。大人に一方的に教えてもらう教育ではなく、子どもたちが主体的に自ら掴み取っていく学びの環境をいかにデザインできるかが試されてくる。福島の復興で被災者自身が自分の力で立ち上がり、自ら多様な幸福を掴み取っていった時と同じように、子どもたちに一方的に与える学びでなく、多様な子どもたちを信じて委ねながら、共に学んで成長していきたい。そんなことを日々考えながら、鎌倉市のインクルーシブな学びのためにできることに力を尽くしたいと思います。インクルーシブ教育推進のために、まずは子ども以上に大人がワクワクしながら働けているか高橋さんは最後に、個別最適で協働的な学びとか、探究的な学びを教育で実現したいと言うのなら、それ以前に大人がワクワクと自分の仕事に向き合えているかが大切なのではないか、と話されていました。教育委員会自身、あるいは教育長自身が、そういう学びであったり、仕事の仕方をできてるかどうかを常に見直さなければいけないと、自分に言い聞かせているようです。言葉や枠組みが先行しがちなインクルーシブ教育の本質を突いた、示唆のある言葉だと感じました。Upload By 発達ナビ編集部引き続き、この連載では全国の教育リーダーズの話を取材し、皆さんにお伝えしていきます。インクルーシブ教育の取り組みを知ることで指針を集め、今まさに実践されている、実践しようとしている方のヒントになりますように。ここまで読んでいただきありがとうございました。
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