認定NPO法人ポケットサポート(岡山県岡山市、代表理事:三好 祐也)は、2023年10月7日(土)に小児慢性疾患を抱える小学生から高校生を対象として体験交流イベント『ポケットスペースin津山』を岡山県小児慢性特定疾病児童等自立支援事業の一環として津山市中央公民館で開催します。イベント当日は参加者全員で自己紹介ゲームをした後、マジックショー&簡単マジック講座やカード・ボードゲームでの交流を通じて、同じような病気療養経験のある同世代の仲間づくりを目的としています。感染症対策のため少人数にて開催します。先着15名で、事前参加申込が必要です。参加は無料となっております。事業紹介チラシ表面●イベント開催概要開催日時:2023年10月7日(土)13時~16時会場 :津山市中央公民館 大会議室(岡山県津山市大谷600番地)参加費 :無料対象 :慢性疾患を抱える小学生~高校生ときょうだいが対象内容 :ボード&カードゲームを楽しむ、マジックショー鑑賞&簡単マジック講座定員 :先着15名(感染症対策のため人数を制限します)申込方法:10月2日(月)までに下記の申込フォームから申し込みください。イベント詳細ページ: イベント詳細チラシ: ●岡山県小児慢性特定疾病児童等自立支援事業についてこの事業は長期にわたり療養を必要とする子ども同士の交流や、ボランティア等と交流・学習支援、ピアサポート相談の機会を作ることにより、情報交換やコミュニケーション等による社会性を育み、子どもたちの健全育成と自立促進を図ることを目的として実施しています。個別相談は幼少期に病気療養経験のある支援員が対応いたしますので、安心してご相談ください。事業紹介チラシPDF: ●認定NPO法人ポケットサポートについて認定NPO法人ポケットサポートは、岡山県岡山市を中心に小児がんや心臓病などの慢性疾病を抱える主に小学生~高校生とその家族を対象に「病気を抱える子どもたちが将来に希望をもって自分らしく暮らせる社会」をビジョンに掲げて、入院治療中から退院・復学・自宅療養中まで切れ目のない継続的な支援活動を展開しています。・支援拠点(事務所)を開放した学習&交流スペースの開設・岡山市内2カ所の小児入院病棟に訪問しての相互交流支援・同じような長期療養を経験した支援員によるピアサポート相談・当事者家族を対象とした夏祭りやクリスマス会などの交流イベント・地域支援ネットワーク拡充のための講演会・研修会の開催コロナ禍に関わらず、入院中の子どもたちは家族や友達と離れての生活になり、孤立感や精神的ストレスを感じやすくなります。そんな子どもたちには「自分ひとりだけがしんどい思いをしているわけではない」「自分だけが特別なわけではない」と思える空間や、励まし合える仲間がいることがとても大切です。「友達と同じように遊んだり、勉強したり、友達と会話したい!」という子どもたちの願いを叶えるために私たちポケットサポートは活動をしています。・団体名 : 認定特定非営利活動法人ポケットサポート・代表理事 : 三好 祐也・事務所所在地 : 〒700-0932 岡山県岡山市北区奥田本町22-2・公式ホームページ: ・活動開始時期 : 平成23年7月・法人格取得 : 平成27年11月(平成30年4月13日に認定NPO取得) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月20日2023年9月17日(日)に、愛知県の離島・篠島で親子みんなが楽しめるイベント「虹(ナナイロ)だんらん食堂in篠島」を開催します。URL: 虹だんらん食堂in篠島このイベントは、“子ども食堂”“食育”の啓蒙活動を行うNPO法人 One Dining Tableが主催し、孤食・貧困といった社会問題に取り組むだけでなく、子ども同士のつながりを作る「第3の居場所」として、身近なつながりから、地域を越えたつながりまで、子ども交流の幅を広げることを目的にした活動の一環として実施します。■「虹だんらん食堂in篠島」の主な催し「虹だんらん食堂in篠島」では“食育”をテーマに、子どもたちが野菜を切ったり、パパ・ママへの配膳をしたりと、お手伝いをしながら楽しむ「大BBQ大会」や、島の漁師さんと協力して行う「魚のつかみ取り体験(調理・食事あり)」、会場の子どもたちをチームに分けて、パパ・ママたちとも協力しながら楽しむ「宝探しゲーム」といった催しも多数ご用意。参加費は大人1名7,000円(税込)で高校生以下は無料、2時間の飲み放題付き。虹だんらん食堂in篠島 イメージ1虹だんらん食堂in篠島 イメージ2虹だんらん食堂in篠島 イメージ3これらのイベントを通じて、子どもたちに楽しみながらも普段から食べているものについて考える、肌で感じるきっかけを提供し、「自分の食事がどこから来ているかを感じる」「生産者と向き合う」「お手伝いをする」といった、“いただきます・ごちそうさま”の言葉に込められた“食事への感謝”や、“お手伝いの心”を育んでもらいます。そして、子ども同士の交流を深め、地域を越えた友だちづくり、みんなでご飯を食べることの楽しさを知るきっかけになることを願っています。■来春開催の「One Dining Table FES. 2024」に向けてNPO法人 One Dining Tableは2023年3月21日に名古屋・栄のオアシス21で「3・2・1・いただきます!」を合言葉にしたイベント「One Dining Table FES.」を開催し、ステージイベントや、協力企業各社による飲食の提供、子どもたちの職業体験ブースを設け、3万人を超える来場者の方に、イベントを通じて“子ども食堂”“食育”の啓蒙を行いました。「虹だんらん食堂in篠島」では、2024年3月に開催を予定している「One Dining Table FES. 2024」を来場者に向けて紹介したり、篠島に住む子どもたちを招待したりといった試みも予定しています。ぜひ「虹だんらん食堂in篠島」と合わせて、「One Dining Table FES. 2024」にもご注目ください。■イベント概要「虹だんらん食堂in篠島」開催日 :2023年9月17日(日)時間 :10:00~15:00会場 :篠島デューテラス所在地 :愛知県知多郡南知多町篠島浦磯1-1料金 :大人 1名 7,000円(税込)、高校生以下無料(飲み放題付き)アクセス:名鉄河和駅徒歩5分の河和港から高速船、師崎港(南知多町)より高速船など主催 :NPO法人 One Dining Table 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月13日「子どもが起きない!」(著/渡辺正樹・漫画/むぴー)より娘が朝起きれなくなった原因は?前の晩は調子よく過ごしていたはずの娘が翌朝、学校に行く時間になると一向にベッドから起きてこない。なだめてもすかしても、ちょっと声にドスを効かせて迫っても、てこでも起きあがろうとしない。はたまた別の日には、なんとか起き上がることはできても、見事にスローモーションのようにしか動けない。やっとのことで身支度をして、家を出たかと思っても、途中でひどくお腹が痛くなったと青い顔をして戻ってくる。最初のうちは、学校で嫌なことでもあったのだろうかとあれこれ話を聞いた。すると、そりゃあ多少は面倒なこと、嫌なことがあったとしても、断固として登校を拒みたいほど決定的な出来事が起こったわけでもなさそうだった。ましてや、なんとか登校できた日には、その日の学校で起きたあれこれを楽しそうに話すのである。「学校に行きたくないわけじゃない。でも、どうしても体がいうことを聞かないんだよ」という娘の言葉は、どうも本心のようだった。そんなことがしばらく続いたある日、ネットで探した専門の病院にかかると、娘には起立性調節障害(OD)という診断が下りた。「子どもが起きない!」(著/渡辺正樹・漫画/むぴー)は、神経内科医の渡辺氏がODがなぜ起きるのか、そして症状を改善していくためにどんな対策が有効かを、悩める子と親に優しく寄り添いながら、細やかに提示してくれる。「子どもが起きない!」(著/渡辺正樹・漫画/むぴー)より子どもが朝起きない原因だった「起立性調節障害」(OD)とは本書によると、OD(オーディー)とは、青少年の自律神経失調症を指す言葉として用いられ、軽症を含めると小学生の約5%、中学生・高校生の約10%に見られるほどよくある病気だという。また、ODは、“精神の病気ではなく肉体(内臓)の病気”なのだそうだ。内臓をコントロールする自律神経が乱れると倦怠感やふらつきなどの体調不良を引き起こす。成長過程の自律神経の歪みが原因なので、成長するに従って自律神経が整い、自然と治っていくケースが多いというが、特に症状が重い場合や、ODがきっかけで始まった悪い生活習慣が定着してしまった場合には、回復に時間がかかる場合もあるという。だからこそ意識して、親としてはときに厳しさをもって、生活習慣を改善していくことが、ODの早期回復には欠かせないのだそう。学校に行けない原因は精神面の問題だけとは限らない本書に描かれている漫画では、ODが起こる原因や症状がわかりやすく説明されている。「子どもが起きない!」(著/渡辺正樹・漫画/むぴー)より生活習慣の改善。ODの子を持つ親としては、「わかっちゃいるが……」というのが正直なところであろう。起きなさいと言っても起きない子どもは、寝なさいと言っても寝付けないこともまたよくある。さらに私のような働くひとり親としては、栄養ある食事が大事、とわかっちゃいても、申し訳ないですが今夜はマックでお願いします、なんてこともままある(ましてや子どもにも喜ばれる)。何より、生活“習慣”というのは習慣化し、日常の中に無意識にサイクルとして組み込まれてしまっているからこそ、改善しようにも一体どこから手をつければいいのかわからないのだ。ODはどうやって改善していくの? タームごとに分けられた方法本書の優れた点は、そんな悩める私たちに「HOP期」「STEP期」「JUMP期」と、3つのタームに分けて、段階的に、理想的な生活改善を進めていける、6カ月間のロードマップを提示してくれている点だ。「子どもが起きない!」(著/渡辺正樹・漫画/むぴー)より症状を自覚し生活リズムを整えることからスタートする「HOP期」、運動に慣れ、たくさん食べる「STEP期」、さらに筋肉と自律神経を鍛える「JUMP期」。書かれている通りに進めるのは決して簡単なことではないが、一つ一つのアクションについて、それぞれが必要な理由や、期待できる効果が説明してあるので、やみくもにやるより取り組みやすい。ましてやODという病気を抱え、出口の見えない真っ暗なトンネルの中にいる親子にとって、症状改善に向けた明確な行動の指標があることは、一つのたしかな希望となってくれるのではないだろうか。「子どもが起きない!」(著/渡辺正樹・漫画/むぴー)よりODの診断を受けて…その後の生活はどうなった?現在高校3年性の娘は去年、どうしても行きたい大学を見つけ、そのためには欠課することなく進級し、卒業しなければならないというので、娘自身が症状改善の必要性をそれまでより強く自覚するようになった。その結果ここしばらくは、学校の先生方の理解も得ながらなんとか(ギリギリ欠課を免れる程度に)、学校に通えるようになってきた。ただ、それでもやっぱり新学期が始まることを考えると、ちょっとだけ気が重い。本書の中のマンガでも描かれていた通り、正直言うともう「欠席します」の学校への電話連絡も、叱られを覚悟した三者面談も、どうにか勘弁してほしい!……何より本人がしんどいのは重々承知しているんだけどさ。私は数年前からODの子を持つ親の、匿名のチャットグループに参加している。そこには日々、自分の子育てのどこに問題があるのかと悩み、画期的な治療法を探し続けるお母さんたちの書き込みで溢れている。勝手に同士のように感じている、顔も名前も知らない彼女たち、そしてそのお子さんたちが、なんとか1日も早くこの苦しい病気を克服し、気持ちの良い朝を迎えられることを願っている。本書を支えに、ともに励まし合いながら、生活習慣の改善を頑張っていきましょう。(文/紫原明子) 「子どもが起きない!」 渡辺正樹 (著), むぴー (イラスト)中学生を中心に10代の約10人に1人が症状をうったえている起立性調節障害(OD)。朝起きれなくなる症状が大半で、患者の3〜4割の子どもたちが学校に行けず、不登校になってしまうほど。本書では、自律神経失調症でもあるODの症例を多数担当してきた自律神経の名医が、3ステップで治すOD治療のノウハウを初めて体系化。ODの実情をマンガ化し、OD患者やその家族が抱える問題や、治療のポイントを解説。
2023年09月08日高まる特別支援学校のニーズ編集部(以下、――)まずは特別支援学校の現状について教えてください。濱辺清先生(以下濱辺先生):東京都には現在、58校の都立の特別支援学校があります。来春に開校する南多摩地区特別支援学校(仮称)は、59校目の学校ということですね。都の推計では、中学校に設置されている特別支援学級の生徒は、年々増えています。とくに情緒障害などの特別支援学級の生徒は急増しています。本校開設の背景にも、中学卒業後の進路としてさらなる学びの場が必要とされている、ということが挙げられます。――南多摩地区特別支援学校(仮称)は、どんな学校ですか?濱辺先生:本校は知的障害のあるお子さんのための高等部で、普通科と職能開発科の2つの科を併設します。普通科は、町田市(一部)、八王子市(一部)、多摩市(一部)のエリア内にお住まいの知的障害のあるお子さんなら、希望すればすべての方が入学できます。もうひとつの職能開発科は、都内全域から募集し、調査書と適性検査、面接で選考を行います。――職能開発科では、どのようなことを学ぶのですか?濱辺先生:専門的な職業教育を受けられる東京都立の知的障害特別支援学校は、永福学園をはじめとして複数設置されており、本校は12校目です。他校の同様の科では、卒業生の就職率は約95%、卒業後3年の定着率も9割を超えます。本校でも卒業生全員の企業就労を目指したプログラムを準備しています。もちろん職業トレーニングだけでなく、国語や数学などの教科学習、部活動などの課外活動もしっかりありますよ!さまざまな活動を経験しながら、3年間で社会に出て働くスキルを身につけていきます。仕事を学ぶための専門的な機材、環境も完備Upload By 発達ナビ編集部――これまでの職業訓練と違う特徴はありますか?濱辺先生:職場に近い環境で実習ができるのは、大きな特徴です。あいさつや身だしなみ、報告・連絡・相談の習慣づくりなど、社会人としてのマナーやルールを学ぶだけでなく、OA機器の使い方、飲食業における衛生管理など、専門的なスキルの習得が期待できます。カフェさながらの実習室なども計画していて、在学中から実際の職場に近い雰囲気を感じながら学ぶことができますよ。また、教員が教えるだけでなく、実際にお仕事されている方を講師として招き、授業をしていただく計画もあります。プロの技に触れることで、将来の具体的なイメージを持ちながら、緊張感をもって真剣に学んでいただけたらと考えています。――卒業生の就職先としては、どのような仕事を想定されていますか?濱辺先生:東京都の特別支援学校卒業生の就職先として最も多いのは事務系の職種で、3割強を占めます。東京都には、本社機能、総務機能を置く企業が多いことが関係しています。本校でも、事務系の仕事に必須のパソコン入力、印刷機器の活用法、社内メールの仕分けや郵便物の封入、発送作業などは3年間を通して、継続的に学んでいきます。――就職先となる企業との連携は、どのように進められるのでしょうか?濱辺先生:まずは教員が窓口となって関係性をつくっていきます。ただ、私のこれまでの経験から強く感じるのは、最終的に学校と企業との絆を強く結んでくれるのは、生徒同士の力だということです。卒業生が就職した企業に、翌年、在学生がインターンシップで実習に行く。そこで先輩の働く姿を見て、実際に指導をしてもらう。卒業生が社会に出るにつれ、こうした輪がいくつもできます。学校を発展させていくのは、生徒の力、社会でひたむきに頑張る卒業生の力なのだと実感しています。リアルな職業体験を積んで社会へ――すばらしいですね!2024年入学の1期生もインターンシップの予定はありますか?濱辺先生:現在の計画では、1年生では半日程度の職場見学で、食品、物流、事務、清掃など、さまざまな現場をまわろうと考えています。2年生からは5日~10日ほどの実習を年に2回ほど予定しています。学校で行った模擬実習を、実際の職場で応用実践していく。大きく成長する機会になるだろうと考えています。――在学中から会社の雰囲気や働く人の様子を見ることができると、将来のイメージを持ちやすいですね。濱辺先生:そうですね。職業経験はもちろん、行き帰りの通勤体験も、子どもたちにとっては学びです。例えば電車が事故で遅延したときは、どう対応したらいいか?咄嗟の場面への対応力は、机上の勉強だけではなかなか身につきません。うまくいかないことがあっても、高校生の実習ですから当たり前、気にすることはありません。失敗したり迷ったりしながら経験を積むことが、将来の糧になります。一人ひとりに合った仕事、職場を見つけるために――卒業後の就職先は、どのように選定していくのでしょうか?濱辺先生:一番大切なのは、お子さん本人の希望です。ただ、「やりたい!」という気持ちだけでは、うまくいかないことがあるのも仕事ですね。普段の授業や実習、インターンシップでの様子などを総合的にアセスメントし、学校からも特性とマッチするような職種、職場を提案していきます。――職場に定着し、長く働き続けるためには適性も大事ですね。心強いです!濱辺先生:長く高等部の特別支援教育に関わってきて思うのは、当たり前のことですが、この年代のお子さんは「青年」で「高校生」なんです。障害の有無に関わらず、自分のアイデンティティがしっかり確立される時期です。障害があるからといって子ども扱いしたり、よかれと思うことでも周囲の人が上から押しつけるようなやり方では、反発して当然です。「この通りにやってください」というだけでは反発してやらない生徒も、「この方法でAをBの状態にすると、早くきれいにできます」と伝えると、理解が深まってスムーズにできるようになることも。一面だけで適性がない、特性に合わないと決めつけず、生徒たちのプライドと意思を尊重しながら育てていきたいですね。豊かな高校生生活が人生の宝物にUpload By 発達ナビ編集部――部活動なども楽しみですね。濱辺先生:初年度は人数の関係で、サッカー部、バレー部などの個別の部活を編成するのは難しいため、開校後3年くらいは運動部、文化部という大きなくくりを考えています。運動部なら、シーズンごとに陸上やサッカー、バスケットなど、さまざまなスポーツを楽しみます。文化部でも絵画、調理、音楽演奏など、多様な活動を構想中です。部活動は、学年を超えた縦の学びができる機会でもあります。大事にしていきたいですね。――職能開発科には、どんな生徒に入学してもらえたらと考えていますか?濱辺先生:職能開発科は専門的な職業教育を行う科ではありますが、中学生では、将来の仕事像はまだ漠然としているかもしれません。高校卒業後は就職したいという気持ちがあれば、十分です。――現在、開校準備の真っ只中ですが、新しい取り組みがありましたら教えてください。濱辺先生:校章デザインを、地域の高校生から公募しています。地域との連携や同世代の子どもたちとのつながりも、共生社会を創るうえでの大事なポイントです。校章デザインの公募はおそらく都立学校でも初めての試み、私たちも楽しみにしています。子どもの可能性を信じてUpload By 発達ナビ編集部――開校にあたっての思いをお聞かせください。濱辺先生:本校のモットーは、信頼(Confidence)、協働(Collaboration)、挑戦(Challenge)の3つのCです。この3つのCをもとに、一人ひとりを大切にした学校をつくっていきたいと考えています。生徒はもちろん、保護者、教員、子どもを中心とした学校を取り囲むすべての人の声に耳を傾け、「この学校があってよかった!」と思ってもらえる場所にしていきたいですね。――発達ナビは、障害や発達に特性があるお子さんの保護者の方が多く利用してくださっているサイトです。最後にそのような保護者のみなさまへのメッセージをお願いします!濱辺先生:子育ての中では、苦労すること、不安なこと、大変なこともたくさんあると思います。同時に、お子さんの未来に期待し、応援するあふれるばかりの熱い思いもお持ちでしょう。これまでの教員生活で、私は保護者のみなさまの熱い思いに何度も触れ、育てていただいてきました。お子さんの未来を支えるのは、その熱い思いと、ときに客観的な視点から冷静に見守る視点だと思います。親の立場からみると、お子さんの苦手や不得意ばかりが目について、不安になることもあるかもしれません。でも、学校という環境に入ると、「苦手」「興味がない」と思っていたことにも意外な積極性で取り組めたり、面白さを発見できることもあります。お子さんの可能性を信じて、学校に任せるところは任せてください。手を取り合い、お子さんの未来をいっしょに考えていけたらと思います。南多摩地区特別支援学校(仮称)開発準備担当校長濱辺 清先生大学卒業後、青鳥養護学校、永福学園等で教鞭をとり、長らく進路指導に携わる。教育庁都立学校教育部特別支援教育課指導主事、教育庁指導部特別支援教育指導課指導主事、中部学校経営支援センター統括学校経営支援主事、教育庁指導部特別支援教育指導課統括指導主事を経て、現職。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。
2023年08月17日発達障害兄妹の外出トラブルにはそれぞれの性格が出ていて…。息子は「動かなくなる」タイプ子どもが二人(兄と妹)いるわが家。現在大学生の兄は自閉スペクトラム症とADHD、高校生の妹は自閉スペクトラム症と場ADHD、場面緘黙があります。発達凸凹のふたりは困りごともまたそれぞれ。特に外出トラブルには特徴が出ていました。まず息子。2歳過ぎから始まったイヤイヤ期は大変でした。息子の靴の裏には吸盤がついているの?と思うくらい、あるときいきなりその場に張りついて全く動かなくなってしまうのです。その理由はというと、そのときの本人の気分次第!最後まで原因が分からないことも多々ありました。Upload By ユーザー体験談ショッピングモールでこれが起こると、予定していた買い物ができないのはもちろんのこと、周りの目も気になります。ほかの買い物客の邪魔になってはいけないと移動させようとするのですが、脱力してクネクネした息子は移動不可能。抱っこしようにも、小柄な私には体重14キロほどの息子を運ぶのは難しく、無理に持ち上げたら転びかねません。息子の頭をなでなでし、いつ終わるかなぁと溜息をつき、通る人に頭を下げて、息子をなだめたり気分が変わるように息子の気をひきそうな話をしてみたり…これを延々と続けることになります。うまくいけば15分、失敗すれば2~3時間コースです。そして一番危険なのが横断歩道!横断歩道の真ん中でこれが発動してしまうと、命にかかわります。そういうときは急いで歩道まで引きずっていくのですが、それはイヤだと全力で戻ろうとする息子。私はともかく必死で歩道に連れ戻して息子の安全確保していました。わめき叫ぶ息子の横でなんとか冷静を保ち、「お家に帰ろう?」「公園いく?」「抱っこしてあげるから泣き止もうね」と必死でなだめますが、周りからは、虐待では?という視線が容赦なく注がれます。「うるさい!」「連れて歩くな!」「しつけがなってない!」なんて言葉をかけられたことも多々あります。そして「気にしなくて大丈夫よ」と慰められたことももちろんありました。私は「騒がしくてすみません」とひたすら頭を下げ、息子が気を持ち直して歩いてくれるか、ひたすら寝落ちしてくれるのを待ちました(寝てくれないとベビーカーやカートに乗ってくれなかったので)。命に別状がなければ溜息ついて待つ、それしか手がありませんでした。こうして息子のイヤイヤ期は過ぎていったのですが、この息子の外出トラブル、実は娘も連れているのです。癇癪を起こす息子と娘、二人をみながらの外出は、本当にハードでした。Upload By ユーザー体験談「ママ!あれダメやんね?悪い人!」曲がったことが許せない娘は、不正(?)を見逃さない…!一方、娘の外出トラブルは兄とはまた別のタイプ。娘は、白黒はっきりさせたい、曲がったことは許せない性格で、普段は常にボーっとしているのに、本人として許せないことを発見したら即指摘、断固直すよう求めます。その相手が兄や父親といった身内だとまだいいのですが、知らない人だとこの注意がトラブルを招いてしまうことも…。例えば娘が3歳のころ電車に乗っていたときのことです。座席にかばんを置いている人がいました。「ママ!あれダメやんね?悪い人!」場面緘黙がある娘なのですが、こうしたときは声が大きい娘。その声に相手の方がびっくりして謝りながらかばんをどかしてくれても、娘は許せません。「キーッ」とパニック状態になってします。Upload By ユーザー体験談私は小さな声で「もう気がついたからやめてくれたねー、えらいねー」と言うも娘のパニックはおさまらず雄たけびをあげるのです。私は相手に頭をさげてお詫びすることしかできません。ちなみに一緒にいる息子も相手を指さして「あかんのにー」と注意します。私は(本当にやめてほしい…)と疲れ切りながら娘を落ち着かせ、息子には切り替えさせようと「運転席見に行こうとか…」と提案したり、黙れない2人を抱えて右往左往することになります。移動中は二人とも寝ていて欲しい…と心底願っていましたが、なかなか寝てくれず、外出するたびなにかトラブルが起こるのではといつもヒヤヒヤしていたものです。外出トラブルからほぼ卒業したいま思うことそんな外出での苦労、いまはもう卒業したといってもいいかもしれません。最近の息子は、パニックはもう起こしません。息子曰く「子どものときやり尽くした」そうです。おそらく誰よりもやらかした経験が多い息子。それでも挫けずチャレンジさせたのが良かったと思っています。高校生の娘は相も変わらずルール、法律からはみ出す行為が大嫌いです。見つけると声を出して注意をすることはなくなりましたが、イライラしてしまうそうで、外出しなければ見なくてすむからと、家で過ごすことが好きだそうです。ただ、ルールから外れているものを見つけても”事情がある場合もあるのだ”と理解できるようになりました。そして私はというと、昔の私のようにお子さんの癇癪で困っている方を見つけると、ちょっと離れた位置からしばらく眺めて、助けが必要な状態か見守るようになりました。もちろんお節介にならないように注意しつつ。もう自分は終わった、開放された!ではなく、経験したからこそ、周りの少しの言葉や態度に救われる場合があります。私も大変だったときにかけてもらった「大丈夫だよ」という言葉には、本当に心を救ってもらえましたし、いまもあたたかい言葉として胸に残っています。助け合える環境は誰にとっても大切だと感じています。この息子、娘の経験を生かして、これからは誰かの助けになっていければと思います。Upload By ユーザー体験談イラスト/吉田いらこエピソード参考/梛丹(監修:井上先生より)外出の際のパニックにはそれぞれの子どもさんによって、そのきっかけも程度も違います。お二人のお子さんを連れての外出は、その理由が分かったとしても、とても大変だったと思います。現在は先輩のお母さんとして、困っている親子をあたたかく見守り、必要な場合は手助けをしていただけるというのは、当事者にとってとてもうれしいことだと思います。先輩の親として、相談活動を行うペアレントメンターというシステムもあります。各地域ごとに養成や研修をしていると思いますので機会があれば、チャレンジしてみていただけるとよいかと思います。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2023年07月28日規則正しく25時間生活。非24時間睡眠覚醒症候群のASD娘うちの娘、いっちゃんはASD。非24時間睡眠覚醒症候群もあり、毎日寝る時間が1~2時間ずつ後ろにずれていきます。16歳になった今でこそ「大体規則正しく25時間周期」と分かっていますが、3~4歳のころはただ夜になかなか眠れず、朝もなかなか目を覚まさない子、やっと起きても何だかぼんやりして元気のない子という印象でした。Upload By 寺島ヒロ「規則正しい生活をさせてください」と言われても...当時通っていた幼稚園や小児科では、「規則正しい生活をさせてください」と言われました。が、実のところ「なにか生活リズムが崩れるようなことがあって」崩れているのではないのです。朝起こして、日の光にあて、食事も時間通りに用意して、追い立てるように運動させても、就寝時間はきっかり1〜2時間ずつズレていきます。実際、いっちゃんが小さいころから中学生になるぐらいまで、何度も「朝型の生活に固定してみよう」と、朝起こして、日にあてて、運動させて…とやってみてはいたのですが、3日も経つと、へとへとに疲れているのに夜眠ることだけはできず「つらい…つらい…」と5~6時間も布団の中でうめき続けることになります。親としてはとても冷静に見ていられません。そして、その次の日は気絶したように眠り続け、起きてくるのは昼過ぎになり、元の木阿弥となります。Upload By 寺島ヒロ高校は通信制を選択高校進学を前に、病院での指導のもと服薬治療をしたこともありますが、これも決定打にはなりませんでした。結局、朝から定時に学校に通うことは難しいと判断し、高校も通信制を選びました。当時の治療と高校選びの顛末を書いたコラムはこちら実は私自身にも同じような睡眠障害があります。ただ私の場合は睡眠時間自体は長くなく、だいたい6時間程度なので、いっちゃんが10歳になるころまでは睡眠薬を使って、朝と夕方は起きていられるよう活動時間を合わせていました。そういった経緯もあり、娘の睡眠が安定しないと感じてすぐ「この子も私と同じように睡眠周期が大多数の人と違うのでは?」と思い、3歳ごろから睡眠日記をつけ始めました。その結果8歳ごろには「概ね26時間周期、睡眠時間は10時間のロングスリーパー」だと分かりました。ちなみに、16歳の今は睡眠時間が9時間に短縮され25時間周期になっています。一日の始まりの時間が毎日違うそんな娘ですが、高校進学してからは完全に自分のペースで起床就寝をするようになりました。睡眠不足にならないのはいいのですが、一日の始まりの時間が毎日違うので「何時から何時まで勉強をする」という習慣はどうしてもつきにくいようです。また、いっちゃんには絵を描いたり音楽を作ったりSNSの管理をしたりと、ほかにもやりたいこと、やらなければいけないことが多すぎて、どうしても決まった時間を勉強に充てることができないでいました。授業の時間割はどうでもいい!まずは終わらせること学校のレポート提出の締め切り前になると慌ててやるのですが、その日はずっとフワフワオロオロしてほかのことが一切できません。食事もしようとしなくなるので、1年をようやっと乗り切ったとき、「これはダメだ、定期的な時間割をつくるのは無理でも、何かルールがあったほうが良い」と母子共に思うようになりました。娘の場合、毎日同じ時間に勉強するのは無理です。なので、時間割ではなく、本人にタスクをつくってもらうことにしました。中学時代には私がカードでつくっていたこともありましたが、今回は紙に書き出すだけです。娘が中学生のころつくっていたタスクカードについてのコラムはこちらとにかく「起きてから寝るまで」に、やらなければいけないことを書き出しておいて、余裕を持って期日までに終わらせるようにと伝えました。「一日単位」より「一週間単位」だった最初はただタスクを紙に書いていただけでしたが、数日たってふと見ると、一週間分のタスクを書き出し、四角で囲んで順番に並べて矢印で繋いでいました。Upload By 寺島ヒロ娘には、一日単位で同じことを繰り返すのは無理だったのです。でも一週間単位であれば大体きれいに予定が収められることに気がついたのですね。これは私にとっては意外な盲点でした。今日一日のような短い時間の方が、娘には管理しやすいと思い込んでいたのです。反省です。膨大なタスクをやりくりするのは大人でも容易なことではありませんが、自分で工夫して進捗状況を可視化することで、少しづつ慌てないようにはできてきているようです。新発明ではありませんでしたが、自力でたどり着いたことを褒めてあげたいと思います。執筆/寺島ヒロ(監修:初川先生より)睡眠のリズムをめぐるいっちゃんとヒロさんの歴史と現在の工夫のシェアをありがとうございます。睡眠時間が日ごとにずれていくお子さん、いらっしゃいますね。そして、コラムの中にも出てきたように「生活リズムを正して」という助言がなされる場合が大半だと思います。これまで、生活リズムを整えるべく、朝起きて朝日を浴びて運動して…そうした工夫もやってみたけれどうまくいかなかった。疲れているのに眠れないいっちゃんの様子に、そばで支えるヒロさんがつらくなるほどであったこと。このあたりも、共感される読者の方もいらっしゃることと思います。そして、睡眠記録をつけてみたら、いっちゃんの睡眠リズムに一定の法則があることが見えてきた。ここもとても大事で、睡眠記録をつけて客観的に見てみることで、本人の内的なリズムによるものか、あるいは、外的な要因によるものか(例えば、曜日によって、あるいは行事や季節によって変化のあるお子さんもいることと思います)そのあたりが整理されますね。現在高校生のいっちゃん。自分のやることを時間とひもづけて考えるのではなく、タスクとして管理する。そして、それが日ごとよりも、週単位で管理した方がやりやすいことに気づき、ガントチャートをつくって目で見て確認できるようにしている。これまでのひろさんの工夫を受け継ぎ、そして自分に合ったものへとブラッシュアップして活用できていること、とても素晴らしいですね。今、お子さんがまだ幼い方も、保護者による手立てや工夫がこのように将来お子さんが自分自身で活用することができるかもしれないというとても素敵な例だと思います。参考になる経験談いっぱいで勉強になりました。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2023年07月19日積水ハウスの様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の公開を開始しました。お客様の戸建て住宅への想いや、商品開発への想いを、毎回テーマを設定してご紹介します。第59弾として7月14日に、“家族みんなで家事に参加できる工夫をふんだんに取り入れられた家にお住まいのご家族”のストーリーを公開しました。■子どもはお手伝いをしていますか?多くの家事は、お手伝い実施率3割以下ようやく梅雨が明け、夏本番。子どものいるご家庭では、もうすぐ夏休みですね。ところで皆さんのご家庭では日頃、子どもは家事に参加していますか?積水ハウスの調査によると、高校生までの子どもが最も多く参加している家事は、「食器を下げる」で、「よくする」または「たまにする」と回答した割合が79.4%でした。「食器や料理を運ぶ」が65.0%、「ゴミの分別」が39.0%と続きます。子どもも、自分が食べるものを運んだり片づけたり、自分が出したゴミの分別をしていることが予想されます。一方、家族みんなのためのお手伝いの実施率はどうでしょうか。「洗濯物をたたむ・しまう」「食事をつくる」も3割以上の子どもがお手伝いしていますが、「よくする」と回答した人は1割にも満たない結果となりました。さらに、リビングやお風呂の掃除、洗濯機を回したり洗濯物を干したりなど、その他の様々なお手伝いについて「よくする」「たまにする」子どもは、3割を下回りました。子どもが参加している家事は非常に限られていることがわかります。積水ハウス 住生活研究所「生活定点調査 子育て」 2018年(N=2100)お手伝いに対する意識について、高校生を中心とした学生に本音を聞いたところ、約半数が「面倒だから」(49.5%)*という結果になりました。家族みんなのために行う家事のお手伝いを、「面倒」と言われてしまうのは悲しいですね。どうしたら楽しく、積極的にお手伝いができるのでしょう。今回ご紹介するのは、埼玉県の積水ハウス社員・Sの住まいです。小学校4年生の長女・H様は、積極的に家事に参加されているそう。自宅には、家族みんなで家事に参加できる工夫がふんだんに取り入れられています。*積水ハウス納得工房アンケート「お手伝いについて(学生向けアンケート)」2020■「見えるキッチン」で家事への参加意欲がアップSの住まいの中でも、特にキッチン空間は、多くの工夫が取り入れられています。フルフラットのオープンなスペースで、家族みんなが家事に参加しやすいキッチン昨今は手元を隠すキッチンも多い中、あえてフルフラットのペニンシュラ型を採用しています。コンロの前に壁が無いため、ダイニング側からも手伝いやすくなっています。長女・H様は、ここから食事をサーブしたり、食べ終わった食器を片づけたりとよくお手伝いをしているそうで、「小さいころから自然と運ぶ習慣がついた」とSは話します。キッチンとつながることで、コミュニケーションが生まれやすいダイニングまた、キッチンの様子が見やすい点も、お手伝いにつながるポイントです。S自身も料理をしますが、長女・H様が様子を見に来ることも多いそう。「見えるキッチンは娘の自立心や、料理をやってみたい気持ちにつながっている」とS。長女・H様は、“野菜を切る”、“味付けをする”など料理を行う機会も多いそうです。子ども目線の収納で、お皿選びや準備など小さな頃からお手伝いもう一つの工夫は、カップボードの下側の引き出し収納です。大小さまざまな種類の食器が収納されており、子どもの目線に合わせているため簡単に取り出すことができます。冷蔵庫の奥は収納空間。リビング・ダイニングから見えないように設え、ゴミ箱も置かれています。「食事のごみはもちろん、愛犬のペット用品などのごみも出ます。娘はごみ捨てもよく手伝っていて、燃えるゴミ、プラスチック、ビン・カン・ペットボトルなど、細かいごみの分別もしっかりできています」。■家族みんなで一緒に、家事が団らんの時間になる続いては、子どもが片付け習慣をつけられるような工夫をご紹介。リビングの窓際には、ボックス収納が置かれています。ここは、長女・H様の収納です。ボックスごとに「ぬいぐるみ」「工作グッズ」などのネームを付け、しまう場所を決めています。子どもが片付けやすい工夫ですっきり、片付けを習慣化「これによって娘の片付け習慣がついたという実感があります。多くのご家庭では、そこからものを片づける『整頓』に加え、いらないものを見極めたり断捨離したりする『整理』も苦労しているのではないでしょうか。私の家では、ものがこのボックス収納に入りきらなくなったら、上の階にある大きな収納に移す、手放すなど、それ以上ものを増やさないようにしています。そうすることで、しまう場所だけでなく、しまうものや量を考える習慣を提供できていると思います。」とSは話します。またこのボックスはあえて作り付けにせず、子どもの成長に合わせて可変性を持たせています。もう一つ、手間取りがちな洗濯物は、みんなで畳むのが家族のルールです。2階のルーフバルコニーに干した洗濯物をリビング・ダイニングに取り込んで、それぞれ自分の衣類を畳みます。長女・H様は、庭の掃除や落ち葉拾いを行ったり、Sが枝の剪定をしているときに切り落とした枝をごみ袋に入れて手伝ったりなど、庭仕事にも参加されているようです。庭の掃除や落ち葉拾い、葉の剪定時のお手伝いも家族で協力しながら家事をすることの多いS一家。妻・A様が「家事を一緒にやること」を心がけていらっしゃるようです。もしかすると長女・H様にとって家事は、負担ではなく、家族と一緒に過ごせる楽しい時間なのかもしれません。夏休みは子どもも一緒に家事をする絶好の機会です。Sの住まいを参考に、皆さんも家族で楽しみながら家事をしてはいかがでしょう。また積水ハウスでは、家族みんなで家事をラクして楽しめる「トモイエ」など、家事のしやすい住まいをご提案しています。ぜひそちらもご覧ください。<商品情報>トモイエ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月14日こんにちは、もりりんパパです。先日長女の運動会に行ってきました。コロナ禍が続いていたのでしばらく見る機会がなかった運動会。そして、おそらく長女の最後の運動会。元々行く予定はなかったのですが、結果的に行くことになり、最後はまさかの…今回はそんなお話です。それではどうぞ!きっかけは思いもよらない発言開幕 そしてその時が来るその姿に涙 呼んでくれてありがとう小さなころはあんなに泣いて何も競技をしない年もあった長女。それがこんなに大きくなって、そしてこんなに立派に色々出来るようになって。撮影をしながら昔のことを思い出し、そしてこの姿を見られるのも今年で最後かと思うと人前にも関わらずボロボロと涙が落ちてしまいました。運動会に呼んでくれてありがとう、見に来れて本当によかった。高校のイベントもほとんど終わり、残すは文化祭と卒業式くらいでしょうか。寂しいですが、最後まできちんと見届けて応援したいと思います。それでは今回のお話はおしまいです!ここまで読んでいただきありがとうございました!
2023年07月06日京都パークリソース創生パートナーズ(所在地:京都府宇治市、理事長:山本 誠三)は、同法人が運営する『京都府山城総合運動公園(太陽が丘)』(所在地:京都府宇治市広野町八軒屋谷1番地)にて、2023年7月15日(土)~8月31日(木)の期間、ファミリープールをOPENします。水上アスレチックファミリープールは小さいお子様から大人まで楽しめる、けい流プール・ボブスレー・造波プールなど多彩なプールが盛りだくさん!更に昨年より人気を博している水上アスレチックやジャンボスライダーが楽しめる太陽が丘ウォーターパークが登場!!ワクワク感満載の水上アスレチックやスリル満点ダブルスライダーと夏を満喫できるコンテンツが盛りだくさん!2023年度も混雑を避けるために日付指定の前売りチケット販売で入場人数制限をするほか、分散来場を促進し、より快適に楽しめる環境づくりに取り組んでいます。更に全国的に人気アクティビティZIPLINE(ジップライン)アドベンチャーKYOTOがOPEN予定です!この夏の最高の夏休みの思い出をつくろう!!■営業概要場所:京都府山城総合運動公園(太陽が丘) ファミリープール期間:7月15日(土)~8月31日(木)時間:9:00~17:00料金:ファミリープール一般 1,020円高校生 710円小・中学生 450円幼児 100円きょうと子育て応援パスポートが利用できます。<チケット購入方法>太陽が丘オンラインチケットサイトのみの販売となります。オンラインチケットの無い方はご入場出来ない可能性がありますので必ずご購入の上ご来場ください。チケット販売開始時期は、7月3日(月)より公式サイトにて販売【ウォーターパーク】期間:7月15日(土)~8月31日(木)時間:9:00~17:00 1クール 50分料金:大人(高校生以上) 2,000円キッズ(小・中学生) 1,500円ファミリーパックA(大人+キッズ) 3,000円ファミリーパックB(大人+キッズ2名) 4,000円その他 パック料金の設定あり<チケット購入方法>事前の予約制及び当日ウォーターパーク受付で購入可能です。■施設概要施設名 : 京都府山城総合運動公園(太陽ヶ丘)所在地 : 京都府宇治市広野町八軒屋谷1営業時間 : 9:00~21:00URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月30日トレイルランニングやマラソン大会の企画運営を行う、Mt.mafu project[マウント マフ プロジェクト](所在地:福島県白河市、代表:眞舩 孝道)は、2023年度も福島県3地方(会津・中通り・浜通り)を舞台にした、子どもたちが主役となるトレイルランニングのシリーズ戦「ふくしまキッズトレイルラン大会2023」を展開しています。この度、2023年9月に開催予定の「第2ステージ(中通り)岩瀬牧場大会in鏡石町」の参加者募集が開始となりました。去る5月4日(祝・木)には、第1ステージ 会津(南会津町)会津高原だいくらスキー場大会が終了し、大きな盛り上がりで開幕となりました。第2ステージ以降もたくさんの方々と大会を盛り上げていく予定です。南会津大会の模様1大会は、午前の部(キッズ大会)、午後の部(ミニトレイル駅伝大会)の2部構成となっています。午前は、一番のメインイベント:小学生と未就学児親子を対象にしたトレイルラン大会。午後は、中学生、高校生、一般大人を対象にした、2時間耐久ミニトレイル駅伝大会。※2名から最大5名で編成されたチームで、タスキをつなぐリレー形式で、2時間以内にコースを何周回、走れるかを競います。イベント詳細: ■「ふくしまキッズトレイルラン大会2023」開催の背景このプロジェクトの構想をカタチにしたのが2022年。コロナ禍の影響により、学校行事や地域のスポーツ大会も見送られている最中でした。コロナ禍の中でも、密にならない屋外で、子どもたちをのびのび遊ばせてあげたいという保護者の声を耳にいたしました。この3年、猛威をふるい世のあり方、スポーツイベントのあり方までをも変えてしまった世界的な感染症は、国の方針も明らかにされ、ようやく譲歩し合う状況が見えて参りました。そんな中、野外での過ごし方・時間の使い方の多様化も相まって、登山とランニングを掛け合わせた新しいアウトドアスポーツ「トレイルランニング」が人気を集めています。子育て真っ盛りのお父さん、お母さんもトレイルランニングを楽しむ姿を目にするようになり、「我が子にもトレイルランニングに挑戦させたい!」そんな声も耳にするようになりました。しかし、まだまだ新しいアウトドアスポーツゆえに、ジュニア層に特化したトレイルランニングイベントが全国的に見ても進展しているとは言えません。東北地方においては、なおのことです。そこで、自然豊かな福島県3つの地方「会津・中通り・浜通り」で大会を開催できたらと思うようになりました。第1ステージ(会津)、第2ステージ(中通り)、第3ステージ(浜通り)と季節を変えて、3地方のステージレースとなります。※全ステージに出場せず、単ステージのみ参加も可能です。※3ステージ終了後には、シリーズ戦の総合表彰式も行います。2023年度も、“ふくしま”3地方を舞台にした、子どもたちの未来を創る時間と空間となるような大会がスタートしています。南会津大会の模様2■子どもたちの「知的好奇心とメンタルの成長」を望んでトレイルランニングは、非日常的なフィールドが舞台だけに、普段あまり使わない感覚、部位を鍛えることが出来ます。アスファルトと違い不整地は、木の根っこや石ころ、落ち葉があったりと、つまずく恐れを懸念されがちですが、デメリットばかりではありません。幼少期~学童期においては、巧緻性やバランス感覚などの反射神経が大きく発達する時期でもあります。森を駆ける新しいアウトドアスポーツ“トレイルランニング”を子どもたちに!そして、親子で!森の中のアップダウン、のぼり坂、くだり坂を歩いたり走ったりすることは、これからの人生の中で、誰しもに訪れるであろう困難に直面したときに「この壁を、ある山を乗り越えよう!」そう思えるような、目には見えない力を生み出すメンタル(精神力)を成長させる面でも、大きなプラスの効果があると考えられます。子どもたちには、カラダの発達だけではなく、トレイルランニングを通して、ココロ(知的好奇心)も成長して欲しいとの想いがあります。■子どもたちの「基礎体力と社会的活力の向上」を望んで文部科学省が行うスポーツテスト「国民の体力・運動能力」に関する調査によると、昭和60年ごろから現在まで低下傾向が続き、子どもの結果をその親世代である約30年前と比較すると、大半のテスト項目において、現在の子ども世代が親世代を下回っています。その一方で、身長や体重といった体格については、子ども世代が親世代を上回っていることは、一目瞭然です。現代の子どもたちは、スキップやバランス、靴ひもをかがんで結ぶのが苦手で、これは、自身のカラダをコントロールする能力が低下している証拠です。また、文部科学省が5~17歳の子どもを対象に実施した2020年度の「学校保健統計調査」の結果によると、福島県内の子どもは大半の年齢で肥満の割合が全国平均を上回る結果があります。2011年の東日本大震災に伴う、原発事故後は屋外活動の制限もあり、さらには、コロナ禍により学校も休みになり、運動量が落ちたことなども影響したとみられます。体格が向上している一方で、基礎体力・運動能力が低下していることは、将来的に国民全体の体力低下、ついては、社会的活力の低下に発展しかねません。■親御さんの目線も大切にしたコースレイアウト3大会すべてにおいて、スタートからゴールまで『我が子が走る姿を見届けることができる』コースレイアウトを設定しています。スタートで見送ったら、後は我が子がゴールに飛び込んでくるのを親はただただ待つだけ…?途中、どんな走りをしているのだろう…どんな頑張りをしているのだろう…親心としては、スタートとゴールだけではなく、頑張っているその途中の姿を見守りたいもの。見届けたいもの。大切なのは、スタートとゴールだけではなく、その過程です。子どもたちも、スタートとゴールだけでなく、その過程を見てもらいたいはずです。だからこそ、スタートからゴールまで『我が子を見届けることができるコース』を設定しています。■福島でイベントを開催する意味東日本大震災から12年目を迎えた、2023年。福島人が主催者で、広域的な福島3地方を取り巻いての子どもたちに特化したこの新しいスポーツイベント(トレイルランニング)は、未来を創るうえでも、世にとっても大きなメッセージ性あるイベントになると自負しております。2023年度、3地方(会津・中通り・浜通り)のフィールドとなるのは、南会津町・鏡石町・広野町。少子高齢化が進む過疎・中山間地域や被災復興計画地域、また歴史的なフィールドが舞台です。参加者は、県内外の親子を見込みます。この3地方を訪れることにより、感じて欲しいこと・福島に住まう方々には、福島に誇りを抱いて欲しい。・福島を訪れる方々には、福島に関心(関わる心)を抱いて欲しい。そんなきっかけをこのトレイルラン大会を通して、感じて考えて欲しい想いです。東日本大震災および原子力事故から10年が経過し、震災を知らない子どもたちに向けての未来づくり、第二期復興・創成期間となる次の10年に向けて走り出す目線でもあります。大会を開催するにあたり、トレイルランニングの魅力だけではなく、その土地のPR(特産物や風土の魅力アップ)にもつながるようなイベントとなるよう、準備を進めております。スポーツ・ランニング・トレイルのチカラで、地域振興・観光振興、地元の活力活性にもフォーカスした取り組みです。子どもたちが、大人になってから、またこの場所に行ってみたい。そう思えるような大会を。子どもたちが将来、彼氏・彼女が出来て、そして親になり「また家族でこの思い出の場所に戻って来た」そう思えるような空間を。そんな、大会を“ふくしま”から企画し、子どもたちの未来を創ることが出来ればと考えています。このプロジェクトを開催するにあたり、自然の中を楽しそうに駆けまわる我が子をいつも見ながら、親としてもこの気持ちをたくさんの方にオスソワケをしたいとも思うようになりました。一度しかない人生。今しかない親子の時間。親も子も、トレイルランニングを通して、かけがえのない、思い出深い人生の1ページになるような大会をプロデュースすることが出来ればとの想いです。■開催概要イベント名:ふくしまキッズトレイルラン大会20232時間耐久ミニトレイル駅伝大会2023大会は、午前の部(キッズ大会)、午後の部(ミニトレイル駅伝大会)の2部構成となっています。午前は、一番メインイベント:小学生と未就学児親子を対象にしたトレイルラン大会。午後は、中学生、高校生、一般大人を対象にした、2時間耐久ミニトレイル駅伝大会。※2名から最大5名で編成されたチームで、タスキをつなぐリレー形式で、2時間以内にコースを何周回、走れるかを競います。開催日:▼第1ステージ 5月4日(祝・木) 終了会津高原だいくらスキー場大会会津(南会津郡南会津町)▼第2ステージ 9月17日(日) 募集開始岩瀬牧場大会中通り(岩瀬郡鏡石町)▼第3ステージ 2024年1月7日(日)二ツ沼総合公園大会浜通り(双葉郡広野町)公式サイト : 公式YouTube: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月30日おもしろくてほっこりする日常を描いた「カエル母さんのゆるゆる子育て」ですが、今回で最終話となります。子ども達とのあるあるに思わず笑ったり共感した方も多いのではないでしょうか。忙しい育児、大変なこともたくさん! そんな子ども達との日常のなかでの気付きとは……。こんにちは、ユウコトリトリです。 小学生から高校生まで、3人の子どもを子育て中です。 さて、第70話を迎えました「カエル母さんのゆるゆる子育て」ですが、今回が最終話となります。連載開始から約3年、子どもたちはそれぞれ成長し、読み返すと懐かしい思い出ばかりです。今回は、子どもたちの成長ぶりを感じさせる、近況を報告させていただきます。 大変だけどそれ以上の幸せを運んでくる 長女は高校生になり、環境が大きく変わりながらも新しい生活を楽しんでいるようです。「高校楽しい?」と聞くと「楽しい!」と即答してくれるのが、親としては何よりうれしいです。 長男は小学6年生になり、だいぶしっかりしてきました。低学年時の授業参観では席を立って、私のところに何度もやってきたのは懐かしい思い出……。しかし、油断すると盛大に忘れ物をするので、気が抜けません。 そして、まだまだ心配が尽きない次男。注意されるトップスリーに名を連ねている模様です。それでも先生の話を聞く限りですが、わずかに1年生のときより改善している……気がします。 性格も三者三様で、成長のペースもバラバラ。子どもと一緒に親も成長していくのが理想ですが、私に至らないことが多すぎて……親としても未熟さを感じることばかりです。 悩んだり大変なことも多い子育てですが、それ以上にふとしたことで、楽しみや幸せを感じさせてくれるのも子育てです。これからも、頑張りすぎず「ゆるゆる子育て」を楽しんでまいります! 読者の皆さま、約3年間お付き合いいただきましてありがとうございました。まだまだ続く子育て生活、お互いに楽しみましょう! 著者:マンガ家・イラストレーター ユウコトリトリ
2023年05月14日私たち家族が住む団地にあるウォーキングマシンで運動をしていたちょっと無愛想な男子高校生。そんな彼の印象が180度変わったエピソードをご紹介します。 団地の遊び場に潜む危険私たちが住む団地には遊具があります。保育園から帰ってきた子どもたちの遊び場になっているのですが、安全面で2点、困ったことが。 それは、遊具から10mくらい離れた場所に鉄製のウォーキングマシン(健康遊具)があり、小さい子どもにとっては危ないということ。そして、20m先に頻繁に車が行き来する道路があり、子どもが飛び出す危険性があるという点でした。 返事をしない無愛想な男の子いつものように保育園帰りに、1歳の双子の息子と4歳の長女の3人を遊具で遊ばせていたときのことです。その日は高校生の男の子がウォーキングマシンで運動をしていました。長男はそのウォーキングマシンに興味津々で、何度も近寄っては、私に抱きかかえられて遊具に戻されるのを繰り返していました。 そのたびに「邪魔してごめんね」と青年に一言お詫びを言っていた私。しかし青年からの返事はなく……、なんだか無愛想で冷たい雰囲気の子だなと感じていました。 青年のナイスセーブに救われた!そろそろ家に帰ろうと、子どもたち全員をベビーカーのそばに集めました。まだ遊びたい、とぐずる次男をベビーカーに乗せるのに苦戦していると、後ろに気配を感じました。振り返ると、なんとそこには、あの無愛想な高校生が長男を抱えて立っていたのです。私はその姿を見てハッとしました。私が次男に気を取られている間に、長男は1人ウォーキングマシンを通り過ぎ、道路のほうへ向かっていたのでした。 長男がいなくなっていたことさえ気づいていなかった私は、もし青年が捕まえてくれなかったらと思うとゾッとしました。そして心から「本当にありがとう、君のおかげで助かったよ」と青年に告げると、彼は軽く会釈をするだけで何も言わず、長男を私に渡して去っていきました。 少しの間とはいえ、長男をしっかり見ていなかったことを深く反省したのはもちろんですが、無愛想だなと思っていた青年の行動に感謝してもしきれない思いでした。 著者:山口まなみ4歳の娘と1歳の双子の男の子の母。韓国人の夫と家族5人で韓国に在住。海外での子育てやバイリンガル教育に奮闘する自身の体験談を執筆中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと
2023年05月14日高校生になり、新生活がスタートした長女ちゃん。環境がガラリと変わり、親としては心配な気持ちも反面、本人は感動的な出来事があったようで……!?こんにちは、ユウコトリトリです。 小学生から高校生まで、3人の子どもを子育て中です。 長女の高校生活がスタートしました!高校では学習環境も生活環境も大きく変わり、驚くことが多かったようです。その中でも、かなり感動的なことがあったようで……。 バラ色の高校生活 中学校では、おかしやジュースは禁止だったのですが、高校になった途端に自由度が跳ね上がりました。学校により違いはあると思いますが、私の高校時代よりもかなり自由になっているんだなぁと感じました。(ジュースの自販機は紙パックだけだったし、売店はあったけどお菓子は売っていなかったです。) 話を聞くだけでも、なんだか楽しそうでちょっと羨ましい……。 高校では、授業の進度が早くてなかなか大変なようですが、新しい友だちもできて楽しく過ごしているようです。 充実した3年間になりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ユウコトリトリ
2023年04月30日入学式シーズンでしたね。何かとバタつく新生活!今回は新品の制服にまつわるお話です。もしかしたらみなさんの身近でも、あるあるかも……!?こんにちは、ユウコトリトリです。 小学生から高校生まで、3人の子どもを子育て中です。 長女がいよいよ高校生になりました。今回は入学式の当日、あることをすっかり忘れていてやらかしそうになった話です。これ、意外とあるあるのようですね……。 真新しい制服でやらかしそうになった話 わが子の新しい制服姿に浮かれ、大事なことを忘れていました。新しい制服には「しつけ糸」が縫われているということに……! 長女が着たときの違和感を訴えたため、気づくことができましたが、危うく糸をつけたまま入学式に行くところでした。 濃紺に白い糸……かなり目立ちます。 正面からの着こなしは割と念入りにすると思いますが、後ろ姿はなかなか見ませんよね。新生活スタートからもうすぐ1カ月ですが、もしかしたら、未だに「しつけ糸」がついたままの方もいるかもしれません。 「ハッ! もしかしたら……」身に覚えのある方……今一度、お子さまの後ろ姿のチェックをしてみてはいかがでしょうか? 著者:マンガ家・イラストレーター ユウコトリトリ
2023年04月21日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウはレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。そしてレクトは、一方的にソウに突っかかっていたにもかかわらず、先生に「ソウにいじめられていた」と嘘をついていました。ある日ソウのお母さんは、ソウとレクトのトラブルを耳にした、小学6年生のミミちゃんのお母さんに声をかけられました。ミミちゃんは、レクトの姉・メコちゃんと同級生で、メコちゃんからカツアゲされそうになった過去があったそう。メコちゃんの親に謝罪を求めたところ、訪れたのは、高校生くらいのメコちゃんのお姉さんでした。そして、「バイトでもう行かなくてはいけない」と早々に帰ってしまったのです。メコちゃんは万引きの常習犯のようで、近所のお店はほぼ出禁のような状態。そのこともあり、ミミちゃんのお母さんは、「この家庭に常識は通用しない。私にできることは、ミミの安全を守ること」と、メコちゃん側に何かを求めることはやめました。そして、先生の協力のもと、「ミミとメコちゃんの関わりを一切なくすことを、落とし所にした」と話してくれました。 ミミちゃんに執着していたメコちゃんは、ミミちゃんと引き離されたことで、今でも荒れた学校生活を送っているそう。メコちゃんの弟であるレクトとトラブルになったソウを心配している、ミミちゃんのお母さんは……。 声をかけてくれたお母さんが伝えたかったこととは… 「何が言いたいかというと……。もしかしたら、メコちゃんが荒れてしまったことで、レクトくんも被害者になっていたのかも」 末っ子のレクトにも、家庭で何らかの被害が及んでいたのではないかと推測するミミちゃんのお母さん。 「メコちゃんのように、誰かを攻撃するような話は、今まで聞いたことがなかったので……」 以前、情報通のママ友に、「レクトは親の影がなく、育児放棄の可能性がある」と、話を聞いていたソウのお母さん。 「確かに、親の影がなく、高校生くらいのお姉さんがバイトで家にいなかったら、残るのはメコちゃんとレクトくんだけですもんね……」 ミミちゃんのお母さんの憶測に納得するレクトのお母さん。 「だからといって、あなたの息子さんに、レクト君がしたことは許されないわ」 ミミちゃんのお母さんは、レクトとトラブルになっていることを気遣う言葉をかけてくれたのでした。 ソウのお母さんが不安に思っていた以上に、複雑な家庭事情がありそうなレクト。レクトが攻撃的になってしまった原因が家庭環境にあるのかは、ミミちゃんのお母さんの憶測にすぎません。しかし、もし本当にそうだった場合、レクトが安心して帰れる場所があれば……と、複雑な気持ちになってしまいます。ミミちゃんのお母さんが言うように、ソウへの攻撃は許されることではありませんが、小学3年生にとって家庭に味方がいないことは、つらい状況ですよね。レクトが攻撃的になってしまった根本的な原因を解決できるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年04月06日株式会社NTTデータ関西(以下、NTTデータ関西)は、GIGAスクール端末を利用して悩みを気軽に相談できる「こども相談チャットアプリ『ぽーち』」を2023年4月より提供開始します。本アプリは、子どもが内面に抱えている悩みや問題を匿名で気軽にチャット相談できるアプリです。子どもがアプリを通じて悩みを相談すると、各自治体の実情にあわせて自治体職員やスクールカウンセラー、外部機関等の必要な関係者にのみ共有され、一人ではなく組織やチームで対応する仕組みになっています。「ぽーち」独自の機能として、子どもの悩みを確実にキャッチして対応できるよう、届いた相談の見落としや対応漏れを防ぐ機能、また、自発的に相談することが苦手な子どもに向けて「気分・体調のアンケート」の結果からチャットで自動声かけをおこない相談につなげる機能を備えています。今後は、本アプリを4月から導入いただく大阪府枚方市を皮切りに、全国の自治体や相談機関へも導入を展開するとともに、お客様からいただくニーズをもとに機能に関しても拡充・強化を図ります。図1【背景】近年では、いじめ・不登校・孤独・虐待・ヤングケアラーなど、子どもを取り巻く問題が多様化しており、周りの「大人」もまた自分一人で子どもの多様な悩みに応えることが難しいといった課題があります。また、子どもが悩みを一人で抱え込んでしまう要因として、家族や友人、学校の先生に相談することで過度に心配されたり、大きな問題になるのではないかと不安になり相談をためらってしまうケースや、そもそもどこに相談すればよいのかわからず相談できないケースなど、様々な事情を耳にします。この課題は、社会全体で取り組むべき大きな課題であると捉えています。子どもを取り巻く問題や悩みを一人で抱え込んでいる人を少しでも減らすことができないかという思いから「ぽーち」の開発にいたりました。【こども相談チャットアプリ「ぽーち」商品概要】こども相談チャットアプリ「ぽーち」は、日頃、子どもが内面に抱えている悩みや問題を少し離れた「大人」へ匿名でチャット相談できるアプリです。利用対象者は小学生~高校生を想定しています。小学生、中学生はGIGAスクール端末から、GIGAスクール端末を支給されない高校生は個人のスマートフォンやタブレットからアプリを利用できます。■商品の特長1. 文章化が難しい子どもでも簡単な操作で匿名チャット相談ができる誰でも簡単に匿名でチャット相談をすることができます。小学校低学年からでも使用いただけることを目標としているため、イラストを用いたアイコンで相談内容をジャンル別に選択できる機能を備えています。そのため、相談を文章化することが難しい年齢層の子どもでも相談内容を伝えやすい仕組みとなっています。2. 子どもの気分や体調を見える化できるアプリ内の「気分・体調のアンケート」機能で子どもの気分や体調を見える化できます。結果はカレンダー形式で記録され、子ども自身での振り返りが可能となり、自己認知のきっかけとなることが期待されます。また、学校と連携する機能を利用すると、担任の教師がアンケート結果を閲覧できるため、教室での子どもへの声かけやフォローに活用することもできます。図23. 一人ではなく組織やチーム全体で子どもの悩みに向き合える子どもからの相談ジャンルにあわせて各々で対応する組織を設定できるため、解決が難しい相談には専門性を有した組織が対応する体制を構築することもできます。また、相談に対して誰か一人で対応するのではなく、組織やチームで対応できる機能を備えています。相談に対する返信をどのように行うかなど、それぞれの大人が別々の場所にいながらも対応できる仕組みになっているため、個人の判断のみで相談に対応しなければいけない状況を回避することができます。4. 相談内容の見落としや対応漏れを防ぐ子どもからの相談対応漏れを防ぐために、未対応になっている相談の割り当て機能や、事前に登録しておいたワードが含まれた重度の高い相談内容を識別する機能を備えています。商品名 : こども相談チャットアプリ「ぽーち」提供開始日: 2023年4月※1カ月間は無償利用いただけます。URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月05日2人の子どもと夫と暮らすライコミさん。嫁姑、隣人、ママ友、夫婦、毒親……。ありとあらゆるトラブルに巻き込まれていく波乱の体験談です。家族ぐるみの付き合いが続くなか、子どものお世話に関するミドリさんの言葉に違和感を覚えるライコミさん。そこからさらに5年が経ったときのお話。 ミドリさんの後押しもあり、仕事を探すことにしたライコミさん。しかし、育児や家事と両立できそうな仕事がなかなか見つからないまま、時間だけが過ぎていくのでした。ヒマリちゃんの小学校入学が迫るなか、ようやく在宅でできる仕事を見つけ、無事に復帰。仕事との両立も順調でした。そのころ、ミドリさんも学童に子どもを預けてフルタイムで復職。「ミズキが学校が終わり次第、迎えに行ってくれるの」という言葉に、そのときは深く考えることはなかったものの、何かが引っかかるライコミさん。そこからさらに5年の月日が流れ……!? 女子高校生が家族の面倒を…? さらに5年の月日が流れて、ライコミさんの2人の子どもたちもすっかり大きくなりました。夫との関係は相変わらずでしたが、仕事も生活も順調そのもの。ミドリさん家族との仲も深まっていました。 そんなとき、ふとしたきっかけでミドリさんの娘のミズキちゃんが小学生の妹とおばあちゃんの面倒を見ていることを知ったライコミさん。以前にも、妹の学童の送り迎えをしていたことを聞いていたのもあり、「女子高校生ひとりでは負担が大きすぎない……?」と疑問に思うのでした。 よその家族のことで「何となく気になる……」といった違和感を抱くことは、多かれ少なかれ誰にでもあるかもしれません。家族ぐるみの付き合いをしているからこそ、相手の家族の事情を知ってしまうこともあるかもしれませんが、心を許している相手だけに、その違和感が思い過ごしであると信じたいですね。「理想の隣人」のマンガは、下記にて掲載されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ在宅勤務10年目突入の引きこもり母さん。InstagramとTwitterで、自分やフォロワーさんの体験談をマンガにして紹介しています。
2023年03月30日主人公・祭(まつり)の兄は、小学生時代に祭のことを傷つけていた同級生と結婚することを発表。結婚して欲しくないと、当時のことや、婚約者のゆかりが現在浮気をしていること、高校生時代に子どもを産んでいることを兄に伝えて説得しますが、ついにゆかりが出産。実は隠し子を元旦那から取り返すため兄を利用しようとしていたことが判明。ターゲットは浮気相手のマサキに変わりますが、マサキは全て把握しており、ゆかりの元夫にも本当の狙いを告白して一件落着。しかし、ゆかりが元夫を尾行し、偶然1人目の子と再会。自分が母親だと名乗ろうとしたとき凛太郎の母がさえぎり……。ゆかりがヒカルを引き取ろうとしていることを知った凛太郎の母は、「5年前と何も変わっていない」と呆れた様子。 育児放棄を反省していない様子のゆかりに対し、子どもは物じゃないこと、母親なら高校生だろうと子どもを全力で守るべきだということを諭します。 元義母の言葉にゆかりは…… ヒカルくんの気持ちは考えなくてもわかると言うゆかりさんに対し、今のヒカルくんにとって何が大切かを説明する凛太郎さんのお母さん。 ゆかりさんは「母親がいないなんてかわいそう」と言いますが、その状況を作ったのは自分本人。出産後、子どもは亡くなったことにして遊び呆けていたのに、言っていることが破綻していますよね。 皆さんはゆかりさんのことをどう思いますか?著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2023年03月11日主人公・祭(まつり)の兄は、小学生時代に祭のことを傷つけていた同級生と結婚することを発表。結婚して欲しくないと、当時のことや、婚約者のゆかりが現在浮気をしていること、高校生時代に子どもを産んでいることを兄に伝えて説得しますが、ついにゆかりが出産。実は隠し子を元旦那から取り返すため兄を利用しようとしていたことが判明。ターゲットは浮気相手のマサキに変わりますが、マサキは全て把握しており、ゆかりの元夫にも本当の狙いを告白して一件落着。しかし、ゆかりが元夫を尾行し、偶然1人目の子と再会。自分が母親だと名乗りでようとし……。5年ぶりに再会したヒカルに「このおばちゃん誰?」と言われ、ショックを受けるゆかり。 しかし、一緒にいた義母に声をかけられると平常心を取り戻し、ヒカルを育ててくれたことを感謝。「もう少ししたら引き取りに行く」と宣言します。 てっきり凛太郎と復縁するつもりと思っていた義母は、非常識なゆかりの言動に唖然。すべてを察知し「5年前と何も変わっていない」とゆかりに言い放つと……。 義母の言葉にゆかりはイラッ! もう大人になったから、子どもを引き取る余裕も覚悟もできたと話すゆかりさん。 お義母さんは呆れ果てながらも、子どもは物じゃないこと、母親なら子どもを全力で守るべきだということを諭します。 高校生だろうといくつだろうと、子どもができて産むと決めたなら育てる覚悟や責任を持つべきですよね。 皆さんは、ゆかりさんの言動をどう思いますか? 皆さんならどんな言葉で言い聞かせますか?著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2023年03月10日インコム・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:荒井 琢麿、以下 インコム・ジャパン)は、自社で発行するバニラVisaギフトカードが熊本県大津町の実施する「大津町物価高騰対策高校生等家庭応援事業」に採用されたことをお知らせいたします。バニラVisaギフトカード大津町は、物価高騰に対応する家計支援を目的として、高校生世代のいる家庭に対し、対象者1名あたり5,000円分のバニラVisaギフトカードの交付を令和5年3月1日から開始しました。バニラVisaギフトカードは、Visa加盟店で幅広く使用できる点などが評価されており、自治体における住民の支援を目的とした「出産・子育て応援事業」「物価高騰対策」「若者応援」など様々な事業での導入が急増しております。事業主体である自治体のギフトカード管理業務の大幅な負担軽減も採用のポイントとなっています。バニラVisaギフトカードは、保管時には金銭的な価値を有さず無価値のカードです。配送する直前や直後に金額を充当(チャージ)することができます。また精算は月間のチャージ金額分をまとめて後日の精算となります。この機能により、自治体は「事前の購入」「金券としての厳格なギフトカードの保管」「入出庫/棚卸/在庫管理」などが不要になります。現金給付と比較した場合にも「振込に係る運用」や「振込手数料」が不要なため誤振込リスク回避の他、業務負荷やコストの削減が可能です。また、有効期限の設定があるため「使われずに貯蓄に回る」ことなく消費を促すことができ、更にカードの利用率を自治体に提供することも可能で、利用状況に応じた対象者への利用促進対応や施策の効果検証などを効率的に実施できます。◇バニラVisaギフトカードについて国内・海外・オンラインのVisa加盟店でVisaカードと同じように利用できるVisaブランドのギフトカードです。3千円から10万円まで1円単位で入金額を決めることができます。サービスサイトURL: 【事業者自治体・会社概要】◇大津町大津町物価高騰対策高校生等家庭応援事業対象 : 約1,200人担当 : 大津町役場 子育て支援課ホームページ: ◇会社概要社名 : インコム・ジャパン株式会社設立 : 2008年1月代表取締役: 荒井 琢麿所在地 : 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル41FURL : ※インコム・ジャパンはプライバシーマーク付与事業者です。※本プレスリリースに記載されている社名・サービス名等は、各社の商標または登録商標です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月10日文武両道を目指して「スポーツを頑張る子どもたちのために」という想いを胸に、中高生の「自学力」を身につけるための学習サポートを行っている団体があります。それが「明誠塾アカトレ」です。サッカーを始め、スポーツを頑張る子どもたちの「学習サポート」をするために「アカトレ(アカデミックトレーニング)」を立ち上げた、現役阪大生の丹羽楓樹さんに、自分で学ぶ力、すなわち「自学力」を身につけるために、大切なことを聞きました。(取材・文鈴木智之)「明誠塾アカトレ」を立ち上げた塾長の丹羽楓樹さんは、大阪大学の学生です。幼少期から高校生まで陸上競技の中長距離の選手として活躍し、近畿大会に出場するほどでした。丹羽さんには「箱根駅伝に出たい」という夢があり、関東の強豪大学へ推薦での進学が決まっていました。しかし高校3年生の12月にひざの靭帯を断裂。ケガによって推薦が取り消され、将来設計が大きく崩れてしまいます。「関東の大学に行って箱根駅伝に出て、卒業後は実業団に入り、いつかは陸上部の監督になって、母校に戻ってきたいと考えていました」人生を賭けて陸上に打ち込んできた丹羽さんでしたが、ケガにより、描いていた未来が閉ざされてしまいます。「陸上のない人生を考えたのは、そのときが初めてでした。陸上がなくなって思ったのが、もっと勉強しておけばよかったということ。陸上を失った僕には、何も残っていないことに気がついたんです」幼少期から陸上にのめり込んでいた丹羽さんは、高校生までの自分を振り返り、「勉強なんてどうでもいいと思っていました」と照れくさそうに語ります。高校卒業後は帰国子女の経験を活かし、塾で英語を教えるアルバイトはしていましたが、進むべき道を模索する時間が続きました。フリーターのような形で塾講師をしていた頃、ひとりの人物と出会います。それがアカトレを一緒に立ち上げることになる、植松耀平さんです。植松さんは千葉県の成田高校から、現役で大阪大学に進学。野球部の強豪で寮生活をしながら、現役で国立大学に進むという、文武両道を体現していました。「植松とは食事の場で会ったのですが、彼は野球の強豪校で、部活に励みながらも現役で国立大学に合格。正直、劣等感を覚えました。そのとき彼に『いま何をしてるの?』と聞かれて『とくに何もしていないんだ』と話をしたら『じゃあ、勉強すればいいやん』と言われたんです」それまで勉強に励んでこなかった丹羽さんは「そんな選択肢もあるんだ」と思うと同時に「陸上中心の生活をしてきた自分に、勉強なんてできるのだろうか」と、不安が頭をよぎったそうです。「そうしたら植松が『じゃあ、勉強の仕方だけ教えたるわ』と言ってくれたんです」そこから植松さんの家に通い、「勉強の仕方」を教わる日々が続きます。「5日間ほど通っていたと思うのですが、彼が高校時代に使っていた参考書を見せてくれて、勉強の仕方を教えてくれました。そのときに『賢い人って、こうやって勉強するんや』と衝撃を受けまして」植松さんは高校時代、強豪校の野球部に所属し、寮生活をしていました。丹羽さんによると「高校時代、限られた勉強時間で成果を出すために、どうすればいいのかを考え続けてきた」そうです。植松さんに勉強の仕方を教わり、受験勉強に取り組むことにした丹羽さんでしたが、その時点で、高校を卒業してから半年が過ぎていました。「勉強の仕方を教わったのが9月の頭だったので、センター試験までには5ヶ月ほどしかありませんでした。残された時間は少なかったですが、何をどうやって勉強すればいいかを教えてくれたので、それならできるかもしれないと、勉強をする気になれたんです」目指したのは大阪大学。植松さんと同じ大学です。「推薦で大学に行けず、親に迷惑をかけたのもありましたし、学費のことを考えて」の決断でした。丹羽さんはそこから、植松さんに教わった「入試の日から逆算して記憶する方法」や「問題演習のやり方」「問題集の意味と目的」など、勉強をする上で必要なことをベースに猛勉強。模試の偏差値41からスタートし、5ヶ月間の勉強の末に、合格を勝ち取りました。「そこで気がついたことがあります。それは『いかに意味のある勉強をするか』です。たとえば漢字を10回書きなさい、これには意味があるのかな。何のためにやってるのかを、いま勉強していることに対して言えますか? スポーツをしている子は、いま練習していることに対して、どんな意味があって、どんな目的があるかを言えますか? 僕らが運営しているアカトレでは、そこに対する考え方や目標設定を重視しています」無駄なことを長時間するのではなく、意味のあることに集中して取り組み、パフォーマンスを高める。これはサッカーの練習にも通じるところです。「アカトレのテーマは『自学力』なのですが、自分で学び取る力に関わってくるのが『目的意識』です。常に、『何のためにこれをしているのかを考えよう』というのが、一つの方針です」いましている勉強は、テストで80点を取るために必要なことかな?サッカーでレギュラーになるために、この自主練でいいのかな?など、「自分が達成したい目標に対して、この行動は適切なものか」を考えること。それがアカトレで大切にしていることだと言います。「アカトレはサッカーの練習が終わったあと、夜の9時過ぎからオンラインで行います。その中で、まずテスト勉強ですることを書き出してもらい、その中からいますべき、必要なことを選んでもらいます。それに対して、僕を始めとする講師が必要なものとそうではないもののアドバイスをします」講師は現役の阪大生が担当し、動画を使った親しみやすい授業を展開しており「勉強へのハードルを下げることを大事にしている」そうです。サッカーに熱中していたとしても、勉強を避けて通ることはできません。進路選びだけでなく「テストの点数が低いと、サッカー活動に参加できない」といったルールを設ける部活やクラブもあります。アカトレはスポーツをする中高生を対象に、クラブ単位で導入するシステムを採用しています。サッカーを中心に広がりを見せており、2022年度の全国高校サッカー選手権に出場した飯塚高校(福岡県)など、高校の部活で導入しているところもあります。飯塚高校では、高校部門のモデル校として昨年からプレ導入、そして今年第1校目として本格的に導入を進めています。次回の記事では、アカトレが大事にしている3つのことを通して、「意味のある勉強の仕方」に迫っていきます。<PR>「1日体験授業」も受付中
2023年03月09日高校生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかりで、家族同士の揉め事が絶えない毎日。母は「アンタのために、離婚や家を出ることを我慢している」と、ぷみらさんに嘆いていました。幼いころ、体の弱かったぷみらさん。自身も体調を崩しやすく、そのことを祖母に責められて育った母は、「私のせいで弱い子どもに産んでしまった」と、負い目を感じていました。そして、鍼灸と漢方で自分自身の体調がよくなったと感じていた母は、「アンタのため」と、ぷみらさんにも治療を勧めていました。ぷみらさんは以前から、鍼灸や漢方が苦手。しかし、母の勧めを断った際、号泣されたことをきっかけに「断るとめんどう」と、母の勧めを受け入れていました。 母はぷみらさんを思い、善意で治療を勧めていることを理解していたので、「私が我慢すればいいか……」と、やり過ごそうとしていたぷみらさんですが……。 突然「かわいそう」と言われ… 高校生になったぷみらさんは、新しい生活に慣れず、よく熱を出していました。 そんなぷみらさんに母は、「鍼灸に行って、体を整えないと!」とぷみらさんを気遣います。 鍼灸が苦手なぷみらさんは、母の勧めをめんどうに感じますが、「断ってもめんどくさい」という気持ちが勝り、近所の鍼灸院を訪れます。 「今日はどこを治療したい?」 鍼灸の先生の問いに、「全体的に……」と気のない返事をするぷみらさん。すると、「あなた、鍼灸嫌い?」と、何かを察した先生に尋ねられます。 「正直、好きじゃないです。単純に鍼治療が苦手です」 「じゃあ何で来たの?」 「来ないと、母が泣くので……」 自然と表情が曇るぷみらさんに、「あなた……かわいそうに……」と、先生も心配になるのでした。 「なんで鍼灸に来たの?」と聞かれ、「母が泣くので」と答えたぷみらさんに、思わず「かわいそうに……」という言葉が出た先生。自分の意思に反してでも、母のために鍼灸に訪れたぷみらさんを心配しているように思います。 幼いころは特に、身近な大人の言動が子どもの指針になる場合も多いのではないでしょうか。成長するにつれて、自分の意思や考え方が明確になっていきますよね。子どもが伸び伸びと自己表現できるよう、大人の考えを押し付けすぎず、サポートできるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年03月07日みかん高校生さんは、赤ちゃんポストで生まれ育った後、乳児院を離れ養護施設に預けられます。はじめは慣れずに泣いてばかりでしたが、ようやくシミ姉ちゃんという心強いお友だちができます。しかし子どもたちに対するいきすぎた行動が多いK先生によって、2人は苦しめられることになるのでした。そんなK先生の態度に園長先生は大激怒! 反省したK先生は施設を去ることになります。K先生がいなくなったことでようやく平穏な日々が訪れるかと思いきや、今度はシミ姉ちゃんが施設を出てお母さんのところへ戻ることが決定。シミ姉ちゃんはみかん高校生さんが悲しむからと、わざと嫌われて施設を出ていこうとします。しかしその事実を知ったみかん高校生さんは「離れてもずっと家族だよ」とシミ姉ちゃんと約束します。悲しい別れを乗り越えて、それぞれの道を歩み始めたみかん高校生さんとシミ姉ちゃん。そして月日は流れ……。「約束したから!」2人を繋ぐキーホルダーが導いたのは… すっかり大きく成長したシミ姉ちゃん。お母さんとの関係も良好のようで、帰宅後に一緒にクッキーを作る約束をして、学校へと向かいます。 一方のみかん高校生さんは、新入生として入学式に参加するため学校に向かいます。ところが緊張して友だちに話しかけることができず、落ち込みながら下校することに。そのときふと、見覚えのあるキーホルダーをカバンにつけた女の子とすれ違います。「人違いだったらどうしよう……」 と一瞬ためらうも、「ここで声かけなきゃ後悔する!」 と勇気を出して話しかけることに。 「シミ姉ちゃん!!」 案の定、振り返った女性はかつて施設で幼少期を一緒に過ごしたシミ姉ちゃんでした。 泣きながら感動の再開を喜ぶ2人。「離れても家族だからね。」 と約束した2人は、望んでいた通り再び出会うことが叶いました。 本当の親友は、いくら時間が経ってもすぐにわかるのかもしれませんね。施設で苦楽を共にした2人の絆が離れることはないのでしょう。 家族と同じくらい大切な友人と出会えることは、人生でなかなかあることではありませんよね。そんな友人に出会えたみかん高校生さんとシミ姉ちゃんは、とてもステキな縁に恵まれたのだなと思います。 これから先の人生、きっと2人を待つのは輝かしい未来なのではないでしょうか。2人にはこれからも仲良く協力し合いながら、前向きに人生を歩んで行ってほしいですね!著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2023年03月01日Instagramにて、ご自身の育児体験談や日常のヒトコマを紹介しているグッドスリープ(@good.sleep7416)さん。今回は、グッドスリープさんが保育園お迎え時に出会った、男子高校生とのエピソードついてご紹介します!手を離さないで…保育園に子どもたちをお迎えに行ったとき、話に夢中で子どもを見れていないママたちに遭遇し……。 話に夢中な親。遊ぶのに夢中な子ども。そこに脇見運転の車が一台……。 事象が2つ、3つ重なれば簡単に事故は起きます。このサラサラヘアーの高校生が人知れず見守ってくれたように、いつも周りに生かされているんだということに感謝しつつ、改めてしっかりと子どもを事故から守る意識を持たねばと思いました。 子どもと車の接触事故。親が見ているときでさえ、100%防ぐことは難しいですよね。子どもの行動もすべて予測できるものではありません。グッドスリープさんも言っていますが、1人ひとりが子どもを事故から守るという意識を持たないといけませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター グッドスリープ
2023年02月26日BIGLOBEプレスルーム BIGLOBEは、「子育てに関するZ世代の意識調査」を実施しました。本日、調査結果を発表します。本調査は、全国の18歳から25歳までの男女500人を対象にアンケート形式で実施しました。調査日は2023年2月7日~2月9日、調査方法はインターネット調査です。【調査結果のトピックス】1. 「将来、子どもがほしくない」Z世代の約5割全国の18歳から25歳までの未婚で子どもがいないZ世代の男女457人に、「将来、結婚と子どもについて」質問をしたところ、「将来結婚して、子どもがほしい」(44.9%)、「将来結婚というかたちにこだわらなくても子どもはほしい」(9.4%)、「将来結婚はしたいが、子どもはほしくない」(9.6%)、「将来結婚もしたくないし、子どももほしくない」(36.1%)という結果に。「将来、子どもがほしくない」というZ世代は45.7%だった。2. 子どもがほしくない人の4割強は「お金の問題以外」に理由「育てる自信のなさや苦手意識、自由がなくなる」など「将来、子どもがほしくない」と回答した18歳から25歳までのZ世代の男女209人に、「子どもがほしいと思わない理由」を質問したところ、「お金の問題」(17.7%)、「お金の問題以外」(42.1%)、「両方」(40.2%)という結果に。「お金の問題以外」と回答した人は4割強となった。さらに「お金の問題以外」について質問をすると、「育てる自信がないから」、「子どもが好きではない、子どもが苦手だから」、「自由がなくなるから」が上位となった。3. 「習い事や進学ができる支援があれば、子どもの人数を増やしたい」将来、子どもがほしい人の7割弱「将来、子どもがほしい」と回答した18歳から25歳までのZ世代の男女248人に、「将来、子どもにはどのようにしたいか(どのような環境で子育てをしたいか)」について複数の質問をすると、「(自身と同様もしくは以上に)習い事をさせたい/進学をさせたい」という人は「あてはまる」「ややあてはまる」をあわせ8割を超える結果に。「(自身と同様もしくは以上に)習い事や進学ができるような支援があれば、子どもの人数を増やしたい」については、「あてはまる」(24.6%)、「ややあてはまる」(41.9%)をあわせ7割弱だった。4. 「自治体による子育て支援の違いを引越しに考慮」7割全国の18歳から25歳までのZ世代の男女500人に、「子育て支援が自治体によって異なることについて」を質問したところ、「一律にすべきだと思う」が「自治体ごとに独自の施策があってよいと思う」を上回る結果に。「子育てをする場合、自治体による子育て支援の違いを引越しの際に考慮すると思う」かどうか質問をすると、「思う」(22.8%)、「やや思う」(48.2%)をあわせ7割となった。【調査結果詳細】1. 「将来、子どもがほしくない」Z世代の約5割全国の18歳から25歳までの未婚で子どもがいないZ世代の男女457人に、「将来、結婚と子どもについて」質問をしたところ、「将来結婚して、子どもがほしい」(44.9%)、「将来結婚というかたちにこだわらなくても子どもはほしい」(9.4%)、「将来結婚はしたいが、子どもはほしくない」(9.6%)、「将来結婚もしたくないし、子どももほしくない」(36.1%)という結果に。「将来、子どもがほしくない」というZ世代は45.7%だった。将来、結婚と子どもについて男女別では、男性は「将来結婚もしたくないし、子どももほしくない」(43.4%)と回答した割合が最も多く、女性は「将来結婚して、子どもがほしい」(52%)が最も多かった。「将来、子どもがほしくない」という人は、男性は51.3%と半数を超え、男女で差がみられた。将来、結婚と子どもについて(男女別)2. 子どもがほしくない人の4割強は「お金の問題以外」に理由「育てる自信のなさや苦手意識、自由がなくなる」など設問1で「将来、子どもがほしくない」と回答した18歳から25歳までのZ世代の男女209人に、「子どもがほしいと思わない理由」を質問したところ、「お金の問題」(17.7%)、「お金の問題以外」(42.1%)、「両方」(40.2%)という結果に。「お金の問題以外」と回答した人は4割強となった。子どもがほしいと思わない理由さらに「お金の問題以外で子どもがほしいと思わない理由」について質問をすると、「育てる自信がないから」(52.3%)、「子どもが好きではない、子どもが苦手だから」(45.9%)、「自由がなくなる(自分の時間を制約されてたくない)から」(36%)が上位となった。お金の問題以外で子どもがほしいと思わない理由3. 「習い事や進学ができる支援があれば、子どもの人数を増やしたい」将来、子どもがほしい人の7割弱設問1で「将来、子どもがほしい」と回答した18歳から25歳までのZ世代の男女248人に、「自身の子ども時代(自身が育った環境)」について、複数の質問をしたところ、「習い事はある程度、させてもらった」という人は「あてはまる」(52%)、「ややあてはまる」(31.5%)をあわせ8割という結果に。「経済面で進学はある程度、希望通りさせてもらった」という人は「あてはまる」(49.6%)、「ややあてはまる」(38.3%)をあわせ9割近かった。自身の子ども時代(自身が育った環境)さらに、「将来、子どもにはどのようにしたいか(どのような環境で子育てをしたいか)」について複数の質問をすると「(自身と同様もしくは以上に)習い事をさせたい」「(自身と同様もしくは以上に)進学をさせたい」という人は「あてはまる」「ややあてはまる」をあわせ8割を超える結果に。「(自身と同様もしくは以上に)習い事や進学が難しいなら、子どもはあきらめるか人数を減らしたい」という人は「あてはまる」(21.4%)、「ややあてはまる」(42.3%)をあわせ6割強。「(自身と同様もしくは以上に)習い事や進学ができるような支援があれば、子どもの人数を増やしたい」という人は「あてはまる」(24.6%)、「ややあてはまる」(41.9%)をあわせ7割弱だった。将来、子どもにはどのようにしたいか(どのような環境で子育てをしたいか)「将来、子どもがほしい」と回答した18歳から25歳までのZ世代の男女248人に、子育て支援に関して、「該当する年代のこどもがいる家庭に支援が必要か」を質問すると「妊娠・出産期」「乳幼児期」は約9割、「高校生」「大学生等、学業を続ける場合」も約7割が支援が必要と回答した。比較対象として、26歳から59歳までのその他の世代(500人のうち子どもがいる354人)にも同様の質問をしたところ、「妊娠・出産期」「乳幼児期」は8割を超え、「高校生」「大学生等、学業を続ける場合」も7割近い結果となった。該当する年代のこどもがいる家庭に支援が必要か【主なコメント】・妊娠から子どもが働ける年齢になるまで経済的支援は必要だと思う(24歳)・費用面で考えると、年次が上がるにつれて金額が大きくなる傾向があるため、中学・高校時代の支援もないがしろにしてはならないと感じる(25歳)・義務教育の場では、家庭の経済格差がでないような手当が必要であると思う(20歳)・もっと支援などを増やして子育てしやすい世の中にしていかないと少子高齢化は進む一方だと思う。育児休暇をもっと男女平等に取れるようにしてほしい(20歳)・小さな頃より大学の費用などを考えて、出産に踏み切れない人も多いと思う(50代)・あまり恩恵を受けてないが、自立できる子供になったので必要を感じない(50代)・おむつや粉ミルクなどは一年以上は継続して費用がかかるため、手当を増やしてほしい(30代)・子供がほしい意思はあっても、教育費のことが壁になって人数を制限してしまう(40代)4. 「自治体による子育て支援の違いを引越しに考慮」7割全国の18歳から25歳までのZ世代の男女500人に、「子育て支援が自治体によって異なることについて」質問をしたところ、「一律にすべきだと思う」(32%)、「どちらかといえば一律にすべきだと思う」(32.6%)、「どちらかといえば自治体ごとに独自の施策があってよいと思う」(20.4%)、「自治体ごとに独自の施策があってよいと思う」(15%)という結果に。「一律にすべきだと思う」が「自治体ごとに独自の施策があってよいと思う」を上回った。子育て支援が自治体によって異なることについてさらに、「子育てをする場合、自治体による子育て支援の違いを引越しの際に考慮すると思う」かどうか質問をすると、「思う」(22.8%)、「やや思う」(48.2%)をあわせ7割となった。子育てをする場合、自治体による子育て支援の違いを引越しの際に考慮すると思う※本調査レポートの百分率表示は四捨五入の丸め計算を行っており、合計しても100%とならない場合があります。また複数回答可の設問があるため、合計100%を超える場合があります。■調査概要・調査名 :子育てに関するZ世代の意識調査・調査対象:全国の18歳から25歳までの男女500人(比較対象として、26歳から59歳までの男女500人のうち子どもがいる354人)・調査方法:インターネット調査・調査期間:2023年2月7日~2月9日BIGLOBEでは、社会を前進させるための情報発信をおこなうオウンドメディア「あしたメディア by BIGLOBE」にて、社会が直面している課題と解決に向けた動きを提示しています。 このたびの調査結果を踏まえ、BIGLOBEは、人と社会と地球の未来づくりに貢献する「SDGs Action by BIGLOBE」を推進してまいります。※記載されている会社名および商品名は各社の登録商標または商標です。<本件に関するお客さまからのお問い合わせ先>BIGLOBEカスタマーサポート インフォメーションデスク電話:0120-86-0962 (通話料無料)携帯電話、IP電話の場合電話:03-6385-0962 (通話料お客さま負担) ※BIGLOBEのニュースリリースは からご覧になれます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月21日積水ハウスの様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の公開を開始しました。お客様の戸建て住宅への想いや、商品開発への想いを、毎回テーマを設定してご紹介します。第50弾として2月17日に、2階への階段の途中に「スキップラウンジ」を設け、自然と家族のコミュニケーションを広げておられるご家族のストーリーを公開しました。1月~2月は受験シーズン■小・中・高校生の勉強場所はリビングと子ども部屋1月から2月といえば、受験シーズン。この冬、お子様の受験勉強を見守っているご家庭も多いのではないでしょうか。ところで、受験勉強や日々の宿題など、皆さんのお子様はどこで勉強していますか。お子様の学習場所と言えば、子ども部屋をイメージされる方も多いと思いますが、積水ハウスの調査結果を見ると、意外と子ども部屋だけではないということがわかります。「家の中のどこで勉強しているか」について聞いたところ、小学校低学年では8割以上が、高学年でも75%がリビングで勉強していると回答しました。成長するにつれ、リビングよりも子ども部屋を利用する割合が高くなり、中高生は約7割が子ども部屋と答えています。その一方で、中学生の約6割、高校生の半数近くがリビングで勉強していると答えました。子ども部屋とリビングの両方を上手に使い分けて、複数の空間で勉強をする人が一定数以上いるようです。「生活定点調査 子育て」 2018年 積水ハウス調べお子様が好きなように勉強できる環境を複数整え、気分や勉強内容に合わせて使い分けできるようにしておくことは、理想ではないでしょうか。集中して問題集を解く時と作文を書く時では、同じ勉強でもお子様の気分は変わるかもしれません。また、復習をするときは一人でできても、新たな内容を学ぶときは家族に質問しやすい環境のほうが良いでしょう。こうした点から、複数の勉強スペースを設けることは、学習意欲や効率アップにもつながります。そこで今回ご紹介するのは、3名のお子様が複数の場所で勉強されている、広島県にお住まいのN様ご一家です。住まいづくりの際、どこにいても家族の気配を感じられ、コミュニケーションが自然と生まれるようにと、2階への階段の途中に「スキップラウンジ」を設けました。■自然と家族のコミュニケーションが広がる「スキップラウンジ」スキップラウンジがあるのはリビングの一角。ここを中継点とし開放的な吹き抜けがあり、垂直方向にも水平方向にも広がりのあるダイナミックな空間になっています。リビングの天井のアクセントやスキップラウンジの立ち上がりの壁には無垢のレッドシダー材を貼り、木のぬくもりを十分に味わえます。さらに、スキップラウンジの手すりやガラスの面材は、2階の手すりや階段と同じ素材と色を使用しているため、全体的に統一感があり、空間につながりも感じられます。スキップラウンジの真上には天窓があり、家の中央にありながら自然光がたっぷり注ぎ込みます。「前のマンションは天井が低かったので、特にこのリビングでは解放感を味わっています。」と夫のM様。明るく暖かい空間なため、自然とお子様たちも集まってくるそうです。開放感のあるリビングの一角に、中2階的な「スキップラウンジ」スキップラウンジは、立ち上がり高さが1.4メートル、広さが6.25平米。壁面には大きな本棚と、床に座って勉強したり本を読んだりするためのカウンターを造り付けています。2階の子ども部屋にも机がありますが、お子様たちは主にこのカウンターで宿題をしたり本を読んだりしていると言います。「下の双子は並んで宿題をやるとすぐケンカになるので(笑)、一人がスキップラウンジで勉強しているときは、もう一人はリビングでといったように、別れて勉強することも多いです。」と、夫のM様。「私たちがいる場所とつながっているので、わからないところがあればすぐ聞けるのも、子どもたちにとってはいいみたいです。」リビングとゆるやかにつながって互いに気配を感じることができる空間があることで、ご夫婦が最も重視されていた「家族のコミュニケーション」が自然と生まれているそうです。「それぞれプライベートな空間はありつつも、完全に自分の部屋にこもりっきりにならないようにしたいと思っていました。よくコミュニケーションがとれる家にしたいとお願いしましたが、それが実現して満足しています。」(夫・M様)自然とお子様たちが集まり、コミュニケーションが生まれる「スキップラウンジ」1階では、スキップラウンジの壁面を造り付けのテレビ台として上手に活用。下の空間は、ウォークインタイプで収納力たっぷりの、大きな納戸になっています。「テレビ周りや納戸がすごくよくて。来客予定があるときにはさっとしまえるし、大きな物も入るので本当に便利です。」と妻のR様。スキップラウンジは1階側も含め、たくさんの工夫が詰め込まれた空間となっています。「スキップラウンジ」下の空間も上手に活用■ライフスタイルに合った様々な学習スペース積水ハウスでは、大空間リビング「ファミリー スイート」や、子どもの成長に合わせた住まいのカタチ「コドモイドコロ」を通して、ライフスタイルに合った勉強・作業スペースの様々なかたちをご提案しています。例えば、LDKの一角や吹き抜けに面した廊下にデスクを設けた「ファミリーステーション」や、家族が共有できる壁一面の本棚と、椅子やテーブルを置いて本を読める場所を設けた「ファミリーライブラリー」は、リビング学習にぴったりです。LDKの一角に設けた「ファミリーステーション」家族が共有できる壁一面の本棚を設置した「ファミリーライブラリー」皆さんもN様ご一家を参考に、子ども部屋だけでなく、自然と家族が集まるリビングの近くにも学習スペースを用意してみませんか。集中したいときは子ども部屋、すぐに質問したり家族の気配を感じながら勉強したいときはリビング周辺のスペースといったように、使い分けができる上、複数の勉強場所があることで気分転換にもなるでしょう。<商品情報>ファミリー スイート コドモイドコロ 積水ハウス DESIGN OFFICE 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月17日みかん高校生さんは、赤ちゃんポストで生まれ育った後、乳児院を離れ養護施設に預けられます。はじめは慣れずに泣いてばかりでしたが、ようやくシミ姉ちゃんという心強いお友だちができます。しかし子どもたちに対するいきすぎた行動が多いK先生によって、苦しめられることになるのでした。そんなK先生の態度に園長先生は大激怒! 反省したK先生は施設を去ることになります。取り戻した平和な日々でしたが、またもや事件が。シミ姉ちゃんが冷たくしてくるのです。理由もなく無視するシミ姉ちゃんに腹を立てるみかんさん。ところが立ち聞きで、シミ姉ちゃんがお母さんのところに戻ることを偶然知ってしまいます。みかんさんが悲しまないよう、嫌われてから施設を出るつもりだと先生に話すシミ姉ちゃん。シミ姉ちゃんの本心を知り、このまま離れるわけにはいかないと考えたみかんさんは……?「シミ姉ちゃん待って!」 自分を思ってくれているシミ姉ちゃんと仲たがいをしたまま施設を去ってほしくなかったみかんさん。一生懸命話しかけますが、シミ姉ちゃんは相変わらず無視してどこかへ行こうとします。そんなシミ姉ちゃんをみかんさんは、強引に抱っこで阻止! やっとシミ姉ちゃんと話ができることになり……?シミ姉ちゃんがいなくても、もう大丈夫だよ みかんさんに強引に抱っこされ、尻もちをついてしまったシミ姉ちゃん。振り返ると、みかんさんが大粒の涙を流していることに気づきます。 ようやく自分の目を見てくれたシミ姉ちゃんに、みかんさんは「私にはもうシミ姉ちゃんなんて必要ない」と切り出します。 辛らつな言葉を投げかけるかと思いきや「シミ姉ちゃんだって抱っこできるくらい大きくなったから、もうさびしくなんてない」と言葉を続けます。 いつまでも弱いままの自分では、シミ姉ちゃんは安心して施設を出られない……。そうみかんさんは思ったのでしょう。 「私にシミ姉ちゃんはもういらないの」という言葉には、みかんさんの強さとやさしさが詰まっているかのようです。 自分のお菓子を差し出しながら「これで離れても家族だから」というみかんさん。シミ姉ちゃんが自分と友だちになってくれたのと同じやり方で、今度は家族になることを誓います。 家族と言い切れるほどの親友とは、なかなか出会えないものです。スマホやSNSなどがなくてもずっとつながっていられるのは、どこか羨ましく感じてしまいますね。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2023年02月17日みかん高校生さんは、赤ちゃんポストで生まれ育った後、乳児院を離れ養護施設に預けられます。はじめは慣れずに泣いてばかりでしたが、ようやくシミ姉ちゃんという心強いお友だちができます。しかし子どもたちに対するいきすぎた行動が多いK先生によって、苦しめられることになるのでした。そんなK先生の態度に園長先生は大激怒! 反省したK先生は施設を去ることになるのでした。ようやく平和な日常を取り戻したと思いきや、今度は親友のシミ姉ちゃんから理由もなく無視されるようになったみかんさん。そんなとき偶然、先生とシミ姉ちゃんが話しているところに遭遇し、シミ姉ちゃんが施設を出てお母さんのところに戻ることを知ります。シミ姉ちゃんが冷たくしていたのは、みかんさんを思う優しさからだったようで……?「私がいなくなったら泣いちゃうから、それなら嫌われようと思ったの」そう先生に話すシミ姉ちゃん。突然無視されるようになり、正直腹が立っていたミカンさんですが、シミ姉ちゃんのやさしい気持ちを知って涙が止まりません……。仲直りできないままシミ姉ちゃんと離れたくない…! 先生とシミ姉ちゃんの話を聞いて、なぜシミ姉ちゃんが自分を避けていたのかを理解したみかんさん。 このまま仲たがいを続けるわけにはいきません。勇気を出してシミ姉ちゃんにもう一度、話しかけることにしたようです。 ところが「一緒におやつ食べよ」というみかんさんを相変わらず無視して、どこかへ行こうとするシミ姉ちゃん。そんなシミ姉ちゃんを引き留めようと、みかんさんは必死です。 とうとうシミ姉ちゃんを強引に抱っこすることにしたみかんさん! これにはシミ姉ちゃんもびっくりし思わず「はなしなさいって!!」と叫びます。 その言葉通りシミ姉ちゃんを離したみかんさん。急に離されたことで尻もちをついたシミ姉ちゃんが振り返ると、そこには大粒の涙を流すみかんさんの姿が……。 シミ姉ちゃんへの思いがこらえ切れず、涙があふれてしまったのでしょう。少々強引な手段ではあったものの、ようやくシミ姉ちゃんと久しぶりに会話できたみかんさん。 きっとシミ姉ちゃんも冷たい態度を貫き通すのは辛いことでしょう。大切な友だちとしてどちらもお互いを思いあっている姿に涙が出そうです。みかんさんは自分の思いをシミ姉ちゃんにしっかり伝えられるといいですね! 著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2023年02月16日みかん高校生さんは、赤ちゃんポストで生まれ育った後、乳児院を離れ養護施設に預けられます。はじめは慣れずに泣いてばかりでしたが、ようやくシミ姉ちゃんという心強いお友だちができます。しかし子どもたちに対するいきすぎた行動が多いK先生によって、苦しめられることになるのでした。そんなK先生の態度に園長先生は大激怒!反省したK先生は施設を去ることになるのでした。ようやく平和な日常を取り戻したと思いきや、まともや事件が発生。これまで姉妹のように仲良く遊んでいたシミ姉ちゃんから、理由もなく無視をされます。シミ姉ちゃんと話さなくなってから、みかんさんはシミ姉ちゃんが先生と話しているのを聞いてしまいます。一方的にみかんさんを無視した、その理由にはシミ姉ちゃんの意外な本音が隠れているようで……?シミ姉ちゃんの思いを知ったみかんさんは… もともとお母さんからの虐待がきっかけで施設にきたシミ姉ちゃん。先生がお母さんのところに戻るのを心配するのも当然です。 それでも、シミ姉ちゃんはお母さんと暮らすのを心待ちにしていました。お母さんと新しい生活が始まることに、全く不安はないようです。 それよりもシミ姉ちゃんが心配していたのは、みかんさんのこと。いなくなって悲しい思いをさせるくらいなら、嫌われてしまおうと考えたのですね……。ここ最近シミ姉ちゃんがみかんさんを無視し続けていたのは、みかんさんを大切に思うからこそ。そんなシミ姉ちゃんの本音を知り、みかんさんは涙が止まりません。 相手を思いやるあまり、本音を隠した行動をとってしまったのでしょう……。 偶然の盗み聞きでわかったシミ姉ちゃんの本音。すれ違いを解消できるよう、お互いが自分をさらけ出して話し合えるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2023年02月15日みかん高校生さんは、赤ちゃんポストで生まれ育った後、乳児院を離れ養護施設に預けられます。はじめは慣れずに泣いてばかりでしたが、ようやくシミ姉ちゃんという心強いお友だちができます。しかし子どもたちに対するいきすぎた行動が多いK先生によって、苦しめられることになるのでした。そんなK先生の態度に園長先生は大激怒!反省したK先生は施設を去ることになるのでした。ようやく平和な日常を取り戻したと思いきや、またもや事件が起こります。これまで姉妹のように仲良く遊んでいたシミ姉ちゃんが、無視し始めるのです……。無視を続けるシミ姉ちゃんに怒ったみかんさんが理由を尋ねるも、「ウザいんだよ、もう話しかけてこないで」 と冷たく言われてしまいます。初めてのケンカ。その理由は…? ある日突然、みかんさんを無視するようになったシミ姉ちゃん。理由もなく「もう話しかけてこないで」と言うなんて、正義感の強いシミ姉ちゃんらしくありません。 さすがにショックを受けたみかんさんは、売り言葉に買い言葉で「もうシミ姉ちゃんのことなんて知らない!」と去ってしまいます。 これまで姉妹のように仲が良かっただけに、シミ姉ちゃんの行動には疑問を抱かずにいられませんね……。 ミカンさんとシミ姉ちゃんが口を聞かなくなってから数日後、シミ姉ちゃんと先生が話しているのを見つけたみかんさん。思わず盗み聞きしてしまいます。 「シミちゃんお母さんのところに帰るの不安じゃない?」 「ぜんぜん不安じゃないよ! でもみかんの事が……すごく心配なの」 そう言いながら大粒の涙をこぼすシミ姉ちゃん。すでに施設を出ることが決まっていたのですね……。 シミ姉ちゃんがみかんさんを無視していたのは、ただきらいになったという理由ではなさそうです。何か、シミ姉ちゃんに考えがあってのことなのでしょうか……。 盗み聞きで偶然シミ姉ちゃんの思いを知ってしまったみかんさん。冷たい言葉の裏に隠れている、本当の気持ちを見逃さないようにしたいものですね。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2023年02月14日めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々
こどもと見つけた小さな発見日誌
育児に遅れと混乱が生じてる !!