婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第21回は、婚活中に見聞きした、好きになったり付き合ったりすると不幸になる男性のエピソードを紹介します。1. 「彼女と別れる」と言いながら絶対別れない男性【結婚引き寄せ隊】vol. 21理想のパートナーを追い求めるシングル女性たちで、よく女子会を開いていたときのこと。参加女性のひとりであるAさんは、「いま気になっている男性がいるんだけど……」と言いながらも、ちょっと話しづらそうに恋バナを始めました。気になっている男性とは「多いときは週に1、2回会う」「おしゃれなレストランやバーに連れて行ってくれる」「何かしらプレゼントをくれる」という、ちょっと自慢かな? と思えるほどのラブラブな話を告白。ほかのシングル女性たちは「それって、恋人でしょ? いつの間にか彼氏できてたんだね!」と、Aさんに先に彼氏ができてちょっと寂しい気持ちもありながらも、祝福していました。ところが、「……でもね。実はまだ彼氏といっていいのかわかんない。彼女がいるから」と話すAさん。それを聞いて、ほかのシングル女性たちは「何それー!」「二股じゃん!」「別れてから来いって言うべき!」などと憤慨。ただ、当のAさんは、怒りを通り越して無の境地に達しているような雰囲気です。その彼の口癖は、「もうすぐ彼女と別れるから」だそうで、言われ続けてもう半年以上も二股されているとのこと。なんでも、会うととても優しくて別れられないのだとか。一度ハマると抜けられないタイプの男性に二番手扱いされ、だめだとわかっていても、ずるずると貴重な時間を無駄にしてしまうAさんでした。この手の男性には、ハマりそうな予感がしたら冷静に判断しなおして、逃げるが勝ちです。2. 博愛主義者の男性ちょっとパーティピープル的なところのあるBさんは、週末になると彼氏とどこかのクラブに出没して、賑やかに夜を明かすのが定番になっていました。そんなときに行われた、朝早くからの河原でのバーベキューの場に、彼氏と一緒に現れたBさん。休日は昼ごろまで寝ているというBさんカップルは、とても眠そうで、あくびを連発。ふたりで暮らし始めてもう1年以上になり、夜型の行動スタイルがずっと続いているのだとか。河原に集まった男女何人かで食材を切って準備をしていると、Bさんの彼氏の横にいたロングヘアの女性が、うっかり手を切ってしまいました。指先から少し血が出ている程度とはいえ、痛がるロングヘアの女性を見て、Bさんの彼氏は「僕が隣りにいたのにケガさせちゃってごめん!」となぜか管理不行き届きを詫びて、なんとロングヘアの彼女をギュッとハグしたのです。ロングヘアの女性自身も驚き、まわりにいたメンバーも「へ?」とハグした光景を見てよく理解できなかったものの、彼女であるBさんはちらっとその様子を見て、また何事もなかったかのようにバーベキューの準備に戻ります。動揺しながらも、他の女性メンバーがロングヘアの女性をBさんの彼氏から引き剥がし、ケガをした手に処置をしました。女性メンバーが、Bさんに「彼氏が他の女性をハグしても怒らないの?」とたずねると、「ああ、いつものことだから。あいつ博愛主義者なんだ」と言って、「よくあることだから」と気にもとめていないようだったとか。その後も、その場にいたBさん以外の女性をデートに誘うなど、野放し状態だったBさんの彼氏。なんとも特殊なBさんカップルの関係性ですが、本命の彼女がいても他の女性にもちょっかいをかける彼氏なんて、最悪だと思うのは私だけでしょうか。Bさんのように、そんな博愛主義者の男性を許せる女性以外は、関わらないに越したことがない男性だといえるでしょう。3. ネガティブスパイラルに陥っている男性飲み会の席に参加したときのことです。30代の男女何人かが集まっていたなかで、上場企業に勤めているというスーツ姿のキリッとした男性がいました。いわゆるしょうゆ顔のその男性は、飲み会の中盤までは最初の“キリッ”とした印象のまま、和やかに会話が進行。ですが、参加女性のひとりが「最近、仕事がうまくいかなくて落ち込んでるんだ〜」という話をした途端、しょうゆ顔の男性は何かのスイッチが入ったのか、突然下を向いて頭を抱え始めたのです。けっこうな長い時間、下を向き続けているしょうゆ顔の男性に、他の参加者がザワザワし始めた頃、涙声になりながら男性は「僕も……仕事がつらいんだ」と激白。話を聞くと、最近部署が変わって、なかなか仕事を覚えられずにまいっているから、今日は「そんな自分を支えてくれる穏やかな女性との出会いを探しにきた」と言うのです。さらに、「前の部署ではすごく活躍していたのにいまは窓際扱い」「今後も先はない」など、とにかくネガティブスパイラルに陥っていて、発言は後ろ向きなことばかり。聞いているだけでも、どよーんとした暗い雰囲気が漂い、中盤以降は暗い飲み会となってしまいました。参加した男女でしょうゆ顔の男性を励ましながらも、悩みを吐き出してラクになったのか、男性はスッキリとした顔で帰っていったのでした。つきあいが深くなってからの重い話なら心の準備はできていますが、初対面でのディープな話は、時と場合を選んでほしいものです。恋活や婚活をしていると、いろいろなタイプの人に出会うことがあります。すてきな男性ならご縁をつないで、「これはないな」と思ったNG男性とはご縁を遠ざけて、みなさんもすてきな恋をしてくださいね!©skynesher/Gettyimages©Tom Werner/Gettyimages©Tinpixels/Gettyimages
2019年11月17日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第20回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その7をお届けします。1. 自営業を手伝わせたい男性【結婚引き寄せ隊】vol. 20それはプチお見合いのときのこと。プチお見合いとは、仲人がつく本格的なお見合いではないものの、少人数の男女が個室でふたりきりで話し合い、時間がきたら次の人と順番に交代していくスタイル。ざっくばらんな婚活パーティよりも、本気度の高い人が集まります。30代後半から40代の自立した男女が集まっていたなかで、私はさわやかで好印象だった自営業の男性と話が弾みました。プチお見合いの場では時間が限られているため、「もう少しお話ししましょう」とその男性にお茶に誘われて、そのまま近くのカフェへ移動。席に着くとすぐ、自営業の男性は「さっきはあまり仕事の話をしなかったんですけど、親子二代でやっている家の仕事を本格化させるためにも、嫁に来て仕事を手伝ってくれる女性を探しているんです」といきなりの本音告白。どうやら「仕事をすることが好き」と言った私なら、家業を手伝ってくれそうだと踏んだようでした。ただ、私にはずっとやっている好きな仕事もあって、相手の男性の家業を支えるために自分の仕事を手放すことは考えられません。そのことを率直に伝えても、「うちの仕事を手伝ってくれれば、家族全員が団結できるし、毎日一緒にいられます」などと、とにかく家業を手伝うといいことがあると力説する男性。お茶が出てきて最後のひとくちを飲み干しても、まだ「家業を手伝うことを考えてほしい」と話が平行線のため、やんわりと断りながら、お茶を飲んですぐ退席しました。家庭の事情もあるかもしれませんが、相手ときちんと向き合わず、自分の都合を押し付けて条件に合う人を探してもうまくいかないだろうと、自営業の男性を見ながら我が振り直そうと思った午後なのでした。2. 連絡先を知りたがる自称・医者の男性それは大人数が集まる立食パーティでのこと。ひとりの男性と連絡先を交換し合う複数の女性たちがキャッキャと色めき立っていたので、カッコいい人でもいるのだろうかとのぞいてみると、そこにいたのは、お世辞にもカッコいいとは言い難い40代後半か50代ぐらいの男性。地味なシャツをズボンにインするその男性に、20代ぐらいのかわいい女性が「今度ごはんに行く日を絶対連絡してくださいね」と言っていたのを聞いて、何がそんなに魅力的なのか、興味本位で男性を取り巻く女性たちの輪に入ってみました。すると、その男性がなぜ人気なのかが判明。話を聞いていると、「今日は珍しくオフで。明日は朝からオペが立て続けに入ってるんだ」「医者なんて意外と出会いはないんだよ」などと、その男性が医者だから、そのステータスに惹かれる女性が集まっていたのです。ほぼ会話していない私にも、すかさずその男性は、「きみも連絡先を教えておいて。ワインのおいしい店があるから」などと話しかけてきましたが、医者にもワインにも興味のない私は、苦笑いをしながら、スーッとその輪から脱出。“俺は医者だ”自慢をしていたその男性ですが、複数の女性とご飯の約束をしていて、そんなに医者は暇があるのかなあと、怪しんだ夜でした。3. 不気味な話ばかりをする男それは婚活サイトで知り合った公務員の男性と初めて会ったときのこと。ネット婚活では、事前にお互いの趣味嗜好や結婚への意欲などがプロフィールで確認できるようになっていて、私は彼と何度かメッセージのやりとりもしたうえで、まじめに結婚を考えているであろうと思い会うことにしたのです。日曜日の昼下がり、レトロな雰囲気のある喫茶店で「こんにちは」と顔を合わせました。プロフィールの写真通りの誠実そうな男性は、海外旅行が趣味だと言っていたので、「最近はどこに行ったのですか」と聞くと、ポーランドに行ったと話しました。なかでも強制収容所を見学しに行って「ゾクゾクした」と笑顔で話す公務員の男性は、次第に「世界のいろいろな負の場所を見てみたい」と言い出し、話を聞いているだけで怖くなる私。その後も延々とどの国にどんな悲惨な場所があるかという話をされ、「絶対にこの人とは感性が合わない」と思い、早々に話を切り上げてその場をあとにしました。婚活していると、こんな普段の生活では会わないような人たちに会うこともあるかもしれません。くれぐれも、みなさんもお気をつけてくださいね。©Daisy-Daisy/Gettyimages©Ranta Images/Gettyimages©SIphotography/Gettyimages
2019年11月14日「婚活を諦めて・・」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。42歳のトピ主さんは昨年、婚活を休んでみたところ、「結婚がどうでもよくなって諦めることにした」そうです。しかし婚活をやめたら、土日も平日の仕事帰りに何もすることが無くなってしまい、「暇すぎる時間を持て余している」とのこと。「健康で仕事ができているだけありがたいと思わなくてはいけないのはわかっていますが、この先、何も無い人生をどう過ごしたらよいのか」と、読者にアドバイスを求めています。まずは「気力」を取り戻す方法を考えてみよう婚活をやめた理由について、「結婚しなくても、安定した収入、そこそこの貯蓄、生活への満足度もそれなりにあると気づいて、結婚によって背負うリスクが大きいと気づいた」「40歳を過ぎて結婚して、失敗しても・・我慢を続ける気力、やり直す時間も無い」とつづっているトピ主さん。このままでも安心して暮らしていける環境を持てており、精神的にも大きな変化を受け入れる余力はない。現時点では、このまま単身で心穏やかに暮らしていこう、という道を選択されたわけですね。しかしながら、今まではオフの時間をすべて婚活に費やしていたため、手持ち無沙汰になってしまった。「無気力のまま、親を見送ったら何の役目も無い人生になるんだなぁと思うと虚しくなってしまう」という記述も見られます。これらを読む限り、実は「時間を持て余していること」それ自体ではなく、「無気力」「虚しい」という気持ちになっていること、そして「何もない人生」だと感じていることがトピ主さんの一番の悩みの種なのではないか……と感じました。これらの気持ちが変われば、時間は自然に有意義に使えるようになると思います。楽しく有意義に過ごすには、「仲間を作る」「夢中になる」がキーワードそもそも、「結婚をしよう」と思っていたところから、「しないと決める」というのは、人生設計の上では、かなり大きな方向転換で、今はひと息ついているだけ、という捉え方もできます。時間が経てば気力も回復するだろうと考え、飽きるまでのんびりと過ごしてみるのもひとつです。何もせずに居続けるのも意外と難しいもので、通常は1か月〜数か月、長くて半年もすれば、どこかしら出かけてみようかな、なんて気持ちになりやすいです。いち早く今の生活を変えたいのであれば、まずは新しい人生設計をしてみましょう。仕事を辞めるようなプランは考えていないようですし、もし「今の仕事は続けつつ、人生を有意義に楽しめるようなプランを考えたい!」ということであれば、「その時々で“仲間”を作る」「その時々で何かに“夢中”になる」というポイントをぜひ意識してみてください。楽しく有意義に時間を使うには、片方、あるいは両方の要素が不可欠です。具体的に考えていきましょう。時間もある、自分のために使えるお金もある……となれば、「趣味」や「お稽古ごと」に打ち込むのは一番気軽な選択肢ですよね。今の時代、ほぼあらゆる趣味にアプローチできますし、場や仲間を見つけることも簡単になっているので、少しでも興味を感じたものをどんどん体験してみると、一時的にでも“ハマる”ものに出会えるかもしれません。「人との交流」を楽しみとするのも一案です。趣味活動にしても、実際はそこで出会える色々な人たちとの交流が一番の目的、という人も少なくありません。性別や年齢の違いも問わず、何かしらの行動や活動を一緒に楽しむ“ゆるやかな仲間”ができれば、オフの時間も充足させやすいでしょう。あるいは意欲があれば、今以上に「仕事」に励んでみるのもいいのではないでしょうか。今の会社での挑戦でもいいし、副業や起業、独立といった選択肢もあります。地位や成果を得る達成感、意義あることを成し遂げる手応え、収入や貯金が増える充足感、贅沢ができる生活……等々、自分らしい原動力を糧にして頑張ってみるのもひとつです。興味があれば、「社会的活動」という選択肢も。緊急時だけでなく、高齢者施設や障がい者支援団体、動物愛護団体等々、定期的にボランティアを募っているところもあります。人との交流もできますし、「誰かのために何かをすること」が自分の存在意義を感じさせてくれることもあるでしょう。このほかにも選択肢はありますので、ぜひ自分が手を伸ばしてみたい世界を色々と考えてみてくださいね。満足を得るには、どんな人生でも「自分なりの努力」が必要なのかも自分が興味を持てるものを見つけたり、そのために行動したりすることにも、婚活と同じくらい面倒で疲れる部分はあるかもしれません。投稿に書かれているように、結婚には失敗のリスクや多少の我慢もセットですが、今のように時間の使い方で悩む機会はおそらく減るわけで、つまりはどんな人生を選んでも、そのなかで自分なりに頑張ることがあるのだな……ということに気づけるのではないでしょうか。どんな道を選んでも、パーフェクトでお気楽な人生なんてない、ということなのかもしれませんね。結婚するかどうかに関わらず、「自分の選んだ道のなかで、めげずに自分なりの努力を続けること」が満足度の高い人生を生きる秘訣だとしたら、私は今からどんなことをしてみよう――。ぜひそんな視点からも考えてみるといいと思います。応援しています。(外山ゆひら)
2019年10月21日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第18回は、婚活中に出会った“同性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「出会いからの縁を逃さない女性3選」をお届けします。1. さりげなく連絡先を聞き出す女性【結婚引き寄せ隊】vol. 18仕事をバリバリとこなしていたAさんは、なんでもソツなくできるタイプ。プライベートにおいてもその力はいかんなく発揮されていて、狙った男性とはスムーズに仲良くなっていくような器用さがありました。ある日、Aさんも同席の小規模な飲み会に参加したときのこと。ひと通り参加者全員と話し終わって楽しく飲んでいたら、Aさんが「記念にみんなで写真を撮ろうよ」と提案してきました。さらに「私が言い出したから、まずは私の携帯で写真撮るね〜」と、スピーディな動きで撮影し、その後、「私も写真に入りたいな。あ、お店の人に頼めばいいよね!」と店員さんに携帯を渡して記念写真を撮りました。その後、自然な流れで「写真送るから」と連絡先の交換が行われました。あえて自分の携帯から撮影するのがAさんの戦略だったのだとか。狙った男性だけに連絡先を聞くのではなく、全員と交換することで周囲の目線も気にならず、誰のことも傷つけない上手なやり方だと思いました。その後は、狙った男性ひとりにじわじわとアプローチを重ねるそうです。2. 笑顔で安心感を与えてくれる女性いつもニコニコしている印象のBさんは、怒ったところを見たことがないほど、温和な性格。男女問わず、誰に対しても、相手のことをしっかりと受け入れるような雰囲気がありました。素朴なルックスとファッションで、どちらかというと地味なタイプの彼女。そんな飾らないところも、一緒にいると、いい意味で頑張らなくていいような安心感を与えてくれるのでした。だからなのか、最初はBさんをまったく意識していない男性だったとしても、一緒に話しているうちにだんだんと彼女の居心地のよさに惹きつけられていくようでした。ある食事の席でのこと。Bさんや私、ちょっと性格がキツイけれどモデルのような美人など、女性陣は個性豊かな面々が揃っていました。当初美人と話したがる男性ばかりでしたが、一見地味なBさんと話しているうちに、だんだんと癒されていった男性は「なんかまた会いたい気持ちになった」と告白。明らかに相手の気持ちが動いた様子を目撃しました。そんなふうに、一緒にいるときの心地よさを提供してくれる女性が、男性を惹きつけるのだろうと実感。Bさんは、いつも相手に告白されてつき合うパターンが多いそうです。3. ほどよい聞き役に徹する女性いわゆる姉御肌のようなところもあるCさんは、友達に頼られたり、悩み相談をされたりすることが少なくありませんでした。それは同性にだけ見せる顔というわけではなく、もちろん異性に対しても同じように接します。しかも、適度に話を聞き、全部聞き終えたときに適切なアドバイスを優しくしてくれるところも、まわりの人たちから頼りにされる理由のようでした。ある日、Cさんと飲み会に参加したときのこと。初対面同士ながら、お酒もすすんで、いろいろな話をするようになってきました。彼女の隣に座っていた真面目そうな男性は、仕事の話を自慢げに大声で話しはじめ、まわりは「酔ってるねぇ」とちょっと引いています。ですが、Cさんは違いました。ほどよく男性の自慢話を聞き、適度にツッコミを入れながらも、相手を突き放さしません。しっかりと最後まで話を聞いた彼女に、気をよくした男性から「今度は酔っていない時にランチでも」と、すぐさまご飯のお誘いが申し込まれていました。恋活や婚活をしていると、いろいろなタイプの人に出会うことがあります。いくらこちらが気に入っても、相手からも同じように思ってもらわないと、その次の展開にいけませんよね。出会った人との縁を逃さずつなげていって、みなさんもすてきな恋をしてくださいね!©Lordn/Gettyimages©Luis Alvarez/Gettyimages©Westend61/Gettyimages
2019年10月15日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第17回は、婚活していると出会う男性についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その6をお届けします。1. 筋肉自慢をするマッチョな男性【結婚引き寄せ隊】vol. 17ある日参加した婚活パーティでのことです。“30代の出会い”をうたっていたそのパーティには、さまざまな職業の男女が集まっていました。立食パーティのようなスタイルでのふれあいの場を提供され、気になる人を見つけたら会話をしにいくという、行動力も試される場です。奥手な人だと、話しかけたくてもなかなか行動に移せないこともあって、けっこうマイナスポイントになってしまうことも。美人だと、男性のほうから寄ってきてくれることもありますが、そういう人にはたくさんの男性が近づくため、話す時間が短くなって印象が薄くなるということもあります。私の場合は、適度に行動しつつ、たまに向こうから話しかけてきてくれることもあるという、いたって普通の状況。何人かと会話をして、ひと息つこうかと周りを見渡すと、ひとりの男性が女性陣に囲まれている光景を目にしました。気になってその輪の中へ入ってみると、小柄ながらマッチョな男性が、まるでボディビルのようにポーズをとって、鍛え上げた丸太のような二の腕を自慢しています。「すご〜い!」とその様子を見てキャッキャと喜んでいる女性たち。「この筋肉、さわってみた—い!」と言って、「いいよ」と男性がOKを出すと、嬉々として二の腕をわしづかみにしています。その光景を真横で見ながら、このパーティ、筋肉好きな人が集まる会じゃなかったよね……と、遠い目をしてしまった私。早々にその輪の中から抜け出しました。パーティの最後に、カップリングの発表がされるのですが、あんなに人気者に見えた筋肉自慢の男性はなぜか誰ともくっつかずにシングルのまま。その場が盛り上がって一見、モテているように思えても、「結婚相手」をシビアに探す女性の本音はやはり厳しいものなのだなと、再確認したのでした。2. 寂しいアピールをする男ある日参加した飲み会のことです。20代後半から40代前半までの男女が、10人ほど集まっていました。開催されたのが平日の夜だったこともあってか、仕事の都合で遅れてくる男性もちらほら。2時間という決められた時間の中で、初対面の男女がどれだけ打ち解け合うことができるのかが、二次会へ行く流れになるのか、一次会で帰ってしまうのかの分かれ目だともいえます。飲み会が始まって自己紹介がスタートし、ちょっとずつ打ち解けてきた頃、「いやぁ〜、遅れてゴメン!」と言いながら、その男性はやってきました。ノーネクタイながらスーツ姿でビシッときまっている男性、参加者全員に「何、飲んでんの?」と飲み物を確認してから、「じゃあ、とりあずビールで!」と大きな声で注文。豪快なタイプなのかなと思いきや、自己紹介では「もう1年間彼女がいません。とにかく寂しくて、寂しくて仕方ありません!」と、寂しさをアピールしています。その後、なんの話をしていても、最後には「そうだよね。でもさあ、ボクはとっても寂しいんだよね。わかる?」と寂しさを理解しているかどうか、謎の同意を求められます。適当に話をしていたら、「寂しさを埋めるために今日は来たんだ」などと、いかにいま、自分が寂しくてこの場にいるか延々と自分語りに。トイレに行くといってその場から逃げ、戻ってからはその男性とは遠い場所に座っていた私でしたが、その後もほかの女性にも“寂しいアピール”と自分語りをして、相手を困らせていました。一次会で帰った私でしたが、その後も一緒だった女性によると、その男性は「朝まで離さない」ぐらいの勢いでえらい迷惑だったとか。同情してうっかり一緒にいても、疲れるだけだから、行かなくてよかったと心底ホッとしたのでした。3. 猫がキライなのに猫カフェに来る男性ある婚活イベントのことです。それは“同じ趣味の人たちで集まって盛り上がろう”という趣旨で、「猫が好き」な男女を集めた「趣味コン」でした。猫好きの私は、大好きな猫とふれあえるうえに、さらに出会いもあって彼氏もできたら最高! と考え、そのイベントを知ってすぐに参加申し込みをしました。会場となる猫カフェに到着すると、三毛猫、ヒマラヤン、アメリカンショートヘアなど、さまざまな種類の猫たちがいて、一気にテンションアップ。ひとつのテーブルに向き合うかたちで男女が座り、自己紹介や猫の撮影会を行います。男女がペアになって猫の撮影をしていくとき、猫を通じて、相手により親近感がわいてきます。同じ婚活でも、普通に男女が集まって会話をしていくスタイルよりも、趣味が同じ人たちが集まって行動するほうが、仲良くなりやすい印象です。ですが、その中でひとりだけ、暗い表情の男性がいました。猫を前にしてみんなが笑顔のなか、どうしたんだろうと思いながらも、席替えの時間に。私がその男性と同じテーブルになったとき、耳を疑う発言を聞きました。「実は……猫、ニガテなんですよね」「え?」と思わず聞き返しましたが、何度聞いても同じ返答。なんと、猫がキライなのに、「動物好きな女性はやさしそうだから」という理由で参加したのだとか。もしカップルになっても、「実際に猫を飼うわけじゃないから」と、やさしい女性を見つけるためだけに無理して参加したという理由を聞いていると、なんだかテンションが下がってしまいました。正直に猫ギライなことを告白しているぶん、誠実なのかもしれませんが、動物好きな女性からの査定はマイナスなんじゃないのかなと、改めて的確な場に出向く重要性を再確認したのでした。婚活していると、こんな普段の生活では会わないような人たちに会うこともあるかもしれません。くれぐれも、みなさんもお気をつけてくださいね。©Fotografias de Rodolfo Velasco/Gettyimages©PeopleImages/Gettyimages©yasinemir/Gettyimages
2019年10月04日ついこの間までドラマで、“35歳までに結婚したい崖っぷち婚活女子”を熱演していた水川あさみさん。実生活では順調に愛を育んできたようで……ご結婚おめでとうございます!文句なしにお似合いの美男美女だし、夫婦共にひっきりなしに話題作に出演しているし、夫の窪田正孝さんは来春スタートの朝ドラの主演だし!と非の打ちどころがないのに、なんだかほのぼのしたこのカップル。身近な人の結婚報告でも聞いたかのようにうれしく感じるのはなぜでしょうか?■水川あさみは今が結婚のタイミング?こんなにも好感度の高い2人がみんなから祝福され結婚したってことは、今、水川さんはそういう運気の流れに乗っているのかも?と思い、女優やモデルが絶大な信頼を寄せる占い師・イヴルルド遙華さん監修の占いサイト『HappyCycle』で彼女の運勢をチェックしてみました。この『HappyCycle』では、人生の流れを24の節目で区切る「フォーチュンサイクル(※)」を用いて人生の周期を占えるのですが、“今年の運勢”を見たところ、まさに!という結果だったんです。※フォーチュンサイクルの24の節目は「種まきゾーン」「愛の収穫ゾーン」「黄金ゾーン」「モヤモヤゾーン」「運命の分かれ道ゾーン」「転機のゾーン」「運命のゾーン」の7つに区切られていて、自分がその時期、どのゾーンにいるかによって、どう動いたらいいかがわかります。■出会いも結婚も「愛の収穫ゾーン」!前項で“まさに!という結果”なんてもったいぶった言い方をしましたが、要は7月24日の誕生日を迎える前(35歳)までは「愛の収穫ゾーン」3年目で「恋人がいるのなら結婚の話が出る予感」。そして誕生日後の現在(36歳)は「愛の収穫ゾーン」支援の時期で「人に助けられ、感謝できる1年。結婚の予感も!」とのメッセージが記されているのです。しかも、同棲・結婚といったおめでたいことと縁の深い「愛の収穫ゾーン」に入ったのは2016年であり、水川さんと窪田さんが『僕たちがやりました』(フジテレビ系)の共演をきっかけに交際を始めたのは2017年。これ、本当に“まさに!”だと思いません?ちなみに、2人の相性はこんな感じです。“お互いに寂しがり屋なところがあるあなた(水川さん)とあの人(窪田さん)。小まめに連絡を取り合ったり顔を合わせたりしているうちに、自然と絆が強くなりそう。お互いが監視役となって大失敗を防ぐなんてミラクルも起こる相性!気づいたことはストレートに伝えて。”きっとこういうふうに恋が始まったんだろうな、などと妄想してしまいます。過去のインタビューで窪田さんは「好きになったら距離を縮めたくなって近づくし、モヤモヤしている時間がもったいないので“電話しちゃえ~!”って連絡するかも」と語っていました。なので、彼のほうから積極的に電話やLINEをしたのかな、なんて思ったり。■蒼井優、くみっきーの結婚も的中!先ほどの水川さんの占い結果だけでも十分びっくりなのですが、実は『HappyCycle』で占ったところ、先日結婚を発表したモデルのくみっきーさん、6月に結婚した蒼井優さんの婚期もピタッと当たっていました。同じく“今年の運勢”を見たら、現在28歳のくみっきーさんは「転機のゾーン」2年目、決断の時期。確かに人生における、とても大切な決断をしたな~と。そして蒼井さんは、結婚した33歳の頃は「愛の収穫ゾーン」5年目という、ラブ運最高潮の時期だったんです。メッセージを見ると「結婚へのムードが高まる」「好きな人には駆け引きなどせず、ストレートにぶつかるのが幸せへの近道」「出会いは、年齢や国籍などの違いも気にしないのがポイント」と、思い当たる部分が多くて、読んでいてゾクっとしちゃう。で、8月17日の誕生日を境にその時期は終了し、現在は「黄金ゾーン」。こちらのメッセージは「公私ともに忙しい1年になりそう」「攻めの姿勢でガンガン行動していくほど、うれしいことが増える運気」とのこと。これを読むと、交際期間2ヶ月で結婚に至ったのも納得できます。■運気を逃さないことが何より大事ここまで読んだみなさんなら、水川さんも、くみっきーさんも蒼井さんも「今だ!」というタイミングを逃さず、結婚していることがわかりますよね。そういう時期って、ちゃんとアンテナを張っておくと、自然と運命の相手を引き寄せられるのかもしれません。それがいつ頃なのかを予め知っていれば、焦らずに出会いや結婚に向けた心の準備を整えられるんじゃないかなと。みなさんも『HappyCycle』で、ご自身の運勢をチェックしてみてはいかがでしょうか。監修者イヴルルド遙華イヴルルド研究所主宰。海外で魔女修行の経験をもち、タロット、占星術、姓名 判断、血液型占い、九星気学、数秘術、と幅広いジャンルの占いを駆使。人生の流れを24の節目で区切るオリジナルの「フォーチュンサイクル」占いにも注目が集まり、「よく当たる」と評判で、モデルや女優、経営者なども足繁く通う。
2019年09月24日【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情415】婚活をしている女子ならわかると思うのですが、稀に「あー、だからこの人まだ独身なんだ」と納得しちゃうような残念な男子に遭遇しません?「それじゃ彼女すらできないよ?」と教えてあげたほうが本人のためになるのかもしれませんが、特に仲良くもない段階で、相手を否定するようなことは言いにくいですよね。今回はそんな「そりゃ結婚できないわ」と感じる残念な男子の例をご紹介します。■ストレス発散がキャバクラ筆者は先日、某銀行に勤務する男性と食事に行ったのですが、会話が残念すぎて萎えました。というのも彼、見た目は普通にかっこいいんです。でも、長年彼女がいないそう。会話をしていて気づいたのですが、彼“しゃべりすぎ”な人でした。彼に「今の仕事(ライター)の前は何をしていたの?」と聞かれたので、素直に「水商売系です」と答えたら「キャバクラとか?昔キャバクラのNo.1の子と仲良くてさー。俺と友人とNo.1の子とNo.2の子と4人で温泉に行ったんだよねー」とドヤ顔で自慢してきて。なんか「俺、No.1キャバ嬢と外で会えるんだぜ」と言わんばかりのドヤ顔を見た瞬間に「だから結婚できないんだ」と悟りました。デートの相手からこう言われてテンションが上がる女子はまず、いないじゃないですか。筆者が塩対応したら「当時はストレスたまってて、キャバクラに行きまくってたけど、今はいかないよ!」と慌ててフォローしてました。■散財して金持ちアピール筆者の知人の国際線パイロット(アラフォー)はそこそこイケメンで、本人は結婚したがっているのに、なかなかできずにいます。原因は“金持ちアピールがイタい”のと“自分を特別な存在だと勘違いしている”こと。「70万円の財布を衝動買いしちゃった」と自慢したり、フライト先でホテルの支配人と仲良くなったときは「俺が行くと、お偉いさんが自然に寄ってくるんだ」とか意味不明な発言をしたり。空を飛びすぎて頭がおかしくなった?と筆者は思っているのですが、とりあえず彼、その見栄っ張りな性格のせいで人を遠ざけていることに気づいていないんです。■聞いてもないのに第三者の話最後は、以前マッチングアプリでメッセージのやりとりをしていた40過ぎの男性の話。彼はいきなり第三者の自慢をし始めたので驚きました……。「お仕事は何をされているんですか?」と聞かれたので「ライターです」と答えたら、その返信が!「そうなんですね!あまり関係ないのですが、僕は〇〇会社(←超有名企業)の社長のバンド時代の後輩で、彼にめっちゃ影響を受けているんです。あと、△△会社(←これも超有名企業)の□□さんという人がいて、その人もビジネスマンとして大ファンで。今日、□□さんが〇〇会社に転職したというウェブ業界のビッグニュースがあって、めっちゃテンションが上がったんです」と、いきなりどうでもいい話をぶっ込んできたんです……。正直、第三者の転職なんて興味ありません。たぶん、有名人とつながっているんだ、と自慢したかったのでしょうが、それ会話じゃなくて独り言だろ……と思い、既読無視してしまいました。これまでいろんな男性を見てきましたが、会話の途中で脈絡なく、いきなり自分の話したいことをしゃべり出す人は、共感能力低めの自己チュー(モラハラ系もいた)が多いように感じます。デートのとき、急に自分や友達の自慢話を始めたら、できるだけ早く切ったほうがいいですよ。■見た目は大人でも中身は子ども?モテない男性、結婚したくてもできない男性は、自分大好きで自身のことしか見えていない人が多め。ムダに承認欲求が強く、言いたいことだけ言って満足するタイプです。いい年して自分のことばかり話す人は、精神的にも幼いし協調性がないので、結婚しても苦労するだけなんじゃないかと思います。くれぐれも気をつけて。
2019年09月09日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第15回は、婚活していると出会う同性についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活女性3選」その3をお届けします。1. 社交辞令を本気にする女性【結婚引き寄せ隊】vol. 15恋愛したくても、結婚したくても、まったく男性と縁がない環境にいる女性はたくさんいます。出会いを探して行動してみるものの、なぜか縁を遠ざける行動を知らずのうちにとってしまう女性も。そんな女性たちだからこそ、うまくいくようにがんばってほしいという思いを込めて、婚活中に見聞きした恋愛下手な女性のエピソードを3つご紹介します。ひとりめは、あまり自己主張をしないタイプで、まわりの人の意見に合わせることが得意な女性でした。いつも穏やかな印象で、ほかの人の話を「うん、うん」といつも聞いているところがあったのです。ある日、その女性が悩んでいるようなので話を聞くと、「職場の男性から言い寄られて困っている」というので、「モテていいね」などと話していました。ところが、よくよく話を聞いてみると「今度食事でも!」とあいさつしながら言われたから「そうですね」と返事をしたものの、「その後一向に食事に誘って来ない」と何か月も悩んでいます。食事に誘われるのは、だいたいが挨拶するときだそうで、「お疲れさま、食事でも行ったら元気になりそうだね」という軽い感じだとか。それはつまり、社交辞令で言っていたのではと推測。なぜなら、本当に気になる女性からOKの返事をもらったら、それを何か月も放置する男性はいません。相手の話に合わせてしまうその女性は、なんでも信じてしまうピュアさが、あやうさでもあるものの、魅力でもあります。社交辞令ではなく、本当に彼女を大切に思う男性と出会えれば、きっとその後の展開はスピーディーなのだろうと思ったのでした。2. あと一歩が踏み出せなくてチャンスを逃す女性その女性は、頭の回転が速く、なんでもテキパキとこなせるタイプでした。いわゆるキャリアウーマンのその女性は、仕事ではバリバリと働いていて、男勝りな印象も。さぞかし恋愛も充実していると思いきや、それはオフィシャルな場面だけだったようで、プライベートではまったくと言っていいほど、男っ気がありませんでした。どうやら仕事や勉強のように自分が頑張れば成果が見えるものは得意なものの、相手の気持ちに左右される恋愛は苦手な様子。だからなのか、飲み会に行っても、婚活をしても、もうちょっと踏み込んだら相手の男性がなびきそうなところで引っ込んでしまいます。ビジネスならスラスラと話ができるのに、プライベートでの男性との会話では、何を話していいのか困ってしまうというのです。そんなところを奥ゆかしく感じる男性に出会うか、仕事のように恋愛でも場数を踏んで男性に慣れるしかないため、とにかく練習だと思って、飲み会にたくさん行くことを友人たちはすすめていました。公私のギャップがメリットでもあり、デメリットでもあるものの、もともと頭の回転が速い女性なので、コツさえつかむときっとすぐ結婚しそうだなと思ったのでした。3. フレンドリーすぎて本命のいる男性の誘いに乗る女性その女性は、すらりと背が高く、すっきりとした顔立ちの美女。男女問わずフレンドリーに接するところがあって、「彼氏が途切れたことがない」と言っていました。ただお酒に弱くて、すぐに酔っぱらって、彼氏以外の男性にもハグをしてしまうような距離感の近さがあり、その女性の友人たちは彼女に注意していることもあったようです。ある日、飲み会で酔っぱらってしまったその女性は、いつものように隣りにいた男性にしなだれかかってしまいました。その後その男性といなくなり、後日話を聞くと、「彼女がいるけど別にいいよね、俺らも仲良くなろう」と言われてついていったのだとか。酔ったからこその失敗談なのかと思いきや、「その後も定期的に会ってるし、2番目って気楽でいいねー」とあっけらかんと話していました。もちろんそのときその女性にも彼氏がいたわけですから、なんとも複雑な四角関係。フレンドリーなのはいいのですが、いきすぎるのは困りものです。同じようにオープンマインドな彼氏か、外国人の彼氏ができると、きっとうまくいくのかもしれないなあと思ったのでした。婚活していると、こんな普段の生活では会わないような人たちに会うこともあるかもしれません。恋愛でいろいろと大変なこともあるかもしれませんが、最後には立ち上がって、幸せな未来を手に入れられるよう応援しています!©filadendron/Gettyimages©filadendron/Gettyimages©LukaTDB/Gettyimages
2019年09月08日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第15回は、恋活や婚活に励む女性におすすめしたい、実際に足を運んで“すごい!”と実感した「縁結び神社3選」その2をご紹介します。神社参拝で心身を清めて、すてきなご縁をいただきましょう。1. 京都の下鴨神社(賀茂御祖神社)世界遺産でもある下鴨神社は深い歴史のある神社【結婚引き寄せ隊】vol.15「恋をかなえたい」「結婚したい」と思ったとき、行動することは大事ですが、それですぐにうまくいくとは限らないのが、恋愛や結婚というものですよね。私は独身時代、怒涛の婚活を展開すると同時に、“目には見えない世界”も大切だと考えているため、神社仏閣への参拝もして縁結びをお願いしていました。そこで、すてきなご縁を望むたくさんの方にも、ぜひおすすめしたい神社をお伝えしていきましょう。今回ご紹介する「縁結び神社」のひとつめは、下鴨神社です。世界遺産でもある京都の通称・下鴨神社ですが、正式名称は「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」といいます。神社内にある東西の両本殿はともに国宝に指定されていて、京都のなかでも歴史のある神社のひとつだといえるでしょう。西殿には賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)、東殿には玉依媛命(たまよりひめのみこと)をお祀(まつ)りしています。境内には、縄文時代から生き続ける3万6千坪という広大な「糺(ただす)の森」もあって心を清めてくれます。相生社で恋愛成就を願う古くからの信仰を集める相生社下鴨神社の境内にある「相生社(あいおいのやしろ)」は、縁結びの霊験あらたかな社として、古くから格別の信仰を集めています。ご祭神は、縁結びのご利益で知られる、造化三神の一柱の神である「産霊神(むすひのかみ)」です。私は、いまの夫とおつきあいしている恋人時代に関西旅行へ行き、ふたりで下鴨神社を参拝しました。そのとき相生社でもしっかりと参拝をしたのですが、それはある特別な方法での良縁祈願だったのです。“京の七不思のひとつ”に数えられている連理の賢木現在のご神木は4代目。写真右下と左向こうへ伸びているのが御生曳の綱相生社の左側には、ご神木の「連理の賢木 (れんりのさかき)」が祀られています。ご神徳のあらわれとして、2本の木が1本に結ばれ、その根元には子どもの木が芽ばえているため、縁結び、安産、育児や家庭円満などを祈願する人が後を絶たないほど。良縁を願うなら、訪れたい場所といえるでしょう。ある特別な参拝方法とは、授与所受付けで絵馬をいただき願いを書いて、相生社の正面に立ちます。心の中で願いをとなえながら、女性の場合は反時計回り、男性は時計回りに、相生の社と連理の賢木のまわりを2周まわります。3周目をまわる途中で、絵馬掛けに絵馬を奉納し、相生社の正面に戻ったら、二礼二拍手一礼で参拝。最後に、ご神木から伸びた「御生曳(あれびき)の綱」を2回引き、お参りをして終わります。わたしは恋人同士で来ていたので、ふたりで同時に「御生曳(あれびき)の綱」を両側から引きました。そのおかげなのか、3か月後には入籍することになりましたよ。すてきな恋を叶えるために美麗祈願もできるそれぞれにメイクされた鏡絵馬(800円)はオリジナリティ抜群下鴨神社の摂社である「河合神社」は、ご祭神に玉依姫命(たまよりひめのみこと)をお祀りし、女性守護や美麗の神としての信仰も深いそう。河合神社では、美麗の祈願絵馬として、「鏡絵馬」の授与を行っています。手鏡の形をした顔を表す模様の入った絵馬に、自分の化粧品でメイクをするのが特徴。絵馬に自分の理想の表情を描いて、願いを託すことによって、“外見だけでなく内面も磨いて美しくなる”という個性的な絵馬です。美人祈願をするのもいいかもしれませんね。2・東京の大國魂神社武蔵国の一之宮から六之宮の神様が合祀されている大國魂神社大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)を武蔵国の守り神としてお祀りした、東京にある大國魂神社。出雲の大国主神とご同神で、縁結び、厄除け、厄払いの神として知られる神さまで、歴史的に格式が高いとされる「東京五社」のひとつでもあります。宮乃咩神社で何事もスムーズに進むことを願う北条政子も参拝していた宮乃咩神社境内にある「宮乃咩神社(みやのめじんじゃ)」は、演芸や安産の神様である天鈿女命(あめのうづめのみこと)をお祀りしています。源頼朝の妻・北条政子の安産を祈願した神社でもあるんですよ。宮乃咩神社には穴のあいた柄杓を奉納するのですが、それは柄杓の穴から水がスルスルと通り抜けるようにお産がスムーズに進むという意味があるのだとか。縁結びもお産もいろいろな物事が順調に進むよう、願いたいですよね。そのおかげか、参拝後いろいろなことが順調に進みました。人形流しをして厄を払う境内にある「水神社」のそばにある川に人形を流します縁結びだけではなく、厄除け、厄払いのご利益でも知られる大國魂神社。たとえば出会っても縁が続かない、あまりついていないように感じるという方は、良縁を願う前に、きっちりと日頃の「厄除け」を先にしておくとよいかもしれません。「人形(ひとがた)流し」で心身を清めましょう(工事のため9月20日まで休止中)。「関東三大酉の市」のひとつは大鷲神社の酉の市住吉神社と大鷲神社の御本社は大阪境内には、「住吉神社」と「大鷲神社」が合祀されています。住吉神社は海上守護や除災招福の神として、大鷲神社は開運や商売繁盛の神様として信仰が厚く、毎年11月の「酉の日」には熊手市がずらりと並び、多くの参拝者で大変にぎわっています。わが家も家族で参拝したり、酉の市に出かけたりすることも。千数百年の歴史を誇り、毎年約80万人が集まる大國魂神社の例大祭「くらやみ祭」も有名。10月25日から、このお祭をクローズアップしている映画『くらやみ祭の小川さん』も公開されるので、大國魂神社に祈願するときは参考に観てみるのもいいですね。3・埼玉の川越氷川神社家族の神々が祀られている川越氷川神社川越氷川神社は、素盞鳴尊(すさのおのみこと)を主祭神として、ほかに脚摩乳命(あしなづちのみこと)、手摩乳命(てなづちのみこと)、奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)の五柱の神様をお祀りしています。2組の夫婦を含む家族の神々を祀っていることから、縁結びや夫婦・家族円満のご利益で知られる、小江戸・川越で1500年の歴史がある神社です。身を清めた巫女がつくる「縁結び玉」巫女が小石を拾い集めて麻の網に包み、毎朝神職がお祓いをして奉製「境内の小石を持ち帰って大切にすると良縁に恵まれる」という言い伝えがあり、午前8時から1日20体限定で配布される「縁結び玉」。私も以前、良縁を願って朝早くから川越氷川神社へ行き、縁結び玉を授与していただいたことがあります。そのおかげか、いろいろな出会いが増えました。先着順で配布されるので、入手したい方は朝から行ってみましょう。願いを託す絵馬トンネルたくさんの絵馬は見ているだけでも圧巻境内には、願いを記した絵馬を奉納する「絵馬トンネル」があります。多くの参拝者が願いを託している絵馬がアーチ状にずらりと並ぶ様子は圧巻。願いが叶うよう、好きな場所に絵馬を奉納しましょう。恋のゆくえを占うユニークなおみくじかわいいフォルムで人気の「あい鯛みくじ」(300円)絵馬トンネルを抜けると、チャーミングな鯛の形をしたおみくじ「あい鯛みくじ」のおみくじ箱があります。「招福 一年安鯛」のシールがついた赤い鯛のおみくじや「良縁 あい鯛」のシールがついたピンクの鯛のおみくじなど、なんともユニーク。箱の脇に置かれた釣竿で、おみくじを釣り上げて、恋愛成就のゆくえを占いたいですね。今回「縁結び神社3選」その2をお届けしました。神社仏閣には、普段の生活で味わえない清々しい空気と、心を整えることができるあたたかいパワーがいっぱいあります。気になる場所があったら、参拝してみてくださいね。また折を見て縁結び神社をご紹介したいと思います。みなさんに、すてきなご縁が結ばれますようにInformation下鴨神社京都市左京区下鴨泉川町59大國魂神社東京都府中市宮町3-1川越氷川神社埼玉県川越市宮下町2-11-3
2019年09月07日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第14回は、婚活していると出会う男性についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その5をお届けします。1・ポエムを送ってくる男性【結婚引き寄せ隊】vol. 14それは少人数のお見合いパーティでのことです。「年収万円以上」という括りで集められた男性たちが集まっていました。どの男性もきちんと仕事をして、真面目に働いている印象の人ばかり。仕事面や収入面では申しぶんない男性ばかりだったので、あとは話してみた感じだったり、趣味だったり、自分に合う人がいればと思っていたのです。そんななかで、有名企業の企画室に務めるという男性と意気投合しました。その日のパーティを終え、「今度ごはんでも」という会話を交わして連絡先も交換して、帰宅。帰りの電車の中では、さっそく「今日はお話しできてよかったです」というメールが届きました。こちらもすぐに「ありがとうございました」とお礼の返信をして、家に着きました。その後、22時ごろに「遅くにすみません、今度お会いするのを楽しみにしています」というメールが届き、さっきメールしたのになあと思いながらも一応返信して就寝。翌日から、朝は「おはようございます。こんなに清々しい朝は思い切り深呼吸したいね」、昼は「やっと昼休み。ごはんを食べたら午後も仕事で物思う」といった具合に、日記なのかポエムなのかわからないメールがどんどん届きます。返信するような内容ではないつぶやきに、どう対処していいのか困ってしまい、放置していましたが、おかまいなしに届くメール。だんだんとこわくなってきて、申し訳ないのですがその男性の連絡をブロックしました。一見、真面目で条件のいい男性でも、どんなクセのある人かわかりませんね。「合わない」と感じたら、すぐ切り替えることも必要だと実感しました。2・初対面のふりをする男性それは婚活パーティでのことです。ひとつの会社が開催している数あるパーティを制覇してしまうほどに参加していたわたしは、違う会社が主催する婚活パーティものぞいてみようと思い立ちました。婚活しているとわかりますが、パーティや合コンを手がける会社によってカラーも違い、参加している人たちのタイプも少し変わってくるのです。そこで、いつも行っている堅実なタイプのパーティではなく、別の会社のもうすこしフレンドリーなタイプのパーティへ足を運びました。到着すると、会場にはちょっとギャル風な女性やヤンチャ系な雰囲気の男性など、いつもとは違う男女が集まっています。地味なタイプの私は、場違いだったかなと気おくれしたものの、せっかく来たのだから頑張ろうと気を取り直しました。すると、同じテーブルについた男性の中に、見覚えのある顔が……。ヤンチャ系な男性が多い場所で、その男性は普通のワイシャツにズボンといういわゆるサラリーマン的な格好だったので、地味という意味で私同様目立っていました。その男性のことをどこで会ったのか頭をフル回転させて思い出したところ、この前参加した別の会社のパーティにいた男性だと発覚。目があった時に「はっっっ!」と言われたので、きっとその男性も「この間パーティで会った」と確実に認識した様子です。ですが、ここから考えました。この間はどうもというのも妙だし、別に友達でもないし、とはいえほんの少し前に会ったばかりでスルーするのもなんだし……と、ひとりで考えていると、その男性が近づいてきます。「はじめまして」。にっこりとそう言い放つ男性に合わせて、わたしも初対面のふりをして挨拶したものの、なんとなく気まずくてすぐほかの人のところへ。いろいろと顔を出していると、同じ人に遭遇することもありますが、相手に合わせて吉と知った夜でした。3・忘れたころに連絡してくる男性それはネット婚活で知り合った男性のことです。婚活サイトでは、希望条件を入れて、お互いに合致する相手とメールで交流をした後に会うという流れが多いのですが、その男性ともそうして知り合いました。「一度お茶でも行きましょう」とお誘いがあり、出向いたところ、相手は可もなく不可もなくというイメージ。それは向こうも同じだったようで、その日に「ありがとうございました」とお礼のやりとりをしたあとは、ほかの人との交流もあって、すっかりその男性のことを忘れていました。ある日、「お久しぶりです」と連絡が入り、名前を見ただけでは誰だか思い出せませんでしたが、なんとか思い出したらネット婚活のその人でした。ごはんのお誘いだったものの、忙しくて都合がつかないと伝えると、「ではお互い婚活がんばりましょう」という返事が。それ以降、その男性のことは忘れていました。するとまた、しばらく経ったある日、「お久しぶりです」とその男性から連絡が。またもごはんのお誘いでしたが、なぜか忘れた頃に連絡をしてくるなあという気持ちになり、テンションも上がらずお誘いはお断りしました。さらに数か月たったある日。「お久しぶりです」とまたその男性から連絡が。きっと平行して婚活していた相手がうまくいかなくなるたびに、連絡先を知っている女性たちにお誘いを送っているのではと直感。3度目の連絡からはスルーすると、これ以降は連絡がこなくなりました。婚活していると、普段の生活では会わないような人たちに会うこともあるかもしれません。くれぐれも、みなさんもお気をつけてくださいね。©Westend61/Gettyimages©Betsie Van Der Meer/Gettyimages©Westend61/Gettyimages
2019年09月04日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第13回は、婚活していると出会う“同性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活女性3選」その2をお届けします。1・ルックス重視で短い付き合いを繰り返す女性【結婚引き寄せ隊】vol. 13相手のヴィジュアルを異様に気にしていた女性たちがいました。わたしもほんの一時期、つられて男性のルックスを「顔面偏差値が高い」などと言っていた大変失礼(!)な時期がありました。もちろん自分のルックスを棚にあげての発言なのですが、類は友を呼んだのか、とにかく相手のルックスの良さを気にしていた女性たちと仲良くなったときに聞いたエピソードです。その女性は、超面食いでした。合コンや飲み会などの大勢が集まる場所へ出向き、そこで重視するのは、会話の内容ではなく「顔」。実はそれほどイケメンじゃないけれど、髪型など雰囲気でカッコよく見せている“なんちゃってイケメン”には見向きもしません。きちんと整った「誰から見てもイケメン」という顔が大好きなその女性は、顔面偏差が高い男性を見つけては、どんどんアピールしていきます。その結果、ほとんどの男性はその女性と親密な関係になるものの、長くは続きません。その女性は、イケメンの男性の顔を終始褒めちぎり、アクセサリーのように見せびらかしたいためにやたらと人の多い場所へデートに行きたがるので、どうやら男性側はうんざりしてしまうようです。もっとも最初から、会話を重視せずに「顔」しか興味がないのですから、長い時間をともにする恋人としては物足りなくなって、お付き合いが続かない様子。ですが、その女性はまだ懲りずにルックスの良い男性を探し続けているそうです。2・将来の子どもの顔を気にして婚活する女性また別の女性は、「やっぱりある程度経済力はないとだめだよね」と、結婚するにあたって相手の男性の条件をしぼっていました。女性としては経済力を一番に考えるのは当然のこと。わたしも話を聞きながらうなずいていました。ただ、「それと同じくらい大事なのは……」とその女性が必ず言うのは、「子どもの顔が心配」ということ。彼女はコツコツと仕事に打ち込んできたアラフォーでしたが、ちょっと自分の容姿に自信がないようでした。本人が思うほど容姿が悪いわけではなく、派手な感じではないもののいつも身なりの整った清潔感のあるその女性は、控えめな考え方をしていました。だからなのか、できるだけ相手の男性には容姿端麗な人を選びたいと奔走。しかし、イケメンで経済力のある男性なら、婚活しなくても、日常生活の中でモテていて女性を選ぶ立場にいます。なかなかその女性が求めるイケメンの男性が現れず、苦労していました。相手に求める条件が明確なのは無駄な動きをしなくてよいことではありますが、あまりにも条件にしばられすぎるのもよくないものですね。3・目鼻立ちの整った外国人を恋人にしたい女性その女性は、仕事柄海外に行く機会が多く、本人も英語が堪能でグローバルな考えの持ち主でした。久しぶりに会うと、仕事で行ったさまざまな国の話をしてくれて、わたしも興味深く聞いていたのです。結婚適齢期になったあるとき、その女性は「やっぱり目鼻立ちの整った外国人が一番だよ」と口グセのように言うようになり、「将来、青い瞳の赤ちゃんが産まれるとすてきじゃない〜!?」と、結婚相手を外国人男性に定めたようでした。とはいえ、日常的に外国人の男性と知り合う機会が多いその女性でも、仕事が忙しすぎるのか、一向に外国人の男性とおつきあいすることができません。友だちにはなるものの、恋愛となると、一歩踏み出せないという恋愛下手な一面が顔を出してしまうようでした。そのうち、仕事に疲れてきた彼女は、昔からの顔見知りだった男性と付き合うことに。結局、その女性が最後に選んだのは、外国人のようには目鼻立ちが整っていない“純和風”の日本人の男性でした。憧れと現実のギャップに苦しみながらも、潔く方向転換して、幸せを手に入れることができたことに、心から安心しました。婚活していると、さまざまなタイプの人たちに会うこともあるかもしれません。くれぐれも、みなさんもお気をつけてくださいね。©Yuri_Arcurs/Gettyimages©Jonathan Gelber/Gettyimages©Simon Winnall/Gettyimages
2019年08月24日一念発起して婚活パーティへ挑んだのに、出会った男がとにかく最悪だった!……なんてことは婚活市場ではよくあること? 今回は、3名のアラサー女性からうかがった婚活パーティで出会った最悪な男たちとの出会いエピソードをご紹介します。イラスト・角佑宇子モテ度を試したかっただけの既婚者男「3回ほど婚活パーティに参加したのですが、本当に全くと言っていいほど素敵な人が現れなくて『婚活パーティなんてこんなものか』と諦めていた時に、気の合う男性に出会いました。彼は営業職ということもあってか、とても話がおもしろく紳士的な人でした。見た目はどこにでもいる普通の男性なんですが、非常に気遣いのできる方で婚活市場には珍しいほどの優良物件。おのずと私も気持ちが傾くようになりました。しかし、いよいよ本格的なお付き合いが始まるかなというタイミングで、実は既婚者だったということを告白されました。なんでも、結婚して10年以上経つ自分が他の女性からみて男として見られるのか、モテ度を試したかったのだとか。『お遊びのつもりで参加したけど本気になっちゃったから、君と付き合いたい』って……不倫の時点で本気も何もないだろうがっ!!」(30歳・看護師)オンラインとオフラインで人が変わる男「婚活に来る男性って、こう言っちゃなんですがちょっとコミュニケーションを取るのに苦手意識が強い人が多い印象ってありません? 実際、私が出会った男性の多くは会話が続かない人が多かったです。こちらから何か質問を投げかけても『はい』『いいえ』で終わりな感じ。ある婚活イベントで出会った男性も、そのタイプでした。でも趣味などの共通点もあって他の男性に比べるとまだ話しやすいほうかなと思ったのでLINEを交換することに。だけど、LINEを交換してびっくり。寡黙な印象の彼とはうって変わってLINEでは『今日はありがとー! ゆみこちゃん、すっごく話しやすくて感じ良かった さっそく来週の土曜日、食事行きましょう!』というテンションアゲアゲなご様子。本当に同じ人間? と首を傾げてしまいました」(33歳・会社員)余計なひと言が鼻につく男「私が出会った男性は、余計なひと言が多い人たちばかり。『本命の女性がいたけど、その子が別の人とカップル成立したのであなたのところに来ました』と正直すぎて全く嬉しくもないアプローチをされました。また、別の婚活パーティでは『もうちょっと若かったら最高だったな』と正面を切って言われたこともあります。若かったらって……私は32歳で、相手は41歳ですよ? あなたよりも、断然若い私がなぜオバサン扱いをされなくてはならないのか本当に最悪でした。私もたいがい失礼ですが、こういうこと言っちゃうから相手が見つからないんじゃないかと納得するほど、嫌味な感じ」(32歳・会社員)期待しすぎないくらいがちょうど良い?婚活パーティとひと口にいってもピンキリ。高い会費を払えば、必ず良い条件の男性が見つかるとも限りませんし、見つかったとしても好きになれなければ意味がないですよね。それほどマッチングは難しくもあるので、1回のイベントで必ずベストな相手を見つけようと躍起になるよりも、良い人がいたらラッキーくらいの気軽なノリのほうが結果として良い相手を見つけやすいのだとか。
2019年08月24日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第12回は、婚活していると出会う男性についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その4をお届けします。微笑みをたやさない、おうむ返しの男性【結婚引き寄せ隊】vol. 12それは30代の男女がメインとなって集まる婚活パーティに参加したときのこと。パーティ会場にいる気になる異性のところへそれぞれが自由に行き来するという、フリータイムの時間がやってきました。なんとなくフィーリングが合いそうな人のところにいくつか駆け寄っていくと、働き盛りの30代とあって、みんなしっかりと仕事のビジョンや将来のことについて、会話が弾みます。そんななか、パリッとのりのきいた白いシャツが印象的な男性がいたので、話をしてみようと「今日は人がたくさん集まりましたね」と言うと、「人がたくさん集まりましたね」と微笑みながら返答する男性。「お仕事お忙しいんですか」とたずねると、「お仕事お忙しいんですか」と逆に質問されます。こちらの仕事の話をして、「そちらはどうですか?」とたずねると、微笑んだまま「そちらはどうですか?」とまたもや同じ質問を返される始末。それからいくら話を聞いても一向に自分のことを話さないその男性は、微笑みをたやさないわりに、おうむ返ししかしません。自分に興味がないからそんな態度なのかと考え、話を切り上げてその場を離れましたが、次に話しかけにいった女性にも、見事なおうむ返しで返答しています。そのやりとりを見聞きするにつけ、いくら条件が良さそうでも、コミュニケーションが取れない人とは疲れるだけだなぁと実感したのでした。いつも絶対に夜に会いたがる男性知り合いに誘われて、ある飲み会に参加したときのこと。もう飲み会もお開きになるという深い時間に、「仕事がたてこんでて遅くなってごめんねー」と、申し訳なさそうにやってきたスーツ姿の男性がいました。せっかく来たのだからと、その男性を含めたほとんどの参加メンバーが二次会へと流れ、知り合いにも引き止められて、わたしも二次会に顔だけ出すことに。次のお店に入ると、偶然その男性の向かいの席に座ることになりました。どうやらその男性は証券マンらしく、わたしにとってはよくわからない世界の話をたくさんしてくれました。とりあえず一杯だけ飲んで帰ることにしていたので席を立つと、その飲み会の人たちで連絡先を交換することになり、証券マンとも交換。後日、仕事を終え自宅に戻り、夕食も食べてお風呂も済ませた夜遅くに、証券マンから連絡がありました。「やっと仕事が終わって飲みたい気分なんだけど、一緒にどう?」というお誘いでしたが、さすがに夜分に突然の連絡で家を出られるわけもなく、「急すぎて難しい」と返事。そんなことも忘れた頃、またもや「いまにいるんだけど会いたいな」「これから遅い晩ごはんなんだけど、一緒に食べない?」などと、何度か連絡がありましたが、どれも夜遅い時間ばかり。本人いわく「仕事が忙しすぎて夜中しか自分の時間がない」とのこと。どこまで本当の話なのか真意をはかりかねましたが、ちょっと話した程度のよく知らない相手なのに、これは手軽な女性を物色しているだけだな……と判断。返事をしなくなったら、その後は連絡なくなりました。夜にだけ会いたがられてもねぇ……と、深いためいきをついたのでした。元カノがT川クリステル似なことを自慢する男性ネット婚活をしていたときのことです。婚活サイトでは、気になる異性のプロフィールを会員なら自由に閲覧することができるので、相手の家族構成や出身地、年収や仕事などが一目瞭然。そこで知り合ったのは、経歴に申し分のないエリートの男性でした。その男性と何度か婚活サイトを通じてやりとりをした後、実際に食事に行くことになりました。待ち合わせ場所に到着すると、写真で見た雰囲気よりも、もう少し真面目そうな男性が駆け寄って来て、お店まで案内してくれます。カウンターでふたりで並んでそれまでの恋愛の話になりました。すると、それまで饒舌だったエリート男性は言葉が少なくなり、「これねえ……」と何かを言いたそうだけれど言いづらいようなモゴモゴモードに突入。何か過去に大失恋でもして、聞いてはいけないことを聞いてしまったのかと心配していたら、エリート男性はグイッとビールを一気に飲んで、一気に話し始めました。「実は、前の彼女がキャスターで有名なT川クリステルにそっくりでさぁ」と自慢げに美女の元カノの話をえんえんと展開。「T川さん似だったら、すごくきれいですよね」と言うと、「まあね」とドヤ顔で誇らしげです。そこからどれだけ元カノが美人だったかの話を聞かされ、これは未練タラタラなうえに、相当な面食いなのに、なぜ超日本人顔のわたしと会っているのだろう……とだんだんと不可解に。どうしたものかと思いながらも、食事をごちそうしてくれるというエリート男性の気遣いに少しは聞き役になっておこうと考え、とりあえずおなかもすいていたので食事を済ませ、その後はいっさい連絡しなくなりました。婚活していると、いろいろなタイプの人たちに会うこともあるかもしれません。くれぐれも、みなさんもお気をつけてくださいね。©PeopleImages/Gettyimages©Caiaimage/Tom Merton/Gettyimages©bulatovic/Gettyimages
2019年08月14日晩婚化が進む日本では、“大人婚”という言葉が定着しつつあるようです。20代後半くらいから「早く結婚したい!」と焦り出す人がいる一方、自分のペースを乱すことなく人生のパートナーを選ぶケースも増えているのではないでしょうか。今回は「結果的に大人婚でよかった!」と感じている女性の体験談と、大人婚を一つの選択肢として持つことのメリットをリサーチしてみました。■大人婚を実現した人のリアルな声30代後半頃を過ぎてから、結婚相手を見つける人に向けられる“大人婚”という言葉。あえて狙ったのではなく、気がつけば大人婚になっていたというケースがほとんどです。実際に大人婚の年齢に達してから結婚した人たちの、リアルな声を聞いてみましょう。◎10歳下男性からの告白!39歳で結婚「20代前半で入社した会社で、日々慌ただしく業務をこなすうち、40歳目前になっていました。周りはどんどん結婚してママになっていったけど、それなりに恋もしてきたし、独身生活を謳歌していたので、特に焦りを感じることはありませんでした。そんなある日、職場の10歳年下の男性から突然、告白されて。頭の上から雷を落とされたような衝撃でした。年齢も年齢だったので、付き合って半年で結婚。独身の時期を目一杯楽しめたのは、結婚を焦らなかったからだと思っています」(41歳)◎10年来の友人と42歳で結婚「学生時代から、1人の人と長く付き合うことが多かったんです。何人かとのお付き合いを終えたら、40歳目前になっていました。そんなとき、付き合うことになったのが、2つ年下のバツイチ男性。友人として知り合ってから10年ほど経過していたこともあり、交際当初から気心も知れていました。今までなかなか結婚に踏み切れなかったけど、“42歳にもなったしそろそろいいか”という気持ちでようやく結婚。焦って結婚し、苦労している友達の話をたくさん聞いてきたので、自分が“もういいか”と思えるタイミングで結婚できてよかったです」(45歳)2人に共通しているのは、“焦らなくてよかった”という感想。周りが結婚しているからと焦り、妥協して結婚するのではなく、自分が“結婚してもいいかな”と思える時期まで寝かせたことで、幸せな結婚生活を送れているようです。■大人婚ならではのメリットとは大人婚になった人が感じているメリットとは、どのようなものがあるのでしょうか。「元気なうちに子育てをしたほうがいいと言う人もいますが、体力がないと全力で遊べないですよね?20代、30代の頃に、仕事も遊びも恋愛もフル稼働できたことは人生の宝物です」(41歳で結婚)「若いときに結婚すると、結婚式や家を買う費用で家計が火の車になることも珍しくないのでは?落ち着いた年齢で結婚すれば、ある程度の蓄えがあるから、大きな出費もそれほど苦になりませんでした」(43歳で結婚)年齢が上がるにつれ、“行き遅れた感”に襲われそう、と不安を抱える人がいるのも事実。でも、大人婚になったことで感じられるメリットもたくさんあるようです。あえて大人婚を狙う必要もないけれど、そうなっても悪くないという心の余裕を持っておいてもいいのかも。■結婚は焦らずするのがベストかも肌感覚的にも、大人婚をする人は増えている印象がありますが、厚生労働省の資料を見ても、ここ20年の間に、35歳以上で初めて結婚する女性の人数はかなり増加していました。古い考えを持つ親世代の中には、30代後半に差しかかっても結婚の“けの字”も出さない娘に、焦りや不安を覚える人もいるでしょう。しかし、大人婚になって“よかった!”と感じている人が少なからずいるのも事実。友人が結婚しているから、親に急かされているからと言って、焦って結婚しなくてもいい時代が来たのかもしれません。
2019年08月07日「代理婚活」ってご存知ですか?読んで字のごとく、本人に代わって婚活を行うことなのですが、誰が?というと、それは親。「え!両親が私の結婚相手を探すの?そんなの無理!」なんてはじめから拒絶しないで。案外、上手くいくパターンも多いようです。今回は、3人のお母さまの体験談から、成功のコツを紐解いてみたいと思います。■恥ずかしがり屋な娘の代わりに最初にご紹介するのは、28歳の娘を持つFさん(52歳)。婚活したいけど、ちょっと恥ずかしい…という我が子に代わり、相手を探してあげよう!と奮起したのだとか。「私が利用したのは、データマッチング型の相談所。こちらのデータや希望を伝えて、よさそうな相手を紹介してもらいます。最初に娘としっかり話して『これだけは譲れない』という条件を聞き、まずはそこをクリアしている人を探してもらいました。相談所に提示された3名の男性のプロフィールから、一番好感を持てた方のご両親にお見合いしたいとお伝えして、とんとん拍子に話が進みました」いくら代理でお願いするからと言って、すべて「親にお任せ~」はいけません。最低限の希望は伝えておかないと、後で断るのに苦労する…ということも。■親婚パーティーに夫婦で参加続いては、27歳の娘がいるJさん(60歳)。Jさんは親が参加する「親婚パーティー」に夫婦で参加したそう。「娘の結婚相手には、ついあれもこれも…と欲張って、お子さんのプロフィールの出身大学や年収などを細かくチェックしてしまいました。しかし、主人の『我が子を過大評価しすぎ』というひと言で目が覚め、人柄を重視して探すことに。一番話が盛り上がったご両親と後日改めて、子どもを交えてお見合いを設定。想像通り素敵な男性で、今は娘と結婚を前提に交際しています」「自分の娘には、苦労なく幸せな結婚生活を送ってほしい」との思いから、高望みしてしまい、結局、誰とも巡り合えなかった…というのも代理婚活の失敗あるある。学歴や職業が全てではない、フィーリングが合うかどうかで選んでほしい、ということを両親に伝えておきましょう。■母娘で婚活を頑張った日々最後は30歳の娘のお母さんであるMさん(54歳)。彼女は親子で婚活に励んだそうです。「結婚するのは私ではなく娘ですからね。私はあまり口を挟まず、聞かれたらアドバイスする程度に。親が勝手に断るのは筋違いなので、主導権は娘に握らせて、こちらはサポート役に徹したんです。結果的に本人が『いいな』と思う人を選んで、連絡を取り合うようになりました」これもありがちですが、子どもの気持ちを聞く前に、親が「あの人はやめたほうがいい」「この人はおすすめしない」と暴走するパターンもいただけません。あくまでも両親は「アドバイザー」、そう裏方なのです。一生の伴侶を決めるのですから、せめて最終決定は自分でするようにして。■自分の人生の主役はあなた婚活したいのに、なかなか踏み出せない…。自分はまだその気はあんまりないけれど、父や母が早く結婚しろとうるさい…。という親子にぴったりだ、と需要が高まっている代理婚活。ただし、両親の役目は、どこまでいっても「きっかけづくり」だと思うのが正解。意見は取り入れても、最後は自分で決めるようにしましょう。あなたの人生の主役は、まぎれもなく、あなた自身なのですから。
2019年07月28日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第9回は、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その3をお届けします。合言葉は「山」!? 山が一番の男性【結婚引き寄せ隊】vol. 9それは飲み会に参加したときのこと。彼氏・彼女がいない30代前後の男女が集まっていました。最初はそれぞれの出身地や地元の話などで盛り上がっていて、だんだんと食事やお酒もすすんでみんな楽しく会話していました。そのうち、「趣味は何?」という話になり、私は「ベリーダンスを習っています」と話したり、女友達は「旅行に行くこと」と話したり。そして、この日集まっていた男性陣は、偶然にも「アウトドアが趣味なんだよね」と話す人ばかりでした。まるでアウトドアとは縁のなかった私は、素朴な疑問として「アウトドアって、どんな趣味ですか」とたずねたところ、向かいに座っていたカジュアルな出で立ちの男性は「山!」とくいぎみに主張。さらに、まるでその男性の「山!」が合言葉のように、他の男性たちも続々と「山!!」、「やっぱ山だよね!」とくちぐちに言い、こちらを振り向いて、らんらんと山の話をし始めました。いかに山はいいか、危険と背中合わせの山登りでどの山をどれだけ登ったかなど、次第に私たち女性陣の存在を忘れたかのように、「あの山はどうだった?」という山を愛する男性陣の山談義に飲み会はシフトしていました……。出会いを求めて飲み会に参加しているはずが、女性陣が引いていることを察することもなく、趣味の話を延々とする男性陣。それは自分に正直でもあり、女性慣れしていないともいえるのかもしれません。ですが、山の話がしたいのならば、はじめから山ガールと飲み会を開いていれば話が早かったのではと、ふと思ったのは私だけではなかったはず。最後に「今度、山登りに一緒に行こう」と誘われましたが、彼女を探しに来ているはずが明らかに男性陣にとって“山が一番”ということを感じた私たち女性陣は、とりあえずのあいづちを打って、足早に飲み会をあとにしました。タトゥーを見せてドヤ顔をする男性それはネット婚活をしていたときのこと。その婚活サイトでは、希望する男性の年齢や職業・年収・学歴・身長・家族構成などを入力して、条件に合った男性とコンタクトをとることができます。男性側ももちろん、希望する女性の条件を入力して、お互いに条件がマッチする人々が閲覧できるようになっていて、気になる者同士で交流するというスタイルでした。そんななかで、年齢が近く、「サーフィンが趣味」だという男性が目に留まりました。いまも私は海が好きですが、その当時は特に仕事で行った沖縄がえらく気に入っていて、青く広い海に癒されていたり、スキューバダイビングのライセンスを取得したりと、同じように“海が好きそうな男性”に注目していたのです。そのサーフィンが趣味という男性は、プロフィールを見てから何度かメールでやりとりをしていても、変なところもなく、スムーズにメールでの交流が続いていたので、ある日会うことになりました。暑い夏の日、待ち合わせたお店に現れた男性は、婚活サイトのプロフィール欄に提示されていた顔写真で見た通りの青年。ですが、事前に確認できなかったことがひとつありました。それは、半袖からちょいちょい見える“イナズマのマークのタトゥー”です。ポロシャツにジーンズで一見、さわやかそうに見える男性は、事前にメールで会話していたときと同じように、実際もスムーズに会話が進むほどソフトな印象。とはいえ、どうしてもチラチラと視界に入ってくるタトゥーが気になって、思い切って「それは……?」と質問すると、「ああ、これ?かっこいいでしょ」とドヤ顔!「よく海に行くからアクセントにね、ヘナでタトゥーを入れたんだ」と教えてくれました。どうやら2週間ほどで消えるというなんちゃってタトゥーだったわけですが、それでも、けっこう大人で一般企業に勤める男性が、ドヤ顔でタトゥー自慢をしてくることに少し驚いてしまいました。一応、“結婚を前提とした相手探し”とうたわれた婚活サイトで出会ったものの、結婚を考える初対面の相手にタトゥーを隠そうとしないというのは(むしろ気づいてほしい感じでしたし)、私の方向性とはちょっと違うなあと意気消沈。実際に会ってみないと、わからないこともたくさんあると、またもや悟った出来事でした。アパレル講義をする男性それは少人数で集まる個別お見合いに参加したときのこと。個別お見合いとは、婚活パーティのようにひとつの場所に男女が集まるものの、個別の部屋があって、複数人の異性と順番に一対一でフランクにお見合いができるというシステムです。その日は、年収いくら以上という、ある程度しっかりと稼いでいる(けれどセレブというまではいかない)手堅い職業の男性が集まる会でした。参加男性は、公務員の方だったり、商社の方だったりとさまざまでしたが、その中にいた「アパレル会社の専務をしています」という男性。わたしは婚活で男性受けするといわれている、女性らしい服装を意識して、ニットとフレアースカートを着ていました。そのアパレル会社の男性と挨拶をしたあとに、「その服、で買ったんですか?」と購入先を聞かれ、「いえ、違います」と答えると、すぐ洋服の話に移行。それからも、「今年の流行はで、そのトップスはちょうどいい」とか、「でも女性は時代の先をよんでファッションを決めなくては」などと、どんどん話がヒートアップ。“つかみ”として自分の専門分野の話をしているだけで、それ以外の話もするのかなと思っていたら、まったくもって洋服以外の話題にはなりません。それぞれ限られた時間の中で、「結婚」という将来に向けてのパートナー探しをするために、もっと家庭像や人となりを探るほうが適切なのですが、アパレル会社の男性は洋服の話のみ。早々に「こりゃ、ないな」と心の中でつぶやいてしまったのでした。婚活していると、こんな普段の生活では会わないような人たちに会うこともあるかもしれません。くれぐれも、みなさんもお気をつけてくださいね。©Milkos/Gettyimages©Ezra Bailey/Gettyimages©praetorianphoto/Gettyimages
2019年07月10日【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情392】「そろそろ結婚につながる恋をしないと」と考え、真面目に婚活を始めた矢先、カラダ目的のクズ男の餌食になった……というのは避けたいところ。たとえ理想通りのイケメンでも、そんな男には時間を割きたくないですよね。そこで今回は、婚活に潜むカラダ目的のクズ男の手口をお話しします。■すぐに会おうとする=高確率でヤリ目結婚相談所などお堅めの場所で出会ったのなら、すぐに2人で会うことになっても、まぁ危ないことはそうないでしょう。でもマッチングアプリや街コンで知り合って、たいしてやり取りもしてない段階で相手から「飲みに行こうよ!」と言われたら怪しんでいいかと。カラダ目的の場合、正直、やり取りは煩わしいし、相手の内面なんて別に知りたくないんです。「いいな」と思った男性に誘われたらうれしい気持ちはわかります。でも、お互いのことをほぼ知らない状態なのに、すぐに飲みに誘われる、しかも遅い時間から……というのなら、きっぱり断ったほうが安全。または「今忙しくて。来月でもいいですか?」と時期を伸ばし、その間マメに連絡をくれるか様子を見たほうがいいでしょう。もし1ヶ月間、一切連絡してこないのであれば、あなたの内面には興味ナシってことです。■身元不明の人には会わないでそもそもですが、本名や職業がわからない人には会わないほうがいいでしょう。これは筆者の経験なのですが……以前、アプリで知り合った男性が食事に誘ってきて、半ば強引に会う日時を決められ「ご飯屋さんを予約しました!」と言われたことがあったんです。「なんかおかしい?」と思ったため「当日、もしかしたら仕事の都合で10分か20分遅れるかもしれないので、先にお店に入っててください。予約名は何ですか?」と聞いたら「せっかくだから一緒に入りましょう。待ってます」。「待たせていると思うとプレッシャーなので…先に入っててほしいです。予約名を教えてもらえませんか?」と再度、名前を聞いても教えてくれず。しまいには「僕の家、その店から近いので駅に着いたら連絡ください。駅に着いたら家を出ますから」と。このとき「あ、名前は教えない、家は近いって危ないパターンじゃん」と思い「名前も教えてもらえず、食事の場所がそちらの家の近くとなると不信感しかありません。残念ですが、食事はパスで」とお断りの連絡を入れました。2人で会う前に、少なくとも相手の本名は知っておいたほうがいいですよ。今は何かしらSNSをやってる人が多いので、事件に巻き込まれないためにも、できればアカウントを教えてもらって、どんな人か確認してからデートしたほうがいいと思います。■お金持ちアピールをしてくるあとは、無駄にお金持ちアピールをする男性も気をつけたほうがいいですね。相手の警戒心を解く&自分に興味を持たせるために、たいしてお金はないくせに、必死にアピールしてくるクズ男も少なくありません。女性の中にいません?男性が財力をちらつかせると「この人を逃すまい!」と躍起になって、気に入られるため、相手の望むままにエッチをしてしまう人。本当にお金持ちな男性は、自分の内面を見てくれる女性を探そうとして、最初はお金があることを隠す場合も多いですよ。ひけらかすのはお金以外に自信のある部分がない人か、カラダ目的の人だと思っていいでしょう。もし1回目のデートでやたら稼いでる話や、いい所に住んでるアピールした後に、家かホテルに誘ってきたら逃げてよし。お金があると言えば女性はなびく、と思ってるクズ男かもしれないので気をつけて。■面倒なのは、1回でポイじゃない男1回エッチして音信不通にするのではなく、2~3回、エッチ込みのデートをしてからフェードアウトする人もいますよね?この場合は2つの可能性が考えられます。1つは付き合うつもりだったけど、何度かデートして「ん?なんか違うな」と違和感から離れるパターン。もう1つは、最初から3回くらいで切ろうと思ってたパターン。もともと3回くらいで切ろうと思ってる場合は、家の場所を教えなかったり、仕事を教えなかったりと個人情報を伏せるケースが多いでしょう。遊ばれないためには、彼の情報が少ない状態でエッチしないことですね。あなたが「この人とは寝るだけでもいいかな♪」と割り切れるのであればいいのですが、そうでないなら雰囲気に流されるのはNGです。できれば3回目くらいまでは普通のデートを楽しんで、付き合うかどうか決めてからエッチしたほうが、無駄に不安にならずに済むでしょう。■焦っても簡単に寝ないで婚活に潜むクズ男には本当に注意してください。基本的に猛アプローチしてくるのは、本気で好きかカラダ目的か、そのどちらかです。出会ってすぐに家やホテルに誘う男性はたいてい、相手よりも自分の気持ちを優先させるタイプなので、気をつけて。仮に付き合ったとしても、自己チューで振り回されてしまうかも。というわけで「早く結婚したい!」と焦っても、くれぐれも簡単に寝ないようにしましょう。
2019年07月04日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりが、現在幸せな既婚男性はそもそも「どのような理由で結婚を決めたのか」。その真実をインタビューしてお届けするコラム【彼女を妻にした理由】を新しくスタートします。女性側は、男性側がどのようなきっかけで「結婚しよう」と思うのか、男性心理が気になりますよね。この連載では、毎回、さまざまな年代・職業の既婚男性に、「彼女を妻にした結婚物語」を語っていただきます。初回は、編集者のAさんにお話をうかがいました。29歳で起こった運命的な出来事【彼女を妻にした理由】vol.1連載第1回目に登場するのは、出版社勤務のAさん(45)です。Aさんと妻のB美さんは、以前お勤めだった出版社の同僚。私も在籍していた雑誌編集部の仲間でした。Aさんが29歳、B美さんが24歳のときに交際がスタート。ふたりが交際することになったきっかけはなんだったのでしょうか。「妻の猛烈なプッシュでした(笑)。まわりの友人たちが『29歳で何か運命的なことが起きた』と話していて、私にとっての『運命的な何か』は、妻との交際だと思いました」そう話すAさんは、B美さんの「積極的なところ」に惹かれたそうで、自分のことを「いいかげんで問題からすぐ逃げるタイプ」と言い、B美さんのことは「几帳面で問題に対して真っ向から取り組む女性」と分析しています。一見、正反対のように思える性格だからこそ、お互いにないものを補い合うことができて、魅了されてしまうのですね。そして、ふたりの交際は、5年にもおよびました。『結婚 or 別れる』の二択を突きつけられるAさんが29歳のとき、24歳のB美さんからの積極的なアプローチで交際。つきあっている間の5年間は、結婚については「意識していなかった」とのこと。では、どんなきっかけで、結婚を決めたのでしょうか。「脅されました(笑)。妻は20代で結婚したいという願望があり、妻が29歳のときに『結婚 or 別れる』の二択を突きつけられました(!)。結婚のことなど考えたこともなかったので、生活や将来のことを考えると、結婚に対しては“恐怖”しかなかったです。私の性格なのか、経験したことがないこと、未知なることへの挑戦に対し、いつも消極的でして……」慎重派のAさんに対して、なんとも頼もしいB美さんです!とはいえ、今でこそ“妻”ですが、当時は“彼女”という立場。女性にとっての「5年」は長いですから、結婚するか別れるか、煮え切らない男性に女性の方から話を切り出すのは、なかなか勇気のいることだと思います。「結婚への決意を固めるには、相当の勇気が必要でした」と語るAさん。では、それまで考えなかった結婚という決断に至るには、どういった心境の変化があったのでしょうか。「二択を突きつけられて結婚について真剣に考え、ふたりのことを振り返ったら、自分の悪いところをきちんと悪いと指摘してくれる妻に対し、大きな『信頼感』を持っていることに気づきました。例えば恋人同士だと『嫌われたくない』『相手を傷つけたくないから』という心理が働いて、相手の悪い部分はストレートに指摘できないのではないでしょうか。血のつながっている家族以外の“他人”の場合、良いことも悪いことも素直に話し合える関係は、お互いの信頼関係がないと難しい。ですが、強い信頼関係を妻と築けていたことが、結婚への決断を後押ししました」揺るぎないお互いの信頼関係が、結婚の決め手となったのですね。だからこそ「覚悟を決めたら、『結婚』というゴールに向かっていくしかないと、腹をくくりました」と語るAさん。ところが、結婚へと動いてからも、ふたりの間にトラブルが起こります。結婚前に破談になりかける「何度かケンカして、あやうく破談になりかけました。なんとか結婚まで辿りつけたのは、ケンカしたのが結納のあとだったことが大きかったです。結納のあとだと、もはやふたりだけの問題ではなく、両家の家族の問題。『所帯を持つということはこういうことなんだ』と、初めて実感した瞬間でしたね」なんと破談になりかけるほどのケンカをしたものの、そのことでかえって所帯を持つ責任を感じたようです。そして今回、結婚物語を語るにあたり、夫婦で当時を振り返ったところ、衝撃の事実も判明しました。「妻が『結婚 or 別れる』の二択を突きつけたときは、別れるつもりだったようです。私がOKを出したことに驚いたと言っていました」と、当時のB美さんの心境がいまになって、わかりました。そのくらいの並々ならぬ決意のもとで行動に出た、B美さんの勇気。いまこれを読んでいるみなさんの中にも、恋人がいて、結婚のことを彼氏から言ってきてくれない場合、どのように切り込んでいくのか悩んでいる女性には、参考になる部分があるかもしれません。「もし、あのときに私がOKしなかったら、おそらく今も独身だったと思います。私が偉そうに言うのもなんですが、結婚の見極めは早いほうがいいのではないでしょうか」こうしてAさんは、積極的にきてくれたB美さんと、家族になりました。家族3人で笑って過ごせることが理想現在、結婚12年目を迎え、5歳の娘さんがいるAさん家族。「日曜日はきまって、子どもとふたりで、買い物とゲームセンターにある『アイカツフレンズ!』のカードゲームをしています」と語るAさんの子煩悩さがうかがえます。B美さんに対しては、いまどのように思っているのでしょうか。「妻が『人生のリスクヘッジ』をしてくれることで、ダメージが最小限におさえられる場面がいくつかありました」と語るAさん。さらに、「育ってきた環境はそれぞれ違いますし、つきあっているとき、どんなに相性がよかったとしても、一緒に暮らすと必ず衝突は起きます。ケンカになったとき、妻は『あそこの家の旦那さんはこうだよ』と、私と比べて批判することがほとんどありません。他人の家は良く見えますが、“ほかの家族とくらべない”ということは、一緒に暮らすうえで意外に大事なことではないでしょうか」と、B美さんの心がけに救われていることを教えてくれました。最後に、今後、B美さんと築いていきたい「家族像」をたずねたところ、「いまはとにかく子どもが中心。妻と築いていくというよりも、3人で笑って過ごしていくことが、理想の『家族像』です」と話すAさん。温和な表情からは、充実した毎日がうかがえました。Aさん、これからも家族3人、幸せにお過ごしくださいね「彼氏が彼女を妻にする理由」、これからも男性心理をご紹介するために、定期的にこのコラム連載をお届けします。恋するすべての女性が、幸せになることを願っています!©Chev Wilkinson/Gettyimages©ti-ja/Gettyimages©JGI/Jamie Grill/Gettyimages©Westend61/Gettyimages
2019年06月27日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】。第8回は、恋愛や婚活でストレスを感じたときにリフレッシュすることができる、3つの方法をご紹介します。恋愛がうまくいかない女性が多いという事実【結婚引き寄せ隊】vol. 8好きな人と両思いになると、一気にテンションも上がって、毎日楽しく過ごせるようになる人も多いはず。ですが、その一方で出会いを求めていても見つからない、恋人がいてもうまくいかないなどの恋愛ストレスを経験すると、とたんに気力もダウンしてしまうことがあります。20~30代女性の集まるanan総研でも恋愛ストレスを感じたことがあるかをリサーチしたところ、「好きな人や彼氏とうまくいかなかったり、婚活が難航したりしたことはありますか?」という問いに対して、「はい」と答えた人が72%と過半数に達しました。どのようなときに恋愛ストレスを感じたのかについては、次の通り。彼氏とケンカばかり・すれちがったりするとき45%好きな人とうまくかないとき29%婚活がうまくいかないとき13%「そもそも出会いがない・出会ってもいまいち」という女性も10%いましたが、恋人がいるからこその疲れを実感している人が多いようです。女性から働きかけるほどストレスが高くなるでは具体的に、どのような場面で疲れを感じているのでしょうか。「連絡や返信が来ないのに、SNSでは活発に活動しているのを見てイライラ」(21歳・大学生)「せっかく彼氏ができても、うまくいかずに終わってしまう」(32歳・会社員)「自分からいつもデートの約束を提案したり、相手に尽くしてしまうことに疲れてしまう」(30歳・自由業)「婚活のため、マッチングアプリでいろいろな人に会ったがどの人とも続かず、人と会うのに疲れてしまった」(29歳・公務員)「以前婚活をしていたとき、良い人に出会わず、一生結婚できないかもとよく思っていた」(32歳・主婦)いい人に出会わなかったり、恋人がいても思うようにいかなかったり、特に女性側から頑張って働きかけているのに予想外の展開になると、疲れてしまう人がほとんどです。恋に疲れたら試してみたい3つのこととは?理想の男性に出会えない、好きな人とうまくいかない、彼氏とケンカ中……。そんな恋愛ストレスを感じたときのリフレッシュの仕方をリサーチしたところ、次のような声が寄せられました。仕事や趣味に没頭する30%小旅行に出かけるなど環境を変える28%友達や家族との時間を増やす23%上位3つに数字が集中していることから、これらが“3大リフレッシュ法”だといえそう。続いて、anan総研のメンバーが恋愛に疲れたときに試した、具体的なリフレッシュ法をご紹介しましょう。「仕事に没頭したり、習いごとを頑張ったり、ダイエットしたり、海外旅行に行ったりした」(30歳・会社員)「あまり恋愛や婚活は意識せず、自然にいま楽しいと思うことをする」(32歳・公務員)「とりあえず海外に行きます」(27歳・会社員)「アイドルのコンサートに行く。友達とも会えて楽しく、キレイな男性を見てリフレッシュ」(32歳・自由業)「カラオケ行って買い物。そして女友達と遊びまくりました」(31歳・専門職)「友達に話して、自分の中でためない。ただ話すだけで答えはないけど、聞いてもらっただけでも気分が違うのでおすすめです」(30歳・自営業)何かに没頭したり、環境を変えたり、友達との時間を増やしたり。恋愛から離れて自分の時間を充実させることで、リフレッシュできるようです。もしも恋愛ストレスを感じることがあったら、どれかの方法を試してみてくださいね。そしてまたエネルギーを蓄えて、すてきな恋がつかめることを応援しています。※2019年6月にanan総研のメンバーにアンケートを実施した中から抜粋し、編集・構成しています。©Jamie Grill/Gettyimages©PhotoAlto/Eric Audras/Gettyimages©Digital Vision./Gettyimages
2019年06月23日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第7回は、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その2をお届けします。小声すぎるはにかみ男性【結婚引き寄せ隊】vol. 7それは大人数の婚活パーティへ参加したときのこと。小さいテーブルと、向かい合うように座る椅子がたくさん並べられている会場でした。隣の席とはほんの少ししか空いていませんから、周りの会話も耳に入ってくる距離感です。受付でもらったナンバープレートをつけて、女性は椅子に座り、男性は次々に隣のテーブルへと移動していくスタイル。トークが始まると場内はいっせいににぎやかになりますが、会話できる時間が限られているので、目の前に座る相手といかに切り込んだ話ができるかが重要となります。アウトドアが好きだというスポーツマンタイプの男性、早く結婚して落ち着きたいという小売業の男性など、さまざまなタイプの男性が集まっていました。それぞれとトークしていくなかで、うつむきがちに頭をペコリと下げてあいさつをする男性が、目の前に座りました。チラッとこちらを見たかと思うと、すぐにテーブルのほうへ視線を落として、恥ずかしそうに会話の糸口を探している様子。うつむいているけれど微笑んでいる表情からは、そんなに悪い印象はなく、シャイなタイプかと思い、こちらから話しかけてみました。すると、かぼそい声でモニョモニョ言っているけれど、周りの人たちの会話にかき消されて、ほとんど何を言っているのかは聞こえません。もう一度聞き返すと、小さい声で「……はじめまして……」と言っていることがわかりました。声が小さすぎるこの男性は、終始あまり目線を合わそうとせず、それほど会話が成り立たずにトークタイムが終了。声が小さすぎる男性は隣の席に移動しましたが、やはり同じように同席した女性は、会話に苦戦しているようでした。面接のように、その場でのアピール力がものをいう婚活パーティでは、小声すぎる男性は圧倒的に不利です。きっとネット婚活や婚活アプリで、事前にある程度おたがいの情報をわかり合ったうえで会うほうが向いているタイプの男性だなと、とても冷静に思ったのでした。自動販売機の小銭をあさる男性それはある日参加した小規模な合コンでのこと。合コンといっても、結婚にもつながるような出会いを希望する男女が飲むという、「婚活合コン」的なサービスで、居酒屋の個室に年齢も職業もいろいろなタイプの男女が集合。ひとりの男性が残業で遅れるという連絡があり、必然的に先に集まっている者同士で自己紹介などをして時間を過ごしていました。わたしの隣には、少し年上の落ち着いた雰囲気のOLの女性が座り、向かいの席には「料理人です」と言っていた一見、やんちゃ系の男性が座っていました。ひとまず乾杯をして、少しずつ食事やお酒が進んでいくなかで、だんだんと打ち解けていくわたしたち。それぞれの仕事の話になって、料理人の男性の番がまわってきました。「どんな料理を作っているんですか?」というOLさんからの質問に、「チェーン店の飲食店の厨房で働いている」といった仕事内容の話をしていて、女性陣も会話に耳を傾けていました。周りの女性が真剣に自分の話を聞いている様子を見て気分をよくしたのか、料理人の男性はどんどん聞いていない話も繰り出してきます。「趣味はあんまりない」「こうやって飲むのが楽しい」「よく自動販売機の下に落ちている小銭をあさっていて、見つけたらラッキー!」と。「え?」と、わたしを含む女性陣は最後の言葉にひっかかりました。自動販売機の小銭をよくあさっている……。「自動販売機の小銭って、誰かが落としたり忘れていったりしたお金ですか?」とたずねると、「そう! お釣りのところに忘れているとか、自動販売機と地面とのすきまをあさってたら見つけることがあるんだよね」と自慢げな笑顔。天真らんまんに自動販売機のお金あさりの趣味を話す男性は、裏表がない“いい人”には違いない。それに、小銭を大事にすること自体はいいことだし、誰かが忘れていった小銭を見つけた人がどうするかは、その人の自由なのかもしれません。ですが、それが趣味の男性を結婚相手にしたいかというと、瞬時に「ないな」と判断。そんなわたしと同じような考えをもったのか、その後女性陣は、なんとなくその男性への対応がそっけなくなりました。元妻の愚痴ばかりを言う男性ある飲み会のこと。その日は、出会いを探している人はもちろん、ただ単に「飲み会が好き」という人など、いろいろな男女が集まる飲み会でした。そのなかにいた、「この人、すごいエリート」と紹介されたスーツ姿の男性は、甘いルックスで物腰もやわらかく、すぐに周りと打ち解けています。話してみると、その場になじむように相手の話もよく聞き、ほどよく自分の意見も言う、実にバランスのとれた社交性の持ち主。女性の扱いにもソツがなく、会話をしていて楽しい時間が過ぎていきました。ですが、二次会に移行してからは、酔ってきたエリート男性が泣きそうな顔をしながら、「実は離婚したばかりで」と告白。最初は同情しながら話を聞いていたわたしたちでしたが、次第に口をついて出てくるのは「お金に不自由をさせないほど渡していたのに浮気された」「勝手にブランド品を買いまくる浪費グセがひどかった」と、別れた妻の愚痴ばかり。普段抑えていた感情が飲み会で爆発したのだと思うと、気の毒なところもありますが、初対面の男性の愚痴をえんえん聞かされるこちらは、飲み会が終わる頃にはもうグッタリしてしまいました。婚活していると、こんな普段の生活では会わないような人たちに会うこともあるかもしれません。くれぐれも、みなさんもお気をつけてくださいね。©Jasmin Merdan/Gettyimages©Radius Images/Gettyimages©skynesher/Gettyimages
2019年06月09日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第6回は、「婚活最前線レポート」その1です。いろいろな婚活がありますが、どんな内容でどんな雰囲気なのか、知りたい人も多いはず。そこで、毎回ひとつの婚活をクローズアップ。今回はいまどきの「婚活パーティ」の模様をご紹介します。【婚活最前線レポート】婚活パーティで出会う【結婚引き寄せ隊】vol. 6「婚活」とひとくちに言っても、合コン・ネット婚活・婚活パーティ・結婚相談所ほか、現在は多岐にわたる婚活サービスが巷にあふれています。婚活したことがない人にとっては、婚活がどんなものなのか、足を踏み入れることにとまどいがあるかもしれませんね。いま婚活をしている人でも、「婚活アプリは使ったことがあるけれど、婚活パーティには参加したことがない」という、婚活の中のひとつのスタイルしか知らないこともあります。また、「この会社の合コンに参加したことはあるけれど、あの会社の合コンには行ったことがない」など、同じサービスでも、企業によって内容や集まる男女のタイプがかわってくることも。わたしは独身時代にあらゆる婚活を行いましたが、“どんな種類のものがあって、どんな感じなのか”が先にわかれば、参考になることを実感しています。いまは結婚願望はなくてもいつか出会い探しをするかもという人、結婚願望があって婚活情報が知りたい人など、みなさんがすてきなご縁をつかめるように願いながら、今後も定期的に現在の「婚活市場」をレポートしていきたいと思っています。「婚活最前線」その1では、「婚活パーティ」の模様をレポートします!いざ婚活パーティへ! アラサー男女が集合婚活パーティの会場入り口。身分証を提示して入場します今回取材で訪れたのは、現在、月4,000本以上のパーティを開催しているという、カップリング率47%の婚活パーティサービス「PARTYPARTY」。全国に自社の会場を持ち、少人数から大人数、企画ものから個室型など、さまざまな婚活パーティを開催しています。わたしも独身時代に婚活していたとき、こちらのパーティにも足を運んだことも。この日は男女約40人が集まる大人数パーティが行われ、“すぐにでも恋したい”という25歳から33歳までの女性と、27歳から35歳までの公務員か大卒の男性が集合。会場には、かわいらしい女性やさわやかな男性が続々と到着しています。受付で「身分証」を提示し、きちんと本人確認が取れてから、中へ。周りを気にしなくていい“個室型”スタイル会場には番号順に仕切られた個室が用意され、ペアで会話ができます「PARTYPARTY」では、受付でそれぞれに「専用タブレット(iPad)」の貸し出しがあり、事前に入力された年齢・出身地・年収・身長・趣味などが書かれた参加者の「プロフィール」一覧を見ることができます。「専用タブレット」でスムーズに進行できるシステムは、他社ではやっていないようですが、わたしが婚活していたときは「紙のプロフィールシート」にせっせと記入していたことを思うと、時代は進化していますねー!会場はワンフロアですが、他の人たちの視線を気にすることなく、おたがいの会話に集中できるよう、仕切られた「個室」スタイル。このパーティは別名「個室iParty」とも呼ぶそうです。まずは、番号が書かれた各個室に女性が待機して、時間がきたら男性のみ次の個室へと移動していき、全員と会話していくという流れです。“3分”でアピールできるかが勝負「専用タブレット」の情報を見ながら、会話のきっかけや共通項を探します大人数がゆえに、お相手にアピールできる時間はなんと、3分! この短い時間に、お相手の人となりを確かめなくてはなりません。個室には飲み物も用意されていますが、のんびりお茶を飲む時間はなし。短時間でいかに自分に合った人を見つけることができるのか、お相手に気に入ってもらうことができるのかが、勝負です。30秒前になると、スタッフさんから声がけがあり、男性は飲み物を持って移動。始まる前は緊張していた様子が見受けられた参加者のみなさんでしたが、トークタイムが始まると、にぎやかになりました。カップリングできるかどうかは運次第!?うまく会話ができなくても、笑顔でいるだけで好印象に。※写真はすべてIBJ提供3分のトークタイムが終わると、「専用タブレット」で「いいなアピール」を投票します。少しでも好印象だった人がいたら、ボタンを押すだけ。アピールするのも、されるのも、自分だけにわかるようになっています。アピール結果を見て、その後は最終的に、「カップリング希望」を投票。自分が気に入った人とうまくいくのか、それとも……。結果発表まで、緊張の瞬間だといえるでしょう。そして最終結果発表。こちらも個別に「専用タブレット」内で確認できます。この日は、約半分がカップリングしました。カップリングが成立した男女は、ビルの入り口で待ち合わせをして、その後はお茶をするなり、ご飯に行くなり、後日あらためてデートの約束をするなり、自由です。こうしてあっという間に、2時間の「婚活パーティ」が終了しました。決められた時間の中で、どう振る舞うかがポイントとなる「婚活パーティ」。ひとりで参加する人もたくさんいますし、自分の都合のよい日時で気になったパーティがあれば、出かけてみると、思いがけない出会いがあるかもしれませんね。今回は「婚活最前線レポート」その1をお届けしました。すこしでも、みなさんの婚活のヒントになればうれしいです。©Robert Benson/Gettyimages
2019年05月26日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたアラフォーライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第4回は、婚活していると出会う“同性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている婚活女性3選をお届けします。ノリノリで連絡先を交換して音信不通になる女性【結婚引き寄せ隊】vol. 4結婚相談所のお見合いのような「一対一」のシステムではない限り、婚活の場へ出向くと、異性だけではなく、同性にも出会うことになります。婚活の場は、育った環境も職業も年齢もさまざまな人たちが集まるわけですから、自分の価値観でははかれないタイプに出会うことも。たとえば、ある日参加した婚活パーティのことです。このパーティでは、小さなテーブルがたくさん用意されていて、男女が向かい合って会話ができるようにセッティングされていました。事前に書いたプロフィールカード(釣り書き)を目の前にいる人に渡し、決められた時間に会話をして、時間が来たら女性は座っている席のままで、男性は横の席へとどんどん移動していき、違う組み合わせで会話をしていくというシステム。最終的に、会話をしてみて「もっと話をしてみたい」と思ったり、気になったりした相手の番号を報告して、その相手とマッチングするかどうかを集計して、結果がわかります。婚活パーティのような大勢の人がいる場所で、初対面の相手に、自分の経歴や結婚観というコアな事項を簡潔に話すのは、けっこうなエネルギーを使うもの。ひと通り会話が終わり、やっと結果を待つ時間になって、その場にいた婚活男女ともに、解放感からかリラックスした雰囲気になっていました。わたしもとなりの席に座っていた婚活女性と、少し世間話をしていると、結果発表の時間に。この日は残念ながら、わたしもとなりの女性も“空振り”。マッチングする男性はいませんでした。すると、となりの席の婚活女性から「ねえねえ、せっかくだから連絡先交換しましょうよ!」と、ノリノリで提案され、空振り同士で妙な連帯感を持ったわたしは連絡先を交換。しばらくたって、別の婚活の場に行く機会に、そういえばあのときの女性も誘ってみようと連絡をしたところ……いっこうに返事がなく音信不通に。婚活女性も婚活男性も、婚活で音信不通になる人は、連絡先の伝え間違いをのぞくと、その場の勢いだけか興味がなくなったかのどちらかのパターンが多いといわれています。ですので、不可解なものの、結婚相手を探しているなかで音信不通になる婚活女性にかまっている時間はないので、そのまま連絡先を削除しました。若さをアピールするために年齢を聞いてくる女性ある日参加したホームパーティのことです。男女20名くらいがそれぞれ飲み物や食べ物を持ち寄って、まるでかつてのトレンディドラマに出てくるようなおしゃれなマンションに集合しました。婚活友だちから誘われてそのホームパーティに参加したわたしは、企業が行なう“ザ・婚活”スタイルのものに慣れていたため、ゆる〜い雰囲気のパーティ(という名の合コン)での振る舞いをどうしたらよいのか、少々とまどっていました。“ザ・婚活”スタイルのところは、ある程度事前に相手の年齢層や職業がわかっていることも多く、そのぶん安心感がありますが、合コン的な集まりだとどんな人がいるのかわかりません。ですが、たまにはこういったフランクな場所にも顔を出して、出会いの場を広げる努力をしていました。ただ、ホームパーティに参加している女性を見ると、どう見ても、若い……。ほぼ20代か、30代でも前半までの年齢に見える女性ばかりで、アラフォーなのは、わたしと誘ってくれた友だちぐらいだったのです。男性は若い女性を好む傾向が強いので、パーティが始まる前から、すでに暗雲が漂い始めていました。そのとき、アラフォーのわたしたちの前にいた女性が、こちらを一瞥して突然、「あのぉ〜、みんな何歳なんですかぁ!?」と開口一番、年齢を質問してきます。わたしたちはあぜんとしたものの、なんとなくごまかしながら違う話題へと移っていきましたが、その後も何度もその女性は、「ところで、みんな何歳ですかぁ?」と年齢の話題をふってきました。年齢層がばらばらの場だと、女性の年齢を聞かないことが不文律となっていることも多いものの、そんなの関係ないとばかりに問いただしてきます。20代半ばだと話すその女性は、なんとなく年齢の話をしていたのではなく、明らかに自分の若さをアピールするために、年上だと確信できるわたしたちに年齢を言わせようという意図が読み取れました。わたしたちはひたすら作り笑いを浮かべながら、ホームパーティの時間は過ぎていったのでした。すごく親切だと思ったら……裏のある女性ある飲み会のことです。婚活女性から誘われた飲み会で、わたしより少し年上の女性と知り合いました。その女性は、いつもニコニコしていて、物腰も柔らか。知り合いも多いようで、しょっちゅう飲み会を開いていました。出会いを求めていたわたしは、その女性が度々主催する少人数や大人数の飲み会に、よく顔を出していました。そこで知り合った人たちは男女問わず、その女性と同じく、穏やかな印象の人ばかりでした。わたしがうまくいかないことばかりで落ち込んでいたときには、その女性によく悩み相談をして、なぐさめてもらうこともありました。そのたびにやさしく親切にしてくれて、その女性のことを信用していたのです。あるときの飲み会で、「今度友だちも連れて飲みにおいでよ」と言われ、婚活友だちを何人か誘って飲み会に参加。そのときにその女性と連れていった婚活友だちも意気投合した様子で、連絡先を交換し合っていました。そんなことも忘れていた、ある日。わたしが信用していたその女性が中心となっていたグループから、以前飲み会に連れていった婚活友だちが“別件の飲み会”に誘われていたことを後日、聞きました。そして婚活友だちが“別件飲み会”に行くと、「ある商品を買うように勧誘された」というのです。なんのことだかよくわからず、寝耳に水で吃驚しました。最初から、その婚活友だちが、女性グループに“別件の飲み会”に誘われたことを話してくれていれば一緒に行って事実関係を確認できたのですが、すべてはひそかに行われていたようでした。わたしが何度もその女性のいるグループの人たちに会っていても、一度も勧誘されたことがないため、どちらを信用してよいのか当初は混乱し、困惑しました。ただ、「勧誘された」というウソをつく理由もないかもという視点からみると、いつも親切にしてくれていたその女性たちがあやしいということになります。わたしのことは勧誘せず、うまく窓口にして、婚活女性をたくさん飲み会に連れてこさせて、その婚活女性たちをターゲットにしようとした可能性も。いずれにしても、ただでさえ疲れやすい婚活の場で、異性だけではなく同性にも気をつけなくてはいけないなんて……と、すっかり疲弊しきってしまいました。結局、誰を信じてよいのかわからなくなってしまい、このときの飲み会を開いていてた女性やそのグループ、婚活女性たちすべてと距離を置きました。婚活していると、こんな普段の生活では会わないような人たちに会うこともあるかもしれません。くれぐれも、みなさんもお気をつけてくださいね。©AntonioGuillem/Gettyimages©Peopleimages/Gettyimages©SolStock/Gettyimages
2019年05月14日【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情365】これを読んでいる女子の中には、絶賛・婚活中の人もいるはず。けど「真剣に婚活を始め、出会いも多いのになかなか“この人!”という人に巡り合えない」「条件的にいい人に会えても、相手を好きになれない」と婚活難民になったりしているのでは?学生時代やハタチくらいの頃は普通に恋ができていたのに、なぜ結婚したい今、人を好きになれないのか……その原因と改善策についてお話ししたいと思います。■“結婚”意識が強いとジャッジは一瞬結婚のために男性を探すときの気持ちって、学生の頃の、誰かに恋をする気持ちとはだいぶ違いません?恋って自然に「あの人素敵だなぁ」と好きになりますが、婚活は“早く誰かを好きにならなきゃ”と自分を追い込んでいる感じですよね。そうなると気持ちに余裕がないので、出会ってからのジャッジも早くなりがち。自然な恋の場合は、最初は意識してなかった(または、むしろ苦手だった)けど、時間が経つにつれ相手のいい面が見え、徐々に気になりだし、気づいたら好きになっていた……!ということもあります。が、“早く誰かを好きにならなきゃ”と焦ると、まず自分の好みや条件から外れている人は“対象外”にします。で、条件に合った人や、ちょっといいなぁと思った人とデートしてみて「年収はいいんだけど、話が面白くない」「カッコイイけど、年収面で考えると、彼と結婚したら専業主婦は無理よね」など、早々とジャッジして切ってしまいがち。そうなると、どんどん選択肢が少なくなっていきます。ちょっとでもダメなら、ハイ次!……というのは効率的に見えて実は婚活難民になりがちな考えかもしれません。そもそも、一気に人を好きになるって一目ぼれ以外ないですよね?“好き”って気持ちは、徐々に出てくるものじゃないですか?数回会っただけで恋するなんて……なかなか難しいですよ。よほど“この人は無理だ!”という人じゃない限り、縁は切らず、他の男子を探しつつも、しばらくはその人とデートを重ねてみるのもアリかと。■腐れ縁や元カレを引きずっている腐れ縁の人や元カレなど、今後結婚することはない相手と連絡を取り続けていると、好きな人はできにくいかもしれません。もちろん、その彼との結婚を望んでいるのなら頑張るのもアリでしょう。ですが、相手がもう別の人と交際または結婚してしまったのであれば、あなたはあなたで次に行かないと。彼の破局や離婚を待つのは正直、時間のムダです。“結婚できないけど、好きな人”と連絡が取れ、定期的に会える。となるとそこで満足して、婚活に身が入らないというか、どこかテキトーになってしまいません?ちょっと「いいかも!?」と思う人が現れてデートしても、元カレと比べて簡単にその恋を手放したりしては、いつまで経っても結婚できないでしょう。現状、腐れ縁の相手や元カレを引きずって未だに連絡を取ったり会ったりしているなら、完全に縁を切るのは難しいかもしれません。でも、少しずつでも距離を取り、離れたほうがいいですよ。その縁はあなたの婚活の足かせになるので。■何が引っかかっているか考えて結婚願望があり、しかも婚活しているのになかなか人を好きなれない。交際にすら至らない……という場合、何かしら引っかかっているモノがあるはず。自分自身を必要以上に急かさないことが大事です。そして、終わった恋はちゃんと清算しましょう。
2019年05月13日かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第3回は、恋活や婚活に励む女性におすすめしたい、実際に足を運んで“すごい!”と実感した「縁結び神社3選」その1をご紹介します。いい出会いがなかったり、がんばっているのになかなか成果が出なかったりするときは、疲れた心を一度リセットしてみませんか。神社参拝で心身を清めて、すてきなご縁をいただきましょう。1. みちひらきの大神が進むべき道を後押し恋や結婚の迷いも断ち切れる猿田彦神社【結婚引き寄せ隊】vol. 3恋をかなえたい! 結婚したい!! そう思ったとき、行動することは大事ですが、それですぐにうまくいくとは限らないのが、恋愛や結婚というものですよね。わたしは独身時代、自力で行う怒涛の婚活と同時に、他力本願として神社仏閣への参拝で、縁結びをお願いしていました。昔から占いやスピリチュアルといった神秘的な世界も好きで、実際にお仕事でも携わる機会がたくさんあり、自力でも他力でも全力投球。日頃から“目には見えない世界”も大切だと考えています。今回ご紹介する「縁結び神社」のひとつめは、猿田彦神社です。ひとりでも、家族でも、お伊勢参りへ行ったことがありますが、いずれも古くからの習わしにのっとって参拝。みそぎの二見興玉神社〜みちひらきの猿田彦神社〜伊勢神宮・外宮〜伊勢神宮・内宮(すべて三重県)の順にまわっています。天孫降臨を啓行(みちひらき)された猿田彦大神をお祀(まつ)りしている、猿田彦神社。恋や結婚について迷っていたり、悩んでいたりするときに訪れると、進むべき方向へと力強く道を示してくれるでしょう。神聖な場所にある方位石=古殿地八角の石柱には方角(干支)が刻まれている入り口の大鳥居から本殿までの間に存在するのが、昔の神殿跡を印し、十干十二支の方角(干支)を刻んだ八角の石柱・方位石です。昭和11年の御造営まで御神座のあった、神聖な場所。自分の干支やある特定の干支を順番にさわって、願いを込めるとかなうともいわれています。“みちびきの舞”が願いを良い方向へ運ぶ写真左:“みちびきの舞”が描かれた絵馬、右:挙式でも奏楽(みちびきの舞)明治天皇の皇女・北白川房子さまが御参拝された際に詠まれた歌に、作曲と振り付けをした猿田彦神社独自の“みちびきの舞”。この舞は絵馬にも描かれていて、物事を良い方向へ導いてくれます。金運が上がるといわれている“たから石”まるでしろへびをのせているような“たから石”境内には不思議な石がふたつあって、日本の国歌「君が代」の歌詞に出てくる“さざれ石”と、上の写真でご紹介している“たから石”です。たから石は、しろへびをのせた宝船に見えることから、金運が上がる石ともいわれている縁起のいい石。また、境内社の佐瑠女(さるめ)神社は、天宇受売命(あめのうずめのみこと)を祀っているので、縁結びや芸事の上達などを願うなら、こちらも忘れずに参拝したいですね。2. “約束を違えない”霊験あらたかな嵐山の神様車折神社外観。春は桜、秋は紅葉のスポットでもある平安時代後期の儒学者・清原頼業(よりなり)公を祀る車折(くるまざき)神社。社名は、後嵯峨天皇が嵐山に訪れ、社前で牛車の轅(ながえ)が折れたことから、ご神威をおそれて門前右側の石を「車折石」と呼んで「正一位車折大明神」の神号を贈られたことに由来します。境内には頼業公と同族の才女・清少納言を祀る清少納言社、弁天さま(市杵島姫命)を祀る弁天神社(滄海神社)、あらゆる神々を祀る八百万神社などさまざまな境内社もあります。強力な浄化パワーをもつ清めの社石をモチーフにした円錐形の立砂が特徴車折神社では、最初に本殿を参拝するのではなく、こちらの「清めの社」を参拝し、まずは悪運や因縁を浄化することをおすすめしています。「清めの社」を携帯の待ち受け画面にすると、運気がアップするともいわれているそう。パワーストーンに“良縁”を祈願「祈念神石」おまもり型。恋愛成就を願いましょう「清めの社」で浄化後、パワーストーンといわれる「祈念神石」(おまもり型700円・おふだ型500円)を社務所で授かり、本殿参拝をしましょう。「祈念神石」を両手ではさみ、願い事を強く念じます。願いは3つまでOK! 神様がいちばん大切だと判断した願いごとから順にかないます。肝心なのは、ひとつでも願いがかなったら、必ず「祈念神石」と自分で拾った石にお礼の言葉を印した「お礼の石」を返納すること。わたしもひとつ願いがかなって返納しました。本殿の前には、「お礼の石」が山のように積まれています。朱色の玉垣には有名人の名前がズラリ写真左:芸能神社の外観。右:知っている名前を探す人も続出天宇受売命を祀る境内社の芸能神社をはじめ、境内には芸能・芸術の分野で活躍する人たちの名前を記した2000枚以上におよぶ朱塗りの玉垣が並んでいます。わたしが参拝したときも、この玉垣に名前のある有名人のファンの方が記念撮影をしていて、ほのぼのとしました。3. 神前結婚式創始の神社で良縁祈願東京で縁結びの神社といえば東京大神宮伊勢神宮の遥拝殿として、明治13年に創建された東京大神宮。天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)と豊受大神(とようけのおおかみ)を祀り、“東京のお伊勢さま”として親しまれています。ほかに、結びのはたらきを司る神様をあわせ祀ることから、縁結びの神社として有名。わたしも独身時代から機会があると参拝していますが、いつも女性がたくさんいてにぎやか。都会にある神社ですが、凛とした空気にふれることができます。縁結びや恋愛成就のお守りが豊富お神札やお守りなどは約50種類以上伊勢神宮で奉製されるお神札(ふだ)の「神宮大麻(じんぐうたいま)」(800円)や人気の高い「縁結び鈴蘭守」(700円)、結びの力が秘められた「心結び 美鈴守」(800円)など、お神札やお守りはあわせて約50種類以上と豊富にそろっています。結婚式を目にすると心が豊かになる伝統の婚儀では祝いの舞が奉納される神前結婚式創始の神社でもあり、参拝の際に、結婚式中の新郎新婦の姿を見かけることも。そんな人生の晴れの日ともいえる結婚式を目にすると、こちらも幸福な気持ちになります。恋についての助言がもらえるおみくじ的中率が高いと評判の「恋みくじ」チャーミングな和紙の人形が付いた「恋みくじ(恋人形付き)」(200円)は、とくに恋愛においての助言が記され、その内容にドキッとしてしまうほど。相性の良い相手の星座や血液型、年齢差などが詳しく書かれているので読むだけでも楽しいうえ、的中率も高いといわれています。今回「縁結び神社3選」その1をお届けしました。神社仏閣には、普段の生活で味わえない清々しい空気と、心を整えることができるあたたかいパワーがいっぱい。気になる場所があったら、ぜひ参拝してみてくださいね。また折を見て縁結び神社をご紹介したいと思います。みなさんに、すてきなご縁が結ばれますようにInformation猿田彦神社三重県伊勢市宇治浦田2-1-10車折神社京都府京都市右京区嵯峨朝日町23番地東京大神宮東京都千代田区富士見2-4-1
2019年05月04日結婚には夫婦独自のスタイルがあってもいい。そんな結婚観を貫いてきた夫婦の代表といえば、樹木希林さんと内田裕也さんではないでしょうか。ふたりは結婚後40年以上にわたり別居していましたが、つい先日、先に亡くなった樹木さんを追うように、夫の内田さんも旅立ちました。■ちょっと変わったカップルに注目周囲の人から見て「それでいいの?」と思えるような結婚スタイルでも、夫婦が納得していれば問題ないのでしょう。今回は、ちょっと変わった結婚生活を送りながら、円満な関係を築いている夫婦に注目してみます。働き方や暮らし方は人それぞれ。ふたりが納得できる結婚スタイルを探したいものですね。■妻の実家に同居!マスオさん婚言わずと知れた『サザエさん』のマスオさんは、妻のサザエさんの実家である磯野家に同居しています。そのため、夫が妻の実家に同居をしているケースをマスオさん婚と呼ぶこともありますね。義両親と同居している妻の苦労話は筆者の周りでも度々話題に上がりますが、マスオさん婚夫婦の場合、どのような生活をしているのでしょう。その生活を始めて5年目の熟年夫婦にお話を聞いてみました。夫のYさんは会社員、妻のRさんはパート勤めをしていて、共に50代です。◎同居のメリットは?Yさん「定年まで10年を切ったところで、災害で家をダメにしてね。そこから家を建てるのも賃貸住まいをするのも金銭的に不安があった。でも、今回は住む人みんなで費用を出して家を建てたから、それぞれの負担が少なく済んだところがメリットかな」Rさん「同居で得たのは安心ですね。家がなくなったし、親や高齢の祖父母のことが心配だったから、介護も視野に入れて同居することにしました。両親たちを看取ったあとは夫婦の家として暮らす予定です」◎同居のデメリットは?Yさん「年を取ってからだから、妻の親族ともそれなりに馴染んではいたけど、24時間一緒っていうのは少し気を遣うね。だから自分の時間を作りに外に行くことはあるかな」Rさん「同居するにあたって多少、介護や大人数の食事、洗濯などの家事が増えたこと。主人もちょっと気を遣ってるみたい」マスオさん婚も、妻が夫の実家で同居する場合も、それぞれ気を遣うシーンはあるようです。一方で、家賃や建築費用の負担が、多少楽になるというメリットもあるとのこと。円満に同居するためには、世帯ごとにルールを決めておくといいそうですよ。■夫は主夫!子育ても担当結婚後は妻がバリバリ働き、夫は主夫になって家事と子育てを担当する。そんな結婚スタイルだって、ふたりが納得していたらありなんです!妻のOさんは30代の医療研究員。夫のKさんは元販売員で、現在2歳の息子さんと家で過ごしています。Oさんは産休明けすぐに復帰。保育園の入園は地域柄、激戦を極めていたため、出産を機に夫のKさんが退職して、育児を担当することになりました。◎夫が主夫になることのメリットは?Oさん「まず仕事の継続ができたこと。わたしの仕事は長期的な研究データが必要な研究職なので、なるべくキャリアに穴を空けたくなかったんです。幸い、専門職ということでわたしの収入で家計を賄えるため、話し合いの結果、継続することができました。夫に仕事のやりがいや今までの勉学の経緯を尊重してもらえているからありがたいです。子育ても、とても頼もしいし」Kさん「もともときれい好きで、家事も得意だったから、主夫になることに抵抗はありませんでした。子育ては大変だけど、周りのお父さんよりも息子と一緒にいられる時間が多いのが自慢です」◎夫が主夫であることのデメリットは?Oさん「帰宅したとき、夫が疲れていたり、息子が寝てしまっていたりすると、寂しいなとか、負担になってないかなって思います」Kさん「児童館とかに行くと圧倒的にママさんが多いから、ちょっと浮いてるなってくらい」夫婦のどちらが家計を支えるかは、ふたりがしっかりと納得すれば、こだわることではないのではと話していました。まだまだこういった夫婦の形は少数派かもしれませんが、男女の括りなく育児や仕事、社会活動の幅が広がるといいですね。■結婚までの間に恋愛感情はなし結婚=恋愛とは限らない。そんな結婚スタイルもあるようです。協同経営者として一緒に仕事をしているT夫妻は、もともと同じデザイン会社で働いていました。共に独立傾向が強く、起業を目指している者同士、仲良くなったそうです。そのため、社会的な利害関係の一致がパートナーとして歩むきっかけになったとか。妻のAさんは30代。現在の結婚スタイルについてこう話します。「メリットは協同経営者として10年、20年後の未来を考えて仕事ができる。そして仕事を中心にした生活スタイルをふたりで維持できるところです。デメリットは家庭と仕事の線引きがないことかな」まるで“相棒”のような夫婦生活ですが、ふたりは円満に暮らしています。■意思を尊重し合うことが大事ほかにも、著名人の中にはあえて事実婚を選択する夫婦も増えていますよね。最近では有名ブロガーのはあちゅうさんも事実婚を選択しています。はあちゅうさん夫妻の結婚生活の様子は、Instagramなどで知ることができますよ。さまざまな生き方を選べる時代。結婚スタイルも「こうでなくては」という定型に当てはめず、それぞれの意思を尊重し合えるといいですね。
2019年04月15日結婚したい。婚活しなくちゃ!という人が、興味を持つ出会いの場の一つが「婚活パーティ」。女性はお手頃価格で参加できることも多いため「とりあえず行ってみようかな?」と思う人も多いのでは?ただ、婚活パーティって明暗が分かれやすいから、うまくいかないと、婚活自体が嫌になる女性もいるみたいです。パーティでモテる人の特徴って何?ということで、「婚活パーティで勝てる女度テスト」を作ってみました。■婚活パーティで勝てる女度テスト以下の中でご自身に当てはまるものにチェック!その数を合計し、該当部分の解説を読みましょう。□ 結婚を焦らない□ 婚活パーティに参加している他の女性と自分を比べない□ 結婚に恋愛を持ち込まない□ 私なんか…と思わない□ 男性の言葉ではなく、行動をチェックする□ 自分の年齢を気にしすぎない□ とりあえず、男性の話をしっかり聞く□ 直感ではなく、肩書、条件などのデータを分析する□ 一目惚れしない□ 疲れてきたら、婚活パーティを休む□ 自分の第一印象をよくする努力をしている□ 友達に相談しない□ ロマンチックな願望&白馬の王子様願望を封印する□ 服装やメイクで自分の個性を出そうとしない数えましたか?それでは下に進んでください。■3個以下:勝率0~20%婚活パーティで勝利する確率はかなり低いです。原因は、結婚したいのか恋愛したいのか、どうしたいのかわからないまま参加しているから。目的が定まっていません。だからどんな男性にアプロ―チすればいいかも曖昧……。まずは自分がどうしたいのか、をハッキリさせてから出直しましょう。■4~6個: 20~50%まだまだ自分のビジョンがハッキリしていないタイプ。そして「結婚相手を探しているんだ!」という自覚がちょっと薄いかも。恋愛相手と結婚相手をごっちゃにしたままだと、なかなか男性を決めきれません。恋愛相手を探すなら、合コンのほうがまだ成果を上げられそうです。■7~9個: 50~70%結構いい線をキープしている、という感じでしょうか?意外にモテるかもしれません。でも「もっといい人が出てくるかも?」という幻想があり、決めきれていない可能性が。「私は何が何でも結婚します!」「1年以内に結婚!」という強い意志を持たないとダメですよ。■11個以上:70%~婚活パーティの勝者ですね。ただ、婚活パーティ荒しのようになっていないかが心配。相手探しよりも、むしろ婚活パーティで自分のすごさを見せつける女同士の勝負!みたいになっていないか、我が身を振り返ってくださいね。■ほどほどに頑張るのがおすすめご自身の「婚活パーティで勝てる女度」は何%でしたか?勝率の低い人は、自分磨きやロールプレイングを頑張るのもいいけれど、つらくなりそうだったら、他の婚活方法に目を向けるのもありかもしれません。婚活パーティには向き不向きもあるし、タイミングも重要です。あまりのめり込みすぎないよう、ほどほどのところで少しお休みするのも大切ですよ。
2019年04月14日【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情349】「婚活を始めて3年経つけど、未だに結婚できない……」など婚活に難航し、疲れ気味の女性もいるのでは?サクッと結婚できる人もいるのに、何年経っても結婚できないのは何が問題なのかでしょう。今回は、婚活でつまずきがちな女性の特徴と改善策についてお話ししたいと思います。■出会いがありすぎて一人に絞れない婚活をしたことがある女性ならわかると思いますが、婚活って本気で頑張ると、意外と出会いはたくさんあります。ただ、出会いが多すぎて一人に絞れずにいると、いつまで経っても結婚にはたどり着きません。「この人でいいのかな?」「もっといい人がいるかも」「先週会った人のほうが良かったかしら」と迷っているうちに、目ぼしい男子はさっさと他の女性と交際し、結婚……。ある程度のところで交際に踏み切らないと、いつまでも交際手前の出会いしかないでしょう。筆者も以前、わりと真面目に婚活してたのですが、優柔不断な性格のせいでなかなか一人に絞れず、気づいたら婚活疲れを起こしちゃいまして……。今は「出会いは欲しいけれど婚活はちょっとお休みでいいかな」状態です。本気で結婚を考えているのなら、ある程度(3~4人)まで絞って疲れない程度に並行してデートしたほうがいいかと。■ヤリモク男子を見抜けない婚活の方法も多種多様ですよね。真剣度高めの結婚相談所もあれば、相席居酒屋(orバー)、婚活系のマッチングアプリ、独身者だけを集めたパーティーなどなど。すぐにでも結婚したいと思っているのなら、多少値は張るかもしれませんが、結婚相談所に登録して、条件や相性の良さそうな人を紹介してもらったほうが早いと思います。筆者の知人もマッチングアプリをやめて結婚相談所に登録したら、そこそこお金はかかったものの、目標の“40歳までに結婚”をしっかり達成していました。逆に、マッチングアプリや恋活パーティーなど、遊び目的の男子も簡単に入ってこれそうな場所で婚活をする場合、相手がちゃんとした人かを自力で見抜かなければなりません。間違ってヤリモク男子を引き当てたら時間のロス。まぁ、出会って早々エッチな雰囲気に持って行く男子なら、遊び目的と思ってさっさと切ったほうがいいでしょう。女性の中には「エッチすれば付き合えるかも!?」と期待して寝る子もいますが、それは、遊び目的の男からしたらヒャッホーですよ。真剣に婚活している男性は簡単にエッチに誘ったりしないので。■受け身すぎて自己アピールできないいい出会いがあって連絡先も交換できたのに、自分からは連絡せず、相手から連絡が来るのを待っていては、恋は進みません……。「私に興味があれば、きっと連絡してくるはず」と思っているかもしれませんが、相手もその考えだったら……連絡を一切取り合わず終わりますよ?連絡のきっかけって確かに難しいです。何て書いて送ればいいのか悩みますよね。けど、重くない内容なら何でもいいんです!向こうも興味があったら既読スルーせずに返信してきますから。そこから徐々に会話を広げていけば、気軽にLINEできるようになりますよ。腐れ縁の元カレやセフレがいる婚活をしつつ、未だに腐れ縁の男性(例えば、元カレとかセフレ的な中途半端な相手とか)とデートしている子もいるかもしれませんね。その相手とは、結婚の可能性がないなら、すぐに離れることをおすすめします。好きな気持ちが残っている相手がいると、どうしても新しい出会いがあっても、腐れ縁の彼と比べてしまったりして、なかなか恋愛が始まらなかったりするので。婚活する上で腐れ縁の相手はネックになります。一旦、不毛な関係は清算しましょう。■結婚を妨げるポイントを改善して婚活すれば必ず結婚できるか、と言われたら、そうでもないんですよね。モチベーションもそうだし、自分の審美眼や環境も関わってきます。ただ、悪い点(結婚を妨げるポイント)を一つずつ改善していけば、きっと結婚は近づきますよ!
2019年04月08日Nさん(30代・女性)は、夫に激怒し離婚を検討しています。その理由は、既婚者にもかかわらず婚活パーティや相席居酒屋などに頻繁に出かけ、独身女性とやり取りしていたこと。独身のふりをしていたことにNさんは激怒。そのことを問い詰めると、「あくまでも参加していただけ」「メッセージのやりとりだけで不貞はしていない」と話しているそう。実際に「交際している」「不貞があった」という証拠はないのですが、そんなことは信じられないNさんは、離婚したいと考えています。このような場合、離婚は認められるのでしょうか?銀座ウィザード法律事務所の小野智彦弁護士にお聞きしました! Q.夫が独身のふりをして婚活パーティや相席居酒屋に頻繁に出入り!離婚は認められる? A.基本的には難しい小野弁護士:「基本的に離婚事由にはならないものと考えます。まず、相席屋や婚活パーティーに参加しているだけでは、「不貞行為」には当たりません。成功事例もないということなので、尚更です。離婚事由としては、「その他婚姻関係を継続し難い重大な事由」があるでしょうか。ここでのポイントは、これが原因で夫婦関係が破綻したと言えるかどうかです。相席屋や婚活パーティーは、いわゆる冷やかしで参加する女性もたくさんおり、旦那さんとしても、キャバクラ感覚で参加しているのでしょう。その後連れ出して、デートでもできればラッキーくらいの感覚かもしれません。もちろん、カップリングして、真剣にその方との結婚を考えるというのであれば、不倫関係にも発展し得ますので、その段階で破綻ということになるでしょうが、歯止めがかかっている限り、今の段階で破綻ということにはなりにくいものと思います。奥様が、旦那さんに対して、何度も「行かないでほしい。」「今度行ったのが見つかったら離婚よ。」などと警告し、しかしながら、警告を聞かないで参加を続け、そのことが原因で夫婦関係が険悪な関係になり、その結果、破綻をするというような状況があれば、破綻を検討することも可能と考えますが、そうでない限り難しいのではないかと思います」 少々世知辛いような気もしますが、Nさんのケースでは離婚事由として認められない可能性が高いようです。それでも「離婚したい」と思う場合は、離婚に詳しい弁護士に相談してみるのもいいかもしれません。 *取材協力弁護士:弁護士 小野智彦(銀座ウィザード法律事務所。浜松市出身。エンターテイメント法、離婚、相続、交通事故、少年事件を得意とする。)*取材・文:櫻井哲夫(本サイトでは弁護士様の回答をわかりやすく伝えるために日々奮闘し、丁寧な記事執筆を心がけております。仕事依頼も随時受け付けています)既婚の身で婚活パーティーに参加する最低の旦那!離婚は認められる?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。既婚の身で婚活パーティーに参加する最低の旦那!離婚は認められる?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。
2019年03月26日婚活していても、なかなかいい人と知り会えなかったり、合わない相手とマッチングされて嫌な思いをしたり…。そんな経験をしながらも、がんばっている女性は多いようです。これからご紹介するのは、婚活につまずいた3人のエピソード。彼女たちの体験をもとに、失敗を活かして新しい出会いにつなげる方法を探っていきましょう。■男性を2人連続でお断りしたら…まずは、Aさん(専業主婦・30代)の苦い経験から。◎理想と違う人ばかり…同年代の友人が次々と結婚し、焦ったAさん。知人から2人の男性を紹介されたのですが…。「1人目は日程やお店選びを私に丸投げ。2人目はかなり小柄な方でした。リードしてくれるタイプや背の高い男性が理想だったので、お断りしました」◎衝撃の事実が判明数日後Aさんは、2人が自分より先に断りの連絡をしていた事実を知らされます。「ショックでしたね…。でも、私に好みのタイプがいるように、当然ですが、彼らにも理想の女性像があることに気づいたんです」それからは第一印象だけで判断せず、相手の話をよく聞くように心がけたそう。「目の前の相手とじっくり向き合えるようになりました。今の主人も、最初は口下手でしたよ」自分の理想にこだわりすぎると、ささいな点が気になって全否定してしまいがち。最初から相手にすべてを求めないことが大切なんですね。■幸せな婚約が…いきなり急展開!次はBさん(未婚女性・20代)に訪れた悲劇です。◎これは運命の出会い!?マッチングアプリで出会った男性とデートで意気投合し、数ヶ月後にはプロポーズされて婚約したのだとか。「今思えば、展開が早すぎましたね。やたら結婚を急ぐ彼をもっと疑うべきでした」◎そんなの聞いてない…!男性の実家を訪ねたBさんは、やさしそうな両親と対面。「すごく大きな家で、家柄も良さそう!と、すっかり安心してました。『それで、いつからここに住むの?』ってお義母さまに聞かれるまでは」Bさんは、初めて彼の実家が二世帯住宅であることを知り、頭が真っ白に。彼を問い詰めると「最初から同居するつもりで、去年新築した」と白状したそうです。結局、悩んだ末に婚約は破談になりました。人や世代、時には地域によって、結婚に求められるものは大きく異なります。将来を考えている相手とは、家や仕事、お金など、聞きにくい内容ほど早めに話し合っておきましょう。同居や介護の話題は特にモメやすいので要注意!■婚活で燃え尽きて…最後は、婚活三昧だったCさん(既婚女性・30代)のケースをご紹介します。◎パーティー通いをやめたワケCさんは出会いのチャンスを広げるため、休日になると婚活パーティーをハシゴしていました。しかし次第に、嫌な思いをする機会が増えていったそう。「いきなり3サイズを聞く、ホテルに誘ってくるなんて人もザラで…。やんわりお断りしたら逆ギレされたこともあります」◎自分の気持ちに向き合ったら…ほとほと嫌になったCさんは、いったん婚活を休み、趣味の山歩きを再開。「雄大な山並みを見ていると、結婚なんてどうでもよくなっちゃって。ですがその後、今の主人と山小屋で知り合いました」世の中には交流の場がたくさんあり、集う人もさまざま。うまくいかない時は、思い切って場所を変えてみませんか?結局、自分が楽しいと感じられるところが一番!あなたに合う婚活の場がきっとあるはずですよ。■自分なりの「出会い方」を見つけようがんばったらうまくいくとは限らないのが、婚活の難しいところ。ですが、失敗から学んで次につなげることはできるはず。必要以上に落ち込まず、前向きに進んでいきたいですね。
2019年03月01日友人主催の飲み会や食事会で出会いがあった、という話ってよく聞きますよね。先日、結婚を発表した篠田麻里子さんも、長年通っている整体師さんの提案で食事会をしたことからご主人と巡り合ったとか。そんなふうに理想のパートナーと出会えるって素敵!今回は、交際や結婚につながりやすい食事会について調査しました。ぜひ参考にしてくださいね。■お店選びで明暗が分かれるどんなレストランや居酒屋で開催した食事会だと、カップルが成立しやすいのでしょう?幹事の経験が豊富な男女にリサーチ。その結果は?◎駅から近いか「駅近の飲食店は成功率が高いですね!アクセスが悪いと、迷って時間に間に合わない…とか、途中で帰らなきゃって人が出てくるから、ちょっと盛り下がります」(27歳/男性/営業)まずは、行きやすい場所かどうか。迷って遅刻…なんてことにならないよう、お店へのアクセスは事前に調べておくとよさそうです。◎二次会はあるのか「一次会で終わりだと連絡先の交換もしづらいですね。できれば、あらかじめ二次会・三次会の店まで決まっていたほうがいいかと」(30歳/男性/メーカー勤務)いいな、と思う人がいたのにあまり話せなかった…という場合も、会場が変われば話せるかも。チャンスは多いほどいいもの。そのためにも、二次会を予定しているか幹事に確認しましょう。■メンバー及びセッティングは?会場と同じくらい大切なのが、メンバーのチョイスやセッティング。ここもしっかりとチェックしたいポイントです。◎幹事の男女が親密な関係「幹事が恋人同士や夫婦なら、お互いに情報交換して、さりげなくお似合いの人を隣にしたりするので、気になった人の連絡先を聞くのもスムーズ」(30歳/男性/公務員)世話役がいてくれたほうが話が早いってことですね。友人夫婦に開催してくれるよう、お願いしてみるのはいかが?◎友達同士の参加はNG「特に女性は、仲良しグループで出席しないことをオススメします。同じ相手を気にいったら後々、面倒なので」(26歳/男性/住宅メーカー勤務)さらにグループで参加した場合、ひとりが「帰る」と言うと、全員右にならえする恐れもあります。婚活目的なら、心細くても友達に「一緒に行こう」はナシで。◎年齢差はどれくらい?「プラマイ2歳くらいの年齢幅で集まるのがいいかな。それ以上離れると、みんなが年上の人に気を遣うはめに」(27歳/女性/会社受付)年が近いと学生時代のあるあるネタで盛り上がれたりもしますよね。意外と大切な項目なので、事前に主催者に参加者の年を確認するといいかも。◎結婚相談所の食事会もアリ「結婚相談所や社会人サークルの飲み会に行くのも手っ取り早いと思います。みんな目的が一緒だし、ひとり参加の人も多いから気軽に出席できますよ」(28歳/女性/会社員)なかなかそのような場を設けてくれる友人がいない…という人は、婚活パーティーよりも気軽な出会いの場に行ってみるのもいいでしょう。司会者がお膳立てしてくれるので気楽だった、という感想も聞かれました。■成功率をアップさせるには!しっかりお膳立てしてもらったら、最後までぬかりなく!「あの子、感じいいな」と思ってもらえる振る舞いをご紹介しましょう。◎まんべんなく話しかける「やっぱり、みんなと話せるコミュ力の高い子は人気ですね」(29歳/男性/公務員)一定の男性とだけトーク…なんて論外!当日は男性メンバー全員と会話するのを目標に。◎スマホは封印「ちらちらスマホを見てる子はイラッとする」(27歳/男性/営業)スマホは写真を撮るときと、連絡先を交換するとき以外、バッグから出さないのがベター!◎お礼は迅速に「楽しかったです、ありがとう、と参加者のグループLINEに即メッセージをくれた子は好印象だった」(30歳/男性/服飾関係)感謝の気持ちをすぐに伝えられる人は、男女問わず好かれるんですね。■チャンスはしっかりモノにしてヘタな鉄砲も数撃ちゃ当たる…とばかりに闇雲に飲み会や食事会に参加するのは時間とお金の無駄遣い。しっかりと吟味して「これは!」という集まりに出席しましょう。婚活に大切なのは効率です。そして当日はスマートな言動を心がけて。そうすれば、きっと恋のキューピッドがあなたに味方してくれますよ。
2019年02月28日リアル・モンスターワイフ、再び
シリーズ・モンスターワイフ
実録・ポジティブな離婚