住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代にはやった歌やドラマの話。各界で活躍する同世代の女性と一緒に、“あのころ”を振り返ってみましょうーー。「カラオケでは『夏の扉』(’81年)や『天使のウインク』(’85年)を振りつきで。当時、『ザ・ベストテン』(TBS系)では歌われなかった隠れた名曲『制服』(’82年)もよく歌います。シングル盤ではこの曲のA面が『赤いスイートピー』(’82年)で、もちろん大好きなんですけど、すごく難しい曲なので、カラオケでは歌わないんです」そう話すのは、『おかあさんといっしょ』(NHK)の17代目・うたのおねえさんで、’99年に『だんご3兄弟』が大ヒットした、歌手の茂森あゆみさん(49)。松田聖子の歌唱力、そして楽曲の難度の高さは、幼いころから音楽に触れてきたからこそ、より強く感じるという。「姉の影響で音楽幼稚園に通い、ピアノ教室にもおまけのように付いて行きました。練習好きではない私が、明るい気持ちでレッスンを終われるようにと、先生が最後に歌わせてくれて『あゆみちゃんは声がいい。歌うことに向いている』とおだててくれたんですよ」音楽の基礎教育を受け、姉が聴くイタリア歌曲をマネし、父にカタカナで書いてもらった外国語の歌詞を見て、ラテン音楽を歌った。「声楽家になる夢を抱いたのは、小5のとき、地元・熊本に来たレナータ・スコットというオペラ歌手のステージを見たことがきっかけでした」そんなころに出合ったのが、聖子の8枚目のシングル『赤いスイートピー』だったのだ。「出だしは低音で、そこからサビの高音まで、すごく幅広い音域をしっかり歌えることに驚かされました」初のバラード曲であることにも、茂森さんは注目している。「速いテンポの歌は勢いで歌うことができますが、ゆっくりした曲は1音1音をしっかり歌わないとボロが出ちゃう。しかもブレスも長い。あれだけ細い体で腹式の声が出ることは驚きです。ときおり差し込む“聖子節”みたいな魅力的な声の使い方もあり、ただ歌がうまいだけではない、断トツの歌唱力を、当時から感じていました」『瑠璃色の地球』(’86年)などにも魅了された中学時代を終えると、茂森さんは本格的に音楽と向き合うため、武蔵野音楽大学附属高、そして武蔵野音大声楽科へと進んだ。「『東京に進学だ!』と熊本を離れましたが、寮があったのは埼玉県入間市で、地元よりも田舎(笑)。クラシック漬けの日々で、唯一、音楽から離れられるのは、土、日に個人レッスンへ行くときの乗り換え駅だった池袋や渋谷を歩くとき。109の地下にあった『ソニープラザ(現PLAZA)』で、リップクリームを買うだけで大満足でした」後に首席で卒業する音大在学中に『おかあさんといっしょ』のうたのおねえさんに就任。『たんご3兄弟』で紅白歌合戦に出場したときは、憧れの松田聖子と同じ舞台に立つことができた。「現場には知り合いのNHKの裏方さんがたくさんいて、リハーサルのときにふらっと聖子さんに近づこうとする私をみて『あゆみ!そっちじゃないだろう』と止められたりしました(笑)」昨年、プロの歌手(人間)とAI(人工知能)が『赤いスイートピー』の歌唱勝負をするテレビ番組で審査員を務め、あらためて同曲の難しさ、そして歌うことの素晴らしさを感じたそう。「“人間代表”として歌った純烈さんも、やはり『この曲は難しい』と。サビのロングブレスできつくなるのですが、AIは難なく歌えてしまう。逆に言えば、きついと感じながら歌う声は、生身の人間でなければ出せない“歌の表情”となるのです」クラシック出身だから、楽譜を完璧に追うことを心がけるという茂森さん。「でも、歌の先生からは“クソ真面目に歌うだけでは誰も喜ばない。歌う本人が好きな曲で、気持ちがなければ伝わらない”とよく聞かされました。そうした“楽譜が見えない歌いっぷり”を、今も現役で続けている聖子さんには、尊敬の念しかありません!」「女性自身」2021年3月23日・30日合併号 掲載
2021年03月20日教育番組『おかあさんといっしょ』(NHK)で、『うたのおにいさん』を務めた今井ゆうぞうさんが、脳内出血で急逝した2020年12月21日。10代目の『うたのおにいさん』として多くの子供たちに歌や笑顔を届けてきた今井さんの突然の死に、多くの人から悲しみの声が寄せられました。あれから約1か月の時が経った2021年1月18日、『おかあさんといっしょ』で『ぼよよん行進曲』が流れたことで、改めてファンから追悼の声が上がっています。今井ゆうぞうさんと、はいだしょうこさんが歌う『ぼよよん行進曲』『ぼよよん行進曲』は、2005年から今井さんと、はいだしょうこさんが歌い、現在も高い人気を誇る1曲。今井さんの命日から約1か月が経ったタイミングで『ぼよよん行進曲』が流れたことに、元・うたのおにいさんである、横山だいすけさんは自身のブログで感慨深げに自身の心境をつづりました。ぼよよん行進曲は2011年の東日本大地震以来、特別な曲になりましたが、今日みて改めて意味を持った特別な曲になったんだ。と感じました。ゆうぞうお兄さん・しょうこお姉さんからおかあさんといっしょのバトンを引き継いで最初のコンサートで、ゆうぞうさんとしょうこさんがゲストで出演してくださり歌ってくれたぼよよん行進曲。今では後輩たちも歌い継いでくれて、沢山の親子のみなさんにとって特別な曲に。今日の放送を見た人はきっと思い出やいろんな感情で見たのかなぁと思いました。でもぼよよん行進曲の歌詞がきっとゆうぞうさんからのメッセージでもあるのかな、と僕には感じました。僕にとってもあなたにとっても大切な一曲。ゆうぞうさん、これからも大切に、大切に歌い継いでいきます。横山だいすけオフィシャルブログ ーより引用「大切に歌いつないでいく」という横山さんの言葉からは、今井さんとの絆、そして歌に対する強い思いを感じます。『おかあさんといっしょ』視聴者の反響も大きく、「泣いた」「本当に元気が出るいい歌ですよね」とさまざまなコメントが寄せられました。・ゆうぞうおにいさんが亡くなってから、もう1か月経つんですね…。まだどこかでさびしく感じてしまいます。・『ぼよよん行進曲』に、元気をもらいました。番組を見ていて涙があふれてしまいました。・ゆうぞうおにいさんの意思を継いで、これからも歌いつないでいってほしい!反響の大きさは、それほど今井さんが視聴者に愛されていたことの証明なのでしょう。きっと、今井さんも空の上から『ぼよよん行進曲』を歌ってくれているはずです。[文・構成/grape編集部]
2021年01月20日「ゆう兄、たくさんの笑顔と、想い出をありがとう。。。こんな私を、たくさんたくさん、支えてくれて、助けてくれて、本当にありがとう!!」昨年12月31日、Instagramにこうつづったのははいだしょうこ(41)だ。12月21日、脳内出血によって急死した今井ゆうぞうさん(享年43)と5年にわたり「おかあさんといっしょ」(NHK Eテレ)で「うたのおねえさんとおにいさん」を務めた彼女。冒頭の言葉は今井さんへの追悼コメントだった。さらにはいだはInstagramで、今井さんと過ごした日々を回想している。収録後、ともに練習し励まし合い、歌声を子供たちの心にどう届けるか苦悩したと明かし、「優しくしてもらった事、楽しかった想い出、一生忘れません。。。今は、とにかくゆっくり休んでね」とも記している。「はいださんは、今井さんと助け合ったからこそ『うたのおねえさん』を完走できたといいます。当初から子供に対する気持ちが似ていた2人。ずっと一緒にいたこともあり、兄弟のような関係だったそうです。番組の卒業後も、2人は連絡を取り合っていたと聞きます。2歳上のお兄さんのように慕っていた今井さんが突然亡くなり、その心痛は察するに余りあります」(スポーツ紙記者)実は今井さんも、そんなはいだのお陰で「うたのおにいさん」をやり遂げられたようだ。08年4月、今井さんは本誌に登場。そして「おかあさんといっしょ」オーディションに受かった直後、2人は渋谷のカフェで語り合ったという。本誌の取材に、こう明かしていた。「どういう風に番組を進めていきたいかを話し合いました。同じ歌を歌い、一緒にMCをやっていくなかで、やっぱり同じ方向を向きたかったんです。あと、お互いがどんな性格なのか、どういう生い立ちなのか、よく話しました」そのお陰で、「思い切りやれた」という。「どういう人間かわかっていれば、たとえ喧嘩しても、理解し合えるし、信頼関係がないとダメだと思ったんです。この5年間ぶつかることがほとんどなく、思い切りやれたのは幸せでした」信頼関係のもと、ともに支え合あってきた2人。これから今井さんは、天国ではいだの活躍を見守り続けるだろう。
2021年01月02日2020年12月28日に亡くなったことが報じられた、10代目の『歌のおにいさん』である今井ゆうぞうさん。今井さんは同月21日、43歳という若さで旅立ちました。死因は脳内出血だったといいます。教育番組『おかあさんといっしょ』(NHK)では2003~2008年の間司会を務め、『歌のおにいさん』として多くの子供に笑顔を届けていました。今井さんの優しい人柄が伝わる笑顔を見て、視聴者である子供や、その親は楽しい時間を過ごしたことでしょう。今井ゆうぞうさんの訃報を受け、はいだしょうこが追悼今井さんの相方である『歌のおねえさん』を担当していたのは、タレントのはいだしょうこさん。逝去が報じられた翌日にYouTubeチャンネルの一時休止を発表したはいださんは、同月30日にInstagramで心の内を明かしました。一緒に番組を作り上げた今井さんを『パートナーであり戦友』と称し、はいださんはこのようにコメントしています。オーディション会場で出会い、お互いに合格してから、5年間ずっと、ほとんど毎日一緒で、家族より長い時間をNHKで過ごしました。その時は、私達、歌のお兄さんと歌のお姉さんだけが、新しくなる時で、周りが出来上がっている環境の中、皆さんの足を引っ張らない様に、2人で収録が終わった後や、少しでも時間ができたら、空いてるリハーサル室を探しては、必死に練習し、励まし合い、2人の歌声を子供達の心にどう届けるか、悩み、考え、話し合い、日々、過ごしていた事が、昨日の事の様に思い出されます。お互いのいい所、悪い所も分かっている兄妹。たくさん笑い、真剣に話し、おふざけしたり、時には泣いたり、たまにケンカしたり。。。想い出がありすぎて、毎日、色々な場面がずっとずっと頭に浮かんできます。ゆうぞうお兄さん、しょうこお姉さんとして、全国の沢山の子供達、ご家庭に歌を届けられて聴いて頂けて、一緒の時間が過ごせた事、本当に幸せでした。私達の歌声が、皆様の心のどこかに少しでも残って頂けていたら、嬉しいです。ゆう兄、沢山の笑顔と、想い出をありがとう。。。こんな私を、たくさんたくさん、支えてくれて、助けてくれて、本当にありがとう!!優しくしてもらった事、楽しかった想い出、一生忘れません。。。今は、とにかくゆっくり休んでね。そして、ゆう兄の代表曲、「ぼよよん行進曲」を、お空でも子供達や、皆んなにうたってあげてね。。。こんなに早く、さようなら。を言わなければならない事。きつすぎるけど。。。また、必ず、必ず、会いましょう。。。今井ゆうぞうさんのご冥福を心よりお祈り致します。haida_shokoーより引用 この投稿をInstagramで見る はいだしょうこ(@haida_shoko)がシェアした投稿 はいださんはコメントとともに、『おかあさんといっしょ』の卒業後、2人でコンサートを行った際に撮影した写真を投稿。天国にいる今井さんを追悼し、同番組の視聴者や今井さんのファンに向けて「みな様もしんどい方もいらっしゃるのに、すみません。なんとか、前を向いて歩いていかなければと思っています」と言葉を送りました。はいださんの戸惑いや悲しみが伝わる、今井さんへのメッセージ。投稿には数多くのコメントや、励ましの『いいね』が寄せられています。・しょうこお姉さんのコメントを読んだら涙が止まらない。ゆっくり休んでね。・子育てが大変な時、2人の笑顔や歌声に励まされました。ゆうぞうお兄さんのこと、絶対に忘れません。・テレビで見てた自分もショックなので、しょうこお姉さんはもっとショックだと思う。元気出してくださいね。投稿の最後に「ゆう兄の笑顔、優しい歌声を、たくさんの方が想い出して下さいますように」と願いをつづった、はいださん。きっと、はいださんの祈りは多くの人に届き、今井さんの笑顔や歌声は多くの人の心の残り続けることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年12月31日1959年から放送され、幅広い世代の子供たちに笑顔を与えている教育番組『おかあさんといっしょ』(NHK)。司会を務める出演者は『歌のおにいさん』『歌のおねえさん』などと呼ばれ、視聴者である全国の子供やその親に親しまれています。2020年12月28日、10代目の『歌のおにいさん』を務めた今井ゆうぞうさんが亡くなっていたことが明らかになりました。報道によると、今井さんは同月21日に脳内出血で亡くなったとのこと。43歳という若さでの旅立ちに、ネットでは多くの人から「信じられない」「みんなの『ゆうぞうおにいさん』が…」と悲しむ声が上がっています。『元相方』今井ゆうぞうの訃報を受け、はいだしょうこが動画配信を休止2003~2008年の間、『歌のおにいさん』として同番組に出演していた今井さん。相方といえる『歌のおねえさん』は、はいだしょうこさんでした。はいださんの個性あふれる絵を見て、必死に笑いを堪える今井さんの微笑ましい姿はネットで拡散され、『スプーの絵描き歌』のワンシーンは視聴者以外からも話題に。およそ6年間『おかあさんといっしょ』の仕事をするにあたって、今井さんとはいださんには、数えきれないほどの思い出があることでしょう。今井さんの逝去が報じられた翌日、はいださんはTwitterを更新。動画の更新をしばらく休止することを告知しました。いつも動画をご覧いただいている視聴者の皆様へ大変急なご連絡となりますが、本日からしばらく動画の配信をお休みさせていただきます。配信再開する際には、改めて皆様にお知らせいたしますのでそれまでお待ちいただけますと幸いです。何卒よろしくお願いいたします。— はいだしょうこの歌とか、、、(公式) (@haida_utatoka) December 29, 2020 持ち前の歌唱力を活かし、『はいだしょうこの歌とか、、、』というYouTubeチャンネルに数多くの動画を投稿していた、はいださん。しかし、今井さんの訃報を受け、はいださんは動画の更新を休止することにしたようです。きっと、かつて相方だった今井さんの旅立ちにショックを受けているのでしょう。はいださんの告知に対し、多くの人から「しょうこおねえさん、元気を出してください」「ゆっくり休んでくださいね」「無理はしないでください」といった心配する声が寄せられました。大切な人の突然の死は、受け入れがたいもの。悲しみを乗り越え、再び前を向いて歩き出すには時間がかかります。はいださんがまた笑顔で、美しい歌声を聴かせてくれる日が来ることを祈るばかりです。[文・構成/grape編集部]
2020年12月30日2020年12月28日、教育番組『おかあさんといっしょ』(NHK)で『うたのお兄さん』を務めた今井ゆうぞうさんが、同月21日に脳内出血で逝去していたことが明らかになりました。元『うたのおにいさん』・今井ゆうぞうさんが脳内出血で逝去数日前にはブログで不調も同月15日に自身のブログで、目が真っ赤に腫れた写真を公開し、体調不良を訴えていた今井さん。あまりにも突然すぎる旅立ちに、ネットでは悲しみの声が広がっています。佐藤弘道「かわいい弟の1人」同月29日、体操インストラクターでタレントの佐藤弘道さんがブログを更新。佐藤さんといえば、『おかあさんといっしょ』で10代目の『体操のお兄さん』を務め、今井さんと共演していました。「年末に悲しいニュースがありました」と、佐藤さんは今の心境を次のようにつづっています。年末に悲しいニュースが届きました。NHK「おかあさんといっしょ」第10代歌のお兄さん「今井ゆうぞう」君が亡くなりました。共演中は皆さんもご存知のように、あの屈託の無い笑顔で周りを明るくしてくれました。器用そうに見えるけど、ちょっと不器用なところもあって、僕にとってはカワイイ弟の一人でもありました。佐藤弘道公式ブログーより引用「器用そうに見えて不器用なところもあった」と、今井さんのことを弟のように想っていたという、佐藤さん。同番組を卒業後、仕事現場で再会した時の様子をこう明かしました。番組を卒業後、数年前に同じ現場で仕事があった時に、彼の体調の悪さは感じてました。今は、あの時にもっと厳しく体調管理について注意しておけばよかったなぁ〜と後悔してます。皆さんも身体だけは十分に気を付けてくださいね!彼がまっすぐに天国に行けるように、皆様もそっと手を合わせて頂けたら幸いです。ゆうぞう君、今までありがとう!心よりご冥福をお祈り申し上げます。佐藤弘道公式ブログーより引用数年前に再会した際、佐藤さんは今井さんの体調の悪さを感じていたのだそう。「あの時にもっと厳しく体調管理について注意しておけば…」と、後悔の念に駆られたといいます。「彼がまっすぐ天国に行けるよう、そっと手を合わせていただけたら幸いです」と、ブログを見た人々に呼びかけました。佐藤さんのブログには、さまざまなコメントが寄せられています。・本当に悲しい…。あの笑顔と歌声が大好きでした。・ひろみちお兄さんとともに、ゆうぞうお兄さん、しょうこお姉さんを息子と一緒に見ていました。本当に残念で、言葉になりません。・娘たちとテレビで拝見していました。ゆうぞうお兄さんの優しい歌声や暖かい眼差しが印象的で、私の記憶にしっかりと刻まれています。自分が大切に想っていた存在が突然この世を去る悲しみは、計り知れません。今井さんの笑顔と歌声は、多くの人々の心に残り続けることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年12月30日教育番組『おかあさんといっしょ』(NHK)で、『うたのお兄さん』を務めた今井ゆうぞうさんが、2020年12月21日に脳内出血で急死したことが明らかになりました。今井さんは、2003年から5年間、『うたのおねえさん』の、はいだしょうこさんとペアを組んで10代目の『うたのお兄さん』として多くの子供たちに歌や笑顔を届けてきました。同月28日に今井さんと同郷で、過去に共演をしていたシンガーソングライターのKEiさんがTwitterで公表。遺族の代わりに報告をしたといいます。「ミライCool!!」でご一緒していただいた、10代目うたのおにいさん『今井ゆうぞうさん』が、2020年12月21日、脳内出血のためお亡くなりになりました。ご遺族に代わりまして、僕からご報告させていただく事をお許し下さい。 pic.twitter.com/dFHiGeOpRj — KEi (@KEi_Geranium) December 28, 2020 今井さんは同月15日に自身のブログを更新しており、目が真っ赤に腫れている写真を公開して「免疫力が落ちているのが自分でも分かる」と、早めに病院にかかることを宣言していました。今井さんの訃報には、多くの人がショックを受けました。・え、信じられない…。言葉にならないです。・子供がとてもお世話になった時代のお兄さん。絶句した。・ウソでしょ…。ちょっと唐突すぎて…。お兄さんの笑顔が好きだった。また、はいださんを心配する声もたくさん上がっていました。突然の訃報に、多くの人が気持ちの整理ができていないことでしょう。今井さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2020年12月28日『映画 おかあさんといっしょヘンテコ世界からの脱出!』が、2021年9月10日(金)より全国公開される。人気キッズ番組「おかあさんといっしょ」が、再びスクリーンに!1959年に放送開始以来、何世代にも渡って愛されてきた国民的人気こども番組「おかあさんといっしょ」。2018年に初の映画化を実現した際には、子供たちが映画館デビューを果たす“ファーストムービー”として、一部の劇場では“ベビーカー率歴代1位”を記録するほど話題に。続く2019年に公開された『映画 おかあさんといっしょすりかえかめんをつかまえろ!』は、親子で楽しめる体験型・参加型ファミリー映画として好評を博した。お兄さんやお姉さんが、ヘンテコ世界で大ピンチ?!そんな「おかあさんといっしょ」劇場版シリーズ待望の新作が、2021年に公開へ。本作では、いつも仲良しなお兄さんお姉さんたちがケンカをしてバラバラになり、いろいろなヘンテコ世界に飛ばされて大ピンチに、、、?!お兄さんお姉さん、ガラピコぷ~のみんなが繰り広げる笑顔と涙の大冒険を描く。小池徹平がゲスト出演!またこれまでも満島真之介、賀来賢人といった豪華ゲストで話題を集めてきた劇場版だが、『映画 おかあさんといっしょヘンテコ世界からの脱出!』では<小池徹平>が新たなゲストに決定。<ヘンテコ世界の審査官>役として、映画をより一層盛り上げてくれる。なおプライベートでも2児の父をつとめる小池は、「家族で見せてもらってる『おかあさんといっしょ』に出演出来て、とても嬉しかったです。しかも劇場で楽しめるなんてワクワクします。」と、出演に関して喜びの声を寄せている。参加・体験型エンターテイメントもちろん映画の中には、作品お馴染みの歌や体操、クイズなど親子で遊べる要素も盛り沢山。子供が座ったまま体操したり、拍手でクイズに参加できるほか、上映中にスクリーンのお兄さんやお姉さんと思い出を残せる人気企画<記念写真撮影タイム>も実施される。公開された本編映像の中には、人気童謡「アイアイ」を笑顔いっぱいに歌うお兄さん&お姉さんの姿が。両手を使っておさるさんの真似をしたり、手拍子をしたりと、子どもたちが座ったまま一緒に参加できる振り付けを披露している。ハッピーなムードに包まれる映像だが、本作の物語が動き出すのも実はここから。いつも仲良しな4人がけんかして、「おかさあんといっしょ」始まって以来の第ピンチに…?!お兄さんお姉さんからのメッセージ映画公開を記念して、お兄さん&お姉さんからメッセージも到着。【第12代 歌のお兄さん 花田ゆういちろう】今回の映画はお兄さんとお姉さんがバラバラになって、ヘンテコな世界に迷いこんじゃうんですが、それぞれみんながいろいろな経験 を し 、 そのあとには ますます仲良く な るという作品になっています。みんなもお友達や、家族をより大切に思えるようになると思いますので、ぜひ劇場で楽しんでください。【第21代歌のお姉さん 小野あつこ】いつも応援してくださっている皆さん、本当にありがとうございます。今回はみんなが初めてケンカをしてバラバラになってしまい、それぞれ1人ぼっちになってしまいます。離れ離れになってやっと仲間の大切さだったり、「おかあさんといっしょ」のあたたかい部分が感じられるのですが 、 それが 観てくれ る 皆さん にも伝わるといいなぁと思います。どうぞ楽しんでください。【第12代 体操のお兄さん 福尾誠 】これまでの映画をご覧になって、本作 も楽しみに待って下さっている方、また今回映画館デビューする方もいらっしゃると思います。どんな方でも、いっしょに楽しめる映画になっていると思いますので、ぜひ宜しくお願いします 。【初代 体操のお姉さん 秋元杏月 】今作も、楽しい歌や体操など、本当にもりだくさんの映画になっているので、みんなも映画館で声は出せないかもしれ ませんが 、楽しく拍手で参加したり、 座っていっしょに体操してもらえたら嬉しいです。そして、豪華なゲストの皆さんも出演されるので、ぜひ楽しみにしていてください 。詳細『映画 おかあさんといっしょヘンテコ世界からの脱出!』公開時期:2021年9月10日(金)シネ・リーブル池袋、全国のイオンシネマほかロードショ出演:花田ゆういちろう、小野あつこ、福尾 誠、秋元杏月、横山だいすけ、小林よしひさ、小池徹平、チョロミー、ムームー、ガラピコ、スキッパー 他配給:日活/ライブ・ビューイング・ジャパン
2020年12月20日Instagramで大人気のニシカタさん(Instagram@c_nishikata)の育児エピソードをお届けします。 今回は、1万人以上がいいねした、Eテレあるあるのお話です。 これは、えみりんだけでなく私にも当てはまります……!月中あたりで「あー、そういえばこの曲毎日流れてるな〜。これが今月の曲なのね」と気づき、後半あたりで愛着がわき、月末あたりで完全にお気に入りになり、翌週からは流れないという……。過去の今月の歌が流れるとリアルタイムで流れてた時を思い出します。特に私が好きなのはこのあたりです↓「デビル・ビビる・ガンバる!」おかあさんといっしょを初めて見た月の「今月の歌」がこれだったので印象深い。濃いめのメイクした二人がかわいいっ……!あとゆういちろうお兄さんのダンスがね……愛らしいんだよ……。デビルっていうか子犬みたいで……。「ミライクルクル」まこと&あづきペアのデビュー月だったので、「まだちょっとテンションがぎこちなくて見てるこっちがドキドキするぜぇ……!」といらん心配をしながら見てた記憶。この頃は、まだ「からだダンダン」で「がおーっ!」とか言ってなかったよね、まことお兄さん……!「はらぺこカマキリ」中毒性のある音楽と切ない歌詞……。このカマキリ餓死するよね?と心配しながら見てました。今でもたまに流れると見入っちゃいます。えみりんはこの歌で、かまきりという単語を覚えたっぽいです。きりがないのでとりあえずこの3つで(笑)!リアルタイムでは見てなかったですが、「かたっぽちゃんとかたっぽちゃん」もかわいくって大好きです!ちょうどハマったころに終了しちゃうのは、「おかあさんといっしょ」世代のお子さんがいるママあるあるですよね……! ニシカタさんの最新マンガはInstagramやアメブロで更新中です。ぜひチェックしてみてくださいね。 この投稿をInstagramで見る ニシカタ(@c_nishikata)がシェアした投稿 - 2019年11月月15日午後3時54分PST著者:イラストレーター ニシカタ2018年1月、長女を出産。インスタで出産、産後、育児レポートマンガを更新し、人気に。ゲームと海外ドラマとデパ地下が好き。
2020年09月11日「医療従事者の方たちには、本当によくしていただきました。防護服をまといながらも危険をかえりみず、医師の先生、看護師さんたちが、いろいろと気にかけてくださいました。私たち夫婦が不安になっているときにも励ましてくださって……、感謝の言葉しかありません」そう語るのは、『おかあさんといっしょ』の8代目うたのおにいさんで歌手・声優の速水けんたろう(58)。4月8日に新型コロナウイルスの感染を公表し、1カ月近い入院生活をおくった彼が、闘病を振り返るとともに、現在の生活について語ってくれた。「発症したのは4月3日のことでした。全身の痛み、特に腰に強い痛みを感じて、熱を測ったら38度近く。4月7日にPCR検査で陽性反応が出てしまったのです」陽性反応にショックを受けた速水をさらに打ちのめしたのは、妻の感染も判明したことだった。「きっと僕が(ウイルスを)自宅に持ち帰ってしまったのだと思います。同居している妻と次男の家族3人が陽性という結果でした。僕より妻の症状が重かったのも申し訳なく思っています。僕が入院後に4~5日ほど発熱が続いたのに対して、妻は2週間ほど高熱が続き、ようやく平熱に下がったと思ったら、2~3日後に再び39度以上の高熱が3日間続きました。2人ともアビガンを投与してもらいましたが、効果が出るのにも差があったようです。同じ部屋に入院していたので病状も把握していましたが、僕もとにかく不安でした。妻は一時期、“死”も覚悟していたようです。『もしかしたらこのままダメかもしれない』と、口にしていて……。『絶対、大丈夫だよ』『先生を信じよう』と、励まし続けました」医師たちの尽力もあり、5月上旬には退院を果たすことができた速水夫妻。1カ月の外出自粛をへて、現在は軽い運動を始め、慎重に生活しているという。「自宅ですので激しい運動はできませんが、椅子に座って軽くストレッチをしたり、筋トレをしたりして体力の低下を防ぐことを心がけています」退院から12日後の5月16日に仕事復帰を果たした。ラジオ番組『羽多野渉と古賀葵 コエ×コエ』(TOKYO FM)に、自宅からリモート出演したのだ。「洗足学園音楽大学の声優アニメソングコースで音楽講師も務めていますので、先日はリモートで授業に参加しました。いまの目標はステージ復帰ですね。この数年は『おかあさんといっしょ』OB・OGによるファミリーコンサートに出演しています。夏にはコンサートも予定されているので、そのステージに立てればと考えています。ファンの皆さんにもご心配をおかけしましたので、早く元気になった姿をお見せしたいです」「女性自身」2020年6月23・30日号 掲載
2020年06月14日『映画 おかあさんといっしょ すりかえかめんをつかまえろ!』Blu-ray&DVDが6月17日(水)に発売される。この度、収録される特典映像のうち、スペシャルトークの一部が独占公開された。本作は、『おかあさんといっしょ』の映画最新作。すりかえかめんが、すりかえおじょうとともに大活躍。謎のキャラクター・いれかえマンまで登場し、大騒ぎが繰り広げられる。クイズや、「からだ☆ダンダン」「ブンバ・ボーン!」をはじめとするうた、手遊びでおなじみの「パンダうさぎコアラ」など、楽しく参加できる体験型ファミリームービーとなっている。出演者に、ゆういちろうお兄さん、あつこお姉さん、誠お兄さん、杏月お姉さんをはじめ、番組を卒業した小林よしひさ、上原りさ、横山だいすけ、スペシャルゲストとして賀来賢人が登場する。この度公開されたスペシャルトークは、小林、上原、横山、賀来のインタビュー映像の一部。一児の父であり、今回映画にゲスト出演した賀来が、番組『おかあさんといっしょ』の好きなコーナーのエピソードを披露し、映画に出演した喜びを語る場面を切り取っている。収録される特典映像では、それぞれの撮影中のエピソードや、実際に映画を見た感想など4人の和気あいあいとした掛け合いトークが楽しめる。『映画 おかあさんといっしょすりかえかめんをつかまえろ!』2020年6月17日ブルーレイ・DVD発売予定ブルーレイ:3,500円(本体)+税DVD:3,500円(本体)+税
2020年05月18日2020年4月29日、YouTubeに公開された1本の動画に、「豪華すぎる!」「懐かしくて、涙が出た」と絶賛の声が寄せられています。動画の内容は、教育番組『おかあさんといっしょ』(NHK)の歴代のお兄さん・お姉さんが集結し、『ぼよよん行進曲』を歌うというもの。それぞれ自宅で歌声を収録し1本の動画に編集した、奇跡の『ぼよよん行進曲』を早速お聴きください。今回のコラボレーションは、11代目・体操のお兄さんである小林よしひささんの呼びかけによるもの。コラボレーションに至った経緯や、動画に込めた思いを、小林さんは自身のブログでこのようにつづっています。『子供たち、お父さんお母さん、世の中の家族の皆さんに、元気と笑顔を届けたい!』『少しでもみんなが元気になれる事、出来る事はないかな?』と、この世の中になってしまってから、毎日毎日考えていました。そこで歴代お兄さんお姉さんの力をお借りして、みんなが元気になる動画を届けられたとしたら、笑顔になってもらえるかも?!と思って、まず、先輩のお兄さんお姉さん達に相談してみました。皆さん、私の思いつきにもかかわらず、そして、いろんな環境にいるのに、「いいねよしくん!もちろん、やろう!」と言ってくれました私が連絡先を知っていて声かけられる範囲の、先輩、同期、後輩、みんなが、「やりましょう!」と、集まってくれました。また今回いろんな環境で、参加が難しかったお兄さんお姉さんもいますが、気持ちはひとつ。みんな同じです。「みんなに少しでも笑顔になってもらいたい」「みんなの力になりたい」歴代お兄さんお姉さん、全員の願い。小林よしひさオフィシャルブログーより引用動画は公開直後から話題になり、その豪華な面々や参加したお兄さん・お姉さんの思いに対する感謝の声が続々と寄せられています。・豪華な『ぼよよん行進曲』!最高すぎます!・素晴らしすぎて泣ける!・子供の頃、とてもお世話になった曲。感動しました。ブログでは「このみんなの想いが一人ひとりに届きますように」ともつづっていた小林さん。歴代のお兄さん・お姉さんの思いは、多くの人にちゃんと届いているはずです。[文・構成/grape編集部]
2020年04月29日人気子ども番組『おかあさんといっしょ』(NHK Eテレ)の劇場版最新作『映画 おかあさんといっしょすりかえかめんをつかまえろ!』(1月24日公開)。同作のプロデューサーを務めたNHKエデュケーショナルこども幼児部統括部長・古屋光昭氏が、“第四の壁”と子どもを夢中にさせる“ある仕掛け”を明かした。「映画館でいっぱい遊ぼう!」というコンセプトのもと、親子で楽しめる体験型ムービーとして制作された本作は、「どうやって小さな子どもを映画に参加させ、親子で楽しい時間を過してもらうか」が重要な鍵となる。「大人は普通どのように映画を観ているかというと、ゆったりと席に座り、スクリーンの向こうに繰り広げられる物語や冒険を、『鑑賞』していることがほとんどだと思います。映画は、今ここで起こっている出来事ではなく、現実とは別ものとして受け止めており、舞台や映画と言った『フィクション』と、観客席すなわち『現実』との間には、概念上の見えない“第四の壁”がある、と言われています」ストーリーや世界観などで感情移入する大人に対して、子どもはフィクションと現実の境界線が曖昧で、ストーリーについていくことが難しい上に画面を見続ける集中力も十分に備わっていない。そんな子どもを引きつけるため、同作では「画面から直接視聴者に語りかける手法」を取り入れている。また、そのほかにも「具体的に参加できる要素」として、劇中には大人気の体操「からだ☆ダンダン」「ブンバ・ボーン!」、手遊びでおなじみの「パンダうさぎコアラ」「こぶたぬきつねこ」、そして「おまめ戦隊ビビンビ~ン」など、おなじみの人気曲が多数登場。すりかえかめんやお兄さんとお姉さんたちから、映画館の子どもたち、お母さん、お父さんたちに様々な指令が飛び、周りにいるお友達といっしょに力を合わせて物語に参加できる様々な仕掛けが散りばめられている。「どんな仕掛けを作れば、子どもが参加できるのか、例えばどう問いかければ答えを言ってもらえるのか、親に一緒に歌ってもらうためにはどうするのか、劇場でどんな遊びが考えられるのか、そもそも参加するとはどういうことか、心理的についていく仕掛けは出来ないのか、など様々なアイディアを出し合いました」ストーリーありきで参加要素を盛り込んでいったのではなく、そこで出たアイディアを活かせる形で、映画全体のストーリーを構築していった。劇中では、「一緒に●●しよう!」や「●●してね」という指示など終始何かが進行し、そこに参加することで自然と子供を夢中にさせる。「この映画は、『映画を観る』のでなく、『映画に参加する』映画です。親子が共に味わう体験をし、親子の幸せな時間、楽しい思い出が増えてくれれば本望です。そんな新しい映画のあり方を提供できればと思います」とアピールする古屋プロデューサー。その言葉通り、歌・体操・クイズと様々な方法で映画に参加することができるほか、映画の最後には記念撮影タイムも設けられ、小さな子どもの“映画館デビュー”にも最適な作品に仕上がっている。(C)2020「映画 おかあさんといっしょすりかえかめんをつかまえろ!」製作委員会
2020年02月06日『映画 おかあさんといっしょすりかえかめんをつかまえろ!』が本日から公開になる。本作は単にスクリーンを観るだけでなく、スクリーンのおにいさん、おねえさんと歌ったり、クイズに参加したり、記念撮影もできる“観客参加型”映画だ。そこには様々な仕掛けやノウハウがつまっているが、その根底にあるのは、毎朝放映されている番組の収録で子どもたちとふれあい、一緒に歌い、体操をしてきた出演者と作り手たちの知見だ。何年にも渡って子どもたちと共に過ごしてきた出演者だから語ることができる本作の魅力を、小林よしひさと上原りさに聞いた。『おかあさんといっしょ』は1959年に放映を開始し、これまでに数々の名曲や人気キャラクターを生み出し、その時々の子供たちや家族と時間を過ごしてきた。一昨年には初めての映画『映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険』が公開されたが、本作は構成、スケールなどすべてがパワーアップしている。小林前作は初めての映画でしたので、今回は前回の経験をいかして、より子どもたちに多くのものが与えられるような演技や語りかけにしたいという想いはありました。もちろん実際に子どもたちに観てもらうまではわからないのですが、自分的には非常によくできたなと思っていますし、観終わったときにはすごく満足感がありました。上原前作は私たちも番組の“おにいさん、おねえさん”からハズれない設定で、冒険するお話と『ガラピコぷ~』のアニメーションの2本立てになっていたんですけど、今回はアニメーションも実写もすべてひとつのストーリーに沿って展開されていて、お話も子どもたちにも伝わりやすいし、お父さんお母さんにも投げかけられるメッセージがつまった作品になったと思います。ちなみに本作は番組で人気のキャラクター“すりかえかめん”がフィーチャーされた作品で、歌あり、体操あり、物語、アニメーションもありで考え抜かれた構成になっている。そして上映時間は65分。これも長年に渡って子どもたちと付き合ってきたからこそ導き出された尺のようだ。小林番組の収録も1時間を超えないぐらいで終えるようになっているんです。というのも、ある時間を超えると子どもたちの集中力がどんどん切れてきてしまう。だからこの映画の上映時間も子どもたちの集中力の限界ぐらいに設定されているんだと思うんです。もちろん、映画の中にもポイントになる場所で子どもたちの集中力が切れないような仕掛けもあるんです!上原番組に関連したコンサートも上演時間がだいたい1時間なんですけど、その中でも工夫を凝らさないと離脱しちゃう子どもたちが増えてしまうんですね。そういう点では今回の映画は歌も随所にちりばめられていますし、歌がない部分には視覚的な変化だったり、観ている子どもたちに声を出してもらう場面があるので、飽きる部分がない作品になっています。さらに本作は大きなスクリーンの映像と、おともだち(観客)が同じ空間に集まって一緒に映画を観ることにこだわった内容になっているのもポイントだ。小林いつもの番組をただ映画館で観るだけだと絶対に面白くないと思うんです。映画にしたからこその面白さがそこにないとダメだと思ってましたから、テレビではできないんだけど、映画館ならできる表現があると思いましたし、演じる上でも気をつけました。上原せっかく大きなスクリーンで迫力のある映像で映るわけですから、それに見合った演技をしたいと思いましたし、これまでよりは少し大きく動くシーンもありました。いつもの要素は変えずに“映画だからこそ成り立つもの”を意識することがポイントだったのかもしれません。劇中ではおにいさん、おねえさんが何度もスクリーンから呼びかけ、映画館に集まったおともだちが応えることで映画が前に進んでいく。劇場に一体感が生まれ、参加しながら映画を楽しめる仕掛けだが、呼びかけのタイミングやポイントを間違ってしまうと映画館は静かなままだ。そこには長年に渡って子どもたちと一緒に番組をつくってきた出演者、作り手の経験や知見が活かされている。小林そこは経験でしか掴めないことがやはり多いですね。おにいさんになった頃はガムシャラにやっていましたけど、次第に“引く”ことも覚えて、どうすれば子どもたちが応えてくれるのか、どれぐらいの間を持たないと子どもたちが答え切れないとか……繰り返していく中で経験として出来上がってきた部分なんです。ですから、この映画の中に登場する“間”とかも、これまでの経験があるからこそできている部分だと思います。上原番組に初めて参加した時はまだ20歳でしたから、子どもたちとふれあう機会もそれまでには多くはなかったですし、先輩たちから学んで自分のものにしていった部分は多いです。そうして自分の中に積み重なっていったものがあったからこそ、私ひとりで子どもたちに呼びかけることができたと思います。小林収録で会う子たちとは“一期一会”なんですね。僕たちはその子に1度しか会えないかもしれないし、その子も1回しか収録には来れない。だからその1回を楽しんでもらうためには毎回が“勝負”だと思ってます。上原一生に一度のことなんですよね。おねえさんになった最初の頃からずっと言われてきたのが“あなたたちにとって収録はルーティーンになるかもしれないけど、収録に来る子どもたちは一生に一度のことなんだ”ってこと。そこはずっと根底にあります。つまり本作は映画のサウンドトラックが半分入っていないような状態で上映が始まり、子どもたちの声が合わさって初めて“完成した映画”になるのだ。小林そうですよね。だから映画館で子どもたちが声を出してくれて初めて映画が完成するんだと思います。上原そもそも『おかあさんといっしょ』が、子どもたちがいないと成立しない世界を描いていますから、映画でもそこに子どもたちがいることを大前提としてコール&レスポンスの場面があるんだと思います。小林ですからぜひ映画館で一緒に声を出して、映画を完成させてほしいです!『映画 おかあさんといっしょすりかえかめんをつかまえろ!』公開中(C)2020「映画 おかあさんといっしょすりかえかめんをつかまえろ!」製作委員会
2020年01月24日みんな~~げんき~~!?失礼しました。毎日息子と元気いっぱいに過ごしている、ねここあんな。です!私がこんなにもテンションが上がっているのはですね、じつは「映画 おかあさんといっしょ」を劇場公開前に一足早く観てきたからです!!!ということで、今回は『映画 おかあさんといっしょ すりかえかめんをつかまえろ!』を観に行った感想を書きたいと思います。■大好きだったすりかえかめんの登場に歓喜する母ざっくりとしたあらすじはというと…「すりかえかめんとすりかえお嬢」が現れて、いろいろなものをすりかえてしまう!「彼らのいたずらを止めるために、映画館のみんなでクイズに答えよう!」という体験型ムービーなのです!大好きだったすりかえかめんが、主役級の位置づけだなんてうれしい…!すりかえお嬢も変わらず麗しい姿…。あんなものや、こんなものがまさかの姿になってしまって…映画館で思わず声が上がる私。しかも、よしお兄さんまでも登場して、興奮が止まらなくなりました(笑)もちろん息子も楽しんでいましたが、私の方が騒がしかったかもしれません。映画館の観客の反応が良いので、私の歓声はかき消されていたのが救いでした(笑)こうして大人数で観ることで、みんなで笑えるのも良いですよね!あと驚いたのがクイズのクオリティ。思いっきり「子ども向け」な答えのときもあれば、大人でも「え!? どこがすりかわったの!?」となる場面も。これには会場の大人たちも、どよめいていました…!答えがわかった途端…何がすりかわってしまったのか、気になる方はぜひ、劇場に足を運んでみてください!覚悟してろよ~にゃっは~(笑)今回映画館に行くことで、ひとつ気になる点があったのですが…それは、2歳の息子と映画館に行くのは今回が初めて、ということです。去年も「映画 おかあさんといっしょ」の試写会は参加させていただいたのですが、試写室だったため、今回が本当の映画館デビューでした。意外とビビりな子なので、暗闇を怖がるんじゃないか? とか、同じ年頃の子を見つけて、走り回るんじゃないか? と不安でしたが…■子どもだけでなく大人も楽しめる! わくわくの展開に大満足そして映画の率直の感想はというと…想像以上に笑いポイントが多くて大人も子どもも楽しめたのです!!あつこお姉さんは安定の「天然」が炸裂してて、萌えまくりましたが…いつも頼もしいはずの、杏月お姉さんまでもがフワフワしているとは!!(笑)さらには!!!!まさかの誠お兄さんも、爽やかにボケをかますではありませんか!かっこいい人がオトボケするとか、あざとい!世のお母さんたちを惚れさせる気か!?(笑)みんなのお茶目っぷりに、ニヤニヤが止まらず、大変癒やされました。そんな愉快な仲間たちに、ところどころでツッコミを入れる役だったゆういちろうお兄さん…しかしまさかのゆういちろうお兄さんが、いっちばん笑わせてくれる尊い存在だったのです。ネタバレになってしまうのでお伝えできないのが悔しいのですが、ご覧になる方はぜひご注目ください!!!母の感想ばかりになってしまったのでここで息子のリアクションをご紹介させていただきますと…みんなで掛け声を上げるシーンなどでは、一歩遅れながらも声を出したり、映画館としての醍醐味をちゃんと味わっていた様子…!「映画 おかあさんといっしょ」なら映画館デビューにも最適な気がします。■「映画 おかあさんといっしょ」ラストは、母の涙腺が崩壊!さらに、私は当日まで知らなかったのですが…世のお母さま方、朗報です!なんと、だいすけお兄さんも出ておりましたよ!!!!私たちが「おかあさんといっしょ」を観始める前に、だいすけお兄さんは卒業してしまったので活躍していた当時を知らないのですが…そんな私でも、その魅力に気づかされました。なんてユニークな方なんだろう…と。この方が人気になる理由が大変よくわかりました!!そして映画も終盤となり…「みんなで歌ってエンディングだ~!」みたいな流れがあったのですが…映画の内容にぴったりな選曲の良さと、お兄さんお姉さんたちのきれいな歌声に胸を打たれ…みんなニコニコと過ごすであろう場面だったので、私は周りに泣いているのがバレないように肩を震わせて泣いていました…。たぶん、よしお兄さんが卒業してしまった「よしお兄さんロス」の最後の波がここで来てしまったんだと思います(笑)それほど歌詞もぴったりでした。ポタポタと涙が息子の頭に落ちて、「つめたいよ、どうしたの? だいじょうぶ?」と息子に慰められる母…。このキモチがわかる方がひとりでもいてくれたら、幸いです。以上、「映画 おかあさんといっしょ」に想像以上に感動したお話でした!!映画館だからこそ、より笑って泣いて過ごせたんじゃないかなと思います。感動が倍以上になるのかな。ぜひこの冬に、ご家族で観に行ってみてはいかがでしょうか。良い思い出になると思います!おまけになりますが、試写会でなんとスペシャルゲストとして「よしお兄さん」こと小林よしひささんが来てくださいました~~~~!これには当然、悲鳴に似た歓声が上がりました!!!映画上映後のイベントだったこともあり、息子はもう限界で今にも脱走したそうでしたが…、なんとか持ちこたえました(笑)よしお兄さんは直接お会いしてもやはり優しさがあふれていますね。子どもに向けられた笑顔が本物で、素敵でした。映画に関わったすべての方、お誘いしてくださった映画担当者の方、そしてよしお兄さん、ありがとうございました!!『映画 おかあさんといっしょ すりかえかめんをつかまえろ!』2020年1月24日(金)より、シネ・リーブル池袋、全国のイオンシネマほか全国公開!※この体験記に記載された劇場は、筆者の体験談となります。各劇場により設備、明るさ、音量の設定に違いがございます。予めご了承ください。
2020年01月22日2019年で放送60周年を迎えた人気子ども番組が映画化、お兄さんお姉さんたちと歌ったり踊ったり、親子で楽しめる体験型ムービーとなる『映画 おかあさんといっしょすりかえかめんをつかまえろ!』。そんな本作に、いま最も注目を集める実力派俳優・賀来賢人のまさかのゲスト出演が決定し、大きな話題を呼んでいる。人気ヤンキーマンガを実写化した連続ドラマ「今日から俺は!!」では、ワガママで自由奔放だが実は誰よりも仲間想いな“ツッパリ”三橋役に、脱力系青春グラフィティーの金字塔のドラマ「アフロ田中」では、アフロヘアがトレードマークの奇抜キャラ・田中役に扮し、どんな個性派キャラも振り切った芝居で演じ切り、唯一無二の存在感を発揮している賀来さん。一方で、先日最終回を迎えた連続ドラマ「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」では、どこか影のある刑事・清春を熱演!コミカルな芝居はもちろん、時にはシリアスな演技から華麗なアクションまでこなし、その“ギャップ溢れる演技力”は多くのファンを魅了している。さらに2020年には、大沢たかおを主演に迎え、入江悠監督がAIをテーマにオリジナル脚本で挑む映画『AI崩壊』、高畑充希×山崎賢人がW主演で初共演、福田雄一監督がメガホンをとる映画『ヲタクに恋は難しい』、連ドラキャスト再集結の『今日から俺は!!劇場版』など、話題作も続々と待機している。そんな人気、実力ともに兼ね備えた賀来さんが、『映画 おかあさんといっしょ』という“体験型映画”への出演で新たな魅力を開花。実生活では1児の父でもある賀来さんは、「りさお姉さん、よしお兄さんが卒業の回では、涙が止まりませんでした」と語るほど、大の「おかあさんといっしょ」ファン。「子どもが産まれて、朝バタバタしている時、なかなか泣き止まない時、色々なシチュエーションで『おかあさんといっしょ』に何度も助けていただきました。子どもにとっても僕にとっても大切な番組です」とコメントを寄せ、自身にとっても思い出深い番組だった様子。本作で賀来さんが演じるのは、“謎の仮面”という未だ秘密のベールに包まれた役どころ。すでに公開されている予告映像や場面写真では、全身に“なぞなぞマーク”が散りばめられた、すりかえかめんとそっくりないで立ちの“謎の仮面”の姿が…。SNSでも「見るからに怪しいかっくん!」「すりかえかめん様の秘密を知る謎のキャラクターというのが賀来さんの役なのか…?」という声が続出しており、いたずらが大好きなすりかえかめんが巻き起こす大騒動の行方はもちろん、賀来さん扮する“謎の仮面”との関係性もますます気になるところだ。これまで、作品ごとに異なる魅力を開花させてきた賀来さん。「恩返しという言葉はおこがましいかもしれませんが、映画の力に少しでもなれていたら幸いです」と意気込んでおり、本作でも“ギャップ”の演技が炸裂しそう。『映画 おかあさんといっしょすりかえかめんをつかまえろ!』は2020年1月24日(金)よりシネ・リーブル池袋、全国のイオンシネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 おかあさんといっしょすりかえかめんをつかまえろ! 2020年1月24日シネ・リーブル池袋、全国のイオンシネマほかにて公開©2020「映画おかあさんといっしょ」製作委員会
2019年12月27日親子で楽しめる体験型映画『映画 おかあさんといっしょすりかえかめんをつかまえろ!』に俳優で一児のパパでもある賀来賢人がゲスト出演することが明らかに。謎のキャラクター役で新たな魅力を開花させる。本作では、とってもイタズラ好きでいろいろなものをすりかえる番組の人気キャラクター“すりかえかめん”と“すりかえお嬢”がスクリーンデビュー。2人のイタズラがスケールアップし、世界を変える(!?)大騒動を巻き起こすという。そんな物語の中で、賀来さんは“謎のキャラクター”に扮して登場する。現在、刑事役を務める主演ドラマ「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」が好評放送中の賀来さん。子どもをもつパパでもある彼は、実は大の「おかあさんといっしょ」ファンだそう。「子どもが産まれて、朝バタバタしている時、なかなか泣き止まない時、色々なシチュエーションで『おかあさんといっしょ』に何度も助けていただきました」と明かし、「子どもにとっても僕にとっても大切な番組です。恩返しという言葉はおこがましいかもしれませんが、映画の力に少しでもなれていたら幸いです」とコメント。そして「りさお姉さん、よしお兄さんが卒業の回では、涙が止まりませんでした」とも語っている賀来さん。そんな小林よしひさと上原りさは、本作で帰ってくる!『映画 おかあさんといっしょすりかえかめんをつかまえろ!』は2020年1月24日(金)よりシネ・リーブル池袋、全国のイオンシネマほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:映画 おかあさんといっしょすりかえかめんをつかまえろ! 2020年1月24日シネ・リーブル池袋、全国のイオンシネマほかにて公開©2020「映画おかあさんといっしょ」製作委員会
2019年11月19日10月7日に放送された子供番組「おかあさんといっしょ」(NHK Eテレ)で、Perfumeの歌う「はみがきじょうずかな」が流れた。編曲は椎名林檎(40)のプロデュースなどでおなじみの亀田誠治(55)が担当。Twitterでは視聴者から、こんな声が上がっている。《おかあさんといっしょの歯磨き上手かなの歌がPerfume、編曲が亀田誠二でえらいことになってる。こんなお洒落な歯磨き初めて見た》《はみがきじょうずかな?の曲変わったと思ったら、歌ってるのPerfumeだし、編曲は亀田誠治だし、豪華すぎないか!?これで歯磨きするなんて今の子供達が羨ましい~》《はみがきじょうずかなを遠くで聴きながらめっちゃロックになったなと思ったら亀田誠治編曲でPerfume歌になってたのか!贅沢!》たびたびライブで「はみがきじょうずかな」を披露してきたPerfume。そういった縁もあり、16年11月にはサンスター「Ora2」のCMに大抜擢。また同商品の「“はみがきのうた”プロジェクト」ではチャットモンチーから「はみがきのうた」という歯磨きソングが提供されたこともあった。今年元日に放送された「Eテレ60 Eうた♪ココロの大冒険」でもPerfumeは「はみがきじょうずかな」をスタジオで披露。またその様子が先月にリリースされたベストアルバム「Perfume The Best ““P Cubed”」の初回盤などに収められており、ファンも“本家”に登場することを待ち望んでいた。各メディアによるとPerfumeの歌う「はみがきじょうずかな」は、これからも毎週月曜にオンエアされるという。Twitterでは「感慨深い」といった声が上がっている。《おかあさんといっしょでPerfumeがはみがきじょうずかなの歌を歌えるなんてほんとに感慨深い》《10年間やり続けて本家にたどり着いたわけです。夢という夢を継続によって叶えていく人たち》《まさに継続は力なり!おめでとう!!》
2019年10月07日8月12日、「おかあさんといっしょ」(NHK Eテレ)の「60年スペシャル」第1回目が放送された。歴代の「歌のお姉さん」が登場し、過去に放送された「にこにこぷん」も再放送。Twitterでもトレンド入りするなど、注目が集まっている。再放送された「にこにこぷん」は、1982年から1992年にかけて放送された着ぐるみ劇。現在の30~40代が幼少期に親しんだ番組でもある。その中には育児中の人も多く、親世代からも歓喜の声があがった。《にこにこぷんは時代をこえ、自分の子どもと一緒に見る日がくるなんて。朝から涙》《朝いつものようにムスメとおかあさんといっしょ観てたら、出てきてびっくり ぞわわわわーと鳥肌立った 感動》《にこにこぷん待機。じゃじゃ丸、ぴっころ、ぽろり、あの時の男の子は今年パパになったよ。息子と一緒に見るからね》「にこにこぷん」は、「じゃじゃ丸」「ぴっころ」「ぽろり」が登場キャラクター。この“大御所”役を務めた声優陣の経歴にも注目が集まった。《よく考えたら、声優やばいな スネ夫とドラミちゃんとフリーザ様やんか 私ってばめっちゃいい時代に生まれたんやな》《おかあさんといっしょ、懐かしい。若い子は知らんやろうが、ポロリの声フリーザ様やで》《にこにこぷん?はビジュアルでしか知らないけど、フリーザ様って中尾隆聖さんだよね?平成4年生まれとしてはにこにこぷんの次にやってたドレミファどーなっつのれっしーのイメージのが強いなあ》じゃじゃ丸役の肝付兼太さん(享年80)は、アニメ「ドラえもん」シリーズでスネ夫役を務めた。ぴっころ役のよこざわけい子(66)も「ドラえもん」シリーズではドラミ役、「天空の城ラピュタ」ではヒロインのシータ役を務めた。また、ぽろり役の中尾隆聖(68)はアニメ「ドラゴンボール」シリーズでフリーザ役を務めた。いまや長寿番組となった「おかあさんといっしょ」。より一層、世代を超えて家族で楽しめる番組に成長したようだ。
2019年08月12日3月に「おかあさんといっしょ」(NHK Eテレ)を卒業した“りさお姉さん”こと上原りさ(27)が7月31日、「ホリプロ」に所属することを発表した。Instagramも合わせて開始。さらに活動の幅が広がりそうだ。各メディアによると「7月からホリプロに所属することになりました」と報告した上原は「大学時代に憧れでもあったミュージカルに出演できるよう頑張りたいと思っているので、今後とも応援よろしくお願いします」とコメントしたという。12年、大学の在学中に「おかあさんといっしょ」のオーディションを受けたという上原。同番組では身体表現のおねえさん「パント!のおねえさん」として今年3月まで7年間活動した。明るい笑顔で人気を博し、卒業を発表した当時はママたちから惜しむ声が多数上がっていた。今回の発表は大きな反響を呼び、Twitterではエールが上がっている。《りさお姉さんは、大きな笑顔で明るく、ファミリーコンサートでも親への労りを忘れない気遣いの人と言うイメージなので、所属が決まってホッとしました。また笑顔で活動する姿を見られるのを楽しみにしています!》《子供が小さいころファミリーコンサートを二回観ましたが、ステージ上でのオーラというか存在感、ダンスのキレ、表情などメンバー4人の中で一段上の物を感じました。応援してます》《りさお姉さんは、笑顔もスタイルも健康的で、とても好感が持てます!夢のミュージカル頑張ってくださいね!》また上原はホリプロに所属することに合わせてInstgramも始動した。31日に《Instagramはじめました。不慣れなので更新頻度まちまちになるかもですが、お付き合い頂けると幸いです 趣味や私生活ちょこちょこ載せちゃいます》と投稿すると、多くの返信が。上原は続けて《こんなにたくさんのメッセージ頂けるとは、、、!みなさんありがとうございます》と投稿し、自作のヘアアクセサリー画像をアップ。すると《すてきですね!アクセサリー好きなのですが、なかなか自分で作れないので、憧れちゃいます》《可愛い りさお姉さんは器用だなあ》といった声も上がっている。
2019年08月01日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは。もづこです。2019年春…「おかあさんといっしょ」の小林よしひささん(よしお兄さん)と上原りささん(りさお姉さん)が卒業されたので、4月は寂しさのあまり私は抜け殻のようになっておりました。そんなある日、担当のIさんから連絡が。な、なんと3月で「おかあさんといっしょ」の番組を卒業した、よしお兄さん、りさお姉さんの取材にいきませんか?とのことほ、ほんとに!?ほんとにお二人に会えるの…!!??私はもちろん即答。Iさんに「当日は他媒体との合同インタビューになってます。もづこさんもお二人への質問を考えておいてください」と言われ舞い上がりかけたものの、ふと我に返り「質問とかたくさん考えていったって、どうせ会見場は他の記者さんでいっぱいで質問なんかできずに終わっちゃうかもしれないしなぁ…」と、持ち前のネガティブマインドでクールダウン。おかげで正気を保ったまま当日を迎えることができました。Iさんと取材場所のポニーキャニオンさんで合流して、他の媒体の方々も集まる中しばらく待っていると…関係者の方々と共によしお兄さんとりさお姉さんが登場!お2人ともなんという清涼感…眩しい!!!衣装もいつものスポーティーなスタイルとはうってかわり、ちょっと大人の雰囲気なのが素敵でした。お2人の笑顔で会場も自然と和やかなムードに。早速それぞれ指定の席に着席。その席なんですが、予想以上にお2人との距離が近くてびっくり!動揺しすぎて変なテンションになってしまいました。超ヘタレ…。インタビューが始まり、順番に質問に答えていくお2人。番組制作の裏話やお2人の幼少期の話とか、いろいろとフランクにお話してくれて…すごく面白かったです!例えばあの伝説の超大作「ブンバ・ボーン!夏休み特別バージョン」について…。よしお兄さんがブンバ・ボーンしながら(CGで)世界各国を巡る映像は大反響を呼びましたが、ご本人の撮影ははなかなか大変だったようです。「ブンバ・ボーン!」のワールドバージョン。「おかあさんといっしょ」メンバーからも大好評だったんですね!私とIさんも何を聞こうかいろいろ考えていたのですが…私はりさお姉さんのヘアスタイルがいつも可愛いなぁと思っていて、今回のDVDの中で収録されていた「あつこお姉さんがりさお姉さんから手作りの髪飾りをもらった」というお話が印象的だったので…今回はぜひ髪へのこだわりを聞いてみたい! という野望があったんですよ。質問の後、りさお姉さんから「これ初めてお話しました!(笑)」って言っていただいて…こっそりIさんとガッツポーズしました!よしお兄さんへの質問は、私とIさん思いは一つ。よしお兄さんと言えばやっぱり…変顔のクオリティが高いのは、中学生から練習していた…とのこと! 今までもいろんな取材で「変顔」について聞かれているのでしょうが、笑顔で色々お話してくださって、さらに変顔の実践までしてくれたりして…本当にありがたかったです。(生変顔に感動…!)最後にお2人の今後について…これからもお2人のご活躍が期待できそうです!本当に楽しい時間をありがとうございました。これからのご活躍も楽しみにしてます…!ウーマンエキサイト読者の方へDVDの発売を記念してTwitterキャンペーンをスタートウーマンエキサイトではDVDの発売を記念してTwitterキャンペーンを実施します。ウーマンエキサイトのTwitterアカウント( )をフォローして下記のツイートをRTしてくれた人のなかから、抽選で5名様にDVD「NHK「おかあさんといっしょ」 ブンバ・ボーン! パント!スペシャル ~あそび と うたがいっぱい~」をプレゼント!/ #よしお兄さん #りさお姉さん ブンバ・ボーン! パント!スペシャルDVDが当たるキャンペーン実施中!\▼詳細はコチラ フォロー&この投稿をリツイートしてくれた方の中から抽選で5名様にDVDをプレゼント!7月15日〆切 #ウーマンエキサイト #おかあさんといっしょ pic.twitter.com/5EKiIbjB3y — ウーマンエキサイト編集部 (@WomanExcite) 2019年6月17日 受賞者/当選者へのご連絡方法当選された方にはウーマンエキサイトの公式アカウント( @WomanExcite )からダイレクトメッセージをお送りしますので、同アカウントのフォロー、または受信設定をご確認ください。応募締切7月15日(月)23:59応募規約・14歳以下のお子様につきましては、保護者の方の同意のもとにご応募ください。・参加にはTwitterアカウントが必要です。・当企画は、Twitter社とは一切関係ありません。・当選の権利は、他人への譲渡はできません。・選考等に関する個別のお問合せへの回答はいたしかねますので、ご了承ください。・受賞のお知らせは、ウーマンエキサイトの公式アカウント( @WomanExcite )からTwitterのダイレクトメッセージでご連絡いたします。当社が指定する期間中に連絡が取れない場合は、プレゼントの受領権利が無効となります。あらかじめご了承ください。・賞品をお送りするために、ご住所や電話番号をお聞きする場合がありますが、その場合にウーマンエキサイトの公式アカウント( @WomanExcite )のダイレクトメッセージ以外からご連絡することはありませんのでご注意ください。・賞品をお送りするために取得した個人情報の内容について、開示・訂正・追加・削除・利用停止・消去・第三者提供停止またはお問合せを希望される場合は、下記までご連絡ください。・海外からアクセスいただくことは可能ですが、当選された場合の賞品発送は国内に限らせていただきます。・お問い合わせはエキサイト株式会社( )へご連絡ください。エキサイト株式会社個人情報保護管理者 安全・コンプライアンス委員長よしお兄さん、りさお姉さん ありがとう! 「ブンバ・ボーン」「パント!」「ぱわわぷたいそう」親子あそびがいっぱいのDVD発売!たいそうのお兄さんを14年間務めた「よしお兄さん」と「パント!」のお姉さんを7年間務めた「りさお姉さん」どちらも、「おかあさんといっしょ」の顔として、子どもたちやおとうさん、おかあさんたちに絶大な人気を誇っています。彼らの軌跡を、子どもたちが大好きな、たいそうや、あそびうた、うたクリップなどでまとめた決定版DVD!【出演】小林よしひさ/上原りさ/花田ゆういちろう/小野あつこ/横山だいすけ/三谷たくみ/いとうまゆ/今井ゆうぞう/はいだしょうこすりかえかめん/すりかえおじょう/ガラピコぷ~/ポコポッテイト/ナーニくん ほか『NHK「おかあさんといっしょ」 ブンバ・ボーン! パント!スペシャル ~あそび と うたがいっぱい~』発売日:2019年6月19日(水)発売/品番:PCBK.50131 価格:3,200円(本体)+税 DVD詳細はこちら ヘアメイク=岩井マミ(M)、安藤千浪スタイリング=山﨑厚見(SOUP)
2019年06月17日『映画 おかあさんといっしょすりかえかめんをつかまえろ!』が、2020年1月24日(金)に全国イオンシネマほかで公開される。人気子ども番組「おかあさんといっしょ」がスクリーンにカムバック!2019年で60周年を迎える「おかあさんといっしょ」は、誰もが一度は観たであろう国民的人気子ども番組。2018年には、『映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険』というタイトルで初の映画化を実現。小さな子供たちが初めての映画館デビューを果たす“ファーストムービー”として、一部の劇場では“ベビーカー率歴代1位”の記録を打ち出した。親子で楽しむ!参加型・体験型エンターテインメント2020年公開となる『映画 おかあさんといっしょすりかえかめんをつかまえろ!』は、“映画館でいっぱい遊ぼう!”のコンセプトのもと、番組でお馴染みのお兄さんやお姉さんたちと一緒に、親子で劇場で歌ったり、遊んだりできる体験型・参加型のエンターテインメント作品。4月からスタートした新しい体操「からだ☆ダンダン」が早くも登場するほか、手遊びでおなじみの「パンダうさぎコアラ」「こぶたぬきつねこ」「シェイクシェイクげんき!」といった人気曲もオンエア。また、とってもイタズラ好きで色々なものをすりかえる番組の人気キャラクター“すりかえかめん“と“すりかえお嬢”がスクリーンデビューし、世界を変える!?大騒動を巻き起こしていくようだ。番組人気のお兄さんやお姉さんも登場スクリーンに登場するのは、『映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険』にも出演した、ゆういちろうお兄さんやあつこお姉さんをはじめ、第12代目となる新たな体操のお兄さん・福尾誠(ふくお まこと)や、初代体操のお姉さん・秋元杏月(あきもと あづき)など。またこの春、番組を卒業した小林よしひさと上原りさの出演も決定している。賀来賢人がゲスト出演!さらに特別ゲストとして、ドラマ・映画・舞台と幅広い分野で活躍する人気俳優・賀来賢人が<謎のキャラクター>として出演することが決定。プライベートで1児の父親でもある賀来は、実は大の「おかあさんといっしょ」ファン。今回の出演について「子どもにとっても僕にとっても大切な番組です。恩返しという言葉はおこがましいかもしれませんが、映画の力に少しでもなれていたら幸いです。」と、“パパとしての一面”を滲ませながら喜びのコメントを寄せている。ファミリーで安心して楽しめる劇場内なお『映画 おかあさんといっしょ』は、劇場内を真っ暗にすることなく上映するため、小さな子供を連れたファミリーでも安心して最後まで楽しめる。作品上映中には、スクリーンのお兄さんやお姉さんとの〈記念写真撮影タイム〉も設けているので、是非ファミリーで貴重な思い出の一枚を残してみてはいかがだろう。【詳細】『映画 おかあさんといっしょすりかえかめんをつかまえろ!』公開日:2020年1月24日(金)出演:花田ゆういちろう、小野あつこ、福尾誠、秋元杏月/小林よしひさ、上原りさ、横山だいすけ、チョロミー、ムームー、ガラピコ/賀来賢人声の出演:吉田仁美、冨田泰代、川島得愛配給:日活/ライブ・ビューイング・ジャパンあらすじすりかえかめんが巻き起す大騒動!世界を変える!?イタズラにハラハラドキドキ。ゆういちろうお兄さん、あつこお姉さん、誠お兄さん、杏月お姉さんが、久しぶりによしお兄さんと再会。「ブンバ・ボーン!」で楽しく遊んでいたところ、突然、よしお兄さんがある動物になっちゃった!!それは、すりかえかめんとすりかえお嬢のしわざだった。2人のイタズラはどんどんスケールアップ!チョロミー、ムームー、ガラピコもすりかえられてしまい…さらには、すりかえかめんの秘密を知る謎のキャラクターも登場!?映画館のみんなと力をあわせ、すりかえかめんをつかまえて、イタズラをやめさせなくっちゃ!
2019年04月28日子ども番組「おかあさんといっしょ」の映画化『映画 おかあさんといっしょ』の新作が、2020年1月に公開されることが決定した。1959年に放送が開始され、今年で60周年となる「おかあさんといっしょ」。昨年9月には初の映画化『映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険』が公開され、体験型・参加型ファミリー映画として好評を博した。そんな『映画 おかあさんといっしょ』の新作が来年公開。“映画館でいっぱい遊ぼう!”をコンセプトに、お馴染みの曲や、子どもたちが参加できるクイズなど、劇場で歌って遊んで、体を動かしたくなる参加型エンターテインメントとなっている。なお、劇場が真っ暗にならない環境で上映されるのも本作の特徴。映画のラストには、前作にもあった記念写真撮影タイムも用意されている。公開決定と同時に到着したティザービジュアルでは、うたのお兄さん・花田ゆういちろう、うたのお姉さん・小野あつこに加え、第12代目となる新たな体操のお兄さん・福尾誠と初代体操のお姉さん・秋元杏月が参加。アニメで登場する「ガラピコぷ~」も描かれている。さらに、映画館に足を運びたくなるカラフルでかわいらしい超特報映像も到着した。『映画 おかあさんといっしょ』新作は2020年1月、シネ・リーブル池袋、全国のイオンシネマほかにて公開。(cinemacafe.net)
2019年04月25日2月18日、NHK・Eテレビ『おかあさんといっしょ』に出演中の体操のお兄さんを務めていた小林よしひさ、「パント!」のお姉さんを務めていた上原りさが3月末で卒業することが明らかになり、Yahoo!トレンドランキングの1、2位に「よしお兄さん」、「りさお姉さん」がランクインし、トップ15位内に「おかあさんといっしょ」「よしりさ」「よしおにいさん」「ブンバボーン」と関連ワードが並び話題となった。NHKの公式ホームページに、「『おかあさんといっしょ』は、1959年10月に放送を開始し、今年60周年を迎えます。 この節目を迎えるにあたって、 今年4月から出演者が交代し、 番組の内容もリニューアルします」と番組リニューアルが発表された。また、「3月末をもちまして体操のお兄さん・小林よしひささんと、パント!のお姉さん・上原りささんが、番組を卒業することになりました」と2人の卒業を報告。「4月からは、体操のお兄さん、体操のお姉さんの2人が、体操コーナーを担当します。第12代体操のお兄さんは福尾誠さん、 初代体操のお姉さんは秋元杏月さんに決まりました」と新しい体操のお兄さんとお姉さんを紹介した。第11代体操のお兄さんを務めた小林は、番組開始以来歴代最長の14年間にわたって出演、上原は7年担当した。この発表に対しネットでは「ショックぅぅぅーー」「よしお兄さんとりさお姉さんが辞めるなんて~寂しすぎる~今までありがとうございました」「りさお姉さんも卒業とか…つらい。 よしお兄さんだけでもつらいのに…」「はぁ…明日休んでいいかな?よしお兄さんりさお姉さんありがとう」悲しみの声とともに2人への労いの声が殺到している。
2019年02月18日TVドラマも映画もイケメンなしには楽しめない!今回、ご紹介するのは、『映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険』のゲスト声優を務めた “だいすけおにいさん” こと横山だいすけさん。2017年春にNHK Eテレ『おかあさんといっしょ』のうたのおにいさんを卒業。現在は歌手のほか、俳優、バラエティ番組のMCなどをこなし、活躍の場をどんどん広げている横山さんにお話をうかがいました。写真・角戸菜摘 文・田嶋真理【イケメンで観る海外ドラマ&映画】vol. 11ピュアな笑顔で魅了する、爽やかイケメン1959年10月に開始し、2018年で放送60年目を迎える、『おかあさんといっしょ』。子どもの時、親になった時、孫ができた時、“人生で3回出会う番組” と称される国民的子ども番組が、ついに初映画化! 映画は、『おかあさんといっしょ』のお兄さん、お姉さんたちが不思議な町で大冒険を繰り広げる実写パートと、人形劇『ガラピコぷ~』をアニメ化したアニメパートで構成。アニメパートでは、チョロミー、ムームー、ガラピコたちがしずく星を飛び出し、ツムリ星へお出かけ。ツムリ族のお姫様・イオと親友のロボット・ゴムリを仲直りさせ、ツムリ星の危機を救おうと奮闘します。横山さんは入念な役作りで、ゴムリの優しさや悲しみを声で表現しています。ーーこの映画のオファーを受けたときのお気持ちは?横山さん 『おかあさんといっしょ』で9年間、うたのおにいさんを務めさせてもらって。卒業後も初めての映画という素晴らしいタイミングで関わることができ、とても嬉しく思います。「映画で帰ってきました!」という気持ちです。ーーファンは「おかえりなさい!」と言いたい気持ちでいっぱいだと思います。ゴムリは、横山さんの普段の声と全く違っていて驚きました。役作りとして行ったことは?横山さん ロボットのお手本として、人形劇『ガラピコぷ~』の映像をたくさん観ました。実際に完成したアニメを観ながら自分の声を合わせて行く時は、スタッフの方々と感情の入れ具合を相談しながら演じました。ロボットの声を演じるのは、とても難しかったです。ーーアニメパートでは、イオとゴムリの仲直りが描かれています。温厚な横山さんですが、ケンカや仲直りのエピソードがあれば教えてください。横山さん 僕と母親は干支、誕生月、血液型が同じで、性格が似ていて。それに加えて、僕はいたずらっ子で、言うことを聞かなかったり、片付けをしなかったり……門限までに家へ帰らず、遊んでいる場所に親が迎えに来たこともありました。僕は3人きょうだいの一番上なので、「お兄ちゃんがちゃんとして妹に教えてあげて」と言われて、よく怒られていました。ーー怒られた後に仲直りするコツは?横山さん ケンカを長引かせないことです。最初は僕もふてくされていますが、1日以内で謝って仲直りをしていました。ケンカを次の日に持ち越すことはなかったですね。ーー映画のタイトルにちなんで、最近の “はじめての大冒険” は?横山さん 番組のロケで、初めてハワイに行きました。海外に行った経験があまりないので、異文化に触れることで、まだまだ知らない世界があるんだなと新鮮な気持ちになりました。高所恐怖症なのに、パラセーリングにも挑戦して、約300mまで空高く上がっちゃいました。そのときは足の先がピーンと伸びましたね(笑)。この映画を観た後、子どもたちが新しい冒険や挑戦をしたいという気持ちになってくれたら嬉しいです。ーー横山さんが子どもの頃に観た映画の思い出を教えてください。横山さん 僕が初めて映画館で観たのは、アニメ映画『リトル・ニモ』(1989年)。主人公の少年がベッドの上に乗って空を飛ぶシーンが、すごく印象に残っています。幼い頃に観たので、「飛んでいる!」と、衝撃すら覚えました。家で観た映画で思い出深いのは、ウィーン少年合唱団を描いたディズニー映画『青きドナウ』(1962年)。5歳ぐらいに観た後、親に「僕は目は青くないし髪も黄色くないけれど、この人たちと一緒に歌いたい」と言ったらしく、親を驚かせたようです。歌いたいという欲が出たのは、その時が初めてでした。僕の原点になっている映画です。ーー将来、お父さんになったら子どもと一緒に映画館に行きたい?横山さん 行きたいですね! 僕は映画が大好きで、子どもの頃から親と映画館によく行っていました。自分も結婚して子どもができたら、いろいろな作品を一緒に観に行きたいです。ーーどのような女性に惹かれますか?横山さん 僕は自分の中で笑顔をすごく大切にしています。笑顔が素敵で、よく笑う方には魅力を感じますね。ーー最後に、『映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険』の見どころを教えてください。横山さん この映画は小さな子どもが安心して観れるように、音量や照明を配慮しています。実写パートのお兄さん、お姉さんたちが映画ならではのいろいろな世界に連れて行ってくれ、映画館で出会ったみんなと一緒に声を出して楽しむことができます。ネタばれになってしまうので詳しくは言えませんが、おなじみの曲がミュージカル調のアレンジで登場するシーンもあります。家族で映画の楽しさを共有していただけたら嬉しいです。インタビューのこぼれ話映画のPRイベントで共演した関根麻里さんが、舞台の階段を下りるとき、すかさず手を差し伸べていた横山さん。“だいすけおにいさん” が画面から飛び出したような優しさと気配りは、インタビュー時も健在。感動すら覚えた取材でした。Information『映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険』9月7日(金)よりシネ・リーブル池袋、全国のイオンシネマほか全国公開配給:日活、ライブ・ビューイング・ジャパン©2018「映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険」製作委員会
2018年09月08日子どもの頃に出会い、親になって再会と、長きに渡って親しまれている国民的人気番組「おかあさんといっしょ」。1959年の放送開始以来60年目を迎える今年、『映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険』が9月7日(金)から全国公開されます。作品のコンセプトは「映画館でいっしょに遊ぼう!」。ゆういちろうお兄さんやあつこお姉さんたちが外へ飛び出して繰り広げる冒険から、アニメ「ガラピコぷ~」、おなじみの「ブンバ・ボーン!」もあり、みんなでいっしょに歌って踊って楽しめる体験型の映画です。アニメパートでは、チョロミー、ムームー、ガラピコがお出かけ先のツムリ星でお姫様のイオとロボットのゴムリという2人の友達と出会います。このイオを演じるのが、関根麻里さん。2歳9ヶ月の女の子のママでもある関根さんに、映画への想いやご自身の子育てについて語っていただきました。■アニメ「ガラピコぷ~」仲間がいることの心強さを伝えたいイオとゴムリは、仲の良い友だち。でも、あることを機に二人の間には隔たりが生じてしまいました。やがて、ゴムリはツムリ星を脅かす存在に。ゴムリときちんと向き合いたいと思うイオは、チョロミーたちの協力を得て勇気を奮い立たせ、ゴムリの元へ……。関根さんは、どのような想いでイオを演じたのでしょうか。――『映画 おかあさんといっしょ』アニメ「ガラピコぷ~」の声の出演が決まったときのお気持ちを教えてください。「おかあさんといっしょ」は日頃から娘と一緒に見ている大好きな番組なので、とてもうれしかったです。一方で、アフレコでこんなにたくさんのセリフをいただける役は初めてだったこともあり、正直プレッシャーもありました。緊張のあまり、台本を受け取った夜にアフレコをする夢を見てしまったくらい(笑)。――関根さんから見て、イオはどのようなキャラクターですか?かわいくて、友だち想いの優しい女の子だと思います。ゴムリに対して謝りたいという気持ちを持ち続けてはいるものの、勇気がなくて実現しません。でも、チョロミー、ムームー、ガラピコという仲間を得ることにより、イオは強くなれるんです。イオを見ていると、仲間がいる心強さや相手に想いをきちんと伝えることの大切さをあらためて感じますね。――イオを演じるにあたり、苦労したことはありますか?私の声があまり高くないこともあり、“イオらしさ”を表現するにはどうしたらいいのか悩みました。かわいらしさの中に緊張感のある声を意識するとともに、監督の指示も参考にするなど、イオになれる方法を模索しました。それから、喉のコンディションを整えるために、ハチミツをたくさんなめました。――劇中で関根さんが好きなシーンを教えてください。やはり、イオとゴムリが出てくるシーンです。二人が仲良く遊ぶ回想部分や心を通わせるシーンなど、どれもグッときます。幼少期のイオがゴムリと唄う歌がとてもかわいいので、ぜひ一緒に口ずさんでほしいですね。■子どもの「切り替えスイッチ」で、楽しく子育てする子育てをしていると思いどおりにならないことも多く、笑顔でいることの難しさを痛感することもあります。ステキな笑顔が印象的な関根さんは、どのような子育てをしているのでしょうか。――子育てをする上で、大切にしていることは何でしょうか?娘は少しこわがりで、何をするにもまずはじっと観察してから行動する慎重派。「ブンバ・ボーン!」も最初は踊らずに観察していたし、滑り台やブランコも段階を踏んでできるようになりました。私は娘の心の準備が整ったときにサポートできるよう、“興味スイッチ”が出るタイミングを逃さないようにしています。一方で、3歳を前にして、テレビの呼びかけに反応するなど、少しずつ変化も感じられます。この映画には参加型のシーンもあるので、娘がどういうリアクションをするのかがとても楽しみです。――2歳9ヶ月というと、コミュニケーションも取れるようになってきますよね?そうですね。自己主張も激しいですが、それは1歳の頃から変わっていません(笑)。ちょっと前まで困っていたのが長靴ブームで、晴れている日でも長靴を履きたがっていました。娘がニュートラルな状態であれば、外の様子を見せて「今日は晴れているから、雨の日に履こうね」と伝えれば納得してくれます。でも、眠かったり、おなかが空いていたり、一つでもマイナス要素があると「なーがーぐーつーなーのーっ!」と玄関でひっくり返ることも(笑)。しばらく様子を見ても状況が変わらない場合は、長靴を履かせて娘が楽しくお出かけできる方法をとるようにしています。――お話を聞いていると、お子さんの気持ちを尊重しているのがよくわかります。子どもにとって、嫌なことを強制させたくはないですね。食べ物の好き嫌いにしても、私は子どものころに偏食だったので、娘が食べられない気持ちがわかるんです。母は私に無理に食べさせようとはせず、食べられるものから少しずつ範囲を広げていってくれました。私も娘に対して同じようにしています。それから、2歳くらいの子どもの場合、怒るよりも気持ちを切り替えることが大切だと聞いたことがあるので、娘の切り替えスイッチを見つけるようにしています。■関根勤さん直伝“楽しい貯金”とは――子どもの気持ちに寄り添いたいと思いつつ、急いでいるとうまくできないこともあります。関根さんにも、そういうことはあるのでしょうか?もちろん、急いでいるときは娘とひともめすることもありますよ(笑)。でも、なるべく楽しく過ごしたいですから、大変なことも笑い話に変えて日々過ごしています。何かあったときは、家族や友だちに話すようにしています。年齢の近い子どものいる友だちに話すと「わかる、わかる!」と言ってもらえるので、気持ちを共有できる仲間がいるんだと安心します。――関根さんというと、お父さまの関根勤さんの笑いを取り入れた子育てが有名です。お子さんを育てる上で、ご両親から影響を受けた部分もあるのでしょうか?私は「ケツケツダンス」で育てられましたからね(笑)。両親は私に「人生って楽しいんだよ」と知ってほしかったようです。“楽しい貯金”という言い方をしていて、楽しいことを心にたくさん貯めておけば、つらいことがあっても乗り越えられるという考え方です。私が両親にしてもらったように、娘にも“楽しい貯金”をたくさん作ってあげたい。映画に行ったり、図書館のお話会に行ったりして、一緒に楽しい思い出を作るようにしています。じいじ(関根勤さん)と娘は仲がよくて、よく一緒に遊んでくれています。娘にもケツケツダンスをしていますが、娘はまだお尻のおもしろさには気づいていないみたい。■関根麻里さんの「お子さんと一緒の映画鑑賞」ワザ――映画が大好きだという関根さんの“子連れ映画デビュー”について、聞かせてください確か、娘が生後半年くらいのころでした。赤ちゃんを連れて行かれる映画館の存在を知ったことがきっかけです。上映中も適度に明るさが保たれていて、周りには同じくらいのお子さんを連れた方もいるため、多少話しても動いても気になりませんでした。さいわい娘も眠ってくれたので、私もいい気分転換ができました。とはいいつつ、じつは、「この時間だったら眠ってくれるかな」と授乳やお昼寝のタイミングをはかったんですけどね(笑)。<関根麻里さん流「お子さんと一緒の映画鑑賞」ワザ>1、予告編を観て、どの作品にするか子どもと相談する2、映画館は、赤ちゃんや幼児OKでおやつや飲み物が持ち込みOKなところを選ぶ3、作品が決まったら「おやつは何持って行こうか?」と相談して、少しずつ気持ちを高めていく――小さいお子さんがいると、映画鑑賞はハードルが高いと感じる方もいます。子連れ映画デビューを控えたママたちにアドバイスをお願いします。『映画 おかあさんといっしょ』は、上映中も適度に明るく音も大きすぎないので、初めてお子さんを連れて行くにはぴったりの作品です。周りにはみなさんと同じような状況の仲間もたくさんいるので、もし泣いたり、ぐずったりしても大丈夫! 「周りに迷惑をかけたらどうしよう……」とガチガチに構えすぎず、お子さんと一緒に楽しんでくださいね。『映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険』9月7日(金)より全国ロードショーゆういちろうお兄さんやあつこお姉さんたちが、外へ飛び出して大冒険! みんなでバス「おかあさんといっしょ号」に乗っていたら、いつのまにかちょんまげの人がいる町へ…!? アニメ版「ガラピコぷ〜」では、関根さんと同じくゲスト声優で、ロボットのゴムリ役に11代目うたのお兄さんの横山だいすけさんが出演することも見どころの一つ。お子さんと一緒にご家族で楽しめる盛りだくさんの70分です。
2018年09月07日数々の名曲を生み出してきた、NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」。ほぼ毎月のように新曲が発表されますが、特にここ最近「このアーティストが関わっているの!?」という意外性&ぜいたくさに驚かされっぱなしです。そこで今回は、「あの歌に関わっているのは、こんなアーティストである」という紹介をしたいと思います。2018年5月の新曲「いるよ」せわしない朝にほっこり安らぎを届けてくれた「いるよ」。この歌は、クレジットを見て飛び上がったほど、豪華な布陣で作られていました。歌詞は、詩人や絵本作家としてあまりにも有名な、谷川俊太郎さん。作曲は、はっぴいえんどやYMOでも活躍した、日本の音楽史における重要人物、細野晴臣さん。それだけでも素晴らしいのですが、さらなるこの歌の重要ポイントは、編曲が高田漣さんというところ。高田さんは、ペダル・スティールギター奏者で、繊細で温かみのある音色を生み出すスペシャリストです。「いるよ」では、大御所二人の才能を、高田さんが彼らしく彩ったような、ぜいたくなコラボレーションを聴くことができました。2018年6月の新曲「きらららダンス」雨の季節を“きららら”と輝かせた「きらららダンス」。こちらを作ったのはDE DE MOUSE。これまた、かなり人選に驚かされました。DE DE MOUSEは、ざっくり言うとクラブ系アーティストで、先鋭的なイメージがあったからです。確かに、「きらららダンス」も、一筋縄ではいかないアレンジでしたが、むしろ子どものワクワク感を忠実に表現しているようにも聴こえてきました。そもそも、周りの空気そのものをガラリと変える音楽を生み出してきたアーティストだけに、子どもの「いつでも別世界に飛べる」感覚を、今も宿しているのかもしれませんね。音楽通だけではなく、ピュアな子どもにも響く歌を作ったことで、その活動が今後ますます楽しみになってきました。2018年7月の新曲「ゾクゾクうんどうかい!」“水族館の運動会”というユニークな物語を、独特のメロディで描いた「ゾクゾクうんどうかい!」。作ったのは歌とアコーディオンの姉妹ユニットであるチャラン・ポ・ランタンの小春さんです。様々なジャンルを織り交ぜた無国籍サウンドで“チャランポ節”を作り上げてきた小春さんですが、この歌でもそれは生かされています。賑やかだけど、どこか不思議な曲調は、子どもにも馴染みやすいようです。小春さんは、近年のMr.Childrenのツアーに帯同していることでも有名。スタジアム・バンドから子どもまで魅了する、その才能に引き続き注目していきたいですね。これからは、どんなアーティストが楽曲提供をしているのかというところも楽しみながら、「おかあさんといっしょ」をウォッチしてみてはいかがでしょうか?ママが聴く音楽の幅も広がると思いますよ!PHOTO/Fotolia
2018年08月28日2018年5月3日~6日に東京・NHKホールで行われた 「おかあさんといっしょ」春のファミリーコンサートを収録したDVD・CD『「おかあさんといっしょ」ファミリーコンサート シルエットはくぶつかんへようこそ!』が8月1日にポニーキャニオンからリリース!「シルエットはくぶつかん」を舞台に展開されるストーリーから、話題沸騰の「おまめ戦隊ビビンビ~ン」の登場シーンまで、今作の見どころを紹介しちゃいます。■シルエットはかせの登場に、子どもたちは大興奮!毎年春と秋にNHKホールで開催されるファミリーコンサートは、たくさんの歌を盛り込んだストーリー仕立てで展開されるコンサート。2018年春公演では、お兄さんとお姉さんが「シルエットはくぶつかん」に出かけます。そこで出会ったのは、もちろんシルエットはかせ! いつもテレビで見ているキャラクターなだけに、子どもたちは早くも「エット、エット、シルエット~」と大興奮。「おかあさんといっしょ」のコーナーに入り込めるので、楽しさもワクワクも2倍どころじゃありません。しかも、音楽や照明の演出によって、エンターテインメント性も抜群。目と耳で感じる“ショータイム”のはじまりです!■お兄さん&お姉さんと“影”の共演に注目!?シルエットはくぶつかんにやってきたゆういちろうお兄さん、あつこお姉さん、よしお兄さん、りさお姉さん、そしてガラピコぷ~の仲間たちは、おなじみの影当てクイズなどで楽しく遊んでいましたが、シルエットはかせのコレクションである“影”たちが逃げ出してしまい大騒ぎ!正義感の強いお兄さんやお姉さんは、影を取り戻そうと立ち上がり、影たちとコラボ(!?)しながら、さまざまな楽曲を披露。なんと、りさお姉さんと影が共演する「パント!」も楽しめちゃいますよ! 影を捕まえるべく、一生けん命に奮闘するお兄さん、お姉さん。けれども、そう簡単に集まるはずもなく…果たして、シルエットはかせが大切にしている影たちを取りもどすことはできるのでしょうか!? 大人でも引き込まれてしまうほど、丁寧に作られたストーリー展開は必見です。■みんな大好き!「おまめ戦隊ビビンビ~ン」も登場ファミリーコンサートの見どころはストーリー展開だけではありません! お兄さんとお姉さんが、たくさんの楽曲を歌い踊り、パワーを与えてくれます。なかでも「おまめ戦隊ビビンビ~ン」のイントロが流れたときには、子ども&ママたちからの歓声も最高潮!キャッチーな音楽に、お兄さんお姉さんの振り切った姿がSNSなどでも話題を呼んだ本作だけに、ここでしかみられない表情や、会場との一体感は見逃せません。ほかにも、「おはよう!」をはじめ、「なないろのしゃぼんだま」「ぱんぱかぱんぱんぱーん」「メダルあげます」「ブンバ・ボーン!」「べるがなる」など、心踊る楽しい楽曲が盛りだくさん。テレビ版とはまた違う、ゆういちろうお兄さん、あつこお姉さんの美しくも迫力のある歌声を聴けるのもファミリーコンサートならではです!■ファミリーコンサートDVDは、猛暑の強い味方!本編のほか、特典映像として、ムームーがシルエットはかせの助手になるまでを描いた「シルエットはかせ名作選」、さらに 「トトトのうた」「地球ぴょんぴょん」の歌クリップを収録。 あまりに暑く、子どもを公園にも連れていけない…そんなとき、おうちで楽しく歌い踊れる『「おかあさんといっしょ」ファミリーコンサート シルエットはくぶつかんへようこそ!』が大活躍。お兄さんとお姉さんの飛び切りの笑顔とパフォーマンスに、きっとママたちも心ときめくはずですよ!■「おかあさんといっしょ」ファミリーコンサート シルエットはくぶつかんへようこそ!\2018年8月1日DVD/CD同時発売/↓詳細はこちら↓
2018年07月31日NHK「おかあさんといっしょ」のうたのおにいさんで知られる、横山だいすけの新作ツアー『だいすけお兄さんの世界迷作劇場2018-19』が、7月21日、泉佐野市のエブノ泉の森ホールで幕を開けた。「だいすけお兄さんの世界迷作劇場2018-19」チケット情報ミュージカルとコンサートで構成された『世界迷作劇場』は、昨年、横山が、うたのおにいさん卒業後に初上演し、来場者数10万人以上を集めた。シリーズ第2弾となる今回も、会場には親子連れの観客が続々と詰め掛けている。舞台には映像で桃が映し出され、その桃から、元気よく横山が飛び出す。第1部のミュージカル『桃太郎』の始まりだ。『迷作劇場はじまるよ』などのオリジナル曲を、横山がのびやかにさわやかに歌い、観客を惹きつける。ここでは、誰もが知る『桃太郎』とはちょっと違い、横山扮する桃太郎は、育ての親のおじいさんとおばあさんに「いつまでも家でゴロゴロしていて情けない。早く独り立ちしなさい」とたしなめられる。かなりグウタラな桃太郎のようだ。また、猿や鳥のほか、格言をとなえる一風変わった犬のおじいさんも登場し、大人も楽しめる。キャストがボケたりずっこけたりして笑いを取るシーンも多い。「世界の名作を不思議に面白おかしくしたいので、今年は笑いの要素を強くしました。こけ方やツッコミ方をキャストそれぞれが、お笑いの映像を見て学んだりしたんです。僕らお笑いの集団だったかなと思うくらい、稽古を重ねました(笑)」と、横山が話していた通りだ。ほかにも『鬼のパンツ』で横山がオペラ調の歌い方で美声を響かせたり、『犬のおまわりさん』で会場中が大合唱になったりと盛り上がりを見せた。第2部はコンサート形式で展開。横山が「僕のフリートークも迷うかも知れませんが(笑)、温かく見守って下さい」と観客に語りかけ、『あつまれ!笑顔』『まほうのとびら』などの楽曲を安定した歌声で披露する。「おかあさんといっしょ」でおなじみの『ぼよよん行進曲』では、横山をはじめ、キャストも客席の子どもたちも皆、一緒になって大ジャンプ。小さな赤ちゃんは、親に“高い高い”され、その場で行進し始める子どもたちも。会場が大きく揺れ、大いに沸いた。終演が近づくと、子どもたちは「だいすけお兄さーん」と名残惜しそうに叫んでいる。「お客さんの目がキラキラすることが何よりもうれしい」と、横山。子どもたちは純粋に音楽や物語、舞台の楽しさに触れ、大人はそんな子ども時代のキラキラを懐かしく思い出すような時間だった。夏休みツアーでは9月1日(土)まで全国28会場で全58公演を実施。チケットは発売中。取材・文:米満ゆうこ
2018年07月23日●子供に囲まれて「早く結婚したい」『おかあさんといっしょ』(NHK Eテレ)の“うたのおにいさん”を昨年3月に卒業した横山だいすけ。その4カ月後にスタートさせたミュージカルが『だいすけお兄さんの世界迷作劇場』だ。「世界の名作を、ちょっと不思議なミュージカル・コンサート仕立てで」というコンセプトで、全国で10万人を超える動員を記録し、7月21日から第2弾のツアーがスタートする。うたのおにいさんを卒業して、「あらためて子供と触れ合うのが自分の生きがいなんだな」と実感したという横山。「バージョンアップします」という『世界迷作劇場』にかける意気込みに加え、卒業後の新たな挑戦などについて、話を聞いた――。○生の音楽をもっと届けたい――『だいすけお兄さんの世界迷作劇場』が、2017~18年シーズンに続いて第2弾となりますが、このミュージカルはどのような経緯で始まったのですか?『おかあさんといっしょ』(NHK Eテレ)でうたのおにいさんをやっていたときにも、子供たちと一緒に歌ったり踊ったりするコンサートをやっていたんですけど、番組をやりながらだとどうしても「全国イベント」と言いながら年に11カ所くらいしか回れなかったんですよ。それで、「なかなかチケットが当たらない」という声も聞いてたんですね。だから、生の音楽を歌って届ける場所がもっとあればいいなと常に思っていたんです。それで、ミュージカルだったら、小さい子供からおじいちゃんおばあちゃんまで、いろんな世代の人が楽しめるんじゃないかと考えました。でも、いきなりミュージカルと言うと敷居が高くなってしまうので、音楽を知らない人でも楽しめる題材を考えて、「世界名作劇場」だったら入りやすいんじゃないかなと。みんなが知ってる世界の名作に、「こんな話があっても面白かもね」「裏側ではこういうことがあるかもしれないよね」という要素を加えて、『迷作劇場』としたんです。――よくタモリさんが「ミュージカルは苦手」と公言されていますが、大人にとっても敷居が高いですもんね。実際にやってみて、手応えはいかがでしたか?僕らには後ろ盾みたいなものも特にないですし、1つ1つの本番が勝負という姿勢だったんですけど、みんなが一緒に笑い合える空間をお客さんにも育ててもらったなという感じでやってきました。そうやって1年近くやってきて、最終公演の1つ前の公演で入場者数10万人を突破して、本当にたくさんの方に来ていただけたらっていう感謝しかなかったですね。――お客さんの反響も大きかったのではないでしょうか。本当に皆さん喜んでくださって、一緒に笑ってくれる方や、歌の中で涙される方もいました。いろんな人世代の人たちにそれぞれの音楽で寄り添えたらいいなと思っていたところで、最初のうちはうまくいかないこともたくさんあったんですけど、だんだん頭の中に思い描いていたものが形となって、ここにあるんだ!と実感できたときは感動しましたね。○赤ちゃんが泣いても「演出の1つ」――会場の雰囲気は、お客さんも一緒に歌に参加するような感じなんですよね。そうですそうです。みんなで一緒に手拍子をしたり、声を出してもらったりするんです。それと、やっぱり小さいお子さんがいらっしゃるので、例えば赤ちゃんが泣いちゃったとしても、その泣き声も『迷作劇場』の演出の1つになっています。親御さんからすると、「子供が小さいからミュージカルなんて行けないわ」っていう方もいらっしゃると思いますが、たとえ泣いちゃったとしても、周りの人たちもみんな理解してくれる人たちですし、とにかくみんなが一緒に笑って声を出して、ありのままの気持ちを大切にして一緒の時間を過ごせたらいいなっていう思いでやっています。だから、僕がしゃべってるときに「ギャー!ギャー!」って叫び声が聞こえるときもありますし、「だいすけお兄さーん!」って声が飛んでくることも(笑)。でも、真剣なシーンでは子供たち固唾を飲んで見守ってくれたり、真面目なシーンで「だいすけお兄さん頑張れー!」って応援してくれたり、そういうことが自然発生で起こるんですよ。――横山さんの原点は劇団四季でのミュージカルだと思うのですが、お話を聞いていると、また新しいジャンルの舞台という感じです。そうですね。でも、ミュージカルの名作はたくさんあるので、いつか大きくなったときにそういうものに興味を持ってもらえたらうれしいですし、僕らのやってる『迷作劇場』というのは、その第一歩になってくれたらと思うんです。歌が好きになってくれる子もいれば踊りを好きになってくれる子もいるだろうし、演技することも好きになってくれる子もいるでしょうし、見てくれる皆さんが自由に感じてもらって、ミュージカルにはそんな素敵な要素がいっぱいあるんだと思ってくれたらいいですね。子供にとっては心の豊かさにつながっていくと思いますし、親御さんにとっても1つの息抜きになると思うんです。○いつかはドリフみたいなものに――『おかあさんといっしょ』を卒業されて、仕事で歌う機会も減ったのではないかと思うのですが、そういう意味でこの『世界迷作劇場』は、ご自身にとっても貴重なお仕事なんじゃないですか?そうなんです。これをやっていることっていうのは僕にとってすごく大きなことで、卒業してからいろんな挑戦をさせてもらう中で、子供と一緒に歌う、子供と一緒にいる空間もそこまで多くないので、『おかあさんといっしょ』から離れて、あらためて子供とふれあうのが自分の生きがいなんだなって感じますね。――ライフワークになりつつある感じですか?まさにその通りですね! だからこそ、今回パート2もやらせていただけるというのはうれしいです。『おかあさんといっしょ』の頃は、当たり前のようにCDを出して、ミュージカルができていましたが、今はそれを次の年もできる保証はないですから、1つ1つの現場を大切に、1回でも多く1人でも多くの人たちに届けていきたいなって思いますね。――それにしても、そうやってたくさんの子供たちに囲まれていると、ご自身もお子さんが欲しくなるんじゃないですか?思います!思います! 常に思いますね。いやぁ本当に早く結婚したいなって思います(笑)。でも、それは僕だけじゃなくて、スタッフの皆さんも来てくれるお客さんを見て、「やっぱり子供っていいですね」ってよく言ってるんですよ。関係者にとっても、そうやって家族の温かさに触れるのは、いいことだなと思いますね。――今回の見どころを教えてください。パート1で、ワクワクやドキドキ、面白さをふんだんに取り込んだものに挑戦して、いろんな場所に行っていろんな人たちと共有することができたと思っているんですが、そこからパート2はかなりバージョンアップします。笑いの要素も2倍にして、みんながよく知っている話を「えっ、こんな風にしちゃうの!?」っていう意外性で突いていきたいと思います。――さらに、パート3、4と続くようになれば。いつかはドリフみたいなものになっていたらいいなと思ってるんです。ドリフも子供から大人まで楽しめるじゃないですか。――ドリフの『8時だョ!全員集合』は、毎週全国のホールを回って生放送していましたからね。笑いがあって、なおかつ歌や踊りがあって。「子供がメインだから私はちょっと…」って思われる大人もいると思うんですけど、実際に来てもらえると「楽しかったよ」っていう声がすごく多いので、大人の方だけでも、学生の方だって来ていただくだってもちろん構わないです。そこにいるみんなが笑顔になれるものにしていきたいですね。●「だいすけロス」と言われて…○渡部篤郎との共演「本当に素敵な時間」――あらためまして、うたのおにいさんを卒業されて1年がたちましたが、振り返っていかがですか?この1年は「何でも挑戦する」という感じでした。行くところ行くところ全てで新しい出会いがあったり、楽しいこともあればうまくいかなかったこともたくさんありますが、その中でいろんな人に支えてもらったなという思いがありますね。例えば、テレビの現場に行くと、スタッフさんと「はじめまして」とあいさつした後に、「子供と一緒にずっと見てました。ありがとうございます」って言ってくれるんです。この「ありがとうございます」から始まるというのが、僕にとってはすごくうれしくて、自分が今までやってきたことが本当にいろんな人にちゃんと届いていたんだなっていうのを実感しましたね。――ドラマやバラエティなど、いろんなお仕事をされていましたが、特に印象に残っている方はいますか?『警視庁いきもの係』で初めてのドラマに挑戦したとき、渡部篤郎さんにすごくお世話になりました。すごく不安だった中で、渡部さんとは役柄としていつも一緒にいる関係だったので緊張すると思ってたんですけど、初めてお会いしたときから気さくに話しかけてくれたんです。演技や体の抜き方に加え、「このアドリブ一緒にやってみない?」とか、そういうことをカメラの回らないところでいろいろ話してくださって。すごく幸せでしたし、本当に素敵な時間を過ごさせてもらいました。――渡部さんは、細かい指導はせずに「俺の背中を見ろ」的なイメージがありますが、いろいろ教えてくれたんですね。「気楽にやってたら全然いいからねー」って言って、本番が始まった瞬間に「カメラがこっちから撮るときは、こういう風に見たらいいよ。そのほうが顔がしっかり映るからね」とか、いろいろ教えてくれました。たぶん、僕がよっぽど分かってなかったんでしょうね(笑)○これからも“笑顔のお届け屋さん”として――うたのおにいさんを卒業したときは「だいすけロス」と言われていましたよね。ご本人としては、どんな心境でしたか?ビックリしましたね。僕としてはうたのおにいさんの現役中、以前よりたくさんお手紙をもらったとか、特別人気があったという実感がなかったんですよ。でも、辞めるとなったときにたくさんの皆さんが「ロス」とおっしゃってくれて、9年間ずっとやってきた「いろんな人たちに自分たちが歌や楽しさや元気を届けたい」という気持ちが、ちゃんと伝わってたんだと分かって、うれしかったです。一方で、「ロス」になってくれた人たちが、また次の『おかあさんといっしょ』を愛してくれて、次のみんなを応援してもらいたいというのもありましたね。――ドラマや今回のミュージカルと、いろんな挑戦をすることによって、「ロス」を解消することもできますよね。そうですね。自分も新しいことをやっていく中で、例えば「今までミュージカルなんて見たことなかったけど、横山だいすけが出るならちょっと見てみようかな」ってなって、またそれが他の人につながったらうれしいので、みんなに楽しんでもらえるようなものに、どんどん挑戦していきたいなと思いますね。――『おかあさんといっしょ』を見ていた子供たちが成長するのとともに、横山さんの新たな顔を見せられるといいですよね。このタイミングで出す新しいシングルCD「笑顔をあつめて」は、今までと全然違う挑戦をさせてもらいましたし、歌手・横山だいすけとして1つでも2つでも成長していき、それによって『迷作劇場』にも新しい音楽を入れていくことで、自分のやってる活動が、どんどん大きくなっていったらいいなと思います。――いろいろお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。最後に、今後の活動への意気込みをお願いします。これからも見てくれる人、応援してくれる人にとって元気や楽しさを届ける“笑顔のお届け屋さん”として、ミッキーマウスみたいな夢と希望にあふれているキャラクターのような存在になりたいと思っています。そういう人間が、今の時代の中に1人くらいいてもいいと思うんですよね。今年は歌手活動をやりつつ、『世界迷作劇場2018-19』で、1人でも多くのお客さんに笑顔になってもらえる活動というものを、人生かけて頑張ってきたいと思います。楽しみにしていてください!
2018年06月15日