夫と私は年の差が20歳以上もあり、夫はバツイチ子持ちで成人した娘がいます。一緒に暮らしていてもあまり関わらない関係でしたが、私の妊娠・出産を機に距離感が変わってきました。わが子を通して、家族に近付いた連れ子と私の関係についてお伝えしたいと思います。 年の差婚、夫より娘と年が近い私夫とは職場で出会いました。20歳以上離れた年の差と、夫がバツイチ子持ちということから、周りになかなか認めてもらえず交際7年目でやっと結婚。 夫の娘はもう成人していて、特に私がお世話するようなこともなく、家にもあまりいなかったため、顔を合わせるのは朝と夜のあいさつくらいという関係でした。なんだかさみしいと思いつつも、どうしたらいいのかわからず1年が経ったころ、私の妊娠が判明したのです。 妊娠報告するも複雑な様子……妊娠を喜んだと同時に頭をよぎったのは夫の娘のことです。妊娠を報告して怒ってしまったらどうしよう、泣いてしまったらどうしようなど、いろいろと考えてしまい、なかなか言い出せませんでした。結果的には夫が私の妊娠を娘に伝えたところ、少し驚いた顔をして「ふーん」とひと言。 その後、特に触れることもなく、気付けば私の里帰りの時期に。そして迎えた私が実家に帰る前日、「性別どっち? 頑張ってね」と夫の娘が言ってくれて安心しました。それと同時に、娘の葛藤を考えると胸が熱くなる思いでした。 出産後、20歳離れた妹への反応産後1カ月で自宅に戻った当日、夫の娘は玄関で待っていてくれて、赤ちゃんを見て満面の笑顔を浮かべてくれました。それからは家にいることが増え、私の部屋に来て娘をあやしてくれています。 一番うれしかったことは、「この子を私の妹と思っていい?」と言ってくれたことです。「この家で私は他人なんだな……」なんて思ったこともあったので、なんだか私も夫の娘と家族になれたような気がしました。 年が近い分、なかなかうまくいかなかった関係が、出産を機に変わることができました。最初は葛藤もあったとは思いますが、夫の娘と家族を繋いでくれた赤ちゃんに感謝しています。著者:深田ようこ三児の母。夫とは二回り近い年の差婚。子ども服のショップ店員など、結婚するまでは子ども向けの仕事に携わる。現在は芸能や育児に関する記事を中心に執筆中。
2019年10月02日2015年、国立社会保障・人口問題研究所の統計によると、夫婦にたずねた理想的な子ども数は2.32人だったそうです。私も子どもが2人欲しいと思っていましたが、いろいろと悩みました。今回、当時の私が妊娠・出産に前向きになれるようにおこなったことをお伝えします。 2人目が欲しいと考えたときに悩んだこと漠然と2人目が欲しいと感じていた私ですが、真剣に考えていくと巷でも聞かれる「2人目の壁」にぶつかりました。私の壁は、育児への不安と経済的な不安の2つ。夫は転勤がある職種なので、何か困ったときなどに両親に頼れる環境ではありません。私や夫が何らかのトラブルに見舞われたとき、2人の子育てがしっかりできるのか不安でした。 さらに夫は私より7歳年上で、2人目を欲しいと考えていたころは30代後半。これから子ども2人を育てながら教育を受けさせ、先々は自分たちの老後資金も確保しなくてはならないため、経済的に大丈夫なのかととても悩みました。 2人目計画を立てる前におこなったことひとりで考えすぎて、勝手にいっぱいいっぱいになっていた私。これではいけないと思い、悩みを解消するために夫に相談してみました。すると、夫も2人目を望んでいたようで「言い出すタイミングがなかったから話してもらってよかった!」とのことで、びっくり! この一言で、育児が大変になっても頑張れると感じました。ただ、もっと早く相談しておけばこんなに悩まずに済んだのに、と少し後悔しました。 2人目計画を実行するタイミング次に、具体的にいつごろに出産したいのかを話し合いました。わが家の場合、夫の仕事が忙しく、専業主婦の私が育児をほぼひとりでおこなっていたので、引き続き私が子育てに専念しながら幼稚園に通わすせる予定でした。ですから、上の子を入園させる前に出産できたらベストということになりました。その理由は下記の4点です。 ●入園前のほうが幼稚園の行事などに縛られず、出産や子ども2人のお世話に専念できるから●3学年差だと幼稚園や学校の卒業と入学が重なるので、それを避けるためには2学年差がよいと感じたから●出産も子育ても感覚が残っている早めのほうが安心だと思ったから●年が近いほうが子ども同士が仲良くなると思ったから それはまさに、上の子が2歳のそのときでした。そのため、2人目計画を立てたと同時に進め、3カ月目で妊娠し、無事2歳差で2人目を出産することができました。 子どもが1人から2人になると、やはり何かと大変です。でも、喜ぶ夫や上の子が下の子をかわいがる姿を見られたこともあり、育児の負担はそこまで感じませんでした。上の子の成長を感じられましたし、1人目の育児よりもずっとラクに思えます。神様からの贈り物ともいえる妊娠は自分たちの思い通りにいかないものですが、2人目を真剣に望み、そして行動してよかったなと思います。 著者:大鹿恵美9歳、7歳、4歳の三姉妹の母。これまでの育児を生かした体験談を主に執筆中。365日育児と家事と仕事でフル活動だが、夫との毎晩の晩酌とたまのママ友との交流が原動力となっている。
2019年10月02日出産時の排便は、出産を経験した方なら「あるある」と思う方もいるのではないでしょうか。ただ、初めての出産だと「いきんで出ちゃったらどうしよう」「浣腸はするの?」と不安になる方も多いと思います。今回は、出産時の排便と浣腸についてのエピソードをお伝えしたいと思います。 1人目出産時は浣腸なし、いきんで排便が!私が通っていた産院では、とくに出産前の浣腸についての話はなく、先生に任せていました。陣痛がまだ弱いときに便意を感じたので、一度排便。その後、陣痛が強くなり分娩台へ移動しました。 ところが難産となり、分娩台の上で数時間過ごしたためか、いきんでいるうちになんと排便……! 自分としては、とにかく痛くてそれどころではなく、恥ずかしさは感じませんでした。 産後に思い出して恥ずかしさアップ…出産後しばらくは、赤ちゃん誕生のうれしさと達成感で、お産の間のことはあまり気にしていませんでした。ところが少し落ち着いて分娩室での出産のことを思い起こしているうちに、とても恥ずかしいことをしてしまったことに気付いたのです。 さらにお産に立ち会った助産師さんが部屋に様子を見に来るたびに、自分のした粗相を思い出し、出産時の排便はよくあることだと知っていても、とても恥ずかしい気持ちになりました。 2人目出産時は浣腸をして臨む!もう恥ずかしい思いはしたくなくて、2人目の出産のときは「分娩室へ行く前に、浣腸をしてもらうことは可能ですか」と助産師さんに相談し、浣腸をしてもらうことに決定。浣腸をするとすぐに腹痛があり、排便することができました。 そしていよいよ分娩室へ。どうしてもいきまなければならないので、1人目の出産時の恥ずかしさがよみがえり、排便済みでも心配はありましたが、2度目は粗相をすることなく、無事に出産をすることができました。 私の恥ずかしい思い出を紹介しましたが、出産時にはよくあることのようで助産師さんはあまり気にしないようです。浣腸については産院によって方針があるようなので、一度相談してみるといいかもしれませんね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー
2019年10月01日立ち会い出産についてなんとなく希望しているものの、実際の流れやメリット・デメリットが気になっていて決めきれないという方もいると思います。今回は、立ち会い出産の現状、夫の役割や心構え、メリット・デメリットについてお伝えします。立ち会い出産にするかどうかを決める際に、参考にしていただければと思います。 立ち会い出産の現状立ち会い出産とは、出産の場に家族が立ち会うことをいいます。産院で出産する場合、陣痛がかなり進んでもうすぐ赤ちゃんが出てくる、というときになったら妊婦さんと一緒に分娩室へ入ることになります。 立ち会い出産をする人の割合とその役目を夫がするパターンは増えてきていますが、夫だけでなく親や上の子が立ち会うパターンもあります。夫が仕事で立ち会えないなど、理由はさまざまですが、妊婦さんが出産のときに側にいてほしいと望む人が立ち会うのが一番です。 また帝王切開の場合、立ち会いができる産院とできない産院があります。帝王切開は手術なので、たとえ立ち会いが可能な場合でも、開腹部分は見られないようにします。帝王切開でも立ち会いを希望するなら、可能かどうか産院に事前に確認しておきましょう。 立ち会い出産時の夫の役割・心構え 産院では妊娠中に、赤ちゃんがどうやっておなかから出てくるのかなどを妊婦教室や両親学級で教えてくれますので、夫婦で参加して勉強しておくのも大切なことです。また多くの産院では、この講座を受けないと立ち会い出産ができません。 陣痛が始まってから赤ちゃんが生まれるまでの時間は個人差がありますが、何時間もかかるものです。初産婦の場合、長くて2日ほどかかる場合もあり、とても大変なことだと理解しておきましょう。状況や産院によって違いますが、規則的なおなかの張りの間隔が初産婦なら10分、経産婦なら15分になると産院に連絡します。そして産院に来るように言われたら向かうのが一般的です。 産院ではまず陣痛室に入って過ごします。陣痛の痛みは時間と共に強くなっていき、陣痛の間隔も短くなっていきます。夫は妻の陣痛に合わせて一緒に呼吸法をおこなったり、腰が痛くなるので腰をさすったりします。夫の手が触れていると、妻は痛みが和らぐ感じがしたり、安心感が出て頑張ろうという気力がさらに湧いてくるかもしれません。 いきみが出てきたときには、拳やテニスボールを使っておしりを押すのも効果的です。テニスボールは陣痛室に置いてある産院もあります。ただそばにいるだけが立ち会うということではないので、夫は妻の要望に合わせて対応するなど、一緒に陣痛を乗り越えるつもりで妻を支えましょう。 子宮口が開き、助産師の判断で分娩室に移動したら、いよいよ出産です。※LDR(陣痛室・分娩室・回復室が一体となった個室)の場合は移動をせず出産までおこないます。分娩室に入ったら、医療スタッフの邪魔にならないように夫は妻の頭側にいるといいでしょう。そこで飲み物を妻に飲ませたり、妻の顔が汗だくになっていることもあるので、タオルで顔を拭いたりします。 赤ちゃんが生まれる直前の痛みはとても激しく、このときの妻の状態は見ているほうも苦しくなるかもしれません。また分娩のときは出血があり、おなかに力を入れるため、尿や便が出ることもあるので、夫は立ち会う場合どんな現場になるか事前に想像しておいたほうがいいかもしれません。 立ち会い出産のメリット・デメリット夫が出産に立ち会うことは多くのいい面がありますが、そうではない面もあるということを認識しておく必要があります。 立ち会い出産のメリットまず、陣痛の時から出産まで立ち会うことで、妻だけでなく夫も出産の大変さを理解することができます。出産の瞬間の感動も分かち合えますし、そういった状況を経験することで、父親としての自覚も出やすく、親子の絆も深まります。出産について、将来子どもに語ることもできます。 また、妻も夫が側についてくれることが、心の支えになると思います。出産を夫婦で乗り切ることで、夫婦の仲も一層深まることでしょう。 立ち会い出産のデメリット男性によっては立ち会い出産を希望していたものの、分娩室の雰囲気や、血液、羊水のにおいなどによって気分が悪くなってしまう方もいらっしゃいます。立ち会いの途中で気分が悪くなったら、早めにスタッフに申し出てください。またそういう可能性がある人は立ち会わずに分娩室の外で待機しておくほうがいいでしょう。 また、分娩の状況のインパクトが強く、その後の夫婦生活がなくなってしまう場合もあります。夫の性格や繊細さなどを考えて、立ち会い出産をするかしないか夫婦で決めるのがいいです。分娩に立ち会わないことが愛情が少ないということにはならないので、陣痛室までは夫婦一緒にいて分娩室だけ夫は外にいるなど、自分たちに合った立ち会い出産スタイルを決めておくといいと思います。※参考:ベビーカレンダー「立ち会い出産のメリット・デメリット、準備や後悔しないための心構えは?」 立ち会い出産をしたママたちの体験談 初めての出産で主人に立ち会ってもらう予定でした。自宅で陣痛が始まって主人に連絡すると職場の配慮もありすぐに帰宅させてもらいました。何か買ってくるものはあるか、病院にはいつ連絡するのか、といろいろ心配してくれる主人。病院で陣痛が進行していくと、助産師さんと一緒に「吐いてー吸ってー」と呼吸を補助してくれました。深夜になると主人も疲れてきたようでしたが、「お茶飲む?」「ゼリー食べる?」と差し出してくれたり、私が「吸って吐いてって言って」や「腰を押して」と要望するとやってくれて、頼もしかったです。私が陣痛のときにいきまないようベットの柵を力一杯握っていたのですが、途中から主人の手を同じように力一杯握らせてもらいました。主人が痛がっていないかとあとで聞いてみたら「ありったけの力で握っていたんだろうけど、こんなものかって思ってたよ」と言うので「さすが」と安心しました。分娩台に乗ったあとも、同様に呼吸を補助してくれましたが、あっという間に子どもが出て主人も驚いていたようです。主人が「生まれてすぐに手を触るとぎゅっと握ってくれたことに感動した」と言っていたし、私より先に抱っこして写真を撮ってもらうほど娘への愛着も湧いたようです。主人の冷静さがとても頼もしく感じた出産でした。何かしてもらいたいことがあれば、具体的に伝えたほうがお互いにいいんだと思います。(新米ママさん) 第二子の出産で、主人と3歳の上の子も立ち会いました。上の子はどうかな?こわがるかな?と思いましたが、その様子もなく、主人と一緒にそばにいてくれました。産後、私と離れる際に大号泣してしまいましたが、面会に来たときも、自宅に戻ってから2カ月経った今も、下の子をとても可愛がってくれて、お世話もしてくれます。多少、さみしさを感じているかもしれませんが、立ち会ってもらってよかったのかなと思います。おもしろいことに、「赤ちゃんはママのおしりから生まれてきた」と話しています(笑)。(あいあいさん) いきんでるときの顔を見られたり、万が一排泄があったりしたら恥ずかしいので立ち会いはしない予定だったけど、分娩室の隣で楽されても嫌だな、と思い夫を分娩室に呼びました。陣痛中のいきみのがしや、腰のマッサージ、いきむときに手を握ったりしてもらい、気持ち的にも楽になりました。一人目は立ち会いしなかったんですが、立ち会いして生まれたときの夫の反応が全然違ってびっくり。一緒に頑張ったと思える分、「お疲れさま」のひと言がぐっときました。(まぶさん) 主人と母に立ち会ってもらおうと 事前に決めておきました。 陣痛のときに腰が痛くて痛くて……、さすってもらわなければ耐えられなかったです。 母の厚みがあって、丸みのある手でさすってもらえて、安心感がありました。主人は力が強すぎたり、場所がずれててて少しイラッとしました。誕生の瞬間を信頼できる2人と共有できてよかったです。(わんわさん) 友人から「立ち会い出産は、出産の大変さを共有できるからいいよ」と聞いていたこともあって夫に相談。夫も、「わが子の生まれてくる瞬間を見れたらいいだろうね」と言い、立ち会い出産をすることにしました。いよいよ入院の日を迎えました。陣痛は来ているけれど、子宮口はなかなか開いてくれません。その際、夫も一緒に部屋にいてくれたのですが、私が陣痛で苦しんで眠れないのに、横ですやすや眠っている姿にイライラしてしまいました。翌朝、分娩室に入ったあと、夫は私の手を握ったり、お水を飲ませてくれたりしてくれました。とてもありがたかったのですが、いきみ方についていろいろと言ってきて、妙に腹が立ってしまいました。立ち会ってもらった結果、リラックスするどころかイライラすることが多かったように思います。私の場合、出産に立ち会ってもらったことで、夫への不信感がつのってしまいました。そのため、2人目の出産を夫は立ち会いたいと言っていたのですが、私は断りました。夫が立ち会わなかった2人目の出産では、気が散らず、出産に集中することができたのでよかったと思っています。私の場合、立ち会い出産でないほうが気持ちが楽になりました。感じ方は人それぞれだと思いますので、ご夫婦でよく相談してくださいね。(石原みどりさん) 立ち会い出産をしてよかったというママもいれば、なかには後悔しているママもいるようですね。ご夫婦で立ち会い出産について理解を深め、立ち会い出産を希望するかどうかをしっかり話し合って決めるようにしましょう。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 監修者・著者:助産師 REIKO医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2019年10月01日んぎまむさん、無痛分娩で出産の予定が、まさかの緊急帝王切開に! なんとか無事出産し、んぎぃちゃんの育児が始まりました。 ミルク以外でほとんど泣かず、基本的に寝ていたんぎぃちゃん。しかも3時間おきに、きっちりミルクを用意し、待ってました!と与えていたので(むしろ起こしてた)今日泣いたっけ?と不安になるくらい、おだやかだった。 赤ちゃんなんて、めちゃくちゃ泣いて大変…というイメージしかなかったので拍子抜けしてしまったが、泣かないで寝てばかりなのも……結局心配なのである! 著者:イラストレーター んぎまむ2017年1月18日生まれの女の子、「んぎぃちゃん」を子育て中。イラスト・漫画制作中心の在宅クリエイター。ベビーカレンダーでは、んぎぃちゃんを妊娠中から出産、育児まで怒涛のんぎまむライフを「んぎぃちゃんカレンダー」として連載中。
2019年09月30日第2子では必ず挑戦しようと思っていた夢の無痛分娩。友人たちが第2子で選択し、「夢のような出産」「天国出産」などと言っていたので、私も第2子で挑戦しました。しかし、そこに待っていたのは、楽天家の私もビックリの壮絶お産でした。 無痛分娩で産みたい第1子は吸引分娩だったものの、ごくごく普通に生まれたという印象だった私。しかし、ただ一つ「陣痛の苦しみ」だけは、第2子の臨月が近づくにつれて不安が増していきました。そこで、無痛分娩の講習に参加することにしました。 私の通っていた産院の講習は非常に丁寧で先生も信頼できたため、「無痛分娩にしよう」と決意。 同じ産院で無痛分娩をした友人の「天国だった」「全然ストレスがなかった」とうらやましい体験談を聞き、私の心は固まったのでした。 2度の帰宅……さて、いよいよ無痛分娩の予定日! 元気いっぱいに病院に行くと、早々に雲行きが怪しい……。「まったく子宮口開いていないね、今日は無理じゃないかな」。先生のそのひと言で、その日は泣く泣く帰宅し、日を改めて挑戦することになりました。 そして次のチャンス……今度こそ! と、次は「バルーン」を入れることに。そのとき、先生には何度も「経産婦さんなので、バルーン入れるとすぐお産がすすむことがありますからね」と言われ、もうほぼほぼ「今日が出産日なのかしら」と高揚していました。 ところが…… 赤ちゃんはまったくおりてきません。そして頑固な子宮もバルーンの刺激にもしっかりと口を閉じて、うんともすんとも言いません。そして恐れていた事態。2回目の帰宅……。 経産婦の出産はスムーズなイメージしかなかった私でしたが、無事出産できなかったらどうしようと不安になっていきました。 今度こそ!しかし 、3度目の正直。さらに日を改めて妊娠39週。もうさすがにいけるだろうとの先生の言葉もあり、期待と不安が入り混じって迎えた当日。 バルーン(大)から始まって「きっと陣痛来ますよ」と助産師さんの励まし。しかし、子宮口が4cm開いているというのに、あまり痛みも感じません。いったい私の赤ちゃんどうなってるの、寝てるの? と不安といら立ちが……。 陣痛促進剤も開始したものの、おなかが張ってもすぐにおさまって遠のく。もうだめだ。もういい加減今日産みたい。産ませてくれ! 先生が内診したけれど、子宮口は5cm。そこで先生の決断「人工破膜」。よし。もうこれは強制的に進む! 人工破膜から陣痛が一気に来て子宮口が全開大したのですが、それにもかかわらず赤ちゃんはまったくおりてきませんでした。そして、「赤ちゃんがおりてこないので吸引します」と、第1子で経験した吸引分娩に。吸引を2回。そこでわかったのが、赤ちゃんが回旋異常だったということ。吸引でもおりてこなかったのは、赤ちゃんが逆側に回っていたからだったのです。 緊急帝王切開に!先生の顔が厳しくなって「緊急帝王切開になります」 と言いました。緊急帝王切開に夫が同意し、そこからは早かったです。ふんわり温かい麻酔が入って地獄から天国の夢心地。ドラマでしか見たことない手術室のばたつきを見ながら、さっと持ち上げられた赤ちゃん。「生まれましたよ」。なかなか生まれず、「赤ちゃんは私のこと嫌いなのかな」とまで思ってしまっていましたが、無事に生まれて本当によかったです。 今回の出産で、第2子でも何があるかわからないということを学びました。回旋異常の予防は難しいかもしれませんが、第2子であっても慢心しないで、出産に向けて体重管理やヨガ、呼吸法などをおろそかにせずにやっておけばよかったと思いました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 著者:代々木菜乃子3歳・1歳の2児の母。育児休暇中。エンタメ業界で働くかたわら、記事執筆をおこなう。現在知育を勉強中。
2019年09月30日出産は本当に何が起こるかわからないと実感しました。大変、つらいと感じながらも、それ以上にちょっとしたことへの喜びを感じられた私の出産エピソードです。 帝王切開になるかも……?出産予定日が1月10日だったため、産院の正月休みがあり、週1の健診の予定が2週間近く空いてしまいました。そして年始最初、出産予定日5日前の土曜日の健診の際、赤ちゃんがまったく下がっておらず、子宮口もまるで開いていないので、帝王切開の可能性があることを告げられました。そして週明けの月曜日に骨盤のレントゲンを撮ることに。普通分娩で産めると思っていた私はとてもショックでした。 健診翌日の日曜日、帝王切開になるのか普通分娩になるのか不安で、気持ちが前向きになれない私を見かねて、夫が「夫婦2人で最後のデートだよ」と、近場でドライブをさせてくれました。おいしいものを食べ、ゆっくりショッピングを楽しみ、前向きな気持ちになって就寝。 そして深夜2時、急におなかに痛みが.......。陣痛だ! でもダラダラと10分前後で痛みを繰り返す感じ。一応、産院に連絡してみましたが、前駆陣痛の可能性もあるから様子を見てくださいということでした。朝一番で予約を入れていたので、ひたすらうずくまるくらいの痛みに耐え、なんとか産院へ。 無事に出産!痛みが引くこともなく、そのまま骨盤のレントゲンの撮影をしました。その結果、児頭骨盤不均衡と診断されました。「もう陣痛が来ているので、そのまま帝王切開します」と言われ、急きょ手術室へ。 一応内診もしましたが、子宮口は開いているものの赤ちゃんがまったくおりていないとのこと。急すぎる展開に頭がついていきませんでした。でも、あれよあれよという間に麻酔を打たれ、手術が進みます。 混乱で不安定になっている私を両側で看護師さんが手を握ってくれました。そしてしばらくして赤ちゃんの産声が聞こえました。無事にわが子を見られた瞬間、緊張がほぐれ安心感と感動が一気に押し寄せて大号泣。すごく幸せな瞬間でした。夫も抱っこさせてもらえたようで、あとで写真が送られてきました。 立会いはできなかったけれど、夫婦で感動を共有できて本当によかったと思います。 出産後のつらさを上回る感動出産後は丸一日食べられず、動けず。そして麻酔が切れた後の痛みが今まで経験したことのないもので、本当につらかったです。けれど、産後初めてのごはん、痛みはあっても歩けるようになったとき、産後初めて赤ちゃんが病室に来てくれたとき、初めてちゃんと向かい合って抱っこできたとき、初めてのミルク、初めてのおむつ替え、そして不安だらけの初めての連続をやさしくずっと支えてくれた看護師さんや家族。ちょっとした一つひとつがうれしくて、 感動的でした。 出産は本当に思いがけないことの連続でした。いろいろ調べてもその通りにはならないし、自分自身もそんなに冷静になれません。希望通りの出産はなかなか難しいけれど、そんななかでたくさんの人の協力があって、乗り越えられるものだと感じました。 不安になることもあるけれど、なるようになる! と気持ちを強く持ち、乗り越えた分だけ、うれしいことがたくさんあったのだと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 著者:やまもとあずさ初出産ママ。現在産休で里帰り中。慣れない子育てに奮闘している。
2019年09月29日んぎまむさん、無痛分娩で出産の予定が、まさかの緊急帝王切開に! なんとか無事出産し、んぎぃちゃんの育児が始まりました。 生後間もない赤ちゃんは何をしてもチヤホヤ、天才扱いである!かわいいポーズをしては天才!おしゃぶりをくわえては天才!赤ちゃんの原子反応のひとつである把握反射。もちろん知っている。 でも、赤ちゃん用ボールを握り、放しただけで……「投げた!!天才!!!」である。 著者:イラストレーター んぎまむ2017年1月18日生まれの女の子、「んぎぃちゃん」を子育て中。イラスト・漫画制作中心の在宅クリエイター。ベビーカレンダーでは、んぎぃちゃんを妊娠中から出産、育児まで怒涛のんぎまむライフを「んぎぃちゃんカレンダー」として連載中。
2019年09月28日妊娠38週の健診のとき。先生からこんなお話がありました。「助産学生が実習で分娩に立ち会うかも。もちろん、嫌だったら断ってもいいのだけど。心強いと思うし、どうかな?」。 私は深く考えずに「いいですよ」と返事をしました。帰宅後、ネットで調べると、学生の立ち会いの感想はさまざまでしたが、私は立ち会うくらいなら大丈夫、と考えていました。 陣痛中の素晴らしいサポート!出産当日。陣痛が来て明け方入院。朝9時ごろに助産学生と学校の先生があいさつにいらっしゃいました。陣痛や分娩が進んでいって、やっぱり嫌だと思ったらすぐに退席することなど、詳しく説明を受けました。 分娩のときだけ立ち会うのかな? と思っていたら、陣痛中も腰を押してくれたり、お茶を取ってくれたり。付きっ切りでお世話をしてくれました。夫が出張で午前中には間に合わなかったので、付きっ切りでお世話をしてくれるのがとてもありがたく、心強かったです。しかも、腰の押し方がとてもじょうずだったので、もしかしたら夫に付き添ってもらうよりよかったかも? と思いました。 内診の練習に協力つらい陣痛中も懸命にお世話をしてくれた助産学生さん。私が学生さんに協力したのは、内診の練習です。学生さんが内診し、子宮口が何cm開いているかを見るということ。 内診は苦痛ではなかったので、問題ありませんでした。そのあと、助産師さんが内診をして合っているか答え合わせをしていました。つらい陣痛中にたくさんお世話になったので、内診くらいお安い御用でした。 8人に囲まれての出産!いよいよ分娩です。先生に、助産師さん3人、助産学生さん2人、学校の先生、途中で来た夫と、なんと8人に囲まれての出産となりました。 先生が「象は出産のとき、たくさんの仲間の象に囲まれて出産するから、それに負けてないなー!」とうんちくを言っていましたが、必死の私は愛想笑いが精一杯。 先生のうんちくのお陰かリラックスでき、安産で元気に生まれてきてくれました。 こんなにたくさんの人に囲まれて、おめでとうと言ってもらって生まれてきた息子は幸せだなと思いました。助産学生さんは産後も様子を見に来てくれたり、退院のときも来てくれたり、本当にうれしくて貴重な体験ができたなと思いました。 学生や研修医が立ち会いをするということは、その学生さんが将来助産師さんやお医者さんになるための協力ができるということ。こんな素晴らしい経験ができて、本当によかったと思っています。 2年後の第2子出産のとき、「先生、今回も助産学生さんお願いしたいです!」とこちらからお願いしたところ、「今年は大きい病院で出産数足りているから、うちには来てないよ」と断られ、残念に思ってしまうほどでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 著者:花野晴希2歳、0歳の2児の母。4月の長男が幼稚園に入園予定。そのタイミングで長女も保育園へと園活・保活・就活中。
2019年09月28日こんにちは! 野原のんです。 前回 、なんとかトイレへの旅を乗り越えた私ですが、休む暇もなくはじまる双子の育児…起き上がるたびに、ハァハァ言うのが落ち着いてきた頃、カラカラと部屋に連れてきてもらった双子たち。包まれて寝ている姿は本当に「かわいい」の一言に尽きる!!!つんつんとほっぺを触ってみたり、指に触れてみたり…数時間前まで、この子たちがお腹にいたんだよなぁ…なんて、なんとも言えない気持ちになる私。何回出産しても、やっぱり産まれたばかりの赤ちゃんに触れるときは、ワクワクとドキドキとキュンキュンとで「うーっ!」ってなるんですよね〜。でも、このかわいい子たちにあげなくてはいけない大切なものが…それが初乳!完母でいくにせよ、混合にせよ、ミルクにせよ、初乳だけはみんなあげるんじゃないかな? と思うのですが、初授乳の前に立ちはだかるのが…母乳や乳腺の確認もかねたマッサージ。これが毎回、痛いんです…効果音にすると「ギュッ グニッ グッギュィーーン」みたいな 笑。私は上の子たちのときから、母乳の出がそこまで良くないので、入院中にマッサージを結構うけるのですが、毎回「いーデデデデデデ!」となっていました。双子のときもやっぱりあまり母乳の出は良くなかったのですが、なによりも赤ちゃんにくわえてもらうのが一番! とマッサージ後、とりあえず双子に初授乳することに。ひとりずつやるのかな? と思っていた私の周りに、おもむろにクッションを敷き詰める助産師さん。え? ん? え?動揺する私に「おっぱい両方出しておこう。両手ふさがるから」と一言。初っぱなから同時授乳だとーーーーーーーー!?いや、え? どうしたら、え? え?と動揺している私をよそに、授乳クッションの高さを調整するために、下に布団を挟み込んだりしながら「はい! じゃあ1人目からいくね!」と助産師さん。えーーーーーーーーーー!!!あれよあれよという間に両手に双子。なんだこの状態は…何がどうなっているんや…混乱しながらも見下ろすと、まだうまく吸いつけない双子が、それぞれに何とか吸いつこうとしている。その顔を見ていたら…あれ…なに、涙が…5年ぶりの授乳の感覚。やわらかくて、暖かくて、軽い、手のひらに収まってしまう小さな頭。産まれたんだな…この子たち、2人で。両手がふさがったまま止まらない私の涙を、鬼のようだと思っていた助産師さんがやさしく拭いてくれたのは、いまでも忘れられないです。そして同時に思っていました。「まったく身動きが取れなくなるけど、これ…一人でどうすればいいんや…」続く
2019年09月27日Instagramで大人気、ニシカタさんの育児エピソードをご紹介! 出産から5日目、ついに退院し、新生児とともに実家での生活が始まりました。 退院後は実家に帰り生活しました。父母がこれ以上ないくらい気をつかってくれて、上げ膳据え膳な生活でしたがストレスは減らず……。 サポートマックスな生活でこんなにつらいのに、夫のいる家に帰ったらどうなっちゃうんだろう……と不安でたまりませんでした。深夜に泣いたときのことは今でもよく覚えていて、思い出すだけで胸が苦しくなります。 あのときの自分を抱きしめてあげたい! 大丈夫だよ、時が解決するよ、毎日赤ちゃんもあなたもレベルアップしてるんだよ、と……!ホルモンのせいと一言でまとめられがちですが、つらいですよね。自分がこんなに情緒になるとは想像してなかったです。 ニシカタさんのマンガはInstagramで更新中!ぜひチェックしてみてくださいね♪ この投稿をInstagramで見る ニシカタさん(@c_nishikata)がシェアした投稿 - 2018年 6月月12日午後2時22分PDT 監修/助産師REIKO※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:イラストレーター ニシカタ2018年1月、長女を出産。インスタで出産、産後、育児レポートマンガを更新し、人気に。ゲームと海外ドラマとデパ地下が好き。
2019年09月27日産後数カ月で職場復帰を予定していた私は、周りのママ友に話を聞いたり、インターネットで調べたりして準備を進めました。赤ちゃんを抱っこしたままの作業は大変でしたが、「やっておいてよかった!」と思えたことがいくつかあったので、ご紹介します。 出産後から職場復帰にカウントダウン!出産前、私は情報誌の編集部で働いていました。仕事が楽しくやりがいを感じていたこともあり、産休に入る前から「早めに復職したい!」と心に決めていました。そのため、出産を終えるとすぐに周りのママ友に話を聞いたり、「家事と育児の両立」や「共働きのコツ」を扱った雑誌・WEBサイトなどを読み漁り、脳内で何度も共働き生活のシミュレーションをしてみました。 初めての出産でわからないことだらけでしたが、「とにかく大変そう!」ということだけはわかったため、早め早めに準備をスタートしました。 いつ買い物に行く? 料理は作れる?職場復帰後にまず大変そうだなと予想したのは、毎日の料理づくり(特に夕食)でした。そこで産後4カ月くらいのとき、「16時に退社して買い物をし、夕食を作る」という想定で実際にやってみました。すると、ちょっとでも退社が遅くなったり、子どもがぐずったりすると、その分夜にしわ寄せがくることが判明。買い物は基本的に「ネットスーパー」と「生協」を活用することにしました。近所で帰宅後(17時以降)に食材を受け取れる「ネットスーパー」のサービスをおこなっている店を探し、利用を申し込みました。お米やおむつなど、重くてかさばるものを買うときは本当に助かっています。 また、「生協」は“炒めるだけ”や“あえるだけ”などの半調理品や、保存のきく冷凍食材が充実しており、早速利用をスタート。慣れてくると、30分ほどで夕食を用意できるスキルが身につき、復帰後に役立ちました。 子どもの発熱と残業への対策職場復帰後に一番恐れていたのは、「子どもの発熱」と「急な残業」でした。予測が難しく、「忙しいときに限って子どもが発熱する」などの体験談もよく耳にしていたからです。また、私も夫も実家は遠方にあるため、頼るのは難しい状況でした。そこで私は、生後数カ月の子どもと一緒に近所の「病児保育室」を訪ね、利用方法や予約のタイミング、必要なグッズなどをあらかじめ教えてもらいました。また、自治体の「ファミリーサポート制度」にも登録し、近所で子どもを預かってくれる方を紹介してもらいました。どんなときにどんなサービスが利用できるか知っているだけで、心強いものです。実際、職場復帰後に子どもが急に発熱したときも、慌てずに病児保育室を予約し、診察後に出勤することができました。 子ども名義の銀行口座を開設!子育てに必要不可欠なのが「お金」です。子どもが生後数カ月のころ、一緒に郵便局に行って子ども名義の口座を開き、貯金をスタートしました。金額は無理のない範囲に設定し、給料が入るとそこから天引きして毎月欠かさず貯金を続けています。親戚からもらったお祝いやお年玉なども、手を付けないまま全部そこに入金しています。早めにスタートしてコツコツ貯める習慣を作っておいたことで、今ではかなり大きな額になり、安心感につながっています。いつか子どもが欲しいものを買うときや、まとまった学費が必要なときなどに、活用する予定です。また、いずれは子ども自身に運用もさせてみたいなと考えています。 子どもが小さいうちの共働きは、慣れるまで想像以上に忙しかったです。しかし、職場復帰前に準備していたいろいろなことに、ずいぶんと助けられました。使えそうなものやサービスは積極的に活用して、大変な時期を乗り切りたいです。著者:大川香織小学2年生と1歳、2男の母。共働き。編集プロダクションや出版社で、子育て情報誌などの制作に携わった経験をもとに、さまざまなテーマで執筆。
2019年09月27日夫が仕事で忙しいと、ワンオペ育児になりがち。私は第2子出産後にその状況が続き、精神的にかなり追いつめられました。そんな私を救い出してくれたのは、初めて利用した「ベビーシッター」でした。今回の記事では、私がベビーシッターを利用することになった背景や、そこから強く感じた「子育てはひとりでは不可能」「いざというときに頼れる人や仕組みなどを、心身ともに余裕があるときに準備しておくべき」ということについてお伝えします。辛すぎる…産後の追い詰められた精神状態第1子が4歳の時、第2子を出産しました。想定外だったのは、出産直後から夫が業務の都合上、半年ほど長期出張に行ってしまったこと。双方の実家は遠方で頼ることが難しく、いわゆるワンオペ生活になりました。私自身、「2人目だし、育児もどうにかなるだろう」と軽く構えていた部分がありましたが、実際は想像以上に大変でした。産後数週間の体で生まれたばかりの赤ん坊を抱き、上の子の保育園への送り迎えや家事をこなしていたのは、体力的にも精神的にも、かなり負担になっていたのだと思います。そんな状態が3か月ほど続いたある日の朝、自分の中で「プチッ」と糸が切れたのがわかりました。涙が止まらず、何もする気が起きません。「このままでは、明日どうにかなってしまう…」率直に、そう思ったのでした。夫は反対!?ベビーシッターを利用するまで実は私は、第1子出産の時にも、産後4か月のときに、精神的にとても落ち込みました。初めての育児で右も左もわからず、とにかくいろんなことに悩み、ちょっとしたことで涙が止まらない状態が続きました。妊娠前はまったく泣かなかったのに、出産後は何度も泣くようになった私を見て、夫は異変を感じたようです。出産直後から育児には比較的協力的な夫でしたが、そこからは、育児や家事にもより一層積極的に参加してくれるようになり、その状況を乗り越えました。第2子を妊娠した際、「もしかしたら、産後にまた同じ状況になるかもしれない」と不安を感じたので、産後サポートやベビーシッターについて調べました。というのも、私の妹が学生時代から幼児教育を学び、ベビーシッターをしていたことや、海外の友人達もベビーシッターを頻繁に使い、リフレッシュしながら上手に育児をしているというのを知っていたので、私自身はベビーシッターを利用することに抵抗がなかったのです。しかし、夫は、「家の中に知らない人を入れる」「他人に子どもを預ける」ということに抵抗感をもっていて、ベビーシッターの利用には否定的でした。ベビーシッターを利用後の私と夫の心の変化第2子出産後、夫は長期出張で不在、実家も遠く、頼る先がない私は、極限の精神状態。「もう、これは必要な支援を使う時が来た」と本能的に感じました。念のため、出張中の夫には、自分の状況を伝え、「ベビーシッターを利用したい」と話をしました。夫は遠方にいて育児を直接担えないので、利用を認めざるを得ない状況だったのが正直なところでしょう。その後、意を決して産前に登録していた市のファミリーサポートに電話しました。とにかく本当に辛かったので、電話をかけながら私は泣いていました。窓口の方が私の緊急度合いを察してくれたのか、「本来は数日前の依頼が基本ですが、明日対応可能な人が見つかったので、いかがですか?」と提案してくれました。ベビーシッターの利用自体が初めてだったので、2時間だけ依頼することにしました。その2時間で、私は子どものいる女性が運営しているマッサージ店に行きました。インターネット上で探したのですが、とにかく誰かにこの状況を聞いてほしかったのだと思います。お店への移動時間も含めて2時間しかありませんでしたが、気持ちの張りつめとともに全身凝っていたようで、マッサージ店に行くことで、心も体もかなりリラックスすることができました。2時間後、子どもの元へ戻る足どりは、今までのものとはまったく異なり、軽やかなものでした。預けている間の子どもの様子はとても落ち着いていたとベビーシッターさんから聞き、安心しました。子育てをしていくなかで、夫婦だけではどうにもできない状況もあること、ワンオペ生活が続くと、精神的に辛くなってしまうこと、そしてその状況が長く続くことの危険さを、今回の件で身をもって感じました。夫婦ともに「自分たちだけでどうにかしようとするのではなく、必要な時には必要な支援を募ろう。親が落ち着いた気持ちで子どもと向き合えることは何より大切」と思うきっかけになりました。突然来る「いつか」のために、「育児の駆け込み寺」を用意しておこう今回のできごとを経て私が思ったことは、以下の2つです。1.育児はひとりで抱え込まない2.もしもの時のために、心身ともに余裕があるときに、育児の相談先やベビーシッターも含めた育児の担い手のアウトソーシングなどを準備しておく出産前後だけに限らず、育児は自分が想像している以上に気力も体力も使います。必要な時には必要な支援をすぐ求められるように、余裕のある時に「いざというときの駆け込み寺」を用意しておくとよいと思います。なお、ベビーシッターの金額は、私が市のファミリーサポートを利用したときは1時間800円程度でした。民間団体を利用したときは、1時間1500~2000円程度。住んでいる自治体や勤務している会社から補助金などが支給される場合もあるので、ぜひ調べてみてください。育児は楽しいこともたくさんあります。しかし、ある日突然「辛い」と追い詰められてしまうことも起こり得ます。「私は大丈夫!」とは思わず、夫婦で話し合い、できる準備から始めてみることをおすすめします。<文・写真:ライターnanahi>
2019年09月26日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、ごぶさたしております。ふるえるとりです。この度8月下旬に第二子を出産いたしまして、家族が増えますます賑やかになりました!今度も女の子でしたので、「むすめちゃん」は呼び方を改めまして「ことり」、新しく誕生した妹は「ひな」と呼ぶことにします。さて、第二子の出産…ということで今回こそは安産!と周りに励まされ、自分も鼓舞しながらお産の時を待っていました。(前回の壮絶な…お産については 連載第一回の出産レポート にまとめさせていただいております。 )周囲で2人目を産んだ方の体験談を聞けばほとんどの方が短時間の安産でしたので、私もそれにあやかろうと意気込んでおりました…が、しかし…陣痛が夕方に来てから夜が明けてもまったく陣痛は強くならず、今回もどうやら微弱陣痛の様子でした。陣痛が強くなったのは午後になってから…結局出産したのは16時を過ぎてからでした。さて、前回のお産で大変だったのは「出産直後」でした。今回こそは…と願う私。自然に出て来ない胎盤。あふれる出血。今回もかーい!!心の中で突っ込みながら、点滴をしてもらい、胎盤を引っ張って出してもらい…なんとかかんとか「前回よりは多少マシ」な産後を迎えたのです。 「前回」 があまりに酷かったため、今回はなんだか元気なように錯覚してしまいました…。さて、いよいよ「ことりさん」と赤ちゃんの対面です…かねてより「赤ちゃんが生まれるからね」と言い聞かせていたものの…実際に新生児を見たことりは「こわい!」「はずかしい!!」と全力で拒否。結構ショックでしたが、これは仕方ないですよね…。見たこともない新生児の姿。お猿さんみたいな、今まで知らなかった存在。「病院に置いていく」と駄々をこねられながらの退院となりました。何週か一緒に暮らし、現在は少しずつ妹の存在に馴染みつつあることりさん。「あかちゃんないてるよ!!!はやくおっぱいあげてー!!!」と泣くたびに教えてくれるようになりました。少しずつ少しずつおねえちゃんになっていくんだろうな、としみじみしています。さて2人育児のスタート。新生児育児は一度経験したので今回は少し余裕をもてているのですが、2人育児ははじめて。ひなをあやしているとことりが遊んでと寄ってくる…いくら身体があっても足りないような目まぐるしさを感じています。しかしその分にぎやかに、新たな楽しみが増えてくること期待しています。今後もどうぞよろしくお願いいたします!
2019年09月26日んぎまむさん、無痛分娩で出産の予定が、まさかの緊急帝王切開に! なんとか無事出産し、んぎぃちゃんの育児が始まりました。 退院すると、家で急に全責任が襲い掛かってどうしていいか焦り、不安になるという話は聞いていたものの、私は逆にすごくラクになった。 授乳時間がどんなにかかっても、退室時間を気にしなくていい。 入院中は、助産師さんから赤ちゃんを借りている感覚だった。言い方が良くないかもしれないけれど、「やっと自分のものになった」「自由に接していいのだ!」という開放的な気持ちになった。 好きなだけ抱っこしててもいいし、好きなだけ見ていられる。そんなゆったりとした時間を幸せに感じた。 著者:イラストレーター んぎまむ2017年1月18日生まれの女の子、「んぎぃちゃん」を子育て中。イラスト・漫画制作中心の在宅クリエイター。ベビーカレンダーでは、んぎぃちゃんを妊娠中から出産、育児まで怒涛のんぎまむライフを「んぎぃちゃんカレンダー」として連載中。
2019年09月23日筆者は3歳の長男、1歳の長女の育児中、第3子の妊娠判明でうれしい反面、さまざまな不安を感じました。出産が近付くにつれ、不安やイライラが募ることがありましたが、それを吹き飛ばしてくれるようなできごとがあったんです。 第3子の妊娠長女が生後8カ月になったころ、第3子の妊娠が判明しました。「子どもは3人欲しい」という希望があったので、とてもうれしいできごとでしたが、ちょっとした心配もありました。 当時3歳直前の長男はイヤイヤ期の真っただ中で、自分を見てほしいとアピールする日々。そして長女はハイハイとつかまり立ちをマスターし、目が離せない状況だったのです。 長男、長女と妊娠生活3人目の妊娠ということもあり、ある程度気持ちに余裕を持って妊娠生活をスタートさせた私でしたが、おなかのふくらみとともに、子どもたちとの関わり方に変化を感じるようになりました。 子どもの要望にうまく答えられず、ダダをこねる子どもに対して必要以上にイライラしたり、些細な家族からの指摘に対して大きな不安を感じてしまったり。そんなことが増え、気持ちの余裕がどこかへ行ってしまうことが増えていきました。 出産までのカウントダウンと子どもたちの成長産休に入ったころ、ふと子どもたちの様子を見ていると、長男の後ろから長女がおむつを持って走ってきました。長女が私のところまで来て長男を指さし、おむつを渡してきたのです。私が「おむつを替えるの?」と聞くと、長女は首を縦に振りました。そんな些細なできごとでしたが、子どもの成長に感激し、私は涙してしまいました。 それからというもの、私は積極的に子どもたちの成長を見つけられるようになり、出産への気持ちも前向きになっていきました。 さまざまな葛藤のなかで、新しい命の誕生まであとわずかとなったとき、こうした上の子たちの成長と出会う機会が増え、そのことをとてもうれしく感じられるようになりました。出産に向けて、よりいっそう育児を楽しむ気持ちになれたできごとでした。著者:簗田智花4歳の長男、2歳の長女、0歳の次男との育児ライフを楽しむ34歳の母。現在は、仕事と家事、育児に奮闘中。ドライブ、スポーツ、スポーツ観戦が趣味のアクティブママ。
2019年09月23日出産予定日よりも10日早く破水して、夜遅くに産院へ。しかし産院が満床で、それから2日間、病室に入ることができませんでした。どうしてそんなことになったのか、私の出産体験をお伝えしたいと思います。 破水したのに病室がいっぱい!その日、出産予定日よりも早く破水してしまった私は、入院準備を整えて産院に向かいました。到着したのは夜の10時くらい。破水とはいっても高位破水だったため、チョロチョロと羊水が出ている程度で、それほど切羽詰まっていませんでした。 でも、産院に行ったら、夜遅い時間にもかかわらず、待合いスペースには人がたくさんいて、ざわざわと落ち着かない雰囲気。 私はそのまま入院するつもりでいたのですが、なぜか助産師さんに連れていかれたのは簡易ベッドのある小さな部屋。あとから聞いた話によると不妊治療のなんらかの処置をおこなうための場所らしく、ちゃんと個室になっていて枕元にはナースコールもありました。 診察の結果、破水をしているのは間違いないということで、そのまま陣痛が来るのを待つことになりましたが、助産師さんからは「今、病室のベッドが満床なんです。申し訳ないけれど、今夜はここで横になっていてください」と言われ、わけがわからないまま、そこで一晩過ごしました。 原因は「スーパームーン」だった!?結局、一晩たっても陣痛がくる気配はなく、翌日は朝から陣痛促進剤を使って出産をすることになりました。助産師さんにLDRがあるスペースに案内してもらうと、そこには至るところに出産待ちをしている妊婦さんの姿が。私が陣痛促進剤を投与している間も隣の分娩室からはひっきりなしに赤ちゃんの産声が聞こえてきます。 そのときになって、ようやく病室に入れなかった謎が解けました。助産師さんによると「昨夜は一晩で12人もの妊婦さんが産気づいて産院に来たんですよ。科学的根拠はないのですが、スーパームーンだったからかもしれません。この産院ではこんなに出産が重なることはほとんどなくて、病室が足りなくなってしまったんです。ごめんなさいね」とのことでした。 科学的根拠はないものの、「満月の日には出産が多い」と昔から言われています。月の引力によって海が満ち引きをするように、人間の体内にある水分、妊婦さんの場合は羊水が影響を受けているのではないかと考えられているそうです。こんなにも出産が重なったのはそのためなのでしょうか。 私が出産した病院は本来、LDRで陣痛〜出産までを過ごせるのですが、その日は分娩がひっきりなしだったので、陣痛促進剤を投与しながら場所を何度か移動し、分娩間近になって分娩室に移り、そこで出産となりました。 本来ならその後、病室に移動するのでしょうが、前日と同様に満床だったこと、さらに私が産後の貧血がひどくて起き上がることが難しかったため、その日はそのまま助産師さんの目が届きやすい分娩室で一晩明かすことに。次の朝になってやっと病室に空きが出て、病室に入ることができたのでした。 私はスーパームーンだったことなどつゆ知らず。しかし、私自身もその影響を受けて破水をしたのかもしれないと考えると、人体と宇宙と生命の不思議を感じずにはいられませんでした。みなさんも予定日近くの満月はチェックしておいてもいいかもしれませんね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 著者:高橋じゅんこ一児の男の子を育てるワーキングマザー。病気ネタやママ友ネタなど、ペンネームでリアルな体験談を執筆中。
2019年09月23日繊細でアーティスティックなデザインの「AtelierChoux(アトリエシュウ)」のおくるみを紹介します。「こんなデザインのおくるみ見たことない!」とSNSでママたちから絶賛されているその魅力をお伝えします。 AtelierChoux(アトリエシュウ)とは アトリエシュウはフランスのベビーブランド。スウェーデン在住のイラストレーター・マティアス・アドルフソンが描く繊細で精巧な建造物や、表情豊かな動物のデザインが魅力。おくるみやスタイには、基準の厳しいGOTS認証のオーガニックコットンを使用し、オーガニックの意識の高いフランス国内で生産されています。そのため、新生児から安心して使うことができます。 今までにないおくるみのデザイン! 動物たちが楽しく暮らす様子を描いた「Monceau Mansion」。高級マンションが多く立ち並ぶパリのモンソー公園あたりをイメージしたデザインです。パリの広場でよく見かける「Caroussel」は、いわゆるメリーゴーランド。アンティークなデザインがパリらしさを醸し出しています。 どのデザインも可愛らしさもありながら甘過ぎないので、ママたちからも人気。おくるみのサイズは約96×96cm。おくるみや授乳ケープとして使うのはもちろん、成長記録として、赤ちゃんを上に載せて一緒に写真を撮っても可愛いですね。 おそろいのスタイとセットでギフトに 同じデザインを使用したスタイも素敵。スナップが2段階でつけられているので、首回りのサイズ調整が可能です。おくるみとスタイのセットは出産祝いのギフトとしてもおすすめ。フランスから直輸入なので、「誰かと被ってしまった!」なんていうこともなさそうです。 アトリエシュウのおくるみ&スタイ。赤ちゃんのお世話が楽しくなるアイテムとして自分で購入するのはもちろん、少し差がつく出産ギフトとしてママ友にプレゼントしてもいいですね。 著者:ライター サトウヨシコ大学卒業後、大手食品会社に勤務。未経験から編集者を目指し転職。その後、結婚と出産を経て妊娠・育児雑誌のディレクターに。WEBメディアの新規事業立ち上げをし、2017年に株式会社フラミンゴミンゴを設立し、現在は数々のメディアに携わっている。
2019年09月22日んぎまむさん、無痛分娩で出産の予定が、まさかの緊急帝王切開に! なんとか無事出産し、んぎぃちゃんの育児が始まりました。 沐浴の時間が近づくと、新たな問題に直面した。着る服がないのである! 事前準備サイトなどを見て、短肌着長肌着とガーゼは、なんとなく沢山買ってしまったのだが、その上に着るロンパース的なものがまだよくわかっておらず、退院時に着るものの事しか考えていなかったので、これ1着しかなかったのだ! とはいえエアコンで適温にしているので肌着2枚でも寒くなさそうだったが、幸い赤ちゃん服のお店は徒歩圏内にあったため、急遽確保してきてもらうのであった。 著者:イラストレーター んぎまむ2017年1月18日生まれの女の子、「んぎぃちゃん」を子育て中。イラスト・漫画制作中心の在宅クリエイター。ベビーカレンダーでは、んぎぃちゃんを妊娠中から出産、育児まで怒涛のんぎまむライフを「んぎぃちゃんカレンダー」として連載中。
2019年09月21日Instagramでフォロワー7万人を超える「ニシカタ」さんの出産エピソードをご紹介!妊娠39週、妊婦健診当日におしるし、陣痛が開始しそのまま入院、出産! 出産から5日目、ついに退院日です。 スリング、初心者には壁が高すぎました!抱っこして外の世界に出るのが怖くて、抱っこひもかスリングを使いたかったんですが無理でした(笑)!今考えれば、いきなりあんな道具を使おうと思っても難しいですよねー!同じ日に退院した経産婦さん、赤ちゃんにセレモニードレス着せて病院で記念撮影ざんまいだったので、余裕すげえ!と尊敬の眼差しで見てました~! ニシカタさんのマンガはInstagramで更新中!ぜひチェックしてみてくださいね♪ ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 この投稿をInstagramで見る ニシカタさん(@c_nishikata)がシェアした投稿 - 2018年 6月月12日午後2時22分PDT 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター ニシカタ2018年1月、長女を出産。インスタで出産、産後、育児レポートマンガを更新し、人気に。ゲームと海外ドラマとデパ地下が好き。
2019年09月20日初めての妊娠で一番恐怖を抱いていたのは“陣痛”でした。経験したことのない痛みだからこそ怖い。でも、痛みのとらえ方は人によって違うことに気付きました。その違いは何だったのか。今回は、私が陣痛を経験して感じたことをお伝えします。 誰しも出産は不安がつきもの初めての出産はもちろん、何人産んでも出産は不安がつきものだと思います。それは未来のことは誰も予想がつかないから。だから不安になって当たり前ですよね。 私は初めての出産で恐怖を抱いていたのが“陣痛”です。パニック状態に陥った妊婦さんを子どものころに見たことがあり、恐怖というイメージしかありませんでした。想像をしただけで、私は痛みに耐えられるんだろうか……。そんな心配ばかりしていました。 私が意識した陣痛への心構え出産予定日が近付くにつれ、不安は大きくなる一方。でも私はある心構えをしました。弱気になっても仕方がない。ママになるためには乗り切らなければならない。そして、「自然に身を任せる」ということです。 もう1つ忘れてはならないのがママより赤ちゃんのほうが苦しいということ。細くて真っ暗な産道を一生懸命降りてきます。苦しいのは自分だけではないんです。 これくらいの痛みはまだまだ!どんな痛みでも「痛い」と思えば思うほど痛さは増します。実際に陣痛がきて私が意識したのは「これくらいの痛みはまだまだ!」という気持ちでした。これくらいでへこたれてはいけないと言い聞かせていると、痛みに対して強くなれた気がします。 ただ私の場合は、自宅で我慢しすぎてしまい、産院へ到着したときは即分娩台でした。我慢のし過ぎにも注意したいですね! 痛みに対して恐怖を抱くのではなく、これくらいの痛みはまだまだ! と思うようにする。心構えだけでずいぶん気持ちが違うことを感じました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2019年09月20日ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは! 7歳と4歳のやんちゃ兄弟を育児中のなーみんです。みなさんは出産を機に「自分が強くなった」と思うことはありますか?私はいろいろとあるんですが、一番強くなったと思うのはメンタルです。■落ち込む暇すらない毎日独身の頃や、子どもが生まれる前は、仕事や私生活で落ち込むことがあると、悩んだり、無気力になって何もする気が起きず、数日はどんよりとしていました。しかし、出産して母になると、落ち込んでいるからといって、何もしないわけにもいかず、朝からフルパワーで動くことに!そうしないと、子どもは学校に間に合わないし、仕事にも遅刻してしまいます。結果、落ち込む暇すらなく、一日が過ぎ去るので、気づくと「何で落ち込んでたんだっけ?」というくらい、メンタルの回復が早くなりました(笑)■自分のことなど考える余裕がない子どもと会話したり、遊んでいると、自然といやされて、笑顔が増えます。逆に子どもが悪さをしてイライラして叱ることも。このように子どもと接していると、自分のことなど考える余裕はほとんどありません。■たまに育児につまずき落ち込むことも母になってもうすぐ8年。私のメンタルはかなり鍛えられたと思います。でも、たまに育児につまずき「私ってダメなお母さんなのかも…」と落ち込んでしまうこともあります。そういうときは、SNSに吐き出したり、お菓子を食べて、気持ちをリフレッシュしています。昔から「母は強し!」と言いますが、こうやって強くなっていくのかな~、と実感している今日この頃です(笑)
2019年09月19日1人目の出産は難産で、子どもは仮死状態で生まれてきました。私自身も産後はしばらく体調不良が続き、その結果、出産に恐怖を感じるようになり、2人目の妊娠は長い間あきらめていました。そんな私が2人目を考えるようになった経緯をお伝えしたいと思います。 出産恐怖症で2人目はあきらめていた1人目の出産は33時間の難産。苦しみの末に生まれたわが子は、仮死状態で別の病院へ緊急搬送。私自身も体調不良の日々を送り、障害を持つわが子を必死に育てる毎日だったため、2人目の出産は難しいだろうと考えていました。 夜になると夫のほうはせまってくるのですが、出産に恐怖を感じるようになっていたため、2年近く「体調が悪いから」と関係を拒否。2人も育てるのは無理だと考えていました。 1人目の成長とともに自然に2人目を願うようにしかし、障害を持っているとはいえ上の子もだんだんと成長し、手が離れる時間が増えてきました。障害を持たない子より遅くはありましたが歩けるようになり、自分で遊べる時間も増えるなどして、私自身も余裕を持って家事や育児ができるように。 すると、自然に「もう1人、子どもが欲しいな。2人目の出産は、1人目より軽い場合が多いと聞くし、なんとか産んで2人育てることができるかも」と考えられるようになってきました。 排卵時期を計算して計画的に妊娠1人目を妊娠したときは、結婚して2カ月後と早かったため、2人目もタイミングが合えば妊娠という面では心配ないと思いました。 けれど、夫との関係を持つことに対して気持ちが乗らない状態は相変わらず続いている日々。そのため夫には申し訳ない気持ちもありましたが、できるだけ少ない回数の関係で2人目を妊娠したいと考えました。しっかりと排卵時期を計算し、排卵チェックも市販薬でおこなうと、数回の関係で無事に妊娠することができました。 自分の心に余裕がないと、家事も育児も大変なもの。1人目出産後は特に毎日時間に追われてしまいますが、そのうち余裕が出てくると2人目妊娠に対する気持ちがわいてくるかもしれませんね。著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。
2019年09月19日子どもが元気で生まれてくることは当たり前ではない。そうわかっていながらも、どこかで他人事に思っていました。これは第二子を出産したときの話ですが、私たち家族が息子に障害があるかもしれないと言われ、前に向いて歩き始めるまでのエピソードです。 妊娠から出産まで妊娠中は、つわりがあったものの、妊婦健診でも特に異常と言われることなく出産当日を迎えました。出産予定日より1週間遅れ、陣痛促進剤を使って出産する予定になっていたその夜に陣痛が来ました。10時間ほどかかって自然分娩で3,536gの元気な男の子を出産。 生まれてきた赤ちゃんはしっかりと泣き声をあげていたので、ほっとしていると、先生が「この子は体の左右の色が違うね」と気になることを言いました。でもこのときは、ただのあざだと思ってそこまで気にしていませんでした。 新生児健診で不安がつのる生後3日目に、小児科医による新生児健診がおこなわれ、息子は最後でした。周りの赤ちゃんが特に問題もなく終わっていくなか、息子の番に。すごく深刻な顔をした先生は、「体の色が違うということは、血管に異常がある可能性があるということ。そうなると脳や神経にも何かしら異常があるかもしれないので、検査が必要です」と。 自分の心拍数が上がるのがわかりました。その後、先生がいなくなった後もその場から動けず、あふれ出る涙。なんで元気な体で産んであげられなかったのか自分を責め、どうしてわが子なのか、受け止めきれませんでした。 事実を受け止め、前に進めるようになるまで緊急を要する病気ではないこと、また里帰り出産だったこともあり、検査は1カ月後に現在住んでいる家の近くの病院を受診することになりました。それまでの1カ月間、病名もわからずただただ不安な毎日。自分を責めたり、息子の将来を悲観したり、とにかく毎日息子を見ては泣いていました。そんな私を変えてくれたのは夫の一言。「どんなに健康な人だって、いつ病気になるかわからない。〇〇くんは、たまたま生まれたときからそれが目に見えているだけだ。他の人と何もかわらない。彼は元気なのが当たり前じゃないのを教えてくれているんだよ」そう言われて、元気なことが正しいことのように思っていた自分に気付きました。 検査の結果、幸い心臓や内臓に何も異常がなく、経過観察となりました。病名もこの段階では、はっきりとした診断をもらえませんでしたが、その後、「大理石紋様先天性毛細血管拡張(だいりせきもようせんてんせいもうさいけっかんかくちょう)」と診断。検査までの1カ間、息子に申し訳なく将来が不安で泣いて過ごしていた私ですが、気持ちを切り替えどんなことがあっても息子を守り、一生支えていくと心に誓い、泣くことをやめたのです。そして、目の前に生きていてくれることがどんなに尊くありがたいことかということを感じるようになりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:天川みほし5歳女児と2歳男児の母。前職は公務員として子育て支援の仕事をしていたが、夫の転勤に伴い退職。故郷を離れ、初めての土地で子育てに奮闘中。
2019年09月18日4歳と1歳のぷにぷに兄弟を育児中のゆきです!こちらの連載では現在1歳の次男の妊娠中のお話を書かせていただいてます。今回は「マタニティウェア」についてです■1人目妊娠初期、マタニティウェアをあまり買わなかった結果…と思いマタニティのものはジーンズを1枚のみを購入。トップスはゆったりしてるからと、頂き物の馬柄の服ばかり着てたら後から見返すと妊娠初期~中期の思い出の写真は、馬柄ばかりでした。結局その後、臨月になってからどうしても服が足りなくなり…大きめのワンピースなら産後も着れるかと思い数点を購入。しかし、出産後は授乳などでワンピースを着る機会はなく、そのままタンスに眠っていました。■過去に買ったマタニティウェアを使えるときがきた!? 3年が過ぎ、2人目を妊娠!1人目妊娠中のときに買ったマタニティウェア、2人目妊娠中のときには全く着ることができませんでした。新たに産前産後兼用ジーンズやゆったりした上着を買い足しましたが、それも2人目妊娠中は着たものの、産後に着ることはありませんでした。■2人の子どもを産んで思うこと結局1人目のときも2人目のときも「妊娠中だけなんてもったいない」と、ぎりぎりまで我慢し「産後や次の妊娠中も着れる服」を選んで買ってきたつもりでした。しかし妊娠中はその時の体重や体型、お腹の出方、季節、服のトレンドなどなど、様々な事情が絡み合うため「産後や次の妊娠まで」を考えた服を選ぶのは本当に難しいと感じました。そしてようやく、「どうせ出産後は使えないかもしれないのだから、妊娠中を快適に過ごすためと割り切って、その時のためだけのマタニティウェアを買うのはあり!」と私の中で結論が出ました!妊娠中はたった10ヶ月と思いますが、人生中で何度も味わえるわけではない貴重な期間。もし次に妊娠することがあるなら、その時を快適にすごす服を購入したいです。
2019年09月18日妊娠・出産は女性にとっても大きなイベントですが、迎える時期は人それぞれです。私は18歳で妊娠が判明し、19歳で出産をしました。妊娠を受け入れ、日々大きくなるおなかのように、少しずつ母として変わっていった当時の心境をお伝えします。 18歳で妊娠判明。不安でいっぱいだった私が18歳のころ、体調がすぐれず、微熱程度の発熱が1週間ほど続いていました。生理も遅れていたため「もしかして妊娠?」と思い、妊娠検査薬で検査。陽性反応が出ました。 18歳だった私にとって、子どもができたことは「うれしい」という気持ちよりも、「不安」という気持ちのほうが勝っていました。もともと子どもがちょっと苦手だったこともあり、素直に喜ぶことができず、妊娠を受け入れることができませんでした。 私が出産を決めたきっかけ妊娠したことに対して不安が大きく、純粋に喜べなかった私とは打って変わって、子どもの父親である彼は「俺、パパになるんだ!」とこれまでにないくらいの笑顔で妊娠を喜んでくれました。 彼は不安がっている私の両手を握り、「産んでください」とやさしく言ってくれました。これから先、考えなければならないことがたくさんありましたが、彼のおかげで私は妊娠という事実を受け入れ、出産することを決めました。 「産んでよかった」と心から思った出産までは長いようであっという間でした。おなかの大きさが目立つほうではありませんでしたが、徐々に大きくなっていくおなかのように、徐々に母親としての気持ちが持てるようになりました。 初めての出産は過酷なものになりましたが、付き添ってくれた彼のおかげで心強く感じました。無事に子どもが生まれ、初めて産声を聞いたとき、感動のあまり彼は声を出して泣いていました。わが子を抱いた瞬間、私は「産んでよかった」と心から思いました。 不安だった妊娠・出産も今では懐かしい思い出です。18歳で母親になる道を選び、たくさん悩み、葛藤しましたが、今では2歳になる長男と3カ月になる次男がいます。子どもたちが大きくなったら、いつかこのエピソードを話してあげたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 著者:木村えま二児の母。年子育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年09月17日出産を目の前にして、気になることといえば、陣痛の痛みや会陰切開を挙げる方も多いのではないでしょうか。私は二度の出産を経験していますが、出産のときの傷の大小で産後の回復が大きく違いました。初産と経産の違いはありますが、私の体験を紹介します。 初産は産道・会陰裂傷+会陰切開で全治1カ月初めての出産では、陣痛は1分間隔とどんどん迫っているのになかなか子宮口が開かず悶絶、痛みで身をよじり、過呼吸になってしまいました。しかし、破水後は急速に進み、その影響もあってか産道も会陰も裂け、会陰切開もおこなわれました。 出産後、医師に「だいぶ奥まで裂けたので、かなり縫いました」と説明を受けました。その影響で産後はとにかく引きつれがひどく、便秘で気張ると食い込み、さらに排尿時にはそこがしみて……。糸が吸収されたと思われる1カ月ごろまで非常につらい状態で、円座が手放せませんでした。2人目を出産したときも、陣痛よりこちらの方が怖かったです。 経験値が上がった2回目のお産2回目の出産は、痛みで身をよじり、過呼吸になった初産より相当スマートでした。陣痛の波が来たら、息を細く長く吐き続けること。いきみはおしりをベッドに押し付けて逸らし、赤ちゃんが降りてきやすいイメージを描くよう心がけました。 生まれた子は1人目より大きめでしたが、会陰切開はせず、小さな会陰裂傷ですみました。会陰裂傷の傷も数針の縫合で、退院前に抜糸してもらい、産後も円座いらずでした。 便秘は大敵! 産前に解消しておくべし私は妊娠中から便秘気味だったのですが、便秘は体重増加につながったり痔になったりといいことなしです。 分娩は排便時のように気張るし、おしりのことも不安でした。産後は母乳に水分がまわるためか便秘が進み、とにかくつらかったです。 私の場合、頑固な便秘になる前に処方された酸化マグネシウムが腹痛もなく効果もありました。産前から適度な運動や食生活を通して便秘を解消しておいた方がいいと思います。 何かと痛みを伴う出産ですが、済んでしまえば思い出話です。少しでも早い回復ができるように、しっかりと体力をつくることも必要だと感じました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 著者:藤原しおり子育て奮闘中のママ。育児と家事のかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年09月17日んぎまむさん、無痛分娩で出産の予定が、まさかの緊急帝王切開に! なんとか無事出産し、んぎぃちゃんの育児が始まりました。 まだ授乳間隔が短い新生児。帰宅後すぐミルクの時間となり、哺乳瓶は消毒してないわ、ミルクは買ってないわでてんやわんやに…!一応母乳ミルク混合状態だが、母乳だけじゃ全然足りないのである。 幸いミルクは退院時にスティック状の試供品を頂いたので半日はもつ。哺乳瓶は浸けおきタイプの消毒グッズを用意していたのに、今からじゃ間に合わない!と急遽煮沸消毒することに。 最初にそれをしてしまったせいで「消毒液のついた哺乳瓶で飲ますの怖くない…?」と決めこんでしまい、ここから約半年、面倒な煮沸消毒を続ける羽目になるのだった。 著者:イラストレーター んぎまむ2017年1月18日生まれの女の子、「んぎぃちゃん」を子育て中。イラスト・漫画制作中心の在宅クリエイター。ベビーカレンダーでは、んぎぃちゃんを妊娠中から出産、育児まで怒涛のんぎまむライフを「んぎぃちゃんカレンダー」として連載中。
2019年09月16日出産準備をしているマタニティママさんたち、赤ちゃんのセレモニードレスは用意しましたか?退院時、赤ちゃんがはじめてお外に出ておうちへ帰るときの一着は、パパにとってもママにとっても記念の洋服になるはず。セレモニードレスは、生後30日前後にするお宮参りやお食い初めなどでも使えます。今回は、ママライターさんたちにどんなセレモニードレスを用意したのかを聞いてみました♪男の子でも、女の子でも♡まっさらな白で無垢なドレスをドレスと聞くと女の子を想像しがちですが、ほとんどのセレモニードレスは男女兼用。フリルやレースがふんだんにあしらわれていたり、シンプルな刺繍のみだったりとデザインは様々。最近ではカラーのセレモニードレスも出てきているようですが、白が主流です。セレモニードレスの大半は、足元まで繋がっているワンピースのようなドレスタイプのもの。おそろいの靴下やフリフリの帽子などがセットになっている場合も多く、お値段はだいたい1万円前後のものを買っているママさんたちが多かったです。おすすめ素材は? 秋冬のドレスの着せ方春夏用・秋冬用で販売しているドレスもありますが、生後まもなくの赤ちゃんはそんなにお外にいる時間が長くないので、そこまで季節感を考えなくても大丈夫かも。ドレスも、通年を通して着られるものが多いです。真夏はさらりとしたコットン素材がいいかもしれませんが、それ以外の季節は肌着で調節して。春秋は長肌着を、冬には長肌着+短肌着を着せて、おくるみなどで巻いてあげて。秋冬用のドレスでキルティングなどの厚手素材のものもありますが、肌着で調節すれば十分だと思います。また、サイズは50〜70くらいまで。記念の一着を長く着せたいのなら、シンプルなデザインの切り替え可能な一着にすれば、ドレス→カバーオールに変身して、ちょっとしたお出かけ着として、長く使えます。また、ママライターさんたちに「セットになっている帽子は必要?必要ない?」とのアンケートもとったところ、「写真映えするからあった方がいい!」の声が多数。この時期、一瞬しか身につけないものではありますが、なんとも言えない可愛さはぜひ写真におさめておきたいところ。また、秋冬生まれベビーのママは「頭が寒そうなので、退院後のおでかけでもたまに使っていました」なんて声もありました。お宮参り、ママの掛け着代わりにも♡生後一ヶ月ほどで「無事に生まれました&健やかに成長しますように」と神社に報告をしにいくお宮参り。ママ&パパにとっても、赤ちゃんにとっても、はじめてのハレの日イベントになります。正式には母(ママ)の実家が送った祝着を赤ちゃんに着せ、父(パパ)方の祖母(ママにとって義母)が掛け着を羽織り、抱っこするというのが慣わしのよう。しかし、最近は衣装も参り方もフレキシブルに。お宮参りの時のママ&パパの格好は、ママ=授乳しやすくラクちんなおしゃれワンピース、パパ=スーツが多いよう。おばあちゃんなどの親戚が参加するようなら、掛け着をかけて抱っこしてもらうことも多いようですが、ママが代わりに抱っこしても◎。赤ちゃんは退院時と同じセレモニードレスを着せた、という声が多数。また、お宮参りでは、抱っこした赤ちゃんの上にかぶせるように掛け着を掛けます。掛け着は、男女でそれぞれの意味合いをもった模様をあしらった和装の着物です。アンケートをとったところ、このお祝い着を購入したママは約半数で、なかには「仕立て直しして七五三にも使いたい」としっかりとしたお着物を買うママも。他は、レンタルをしたり、ケープを使ったというママも多かったです。ドレスに合わせて用意したいものは?せっかくセレモニードレスを購入するのなら、同じデザインでソックスや帽子なども揃えたいもの。また、おくるみなども同デザインでなくても、新生児に合う真っ白なものをひとつ用意しておくと写真映えもするし、トータルで華やかに見えて素敵です。また、退院時に「いただいた出産祝いなどと一緒に写真に撮った」という声も。ベビーシャワーや出産祝いでいただいたものを赤ちゃんと一緒に写真に収めておけば、思い出に残るし、良い出産報告になります♪退院時とお宮参り、そしてまだ着られるようならばお食い初めのとき…くらいしか出番のないドレスですが、はじめての一大行事でたくさん写真を撮る思い出に残る一日です。特別な一着で、生まれたての赤ちゃんをより可愛く、着飾ってあげてくださいね♡
2019年09月16日はじめまして!はなうさと申します。この度ウーマンエキサイトさんで連載をさせていただくことになりました。第1回目は長男くん出産のときの陣痛についてのお話です。■破水後、ついに始まった陣痛!長男くんの出産は陣痛の前に自宅で破水しました。 病院に着いて私は内診をしている間に旦那が入院手続きをしてくれて、そのまま入院となりました。ちょうど夕食時間で入院食をいただき、その後18時頃に待っていたかのように陣痛が始まりました。出産前から「陣痛きたらすぐに産む」という目標を掲げていた私。初産の平均時間は8時間と言われていますがこの時私は「今日中に産むには6時間か」と具体的に目標を立てていました。褒められると上がる性分なのでこの時点でかなり気持ち的にも盛り上がっていました。助産師さんが部屋を出入りする中、徐々に痛み出します。診てもらうと一気に子宮口の開きは7cmに到着。お産が急に進み助産師さんたちもバタバタしはじめました。「これは今日中に産まれるかもよ」と助産師さんからも言われ一瞬笑みがこぼれましたがとにかく痛い! さっきまでの余裕が段々と無くなっていきました。あれ?私これから母ではなく鬼か何かになるのかな?そんな疑問が湧きはじめます。テニスボールをすごい力で押してくれている旦那は私以上に汗だくでした。これを思い出しながら描いている今…改めて旦那と一緒に頑張った出産だったなと思いました。でも、陣痛の真っ最中の私の脳内はとにかく凶暴でした。堪え難い痛みを感じ続けると人って色々な感情が身体中を駆け巡るのだな…というのが出産の感想です。長男くんを産み落とした瞬間、嘘のように痛みが消えて世界が明るくなりました。そして目の前に赤ちゃんが。ずっと会いたかった長男くんの誕生です。この日の日記には「今までの人生で、間違いなく1番頑張った日」と書きました。そして産まれたのは22時半。分娩時間は4時間でした。根拠のない話ですが「陣痛が始まったらすぐに会いたい。早く出ておいで」とお腹に語りかけていたので長男くんにその想いが伝わったのかなと思ってます。
2019年09月15日先輩ママから便利とよく聞く「バウンサー」。赤ちゃんが生まれる前や生まれたあとすぐに購入を検討する人も多いと思います。でも、実際にバウンサーが必要なのか、またどんなバウンサーを選べばいいのか悩みますよね。そこで、おすすめのバウンサーや選び方…
出産準備で購入を検討するもののひとつ、ベビーベッド。決して安くはない買い物になりますので本当に必要なのか?使う期間は? と悩まれる方も多いと思います。場合によってはレンタルのほうがお得になることもあります。そこで、先輩ママたちの実体験やお…
2人目までは一人っ子より兄弟がいたほうがいいと思って産めても、3人目となると迷ってしまうママも多いと思います。育児や経済的負担だけでなく、仕事をしているママにとってはキャリアが途切れてしまうことも悩みのひとつです。そこで、3人目を産んで良…
病院で正式に妊娠と診断されると、気になるのが母子手帳。お住いの自治体から交付され、生まれる前から母体や赤ちゃんの健康状態、経過などを記録します。妊婦さんの必須アイテムである母子手帳の取得時期から、かわいい母子手帳ケースに関することまで、母…
女優の小雪さんが利用したことから産後ケア施設はもはやママたちの新常識になりつつあります。最近では、卓球の福原愛さんも台湾の産後ケアセンターに1ヶ月滞在したそう。出産で体にダメージを受けた女性の体に必要な産後ケアのポイントと、自宅でできるマ…
何か月も続くつらいつわり。人によって症状が違うこともあり、まわりの人にはなかなかその苦しみがわかってもらえないのが余計につらいところ。そんなつわりについて、タイプや乗りこえ方をまとめました。プレパパに読んでもらいたい内容もあるので、ぜひご…
妊娠36週を過ぎるといよいよ臨月。マタニティライフも残りわずかです。臨月になると、出産準備や産後の不安でストレスを感じる人も少なくないそうです。今回は臨月のストレス緩和方法や過ごし方についてまとめました。臨月、またはまもなく臨月を迎える妊…
親の手を借りて体を休められる里帰り出産ですが、意外とストレスになるなど、いいことばかりとは限らないようです。里帰り出産のメリットデメリット、また成功させるために必要な準備についてまとまめました。いつからいつまで帰るべき? 何を用意していく…
我が子の誕生に立ち会うのは、感動的。出産に立ち会いを希望する旦那さんも多いでしょう。しかし、実際に出産の場に立ち会うとなると、夫として「自分に何ができるのだろう」と疑問に思う人も。立ち会い出産にまつわる、夫と妻、それぞれの本音と希望をまと…
うちの家族、個性の塊です
夫婦・子育ていまむかし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々