【今週の悩めるマダム】嵐の活動休止が発表され、物心ついたころから大ファンの高校2年生の娘が意気消沈しています。その落ち込みようは想像以上で、「生きがいがなくなった」とまで言っています。ご飯すら喉を通らない状態です。私はもともとアイドルには興味がないので、どう慰めていいかわからず困っています。(愛知県在住・50代女性)嵐の人気と影響力は絶大ですからね。お嬢様の意気消沈ぶりが手に取るように伝わってきます。でも、解散したわけではないですし、嵐の皆さんだって5人でいろいろと考えて悩んで苦しんで決めたことでしょう。そして、決まった以上、彼らはそこへ向かって動き出しているのも事実です。まず、「彼らも嵐であると同時に一人一人違った人間であり、それぞれに歩かなければならない人生があるのよ」と教えてあげてください。その上で「彼らは小さいころからずっと嵐という人生を生きてきた。今後、一人一人の人生を尊重する活動にもう一度ゼロから進もうとすることは実に立派なことじゃないかしら。あなたなら、変わらず応援できる。温かい目で見守って、彼らが戻って来る日を待ちましょう。その日は必ず来るわ」と伝えてみましょう。嵐の5人が人間として大きな門出に立ったことをきっとファンの人なら理解できます。でも、寂しいのも当然。いつもそこにいた人たちが旅に出てしまったのですから、よく分かります。ところで私、嵐の小説を書いたことがあるんですよ。だから、その辺のおじさんよりはずっと嵐のことを知っているという自負もあります(笑)。タイトルは『去年と違う夏』(非売品)。もともとはメンバー5人が“嵐ではない別の人生”を演じたauのCMが話題になり、その小説版を私が書き下ろすことになったんです。当時はauのサイト上で公開されていました。’09年にauショップで無料配布された小説の冊子は50万部以上刷ったそうですが、一瞬でなくなったらしいです。櫻井翔さん編が「ぼくはぼくの人形ケースに戻る」、松本潤さん編が「サボテンの心」、大野智さん編が「太陽の下で会いたいな」、二宮和也さん編が「どんなにアドリブをいれても」、相葉雅紀さん編が「遠くの空は晴れている」でした。5人それぞれを主人公にした物語ですが、僕なりに彼らをイメージして書かせていただきました。いまから思えば、この『去年と違う夏』というタイトルは、彼らの未来を予言するものだったのかもしれません。今年の夏は、きっと彼らにとって大きなステップとなる年ですからね。相葉さん編の「遠くの空は晴れている」こそ、まさに彼らの心境にぴったりかもしれませんね。ここは曇り空だけど、見てください。遠くの空は晴れていませんか?それは人生という荒波を、彼ら5人もまた一生懸命生きているということに繋がります。この作品、こっそりと読み直してみたのですけど、なんだか、今日の彼らを想像させる箇所があって、作者でありながら、涙ぐんでしまいました。まずは、活動休止までの2年、ファンの皆様、ともに走り抜きましょう。そのパワーが彼らと彼らの未来を力強く支えるのだと思います。【JINSEIの格言】嵐の活動休止は文字どおり「休んで止まる」ということ。走り続けることだけが人生じゃない。長い一生を生き抜くには、自分をリセットするタイミングも絶対に必要不可欠ですから。この連載では辻さんが恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日ごろの悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-0811 東京都文京区音羽1-16-6「女性自身」編集部宛)にて絶賛募集中。※性別と年齢を明記のうえ、お送りください。以前の連載「ムスコ飯」はこちらで写真付きレシピを毎週火曜日に更新中!
2019年02月12日第204飯「辻家のボッロボッロネーゼ」■材料牛挽肉400g塩小さじ1/2こしょう少々にんにく1粒(潰しておく)赤ワイン1カップ強トマト缶1缶セロリ2本にんじん1本玉ねぎ2個(中サイズ)オリーブオイル適量<A>ケチャップ大さじ1砂糖小さじ2醤油大さじ1塩・こしょう適量スパゲッティーニ400gパセリ・パルミジャーノ適量■作り方【1】鍋とフライパンを用意し、野菜は粗みじん切りに、にんにくは潰しておく。【2】鍋にオリーブオイル大さじ2を入れ、弱火でじっくり野菜を炒める。【3】ボールに挽肉を入れ、塩・こしょうして手でこね、まな板の上で平たく伸ばす。【4】フライパンにオリーブオイル大さじ2を引いて、にんにくを弱火で火にかける。香りがオリーブオイルに移ったらにんにくを取り出す。【5】平たくした挽肉を入れ、強火で片側が少し焦げるくらい焼く。焦げ目が付いたら赤ワインを回しかけ木べらでほぐしながら焼く(焦げた所も旨味なのでフライパンからこそぎ落としながら)。【6】炒めた肉を鍋に入れる。そこにトマト缶を加え、潰しながら良く混ぜ、弱火で30分ほど煮る。【7】 Aで味を調える。ボロネーゼの1/3量を取り出し、残りのボロネーゼの中に茹でたてのパスタを入れてよく混ぜる。皿に人数分取り分け、上に残しておいたボロネーゼをのせ、パルメジャーノやパセリをふりかけ完成。【お知らせ】辻仁成さんによる新連載の人生相談「悩めるマダムたちへ――JINSEIのスパイス!」がスタートしました。人生経験豊富な辻さんが、恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日頃の悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-8011 東京都文京区音羽1-16-6『女性自身』編集部宛)にて絶賛募集中。性別と年齢、居住地を明記の上、お送りください。【YouTubeでもレシピ動画公開中!】
2019年02月12日連続テレビ小説「ひよっこ」の岡田惠和が脚本、辻仁成が監督として自身の小説を映画化する『真夜中の子供』のクラウドファンディングが、「Makuake」でスタートした。響が蓮司と初めて会ったのは、警察学校を出て中洲警部交番に着任した頃のこと。巡回していた真夜中の公園通りの路地裏で幼い子どもと出会う。その子どもが蓮司、当時7歳だった。中洲で働くホストとホステスの両親は、蓮司のことを放ったらかしにしていた。一人夜の街へ放り出された蓮司。夜の街中洲は蓮司にとって遊び場であり、生きていくために過ごすホームのような場所。中洲に住むワケありな人たちは蓮司の境遇を思い、食べ物や寝る場所を与えた。中洲の大人たちも、それぞれに人には言えない事情を抱えていた――。本作は、福岡・中州を舞台に“無戸籍児”が周囲の大人たちに育てられ、愛されて成長していく物語。「海峡の光」で芥川賞を受賞し、ミュージシャン、映画監督など様々な分野で国内外を問わず活動する辻監督の同名小説が原作だ。インドネシアとの共同製作となる本作は、世界での公開を目標としており、日本で主流の「製作委員会方式」ではなく、海外で主流のやり方で映画づくりを行うことに。そこでこのクラウドファンディングでは、たくさんの仲間を募集中。集まった資金の使い道としては、映画製作にかかる費用や宣伝活動費に。協賛者への特典は、エンドロールへの名前記載や水炊きセットなどが用意されている。『真夜中の子供』は2020年、公開予定。(cinemacafe.net)
2019年02月05日第203飯「鶏肉のマスタードソース(エスカロップ・ド・プーレ・ア・ラ・ムータルド)」■材料鶏むね肉1枚(300g)ディジョンマスタード大さじ2オリーブオイル大さじ2白ワイン大さじ2生クリーム100ml塩・黒こしょう適量■作り方【1】鶏肉は、厚さを半分に包丁を入れ2枚にする。【2】まな板の上に置いてラップをかぶせて肉叩きや瓶などで叩いてのばす。【3】鶏肉の両面にマスタードをまんべんなく塗る。【4】フライパンにオリーブオイルをしき、中火弱で鶏肉の両面サッと焼く。ワインを加えアルコール分が飛んだら生クリームを注ぎ、スプーンでソースを回しかけながらソースがトロッとなるまで火にかける。【5】火を消して、蓋をかぶせ5分ほど置く。【6】塩・黒こしょうで味を整え、皿に盛る。ゆでたタリアッテレを添えて出来上がり。【お知らせ】辻仁成さんによる新連載の人生相談「悩めるマダムたちへ――JINSEIのスパイス!」がスタートしました。人生経験豊富な辻さんが、恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日頃の悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-8011 東京都文京区音羽1-16-6『女性自身』編集部宛)にて絶賛募集中。性別と年齢、居住地を明記の上、お送りください。【YouTubeでもレシピ動画公開中!】
2019年02月05日第202飯「白菜とミルクのさわやかスープ」■材料にんにく1片オリーブオイル適量バター10gベーコン70g白菜1/4株(500~600g)牛乳500ml鶏ガラスープの素小さじ1塩・こしょう適量■作り方【1】鍋にオリーブオイルと潰したにんにくを入れて火にかけ、香りを移しバターを加える。そこにベーコンとざく切りにした白菜を入れ炒め、少ししんなりしたら牛乳を加え、弱火で沸騰させないように気をつけながら10分程煮る。【2】鶏ガラスープの素、塩・こしょうで味を調えオリーブオイルをたらして完成。【お知らせ】辻仁成さんによる新連載の人生相談「悩めるマダムたちへ――JINSEIのスパイス!」がスタートしました。人生経験豊富な辻さんが、恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日頃の悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-8011 東京都文京区音羽1-16-6『女性自身』編集部宛)にて絶賛募集中。性別と年齢、居住地を明記の上、お送りください。【YouTubeでもレシピ動画公開中!】
2019年01月29日京都宇治の老舗「辻利(Tsujiri)」から、バレンタインの新作スイーツが登場。2019年1月下旬より全国百貨店催事、および辻利 銀座店にて販売される。「辻利物語」は、バトンタイプの抹茶ガナッシュ。創業者・利右衛門が生み出した辻利のルーツともいえる「玉露大門」と、お点前用の高級宇治抹茶 「抹茶豊昔」、そして茶に革新をもたらす「抹茶シャンパーニュ」の3種類の抹茶を詰めわせた。鮮やかな緑のガナッシュに金箔を散らした見た目も美しい。辻利が誇る3つの抹茶を、それぞれの風味の違いを食べ比べながら楽しめる贅沢な1品だ。「ヌガティーヌ」は、キャラメルとアーモンドを入れて練り上げたヌガーに、抹茶チョコレートを組み合わせた新感覚のスイーツ。サクサクと香ばしいヌガーと、ほろ苦く口どけなめらかな抹茶のチョコレートが相性抜群だ。和文様を用いたレトロでポップなボックスは、お土産にも喜ばれそう。その他にも、辻利の茶匠がチョコレートに合う宇治抹茶を厳選し、作り上げた「辻利コレクション -ボンボンショコラ-」や、宇治抹茶のショコラに、ヘーゼルナッツをクランベリーゴロゴロとのせた「お濃い茶マンディアン」なども登場する。【詳細】「辻利」バレンタインの新作 ※発売中販売店舗:全国百貨店催事、および辻利 銀座店■新作アイテム・辻利物語 5個 2,052円・ヌガティーヌ 6枚 1,620円■既存アイテム例・抹茶くらべ 6枚 1,944円・辻利コレクション 3個 962円 / 4個 1,275円 / 6個 1,912円・お濃い茶マンディアン 6個 1,620円・マーブル ガトー ショコラ 1個 2,916円※全て税込み
2019年01月24日【今週の悩めるマダム】東京でバリバリ働く26歳の娘には、3年も付き合っている彼氏がいるのに結婚が見えません。彼は物腰も柔らかくいい子なんですが、押しが弱くて心配です。そうこうしているうちに姪の結婚が不意に決まって、お正月には親戚中の話題を独占。それが悔しくて悔しくて。娘の人生ですが、孫の顔が見たいのが本音です。(愛知県在住・50代主婦)自分の娘の方がかわいいし、器量もいい。なのに、周囲の娘がどんどん結婚していき、姑さんあたりからも、「どうなってるの。お前がしっかりしないから」と小言を言われる。歯がゆくてしょうがないですね。娘のハンサムな旦那さんを親戚中に自慢したいのにできないその悔しさ、私にはよくわかります。さて、その娘さんですが、しばらく結婚はしそうもないですね。理由がいくつかあります。いまどきの男の子って、焦ってないんですよ。彼はお宅に何度か遊びに来てるんですよね?そこに期待してはいけません。お母さんからすると家族ぐるみの仲、と思っていても、向こうは偵察くらいに考えています。というのか「長い人生だから急ぐことはない。答えは風が知っているさ」みたいな感じでしょうね(笑)。その証拠に、娘さんはバリバリ働いている。この娘さん自体、結婚というものをまだ理想の中でしか見ていない。実はこの2人、お互いどこかで「この人じゃないのかもしれない」という迷いがあるのかもしれません。よく観察してみてください。2人は仲良しでしょうけど、夫婦になりそうな強いイメージありますか?結婚というのは「運命的な勢い」ですからね。当事者がのらりくらりやっているならゴールインは難しいでしょう。姪っ子さんは不意に結婚されたんですよね?授かり婚かもしれません。でも、そのくらいの勢い、つまり、運命に身を委ねるしかない時に婚期は動くんです。大事なことはまず娘さんが強く結婚をしたいかどうか。バリバリ働いているというのはまだもう少し猶予が欲しいと思っている節もありそうです。あと、お見合いというのもひとつの手かと思います。「そんなの嫌よ」と娘さんに反対されるかもしれませんが、練りに練って、奥様が探しに探しぬいて間違いないと思った人と強引に引き合わせる、というのもあり。現在の彼氏がどう反応するかも見ものです。「母が勝手に探してきた相手とお見合いさせられるのよ」と娘さんに言われた彼氏の反応をこそ見てみたいです。そこで必死にならないなら、即切った方がいいし、がぜん結婚へ動き出したらそれはそれで素晴らしいことですし、どっちに転んでも問題ありません。奥様、大至急お見合い相手を探してみましょう。きっと娘さんも相手次第で乗ってくるんじゃないかと思います。いまどきのお見合いは一昔前の厳格なお見合いとは違うようですよ。親が仕込んだ合コンに過ぎない。選択肢は多い方がいいし、一生は一度限り。チャレンジして、もっともいい条件の幸せをゲットさせてあげてください。このお見合い作戦が刺激となって、娘さんも、彼氏もなんらかのアクションを起こすこと間違いなし!でも、最後の最後は娘さんの意思を尊重してあげてくださいね。【JINSEIの格言】最後の最後は娘さんの意思を尊重してあげてくださいね。あくまでも結婚するのは彼女。奥様が出しゃばり過ぎてはいけません。彼女が納得した相手と生きるのがいちばんだからです。この連載では辻さんが恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日ごろの悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-0811 東京都文京区音羽1-16-6「女性自身」編集部宛)にて絶賛募集中。※性別と年齢を明記のうえ、お送りください。以前の連載「ムスコ飯」はこちらで写真付きレシピを毎週火曜日に更新中!
2019年01月22日第201飯「ベトナムライス」■材料牛挽肉300g玉ねぎ250gねぎ50gレモングラス1.5本(生)にんにくみじん小さじ2<A>ナンプラー大さじ1.5醤油大さじ1/2砂糖大さじ1弱酒小さじ1弱みりん小さじ1弱味噌小さじ1弱ケチャップ小さじ1弱タバスコ少々塩・こしょう適宜※大人向きに酢を少々入れても美味しい。■作り方【1】フライパンにサラダ油大さじ2(分量外)を熱し、小口切りにしたレモングラスとみじん切りにしたにんにくを入れて香りを移す。【2】玉ねぎとねぎは粗みじん切りにし、しんなりするまで炒める。そこに油を少し足して挽肉を入れる。【3】Aを加えてさらに炒め、味見しながら塩・こしょうで味を調える。【4】お皿に盛ったご飯にのせ、混ぜながら頂く。※レモングラスがない時、最後におろししょうがと、レモンの皮をすって入れるとエスニックな味に近づきます。【お知らせ】辻仁成さんによる新連載の人生相談「悩めるマダムたちへ――JINSEIのスパイス!」がスタートしました。人生経験豊富な辻さんが、恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日頃の悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-8011 東京都文京区音羽1-16-6『女性自身』編集部宛)にて絶賛募集中。性別と年齢、居住地を明記の上、お送りください。【YouTubeでもレシピ動画公開中!】
2019年01月22日第200飯「ラズベリーとホワイトチョコのケーキ」■材料バター200gグラニュー糖200g卵200g薄力粉200gベーキングパウダー小さじ1ラズベリー100g(生または冷凍)ホワイトチョコレート100g<飾り用アイシング>粉糖50gレモン汁小さじ2<トッピング>いちご4~5個ピスタチオ適量■下準備・バター、卵は冷蔵庫から出して室温に戻しておく。・薄力粉とベーキングパウダーは2回程ふるっておく。・オーブンは180度に予熱しておく。・パウンド型にオーブンシートを敷き込んでおく。■作り方【1】室温に戻したバターとグラニュー糖を白っぽいクリーム状になるまでしっかりすり混ぜる。電動ホイッパーを使ってもよい。【2】溶いた卵を5回くらいに分けて加える。その都度よく混ぜ分離しないようにする。【3】卵がしっかり混ざったら一緒にふるった薄力粉とベーキングパウダーを加え、ゴムベラで全体をさっくりと生地を切るように50回くらい根気よく混ぜる。【4】つやのある生地になったらラズベリーとチョコを加えさっくり混ぜる。【5】パウンド型に入れ、180度で40~50分焼く。【6】粉糖とレモン汁を混ぜアイシングを作り、絞り袋に入れケーキの上に模様を入れる。仕上げにいちごやピスタチオで飾る。【お知らせ】辻仁成さんによる新連載の人生相談「悩めるマダムたちへ――JINSEIのスパイス!」がスタートしました。人生経験豊富な辻さんが、恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日頃の悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-8011 東京都文京区音羽1-16-6『女性自身』編集部宛)にて絶賛募集中。性別と年齢、居住地を明記の上、お送りください。【YouTubeでもレシピ動画公開中!】
2019年01月16日【今週の悩めるマダム】子どもたちの手が離れてきたので、数カ月前からパートを再開しました。地味な事務職ですが、久しぶりの仕事は楽しく、とてもやりがいを感じています。ところが職場にものすごく意地悪な先輩の女性がいて、毎日ねちねち嫌みを言われています。それだけが本当にストレスで、足取りが重い日もあります。(新潟県在住・40代主婦)いますよね、そういう人はどこにでも。家の中にいてもストレスが尽きないのに、外に出ると出たで、ものすごいストレスを抱えなければなりません。救ってくれるのも人間ですが、攻撃してくるのも人間です。だからといって、誰とも関わらずに生きていくこともできませんしね。生きていくということは必ず誰かと関わっていくということ。外に出れば必ず敵がいる。そしてストレスを抱える。生きているかぎり必ず付きまとう試練かもしれません。ところで僕はこういう目立つ性格だからでしょうが、人一倍攻撃を受けやすいんです。離婚直後のこと、根も葉もない誹謗中傷の記事があちこちに出されました。ボコボコにされ、まさに、サンドバッグ状態でした。シングルファザーになった時でしたからね、こりゃ、生きていけないかもしれないな、と思ったほど。その時、僕がどうやってしのいだかお教えしましょう。いいですか、悪口というのは邪気です。邪気の塊なんです。悪口や陰口を言う人というのは、いつかそのせいで必ず自滅する。そう自分に言い聞かせました。邪気を噴出しているのですから、少なくとも天国には行けません。そういう人間と一緒に地に落ちる必要があるでしょうか?彼らが手ぐすねを引いて待っている土俵に降りる必要がありますか?自分に嘘がないのならば堂々と生きたらいいんです。たしかに強い精神が必要です。今にも死にそうな苦しい思いをされているのであれば、僕について書かれた悪口をネットなどで探して読んでみてください。ひどいもんですよ。人が叩かれて弱っているところを、憂さ晴らしに攻撃してくるような人間もいました。しかしこの老兵、辻仁成でも生きてこれました。たいしたことはないじゃないか、と思ってもらえたら幸いです。少しでも皆さんのお役に立てたなら僕の経験も救われます。あれから5年が経ちますが、10歳だった息子は来年高校生。男手ひとつでも、ちゃんと立派に育てることができました。僕は結果、負けなかった。奥様、僕からのアドバイスはただひとつです。自分は絶対に人の悪口は言わない、と決めることです。意外でしょうが、実はこれだけで十分なんです。負の連鎖はそこで断ち切ってください。奥様がここでその人を攻撃すると奥様も同じ土俵に降りることになります。僕と一緒に美しい天国に行きませんか?正々堂々と生きていればいいんです。もう一度言います。悪口とは邪気だ。悪口を言う人間は邪気で蝕まれている人間なのだから、ほっといても自滅します。逆に強い信念がある人間は絶対に負けません。笑顔で乗り切ってください。僕がついています。元気になってください。堂々と生きていけば大丈夫。はい、僕からは以上になります。ファイト!【JINSEIの格言】自分を信じてパートを続けてください。気が付いたらそこを任される存在になっているはずです。蹴落とそうとする人がいるかもしれませんが、ちゃんと見ている人もたくさんいます。この連載では辻さんが恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日ごろの悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-0811 東京都文京区音羽1-16-6「女性自身」編集部宛)にて絶賛募集中。※性別と年齢を明記のうえ、お送りください。以前の連載「ムスコ飯」はこちらで写真付きレシピを毎週火曜日に更新中!
2019年01月08日第199飯「スペイン風煮込みハンバーグ」■材料合挽肉300g卵1/2個玉ねぎ1個分塩・こしょう適量食パン1枚牛乳大さじ1.5小麦粉適量オリーブオイル適量にんにく2片アンチョビ1フィレにんじん・なす各1本白ワイン50ccホールトマト1缶(400g)ビーフブイヨン1個醤油・塩・こしょう少々お好みのパスタ適量パルミジャーノチーズ適量■作り方【1】玉ねぎはみじん切りにし、オリーブオイル少々で炒め、塩・こしょうで味を整える。また、食パンは食べやすい大きさにちぎって牛乳に浸しておく。【2】ボールに合挽肉、卵、玉ねぎ、食パンを合わせ良く練り、6~8個の肉団子を作ったら軽く小麦粉をはたく。【3】鍋に多めのオリーブオイルを引き、粗みじん切りにしたにんにくとアンチョビをそのまま入れ、弱火でまず香りを移す。【4】中火にして肉団子を入れ、ひとつひとつ転がしながら全面に焼き色を付ける。半月切りにしたにんじん、輪切りにしたなすを加え白ワインを回し入れる。【5】ホールトマトを崩し入れ、ヒタヒタに水を入れ、ビーフブイヨンも加える。醤油を少々加え弱火で40分程煮込む。途中、野菜がくたくたになった段階で肉団子が煮くずれないように優しく木べらなどで具材を混ぜ、塩・こしょう、醤油で味を調える。【6】茹でたパスタに添え、パルメジャーノチーズを振りかける。【お知らせ】辻仁成さんによる新連載の人生相談「悩めるマダムたちへ――JINSEIのスパイス!」がスタートしました。人生経験豊富な辻さんが、恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日頃の悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-8011 東京都文京区音羽1-16-6『女性自身』編集部宛)にて絶賛募集中。性別と年齢、居住地を明記の上、お送りください。【YouTubeでもレシピ動画公開中!】
2019年01月08日第198飯「サーモンのブランケット」■材料(2人分)サーモン150g×2切れ塩・こしょう少々長ねぎ1本にんにく大2粒赤パプリカ1個(小さめ)白ワイン1カップバター40g卵黄1個小麦粉小さじ2水大さじ2タリアッテレ160gオリーブオイル適量塩・こしょう適量砂糖適量■作り方【1】アルミホイルの両脇を丸めて船のような形に成形する。その中に塩・こしょうしたサーモン1切れ、パプリカの半分、長ねぎ適量、潰したにんにく1粒、白ワインの半量入れて餃子の要領で包む。これを2つ作る。【2】200度に余熱したオーブンで20~25分焼き、火が通ったら具材を取り出し、中のソースだけをフライパンに移す。【3】ソースを火にかける前に、卵黄と水で溶いた小麦粉を入れる(水溶き小麦粉は初め半分くらい入れ、残りは後から調整するとよい)。よく混ぜたら弱火にかけオリーブオイルも加えてゆっくり火を通しとろみをつける。最後に塩・こしょう、砂糖少々で味を調えたら、ソースの出来上がり。【4】茹でたタリアッテレと具材を盛付けその上からソースをかけ、パルメジャーノチーズと黒こしょう(分量外)をかけて完成。【お知らせ】辻仁成さんによる新連載の人生相談「悩めるマダムたちへ――JINSEIのスパイス!」がスタートしました。人生経験豊富な辻さんが、恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日頃の悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-8011 東京都文京区音羽1-16-6『女性自身』編集部宛)にて絶賛募集中。性別と年齢、居住地を明記の上、お送りください。
2018年12月18日【今週の悩めるマダム】最近、夫の部屋を掃除していたら、机の引き出しにコンドームの箱を見つけました。ちなみに私とはセックスレスなので変だなと思い、数を数えたら1つ使われた形跡があります。さらに2週間後もう一度調べたら半分に減っていました。辻さん、助けてください。私はどうしたらいいのでしょう?(東京都在住・40代主婦)そのご主人は明らかに浮気をしています。奥様の苦しみを思う時、小生もいたたまれない気持ちになります。男性はコンドームを隠し持つ習性があるので、もしかするとご主人のコレクションの可能性もゼロではないかと思いましたが、減ってるということであればアウトですね。ご主人は奥様に隠れてどこぞのご婦人と浮気をしています。まず奥様に確認をしておきたいことがあります。奥様はどうされたいですか?別れることを選びたいですか、それとも、辛いけど男の甲斐性と諦めてますか。もしこの2つのどちらかであれば私の出番はありません。前者ならばコンドームを目の前に突き付け離婚を迫ってください。後者ならばそのまま一生愛に苦しんで生きていくしかありません。きっと人間不信は死ぬまで奥様に付きまとうことになるでしょう。私はもう1つの方法を持っています。ちょっと面倒なプロセスになりますけど、浮気が100%明らかになったこの状態から、ご主人の“愛奪還作戦”です。長い人生です。これが一時的な気の迷いであるならばご主人にチャンスを与えてあげる手もあります。奥様がその浮気相手の女性よりも賢くて、『俺にはやはりお前しかいない』と気づかせるような手を使うのがいいと思います。とっても簡単な方法ですよ。まず、残ったコンドームを1つ取り出します。個別包装を上から触ると中にコンドームがあるのが分かりますから、指で片方に寄せてください。寄せて平らになったところをカッターで上面だけ上手にカットし、中のコンドームを取り出します。開封したことがバレないように。取り出したら、そこに奥様とお子さんの笑顔の小さな写真(プリクラとか証明写真がサイズ的にはいいでしょう)を入れて、両面テープを使ってそれを内側から押さえるようにして丁寧に封をするのです。そうすると未開封の状態に戻りますので、元の箱の中の一番手前に置いて、机の中に戻しておいてください。できれば、写真の裏側に油性ペンで「私はあなたを愛しているし、私があなたを看取るのよ」などとメッセージを何か書いておくのも効果的。ラブホテルのベッドの上で、さあ、いざ、という時にいきなり出てきた家族写真!いったいご主人はどういう行動に出るでしょう?それでも不倫を続けるような男なら迷わずお別れすることをおすすめします。逆に一時的な気の迷いであるなら、翌日から生活態度は変わるはず。その様子を見て、彼が反省しているなら許してあげてはどうでしょう。どこもかしこもこのところセックスレスの話題が多いですが、年を重ねると、これは双方の努力が必要となります。だからこそ、セックスというのは愛の1つの形であるということを忘れないでほしいのです。【JINSEIの格言】セックスレスのご夫婦へ。セックスよりも大事なことは、手を握り、肌と肌を重ね合わせることかと思います。そこからもう一度恥ずかしがらずに始めてみてはどうでしょうか。この連載では辻さんが恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日ごろの悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-0811 東京都文京区音羽1-16-6「女性自身」編集部宛)にて絶賛募集中。※性別と年齢を明記のうえ、お送りください。以前の連載「ムスコ飯」はこちらで写真付きレシピを毎週火曜日に更新中!
2018年12月18日第197飯「鴨肉のくるみダレ蕎麦」■材料鴨むね肉2枚(合鴨でもOK)にんにく5~8粒(軽く潰しておく)蕎麦400g<くるみダレ>くるみ100g白ごま大さじ1めんつゆ100cc(2倍濃縮)水100cc砂糖大さじ1白みそ大さじ1生クリーム大さじ1■作り方【1】調理する1時間くらい前に冷蔵庫から鴨肉を取り出し、常温に戻しておく。【2】くるみをフライパンでじっくり煎る。その後フライパンで白ごまも煎り、すり鉢でする。【3】くるみダレの材料を全部ミキサーにかけて合わせる。【4】鴨はサイドからはみ出した脂部分をカットし、赤身側に残っている血や薄皮を処理する。皮の面には格子状に包丁で切り目を入れる。両面に軽く塩・こしょう(分量外)する。【5】フライパンに皮目を下にして鴨肉とにんにくを加え、中火にかける。脂が出てきたら火力を弱火に。皮面が香ばしく焼けたら(8~10分)裏返し、赤身側にもサッと焼き色を付ける。【6】170度に予熱しておいたオーブンに鴨肉とにんにくを入れ(鴨は皮目が上)7~8分火を入れる。【7】オーブンから鴨とにんにくを取り出しアルミホイルで包んで10分くらい休ませる。【8】茹であがった蕎麦にフライパンに残った鴨の脂少々とめんつゆ(分量外)を混ぜ、皿に盛る。上にスライスした鴨を並べ上からくるみダレをかけ、にんにくを添えたら完成。【お知らせ】辻仁成さんによる新連載の人生相談「悩めるマダムたちへ――JINSEIのスパイス!」がスタートしました。人生経験豊富な辻さんが、恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日頃の悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-8011 東京都文京区音羽1-16-6『女性自身』編集部宛)にて絶賛募集中。性別と年齢、居住地を明記の上、お送りください。
2018年12月11日【今週の悩めるマダム】夕飯に家族が揃いません。大学生の娘、高校生の息子と主人はアルバイトや部活動、飲み会で帰ってくるのが遅く、せっかく用意しても、突然「いらなくなった」ばかりです。自分で作った料理を1人で食べる虚しさといったら……。そんなことならもう作らないほうがいいのでしょうか?(静岡県在住・50代女性)「そんなことならもう作らないほうがいいのでしょうか?」というお嘆きですが、そんなことになっても作らないとならないのがお母さんなのだと思います。男女差別と言われてしまうかもしれませんが、男の私も一日中キッチンで料理をしています。あと数年でうちの息子は出ていきます。来年高校生なので、早ければ4年後には私は自分のためだけにご飯を作ることになるわけです。想像してみてください。寂しくないですか?年老いた辻仁成が孤独なキッチンでご飯を作って食べている絵!奥様がうらやましいのは作った料理が残っても、それを翌朝食べてくれる人たちがいるということです。夜中に帰ってきたご主人が食べてくれるかもしれないですし、部活から戻ってきた息子さんが「腹減った。なんかある?」と言ってがつがつ食べてくれるかもしれない。時間はばらばらでしょうが、少なくとも奥様がこしらえた愛情料理は翌朝までに消費されるという仕組みです。全員が揃って夕飯を食べることができればそれに越したことはありません。しかし、みんながそれぞれ忙しい人生を送っていること自体、素晴らしいことじゃないですか?ご主人だってお付き合いがあるんです。会社員をやったことのない自分には分かりませんが、大変だと思います。ここで私からの提案ですが、もう少し計画的に夕飯を用意されてはどうでしょう?翌日まで食べられるような献立にすることをおすすめします。帰ってきたお子さんやご主人が食べたいときに食べられるようなものを。たとえば、辻家の場合ですと金曜の夜に野菜(根菜類などいいですね)と肉(豚とか鶏がいいでしょう)の煮込みを鍋で大量に作ります。最初は和風の味付けに。まずは白米を炊いて野菜と肉の煮込み料理として食べます。翌日の昼はここにアリッサ(唐辛子ペースト)などを加えて、ご飯ではなくクスクスとかで食べるんです。気分はいきなりアフリカ風に。その夜はカレー粉を入れていきなりインド風に!白米だと息子もさすがに「またぁ!?」と文句を言うので、バターライスにします。パスタという手もありますね。で、日曜日の昼は残ったカレーに大量の牛乳を加え、だしなどで味を調え、カレーうどんにしちゃうわけです。このように工夫をすれば、1つの料理でもいろいろ遊ぶことができます。そんな私ですが、息子が学校に行っている間はキッチンで1人カップラーメンをすすることもあるんです。泣きたくなりますよ。離婚したばかりのころは、つい長年の癖で3人前の料理を作ってしまい、残った料理を持て余すこともありました。人生はいろいろあります。奥様の幸せな嘆きは、私のような者にはうらやましい話なのです。だから、私に免じてみんなを許してやってください。【JINSEIの格言】同じ煮込みでも、和風、アフリカ風、インド風と七変化!家族が食べたい時に気分でバリエーションをつければ案外楽しい。シングルファザーの私はそうやって家事をしています。この連載では辻さんが恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日ごろの悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-0811 東京都文京区音羽1-16-6「女性自身」編集部宛)にて絶賛募集中。※性別と年齢を明記のうえ、お送りください。以前の連載「ムスコ飯」はこちらで写真付きレシピを毎週火曜日に更新中!
2018年12月04日第196飯「おでん風煮込み」■材料(4人分)豚肉400g(肩ロース塊)メルゲーズ4~5本(250g)にんにく3粒玉ねぎ1個にんじん1本大根1/4本じゃがいも1~2個かぶ1個ねぎ1本ズッキーニ1本にんじん1本大根1/4本※野菜はお好みの物をいれてください。日本酒または白ワイン150ccチキンブイヨンキューブ1個和風出汁パック1パック塩昆布ひとつまみ柚子胡椒少々醤油大さじ1~塩・こしょう、タバスコ適量■作り方【1】豚肉は食べやすい大きさにカット。メルゲーズは半分に、玉ねぎはくし型に切る。にんじんは厚さ2cmの輪切り、大根は大き目に切って面取りをしておく。ほかの野菜も食べやすい大きさにカットしておく。【2】大きな鍋に油をひき、粗く潰したにんにくを弱火で香りを出し、豚肉を入れ焦げ目が付くまで炒め、玉ねぎも投入。油が回ったらにんじんや大根など煮くずれないように固い野菜から炒める。ひたひたに水を加え、酒、チキンブイヨン、和風出汁パック、塩昆布、柚子胡椒を入れ1時間半程煮込む。【3】メルゲーズを焦げ目が付く位、しっかりソテーして鍋に投入。食べやすく切ったじゃがいも、かぶやズッキーニ等(火が通りやすいもの)醤油を入れてさらに30分程煮込む。最後に味を見て塩・こしょう、タバスコで味を調える。※メルゲーズは日本ではなじみがないので、その場合はチョリソー等のピリ辛のソーセージで代用してその場合は豚肉に替えて子羊の肉で作ってください。ちくわや、その他のおでんの具卵など入れると急におでん感がまします。玄米ご飯との相性は抜群です。【お知らせ】辻仁成さんによる新連載の人生相談「悩めるマダムたちへ――JINSEIのスパイス!」がスタートしました。人生経験豊富な辻さんが、恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日頃の悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-8011 東京都文京区音羽1-16-6『女性自身』編集部宛)にて絶賛募集中。性別と年齢、居住地を明記の上、お送りください。
2018年12月04日第195飯「イカのプロバンス風アヒージョ」■材料大きめのイカ2杯(スルメイカなど、皮は剥いておく)アンチョビ2~3匹分にんにく大きめ8片トマトホール缶250g(あればプチトマトのホール缶を使うと甘くて美味しい)白ワイン100ccトマトペースト大さじ1醤油大さじ1塩・こしょう少々タバスコ適量バジル1房パルメジャーノチーズ適量(大さじ1~2)■作り方【1】フライパンに5~8㎜程度にオリーブオイルを入れ、そこに粗く叩き割ったにんにくを加えて弱火で揚げ焼きにし香りをオイルに移す。そこにアンチョビも加える(自然に溶けていくので大丈夫)。【2】そこに輪切りにしたイカを加え白ワインを回しかける。アルコール分が飛んだらトマト缶を入れ10分ほど煮込む。【3】トマトペースト、醤油、塩・こしょう、タバスコで味を調えた後、最後にバジルを投入。パルメジャーノチーズを加え完成。※アルデンテに茹でたリングイネにかけたり、かための玄米にかけてリゾット風にしてもOK。【お知らせ】辻仁成さんによる新連載の人生相談「悩めるマダムたちへ――JINSEIのスパイス!」がスタートしました。人生経験豊富な辻さんが、恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日頃の悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-8011 東京都文京区音羽1-16-6『女性自身』編集部宛)にて絶賛募集中。性別と年齢、居住地を明記の上、お送りください。
2018年11月27日鶏肉のパイヤード~タリアッテレのレモンソース添え(辻仁成「ムスコ飯」第194飯レシピ)■材料鶏胸肉2枚レモン1個パセリの大さじ2(みじん切り・あればイタリアンパセリ)オリーブオイル大さじ1と1/2にんにく1片生クリーム200cc塩・こしょう適量タリアッテレ適量オリーブオイル適量■作り方【1】鶏胸肉をまな板に置きラップを上に被せ麺棒や空き瓶などで叩き約5㎜の厚さにのばす。軽く塩・こしょうをしておく。【2】バットにレモン絞り汁1/2個分、オリーブオイル、パセリとにんにくのみじん切りを混ぜた液に1の鶏をなじませ、半日から一晩マリネする。【3】小さい小鍋かフライパンに生クリームを入れレモンの絞り汁1/2個分を加え火にかける。こまめに混ぜながら煮ていく。塩・こしょうで味を調える。トロリと煮詰まったら火を止めておく。【4】熱湯に塩適量を入れタリアッテをゆでる。茹で上がったらオリーブオイルをからめておく。【5】グリルパンを良く熱し、マリネした鶏肉を焼く。きれいな焼き色が付き火が通ったら皿に盛付け、茹で上がったタリアッテレを添え上にレモンソースをかけ、鶏肉にはパセリ(分量外)を振って出来上がり。※パイヤードとは、肉を叩き薄く伸ばしたもののこと。【お知らせ】辻仁成さんによる新連載の人生相談「悩めるマダムたちへ――JINSEIのスパイス!」がスタートしました。人生経験豊富な辻さんが、恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日頃の悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-8011 東京都文京区音羽1-16-6『女性自身』編集部宛)にて絶賛募集中。性別と年齢、居住地を明記の上、お送りください。
2018年11月20日辻仁成さん(以下、辻)「僕がタイタンに所属してから、彼女は何回もパリに来てくれたんですよ。優しい人で、この4年間ずっと支えてくれています」本誌で読者からの相談に答える『悩めるマダムたちへ――JINSEIのスパイス!』を連載中の辻仁成さん(59)。今回、離婚直後の14年から辻さんが所属している芸能事務所「タイタン」の社長で、「爆笑問題」太田光(53)の妻でもある“みっちゃん”こと太田光代さん(54)が、スペシャルな相談者として登場してくれた。実は辻さんが、2人の“夫婦喧嘩の現場”に居合わせたこともあったという。辻「3年くらい前、新宿のスペインバルに呼び出されて、ご夫婦の真ん中に座らされたことがありましたよね(笑)」太田光代さん(以下、光代)「『(光を)夫としてどう思う?』って、辻さんに聞いてみたかったんです。最初は2人で会う約束だったのに『ちょっと太田も連れて行っていいですか?いま私、喧嘩してるんで聞いてもらっていいですか?』って言ったら、辻さんが『え~!?』って(笑)」辻「想像してくださいよ、喧嘩しているご夫婦の真ん中に座らされる気持ち!(笑)」光代「夫はいい人ですけど、かまってくれないんだもん。こっちが聞いても『愛してる』とかちゃんと言わないんですよ。『どっか出かけよう』って言っても、嫌な顔されちゃう」必死にフォローしようとする辻さんだが、光代さんはまだまだ不満炸裂で――。光代「ハワイにも連れて行ってもらったことがないんですよ!夫は偏屈で『日本国内を全部行ってないのに、海外なんて行くべきじゃない』って。私は国内全部行ってるんですよ!」辻「でも、一昨年ぐらいに北海道の温泉に2人で行ったのをツイートしてましたよね」光代「そう、北海道ね。12年に亡くなった太田の父の三回忌が済んだころ。『どっかで気晴らししないと耐えられないわ。“温泉でも行こう”って言えないの?』って怒ったら、さすがに『じゃあ行こう』って言ってくれたんです。でも、行ったのはいいけど結局疲れちゃった。夫は携帯電話を持ってなくて地理にも疎いから、迷子になっちゃったの(笑)。だからもう正直、50歳を過ぎたくらいから、彼に期待するのは諦めたんです」辻「太田光代著『諦める力』って本、出したらどう(笑)。とはいえ、2人が離婚することってないだろうな。喧嘩も愚痴もあんまりシリアスな感じがしなくて、笑いに昇華されてるし」しかし若いころは何度も家出をし、離婚を考えたことも一度や二度では済まない、と光代さんはこう反論する。光代「この年になると『夫が死ぬときに、ちゃんと見送れるのかな?』とリアルに考えてしまうこともあるんです。別の女性にお任せしたほうが彼にとって幸せかもしれないし、私ももしかしたら幸せになれるかもしれないって……」そんな夫婦の危機を救ってくれたのが、夫の母・瑠智子さん(享年83)だった。光代さんが不妊治療に奮闘していたころ、瑠智子さんだけが「あなたは忙しいんだから無理しなくていいよ」とフォローしてくれたのだという。そんな瑠智子さんが、16年11月に逝去。最愛の母の死を乗り越えて、“諦めた”はずの夫への気持ちにもこんな変化が――。光代「昔、夫がほかの女性と浮気をする夢をよく見たんですが、最近また同じ夢を見たんです。そのとき、とにかくすごい嫌な気持ちになって……」辻「光さんはたしかに『愛してるよ』とか『いつもありがとう』とかって、気の利いた言葉は言ってくれないかもしれない。でもそれって、不器用なだけだと思うんです。器用な男だったらほかの女にいくかもしれないけど、光さんは心配ない。結局のところ、光さんはみっちゃん一筋ですよ」2時間にわたる対談のなかで、夫への愚痴をぶちまけた光代さんだが、その表情はどこか嬉しそう。仲が悪いと見せかけて、結婚25周年を迎えた15年には結婚式を挙げるほど、実はおしどり夫婦なのだ。光代「共依存しているから、その依存から脱するのは年齢的にも辛いかもしれません」辻「離婚する夫婦に多いのは、お互い我慢し続けていい顔してきたけど、ある日突然“違う”と気付いてしまうケース。でも、2人はつねに喧嘩してるから、いざというときには逆に結びつきが強くなるんじゃないかな。もはや、僕からアドバイスなんてないですよ(笑)。でも、みなさんが抱えている問題も、太田夫妻を通して見ると『そんなに大したことじゃない』って思えるかもしれません」
2018年11月18日第193飯「メキシカンライス&ナゲット」■材料玄米2合ホールトマト1缶(缶詰)バター20g塩小さじ1鶏胸肉大1枚(300g )塩・こしょう少々マヨネーズ100gポテトチップス100g程度<特製メキシカン粉>チリパウダー大さじ1+1/2パプリカパウダー小さじ2クミンパウダー小さじ1カレーパウダー小さじ1タバスコ少々■作り方【1】スパイスを合わせ特製メキシカン粉を作る。【2】玄米を研いで炊飯器に入れ玄米モードの水加減にセットしバターと塩を入れ、特製スパイス大さじ1、ホールトマト缶も加え玄米モードで炊き上げる。【3】ポテトチップスはすり鉢に入れ粉々になるまですり棒で粉砕しておく。(ビニール袋に入れ麺棒等で叩いてもよい)【4】マヨネーズと残りのメキシカン粉を混ぜておく。【5】鶏肉をナゲットサイズにカットし、軽く塩・こしょうをし、4のメキシカンマヨソースを塗り粉砕したポテトチップス衣をまとわせ200度に予熱していたオーブンで10分程焼く。【6】ご飯が炊き上がったらしゃもじでトマトを潰し混ぜる。【7】お皿にメキシカンライスを盛り横にメキシカンナゲットを添えて完成。【お知らせ】辻仁成さんによる新連載の人生相談「悩めるマダムたちへ――JINSEIのスパイス!」がスタートしました。人生経験豊富な辻さんが、恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日頃の悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-8011 東京都文京区音羽1-16-6『女性自身』編集部宛)にて絶賛募集中。性別と年齢、居住地を明記の上、お送りください。
2018年11月13日第192飯「玄米和風クスクス」■材料玄米2合(炊飯器で玄米モードで炊いておく)玉ねぎ1+1/2個(半量はみじん切りにしソースに使う。残りはくし切り)にんにく1片ソーセージ5~6本人参中1本じゃがいも小4個(メイクイーン)パプリカ1個ひよこ豆水煮100gズッキーニ中1本かぶ大1個和風だしの素大さじ1/2醤油大さじ1トマトペースト大さじ3アリッサ大さじ1塩・胡椒適量■作り方【1】大きめの鍋にサラダ油大さじ2をひき、玉ねぎと、ニンニクのみじん切りを炒め香りを出し食べやすく切ったソーセージを入れて中火で炒める。【2】火が通ったら人参、じゃがいもを入れ、軽く炒めます。玉ねぎ、パプリカ、ひよこ豆も加え軽く炒める。全体に油が回ったらヒタヒタに水を入れそこに和風だし、醤油、トマトペースト、アリッサを入れ30分程煮る。【3】くし形に切ったかぶ、ズッキーニも加え皿に30分程煮て野菜がくったりするまで煮て、塩・胡椒で味を調える。【4】玄米ご飯と別々に盛って頂きますが、最後は混ぜて食べると味変して美味しさ2倍です。【お知らせ】辻仁成さんによる新連載の人生相談「悩めるマダムたちへ――JINSEIのスパイス!」がスタートしました。人生経験豊富な辻さんが、恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日頃の悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-8011 東京都文京区音羽1-16-6『女性自身』編集部宛)にて絶賛募集中。性別と年齢、居住地を明記の上、お送りください。
2018年11月06日関西で有名な『辻学園調理・製菓専門学校』。“辻調”の愛称で親しまれていますよね。(※ 以下、辻学園)今回は、その辻学園が熊本の震災復興のためにつくったレトルトカレー『熊本あか牛どーんとレンコンビーフカレー』を食レポします! ■まずはパッケージを観察パッケージに書いてある「どーんと」というワードに注目。果たしてあか牛が「どーんと」なのか、レンコンが「どーんと」なのか……どちらが「どーんと」入っているのでしょう。気になりますね。レンコンといえば、穴が開いていることから「先を見通せる」縁起物とされています。熊本地震の被災地が早く「先を見通せる」ようにとの願いがこめられているのかもしれません。パッケージ裏面に書かれている「辻学園」のコーナーを読むと、まず自己を磨き、人の心を大切に尊重する態度や感謝の気持ちを持つことで一層、技能や技術が輝きを増すとあります。なんだか、読んでいるこちらもシャキっとする言葉ですね。 ■実際に食べてみました!大好きなリラックマのお皿に盛りつけてみました。ルーの色は、少し濃いめ。質感はしっかりとしていて、ご飯の中に染み込まずに、乗っている感じです。ひと口めは甘いのですが、後からじわじわと辛さが追いかけてきます。食後まで辛さはしっかりと残ります。レトルトカレーで気になるポイントに、″具の食べ応え″がありますよね。こちらのカレーですが、食べ応えは十分でしたよ。特にレンコンの直径は4cmほど、厚みは1cmくらいはあります。くし形にカットされ、ひと口サイズで食べやすいです。シャキシャキ感も残っており、噛み応え抜群です。5切れも入っていて満足感も高めです。一方で、あか牛は煮込まれすぎたためか形があまり残っておらず、少しボリューム感に欠けます。筆者は2切れしか見つけられませんでした。つまり、このカレーは、あか牛よりも“レンコン”がメインなのだと確信しました!「どーんと」は、「レンコンがどーんと」ということだったのですね。 ■総評味★★★☆☆辛さ★★★☆☆どーんと★★★★★お肉の量は控えめでしたが、全体的にボリューム感も申し分なく、シャキシャキしたレンコンをよく噛んで食べたら、満腹になりました。ダイエット中でもお腹いっぱい食べたい!という方にもおすすめできるカレーですね!ぜひ一度、食べてみてくださいね!【筆者略歴】くま
2018年11月04日第191飯「ボロネーゼ風麻婆うどん」■材料冷凍讃岐うどん2人前にんにく1片(みじん切り)鷹の爪1本(種を抜く)玉ねぎ1/2個(みじん切り)牛挽肉150g豆腐1丁(木綿でも絹でもお好で)ごま油大さじ1オリーブオイル大さじ1コチュジャン大さじ1ケチャップ大さじ1醤油大さじ1トマトペースト大さじ3タバスコ少々ラー油少々パルメザンチーズ大さじ1(粉末)塩・こしょう適量■作り方【1】フライパンにごま油、オリーブオイルを入れ、にんにく、鷹の爪、玉ねぎを入れ、香りを移します。【2】挽肉も加えヘラなどで潰しながら炒める。豆腐も投入し細かくなりすぎないように炒め混ぜ、残りの調味料を入れ味付けする。【3】うどんは、熱湯でさっとで水気を切って皿にもり2をかけて出来上がり。※コチュジャンの代わりに味噌でもよい。【お知らせ】辻仁成さんによる新連載の人生相談「悩めるマダムたちへ――JINSEIのスパイス!」がスタートしました。人生経験豊富な辻さんが、恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日頃の悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-8011 東京都文京区音羽1-16-6『女性自身』編集部宛)にて絶賛募集中。性別と年齢、居住地を明記の上、お送りください。
2018年10月30日第190飯「パリ風マカロニチーズ」■材料マカロニ200g (早ゆでで3分のもの/フランスだとコキエット)チェダーチーズ200gブロックのハム100g(ソーセージでもよい)牛乳2カップバター20~30g生クリーム大さじ2~3塩・胡椒少々タバスコ少々■作り方【1】鍋に牛乳を沸かし、いきなりマカロニ、角切りにしたハム(またはソーセージ)の順に投入し撹拌する。分程したら、小さめに切ったチェダーチーズ、バター、生クリームを追加する。【2】ゆっくり撹拌しマカロニがちょうどいい固さになったら塩・胡椒で味を整えて完成。※大人がアペリティフで頂くときは、タバスコやマスタード、パプリカ等を加えてスパイシーにすると、ワインにも良く合います。【お知らせ】辻仁成さんによる新連載の人生相談「悩めるマダムたちへ――JINSEIのスパイス!」がスタートしました。人生経験豊富な辻さんが、恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日頃の悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-8011 東京都文京区音羽1-16-6『女性自身』編集部宛)にて絶賛募集中。性別と年齢、居住地を明記の上、お送りください。
2018年10月23日第189飯「いか墨とえび味噌のパスタ」■材料パスタ200gいか250g(墨が多いのは、アオリイカ。ヤリイカ、スルメなど新鮮であれば何でもいいですが、小ぶりなものを選びましょう)有頭えび200gミニトマト130gにんにく1粒(みじん切り)エシャロット30g(みじん切り)オリーブオイル大さじ4白ワイン70cc塩・胡椒・醤油適量■作り方【1】いかは腹わたを取り出し、墨袋を外してお箸等で穴を開けてから中に入っている墨を絞り出し小皿にとっておく。皮もむいておく。いかの胴と下足は食べやすい大きさに切っておく。【2】えびは頭をもぎ取り身の方は殻をむいておく。頭の上の部分にはさみを入れる。ひげはカットしておく。【3】フライパンにオリーブオイルを入れにんにく、エシャロットを入れ、弱火でじっくり香りを移しえびの頭も加える。中火で木べらなどで押さえつけ中の味噌を出す。えびの殻が割れるくらい、しっかり押しつぶす。【4】3にワインを回しかけえび味噌ソースを作る。【5】そこにえびの身、いか、いか墨を加え火が通ったらトマトを加え混ぜ蓋をし5~6分中火で煮てから、トングでトマトを軽く潰していく。【6】茹で上がったパスタを5に入れ混ぜ合わせ、醤油を少々、塩、胡椒で味を調える。※エシャロットが買えない場合は、玉ねぎに少しにんにくを足して代用してください。【お知らせ】辻仁成さんによる新連載の人生相談「悩めるマダムたちへ――JINSEIのスパイス!」がスタートしました。人生経験豊富な辻さんが、恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日頃の悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-8011 東京都文京区音羽1-16-6『女性自身』編集部宛)にて絶賛募集中。性別と年齢、居住地を明記の上、お送りください。
2018年10月09日第188飯「鶏ごぼうご飯」■材料玄米1.5合鶏もも肉1本(骨付き・350g位)塩小さじ1/4ごぼう1本セロリ1本<A>醤油・ごま油各大さじ1/2めんつゆ大さじ1(2倍濃縮)※濃縮加減によってか増減して下さい。酒・みりん各小さじ1■作り方【1】鶏の骨の関節の所に包丁を入れ味を出しやすくする。包丁の背で骨を叩き何カ所か亀裂を入れると出汁がでやすい。塩をもみ込んでおく。【2】フライパンに1の鶏を皮目だけ小麦色になるまで焼く。【3】セロリは7~8mmにきる。大きい場合は半分にきる。ごぼうは皮を包丁の背でこそげ落としセロリと同じ厚さに輪切りにする。【4】玄米をさっと洗い、炊飯器に入れる。Aの調味料を入れてから、玄米の1.5合の目盛りの所まで水を足しさっと混ぜ、セロリ、ごぼうを散らし最後に1の鶏肉を入れて玄米モードでたく。【5】炊きあがったら一度鶏肉を取り出し、骨と肉に分け肉を炊飯器に戻し鶏をほぐし、きれいにさっくりと混ぜれば出来上がり。【お知らせ】辻仁成さんによる新連載の人生相談「悩めるマダムたちへ――JINSEIのスパイス!」がスタートしました。人生経験豊富な辻さんが、恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日頃の悩みにお答えします!。お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-8011 東京都文京区音羽1-16-6『女性自身』編集部宛)にて絶賛募集中。性別と年齢、居住地を明記の上、お送りください。
2018年10月02日9月25日に「新潮45」の休刊を発表した新潮社。だがその後も、危機が続いているようだ。同誌は8月号で、自民党・杉田水脈衆院議員(51)の「『LGBT』支援の度がすぎる」という寄稿を掲載。そのなかで杉田議員はLGBTについて「生産性がない」と言及。さらに多様な性を認める社会は「『秩序』がなくなり、いずれ崩壊していくことにもなりかねません」と持論を述べ、「私は日本をそうした社会にしたくありません」とも語っている。杉田議員の寄稿には当初から批判が相次いでいたが、同誌は10月号でも「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」と題した杉田議員を擁護する特集を組んだ。そのことからも、さらに批判を生んでいた。新潮社は休刊発表の際、「編集上の無理が生じ、企画の厳密な吟味や十分な原稿チェックがおろそかになっていたことは否めません」とコメント。また「これまでご支援・ご協力いただいた読者や関係者の方々には感謝の気持ちと、申し訳ないという思いしかありません」としている。「『休刊したからといってこれで終わりではない!』との批判が噴出しています。というのも『生産性がない』として傷つけた人たちへの謝罪もなければ、同誌でなぜそういったことが起きたのかという原因を追求する姿勢もないからです。発端である杉田議員もだんまりを決め込んでいる今、『これではトカゲの尻尾切りだ』とする声も後を絶ちません」(文芸評論家)辻仁成(58)も9月26日にTwitterを更新。「LGBTや世論の批判を45休刊でかわすのか?」とコメント。続けてこうつづっている。「言論の自由を何度も盾にしてきた新潮社が休刊で逃げたら編集者魂はどうなる?謝罪意思が本当にあるなら45を続けて議論の中で出口を探せ。社員も読者も作家も納得できん」また杉田水脈議員の文章をキッカケにゲイであると公表した、文学者のロバート・キャンベル(61)も同様にTwitterで指摘。「休刊したからこの問題が終わりでは短絡的です」と述べ、「ヘイトに近い断言や事実がゆがめられたものが、どういう過程を経て出されたのか検証することが大事」と語っている。さらに漫画「テルマエ・ロマエ」の作者・ヤマザキマリ(51)も休刊を批判。実は同誌に「プリニウス」を連載中だったが、今回の休刊を受けてこう述べている。「新潮45がいくら休刊になっても、この顛末の火種となった文章を書いたひとたちが今までと変わりなく、あのような考え方を懲りずにどこかで晒していくのだろうかと思うと、連載掲載の場が失われたことよりも、それがなにより残念だ」Twitterでも《検閲の禁止、言論や表現の自由が規定されており、何人でも出版を行うことができる。でもな~。程度ってもんがあるだろう》《当事者や被害者を貶めて傷つけるような「言論の自由」って、あってもいいんでしょうか》と賛同の声が上がっている。休刊発表後も続く危機、新潮社はどう舵を切るのだろうか。
2018年09月27日第187飯「親孝行クロックムッシュ」■材料(2人分)食パン3枚(サンドイッチ用)チェダーチーズ3枚(スライスしたもの)ハム3枚バター適量黒胡椒適量■作り方【1】食パンの上にラップを広げ、麺棒で食パンをぺちゃんこにする。(麺棒がない場合は手で上から押す)【2】ラップをはずし上の部分をのりしろに残しチーズをのせる。【3】ハムも同じように置き、下からクルクルと巻き寿司の要領で巻く。【4】つなぎ目が剥がれないように指先で少し押して留める。【5】フライパンにバターを熱し、つなぎ目から全体を転がしながら焼く。【6】斜めに切って皿に盛り、好みで黒胡椒をかける。【お知らせ】この秋から、辻仁成さんによる新連載の人生相談「悩めるマダムたちへ――JINSEIのスパイス!」がスタートします。人生経験豊富な辻さんが、恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日頃の悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-8011 東京都文京区音羽1-16-6『女性自身』編集部宛)にて絶賛募集中。性別と年齢、居住地を明記の上、お送りください。※「ムスコ飯」エッセイはまもなく最終回を迎えますが、レシピのみWEB女性自身では引き続き掲載予定です。
2018年09月25日いよいよ「ムスコ飯」、最終回となってしまいました。ぐすん。思えば離婚直後、息子のために日々料理に勤しんでいた父ちゃんのツイッターが話題を呼んで、この連載がスタートすることになったのです。その後、父ちゃんはいろいろなテレビ番組に招かれ、数々の料理を創作してきました。最近では作家か料理人かわからなくなる時もあります(笑)。光文社はじめ多数の出版社からレシピ本を出させてもらい、この連載は187回というものすごい記録を打ち立てております。これは同時に、187食ものレシピを息子のために日々開発してきたことになるのですから驚きです。息子は来年で高校生に、私は還暦を迎えます。そしてついに「ムスコ飯」も最終回を迎えることになったわけです。いやぁ、感慨深い限りですね。ということで、今回は最終回にふさわしいレシピをご紹介したいと思います。シングルファザーになって5年近くが過ぎましたが、最近、息子が1人で料理をするようになったのです。ぐすん。主に朝食が中心ですが、たまに夜食も作ってくれます。その中のひとつが「クロックムッシュ」。これが超がつくほど簡単で、しかもめっちゃしいんです。親バカですみません(笑)。ある夜、小説を書いていたら、息子がこれを持って仕事部屋に顔を出したのです。そして、「パパ、お疲れさま。お腹すいてないかな、と思って作ってみたんだよ」と言うではありませんか。ぐすん、ぐすん。恐縮しながら1個つまんで口に入れましたところ、中からとろけるチーズがぶわ~。ぎゃあ、い!「どうした?これ」「いや、大好きなユーチューバーが作ってたからね、ちょっと真似してみた。アレンジして、もっと食べやすくなってる」というではありませんか。たしかにハムを入れたり、くるくると巻いてみたり、独創的なアレンジがほどこされております。これは最終回にふさわしいということで、今回、特別にご紹介してみたいと思った次第です。これこそまさにムスコ飯なのです。さて、では「息子作クロックムッシュ」のレシピです。材料2人分:サンドイッチ用の食パン3枚、スライスしたチェダーチーズ(なければとろけるチーズでも可)3枚、ハム3枚、バター適量、黒こしょう適量。まず、食パンの上にラップを広げ、麺棒など(なければ素手で)を使って食パンを平べったくします。息子いわく、この工程がいちばん重要なのだとか。ラップを外し、食パンの上部を“のりしろ”として1㎝ほどの間隔を空け、チーズをのせていきます。その上にハムも同じようにのせ、下部(手前)からくるくると巻き寿司の要領で巻いていきます。つなぎ目がはがれないように指先で少し押して留めます。フライパンにバターを溶かし、食パンのつなぎ目から全体を転がしながら焼いていきます。全体に焼き色がついたら完成です。写真のように、春巻きのように斜めにカットしても素敵ですね。お皿に盛ったらお好みで黒こしょうをふりかけましょう。私たち父子の原点となった連載との別れは名残惜しいところですが、WEB女性自身ではレシピの更新が週1回の頻度で続きますし、次回からは新連載「悩めるマダムたちへ――JINSEIのスパイス!」がスタートします。新しい連載は人生相談。悩める奥様たちに、わたくし辻仁成が愛のあるメッセージを届けていきたいと思っております。メール、編集部へのお便り、またはツイッターのダイレクトメッセージ(アドレス等は下のお知らせに記載)にてお悩みを絶賛募集中です。近く、またお会いしましょう!ボナペティ!【お知らせ】この秋から、辻仁成さんによる新連載の人生相談「悩めるマダムたちへ――JINSEIのスパイス!」がスタートします。人生経験豊富な辻さんが、恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日頃の悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-8011 東京都文京区音羽1-16-6『女性自身』編集部宛)にて絶賛募集中。性別と年齢、居住地を明記の上、お送りください。※「ムスコ飯」エッセイはまもなく最終回を迎えますが、レシピのみWEB女性自身では引き続き掲載予定です。
2018年09月25日「日本とフランス、両国の建設的な未来を願われた、素晴らしいスピーチでした」作家の辻仁成さんが感嘆したと話すのは、目の前で聞いた皇太子さまのスピーチのことだ。皇太子さまは日仏友好160年を記念するイベント「ジャポニズム2018」にご出席のため、9月7日から15日までフランスを公式訪問された。12日夜にはパリ近郊のベルサイユ宮殿でマクロン大統領夫妻主催の晩餐会に出席されている。パリ在住でフランスの文学賞「フェミナ賞」を受賞している辻さんもこの晩餐会の招待状を受け取っていた。「皇太子さまはまず日本語で、イギリス留学中にフランスを旅行されたことなど、ご自身のフランスの思い出を話されました。僕の隣にいた世界的パティシエのピエール・エルメも皇太子さまの言葉に感銘を受けた様子で、席に配られていたスピーチ原稿をじっと読んでいました」皇太子さまにとって初となったフランスへの公式訪問。スピーチでは、そのご感想を次のように述べられた。「長い歴史の中で両国民が、まさに絹を紡ぐようにして織りなしてきた強固な友好関係を実感しています」「両国民の絆がますます深まることを期待しております」皇太子さまは約10分間のスピーチの後半3分ほど、マクロン大統領へのメッセージをフランス語で話されたという。「とても流暢でいらっしゃると同時に、いまだにフランス語に堪能とは言えない僕にもわかりやすく表現を噛み砕かれた内容で、皇太子さまのお考えが率直に伝わってきました」(辻さん)実は前日の11日にも、皇太子さまはパリ市内で国民議会副議長主催の昼食会に出席されて、8分間に及ぶ全文フランス語のスピーチに臨まれていた。皇太子さまがフランス語で挨拶されるのは非常に珍しいこと。宮内庁によると、これらのスピーチのために日本では何日間もフランス語の練習を重ねられたという。「雅子さまはお妃教育で語学の授業が免除されたほど、英語と並びフランス語もたいへん堪能です。大学2年のときにはフランスの南東部の都市グルノーブルにホームステイもされています。今回、雅子さまご自身は渡仏を断念されましたが、フランス語の表現や発音などをアドバイスされ、皇太子さまのスピーチを“猛特訓”されたそうです」(皇室ジャーナリスト)ベルサイユ宮殿を沸かせた皇太子さまのスピーチには、雅子さまの“愛のサポート”があったのだ。
2018年09月21日