ビキニフィットネスアスリートの安井友梨が3日に自身のアメブロを更新。スペインから帰国し“太りました?”と言われた自身の姿を公開した。この日、安井は「減量開始となりました!今年オフシーズンの私」と述べ、ウエストが82cmで体重が65kgだった頃の自身の姿を公開。「お腹から太る私」とコメントし、タイとスペインで「修行」したことを報告した。続けて、スペインから帰国後にさらに太ったことを明かし、普段は食べないチーズやパンなどを食べていたことを説明。ジムで会った人に「なんか太りました?」と言われたそうで、ウエストが84cmになった自身の姿を複数枚公開。「結構増えていました 我ながら太る才能凄い」とつづった。また「外食は、、、サラダ屋さんにしたり 野菜をモリモリ食べ、よく歩き、心身を整え直しました」と帰国後の生活について明かし、5月1日に撮影した自身の姿を公開。「お腹周りが変わってきました。まだたぽんたぽんのお腹」と述べ「頑張ります」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年05月05日皆さんは、パートナーの体に違和感を覚えた経験はありますか?今回は「浮気発覚後に急激に太った夫」にまつわる物語とユーザーからの声を紹介します。(CoordiSnap編集部)イラスト:エトラちゃんは見た!3年前に浮気された3年前に夫に浮気された主人公。夫は浮気を許してもらう代わりに、家事育児に協力すると約束しました。しかし夫が頑張っていたのは最初だけで…。次第に残業や休日出勤を理由に主人公に家事育児を押しつけるようになります。さらに主人公は最近、夫について気になることがありました。急激に太った夫出典:エトラちゃんは見た!浮気発覚後、急激に太った夫を見て「太ったわねえ…」と違和感を抱いていた主人公。「まさか…?」とある疑惑が浮上した主人公は、夫のスマホを確認してみます。すると、スマホには夫と浮気相手のメッセージのやりとりが残されていたのです。実は、浮気発覚後も浮気相手との関係を続けていた夫。主人公に浮気を怪しまれないために、浮気相手の家で食事をした後も家で食事をしていたのです。「やっぱり…」と夫の浮気を確信した主人公は、母と協力し浮気の証拠を集めることにしたのでした。読者の感想浮気を許してもらう代わりに家事育児をすると約束したにもかかわらず、家事育児もせずに浮気も続けていたなんて信じられません。主人公には浮気の証拠を集めて、しっかり夫に制裁を加えてほしいと思います。(30代/女性)浮気を家事育児に協力するという約束で許した主人公は心が広いですね。しかし、主人公を裏切り続けていた夫にはがっかりしました。(40代/女性)
2024年03月19日皆さんは、パートナーの体に違和感を覚えた経験はありますか?今回は「浮気発覚後に急激に太った夫」にまつわる物語とユーザーからの声を紹介します。(CoordiSnap編集部)イラスト:エトラちゃんは見た!3年前に浮気された3年前に夫に浮気された主人公。夫は浮気を許してもらう代わりに、家事育児に協力すると約束しました。しかし夫が頑張っていたのは最初だけで…。次第に残業や休日出勤を理由に主人公に家事育児を押しつけるようになります。さらに主人公は最近、夫について気になることがありました。急激に太った夫出典:エトラちゃんは見た!浮気発覚後、急激に太った夫を見て「太ったわねえ…」と違和感を抱いていた主人公。「まさか…?」とある疑惑が浮上した主人公は、夫のスマホを確認してみるのでした。読者の感想浮気を許してもらう代わりに家事育児をすると約束したにもかかわらず、家事育児もしないなんて信じられません。(30代/女性)浮気を家事育児に協力するという約束で許した主人公は心が広いですね。しかし、主人公を裏切り続けていた夫にはがっかりしました。(40代/女性)
2024年03月19日「今年こそはやせる!」「正月太りを解消したい!」などの理由で、新年はダイエットをスタートさせる人が多い時期です。ダイエットをスムーズに行うためには、太らない長期休暇の過ごし方を知り、また目標を高く持ちすぎないこともポイントです。今回は、新年からダイエットをスタートする人に向けて、知っておいてほしいポイントを紹介します。年末年始は体重増加に注意「正月太り」という言葉があるとおり、年末年始は太りやすい時期です。食べすぎや活動量の低下が原因とわかってはいるものの、毎年体重が増えてしまうと悩む方も多いでしょう。実際に、年末年始は体重が増える、という研究結果もあるほどです(※1)。これは日本、アメリカ、ドイツにおける1年間の体重変化を調べた研究で、年末年始はどの国も体重増加がみられたという結果になっています。日本では、平均で0.5%ほど体重が増えたことがわかりました。この年末年始をうまく乗り切れば、新年からのダイエットがスムーズにいきやすくなります。ぜひ次から紹介するポイントを参考にしてみてください。太らない年末年始の過ごし方は?年末年始を太らずに過ごすためにおすすめしたいのは「体重測定」です。体重測定をすることで、自然と食べすぎ防止の意識が働き、体重増加を防ぐ働きが期待できます。手軽にできるため、毎日続けやすいこともメリットです。実際に、体重測定することで休暇中の体重増加を防げたという研究結果もあります(※2)。この研究では、272名を2グループに分け、クリスマス休暇の前に以下のことが行われました。・グループ1:体重測定、記録を行い、推移をみて食事や飲み物の内容を考えるように指導される。また体重管理や食事に関わる情報提供が行われた。・グループ2:健康な生活に関する小冊子が提供された。1月と2月に評価を行った結果、グループ1では-0.13kg、グループ2は+0.37kgとなり、0.49kgもの差が出たことがわかりました。体重測定により、よい意識の変化が生まれていることがわかる結果ですね。気が緩みがちな年末年始も、体重測定と記録だけは忘れないようにしましょう!新年からダイエット!目標設定と進め方のポイント新年から気持ちを新たにダイエットをスタートさせる場合、知っておいてほしい目標設定の仕方と、進め方のポイントをお伝えします。目標はまずは3%の体重減少体重減少の目標は、まずは現体重の3%程度にしてみましょう。「これならできるかも?」というくらいの、小さな目標を立てるのがおすすめです。目標を高く持ちすぎるよりは、達成できる目標を立ててクリアしていく方が、達成感を味わえてダイエットがスムーズになるといわれています。3%とは、60kgの場合は1.8kg、70kgの場合は2.1kgとなります。これを3~6ヶ月かけてやせるのが、リバウンドしにくい理想的なペースです。食事&体重記録をする先ほどお伝えしたとおり、体重測定はダイエットに欠かせません。またあわせて食事記録もしてみましょう。両方あわせて行うことで、より食べすぎ防止の意識が働きやすくなりますよ。また体重増加にすぐに気付けるため、リカバリーをしやすくなるメリットも。さらに、客観的に自分の食生活を振り返ることで、問題点も見つけやすくなりますよ。なかなか記録が続かない方は、下記のコラムをヒントにして、新年から再開してみませんか? 続けやすいダイエット法を実践しようダイエットは無理なく、長く続けられる方法を実践することが大切です。過度な食事制限は無理がきやすく、挫折してしまう原因につながります。毎日でも続けられる方法を見つけてみましょう。たとえば「野菜をたっぷり食べる」「1日10分プラスして歩く」「甘い飲み物をお茶に変える」などの習慣が身に付くと、やせたあとも体型キープをしやすくなります。 新年からのダイエットをスムーズに進めるには、年末年始の過ごし方が大切です。ゆっくりと過ごしながらも、体重測定と記録はお忘れなく! 【参考・参照】(※1)Elina E Helander et al.,“Weight Gain over the Holidays in Three Countries”,N Engl J Med,2016 Sep 22;375(12):1200-2(※2)Frances Mason et al.,“Effectiveness of a brief behavioural intervention to prevent weight gain over the Christmas holiday period: randomised controlled trial”,BMJ 2018; 363 【執筆者】広田千尋/管理栄養士これまでに500件以上の指導経験があり、ダイエットや生活習慣病対策はもちろん、妊婦から高齢者まで幅広い指導を経験。栄養指導、レシピ制作、栄養教室や料理教室開催などのスキルと知識を生かし、あすけんではコラム執筆やオンラインカウンセリングを担当。
2023年12月31日お正月に食べるものといえば、おせちとお餅のイメージですよね。その中でもお餅は「食べ過ぎて太った。」と感じる方が多いのではないでしょうか。今回は、お餅は本当に太るのか、また、太りにくいお餅の食べ方についてあすけん栄養士が解説します。 お餅のカロリーみなさんは1食にお餅は何個食べますか?もち米から作られている「お餅」のカロリーは、通常のご飯と比べてどのくらいなのでしょうか。お餅のカロリーは、大きさによっても異なりますが、切り餅(50g)1個で約110kcal、丸餅(40g)1個で約90kcalです。お餅をごはんの代わりに食べる場合、普通の茶碗でごはん1杯(150g)約230kcalと同等のカロリーにするには、お餅は2~3個程度までにすると良いでしょう。お餅はなぜ太るの?ダイエットの基本として、体重が増加する原因は摂取カロリーが消費カロリーを上回るためです。お餅のカロリーは先述のとおりですが、カロリー以外で「お餅は太りやすい」と言われる理由を考えてみました。食べる量が多くなりがち下の表は炭水化物源となる主食の100gあたりの栄養成分です。栄養素(100g当たり)もちごはん食パンうどんそばエネルギー(kcal)22315624895130タンパク質(g)4.02.58.92.64.8脂質(g)0.60.34.10.41.0炭水化物(g)50.837.146.421.626.0糖質量(g)50.335.642.220.323.1(うどん・そばいずれもゆで)こうして見ると、お餅は他の主食と比べると炭水化物の量が多く、カロリーが高いため、同じ量を食べてしまうと、カロリーオーバーにつながります。お餅は焼くだけで手軽に単品でも食べやすいため、食べる量が増えてしまいがちです。あらかじめ食べる数を決めておくと良いですね。 甘いものと合わせて食べるぜんざい・おしるこや砂糖が入ったきな粉など甘いものと合わせて食べてしまうと高カロリーになりやすく、太る原因になります。太りにくい食べ方ダイエット中、お餅を食べる時には次のことを気を付けるようにしましょう。食べる順番を考えるお餅を食べる前に、野菜やきのこ、海藻類など食物繊維が含まれている食材を先に食べると、血糖値の急激な上昇を抑えてくれます。また、満足感もでるので、お餅の個数も抑えることができます。1食のカロリーをコントロールするお正月はおせちとお雑煮の組み合わせで食べることが多いですよね。おせちは日持ちさせるため、しっかりした味付けで、黒豆や栗きんとんなど甘いものも多いため、つい一緒にお餅も2個、3個と食べてしまうという方もいるのではないでしょうか。お餅と一緒に食べる際は、野菜中心のおかずや、タンパク質が摂れるおかずを選んだり、お餅を1個にしたりするなどして、1食の適正カロリーを守るように気を付けましょう。太りにくいお餅のレシピダイエット中のお餅は一緒に食べるものに工夫をしましょう。よりお餅をヘルシーに食べるためのレシピをご紹介します。お正月の定番「お雑煮」お雑煮は地域によって特色があります。切り餅・丸餅の違いや、汁も味噌やすまし汁、小豆汁などの地域があり、具材も様々です。ダイエット中の方には、野菜を多く入れたお雑煮をおすすめします。根菜類などよく噛む食材や、千切りにした大根や人参などをたっぷり入れるなど、満腹感を得られやすくなります。また、鶏肉や魚を入れ、タンパク質を摂るのも良いでしょう。彩りが良い食材を使えば見た目も楽しく、心の満足感につながりますね。色々な食材を入れることによって、多くの栄養素を取り入れることができます。消化を助ける「からみ餅」お餅に大根おろしをかけたからみ餅は、大根おろしに含まれるアミラーゼという酵素が、炭水化物の消化を助けます。また、タンパク質や脂質を分解する酵素も含まれているので、お餅と一緒におかずを食べるときにもおすすめです。糖の吸収を抑える「磯辺餅」海苔は良質なタンパク質、食物繊維、葉酸など多くの栄養素を含んでいます。特に、食物繊維は、糖質の吸収を緩やかにするので、お餅と相性が良いです。また、葉酸も豊富に含まれているので、妊婦の方にもおすすめです。鍋と一緒に「もちしゃぶ」薄くカットしたお餅を使った鍋料理です。鍋の野菜を一緒に食べることで、噛む回数が増え、満腹感も得られやすくなります。鍋料理は、野菜に含まれる食物繊維やタンパク質を摂ることができます。切り餅をスライスして使う場合は、1個分のお餅で数回楽しめるのも嬉しいですね。糖質制限の味方「おからもち」おからもちは、おからと片栗粉と水分を混ぜたものです。おからを使うことで、お餅より糖質を控えることができます。もっと糖質を抑えたい方は、片栗粉の代わりにサイリウムを使うと糖質はほとんど含みません。 古来からお祝い事に欠かせないお餅ですが、実は時間がない時や食欲がない時でも手軽にエネルギー補給ができる食べものでもあります。個数や食べ方に気をつければ、太る心配はありません。一緒に食べるものと量を意識して、美味しくお餅を食べてくださいね。 【参考・参照】香川明夫 調理のためのベーシックデータ第5版 女子栄養大学出版 2021年食品成分データベース<最終閲覧日:2023/1/4)
2023年12月31日一年を通して太る原因は様々ですが、特に夏に太りやすいという方は、季節特有の理由で太りやすい状態になっているのかもしれません。今回は現役ヨガ講師の筆者が、夏太り解消のエクササイズと、太りにくい生活習慣についてご紹介します。ぜひ参考にしてみて下さいね!夏に太る原因とは?・基礎代謝が落ちる冬は気温が低く体を温める必要があるため、基礎代謝が上がるとされています。しかし夏は気温が高いので基礎代謝が下がり、エネルギーの消費が減る傾向があるのです。・高カロリー、糖質多めの食事をしがち夏は冷たい飲み物にアイスなど冷たいものがたくさん登場しますよね。冷たい食べ物は内臓を冷やし、内臓の温度が下がることによって代謝が落ちてしまう恐れも。また、麺やアイスはカロリーが高いものが多く、摂りすぎには注意しましょう。・運動不足になりがちこの猛暑で中々運動する機会が作れないという方も多いでしょう。夏は汗をかくのでカロリーを消費しているように感じるかもしれませんが、それはただ体温を調節しているだけのこと。室内でできる運動や、夕方や早朝の涼しい時間に外でウォーキングするなど、工夫しながら体を動かすことを意識しましょう。代謝アップを目指す簡単エクササイズ\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.四つ這いになる2.右足を後ろに伸ばし、吐く呼吸で右膝を顔に近づける(5回繰り返し)3.次に左手を前に伸ばし、右膝と左肘を近づける(5回繰り返し)4.反対も同様に行う生活習慣を整えることがダイエットへの近道夏の時期は代謝を上げる習慣が大切です。高カロリー、糖質の高い食べ物はほどほどにし、消化に良い食べ物や栄養バランスを考えた食事を意識しましょう。また、お風呂はシャワーで済ませず湯船に入って体を温める、睡眠不足に気をつけるなど、生活で意識できることは沢山あります。無理なく継続できるものから実践していきましょう!©ペイレスイメージズ1(モデル)/PIXTA(ピクスタ)筆者情報NATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2023年08月19日夏太りの原因として考えられるのが、「冷え」と「むくみ」です。クーラーで冷えた室内にじっとしていると、基礎代謝が落ちたり冷えやむくみ太りの原因になることも。今回は、ヨガインストラクターの筆者が、冷えとむくみを解消するストレッチをご紹介します。冷房による冷えとむくみに注意外が暑いからといって、冷房がきいた室内で体を動かさないでいると、リンパの流れが滞ってしまい、全身の巡りに影響することも。今回は、冷房による冷えとむくみを解消するストレッチをご紹介します。伸ばして気持ちい関節まわりストレッチ1.両脚を肩幅の2.5倍程度広げます。2.両手を両膝にのせて膝を曲げながら、腰を下方へ下ろしていきます。※このとき姿勢を前のめりにするようにして、両手で両脚を開きながらバランスをとりましょう。脚に体重を乗せると辛くなるので慎重に。3.息を吸います。息を吐きながら左肩を下げながら右方向へ上体をねじっていきます。肩甲骨に刺激が入っているのを確認しましょう。4.息を吸いながら元の位置に戻り、息を吐きながら反対側も同様に行います。左右1セットとし、5~10回ほど繰り返します。ストレッチで体の巡りを良くしよう肩甲骨まわりが硬いと、上体をねじる際にひねりにくく感じるかもしれません。ポイントは、上体を前屈みにしながら肘を固定して上体を支えること。そうすると自然と股関節にもストレッチが入り、動かしやすくなるはず。気持ちよくできる範囲を探しながら、冷えて滞った体の巡りを取り戻していきましょう。©Oscar Wong/gettyimages筆者情報上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。 現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした 【マナヨガセラピー】をホリスティックな視点で体系化し全国を出張しながらレッスンをしている。 2023年より植物療法とヨガセラピーを組み合わせ「心と体と性化学」講座として 女性の体の整え方、フェムケア、セクソロジーに特化した講座を開講。文/上村由夏
2023年08月03日夏といえば、暑さによる夏バテで夏やせしてしまう人もいます。ですが、逆に夏太りしてしまうケースもあるでしょう。今回は、夏太りのリスクとその対策について詳しく解説していきます。1.夏太りの原因とは?夏太りの原因(1)糖分の多い飲食物夏になると、冷たい食べ物や飲み物を摂取したくなりますよね。アイスクリームや甘みのある冷たい飲み物は、冷たい状態でちょうどいい甘さに感じられるように糖分が多く含まれています。これらの飲食物を大量に摂取すると、糖質を摂りすぎてしまい、夏太りの原因につながりやすくなるでしょう。夏太りの原因(2)夏の基礎代謝の低下暑いと汗をたくさんかくことから、どんどんエネルギーを使っているような気分になるかもしれません。しかし、夏は基礎代謝が低下しやすいとされるため、注意が必要です。人間の体には、自律神経の働きにより、寒さにさらされると代謝を活性化して熱を産生する仕組みがあります。そのため、寒い冬は基礎代謝が上がりやすいことが知られています。ですが、夏は寒さの刺激がないため、冬に比べて基礎代謝が低下しやすいと言われています。基礎代謝が下がると、消費するエネルギーが減少し、体脂肪が蓄積されやすくなるため注意しましょう。夏太りの原因(3)熱帯夜による睡眠不足熱帯夜が続くと、たとえ睡眠時間を十分確保していたとしても、暑さでなかなか眠れなかったり、喉が乾いて起きてしまったりと、眠りが浅くなりやすいでしょう。睡眠が十分にとれていないとストレスホルモンが上昇し、食欲が増す、インスリンの分泌量が増えるなど、太りやすい状態になってしまいます(※1)。2.夏太りしやすい人の特徴とは?夏太りしやすい人の特徴(1)食べすぎ夏は暑さで食欲が落ちる人も多いでしょう。しかし逆に冷たい飲食物への欲求が増え、結果的に食べすぎてしまう人は、夏太りしやすい傾向があります。内側から熱を冷まそうとして、冷たいアイスやビールをつい摂取してしまうという人は注意が必要ですね。夏は発汗が多いため、汗と一緒に多くの水分とミネラルを失いやすくなります。それが原因でだるくなったり、食欲が落ちたりするなど、いわゆる夏バテ症状が出やすくなることも。その際に、手軽に食べやすいそばやうどんといった糖質を多く含む食事に頼ってしまったり、糖分を含んだ飲み物やアイスなどを多く摂ったりする人は、糖質摂取が過剰な状態になりがちです。その一方で、ビタミンやミネラルが不足していると、代謝が落ちてしまいます。つまり夏は、糖質の摂りすぎと代謝の低下のダブルパンチにより、太りやすくなる可能性があると考えられるのです。夏太りしやすい人の特徴(2)運動不足暑さで外出を控えがちになって運動量が減ると、消費カロリーが減ります。食事量が同じでも、運動不足によって太りやすくなることがあるので気をつけましょう。夏太りしやすい人の特徴(3)お酒をよく飲む暑い日は、ビールがおいしいですよね。しかし、残念ながらアルコール飲料を飲むことで食欲が増進してしまい、食べすぎによって夏太りしやすくなる人もいます。3.夏太りを防ぐ対策対策(1)糖分の摂取量をコントロールするアイスクリームや冷たい飲み物の摂取量をコントロールすることで、糖分とカロリーの過剰摂取を防げます。無理に我慢するのではなく、量や頻度を調整することが大切です。なお、汗をかいたときにスポーツドリンクをよく飲む人もいるかもしれませんが、スポーツドリンクは意外と糖質を多く含むものが多いため注意しましょう。対策(2)栄養バランスを考える冷やし中華や冷たいうどん、そば、そうめんなどばかり食べていると、どうしても栄養が糖質ばかりに偏りやすくなります。不足しがちなミネラル、ビタミン、そして体力を保つのに大切なタンパク質をしっかり摂るようにしましょう。汗で失われやすいナトリウムやカリウムを補うには、梅干しがおすすめです。ナトリウムやカリウムのほか、抗酸化作用のあるビタミンEや(※2)、疲労回復に効果のあるクエン酸も含んでいます。また、ビタミンB群とタンパク質を多く含む肉、魚、卵、レバーなどを積極的に摂取するといいですね。対策(3)基礎代謝を高める運動を行う基礎代謝を高める運動を行うことで、消費カロリーを増やし、太りにくい体質を目指すことが可能です。基礎代謝をアップさせるには、筋肉量を増やすのが効果的。屋内で筋力トレーニングをしたり、夜間や早朝にウォーキングをしたりするなど、涼しい時間帯を活用して運動してみましょう。対策(4)アルコールの摂取を控えるお酒を飲む機会が増えたときは、カロリーの高いおつまみを避け、低カロリーのものを選ぶようにしましょう。また、お酒自体の摂取量を控えることも大切です。対策(5)熟睡できるように、寝室の環境を整える睡眠不足は肥満の原因になってしまいます。個人差もありますが、睡眠時間は1日7~8時間を目安にしましょう。また、時間を十分確保しても、眠りが浅いと睡眠不足に陥ることがあります。熟睡できるように、寝室の環境を整えることから始めてみてください。おわりに暑い夏は、アイスクリームなどの冷たいものが特においしく感じられるでしょう。しかし、糖質の過剰な摂取は夏太りのリスクを増加させる可能性があります。ただし、適度な摂取と適切な対策を心がければ、健康的な体を保つことは可能です。夏の楽しみを満喫しつつ、自分の体を大切にしましょう。【参考】※1 厚生労働省.e-ヘルスネット睡眠と生活習慣病との深い関係※2 厚生労働省.e-ヘルスネット抗酸化ビタミン©mapo/Westend61/demaerre/seksan Mongkhonkhamsao/maroke/gettyimages筆者情報ママ女医ちえこ(産婦人科医)産婦人科専門医であり、プライベートでは3人の子どもを育てる母。2020年からはYouTuberとしても活躍し、性教育としての医学情報や健康情報を中心に、女性が自分の体について考えるきっかけになる専門性を生かした情報を発信。現在のチャンネル登録者数は14万人を超える。著書に『子宮にいいこと大全 産婦人科医が教える、オトナ女子のセルフケア』(KADOKAWA)、『医師がすすめる エビデンスベースの「体にいい」食習慣』(クロスメディア・パブリッシング(インプレス))がある。YouTube:女医ちえこ産婦人科専門医/ママ女医ちえこ
2023年07月15日禁煙すると、肌のコンディションがよくなったり、口臭がなくなったりとうれしいメリットがたくさんあります。ですが、タバコを止めたら太ってしまうのでは・・と禁煙をためらう人が多くみられます。実は、禁煙で体重が増えるのは、カラダが正しく機能しはじめた証。禁煙によって体重が増加する理由とその対処法を知って、上手に禁煙とウェイトコントロールを成功させてみませんか。禁煙で体重が増える理由とはニコチンの影響が薄れ、食欲が増してしまうタバコに含まれるニコチンには、食欲を減退させる作用があります。食欲が抑えられるので、運動さえきちんとしていれば痩せるという状態に。また、ニコチンによって血管が収縮し、消化器官に血液が十分に行渡らず、本来の働きができなくなるのも体重が減少する原因になります。とはいっても、ニコチンの影響による体重減少は、痩せるというよりはやつれるということに他なりません。 食欲の増進は、消化器官の回復ととらえ、焦らずに健康的な食事を心がけましょう。味覚が正常になって食べ過ぎてしまうタバコに含まれるニコチンは、舌にある「味蕾」という味覚を感じる細胞の働きを低下させ、味を感じにくくさせる作用があります。しかし、タバコを止めると、2~3日ほどで味蕾の機能が回復し、食事がおいしく感じるようになります。 言いかえれば、今まで好きだったスイーツがもっとおいしく感じられるように舌が変化するということ。よりおいしく感じるようになると、たくさん食べたくなってしまいますが、そこは注意。食事はよく噛んでゆっくり味わうようにすると、食べ過ぎをセーブすることができますよ。口さびしいときについ食べてしまう習慣になっていたタイミングでタバコが吸えないと、その代償として間食や過食に走ってしまいがち。イライラしてしまい、飴やチョコレートなど手軽に食べられる間食が増えるのもよくあることです。喫煙を続けていると、脳がニコチン依存の状態となり、「タバコを吸わないと気分が優れなくなる」と感じやすくなりますのが、いつまでもこの状態が続くわけではありません。タバコに支配されないカラダに戻るプロセスだと考えましょう。 禁煙中に食べ過ぎてしまいそうなときの対処法すぐに食べものに手を伸ばさずに、食べたい衝動が収まるまで数秒カウントしてみましょう。それでも食欲のコントロールがしにくいときは以下の方法がおすすめです。口さびしいときの対処法ローカロリーで、噛む回数が自然と増えるガム・昆布・するめなどのおやつを食べるようにする歯を磨いて口の中をリフレッシュするイライラして何か食べたくなったときの対処法深呼吸をしたり、遠くを見たりして気持ちを落ち着けるウォーキングやストレッチなどの軽い運動をする手もちぶさたで何となく食べたいときの対処法机の引き出しなどの整理整頓をするプラモデルやジグソーパズルの制作のような集中できる作業をする禁煙で体重が増えたとしても、喫煙のリスクの方が高いので、落ち込む必要はありません。気分が安定してきたら、適度な運動やバランスのよい食事を組み合わせてヘルシーなダイエットを始めてみてくださいね。
2023年05月28日ダイエット中やダイエット後の維持期に、「友人や職場の人との外食を断れない」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。そこで今回は、約2か月で6㎏痩せた筆者が「外食時に気をつけていること」についてご紹介します。ダイエット中に外食する際の心得ダイエット中やダイエット後の体型維持のために外食を控えたいけれど、お付き合いでどうしても断れないときもありますよね。今よりも太らず、リバウンドもしないために、筆者が外食時に気をつけていることをご紹介します。注文時に気をつける3つのこと外食でも、どのジャンルの料理を食べるか、お酒を飲むかなど、シチュエーションはさまざま。どんなパターンのときでも、筆者は以下の3つのことを意識して注文しています。1.野菜が多いメニューを選ぶ必ずサラダ類もしくは野菜がたっぷりの料理を頼みます。2.蒸し、焼き調理のものを選ぶ調理法や味付けによってカロリーが大幅に変わるので、「蒸し」や「焼き」調理で味付けが濃すぎないものを頼みます。3.お酒は甘くないさっぱり系を選ぶ甘いカクテル系ではなく、レモン酎ハイなどのさっぱり系を頼むようにしています。食べるときに気をつける3つのこと食べるときも3つのことを意識します。1.サラダや野菜、消化の良さそうなものから食べるお腹が空いていると、ついついメインの料理ばかり食べてしまうことも。味付けの濃いものや揚げものといった高カロリーなものを食べすぎないよう、最初は必ず野菜や消化の良さそうなものを食べるようにします。ただし、ドレッシングやタレなどが高カロリーの場合もあるので、つけすぎには要注意。2.よく噛んで早食いにならないように意識する会話が弾むとついつい噛む回数が減り、次から次へと手が伸びて早食いになることもあります。一口食べたら箸を置いてよく噛み、早食いや食べすぎを防ぎましょう。3.合間にお水を飲む外食は自炊に比べて味付けが濃い傾向があり、塩分と糖分が過剰になりやすいですよね。さらに食事と一緒にお酒をたくさん飲むと、摂取カロリーも一気に高まります。合間にお水をよく飲んで、むくみやカロリー過多を防ぎましょう。翌日に気をつける2つのこと外食時はダイエット中でも我慢せずに食べることもありますが、翌日にしっかりコントロールするようにしています。1.こまめに水分をとり排出を促す外食をすると塩分や糖分の摂取量が増え、むくみを感じることもあります。こまめに水分をとり、ストレッチなどで体を動かし、半身浴をするなどして、むくみを長引かせないようにします。2.食べる量をコントロールする外食などで食べすぎると一時的に胃袋が大きくなり、翌日もすぐに空腹になったり、もっと食べたいと感じやすくなったりすることも。外食した翌日の朝はヨーグルトやフルーツなどにして、昼もしくは夜はサラダのみに。または、スープや雑炊など少量でも満足感のあるものにして、“食べすぎ”の状態が続かないようにコントロールします。ダイエット中でも外食を楽しもうダイエット中やダイエット後でも、せっかくの外食は楽しみたいものです。メニューの選び方や食べ方、翌日の過ごし方に気を付ければ、外食も無理なく楽しめるはず。ぜひ参考にしてみてください。©︎takeuchi masato/Ushico/PIXTA(ピクスタ)文/寒川あゆみ
2023年02月05日なぜ冷えると太るのか?それではなぜ冷えると太ると言えるのでしょうか。その理由は、基礎代謝が低下してしまうからです。「基礎代謝」とは生命活動維持のために使われるエネルギーのことで、具体的には呼吸や血液の循環、細胞の新陳代謝、体温の維持などに使われるエネルギーです。成人の一日の基礎代謝量の平均は、女性で約1200kcal、男性で約1500kcalと言われています。カラダが冷えて体温が下がると、基礎代謝も低下してしまいます。基礎代謝は一日の総消費エネルギー量の70%を占めていることから、基礎代謝が低下すると消費エネルギー量も減少してしまい、脂肪がつきやすく太りやすくなると言えるのです。出典:byBirth体温を上げて「太らないカラダ」に変える5つの方法とは?冬場はカラダが冷えてしまう上、カラダを動かす機会も少なくなるので体温が下がってしまいます。そうすると基礎代謝が低下し、太りやすくなってしまいます。薄着になる季節の前に、「お腹まわりに脂肪がついてしまっていた…」ということは避けたいですよね!そこでここでは、体温を上げて太らないカラダに変える方法をお伝えしていきたいと思います。その方法は、以下の5つです。「朝食」をしっかり摂る「カラダを温める食材」を摂る「湯船」に浸かる「肩甲骨まわり」をストレッチする「筋肉量」を増やすそれでは、1つずつ詳しくお伝えしていきましょう。1. 「朝食」をしっかり摂るカラダを冷やさないようにするには、まず朝食をしっかり摂るようにしましょう。なぜなら朝食を摂るだけで、体温を上げることができるからです。朝、目覚めた時は体温が低い状態です。そこで朝食を摂ることで、食べたものが消化吸収される際に熱が発生するので、体温を上げることができます。朝食は、「パンと紅茶だけ」で済ますのではなく、バランスを考慮して「目玉焼き」や「サラダ」、「フルーツ」、そして「ヨーグルト」なども摂るようにします。朝に準備するのが難しい場合、前の日の夜のうちに済ませておくとよいでしょう。出典:byBirth2. 「カラダを温める食材」を摂るカラダを温める食材を摂るようにすることで、体温を上げるだけでなく内臓機能も活発にすることができ、基礎代謝アップにつなげることができます。カラダを温める食材として、「ゴボウ」や「レンコン」、「ショウガ」、「ネギ」などといった根菜類が挙げられます。「けんちん汁」や「豚汁」は、根菜類が豊富に摂れるのでお勧めです!出典:byBirth3. 「湯船」に浸かる湯船に浸かることでカラダを芯まで温め、体温を上げることができます。その際のポイントは、38~40℃程度のお湯に10分以上浸かるようにすることです。「熱いお湯の方がカラダが温まるのでは…」と思われがちですが、カラダの表面しか温まらずカラダの芯まで温めるには至らないのです。出典:byBirth4. 「肩甲骨まわり」をストレッチするカラダを温めるお勧めのストレッチがあります!それが「肩甲骨まわりへのストレッチ」です。肩甲骨まわりには「褐色脂肪細胞」という脂肪細胞が存在しますが、この褐色脂肪細胞には「脂肪を燃焼して熱を作り出す」という働きがあるからです。そのため肩甲骨まわりの筋肉をストレッチすることで褐色脂肪細胞が活性化し、その働きを高めることができるので、カラダを温め脂肪燃焼効果も高めることができると言えるのです。しかし、「肩甲骨まわりのストレッチ」といってもたくさんあります。そこで、ここでは誰でも簡単にできる「肩回しストレッチ」をご紹介します。肩回しストレッチ出典:byBirth肘で円を描くように肩を前に回す「前回し」を5回行ったら、後ろに回す「後ろ回し」を5回行います。これを横向き、仰向け、四つん這い、そして座位と体勢を変えて行います(写真参照)。そうすることで肩全体をまんべんなくストレッチすることができます!ポイントは2つあります。1つは、必ず前回しから始めて後ろ回しで終わるようにするということです。そうすることで、胸を張った状態でストレッチを終えることができるからです。もう一つは、可動域を広げるために、肘で描く円を少しずつ大きくしていくことです。5. 「筋肉量」を増やす出典:byBirthそして何よりも重要なのが、筋肉量を増やすことです。筋肉には「力を発揮して運動を起こす」という働き以外にも、「体熱を作り出す」というそれがあります。実際、体熱の40%が筋肉で作り出されていると言われています。男性に比べて女性に冷え性が多いのも、筋肉量が少ないことが理由とされています。そのため筋肉量を増やすことで体熱産生能力がアップし、体温アップにつなげることができると言えます。筋肉量を増やす具体的な方法に関しては、【効率よく「筋肉量アップ」できて「冷え性改善」に導く筋トレのコツ3選】でお伝えしておりますので、是非合わせてお読みください。体温を上げて太らないカラダにするために「5つの方法」を実践しましょう!出典:byBirth今回は、体温を上げて太らないカラダに変える方法を5つお伝えしました。体温が1℃上がると、基礎代謝量は13%アップすると言われています。そのため体温を上げることによって基礎代謝もアップし、痩せやすく脂肪のつきにくいカラダにすることができます!冷えは太る原因になります。ご紹介した5つの方法を実践することで体温を上げて、太らないカラダを手に入れてくださいね!
2023年01月30日痩せたいと思っているのに、スーパーやコンビニに行くとつい必要以上に食べ物を買ってしまう……という人は多いのではないでしょうか。今回は、約2か月で6kg痩せた筆者が、ダイエットや節約につながった習慣や買い物の仕方についてご紹介します。ダイエットと節約につながる「買い物習慣」日々のお買い物でよく利用する、スーパーやコンビニ。必要なものだけを買うつもりで行ったのに、おいしそうなものや新商品をつい衝動買いしたり、とりあえずの“まとめ買い”で余計な物まで購入したりするのは、誰しも経験したことがあるのではないでしょうか。そして余分に買った食材が、「気づいたら賞味期限が切れてしまっていた」なんてこともしばしば。商品の購入と消費は、家計の管理だけでなく体型管理にも大きく関係するといえます。買い物の仕方を見直すことで、不要なものと無駄な行動が見えてくることも。今回は約2か月で6kg痩せた筆者が、ダイエットと節約効果につながった「買い物習慣」についてお伝えします。買う物をリストアップするスーパーでのお買い物の際、何を買うのか決めずに行き、献立を考えながら「冷蔵庫にアレがなかった気がする……」と、“なんとなく”お買い物をしていませんか?私が買い物前にしていることは2つ。・冷蔵庫の中をチェックして、何が残っているのかを把握する・事前に数日分のメニューを考えて、足りない材料を確認するそして、今日の買い物で必要なものを紙やスマートフォンに書き出すようにしています。これを習慣化することで、・数日~1週間の献立を決めてから買い物に行くので悩む時間が減る・事前に冷蔵庫をチェックすることで、「あるのに買ってしまった」など重複購入が減る、買い忘れ予防になる・冷蔵庫の食品を使い切ることが増え、食品ロスが減る・目についたものを必要以上に購入しなくなり節約にもつながるなどのメリットが得られます。購入するものは野菜、たんぱく質、ビタミン類買い物に行く前のリストアップ習慣を始めて気づいたのは、いつも購入するものは“大体決まっている”ということです。どんなものを購入する傾向があるか、どれくらいのペースで消費するのかが把握できると、意外と週1回のお買い物で十分ということもあります。私が購入するものの基準は以下のとおり。・日持ちしやすく、あらゆる調理に使える野菜(キャベツ、玉ねぎ、もやし、ピーマン、人参、きのこ類など)・鶏肉、豚肉、魚(そのときに応じて季節の野菜や肉、魚を購入)・玉子・フルーツ冷凍できる野菜や肉、魚などは小分けにして保存し、冷凍の野菜やフルーツなどは割安になっているときに購入しておきます。ダイエットの天敵でもあるお惣菜、お菓子コーナーなどは見るとついつい手が伸びてしまうため、必要なときしか立ち寄らないようにしています。近場なら歩くか自転車で行く筆者の自宅は近所にスーパーがありますが、コンビニやスーパーへ行くのに車が必要な方もいらっしゃいますよね。筆者の出身地は車社会のため、数日間帰省すると歩く回数が減り、運動量も少なくなってしまいます。そのため、帰省時はいつも“体が重いな”と感じます。日常的に体を動かせるように、状況にあわせて以下の工夫をしてみてください。・近所にスーパーやコンビニがあり、購入量が少ないときは自転車や徒歩で行く運動もできてダイエットにつながり、ガソリンの節約にもなります。・買い出しのついでに近くの公園や近所を歩くダラダラ歩かずお腹を引き締めてテンポよく歩いたり、自転車の場合は坂道などで立ちこぎをしたりと、太ももやお尻を使うように意識しましょう。我慢をする節約ではなく、無意識のうちにしているNG行動に気づくことが大切です。意外とその中に、浪費や太りやすくなる原因が潜んでいることも。見直すことで体型維持や節約にもつながるので、ぜひ参考にしてみてください。©︎maroke/miniseries/gettyimages文/寒川あゆみ
2023年01月21日夜遅い食事はなぜ太る?出典:byBirth夜遅い食事が太りやすい、ということはよく知られていますね。これには、「BMAL1(ビーマルワン)」という、生活リズムに関わるタンパク質の一種が関係しています。ビーマルワンが増えると、脂肪が蓄積しやすいことが分かっており、21時以降に急増15時前後は少ないといわれています。そのため、21時以降に食事を摂ると、太りやすいのだそう。また、夜は日中と違って活動量が少なく、消費カロリーが少ないことも、太りやすい理由の一つでしょう。とはいえ、仕事で遅くなったり、お腹が空くなどして、21時以降に食事を摂ることもありますよね。そんな時は、なるべく太りにくく、美容にも役立つものを意識したいところ。管理栄養士の筆者が、夜に食べるのがおすすめなものをご紹介します!夜に食べても太りにくい&美容に役立つ食べ物納豆出典:byBirth納豆は、タンパク質量が多く、カロリー・糖質ともに少ない食材です。タンパク質は筋肉の材料となるため、基礎代謝を上げて痩せやすい体を作ってくれます。また、納豆にはプロバイオティクスである「納豆菌」や、プレバイオティクスである「食物繊維」も豊富に含まれています。いずれも腸内環境を整える働きがあるため、スムーズな排便につながり、代謝の良い体作りに役立ちます。さらに、納豆に特徴的な成分である「ナットウキナーゼ」には、血液中の血栓を溶かす働きがあるのだそう。血液がサラサラになり、病気の予防や肌の新陳代謝UPにも役立つといわれています。特に夜の睡眠中は、水分摂取量が少ないため、血液がドロドロになりがち。そのため、夜に納豆を食べて血液をサラサラにしましょう!サラダチキン出典:byBirth夜寝ている間に分泌される「成長ホルモン」には、タンパク質の吸収を促す働き肌の新陳代謝を高める働きなどがあります。タンパク質は筋肉の材料や、肌をつくる材料でもあるため、夜のタイミングに摂取することでダイエット効果&美肌効果を得ることができます。サラダチキンにはタンパク質が豊富に含まれており、カロリーや糖質も少ないため、夜でも比較的安心して食べることができます。コンビニやスーパーでも入手しやすいため、常備しておくと便利かと思います。キウイ出典:byBirthキウイには、ビタミンCや食物繊維が豊富に含まれています。ビタミンCは抗酸化作用があるため、活性酸素を除去して肌老化を予防する効果があります。他にも、コラーゲンの生成に関与しているため、肌にハリを与える効果も期待できます。夜寝ている間に分泌される「成長ホルモン」は、美肌効果があるため、夜のタイミングでキウイを食べると◎。また、食物繊維は腸内環境を整える働きがありますが、実は夜は「腸のゴールデンタイム」なのだそう。腸のゴールデンタイムとは、朝起きてから15~19時間後のことを指しており、腸の細胞が修復・再生される時間帯なのだとか。その時間帯に食物繊維を摂取することで、効率よく腸内環境を整えることができ、代謝の良い体を作ることができます。夜にフルーツを食べると太るという印象が強いですが、キウイのGI値は約60と中GI食品であることや、食物繊維が豊富であることから、夜に1~2個摂取する分には問題ないと考えられます。牛乳やプレーンヨーグルトと一緒に食べると、急激な血糖値上昇を抑えられるため、気になる方は試してみてくださいね。キムチ出典:byBirthキムチには、プロバイオティクスである乳酸菌や、プレバイオティクスである食物繊維が豊富に含まれています。そのため、「腸のゴールデンタイム」にあわせて、夜に摂取するのがおすすめです。また、キムチに含まれる唐辛子には、脂肪燃焼効果がある「カプサイシン」も含まれています。カプサイシンは、アドレナリンの分泌を促して、脂肪分解酵素を活性化することで、体脂肪を燃焼させる働きがあるのだそう。さらに、エネルギー代謝が活発になることで血流も改善されるため、痩せやすい体を作ってくれます。そのまま食べても良いですが、善玉菌を含む「納豆」と一緒に食べると、より腸活効果が高くなるためおすすめですよ。春雨スープ出典:byBirth春雨スープには糖質が含まれるため、特に疲れている夜に食べるのがおすすめ。春雨はご飯やパンなどの主食と比較すると腹持ちが良いため、ダイエット中にも◎。また、コシが強く、必然的に咀嚼回数が増えるため、満腹中枢が刺激されやすく、食べ過ぎ防止にも役立ちます。春雨の原料である緑豆には、利尿作用があるため、むくみ対策にも効果的ですよ。いかがでしたか?夜遅い食事は太る原因にはなりますが、「痩せ効果」や「美容効果」があるものを摂取して、美容や健康に役立てましょう。
2023年01月20日「正月太り」をもたらす3つの原因まずは、正月太りが起こる原因について触れておきましょう。その原因として、食べすぎカロリーの高い食べ物運動不足の3つが考えられます。1:食べすぎお正月は何かと食べたり飲んだりする機会が多くなります。その結果つい食べすぎてしまい、正月太りになりやすくなります。2:カロリーの高い食べ物お正月に食べる物は、カロリーの高いものがたくさんあります。おせち料理もそのうちの一つで、おせち料理は保存が効くように大量の砂糖やみりんなどで煮詰められています。そのためカロリーだけでなく糖分や塩分も高く、太りやすくなる食べ物と言えます。3:運動不足出典:byBirthお正月は仕事が休みに入るので、外に出かける機会が少なくなります。するとカラダを動かさなくなって運動不足となってしまい、消費カロリー量が少なくなってしまいます。このようにお正月は、摂取カロリー量が多くなる反面、消費カロリー量が少なくなるため太りやすくなると考えられます。「正月太り解消」に効果的な運動法は?それでは正月太りを解消させるには運動をどのように行えばよいのか、ここからは正月太り解消に効果的な運動法をお伝えしていきましょう。それは、「全身の筋トレ」と「有酸素運動」を合わせて行うことです。脂肪を落とすには有酸素運動が有効ですが、それだけを行うよりも、全身の筋肉を鍛える筋トレと合わせて行った方が効果的と言えます。筋トレを行うことで筋肉量が増えて基礎代謝がアップし、痩せやすいカラダにすることができるからです。基礎代謝は一日の総消費エネルギー量の70%を占めていると言われています。そのため基礎代謝を上げることで消費エネルギー量もアップするので、痩せやすいカラダにすることができると言えます。また、筋トレを行うと「成長ホルモン」も分泌されるようになりますが、これには筋肉の成長を促す成長作用以外にも脂肪分解作用もあるからです。具体的には、「スクワット」や「腕立て伏せ」、「ベントオーバーローイング」などといった種目を、10回前後反復可能な強度で1分~1分半の休憩を挟みながら、3~6セットに設定して行うようにします。出典:byBirthより効果的に脂肪を落とすためには、有酸素運動は筋トレを行った後に行うようにします。なぜなら筋トレ直後は、脂肪が分解され始めるタイミングだからです。筋トレを行うと交感神経が刺激されて、「アドレナリン」が分泌されるようになります。すると脂肪分解酵素である「リパーゼ」が活性化されて、脂肪細胞に含まれている「中性脂肪」が遊離脂肪酸とグリセロールに分解されるようになります。そのため筋トレを行った後に有酸素運動を行えば、分解された脂肪がすぐにエネルギーとして使われるようになるので、より効果的に脂肪を落とすことができると言えます。出典:byBirth有酸素運動で効果的に脂肪を燃焼させるには運動強度も重要で、「ややきつい」と感じられる運動強度で行うようにします。運動強度が高すぎると、脂肪ではなく糖質がエネルギーとして使われてしまうからです。脂肪は糖質と比べて、その中に含まれている酸素の量が少なく、その燃焼にはより多くの酸素が必要となります。そのため、有酸素運動で脂肪を燃焼させるには、体内に十分な酸素が供給できる「ややきつい」と感じられる運動強度で行います。このようなことから、「ウォーキング」や「エアロバイク」などといった種目を、筋トレを行った後に「ややきつい」と感じられる運動強度で10~20分程度行うことで効果的に脂肪を落とすことができます。正月太り解消させるために運動と合わせて「行っておきたいこと」とは?出典:byBirth正月太りを解消させるためには、運動と合わせて行っておきたいことがあります。それは、「生活リズム」の改善です。つい食べすぎてしまう背景として、生活リズムの乱れが考えられるからです。生活リズムが乱れてしまうと、睡眠不足による食べすぎを引き起こしてしまう恐れがあります。睡眠不足になると、食欲を抑える「レプチン」というホルモンの分泌量が減り、逆に「グレリン」と呼ばれる食欲を高めるホルモンの分泌量が増えてしまうことから、食欲が増大してしまいます。そのため、正月太りの原因の一つである食べすぎを解消させるために、生活リズムの改善も必要と言えるのです。朝、起きたらカーテンを開けて朝日を浴びたり、朝食をしっかり食べたりするだけで、体内時計のズレを修正することができるので、生活リズムを改善することができます。「正月太りは短期間で解消できる」って本当?!出典:byBirth今回は正月太りに悩まされている方に向けて、正月太り解消に効果的な運動法をお伝えしました。正月太りは、短期間で解消させることができると言えます!なぜならついたばかりの脂肪は水分が多くて柔らかいため、比較的落としやすい状態にあるからです。また、短期間で急激に増えてしまった体重は、脂肪というよりも水分が溜まった「むくみ」による可能性も考えられるので、短期間で解消できると言えます。短期間で増えた体重を落とす際のポイントは、増えてしまった日数をかけて落とすようにすることです。例えば1週間で3キロ増えてしまった場合は、1週間かけて3キロ落とすようにします。できるだけ早めにダイエットに取り組んで、正月太りを「なかったこと」にしてくださいね!
2023年01月13日年末はイベントが続き、お正月も何かと食べる機会が増えて、気が付いたら体重が増えてしまっていたという人も多いのではないでしょうか。早めに対策をすればリセットすることも可能なはず。今回は管理栄養士の筆者が、お正月太りを解消するためにおすすめしたい食材や、具体的な食べ方をご紹介します。年末年始の食事をリセットするポイント体が温まるものを取り入れる寒い時期は体が温まるものを積極的に摂りたいものです。代謝がアップするとダイエットにも繋がるでしょう。鍋やスープなど温かい料理を取り入れ、食材もねぎや生姜など体温を上げてくれるものを摂りましょう。たんぱく質を意識して摂るたんぱく質は食べた後の体温が上がりやすいため、毎食取り入れられるとよいでしょう(※1)。また、たんぱく質は筋肉をつくるうえで重要な栄養素です。筋肉量が増えると基礎代謝量が増え、じっとしていても消費するエネルギーもアップしやすい傾向が(※2)。つまり適量のたんぱく質を摂取して筋肉量を維持・増加させることが、効率の良いダイエットに繋がるといえます。食物繊維を摂る野菜や海藻、きのこなどに多く含まれている食物繊維は腸内環境を整え、血糖値の上昇を抑えてくれる役割も期待できます(※3)。食物繊維を多く含む食品は食べごたえがあるものが多いため、ダイエット中に意識して摂ることで食べすぎ防止にもなるでしょう。特に食べすぎた翌日などは野菜・海藻・きのこ類を多く摂ってリセットすることを心がけてみてください。ダイエットにおすすめな冬の食材生姜生姜に含まれているショウガオールという成分は体を温めてくれる作用が期待できます。冬場は鍋やスープ、味噌汁などに使うほか、生姜湯などを取り入れて代謝アップを目指すと、ダイエットにもプラスに働いてくれるでしょう。汁物以外にも、生姜焼きや薬味としても幅広く活用できます。できれば生の生姜を購入することがおすすめですが、生姜チューブも便利に使えます。タラタラは漢字で書くと「鱈」ですが、その名前のとおり冬に旬を迎える魚です。魚のなかでも脂質とエネルギーが少なく淡白な味なので、ダイエット中のたんぱく質源としておすすめの食材です。ムニエルやソテーなどにも使えますが、ダイエット中はなるべく油が控えめになるように鍋の具材として使ったり、野菜と一緒に蒸したりすると良いでしょう。白菜白菜は一年中スーパーで購入できますが、特においしい旬の時期は秋から冬頃。ビタミンやミネラル、食物繊維を含むうえ、食べごたえがあるのに低カロリーです。さまざまなメニューになじむ万能食材なので、ダイエット中には積極的に取り入れられると良いでしょう。鍋やスープ、炒め物などのかさまし食材としても便利です。ごぼうお正月には「たたきごぼう」に使われたり、きんぴらごぼうや煮物に使ったりと幅広い料理に使われる野菜です。食べごたえのある食感からもわかるとおり、ごぼうには食物繊維が豊富に含まれているため、便秘解消や腸内環境の改善が期待できるでしょう。最近では泥が落とされているタイプも売られていますが、できるだけ泥付きのものを購入してみてください。泥はごぼう独特の風味や鮮度を保つ役割があると考えられます。また調理するときには皮をむき過ぎないほうが、ごぼうの風味を楽しめますよ。みかん冬の果物といえばみかんを思い浮かべる人も多いでしょう。甘いみかんはダイエットに不向きと思われるかもしれませんが、食べすぎなければダイエット中におすすめの食材です。みかんなどにはビタミンや食物繊維が豊富に含まれているため、ケーキやクッキーなどのお菓子類に比べて栄養価が高い食品です。そのため、日ごろ間食する習慣があるという人はお菓子の代わりにみかんを食べるようにしてみましょう。また、1日あたりの量を決めておけば食べすぎを防ぎやすい果物といえます。Mサイズのみかんなら1日2個程度を目安に食べましょう。お正月太りは早めにリセットを年末年始は楽しい時間を過ごすイベントも多く、つい食べすぎてしまいますよね。イベントの日はぜひ好きなものを食べて楽しみましょう。食べたものはすぐに体脂肪に変わるわけではなく、早めにリセットをすればお正月太りは予防可能です。ぜひ今回お伝えした食事のポイントを参考にしてみてください。【参考】※1 厚生労働省.e-ヘルスネット食事誘発性熱産生/DIT※2 厚生労働省.e-ヘルスネット加齢とエネルギー代謝※3 厚生労働省.e-ヘルスネット食物繊維の必要性と健康©Flashpop/recep-bg/Tetra Images/Photographer/Masahiro Makino/gettyimages文/管理栄養士・寺内麻美
2023年01月04日お正月はおせちやお餅を食べながら、自宅でゆっくり過ごす人が多いのではないでしょうか。寒くて出かけることも少なくゴロゴロ…いざお正月休みが明けたら「太っていた!」なんて経験をしたことがある人も多いかと思います。そこで、AI食事管理アプリ『あすけん』が、食事・体重記録行動と正月休み中の体重変化の関係について調査した結果から読み取れる「正月太りしないための簡単な方法」を、ダイエット検定1級保持の美容ライター・三谷真美がご紹介します。食事と体重を記録するだけで太らない!?食事画像やバーコードを読み取るだけでカロリーや栄養素が表示され、自分に合った目標摂取エネルギーや各種栄養素に対する過不足が一目でわかるAI食事管理アプリ『あすけん』の開発・運営を行う株式会社askenが、ユーザーの約23万人が記録した2021年12月から2022年1月のデータを集計し、食事・体重記録行動と、お正月休み中の体重変化の関係について調査しました。「正月休み中の食事・体重記録」と「正月明けの体重増加者数」の割合比較調査対象期間:2021年12月29日~2022年1月3日体重増加の定義:期間前後の体重記録の差分が、1.0kg以上だった場合<調査A>調査対象者:調査対象期間中、食事記録と体重記録を毎日1回以上続けていた人対象者数:45,048人調査内容:12月29日の登録体重と、1月3日の登録体重の差分を比較体重増加者数:8,373人調査対象者:調査対象期間中、食事記録を毎日1回以上続けていた人対象者数:58,590人調査内容:12月29日の登録体重と、1月3日の登録体重の差分を比較体重増加者数:11,250人<調査C>調査対象者:12月中と1月中に体重記録が1回以上あり、調査対象期間中、食事記録も体重記録も全くしていなかった人対象者数:129,679人調査内容:12月中の最後の体重記録と1月最初の体重記録との差分を比較体重増加者数:40,964人お正月休み中に食事・体重記録をしなかったユーザーのうち、体重が1kg以上増加した人は3割以上となり、平均1.8kg増加していたことがわかりました。一方で、正月休み中にも毎日1食でも食事記録を続けていたユーザーでは1kg以上の体重増加があった人は2割弱にとどまり、8割以上の人が「正月太り」をしていないという結果になりました。欧米でも、休暇太りを表す「Holiday weight gain」という言葉があり、休暇中に体重が増えてしまう現象は世界各地共通で起きています。日本では、お正月におせちやお餅を食べ過ぎたり、いつもより運動量が減ることで太りやすいのでしょう。また、お酒の飲み過ぎや塩分の摂り過ぎにも注意が大切です。ですが、多少カロリーを摂りすぎたとしても、すぐに脂肪となってつくわけではありません。翌日の食事を調整したり、軽い運動などでカロリー消費を心がけましょう。食事や体重を記録するだけだから簡単!今回の調査結果からは、食事・体重記録を通して食生活の振り返りを行うことが、休暇中の体重増加を防ぐことに一定の効果があることが見て取れました。もちろん記録をしたからといってヤセるわけではなく、食べ過ぎたらその分太ってしまいますが、食事や体重の記録は1分もあればできる簡単な行動なので、正月太りに悩まないためにも、食事や体重に意識を向けてみてはいかがでしょうか。【参考】お正月も食事・体重記録を継続する人は8割以上が「正月太り」なし!記録をしない人は3割強が平均1.8kg増加‐PR TIMES(C)Tetra Images/Getty Images文・三谷真美
2022年12月31日年末年始はイベントごとでごちそうを食べる機会が多いこともあり、体重の増加が気になる人も多いのではないでしょうか。今回は年末年始で太らないために気をつけたいポイントについて、約2か月で6㎏痩せたエステティシャンの筆者がお教えします。年末年始の“冬太り”あるある年末年始は忘年会、クリスマス、お正月などのイベントが続くこともあり、冬太りが気になりますよね。この時期の「あるある」といえば…糖質、塩分が多い高カロリーな食事になりやすく、野菜が不足しがち・ピザやパスタ、ケーキなどの粉物が増える・チキンや唐揚げなどの揚げ物が増える・味付けの濃いおせちなどの豪華な食事が増えるなど食べ過ぎて摂取カロリーがオーバーする・友人や家族と喋りながら食べていると食べた量がわからなくなる・食べ過ぎの日が続くと胃袋が大きくなり、お腹が空きやすくなるなど寒くて動きたくない、運動不足になりやすい・寒さから運動量が減り、汗が出づらくなる・動くのが億劫なため、食べて寝てを繰り返すなどこんな“あるある”、皆さんも心当たりがありませんか?年末年始で太らないために気をつけたい3つのこと1.食べる“順番”とよく噛むことを意識して年末年始は粉物、揚げ物、味付けの濃いものが多くなり、野菜不足になりがちですよね。食べる順番やスピード、空腹時に糖質の多いものを食べ過ぎないように意識すると良いでしょう。【意識すること】・一番最初にサラダや野菜などの食物繊維を摂る・スープや温かいお茶を飲み暴飲暴食を防ぐ・粉物やお肉類はよく噛む・箸を置き、ゆっくり食べて暴飲暴食を防ぐ2.食べ過ぎた翌日や予定のない日はセーブする会食の翌日以降も同じように食べ過ぎてしまうと、習慣化されて太りやすくなる可能性があります。【意識すること】・食べ過ぎた翌日は特にこまめに水分をとり、よくトイレに行く・スープや野菜を中心にした食事にする・肉や魚は油を使わず“蒸し”調理されたものにする・一回に食べるパン、米、麺類の量を減らす・お菓子やスイーツなどの間食をしない食べ過ぎが常態化しないようにバランスを取ることが大切。また、老廃物やむくみを体内に停滞させないように心がけてみてください。3.体を動かすことを意識する寒いときはどうしても動きが最小限になってしまい、食べて寝てを繰り返して運動不足になりがちです。【意識すること】・日中の暖かい時間にウォーキングやランニングなどの運動をする・掃除などをするときは積極的に全身を動かす・テレビを見ながらストレッチやマッサージをする日常生活にこまめな運動を取り入れてみてください。血行促進や、食べたものの燃焼サポートが期待できますよ。年末年始の食べ過ぎや運動不足によって、冬太りを招きやすくなってしまうでしょう。太りたくないと感じている人は、ご紹介した3つのポイントを意識してみてくださいね。©︎Tijana87/kokouu/Yagi Studio/bulatovic/RUNSTUDIO/gettyimages文/寒川あゆみ
2022年12月25日クリスマスやお正月などイベントの多いこの時期は、ついつい普段より食べ過ぎてしまいませんか?さらに、運動をしようにも外は寒くてなかなかウォーキングやランニングをする気になれなかったり…。そこで今回は、現役ヨガインストラクターの筆者がお家でできる「お腹と脚の同時痩せを目指す簡単トレーニング」を紹介します。ぜひ動画を見ながらチャレンジしてみてください。冬はダイエットにおすすめの季節なんです!冬は太りやすいと感じている方も多いかもしれませんが、実は寒い季節はダイエットにとってもおすすめの時期なのです。気温が低いと、体が体温を保持するために熱を作り出す機能が働き、夏に比べて多くのエネルギーを使う傾向に。そのため効率よくカロリーを消費しやすいと考えられるのです。しかし暴飲暴食をしたり生活リズムが悪い状態だと、痩せるどころか太りやすくなってしまうことも。なので、この時期もしっかりと基礎代謝を維持できるように体を動かすことが大事でしょう。効率よくお腹と脚を鍛える! 簡単トレーニング基礎代謝を上げるのに大事なのは「筋肉」です。筋肉量が多いほど消費カロリーは上がるといわれていますので、筋肉量を落とさないように定期的にトレーニングすることが大切でしょう。それではさっそく筆者おすすめのトレーニング方法をご紹介します。寝たままできる簡単な動きなので、ぜひ毎日10回やってみてくださいね!\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.仰向けになり膝を立て、両手をお尻の下に敷く2.足裏を合わせて持ち上げる3.吐く息と共に、踵は合わせたまま両足を伸ばす4.吸う息で膝を曲げ、元の位置に戻す5.呼吸に合わせてゆっくり10回行う6.両手で膝を抱えてお休みするポイントをチェック!・腰が浮かないように下腹にしっかり力を入れる・脚を伸ばすとき、内ももをしっかり使う意識をする・深い呼吸と共にゆっくり行う・脚を伸ばす角度は自分が無理なく出来る範囲でOK簡単トレーニング習慣で冬太りの予防と解消に!ご紹介したトレーニングと合わせて、日常のなかで出来る運動を行うと更に効率アップが目指せます。なるべく階段を使って歩く、いつもより遠回りして帰る、肩甲骨から腕をしっかり動かし大股で歩く…など、普段より筋肉を意識して動くことを心がけてみてくださいね。©Tijana87/Jun/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年12月23日冬は太りやすいと思っている方もいるでしょう。しかし実は、夏よりも冬のほうが代謝がアップして痩せやすい季節とも言われているのです。毎年冬になると体重が増えてしまうという場合は、食生活や日常生活を見直してみましょう。今回は管理栄養士の筆者が、冬太りを防ぐために注意したい食事方法について解説します。なぜ“冬太り”が起こるのか?そもそも、なぜ冬に体重が増えてしまうのでしょうか。私たちの体は寒いと熱を生み出そうとする働きがあるため、本来は寒い季節のほうが代謝が上がりやすく、消費エネルギーは多くなる傾向にあると言われているのです。それでも冬に太ってしまう場合は以下の要因が考えられます。寒くて体を動かさなくなる寒い冬は、あまり長い時間外に居たくないという人も多いでしょう。暖房のきいた部屋でついゴロゴロする時間が長いと、活動量減り消費エネルギーも少なくなってしまうのです。家事などでこまめに体を動かすだけでも、消費エネルギーをアップさせることができます(※1)。また気温が高い日中に散歩をするなど、できる限り体を動かしてみましょう。脂質や糖質が多いものを食べすぎる冬は夏に比べて油が多めのものや、こってりしたものを食べたくなることがありませんか?クリスマスや忘年会、お正月などイベントが重なり、つい食べすぎたり飲みすぎたりしてしまうこともあるでしょう。食べすぎたときは早めに調整することで、いつの間にか体重が増えてしまう事態を予防できるはず。塩分でむくみやすくなる冬はさまざまなイベントがあるため、食べすぎることで塩分を必要以上に摂ってしまうことも。その結果むくみで体重が増えることもあるでしょう。特にお正月に食べるおせちは、日持ちさせるために塩分が多い傾向が。食べすぎて体重が増えてきたと感じたら、次の日は食事量を調整してみてください。また、野菜や果物に多く含まれているカリウムは塩分を体の外に出してくれるため、意識的に摂ると良いでしょう(※2)。ただし内臓の疾患がある人はカリウム制限が必要な場合もあるため、病院で相談してください。冬太りを防ぐために注意したい食べ物揚げ物クリスマスなどの時期は、フライドチキンや揚げ物を食べる機会が増えることもあるでしょう。しかし、揚げ物は油が多いためカロリーが高くなります。できるだけ週に2回程度に抑えるようにすると良いでしょう。もし食べすぎてしまったら、翌週以降に揚げ物は控えるようにして調整を。自宅で手作りをするなら、油を少しふりかけてトースターで焼いたり、油を少な目にした「揚げ焼き」にしたりすることで、カロリーが抑えられるでしょう。グラタンやシチューグラタンなど、ホワイトソースを使った料理はパーティーメニューでも人気ですよね。しかし、バターや牛乳が多く使われている一般的なホワイトソースは脂質が多くてカロリーも高くなりやすく、食べすぎに気を付けたいメニューの1つ。またシチューも同様に、バターや牛乳によって高カロリーになりやすいでしょう。手作りするならバターを控え目にしたり、豆乳や低脂肪乳を使ったりすることで、カロリーオフが目指せるはず。鍋鍋はヘルシーなイメージがあるかもしれませんが、食べ方によっては太りやすい場合も。脂肪が多い肉やゴマだれ、糖分が多いすき焼きなどは意外と高カロリーなので、食べすぎには注意が必要でしょう。また、シメに雑炊や麺を食べることでカロリーオーバーになりやすく、味付けによって塩分も過剰になってしまうこともあります。鍋を食べるなら野菜やきのこをたっぷり入れ、食物繊維を摂るように意識してみて。満腹感を得やすく、食べすぎ予防にもなりますよ。また出汁を効かせた味付けで、ポン酢など塩分控えめの調味料で調整し、スープはなるべく飲まないようにすれば、塩分の摂り過ぎも防げるでしょう。肉を入れるなら、脂肪が多い肉よりも赤身肉を選ぶのがおすすめです。冬太りを防いで、イベントを楽しみましょう年末年始は飲み会やイベントが多く、体重が増えやすい方もいるでしょう。しかし、体重を気にしすぎて食事の時間を楽しめないのはもったいないですよね。もし一時的に体重が増えてしまっても早めにリセットすれば大丈夫です。今回お伝えしたポイントを参考にして冬太りを防ぎましょう。【参考】※1 厚生労働省.e-ヘルスネット 身体活動とエネルギー代謝※2 厚生労働省.e-ヘルスネット カリウム©Boy_Anupong/Olga Rolenko/PhanuwatNandee/BURCU ATALAY TANKUT/DigiPub/gettyimages文/管理栄養士・寺内麻美
2022年12月23日なぜ「冬太り」になってしまうのか?冬太りを防ぐ方法をお伝えする前に、なぜ冬になると太ってしまうのか、その理由について触れておきましょう。冬になると太ってしまう理由として、カロリーオーバー運動不足という2つが考えられます。1:カロリーオーバー年末年始やクリスマスなど、冬場は食べたり飲んだりする機会が多くなるので、自然と摂取カロリー量が増えてしまいます。しかも寒くてカラダを動かす機会が少なくなるため、消費カロリー量が少なくなってしまうことから、カロリーオーバーになりやすくなります。2:運動不足寒くなると室内で過ごす機会が多くなるため、運動量が少なくなってしまいます。そのため消費エネルギー量も少なくなってしまいます。消費されずに余ってしまったエネルギーは、「中性脂肪」として脂肪細胞に蓄えられてしまうことになります。出典:byBirth「冬太り」を防ぐために実践したい5つの方法冬太りに悩まされないようにするには、それを防ぐ方法を身につけておく必要があります。それでは、冬太りを防ぐには何が必要でしょうか。冬太りの原因として、「カロリーオーバー」と「運動不足」が考えられるので、この2つをクリアさせることで冬太りを防ぐことができると思われます。そのため、「冬太りを防ぐ方法」として、以下の5つが考えられます。「食べる順番」を意識するよく噛んで食べるようにするカラダを温めるものを摂るこまめにカラダを動かすようにする部屋の中でできる運動を習慣化するでは、一つずつ解説していきましょう。1:「食べる順番」を意識する食べすぎによるカロリーオーバーを防ぐためには、まず「食べる順番」を意識するようにします。食べる順番を意識するだけで、満腹感が得られるようになると言われているからです。また、血糖値の上昇を緩やかにし、脂肪の蓄積を防ぐ効果も期待できます。具体的には、次の順番で食べるようにします。味噌汁やスープなどの「汁物」サラダや煮物などといった「食物繊維」を含む食品肉や魚などの「タンパク質」を含む食品ご飯や麺類など「糖質」を含む食品出典:byBirth2:よく噛んで食べるようにする食べすぎによるカロリーオーバーを防ぐためのもう一つの方法が、「よく噛んで食べるようにすること」です。そうすることで満腹中枢が刺激されて満腹感が得られるようになり、食べすぎを防ぐことができます。具体的に、一口に30回を目安に噛むようにします。時間にすると、個人差はありますが、20~30秒となります。よく噛んで食べるようにするコツは、一口の量を少なくすることです。出典:byBirth3:カラダを温めるものを摂るカラダを温めるものを摂ることで内臓機能が活性化される上、体温も上昇するので、基礎代謝アップにつなげることができます。ただ単に温かい食べ物や飲み物を摂るだけではなく、「カラダを温める食材」を意識して摂るようにしてみましょう。「カラダを温める食材」として、ゴボウやネギ、ショウガ、レンコンなどといった「根菜類」が挙げられます。「けんちん汁」などは、根菜類が手軽に摂れるのでおススメです!出典:byBirth4:こまめにカラダを動かすようにするカロリーオーバーは摂取カロリーが増えるだけではなく、消費カロリー量が少なくなることで生じるので、消費カロリー量を増やすことも必要です。それには、日頃からこまめにカラダを動かすように心がけてみましょう。例えば、エレベーターやエスカレーターではなく階段を使うようにしたり、いつもより一駅手前で降りてオフィスまで歩いたりするといった具合です。出典:byBirth5:部屋の中でできる運動を習慣化する「寒いから外でカラダを動かしたくない…」という声もよく聞かれます。ならば、お部屋の中でできる運動を習慣化させてみましょう!ここでポイントとなるのが、「習慣化させる」ということです。そのため、「これなら間違いなく続けられる!」と断言できる運動を行うようにします。ここでは参考までに、「たった3種目行うだけ!全身の筋肉が鍛えられる筋トレメニュー」と「5分以内でできる有酸素運動」の2つをご紹介します。たった3種目行うだけ!全身の筋肉が鍛えられる筋トレメニューここでご紹介する3つの種目を行うだけで、全身の主要な筋肉を鍛えることができます!この3種目の筋トレを、月曜・水曜・金曜という具合に、休養日を挟みながら週3回行うようにしてみましょう。(1)スクワット出典:byBirth肩幅もしくはそれよりもやや広めに足幅を広げ、つま先と膝はやや外側に向けて立ちます。両手を頭の後ろに組んで胸を張り、お尻を軽く後ろに突き出すようにします。息を吸いながら軽く後ろに突き出したお尻を、膝もしくはそれよりもやや低い位置までゆっくり下ろし(写真左)、息を吐きながら立ち上がる(写真右)という動作を繰り返します。そうすることでお尻の筋肉である「大殿筋」や、太ももの筋肉である「ハムストリングス」と「大腿四頭筋」を鍛えることができます。10回前後反復可能な強度で、1分間の休憩を挟みながら、3セット行います。軽く後ろに突き出したお尻を、膝もしくはそれよりもやや低い位置までゆっくり下ろすようにすることで、大殿筋に効かせることができます。また、お尻を軽く後ろに突き出すことで膝が前に突き出しにくくなるので、膝への負担を少なくすることができます。(2)ベントオーバーローイング出典:byBirth両手にウエイト(ダンベルや水の入った500mlペットボトル)を持ち、腰幅程度に足幅を広げ、つま先と膝を正面に向けて立ちます。両膝を軽く曲げてお尻を後ろに引きながら、上体が床と向き合うまで前に倒します。両腕を真下に下ろし、手のひらを正面に向けるようにします(写真左)。息を吸いながらウエイトがわき腹に触れるまで引き上げていき、そこから更に肩甲骨を内側に寄せて1秒程度静止します(写真右)。息を吐きながらゆっくりウエイトを下ろしていきます。このエクササイズ1つで、「広背筋」と「脊柱起立筋」、そして「肩甲骨内転筋群」と背中全体の筋肉を鍛えることができます。10回前後反復可能な強度で、1分間の休憩を挟みながら、3セット行います。肘でウエイトを引き上げるようにすることが、広背筋に効かせるコツです。エクササイズ中は背中が丸まらないようにしましょう。(3)壁を使った腕立て伏せ出典:byBirth壁と向き合って膝を立ち、肩幅もしくはそれよりもやや広めに手幅を広げて、肩の高さよりもやや低い位置に手を置きます。両足を壁から軽く遠ざけて、頭から足を結ぶラインが一直線となるようにします。肩甲骨を内側に寄せたまま、息を吸いながら左右の肘を開くことでゆっくりと胸を壁に近づけていき(写真左)、息を吐きながら両手で壁を押すことで開いた肘を閉じる(写真右)という動作を繰り返していきます。胸の筋肉である「大胸筋」や、肩の筋肉である「三角筋」、そして腕の筋肉である「上腕三頭筋」を鍛えることができます。やはり10回前後反復可能な強度で、1分間の休憩を挟みながら、3セット行います。足を壁から遠ざけるほど、強度を高めることができます。肩甲骨を内側に寄せたまま外に開いた肘を内側に閉じるようにすることが、大胸筋に効かせるコツです。5分以内でできる有酸素運動「外に出てウォーキングしたくない…」「時間がなくて有酸素運動ができない…」という方、それならば「お部屋の中で、しかも5分以内でできる有酸素運動」はいかがでしょうか。出典:byBirthまずは1分間、「その場ウォーキング」をします。その名の通り、その場で軽く足踏みをするように歩くだけです。出典:byBirth1分経ったら、「腕立て」の体勢でもも上げ動作を繰り返す「マウンテンクライマー」を30秒間行います。頭から足を結ぶラインを一直線にキープしながら、もも上げ動作を行うようにしましょう。ムリなく続けられるペースで行うようにします。〈その場ウォーキング1分 → マウンテンクライマー30秒〉を1セットとし、3セット続けて行うようにします。「冬は太りやすい季節」というのは大きな間違い!?出典:byBirth今回は、「冬太りを防ぐ方法」を5つお伝えしました。この5つの方法を実践すれば、冬太りに悩まされずに過ごせるようになります!ところで「冬は太りやすい季節」と思われている方が多いですが、実は冬は痩せやすい季節と言えます!なぜなら冬場は、寒さによって基礎代謝が上がるからです。カラダが冷えて体温が下がると、体温を上げようとカラダは熱を発生させようとします。熱を発生させる際にエネルギーが消費されるため、基礎代謝が上がると言われています。このようなことから、冬は太るどころか、むしろ痩せやすい季節と言えるのです。お伝えした5つの方法で、「冬太り知らずのカラダ」を手に入れてくださいね!
2022年12月03日冬になるとクリスマスや忘年会などで食事量が増えたり、寒くて運動不足になったりする人は多いのではないでしょうか。早いうちから冬太り対策をしておけば、無理なく体型をキープできるはずです。今回は約2か月で6kg痩せた筆者が、冬太りを防ぐために「冬にやらないこと」をご紹介します。家でも外でも「体を冷やさない」冬は体の芯からの冷えを感じやすく、血液やリンパのめぐりが停滞することで、むくみやだるさ、疲労感を感じやすくなります。冷えはあらゆる不調を引き起こし、代謝の低下から太りやすい原因になる恐れも。外出先はもちろん、室内での過ごし方や寝るときなど、シーンに合わせて体を冷やさない工夫をしましょう。あったかソックス体を冷やさないための必須アイテムとして、さまざまな衣類が挙げられます。ストールや靴下、ブランケット、毛布、機能性インナーなど筆者も使っていますが、その中でも愛用しているのが『リフランス』の「ふんわりナイトソックス」。ひざ下から足の甲を覆う、オープントゥの形状のソックスです。【商品情報】リフランス「ふんわりナイトソックス」価格:¥5,500肌に触れる裏面は綿100%なので肌触りも良く、伸縮性のあるリブ編みです。あたたかい空気を閉じ込めてくれるため、保湿性の高さも申し分ありません。適度なフィット感がありますが、きつい締め付けは感じません。厚手ながら吸湿性もあるので蒸れにくいのもポイント。就寝時に履けば、寝ている間の足の冷え予防や疲労回復が期待できるでしょう。日中のデスクワークや家事の合間に履くのもおすすめです。湯たんぽお湯を入れると数時間温かい状態が続く「湯たんぽ」も冬に大活躍のアイテム。テレビや動画を見ているときや、就寝時など、リラックスタイム中に足元にセットすれば、ポカポカと温かくなり気持ちいいです。冬は電気代が高くなりやすいので、少しでも節約をしたい場合にも大助かり。筆者はこの湯たんぽを5年ほど使用しているので、長期的に見ても買って損はないアイテムでしょう。鍋のシメは「食べない」年末年始に向けて外食やホームパーティーなどで食事量が増えることもあるでしょう。こういうときは我慢せずに食べて楽しむことが大切だと思います。しかし、毎日同じようなペースで食べていては胃袋が大きくなってしまい、太りやすくなってしまうことも。筆者は冬太り予防として、たくさん食べた日の翌日から2~3日は野菜中心の食事(サラダ、鍋、スープなど)を心がけています。また、冬の定番メニューである鍋を食べるときも注意点が。・味付けは出汁系などの塩分控えめなものを選び、生姜などの薬味を入れる・シメの雑炊や麺類はしない、どうしても食べたい場合は春雨やマロニーのみ食物繊維が豊富な葉物やキノコ類など具だくさんにしつつ、食感や彩りを楽しむことで満足感を高めるように意識。また最後は雑炊にしたり麺類を入れたりしがちですが、寝る前の糖質は太りやすくなるので基本的にシメは食べません。最後に冷えや運動不足、食べ過ぎが重なることで冬太りしやすくなると考えられます。「体を冷やさない」「適度に運動を取り入れる」「食べ過ぎた翌日は調整する」などを意識して、これからの季節を過ごしてみてくださいね。©stockvisual/Yiming Chen/gettyimages文/寒川あゆみ
2022年11月20日「米は食べると太る」とイメージを持ち、つい避けてしまっていませんか?たしかに食べすぎは太る原因にもなりますが、正しく食べれば心配不要!実は米を食べることで、さまざまなメリットもあるのです。今回は見直したい米の魅力と、おいしい米の選び方のポイントを紹介します。米を食べるメリットとは米は私たちの健康を支えてくれる土台となる食べ物、といっても過言ではありません。まずは米を食べることで得られるメリットをご紹介します。カラダや脳のエネルギー源となる米に含まれる主な栄養素は「炭水化物」です。体内で分解されブドウ糖となり、私たちのカラダを動かすエネルギー源となります。ブドウ糖は脳の唯一ともいえるエネルギー源でもあるため、不足すると疲労感や集中力低下などにつながることもあります。また米は消化吸収がよいといわれ、効率よくエネルギー源となってくれます。1日のスタートとして重要な、朝食の主食にぴったりでしょう。タンパク質補給にもぴったり米は炭水化物ばかりというイメージを持つかもしれませんが、実はタンパク質も含まれています。炊いた状態の米100gあたりのタンパク質量は2.5gほど。たとえば1食150gを1日3回食べた場合のタンパク質量は11.3gです。これは卵2個弱、豆腐1/2丁ほどのタンパク質とほぼ同じ量です。またタンパク質の評価に「アミノ酸スコア」という指標があり、この数字が100に近い方が良質なタンパク質であるとされています。小麦のアミノ酸スコアが56に対し、米は93と高い数字であり、小麦よりタンパク質が良質であるといえます。肉や魚ばかりに偏ってタンパク質を摂ろうとすると、脂質の摂りすぎが心配ですが、米であればその心配は少なくなります。カラダづくりや健康づくりに役立つタンパク質は、米がよい補給源となるでしょう。便秘対策になる米を食べることで食物繊維を補給でき、便秘対策にも効果が期待されます。米には100gあたり1.5gの食物繊維が含まれ、1食150gを1日3回食べた場合は6.8gを摂取できます。食物繊維の1日の目標量は成人男性で20~21g、成人女性で17~18gであり、米から約3分の1を摂取する計算です。また米にはレジスタントスターチという、難消化性でんぷんが含まれます。レジスタントスターチは、食物繊維と同様の働きをすることがわかっており、腸内で善玉菌が増えるのを助け、腸内環境を整えてくれます。便秘が気になる方は、主食をパンや麺ではなく、米中心に切り替えるなどの工夫をしてみるのもよいでしょう。太らない米の食べ方米にはさまざまなメリットがあることがわかりましたが、やはりカロリーや糖質の摂りすぎになるのではと心配になる方もいるでしょう。太りにくい米の食べ方のコツを知りましょう。適量を食べる米は食べすぎに注意し、適量にしましょう。炭水化物はカラダを動かすエネルギー源となるため、消費する量を上回らない量(適量)であれば、太る心配は少なくなります。どのくらい米を食べてよいかの目安について、食事バランスガイドを参考に以下の目安を作成しました。【1食あたりの米(炊飯後)の量の目安】 炊飯後の米の量女性男性活動量が低い(座位が中心)135g~165g165~235g活動量がふつう以上(歩行や軽いスポーツを5時間程度行う)165~235g235g~265gあくまで目安ではあり、個人の体型や活動量、食習慣によって異なりますが、米の適量がわからない方は、ひとまず上記の範囲内の量で、自分に合った量を見つけてみましょう。玄米も活用しよう外皮や胚芽を精製せずに残した玄米は、白米に比べビタミンやミネラルが豊富です。血糖値のコントロールへの効果も期待されており、血糖値が気になる方にも取り入れやすい穀類です。また炊き上がりが硬いため、白米に比べよく噛んで食べられるメリットもあります。食べすぎを防ぎたい、たとえば夕食のタイミングで玄米を取り入れるのもよいでしょう。米の選び方米は適量であれば安心して食べられることがわかりました。せっかく食べるのであれば、おいしく食べたいですよね。米は品種によって味わいや特徴もさまざまです。選び方のヒントになるよう、品種による違いをまとめてみました。【米の品種と特徴】品種特徴おすすめの食べ方主な産地コシヒカリ甘みと粘りが強い冷めてもおいしいためお弁当、おにぎりに新潟県、茨城県、栃木県ひとめぼれ適度な粘り、うま味や香りなどのバランスがよいさっぱりとしているため、カレーや丼などに宮城県、岩手県、福島県ヒノヒカリもっちりした食感と甘み、あっさりした味わい味が控えめなので和食や洋食などさまざまな料理に熊本県、大分県、鹿児島県あきたこまち甘み、粘り、弾力性がある甘みがあるためあっさりとした和食に秋田県、岩手県、茨城県ななつぼしほどよい甘みと粘りほどよい粘りのためチャーハンや酢飯に北海道米の品種は上記以外にもたくさんあり、特徴もさまざまです。ぜひお好みのものを見つけて、米を楽しんでくださいね。 米を食べる量を減らし過ぎると、空腹感からかえって食べすぎにつながり、ダイエットの妨げになることもあります。食事はしっかりとり、間食やジュース、お酒などの嗜好品の量を減らすことがダイエットや健康づくりの理想です。ぜひこのコラムを参考に、自分にあった米の食べ方を見つけてみてくださいね。 【参考・参照】農林水産省厚生労働省食事バランスガイド<>(最終閲覧日:2022/8/30)農林水産省[JAPAN] "お米の国・ニッポン"を再発見!<>(最終閲覧日:2022/8/30)JAグループお米|とれたて大百科|食や農を学ぶ<>(最終閲覧日:2022/8/30)文部科学省日本食品標準成分表2020年版(八訂)厚生労働省日本人の食事摂取基準(2020年版) 【執筆者】広田千尋/管理栄養士これまでに500件以上の指導経験があり、ダイエットや生活習慣病対策はもちろん、妊婦から高齢者まで幅広い指導を経験。栄養指導、レシピ制作、栄養教室や料理教室開催などのスキルと知識を生かし、あすけんではコラム執筆やオンラインカウンセリングを担当。
2022年10月16日MCTプラス・コンソーシアムは、2022年10月5日(水)に第4回メディアセミナーを開催し、太りやすい人・太りにくい人の体質の差が「ケトン体」にあるという最新検証結果を発表しました。そして、国内において拡大しつつあるMCTの市場動向や、美味しさも健康も叶える食事の考え方として「オンオイル習慣」の提案を行いました。MCTプラス・コンソーシアム第4回セミナー<セミナーのポイント>●海外の「トレンド」を紐解くと、「良い脂質」にこだわることが新市場となりはじめており、その実態としてケトブームがある●MCTはケトン体を効率的につくり出してくれる、「良い脂質」として注目されている●日本国内におけるMCTオイル市場が広がりを見せており、今後も機能性表示食品の増加や昨今の健康志向の高まりから、拡大が期待される●太りやすい人と太りにくい人の体質の違いは「ケトン体」にある●小さじ1杯の「MCTオイル」を2週間継続摂取することで、ケトン体量は約1.7倍に●食用油は、「美味しさ」と「健康」を叶える重要な栄養素。中でも、MCTオイルは脂肪燃焼作用が期待される●MCTオイルでオンオイルを習慣化することで、無理のない豊かな食生活を実現ゲスト講演(1):国内外で盛り上がるMCT市場武田 猛 氏(株式会社グローバルニュートリショングループ 代表取締役)■最新の海外トレンドとして注目される「良い脂質」過去、海外トレンドが日本市場に影響した事例として、高たんぱくなギリシャヨーグルトや低カロリーで栄養価の高いアーモンドミルクが挙げられます。このような海外トレンドが日本でも受け入れられたものの共通点は、「質を見直す」ことで無理なく健康になるという点。そんな中、英国発の業界誌・New Nutrition Business(NNB)が毎年発行している「10キートレンド」において今注目されているのが従来の脂質の質を見直した、「良い脂質」というキーワードです。海外トレンドが日本の市場に影響した事例■海外におけるケトブーム「ケト」とは糖質の摂取量を抑えることで、脂質をエネルギー源として使用し、体内にケトン体という物質を作り出すための食事療法のこと。ケトン体を摂り入れたダイエットは、根強い人気を集めており、海外では「ケトフレンドリー」や「KETO」と謳った商品が多数発売されていることからケトブームが起きていると言えるでしょう。実際に2018~2020年の「ケトフレンドリー」製品の成長率は579%と高い伸長率でした。これらのことから、脂質は「オフ」する考え方から、質を選んで「オン」する時代に変化していると言えるでしょう。海外におけるケトブーム■「ケトジェニック」を最も手軽に行えるのが「MCTオイル」ただし、普段糖質を中心に食べている日本人にとって「ケト」の食事法を続けるのは難しいという声も。そこで取り入れたいのが「MCTオイル」です。「MCTオイル」は一般的な油と比べて、消化吸収が速く、エネルギー源となるケトン体を効率良くつくり出します。「良い脂質」として、無理なくケトーシス(ケトン体が産生されている状態)を叶えてくれるのです。我々の食生活を大きく変えることなく、MCTオイルをプラスするだけなので日本人にとっても摂り入れやすい方法です。ケトン体をつくる良い脂質、MCTオイル■日本国内におけるMCTオイル市場の拡大そんなMCTオイルが日本市場においても広がりを見せはじめています。2017年に約1.5億円だった市場は5年で4.5倍拡大し、約6.7億円に。近年は油の健康性が注目を集め、「控えるもの」ではなく「健康のために積極的に摂るもの」という意識も高まってきています。サプリメントのように日々摂るものとして「サプリメント的オイル」と呼ばれることも、生活者の油のイメージがポジティブに転換されているからこそだと思われます。また、最近では食品に含まれている脂質をMCTオイルに置き換えたものも続々と発売されており、今後も機能性表示食品の増加や昨今の健康志向の高まりから、今以上の市場拡大が期待できるでしょう。日本国内におけるMCTオイル市場の拡大講演:最新検証結果発表 太りやすい人・太りにくい人、その差は「ケトン体」にある!?中村 康宏 先生(虎ノ門中村クリニック院長/内科医/日本抗加齢医学会専門医)■ケトン体は脂質からつくられるエネルギー源人間のエネルギーを作り出すメカニズムには大きく2つ、糖質をエネルギー源とする「糖燃焼回路」と、脂質をエネルギー源とする「脂肪燃焼回路」があります。糖質制限等をすることで、「脂肪燃焼回路」が使われ、脂質からケトン体が産生されやすいと言われています。ただし、この方法ではカラダへ負担をかけてしまうことも。そこで注目したいのが「MCTオイル」です。MCTオイルは継続して摂取することでケトン体が出るようになり、脂肪燃焼を促進する効果が期待されています。ケトン体とは■最新検証結果発表「MCTオイルを継続摂取でケトン体は1.7倍に」では実際どの程度摂り入れれば、効果があるのでしょうか。今回の検証試験では、30歳から49歳の女性12名*の健常者の方にMCTオイル小さじ1杯(4.6g)を他の油との置き換えで摂取してもらい、0週目と2週目を比較しました。その結果、MCTオイルを2週間小さじ1杯継続摂取することによって血中のケトン体濃度は1.7倍に増加。さらにウエストサイズも平均で1.8cm減少していることが確認できました。*新型コロナ罹患のため1名離脱/外れ値の方1名除外ケトン体に関する最新検証結果■太りやすい人・太りにくい人の差は「ケトン体」にある!?さらに、試験データの分析をしたところ、興味深い結果が。20歳のころと比べて体重増加が3kg未満の「太りにくい人」と、20歳のころと比べて体重増加が10kg以上の「太りやすい人」の血中のケトン体濃度の変化を比較したところ、「太りにくい人」は「太りやすい人」に比べて血中のケトン体濃度が多いことがわかりました。このことから、太りやすい人・太りにくい人の体質の差は「ケトン体」の関与があると言えそうです。体質の差はケトン体にある!?<試験概要>対象 :30歳から49歳の女性 12名(新型コロナ罹患のため1名離脱/外れ値の方1名除外)測定項目 :血中ケトン体濃度(umol/L)測定期間 :2週間(日常使用しているLCTオイル小さじ1杯(4.6g)をMCTオイルに置き換えて毎日摂取し続ける)測定タイミング:0週目・1週目・2週目 計3回測定会場 :都内会場(3回とも同一会場)■しかし、太りやすい人にも朗報!2ヶ月のMCTオイル継続摂食でケトン体の増加を確認別の試験結果では、健康な成人男女56名が、1日に10gのMCTあるいはLCT(調合サラダ油)を含んだ標準的にバランスのとれた食事を12週間毎日摂取した結果、MCT群ではLCT群と比較して、8週目以降の血中ケトン体濃度が有意に高いことがわかりました。これらのことから、脂質からつくられるエネルギー源であるケトン体は、MCTオイルを2週間小さじ1杯摂取することで増加することがわかりました。さらに、「太りにくい人」は「太りやすい人」に比べて血中のケトン体濃度が多いことが試験結果から明らかに。つまり、太りやすい人・太りにくい人の体質の差は「ケトン体」にあると言えそうです。ただ、太りやすい体質の人でも、MCTオイルを2か月間継続で摂取することで、ケトン体が増加することが分かりました。MCTオイルを2か月継続摂取でケトン体増加<試験概要>対象 :健康な成人男女56名(BMI23以上:MCT群26名・LCT群30名)試験食 :MCT群・・・MCT10g/日を含んだ標準的な食事LCT群・・・LCT10g/日を含んだ標準的な食事測定項目:血中のケトン体量、体重、体脂肪測定期間:12週間出典 :J Nutr 2001; 131: 2853-2859■MCTの継続摂取で、無理なく、脂肪燃焼体質になることで太りにくい体質へ以上の結果から、MCTを継続摂取することで、ケトン体が増加し脂肪燃焼回路にスイッチが入ることで、「脂肪燃焼回路」の稼働に貢献したと考えられます。本来ケトン体をつくり出すには糖質制限などの方法がありますが、MCTオイルを使うことで普段の食事を我慢することなく、ケトン体を産生し、無理なく脂肪燃焼体質に。太りやすい人も継続的に摂取することで、太りにくい体質を目指すことができるでしょう。MCTオイルで太りにくい体質へ■秋バテにも効く最強脂肪燃焼レシピMCTオイルを毎日継続できるレシピとして、おすすめしているのがみそ汁です。出来上がったみそ汁の仕上げにMCTオイルを小さじ1加えるだけなので簡単です。みそ汁の良いところは、具材をいろいろ選べる点にあります。その中でもケトン体の働きにプラスして代謝をアップさせたい場合は、豚肉や鶏のささみ肉、鮭や鯖、豆腐などたんぱく質やビタミンB群が豊富な具材を選びましょう。MCTオイル入り味噌汁のおすすめポイント●みそは発酵食品なので腸内環境を整えてくれる●みそに含まれる茶色い色素成分のメラノイジンは抗酸化作用があり、病気の予防にも繋がる●ビタミンやミネラル類が多くアミノ酸の形で入っているため、消化しやすく胃腸への負担が少ない秋バテにも!脂肪燃焼レシピゲスト講演(2):食生活が変わる新常識! 脂質の質にこだわる「オンオイル習慣」金丸 絵里加 先生(管理栄養士/料理研究家)■カラダがよろこぶ、美味しくて健康な食事とは健康的な食事の考え方としてPFCバランスがありますが、脂質は私たちの体にどのようなはたらきをもたらしてくれるのかをご存知でしょうか。脂質はたんぱく質や炭水化物と同様エネルギー源となるとともに、体温の保持やホルモンを産生するなど、私たちのカラダの健康を支える重要な栄養素です。さらに、食用油には美味しさを高める効果が。食材の味・風味を溶かし込み、味や口当たりを和らげるような役割があります。また、私たちが普段美味しさを感じるうえでセンサーの役割をしている「味蕾」には2つの種類があり、そのうちの1つが「脂溶性」です。つまり、食用油は健康面に加え、美味しさにおいても重要であると言えるでしょう。食用油による美味しさ■オイルは選べる時代に食用油の楽しみ方は時代とともに多様化してきました。炒め油として使用するサラダ油、キャノーラ油が中心の時代から、風味や味わいをプラスするオリーブオイルやごま油が各家庭でも使われるように。さらに、最近では健康志向の高まりから、「脂質の栄養成分が話題のオイル」もよく目にするようになってきました。今や種類も豊富となり、MCTオイルやアマニ油、えごま油などを代表に「かけるオイル」として注目されています。このように選択肢が豊富な時代、脂質の質にこだわらないなんてもったいない!そこで知っておきたいのは、脂質の質にこだわる食習慣です。オイルは選べる時代に■新提案!オンオイル習慣をはじめよう「オンオイル習慣」とは、脂質の質にこだわり、オイルを「オン」することで、「美味しさ」と「健康」も叶えられる食習慣です。つまり「美味しさ」も「健康」も「オイル」を「オン」することで実現できる、それがオンオイル習慣です。生活習慣病対策ならアマニ油やえごま油、脂肪燃焼を目指すならやはりMCTオイルがおすすめです。中でもMCTオイルは無味無臭なので、素材本来の風味を引き立てながら、しっかりコクをアップしてくれるため、罪悪感を軽減しながらも満足感のある料理に仕上がります。オンオイル習慣■実食!オンオイルレシピ今回は「オンオイル」の価値を実感してもらうため、和食の定番「みそ汁」とカラダづくりをしている人ならば必須食材と言える「ゆで鶏ときゅうりの梅和え」をそれぞれMCTオイルあり・なしでご用意しました。●みそ汁・・・MCTオイルを「オン」することでコクや旨味がアップ●ゆで鶏ときゅうりの梅和え・・・梅の酸味がマイルドになり、年代問わず食べやすい。さっぱりとした食材が多い中、オイルをオンすることでしっとりするだけでなく、1品でも満足感のある副菜に。このような普段なじみのある料理とも相性抜群なMCTオイルなら、「オンオイル習慣」を無理なく続けて、脂肪燃焼体質を目指せます。手軽なので、ぜひ試してみてください。オンオイル体験■MCTオイルとはMCTとは、中鎖脂肪酸(Medium Chain Triglyceride)のことで、ココナッツやパームなどヤシ科の種実に含まれており、母乳や牛乳にも含まれている成分です。一般的な油に比べて約4倍も速く分解され、短時間でエネルギーになることが特長です。また、ケトン体を効率的に生成することで脂肪燃焼を促し、無理なく脂肪燃焼体質に。MCTオイル自体無味無臭なので、いつもの食事や飲み物に小さじ1杯オンして、手軽に脂肪燃焼を目指せます。MCTオイル■登壇者 プロフィール武田 猛 氏株式会社グローバルニュートリショングループ 代表取締役18年間の実務経験と18年間のコンサルタント経験を積み、36年間一貫して健康食品業界でビジネスに携わり、国内外700以上のプロジェクトを実施。「世界全体の中で日本を位置付け、自らのビジネスを正確に位置付ける」という「グローバルセンス」に基づき、先行する欧米トレンドを取り入れたコンセプトメイキングに定評があり、数々のヒット商品の開発に関わる。武田 猛 氏中村 康宏 先生虎ノ門中村クリニック/内科医/日本抗加齢医学会専門医関西医科大学卒業。内科医・消化器内科医として勤務後、米国医師免許試験を突破し、最先端予防医学を学ぶため渡米。留学中には、パーソナルトレーナー、栄養士の資格を取得。帰国後、日本初の「アメリカ抗加齢医学会」認定施設「虎ノ門中村クリニック」を開業、院長を務める。中村 康宏 先生金丸 絵里加 先生管理栄養士/料理研究家「おいしい」と顔がほころぶような、毎日食べても飽きない「健康的なお家ごはん」を提案。健康的な食生活のために、栄養価も含めた料理レシピを、書籍、雑誌、テレビなどで精力的に活動中。著書に「365日のサラダ」(永岡書店)「手づくり健康酢バイブル」(主婦の友社)「女子のやせ定食」(光文社)など多数。MCTオイルをはじめとする健康オイルの愛用者でもある。金丸 絵里加 先生■「MCTプラス・コンソーシアム」とは「MCTプラス・コンソーシアム」は、近年市場拡大を続けているMCT(中鎖脂肪酸)の健康価値や日常生活での取り入れ方を、カラダづくりの専門家による最新研究・調査などを交えながら広く発信しています。MCTプラス・コンソーシアム ホームページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月06日「食べると太る」は間違い?よく「食べると太る」と思われがちですが、実際には食べても太りません。「食べるから太る」のではなく、摂取エネルギー量が消費エネルギー量を上回るから太るのです。摂取エネルギー量が消費エネルギー量を上回ってしまうと、エネルギーが使われずに余ってしまいます。余ってしまったエネルギーは、「中性脂肪」というかたちで脂肪細胞に貯蔵されてしまい、体脂肪が増えていくのです。このようなことから、太る原因は摂取したエネルギーが消費エネルギーを上回ることであって、食べるから太るのではないと言えるのです。出典:byBirth消費エネルギー量を増やして「食べても太らないカラダ」を作る3つの方法摂取エネルギー量が消費エネルギー量を上回ると太ってしまうので、太らないようにするには2つの方法が考えられます。摂取エネルギー量を抑えるか、消費エネルギー量を増やすかの2つの方法です。でも、せっかくの楽しみの一つである食事を、摂取エネルギー(カロリー)を気にせずに楽しみたいですよね!そこでここでは、「消費エネルギー量を増やす方法」をお伝えしたいと思います。その方法とは、よく噛んで味わうようにして食べるカラダを温める筋トレを行うの3つです。一つずつ解説していきましょう。1.よく噛んで味わうようにして食べるよく噛んで食べることで食べすぎを防ぐことができますが、消費エネルギー量を高める効果も期待できます。消化活動が活発になり、「食事誘発性熱産生」と呼ばれる食べた物が消化・吸収される際に使われるエネルギーを高めることができるからです。また、よく噛んで食べることにより血糖値の急上昇を抑えることができるので、脂肪の蓄積を防ぐこともできます。出典:byBirth具体的には、一口に30回を目安に噛むようにするとよいと言われています。時間にすると、個人差はありますが、20秒程度になります。よく噛んで食べるようにするコツは、食物繊維を含む食品のような、噛み応えのあるものを選んで食べることです。また、一口ごとにお箸を置いて食べるようにしましょう。よく噛むことで食べ物を味わうことができるので、食事を楽しむことができるようになります!2.カラダを温めるカラダを温めることも、消費エネルギー量アップに有効です。カラダを温めることで基礎代謝がアップし、消費エネルギー量を増やすことができるからです。カラダを温める方法として、次の2つがあります。温かい食べ物や飲み物を摂る湯船に浸かる(1)温かい食べ物や飲み物を摂る出典:byBirth温かい食べ物や飲み物を摂るようにするだけでも、消費エネルギー量を増やすことができます!そうすることで内臓の働きが活発になり、基礎代謝アップにつなげることができるからです。具体的には、「冷たいお蕎麦」ではなく「温かいお蕎麦」を食べるようにしたり、飲み物も「アイスティー」を「ホットティー」に変えたりします。また、「カラダを温める食材」を積極的に摂ることも有効です。カラダを温める食材とは、ゴボウやニンジン、カボチャなどといった根菜類のことを言います。根菜類は水分が少なく、血行促進作用があるビタミンEが豊富に含まれていることから、カラダを温める食材と言われています。(2)湯船に浸かる出典:byBirth日常生活の中で手軽にカラダを温めることができる方法が、湯船に浸かることです。このときのポイントは、38~40℃程度のお湯に10分以上浸かるようにするということです。そうすることでカラダを芯まで温めることができ、基礎代謝アップにつながります。熱いお湯に浸かればカラダが温まると思われがちですが、実際にはカラダの表面しか温めることができず、芯まで温めるまでには至らないのです。3.筋トレを行う出典:byBirth3つめの方法が筋肉量を増やすために筋トレを行うことです。筋肉量が増えると、それに伴い除脂肪体重がアップします。除脂肪体重が1kg増えると、代謝量は1日あたり50kcalもアップすると言われているのです。筋トレで筋肉量を増やすためには、成長ホルモンを分泌させることがポイントと言えます。「成長ホルモン」とは、脳下垂体前葉というところから分泌されるホルモンで、その名の通り筋肉や骨の成長を促す成長作用があります。成長ホルモンは、血液中に乳酸が蓄積されることで分泌されるようになります。血液中に乳酸を蓄積させるには、筋トレを中程度の強度をセット数多めで、セット間の休憩を短めに設定して行うようにします。具体的には、12~8回反復可能な強度で1分~1分半の休憩を入れながら、3~6セットで筋トレを行うようにします。効率よく筋肉量を増やす方法出典:byBirthここで効率よく筋肉量を増やす方法をお伝えしましょう。それは、下半身の筋肉を鍛えるようにすることです。なぜならば全身の筋肉の70%を下半身が占めていると言われるからです。そこで「スクワット」や「ランジ」などといったエクササイズを行うようにします。下半身の筋肉を鍛えるエクササイズについては、【「下半身の筋肉を鍛えるメリット」とは?手軽にできる下半身エクササイズ5選】でご紹介しているので、こちらをご参照ください。脂肪の蓄積を予防して「太らないカラダ」にするためには?出典:byBirth今回は、消費エネルギー量を増やして食べても太らないカラダを作る3つの方法をお伝えしました。摂取エネルギー量をいかに減らすかということを考える前に、消費エネルギー量を増やすことに目を向けてみましょう。脂肪の蓄積を防ぎ太らないカラダにするために、「摂取エネルギーと消費エネルギーのバランス」と合わせて着目していただきたいものがあります。それは、「血糖値の上昇速度」です。それについては、次回詳しくお伝えしたいと思いますので、楽しみにしていてください!
2022年10月05日「夏になると、なんだか太りやすい」と感じている人はいませんか?それは「夏太り」が原因かもしれませんね。そこで今回は、現役ヨガインストラクターの筆者が、「寝たまま足を10回上下するだけで【痩せ体質】に導く簡単習慣」を紹介します。お家で簡単にできるので、今日から実践して夏太り対策しましょう!ジムに行くのは面倒という人にもおすすめ!夏太りはしたくないけれど、運動するためにジムに行くのは面倒だし、外に出ると暑い!だからと言って、お家でトレーニング時間をしっかり取るのも難しい……という方もいるはず。そんな方は、寝たままできる簡単なトレーニングから始めてみましょう!今回紹介するのは、寝たまま足を10回上下するだけの簡単な動きですが、しっかりとお腹や体幹にアプローチできます。動画を見ながら、ぜひ一緒にチャレンジしてみてくださいね。夏太り解消を目指す! 寝たまま足を10回上下するだけの簡単トレーニング\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.仰向けになり、頭の後ろで指を組む2.膝を立て、腹圧を入れる3.頭を起こし、両脚を真上にあげる4.吐く息とともに、右脚を伸ばしたまま下におろす5.右脚を上に戻しながら、左脚を伸ばしたまま下におろす6.4~5の動作を、10回行うゆっくりとした呼吸に合わせながら、動作を繰り返してください。トレーニングのポイント今回のトレーニングのポイントは5つ!トレーニングを効果的に行うためにも、ぜひチェックしてみてくださいね。・脚の筋肉をなるべく使わず、腹部の筋肉を意識する・お腹を背中側に近づけるイメージを持ち、腰が浮かないようにする・肩や首に余計な力が入らないように注意する・ゆっくりとしたペースで行う・深い呼吸を意識する余裕がある日にはポイントを意識して、休憩を入れながら2~3セットほどチャレンジしてみてください。食事制限だけではNG! 筋トレを習慣化しようダイエットをしたいとき、一刻も早く体重を落とすのに「食事制限」を取り入れる方は多いかもしれません。しかし、「食事制限」だけではリバウンドをする可能性が高いため注意が必要です。だからこそ「筋肉トレーニング」を加えることで体の筋肉量を増やし、代謝を上げ、一日に消費されるエネルギー量を増やすことが大切なのです。自分に合った方法を組み合わせながら、無理なく、ストレスなく行うことが、「痩せやすく、太りにくい、リバウンドしない」痩せ体質を作るためには大切です。自分の体調と相談しながら、できることからチャレンジしてみてくださいね。©Edwin Tan/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2022年07月25日梅雨になると太りやすくなる理由それでは、なぜ梅雨になると太りやすくなるのでしょうか。その理由は、梅雨の時期は気圧や湿度の関係で、体内に水分が溜まりやすくなるからです。雨の日は気圧が低くなりますが、そうなると血管が拡張し血液の流れが緩やかになるので、血流が悪くなります。その結果、不要な水分や老廃物が排出できず体内に溜まってしまいます。また、湿度が高くなるとカラダから余分な水分が排出できなくなってしまいます。体内に不要な水分や老廃物が溜まってしまうと、「むくみ」が生じやすくなります。体内に不要な水分が溜まると熱が逃げやすくなるため、冷えやすくなります。冷えると基礎代謝が低下してしまい、脂肪がつきやすくなってしまいます。このようにして梅雨太りが起こると考えられます。出典:byBirth梅雨太りに対処する“2つの方法”とは?このように「梅雨太りが起こるメカニズム」から考えると、「むくみ」が梅雨太りの引き金となっていることがわかります。そのため、梅雨太りに対処するには、むくみを解消させることがポイントと言えます。むくみというのは、不要な水分や老廃物が回収されずに体内に溜まってしまった状態です。そのため、体内に溜まってしまった水分や老廃物を体外へ排出することで、むくみを解消させることができると言えます。出典:byBirth体内に溜まった水分や老廃物を体外へ排出し、むくみの解消に導く方法として2つ挙げることができます。その2つの方法とは、「ふくらはぎの筋肉」を強化するエクササイズを行うこと「加工食品」や「インスタント食品」は避けて、「カリウムの多い食品」を摂るようにすることです。方法1:「ふくらはぎの筋肉」を強化するエクササイズを行うこと一つは、「ふくらはぎの筋肉」を強化することです。なぜなら、ふくらはぎの筋肉は「第二の心臓」とも呼ばれ、カラダの末梢部である足に滞留した血液やリンパ液を中枢部に向かって送り出す「筋ポンプ作用」という働きがあるからです。ふくらはぎの筋肉も普段あまり使われない筋肉なので、筋力が低下しやすく、それに伴い筋ポンプ作用も低下してしまいます。すると、ますます血液やリンパ液の流れが悪くなり、むくみやすくなってしまうことになります。そこで、筋ポンプ作用を高めて血液やリンパ液の流れを促進させるために、ふくらはぎの筋肉を強化するエクササイズを行います。ここでは、「カーフレイズ」というふくらはぎのエクササイズをご紹介しましょう。カーフレイズ出典:byBirth壁と向き合って立ち、腰幅程度に足幅を広げてつま先は正面に向けて立ちます。両手を壁に付いて、息を吐きながらかかとをできるだけ高く上げていき、ふくらはぎの筋肉が収縮していることが感じられるところで1~3秒間静止します(写真左)。息を吸いながら、床に触れる手前までかかとをゆっくり下ろします(写真右)。そうすることでふくらはぎの筋肉である「下腿三頭筋」の収縮力を高めることができ、むくみの解消効果が期待できます。15~20回を1分程度の休憩を入れながら、3セット行います。むくみ解消効果につなげるには、週2回の頻度で行うようにしましょう。〈ポイント及び注意すべき点〉下腿三頭筋に効かせるポイントは、できるだけかかとを高く上げるようにすることです。頭から足までを結ぶラインを一直線に保ったまま、上下にかかとを動かすようにしましょう。左右のつま先が正面を向いていることを確かめた上で行うようにしましょう。つま先を正面に向けることで、下腿三頭筋をバランス良く鍛えることができるようになるからです。方法2:「加工食品」や「インスタント食品」は避けて、「カリウムの多い食品」を摂るようにすること出典:byBirthもう一つの方法は、体内の塩分を排出するために、「カリウムを多く含む食品」を摂るようにすることです。カリウムには、塩分だけでなく余分な水分も排出する作用があると言われています。カリウムを多く含む食品として、「アボカド」、「ホウレンソウ」、「バナナ」、「サツマイモ」、「納豆」などが挙げられます。カリウムの一日の摂取量の目安は、女性で2000mg、男性で2500mgと言われています。ちなみにバナナ1本には、約430mgのカリウムが含まれています。同時に、「ハム」や「ベーコン」などといった加工食品やインスタント食品は、塩分が多く、体内に水分を溜め込んでしまうので、避けるようにしましょう。「カラダを動かす楽しさ」を知るコツ出典:byBirth今回は、「梅雨になると太りやすくなる理由」と「梅雨太りの対処法」についてお伝えしました。ジメジメした梅雨の時期は、どうしてもカラダを動かすことを避けたくなりますよね…。しかし、動かなくなってしまうと、ますます体内に水分を溜め込むようになってしまうので、この時期こそ適度にカラダを動かすべきであると言えます。ここでポイントとなるのが、「適度に」という言葉です。「キツさ」や「苦しさ」よりも、心地良さが感じられる程度にカラダを動かすようにしてみましょう。これが「カラダを動かす楽しさ」を知るコツです。適度にカラダを動かすことを習慣化して、「梅雨太り知らずのカラダ」を手に入れてくださいね!
2022年06月29日ダイエットはしたいけれど、つらい食事制限や運動はなるべく避けたいというのが本音。実は、食事の量に差がなくても太りやすい習慣があるので、それを知って太りづらい食生活を実践することが大切です。毎日の食生活において、少しの工夫で痩せやすい体質を目指してみませんか?そこで今回は管理栄養士の筆者が、痩せ体質を手に入れたい人のためにおすすめの食習慣をご紹介します。1.朝食を食べる摂取カロリーを減らすために朝ご飯を食べない人もいるかもしれませんが、朝食を食べないと肥満につながりやすいのです。食事回数が少なくなることで、昼食や夕食を必要以上に食べすぎてしまったり、夜遅くの食事につながったりする恐れもあるからです。また、朝食を食べることは、一日の始まりに体温を上げて体を整えたり、腸の動きを促して排便をサポートする働きをするのにも役立ちます(※1)。一日を元気に過ごすためにも、ぜひ朝食は食べましょう。食べる習慣がない人は、果物やヨーグルトなど、手軽にとれるものから試してみてください。2.夜遅くにたくさん食べない夜遅くに食事をすることは、血糖値の上昇を引き起こしやすく、最終的には肥満のリスクを高める研究結果もあるといわれています(※2)。そのため、遅くとも寝る2時間前までには食事を済ませられるといいでしょう。仕事の都合などでどうしても食べる時間が遅くなるのなら、夕方など軽く食事ができるタイミングでおにぎりや栄養補助食品を食べておき、帰宅後はその分少なめに食事する方法がおすすめです。3.食物繊維を意識するダイエットのためにも、食物繊維は積極的に摂りたい栄養素。便秘の予防にもつながる整腸作用があるだけでなく、食後の血糖値の上昇を抑えたり、血中のコレステロール濃度を低下させたりする機能があるといわれています(※3)。適正量を補えるように、毎食で食物繊維を積極的に摂ることを意識してみてください。食物繊維は豆類や野菜、きのこ、海藻のほかにご飯などの穀類にも多く含まれています。白米よりも玄米や雑穀米のほうがより食物繊維が豊富なので、置き換えてみるのもおすすめです。4.主食・主菜・副菜をそろえる手軽に食べられることから、ランチなどでは麺類や丼ものといったいわゆる“単品もの”で食事を済ませている人もいるでしょう。たしかにさっと食べられて便利ですが、炭水化物や脂質が多くなりやすいのが難点。だからこそ、なるべく定食を選ぶように意識しましょう。ただし、ご飯の大盛りや揚げ物はほどほどに。また、ラーメンとチャーハンセットのような“炭水化物の重ね食い”は、カロリーオーバーになりやすいので控えられるといいですね。5.間食をうまく取り入れるダイエットのためには、間食はやめなければいけないと思い込んでいませんか?間食は、選び方を工夫すれば食事だけでは補いきれない栄養を補給できますし、気分転換や日々の楽しみとしての役割もあります。特に、ストレスが多い日が続くと、ついつい食べすぎてしまう人もいるでしょう。また、間食を我慢することでますますストレスがかかり、やけ食いをしてしまう可能性もあります。思わぬ食べ過ぎを避けるためにも、間食は上手に取り入れることが大切です。1日あたりに食べる間食のエネルギーは、200kcal程度を目安にできるといいでしょう(※4)。スナック菓子や甘いお菓子類などは糖質や脂質が多く、食べすぎてしまうとカロリーオーバーにつながりやすいです。そのため、量を調整したり、カロリーが控えめのタイプを選んだりしてみてください。また、間食に乳製品や果物を選ぶとカルシウムやビタミン、食物繊維が補えるのでおすすめです。食習慣を少しずつ変えて、痩せ体質を手に入れよう食べる時間帯や回数、バランスを意識すると、1日に食べる量はそれほど変わらなくても太りにくい体を目指すことができます。今回お伝えした食習慣は、一気に全部を取り入れる必要はありません。ぜひ実践できそうなものから始めてみてください。【参考】※1国立健康・栄養研究所朝ごはんを食べられないことが多いです。気をつけることはありますか?※2厚生労働省.e-ヘルスネット 交代制勤務者の食生活に関する留意点※3厚生労働省.e-ヘルスネット 食物繊維の必要性と健康※4厚生労働省.e-ヘルスネット 間食のエネルギー(カロリー)©masahiro Makino/gettyimages©afotostock/shutterstock©New Africa/shutterstock文/管理栄養士・寺内麻美
2022年05月29日★デスクワークで下半身太りに★上半身に比べて下半身が太くなりやすくダイエットをしたいと考えているお客様も多くいらっしゃいますが下半身太りの原因が気になりますよね。お客様で多いのは1日中パソコンなどのデスクワークで長時間座っているケースですね。座っている時間が長いと坐骨が広がってしまい脚の付け根が外側に張り出してお尻や太ももが太く見えたりO脚やガニ股の原因にもなります。ふくらはぎの冷えにもつながりむくんでしまいセルライトへの生成の手助けをしてしまうことにも。また体の動きが少ないので使う筋肉の量も少なくなって代謝が低くなることに。筋肉が少ないと基礎代謝が下がりむくみを引き起こしセルライトとなり下半身が太くなってしまいます。簡単な対策として30分~1時間に1回は必ず立ち上がって動いたり階段を使って脚を動かしたり意識していただければと思います。
2022年02月27日2021年6月、アメリカにある動物保護施設に、メスのチワワが連れて来られました。ウェブメディア『The Dodo』によると、飼い主は「この犬は高齢で、健康上の問題があるので手放したい」として、安楽死の同意書に署名をしたといいます。そのチワワは極度の肥満でしたが、飼い主の説明に疑いを持った職員は、ひとまず犬を引き取ることに。そして、決して殺処分をしない別の保護施設『HSNWLA(ヒューメイン・ソサエティ・オブ・ノースウエストLA)』に助けを求めました。『HSNWLA』のスタッフがチワワを初めて見た時、犬は10歩も歩いたら疲れて息を切らしてしまう状態だったのだとか。また、高齢というのは間違いで、まだ3歳の若さだったのです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Humane Society of Northwest LA(@hsnwla)がシェアした投稿 肥満のチワワが命がけのダイエットチワワは、ローズマリーと名付けられます。当時の体重は約11kgで、健康なチワワの体重の2倍!そのままでは内臓にダメージが生じる恐れがあり、痩せなければ命にかかわる状態でした。スタッフたちは「ローズマリーを再び走れるようにしてあげたい」と願い、運動と食事療法による厳しいダイエットをさせることにします。 この投稿をInstagramで見る Humane Society of Northwest LA(@hsnwla)がシェアした投稿 スタッフに励まされながら、健康器具を使って水中で歩き続けるローズマリー。毎日のダイエットの効果は確実に表れ、なんと最初の3か月間で約3kgの減量に成功します。しかし、ゴールの体重まではまだまだ長い道のり。健康な体を目指して、ローズマリーの挑戦は続きました。こうして、運動とカロリー計算された食事を続けること7か月。『HSNWLA』のSNSに投稿された写真がこちらです。 この投稿をInstagramで見る Humane Society of Northwest LA(@hsnwla)がシェアした投稿 「私たちがずっと待っていた瞬間です!」とつづられた投稿には、まるで別の犬のようにスリムな体になったローズマリーの姿が!半年以上にわたる厳しいダイエットを乗り越えたローズマリーが、ついに里親を募集することになったのです。そして、この投稿から約2週間後、ローズマリーに里親が決まりました! この投稿をInstagramで見る Humane Society of Northwest LA(@hsnwla)がシェアした投稿 元の飼い主によって施設に連れてこられた時、ローズマリーはなんらかの発作の薬を飲まされていたのだそう。しかし、『HSNWLA』に来てからローズマリーは一度も発作を起こしたことがないといいます。かわいいペットが欲しがる姿を見ると、ついおやつや人間の食べ物をあげたくなります。しかし、おやつなどを与えすぎるのは肥満につながり、ペットの寿命を縮めてしまう可能性があります。愛しているからこそ、ペットが元気で長生きできるように、飼い主がしっかりと健康管理をするべきですね。[文・構成/grape編集部]
2022年02月21日けがと在宅勤務と自粛生活によって、太りに太った45歳。家族にも体型を笑われる毎日をどうにかしたいとダイエットを開始しましたが、30代までのダイエット方法ではまったく痩せません。年齢に合わせたダイエット方法が必要だと感じ、気長にダイエットと向き合い始めた私とダイエットの現状をお話しします。けがと自粛生活で太ってしまう会社で仕事中に足のけがをして休むことになり、動けなくなったことで太ってしまいました。もともと運動を好んでするタイプではありませんでしたが、けがをして体を動かす機会が減ってしまったことで、さらに動かない生活に。けがが治っても、今度はコロナ禍の自粛で外出自体も控えてしまうことになり、さらに運動や動く機会も減ってしまいました。けがをしているし、外出もできない、自宅で運動することもなかったので、体重が増えても仕方がないと考えるようになってしまったのです。新型コロナが収束したらダイエットすれば大丈夫、そんな軽い気持ちで生活をするようになってしまいました。自分のせいではなく、コロナ禍のせいと責任転嫁をし、ストレスのせいで食べてしまっているんだから仕方がないと言い聞かせるように。このように自分の良いように解釈しながら生活をしていると、パッと見でも太ったことがわかるようになるほど太ってしまい、結果10kg以上も太ってしまいました。さすがに痩せたほうが良いよなともちょっとだけ感じていました。30代までのダイエットでは痩せない!10kg以上も太ってしまうと見た目も良くないし、動きも鈍くなります。家族にも太り過ぎた体を笑われることが増えて、気持ちが凹んでしまいました。ダイエットの基本は規則正しい生活と適度な運動だと思っており、30代までは不規則な生活を変え、甘い物などを控えるだけで体重は落ちていきました。痩せにくい体質ではなかったようで、ダイエットには苦労したことがなかったため、今回も必死にダイエットをするつもりはなく、気楽にダイエットを始めました。しかし、気楽なダイエットではまったく痩せることがなく、半年近く同じ体重をキープしているだけでした。どうやら30代のようなダイエットでは痩せないということに、なんとなく気が付きました。地道な努力で3kgの減量に成功!インターネットで検索すると、「40代のダイエットは難しい」という項目が目に入ります。たしかに食事を減らしたり、ウォーキングなどをしたりするだけでは、体重をキープはできても痩せることができません。いろいろなことがネットを見ると書いてありますが、お金もないし時間もない、何が自分に合うダイエットなのかと悩んでしまいます。運動が大の苦手で、できれば普通の生活をしながら元の体重に戻していきたいと考えました。そのため、まずは今までどおりに食べる量を減らすこと、そして、今までは気にしていなかった食べるものを変えるということで、大豆と野菜類を多くとることを心掛けています。大豆と野菜を食べるようにしたことで、体重が4カ月ほどで3kgほど落ちてきました。運動もウォーキングの距離を延ばし、回数も増やすことにしました。最初はなかなか落ちなかった体重ですが、だんだんと体重は減ってきました。一気に痩せるということが40代は難しいなと改めて思いましたが、地道に続けることでちゃんと体重は落ちていくのだな、と自信につながっています。まとめ40代のダイエットは自分の思っているように痩せないと感じることもありましたが、地道に努力をすることで結果につながっています。ただし、食べ盛りの子どもと一緒に食べる生活なので、一度痩せても油断はできません。自分だけの力ではこれ以上痩せることができないのかも……と感じてきているのも正直なところ。さらにダイエットを続けていくために、スポーツジムに行ってみようかなと考えています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)イラスト/村澤綾香著者/サトミオリ(45歳)小学生男子2人に振り回されながら毎日大騒ぎの育児。子どもたちに振り回されているせいか、年齢のせいなのか、次々と体の不調が出てきている。一つずつ完治をさせながらも、年になったなぁと凹んだりしていている。
2022年02月20日