■前回のあらすじファミレスのドリンクバーで人数分頼まなかったり、サービスのおもちゃをたくさん取ったり…。常識がずれているママ友と悩みながら付き合いをしていたけれど…。※この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。それはとある平日、子どもたちが幼稚園に行っている間に、紗里奈さんと恵さんと3人で近所のいちご狩りに行った日のことでした。テーマパークで子どもの年齢をごまかしているという話を始めたのです。いちご狩りは、「60分食べ放題」と「量り売り」の2種類のプランがありました。「量り売り」はいちご摘みの体験料300円を支払うと、摘み取ったいちごの量に応じて金額を支払う仕組みですが、いちご園の中では摘みながら食べることはできません。私はてっきり食べ放題かと思っていたのですが、節約重視の二人のこと、2000円の食べ放題より量り売りの方が安く上がると考えたのだろうと思いました。このためひとりだけ食べ放題にするのも申し訳なく、私も量り売りプランにしてビニールハウスの中に入りました。しかし私の考えは甘かったのです。二人はこの後、思ってもみなかった行動に出るのです…。これはどう考えても罪になる…! なんとか止めなくては必死になっていました。すると、そこに…。結局農園の人に声をかけられて、全員で食べ放題プランに変更することに。私も疑いの目を農園の方に向けられたのは仕方ないことだし、それでも私はほっとしていました。その後、食べ放題プランに替えると、紗理奈さんと恵さんは大きな声で「おいしいー」と言いながらも、私には怒りの目線を向けてきました。そして農園を出る時には、2人とも何も言わず、結局、帰りの車の中では、気まずい空気のまま解散しました…。この2人と一緒にいると、私自身も汚れてしまったような気持ちになる。もう一緒に行動することはできない…そう思いながらも、明日からの幼稚園での私や娘の立場も考えるとどうしていいかわからず途方に暮れていました。次回に続く(全3話)毎日20時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ のばら
2021年04月08日※この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。私の娘は幼稚園の年少組です。娘の幼稚園でできたママ友の紗里奈さんと恵さんとの会話は楽しいし、子ども同士も仲がよくて、よく子どもも含めて一緒に遊んでいました。しかしある日、良識を疑う行為を見てしまい…。ファミリーレストランでお茶をすることになった私たちだったのですが、そこで目にしたのは…!?紗理奈さんと恵さんは子ども用のドリンクバーで自分たちも飲み始めたのです。これまで紗理奈さんたちとファミリーレストランに入ったことがなかったのですが、どうやら紗理奈さんと恵さんはいつもそうしているみたいで、後ろめたさもない様子。子どももすでに慣れた感じで、母親の注文に応じていました。私にも「キッズドリンクバーは料金安いからお得だよ」と堂々とアドバイスするので、悪いことだとも思っていないようです。「飲み物追加で注文したら?」と伝えるのが精いっぱいだった私は、このことをのちに激しく後悔することに。ドリンクバーを注文せずに子ども分で何杯も飲んだり、ひとりひとつと書かれているサービスのおもちゃをたくさん取ったり、化粧品のテスターを使いまくる子どもを注意しなかったり…。「どうしよう…なんて言って注意すればいいの…?」と思うようなことを目にする機会がありました。けれどそれ以外は話も面白いし、一緒にいて楽しい。同じ幼稚園で、子ども同志も仲良しで一緒に行動する機会も多かったので、私はどこかで上手く付き合わなければと思いこんでいた部分があります。それに「あまりよその家の方針に首をつっこんではいけないよね…」と強く行動することができませんでした。でもそれはとんでもない間違いだった…! 自分の違和感や良識を見て見ぬ振りしたことで、ある日、とんでもない事件が起きたのです…!次回に続く(全3話)毎日20時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ のばら
2021年04月07日長引くコロナ禍で、生活が一変した方も多いでしょう。子育てをしながら新しい生活様式に合わせて行くのも大変だと思います。お母さんは小さいお子さんがいるからこそ、子どもや自分が感染しないように細心の注意を払って生活をしていると思います。しかし、感染予防の新しい生活様式と言っても、どこまで取り入れていくかは人それぞれ。自分はここまで気をつけたいけれど、他の人からはやりすぎと思われることもあるでしょうし、その逆もあります。コロナ感染予防の感覚が違う人たちと、どううまく付き合っていけばいいのか? 頭を悩ませている人も多いでしょう。■神経質? 非常識? コロナ禍でわかったママ友とのズレ先日、コロナ禍でママ友とどう付き合えばいいか悩んでいるというご相談がありました。子どもを連れて公園へ遊びに行こうと誘われたけれど、正直行くのは気が引ける。飲食は避けたいけれど、子どもたちにねだられたらどうしよう。その時、手を洗うタイミングは?など、悩むことが多いのでしょう。ここで一つの指針となるのが、「コロナの感染予防にはある程度、正解がわかっている」ということです。どう行動すればコロナ感染リスクを最小限に抑えられるか正解がわかっているうえで、「自分とは違うママ友の感覚に、どこまで譲れるか」のラインを見極めることが大切です。例えば、お茶を飲みに行かない? と誘われた時「え、この時期に?」と感覚の違いに唖然として距離を置こうと思うのか、「だったら夜にオンライン飲み会でもしようよ!」と別の提案をしてでも付き合いたいと思うのかが一つの見極めラインとなるでしょう。その際、注意したいのは「多数決に流されないこと」。ママ友グループ4人のうち3人が公園OKとしたから自分も…というのは多数に合わせているだけなので、そのママ友たちと今後も付き合っていきたいからというわけではありません。■教育・しつけの押し付けはママ友トラブルの元前述のママ友とどう付き合っていくかの判断基準は「正解があること」に関してのみ通用します。コロナの感染予防なら、マスクはする、手指は消毒する、家族以外と飲食はしないなどある程度正解がはっきりしていますよね。その場合は、ママ友と多少感覚が違ってもお互い正解はわかっているので、それが原因でもめることは少ないでしょう。しかし、教育やしつけなど「明快な正解がないもの」に関しては、相手に合わせたり、逆に相手を自分に従わせようとしたりすると関係がこじれてしまいがちです。例えば、コロナ禍で習い事や塾が対面とオンラインの両方がある場合、感染予防が第一だからと子どもにオンラインで受講させていると、ママ友から「対面授業のほうが理解度が上がるから一緒に塾へ行かせよう」と言われたとします。しかし、どちらがより習得できるか、成績が上がるかは、その子どもによっても違いますし内容によっても変わります。また、何を重要視するのかそれぞれの価値観が違うだけで、その行動が正しい、正しくないと判断できるものではありません。それぞれがポリシーを持って行動しており、たまたまコロナ禍でその違いが明らかになっただけです。この場合、価値観のすり合わせは難しくトラブルの火種となりかねないので、無理に合わせる必要はなく、相手にそれを求めるのも厳禁です。価値観が合わないママ友の誘いでも、無下に断り続けるのは相手を傷つけてしまうし、「価値観が違う」と言うのも角が立ちます。その場合は、「子どもがちょっとおなかの調子が悪くて」「最近仕事が忙しくて疲れていて」など、子どもや自分、家族の体調などを理由にやんわり断ってもいいと思います。逆に、自分から誘う場合は「もし気になるようなら言ってね。全然断ってもらっていいから」と相手を気づかう誘い方をしましょう。特に、まだ仲良くなり始めで相手の価値観がわからない場合は、そうやってどこからOKなママなのかを探るようにするといいですね。■コロナ感染予防に無頓着な義父母、夫はどうする?価値観の違うママ友なら、少しずつ関係をフェードアウトしていくこともできますが、夫や義父母、実父母ではそうはいきませんね。高齢者の場合、コロナに感染したら重症化しやすいからとすごく気をつけているタイプと、逆に無頓着で子どもや孫に無遠慮に会おうとするタイプと二極化しているように感じます。後者の場合、コロナの感染予防に何が正しいかを伝えても「神経質すぎない?」「大丈夫、大丈夫」となかなか理解してもらえないことも多いでしょう。それなら、嘘も方便で「子どもの園で濃厚接触者が出て、もしかしたらがあるかも…」「夫の会社に感染者が出たみたいですよ」などと、暗に「今会うと危険ですよ」と伝えて先手を打つのも一つの手です。家庭内感染が多くを占めるコロナでは、夫の協力も不可欠です。しかし、リモートワーク可なのに夫が会社に行こうとする、外出時のコートや持ち物をリビングへ持ち込む、手洗い・うがいを習慣としてくれないなど、感染予防に無頓着な夫は多いようです。その場合、徹底的に妥協点を話し合ったほうがいいでしょう。男性は職場のルールに影響されやすい傾向にあり、感染予防ルールが厳しいところなら家庭でも厳しく、適当なところなら家庭でも「ま、いっか」で終わらせてしまいます。もし、飲み会や集まりが好きな夫なら、「自分は賛成できない」というきっぱりとした意思表示を妻はすべきでしょう。夫がなかなか行動に移してくれない、話し合いに応じてくれない場合は、感情にうったえるより目に見える形で示す方が伝わりやすい場合もあります。例えば、子どもの園や学校で指導があったと感染予防ルールをもうけてはいかがでしょうか。このコロナ禍は、誰もが感染する可能性がある状況ですから不安に感じることも多いでしょうが、自分の判断を信じて行動するしかありません。そのため、人との付き合いの「許せる・許せないライン」と価値観を家族で共有しておく必要があります。 エキサイトお悩み相談室で佐藤先生に相談する
2021年03月30日■前回のあらすじ次々とおねだりをしてくる幸恵に撃退策を試したものの、逆にエスカレートさせる羽目に。そしてまた居住者専用のパーティルームを使いたいと要求してきて…。 >>1話目を見る 私がどんなに断っても、また幸恵さんの要求に別の提案をしてみても、強気なおねだりをし続ける幸恵さん。ここまで伝えても理解してくれない状況に、私は敢然と立ち向かうことにしたのです。あまりに強引な態度をとる幸恵さんの本性に、他のママ友も違和感を感じたようでした。やれやれと思ったのも束の間…。パーティーが中止になったことをママ友から知らされた幸恵さんが、家に怒鳴り込んできたのです!それからは私も他のママ友たちも、幸恵さんとは距離を置くようになり、ホームパーティーはなくなりました。幸恵さんも反省したかと思いきや…。今は別のママにターゲットが移った様子…。ターゲットになってしまったママにあまり被害が出ないよう願いつつ、私自身もこれからママ友との距離は適度に保っていかないとな…と感じた出来事でした。
2021年03月27日■前回のあらすじ幸恵の要求は止むことがなく、それどころか子どもの服まで遠回しにねだられるようになり…。 >>1話目を見る 私の家で勝手にホームパーティーを開催しようとしたり、マンション内の居住者専用ルームを使おうとしたり、娘の服を狙ってきたり…。あまりに度を超えた幸恵さんの行動に、私はようやく危機感を覚えます。「この状況はあまりにまずい!」そう思った私は対策を考えました。いくつかの作戦に出たものの、負けずと反撃してくる幸恵さんの態度に、最後の手段に出ることにしました。次回へ続く(全4話)※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 山口カエ
2021年03月26日■前回のあらすじ週2回綾乃の家でホームパーティをやろうと言い出した幸恵。「居ないこともある」と断ると、なんと合鍵を渡してほしいと言ってきたのです…。 >>1話目を見る あまりの非常識な提案に驚きながらもなんとか乗り切った私。正直かなり驚いたのですが、さらに幸恵さんは斜め上の行動に出るのです。そんなある日、ホームパーティをする予定だったわが家が、夫のリモートワークの都合で急遽使えなくなりました。マンションのパーティールームを案内したところ…。さらに…。だんだんと本性をあらわにしてきた幸恵さん。最初のうちはこんな人だとは思っておらず…。もともと仲良くしていたこともあって、振り払うこともできず悩んでいました。しかし、このままでは幸恵さんの行動はヒートアップするだけだと思い、対策を考えました。次回へ続く(全4話)※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 山口カエ
2021年03月25日娘が1歳になり、同じ時期に出産したママ友が子どもを保育園に預けて復職する様子を「大変だねぇ。うちは幼稚園に入れる予定だから、まだまだのんびり過ごすよ」なんて眺めていた私。現在娘は3歳になりますが、「あのころの私よ! 目を覚ますのだ!」と喝を飛ばしたいほどです。1歳8カ月から始まったわが家の幼稚園選びの体験談です。 迫っていたプレの申し込み娘が1歳8カ月になった6月ごろ、公園で仲良くなった1歳の子どもがいるママが、今年幼稚園のプレに申し込むと聞きビックリ! プレって何? まだヨチヨチ歩いているのに、もう幼稚園を検討する時期なの?と戸惑うばかり。 そのママから詳しく話を聞くと、なんと2歳からプレや未就園児クラスという幼稚園体験教室に通うためには、前の年の秋ごろに申し込まなければならなかったのです。 どこの幼稚園のプレに通う?プレも含めた幼稚園を検討しなければいけないとわかってから、大急ぎで幼稚園について調べ始めました。家から近い園、のびのびと過ごす自由保育を実施している園、モンテッソーリを取り入れている園、行事に力を入れている園など本当にさまざまで、どうやって決めたらいいのかわからず頭を抱えました。 結局、何かあったときにすぐに迎えに行ける距離ということを絶対条件にして、娘にあっていそうなモンテッソーリを取り入れている園のプレに通うことにしたのです。 年間申込みのプレと都度申込むプレ娘が2歳になり、ついに始まったプレはとても楽しそうで、同い年の子ども同士の交流も微笑ましく、プレに通って本当によかったです。 この年間で申し込んだプレの園以外に、プレを実施する数週間前に申し込みをする園もあったので、合計で3つの園のプレに通いました。そして娘が3歳の学年になり、プレだけでなく幼稚園の見学もスタートしました。 プレに通っていない園を見学。そして決定プレで通った3つの園の雰囲気はわかっているので、プレに通っていないけれど、気になる園に最初に見学に行きました。今までプレに通った園は、どの園も素敵で決められないと思っていましたが、なんとあっさりプレに通っていないこの園に決定することになったのです。 事前に質問を考えて張り切って見学に向かいましたが、この園に決めたのは質問の回答ではありませんでした。先生方や園児たちが気持ちの良いあいさつで迎えてくれたこと、3つの園のプレに通った娘が初めて「幼稚園でまだ遊ぶ! 帰りたくない!」と泣いたことが決め手になりました。 結果的にはわが家はプレに通っていない幼稚園に決定し、たまたま枠が空いていたからと予定になかった満3歳児クラスに入園させていただくことになりました。1歳のうちから幼稚園を探していたからこそ、優柔不断な私が即決できたのだと思っています。今では毎日娘から幼稚園の話を聞きながら、一緒におやつを食べるのが最高に幸せな時間です。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO著者:小谷 かずえ不妊治療を経て出産。現在3歳女児の母で元ウエディングプランナー。転勤族で九州在住し、ウエディング関係の記事や妊活に関する記事を執筆中。
2021年03月25日専業主婦になってから、私の交友関係に変化がありました。昔からの友だちは仕事があるので平日は会えないし、休日は家族を優先したいので、最近では幼稚園の送り迎え時に顔を合わせることの多い幼稚園のママ友と一緒にいることが多くなってきました。ママ友と話していると、あっという間に時間が過ぎていきます。私も人を家に呼ぶのが好きだし、お店と違って時間や周りを気にすることなく、みんなと気兼ねなく話すのが唯一のリラックスできる時間だったのです。しかし数ヶ月後…、思いもよらない展開が待っていたのです。まさかの発言に、部屋のなかは一瞬時間が凍り付きました。びっくりして言葉も出ないママ友もいる中、その場をなんとかしのごうとしましたが、幸恵さんはさらなる驚きの要求をしてきたのです。次回へ続く(全4話)※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 山口カエ
2021年03月24日現在第2子妊娠中、3歳になる長女を育てています。長女がこども園に入園したてのとき、偶然図書館で会った同じクラスのママがいました。そのママに私は勝手に教育ママ認定されてしまい、たくさんのママに誤解されて伝わってしまったときの体験談です。 図書館で会った同じクラスのママ3歳の長女は図書館が大好きです。絵本を読むのも、図書館の職員さんに会うのも好きです。本人が好きだから図書館に通っているくらいで、「子どもに早期教育を!」なんて教育的な目的は持っていません。 長女がまだ2歳でこども園に入園したてのとき、いつものように図書館に行くと同じこども園に通うママとその子どもに会いました。他愛のない話をしながら「こんなに小さなうちから図書館に通うなんて、教育熱心なんですね!」と言われたことは覚えています。ただ、それがそのママからの誤解だとはこのときは思いもしませんでした。 勝手に教育ママ認定されていた!後日、長女のお迎えのときにそのママに会いました。立ち話をするなかでなんだか妙に「Wちゃんママ(私)は教育熱心だから」と話を振られます。「なんだかおかしいな」と思い話しこんでいくと、どうやらそのママのなかで「図書館に通う=教育ママ」と変換されたよう。それに拍車をかけたのが私と夫の職業で、私は元塾講師&夫は学校の先生。 私自身はこのことをこのママに言っていないので、この情報がどこからどんなふうに伝わったのかは謎です。とりあえずこのママのなかでは「Wちゃんママは教育熱心」となっているようでした。しかもこのママは顔が広く、「Wちゃんママは教育ママ」と同じクラスのママにことあるごとに言っていたようです。入園したばかりの私は教育ママとして話しかけられることが多くなりました。 あわてず騒がず受け流す正直教育ママと誤解されるのは不本意でしたが、他のママと話すきっかけができたとポジティブに考えるようにしました。最初は習い事のことだったり、通信教材の話題を振られたりすることが多かったです。 けれど話をしていくうちに「この人全然教育ママじゃないぞ?」とわかってくれる人が多く、入園から半年くらい経ったときには、教育ママのレッテルはほとんどなくなっていました。最初に勘違いしたママも、今では少し教育関係の話を振られることが減ったので、次第にイメージが変わりつつあるのだと思います。 このママ自身、子どもへの教育熱が高い人だったようで「同志がいた!」と思ったのかもしれません。勝手な教育ママ認定にはいささか困りましたが、逆にたくさんのママと話すきっかけができて結果オーライだったかなと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように!著者:水田 真理アレルギー持ちな娘の母で元理科の塾講師。子育てはできるだけ家にあるもので、娘と楽しめるように日々創意工夫を実践。
2021年03月23日息子さんのイヤイヤ期に悩んでいたママでしたが、ある3つの対処法で乗り越えているそうです。この対処法をおこなったことで、息子さんにどのような変化や効果があったのかなどを紹介しています。 第2子にして初めて経験したイヤイヤ期。話には聞いていたけれど、実際になんでもイヤイヤされ、大声で泣かれたり暴れられてしまうと本当に大変で、こちらも何度も泣きたくなりました。そんな私が日々おこなっている3つの対処法をご紹介します。 上の子にはなかったイヤイヤ期わが家にはおとなしい8歳のお姉ちゃんと3歳のやんちゃな弟がいます。お姉ちゃんのときは、先輩ママや育児サイトで見聞きするイヤイヤ期なるものに戦々恐々としていたのですが、「これがイヤイヤ期だ!」と認識することもなく、気づいたらとっくに対象時期が過ぎていました。 思い返せば、自分でしたいところを親が先回りしてしまうと機嫌が悪くなったり、うまくできないとかんしゃくを起こしやすいという時期があったので、あれが娘のイヤイヤ期だったのかな? と思います。 下の子で初めてのイヤイヤ期を経験弟はお姉ちゃんと違い、元気いっぱいで物怖じしない性格。その分自己主張も強く、1歳6カ月前からわかりやすくイヤイヤが始まりました。おむつ替えや着替えは断固拒否。なんでも自分でやりたい! でもうまくいかないと大声で叫び、物を投げる⋯⋯。スーパーなどでは機嫌を損ねると、寝そべらないまでも頑なに動かなくなり、1時間でも平気で泣き続けることもありました。 晴れの日でも絶対長靴、雨の日だけどサンダルじゃないと出かけないという、まさに王道のイヤイヤ期。2人目なのに初めての経験だらけで、戸惑い、途方に暮れることばかりでした。 とにかく周りに相談する!そこで私がしたことの1つ目は、とにかくたくさんのママ友に相談するということ。お姉ちゃんとは5歳差なので、ありがたいことにすでにママ友はたくさんいました。話を聞いてもらい、共感してもらうことで安心し、元気をもらいました。 またわが家よりも大変そうな体験談を聞いて気持ちがラクになることも。息子のことを知っているからこそ、効果的なアイデアをもらえたり⋯⋯。育児書や育児サイトも参考にしましたが、ママ友の生きたアドバイスは特にありがたかったです。 見ないようにして待つ、気をそらす2つ目に私がしたことは、ひたすら待つということでした。息子の気分が変わるまでひたすら待ちました。また着替えなど、まだあまりうまくできなくて時間がかかる支度は、つい親が手伝ってあげたくなります。ですが急いでいるからと先回りしてしまうと、火がついたように怒り出して収まらず余計に時間がかかってしまうので、息子に任せました。 見守っていると手を出したくなってしまうので、その間はできるだけほかのことをおこなうようにします。うまくできずかんしゃくを起こし始めたらサポートはしますが、できるだけ自分でやり遂げさせました。それでもできないようなら、できそうなほかのことを提案し、そちらに興味がうつるように仕向けました。 そして、私のしたことの3つめは息子の気をそらすことです。え?と思うくらい、まったく違う話をすると効果的でした。 息子は現在3歳。おしゃべりはじょうずになったものの、まだまだ言いたいことが伝わらず怒って泣き叫ぶことがあります。かんしゃくも多くイヤイヤ期が終わったとはまだ言えないのですが、少し前と比べると聞きわけはよくなったかもしれません。本当に大変ですが、手探りで対応しながら、親子の絆を深めるチャンス! と思って乗り越えていきたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO著者:坂井香子おだやかな娘とわんぱくな息子の母。夫は別居中のため、完全ワンオペ育児奮闘中。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年03月22日何かに集中すると完全に入り込んでしまう6歳の娘。周囲のママからは「○○ちゃんの集中力はすごいね!」と褒められるのですが、長所は短所で、別の方向から見ると「切り替え下手」でもあるのです。なかなか次の行動に切り替えることができず困り果てていたときに、元幼稚園教諭のママ友が教えてくれたカウントダウン法を試したところ、効果があったのでご紹介します。 集中力がある反面、切り替え下手な娘「集中力のある子に育てるためには、子どもが夢中になっていることを満足するまで中断させずに見守ることが大事」。出産後に読んだ育児書に書いてあった通り、わが家では時間の許す限り、子どものしたいことを尊重する子育てをしてきました。その結果、6歳の現在、娘は人一倍集中力のある子に育っています。 しかし! とにかく次の行動に移すというのが苦手。幼稚園の参観会に行っても、「お絵描きの片付けが終わった人から外に出て集合!」というような場面ではいつも時間ギリギリで、最後のほうに集合の列に加わるという有様です。 ママ友から聞いた10秒カウントダウン娘が年少のころ、切り替え下手のせいで朝も夜もスムーズに支度(夜は寝る準備)ができないことを特に悩んでいた時期がありました。 そんなとき、ママ友が子どもの遊びを終わらせて帰る際に、「10数えるうちに帰る支度するんだよ! 10・9・8……」と数え始めたとたん、それまでなかなか帰ろうとしていなかった子が急に帰り支度を始めたことがありました。これを見て、このカウントダウン法をわが家でも取り入れてみたのです。 最後の手段に活用!すると、わが娘にも見事にこのカウントダウン法が効き、大体の場面では10数えるうちの5くらいでそれまでしていたことをやめてくれるようになりました。ただ次の行動をするように言われるよりも、「あと10秒の間に次の行動に移さなければならない」という具体的な感覚がもてるのが効果的なのかなと思います。以来、行動を切り替えてほしいときには私が待てるギリギリまでは「次は○○する時間だよー!」と声かけをしますが、それでも切り替えができないときの最後の手段としてこのカウントダウン法を使っています。 子どもが夢中になっていることを途中でやめさせるのは心苦しいときもありますが、1日のなかには何度も行動の切り替えをしなければならない場面があります。成長に伴い、時間で区切って行動しなければならないことはさらに増えていくと思うので、集中するときは集中し、切り替えるときは切り替える、メリハリのある行動ができるようになってほしいです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO著者:澤崎 凪1男1女の母。パーソナルカラーコーディネーターの資格を持ち、色彩関係、ファッション関係のほか、自身の体験をもとにした子育て関係のジャンルを中心にライターとして活動中。
2021年03月13日4人きょうだいの下2人は、5歳の次女と1歳の次男で、同じ保育園に通っています。保育園では外遊びで一緒に遊べることもあり、次女は弟を見つけるといつもハグをしに行くそう。上の2人は15歳の長男と13歳の長女で、小さい弟を溺愛しており、それをまねしているのか次女も弟をかわいがります。はじめは子どもを産むなら2人と思っていた私が、年の差で4人きょうだいの子どもを産んでよかった体験談をお話しします。 小さい弟をかわいがるきょうだい5歳の次女は一緒に保育園へ通っている1歳の次男の遊び相手をよくしてくれます。保育園でも弟を見つけるとハグして、一緒に遊んでいるそうです。 わが家の子どもたちは4人きょうだいで、長男は15歳、長女は13歳の2歳差。長男と長女が小さかったころは本当によく喧嘩をしていましたし、私自身もイライラしてよく叱っていました。そのためでしょうか、下2人が仲良く遊んでいるのを見ると微笑ましく感じています。 かわいがる理由は長女のおかげ?保育園のママ友の話では、やはり年の近いきょうだいは喧嘩が多いと聞きます。わが家の場合は下2人で4歳差ではありますが、今のところあまり喧嘩はしていません。それはきっと、長女のまねをする次女は、長女が弟をかわいがってよく世話をしてくれている姿を見ているからだと思います。 しかし、次女がおもちゃをひとり占めしたり、弟を荒く扱ったりすると長女が次女を叱っています。その分私が叱ることも少なく、次女は自然と弟をかわいがってくれているようです。 年の差きょうだいでよかったこと子どもたちが年の差きょうだいでよかったと思えることはたくさんあります。下の子たちは何でも上の子たちがすることをまねするおかげで、私が助かることも増えました。次男は着替えたパジャマを洗濯機に入れ、勉強していると横に座ってお絵かきします。 次女は弟が散らかした物を片づけたり、遊び相手をしたりしてくれるので私はその間に家事ができます。遊び相手は年が近いほうがいいですが、4歳差だと弟のお世話もできるので次女は頼もしいお姉さんです。 4人目の妊娠が判明したときに4人育てられるか悩みましたが、今は本当に産んでよかったと思っています。きょうだいがいることは下の子たちにとっては安心でもあり、上の子たちにとっては癒しになっているようです。毎日にぎやかですが、誰か1人でもいないと寂しく感じます。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年03月11日瀟洒な一戸建ての2階には大きなベランダがあり、駐車場の奥には芝生の庭が広がっている。「以前は、子供たちの楽しそうな声も聞こえてきたんですけどね……」(近所の住人)いまは楽しそうな声どころか、人の気配も消えている。この家にはかつて、碇利恵容疑者(39)や5歳で命を絶たれた翔士郎くんが暮らしていた。福岡県篠栗町、人口3万ほどのこの町がにわかに注目を集めたのは、3月2日、碇容疑者と赤堀恵美子容疑者(48)が保護責任者遺棄致死容疑で逮捕されてからだ。2人は子供が同じ幼稚園に通う保護者同士として知り合った。両容疑者を知るAさんはこう語る。「利恵さんは、3人のお子さんたちのいいお母さんでした。お友達が家に遊びに来ると、みんなを優しく見守っていて……。利恵さんのご主人も子煩悩で、夏になると庭にプールを出してあげたり、本当に絵に描いたような幸せな一家だったんです」そんな家族の運命が狂い始めたのが5年前の’16年4月。「利恵さんと赤堀さんの2番目のお子さんたちが幼稚園に入園したんです。でも赤堀さんは以前に幼稚園とトラブルになったこともあって、彼女と友達になろうとするママはいませんでした。そんな様子をかわいそうに思ったのか、利恵さんが自分のママ友グループに誘ってあげたんです」当時、碇容疑者はAさんにこう語っていたという。「赤堀さんに声をかけてみたんだけど、話してみたらけっこう面白い人だったよ」だが2人が急速に距離を縮めていくうちに、どんどんグループから仲間が減っていった。その理由についてAさんが続ける。「赤堀さんは悪口を言うことも、ウソをつくことも平気な人でした。5年ほど前の保護者の親睦会でのことです。赤堀さんは“ゆうな”と名乗り、『こう見えても30歳です』と言っていました。でも今回の報道で、本名は恵美子で年齢も48歳だったと知って、あきれてしまいました。サバ読みどころか名前も全然違うじゃないですか。赤堀さんと付き合うようになってから、利恵さんの言うこともおかしくなっていきました。『赤堀さんから聞いたんだけど、あの人、本当は腹黒いらしいよ』とか、『赤堀さんが言ってたけど、あの人、すぐキレるから気をつけたほうがいいよ』とか……。彼女から何か吹き込まれたのか、1年後には私のことも無視するようになったんです」赤堀容疑者は、次第に碇容疑者をコントロールできるようになっていったというが、それはママ友同士の人間関係を使った狡猾な手口によってだった。「『あなたの子供が、ほかの子に砂を投げて、トラブルになっているけど、私が示談にしてあげる』などと、’18年春ごろから金銭を要求するようになったのです。その後、赤堀容疑者は孤立させた碇容疑者に対し、共通のママ友の1人を“暴力団と関係のある人物”に仕立て上げます。『ボスが監視カメラで見張っている』『ボスが食べすぎだと言っている』などと言って、食事を制限するようになったわけですが、狭い人間関係をうまく利用していたようです」(全国紙・社会部記者)’19年5月、赤堀容疑者は碇容疑者を離婚させることに成功しているが、それにもママ友の存在を利用していた。別の知人Bさんによれば、「『ご主人が○○さん(※ママ友)と浮気している』と、信じ込ませたんです。もちろん浮気相手に仕立て上げられた女性は怒って、警察にも相談したそうです」■知人を愕然とさせた碇容疑者の変わり果てた姿一戸建てを出て、夫と離婚した碇容疑者と3人の子供たちに待っていたのは非道な搾取だった。前出のAさんはそのころに碇容疑者を見かけたことがあったという。「以前はきれいに髪を染めていたのに、美容院にも行っていないようでした。それにガリガリに痩せていて別人のようになっていたんです。また無視されるのではないかと怖くて、声をかけることもできませんでしたが……」Aさんは、その変わり果てた姿を思い出したのか声を詰まらせた。また、前出の社会部記者は、「“夫に慰謝料を請求する裁判に勝つためには、質素な暮らしをしなくてはいけない”と、貯金どころか生活保護費や児童扶養手当もむしり取られていたのです。食べ物を買うお金すら残してもらえず、一家は赤堀容疑者からときおり差し入れられる、少量の米やパン、菓子類などを分け合って生きていました。逆らうとそれすらも許されません。翔士郎くんは10日間水しか飲めないこともあったそうです」’20年4月に翔士郎くんが亡くなったとき、体重は10kgほど。平均的な5歳児の半分にすぎなかった。だが信じがたいことに翔士郎くんの餓死後も、赤堀容疑者はまったく反省しなかったのだ。翔士郎くんのための葬儀代、車を売った代金、碇容疑者が消費者金融から借りた数百万円……、赤堀容疑者が搾り取った額は、’18年春から’20年6月までの約27カ月で、なんと1,200万円にもなるという。碇容疑者一家が痩せ衰えていくなか、“寄生”していた赤堀容疑者は優雅な生活を送っていた。「赤堀夫妻はパチンコ店でよく見かけていたよ。夫婦で入れ代わり立ち代わり来ていたみたいだね」(赤堀家の知人)「赤堀さんには2人の娘さんがいるのですが、バレエやピアノを習わせていると、言っていました」(前出のAさん)碇容疑者が自分がだまされていることを知ったのは、翔士郎くん逝去の2カ月後のこと。保護責任者遺棄致死容疑に先んじて、詐欺や窃盗の疑いでも逮捕されている赤堀容疑者はいまだ容疑を否認しているという。“あのときあの女に声をかけていなければ……”。わが子を失った碇容疑者はこの先どれほど、後悔の自問を繰り返していくことになるのだろうか。「女性自身」2021年3月23日・30日合併号 掲載
2021年03月10日私は恵。小学3年生になる娘・葵と夫・健太の3人暮らしです。地方出身で私立中学というものがほとんど存在しない地域で育った私と夫。二人とも同じ東京の大学を卒業しそのまま就職、結婚しました。子どもを授かり保育園に通うようになって初めて「私立中高一貫校」「中学受験」という話題に触れるようになりました。そして小学生になると…。中学受験については、これまでも度々ママ友の会話のなかで出てきていました。ただ我が家は関係ないと、あまり深く考えたことはなかったのです。美佳さんはすでに上の子で中学受験を経験済みとのことで話を聞いていましたが、麻美さんのところも受験するのか…私は驚きと共に、焦りにもにた感覚に襲われました。そして夏休みが過ぎると、美佳さんも塾を決め、さらにほかの仲良しママ友たちの子どもも一斉に塾へと入り、中学受験の話題が一気に増えていきました。こうして次第に私も中学受験に興味を持ち始めていったのですが、夫は…。私自身、「中学受験をしよう」とまでは言い切れない状態。それに健太の言うとおり、ママ友の情報を聞いたからと言って我が家が受験をしようと決めたり、焦ったりする必要がないことはわかっています。私は大学に通わせてくれた両親に本当に感謝しています。だから私も娘の教育環境はできるだけ良いと思えるものを用意してあげたいと思っていたのです。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ミカヅキユミ
2021年03月05日以前は、毎日の園の送り迎えで顔を合わせ、お茶やランチを楽しんでいたママ友。コロナ禍ではそれもままならず、オンラインでのコミュニケーションが中心になってきていると思います。また、仕事もリモートワークも定着しつつあり、会議もオンラインというケースが増えているでしょう。オンライン会議にオンライン飲み会、オンラインランチ、オンラインお茶会、はてはオンラインサロン…。しかし、コロナ禍が長引き、終わりの見えない今、オンライン○○○に疲れた、もう逃げ出したいという声を多くのママから聞きます。対面の集まりや会議なら負担に感じないのに、オンラインだとどうして嫌になってしまうのでしょうか。■コロナ禍のオンライン○○○、疲れる理由は2つ「子どもが幼稚園に行っている間、直接は会えないからオンラインでお茶会をしましょう」とママ友から誘われたけれど、なんだか気が進まない…。でも、特に用事があるわけでもないし家にいるから断りにくい。どうすればいいでしょうか?先日、そんなご相談を受けました。最近、誘われると断れないオンライン○○○に疲れている人が急増しているそうです。どうして、対面なら億劫に感じないのに、オンラインとなると疲れてしまう人が多いのでしょうか? 大きく分けて、次の2つの理由が挙げられるでしょう。・どこでもいつでもつながるオンラインだから、断りづらい。・発言している人の話を、全員が一方的に聞くことになる。これまでは「用事があるから」「別の約束があって…」と断れていたのに、オンラインはいつでもどこでも誰とでも繋がれため、「どうせ家にいるんだから、ちょっとでも顔出して」と言われると逃げ場がなくなります。オンラインのメリットがデメリットにもなり、それを負担に感じるのでしょう。また、オンライン飲み会や会議では、音声をクリアにするため、発言者の音声だけをメインに設定します。するとどんなに興味のない話題であっても、画面を見つめながら発言者の話をずっと聞くことになり、集中力が散漫になりがちです。対面の飲み会やランチのように、あちこちで話が合う、気が合う者同士で好き勝手に話せない不便さがあり、それがストレスとなるのでしょう。■ドタキャンしても許されるのが、オンライン最大のメリットオンライン飲み会や会議にストレスを感じる理由として「断りづらい」を挙げましたが、実はオンラインの最大の利点は、断ってもドタキャンしても、誰にも迷惑がかからない点です。もし、集まってのランチや飲み会だと、お店を予約したり場所を抑えたりするため、間際だとキャンセル料が発生し、お店や幹事さんにも迷惑がかかります。しかし、オンラインなら1対1ではない限り、そんな心配がありません。もし、理由がないと断りづらいという方なら、「夫の会議が同じ時間にあって難しくなった」「仕事が入ってしまった」「家族の用事ができて…」といった嘘も方便も許されると思います。オンラインならいつでもどこでもできるものなので、逆にいつでもやめて良いものだと思うことで、気持ちはずっと楽になるでしょう。■オンライン地獄から自分を守るためにルールを作ろう断ってもいいと言われても、生真面目で責任感の強い人はなかなか断りづらいでしょう。そんなときは、オンライン飲み会やランチの案内が届いたとき「参加した自分は快適だろうか?」を想像してみてください。もし、「楽しそうな自分が想像できない」「誘われたら気が滅入る」と少しでも感じるなら、それはストレスを感じている証拠です。オンラインに参加するかどうかの判断に正解はなく難しいところですが、断る判断をしてもいいと思います。断りやすくするために、オンラインへの参加・不参加の自分ルールを、あらかじめ表明しておくのも一つの手です。例えば、参加は○時間まで、夜は○時まで、途中入室や退室、急な不参加の可能性もあるなどのルールを設け、それに合うものだけ、理解を示してくれる人のオンラインだけに参加するとしてはいかがでしょうか。しかし、仕事となるとそうはいかない場合もあります。小さなお子さんを育てながら時短で働いていたママが、リモートワークになったら「家からなら参加できるだろう」と、夕方以降にもオンライン会議を入れるようになって困っている、というケースもあるようです。責任感がある人ほど断りきれず、無理をしてオンライン会議に出席してしまうこともあるかと思います。しかし、「無理なものは無理」と言うべきですし、後輩たちに「ノーと言ってもいいんだ」という姿勢を見せるチャンスだと思います。オンラインでいつでもどこでも繋がってしまうようになった以上、誘われるものすべてに参加していてはキリがありません。どこかでノーと言わなければいけないですし、ノーと言えるのは自分だけです。■上手な「オンライン飲み会」の誘い方逆に、自分がオンライン飲み会やランチのホスト、主催者となった場合、どういう点に気をつければいいでしょうか?最初に次のような飲み会ルールを掲げてから誘うことで、参加者の負担がずっと軽くなります。・飲み会の時間をあらかじめ決めておく(○時間、○時までなど)・途中入退室OK・退出する際の挨拶は不要・直前キャンセルOKオンライン飲み会はダラダラと長時間になりがちで、退出のタイミングがつかめずにいつも困ってしまうし、わざわざ会話をさえぎってまで「退出します」とは言いにくいという参加者は多いものです。そういった参加者のストレスに想像力を働かせ、事前にルールを決めるのも非対面の飲み会を主催する側の役割であり、求められる気づかいです。これからは、オンライン上での飲み会や会議が当たり前となっていく時代となるでしょう。ここで紹介したようなルールやちょっとした気づかいが浸透していくことで、徐々にストレスはなくなっていくのではないでしょうか。 エキサイトお悩み相談室で佐藤先生に相談する
2021年03月03日「仲が良かったママ友にだんだん避けられるようになった」「人と話をしていても、ふと気づくと自分だけが話している」特にトラブルがあったわけではないのに、だんだん避けられるようになり、気づいたらひとりぼっちになっていたということはありませんか? もしかしたら、それ「隙自語(すきじがた)」が原因かもしれません。本人は良かれと思ってやっているのに、周囲は不快な気持ちになり、嫌われてしまう隙自語。隙自語とは一体、なんなのでしょうか? また、そうなってしまわないためには、どうすればいいのでしょうか?■「隙あらば自分語り」は嫌われる?「隙自語」をご存じですか? 「隙あらば自分語り」を略した言葉で、ほかの人が話しているのに「私も、私も」と話に割って入り、一方的に自分語りをしてしまう行為です。たいていの場合、隙自語をする本人には悪気がなく、話し始めた相手に共感を示そうと自分の話もしたというケースがほとんどです。しかし、相手は「私が話していたのに割り込まれた」と感じるため、自分の気づかないところで軋轢(あつれき)、摩擦(まさつ)を生み出していることがあるようです。あなたは「そんなふうに受け取るなんて心が狭い」と感じるかもしれませんが、相手がネガティブな受け止め方をするには理由があります。隙自語をされた側は、あなたが話を横取りしたことで、「自分の話、自分自身をないがしろにされた」と感じるからです。隙自語をした側は、良い意味でも悪い意味でも「その話より自分はもっとすごい(ひどい)」と主張しているわけですから、相手は「大したことない話、言うほどのことではない」と遠回しに言われているように感じてしまうのです。隙自語を無自覚でやってしまう人は、悪意をもって相手をないがしろにしようと思ってやっているわけではありません。逆に、相手に共感してあげていると思っているケースがほとんどでしょう。しかし、実際は「自分も同じことがあるよ。知ってるし、感じているよ」と主張して、自分の言いたいことを言っているだけです。共感するフリをして自分語りをしているだけなので、相手には好意的に受けとめられず、嫌われてしまうのです。家族や昔からの友人など、付き合いが長く気心が知れている相手、ケンカしてもすぐ仲直りできるような関係が築けている相手なら隙自語をしても「そういう人だよね」ですむことですが、ママ友や会社の同僚など、ある条件でだけ結ばれている関係の相手には注意が必要です。■「自分語り」で嫌われる人がやりがちなNG行動自分語りで嫌われてしまう人のよくある口癖として、「うちなんか」があります。「うちなんか、旦那が本当に忙しくて毎日帰宅は0時回るよ」「うちなんか、子どもが本当に寝てくれなくて、寝かしつけに毎晩1時間だよ」この「うち」には、本人はもちろん夫、子ども、親戚、会社、仕事などすべてを含みます。言っているほうは「うちの場合は」と事例の一つとして伝えているつもりでも、「なんか」をつけることで卑下しているように見せて「良くも悪くも、あなたのところより、うちはもっと上」というニュアンスが含まれます。これに準じて、「うちも」「うちは」という言葉も、日常的な言い出しではありますが自分語りをしてしまうサインと言えます。「私も」「うちの子も」と「も」をつけるのは、「なんか」ほどではありませんが受け取る側によっては隙自語に感じます。かといって、「私は」「うちの子は」と「は」を多用するのも、「あなたには共感できない、あなたとは違うのよ」とストレートなマウント行為と受け止められやすく、悪気がなくても相手をイラッとさせてしまいます。特に、気をつけたいのがSNSでのやり取り。会って顔を見ながら話すことがなかなかできない今の時期、SNSでやり取りをすることが多いと思います。しかし、言葉の選び方を一度間違えてしまうと悪気がなくてもそのまま受け止められ、言葉が一人歩きして後のフォローが難しいといえるでしょう。例えば、ママ友がInstagramに「旅行で○○に来ています」と投稿したとします。同じところに出かけたうれしさと、仲良いママ友の投稿に何かしらリアクションしなければという気持ちから「私も去年、○○に行きましたよ」と書き込みがちですね。あなたの性格をよく知っている人なら何も思わない一言ですが、まだ関係の浅いママ友だとしたら「私の方が先に行ったと言いたいのかしら」「真似して出かけたと思われるのは心外」とうがった受け止め方をするかもしれません。対面で話したらなんのことはないことでも、文字面にすることで違った伝わり方をしてしまうことは多いようです。特に、隙自語の傾向がある人は、SNSでのやり取りに細心の注意が必要です。■私って隙自語? 気づいたら気をつけるべきこと先で紹介したママ友の「旅行で○○に来ています」のInstagram投稿にリアクションするとしたら、「きれいですね」「リラックスできそうですね」と相手の発信したことを拾い感想を伝えるだけでいいでしょう。発信している側はたいてい自分の言葉や行動を伝えたいだけ、リアクションがほしいだけで、「私も、私も」という反応は求めていません。自分のことは聞かれない限り言わず、「すごいですね、すてきですね」といった返答の方が無難です。もし、自分のことを伝えるとしたら、まずは相手が発信したことを必ずしっかり拾い反応すること。前述したように発信内容に対して感想を伝えたり、質問したりするなど一度リアクションしてから、「私も去年行きました」など伝えるなら問題ありません。一度、あなたがメッセージを受け止めて反応することで、相手は「受け入れてもらえた、認めてもらえた」という承認欲求が満たされ、尊重されていると感じます。そういったワンクッションを置いて自分のことを伝えるなら、相手は不快に感じませんし、隙自語認定もされません。伝えていること、やっていることは同じでも、相手の言葉や行動を一旦受けるかどうかで捉え方は大きく変わるのです。ママ友は友だちとはいっても、子どもを介しての関係性なので注意が必要。自分は本当の友だちと思っていても、相手はそこまででもない、子どもの付き合いがあるからつながっているだけと割り切っている可能性もあります。だからこそ、ママ友トラブルは起こりやすいのです。仲良しだと思っていたママ友から避けられるようになった、ママ友のLINEグループで書き込んでも誰も反応してくれないといったことがあったら要注意。もしかしたら、悪気なく隙自語をしていたかもしれません。親しき仲にも礼儀ありではありませんが、これから入園、入学、進級と新しい出会いの季節なので、無意識のうちに自分語りをしてしまわないよう気をつけたいものですね。 エキサイトお悩み相談室で佐藤先生に相談する
2021年03月03日1児のママでもあるライター・かわむらあみりがお届けするコラム【ママライフばんざい!】連載第25回は、卒園後、変化していくママ友付き合い3選をご紹介します。1.物理的に会わないので疎遠になる【ママライフばんざい!】vol. 25春は、保育園や幼稚園を卒園するシーズン。お子さんが小学校以上になると、それほど濃くはならないというママ友付き合いですが、幼少時のママ友付き合いは良くも悪くもけっこう濃い関係性という方も少なくありません。お子さんの保育園や幼稚園は同じでも、その後、同じ地域の小学校に進学するとは限らず、隣の学区の小学校に通う場合や私立や国立などを受験する場合も。家庭によって、その後の進路が変わってくるため、物理的に学校が遠くなって顔を合わせなくなると、自然とそれまでのママ友とは疎遠になることが多いようです。進学後は、同じ小学校のママ友付き合いや学校行事などもあり、幼少時のママ友よりも小学校でのママ友付き合いにシフトしていくことも。2.以前と変わらずに仲良くする疎遠になるママ友がいる一方で、以前と変わらずに仲良くし続けるママ友付き合いもあります。同じ小学校に進学するママ同士だと、幼少時からの付き合いがあるため、学校について本音が話しやすく、お互いの子どもが成長する姿を確認しあえて仲が続きやすいようです。とはいえ、まったく別の地域の小学校に進学するママ友でも、保育園や幼稚園時代にとくに仲良くしていたママ友の場合は、会う時間を作ってその後も集まったり、連絡を取り合ったりしてママ友付き合いが続く場合も。ずっと関係性を続けるか続けないかは、幼少時のママ友同士の付き合い方がどれだけのものだったのか、それぞれの環境やママの判断によって決まっている様子。3.あえてママ友関係を整理する幼少時は、保育園や幼稚園でよく顔を合わせていたママ友たちと、その後もどう続くのかは環境などにもよりますが、なかにはあえてママ友関係を整理することも。そういう場合は、通っている園にママ友の派閥があったり、グループが決まっていたり、意地悪なママ友がいたりと、何かしら疲弊してしまうママ友付き合いがあるようです。または、そういったことがなくても、もともとグループでの行動がニガテなママだと、ママ友同士でのおしゃべり会などはなるべく避けたい気持ちが強く、あえてママ友関係には近寄らないという場合も。ママになったからといって、無理にほかのママと懇意にしなくてはいけないわけではありませんから、それぞれの家庭やママの状況に見合う選択ができるといいですよね。ママになっても、さまざまな場面での選択がありますが、親子で一緒にすこやかなママライフが送れますように!©FatCamera/Gettyimages©SDI Productions/Gettyimages©Hakase_/Gettyimages
2021年02月28日■前回のあらすじ響子さんの夫の勤める会社の社長が私の父であることを知った響子さん。すぐに怒りの電話がかかってきたのですが、その翌日には一転懇願するようなメッセージが届き…。響子さんの夫が勤めている会社は、偶然にも私の父が社長、さらに夫も同じ会社でした。そして響子さんがママ友に話してしまった噂話が、じつは重大な内容だったらしく夫もその対応で毎晩夜遅くまで帰ってこなくなりました。夫は何も話さないので私は詳しくはわからなかったのですが、「お父さまに許してほしい」と懇願するメッセージを送ってくるほど、“響子さんの家庭が大変な状況にあること”だけは私にも理解できました。ですが…。夫の会社内でどのように今回のことを解決したのかまではわかりませんでしたが、響子さんの家にとってはかなり厳しい措置が取られてしまったようです。そしてその後、響子さんからは何度も何度も連絡がきました。彼女に同情はしても、私にできることは何もありません。万が一父や夫にお願いしたとしても、何も変化は起こらないでしょう。噂話が元だったとは言え、私が夫に伝えたことで起こった今回の出来事は、私の中でも暗い影を落としました。響子さんが望んでいたのは悩みを打ち明けあったり、趣味を楽しく話したりできるママ友が欲しいだけだったのかもしれません。もしくは自分自身でママたちの階級を作り上げ、そこでもがき苦しんでいたのか…。私にはこれまでの響子さんの言動は理解できないし、今後、彼女と付き合うこともないでしょう。それでも響子さんが、少しでも生きやすい毎日が送れるようにと願っています。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ 鈴木し乃
2021年02月26日■前回のあらすじ私の悪口を広めたり、自分の息子をけしかけて私の息子に嫌がらせを繰り返す響子さん。そんな彼女がママ友の間である噂を広めており…。しかしその内容は私にとっても関係あるものだったのです。子どもが同じクラスのママである響子さん。彼女がママ友の間で広めていた噂はある企業の情報。そしてその企業であるS&G社は、じつは私の父が社長をしていたのです。私自身は在宅で別の仕事をしていますが、夫も父の会社で働いていました。夫に言われたとおり、私は百合ちゃんにも、そして響子さんにも連絡を取ることはしませんでした。すると後日、響子さんから怒りの電話がかかってきたのです。響子さんの夫の勤める会社の社長が私の父であることを知った響子さん。怒りの電話がかかってきたのですが…。昨日の激高とは打って変わって、響子さんから懇願のメッセージがひっきりなしに届くようになりました。息子が幼稚園時代に父の会社のことがひょんなことからママ友にバレてしまったことがあります。その時に嫌味だったり、「周りを見下してる」など言われてしまいました。だから父や夫の職業については触れたくないし、家庭の環境で急に態度を変えられたことがショックで、ママ友を作らないと決めてきたのです。響子さんが悩んでいても、会社がどう動いているのか私にはまったくわからなくて…。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ 鈴木し乃
2021年02月25日お子さんと仲良しだったお友だちが突然引っ越しをすることに。しかし、ママは引っ越しのことを直前まで知りませんでした。仲が良いと思っていたママ友だったので、余計にショックを受けたという体験談です。 現在、6歳と3歳の男の子2人を育てています。長男が保育園の卒園間近のとき、クラスで仲の良いお友だちが引っ越ししました。お友だちのママとは習い事も一緒で、会えば雑談する仲。しかし、私は直前まで引っ越しすることを知らされず……。「何で言ってくれないの!?」と大変ショックだったのですが、それにはちゃんと理由があったようです。 仲が良いと思っていたのに…長男と保育園も習い事も一緒だったお友だち。園外で遊んだりすることはありませんでしたが、会えば私もママとそれなりに話をする間柄。なにより長男がそのお友だちを大好きでクラスでもよく遊んでいたこともあり、私は「クラスメイトのなかでも特に仲が良いお友だち」と認識していました。 小学校も同じ学区内だったので「またよろしくね~」などとも話していました。しかしある日、偶然同じクラスの別のママから、お友だちが引っ越し予定であると聞いたのです。 知らなかったことにショック…とても驚き、何かの間違いではないのかと思ってしまいました。しかし、引っ越し先の場所や時期も詳細だったため、「本当なんだ……」と大ショック。どうして教えてくれなかったのか。 親しいと思っていたのは私の一方的な想いだったのかな……とかなり落ち込んでしまいました。その後、長男はお友だち本人から引っ越しのことを聞いたようでした。長男もお友だちと同じ小学校に行けると思っていたので、ショックを隠し切れない様子……。 本人に聞いてみると…その後、お迎えのときにお友だちのママと会ったので思い切って「お引っ越しするって本当?」と、明るく聞いてみました。すると、「そうなの。伝えなきゃと思ってたんだけど、なかなか言い出せなくてごめんね」との返事。 話を聞くと、お友だちは引っ越しを嫌がっているそうで、お子さんがいるときには引っ越しの話をしないようにしていたとのことでした。LINEなども交換してなかったので、伝えるのが難しかったようです。 一方的だった考えを反省お友だちのママの話を聞いて、引っ越しで一番大変で寂しいのは、お友だちとママだということに気が付きました。知らなかったことにショックを受けたとはいえ、自分の気持ちばかりを優先した自己中心的な考え方を反省……。 引っ越し直前に、長男がお友だちに手紙を渡したところ、お友だちも手紙を用意してくれていて、2人で交換していました。子どもたちにとっても悲しいお別れのときでしたが、「今まで遊んでくれてありがとう」と笑顔でさよならができ、長男の成長を感じました。 その後、私もお友だちのママとあらためて連絡先を交換し、今でもたまに近況報告などのやり取りをしています。遠方なのでなかなか会いに行ける機会はありませんが、いつか長男と2人でお友だちに会いに行けたらなと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO著者:上島ゆみ2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年02月25日■前回のあらすじ息子と同じクラスのママである響子さんによる私の悪口が止まったと思ったら、次は息子の遙人がターゲットに。学校で「ママは悪い人」と言われるように…。当初は私に執心しており、洋服や持ち物まで必要のないアドバイスを繰り返していた響子さん。その行動の裏にあったのは、「裕福なママが多い地域の中で自分よりも格下の友人が欲しかったから」でした。そして彼女の次のターゲットになってしまったのは私の息子。響子さんの息子・直樹くんからの遙人への嫌がらせをやめてほしいと伝えるべく、私ははじめて自分から響子さんを呼び出しました。結局、響子さんは「知らない」の一点張りで、話し合いはまったく進みませんでした。そんなある日、従妹の百合ちゃんから連絡があり、事態が思わぬ方向へ急変するのです…!この響子さんの自慢話、実は我が家と大きな関わりがあったのです。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ 鈴木し乃
2021年02月24日■前回のあらすじ「自分より格下だから付き合おうとしていた」とする響子さんにハッキリ意見を伝えたことで連絡もなくなりホッとしたのもつかの間、彼女が私の悪口を言いふらしていると聞き…。従妹の百合ちゃんから私の噂について心配して電話が…。百合ちゃんは私が幼稚園時代に受けた嫌がらせを知っていて、そのせいで「ママ友を作りたくない」という私の想いをわかっています。だから学校ではあえて距離を置いて接してくれているのですが。あろうことか響子さんは、私を悪者に仕立てて、かわいそうな自分を演出。その話題をきっかけとして、裕福なママたちのグループに入っていたのです。それからというもの、私を見るたび大げさに声をあげるようになった響子さん。最初のうちは、彼女の話に同情するママも多かったみたいですが…。百合ちゃんがやんわりと誘導してくれたようで、響子さんの私への悪口もストップしたようです。また他のママさんたちは、ほとんど私と話したことがないために関心を持つことがなかったことも幸いしました。これで一見落着! そう思ったのですが…。響子さんが私の悪口をママさんたちに広げることはなくなったのですが、代わりに私の息子が標的となってしまいました。響子さんの息子の直樹くんが、響子さんが私に対してしたように遙人が近づくと「こわーい、睨まれた」と言い出してしまったのです…。自分だけが嫌な思いをするなら耐えられますが、遙人まで辛い思いをするとなれば、話は別。いよいよ本腰を入れて、火の粉を振り払わなければいけないと思い始めました。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ 鈴木し乃
2021年02月23日■前回のあらすじ和人は本当によく家族につくしてくれました。そんなる日、和人から私宛の手紙がベッドに置かれていました…それから数ヶ月経って…そんな家族の時間や、和人からの手紙が半年ほど続き…私もそろそろ前を向かなきゃと思えるようになりました。なによりずっと負の感情に支配されている自分が嫌になっていたのです。不倫が発覚してから、私は夫にとにかく全てを吐き出し、きつく当たりました。しかし夫がそれを受け入れて努力したことで、私も離婚ではない道を見出そうと思えるようになったと思います。不倫にかかわらず、一度壊れた夫婦関係を再構築することは、決して簡単なことではないと思います。傷つけた側がどれだけ相手の心の傷に寄り添えるかで、修復の可能性はあるのかもしれません。私の心の傷はこの先完全に癒えることはないかもしれません。もしかしたら、また裏切られることがあるかもしれない…。それでもこの人と家族でいると決めたいま、先のことを今心配しても仕方がないし、そうなったらその時にまた考えればいい。焦らず私たちのペースで、再構築できたらと思っています。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 山口しずか
2021年02月22日■前回のあらすじスマホに頻繁に届く響子さんからのメッセージ。あまりの強引さに既読スルーすると「あなたの服装だと一緒にいる私が恥ずかしい!」と逆ギレメッセージが送られてきてしまい…。「ママ友を作らない」と決めている私は、息子と同じクラスのママさんたちとはある一定の距離感をもってつきあいたいと思ってきました。それなのに強引にパーソナルスペースにまで入り込もうとする響子さん。どうして私に関心を持つのかまったくわからず困惑しきっていました。そんなときに送られてきた逆ギレともとれるメッセージ。しかしこの一件でどうして響子さんが私に付きまとっていたのかようやく判明するのです。私が本音をぶつけると、響子さんから驚きの返信がありました。失礼なメッセージに衝撃を受けつつも、私は「裕福なママが多い中、自分より下に見える人を探していたわけね」と納得しました。ある意味、響子さんが私に執着していた理由がわかってホッとしたのもつかの間、新たな問題が起こってしまったのです。響子さんにハッキリと気持ちを伝え、安心していたのですが…。電話は従妹の百合ちゃんからでした。響子さんはもちろんクラスの誰にも話していませんが、百合ちゃんの子どもも同じクラスでした。百合ちゃんは私が「ママ友を作らない」と思っていることを知っているので、学校など公の場所で会うときには私にはほとんど話しかけてきませんが、お互い連絡のやり取りはしていました。そんな百合ちゃんから私の悪口が流れていると連絡があったのです…!次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ 鈴木し乃
2021年02月22日■前回のあらすじずっと心にしまっていた夫の不倫でしたが、とうとう一人では抱えきれなくなり親友に話しました。親友の助けで傷は少しずつ癒えていき…そんなある日…手紙は、和人の家族への思いが伝わってくるものでした。次回に続く(全15話)ウーマンエキサイトのTwitter( @WomanExcite )をフォローすると、このマンガの更新を最速でお知らせ!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 山口しずか
2021年02月21日■前回のあらすじ子どもと同じクラスのママ・響子さんが会う度に「あなたの恰好では恥ずかしい」「あなたのために言っているの」と話しかけることに困惑した茉莉だったが…。子どもの幼稚園時代のママ友トラブルをきっかけに「ママ友は作らない」と決めいていた私。しかしどうしてだか響子さんは私に付きまとってくるのです。私が遙人の学校に着ていく洋服やバッグはシンプルだけど、とくにTPO的にも問題ないと思っているもの。でも、響子さんは私の持ち物が気に食わないようで何度も「恥ずかしい」と注意をしてきます。私とは価値観が合わないことは明らかでしたが、できるだけ波風立てずに交わしたいと思っていました。とうとう響子さんから、個別でメッセージが届くようになってしまったのです。スマホに届くようになってしまったメッセージ。子どもと同じクラスのママをまさかブロックすることはできず、幼稚園時代のトラウマもあり対策に頭を悩ますように…。どんどんエスカレートしていくメッセージにげんなりした私は、ついに既読スルーという手段に出てしまいました。すると響子さんから、「あなたの服装だと一緒にいる私が恥ずかしい!」と逆ギレメッセージが送られてきたのです。それだったら、私と一緒にいなければいいのに…。しかし、なぜ私の服装によって響子さんが恥ずかしい想いをするのか…その予想外の答えに目が点になってしまい…。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ 鈴木し乃
2021年02月21日■前回のあらすじママ友は引っ越すことに。仲良しの陽太くんと同じ小学校にいけないことを知った息子は大泣きしました。その様子を見て私はまた夫を責めてしまうのでした…悠里は「すぐに会おう」と時間を作ってくれ、私はその日に春翔を和人にみてもらい悠里の家に向かいました。やるせない思いを一人で抱えていましたが、信頼できる友人に話を聞いてもらいながら、自分の気持と向き合っていくことで、心の傷が少しずつ癒えていく気がしました。その後も悠里は、深夜の電話に付き合ってくれたり 気分転換においしいご飯に連れていってくれたり…本当に助けられました。さらにSNS上でも、私と同じように夫の不倫で苦しんでいるママが多いことを知り、「一人じゃないんだ」と勇気づけられることも多くなりました。不倫のストレスを一人で抱えることは難しい…。頼れる場所を持てたことは、私にとって大きな支えになりました。次回に続く(全15話)ウーマンエキサイトのTwitter( @WomanExcite )をフォローすると、このマンガの更新を最速でお知らせ!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 山口しずか
2021年02月20日私は、小1の息子・遥人を育てる茉莉。息子が幼稚園時代、ママ友グループから目の敵にされたのを機に、「自分のことについては話さない、ママ友も作らない」と決意しました。そして、小学校入学前に引っ越し。ママ友がいない環境で、新生活をスタートしました。もともとシンプルな服装が好きで、バッグなども実用主義だったのですが、それが発端となってトラブルに巻き込まれてしまったのです。保護者会で出会って以来、頻繁に話しかけてくる響子さん。その強引さにはじめから引き気味だったものの、同じPTA役員になったことで、一緒にいる機会が増えてしまいました。すると響子さんは、学校行事があるたび私のそばにやって来るように。響子さんは会うたびに私のファッションや持ち物をチェックしては、「そんな安物では子どもがかわいそう」「学校に失礼だ」と言うようになったのです…。響子さんとは価値観が合わず、プライベートまでお付き合いするつもりはありませんでした。それなのに響子さんは、帰り道に私を追いかけてまで話しかけてくるのです。その後も、会う度に「あなたのため」と善意を押しつけるような言葉を投げかけてくる響子さんに、困惑していました。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ 鈴木し乃
2021年02月20日■前回のあらすじ紗奈から「会いたい」という連絡が。公園で会うと、和人は紗奈に「2度と会えない」と伝えたのでした。紗奈ちゃんには連絡はしませんでした。言いたいことはたくさんあったけれど、友人の夫と関係を持つ気持ちが理解できず「もう関わりたくない」という気持ちの方が大きかったからです。そんな中…紗奈ちゃんの夫・慧さんから連絡がありました。年長組の春翔と陽太くんは、一緒の小学校に通うことをとても楽しみにしていたのですが…その思いは叶わなくなってしまいました。「夫は紗奈ちゃんを心配しているんじゃないか」「今でも紗奈ちゃんのことを考えているんじゃないか」…と勘ぐってしまい、和人にイライラをぶつけることはやめられませんでした。次回に続く(全15話)ウーマンエキサイトのTwitter( @WomanExcite )をフォローすると、このマンガの更新を最速でお知らせ!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 山口しずか
2021年02月19日■前回のあらすじ「真由子ちゃんにが知ったらどう思うかな…」和人は、なかば脅されるような形で不倫を続けていたのでした。【夫 SIDE STORY】そして、俺は紗奈ちゃんと離れたところにある大きな公園で待ち合わせをした。「例の写真も消して欲しい」と頼むと、意外にも素直に紗奈ちゃんは応じた。紗奈ちゃんの携帯から画像が消されたことを確認し…真由子のためならなんだってやろう…そう決意したのだった。次回に続く(全15話)ウーマンエキサイトのTwitter( @WomanExcite )をフォローすると、このマンガの更新を最速でお知らせ!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 山口しずか
2021年02月18日兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい
義父母がシンドイんです!