毎日節約を頑張っているのに、なかなかお金が貯まらない…。そんな人には、自分でも気づかない“無駄遣い習慣”があるかも? 気付かないうちに無駄遣いをしていないか、日頃の行動をチェックしてみましょう。■無駄遣い習慣 その1「毎日夕食の買い物をする」普段の生活の中でお財布を開く機会が多いのが、夕食の買い物です。保育園のお迎え帰りに、スーパーに寄ることが習慣になっているママもいるのではないでしょうか。スーパーなどでは日替わりで特売品が設定されていることも多く、毎日買い物に行くことは一見お得に思えるかもしれません。でも、お店に足を運ぶ回数が増えるほど、予定外の品物を「安いから」と購入したり、子どもにせがまれてお菓子やジュースを買ったり、という無駄遣いが増えてしまいます。おすすめは週末に1週間分の献立を考え、食材をまとめ買いしておくこと。平日のスーパーは、必要なものがあるときにだけ利用するようにしましょう。まとめ買いをすることで、家計に占める食費の額も把握しやすくなります。またあらかじめ献立を決めておけば、帰宅後にメニューを考える手間がなく、夕食の支度も楽になるはず。■無駄遣い習慣 その2「便利グッズが好き!」キッチン用品や掃除用品、収納用品など、最近は家事に役立つ便利グッズがたくさん売られています。CMや店頭で見て「すごく便利そう!」と思わず買ってしまった経験のあるママも多いのでは?家事に役立つ便利グッズは安価なものが多く、つい“ちょこちょこ買い”をしてしまいがち。でも、用途が限定的だったり使うシーンが少なかったりで、数回しか使用せずに戸棚行き…ということにも。生活を豊かにするための便利グッズが無駄遣いのもとになっていては本末転倒です。「便利グッズが好き」という人は、買う前に、それが本当に必要かどうかをよく考えるようにしましょう。■無駄遣い習慣 その3「自分にご褒美という言葉に弱い」家事や育児、仕事と、ママは毎日大忙し。たまには自分にご褒美をあげたいですよね。でも、この「自分にご褒美」というキーワードが、欲しいものを買うときの言い訳になっていませんか?スイーツやコスメなど、たとえ1回の金額は少なくても、「ご褒美」の頻度が多ければ家計に影響することに。誕生日や記念日など回数を決める、自分のお小遣いの範囲内でやりくりする、など、せっかくのご褒美が無駄遣いにつながらないようにしましょう。■無駄遣い習慣 その4「深夜にネットショッピング」小さい子どもがいると、普段ゆっくりお店でショッピングというわけにもいきません。自宅にいながら買い物ができるネットショッピングは、子育てママの強い味方です。中には夜、子どもを寝かしつけた後に、スマホやパソコンでネットショッピングを楽しんでいる人もいるかも。でも実は、深夜は1日の疲労などにより、判断力が低下する時間帯といわれています。そのため、衝動買いをしやすく、つい必要のないものまで買ってしまった…ということになりがちなのです。とくにネットショッピングは「ポチッ」とするだけという手軽さや、「○○円の購入で送料無料」などの言葉に後押しされて、予定外の買い物をしてしまうことも。欲しいものがあっても翌日まで待って、冷静な頭で判断してから購入するかどうかを決めましょう。自覚していなかった無駄遣い行動に気付くことができれば、「いつの間にかお金がない」ということもなくなるはず。節約している“つもり”になっていないか、注意してみてくださいね。
2017年05月10日電気は当たり前のように使っていますが、電気料金の支払いとなるとあまり他人事ではいられません。無駄遣いはしないように心がけていても、いざ支払う時にならないとあまり実感がわきません。クレジットカードの引き落としの際に、なんだか高いなぁ……と思って明細を見ると電気代がかさんでいることに気付くことも。自分に合った支払い方法は、いったいどれ?電気料金の支払いは面倒と思いながらコンビニでやっている、という方もいるのでないでしょうか。支払い方法を口座振替やクレジット払いに変更することで、お得かつ楽に支払いを済ませることができます。電気代削減の一環として支払い方法についても検討したくても、実際どの方法が自分に適しているのか、意外にわからないもの。それぞれの支払い方法には良い面もあれば、気をつけるべきポイントがあります。20~50代の女性の方々が利用している支払い方法や意見を参考に、どんな支払い方法が自分にぴったりか考えてみましょう。■目次1.毎月の支出だからこそ、電気料金は意識的に支払いを2.電気料金はクレジット払いが主流。自分に適した支払い方法とは?3.クレジットカードを有効活用!公共料金で還元ポイントをゲット!4.電気料金の支払いはココが悩みどころ…5.最適な支払い方法・電気の契約でお得な生活まとめ1. 毎月の支出だからこそ、電気料金は意識的に支払いを電気代の削減をするには、無駄遣いをしないのはもちろんのこと、上手な契約や支払い方法を選択する必要があります。まずは、20~50代の女性の方々がどのような意識のもとで電気料金を支払っているのかアンケートで調査しました。アンケートの結果、割引や節約を意識しながら電気料金の支払いをしている人は、全体の7割ほどに上りました。電気の使用を減らす努力はもとより、それ以外のことも気にしながら毎月の請求をチェックしている人は多いのです。■「我が家は電気料金が一番高いので、出来るだけポイント制度を使ったり、大物家電は利用を控えるなどして工夫している」(20代・パート)■「日頃から節約しているので、支払い方法で少しでも割引になるよう意識しています」(30代・主婦)■「コンビニで払っているので、割引対象にはなりませんが、見ることで節約を意識しています」(30代・正社員)前提として、節約しようという意識や日々の小さな努力の積み重ねがなければ電気料金の削減は困難ですが、支払い方に関しても、小さな違いが12ヶ月分となれば差が生まれてきます。一度見直して変更してしまえば、その後の努力なく節約できるのです。■「カード払いで、ポイントの還元率が高いカードでポイントを貯めようとしています」(30代・主婦)■「口座振替にすると割引があるので、それを意識して、その方法にしています」(50代・主婦)具体的にはこのように「口座振替」による割引、「クレジットカード」払いでのポイント還元などが一般的です。その他、電力会社によってお得なプランやキャンペーンを提供している場合があるので、しっかり理解して選べばお得に電気料金を支払えます。しかし残りの3割の人のうち、電気料金の支払い方法による割引などがあることを知らないという人も数名。このような意見がありました。■「電気代の支払いで節約や割引が出来ることを知らないため。どのような方法があるか知りたい」(30代・主婦)現代の生活には電気は必須であり、電気料金は毎月支払う公共料金のひとつ。請求が来たら仕方ない気持ちで支払うのではなく、自分の生活に合った支払い方法を選ぶことが重要なのです。もっと楽に、場合によってはお得になるかもしれません。2. 電気料金はクレジット払いが主流。自分に適した支払い方法とは?それでは、電気代金がお得になるカギである支払い方法についてですが、現在どんな方法を選択している人が多いのか調べました。■「クレジットカード」払いでポイントゲット!電気料金はクレジットカードによって支払いを済ませている人が最も多いことがわかりました。50人のうち約半数となる24名がこの方法を選択しています。■「マイルを貯めているので、電気とかの公共料金全てをカード払いにしている」(30代・パート)■「今までは口座振替にしていたが、クレジットカードの方がポイントがついてお得なのでカード払いにしている」(40代・主婦)現代ではほとんどの人がクレジットカードを所有しており、使うほどポイントが貯まっていくので、普段のお買い物なども積極的にカードを使用している人も少なくありません。■「もともとは口座振替だったが、クレジットカードのキャンペーンで、電気料金の支払い方法に指定すれば何千円かのポイントが還元され、その後もポイントになるから」(40代・主婦)カード会社によってはこのように、カード契約後、公共料金の支払い用として設定・使用することで特典のポイントがもらえるというキャンペーンを実施してる場合があります。もし新たなカードを作ろうと考えているなら、こういったキャンペーンも要チェック。■「口座振替」でしっかり。割引もあり口座振替で電気料金を支払っているのは、50人のうち18名。この支払い方法に安心感を得ている人も多くいました。■「最初から口座振替でずっと変わっていない。とくにこれで不満を感じていない」(50代・主婦)■「自動引き落としの方が楽ですし、振込間違いの心配がないので選択しました」(30代・主婦)引っ越しなどの際、電気の契約と同時に銀行振替の申し込みをする場合があります。自動で引き落としをしてくれるので特に不便なくそのまま使っているという声が多く見られました。■「夫の口座からの振替をしています。口座振替だと数十円安くなってるのが嬉しい」(30代・主婦)■「口座振替にすると割引になるので、申し込みの時に口座振替にしました」(30代・主婦)■「毎回自分で支払うのは面倒なので口座振替にしています。月の金額平均を出しています」(40代・主婦)電力会社にもよりますが、口座振替は割引制度があるのがメリットです。クレジットカードのポイントとどちらがお得かというのは、カードの還元率や電気の使用量によっても異なるので、気になる方は計算してみるのもアリです。また口座振替なら通帳にしっかり「電気料金」として記帳されることになります。クレジットでは明細を確認しなければいけませんが、家計用の口座などがあれば、記帳するだけでも公共料金の把握がしやすくなるのです。それぞれ利点があり、どちらが適しているかは家庭次第といえます。「コンビニ振込」などは少数派となり、やはり面倒であるため、クレジット払いに変更したいという人もいました。また銀行振替を利用中という人のなかでも、ポイントを求めてカードで払いたいという声も。やはり、電気料金の支払いはクレジットカードが主流となっているようです。3. クレジットカードを有効活用!公共料金で還元ポイントゲット!銀行振替よりもクレジットカードで電気代を支払っている人が多いことが明らかとなりましたが、その理由はやはりポイントにあるのか、本音を聞いてみました。アンケートの結果、8割以上もの人たちがクレジットカードによる電気料金の支払いにおいて、ポイントの還元を期待していることがわかりました。それだけポイントがカード払いをするメリットとして意識されているということです。■「毎月ある一定の金額になるので、ポイントが確実に貯まるので意識しています」(50代・主婦)■「同じお金を払うなら、カードで払って少しでもポイントにしたいです」(30代・個人事業主)■「ポイントを少しでも活用したいから。長期間、定期的に貯められるので、重要である」(40代・個人事業主)毎月支払わなければならない公共料金だからこそ、還元率の高いカードなどを有効活用して効率的にポイントをゲットしている人がたくさんいるのです。年会費無料のカードを使用して、必ず発生する支出をしっかりポイントにするという意見もありました。■「カードで買い物をすることは少ないですが、電気をはじめ公共料金の支払いをカードですることで自然にポイントがたまるので楽ですし、ポイントの溜まるのも早いと感じます」(50代・主婦)■「もちろんです。ほとんどポイント目当てで電気料金をカード払いにしています」(40代・パート)人によってはこのように、普段の買い物などではカードを使用していなくても、電気代によるポイントを逃さないように注意しているほど。しかし一方で、電気料金削減の一環としてポイント還元をあてにしている人もいるのが事実。■「我慢する節約は辛いが、ポイント還元は努力しなくてもお得なので良いと思う」(20代・正社員)ポイントがもらえるのは嬉しいことですが、だからといって節約に対する意識が薄れてしまっては、結果的に支出が増えている可能性もあります。またクレジットカードを使用する上で気をつけるべきこととして、お金を使っているという感覚を忘れがち、ということが一般的にも言われます。当たり前に使っている電気の料金をクレジット払いにすることで、自分の家庭でどれくらいの電気を使っているかの把握がよりしづらくなる恐れもあります。前項のアンケートで少数派となった「コンビニ振込」をしている人の意見として、このようなものがありました。■「毎回、コンビニで支払いをすることで、料金や明細書を確認するようにしています」(30代・正社員)コンビニ振込では口座振替よりさらに、電気料金を“支払っている”と実感をせざるをえません。割引・ポイントも魅力的ですが、そもそも電気の使用量を抑えるという意識を高める上では、コンビニで「お金」を支払うことも時として効果的と言えます。とはいえ、クレジットカードによる支払いはやはり便利でお得。電気料金の支払い方法を検討する際は、どれがお得であるかだけでなく、それぞれの利点や自分の生活スタイル・お金に対する意識まで考えることが重要となります。4. 電気料金の支払いはココが悩みどころ…何気なく払いがちな電気料金。電気料金の支払いに関する悩みを聞いてみたところ、コンビニ振込などの方法で支払いをしている場合は、何かと面倒なこともあるようでした。■「コンビニ払いにしているのではがきが届くのですが、うっかり期日を忘れ過ぎてしまう事が多々あります」(30代・主婦)■「以前はコンビニに支払いにいっていたが、支払期限日忘れていて過ぎてしまうことがあったので口座振替にした。口座振替にしたら、それまでコンビニに行っていたのはすごい面倒だったなと感じた」(20代・パート)払い込み用紙を持ってコンビニに行くわけですが、コンビニは普段ちょっとした気持ちで寄ったり、外出先での用事で利用したりします。しっかり支払っている実感があるのは良いものの、用紙がなければ支払えませんので、場合によっては不便となってしまいます。またうっかり払い忘れることもあります。銀行口座の残高不足やカードが利用不可になっているような場合でも起こりえますが、督促状が来ていて慌てて支払ったという経験があるという人もいるかもしれません。そういう場合は、延滞金の発生や電気が止まるというのことないようにしっかり対応する必要があります。■「今は口座振替だが、クレジットにしようと思っているけど、手続きが面倒でそのままにしている」(40代・パート)■「クレジットカード払いに変更するときに、書類を作成するのが面倒でした。一度してしまうとそれっきりですが」(30代・個人事業主)電気料金に限ったことではありませんが、公共料金などの支払い方法を変更するのは意外に面倒。これが面倒で支払い方法を変更していないという人もいるほどです。自分に適した方法に変更しなければメリットもありませんので、最後までしっかり手続きしたいものです。■「クレジットでの引き落としにしているのですが、締め日によっては一度に2回分の引き落としがされている場合があり、家計簿がつけにくい上、一気に出費となるためです」(30代・主婦)■「クレジットカード払いにしているので、忘れた頃に支払いになるのが精神的に困る」(30代・主婦)こちらは、便利なはずのクレジット払いならではの悩み。支払い方法を変更した際も2ヶ月分の請求がまとまってしまう可能性もあります。また、夏や冬の高くなりがちな電気代が時間差で請求されて後からショックを受けたという人もおり、ポイント狙いでクレジット払いを選択する場合は、こういった点にも注意が必要です。5. 最適な支払い方法・電気の契約でお得な生活それぞれの支払い方法には良い点も気をつけるべき点もありましたが、最後に、電気料金の支払い全般について検討することで得られた成功談や注目すべきポイントについてまとめました。■クレジットカード払いへの変更■「口座振替からクレジット支払いにし、月100円分ポイントが付くようになりました」(30代・主婦)■「カード払いにしたらポイントがついたので、年間で1500円くらいの割安になりました」(40代・主婦)こちらはクレジットカード払いの導入による効果です。月に1万円の電気代を支払っている場合、1%の還元があるカードで支払いをすれば、単純計算で月に100円分のポイントが付きます。電気の無駄遣いはなくすべきですが、必ず支払わなければならないなら、これを逃す手はありません。■口座振替は月に50円割引■「口座振替割引を利用しているので毎月50円ほど安くなっています」(30代・主婦)多くの電力会社では、口座振替を利用することで月に税込み54円の割引となることがほとんど。(2017年4月現在)今まで特に気にしていなかった方は、この機会にチェックしてみることをオススメします。支払いが少ないのは良いことですが、実はお得になっているかもしれません。■契約の見直し■「アンペア数などいろいろ検討してみて、年間では恐らく2000円以上は減っていると思います」(50代・主婦)■「シュミレーションでは2万ほど安くなるということで、通常の電力供給社から新規参入している電力会社へ契約を変更しました」(40代・個人事業主)■「お得なセットサービスに変えたら年間約1000円弱安くなった」(40代・派遣社員)こちらは支払い方法に関してではありませんが、アンペア制の料金システムである電力会社であれば、アンペア数を変更することで電気代の基本料金から安くできる可能性があります。また近年の電力自由化により、他の料金とセットにすることによる割引や、お得なプランを提供している会社への変更が有効となることもあります。まとめ毎月支払わなければならない公共料金のひとつ、電気料金。クレジットカードによるポイント還元や口座振替による割引など、一度の支払いにおける得は小さなものです。しかしながら、毎月なくすことのできない支出であり、塵も積もれば山となるように、将来的には差が広がっていきます。電気代の削減には無駄遣いをなくすことがまずは不可欠ですが、それ以外で月々の負担を減らせる部分を見逃すのももったいないものです。それぞれの支払い方法についてしっかり理解した上で、場合によっては面倒くさがらずに変更すれば、電気料金の支払いが楽でお得になるかもしれません。アンケート期間:2017年3月24日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、派遣社員、パートアルバイト、経営者、個人事業主の方アンケート総数:50
2017年04月28日みなさんは床暖房にどんなイメージをお持ちですか?「空気の綺麗さを保つことが出来る?」「部屋はまんべんなく暖まる?」「ガス代が高くなりそう……」「節約するにはどうしたらいい?」などなど疑問はさまざま。今回は主婦50人に床暖房のガス代について調査。床暖房のガス代を節約するアイディアが満載です。みなさんは自宅に床暖房を導入していますか?またどんなイメージをお持ちでしょうか?冬場でも足元が冷えずにポカポカ?ホットカーペットを敷けない部屋でもポカポカ気分が味わえる?快適そうだけどガス代がとてもかかりそう……今回のテーマはそんな「床暖房のガス代」について。20代〜50代の50名の主婦の方に、ガス代にまつわる本音や床暖房のメリットやデメリットについてお伺いしました。「ガス代が気づいたらとても高くなってしまっていた!」なんてことにならないためにも床暖房の利点や弱点、さらにガス代節約テクニックを学んでいきましょう。■目次1.床暖房って何?どんな種類があるの?2.自宅に床暖房を導入していますか?3.床暖房のみのガス代は毎月どのくらいかかっていますか?4.床暖房のメリットとデメリットは?5.床暖房のガス代の節約を意識したことはありますか?まとめ1. 床暖房って何?どんな種類があるの?そもそも床暖房ってどんなものなのでしょうか?床暖房は、床下に電熱線が張り巡らされている床に備え付けられている暖房システムのこと。主に電気式と温水ガス式の2種類のタイプがあります。両タイプとも床が暖まることに違いはありませんが、仕組みそのものや導入費用、床が暖まるスピード、ガス/電気代などの面で大きな相違点が出てきます。たとえば導入費用は温水ガス式のほうが割高だといわれています。しかし温水ガス式のほうが床が暖まるスピードが早いなど、それぞれにメリット・デメリットがあります。どちらがいいのか迷った時は、家族のライフスタイルや家の構造・空間を考慮しながら検討するのがいいようです。では主婦のみなさんの意見を聞いていきましょう。2. 自宅に床暖房を導入していますか?【便利で安全!子どものためにも床暖房は大活躍】■「床が暖まるとと部屋全体が暖まるからです。エアコンのように風が出ないのでホコリが舞うこともないからです。」(40代・パートアルバイト)■「3年前に新築した際にリビングに床暖房を入れました。寒気が必要なく、嫌な風もないため快適です。また幼い子どもがいるので安全性も考えて床暖房を入れました。」(50代・専業主婦)■「床からの冷えが一番気になりますし、床が暖かいと部屋全体が暖かく感じられます。」(30代・個人事業主)床暖房は床だけを暖めるのかなと思ってしまいがちですが、部屋全体をまんべんなく暖めてくれる効果があります。そのため暖房や電気カーペットが不要になったという声も。また末端冷え性の方にとっては足から体が温まることは嬉しいこと。足が温まることで体全体がじんわりと温まってきます。エアコンの暖房や石油ストーブではなかなか体が温まらなくて冬はつらい思いをした方にはぴったりのアイテムといえるでしょう。【初期費用の高さは床暖房導入の大きなハードル】床暖房を導入していない方の意見は、大きくふたつに分かれました。「初期費用の高額さ」と「賃貸物件である」ことです。■「床暖房は暖かく快適ですが、費用がかかるので設置を断念しました。」(50代・専業主婦)■「床暖房にしたいと思いますが、リフォームするお金がもったいなくてしていません。床暖房風のカーペットを使っています。」(40代・専業主婦)やはり初期費用の高さは、多くの家庭の方にとって大きな壁のようです。今ある床の上から設置する簡単なタイプの床暖房もあり、1〜2日で工事も完了します。しかし、床の張替えをするタイプのものは材料も時間もプラスでかかってしまうため、さらに費用がかさんでしまいます。部屋の広さにもよりますが導入費用は数10万円〜100万円ほどかかることもあるようです。■「賃貸物件なので導入していませんが、かなり床からの冷気を感じるので利用してみたいです。」(30代・専業主婦)■「床暖房設備のない賃貸物件なので、家を建てる時には検討したいですね。」(20代・専業主婦)一方で賃貸物件だと自分で自由に部屋をアレンジすることは多くの場合禁じられています。床暖房も最初から備え付けであれば導入する手間が省けますが、あらかじめ付いていない場合は諦めるしかないのが現実です。これから賃貸物件を探す方で冷え性などの悩みがある方は、条件のひとつに「床暖房付き」の物件を探すとよいでしょう。3. 床暖房のみのガス代は毎月どのくらいかかっていますか?床暖房を使っている家庭では「床暖房のガス代」はどのくらいになるのか、聞いてみました。アンケートの結果、全体の半数以上の方が3,000円以下で床暖房のみのガス代が収まっているとのこと。5,000円以上の高額になる方は少数派のようです。【あまりお金がかかっていない人の意見】■「使用することが多かった1月、2月でも2,500円~2,800円でした。」(50代・専業主婦)■「基本的には灯油ストーブで部屋を暖めて床暖房は補助的に使うだけなので3,000円以下には収まっていると思います。」(40代・専業主婦)■「10畳のリビングに床暖房を取り入れているが、毎月だいたい5,000円弱になります。」(30代・パートアルバイト)ガス代があまりかかっていない方の声で目立ったのは、稼働面積を限定させていることでした。ほかの暖房アイテムと一緒に使うことで床暖房をフルで使わないという方も。部分的に床暖房を使うことでガス代を抑えるというテクニックのようですね。【ついついお金がかかってしまう人の意見】■「床暖房のみなら月額8,000~9,000円くらいかかりました。」(40代・専業主婦)■「都市ガスではなくプロパンなので高いと思いますが、寒さが厳しいところに住んでいて冬は家族が起きている時は付けっぱなしにしちゃっています。そのため10,000円以上は床暖房のガス代がかかってしまいます。」(30代・専業主婦)■「日中に家にいる家族がいるので、節約しようとしてもあまり安くすることができない。」(40代・個人事業主)床暖房のガス代がかさんでしまうのにはいくつかの原因が考えられます。大きな要因は稼働時間の長さと稼働面積の広さです。やはり床暖房を付けている時間が長くなればそのぶんだけガス代も上がります。家族が快適な時間を過ごすためには欠かせない床暖房。家族みんなでリビングにいる間はずっと床暖房を付けているという家庭が多いようです。またリビングルームだけではなく、暖房を置くことが出来ないうえに冷えやすいキッチンや洗面所にも床暖房を備え付けたいですよね。けれど床暖房の面積が増えれば増えるほどガス代も比例して跳ね上がるので悩みどころです。4. 床暖房のメリットとデメリットは?冬でも寒さを感じることなく快適に過ごすことができる床暖房。さまざまなメリットが盛りだくさんな一方で、主婦の方々はある大きなデメリットを問題視している方も多かったです。【空気が汚れにくい!部屋の清潔感を保ちやすい】冬場のエアコンの暖房で肌や喉の乾燥に悩まされた経験がある方も多いことでしょう。またエアコンから出てくる風によってホコリが舞ってしまったなんてことも。床暖房ならそんな冬場の悩みも解決できることが主婦の方々の回答からわかりました。■「ホコリを立てずに部屋全体を暖めることが出来ることがエアコンと違っていいです。」(40代・専業主婦)■「床を暖めると自然な暖かさと足からあったかさが感じる。」(50代・専業主婦)■「空気を汚さない、じんわり暖かい、暑くなりすぎない、うるさくないのが床暖房の良さだと思います。」(40代・正社員)空気を汚さないというのは、小さなお子さんやペットがいらっしゃるご家庭だととても大事なことですよね。石油ストーブだと消した後にけむりくさいニオイがすることもあります。また電気カーペットの大きな敵であるダニ。カーペットだけでも何十万匹いるといわれていますが、床暖房があればラグやカーペットを敷かないことが推奨されています。ダニ対策という点でも、床暖房は効果があるのです。【意外とコストパフォーマンスが悪い床暖房】一方で床暖房のデメリットとは、どのようなものがあるのでしょうか?■「ひとりでいる時は床暖房のコストパフォーマンスが悪いと感じます。」(40代・個人事業主)■「デメリットは家具を置いてしまうと意味がないが(ソファやローテーブル)、まったく置かないわけにもいかないので無駄な面積が出てしまうこと。」(40代・専業主婦)■「マットやこたつを置けないのが残念。」(40代・専業主婦)家族で同じ場所にいる時間が多い家庭なら、床暖房を導入する意義はあるでしょう。しかし日中ひとりでいることが多い主婦の方は、ガス代の節約が懸念されますよね。こたつや電気カーペットが好きな方にとっても、床暖房を導入するハードルは高くなるかもしれません。「冬はやっぱりこたつだな」と思う方も多いはず。このようなライフスタイルを変えることはなかなか難しいことです。5. 床暖房のガス代の節約を意識したことは ありますか?ガス代がたくさんかかってしまいそうな床暖房。全体の半数以上の主婦のみなさんも日頃から床暖房のガス代の節約を意識されていることがアンケートからわかってきました。【節約派:気づいたらすごい額のガス代の請求が……】「便利だし快適だから、ついつい床暖房を使い過ぎてしまった」と思ったら、案の定とんでもない額の請求書が届いた、ということはありませんか。そんな経験をされた主婦の方の多くが床暖房のガス代の節約をとても強く意識されていることが明らかになりました。■「床暖房を頻繁に使っていたらびっくりするくらいの請求がきたので、節約をしようと思いました。」(30代・パートアルバイト)■「リビングに床暖房が付いていて半分ずつ入れる事が出来たので、使うほうだけスイッチを入れるなどガス代を少しでも減らすようにしています。」(30代・専業主婦)■「ガス代が高いため、少しでも安く抑えてほかのことにお金を使いたいと思った。」(30代・派遣社員)【節約しない派:寒いのは我慢したくない!】一方でガス代の節約を意識しないと回答された主婦の方は、「寒いのを我慢してまで節約はしなくてもいい」と考える方が大多数でした。■「寒いと活動性が低下するから。同じ金額を稼ぐなら節約するよりその労力で働いたほうが早い。」(30代・専業主婦)■「床暖房にしただけでも冬の電気代が安くなったので、ガス代は特に気にしていない。」(20代・パートアルバイト)■「私も夫も寒がりなので、寒いのを耐えてまで節約しようとは思わない。」(20代・正社員)床暖房のガス代を節約しない代わりに食費や電気代などほかの場面で節約することを心がければ、プラスマイナスゼロになります。このように自分の感覚や家族のライフスタイルに合わせて賢く節約していくといいでしょう。【今日からできる床暖房のガス代節約術】床暖房を使っている主婦のみなさんにガス代の節約術についてお聞きしました。圧倒的に多い回答は「家族が集まるところのみ稼働する」と「できるだけ付けないようにする」でした。■「リビングもダイニングエリアとソファを置いてあるリビングエリアに分けて暖房が設置されているので、家族がいるほうだけ付けます。保温性も高く、消してもしばらく部屋の中が暖かいので日差しが暖かい時は消し、影ってきてから付けるようにすると一日中同じように部屋が暖かい。」(40代・専業主婦)■「床暖房の温度を下げてエネルギー源のコストをカットするようにしています。」(50代・専業主婦)■「冬のガス代が高くなってしまうので、出来るだけ付けないように心がけています。なるべく毎月同じくらいの料金にしたいからです。朝や夜など1日のうちで気温が低い時間帯のみ付けています。」(40代・パートアルバイト)これなら日頃の心がけ次第ですぐに始められる節約方法ですね。家族の協力を得ながら出来るだけ稼働時間を少なくしたり、付けない日を設けたりするなどしてみるといいかもしれません。まとめ床暖房にもさまざまな種類があり、メリットとデメリットも多様であることが主婦の方々のアンケートの結果から見えてきました。床暖房は多くの方にとって便利な暖房器具であることは間違いない事実です。しかし床暖房を使用していくには、ガス代が高くなることも考慮しなければなりません。そんなデメリットとうまく付き合っていきながら床暖房を有効活用するとよいでしょう。アンケート期間:2017年3月24日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、派遣社員、パートアルバイト、経営者の方アンケート総数:50
2017年04月28日近ごろ耳にすることが増えた格安スマホ。なんでも、機能はほとんどそのままに、スマホの通信費がぐっと安くなるということで、乗換える人が近年増えているそうです。格安スマホの通信料金は事業者により異なりますが、現在大手携帯会社と契約中ならば、乗換えると月々3,000円前後の節約効果が期待できます。いちど乗換え作業をすればずっとこの効果が得られるので、できれば早めにしたいところ。ですが、まだなじみの薄いサービスとあって、手続き面で不安を覚える人が多いようです。そこで、格安スマホに乗換える方法を、3つのステップに分解して解説します。■ステップ1 解約現在契約しているキャリアのショップにて解約手続きを行いましょう。必要なものは印鑑や身分証明書など。会社によって異なるので、事前に確認を。<同じ電話番号を引き継ぐ場合>通信会社を変えても同じ電話番号を引き継きたい場合は、MNP予約番号というものを取得する必要があります。大手通信会社のMNP予約番号を取得するための連絡先は こちら を参考にしてください。この場合、新しい契約先にMNP予約番号を伝えて乗換え作業を行った時点で、前の通信会社とは解約になりますので、店舗に行く必要はありません。なお、電話番号を引き継ぐ場合はMNP転出料3,000円が余計にかかりますのでご注意を。■ステップ2 申し込み手続きを行ういよいよ申し込み手続きです。希望する事業者に申込みをします。準備するのはMNP予約番号と身分証明書などです。■ステップ3 乗換えを行うお申込みを行うと、手元にスマホ端末とSIMという小さなカードが届きます。SIMをスマホに挿入し、各事業者のマニュアルに従って操作すれば、乗換の移行作業は基本的に完了です。電話番号を引き継いだ場合はここでも電話番号の切り替え作業が発生します。ここでもお勧めしたいのがエキサイトモバイル! エキサイトモバイルの乗換えは簡単でしかも、乗換えを行ってから数時間後には開通するため、スマホが使えない日が発生しません。■まとめいかがでしたか? 難しそうな乗換えも、1ステップずつ進めていくと案外簡単なのです。とはいっても、プランが多かったり選べる端末が多かったりして、迷いやすいのも格安SIMの特徴。そこで、エキサイトモバイルではウーマンエキサイト読者にオススメのプランをご紹介しています。しかも このページ から端末・音声通話SIM・最適料金プランにお申込みいただいた方全員に、1万円のキャッシュバックを実施しています(※2017年5月1日11:59まで)!ぜひお見逃しなく!(エキサイトモバイル)
2017年04月27日格安スマホとは、MVNOと呼ばれる事業者が、大手携帯会社の通信網を借りて出しているスマートフォンのこと。言葉だけ聞くと、なんだかスマホの機能や通話品質が劣っているように思うかもしれませんが、決してそんなことはありません。格安スマホの通信料金は事業者により異なりますが、大手携帯会社と契約中の人ならば、乗換えると月々3,000円前後の節約効果が期待できます。そのため、近年乗り換える人が増えているそうです。ただし、契約変更するだけで節約できるなら、すぐにでも切替えたいところですが、まだなじみの薄いサービスとあって、不安を抱く人も多いのではないでしょうか。そこで、今回は格安スマホに乗り換える前に確認しておきたい4つの“D”をご紹介します。■DAY-契約更新月を確認する大手通信会社と契約している場合、契約更新月に解約しないと違約金が余計にかかってしまいます。そこで、契約更新月をチェックし、違約金がかからない期間を確認しましょう。確認方法は会社により異なりますが、主に以下の方法があります。・会員専用アプリを見る・会員専用ウェブページを見る・カスタマーセンターに問い合わせる・ショップで尋ねる■DEMERIT-格安スマホでできないことを理解する格安スマホの主要なデメリットは@docomo.ne.jpや@ezweb.ne.jpなどのキャリアメールが使えないことです。なお、無料で使えるメールアプリなどをインストールすれば、基本的にキャリアメールと変わらず利用することができます。昔はキャリアメールでしか登録できないサービスもありましたが、近年の格安スマホの普及に伴って、そのような縛りは減少傾向にあるようです。また、大手携帯会社と連動した年齢認証が必要なアプリでは一部機能が制限される場合があります。なお、通信の質面で、使える範囲が狭くなったり、速度が遅くなったりするのではという心配もあるようですが、まず使える範囲については、ほとんどの事業者が大手携帯会社の通信網を借りているため、心配はないと言えるでしょう。通信速度については、混雑具合にもよるため一概にいえないところがあります。速度を公開している事業者もありますが、実際は使用状況により大きく異なります。速度にこだわりがある場合は、ウェブのクチコミサイト等をチェックしてみてください。■DATA-自分の使用量を知る毎月の通信量をチェックし、今後どれくらいの量を使いたいかあらかじめ決めておきましょう。どれくらい使っているかわからない場合は、エキサイト株式会社が運営しているエキサイトモバイルが 目安 を出しているので、この表を見ながら、何GBにするか決めましょう。毎月使う量が変わるなど、決められない場合は、使ったら使った分だけ支払う従量制プランで契約するのがおすすめ。従量制を採用している事業者は少ないものの、エキサイトモバイルには 従量制のプラン があるので、気になる方はチェックを。■DEVICE-ほしい端末の目星をつけておく格安スマホ端末はたくさんあります。事業者によって扱っている端末が異なるため、先に必要な条件を念頭に入れておいた方がスムーズです。たとえば、「指紋認証は絶対に欲しくて、なるべく軽い端末。カメラは普通でOK」など、自分にとって欠かせない機能をまとめておくとよいでしょう。ちなみに、上記の条件をすべて満たすおススメ端末はHUAWEI nova。片手で操作できるコンパクトさのうえ、バッテリー容量やセルフィーのきれいさの面でもオススメしたい一台です。エキサイトモバイルで 購入できます 。なお、ドコモのスマホをお使いの場合、ドコモ系のMVNOなら端末を変更せずに格安SIMを購入するだけでそのまま使えます※。エキサイトモバイルでは、格安SIMのみの購入もできます。※稀に使えない端末もありますので、希望するMVNOにてご確認ください。■まとめ以上の4つのポイントを確認しておけば、だいたい準備OK。次は、具体的な乗換方法を3つのステップに分解して解説します。
2017年04月26日洗濯はテキパキと終わらせ、節約上手。そんな主婦の方々は実際にどんな方法をとっているのか気になりますよね。そこで今すぐに使える洗濯の時短術やきちんときれいに洗うための方法など、家事を上手にこなすポイントを主婦50人に聞いてみました。洗濯方法を見直すことで時間とお金の無駄をなくしていきましょう。主婦にとって日々の家事は少しでも早く終わらせたいもの。仕事から帰っても遅くまでかかってしまったり、休日も1日中家事に追われたらストレスはたまってしまいますよね。そうした悩みを解決する機能やその機能の使い方のコツがあることはご存知ですか。洗濯機の時短コースを使いこなすことで通常よりも数十分ほど早く洗濯を終えることが出来ます。そこで今回は20〜50代の主婦50名に「洗濯の時間」についてアンケートを実施。家事上手な主婦のみなさんに洗濯の時短テクニックを聞いてみました。■目次1.主婦が洗濯機をまわす時間を短くする時はどんな時?2.これが主婦の洗濯時短術!3.時短洗濯で起こりうる失敗とは4.どうやったら時短でもきちんと綺麗に洗濯出来る?まとめ1. 主婦が洗濯機をまわす時間を短くする時はどんな時?主婦のみなさんに「洗濯の時間を短くすることを意識して洗濯をすることはありますか」という質問をしたところ、半数以上の方が“時短”を意識しているようです。しかし、主婦のみなさんはただ無意識に時短をしているわけではありません。目的を持ち、時短に結びつけていることがアンケートの結果からわかりました。■「水道代を節約出来ると思うからです。家事にかける時間も減らしたいので意識します。」(50代・専業主婦)■「なるべく家事は早く終わらせたいのですすぎ回数を減らしたり、干し方を考えたりしています。」(30代・専業主婦)■「だいたい時間のない朝は時短コースで洗濯機を回しています。洗濯機待ちで家事が終わらないのは正直イライラしてしまいます。」(30代・専業主婦)一人暮らしなら週に1〜2回まわせばいい洗濯機も、家族が増えると毎日まわすこともあります。毎日行う家事だからこそ時間だけでなく、お金の節約も気にする主婦の方が多いようです。次に聞いたのが「洗濯の時間を短くする時はどんな時ですか?」という質問をしたところ、「早く洗濯を終わらせたい時」という回答が5割以上。その中でも「家事の時間を出来る限り短縮したい」という声が多く聞かれました。【家事の時間を短縮したい主婦の心境】■「朝早くに外出の用事がある時は急いで洗濯を終わらせます。外に干すまで終わらせてから外出しなければならないからです。」(40代・専業主婦)■「出勤前の朝は時間がないので少しでも早く終わらせたいです。朝でなくても水の節約にもなるので時短コースにすることが多いです。」(40代・パートアルバイト)■「基本的にはあまり短くはしませんが、朝洗濯する時は時間短縮モードにすることもあります。朝ご飯やお弁当を作ったり、自分の身支度をしたりするなどで時間があまり無いからです。」(40代・正社員)洗濯機をまわしている時間を有効活用し、何か違う家事をやる。このように考える主婦の方が多いようです。早め早めに作業を終わらせることでほかの家事をしたり子どもの世話に時間をあてるなど、洗濯だけが家事ではない主婦の努力が見て取れます。働いている方なら、朝の時間はより貴重なもの。自分の支度もしないといけないうえに家族の朝食も作らないといけない。さらに洗濯もとなると……。もうてんやわんやですね。ワーキングマザーの方々にとって朝の家事を効率的にこなすためにも時短洗濯が重要なのでしょう。【水の節約をしたいからこその時短洗濯】毎日洗濯機をまわす方だと、やはり気になるのは水道代。1回あたりの洗濯でかかる水道代は数円だとしても、毎日使い続ければ年間でそれなりの額になります。また育ち盛りのお子さんがいらっしゃる場合は、1回では洗濯が終わらず1日に何回もまわす、なんてこともありますよね。■「毎日洗濯するため水道料が気になるので時々すすぎを1回にしてみたりする。」(40代・パートアルバイト)■「水がもったいないのですすぎは1回で洗う時間も短くしてます。」(30代・パートアルバイト)■「共働きのため寝る前に洗濯をしています。水道代が気になるのと早く眠りたいのですすぎ1回という時短の設定をして洗濯をしています。」(40代・個人事業主)最近の洗濯機はコース設定をする際にすすぎの回数を決めることが出来る機能が付いています。通常コースは一般的にすすぎは2回ですが、その回数を1回でも減らすことで時短だけでなく水道代の節約にもなって一石二鳥ですね。【時短洗濯は基本!普段からやっています】特別な時や急いでいる時と限定することなく、毎日の洗濯で時短を取り入れている方も一定数いらっしゃることがアンケート結果から見えてきました。■「基本的にひどい汚れがない場合は水や電気代の節約のために短めにしています。」(40代・専業主婦)■「水や時間の節約になるのでそうしています。洗濯に無駄な時間を使いたくないので。」(30代・専業主婦)■「すすぎが1回で済む洗剤をいつも使っています。節水にもなるし毎日選択は時短です。」(30代・専業主婦)泥汚れや洋服に染み付いたニオイがすごい…などという場合以外はさっと洗えばいいと考える方も多いようです。日頃から時短を意識した洗濯をしていればその時間に合わせて日頃のスケジュールも調整出来ますよね。2. これが主婦の洗濯時短術!主婦のみなさんの洗濯の時短に関する考えがわかりましたが、では実際にはどのようにして時短に結びつけているのでしょうか。時短の「方法」について詳しくお聞きしました。【主婦の王道は「おいそぎコース」】全体の半数近くの主婦の方々は洗濯機に標準装備されている“おいそぎコース”を使っていることがわかりました。洗いやすすぎ、脱水の回数・時間の調整が多くの洗濯機で出来ます。一般的なおいそぎコースでは回数や時間を決めることなく、洗い・すすぎ・脱水までの一連の洗濯作業を30分以内で終わらせることが出来ます。■「汚れも気にならない時はお急ぎコースにして時間を短縮しています。」(50代・専業主婦)■「自分で回数を設定する方法もありますが、時短するにはおいそぎコースにしたほうが一発で洗濯出来るから。」(20代・パートアルバイト)■「洗い・すすぎ・脱水のそれぞれを減らしてしまうと十分洗えていないような気がするからお急ぎコースにする。」(30代・パートアルバイト)■「おいそぎコースだと洗いやすすぎの時間が自動的に短くされます。回数は減らしたくないので時間が短いのがいいと思います。」(40代・専業主婦)もっとも手軽に確実に洗濯がきちんと出来ることから、多くの主婦の方がおいそぎコースを日常的に使っていることがわかりました。【すすぎの回数を減らすのは節約になる?】おいそぎコースの次に多かったのが「すすぎの回数」を減らすこと。すすぎの回数を2回から1回に減らすことはおまかせコースよりも節電・節水につながるといわれています。■「洗剤のニオイが気になるのですすぎの回数を減らすことは出来るだけやらないが、すすぎの時間を減らすことは選びます。おいそぎコースや洗いを減らすと綺麗にならなさそうだし、脱水を減らすとなかなか乾かなそうだからやらない。」(40代・専業主婦)■「すすぎの回数を減らしてます。時短にもなるし水道代の節約にもなります。」(30代・専業主婦)■「液体洗剤ですすぎ1回でも大丈夫なものをつかってすすぎを減らしています。」(30代・専業主婦)すすぎの時間や回数を減らすことにより、洗剤の溶け残りを懸念される方も少なくありません。主婦の声にもあるように、すすぎ1回に対応している洗剤などを使うのも工夫のひとつになりますね。【洗いの時間を短くする】同じ時短でも「洗いの時間を短くする」派と「すすぎの時間を短くする」派がいることが、アンケートからわかりました。■「すすぎの時間を短くすると洗剤が残ったりして肌が荒れるので、汚れている個所は部分洗いをして洗いの時間を減らす。」(40代・専業主婦)■「洗いの時間を減らしても十分洗えていると思っています。」(50代・専業主婦)■「特に汚れていない服を洗う時は3分ぐらい洗えば十分だと思うけど、すすぎはしっかりしたいのでおいそぎコースとかではなく、洗いの時間だけを短縮するようにしています。」(50代・経営者)「洗いの時間を短くする」主婦は、すすぎの時間を短くすると洗剤の溶け残りがあるのではないかと思い、「すすぎの時間を短くする」主婦は洗いの時間を短縮することで汚れやニオイがきちんと取れないのではないかと思うようです。人それぞれ考え方が違うことも興味深いですね。3. 時短洗濯で起こりうる失敗とは多くの主婦が時短に使用するおいそぎコース。通常よりも洗濯時間が短くなるので人によっては洗濯がちゃんとできていなかったという不満の声もありました。時短には有効なおいそぎコースですが、どのようなデメリットや悩みがあるのか見てみましょう。【標準モードよりも余計に時間がかかってしまった…】これは洗濯の中でも洗いの時間を短縮した際に起こる可能性が高いものですね。■「時短で洗濯をしたら首回りや袖の汚れが落ちなくて二度手間でした。」(30代・専業主婦)■「洗濯物がたまっていたのでおいそぎコースを選択したらきちんと汚れが落ちていなくてもう一度洗濯するはめになりました。」(30代・専業主婦)■「うまく汚れが落ちず、また洗濯して余計に時間がかかり失敗した。」(40代・パートアルバイト)泥汚れ、シミ、ちょっとこぼしてしまったものなどを落とす際はある程度洗いに時間をかけないといけません。時間をかけなかったことによってうまく汚れが落ちなかったという経験をしてしまった主婦の方は全体のほぼ半数もいました。【石鹸のカスがダマになって出てきた…】洗濯石鹸や洗剤の溶け残りの原因はすすぎ不足。そのほかにも洗剤を必要以上に入れてしまった時にも起こりうるトラブルですね。■「すすぎが不十分で石鹸かすのようなシミが出来ていました。失敗でした。」(40代・専業主婦)■「時間を短くしたら洗剤の溶け残りがダマになって衣類に付いたままだった。」(50代・専業主婦)■「汚れは落ちていましたが、粉洗剤が溶け残ってしまった事があります。」(40代・個人事業主)洗剤のカスの付着は粉末洗剤を使用した時に起こる可能性が高いものですが、液体洗剤でも十分にすすぎをしないと衣類にべたつきが残ることがあります。このように洗剤のカスやべたつきがついてしまったらまた洗うか、あるいはついてしまったところのみを手洗いすることになります。どっちにしろ二度手間になって面倒なので注意したいですね。4. どうやったら時短でもきちんと綺麗に洗濯できる?このように時短で洗濯することのメリットはありますが、一方で失敗談も多く、うまく使いこなせないという主婦の方も多いようですね。では時短洗濯を賢く実践するコツはあるのでしょうか。ポイントは「時と場合や、洗濯物の汚れ具合に応じて時短洗濯をやる時とらない時をきちんと分ける」ことです。家事の時間を出来るだけ短縮させたい、朝の慌ただしい時間を出来るだけ有効活用させたいのは多くの主婦の方々の本音ですが、時短洗濯はどんな洗濯時にも使用することはあまりおすすめ出来ません。たとえば洗濯物の量が多い時や洋服の汚れが深刻な時には、時短洗濯を避けることが賢明だといえます。主婦の方の失敗談にもあったように、洗濯がきちんと出来ていなくてまた洗わないといけなくなったということにもなりかねません。1日に数回洗濯機をまわすことがある方は、時短で洗濯するものをまわす時と標準モードで洗濯する時とで分けるのもひとつの方法です。汚れがひどいものはあらかじめ手洗いをし標準モードで。汚れがあまりないものは時短モードで。このように工夫することでずっと標準で洗濯機をまわすよりは、しっかりと洗ってすすぎも行いながら確実に時間を短縮することが出来るはずです。まとめ時短洗濯には良い面も失敗しやすい面もさまざま。一度失敗するとあまり使いたくなくなりますよね。でもやはり洗濯機のおいそぎコースなどは、日々の家事に追われる主婦にとって強い味方。慣れるまでは失敗することもあるかもしれませんが、時短洗濯で大事なのは洗濯する時と汚れの度合いによってうまく使い分けることです。全部が全部、時短洗濯に向いているとは限りません。時間が短いことで当然洗浄力は落ち、すすぎも標準に比べて十分には行われません。時短のおいそぎコースがどのくらいの洗浄力があり、どのくらいの洗濯量ならば時短でもすすぎはしっかりと行われるかなど、少しずつ試しながらおいそぎコースの性能をしっかりと理解することが効率的な時短テクニックにつながるのです。アンケート期間:2017年3月24日〜25日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月24日春夏のお洋服がほしくなる時期ですね。すぐ汚す、サイズアウトしてしまうとわかっていながら、かわいいから…とついたくさん子ども服を買い込んでいませんか? この春は散財しすぎないよう、ワードローブ計画をしっかり立てましょう。■本当に必要な量を計算しよう!子どもは汚すから…と、「替え」をたくさん持ちすぎていませんか? 毎日洗濯することを前提にするなら、案外必要な枚数は絞れるもの。まずは全体量を計算することから始めましょう。我が家(保育園年中男児)の場合は以下のように計算しています。1. 月~金保育園用(朝着ていくもの+外遊び後の着替え+予備)=3セット×2(洗い替え用)=【計6セット】2. 土日お休み・お出かけ用(2セット+予備×1セット)=【計3セット】9セット必要という計算になりました。我が家の場合、保育園用はたいていお下がりや土日用の“1軍”からの降格組。なので、新たに購入する場合は2. 土日の3セットを基準に計画を立てています。替えについては、乾燥機の有無等で枚数が変動すると思いますが、いずれにしても全体量がわかると、無駄にストックを増やさずに済むのでおすすめです。ちなみに、わが子が通う保育園ではパーカーなどフード付が禁止されているので、そういったものは土日用に取り入れるなど調整する場合もあります。他にも、園によっては「泥遊び用が別途必要」「トップスだけ常に予備を2枚」などの独自ルールがあるので、それらも計算に入れておくといいでしょう。■色柄のトーン統一で「ちぐはぐコーデ」を回避!ワードローブを少数精鋭化したら、さらに色や柄のトーンを合わせておくと、シンプルでおしゃれなコーデが簡単に楽しめます。たとえば、男児ならグレー、黒(または紺)、白をベースにするなど。さらに「柄ものはトップスのみ、ボトムスは無地に」などとトーンを調整しておきます。柄もボーダーかチェックなどに絞っておくと、より統一感が出ます。お迎えに行くと、ギョっとするような色合わせのコーデになっていたり、奇抜すぎる“柄on柄”になっていることってありませんか? また、トイレの失敗や食べこぼしなどで上下どちらかだけを着替えることになった時、ちょうど合うものがない…というケースもありますよね。これなら、パパやおじいちゃん・おばあちゃんに預ける時でも、細かい事を指示せずに済んで楽ですよ!「同じような色味だとつまらない…」「もっと子どもらしいコーデを楽しみたい」という場合は、靴下や靴、帽子、リュックなどのアイテムで遊んでしまいましょう。洋服はベーシックに抑えつつも、アイテムで指し色を使ったり、かわいい柄モノを合わせれば、子どもらしい雰囲気が演出できますよ。■最強の着回しアイテム「半そでTシャツ」Tシャツは通年使える基本アイテム。現時点でやや大きめのサイズを投入し、春秋はロンTとの重ね着を。もちろん夏はヘビロテして、くったりしてきたら冬用のインナーに…と、1年を通して着倒すことができます。Tシャツを中心にした重ね着をベースにコーデを考えると、アイテム数も絞りやすくなり、一石二鳥。首元がしっかりしたものを選ぶと長持ちさせやすいです。多少値が張ってもモトを取りやすいので、お気に入りを見つけましょう!いかがでしたか? ちなみに、ブランド子ども服のリユースサイトを使えば、より賢いお買い物が可能! サイズアウトした服を有効活用できるこんなサービスもありますので、ワードローブを整理するときにぜひ利用してみてくださいね。 子ども服を大切にするママのコミュニティ「キャリーオン」
2017年04月11日せっかく家具を購入するならば気にいったものを買いたいけど、予算は最低限に収めたいのが悩みどころ。そんな主婦の味方がお手頃な価格の家具です。主婦のみなさんは、どのようにして家具を安く入手しているのでしょうか。アンケートの結果をもとに安くて良い家具を選ぶコツをまとめました。家具はお手頃な価格帯であっても種類豊富なので選ぶ楽しみもありますよね。気軽に買えますがあとで買わなきゃよかった!とならないよう、できるだけ良い買い物をしたいもの。そこで今回は20~50代の女性50人に、家具を買う時のポイントや失敗談について聞いてみました。■目次1.まずは気に入る家具をチェック!その後にコストパフォーマンスを比較2.価格の安さ重視?それとも価格は二の次?3.安い家具はココで買う!4.安い家具は要注意!良いものを買うために5.違いを理解して納得いく家具購入を!まとめ1.まずは気に入る家具をチェック!その後にコストパフォーマンスを比較家具を購入する時はどうしてもお金がある程度かかります。家計のことも考えるとやはり主婦のみなさんは「安めのもの」をチェックすることが多いのでしょうか?気になる家具購入事情に迫ってみました。「家具を買う時は価格が安めのものをチェックし購入するようにしていますか?」というアンケートでは、約7割が「安めのものも高めのものもどちらもチェックしている」と回答。まずは値段を気にせず、いろいろな家具を見ている方が多いようです。価格を問わずチェックしている方で最も多かったのが「本当に気に入ったものを買う」という声です。■「どちらもチェックします。最終的には本当に欲しいほうを購入する」(30代・専業主婦)■「基本的には気に入ったものが予算内であればそれを買う。とにかく安いもの!とはならない」(40代・正社員)■「いろいろな価格帯のものを多く見た中から必ず決めるようにしている」(30代・専業主婦)大半の主婦は「安いから即決」と考えるわけではありませんでした。品質や触り心地などを確認し、それが値段に見合えば購入に至ります。■「安いものは不良品が心配なので、触ったり全面チェックしたりして高いものと比較して購入」(30代・パート)■「安くても品質は大丈夫か確認し、本当に良いものなら高価でも手に入れたいのでよく検討する」(40代・専業主婦)比較したうえで問題なければ安めの家具を選ぶ人が多数。ブランドも気になるところですが、家具は第一に実用性が大事です。質に大きな差を感じられなければ安価なもので充分だと多くの人が考えています。■「両方見て最終的にやや安めの価格を選ぶことが多い」(30代・個人事業主)■「安めのものと高めのものを見比べてコスパの良いほうを購入」(40代・専業主婦)「安めのものを見てから高価なものを見る」人もいれば「高価なものを見てから安いものを見る」人も。両方を検討するにしてもチェックの方法は人によってそれぞれでした。■「安めのもので良いものがあったら購入するけどデザイン・大きさ・見た目が安っぽくないかなどチェックしてダメそうだったら高い家具を購入」(30代・パート)■「まずは高いものをチェックしてそこから不要な設備やなくても支障ない部分を省いたような安めの製品を買いたい」(20代・専業主婦)■「どのようなものが高いのかを一応チェックして安めのものを見る。家具を見ることが好きだから」(30代・パート)また安価な商品においては特に耐久力も確認しておくべき点。長く使える、というのも良い製品の条件のひとつです。■「安いもの・高いものどちらも見て長年使えそうなものを検討する」(30代・正社員)このように高価なもの・安価なものを比較することで自身が重要視するポイントがはっきりします。自分なりの基準・ルールがあると買ったあとで後悔しなくて済みます。まずは「ここは譲れない」という点をしっかり考えましょう。2.価格の安さ重視?それとも価格は二の次?一旦は値段を考慮せずに気に入る家具を探す場合が多い一方ではじめから「できるだけ安いもの」に注目する方も全体の2割ほどいました。そもそも安さを求める理由は人によって異なりますが「予算がない」というのが本音のようです。■「オシャレで機能的なものを選びたいけどなんでも買えるほどのお金はない」(30代・専業主婦)■「予算があまりなかったので安い家具を選んだ。ほかのものにもお金を使いたかった」(40代・専業主婦)■「家を建て替える時に新しく買い替えるはずなので今は安いものでいい」(30代・専業主婦)■「今は子どももいないしいずれマイホームを建てた時に増えた家族分、大きな家具に買い揃えたい」(40代・専業主婦)将来のことを考えても家具に贅沢にお金を使うべきではないと考える人が多数。小さな子どもがいる家庭は特に家具に高いお金をかけないほうがよいと考える傾向にあります。■「子どもが小さく、壊れたり汚したりするのであまり高い家具でなくていい」(30代・専業主婦)■「子どもが汚すので怖くて高級家具は買えない。安いと何かあっても怒らなくてすむ」(20代・専業主婦)やむをえず安価なものを買う人も多いなか「コスパを重視したいから」という積極的な理由で安さを追求する人もいました。一般的に「高くて上質なもの」は数多くあります。しかし「安価で気に入るもの」を見つけることができればそれこそ買い物上手ですね。■「何を買うにしてもコスパは大切。高ければよいというものでもない」(40代・専業主婦)■「安い家具でも長持ちするものもあると感じている。高いものもいいと思うが今あるもので事足りているので追加投資する理由がない」(30代・専業主婦)■「安い家具は気軽に買い替えたいから長く使うことを想定せずに買う」(30代・正社員)このように価格を重視し安い製品を中心に探す人は全体の20%ほどでしたが、欲しい家具を見つけるためなら安いか高いかは「特に気にしない」という人も全体の8%ほどいました。■「価格が安いかというより自分の部屋に似合うものがないか探す」(30代・専業主婦)■「選択肢はいろいろあったほうがいいので決めずにいろいろな情報から選ぶようにしている」(20代・専業主婦)■「気に入ったものを買いたいので安いものはあまり見ません。値段で決めたくない」(30代・個人事業主)値段で決めてしまうと選択肢が狭まるのは確か。納得いくものに出会うためにあえて予算を設定せずにさまざまなものを見る人も少数ながらいます。気に入った家具が手の届く価格であれば理想的ですが、当初の予算をオーバーしてしまうのは避けたいものです。高価なものが欲しくなっても衝動買いはせず、ほかの店舗や買う時期なども考慮して安く買える方法を探しましょう。3.安い家具はココで買う!それでは家具の購入を出来るだけ安く収めるためには具体的にどこで買うのが得策であるか、主婦のみなさんに聞きました。最も多かった回答は「格安家具の量販店」。「家具のアウトレット」や「セール」なども家具を安く購入する方法となっていることがわかりました。格安家具の量販店は「品揃えの豊富さ」がなんといっても魅力。■「品揃えが豊富で見て確かめつつ選ぶことができる。またレイアウトを変える時の買い足しもできるから便利」(30代・個人事業主)■「安くて種類が豊富でおしゃれなデザインのものがたくさんあり選びやすい」(40代・正社員)■「量販店だとどこにでもあるので安心感がある」(30代・専業主婦)■「家具やインテリアグッズがすべて揃うし安くてとても便利」(30代・専業主婦)量販店は都会や近郊などあちこちに店舗があります。気軽にたくさんの家具を見比べ必要に応じて買い足しもできるのは量販店ならではの魅力ですね。■「シンプルで使いやすいデザインの家具を買えるからお気に入り」(50代・専業主婦)■「家具をよく購入するがシンプルで飽きのこないベーシックなものが多く、値段の割にしっかりしている」(30代・正社員)■「我が家の家具はほとんど量販店で購入。10年経ちましたが朽ちることなくがんばってくれています」(40代・専業主婦」シンプルで安いだけでなく作りがしっかりしていることも重要。品質・デザイン・値段のトータルバランスがとれた量販店ブランドが人気を集めています。そんな量販店の人気には及びませんが「家具のアウトレット」で買う人も。おしゃれな輸入家具なども手頃な価格で購入出来ることがポイントです。■「アウトレットは破格の値段で売っている場合が多いし掘り出しものがありそう」(20代・専業主婦)■「安いといってもなるべく長く使いたいので良質の家具が安くなっているものを選ぶ」(40代・専業主婦)そろそろ買い替えたいという場合など慌てて買う必要がない方は「セール」で買う方法もおすすめ。■「長く使うものなのできちんとした家具を購入したいと思っている。セール時期を狙って少しずつ購入」(40代・個人事業主)■「良いなと思う家具屋をまめに見てセールの時にさっさと買うのが一番安い」(40代・専業主婦)新品にこだわらず「リサイクルショップ」「フリマアプリ」で家具を探す人もいました。「人が使ったものはあまり好きではない」という人でなければ中古品も検討することでさらに選択肢が広がります。■「新品よりは中古のほうが安いことが多い。中古で気にならない家具は中古で探す」(20代・専業主)デザインをあまり気にせず実用性のみを求める場合やとにかく安く買いたいという場合はホームセンターやネットを利用するのもありです。■「ホームセンターで購入。家具店に比べるとかなり安いと思う」(20代・専業主婦)■「ネットの激安家具店で購入したことがある。安かったけど組み立てがとても大変だった」(20代・専業主婦)4.安い家具は要注意!良いものを買うために家具を購入する際はできるだけ安く収まれば嬉しいものですが、時には「安かろう悪かろう」というように失敗談も決して少なくありません。安くて良い商品を探すための参考にしましょう。【「組み立てるタイプ」には注意!】■「自分で組み立てる安いものを購入したが、隙間ができたり曲がったりした」(40代・専業主婦)■「安かったので自分で組み立てるタイプのものを買ったが、完成した時に少しずれていて使いづらい」(30代・専業主婦)しっかり組み立てたとしても立てつけが悪かったり色がすぐに剥げたり、トラブルが起きる可能性もあります。大型の製品は安全性にも関わりますので信用できそうな商品を選ぶことが大切です。【安い「ソファー」での失敗】■「とても安くてデザインも良かったので買ったソファーがあったのですが、使い始めてすぐに中の羽が出てきて散々だった」(30代・個人事業主)■「ソファーのクッションが数年たつとぺしゃんこになり、ただの布張りの椅子みたいになった」(30代・専業主婦)【安い「タンス」での失敗】■「桐ダンスで激安のものがあったので購入したら前面だけが桐だった」(20代・専業主婦)■「タンスの引き出しの開け閉めがスムーズにいかない。湿気やカビが生えやすい」(40代・正社員)不良品とわかったものの「買い直す気にもなれずしばらく使っていた」「買い替えたいけど捨てるのも大変」などしばらく手元に置いていた人も少なくないようです。ソファーやタンスのような大きな家具は捨てるのもひと苦労です。また自分ですぐ組み立てられる点に惹かれて購入したはずが、不良品でそもそも組み立てられず、交換にかなり時間がかかったという本末転倒のケースも。安い家具であるからこそ品質や口コミなどの評価をしっかりチェックしたうえで買ったほうが安全です。5.違いを理解して納得いく家具購入を!「値段が高めの家具と安めの家具にはどんな違いがある?」と主婦50人に聞いたところ、ダントツで多かったのが「素材や質の良さ」でした。■「高い家具は素材の良いものを使用しているから長持ちするような気がする」(40代・専業主婦)■「安い家具と高い家具を並べると素材や品質はひと目でわかる」(40代・専業主婦)■「素材はやはり国産のものとかを使用していると高くなる。やはり質が良いし国産のものを使いたいので憧れる」(40代・専業主婦)■「天然の1枚板の木材を使用していたり、とにかく高い家具は素材が良いと思う」(30代・パート)■「安いと板とかも薄くて叩いた時の音が違うし触った感じもベニヤを重ねたやつだというのがすぐわかる」(30代・パート)素材や品質の良し悪しを判断するにはどの国で作られたかもひとつの目安。やはり家具も国産のものは安心できるという人は多くいました。質の違いを見極めるには値段だけでなく自分の五感も活用します。「見た目の高級感」や「耐久性」も家具購入のポイントのようです。■「高い家具は見た目にも高級感があり一生使えるくらい耐久性に優れていると思う」(30代・専業主婦)■「ある程度値段がいいものはもちが良い」(20代・専業主婦)■「安い家具はやはり長持ちはしない」(30代・個人事業主)■「安いものはせいぜい持って10年程度。越えると途端に劣化が著しくなる」(40代・専業主婦)耐久力と値段は直結する場合がよくあります。そして高いものならアフターサービスが充実している場合もあります。手軽に買い替えたい人は安く済ませるのもありですが、長く使いたい家具であればそれも考慮して「安い」「高い」を判断する必要があります。起こりうるトラブルをしっかり理解し、自分が求める条件に見合う家具を選びたいものです。まとめ比較的安価な家具は気軽に買えるのが何よりのポイント。安くて良い製品を選ぶためには値段だけに惑わされず、素材や質、耐久性も忘れずにチェックしましょう。高い家具が絶対に良いということはありません。安価なもの・高価なものの違いを理解し、用途に応じて釣り合いのとれた製品を買うことが重要です。家具は部屋の雰囲気だけでなく、毎日の生活にも影響を与えるもの。お気に入りの家具が見つかりますように!アンケート実施日:2017年3月17日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月10日私たちの生活と切っても切り離せない「ガス」。各家庭では、一体いくらの「ガス代」を払っているのでしょうか。使っているガスのタイプや支払い額、またガス代を節約するために行っていることなど、お子さんがいる主婦50人にアンケートを実施。節約に役立つ情報が満載です!料理にお風呂、ときには暖房。私たちの日々の生活において欠かせないガス。みなさんはどのくらいガス代を支払っているのでしょうか。ほかの家のガス事情ってなかなか聞くことがないけれど、ちょっと気になりませんか?ガスの自由化のトピックスと併せて、興味深いアンケート結果をご紹介します。今回は、お子さんがいる主婦50人の方々に、ガス代についてアンケートを実施しました。■目次1.都市ガス派?プロパンガス派2.毎月のガス代は、どのくらい?3.ガス代を節約するためにどんな工夫をしている?4.毎月、どのくらい節約できている?5.ガスの自由化とは?まとめ1. 都市ガス派?プロパンガス派アンケートの結果、圧倒的に多かった回答は「都市ガス」(26人)でした。「最初から都市ガスに決められていたけど、高くないし不満はない」という声が多いのが特徴です。■「この地域に住むと必然的にそうなってしまう。ガスの自由化になっても供給元を変更する予定はなし」(30代・パート)■「マンションで決まっていた。プロパンは高いので都市ガスでよかった」(30代・専業主婦)■「今はアパート暮らしで、ガスの選択はできず都市ガスを使用」(30代・正社員)一方、プロパンガスはどうでしょうか?使っているガスが「プロパンガス」と回答したのは、50人中20人。■「田舎なので選択できず、昔からプロパンガス」(30代・主婦)■「田舎すぎて都市ガスが自宅のところまできてなくて、自費で引くはめになる」(30代・専業主婦)■「都市ガスが供給されているエリアではないので、仕方なくプロパンガスを使用」(40代・専業主婦)田舎に住んでいる方は、都市ガスが供給されないとのこと。さらにこんな声もあがっています。■「借家なので、ガスを選ぶことができません。高くて困っている」(30代・個人事業主)■「プロパンガスだがとにかく高い。冬場は7000円もする。電気とガスだけで高くつく」(40代・専業主婦)プロパンガスは高いというデメリットがある一方、こんなメリットもあるようですよ。■「地方なのでプロパンガスしか選択肢がありませんでしたが、地震に強いなどメリットもあることを知り、満足しています」(20代・専業主婦)日本は地震が多い国なので、このメリットには注目したいですね。そして僅かな票ではありますが「その他」も4人。■「数年前にリフォームした時にオール電化にしたため、ガスは一切使用していない」(30代・パート)■「オール電化なので、ガスは使っていない。一軒家に住むタイミングでガスは卒業しました」(30代・個人事業主)ガス代の節約は間違いなくできるのがオール電化。リフォームや家購入などのタイミングで、オール電化に移行する家庭は今後ますます増えていく可能性がありますね。2. 毎月のガス代は、どのくらい?では毎月支払うガス代は、みなさん妥当な金額だと思っているのでしょうか。自宅のガス代を高いと感じたことがある女性は78%と、ほぼ8割の人が「高い」と思っているようです。■「以前は都市ガスで今はプロパンだから、特に高いと感じる」(30代・専業主婦)■「いつも感じている。夏でも月に1万円くらいかかってしまう」(40代・個人事業主)■「毎日風呂や料理をしているから仕方ないと思うけど、月々5000円くらいが望ましい」(30代・専業主婦)特に冬はガス代が高い!という声が圧倒的に多く、なんとかしてガス代を節約したいのは主婦共通の悩みといえるでしょう。そこで、冬にガス代が高くなる原因は何だと思うか聞いてみました。■「シャワーの流しっぱなし」(30代・パート)■「寒い時期になるとお風呂の給湯温度を上げてしまう」(40代・専業主婦)■「お風呂の追い炊き」(30代・パート)■「やはりお風呂。毎日沸かして追い焚きもして、さらに家族が多いとガス代はどんどん高くなる」(30代・個人事業主)多かったのは、お風呂という回答。家族の人数が多かったり、帰宅時間がバラバラだと、お風呂の追い炊きもやむを得ませんね。2番目に多かったのは、キッチン。ガス代といえばお風呂と考えがちですが、実はキッチンでの料理の仕方もガス代がかかる大きな要素になっているようです。■「洗い物をするときにお湯を使うため、どうしてもガス代が高くつく」(40代・専業主婦)■「炊事。特に煮物が多くなるとガス代が増えた」(40代・専業主婦)■「お湯を使うたびに沸かしたり、煮込み料理を作ることが多いため」(40代・専業主婦)そういえば、そうかも!と思い当たること、ありませんか?もちろん、お風呂やキッチンのほかにも原因はさまざま。■「ガスストーブの使用や、単価の高いガス会社との契約」(40代・専業主婦)■「明らかに、床暖房。でも快適なのでなかなか節約できない」(40代・専業主婦)■「大型連休や年末年始など、家にいる時間が増えるとガス代も高くなる」(40代・個人事業主)快適そして便利な生活を送ろうとしたら、どうしてもかさむガス代。それでは50人の主婦が「高い」と感じる毎月ガス代はどのくらいなのでしょうか?50人のうち「7,000円以上」と回答したのは22人。比較的高めが多い一方で、少数ながらも「3,000~4,999円」「2,000円未満」というコストを抑えた回答もありました。つまり、約半数の方が「7,000円」以上というアンケート結果ですが、考えられる理由について聞いてみました。【7,000円以上】■「プロパンガスのせいか、お風呂くらいしか使わないのにかなりのガス代」(40代・専業主婦)■「アパートですが、プロパンガスなので高い。夏でも8,000円する」(40代・専業主婦)■「冬に床暖房を使いすぎて15,000円も請求が来て、ビックリ」(40代・パート)■「ガスヒーターを使っているので冬場は8,000円ほどかかる」(40代・個人事業主)■「家族は5人なので、冬場のガス代金は12,000円くらい」(40代・パート)■「10.000万円前後。かかりすぎだと思うけど、なかなか節約できない」(30代・専業主婦)■「毎日お風呂に入るため、毎月10,000円以上のガス代がかかる」(30代・専業主婦)冬に寒いのを我慢できず、つい床暖房やガスヒーターをつけたり、熱めのお風呂に入りたくなるもの。そうした暖房関連に使うことが、ガス代高めの理由にもなるようです。次いで、「5,000~6,999円」と回答したのは、17人でした。【5,000~6,999円】■「夏場が4,000円台、冬場は8,000円台。平均すると6,000円くらい」(40代・専業主婦)■「いつもこれくらい。もう少し節約したいですがなかなか安くならず」(30代・パート)■「大体6,000円程度。冬はお風呂を浴槽にためるので8,000円ぐらいになることも」(40代・専業主婦)■「平均して1カ月5〜6,000円程度。夏には1,000円減り、冬には1,000円増えるくらいの変動」(30代・専業主婦)そのほか「3,000~4,999円」「2,000円未満」は、それぞれ5人。「2,000~2,999円」と回答した人も、わずかひとり。ガス代を抑えるために何かするというより、環境が一因で安くできるようです。■「ふたり暮らしでほとんど家にいないため、あまりかからないほうだと思っている」(30代・個人事業主)■「オール電化なのでガス代はかからない」(30代・専業主婦)■「家の中はオール電化で、毎月のガス代はゼロ」(30代・専業主婦)ガス代がゼロとは何とも羨ましい限り!でもそのぶん、電気代がかかっていることもお忘れなく。3. ガス代を節約するためにどんな工夫をしている?なんとかガス代を節約するために、主婦はいろいろな工夫をしています。そんな主婦の知恵を紹介しましょう。キッチンやお風呂での節約法は、今日からでも実践できそうなものばかりです。■「お湯を無駄遣いしないため、調理する時にお鍋にふたをします」(40代・パート)■「お湯もやかんで沸かすのではなく電気ケトルを使う」(30代・専業主婦)■「できるだけまとめて料理する」(30代・専業主婦)■「煮込む時間をあまり長くとらず、余熱で煮込むよう意識する」(40代・専業主婦)■「強火でなく中火で調理」(40代・専業主婦)■「夜11時以降にガス代が安くなるようなので、食洗機はその時間帯にするようにしています」(40代・専業主婦)■「熱伝導率のよいステンレス多層鍋を使用。他の鍋に比べて早く火が通るため、ガス代の節約に」(40代・専業主婦)■「お茶などは沸かして水筒にいれる」(30代・個人事業主)■「下ごしらえは、なるべく電子レンジを使う」(40代・専業主婦)1日の中でもっともいる時間がキッチンという主婦の方も多いはず。効率のいい料理は時短にもつながるため、さまざまな工夫をしているようですね。同じように、お風呂でもガス代の節約術はあります。■「お風呂はなるべく家族で続けて入るようにしている」(40代・専業主婦)■「シャワーは早く済ませる」(30代・専業主婦)■「お風呂の温度を低めに設定している」(30代・パート)■「浴槽にためるお湯の量はなるべく少なくする」(30代・個人事業主)ほかにも、こんな声もありました。■「部屋でも靴下やベストなどを着てガスストーブの温度を下げたり、できるだけ使わないようにする」(30代・専業主婦)■「床暖房を早めに消す」(40代・専業主婦)「温度を少し低めに」「お湯を少し少なめに」など、日々の努力が節約につながります。お風呂でも、キッチンでも、日々の「少し」の節約から始めましょう。特にお湯を少なめにすることは水道費も削減でき、一石二鳥ですね。4. 毎月、どのくらい節約できている?ガス代の節約に取り組んでみて、節約できていると実感できた人は、50人のうちわずか20人。30人の人は節約できていないと回答していることからもわかるように、ガス代の節約はなかなか難しいのが現状のようです。■「ガス代の節約に取り組んでいても実感なし」(30代・専業主婦)■「冬場はガスファンヒーターを使用するので、どうしてもガス代がかかる」(40代・専業主婦)■「ガス代の節約は電気代と違って難しい。料理などでどうしても使用するから」(30代・専業主婦)節約を始めてすぐに効果が目に見えてくるわけではありません。鍋がぬれていたら拭いてから火にかけるとか、お風呂は家族で間をあけずに入るとか、小さなことでもコツコツと取り組んでみるという声もありました。そのためには、家族に協力してもらうことも大切。どんなに自分ががんばっても家族が電気をつけっぱなしにしていたり、お風呂でお湯を無駄遣いしたら、一瞬にして苦労が水の泡になってしまいますから。コツコツと節約を努力した結果、主婦のみなさんはどのくらいガス代が節約できたかというと「500円未満」が18人、「500円~999円」が9人、「1000円~1,999円」が7人、「2,000円以上」が2人、「節約できているかわからない」が14人という結果が出ました。【500円未満】■「電子レンジを使用して煮込む時間を短縮するなどしてやっと500円程度」(30代・専業主婦)■「長時間ガスを使ったときとそうでないときの差が500円くらい」(40代・専業主婦)■「お風呂でためるお湯の量を少なめにしたら、月400円くらいの節約に」(30代・パート)■「毎日入るお風呂のお湯をいつもより少なめにしただけで、400円ほど」(30代【500円~999円】■「500円程度なら火加減で節約可能」(30代・専業主婦)■「ガス代節約のためにストーブでの保温や調理を心掛けている」(40代・パート)■「追い炊きを減らし、料理も余熱や電子レンジを活用したら、以前より600~700円安くなった」(30代・専業主婦)■「お風呂は蓋をして冷めないようにしたりシャワーも少なめにしたり、早めに火を消し鍋の保温効果を利用」(30代・正社員)【1000円~1999円】■「TVを見ないようにしたり、早めに寝る。がんばっても約1,000円程度が限界」(30代・専業主婦)■「床暖房のつけっぱなしをやめたら、1,000円ほどの節約効果があった」(40代・専業主婦)■「なるべく全員で入れる時間に沸かす事と追い焚きの回数を減らすことによって節約できるように」(40代・専業主婦)■「コンロを続けて使うことと、圧力なべをつかって節約。あとはお風呂に続けて入ることぐらい」(30代・専業主婦)【2,000円以上】■「お茶を沸かすのは電気ですぐ沸かすタイプに変更。煮物は圧力なべで時短節約して、数千円の節約ができた」(40代・専業主婦)節約できている金額はどうであれ、いろいろ工夫をしてガス代節約に努めています。スーパーやドラッグストアでお金を払って買う食料品や日用品と違って、ガス代は引き落としがほとんど。つまり、お金を使っているという意識が薄いため、無駄使いにつながるのかもしれません。ガス代はいかに日常生活の中で意識して節約するかがポイントのようですね。5. ガスの自由化とは?最後に、ガス代の節約に大きくかかわる「ガスの自由化」について。2017年4月からいよいよ始まる、ガスの自由化。聞いたことはあるけど、イマイチどんなものかわからないという方もいるのでは?ガスの自由化についてきちんと理解しておくと、ガス代の大幅削減だって夢ではありません。では、何がどう変わるのでしょうか。整理しておきましょう。■ガスの自由化でここが変わる!1.ガス会社を自由に選べるようになる2.自分に合った料金やサービスも選択できる3.契約先のガス会社が家の中のガス機器の点検を担うガスを選べることになっても、新たにガス導管を敷く必要はなく、ガスの品質も変わりません。つまり、これまでは受け身で選択の自由がなかったことが、4月から個々の家庭にあった最適なガス代を選べるようになったのです。今後お得なサービスが出てきたら、価格と一緒に各サービスも比較するとよいでしょう。もちろん、普段の生活でできる、日々の節約も忘れずに。まとめガス代節約の方法って、こんなにたくさんあるのね!と思った方も多いのではないでしょうか。節約は、無駄遣いを防ぐことでもあります。家族に協力してもらいながら、ガス代節約に励んだら、きっと成果は数字となって表われます。ただ、がんばりすぎても生活が窮屈になったり、疲れてしまっては本末転倒ですが、節約を習慣にしてしまえばしめたもの。ここで紹介した主婦の知恵と、ガス自由化を大いに活用して、ガス代の削減をめざしましょう!アンケート実施日:2017年3月2日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月10日「食費」は節約しやすい生活費のひとつですが、無理のある方法では長続きしません。家族がいる場合は、みんなの健康を維持するためにも適切で効果的な節約法を身につける必要があります。今回はアンケート結果をもとに、主婦が実践している節約方法、気になる成果や食費の目安についてまとめました。生活費を節約するなら「食費」から、と考える方は多いのではないでしょうか。食費は日常的に支払う費用ですが、各自の意思決定によっても大きく変動する側面を持ちます。実際に、ある程度までは心がけ次第でも節約が可能です。節約しやすいポイントであるとはいえ、食事は生活の質にも関わるもの。適切な食費の節約法を知るべく、家族の健康と家計を預かる主婦のみなさんが日頃どんなことを意識しているのか、20~50代の既婚女性を対象にアンケートを実施しました。■目次1.「食費」は節約のメインターゲット2.食費はいくら?家族の人数に応じて目標を設定しよう3.節約上手はお買い物から!主婦が実践する食費の節約術4.やっぱり「もやし」?節約に欠かせない食材5.主婦が誓った食費節約の「掟」を守るべし!まとめ1.「食費」は節約のメインターゲット生活費の中でも、大きな割合を占める「食費」。食事は価値観やライフスタイルと密接に関わっており、食費の扱いは家庭ごとに異なります。最低限で済ませたい人もいれば、食費を土台にして家計を考える人もいるほど。何も意識しなければ食費は増えていく一方です。しかし別の見方をすれば、メリハリをつけて管理することで家計改善にも大いに役立つということでもあります。■「食費は削ろうと思えば削れるし、お金をかけようと思えばかけることができるから」(30代・主婦)このように身近な節約ポイントと捉える人も多い「食費」ですが、まずはどれくらいの主婦が食費の節約を意識しているのかアンケートで調査しました。結果は一目瞭然。50人中48人が、日頃から食費を節約するように心がけています。■「あまりカツカツではありませんが、無駄遣いをしないように常に心掛けている」(50代・主婦)節約に対する意識は人それぞれ。緩みがちな気持ちを引き締める程度という人もいます。全体の傾向としては、食の満足感と節制の両立を求める主婦がほとんどでした。■「子どもを産んでから生活費が上がってしまった。家計簿をつけ確認したところ、エンゲル係数が高くなってしまっていることに気づいたので」(30代・専業主婦)■「もちろん、しています。中学生になった次男もよく食べるようになったし、5人家族のお腹を満たすだけの食費は、節約の意識をしないと際限無いです」(50代・主婦)子どもがいる家庭なら、食事は成長に関わる重要なもの。食費を切り詰めようにも難しさがつきまといます。しかし他の養育費も必要となりますので、子どもたちのお腹を満たしながら家計を維持しようと奮闘する主婦は少なくないのです。■「生活が厳しいから!でも、なんでもかんでも節約するわけではなくて、国産のものを食べる、旬のものを食べる、果物を食べるなどは考えています」(40代・会社員)■「ずっと節約をしている。今、主婦をしているので、少しでも節約して家を買うための資金にしたい」(30代・パート)■「貯金をしたいので、手っ取り早く食費の節約をしているつもりだが、なかなか貯金出来ない」(40代・主婦)中には必要に迫られて食費削減に取り組んでいる人もいます。一方では、別な用途や貯金に充てるなど、節約に対して明確な目的意識を持っている人も多数いました。2.食費はいくら?家族の人数に応じて目標を設定しようほとんどの人が節約したいと考えている「食費」ですが、各家庭で実際に成果が出ているのかが気になるところ。節約した場合、1カ月の食費がどれくらいになったか聞きました。【ふたり家族】■「夫婦ふたりで2万円です。お弁当代も込みなので結構がんばったと思います」(30代・主婦)■「食材の数を減らしたり、肉の量を減らしたり、惣菜やお菓子を減らしたりと工夫してふたりで2万以下を達成したことがあります。ただ、慢性的に空腹感が出るなど、やり過ぎたと感じて現在は節約前の状態にほぼ戻っています」(30代・主婦)■「夫婦ふたり暮らしで節約しても5万円ちょっとかかる。これ以上節約すると夫から文句が出る」(50代・主婦)夫婦ふたりで暮らしている場合、食費は節約して「2万円以内」となる家庭が多いことがわかりました。しかし、ライフスタイルによっては5万円台になることも。【3~4人家族】■「家族3人で2万円以下に抑えたことがあります。無駄買いをしなければ出来ます」(30代・主婦)■「家族3人の食費になります。1週間の予算を7千円に決めて、買い物をして1カ月3万円くらいに節約することが出来ました」(50代・主婦)■「我が家は3人家族ですが、食費がとても高いです。自分なりに節約を試みてはいますが、なかなか減らせません。5万円以下になると奇跡で、とても嬉しいです。国産のものや体に良い食材を選ぶのも高くなる理由だと思っています」(40代・主婦)■「家族4人で2万円強になりました。親戚からもらえるものはもらい、外食を控えた結果です」(40代・パート)■「家族4人で37,000円くらいでした。なかなか安くできないのでもう少しがんばりたいです」(30代・パート)■「旦那・高校生息子・高校生娘の4人家族で、弁当が増えたので、5万円を切るのが難しくなってしまいました」(40代・主婦)3~4人家族の多くは、夫婦とその子ども。3人家族では2~4万円台、4人家族では3~5万円台となっています。年齢によって成長期や弁当を作る都合などもあり、子どものいる家庭では食費も大きく変動します。【5人家族】■「成長期の息子が3人います。節約して4万円以下だと、かなり上手にやりくりしていることになります」(40代・主婦)■「5人家族で子どもたちは、まだまだ食べ盛り。主人もよく食べるほうだし、お酒も飲むので節約したとしても残念ながら5万以上にはなります」(50代・主婦)子どもが3人いる家庭で、食費を4万円以内に収めるのは至難。節約を意識していても5万円程度になるのは仕方がありません。一般的に「人数×1万」円台というのが食費の目安といわれています。つまり3人家族なら3万円台、ということ。実際のアンケート結果を見ると、確かにその範囲で食費をやりくりしている家庭が多いことがわかりました。しかし、夫婦ふたりではその目安を下回ることもあり、子どもがいる家庭では、年頃によって目安をオーバーすることも十分にありえます。家庭ごとの価値観や食の重要性も考えたうえで、無理のない目標を設定して継続していくことがポイントとなります。3.節約上手はお買い物から!主婦が実践する食費の節約術それでは、主婦のみなさんが実践している節約法について見ていきます。※総回答数に対する割合【安い食材を買う】ひとり暮らしならまだしも、家族でたびたび外食をしていては、食費がとんでもないことになります。やはり自宅で料理することが食費削減の基本となりますが、まずは安い食材を入手することがポイントのようです。■「1カ月の食費を決めているので、それを越えないように安い食材を買うようにしています」(20代・主婦)■「市内で1番安いスーパーで買い物するようにして食費を節約してます」(30代・主婦)■「〇〇市みたいな安い日にまとめ買いします。あとは食材によって、値段がこれ以上高い時は買わない、とか決めています」(20代・主婦)■「まとめて買ったら、切るなどの処理をして冷凍しておく。傷みもないし調理時間も節約出来る」(40代・主婦)安いスーパーを利用したり、セールの時にまとめ買いをしたりと、買い物は賢く済ませると効果的です。まとめ買いをしたら、使いやすいように小分けに。場合によっては冷凍で保存するというのもポイントです。【献立で計画的に】あらかじめ数日分の献立を作っておくことで、無駄な買い物や、料理の作りすぎを防止できます。■「安い時にまとめて買って、その後は最低限のものだけ購入する。残さないくらいの量を作る事も大切」(40代・主婦)■「3日~1週間くらいのメニューを先に決めて、まとめて買い物に行く。買い物の回数を少なくすると余分なものも買わずに済む」(40代・主婦)■「その日の安い食材を使った常備菜を作ってストック。何度か繰り返すと、バリエーションの多い食事が食べられるくらい、ストックが出来ます」(50代・主婦)食材を買う時から、どう使うかというイメージを持つことが大切です。数日先を見越していれば作りすぎることもありません。計画的に常備菜を作り置きすることで、節約しながらメニューを一品増やすことも出来ます。【安い食材でボリュームアップ】■「成長期の息子が3人いるので、食費がとんでもないです。食べる量もすごいので、かさ増しをするよう努力し、なるべく安い時にまとめ買いをします」(50代・主婦)■「かさ増しは成長期の子どもを育てる時には必須(特に息子)。かさ増しの意味もあるが、食材によっては脂肪分や糖分の摂り過ぎ予防にもなるので便利」(40代・主婦)食べ盛りの子どもがいる家庭では特に、食事のボリュームも考慮したいところ。「かさ増し」というと聞こえが悪くなってしまいますが、この場合の「かさ増し」は、安全・美味しさに気を遣いつつ、物足りなさを感じさせないための工夫となります。4.やっぱり「もやし」?節約に欠かせない食材「かさ増し」も食費の節約に有効であるからには、そういった食材も積極的に料理に取り入れていきたいものです。■「もやしはかさましに使ったり、ナムルなどの副菜に使ったり出来る。一袋30円程度で購入できるので、量をたくさん用意できるから」(30代・主婦)■「もやしは、すぐ食べないといけないので、保存が利きません。キャベツは、和洋中どれでも使うことが出来ます。またサラダにも出来ます。万能野菜だと思っています」(50代・主婦)節約に欠かせない食材といえば「もやし」。料理のバリエーションも豊かで、炒め物などのボリュームアップにも貢献します。そして何より、安さが売りです。もやしに勝るとも劣らない「キャベツ」も取り入れたい食材のひとつです。千切りキャベツや炒め物、ロールキャベツなど、食卓に並ぶ機会が多い野菜で節約できているとなれば嬉しいものです。■「タマネギ、ジャガイモが家にあれば、なんとか食事作りができる。小麦粉も大量に買っておけば、おやつもなんでも作れて安くつく」(40代・個人事業主)安い食材を使うだけが節約ではありません。「玉ねぎ」や「じゃがいも」は使いやすくて日持ちする食材なので、多くの家庭で常備されています。「小麦粉」を常備しておき、安くて安心な手作りピザをおやつに作るという人もいました。保存が利く食料を準備しておくことで、新たに買い物をすることなく料理が出来ます。■「鶏肉が役に立ちます。子どもがいるのでお肉は欠かせません。牛肉は高いので鶏肉か豚肉でなんとか過ごしてます」(30代・個人事業主)■「豚小間肉は、安い時にまとめ買いして1回分ごとに分けて冷凍しておくととても便利」(30代・主婦)肉に関しては、比較的安い「鶏肉」を頻繁に使うという声がありました。節約と健康管理をかねて、ヘルシーな胸肉・ささみなどを使うのもありです。「豚肉」は特売のタイミングでまとめ買い・冷凍保存をしている主婦が多いようです。5.主婦が誓った食費節約の「掟」を守るべし!回答からもうかがえる通り、主婦のみなさんは家族の体を気遣いながら食費の節約に励んでいます。最後に、主婦たちが食費節約のために定めている、自分なりのルールを聞いてみました。※総回答数に対する割合【食材を大切に】■「よく買いすぎて腐らせることがあったので、とてももったいないと反省しました。最近は買いすぎないようにして、冷蔵庫の中を把握してうまく使い回すようにしています」(40代・主婦)■「食材を余らせてしまうのはもったいないので、使い切るまで何かにアレンジしています」(20代・会社員)食材を無駄なく使うことが、節約の第一歩。買い物の前に献立を考えるのも効果的ですが、冷蔵庫にあるもので料理を作り上げてしまうのも主婦のなせる業。食材を買う時から食べ切るまで、しっかり管理する必要があります。【最低限かつ効果的な買い物】■「週に1回しか買い物に行かないのが目標!行くと絶対に必要ないものを買ってしまうから」(30代・主婦)■「土日にまとめ買いをし、平日は本当に必要なものが生じた時以外はスーパーには行かない」(30代・主婦)■「安い日になるべくまとめて買うようにしています。必要ないものは手にしないように。ついつい買いすぎそうになりますが、買う前にかごの中をもう一度チェックして買うかどうか決めています」(40代・主婦)■「特売日にまとめて購入して、冷凍保存や作り置きを実践すること」(20代・主婦)買い物に行く回数が増えると、いらないものまで買ってしまう機会も多くなります。買い物は回数・内容ともに最低限にとどめ、数日分の食材をまとめて買うのがポイント。スーパーの特売情報は要チェックです。【誘惑や気の緩みに注意!】■「豪華な食事でなくても、品数は豊富に揃えるように心がけています。週末は疲れて惣菜に手を伸ばしていたところを、ストック食材を作り置きしておくことで防ぐようにしています」(30代・主婦)■「ついつい子どもと一緒にお菓子を毎日のように食べてしまうので、回数と量を減らして節約を心がけています」(30代・主婦)■「家族の健康のためにも日常の食生活の質は下げたくないので、お菓子やお酒などを控えるのが1番いいと思っている」(40代・個人事業主)忙しい毎日を送っていると、節約のことを忘れそうになる瞬間がやって来ます。嗜好品の誘惑も耐えがたいもの。時として手抜きも必要ですし、外食や贅沢をしてリフレッシュすることはモチベーション維持にもつながります。ただし、緩んだ気持ちを締めなおすことが出来なければ努力も水の泡になってしまうので、注意が必要です。まとめ現代社会において「食費」は必要不可欠なものですが、ライフスタイルによって家庭ごとの差が出やすい生活費のひとつでもあります。多くの主婦が家族の体と家計を考えながら、食費の節約を試みていました。具体的には、無駄が出ないようにメニューを考え、食材はお得にまとめ買いするのがポイント。食費は「人数×1万」円台を目安に、自分の家庭に合った方法で節約していくことが成功へつながります。食事は健康や子どもの成長にも影響しますので、まずは無理のない範囲から節約をスタートすることをおすすめします。アンケート実施日:2017年3月17日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月10日トイレの節水にもいろいろな方法があり、最大で月に1,000円以上の節約が期待できることもあります。しかし、そんなトイレの節水には様々なリスクがあることをご存知ですか?今回の記事では、主婦の方に聞いたトイレの節水に関する失敗談も踏まえながら、安全な節水方法を紹介します。皆さんは水道代の節約をしようと思い立った時、トイレの節水を視野に入れていますか?トイレの節水にもいろいろな方法があり、最大で月に数千円の節約に成功している方もいらっしゃいます。今回の記事では、主婦50人の皆さんにトイレの節水についてアンケートを実施しました。トイレの節水に関する主婦のリアルな意見が満載です。節水の手段、注意するべきことなどを把握し、賢く節水をしていきましょう。■目次1.頻繁に水を使うトイレだからこそ「節水」を意識したい!2.主婦が日頃から実践するトイレの節水術3.トイレの節水で最大1,000円以上の節約になることも?4.これはダメ!主婦たちが経験したトイレの節水による失敗まとめ1. 頻繁に水を使うトイレだからこそ「節水」を意識したい!アンケートにて「トイレの節水は意識していますか?」という質問に対しては、節水を意識している方がやや多いという結果になりました。普段から節水を意識しているという回答に加え、節水機能が付いているトイレを使用しているという方も少なからずいらっしゃいました。■頻繁に水を使う場所だからこそ「節水」トイレの節水を意識しているのは、全体のちょうど半数。1回トイレの水を流すだけでも、たくさんの水量が必要になってしまうと考えている方が多くいらっしゃいます。トイレは一日に数回使用しますし、家族が多ければより多くの水を使うこととなり、水道代もかさんでしまうのです。■「結構水を使用する場所なので節水をとても意識しています。出来るだけ『小』で流すようにしています」(30代・専業主婦)■「古いタイプの便器とタンクなので、どうしても毎回、無駄に水を使用していそうです。それがもったいないなぁといつも思っていて、風呂の残り湯をタンクに流し入れたりしています」(40代・専業主婦)■「節水しないと一万円を超えてしまうことがあったので、節水グッズをタンクに付けています」(40代・専業主婦)最近のトイレと比べて、古いタイプのトイレですと、必要以上に水が浪費している場合があります。水道代を少しでも安くするために、日頃からできる範囲で節水をしようと心がけている方が、アンケートにて「はい」と回答していました。■節水モードが付いているトイレを使用中賃貸物件に住んでいる場合、トイレの付け替えはなかなか難しいものですが、持ち家に住んでいる場合は節水機能が搭載されているトイレに変更することができます。実際に、アンケートの回答にも「節水機能が付いているトイレを使っている」という声が見られました。■「トイレのリフォームを3年前にしたときに、節水機能が高い便器に替えましたので、普段はあまり気にせずに使用しています。強いて言えば、大・小・エコという水を流すボタンがあるので掃除のときに使ったペーパーを捨てる際はエコモードで捨てるようにしています」(40代・個人事業主)■「元々節水モードが備え付けられているので、特に意識はしていません」(40代・個人事業主)■「トイレ自体が節水トイレなので、それ以上に何かしていることは無いです」(40代・正社員)節水トイレにすることで、普通に使うだけでも水の節約となります。そのため、節水トイレを使っている家庭の方は、自分の行為として節約を心がけている方はいらっしゃいませんでした。■トイレの清潔を維持するするために「節水はしない」アンケートにて「いいえ」と答えた方は、そもそもトイレに関して節水を考えていない方が大半でした。また、トイレットペーパーや排泄物をきちんと流すため、あえて節水を意識することがないという声も少数ながら見受けられました。■「トイレはきちんと流したいと思っているので、節水は意識していません」(50代・専業主婦)■「ちゃんとトイレの中を綺麗にしておきたいからです。節水するとよごれが残りそうで嫌です」(50代・専業主婦)■「あまり意識していませんでした。お風呂と違って自動で流れるので、無意識に使っていました」(40代・パートアルバイト)確かに、水量を減らすことを意識しすぎると、きちんと流れきらない可能性があります。常に便器の綺麗さを意識しているからこそ、このことを懸念されているのでしょう。2. 主婦が日頃から実践するトイレの節水術いざトイレの節水に取り組もうと思っても、どんなことをやればいいのか、なかなかわからないものです。日頃から節水に取り組んでいる主婦の皆さんが、どんな方法を実践しているのか見ていきましょう。アンケートの結果、水を流すレバーの使い分けをしている方が多いことがわかりました。また、市販されている節水グッズを使っている方や、お風呂の残り湯を運んできて流すという方も、少数ながらいらっしゃいました。■「大」・「小」レバーの使い分けは心がけ次第トイレの節水方法の中で最も簡単で、お金がかからず、すぐに始められるのがレバーの使い分けでしょう。家族の協力を得やすい節水だと言っても過言ではありません。■「単純に大小の使い分けだけでも効果は大きいと思います。それ以外は、面倒だしストレスになります」(40代・専業主婦)■「レバーを使い分けるだけなら、道具も必要ないので簡単にできるから」(30代・パートアルバイト)■「大で流した方がスッキリ流れるけど、トイレットペーパーも必要最小限にして、小で流すようにしています。」(40代・パートアルバイト)主婦の方々の声からもわかるように、やはり手軽にできることがこの節水方法の最大の魅力。「節水をしよう!」と張り切る必要もなく、ストレスを感じずに毎日続けられます。レバー使い分ける節水法のデメリットといえば、水量が足りず、きちんとトイレットペーパーや排泄物が流れない恐れがあること。きちんと綺麗になったことを確認しなければなりません。3. トイレの節水で最大1,000円以上の節約になることも?トイレの節水に取り組むことにより、環境の保全にも役立ちますが、やはり期待するのは水道代の削減。アンケートによる調査でも、このように考えている主婦の方が全体の8割と、とても多い結果になりました。月にどれくらい水道代を節約できたかというのは、家庭によって差があります。その差には、住まいの形態や自治体による水道料金の違いなども関わっています。しかし、節水を心がけることにより、確かに水道代を節約できていると感じる方が多いことが、アンケートから見えてきました。■月に数百円でもコツコツ頑張りたい節水の方法にもよりますが、全体を通して見ると、節約できたのは「100〜300円」程度という人が最も多くなりました。■「以前からあまり使用しないように気を付けていたので、トイレの節水を頑張っても300円ほどしか変わりませんでした」(30代・専業主婦)■「200円から300円程度の水道料金を節約することができました」(30代・専業主婦)■「いつもは1,600円ほどでしたが、1,500円ほどにしかなりませんでした。トイレは子供と同じタイミングで行って、同時に済ませて水を1回流す、という感じの節水しかできず、それほど効果がなかったように感じます」(40代・公務員)■「1カ月、4人家族(夫婦と子供二人)でせいぜい300円程度だと思います」(40代・専業主婦)■日々の心がけで月に1,000円以上の節約も■「2,000円ぐらい節約できました。トイレの水道料もばかにならないと思います」(40代・正社員)■「私は、自宅のトイレではいつも『大』のレバーで流していました。それは、きちんと流れきらないのではないかと言う不安があったからです。でも、『小』の時はちゃんと『小』のレバーを使用することで、2ヶ月で1,000円くらいの節約が出来ました。この違いには正直驚きました。もっと早く気をつけていたらよかったです」(50代・専業主婦)■「お風呂の水をつかってバケツで流していたら1ヶ月ほどで4,000円も節約できました」(40代・専業主婦)月に1,000円以上の差が出る節水を継続させれば、年間で12,000円以上もの節約が期待できます。「大」・「小」のレバーの使い分けだけでも、目に見えて節約になったという主婦の方もいらっしゃいます。トイレの節水で水道代を削減するのであれば、1か月では少しの違いでも、コツコツと地道に継続させることが何より大事です。4. これはダメ!主婦たちが経験したトイレの節水による失敗■トイレが詰まった!毎回のトイレで水を流さず、何度分かをまとめて流すということを実践している方もアンケートで多く見られました。水を流す回数は減るものの、流すときは通常量以上のトイレットペーパーと排泄物を流すことになります。その結果、トイレを詰まらせてしまったという声がありました。■「失敗してしまったことはあります。家族で最後の人が水を流す事にしたら詰まってしまい、大変でした」(20代・専業主婦)■「何回か流すのをためていたら、詰まったことがあるのが失敗談です」(30代・正社員)■「節水しようと一回に流す水の量を少なくなるように調整しました。でも水量が少なくなると、押し流す力も弱まり、結果よく詰まるようになりました」(40代・専業主婦)■お風呂の残り湯や雨水を運ぶのは一苦労お風呂の残り湯や雨水など、水を再利用することで水道代の節約につながったという主婦の方もいらっしゃいましたが、そこにもリスクは潜んでいます。■「お風呂の残り湯をタンクに入れて使っていた。お風呂からトイレまで水を運ぶのに苦労し、タンクに入れる時にこぼしてしまったりしていた」(30代・正社員)■「雨水をためてトイレに流そうとしたことがあった。外から運んでくるのが面倒なだけでなく、流す時に床に水がとんでしまった」(50代・専業主婦)流し方ひとつで節約になるほどですので、トイレで流す水は決して少量では済みません。その量の水を、狭いトイレに運び込むのも、タンクに流し入れるのもやはり大変な作業。再利用する水を持ち運ぶ際は、十分に注意する必要があります。■水を入れたペットボトルを入れる節約術は危険水を入れたペットボトルをトイレのタンクに沈める、という節水方法があることをご存知でしょうか。タンク内に溜まる水の量が減るので、一度に流れる水量も少なくなり、節水になるという仕組みです。実のところ、この方法はトラブルを引き起こす危険性があります。これにはいくつかの問題点があります。使用する水の量が少なくなるので、トイレットペーパーや排泄物が流れきらなくなることがあります。これによって排水管を詰まる場合があるのです。また、トイレが故障する原因にもなりかねません。レバーによって水が流れたり止まったりする箇所に問題が発生すると、大量の水が流れたままになってしまうことがあります。■「ペットボトルをタンクに入れていたら水が止まらなくて、水道代がかなりかかってしまったことがありました」(30代・専業主婦)■「友人に聞いた話ですが、節水するためのおもりを入れていたら、栓のところにおもりに当たって栓が空いた状態になってしまい、かえって水が流れっぱなしになったのだとか。すごい水道代が請求されたそうです」(20代・専業主婦)■「以前、タンクの中にペットボトルを入れると節水になるということで試しましたが、タンクが小さかったためか、水が逆流してきてトラブルになりました」(40代・個人事業主)ペットボトルを使用しての節水は避けたほうが無難と言えます。節約をするために挑戦したはずが、故障して修理費がかかってしまったら元も子もありません。どうしてもペットボトルを使って節水をしたいという場合は、自己責任により、常に注意を払っておかなければなりません。まとめ上手にトイレの節水をすることで、場合によっては大幅な水道代削減が見込めることがわかりました。しかし、注意が必要となる節水方法もあります。これからトイレの節水をしてみる、または節水方法を見直そうとお考えの方は、リスクの面をしっかり考慮しながら、安全で正しい節水を実践してみてくださいね。アンケート期間:2017年3月17日〜18日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月06日お金を貯めたい!そう思っても、ひとりだと外食や交際費がかさんで、なかなか貯められないもの。そこで独身女性50人に節約方法についてアンケートを実施しました。お金を貯めるために何を節約しているのか、電気代やガス代を節約するために何をしているのか、今すぐに試せる方法を紹介します。お金を貯めるためにも、節約したいと思っている人は多いはず。といっても、一人暮らしだとなかなかお金が貯まらないものです。上手に節約できている人は、一体どのように節約しているのでしょうか。気になりますよね。そこで独身女性50人に、節約方法についてアンケートを実施。すると、さまざまな節約術が出てきました!ポイントは、無理をしないこと。あれもこれも節約しなきゃとがんばってしまうと、ストレスがたまり、かえって衝動買いをしてしまうことも。これならできるかもと思うものがひとつでもあればOKです。早速今日から取り入れてみてくださいね。■目次1.みんなは何を節約してる?2.電気代やガス代を節約するために3.効果テキメン!の節約方法4.節約の目的を忘れずに、メリハリをつけてお金を貯めるまとめ今回、アンケートにご協力いただいた女性は、正社員、パート・アルバイト、学生がそれぞれ約25%を占め、そのほかは個人事業主や公務員、派遣社員など。職業によってライフスタイルも変われば、お金を使うべき費目、節約したい費目も変わってくるかもしれません。すべてを真似しようと思ったら、大変。自分でもできそうな節約方法をひとつずつ真似することから始めてみましょう。1. みんなは何を節約してる?全体の3分の1以上を占め、最も多かったのは「嗜好品(服や趣味など)」でした。■「嗜好品はなくても生活に困らないし、頻繁にお金を使う部分ではない」(20代・アルバイト)■「通販で商品を購入したり、頻繁に遊びに行かないようにしている」(20代・正社員)■「同じ服を着まわすようにしている」(30代・正社員)「本当に必要なものだけを買うようにしたら節約できた」という声もあるように、お金を貯めるならば、欲しいものを我慢することも大事ですね。ネット通販だと気軽になんでも買えるし、お金を使っている実感がないので、つい無駄使いしがち。シンプルにその場所に近づかないようにしたり、そのサイトを見ないようにすることで無駄使いを防げて節約につながります。次いで、節約するなら「食費」と答えた人が28%。これも、工夫次第で節約できる費目といえるでしょう。■「食費を節約することでダイエットにもつながるから一石二鳥」(20代・アルバイト)■「一番削りやすいところ。他の部分は我慢が必要になるけど、食費なら工夫で乗り切れる」(20代・正社員)■「贅沢な食事をしないようにする」(20代・学生)特に多かったのが、「ダイエットにもなる」という女性ならではの前向きな声でした。お菓子をつい買ってしまわないようにしている人も少なくないようです。また、使いまわせない調味料などを買わない、高い食材を買わないなどの工夫も欠かせません。空腹のまま外出すると、出先で外食しやすくなるので危険です。ごはんを炊いてから外出したりレトルト食品を常備しておけば、外食の回数も減らせるかも?口寂しさを紛らわすための飴やチョコなどをバッグに忍ばせておくのも、おすすめですよ。食費より若干少なかったものの、「交際費(遊び)」(20%)も注目したいところ。友達と遊びに行ったり、飲み会に誘われることだって、きっとあるはず。■「交際費を削っても仕事にも健康にも影響ないし、言葉を選べばうまく断れる」(30代・アルバイト)■「お金がかからなくても、友人と楽しめる方法があると思う」(20代・会社員)■「日々コツコツ節約するのが苦手だけど、遊びにいくとき低予算でも楽しめる」(20代・個人事業主)いったん節約すると決めたら、飲み会に誘われてもきちんと断ったり、休日の過ごし方を考えるなど、意志を強く持てる女性が多い気がします。友達を家に呼び、ひと品ずつ持ち寄るパーティーをすれば、友達とのコミュニケーションも節約もできて、これも一石二鳥ですね。そのほか、少数ではありますが、「水道光熱費や通信費を節約する」という回答もありました。■「水道光熱費は、小さな積み重ねで結果が表われる」(30代・アルバイト)■「お風呂の残り湯は必ず洗濯に使います」(20代・アルバイト)■「一番節約しやすい項目なので、電気をまめに消すようにしたい」(20代・学生)日常生活でちょっと意識するだけで節約できるのが、この水道光熱費や通信費、電気代といえます。劇的に減らすことはできなくても、節約の成果は確実に数字となって表われるから喜びも実感できます。コツコツと節約したい方はぜひトライしてみるとよいでしょう。2. 電気代やガス代を節約するためにでは、電気代やガス代は、どんなふうに節約しているのでしょうか?毎月支払うものだけに、できるだけ抑えたいところ。50人の女性の皆さんが、日頃から取り組んでいる節約の工夫についてご紹介します。【電気代】■「電気はこまめに消す。廊下の電気は通るときだけつける。こたつではなく湯たんぽを使う。自分の体が温まるようにエクササイズする」(30代・アルバイト)■「早寝早起きをして電気代を節約、省エネの電化製品を使う」(30代・会社員)■「不必要なものはコンセントを抜く」(20代・学生)■「テレビ・電気のつけっぱなしをしない」(30代・正社員)■「寒いときは厚着する。または運動する」(20代・会社員)気が緩むと、ついつい高くなってしまう電気代。でもここで紹介したみなさんの節約テクは、すぐに実践できそうなものばかりですね。ほかにも、「主電源を切るようにする」「基本料金を最小限の設定にする」という声もありました。電気代の節約は、「こまめに」がポイントのようです。【ガス代】一方ガス代の節約は、いかがでしょうか?ガス代といえば、やはりお風呂ですね。■「お風呂で、保温シートを使う」(20代・学生)■「お風呂の追い焚きをむやみにしない」(30代・正社員)■「お風呂を毎日焚かない」(20代・会社員)お風呂は毎日入るものだからこそ、節約できるところは節約したいもの。けれどお風呂では疲れた体をほぐしながら、できる限りゆったりしたいですよね。電気代の節約を精一杯がんばって、ガス代は可能な範囲で節約する、というのが日々の生活をストレスなく過ごすことができるバランスではないでしょうか。3. 効果テキメン!の節約方法節約は毎日の積み重ねはもちろんですが、効果が目に見えて表われることが大事です。効果が出ると、やる気だってアップするはず。そこで女性50人に、今までで一番節約できた方法を聞いてみました。【嗜好品】物欲がとまらなくなると、つい無駄使いしてしまうのが嗜好品。といっても、自分の大好きなものを完全に絶つとストレスがたまり、節約生活は長続きしない……というのが現実です。そんなときは、買い方や頻度を変えてみるのもひとつの方法です。■「ゲームを新品で購入せず、中古で購入することで大きな節約になった」(30代・会社員)■「趣味が読書なので、読みたい本はまず図書館で探す。なければ中古本を探して安く買う」(20代・アルバイト)■「煙草代をなくすために禁煙した。1カ月15,000円くらいかけていたのでだいぶ節約になった」(30代・アルバイト)「買う」のでなく「借りる」。「新品」より「中古」。ちょっと工夫するだけで、節約になります。【食費】最も多かった食費節約法は「お弁当作り」。■「外食を辞めてお昼にお弁当を作ったら、食費を大幅に節約できた」(30代・アルバイト)毎日、お弁当を作るのは大変!という方は、最初は週2日だけ弁当にするなど、無理をしないことも大事です。徐々に慣れてきたら、少しずつ増やしていくと負担に感じませんよ。また、前日の夜おかずを多めに作って、お弁当につめておけば、翌日の朝の支度が楽チンに。ほかにも、こんな声がありました。■「使えるお金を設定してその中でやりくりする」(20代・公務員)■「スーパーや業務スーパーでお肉や魚を安いときに買って冷凍保存」(30代・個人事業主)■「食費の内訳の見直し。栄養が少なくカロリーばかりあるもの(パンやお菓子)をやめただけでかなり節約できた」(20代・無職)■「コンビニはいっさい利用しないようにして自炊に切り替えたら、ひと月で2万円以上節約できた」(30代正社員)まとめ買いをすることで不要な買い物も減るため、そのぶん時間も増えるのです。またコンビニには、スイーツの新商品やら雑誌やら、魅力的なものであふれています。買うつもりのないものまで手が伸びてしまうので、“節約モード!”と決めたなら近寄らないのが一番です。【電気代やガス代】■「早寝して深夜電気の利用を抑えたら、かなりの節約になった」(20代・学生)■「家にいない。電気代もかからないし、外でお金さえ使わなければかなり節約できる」(20代・正社員)■「扇風機でエアコン代を浮かした。扇風機の強弱や、風の流れを考えて、効果的に涼めるよう風の向きを変える」(20代・学生)■「こまめに電気を消す。小さいことだけど地道に続けると成果がしっかり出た」(30代・アルバイト)みなさん、それぞれ生活スタイルを工夫して、電気代やガス代節約に励んでいるようです。電気やテレビのつけっぱなしをしがちな人は、要注意ですね。【そのほかの固定費】スマホやクルマ……。毎月必ずかかるお金は、節約できないと諦めていませんか?たとえば、こんな節約法だってあるのです。■「半年に一度のペースで購入し、負担になっていたコンタクトレンズ代。購入場所を眼科からネットショップに替えたら同じ商品なのに出費がほぼ半額に」(30代・アルバイト)■「普通自動車を軽自動車に乗り換えた。ガソリンもハイオクからレギュラーになってガソリン代が安くなったうえに燃費も良いので節約につながった。さらに車検も安く済むで、かなりの節約になった」(30代・正社員)■「通信費の見直し。不要なオプションをやめたり、定期契約に変更」(30代・アルバイト)■「スマホのデータプランを見直し、数百円のコンテンツ契約を解約した」(30代学生)■「携帯電話の料金を一番低いものに設定して、月の出費を抑える」(30代・学生)意外と多かったのが、スマホをはじめとした通信機器のプランを見直すこと。ワーク・ライフ・バランスが変わって通信機器の使い方が変わったのに、購入したときのプランのまま契約を更新し続けているという人が少なくありません。自分にとってすべてのサービスが必要だとは限らないので、不要なものが含まれていないかチェックすることをおすすめします。さまざまな節約方法をご紹介しましたが、それでも無駄使いしてしまう!という方は、こんな方法を実践してみてはいかがでしょう。■「欲しい物リストをメモしておく。それだけで趣味に使うお金が減る」(30代・無職)まずはメモして、本当に今欲しいものなのか、見直してみましょう。たとえば洋服だったら、同じようなものを持っていないかチェックしてみてください。案外、似たようなものばかり買っていることもあるはず。欲しい物リストをメモしたのはいいけど、外出すると、やっぱり欲しいものがたくさんあって困るという方は……■「お金とキャッシュカードを持ち歩かない。持っていると使ってしまうので、持たないことにしたら、ちょっとした出費(おかしなど)を我慢できるようになった」(30代・会社員)お金を持っているから、ついつい使ってしまうもの。できる限り節約するためにその日に必要な最低限のお金だけを持参しカードは家に置いて出かけたら、無駄遣いの心配もなくなるはずです。そして、気がつけばカフェに無駄に多く通っているという人も、多いのではないでしょうか?■「カフェで過ごす時間より自宅を快適な空間にすることを意識した」(20代・学生)カフェに行って1杯のコーヒーを飲めば、およそ約500円の出費になります。フードもプラスしたら、1000円近くになることも。カフェの代わりに自宅でくつろげば、大きな節約になります。コーヒーや紅茶などお気に入りのフレーバーを何種類か揃えておけば、おもてなしにも対応できるでしょう。4. 節約の目的を忘れずに、メリハリをつけてお金を貯める気をつけたいのは、節約自体が目的にならないこと。あなたの節約の目的は何ですか?欲しいものを買うため?引っ越し資金を貯めるため?将来のための貯金?目的は、なんでもいいです。がんばろう!という目的があるからこそ、メリハリをつけてお金を貯めることができるはず。節約だけに目がいってしまうと、大事な友達とのつき合いが減ったり、栄養バランスの悪い食事になってしまうこともあります。上手に節約するには、あれもこれも節約するのでなく、ここぞという部分ではお金を使うことも、大事なのです。まとめお金は、限りあるもの。意識して使うことで、いかに無駄使いが多いかがわかります。娯楽費や食費、交際費など節約したいものが決まったら、ここで紹介した方法を実践してみてください。節約上手になったら、ダイエットできたり、自分が本当に好きなものがわかったりと、いいこともいっぱい!一人暮らしは大変ですが、節約上手になってお金が貯まりますように。
2017年04月06日火災保険と言えば、火災や台風、水漏れ、雷など様々な被害に遭った時に補償される安心できる保険です。現代では多くの方が火災保険に加入していますが、この火災保険に年末調整の控除は適用されるのでしょうか?火災保険に加入している方、これから加入する予定のある方は、家計にも関わってくるのでぜひ知っておきたいポイントです。そこで今回は、火災保険と控除の関係についてご紹介していきます。■火災保険は保険料控除の対象になる?中には、「そもそも保険料控除が何なのか分からない…」と疑問に感じている方もいることでしょう。生命保険や損害保険に加入しており、保険料に関する一定の条件を満たした場合に税金の一部が控除される制度のことです。この保険料控除が適用されると、所得税と住民税の一部が軽減されます。2006年の12月31日までは、火災保険料も「損害保険料控除」の適用範囲内とされていました。しかし、この損害保険料控除は2007年1月1日の税制改正により、年末調整の控除の対象外となっています。つまり、2017年現在では火災保険料は控除の対象ではありません。火災保険と似た商品に「火災共済」と呼ばれるものがありますが、こちらも控除の対象外となっているので注意しておきましょう。■地震保険料は控除の対象建物や家財を守る保険は火災保険だけではありません。代表的な保険としては地震保険が挙げられますが、こちらの地震保険は2017年3月現在でも控除の対象に含まれています。では、地震保険料の控除について以下でもう少し詳しく見ていきましょう。【地震保険料の控除はどんな制度?】地震保険料の控除は、各家庭で地震災害に備えてもらうことを目的として2007年1月1日に新設されました。こちらの制度では地震保険料を支払っている場合に、その保険料の一定額が所得から差し引かれます。つまり、この制度により地震保険加入者の所得額が減るので、その分税金が安くなるのです。この控除制度は1年間に支払った地震保険料が対象となり、具体的には1月1日~12月31日に支払った保険料に応じて、所得から差し引かれる金額が変わってきます。2011年に東日本大震災、2016年に熊本地震が発生したことで今後ますます地震保険加入者が増加すると予測されていますが、この地震保険料の控除を利用する場合には注意するべきポイントがいくつかあります。以下では、地震保険に加入している場合に押さえておきたい控除のポイントをご紹介していきましょう。【ポイント1】最大控除額をチェック地震保険料の控除が適用されると所得税と住民税が安くなりますが、所得税と住民税で最大控除額は以下のように変わってきます。■所得税…支払った保険料の全額控除が可能であり、最大控除額は50,000円■住民税…支払った保険料の2分の1が控除され、最大控除額は25,000円※いずれも2017年3月現在控除額の計算に関しては、後述でさらに詳しくご紹介しましょう。【ポイント2】申請に必要なものをチェック地震保険料の控除を受けるには「控除証明書」が必要です。この書類は保険会社から郵送されるものであり、毎年9月~11月頃になるとハガキで送られてくるので、内容を確認してきちんと保管しておきましょう。なお、地震保険の契約が1年未満の場合は、保険証券と一緒に郵送されるケースが一般的です。年末調整時に控除を申請する場合は、この控除証明書の原本を提出します。年末調整時に証明書が見つからない場合は、すぐに保険会社に問い合わせましょう。再発行は基本的に無料ですが、郵送までに時間を要する可能性もあるので早めに問い合わせることが大切です。保険会社によっては、ホームページ上で再発行を受けることも可能です。【ポイント3】地震保険は単独では加入できない2011年に東日本大震災、2016年に熊本地震が発生したことで、これから地震保険への加入を検討する方もいることでしょう。ただし、一般的な地震保険は火災保険とセットで契約する必要があるので、地震保険は単独で加入することはできません。ここで注意しておきたいのが、控除の対象になる保険料です。2017年現在では火災保険料の控除を受けられないため、「地震保険も控除を受けられないのでは?」と勘違いしてしまう方も中には見られます。前述の通り地震保険料は控除の対象に含まれるので、加入している方はきちんと控除を申請するようにしましょう。なお火災保険は住居単位で加入するため、地震保険料の控除では契約者本人だけではなく、「配偶者や生計を共にする親族」も申請できます。■火災保険料や長期損害保険料でも控除を受けられる?長期保険契約の経過措置とは?前述では税制の改正以降、火災保険料は控除の適用範囲外になったとご紹介しました。しかし、実は火災保険や長期損害保険料でも控除が適用される例外が存在します。火災保険の損害保険料控除は2007年から適用されなくなりましたが、2016年12月31日までに加入した保険については、条件を満たすことで控除を受けられる可能性があります。このように、法律の改正により生じる損害を極力減らす対応のことを「経過措置」と言います。では、具体的にどのような条件を満たしていれば、火災保険料や長期損害保険料における控除を受けられるのでしょうか?以下で詳しく見ていきましょう。【条件その1】長期保険契約に該当する契約長期保険特約とは保険期間が10年以上のものを指します。つまり、2006年12月31日以前に契約した保険のうち、2017年1月1日以降も継続して加入している保険については控除が適用される可能性があります。ただし、契約を2006年12月31日までに行っていても、保険期間の始まりが2007年1月1日以降のものは控除の対象外となるので注意しましょう。【条件その2】満期返戻金が発生する契約満期返戻金が支払われる契約であることも、控除を受ける条件のひとつです。満期返戻金とは、保険料の全額を支払って満期を迎えた際に、契約者が保険会社から受け取れるお金のことを指します。【条件その3】保険料変更に関する内容変更をしていないこと火災保険や長期損害保険の中には加入後であっても、支払う保険料などを変更できる商品が存在しています。これは加入者にとってメリットと言えますが、2007年1月1日以降に内容変更で保険料を変更していると、控除の対象に含まれないので注意が必要です。上記3つの条件に該当するのは、「満期返戻金のある積立タイプ」の損害保険です。満期返戻金のある積み立てタイプとは、設定した時期(満期)までに毎月保険料を支払い、途中で解約した時や満期の時にお金が戻ってくる保険のことを指します。一方、満期返戻金がない代わりに月々の保険料が安く抑えられている「掛け捨てタイプ」の保険は、2006年以前に加入していても控除の対象には含まれません。また、上記でご紹介した経過措置の対象となる保険は、「火災保険」と「長期損害保険」です。たとえ移行期間であっても、自動車保険や財形貯蓄の損害保険などは経過措置の対象外です。ちなみに事業用資産の火災保険に関しては、損害保険料の控除がなくても「事業所得」、もしくは「不動産所得の経費」として計上できます。■地震保険料控除における控除額それでは、地震保険料の控除が適用されると、実際に税金はどれぐらい安くなるのでしょうか?所得税と住民税に分けて、所得税が10%の方の具体的な控除額を以下で見ていきましょう。【所得税】地震保険料控除の適用限度額(年間)■50,000円までは保険料の全額■50,000円超は一律50,000円【住民税】地震保険料控除の適用限度額(年間)■50,000円までは保険料の2分の1■50,000円超は一律25,000円【ケースその1】最大控除額所得税率が10%の方は、最大で以下の金額が控除されます。所得税…50,000円×10%=5,000円住民税…25,000円×10%=2,500円合計額…5,000円+2,500円=最大で7,500円【ケースその2】地震保険料を年間20,000円支払った方所得税では保険料の全額にあたる20,000円、住民税では保険料の2分の1にあたる10,000円が控除の対象となります。したがって、このケースでは以下の金額が控除されます。所得税…20,000円×10%=2,000円住民税…10,000円×10%=1,000円合計額…2,000円+1,000円=3,000円【ケースその3】12月頃に地震保険に加入した方地震保険料の控除では、1月1日から12月31日までに支払った保険料がその年の対象となります。そのため、地震保険に加入した時期が年末に近い場合は、保険料控除が翌年以降になる可能性があります。11月まで別の地震保険に加入しており、12月から新しい保険に変更した方も翌年以降に控除される可能性があるので、12月頃に地震保険に加入した方は保険料の支払い時期を調べるなどして、年末調整ができるのかについて事前に確認しておきましょう。■長期損害保険料における控除額次に、長期損害保険料の控除額について見ていきましょう。同じく所得税が10%のケースを例に挙げますが、地震保険料控除よりも少し計算が細かくなります。【所得税】長期損害保険料控除の適用限度額(年間)■10,000円までは保険料の全額■10,000円超~20,000円までは保険料の2分の1+5,000円■20,000円超は一律15,000円【住民税】長期損害保険料控除の適用限度額(年間)■5,000円までは保険料の全額控除■5,000円超~15,000円までは保険料の2分の1+2,500円■15,000円超は一律10,000円【ケースその1】最大控除額長期損害保険料控除では、所得税は最大15,000円、住民税は最大10,000円が控除されます。したがって、長期損害保険料の最大控除額は以下となります。所得税…15,000円×10%=1,500円住民税…10,000円×10%=1,000円合計額…1,500円+1,000円=2,500円【ケースその2】長期損害保険料を年間10,000円支払った方所得税では「保険料の2分の1+5,000円」にあたる10,000円、住民税では「保険料の2分の1+2,500円」にあたる7,500円が控除の対象となります。したがって、このケースでは以下の金額が控除されます。所得税…10,000円×10%=1,000円住民税…7,500円×10%=750円合計額…1,000円+750円=1,750円なお、地震保険料と長期損害保険料の両方を支払っている場合は、上記の方法で計算した各金額の合計が控除額となります。ただし、その場合でも所得税では50,000円、住民税では25,000円が適用限度額となるので注意が必要です。例えば、以下のようなケースに該当する場合であっても、適用限度額を超えることはありません。地震保険料における適用限度額…所得税が50,000円、住民税が25,000円長期損害保険料における適用限度額…所得税が15,000円、住民税が10,000円実際の適用限度額…所得税が50,000円、住民税が25,000円また、保険料を月払いではなく一括払いにした場合は、支払った金額のうち「1年間分に該当する保険料」がその年の控除対象になります。例えば3年分の保険料をまとめて支払うケースでは、支払った保険料を3で割った金額がその年の控除対象になるので覚えておきましょう。■まとめ2017年3月現在では、火災保険は年末調整の控除対象外となっています。しかし、火災保険の契約の際に「地震保険」にも加入した方であれば、地震保険料のほうで控除が適用されます。また、2007年より前から火災保険に継続加入している方も、条件によっては控除を受けることが可能です。火災保険だけでは節税できませんが、調べてみたら意外と控除対象になっているかもしれません。損害保険に加入した日付を確認して、可能であれば年末調整で控除を申請しましょう。
2017年04月04日子どもに満足な環境を与えるには、学費や教育費などの費用がかかります。子どもの進路によっては多額の資金が必要になることもあるので、「どうやって資金をねん出しよう…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?そこで活用したいのが「学資保険」と呼ばれるものです。今回はこの学資保険の概要に加えて、メリットやデメリットなどを詳しくご紹介していきましょう。■学資保険ってどんな保険?学資保険は生命保険の一種であり、主に子どもの教育費を目的としてお金を積み立てられる保険です。学資保険に加入すると「満期」が設定されて、その満期を迎えるとまとまったお金を受け取ることができます。この際に受け取れるお金は、「給付金」や「成長祝金」などと呼ばれます。満期の時期は人によって異なりますが、例えば高校入学時の15歳や大学進学時など、初年度納入金が必要になる時期に満期を設定するケースが多く見られます。この学資保険を利用する際には、特に「返戻率(へんれいりつ)」に注意しなければなりません。返戻率によって学資保険のお得度は大きく変わってくるので、以下では返戻率について詳しく解説していきましょう。【返戻率とは?】学資保険では満期になると給付金を受け取れますが、支払った保険料に対する給付金の割合のことを返戻率と言います。学資保険は商品によってこの返戻率が異なるので、どの保険を選ぶのかによってお得度が変わってくるのです。学資保険の返戻率は、以下の式によって算出できます。返戻率=(給付金の金額)÷(支払った保険料)×100給付金や成長祝金に関しては、これまでに支払った保険料以上の金額を受け取れるケースが一般的です。では、具体的な数値を当てはめながら返戻率がどのように計算されているのか見てみましょう。例えば、2歳の子どものために学資保険に加入したと仮定します。「大学に進学する18歳」を満期に設定し、満期時に1,600,000受け取れる保険に対して月々8,000円の保険料を支払うと、返戻率は以下の通り算出できます。■支払う保険料…8,000円×12ヶ月×16年間=1,536,000円■返戻率…1,600,000円÷1,536,000円×100=104.1%つまり、上記の保険の返戻率は104.1%であり、満期を迎えると4.1%分の得をすることが分かります。■学資保険では保障内容もチェック学資保険で比較するべき部分は、上記でご紹介した返戻率だけではありません。各保険にさまざまな保障が備わっており、どのような保証が備わっているのかによって将来受けられるサポートが変わってきます。保障内容の例としては、子どものけがや病気に対するサポートや入院費の軽減などが挙げられます。また、万が一満期前に子どもが亡くなってしまった場合に、支払った保険料を返金してもらえる学資保険も見られます。これらの保障が充実していれば、安心して保険に加入することができるでしょう。■学資保険の4つのメリットをチェック次からは、学資保険の具体的なメリットについて解説していきます。メリットを理解した上で加入する保険を選べば、各シーンにぴったりな保険を選べるはずです。【メリットその1】加入時期の自由度が高い学資保険の中には、子どもが生まれる前から加入できる商品も見られます。加入できる時期は商品によって異なりますが、小学校入学後に加入できる学資保険も見られるので、加入時期をじっくりと検討できるでしょう。ただし、「妊娠6ヶ月(出産140日前)」「未就学児(6歳)までが保険加入対象」などの加入条件には注意をする必要があります。また、加入時期によって返戻率が変わってくることもあるので、加入時期は慎重に選ぶようにしましょう。【メリットその2】ケースによっては支払いの負担を軽減できる学資保険に加入したものの、状況次第では支払いが困難になる可能性もあります。例えば、契約者である両親が亡くなった場合、家族が重度の障がいになった場合などは、継続して保険料を支払うことが難しくなるでしょう。そのような場合に活用したいのが、「払込免除特約」と呼ばれるオプションです。これは、上記のように家族などが原因で支払いが困難になった場合に、保険料の支払いを免除できる特約です。学資保険のサポートの中でも、払込免除特約は支払いの負担を軽減できる魅力的なオプションと言えるでしょう。ただし、適用される条件や具体的なサポート内容などについては、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。【メリットその3】ケースによっては税金がかからない学資保険では満期時に利益が生じますが、この際に受け取った給付金は「一時所得」として扱われます。一時所得は500,000円以上の収入が生じなければ税金がかからないので、給付金が500,000円を超えなければ課税されることはありません。加入する学資保険を選ぶ際には、満期時に受け取れる具体的な金額を算出して、税金がかからないように調整することも検討してみましょう。【メリットその4】税額控除の対象となる学資保険は生命保険の一種なので、支払った保険料は税額控除の対象に含まれます。つまり、学資保険では満期時に利益が生じるにも関わらず、節税効果も期待することができるのです。具体的には所得税で最大40,000円、住民税で最大28,000円が控除されます。目安として、世帯収入5,000,000円の家庭では年間1万円以上の節税になることもあるので、税金対策のひとつとしても検討してみましょう。■学資保険の3つのデメリットをチェック学資保険にはメリットがある反面で、デメリットもいくつか存在しています。そのようなデメリットをきちんと理解した上で、「本当に加入するべきか」について慎重に判断する必要があるでしょう。では、以下で具体的なデメリットについて見ていきましょう。【デメリットその1】好きなタイミングで換金ができない学資保険に加入した場合、基本的には満期を迎えるまで給付金を受け取ることができません。中途解約をすることも可能ですが、中途解約をすると返戻率が低下してしまうケースが一般的なので金銭的に損をしてしまいます。もちろん、加入してからすぐに解約をすると元本割れを引き起こす恐れもあります。そのため、学資保険は将来の計画を細かく考えた上で、各家庭にぴったりな商品を選ぶことが大切です。【デメリットその2】オプションによっては返戻率が低下する学資保険には払込免除特約の他にも、「医療保険特約」「災害特約」などの保障が存在しています。保障が備わっていると安心ですが、これらのオプションを多く付けすぎると返戻率が大きく下がってしまう恐れがあるので注意が必要です。特に必要以上の保障を付けることには注意しなければなりません。元本割れを引き起こす可能性もあるので、優先度が低いオプションについては利用しないことも検討してみましょう。【デメリットその3】好景気の影響を受けない一般的な学資保険では長期間の契約を結びますが、ほとんどの契約では加入時に「予定利率」が定められます。この予定利率によって返戻金が決められるので、学資保険で得られる利益は好景気の影響を受けません。つまり、学資保険は長期間の資金運用としては適していない可能性もあるのです。したがって資金運用の手段として学資保険を検討している方は、将来的に受け取れる具体的な給付金を計算した上で加入するべきかを慎重に検討しましょう。■学資保険と積立定期預金はどちらがお得?学資保険は貯蓄性が高い保険と言えますが、銀行の積立定期預金と比較するとどちらがお得と言えるのでしょうか?以下では、学資保険と積立定期預金を徹底的に比較してみましょう。【比較ポイント1】利回り一般的な学資保険では返戻率が110%近くあるため、無事に満期を迎えれば約300,000円の利益が発生することもあります。それに対して、金利0.3%で18年間貯蓄することを想定した場合、積立定期預金の返戻率は102%程度しかありません。つまり、利回りを考えると学資保険のほうがお得と言えるのです。特に主な資金用途が教育費の場合は、学資保険加入のほうが断然お得と言えるでしょう。【比較ポイント2】中途解約時のペナルティ前述でご紹介した通り、学資保険では中途解約をすると返戻率低下のペナルティがあります。それに対して積立定期預金では、中途解約をしても契約時の利率で再開できる商品がいくつか見られます。また、積立定期貯金は元本割れを引き起こすリスクが低いので、中途解約をする可能性がある場合や安全に資金運用したい場合は、積立定期貯金のほうが適しているかもしれません。【比較ポイント3】倒産のリスク学資保険では生命保険会社が倒産した場合、「生命保険契約者保護機構」により9割まで給付金を保護する義務があります。ただし、保険会社は残りの1割を保証する必要がないので、積立金が多いときに保険会社が倒産すると元本割れを引き起こす恐れがあります。それに対して、積立定期預金では仮に銀行が破綻しても、10,000,000円まで金額保証をしてもらえます。そのため、積立定期預金のほうが倒産のリスクには強いと言えるでしょう。【比較ポイント4】利用できるオプション一般的な積立定期預金では学資保険のように、病気やけがなど万が一の際にサポートしてもらえるオプションがありません。さまざまなシーンに備えておきたい方にとっては、学資保険のほうが安心しやすい資金運用法と言えます。ただし、学資保険も商品によって保障内容は大きく異なってくるので、加入前にオプションをきちんと比較するようにしましょう。■将来的に必要な学費・教育費を把握しよう加入する学資保険を選ぶ際には、事前に必要な学費・教育費を算出しておくことが大切です。必要な金額によって選ぶべき商品は異なるので、将来的に必要な学費・教育費はきちんと把握しておきましょう。以下では、文部科学省の「平成24年度子どもの学習費調査」を参考にしながら、必要な学費・教育費の目安をご紹介していきます。【幼稚園】公立約700,000円、私立約1,500,000円幼稚園は公立と私立で必要な金額が大きく異なります。公立では約700,000円、私立では約1,500,000円と2倍以上の差が生じることもあるので注意しておきましょう。公立(3年間)■授業料220,000円前後■制服・教科書・遠足費等170,000円前後■給食費50,000円前後■学習塾・習い事月謝等240,000円前後合計約680,000円私立(3年間)■授業料700,000円前後■制服・教科書・遠足費等310,000円前後■給食費80,000円前後■学習塾・習い事月謝等360,000円前後合計約1,450,000円【小学校】公立約1,850,000円、私立約8,500,000円小学校に関しても、私立では公立の約5倍の学費がかかります。また、学習塾や習い事によっても必要資金は変わってくるので、中学受験を目指すのかどうかなども計画しておきたいところです。公立(6年間)■授業料0円■制服・教科書等310,000円前後■給食費250,000円前後■学習塾・習い事月謝等1,250,000円前後合計約1,810,000円私立(6年間)■授業料2,700,000円前後■制服・教科書等2,230,000円前後■給食費240,000円前後■学習塾・習い事月謝等3,350,000円前後合計約8,520,000円【中学校】公立約1,350,000円、私立約3,900,000円中学校でかかる費用は、公立と私立で約3倍の差があります。私立の学校では授業料以外にも、校外学習費や施設費、交通費などの教育資金がかかるでしょう。公立(3年間)■授業料0円■制服・教科書等390,000円前後■給食費100,000円前後■学習塾・習い事月謝等840,000円前後合計約1,330,000円私立(3年間)■授業料1,320,000円前後■制服・教科書等1,670,000円前後■給食費10,000円前後■学習塾・習い事月謝等880,000円前後合計約3,880,000円【高校】公立約1,200,000円、私立約3,000,000円高校では「部活に入るかどうか?」「学食にするか、お弁当を持参するか?」など、生徒一人一人の生活スタイルが大きく異なってきます。また、自分の生活費をアルバイトで稼ぐ高校生も出てきます。学校によってはアルバイトを禁止しているため、子どもの意思を尊重した上で教育費を算出しましょう。公立(3年間)■授業料0円■制服・教科書等690,000円前後■学習塾・習い事月謝等460,000円前後合計約1,150,000円私立(3年間)■授業料710,000円前後■制服・教科書等1,450,000円前後■学習塾・習い事月謝等730,000円前後合計約2,890,000円【大学】国公立約5,200,000円、私立文系約7,000,000円、私立理系約8,200,000円幼稚園から高校までの学費では、文部科学省の「平成24年度子どもの学習費調査」をみてきました。ここからは日本政策金融公庫の「平成25年度教育費負担の実態調査」を参考にして、大学の学費を見ていきましょう。国公立(4年間)■入学費用790,000円前後■在学費用4,380,000円前後合計約5,170,000円私立文系(4年間)■入学費用940,000円前後■在学費用5,960,000円前後合計約6,900,000円私立理系(4年間)■入学費用1,030,000円前後■在学費用7,090,000円前後合計約8,120,000円入学費用や在学費用は、前期と後期に分けて支払われます。一度にまとめて支払う必要はありませんが、やはり教育費を多めに備えたほうが良いでしょう。大学では学部によって、施設費や実習費などもかかります。また、「一人暮らしなのか、実家暮らしなのか?」「サークルに所属するのか?アルバイトを始めるのか?」など、大学生の生活スタイルによっても必要な教育資金が変わってきます。ちなみに短大ならば2年制のため、私立大学(4年制)の半分程度の学費で済みます。【6年制大学】医歯薬系の大学は6年制のため、初年度だけで約4,500,000円かかります。実習も多く、大学を卒業するだけで20,000,000円以上の教育費が求められます。【専門学校】専門学校の学費は、学ぶ内容によって異なります。1~2年で卒業できる学校ならば、それほどお金はかからないでしょう。しかし、国家試験を取得する専門学校の場合、卒業までに3~4年かかり、私立大学と同額の教育費が求められます。■まとめ学資保険に加入すれば、無理なく教育資金を貯められます。大切なのは、満期までに継続して保険料を支払うこと。銀行の定期預金よりも利益が発生しやすく、子どものために更なる教育費に充てられます。また、学資保険ならば税金の心配もありません。保障サポートもしっかりしているため、賢く堅実に教育資金を貯めたい方向けの保険といえるでしょう。
2017年04月03日毎月一定額が支出として出ていく固定費。「固定費が安くなったら、もっと貯金も増やせるのに…」と思っている人も多いかもしれません。そこで今回は、削減しにくいといわれる固定費を効果的に減らしていく方法を、4つの項目に分けてご紹介していきます。これで毎月の貯金額もアップすること間違いなし!ぜひ最後までご覧ください。家賃を削減する3つの方法賃貸にしても住宅ローンにしても、一度月の支払額が決まってしまえばなかなか削減するのは難しいもの。しかし、家計の支出の中では非常に大きな割合を占めるので、住宅にかかる費用を抑えることができれば、貯金額を大幅にアップできる可能性があります。【今よりも家賃が低い家へ引っ越す】一般的に、家賃の目安は収入(毎月の給料から保険料や税金などを差し引いた手取りの金額)の約3割だといわれています。しかし、毎月一定額を貯金に回したいなら、収入の2.5割程度で考えるのがベスト。現在これより高い家賃の家に住んでいるならば、引っ越しを検討するのも選択肢のひとつです。「駅近であれば人気の沿線でなくてもいい」「今と同じ程度の広さなら、少しくらい古くてもいい」など、どこかに妥協できるポイントがあれば、希望の条件をクリアしつつ今より家賃が低い家を見つけることはそれほど難しくありません。なかには、「引っ越しするにはまとまったお金が必要になるし…」と躊躇する人もいるかもしれません。確かに、引っ越し時には初期費用として、それなりに大きな金額が一度に出ていきます。しかしそれでも、家賃が安くなるなら、長い目で見ればおトクになるケースが多いのです。たとえば、家賃80,000円の家から60,000円の家に引っ越す例を考えてみましょう。敷金・礼金・仲介手数料がそれぞれ家賃1ヶ月分、荷物の運搬など引っ越しにかかる費用が50,000円だったとすると、初期費用はトータル230,000円になります。そして、今後5年住み続けるとすれば、60,000円の家で合計3,600,000円、80,000円の家で合計4,800,000円の家賃になります。このように計算していけば、引っ越しをしたほうが、230,000円の初期費用を差し引いても5年で970,000円、1年では約80,000円の減額になることが分かりますね。【住宅ローンの繰り上げ返済を活用する】ボーナスなどを利用し、より多くの元金を早い段階で支払ってしまうことで、利息の支払額を減らす方法を「繰り上げ返済」といいます。繰り上げ返済には、毎月の返済額は変わらない代わりに返済に要する期間が短くなるタイプと、毎月の返済額が少なくなる代わりに返済期間はそのままのタイプの2種類があります。より削減効果が高いのは、前者のタイプです。ただし、ローンが安くなるからと無計画に繰り上げ返済を行うのは逆効果。繰り上げ返済に充てるために生活費を削っていては、貯金どころではなくなります。繰り上げ返済費用は、生活に必要な資金ではなく、余剰資金でまかなうことを徹底しましょう。ボーナスや賞与などの収入も、すべてを繰り上げ返済に使ってしまうのではなく、一部を緊急時の資金として取っておくのが、かしこいやり方です。【住宅ローンの借り換えを活用する】「借り換え」とは、契約している金融機関とは別のところでローンを組み直し、現在のローンを一括で支払ってしまう方法です。繰り上げ返済と同じく借り換えでも利息分を減額することができるので、返済額全体の削減につながります。ただし、ローンを組み直す際には新たに保証料や手数料といった諸費用がかかりますし、ローン残高が少なかったり、現在契約している金融機関との金利差がそれほど大きくなかったりすると、返済額を削減できない場合もあります。借り換えを検討する際は、支払いシミュレーションを行ったうえで、メリットがあるかを判断しましょう。<参考>賃貸の選び方と家賃を節約する方法|安い部屋の探し方家賃の節約術3選(1)理想の家賃、月収の何割?|マイナビニュース繰り上げ返済のメリットと落とし穴[住宅ローンの借り換え・返済]AllAbout住宅ローン借り換えのポイント借り換えとは|金融経済用語集通信費を削減する2つの方法固定費の中で最も削減しやすいのは、意外にも通信費。現在、スマホに7,000~8,000円ほどの通信費がかかっているならば、月に5,000円以上の減額が見込める場合もあります。【格安SIM・SIMフリースマホに切り替える】格安SIMとは、MVNOと呼ばれる大手3キャリア(DoCoMo、au、SoftBank)以外の新規携帯電話事業者が、格安で提供しているSIMカードのことです。SIMカードとは、スマホの“心臓”とも“脳”ともいえるもの。SIMカードがなければ、スマホを作動させることはできません。これまでのスマホは、契約するキャリアのSIMカードしか使えないようにロックされていましたが、現在ではこの制限が緩和され、ロックを解除できるようになっています。これにより、SIMカードのみをMVNOと契約することができ、今までと同じスマホを使いながらも月額料金を安くすることが可能になります。一方、SIMフリースマホとは、はじめからSIMロックがかかっていないスマホのことを指します。どのようなSIMカードにも対応しているので、大手3キャリアはもちろん、月額料金が安いMVNOを利用者側が自由に選択することができます。格安SIMやSIMフリースマホを利用して契約をMVNOに切り替えると、月額の通信費はなんと、2,000円程度に。場合によっては、1,000円台で収まることもあります。MVNOは既存のキャリアから回線を借りてユーザーにサービスを提供するため、回線にかかるコストを自社で負担する必要がなく、これまでとは比べ物にならないほど安い料金プランを提供することができるのです。ただし、大手キャリアの回線を利用するといっても、通信速度や回線の安定性が劣る場合もあります。しかし、日常生活で使用するうえで困るほどではないという人は、格安SIMやSIMフリースマホユーザーの6割以上。月額料金が今より半額以上も安くなるなら、大したデメリットにはならないと考えている人も多いようです。【不必要なオプションを解約する】格安SIMやSIMフリースマホに切り替えれば大幅に月額料金が安くなるとはいえ、「何かあったときにサポートの面で安心」「手続きや初期設定が面倒」などの理由で、大手キャリアのままスマホを使い続けたい人もいることでしょう。その場合にも、月額料金を今より安くする方法があります。スマホを契約する際は、料金の割引を受ける代わりに、さまざまな有料オプションに加入させられる場合がほとんどです。契約時に加入するオプションは一定期間無料で利用できるものもありますが、無料期間を過ぎれば以降は毎月利用料が発生します。それぞれのオプション料金は数百円程度なのですが、より高額の割引を受けるためには、それだけ多くのオプションに加入しなければなりません。そのため、解約手続きをしないまま加入し続けていると、オプションだけで毎月2,000~3,000円ほど余計に支払っているケースも少なくないのです。解約手続きと聞くと難しく思えるかもしれませんが、各キャリアのサポートに電話すれば、自分がどのようなオプションに加入していて、何が不必要なのかもすぐに分かります。また、ネットでも加入状況を見ることができるので、時間を見つけて一度確認してみるのがおすすめです。<参考>格安スマホとは?格安SIMとは?デメリットとおすすめと選び方スマホが高いと悩んでいる方必見!携帯料金を安くするための4つの項目-モバレコドコモショップでオプション強制加入の内容・解約・ペナルティについて訊いてみた-おとなのらいふはっく保険料を削減する4つの方法固定費の中でも通信費に次いで削減しやすいのが、保険料です。「なんとなく入った保険にそのまま入りっぱなし」というのが、一番もったいないこと。定期的な見直しを心がけましょう。【生命保険を見直す】加入から数年経てば、貯金額が増加したり子どもが成長したりしているので、死亡時の保障額を減らせる場合がほとんどです。ライフスタイルの変化に合わせて、保障額やプランも変更していくようにしましょう。また、現在加入している保険会社よりも、ネット保険や勤務先企業で加入できる団体保険のほうが、保障は同じでも安くなる場合が多くあります。料金比較サイトなどを有効に活用して、必要な保障を最も安い価格でまかなえる保険会社を選択しましょう。【医療保険を見直す】国の高額療養費制度(月収530,000円未満ならば、1ヶ月あたりの医療費の自己負担額は最大でも90,000円未満)や企業の傷病手当金(病気やけがで働けなくなった場合は、会社を休んでいる4日目から給料の3分の2にあたるお金が健康保険から支払われる)をしっかりと活用していけば、月1,000円台の最低限の保障でも十分です。毎月医療費として高額な出費がある人は、国や企業の制度と現在の保障内容を比べたうえで、国や企業の制度ではまかなえない最低限の部分にのみお金をかけるように変更しましょう。【自動車保険を見直す】対人・対物賠償の無制限補償などしっかりと保障してもらわなければならない部分と、車両保険など場合によっては必要のない部分とに分け、削れる部分はためらわずに削っていくのがベスト。さらに、テレビでもおなじみの「通販型」なら多くの人で大幅な減額が見込めるので、切り替えも検討してみましょう。【突然のトラブル!予期せぬ大きな出費に対応するには】「個人賠償責任保険」をご存知でしょうか?たとえば、最近急増している自転車事故で歩行者にけがをさせ、賠償金の支払いが必要になったときなど、日常生活でのトラブルに対応できるのがこの保険です。加入していれば、契約者だけでなく子どもや同居の親族などに対しても適応されるのも重要なポイントのひとつ。自動車保険をはじめ、火災保険などの特約として設けられていることが多いので、契約内容に含まれているか確認してみてください。<参考>保険料を節約する契約内容見直しのポイント医療保険は月1,000円で十分!?プロが教える保険見直し術|ナースフルらいふ水道光熱費を削減する3つの方法固定費の中でも削減しにくいのが、水道光熱費。節約には取り組みやすいものの、これまでご紹介してきた固定費に比べると、ひとつひとつが大きな削減にはならないのがネックです。とはいえ、毎日コツコツと積み重ねていけば、少しずつでも確実に金額を減らすことができます。【電気代を節約するには】水道光熱費の中でも最も大きな削減が見込めるのが、電気代です。家庭のさまざまな電化製品の中でも特に電気代がかかっているのは、消費電力が大きいエアコンと、24時間稼働し続ける冷蔵庫です。それぞれに効果的な節約方法を簡単にまとめます。<エアコン>・設定温度は夏28℃、冬20℃・弱運転ではなく自動運転を活用・フィルターをこまめに清掃(2週間に一度が目安)・室外機の周りに物を置かない<冷蔵庫>・壁や天井と間隔を空けて設置・庫内温度を強から弱に切り替える(冬場のみでもOK)・庫内に物を入れすぎない消費電力を節約するほか、契約アンペア数を下げて基本料金を安くする、ライフスタイルに合わせて時間帯割引を活用する、といった方法も有効です。電力の自由化でより安く抑えられる電気料金プランが増えているので、シミュレーションサイトを活用して電力会社の切り替えを検討してみてもよいでしょう。【ガス代を節約するには】ガス代は、温度が高くなるにつれて、金額も高くなります。お風呂を使用するときは40℃以上の設定が必要でも、食器を洗う際にはそれほど高い温度でなくても十分です。使用シーンに合わせてこまめに設定温度を変えましょう。また、特にガス代がかかるのが、お風呂の追い焚き。たった1回の利用でも約7円ですから、1日5回追い焚きをしたとすれば、1ヶ月で約1,000円以上になります。お風呂を沸かしたらすぐに入浴する、家族それぞれが間隔を空けずに入浴する、夏場はシャワーだけにする、といった工夫で、追い焚きの回数を効果的に減らしていきましょう。さらに、誰にでも実践できる方法ではありませんが、オール電化を導入することも選択肢のひとつです。オール電化なら、ガス代は0円に。もちろんその分だけ電気代は高くなってしまいますが、電力会社の切り替えで電気料金が安いプランを選べば、トータルの水道光熱費を大幅に削減できる可能性は大いにあります。また、2017年からは電気同様、ガスも自由化されます。利用者側でガス会社を自由に選べるようになれば、料金プランによってはガス代を今よりぐっと安く抑えられるかもしれません。【水道代を節約するには】家庭の中で最も多く水を使っているのは、お風呂です。毎日浴槽いっぱいにお湯を溜めているとしたらかなりの水量になるのは容易に想像がつきますが、だからといって浴槽の水を取り替えないのはちょっと抵抗がありますよね。そこでおすすめしたいのが、シャワーヘッドを節水仕様のものに交換することです。製品にもよりますが、水量を40%ほど抑えることができます。最近では水圧が弱くならないハイスペックなものも多く、ストレスなく利用できる点もメリットのひとつ。加えて、夏の暑い時期だけでもシャワーのみで済ませることができれば、節水効果はさらに高まります。また、お風呂に次いで多くの水を使用しているのがトイレです。最近のトイレは技術力の向上により節水効果が高いのですが、古いタイプであれば、1回で10L以上も余計に水を流している場合があります。長期的に見て、最新式のものに取り替えることも検討してみましょう。<参考>エアコンの設定温度の目安は何度?|エネチェンジ電気代を劇的に節約する7つの方法まとめ電気料金プランを変更する方法は?|エネチェンジガス代を劇的に安くする3つの方法とは?|タイナビスイッチ水道料金を劇的に節約するために知っておきたい全知識水圧が強い!節水も出来る人気のおすすめシャワーヘッドを紹介!まとめいかがでしたか?このように見てみると、減らせないと思っていた固定費も、やり方次第で大幅に削減できることが分かりますね。削減できた分はしっかりと貯金に回して、コツコツお金を貯めていきましょう!
2017年03月30日「よそはよそ、うちはうち」と思っていても、自分と同じくらいの年代や年収の人にどれくらいの貯蓄があるのか、気になるものですよね。貯蓄額は、生活の状況や、これからどのような生活をしていきたいかによってそれぞれに違っていてよいものですが、世の中の相場も参考として知っていて損はありません。そこで今回は、気になるみんなの平均貯蓄額をさまざまな視点から詳しくご紹介します。毎月の貯金額の目安やお金が貯まる貯金の考え方などもまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。※記事内のデータはすべて、総務省統計局の2015年「家計調査報告」によるものです。貯蓄額の「平均値」と「中央値」について総務省統計局が毎年5月に発表している「家計調査報告」によると、2人以上の世帯における2015年の平均貯蓄額は18,050,000円でした。これは、通貨預貯金や定期預貯金のみではなく、生命保険や有価証券などの金融資産も加えた金額です。また、前年と比較すると0.4%、金額にして70,000万円の増加であり、2012年から考えると、3年連続の増加という結果になります。平均の貯蓄額が18,050,000円と聞くと、「我が家の貯蓄額は遠く及ばないけれど、大丈夫?」と心配になる人も少なくないでしょう。それもそのはず、貯蓄額ごとの世帯分布図を見てみると、全体の約7割は平均貯蓄額を下回っています。つまり、貯蓄額が多い一部の富裕層が、全体の平均値を押し上げているかたちとなっているのです。「平均値」という言葉を聞くと、たとえばテストの平均点といったように、全体のおおよそ真ん中に位置する値を想像します。けれども金融資産を考える場合は、このように必ずしも真ん中の値に近くならないことが多くあります。そこで参考にしたいのが、「中央値」です。中央値とは、小さい値、あるいは、大きい値から順に並べたときに、ぴったり真ん中にくる値のことを指します。2015年の家計調査報告でいえば、平均貯蓄額は18,050,000円ですが、貯蓄額の中央値は10,540,000円となっており、大きな差があることが分かります。また、総務省統計局が発表している分布図には貯蓄額が0の世帯は含まれておらず、貯蓄していないと答えた世帯を含めると、中央値の金額は9,970,000円とさらに低くなります。さらに、貯蓄がない世帯を除く全体の11.1%は1,000,000円未満の貯蓄額であり、ほとんど貯蓄をしていない世帯やまったく貯蓄をしていない世帯が一定数あることも、考慮に入れる必要があるでしょう。分布図から考えると、貯蓄がない世帯を除く全体の約半数は貯蓄額が10,000,000万円以下ですから、10,540,000円の中央値のほうが現実的で実感が湧くという人は多いでしょう。金融資産を評価するうえでは、平均値よりも中央値のほうが、より実際に即していると考えられています。しかしながら、アメリカでは金融資産に関わる統計において中央値が最重要視されている一方で、日本では金融資産に関する統計資料において、中央値が言及されることはほとんどありません。最近ではメディアが実感値として中央値を取り上げることも増えてきましたが、まだまだその重要性が認識されているとはいえないでしょう。以下、2015年の家計調査報告をもう少し深く掘り下げていきますが、平均値と中央値の違いを理解したうえで読んでいただくと、より参考にしやすいのではないでしょうか。また、ネットなどで中央値を取り上げたデータを見つけた際には、ぜひ注目して見てみてください。気になるみんなの貯蓄額はいくら?~年代別編~さてここからは、2015年の家計調査報告をより具体的に見ていきましょう。まずは、2人以上世帯における年代別の貯蓄額です。<年代別平均貯蓄現在高>40歳未満6,080,000円40歳以上50歳未満10,240,000円50歳以上60歳未満17,510,000円60歳以上70歳未満24,020,000円70歳以上23,890,000円60代までは、年代が上がるにつれて貯蓄額も増えていることが分かります。50代では多くの人で子どもが独立しはじめ、60代では退職手当などのまとまったお金が入ってくるため、60歳以上になると平均貯蓄額は20,000,000円を超えるという結果になりました。また、貯蓄額の一定の目安となるのが、10,000,000円。上記の結果から考えると、40代のうちに10,000,000円には到達しておくように貯蓄計画を立てることが、ポイントになるといえそうです。さらにここで、「純貯蓄」についても見ていきます。純貯蓄とは、貯蓄から負債を差し引いた、実質的な貯蓄のことを指します。たとえば、10,000,000円の貯蓄があったとしても、未返済の住宅ローンなどが10,000,000円残っていれば、純貯蓄は0円となります。<年代別平均負債現在高>40歳未満9,420,000円40歳以上50歳未満10,680,000円50歳以上60歳未満6,450,000円60歳以上70歳未満1,960,000円70歳以上830,000円<年代別平均純貯蓄額>40歳未満-3,340,000円40歳以上50歳未満-440,000円50歳以上60歳未満11,060,000円60歳以上70歳未満22,060,000円70歳以上23,060,000円負債の中で多くの割合を占めているのは、住宅や土地の購入に関わる費用です。そのため、住宅ローンなどの支払いが多く残っている30代・40代では負債額が大きくなっています。加えて、教育費など子どもにかかる費用もまだまだ高額なため貯蓄額も伸びず、純貯蓄額はマイナスという結果になりました。ただし、このような傾向は毎年大きく変わることはなく、年代が上がれば貯蓄額が増えて負債額が減るため、純貯蓄も増えていきます。注意したいのは、上記は負債がないと答えた世帯も含むデータであるということです。全体の割合でいえば負債なしの世帯のほうが多く、負債があると答えた世帯は4割に満たない数です。そこで、負債がある世帯のみの結果も以下に記しておきます。<年代別平均貯蓄現在高(負債がある世帯のみ)>40歳未満5,280,000円40歳以上50歳未満8,600,000円50歳以上60歳未満13,240,000円60歳以上16,540,000円<年代別平均負債現在高(負債がある世帯のみ)>40歳未満17,960,000円40歳以上50歳未満16,530,000円50歳以上60歳未満11,810,000円60歳以上7,080,000円<年代別平均純貯蓄(負債がある世帯のみ)>40歳未満-12,680,000円40歳以上50歳未満-7,930,000円50歳以上60歳未満1,430,000円60歳以上9,460,000円70歳以上のデータはありませんが、負債ありの世帯だけで見ると、平均貯蓄額はどの年代でも低くなっていることが分かります。また、30代・40代の負債額を他の年代と比較すると、負債なしの世帯を含めた平均値と同様特に高額になっており、純貯蓄額も大幅なマイナスです。さらに着目してほしいのは、50代・60代でもかなりの額の負債が残っているということ。会社勤めの場合は退職金の一部を返済に充てることもできますが、自営業や自由業の場合は、年代が上がっていっても、毎月の定期的な収入以外は期待できないでしょう。また、近年は晩婚化の影響により、子どもの養育費や教育費、住宅ローンの返済、老後の資金準備といった負担が、40代・50代で一気に重くのしかかってくる傾向にあります。20代・30代のうちから、将来を見据えて貯金をしていくことの重要性がうかがえる結果だといえるのではないでしょうか。気になるみんなの貯蓄額はいくら?~年収別編~続いて、2人以上世帯における平均貯蓄額などを、年収別に見ていきましょう。<年収別平均貯蓄現在高>第1階級(3,390,000円)7,710,000円第2階級(5,070,000円)9,160,000円第3階級(6,540,000円)11,840,000円第4階級(8,250,000円)13,960,000円第5階級(12,200,000円)22,780,000円<年収別平均負債現在高>第1階級(3,390,000円)3,450,000円第2階級(5,070,000円)6,360,000円第3階級(6,540,000円)8,270,000円第4階級(8,250,000円)9,810,000円第5階級(12,200,000円)9,850,000円<年収別平均純貯蓄>第1階級(3,390,000円)4,260,000円第2階級(5,070,000円)2,800,000円第3階級(6,540,000円)3,570,000円第4階級(8,250,000円)4,150,000円第5階級(12,200,000円)12,930,000円総務省統計局の家計調査報告では、かっこ内の平均年収別に5つの階級に分けて結果を記載しています。内容を分析してみると、年収が高くなるにつれて貯蓄額も増えていますが、同時に、負債額も増えていることが分かります。そのため、貯蓄額から負債額を差し引いた実質的な貯蓄となる純貯蓄額では、第5階級を除けば、最も年収が少ない第1階級で最多という結果です。さらに、それぞれの平均年収から貯蓄額の倍率を算出すると、第1階級で2.27倍、第2階級で1.80倍、第3階級で1.81倍、第4階級で1.69倍、第5階級で1.86倍です。年収を考慮すれば、第5階級を抜いて第1階級が最も多く貯蓄ができていることになります。また、最も倍率が低かった第4階級が、平均年収8,000,000円程度と比較的裕福であるにもかかわらず、生活に余裕があることでかえって無駄な支出が増えていることを示しているともいえるでしょう。収入がないから貯金ができないわけではなく、支出をコントロールできないからお金が貯まっていかないのです。1ヶ月当たりの貯金額の目安は?定年退職後も再就職をせず、年金と貯金だけで安定した老後の生活を送りたいと考えるならば、老後の資金として30,000,000円貯めておくことがひとつの目安になります。もちろん、土地などの保有資産の有無、持病の有無、家族構成、年金受給額などは人それぞれですから、誰にでもあてはまる金額とはいえません。あくまでも目安として参考にしてください。【退職金がある場合】退職金10,000,000円を老後の資金に充てるとすると、必要な貯金額は20,000,000円です。60代でこの金額を貯めておくためには、年収の金額によっても異なりますが、保険料や税金を差し引いた給料の手取り分のうち、毎月10~15%程度を貯金しておくとよいでしょう。【退職金がない場合】自営業や自由業、勤務先に退職金制度がない人の場合、退職金がもらえないため、30,000,000円全額を貯金でまかなう必要があります。単純に20歳から60歳までの40年間働くとすると、1年間に必要な貯金額は750,000円です。しかし、20代のうちは収入が少ないことも多く、手取りを20万と考えれば、毎月給料の約30%を貯金しなければならない計算になります。しかし、生活費をどうにかやりくりしながら給料の30%を貯金することは、なかなか容易ではありません。そこで、30代、40代と年代が上がるにつれてキャリアやスキルを積み、毎月の給料もアップすると考え、20代で年間500,000円、30代・40代で年間750,000円、50代で年間1,000,000円の貯金を目指せば、毎月手取りの約20%を貯金に回せばよいことになります。20%程度であれば、コツコツと節約を積み重ねるなどの工夫で可能な範囲だといえるのではないでしょうか。働く世代が将来にお金を残すための貯金の考え方家計調査報告や、老後に安定した生活を送るための毎月の貯金額の目安から考えると、20代・30代の若い年代からしっかりと将来を見据えて貯金をしていくことの重要性が認識できます。では、将来にまとまったお金を残すには、具体的にどのような計画を立てていけばよいのでしょうか?最後に、年代別のお金に関する考え方や貯金への取り組み方をまとめます。【20代】給料1ヶ月分からはじめよう家族を養う必要がない独身時代はお金の貯めどき。一人暮らしなら毎月手取りの10~15%、実家暮らしなら30%が貯金の目標額です。ただし、これまで貯金経験のない人がいきなりこの金額を貯めようと思っても、後々生活をやりくりするのが苦しくなって、貯金に失敗する可能性もあります。まずは、臨時の出費に対応できるようにするくらいの感覚で、1~2年で給料の1ヶ月分を貯めることを目標にしてみましょう。最初の目標が達成でき、貯金のクセがついてきたと思ったら、少しずつ毎月の貯金額を伸ばしていきます。【30代】「使うお金」と「貯めるお金」を明確にしよう20代後半から30代にかけては、自分の魅力に磨きをかけ、仕事人としてもスキルアップを目指すべき重要な時期。一定の金額を貯めつつ、必要なところにはお金をかけるメリハリが必要です。将来の資金として貯めていくべきお金は別口座に入れ、どんなにお金が貯まっても、その口座は切り崩さないようにします。貯金用の口座に入れないお金は、必要であれば自己投資のために使っていきましょう。30代後半になってきたら、お金の勉強もかねて、少額を投資信託などに充てるのもおすすめ。ただお金を貯めるのではなく、資産運用で効率よくお金を増やしていく術を学びましょう。【40代】マイホームの買い時はココ!40代でこれまで積み上げてきた貯金がしっかりとあるならば、貯金の一部をマイホームの購入に充ててもよいでしょう。貯金が習慣になっていれば、貯蓄残高が多少少なくなっても、今後の収入から老後の資金まで捻出することは難しくないはずです。40代後半から50代にかけては、30代で得たお金のノウハウを生かし、少し高額の資産運用にチャレンジしてみてもよいかもしれません。まとめいかがでしたか?平均貯蓄額といってもそれぞれに生活の状況は違うので、「必ずいくらの貯金をしておかなければならない」ということではありません。しかし、ある程度の目安として、老後も含め、今後どのような生活を送りたいか、将来設計をどうするか、といったことを考える際には役立ちます。ぜひ参考にしてみてください。
2017年03月30日お金はいくらあっても困らないものですし、将来の備えのためにも誰もが少しは貯金しておきたいと考えるでしょう。けれども、これまで貯金をしてこなかった人がいざトライしてみると、なかなか思うようには貯金が増えていきません。一方で、上手にやりくりしながら毎月一定の金額をコツコツと貯めている人もいます。そこで今回は、貯金ができる人に学ぶ10の貯金術をお教えします。■お金が貯まる貯金のコツとは?収入がそんなにないから…」と貯金をあきらめていませんか?実のところ、収入が少ない=お金が貯まらないわけではありません。毎月の収入が少ないながらその中で生活費をやりくりし、さらに毎月一定の貯金額を捻出している人も多くいます。では、お金が貯まる人とそうでない人の差はどこにあるのでしょうか?お金をコツコツと貯めていける人が実践している3つのコツをお教えします。【貯金額を先取りしよう】貯金ができない人がついついやってしまいがちなのが、毎月の余ったお金を貯金にあてようとすることです。しかし、「毎月○円貯金したいから絶対に使わないようにしよう!」と決めていても、お金が手元にあるとどうしても使ってしまうもの。結局は月の収入を使い切り、「あらかじめ決めていた貯金額が残らなかった」という経験がある人も多いのではないでしょうか?毎月コツコツとお金を貯められる人は、給料が入った時点でそこから貯金額を差し引き、残ったお金で生活をやりくりしようとします。まずは、給料が振り込まれたら生活費が引き落とされる前に貯金額を引き出し、別に貯金用の口座を開設してそこに移すようにしましょう。加えて、貯金用の口座からお金を引き出しにくくすることもポイントです。あえて遠方の銀行に口座を開設するなどの工夫しましょう。また、「毎月貯金額を引き落としたり、別口座に移したりするのが面倒で続かない…」という人には財形貯蓄の利用がおすすめ。財形貯蓄とは、給料から天引きしたお金を企業が代わりに貯蓄してくれる制度です。貯金額が差し引かれた状態で入金されるので、強制力があるという点で「なかなか貯金できない」という人には大きなメリットがあります。加えて財形貯蓄を利用すると、税金が優遇されたり融資を受けられたりすることもあります。勤務先が財形貯蓄を取り入れていない場合は、銀行やネットバンクの自動積み立てを活用しましょう。手続きの手間はかかりますが、一度給料日の翌日に積立金が差し引かれるように設定しておけば、その後は自ら貯金しようとしなくても毎月一定額を貯めていくことができます。【少ない金額からはじめよう】お金を貯めるために大切なことのひとつが、継続していくこと。「今日から貯金をはじめるぞ!」と意気込んで、いきなり50,000円や100,000円といった大きな金額を貯めようとする人がいますが、毎日の生活に無理がある金額を貯蓄しようとしても長くは続きません。たとえ貯金額を先取りしたとしても、生活費が足りなくなれば結局は貯金を切り崩して生活することになるからです。はじめは少ない金額から、生活に支障のない範囲で貯金額を設定するようにしましょう。目安は収入の1~1.5割程度だと言われていますが、今まで貯金が続かなかった人は3,000円や5,000円といった継続しやすい金額からスタートするのがベター。毎月3,000円を貯金していったとすると、1年では36,000円貯まります。5年経てば180,000円ですから、家族旅行を計画しても十分な金額です。たった数千円の貯金ですが、このように考えればバカにならない金額だと思いませんか?慣れてきて毎月の貯金が習慣化してきたら、少しずつ金額を上げてみましょう。【貯金の目的を明確にしよう】貯金も受験勉強やダイエットと同じで、長くコツコツ続けていくためにはモチベーションを保つ必要があります。ただなんとなく貯金するのではなく、お子さんの入学費に充てるため、家族旅行に行くため、車を購入するためといったように、貯金の目的を明確にしましょう。モチベーションが高まり、ちょっとした節約も苦に感じず続けていくことができますよ。もちろん、特に目的などなく「お金があったほうが、将来が安心」という理由で貯金をする人も多いことでしょう。そのような場合は、貯金の目標金額を設定しましょう。このとき、大きな目標から逆算して目の前の小さな目標も設定することが成功のポイントになります。たとえば、1年で100,000円貯めたいなら1ヶ月では約8,500円、1日では約300円を貯金できれば目標を達成できます。1日300円程度なら、仕事の日はお弁当を作って持っていく、水筒を持参して飲み物は購入しないなどのちょっとした工夫で貯金額を捻出することができますね。■家計の支出を把握し、無駄を見直そうここまでお金が貯まる貯金のコツを3つご紹介してきましたが、貯金を成功させるためにはもう1つ大切なことがあります。それは家計の支出を把握することです。毎月一定のお金を貯めるためには、給料から貯金額を差し引いたお金でいかに生活費をやりくりしていくがポイントになります。そのために、何にいくらのお金を使っているのか確認し、無駄な出費をできるだけ減らしていくようにしましょう。家計の支出には、家賃や水道光熱費、食費、通信費、保険料、医療費などさまざまなものがありますが、このうち削減しやすいのは食費と通信費です。それぞれについて、効果的な節約の方法を見ていきましょう。【食費を節約する2つのポイント】1つ目のポイントは自炊を増やすことです。仕事の日はコンビニで昼食を買っているという人は、月20日の出勤時に毎回500円使っているとしたら、1ヶ月では昼食代だけで10,000円も消費していることになります。夕食の場合はさらに高くなりがちで、外食するとなればたった1回の食事で数千円を使ってしまうことも少なくありません。食材にかかる費用や水道光熱費を考えても、自炊したほうがずっと低く食費を抑えられることが分かります。もちろん、「仕事や家事で疲れているし、今日は外食で済ませたい…」という日は誰にでもありますし、そもそも自炊する習慣がない人もいるでしょう。毎日無理して自炊をする必要はないので、まずは週に1回お弁当の日や家で夕食を食べる日を決めて、少しずつ自炊の回数を増やすようにしましょう。2つ目のポイントは、買い物はコンビニではなくスーパーを利用することです。最近ではコンビニに野菜や果物が売られている場合もあり、調味料なども充実しているので、特に1人暮らしの場合であればコンビニだけで必要なものを一通りそろえることができます。しかし、「季節限定」や「期間限定」商品の誘惑も多いコンビニでは、醤油1本だけを買うつもりでも、ついでに飲み物やお菓子、スイーツも…とついついいらないものまで買ってしまいがちです。また、コンビニで手に入るものはスーパーではもっと安く売られている場合も少なくありません。食費の無駄をなくしたいならば、コンビニの利用回数を減らしていきましょう。【通信費を節約する2つのポイント】1つ目のポイントは、無料通話アプリをフル活用することです。頻繁に通話をする人は、通信費が全体的に高くなりがち。最近ではスマホの利用率も高くなり、LINEやSkypeといった無料通話アプリも増えているので有効に活用しましょう。ただし、無料通話アプリを利用した通話はデータ通信を利用するため、仕事での通話が多い人にとっては、通信が不安定になると通話が途切れたりする可能性があることは不安点になるかもしれません。月に50分以上の通話時間がある場合は、通話し放題のプランに変更することで、月額料金を抑えられる可能性があります。ネット上で変更することも可能なので検討してみてください。2つ目のポイントは、不必要なオプションを解約することです。携帯電話やスマホの契約時には、通信費を割り引く代わりに様々なオプションへの加入が条件となっていることがほとんどです。1つのオプション料金は数百円程度ですが、これが3つ、4つと増えていくと、オプションだけで月1,000~2,000円ほどもかかっている場合があります。オプションは、各キャリアのサポートへ電話で問い合わせれば15~30分ほどで解約できます。契約内容をよく確認し、不必要なオプションを契約したままになっていないか確認してみましょう。【水道光熱費の節約はどうする?】毎月一定の支出がある固定費の中で削減しやすいのは、前述の通信費と保険料です。保険を契約した当時と現在ではライフスタイルが変わっていることもあり、契約プランを変更する、あるいは契約する保険会社自体を変える方法で、月の費用が大幅に安くなる可能性があります。一方、固定費の中でなかなか削減しにくいのが水道光熱費。水道光熱費を抑えるには、電気代の場合は契約アンペアを落とす方法もありますが、基本的にはコツコツと小さな節約を積み重ねていくしかありません。けれども、シャワーヘッドを節水仕様のものに交換する、給湯器のスイッチをこまめにオンオフする、使わない家電製品はプラグから抜くといったような節約を、一度に続けていくのはよほどマメな人でない限り難しいでしょう。そこで、水道・ガス・電気の中でも特に料金が高いもの1つに絞り、無理のない範囲で節約するようにしましょう。まずは毎月の明細を確認し、それぞれにいくらかかっているかを把握するところからはじめてみてください。■貯金成功のために身につけたい習慣とは?貯金ができる人には、自然と無駄遣いをしない習慣が身についているものです。もちろん、以下にご紹介することを一度に習慣化するのは難しいでしょうから、まずは取り組めそうなものを1つ選んで実践してみましょう。お金に対する考え方も、少しずつ変わっていくはずです。【明細を見る習慣をつけよう】毎月の水道光熱費、通信費、保険料などの明細に目を通す習慣をつけましょう。また、お金が貯まる人は支出だけでなく、収入についてもきちんと把握しています。口座の入金額だけでなく、会社からもらう給与明細も確認していますか?毎月の給料から税金などがいくら引かれているかも気にしてみるとよいです。また、貯金ができる人の多くはレシートをもらう習慣を身につけています。もらったレシートをもとに家計簿をつけられればベストですが、まずは買い物をしたら必ずレシートをもらうようにするだけでOK。時間があるときにレシートを確認し、無駄な出費はなかったか、あったとしたらいくら使っていたのかを目で見て意識するようにしましょう。【衝動買いをなくそう】貯金ができる人は、何かを欲しいと思ってもその場ですぐに購入することはしません。これは欲しい気持ちを我慢しているのではなく、一度その場から離れることで、本当に今必要なものなのか、どうしても欲しいものなのか考える時間を作っているのです。自宅に戻ってから考えてみると、「やっぱりそんなに欲しいものではなかった」となることは珍しくありません。衝動的に欲しいと思ったら、まずはその場から離れてみることを徹底しましょう。「そうはいってもついつい買ってしまうから”衝動買い”なんだ!」と思う人もいるかもしれません。どうしても購買意欲が抑えられないときは、コンビニなど誘惑が多い場所へは出向かない、ネットで買い物をする機会が多いならばパソコンを開く回数を減らすなど、無駄な消費が発生しそうな場所との接触を物理的に断ってしまうのが効果的です。【クレジットカードを整理しよう】貯金ができる人の多くは、クレジットカードを持っていても極力使わないようにしています。クレジットカードは、「たまたま手持ちがなかった」などの非常事態には持っていると助かるものですが、大金を持ったような気になってしまい、収入を超える大きな支出になってしまうことも珍しくありません。「リボ払いできるから大丈夫」と思っている人もいるかもしれませんが、それは今月分の支払いを来月以降に繰り越しているに過ぎません。いわば、マイナスの貯金をしているのと同じなのです。クレジットカードをたくさん持っている人は、1枚か多くても2枚のカードに支払いをまとめ、極力現金で支払うことを心がけましょう。【臨時収入からも貯金額を差し引こう】「ボーナスが入ったから自分へのご褒美を買おう」「家族でおいしいものを食べに行こう」そのように考えること自体はよいことです。しかし、だからといってもらった臨時収入を全部使い切ってしまうと、せっかくの貯金のチャンスを逃してしまうことになります。ボーナスなどの臨時収入も毎月の給料と同様、先に貯金額を差し引いて残ったお金を楽しみに使うようにしましょう。今後臨時の支出がないとも限らないのですから、そのときに貯金できないかもしれない分を今貯金していると考えてみてください。■まとめいかがでしたか?貯金を習慣化すれば、そのうち意識しなくてもお金が貯まっていくようになります。そして、お金が少しずつ貯まってくるのを見ると自然とモチベーションも上がり、無駄な出費を抑えようという意識が働くようになります。できることからコツコツはじめていきましょう。
2017年03月27日「お小遣いを増やしてほしいと言われるけれど、うちの夫のお小遣いは少ないのかしら」「家計が苦しいのは、お小遣いが多いせいじゃないかしら」。そう思うことはありませんか?働く人のお小遣いはどのくらいが適切なのでしょうか。今回はビジネスパーソンのお小遣い事情について、平均額や使途のほか、やりくり方法も含めてご紹介します。夫にお小遣いはいくらわたしてる?収入に対する割合は?女性にとって、夫のお小遣い額は家計の悩みの種ですよね。世の中の人は夫にいくらくらいお小遣いをわたしているのでしょうか。以下で見ていきましょう。【夫に渡すお小遣いの額】女性が夫に対してわたしているお小遣いの額は、月数千円程度から100,000円近くとさまざまです。さらに申告制でお小遣いがない人もいます。この違いは、まず昼食代が含まれるか含まれないかに左右されているといえるでしょう。またほかにも、職種や業種柄、交際費がかさむ場合はお小遣いの額も大きくなる傾向にあります。【収入に対するお小遣いの割合は?】ひとつの目安として年収の10%をお小遣いとするという考え方があります。たとえば年収7,500,000円だとした場合、ひと月のお小遣い額は以下のように計算できます。年間のお小遣い=7,500,00×0.1=750,000円ひと月のお小遣い=750,000÷12=62,500円。ここでは、月収ではなくボーナスを含めた年収で計算するのがポイントです。お小遣いが収入に対する割合で決まるとすれば、仕事をがんばるモチベーションにもなりますよね。なお夫婦お小遣い制の場合は、夫婦の合計が、夫婦の合計収入の10%となるのが理想的だとされます。このとき、使い道は夫婦共通にするようルールを設けましょう。たとえば昼食代を含むか含まないか、飲み会をのぞいた夕食代を含むか含まないかといったことは夫婦平等にしてください。ビジネスパーソンのお小遣いの平均は?働く既婚の男性に限らず、働く人のお小遣いは平均でどのくらいなのでしょうか。新生銀行がビジネスパーソン1,836人に対して実施した調査の結果を中心に見てみましょう。【ビジネスパーソンのお小遣い平均額】調査によると、男性会社員の平均お小遣い額は月38,873円です。ただし、額には年代別に差があります。20代は40,879円で、前年より2,700円近く増加しているという結果です。一方30代、40代は前年より減少し、36,000円前後となりました。なお女性会社員のお小遣い平均は月33,502円で、男性よりも5,000円程度低い額です。全体的に、ビジネスパーソンのお小遣い額は緩やかな減少傾向にあります。男性会社員のお小遣いについて、ライフステージ別に見てみましょう。未婚者と、既婚・共働き・子どもなし世帯のお小遣いは40,000円を超えています。一方、子どもあり世帯は30,000円を少し超える程度です。さらに子どもあり世帯を細かく見ると、子どもが社会人の世帯におけるお小遣い平均は40,000円を超えていますが、大学生以下の世帯は20,000円台~30,000円台となっています。教育や子育てにかかる費用との兼ね合いで、お小遣いが減っている傾向にあるといえるでしょう。【お小遣いの使い道とやりくり術】お小遣いの使い道については、男性会社員は昼食代約51%、趣味が約29%、嗜好品代が約29%となっており、お小遣いの半分以上が昼食代に使われていることがわかります。一方、女性会社員は身だしなみのための費用が約48%、昼食代が45%、ファッション費用が38%で、化粧品などにかける費用が多くかかっていることがわかるでしょう。限られたお小遣いのなかでのやりくり術については、男性は「昼食費を安くする」「外で飲む回数を減らす」「弁当を持参する」が上位でした。女性も「昼食費を安くする」「弁当を持参する」「水筒を持参する」といった方法が上位に挙がっています。男女とも、昼食代がお小遣いの大半を占めていることを考えると、もっともなやりくり術であるといえますよね。お小遣いが不足したときの対処については、男性は「使わず我慢する」が約62%と大半です。そのほか「預貯金を取り崩す」、「家計から捻出する」が20%前後となっています。女性も「使わず我慢する」が62%であるほか、「預貯金を取り崩す」「家計から捻出する」が20%台です。男女とも、カードローンやクレジットカードを使うという方法は割合が少なく、手元にあるお金で何とかやりくりしようという考えが見て取れました。【今後お小遣いが上がる予定は?】「今後お小遣いが上がる予定はあるか」という質問に対しては、男性会社員、女性会社員ともに「現状維持」が60%前後という結果で、上がったり下がったりする可能性がある層は限定的でした。細かく見ると、男性は若い人ほど上がる予定がある人が多く、年配の人ほど下がる予定の人が多い傾向が見られます。年収が上がっている最中の世代はお小遣い増も期待できるのかもしれません。ビジネスパーソンのランチ代はどのくらい?働く人におけるお小遣いの使途の大半を占めるランチについては、1回あたりどのくらいの金額が一般的なのでしょうか。以下で新生銀行の調査と、マルハニチロホールディングスによる調査の結果を中心に見ていきましょう。【働く人のランチ代の平均】新生銀行の調査によると、男性会社員の昼食代平均(弁当持参時をのぞく)は1回587円です。30代、40代は600円を超える一方、20代は500円台となっています。若い人ほどランチの節約志向が強いといえるでしょう。一方、女性会社員の昼食代は674円という結果です。女性は男性とは違い、20代がもっとも高く762円のランチ代となっています。若い女性は友人と外食する傾向も高そうですよね。男性会社員の昼食代は横ばいですが、女性会社員の昼食代は上昇傾向にあります。男性会社員のランチ代をライフステージ別に見ると、既婚・共働き・子どもなし世帯がもっとも高く643円となっています。なお昼食の内訳は、男性は持参弁当が約35%、社食が約20%、購入した弁当が約20%という結果でした。社食や購入したお弁当の割合が多ければ、昼食代を1,000円以内に抑えられそうです。一方女性は持参弁当が約50%を占めます。男女とも外食は低い数値でしたが、上記の平均昼食代を見てみると、女性のほうが「外で食べるときにはぜいたくに、それ以外は節約」といった志向が強いのかもしれません。【ランチスタイルもさまざま】マルハニチロホールディングスが1,000人のビジネスパーソンを対象にして行った別の調査によると、ランチスタイルもさまざまあることがわかります。たとえば、会議やミーティングをしながらのランチ「パワーランチ」を経験している人は28.8%となっています。また社外の人と交流しながらのランチ「社外交流ランチ」は21.5%、勉強会をしながらのランチ「勉強会ランチ」は19.2%という結果です。これら3つのランチは、課長クラス以上になると経験率が高い傾向にあります。課長クラス以上のパワーランチ経験率は53.4%、社外交流ランチ44.7%、勉強会ランチ32%という結果です。このようなランチスタイルによっても、ランチにかかる費用は変わってくるといえるでしょう。仕事にかかわるランチが多いという人には、多めにお小遣いをわたしたほうがいいかもしれません。【ランチの費用を抑えたい!社食への要望もあり】マルハニチロホールディングス調べによると、ビジネスパーソンのランチに対する考え方は、「ランチの費用を抑えたい」が75.5%を占めています。大多数の人がランチの費用を抑えたいと考えているという結果です。先述したお小遣いのやりくり術にも通じるものがありますよね。一方で、「ランチがおいしくないと、午後からがんばれない」という意見は4人に1人が持っているという結果になっています。お小遣いを使う以上、安くて充実感のあるランチを食べたいと考えるのではないでしょうか。安くて充実したランチについては、社食の評価が高い点が特徴です。社食がない人に対して「社食が欲しいか」聞いたところ、「欲しい」と回答した人が41%を占めました。社食については栄養バランスのよさもメリットとして挙げられています。さまざまなメニューのある社食であれば、財布にも体にもやさしいランチを楽しめるかもしれません。1回の飲み会代はいくら?ランチと並ぶお小遣いの使途が飲み会代です。みなさんは飲み会代にどのくらいの金額を使っていますか?以下では、新生銀行の調査と、キリン食生活文化研究所の調査の結果を中心に見ていきましょう。【飲み会代の平均額】新生銀行の調査によると、男性会社員における1回の飲み会代は平均5,102円、女性会社員の平均は3,915円となっています。男性会社員は50代が5,500円を超えているのが特徴です。男女平均を出すと、1回約4,500円の計算になります。ただし、職場の人と飲むとなると、少し額が下がってきます。キリン食生活文化研究所が行った調査によると、職場の人とお酒を飲むときにおける1回あたり平均予算は、4,208円です。上記の4,500円との差を見てみると、接待のときなど、社外の人と飲む場合に飲み会代が高くなるのではないかと考えられます。年代が上がり責任のある立場になるほど、接待などの場での飲み会が多くなるとも考えられるでしょう。飲む相手によってもこの額は異なります。上司と飲むときは3,899円、同僚とは3,822円、部下とは4,903円という結果です。上司が部下におごっているということが結果からよくわかります。また同僚と飲むときは節約志向が高まっている点も特徴です。飲む相手や飲み方によって、お小遣い代を考えたいものですよね。【飲み会代のやりくり方法】飲み会代のやりくり術としては、「外で飲まずに自宅で飲む」という方法がメジャーです。新生銀行の調査によると、男性会社員は、「自宅で飲む」人の割合が35.1%となっています。外に飲みに行く人の割合が減少しており、40代、50代は自宅で飲む人の割合が飲みに行く人の割合を上回っているのが特徴です。女性も年代が上がるにつれて外に飲みに行かず、自宅で飲むという人の割合が増加しています。自宅で飲む場合の1回の平均飲み代は、男性2,734円、女性2,450円ですから、外に飲みに行く場合と比べて半分程度です。お小遣いをやりくりしたいという人は「家飲み」に切り替えてみてはいかがでしょうか。1か月に飲み会は何回ある?新生銀行の調査によると、男性会社員の平均外飲み回数は月2.3回、女性は平均2.0回で、男女とも前年より減少しています。年代別に見ると、男性は20代がもっとも多く2.6回という結果です。お小遣いの節約のためであればできるだけ減らしたい飲み会の回数ですが、お付き合いから減らせないのが現状です。キリン食生活文化研究所の調査によると、職場の人と飲む機会が「必要」と答えたのは約半数でした。そのうち「上司と」の機会が必要と答えたのは、若い男性がもっとも高く、47.0%という結果が出ています。一方、若い女性は「同僚と」飲む必要があると答えた割合が高くなっていました。また男性ではすべての年代で「部下と」が飲む必要があると答えた割合が高くなっています。職場におけるコミュニケーションの円滑化のために、また人生の勉強のために、飲み会の機会は必要なのかもしれません。それぞれの飲み会に対する考え方や職場の雰囲気を踏まえて、お小遣いを渡すようにするとよいでしょう。まとめ今回は働く人のお小遣い事情について、ご紹介してきました。趣味によるストレス解消やお付き合いなどを考え、お小遣いは無理のない範囲で設定したいものですよね。今回ご紹介した「収入の10%」を目安に、夫婦でお小遣いについて改めて話し合ってみてはいかがでしょうか。
2017年03月27日ガス・電気より請求額が少ない場合もあり、「最低限は仕方ない」と節約を意識しにくい水道代。実は今よりも水道代を削減できると知れば、節約にチャレンジしたくなるのではないでしょうか?今回は水道代の節約について、20〜40代の女性にアンケートを実施しました。真似したくなるような節約術は必見です。ガス代や電気代と同じように「水道代も節約したい」と考えても、実際に何をすればどの程度の効果が見込めるのかが気になります。そもそも、皆さんは毎月の水道代はどれくらいが妥当だと思いますか?水を浪費しがちなポイントや、なかなか聞けない他の家庭の水道代事情について、今回のアンケート結果から明らかにしていきます。無駄遣いの心当たりや自宅でも使えそうな節約術がありましたら、ぜひ水道代の削減にチャレンジしてみてください!■目次1.みんなはどう考えている?水道代の「高い」と「安い」2.水道代の理想とリアル3.水道料金は地域によって異なる!上下水道料金の実態とは4.高い水道代の原因はやはりお風呂!トイレにも要注意5.定番にして効果的!お風呂の残り湯を再利用しよう6.水道代の節約に欠かせない便利グッズまとめ1.みんなはどう考えている?水道代の「高い」と「安い」2カ月分まとめて請求されることも少なくない水道代。ひと月あたりの水道代がいくらなのか明確ではなく、そうした理由で「我が家の水道代が高いのか低いのかわからない」という人も多そうです。アンケートではまず、「自宅の水道代を高いと感じたことはありますか?」という質問をしました。■「毎月2,500円程度なので特に高いと感じたことはありません」(30代・専業主婦)■「これが当たり前で今まで過ごしてきたので、高いと思ったことはありません」(40代・専業主婦)■「水道代よりも電気代が高いためか、水道代はあまり高いと感じていません」(40代・個人事業主)■「値段も電気代と比べ、多い金額でないため」(30代・専業主婦)50人中14人が、「高いと感じたことはない」と回答しました。その理由の多くは、「こんなものか」と納得しているという点にあるようです。半数以上となる残りの36人は「高いと感じたことがある」と回答しています。■「どうしても1カ月5,000円かかります。できれば3,000円に抑えたいです」(40代・個人事業主)■「毎日風呂に入っているので仕方ないと思うが毎月3,000円ほどが望ましいです」(30代・専業主婦)■「だいたい毎月高いなと思います。節約してもなかなか安くなりません」(30代パート)■「高いですが、これ以上なかなか節水ができないでいます。よく掃除をするし、手洗いもこまめにするほうなので、水をよく使っているのかもしれません」(40代・業主婦)■「2カ月に一度明細がポストに入ると、毎回「なんでこんなに高いの?」と思ってしまいます」(40代・業主婦)水道代を高いと感じている人の多くが、毎月の水道代は「3,000円」程度が理想的な金額と考えており、そこまでに収めようと試行錯誤しているようです。多くの人が水道代を削減したいと感じていることがわかりましたが、現状として、毎月の水道代はどれくらいなのでしょうか。毎月の水道代が“理想の”3,000円未満に収まっている家庭は、全体の10%ほど。「5,000〜6,999円」と回答した人が半数近い割合を占めました。理想と現実のギャップについて、みなさんはどう考えているのでしょう。■「お風呂とキッチン水回りで7割くらい占めていると思います。節約の限度があります」(40代・パート)■「大きいサイズの水槽を使っているので、このくらい金額がかかるんだと思います」(30代・パート)■「どうしても、毎月5,000円くらいはかかってしまいます。仕方ないのかもしれません」(40代・個人事業主)やはり水道代の節約に関しては、ある程度はやむを得ない、と考える人が多数見受けられます。以下のような回答も複数ありました。■「うちの地域はまだ下水道料金が取られない地域なのでそのぶん金額が安いです」(40代・専業主婦)■「2カ月でこの安さは、日本で3番目ということだった。ミネラルウォーターいらずの場所に住んでいるので、この安さは本当にありがたい」(30代・個人事業主)■「私の住んでいる地区は水道代が高いので、どんなに節水しても5,000円以上はかかります」(30代・専業主婦)■「水道代は毎月5,000円くらいです。以前は下水道の料金が含まれていなかったので2,000円くらいでした」(30代・専業主婦)■「北国に住んでいるので、寒い時期は特にですがシャワーを長く出しがちになってしまう」(40代・専業主婦)つまり、地域によって水道料金の設定が異なり、節約の効果にも影響するということ。下水道料金が請求されているか否かでも金額が異なってきます。ということは、地域によっては水道代が高いという現状にも妥協せざるを得ないのかもしれません。3.水道料金は地域によって異なる!上下水道料金の実態とは水道代は公共料金のひとつです。しかしながら、消費者庁によると公共料金は、a.国会や政府が決定するものb.政府が認可するものc.政府に届け出るものd.地方公共団体が決定するものに大きく分類され、一般的である公営の水道代はdに当てはまります(*1)。つまり、居住地域によって水道料金には差異が生まれている、ということです。ちなみに水道料金の最安値・最高値については、『最新のデータでは、全国で最も安い山梨県富士河口湖町は835円、北海道夕張市では6841円(平均的な家庭での使用量20m3/月換算)と約8倍もの料金格差が生じています。』というのが実情となっています。(*2)近頃、水道料金がさらに値上げされる地域もあり、その格差は広がっているという声もよく聞かれます。最近の一般的な住宅では、蛇口をひねって水を得る上水道と、お風呂やトイレなどから生活排水を流す下水道を使用しています。水源にある水を家庭で使える状態にするためには浄化作業が必要ですし、逆に人間が使用した水を自然へ戻したり、あるいは再利用したりするためにも、浄化は不可欠な工程です。上下水道を使用する住民は、この水の処理にかかる費用を水道代として支払っています。地域によって上下水道のどちらの料金が高いかは異なりますが、集合住宅の下水道料金に関しては、一般的に居住者全員で負担しているため、水道代として請求されていない場合があります。こうした居住環境の違いによって、毎月の水道代の金額に差が生じているともいえます。出典(*1):「1-1公共料金とは」(消費者庁)()出典・引用(*2):「知っていますか?水道料金が地域により最大8倍も違う理由」(SUUMOジャーナル)()※いずれも2017年3月22日に利用4.高い水道代の原因はやはりお風呂!トイレにも要注意上水道の料金と下水道の使用料が請求されていることがわかったところで、家庭内のどこで最も水を使用している場合が多いのか考えてみたいと思います。Q.水道代が最もかかっていると考えられる場所はどこだと思いますか?■シャワーとバスタブは大量の水を使用する!お風呂は一度に大量の水を使用し、そしてそのまま排水します。そのため、回答者の約7割が「お風呂」と回答しました。回答者の意見からは、お風呂が最も水を消費する場所である、ふたつの主な理由が見えてきます。■「中学生の息子と娘がシャワーを出しっぱなしにすることが多く、それが水道代を上げている原因だと思います」(40代・専業主婦)■「子どもや旦那がシャワーを出しっぱなしにするので、一番かかっていると思います」(30代・派遣社員)■「小学校1年生の子どもがひとりで入る時に、シャワーを全開にして、ジャージャージャージャー流しているから」(30代・専業主婦)■「家族も多く、子どもたちが水を無駄にしているお風呂の入り方をしている。体や頭を洗う時もシャワーを止めず、非協力的なのです」(40代・専業主婦)水は簡単に無駄遣いできてしまうので、水道代の節約は家族の協力を得られなければ難しくなります。特にお子さんはシャワーをなかなか止めてくれないようで、それによって料金が高くなっていると感じている主婦が多くいました。■「家族のために追焚きをしたり、お湯を足したりと一回では済まないから」(40代・専業主婦)■「お風呂が足を伸ばせるタイプで大型なので、とても水道代がかかっていると思います」(40代・個人事業主)■「バスタブが広めなので、お湯の量が結構多目に必要だからです」(30代・専業主婦)使うバスタブによっても、節約のしやすさが異なります。浴槽が大きいと、どうしても一度に使う水の量は増えてしまいます。また、お風呂のタイミングが家族バラバラであった場合、ぬるくなったお湯を温めるためにさらにお湯を使うことになったり追い炊きしたりと、電気代・ガス代にまで響く可能性もあります。■トイレが意外な落とし穴かもしれない■「トイレだと思う。トイレに流す水をお風呂の水で試しに1カ月流してみたら3,000円ほど安くなってビックリした」(40代・専業主婦)■「専業主婦で1日に何度もトイレに行くので一番はトイレだと思っています」(30代・専業主婦)トイレも水道代に大きく関わるスポットのようです。トイレで1日に流す水は、家庭全体で使用する水量の3割に及ぶといわれることもあります。「大」と「小」のレバーを正確に使うことである程度の節約は実現できそうですが、家族が多い家庭ではなかなか手強い相手となりそうです。5.定番にして効果的!お風呂の残り湯を再利用しようそれでは具体的に、水道代を節約するのに効果的な方法を聞いてみました。■「ありがちですがお風呂の残り湯を洗濯に使う。お風呂のお湯が残っている状態で浴槽を洗う」(30代・正社員)■「お風呂のお湯を毎回洗濯の洗いに使用する。茶碗や歯磨き中は水を止める」(30代・専業主婦)■「洗濯は残りお湯を使う。野菜の洗い水、米のとぎ汁は、勝手口の近くにおいてあるバケツに入れて庭の花にまく」(40代・パート)■「浴槽のお湯を次の日洗濯に使用しています。翌日だとそこまで冷たくなっていないので汚れもよく落ちます」(30代・専業主婦)お風呂場やトイレが最も水を使用する場所である以上、そこに着目すると効果的です。洗濯も一度に多くの水を使うことになりますが、お風呂の残り湯を再利用することで節水・節約することができます。また、キッチンやシャワーで水をこまめに止める、という意見も多くありました。6.水道代の節約に欠かせない便利グッズ家族の心がけによってある程度の水の浪費は減らせますが、設備を変えたり節約グッズを導入することで、さらに水道代を削減できる可能性があります。【シャワーヘッド】■「お風呂のシャワーヘッドが節水タイプの物。栓を絞っていても勢いよく出てくるのでいいです」(40代・専業主婦)■「100円ショップで売っている『シャワー蛇口』を使っています。弱くてもたくさん出ているような気がします」(40代・専業主婦)■「シャワーヘッドを通常の3分の1の水量になるというものに変えました。少し水圧が弱いと思うこともありますが、不自由はしていません」(40代・専業主婦)■「出しっぱなしが多いお風呂のシャワーヘッドを節水のヘッドに変えています」(30代・専業主婦)水を浪費しがちなシャワーは、節水タイプのシャワーヘッドを取り付けることで水の使用効率がよくなります。少ない水でも十分な水圧のシャワーが利用できるため、不自由を感じることなく実践できる節約術のひとつです。キッチンなどの蛇口に関しても、シャワータイプに変えることで節水になる場合があります。【バスポンプ・風呂水給水ホース】■「お風呂の湯を洗濯機に入れるためのホース付きの電動ポンプを使用してます」(40代・専業主婦)■「お風呂のお湯を洗濯機に入れる道具を使用しています。簡単にお湯を移せるので助かっています」(30代・専業主婦)■「お風呂の残り湯を使って洗濯出来る電動ホースを使っています。」(40代・パート)風呂水を洗濯に再利用する時に必要となるポンプやホース。中には電動のものや抗菌ホースもあります。楽に残り湯を移動できれば、ほとんど普段通りの家事をしただけで節約を実現することができるのではないでしょうか。【トイレのタンクへの工夫】■「ペットボトル。水を入れてトイレのタンクに沈めると節水になります」(30代・専業主婦)■「トイレの節水リング。タンクに入れると無駄に水を捨てなくてよくなります」(30代・無職)■「トイレのタンクの中に入れて水量を調節できるオモリのようなものをつけています」(40代・専業主婦)トイレはタンクに貯めた水を流すことで洗浄していますが、十分すぎる水の量を適切に調節することで節水することができます。タンクに貯めた水を一回で使い切らないことが目的となりますが、こういった方法を実践する際は、お使いのトイレでも問題ないかどうかを事前に確認する必要があります。7. どのくらいのお金の節約に結びつく?これまで数々の水道代の節約方法をご紹介しましたが、では主婦の皆さんはどのくらいの額の節約に成功しているのでしょうか?約20人の方が、いくらほど節約できているのかわからないと回答されていますが、それでも回答者の半数以上の方が数百円から2000円ほどの節約に結びついていることを実感しています。■「子どもたちにシャワーの時の出しっぱなしを気を付けてもらい、何度も注意したりを繰り返したところ、1,000円以上の節約に成功しました。」(40代・専業主婦)■「お風呂の残り湯を洗濯物に使ったり、除湿機の水を掃除に使ったりしています。1,000円ほどの節約に結びついています。」(40代・専業主婦)無理はしなくても、日頃から少しずつ節約を意識しながら水を使えば、節約には必ず結びついていくことでしょう。まとめ水道代は電気代やガス代よりも比較的安いと感じる人も多い一方で、住む環境によって格差が生じています。お風呂場では、シャワー使用時の心がけや風呂水の再利用。キッチンではこまめに水を止めることなど、日々の小さな努力の積み重ねが節約の大きなポイントとなるようです。さらに効果的に節約をしたい場合は、お役立ちグッズを使うのもおすすめです。今回のアンケートで明らかになった各家庭のアイデアを、ぜひご自宅でも実践してみてください。アンケート期間:2017年3月2日〜3日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年03月24日夏と冬、年に2度もピークが到来する電気代。毎年節電に徹しているけれど、他の家庭のアイデアも参考にしたい!という声はあちらこちらから聞こえてきそうです。電気代節約の成功例も紹介していますので、ご家庭の生活スタイルに合った節約法を実践してみてくださいね。現代において電気がない暮らしは考えられませんが、電気代はできるだけ抑えたいもの。環境への配慮としても節電は重要ですが、具体的にどのような方法が手軽で効果的でしょうか?今回は家族がふたり以上の世帯に属する20〜40代の女性を対象に、電気代と節約に着目したアンケートを実施しました。毎月の電気代についてのリアルな数字から日々実践されている節約術まで、すぐにでも真似したい情報が見つかるかもしれません!■目次1.みんなはいくら払ってるの?気になるお隣さんの電気代2.ほとんどの女性が「電気代が高い!」と感じている3.快適ではあるけれど…。エアコンが電気代節約の大敵!4.主婦が実践する節約術5.電気代節約には〇〇が必須アイテム6.ズバリ聞きました!何をすればいくら安くなる?まとめ1.みんなはいくら払ってるの?気になるお隣さんの電気代1カ月あたりの電気代は、月によって大きく変動します。全国平均的に最も電気代が増えるのは冬場で、ふたり以上の世帯では1万円前後になります。電気代は冬だけでなく夏にも高額になりやすいため、多くの家庭では年に2度、「電気代が高い!」という季節がやってくるのです。ほとんどの家庭で夏と冬は電気代が高くなるとはいえ、その振れ幅や、1年を通してみた月あたりの電気代はライフスタイルによってさまざま。周りの家庭における電気代の平均を知ることで、「うちももっと安く出来るかも」という可能性も出てきます。まずは、アンケートを実施した50人が、普段どれくらいの電気代を支払っているのか見てみましょう。毎月の電気代として6,000円以上支払っている家庭が全体の8割。「10,000円以上」という世帯だけでも全体の26%を占めています。【10,000円以上】■「ペットがいるので無人でもエアコンがかかってると、1万円は超えてしまいます」(30代・専業主婦)■「家族3人暮らしですが、私が在宅で仕事をしていることと、夜型の夫、超朝型の息子が活動しているため1日20時間は電気をフルに使っている状態です」(30代・個人事業主)月の電気代が1万円を超える理由としては、ペットの健康維持や家族のライフスタイルなどにより、自宅の電気を使っている時間が長いという場合が多いようです。【8,000〜9,999円/6,000〜7,999円】■「春と秋は安くて、夏と冬は高いので、平均して1万円くらいだから」(30代・専業主婦)■「寒い時期や暑い時期にもよるが、だいたい平均するとこれくらいはかかる」(30代・専業主婦)■「お家を新築してオール電化にしたので団地住まいの時よりも高くなりました」(40代・パート)■「オール電化の我が家の電気代は、年間平均すると大体1万円弱なので」(30代・専業主婦)6,000円以上と回答した人の中には、夏・冬の高額な電気代が年間の平均を押し上げる、という意見を持つ人が多いことがわかりました。また、オール電化にすると電気代が平均1万円弱になる、という声もありました。2.ほとんどの女性が「電気代が高い!」と感じている自宅の「電気代が高い」と感じたことがあるかどうか尋ねたところ、50人中45人が「はい」と回答しました。■「クーラーを使用している時期は結構高いなと感じることが多いです」(30代・専業主婦)■「特に暑い時や寒い時は冷暖房を頻繁に利用するので驚くほど高く感じます」(40代・専業主婦)■「夏と冬はとても高いと感じます。3人家族で1万円は超えます。戸建てを購入してから、電気代が跳ね上がりました」(40代・専業主婦)■「冬場は2万円以上もかかり非常に高いと感じている、家計を圧迫している」(30代・専業主婦)■「真冬の電気代は1年で最も高く、1番低い月との差が1万円程あった」(30代・専業主婦)■「クーラーがないとまともに寝られないので、夏はつけっぱなしで電気代が跳ね上がる」(30代・正社員)特に、夏や冬の電気代が「高い」と感じる人が多いことがわかりました。ほとんどの地域において、春・秋は過ごしやすくても、夏・冬は冷暖房機器を使わずにいられません。最低限の使用にとどめたとしても、電気代が多少かさむのは仕方ないようです。3.快適ではあるけれど…。エアコンが電気代節約の大敵!50人中37人が、電気代が高くなる原因として「エアコン」を挙げました。一年中、部屋を快適に保ってくれる便利な家電ですが、使い過ぎには注意が必要です。■「夏と冬は特にエアコンをつける頻度が増えるので電気代が高くなります」(30代・専業主婦)■「夏も冬もエアコンのみなので、かなり電気代が上がります。でもないと生きていけないので、仕方ありません」(30代・専業主婦)■「真夏は健康管理のためにつけていますが、適切な使用であっても高いなと思います」(40代・専業主婦)■「断トツでエアコンだと思う。夏場と冬場だけ電気代が跳ね上がるので。他の電化製品は、年中使うので」(30代・パート)そのほか、「ヒーター」が原因という意見もありました。■「ヒーターを使った時が、一番高くついた。冬場はこたつが一番安いと実感した」(30代・専業主婦)■「床暖房と電気ヒーター。つい消し忘れてしまうので、そのぶん電気代がかさんでいると思います」(30代・パート)■「オイルヒーターを使っていたころ、電気代が2〜3万円かかっていました。使うのをやめてから電気代が安くなったので、原因はオイルヒーターだったのだと思いました」(40代・専業主婦)ヒーターの多くは部屋全体をすぐに暖めてくれるため、居住地域によってはほとんどの家庭で使用されている定番の暖房機器。しかし、電力消費が少ないと思ってヒーターを使うと、逆に電気代がかかってしまう可能性もあります。環境や生活スタイル、部屋の広さなどに合わせて適切な暖房機器を選択する必要がありそうです。4.主婦が実践する節約術エアコンやヒーターはもちろんのこと、家にある電化製品を使えば使うほど、電気代は増えていくものです。意識しなければ、電気代は節約できません。■「使ってない部屋の電気はこまめに消したり、あまり使わない家電はコンセントから抜いておくなどしている」(30代・専業主婦)■「小型家電(スマホの充電器、炊飯器など)は使い終わったらすぐにコンセントから抜く」(40代・専業主婦)電気代削減の一環として、多くの女性が「使わないコンセントを抜く」ということを実践していることがわかりました。こまめに電化製品のコンセントを抜いておくことで、待機電力を節約できます。■「エアコンの使用は最低限(温度設定は夏場30℃)。冬の暖房はこたつで、冷蔵庫は季節によって設定を変える」(40代・専業主婦)■「無駄な暖房は使わない。ユタンポや加湿に気を配り、エアコンに頼り過ぎない。部屋に洗濯物を干すだけで湿度が上がり、あたたかく感じることもできる」(30代・個人事業主)エアコンの温度設定を夏は高めに、冬は低めに設定する家庭も多いようでした。季節に応じて冷蔵庫の設定温度を変える工夫も、1年を通して稼働し続ける家電だからこそ有効です。暖房機器に関しては、他の家電や家族の生活スタイルも含めて工夫するのがポイントとなるようですね。■時間帯を選べば電気代が安くなる!■「電気代の設定が午後11時から午前8時までが安くなっているので、その間に洗濯やお湯を沸かしたり、できることをしています」(40代・専業主婦)■「夜11時から朝7時まで電気代が安いので、その間に食洗機や洗濯機を回すようにしています」(30代・派遣社員)■「最近、夜間10時から朝の8時が電気代が安い契約に切り替えました。夜10時になったら洗濯、朝の8時までは乾燥機を使用し、掃除機も夜10時にするようにしています」(40代・個人事業主)■「オール電化なので、できる限り、食洗器や洗濯物は、夜10時以降、朝8時までに済ませるようにしています」(30代・専業主婦)電気代が安くなる深夜から朝にかけての時間帯に家事をこなす、という回答が複数ありました。家族の行動時間はなかなか変えられませんが、家の中で家事時間をずらすだけで節約につながった、という声もありました。オール電化向けの電力プランやお得な夜間電力を活用できれば、電気代を抑えることができます。昼間は外で仕事をして帰宅後に家事をするという方も、夜間に家事をするメリットがあれば、いくらか気が楽になるかもしれませんね。5.電気代節約には〇〇が必須アイテム節約のためとはいえ、無駄はないかと常に気を張りながら生活するのはひと苦労。モチベーションが維持できずに挫折してしまっては、元も子もありません。そこで、実際に各家庭で利用している、電気代節約に役立つアイテムについて聞きました。■「LED」は環境にも家計にも優しい!■「便利グッズは使っていませんが、家の中の電気をほぼLEDに変えているくらいです。でも変える前より確実に電気代は減っています」(40代・個人事業主)■「家にある電球をすべてLED電球に交換して常に節電を心がけています」(40代・パート)■「LEDライトにすべて替えました。付けたり消したりで電気を無駄に消費しないので節約できている気がします」(40代・専業主婦)一度取り付ければ長い期間使用できる点や、消費電力が少なく済むことで人気を集めているLED電球。すでに取り入れて節約を試みている家庭は少なくないようです。■「節電タップ」もメジャーな節約グッズ■「たこ足配線をしていてもこまめに電気を切られるように、それぞれの機器でON/OFFできるタップのついた配線機器を使っています」(30代・専業主婦)■「延長コードにスイッチが付いているやつを使っている。常に使っていないコンセント(充電器とか)を毎回抜くのは面倒なので、使わない時はスイッチを切って節電しているようにしている。」(30代・パート)■「コンセントは、ひとつひとつにスイッチのついたタコ足を使っているので、使わない時は、プラグを抜かずともオフにできます」(40代・専業主婦)■「節電タップはマストアイテムです。いちいちコンセントから抜かなくてもぱちぱちするだけで大丈夫なので便利です」(40代個人事業主)「節電タップ」とは、コンセントごとにスイッチが付いている電源タップ(タコ足)のこと。スイッチひとつでコンセントを抜いた状態にしてくれるので、待機電力の節約に効果的です。毎日いくつものコードをコンセントから抜く手間を省いてくれますが、危険防止のため製品の電気容量は守りましょう。■消費電気量をこまめにチェックする機能■「パソコンで電気供給会社のホームページでオンタイム(1時間毎)の電気量がモニタリングができます。そのことで何が電気を使っているかを見直すことができるようになって便利だと感じています」(40代・個人事業主)■「小電力機器については、簡易で消費電力を測れるコンセントタップや、手元開閉スイッチがついたテーブルタップなどを使用し、こまめな切り替えを実施しています」(30代・専業主婦)気になった時に使用している電力量を確認できる機能があれば、使い方も調節することができます。日頃から自宅でどれくらいの電力を使っているかチェックしていれば、夏冬に「こんなに?」と驚く必要もなくなります。6.ズバリ聞きました!何をすればいくら安くなる?いろいろな節約方法がありますが、実践することでいくらの節約になるのか知りたい!とリアルな体験談を聞きたい人もいると思います。そんな声に応えるべく、節約に成功したという人に、その方法と結果を聞いてみました。■「すべての照明をLEDに取り替えたところ、1,700円前後電気代が下がりました」(40代・専業主婦)■「オール電化+太陽光に変えて毎月3,000円以上下がった。下がると嬉しくて節電に日々励んでます」(30代・個人事業主)■「先月の電気を3,000円ほど安くできました。エアコンをつけずに、電気ストーブで過ごしたら凄く節約できました」(40代・専業主婦)■「電気代の契約を変えたので、基本料金が1,000円くらい安くなり、安い時間帯に洗濯などをするようにしたので、合計で2,000円弱は節約できています」(40代・専業主婦)■「既存の電気会社から、新規参入してきた電気会社に切り替えたところ年間1万円程安くなりました」(40代・個人事業主)電気代の節約には日々の積み重ねも欠かせませんが、大きな変化を生むには設備や契約といった大元の部分も深く関わってきます。一時的に手間やコストがかかっても、長期的に見ると電気代の節約になるという場合も多いので、気になっている方はこの機会に見直してみるとよいでしょう。まとめエアコンなどの冷暖房機器の稼働時間が長くなる夏・冬は、電気代が増加するのが一般的。体調管理のためにも最低限の使用は避けられませんが、小さなアイデアの積み重ねによって節約を実現している家庭は少なくありません。また、LED電球や節電タップを取り入れる方法は、すでに多くの家庭で実践されています。これらは「電気代が高い」と感じている人がそれだけ多いという証拠でもあります。家族がふたり以上の世帯では、年々ライフスタイルが変わるもの。子どもの成長などで自宅滞在時間や電気の使い方が変わる時期には、電気の契約そのものを見直すというのも効果的です。しかし、節約は無理なく続けることがポイント。各家庭で実践されていた工夫を取り入れて、さらなる電気代の削減にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
2017年03月24日毎月の電気代、いくら支払っていますか?あまり比較などしたことはないため、気になりますよね。そこで今回は、お子さんがいる家庭の電気代について調査するべく、20〜50代の主婦にアンケートを実施しました。他の家庭の電気代や全国の平均値を知ることで、意外な節約方法が見えてくるかもしれません。家族が多いと一人暮らしよりも電気代が高くなることは容易に想像できますが、実際に他の家庭ではどれくらい電気代を支払っているのか、なかなか知る機会はありません。電気代の全国平均はどれくらいなのでしょう。また、季節による変動も気になります。今回はそんな電気代の実情を知るため、子持ち世帯を対象に電気代についてのアンケート調査を実施しました。夏や冬にかさみがちな電気代を節約する方法が見えてくるかもしれません!■目次1.全国平均をチェック!1世帯あたりの月間電気代2.高コストな季節はどっち?夏と冬の電気代を比べてみた3.電力消費量No.1はどの家電?4.普段から実践できる方法は?みんなの電気代節約術まとめ1. 全国平均をチェック!1世帯あたりの月間電気代今回アンケートを実施した女性が所属する世帯の人数について、先に確認しておきましょう。今回のアンケート回答者の多くは3人家族。子ども1人または2人いる家計が全体の約半数を占めています。厚生労働省によると、平成27年(2015年)の平均世帯人数は2.49人(*1)。当アンケートの平均は全国平均より1ポイント高くなっています。総務省統計局による全国のデータを見てみると、2015年度における2人以上の世帯の電気代は月間平均10,594円(*2)でした。また全国的に、毎年1〜3月に電気代への支出が高まる傾向にあるようです(*3)。それでは、これを踏まえて今回のアンケート結果を見ていきましょう。50人中17人の方が、1カ月あたり「8,000〜10,000円」の電気代を支払っていると回答。全体的に見ても、6,000円以上支払っている世帯がほとんどということがわかります。【10,000円以上】■「新築した時に、オール電化にしたので、毎月1万円以上かかります。特に夏と冬は暖房や冷房にも電気代はもっとかかります」(50代・専業主婦)■「我が家はオール電化の家なので、どうしても電気代がかかります」(40代・専業主婦)■「オール電化でガス代がないため電気代のみ払っています。なので毎月このくらいは払ってます」(50代・専業主婦)【8,000〜10,000円】■「夏と冬は1万円を超えますが、春と秋はかなり抑えられるので、平均だと8,000円くらいでしょうか。それにしても高いですけど」(40代・専業主婦)■「冬場は、2万円近くかかります。夏場は、7,000円ぐらいでおさまります」(40代パート・アルバイト)■「春と秋は安いぶん、夏と冬が高いので、平均して1万円くらいになります」(30代・専業主婦)【6,000〜8,000円】■「季節によってまったく違ってくる。冬は2万円ぐらいで、エアコンを使わない季節は5千円ぐらい」(50代・専業主婦)■「真夏と真冬で変動はありますが、平均して1カ月だいたい8,000円未満です」(40代・専業主婦)■「春と秋は安いが、冬が特に電気代が高くつくので、1年の平均額も上がってしまう」(30代・パート)【4,000〜6,000円】■「冬は6,000円を超えますが、春夏は節電して2,000円代に抑えているので平均は5,000円くらいです」(40代・専業主婦)■「以前は1万円以上かかっていましたが、子どもが大きくなって、夜寝ている時に暖房を付けなくなったら安くなりました」(40代・専業主婦)■「日中は太陽光発電を利用していて、夜間の安い電力でお湯を沸かしている」(30代・パート)【3,000円以下】■「夏冬のエアコンをかなり使う時期を除けば大体3,000円くらいです」(20代・専業主婦)■「共働きで平日は家にいる事がないのでそのぶん電気代を節約できていると思います」(50代・パート)全体を総合すると、・オール電化にすることで平均電気代が高くなる・夏と冬に電気代が上がるため平均も上がる・節電を心がけることで電気代は6,000円程度に収まるという意見があがりました。特に「夏と冬の電気代増加が負担」という点は、月間平均の大小に関わらず、多くの家庭が抱える悩みであることがわかりました。出典(*1):「I世帯数と世帯人員の状況」(厚生労働省)()出典(*2):「1世帯当たり1か月間の収入と支出」(総務省統計局)()出典(*3):「電気使用量の推移」(総務省統計局)()※いずれも2017年3月21日に利用2.高コストな季節はどっち?夏と冬の電気代を比べてみた実際のところ、電気代がかさむのは夏と冬のどちらなのでしょうか。まずは、アンケート結果を見てみましょう。「冬の方が高くなる」と感じている人が圧倒的に多いという結果になりました。【「冬」が高い】■「やはり冬のほうが電気代がかかります。特にヒーターは電気代が高いし、夏は冷房、除湿と切り替えられるからです」(40代・専業主婦)■「もちろん冬、コタツや電気カーペット、電気ストーブなど電気を使うことが多いので」(40代・専業主婦)■「暖房の時間が長いのだと思います。また日照時間も少ないので、電気もつけている時間が長くなるので」(40代・パート)■「冷え性なので夏はエアコンは使わない。冬はエアコンを使うのでかかる」(30代・専業主婦)【「夏」が高い】■「冬の暖房はエアコンよりもストーブがメインなので夏のクーラーに比べて電気代が冬のほうが抑えられます」(50代・パート)■「気密性の高いマンションに住んでいるので、夏はエアコンが必要だが、冬は暖かいのでエアコンが必要ない」(30代・専業主婦)■「エアコンを、冬は昼間ほとんど使用しないが、夏は一日中つけっぱなしなので」(50代・専業主婦)冬はエアコンだけでなく、こたつ・電気カーペットなど複数の暖房機器を使用することもあり、それによってさらに電気代が高くなりやすいようです。一方、冬場にエアコンをあまり使わず、灯油ヒーターを主に使用するような家庭では、夏の電気代が高くなる場合が多いことがわかりました。住んでいる地域によっても夏・冬の電気代には差が出てきます。そこで、全国平均の月間電気代(総務省統計局による)について、夏と冬ではどれくらい差があるのか調べました(*4)。下記表は、夏は7〜9月、冬は1〜3月と設定し、2人以上の世帯における月間平均電気代を示したものです。3カ月分の電気代を合計すると、夏と冬では1万円以上もの差があります。やはり全国的に見ても、電気代は冬が最も高くなることが一般的のようです。電気代が高くなりやすい、と感じている夏と冬でさえこれほどの差が出るのが現実。多くのアンケート回答にあったように、夏冬の高額な電気代が月間平均を押し上げているようですね。出典(*4):「2000年以降の時系列結果-二人以上の世帯(2016年のデータ)」(総務省統計局)()※2017年3月21日に利用3.電力消費量No.1はどの家電?次に、「何に電気を消費しているのか」について聞きました。これは電気代節約の手がかりとなります。■「エアコンです。我が家には居間と子ども部屋に、それぞれエアコンが設置してあります。この3台を稼動させると、電気代がグンと上昇します」(50代・専業主婦)■「エアコンは長時間使い続けるのでどうしても電気を食う。最近は熱中症の恐れもあるので、付けないのも難しい」(40代・専業主婦)■「床暖房かエアコンか、迷うところですが時間的には、エアコンのほうが多い気がします」(30代・専業主婦)■「ほぼ1日中つけっぱなしである。消し忘れたりして複数ついていることもある」(30代・専業主婦)このように、「エアコン」が最も電力を消費する原因と考える人が大多数。快適に過ごすためには欠かせない家電ですが、それだけ電気を使っている自覚があるのも事実です。家族が3人以上になると、エアコンも部屋ごとに設置している場合があります。それぞれの部屋でエアコンを使ってしまうと夏冬の電気代が跳ね上がってしまう、という回答が多くありました。エアコンに比べると心配する人は少数ですが、日照時間が短くなる冬場の照明や、IHコンロが電力を多く消費しているという回答も複数ありました。4.普段から実践できる方法は?みんなの電気代節約術一人暮らしでない限り、電気代節約には家族の協力が必要となります。しかし、エアコンが電力を消費するからと言って、無理にエアコンの使用制限をすると体調を崩してしまう可能性もあります。快適な生活を維持しつつ電気代を節約する術があれば、ぜひ取り入れていきたいものです。それでは、アンケートに回答した主婦たちがどんな節約方法を実践しているのか見てみましょう。■まずは「つけっぱなしにしない」心がけから■「基本的なことですが、使わない電気は切ることしかしていません」(30代・専業主婦)■「電気を小まめに消す習慣をすること。ひとつの部屋にみんなで集まり、同じテレビをみたりして過ごすこと。夜間の安い電力を利用すること」(40代・専業主婦)■「使わない部屋の電気は消す。冬は冷蔵庫を強冷にしない。テレビをつけっぱなしにしない」(50代・専業主婦)こまめな行動を続けることで無駄がなくなるとともに、節約への意識が強くなります。塵も積もれば山となる、という考えは、やはり節約の基本です。■暖房の利用方法を工夫■「家の中にいる家族が自分ひとりの時は極力エアコンはつけず、服や飲み物で温度調節をしています」(50代・専業主婦)■「冬は電気カーペットを使っていますが、人が少ない時は面積を半分だけオンにして、節電モードを使っています。それと、電気料金の設定で、午前8時まで安い時間帯なのでそれまでに、洗濯やお湯を沸かしたりしています」(40代・専業主婦)■「ひとりの時は暖房などを使わない。明るいうちにいろいろなことを済ませておく。深夜電力をフル活用する」(40代・パート)できるだけ家族みんなが同じ部屋で過ごす、という節約術は多くの家庭で実践されているようです。暖房器具の使用も減らせますし、リビングなどが家族団らんの場になるのも良い点です。家庭内でも保温水筒を使う方法や、より暖かい服装を着るように工夫するという方法も、暖房を使いすぎないコツとなります。■使わないコンセントを抜く■「している。使わない電化製品のコンセントを抜いて待機電力を減らしている」(20代・専業主婦)■「使わない電化製品はコンセントごと抜いたり、ブレーカーを落としてます」(20代・専業主婦)■「いらない、使わないコンセントは抜くようにしている。携帯の充電もしっぱなしじゃなくて、充電できたらコンセントを抜くようにしている」(30代・専業主婦)こちらも小さな努力ですが、待機電力をなくすことも節約には重要となります。抜き差しが面倒な場合は、節電タップなどを利用するのもありです。■その他のアイデア■「節電といえば、こまめに使わない電気は消す、コンセントからプラグを抜く、自宅の電球はすべてLEDに変えました」(50代・専業主婦)■「節電タップを使ってこまめに電気を切る、トースターなども使ったら根本からコンセントを抜いておく。湯沸しポットは、電気ですぐ沸く保温できないタイプに変えた」(40代・専業主婦)■「照明器具をリニューアルする時にはLEDのものにして、さらに人感センサーをつけて消し忘れを予防しています」(40代・専業主婦)LED電球を導入している家庭もあります。電球に限らず、「節電」「節約」に役立つエコな家電も多く登場しているので、そうした商品の助けを得るという方法も、無理なく節約を継続する秘訣かもしれません。ある程度の設備投資が、最終的にお得になることもあります。普段の家事の中にも節約ポイントはあるようで、炊飯器は保温機能を使わないようにしたり、洗濯のすすぎ機能を1回に設定したりしているようです。まとめ夏や冬はエアコンなどの冷暖房機器を使うため、電気代もかさみがち。全国平均・アンケートのどちらを見ても、特に冬期の電気代が跳ね上がる家庭が多いということがわかりました。日常生活はもちろん、快適な生活を送る上でも「電気」は必要不可欠です。しかし夏・冬は家族ならではの節約方法も実践でき、心がけや工夫しだいでは、電気代が思わぬ負担になる事態を防げます。まずは電気代の平均を知り、自分の家庭ではどんな節約法が有効か考えてみてくださいね。
2017年03月24日「光熱費」は節約可能なものとして、家計改善のために見直される場面が多くあります。こまめな努力はどの程度の効果があるのか、基本料金は安くできるのか。主婦の皆さんがどうやって光熱費削減に取り組んでいるのかアンケートを実施しました。中には月に3,000円以上の節約に成功した、ツワモノもいるようです!家計を見直そうと思った時、果たして何を節約すべきか悩みますよね。その候補として電気やガスなどの「光熱費」がよく挙げられますが、生活には必要不可欠なもの。うっかりするとその月だけ光熱費が高かったり、季節によっても変動が大きいことは家計にとって厄介です。そんな「光熱費」を上手に節約するコツはあるのでしょうか。20~50代の主婦50人にアンケート調査を行いました。実際の節約方法からその成果、基本料金の見直し方まで、光熱費でお悩みの方は、必読です!■目次1.光熱費はできるだけ安く収めたい!2.主婦が実践した電気代・ガス代の節約法3.節約の成果は・・・?4.電気は基本料金から見直そう5.できるだけ安く済む料金プランを検討1.光熱費はできるだけ安く収めたい!まず始めに、主婦の皆さんが「光熱費」についてどう考えているのか。Q.光熱費を安くしようとしたことはありますか?アンケートを行った50人のうち49人が「はい」を選択。9割以上の人が光熱費を節約したいと思っているという結果に。■「毎月支払うのもなので、少しでも安くなれば、年間で考えると結構節約出来ると思います」(30代・主婦)■「光熱費を安くしたら、その分の浮いたお金を他の生活費にまわせるから」(30代・主婦)■「家計を見直し、どうやったら節約できるかをネット検索した時、固定費の節約が大事だと気づいたから」(30代・派遣社員)「光熱費」や「食費」は節約の対象になる場合が多くあります。これらは生活するうえでゼロにすることができません。季節や月々によって変動はするものの、毎月の固定費として家計の一部を占めるものなので、できるだけ抑えたいと考える人がほとんどでした。節約してどうするかという目的意識は家庭ごとにさまざま。しかし大半の人が、「光熱費」の削減を“家計改善のためにやるべきこと”のひとつとして捉えていることがわかります。塵も積もれば山となりますので、日々の心がけこそ、節約の第一歩となるのです。2.主婦が実践した電気代・ガス代の節約法家計改善の対策として上位に来ることが多い「光熱費」ですが、主婦の皆さんがどんな方法で節約を試みているのか調査しました。■「なるべく無駄を省くということ、電気を不必要につけないとか、主電源を切っておくなど」(30代・主婦)■「無駄遣いを削る。そもそも無駄に使ってるつもりはないながらも、さらなる使い方の工夫を考えます」(40代・主婦)光熱費削減のためにまずやるべきは、無駄をなくすこと。無駄遣いかも……と感じる瞬間は誰しもあるはずなので、とりあえずは心がけからスタートしなければなりません。電気スイッチのこまめなオン・オフはもちろん、主電源を切ることや、節電タップなどで待機電力をなくすなど。「多少の不便は我慢する」という声もありました。■「エアコンでの暖房やオイルヒーターの消費電力は大変大きいので、なるべく家族全員がひとつの部屋で過ごすように心がける」(40代・主婦)■「なるべく無駄につけっぱなしにしないこと。あとはエアコンなどは設定温度を上げすぎたり下げすぎたりしないこと」(30代・主婦)エアコンなどの冷暖房機器は、まさに光熱費を圧迫する原因という意識を持つ人が多くいます。快適に過ごすためには欠かせないものですが、それだけ電力を消費していることは間違いありません。できるだけ家族一緒の部屋で過ごすようにするという意見が多く集まりました。また設定温度の見直しや生活リズムの改善、服装を工夫するという人も。■「お風呂のお湯張りは満杯にしない。シャワーは極力使わない。キッチンのお湯の設定温度は最低」(40代・主婦)■「調理をする際に、火力を中火で調理をしたり、ガス代を安くするため予め硬い野菜などは電子レンジで温めて柔らかくします」(20代・主婦)電気料金だけではなくガス料金も要チェック。給湯器については、節水もかねてお湯の使用を控えたり、風呂は追い炊きしなくてもいいように、家族の入浴のタイミングを調整してなるべく集中させるなど。調理時に使うガスについては、レンジ・電気ケトルをうまく併用したり、調理時間の時短を目的に「圧力鍋を使うようにした」という人もいました。■「冷蔵庫が古かったので新しいのに買いかえました。使えるうちは買う予定はなかったのですが、光熱費の節約になると聞き、買い換えました」(30代・主婦)■「オール電化にしなくてもエコキュートに変えれると言われたので、変えようかと思ったけど、機械を置く適切な場所がなく断念しました」(40代・主婦)長期的な観点によって、設備を変更するという方法を検討した人も多くいました。LED電球を導入したり、エコモードがあるものを利用するなど。また製品を買い換えないまでも、冷蔵庫に保冷カーテンを付けたり、エアコンの効率を下げないように窓の保温対策をするなど、設備側からの改善を試みる例も挙がりました。3.節約の成果は……?さまざまな節約術が聞かれましたが、気になるのはやはりその成果。対策してみて電気代やガス代などの光熱費は実際にどの程度、節約できたのでしょうか。ずばり!具体的な数字を聞いてみました。光熱費を節約しよう、と何らかの行動をした人がほとんどでしたが、それなりの効果があったと実感している人はおよそ半数しかいませんでした。まずは「1000円未満(24人)」を選んだ人の意見です。■「そこまで大幅に節約は出来なかった。いまいちどうやって節約していいかわからなかった」(20代・主婦)■「ちまちまとしているだけだからか、月単位ではあまり安くなっていません」(40代・派遣社員)感じ方は人それぞれですが、1000円未満では月々の光熱費が明らかに減ったと認識するほどではないようです。特にこまめな努力を徹底した人は、あんなに頑張ったのに……と数字に反映されていないと感じる人が多く見られました。反対に、小さな積み重ねが功を奏して、微々たるものだけど節約出来た、とプラスに考えている人も。次に「1000~3000円(22人)」を選んだ人の意見です。■「工夫したら思ったより下がりました。結構無駄遣いしていたんだなと実感しました」(20代・主婦)■「こまめに電気を消したり、電源タップで切ったりして待機電力を出来るだけ減らした。節電を意識することで家族がみんな協力してくれて、その他の部分も節約出来た」(40代・主婦)1000円以上の変化が出れば、効果があったと実感できる人が多いようです。1000円未満だったという人に多かった「心がけ」をしただけでも違いが出たという家庭もあり、やはり常日頃の努力が無駄ということはありません。ただ3000円まででは大きな違いと捉えている人は少なく、「それなりの成果だった」という意見が大半でした。最後に「3000~5000円(3人)」を選んだ人がどう感じているか。■「これでも十分な節約に成功したと思います。一番は古いエアコンを買い替えることでした。節約タイプの電化製品を揃えることが早道でした」(50代・主婦)■「常に安くしているので今はそれほど変動はありませんが、数年前よりはこのくらいは安くなっているはずです」(40代・主婦)3000円以上の違いが出れば、ようやく節約に成功したと自信が持てるようです。この選択肢を選んだのは50人中3人のみですが、いずれの場合もエアコンや冷蔵庫、電気ケトルなどの設備を変更したということは共通していました。4.電気は基本料金から見直そう少しでも光熱費を節約するために、主婦は何かと苦労しているんですね。その数ある節約術の中でもベストな方法は何か気になるところ。電気料金に関して言えば、「基本料金」を安くするという方法があります。Q.電気料金の基本料金を安くする方法は知っていますか?この質問に対して「はい」と答えたのは26人。残りの24人はそもそも基本料金に選択の幅があることを知りませんでした。■「基本料金を安くする方法は知りませんでした。使用した電気量で請求が来て考えずにいました。安くするには節約しかないと思ってました」(40代・主婦)■「そのような方法があることを知らなかった。電気会社を変えると安くなるのは聞いたことがあるが」(20代・主婦)■「アンペアを下げたり、電力会社を選ぶと安くなるのは知っている」(30代・主婦)■「契約のアンペア数を下げると基本料金が安くなると聞いたことがあります」(49代・主婦)光熱費の一部、電気代を基本料金から安く出来れば節約にも大いに役立ちます。実際に、電力会社によってはアンペア数を下げることなどにより基本料金が変化するのです。電力自由化による契約会社についても、家庭に合ったプランを選択すると効果的です。しかし、意外にその方法は理解されていないのが現状。そういったシステムがあるのを知っていても、検討して変更するまで至る家庭は少数という結果となりました。5.出来るだけ安く済む料金プランを検討■「アンペア制」の地域なら要検討!それでは電気の基本料金を安くする方法を、主婦の皆さんの意見とあわせて見ていきましょう。■「電気代の基本料金を安くするには、メインのブレーカーの契約アンペアを下げるという方法があります」(50代・主婦)住まいの地域にもよりますが、契約のアンペア数を変更するという方法がひとつ。東京電力をはじめ、北海道・東北・中部・北陸・九州電力は、この変更可能な「アンペア制」の料金システムとなります。アンペア(A)とは電気の単位であり、簡単に言えば“電気が流れる量”のこと。アンペアが大きいほど一度に使える電気も増えます。これは、玄関の壁面などに取り付けられていることの多いブレーカー(配電盤)でも確認できます。アンペアブレーカーは契約のアンペア数によって、赤=10A、桃=15A、黄=20A……というように色分けされており、このアンペア数が大きいほど電気の基本料金が高くなるという仕組みです。東京電力の基本を料金例にとると、10Aでは月額280.8円、20Aでは月額561.6円。これに加えて、家庭で使った分となる電気料金を支払うこととなります。つまり、基本料金を安くするには契約アンペア数を下げればよいのです。しかしそれは、一度に使える電気の量が減るということ。アンペア数を低くしすぎると、たびたびブレーカーが落ちてしまうことになります。電子レンジやドライヤーといった電力消費が大きい機器の同時使用を避けるなど、上限を超えないようにする工夫は出来ますが、そんなギリギリの設定では生活が不便になってしまいますので、多少の余裕は必要でしょう。■「安くしようと思ったが、アンペアを下げるとブレーカーが落ちそうなのでまだ安くしていません」(40代・主婦)■「まもなく引っ越しをする予定なので、引っ越したらできるだけ安くしようと思います」(20代・主婦)■「実際にアンペア数を下げて契約しました。ずいぶん安くなりました」(40代・主婦)今回のアンケートでも、アンペア数を下げて不便になる可能性を懸念する人もいますが、契約アンペア数の変更を実践したところ電気料金の削減に成功した人もいました。自宅で使う電力に対して、契約のアンペア数まではまだ余裕があるという場合は、アンペア数を下げることも検討してみてください。■アンペア制以外の地域は……?アンペア制とは異なる料金システムとして「最低料金制」があります。関西・中国・四国・沖縄電力はこちらを採用していますが、アンペア制よりも自由度は低いといえます。「最低料金制」は電気の使用量に応じて3段階に変化する料金システム。基本料金はなく、段階が上がるほど電気の単価が上がるという仕組みです。余裕のあるブレーカーが設置されるので、ブレーカー落ちの心配はありませんが、電気を使いすぎると割高になってしまうというわけです。関西電力を例にとると、最低料金が373.73円。そして1kWh(1時間分の電力量)あたりの単価が、第1段階=22.83円、第2段階=29.26円、第3段階が33.32円と変化します。通常は「従量電灯A」という契約になりますが、電気をよく使う家では割高な第3段階の料金で電気代を払っている可能性があります。電気をたくさん使用するのであれば、商店や飲食店などに向けた「従量電灯B」という契約に変更することができます。関西電力の場合、60A以上なら「アンペア制」の契約が可能に。ひと月あたり800kWhという基準を超えるようであれば、そちらのほうがお得になりますので検討してみるのもありです。■「電力自由化」も知って得する電力会社の料金システムを変更することで、基本料金を安く出来る可能性があることがわかりました。他にも、2016年4月から適用された「電力自由化」も電気料金や光熱費の見直しには欠かせません。これまでは地域ごとの電力会社を利用するしかなかったところ、さまざまなプランを用意した企業が電力の販売に参入しています。■「電力会社を自由に選ぶことが出来るので、「東京電力」から「J:com電力家庭コース」に変えました。わかりやすくシンプルな料金体系で毎月使った電力量に応じて、段階別に電気料金割引がありました」(50代・主婦)■「電気の自由化しかわからないので、あとはガス会社がどのくらい変わるのか詳しい金額がでたら変えようと思います」(40代・主婦)電力自由化はまだ始まったばかりの制度で、テレビなどでもさまざまなCMが流れていますが、実際どうなのかというところまで考えた人は多いとはいえず、さらに変更するに至った人はほんのわずか。携帯電話やガス代のような他の料金とまとめると安くなるというプランも提示されています。今はまだ様子をうかがっているという人も、今後の評判や具体的な金額・お得感に注目して、光熱費節約のチャンスをつかみましょう。まとめ主婦の皆さんが実践している節約方法と、気になるその結果について紹介しました。電気・ガスなどの使い方は家庭や生活スタイルによって異なりますので、無駄をなくす意識だけでも成果が出たり出なかったり。電気料金については、アンペア制の契約をしている地域の方は特に、基本料金から見直すことでずいぶんお得になることもあります。光熱費節約の一環として、そういった点も検討してみてください。
2017年03月17日お湯やコンロを使うことに対して、ちょっとだけ意識を変えたり、プランの見直しをするだけでガス代の節約ができるのはご存知ですか?最大で年間数万円の節約になるケースも。今日から実践することができる、主婦50人の方から聞いいた節約のコツ。ぜひ参考にしてください!毎日の生活で欠かすことができない「ガス」の存在。最近では、家のエネルギーをすべて電気にするオール電化のお宅も徐々に増えつつありますが、まだまだガスを使用するご家庭はたくさんいます。でも、毎月どのくらいガス代がかかっているのか、ご存知ですか?毎日使うものなので、実はどのくらいかかっているのか、正確に把握していない人も多いようです。そこで今回はどのようにガス代を節約したらいいかわからないという疑問を解決するべく、主婦50人にガスの節約術をお聞きしました。■目次1.お風呂とキッチンはガス代が高くなりがちなの悩みの種2.今日からできるお風呂のガス代節約術3.今日からできるキッチンのガス代節約術4.主婦が密かに実践している家庭内のガス代節約術1. お風呂とキッチンはガス代が高くなりがちなの悩みの種アンケートの結果、合わせて半数以上の方が、「お風呂」と「キッチン」のガス代に問題意識を抱えていることがわかりました。ガス代を節約しようと思っている人は全体の8割にも達しました。【お風呂派】■「お風呂が冷めて沸かし直す時、結構なエネルギーを使うと思うので。」(30代・専業主婦)■「お風呂が大好きで1日に数回入ってたら、初めてのプロバンガスの料金に驚きました。」(30代・専業主婦)■「お風呂がわいたらすぐにお風呂に入り、なるべく追い焚き機能を使わないようにすればそれだけでも少しは節約になるため。また身体を洗っている時もこまめにシャワーをとめて使えば良いと思ったため。」(20代・専業主婦)家族によって、お風呂に入る時間は異なるもの。お湯を張っている場合は、小さなお子さんは夕方ごろに入り、帰りの遅いお父さんは夜10時以降になるなんてこともよくあること。夜遅くにお風呂に入る人が家族にいると、追い焚きや足し湯をするのが日常的ですよね。【キッチン派】■「お料理のガス代が一番節約できそうだから。なるべく弱火にするなどしていろいろ工夫できそうです。」(30代・専業主婦)■「一番ガスを使うところだから。実際はそうではないのかもしれないけどヒーターと違って自分がその場で使うことで、そう思えてしまう。」(50代・正社員)■「煮込み料理を少なくすることで、ガスを使用する時間を大幅に減らせるため。」(30代・専業主婦)コンロの他にも、実はキッチンでガスを使うシーンは多いもの。代表的な例でいえば、食器を洗う時。冬は寒くて、お皿を洗う時も水をぬるま湯にする方も多いですよね。こんなシーンでもばっちりガス代はかかっています。食器洗い機でもお湯を使います。お風呂に料理に。私たちは知らず知らずのうちに、ガスをたくさん使って生活をしているんですね。■ついつい「無意識」にガス代がかさむイマドキの家庭の現状とは意識をしない限り、ガス代というものはなかなか安くなりません。予想以上にガス代がかかってしまう原因の多くは、「ついついお湯を出しすぎてしまった」、「ついつい煮込む時間がかかってしまった」など、無意識的にガスを使用し続けてしまう積み重ねにあるようです。■「旦那がシャワーで体を温めていた(出しっぱなし5分以上は当たり前)せいでガス代がとんでもない事になっていたことがありました。家計簿とガス代の明細を見せ、こんこんと節約の大切さを説いたことがありました。」(40代・専業主婦)このように自分だけでなく、家族の誰かが「ついつい使いすぎている」という声もいくつか見受けられました。主婦ひとりが努力するのではなく、ご家族全員で意識を変えていかないと、節約は出来ません!■「洗髪や身体を洗う時に、シャワーを流しっぱなしにしていることが多いので、それを減らせばガスの節約になるかと思っています。」(30代・専業主婦)■「たとえば石鹸で体を洗う時や、シャンプーで髪を洗う際にシャワーを出しっぱなしだとやはりガス代に負担がかかるので、体を洗う時、髪のシャンプーを流す時だけ使うようにすれば節約になると思います。」(40代・専業主婦)お湯を出しっ放しにすることは「無意識」でやってしまう行動のひとつです。お風呂だけではなく、寒いから食器を洗う時にずっとお湯を出しっ放しにしている人は多いはず。そんなついやってしまうことを少しずつ改善するには、どのようにしたらいいのでしょうか?2. 今日からできるお風呂のガス代節約術「お風呂のガスの節約で気にかけることは何ですか?」という質問に対して、全体の半数以上の方が、「追い焚きをできるだけ避ける」「シャワーを出す時間を短くする」と答えました。■「家族でお風呂の入る時間がバラバラで空いてしまうので、次の人が入るまでに追い焚きを繰り返さないよう、すぐに電源を切る。」(30代・専業主婦)■「シャワーを出す時間を短くする。以前、シャワーを出来るだけ使わないように心がけたら、500円くらい一気にガス代が下がりました。」(40代・専業主婦)このように値段が見えてくると、「こんなにお金がかかっていたのか」とショックを受けることもあるかもしれません。■お風呂とシャワーはどっちが節約できるの?お風呂を沸かすのとシャワーとでは、かかる「ひとり分」のガス代には大差ありません。もちろん、お風呂を沸かし、体を洗う時にもシャワーを使う場合は費用が倍になってしまうことは当然のことですよね。さらに家族の人数が増えれば増えるほど、シャワーを浴びる回数は増えるので、家族がふたり以上いる場合はお湯を張ったほうが経済的であるといえます。また小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、お子さんと一緒にお風呂に入ったほうが、使う水の量が別々で入った時と比べて大きく減るため、よりガス代の節約につながるようです。■温度調整で1分あたり1円以上も変わってくる!お湯の設定温度によって、ガス代が変わっていることは、皆さんはご存知ですか?1℃単位で月に換算すると数千円の節約になることがあったという声もありました。■「45℃から43℃に下げた時、3,000円くらい月額の料金が下がりました」(30代・派遣社員)“お湯は熱いほうがいい!”という人は多いかと思いますが、節約を考えるとお湯の温度は少し低くするのがおすすめ。お湯の温度を高めに保つには、当然のことながらガスの燃料が必要になり、どうしてもガス代はかかってしまうものです。それをほんの少し我慢して、お湯の温度を1℃下げるだけで、1分あたり0.2円、15分あたり3.5円もの節約になります。1カ月30日、毎日ひとりあたり15分シャワーを浴びると考えれば、3.5円×30日で105円をセーブすることが可能になります。温度を下げたり、家族で一緒にお風呂に入ったりするなど工夫を重ねていけばさらに節約が出来ます。■「ぬるめのお湯に長くつかったほうが身体にも良さそうだし、家族の協力なしに勝手に簡単に出来るので。」(40代・専業主婦)お湯の温度調整は今やボタンひとつで簡単にできます。このコメントのように、家族に断りを入れなくても、節約という理由でお湯の温度設定を変えちゃうことも可能かもしれません。■足し湯、張り替え、追い焚きはどれが経済的?この中でもっとも節約に効果的なのは「追い焚き」。少しぬるくなったお湯を温めるので、水を温めることに比べればガスのエネルギーは半分で済みます。1回追い焚きをして、風呂にふたをかぶせるなど工夫をすれば、保温時間を延ばすことが出来ます。1回あたりのガス代は90円ほどです。その次に経済的なのは「足し湯」です。水をお湯にする過程でガスのエネルギーがかかってしまいますが、1回あたり約100円でできます。一番お金がかかってしまうのは「お湯の張り替え」です。一から湯船にお湯を入れる必要があるため、1回あたり130円かかるとすれば、張り替えるとなると倍の260円もかかる計算になります。冷めたお湯が嫌できれいなお湯につかりたい、などという希望がない限りは、できるだけ「お湯の張り替え」は避けるのがいいでしょう。それぞれ数十円の違いしかありませんが、10円も積もれば年間数千円の差が出てくるので、主婦にとってはけっして小さくない節約になるはずです。3. 今日からできるキッチンのガス代節約術続いてはキッチンで出来るガス代を節約する方法についてご紹介します。主婦の皆さんに「キッチンのガスの節約で一番気にかけるところはどこですか?」という質問を実施したところ、意外にも「その他」が12票と、一番票数が多い結果に。主婦の皆さんそれぞれで独自の節約術があるということでしょうか。詳しく見ていきましょう。■ちょっと良いお鍋を使ってガス代節約「その他」に票を入れた方で、もっとも多かったのが“圧力鍋”を使用した時短の工夫。■「煮物料理が好きなので、圧力鍋をよく使います。長時間煮込まなくても大丈夫です。」(30代・専業主婦)■「煮込み料理は長い間ガスを使うので、圧力鍋を使って時短調理を行います。」(40代・専業主婦)多くの圧力鍋の価格帯は数千円から数万円。2万円も出せば、良い圧力鍋を購入することができるといわれています。煮込む時間は通常の1/3で済むことから、ジャガイモや塊肉など火がきちんと通るのに時間がかかるものを煮込む時に最適だといわれています。その他に「節約鍋」を使っているという声もありました。■「熱伝導率の良いステンレス多層鍋を使用しています。実際に普通の鍋より早く具材が煮えるので便利です。」(40代・専業主婦)ステンレス多層鍋は、冷めにくく熱の伝導率が良いため、少ない火力で食材を均一に温めることが出来る効果があるのです。■実はこんなに便利で経済的だった、土鍋の活用術少数派ではありましたが、土鍋を節約のために用いる方もいらっしゃいました。土鍋にはどのような節約効果があるのでしょうか?■「節約だけでなく、おいしいので土鍋を使うようになりました。一度沸騰させバスタオルなどでくるんで節約しています。」(30代・専業主婦)■「土鍋やホーロー鍋など、火力が弱くても料理出来る道具を使っています。」(30代・専業主婦)土鍋は熱伝導率が悪いことから、鍋全体が温まるまでに時間がかかることが欠点。しかし、保温効果は他のどの鍋よりも優れています。主婦の方の回答にもあるように、バスタオルを包んでおけば、保温時間は持続します。冷めた料理をまた温め直さないといけない、なんてことも防げるでしょう。4. 2017年4月から可能になるガスの節約術とはガスにもさまざまな契約方法がありますよね。この件についてアンケートを実施した結果、実に7割近くの方が「ガス代を見直したことがない」と回答されました。■「契約方法の見直しやプロパンガスと都市ガスの変更を考えたことがない。」(30代・正社員)■「1度も見直したことがない。その場所で使えるものを使うものだと思っていた。」(20代・正社員)またプロパンガスの見直しをしようとした方で、引っ越しを機に都市ガスにしたという方がいらっしゃいました。■「プロパンガスを利用しているマンションから、都市ガスのマンションへ引っ越しただけで月7000円くらいガス代が安くなった。」(30代・専業主婦)基本的にはプロパンガスは、都市ガスよりも割高だといわれています。マンションやアパートなどでガスのタイプが決まっている場合は、変更は難しいでしょう。一戸建てなどマイホームに住んでいる場合は、問い合わせと工事が必要になりますが、プロパンガスから都市ガスへの変更は可能です。■これからは簡単にできる?ガスの契約の見直し2017年4月から「ガスの自由化」が始まります。ガスの自由化とは、その名の通り自分でガス会社を選ぶことができるようになる仕組みです。対象は都市ガスのみ。LPガスは対象外です。賃貸アパートやマンションでも、都市ガスを利用しているところはガスの自由化の対象になります。料金プランなどに応じて、自分で好きなガス会社を選べるようになるので、ガスの節約の幅がこれまで以上にグッと広がります。プロパンガスは原則、契約変更ができないことが難点ですが、都市ガスを利用している方は、この機会に節約に向けて見直しを検討してみてはいかがでしょうか?まとめお風呂、キッチン、契約方法と3つのガス代節約術をご紹介しました。すでに実施しているものもあれば、初めて知ったやり方もあったかもしれません。ガス代の節約は意外と簡単です。まずは生活習慣と、日頃の心がけを見直し、さらに現在使っている物や契約をそれぞれチェックしてみてください。今日から意識して節約に取り組めば、数カ月後には目に見える成果が出てくるかもしれません。賢く節約していけば、年間1万円以上の節約も可能ははず。「ガス代が最近高くなったなあ」と悩んでいる方は、ぜひチャレンジしてみてください!
2017年03月17日新しい季節を迎える4月。親元を離れ、初めての一人暮らしをスタートさせる新社会人や大学生も多いはず。そんな一人暮らしで最初に悩むのが、お金のやりくり。一体、他の人はどのようにやりくりをしているのか、気になりませんか?ここでは、一人暮らしの生活費に注目。社会人から学生の一人暮らし事情を調べてみました。実家に住んでいる時とは違い、一人暮らしとなると悩まされるのがお金の使い方。決められた給料の中で家賃に食費、仕送りをどのようにやりくりすればいいのかは、一人暮らしの一大問題です。今回はそんな一人暮らし中の20〜30代の独身の方々に「生活費」についてアンケートを実施。現代の一人暮らし事情について、いろいろと調べてみました。今、やりくりに苦労している人にとって、もしかしたらヒントがあるかもしれません。■目次1.一人暮らしでかかる平均額は○○万円!2.生活費は削れる?それとももう削れない?3.生活費を削ることにあるメリットとは?1. 一人暮らしでかかる平均額は○○万円!まずは、家賃、光熱費、水道代、食費、交際費などを含めた生活費の総額を調査。その結果、一人暮らしの生活の平均額は14万円だということがわかりました。1位:15万円くらい(19票)住む都道府県によって、食料品や家賃の物価は大きく変わってきますが、「15万円くらい」と答えたのが、19名と全体の42%に達する数となりました。■「生活費、光熱費、食費、家賃すべてまかなうとなるとやっぱり15万以上必要になりますね。都内で15万円以下で生活するのは厳しいと思います。」(20代・正社員・埼玉県)■「自炊をあまりしないため、外食が多くなってしまうぶん、他の人たちと比べて少し生活費がかかってしまう傾向があります。」(20代・学生・兵庫県)■「実家暮らしと比較して、外食が増えるのでどうしても10万円以上の生活費がかかる。家賃はどこに住んでいるかによると思うが、田舎に住まない限り、生活費を10万円以下に抑えるのは難しい。」(20代・個人事業主・兵庫県)2位:10万円未満(15票)■「家賃4万円(2DK)、それ以外の生活費は基本的に3万円。合計7万円での生活を心掛けている。」(50代・個人事業主・兵庫県)■「家賃が5万、それ以外に光熱費や食費を入れると大体10万円前後は使ってしまう。」(20代・公務員・和歌山県)物価が高い東京。一人暮らしでも人気エリアとなると、ワンルームの家賃は平均9.5万円(Homes調べ)。東京在住の方で、生活費10万円未満を選択した方はゼロだったことこともうなずけますね。3位:20万円くらい(10票)■「家賃以外にも光熱費や駐車場代も必要ですし、食品はもちろん車の保険やガソリン代も必要だから。あとはプライベートのお小遣いを入れたら20万円近くは必要です。」(20代・正社員・岐阜県)■「家賃は8万円ですが、一人暮らしで自炊をしないため食費に費用がかかります。」(20代・正社員・東京都)都内在住だと、高い家賃の他に、車の維持費や、外食費などがかさばり、生活費は「20万円くらい」と答えた人がほとんどでした。4位:25万円くらい(1票)■「動物を飼っているので、芝生代、エサ代やエアコン代が自分の生活費にプラスしてかかってしまいますね。動物は気温の変化に敏感で、とくに夏場は1日中エアコンをかけておくこともあり、電気代がかなりかかってしまうのは、仕方のないことだと思っています。」(20代・正社員・東京都)たしかに動物を飼っていると、費用はプラスでかかってしまうもの。そのぶん、生活費は圧迫されますが、そうした苦労は動物への愛情でかき消されるのでしょう。■実家からの仕送りはもらうものなの?学生の方々は仕送りをもらうイメージが強いものですが、実際は社会人の方でも実家からの仕送りをもらうものなのでしょうか?アンケートで聞いてみました。【学生】■「学生でバイト代だけではもろもろの生活費をまかなえないため、実家から仕送りしてもらっています。」(20代・学生・京都府)■「一人暮らしをする際に生活費などは自分でバイトをしてやりくりすることになっているから、仕送りはもらっていません。」(10代・学生・岐阜県)【社会人】■「社会人なので、少し赤字になる月があっても、ボーナスなどで補填します。」(30代・正社員・東京都)■「実家からの仕送りはもらっていない。自分の給料のみで生活している。」(20代・パートアルバイト・長野県)学生の多くの方は、生活費のために送ってもらうという人が多く、バイト代だけでやりくりしているという方はごく少数でした。一方、社会人になると、95%の人は生活費は給料でカバー。自立するためにも給料でなんとかやっていきたいと考えている方がほとんどでした。2. 生活費は削れる?それとももう削れない?生活費のうち、家賃がもっとも大きい出費になっていることは、多くの一人暮らしの方にとって共通している点。では、家賃の他に何にお金がかかってしまうのでしょうか?25人という半数以上の方が、「食費」と回答。その後に趣味や洋服を買うなどの「娯楽費」、そして飲み会や誰かと出かけるなどの「交際費」と続きます。しかし食費と娯楽費の差は18票もあり、食費がいかにかかるかがよくわかります。交際費や通信費など他の項目とは違い、毎日お財布からお金が出て行くのが食費。節約のために切り詰める事は出来ても、完全にゼロにすることはできません。■「食事は毎日かかり、贅沢するとすぐに数万円単位でお金が必要となります。」(40代・正社員・福岡県)■「自炊をしないため、どうしても外食が増えてしまうので、食事に一番お金がかかります。」(20代・学生・兵庫県)また、決して毎日使うものではないけれども、一回一回の出費がやや大きくなってしまうのが娯楽費です。お金をかけるものは人それぞれですが、主に女性だと洋服や靴を買ったり、美容院に行ったりするお金、男性だとソーシャルゲームアプリへの課金やタバコなどにかかる費用が多いようです。■「好きなものには妥協したくないので、欲しいものがあれば迷わず購入する。好きなもののために月に何回か遠征もあるので娯楽に伴う交通費などの出費も多い。」(20代・派遣社員・愛媛県)■「一番の娯楽は飲酒。友人と週に2回はお酒を飲みにでかけます。」(30代・正社員・徳島県)趣味に費やすお金は妥協したくないと思う方から、日頃、あまり楽しみがないから趣味だけは全力で楽しみたいという方まで、理由はさまざま。でも娯楽費にお金をかける人は、総じて充実した日々を過ごせている人が多いようです。■食費にお金がかかる現代人のリアルな生活事情とは?食費で出費がかさんでしまうという方に、毎月食費にどのくらいお金がかかるのかを聞いてみました。一番多かった回答が、「5万円以下」。「5万円以下」を含む「6万円以下」を選択した方々の大きな特徴は、「自炊をしない」ということでした。■「月の食費はだいたい5万円以下です。自炊は土日しかしていませんね。平日はなかなかできないです。」(20代・正社員・東京都)■「頑張って自炊をして、切り詰めれば月の食費は3万円くらいです。しかしもともと料理をすることが好きではないので、外食が多くなる月も多いです。その時は、5万円くらいはかかってしまいます。」(20代・正社員・東京都)朝は、家でご飯と前日の夕飯の残りなどを食べたり、目玉焼きやウインナーなど簡単に済ませたり、またインスタントのフリーズドライのスープを食べるという声もありました。簡単に食べられて体も温まり、便利な食材が一人暮らしでは重宝されるようです。昼は仕事場や学校の近くのコンビニで安く済ませ、夜はそのまま飲みに行くというスタイル。また3万円以下と回答した人の中には、「月の食費は2万5000円で、飲み会やご飯に誘われない限りは必ず家で自炊をする」という人もいました。お弁当も毎日作ることで、外食の出費は大きく抑えられるとのことです。■疲れて帰ると自炊をするのが面倒になってしまう自炊をする習慣がない方は、やはりついつい外食やコンビニなどのお弁当で食事を済ませることが多いようです。■「もともと家のキッチンが狭くて、料理をする気になれない。」(20代・正社員・東京都)■「社会人になるまで実家暮らしで、自炊をするのに慣れていないため、コンビニで食事を買うことが多いです。」(20代・正社員・東京都)ご飯は自分が食べる分だけを作るのが一人暮らし。誰かに作るとなると、少し頑張って料理をしようという気にはなれますが、ひとりだとどうしても億劫になってしまいがちです。また、仕事が忙しくて家に帰るのが遅くなってしまう人にとって、疲れて帰ってからご飯を作るのは大変。食事は簡単に済ませ、少しでも早く寝たいというのが本音です。さらに自炊は料理をするだけでなく、食べ終わった後の後片付けもあり、そうしたことにストレスに感じて、ますます自炊から離れていくケースが多いようです。3. 生活費を削ることにあるメリットとは?自炊をするのは億劫だけど、生活費を少しでも切り詰めて節約しようと考えている人は多いようです。「生活費を削ろうと思うことはありますか?」という問いに対し、8割もの人が「ある」と答えました。一方で「いいえ」と答えた人は2割ほど。生活費を削ることが出来ればお金の余裕が出来てメリットが多いように感じますが、生活費を削らなくてもいいと考えるには、どのような理由があるのでしょうか?■「お金に余裕もあり、またしっかり貯蓄も出来ているので削る予定はない。」(20代・公務員・和歌山県)■「結構妥協して今のスタイルになったから、これ以上、無理してまで削ろうとは思わない。」(20代・パートアルバイト・福井県)贅沢はできないけれど、必要十分の生活が出来ている以上、これ以上の無理はしたくないという意見が多く聞かれました。では、もしも生活費を削るとしたら、何を削減しますか?■「一番切り詰められるのが、食費だと思う。交際費や通信費などと違って、頑張れば一番減る部分だと思うので。」(20代・正社員・東京都)■「交際費を削るのは嫌なので、食費が一番減らしやすいです。せっかく食事や飲み会に誘ってもらっても、お金がないなどの理由で断るのは印象が悪い気がします。食費なら工夫して減らしていけるし、美味しく節約できる方法も、ネットにたくさん載っているから今すぐ始められます。」(20代・正社員・東京都)趣味は妥協したくない、友達や会社での付き合いも大事にしたい、そうなると食費をなんとか工夫して削減するしかない、という選択に落ち着くようです。考え方は人それぞれですが、根底の考えは共通するようですね。また、食費を減らすための工夫として、以下のような意見もありました。■「冷蔵庫に何が入っているのかを見える化するために、買った野菜の種類と数をホワイトボードに書きます。料理するときなどに何かがなくなれば、その都度書いた数を減らします。これで野菜が腐るのを防ぐことができるので、食費の節約にもなります。」(20代・正社員・東京都)食材を買ってはみたものの、なかなか料理せずに腐らせてしまうのは、一人暮らしの“あるある”のひとつ。そうした無駄使いをなくすことも食費の節約につながります。食材を腐らせてしまった経験のある人は、ぜひ参考にしたい意見ですね。■あなたは今を楽しむ派?それとも将来のための貯蓄する派?生活費を削ってできたお金を何に使うのかという問いで圧倒的に多かった回答が「貯金」でした。貯金派の回答で多かったのは、「病気などもしもの時に備えたい」という声。■「もしもの時用の治療費、仕事を休まなければいけなくなった時の生活費など。」(20代・正社員・神奈川県)■「病気の他にも、いつ仕事を失うかもわからないので貯金に充てたいです。」(30代・パートアルバイト・埼玉県)■「年金も下がり、消費税は上がり、将来の保障もままならなくなりそうだから」(20代・派遣社員・兵庫県)先行きの見えない経済事情が色濃く反映されているのか、20〜30代の若い世代には意外に堅実派が多いようですね。一方で節約して出来た余剰金を娯楽費や交際費に充てたいと答えた人は、「人間関係を大切にしたい」という声が目立ちました。■「現状に不満はないですが、もしも遊ぶお金があれば、交友の幅が広がるのでできるならばもっと娯楽費にかけたいです。」(20代・個人事業主・愛知県)■「人との交流は人生の中で大事なもの。誘われたらなるべく断りたくないので、交際費は少しでも多く欲しい。」(30代・パートアルバイト・宮城県)何にお金をかけるべきか、どこを削りたいのかという価値観は人それぞれ。生活費を削ることは、自分のライフスタイルや将来どのようにしたいのかをじっくりと考える、実はいい機会なのかもしれません。まとめ生活費はそのままある分で構わないという方もいますが、一人暮らしでは無駄をなくし、少しずつセーブしながら生活することが大切です。将来のためや万が一のために備えたり、より交友関係を広げるべき、切り詰められるところは削っていきたいものです。中でももっともやりくりがしやすい食費を手取り早く削るには自炊をすることが一番ですが、必ずしも自炊をする必要はありません。主食のご飯だけできるだけ炊くようにすれば、あとはコンビニやスーパーでおかずを買うだけでもある程度の食生活は保ちながら節約することもできます。その他にも賢くやりくりする方法はたくさんあるので、快適な一人暮らしができるように、いろいろと試してみましょう。
2017年03月15日水道料金は電気料金などとは異なり、お住まいの自治体の水道局によって管理されています。そのため、料金体系も各市町村で独自に設定されている場合がほとんどです。しかし、どの自治体でもほぼ同じような料金体系をとっていますから、どちらにお住まいであっても料金の算出方法自体はそれほど変わりないといえます。この記事では、基本的な水道料金の計算方法についてご紹介します。これまで水道代を詳しく計算したことがなかったという方も、お住まいの地域の料金体系に合わせて1度算出してみてください。■水道料金の内訳はどうなっているの?各市町村における水道(上水道)料金は、基本的には以下の計算式の合計で請求されます。基本料金+従量料金+消費税=水道料金このうち消費税は8%で全国どこでも変わりありませんが、基本料金と従量料金の設定が各自治体によって細かく異なってきます。また、自治体によっては量水器(メーター)の使用料を加算する場合もあります。ただし、実際にはメーター使用料を別途表示しているか、基本料金に込みで請求しているかの違いにすぎません。また、2か月ごとに水道料金を請求している自治体も多くあります。毎月ではないため、請求があること自体をつい忘れがちになりますが、しっかり予定に組み込んでおきましょう。■「基本料金」はどのように算出されているの?水道料金における基本料金とは、水道を契約している限りは使用量にかかわらず、誰にでも一律で請求される決まった料金です。基本料金の設定基準は、各家庭に設けられている水道管の太さ=口径によって定められており、口径が大きいほど基本料金も上がります。これは、「太い水道管で水を引いていれば、それだけ一定期間に多くの水の使用が可能となる」という理由です。以下が、東京都水道局で定められている、口径によって課金される基本料金の一覧です。■13mm:860円■20mm:1,170円■25mm:1,460円■30mm:3,435円■40mm:6,865円■50mm:20,720円■75mm:45,623円この料金体系から分かるように、口径30mmを超えると基本料金が一気に上がります。しかし、一般家庭で引く水道の場合、現代では20mm、少し以前であれば13mmが主流です。二世帯住宅など、水道を多く使うことが想定される住宅の場合には、25mmを採用していることもあるでしょう。いずれにせよ、普通のご家庭で口径30mm以上の配管を引いているケースはかなり稀ですから、基本料金はほぼ25mm以内での費用に収まる場合がほとんどと考えられます。いっぽう大阪市を例とした場合、基本料金は口径にかかわらず一律850円となっています。このように、基本料金設定の仕組みも自治体によって異なりますから、引っ越しなどで新たに水道契約をする際には必ず確かめておくとよいでしょう。■水道料金の変動にかかわる「従量料金」とは?基本料金は、水道を契約していれば必ず請求がある一律の金額です。しかし、従量料金の場合は各世帯における月間の水道使用量に応じて変動します。つまり「今回の水道代請求は高かった」と感じたときには、請求書にある従量料金の項目を見てみましょう。おそらく、前回よりも高い数値となっているはずです。従量料金を算出する使用量の単位は「㎥」で、「立方メートル(りゅうべい)」と読みます。一般的に水量を測る際に使われている「L(リットル)」とは異なりますから、少し分かりにくいかもしれません。しかし、1㎥の容積をメートル法に換算すると1m×1m×1mとなりますから、1㎥=1,000Lであることが分かります。一般的なご家庭の浴室にあるバスタブの容積は200Lほどといわれていますから、普通の家で5回お風呂に入れば1㎥の水量を使用したと考えられます。自治体によって水道料金が異なってくる場合、主にこの従量料金の部分で差がついていることが多いといわれています。地域による水道料金の差は、主に「飲料水として供用するための浄水にかかるコスト」の違いによりますが、このコストも地域の水質やダムの数、降水量が多いか少ないかなどで変わります。一般的には、水源に恵まれ水質が良好な土地であれば、水道代は安くなる傾向にあるといわれます。従量料金の設定基準は、基本的に「生活に欠かせない範囲内の水量まではできるだけ安く提供しよう」という考え方となります。そのため、水道使用量に応じて1㎥あたりの単価も変動し、全体の使用量が少なければ単価は低くなり、増えれば上がるようになっています。東京都を例にとると、当月利用が20㎥までの場合には1㎥あたりの単価は128円ですが、これがその月のうちに21㎥を超えると、それ以降に使用した水量の単価は163円に上がります。当月の利用料の合計が25㎥だったとすると、そのうち20㎥までは1㎥あたり128円、21~25㎥までが1㎥あたり163円と計算されます。なお、この課金の仕組みは「累進制」と呼ばれます。もし東京都内にお住まいの方が、前月の水道使用量20㎥、当月28㎥で「ずいぶん水道代が跳ね上がったなぁ…」と感じたとします。その場合、翌月には節水を心がけることはもちろん、大幅には減らせない場合でもできれば21㎥を越えないよう気をつけてみましょう。■水道代の計算方法を使って、水道代をシミュレーションしてみようでは、実際に水道料金を計算してみましょう。東京都の料金体系をもとに、1か月あたりの水道料金を算出する場合は、以下の計算方法となります。ここでは、水道(上水道)と下水道の使用量は同じものとします。【口径13mmで、1か月に水道を27㎥利用した場合】■水道料金基本料金:860円従量料金6~10㎥:22×5=110円従量料金11~20㎥:128×10=1,280円従量料金21~27㎥:163×7=1,141円消費税:271円合計:3,662円■下水道料金~8㎥:560円9~20㎥:110×12=1,320円21~27㎥:140×7=980円消費税:228円合計:3,088円【口径20mmで、1か月に水道を50㎥利用した場合】■水道料金基本料金:1,170円従量料金6~10㎥:22×5=110円従量料金11~20㎥:128×10=1,280円従量料金21~30㎥:163×10=1,630円従量料金31~50㎥:202×20=4,040円消費税:658円合計:8,888円■下水道料金~8㎥:560円9~20㎥:110×12=1,320円21~30㎥:140×10=1,400円31~50㎥:170×20=3,400円消費税:534円合計:7,214円この計算結果から分かるように、従量料金の累進制は実際の請求金額にも大きくかかわってきます。なお、東京都水道局の平成24年度の調査によると、各世帯での平均の水道使用量は1か月あたり1人暮らしで8㎥、2人暮らしで16.2㎥、4人家族の場合には25.1㎥となっています。また、この計算方法のほか、ホームページ内に水道使用量と下水道使用量を入力するだけで各料金を自動計算できるシミュレーションページを用意している自治体もあります。「水道料金〇〇市」などと検索して、もし見つかったらぜひ活用してみましょう。一般のご家庭で手軽にできる節水方法としては、まずお風呂で使う水量を減らすことが最も効果的でしょう。夏なら毎日の入浴を1日おきにしてシャワーに切り替える、冬なら風呂水洗浄剤などを活用して風呂水の入れ替え回数を減らすなどの方法で、効果的に節水できます。ただし、風呂水を入れ替えずに追い焚きを利用した場合、給湯方法によっては給湯にかかる光熱費が高くつくことがありますので注意しましょう。また、浴室で使う水量を減らす簡単な方法として、シャワーヘッドを節水タイプのものに切り替える方法もおすすめです。最近では、水量を減らしても水圧は変わらない製品も増えており、使い心地を変えずに済みますから快適なまま節水を実現できます。入浴の次に水道を多く使う家事といえば洗濯でしょうが、洗濯の場合にはお風呂のお湯を入れ替えるタイミングで再利用することで、かなりの節水につながります。また、少量の洗濯物を頻繁に洗うよりは、ある程度多めの洗濯物を長いサイクルで洗う方が節水できるといわれています。キッチンで使う水を減らすには、多少初期コストはかかりますが食器洗い機(食洗器)の導入がおすすめです。最近の食洗器には、普通に手洗いで食器を洗った場合に比べて9分の1まで節水が可能になるものもあるほどです。もちろん食器洗いが使えない場合でも、水を流しながら食器洗いをする習慣がある方は、すすぎ以外にはなるべく流水を使わず溜めた水で洗うように気をつけてみましょう。それだけで、水道の使用量にもかなり変化が出るはずです。そのほかにも、トイレで流す水量を意識して使い分けるようにする、トイレの便器を旧来のものから節水タイプの新しいものに替えるなど、節水の知恵はさまざまなところで生かせます。無意識にだらだらと使ってしまっていた水道も、ちょっとした意識づけひとつで家計節約の大きなポイントになるでしょう。■水道料金の減免制度と支払い方法を知ろう水道料金には、さまざまな状況に応じて免除・減免の制度があります。対象者であっても、申請をしなければ免除・減免が行われませんので、あてはまる方は必ず申請を行いましょう。また、今では水道料金の支払い方法にもさまざまな形態が用意されています。自分に合った支払い方法を選んで、納め忘れをなくすよう気をつけましょう。【免除措置が適用される場合】東京都水道局の場合は、以下の方が上下水道料金の免除対象となります。■生活保護法に基づいて各種の扶助を受けている方■児童扶養手当・特別児童扶養手当を受給する方■中国残留邦人等およびその特定配偶者の自立支援に関する給付を受けている方■東日本大震災の避難で水道局の管轄内にお住まいの方また、老齢福祉年金を受給している方は、下水道料金のみが免除対象となります。【減免措置が適用される場合】同じく東京都水道局の場合、以下の方が上下水道料金の減免対象となります。■公衆浴場■社会福祉施設■メッキ業■用水型の皮革関連企業なお、ドライミスト発生設備については、上水道のみが対象となります。また、医療施設、染色整理業、食品製造業や飲食店など一部の生活関連業種は、下水道料金のみが減免対象となります。これらの免除・減免措置は申請の翌月から適用されますから、対象にあてはまる方はできるだけ早めに申請を済ませておきましょう。【水道料金の支払い方法】水道料金の支払いは、以前は請求書による窓口での納入が一般的でしたが、今ではライフスタイルの変化に合わせてさまざまな支払い方法が用意されている場合があります。ここでも、東京都水道局の料金支払い方法を例に挙げてみていきましょう。■請求書による支払い地域によって、検針時に請求書が発行される場合と、後日請求書が郵送される場合があります。取扱窓口は水道局営業所のほか、都内の各金融機関やコンビニエンスストアでも支払いが可能です。■口座振替指定の口座から、上下水道料金が自動で引き落としされる方法です。利便性や納め忘れを減らせる点から利用が推奨されており、口座振替を利用することで月額50円(年額600円)の割引が受けられるメリットがあります。また、東京都水道局の管轄内で引越しを行った場合には、同じ口座を引き継いで利用できます。■クレジットカード水道局へクレジットカードによる支払いの申し込みを行えば、その後の料金を引き続き月々のカード払いで支払っていく方法です。こちらも利便性が高く納め忘れも防げますが、口座振替と異なり料金の割引制度などはありません。これらは東京都水道局の例となり、他の自治体の場合には支払い方法の仕組みも異なる場合があります。事前にお住まいの自治体の料金支払い方法にはどんなものがあるか確認し、利用しやすい方法を選ぶとよいでしょう。■まとめ「今月は高かった」「安かった」程度の意識でつい見過ごしがちな水道料金ですが、内訳を知って課金の仕組みを詳しく学ぶことで、節水に対するモチベーションもアップします。節水は家計を節約する手段のひとつにとどまらず、限られた貴重な資源を効率よく活用することで自然界と上手に付き合っていく知恵ともいえます。この機会にご自宅の水道の使い方を見直し、まずは簡単な節水のアイデアから暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。
2017年03月08日オール電化にした場合、効率的に電気を使えば、年間の光熱費は30,000円程度節約できます。ガス併用の場合と比べ、夜間のエネルギーコストが低い点と、基本料金が1つ分で済む点がポイントです。エコキュートや蓄熱暖房機の設定を適宜調節したり、IHクッキングヒーターの使い方を工夫したりして、電気料金を上手に節約しましょう。■オール電化にした場合の光熱費を試算!オール電化に対して、便利やお得といったイメージを持っている方は多く見られます。では、実際にオール電化にした場合、光熱費はどのくらいかかるのでしょうか。以下では導入費用とあわせてご紹介します。【オール電化にした場合の光熱費の変化】オール電化にした場合の光熱費は、ご家庭の電気使用量とガス使用量によって変化します。たとえば東京の住宅で、電気料金が月平均12,000円、ガス料金が月平均8,000円の場合、オール電化導入後の光熱費は月17,350円程度になると試算されます。年間で考えると、ガス併用の場合は240,000円、オール電化にした場合は208,280円ですから、約30,000円節約できる計算です。【オール電化の導入費用試算】オール電化を導入する際の費用について、製品ごとに試算してみましょう。まずキッチンをIHクッキングヒーターにするには、以下の費用がかかります。なお、費用の数字は目安です。■IHクッキングヒーター本体(3.0kW×2、ビルトイン型):130,000円~180,000円■設置工事費、ガスレンジ撤去費:85,000円合計:215,000円~265,000円次に急騰を電気で行うエコキュートを導入した場合は、以下の費用がかかります。■エコキュート本体(370Lタイプ):400,000円■基礎工事費:50,000円■エコキュート設置工事費:50,000円■水道関連工事費:150,000円■電気工事費:40,000円■ガス給湯器撤去費:12,000円■調整費、雑費:50,000円合計:750,000円さらに、蓄熱暖房機を導入した場合は以下の費用がかかります。■蓄熱暖房機本体(リビング15畳の場合):300,000円~350,000円■組立費:300,000円~350,000円■電気工事費:50,000円~120,000円■床、壁増強工事費:20,000円合計:670,000円~840,000円以上の3つを導入すると、合計で1,635,000円~1,855,000円程度かかる計算です。■オール電化とガス併用の場合の違いは?オール電化の場合とガス併用の場合では、光熱費はどのくらい差があるのでしょうか。以下で試算してみましょう。【エネルギーコストを比較】ガスと電気のエネルギーコストを、単位を統一して比較してみましょう。ガスで起こせる熱を電気で起こした場合にどのくらいの電力量が必要になるかを計算し、kWhに単位を統一して比べます。たとえばLPガスの発熱量は1立方メートル当たり24,000kcalで、この熱を電気で起こそうとすると27.907kWの電力が必要です。またLPガスの1立方メートルあたり価格は、2016年12月時点で543.52円(石油情報センター公表の一般小売価格「家庭用LPガス50立方メートル小売価格」全国平均額より算出)となっています。したがってLPガスにおける1kWhあたりの費用は「543.52円÷27.907kW≒19.5円」です。同様に都市ガスについても計算すると、都市ガス1kWhあたりのエネルギーコストは9.1円となります(都市ガスの価格は東京ガスにおける東京地区の一般契約料金(2017年3月検針分、月の使用量20立方メートルをこえ80立方メートルまでの料金単価)より算出。都市ガスの発熱量は1立方メートルあたり10,750kcalとして計算)。一方オール電化の電気料金単価については、ある電気事業者のオール電化用プランでは以下のようになっています。■昼間時間1kWhあたり25.33円■夜間時間1kWhあたり17.46円以上を見てみると、1kWhあたりのエネルギーコストだけ考えた場合は、都市ガスが効率的だとわかります。ただし、電気とガスを併用した場合は、基本料金が電気とガスそれぞれにかかる点に注意が必要です。これに対してオール電化の場合は基本料金が1つですむため、月々の電気料金で考えるとオール電化の方が安くつく場合があるといえるでしょう。【基本料金を比較】ガス併用の場合とオール電化の場合それぞれにかかる基本料金の合計を比較してみましょう。都市ガスの基本料金は、あるガス会社で月32立方メートル(全国平均使用量)利用した場合、1,036円です(2017年3月時点)。またLPガスの基本料金は平均で1,584円となっています(プロパンガス料金消費者協会「プロパンガス基本料金の平均と適正料金」2016年1月現在関東エリア)。電気についてはガスと併用の場合、ある電気事業者における契約種別「従量電灯」の30A契約(平均モデル)では月842.4円が基本料金です。オール電化の場合、ある電気事業者によるオール電化向けプランによると、一般的な契約容量6kVAの場合の基本料金は1,800円となっています。以上を踏まえると、ガス併用の場合とオール電化の場合の基本料金合計額は以下のとおりです。■都市ガスと電気併用:1878.4円■LPガスと電気併用:2426.4円■オール電化:1,800円これらの数字から、オール電化の基本料金がもっとも低く抑えられていることがわかります。先述した1kWhあたりのエネルギーコストも考えると、使い方によってはオール電化がもっとも安く光熱費を抑えられるといえるでしょう。■製品別!オール電化での節約アイディア!オール電化で光熱費を抑えられるかどうかは、製品の使い方にかかっています。使い方が適切でないと、予想以上に光熱費がかかってしまうこともあるため注意が必要です。以下では、エコキュート・IHクッキングヒーター・蓄熱暖房機の3つに分けて、オール電化の節約アイディアを製品別にご紹介しましょう。【エコキュート】エコキュートは、おもに設定を工夫することで電気代を節約できます。具体的にどのような工夫をするべきかについて、以下で詳しく見ていきましょう。■季節によってモードを切り替える季節によって設定を使い分けましょう。たとえば「省エネモード」は電気をもっとも節約できる設定ですが、冬はそのままにしておくと日中お湯が足りなくなり、沸き増しが必要になって、逆に多くの電気を使うことになってしまうこともあります。したがって、省エネモードだけでなく、季節ごとのお湯の使用量を適宜確認しながら、その都度モードを切り替えるようにしてください。■日中は休止モードに設定する日中お湯をあまり使わない日は「昼間休止モード」に設定しましょう。エコキュートはタンクの湯量が減ってくると、日中であっても自動で沸き増しをする機能が備わっています。「今日はこれ以上お湯を使わない」という日に沸き増ししてしまうのはもったいないですから、そうした場合は休止モードを活用してください。■ピークカット設定を活用するピークカット設定とは、日中の電気料金単価が高い時間帯には、お湯の残りが少なくなっても沸き増しをせず、電気を節約できる機能です。■追い炊きや自動保温を避けるお風呂のお湯を温めるときは、追い炊きや自動保温ではなく、できるだけ「高温足し湯」をしましょう。追い炊きや自動保温は、タンク内にあるお湯の熱を利用して、循環したお湯を温める方法です。適温で給湯されますが、熱量を利用した分、タンク内の熱が逃げてしまいます。一方、高温たし湯は、タンク内にある熱いお湯をそのまま足すため、お湯の熱を無駄なく利用できる点がメリットです。■不在中は休止モードに設定する数日間不在にする場合は休止モードを利用しましょう。指定した日数、沸き上げをしないように設定できます。■沸き上げの時間帯を調整する「夜間」の時間設定を確認しましょう。使っている電気料金プランの「夜間」時間とエコキュートの「夜間」時間が異なると、電気料金単価の高い時間帯に沸き上げしてしまう可能性があります。■熱効率が高くなる環境を整える熱効率が悪くならないよう、ヒートポンプの周りには物を置かないようにしましょう。【IHクッキングヒーター】IHクッキングヒーターの電気を節約する方法としては、以下のものが挙げられます。■火力を上手に調節する料理によって火力を調節しましょう。たとえば煮物は低めの温度、炒め物は高めの温度といった具合に出力を調整すれば、料理がおいしく仕上がるだけでなく節電にもなります。■お湯を多めに沸かすお湯を沸かすときは多めの量をまとめて沸かしましょう。沸かす水の量が2倍になっても、沸かす時間は2倍にはなりません。こまめに沸騰させるよりもまとめて沸騰させたほうが効率はよくなります。■料金単価の安い時間帯に使用するIHクッキングヒーターを使う時間帯を調整しましょう。たとえば長時間熱する必要のある煮物などは、電気料金単価の安い夜間や早朝などに調理するのがおすすめです。■鍋の水分をしっかりと取る鍋の底の水分をしっかりと拭いてからIHクッキングヒーターにかけましょう。鍋の底がぬれていると、その水分を蒸発させるために余分なエネルギーを使うことになってしまいます。■熱効率の良い調理方法を心がける調理方法を工夫しましょう。たとえばフタや落し蓋を使って熱効率をよくしたり、余熱を利用して保温調理したり、圧力鍋や無水鍋を使ったりしてみてください。これらの工夫をすることで、調理中の余分なエネルギーを節約できます。【蓄熱暖房機】蓄熱暖房機もエコキュート同様、設定を調節することで節電できます。具体的な設定方法について、以下で詳しく見ていきましょう。■蓄熱量を調整する蓄熱量を季節ごとに調節しましょう。寒い日に蓄熱量が足りなくなり、日中の電気料金単価が高い時間に追い焚きしてしまったり、逆に暖かい日に蓄熱しすぎて暑くなってしまったりすることのないようにします。なおシーズンセンサーが備わっている蓄熱暖房機については、蓄熱量の下限値や最大蓄熱時の外気温度を微調整できます。蓄熱開始時の外気温度も手動での調整が可能なので、積極的に活用してみましょう。■料金単価が安い時間帯に合わせて蓄電をする通電時間設定を確認しましょう。エコキュートの場合と同じように、夜間の電気料金単価が安い時間帯にあわせて蓄電するよう、時間を適切に設定してください。■必要がないときにファンを回さないファン付きタイプの蓄熱暖房機については、ファンは必要最低限だけ回すようにし、部屋が十分暖まっているときには切るようにしましょう。ファンを回すとその分熱が逃げてしまうため効率がよくありません。なかには、室温によってファンのオン/オフを自動で切り替えてくれたり、設定した時間帯だけファンを回すようにできたりするものもあります。また夜間に蓄熱する前には、ファンが止まっていることをしっかり確認しましょう。ファンが回ったまま通電すると、放熱してしまい蓄熱量が足りなくなることがあります。■不在中にファンをオフにする数日間不在にする際はファンやファンタイマーをオフにしておきましょう。無駄な放熱を防げます。ただし蓄熱暖房機そのものは停止させないよう注意してください。蓄熱暖房機本体の電源を切ってしまうと0%から蓄熱が必要になるため、多くの電気を使うことになってしまいます。蓄熱量を下げるなどして対応しましょう。■必要がない時期にはブレーカーごと落とす暖房の季節が終わったら、蓄熱暖房機のコンセントとブレーカーをオフにしましょう。ブレーカーが入ったままになっていると、気温の季節にも蓄熱されてしまうことがあります。また蓄熱量も最小に設定しておくほうが安全です。■まとめ今回はオール電化にした場合にかかる電気料金を、ガス併用の場合と比較してご紹介しました。いかがでしたか?オール電化は使い方のコツをつかめば光熱費を節約できます。今回ご紹介した節約方法も参考に、オール電化で省エネ生活を送ってみてください。
2017年03月08日皆さんは一人暮らしをしようと思ったことはありますか?一人暮らし経験者、または一人暮らしをしようと思った人の多くは初期費用の壁にぶち当たったことがあるはず。ここでは、そんな初期費用に関する悩みを、一人暮らし経験者60名にインタビューし、解決策を伺いました。一人暮らしを始めようと思い立ったときに立ちはだかる大きな壁、初期費用。敷金・礼金に加えて、家具などを揃えてしまったら、とんでもない金額になってしまいそうというイメージがあります。そこで一人暮らし経験者の女性50人に、初期費用はどのくらいかかったのか、またその内訳はどのようなものだったのかアンケートを実施しました。その答えには、初期費用を抑えるコツが満載。これから一人暮らしを始めようとする方は必読です!■目次1.初期費用はぶっちゃけどのくらいかかる?2.一人暮らしの先輩たちの初期費用に関する本音3.それでも私は初期費用を抑えた!4.現役一人暮らし女性の声!初期費用は抑えるイマドキのワザ【番外編】1. 初期費用はぶっちゃけどのくらいかかる?■実際はここまでかかった!多くの経験者が負担した初期費用の額とは「一人暮らしを始めるときの初期費用の金額はどのくらいかかりましたか?」という問いに対し、25万円未満で初期費用を抑えることができたという回答がもっとも多い結果となりました。■「一人暮らしを始めるときは、引っ越し業者を頼まずに家族や友だちに手伝ってもらったので、25万円以下と引っ越し費用はほとんどかかりませんでした。ちょっとした家具などを買っただけだったので、あまり費用はかかりませんでした。」(30代・専業主婦)■「家賃そのものも、敷金・礼金も安かった。電化製品もあまりこだわらず最低限の安いもので揃えた。」(20代・専業主婦)25万円以下になった方の意見で多かったのは、引っ越し業者を頼まないことと敷金・礼金が安い、もしくは無料のところを選んだということでした。次に票が多かったのが、「25万円未満」の正反対の選択肢となる、「50万円以上」です。■「2ヶ月分の家賃に敷金・礼金、火災保険に仲介手数料といった賃貸にまつわるものに、洗濯機、冷蔵庫、テレビと一式揃える必要があったため。」(30代・専業主婦)■「家賃が8万の所に引っ越したので、敷金・礼金に引っ越し費用、家具や電化製品を揃えたら貯金が一気に吹っ飛びました。」(30代・専業主婦)50万円以上かかる場合のケースで目立つのは、25万円以下の場合と対比して敷金・礼金の高さや保険、手数料といったものが大幅にかかってしまうということでしょうか。家賃が安めの物件ならあまり費用がかからなかったものが、数万円家賃が上がるだけでもこのような違いが出てきます。■初期費用の内訳敷金・礼金だけじゃないのが、初期費用。では経験者の皆さんは、どんなものにお金がかかったのかを見てみましょう。【初期費用でお金が一番かかったものランキング】1.敷金37人2.家電購入37人3.礼金36人アンケートの結果、敷金・礼金だけではなく、家電購入にお金をかけた人が多いことがわかりました。票数はやや減りますが、家具購入費にお金がかかった人も34人いらっしゃいました。■「家電のほとんどの物を新しく揃えなければならなかったので、特にそこに費用がかかった。」(20代・正社員)■「引っ越し費用はかかりませんでした。身ひとつでしたから。でもその代わり家具や家電購入が大変です。」(40代・専業主婦)■「敷金が16万で礼金が8万、保険加入費が2万近くかかって、前家賃が8万で引っ越し費用が7万、家具は1万で済みましたが、家電に10万ちょっとと、引っ越しの手伝いをしてくれた友人に寸志を払いました。」(30代・専業主婦)このほかにも、初期費用として、鍵交換代、清掃費、必要最低限の食費や調理器具の購入費にお金がかかったという声もありました。これらは、数千円〜数万円で済むものの、同じタイミングで払わないといけないことから、お金の工面に苦労してしまいますよね。特に鍵交換は値段が安そうに見えて、最低でも2万円かかるのが現状。しかし鍵を変えないことによるリスクがあります。前の借主が合鍵を作っていたというケースもゼロとはいえません。そのため、新しい借主が新しい鍵代を負担することがとても多いです。最近は通常タイプに加え、セキュリティ強化しているタイプの鍵を選べることもあるので、この場合だとさらに費用がかさんでしまいます。2. 一人暮らしの先輩たちの初期費用に関する本音■初期費用は抑えようと思った?全体の平均で約35万円かかる、一人暮らしの初期費用。アンケートの結果、多くの人が初期費用を抑えたいと思っていることがわかりました。ただでさえ高額な一人暮らしの初期費用。少しでも節約をしたいと思うのは当然のことですよね。■「できるだけ、自分の貯金でまかなえる範囲でしたかったので抑えられるところは抑えました。」(30代・専業主婦)■「一人暮らしの生活に使えるお金を残しておきたいというのと、無駄なく済ませたかったため。」(40代・専業主婦)■初期費用を抑えたかったけど、現実はそんなにあまくない!?「初期費用はできるだけ少なくさせておきたい…」と思っても、条件をいくつか照らし合わせてみたら、なかなか安くできないという経験をお持ちではありませんか?値段が安いことには必ず理由があるものなんですね。■「いくらかでも安く抑えて、親への負担を軽くしようと思いましたが、なかなか不動産は条件を落とすとセキュリティが低かったり、建物がかなり古かったりで、金額通りだなと感じます。」(40代・専業主婦)■「その後の生活に関係するのでできるだけ抑えたかったですが、結局あまり抑えられませんでした。」(30代・専業主婦)近頃は敷金・礼金が無料の物件が増えてきましたが、それでも無料にすることで部屋が極端に狭かったり、駅から遠かったりと不都合な面が出てきてしまうものです。ある程度、最低限の生活を保つためには「お金」が必要なことが明確ですね。また独自インタビューの結果、「初期費用は抑えようとは思わない」という「いいえ側」でも同じような意見がありました。■「住むところは妥協したくなったので、安全性を第一に考えました。オートロックがあるところと2階以上というのは最低限の条件として部屋探しをしました。」(20代・マスコミ関係)よく人気の物件には敷金・礼金がかかるといわれることが多いですが、それにもやはり理由があります。住むエリア、アパートの建物のセキュリティなど、自分の身を守るということも、値段に大きく関わってきます。このような安全性を重視しながら、他の面で初期費用を抑えるテクニックを見てみましょう。3. それでも私は初期費用を抑えた!初期費用を抑える方法は、敷金・礼金がかからない物件を探すことが一番手っ取り早いです。しかし敷金・礼金がかからないというケースは最近では増えてきているものの、やはり治安や安全面からデメリットを感じる方も多いです。では、敷金・礼金以外でも初期費用を抑え、セキュリティを無事に確保できる方法を見ていきましょう。■簡単にできる初期費用を抑える工夫一人暮らし経験者の皆さんは敷金・礼金を抑えるよりも、「家具や家電を友だちから譲ってもらった」「引っ越し時期を閑散期の平日にした」など、敷金・礼金を抑えようとするのではなく、ほかの要素で抑えたという方が多かったようです。■「家具や家電は最低限のものでそろえ、追々増やしました。また、中古のものを知人らから譲ってもらってしのぎました。最初は荷物が少なかったので、友人に頼んで引っ越しを手伝ってもらい、ランチをごちそうしました。」(40代・専業主婦)■「特に急ぎの引っ越しではなかったので、混雑時の値段が高い時期を避けました。混雑時の半額くらいには抑えられました。」(30代・専業主婦)■「一人暮らしを先にしていた彼氏に家電や家具をもらって費用を抑えました。」(20代・専業主婦)家具や家電も一式揃えるとなると、かなりお金がかかってしまうのが現実的なお話ですよね。ベッド、タンス、棚、テレビ、洗濯機、冷蔵庫、電子レンジなど。必ずしも新品である必要がないと思う人は、友だちから譲ってもらったり、格安で引き受けたりするという人も多いようです。たとえば、3月の引っ越しシーズンでは、家具を処分したい人と家具が欲しい人のふたつのタイプの人がいます。家具を処分するのにも、粗大ゴミでお金がかかります。その処分したい人の「供給」と、新生活のために家具を揃えたい人の「需要」が見事に合えば、初期費用の大幅な節約に結びつきます。また友だちに不動産業界に勤めている方がいる場合は、そこのつながりで仲介手数料を安くしてもらう、または無料にしてもらうということもあるそうです。このように周りの友だちや知り合いなどをたどってみるのもひとつの手かもしれませんね。■もっとここで抑えればよかった!初期費用をできるかぎり格安にすることに成功した方でも、後々振り返ってみると「もっとこんなところで安くできたなあ」と後悔することも少なくはないみたいです。■「荷物を減らしておくこと(トラックが大きくなってしまうため)、物件探しはあまりやらなかったこと。」(30代・専業主婦)■「引っ越し業者に何社か見積もりを出してもらい、そこから選べばよかったと思っています。あとは閑散期を選ぶことも大事だと思いました。」(30代・専業主婦)■「都心に近くなればなるほど家賃は高くなるので、安く抑えたくて都心から離れたところを選びましたが、交通費がかかりました。もう少しいろいろ調べるべきでした。」(50代・専業主婦)それぞれにいろいろな後悔があるようですね。共通するのは、根底に「住むエリア、家賃、引っ越し業者などもっとリサーチをしっかりやっておけばよかった」という問題です。引っ越しを決めたら、まずは自分が引っ越しにおいて重きを置きたいもののリストを作るといいでしょう。その際に必ずお金の見積もりをすることです。その予算に合わせ、敷金・礼金、家賃、家具・家電購入費、引っ越し業者でどれを削ることができるのかを考えます。またどこならお金をかけられるのかも同時に考えてみましょう。お金を削りたいところは、どうしたら安くできるのかをインターネットや不動産屋を経由して調べてみるといいと思います。急ぎで引っ越しをしなくてはいけない場合は、調べることができる時間は限られてしまいますよね。それでもできるだけ多くの候補エリアや物件を揃えて吟味してみてください。4. 現役一人暮らし女性の声!初期費用は抑えるイマドキのワザ【番外編】これまでは一人暮らしの先輩として、経験者の皆さんの声を紹介しました。経験者の方に加え、ここでは最近一人暮らしを始めた、現役の方々10名にもアンケートを実施しました。■不動産系の便利なウェブサービスを使おう近頃では、不動産に関するアプリがたくさんあります。その中には、お店にわざわざ行く必要がないもの、仲介手数料が無料になるもの、家賃相場をまとめて表示するものなどが数多くあります。■「部屋を契約したときに、大手の不動産屋を利用したため、不動産屋独自の高いルートに見事に乗せられてしまったなと思いました。世の中には今はいろんな不動産のWebサービスがあるので、もっとそれらを有効活用すればよかったなと思います。」(20代・会社員)どの不動産屋を利用するかでも大きく変わってくる仲介手数料や諸費用。不動産を見るついでに、不動産関連のWebサービスも探してみると、値段が安くなるだけではなく、思ってもいなかった素敵な物件に出会えるかもしれません。■シェアハウスに住むという選択肢独自インタビューで10人に話をお聞きしたところ、ふたりの方が現在シェアハウスに住んでいるという結果になりました。■「シェアハウスを選んだ理由は、初期費用を抑えられると思ったからです。社会人1年目でまとまったお金もないし、親に迷惑をかけたくなかったので、自分で払える範囲で抑えたかったんです。」(20代・会社員)シェアハウスの最大の魅力は、家具付きであること。お金がかかったのは、荷物を送る郵送費、布団、食料など。敷金・礼金もかからず、そのため大幅に初期費用を抑えることができ、10万円未満で引っ越しできるそうです。また物件によっては初めの1か月の家賃は無料というところもあるそうです。他人との共同生活になるので、緊張することもあれば、気をつかうこともあることでしょう。しかしこのように平均的な初期費用の1/3で済むということを考えれば、選択肢のひとつに入れるのもいいかもしれません。5.自分のスタイルに合った方法で、初期費用を抑えよう初期費用を抑えるにも、さまざまな方法とテクニック、考え方があることがわかりました。やり方に決まりはありません。人それぞれで何にお金をかけたいか、セーブしたいのかという価値観は大きく変わってくるからです。これから一人暮らしをする予定があるという方は、自分の予算と、引っ越しにおいて何を大事にしたいのかを明確にしましょう。またそれに合わせてリサーチをたくさんすることが大切。新生活に向けて、いいスタートを切れるように頑張ってください!
2017年03月08日一般家庭で使用されているガスは、都市ガスとプロパンガス(LPガス)の2つに分けられます。地域によって普及率は異なりますが、日本全体で見ると都市ガスの家庭のほうが若干多い傾向にあるので、都市ガスの家に住んだことがある方も多いのではないでしょうか?今回は、そんな都市ガスの基本情報やメリット・デメリットなどについてご紹介していきます。■そもそも都市ガスって何だろう?プロパンガスとの違いも解説「ガスホルダー」と呼ばれるガスの供給所から、各家庭に直接販売・供給されているガスのことを都市ガスと言います。都市ガスはプロパンガスのように各家庭にガス容器は存在しておらず、導管や変圧器によってガスが供給されています。日本国内においては、関東・関西・東海・九州の4エリアに大手ガス会社が存在しており、いずれの企業も広域にガスを供給しています。関東エリアの大手である東京ガスを例に挙げると、ガスの供給範囲は約3,100平方キロメートルとなっており、このガスホルダーから広域に供給される点が都市ガスの特徴と言えます。では、都市ガスとプロパンガスには具体的にどのような違いが見られるのでしょうか?以下でもう少し詳しく解説していきましょう。【違いその1】原料プロパンガスの主な原料はプロパンやブタンですが、都市ガスの原料はメタンです。メタンは空気より軽い性質を持っており、冷却して液体化すると体積が気体の600分の1になります。そのため、都市ガスはひとつの施設で広域にガスを供給することができ、事業者の数を比べると都市ガスのほうが圧倒的に少ない傾向にあります。【違いその2】普及率近年の日本では都市ガスの整備が進み、かつてと比べると都市ガスの普及率は上昇しました。それに伴ってプロパンガスの普及率は減少しており、2013年の時点では都市ガスの普及率は53%、プロパンガスは44%とされています。普及率が半数を超えており、さらに普及する可能性がある都市ガスに関する知識をつけておけば、今後の生活で役に立つかもしません。【違いその3】使用されるガスの種類プロパンガスで使用されているガスは、日本全国で統一されています。それに対して都市ガスでは複数のガスが使用されており、地域によって供給されるガスの成分が異なります。ガスの主な種類としては、「13A」や「5C」などが挙げられるでしょう。上記のガスの名称は、冒頭の数字が発熱量を表しており、末尾のアルファベットは燃焼速度を表しています。数字が大きいほど発熱量も大きく、燃焼速度については以下のように定められています。■A…燃焼速度が遅い■B…AとCの中間の燃焼速度■C…燃焼速度が速い2017年現在では13Aが主な都市ガスの種類となりますが、お住まいの地域によっては別のガスが使用されている可能性もあるので、気になる方は一度確認をしてみましょう。ほかにも都市ガスとプロパンガスには、設置方法や安全対策などさまざまな違いが見られます。また、料金のシステムが異なる点も消費者としては見落とせないポイントでしょう。都市ガスの料金については、後述で詳しくご紹介していきます。■都市ガスのメリット・デメリット上記では都市ガスの概要をご紹介しましたが、都市ガスには具体的にどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?以下では、プロパンガスと比べた場合の都市ガスのメリット・デメリットについて見ていきましょう。【メリット1】ガス料金都市ガスでは国が許認可料金を定めているので、電気代や水道代と同様に公共料金のひとつとして数えられます。そのため、各ガス会社は自由に価格を設定することができず、どのような地域でもある程度決まったガス料金となります。それに対して、プロパンガスは各社が自由に価格を設定する「自由料金」です。つまり、選ぶガス会社によっては使用料金が高い可能性もあります。また、都市ガスとプロパンガスの基本料金を比較すると、全体的に都市ガスのほうが安い傾向にあります。毎月2,000円前後の基本料金がかかるプロパンガスに比べて、都市ガスの基本料金は700円前後が相場です。1立方メートルあたりの単価についても、プロパンガスのおよそ3分の1にあたる料金設定となっているので、毎月支払うガス料金だけで見ると都市ガスのほうがお得と言えます。【メリット2】ガス会社選びに手間がかからない日本国内にはプロパンガスを提供する企業が約20,000社存在しますが、都市ガスを提供する企業は200社ほどです。お住まいの地域で都市ガスの提供元を調べた場合、候補となる企業はそこまで多くないでしょう。そのため、都市ガスではガス会社選びに余計な手間がかかりません。【メリット3】自宅にボンベを設置する必要がないプロパンガスを使用する場合、自宅にガスを貯めておくためのボンベを設置する必要があります。一方、都市ガスでは地面内にある導管によってガスが供給されるので、プロパンガスのように設置スペースが特に必要ありません。特に一戸建て物件の場合は、プロパンガス用のボンベを設置することで庭のスペースが減少してしまうので、「省スペース」という点は都市ガスの魅力的なメリットと言えるでしょう。【デメリット1】地域によってガスの種類が異なる前述でも触れましたが、都市ガスは地域によってガスの種類が異なります。ガスの種類が異なると使用できるガス機器も変わってくるので、例えば転勤や就職などでお住まいの地域が変わると、以前から使用していたガス機器を使用できなくなる可能性があります。そのため、引っ越しによって提供元のガス会社が変わる場合には、ガスの種類や使用できるガス機器を事前に確認しておくことが大切です。【デメリット2】工事費用が高い導管が整備されていない地域で都市ガスを使用する場合、新たに導管を整備しなければなりません。この際の費用は自己負担となりますが、都市ガスの初期費用はプロパンガスに比べると高い傾向にあります。具体的な金額は地域によって異なるので、都市ガスへの変更を検討している方は、お住まいの地域の初期費用を必ず確認しておきましょう。【デメリット3】故障すると復旧までに時間がかかるプロパンガスを使用している場合は、仮に地震などの災害で設備が故障してしまっても、ボンベを交換すればすぐに復旧します。一方、都市ガスの導管は地面の中を通っているので、導管が故障すると復旧までに長い時間を要します。「地震大国」と称される日本では、この部分は決して軽視できない問題と言えるでしょう。このように、都市ガスには魅力的なメリットがある一方でデメリットも見られます。引っ越しを控えている方、ガスの変更などを検討している方などは、上記のメリット・デメリットを見比べた上で判断をするようにしましょう。■都市ガスの料金の内訳はどうなっている?では、いよいよ都市ガスの料金について見ていきましょう。都市ガスの使用量は、基本料金と従量料金の2つの要素で計算されています。基本料金とは、仮にガスを使用しなかったとしても契約者に毎月発生する料金のことです。都市ガスに基本料金が設定されているのは、契約者がガスを使用しなくても、ガス会社には設備費用や事務費用などのコストが生じているためです。基本料金は一律料金であり、契約者はガスの使用量に関わらず毎月同じ金額を支払います。それに対して従量料金は、ガスの使用量に応じて課される料金となります。0~10立方メートルまで380円、11~20立方メートルまで380円のように使用量ごとに区分分けされており、使用量が多いほど従量料金も高くなります。上記の基本料金と従量料金を合計した金額が、一般的な都市ガスの料金です。ただし、液化天然ガスの大部分を輸入している日本では、ガスの仕入れコストが時期によって大きく異なるので、各ガス会社は定期的にガスの単価料金を見直しています。これを「原料費調整制度」と言います。したがって、都市ガスの料金は常に同じ値で計算できるわけではありません。以下では都市ガスの料金の計算方法をご紹介しますが、原料費調整が加わると具体的な数値は異なるので、その点は意識しておきましょう。■都市ガスの料金の計算方法前述では、都市ガスの料金が以下の式によって計算できることをご紹介しました。都市ガスの料金=基本料金+従量料金基本料金は一律ですので問題ありませんが、都市ガスの料金を算出するには従量料金を明確にする必要があります。まずは、従量料金の計算方法について見ていきましょう。従量料金はガスの使用量と従量料金の単価を使用して、以下の式によって算出できます。従量料金=ガスの使用量×従量料金の単価ガスの使用量は、各家庭に備わっているメーターボックスで確認することが可能です。従量料金の単価とは、前述でご紹介した使用量ごとに区分分けされたガスの単価のことです。従量料金はこの2つの値を掛け合わせることで算出します。では、実際にいくつか例を挙げて都市ガスの料金を計算していきましょう。基本料金は1,500円、従量料金の単価は以下のように設定されていたと仮定します。■0~10立方メートル…400円■11~20立方メートル…380円■21~30立方メートル…350円【例1】1ヶ月間のガス使用量が0立方メートルの場合ガスを使用していなかった場合、従量料金はかかりません。ただし、契約している最中はどのようなケースでも基本料金が課されるので、この場合のガス料金は1,500円となります。【例2】1ヶ月間のガス使用量が9立方メートルの場合ガスを少しでも使用した場合は、前述でご紹介した通り従量料金がかかります。使用量が9立方メートルのケースでは、従量料金は以下の式で算出できます。9立方メートル×400円=3,600円この従量料金に基本料金を加えた以下の金額が、その月のガス料金となります。1,500円+3,600円=5,100円【例3】1ヶ月間のガス使用量が25立方メートルの場合使用量が25立方メートルのケースでは、従量料金は以下の式によって計算されます。(10立方メートル×400円)+(10立方メートル×380円)+(5立方メートル×350円)=9,550円したがって、この場合のガス料金は以下の式によって算出できます。1,500円+9,550円=11,050円ここまで、3つの例について都市ガス料金の計算方法をご紹介してきました。計算方法は上記の通りですが、上記の金額には消費税が加えられていないため、実際に支払う金額は少し異なります。上記で求めたガス料金に消費税を加えると、実際の請求金額は以下の通りとなります。■例1…1,500円×1.08=1,620円■例2…5,100円×1.08=5,508円■例3…11,050円×1.08=11,934円なお、消費税を加えた金額に小数点が生じている場合は、小数点以下を切り捨てた値が実際のガス料金となります。ひとつずつ見ていくと難しい計算ではありませんが、ガス料金を計算する際にはやはり原料費調整制度に注意しなくてはなりません。原料費調整は通常1ヶ月ごとに行われ、3ヶ月前~5ヶ月前の3ヶ月間の平均原油価格を基準として、従量料金の単価に反映されます。つまり、8月の原料費調整では3月~5月の平均原油価格が基準となります。このように原料費調整はリアルタイムの原油価格が反映されないので、現時点で世界の原油価格が安かったとしても、すぐにガス料金が安くなるわけではありません。その点にも注意しながら、ご自身の家庭でのガス料金を一度計算してみましょう。具体的なガス料金を把握しておくと、節約意識が高まるかもしれません。特に引っ越しやガスの変更を検討している方は、都市ガスとプロパンガスの具体的な料金を比較することで、よりお得なほうを選びやすくなるでしょう。■まとめ今回は都市ガスの概要や料金の仕組みについてご紹介してきました。いかがでしたか?プロパンガスに比べると都市ガスの料金は安い傾向にありますが、確実にお得なほうを選びたいのであれば、実際に値を当てはめてガス料金を計算するべきです。今回ご紹介した内容を参考にしながら、ご自身のケースに当てはめて実際のガス料金を計算してみましょう。
2017年03月07日一般的な家庭では、2ヶ月に1回水道料金が請求されます。この水道料金を見て、「思っていたより料金が高い」「少しでも節約をしたい」と感じたことはありませんか?実はどのような家庭であっても、水の使い方を少し見直すだけで大きく節約できる可能性があります。そこで今回は、今すぐに実践できる節水アイデアを場所別にご紹介していきましょう。■お風呂での節水アイデア4選私たちが1日に使用する水の中で、浴室で使用する水は比較的多い傾向にあります。そのため、少しでも節水をしたいのであれば、まずはお風呂で使用する水から見直すべきでしょう。お風呂における節水アイデアとしては、主に以下の4つが挙げられます。【頭髪と身体を一緒に洗う】頭髪と身体を別々に洗っている方は多いかと思われますが、私たちがシャワーで頭や身体を洗い流す際には、意外と多くの水を使用しています。特に髪が長い女性の方は、きちんと頭髪を洗い流すために多くの水が必要となります。「シャワーを多く使用しているかもしれない」と自覚のある方は、頭髪と身体を一緒に洗う方法を取り入れてみましょう。それだけでシャワーの使用時間が短縮されるので、手っ取り早く節約をすることができます。【浴槽の水位を見直す】浴槽に入れるお湯の水位も見直しておきたいポイントです。一般的な浴槽であれば、水位が浴槽の7割ほどあれば肩までつかれるはずです。それ以上の水位は水道代の無駄になってしまう可能性があるので、人が入った時に7割ほどの水位となるように毎日調整しましょう。また、浴槽にお湯を入れる際に水温を熱くしすぎる点にも注意が必要です。熱いお湯を入れると、後々冷ますために水を入れて水位が上がってしまうので、その分の水が無駄になってしまいます。可能であればお風呂に入る直前にお湯を張るようにして、あらかじめ適度な水温となるように調整しておきましょう。【浴槽の水の再利用を考える】浴槽に入れた水は、入浴以外のことにも再利用できます。再利用する方法を見出せば、使用する予定であった水をその分節約できるでしょう。具体的な再利用の方法としては、以下のものが挙げられます。■洗濯■植物の水まき■夏場の打ち水■窓ガラスなどの拭き掃除ほかにも車を洗う際など、水を再利用できるシーンは少なくありません。「そこまで綺麗な水でなくても問題ない」というシーンでは、浴槽の水の活用を検討してみましょう。【節水用のシャワーヘッドを使用する】シャワーヘッドの中には、水流を強くすることで水の使用量を減らしたり、水量を調節できる機能が備わっていたりする製品が見られます。そのようなシャワーヘッドに交換することで、毎日の水の使用量を大幅に減らせる可能性があるでしょう。ただし、シャワーヘッドの機能性はメーカーや製品ごとに異なります。節水を主な目的として購入する場合は、各製品の節水機能をきちんと比較するようにしましょう。■トイレでの節水アイデア3選トイレで使用している水も、全体の中では比較的量が多いとされています。家族が多いほどトイレの使用回数は増えますし、健康的な方であれば1人あたり年間で約1,000回はトイレを使用するためです。では、トイレの節水方法にはどのような方法があるのでしょうか?節水のために節水型の便座を取り付ける方も見られますが、以下では簡単にできるアイデアについてご紹介していきます。【余計なものを流さない】トイレで余計なものを流そうとすると、その分多くの水が必要になります。トイレは一度流すと5リットル以上の水が流れるので、排泄物とトイレットペーパー以外は基本的に流さないことが大切です。中にはティッシュペーパーをトイレに流す方も見られますが、ティッシュペーパーはトイレットペーパーに比べると水に溶けにくい性質を持っています。余計に流す水が必要になるだけでなく、トイレ詰まりの原因になる恐れもあるので、必ずトイレに流さないようにしましょう。【貯水タンクにペットボトルを入れる】トイレを洗浄するために流れる水は、貯水タンクに貯められています。貯水タンクに備わっているレバーを引くと、その貯水タンクから一気に水が流れ出ることによってトイレは洗浄されます。しかし、全てのケースにおいて貯水タンクいっぱいの水が必要になるわけではありません。この余計に流れてしまう水を節約する手段として、水を入れたペットボトルを貯水タンクに入れておく方法があります。この方法であればペットボトルの体積分の水を毎回節約できるので、想像以上に節水効果を期待できるかもしれません。【必要な分だけ水を流す】においが気になるからと言って、ついトイレを2回連続で流していませんか?2度流しは水を無駄にする行為となるので、基本的には避けることが望ましいと言えます。また、レバーの大と小をきちんと使い分けることも大切なポイントです。各メーカーは水が流れる量を確認した上でトイレを製造しているので、小用時には「小」のレバーで問題ありません。もしトイレのにおいが気になる場合は流れる水の量ではなく、衛生状態や水漏れなどが原因になっている可能性があるでしょう。■キッチンでの節水アイデア3選キッチンも、お風呂とトイレに次いで水の使用量が多い場所です。お風呂とトイレ、キッチンの3箇所の節水を見直すことが、水道料金を抑えるのには必須と言えるでしょう。次は、以下でキッチンの節水方法についてご紹介していきます。【ため洗いをする】キッチンで洗い物をする際に、「食器を洗剤につけてから洗う」という動作を何回も繰り返していませんか?この方法では、食器をスポンジで磨いている間に流れる水が無駄になってしまうので、食器はまとめて洗剤につけてから一度に水で洗うべきです。また、食器はこまめに洗うよりも、昼食分と夕食分の食器をまとめて洗うなど「ため洗い」をしたほうが水道料金の節約につながります。ただし、洗い物を長時間放置すると衛生面での問題が生じるので、その点には注意しながらため洗いを意識するようにしましょう。【炊事で使用した水を再利用する】キッチンでは野菜を茹でる際やお米を研ぐ際にも、比較的多くの水を使用します。実は洗い物をする際に、これらの水を再利用できることをご存じでしょうか?例えば、本格的に洗う前に一度油汚れを軽く落としたい場合には、お米の研ぎ汁などでも問題はありません。また、ひどく汚れていない水に関しては、夏場の打ち水や植物の水やりなどにも再利用できるので、積極的に再利用を検討してみましょう。【油料理を減らす】洗い物で多くの水を使用する料理と言えば、やはり油料理です。油は軽く洗っただけでは落ちにくいので、複数回水で洗う方も多いのではないでしょうか?油汚れに悩んでいる方は、一度普段のメニューを見直してみましょう。油料理を減らせば洗い物の手間を減らせますし、生活習慣病や肥満などの予防としても役立つ可能性があります。■洗濯での節水アイデア3選家族が多い世帯であれば、洗濯の際にも多くの水を使用することでしょう。洗濯にも以下のような節水アイデアがあるので、特に家族の多い家庭では積極的な実践をおすすめします。【まとめて洗う】洗濯物についても洗い物と同じようにまとめて洗濯をすることで、水道料金を節約できる可能性があります。洗濯機は量が少なくても毎回洗いとすすぎの工程が行われるので、洗濯機を使用する回数が多いほど水を無駄にしてしまうのです。ただし、おしゃれ着や色物が含まれている場合には注意が必要です。無理をしてまとめ洗いをすると、洗濯物を傷めたり色移りしたりする恐れがあるので、おしゃれ着や色物も同じ種類にまとめて洗うことを考えてみましょう。【洗濯物の量に応じて洗剤を調整する】洗濯物の量に対して、洗剤を多く使用しているケースは珍しくありません。洗剤の量が多すぎると、すすぎに必要な水の量もその分増えてしまうので、洗剤の量は洗濯物の量に応じてきちんと調整するようにしましょう。また、洗濯物があまり汚れていない場合は、洗剤を減らして洗いとすすぎの回数を減らす方法も効果的です。例えば、汗をあまりかかない冬場の衣服、短時間しか着用していない衣服などは汚れにくいので、洗剤の量を少し減らすことも検討してみましょう。【洗濯物によっては部分洗いをする】一度洗濯をしたものの、汚れが気になり再度洗濯をした経験はありませんか?もちろんこの行為も水を無駄にしてしまうので、基本的には避けるべきです。洗濯物の汚れがひどい場合は、事前に部分洗いをする方法が効果的でしょう。特に汚れがひどい部分を事前に洗っておけば、あとは通常の洗濯物と一緒に洗っても問題はありません。■その他の場所での節水、水道料金節約アイデア上記でご紹介した以外にも、一般家庭で節水効果を期待できるアイデアは多く見られます。以下でご紹介するアイデアも実践し、家庭の全ての場所で節水を心がければ、月々の水道料金も大きく変わってくるはずです。【節水コマを使用する】一般的な蛇口に設置することで、通常のコマよりも節水効果を期待できる部品を「節水コマ」と言います。近年では多くのメーカーが節水コマを製造しており、中には50%ほどの節水効果を期待できる製品も見られます。この節水コマをキッチンや洗面所など、よく水を使用する蛇口に取り付けておけば毎日水を節約できるでしょう。ただし、節水コマの取り付け方法には注意が必要です。メーターボックスに備わっているバルブから水を止めて取り付ける必要があるので、必ず水が止まってることを確認してから作業を始めるようにしましょう。【水を汲んで使用することを意識する】水は流しっぱなしにして使用するよりも、コップやバケツなどに汲んでから使用したほうが使用量を抑えられます。この方法であれば無駄に水が流れることはありませんし、足りなくなった際には再度汲めば問題ありません。水を汲んで使用することが望ましい場面としては、主に以下のシーンが挙げられます。■歯磨きをする際に水をコップに汲む■洗車をする際に水をバケツに汲む■洗髪をする際にお湯を桶に汲むまた、バケツなどの容器に水を汲む際には、必要最低限の量を意識するとさらに効果的でしょう。【雨の日に掃除をする】気分が良い晴天の日に掃除をする方は多く見られますが、実は雨の日に掃除をすることで節水できる可能性があります。例えば、以下のようなシーンでは水道水のきれいな水でなくても、雨水で十分に汚れを落とせる可能性があるでしょう。■網戸の掃除■車やバイクなどのちょっとした汚れを落とす掃除■換気扇の掃除また、雨が降っている日に車やバイクを少しスポンジで磨いておけば、洗車の頻度を減らすことにもつながります。上記で挙げた以外にも、雨水で十分に掃除できるものは多く存在しているので、「本当に水道水が必要な掃除なのか」を考えながら掃除の方法を工夫してみましょう。【水道料金の支払いを見直してみる】家庭の節水だけでなく、水道料金の支払い方法を見直すことも節約につながる可能性があります。近年では口座振替だけでなく、コンビニエンスストアなどで現金で支払うことも可能ですが、少しでも節約をしたい方はクレジットカードによる支払いを検討してみましょう。クレジットカードの中には、公共料金の支払いに使用することでポイントがつくカードも見られます。支払い1回あたりのポイントは大したことないかもしれませんが、それが数年続くと想像以上に多くのポイントが貯まる可能性があります。また、水道料金のシステムは自治体によって異なりますが、中には口座振替を選べば割引されるような自治体も見られます。お得な支払い方法は地域によって異なるので、お住まいの地域の情報について一度調べてみましょう。■まとめいかがでしたでしょうか?節水のアイデアは数多く存在しており、今すぐに実践できるアイデアも少なくありません。今回ご紹介したアイデアを積極的に実践すれば、月々の水道料金に違いが表れてくるはずです。ただし、シャワーヘッドや蛇口のコマを交換する際には、事前に交換が可能かどうかや方法などをきちんと調べておくことが大切です。
2017年03月07日一般的な家庭では、2ヶ月に1回の頻度で支払っている水道代。この水道代の内訳を見てみると、下水道料金と呼ばれる料金が含まれていることがありますが、「下水道料金って何だろう」と疑問に思ったことはありませんか?この下水道料金に関する知識をつけることで、実は水道代を節約できる可能性があります。そこで今回は、下水道料金の基礎知識についてご紹介していきましょう。■そもそも下水道って何だろう?上水道との違いを解説一般家庭が支払っている水道代は、上水道料金と下水道料金を合計した金額です。「水を多く使用すると水道代が高くなる」と認識している方は多いかと思われますが、蛇口をひねって使用する水は上記の「上水道」に該当します。では、下水道とはどのような水道を指すのでしょうか?トイレや洗濯、料理などで使用した生活排水には多くの不純物が含まれているので、そのまま川などに流すことはできません。そのため、生活排水は自然に帰す前に「浄化」をする必要があり、この浄化の役割を担っている水道が下水道と呼ばれます。当然ですが、生活排水を浄化するためには様々なコストがかかります。したがって、水道を使用する者は上水道料金に加えて、下水道料金も負担するケースが多くなっています。上水道と下水道には、上記でご紹介した点以外にも違いが見られます。そこで以下では、上水道と下水道の違いをさらに詳しく見ていきましょう。【違いその1】下水道料金は必ずかかるものではない水を使用する分だけかかる上水道料金とは違い、下水道料金は必ずしもかかる費用ではありません。日本国内でも地域によっては、下水道自体が整備されていないためです。2015年3月時点での調査によると、東京都や大阪府などの都会では下水道の普及率が90%を超えていますが、普及率が50%以下の都道府県もいくつか見られます。ただし、下水道が備わっていない地域であっても、「浄化槽」と呼ばれる下水道と同じ役割を担っている装置が存在しています。下水道が備わっていない地域の場合、浄化にかかるコストだけでなく設置コストも発生する可能性があります。【違いその2】料金の消滅時効期間消滅時効期間とは、料金の支払い義務が継続される期間のことを指します。上水道料金の消滅時効期間は2年、下水道料金の消滅時効期間は5年となっています。ただし、消滅時効期間があるからと言って、料金を支払わなくても問題がないわけではありません。特に下水道料金に関しては、支払いが遅れると「滞納処分」と呼ばれる行政処分が下される恐れがあるので、きちんと定められた日に支払う必要があるでしょう。【違いその3】料金のシステム上水道の料金は、当然ですが使用した水の量を基準として計算されます。一方、下水道料金は水の使用量ではなく、下水道に流れた水の量が料金計算の基準となっています。このような違いにより、上水道と下水道の料金に差が生じるケースも見られます。以下では、下水道料金の仕組みについてさらに詳しく解説していきましょう。■下水道料金とは?料金の仕組みもご紹介下水道料金の計算方法は、お住まいの地域によって異なります。自治体ごとに下水道使用量や料金に違いが見られるので、以下では東京都を例として下水道料金の仕組みを解説していきましょう。東京都では、汚水排出量(生活排水の量)と料率によって下水道料金が計算されています。汚水排出量に関しては、水道の場合は水道使用量、地下水の場合は揚水用のポンプに設置した時間計などが基準となっています。料率については、以下のように汚水排出量に応じて細かく設定されています。【東京都の下水道料金の料率(1ヶ月分)】■0~8立方メートル…一律560円■9~20立方メートル…1立方メートルごとに110円■21~30立方メートル…1立方メートルごとに140円■31~51立方メートル…1立方メートルごとに170円上記のように汚水排出量が区分されており、各区分で課される料金が異なります。東京都では1001立方メートル以上まで細かく区分されていますが、ほかの自治体に関しても同じような料金システムを採用しています。では、1ヶ月に28立方メートルの汚水を排出したと仮定して、東京都における実際の下水道料金を見てみましょう。このケースにおける各区分の下水道料金は、以下の式によって計算できます。■0~8立方メートルまで…一律560円■9~20立方メートルまで…12立方メートル×110円=1,320円■21~30立方メートルまで…8立方メートル×140円=1,120円上記の各区分を合計すると、排出量が28立方メートルの場合の下水道料金は以下となります。560円+1,320円+1,120円=3,000円なお、上記でご紹介した東京都の下水道料金の料率は一般汚水の金額であり、東京都では浴場汚水の料率が別に定められています。これは、一般家庭では料理やトイレなどほかの生活排水に比べると、浴槽の生活排水が圧倒的に多いためです。このように自治体によっては生活排水の種類によって料率が異なるので、その点にも注意しておきたいところでしょう。また、上記の例は1ヶ月分の下水道料金となりますが、下水道料金は上水道料金と一緒に2ヶ月ごとに請求されるケースが一般的です。ただし、自治体によっては水道料金請求のシステムが異なる可能性もあるので、お住まいの地域の情報を確認しておくことが望ましいでしょう。■下水道料金が高い場合の原因は?お住まいの地域やご家庭によっては、「想定していたよりも下水道料金が高い」「上水道料金に比べて下水道料金が高い」といった状況に直面することもあります。下水道料金は、ほかの公共料金と同様に継続的に発生するコストなので、できれば節約したいと考えている方も多いことでしょう。では、下水道料金が高い場合にはどのような原因が考えられるのでしょうか?主な原因としては以下の3つが挙げられます。【原因その1】水道を使用していなくてもかかる一律料金上記の東京都の例を見てわかる通り、たとえ水道を使用していなかったとしても下水道料金はかかります。東京都を例に挙げると、仮に水道の使用量が0立方メートルであったとしても、560円の一律料金が課されます。この一律料金の部分は見落とされがちなポイントであり、「旅行中にも下水道料金がかかっていた」といった声も聞かれます。この一律料金は多くの自治体で発生するので、気になる方はお住まいの地域の情報を調べてみましょう。【原因その2】汚水排出量の計測方法下水道料金は汚水排出量を基準として計算されますが、この排出量の計測方法は自治体によって異なります。例えば、東京都では上水道の使用量がそのまま汚水排出量として計算されますが、上水道の使用量より若干少ない量が基準となるケースも見られます。また、前述でも軽く触れましたが水道水と井戸水の場合で計測方法が異なる点も、注意するべきポイントでしょう。このような計測方法の違いにより、下水道料金に大きな差が生じるケースも少なくありません。【原因その3】料率の違い各自治体の料率の違いも、注目しておきたいポイントです。上記では東京都の料率をご紹介しましたが、北海道の稚内市では8立方メートルまでの一律料金が1,200円となっています。このように自治体ごとに料率が異なるのは、下水道料金は「その地域の住民全体で負担をする」といった取り決めがあるためです。したがって、下水道整備に多くのコストがかかり、住民数が少ない地域に関しては下水道料金が少し高い可能性があります。上記3つの原因を見ると、下水道料金は地域によって大きく変動すると言えます。そのため、引っ越し先を決めるタイミングで水道料金の仕組みを調べておけば、月々の水道料金を節約しやすい地域を選べる可能性があるでしょう。住民数が多い自治体、生活用水の貯水池が存在している自治体は下水道料金が比較的安い傾向にあります。また、下水道料金を節約する方法として「浄化槽を設置すること」を検討する方もいるかもしれません。ただし、浄化槽を設置するためにはコストがかかりますし、浄化槽では「浄化槽使用料」と呼ばれるコストが発生します。各自治体の浄化槽使用量を見ると、下水道料金と大きな差が生じないケースも珍しくないので、浄化槽を設置したからと言って必ずしも水道料金を節約できるわけではありません。また、下水道が新設された地域に関しては、「3年以内に下水道に接続する義務がある」と下水道法において定められています。この際の費用は個人負担となるので、無理をして浄化槽の設置をするべきではないと言えるでしょう。■地域によって下水道料金はどれぐらい違う?前述では東京都の例をご紹介しましたが、実際に下水道料金はお住まいの地域によってどれぐらい変わるものなのでしょうか?以下では、いくつかの地域を例に挙げて下水道料金の計算方法と、東京都の例と同じく汚水排出量が28立方メートルであった場合の下水道料金(税抜)をご紹介していきます。【大阪市の下水道料金】大阪府大阪市の下水道料金は、東京都とは少し計算方法が異なります。汚水排出量がいくつかに区分されており、各区分で単価が決められている点は東京都と同じですが、大阪市では以下の通り区分によって計算方法が異なります。■0~10立方メートル…一律550円■11~20立方メートル…1立方メートルごとに61円をかけて、その合計から60円を引いた金額■21~30立方メートル…1立方メートルごとに83円をかけて、その合計から500円を引いた金額大阪市の家庭で28立方メートルの汚水を排出したとすると、下水道料金は以下のように計算できます。(28立方メートル×83円)-500円=1,824円【金沢市の下水道料金】石川県の金沢市では、汚水排出量30立方メートルまで以下のように下水道料金の料率が定められています。■使用していない場合の一律料金…900円■1~10立方メートル…1立方メートルごとに27円■11~30立方メートル…1立方メートルごとに124円金沢市で28立方メートルの汚水を排出したとすると、下水道料金は以下となります。900円+(10立方メートル×27円)+(18立方メートル×124円)=3,402円上記の金額を比較すると、下水道料金は地域によって大きく異なるということがわかるでしょう。また、大阪市のように東京都とは異なる方法で、下水道料金を算出する自治体が存在する点にも注意が必要です。地域によっては、同じ汚水排出量でも2倍近くの料金差が生じるケースも見られるので、「下水道料金が思っていたより高い」と感じる場合は自治体の料金システムが原因となっている可能性が高いと言えます。■下水道料金の減免制度って何だろう?多くの自治体では、下水道料金の減免制度を実施しています。減免制度とは特定の条件を満たすことによって、通常よりも下水道料金が安くなる制度のことです。この減免制度を利用すれば、お住まいの地域を変えなくても下水道料金を節約できる可能性があるでしょう。では、この減免制度を利用するためには、具体的にどのような条件を満たす必要があるのでしょうか?自治体ごとに条件は異なりますが、主な条件としては以下などが挙げられます。■生活扶助を受けている世帯■児童扶養手当を受給している世帯■老齢福祉年金を受給している高齢者がいる世帯■障害基礎年金を受給している世帯例えば東京都であれば、減免制度を利用することで8立方メートル以下(一律560円)の料金が徴収されません。愛知県名古屋市に関しては、下水道料金のうち1,209.60円が減額されます。このように、下水道料金の減免制度も自治体によって仕組みが異なるので、お住まいの地域の情報を確認しておきましょう。■まとめ今回は下水道料金の仕組みについてご紹介してきました。いかがでしたでしょうか?水道料金と聞くと「上水道の使用料金」をイメージしがちですが、一般的な水道料金には下水道の料金も含まれています。自治体によって料金計算の仕組みは異なるので、お住まいの地域の計算方法や減免制度の有無などを確認してみましょう。
2017年03月07日猛暑の日々が続く2018年。暑い夏の気がかりといえば、エアコン代をはじめとした電気料金。これだけ暑いとやはりかかる金額もバカになりませんよね。環境のためにもお財布のためにも少しでも節電したいところ。そこで夏の節電対策についてまとめました。
家計簿をつけていますか?初めてみたけど長続きしない、やり方がいまいちわからない…なんていう方も少なくないと思います。でも、節約は楽しく取り組みたいですね!そもそもなぜ家計簿をつけた方が良いのか?ズボラな人でも簡単にできる方法はないの?そん…
株主優待とは、企業が株主に贈る自社製品や割引券などのこと。資産運用とまではいきませんが、上手に使えば節約になりますし、元から愛用している会社の製品ならば、もらえたらなおさらうれしいですよね! そこで、人気株やおすすめ株のご紹介など、株主優…
2016年から始まった電力自由化。これは電力会社以外でも電気の小売りが可能になったということです。消費者は携帯電話会社のように、電力会社を自分で選ぶことができるようになりました。しかし、選択できるようになると何を基準に選んだらいいのかも悩…
ここ数年フリマアプリの利用率が急激に伸びています。とくに女性をターゲットとしたフリマアプリの人気が高く、身近なところでも売ったり買ったりした人が増えたことと思います。どんなサービスでも人気が出ると増えるのが悪質な利用。そこで、トラブルを回…
貯金額を今年こそ増やしたい! そんな方に、無理せずに貯金額が増える秘訣をご紹介しちゃいます。コツコツと貯しくするお金を管理するのが苦手…、いつのまにか貯金しようと思っていたお金もなくなってしまう…、そんなお悩みをお持ちの方は、習慣や考え方…
確定申告の提出期限は毎年3月15日(平日の場合)と決まっていますね。税金の申告書となると書き方が難しそう…と、なかなか仕組みやルールについて理解できていない方も多いのではないでしょうか。確定申告について、今さら聞けない基本の基礎情報や、知…
2018年冬、スーパーで野菜の値段を見て目が飛び出ました。いや、これはお正月価格だから? お正月を過ぎても野菜の価格の下がる気配は一向になし…。子どもや家族に全く野菜を与えない訳にもいか…ず、いやはやこれは大変な事態。そこで、食費を節約す…
将来に備えて貯金したいけど、必要な物もたくさんある。貯金にはテクニックが必要ですよね。正直なところ、みんなどれくらい貯金してるのでしょうか? またいくら貯金があれば安心できるのでしょうか。今回は貯金についてまとめました。お金が貯まる節約術…
豪華な返礼品がもらえる上、お得に税金対策にもなると話題のふるさと納税。興味はあるけれどまだやっていないという方もいるでは。平成27年4月1日から「ふるさと納税ワンストップ特例制度」が始まり、確定申告が不要になったため、ハードルはグッと下が…
東京マウントガールズ
兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい