元SMAPの稲垣吾郎が、今年最も輝いた男性を表彰する「GQ MEN OF THE YEAR 2017」に選出され22日、都内で行われた授賞式に出席。受賞の喜びを語るとともに、今後の活動や新たにスタートさせたSNSなどについて語った。「GQ MEN OF THE YEAR」は生き方、仕事、スタイルにおいて、男性向けファッション・カルチャー誌『GQ JAPAN』読者をインスパイアし、各分野において圧倒的な活躍を見せた男性に贈る賞。12回目となる今回、9月にジャニーズ事務所から独立し、共同コミュニティ「新しい地図」を立ち上げた元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾がそろって、「インスピレーション・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞した。稲垣は「このような素敵な名誉ある賞を与えてくださり、ありがとうございます。本当にうれしく思っています」と喜び、「"新しい地図"というコミュニティをスタートさせ、情熱はいっぱいなんですけど、まだこれといって功績を残しているわけではないのに、このように素晴らしい賞をいただいて大変恐縮に思っています」とコメント。「『GQ MEN OF THE YEAR』に恥じぬよう、一人のエンターテイナーとして前進し続けていきたい」と力強く宣言した。また、「『GQ JAPAN』もそうですし、鈴木編集長のファンでもあった」と明かし、「今回撮影のときも編集長と趣味の話などさせていただいて楽しい時間だった」とうれしそうに報告。「スタートしたばっかりなのに、僕らの情熱みたいなものを理解してくださって、そこに賞を与えてくださって本当にうれしい。本当にこれからなので、力を合わせて頑張っていきたい」と決意を新たにし、草なぎ、香取との映画『クソ野郎と美しき世界』(2018年春公開)について、「映画は見るのもファンですし、俳優としてやるのも大好きなので、撮影を非常に楽しみに待っています」と期待に胸を膨らませた。さらに、「SNSを今まで僕らはやってなかったので、今楽しくてしょうがない段階」とSNSに触れ、「本当に楽しくて、こんなにも世界中の人たちとつながりあうことができるんだなと、すごく新鮮な気持ち」とコメント。「もっと僕らの武器にして活用し、今までやってきたアナログなことも大切にしながら、さらに前進していけたら」と話した。なお、稲垣、草なぎ、香取のほか、俳優・Filmmaker・モノクロ写真家の斎藤工、棋士の佐藤天彦、レーシングドライバーの佐藤琢磨、RADWIMPS・illionの野田洋次郎、俳優の長谷川博己、お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次も受賞し、授賞式に出席した。
2017年11月22日元SMAPの香取慎吾が、今年最も輝いた男性を表彰する「GQ MEN OF THE YEAR 2017」に選出され22日、都内で行われた授賞式に出席。9月にジャニーズ事務所から独立し、稲垣吾郎、草なぎ剛と共同コミュニティ「新しい地図」を立ち上げた香取は、「0からのスタート」だと思っていたが、SNSで世界と通じて「0じゃなかった」と気付いたと話した。香取は、アーティストとして「インスピレーション・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞し、「新しい挑戦を、新しい人生で、新しい真っ白な地図に描こうと始めたばかりなんですけど、こんなにすてきな賞をいただけて本当にうれしく思っています」と感激。「自分は0からのスタートだと思っていたんですけど、最近ツイッターとインスタグラムを始めて、SNSで世界とつながってみて0じゃなかったんだと。世界中のみなさんとつながれていること本当にうれしく思っています」と熱く語り、「ありがとう世界!」とメッセージを発信した。そして、「本当に素敵なメンズたちが、ここであいさつをした後に一人ずつ帰って来て、裏で『緊張しましたね』って言ってる、そんな素敵な賞をいただけてとってもうれしく思っています」と改めて喜びを語り、「この賞をもらうためにここまでやってきました。これが終着点にならないようにこれからも頑張っていきたいと思います」と決意を新たにした。さらに、「この賞の大きさ、重さを今すごく実感しています。ここに立っているみなさんそうだと思うんですが、これがとんでもなく重いんですよ」とトロフィーの重みを説明。「かっこよくこのあたりに持たなきゃと思ってるんですけど、とんでもなく重くて…。少し下ろします」と笑いを誘った。同じく元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛もそろって受賞。そのほか、俳優・Filmmaker・モノクロ写真家の斎藤工、棋士の佐藤天彦、レーシングドライバーの佐藤琢磨、RADWIMPS・illionの野田洋次郎、俳優の長谷川博己、お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次が受賞し、授賞式に出席した。
2017年11月22日*画像はイメージです:先日、ある有名人が「自分の住所をネットに書き込まれた」として、警察に被害届を提出したものの、受理されなかったことを告白し、話題となりました。昨今SNSや掲示板などで個人の住所や電話番号が第三者によって書き込まれることは稀にあるだけに、「他人事とは思えない」という声があがっています。本当に住所などの個人情報をネットに書き込むことは違法ではないのでしょうか?インターネット問題に詳しい法律事務所アルシエンの清水陽平弁護士に、ご意見を伺いました。 ■刑法上違法とはいえない「刑法上、違法というためには、当然、刑法に違反していることが必要です。刑法には色々な罪が定められていますが、刑法に定められている罪以外のものについては、罪とされることがないのが原則です。この原則は罪刑法定主義と呼ばれます。氏名や住所を公開することは、どの刑法上の罪にも当たりません。このようなことをされると、“名誉毀損だ”と主張する方が多いように感じますが、名誉毀損は社会的評価の低下がなければ成立しません。氏名や住所が公開されても、社会的評価が低下することはないため、名誉毀損が成立することはありません。今回、警察が被害届を受理しなかったのは、このような理由と考えられ、極めて当然の対応ということになります」(清水弁護士) ■民事上は不法行為となる余地がある「しかし、氏名や住所はプライバシーとして保護される余地があります。承諾なくプライバシーを公開すれば、プライバシー侵害となり、これは民事上、不法行為ということになります。したがって、この例でも、氏名や住所を公開した人物に対して、プライバシー侵害として損害賠償請求をする余地があります。ただし、住所や氏名が開示されただけということだと、賠償額としては高くはならないと思われます。なお、損害賠償請求は、その公開した人物に対してすることが必要です。しかしインターネット上に公開された場合、公開した人が誰かということが分からない場合が多いのではないかと思います。この場合、発信者情報開示請求という手続きを経てからでないと、損害賠償請求をすることができません。したがって、公開した人の責任追及をしようとしても、少々大変かもしれません」(清水弁護士) 刑法に反していないため警察が被害届を受理しない行為は「当然のこと」なのだそう。しかし、書き込んだ人物を特定することができれば、民事上の不法行為に問うことができる可能性は高いようです。インターネット上に他人の個人情報を書き込むのはやめましょう。 *取材協力弁護士:弁護士 清水陽平(法律事務所アルシエン。インターネット上でされる誹謗中傷への対策、炎上対策のほか、名誉・プライバシー関連訴訟などに対応。)*取材・文:櫻井哲夫(本サイトでは弁護士様の回答をわかりやすく伝えるために日々奮闘し、丁寧な記事執筆を心がけております。仕事依頼も随時受け付けています)【画像】イメージです*Graphs / PIXTA(ピクスタ)
2017年11月19日元SMAPの稲垣五郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)が16日夜から17日朝にかけて、それぞれ自身のSNSを通してAbemaTVを運営するサイバーエージェントの藤田晋社長と「72時間ホンネテレビ」のお疲れ様会を開催したと報告した。 香取はインスタグラムで稲垣、草なぎ、藤田社長と4人で乾杯をしているショットとともに「藤田社長とお疲れ様会!ありがとうございます!これからも、よろしくお願いします!」と投稿。 さらに、Twitterには「吾郎ちゃん家に携帯忘れて悔しがってる。家に帰ったら写真うpするって!うpしたくてウズウズしてる吾郎ちゃんをインスタのストーリーにうpe!」と稲垣が携帯を忘れてしまったことを明かし、続けて「藤田社長がまた楽しい事しよう!と仰って下さいました!慎吾初ビールを飲まなかった夜 ごちごち御馳走様でした!!」と報告した。 草なぎも自身のTwittterにヴィンテージワインのラベル写真とともに「@はい!こいつ凄し!私、分からんけど。吾郎さん興奮! 慎吾ビール飲まず人生で、初めてワインだけの夜だってよーー」とし、続けて手にもった大きなトリュフの写真とともに「#はい!コイツもヤバシ!トリフ!? トリュフ!? どっちでもいいか。 #新しい地図N AKAMA。72時間ホンネテレビ、僕としては 最高でした。藤田社長。ごちそうさまでした。 #それと慎吾とゴロさんは今日もカッコイイ!でした。お休みなさい。」と綴った。 稲垣は携帯を忘れてしまったということで17日午前中に「お疲れ様会」と題したブログを更新。「72時間ホンネテレビでは大変お世話になった藤田社長に素敵な会を開いて頂きました。」と報告し、4名の写真とワインボトルが並んだ写真をアップ。 「ワイン愛好家の僕としては皆さんとお話しながらも心はワインに釘付け(ここだけの話)」とし、「普段あまりワインを飲まないという香取君が“僕このワイン好きだなーワインってこんなに美味しいんだねー”って。嬉しい一言頂きました(涙)」と普段ビール派の香取の発言に感動したという。 また、「草なぎさんは“このヴィンテージ感がたまらないねー”とエチケットではなくボトルの口にろう付けされた部分を激写笑」と〝ワイン愛好家目線〟での2人の様子を紹介。さらに、「藤田社長と僕は同じ歳。この年齢になって同学年の方と出会えると、なんだか再会のようにも感じられ、、照れ臭くとも嬉しいものです。」とし藤田社長に対して親近感が湧いていることを伝えた。 これに対しファンは「3人の楽しんでいる姿が見れて幸せ~」「素敵な笑顔!写真見ればどれだけ楽しかった会なのか分かる!」「本当にお疲れ様でした!」「慎吾くんがビール飲まずワイン美味しいだなんて!」「3人でこれからも楽しいことたくさんやってください!」「藤田社長、どうぞこれからも3人をよろしくお願いします」などの反応を見せている。
2017年11月17日元SMAPの稲垣吾郎が14日、自身のツイッターを更新。「皆さんと24時間繋がっている」とつぶやき、ファンから感激の声が上がっている。稲垣は「おはようございます」とあいさつし、「香取君は夢の中 。そして僕は夢から覚める」とコメント。「こうして皆さんと24時間繋がっている」とSNSのつながりを実感している様子で、「良い一日を!」と呼びかけた。この投稿に、「朝から元気になれるお言葉ありがとうございます!」「ゴロちゃんと繋がってるって思えたら今日も一日がんばれそう!!」「朝から嬉しいお言葉 感激です」「ホンネテレビが終わっても24時間繋がっている幸せ噛みしめる朝です」「吾郎ちゃん朝から泣かさないでぇ」などと感激の声が寄せられている。稲垣は、インターネットテレビ局・AbemaTV『72時間ホンネテレビ』(11月2日~5日)をきっかけに、草なぎ剛、香取慎吾とともにSNSを始動。ツイッターとブログをスタートさせ、番組終了後も継続している。
2017年11月14日●苦悩を身体で表現するアプローチも就職活動中の大学生たちが繰り広げる関係を、SNSなどの要素を絡めて描き、第148回直木三十五賞を受賞した朝井リョウの傑作『何者』。2016年10月には、佐藤健主演で映画化もされた同作が、11月25日より舞台で上演される。ジャニーズJr.内のユニット・Love-tuneの阿部顕嵐(あらん)が主演を務める同作は、キャストを実際に大学生に近い同年代でそろえ、新たな表現を見せるという。就職活動がひとつのフックともなっている同作は、マイナビニュースとしても気になる存在。今回は、演出を務める丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)に話を聞いた。○現代的な切り口に新たな挑戦――今回は朝井リョウさんの小説の舞台化ですが、原作についての印象はいかがでしたか?ビシバシと、物語と感情と人格が伝わってくる、すごく現代的な作品で面白かったですね。就活やSNSという部分を切り取ることで、生きるスタンスを表現できるんだ、と思って。映画版も観に行ったら満席で、若者から共感を呼んでいる作品だなと実感しましたね。――そういう「現代的な切り口」を舞台上でどう表していくのでしょうか。ふだんの舞台で映像を使ったことなかったんですが、今回は新しいことにもチャレンジしなきゃいけないと強く思いました。Twitterという現代的な感覚を、いかに舞台装置に落とし込むかという点が大きくて、これは映像を使わない手はないな、と。その上で映像だけに頼らず、様々な演出でお客さんと感情を共有できるように、原作を舞台に落とし込んでいきたいと考えています。――今回は出ている方も、もしかしたら観に来る方も作中の人物と同年代くらいなのかなと思いましたが、どうアプローチされるんですか?キャストに最初に伝えたのは「僕は演出家だけど、一方的な先生みたいなことはできないし、わからないことはキャストに聞くよ」ということでした。「君だったらどういう感情になるの?」とキャストに聞いて、一緒に作っていく感覚ですね。今の22歳の感覚なら、僕より顕嵐くんの方が絶対に知っているだろうし。――キャストから出てきたことで、はっとさせられたことなどはありましたか?例えば拓人の立ち位置についての議論や、キャラクターがどういうスタンスでいるのか、周りで起こっている出来事をどう見ているかといったことは、キャストの言葉で、はっとさせられることが多いです。特に大きかったことで言うと、舞台上では今回出てこない、烏丸銀次という役をどうするかは、話し合いを進める上で、最初に考えていたプランとは変わりました。○各キャストの印象は――今回出演される6名についてお話を伺えればと思います。二宮拓人役として主演を務める、阿部顕嵐さんについての印象はいかがですか?顕嵐くん、実は最初は心配はしていたんです。拓人の物語が一本の筋となっているので、顕嵐くんがどういう人かによって舞台が大きく変わるなと思っていて。でも、僕がイメージしていた表現ができるし、今回最後にやろうとしている、拓人の苦悩を身体で表現するということのアプローチも、できそうだと思う。だからすごく舞台『何者』の可能性が広がりました。顕嵐くんは、可能性の男だなと思っています。――阿部さんの存在が作品の可能性を広げているんですね。舞台の王道である、笑って泣いて共感して、何か新しいものを持って帰ってもらうということ、お客さんが劇場を出たときに、入る前と変わった気持ちを渡すということ。それが、顕嵐くんを通してできる気がしています。顕嵐くんは僕が行こうとしているところも理解してくれているし、顕嵐くんの行きたいところも僕は理解していて、お互いに明確に行先が見えている感じです。――続いて小早川理香役の美山加恋さん、今回は意識高い系女子ということで。お芝居の基礎ができているし、求心力がある女優さんだなと思います。あとは加恋ちゃんの新しいものを見せたいですよね。せっかく演出をさせてもらって、この舞台に出ているのであれば、なにかしら今までの加恋ちゃんにないものが、お客さんの中で作られるような部分を見せてあげたい。壊れる加恋ちゃんを見せたいなと思っています。●就活独特の強迫観念や焦りを理解してもらう○出演者に化学反応を――ちょっと斜に構えている宮本隆良役の、長妻怜央さん。阿部さんと同じユニットのメンバーなんですね。怜央くんも、本当にポテンシャルがすごいんですよ。つい見ちゃう。もちろんまだ、演技について知らないこともあるし、基礎を固めていかないといけない部分はあるんですが、怜央くんがそういう武器を持った時の強さが見えるから、少しでも高みに連れていけるような演出家になりたいなと思っています。顕嵐くんと怜央くんの同じユニットの安井(謙太郎)くんとは前に作品で一緒になったことがあるんですが、安井くんからは「うちの顕嵐と怜央がお世話になるのでよろしくお願いします」って、保護者みたいなメールがきました(笑)。――舞台経験はあまりないけど、それだけポテンシャルがあるんですね。まず、持って生まれたものがある子なんです。神様からのギフトを持っているから、まだ経験値がないだけであって、経験さえ積めば僕らでは手の届かないところに辿り着けるんじゃないかなと思います。――神谷光太郎役の鈴木勝大さんは、映画『帝一の國』などでも注目されていますね。勝ちゃんは、今回すごく頼りにしています。ガラッと場の空気を変えられる役者さんなんです。光太郎という役も実際そういうキャラクターだし、勝ちゃんが現れることによって、冷たい部屋が明るくなったり暖かくなったり、笑っちゃうような景色が見えたりする。笑える部分の雰囲気は、勝ちゃんが作ってくれますね。――それは、本人の資質も関係するものですか?ありますね。パンっと声が出て、カラッと心の状態を変えられる役者さんなんです。役者さんにもいろんなタイプがいて、徐々に変えていける人もいれば、ベタッとしたところが持ち味の人もいますが、勝ちゃんはカラッと変えていける人だと思います。――拓人から思いを寄せられる、田名部瑞月役の宮崎香蓮さんについてはいかがですか。ザッキーはすごく等身大の人、という印象です。もともとの才能よりも、努力で進んできた人だと思うんです。だから真摯に役に向き合えば、お客さんが最も感情を入れやすく、そこが武器になるはずです。ザッキーが舞台上で輝くと、お客さんはすごく勇気を持てるんじゃないかな。――サワ先輩役の小野田龍之介さんは、もうかなり経験も豊富で。もう、演出家にとって、役者というだけではなくて"参謀"みたいな感じですね。的確なことを言ってくれるし、この座組にいてくれてよかった。龍ちゃんには、みんなの声のトレーニングもやってもらっているんです。昔、鴻上(尚史)さんに「小劇場出身の役者は、無免許運転みたいなもの」と言われたことがあるんですが、僕らは演劇研修所とかでトレーニングを積んだわけじゃなくて、「アクセルふんだら進むから!」みたいな感じで公道を走っている状態(笑)。でも龍ちゃんは子どもの時からトレーニングを積んできていて、いわば免許皆伝です。だから、免許を持った参謀です。――色々なバックグラウンドの方がいる舞台ですよね。そうなんです。だから化学反応を起こさせて、強い作品をつくりあげていけたらと思います。○就職活動のリアリティも必要――「就職活動」がキーになる作品をステージ上で表すにあたって、演出でのポイントや、難しさはどのようなところですか?ショーアップされて見せる演出も考えています。しかし就活独特の強迫観念や焦り、そして同じ就活生でも色んなスタンスの人がいるという雰囲気を、6人がうまく表現していかないと、間口の狭い作品になってしまう。また、いかに就活をしたことない方にも彼らの気持ちを理解してもらうかは大きなチャレンジですね。エントリーシートとか、僕自身もものすごく悩んだ思い出があります。「自分の長所は?」とか、突きつけられるじゃないですか。人生でそういった場面は就活以外にももちろんいっぱいあるとは思いますが、多くの人にとって最初に来るものだし、日本は終身雇用みたいなイメージもあるから「今後の一生を決めるんだ」ということを思うと、震えて足がすくむ感覚です。――出てらっしゃるみなさんも、日々の選択はされていそうですよね。顕嵐くんも、タレントというのは「毎日就職活動しているようなもの」と言っていました。毎日評価を受けて、自分を良く見せることに立ち向かっているから。就活経験はなくても、あの6人の気持ちは、絶対キャスト自身も持っている感情だと思うんです。ただ、就活独特のあの雰囲気や空気感などがわかると、より舞台に重みやリアリティが出てくると思います。――拓人にとって、心の拠り所としての演劇という面があると思うのですが、丸尾さんも共感する部分はありますか?ありますね。演劇って、一月以上も役者やスタッフ、皆で作品に向き合うんで、終わった頃には家族みたいになってる。僕は劇団出身ですが、劇団なんて言いたいことを言い合う若干仲の悪い家族ですよ。今もそんな家族と演劇でご飯を食べていけたらいいなと思って、劇団を続けていますし。実は僕は就活で内定をもらってから劇団鹿殺しを旗揚げしたので、本当に就職するか悩んだんですよ。親からは「とりあえず就職してみたら。嫌だったらやめたらいいと思う。でもやらないのは食わず嫌いみたいなものだから」と言われて、旅行会社の営業部に入りました。営業自体は得意だったんですが、2年位経って、この先この仕事は僕よりも旅行に使命感を持っている人がやるべきだ、そんな自分がこのまま会社いたとしてもトップにはなれないし、僕は僕の好きな演劇に戻ろうと思って、今に至ります。――最後に、作品を観た方に、こういうことを感じてもらえるんじゃないか、という点を教えてください。役としての6人って、特別なギフトを持ってない人たちで、多くの方にとって近い存在なんです。その人たちが、結局は自分という頼りない情けない存在でも、前に進んでいくしかないと認めた時に、一つ大きな階段を昇って見える景色がかわってくる。お客さんが劇場を出たときに、身軽になって飛び立てるような舞台にしたいなと思います。
2017年11月14日新進気鋭の写真家、早川雄大と高橋草元の2人による初の写真展が、表参道ロケット(ROCKET)にて11月24日から29日まで開催される。なんとなく入った写真サークルでカメラを持ち始めてから写真を撮ることに夢中になり、見たものを撮り続けている早川雄大と、大学の合格祝いとして手に入れたカメラをきっかけに写真サークルへ入り、毎日カメラを持たない日はないという高橋草元。若干21歳という若さながら、いまSNSで注目を集める。「誰かの100%は、他の誰かの10%にも満たないかもしれない。そんな曖昧さ、不分明さ、仄かさ、それはきっと憂いほど美しい。」というコンセプトをもとにつけられたタイトル、「%(percent)」を掲げ、それぞれがこれまで撮りおろしてきた写真作品を展示・販売する。大学1年生の時に写真サークルで出会ってから、毎日一緒に過ごしているという仲の良い若手写真家2人の、どこか抽象的でノスタルジックな作品群に注目が集まる。【展覧会情報】早川雄大・高橋草元 写真展 「%(percent)」会期:11月24日~11月29日会場:表参道 ROCKET住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ同潤館3F時間:11:00~21:00(11月26日は20:00まで、 11月29日は18:00まで)休館日:会期中無休入場料無料
2017年11月13日◼︎原作は全米ベストセラー小説『ザ・サークル』全米で2013年に発行されるや否や、瞬く間に大ベストセラーとなった小説『ザ・サークル』。原作を手がけた、ピューリッツァー賞、全米図書賞ノミネート作家のデイヴ・エガーズが脚本にも参加し、遠くない未来に待ち受けるSNS社会の光と闇をスリリングに描き切ります。◼︎巨大SNSが掲げる理想とは?『ザ・サークル』ストーリー派遣で始めた水道会社の電話対応の仕事をしながら、地元でサエない日々を送るメイ(エマ・ワトソン)。そんなメイは、大学時代の親友アニーの計らいで、世界最大のSNS企業・サークル社に入社することになる。サークル社を業界No.1に押し上げたワンアカウントの実名登録サービス「トゥルーユー」の顧客対応の職に就くことになったメイは、最先端のオフィス環境に感激するのだった。入社して1週間が経ったころ、サークル社のカリスマ経営者として崇められるイーモン・ベイリー(トム・ハンクス)は、社員の前で新たなテクノロジー「シーチェンジ」を発表する。「シーチェンジ」は超小型高性能ワイヤレスマイクで、利用者が好きな場所に設置することができるというもの。ベイリーは、「シーチェンジ」で美しい形式や体験をシェアするだけでなく、犯罪やテロをも根絶できると宣言し、拍手喝采を浴びるのだった。ベイリーの発表に、プライバシーがなくなっていくことへの恐怖を拭えずにいたメイは、社内の野外パーティーで「トゥルーユー」の開発者であるタイと出会う。「サークル社を変えなくては。僕の当初の構想とは大違いだ」とタイから打ち明けられたメイは、ますますサークル社への違和感を募らせていく。そんなある日、幼馴染のマーサーが手作りした鹿の角のシャンデリアの画像をSNSにアップしたメイは、突然会社を訪れたマーサーから猛抗議を受ける。メイの投稿がきっかけで、マーサーには「鹿殺し」と非難が集中し、なんと殺人予告まで届くようになっていたのだった。そしてついに、メイはマーサーから「君の世界の一部になりたくない」と別れを告げられてしまう。そんなある日、メイに事件が起きる。悲しい気分を変えようと、他人のカヤックを持ち出して溺れかけたメイは、たまたま「シーチェンジ」でアザラシを見ていた会員からの通報で命を取り留めたのだった。この事件をきっかけに、メイはベイリーから、シーチェンジカメラを24時間身につけて、自らのすべてをオープン化しないかという提案を持ちかけられて……。◼︎二大ハリウッドスターが魅せる!演技合戦に注目本作の見どころは、エマ・ワトソンとトム・ハンクス、ふたりの二大ハリウッドスターの共演にあります。エマといえば、『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー役で知られていますが、今年はディズニー・アニメの不朽の名作『美女と野獣』の実写化で、新たに大人の女性としての一面を見せてくれたばかり。自らも約2500万人のTwitterフォロワー数を誇る彼女が、本作では、SNSに批判的な思いを持ちながらも、自らの24時間をSNSにオープン化することになってしまうヒロイン・メイを見事に演じます。また、SNSによって犯罪やテロを根絶やしに、世界を改革しようとするカリスマ経営者イーモン・ベイリーを、二度のアカデミー賞に輝くトム・ハンクスが演じます。トム・ハンクスというえば、愛嬌たっぷりの役柄のイメージが強いですが、本作では一転、翳(かげ)りのある演技で、自らの野望のためにメイを利用しようとするベイリーを熱演します。本作は、自らの24時間をオープン化することになったメイの周りで起きるさまざまな事件を描きます。フィクションではあるものの、そこに描かれる光景は、やがてやって来るかもしれないSNS社会の光と闇をスリリングに映し出します。嘘も隠し事もない世界は、果たして本当に理想郷なのか――。本作が問題提起するSNS時代のプライバシーのあり方について、観客は自問せずにはいられません。あなたもぜひ映画館で、あらためてSNSとの付き合い方を考えてみませんか?『ザ・サークル』は11月10日(金)より全国公開です。◼︎『ザ・サークル』公開情報『ザ・サークル』11月10日(金)全国ロードショー監督:ジェームズ・ポンソルト原作:デイヴ・エガーズ出演: エマ・ワトソン『美女と野獣』、トム・ハンクス『フォレスト・ガンプ/一期一会』配給:ギャガ株式会社上映時間:110分公式サイト:© 2017 IN Splitter, L.P. All Rights Reserved.
2017年11月10日元SMAPの香取慎吾と草なぎ剛が9日、ツイッター上で"初会話"を披露し、「最高すぎる」「素敵な時代」などと喜びの声が上がっている。香取はインスタグラムとツイッターで、脚本家の橋田壽賀子氏との2ショット写真を公開し、「こんなに香取くんと近づいたの初めて今でも信じられない!でも本当だ~」とコメント。「#香取慎吾 #おじゃMAP!! #橋田壽賀子」とハッシュタグを添えた。この投稿に、草なぎがツイッターで「橋田壽賀子先生だー!いいなー!慎吾楽しそう!先生に宜しくお伝えください。てか、あなた、朝4時出発!?頑張ってねー!」とリプライ。昨日、稲垣吾郎も含め3人で相互フォローし合ったばかりだが、早速"初会話"を披露した。2人のやりとりに、「やばい!リプは最高すぎる」「しんつよの普段の会話を見てるようでいやされます」「2人がTwitterでやり取りする日がくるなんて何て幸せな世界」「ニヤニヤしてしまう」「二人の会話にものすごく癒されましたw」「素敵な時代がきたね」と喜びの声が続々。また、「剛くんの、SNSを飲み込むの速さ、素晴らしいです」「剛くん、覚えるの早くてすごいですね」という声も上がっている。
2017年11月09日元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が8日、それぞれ自身のSNSで3ショット写真を公開し、"リアルSNS勉強会"中であることを報告。また、ツイッターの相互フォローも開始した。稲垣はツイッターとブログで「撮影終わり只今リアルSNS勉強会中!今から二人をフォローします」、草なぎはツイッターで「S NS勉強中!今から二人フォローしまする」と報告。香取もツイッターとインスタグラムで「リアルSNS勉強会ちう.今から2人をフォローします!」と伝えた。3人の相互フォローに「ステキなフォローしあいっこ」「待ってました」「是非是非3人で会話してね!」「これから…お互いのやり取りが見られるのを期待しています」とファン歓喜。また、「3ショット最高です」「3人の素敵なショットが見れてとっても幸せ」 「3人ともかっっっこいいです!!」と写真も反響を呼んでいる。
2017年11月09日「コウペンちゃん」の初の原画展とコラボカフェが同時開催!その愛らしい姿とどんなことも前向きに"肯定"してほめてくれるキャラクターから、「癒される!」と人気急上昇中の、コウテイペンギンの赤ちゃん「コウペンちゃん」。そんな「コウペンちゃん」の、初原画展とコラボカフェが11月15日(水)より期間限定で開催決定! カラー作品を中心に、20点以上の貴重な原画も本邦初公開されます。可愛すぎて食べられない! “コウペンちゃん考案メニュー“原画展とともに、併設の「コウペンちゃんカフェ」ではそのイラストが “コウペンちゃん考案メニュー“ となって登場! 食べるのがもったいなくなるほどゆるかわなメニューの数々は、訪れた人のお腹も心も癒してくれます。カフェは事前予約制で、予約をした方にはカフェ限定ステッカー(全4種ランダムのうち1つ)が付いてきます。その他来店特典では、ランチョンマットとコースター (それぞれ全4種ランダムのうち1枚) がもれなくついてくるので要チェック!原画展オリジナルグッスにも大注目グッズコーナーでは原画展オリジナルグッスも販売されます。ボールペンなどのステーショナリーグッズやトートバッグ、パーカーなど種類豊富で、どれを買おう?と迷ってしまうほど。原画展にカフェにグッズに、内容が盛りだくさん! 心ゆくまでコウペンちゃんワールドを楽しんでみてください。イベント情報イベント名:「コウペンちゃん」 コラボカフェ催行期間:2017年11月15日 〜 2018年01月08日住所:東京都渋谷区代々木2-2-1 新宿サザンテラス SHINJUKU BOX CAFE&SPACE
2017年11月08日もし自分の生活が24時間、一千万人以上の人間にカメラで監視されているとしたら?今は、考えるだけで恐ろしいと思う人が大多数ではないだろうか。しかし、それが私たちの未来かもしれない…?映画には人を変える力がある。これまで知らなかった世界に連れて行ってくれる。ストーリーを通してこれまで出会ったことのない価値観に感化される。今まで見たことのない美しい景色に心動かされる。映画には無限の可能性がある。今回の社会問題に焦点を当てた映画を紹介する『GOOD CINEMA PICKS』では、エマ・ワトソンとトム・ハンクス出演作、テクノロジーの進化にともなう現代社会特有の問題について考えさせられる『ザ・サークル』の監督ジェームズ・ポンソルト氏に話を聞いた。『ザ・サークル』の軸となっているのは、「監視社会」と「プライバシー」の問題であるとポンソルト監督は話す。日本では、2017年6月に「共謀罪」の趣旨を含む改正組織的犯罪処罰法が成立し、“安全のため”と言ってもどこまで政府が国民を監視するべきなのか議論が巻き起こった。そもそも“安全のため”にこのような法律が本当に必要なのか?権力の乱用ではないのか?成立したものの、反対意見も多かったのが記憶に新しい。監督は、「監視社会」への普遍的な疑問をこの映画で投げかける。自分の行動を逐一監視・記録されて、そしてシェアされるのであれば、それはこの映画の物語が描く未来図であって。実際の社会も、もしかしたらそっちに向かっているのかもしれないけれども、そんな監視社会にいる人間というのは果たして自由だといえるのかどうか。そして、自由意志を持っているといえるのかどうか、というのが大きな問いかけだと思う。 Text by Noemi MinamiーBe inspired! この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!3作目:「未成年で親に売られる少女たち」を救うため、“違法ラップ”で「古きしきたり」と闘う16歳の少女。|GOOD CINEMA PICKS 兄が結婚するための資金を稼ぐために、母親が自分を“売ろう”としていると知ってしまったらあなたはどうするだろうか?映画には人を変える力がある。これまで知らなかった世...
2017年11月07日稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人による「72時間ホンネテレビ」が大盛況のうちに5日夜放送を終了。終了後も芸能人や有名人をはじめ多くの人々がSNSに感動と応援のメッセージを投稿、その声は6日(月)本日になっても止むことなく続いている。稲垣さん、草なぎさん、香取さんの3人が独立後初めて共演することで放送前から大きな話題となっていたインターネットテレビ局「AbemaTV」の「稲垣・草なぎ・香取3人でインターネットはじめます『72時間ホンネテレビ』」。2日21時から5日21時までタイトル通り3日間、72時間にわたる放送では、きゃりーぱみゅぱみゅ、三谷幸喜、山崎賢人、山田孝之、市川海老蔵、堺正章、谷原章介、佐藤浩市をはじめとした多くの豪華ゲストを迎えてのトークや企画を実施。さらに、新宿、原宿、浅草などでのロケや、稲垣さんの“仮想結婚式”企画、3人による72曲メドレーライブなどを展開。4日には元「SMAP」メンバーだった森且行との再会ロケで、番組の目標の1つであったTwitterでのトレンド世界1位を獲得したほか、3日間で7,200万を超える視聴者数を記録した。また独立後、稲垣さんがブロガー、草なぎさんがユーチューバー、香取さんがインスタグラマーとして活動を始めることが発表されていたが、番組開始と同時にその活動もスタート。草なぎさんは放送中もスマホでその様子を随時撮影、ネットにアップしていったほか、Twitterにも積極的に投稿。共演者や芸能界の友人、3人の“ネット解禁”を喜ぶファンらがツイートやSNS投稿を続々拡散、大きな“バズ”を生み出した。ネットを熱くした大きなエネルギーは放送終了後も冷めることはなく、きゃりーさんからの「目がキラッキラしてこんなにイキイキ生きてる人達を見たのは久しぶりとても楽しかったです!」というツイートや、山田さんも「72時間お疲れ様でしたゆっくり休んでください」とインスタにメッセージを投稿。音楽アーティストの石井竜也は自身の「愛してる」「君がいるだけで」がライブで歌われたことに「2曲を歌唱いただき、72曲の中に選んでいただいて光栄でした」と感謝の言葉を送ったほか、元「モーニング娘。」の保田圭は「“もしもの結婚式”…とは言え稲垣さんの結婚式に参列させて頂くなんて光栄」と出演の感想をブログにつづっていた。「AbemaTV」を運営するサイバーエージェントの藤田晋社長は「超長時間にわたって視聴してくれた皆さま、出演者の皆さま、スタッフ、関係者の皆さま、有難うございました!そして本当にお疲れ様でしたm(_ _)mインターネットテレビにとってもAbemaTVにとっても歴史的な3日間になったと思います」と感謝と喜びの言葉を送っていた。感動の声が巻き起こる一方で視聴者のなかには、放送の終了に寂しさを感じている人も少なくない様子。番組でも出演した亀田興毅は「72時間ホンネテレビが終わって少し寂しさがあるのは俺だけだろうか…」と“ホンネロス”に陥った心境を吐露。現在Twitterには「#ホンネロス」というタグも登場。「毎日見れていた3人の顔が見られない!喪失感ハンパない」「今日はなんだか仕事が手につかず、ホンネロスだわ」「寂しい…あの三日間が特別すぎて」など、放送終了を惜しむ声が現在も続々と投稿され続けている。(笠緒)
2017年11月06日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「評価経済社会」です。私たちの社会は、貨幣を媒介にして、物やサービスが流通しています。しかし、インターネットやSNSの普及で、人の価値や信用による「評価経済社会」がこの10数年広がってきました。日本発の「VALU」は、個人が株式会社のように株式を発行して売りに出し、その人に対して他人が投資し合うという仕組みです。たとえば、AさんがVALUを始めるとしましょう。AさんのSNSアカウント情報を運営会社に提出します。すると、運営会社はAさんのTwitterやFacebook、Instagramなどのフォロワー数、どんな発信をしているのか、職業などを総合的に判断し、Aさんの時価を算出、VAという株式に相当するものを発行します。Aさんは自分のVAに値段を設定し、市場に解放。すると、Aさんの活動に賛同する人、Aさんに価値があると判断した人が投資をし、AさんのVAが売買され、株価のように価値が上下するのです。新しい事業を始めようとするとき、これまでなら銀行に融資してもらいますよね。商売がまわるか、将来性があるかを銀行が判断し、融資の可否を決めます。でも、銀行の融資のままならないベンチャー企業や一般の個人が、VALUやクラウドファンディングのような仕組みを利用して、夢を実現することが可能になってきたのです。ただし、貨幣経済社会では、通貨は誰にとっても価値は平等ですが、評価経済社会では、同じ人の価値が評価する人によって変わります。フォロワー数の多さ、発言力の大きさなどをもとに判断されるのです。それを気持ちが悪いと感じる人もいるかもしれません。ほかにも時間を売る「タイムチケット」や、アメリカ発の「タイムバンク」というシステムがあります。たとえば、「1時間○○円で、簡単なプログラミングを教えます」など、自分のスキルの時価を決め、それを売買するのです。こういうシステムにより、講演の依頼を受けたり、専門家に相談をしたり、食事の相手を見つけることなどができるようになるんですね。評価経済社会に際し、自分にどんな価値、スキルがあるのかをあらためて考えることも大事になってきそうですね。堀潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2017年11月8日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2017年11月04日毎年注目される、ハロウィン後のゴミ問題。今年もハロウィン翌日の渋谷にゴミが散乱する写真がSNSで拡散され、話題になっている。これに対し、ネット上では“キンコン西野待望論”がささやかれているのだ。 キングコングの西野亮廣(37)は、2015年にハロウィン翌日の渋谷でゴミ拾いイベントを開催。朝6時から「ゴーストバスターズ」のコスプレをした500人のボランティアがゴミを拾い、そのゴミでアートを作成するというものだった。 このとき西野のアンチが「2ちゃんねる」で「西野がゴミ拾いする前にゴミを全部拾って台無しにしてやろう」と呼びかけ、先回り。西野らがイベントを開始したときには、ほとんどゴミが残っていなかったという。 16年にも西野は「ハロウィン後にゴミ拾いをし、最後に参加者で合唱大会をする」イベントを開催していたが、今年は海外にいたため行わなかった。ネット上では「今年は西野、ゴミ拾いしなかったの?」「今年も西野が一言呼びかければ、西野のファンとアンチが両方来て渋谷は綺麗になったかもしれないのに」「来年はまたイベントをやってほしい」との声が上がっている。 西野も11月1日に自身のブログで、「『今年のゴミ拾いは他の方にお任せしよう。この1~2年でゴミ拾いをする人も増えただろうし』と判断してしまったのが甘かった。自分が参加できないまでも、毎年参加してくれている人達に呼び掛けるべきだった」と後悔。「この調子だと渋谷ハロウィンは終わる。ハロウィンの日に仕事を入れちゃダメだな、俺。自分から変わろう」と決意を新たにしていた。 だが「西野に頼るのはおかしい。本来は参加者がゴミを出さないようにするべきだし、行政もゴミ箱を設置するとか考えないと」という意見も。“自分から変わる”必要があるのは、私たち一人ひとりの意識かもしれない。
2017年11月04日好奇心旺盛なイラストレーター・福田玲子が、話題のモノ・コトを実際に見てやって確かめてイラストにしてお伝えする新連載! 4回目は、SNSで話題沸騰の、あのエンターテインメントを観てきました! マンネリぎみのカップルや、何か刺激を求めたい人、ブルブル震えます!刺激に飢えている人はぜひ! 話題のショーを観てきた!【話題をさらうイラストルポ】vol. 4彼氏「今度の土日どーする?」彼女「…どうしよっか」彼氏「じゃ、おれんちでいいか。適当に来て」彼女「わかった…」。季節は晩秋を迎えます。あんなに避けていたギラギラの太陽が、いつの間にか求めたくなるほどの心地よい日差しに変わり、気付いたらもう少しで年末、イチャイチャできるクリスマスです。なのに先のカップルったら……。四季の移り変わりのように、付き合い当初はイタいくらいにアツかったのに、いまや体感温度ゼ~ロ~。それはずばり、マンネリ、倦怠期。でも、まだ好きなんでしょ? 離れたくないんでしょ? ならば、ふたりに必要なのは、ドキドキ体験です♡そこで、ふたりの仲を再燃させるのにぴったりな刺激を与えてくれる、話題のショーをご紹介します! どういうものかというと……。常識と重力を凌駕する! 体験型エンターテインメント!その名も、フエルサ ブルータ 『Panasonic presents WA ! - Wonder Japan Experience』……長い! 解説致しますと、フエルサ ブルータとは、「獣のような力」を意味する、2003年に誕生したアルゼンチン発のパフォーマンス集団。ニューヨークで約10年間におよぶロングラン公演をはじめ、これまでに世界30か国60都市以上で500万人以上の観客を魅了しているといいます。そして、満を持して上陸した日本公演は、なんと8年の歳月をかけて構想を練った、日本をテーマにした新作なんだとか。ちなみに、タイトルの「WA」には、和風であり調和、平和であり輪、驚きのWAと、さまざまな意味がこめられているのだそう。月並みな言葉ではありますが、とにもかくにもすごいんです! ってことで、内容に迫りましょう。パフォーマンスは、舞台だけでなく観客のいるスペースや天井でも!2階は座席ですが、1階はオールスタンディング。パフォーマンスは舞台だけでなく、時に天井、時に観客が立っている1階スペースでも行われ、シーンが変わるたびに1階の観客は移動し、視線を変えることになります。次はいったいどこから何が現れるのか、ちょっとしたスリルを味わえるので、鑑賞はぜひとも1階をおすすめします。また、ショーといっても、キャッチコピーにもあるように、ただ観るだけではない体験型というのがこちらの大きな特徴のひとつ。天井から吊るされたパフォーマーが観客に手を差し伸べ、観客もそれに応えたり、なんと一緒に天井までのぼったり、セットに上がって踊ったりと、参加できる場面もあります。そして、肝心のパフォーマンスは……。まじで、重力を凌駕してた!パフォーマーは壁を飛び跳ねるように上ったり、天井から逆さまにクルクル踊ったり、空中を自在に駆け巡ったり。その動きは、ここは地球ではないんじゃないかと錯覚するほど。肉体の限界にこれでもかと挑戦するパフォーマンスの連続に、口は開きっぱなし、息もし忘れそうなほどに引き込まれました。ショーのスタイルは、ノンバーバル・パフォーマンスといって、セリフが一切ないもの。声や表情、動作などから観客はテーマというか、何かを読み取るわけなのですが、多くのシーンが静から動へと変化していて、個人的な見解としては、全体を通して、負を抱えていた人々が、段々とそこから解き放たれる、もしくは自ら解き放つ様子を表現しているのかなと思いました。負の殻を破り、吹っ切れた感で雄叫びをあげるさまは、まさにフエルサ ブルータ=獣のような力。迫力ある強さを感じ、観客の心も解放してくれるかのような一種の爽快感を覚えました。特に、斬新かつ圧巻だったのは、目玉のひとつといえる、観客の真上に透明なプールが降りてきて、そこで数人の女性パフォーマーが、大きな水たまりに絡みながら美しくも力強い動きを見せるシーン。観客は見上げてその神秘的で妖艶な姿を観ます。最初は、女性の体が水にとろけてしまうようなエロティシズムさえも感じる静の動きだったのですが、徐々に激しさが加わり、プールにダイブをしはじめます。バシーン!、ダーン! と体を水に打ちつける音が幾重にも重なってドラムのように鳴り響き、こちらも大胆になって思わず歓声をあげました。ほかにも、武士の格好をしたパフォーマーが歩いているかと思うと、徐々にスピードをはやめ、全力疾走になり、そこに突如壁が出現し、豪快に突き破るなど、心揺さぶられるシーンが盛りだくさん。立ちっぱなしだったけれど、あっという間の1時間半でした。公演後には、演者が観客のもとに来て話をしたり、写真を撮らせてくれたりと粋な計らいも。そうそう、おもしろいのは、公演中でも自由に写真や動画を撮っていいこと。SNSなどにどんどん投稿してほしいとのことです。いま隣りにいるちょっと見飽きた彼の顔も、一緒にここでドキドキすれば、前みたいに愛おしさを感じられるかも。イベントが多い年末はもうすぐそこ! 今度の週末、彼氏を誘ってみませんか。Informationフエルサ ブルータ 『Panasonic presents WA ! - Wonder Japan Experience』ロングラン決定!会場: 品川プリンスホテル ステラボール料金(税込):フロア・ムーブアラウンド(1階 スタンディング)4350円〜 ほか 問い合わせ: キョードー東京 0570-550-799文・伊藤順子
2017年11月03日三浦春馬主演で贈るドラマ「オトナ高校」が、番組初のSNS連動の“お楽しみ企画”を実施することが決定。11月4日(土)放送の第4話で、三浦さんが「リアルタイムツイート祭り」に初挑戦することが分かった。本作は、深刻な少子化問題の打開策として、政府が設立した公的機関「オトナ高校」を舞台に、チェリートこと30歳のエリート童貞・荒川英人(三浦さん)ら、異性との性経験がない30歳以上の男女たちが繰り広げる、不器用なオトナたちの“学園ドラマ”。今回行われるこの「リアルタイムツイート祭り」は、第4話放送中、公式ツイッター上に寄せられた視聴者の質問に、三浦さんとスタッフがランダムに回答!オンエアを実際に見ながら、ひょっとしたら放送されたばかりのシーンの裏話が飛び出すかも…!?■第4話あらすじ高いだけでちっとも役に立たないプライドをかなぐり捨て、ありのままの自分をさらけ出し「童貞」であることを告白した英人(三浦さん)は、18年ぶりに再会した幼なじみ・中山遥香(松井玲奈)とついに両想いに。ようやく童貞、ひいてはオトナ高校を卒業できる、と希望の光が見えたのも束の間、英人が百人斬りの遊び人だという嘘八百の警告メールが遥香に送りつけられ、すべてはぶち壊しになってしまう。そこで、英人は犯人を突き止めようと一念発起。だが、そこはさすがの勘違い男、「犯人は自分と遥香の関係に嫉妬した女だ!」と、根拠のないポジティブさにあふれた結論に至ってしまう。その矢先。常に二番手止まりの処女・園部真希(黒木メイサ)の態度が急変!あれほど英人に冷たかった真希なのに、英人が東大卒と知った途端、妙に優しくなったのだ。真希が自分に気のある犯人だと思い込んだ英人は、真希の存在を猛烈に意識し始めることに…。そんな中、英人と真希はオトナ高校の“保健体育の授業”で、あろうことか「体位の実演」をさせられ…。まもなく、オトナ高校はいつまで経っても卒業できない生徒たちの意識を向上させるため、1泊2日の合宿研修旅行を敢行。ラブホテル見学からキャンプ場でのカレー作り、温泉旅館での宿泊まで…カップル成立を推進するイベントをガンガン盛込む。もちろん、独りよがりに暴走中の英人は行く先々で、り真希の好感度を上げようと必死。そんな中、英人がひとり男湯に浸かっていると、なぜだかそこに真希、更にはさくら(松井愛莉)まで入ってきて…!?一方、55歳の童貞部長・権田勘助(高橋克実)にも異変が…モテモテなのになぜか童貞の川本・カルロス・有(夕輝壽太)が、妙に権田に優しい疑惑が巻き起こり…?「オトナ高校」第4話は11月4日(土)23時5分~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月03日「スピリチュアル詐欺(以下・スピ詐欺)とは、精神世界を利用して、効果の不明なものを売りつける詐欺商法のこと。従来の開運商法詐欺は、不安を煽ることで、物品を買わせる手法が主流でした。しかし、最近のスピ詐欺は、SNSやブログで注目を集め、『幸せになるため』などと希望を見せるのが特徴。被害者の9割以上は女性です」 こう話すのは、5年前から詐欺被害の無料相談を受けつけている「不動法律事務所」の若井亮弁護士。過去5年間で国民生活センターに寄せられた開運詐欺の相談は、4811件に上る。しかも1人当たりの被害額(契約購入額)でみると、’12年の65万円から’16年には130万円へと、5年間で倍増しているのだ。 「だましやすい人からとことんとるという傾向の表れで、非常に危惧しています。SNSを利用した勧誘が現れたことで、これまで高齢者が多かった相談者の年齢が30〜40代にまで広がっているようです」(国民生活センター) 若井さんのもとに届いている「スピ詐欺」の被害例を紹介。 ■カリスマブロガーの巧みな話術で100万円のローン地獄! 1年前、AさんのSNSに“ママ友のSさんが写真を更新しました”というお知らせが。タップしてみると、あざやかな虹が写った写真とともに、それを見た女性たちの「元気になった!」というコメントが載っていた。 「その写真はSさんがSNSを通して知った、ヒーラー(癒しの力を持つ人)の女性・Mさんが撮ったものでした。素敵だなと思い、私もMさんのブログを読むようになったんです」(Aさん) ブログには海外各地で彼女が撮ったという、竜のように見える雷の写真や、雲が七色に変化していく様子の写真が掲載され、いかにも不思議な力が宿っているように思えた。 このころ、Aさんは小学生の息子の不登校に悩んでいた。苦しい日々のなか、ブログに寄せられた読者からの「救われた」というコメントを読み、Mさんに話を聞いてほしいと思うようになっていった。 そんなとき、Mさんのブログにスピリチュアルセミナーの告知が掲載された。場所は都内の有名ホテルの会議室なのに、参加費は1,000円。Aさんは思わず参加を決めた。 「初対面のMさんは笑顔で『いい縁が持ててあなたは幸せよ』と。とにかくポジティブで圧倒されました」(Aさん) 憧れの人に会えて喜ぶAさんに、Mさんがささやいた。「来週、特別なセミナーがあるの。あなたも来てみない?」。ごく少数に向けたセミナーで、参加費は100万円だった。 「豊かさを手に入れるためには、最初に出費することで豊かさが入る隙を作らないとだめなのよ」 まるで催眠術にかかったかのように、Aさんはローンでセミナーを契約。気がつくと、毎月ローンに追われる地獄に落ちていたのだ……。 ■波動が上がるグッズ購入で100万円以上のリボ払い! 20代前半のBさんは、ネットサーフィン中に見つけたスピリチュアルブログの愛読者になった。ある日、そのブログは「天使が見える」ヒーラーが運営していることが判明する。ブログには、「波動を高めれば、誰でも天使とつながれる」と書かれていた。 仕事のことで悩んでいたBさんは、「波動が上がる」パワーストーンやオイルを次々購入。総額はリボ払いで100万円を超え、毎月利子だけで3万円以上を返済する羽目になった……。 こうした被害に遭わないために、若井さんは次のように警鐘を鳴らしている。 「自分のお小遣い程度で済むものであれば、気にする必要はないでしょう。何を信じるかは個人の自由だし、癒されるのが目的であれば、それが実現する限り問題はありません。ただ、借金をしてまで続けることかどうかが、1つの判断基準。つぎ込む前に一度、家族や友人に相談し、客観的な意見を聞くのが一番です」 被害額の高額化が進むスピ詐欺。スマホの普及により、そのわなはより身近になった。一度支払ったお金は戻ってこない。スピリチュアルな商品やセミナーにお金を使いたくなったときは、一度冷静に考えてみる必要がありそうだ。
2017年11月03日インスタグラムなどのSNSに日常生活の様子をアップするなど、ここ数年で写真を撮る機会がだいぶ増えましたよね。でももしかしたら、気付かぬうちに霊が多い場所で写真を撮っている可能性も。沢山写真を撮っていれば、人外のものが写りこむ機会も増えるのですよ……。そこで今回は、占い師の脇田尚揮さんに“心霊写真が撮れやすい場所”についてご紹介いただきます。文・脇田尚揮■海や川…水の流れに霊も漂っている夏場なら、海や川は恰好のシャッタースポット。仲のいい友達と海水浴に行ったり、川辺でBBQをしたりしたときは写真撮影したくなりますよね。でも、海や川は心霊写真がよく撮れる場所と言われているのを知っていますか? 霊は水気を好むので、海や川のような水のある場所に集まり漂っています。そのため、水をバックに写真を撮ると、その周りを漂っている霊たちが写り込んでしまうことが……。気に入られると、水難事故に巻き込まれることもあるので気をつけて。■繁華街…土地の波動が下がっているのでウヨウヨ古くから繁華街として栄えていた場所には、要注意。当然そこで、事故や災害・哀しい愛憎劇によって非業な死を遂げた人もおり、地縛霊となり今もウヨウヨしているのです。ちょっとリア充気分で自撮りしていると、自分の存在を知ってもらいたくて「一緒に撮って……」とやってくるかもしれません。■空き家…住み着いた霊が人恋しさに出てくる最近は、様々な理由により空き家が増えていると言われます。人が住まないようになると、家はすぐに荒廃し“あばら家”と化します。そうすると、生前の家が恋しくなった霊がそこに居座るように。ちょっと空き家が珍しいからといって、写真撮影していると霊を憤慨させてしまいかねません。特にフラッシュをたくのはご法度。かなり高確率で心霊写真となることでしょう。■線路沿い…死んだことを認識してない霊がふいに……昔公開された線路沿いを歩く4人の少年たちの映画の影響から、線路沿いで友達と自撮りするのが流行った時期がありました。でも、これは避けた方が良い行動。もちろん、電車が通る可能性があり危険というのもそうですが、実は霊が好んで集まるのが“線路沿い”だからです。行き場のない霊は、線路や高速道路のようにただレールや道が続いているその上を、行き来し続けるのを好みます。そのため、鉄道好きでもない限りは、あまり写真を撮るのは好ましくないでしょう。一昔前のカメラでは、心霊写真に見えるただの“撮影ミス”が多かったと言われています。しかし、昨今のスマホをはじめ、デジカメの機能もだいぶ向上しており、合成でない限り、何か不自然な点があれば、“本当に写りこんでいる”可能性が高いようです。そんな時、その画像はどうしたら良いのでしょう。意外と思われるかもしれませんが、正解は“削除”です。そのような画像を保存し続けておく方が、不幸を招くかもしれませんからね……。(C) photo acorn / Shutterstock(C) dotshock / Shutterstock(C) John Kershner / Shutterstock(C) Charly Morlock / Shutterstock(C) jgolby / Shutterstock
2017年10月31日エマ・ワトソンとトム・ハンクス共演でデイヴ・エガーズの小説を原作に、現代人とは切っても切り離せないSNSの行き過ぎた脅威を描いていく『ザ・サークル』。この度、公開日を間近に控えた本作から、本編映像がいち早くシネマカフェに到着した。このほど公開された映像は、エマが演じる憧れのSNS企業<サークル>に採用され、新しい環境に期待を膨らませる主人公・メイのスピーチ映像。社内行事のドリームフライデーに、トム演じる<サークル>社の経営者ベイリーと登壇するメイは、「知識は基本的な人権です。人が経験できるすべてへのアクセスは基本的人権です」と<サークル>社のモットーを語り始め、その言葉に会場は大歓声を上げ、メイはオーディエンスの心を鷲掴みに。そして、ベイリーが重大発表があると告げると、メイは<サークル>の新サービス“シーチェンジ”で24時間を公開する最初の“サークラー”になることの決意を明かすのだ。“全てを知ることが人類には必要”、“すべての経験をシェアする“という<サークル>の考え方をさらに広げていく役割を担うメイ。ただの新入社員であったはずのメイがなぜ、ドリームフライデーに登場することになったのか、短期間の間にここまでメイが権力を持つことになった理由とは…?『ザ・サークル』は11月10日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月31日FacebookやInstagramなどのSNSがあれば、誰とでも、遠く離れた会ったことのない人とでも“友達”になれる。いつからか“友達”の定義は、一緒にいた時間に関係ないものへと変わってきた。SNSの存在によって、人と人との関係性がフラットなものへとシフトしてきたといえるかもしれない。そして、インフルエンサーと呼ばれる多くのフォロワーを持つ“誰か”が、SNS上で情報をシェアすれば、一瞬にして何万人、何十万人の人へと情報が拡散され、地球の裏側の情報さえも一瞬で手に入る。そんな21世紀に台頭したSNSは、ヒッピーカルチャーに酷似していると語るのが、鯉谷 ヨシヒロ氏(38歳)だ。渋谷区在住の彼は、都心の資本主義の中でヒッピー的な暮らしを実践していることから、現代版ヒッピーという意味を込め、自身を「ソーシャルヒッピー」と呼ぶ。今回Be inspired!は、ソーシャルヒッピーが現代社会に起こす影響、そして彼が立ち上げた「Coビレッジ」のプラットフォーム「NuMundo JAPAN」について伺った。「Coビレッジ」とは、エコビレッジやヨガトリートセンター、パーマカルチャーセンター、オーガニックファームのような新しい生き方を実践している、生活共同体の総称のことをいう。23歳の頃からそんなヒッピーカルチャーにどっぷりと浸かり、海外でヒッピーたちとともに馬に乗ってコミュニティを渡り歩く「移動循環型コミュニティ」を経験した鯉谷氏は、「SNSとヒッピーには共通点がある」と考察する。ソーシャルメディアのようなことを、ヒッピーはインターネットを使わずに50年前からやってきた。今まではよくつるむ仲間が「友達」だったけど、それがSNSの普及と共に変わって、浅く繋がっている人たちも“友達”と呼べるようになってきたんです。これはまさしくヒッピーの価値観。今になってリバイバルされている。そして彼らは、服装や髪型でお互いを認識し、知らない人とでも出会った瞬間にハイタッチをして、すぐに仲良くなる。ハイタッチが今でいう「Facebookの友達申請」みたいなものだろうか。常に「全員仲間、全員友達」という感覚だから、家にも泊まらせるし、仕事も紹介する。だからヒッピーは「無職・無一文で旅に出ること」を恐れないのだ。それだけではない。ヒッピーは現在も全世界に何百万人と存在し、世界中で繋がっている。アメリカで年に一度開催されるバーニングマンの前身「レインボーギャザリング」のような大きなイベントは、開催場所や日時をネットにあげない。口コミだけで地球の裏側まで伝え、数日間で2,000人〜10,000人が一つの場所に集まるという。そんなヒッピーたちが独自に築いてきた、ゆるっと繋がっている「友達の感覚」や、一瞬で拡散する「口コミネットワーク」は、今のSNSと似ていると鯉谷氏は言う。Photo by Yoshihiro Koitani鯉谷氏のように今の社会システムに危機感を感じたソーシャルヒッピーたちは、都会から地方へ移住し、自分たちが理想とする村“Coビレッジ”をつくっているのだ。Coビレッジをつくっているのが、当時のヒッピーかと言われるとちょっと違うと思います。どっちかというと、都会でバリバリやっていたクリエイター層が田舎に移り住み、コミュニティをつくり始めたという方がしっくりきますね。最近、資本主義社会や貨幣経済に疲れてしまった都市に暮らす感度の高い人々が、海外や日本でも増加しているように思う。そして彼らは、「農的な暮らし」や「地域の繋がりを大切にした暮らし」、「今の経済システムから離れた新しい経済圏やコミュニティ」を求め、お金を介さず、コミュニティのために自発的に自分のできることをする“ギフト経済”が成り立つような村を世界各地につくっている。現代人が忘れている「“今”に満たされている感覚」を取り戻すために最後に鯉谷氏は、現代人が忘れている“大事なこと”を教えてくれた。僕自身も、Coビレッジで本能的に生活していて、“今”に満たされ、それをみんなと共有することで、それ以上求めなくなるっていう感覚を感じたんですね。そこには過去を考えて悔やむことも、未来を心配して忙しくなることもないんですよ。都会だと分単位で生きていて、とにかくやらなければいけないことに追われ、健康や家族をないがしろにしてしまう。でもそのやらなければいけないことって、本当に自分の人生を豊かにしているかっていったら、別だと思うんですよね。現代人は忙しさからか、ヒッピーカルチャーが大切にしている“今”に満たされている感覚を忘れてしまっている。大切な人と一緒にいる時間や、その瞬間にしか見ることのできない景色を大事にでき、すでにある幸せに目を向けることから、心の充足感へとつながるのだ。必ずしもヒッピーになれば人生が豊かになるということではない。ただ、今の生活にモヤモヤしたものを感じていたり、新しい生きがいを見つけたいと思っているなら、鯉谷氏が提案するNuMundoで、ヒッピーカルチャーを体験してみてはどうだろうか。いつもの都会暮らしから逸脱し、自分を俯瞰的に見ることで「自分の人生の豊かさとは何か」を考えるいいきっかけになるかもしれない。***Yoshihiro Koitani
2017年10月27日ブレイク・ライヴリーがSNSで、10月23日に41歳の誕生日を迎えた夫ライアン・レイノルズにお祝いメッセージを贈った。ブレイクが「ハッピーバースデー、ベイビー」とのコメントと一緒に投稿したのは、ライアンはライアンであっても、レイノルズではなく『ラ・ラ・ランド』のゴズリングの方。レイノルズも隣に写っているのだが、顔の半分以上が意図的に切られてしまっている。これは、ブレイクなりの夫へのかわいらしいリベンジでもあるのだ。2か月前、ブレイクの誕生日の8月25日に、夫ライアンが同じようないたずらを先に仕掛けていた。SNSに「お誕生日おめでとう、ぼくの素晴らしい妻」というコメントと、自分&ブレイクの2ショット写真を掲載。しかし、誕生日の主役であるはずのブレイクの顔がほとんど切られ、ライアンがアップになっているという、コメントと写真のちぐはぐ感に笑いのコメントが殺到し、話題を集めた。レイノルズもゴズリングもそれぞれ『デッドプール』や『ラ・ラ・ランド』などの代表作を持つスターでありながら、名前が同じことからかいまだに“もう一方のライアン”と間違えられることが多いそうだ。そこに目を付けたブレイクのお茶目な仕返しであった。(Hiromi Kaku)
2017年10月24日誰かに何かを打ち明けた時、「私も」と言ってもらえ、共感しあえる人の存在を見つけたことで自分だけじゃないんだと心を強く保てた経験は誰もがあるだろう。そんな経験を共有することが社会にどれほど大きなインパクトを与えるのか知れる出来事が起きた。今、ハリウッド業界から世界へ広がっているハッシュタグムーブメント、#Metoo(私も)だ。
2017年10月24日ディーン・フジオカと武井咲がW主演。三宅弘城、島崎遥香、近藤正臣、「劇団EXILE」鈴木伸之らの共演で送る新ドラマ「今からあなたを脅迫します」が10月15日より放送スタート。“脅迫屋”と“お人よし”の異色コンビの誕生にネットでは様々な反応が巻き起こっている。藤石波矢の「今からあなたを脅迫します」シリーズを原作に、民放連続ドラマ初主演となるディーンさんが警察や探偵では扱えないような依頼を受け、「人を脅迫することで解決する」という危険な脅迫屋・千川完二に、変人級な「善人&お人よし」で困っている人を放っておけない性格のため、いつも事件に巻き込まれるお嬢様・金坂澪を武井さんがそれぞれ演じるほか、千川の“脅迫屋”仲間たちに三宅さんと島崎さん、澪の祖父・轟雄之助役に近藤正臣、澪のアパートの隣に引っ越してくる“好青年”京田カオルには鈴木さんといった俳優陣が脇をかためる。第1話では澪のアパートに「脅迫屋」からDVDと電話番号が送り付けられ「振り込め詐欺で騙し取った金を返さないと恋人を殺す」と告げられる。実は本来の脅迫相手である菜緒子は澪の部屋の前の住人だったのだが、「今回のことは忘れろ」と告げる千川に澪は「無駄にお金を持っている。自分が600万円を払うから佐藤を助けてほしい」と言い出す。その翌日、近所で起こった殺人事件の被害者が菜緒子だったと知り驚く澪。そこに千川が姿を現し脅迫相手が殺されたから佐藤も解放したと告げ、これ以上自分の仕事を邪魔すると命はないと澪を脅迫し去るのだが…というストーリー展開。「ダメな私に恋してください」「IQ246~華麗なる事件簿~」など日本でも数々のドラマに出演してきたディーンさんだが民放連ドラは初主演。放送が開始されるとディーンさんのカッコよさに心奪われたツイートが続出。「私もディーンに脅迫されたい」「やはりお声が素敵」などの声と共に、「ファンが期待してたD・フジオカの当たり役」「2枚目半がいい感じ」「シリアスな部分とコメディな部分がいい感じに混ざり合って、楽しめました」など本作の役柄を評価する投稿も。武井さんとの共演シーンでは「妊婦への配慮を感じる」と現在妊娠中の武井さんを気遣った演技をしているのでは?という声も上がっていた。また武井さん演じる澪には「お嬢様お似合いです!」「お人好しなところがかわいすぎて面白い」「靴を投げて抵抗する澪の可愛さ」などの反応と同時にラストで“豹変”する場面では「ナチュラル脅迫屋武井咲」「澪の方が脅迫は上手」など、それまでとは対照的な澪の姿に「すごくかっこよかった」という声も。また武井さん自身に対しても「安静にして」と体調を気遣う言葉が寄せられていた。10月29日(日)放送の第2話では高月彩良、大後寿々花らがゲストに登場。今後の展開が楽しみが「今からあなたを脅迫します」は毎週日曜22時30分~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2017年10月16日浅野忠信と神木隆之介がバディ役で初共演する新木曜劇場「刑事ゆがみ」が10月12日から放送開始となった。第1話を見た視聴者からは浅野さん、神木さんの演技を絶賛する声をはじめ、杉咲花ら豪華なゲスト出演者の顔ぶれに対する驚きなど様々な声が上がっている。本作は「ビッグコミックオリジナル」連載中の井浦秀夫による同名コミックを原作に、浅野さんが先入観ゼロで人の心の奥底に潜む闇を鋭く観察し、真実解明のためには違法捜査もいとわず事件を解決していく弓神適当を、神木さんが成績優秀で真面目、強い正義感ゆえにふりまわされてしまう後輩の刑事・羽生虎夫を演じてW主演。この凸凹バディが、様々な事件を解決していく物語が展開。『ピーチガール』の山本美月をはじめ、稲森いずみ、仁科貴、橋本淳らが共演。第1話は痴漢えん罪がテーマ。歩道橋から転落して死亡した女子大生・マイの死体を見て、事故ではなく事件だと考えた弓神が羽生を巻き込んで勝手に捜査を開始。マイは友人と痴漢から金を巻き上げており、そのことでネットで誹謗中傷を受け、さらに自宅に落書きまでされていた。捜査の過程で羽生は中学時代の同級生・望と再会、駅員として働く望の協力で捜査を進めていくが…。放送が開始されるとSNS上には「ダンディすぎやしませんか…」「浅野忠信ゲキシブだね」など浅野さんの魅力に反応するツイートと同時に「何でもお見通しの弓神、掴みどころの無さがイイ。」「イカれた役が本当にはまる」「忠信全部アドリブに見える」といった演技力を絶賛するコメントが多数投稿されていた。バディ役で共演する神木さんに対しても「神木くんも刑事役を演じるようなお年になったのね」「「学生」じゃなくて「大人」の役を演じてる神木くんが新鮮」「スーツ神木かっけえええええ」など“大人の男”に成長した姿への“感慨の声”がタイムラインに溢れかえった。また今回のゲストである杉咲さんと神木さんはこの夏公開された『メアリと魔女の花』でも共演しており、「メアリとペーターを思い出す」「メアリコンビだ」など『メアリ』を連想したという声も多数。今回の第1話は杉咲さんのほか殺害された被害者の女子大生・マイをグラビアアイドルに小倉優香、その友人役で『桐島、部活やめるってよ』で神木さんと共演経験のある大後寿々花、痴漢役で岡田義徳、その妻に小倉優子と豪華なゲストも見どころの1つだった。これにも「第1話のゲストが豪華すぎる件」「キャスティングどれだけお金かかってるんだろ豪華」などのコメントが寄せられていたほか、「素晴らしい演技。素にみえるレベル」「出来る役者さんばかりのドラマ最高」「演技と演技のぶつかりあい」など俳優陣の演技力にも賞賛が集まっていた。第2話では水野美紀と斎藤工がゲストとして登場。中学校の教師が襲われた強姦未遂事件の捜査をするというストーリーが展開されるということで、次回にも期待が高まる。新木曜劇場「刑事ゆがみ」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(笠緒)
2017年10月13日雲の上に浮かび上がる写真が有名な竹田城跡(兵庫県朝来市) 「今年のツアー旅行のキーワードは『インスタ映え』や『SNS映え』。思わず写真を撮りたくなるスポットを組み込んだツアーがマストです」 こう話すのは、旅行ジャーナリストの村田和子さん。これまでの日帰りツアーは、「+ショッピング」が定番セットだったが、最近は、SNSで話題のフォトジェニックなスポットを多数組み込んだものが主流。年齢を問わず“インスタ映え”のツアーから売れていくという。 また、ランチも昔のような食べ放題は減り、格安ツアーであっても思わず写真に撮りたくなる美麗な料理が出てくることが多くなったそう。 「絶景や美しいランチに加え、フルーツ狩りや本格的なウオーキングをするツアー、紅葉を見ながら写真撮影法を学ぶツアーなど、プラスアルファの選択肢の幅も広がりました。これだけ充実した内容でも、1日1万円以下のツアーが豊富にそろっています」(村田さん) 大阪発の“1万円以下日帰りツアー”なかで、村田さんが「11月中旬は紅葉と城跡をセットで楽しめるチャンスです」と推薦するのが、H.I.S.のツアー「東洋のマチュピチュ!天空の城『竹田城跡』と竹田城城下町ホテルEN(旧木村酒造場)で味わう本格フランス料理」。さっそく記者も参加してみた。 朝9時にバスに乗り、梅田を出発。竹田城跡のある兵庫県朝来市までの道中、「海鮮せんべい但馬」に立ち寄り、店内で試食とお買い物。午前11時には、竹田城跡の残る山のふもとに到着した。まずは、城下町に佇む「竹田城城下町ホテルEN」で、本格フレンチのランチ。 本日のコースは、前菜「但馬野菜とサーモンの菜園風」に本日のスープ「とうもろこしのスープ」、メインは「但馬鶏の香草パン粉焼き」、デザートに「ガトーショコラアイスクリーム添え」。本格フレンチの美しい盛り付けは、まさに、人に自慢したくなるランチ!どのテーブルからも歓声が上がり、カシャカシャとスマホのシャッター音が響く。バスツアーの場合、昼食はイマイチということもあるが、これは食にこだわる女性にも自信を持っておススメできる。 ランチの後は、いよいよ、クライマックスの竹田城跡へ。細い山道を上るため、マイクロバスに乗り換える。あいにくの雨もようだが、「このあたりは雨の多い土地なんですよ」と添乗員さん。山の中腹にある駐車場でバスを降りたら、そこから徒歩で15分ほど急坂を上っていき、城跡内に入場。 雲の上に浮かび上がる写真が有名な竹田城跡だが、雲海を見られるのは秋冬の朝方のみ。ツアーで訪れる時間帯には残念ながら見られない。だが、この日は雨。周囲の山々を包んでいた霧が、おりしも城跡の石垣までせり上がってきた。あたりは幻想的な雰囲気となり、たしかに「東洋のマチュピチュ」に!目の前に、夢に見ていた景色が現れ、記者はテンション急上昇。しつこすぎるほど写真を撮りまくった。 バスに戻って、さっそくインスタグラムに霧けぶる竹田城跡の写真をアップすると……なんと300に近い「いいね!」をゲット!なんだか妙な達成感に包まれた。今後は有名インスタグラマーを目指そうかしら!?帰りには「道の駅但馬のまほろば」でお土産タイム。高級和牛を味わいたい人には、お値ごろな但馬牛の直販コーナーがおススメ。記者は但馬野菜や名物「とち餅」などのお土産を購入して、午後5時半に大阪駅へ到着した。 日帰りで話題の絶景スポットと本格フレンチを楽しんで、写真フォルダにはインスタ映えする写真がたんまり。1万円以下の絶景ツアー、何度も「いいね!」を押したい内容だった。
2017年10月12日深紅のじゅうたんのようなサルビアの花畑(写真はイメージです) 「今年のツアー旅行のキーワードは『インスタ映え』や『SNS映え』。思わず写真を撮りたくなるスポットを組み込んだツアーがマストです」 こう話すのは、旅行ジャーナリストの村田和子さん。これまでの日帰りツアーは、「+ショッピング」が定番セットだったが、最近は、SNSで話題のフォトジェニックなスポットを多数組み込んだものが主流。年齢を問わず“インスタ映え”のツアーから売れていくという。 また、ランチも昔のような食べ放題は減り、格安ツアーであっても思わず写真に撮りたくなる美麗な料理が出てくることが多くなったそう。 「絶景や美しいランチに加え、フルーツ狩りや本格的なウオーキングをするツアー、紅葉を見ながら写真撮影法を学ぶツアーなど、プラスアルファの選択肢の幅も広がりました。これだけ充実した内容でも、1日1万円以下のツアーが豊富にそろっています」(村田さん) 東京発の“1万円以下日帰りツアー”のなかで、村田さんが「関東の2大花畑を1日で楽しめる」と推薦するのが、はとバスツアー「房総vs三浦花の半島対決!コスモス畑・サルビアの大斜面と伊勢海老しゃぶしゃぶ」。さっそく記者も参加してみた。 午前9時30分、バスに乗り京橋駅を出発。レインボーブリッジを渡り、バスは神奈川県方面へ。11時前には、神奈川県・三浦半島の「くりはま花の国」に到着。ここでバスを降り、各自で自由散策。お目当ては、10月下旬まで開催される「コスモスまつり」!記者が訪れた9月中旬に見ごろを迎えていたのは、黄色いコスモス。花畑は、さながら黄金の海!ざわざわと風に揺れるコスモスに太陽の光が反射して、きれい! 風にゆれる満開のコスモス畑のなかに立つと、なんだかドラマの主人公になった気分。あのドラマでもこんなシーンがあったよね〜、と、その気になって何枚も写真を撮ってもらう記者であった。ちなみにコスモス畑の3分の2以上を占める赤、白、桃色のコスモスは、10月上旬から下旬が見ごろだそう。 コスモスの次は、サルビアの花畑へ。三浦半島の久里浜と房総半島の金谷を結ぶ「東京湾フェリー」で東京湾を横断し、千葉県の「マザー牧場」を訪れる。「このフェリーを楽しみに、ツアーに参加された方も多いのではないでしょうか。天気がよい日には、船のデッキから富士山が見られます」と、ガイドさん。フェリーにバスごと乗り込んだあとは、約40分の航行中、船内で自由に過ごせる。 船を降りると、そこは千葉県。待望のランチは「漁師料理かなや」で、伊勢海老のしゃぶしゃぶと海鮮ちらし!とにかく伊勢海老が、大きい!そしてだしがすごい!!磯の香りも濃いうま味の誘惑に抗えず、鍋に残っただし汁まで残さず飲み干してしまった。豪華ランチに超満足し、再び乗り込んだバスは一路マザー牧場を目指し、富士山や東京湾を見渡す鹿野山へ。 午後3時、鹿野山頂付近に広がるマザー牧場に到着。入場後、牧場スタッフの案内を聞いたら、その後は自由行動。真っ先に向かったサルビアの花畑は、とにかく広い!そして赤い!深紅のじゅうたんのような花畑と、抜けるように青い空とのコントラストに思わず感動。そして写真も撮りまくる。これは“SNS映え”しまくりだ。 バスに戻り、さっそくさっきのサルビア写真をインスタグラムにアップするうち、最後のスポットの「酒菜館」に到着。和蔵酒造が運営するこちらでは、酒蔵の見学、試飲もできる。試飲用は常時十数種用意されており、この日は17種ものお酒がズラリ。納得いくまで試飲して、お気に入りの1本をお買い上げ。 お酒のせいか、18時30分に東京駅丸の内口に到着するまで、爆睡。起きたときには、インスタグラムに100件以上の「いいね!」がついていた。花畑パワー、偉大なり!!2つの半島の2大花畑を1日で楽しめる欲張りツアー、お得感抜群の旅だった。
2017年10月12日SNSによって新名所となったモネの池(岐阜県関市) 「今年のツアー旅行のキーワードは『インスタ映え』や『SNS映え』。思わず写真を撮りたくなるスポットを組み込んだツアーがマストです」 こう話すのは、旅行ジャーナリストの村田和子さん。これまでの日帰りツアーは、「+ショッピング」が定番セットだったが、最近は、SNSで話題のフォトジェニックなスポットを多数組み込んだものが主流。年齢を問わず“インスタ映え”のツアーから売れていくという。 また、ランチも昔のような食べ放題は減り、格安ツアーであっても思わず写真に撮りたくなる美麗な料理が出てくることが多くなったそう。 「絶景や美しいランチに加え、フルーツ狩りや本格的なウオーキングをするツアー、紅葉を見ながら写真撮影法を学ぶツアーなど、プラスアルファの選択肢の幅も広がりました。これだけ充実した内容でも、1日1万円以下のツアーが豊富にそろっています」(村田さん) 名古屋発の“1万円以下日帰りツアー”なかで、村田さんが推薦するのが、クラブツーリズムの「紅に山燃ゆる『香嵐渓』と通称『モネの池』圧倒的なキラメキなばなの里イルミネーション」。香嵐渓となばなの里の両方が楽しめる。 「さらに、SNSによって新名所となった“モネの池”に行けるのもうれしいですね。モネの絵画の『睡蓮』の池にそっくりと評判で、インスタグラムで一気に広まった話題のスポットです」(村田さん) 同ツアーの開始日は、紅葉とイルミネーションに合わせた11月中旬。とはいえ、村田さんイチ押しとあってはこのツアーは外せない。取材班はひと足先にレンタカーを借り、ツアーと同じコースを回ることにした。 10時30分に名古屋駅を出発し、東へと車を走らせること約1時間半。到着した香嵐渓は当然、まだ紅葉には早いが、都会より一段冷たい空気が秋の訪れを感じさせてくれる。風にざわざわと揺れるもみじの葉音、そしてさらさらと流れる清冽な川音を聞きながら歩を進めると、木々の中から香嵐渓のシンボルである待月橋の姿が立ち現れた。朱色の橋と紅葉、これはエキゾチック&フォトジェニック!思わずスマホを取り出し、橋の上から渓谷の風景を何枚も撮影してしまう。 ひとしきり撮影した後は、絶景の中、木陰でランチ。ツアーと同じく栗おこわ弁当をいただいた。自然を堪能しながら食べるお弁当は、格別においしかった。 愛知県の香嵐渓を後にし、次に向かうは岐阜県。美濃関物産館に立ち寄った後は、美濃の市街地から板取川沿いに上流へ40分ほど遡る。次の目的地の「モネの池」は、この地域の氏神を祭った「根道神社」の参道にある。もともとは、名もなき池。’15年秋にメディアで取り上げられるようになると、あまりの“モネっぽさ”にSNSで一気に拡散されたという。瞬く間に新名所となり、今やグーグルマップ上にも「通称モネの池」と表示されるほどだ。 一目見て、驚いた。エメラルドグリーンの水面に、睡蓮の葉が浮かぶ池。その中を、大きく鮮やかなニシキゴイが悠々と泳いでいる。陽光を受けて水面が七色に輝くさまは、モネの絵画『睡蓮』そのもの!まさに“写真に撮りたい景色”がそこにあった。撮った写真を、記者もさっそく自分のインスタグラムにアップ。この写真についた「いいね!」は180件。インフルエンサーでもなんでもない“ふつうの人”な記者のインスタグラム史上、最高記録であった。 次は、岐阜県から三重県桑名市、なばなの里へ。ツアーでは、イルミネーションと夕食を各自楽しむ。640億色(!)という水上イルミネーションがここの目玉ながら、今はまだやってない(10月中旬開始予定)。なばなの里はフラワーガーデンとしても有名なので、今回は「ベゴニアガーデン」へ。夕食は、7つのレストランから好きな店を選び自由にとる(ツアー料金には含まれない)。記者は迷わず、施設内の醸造所で作られた地ビール「長島ビール園」へ。できたてビールを片手に、たっぷり350グラムのステーキを堪能し、すっかり大満足。 終了地点の名古屋駅まで(シラフのカメラマンが)車を運転し、到着したのは20時40分ごろ。3つの観光名所が愛知、岐阜、三重と3県をまたぐため、全行程の走行距離はおよそ270キロに及んだ。自分で移動するにはハードな距離だが、バスツアーなら乗っているだけなので、超ラクちん。この内容で、8,000円でお釣りがくるとは!最近のバスツアーは、かくもお値打ちなのであった。
2017年10月12日今年1月に出産し、本人も認めるほどの激太りぶりが話題だったジャネット・ジャクソン。8月にはなんと30キロのダイエットに成功したことが報じられ、SNSにツアーに向けてダンスレッスンに励むほっそり姿のジャネットの写真が掲載された。そして現在、9月からツアーで歌と踊りに明け暮れているジャネットはさらにスリムになり、ロサンゼルスで開催された公演のアフターパーティーに登場した。シアー素材のオフショルダー&ベルスリーブのトップスにサッシュベルト、レザーのマキシスカートで全身をブラックで統一。ヘアスタイルはアリアナ・グランデ風に高い位置でポニーテールに。オフショルダーで鎖骨くっきり、サッシュベルトでウエストの細さを強調し、絞り上げたボディを堂々と披露した。「People」誌によると、ジャネットは長男を出産して8週間後からワークアウトを開始したという。その内容は1日あたり45分から1時間、1週間に最低4日、トレーナーのポーレット・シブリスとともに、有酸素運動ではなくウェイトトレーニングを集中的に行ったそうだ。ジャネットは過去にもたびたび激太りと激やせを繰り返しているが、今回も再びダイエットに成功!年内は引き続きアメリカ国内とカナダでツアーを行うので、さらに引き締まった身体が見られそうだ。(Hiromi Kaku)
2017年10月10日線維筋痛症を患っていることを告白し、激しい痛みのため先月中旬から療養中のレディー・ガガ。SNSなどで連日に渡りファンから激励を受けているガガだが、セレブ友だちからも温かいサポートを受けているようだ。ガガのインスタグラムによれば、モデルのジジ・ハディッドが「トミー・ヒルフィガー」とコラボしたアイテム数点をお見舞いギフトとして贈り、ガガはその中の1つのニット帽を着用した画像を掲載。ジジ&トミーコラボのコレクションは自分のスタイルにぴったりマッチしているし、ジジの思いやりに感謝しているとコメントに綴った。また、「オスカー・デ・ラ・レンタ」はピンクのスパンコールのゴージャスなドレスをガガに贈った。今年5月に乳がんで亡くなった親友ソーニャを思い出し、ソファの上で悲しみに暮れていたというガガ。生きていれば42歳を迎えていた彼女の誕生日の10月8日に、このドレスを着て祝った様子をインスタで報告した。そして、ガガのヒット曲「Telephone」でコラボしたビヨンセは、に自身が手掛けているファッションブランド「Ivy Park」のパーカとバラの花束をプレゼント。ガガは「外でハンモックに揺られて木々や空、太陽を見上げて深呼吸するのに暖かくていいわ!」と喜んだ。ガガは病気と格闘しながらも「日ごとに良くなっているからね」とSNSで伝えている。(Hiromi Kaku)
2017年10月10日モラハラ夫図鑑
託児所扱い
親子で不登校になりました。