初デートに食事は付き物ですが、席は対面と横並びのどちらに座ればいいか迷いませんか?この対面と横並びの座り方にそれぞれどんな効果があるのか解説します。対面で座る場合お店などで彼と対面の位置に座ると、当然常に彼の顔や体が目に入ることになります。相手がどんな表情をしているか、どんな服装なのか、手振りはしているかなど様々な情報を受け取ることができます。そのため対面では相手の情報を手に入れやすい効果があり、話し合いの中身に集中したい時に効果を発揮します。まだ付き合いも浅く好きなものや趣味の話などを十分にできていないなら、対面の状態で話すことで彼の表情から話の内容にどのくらい興味があるのか、どのくらい熱心なのかを知ることができます。また自分の話を彼にする際も、こちらの話を聞いている彼が話に興味を持っているかどうかを表情で推し量ることができるので、お互いの好みの相性なども知ることができるでしょう。横並びで座る場合横並びで座ると、当然ながら非常に体の位置が近く場合によっては体が触れ合うことになるでしょう。人は親しい相手しか自分の直ぐ側には寄せ付けない傾向があり、およそ0~45cm以内の距離には恋人や非常に親しい相手しか入れません。そのためその範囲内にいる相手へは自然とドキドキしやすくなっており、無意識に好意を強めてしまう傾向にあります。このため横並びで座ると、ただそれだけでも徐々に愛を深めることができるのです。また取り分けるタイプの料理を注文した際も、隣ならやりやすいというメリットがあるため利便性も高いでしょう。しかし相手の表情や手振りといったものは近すぎるため返って見えにくいので、会話での情報交換目的ではやや対面でのものに劣る傾向にあります。彼との関係性を踏まえて選ぼう例えば彼がシャイな男性である場合は、初デートで横並びに座ると恥ずかしがって返って仲を深めるのが難しい可能性もあります。逆に彼がグイグイ来るタイプなら対面で距離を図るよりも横並びに座って一気に愛を深めることでスムーズに関係を発展させることができます。ゆっくりと中を深めるためにまずはお互いのことをよく知ろう!と思うのなら対面で座り、相性がばっちりなので早くもっと仲を深めたいという場合は横並びで座るのが良いでしょう。
2020年03月05日「つらい食事制限でダイエットを挫折」「ストレスからドカ食いしてリバウンドした」なんて経験はありませんか?つらいと感じる食事制限は、美肌を損ない健康を害する可能性があります。野菜を最初に食べる“ベジファースト”なら、無理なくダイエットに挑戦できます。ベジファーストについてチェックしておきましょう。キレイに痩せたいならつらい食事制限はやめよう出典:byBirth痩せたいからと、つらい食事制限をしていませんか?食事制限は体重を減らすのに有用な方法です。しかし、つらい食事制限で体重を減らすと、本来、体に必要な栄養が不足して健康を害したり、リバウンドしやすくなったりします。栄養が不足すれば、肌にとっても悪影響。肌荒れ、シワ、たるみなどを引き起こしかねません。体がスリムになっても、栄養不足で顔色が悪く、肌も汚い……なんてことになっては、全然キレイじゃないですよね。だからこそ、ダイエットではきちんと栄養をとることが大切です。生命活動や身体活動に欠かせない3大栄養素(たんぱく質、脂質、炭水化物)、体の機能の調整や美容にも欠かせないビタミン、ミネラルなどをバランスよく摂取して、健康的なダイエットライフを送りましょう。「脂質や炭水化物はダイエットの敵」と思うかもしれませんが、いずれも体のエネルギー源になるため必要な栄養なのです。摂取のし過ぎに気を付けて、食べ方を工夫すれば心強い味方になってくれますよ。もちろん、バターや砂糖がたっぷりのケーキを毎日おやつにしたり、揚げ物ばかり食べたりするのはNG。何ごともバランスが大切と心得ましょう。ベジファーストで太りにくい体作りを出典:byBirthきちんと食べて太りにくい体作りをするには、食べ方のコツがあります。それが「ベジファースト」。ベジファーストは、その名の通り食事の最初に野菜を食べ、脂肪の蓄積をおさえる食事法です。ベジファーストの効果出典:byBirth通常、食事をすると血糖値が急上昇し、血糖値を下げるために体内でインスリンが分泌されます。この時、インスリンでバランスが取れずに体内に残った血糖は、脂肪になって蓄積してしまうのです。さらに、インスリンは脂肪の合成を促す側面も。しかし、ベジファーストで食事をすると、野菜に含まれる食物繊維が糖質の吸収を穏やかにします。すると、血糖値の上昇が抑えられて脂肪の蓄積を防げるのです。野菜だけでなく、海藻やきのこ類も食物繊維が豊富なので、最初に食べたい食材です。ベジファーストには、最初に低カロリーな野菜でお腹を満たして主食の食べ過ぎを防ぐ、食物繊維で腸内環境が整いお通じが良くなるなどのメリットもあります。ベジファーストのやり方出典:byBirthベジファーストは、食べる順番が大切です。どのタイミングで何を食べるかをチェックしておきましょう。サラダ、おひたし、漬物などの野菜、味噌汁やスープなどの汁物を最初に食べるたんぱく質を食べる。大豆製品など植物性たんぱく質を先に食べ、肉や魚など動物性たんぱく質は後から食べるご飯やパンなどの炭水化物は最後に。ふりかけをかけない、バターをつけないなど、そのまま食べるのが基本。ただし、無理ならふりかけなどをかけても良い野菜の1日の必要摂取量は350gです。緑黄色野菜1:淡色野菜2の割合を目安に、バランスよく食べましょう。なお、順番を守って食べても、「早食いはデブのもと」と心得ましょう。しっかり噛んで、ゆっくり食べるようにすると、満腹中枢が刺激されて食べ過ぎを防げますよ。後から食べたほうが良い野菜もある出典:byBirth糖質が多く含まれる野菜は注意しましょう。根菜(大根、れんこんなど)・いも類(じゃがいも、さつまいもなど)・かぼちゃといった糖質が多い野菜は、たんぱく質の後に食べるのがベスト。また、糖質が少ない野菜でも、砂糖やみりんで甘く調理されている場合も後から食べます。たとえば、野菜サラダとほうれん草の胡麻和えなら、サラダが先で胡麻和えが後といった具合です。夕食は量を控えめに出典:byBirth夕食後は、日中と比べて身体活動量が減り、摂取した栄養をエネルギーとして消費しにくくなります。無理のない範囲で少なめを意識して食べましょう。生活習慣も見直すのがベスト出典:byBirth健康的にきれいに痩せたいなら、ベジファーストだけでなく運動や睡眠習慣を見直しましょう。筋肉量を増やし、体の代謝を上げて痩せやすい体にするには、運動はマストです。ウォーキングやランニングなど有酸素運動を取り入れましょう。まとまった時間を運動にあてられないなら、テレビを見ながら太もも上げをしたり、こまめにかかとの上げ下げをしたりと、できる範囲で「動く」を取り入れてください。睡眠もダイエットには欠かせません。睡眠中もエネルギー消費は行われていますが、眠りが浅いとエネルギー消費量が減ると言われています。野菜パワーで健康的にダイエットを出典:byBirthさまざまなダイエット法がありますが、ベジファーストは野菜をはじめに食べるだけのお手軽さが魅力。美しく健康的に痩せたいという人は、今日の食事から食べ方をチェンジしてみませんか?
2020年02月25日食事はデートの定番ですが、男性に引かれてしまうマナー違反があります。食事デートではどんな点に注意すべきでしょうか?満足できる写真を撮影するまで食べない美味しそうでオシャレな食事が並ぶと、テンションが上がって写真を撮ろうとする人も多いです。彼女の嬉しそうな表情を見ていると、彼も満足するかもしれません。ただ写真写りを気にして何度も撮影する人がいます。出来立ての良い状態で運んできて貰っているのに、写真に時間をかけていてはせっかくの料理も台無しです。最初はニコニコと眺めていた男性も次第にウンザリし、楽しい気分も消え失せてしまいます。写真を撮るなら1~3回ぐらいで済ませておき、何度もしつこく写真を撮り直すのは避けた方が賢明です。料理を残す元々小食であまり食べられない、デートに緊張して喉に入っていかないなど、人によって食べられない理由は様々です。ただお皿に大量に残してしまうと、男性は「美味しくなかったのかな」「デートが楽しくないのかな」と心配になるものです。もし食事をする前にあまり食べられないと感じるなら最初から注文し過ぎない、または大皿を2人で取り分けるメニューを選ぶようにします。また彼に大食いだと思われたくないと無理に食事を残すのは無駄な努力です。男性は決して小食の女性が好みという訳ではありません。美味しそうに食事を食べてくれる女性の方が気持ち良く、また一緒にデートしたいと感じるものです。自分でメニューを決めないのに食事に文句を言う男性に何を注文するか聞かれた時に「何でも良い」と答える女性は多いです。その言葉通り、出された食事を何でも美味しく食べてくれると問題ありませんが、明らかに不満顔をしてしまうのはNGです。「今日は中華の気分では無かった」とか「揚げ物はカロリーが気になる」と文句を言うのなら、最初の注文時に伝えておけば良いだけです。男性も彼女に喜んで貰おうと気を使ってメニューを選んでいたのに、不服な顔をして食事をされてはガッカリします。そしてもう二度と彼女とは食事をしたくないと思う可能性もあります。
2020年01月26日デートで高級レストランに行くと緊張してしまう方もいるでしょう。いざという時に恥をかかないように、正しい食事のマナーを紹介します。テーブルナプキンの使い方にもマナーがある!高級レストランに行くとナプキンが用意されていることがありますよね。ナプキンの使い方1つで、相手の印象も大きく変わるので注意してください。まずナプキンは二つ折りにして使うのがマナーです。折り目の部分がお腹にくるように膝上に置いて、上品に食事をしましょう。トイレなどで席を立つ場合は、座席の上に置くようにしましょう。机の上に置くと食事が済んだという合図なので、食事が終わるまでは机に置いてはいけません。帰る時はナプキンを適当にたたみ、机に置いておきましょう。しっかり綺麗にたたむ人もいますが、これはマナー違反です。綺麗にたたんでしまうと、美味しくないという意味になってしまうので注意してください。グラスには口紅がつかないように!ワインなどを飲む時、口紅がクラスについてしまうことがありますよね。その時にナプキンで拭く人もいますが良くありません。ナプキンでグラスを服と、細かな傷がついてしまうからです。指で拭き取ることもありますが、これもあまり美しくないのでやらないようにしましょう。基本的には口紅がつかないように食事前に拭きとっておく、もしくはナプキンで口をふいてから飲み物を飲むようにしてください。グラスの持ち方はどうすればよい?グラスの持ち方にもマナーがあります。女性がワインなどを飲む時、変なグラスの持ち方をしていると男性はドン引きしてしまうので注意してくださいね。まず、お酒が注がれていない状態のグラスを持つことはマナー違反です。飲み物が注がれるまでは、グラスに触れないようにしましょう。お酒を飲む時は、グラスの部分ではなく持ち手の部分を持ってください。親指と中指、薬指を使って持つと美しいシルエットになります。彼氏と乾杯する時は、グラス同士を合わせてはいけません。乾杯というとついつい「カチン!」とグラスを合わせたくなりますが、高級レストランではNGです。グラスを目の高さ程度まで持ち上げて、アイコンタクトで乾杯しましょう。
2020年01月11日糖質制限ダイエットとカロリー制限ダイエット。どちらも食事を制限することによって痩せるダイエット方法ですが、両者の違いは一体何なのでしょうか?また痩せやすいのは結局どちらなのでしょう?そんな疑問に、今回はHikaru先生がお答えいたします。糖質制限ダイエットとカロリー制限ダイエットの違い現在様々なダイエット法がありますが、中でも最近注目を集めているのが糖質制限ダイエットです。では、昔からあるカロリー制限とはどういった違いがあるのか見ていきましょう。まず、糖質制限ダイエットの糖質の部分は甘いお菓子などの糖分だけでなく、ご飯やパン、芋類などの炭水化物(糖+食物繊維)のことも指しています。糖質制限ダイエットは普段から炭水化物中心の食事や、甘いものを好む方に向いているダイエット法です。摂りすぎてる糖質を制限することで糖質を消費するのに追われていたエネルギーが脂肪を燃焼する方へ回ることができるようになることで痩せやすくなります。一方カロリー制限ダイエットは読んで字のごとくカロリーを制限するだけのダイエット法で、消費カロリーを摂取カロリーより大きくすることで物理的に痩せるダイエットです。食事を抜いたり、野菜だけ、〇〇だけダイエットというのはカロリー制限ダイエットということになります。カロリーコントロールの難しい外食続きの方や、数字を見ながら体重管理をしたい方に向いているダイエット法です。糖質制限ダイエットのメリットとデメリット糖質制限のメリットとデメリットですが、まずメリットはするすると体重が落ちて肌が綺麗になる、慣れてくると集中力が上がる、感覚が研ぎ澄まされる、糖質が含まれている物を除けば良いだけなので食材選びが比較的楽、ということが挙げられます。デメリットとしては、糖質制限をやめた時に一気に体重が戻りやすい、始めたてはイライラして集中できない、低血糖になりめまいや吐き気を起こすことがある、甘いものが食べられないストレスが大きい、ということが挙げられます。カロリー制限ダイエットのメリットとデメリットカロリー制限のメリットデメリットについてですが、まずメリットは普段の食事の量を減らすだけなので楽、リバウンドしにくい、長く続けられる、偏りがちな栄養もしっかり摂れる、お金がかからない、ということが挙げられます。一方デメリットとして、カロリーばかり気になってしまう、腹八分目の感覚が身に付き食後の眠気が和らぐ、カロリー計算に手間がかかる、ということが挙げられます。痩せやすいのはどっち?糖質制限ダイエットとカロリー制限ダイエットでは、短期的に見ると糖質制限ダイエットの方が痩せやすいですが、糖質制限を意識しなくなるととたんに体重が戻りやすいです。日本人の主食であるお米をずっと我慢できますか?糖質制限ダイエットの実践者はすぐに痩せますが、すぐにリバウンドしている方をよく見ます。カロリー制限ダイエットは極度のカロリー制限でない限り、始めこそ体重の減りは緩やかですが長期的に行うことでカロリーを考えた食事や生活が身に付き、ダイエットを意識しなくなっても日常で無意識に消費カロリー>摂取カロリーの生活をしている方が多いように思います。糖質制限もカロリー制限も、まずはやってみて自分に合う、長く続けられそうな方法を選ぶと良いです。自分に合った方法でダイエットにチャレンジしよう糖質制限ダイエットとカロリー制限ダイエット。どちらにもメリットやデメリットがあり、また普段の食生活の状況によっても向いている方と向いていない方に分かれます。まずは両者の違いを比較した上で、自分に合った方法でダイエットにチャレンジしてみましょう。Hikaruヨガインストラクター
2019年11月28日食べないことで痩せようとするダイエット。一時的に体重は落ちるかもしれませんが、リバウンドしやすいほか体への悪い影響も…。今回は食育指導士としても活躍する内藤絢先生に、負担の少ない食事制限ダイエットについて教えていただきました。食べないダイエットが失敗しやすい理由食間の空き過ぎによる吸収の早さ食間が長く、その間に水しか摂っていないと食べた物の吸収が早くなり、血糖値が急上昇してしまいます。その結果、太り易くなる、リバウンドするなど、返って逆効果を招きます。関連記事ダイエットのリバウンドから卒業!繰り返さないための対策を伝授体が省エネモードになり、身体活動量が減る食べないダイエットは体がエネルギー消費を節約しようとするホメオスタシス機能(環境が変化している際、体の状態を一定に保とうとする生体的働き)が働き、エネルギー消費を制限します。その影響で体が省エネモードとなり、代謝が下がり、痩せにくく太りやすくなります。タンパク質不足による筋肉量の低下ダイエット中は野菜メインが一番痩せると思い込み、炭水化物のほかタンパク質まで制限するケースが多く見られます。タンパク質不足は筋肉量が低下し代謝が下がり、一時は痩せてもすぐにリバウンドしてしまいます。さらに髪・肌・爪までカサカサ、ボロボロになり美容全般に悪影響を及ぼします。食べないダイエットを続けた場合の体への影響イライラ、集中力の低下食べないと栄養不足により脳にエネルギーが行き渡らなくなる事で頭が働かなくなり、イライラや集中力の低下、さらに仕事や家事が捗らないと言う生産性低下にも繋がります。腸内環境の悪化による便秘便秘になる理由は、便の量。食べる量が減ると便の量も減ります。この影響で便を排出する時の排便反射まで低下してお通じが滞る上、体内に残った便から水分が無くなる事で更に便が堅くなり慢性便秘の元となります。痩せてもハリがなく、ブヨブヨの弛んだ体になる食べないダイエットで減る分は脂肪でなく筋肉の分。本来落としたい脂肪量は減りません。脂肪は筋肉より軽いので、筋肉が無くなり脂肪だけ残った体は体重の数字しか変わっていません。骨格の土台である筋肉が落ちた上に脂肪が残った体は、年々弛んで行く一方です。負担の少ない食事制限ダイエットのコツ定食スタイルの食事にするダイエット中は量を減らしたいから機能系ゼリーだけなど、1品しか摂らないと言うケースも多く見ますが、最も危険です。太る原因は、食べる量でなく栄養素不足。定食スタイルで炭水化物、汁物、主菜、副菜と多様な食物からバランス良く栄養を摂取する事が、負担とストレス、両方を軽減出来ます。しっかりとした水分補給を習慣付ける水分補給=白湯と常温水です。水にはデトックスと消化機能サポートの役目がありますが、冷えた水は返って消化を妨げます。しっかりとした水分補給は、尿で老廃物と体内の余分な水分の排出力を高め、むくみ解消にも繋がります。コップ一杯の水分を必ず飲んで頂きたいタイミングは、朝の起き抜け・食事5分前・入浴前・入浴後・就寝前です。アルコールとおつまみを正しく選べばお酒もOKダイエット=アルコール禁止と言うイメージですが、そこまで制限すると返ってストレスになり続かない上にリバウンドの元になります。糖質が少ないアルコールは焼酎、ウイスキー、ジンです。飲酒で体内に入ったアルコール分解にビタミン・ミネラルが大量に使われることがダイエット失敗の原因になるため、飲むなら2杯までにしましょう。また飲酒時に吸収が活発になることも太る原因のひとつ。おつまみには野菜スティック、枝豆、冷奴などの植物性タンパク質や食物繊維を摂取出来る物を選びましょう。食事制限付きダイエットの期間や目標の定め方安全で且つリバウンド防止をしながらの減量は、1ヶ月あたり体重の5%以内まで。50Kgなら2.5㎏、60kgなら3Kgまでです。リバウンド無しでスムーズに進めば半年以内に10kgのダイエット出来る可能性もあります。但し、無理に目指さないようにしましょう。食事制限でダイエットを成功させる秘訣毎食、写メで記録するこのメリットは記録が出来る上、停滞した時に何が原因かを見つけ出せることです。自分でそんなに食べていないと思っていても実は食べている量が多い、栄養バランスが偏っているなどのことがダイエット中は特に多いです。状況把握はダイエット成功には欠かせません。「摂らない」から「選ぶ」食生活にする炭水化物や肉を摂らないのは、栄養素が不足してダイエットには逆効果です。炭水化物はパン、パスタ等の糖質や脂質の血糖値が上がりやすい物から米へ。さらに白米よりビタミン・ミネラルを摂取出来る雑穀米や玄米を選ぶと良いでしょう。またタンパク質なら肉の揚げ物料理ではなく、蒸し調理の鶏ハムなど低脂質で高タンパクな食物などを摂るようにしてみましょう。賢く選んで「食べるダイエット」を食べないダイエットから、賢く選んで栄養素を摂取する食生活に変えてダイエットを成功に導きましょう。食べないストレスやリバウンドを防止できるうえ、体に必要な栄養素を摂りながらのダイエットは健康的にも非常におすすめです。内藤 絢睡眠専門家、ヨガインストラクター
2019年11月17日糖質制限とは、炭水化物などに含まれる糖質を制限するダイエット法です。糖質制限ダイエットを成功させるためには、どんなことに注意すればいいのでしょうか。専門家の先生に教えていただきました。正しい糖質制限で美しいボディラインを目指しましょう。糖質制限でダイエットができる理由体内の脂肪を燃焼させる糖質を減らせば、体はエネルギー不足になります。すると足りないエネルギーを補うために、体に蓄えていた脂肪が燃焼され、ダイエットができるのです。脂肪がつきにくくなる糖質を制限をすることで、脂肪がつきにくく、痩せやすい体を作る効果が期待できます。糖質を摂取すると体内の血糖値が上昇し、これを下げるために「インスリン」というホルモン物質が分泌されます。インスリンは「エネルギーになることなく余ってしまった糖を脂肪に変えて蓄える」働きを持っており、太る原因の一つです。糖質制限をするとインスリンの分泌も少なくなるうえに、そもそも糖質の摂取量が減るため、糖が余ることもないのです。糖質制限中に食べてはいけないもの・控えるもの甘いものお菓子類や甘いお砂糖をたっぷりつかった料理など、「甘いもの」は避けましょう。炭水化物、根菜、豆類お米やパン、芋類などの炭水化物や根菜にも糖分が多く含まれているので、控えるようにしてください。また、春雨や豆類などはダイエットによさそうに感じられるかもしれませんが、実は糖分が多い食材です。果糖果糖が入っているソースやケチャップといった調味料類、果物類も、とりすぎに注意が必要です。食べてもよいもの・積極的にとるもの糖質制限中に特におすすめしたいのは、下記の食品です。・鶏胸肉・こんにゃく・チーズ・アボカド・きのこ類・ブロッコリー・葉物野菜・海藻類・ナッツ類これらの食品をうまく利用しながら、毎日の献立を考えてみてください。続けるうちに、だんだんと糖質の多い食品と少ない食品が分かるようになっていくでしょう。自分なりのアレンジを加えながら、楽しく続けることが大切です。糖質制限ダイエットの効果を高めるためのポイント血糖値を急上昇させない血糖値が急激に上昇すると、脂肪を蓄える働きを持つインスリンの大量分泌につながります。血糖値の上昇をゆるやかにする食べ方を意識しましょう。おなかがすいているところに糖質を含む食事を大量にとると、血糖値が上昇しやすくなります。空腹を感じる前に、糖質をオフした食事をよく噛んで食べることで、血糖値の急上昇を抑えられます。食事回数を増やす一般的に、食事の回数は1日3回でしょう。これを5~6回に増やしてみてください。3回で食べるのと同じ食事量を5~6回に分けて食べることで、ダイエットによる空腹やストレスを感じにくくなります。温かい食べ物をとる冷たい食べ物よりも、温かい食べ物のほうが、甘みを感じやすくなります。糖質制限中に甘いものが食べたくなってしまった時は、温かい食事をとるようにしてみてください。糖質制限の食事を行うときの注意点ある程度の糖質は摂取する特に注意しなければならないことは、糖を完全に断とうとしないということです。あまり極端な糖質制限を行うと、低血糖を起こして健康を損ねかねません。また、糖質制限をやめたときに体重が元に戻りやすく、ストレスも大きくなります。糖質制限をするときは、少しずつ糖質を減らしていくようにしてください。自分の体調と相談しながら、「1日に何gまで糖質をとるのがベストか」を考えながら無理なく行ないましょう。ストレスをためすぎない糖質制限は、炭水化物や甘いものが好きな人にとって大きなストレスにつながるものです。あまり思いつめすぎずに、たまには好きなものを好きなだけ食べる「チートデー」のような日を設けるのもいいでしょう。ストレスをためこまず、無理のない範囲で行いましょう。食べてもいい食材と控える食材を意識して献立を決めよう糖質制限は、あまりきっちりやりすぎてもストレスにつながります。まずは、何を食べていいのか、何を控えるべきなのかを意識して毎日の献立を考えるところから始めてみてはいかがでしょうか?無理なく健康的に続けられる仕組みを作ることを意識してみましょう。Hikaruヨガインストラクター
2019年11月09日甘くておいしい果物ですが、糖質制限中は食べるのを控えるべきなのでしょうか?果物には、美容や健康に役立つ栄養素もたっぷり含まれています。糖質制限中にどのように食事に取り入れていくべきなのかを教えていただきました。糖質の少ない果物は?食べない方がいい果物はない1日200g程度(りんご1〜1.5個分相当)を目安に取り入れるのであれば、食べない方がよい果物はありません。果物は種類によって摂取できる栄養素が異なるため、1種類ばかりを食べるのではなく、様々な果物を食べて栄養バランスを整えるのがおすすめです。栄養バランスのいい食事は、代謝を高めて痩せやすい体質を作るためにも役立つでしょう。特に糖質が気になるとき食事のメニューに糖質量が多く、果物でとる糖質量を少なくしたい場合は、糖質が少なめの果物を選びましょう。糖質が少ない果物には、イチゴやグレープフルーツ、はっさく、ラズベリーなどがあげられます。甘みが少なく水分量が多いのが特徴です。糖質の多い果物は?炭水化物が多い果物は糖質も多い炭水化物は、糖質と食物繊維に分けることができます。つまり、糖質が多い果物というのは、炭水化物が多い果物ということになります。しかし、炭水化物が多い果物には食物繊維も多く含まれていますから、無暗に避ける必要はありません。食物繊維には腸内環境を整えたり、血糖値の急上昇や体脂肪の吸収を抑えたりする効果があります。糖質の多い果物も、毎日の食事に積極的に取り入れましょう。炭水化物が多い果物バナナやりんご、かき、マンゴーなどは、炭水化物が多い果物ですから、糖質も多いといえるでしょう。甘みが強く、果実が肉厚の果物が多いという特徴があります。生・加熱・ドライフルーツ…ダイエット中に適した果物は?ダイエットに適しているのは、生の果物です。加熱すると一部の栄養素が失われてしまいますし、缶詰はシロップの分だけ摂取カロリーが高くなります。ドライフルーツも同様で、砂糖などの調味料の分カロリーが高くなっています。このようなフルーツ加工品は、食べ過ぎに注意が必要です。ダイエット中は、生の果物をデザートとしてそのまま食べるか、野菜サラダなどに果物をそのまま入れることをおすすめします。糖質制限中の果物は、いつ、どのくらい食べるべき?1日の摂取量1日に摂取する果物の量は、200g程度にとどめましょう。多すぎる摂取は果糖(果物に含まれる糖質)の取りすぎによる体脂肪の増加を招きます。食べるタイミング1日の摂取量が合計200g以内であれば、どのタイミングで食べても問題ありません。ただし、食べるタイミングによっておすすめの食べ方は違います。・朝果物は消化が良く、スムーズに体内に吸収されるため、朝のエネルギーチャージにぴったりです。ただし、ほかの食べ物と一緒に食べると、消化・吸収に時間がかかって内臓に負担がかかります。朝は胃が空になっていますから、負担をかけないように果物だけを食べましょう。お腹が空いてしまう場合は、1時間ほど時間を置いてから別の食べ物を食べるようにしてください。・昼、夜昼や夜の食事に果物を取り入れる場合は、サラダに加えたり食後のデザートとして食べたりするのがおすすめです。お腹が空いたときに、間食として果物を食べるのもいいでしょう。果物を摂取するときの注意点果物には、代謝を高めるのに必要な食物繊維やビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。日々の食生活に積極的に取り入れていきましょう。とはいえ、食べ過ぎは逆効果です。うまくエネルギーに変換できず体脂肪として溜め込まれてしまったり、大幅なカロリーオーバーに陥ったりする可能性がありますから、適量を守って食事にとりいれましょう。糖質の摂取量が気になる日は、糖質量の少ない果物を選ぶなど、それぞれの特徴を活用しながら、いろいろな種類の果物を食べるようにしてください。糖質制限中も果物は食べていい!栄養価が高く、おいしい果物は、糖質制限中にも食べていい食材です。1日200g程度の適量を守って、健康的に糖質制限を続けましょう。朝ごはんを生のフルーツに置き換えるなど、意識して摂取することで必要な栄養素を十分にとることができます。Nao Kiyota美容・健康ライター
2019年11月01日糖質制限中は、甘いものや炭水化物をなるべく避ける必要があります。このとき、調味料にも注意が必要ということをご存知でしょうか?糖質制限中に控えるべき調味料と、とってもいい調味料について教えていただきました。糖質の少ない調味料糖質が少ない調味料は、甘みがなく、小麦粉を使用していないものです。具体的には、次のような調味料が該当します。・料理酒・ポン酢・黒酢・醤油・昆布だし・マヨネーズ・塩・胡椒・豆板醤油・バターなど糖質の多い調味料糖質が豊富な調味料は、糖質が少ない調味料とは反対に、甘みが強いものや、小麦粉を使ったものです。下記のようなものには注意しましょう。・砂糖・はちみつ・ガムシロップ・みりん・中華ソース・ウスターソース・お好みソース・焼肉のタレ・みそ・カレールウなど糖質カット調味料にはどんなものがある?甘味料やみりん、めんつゆ、ケチャップ、ごまドレッシング、お好みソース、カレールウなどは、もともと糖質が多い調味料です。これらの調味料については、糖質をカットした商品もたくさん展開されています。20~50%カットはもちろん、70%以上カットされた調味料も市販されていますから、ぜひスーパーなどでチェックしてみてください。糖質制限ダイエット中の調味料の使い方糖質は減らし過ぎもNG糖質は、とりすぎると体脂肪として蓄えられてしまうものですが、それと同時に、体脂肪を燃焼させるためのエネルギー源でもあります。糖質を制限するダイエットを行う際は、まったく糖質を取らないのではなく、主食や調味料の量を調節することで糖質の摂取量を抑えることを意識しましょう。糖質の多い調味料+糖質の少ない食品糖質の多い調味料を使用するときは、ごはんやパン、麺類などの糖質が豊富な食品の摂取量を減らしましょう。糖質が豊富なごはんの上に、糖質が豊富なルウで作ったカレーを乗せるカレーライスのようなメニューは、糖質の過剰摂取につながります。カレーを食べたい場合は、キーマカレーにしてレタスに包んで食べるなど、献立全体での糖質の摂取量が多くなりすぎない工夫をしてください。糖質の多い食品+糖質の少ない調味料ごはんやパン、麺類など、糖質が豊富な食品を食べたいときは、糖質の少ない調味料を選んでおかずを作ります。野菜中心のメニューは、代謝を高めるビタミン・ミネラル類や腸内環境を整える食物繊維が豊富で、ダイエットにぴったりです。ところが、野菜をみりんや砂糖をたっぷり入れた煮物にして、さらにごはんやパンを食べると、糖質オーバーになりやすくなってしまいます。ごはんやパンを食べるのであれば、野菜を煮物にするのではなくシンプルな塩味の蒸し野菜にしましょう。そうすれば、ごはんを食べても糖質オーバーになりにくくなります。糖質オフ食品+糖質オフ調味料糖質オフのごはんやパスタに、糖質の含有量が少ない調味料を使ったおかずを合わせるスタイルです。カレーライスは糖質オーバーになりやすいメニューですが、糖質オフのごはんと糖質オフのカレールウを使うことで、糖質の摂取量を抑えることができます。ただし、糖質が少ないといっても、カロリーが低いとは限りません。いくら糖質が低くても、食べ過ぎれば太ってしまいます。糖質オフだからといって、好きなだけ食べてしまうようなことがないようにしましょう。糖質制限中は調味料にも気を配ろう糖質制限中は、食材にだけ意識を向けるのではなく、調味料にも気を配る必要があります。調理に使う食材と調味料の糖質量のバランスを考えて、メニュー全体での糖質摂取量を抑えることを意識しましょう。Nao Kiyota美容・健康ライター
2019年11月01日自然と「やせる行動」が取れるように10月9日、効果的にやせるための正しい知識を掲載し、読後に自然と「やせる行動」が取れるようになるという新刊『見るだけ「ダイエット図鑑」』が大和出版から発売された。著者はパーソナルトレーナーとして活躍している平田雄士氏で、A5判並製の128ページ、価格は1,300円(税別)である。「マインド最適化」「食欲最適化」でやせるアリゾナ州立大学運動科学部を卒業し、アリゾナダイアモンドバックスの公式リハビリ施設に勤務した平田雄士氏は、東京アメリカンクラブでパーソナルトレーナーとして活躍。これまで20か国以上で性別や年齢、職業などが異なるあらゆるタイプの人のサポートを行っている。新刊では単品ダイエットでリバウンドしてしまった、決意したはずのダイエットが続かない、運動嫌いで続かない、食べることが大好きといった悩みを抱えている人などに向けて、平田氏独自のダイエット法を紹介。「とにかく結果を出す」が身上であるパーソナルトレーナーとしての渾身の一冊である。同書ではまず、ダイエットに失敗する原因について解説。目標が現実になるダイエット術や食事制限はもう古いなどとする「マインド最適化」、スリム女子の常識などの「食欲最適化」、「外食最適化」、「ホルモン最適化」、「代謝力最適化」などが掲載されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※見るだけ「ダイエット図鑑」-平田雄士-大和出版
2019年10月15日ダイエットに食事制限はつきものです。しかしハードな食事制限は、体に悪影響を与える恐れもあります。そこで今回は、美容・健康ライターのNao Kiyota先生に、正しいダイエットでの食事制限について、詳しく教えていただきました。食事制限のダイエットのメリットとデメリットメリット:結果を出しやすい食事制限のメリットは、結果を出しやすい点です。食べ過ぎによって太っている場合、食事を適量にすることですぐに体重を減らすことができます。また、適量の食事に慣れ、満足できるようになればリバウンドしにくく、太りにくい体質へと整えることができます。デメリット:リバウンドの可能性食事制限のデメリットは、必要以上に行うとストレスを溜めやすく、我慢できなくなってリバンドしてしまう可能性があることです。無理をしすぎず、日々の食事を楽しめる程度に取り組むことが大切になります。また、栄養不足になってしまっては、エネルギーを消費できずより痩せにくくなってしまうので、必要以上の食事制限は避けましょう。食事制限で痩せない理由栄養不足に陥っている体脂肪を燃焼させるのにもエネルギーが必要になります。消化・吸収の働きにも栄養素は不可欠です。過度な食事制限で体内の働きが減退すると、少量の食事でも太りやすく、運動をしても痩せにくい体質になってしまいます。間食をしている「食事でたくさんカロリーを摂取していないからいいか」と、甘いものを食べてしまうと、せっかくの食事制限の効果が得られなくなってしまいます。三食の食事だけで満足できるように一食分を調節することが大切です。関連記事食事制限で痩せないのはなぜ?専門家が教える原因や停滞期の卒業法食事制限のダイエットが向かない人とは?毎回の食事で、ガチガチに量や内容を決めてしまい、食事を楽しむことができない人です。食事制限ダイエットで、ストレスを溜めやすく、リバウンドを招きやすいため向いていません。毎食、細かく考えるのは億劫な場合や、もう少し自由に食べたい場合は、「1日の量・内容」や「一週間の量・内容」などと、ざっくりとした計画にし、その範囲内で自由に食べるようにすると、続けやすく成功させやすいでしょう。ダイエットの効果を上げる正しい食事制限のやり方摂取カロリーの制限をする自身のライフスタイルや運動量を鑑み、必要なエネルギー量を決めましょう。カロリーオーバーにならない範囲で、食事の内容を組み立てていきます。食事の内容を決めておく続けやすくするためにはざっくりの目安を決めておくことがおすすめ。一食の中に、必ず「葉野菜や海藻類は両手いっぱい」「ご飯やパン、麺類などの主食は握りこぶし1つ分」「肉や魚、卵、豆製品などを使用した主菜は手のひら一枚分程度の量」と決めておくとバランスを取りやすく、カロリーオーバーになりにくいです。ダイエットの効果を下げる食事制限とは?過度な食事制限ほとんどカロリーのないものばかり食べたり、食事を抜いたりすることは、健康を害しやすく、リバウンドを招きやすくなります。栄養素やエネルギー量について、必要量を下回る目標設定は絶対にやめましょう。過食症・拒食症などに陥る可能性があります。食事制限だけに頼る今ある体脂肪を減らすには、運動などで消費するしかありません。食事を減らすことだけでは、げっそりと不健康に痩せこけてしまいます。健康的で引き締まったボディラインを目指す場合は、運動と併用して行うことが大切です。食事制限以外でダイエット効果をあげるには?運動習慣を作るボディラインを引き締めるための筋トレや、体をしなやかにし、可動域を広げる効果が期待できるストレッチやヨガ、体脂肪を燃焼させる有酸素運動などを積極的に行いましょう。運動を取り入れることで、より太りにくい体質へと整えやすくなります。休養をしっかり取る筋トレや運動ばかり行い、疲労回復が滞ると、代謝が下がり痩せにくくなってしまいます。お風呂や睡眠時間を大切にすることと、筋肉痛の場合は、運動を少し休止することが大切です。特に筋力は、壊れた筋肉細胞が再生することで強くなっていくので休養がとても大切です。無理のない食事制限でダイエットを成功させよう食事制限をしながらのダイエットは、効果を出しやすいです。しかも、食事の量に慣れてしまえば、リバウンドもしにくい体になります。ですが、ストイックな食事制限は、長くは続かず、ダイエットどころか体調を崩してしまうこともあります。食事制限でダイエットを行う際は、無理をせず食事を楽しみながら正しく行いましょう。Nao Kiyota美容・健康ライター
2019年10月12日引き続き人気の高い糖質制限ですが、制限の厳しさに断念してしまった人も多いのでは…?そこで提案したいのが「ゆるい糖質制限」です。食材の自由度が高いため長く続けやすいのがポイント!その効果やメリット、おすすめレシピなどを教えていただきました。ゆるい糖質制限とは?糖質自体を完全にカットせず、一食あたりの糖質摂取量を制限する方法です。ローカーボ(低炭水化物)の食生活とも呼ばれます。ゆるい糖質制限では通常の糖質制限のように、果物やでんぷん質の多い野菜、糖分が含まれた調味料までカットすることがないため、食事後の物足りなさも軽減されます。制限前の食生活から大きく変わらないのも長く続けられるポイントです。制限の厳しいダイエットに断念した人も実施しやすい、という強みがあります。ゆるい糖質制限の効果やメリット食後の眠気・だるさを抑えられる血糖値の上昇が緩やかになるため、食後特有の眠気、だるさを抑えられる上、空腹を感じにくくなります。脂肪を燃焼しやすくなる糖質摂取を減らすことで、体内にある脂肪がエネルギーとして利用されやすい状態に。脂質代謝が向上し、太りにくい身体作りにつながります。女性ホルモンの分泌を促進糖質を減らす分、タンパク質と良質な油の摂取が多くなることで、女性ホルモンの分泌を促せます。またタンパク質+良質な油は、美しい肌・髪・爪を作る重要な栄養素です。糖質摂取が多くなると、タンパク質と良質な油の摂取が減り、ホルモンバランスが崩れることで、肌や髪、爪にツヤがなくなり、疲れやすくなります。ゆるい糖質制限のやり方一日の糖質摂取を120gまでにする一日あたりの糖質摂取量は120gまでが目安です。これは小さめのおにぎり約2個分に相当します。この量をどの時間帯で摂るかは自由です。日中の活動量が多い場合は、朝や昼に小さいおにぎりを1個ずつ食べるなど、だいたいのルールを決めるとやりやすいでしょう。カーボラストを心がけるカーボラストとは、炭水化物や糖質(カーボ)を最後(ラスト)に食べるという意味です。この順番にすることで、糖質の吸収を抑えて血糖値の急上昇を防ぎ、太りにくく痩せやすい身体作りにつなげることができます。野菜、タンパク質はどちらから先に摂取してもOK!これらを食べ終えてから炭水化物を摂取するのが、正しいカーボラストの方法です。ゆるい糖質制限におすすめの食材葉物野菜葉物野菜は低糖質でビタミンが豊富に含まれているため、身体の調子を整えるのに役立ちます。きのこ類、海藻類きのこや海藻は低糖質な上、食物繊維とミネラルが豊富。腸内環境を良くして老廃物の排出力を高め、スムーズなお通じを促します。赤身の多い肉類肉というと太るというイメージが強いかもしれませんが、上手に摂取することで逆に痩せやすくすることが可能です。赤身の多い肉類はタンパク質が豊富で、体内で合成できない9種類のアミノ酸が含まれているため、代謝を促進させるというメリットがあります。さらにアミノ酸は、筋肉、骨、血液など身体のベースを作る元になるもの。適量は積極的に摂取しましょう。ゆるい糖質制限におすすめのレシピ牛肉と葉野菜の蒸し物・もやしと千切りにしたキャベツ、ざく切りにした小松菜を皿に盛る・牛モモ肉を野菜を覆うようにしてかぶせる・そこに大さじ2杯の酒を回し掛け、600wのレンジで6〜8分加熱したら完成!食べ方は、ポン酢に付けて食べるのがおすすめ。ちなみにもやしは、低糖質で食物繊維が豊富なため、ゆるい糖質制限に最適な食物です。木綿豆腐ときのこ+あおさの餡掛け・鍋に木綿豆腐と、豆腐がかぶる程度のダシ汁を入れる・そこに酒、醤油を大さじ一杯ずつ入れ、中火で温める・鍋にきのことあおさを入れ、5分加熱・最後に片栗粉でとろみを付けたら完成!植物性タンパク質の「豆腐」+低糖質で排出力の高い「きのこと海藻類」の組み合せは、満腹感を得やすく、体内の老廃物の排出しやすくしてくれます。また、豆腐は絹よりも、栄養価が高い木綿がおすすめです。ゆるい糖質制限のポイントや注意点動物性タンパク質の単品摂取を控える肉、魚は消化に時間がかかるため、内臓に負担がかかりやすいです。肉や魚を食べるときは葉野菜やきのこ類、海藻類と一緒に摂り、消化の負担を軽減させることで、身体へのダメージを抑えられます。油を上手に利用する油は使用可能とはいえ、摂るものを間違えると逆に太りやすくなります。適した油は、血管壁の脂肪蓄積を予防して血流を良くするオメガ3脂肪酸が豊富な「えごま油」や「亜麻仁油」。これらをお浸し、味噌汁、納豆などに回し掛けて摂取するのがおすすめです。ゆるい糖質制限で満足感を得ながらダイエット!糖質を完全にカットせずに進められるゆるい糖質制限は、細かなルールによるストレスを感じにくい食事方法。炭水化物の代わりに野菜やきのこ、海藻類をはじめ、豆腐などの植物性タンパク質や、肉・魚を多めに取り入れることを意識するだけでも、身体の変化を感じられるはず。食べることが好き方も、満足感を得ながらダイエットができるでしょう。内藤 絢睡眠専門家、ヨガインストラクター
2019年10月12日つらい食事制限なしで、ダイエットできたら…と、思う方も多いのではないでしょうか。食事制限なしでダイエットをするなら、しっかりポイントをおさえておきましょう!今回は美容・健康ライターのNao Kiyota先生に、食事制限なしダイエットについて伺ってきました。食事制限なしでダイエット効果をあげるためには?食事の時間夕食後はほとんど運動をせずエネルギーを消費しないので、高カロリーな料理を食べると体脂肪として蓄えられやすくなります。そのため夕食は早めに済ませることでダイエットを成功へと導きやすくなります。また、高カロリーだけれども食べたい、というものがある場合は、日中の運動でエネルギー消費をしやすいため、朝食や昼食に取り入れるのがおすすめです。食事の内容1度の食事で両手にいっぱいの生野菜(キャベツ・レタス・トマト・ニンジン・きゅうりなどの低カロリーな野菜)を食べるようにすると、代謝を高めるサポート成分ビタミン・ミネラル・食物繊維を摂取することができます。また、生野菜はよく噛んで食べる必要があるため、食事の満足感を高めやすく、食べ過ぎを防ぐのに役立ちます。さらに、筋肉や肌の主な材料で、疲労回復にも欠かせないたんぱく質が豊富な肉や魚、卵、大豆製品を、シンプルな味付けの料理で取り入れましょう。生野菜と、たんぱく質たっぷりの主菜でお腹を満たすようにすることで、ご飯やパン、麺類など、エネルギーとして消費されないと、体脂肪として蓄えられる炭水化物(糖質)の摂取量を減らすことができ、過度な食事の制限をしなくても適量にとどめやすくなります。関連記事食べても痩せる人は何が違うの?効率よく痩せる方法とは食事制限なしダイエットをするメリット多くの人にとってダイエットのゴールは目標の体重になることではなく、目標の体重やボディラインを維持することです。そのため、いつまでも続けられる食事法を選ぶことが大切です。量を極端に制限するダイエットや、単品ダイエットのように食事内容を極端に制限するダイエットでは、どこかで挫折し、リバウンドしてしまいます。食事量を気にせず食事ができるようになると、「また食べちゃった」「こんなに食べたら太っちゃうかも」などという罪悪感なく食事を楽しむことができ、日々の食事を楽しめるようになります。食事制限なしダイエットのデメリット「食事制限なし」のダイエットを、量も内容も、何も制限することなく、好きなものを好きなだけ食べていいダイエットだと捉えると、ダイエットを失敗へと導きやすくなります。一口でも食べれば必ず太る食べ物など、この世にありません。逆に、食べるだけで自然とやせる食べ物も、ありません。健康で代謝の良い状態を、キープするための食事を日々続けることが、美しいボディラインを作ります。間違った「食事制限なし」ダイエットで、暴飲暴食をすることは、大きな落とし穴です。食事制限をしないダイエットのやり方食事時間のルールを決める仕事柄、夕食を食べるのが遅くなってしまい、食事をするとすぐに眠る生活を続けることで太ってしまった人のほとんどは、食事量を変えなくても、食べる時間帯を変えることで体重・体脂肪が減っていきます。夜中に食事をすると、消化・吸収のはたらきが弱まるだけでなく、エネルギーを消費しないため体脂肪として蓄えられやすくなるからです。いつも22:00以降に夕食をしている人が「19:00までに食べ終わる」というルールに変えましょう。食事内容のルールを決める毎食たっぷりの生野菜を食べることと、食事の最初に生野菜を食べることを習慣にすることで、自然と食べ過ぎを防ぎやすくなります。また、油っこい調理法や濃い味付けの料理を食べたい場合は朝食や昼食で楽しむようにします。食事制限なしで一番おすすめのダイエット方法とは?食べるものや量を制限せずに楽しむには、食事内容や量を調節することが大切です。どんな食べ物でも、食べ過ぎればカロリーオーバーになります。そのため、高カロリーの食事をした次の食事は軽めにするなどの工夫をして摂取カロリーを調節しましょう。食べたいものを全く食べないように我慢するのではなく、その分、別の食事で調節できるようになると、好きなものを好きなだけ食べても引き締まったボディラインを維持しやすくなります。食事制限なしのダイエットを成功させるためのポイントとは?食品に含まれる栄養素と、そのはたらきを学ぶことです。摂取カロリーの合計のみにとらわれては、栄養不足による代謝の低下を招き、“食べ過ぎていないのに太る”場合があります。摂取カロリーを極端に少なくした場合も同様に、栄養不足による代謝の低下を招き、思うようにボディラインを引き締めることができません。さまざまな食品を、バランスよく、必要量摂取することが、健康的で代謝の良い“太りにくくやせやすい”体質づくりのコツです。たくさん食べたいもの、たまに楽しむ程度にしておきたいもの、毎日食べたいものなどを明確にすることで、安心して日々の食事を楽しめるようになります。楽しみながら食事制限なしのダイエットをしよう食事制限なしダイエットを成功させるポイントは、夕食の時間を早めたり、食事の内容や、食べ方を見直してみる必要があります。いつもの食事の仕方をちょっとだけ変えるだけで、ダイエット効果を期待できるのは嬉しいことです。食事のルールをしっかり決め、好きなものをおいしく食べながら、ボディーラインを整えていきましょう。Nao Kiyota美容・健康ライター
2019年10月05日脂質を摂りすぎると肥満につながりますが、脂質を制限してダイエットをするとどんな効果を得られるのでしょうか。今回は美容・健康ライターのNao Kiyota先生に、そのダイエット効果をはじめ、積極的に摂りたい脂質や控えたい脂質などを教えていただきました!脂質を制限したときのダイエット効果とは?脂質はエネルギー源となる重要な栄養素のひとつですが、エネルギーとして消費されないと中性脂肪に変化し、体脂肪として蓄えられます。そのため、脂質の摂りすぎは肥満に直結してしまうのです。脂質を適量に摂取するように調節するダイエットは、痩せやすく体脂肪を貯蓄しにくい体質に整えることができるダイエット法。健康を維持しながら、メリハリのあるボディラインを実現することが可能です。ダイエット目的で脂質を制限するデメリット脂質には、エネルギーを貯蓄する需要な役割があると同時に、ビタミンの吸収をサポートする役割も担っています。そのため、不足すると代謝の低下や骨密度の低下、肌荒れなどのトラブルを起こす場合も。ダイエット目的で摂りすぎている脂質をカットすることは重要ですが、不足しすぎると健康にもダイエットにも良くありません。必要量は摂ること、また良質な脂質を摂ることが大切です。効果的な脂質制限ダイエットの方法脂質をカットしすぎない脂質だけを減らしても、そのぶん別の栄養素を多く摂取してまえば、栄養バランスを崩すうえに摂取カロリーオーバーになり、太りやすくしてしまう可能性があります。脂質は三大栄養素に数えられるほど、体内で重要な役割を担っている栄養素。減らしすぎには十分に注意し、“余分に摂らないための工夫”をしていきましょう。調味料などからの脂質摂取を控えるおすすめは、肉や魚などの食品に含まれている脂質はしっかりと摂取し、調味料などからの脂質の摂取量を増やしすぎないようにすること。肉や魚は弱火〜中火で調理することで、出てきた脂分で調理できるようになります。フライパンを温める際に入れる脂(油)は最小限にとどめてOKです。また、調味料として油を使用する場合は、食品から摂りにくい植物性のものを選ぶと良いでしょう。摂取した方が良い脂質とは?調味料などで積極的に取り入れたい脂質(油分)は、オリーブオイルやグレープシードオイル、えごま油などの良質な植物性油脂です。アーモンドやアボカドもおすすめです。これらは、血液中の悪玉コレステロールを減らす役割も担い、代謝を高めるサポート成分です。肉や魚などを調理する際に使用しない場合は、納豆やサラダなどに大さじ1杯ほどまわしかけて食べるようにしましょう。また、青魚に豊富に含まれるDHAやEPAなども、積極的に摂りたい脂質です。摂取を控えた方が良い脂質とは?肉やバターなどに含まれている動物性脂肪は、消化に時間がかかり、体脂肪として蓄えられやすい脂質です。摂りすぎには注意しましょう。また、脂質の摂りすぎは血中悪玉コレステロールの増加につながりますから、種類にかかわらず過剰摂取は控えましょう。脂質の摂りすぎを防ぐには、揚げ物や炒め物よりも、蒸し料理や煮物にするのがおすすめです。また、肉類は下ゆでや湯通しをすると余分な脂質を落とすことができます。たっぷりの野菜やキノコ類と一緒に摂取することで、消化を助けることができますよ。必要な脂質はしっかり摂っておいしくダイエット!ダイエットの大敵のようなイメージのある脂質ですが、良質な脂質や油分を適量摂ることは、ダイエットにも効果的。また、食材をおいしく味わうためにも脂質は大切な役割を担っています。摂りすぎないことを意識して、上手に脂質を制限しながら取り組んでいきましょう。Nao Kiyota美容・健康ライター
2019年10月02日糖質制限にチャレンジしたものの、なかなか痩せない…という方いませんか?もしかしたら生活習慣に原因があるかもしれません。今回は薬膳ライフバランスプランナーの倉口ゆうみ先生に、痩せない理由や痩せやすい人の特徴、おすすめメニューなどを伺いました。糖質制限をしても痩せない原因とは?「気」の不足糖質を摂らないことで、生命エネルギーである「気(き)」が足りなくなっていることが考えられます。気には体を温め、食べたものをエネルギーに変える働きがあります。糖質制限をすると体が冷え、不要になった水分を排泄しにくくなり、体に余分な水が溜まってしまいます。水が溜まると体は冷えるため、どんどん悪循環に。また、冷えたところには余分なお肉がつく傾向があるため、体にとって冷えは大敵なのです。老廃物の滞り気の不足は便秘にもつながります。気が不足し押し出す力が弱まると、体のなかに老廃物を溜める原因になり、痩せにくい体になってしまうのです。糖質制限ダイエットはどんな人に向いている?偏りなく何でも食べる人薬膳の世界では、体は気・血・水(き・けつ・すい)の3つで構成され、それぞれが連動して働いていると考えます。炭水化物を抜いてしまうとエネルギーである気を補えず、血も水も減ってしまい、気持ちが不安定になったり、火照りや冷えなどの不調の原因に。そのため、普段から食事に偏りがあったり、好き嫌いが激しかったりする人が炭水化物を抜いてしまうと、余計にバランスが崩れてしまいます。普段から偏りなく何でも食べる人のほうが、糖質制限ダイエットに向いていると言えるでしょう。運動量が多くない人仕事がデスクワークなどであまり運動量が多くない人も、糖質制限に向いています。炭水化物はエネルギー補給をしてくれる働きがある分、使わないと太る元になるもの。そのため、座り仕事などで体をあまり動かすことのない方は、エネルギーに変える力が弱くなるため、糖質をセーブするダイエット法が効果的だと考えらます。ただし、糖質を抜きすぎると集中力が落ちるため、一日のどこかで少しでも炭水化物を摂るのが理想です。ちなみに、接客業の方や看護師さんなど体を動かすことの多い方はエネルギー量が多いため、炭水化物などで糖質類をしっかり摂ったほうが良いですよ。ダイエットのために全く糖質を摂らないのは良いこと?結論から言うと、糖質を完全に摂取しないのは良くありません。特に薬膳ではバランスを重視しているため、特定の食材ばかりを食べなかったり、特定の食材ばかりを食べたりすると、体の不調につながると考えます。糖質にはエネルギーを補い、体を温め、疲労を回復する作用があります。そのため、糖質を完全に抜いてしまうと、体が冷えたり元気が出なかったり、さらには痩せにくくなってしまうことも。体調を崩す原因にもなりかねません。糖質の理想的な摂り方・メニュー例ごはんは普段食べているよりも少なめ(6〜8割)にします。白米に玄米を混ぜるのもおすすめです。おかずには、糖質を代謝すると言われるレバー類、豚肉を取り入れると効果的。また、酸味、苦味、甘味、辛味、鹹味(かんみ:塩味)という5つの味を、食材からまんべんなく取り入れると、バランスの良い食事になります。以下で、メニュー例と味の具体例を紹介しましょう。【メニュー例】ごはん:甘味レバニラ炒め:甘味・苦味お豆腐ともやしと生姜の味噌汁:鹹味・甘味セロリの酢の物:苦味・酸味【味の具体例】酸味:梅干し、酢の物苦味:ゴーヤ、レタス、緑茶甘味:お米、芋類辛味:生姜、コショウ、とうがらし鹹味:のり、こんぶ、わかめ、味噌糖質の多い食品を食べる頻度とタイミング糖質はお米、パン、麺、砂糖などに含まれています。糖質を1日に1回も摂らないとなると、体にエンジンがかからず元気も出ません。糖質制限ダイエット中でも、せめて1食は糖質類を食べるようにしましょう。なかでもおすすめなのが朝食時です。朝の7時〜9時は消化しやすい時間となり、この時間に食べると集中力が高まるといわれています。また、芋類にも糖質が含まれていますので、朝食や昼食で摂って夜は控えるようにすると良いでしょう。糖質制限ダイエット中の食生活で心がけること食事のバランス糖質制限をすると体に必要な栄養素やエネルギーを補えないため、炭水化物を抜いていないときよりも、食事のバランスに注意が必要になります。主食で「気」を補えない分、きのこ、豆類、海老、鮭、まぐろ、お肉類を食べて気を補いましょう。また、糖質制限ダイエット中にふらつきやめまいなどを感じた場合は、無理に続けず、いつもの食事に戻してください。胃腸系の働きを高める糖質制限をするとエネルギー不足になりやすいので、エネルギーの製造工場とも言える胃腸系システムの脾(ひ)の働きを高めてあげましょう。方法として、調理法を体に負担がかからない「煮る」「蒸す」「茹でる」などにすることが挙げられます。これらの調理法でできるメニューを、いくつかピックアップしてみると良いでしょう。糖質制限するときは食べること全体を見直そう糖質制限は、実は意外と難しいダイエット法です。糖質を控える分、他の栄養素でバランスを取らないと体の不調につながり、ダイエット効果も期待できなくなってしまいます。糖質制限を行うときは、単に糖質をセーブするだけはなく、食品、調理法、食べるタイミングなど、食生活全体を見直すことが重要。自分の体に向き合う良いきっかけにもなるはずです。倉口 ゆうみ薬膳ライフバランスプランナー、国際薬膳調理師
2019年09月27日糖質制限をする時、どんな食材をどんな調理法で摂ると良いのでしょうか。今回は、食育指導士でもある内藤 絢先生に、糖質制限時の食材の選び方や食べ方を教えていただきました。あわせて、糖質をたくさん摂ってしまった時の対処法なども解説いただきます!糖質制限をする時にオススメの食材葉野菜類葉野菜類は、糖質が少なくビタミンやミネラルが豊富なため、糖質制限時に適した食材です。ただし、火を通すと甘みが増すキャベツは、量を抑えるようにしましょう。大豆製品豆腐、納豆、枝豆は、糖質が低い上に、お腹に溜まりやすく腹持ちが良いため、特に減量を目的とした糖質制限食にオススメです。また、植物性たんぱく質も豊富なので、睡眠の質向上にもつながります。きのこ類、海藻類きのこや海藻には、体内の老廃物を排出するデトックス作用があります。スムーズなお通じを促して、痩せやすく太りにくい身体づくりに効果的です。オススメ食材の調理方法葉野菜は「生」か「蒸す」野菜は生で食べると消化酵素を摂れるため、食後の消化を促進させてくれます。加熱しないと摂取できないものは、栄養素を最も有効に摂れる蒸し調理がオススメです。大豆製品はそれぞれ異なる豆腐と納豆は冷たいまま、枝豆は茹でるより蒸すことで、食物の栄養素を効率良く吸収できます。きのこ類はホイル蒸し、海藻類は多様なパターンできのこ類はホイル蒸しがオススメです。海藻類は、酢と合わせて摂ることでミネラルの吸収力が高まるため、酢の物にして食べたり、ミックス海藻にポン酢をかけてサラダ風にして食べたりするのがオススメ。もちろん、汁物に入れるのも良いですね。糖質制限をする時に避けたい食材根菜類芋類のほか、人参、玉ねぎ、れんこん、カボチャは糖質が高い野菜です。炭水化物を抜く食事をしている人が、これらの食物を摂取すると糖質の吸収が早くなり、返って太る原因になってしまいます。シリアル、グラノーラ系全般シリアルやグラノーラは、一見ヘルシーそうに見えますが、糖質の高いドライフルーツが含まれるほか、牛乳で割ることで糖質が高くなります。また、シリアルそのものが砂糖でコーティングされている商品も多いです。常食は糖質過剰になる上、太る原因につながります。甘みのある調味料特に気をつけたいのが、ソースとケチャップです。原材料に砂糖が多く含まれているため、ほかで抑えたとしても、これらを摂ることで糖質を多く摂取してしまうことになります。糖質をたくさん摂ってしまった時の対処法糖質制限をしているのに、糖質をたくさん摂ってしまった…という時もあるでしょう。特に会食やパーティーに参加した時に多いのではないでしょうか。パーティーなどでふるまわれる料理は、ほとんどが高糖質食です。参加した翌日は、主菜を葉野菜類+高たんぱく・低脂質の肉や魚類にし、副菜できのこ類、海藻類をしっかり摂りましょう。完全に食事を抜くことはオススメしません。返ってリバウンドや太る原因になってしまいます。また、老廃物を出しやすくするために、水分補給も積極的に行います。1日2リットルが目安です。水だけではしんどい時は、麦茶やルイボスティー、黒豆茶などのノンカフェインのお茶を、上手く取り入れましょう。糖質をまったく摂らないのは良いこと?糖質制限でダイエットをする時、糖質をまったく摂らないのは良いことなのか、それとも、少しは摂るべきなのか気になるところですよね。結論から言うと、ある程度の糖質は必要です。糖は身体のエネルギー源となるので、日中のパフォーマンスを維持するために必要不可欠です。糖質をまったく摂らないと身体機能を低下させるほか、脳が働きにくくなり、集中力の低下やイライラの元となってしまいます。糖質を摂る時のポイント糖質を摂取する時のポイントは、摂ることを「避ける」より「選ぶ」ことです。例えば、パン、うどん、パスタなどの小麦製品より、お米を選ぶほうが良いです。さらに、白米より雑穀米、胚芽米、玄米といった、血糖値が上がりにくいお米がより適しています。食べる量は、お茶碗半分程度がオススメ。その分、咀嚼回数を多くする低糖質食物(きのこ類、海藻類)を取り入れて、満腹中枢を刺激するようにしましょう。食材を取捨選択して糖質制限を成功させようヘルシーといわれる食材や食品の中にも、糖質制限中には適さないものがあります。イメージにまどわされることなく、適切な食材を選んでいきましょう。また、まったく糖質をカットしてしまうのも、身体にとって良くありません。血糖値の上昇がゆるやかな食材を摂り、体のバランスをとることが大切です。健康や美容のための糖質制限ですから、身体に負担をかけることがないよう配慮しながら、糖質制限を成功に導いていきましょう。内藤 絢睡眠専門家、ヨガインストラクター
2019年09月19日リバウンドも挫折もしない糖質制限ダイエット9月3日、糖尿病になってしまった医師が実践し続けている糖質制限ダイエットについて解説した新刊『私が糖質制限でリバウンドも挫折もしない理由』が発売された。著者は東京医科歯科大学名誉教授で医師の藤田紘一郎氏である。新刊は新書判であり、961円(税込)の価格で、扶桑社より発売中である。6か月で体重10kg減の著者1939年、中国・旧満州に生まれた藤田紘一郎氏は、東京医科歯科大学医学部を卒業し、東京大学医学系大学院修了。寄生虫学や熱帯医学、感染免疫学が専門で、腸内細菌、腸内環境に関する著作が多数あり、『腸内革命』は大ヒットとなっている。藤田氏は糖尿病の診断基準の空腹時血糖が大幅に上回り、2度にわたり重度の糖尿病を経験している。自身の危機的状況に文献を読み漁り、糖質制限ダイエットを開始し、わずか2週間で空腹時血糖が正常値に、体重も6か月で10kgも減らしており、現在までリバウンドの経験はないという。新刊では「おいしいものへの誘惑に人一倍弱い」と語る著者が唯一成功し、継続することができている糖質制限ダイエットについて解説している。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※私が糖質制限でリバウンドも挫折もしない理由 - 書籍詳細 - 扶桑社
2019年09月13日食事制限のあるダイエットをしていると、間食がしたくなることってありますよね。どうしても食べたくなったら、食べるものや量、タイミングをしっかりと考えて、取り入れることができれば間食をしても問題ありません。ストレスなくダイエットを成功させましょう!ダイエット中に間食はしても良い?ダイエット中の上手な間食は、空腹によるストレスを防ぎその後のどか食いを防ぐ効果が期待できます。「食べてはいけない」ストレスを感じないように間食をすると、ダイエット中の食事管理を続けやすく、リバウンドを防ぐ効果も期待できます。また、エネルギー源が必要な日中に間食を取り入れて糖質をチャージしておき、夕食の糖質を控えることで、より効率よくダイエットを成功へと導くことができます。1日の摂取カロリーが消費カロリーを上回ることがない範囲内なら、積極的に間食をしても問題ありません。ダイエット中の間食はどんなものがいい?糖質と脂質の多いお菓子やケーキなどのスイーツは、体脂肪として溜め込みやすいため避けたい食品です。どうしても甘いものが食べたいときは、食物繊維が豊富で腹持ちがよく、その後のどか食いを防ぎやすいチョコレートを少量食べることをおすすめします。積極的に食べたい食品は、チーズ・ヨーグルトなどの乳製品、アーモンドやくるみなどのナッツ類、ビタミン・ミネラルが豊富な野菜スティックやグレープフルーツ・キウイ・りんごなどの果物です。お腹が空いて力が出ないときは、おにぎりを一つ食べて夕食のご飯の量を調節する、という食べ方でも良いでしょう。ダイエット中の間食タイミング昼食と夕食の間が6時間以上あく場合は、その間のお腹が空いたタイミングで間食をすることをおすすめします。長時間食事をせず空腹時間が長くなると、夕食でたくさん食べてしまいがちです。また、食事をとらない時間が長くなると体内の代謝を高めるためのエネルギーも不足しやすくなりますから、自身の体に耳を傾け、お腹が空いたと感じたタイミングで取り入れましょう。間食をとったうえに清涼飲料水やココア、カフェラテなどの糖質の多い飲み物を飲むとカロリーオーバーになりやすいので、水分補給は「水」か「炭酸水」がおすすめです。手軽に購入できる間食低糖質チョコレート間食にはどうしても甘いものがいい!という人におすすめです。素焼きのナッツ塩や砂糖が追加されていないものを選びましょう。シリアルバー栄養バランスが整っているシリアルバーは、ダイエット中に取り入れたい栄養素をバランスよく摂ることができます。おつまみ系おやつチータラやあたりめなどのおつまみ系おやつもおすすめです。特にあたりめは、しっかり噛むことで満足感を得やすいのでたくさん食べたくなってしまう人におすすめです。飲むヨーグルト片手で手軽に取り入れることができます。おすすめの手作り間食レシピ「豆腐ケーキ」ダイエット中でもつい食べたくなるケーキを、豆腐でヘルシーにいただきましょう!<材料>4人分・ホットケーキミックス……150g・絹豆腐……1丁・牛乳……50cc・卵……1個<作り方>1.ボウルに材料を全て入れ、泡だて器でよくかき混ぜる※水分が少なすぎる場合は水を足しましょう1.フライパンに油を敷き、あたためる2.ホットケーキの生地を流し込み、弱火でじっくり、表面がきつね色になるまで焼く3.表面がきつね色になったらひっくり返し同様に焼く4.串を刺して何もついてこなければ出来上がりダイエット中の間食は賢く摂取ダイエット中にも間食はとっても大丈夫ですが、食べる食品や量、タイミングをしっかり考慮する必要があります。空腹のストレスはダイエットの失敗にも繋がる可能性があるので、どうしても間食がしたくなったら賢く取り入れてみてくださいね。Nao Kiyota美容・健康ライター
2019年09月13日糖尿病専門医・山田悟氏の新刊つらくない糖質制限でくじけることなくやせようという新刊『挫折しない 緩やかな糖質制限ダイエット』が発売された。著者は北里大学北里研究所病院糖尿病センター長の糖尿病専門医で、一般社団法人「食・楽・健康協会」理事長の山田悟氏である。同書はA5判で176ページ、1,600円(税別)の価格で法研から発売されている。緩やかな糖質制限「ロカボ」だから挫折しないダイエットだけでなく、健康面でも注目されている糖質制限ではあるが、人間が生まれながらに持っている食の楽しみへの欲求を制限するため、ストレスがたまりやすく、挫折してしまう人もいる。山田悟氏は糖尿病専門医として、患者が食べる喜びとともに生活の質を高められる糖質制限食を糖尿病治療へ取り入れ、「おいしく、楽しく食べて、健康に」を目的とする「食・楽・健康協会」の理事長としては、緩やかな糖質制限「ロカボ」を提唱し、その普及に取り組んでいる。新刊では続けやすい「ロカボ」のダイエット法を解説。「ロカボ」は次の食事から始められる手軽なもので、リバウンドしにくいという特長もある。ポイントは食事の量やカロリーではなく、血糖値のコントロールにあり、効果や安全性については医学的根拠が示されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※挫折しない 緩やかな糖質制限ダイエット - 法研の本
2019年08月14日『糖質制限ダイエットお得技ベストセレクション』7月16日、糖質制限で効果的にやせるための情報がまとめられている新刊『糖質制限ダイエットお得技ベストセレクション 最新版』が発売された。同書はA4変形判で112ページ、700円(税別)の価格で晋遊舎から「お得技シリーズ」のムック本として発売中である。リバウンドが少ない地中海式ダイエット食事術も食品に含まれる炭水化物は食物繊維と糖質に分けられる。糖質制限ダイエットは食事で糖質の少ないものを選んで食べるだけというもので、食事全体の量やカロリーよりも糖質の量に注意して行うため、食べてやせられるという特長がある。新刊『糖質制限ダイエットお得技ベストセレクション 最新版』では、まず糖質制限の基本が解説され、続いて内臓脂肪を減らすための糖質制限を紹介。続いて食材や調理の工夫で行う毎日の食事による糖質制限ダイエットが紹介されている。また、やせる食べ方の工夫や、糖質制限の効果をアップさせるための運動、糖質制限ダイエットを行う上で知っておきたい情報も掲載。さらにリバウンドが少ないという地中海式ダイエット食事術などについても掲載されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※糖質制限ダイエットお得技ベストセレクション 最新版 - 晋遊舎ONLINE
2019年07月25日食事制限をしているのに、なかなかうまく結果がでないダイエット。その原因「塩」にあるかもしれません。ダイエット中、食事制限を続けているのに、なかなか体重が落ちないと感じたことはありませんか?がんばって食事の量を減らしているのに、結果が出なくてストレスは溜まる一方!ダイエットを中断してしまったり、リバウンドしてしまう原因の一つでもありますね。その原因「塩」にあるかもしれません。出典:byBirth「塩」の役割塩は料理の味付けの基本ですね。肉や魚、野菜など、素材の味を生かしながら、何にでも簡単に味付けができる万能調味料です。また、塩は人間の体にとって不可欠なものです。なぜなら、塩が体内に摂取されていることで、水を体内に貯蔵しておくことができるからです。塩辛いものを食べると喉が渇く!これは体の細胞が水分を欲しているからです。私たちの体の細胞は、細胞の、内側(カリウム)・外側(ナトリウム)で塩分濃度を均等に保とうとする働きがあり、これを浸透圧といいます。塩辛いものを食べると、細胞外液の塩分濃度が増して、細胞内液の水分が引っ張られて、その塩分濃度を薄めようとします。例えば、野菜に塩をかけると水が出てくる、というのと同じ現象です。つまり、塩を摂りすぎてしまうと、体内に余分な水分をため込んでしまうということです。これが体重が落ちにくいと感じる原因の一つ、“むくみ”です。ダイエットとむくみ出典:byBirth体内の毛細血管からにじみ出た水分が、細胞間液として栄養分を隅々まで届けるために、一部は静脈へ、一部はリンパ管へ流れていきます。そしてリンパ液は酸素や栄養素を運ぶとともに、老廃物を回収する働きもあるのですが、この流れが悪くなってしまうと“むくみ”という状態になります。流れが悪くなっているので酸素や栄養分も供給されにくい、老廃物や余分な水分も回収されないということ、つまり、「代謝が悪い状態」になるのです。代謝が悪いと当然食べたものをエネルギーとして消費しきれずに、脂肪として溜め込んでしまいますので、太りやすくなります。体にむくみがでると、目に見えて、顔や脚などがパンパンに張っているように感じます。これらのことから、食事の量を減らしていても、塩を摂りすぎてしまうと、痩せにくい体になってしまうことがわかります。減塩ポイント出典:byBirth和食を代表する、みそ汁や煮物、煮魚などは、醤油や味噌が多く使われているため、塩が多く含まれている料理です。そのため、日本人にとって、塩はとても身近であり、無意識に多く摂取していることがよくあります。では食事の中で塩を摂りすぎないためには、何をすれば良いのでしょうか?◆塩分の多い食品を把握しましょう麺類や汁物、肉や魚の加工品、漬物などに多く含まれています。<塩分>カップ麺1人前:5.5gきつねうどん1人前:5.3gにぎり寿司(醤油込み):5.0g天丼1人前:4.1g塩鮭:3.5gカレーライス1人前:3.3g梅干し1個:2.0gハム3枚:2.0gみそ汁1杯:1.5gたくあん2切れ:1.5gアジの開き:1.2g◎麺類は汁を残す◎汁物は具沢山にして汁の量を少なくし、1日1杯までにする◎漬物や加工品はできるだけ摂取を控える◆カリウムを摂取することを心掛けましょうカリウムには塩分を体外に排出する働きがあります。野菜や海藻類に多く含まれているので、積極的に摂取しましょう。調理段階で流出しやすいので、生で食べられるものはなるべく加熱せずに摂取しましょう。※野菜や海藻類には、食物繊維も豊富に含まれています。<ダイエットにおける食物繊維の利点>腸内で水に溶けて、ぬるぬるとした粘性をもち、コレステロールや糖質の腸内からの吸収を妨げる胃腸内をゆっくり移動するので、満腹感が長続きする血糖値の急激な上昇を防ぐ便のかさを増やして便通を促進する◆うま味を活用しましょうかつお節や昆布、煮干し、干ししいたけなどから出汁をとり使用します。風味がよく、塩を控えた味付けでも満足感が得られます。◆香味野菜を利用しましょうねぎやしょうが、にんにくなど、香りの強い食材を使用することで味にアクセントが付きます。◆酸味や辛味調味料を利用しましょうお酢やレモン、スパイスやハーブを使い、味にバリエーションを加えましょう。◆香ばしさをプラスしましょう食材の表面をカリッと焼くことで香ばしさが増し、味に変化が出ます。◆味付けは食べる直前にしましょう野菜の味付けなどは、味付けをしてから時間が経ってしまうと、野菜から水分がでてきてしまいます。すると味が薄まり、追加して調味料を使ってしまうおそれがあります。食べる直前に味付けをして、余分な調味料の使用を控えましょう。◆調味料は食材に付けて食べることを心掛けましょう調味料を食材にかけて食べると、余分に調味料をかけてしまい、食べ終わった後に、皿に余分な調味料が残っていることがあります。直接食材に調味料を付けて食べることで、余分な調味料の摂取を防ぎます。また、舌に調味料があたりやすいので、少量でも味を感じやすくなります。塩を控えてむくみのない体に出典:byBirthいかがでしたでしょうか?普段の食事で、塩分を控えて、むくみのないすっきりとした体を手に入れましょう!
2019年06月18日内臓脂肪がストンと落ちる食事術糖質制限食を初めて全国に紹介した医師による食事術により内臓脂肪を劇的に減らそうという新刊『内臓脂肪がストンと落ちる食事術』が発売された。四六判並製で216ページ、価格は1,500円でダイヤモンド社から刊行されている。著者は京都市にある一般財団法人高雄病院理事長で、一般社団法人日本糖質制限医療推進協会代表理事の江部康二(えべこうじ)氏となっている。カロリー制限なし・運動なし糖尿病や糖質制限食を研究する江部康二氏は、1999年に高雄病院で世界初となる糖質制限食を導入し、2002年に自身が糖尿病であることがわかり、糖尿病治療の研究に対しさらに注力。糖質制限食の体系を確立し、糖質制限のカリスマ医師の元祖として知られている。新刊『内臓脂肪がストンと落ちる食事術』では、カロリー制限をしない食事術によるダイエット法が解説されている。江部氏による医学的に正しい体重の落とし方、運動なしで体脂肪を落とす方法、1日2食の半日断食による1週間で約3kgの内臓脂肪を減らす方法などが紹介されている。また、同書のカバー裏側には食品の糖質量一覧を掲載。食品の糖質量を参考にすることで、内臓脂肪を落とすだけでなく、万病を防ぐ健康的な生活を送ることができるという。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※内臓脂肪がストンと落ちる食事術 - 江部康二 著 - 書籍 - ダイヤモンド社
2019年05月15日ダイエットを気にして極端な食事制限を続けると「痩せにくく太りやすい体質」になりがち。食事制限以外にも、さまざまな原因で太りやすい体質になってしまうこともあります。 太りやすい体質になる原因5つ無理なダイエット急激に食事を減らすとストレスになり、リバウンドにつながる。また、短期的なダイエットは筋肉が減ってしまい、体脂肪が増えやすくなる。不規則な生活習慣睡眠不足や不規則な食事時間ではホルモンバランスが悪くなり体調を崩す原因に。またリバウンドしやすいカラダになりやすい。運動不足筋肉量が少ないと基礎代謝が上がらずにエネルギーを消費しにくくなる。冷え性血行不良によりカラダが水分を溜め込んでしまいむくみやすく、代謝も悪くなる。脂肪細胞の数がもともと多い遺伝や成長期に脂肪細胞が増えてしまうと、脂肪を溜め込みやすいカラダになる。 太りやすい体質を改善するには太りやすい体質を改善するには、生活習慣から見直していきましょう。規則正しい生活リズムをとり戻す◆カラダを動かして血行を良くし、運動によって筋肉量を増やす◆運動でなくても、普段からこまめに動くようにする◆食事は腹八分でバランスのよい食事を心がける◆食物繊維の多い食事で、冷え性の原因のひとつである便秘を改善◆間食は控え目に。食べるときはスナック菓子ではなく、ドライフルーツやナッツ類を選ぶ◆飲み物は温かいものにし、カラダを冷やさないようにする。温まる生姜紅茶はおすすめ もともと脂肪細胞の数が多い人は数を減らすことはできませんが、脂肪細胞の体積を小さくすることはできます。食事と運動で生活習慣を変えて、太りにくい体質をつくりましょう。 【執筆者】衞藤敬子/管理栄養士コントラクトフードサービス大手(株)グリーンハウスに入社、社員食堂のメニュー提案や栄養指導業務を経て、2009年「あすけん」に参加。アドバイス作成やサービス開発に携わる傍ら、年間150件以上の栄養指導やプロアスリート選手の食事サポート、セミナーなどを実施。現在はフリーランスに転向し、幅広く活躍。
2019年04月20日ダイエットに挫折する原因の1つに、つらい食事制限があります。モレノ式ダイエットはこれまでの食事制限ダイエットよりも、食に対するストレスが少ないのが特徴です。今回はモレノ式ダイエットのやり方についてご紹介します。ダイエットをしている女性の多くは、カロリー制限や糖質制限をしていると思います。しかしどちらの方法にせよ、食に対するストレスを感じているのではないでしょうか。そこでオススメなのが、最近話題のモレノ式ダイエットです。今回はストレスが少ないモレノ式ダイエットについてご紹介しますので、ぜひ試してみてくださいね!モレノ式ダイエットの発祥はアメリカ出典:byBirthモレノ式ダイエットは、医師のマイケル・モレノさんが執筆した本に記載されているダイエット法です。この本は130万部以上売れて、全米でも大変話題になりました。日本でもとあるタレントが実践して結果がでたことから一気に口コミが広がり、今では糖質制限ダイエットと同じくらい人気のダイエット法になっているようです。モレノ式ダイエットの特徴出典:byBirthモレノ式ダイエットは、今までのダイエットとは少し違う特徴があります。参考にしてくださいね。1. 食に対するストレスが少ないサイクルによって禁止の食べ物もありますが、暴飲暴食さえしなければある程度「自由に食べられます」。これまでの食事制限ダイエットよりストレスは少ないでしょう。2. リバウンドしづらい食事制限ダイエットといえばリバウンドでしたが、モレノ式ダイエットは身体に無理をかけないので健康的に痩せられます。そのため「リバウンドしづらい体質」になれるでしょう。3. ダイエット効果が高い個人差はあるものの、ルールを守った人の「ほぼ全員がダイエットに成功した」といわれています。逆にルールを1つでも守らないと効果が薄くなってしまうようです。4. 身体の調子が良くなる野菜を中心に栄養バランスよく食べるので、腸内環境が整います。「髪や肌の調子が良くなる」人も多いようですね。モレノ式ダイエットのルールと注意点出典:byBirthモレノ式ダイエットには4つのサイクルがあります。それぞれのサイクルでルールは異なりますが、基本のルールは同じです。必ず守るようにしましょう。ルール朝一番に濃いレモン水を飲む毎日水を2L飲む(コーヒー、お茶は別)炭水化物を控える(サイクルによる)ウォーキングやランニングなどの有酸素運動をやる(17分以上、通勤で歩く時間も含まれる)野菜を中心に食べるヨーグルトやキムチなどのプロバイオティクス食品を食べるお酒はNG(サイクルによっては少量OK)食事は腹八分目まで注意点普通のダイエットもモレノ式ダイエットも継続が大切です。止めてしまえばリバウンドはしづらいものの、いずれ元に戻ってしまいます。基本ルールとサイクルのルールを守りながら続けましょう。とはいえ、モレノ式ダイエットが合わない人もいるので、「体調がすぐれないときは中止」しましょう。モレノ式ダイエットのやり方出典:byBirth前半3つのサイクルを「各17日間ずつ」、最後の1つのサイクルを「無期限」でやるダイエットです。それぞれ意味があるサイクルなので、やり方をしっかり覚えてくださいね。1. 促進期最初の17日間で一気に体重を落とします。一番つらいサイクルですが、次のサイクルでは楽になるので頑張りましょう!食べていいのはこれだけ!野菜(でんぷん質野菜はNG)鶏むね肉(皮はNG)魚(鮭、カレイ、ツナなど)卵(1日2個まで)低糖分果物(りんご、オレンジ、桃など)プロバイオティクス食品(ヨーグルト、キムチ、納豆など)良質な油(オリーブオイルなど)促進期の間は「上記の食材以外はNG」です。ごはんもダメなので、野菜でお腹を満たしましょう。2. 活性期この頃には体重が減りにくくなっていると思います。17日間の活性期ではより体重を減らすために、食べられる食材を増やして「代謝を向上させる」のが目的です。「活性期と促進期の食事を1日交代」で食べましょう。食べていいのはこれだけ!促進期の食材甲殻類(エビ、カニ、牡蠣など)赤身の肉(牛、豚、モモなど)穀物類(玄米、大麦、オートミールなど)豆類(大豆、インゲン豆など)野菜(じゃがいも、トウモロコシなど)だいぶ食べられる食材が増えてきましたね!この時点ではまだ「脂質が少ない食材」が中心です。調味料も注意しましょう。3. 確率期ここからはリバウンドを防ぐために体重を安定させます。さらに食べられる食材が増えますが、「タンパク質はこれまでより少なく」しましょう。食べていいのはこれだけ!促進期、活性期の食材パン(グルテンフリー、全粒粉など)シリアル(オールブラン、グラノーラなど)無糖米パスタ(グルテンフリー)、うどん乳製品(チーズ、カマンベール、モッツァレラなど)野菜(ほぼすべて)肉類(ソーセージ、ベーコンなど)豆乳、マヨネーズ、ナッツ、お酒(1杯だけ)タンパク質以外ほとんど制限はありません。脂質とカロリーが少なければお菓子も多少OKです。ルールにもありますが、有酸素運動はしっかりやりましょう。4. 達成期今後はずっとこのサイクルで生活します。月(朝食)~金(昼食)までは好きなサイクルの食事が可能です。金(夕食)~日(夕食)まではサイクル関係なく、好きなものを食べてOKです。ただし暴飲暴食はNG!達成期のルールと基本ルールを守れば、スタイルを維持しやすくなると思います。継続が大切出典:byBirthモレノ式ダイエットは食に対するストレスが少ないので、長い期間続けやすくなっています。ただ1つ注意して頂きたいのが、達成感からくる暴飲暴食です。この点だけ気をつければ、いつまでもダイエット後のスタイルを維持しやすくなると思います。多くの人に効果があったモレノ式ダイエットなので、ぜひやってみてください。
2019年04月11日もはや定番の糖質制限ダイエット。炭水化物を減らす方法が一般的ですが、果物は食べてもいいのでしょうか?今回は糖質制限ダイエット中の果物についてご紹介します。糖質制限ダイエットは一過性のブームではなく、もはや定番のダイエット方法となっています。主にごはんやパンなどを減らす方法が一般的ですが、同じ糖質でも果物は食べてもいいのでしょうか?今回は糖質制限ダイエット中の果物についてご紹介します。糖質制限ダイエット中の果物について出典:byBirth糖質制限ダイエットをしているけど果物もダメなの?と疑問に思うのではないでしょうか。「糖質は脳や神経のエネルギー」として使われるので、不足すると情緒不安定になったり、身体パフォーマンスが低下するといわれています。果物はお菓子やジュースに含まれている砂糖よりも、少量で甘みを感じることができるので、「少ない量でも満足感」が得られるでしょう。糖質制限はなぜ痩せる?出典:byBirthそもそも糖質を減らすとなぜ痩せるのでしょうか?その仕組みをご説明します。糖質ってなに?人間が生きていくのに必要な三大栄養素というのがあります。肉や魚から摂れる「タンパク質」、植物や動物から摂れる「脂質」、そしてご飯やパンから摂れる「糖質」です。糖質は主に「脳や筋肉を動かすエネルギー源」「疲労の回復」「体温の維持」として使われますなぜ減らすと痩せる?脳や筋肉のエネルギー源である糖質が少なくなると、「脂肪を分解してエネルギーとして使う」ので痩せるといわれています。また、糖質による血糖値の上昇が抑えられるので、糖を脂肪に変えるインスリンの量も減らすことができるようです。メリットはある?糖質制限ダイエットは脂肪がつきづらい食生活なので、カロリー制限ダイエットよりも食べることができます。健康に問題はない?三大栄養素の1つを減らすので、やりすぎると健康を害するリスクが高くなります。不足すると「疲労感」「集中力減退」「記憶力低下」「不眠」「イライラ」などの症状がでやすくなるそうです。必要最低限の量として「1日140g」は摂るようにしましょう。糖質が少ない果物出典:byBirth糖質が少ない果物なら多少食べても問題ないかと思います。ただし油断して食べすぎないように注意してくださいね!1. キウイ半分:4.2g美肌効果、便秘解消、むくみ解消、タンパク質の消化吸収力向上2. パイナップル5切れ:5.8gタンパク質の消化吸収力向上、代謝促進、便秘解消、むくみ解消3. いちご5粒:6.0g痩せやすい体質に、脂肪の蓄積抑制、美白効果、めまいの予防、便秘解消、むくみ解消、肌トラブルの予防4. さくらんぼ10粒:6.2g脂肪の蓄積予防、美肌効果、疲労回復、代謝の向上、むくみ解消、貧血の予防5. メロン1/4:9.7gむくみ解消、疲労回復、肌代謝の向上、老化の予防、便秘解消糖質が多い果物出典:byBirth気になるのは糖質が多い果物ですよね。糖質量だけで太る太らないは決められませんが、参考にしてください。1. 柿1個:33.8gむくみ解消、便秘解消、アンチエイジング効果、免疫力向上2. バナナ1本:28.2g便秘の解消、脂肪になりづらい、脂肪燃焼効果、むくみ解消、食欲抑制、精神安定3. 桃1個:21.2g脂肪燃焼、脂質糖質の分解、腸内環境の改善、むくみの解消、代謝の向上4. りんご1/2個:20.8g新陳代謝の活性、腸内環境の改善、余分な塩分の排出5. ぶどう1房:18.1gコレステロール値を抑える、血流の促進、腸内環境の改善低糖質の果物と比べると高めですが、栄養価が高いので完全にカットするのは少しもったいないかもしれません。運動前や運動後なら糖質はすぐ使われるので、そのタイミングで食べてみてください。果物はいつ食べていいの?出典:byBirth少量であればいつ食べても大丈夫ですが、せっかくなので糖質をメリットにできるタイミングで食べてみましょう。ご紹介します。1. 朝食に果物はビタミンや食物繊維が豊富なので、朝の栄養補給として最適です。朝食後に食べてくださいね。特に鉄分が含まれている果物は「貧血予防」にもなるので、貧血気味の人は積極的に摂取しましょう。2. おやつに脂肪になりづらく血糖値の上昇も抑えられるので、食間として食べてみましょう。空腹が長いと食事後に血糖値が急上昇して、脂肪が蓄積されやすくなってしまうのです。3. トレーニング前に糖質は即効性のエネルギーになるので、運動の「30分~2時間前」に摂取してください。パフォーマンスが向上するのでトレーニング効果もアップするでしょう。逆に空腹でトレーニングをすると、筋肉が分解されて太りやすい体質になってしまいます。4. トレーニング後にトレーニング後の身体は栄養がカラの状態です。果物の糖やビタミンがすばやく筋肉を回復させてくれます。トレーニング前と同様に、トレーニング後に栄養を補給しないと筋肉が減ってしまい、逆に太りやすい体質になるでしょう。出典:byBirth糖質制限ダイエット中の果物についてご紹介しました。ご紹介した通り、果物によっては糖質が少なく美容にも良いので、糖質制限中でも少量なら食べてもいいのではないでしょうか。果物を上手く取り入れて、ストレスが少ない糖質制限ダイエットにしましょう!
2019年04月09日日本人が1日にカロリーを摂取する量は高度経済成長期をピークに減少傾向にあるのに、肥満や生活習慣病に悩む人は増加するいっぽう。なかなかヤセない原因は、“食事の中身”にあるようで――。「食事制限をしても全然ヤセないのは“食べ方”のせいです。食べる量を減らすことによって必要な栄養素が不足するために、筋肉量が減ったり、脂肪の燃焼ができず、太りやすい体になってしまうのです」そう指摘するのは、東京慈恵会医科大学附属病院栄養部係長の赤石定典さんだ。現代日本人の「栄養不足」を裏付けるデータがある。戦後、日本人の平均摂取カロリーは1日1,856キロカロリーで、高度経済成長期の1970年代には2,287キロカロリーまで上昇。それ以降は減り続け、’10年には1,849キロカロリーと、戦後を下回るほどに。その一方で、肥満の割合は女性の約2割になり、糖尿病患者も年々増えている。つまり、肥満を招くのは、カロリーの“量”より、“中身のバランス”にあると赤石さんは指摘する。管理栄養士でもある赤石さんは、昨年夏から、自らを実験台に食生活を見直した。食べる量を減らさずに、なんと3カ月で5キロの減量に成功したそうだ。「ダイエットするぞ!と肩に力を入れたわけではなく“食べ方”を変えただけなんです。ヤセ体質になるには、筋肉を作り基礎代謝量を高めるタンパク質、脳のエネルギー源となる糖質、体温の維持に使われる脂質の3大栄養素をしっかり取ることが基本です。さらに代謝を高めるビタミンB群やミネラル、排出を促す食物繊維をバランスよく取ると、腸内環境が整い、肥満の解消につながります」(赤石さん・以下同)実体験を踏まえ“栄養不足デブ”を招くダイエットの間違いを赤石さんに解説してもらった。まず、過度なカロリー制限は筋肉量を減少させ、基礎代謝も落ちてしまい、ヤセにくい体質に陥ってしまうという。「いつも食べる量やカロリーばかり気にして“引き算”していませんか?たとえばお昼にコーヒーと甘い菓子パンを食べてもいいんです。その代わりに、夕飯は抜きにするのではなく、タンパク質と食物繊維が豊富な食事を心がけるといったように、1日の食事に関して、不足している栄養素を“足し算”するように意識しましょう」カロリーとともに大敵とされがちなのが糖質だ。「糖質を取りすぎると血糖値を急激に上昇させ、肥満につながることから、糖質制限ダイエットがはやっています。糖質を抜くと、一時的には確実にヤセます。しかし、空腹ストレスを抱え、リバウンドを繰り返してしまう人が多いのも事実。専門家の指導の下で実施することが大切です。糖質は体内に取り込まれるとブドウ糖に変わり、脳や神経系のエネルギー源になります。脳の活動は基礎代謝の約2割を占めるので、その源が枯渇しないように、糖質も確保するべきなのです」
2019年04月03日果物は、ゆる糖質制限ダイエッターにとって、とり入れにくい食品のひとつです。 しかし、完全にカットするのではなく、上手にとり入れることで間食の選択の幅が広がり、ダイエットによるストレスの緩和にも役立ちます。あすけん栄養士が、果物のカシコイとり入れ方を解説します。果物と血糖値・中性脂肪の関係果物の甘みは、果糖・ブドウ糖・砂糖として知られるショ糖などから構成され、果物によって、その比率や量が異なります。血糖値とは、血液中のブドウ糖の濃度であり、果糖が血糖値を直接上げてしまうということはありません。しかし、過剰になると体内で中性脂肪となって肥満を招く恐れがあります。(※1)対して、ブドウ糖・ブドウ糖と果糖で構成されるショ糖は血糖値を上昇させます。そして、上昇した血糖値を下げるため、インスリンが多く分泌されると、糖質を脂肪としてため込みやすくなります。甘みを強化した果物や、糖質が多い果物を摂り過ぎないことがカシコイ果物の食べ方につながります。ダイエッター必見!太りにくい果物とは適量なら食べても安心の果物あすけんが推奨する「ゆる糖質制限ダイエット」では、目安として糖質10g以下であれば、間食に食べても安心としています。ビタミン・ミネラル・食物繊維を補うこともできるので、低糖質の果物を適量とり入れてみてください。■糖質10g以下の果物※()内は糖質量ブルーベリー20粒(1.9g)いちご 5粒(2.8g)びわ 2個(5.4g)など食べ過ぎに注意したい果物血糖値の上昇につながるブドウ糖・ショ糖や、摂り過ぎると中性脂肪の増加につながる果糖など、糖質の多い果物に注意しましょう。■糖質の多い果物※()内は100gあたりの糖質量ぶどう(15.7g)柿(13.3g)バナナ(22.5g)りんご(15.5g)マンゴー(16.9g)ドライフルーツ(約60g~約80g)など100gの目安は、バナナは太めのもので1/2本、りんごだと中サイズ1/2個程度となります。ドライプルーンは10個で100gを超えるので、食べ過ぎないことが大切。食事の糖質量のバランスを考えて、カシコク選んでいきましょう。どら焼きやカステラなどのお菓子は、100gあたりの糖質量が60gほどになり、血糖値を上昇させやすいショ糖が多く使われています。適量を食べるように心がければ、果物を食べるほうがお菓子を食べるより健康的ともいえます。 【参考・参照】(※1)e-ヘルスネット果物〈〉(最終閲覧日2017/01/12)県立広島大学人間文化学部紀要「果糖は健康に良いのか悪いのか?」鄭継華〈〉(最終閲覧日2017/04/5) 【執筆者】衞藤敬子/管理栄養士コントラクトフードサービス大手(株)グリーンハウスに入社、社員食堂のメニュー提案や栄養指導業務を経て、2009年「あすけん」に参加。アドバイス作成やサービス開発に携わる傍ら、年間150件以上の栄養指導やプロアスリート選手の食事サポート、セミナーなどを実施。現在はフリーランスに転向し、幅広く活躍。
2019年03月21日エネルギー不足だと、体が冷えきり、様々な健康被害が出たり、痩せる事が困難になるにも関わらず、まだ炭水化物抜きダイエットや単品ダイエットなどで食事制限をしてしまってはいませんか。せっかく頑張るなら食事制限の少ない地中海式ダイエットで、綺麗と健康を手に入れましょう。美と健康は内側から作る、地中海式ダイエットをご紹介します。出典:byBirthダイエットや減量を続けるという事は、それらを普段の日常生活に組み込むという事ですが、実際なかなか続ける事は難しいですよね。短期的に行う事は可能であっても、食べてはいけない食材が増えたりすると、どうしてもその反動でストレスが溜まってしまい、ほとんどの人がダイエットを中断してしまうかと思います。出典:byBirth地中海式ダイエットとは地中海式ダイエットは、地中海に暮らす人が食べている食材や材料を食べるという簡単なダイエット法です。このダイエット法は体重の減量を始め、心臓発作、脳卒中、2型糖尿病、早期死亡の予防にも役立つと言われております。ほとんどのダイエット法が食べてはいけないという食事法を行う中、地中海式ダイエットは食べてはいけないではなく、食材の品数を多く増やし、カロリーを控えめにするという今までのダイエット法とは違った食事法を行うのです。積極的に食事をする出典:byBirth毎日食べたい食材オリーブオイル、水、果物、ナッツ、種子、全粒粉、低脂肪の乳製品、GI値が低いパン、野菜、魚週2~3回魚、魚介類、卵、チーズ、ヨーグルト、鶏肉、スイーツ月に2~3回スイーツ、お肉(鶏肉以外)、お菓子地中海式ダイエットにはピラミッドがあり、目安ではありますが、毎日食べたい食材から、週に2~3回食べたい食材、そして月に2~3回で留めておきたい食材に分かれます。このように食材の品数は増えますが、カロリーを減らす為にも、身体の為にも、考えながら食材を選ぶという事を頭に入れておくと良いかもしれません。積極的に食べたい食材のバランス出典:byBirth穀物類(ライ麦、玄米、大麦、トウモロコシ、そば、全粉小麦、全粉パスタやパンなど)野菜類(ニンジン、きゅうり、ブロッコリー、トマト、ほうれん草、玉ねぎ、カリフラワーなど)フルーツ(バナナ、オレンジ、メロン、モモ、イチジク、ぶどう、りんご、いちご、梨など)ナッツ類(アーモンド、ひまわりの種、カボチャの種、クルミ、ヘーゼルナッツ、マカデミアナッツなど)豆類(豆、えんどう豆、ピーナッツ、豆腐、ひよこ豆など)オイル類(アボカド、エクストラバージンオイル、オリーブオイルなど)魚介類(ルーム貝、イワシ、マグロ、サバ、エビ、牡蠣、アサリ、サーモン、カニなど)肉類(鶏肉、アヒル、七面鳥)乳製品(チーズ、ヨーグルト、ギリシャヨーグルトなど)卵(鶏の卵、うずらの卵、アヒルの卵など)肉類その2(鶏肉以外の肉)スイーツ上の1から順番に毎日食べたい食材となり、真ん中の7辺りの魚介類は週に2~3回食べるようにし、下の12辺りはなるべく月に2~3回を目安に食べるようにしましょう。出来れば選ばないようにしましょう。出典:byBirth砂糖が加えられている飲料水やお菓子白いパンや精製小麦マーガリンなどのトランス脂肪酸キャノーラ油や大豆油の精製油ソーセージやホットドッグなどの加工肉などダイエットというよりも身体の為に、不健康な成分が加えられている食品はなるべく控える必要があります。いくら食べても良いという食材が増えたとしても、身体に良いとされている食材を選ぶようにしましょう。地中海式ダイエット中の飲み物出典:byBirth基本はお水です。砂糖の入った飲料水ではなく、お水を飲むようにしましょう。ただ、お酒を飲む機会もあるかと思われます。そのような場合は、赤ワインを選ぶようにして下さい。目安としては、1日にワイングラス1~2杯で飲み過ぎのないように注意をしましょう。取り入れたい運動とは出典:byBirth地中海式ダイエットでは激しい運動よりも、毎日の身体活動を勧めています。ダイエットの運動のイメージは、ジムに通ったり、激しい筋力トレーニングをしたり、有酸素運動をしたりと、想像するだけで疲れそうなイメージがあるかと思われますが、地中海式ダイエットはそのような運動よりも、身体活動で十分なので、家事や子育て、職場までの往復、ウィンドウショッピング程度で激しい運動等はしません。出典:byBirthただ、運動はしなくていいからと一日中ゴロゴロする事が良いという訳ではなく、エレベーターよりも階段を選んだり、買い出しまで早歩きをしたりなど、激しい運動はしなくても、日常生活だけでも体を動かすという意識を持つ事が大切です。間食の選び方とは出典:byBirthどうしても日常のストレスで何か食べたいという気持ちが湧き出てきたり、生理前になると普段より食事の量が増したりと、食事量が不安定になってしまう事もあるかもしれません。そういう時も、食べてはいけないよりも身体に良い間食をし、気持ちを落ち着かせてみましょう。ナッツ類(アーモンド、クルミなど)ヨーグルト(ギリシャヨーグルト)フルーツ(いちご、ベリー類、りんごなど)ベビーキャロットなど出典:byBirthこのように、たくさんの種類の食材を食べ、大敵とされてきたオイルも摂るなど、今までの食べない等のダイエット法とは違い、地中海式ダイエットはバランスよく、多くの食材を食べる事を勧めています。特に食べる事が大好きだという人は、食べないダイエットよりも、この食べる食材の選択肢を増やす、地中海式ダイエットを行なってみてはいかがでしょうか。
2019年02月04日ダイエット法として人気の糖質制限ですが、厳しくカットするとストレスを感じてドカ食いしてしまい、リバウンドの原因になってしまうことも。極端にカットせずに、夕食の糖質の量を少し減らすだけの「ゆる糖質制限」は、長く続けやすい、カラダや精神面へのダメージが少ないなどのメリットがあります。そんな「ゆる糖質制限」に役立つレシピを紹介します。ゆる糖質制限レシピ3選きのこたっぷり卵雑炊100gのご飯と比較して、54%糖質ダウン《材料1人分糖質:19.8gエネルギー:171kcal》ご飯50g卵1個しめじ・えのきなど好みのきのこ50g長ネギ約1/8本だし汁180ccしょうゆ大さじ1/4塩適量《作り方》1.きのこは汚れを拭きとるか、洗って下処理をし、大きめに切る。2.長ネギは斜め切りにする。3.鍋にだし汁を加えて火にかけ、煮立ったらきのこと長ネギを加えて5分ほど煮る。4.ご飯を加えて混ぜ、再び煮立ったらしょうゆ・塩を加えて味付けをし、溶き卵を加えてゆっくりと混ぜ、卵が半熟になったら火を止める。《ポイント》きのこは低カロリーなうえ、食物繊維がたっぷりでダイエットにぴったりの食材です。大きめに切ることで噛みごたえが増し、満足感がアップしますよ。しらたき入りペペロンチーノ80gのスパゲティと比較して、52%糖質ダウン《材料1人分 糖質:30.2gエネルギー:270kcal》パスタ(乾) 40gしらたき 100gキャベツ 50gウインナー20gニンニク1片オリーブオイル小さじ1塩こしょう適量《作り方》1.パスタ・しらたきはそれぞれ茹でておく。2.キャベツはざく切り、にんにくはみじん切り、ウインナーは斜めにスライスする。3.フライパンを火にかけてオリーブオイルを引き、にんにくを加えて炒める。4.キャベツとウインナーを加えて炒め、パスタ、しらたきを加えてさらに炒めて出来上がり。《ポイント》しらたきは低カロリーの食材で、麺類のように活用できるのがポイント。しらたきとパスタと一緒に使うことで、独特のこんにゃく臭も和らいで食べやすくなります。このレシピ以外にも味付けを変えて楽しんでみましょう。どうしてもこんにゃく臭が苦手な人は豆乳・卵を使ってカルボナーラ風味にするのもおすすめです。おから入り関西風お好み焼き小麦粉50gと比較して、46%糖質ダウン《材料1人分糖質:18.5gエネルギー:353kcal》小麦粉20gおから30g卵1個だし汁100mlキャベツ100g豚肉50g紅生姜5gサラダ油小さじ1トッピング適量《作り方》1.キャベツは千切りにする。2.小麦粉・おから・溶き卵・だし汁を合わせて生地を作り、キャベツ・豚肉・紅生姜を加えて混ぜる。3.フライパンに油を引いて両面を焼き上げる。4.ソース・マヨネーズ・青のり・カツオ節など好みのトッピングで仕上げる。《ポイント》おからは、食事のボリュームアップに役立つヘルシー食材です。食物繊維たっぷりで便通改善にも効果を発揮します。 短期間でダイエット効果が得られやすいとして、人気の糖質制限。ですが、糖質はカラダを動かすためのエネルギーの源になるだけでなく、脳のエネルギーにもなる大切な栄養素なので、極端な制限はおすすめできません。ちょっと糖質を抑えるくらいの「ゆる糖質制限」メニューのレパートリーを広げて、厳しすぎない糖質制限を楽しんでみてくださいね。 【執筆者】衞藤敬子/管理栄養士コントラクトフードサービス大手(株)グリーンハウスに入社、社員食堂のメニュー提案や栄養指導業務を経て、2009年「あすけん」に参加。アドバイス作成やサービス開発に携わる傍ら、年間150件以上の栄養指導やプロアスリート選手の食事サポート、セミナーなどを実施。現在はフリーランスに転向し、幅広く活躍。
2018年12月16日糖質制限ダイエットは、「○○㎏痩せた!」など魅力的な情報が多いため、興味を持っている方も多いのではないでしょうか?確かに炭水化物を抜くとストンと体重が落ちやすく、素晴らしいダイエット法のように思えます。ですが、極端な糖質制限(糖質を含む食品を一切食べない、1日の糖質量を20g以下に制限するというような極端な方法)の場合はカラダへのデメリットも懸念されます。間違ったダイエットをしないためにも正しい情報を得ておくことが大切です。 極端な糖質制限ダイエットの危険性1.体重は減っても、体脂肪は減少しにくい極端な糖質制限ダイエットは始めた当初からすぐに体重が落ちますが、その理由は体脂肪が落ちているわけではなく、実は体内の水分量が減っているからなのです。糖質を制限すると肝臓に貯蔵してある糖質(グリコーゲン)が使われます。肝臓に糖質1gを貯蔵するときに水分3gが付いた状態で貯蔵されているため、グリコーゲンが使われると同時に体の水分量も減るというメカニズムになります。大幅に体重が減ってもそのほとんどが水分で、体脂肪が減っているわけではないのです。2.栄養素の偏りによる病気のリスク【糖質不足による脳の機能低下】脳はブドウ糖を唯一のエネルギー源とする器官。糖質抜きの状態が長期間続くと、集中力の低下やイライラといった状態に陥りやすくなります。【ケトン体増加による障害】糖質不足によりブドウ糖が枯渇すると、脂質を燃焼してエネルギー源としますが、その代謝産物として産生されるのがケトン体。ケトン体が多くなると体液が酸性に傾き、悪心や嘔吐、ひどい場合には昏睡状態などを引き起こすようになります。【栄養バランスの乱れにより、ドロドロ血液に】糖質を摂らない分、タンパク質や脂質の摂取量が増え、栄養バランスが乱れます。さらに過剰なタンパク質は腎機能を悪化させ、過剰な脂質は動脈硬化を促進させて心筋梗塞や脳卒中のリスクを高める恐れがあると指摘されています。【食物繊維不足によるカラダの不調】穀物やいも類・果物などから得られる食物繊維や人体に不可欠な栄養素が不足し、便秘などの不調を起こしやすくなります。その他、骨粗しょう症や低栄養性脂肪肝を引き起こす可能性もあるようです。3.イライラによる過食糖質不足のイライラから過食に走り、リバウンドしやすくなります。また、長期的にみるとダイエット継続率は低いという研究結果も報告されています。 このように、極端な糖質制限ダイエットは、結果的にカラダに支障をきたしてしまう危険性もあります。”1日の糖質量を20g以下”などという糖質制限を独自で行うと、上記で説明した通り、タンパク質や脂質の過剰摂取により血中脂質の上昇や腎臓への負担が懸念されるため、医師の指導のもとで行うことが必要です。また、極端な糖質制限食は自己管理が難しいことや、長期間追跡したエビデンスがまだ十分には揃っていないため、現段階では安全か危険かの結論を出すことは難しいとあすけんでは考えています。 あすけんとしては、栄養バランスを維持できる“ゆる糖質制限ダイエット”を推奨しています。ゆる糖質制限ダイエットなら、ごはんなどの主食やお菓子を適度に食べることができるので、食の楽しみを保ちながら、健康的にダイエットをすることができますよ。 【執筆者】衞藤敬子/管理栄養士コントラクトフードサービス大手(株)グリーンハウスに入社、社員食堂のメニュー提案や栄養指導業務を経て、2009年「あすけん」に参加。アドバイス作成やサービス開発に携わる傍ら、年間150件以上の栄養指導やプロアスリート選手の食事サポート、セミナーなどを実施。現在はフリーランスに転向し、幅広く活躍。
2018年12月16日