世の中には、科学では証明できないこともあるようです。憑依体質の漫画家・犬養ヒロさんが聞いてしまった【知りたくなかった怖い話】を紹介します。今回は、ナースコールにまつわるゾッとするお話……。文・イラスト 犬養ヒロ【犬養ヒロの知りたくなかった怖い話】vol. 8ナースコール知りたくない度(P.N ナースの妹もナース 女 看護士)の体験談看護士の姉が、若かった頃の話です。入院している患者さんに、若くてイケメンの男性入院患者がいたそうです。毎日毎日顔を合わせているうちに、徐々に親しくなり「彼女がぜんぜんお見舞いに来ないけどフラれたの~?」とか、冗談を言い合うぐらいに仲良くなったそうです。姉は美人でサッパリした性格なのでよくモテていましたが、勤め先の病院で患者さんとの恋愛なんてありえないので、その男性患者のことも恋愛の対象としては全く考えていませんでした。でも、その男性患者には恋人がいなかったので、いつも姉の顔を見る度「退院しても会いに来ていい?」とか、「病気が治ったら一緒にどこか行こうよ」と、冗談っぽく笑いながら言ってきて、姉も「退院したらね~」と軽くあしらっていたそうです。姉曰く、本当にちっとも気が付かなかったそうです。いつの間にかその患者が姉に恋愛感情を抱いていたということに…。そんなある日、姉が出勤するとその男性患者の病室がキレイに片付けられていました。予定よりも早く退院したのかと思って先輩に聞くと、「あなたが休んでいる間に容体が急変して、発作を起こして夜中に亡くなったのよ。まだ若いし男前だったのに気の毒よねぇ」つい先日まで、あんなに元気だったのに……。まさか亡くなるなんて……。その患者が亡くなってから数日後、姉の身の回りでおかしなことが起こり始めました。夜勤の時、ずっと後ろから誰かに見られているような、人の視線を感じるらしいのです。でも振り向いても誰もおらず、仕事中なので気にしないようにしていました。そんなある夜のこと。夜中にナースコールが鳴ったので病室にかけつけると……そのベッドは空きになっていて誰もおらず、そこはあの男性患者が生前に使っていたベッドでした。「誰もいないのに、なぜ……?」誰もいないはずのベッドのナースコールが鳴るなんて。壊れているはずはないし……。同じことが、夜勤の度に起こりました。いつも決まって鳴るのは、夜中の三時で、それは偶然なのかあの男性患者が亡くなった時間でした。そんなある夜勤の日、またナースコールが鳴ったので見に行くとその日は様子が違っていました。ベッドの横に、亡くなったはずの男性患者が下を向いて立っていたのです……!「ヒ…ッ!」驚いて姉が立ちすくんでいると、その男性患者がゆっくりと顔をあげ、「……治ったから……一緒に行こう……」笑いながらユラユラと近付いてきたそうです。そして姉の目の前に来たかと思うと、ぎゅうっと、急に胸が苦しくなって、息が詰まりそうになったのです…!「……一緒に……一緒に……」どんどん息が苦しくなっていくので、これはマズいと思い、「……無理!! あなた死んでるから無理!!」力を込めてそう言い返しました。すると、フッと呼吸が楽になり、その患者は一瞬悲しそうに顔を曇らせたかと思うと、すぅーっと消えたそうです。それ以後、夜勤の時に視線を感じることもナースコールが鳴ることも、一度も無くなりました。そんなことがあった姉ですが、「その患者さんはお気の毒だけど、こっちは仕事だからしつこくされてもねぇ~」そう言いながら煎餅をバリバリ食べていて、逞しいなと思いました……。
2019年04月05日いよいよ今日、新元号が発表されましたね。5月から始まる新しい時代を、清新な心持ちで迎えるための準備が必要です。そこで今回は、占い師の脇田尚揮さんに“元号が変わるタイミングでしてはいけない不吉なこと”をご紹介いただきます。文・脇田尚揮神棚・玄関の掃除を忘れてはいけない江戸時代より前は、元号は必ずしも今のように“一世一元(天皇ひとりにひとつの元号にする)”というスタイルではなく、不吉なことなどがあった際に“厄払い”で変えるなどしていたそうです。あなた自身も家の掃除をし、清新な気の中で新元号を迎え入れるようにしましょう。特に清潔にすべき場所は、神棚と玄関。神棚は言うまでもありませんよね。日本の神様を祀っているなら、もれなく掃除をしましょう。また、玄関はすべての運気の入り口です。新世紀の始まりに玄関を綺麗にしておけば、良い運気が入ってくるようになります。逆にこれらの場所が汚れていると、運気は下がっていく一方。せっかくの元号が変わるタイミングで、運を落としてしまいかねません。“平成”表記の免許証を携帯し続けてはいけない元号変更に伴い、運転免許証の有効期限の表記がこれまでの元号表記から西暦と元号の併記に変わることになり、警視庁が3月15日より、全国で併記の免許証の交付を始めたとのこと。免許証といった身分証は、あなた自身の“顔”とも言うべきもの。可能な限りいつまでも“平成”表記の免許証を持ち続けず、変更後の免許証を携帯しましょう。記念に保管しておくのはまだしも、過去の元号の身分証を持ち続けると、新しい運気を取り込むことができなくなってしまう恐れがあるのです。肉を自分で焼いて食べてはいけない明治時代以前は、天変地異などが重なった際に“改元”していました。そのため、古くは元号変更の裏で、多くの人の死や苦しみがあったとも言えるのです。なので、元号が変わるからといって、度を越して騒ぎ立てるのは考えもの。新元号を粛々と受け止めて過ごすのがいいでしょう。お盆同様、元号が変わるタイミングで、動物の肉を焼いて食すのは“不敬”に当たる場合も。焼肉屋さん等に行くのであれば、5月1日(水)当日は避けたほうが無難でしょう。家の中の鏡を割れたまま・曇ったままにしてはいけない家の中の鏡は、自分を映し出すものであると同時に、厄を除ける風水アイテムでもあります。鏡に自分が綺麗に映り込むようにしておくことで、あなたに降りかかる災いを避け、自身の運気を高めることができます。もしも鏡がヒビ割れていたり、ぬめりなどで曇っていたりしたら、せっかくの鏡の風水効果も半減どころかマイナスに。元号が変わるタイミングで運気の好転反応(良い運気へ向かうときに、今まで溜めてきた悪い“膿”を出すプロセス)がうまくいかず、病気や事故、ケガに見舞われてしまう場合も。せめて新元号になるタイミングでは、ピカピカに磨いておきましょう。古くは、縁起の悪いことや自然災害が重なった際に“改元”をしていました。つまり、改元には人心一新や縁起担ぎの意味があったというわけです。そのため、元号名には、世間が良くなるようにという願いが込められています。新しい時代が、素晴らしいものとなりますように。© つむぎ / PIXTA(ピクスタ)© Kzenon / PIXTA(ピクスタ)© nd3000 / shutterstock© Photographee.eu / shutterstock
2019年04月01日世の中には、科学では証明できないこともあるようです。憑依体質の漫画家・犬養ヒロさんが聞いてしまった【知りたくなかった怖い話】を紹介します。文・イラスト 犬養ヒロ【犬養ヒロの知りたくなかった怖い話】vol. 8リサイクルショップ知りたくない度(P.N おてもやん 女 会社員)の体験談私の友達のK子の話です。K子は独り暮らしのOLで、いつも金欠だった。会社が私服勤務なので、それなりにファッションにも気を遣わなくてはならず、安月給なのに服代にお金がかかるのが悩みだった。できるだけバーゲンでバッグや靴を買うようにしていたが、ちょっとセンスの良い物を買うとお金はすぐに消えていった。そんなK子が、ちょっと前に流行ったとはいえ、高価そうなブランド服を着ていたりする。おしゃれになった理由を聞くと、「新品の服を買うと高いけど、近所に大きなリサイクルショップができて、すごく安いのよー!」と、嬉しそうに言った。もともと買い物が好きなK子はすっかりその店が気に入って、頻繁に通うようになり、服は全てその店で買うようになった。ある時、K子はその店でとても気に入ったワンピースを見つけた。ちょっと古いけれど、状態はいい。着てみると、黒色だから痩せて見える。値段もお買い得価格。すっかり気に入って、そのワンピースを購入した。家に帰ってそれを着て、鏡の前に立ってみると、K子にとても似合っているように思えた。明日さっそく、会社に着て行こう。K子はいい買い物ができて、すっかりご機嫌だった。翌日、その服を着て会社に行くと、心なしか周囲の人に見られている気がする。きっと似合っているのだろう。会社のトイレに行ったときに鏡に映る自分を見てにっこりした。K子は帰宅してからも、そのワンピースを脱ぐ気にならなかった。脱ごうとするのだが、なぜか脱いだ途端に無性に着たくなるのだ。なんだか、このワンピースを着ていると心が落ち着く。食欲も全然わかない。鏡に映る自分をうっとりと見つめながら、「ずっと着ていたい……」とK子は思った。K子は次の日もそのワンピースを着て会社に行った。その次の日も、その次の日も、着て行った。その後、K子は会社に行かなくなった。K子が長い間無断欠勤をしているので、心配した会社の人が実家に連絡したらしい。K子のアパートに様子を見にやってきた母親は、鏡の前でボ――――ッとうつろな目で座っている娘を見て、ギョッとした。「K子ッ……、喪服を着て何やってるの……!」K子に駆け寄った母親は、鏡に映る娘を見て、恐怖で心臓が止まりそうになった。その鏡にはK子ではなく、髪は抜けて歯はボロボロの骨と皮しかない知らない女が映っていたのだ。その女が母親を見てニヤッと笑ったかと思うと、K子が焦点の合わない目で、口をパクパクして言った。「この子のお葬式はまだだよ……」それはK子の声ではなく、この世のものとは思えないような低いしゃがれた声だった。それはほんの一瞬の出来事で、次の瞬間には普通の鏡に戻っていた。K子は精神が弱っていたので、母親に病院に連れて行かれた。その後、母親は気味が悪いので、その服を近所の神社に持って行ってお炊き上げをしてもらった。その服を火の中に放り込むと異様なほどに真っ黒な煙がもうもうと立ち上り、やがて灰になった。K子はその服を脱いでから、すぐに体重も戻って元気になったが、その数日間のことはよく覚えていないそうだ。現在は、実家に戻って近所の制服がある会社に勤めているので、リサイクルショップには行っていないらしい。
2019年03月29日世の中には、科学では証明できないこともあるようです。憑依体質の漫画家・犬養ヒロさんが聞いてしまった【知りたくなかった怖い話】を紹介します。文・イラスト 犬養ヒロ【犬養ヒロの知りたくなかった怖い話】vol. 7会社に出る霊知りたくない度(P.N カツ男 会社員)の体験談友人のKが転職して、とある企業で働き始めた。その会社は小さくて古い建物ではあったが、一応自社ビルらしい。入社してしばらく経つが、周りの同僚はみな親切で上司も口うるさくない。残業も無いし快適な環境で、いい会社に入れたと喜んでいた。数か月後、上司から初めて残業を頼まれた。その仕事はどうしてもその日のうちに片付けなくてはならなかった。他には誰も残業ができる人はいないらしく、新人のKが断れるはずがない。特にこれと言って断る理由も無かったKは、快く引き受けた。時計の針が9時を指していたが、Kは会社に残って薄暗い社内でひとりで作業をしていた。夜の社内はやたら静かで「今日は、他の部署の人もみんな帰っているのかな?」と、思った。夜の10時を過ぎた頃だった。ようやく仕事を済ませた時、遠くのほうで「カツーン、カツーン……」と、女性がヒールを履いて歩いているような足音が小さく聞こえた。「やっぱり他の部署でも、残業してる人いたんだ」と、Kは思った。帰り支度を済ませて廊下に出ると、非常用の蛍光灯以外は消灯されていてびっくりするほど暗かった。「さすがに暗い夜の会社はいい気がしないな」早く帰宅しようと思い、出口の方向に向かうと……「カツ―ン、カツ-ン」同じフロアに人はいないのに、どこからか、また自分以外の足音が聞こえる。「別のフロアから聞こえるのか……?」なんだか気味が悪い。しかも奇妙なことに、Kが歩き出すと、「カツン、カツン、カツン」さっきより足音が大きくなった。「え……?こっちに向かって来てる?」そう思った時、「カツ、カツ、カツ、カツ、カツ」足音はさっきより早くなって近付いてきた。Kはゾッとして、速足で出口に向かった。するとその足音も……「カツカツカツカツカツカツカツカツカツカツカツカツカツカツカツカツ」速くなって追いかけて来たのだ!他には誰もいないのに、足音は異様な速さでどんどん近づいて来る。「誰かが追いかけてきている……!」足音はとうとうKに追いついて来て、背後まで迫ってきた。急に足音が止んだので、恐る恐る後ろを振り返ると……誰もいなかったので、ほっと胸をなでおろしたのだが、廊下の窓に映った自分の姿を見て、心臓が凍りついた。ボサボサの長い髪、薄汚れた衣服、ボロボロのヒールを履いた女が自分の背中にしがみついていたのだ。どう見ても普通の人間ではなく、見開かれた眼は血走り、半分が飛び出している。「ひぃぃぃーーーーっ!!!」その女と目が合った瞬間、Kは恐怖のあまり気を失った。それからどのくらいの時間が経ったのか、「……大丈夫ですか?」見回りに来た管理会社の人に揺り起こされた。長い時間が経ったように思ったが、実際にはほんの数分しか経っていなかった。管理人さんに自分に起こった出来事を話すと、「このビル、夜は出るって噂なんで早く帰ったほうがいいですよ……」と、数年前にこのビルで自殺があったことを教えてくれた。聞けば、会社の同僚に虐められて毎日残業させられていた女性社員が、社内で首を吊って死んでいたことは社員全員知っているという。そんな事件があったので、現在は残業が少なくなっているそうだ。もしかしたらその霊は未だに成仏できなくて、誰かと一緒に自分も帰りたかったのかも知れないが……「しかしアイツら、それを知ってて俺に残業させたのか」そんな目に遭ったKだが、今も逞しく同じ会社に務めている。勤務条件に不満はないしせっかく入った会社で、転職するのももったいないと思ったらしい。この残業の時に起こったことは、自分だけの胸にしまっているそうだ。「もうすぐ会社に新人が来るから親切にしなくちゃな。すぐに辞められちゃ困るもんな」Kは待ち遠しそうにつぶやいた。
2019年03月23日世の中には、科学では証明できないこともあるようです。憑依体質の漫画家・犬養ヒロさんが聞いてしまった【知りたくなかった怖い話】を紹介します。文・イラスト 犬養ヒロ【犬養ヒロの知りたくなかった怖い話】vol. 6エレベーターの女知りたくない度(P.N ピョン吉 男 会社員)の体験談友人Eの住むマンションは9階建てで、その上のR階は屋上になっている。ある雨の夜、仕事が残業でマンションに帰り着くころには夜の0時近かった。エレベーターは誰かがこんな雨の日に屋上に行ったのだろうか、R階で止まっていた。ボタンを押すと、9…8…7…とエレベーターが降りてきた。Eがいる1階に降りてきたが、当然こんな時間だから人は乗っていなかった。目の前で、ゆっくりとドアが開いた。雨だから、エレベーターの中の床が濡れていた。Eはエレベーターに乗り込んで、自宅階の9のボタンを押した。扉が閉まったのだが、エレベーターの中は、今までに嗅いだことの無い腐敗臭のような鼻をつく嫌なにおいがする。この異臭を体内に入れたく無いと思ったEは、思わず口もとを手でおさえた。エレベーターが1…2…ゆっくりと動き出したのだが、ふと正面の扉を見ると、Eは恐怖で固まった。扉の透明のガラス部分に、口元を手で押さえている自分の姿が映っていたのだが、その後ろに人が立っていたのだ。正確にはそれは、この世の人ではなかった…。それは黒い服を着た髪の長い女で、Eの真後ろにピッタリと張り付くようにして立っていた。髪から覗くその顔は、半分が何かに押しつぶされたように潰れていて、頭部の一部が欠損していた。Eは恐怖で心臓が止まりそうになった。絶対に振り向いたらダメだと、強く思った。一刻も早くエレベーターから出たかったが、身体がこわばり動くことができなかった。Eの部屋は9階。いつもなら、ものの1分もかからずに着くはずなのに、果てしなく遠く感じた。恐怖で目をそらすことも、唾をのむことさえもできない。その女が崩れた顔で、嬉しそうに笑っているように思えた。「早く9階に着いてくれ……!」心の中で必死で祈った。エレベーターが…3…4…階を通り過ぎた。とにかく今すぐに、エレベーターから降りたい。エレベーターは5階を過ぎた。9階で止まって扉が開いたら、一目散に走って部屋に逃げ込もう。そう思ってじっと気を失いそうな恐怖に耐えた。6…7…8…やっと扉が開く。「9階に着いた……!!!」と思ったら……! エレベーターはどうした事かそのまま通り過ぎ……屋上のR階に着いた。R階で止まると、ゆっくりと扉が開いた。屋上は真っ暗で雨が降っていて、当然誰もいなかった。「誰もいないのに、なぜR階に……?」もう恐ろしさでパニックになりそうだったが、あの背後にいた女がいなくなっている事に気が付いた。急いでエレベーターの扉を閉めて9階のボタンを押した。とにかく、今すぐこの場から離れなくてはいけないと思った。9階のランプがついて、ドアが閉まった。エレベーターがゆっくりと下へと動き出した時に、扉のガラスの向こうの屋上のフェンスの前に、あの女が立っているのが見えた。その時Eは、すぐに理解した。「ああ、あの女はここで飛び降りて死んだんだ……」あの女を屋上に残したまま、エレベーターは今度はまっすぐに9階に着いた。扉が開くと、Eは走って部屋に帰った。後ろで、勝手にエレベーターがまた屋上に上って行ったが、Eは振り返って確認はしなかった。数日後、Eはそのマンションを引っ越した。それからしばらくして、そのマンションで住人が飛び降り自殺があったことを噂で聞いた。雨の降る夜だったらしい。「あの女に呼ばれたんだ……」Eはそう言っている。
2019年03月15日世の中には、科学では証明できないこともあるようです。憑依体質の漫画家・犬養ヒロさんが聞いてしまった【知りたくなかった怖い話】を紹介します。文・イラスト 犬養ヒロ【犬養ヒロの知りたくなかった怖い話】vol. 5チェーンメール知りたくない度(P.N タタリちゃん 女性 出版業)の体験談昔、「不幸の手紙」というものがありましたが、それと同様に「チェーンメール」というものがあることを知っていますか?最初の発信者はわからないが、どこからか回ってくる。内容は、「このメールを3日以内に3人の人に回さなければ、あなたは不幸になります」これは、出版社で編集の仕事をする知人のIさんが新卒で入社した時に起こった話です。ある日会社に行くと、自分宛に新着メールが届いていました。差出人の名前は、Iさんの名前。はじめは、エラーで自分のメールが戻ってきたのかな? と思ったが、開封すると……、「あなたは祟られました。災いが起こります」「祟りから逃れたければ、3日以内に3人の人にこのメールを転送すること」その時は、それほど気にすることもなく、きっと新手のスパムメールなんだろうと思い、すぐに削除しました。その翌日のことです、同じように会社に出勤してPCを起動すると、また自分宛に自分の名前で新着メールが届いてました。開封すると……。「あなたは祟られました。災いが起こります」「祟りから逃れたければ、2日以内に3人の人にこのメールを転送すること」……と書かれていました。2日も連続で届くと悪戯にしてはたちが悪い。ご丁寧に「あと残り2日」になってるし。会社のメールはセキュリティがしっかりしているはずなのになぜ……。それでもIさんは「チェーンメールなんて、バカバカしい!」と、気にしないようにして、削除しました。3日目会社に出勤して、「まさか、もう来ないだろう……」と、恐る恐るPCの電源を入れると……。「あなたは祟られました。災いが起こります」「祟りから逃れたければ、今日中に3人の人にこのメールを転送すること」と書かれていました。Iさんはゾッとしました。「今日中にって……気持ち悪い!」悪質にもほどがある。「祟られる覚えなんかないんだよ、バーカ!」Iさんは心の中でそう言って、すぐさまメールを削除し、仕事をすることにしました。Iさんの仕事は忙しいので、その日に片付かなかった仕事は、いつも自宅に持ち帰ります。その日も仕事を持ち帰ることになりました。Iさんが帰宅してから、仕事をしようと自宅のノートパソコンを開けた時、夜の0時を過ぎていました。ノートPCにメールの新着通知が届いていました。見ると、自分の名前で自分宛のメールが届いています。まさか、あのチェーンメールが自宅のPCのメールにも……? 会社とは全然関係のない個人のメールアドレスなのに同じメールが……?これはもうおかしい。チェーンメールが流行っているのか?いったい誰の嫌がらせ……!?怖々メールを開くと……。いきなり! 画面一面が真っ赤になってPCが固まりました。「何これ!? 気持ち悪い……!」ゾッとしてすぐにPCを閉じました。もう仕事する気もすっかり失せて、とにかくベッドで布団を被って、何も考えずに寝ようと思いました。その時です。ピロローン携帯にメールが届く音がしました。こんな時間に誰からだろうと思ったら……Iさんは携帯を見て縮み上がりました。あて先を見ると、自分からでした。一体どうやって携帯に……!?プライベートなアドレスは親しい人にしか教えていないのに。震える手で、開封すると……本文は白紙で、何も書かれていませんでした。Iさんが会社の出勤途中に車に跳ねられたのは、その翌日のことです。命に別状はありませんでしたが、全治1か月の怪我で入院しました。Iさんは退院後、すぐに自宅のPCと携帯を処分して買い替え、それ以降おかしなことは起こっていないそうです。Iさんは何かに祟られていたのでしょうか? 真相はわかりません。Iさんの事故とあのメールが関係しているとは思いたくはないのですが……。
2019年03月08日世の中には、科学では証明できないこともあるようです。憑依体質の漫画家・犬養ヒロさんが聞いてしまった【知りたくなかった怖い話】を紹介します。文・イラスト 犬養ヒロ【犬養ヒロの知りたくなかった怖い話】vol. 4嫉妬深い女知りたくない度★★☆【秋田県・ちーとす 男性 会社員】の体験談あなたはこの世に、「呪い」というものが実在すると思いますか…?友人のAは昔、粘着質なタイプのU子と付き合っていた。U子は付き合ってすぐにでもAと結婚したがっていたが、U子は異常なまでに独占欲が強いタイプでAの行動をすべて把握しておかないと気がすまず、酷く嫉妬深い性格の女だった。そんな性格に嫌気がさして、Aは付き合って3か月でU子と別れた。その後AはU子のことなどすぐに忘れて、明るくて友人の間でも性格がいいと評判のR子さんという新しい彼女を作った。AとR子さんは仲睦まじく、結婚するのが時間の問題だということは、周囲の目から見ても明らかだった。異変は、AとR子さんが結婚して、新居に住んだ頃から起こり始めた。聞けば、R子さんが家の中でひとりでいる時に、人の気配を感じると言い出したらしい。R子さんが夕食を作っている時に、背後に女の霊が立っていたと言うのだ。そのしばらく後、R子さんが妊娠していることがわかった。その時から、家の中で霊を見る頻度は、昼夜関係なく増えていったらしい。その女の霊は、振り向けばいつも背後にいて、恨めしそうな目でR子さんを睨んでいるというのだ。その恐怖とストレスは相当なものだったが、R子さんはAに心配をかけないよう気にしないようにしていたという。そんなある日のこと、R子さんが階段を下りようとしていた時…。その女の霊に背中を押されたという。R子さんは階段から落ちて、お腹の子を流産した。その悲しみは深く、明るかったR子さんから笑いが消えた。おかしなことはそれだけではなかった。その後もR子さんには霊が見えているのか、突然家の中で何もない場所に向かって「許して! 許して!!」と、錯乱して叫ぶようになったそうだ。Aが仕事に行っている間、ひとりで家で過ごすうちにR子さんは、ついに精神のバランスが崩れてしまい、普通の生活が送れなくなった。今、R子さんは、精神病院に入院しているらしい。Aはそんな怪奇現象が起こる原因がずっと解らなかったが、ふと急に嫉深かったU子のことを思い出したという。Aは今、U子がどうしているのかすごく気になったので、共通の知り合いに連絡をとって、U子のことを聞いてみると…U子はAと別れてすぐ交通事故にあって長い間入院しており、ちょうどAとR子が結婚した後に、容体が悪化して亡くなったらしい。U子が亡くなってから何十冊もの日記帳が見つかったのだが、ページを開くと…許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。許せない。全てのノートが真っ黒になるほど「許せない」という文字でびっちりと埋め尽くされていたのだが、亡くなる一日前の最後のページには「許さない」…とひと言だけ書かれていたらしい。それを聞いたAは、U子が酷く嫉妬深い女だったことを思い出した。まさか……U子は別れた後も、Aに執着していたのだろうか。偶然なのか、U子の亡くなった日はR子が流産した日だったそうだ。もしもU子の仕業だったなら、子どもとR子を狙ったというのか……?Aは今、R子さんがいない家でひとりで暮らしている。でも、常に背後に人がいるような気がして、ひとりで暮らしている気がしないという。もしかして……邪魔者のR子さんを追い出したのだろうか?この話は実話なんだけど、読んでも呪われないから安心してね。
2019年03月01日世の中には、科学では証明できないこともあるようです。憑依体質の漫画家・犬養ヒロさんが聞いてしまった【知りたくなかった怖い話】を紹介します。文・イラスト 犬養ヒロ【犬養ヒロの知りたくなかった怖い話】vol. 3深夜のコンビニ知りたくない度★★☆【P.N チバにゃん・女・会社員】狭いアパートの一室で、独り暮らしをしています。その日は会社の棚卸作業で遅くなり、帰宅する頃には夜の11時を過ぎていました。帰宅前、お腹が空いたので帰り道にあるコンビニに寄りました。買い物を済ませて店を出る時、突然、軽いめまいがしました。「ちょっと疲れがたまっているのかな……?」家に着くと、さっきまでの食欲はどこかに失せていて、それよりも身体がどっと疲れていることに気がつきました。「今夜はもう、さっさと入浴して早く寝よう」と思いました。シャワーを浴びている間のことです。「……?」なぜか急に、人に見られているような視線を感じました。でも浴室は狭いユニットバスで、換気扇がひとつあるだけで窓はありません。「気のせいか……」でもふと見ると、浴室のドアがほんの少し開いていました。「あれ? しっかり閉めたと思ったのにな……」その時はそれほど気にしませんでした。その夜のことです。深夜2時頃だったでしょうか。寝室で寝ていると目が覚めたのですが、「何これ…これって金縛り!?」そう思って、何とか身体を動かそうとしましたが、どう頑張っても身体を動かすことができません。そんな状態でベッドで横たわっていると、浴室の方から「カチャ…」と、また浴室のドアの開く小さな音が聞こえたのです。そしてその後……「ミシッ…」「ミシッ…」とまるで人が歩き回っているような床がきしむ音が聞こえてきました。それからしばらくして、足音は寝室の前で止まったかと思うと、「カチャ…」ドアを開く音がしました。「ドアが開いた…!誰かが入って来る…!!」心の中で悲鳴をあげました。恐怖は頂点にまで達していました。あまりの怖さに、目を開けることができません。「怖い怖い怖い…!」目を閉じたまま身動きもできず、何者かが部屋中を歩き回る足音を恐怖に震えながら聞いていました。どのぐらいそうしていたのでしょうか、しばらくすると足音が聞こえなくなりました。「いなくなった…??」「今何時なんだろう? 早く朝が来てほしい……!」足音もしなくなったので、もう大丈夫だと思いました。恐る恐る、そっと、目を開けて見ると…「…!!」この世の者では無い何かが、私の顔をじぃぃぃぃぃぃっと覗き込んでいたのです……!その顔は真っ黒で、目しかありませんでした。私はそのまま気を失ったのか、次に目を覚ました時には朝になっていました。部屋には誰もいませんでしたが、気味の悪いことに、部屋中の床が誰かが水浸しの足で歩き回ったかのように濡れていました。そのことを、霊感が強い友だちに話すと、「すぐに近くの神社でお札もらって、玄関に貼るように」と、言われました。そして、「深夜のコンビニやファミレスには、人淋しい霊が集まりやすいので、あまり遅い時間には行かないほうがいい」と、言われました。言われたとおりに、すぐにお札を貼りました。それ以来、金縛りにもあっておらず、家の中で変な事も起こっていません。今思えば、もしかするとあの夜は、よくない霊が家までついて来てしまったのかも知れません……。みなさまも、深夜の外出時にはどうぞお気をつけください。
2019年02月22日世の中には、科学では証明できないこともあるようです。憑依体質の漫画家・犬養ヒロさんが聞いてしまった【知りたくなかった怖い話】を紹介します。文・イラスト 犬養ヒロ【犬養ヒロの知りたくなかった怖い話】vol. 2コックリさんに憑かれた子知りたくない度★★☆【真紀さん(仮名)・30歳】私が小6の頃、忘れられない怖い体験をしました。当時、学校では「コックリさん」が流行っていました。私は参加していなかったのですが、数人の女子が休み時間になると集まって、「コックリさん」をしていました。いつも質問には「はい」「いいえ」と答えが返ってきていたのですが、その日だけは違っていました。何を聞いても、答えは「殺す」だったのです。コックリさんに帰ってくれるようにお願いしても、答えは「殺す」で、途中で怖くなった子が、10円玉から手を放してしまいました。コックリさんをしている子の中に、霊感があると言われていたU子が参加していました。その後、授業中にU子の様子がおかしくなりました。急にガタガタと震えはじめて、「寒い、寒い」というのです。U子は先生に保健室に連れて行かれ、そのまま帰宅しました。そんなことがあった、その日の夕方の事です。U子から電話がかかってきました。電話に出た途端、「怖い…! 殺される!!」そう言って切れました。私は学校でコックリさんをしたことを思い出して、「自己暗示にかかってしまったのかも…大丈夫かな?」と気になっていたんですが、その翌日、U子は学校を休んでいました。学校の帰り道に、気になったのでU子の家の前を通ってみると…、家の中から、U子の叫ぶ声が聞こえました。明らかに声の様子がおかしいので、そっと玄関の引き戸の隙間から覗くと…U子が奇声を発しながら、四つん這いになって暴れている姿が見えたのです…!目は吊り上がり、まるで別人のように髪の毛を振り乱していて、獣のように見えました。その子のお母さんが体を押さえつけて、必死でU子を取り押さえているその様子は、異様な光景でした。見てはならないものを見てしまった…! まだ子どもだった私は、怖くなって家に逃げ帰りました。その後、一週間するとU子は普通に何事もなかったかのように登校して来たのですが、休んでいた間のことを、何も覚えていないそうです。他の子から聞いた話によると、U子はあのコックリさんをした日から様子がおかしくなり、親戚に霊能者がいたので御祓いしてもらったそうです。そんなことがあったからか、学校では「コックリさん」は禁止になりました。こっくりさんをすると、悪い霊に憑りつかれることがよくあるそうですが、おかしくなっていた時のU子の顔は、まるでキツネのお面のようでした。
2019年02月15日世の中には、科学では証明できないこともあるようです。憑依体質の漫画家・犬養ヒロさんが聞いてしまった【知りたくなかった怖い話】を紹介します。文・イラスト 犬養ヒロ【犬養ヒロの知りたくなかった怖い話】vol. 1神社の黒い影知りたくない度★★☆【たぬぽん(仮名) 女 25歳】私が小学生の頃、家からほど近い場所に裏山があり、その山の中に小さな神社がありました。小さな山なので、神社までは家から10分ほど歩けば辿り着きます。いつも学校から帰ると、友達数人と鬼ごっこをしたりして遊んでいました。ある日のこと、友だちのひとりK子が山の中を探検に行こうと言いだしました。神社から先へは朱色の柵を超えて行かなければなりません。裏山は日が当たらず、昼間でも薄暗いので奥に入ったことはありませんでした。「奥へ行くのはやめようよ」と言っても、K子は聞きません。「ちょっとだけ行ってみようよ! ちょっとだけだから!」柵をよじ登って越えると、落ち葉がたくさん積もっていました。みんなでザクザクと落ち葉を踏みながら進んでいきました。山の中は薄暗く、空気もひんやりしていたのを覚えています。10分ぐらい歩いたのでしょうか、山の中は木と落ち葉ばかりで他には何もありません。人の気配が全く無く、陰気な雰囲気の場所なので私は「もう帰りたいな」と思っていました。その時、先頭を歩いていたK子が、急に反対に向いて引き返し始めました。K子は明らかに様子がおかしく、顔が青ざめています。そして震える声で、「みんな、神社に戻ろう」と言いました。「どうしたの?」「いいから、早く」K子が早歩きで、ひとりで歩き出したので、みんなが神社の方に引き返して歩き出すと…背後の方から、ガサガサと落ち葉の音がしました。振り向くと誰もいません。気のせいかと思って、みんなで歩き始めると、今度はさっきよりも近くでガサ、ガサ、ガサと落ち葉を踏む音がしたのです。後ろには、誰もいないのに? 振り返っても、やはり誰もいません。その時、ひきつる声でK子が叫びました。「ついてきた…!!!」K子は、隣にいた私の手を掴んで走り出し、みんなも怖くなって走り出しました。すると、背後からガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサ足音も走って来るのです…!!「早く!!」K子が叫びました。一瞬、K子に引っ張られた時に、視界の隅に黒い人影がすごい速さで追いかけて来る姿が見えた気がしました…!「きゃあああーーーー!!!」「早く! 早く!!」「待ってー!!」もうみんな、恐怖で気が気ではありません。どれぐらい走ったでしょうか、もう必死で走ったので息が苦しくて、声も出せません。あわや、もう足音に追いつかれる…! というところでやっと出口の柵まで戻ってくると、運の良い事に、ちょうどあった木の切り株を踏み台にしてみんなで柵をよじ登りました。柵の中に戻ると、追いかけてきていた足音は止まりました。気がつけば、いつの間にかあたりはすっかり暗くなっていて「早く帰ろう!!」みんなと別れ、家に帰ると7時を過ぎていて、母さんにこっぴどく叱られました。翌日、K子に裏山で見た黒い人影の話をしようとすると、「話してたら、来るかもしれないから言いたくない…!」すごく怯えた様子で、何も話してくれませんでした。お母さんに、その時の裏山で起こった足音の話をすると、昔、あの山で遊んだ子どもがそのまま帰らなくなったという話を母が子どもの頃に、祖母から聞かされたことがあるそうです。あの追いかけてきた足音と、何か関係があるのでしょうか。もし、あの影に追いつかれていたら…?裏山の奥でそんなことがあってから、みんな怖くなり、誰も神社では遊ばなくなりました。裏山には近寄らないほうがいい気がするので、それ以来、一度も行っていません。
2019年02月08日“厄年”という言葉を聞いたことがある人も多いかと思います。でも、何となく気をつけた方がいい年なのかな、くらいの認識なのかもしれません。でも、実は厄年の本当の意味を知ると、かなり恐ろしいと感じるでしょう。そこで今回は、「厄年の乗り越え方と本当にあった怖い話」について占い師の脇田尚揮さんにご紹介いただきます。文・脇田尚揮■厄年の1年前「前厄」ではお金や人間関係の災いが厄の前兆が現れる年として、厄年の前1年を指す“前厄”。この時期は、お金に関する災い、特に大きな損失や、盗難などのトラブルが起こると言われます。また、人間関係のトラブルも起こりやすいため注意が必要です。事実、このタイミングで結婚式を挙げた私の知り合いのTさんは、結婚相手の浮気が発覚し破談になりました(入籍はしていなかったようですが)。異性から裏切られることも多いので気をつけて。出来る限り慎重に過ごした方がよいとされています。■厄年の真っただ中「本厄」では健康や精神を患いやすい人生の節目とされ、3年間の厄年の中でも最も注意が必要なのが“本厄”。本厄で起きやすいと言われる厄災は、ズバリ健康面に関すること。体の変化に伴い体調を崩しやすく、精神的にも不安定になりがちな時期だと言われています。実際、このタイミングで家を建てたOさんは、それまでバリバリ働いていたのに一気に体調を崩し、入院を余儀なくされてしまいました。ローンの支払いなど、家族にかなりの苦労がのしかかったようです。本厄の際には体調管理を心がけましょう。前厄の時に健康診断を受けておくと安心かもしれません。■厄年から1年後「後厄」は油断によるトラブルに見舞われる本厄を終えた後に、厄が薄らいでいく年だと言われるのが“後厄”。しかし、本厄が終わったからといって油断してはいけません。後厄も油断せずに過ごすことが重要です。調子に乗ると、思わぬ災いに巻き込まれることも……。この時期に仕事を転職し、引っ越しして心機一転頑張ろうとしたYさんは、引っ越し先でのいじめに遭い、ストレスから睡眠不足になり、交通事故を起こしてしまったのだとか。厄年に引き続き、ケガやトラブル、アクシデントに十分注意するおくことが大切です。■気になるなら厄払いもアリ!厄年の上手に乗り切るためには、静かに過ごすことがいいとされています。結婚、転職、引っ越し、家の購入など、あまり新しいことは始めない方がいいようです。しかし、今の世の中、なかなかそうも言っていられないもの。そんな時は“厄払い”も視野に入れてみてはどうでしょう。ただし、厄払いは行くタイミングが重要。厄払いは、厄年に入る前に行うのが良いと言われており、できれば“元日から節分の前まで”に厄払いをするのが良いとされています。厄年に何かアクションを起こす予定なら、時期をよく見極めましょう。厄年の風習は平安時代からあり、その起源は陰陽道にあると言われています。昔は13歳頃に元服して大人の仲間入りをし、女性なら19歳頃には出産して33歳頃には子育ても一段落するなど、厄年と社会的な役割や生活環境が変わるタイミングは大体同じでした。そのため、“役割を担う年=役年”から厄年になったという説も。つまり、厄年は、自分の役割を見直す機会なのかもしれません。(C) Stock-Asso / shutterstock(C) g-stockstudio / shutterstock(C) TristanBM / shutterstock(C) Balaguta Evgeniya / shutterstock
2019年01月13日「一富士、二鷹、三茄子」と言われるように、初夢はその一年を占う大切な夢。普段見る夢とは少し異なります。でも、なかには、縁起の悪い大凶夢も存在します。もしもそんな夢を見てしまったとしたら……。そこで今回は“縁起の悪い初夢とその対策”を、占い師の脇田尚揮さんにご紹介いただきます。文・脇田尚揮■ジェットコースターに乗っている夢…浮気や不倫の予感もしもあなたがジェットコースターの夢を見たとしたら、運気が不安定になっていると言えます。特に性的に不安定で、性欲が高まっている状態であるでしょう。そのため、この一年は肉体的な繋がりにのめり込んでしまいそうな予感が……。浮気や不倫など、道ならぬ恋に苦しむ危険も……。慎重な行動を心掛けましょう。既婚者との出会いに要注意です。■家が浸水する夢…借金苦にさらされる予兆夢の中で水は、財運の象徴とされます。そのため、浸水する初夢を見た場合は、お金のトラブルに見舞われる恐れが。無駄遣いをして貯金がなくなるならまだしも、投資の失敗などで借金を背負ってしまう恐れも……。特に生活の基盤となる“家”が浸水する夢の場合は、お金に困って生活そのものが脅かされる危険があります。金銭面には十分注意しましょう。■誰かを尾行する夢…誰かに責められ干される暗示誰かを尾行する夢は、あなたの心のコンディションが乱れていることを暗示しています。現在進行系で誰かから責められている、あるいは、責められる一年が始まったと言えます。尾行する対象人物は、あなたを責める人。対人関係の亀裂を、夢が知らせてくれているのです。この夢をみたら、まずは自己反省を心掛けましょう。そうすれば、人間関係はだんだんと円滑になっていくでしょう。■高い塔から降りる夢……物事が滞り、挫折する恐れが夢において、高い建物は、高い目標や理想を意味するもの。上昇志向が高まっており、社会的に成功したいという意欲や希望を暗示します。そのため、高い建物から降りたり下に落ちたりする夢は、あなたの夢が破れ、理想が崩れることを表しています。この一年は踏ん張りどころです。どんなことがあっても、目標を諦めないようにしてください。夢は潜在意識の表れだと、古くから言われています。19世紀には心理学者フロイトが「夢は願望や欲求が別の形で実現したもの」と提唱しました。私たちが日頃見る夢には、実はとても深いメッセージが込められているのです。だからこそ、初夢の凶サインは見逃さないでください。事前に準備しておけば、危機も回避できるはずですから。©bdomanska / Shutterstock©vicnt / PIXTA(ピクスタ)©fizkes / Shutterstock©rabbit75_pix / PIXTA(ピクスタ)※2018年1月1日作成
2019年01月01日もうすぐ2018年が終わります。今年も残りわずかになりました。でも、ちょっと待って!新しい年を迎える上で、注意しなければならないことがあります。せっかくの新年を台無しにしないように、占い師の脇田尚揮さんに、年越しに際し“これだけは気をつけた方がいいこと”をご紹介いただきます。文・脇田尚揮■トイレやキッチンなど水回りの汚れの掃除水場は不浄な場所とされ、家の中でも厄がつきやすい場所と言われています。そんな場所を掃除するときは、ただ物を整理するだけではいけません。汚れや垢をきちんと落とす必要があるのです。トイレ、浴室、キッチンを綺麗に磨いておけば、それだけで幸せが舞い込んできます。汚れを放置したまま新年を迎えると、運気イマイチの1年に……。年越し前に、水場の掃除は必ずするようにしましょう。■割れたままの鏡・ヒビの入った鏡の処分鏡は完全に割れてしまったら捨てるしかありませんが、多少欠けたりヒビが入ったりしたくらいなら、そのまま使い続ける人もいますよね。でも、それは絶対にNG。鏡は身だしなみを整えるのに必須のアイテムで、古くから女子の縁起物として嫁入り道具の代表でした。そんな鏡に亀裂が入った状態で、年を越すと新年の恋愛運は壊滅的。すぐに塩と一緒にティッシュに包んで捨てましょう。■御札や御守りの返納年始に買った破魔矢や合格祈願・恋愛成就の御守りは、その年の終わりに、購入した神社やお寺へ返納すると良いと言われています。1年間自分を護ってくれた神様の力が宿るものを、いつまでも放置したりゴミ箱に捨てたりするのは不敬にあたります。しっかりと、“古神札納め所”などに返納するようにしましょう。年末に返納するのがどうしても難しいという方は、初詣のついでに返納するようにしましょう。■神棚、仏壇、お墓参りの掃除大掃除の際についつい忘れてしまいがちな場所が、神棚や仏壇、そしてお墓。ホコリや汚れを水拭きするだけでなく、お花を供えているなら新しいものに替え、線香の燃え残りやダマになっている灰などは、きちんと取り除いておきましょう。自分たちだけでなく神様やご先祖様も良い気持ちで新年を迎えられるように、きちんと整えておくことが大切です。そうでないと、あなたに何らかの災いが降りかかるかも……。新年に良い運気を呼び込むためには、“感謝の気持ち”を忘れないこと。精神的な面においてもそうですが、物質的にもお世話になったものに対して敬意を払うことが大切です。そうすれば、自然と幸運が舞い込むはず。(C) didesign021 / shutterstock(C) Beata Gabryelska / shutterstock(C) ponyo。 / PIXTA(ピクスタ)(C) YNS / PIXTA(ピクスタ)
2018年12月30日鏡は自分の姿を映し出すアイテム……と思っている方がほとんどだと思います。でも、昔は神器やまじないにも用いられていました。鏡の使い方を間違えると、大変なことになってしまうことも……。そこで今回は、占い師の脇田尚揮さんに“鏡の前でしてはいけないこと”をご紹介いただきます。文・脇田尚揮■0時ちょうどに合わせ鏡にして覗き込む“合わせ鏡”をあなたはご存知ですか? 鏡と鏡を向かい合わせにして、鏡の“奥”が見えるかのような状態を作り出すことをいいます。どこまでも鏡同士が映りあう、妙な雰囲気に興味を惹かれる方もいるでしょう。しかし、真夜中の0時に、この合わせ鏡の前に立ってはいけません。あなたの意識が吸い込まれてしまうかもしれないのです……。■ロウソクの光で薄暗い鏡の前に立つロウソクの光を、美しいと感じる人も少なくないでしょう。そんな火の光は、古来より人間の命に例えられてきました。ゆらめいて今にも消えそうなその光は、人生の儚さを表しているよう。もしもあなたが薄暗いところで、ロウソクの光をたよりに鏡の前に立ち、姿を映したとしたら……。良くないことが身に降りかかるかもしれません。■鏡に映った自分に対して「お前は誰だ」と言い続ける自我を崩壊させる方法として、鏡に映った自分に「お前は誰だ」と言い続けるというのは有名ですよね。これには、霊的な現象も隠されているのです。あなたは「この世に自分と同じ顔をした人間が3人いる」と聞いたことはありますか? “ドッペルゲンガー”と言われ、あなたと入れ替わろうとしている“別の何か”だと言われています。あなたが鏡に語り掛けるのは、その“何か”と入れ替わるチャンスを彼らに与えてしまう行為。鏡に映った自分に語りかけてはいけません。■暗い部屋の鏡の前で好きな相手の名前を5回唱える恋をしていると、独りになったときに思わず、好きな人の名前を呟いてしまうこともありますよね。でもその行為がとんでもない現象を起こしてしまうことも……。真っ暗の部屋の中で、鏡の前で好きな人の名前を5回以上呟くのはやめましょう。あなたの想いが生霊となり、相手にとりついてしまう恐れが。そうなると、あなたも彼も良くない状態になってしまいます。人を想う気持ちは、鏡の前では“呪い”にもなり得るのです。鏡は実はとても怖いアイテム。扱い方を誤ると、とんでもないことに……。年末年始は家で過ごすことも増えるでしょう。十分注意してくださいね。(C) MarinaP / shutterstock(C) Kirill Mikhirev / shutterstock(C) andrey_l / shutterstock(C) MarinaP / shutterstock
2018年12月23日年末は大掃除をして、気持ちよく新年を迎えるのが日本の風習ですよね。あなたは、掃除するのを忘れてしまうとヤバイ場所があることを知っていますか?汚いままにしていると、最悪の1年がやってくる恐れも……。そこで今回は、“年末掃除しないとヤバイ場所”について占い師の脇田尚揮さんにご紹介いただきます。文・脇田尚揮玄関の中と外玄関はすべての運気の入り口です。いつも玄関をキレイにしておけば、良い運気が入ってくるようになります。逆に汚れていると、運気は下がっていく一方。玄関は、あまりモノを置かず、すっきり広々としておくようにしましょう。また、忘れてはいけないのは玄関の外。ここを掃除し忘れると人間関係運が悪くなり、孤立してしまう可能性が。掃き掃除までしっかり行うようにしましょう。ドレッサー風水において、ドレッサーは金運を左右するアイテム。ドレッサーが汚い状態だと、お金に無頓着になってしまうでしょう。また、引き出しやコスメボックスの中身がごちゃごちゃしていても、金運は低下します。金運を上げようと思うなら、ドレッサーを綺麗にして、中身の整理もしましょう。お金に対する意識が変わり、管理能力も高まるはずです。油で黒ずんだ換気扇風水において、キッチンの換気扇は悪い気を外に出してくれると言われています。また、換気扇の汚れは呼吸器系に悪影響を及ぼすとも考えられています。少しでも汚れが気になったら、年明けまでに掃除しておきましょう。ギトギトの油汚れがプロペラに染みついているときは、プロペラを外して洗剤やヘラなどで掃除しましょう。そうすることで、健康に1年を過ごせるはずです。バスルームと汚れた排水溝風水で見ると、バスルームは美容や恋愛運を左右する場所。そして排水溝は人間の排泄機能をつかさどる大切な場所とされています。汚いからといって放置するのはやめましょう。排泄機能が低下して、代謝が悪くなる可能性も。今年のうちに、排水溝は髪の毛のつまりを取り除いて、しっかりと磨いておきましょう。そうすれば、健康でモテモテな新年を迎えられるはず。年末は1年で最も忙しい時期。仕事納めをしたり、忘年会に参加したりと大変です。だからと言って、大掃除をさぼった状態で新年を迎えてはいけませんよ。(C) polkadot_photo / shutterstock(C) Pangaea / PIXTA(C) kou / PIXTA(C) wavebreakmedia / shutterstock(C) kitzcorner / shutterstock
2018年12月16日睡眠は人間にとって非常に大切なもの。一日の中で疲れを癒し、ある意味最も無防備になる時間でもあります。だからこそ、眠りにつく前の行動は大事なアクション。一歩間違うと、悪いものを引き寄せてしまう場合も……。そこで今回は、「悪いものを引き寄せる寝る前の行動」を占い師の脇田尚揮さんにご紹介いただきます。文・脇田尚揮入浴後、髪を乾かさずそのまま寝る寝る前に入浴すると、気持ちよく眠りに入ることができます。一日の疲れをお風呂で癒してベッドに入るのは気持ちいいですよね。しかし、髪を乾かさずにそのまま寝てしまうのは絶対に避けて下さい。霊は水気を好む性質があるとされるため、あなたの髪が濡れていると、枕元に霊が立ちやすくなってしまうかも。眠っている間に憑りつかれないように、ご注意を。テレビをつけっぱなしで眠るテレビを見ながらウトウトし、そのまま眠ってしまった経験は、誰しも一度はあるものです。でも、実はこの行動は危険な行為なのです。テレビのように電磁波を発する機器は、霊的な障害を起こしやすいと言われています。特に、睡眠時などの無防備な状態でつけっぱなしにしていると、ポルターガイストなどが発生することも。ラップ音などが身の回りで起こりやすいという方は、テレビをつけっぱなしにしていないかチェックしてみてください。パソコンやスマホの画面を寝る前に見る眠る前にパソコンやスマートフォンで、その日のニュースをチェックしたり親しい人とLINEなどをやり取りしたりする方はかなり多いでしょう。しかし、それは危険な行為。ネット情報の中にはネガティブなものも含まれています。そういったマイナスなエネルギーを発している情報に、寝る前に触れてしまうと、眠っている間にそれらは自分の無意識に蓄積されてしまいます。その結果、悪霊などに憑りつかれやすい体質になってしまうのです。もしも最近不運に見舞われることが多いのなら、この習慣を改めてみて下さい。睡眠時間は、エネルギーをチャージする大切な時間。その日一日の疲れをリセットして、次の日のパワーを蓄えるタイミングです。その一方で、あらゆる悪い存在から狙われやすくなる時間でもあります。眠る前の時間をどう過ごすかによって、あなたの今後の生活が変わってしまうかもしれません。くれぐれも気を付けてくださいね。(C) Stas Ponomarencko / shutterstock(C) TenevArt / shutterstock(C) AntGor / shutterstock
2018年11月28日キチンと貯蓄もしているし、仕事もがんばっている……。でも、お金が貯まるどころか減っていくのはどうして?もしかしたら、日常生活の中でお金から愛されないアクションをとっているのかもしれません。今回は、占い師の脇田尚揮さんに、スピリチュアルの観点から「お金が減っていく日常行動」をご紹介頂きます。文・脇田尚揮トイレの手洗い場がホコリなどで汚れているトイレなどの水場をを清潔に保つのは、金運アップには欠かせないと知っている人は多いでしょう。でも、便器を磨いてフタを閉めればそれでOKと思っていませんか?実は、それだけでは金運アップには繋がりません。トイレの手洗い場もちゃんと磨いていないと意味が無いのです。水の流れがお金の流れに通じているため、せめて手洗い場周辺のホコリはちゃんと拭き取っておきましょう。財布の中にレシート類が入っているお金と一番関係性が深いアイテムといえば、やはり財布ですよね。でも、どんなに財布の材質や形こだわっても、肝心の中身がダメだとお金は入ってきません。金運に恵まれない人の財布の中身を見てみると、古いレシートや領収証、小銭でパンパンに膨らんでいる割に、お札はあまり入っていないもの。財布の中身は徹底的にシンプルにするように心がけましょう。特に昔のレシート類などが入っていたら、まず金運には恵まれないでしょう。お財布の中身は定期的に整理してみてください。大きめの観葉植物をキッチンに置いているキッチンに観葉植物が置いてあると、何だかホッとしますよね。確かに、小ぶりのアイテムなら良いかもしれません。でも、あまりに大きい観葉植物は金運を下げてしまいます。風水的に見ると、水気(すいき)のあるキッチンに木気(もくき)の強い観葉植物を置くと、金運の流れをつかさどるキッチンの気を吸い取ってしまうことに。しかも、火を扱う場所である火気(かき)も含むため、「木気が燃える=消費するという」という流れにもなりかねません。観葉植物を置きたいなら、コンパクトなものに留めておきましょう。金運がどんどん吸われてしまうかもしれません。寝室のデジタル時計は金運の調和を崩す寝室や寝床はあなたの気を調整して、明日への活力を再創造してくれる場。もしもここの気が乱れていたら、特に金運に悪影響が及びます。金運を下げないために避けてほしいのは、デジタル時計。デジタルの目覚ましなどを使っていると、細かなことばかりに気をとられて大局を見失ってしまい、金運が下がってしまいます。できればアナログ時計が良いでしょう。また、寝室のシーツなどにストライプ柄を取り入れると、心をザワつかせて金運のバランスを崩す原因に。なるべくなら無地のシーツを使うことをお勧めします。お金は自分を愛してくれる人のところに集まってくるもの。日本ではお金を愛する考え方が敬遠されることもありますが、やはり日常生活の中でお金に対しての敬意や愛着は持っていた方が良いでしょう。これまでの中で思い当たるフシがあったとしたら、日常の行動を変えてみてはいかがでしょうか。(C) Viacheslav Nikolaenko / shutterstock(C) Daisy Daisy / shutterstock(C) oscarloperamartos / shutterstock(C) Elena Elisseeva / shutterstock
2018年11月03日自然や動物は私たち人間よりも、かなり敏感に災害の予兆を察知したり反映したりするもの。それらのメッセージを見逃してしまうことで、大きな不幸に見舞われてしまう場合も少なくありません。そこで今回は、「不吉な予兆を放置した人があった災難」を占い師の脇田尚揮さんにご紹介頂きます。文・脇田尚揮ふと夜空を見上げると赤くて大きな月が…F県に住んでいるE子さんは、たまに夜空を見上げて月を見るのが好きでした。ある日ふと空を見上げたら、“赤くて大きな月”が出ていたそうです。この月は「ブラッドムーン」と言って、古来より凶事の象徴とされてきました。大地震などの天変地異の前触れという言い伝えもあります。備えをきちんとして、普段より気を引き締めておくに越したことはありません。しかしEさんは、ブラッドムーンの言い伝えは聞いたことがあるものの、凶事なんて起こるものかと、ただぼんやりと眺めていたそうです。翌日は仕事も休みだったらしく、風が気持ちいい夜でした。薄気味悪くなって、その日は早く寝ることにE子さんが10分くらい、ベランダでブラッドムーンを眺めていると、月の表面で何かが動いたような気がして、薄気味悪くなったとのこと。だんだんと悪寒がしてきたため、風邪かもしれないと思い、その日は早く眠ろうとしたそうです。でも、ベッドに入っても、誰かに見られているような気がして寝付けず、結局眠れたのは夜中の3時くらいだったと語ってくれました。当時のことを振り返ると、「何かが自分に危険信号を発していたのではないかと思う」と仰っていました。いつもより早く起きて、ごみを捨てに行くと…次の朝、眠たい目をこすりつつゴミ捨て場に行くと、E子さんの屋根の上に大量のカラスがとまり鳴いていたそうです。カラスが何匹も集まっているのは、ごく普通の光景ですが、その数はざっと20羽ほど。あまりにも不気味な風景に、すぐ家に入り毛布をかぶって二度寝したそうです。カラスが屋根の上にたくさんとまって鳴いているのは、古来より“死のサイン”とも言われ、非常に良くないことが身近な人に起きるとことを暗示しています。Eさんは、この段階で家族に連絡をとって「安全に気をつけてね、と伝えておけば良かった」と呟いていました。実家から恐ろしい電話が…二度寝したEさんが起きたのは、スマホのバイブ音でした。1度目は無視していたのですが、2度目のコールが長かったため、画面を見てみると実家からだったそうです。何だろうと思い電話に出ると、神妙な声でお母様が「E子、うちが全部燃えたんよ……」と話されたらしいです。E子さんの住んでいるところと実家は車で30分の距離。急いで向かったそうです。到着して現場を見ると、真っ黒に焼け焦げた家の残骸とその前で茫然と立ちすくむご両親がいたそうです。幸いご両親はは買い物へ出ていたため、家には誰もおらず、死傷者は出なかったそうですが、Eさんの思い出は家とともに焼け落ちてしまいました。原因は、警察によるとキッチンの火の不始末だったようです。「朝の時点で家族に電話をしておけば、家が燃えることもなかったかもしれない……」 そう語って下さいました。人間は、災難の前では非常に弱い存在。しかし、周囲にアンテナを張り巡らせていれば、そのサインを事前に察知することができる場合もあります。ただ、現代人は人間本来の直感を失いつつあります。時には気持ちに余裕を持たせて、あなたの周囲に意識を向けてみましょう。そうすることで、避けられる凶事もあるかもしれません。(C) Denis Andricic / shutterstock(C) feeling lucky / shutterstock(C) sup10mah / shutterstock(C) Raais Mohd Azhar / shutterstock
2018年10月13日水回りは、風水において非常に大事な部分。特に、キッチンといった食事や炊事に関する場所に現れる不調の兆しは、あなたに何かしらのメッセージを送っている場合もあるのです。そのサインを見逃してしまうと……。そこで今回は、「不吉な予兆を放置した人があった出来事水回り編」を占い師の脇田尚揮さんにご紹介いただきます。文・脇田尚揮■ある日、食器が立て続けに…私は、東北地方にお住まいのMさんから、昨年の暮れから普段通りに生活しているのに、なぜかお皿やコップ、花瓶などが割れてしまうという相談を受けていました。日常的に使う陶器やガラスは自分の“意識”が染み込んでいるアイテム。それが割れ続けるということは、無意識レベルでこれから起きる不運を察知しているのです、。私はMさんにくれぐれも注意するようアドバイスをしました。■職場内でMさんに嫌がらせが…Mさんは、その時はまだ事の重大さに気づいておらず、何となく気をつける程度に考えていたとの事でした。しかし、それから職場内で少しずつ変なことが起き始めたのです。彼女の使っているマグカップがいつの間にか割れていたり、デスクの上に泥のような汚れが塗られていたりと、嫌がらせのような行為が立て続けに起こることに。気味が悪くなったMさんは、部署替えを上司に申し入れたそうです……。■水場を掃除しても水が流れない……Mさんの身に起こった出来事はこれだけではありませんでした。家の水場が次々と詰まってしまったのです。風水では、水場は“人間関係や愛情”を表す場所。そこに詰まりが生じているときは、身近な誰かに恨まれているおそれがあるとされています。私は、再度相談に来たMさんに「一番親しい友達とトラブルが思い当たりませんか?」と尋ねてみました。どうやらMさんの身にも思い当たる節があったようで、彼女は一言「はい」と答えました。■社内で一番親しい人から妬みを受けていたMさんに詳しく話を聞くと、3カ月前から、社内で一番仲の良かったKさんが憧れている上司と、ふたりきりで飲みに行ったりして仲良くしていたとの話を伺いました。水場の不調はKさんから恨みを買っているのが原因ではと思い「Kさんと最近、話していますか?」と伺ったところ、Mさんは「いえ、疎遠になっています」と答えました。そこで私は、二人の絆を深める風水をお教え致しました。そうすると、水場の流れもピタリと収まり、職場での嫌がらせも無くなったのだとか。その主犯がKさんだったかどうかは、わかりません。しかし、Mさんが誰かから恨みを買っていたことは確かでしょう。Mさんが水場の不調に気が付かなければ、さらに大変なことが起きていたかもしれません。もし、あなたの身の回りで不可解なことが頻発するようであれば、まずは“お塩”を使ってみましょう。精製塩ではなく荒塩が効果的です。玄関の入口に円錐状に盛ってみたり、帰宅時、家に入る際に軽く自分自身に振りかけてみましょう。それでもやまない場合は、風水や、神社仏閣の力を借りてみましょう。人の恨みや妬みはなかなか消えないもの。くれぐれも気を付けましょう。(C) Dmitry Lobanov / shutterstock(C) Antonio Guillem / shutterstock(C) Dmitri Ma / shutterstock(C) VGstockstudio / shutterstock
2018年10月01日亡くなった身内の写真を大切に持っていることは、とても良い事です。きっとあなたのことを優しく見守ってくれるはず。しかし、身内以外、つまり故・他人の場合の写真はどうでしょう。実は、恐ろしいことが起こる可能性もあるのです。そこで今回は、「身内以外の故人の写真を持っているOさんが遭った不吉な出来事」を占い師の脇田尚揮さんにご紹介いただきます。文・脇田尚揮■ひそかに想っていた上司が脳出血でこの世を去るOさんはある大手会社の営業職に就いている30代の女性社員。彼女と同じ部署で働く上司には、40代中盤の理想的な男性上司がいたのだとか。彼には妻子がいたのですが、Oさんは淡い想いを抱きながら、毎日仕事をしていたそうです。ところがある年の冬、その上司が脳出血で急にこの世を去ってしまいました。よく目をかけられていたOさんは、とても悲しい思いをしたと語ってくれました。■葬式でご家族から故人の写真をもらい受けるOさんその週に上司の葬式が執り行われ、Oさんも同じ会社の社員として参列されたそうです。そこで、いかに自分がお世話になったかを、熱心にご遺族に話され、その結果亡くなった上司の古い写真をいただいたのだとか。そして、その写真は、自分の財布の中に入れて持ち歩いていたと話してくれました。上司の写真を持っていると、いつも彼といられるような気持ちになったそうです。■夢の中で何者かにのしかかられるそれからOさんは、寝る前などはいつも上司に「見守ってくれて有難うございます」と声を掛けていたそうです。しかし、それからしばらくの間、Oさんは奇妙な夢を見続けることになります。顔がよく分からない何者かが、寝ている自分の上にのしかかり、悲しそうな声で何か呟くような夢ばかり見るのです。不思議とあまり怖くはなかったそうですが、夢見が悪く、睡眠不足になっていたとのことでした。■翌日、交通事故に遭ったOさん……そんな日が1ケ月ほど続いたある日の夕方、会社が終わって車で移動していたOさんが、高速道路のインターで財布を取り出そうとしていたところ、急に後ろから凄い衝撃が走りました。後方の車がスピードを落とさずに追突したのです。Oさんはそのまま救急車に運ばれ、病院で目を覚ましたそうです。そして、気がつくと心配そうな母親の顔が。背骨や肋骨を損傷し、全治2か月だったそうです。車は全損でしたが、保険で何とかなると説明を聞いた後、スマホや財布が入っていた鞄を渡されたそうです。少しほっとしたOさんがスマホや財布の中身を確認すると、上司の写真だけが入っていなかったそうです。「何か入ってなかった?」と聞いても、母親をはじめ誰も知りませんでした。上司の写真は“初めから無かった”そうです。Oさんは、それを知って申し訳ない気持ちになったと話してくれました。夢で自分の上にのしかかり呟いていた人物は、もしかしたら……。喪服での集合写真や亡くなった人の写真は、身内の人のものであれば持っていることも多いでしょう。しかし、親族でない故人の写真は、絶対に所持してはいけません。亡くなった人の魂がそれを不快に感じ「元の持ち主に返すように」と、あなたに変調をもたらすことで、伝えてくると言われています。最悪の場合、何らかの事故が起こるなんてこともあるかもしれません。(C) Kzenon / shutterstock(C) Halfpoint / shutterstock(C) Photographee.eu / shutterstock(C) Iam_Anupong / shutterstock
2018年09月26日夏休みのレジャーなどで川に行くと、綺麗な石を見つけることがあるかと思います。しかし、いくら気にいったからといって、その石を持ち帰ってはいけません。あなたの身に恐ろしい災いが降りかかるかもしれないのですから……。今回は、占い師の脇田尚揮さんに、「河原で拾った石を持ち帰った人があった不吉な出来事」をご紹介いただきます。文・脇田尚揮■夏に河原で綺麗な石を拾ったKさんこれは、昨年2017年の夏に起きた実話です。大学生のKさんは、友達と河原でBBQをした後、川遊びをしていたそうです。脚まで水に浸かって涼んでいると、足元に何だか綺麗な石があったそうです。丸くて雰囲気があるその石は、Kさんからすると不思議と心惹かれるものがあったそうです。そこで、その石を手に取り眺めてみると、ちょうどいい重さで、触り心地も良かったそうです。■石を持ち帰って玄関に飾ってから…Kさんはその石が気に入り、そのまま家に持ち帰ったそうです。軽く洗って干した後に、玄関に観葉植物と一緒に飾っていたのだとか。「今思えば、これが不幸の始まりだった……」とKさんは語ってくれました。それから彼女には様々な不幸が降りかかるように……。■身体の右側にケガや不調が…その1週間後、Kさんは階段から落ちて右手小指・薬指を骨折してしまいます。そして、さらにその2週間後、大学の駐輪場でつまずき右足首をねん挫。さらに毎日、右わき腹がジクジク痛むようになったとのこと。1か月間の間に、身体の右側ばかりケガや不調が起きるため、怖くなって実家の母親に相談したKさんは、母から身体の左側のケガは先祖からのメッセージ、右側のケガは他人からの怒りや影響だと教えられました。■神社の神主から激怒され…その話を聞いて、Kさんは河原で拾ってきた石のことを、初めて思い出したそうです。「もしかしたら、アレが原因なのかも……」そう思ったKさんは、ある神社にその石を持ってお祓いに行ったそうです。神社に行くと、神主さんから開口一番「何をした!」と激怒されたと語ってくれました。Kさんが持っていた石は、実は“墓石”だったそうです。昔の墓石は、今のように御影石でないものも多く、河原の石と見分けがつかないものも少なくありません。それを綺麗だからと持って帰るのは、非常に危険なのです。Kさんはお祓いの後、その石を神社に預け、しっかり供養してもらったそうです。それから不吉な出来事は一切なくなったのだとか。川原にある石は、元々山から流れてきた自然のものであれば大丈夫ですが、昔の人たちのお墓の一部だった石もあります。昔のお墓は今のように墓地に祀われていないものも多く、遺体を埋めたところに石を載せるだけの場合もあります。それが雨や洪水などで流され、河原に流れ着いていたとしたら……。持ち帰ると怨念を被るかもしれません。(C) Gorlov-KV / shutterstock(C) Kristi Blokhin / shutterstock(C) 9nong / shutterstock(C) Kononchuk Alla / shutterstock
2018年09月23日私たちが、毎日何気なく使っているスマホ。実はスマホは、“人のエネルギー”の媒介となる重要なアイテム。不吉な予兆、特に金銭的にネガティブな出来事の予兆を持ち主に教えてくれる機器なのです。あなたの身に悪いことが降りかかる前に、スマホに異変が生じるかも……!?そこで今回は、占い師の脇田尚揮さんに“画面が割れたスマホを使い続けた人が遭った不吉な出来事”をご紹介いただきます。文・脇田尚揮■駅のホームでスマホを落として…投資会社に勤めているEさんは、仕事が終わり、夜の駅のホームで電車を待っていました。その日は特に疲れていて、うっかり手に持っていたスマホを滑らせ落としてしまいました。スマホは床に落ちてバウンドし、Eさんが拾い上げて、よく見ると右端に親指大程度のヒビが入っていましたが、Eさんはそれほど気にせず、そのまま使い続けたとのことです。これが恐ろしい出来事を暗示するとも知らずに……。■スマートフォンは自分への災いを予兆する最近のスマホは頑丈なものも多く、多少乱暴に扱ったとしてもなかなか割れることはありません。それにも関わらず、スマホに急にヒビが入ったり、ちょっと衝撃を加えただけで割れたりしたら……。あなたの身に降りかかる危険を、教えてくれているのかもしれません。特に、トイレでヒビが入ると金運、電車や駅構内の場合は金運や対人関係、電線の下では健康に関するトラブルを暗示します。どのような場所でヒビが入るかによって、意味合いが変わってくるのです。Eさんはこの後、対人関係の恐ろしい出来事に巻き込まれてしまいます。■大口の投資案件が舞い込んで……Eさんは投資会社で働く一方、個人でも投資をしていました。最近は不動産投資にはまっていて、そこそこの収入を得ていたとのことです。スマホにひびが入ってから1ケ月後、そんなEさんにかなり大口の投資案件が舞い込んできました。地方ホテルの買い取りに関する内容だったそうです。数億円以上もする物件のはずなのに、はるかに安い値段で購入できるとあって、いつものようにEさんは慎重に物件を吟味し、これなら間違いない!と契約を締結したと語ってくれました。■数千万円の借金を背負い…それからしばらくの間、Eさんは、数億円以上するホテル物件が破格の値段で購入でき、ホクホクしていたそうです。投資家とはいえサラリーマンにしてみれば、夢のような出来事ですよね。しかし、そんな幸せもすぐに終わりを迎えます。そのホテルには抵当権がついており、銀行がホテルを競売にかけることになってしまったのです。なんと、紹介者は初めから物件が焦げ付いていることを知っており、それをEさんに売却したのです。不動産にまだそれほど詳しくなかったEさんは、これによって数千万円近くの借金を背負ってしまうことに。ガックリと肩を落としうなだれるEさんに、私は「スマホのガラスを修理に出しましょう」としか声を掛けられませんでした……。最近はほとんどの人がスマートフォンを持っていますが、画面が割れたままの状態で使い続けている方をたまに見かけます。もちろん普通に使っているだけでも、ヒビが入ってしまうことってありますよね。でも、電車内やプラットホームなど、特定の場所で落として割れたスマホは、恐ろしい運勢ダウンを予兆しています。すぐに修理に出すことを強くオススメします……。(C) Maria Savenko / shutterstock(C) paulzhuk / shutterstock(C) Stasique / shutterstock(C) thebigland / shutterstock
2018年09月15日鏡はその昔、呪術に用いられていましたが、今では女子が身だしなみを整えるときに使う、日常生活に欠かせないアイテムですよね。そんな鏡を、亀裂が入ったままの状態使っていると、不吉な出来事に見舞われることも……。そこで今回は、占い師の脇田尚揮さんに、“傷ついた鏡を使い続けた人が体験した不吉な出来事”をご紹介いただきます。文・脇田尚揮■お気に入りのドレッサーにヒビが入ったのに使い続けたIさん姫系の可愛いインテリアグッズが大好きなIさん。自分の部屋の家具は、全てお気に入りのブランドで買い揃えていたようです。特にドレッサーは一目惚れでした。値段も決して安くはありませんでしたが、思い切って購入。毎日お風呂上りに、その鏡の前でフェイスケアをするのが楽しみだったようです。しかし、ある朝、少しよろめいた拍子に手に持っていたマグカップをドレッサーの鏡に当ててしまい、右上に5センチほどのヒビが入ってしまいました。でも、そこまで目立たなかったので、Iさんはそのヒビが入ったドレッサーをそのまま使い続けたのだとか。■3年付き合っていた彼との突然の別れが!鏡にヒビが入ってから5日後、今まで3年間付き合っていた彼から「他に好きな女ができから、別れて欲しい」と告げられたのです。後から知ったそうですが、彼はIさんとの交際期間中、他の女性と何回も浮気していた浮気の常習犯だったようです。絶望した彼女は、ネットで占い師などを探して恋愛相談をしました。そこで風水にも詳しい先生から、「割れた鏡を使い続けてはいけない」という話を聞きました。■鏡を粗大ゴミに出した次の日…Iさんは、すぐに割れた鏡のことを思い出し、ドレッサーから鏡の部分だけ外して、粗大ゴミとしてゴミ捨て場に出したのだとか。そし、新しい鏡を注文したというのです。しかし、Iさんはここで再び間違いを犯していました。実は、鏡は、塩水で拭いて清めてから和紙などに包んで捨てなければいけなかったのです。鏡は古来より霊魂の通り道であり、かつては神聖な呪いのアイテムでもありました。捨て方にも気を遣わなければいけないのです。その次の日、彼女は激しい頭痛に襲われることに……。■鏡は捨て方を誤ると、とんでもないことに…Iさんは不思議に思い、風水の先生に連絡。そして、自分の鏡の捨て方に問題があったことを知ったのです。慌てて鏡をゴミ捨て場から回収し、正しい方法で処分したのだとか。「もしもあのまま鏡が回収されていたとしたら……。ゾッとした」とIさんは私に語ってくれました。鏡は恋愛運において非常に重要なアイテム。女性は、特に大切に扱うようにしましょう。また、Iさんは悪夢にうなされることも多く、それはドレッサーの鏡がベッドを映していたことが原因でした。自分の寝姿が鏡に映ってしまう状態は“鏡光殺(きょうこうさつ)”といって、風水的に非常に悪い状態だとされています。鏡の位置を変えてからは、安眠できるようになったとのこと。また、鏡を移動させてから三か月後に、会社の先輩と付き合うことができたと報告がありました。鏡は、霊魂の通り道とされる神聖なアイテム。そんな鏡を割れたまま使い続けると、悪霊のたまり場を作り出してしまうのです。しかもそのまま廃棄してしまうと、あなたに災いが降りかかる恐れが。もしも使わない鏡や割れた鏡を処分する際には、塩水をかけるか拭いてから、和紙で包んで埋めてあげましょう。大切なのは、感謝の気持ちを持って手放すこと。もうひとりの自分と向き合う気持ちで処分しましょう。(C) Kwanchai_Khammuean / shutterstock(C) Rawpixel / shutterstock(C) Paulo M. F. Pires / shutterstock(C) KatarzynaBialasiewicz / shutterstock
2018年09月11日洗面所といった水場を綺麗にしておくのは、風水では基本中の基本。でも、気合を入れ過ぎて“間違ったこと”をしてしまう人も少なくありません。良かれと思ってやったことが、あなたに不幸をもたらすことだってあるのです。そこで今回は、占い師の脇田尚揮さんに、“洗面所に花瓶を置くY子さんの話”をご紹介いただきます。文・脇田尚揮■風水を勉強して、水場を掃除したら運気が上がったY子25歳のY子は占いが大好きで、色々と勉強していました。風水について調べてみたところ、水場を掃除すると運気が上がるという情報を知り、実際にY子はトイレ、お風呂、洗面所をピカピカに掃除したのでした。すると、2か月後にネットで理想通りの男性と知り合い、付き合うことに。風水のおかげで恋愛が上手くいき、彼女はとても喜んでいました。■嬉しくなって洗面所に花を置くと…嬉しくなったY子は、洗面所にお花を飾るようになりました。水場は、恋愛運をつかさどる場所。花を飾っておけば、もっと良い恋ができると思ったのだとか。確かに、花を飾ることで恋愛運を上げることはできます。しかし、Y子は、“花瓶”の方に問題があるとは気づいていませんでした……。■好きになった相手に妻子がいたことが発覚…!お花を洗面所に飾るようになったY子は、彼と付き合い始めて半年後、相手に奥さんと子どもがいることを知りました。きっかけはスマホのLINEだったそうです。ホテルで彼がシャワーを浴びている時、偶然目にしてしまったのだとか。彼に問い詰めると正直に話してくれたようですが、カラダの相性も良い理想の彼です。彼女は関係を続けていく決心をし、彼とは週に1回ホテルで会う形で関係を続けていたそうです。■慰謝料を請求されることにY子は、彼に妻子があることを知った後も、毎日のように彼とLINEをし、週に1回の逢瀬を楽しみにしていたそうです。しかし、それはある日突然、終わりを迎えることになります。LINEの履歴から、二人の関係が相手の奥さんに発覚してしまったのです。Y子は彼と強制的に別れさせられ、慰謝料まで請求されてしまいました。その後、風水的に“花瓶を水場に置いてはいけない”と知ったそうです。現在、Y子は慰謝料を少しずつ返済しながら生活しているとのこと。もっと早く花瓶のことに気付いておけば良かったと、私に涙ながらに話してくれました……。洗面所などの水場は、キレイにしておくことで恋愛運を上げることができる場所ですが、邪気が溜まりやすい場所でもあります。特に動きが停滞した水にっは邪気が溜まりやすいとされています。もし、水場に水の入った花瓶をそのまま放置しておくと、マイナスの気が溜まり、ネガティブな精神状態になってしまい、誰かに頼りたい、甘えたいという依存心がムクムクと大きくなるのです。妻子ある男性と知っても、禁断の恋を続けてしまうように……。水場には、花瓶のような“流れない水”をためるアイテムを置くのは避けた方が良いでしょう。(C) Oleksandr Nagaiets / shutterstock(C) Konstantin Gushcha / shutterstock(C) Antonio Guillem / shutterstock(C) Artem Furman / shutterstock
2018年09月08日皆さんは、パワーストーンを持っていますか?ブレスレットなどで気軽に身につけられ、天然石効果で持ち主の運気を高めてくれるありがたいアイテムです。でも、そこには思わぬ落とし穴があることも……。そこで今回は、占い師の脇田尚揮さんに“もらいもののパワーストーンを身につけた女性の話”をご紹介いただきます。文・脇田尚揮■お姉さんからパワーストーンをもらい…R美はスピリチュアルなものが大好きな31歳の主婦。いつもパワーストーンのブレスレットを好んで2、3セット身につけていました。そんなR美が夫の実家に行った時のこと。夫のお姉さんからとてもレアな石が入ったブレスレットをもらいました。その石の名前は“スーパーセブン”。品質が高いものはかなり高価とされているため、R美は喜んで毎日身につけていました。■体調に異変が……R美がスーパーセブンのブレスレットをつけるようになってから1週間後、これまで全く問題がなかった、胃が痛み始めるように。初めは気にしていなかったR美ですが、なかなか治らないので病院に行くことに。しかし、診断結果はいたって健康。特に悪い部分はありませんでした。でも、R美の胃は毎日のようにズキズキと痛むのです。R美は、この胃痛はスーパーセブンが原因かもしれないと疑い始めていました。しかし、せっかく高価なパワーストーンを捨ててしまうのはもったいないと考え、そのまま使い続けていたのです。■ある日突然、ブレスレットがバチンと弾けるそんなある日、R美が掃除をしていると、スーパーセブンが入ったブレスレットが、突然バチンと音を立てて弾け飛んでしまいました。そして、石にはまるで焼け焦げたような跡がくっきりついていたのです。不安になったR美は、全部のストーンを拾い集めようとしましたが、いくら探してもスーパーセブンだけは見つかりませんでした。その後、彼女はすぐにお姉さんに電話したそうです。■お姉さんから伝えられた衝撃の事実R美は電話で、恐ろしい事実を知りました。なんと、お姉さんは数年前に胃ガンになって胃の半分を切り取っていたのだそう。R美がブレスレットを身につけてから、胃が痛くなったことを伝えると「ごめんね……。R美ちゃんに渡した後に、人が使ったストーンを身につけちゃダメって知ったの」と謝られたそうです。その後、R美はもらった石を丁寧に土に埋め、それからは他人のストーンは身につけないようにしたそうです。近年はパワーストーンブームの影響もあり、ブレスレットにしてパワーストーンを手首につけている人も少なくありません。長く使っていればその人の思念や厄が蓄積し、その人だけの固有のアイテムになっていきます。そんなパワーストーンをもらって、軽い気持ちで身につけると……。元の持ち主の厄が伝染してしまうかもしれません。パワーストーンは、新しいものを買うようにしましょう。(C) LaineN / shutterstock(C) Roman Samborskyi / shutterstock(C) Larikova Liudmila / shutterstock(C) kitzcorner / shutterstock
2018年09月01日いつも何気なく利用している踏切や電車のホーム。利用者が多い時間帯は気づきにくいですが、ふとした瞬間に異様な雰囲気が流れているのを感じたことはありませんか?実は、鉄道は身近な生活環境の中でも特に恐ろしいスポットのひとつなのです。そこで今回は、占い師の脇田尚揮さんに“踏切、電車のホームでしてはいけないこと”をご紹介いただきます。文・脇田尚揮■ホームの端でスマホや携帯をいじらない駅のホームの端は、見晴らしがよく電車の運行、人の乗り降りがよく分かります。これは人間だけでなく霊もまた同じ。電車に乗り降りする人間を狙って霊がたむろしやすい場所と言われています。また、霊はスマホなどの電子機器に寄ってくるとも言われています。ホームの端で何の気なしにスマホを触っていたら、悪霊に手をとられ、線路に引きずりこまれちゃうかも……。■ホームの椅子に腰かけて足踏みをしてはならない昼は人でごった返しているホームも、夜になると、どこかもの寂しげで薄気味悪い雰囲気になることがあります。これは、ホームが“陰気”を帯びやすい場所であることが原因です。朝、混雑している電車に乗ると、少なからず不愉快な気分になるもの。そういったネガティブな感情が溜まりやすいのがホームなのです。そんなホームの椅子に腰かけて、足踏みをしてはいけません。人間のさまざまな負の感情の渦に自分の精神が巻き込まれ、異常をきたしてしまう可能性があるのです……。■踏切で遮断機が下りている時に大笑いしてはいけない踏切は電車が通り過ぎる際、カンカンという独特の点灯音とともに遮断機が下りるのが一般的です。その音が鳴っている最中に、友達と大笑いするのは避けたほうが良いでしょう。踏切のあの独特の音には、その近辺で亡くなった地縛霊が生前の記憶をたどって集まってきやすいと言われています。そんな場所で大笑いするなど楽しそうにしていると、集まってきたた霊に恨まれ、憑りつかれてしまうことも……。■踏切の石を家に持ち帰ってはいけない踏切内に敷いてある石を持ち帰る人はあまりいないと思いますが、それだけは絶対にやめておきましょう。公共的な問題もありますが、それだけではなく心霊的な意味合いでも絶対にNGです。仮に、人身事故が起きた場所の敷石を家に持ち帰ると、亡くなった霊の怨念までついてくるのです。特に、人身事故で亡くなった霊は激しい負の感情を抱いていることが多いため、あなたの家に不幸が降りかかるかもしれません……。普段それほど意識されませんが、駅のホームや踏切は実は恐ろしい心霊スポットでもあるのです。知らず知らずのうちに悪霊に憑りつかれてしまわないように、十分気を付けてくださいね。(C) Maria Savenko / shutterstock(C) nampix / shutterstock(C) travelview / shutterstock(C) Oliver Huitson / shutterstock
2018年08月30日世の中には、自分の理解を超えた出来事があるものです。言葉では説明できない、偶然のようで必然的な……。 そんな本当にあった不思議な出来事を恋愛編と家族編に分けて紹介します!【アンアン総研リサーチ】vol.93文・高橋ひとみ日常には、科学で説明できないことが潜んでいる?アナタの未来が見えます、見えます!女子って占いやおみくじで盛り上がりますよね。そもそも占いの信ぴょう性ってどうなのでしょう。20~30代の女性が集まる総研メンバー200名に聞いてみました!Q.占いを信じていますか?アンアン総研調べほぼ半々に別れる結果となりました。はいと答えた人の意見は次の通り。「統計学だから結構あたるものだと思います」(30歳・営業職)「占いで稼いでいる人がいるから」(21歳・学生)「良いことは信じます。悪いことは一切信じません」(27歳・教育関連)現実的な意見が多いですね。良いことは信じるけど、悪いことは信じない。自分の都合良く解釈することが占いとの上手な付き合い方のようです。しかし、世の中には、自分の理解を超えた出来事があるものです。言葉では説明できない、偶然のようで必然的な……。 そんな本当にあった不思議な出来事をご紹介します。あなたもひょっとして心当たりがあるのでは?不思議な出来事ベスト3<恋愛編>浮気って、バレる運命にあるのよ!3位「ナンパしてきた人が、友人の元カレでした」(34歳・その他)こんなことってあるの? と思ってしまう出来事ですね。世間は狭い。2位「漠然と、北海道の人と結婚するような気がする! と思っていたら、本当にしてしまった」(35歳・マーケティング)なんとなく思っていたことが、現実になるってよくありますよね。潜在的に心にあることで、それを引きつけているのかもしれません。1位「昔、携帯を水没させてしまった私。自分のSDカードを引き出して、一緒にいた女友達の携帯を借りてメールチェックをしようとしたら、私の彼から女友達にメールが。彼と女友達との浮気が発覚した」(31歳・その他)たまたま携帯を水没させて、浮気が発覚するなんて、まさに「なんて日だ!」。携帯、恋人、友情と、彼女を支える柱が見事同時に揺らぐという神様のいたずらのような出来事ですね。浮気自体悪いことですが、お友達にとっては親切心が仇となりました。不思議な出来事ベスト3<家族編>話さなくても分かり合えるから、家族なのかな。3位「会ってすぐに打ち解けた女友達がいたのですが、彼女と私の家族の誕生日が半分以上かぶっていました。例えば、私と彼女の父親、私の弟と彼女の妹など……」(28歳・営業職)これまた不思議。偶然という言葉だけでは片付けられない何か強い結びつきがありそうです。2位「ガラスのコップに亀裂が入っていると気づいた日に、祖父が亡くなりました」(30歳・営業職)こういった死の知らせを表すような現象はよく聞く話ですが、科学では表せない何か別の力が働いていることを信じざるを得ない現象です。偶然起きた良くないことを訃報に結びつけた、とも言えますけどね。1位「小学生の頃、急に頭が痛くなって保健室へ行ったら、保健の先生が怪我人を病院へ連れて行っていたため不在。実は、怪我をした子は、妹でした。ブランコから落ちて頭を怪我したとのこと。妹が怪我をした時間と、私の頭痛の始まりの時間がほぼ同時刻なので、偶然と片付けるにはあまりにも不思議な出来事だったと覚えています」(25歳・経営者)何かの暗示のようなギョッとする出来事です。双子のシンクロニシティやテレパシーなどを聞くことはありますが、姉妹でもあり得るのかもしれませんね。ほかにも「話題に出した人とは必ず遭遇する」(35歳・IT)など、必然のような、引き寄せているような不思議な出来事は日常的にあるようです。世の中、意外と不思議なことが多い! 「運命は変えることができるけれど、宿命は変えられない」。どこかで聞いたドラマのセリフを思い出しました。とはいえ、つまるところはこの言葉「信じるも信じないもあなた次第です」 に尽きますね。以上、【アンアン総研リサーチ】vol.93でした。※ 2016年1月18日作成(C) Deer worawut / shutterstock
2018年08月27日夜の帰り道、背後に何者かの気配を感じたことはありませんか?振り返っても誰もいない……。でも、確かに何かがそこにいる。そのまま帰宅したら、その“何か”を家まで連れて帰ってしまうかも……。そこで今回は、占い師の脇田尚揮さんに“夜、帰り道でしてはいけない不吉なこと”をご紹介いただきます。文・脇田尚揮■電線の下や線路沿いに歩いて帰る夜、帰り道に電線の下や線路沿いといった電気が流れている場所を、通って帰る人も少なくないでしょう。ですが、これは霊的な意味においては、危険な行為。霊は不思議なことに、強い電気が流れている場所に現れやすいのです。そのため独りでトボトボと歩いていると、あなたの存在を察知した霊が家までついてくる可能性も。できれば、帰り道に通るのは避けたほうがよさそうです。■SNSを利用しながら帰宅する夜の帰り道、独りだとどこか寂しいですよね。そんな時、スマホでSNSチェックしながら歩いていませんか? しかし、Facebook投稿やLINE投稿はポジティブなものだけではなく、ネガティブなものも少なくありません。そんなネガティブな投稿を見ているあなたは“陰気”に包まれ、低級霊を引き寄せやすく、自宅まで連れ帰ってしまうことも……。■神社・お寺に入って手を合わせる神社やお寺への参拝は、朝~昼が最も良いとされていますが、逆に夜の参詣は禍々しいものを呼び寄せてしまうことも……。夜は参拝できないようになっている神社やお寺も多いですが、出入りできる場所も。夜の神社やお寺は、“丑の刻参り”など呪いや呪術を行うために出入りする人もいて危険です。気まぐれに訪れるのは絶対に避けましょう。■ゴミ箱以外の場所にゴミを出す次の日、朝が早い場合は、夜のうちにゴミを出してしまう方も多いでしょう。でも実はこの行為、NG。ゴミ捨てのルール云々ではなく、あなたの出したゴミの中の腐った食べ物などが負のオーラを発し、そこに動物霊などが集まりやすいのです。その場の気が悪くなるだけではなく、出したあなたに霊がそのままついてくることも少なくありません。ゴミは、朝出すように心がけましょう。あなた自身のためにも……。もしも、このようなことをしてしまった場合は、自宅に帰ってすぐに塩を自分にふりかけたり、線香の煙を浴びたりすると良いでしょう。そうすることで、低級の霊や動物霊などは去っていってくれるでしょう。しかし、中には素人では祓うことができないものもあるので、心身の不調が続くようならプロにお願いするのもひとつの手かもしれません。まずは、とにかく家に持ち帰らないことです。(C) Rafal Bloch / shutterstock(C) blackzheep / shutterstock(C) Weerapon Nantawisit / shutterstock(C) 26ShadesOfGreen / shutterstock
2018年08月24日家の中で幽霊が出やすい場所というのは、ほぼ決まっており、基本的にお風呂場、洗面台、そしてトイレなどの“水回り”だとされています。もしかしたら、知らず知らずのうちに霊を呼び寄せているかもしれません……。あなたは大丈夫でしょうか。そこで今回は、占い師の脇田尚揮さんに“お風呂で絶対にやってはいけない悪霊を呼ぶ行動”をご紹介いただきます。文・脇田尚揮■お風呂掃除をサボる毎日のお風呂場掃除、面倒ですよね。でも、掃除をサボるのはNG。湯垢で浴槽や洗い場、洗面器が湯垢で汚れていると、悪霊が好んでやってくるようになります。湯垢の成分は、水道水中のミネラルや石鹸カス、そして人間の皮脂です。悪霊は人間の皮脂や老廃物が大好き。人間の皮脂がビッチリこびりついている風呂場は、まさに最高のすみかなのです。■夜、浴槽の中で口笛を吹く夜遅く帰宅したときなどは、お湯にゆっくり浸かってリラックスしたいですよね。気持ちよくなって口笛を吹いちゃうという方もいるのではないでしょうか? しかし、口笛につられて悪霊がやってくる可能性が……。昼は問題ありませんが、夜は目に見えない何ものかがうごめく時間。そんな夜中に口笛を吹くと、“ここにいるよ”と悪霊にアピールすることに。また、もともと精霊とやり取りする儀式で口笛は吹かれていました。悪霊とコンタクトをとってしまわないためにも、夜、お風呂場で口笛を吹くのはやめておきましょう。■お風呂場で出血した後、洗い流さずに出る突然の鼻血、カミソリによるケガ、生理などで血が流れることがあるでしょう。そんな時、サッと水で流すだけでなく、徹底的に洗い流すことをおすすめします。悪霊は、流れ出た血液に誘われてやってくると言われています。あなたの血を求めて悪霊がやってくるかもしれないので、注意しましょう……。■目をつむり、鏡の前で「かごめかごめ」を歌うお風呂場でシャンプーをしているとき、何者かの気配を感じ、目を開けたけど誰もいなかった……。このような経験をしたことがある方は少なくないでしょう。実は、人間には目に見えない何かを感じる能力が備わっているのです。そんな、“目に見えない何か”ですが、洗面鏡の前で目をつむり“かごめかごめ”を歌って目を開けると、鏡に悪霊が映るという噂も……。“かごめかごめ”は霊を呼ぶと言われている歌。入浴中はくれぐれもご注意を。悪霊に憑りつかれると、身体が重くなり体調不良に陥ったり、自分や同居人が不幸に見舞われたりすると言われています。ちょっとした不注意で悪霊に気に入られてしまわないよう、上記の4つのNGポイントに注意してバスタイムを楽しみましょう。(C) Aleksey Boyko / shutterstock(C) AntonMaltsev / shutterstock(C) Africa Studio / shutterstock(C) Sergieiev / shutterstock(C) GRSI / shutterstock
2018年08月22日家の中で幽霊が出やすいとされる場所……。それは基本的に“水場”と言われるお風呂場、洗面台、そしてトイレなどです。あなたの家のトイレは大丈夫でしょうか?もしかしたら、知らないうちに霊を呼び寄せているかもしれません。そこで今回は“トイレで絶対にやってはいけない悪霊を呼ぶ行動”を占い師の脇田尚揮さんにご紹介いただきます。文・脇田尚揮■汚いトイレで独り言を口にするトイレという場所は邪気が溜まりやすい空間です。家の中で一番霊の類を呼び寄せやすい場所とも言えるでしょう。特に、掃除をしていない汚いトイレは、それだけで邪霊のたまり場になることも。そんな汚れたトイレで独り言を言うのは避けたほうが良いでしょう。悪霊たちがその内容を聞いており、そこに付け込むような悪夢や災難をあなたにもたらすかもしれません。■便座に座って正面の鏡を覗き込む便座に座っている時は、ほとんどの人がリラックスしており無防備な状態です。悪霊にとっては格好の獲物でしょう。間違っても便座の正面に鏡を置いてはいけません。鏡は霊の通り道とされており、ふとした瞬間に鏡を覗き込むと、その一瞬で悪霊に憑りつかれてしまうかも……。■タンクの上に人物の絵を飾るトイレのタンクの上は、割とスペースがあるので、絵やオブジェを置く方もいるかもしれません。しかし、タンクは大体便座の後ろに位置しているので、用を足しているときに直接見ることができない場所になります。そんなタンクの上に“人の描かれた絵”を飾るのは厳禁です。「後ろから何かに見られている」という感覚に陥るのです。また、その絵を依り代として悪霊が住みつく恐れも。絵の目が動く……なんてこともあるかもしれません。■トイレに本をたくさん置いておくトイレに漫画や雑誌などを大量に置いている人を見かけますが、実は危険な行為。古い雑誌や古本といった古紙をトイレに置いていると、そこが悪霊の住み家になる可能性があるのです。古い紙には邪気が溜まりやすく、ただでさえ邪気のこもりやすいトイレに置くことで、悪霊の巣窟がつくられてしまうのです。トイレに置く本は数冊に留めて、なるべく古い本は置かないようにしましょう。トイレにまつわる怖い話はよく聞くかと思いますが、その理由は、悪霊が好む水場であることに加え、人間が恐怖心を抱きやすい、暗く湿った狭い場所であるからです。さらに、用を足している間は無防備になってしまうので、悪霊にとっては最高の場所と言えるでしょう。ちょっとでも嫌な気配を感じたら、上に挙げたポイントをチェックして、悪霊が住みつかないように環境を改善しましょう。(C) Pair Srinrat / Shutterstock(C) Stockbakery / Shutterstock(C) Bubbers BB / Shutterstock(C) Pair Srinrat / Shutterstock
2018年08月18日