わが家の長女は、3歳で「内斜視」と診断されました。私は彼女の将来を悲観し、心配する日々が続きました。しかし長女はそんな私の心配をよそに…。今回は、長女が「自分のできること」に焦点を当てて成長していく姿に、母である私が成長させてもらったと感じることをお話しします。長女が内斜視と診断されるまで生後3か月の長女と畳の上でごろごろしていた時。突然、長女からきつい視線でにらみつけられたように感じたことがあります。当時は、自分自身が疲れていたので、そう見えたのかなと思いましたが、その時の娘の表情を写真に収めました。すると、左の黒目が内側に寄って見えました。でも、乳幼児だから目の機能がうまく働いていなかったのかな?と思ったくらいで、あまり気にせずにいました。後で知ることになるのですが、そもそも乳幼児は目に占める黒目の割合が大きいので、斜視に気づきにくいのだそうです。長女が2歳7か月で引っ越しをし、初日に長女と向き合って夕飯をとったとき、「明らかに左の黒目の位置が違う!」と感じました。でも、荷物の片づけを優先しているうちに忘れてしまいました。生活も落ち着き、幼稚園に満3歳で通い始めた直後。左の黒目が内側によっていることがまた気になりだしました。そこで眼科に足を運び、診察を受けた結果、「内斜視」と診断されました。内斜視だと立体的にものが見えない?「内斜視」とは、「公益財団法人日本眼科医会」の説明によると「人間の目は、少しはなれて横に二つついているため、左右の目は少し違った角度でものを見ることになります。これを頭のなかで一つにまとめてとらえることで、立体感や遠近感が生まれます。しかし斜視があると、両目で一つのものを見ることができないので、その機能が発達しません」とあります。つまり、立体的にものを見ること(立体視)が難しいという説明を受けました。言葉で聞くと分かりにくいのですが、実際の体感としては、片目を完全に隠してレゴブロックを組み立てたり、駅の階段を昇降している状態に近いようです。内斜視のせいで友達にいじめられるのでは…と心配また、外見的には、片方、または左右両方の黒目が内側に寄ります。そのため、当時の長女の表情は、見る人の角度により視線がきつく受け止められるようでした。実際に幼稚園のバスの先生から、「〇〇ちゃん(長女の名前)、私のことが嫌いなんでしょうか?いつもにらんできて。家で何か私のことを話したりしますか」と聞かれたことも。娘の目の状態を説明し、そこで初めて誤解が解けたのです。私は、長女が内斜視のためににらんでいるように見えるせいで、お友達から仲間外れにされるのではないかと心配しました。そのほかにも、お友達とのかかわりに問題がでてきたらどうしようと悲観していました。結果を言えば、斜視により人間関係に何か問題が起こったということはなかったのですが、当時はあらゆることに悪い想像を膨らませ、ネガティブな気持ちになっていました。小学1年生で新体操をやりたいと言い出した!長女は、小学1年生のときに、かわいい花柄のレオタード姿に一目ぼれし、新体操をやりたい!と言い出しました。再三、やりたいとせがむので、最終的にOKを出しましたが、心中では「よりによって新体操…」と思っていました。新体操は、ボールやリボン、フープを投げ、前転して受け取ったりする競技です。内斜視で立体視ができず、奥行きを理解できない長女にはハードルが高いのではと思ったのです。私は長女が傷つくことが心配でたまりませんでした。長女が望んで続けた道だから成長がついてきた長女はおっとりした性格ですが、芯の強いところがあり、一度決めたらとことんやりぬくタイプです。女優でフィギアスケーターの本田望結さんが、テレビで腹筋を毎日600~800回やっていると知ると、「あの動きをするために必要なら」と、自主的に、小学2~3年生の2年間は、一日も休まず腹筋を600~800回やり続けました。小学4年生では、本人が新体操の選手コースを希望し、無事に入れてもらえましたが、そこからが苦難の道。たくさんある大会や発表会のたびに指定される手具が、フープ、リボン、クラブ(こん棒)と次々に変わります。練習では、ほかの子と比べ、明らかに投げた手具をとれないために、指導者から叱責されます。帰宅後に隠れて泣いていることもしばしばでした。しかし、長女の内斜視についてや立体視できないことを指導者に伝えるのは控えました。ほかの子と同じように接してほしかったからです。低学年の時の腹筋と同様、必要な柔軟や演技をヒマさえあれば練習していました。また、さらに表現力などを養いたいと本人の申し出があり、バレエも習うことにしました。それからも並々ならぬ努力を続け、長女は新体操に打ち込みました。私は、長女の新体操への向き合い方を見て、「あぁこの子は“できないこと”にフォーカスするのでなく、“できること”にフォーカスして成長しているんだな」と強く感じました。新体操が長女と私にもたらしたもの現在、中学2年生の娘は、新体操をやめ、バレエのみ続けています。本人に「どうやってリボンやクラブを取っていたの?」と聞いたら、「感覚だよ。このくらいの力で投げたらこのくらいの時間をかけて落ちるってだいたいわかるから。そもそも、普通の人がどう見てるかなんてわかんないからね。立体視できるのがどういうことかも知らないし」と言われました。そして、「私は何でも最初はうまくいかなくて下手だけど、やりたいことは諦めないから、上手くいくことが多いんだよね」と話す長女。彼女は変えられない「内斜視」の事実を素直に受け入れています。そしてやりたいことには努力を惜しまず、粘り強さを見せます。やりたいことは納得いくところまでやる!というメンタルの強さや姿勢を育ててくれたのは「内斜視」でもあると思います。その姿は、私自身の生き方にも大きく影響しました。ヘルニア手術歴も産後のぎっくり腰歴もある私でしたが、諦めずにヨガインストラクターの資格を取りました。現在講師として、生徒に教えることができています。長女にはこれからもいろいろと教えられそうです。<文・写真:ライターみち>
2020年06月04日スイミングコーチとして働いていたころ、私は何度も「水慣れクラス」を担当しました。水が嫌い!絶対顔なんてつけない!ママと離れるのがイヤ!そんな大泣きする子たちをプールという場所に慣らし、水に慣らし、潜れるようにするクラスです。幼稚園の年少・年中の子どもにレッスンする水慣れは、技術の指導というよりも、気持ちが大きく作用します。私の経験から、水が苦手なお子さんを持つお母さん達に知っておいていただきたい心得を紹介したいと思います。絶対に強要しない水を嫌がる子どもは、シャンプーを流すときに顔を手で覆って大泣きしたり、ちょっと水が顔に掛かっただけで叫んで嫌がることがあります。そういうときは、本人の気持ちが落ち着くまで待つしかありません。無理に水慣れさせようと思えば思うほど、子どもは『嫌なことをやらさせる!』と警戒してかたくなっていきます。親は、水に慣れさせたい気持ちをぐっと抑え、『嫌なら顔を隠してもいいし、上を向いてもいいじゃない』と、まずは広い心で待ってみてください。間違っても、水嫌いを克服させたいなという心意気が伝わってしまわないようにしてくださいね。『この子は水が嫌いだから』と言わない、思わない幼児の水慣れクラスを担当している時、今でも忘れられないほど水嫌いな子が何人もいました。週1回のクラスで2か月もすれば、水に潜ったり顔をつけられるようになる子が多い中、中には水に顔をつけられるようになるまでに半年以上泣いていた子どもも。どうやってもなかなかうまくいかないときは、指導者側もさすがに心が折れてしまいそうになることも。そんなとき、いつも心の中で唱えていたのが、『人は羊水の中に10か月間いたのだから、水が嫌いな人間がいるわけがない』ということです。生命の起源は海に由来しているのだから、生物学的に水が苦手な人間はいないと信じながら、その子と向き合っていました。また、印象的だったのは、その子たちのお母さんは、頻繁に、『うちの子は水が嫌いで…』と話していたこと。事実そうなので、口にしたくなる気持ちは分かるのですが、その言葉は子ども本人も聞いています。それが、無意識の暗示になることも。顔に水がかかるのがイヤでも、お風呂につかるのは好きな子や、自分がシャワーを持って人に水をかけるのは好きな子はいます。水が嫌いかなと思っても、それをあえて口にせず、お風呂やシャワーでたくさん遊んで、「水って面白い!」を体験させてあげるとよいと思います。「水圧、浮力、抵抗」を子どもと感じてみよう大人は、子どもと一緒にお風呂に入ったときや、水遊びをしながら、口からブクブク泡を出したり、潜って見せたり、おもちゃで遊んだり、ひたすら水を楽しむ姿勢をみせましょう。大袈裟なくらいのアクションを交えるのもいいですね。子どもたちは、水圧、浮力、抵抗といった3つの水の特性を感じると、水は楽しいと思うはずです。例えば、シャワーを強くしたり弱くしたりと水圧を変えて湯船にあてると、出てくるあわや水しぶきが違うな~と感じることができます。湯船でママに抱き着いて力を抜くと、ふわーんとかわいいお尻が浮いてくるのは浮力がかかったから。濡らしたタオルに空気を集めて、風船のようにしてお風呂に沈めるとプカプカ浮くのも浮力。湯船でそーっと手を動かしたときと思いっきり早く手を動かしたときは手に当たる水の力は違うし、できる水流も違う!これが抵抗です。大人が工夫して、それらを感じさせてあげると、子どもは難しいことは考えずに、「なんだか水っておもしろい」と実感していくはずです。たまに事故的に(実は故意なときも)水が顔に掛かってしまった時は、『ごめんね!でも顔にも水がかかっても平気だったね!』と派手に褒めてあげてください。少し慣れてきたら、ゆっくり水との距離を縮めてみる…これを何度も繰り返していきます。スイミングスクールは週に1回~2回ですが、お風呂では毎日できるので、慣れていくのだってきっと早いはずです。『あれ?意外と大丈夫』『ちょっとやってみようかな』の気持ちを大事に、少しできた時には「もっと」と強要しないことも大切です。これからどんどん暑くなって、水と遊ぶのが楽しい季節になってきます。『水が嫌いなんて言っても、おなかの中では10か月も水の中にいたのだ』ということをちょっと頭の片隅に置いておくと、深刻にならずに水嫌いの子どもと向き合えます。ぜひお風呂やおうちプールでたくさん水と遊んで、水に慣れていってくださいね。<文・写真:ライターさつき>
2020年06月03日園や学校生活が本格的にスタートすると、楽しい昼食タイムも始まりますね。そうなると必要になるのが「ランチョンマット」。そこで今回は、「給食用ランチョンマット」の作り方を紹介します。サイズさえ調整すれば、園児でも使えますよ。お裁縫は苦手!という人も、型紙なし、直線縫いだけで簡単に仕上がるので、ぜひトライしてみてくださいね。初心者向け「裏地なしランチョンマット」の作り方【ステップ1】生地の方向を確認して(※注1)、裏にできあがりサイズのガイドラインを引いておきます。チャコペンか、なければ鉛筆でもOK!今回は、わが家の娘が通う小学校の指定サイズ(縦30センチ×横40センチ)で作っていますが、それぞれの指定サイズに調整して作ってみてくださいね。続いて、できあがりサイズの周囲に2センチずつ縫い代の線を引きます。ここまでできたら縫い代の線にそって生地を裁ちます。縫い代を含んだサイズで縦34センチ×横44センチの布ができます。【ステップ2】さっそく縫っていきたいところですが、その前に裁断した生地にアイロンをかけます。アイロンをかけるかかけないかで、仕上がりのキレイさが変わってきますので、とても大事なポイントです。縫い代の端から0.7センチ幅のところで折り、アイロンをかけます。ここでしっかり折り目をつけてくださいね。さらにそのまま1.3センチ幅のところで折り、アイロンをかけます。こちらもしっかり折り目をつけましょう。【ステップ3】ここまでできたら、いよいよ縫っていきます。折り曲げた縫い代の外側から1センチ幅(内側から0.3センチ幅)のところを縫います。縫い代部分は、三つ折り(0.7センチ+1.3センチ)になっていますが、幅をズラすことによって厚みができず縫いやすいです。角はできれば少し角度をつけて折ってから縫うとキレイになります(難しければそのままでもOK!)。完成です!中級者向け「裏地つきランチョンマット」の作り方ランチョンマットは、1枚で仕上げてもキレイですが、もう少し頑張りたい!という方のために裏地つきの作り方も紹介します。【ステップ1】今回は、裏地もつけるので「表地」と「裏地」の2枚を準備します。洗って片面だけ縮んだりしないよう、同じ生地(もしくは似ている生地)を準備します。先程の裏地なしと同じように、それぞれの生地の裏側に指定サイズの線を引きます。裏地つきの場合、縫い代の線は1センチ幅で引いてください。そして、縫い代をつけたサイズで裁断します。指定サイズ(縦30センチ×横40センチ)の場合、裁断後は縦32センチ×横42センチの布になります。それぞれ裁断できました。【ステップ2】次にそれぞれの生地を中表(表面同士を合わせる)にします。どこか適当なところを7センチほど残して、グルッとできあがりの線を縫います。角は斜めに切り落とすと、表にひっくり返したときにキレイです。【ステップ3】先程、縫わずに残した7センチの部分からひっくり返して表にします。【ステップ4】縫っていない部分も1センチ内側に折り込み、アイロンをかけます(この部分は、生地を表にして整えるとキレイに縫い代が内側へ折り込まれます)。【ステップ5】ミシンがある方は、まわりをぐるっとコバステッチ(0.2〜0.3センチ幅の細かいステッチ)をかけて完成。ミシンがない場合は、ぐるっとステッチかけるのが大変だと思いますので、アイロンを掛けたあと、穴部分を手縫いでかがってもOKです。今回は、裏地ありとなしの両方のランチョンマットの作り方を紹介しました。生地ですが、縮みを防ぐために、購入したら裁断前に「水通し」(※注2)をすることをおすすめします。また、ランチョンマットに適している生地は綿の「オックス」(薄いキャンバス生地のようなもの)がベストだと思います。個人的には、歪みや縮みなどを気にせず使えて洗える「裏地なし」のランチョンマットが好みなので、わが子にもこのタイプを持たせています。とはいえ、表裏違う柄などのデザインにしたい!などという思いもありますし、縮まず使える素材もありますので、ぜひお好みで裏地ありなしを作ってみてくださいね!*********※注1【生地の方向の確認の仕方】生地は、必ず縦と横があります。柄物は分かりやすいですが、無地は縦横が分かりにくいですね。生地の「耳」と呼ばれるほつれてこない部分(生地によっては針を通した穴が開いている部分)が、左右の両サイドにくるようにしましょう。ランチョンマットを作るときは、生地が横長になるように裁断してください。※注2【水通しのやり方】洗面ボウルに水を張ります。そこへ購入した生地を投入し、完全に水に浸します。15分ほどたったら、洗濯機で脱水し、干して乾かします。乾いたら生地にアイロンをかけて水通し完了です。<文・写真:ライターMAI>
2020年06月02日この季節、散歩にでかけるとさまざまな生き物に出会えます。蝶やアリ、てんとう虫、トカゲ、カエルなど、身近な生き物は子どもの好奇心を刺激してくれます。しかし、虫が苦手なママは多いのではないでしょうか?私も以前は、虫なんて気持ち悪い!と思っていました。でも、今では子どもと一緒に身近な生き物探しを楽しめるように。今回は虫嫌いだった私が、小さな息子から教わったことをお伝えします。身近な生き物との触れ合いは、子どもにとって大切な経験幼稚園で虫の飼育をしたり、自然体験をしたり、小学校では「春を見つけよう」というテーマで生き物や植物を探しに行く授業があるように、身近な生き物との触れ合いは子どもにとって大切な経験。自分自身も子どものころ、生き物との出会いを楽しみ、捕まえるために友達と試行錯誤したことを思い出します。また、飼育することを通して、命の尊さを学びました。本当は苦手でも「おもしろいね」と声をかけたしかし、私は大人になるにつれ、いつのまにか生理的に虫やトカゲなどを苦手と感じるように。新婚旅行でバリに行った際、露天風呂に大きなヤモリが現れ、絶叫しお風呂から飛び出したことを覚えています(笑)。日常生活でも小さな虫が飛んでくると、「気持ち悪い」と避けていました。そんな私でしたが、保育士の仕事で子どもと関わる中で、決めたことがあります。それは生き物に対する私の感覚を子どもに押しつけないこと。好奇心旺盛な子どもたち。外で遊ぶと、たびたび「先生!見て!」とダンゴムシを私の手に乗せて見せてくれることがありました。その時私は、内心「やめて~!」と叫びたい思いでしたが、子どもの好奇心を大切にしたいと思い、ぐっとこらえていました。そして「おもしろい動きをするね」と一緒に観察したり、「虫と仲良くなれてすごい!」と、触れ合える子どもたちを褒めるように。私は積極的に生き物と関わる先生ではなかったのですが、触れず困った時には生き物が好きな子に活躍してもらっていました。大切なのは、子どもが虫に興味を持った時には、否定せずにおもしろがることだと思っていたからです。息子が生き物の楽しさを教えてくれた私が本当に生き物を好きになったのは、息子が産まれて数年たったころでした。散歩に出かけるようになると、息子はアリに夢中になりました。そのため、よく息子の気が済むまで一緒にアリを眺めていました。ある時、アリが自分より大きな虫を運んでいました。それを見た息子は「ぼくがパパをおんぶするくらい大変だ、すごいなあ」と感動。また「この巣とこの巣は繋がってるみたい」と気づいたり、アリの行列の先にはなにがあるのかつきとめたり、大人でも楽しめるような発見がありました。知らない虫を見つけると、名前やその特徴を図鑑で調べたりもしました。3歳の時には、散歩に出かけた先の草むらで小学生の集団がトカゲ取りをしている中に突入。まだ小さな息子は小学生のように捕まえることはできなかったのですが、優しいお兄さんが1匹分けてくれ、大喜び。お兄さんと一緒に「ゴロウ」と名前を付け「絶対飼う!」と言い出しました。トカゲのエサは生きた小さな虫など。トカゲも虫も苦手な私にとってハードルが高すぎるので反対したのですが、息子の意思は固く飼育することになってしまいました。息子はトカゲを「かわいいな~」と大切にし、自分で世話をする約束を守り、毎日欠かさずエサのバッタやコオロギを取りに行きました。私は初めのころはトカゲが生きた虫を食べる姿に抵抗があったのですが、一生懸命に世話する息子を見ているうちに、「今日はたくさんバッタが取れてよかったね」と思うようになり、雨でエサの虫が取れない日が続くと「ゴロウ大丈夫かなあ」と心配するようになりました。苦手だったトカゲにこんな感情を抱く日がくるなんて思いもよらないことでした。生き物に興味をもったきっかけ2つ私がさらに生き物に興味を持つようになったきっかけは、息子が見ていたNHK Eテレの「香川照之の昆虫すごいぜ!」という番組です。カマキリの格好をしたカマキリ先生こと香川照之さんが、子ども向けに昆虫の授業をする番組なのですが、そのトークの熱さと面白さについつい見入ってしまうのです。そして見終わると、特集された昆虫に対して、不思議と尊敬の気持ちが芽生えるのです。もうひとつは小学生になった息子の愛読書の「残念な生き物辞典」シリーズ(監修・今泉忠明/高橋書店)。思わずクスっと笑ってしまう生き物の残念な一面が書かれた内容なのですが、実際にその生き物を見つけた時には、「本当だ!」とじっくり観察したくなります。どちらも親子で楽しめる内容で、生き物が苦手な人も見方が変わる可能性あり!おすすめです。ママが苦手でも大丈夫、子どもの発見を前向きに見守ってそうして気づけば生き物の楽しさに目覚め、今では息子と生き物探しや飼育を楽しめるようになりました。子どもの友達に「この虫の名前は〇〇でね…」と解説してしまうこともあるくらいです(笑)。息子は小学校では「昆虫博士」と言われるくらい、今も生き物が大好きです。もし私が感情のままに「虫なんて気持ち悪い!」と息子に言っていたら、今の姿はなかったと思います。保育士でもママでも、苦手なものは苦手でいいと思います。ママが手出ししなくても子どもは自分なりの方法で身近な生き物と関わっていきます。その時に、否定せず「すごいね!」「おもしろいね!」と、受け止めてあげるだけで充分。その中で子どもと一緒に新たな発見ができたらステキだと思います。■香川照之の昆虫すごいぜ!■残念な生き物辞典<文・写真:ライターnicoai>
2020年06月01日引っ越しや転勤など、この春から新しい環境で生活を始めた人もいるのではないでしょうか。私も5年前の今頃(第1子の娘が生後6か月頃)、夫の転勤で大阪に行くことになりました。知り合いがゼロの中での初めての子育てで、私は追い詰められました。そんな私を救ってくれたのは、同じ年ごろの子どもを育てるママ達のSNSでした。産後の私の状況大阪には旅行で行ったことがある程度。結婚するまでずっと実家暮らしだった私にとって、知らない土地で暮らすことは初めての経験でした。そして、一緒にいるのは小さな赤ちゃん。初めての育児でとにかく不安で仕方がありませんでした。夫は「娘と話せばいいじゃん」と言うけれど唯一の話し相手となるはずの夫は仕事が忙しく、平日はほぼ毎日、日付が変わる頃に帰宅。休日も仕事をすることが多く、家にいる時間もなし。当然会話もほとんどできません。仕事で忙しい夫に頼ったり、グチを言うことも申し訳ないという気持ちになり、ひたすらガマンをしていました。でも、一度だけ夫に「話ができないのがつらい」と言ったことがあります。そのとき夫は、「〇〇(娘の名前)がいるじゃん!」とサラリ。まだ、「あー、うー」と喃語しかしゃべることができない娘とのやりとりは、会話にはならず、解決になりません。そのとき、夫は私が大変な心境になっているとは、まったく気づいていなかったのだろうと思います。追い込まれていく精神状態気がつけばほとんど人と会話することのない毎日を過ごし、赤ちゃんの世話が中心で、自分の時間がまったくないことが日常になっていきました。心が弱っていたせいでしょうか、東京と大阪のイントネーションの違い、習慣や文化の違いなど、一つひとつが重く感じます。些細なことが気になり、何もかもが不便で、生活しづらく感じる日々。私は何でここにいるんだろう?毎日洗濯を干すためベランダに出て下をのぞいて、「ここから飛び降りたらラクになるかな?」などと考えては、それを打ち消すような毎日でした。とにかく早く東京に帰りたい…そればかりを考えていました。わが子の成長をSNSにアップすることにつらい気持ちを抱えながらの子育てでしたが、ふとしたことがきっかけで気持ちに変化が生まれました。ある日、当時流行し始めたインスタグラムをのぞいてみると、そこにはたくさんのママが載せたわが子のかわいい写真がアップされていたのです。とてもキラキラしていて、心がワクワクしてくるのを感じました。私は、「なんて楽しそう!やってみたい!」と思い立ち、成長記録としてインスタグラムとブログを始めることにしたのです。同じ境遇のママ達との繋がりが生まれた!インタグラムやブログの世界には、自分と同じ月齢の子どもを育てるママ達がたくさんいました。自分が発信したことに反応してもらえたり、いいねで共感できたり、わからないことを教えてもらえたり。自分の存在を認められた気がして、自信に繋がり、視野がぐんと広がったのです。寂しさがすっかり消えるわけではなかったのですが、毎日涙を流してはクヨクヨ悩んでいた日々と比べると、気持ちが晴れわたり、吹っ切れたような感覚。同じような環境にいて、同じ悩みも持つ人とやりとりをしていると、心がふっと軽くなる気がしました。しばらくSNS上でやりとりするうちに、同じような月齢のママや転勤ママと繋がりができはじめました。会える距離に住んでいるママ達もいて、次第に会って話してみたいという気持ちに。そこで、私から声をかけて、子連れで集まることに。実際に会って話してみると、とても楽しくて、改めて外出すること、人と会って話すことがストレス発散になることを感じました。今思えば、自分から声をかけるなんて、人見知りの私にはあり得ない奇跡的な行動なのですが、このときから、子育てを前向きに楽しめるようなった気がします。これを機に子連れ外出が大好きになりました。そして、ほぼ毎日、娘との1日の出来事をSNSにまとめることが日課になりました。今がつらいなら、繋がりを見つけて吐き出すことも大事!私が孤独を感じ、どうしようもない状況だったのは引っ越ししてから3か月ほど。今、ひとりぼっちの子育てをつらいと感じている人、新しい土地で子育てに不安を抱えている人、それを吐き出すことが大事です。私のように、身近に同じ環境の人や話せる相手がいない場合は、SNSも大きな繋がりとなり、支えとなります。SNSなんて…と思わず、のぞいて、思いを書いてみると、自分が考えていた以上に世界が広がるかもしれません。最終的に転勤期間を終えたとき、東京に戻れるうれしさはありましたが、2年間過ごした大阪を離れる淋しさがとても大きくなっていました。あんなに早く帰りたいと思っていたのに…(笑)。このときの出来事によって、人と繋がることの大切さ、SNSの強みを実感することができ、今ではとてもありがたい経験をしたなと思えるようになりました。<文・写真:ライターRie>
2020年05月30日この春、新1年生となった長女。内気な性格なので、私は「お友達はできるかな」「学校生活できちんと自分の意見が言えるかな」などと心配していました。しかし長引く休校中のある過ごし方をきっかけに、変化が見えてきたのです。そのきっかけと変化とは?こすり出し絵から、違う絵の描き方を探すようにわが家の6歳と4歳の娘は、休園休校中はお絵描きをして過していることが多いです。ある日、私が、コインの上に画用紙を置き、それをこすりだして見せたところ大喜び!今までにない手法のお絵描きが新鮮だったようで、コインだけでなく、草花なども使い、こすりだし絵をし始めました。最初は「この葉は赤で塗りたい!こっちは黄緑!」と色を変えて楽しんでいたのですが、だんだん「コインをこすり出すときはコインを指で挟むと動かなくてきれいに浮かび上がる!」、「凹凸があれば形が浮かび上がるから、ザルやお風呂のタイルもこすってみよう!」など工夫をするようになってきました。しばらくは、こすり出す物を変えて楽しんでいたのですが、そのうちに、物足りなくなったよう。私のスマホを使って、お絵描きの技法を調べはじめました。「クレヨン、お絵描き、いろいろ」と検索して、出てきた「スクラッチアート」や「ぼかし絵」「グラデーションアート」に自ら工夫して取り組むようになったのです。やりたいこと、工夫の仕方を口に出すように私のスマホを持ち出して、「チューリップの葉っぱが波打っているのを上手に描きたいから、写真を撮ってから絵を描きたい!」と様々な角度から何枚も写真を撮ってから絵を描いたり、「ぼかし絵を描くときは手でこするより、ティッシュを使うとほんわかと柔らかい絵になるから私は好き!」と妹に伝える姿を見て、私はびっくり。なぜなら、長女は、自分の思っていることやしたいことをを伝えるのが苦手で、私はそれをとても心配していたのです。幼稚園時代は、大好きな優しい先生が相手でも、「お部屋が寒かった」、「セロテープがなくなったので新しいのを補充してほしい」ということさえ伝えられずにいました。私や妹に対しても、自分の意見を言うことがあまりなかったので、今回の絵について、自分の思いをしっかり話す姿を見て、その変化に驚いてしまいました。男性の担任の先生と電話で話している!5月のある日、小学校から「担任の先生が自宅でどのように過ごしているか、元気で過ごしているかなどの確認の電話をします」と連絡がありました。私は、「この子は、担任の先生には入学式以来1度も会っていないし、40代くらいの男性で、普段あまり接していないタイプだから、話をするのは無理だろうな。絶対何も話さず私と代わるだけよね」と思っていました。しかし、先生から電話がかかってくると、長女は「ママのスマホを使っていろいろ調べながら、絵を描いている時間が大好き。ママも妹も一緒だから楽しいです」などと、明るい声で話しているではありませんか。私は「あの消極的な娘が楽しそうにしゃべってる!」とまたもやびっくり。家族以外の人には返事はするものの、自分のことを話しているところを見たことがなかったので本当に驚きました。一見マイナス要素の強い休校だったが…長女が新1年生になるタイミングでの今回の休校。卒園してから長い期間、家族以外の人とコミュニケーションをとらないために、長女の人見知りに拍車がかかったらどうしようと心配ばかりしていました。しかし、長女は時間をかけて好きなことと向かい合う中で、「自分の気持ちを人に伝えたい!」という『伝える力』が身についたようです。また、同時に、「どうすれば上手にかけるか」などの『工夫する力』や、妹に「こうしたら上手に描けるよ」、「手伝ってあげようか?」といった『相手を思いやる心』が芽生えたようにも感じます。好きなことに没頭する、工夫して作品を作り上げる、それを家族に褒められるということを繰り返す中で、長女の中に自信が育まれていったのだと思います。休校という時間は、立ち止まって滞っているような印象を持っていましたが、子どもは日々成長していることを実感。自分の好きなことに時間を気にせず没頭することができたおかげで起きた変化は、ほかのお子さんにも当てはまるのではないかと思います。今後の生活の中でも、できるだけ時間をかけながら、彼女の興味や好きなことが「本人の自信」として育つように関わっていきたいです。
2020年05月29日小さい頃から、父の仕事の都合で数年に一度は転校していた私。「生活環境の変化には慣れている」と自負していたのですが、結婚後、わが子とともに新しい環境で暮らすというのは、自分が想像した以上に緊張感のある日々だったよう。子どもを最優先に考えるあまり、気がつけば普段の自分を見失っていて…。今回の記事では、夫の転勤で私の身に起こった変化と、その変化を自分らしく乗り切るために実践したことを紹介します。「引越しはお手の物!」だと思っていたのに私は、父の仕事の都合で、生まれてから成人するまで、8回の引越しを経験しました。およそ2~3年に一度のペースで転居したことになります。幼稚園2園、小学校3校、中学校2校に通ったため、「私は環境変化に強い」ほうだと自負していました。しかし、自分が「親」側になって初めて経験した「夫の転勤」で、その考えは一変しました。家族との引越しは、やることがたくさん結婚当初から、夫は転勤は避けられない職種だということは分かっていました。そして、「私には引越し経験が十分あるし、特に困ることもないだろう」と考えていました。そんなわが家に初めて転居を伴う転勤話が舞い込んできたのは、娘が3歳になる頃。当時は私も仕事をしており、娘は保育園に通っていました。そのため、まずは転居予定のエリアの保育園に空きがあるのか、私も転居後に仕事を継続できるのかを確認することから、準備を始めました。数週間かけて保育園をいくつか見学し、転園できる目途が立ちました。また、仕事も短時間勤務などを活用しながら継続できることになりました。この大きな山を越えた後は、転居に伴うやるべきこと(住居探し、電気・ガス・水道・電話などの手続き、引っ越し業者の手配、荷物の整理整頓など)をリスト化し、1つ1つこなしていきました。そして、いざ引越し。ここまでは自分の予想を裏切ることなく、やることが多いながらも順調に進んでいったのですが…。自分の性格が180度変わった?転居後の心配事の大部分は、「娘の生活環境が大きく変わること」でした。新しい住まい、新しい保育園。小さな娘には大きな変化です。どうにかスムーズに溶け込んでほしいという思いから、私はまわりの保護者とうまくやっていくことを最優先しました。少しの摩擦も起こさないようにと意識したのは、「余計なことはこちらから言わない」「聞かれたことにのみ答える」こと。保育園の送り迎えではとにかくニコニコして、すれ違う保護者とは笑顔で会釈。特に自分から話しかけることはしませんでした。新しい環境の中で新参者が園の雰囲気を壊してはいけないと思い、まずは「誰かから声をかけられるのを待ったほうがいい」と考えたからです。そんなある日、ある保護者から、自分が想像していなかったひとことを言われます。「〇〇さんって、人見知りなんだね!」私はその言葉にびっくり。なぜなら、私は小さい頃から、どちらかというと人と話すのは得意なほうだったからです。人生で初めて「人見知りだね」と言われたことで、「生活環境の変化は、自分の性格も変えてしまうくらい影響のあることだったんだ」と初めて実感。「引越しは問題なし!」と思っていた私ですが、どうやら、かなり緊張した日々を過ごしていたようです。自分がワクワクすることを探してみようと思い立って子どもの適応力はすばらしいもので、娘は、転園後数週間で、前の保育園時代と変わらないくらい毎日楽しく登園するようになりました。その姿に安心しながら、私自身は、通勤や新しい仕事環境に慣れるのが精いっぱい。数か月間は、あわただしい日々を過ごしていました。そんな中、子ども同士が仲良くなったママに声をかけてもらい、食事をすることに。そこで私は、自分がこういう交流の場を求めていたこと、そしてそれがとても楽しい!ということに気づいたのです。このことをきっかけに、「せっかく新しい土地に来たんだし、そろそろ私も自分が楽しめる場を見つけたい。自分がワクワクするのって、どんなところだろう?」と考え始めました。趣味の語学学習から広がる世界私は、語学学習が趣味なので、自分と同じ趣味を持っている人を探すべく、英語学習などを行っているママ向けのコミュニティがないか、検索エンジンやSNSを使って探すことにしました。すると、いくつかのコミュニティがヒットしました。運営者とやりとりする中で、自分がマッチしそうだと思うコミュニティに参加してみると、趣味の話はもちろん、そのエリアの生活情報や子どもの習い事情報なども教えてもらえるようになり、自分の世界が一気に広がりました。週末に家族で出かける行動範囲も広がり、転居から半年後には、その土地に馴染めてきたと感じることができ、私の気持ちもだいぶ落ち着いてきました。また、保育園行事への参加を通して園や保護者の雰囲気もわかってきて、保育園のママたちとも、送り迎えの際の会話を楽しめるようにもなりました。子ども同士が仲良くさせてもらっている親子とは、週末に遊ばせてもらう機会も増えました。家族はもちろん、自分“も“大切に転居に限らず、生活環境の変化は誰にでも起こる可能性があります。そんな時、母である私たちは、家族の生活を優先し、自分のことは後回しになりがち。でも、「どんなときでも自分が自分らしくある」ことは、自分が想像している以上に必要な時間ではないかと、初めての家族での転居を経験してみて強く思いました。・裁縫などDIYが好き・歌を歌うのが好き・スポーツが好きなど、趣味は人それぞれ違います。新しい環境がスタートした直後は難しいかもしれませんが、「最近あまり笑えてないかも」「私ってこんな性格だった?」と感じたら、「自分がワクワクすること」に目を向けてみる時間を作ってみることをおすすめします。<文・写真:ライターnanahi>
2020年05月28日ごはんはもちろん、肉も魚も野菜も、毎食バランスよく食べる4歳の息子。成長曲線もきれいなカーブを描いており、これまで食事に関して悩んだことはありませんでした。ところが、ある日、「食べたくない」と言い出して。今回はそのときのわが家の対応をお伝えします。初めての「もう食べたくない」から3日連続である日の夕飯、半分くらい食べた時のこと。「もう食べたくない」と息子がひと言。私が「あれ、おやつ食べ過ぎたんじゃない?」と言おうとしたら、夫が「そんな日もあるよな」と息子に同調。「確かに私自身も食が進まない日もあるか」と思い直し、その日は食事を切り上げることに。しかし翌朝の朝食時も食欲がなく、なんとなく元気がない様子。幼稚園でイヤなことがあったのかと思い、聞いてみても、特にないよう。朝食はあまり食べなかったものの、元気に登園して行きました。その日は帰宅してから、息子にねだられる事もなかったので、おやつは準備はしませんでした。それなのに、昨晩と同様、半分くらいで食事は終了。そんなことが3日間も続き、さすがに心配になりました。これまで夫とは「家族で笑顔で食卓を囲めていればOK!」と話していたのですが、今思い返せば、それはきっと息子が、私が出すものをきちんと食べていたから。これから息子が食べるようにと、好物や求めるものだけを食べさせていて、健康に育つ?食べる量が減って病気にならない?息子の食事について、親としてきちんと考えなければと思いました。息子にインタビュー「なんで食べたくないのかな?」夫と相談して、あまり深刻にならないように、遊びの最中に、なんで食べたくないのかをノートにお絵描きする感覚で、インタビューをしてみることにしました。夫がインタビューして、息子が答える。それを私が「こんな感じですかね?」と図にするという流れです。遊びの延長ということもあり、おふざけ気味な回答もありましたが、それに関しても解決策を一緒にとことん考えてみました。「量が多い」は、お弁当箱を使って解決!インタビューをして、いの一番に息子が答えたのは「量が多い」ということ。確かに、わが家では、親も子どもも、みんな同じ大きさのお皿に盛りつけていたこともあり、ついよそいすぎてしまうことはありました。そこで、話し合った結果、息子用の小さめのお弁当箱に詰めることになりました。息子自身が提案したということもあり、お弁当箱に入れた夕飯はきれいに完食!スープまできれいに食べてくれて大成功でした。サーモン丼など、通常ではあり得ないお弁当になってしまうこともありましたが(笑)、「夕飯はお弁当箱に詰める」を1週間ほど続けました。小さなお弁当箱に詰めるには、おかずを小さめにカットして盛り付けなければならなかったのですが、それも息子にとっては食べやすくて、食が進むポイントだったのかもしれません。「かっこよくない」には、手作り旗を使って解決!食べたくない理由をさらに聞いたところ、おふざけ半分なのかもしれませんが、私の作る食事が「かっこよくない」と言い始めました。「キャラ弁を作れとでも?」と内心ドキドキしましたが、「前に食べたレストランみたいに、旗があったらかっこいいのに」とのこと。そこで、息子と一緒に折り紙と爪楊枝で旗を手作りしました。それを翌朝の朝食に適当に刺して、盛りつけたところ、見事に完食!「ここ数日、悩んでいたのはなんだったのか」と思わず夫と顔を見合わせました。旗は一度にたくさん作ってからタッパーに常備しておき、朝ごはんの時に使うことにしました。「飽きた」には、テラスで食事で解決!息子の回答で衝撃的だったのが「飽きた」との回答。確かにレパートリー少ないし…と落ち込んだものの、よくよく聞いてみると「いつも同じ席じゃなくて、席替えしない?たまにはママの隣に座りたい!」との提案。「それも良いね〜。それならいっそのこと、食べる場所も変えちゃう?」と盛り上がり、天気の良い週末は、テラスで食べることに。テラスにレジャーシートを敷いて食事をしたところ、楽しく完食できました。結局のところ、息子の食欲不振の原因は、いまだに何だったのかわかりません。しかし、今回トライした3つをしばらく続けた結果、今では以前のように、バランスよく楽しく食事ができるようになりました。今回の件は、原因が明らかになっていないので、もしかしたらまた食欲不振に陥ってしまうかもしれません。でも、その都度向き合って、乗り越えていきたいと思っています。<文・写真:ライターかつき>
2020年05月24日外出自粛や休校の延長に伴い、もうしばらく「おこもり生活」が続きそうです。そろそろTVやゲームにも飽きてきたお子さんも多いのではないでしょうか。デジタル機器から離れ、久しぶりに息子たちと紙飛行機で遊んでみました。身近な材料で手軽に作れて、それでいてなかなか奥が深い紙飛行機の世界に魅せられ、アナログ遊びの楽しさを再発見できました。飛行距離が世界最長!ギネス記録の紙飛行機今回は、もっとも遠くへ飛ばした飛行距離(Farthest flight by a paper aircraft)が、69.14mとして、ギネス世界記録に登録されている紙飛行機の作り方を参考にしました。必要なものは、A4サイズのコピー用紙1枚のみ。とてもシンプルな作り方なので、子どもでも短時間で作ることができます。インターネットに掲載されていた作り方をご紹介します。作り方1.A4コピー用紙を縦長に置き、下図赤線部分で折ります。2.先ほど折ったところを一旦戻します。3.左側も同じように折ってから戻し、下図赤線の折り線が付いた状態にします。4.右上の角を「1.」で付けた折り線より2㎜内側の位置に合わせ、左下方向に折ります(下図参照)。5.「4.」で折った状態を一旦戻し、左側も同じように2㎜内側になるように折ります。6.右側を「4.」の折り目に合わせて折り戻し、「5.」で左側を折った上に重ねます。7.右側と左側が折り重なってできた下側の三角形の頂点(下図赤い星マーク)に合わせ、下図青線で折りさげます。8.下図赤線に合わせて折ります。9.左側も同じように折ります。10.三角の頂点が左側にくるよう向きを変え、裏返します。11.下図赤線に合わせて 半分に折り上げます。12.下図赤線に合わせて 上部を一枚折り下げます。その際 左端の角から「3~5㎜」ほどずれたラインで折るようにします。13.反対側も同じように折り、左右の翼を開きます。その際 翼が水平よりも少し上を向くように広げます。完成です!飛ばしてみました!実際に飛ばした時の画像がこちらです。[embed][/embed]無風の状態だと、かなり遠くまで飛ばすことができました。飛ばしてみて、遠くまで飛ばすためには、紙飛行機の重心が大切と実感しました。重心がとれていると、飛行が安定しより遠くまで飛ばすことができます。紙試行機作の成工程にある「2㎜、3㎜~5㎜」などの細かい設定により、紙飛行機全体の重心を調整しているので、できるだけ忠実に折り進めてください。一度飛ばしてみて、飛行が不安定で遠くまで飛ばない場合は、軌跡や失速の様子などをよく観察してみましょう。紙飛行機の折り目の幅や角度を少し変えたり、セロハンテープなどを貼り付けて重みをプラスするなどして、重心を調整することで、遠くまで飛ぶように修正できるかもしれません。また、飛ばし方もポイントとなります。力任せに投げるように飛ばしてもうまくいきません。飛行機を地面と平行(又は少しだけ、上に向け)前方に押し出すようなイメージで手を離すと、スムーズに飛んでいきやすいようです。お子さんと一緒に試行錯誤を繰り返し、飛行距離の更新に挑んでみませんか。<文・写真:ライター又多実千恵>
2020年05月23日徐々に休校解除になった地域も増えてきましたが、私が住む地域は、5月31日までの休校が決定しています。学校が再開したとしても元通りに通えるようになるにはまだ時間がかかるのかな…と思います。元小学校教諭の経験をもとに、自宅でできることをと新1年生の娘といろいろと取り組んできましたが、お友達と一緒に学ぶ機会も作ってあげたいと思い立ち、先日、オンラインで勉強会を3日間行ってみました。これがとてもよかったので紹介します。オンライン授業、いろいろ増えてきたけれど…学習塾や通信教育会社、芸能人やスポーツ選手、いろいろなところでいろいろな人が休校対策の動画を盛んに発信していますね。利用されている方も多いのではないでしょうか。しかし、テレビアニメなら何時間でも集中して見ていられるのに、学習動画はなかなか見てくれない…。見てはいるけれど、内容が頭に入っているか心配…なんて声も。大人でも動画を見ながら、自分で勉強を進めていくのはなかなか大変。それを、まだ学校へ何日も通っていない新1年生が一方的に説明される動画を見て、自分のこととして捉え、自分で勉強を進めていくのはかなりハードルが高いなと感じています。自分が発信したことになにか反応が返ってくる、身近なお友達の発言について自分なりに考える、そんな経験ができたら学習にも興味が出るかなと思いました。ママ同士で相談!オンライン勉強会をやってみた家庭学習ではできなくて、学校ならできることといえば、やはりお友達と一緒に勉強することです。自分の考えと違う考えを聞く、お友達の前で自分の意見を発表する、お友達と力を合わせて物事をやり遂げる…。そんな経験を少しでも家庭でできないかなと考え、仲良しのママ友グループにオンライン勉強会を提案しました。「一緒にやってもいいよ」という人が何人か集まったので日時を調整、私から内容を提案し、準備するものを伝えました。先にある程度やる内容をママたちに伝えてあったので、オンライン勉強会中に、私の説明では理解しにくそうだった子ども達も、それぞれのママたちがサポートしてくれていました。進めやすいオンライン勉強会のポイントはオンライン勉強会は、LINEのビデオ通話機能やzoomなどのアプリを使用して行いました。■メンバー幼稚園・保育園のころのお友達や近所の公園での遊び仲間で、連絡先を交換している人がいれば声を掛け合ってすぐにできます。私は子育てサークルのOBメンバーと一緒に取り組みました。■参加人数人数はあまり多すぎると収拾がつかなくなりますし、子ども達は自分のことを見てほしいと思うもの。目が行き届く3~8名程度がよいと思います。■勉強会の内容勉強会といっても、黙々とワークやドリルに取り組んだり、話し合いをしたり、といったことは低学年には難しいので、内容はゲームや工作にしました。■開催時間低学年は、長い時間集中するのは厳しいので、少し物足りないと感じるくらい(20~30分程度)で終わらせるようにしました。子どもたちがイキイキ!関わり合う大切さを実感今回取り組んだ内容を詳しく紹介します。■工作食品トレー、厚紙とストローなどを使って登り人形を作りました。ヒモを引っ張ると人形がぐんぐん登っていくおもちゃです。作り方を説明した後、仕掛け部分を一緒に作り、その後は自由にお絵描きタイム。みんなでできあがった作品を見せ合ったり、遊んでいるところを映したり。娘はお友達の作品を見て、次はあれを作ってみたい!と次々に作っていました。ひとりで作っていたら、ここまで発想は広がらなかったかもしれないなと思いました。次はアルミホイルと紙コップなどを使ってけん玉づくりをしようかなと考えています。■ビンゴゲーム3×3や5×5のマスに数字を書いて、ビンゴゲームをしました。最初は数字のカードを使って同じ数字に丸をつけるだけでしたが、慣れてきたあとは計算カードを使って、計算の答えの数字に丸をつける方法もやってみました。年中のお友達も参加してくれましたが、お母さんにサポートしてもらいながら一緒にできました。数字だけでなく、ひらがなやアルファベット、色などを入れてやってもいいかなと思います。■言葉集め「あ」のつく言葉を探してみよう!などとお題を出し、みんなで順番に言っていきます。最初に少し、個人で考える時間をとってからみんなの前で発表していきます。個人対抗も良いですが、2チーム・3チームに分けてチーム戦にしても盛り上がります。それぞれの活動がちょうど30分程度でした。1日に1回、1つのテーマで行いました。子どもからもママからも「またやりたい」の声今回のオンライン勉強会は元小学校教諭という経験があるため、私が進行役を務めましたが、特にそんな経験がなくても大丈夫です。家に遊びに来たお友達と一緒にゲームや工作をする感覚で進められます。ママ達も画面の向こうでサポートしてくれました。子ども達は久しぶりにお友達と顔を合わせることもでき、みんな楽しそうに活動していました。「またやってね!」の声が子ども達からもママ達からもたくさん寄せられ、わが子も活動に大満足。やってよかったなと思いました。元気いっぱいに学校に通える日が早くくることを願いつつ、今後もいろいろ工夫しながらサポートしていきたいと思います。<文・写真:ライターHIDE>
2020年05月22日ひらがなやカタカナの文字などを学ぶおけいこの時間がある園も多いかもしれません。でも中には、先生や親に書き方を教えられなくとも、早い時期に自分から書き始める子がいます。わが娘もそのひとり、年少の頃からメモや手紙を書いていました。あいうえお表などを見て、入園前から簡単な絵本を自分で読めるようになっていた娘、きっと文字への興味が強い子だったのでしょう。「あら、もうそんなに書けるの?すごいじゃない!」当初は、頼もしく感じて喜んでいました。でも実は、喜んでばかりもいられない思わぬ落とし穴が。文字を早く書き始めたからこその心配や、数々のフォローが必要になったのです。書き順が変!あとから直すのはイチから教えるより苦労した娘が書いたメモやお手紙を「見てみて!」と持ってくるので、「すごいね!」と褒めていたのですが…。ふと、書いているところを見てみると、書き順が変!横棒を右から左に書いたり、縦棒を下から上に書いたりもしていました。これはマズイ…。そう思って書き順を教えようとすると、すでに変な書き方のクセがついていてなかなか直らないのです。しかも幼児だった娘は書き順の必要性なんて理解していないので、素直に私の言うことを聞いてくれません。イチから教えるよりも苦労することになってしまいました。園でお手紙を渡しまくり!ママが把握しきれなくなってきた文字を書くことが楽しくて、友達に手紙を書きまくる娘。「〇〇ちゃんに渡すの!」と意気揚々と書いては、園に持っていきました。はじめは、ほほえましく見守っていたのですが…。だんだん数も把握しきれず、私が内容を確認しないうちに自分で封をして園バックに入れてしまい、気づかないことも出てきました。「失礼なことは書いていない?」という不安にもかられます。あるとき、「これは持って行っちゃダメだって~」と娘。手紙と一緒に小さなおもちゃを入れてしまい、封筒の膨らみに気づいた先生に注意されたそう。おもちゃを入れていたことを知らずにいたので、とても焦りました。その後は、だんだんと返事の手紙をもらうことも増えたのですが、そこにもちょっと問題が。まだ文字に興味がなかったり、書けない子どもも多い年齢。でも、お手紙をもらったら書いて返してあげなければと、相手のママが気にしていたことを知りました。「たくさんお手紙をもらっているのに、うちの子まだ書けなくて。なかなか返してあげられなくてごめんね」なんて言われたこともあります。気を遣わせてしまって申し訳ない気持ちにもなり、事情を話して理解し合ったことも。また、仲良しの男の子に書いていた手紙をふと見た時、“けっこん”の文字が。あまりにストレートな文章を見て、園児のラブレターにひとりで慌ててしまい、もう少しほんわかした表現に誘導したこともありました(笑)。「文字を書く」ということの意味を教えることから再スタート!どうしたものかと悩んだ末、「文字は何のために書くものか」「お手紙はどんな思いで書くものか」という話をすることから、再スタートをしました。例えば、「文字は人に伝えるためのもの」⇒「だから読みやすいようにきちんと書く必要がある」⇒「書き順の通りに書くとそれができるようになる」というふうに。お手紙は自分が書きたいから書くだけではなく、受け取った相手の気持ちをよく考えながら書くものということも。だから、やみくもにたくさん渡せばよいわけではなく、心がこもっていることが大切と伝えました。娘に話すときは、なるべく簡単な言葉で繰り返し伝えるように心がけました。これには本当にパワーも時間も必要でした。でも、成長とともに、だんだん理解してくれた様子。書き順も練習するようになりました。興味を持ったときにその子に合ったサポートが必要何に興味を持つか、何ができるようになるか、子どもの成長はそれぞれ。だからこそ、その都度その子に合ったサポートが必要なのだと実感しました。わが家の場合、娘が文字に興味を持ったことをもっと早く察知して、書きたいと思ったときに、私が一緒に取り組んであげる余裕があったなら、もっとスムーズだったかもしれません。たくさんの反省もありますが、あとから一生懸命にフォローしたことも、今となってはよい思い出です。そんな娘も小学校に入学すると、字の上手なクラスメイトに刺激を受けたようです。「私も字が上手くなりたい!お習字やってみたい!」と言い出しました。小3の今では、書道教室に楽しく通いながら、文字と丁寧に向き合っています。<文・写真:ライターOtoka>
2020年05月21日おうち時間が長くなっていますが、子どもの息抜きにアートの時間を取り入れてみるのはいかがでしょうか。今回、アーティストとして活動し、都内で絵画教室を主宰している小松冴果さんに、なるべく自宅にあるもので、子どもの想像力を使って自由にできるクラフトをいくつか教えてもらいました。ポイントは気軽にできること!自宅にあるものを利用・なるべく家の中にあるものでできる・小学生くらいだと親の手を多く借りなくても熱中してくれる・正解はない!できあがりはその子の感性次第この3つが小松さんが大事にしているポイントです。自宅にあるものでできるので、わざわざ材料を買いに行かなくても、親の余裕があるときに、「少し時間があるし、やってみようか」と気軽に取り組めるのはうれしいポイントですよね。また、どの工作にも子どもがひとりで熱中できるパートがあります。ひたすら、絵を描いたり、シールを貼ったり、新聞紙を丸めたり…そういった工程が含まれているので、親が「こうしなさい!」「ああしなさい!」とずっとついてなくても大丈夫。もちろんお手伝いは必要ですが、親の根気はいりません(笑)。教えてもらった工作は、多くが海外のサイトを参考にしてるそう。そして、完成はこうでなければならないというものはありません。子どもの感性によって個性豊かなものができあがり、作った後は、それを使って遊ぶことができます。実際に体験した小4の息子は、製作に熱中し、その後も自分の作ったものを遊びに取り入れて長く遊んでいます。早速作ってみよう!想像力をたくさん使って!【新聞紙アニマル】材料:新聞紙、セロハンテープ1本くらい、ハサミ(必要に応じて)ありったけの新聞紙をビリビリ破って、きゅっきゅっと丸めて、カタチを作っていきます。家にあるぬいぐるみなどを参考にしながら、とにかく丸めていくだけ!3歳ぐらいから楽しくできると思います。パーツができたら、パーツごとにセロハンテープでぐるぐる巻きに。最後に全部のパーツをさらにテープでくっつけたら完成です。息子は、大好きな恐竜を作りましたが、新聞紙を丸める工程を1時間ほど集中して行っていました。セロハンテープを際限なく使っていいことにしよう!と親が割り切ると、長時間ぐるぐると楽しくできるのでオススメです。【フレキシタングル】材料:型紙(下記のサイトからダウンロードできます)、ペン、ハサミ、のりFlextangleは造語ですが、日本でいう六角がえしの立体版です。描く模様は、文字でも、絵でも、線でもOK!カラフルなペンと一緒に型紙を渡して、自由に描いていきます。小学生であれば、この面はストライプ、この面はドットにと考えながら立体にした時の形を想像しながら作業を進めるのもいいと思います。そして、このクラフトのおもしろいところはできあがった後!実はクルクルと永遠に回していられるんです!この動き、ハマるとなかなか抜け出せません(笑)。息子も気づけばクルクル回しています。一時期、小学生に大流行したハンドスピナーのような感覚でしょうか。■息子が作った面白フレキシタングルはこちら【動画】【ペーパープラネット】材料:色紙、丸く切った厚紙、ひも、ハサミ、鉛筆、ペン、大小さまざまな円形のものこのクラフトはまず家の中で、円形のものを探すことから始まります。コップ、トイレットペーパーの芯、ヨーグルトのカップ、キャップなど、大小さまざまな大きさがあるほど楽しいので、ゲームのように家じゅうから丸いものを集めましょう。次に見つけた円形を使って、色紙にトレースして円を作っていきます。出来上がったカラフルな円に好きなシールを貼ったり、絵を描いたりするとオリジナリティーが出て、子どもが集中する時間が作れます。一見、「これどうやってできてるの!?」と不思議に思いますが、球体にしていく作業は、円に切れ目を入れて、差し込んでいくだけの単純作業でできるのでとってもカンタン!できあがった作品は見る角度によって、いろいろな形に見えます。たくさん作って家に飾ったり、くるくる回しながら眺めて楽しみましょう!ゴッホになりきって絵を描こう!ほかに、小松さんが自宅アートの時間におススメするのは、ぬりえです。「さまざまな美術館が、自宅で過ごす時間のお供にと名作絵画のぬりえデータを提供してくれています。ママが好きな作家を検索してみてもいいいかもしれません。ぬりえと言えば色鉛筆ですが、絵の具を使えばより本格的になって作家気分を味わえます」とのこと。写真は、小松さんの教室の生徒さんたちの作品。有名なゴッホの「ひまわり」ですが、本物とそっくりの色を一生懸命作る子や、オリジナルの色でカラフルな花を描く子など個性が現れています。子どもに与えてあげたいものとは長期間に渡る休校生活の中で、親として子どもに与えられる時間、与えたいものについて改めて考えるようになりました。いろいろな場所に連れていくこともできない。ステキなレストランにおいしいものを食べに行くこともできない。学校や習い事任せにしていた「感性を伸ばしていく」ことはどうしたらいいのか、家事をして、勉強を見てあげるだけでなかなか大変なのに、それ以上のことが、親の私だけでできるのだろうかと悩むことも多くあります。今回、教えていただいたクラフトの数々は、親の私も子どもと一緒に無心になって楽しめ、子どもが作品作りに取り組む純粋な姿を見ることができて、とても幸せな時間になりました。ぜひ、おうちで楽しんでいただけたらうれしいです。【フレキシタングル】【ペーパープラネット】【ゴッホ美術館塗り絵ダウンロードページ】" rel="noopener" target="_blank">【ミュシャ財団塗り絵ダウンロードページ】【東京国立博物館塗り絵ダウンロードページ】小松冴果さんホームページ<文・写真:ライターよこも>
2020年05月19日子育てをしていると、子どもを怒るという行為や怒りの感情と無縁ではいられません。「こんなに怒りたくないのに」「怒っても子どもに伝わっている気がしない」「怒った後に落ち込んでしまう」という人はいませんか。そもそも怒るというのはそのやり方を間違えてしまうと、大人の言いたいことが子どもに伝わらず、マイナスの効果しか生まないことがあります。今回は心理カウンセラーの筆者が、あなたの怒り方がどんなタイプかを4パターンに分けて分析し、言いたいことをきちんと子どもに伝えるポイントや注意点についてお伝えします。まず自分の怒り方パターンをチェック!人の怒り方はさまざまですが、いくつかのパターンに分類することは可能です。自分を振り返ってみて、どのような怒り方をしているかを考えてみましょう。複数の怒り方が組み合わさっていることもあります。■ 手が出る(子どもをたたく、モノに当たるなども含む)■ 大きい声を出す、乱暴な言葉遣いをする■ 「もう知らない」と言って無視する■ そもそも怒ることが苦手あなたの怒り方は、上記のどれに当てはまりますか?もしくはどれに近いでしょうか?では、それぞれの怒り方に隠された心理と、気をつけたいポイントとは…。【手が出る】⇒ひとりの時に話し方を考えるイライラしやすい人に多いのが、手が出てしまうというパターン。毎回手が出るわけではなく、自分にイヤなことがあった時などに子どもが失敗をすると、つい子どもに当たってしまう人もいます。たたいて怒られる子どもは、同じことを繰り返すことが多いようです。これは怒られるときにたたかれるために、「たたかれた!」というショックだけが子どもの中に残り、何が原因で怒られたのかを理解できないためです。モノに当たるのも同様で、大人が何かに対して暴力を振るっている間、子どもはそのことに注目しておびえてしまい、何が原因で怒られているかということを意識できなくなるのです。子育てするにあたって、力に訴える方法は、「百害あって一利なし」であり、まったく何の効果も生みません。しかも子どもは、なぜ怒られているかがわからないので、次も同じ失敗を繰り返しがち。大人は同じ事が繰り返されるために、ますますイライラするという悪循環が待っています。まずは、自分を落ち着かせる方法を学び、力を使わないことに注力しましょう。子どもがよくないことをしたと感じたら、「何がよくないのか」「なぜ、よくないのか」を語って聞かせることに、意識を集中します。また力を使う大人は、言葉を使うことが不得意であるケースも見られます。自分ひとりの時などに、子どもが何をしたら、どのように話せば理解できるだろうかとシミュレーションしてみるのも効果的でしょう。【大きい声を出す、乱暴な言葉遣いをする】⇒大人自身が自尊心を養う手は出さないけれど、大きな声を出してしまう…という人もいます。実はこのパターン、大人自身が心の傷を持っていることが少なくありません。子どもが自分のことを尊重してくれない、子どもにバカにされた!などと感じることでカッとなってしまう…自分の中に根強い劣等感を持っているケースがよくあるのです。子どもへの怒り方を考える前に、自分と向き合い、自分自身を癒すことが大切です。自分で自分の自尊心を養うことで、カッとする自分が抑えられるようになることも多いのです。大きな声を出し相手を威嚇したり、自分を大きく見せようとしたりしなくても大丈夫と思えるようになることで、少しずつ落ち着いて子どもと話せるようになるでしょう。また大きな声を出したり、乱暴な言葉遣いをすることで子どもはおびえてしまうので、子どもの自尊心も損ねてしまうことになります。大声を出すことは虚勢を張ることと同様と考え、今まで大きな声で話していたことを、小さな声で丁寧に話すようにしてみて。【「もう知らない」と言って無視する】⇒「自分で考えなさい」に変えて子どもとケンカになると、つい「もう知らないから!」と突き放してしまっていませんか?大声を出す怒り方もイヤだし、手を出すなんてもってのほか…と考えている大人が、時々やってしまいがちな怒り方です。この方法で怒ってしまうと、子どもは何がいけなかったのかを完全に理解する前に、自分が見放されてしまうという恐怖感でいっぱいになります。すると、悪いことを反省するのではなく、大人の気に入るような行動をして見放されないようにしよう…と相手の顔色をうかがい、自主性を失ったまま成長することに。つい「もう知らない」と言ってしまいたくなることはありますが、そんな時は、「知らない」というフレーズを使わないようにしましょう。何がいけないかを言い聞かせた後に、「どうしたらよかったのか、自分で考えて説明しなさい」と、子どもに考えさせた上でコミュニケーションの道を常に確保しておくといいですね。【怒ることが苦手】⇒子どもの目を見て返事をもらって怒ることが必要だとわかっていても、怒ることが苦手で逃げたくなってしまう人もいます。もうちょっとしっかり怒りたいのに…と思いながら、つい「まぁいいか」と、なあなあにしてしまっているなら、あなたはこのタイプかも。基本的に子どもの怒り方は、激しければよいというものではありません。肝心なのは怒るべきことが、子どもにしっかり話せているかどうかと、子どもがそれを理解できているかどうかということ。ですからあなたの言いたいことが子どもに伝わっているのか、子どもからレスポンスを受け取ることに注力するのがおすすめです。怒る時には自分がしゃがんで子どもの目線まで下り、子どもの目を見て話しましょう。ゆっくりとした話し方でも、目線が真剣なら子どもはちゃんと受け取ります。子どもが目を逸らすようなら、ママの目を見て!と自分のほうに向かせましょう。何がいけなかったか、どうしなくてはならないのかを話し終わったら、子どもが理解をしたかどうか「わかった?」と確認してあげるとよいでしょう。怒り方に正解はないけれど不正解はある!怒り方についてさまざまなことが言われていますが、実際には子どもの性格を観察し、その子がわかりやすいような話し方を選ばなくてはならないため、怒り方に正解はありません。そこが怒り方の難しいところです。一方で、大きな声を出して怒鳴る、手を上げる、無視をするといった怒り方では効果はありませんし、子どもがいけないことをした時に怒らずに済ませることもよくありません。これらの怒り方は、いわば不正解の怒り方と言えるでしょう。わが子の性格をよく見ながら、どのような言葉を選んだら子どもにわかってもらえるかを考えましょう。また大人でも一度言われただけで何かを正しく直せることは少ないもので、腰を据えて同じ事を何度も根気よく話すことが当たり前だと考えておくことも、自分の落ち着きを保つために大切ですよ。<文・写真:ライターあん茉莉安>
2020年05月18日朝は幼稚園へ子どもを送り出すまでの間、家事に加え、子どもが予想外の動きをしたりするのでバタバタしがち。一日の中でも一番忙しい時間帯です。そんな中、お弁当も作るなんて、想像するだけでユーウツになりますよね…。わが家では、お弁当を週5日で作る幼稚園生活が3年目を迎え、お弁当作りにもルーティンができました。お弁当作りは順序が命。初めてのママやパパの参考になればうれしいです。どのくらい時間がかかる?私は5時半に起床、6時半にお弁当を作り終えます。わが家では子どもを朝7時に起こすため、その前に終えるとなると、この時間になります。しかし、お弁当作りに実質1時間かかっているわけではなく、平行して他の家事もしながらの1時間。では、実際のお弁当作りのルーティンを前半と後半に分けて紹介します。お弁当作り前半≪下準備≫まず前半は、このような流れです。1.起床時刻にご飯が炊けるように炊飯器を予約(※前日の夜)2.お湯を沸かす(※起床後)3.ご飯を平皿に出して冷ます4.冷凍ブロッコリーをお湯で戻す5.海苔、ハムをお皿に出す6.冷凍おかずをレンジで温める7.ブロッコリーの水気を切る8.おかずの調理ここまでが前半、起床から約30分くらいです。ご飯やおかずを冷ましてから詰めるために、ここで10分ほど冷ます時間を挟みます。この10分の間にメイクをしたり、洗濯機にスイッチを入れたりします。前日の夜の作業がありますが、起床時間にご飯が炊けるように予約することで、朝の時短に繋がります。また、ご飯を冷ます際は、塩を振って混ぜ、ふわっとラップをかけて冷ましてください。ラップをかけるとご飯が乾燥せず、しっとりします。冷凍ブロッコリーは、週末に少し固めに茹でて冷凍保存したものを使っています。レンジで温めるより、お湯で戻す方がおいしいです。ただ、水分でお弁当が傷みやすくなってしまうので、お弁当箱に詰める前にキッチンペーパーでしっかり水気をとりましょう。海苔は、パリパリの状態だとハサミでカットしづらいので、しばらく常温に置くことをおすすめします。また、ハムも冷蔵庫から出してすぐだとキレイにカットができないので、30分ほど常温に置くとよいです。おかずは、夕飯のおかずを多めに作ってお弁当用に冷凍保存したものをレンジで温めることが多いです。前日の夕飯のおかずを使うのではなく、5日ほどで使い切るように、日々のおかずを冷凍しています。これなら、前日の夕飯のおかずを使わないので、「これ昨日食べた」ということもありません。そして、見た目と量を考えると、お弁当をきれいに埋めるには、3品を目安にするのがいいようです。≪お弁当作り後半≫詰めて装飾冷ます時間を終えたら、後半、詰めるだけです。1.ご飯を詰める/おにぎりを握って詰める2.メインのおかずを詰める3.その他のおかずを詰める4.隙間が出来たらおかずを足す5.ご飯やおかずに装飾をする詰めるだけなのですが、私は装飾を少しするので20分程かかります。ささっと詰めるだけでしたら、おそらく5~10分程で終えられると思います。もしお花ハムなどハムの装飾をする場合は、ご飯を詰める前に作っておいてください。最初にご飯やおにぎりを詰めたら、おかずを詰めていきます。メインを最初に入れてから、その他のサブのおかずを入れていくと配置がしやすいです。また、「準備したおかずを入れたら少し隙間が空いていた」ということもしばしば。そんな時は、ミニトマトやキャンディチーズなどを入れるとちょっとした隙間を埋めてくれて、特に調理の必要もないので便利です。キャラ弁のように装飾をする際は、すべて詰め終わってから装飾をしてください。私は海苔やぶぶあられを使って装飾することが多いのですが、海苔は水分を吸ってふにゃっとしやすいです。もし最初に海苔で装飾してしまうと、完成した頃には見た目が変わってしまった…なんてこともあります。写真に撮って残したいという場合は、最後に装飾をしましょう。また、簡単にかわいく作りたい場合は、ピックが大活躍します。100均でもかわいいピックが販売されています。わが子の幼稚園ではピック禁止なので使えないのですが、使っても問題ない場合は活用してみてくださいね。みなさんのお弁当作りが少しでも効率よく、少しでも朝の時間にゆとりがもてますように。<文・写真:ライターyukari>
2020年05月17日昨年4月に年少として入園した早生まれの息子。不安と期待を胸いっぱいに、幼稚園という小さな社会生活をスタートしました。何とか楽しそうに通ってくれていると安心したのも束の間、ある日息子が、「幼稚園で大嫌いって言われた」とポツリ…。あれから、ちょうど1年。これまでを振り返り、私の母としての反省を紹介したいと思います。幼稚園という初めての小さな社会の洗礼同じクラスには、満3歳クラスから進級してきたお友達や兄姉がいるお友達も多く、よい意味で揉まれてきている子たちとの新生活は、とても刺激的なようで息子は毎日楽しそうに通っていました。少し慣れたかなと思い始めたある日、夜寝る前にポツリと「幼稚園で大嫌いって言われた」と息子が言ってきました。「なにっ!?なんで?何かしたの?誰がそんなこと言ったの!?」と食いつきたいのを必死に抑え、その日は「そっかー、そんな日もあるよね」と返すので精いっぱいだった私。すぐに眠りに落ちた息子を見つめながら、「大嫌いって、大嫌いって…。何かしたのかな?いじめられてるのかな」と頭の中はパニック状態でした。まるで自分が、誰かに面と向かって「大嫌い」と言われたかのような、胸が張り裂けそうな瞬間でした。子ども同士のこととは思っていても、自分の子には言ってほしくないその後も、「もう遊ばないって言われた」「今日も大嫌いって言われた」と、私に報告してくる息子。「言われた時にどんな気持ちだった?」「それは悲しいね」と気持ちを共有し、「その子はなんでそんなこと言ったのかな?」「ママはあなたがそういう事をお友達に言ったら悲しいな」と伝えました。息子は、わかったようなわかっていないようなぼんやりとした反応ばかり。私は、とにかく自分の息子には、ほかの子ども達に同じようなことを言ってほしくないという一心でした。気持ちは寄り添いながらも冷静にこれは先生に相談すべきなのか…と、悶々とする親の私をさておき、マイナスなことを口にする割に、幼稚園は楽しそうに通っている息子。先生からも、「〇〇くんは、お友達と遊ぶのが上手ですね」と言われたり、お迎えに行くとお友達とキャッキャとはしゃいでいたり。どうも本人から聞く言葉がすべてではないような気がしてきました。また、最初の発言から2~3週間、様子を見ているうちに、どうやら話の一部分だけを切り取って私に話しているのだな、ということもわかってきました。例えば、息子の方がしつこくして、「もうやめて!一緒に遊ばない!」と言われた時も、息子が私に伝えるときは「〇〇くんが一緒に遊ばないって言った」という部分だけを伝えてきていたこともあったようです。起承転結でしっかり話すことは大人でも難しいのに、つい息子の発する一言だけに反応しすぎてしまっていたなと反省しました。ママたちと話して分かった新事実5月のある行事の後、同じクラスのママたちと話していたら、子ども達がそれぞれの家で同じようなことを言っている様子が見えてきました。どうやら、クラス内で「一緒に遊ばないよ」「大嫌い」と言うことが流行っているようでした。特に第1子で年少4月からの入園のママたちは、そんなわが子の発言を聞きながら、同じように家でモヤモヤしていたそう。この日、「うちだけではなかった!」となんだかとても安心したのを覚えています。あれから1年たって振り返ってみると、親子ともども幼稚園に慣れていなかった部分と、親として幼いわが子の伝える力を過信していたなと思います。これから先、お友達とのトラブルはどんどん増えてくると思います。今度は、本当に「大嫌い」と言われる日が来るかもしれません。そんな時は息子と一緒に動揺して心を乱すのではなく、母として冷静に見守り、寄り添う姿勢を忘れないようにしたいなと思っています。<文・写真:ライターさつき>
2020年05月15日長引く休校休園、きょうだいが揃って家にこもっていると、ケンカが絶えないのが多くのママの悩みではないでしょうか。うちの小2の息子と年中の娘も、いつも以上にケンカが増え困っていたのですが、最近、ある方法でピタっと止まりました。今回はきょうだいゲンカの時に親がすべき対応と、うちの子どもたちのケンカが止まった方法をお伝えします。きょうだいゲンカが起こるのは「素」になるからうちの子たちの様子や、子どもの友達のママたちの話を聞いて感じるのは、学校や幼稚園では友達とケンカをすることがほとんどない子も、きょうだいとはケンカになることが多いということ。それは家では、それぞれが「素」になっているからだと思います。外では自分1人でできていることも、家では「ママやって~」と甘えてしまうのと同じで、外では友達に対して遠慮したり、ガマンできることも、きょうだいに対しては感情のままに行動してしまうようです。そう考えると、いつも外でがんばっている子どもたち、きょうだいゲンカはおおらかに受け止めてあげたいところ。理想的な親の対応は、双方の話をしっかり聞くことわが家できょうだいゲンカが起きた場合、基本的には自分たちで解決してもらいたいと思い、できるだけ介入しないようにしています。私が止めに入るのは「お兄ちゃんがぶった~」と娘が泣きついてくるタイミングが多いです。その時に気をつけているのは、一方的に息子を悪者にしないこと。泣かせた方が悪い、叩いた方が悪い、というように親がジャッジしてしまうと、不満が解消されず、ストレスからさらにケンカが増えてしまいます。そこで、どうしてそうしてしまったのか、双方から話を聞くようにしています。そして、「そうだったの、それはイヤだったね」と、どちらの気持ちにも共感してあげることで、子どもたちもお互いに相手の立場になり、気持ちを知ることができます。忙しい時には明るくピッピー!ポッポー!しかし、理想的な対応をいつもできるわけではなく、実際は繰り返されるきょうだいゲンカに、「いいかげんにしなさーい!」とイライラしてしまうことが多々あります。特に手が離せない時にケンカが起きると、双方から話を聞いて…などしている時間はとれません。うちでは夕飯作りの忙しい時間にケンカが起きがちで、困っていました。ある日、いつものように子どもたちが言い合いになりかけたので、咄嗟に私が大声で「ピッピー!そこまで!」と叫びました。すると驚いて顔を見合わせた子どもたち。「ママ何言ってるの~」「ピッピーって笛の音?ヘンなの~」と笑ってケンカは終わったのでした。それからは、「ポッポー!」と言ったり「ブッブー!」と言ったり。子どもたちが思わずふき出しそうな音をチョイスしてキッチンからケンカを止めています(笑)。お互いにちょっとしたことが譲れず、意地になってしまっているだけなので、気をそらすだけでも効果抜群。自分が手が離せない時の奥の手として、険悪になる前に明るく止めてしまうのもありだと思いました。一日中絶えないケンカにママの心が折れる…それでも外出自粛・休校休園が長引き、退屈な日々が続くと、ケンカが一日中絶えず起きるように。私にとってそれは大きなストレスでした。夜にはぐったりで、いつもは子どもたちと添い寝をしているのですが、くっつかれるだけでイライラするように。そこで子どもたちに、「ケンカばかりするから、一緒に寝たくない」と素直に話をしました。「そんなのイヤだ!」と大ブーイングでしたが、私は「ママは、〇〇(息子)を叩く子とも、〇〇(娘)を叩く子とも、一緒に寝たくないんだよ。今日は絶対に一緒に寝ない」と言い張りました。すると子どもたちは「ケンカしなかったら一緒に寝てくれるの?明日は絶対しない!」と言い出しました。プチご褒美でケンカがピタッとそうは言ってもどうせケンカするんだろうなと思いつつ、「じゃあ明日、ケンカが3回までだったら、一緒に寝るって約束ね」「わかった、ケンカは3ポイントまでね」と言って約束し、その日は別々に眠りました。そして、翌日。驚くことにケンカがピタっとなくなったのです。いつものように言い合いになると、「あ!ケンカの1ポイントがついちゃう!」と息子が気づき、娘も「そうだった!」と言って仲直りするのです。うっかり手が出てしまっても「今のは違う違う!」「ね!」と言い合ってケンカが続くことはなく、結局夜まで仲良く過ごしました。前日までいくら「ケンカしないで!」「いいかげんにしなさい!」と叱っても効果がなかったのに、びっくりです。今までは当たり前だった添い寝が、ケンカをしなかったご褒美のようになり、「今日はケンカが0ポイントだよ!寝る時ぎゅう~ってしてね」と大喜びするようになりました。ママの負担を減らし、家族の笑顔を最優先に私は普段「ケンカをすることで、相手との関わり方を学んでいくもの」と思っています。それを考えると、ご褒美のためにガマンして、きょうだいにやさしくするのは、決していいことではないとも思います。しかし長期休みの今は、ずっと家にいるので、外でがんばらなきゃいけない時間がない状況。プチご褒美のおかげで、ケンカをしないことが「兄妹、2人で力を合わせて頑張ること」に変わったことはよかったと思っています。プチご褒美は、ケンカしなかったら、「夕飯は子どもの好きなメニューにする」「おやつを一品プラス」などちょっとしたことでも充分。他にも、ポイントカードを作ってご褒美シールをためていくのも楽しそうです。高価なオモチャなどでなくても、ケンカにならないようにがんばるきっかけ作りになればいいのです。わが家でも寝る前の「ぎゅう」がマンネリになってきたら、プチご褒美の内容を変えて、子どもたちのケンカが少ない状況を今後もキープしていけたらいいなと思っています。今、ママたちは本当に大変な思いで毎日を過ごしていることと思います。中でもきょうだいゲンカのストレスは大きいもの。こんな事態なので、できる限りママの負担を減らし、家族の笑顔を最優先に、少しいつもの育児と考え方を変えてみるのもいいのではないでしょうか。私も引き続き工夫して、楽しいお家時間を過ごしていきたいと思います。<文・写真:ライターnicoai>
2020年05月14日休校が続き、おうち時間も長くなったある日。こんな出来事がありました。休校が始まったばかりの頃は、子どもたちと一緒にいる時間がこんなにたくさんあるならと張りきって、いろいろなことを計画していた私。早起きをして宿題をしたり、公園へ行って体を動かしたり、子どもたちとおやつのクレープ作りをしたり…。家族時間を笑顔で過ごそう!とがんばっていました。ところが、買い物ではほかのお客さんとの距離が近くならないよう気をつけたり、子どもたちと楽しみにしていたおやつ作りの材料が品薄で買えないことが続いたり、散歩中に公園の前を通ると遊具にテープが貼られていたり…。今までの日常にはない状況に、いつのまにか疲れがたまっていたようで。自分でもびっくり!うっかりグラスにみそ汁を入れてしまいました。迷いが顔に出ちゃったけれど…「お手伝いする!」と娘が言ってくれたとき、実は私、早く片づけてちょっと休みたいな~と思っていたのです。だから、ちょっと迷いが顔に…。そんな私の表情を見て何かを感じ取った息子が、コーヒーをいれようとしてくれたようです。でも、うっかり!電気ポットをやかんと間違えてガスコンロの上に置いた瞬間、間違えたことに気づきあわてふためく息子。そして、口から出てきた母を気づかうやさしい言葉。そう、子ども達は、「散らかすつもり」「間違えるつもり」「時間をいっぱい使うつもり」でお手伝いをしているわけではないんですよね。母が疲れた顔なら元気になってほしい、元気ならもっと笑顔になってほしい。娘もそんな気持ちだったのだと思います。そして私もわずか20分くらい前にうっかりグラスにみそ汁を入れてしまったばかり…。うっかりは私も同じ…。ということは母譲り!?そう思ったらなんだか笑えてきて疲れも和らぎ、癒されていました。娘の「お手伝いする!」の言葉に、ちょっとめんどくさいなぁと思った自分に反省した私です。学びと喜びを育むお手伝い息子が幼稚園の頃、初めて出たお手伝いの宿題は「ごはんの前にテーブルをふきんで拭く」というもの。そしてその宿題にやりがいを感じて、一生懸命にお手伝いをしてくれる息子の姿に感動したものでした。学年が上がるにつれてお手伝いのテーマも難しくなり、部屋のそうじやご飯の支度、片づけなどになりました。ひとつひとつやり遂げながら「できた!」と自信をつけていくのは大人も子どももきっと同じ。お手伝いにはできることを増やすだけではなく「自分がしたことが喜んでもらえる」「自分は役に立っている」という相手の気持ちを想像したり、協力する楽しみや大切さを知る経験などがいっぱいつまっているような気がします。だれだって、喜んでもらえたときにはもっとがんばろうとする力がわいてくるものですよね。休校で増えつつあるお手伝いタイム。大人にとっても子どもから何かを得られる貴重な時間になるんだなぁと実感しています。<文・マンガ:ライターしみず宇海>
2020年05月12日わが家の小2と年少の息子達はパパが大好き!むしろ大好きを通り越して「崇拝」の域に達しており、パパが家にいるときは常にパパの周りに群がっています。その姿を傍から見ると、おもしろくも感じます。今回の記事では、私が考える「パパがここまで息子達に愛されている理由」と、息子達に聞いた「パパの好きなところ」をお伝えします。息子達はパパが大好きすぎる!ウチの息子2人はパパが大好き。仕事が忙しく、平日はほとんど家にいないので、もっぱら週末がパパと一緒に過ごせる貴重な時間。私と一緒にいる時間のほうが長いはずですが、なぜか私よりもパパに懐いています。思春期に入った小6の娘は、親から少しずつ離れて自分の時間を楽しむようになってきたこともあり、パパとしても、休日にまとわりついて離れない息子達がかわいくて仕方ないようです。でも、なぜパパは息子達にこんなに愛されているのでしょうか?今一度考えてみることにしました。「子ども達と遊びたい」というパパの思い夫も私も30代後半のポスト団塊ジュニア世代の生まれです。それより前の昭和世代の父親は、いわゆる「企業戦士」で、長時間労働がベースになっている人も多かったでしょう。夫の父親も忙しかったらしく、いつも帰宅は午前様。小さい頃に自分の父親と遊んだ記憶はないそうです。そのため、将来自分に子どもができたら力いっぱい遊びたいと思っていたとのこと。私自身は小さい頃、父親によく遊んでもらっていたので、「本当は父親とキャッチボールしたかった」という話を夫から聞いたときは、とても驚きました。当時の思いもあり、今、仕事に疲れながらも家で子ども達との時間を楽しんでいる夫は、とても満足しているんだろうなと感じます。ママにとってパパは「男の子博士」私のきょうだいは妹1人。そのため、息子を妊娠したとき、私の中で「男の子のこと、何もわからないな。どうしよう?」という心配がありました。息子を出産後、男の子の子育てで困ったことがあったとき、「〇〇の場合はどう対応したらいい?」といつも夫に聞いていました。例えば…・ズボンの膝部分がすぐ破ける・家の中をなぜか四つん這いで移動する・おもちゃをとにかく分解するなど、娘の時には見られなかった不思議な行動が、男の子の特徴なのか、息子独自の特徴なのか、気になってしまい、その都度夫に相談していました。大抵のことは夫に「男の子はそういうもんだ」と言われることが多く、それを聞いている息子たちにとっては、「パパは僕たちのことをよくわかってくれている!」とうれしさに繋がっているようです。息子へインタビュー「パパのどこが好き?」実際、子ども達はパパのどんなところが好きなのでしょうか。インタビューをしてみました。<小2息子の回答>・全部かっこいい・サッカー上手・筋肉すごい・やさしい・家族のこと大好き・僕の気持ちわかってくれる・ゲームが強い(パパのスマホゲームをパパと一緒に遊んでいます)<年少息子の回答>・顔がカッコイイ!・なんでも買ってくれる「どんなところが好き?」の質問で、新たな一面の発見を楽しもう!5人家族のわが家。最近は娘と私、息子2人とパパで何かをする機会も増えてきました。息子達の中で「パパは良き理解者」という構図がいつの間にかできあがったことで、男同士で同盟を組み、楽しく遊んでいる姿が目立ちます。その横で、私と娘は好きなアイドルの話など、女子トークに花を咲かせています。家庭の中でなんとなく居場所がなくなりがち(!?)のパパかもしれませんが、わが家では家族の中心でドンと構えており、特に息子達からの信頼も高く、おかげで家族がうまく回っているようにも感じます。今回、改めて息子たちに「パパの好きなところ」を聞き、なるほどなぁと感心しました。それを聞いたパパもとってもうれしそうで(笑)。その後、それぞれに好きなところを聞き合ってみたところ、新たな発見もあってとても楽しめました。今回はパパのことが発端でしたが、家族の潤滑なコミュニケーションの1つとしておすすめできます!ぜひ、家族で「どんなところが好き?」と質問しあってみてくださいね。<文・写真:ライターnanahi>
2020年05月11日休校延長が決定された自治体も多くなってきましたね。私が住む地区も5月末までの休校が決定しました。休校になってから、子どもの友達のママからは学力についての心配をよく聞きます。学校から宿題や課題が出され、取り組んでいる人も多いと思いますが、小学校の新1年生に関しては具体的に学習を進めるような宿題はあまり出ていないのではないでしょうか。今回は、元小学校教諭で、小学1年生の担任をしていた経験から、この時期に取り組めることを紹介します。これらは、今わが家の新小1の娘がやっていることです。1学期にコツコツと積み上げるものから9月新学年スタートの案もあるそうですが、現段階で考えると、私は夏休みの短縮や土曜授業で補填(ほてん)をしていく可能性が高いのかなと思っています。であるならば、やるべきことは、最初の1学期にコツコツと積み上げる形で身につけるはずだった学習と夏休みの先取りではないかと。そこで、まずはコツコツ系から紹介します。国語:音読と先生あのね毎日短時間でも音読を早い段階で毎日の宿題になるのが音読です。音読が上手な子ほど文章の読み取りが上手だった印象があります。同じ文章を繰り返し読むことで、だんだんスラスラと読めるようになっていきます。音読をやったことがない子や苦手な子は、まず短い文章から始めましょう。国語の教科書がもう手元にある人は、その中から選ぶとよいと思います。お気に入りの絵本を選んでも楽しいですね。全部読むのが大変だったら読むページを区切って、上手になったら次のページへ…と進んでいくとよいと思います。読むのが上手な子、音読を楽しめる子はお母さんと交代で一文ずつ交代で読んでみたり、一緒に声を合わせて読んでみたりして変化をつけるのもおすすめです。テーマを決めて書いてみようひらがながおおむね書けるようになっていれば、作文や日記に挑戦すると書く力がつきます。1年生はよく、「せんせい、あのね」という作文の宿題が出されます。「せんせい、あのね~」から始める作文で、その日にあったことや自分のことで先生に知らせたいことを書いていくものです。「〇〇くんとあそんだよ」「ゆうごはんは〇〇だったよ」などと、先生に話しているように書いていきます。書くテーマはなんでもOKですが、なんでもよいと言われると意外と書くのが難しいという場合もあるので、いくつか提案してみましょう。《テーマの例》・自分の好きなもの(食べ物・スポーツ・歌・人・花・動物など)・今日食べたもの(夕ご飯のおかずでうれしかったもの・おやつで食べたものなど)・今日遊んだこと(どんな遊びをしたのか・どんなことをしてみたいかなど)・学校で楽しみにしていることわが家では「お父さんに伝えたいこと」を書いています。娘は、ですます調で書くほうが書きやすいということなので、そのように書いています。書き終わったものは、父親の前で実際に読んでみます。声に出して読むことで、文章におかしいところがないか、確認にもなります。最初はどんな内容を書きたいのか聞き出して、一緒に文を考えてあげましょう。書き始めのころは自分で文を考えるのは難しいですが、だんだんと慣れていきますよ。算数:計算練習百マス計算にゲーム性をもたせて算数で身につけておきたいのは計算力です。学校で習っていなくても、簡単なたし算、引き算ならできるという子は多いと思います。計算は速くできたほうが、算数が楽しくなります。市販のドリルやダウンロードできるワークシートを使うのもよいと思います。ただひたすら計算するのはちょっと…という子は百マス計算の簡単なものを使ってタイムを計測してゲーム性をもたせるのも手です。手元に算数セットがあるのであれば計算カードも使ってみてください。意外と答えの数字を書くのに手間取ってしまい、それがもとで計算がイヤになってしまうこともありますので、口頭で答えを言っていくだけでもいいと思います。繰り上がりのない足し算、繰り下がりのない引き算なら授業で習っていなくてもできる子が多いと思います。全部やるのが大変だったら、最初はカードの数を減らしたり、簡単なものだけ集めたりして、楽しんでやってみましょう。わが家ではタイムを計測したり、今日は何周やった!なんて言いながら取り組んでいます。生活科:植物の観察とお手伝い植物観察でたくさんの発見をみつけよう以前の記事()でも紹介しましたが、種をまいて、芽が出てきたり、葉っぱが増えてきたりしたら観察をしてみましょう。葉っぱの数はどうかな?大きさは?形は?植物によってそれぞれ違うので見比べてみるのも楽しいです。最初に出てくる葉と次に出てくる葉の形も違います。たくさんの発見をみつかるはずですよ。食事の配膳、雑巾絞りの練習生活科の単元の中にはお手伝いもでてきます。時間のある今、できることは積極的にやってもらえるといいですね。給食当番での食事の配膳や、掃除の時間の雑巾絞りなどは家庭での経験の差がかなり出てくるものです。家の仕事にはどんなものがあるかを一緒に考え、できそうなものを一緒に探してみてください。夏休みの先取り:自由課題夏休みが短くなるかも!?今から準備するのも◎次に、わが家では夏休みの先取りを考えています。夏休みの宿題でよく出されるのが自由課題です。自由研究と言っている学校もあると思います。自由課題ってなにをすればいいの?とよく聞かれますが、低学年のうちは工作・絵画などをやってくる子が多いです。いろいろな材料を準備して、自由に工作をしてみる、日曜大工が趣味のおうちの方がいればパチンコや箱を作ってみる、紙粘土で人形を作る、ビーズでマスコットを作ったり、アイロンビーズでままごとセットを作ったり、フェルトでカバンを作ったりなど手芸もいいですね。作った料理の写真を集めてレシピブックを作ったり、好きな恐竜の絵を描いて手作りの図鑑を作ったりするのも立派な研究です。夏休みが短くなりそうなので、今のうちにいろいろ取り組んでみるのもいいかなと思います。いろいろ挙げてきましたが、1年生は長時間集中するのはまだ難しく、最初のうちは15分続けばよいと言われています。一つの取り組みに関してそんなに長い時間をかけなくて大丈夫です。これからしばらく続きそうな休校期間。子どもたちそれぞれが、好きなこと・夢中になれることをいろいろ見つけられる時間にできればなと思っています。わが家の日々の学習カード。毎日全部はできていませんが、少しずつ取り組んでいます!<文・写真:ライターHIDE>
2020年05月10日「子どもの個性を大切に」というのはよく耳にする言葉。でも、子どもの個性ってどうやって見つけるの?どうすれば分かるの?という人も多いのではないでしょうか。今回は、心理カウンセラーの筆者が、子どもの個性を見る方法やそのときの注意点についてお伝えします。外出自粛が続いて、時間がたっぷりある今こそ、「子どもの個性」について考えてみませんか?子どもの個性の見方=就職活動の自己分析と同じ!就職活動の時に「自己分析」という行動をしたことがある人も多いでしょう。子どもの個性を見ていくことは、子どもについて分析を行うことと同じ。いわば、子どもの「いいところ探し」です。では、具体的にどのように進めていけばよいでしょうか。子ども目線で興味のあることを見極めて共有するまずは子どもが興味のあることを見極めることが大切ですが、その時に、大人の目線ではなく、できるだけ子ども目線で毎日のできごとを見つめてみましょう。体を動かすことが好き?工作していると楽しそう?ものごとをインプットすることが得意なのかな?わが子が興味をもつことや好きなことを見分けることができたなら、その子どもが興味をもつテーマを親が共有することが大切です。大人はついつい、大人の基準や高い基準で、子どもの興味のあるものを見てしまいがち。そして親の好みに合わないものを、子どもの興味対象から除外してしまうことがあります。しかしそうではなく、子どもが目の前のものに対してどのような感情を持っているのか、大人のフィルターをはずして見ることが重要です。そして、子どもの興味あるものや事柄を決して否定しないでください。ニュースを見ながら子どもと話す、考える子どもの個性を見るのに役立つ方法の1つが、テレビのニュースで流れている問題を子どもと話し合うことです。「ニュースは大人が見るもの」と思ってしまいがちですが、子どもは案外大人のニュースをしっかり見ていて「これ何のこと?」「これどういうこと?」と聞いてくることがあります。そんなときは、「これは大人の問題だから」「子どもには関係ないのよ」などと言わずに、子どもに分かる言葉で説明し、「あなたはどう思う?」と聞いてみましょう。また、これまでニュース番組を見てこなかった子どもの場合、最初はあまり興味を示さないかもしれません。そのときは大人が「見て、こんなことがあったんだって!」と誘導することで徐々に興味を持つようになります。その中でどのようなことに興味を持つのか、さらに、1つの事象に対してどのような感想を持つのかも、子どもの個性をはっきりと指し示します。共感力が高く、優しいタイプの子、深く掘り下げる考察力のある子、感情的に怒りや憤りをもつ子などがいるでしょう。子どもはそれぞれ、その時に起こっていることに自分なりの思いや感想を抱いています。時事問題を子どもと話し合うことで、「この子はこういう風に考えるタイプなんだな」ということが見えてきます。きょうだいとの比較や親の押しつけに注意兄弟、姉妹がいれば、親にとって好ましく思われる性格と、そうでない性格が出てくるのも多少は致し方ありません。「下の子も、もっとお姉ちゃんみたいな子に育ってくれていたら」あるいは、「上の子はもっと弟のようだったらよかったのに」そんなこともあるでしょう。しかし、どのような性格でも、長所と短所が重なり合って形成されているものです。例えばリーダーシップのあるタイプの子は、時に熱くなりやすく、全体の意見をバランス良く取り入れたり、人の意見に耳を傾けることを苦手としていることも。どこを得意としてどこを苦手とするのかということや、子どもの考えや行動が親の好みと合致するかどうかということは、別問題であることを意識しましょう。子どもの個性を見つめることは、その子のそのままの姿を受け入れ、愛することにつながります。子どもは、ありのままの自分を受け入れられていないと感じると、小さな部分でも大人に反発し、反抗します。個性を知るための行動が、子どもへの否定や親の好みの押しつけにならないように注意してください。子どもの姿が見えると適切な対応方法も見えてくる子どもの個性、つまりその子自身がしっかり見えてくると、ほめるポイントや、日常の活動のヒントが見つかりやすくなります。子どもはありのままの自分を見てもらえている、愛されていると感じることができるので、結果的に親が一緒に過ごしていて、ストレスを感じることが少なくなります。今は外出もままならず、時間があり余りがちな人も多いはず。このたっぷりある時間を利用して、「今日は徹底的に子ども目線でこの子の好きなものを探してみよう」「お昼のニュースを見ながらどう思うか聞いてみよう」という感じで子どもと関わってみると、今までとは違うわが子の個性が見えてくるでしょう。そして、個性を知ることは、今後の子どもとの過ごし方を大きく変えることになるはずです。<文・写真:ライターあん茉莉安>
2020年05月09日みなさんは、「スゴレッチ」って知っていますか?スゴレッチとは、「スゴレッチ=スゴすぎるストレッチ」のこと。私は普段、ヨガを指導していますが、スゴレッチトレーナーでもあるので、今回は子ども(特に息子)が食いつくポーズを紹介します!とにかく簡単な動きなので、トレーニングが苦手という人でも大丈夫。ほんの1分ほどでも気持ちよさを感じられると思いますので、ぜひトライしてみてくださいね。スゴレッチは誰でも簡単に取り組める「スゴレッチ」は、柔道整復師でもある萩原健史先生が考案した、整体の要素を詰め込んだストレッチのこと。普段、セルフケアやトレーニングなどをしていない人も簡単に取り組めるのが特徴です。猫背など、体幹部の歪みをとり、血流をよくする動きなので、「歪んだ姿勢が気になる」「体型(見た目)を整えたい」「肩凝りや腰痛が気になる」「自律神経のバランスを整えたい」「疲れやすいから心身スッキリしたい」という大人におすすめしています。子どもがゆがんだ姿勢になっていませんか?子どもの頃に間違った姿勢や動作のクセを体が覚えると、大人になってから改善するのは時間がかかります。スゴレッチは、子どもの頃から正しい姿勢、正しい動作を身に着けるのに役立ち、体を伸ばすことで、脳への血流を促進します。簡単「東京タワーストレッチ」合言葉はカンチョー!今回紹介するスゴレッチは、「東京タワーストレッチ」。股関節の前面、体側が伸びて、身体の前後・左右バランスそして旋回バランスが整います。内臓を支える腸腰筋を収縮・伸長させるので、内臓を正常な位置に保ってくれることにも繋がります。女性に多い悩みの肩凝り、猫背、骨盤のゆがみ、腰痛、反り腰、冷えやむくみ、血行不良、疲労感や自律神経の乱れ…を感じる方にもトライしてもらいたいです。1.脚を前後に開き、前の脚はヒザを曲げ、後ろの脚はアキレス腱を伸ばします後ろにした脚はキツいようであればヒザをついて構いませんおへそは正面向き2.両手はカンチョーポーズで上に伸ばし、耳の横に腕がくるように※写真は耳より腕が少し前にきていますが…(笑)おへそは背中側に引き込む感じでへこませます3.前脚を出した側に軽く腕を傾けます。⇒ 1~3の順番で、まずは各ポーズ10秒くらいから。無理のない範囲でやってみてください余裕があれば、ポーズをとった状態で上下に揺らすと、シェイプアップ・関節の柔軟性や血流アップを目指せます。私の場合はお尻の筋肉が硬くなりがちで、股関節の動きもすぐ悪くなったりします。それを緩めるためにも、この東京タワーストレッチを朝晩左右合わせて30秒から1分くらい行っています。最初、息子に教えるときに、「カンチョーのポーズね!」と言ったため、息子はこのストレッチをやるたび「カンチョー!」とノリノリ(笑)。毎日、少しの時間ではありますが、笑いながら取り組んでいます。ぜひ親子で楽しみながらやってみてくださいね。<文・写真:ライターみち>
2020年05月08日ずっと家にいるパートナーと仲良く過ごす工夫を教えて長引く外出自粛やテレワークで、夫婦で過ごす時間も急増。あんふぁんWebの「どっちだポン!」で、「パートナーと仲良く過ごす工夫」を聞きました。やはり大変なのは、食事の準備。そこで「ルールを決める」人もいれば、「いないものとして期待しない」人も。それぞれの工夫、参考にしてみてください。投票期間/2020年4月16日~30日夫はいないものとする、家事分担を期待しない■夫がテレワークになり、家事の分担を期待していたが、それをやめた。期待すると怒りが増す自分に気づいたので、無駄な感情は持たないようにしている。 (ゆーゆさん/43歳)■いつも通りに過ごす努力をしています。 テレワーク中の旦那。家にいるからとあれやこれやと何か頼んだりは、できるだけしないように。普段仕事行っている間はいないわけだから、その辺りは線引きをするイメージで普段通りに。 (うーこさん/37歳)■在宅でも平日ならいないものと考える。 何かやってもらえるという期待をしない。 子どもたちも話が理解できる年齢(5歳と7歳)なので、「仕事してるからね」と遊べない人と考えてもらう。ごはんだけは手間が増えるので一緒にしてもらう。 (らんらんさん/33歳)■お互いの存在をあえて気にしない。さすがにガーガー音がするような掃除機は仕事を始める前に済ませたり、食事の支度はするけど、いないと思って生活している。 (まゆママさん/42歳)平日ランチは夫担当…食事に関するルールを決める■平日ランチは夫の担当。買ってきてもいい、デリバリーでもいい、作ってもいい、子どもと相談してもいい。とにかく考えるところから夫にやってもらう。最初は3食考えていて、イライラが大爆発して(笑)そうなりました。 (さくらさん/32歳)■わが家では食事を作った人は、食後の片づけ(洗い物)は免除のルール。毎食作るのは大変だけど、そこからの片づけが毎回あったら、マジでキレそうだから(笑)このルールを作っておいてよかった。なんとか持ちこたえている。 (あこさん/40歳)■ずっと家にいて、3食食べる事しか楽しみがないので、家族みんなで食べられるメニューを旦那さんと一緒に考えてます。お互い食べたいものが一致する時もあるし、そうでない時も、譲り合ってメニュー考えてます。 (Duffyさん/44歳)■おいしい料理で胃袋をつかむ! この時期、免疫力を高めるために栄養バランスはもちろんの事、心の栄養にも、おいしい料理を作る様に、いろいろと料理サイトを研究して、新しい料理にチャレンジしています。 (いおりママさん/40歳)■子どもが二人ちょろちょろパパのところに行きまくるのをセーブしたり泣いたりどたばたを押さえるので精一杯、、お昼ご飯まで余裕がないので、お昼ご飯は毎日おにぎりだけ!というのを家族で話し合って決めました。献立を考えないでいいぶん、少しだけ余裕があります。 (えいゆうままさん/29歳)オンとオフの切り替えを意識する■朝からスケジュールを確認し合い、Web会議、ランチ、電話、終了などの時刻を把握しておく。おうち感が出ないように、出勤時と同じ服装やメイクを心がけ、オンとオフが意識できるようにしている。 (はなさん/37歳)■同室で作業していますが、干渉せず、ランチもそれぞれが食べたいものを自分で用意しています。最初にこのパターンにしておいて本当に良かったです…。 (みなとさん/37歳)■子どもたちは自由に部屋を行き来しますが、夫婦は完全に別の部屋でこもって仕事をするようにしています。朝から仕事終了時まで顔を合わせないように(気を遣いながら)、連絡もラインで笑。日常を極力変えないようにすることがストレス減に繋がると思います。 (かこさん/39歳)<あんふぁんWeb編集部>
2020年05月07日オーブン料理やバーベキューなどで調理をしたり、おにぎりを包んだりするときに使うアルミホイル。実はもっと活用の幅が広いことを知っていますか?今回は、使用したものも再利用できる!アルミホイルの家事で役立つさまざまな使い方を紹介します。使ったアルミホイルは掃除道具として再利用一度使ったアルミホイル、そんなに汚れがついているわけでもないなら、そのまま捨てるのはもったいない!掃除のお役立ちアイテムとして活用させましょう。【調理道具などの焦げ取り】魚を焼いたときの網や鍋など、調理した後の焦げつきはクレンザーで洗っても落ちにくいですよね。そこで、アルミホイルが大活躍!手で軽くぐしゃっと丸めたアルミホイルに、重曹や洗剤をつけて焦げた部分をこするときれいに落とすことができます。使い終わったら捨てるだけなので、スポンジの寿命を短くする心配もありません。【排水溝のぬめり取りと予防】排水溝のぬめりを掃除するときに、アルミホイルを再利用。割りばしに、アルミホイルを巻き付けて食器用洗剤を使って排水溝の汚れをこすって落とします。きれいになったら、新しいアルミホイルを切り取り直径2センチくらいに丸めたものを3つ作ります。それを排水溝に置いておくことで、アルミホイルの金属イオンが作用して、ぬめりにくくしてくれます。アルミホイルを料理のお助けアイテムとして使うアルミホイルでホイル焼きをしたり、鍋の落しブタとして使ったりする以外にも便利な使い方を紹介します。【おろし金に巻いて使う】ショウガやニンニクなど、おろし金を使ったあと、隙間に繊維がこびりついてなかなか取れないということはありませんか。そんなときは、おろし金にアルミホイルを巻いて食材をすりおろしてみてください。こびりつき防止になり、後片づけもラクになります。【灰汁取りに使う】煮物やスープを作るときに出てくる灰汁(あく)もアルミホイルで解決。鍋よりもひと回り大きめにアルミホイルを切り取ります。そして、一度手で軽く丸めてくしゃくしゃにしたら、広げて被せるだけ。アルミホイルのデコボコした部分に灰汁が入り込んで簡単に取ることができます。アルミホイルでアイロンがけの時短ピシッと仕上げたいワイシャツのアイロンがけなどに、アルミホイルを使うと早くきれいに仕上がります。使い方はアイロンがけする衣類の上にアルミホイルを置いて、その上からアイロンをかけるだけ。アルミホイルを間に挟むことで、熱の伝導率を高めてくれます。アルミホイルのいろいろな活用法を紹介しましたが、いかがでしたか。気になる使い方があったら、ぜひ試してみてくださいね。<文・写真:ライターやまさきけいこ>
2020年05月06日人はそれぞれ、得意不得意があります。なので、当然、主婦でも「料理」が不得意ということもあるわけです。何を隠そう私もその一人です。結婚をして、第1子が産まれ10年以上がたちますが、それが簡単に得意に変わるわけはなく…。今回はそんな私が悩みをどう乗りきっているか、そして何をよりどころにしているかを書きたいと思います。料理サイトの「少々」ってどれくらい?!SNSで流れてくるオシャレな料理を眺めてはため息をつき、毎日の献立に頭を悩ませる日々…。クックパッドに代表されるような料理サイトやアプリも私から言わせるとあまり役に立ちません。なぜなら、「さぁハンバーグを作ろう!」と思ってレシピを探します。例えば、ひき肉300gと書かれていた時に、手元にあるお肉がちょうど300gだった!という奇跡はほとんどありません。350gだったらどうするのか、280gだったら?と逆にプチパニックに。「一口大に切る」とあってもどのように切ればよいかの説明はどこにもないし、「こねる」も、どのくらいこねるのが正解なのかよく分からないまま進めています。さらに、一番困る言葉と言えば、「少々」や「適当に」、もしくは「お好きなだけ」などの曖昧な量の表現です。自分の「少々」が、果たして正しい「少々」なのかどうか…ボールの前で立ちすくむばかり(笑)。子ども達と一緒に料理を作ろう!とはいえ、家には働き盛りの夫と、食欲旺盛な子ども達!毎日、食事を作らないわけにはいかないのです。子ども達が大きくなってきた最近では、「子ども巻き込み作戦」が功を奏しています。これは、子ども達が食べたいものを一緒に作るというもの。カレーや、パスタ、ハンバーグなどの定番おかずから、ランチには工作のように楽しみながら作れるホットケーキやピザも重宝しています。子ども達と作ったミニピザ困ったときはホットプレートに限る困ったときに使えるのがホットプレート!お好み焼きも焼きそばも目の前で作りながら食べれば、おいしさは倍増します。わが家のホットプレートではお鍋もできるので、冬は週1回の鍋料理で野菜不足を解消、そのほか、子ども達が大好きなすき焼きや焼き肉にもホットプレートを活用します。私は野菜を切って、お肉をスタンバイさせるだけなので、簡単で、しかも家族がそろって食卓を囲めるため料理が苦手な方にはかなりおススメです。ここのところ、はまっているのが「チーズダッカルビ」。カルディなどで販売しているダッカルビのタレを使っているので、味つけにも困らず、チーズがとろける感じがたまりません。私のよりどころは…ずばりこの1冊!そんな私ですが、何十年も大事にしている料理本があります。料理家ケンタロウさんの「ケンタロウの和食 ムズカシイことぬき!」(著者:ケンタロウ/出版社:講談社)です。ムズカシイ技術もムズカシイ道具も、ムズカシイ用語もなし!で和食の基本を教えてくれる本なのですが、ところどころに書かれているケンタロウさんの言葉が心をふわっと軽くしてくれます。私が繰り返し読んでいる箇所を、少しだけご紹介すると、■ ごはんと汁があればとりあえず幸せ。なので胸をはって言いたい。「今日はおかずはないよ。」■「オトシブタ」も「メントリ」も「料理のサシスセソ」も知らなくったっておいしい和食はいくらでも作れる。■ かんたんだけれどごはんがすすむ、そういうものが作りたい。ほんとうにほんとうにかんたんなのに、あるとなんだかうれしくなるような、そういうものが作りたい。無理しなくてもいい、料理ってそんなに難しいものではない、と思わせてくれる小説のような料理本です。料理に少し行き詰ったときにはいつもこの本をめくって、勇気をもらっています。黄金比を教えてくれるレシピがいい!この料理本のもう一つのおすすめポイントは、和食を作るうえでの黄金比が何種類か書かれていることです。【甘々こってり】【甘あっさり】【さっぱり】の3種類の調味料の分量が紹介されているので、私は、気分に合わせて煮魚も、肉じゃがも雑炊も、ありとあらゆる煮物全般はこの黄金比で作っています。作り続けることで、分量も覚えていて迷うことがなく、作るのが全く苦になりません。これぞ主婦!の気分を少しだけ(笑)味わうことができるのもこの本のおかげです。主婦歴だけは順調に伸びていますが、私の料理下手はこの先も続くのでしょう。でも「おいしいものを作る!」その心意気だけは忘れずに、これからも大切な家族のために料理を作っていきたいと思います。<文・写真:ライターよこも>
2020年05月04日子どもは親の姿をよく見ていると言われます。私自身もそうだろうと思っていましたが、実際は想像以上に見られていたことを、ここ最近実感。今回は、そんな娘(おこめちゃん)との育児あるあるをまとめてみました。力強く手を引かれて…ホレてまうやろ~!保育園の帰り道。車が後ろから近づいてきたので、娘に声をかけようとしたら、娘の方から先に「おかあさん、くるまがきたから、みちのはしによって!」と注意をされました。しかも、ぐいっと力強く手まで引かれて。それは毎回、私が娘に言い聞かせていたことで、セリフもそのままです。今までちゃんと聞いているのかなと思うこともしばしばありましたが、彼女の中にきちんと届いていて感動!まさか守ってもらう日が来るなんて…と娘にホレそうになりました(笑)トイトレ効果?優しい提案に涙もホロリ便秘で苦しんでいた私がトイレにこもっていると、覗きにきた娘。心配そうに私に手をのばしながら、「お手々をにぎってあげようか?」と声をかけてくれました。このセリフは娘のトイレトレーニング中、いつも私がかけていたセリフ。トイトレで待っている間、手持ち無沙汰だったのでそう声をかけていたのですが、こんなに心あたたまるものだったとは。頑張ったトイトレに思わぬご褒美をもらった気がしました。そんなところまで見られていたとは今まで娘に伝えてきたことが、きちんと届いていることが目に見えてわかるようになり、感動で胸がいっぱいになることも。子どもが親の姿をよく見てるというのは本当だなと微笑ましく眺めていたら、思わぬ姿を見る羽目に。気の緩んだ自分の姿、子どもを通して見た時の恥ずかしさといったら!実際に自分がしているので注意なんてもちろんできません。孫の手の本当の使い方を教えながら反省しました。子どもは本当によく見ています!(笑)<マンガ・文:ライターちゅん>
2020年05月03日長い休園や休校期間を過ごすうち、あっという間に「こどもの日」が近づいてきました。楽しみのひとつとして、手作りおやつにチャレンジするのもよいのでは?私がおすすめしたいのは「白玉粉」の活用。家庭でも簡単に手に入る粉で、のびがよくてかたくなりにくく、使いやすいのです。独特のもっちり食感が子どもにも人気。白玉粉の特徴と簡単な手作りおやつのレシピを紹介します。消化のよい白玉粉、何でできている?和菓子材料の粉には、白玉粉のほかに、上新粉やもち粉、だんご粉などいろいろな種類があります。では、白玉粉は何でできていて、どんな特徴があるのでしょうか。白玉粉の原料はもち米。ふつうのお餅は、もち米をそのままふかして杵などでついたものですが、白玉粉はもち米を一晩水に浸した後に水と一緒にすりつぶし、もち米の中のでんぷん質を取り出したもの。舌触りがつるんと滑らかで、お餅よりも消化が良いのが特徴です。上新粉は、原料がうるち米。粘りが出にくく、お湯で練る必要があり、弾力の強いだんごができます。だんご粉は、もち米とうるち米が1:1の割合の原料で、水で練ることができるものです。白玉粉は名前の通り、白いのが一般的ですが、色つきの粉も市販されています。抹茶入りの緑色の粉や、桃色に着色された粉などがあり、おやつ作りに重宝します。レンジで簡単!葉っぱも食べられちゃう「白玉粉で柏餅」こどもの日には柏餅。今回は、レンジで簡単にできる、消化のよい白玉柏餅を紹介します。葉っぱも白玉粉でできているので食べられます!【材料(5個分)】<白もち用>・白玉粉(白)…100g・砂糖…10g・水…130㏄・こしあん(市販品)…100g<葉もち用>・抹茶白玉粉(緑)…50g・砂糖…5g・水…65cc<その他>・片栗粉…適量【作り方】1)こしあんを20gづつ小さく丸めておく2)バットに、べたつき防止(打ち粉)の片栗粉を用意しておく3)ボールに白玉粉(白)と砂糖を入れ、水を少しずつ加えながら、ダマにならないように混ぜる4)耐熱容器に3)を入れてラップをし、レンジで1分半加熱した後、ヘラで手早く混ぜて練る5)4)にもう一度ラップをし、さらに1分レンジで加熱した後、練る6)5)をひとまとまりにし、2)のバットに出して広げ、5等分に切り分ける7)1つ分ずつ丸くしてからのばし、1)のあんを包み込む(ラップを使うと簡単です)8)抹茶白玉粉も3)から6)の要領でもちを作り、うすくのばして7)に葉のように巻きつける9)8)にナイフやつまようじでスジをつけ、片栗粉も使って葉脈をつけたら、完成!※大福のように柔らかいお餅です。小さな子どもが食べる際は、詰まりに注意してくださいね。洋風おやつ!「白玉粉でダブルチーズポンデケージョ」白玉粉と言えば、和菓子のイメージが強いですが、洋菓子でも大活躍。ひとくちサイズで食べやすく、チーズの風味が抜群のポンデケージョを紹介します。【材料(20個分)】・白玉粉…100g・粉チーズ…40g・スライスチーズ…1枚・牛乳…70㏄・卵…1個・オリーブオイル…小さじ1・いりごま…適量【作り方】1)ボールに白玉粉と粉チーズを入れ、ダマをつぶしながらよく混ぜ合わせておく2)1)に牛乳と溶き卵を入れ、粉っぽさがなくなるまでよく混ぜる3)2)にオリーブオイルを加えてさらに混ぜて生地をつくる4)3)を20等分にして丸め、細かくちぎったスライスチーズを真ん中に入れ、表面にいりごまをつける5)4)を冷蔵庫で10分ほど寝かせる6)オーブンを180℃に予熱し、天板に生地を並べる7)180℃で約20分焼いたら完成!(焼きすぎるとチーズが流れ出てしまうので、焼き加減に注意)ハーブやナッツを練りこんだり、トッピングしたり。アレンジも幅広く楽しめますよ。手軽で便利な白玉粉を活用して、ぜひ手作りおやつを楽しんでみてくださいね!<参考>玉三川光物産(白玉粉)富澤商店(白玉)<文・写真:ライター石川友美>
2020年05月02日私はヨガのインストラクターの仕事をしています。現在は、外出自粛中なので、子どもたちは運動不足解消と体幹づくりを、私は体型キープとくびれづくりを目指して、ヨガやストレッチをしています。今回は、親子で簡単にできる宅トレとして、ペアヨガをご紹介したいと思います。最後に動画でもポーズのとり方を紹介しているので、見てみてくださいね。ポーズは正確でなくでもOK!楽しんでやってみるおうち時間に親子や兄弟姉妹で行う場合、正確なポーズにとらわれず楽しむことを第一に!無理に長い時間取り組むのではなく、アレンジ含めて1~2分でも十分です。運動する!と意気込まず、親子やきょうだいのスキンシップの延長線上と考えて気軽に試してみてください。舟のポーズ(基本のポーズ)【鍛えられる場所】腹筋・背筋・腸腰筋(太腿を引き上げる筋肉)⇒ランニングやダッシュ、サッカーボールをける動作に貢献します。また、立ち姿勢を美しくしたり、内臓を支える筋肉でもあります【ポーズのとり方とポイント】・向かい合わせに座り、両手を伸ばして手のひらを組みます。両脚は足裏を合わせて持ち上げます・アゴを軽く引いて、ペアの人の顔を見るとバランスがとりやすいと思います柔軟性は個人差あるので、ヒザの裏は無理に伸ばさなくて大丈夫です。子どもが小さいと、身長差があるので、ママの柔軟性がかなり必要。無理をせずにママはヒザを曲げていいですよ。お互いに手が届かず、うまくいかなくてもOK!そんなときは笑い合いましょう(笑)。※幼児と行う場合は手首を引っ張りすぎたりしないように気をつけてください舟のポーズのアレンジ1【ポーズのとり方とポイント】・基本のポーズから、手を片手ずつ持ち上げた足の内側で組み直し、足裏を合わせたままゆっくりと床に下ろします・腰が丸まる場合は、肩の力を抜きましょう舟のポーズのアレンジ2【ポーズのとり方とポイント】・基本のポーズから、1人は右手で、相手の左手を引きます・1人は右、もう1人は左と逆の方向に体をねじるように動かします・背筋を伸ばせば、体幹がつき、下腹も引き締まります。脚裏の柔軟性もつきます舟のポーズのアレンジ3【ポーズのとり方とポイント】・基本のポーズからグーチョキパーで遊びます。お互いに一緒の動きをしましょう・「グー」…膝を曲げる「チョキ」…少し広げ高く上げる「パー」…持ち上げた両足の内側で両手を組み、足は外に広げる1人時間ができたら、くびれを意識した動きも1人時間が少しでもできたら、1人で行う舟のポーズを。バランス力の向上、集中力の向上、体幹の安定にもつながります。ママがくびれづくりを目的で行いたい場合は、ヒザを曲げて足先を少し(できる人は膝と足先と同じ高さでもオッケー)浮かせて、左右交互に身体をねじります。ねじるときは吐く息に合わせてゆっくり。この動きは内臓のむくみもとる動きです。できる方は左右交互に30回/1日くらいを目安にやってみてくださいね。親子で体を動かせば、短い時間でもなんだかスッキリ。うまくポーズがとれなくても気にせずに。たくさんのスペースを必要としないので、思い立ったらすぐできるのも魅力です。最近ちょっと体がなまってきているかも…と感じたら、ぜひトライしてみてください。■参考までに、子ども達のポーズのとり方を動画にしました※腰やお腹の痛い方は無理しないでください※床の上にでじかに行うと、座骨や尾骨が当たって痛い人も。マットやブランケットの上で行うことおすすめします<文・写真:ライターみち>
2020年05月01日2度目の育児休業の終わりが近づいてきました(本来4月復帰予定でしたが、新型コロナの影響で延長させてもらっています)。今回は1度目の育児休業の反省を生かして、2度目の育児休業でこれはやって良かった!と思っていることをレポートします。ご近所ママ友の輪を広げる1度目の育児休業は、新卒から同じ会社で働いている私にとって、初めての長期休暇。休む前から、やりたいことがたくさんあってワクワクドキドキ!もともと、週末ではなく、火・水曜休みの仕事だったこともあり、この機会になかなか会えていない旧友に会ったり、興味のあった資格の習得をしたり。さらに子どもが生まれてからは、「今しかできないことを」と、ベビーモデルや幼児教育に力を入れ、毎日大忙しでした。保育園の送迎だけではママ友はできにくい!?そんな毎日を過ごしていたこともあり、地域のイベントへ参加することもほとんどないまま育休を終えました。そのとき、近所に同じ年齢の子どものいるママ友はゼロ。でも、子どもが保育園に入園すれば、ご近所のママ友ができるのかな〜なんて思っていました。しかし、保育園への送りを夫が担当していたこともあり、保護者に顔を合わせることがない!帰りのお迎えは、時間との勝負。あいさつは交わすものの、友達になるような会話をする時間なんてない!ここではじめて「あれ、ご近所ママ友って作れるの?」と考えるように。そんな中、2人目を妊娠。同じタイミングで、上の子が同じ園に通っていたママたちの中に、2人目を妊娠した人もちらほら。「予定日いつですか?」「もう性別わかりましたか?」なんて会話を交わすようになりました。いざ2度目の育休に入ると、上の子の送り迎えのタイミングで、毎回顔を合わせ「日中何して過ごしてます〜?」「今度近くでベビーマッサージあるけど一緒に行く?」なんておしゃべり。いつの間にか、ご近所ママ友ができていました。「ママ友」という呼び方だと、どこか軽く聞こえますが、今ではこの出会いを心からありがたく思っています。たまたまその地域で同じ世代の子どもを育てていて、年齢も職業も違うのに、友達になれたことがすごいなぁと。歩いている距離に住んでいるというのも、とても便利。「ウチに寄ってかない?」「この後ランチしない?」なんて、約束をせずに気軽に誘い合えます。お互いの家族のこともよく知っているので、近頃は子どもありきの知人を通り越して、親戚のおばちゃん同士に近い感覚です(笑)。理事会や町内会への参加1度目の育休中は賃貸に住んでいたこともあり、理事会や町内会とは無縁の生活。しかし2度目の育児休業中に、マイホームへ引っ越し。そこで、マンションの理事を引き受けたり、町内会へ積極的に参加するように。私たち世代での町内会への参加は少なく、「若いのにありがとう〜」「若者が来てくれて助かるよ」と、かわいがってもらっています。息子たちからすると、祖父母世代の方が多く、実家、義実家が遠いわが家にとっては、そんな方たちとの触れ合いはとても貴重な時間に。ご近所ということもあり、街中で会うことも多々。挨拶を交わしたり、立ち止まっておしゃべりしたり。ちょっとした買い物、お散歩がとても充実しています。さらに息子たちが、自然と元気よく挨拶ができるようになったのをとてもうれしく思います。常連さんになる!1度目の育休中は、とにかく電車へ乗ってあちこちへ出掛けていたこともあり、食材はネットスーパーやデパ地下などで一括購入。近くの商店街を歩き回ることはありませんでした。しかし2度目の育休中は、上の子の送り迎えがあるため、出発時間にも、帰ってくる時間にも制約が!遠出が難しくなり、自然と近所の商店街やデパートをブラブラすることが多くなりました。子どもを連れていると、相手も覚えてくれていることが多く、「コレ、ぼっちゃんに食べさせてね」とおまけをしてくれることも。常連さんと呼んでくれるお店も増えてきて、街を歩くのがとても楽しいです。新型コロナウイルスの感染拡大で、さまざまなものが売り切れている昨今ですが、「来ると思ってとっておいたわよ〜」とお目当てのものを取り置きしてくれていたことには感動しました。2度目の育休で、地域ネットワークを広げられたことは、これからの人生を豊かにしてくれる出会いばかりだったと感じています。<文・写真:ライターかつき>
2020年04月30日わが子が小学校に入学!うれしい気持ちが大きいけれど、ママとしては「うちの子、ちゃんと授業についていける?」と心配になることも。うちの息子は小学生に向けて、遊びの中で数や文字に触れてきました。具体的には、年中の冬から家庭用通信教材にも入会し、少しづつ準備をしてきました。その後、入学して授業に慣れていきひと安心。しかし半年以上たったある日「算数はつまらない」と言い出し、すっかりやる気をなくしてしまったのです。そのワケは…。今回は、息子が算数嫌いになったワケと、そこから私が学んだことをお伝えします。順調に自宅学習の習慣ができたはずが、サボりがちに外遊びが大好きで、好奇心旺盛な息子。すぐに目の前のしたいことで頭がいっぱいになってしまうので、小学生になってからの約束として、毎日の宿題と通信教材は必ず帰ってすぐに終わらせるようにしていました。宿題と通信教材の国語と算数を1ページずつやっても10分程度。友達と遊ぶ約束があっても、サッと終わらせてから行くように。本人はそれをイヤがることはなく、「もう終わったよ。遊びに行ってきまーす!」と得意気なくらいで、いい習慣ができてきたと感じていました。毎日の宿題の様子や、授業参観で見た様子からも、授業内容にもついていけているようで、ひと安心でした。「算数はつまらない、やりたくない」と言い出したしかし秋ごろから少しずつ変化が。進んでやっていた宿題を、「宿題は?」と声を掛けられてから始めたり、「通信教材は後でやる」と言ったりと、イヤイヤやるようになりました。字も雑になり、計算問題のミスが多くなりました。ついには最低限の学校の宿題をやったら、通信教材に手をつけることがなくなり、教材が溜まるようになりました。年中からそれまではずっと、とても楽しんで取り組んでいました。しばらく教材を溜めてしまうことがあっても、教材のご褒美や付録を目当てにがんばっていたのに、「全部いらないから、やりたくない」と言うようになり、すっかりやる気がなくなってしまったのです。そして特に、「算数はつまらない、やりたくない」と言い、算数の宿題が出た時には、やらせるのに時間がかかり、大変になってしまいました。息子が算数嫌いになったワケはこのままではよくないと思い、息子に改めて「どうして算数イヤなの?」と聞いてみると「だって本当につまらないんだもん」と不機嫌に答えるだけでした。そこで私なりに考えて、授業の内容が進んでわからなくなってきたのではと思い、その時やっていた引き算の問題の数字を変えていくつか出題してみると、難なく解けました。イヤになってしまった理由が分からず、算数の教科書やワーク、返されたプリントを見てみると、「足し算・引き算」の単元が続いていることに気がつきました。最初は数図ブロックを動かして、次は図に書いて、式の言い回しを変えて…など。式を解く前に図を書く問題も多くありました。「もしかして、同じことをずっとするのがつまらないってこと?」と聞くと、「そう!」と大きくうなずいた息子。どうやら、式の答えが分かっているのに、改めて図に書いたり、似たような問題が続くことが苦になっていたようなのです。学校の授業に加え、通信教材で予習復習をすることでその作業が増えて、さらにつまらなく感じていたのでした。私としては、自信を持って授業に参加できることがなにより大切だと思って、予習の意味合いで学ばせていたのですが、息子にとっては授業の中で新しい発見や学びが必要なのだと気づかされました。意欲が持てるように工夫したこと息子の勉強への意欲が戻るように、まず通信教材はやめることにしました。その時すでに1か月先の教材が届いていて、息子は「これはどうしよう…」と心配していましたが、このまま予習復習を続けては逆効果と思い、未開封のままにすることに。すると「やらなきゃいけないもの」がひとつ減ったことで、気持ちがラクになったようで、宿題を雑にこなすことは少なくなりました。また、私が宿題のプリントを見て、「あ~また同じような問題だね」と共感するようになり、以前のように「イヤがらずにやらなきゃダメ」という責めるような声かけをしなくなったことも、息子にとってよかったようです。声かけを変えて、予習をやめてみたらそして時には「何分でできるか計ってみよう」「最高にきれいな字で書いてみて」などと声かけをしました。同じような問題に飽きてしまっているとはいえ、繰り返し定着するような問題を解くことは大切なので、息子には同じような問題の中にも自分なりの課題を見つけることを伝えていきました。そうして算数嫌いになった気持ちをなんとか繋ぎつつ、過ごしていると、授業が「大きいかず」の単元に進みました。今までと違い、予習をまったくしていないので授業が新鮮に感じたようで、しばらくして「最近、算数楽しくなってきた!」と言うように。それからは、宿題に進んで取り組むまじめな息子に…というような理想的な姿に変わることはなく(笑)、「は~、めんどくさいなぁ、でもやるしかないか!」といった感じに。とはいえ、算数が本当に嫌になってしまった以前の様子と比べると、勉強への意欲はかなり上がりました。その子にあった勉強方法を私は今まで、子どもの勉強は少し先取りをして、自信を持たせることが大切と思っていました。しかし今回のことで、予習復習をしたことで、学校の授業との繰り返しになってしまい、苦になってしまうこともあるのだと知りました。特に1年生の勉強は基礎基本の繰り返しが多いこと、挑戦することが好きな息子の性格も関係していたのかもしれません。また、宿題が苦になってしまっている時に、責めるような声かけをしても、余計にやる気をなくさせてしまうだけということも学びました。本来、新しい発見や学びがある勉強はどの子も楽しいはず。簡単すぎたり、難しすぎたり子どものペースと合わなくなった時に、「つまらない」と感じるのだと思いました。たくさんさせていれば安心ということではなく、勉強への向き合い方は、その時々でその子にあったやり方を見つける必要がありそうです。これからも、子どもが何につまずいているのか様子を確認しながら、学校の授業を楽しめるよう見守っていきたいと思います。<文・写真:ライターnicoai>
2020年04月29日入園後、幼稚園生活がスタートしてホッとひと安心したところにやってくるのが、お弁当作り!『初めてお弁当作りをする』という方も多いのではないでしょうか?私もその中の一人でした。何を作ったらいいの?毎朝作るなんて大変!詰めていたらスキマができて…そんな悩みに向き合って早2年。わが家の悩みを解消した「常備しておくと便利なおかず」を紹介します。どれも簡単にできるので、おうちで過ごす毎日の今も、お弁当で気分転換というのもおすすめです。わが家の定番、野菜の作り置きおかず3種今や定番とも言える作り置き。わが家も週末に作っていますが、定番の作り置きおかずは3種類あり、この中の2種を週末に作り置きします。【きんぴら】煮ることでゴボウが食べやすくきんぴらは、通常通りの作り方ですが、子どもが食べられるように唐辛子を入れません。わが家では、ゴボウとニンジンをゴマ油で軽く炒めた後に、顆粒だしと水を入れて10分ほど煮ています。繊維が多いゴボウも、煮ることで柔らかくなり、小さな子どもでも食べやすくなります。また、最後に白ごまや鰹節をかけると、辛さのない物足りなさも緩和できます。ゴボウをレンコンで代用しても、バリエーションが増えます。【大学芋】揚げ焼きだからすぐできる大学芋は作るのが大変なイメージがありますよね。通常、さつまいもを揚げてから蜜を絡めますが、わが家では揚げる工程を簡略化。そのため、切り方も少し変えています。さつまいもは、スティック状にカットすると火の入りが早くなるので、フライパンに油を薄くしいて、揚げ焼きに。揚げ焼きは、片面を4分、ひっくり返して4分、あとはカサカサと音が鳴るくらいまで様子を見て、少し火を入れてください。片面ずつ焼く間は動かさずに放置するので、タイマーをセットしておけば、その間にほかの家事をしたり、子どもを見たりもできますよ。また、スティック状なので、お弁当のちょこっとした隙間を埋めるのにとても重宝。1㎝程度の輪切りすると、見た目もまん丸で、お弁当に入れたときかわいいですよ。【かぼちゃの煮物】レンジ調理で煮崩れなしこちらも簡単!適当な大きさに切り、深さのある耐熱皿に入れ、そこに水、酒、顆粒だし、醤油、みりんを入れ、ふわっとラップをしたらレンジで5分程加熱するだけ。お鍋で煮ないので、煮崩れもなく、放置OK。その間に別の作り置きおかずを作ることもできます。お弁当にスポッと入れられ、色味もキレイ。幼稚園児のお弁当おかずにはぴったりです。朝のちょこっと調理で入れられるものを用意続いて、朝のちょこっと調理で入れられる物をご紹介します!わが家では常備してるのはコレ。・ミートボール・チキンナゲット・冷凍唐揚げ・ウインナー・ハム・冷凍ブロッコリーミートボール、チキンナゲット、冷凍唐揚げは、レンジで温めるだけでメインにもサブにもなるので便利。ウインナーやハムは、お花の形にしたり、型で抜いたりと、お弁当を華やかにしてくれる上におかずにもなる優秀品。ブロッコリーは、週末に固めに茹でてそのまま冷凍。朝お湯で戻して入れるだけです。緑の野菜が入るだけで見た目がとてもよくなります。少しスキマが!そんな時にサッと入れられるもの何も加工することなくサッとお弁当のスキマを埋めてくれるものも常備しています。・ミニトマト・キャンディーチーズおかずをつめていると、思わぬスキマができることも多々。こういったサッといれられるものは重宝します。ちなみに、冬になると保温庫などにお弁当を保管することもあるので、ミニトマトは破裂する可能性がありNGに。キャンディーチーズは、フィルムに包まれているものであれば、少し中身がトロッと溶けているような食感になるよう。わが子が通っている幼稚園では保温庫の期間でもキャンディーチーズを入れるご家庭も多いです。初めての幼稚園弁当で何を入れていいのか見当がつかないという方、日々のお弁当のおかずに困っているという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。<文・写真:ライターyukari>
2020年04月28日育児に遅れと混乱が生じてる !!
ムスメちゃんとオコメちゃん
ドイツDE親バカ絵日記