サカイクではサッカーを通した教育をテーマとして少年サッカーに関わる保護者の皆さんへ役立つ情報をお届けしてきました。このたび、サッカーをする小学生のお子さんを持つ保護者のみなさんが、子どものサッカーに求めること、どんなコンテンツであればより一層保護者のみなさまに役立つのかを参考にさせていただきたく、以下のアンケートを実施することとなりました。おひとりおひとりの声を聞いてこれからのサカイクの運営に生かしたいと考えております。ぜひご協力のほどよろしくお願い申し上げます。【回答にあたってのお願い】・本アンケートでは、小学生のお子さんについての回答をお願いします。・小学生の子どもが複数いて、どちらもサッカーをしている場合、学年が上の子について回答してください。お答えいただいた方の中から抽選で「テクダマ」や「タニラダーアドバンスドシングルセット」をプレゼントします。アンケートの最後に、欲しい商品を選択してご応募ください。【プレゼント景品】1.テクニック上達専用ボール「テクダマ」(1名様)2.正しい姿勢でストレッチできる「フレックスクッション」(1名様)3.1分乗るだけで体幹にスイッチが入るマット「メトリクスフォーム」(1名様)4.ジュニアアスリート専用サプリ「キレキレ」(1名様)5.中村憲剛が解説「KENGO Academy~サッカーがうまくなる45のアイデア~中村憲剛監修」(1名様)6.DVD付きタニラダーアドバンスドシングルセット(1名様)■回答フォームアンケートの回答はこちら>>受付期間:9月5日(日)まで■本件に関するお問合せサカイク編集部:info@sakaiku.jp
2021年08月31日特定非営利活動法人Cafe de 寺子屋(事務所:静岡県藤枝市、理事長:大石 紗矢香、以下 当団体)は、学び支援の拠点「寺子屋べーす」を10月以降に静岡県静岡市にて開設致します。UdagawaBaseCafeの店内■事業の概要当団体は、全国のカフェをお借りして寺子屋を開催し、学び支援活動を行っています。寺子屋では、当団体の学生ボランティアスタッフが小学生~高校生の自学自習のサポートを行っています。■活動の経緯当団体の事業のモデルとなる、カフェを会場とした寺子屋での学び支援活動は、2018年に山梨県甲府市で始まりました。その活動を、山梨県にとどまらず全国に広げるために、2020年の4月に学生団体を設立、8月にNPO法人化しました。現在は、静岡県に2つ(焼津市・浜松市)、山梨県に1つ、東京都に1つの寺子屋があります。そしてこの度、UdagawaBaseCafe (宇田川ベースカフェ)さんのご協力により、静岡県に3つ目の寺子屋を開設する運びとなりました。■「寺子屋べーす」の開催概要開始日 :10月以降、新型コロナの拡大状況を考慮しながら決定致します。日時 :毎週水・金曜日 18時から20時(参加状況に応じて、曜日・時間を変更する可能性があります)会場 :UdagawaBaseCafe (宇田川ベースカフェ)〒420-0037 静岡県静岡市葵区人宿町2-6-3 パラダイスビル2階対象 :小学1年生から高校3年生参加費 :無料定員 :10名程度申込方法:参加を希望される方は、こちら( info@cafe-de-terakoya.or.jp )にご連絡ください。開始日が決定したらご連絡致します。■「寺子屋べーす」開設への想い(学生ボランティアスタッフ 静岡大学 熊谷)様々な方のお力をお借りしながら、念願だった静岡市での寺子屋開催となります。新型コロナウイルスの影響により、できなくなってしまったことに目を向けられがちな昨今ですが、“今だからこそできること”にたくさん挑戦していきたいと考えています。そんな前向きな気持ちで、寺子屋では子どもたち、大学生、保護者のみなさま、地域のみなさまと一緒に「ワクワクする学び」に取り組んでいけたらと思います。(理事長 東京大学大学院 大石 紗矢香)静岡市には、静岡大学の学生を中心に多くの学生ボランティアスタッフが所属しています。私も静岡大学の卒業生なので、この度静岡市で寺子屋を開催できることをとても嬉しく思います。大学生が大学での学びを活かして子どもたちに主体的な学びのきっかけを提供することで、大学生と子どもたちが共に成長できる場にしていきたいです。地域のみなさんと協力しながら、長く愛される寺子屋にしていきます。■会社概要名称 : 特定非営利活動法人Cafe de 寺子屋理事長 : 大石 紗矢香所在地 : 静岡県藤枝市堀之内1丁目14番地の3設立 : 2020年8月7日事業内容 : 小学生から高校生を対象とした学び支援ホームページ: ■お問い合わせ先特定非営利活動法人Cafe de 寺子屋担当 : 関口 (事務局)Tel : 090-4113-1989E-Mail: info@cafe-de-terakoya.or.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年08月31日学校の名札が見つからない!と騒ぐ娘。失くしものが見つかるおまじないを試してみたのですが……。■シュールなおまじない探しおまじない間違いだった(笑)。「そりゃ見つからないわけだ……」と思ったけど結局、学校に泊めてあったんだって(汗)。それは「にんにく」って言ってたとしてもダメだったわ~。でも「たまねぎー」って言いながら家中探す姿は、ほんとにシュールだったよ(笑)。
2021年08月28日ボールを「蹴る」のは上手だが、「止める」時に力んでしまい柔らかく止められない子どもたち。柔らかいトラップを身につけさせる練習メニューを教えて。とのご相談をいただきました。「蹴る」「止める」はサッカーの基本スキルなので初心者のころからしっかり身につけてほしいと考える指導者は多いのではないでしょうか。今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、ボールコントロールが上手くなる練習メニュー、指導のポイントをアドバイスします。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<でこぼこピッチだとぐらついて転びやすい子どもたちのボディコントロールを強化する練習はある?<お父さんコーチからのご質問>はじめまして。私はサッカースクールでU-8からU-10年代を指導している者です。今回は、ボールコントロールの身につけさせ方について相談したくご連絡いたしました。ボールを「蹴る」「止める」はサッカーの基本ですが、どうしてもこの年代は力を入れて「蹴る」ほうは最初から割と上手くできる子が多いですが、「止める」ほうも身体に力が入ってしまい、柔らかく止めることが難しいようです。トラップのコツを身につけさせるためのお勧めの練習メニューはありますか。<池上さんのアドバイス>ご相談いただき、ありがとうございます。8歳から10歳なので、2年生から4年生くらいでしょうか。この年齢ですと、基本的に柔らかく止めることは出来なくて当たり前かと思います。ご相談者様はどの程度のスキルを求めているのでしょうか?■足元の技術だけ切り出した練習では、試合の中でそれを発揮できない可能性も私の意見を申し上げると、四種の指導者は足元のスキルにあまりこだわり過ぎないほうがいいと思います。足元の技術だけを切り出して、コントロールするトレーニングをしてしまうと、試合のなかで発揮できないという状況に陥る可能性が高いです。細かい技術にあまり執着せずに、できるだけゲームや対人形式で、クローズドスキルに偏らないよう気を付けましょう。それらの止める蹴るの技術練習は、そこに含まれているのだという解釈をしてください。■試合で使えるコントロールを身につけるトレーニングでは、どんなトレーニングをするか。ミニゲームでは、例えば「必ず2タッチ以下でやりましょう」とまずは呼びかけます。2タッチアンダーなので、2タッチもしくはダイレクトでパスをしなくてはいけません。そうすると、コントロールしなければなりません。おのずとゲーム中にコントロールする回数は増えます。それにパスをつなぐには相手がコントロールしやすい、よく言われる「いいところ」に蹴らないといけません。例えば、ゲーム形式の練習や対人を始める前に、こうアナウンスします。「今日は、ボールコントロールがうまくなるために、2タッチアンダーでやりましょう」そうすると、最初からみんなできないのでミスが出ます。そこで「どうしてミスしちゃうのかなあ?」と尋ねます。子どもたちから「ワンタッチ目をしっかりやらないと、次に蹴られない」とか「止めるときに注意する」などといった意見が出てくるでしょう。そこで「じゃあ、そこを意識してやってみましょう」と再開します。すでに伝えましたが、できないからといってコーチが「やっぱりまずは足元だな」と言ってクローズドスキルの練習に転換しないでください。試合で使えないので有効ではありません。■実戦の中でコントロールを養わないと、試合での判断力も磨かれない練習をしていくと、ミスしたくない子どもたちはバックパスばかりするようになります。中盤の子どもはバックの子に、バックの子はゴールキーパーに返してばかりという状況になることもあるでしょう。そんなときは「ハーフラインを超えるまでバックパスはできません」というルールを設けましょう。後ろにパスができない。では、どうコントロールしますか?と子どもたちに問いかけます。実戦のなかでボールコントロール力を養っていかなければ「判断力」が磨かれません。ゲームの中で常に「状況判断をしよう」と考えていないため、当然のように足元でボールを止めてしまいます。日本の子どもたちはどんなときでも足元で止める癖がついています。そうなると次のプレーがしづらく、とても窮屈です。■ミスをするのは足元のスキルがないからではなく、認知・判断力がないから一番いいのは、その状況で最適と思われる次のプレーがしやすい「位置」にボールをコントロールできるか。そこがポイントになります。向かってきたディフェンスがどこからきているか。右か、左か、後か。どこにボールを置いたら相手が困るか。そういった判断をするためのトレーニングが少ないため、子どもたちはついつい足元にボールを止めてしまいます。そうではなく、例えば相手が来たら、来るほうとは逆の方向にボールを置く。例えば前にスペースが空いているのなら、前方に大きくボールを出す。ボールを前に出せば、スムーズに素早く動けます。子どもがコントロールミスをすると、大人は「足元のスキルがないから」と考えがちですが、それはスキルの問題ではなく、認知判断の問題だと私は考えます。クイックで右に行きかけて、左に出す。そういった「直前の判断の変更」ができるようになってほしいものです。そのような認知が出来るからこそ、良い判断はできる。そんな選手を育てましょう。■ボールコントロールを身につける練習メニュー例練習メニューは、ネットでもたくさん出ています。書店に行けば私が監修した『池上正の子どもが伸びるサッカーの練習(池田書店)』という練習メニューの解説書もあります。例えば、ボールコントロールを意識したミニゲームをしてみましょう。コーンゴールを用いたミニゲームで、ラインを通過した場合、パスを受けた子がしっかり止めないとノーゴールというルールにする。ワンタッチでラインを越えて。決まったゾーンでコントロールしないと1点にならないという決まりにします。ご相談者様からは「トラップのコツを身につけさせるためのお勧めの練習メニューを」ということなので、私のアドバイスは希望通りではないかも知れません。池上正さんの指導を動画で見る>>■認知・判断を養う指導を幼少期から行った方が良い(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)しかし、上述したように、認知力、判断力をまずは高める工夫をしてほしいのです。小学生には判断できないだろうという方もいらっしゃいますが、自分で考え出す教育が、ピッチに出ると選手の判断だけで試合をするサッカーには必要です。止める、蹴るの技術を高めるプロセスも同じです。「どうしたら上手く止められるかな?」「こんな状況だったらどうする?」「どこにボールを置くか?」そういったことを、子どもが自ら考えてプレーすることが重要です。「認知とか判断は中学や高校でやればいい」という意見は違うと私は思っています。欧州では、3歳くらいから判断する練習をしているのですから、日本も今目の前にいる子どもたちをどの道に導くか考えたいものです。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2021年08月27日サッカーと勉強の両立は、子どもたちにとって永遠のテーマです。そこで今回は大宮アルディージャVENTUSに所属する村上真帆選手に「文武両道のコツ」についてうかがいました。十文字高校から早稲田大学ア式蹴球部女子部を経て、WEリーグでプレーする村上選手は、子どもの頃、親には「勉強しなさい」より「早く寝なさい」と言われていたそうですが、どのようにしてサッカーと勉強に取り組んでいたのでしょうか?(取材・文:鈴木智之)Ⓒ1998 N.O.ARDIJA■足も速くなく、身体も小さかった村上選手が自信をつけたキッカケ村上選手がサッカーを始めたのは小学3年生の頃。3歳上のお兄さんの影響だったそうです。「栃木県の昭和戸祭SCでサッカーを始めました。女子選手は同じ学年に5人いて、男女混合でプレーしていました。タイプ的にはずっとパサーで、右利きなのですが、シュートやパスなど、強いボールを蹴るのは左の方が得意なんです」小学生時代には栃木県内の大会で優勝して、最優秀選手賞をもらったこともあったといいます。「身体能力的に周りの子と比べて優れているわけではなく、走るのも速くなかったし、体も小さい方でした。その大会では、よく走り回ってゴールも決めたので、選んでもらえたのだと思います」最優秀選手に選ばれたことが自信になり「サッカーがんばろう。もっとうまくなりたい」という気持ちが芽生えてきたそうです。「小学生のときは、練習以外でも毎日ボールに触っていました。クラブの中で『リフティングが1000回できるようになったら、ゲームシャツがもらえる』というのがあって、すごく欲しくて、5年生のときに1000回できるようになったんです」■サッカー以外にも忙しくしていた小学生時代小学生時代はサッカー以外にも、様々な習い事をしていたそうで、「いま思うと、忙しい日々を過ごしてましたね」と、懐かしそうに振り返ります。「サッカー以外にやっていたのは、水泳とヴァイオリンとバレエです。全部自分からやりたいと言いました。バレエは小学4年生まで、ヴァイオリンは中学3年生までやりました。水泳は幼稚園の頃からやっていたので、小学生のときは毎日習い事があって忙しかったです。その中で一番好きなのがサッカーでした」■練習前や移動時間など隙間時間を勉強にあてていた村上選手は中学受験をして、中高一貫校に進みました。勉強は得意で、小学生時代は何度かオールAを取ったこともあったそうです。「公立の中高一貫校に進んだのですが、親から『受験してみる?』と言われて、入試の3ヶ月前ぐらいから勉強をはじめました。そうしたら奇跡的に合格して、『受かったのなら行ってみたい!』と思って、進学しました」入学すると、周りには勉強ができる子がたくさんいました。中学から栃木SCのジュニアユースに進んだ村上選手は、勉強とサッカーを両立するために、隙間時間を有効活用することにしたそうです。「学校の部活動で陸上部に入っていたので、陸上の練習が終わって家に帰って、勉強をしてからサッカーに行くこともありました。土日はサッカーの試合があったので、移動のバスの中で勉強していました。周りの子はそれに対して何か言うこともなく、好きにさせてくれたのはありがたかったです。とにかく学校の勉強が大変だったので、『移動中の、この時間にやらないと!』という気持ちが大きかったです」■サッカーも勉強も頑張る環境が当たり前だった村上選手いわく、中学時代は「ボールを満足に止めて、蹴られないようなスランプ」に陥りながらも、日々の自主練で感覚を取り戻し、ナショナルトレセンに選ばれるなど、サッカーと勉強を両立させました。「中学の時は勉強もサッカーも両方がんばる環境だったので、高校でもそれを続けたいと思い、十文字高校に進みました」十文字高校は文武両道に取り組む学校です。中学時代と同じように、サッカーと勉強の両立に励み、全日本高等学校女子サッカー選手権で優勝。キャプテンとして臨んだ決勝戦では、チームを日本一に導くゴールを決めました。■親には「勉強しなさい」より「早く寝なさい」と言われていたⒸ1998 N.O.ARDIJAまさに文武両道を体現する村上選手ですが、保護者はどのようなサポートをしてくれたのでしょうか?「私が勉強が嫌いではなかったからかもしれませんが、宿題しなさい、勉強しなさいと言われたことはなかったと思います。それよりも、夜遅くまで勉強していたら『早く寝なさい』と言われることのほうが多かったですね(笑)。両親は、私にこれしなさい、あれしなさいというよりは『自分のやりたいことをしなさい』という接し方をしてくれていました」子どもの頃から、「早稲田大学に行きたい」という夢を持っていた村上選手。サッカーの強豪校に行き、競技歴が評価されて推薦で大学に進む方法もありますが、確実に行ける保証はありません。そのために勉強もしっかりして、サッカーと勉強のどちらの選択肢も持てるようにと考えていたそうです。「私は、自分が楽しいと思うことしかしたくないタイプなので、勉強も楽しいと思いながらやっていました。数学が好きだったのですが、一つの答えに向かって問題を解いて、正解を導くことに楽しさを感じていました」■親や指導者は子どもに「理解させる」ことを大事にしよう勉強が嫌い、苦手な子は「わからないのに、勉強しなさいと言われる」「親にやらされる」といった理由から、ネガティブな気持ちになってしまい、さらに意欲が削がれてしまう傾向にあります。「わたしの場合は、勉強をしていく中で『なるほど、こうなるんだ』とわかると、楽しいと思うタイプでした。反対に、理解できないとつまらないし、これはできないってなるんです。だから保護者をはじめとする周りの方々がサポートするときは、いろんなことに関して、理解できるようにしてあげるといいと思います」サッカーと勉強を両立するためには、両方とも自分から進んで取り組むことが大切です。そのための目標設定、時間管理などは、参考になるのではないでしょうか。次回の記事では勉強をすることの意味や、高いレベルでサッカーをするために必要なことなどについて、話は進んでいきます。
2021年08月26日災害訓練で、4階の教室まで娘たちを迎えにいくことに。小学生らしい有力情報をもらいました(笑)。■校舎あるある知りたい1段でも少ないほうをおすすめしてくれた。娘たちの教室は4階なので、この暑い中マスクしながらのぼると息がゼーハーしちゃうんだよね(汗)。1段でも少ないほうがいいもんね……やさしい……(笑)。
2021年08月21日プレミアリーグU-11が誕生して7年。全国36都道府県537チームが参加する、日本最大のリーグ戦に成長しました。「全員出場」「3ピリオド制」など、独自のレギュレーションを設け「力の拮抗した相手と、年間を通じてホーム&アウェイを戦う」ことを目的とし、日本にリーグ戦文化を根付かせるための活動を続けています。プレミアリーグU-11創成期からのメンバーであり、70チームが参加する長谷工プレミアリーグ神奈川U-11(プレミアリーグ神奈川U-11)の責任者を務める、末本亮太氏(大豆戸FC代表)に「カテゴリー分けされたリーグ戦の意義」について話をうかがいました。(取材・文:鈴木智之)長谷工プレミアリーグU-11神奈川1部あざみのF.C.の選手たち<<前編:「全員出場」が子どもたちの成長につながることを指導者たちも実感、プレミアリーグU-11がチーム強化につながるわけ■実力の拮抗している相手との真剣勝負の方がトレーニング効果が高いプレミアリーグ神奈川U-11は1部から3部に分かれていて、昇格・降格があります。ジュニアサッカーはクラブや少年団の間で力の差が激しく、2ケタの得点差がつく試合も少なくありません。そのような試合はお互いにとって得られるものは少なく、大量失点で負けた子たちの心情を察するに、デメリットにすらなります。この現状を改善するために、プレミアリーグは1部、2部、3部と実力に応じてカテゴリーを分けました。末本氏は言います。「プレミアリーグは『実力の拮抗した相手と、真剣勝負の中でプレーする』ことで、選手の成長に良い影響を与えられると考えています。かつては前後半15分ずつ、3本目は15分のフレンドリーマッチというレギュレーションでしたが、3本目の試合の強度がガクッと落ちてしまっていたんですね。そこで3ピリオド制にしたら、強度の高い真剣勝負が繰り広げられるようになりました」たしかに、結果が昇格・降格につながる試合とフレンドリーマッチでは、選手の意識が違うのはうなずけるところです。末本氏は「コンサートで言うと、本番とリハーサルぐらいの違いがありました」と、当時を振り返って言います。「フレンドリーマッチに意味がないとは言いませんが、真剣勝負の強度の高い中でプレーすることの方が、同じ時間試合をするとしても、トレーニング効果は何倍もあると思います」■点差がつく試合はどちらのチームにとってもメリットにならないプレミアリーグ神奈川に参加する、あざみ野キッカーズの佐渡誠監督は「拮抗したレベルの試合ができるのはいいこと。点差がつく試合は、どちらのメリットにもなりませんよね。全員出場というルールも、全体の育成という意味ですごく良いと思います」と、プレミアリーグのレギュレーションに賛同します。あざみ野F.C.の林和泉代表も「点差が開かない試合をシーズンを通してやることはすごく大切で、プレミアリーグの場合は、年に何試合かとくに重要な試合があります。そこには、指導者も子どもたちも、公式戦の重要な試合と同じモチベーションで挑んでいます」と話します。全員を出場させることで全体のレベルアップをうながし、真剣勝負の場を体験させる。その経験が6年生になったときに、活きていると感じることも多いようです。末本氏は言います。「今年のU-12横浜市春季少年サッカー大会の上位はプレミアリーグの参加クラブでしたし、地区予選を勝ち抜いて出場する、神奈川県大会の出場クラブのおよそ半数が、プレミアリーグに参加しているクラブです。5年生のときに、同じぐらいのレベルの相手と真剣勝負を繰り広げたことで力をつけて、6年生に良い形でつなげていると感じています」■子どものサッカーを「点」で見ないで「面」で見るプレミアリーグには昇格・降格があるので、次年度にどのカテゴリーに所属するかは、シーズンを終えてみないとわかりません。「今年の4年生が来年5年生になるので、そのときにプレミアリーグの1部に所属しているかもしれないし、2部かもしれません。4年生のコーチは、翌年のプレミアリーグのことも見据えて準備をする必要性が出てきます。全員出場なので、『8人の上手な子だけじゃ、試合にならないぞ』と理解すれば、自然とその学年の選手全員をレベルアップさせることに、意識が向いていくと思うのです」プレミアリーグに参加するクラブの選手は、「小学5年生のときに、年間を通した強度の高いリーグ戦に出場する機会が保証されている」と言えます。これは非常に珍しいケースです。「選手は試合に出ることで、間違いなく成長します。それが同じぐらいのレベルの相手ではなおさらです。メディアを通じて情報が発信されることで、『プレミアリーグに所属するクラブには5年生のリーグ戦があって、必ず試合に出られる』という理由で、選手や保護者に選ばれるクラブも出てくると思っています」プレミアリーグは年間を通した結果で優勝が決まり、各地域の優勝チームが争うチャンピオンシップもあります。2部リーグ以下では、U-11のセカンドチーム、U-10チームの登録を認めるなど、様々な出場機会を創出。サッカーの上手、下手に関係なく、プレーする場を提供し、経験を積む機会を与えています。「子どもたちのサッカー人生はこれからです。小学生のときにセカンドチームだった子がJリーガーになった例なんて、いくらでもありますよね。保護者は子どものことを、その瞬間という『点』で見ていますけど、僕ら指導者はその子のサッカー選手としての成長という、長い『面』で見ています。そこの違いはあると思いますが、プレミアリーグは両方のちょうどいいところにアプローチできるリーグだと思っています」■子どもの成長のためにどんな場を作るか、を大人が考えなければならない年間を通じて、実力の拮抗した相手と真剣勝負をする。全員を試合に出場させ、全体のレベルアップをうながす。その理念に共感した、全国的な家電メーカーのアイリスオーヤマが2019年よりスポンサードするなど、広がりを見せています。神奈川県では独自に、2020年度より長谷工コーポレーションがメインスポンサーとして、子どもたちの環境をサポートしています。子どもの成長のために、どのような場を作るか。情熱を持った大人たちが真剣に考え、毎年のようにレギュレーションがブラッシュアップされているのも、プレミアリーグの特徴のひとつです。このリーグを経験した子どもたちの中から、将来のJリーガー、日本代表選手が出てくるのも、そう遠くない未来になりそうです。末本亮太(すえもと・りょうた)JFA B級ライセンス、フットサルC級ライセンス、JFA公認キッズリーダー。大豆戸FC代表理事、U12監督。ジュニアユース、シニアチームの立ち上げ、クラブのサッカー以外の多角的な活動構築にも尽力。「ちょっと自慢できる、サッカーを通じて出会うはずのない感動、人、未来を創造し、非日常を提供すること」をミッションに掲げ、自チームの活動の他に「プレミアリーグU11神奈川」の運営や地域でサッカー広場を開催するなど、育成年代の活動に力を注ぐ。また、小学生を連れての被災地訪問などNPO団体として、サッカーだけにとどまらない活動も行っており、将来を担う子どもたちの育成にも力を注いでいる。
2021年08月16日娘たちがびしょびしょで帰宅。床を濡らしたくない私なりの対策も、そろそろ限界に……!?■小1と小5の違い誰が気絶させた人運ぶ犯人役だって?でもほんと、先日久しぶりに娘たちの髪の毛をドライヤーで乾かしてあげたけど、頭のてっぺんが見えなくて「空気イスして」って言ったばかりで……(汗) あらためて成長に驚くよ。
2021年08月07日ユーロ2020を見ていたら、守備の「可変式」という言葉が何度も聞かれた。選手交代せずにDFラインを変更するのはサッカーの理解力、対応力も必要で、一過性のトレンドではなく今後の選手に必要なことかと思うけど、小学生に紹介するのは早い?幅と深さの使い方の理解がまだできてないU-12年代には難しすぎ?最近の子は海外サッカーもよく見ているから教えてもいいもの?とご相談をいただきました。今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、今優先すべき指導についてアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<でこぼこピッチだとぐらついて転びやすい子どもたちのボディコントロールを強化する練習はある?<お父さんコーチからのご質問>池上さんこんにちは。街クラブで指導している保護者コーチです。サッカー経験があることを知っているコーチに誘われ、子どもの入団とともに指導にもかかわるようになりました。(教えているのはわが子の年代ではありませんが)今回相談したいのは、海外のトレンドを小学生年代にも教えた方が良いのか。という事です。先日開催されたEURO2020を見ていたところ、解説の方が「可変式」と口にするのを何度も聞きました。メンバーを変えずにバックラインを4枚→3枚にするシステムを取り入れているイタリアなどに対して使われていたことが多かったと思います。戦術のトレンドは時代によって変わりますが、可変式のシステムはサッカーの理解が深くないとできないし、試合の中で柔軟に対応できることは大事だと思うのです。個人的にはトレンドというか、一つの戦術として定番化していく流れでもおかしくないのかな、と。私が教えている小6は8人制から11人制への移行年代で、この年代の課題として幅と深さが上手く使えないとほかのチームの指導者からも聞くので、可変式の導入は現実的でないと思っています。ただ、最近の子どもたちは海外サッカーも見ているので、上の年代のサッカーではこんなシステムもあると話すのはアリなのかなと思ってご相談した次第です。海外サッカーから日本が学べることは多いかと思いますが、DFラインの可変式の話題は小学生年代には高度すぎるでしょうか。今やっている11人制への移行の中で混乱させてしまうことを心配しています。池上さんのお考えをお聞かせいただけると幸いです。<池上さんのアドバイス>ご相談いただき、ありがとうございます。私としては、小学生の段階で覚える必要はないと考えています。■守備の人数は変えられない、と子どもたちが思い込まないように指導しよう例えば、4バックで守っているゲームのなかで、状況を見てベンチから「ひとり前に出ていいよ」とアドバイスするのは、決して悪いことではありません。相手が3人で攻めてくる状況であれば、ディフェンダーがひとり余っている。もしくは相手のフォワードが1トップなら、守備は2人いればいい。その両方とも、ひとり前に上げればいいわけです。守備が余っているほかには、試合運びのなかであまりパスが回らないといった状況が見られれば、試合中であっても守備の人数を減らせばいいと思います。逆に、4人で守っているときに5人で攻めてきたら、中盤からひとり下がってもらわなくてはいけません。いずれにしても、4バックや3バックなど、守備の人数が決まっていたら変えられないんだと子どもが思い込まないよう、指導してほしいと思います。自分たちで自由に考えてプレーすることが重要だと伝えてください。攻撃にしても、守備にしても、基本的なことを学ぶのが小学生年代です。言葉にとらわれず、原理原則を小学生の間に理解させることが、この年代の指導者には求められます。マークするというのはどういうことなのか。サポートするというのは、いったいどんな動きなのか。何を意味するのか。そして、カバーするとはどんなものか。そんなことを自分たちで考えられるよう、指導してあげてください。■3-3-1か、2-3-2かなどのシステムより重要なこと日本の小学生年代は現在8人制です。11人制から8人に転換した際「どんなシステムが一番最適なのか」といったシステム論が盛んに取りざたされました。3-3-1がいい。いや、2-3-2だ、といった具合です。当時は、3-3-1をしいたJリーグの下部チームが強かったため、全国大会に出場するチームはほぼ3-3-1を選択していたと記憶しています。私はそれらを受けて、子どもたちがどんなシステムで戦うかということが問題ではなく、全員で攻めて守ることが重要であることを口酸っぱく言い続けました。全員で攻撃するなかでは、みんながサイドに広がっているほうがいい、前後の深さが保てるといい。そのなかで、サポートにいくということはどんなことなのかを教えてくださいと言ってきました。つまり、子どもたちがサッカーというスポーツを基本的に学ぶにはどうするか?を大事にしてほしいと考えています。■ポジションの役目と全体バランスを覚えさせることが優先そう考えると、前述したようにご相談者様が世界の戦術トレンドとおっしゃっている可変式、ポジションのチェンジは小学生の間に特に教えることはしなくていいでしょう。例えば、サイドバックが真ん中まで出てくる、みたいなことは教えないほうがいいかもしれません。それよりも、その子が守っている「左サイド」はどんなポジションでどんな役目があるのかを集中して学んでもらったほうがいいと思います。そのように話すと「子どもは自由にプレーさせたほうがいいのでは?」という意見も出てきます。私も子どもが自分で考えて自由にプレーすることは歓迎します。ただ、この年代では「全体のバランスを覚えること」を優先させてください。左サイドの子どもが、あまりに右のほうへ移動してしまうと、左サイドが空いてしまいます。そうならないよう、いつもいいバランスでポジショニングすること。左と右の関係、前と後ろの関係といったサッカーの原理原則を伝えてください。そこをクリアして、もう少し理解度が上がっていったら、さまざまなことにトライできます。■基本を理解させず、世界のトレンドを教え込むとバランスを崩す例えば、左にプレーがスピーディーで攻撃力のある選手を置いておきます。そのうえで、みんなが右に動いておいて、左サイドを空けておく。右サイドに相手を引っ張っておいて、左にスペースを作ったら、そこにサッとボールをつなぐ。そんなチーム戦術がとれます。ただし、そういった戦術を理解して実践していくのは中学生からでよいでしょう。中学生になって、ひとつのポジションにいるだけでは相手のマークを外せないので、さまざまな崩し方を覚えていく。そういった段階的な指導をすればいいと私は考えます。小学生の段階で基本を理解させず、いきなりそういったものを教え込んでしまうと、わけがわからなくなってバランスを崩してしまいます。池上正さんの指導を動画で見る>>■オシム監督の疑問「日本はどうしてそんなにシステムにこだわるのか」(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)日本の小学生は、まだ団子サッカーから始まります。自分が「ここが良い」と思ってドリブルするし動いています。サッカーの理解ではなく、自分のことしか考えていない。全体のバランスとかは考えていません。したがって、ベンチにいる大人たちから「(相手に)つられて中に行き過ぎるな」という言葉がよく聞かれます。そんな声が出るのは、全体のバランスがよくないと、攻撃が単発になってしまうからです。日本人は、基本的にサッカーのシステムの話が好きなようです。オシムさんが日本代表の監督時代、記者会見でシステムに関する質問ばかり受け「日本の記者はどうしてそんなにシステムにこだわるのか?」と若干呆れていました。オシムさんも、システムが問題ではなく、戦術の理解度が重要だと考えていました。「システムなんて何でもいいんだ。相手の攻撃の仕方によって、そんなものは変わってくるのは当然だろう?」と話していました。相手にボールをとられないよう、ゴールまで運べる。それは全体のバランスがいいからできる。そういったことを覚えるのが小学生年代だと、ぜひ理解してください。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2021年08月06日昔の子に比べると技術がありスマートなプレーをする子が多いが、平たんでないでこぼこピッチだと一気にプレーの質が落ちる。バランスを崩して転びやすくなる子も多くイレギュラーバウンドへの対応力がない。練習環境が良すぎる日本の環境が原因?遊びを取り入れながら、足場の悪い環境でのトレーニングもしたほうがいい?というご相談をいただきました。皆さんのチームではどうですか?今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、海外の育成環境の事例やJクラブトレーナーの言葉をもとにアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<「元日本代表が教える」というのが売りのスクールで、新米女性コーチに保護者から不満の声。保護者を納得させる方法を教えて<お父さんコーチからのご質問>こんにちは。私は街クラブで教えている保護者コーチです。指導年代はU-10~U-12です。ご相談したいのは、足場の良くない場所での練習についてです。最近の子どもたちは、昔に比べて粗削りな選手が少なく、みんなスマートで上手な動きをしますが、それは整備されたピッチの上でのことであり、グラウンドコンディションが良くないところでのプレーだと一気に質が下がります。バランスを崩して転ぶことも増えます。静止した状態のリフティング練習と一緒で、きれいで平らなグラウンドでの練習だけではボールがちょっとずれたときの調整力など、試合で咄嗟の時に使う技術がなかなか身につかない気がしてます。もちろん今サッカーを楽しんで中学以降も続けてくれることが一番なのですが、今どきの子は細身で体幹が弱く、相手に当たられるとグラつく子も多いので、サッカーの時間の中で身体を強くする要素も入れられたらと思っているのです。海外ではデコボコのピッチが当たり前で、イレギュラーバウンドしたボールに食らいつくのでボディコントロールも上手になると聞くのですが、やはり練習環境が良すぎることの弊害などもあるものでしょうか。砂浜など足場が不安定な環境で、遊びを取り入れたトレーニングなども考えているのですが、池上さんはどう思われますか。<池上さんのアドバイス>今の子どもたちが育つ環境を考えると、野山を駆け巡るようなものではありません。サッカーコートは土か人工芝の整備されたところのみですね。彼らの遊び方も同様です。自然の中で走り回るとかではありません。私たち世代の子ども時代は鬼ごっこが遊びの中心でしたが、今はテレビゲームなど「静的な遊び」が多いようです。しかも、地方と都市部の違いはもうあまりなく、遊び方や環境は昔とは少し違います。とはいえ現実は受け入れるしかありません。■神経系が発達する幼少期は生活の中でいろんな動きができるのが理想神経系がどんどん発達する幼少期は、山を登ったり、坂を下ったり、飛んだり跳ねたりと、生活の中でいろんな動きができるのが理想です。サッカーのトレーニングのなかに「コーディネーション」と呼ばれる体をなめらかに動かすための練習を取り入れてもいいでしょう。そのあたりは、検索すれば動画サービスでもいっぱい出てきます。そういうものを取り入れてはどうでしょうか。イングランドは、育成年代のトレーニングにクロスカントリーを取り入れたりしているようです。地面に凹凸があるので、足首を鍛えることにはなりますね。ただし、大人がそういうところばかりに気をとられ、ストイックになりすぎてしまうのもどうかと思います。もちろん砂場の練習が悪いわけではないけれど、子どもたちにはサッカーをする時間は限られています。考え方は間違ってはいないと思いますが、そのことにあまり執着する必要はないでしょう。■「ズレが生じる」ようなリフティング環境を用意して、対応力を養う南米は主に芝のグラウンドを使います。地面に凸凹があっても芝生が生えていることでクッションになっているので、足がかかったりするなどイレギュラーなことは起こりません。以前、ジーコが「人工芝なんてグラウンドではない」と話していると聞いたことがあります。その一方で、オランダは「小学生の間は人工芝でやりなさい」とオランダサッカー協会が推奨しています。小学生までは良い環境で、きちんとした技術を身につけることが必要だという考えです。ご相談者様がおっしゃるように、子どもたちがバランスを崩すようならば、まずはコーディネーションのトレーニングを取り入れてみてください。加えて、静止した状態で行うリフティングは試合で使わない技術なので、例えば走りながらやったり、二人で前に進みながらパス交換しながらリフティングをするような練習をしましょう。ひとりでやるリフティングは、ほぼ予想した通りのところにボールが落ちてきますが、二人で行うとズレが生まれます。とっさに動く体の対応力も養えるでしょう。■どこに跳ねるかわからないボールで瞬発力を向上させるもうひとつの方法は、リアクションボールを使う練習です。リアクションボールは「凸凹がついたボール」です。サカイクを運営するE-3のショップで販売している「テクダマ」も、サッカー専用に開発されたリアクションボールの一つです。リアクションボールはどこに跳ねるかわかりません。そのボールをワンバウンドさせてみたり、投げてキャッチするトレーニングを行います。ボールがどこにいくかわからないので、瞬発力の向上に役立ちます。ダイレクトでキャッチするのではなくて、まずは「ワンバウンドで取ってね」と言ってワンバウンドしたボールをとってもらいます。そうすると、子どもはだんだん構え始めます。「腰を低くしろ」とか「構えろ」などとあらかじめ大人が教えてはいけません。本人たちがそれをやり始めたところで、「パスが来る時にそういう構えだと、多少ズレても受けられるよね」と説明すればいいだけのことです。■まずは遊びの雰囲気で行うことが大事。指導しようと真剣になりすぎないことまずは「ワンバウンドでいくよ」という話をするだけでいいのです。最初はとれなくても「ワンバンで取ってねっていったよ」などと、和やかに遊びの雰囲気で行ってください。日本のコーチは練習を「できるまでやれ」みたいに真剣すぎるところがあります。そうならずに、楽しくやらせてください。上述したように、「ワンバウンドでとって」と言いながらやっていくと、子どもは構えるようになりますが、それでも取れないこともあります。「構えてても取れないことがあるよね。でも、構えないと、もっと取れないよね。試合の中でも、いつもそんなことを考えてやろうね」と伝えてください。■子どもの運動能力が低下しているのは確かだが、工夫次第で足りない部分を補えるそもそも、日本と海外ではグラウンド環境に差があります。海外は天然芝が多いので、雨上がりはピッチがスリッピーになります。そうすると、練習や試合でワンバウンドのボールが予測よりも伸びてきます。南米や欧州の子どもたちは普段から当たり前のようにやっているのですが、日本の子どもは多くが土のグラウンドなのでそんな経験ができません。今日は芝が荒れているからどうするか?といったことを学べないわけです。それに、日本では雨が降ると使えない土のグラウンドもありますね。文部科学省からも、子どもの運動能力が低下しているデータ等が伝わってきます。冒頭でお話ししたように、子どもたちの育つ環境が変化しているからです。ただ、そのあたりの足らない部分を取り戻すことは決して難しくはありません。大人が考え過ぎず、コーディネーションの回数を増やすとか、複合的な動きをしてからボールコントロールをするといった工夫をしてあげてください。池上正さんの指導を動画で見る>>■小学生年代の体幹トレーニングについてJクラブトレーナーの見解は......(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)あるJリーグのトレーナーによると、小学生の体幹教室が流行っているそうです。でも、そのトレーナーは「小学生の間は走り回っていればいいんですよ」と話していました。例えば練習中のミニゲームで勝ち負けを意識して必死でやれば、おのずと体幹(※背骨の周辺部分の胴回りのこと)は鍛えられます。プロになったときに「身体のここが弱いね」と意識して鍛えればいいのです。「小学生の間は、普通に練習していればいい」が大方の見解です。結論として、少々ピッチが荒れてても、グラウンドは絶対きれいなほうがいいと私は思います。オランダサッカー協会の考え方と一緒です。そのなかでいい技術が磨ける。いい技術を出せる。コンディションが良好なグラウンドでいい技術をつけることを、まずは考えてください。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2021年07月30日暇な時間は、ちょっともったいない。また習い事を始めることに。前回の続きです。娘が小学生になる3か月前に、市外に引越しをしたわが家。それまで習っていたダンスとピアノは、遠くて通えなくなるため、やめることに。結果、習い事はゼロになりました。小学生になってからは、習い事より小学校に慣れることが優先だと考え、放課後をのんびり家で過ごしていたのですが…。小学1年生はまだ帰宅時間が早く、宿題も少ないため、放課後は結構暇。Upload By SAKURA入学から半年ほど経過したころ、家で暇を持て余す娘の様子を見て、そろそろ何か習い事を始めてみてもいいのではないかと感じるようになりました。新しく始めたのは、琉球舞踊!前回同様、個人指導のものか、集団指導のものか…運動系、文化系で迷っていたところ、親戚から琉球舞踊をすすめられました。Upload By SAKURAいろんな動画や写真を見せたところ、娘も「やってみたい」とやる気に。早速、琉舞を始めることになりました。ダンスを習っていたころよりは、人の話も指示も聞けるようになっていた娘は、思った以上にきちんと琉舞に取り組んでいました。Upload By SAKURA曲を聞けば身体も動くようになり、何度も発表会の舞台にも立ち、「これはずっと続けて、将来かなりの腕になるのでは!?」と、親として期待するようになってきました。順調だと思っていたら…習い事の日に体調不良?しかし、小学2年生になったある日…Upload By SAKURA琉舞の日になると、「お腹が痛い」「足が痛い」と、体調不良を訴えるようになったのです。「休む?」と聞けば『行く』というので、行かせると『楽しかった』と帰ってきました。原因は精神的なもの?最初は一時的なものだと思い、様子見て通わせていたのですが、一度気分が悪いと言った日に「じゃあ、今日は休んじゃおう!」と言ってみたところ…Upload By SAKURA休みだとわかった瞬間、娘は元気になりました。その態度を見たとき、「これは精神的なものだ」と確信しました。主人に相談すると…Upload By SAKURA主人も、私と同じように「嫌だと思っている状態で、無理やり続けることはない」という考えでした。「やめてもいいよ」と言うと…私は、娘の気持ちを再度、確認することにしました。Upload By SAKURA「先生に『やめます』って言ったから、もう行かなくていいよ」と報告すると、娘は…Upload By SAKURA初めて、やろうと思った理由や、嫌だったことを話してくれました。「やめたい」と言ったら、私に悪いと思ったのでしょうか。本心を聞けたことで、改めてやめてよかったのだと思いました。(続く)LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年07月28日私の初潮は小学4年生のときで、同い年の友だちと比べて早いほうでした。当時、遊んでいるときに起こったのでパニックに……。その場から動けずにいたところ、救世主が現れたのです。 声をかけてくれた2人の女子高生私が小学生のときの話です。友だち2人と遊んでいたのですが、友だちの1人が急に驚いた顔をして、私に小声で教えてくれました。 「おしりが赤くなってるよ」 そのときは自分で確認できずわからなかったのですが、あとでズボンを確認してみると染みが。「女性には生理がくる」という知識はあったのですが、まだ友だち2人も生理がきておらず、どうすればいいのかわからずパニックになりました。 「どうしよう」「家に帰ったほうがいいかな?」と話し合っていると、2人の女子高生が声をかけてくれました。私のズボンが経血で汚れているのが見えて声をかけてくれたそうです。 1人の女子高生は羽織っていたジャージを私の腰に巻き、染みが見えないようにしてくれ、もう1人は「ナプキンって持ってる?」「使い方、知ってる?」とやさしい声でいろいろと聞いてきてくれました。 女子高生が連れて行ってくれたのは…突然話しかけられたことに驚きつつも、私は女子高生から質問されたことに答えました。 当時の私も「生理になったらナプキンをつけなければいけない」ということを知っていましたが、どんなものなのか、どこで購入できるのかは知りませんでした。そのため、当然ナプキンを持っておらず、女子高生にも伝えました。 すると、女子高生は私たちをコンビニへ連れて行ってくれて、ナプキンを買ってくれたのです。そして、かばんから適当な紙を取り出しナプキンの形に折ったあと、簡単に使い方を教えてくれました。そして私は再度コンビニへ入ってトイレを借り、教えてもらった通りにナプキンを着けました。 別れ際に私は女子高生に借りていたジャージを返そうとしましたが、「ズボンが汚れているから、次に会ったときでいいよ」と断られてしまいました。 再び会えた女子高生私は、借りたジャージを腰に巻いたまま家に帰り、出来事を母にすべて話しました。すると母は、私の心配をしつつ、女子高生2人の対応に感激! そして、後日女子高生たちの学校へ返しに行こうということになりました。 当初私は女子高生2人の学校がわかりませんでしたが、ジャージに書かれていた校章を元に母が高校を特定し、数日後高校へ母と行きました。また、ジャージに名前が書かれていたため、2人を呼び出してもらい私は母と共にお礼を言うことができたのです。 対応してくれた女子高生2人は、二度目に会ったときも「あのあと、家に帰れた?」「体調は大丈夫だった?」とやさしく言ってくれて、とてもうれしかったです。 当時の私は、ナプキンの付け方を教えてくれたとき「なんでトイレでナプキンを使って教えてくれないんだろう」と思っていました。しかし、今考えると、同性とは言え、一緒にトイレに入ることも問題があるし、外でナプキンを広げるわけにもいかず、女子高生なりに考えた対応だったのでしょう。女子高生の2人の臨機応変な行動を今はすごいと思いますし、とてもありがたいものでした。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!監修/助産師REIKO著者/佐藤里桜
2021年07月13日こんにちは! イラストレーターのにわゆりです。来年小学校に入学するお子様は、そろそろラン活を開始する頃でしょうか? かーちゃんはランドセルなら何でもいいでしょ~というタイプだったのですが、兄弟別のランドセルを購入し、実際に使用してみて感じたことを紹介します!まずはランドセルの前ポケット! ラウンド型とストレート型の2種類があります。わが家はモン太がラウンド型、キーちゃんがストレート型なのですが、圧倒的にラウンド型が使いやすい!というのも、鍵を持たせる時は鍵に伸びるチェーンをつけて前ポケットに閉まっているのですが、ラウンド型だとそのまま手を伸ばせば鍵を取ることができるのですが、ストレート型だと取り出しにくい……。また、最近はマスクの予備、ティッシュなどを持っていかなければいけないので、前ポケットに入れておくのですが、ストレート型はあまり入らないのに加えて出し入れがしにくく、使い勝手が悪いです。しかし、GPSなど大切なものを入れておく場合には、ストレート型だと何かの拍子に落ちるという心配がないので安心です。ちなみに二人とも前ポケットのファスナーはずっと開けっぱなし……。なので鍵やキッズケータイをつないでおける「ナスカン」があると便利!キーちゃんのランドセルはストレート型で扱いにくく、ナスカンもないのでとっても不便(苦笑)。実際に使ってみると不便さがわかりますね。何も考えずに買ってしまった自分を呪うかーちゃんです……。前ポケットの次はサブポケット! 前ポケットの後ろにありますね。こちらには筆箱や色鉛筆など入れる場合が多いのですが……。モン太はサブポケットに教科書や筆箱を突っ込んでいます(笑)。メインには水筒や体操服や連絡袋を……。荷物が多い日は、サブポケットを重宝するようなので、マチの幅が十分にあるものを選ぶと良いと思います。そして私が見ていて思うことは、「とにかく軽いもの」! 我が家は人工皮革の◯ラリーノ一択だったのですが、やはり荷物が多い小学校、キーちゃんはまだまだ力がないので、ランドセルを背負う時によろけがち……。最初の頃は重い~!と半ベソをかきながら登校していました。本革の良さももちろんありますが、もし、特にこだわりがなく「本革と人工皮革、どっちがいいの?」と迷っている方には、かーちゃんは人工皮革をオススメします!お値段もお手頃なのが魅力ですよね。 モン太は現在4年生で、扱いもかなり雑ですが、壊れることもなくまだまだ綺麗に使用していますよ♪。キーちゃんが小学校に入り早4カ月。ランドセル姿もだいぶ様になってきました。初めて背負った時の姿はとても感慨深いものがあります……(涙)。来年入学の皆さん、ぜひ参考にしてみてくださいね!
2021年07月10日サッカー選手の成長に必要なアイテムとして多くのチーム、選手に活用されているのがサッカーノートです。前回は「しつもんメンタルトレーニング」の藤代圭一さんが監修したサカイクオリジナルのサッカーノートをテストしてもらったクラブ・ドラゴンズ柏U-12の稲垣雄也監督に、サッカーノートの有効性についてお聞きしました。後編の今回は、指導者から見たサッカーノートの使い方について聞かせてもらっています。(取材・文:森田将義)流経柏高校の選手の総体千葉県大会の優勝報告を受けるクラブ・ドラゴンズ柏U-12の選手たち(提供:クラブ・ドラゴンズ柏U-12)自分で考えてサッカーする力をつけるのに最適なサッカーノート>><<前編:流経柏の育成組織監督に聞く、自分で考えてサッカーする力をつけるのにサッカーノートが最適な理由■サッカーノートには選手だけでなく指導者にもメリットサカイクノサッカーノートは質問に答えていく、書かれたガイドと質問に答えるだけでサッカーノートを始めたばかりの選手でも簡単に日々の練習や記憶についてまとめられるのが特徴です。選手が書きやすいのと同時に、内容がきっちりまとまっているのも他のノートとの違いです。実際に選手が書いた紙面。質問が用意されているので頭を整理して書き出しやすくなっている(提供:クラブ・ドラゴンズ柏U-12)「小学生年代だと表現力の差があり、言葉にまとめられなくても何となくプレーできる子がいれば、言葉がしっかりしていてもプレーに反映できない選手もいます。そうした選手に対して、『ノートにこんなことを書いていたよね?』と問いかけるきっかけにできるのがサッカーノートの利点。本人が書いたから、印象にも残っているので、より伝わりやすい」稲垣監督がそう話す通り、指導者からしても、ノートにちゃんとまとめられていると声掛けが伝わりやすいメリットがあります。■真面目にコツコツ続けられるのは選手としての信頼度を高める過去を振り返る作業は、サッカー選手にとって大事な作業です。流通経済大学付属柏高校では卒団式の際に、3年間書き留めたサッカーノートに一つにまとめ、表紙をつけた状態で選手に返すのが恒例です。真面目に書き続けた選手は、20~30冊もの量が積み重なった分厚いものになり、よく書き忘れた選手との差は一目瞭然です。「サッカーノートが100%プレーに繋がっているとは思いませんが、ちゃんと書き続けた選手が信用できる選手なのは確か。試合に使うかどうかの判断は上手い下手だけでなく、試合に送り込んで後悔しない選手だと思います。それは信用できる選手、互いに信用関係がある選手。サッカーノートは、言葉以外にも互いを分かり合う貴重なツールだと思います」上手く行かない時にサッカーをなぜ始めたのか、なぜ好きなのかといった初心や原点を振り返る意味でも、長きに渡ってサッカーノートを記すのは重要かもしれません。「高校生になった時に小学生の時に書いたノートを読んで、考え方が大人になったなと思ったり、『あの時の気持ちを忘れているな』と感じられるのもサッカーノートの良さ」と稲垣監督は話します。■コロナ禍では、選手とのコミュニケーションをとるツールにまた、自分の考えを文字にしてまとめるのは、人に想いを伝える練習にもなります。「良いプレーができても、周りとコミュニケーションをとって関係性を作れない選手が多いように感じます」と話すのは稲垣監督。コミュニケーションがとりにくいのは選手同士だけでは、ありません。指導者がどれだけ選手とフレンドリーに接しようとしていても、面と向かっては話しにくい選手も多いでしょう。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、必要最低限のコミュニケーションに留めなければいけない指導現場の難しさもあります。そうした難しい状況でも選手の考えや想いを知るために、サカイクサッカーノートは大きなメリットがあったと言います。自分で考えてサッカーする力をつけるのに最適なサッカーノート>>■おとなしい選手が自分の本音を伝えるツールにもクラブ・ドラゴンズ柏U-12では、「小学生のうちから、ポジションの可能性を決めつけるべきではない」との考えから、選手それぞれが好きなポジションをやるように心がけています。選手同士が話し合いの中で、ポジションを決めていくのですが、どうしても自己主張ができる選手が人気のある攻撃のポジションを選び、おとなしい選手はGKやDFになりがちです。チーム活動を始めて1か月ほど経ったある日、DFをやっていた選手がサカイクサッカーノートに「なんで僕にFWやらせてくれないのですか?」と書き、提出したのです。「選手に気持ちに気付けてあげられなかった」と話す稲垣監督は、「気付けなくごめんね。次はFWで勝負しよう」とコメントを書いた上で、直後の試合でFWとして起用。念願だったポジションで起用された彼は、ハットトリックを達成しました。■選手としての変化は言葉に表れ、言葉からプレーに表れる面と向かって伝えにくいことでも、ノートになら書けます。子どもにとっても自らの考えが受け入れられた経験は成功体験となり、今後の周りの人とのコミュニケーションをとるきっかけになるかもしれません。これを機にその子は、サッカーノートに対する意欲が高まり、たくさんの物事を書くようになったと言います。選手が書いて終わりではなく、指導者が親身になって選手が記した言葉と向き合うのも大事と言えます。「サッカー選手としての変化はまず言葉に表れ、言葉からプレーに表れる」。稲垣監督のコメント通り、言葉はサッカー選手として成長するための大きな鍵を握ります。皆さんもその一歩目として、サカイクサッカーノートを活用してみてはいかがでしょうか?サッカーノートデビューに最適なサッカーノートとは>>
2021年07月09日うちの旦那の顎には、傷痕があります。■小学生の頃、よくいたずらして遊んでいた旦那の古傷全体的に毛が濃い、沖縄県民の旦那。傷があったところだけ、ひげが生えず、目立ちます。実は、この傷痕には、旦那のある思い出があります。さかのぼること約30年前…。小学生だった旦那は、ごく一般的な男の子。特にやんちゃではなかったものの、よくいたずらをして遊んでいたそうです。ある日、旦那はクラスの女子をからかっていました。すると、その女子が怒って追いかけてきたそうです。この時期の男子というのは、そんなことが楽しくて仕方なかったりします。旦那も、女子に追いかけられている状況が楽しくて、ウキウキしながら逃げていたのですが…。滑って転び、顎を強打。顎はパックリと割れ、大量に出血してしまったそうです。周りはパニックになり、先生登場。 ■追いかけてきた女子に謝ることができなかった旦那は現在…!?旦那は病院に運ばれることになりましたが、傷の手当てをされながら、追いかけてきた女子に目を向けると、先生に怒られていたそうです。旦那は顎を痛がりながらも「俺が悪いのに…怒られて…申し訳ない」と思ったとのこと。しかし、その言葉を口にすることはできず、そのまま病院に運ばれて行きました。結局、学校に戻った後も旦那は、その子に謝ることはできなかったそうです。今も思い出すようで、子どもたちの前でこの思い出を話すたびに、「走り回ったら、危ないよね~けがするよね~」と言い、「自分が悪いと思った時は、ちゃんと言おうね」と子どもたちに伝えています。ちなみに、先生に怒られてしまった女子とは、その後、気まずくなることはなく、大人になってからも、同級生の集まりで何度か飲んだそうです。
2021年07月01日私には小学生と保育園児、2人の息子がいます。私はできればもう1人子どもが欲しいと考えているのですが、夫はあまり欲しくないようで……。夫の顔色をうかがいながらも妊活を続けてきました。そして今現在どのような状況かをお伝えします。 「3人目が欲しい」。夫とすれ違う気持ち私は現在7歳と4歳の男の子を育てています。下の子が保育園に通い始めたことで気持ちや時間に余裕ができ、もう1人子どもが欲しいと思うようになりました。そんな気持ちを夫に伝えてみたのですが、反対のようでした。 理由としては、経済的にそんなに余裕がないことや、夫の仕事が激務のため育児の負担が私ひとりにかかってしまうことが心配とのこと。それでも産みたい気持ちを伝えましたが、夫はなかなか頷いてくれませんでした。 あきらめようかと悩んでいたら…その後、夫からいい返事をもらえないまま半年が過ぎました。私はもう30歳を過ぎていることもあり、できるだけ早く産みたいという気持ちで焦っていました。もうあきらめるべきか悩みましたが、友人や母親に相談したところ「それで本当に後悔しないのか」「もう少し話し合うべき」とのアドバイスが。私自身も後悔するのは嫌だったので、もう一度、夫に強く自分の気持ちを伝えることにしました。 いざ妊活! でも夫は非協力的私は夫に「どうしてももう1人産みたい、自分に負担がかかっても大丈夫だから」と伝え、なんとか説得し、ついに了承の返事をもらうことができました。そしてやっと妊活をスタートすることができたのですが、そもそも夫は別に子どもが欲しいわけではないので、やはり協力的にはなってくれず……。 仕事で疲れている夫に「〇日、いいタイミングだからお願いできる?」と、毎月排卵日が近づくごとに夫の顔色を気にしながらお願いするようになりました。 夫の顔色をうかがうことに疲れてしまった夫の顔色を気にしながらも、なんとか妊活を続けてから1年。なかなか妊娠できないことと、夫の顔色を毎月うかがうことに私は疲れてしまっていました。特に夫が仕事で忙しい時期に排卵日が重なってしまうと「疲れてるって言ってるのになんでわからないんだ!」と怒鳴られてしまうことも。 子どもが欲しい気持ちはまだ強く残っているものの、夫の顔色をうかがいながら妊活を続けることに限界を感じ始めました。その後、さらに半年間なんとか妊活を続けていましたが結局妊娠できず……。今ももう1人子どもが欲しいという気持ちはありますが、しばらく妊活はお休みすること決めました。 妊娠はやはり夫の協力がないと難しいもの。妊娠できずつらい思いをしても励ましてもらえるわけではないので、自分だけが子どもを望んでいる状態での妊活はきついものがありました。いつか夫とともに妊活できるタイミングがきたときに頑張れるよう、今は心を休ませておきたいと思っています。 監修/助産師REIKO作画/キヨ著者:森井さやか小学生と幼稚園児の男児2人を子育て中。育児の経験やアパレル販売員をしていた経験を生かして、子育て体験談やファッション記事を執筆している。
2021年06月30日サッカーをしていると「体幹が大切」「体幹トレーニングをしよう」といったことを耳にするかもしれません。保護者の関心も非常に高いワードで、実際にプロ選手が行うのをまねて体幹トレーニングをさせていたり、体幹トレーニングを指導する教室に子供を通わせている方もいるようです。一方で、体幹という言葉は知っているものの、体幹がどのようなもので、鍛えるとどのような効果があるのかよくわからない、という人もいるでしょう。そこでこの記事では、体幹の概要から鍛えるメリット、さらには具体的な体幹トレーニングメニューなどについて解説します。体幹とは体幹とはその名の通り体の幹、つまり胴体のことを指します。最近ではインターネットや各種メディアなどで体幹という言葉を目にする・耳にする機会が多く、体幹=腹筋と考える人もいるかもしれませんが、実際には、背中や腰などを含めた胴体が体幹となります。もう少し具体的に説明すると、体幹は臓器を囲んでいる「横隔膜」「多裂筋」「腹横筋」「骨盤底筋群」といった腹腔のことです。体幹を鍛えることで、背骨から腰の部分に当たる脊柱の安定性が増すため、いい姿勢を維持できるようになります。また腹部の筋肉を鍛えられるため、内臓の動きも活発になり、便秘解消なども期待できるでしょう。サッカーにおける体幹を鍛えるメリット先述の通り、体幹を鍛えることはいい姿勢や内臓の活発などにつながりますが、競技面におけるメリットもあります。例えば体幹を鍛えることで、体の軸がしっかりとするたため、ブレにくくなりボディコンタクトの際にバランスを崩しにくくなるでしょう。また、倒れにくくなれば、転倒による怪我なども防げます。テクニックやスピードは備えているものの、相手に当たられると簡単に倒れてしまうといった場合は、体幹が弱い可能性があるため、トレーニングする価値は十分にあります。そのほかにも、体幹を鍛えることでパワーを効率よく体の動きに変換できるようになるため、力を発揮しやすくなります。例えば、キックの際に軸足に力を入れしっかりと踏み込めるようになるため、キック力の向上にもつながるでしょう。小学生年代に体幹トレーニングは不要本屋やインターネットで体幹トレーニングに関する本や記事をよく見かけることもあり、小学生年代から体幹トレーニングに興味を持っている人は少なくないでしょう。しかし、体幹トレーニングは体の土台ができあがった状態で行って始めて効果があります。そのため、小学生年代においては体幹トレーニングを行う必要はないでしょう。胴回りを強くすることが大切小学生年代では、体幹トレーニングに取り組むよりも胴回りを強くすることに取り組んでみてください。日本と海外の子どもの身体の強さの違いは、骨盤の傾きによる胴回りの強さにあるとされており、胴回りの強化は非常に重要だといえます。胴回りを強くしたい場合、まずは良い姿勢を意識することがポイントです。日常生活はもちろん、サッカーのプレー中もいい姿勢を意識して動いていれば、背骨周りや背面、腹部など、胴回りの筋肉が自然と鍛えられていきます。いい姿勢でのプレートは、骨盤を前傾させて走る、背筋をしっかりと伸ばすといったことが挙げられるため、意識してみてください。体幹の安定につながる! 胴回りの筋肉を鍛える方法胴回りを強くする方法は、姿勢を意識すること以外にもあります。例えば、以下の運動を行うことで、胴回りを構成する多裂筋、横隔膜、腹横筋、骨盤底筋群を鍛えることができます。四つ這いになって足を上げるその状態でキープし、手を前方へ上げる横隔膜(胸郭)を上げ、その状態で姿勢をキープするこの姿勢をとる場合、お腹をへこませた状態で呼吸をする、いわゆる「ドローイン」をすることがポイントです。ドローインをしながら横隔膜を上げた状態をキープし、呼吸をすると背中が曲がりません。まとめ今回は、体幹の概要から体幹を鍛えるメリット、具体的なトレーニングメニューなどについて解説しました。体幹は臓器を囲む腹腔部分のことを指します。鍛えることで体のバランスが安定するほか、パワーを発揮しやすくなるなど、サッカーをするうえでのメリットも少なくありません。器具なしでできるメニューもあるため、ぜひ取り組んでみてください。
2021年06月22日はじめての給食の日にこんにちは。加藤路瑛です。僕自身、感覚過敏の特性があることから13歳のときに「感覚過敏研究所」を立ち上げ、感覚過敏の課題解決に取り組んでいます。当事者目線、特に子どもの視点で感覚過敏について話していきたいと思います。今回は連載2回目。学校の給食について、記憶を振り絞ってお伝えします!Upload By 加藤路瑛小学校に入学して初めての給食の日。僕は、給食の時間に吐いてしまいました。なぜなら、牛乳がまずすぎたのです。牛乳は家でも時々飲んでいましたし、幼稚園でも出ていたような記憶があります。ですので、もともと牛乳が飲めないわけではないはずなのですが、学校の牛乳がぬるくて変な味だと感じました。初めての給食で吐いてしまったことは、僕のトラウマになったのかもしれません。その後、僕は記憶がありませんが、朝、教室に入れず泣いていたそうです。先生が僕に声をかけたら、「給食が怖い」と言ったそうなのです。(この部分は記憶がなくて、母から聞いたエピソードです)小学校の記憶はそれほど多くはありませんが、思い出すのは「給食が嫌だ」という負の感情ばかりです。楽しいこともたくさんあったはずですが、15歳の今、小学生の学校での思い出を思い出そうとすると給食への恐怖感ばかりが思い出されます。小学校入学前も少食・偏食でした小学校の給食がまずいわけではなく、小さいころから僕はあまりごはんを食べない子どもでした。そのため、親は苦労したようです。つくっても食べないのですから。そのころの僕の感情は思い出せないのですが、食べなくて怒られて泣いていた記憶は少しあります。僕の小さいころの偏食と母の戦いについては、母が感覚過敏研究所のサイトでコラムを書いているので、よかったら読んでみてください。母と同じように食べない子どもの子育て中の方には響く内容なのだと思います。【体験談】食べない子どもの子育て〜小学生時代〜加藤路瑛編幼稚園時代も食べない子どもでしたが、特別困ったという記憶はありません。幼稚園はお弁当の日と給食の日があって、給食は全く食べなかったみたいです。中学は絶対に給食がない学校に行く小学1年生のはじめての給食で吐いて以来、僕の中で「給食が嫌」という気持ちが日に日に大きくなっていきました。ある日、友達の家で遊んでいて、学校が楽しいか聞かれたので「給食が嫌だ」とこたえました。そうしたら、側にいた友達のお兄さんが「俺の中学校に来なよ。カフェテリアで好きなもの食べれるよ。カレーとかラーメンもある」と教えてくれました。決まったメニューを強制されることなく、好きなものが食べられる学校があるなんて!家に帰って、母に言いました。「僕は絶対中学受験をして、カフェテリアがある学校に行くから」お兄さんには「中学受験しないと入れない学校だから、勉強がんばれよ」と言われました。給食がない学校に行けるなら、なんだってやると思いました。確か、小学1年生の5月くらいの話です。その日から、苦痛な給食の時間は「中学は絶対給食のない学校にいくんだ。それまでの我慢だ」と思っていました。小学校の6年間がどくれらい長かったかはよくわかりませんが、中学は給食のないところに行けるというのが本当に僕の希望でした。ただ、今、振り返れば、もっと苦労しない選択はあっただろうと思います。しかし、小学生の僕には他の選択肢があることなんて分かりませんでした。Upload By 加藤路瑛それでも給食は苦しい僕の通っていた学校では「お減らし」という制度がありました。一旦は平等に給食を配って、苦手なものは減らしていい制度です。でも、全部返すのはダメで1口は食べるというのがルールでした。このたった1口が苦痛でした。1回口に入れて水で流し込めればよかったのでしょうが、基本、飲み物は牛乳でした。1口が食べられません。基本、全てのメニューを1口です。何度、先生が「もういいよ」って言ってくれないかなと思っていました。でも、頑張って食べていたと思います。休み時間も掃除時間も僕は給食と戦っていました。小学5年生のときの担任の先生は、「そんなに食べないと大きくなれないよ」と毎回僕に声をかける先生でした。1口を頑張って欲しくて言った言葉だと思いますが、そのころの僕は、言われる度にプレッシャーでした。「食べない人間は大きくなれない」「食べない奴はダメな人間だ」そういう思い込みのような感覚になりました。そのうち、クラスのみんなも「食べないと大きくなれないよ」と僕に言うようになり、お減らししたいのに「食べないとダメだよ」と妨害してくるのです。出典 : 小学5年生は、毎朝「学校に行きたくない」と言いながら学校に行きました。給食が嫌で休んでいいなんて知らなかったのです。もし、今、あのころの僕に話しかけられるのなら、「嫌なら本気で休みたいと親に言え」と伝えたいです。不満を言うだけでは、親には本気度は伝わらない。だから本気で言わないと伝わらない。ただ、保護者のみなさんや、先生には知っていただきたい。子どもは選択肢を知らないのです。だから声をあげられないのです。本当は苦しいし助けて欲しかったです。Upload By 加藤路瑛僕を救ってくれた先生小学6年生の先生は「怖い」と噂の先生でした。僕もビビっていました。僕の給食の食べなさを見た担任の先生が、「成長期にこのままではダメだ。給食をやめてお弁当にしよう」と言ってくれました。「先生が校長先生にお願いするから、加藤くんは病院に行って、給食ではなくお弁当がいいですよという診断書をもらってきて」と言ってくれ、親にも説明してくれました。母はネットで調べて、思春期の摂食障害を専門にしている精神科の病院を見つけてくれて、そこに行きました。病院の先生は、「給食なんて嫌だよな。今までよく頑張った。よし、先生が手紙を書いてあげるから、これからはお弁当を食べて、中学では好きなもの食べていいからな」と言ってくれました。僕の心が軽くなりました。辛いことをわかってくれる人がいることや、この状況を変えようとしてくれる人がいることが、心の安心に繋がりました。お弁当を持って行く前日、先生に言われました。「クラスのみんなには、加藤くんから説明するか?それとも先生が話した方がいいか?選んでいいぞ」僕は一人で説明できるかわからなかったので、先生に説明してもらって、最後にちょっとだけ話すという方法を選んで先生に言いました。給食の準備が始まる前、先生はみんなに話し始めました。「勉強が嫌いな人、運動が苦手な人がいるように、加藤くんは給食が苦手です。みんなにも1つくらい苦手なことがあるよね?病院の先生がお弁当にしたほうがいいと言っているので今日から加藤くんはお弁当です。加藤くんが食べてるかどうかは先生が見ているから、みんなは気にしなくていいです」と話してくれました。おかげて給食の時間に「もっと食べた方がいいよ」「食べないと大きくなれないよ」というクラスの声からも解放されました。6年生の2学期の出来事です。もっと早く、この方法を誰か他の先生が言ってくれたら、僕の学校生活はもう少し楽しい記憶が増えたかもしれません。Upload By 加藤路瑛振り返って思うこと僕が「感覚過敏」という言葉に出会ったのは中学1年生です。この時はじめて、「味覚過敏」という言葉を知り、これまでの食べ物に関する辛い体験の原因がこれだったのかと気がつきました。そして、心が軽くなりました。なぜ給食が嫌なのか説明できませんした。なぜ、こんな美味しいものを食べないのだ?と聞かれても「食べたくないから」としか言えませんでした。「嫌だ」「食べたくない」としか言わなければ、わがままな子とか贅沢な子と思われるでしょう。世の中には食べられなくて死んで行く子どもがいると言われても、それはかわいそうだと思っても、だからと言って僕が代わりに残さず食べることはできない。残すなんて農家さんに失礼だと言われても、食べられないのです。なぜ、食べられないのかは、15歳になった今でもうまく表現できません。視覚過敏や触覚過敏、嗅覚過敏については、それなりに冷静に自分を分析できるようになりましたが、味覚過敏については、まだ言語化できずにいます。食べると気持ち悪くなるものもありますし、頭が痛くなるものもある。そのうち、食べ物を見ただけで、口の中に不快な味が再現されたようになって気持ち悪くさえなります。とにかく、食べないでいられる状態が安心安全なのです。辛さや不快感を言語化できないというのが、感覚過敏の課題だと思っています。特に小さい子は、表現できないです。「食べないことは悪、残すことは悪」という常識があると思います。この常識に苦しむ子どもたちがいることをまずは知っていただきたいです。そして、食べない理由を問いただすよりも、1口だけ頑張らせるよりも、大人には、その辛さを表現できるサポートと、その辛さから回避できる方法を一緒に考えて欲しいです。Upload By 加藤路瑛感覚過敏研究所では、五感の困りごとを可視化させた感覚過敏缶バッジを作成しています。味覚過敏の缶バッジを給食バッグやランドセルにつけて登校している小学生もいらっしゃいます。小さな子が学校や外でちょっと頑張りたい時のお守りになればと思って作成しました
2021年06月22日高校までサッカーをしていて、今年初めてチーム指導に携わる。サッカー経験はあるけど、誰かに教わって技術が上がった覚えがなく感覚でプレーしてきたので、教え方がわからない。U-8からU-12年代の小学生を指導するとき、何からどう教えていいのか、お勧めのメニューなどを教えてほしい。という新米コーチからのご相談をいただきました。今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、ご自身のアカデミーでも実践している方法などを元にアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<ベテランコーチも呆れるほど集中力が続かない子どもたちを集中させるにはどうしたらいいか教えて<お父さんコーチからの質問>最近初めて指導者側に立たせて頂いた者です。指導年齢はU-8からU-12です。自分自身少年サッカーから高校サッカーまでやって来ましたが、誰かに教わってサッカーの技術が上がった覚えがなく、いわゆる感覚でサッカーをしてきました。ですので、いざ指導者側に立ってみたら、感覚でやってきた私にとって小学生にどう教えたらいいのか、どう教える必要があるのか、がわからなくて。サッカーが好きなら自分で沢山の時間をサッカーに費やしてどんどんうまくなっていくものなのかな?と考えてますが、ある程度の基礎知識、技術はこちらから与えるものだと思います。この年代に初めて教えるとき、どういった指導をしたらよいのでしょうか。指導法や何から教えるか、お勧めの練習メニューなどがあれば教えてください。<池上さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。高校までサッカーをやってきて、初めて指導者側に立ったとあります。お子さんのことが書かれていないので、お父さんコーチではなくもしかしたら20代くらいの若い方でしょうか。「ある程度の基礎知識、技術はこちらから与えるものだと思います」と書かれてますが、その「教えたい技術」が日本的なものであってほしくないと考えます。日本的なものとは、コーンドリブルや対面パスなど実践的でないメニューを繰り返したり、コーチからこうしなさい、ああしなさいと一方的に指示命令される練習を指します。基礎練習は必要ですが、実践的な練習の中でも十分養えます。2対1や3対2など数的優位がつくれる練習を行って、子どもたちに「味方を使うためにはどうしたらいい?」「仲間と協力してボールをつなぐには、どこにいけばもらえる?」と尋ねて、子どもたちに考えさせましょう。■ドリブルやパスを教える前に伝えるべきことこの連載でも何度か書かせていただいていますが、まずはサッカーの認知(能力)を高めてください。サッカー先進国であるドイツ、ブラジルなど外国のコーチの本を読むと「日本は戦術的なことをやる(練習で行う)のが遅すぎる。子どもがサッカーを理解していない」と書かれています。つまり、私たち少年サッカーの指導者が子どもに伝えるべきは「サッカーってこんなスポーツだよ」「こういう成り立ちだよ」ということです。ドリブルの技術やパスを正確に蹴ることだけではありません。■3人目の動きは低学年で知っていてほしい例えば、3人目の動き。高校までサッカーをやっていたということですが、相談者様ご自身は高校で知ったのではないでしょうか。でも、これを高校生で理解するのでは遅い。3人目の動きは低学年で知っていてほしいのです。例えば、ドイツの小学生は「フニーニョ」という3対3の試合をたくさんやります。この年代であれば、大人に言葉やホワイトボードで説明されて理屈でとらえるわけではありません。いつの間にか3人目の動きができています。「自分がどこに行くと、もらえるか?」理屈じゃないところからスタートするのです。それを実現すべく、ドイツでは近年フニーニョを積極的に取り入れています。先進国ですら、育成年代をどう育てればいいのか、何が必要なのか、どう変えなくてはいけないのかと試行錯誤しています。この姿勢を、サッカー後進国である私たちも学ぶべきです。ドイツなど欧州の子どもにできて、日本の子どもにできないわけではありません。そういう育ち方をしていないだけです。■サッカーの認知力を高めるためには試合を観よう以前は、サッカーの認知度が低いのは、暮らしの中にサッカーの文化が育っていないからだと考えられていました。しかしながら、Jリーグができて、今では親世代にもサッカー経験者が増えています。と同時に、有料テレビで海外のサッカーをふんだんに観戦でき、どこにいてもネットの動画で観ることもできます。子どもが親と一緒に欧州チャンピオンズリーグを観られる環境になってきました。海外の試合を多く見ることで、子どもも大人もサッカーの認知力が高まります。■池上さんが実際に行っている指導法では、実際に私がどう指導しているかをお伝えしましょう。先日は、私が運営する「IKOアカデミーFC」の子どもたちに、ポジションの理解をしてもらいました。例えば、右のサイドバック。「君のポジションここだよ」と言ったら、自分たちのゴールに向かって右側を守る役割があります。ところが左に行ってしまうことがあります。そのときは周りが気づいて声をかけてあげたり、自分で気づいてポジションを修正することが必要です。右を守る人はしっかり右を。センターバックは真ん中を守る。この基本的なきまりを、最初の入り口で伝えてください。そこから「守備の人でも、チャンスのときは攻めていいんだよ」と発展させていくことです。「あまり決めつけてしまうと、ディフェンスの子が攻めなくなるのでは?」という質問を講習会でも受けます。しかし、絶対やらなければならない基本を忘れないよう指導する必要があります。そのなかで、ポジションを変わりながら、役割を果たすことができるようになります。■日本の子が圧倒的に不足している「経験」とは練習していくと、子どもたちから「バランス」という声が出てきました。ほかにも「おまえ、右バックだろ。戻れ!」とコーチングができてきます。一方、攻撃になると、ボールをコントロールしてつなげる状態だったのにドカンと蹴ってしまった子どもに対し、「空いてるやつ、いたよ。つなごうよ」とコーチングできます。ぜひ、子どもも大人も海外の試合をたくさんみてください。「攻撃のとき、選手はどうしてる?」「守備のときは?」「フォワードも下がってきて守ってるよね?」と子どもの認知を刺激してください。攻撃のポジションにいる子は、守備の意識がほとんどありません。指導者も、1対1になったらドリブルで抜き去ってシュートを打てと教えてしまいます。フリーの味方を見つけたり、数的優位の状態に気づいてパス交換をして崩すトライをしないので、ジュニアの6年間でそういった経験が圧倒的に不足しています。■久保建英選手が安定的に起用されないのは、日本での指導が原因!?アルビレックス新潟を率いるスペイン人のアルベルト・プッチ・オルトネダ監督は、バルセロナでアカデミーコーチやダイレクターを務めています。10歳だった久保建英選手に入団許可を出した彼は、現在の久保選手について「ボールを持たないときのプレーに課題があるから、(スペインで)安定的に起用されない」と語っています。その点は私も同感です。久保選手がボールを持ってゴールに向かうとワクワクしますが、ボールがないときにスペースを作るなど有効な動きが欲しい。それを身につけるとひとつ階段を上がれると思います。オルトネダ監督も同じ見方だと思います。彼は育成年代の途中、中学、高校年代で日本に帰国しました。あのままヨーロッパに居たら、変わった育ちをしたかもしれません。これは多くの指導者が口にすることです。であれば、日本の育成を、そうしたことを伝えられる指導環境にすればいいのです。そのために私たち指導者は、サッカーの認知という部分に注目すべきです。池上正さんの指導を動画で見る>>練習メニューは「なんでもいい」、それより大事なことがある■練習メニューは「なんでもいい」、それより大事なことがある(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)また、メニューについての相談もありましたが、ネットなどで検索するとたくさん出てきますし、本もあります。しかしながら、練習メニューは何でも良いのです。最高の練習はミニゲームです。大切なことは「何をするか」ではなく、子どもたちに「どう寄り添ってあげられるか」です。怒鳴ったり、叱ったりするのでなく、子どもが自分でうまくなるよう仕向けてあげること。指導者の姿勢や問いかけで、子どもたちの姿は変わってきます。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2021年06月18日2021年4月末、日本サッカー協会(JFA)より「育成年代でのヘディング習得のためのガイドライン(幼児期~U-15)」が発表されました。昨今、ヘディングによる脳震盪などの影響が報じられていますが、日本サッカー協会から、それに対応する提案が出された形になります。ジュニアから中学生までの育成年代において、ヘディングとどう向きあえばいいのでしょうか?JFAのガイドラインを、中山雅雄 JFA技術委員会普及部会長の会見をもとに、解説していきます。前編では幼児から小学4年生までのガイドラインをお伝えしますので、その年代のお子さんを持つ保護者、指導者の方たちはぜひご覧ください。(構成・文:鈴木智之)幼児や小学校低学年など小さい子たちのヘディング、全面的に禁止するのではなく正しく身につけるために日本サッカー協会が発表したガイドラインの内容とは■ヘディングは禁止した方がいいのか?最初に、ヘディングに対するリスクとして、次の項目が挙げられます。・ボールの衝撃が脳機能に与える影響・脳振盪・ヘディングの競り合いでの相手との接触による頭部、顔面への衝撃・ジャンプヘッド後の地面への頭部の強打ただ単純にヘディング動作において頭にボールが当たる衝撃だけが問題なのではなく、きちんと転べないなど昨今の子どもたちの運動体験が少なくなっていることも影響している背景があるようです。様々な運動経験をする機会が減り、幼少のころから特定の競技に専門的に取り組む子も多いので、その競技で使う動き以外の身体の使い方が下手になっていることもあり、相手との距離が測れずぶつかったり、きちんと受け身が取れないなどの課題があると中山JFA技術委員会普及部会長。これらを踏まえた上で、JFAのガイドラインは「危ないからヘディングを禁止するのではなく、正しく恐れ、適切な方法でヘディングの習得をめざそう」という流れになっています。■低学年ぐらいまではヘディングの場面はほとんどない中山 JFA技術委員会普及部会長は言います。「子どもが頭からボールに向かっていく意欲があるのであれば、そこは認めてあげた上で、リスクがあることを大人が理解して、見守ってあげてほしいと思います」幼児から小学校低学年のプレー環境では、試合中にボールが高く上がり、ヘディングで対応する場面はそれほど多くはありません。しかし、将来的にヘディングに適応するために、少年期にトライしておくことは大切なことです。空間把握や距離感などを身につけておくことが準備になります。そこでJFAが推奨しているのが、軽量のボールやそれに準ずるものを使って「額でボールをとらえる」「空中から落下するボールをキャッチする」といった方法です。以下、JFA育成年代でのヘディング習得のためのガイドライン(幼児期~U-15)より抜粋して紹介します。■年代ごとのJFAが推奨する課題例(練習メニュー)●幼児期の練習メニュー例・風船を自分で投げ上げて、落とさないようにキャッチ・落ちてきた風船を体のいろいろなところに当ててみる・風船が地面に落ちないように、手や足などに連続して当ててみる(風船つきの要領)・新聞ボールを上に投げてみる、できればキャッチ・軽量ボールを額に乗せてみる、おうちの人などと額ではさんでみる引用:JFA育成年代でのヘディング習得のためのガイドライン(幼児期~U-15)JFAの指針:この年代では、額でボール触る経験、空中のボールを手で操作する(キャッチなど)ハンド・アイ・コーディネーションを高めることが大切。風船や新聞ボールなどの軽量のボールを額に当ててみたり、額にボールを乗せてみたりといった課題は、子どもの興味を引くものであり、空間把握や距離感の向上のためにも欠かせない要素。●小学1、2年生の練習メニュー例・風船を使って、落とさないようにキャッチ、額に当てる・軽量ボールを自分で上に投げてアンダーハンドでキャッチ、頭の上でキャッチ・軽量ゴムボール+ボールネット額に当てる練習・自分でゆらして額に当てる(10回程度)・人にゆらしてもらう(10回程度)・連続して当てる(10回程度)※軽量ゴムボールとは、100 円均一ショップ等で購入可能なボール(パールボール、カラーボール)のこと。引用:JFA育成年代でのヘディング習得のためのガイドライン(幼児期~U-15)JFAの指針:風船や新聞ボール、軽量ボールなどを使用して空間を移動するボールに身体を合わせる運動の経験を多く する。トレーニングというよりも遊び感覚での実施が望ましい。その中に徐々に額でボールに触れる機会を作る。「幼児期や小学校低学年において、空中にあるボールを額や手でとらえる感覚を経験するのは大切なことです。風船や軽いボールなどを使うことで、子どもたちの体に負担がない形で取り組むことができると思います」(中山 JFA技術委員会普及部会長)ヘディングをするためには、落下地点に素早く入るための「空間認知力」が必要です。風船や軽いボールを使って、体への負担がない形で取り組むのは、とても良いアイデアです。「幼児や小学生年代では、ヘディングに必要なコーディネーションを高めることが大切だと考えられています。中学生、高校生と、ある程度年齢が上がったときに、空中のボールを正確にとらえられるように、(動きや空間認知力を)積み重ねていってほしい。それはガイドラインの中で、指導者のみなさんに向けて発信したいことのひとつです」(中山 JFA技術委員会普及部会長)●小学3、4年生の練習メニュー例・100 円均一ショップ等で購入できるボールを使ってキャッチボール、フライボールをキャッチ・軽量ボール(バレーボール等)+ボールネットヘディング練習・自分でゆらして額に当てる (10 回程度)・高さ変えてジャンプヘディング (10 回程度)・軽量ボールを額部分でキャッチ・バウンドさせて額に当てる・バウンドさせてヘディングしてみる引用:JFA育成年代でのヘディング習得のためのガイドライン(幼児期~U-15)JFAの指針:キャッチボールなどの空間のボールを主に手でプレーする運動経験を十分に行うことが大切。また、軽量ボールなどを使用して正しいヘディング技術の習得の導入をおこなう。「ボールをインパクトの瞬間まで見ること」「額でボールをインパクトする」といった基本的な技術を理解させる。ただし、4 号球でのヘディングの反復はおこなわない。また、相手と競り合うためのコーディネーションを高める必要がある。2 人で同時にジャンプしたり、 空中のボールを手で取り合うといった運動を取り入れていく。5 人制などのスモールサイドゲームを中心にすることを推奨する。小学3、4年生になると、ヘディング技術の習得にアプローチしていきます。4号球などの重いボールではなく、軽量ボールを使い、「頭のどこに当てるのか」「体をどのように使うのか」などを学んでいきます。■子どもたちの発育発達状態に合わせて取り組む「ガイドラインを作る上で、学年で区切りましたが、子どもたちの発育発達に合わせて、適切なボールを使ったり、課題を与えるなどして、順を追って取り組んでいただけたらと思います」(中山 JFA技術委員会普及部会長)ヘディングをただ禁止するのではなく、体に害のない方法で習得をめざす。それがジュニア年代のヘディングに対して、重要な姿勢だと言えるでしょう。次回の記事では、小学校5、6年生、中学生のガイドラインを紹介します。
2021年06月17日娘が言う「クラブ」の発音が、どうしてもアレを思い出してしまうんです……。「活動」がつくと語尾が上がる!?n番煎じな話題だったら、ごめんなさい。発音ひとつで変わるイメージ。こまめが言ってるのが、「クラブ」(ぎょうざと同じような発音)。私が思ってたのが、「クラブ」(パンダと同じような発音)。です(汗)。これで分かるかな。「陸上クラブ」や「料理クラブ」みたいに話していれば、「ク」のほうが強めだったかもしんないけど、「クラブ活動」だと「ブ」のほうが強めになるもんねぇ。あやうく学校で踊る小学生を想像しかけたよ(汗)。
2021年06月12日こんにちは!イラストレーターのにわゆりです。皆さんのご家庭ではキッズケータイやスマホを子どもに持たせていますか? 固定電話を設置する家が少なくなった今、キッズケータイを持たせるかどうかを悩むママは多いと思います。我が家も固定電話はなく、小学生になったモン太に持たせようか悩みましたが、なくても問題なく過ごせていたので結局、購入しないまま4年生へ。しかし……。キーちゃんも小学生になり、二人でお留守番が増えるかも?そして何よりお友達と遊びに行くことが増え、行動範囲の広がったモン太と連絡を取れる手段があると安心!ということで購入することに!早速、家電量販店に見に行って話を聞いてみると、高学年になるとキッズケータイではなく、スマホに切り替える子も多いとのこと。「今、買うならスマホにするべき?」と考えましたが……。スマホにしてしまうと、友達とのやりとりや、ゲーム、動画視聴など、手放せなくなってしまうのが心配……。かーちゃんが小学生の時は動画も携帯もなかった時代。早い時期から持つと、スマホトラブルも心配ですよね。とりあえず今は連絡できる手段+位置情報が分かればいいので、余計な機能のないキッズケータイにすることに!キッズケータイは保護者が登録した人としかやりとりができないので安心! また、ボタンひとつで電話がかけられるのでキーちゃんも一緒に使えます。ついに手に入れたキッズケータイにウキウキのモン太は、早速電話やショートメールのやり取り。特にメールが楽しいようで、近距離から何度もメールを送ってきます。生意気になってきたけど、まだまだ小学4年生、かわいいです(笑)。まだそこまで使用頻度は少ないのですが、遊びに行ってなかなか帰ってこないときや、かーちゃんの帰りが遅くなってしまったときなど、やはり携帯を持っていると安心感がありますよね。モン太も満足しているので当分はキッズケータイで十分!ママ友との会話では、高学年のお姉ちゃんがグループラインなどでトラブルがあったという話も出ていたので……。スマホに移行する際は、スマホでのルールやトラブルなどきちんと話し合おうと思います。それにしても、我が子のスマホを考える年齢になってきていると思うと時がたつのは早い~! まだまだ心配が尽きることはなさそうです……。
2021年06月12日長男が小学生で学校があるため、第3子の娘を出産したあとは自宅に帰ってきました。自宅の別棟には義両親が住んでいます。自身も3人の子どもを育て上げた義母は「大丈夫。私が全部してあげるからね」と言ってくれていたので、私は心強い、ありがたいと思っていました。しかし、退院してからは出産前と変わらない生活が待っていたのです。 出産後も家事負担は今まで通り第3子の娘を出産しての退院後、翌日からの炊事、洗濯は出産前と変わらず今までどおり私の仕事でした。義母は出産前に「私がやるから大丈夫」と言ってくれたのに、手助けにきてくれる様子がありません。別棟の私たち家族の台所には顔も出してくれず、声もかけてくれませんでした。 夫も、私の体が万全でなくても、娘が泣きわめいていても気にかけてくれず、朝も起きてくれないため、子どもの支度も私がすべてしていました。 義母につらいと伝えたけれど届かなかったそれでも、「何かあったら言ってね」と言ってくれたので、朝食の支度だけでもお願いしようと「夜中の授乳も頻回ですし、炊事も洗濯も今は全部がつらいです」と、勇気を出して伝えてみました。しかし「朝は子どもの顔を見て朝食を食べてあげなきゃだめ」との返答で一蹴。せめて片付けだけでもお願いできないかと言いましたが、無視されました。 夫にも相談しましたが、「したことない俺ができると思う? お母さんも忙しいんだよ」などと義母の肩を持つ発言しか聞けず、思わず泣いてしまいました。 こうなったら意地だ! でもその結果…義母にも都合があり、忙しいのは私もわかっていました。しかし、出産後の体は思い通りに動かないし、生まれたばかりの娘から離れることもできません。もちろん、小学生と3歳の息子たちの生活をおろそかにもできません。 義母の「私に任せて」という言葉を鵜呑みにして期待していた私が悪いんだ、あてにしすぎたんだと思うようにして、自分の体の調子をみながら子どもたちのために今までどおりに家事をすることに決めました。 結果、1カ月健診まで悪露が長引いてしまい、産婦人科の先生には動きすぎたんじゃないかと注意をされました。先生は、一緒に健診にきた夫にどれだけ出産が大変で産後の体が大事なのか説明し、叱ってくれました。帰宅後、夫は義母に先生に言われたことと私の状態を伝えたようですが、義母からは特に何もありませんでした。その後は、義母には頻繁に頼み事をしない、手伝いをしない、近すぎず遠すぎずの距離を保っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/(c)chicchimama著者:長谷川モリジ8歳、4歳男子、1歳女子の3人子育て真っ最中。調剤薬局事務、秘書、ビジネス文書検定保有。夫の両親、祖父と8人暮らし。今は地元にコワーキングスペースを作る活動している。
2021年06月08日5年生の娘が着けるマスクのサイズ選びに迷った話。皆さんはどっちを選んでますか?ちょうど中間のお年頃顔の大きさが中間点。ひとえに「キッズサイズ」と言っても、キッズも顔の大きさの幅あるもんなぁ……。一応の見本が置いてあったけど、マスクを試着するわけにはいかないし目視で「大丈夫でしょ」って思ってしまったよ。でもたぶん大人サイズ買うと、今度は「大きい!」ってなりそう。使い捨てマスクの「大人用、小さめ」くらいがちょうどいいような気がする。大きくなったのぅ……娘たちよ……。(※あ、1コマ目の買い物してるときも、もちろんマスクしていました……。すっかり描くの忘れてました)。
2021年06月05日小6男子・長男。小6でありながらどこかまだ幼さの残る彼。今まで、できていないことを注意すると「はいは~い」と、わりと素直に受け答えしていたのですが…(基本的に一回では聞かないので 一度声をかけて、それでもやらない場合は時間を置いてから再度言うようにしてます)少し前から、私が言葉を言い終える前にさえぎるように言い返してくるようになりました。今までは見られなかった反応。これは…これはもしかして…「いやいや、ホンマの反抗期はこんなもんじゃないで!」って感じだと思いますが、今までの長男には見られなかった反応に若干興奮気味の私(笑)恐らく中学や高校になるにつれてこれからもっと酷くなっていくのかもしれません。しかし反抗期は成長の証でもあるので私自身も、長男に対する接し方を考えるきっかけになりました。ただ一つ、夫とも話していた事なのですが、例えば【クソババア】などの悪態をついた場合はこれはそれぞれのご家庭で違うと思いますが、目上に対するあまりに横柄な態度、特に言葉遣いは一貫して注意していくつもりでいます。(今のところはまだ言われていません)幼かった頃とは違い、【距離感】が難しくなってくる年頃。適度な距離感を意識しつつ、これからも長男の成長を見守っていきたいと思います。
2021年06月02日こんにちは、ユウコトリトリです。保育園児から中学生まで、3人の子どもを子育て中です。 今回は三姉弟の真ん中である、長男(小学生男子)について。 なんというか……行動が理解不能なことが多く、突っ込まない日はありません。生態が謎すぎる小学生男子。ほんの一部になりますが、なぜそのような行動を取るのか、本人に直撃して聞いてみました。 なお、回答はほぼ参考にならなかったので、「小学生男子あるある」としてお楽しみいただけたら幸いです。 小学生男子あるある うーん、これからの季節なら分からなくもないけど。真冬もこれだから、お母さんは理解できないよ! 服を嫌がる犬か。 そうなの???でも冬も履いてるよね。 いや濡れてますって。絶対に大丈夫じゃない。あと、ランドセルの中の教科書のことも考えて 嘘をつくな、嘘を。 傘はつい最近起きた出来事であり、梅雨入りしたタイミングだったので、なかなか堪えました。すぐに傘を買いに行ったのは言うまでもありません。小学校に入学して、もう何本目の傘だっけ……(遠い目)。 私物がダメになっても、後ろめたさから(もしくは本当に気づいていない)なかなか自己申告してこないのも、あるあるかもしれませんね。自分と違う性別だからか、時々宇宙人のように感じてしまう小学生男子。未知の生態には驚かされるばかりですが、これからも成長を見守りたいと思います。著者:イラストレーター ユウコトリトリ2007年、2011年、2015年生まれの騒がしい三姉弟を子育て中のワーママ。Instagramにて、育児あるあるや日常の小ネタをカエル漫画でゆるっと更新中!
2021年05月30日おしゃれが大好きな女の子。広汎性発達障害の小学5年生の娘は、おしゃれが大好き。幼稚園のときから、将来の夢はファッションデザイナーです。服や髪飾り、可愛い小物や布にも興味津々で、おしゃれな服を着るのも好きですし、自分でデザインをして描くのも大好きです。私の服装もよく見ていて、「可愛い」「こっちがいい」という話もよくします。Upload By SAKURAおしゃれが好きなのに、自分の身なりに興味なし?そんなおしゃれにうるさい娘なのですが、不思議なことに…自分の見た目は、全然気にしないところがあります。Upload By SAKURA髪がボサボサなのに、そのまま出かけようとしたり、肌着が出たまま学校に行こうとしたり。顔に何かついていたり、傷があったり、お腹がポッコリ出ていたり、姿勢が悪くても、まったく気にしません。幼稚園のころは、まだ幼いからそこまで気にしないんだと思っていたのですが、小学生になっても、見た目や服装のだらしなさが、直ることはありませんでした。鏡を見ていない!毎日毎日、髪の乱れや、ぐちゃぐちゃな服装を注意しても、自分からは絶対に直すことはない娘。発達障害の特性なのか「小学生なんだから、ちゃんとしなきゃ」という言葉は響きません。Upload By SAKURAなぜ見た目や服装を、きれいにしなければいけないか…絵カード…絵本…さまざまな方法で教えましたが、娘は変わりません。そのとき、気がつきました。娘は、鏡を見ないのです。自分の姿を確認しなくていい?私は主人と相談し、娘の部屋に姿見(鏡)を設置しました。そして「着替えたら必ずこの鏡で確認すること」と話しました。Upload By SAKURAしかし、娘はなかなか鏡を見てくれません。そこで、おしゃれな服を買ってあげたら、自分の姿を見るのではないかと思い、新しい服を購入しました。娘は大喜びで着替えましたが…Upload By SAKURA娘は、私に対して「どう?」と聞いただけで、そのまま遊び始めました。そこで、もう一つ気がつきました。娘は、おしゃれな服に興味はあるけど、その服を着た自分を、確認しないのです。よくよく思い出してみたら、娘は「顔に何かついているよ」と指摘したときも、「どこ?」と聞くだけで、鏡を確認しに行くことはありません。そこで、服が乱れている状態でスマホで写真を撮って見せてあげたのですが、娘は自分の服の乱れに全然気がつきませんでした。Upload By SAKURA本人は、めんどくさそうだけど、身だしなみは大事!どうやら娘は、頭の中で自分を想像しているだけで満足しているようでした。Upload By SAKURAこの会話をした後も、娘は鏡を見に行きませんでした。娘にとって、鏡はさほど重要なものではないようでした。と、いってもそのまま放置していては、だらしない恰好を外で見せることになってしまいます。現在私たちは協力し、ことあるごとに「鏡見てきてごらん」と娘に声かけをしています。Upload By SAKURA娘は毎回めんどくさそうに、鏡に向かっています。最近、ようやく洋服のシャツが出なくなってきました。でも、長い時間見ないため、学校出発直前に髪のボサボサを注意しなければならないことが多々あります。最近は、「顔を洗うときに、1分は自分の顔を見つめて」と言っています。娘は『えー…』と言いながら、無言で鏡の前に不機嫌そうに立っています。この声かけが、効果を見せるのかわかりませんが、気長に続けていきたいと思っています。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年05月25日積みあげた洗濯物がしばらく放置されているわが家。無意識に活用してしまうよね〜という話です。あまりに「ちょうどいい」洗濯物みなさまは…家の中で物を見失うことないですか……? 私は忘れっぽいので、カギやスマホなど大事なものは、なるべく同じ場所に戻すように決めているんです(といってもパソコンの机の上にポイっと置くくらい)。で す が最近どうしても、無意識に置いてしまう場所があるのよ。なんでも置く(そして忘れる)積みあがった洗濯物がちょうどいい高さで、しかもその場所が、リビングからキッチンの導線の中間点でな……、「リビングでスマホを見て、そのままキッチンに用事を……」の流れの中で置きやすすぎるんだ……くっ……。ずっと同じ生活をしてきたはずなのに、このクセが最近現れてやめられない(汗)。湯たんぽや本なども気軽に置いてしまう~~ああ置きやすい~~。でも娘の言うとおり、どこに置いたか忘れたら、まずここを探せばいいってことがわかったので、たぶんクセともうまくつきあっていけそうな気がするよ(汗)くまさんが洗濯をすぐ片づけてくれれば、こんなことには……くっ……。
2021年05月22日子どもの身長を伸ばすには筋トレをさせた方がいいのか、と悩んでいる親も多いもの。中には、筋力が弱いから身長が低いのでは、と考える方もいるようです。幼少期からの筋トレは身長の伸びに影響するのでしょうか。筋トレは身長に影響する?筋トレをしすぎると身長が伸びない、身長が縮む、身長が伸びた、など筋トレと身長に関する噂を耳にする機会は意外と多いのではないでしょうか。しかし、筋トレが身長に影響すること対する具体的な根拠はありません。まずは、筋トレが身長に影響することは特にない、と覚えておいてください。小学生のうちから筋トレをするべきではない筋トレが身長の伸び縮みに影響ないからといって、小学生の頃から筋トレをするのは望ましくありません。これは、小学生中学年から高学年のころは、さまざまな動作を身体に覚えさせるのに最適な時期であるためです。そのため、この時期は筋トレよりも身体の使い方や動かし方を身につけることを意識してください。そうすれば運動能力の向上、ひいてはサッカーの技術力向上なども期待できるでしょう。筋トレのしすぎは成長のためのエネルギー不足に陥る可能性筋トレが身長に影響することはありませんが、筋トレをしすぎると、身体がエネルギー不足に陥る可能性があるため注意が必要です。特に成長期の子どもの身体は、骨や筋肉を成長させるために多くのエネルギーが必要となります。しかしそのような時に筋トレを行い、筋トレにも多くのエネルギーを割くとなると、成長に必要なエネルギーが不足する可能性があります。エネルギー不足によって、身体の成長する可能性を最大限に引き出せない恐れがあるため小学生年代の筋トレは避けた方がいいといえるでしょう。小学生年代の体は壊れやすい発育期の最中である小学生年代の身体は、アライメントが整っておらず、過度な負荷をかけるとケガにつながる恐れがあります。アライメントとは簡単にいうと、骨・軟骨・関節の配置のことです。アライメントが整っていない状態は、関節や靭帯などに負担がかかりやすい状態にあります。アライメントが崩れている状態が続くと慢性的な障害につながる恐れもあり、場合によっては伸び代の大きい小学生年代に十分な練習ができないといった事態にもなりかねません。そういった意味でも、小学生年代から筋トレを行うべきではないと考えられます。筋トレは16歳以上から行うのが理想的筋トレやフィジカルトレーニングを本格的に取り組むのは16歳以上になって、つまり高校生以降で問題ありません。高校生年代は身長や体重の成長が落ち着くころであり、筋肉が発達しはじめる時期です。このころから、少しずつマシンやバーベルなど道具を使うようないわゆる筋トレに取り組み始めるといいでしょう。ちなみに、サッカーの技術面に関しては、幼いころの方が伸びやすく、成長するにつれて伸び代は小さくなります。そのため、高校生まではボールを扱う技術や身体の動かし方をしっかりと身につけることを大切に、高校生なってから身体作りに取り組んでいくことで、技術にフィジカルが加わり、選手としてもより成長することができるでしょう。まとめ今回は、筋トレと身長の関係性について解説しました。筋トレをしたからといって身長が伸びなくなるわけではありませんが、小学生の身体はアライメントが整っておらず、筋トレによる身体への過度な負荷はケガにつながる恐れがあります。また、成長期は身体の動かし方やサッカーのボール技術を磨きやすい時期であるため、そういった部分を伸ばすようにしましょう。
2021年05月21日小学生のサッカーでは、早熟によって同学年の選手よりも身長が高いケースが少なくありません。この記事では、サッカーにおける早熟とはどのような意味なのか解説します。また、早熟選手の伸び悩みが発生する原因についても取り上げているため、参考にしてみてください。早熟とは早熟とは、身体的・精神的な成長が他の人よりも早いことを意味する言葉です。スポーツにおいては、特に身体的な成長の早さを表す言葉として使用されています。ちなみに、早熟の対義語は晩熟であり、時間が経過してから成長する人のことを意味します。早熟の影響が特に現れやすい少年サッカー大人になると、体の成長は止まっているため、早熟や晩熟といったことを機にする必要はありません。しかし、体が日々成長している小学生年代のサッカーにおいては、その違いが顕著に現れます。子どもの場合、同じ年齢でも身体が成長するスピードに違いがあるため、同学年でもかなりの体格差があるケースが珍しくありません。また、高学年になると第二次性徴期を迎え、一気に背が伸びる子もいます。そのため、中には数十センチ単位の違いが見られるケースもあるでしょう。サッカーは身体能力の高さ、フィジカル的な強さがプレーに影響するスポーツであるため、成長が早い子ども、つまり早熟の子は活躍しやすい状況となります。早熟な子どもが伸び悩む理由早熟の子どもの中には、選手として伸び悩むケースが少なくありません。これは、体格差を活かしたプレーができる間は活躍できるものの、周囲の子どもたちも成長し、体格差がなくなってきた時に思ったようなプレーができなくなってしまうためです。ここでは、なぜ早熟の子どもが伸び悩むのか具体的な原因について解説します。技術を十分に磨かない早熟な子が伸び悩む理由の1つとして考えられるのが、パスやトラップ、ドリブルといった基本技術を磨かないことです。体格差があると、多少トラップミスをしても身体を入れるなどしてボールをキープできてしまいます。また、ドリブルも身体的な優位性を生かしてスピードで勝負すれば簡単には追いつかれないため、細かいフェイントや切り返し、緩急をつけるといったことをしなくても突破できるでしょう。一方で、小学生の中学年から高学年は技術が身につきやすい時期だとされています。この時に基本技術の向上を疎かにしてしまうと、後々体格差がなくなった時に伸び悩んでしまいます。判断力を磨かないサッカーは常に判断することが求められるスポーツです。味方や相手の状況などを踏まえて最適なプレーを選択することが選手には求められます。しかし体格差があれば、多少判断が遅かったり、間違っていたりしてもフィジカルを駆使してカバーできるため、選手は自分の判断が遅かった・間違っていたといったことに気づきにくくなります。そのため、技術と同じように、体格差が縮まってきた時に伸び悩むことになります。子どもの成長には個人差があることを理解しておく少年サッカーに取り組むお子さんをお持ちの保護者は、子どもの成長には個人があるということを認識しましょう。サッカーでは早熟タイプ、晩熟タイプと呼ばれることがあるように、早い段階から成長する子どももいれば、後になってから急速に成長する子どももいます。小学生のうちから身体が成長している子どもであれば、技術や判断力の向上を忘れないこと、逆に身体の小さい子どもであれば、徐々に差はなくなっていくと認識することを覚えておきましょう。まとめ今回は、サッカーにおける早熟について、その概要から早熟の選手が伸び悩む理由などについて解説しました。身体の成長は個人差があるため、当初は体格差を活かしたプレーができていたとしても、ゆくゆくはできなくなります。そのため、しっかりと技術や判断力を磨くことが大切です。
2021年05月18日猫の手貸して~育児絵日記~
うちはモフモフ暮らし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々