日テレの人気バラエティ2本が合体した「人生が変わる1分間の深イイ話×しゃべくり007」が2月12日(月)今夜オンエア。俳優の斎藤工、女優の天海祐希、江口のりこら豪華ゲストを迎え2時間にわたり、トークに企画にと盛り上がる。スペシャルコメンテーターを今田耕司が、司会を羽鳥慎一が担当する「深イイ話」パートは「いいところのお嬢様は本当に幸せなのか?SP」と題してお届け。斎藤さんのほか「チュートリアル」の徳井義実と福田充徳、朝比奈彩、井森美幸、後藤輝基、滝沢カレンらもゲスト出演し、女優・野際陽子の一人娘である真瀬樹里の告白や天才バイオリニスト・千住真理子の超せっかちな時短&超高額バイオリン生活を紹介するほか、体重100キロ超の美女芸人も登場、その驚きの食生活に密着する。斎藤さんは現在長編初監督を務めた映画『blank13』が現在公開中。高橋一生、松岡茉優、リリー・フランキー、佐藤二朗らのほか斎藤さんも出演、13年前に突然失踪した余命3か月の父と再会した息子、だが父はこの世を去り、葬儀当日の参列者が語る父親のエピソードから、家族の誰も知らなかった父親の真実とともに埋まっていく…という物語が繰り広げられる。「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」の3組7人の芸人がMCを担当する「しゃべくり」パートには天海さん、江口さんがゲスト出演。天海さんは50歳となったいまの私生活をトークするほかスタジオで熱唱。さらにネクストブレイク芸人も登場、爆笑ネタを披露する。また個性派女優として数々の作品に出演する江口さんは風呂、トイレ無しアパートで暮らしたという衝撃の下積み時代を明かすほか、超人気俳優とのキスシーン秘話なども披露。「しゃべくり」パートのゲスト、天海さんが主演するSPドラマ「天才を育てた女房~世界が認めた数学者と妻の愛~」は2月23日(金)21時~読売テレビ・日本テレビ系で放送予定。天海さんが天才数学者の夫を支え続けた妻を演じ、佐々木蔵之介がその天才数学者に扮するほか、生瀬勝久、立川談春、笹野高史、寺田農、渡辺哲、内場勝則、萬田久子、泉ピン子ら豪華俳優陣が脇をかためる。また江口さんが出演しているドラマ「anone」は毎週水曜22時~日本テレビ系で放送中。広瀬すずが主演、「Mother」「Woman」の坂元裕二が脚本を手がける本作。江口さんは田中裕子演じる法律事務所職員の娘で、家出しシングルマザーとして子どもを育てている青島玲を演じている。「人生が変わる1分間の深イイ話×しゃべくり007 合体SP」は2月12日(月)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年02月12日3月17日公開の映画『ニワトリ★スター』の完成披露試写会舞台あいさつが10日、都内で行われ、井浦新、成田凌、紗羅マリー、阿部亮平、LiLiCo、津田寛治、かなた狼監督が出席した。かなた狼の監督デビュー作となる本作は、自身が執筆した同名小説を井浦新主演にして映画化。主演の井浦がくたびれた大麻の売人・草太役を、成田凌が全身タトゥーの赤髪モヒカン・楽人役を熱演しており、そんな傷だらけの男ふたりの純情を描く。初めてお披露目されたこの日は、キャスト陣とかなた狼監督が登壇して舞台あいさつ。劇中でタッグを組んだ井浦と成田は、クランクインの10日前から同居生活も経験したそうで、成田が「(劇中で生活を送る)アパートの近くに2人で10日間借りて住んでいました。墓場まで持っていくことは言いません(笑)。いろんなことがありましたね」と明かし、井浦も「きれいなことじゃなく、お互いの汚物をきれいにし合ったりしました」と赤裸々に告白し、「プロデューサーから(成田との共同生活の)初日に渡された10万円で過ごして欲しいと言われ、数分後にみんなで酒でも酌み交わそうと思って酒を酌み交わした後に、キャバレーに行って瞬時に全部使いました」と会場を笑わせた。本作で本格的な演技初挑戦となった紗羅マリーは、成田扮する楽人と深い縁を持つシングルマザー役を熱演している。「全くの未経験の私を使ってくださったことにびっくりしました」とオファー時は驚いたようだが、かなた狼監督の指示で撮影前に行った成田とのワークショップについて「自分が隠し持って親にも言えないこととか、汚い感情をすべて出せと監督から言われました。本当に墓場まで持っていかなければならないことを話しましたが、それがとても力になりましたね」と監督に感謝していた。また、草太と楽人が住むアパートの管理人役で出演しているLiLiCoは「成田くんのファンには先に言っとくね。凌くんのスクリー童貞を私がいただきました。こんなおばさんだけど美味しかったわよ」と成田のファンに刺激する場面も。とはいえ、映画コメンテーター的な立場として「私は年間400本以上映画を観ていますが、こんなに泣いたことはありません。生きるということはどういうことなのか、思い出すだけでも泣いちゃうし、衝撃作で感動作だと思います」と本作を絶賛していた。映画『ニワトリ★スター』は、3月17日より全国順次公開。
2018年02月11日女優・吉田羊が映画単独初主演を果たす、鈴木おさむ初監督デビュー作にして完全オリジナルで贈る映画『ラブ×ドック』。この度、本作に広末涼子、大久保佳代子、成田凌らが出演することが明らかになった。今回発表されたのは、物語の世界観により一層の深みを加える異色キャストたち。■広末涼子が魅惑の女医に吉田さん演じる恋愛では失敗続きの飛鳥が偶然見つけた、遺伝子レベルで恋愛を操作するクリニック【ラブ×ドック】の院長・冬木玲子役を演じるのは、『おくりびと』『ゼロの焦点』「奥様は、取り扱い注意」など映画・ドラマ界で活躍する広末涼子。謎めいた雰囲気を醸す魅惑の女医として、飛鳥の恋愛体質にメスを入れ、【ラブ×ドック】の世界に誘う…。「羊さんが主演で鈴木おさむさんが監督・脚本。このタッグで面白くないわけがない!」と確信している広末さんは、「私もかなり個性的で強烈なキャラクターを演じさせていただき、ブルゾンちゃんを意識してのお芝居。かなり楽しませていただきました。乞うご期待ください!」とまさかの役作りを明かす。■大久保佳代子が吉田羊の親友役飛鳥の親友、未婚のシングルマザー・人気グルメブロガーの細谷千種役には、お笑いコンビ「オアシズ」の大久保佳代子。恋に仕事に悩みの尽きない飛鳥の一番の相談役として、リアルなアラフォー女子を熱演する大久保さんは、「現場は、監督のおかげで、だいぶバラエティーな雰囲気でやりやすかったです」と撮影をふり返り、「そんな中、最高に幸せな役をやらせてもらいました。『ありえない』『無理がありすぎる』『ゴリラみたい』などの感想は一切受け付けませんので」とコメントしている。■成田凌、吉田羊の恋を翻弄…また冬木の元で働く桜木美木役には、「逃げるは恥だが役に立つ」「人は見た目が100パーセント」「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」『キセキ ーあの日のソビトー』と話題作への出演が続く、次世代カメレオン俳優と呼び声高い成田凌。怪しげな雰囲気で圧倒的存在感を見せ、冬木と共に飛鳥の恋を翻弄するという。成田さんは、「無知の強さは、恐ろしくこれもまた素晴らしいことなのだと考えさせられます。一歩目がとても重い、怖い、そんな一歩を踏み出した人の手助けをするのがラブドックです。少々胡散臭い役ではありますが、みなさまのお腹を少しくすぐるような面白い人間を生み出せたかなと僕は思っています」と自信を見せている。■そのほか唐田えりか、川畑要、音尾琢真らも参加さらに、飛鳥が経営する巣鴨のスイーツショップ「trad」で働く上田美咲役を、雑誌「MORE」専属モデルで、現在放送中の「トドメの接吻」にも出演している唐田えりか。飛鳥と玉木宏扮する野村が訪れる卓球BARの店長役を、邦画初出演となる「CHEMISTRY」川畑要。飛鳥が過去働いていた淡井(吉田鋼太郎)の経営する人気スイーツショップ「シンフォニスト」のパティシエ・大木役を、「陸王」『無限の住人』の音尾琢真が演じることも決定した。『ラブ×ドック』は2018年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年02月08日◼︎新たなる人生を歩き出す人へ贈る、ある家族の愛と希望の物語DRESS読者のみなさん、こんにちは!本日ご紹介する作品は『アバウト・レイ16歳の決断』です。『リトル・ミス・サンシャイン』で黄色いバスに乗った落ちこぼれ家族を、『サンシャイン・クリーニング』で事件現場の清掃を行う崖っぷち姉妹を描いてきた製作チームが再び集結した本作。女の子の身体と男の子の心を持った16歳のレイと、その母親で恋多きマギー、レズビアンの祖母ドリーの3世代を、ユーモアたっぷりに描く家族の物語です。■『アバウト・レイ16歳の決断』ストーリー女の子の身体を持って生まれたが、中身は男の子のレイ(エル・ファニング)は、シングルマザーのマギー(ナオミ・ワッツ)、レズビアンの祖母ドリー(スーザン・サランドン)、ドリーのパートナーのフラリーと4人で暮らしていた。「男の子として生きたいーー」たったひとつの願いを叶えるため、16歳になったレイはホルモン治療を希望する。治療に成功したら、誰も女の子だった頃の自分を知らない学校に転校して、人生をやり直したい、それがレイの唯一の希望だった。レズビアンの祖母・ドリーは、レズビアンの自分と、トランスジェンダーのレイの何が違うのかが、理解できない。「レズビアンじゃだめなの?」と質問するドリーに、レイの母親のマギーは「彼女は男の子なのよ」と言い返すのだった。自分はレイの一番の味方、そう思っている母親のマギーだったが、いざホルモン治療の同意書を渡されると心が揺れ、なかなか書類にサインができないのだった。さらに困ったことに、もう何年も会っていない元夫でレイの父親であるクレイグのサインも必要だと言われ、尻込みしてしまう。そんなある日、とある事件をきっかけに、ついに書類にサインをする決心を固めたマギーは、役所から聞き出した元夫・クレイグの家に向かうのだが……。■エル・ファニングがトランスジェンダーのレイを熱演!16歳のレイを演じるのは、『マレフィセント』でオーロラ姫役を演じ、ソフィア・コッポラ最新作『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』の公開も待ち遠しいエル・ファニングです。『ネオン・デーモン』『20センチュリー・ウーマン』『パーティで女の子に話しかけるには』と、これまでもたびたび紹介してきたエル・ファニングですが、本作ではその可憐さを封印し、髪を短く切り、身体を鍛え、トランスジェンダーのレイを熱演しました。■レイ、マギー、ドリー。親子3世代の演技合戦に注目!エル・ファニング演じるレイと、レイの母親マギー、祖母ドリーの演技合戦にも注目です。レイの母親マギーを演じるのは、デヴィッド・リンチ監督の『マルホランド・ドライブ』(01)で主役に抜擢され、『21グラム』(03)、『インポッシブル』(12)でアカデミー主演女優賞にノミネートされたナオミ・ワッツ。恋多きひとりの女性でありながら、母親として、レイがトランスジェンダーであることを頭では理解しながらも、心が追いつかずに揺れるマギーを見事に演じ切ります。また、祖母ドリーを演じるのは、『デッドマン・ウォーキング』でアカデミー主演女優賞を受賞した名優、スーザン・サランドンです。自身もレズビアンで、パートナーの女性フラニーと暮らしながらも、孫のレイがトランスジェンダーであることはイマイチ理解できず、娘であるマギーと衝突してしまう「少しやっかいな母親」役はピッタリ!貫禄ある演技をみせてくれます。何年も会っていない別れた夫・クレイグに、マギーが会いに行ったことから、まさかの"秘密”が明らかになってしまう本作。果たしてレイは無事にホルモン治療を受け、新たな一歩を踏み出せるのか。寒い季節にぴったりな心温まる物語をぜひチェックしてみてくださいね。◼︎『アバウト・レイ16歳の決断』公開情報『アバウト・レイ16歳の決断』2月3日(土)より、新宿ピカデリー他全国公開監督・脚本・製作:ゲイビー・デラル出演:ナオミ・ワッツ『マルホランド・ドライブ』『ヤング・アダルト・ニューヨーク』、エル・ファニング『ネオン・デーモン』『20センチュリー・ウーマン』、スーザン・サランドン『依頼人』『デッドマン・ウォーキング』配給:ファントム・フィルム上映時間:92分公式サイト:©2015 Big Beach,LLC.All Rights Reserved.
2018年02月05日エル・ファニングがトランスジェンダーの男の子役に挑戦したことで話題を呼ぶ『アバウト・レイ 16歳の決断』。本作で自慢のブロンドヘアをカットし、身体も鍛えてトランスジェンダー(FTM)の主人公・レイを熱演したエルのコメントがシネマカフェに到着した。『リトル・ミス・サンシャイン』『サンシャイン・クリーニング』の製作チームが再び集結し、エル、ナオミ・ワッツ、スーザン・サランドンと3世代の女優たちの豪華競演も見どころとなる本作。エルが演じたトランスジェンダーの男の子レイは、言動が破天荒なレズビアンの祖母ドリー(スーザン・サランドン)とその同性のパートナー、フランシス、恋多きシングルマザーのマギー(ナオミ・ワッツ)の4人暮らし。レイは16歳の誕生日を機に、身体的にも男の子になろうとホルモン治療を始めようとするが、母マギーは動揺、祖母のドリーもレイの決断についていまひとつ理解できないでいる。しかも、何年も会っていない父に同意のサインをもらう必要があった。エル・ファニング「この映画は家族の物語」エルは「ティーンエイジャーは様々な悩みを抱えているけど、それに加えて、レイは女性の体をもって生まれてきた。しかし脚本はこういった問題や、悩みだけに焦点を当てていない。トランスジェンダーの話ではなく、家族の話になっていることが気に入った」と本作と出会ったときの印象を語る。母親のマギーを演じたナオミについて、エルは「彼女は最高よ! あんなに優しい人は知らない。“レイは何歳の時に(トランスジェンダーであることを)カミングアウトしたか”とレイのバックストーリーも何パターンか考えて、ナオミとリハーサルをしたの」と明かし、「彼女が相手だとそういう話し合いも自然とできる。彼女が母親役で本当に良かった。理想の母親ね」と大絶賛。そして「普段はすぐ撮影に入ることが多いけれど、1週間ほどかけて撮影の準備をした。各シーンを細かく見て、セリフの言い回しや、言葉遣いについて話し合った」と本作にとって重要な自然な家族の雰囲気づくりについて熱く語ると、続けて「この映画はトランスジェンダーではなく、家族の物語。ある家族の日常を切り取っているの。シングルマザーの悪戦苦闘ぶりに共感する人がいるかもしれない。私は祖母と暮らしているからレイに共感できる。どこか自分との共通点が見つかるはず。もし心に響いたら、是非、周りの人と語ってほしい」と、本作の魅力について自らの実感も込めながら語っている。『アバウト・レイ 16歳の決断』は2月3日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年02月04日映画『フロリダ・プロジェクト真夏の魔法』が、2018年5月12日(土)より全国公開される。第90回アカデミー賞&第75回ゴールデン・グローブ賞をはじめ、107の映画賞にノミネート57受賞されている話題作。メガホンをとるのは、全編iPhoneで撮影した『タンジェリン』(’15)が記憶に新しい“鬼才”ショーン・ベイカー監督だ。世界最大の夢の国「ディズニー・ワールド」その隣には職なし・家なしの家族が住んでいた物語の舞台は、世界屈指の観光地「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」があるアメリカ・フロリダ。鮮やかなブルーの空、カラフルなギフトショップ。どこか現実離れした “夢の国”の近くには、その煌びやかさとは裏腹に、普通のアパートに入居することができない人々が暮らす安モーテル街があった。主人公は、その日暮らしを送る6歳の少女・ムーニーとシングルマザーのヘイリー。一泊約40米ドルで宿泊可能な安モーテルは、永住の住まいを確保できない彼女たちにとって避難所のような存在だ。職なし、家なしの状態で必死に生きる“たった2人の家族”を中心に、ひと夏の物語が描かれる。社会の片隅で生きる人々をカラフルに描く、ショーン・ベイカー監督監督・脚本はショーン・ベイカー。トランスジェンダーの女性たちを全編iPhoneで撮影した『タンジェリン』で、サンフランシスコ映画批評家協会賞・脚本賞をはじめ、22受賞33ノミネートを果たした才能あふれるクリエーターだ。ショーンがデビュー当時から据えるのは、社会の片隅で生きる人々。過去には、違法移民の中国人、路上でブランドのコピー商品を売って生活している人物なども、題材として取り上げている。彼の作品の面白さは、ユニークな映画の作り方にある。「僕らはいつも同じやり方で映画を始めるんだ。この企画に参加したいかどうかを地元の人たちに尋ねるんだよ。」と話す通り、物語の舞台=つまり現場をリサーチするところから始める。『フロリダ・プロジェクト真夏の魔法』は約3年に渡ってリサーチ旅行を繰り返し、実際にモーテルにも何度も宿泊して構成を完成させた。キャスティングも実験的なことが多く、ストリートキャスティング、ソーシャルメディアを使ったスカウトなども実施。映画『フロリダ・プロジェクト真夏の魔法』では、シングルマザー・ヘイリー役のブリア・ヴィネイトをインスタグラムで発掘。また、主人公ムーニーの友人役を、撮影現場近くの量販店で声をかけてオーディションに呼んだという。ショーン・ベイカー監督にインタビュー日本公開に先駆け、ショーン・ベイカー監督が来日。“斬新なストリーテーラー”との異名を持つほど、リアルな現実をドラマティックに描く彼に、作品製作のこだわりについて話を聞いた。“夢の国”の近くの安モーテルを舞台に選んだ理由は何ですか。“皮肉な場所”ですよね。子供たちにとって、マジカルで幸せな場所といわれているテーマパークの真隣には、貧困で住む家がなく、モーテルに住まざるおえない子供たちがいる。“最高の夢の国”の近くで、子どもたちがカツカツの生活をさせられているという悲しい皮肉。これが同居しているところが印象的だったんです。初めてこのエリアのことを知ったのは、共同で脚本を執筆し、製作を担当しているクリス・バゴーシュに、安モーテルに関する新聞記事を教えてもらってから。その後、彼からテーマパーク近くのハイウェイ脇で子どもたちがいたという話を聞いたんです。そこからリサーチを始めたのでしょうか。リサーチ旅行は、フロリダ州キシミーを中心にスタートさせました。そこで初めて、「隠れたホームレス」というアメリカの現実に触れました。永住できない人たちにとって安モーテルが最後の避難所となっている。これは、アメリカ全土で起きていると言われているのですけど、私自身は、ここで初めて触れたのを覚えています。リサーチ旅行を通して様々な人に出会ったと思いますが、その中で母子家庭を中心キャラクターに決めた理由は?色々な家庭の方にお会いして、まず「隠れホームレス」の中の41%が家族連れであることを知りました。そして、シングルファミリーとなると、そのほとんどが母親とその子供という家庭であることに気付いたんです。もちろん世界的に考えても、シングルファミリーといえばシングルマザーというイメージが強いと思うのですが、アメリカでは片親しかいない場合、75%がシングルマザーなんです。それを無視できないなと思いました。また、作品の舞台が「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」の近くってことを考えたときに、ディズニー作品は母親が不在であったり亡くなっていたり…そういう設定が多いなって。主人公がパーフェクトじゃない母親像というところも立地とリンクして、今回は母子家庭を物語に中心にしました。監督がここで撮りたい、この人を撮りたいと思う決め手は何ですか。ダイナミックなものがないといけない。キャラクターであれ、ロケーションであれ、何でも。もちろん映画は、作品によって入口が変わってくるので、そのダイナミックさのポイントは異なります。前作の『タンジェリン』は、「ドーナツタイム」というドーナツ屋とロサンゼルスの交差点でどうしても撮影したいという気持ちがありました。今回は、ニュース記事から全てがスタートしていたので、記事で書かれたこのスポットでなくてはいけなかった。ロケーションもキャラクターも何か強いものがないとダメですね。それが演劇と映画との違いだと思います。白い壁に役者さんが立っているだけでは、映画としては50%の完成度にしかなりませんから。絶対ここで撮りたいと思わせた、フロリダ州キシミーの魅力は?ビジュアル的にカラフルで面白い。作品に度々登場する国道・192号線は、すべてのお店がテーマパークのお客さんをターゲットに商売をしている。だからディズニー的なデザイン要素、色彩を取り入れているんです。なので、撮影現場とするには、視覚的にもユニークなスポットでした。最高の撮影スポットを見つけ、3年ものリサーチ旅行を繰り返して、時間と手間をかけているのに、なぜドキュメンタリー作品として撮らず、さらに手間を加えたストーリータッチで作品を描くのでしょうか。僕は、元々劇作家からスタートしているので、作品作りをする上で、物語を綴っていきたいという気持ちを大切にしています。フィクションで描くからこそ、より多くの人に届くと考える部分もあると思うので。物語性を持たせることで、映画にどんなものが生まれるのでしょうか。映画は、観客にとって逃避させてくれる娯楽であると思うんです。僕は、社会問題に焦点を当てながらも娯楽としてのバランスを取りながら、映画を作りたいと考えています。僕が見る立場であっても、見終わった後に何かを考えさせてくれたり、ディスカッションしたくなるような作品が好きなので。観ていただいた方には、映画『フロリダ・プロジェクト真夏の魔法』を通じて色々感じて欲しいけれども。個人的には「隠れたホームレス」という社会問題に光を当てたいという気持ちがあったので、物語を通して、そういうのが届いていればいいなって思っています。娯楽的な側面がみなさんの心を捉えて、でも映画が終わった時には、色々と考えているようなそういう作品になっていたらいいなって。作品に思いを込めて、きちんと物語を構成しているのに、なぜ素人をキャスティングするのですか。経験ある俳優に任せた方が、自分の作りたい形が出来上がるのではないでしょうか。正直な話をすると、僕がフレッシュな顔ぶれを大きなスクリーンで観たい気持ちが一番大きいんだと思います。例えば、貧困家庭のシングルマザーのようにキャラクターの濃い役。これをベテラン俳優や他の作品に出ている役者が演じると、どうしても過去の役柄と重なってしまう。観客はその役にすんなり入っていけない可能性がありますし、場合によっては「この人がこの役…?」って信じられないかもしれない。でも、フレッシュな人が演じるとそれはない。観客はスッと登場人物に入っていけますし、作品自体も多面的になるメリットを感じます。他の人の作品を見るときも、フレッシュなキャスティングに好感を持ちますか。もちろん。スーパーヒーローものなどいわゆる「商業作品」と呼ばれる映画に出演する役者さんは、もちろん素晴らしい演技を観せてくれるとは思うのですが、ワクワクはしないんですよね。実は、本作では6人の映画役者が並んだ映画用ビルボードを劇中で登場させて、僕のキャスティングに対するこういった意見を反映させているんです。そんな中でも、名優のウィレム・デフォーを迎えています。彼は本作でアカデミー賞にノミネートされました。ウィレムは、モーテルの管理人役。住む人々を見守る存在なのですが、彼が登場するシーンの多くは、演技経験のない俳優が相手。その中で、彼は自分を変身させることができるから、皆が作る空気感に見事はまってくれた。色々な役者をミックスしてキャスティングしたからこそ、生まれた面白さだと思います。ウィレムと仕事ができたのは、本当に幸運でした。映画作りでショーン監督にとって重要なことは?初めから終わりまで「新しい」という感覚。僕は革新的な作品、フレッシュなものの見方をしている作品が好き。作品を作るために、他の作品をコピーすることに全く興味がないので、いわゆる“雇われ監督”と呼ばれるような大型の商業作品を撮る映画監督とは、感覚がちょっと違うんだと思います。子どもの視点で捉えた冒険ストーリー住んでいるところは安モーテル、遊び場所は寂れたギフトショップの周辺。モーテルの家賃を捻出するのにいっぱいいっぱいの母親。作品の中には厳しい現実がたくさん転がっているが、すべて6歳の少女・ムーニーの視点から切り取られているため、作品全体にはワクワクとさせるムードが広がっている。また、ショーン監督の名前を愛称にした「ベイカー・レインボー」と呼ばれる独特の色彩感覚。フロリダの青空、モーテルのピンクやパープルなど、35mmフィルムを使って捉えられた色鮮やかな世界も、本作の魅力となっている。“第2のダコタ・ファニング”天才子役の誕生主人公ムーニー役には、“第2のダコタ・ファニング”と評される子役、ブルックリン・キンバリー・プリンス。「ブルックリンは、僕がこれまで会ったあらゆる年齢層の俳優の中も、最も優れた一人だね」とショーン監督が評した彼女は、既に『フロリダ・プロジェクト真夏の魔法』で数々のブレイクスルー賞を受賞している。ムーニーの母親ヘイリー役には、映画初出演となるブリア・ヴィネイト。何千ものインスタグラマーから探し出してスカウトした人物に「僕らがヘイリーというキャラクターに思い描いていた特徴をすべて兼ね備えていたんだ。」とショーン監督はコメント。テンションが高くて気楽で面白いという、彼女のパーソナリティが生き生きと作品に反映されている。そしてムーニーやモーテルで暮らすみんなの父親のような存在である管理人ボビーは、『スパイダーマン』シリーズ1作目のグリーン・ゴブリン役や『セブン・シスターズ』のウィレム・デフォーが担当。ムーニーの親友ジャンシーには、撮影現場近くの量販店でショーン監督が見つけ、オーディションに招いたヴァレリア・コット。そして、実際に192号線のモーテルに家族と住んでいた少年クリストファー・リヴェラも、ムーニーの友人・スクーティに抜擢されている。『フロリダ・プロジェクト真夏の魔法』あらすじ6歳のムーニーと母親のヘイリーは定住する家を失い、フロリダ・ディズニー・ワールドのすぐ外側にある安モーテルでその日暮らしの生活を送っている。周りの大人たちは厳しい現実に苦しむも、ムーニーはモーテルに住む子供たちと冒険に満ちた毎日を過ごし、そんな子供たちをモーテルの管理人ボビーはいつも厳しくも優しく見守っている。しかし、ある出来事がきっかけとなり、いつまでも続くと思っていたムーニーの夢のような日々に現実が影を落としていく―。詳細『フロリダ・プロジェクト真夏の魔法』公開日: 2018年5月12日(土) 新宿バルト9ほか全国ロードショー出演:ブルックリン・キンバリー・プリンス、ブリア・ヴィネイト、ウィレム・デフォー他監督・共同脚本・編集:ショーン・ベイカー配給:クロックワークス
2018年01月27日こんばんは、古山エリーです。先日の大雪にはじまり大寒波が続いておりますが、風邪やインフルにかかっていないでしょうか。ひとり暮らしで体調を崩したときは、誰も頼れる人がいない…心細くて切なくなります。せめてもの救いは、かかりつけのクリニックやコンビニがすぐ近くにあること──って言うと、なんとも寂しい女に聞こえますが、身体が弱っているときは本当にそれが救い、有難いことなんです。大寒波真っ只中の今宵もたわごとお付き合いくださいませ。相変わらずコレといった趣味はなく淡々と日々を過ごしていますが、楽しみはあります。少し前に、ものすごく自分好みの洋服がセレクトされた古着屋を見つけまして。1950~70年代のメイドインジャパンの古着がメイン。レトロ好きにとっては、たまらない空間です。何度か通っているうちにお店の人と話をするようになって教えてもらったのですが、1950~70年代は既製品ももちろんありましたが、仕立てていた人も多かった時代。オーダーメイドで作ったけれど、よそ行きだったからあまり着なかったのか、お金持ちの人が作ったまま忘れていたのか──とにかく状態のいいビンテージの洋服が揃っている。縫製がとても丁寧で美しく、日本人の手仕事に惚れ惚れします。基本どれも1点ものなので、その日にどんな洋服と出会えるのかは運命のようなもの。もちろん何も買わずに帰ることもありますが、今日はどんな洋服と出会えるかなというワクワク感、出会ったときの運命感、たまりません(それを恋愛にも活かしてください、自分…)。洋服は女性らしくても中身は四十路のオッサンと化しつつあることが(かなり)心配ですが、まあそれも私らしさです。自分らしさと言えば、『アバウト・レイ 16歳の決断』というとても素敵な映画と出会いました。身体は女の子、心は男の子として生まれたレイ(エル・ファニング)が主人公です。16歳になったレイは、心も身体も男の子になるためにホルモン治療をして、晴れて男の子になったら新しい学校に転校して、本物の人生を始めたい──と思っているのですが、周りの大人たちがなかなかどうして、受け止めることができない。治療のためには、両親のサインが必要なのですが、母親のマギー(ナオミ・ワッツ)はシングルマザー、父親のサインも必要で過去と向きあうことに。一緒に暮らしているマギーの母親、レイのおばあちゃんのドリー(スーザン・サランドン)はレズビアンでパートナーと暮らしていますが、「レズビアン(同性を愛すること)と何が違うの?」と、理解してもらえそうで難しい。そんな3世代の家族のなかで、レイが自分らしく生きていく姿が描かれる感動作です。この映画の何が素敵かって、レイの強い意志と、母マギーの愛情と、娘と孫を温かく見守る(ときどき話をややこしくするけれど…)おばあちゃんのドリー、みんな悩みながらも自分らしく生きようと一生懸命なところです。ユーモアもある! 彼氏が欲しいとか、結婚できないとか、ぐずぐず愚痴をこぼし続けている四十路の自分が情けなくなるほど、彼らは魅力的。特にレイには、自分自身に正直に生きることを教えてもらいました。というわけで、独身だっていいじゃなーい! 自分らしくていいじゃなーい! と、開き直っております(影響され方がどうも間違っているような…)。そして気づけば、もうすぐバレンタインデー! 気になる人に(誰に?)渡せるように、デパ地下へGO! 自分へのご褒美チョコも忘れずに買おうと思います。今宵はここまで、また次回。(text:Elie Furuyama)(Elie Furuyama)
2018年01月26日「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2018」授賞式が1月23日、東京都内で行われた。授賞式アンバサダーとして出席した若槻千夏(33)が、自身の現状についてぼやいている。 若槻は「子どもを2人産んでいるにも関わらず、ママタレントの仕事がゼロ。個人的には傷ついている。需要がないから、今のところ(話が)こないのでしょうが」と肩を落とした。また家族の話をあまりしないことから、シングルマザーだと思われがちと告白。「いまだに夫婦円満です」と強調した上で、「今年はもうちょっと家族の話をしていきたい」と語った。 しかしTwitterでは若槻の「『ママタレ感のなさ』がいい」と、励ましの声が上がっている。 《若槻千夏の、旦那も子どもも顔だししたりしなくて、ママタレで稼ごうとしないとこすごく好きだ》《子供の存在を押し付けてないところが好き》《ママタレは家族の話ばかりになるけど、ほかのことでも話せるからねこの人は》 話芸のうまい若槻は、ママ話以外でもバラエティで目立つ。そこが好意的にとられているようだ。 昨年末に、バラエティ番組に復活した若槻。同イベントで「ライバルは?」と聞かれると菊地亜美(27)の名を挙げた。 「もはやワイプ(テレビ画面の小窓)の時代ではないので、2017年は、そこまでワイプで頑張る子はいなかった。その生き残りが、私と菊地亜美。後は、菊地亜美を排除すれば、私の時代が来る」 意気込む若槻。またお茶の間を楽しませてくれそうだ。
2018年01月24日「このお金何に使ったっけ?でも、経費でいっか!」などとテキトーに計上していると、「税務調査」で痛い目に遭うことに……“正攻法”はキチンとあるんです! 「同期のお笑い芸人には、横澤夏子、おかずクラブがいます。東京のNSC(吉本興業の養成所)の授業が始まるその前日まで、僕は東京国税局に出勤していました」 そう話すのは、お笑い芸人のさんきゅう倉田さん(32)。税金にまつわる話をツイッターで発信し、フォロワーは1万人を突破。しかし、なぜ国税局の調査官から芸人に!? 「芸人になるのが夢でした。そのため、’09年に国税局を退職することにしたんです。年収は減りましたが……。でも、税についての知識の収集は今もおこたっていません。当時からの知識を生かして、芸人向けに確定申告の仕方も紹介しています」(倉田さん・以下同) 毎年恒例の「確定申告」。自営業などに携わる読者の中には、“税金なんてあまり払いたくないなぁ”と思いながら、あたふたと帳簿の整理などを始めている人も多いはず。倉田さんは「申告の際、節税する方法はたくさんある」と語る。 「まず、『所得』とは、収入から経費を引いたものを言います。その所得からさまざまな『控除』を差し引いた金額に税率をかけると、『所得税』が計算できます。すなわち、所得税を抑えるには、控除を最大限活用し、なるべく多くの金額を所得から差し引くことが大事なんです」(倉田さん) そこで、「控除」を有効活用する節税テクを倉田さんに指南してもらった。 【1】災害、盗難、横領に遭った被害は取り戻せる 「地震や台風などの自然災害、シロアリなどの害虫、盗難などによって資産に損害が生じたときに受けられるのが、『雑損控除』です」(倉田さん・以下同) 損失の全額が控除されるわけではないが、《1》「損失-所得の10%」。《2》「損失のうち災害関連の支出-5万円」。2つのうちどちらか大きい金額が控除される。 「損失は、『損害を受けた資産の総額』から、『保険金で補償された金額』を差し引いて計算します。たとえば台風で家が半壊し、500万円の損害を被り、400万円が保険によって補償されたとすると、損失は100万円。所得が600万円の人の場合、1の控除額は40万円という計算になります」 【2】所得が低ければ、10万円以下でも「医療費控除」を受けられる 「一般には医療費10万円以上で受けられる『医療費控除』ですが、所得200万円以下なら所得の5%以上で受けられるよう緩和されています。薬局で支払った薬代や、通院にかかった交通費も含めてよし。ほかにもマッサージ・指圧、はり、レーシックもOKです。ただし美容整形、歯のホワイトニング、ペットの治療代は対象外!」 【3】社会保険料は扶養じゃなくても控除できる 「会社員の人が受けている、年金や健康保険料が対象の『社会保険料控除』。共働きや、子どもが働いている場合でも、1つの財布で家計をやりくりしているなら、家族の誰かに控除をつけかえることができます。この場合、最も所得の多い人から控除するのが節税としては得策。家族全員が一緒に暮らしていなくても大丈夫です」 【4】離婚・死別で受けられる「寡婦・寡夫控除」 「離婚した人や、配偶者を亡くした人なら、条件を満たせば誰しもが受けられるのが『寡婦・寡夫控除』です。12月31日時点で、《1》夫(妻)と死別または離婚した後、結婚しておらず扶養家族がいる。《2》夫(妻)と死別して結婚をしておらず、所得が500万円以下。このどちらかに当てはまれば年間27万円の控除になります。シングルマザーの人は要チェックですね」 さらに《1》夫(妻)と死別または離婚。《2》扶養親族の子がいる。《3》所得が500万円以下。この3つを満たすと35万円の控除に!ちなみに、離婚してもらった慰謝料や財産分与に対して税は基本的にかからない。 【5】元日ではなく大みそかに結婚して「配偶者控除」を 「配偶者控除を受けると所得税の納税額が低くなります。前年の12月31日時点で結婚している人が対象で、大みそかの1日だけでも結婚していれば、配偶者控除38万円が受けられます。ただし内縁関係はだめです」 “所得103万円の壁”として知られる配偶者控除。対象となるためにパートの所得を抑える主婦も多いが……。 「’18年度から配偶者控除が見直され、配偶者の所得が150万円以下であれば配偶者控除が受けられるように引き上げられます。また、150万円を超えると控除してもらえないわけではありません。金額は減りますが控除はあります」 申告書を書く前に、あなたも使えるものはないかチェックしてみよう!
2018年01月21日©YUMIMOROTOこんにちは、アートディレクターの諸戸佑美です。お正月映画はもう何かご覧になられましたか?今年も一緒にたくさん素敵な映画に出会いたいですね。映画を通して、さまざまな世界をお伝えできれば幸いです。さて、2018年度最初におすすめする映画は、サリア・カハヴァッテの奇跡の実話を『白バラの祈りゾフィー・ショル、最期の日々』のマルク・ローテムント監督が映画化しドイツ全土で大ヒット!映画『5パーセントの奇跡嘘から始まる素敵な人生』をお送りします。先天性の病気で95%の視力を失った青年サリーの夢は、ミュンヘンにある最高級の5ツ星ホテルで一流のホテルマンになることでした。突然、どん底に突き落とされた彼に寄せられた周囲の助言は、「もう、夢は諦めろ。現実的になりなさい」というものばかり。果たして、無謀とも呼べる彼の夢は叶うのか、そして恋の行方は……?夢、挫折、友情、努力、恋愛……人生に大切なことがすべて詰まった、笑って泣けるハートフル・エンターテイメント!ぜひお楽しみください!■映画『5パーセントの奇跡〜嘘から始まる素敵な人生〜』あらすじー95%の視力を失った青年が、5ツ星ホテルで働くために"大芝居"を打つ!父母と美しい姉の4人家族、ドイツ人の母、スリランカ人の父の間に生まれたサリー。学校を卒業してからの彼の夢は、一流のホテルマンになることでした。ところが突然、目の前が“真っ暗”となる先天性の病気による網膜剥離になってしまいます。手術をしてなんとか保てたのは、なんとたった5パーセントの視力。父は心配して「障がい者の学校へ転入しろ」と言いますが、サリーは自分の夢を諦めたくありませんでした。「普通の学校を出て、一流ホテルで働きたい!」と宣言し、理解のある母と姉の協力を得て、障がい者であることを隠してホテルマンになるという、サリーの荒唐無稽、奇想天外な挑戦が始まります。残りの学校の試験を何とか丸暗記によって卒業したサリーは、早速ドイツのホテルに願書を送りまくります。しかし、現実は厳しく、視覚に障がいがあることを正直に申告した願書は、ことごとく突き返されてしまうのでした。そこで、苦肉の策ながらその事実を隠して、ついにミュンヘンの5つ星一流ホテルから“研修生”としてのチャンスを得るのでした。どんな苦難の道に立たされても、サリーは強い意志を持ち諦めなかったのです。優しく誠実なハンサムガイで、人一倍ホテルマンになることに情熱を燃やすサリーを支えたのは、周囲の人々の善意や友情でした。人事面接に遅れてやってきたマックスは、ホテルやレストランを経営する両親の放蕩息子で女ったらしですが、面接の際、サリーに助けられたことでふたりの間に友情が芽生え、いち早くサリーの障がいを見抜き協力を申し出ます。マックスのおかげで、ホテル内部の構造をすべて丸暗記することで、5パーセントの視力をカバーしながら行動するサリーですが、研修の難易度はどんどん上がっていきます。厳しい指導教官クラインシュミットが担当するバー研修は、サリーにとって最大の難関でした。リクエストされたカクテルをグラスに手際よく正確に用意しなければなりません。青ざめるサリーを心配そうに見守るマックス。そしてその夜、マックスの父親のレストランが閉まってから、彼と一緒に猛練習するサリーの姿がありました。目の前の相手もぼんやりとした光の集合体にしか見えない状況で、耳で、鼻で、触覚で、と視覚以外の感覚を総動員させてスキルを磨いていくのです。そんなある日、サリーは実家の農場で収穫した作物をホテルに納入しているシングルマザー、ラウラの話し声を聞いて好きになります。アフガニスタンから難を逃れてドイツにやってきた元外科医の皿洗いのハミドの協力のお陰で、ついにふたりは親しくなるのですが……。サリーは、自分が5パーセントの視力であることを彼女に言えないでいました。なんとかカクテル作りをマスターし始めるサリーのさらなる試練は、バーのグラス磨きでした。汚れを目で確認できないサリーは、何度もやり直しを命じられ、徹夜で作業をすることも。そんな矢先、彼の実家では父親が女を作って失踪してしまいます。慣れない仕事の緊張と過労、そして家族の崩壊という事件が押し寄せ、心身ともに限界に達してしまったサリーは、絶望的になりいつの間にかドラッグに手を出すように……。果たしてサリーは、研修を乗り切り、採用試験まで漕ぎつけられるのでしょうか?彼の未来は!?■魅力的な実力派俳優陣に心響く言葉の力”on the true story"という触れ込みの映画は数多くあるけれど、本作『5パーセントの奇跡』ほどその名がふさわしい映画は他にありません。こんな素晴らしい青年が本当に実在したんだという真実を多くの人に知ってもらいたい。また、劇中のサリーの独白で「以前、ブッタの本で読んだ。”幸福への道はない。道が幸福なのだ”」や「急ぐならひとりで行け。遠くへ行くのなら仲間と行け」など、心に響く言葉の力も見どころのひとつ。サリーは数々の困難に見舞われますが、いつも相手の話に耳を傾け、自分の気持ちを自分の言葉で伝えて周囲とのより良いコミュニケーションを育んでいくのです。主人公サリー役にドイツ若手俳優の中でも人気のコスティア・ウルマン!サリーを支える研修生仲間のマックス役に『僕らの家路』『ヒトラーへの285枚の葉書』のヤコブ・マッチェンツのほか、ヨハン・フォン・ビューロー、アンナ・マリア・ミューエらが脇を固めて見応え充分。健常者であれ障害者であれ、夢を持つすべての人々に贈る、笑って泣いて元気になる人生の応援歌です。■映画『5パーセントの奇跡〜嘘から始まる素敵な人生〜』作品紹介2018年1月13日(土)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町ほか全国ロードショー!公式ホームページ原作:MEIN BLIND DATE MIT DEM LEBEN(サリヤ・カハワッテ著)原題:Mein Blind Date mit dem Leben監督:マルク・ローテムント製作総指揮:アンヤ・フォーリンガー製作:ヨウコ・ヒグチ-ツィツマン、ターニャ・ツィーグラー共同製作:ステファン・ガートナー、イザベル・ハンド、ロドルフ・ブエット、カッレ・フリッツ音楽:ミヒャエル・ゲルトライヒ、ジャン=クリストフ・リッター撮影:ベルンハルト・ヤスパー編集:チャールズ・ラドミラルキャスティング:ステファニー・ペールマン美術:クリスチャン・アイゼレアート・ディレクション:マイキー・アルソフ舞台装飾:ガブリエラ・アウゾーニオ衣装:ラモナ・クリムコウスキーメイク:シャーロット・チャンキャサリーナ・デ・マロトキ音響:フランク・ハイドブリンクサウンド・デザイナー:アレクサンドル・ザール音響効果:チャンギス・シャロック製作国:ドイツ製作年:2017年映倫区分:PG-12配給:キノフィルムズ/木下グループ上映時間:111分© ZIEGLER FILM GMBH & CO. KG, SEVENPICTURES FILM GMBH, STUDIOCANAL FILM GMBH■映画『5パーセントの奇跡〜嘘から始まる素敵な人生〜』キャストコスティア・ウルマン=サリヤヤコブ・マッチェンツ=マックスアンナ・マリア・ミューエ=ラウラヨハン・フォン・ビューロー=クラインシュミットニラム・ファルーク=シーラアレクサンダー・ヘルト=フリートキダ・コドル・ラマダン=ハミド絵・文=諸戸佑美(アートディレクター・編集ライター・イラストレーター)
2018年01月13日日馬富士による暴力事件を発端に大揺れの相撲界。横綱審議委員会は事件現場にいた白鵬の「横綱の品格」について言及した。国技の重みが揺らぐ事態に、一筋の光明ともいえる存在が昭和の大横綱大鵬の孫・納谷幸之介さん(17)だ。猛稽古で強くなり、横綱の「気品と風格」の代名詞でもあった大鵬の生きざまを伝えたい。そう思い大鵬の三女で、幸之介さんの母・納谷美絵子(43)さんは子育てしてきた--。 昨年12月19日、さいたま市にある相撲の名門校・埼玉栄高等学校の会場。納谷幸之介さんの大嶽部屋(前身は大鵬部屋)入門記者会見には100人を超える報道陣が詰めかけた。身長190センチ。体重160キロ。圧倒されそうな巨体ながら、その表情はどこか優しくあどけない。 幸之介さんの父は、元関脇の貴闘力忠茂さん。2人は’93年、美絵子さんが19歳のときに結婚。貴闘力は納谷姓を名乗り、大鵬部屋の跡取りとして納谷家へ婿入りした。結婚1年後の’94年には、待望の長男・幸男さんが誕生。’98年に次男の幸林さん、’00年に三男の幸之介さん、’01年には四男の幸成さんを授かる。 「4人とも力士にする」という夫の絶対的な方針のもと、相撲を始めた子どもたちの食べる量は半端ではなかった。 「ごはんを1升炊いても空っぽになるのは当たり前でした。4人を連れて“マック”に行ったら、会計が7,000円オーバー。回転ずしに行っても軽く1万円を超えてしまう」(美絵子さん・以下同) 子どもたちがどんどん成長していくなか、’02年に現役を引退した夫・貴闘力は第16代大嶽部屋親方となり、’04年には大鵬から部屋を譲られた。「大鵬部屋」を「大嶽部屋」として引き継いだのである。 隠居の身となった大鵬は、孫が後継者となることを夢みて部屋の改装工事に着手。しかし、そんな矢先の’09年7月。角界を揺るがす大事件が発生する。野球賭博に多くの力士が関わっていたことが発覚し、関与していた大嶽親方も、相撲協会を解雇されたのだ。それは、親方の廃業を意味していた。 美絵子さんは、父・大鵬に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。 「父はずっと家にいましたが、会いづらい時期でした。離れて住んでいた私に父が入れた留守電を聞くと『心配だよ。顔を見せに来い』って。こっちが裏切ったのに、むしろ怒ってくれたほうが……」 父に連絡できずにいた時期の美絵子さんは、夜12時から朝まで、運転代行のアルバイトをしていた。今後の生活が不安でたまらなかったが、報道陣が朝早くから遅くまで張り込んでいるので、深夜しか外出できなかったのだ。 「そんな生活のこと、父には言えませんでした。父は、頼られるとぜんぶ受け入れてしまう人なんです。貴闘力さんの博打の借金も、何度も面倒をみてくれて--」 このころ思い出した父の教えがあった。部屋の旅行でハワイに行ったときのことだ。両親だけがビジネスクラスで、子どもはエコノミーだった。 「当時は『ずるい』と思いましたけど、分不相応な贅沢をしちゃいけないという無言のしつけだったんです。感謝しています。苦しい思いをした今だからこそわかるんです」 その父、偉大なる横綱・大鵬さんは事件から3年半後の’13年1月19日、心室頻拍のため亡くなった。享年72。もうすぐ5回目の命日を迎える今、美絵子さんは言う。 「父は……大きな存在です。悪く言う方がいない。『毎日コツコツ、努力はうそをつかない』という遺志を継いで、私たちがちゃんとやっていかなければ。年々、その存在は大きくなっています」 美絵子さんは、現在週3回、9時から15時まで、鶏肉店で居酒屋などに卸す焼き鳥の串刺し作業をしているという。最低でも1日200本。 「4年目です。やはり経済的な理由ですね。子どもの相撲の応援に行くときのお金と、子ども用の貯金を毎月1万円ずつ。細々と稼いでいます」 とにかく頭のなかは、100%子どもたちのことだ。 「おっとりタイプの長男の幸男(23)は、プロレスラーとして後楽園ホールでデビューし、先日も2勝目をおさめました。気の優しい次男・幸林(19)は、中央大学法学部の2年生。相撲部に所属し、指導者的才能があると言われています。角界入りする三男・幸之介は、シャイでおとなしいけど、自分で納得しないと絶対に譲らない負けん気があります。四男・幸成(16)は、幼いころからとび抜けてやんちゃで、もっとも勝ち気。埼玉県栄高校1年生です」 全員が身長185センチ以上、体重は130キロ以上ある。 「大鵬の孫に産んでしまったことは申し訳ないという思いはありますが、息子たちには、『プレッシャーに負けるな』と言いたいです。自分が見たもの聞いたもの、そして父がそうだったように自分の努力だけを信じなさいと」 孫たちの活躍を楽しみにしていた大鵬も、きっとそれを願っているだろう。
2018年01月12日現在公開中の映画『光』をはじめ、もうすぐスタートするドラマ「アンナチュラル」など、2018年も映画やドラマに立て続けに出演する俳優・井浦新。今回は、大人の男の色気漂う井浦さんの現在公開中、またはこれから公開・放送される出演作をピックアップ!■「舟を編む」の三浦しをんの小説を、『まほろ駅前』シリーズの大森立嗣監督が映画化した『光』(現在公開中)井浦さんが主演を務める本作は、恋人を救うため殺人を犯した主人公と、その主人公を慕う虐待を受けていた2人の少年が、津波に巻き込まれたことを機に、住んでいた島を離れバラバラになるが、25年後再会し…と、苛烈な人間ドラマを繰り広げる。井浦さんのほかにも、瑛太、長谷川京子、橋本マナミらが共演。また本作は、一般市民が審査を行うことで知られる「第12回ローマ国際映画祭」のオフィシャル・セレクションに公式招待もされた。■『海辺の生と死』の越川道夫監督最新作『二十六夜待ち』(現在公開中)震災で何もかもを失い、福島の叔母の工務店に身を寄せる由実は、路地裏にある小さな飲み屋で働くことになる。飲み屋の店主・杉谷は過去の記憶を失っており、覚えていることは手が料理をしていたということだけ。周囲の温かな人々に囲まれながらも、杉谷の心はいつも怯え、自分が何者か分からない孤独を抱え込んでいた。ともに心に傷を抱えた由実と杉谷は、やがて引き寄せ合うように心と体を寄り添わせるようになるが…。井浦さんが飲み屋の店主・杉谷役、『ぼくたちの家族』の黒川芽以が由実役を務めるほか、天衣織女、鈴木晋介、杉山ひこひこ、内田周作が脇を固めている。■井浦新、大麻の売人に! 成田凌と共演『ニワトリ★スター』本作は、主演の井浦さんが何の目的もないまま上京し、バーでアルバイトの傍ら大麻の売人をしている雨屋草太役を演じるほか、全身タトゥーの赤髪モヒカン色欲狂いの若者・楽人役を、「人は見た目が100パーセント」『キセキ ーあの日のソビトー』成田凌が、DVを受けるシャブ中毒のシングルマザー・月海役を、映画初出演&初ヒロインとなるモデル・紗羅マリーが扮し、全員が新境地に挑むバイオレンスラブファンタジー。東京の片隅にあるギザギザアパート。このアパートで人生の目標もなく、場末の生活を送る草太と同居人の楽人は、深夜のバーでアルバイトをしているが、秘密裏に大麻の密売も行いながら生活していた。そんな2人の周囲を、街の不良たちを陰で操るヤクザ、DVの恐怖にさらされながらも愛だけを支えに生きる未婚の母と子など、個性的な人びとが取り巻き、目標もなく中途半端な人生を送ってきた2人は、まったく予測ができない不測の事態へと巻き込まれていく――。『ニワトリ★スター』は3月17日(土)より全国にて公開。■“不自然な死”に立ち向かう、1話完結型の法医学ミステリー「アンナチュラル」石原さとみ主演×脚本・野木亜紀子(「逃げるは恥だが役に立つ」)のタッグで贈る新金曜ドラマ「アンナチュラル」。本作は、日本に新設された死因究明専門のスペシャリストが集まる「不自然死究明研究所(UDIラボ)」で働く人々の人間ドラマを中心に描き、「死」の裏側にある謎や事件を明るくスリリングに解明していく医療サスペンス作品。UDIラボで働く法医解剖医で死因究明のスペシャリスト、三澄ミコト役を石原さんが、井浦さんはミコトと同じ法医解剖医・中堂系を演じる。態度と口が悪く、ミコトとしばし衝突することも…。そのほか、窪田正孝、市川実日子、松重豊ら豪華俳優陣が参加する。「アンナチュラル」は1月12日(金)より毎週金曜日22時~TBSにて放送(初回15分拡大)。(cinemacafe.net)
2018年01月11日タレントの青木さやか(44)さんがTBS系「明日は我がミーティングSP」に出演し、最近の自身の生活について語りました。同番組内のシングルマザーと語り合うコーナーでは、2012年にそれまで連れ添った年下でダンサーの男性との離婚後の生活について触れ、「収入なんか10分の1なのに、いつまで外車乗ってるんだ、って思っちゃったりして」と収入が減っている一方で生活レベルを下げられない自分に「やっぱり下げるってのはすっごい難しい」と一言。未だなお都内の高級マンションで娘と2人暮らしをしており、部屋にはウォーターサーバーや300万円のピアノもあるということです。人気タレントと言えるほどの地位にいない青木さんの豪快な生活ぶりにネットでは”共感”と”批判”が相次いでいます。●収入は10分の1なのに高級生活?青木さやかの私生活がネットで話題『みんなそうでしょ。何もこの人に限った話じゃない』『子供への愛情と高級生活は比例しないから現実見たほうがいい』『芸能界っていつもバブル。それを忘れちゃいけない』『最初から金持ち家系じゃないだけ戻れるよ。本人がどれほど危機感があるか』『芸能人でこんな人いっぱい。instagramがあるから余計生活レベル下げられない』『執着強うそうだもん』『まだテレビに出てるだけ良い生活なのかもね』『誰のためなんだ』などなど人間の欲深さと執着心に対する共感と、子どもがいる状態で自分ファーストな考えをしてしまっている同氏に批判の声が集まっています。見なくなった芸能人の中でも地道にやり直している人もいることを考えると、青木さんの生活はまだ良い方なのかもしれません。この人ならこの生活レベルだよね!と、言われる日は来るのでしょうか。●ライター/ぶるーす
2017年12月27日「環境活動=まじめ=つまらない」。そんなイメージを吹き飛ばす環境NGOが日本に存在する。それが「国際環境NGO 350.org Japan (以下、350)」だ。年齢、職業、性別、人種もとにかく多様。下は6歳の子どもから上は70代のおばあちゃんまで。また、シングルマザーや障がいをもった人、外国人もメンバーにいる。そこで主体的に動いているのは主にミレニアル世代(1980年代から2000年代初頭までに生まれた世代)の若者たち。少しでも多くの人に、楽しみながら環境活動ができることを知ってもらいたい!そこで、Be inspired!では、以前本誌でも紹介した350のフィールド・オーガナイザー イアンが、350の活動に関わる人をインタビューする連載をお届けする。その名も『「世界は気候変動で繋がっている」。若き環境アクティビストのリアルな声。by 350.org』。連載3回目の今回は、350 Japanのボランティアメンバーである、あんなと日南子(ひなこ)にイアンがインタビュー。2人に共通するのは「ビーガン」として生きていること。食と社会の関わりを考え、敢えて「肉」を食べない選択をしている2人には、社会がどんなふうに見えているか、そして食の選択と350の活動との共通点について話を聞いた。
2017年12月27日女優の矢田亜希子(39)が12月26日放送の「明日は我がミーティングSP」(TBS系)に出演した。 「人生の転機を体験した女性が集まり、座談会を開催する」という同番組。今回の放送ではシングルマザーをテーマに6人の出演者が揃い語り合った。そのなかで矢田は再婚について「考えなくもないが、またバツがついても…」とコメント。だがいっぽうで息子に「彼氏がいたらどうする?」と質問したことがあるとも告白したのだ。 矢田といえば、元夫である押尾学(39)との間に息子がいる。翌年3月に受けたスポーツニッポンのインタビューでは「自分も親である以上、責任持って子供を育てなきゃいけない。それがあるから、強くならなきゃって本当に思います」とシングルマザーとしての誓いを語っていた。 また12月15日に放送された「沸騰ワード10」(日テレ系)でも、ナチュラルな姿を見せ話題となっている。番組内で矢田は親友の女優・小沢真珠(40)といっしょに大型スーパーで買い物する様子がクローズアップされた際、ロケ中にもかかわらずリップクリームを塗っていた矢田。そんな飾り気のない姿に《とっつきにくい印象が変わった》との声があがっていた。 かつてはお嬢様のような印象があった矢田。だが、苦労しながらも女手一つで育てあげる姿には、多くの女性から共感の声が集まっている。 《彼女なりに、がんばって強く生きてる姿をみて、応援しています》《その苦労が女優業に生きればいいね》《苦労してるからこその優しさと清さと母親の強さがあるように思う》 来年2月には映画「不能犯」への出演が決まっている矢田。女優としてまた新たな一面を見せてくれそうだ。
2017年12月26日今年9月、長男(9)と次男(7)がイギリスの超名門校に合格したためロンドンへ移住した紗栄子(31)。イベントでハワイにいたかと思えば、帰国してテレビ出演するなど世界を飛び回っている。 「子どもたちの通う学校は全寮制で学費も高額。彼女も向こうで部屋を借りなければなりませんが、お金には困っていません。先日もインスタグラムにアップした機内写真がファーストクラスだったと話題になりました。そんな彼女には『元夫の養育費でセレブ生活なんてうらやましい』など皮肉る声も上がっています」(芸能関係者) 紗栄子とダルビッシュ有(31)が離婚したのは、12年1月。2児の養育費については「毎月200万円弱」と報じられていた。現在ダルはドジャースからフリーエージェントとなっているが、各球団が獲得に奔走。契約金も莫大なものになりそうだという。 「契約金は“6年で180億円”ともいわれており、球団と代理人との間で交渉が進められているそうです。ダルが支払う養育費は定額でしょうが、今回の大幅年俸アップを受けて紗栄子さん側が『足りない』と言えば応じるかもしれませんね」(前出・芸能関係者) だが10月に「ダウンタウンなう2時間半SP」(フジテレビ系)に出演した際、紗栄子は自身の手掛ける通販事業の年商が億単位だと告白している。そんな彼女はシングルマザーとしての“ある誓い”を立てているという。 「実は紗栄子さん、これまでダルビッシュさんからもらった養育費を使っていないそうです。毎月200万円なので、これまで約1億4千万円を貯めていることに!でも彼女は『自分が稼いだお金で育てたい』と考えているようです」(プロダクション関係者) 12月17日には「おしゃれイズム」(日本テレビ系)に出演するなど、バラエティ番組への出演も増やしている紗栄子。移住前よりも積極的に奔走しているのは、そうした“シンママの矜持”があるからなのかもしれない。 「紗栄子さんはセルフプロデュースが非常に上手。コスメや洋服をプロデュースしていますが、『テレビに出演することが何よりの宣伝になる』と考えているんです。そのため『来年はもっとバラエティ番組に出たい』と言っているそうです。テレビ局側としても10月の年商暴露が大好評だったため、起用には積極的ですよ」(テレビ局関係者)
2017年12月22日思い出が汚れていく。 「福田明日香」という名前を聞いて、真っ先に顔を思い浮かべられる人は何人いるでしょうか。知らない方に説明すると、福田明日香さん(33)はモーニング娘。(以下モー娘。)の初期メンバー。主要ボーカルを14歳の若さで務める、才能豊かなアイドルでした。しかしメジャーデビューからわずか1年で、グループを去ってしまいました。 そんな彼女が今年に入ってから積極的にテレビへ出演。モー娘。在籍時のことや現在のシングルマザー生活について語っているのです。 福田さんと同世代の筆者は正直、大変そうな今を見ると心が苦しくなります。そして彼女の復帰を成功させるには、いくつか克服すべきポイントがあると思います。 1つは、昔の実績や知名度に頼って活動をしているという危うさの克服です。 復帰芸能人の多くはタイミングや元の活躍ぶりがしっかりしていないと、「あの人誰だっけ?」と言われかねません。最近のテレビ番組では「あのときの因縁を今だから話します」的な特集で久々にテレビ出演を果たす芸能人を見かけます。ただそのほとんどがタイミングを外しており、視聴者とのギャップを生んでいるように思います。 こういった視点から、福田さんの復帰タイミングを見てみましょう。初期メンバーが「ドリームモーニング娘。」を結成し、見る側の懐かしさを消費。その後の本格復帰です。これでは、少し遅すぎる気もするのです。 また2つ目のポイントは、復帰後の懐かしいキャラの克服です。 テレビ出演時にはどうしても“当時の本音”を求められるわけですが、相当インパクトがないと需要を保ちつづけるのはキツイもの。福田さんもそのあたりを理解しているのか、現在は「シングルマザーで極貧」というキャラを押し出しています。ただ、これも難しいと思います。なぜなら貧乏自慢は「よりビンボーで強烈なエピソードを持ってる人」に軍配が上がってしまうからです。 たとえば彼女は出演した際に「食費は月1万円」「重曹水で髪を洗った」などのエピソードを披露していました。これらは大変そうではあるものの、インパクトとしては弱い。「雑草や虫を捕って食べた」とか「ホームレスになった」とかがないと、極貧キャラはキツイのです。 どういう目的でテレビ出演をしているのかはわかりませんが、彼女がテレビに出続けるなら立ち位置を変えたほうがいいでしょう。ズバリおすすめは“節約ドケチキャラ”。ご本人も「趣味は節約」と言っていましたから、ちょうどいいかもしれません。 そして実は今、30代で節約を語れるタレントさんがいないのです。過去には松居一代さん(60)や松本明子さん(51)などがいましたが、それでも世代は上。ある意味チャンスといえるでしょう。 節約をウリにするには、さまざまな節約術も披露する必要があります。しかし節約術と貧乏エピソードがセットになれば鬼に金棒!いや、モー娘。に朝コーヒーです!卒業してパッとしないメンバーもいるモー娘。、ダークホースとしてガッツリ売れて当時を見返してやれ!
2017年12月19日(C)2017 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO(R) and all related programs are the property of Home Box Office, Inc. 『お笑い』→『海外ドラマ』→『マンガ』→『ラジオ』の4ジャンルを週替わりで、そのスペシャリストが“最推し番組”を指南する『今週の萌えガタリ』。今週は『海外ドラマ』ということで、『BAILA』『日経エンタテインメント!』ほか各種媒体に映画・海外ドラマのレビューやコラムを連載中の今祥枝さんが最推しドラマを紹介! 【最推し海外ドラマ】『ビッグ・リトル・ライズ』 今年を代表するドラマのひとつが、オスカー女優のニコール・キッドマンとリース・ウィザースプーンという映画スターが豪華共演の『ビッグ・リトル・ライズ』。企画から制作まで、女優陣が自身でプロダクションを率いて手がけたミステリーの傑作です。 軸となるのは、ニコールとリースが演じるママ友、セレステとマデリン、引っ越してきた若いシングルマザーのジェーンの3人。世話好きなマデリンは再婚してパートで働く2人の子持ち、弁護士だったが現在は専業主婦の美女セレステは、夫はイケメン&エリートで双子の母親、一方のジェーンは子どもの父親について語らず、わけありの様子。小学校で起きたいじめ問題に端を発して、親同士を二分するゴリゴリとした軋轢は加速していき、徐々にママ友たちの裏の顔が明らかに。 序盤は、女性なら“あるある”満載で「こういう人いるよねえ」とうなずきまくり。やがて、子育ての悩みからセックスレス、日常的に女性が経験するセクハラ、モラハラからDVまで、女性たちが抱える問題ががっつりと描かれる展開は、なかなかヘビーです。 特に、誰もが羨む完璧な人生を歩んでいると思しきセレステ。荒っぽいセックスを夫も自分も好んでいる、夫と自分は対等だと思っていたのに、実はこれがDVなのだと認識していくくだりでは、息を詰めて呼吸をするのも忘れてしまうほど。聡明で思慮深い女性が、なぜDVの被害者となってしまうのかを、これほどリアルに伝えたドラマは、見たことがありません。 本作のテーマを象徴するシーンはほかにも。セレステが久々に弁護士に復帰した際に、自分が仕事を楽しんだことに罪悪感を覚えながら、心の奥から絞り出すようにして「母親業だけじゃ足りない」と吐露する姿に、思わず落涙。子どもにも恵まれ、何不自由ない生活を送りながら、不満を感じる自分を責め続けてきたセレステの言葉は、現代に生きる多くの女性の気持ちを代弁しているかのよう。 原作は、オーストラリアの人気作家によるベストセラー『ささやかで大きな嘘』。冒頭で、6カ月後に誰かが何者かによって殺された事実が掲示され、最後まで謎を引っ張る仕掛けは、日本でいうと湊かなえ作品のようなテイストも。ドラマの脚色は重くなりすぎずコミカルさもあって、最終話で明らかとなる殺人事件のてん末は、意外で痛快。思いがけず胸のすくような幕切れに。きっとわけもなく涙がこぼれてしまうはず。
2017年12月11日「RAILWAYS」シリーズ最新作となる映画『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』が、2018年11月30日(金)より全国ロードショー。鹿児島県・熊本県では、全国に先駆けて11月23日(金・祝)より先行公開される。映画「RAILWAYS」シリーズ最新作地方のローカル線を舞台に、人と人との繋がりや、自分の生き方を見つめ直す姿を温かく描き、多くの世代から愛される人気シリーズとなった映画「RAILWAYS」。今回は、若くして夫を亡くして未亡人となってしまった主人公の晶が、故郷の鹿児島で周囲の人々に支えられながら、一人息子の良き母、そして一人前の鉄道運転士を目指して奮闘する姿が描かれる。ストーリー晶(有村架純)は、夫・修平(青木崇高)とその連れ子・駿也(歸山竜成)と東京で幸せに暮らしていたが、修平の突然の死で生活は一変。残された駿也と共に夫の故郷・鹿児島へ向かい、まだ会ったことのない義父の節夫(國村隼)を訪ねる。節夫は、運転士の仕事一筋で家族を顧みずに生きてきたが、突然やってきた晶たちを戸惑いつつも受け入れ、母としてまっすぐに生きようとする晶の姿に次第に心を動かされていく。そして晶は、亡き修平の子供の頃の夢でもあり、電車好きな駿也のため、鉄道の運転士を目指すことに。温かい人々との出会いや絆が、晶・節夫・駿也の3人を“かぞくいろ”に染めていく―。有村架純が鉄道運転士に - 主人公・晶若くして夫を亡くし、その連れ子を抱えて彼の故郷・鹿児島で鉄道運転士を目指す主人公・晶役を演じるのは、有村架純。NHK連続テレビ小説「ひよっこ」をはじめとするドラマ、映画、CMと様々なフィールドで活躍する彼女が、様々な困難を抱えながらも息子のために奮闘するシングルマザー役に挑戦する。晶の義父である奥薗節夫役には國村隼。晶という自分の息子の後妻が、孫を連れて訪れてくる。最初は頑固だったが、晶の明るさと孫の駿也とふれあうことで徐々に心を通わせていく、不器用な父親役を演じる。桜庭ななみが主人公の晶と互いに打ち解けていく、佐々木ゆり役を演じる。奥園晶の息子・駿也の担任の先生。2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」にも出演予定となっている桜庭ななみは、物語の舞台となる鹿児島県出身だ。主題歌は斉藤和義の書き下ろし「カラー」主題歌「カラー」は、2018年にデビュー25周年を迎える斉藤和義による書き下ろし。斉藤は鹿児島での撮影現場を訪れ、実際に晶や節夫が劇中で運転する肥薩おれんじ鉄道に乗車するなどしてイメージを膨らませたという。サビの歌詞に「走り出す 風になる空高く 舞い上がれ」とあるように、この映画のテーマでもある"再出発"を強く感じさせる、ポジティブな楽曲に仕上がっている。シリーズもう一つの主役・鉄道「RAILWAYS」シリーズのもう一つの主役である鉄道。今回登場する九州「肥薩おれんじ鉄道」は、九州新幹線の開業を機会に2004年に独立した、熊本県八代から鹿児島県川内を結ぶ第三セクター鉄道。九州⻄海岸の美しい風景の中を走り、地元の新鮮な食材を使用した食事を楽しめる食堂車「おれんじ食堂」が人気を呼んでいる。作品情報映画『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』公開日:2018年11月30日(金)より全国ロードショー※鹿児島県・熊本県では11月23日(金・祝)より先行公開。監督・脚本:吉田康弘出演:有村架純 國村隼 桜庭ななみ 歸山竜成 木下ほうか 筒井真理子 板尾創路 青木崇高
2017年12月04日綾野剛主演の金曜ドラマ『コウノドリ』第2シーズン。先週放送の第7話のテーマは「母になる人生母にならない人生」。これまで、妊娠・出産と家族のその後について描いてきた『コウノドリ』だが、今回は「出産しないこと」について深く掘り下げていた。■子宮全摘……だけど、仲間たちがいるお腹を押さえて倒れてしまった助産師長の小松(吉田羊)。彼女の病気は「子宮腺筋症」と「卵巣チョコレート嚢胞(のうほう)」だった。卵巣チョコレート嚢胞は放置しておけば卵巣がんになる危険性がある。四宮(星野源)は子宮の全摘を勧めるようサクラ(綾野剛)に告げる。サクラはあくまで選択肢のひとつとして小松に手術を勧めるが、彼女は自分の身体のことがよくわかっていた。ほかに選択肢はない。しかし、自分自身の辛い境遇にも小松は笑顔を絶やさない。救命科に転科した下屋(松岡茉優)を励まし、赤ちゃんを取り上げ、同期の妊娠を祝福する。「小松も負けてらんないね」というちょっと心をえぐる声にも笑顔で応える。辛いこともあるが、こうした態度が周囲との信頼を培っていくのだろう。「もう少し自分を認めてあげましょうか。一日の終わりに、よくがんばりました、と自分に声をかけてあげてください」これは悩んでいる下屋にかけた言葉。だが、四宮は小松に「自分を大切にするように」と話す。自分を大事にしなければいけないのは小松も同じこと。サクラは小松ひとりのためにピアノを弾く。「鴻鳥先生、私決めたよ。悔しいけど仕方ない。これが私の人生だ」という小松の強がりを、サクラの言葉がとかしていく。「小松さん、あまり頑張りすぎないでください。頑張ってる小松さんも好きだけど、頑張ってない小松さんも大好きです。だからひとりで全部抱え込まないで。みんな、小松さんの味方ですから」手術当日、日々の業務をこなしながら、さりげなく小松のことを気にかけているペルソナのメンバーたち。サクラと四宮が無言でお互いのカップ焼きそばとジャムパンを交換するシーンは、ふたりが小松の不在によって仲間の大切さをあらためて感じたということなのだろう。良いシーンだった。■気のきいた答えはないけど、態度は示すことができる手術前、小松は子連れのメディカルソーシャルワーカー・向井(江口のり子)にこう問いかけていた。「お母さんになる人生と、お母さんにならない人生。何が違うのかな?」このときは答えに窮した向井だったが、手術の後、小松の部屋を訪れる。身寄りがない小松は、ひとりきりで生きていくことに怯えていた。「親も兄弟も夫も子どももいない私にとって、子宮は最後の頼りだったんだ」。小松の言葉を聞いても、まだ向井は何も答えることができない。友達、仲間の大切さ、ありがたさを身にしみて感じたと語り続ける小松。「私の中から大事なものがなくなっちゃったけどさ。私には支えてくれる仲間がいる。それってさ、向井さん、すげえ心強いんだよ」向井は結局、答えを出すことはできなかった。でも、小松のそばにいて一緒に泣き、おばあちゃんになるまで友達だと約束する。泣きながら冗談も飛ばす。小松にとって、気のきいた答えなんかより、向井のこうした態度のほうがよっぽど心強いし、うれしかったはずだ。「お母さんになる人生」と「お母さんにならない人生」は、もちろん違う。でも、どっちが優れていて、どっちが劣っているということはない。どちらの人生だって幸せになることができるはずだ。そのためには、自分を大切にすることと、まわりの人たちを大切にすること。『コウノドリ』は、そのことを理屈ではなく、じんわりと伝えてくれる。■職場に赤ちゃんがいるって素敵なことじゃない小松のエピソードと並行して描かれていたのが、産婦人科医の倉崎のエピソードだ。シングルマザーとして幼い子を育てながらペルソナで働く倉崎は周囲からの“特別扱い”を拒み、他のスタッフと極力同じ仕事量をこなそうとしていた。しかし、産婦人科医は激務だ。オンコールがあれば、深夜だろうが早朝だろうが駆けつけなければならない。サクラたちのフォローの申し出を突っぱねる。ある日、子どものお迎えの時間が迫っていた倉崎だが、帰宅間際、担当していた患者の様態が急変してしまう。倉崎を返そうとするサクラと四宮。「ここはチームだよ。少しぐらい仲間に助けてもらったっていいだろ」。これだけでも良いシーンなのだが、倉崎はまだ戸惑っている。そこへ声をかけたのが小松だ。「もしよければ、私がユリカちゃんのお迎えに行こうか?鴻鳥先生、ここがチームなら、こんな協力の仕方もありだよね?」小松は保育園に赤ちゃんを迎えに行き、四宮は倉崎の手術のサポートに立つ。女性は赤ちゃんの近くにいてやるべき、母親は赤ちゃんの世話を優先するべきだという考え方を乗り越え、働きたい人の意思を尊重し、職場の仲間同士で母子のサポートをするという、とても素敵なシーンだった。職場に同僚の赤ちゃんがいるって良いものだ。赤ちゃんを総出で追い出そうとした、どこやらの議会とは真逆である。仲間を頼ってもいいという部分で、小松のエピソードと倉崎のエピソードは通じている。ふたりの場合は職場に良い仲間がいるが、これが夫婦であったり、家族であったり、友人であったりする場合もあるだろう。子どもがいても、いなくても、夫婦こそ小松とサクラたちのような良き“仲間”であるべきなのかもしれない。今週のひとことメモ。サクラが小松のためにピアノを弾いたテラスのあるダイニングバーは麻布台のイタリアン「ESCRIBA」。“大人の隠れ家”として人気の店だ。ちなみにテラスにピアノは置いてない模様。
2017年12月01日2010年に中井貴一主演、2011年に三浦友和主演で、地方のローカル線を舞台に人と人とのつながりや、自分の生き方を見つめ直す姿を温かく描いてきた映画「RAILWAYS」シリーズ。このたび、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」での好演も記憶に新しい有村架純と、日本を代表する俳優・國村隼という豪華キャストで新作『かぞくいろ』が制作されることになった。今回の新作で描かれるのは、シリーズ初となる「女性運転士」の物語。若くして夫を亡くし、連れ子を抱えて、夫の故郷・鹿児島で一念発起して鉄道運転士を目指す主人公・晶役を、「ひよっこ」での真っ直ぐで清廉な主人公役が記憶に新しく、映画、ドラマ、CMと活躍し、幅広い世代から高い支持を得ている有村さん。また、晶の義父で、最初は頑なだったが、晶の明るさと孫の駿也とふれあうことで徐々に心を通わせていく節夫役には、國村さん。2016年には韓国映画『哭声/コクソン』で韓国最大の映画祭、「青龍映画賞」男優助演賞などを受賞し、ベルギー・フランス・カナダ合作映画『KOKORO』にも主演した國村さんが、今回は不器用な父親役に扮する。そして、このシリーズのもう1つの主役である鉄道。今回は九州の「肥薩おれんじ鉄道」が登場する。九州新幹線の開業を機会に、2004年に熊本県八代から鹿児島県川内を結ぶ第三セクター鉄道となり、九州西海岸の美しい風景の中を走り、地元の新鮮な食材を使用した食事をゆったりと楽しめる食堂車「おれんじ食堂」が人気を呼んでいる。脚本を手がけ、メガホンをとるのは、『旅立ちの島唄~十五の春』で鮮烈な印象を残し、『江ノ島プリズム』『バースデーカード』など、近しい人間関係を瑞々しく描くことで定評のある若き精鋭・吉田康弘。日本の美しい風景を走る鉄道とともに、迷いながらも成長していく人々の姿を描く姿を清々しく描くハートウォーミングな物語を創りあげる。■キャスト&スタッフのコメント到着!有村架純(奥薗晶役)「RAILWAYS」過去2作品からの温かいバトンをしっかりと受け取り、今作の中にいる人と人が分かり合うには理屈じゃない何かがあり、本当の家族、愛、絆を、時間と共に見つけていければと思います。今回、私もまだ未経験であるシングルマザーという役どころですが、彼女の努力や気持ちに寄り添えるように、キャスト、スタッフの皆さんの力をお借りしながら、頑張りたいと思います。素晴らしい温かい作品にしたいです。國村隼(奥薗節夫役)吉田康弘監督とは今回が初めてです。いつもそうなのですが、初めての組に入るのが何度経験しても新鮮で、大好きなんです。「さぁ、この組はアップするまでどんな風に駆け抜けていくのか!」とワクワクドキドキします。久し振りの有村くんも居ますし、久し振りの鹿児島の地ですし、温泉と芋焼酎のパワーも借りていい作品になるよう頑張って参ります。監督・脚本:吉田康弘大切な人を失った哀しみを、互いに埋めていく再生の物語です。血の繋がりだけじゃない、新しい家族のカタチを提示することができたらと思っています。有村架純さんと國村隼さんが運転台に並ぶ姿がいまから楽しみです。スタッフ、キャスト、地元の人たちと共に、儚くも美しい映画を創りあげますので、期待してお待ち下さい!■あらすじ奥薗晶(有村架純)は、25歳で子連れの修平と結婚、3人で幸せに暮らしていたが、突然夫を亡くしシングルマザーとなってしまう。修平の父親の節夫(國村隼)に知らせるために、夫の故郷の鹿児島を訪れるが、突然の息子の死と、初めて会う嫁と孫に当惑する節夫。そして、東京に帰る場所を失った晶と駿也は、何とか節夫に頼み込み、鹿児島の家で一緒に暮らすことに。実の子どもではない駿也の母親として生きることを決意した晶は、鉄道が好きな息子のために、節夫が務める「肥薩おれんじ鉄道」の運転士の試験を受ける。周囲の人々に支えられ、良き母、そして1人前の運転士になろうと奮闘する晶。大切な人を失った悲しみをそれぞれが抱えながら、次々起こる出来事に必死に立ち向かう3人は、自分たちなりの家族のカタチを見つけることができるのか――。“再出発”をテーマにした、家族と鉄道の物語が動き出す。RAILWAYSシリーズ最新作『かぞくいろ』は2018年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月01日女優の有村架純と俳優の國村隼が、映画「RAILWAYS」シリーズの最新作『かぞくいろ』(2018年公開)に出演することが1日、わかった。同シリーズは地方のローカル線を舞台に、主人公が自分の生き方を見つめ直す姿を温かく描き、これまでに中井貴一、三浦友和が主演を務めた。新作ではシリーズ初となる「女性運転士」の物語を描く。有村は25歳で未亡人となり、夫の連れ子を抱えて夫の故郷の鹿児島で一念発起して鉄道の運転士を目指す主人公・晶を演じ、國村は晶の義父・節夫を演じる。毎回鉄道が登場する同シリーズだが、今回は九州の「肥薩おれんじ鉄道」が登場。九州新幹線の開業を機会に2004年に独立し、熊本県八代から鹿児島県川内を結ぶ第三セクター鉄道で、地元の新鮮な食材を使用した食事をゆったりと楽しめる食堂車「おれんじ食堂」が人気を呼んでいる。メガホンを取ることになった吉田康弘監督は「大切な人を失った哀しみを、互いに埋めていく再生の物語です。血の繋がりだけじゃない、新しい家族のカタチを提示することができたらと思っています」と意気込んだ。2018年1月にクランクインし、2月のクランクアップを予定している。○有村架純コメントレイルウェイズ過去2作品からの温かいバトンをしっかりと受け取り、今作の中にいる人と人が分かり合うには理屈じゃない何かがあり、本当の家族、愛、絆を、時間と共に見つけていければと思います。今回、私もまだ未経験であるシングルマザーという役どころですが、彼女の努力や気持ちに寄り添えるように、キャスト、スタッフの皆さんの力をお借りしながら、頑張りたいと思います。素晴らしい温かい作品にしたいです。○國村隼コメント吉田康弘監督とは今回が初めてです。いつもそうなのですが、初めての組に入るのが何度経験しても新鮮で、大好きなんです。「さぁ、この組はアップするまでどんな風に駆け抜けていくのか!」とワクワクドキドキします。久し振りの有村くんも居ますし、久し振りの鹿児島の地ですし、温泉と芋焼酎のパワーも借りていい作品になるよう頑張って参ります。
2017年12月01日オトナの土ドラ第11弾として12月2日(土)より東海テレビ・フジテレビ系にて放送が始まる「オーファン・ブラック~ 七つの遺伝子~」の制作発表会見が29日、都内にて開催され、主演の知英、共演の竹中直人、西銘駿が出席。知英さんが西銘さんとの共演の様子を明かした。BBCドラマの日本初のオフィシャルリメイクとなる同作は、孤独を抱えたシングルマザー・青山沙羅が線路への飛び込み自殺を目の当たりにし、自殺した女のカバンを持ち去ったことで人生が予想不可能な方向に転がり始める物語。知英さんが沙羅をはじめ7役に挑戦する。連続ドラマ初主演の知英さんは、オファーを受けた際の様子を、「私にできるのかな、といいますか、『何で私なのですか?』という質問をしました」と明かすも、原作の面白さに魅了され、「たいへんだろうけど、がんばってやってみたいなと思いました」とふり返った。1人7役については、「1人の自分が演じるのですが、7人がみんなそれぞれ別人に見えなければいけないので、演じ分けることが大変です。CGのシーンがすごく多くて、たまには相手がいなかったり、自分ではない相手だったりしますので、そういうところで苦労をしています」と明かした。また、知英さんは「7役の中で子どもを持っている役が2人いるのですが、お母さん役は初めてで、しかもシングルマザーということもあります。なので、お母さん役がちゃんとできるのかなと不安でもありました」と母親役にも初挑戦していることを告げた。「でも、実際にやってみて、子どもがすごく好きで、楽しかったし、癒されました」とにっこり。沙羅の義理の弟役を演じる西銘さんは、「義理の弟ということで、役でも、プライベートでも(知英さんを)支えていけたらなと思っています」とあいさつ。知英さんとの共演については、「本当に嬉しいです。現場ではお芝居のアドバイスをたくさんくださります。1人で何役もされていて、最初は本当に圧倒されました。お姉ちゃんとしても、女優としても本当に尊敬しています」と目を輝かせた。23歳の知英さんは、19歳の西銘さんとは今回が初共演。知英さんは、西銘さんについて、「弟の役なのですが、本当にかわいくて。こういったら失礼かもしれないのですが、本当に弟みたいな感じで。年下の人がすごく苦手なのですが、すごく親しくできます、なぜか」と笑顔を弾けさせた。さらに知英さんは、「共演するまでは(西銘さんのことを)あまり知らなかったので、色々なお話をしています。『KARAの曲を聞いたよ』という話もしました」と交流の様子を明かした。「弟ができた気分はどうですか?」と質問されると、知英さんは、「すごく嬉しいです。グループ(=KARA)のときも末っ子だったし、(実際の)姉妹の中でも末っ子だし、どこに行ってもまだ若いので末っ子だったのですが、こうやって年を重ねていったら、もちろん役ではあるのですが、弟もできていくのかなと思いました」としみじみと心境を言葉にした。オトナの土ドラ第11弾「オーファン・ブラック~ 七つの遺伝子~」は12月2日(土)より毎週土曜日23時40分~東海テレビ・フジテレビ系にて放送。(竹内みちまろ)
2017年11月29日モデルでシングルマザーだったMALIAさん(34)が自身4度目の結婚を発表し、話題を呼んでいます。 もともと10代で人気ギャル雑誌の読者モデルとしてデビューした彼女。その後19歳で当時Jリーガーだった男性と結婚。そして21歳で初めての離婚を経験。そこからあれよあれよという間に、有名格闘家、Jリーガーとの結婚&離婚を経験。先日、3人目のJリーガーと4度目の結婚を発表しました(なんて複雑なんでしょう)。 一般的に離婚は1度なら“よくあること”と偏見もそこまで生まれないものですが、2度3度ともなると「結婚に向いてないのでは?」と思われるのが一般的です。そんな世間の目も気にしないのが彼女の強さであり魅力の1つだと思いますが、そもそも3回以上結婚や離婚を重ねる男女の結婚観は一般的な感覚とはいろんな部分で違います。 筆者は過去6度の結婚経験がある男性など、複数婚経験者に話を聞いてきました。そこにはいくつか共通するパターンがあるようなので、MALIAさんの話になぞらえながらご紹介します。 ■結婚は1つの“示し”にしか過ぎない? 結婚というのは一般的な感覚でいえば、「一生に一度の誓い」のはず。しかし2回、3回と回数を重ねている人にとっては少し意味合いが違うように思います。 複数回の結婚を経験した人に過去聞いた話だと「この人といたい、それだけ」という10年20年先の将来を考えないシンプルな決断であったり、「相手から結婚してと言われたからした」と受け身な結婚理由を話す人もいました。1回もしてない人からするとビックイベントな結婚も、3回目以上の人からすると「本籍を移す」くらいの労力と思い入れなのかもしれません。 ちなみにこれも興味深いのですが、複数回の結婚・離婚を経験している人の多くは離婚時にドロドロとモメていません(一部の大金持ちを除く)。離婚の苦労の大半は子どもの親権と財産分与。モメずに離婚できると結婚への苦手意識が生まれにくく、ひいては複数回の結婚につながっていくのかもしれません。 ■離婚経験はネガティブバイアスになることも 複数の離婚経験というのは第一印象として“奔放”“恋愛豊富すぎる”など、ネガティブなイメージにつながります。しかしそれを凌駕するほどの見た目の魅力や性格の良さがわかると、人の印象は“ふりこ”のように逆にうんと良くなることがあります。 心理学では、これを「ゲインロス効果」と呼びます。第一印象が普通の人と第一印象が悪い人がその後に評価を上げるようなことを行うと、第一印象の悪い人のほうが高評価につながるというものです。 MALIAさんの場合、その美貌は見ればわかりますし飾らないキャラクターがテレビ人気にもつながっています。もしかしたらこういった“素朴な美人要素”が、彼女の離婚歴をプラスのパワーに変えているのかもしれません。 ■中には結婚に闇を持っている人も 結婚をある意味健全に何回も繰り返す人は、結婚話を語る際もとにかく明るくサバサバしているのが特徴です。しかし中には、結婚に“心の闇”が映し出されている人もいます。 “心の闇”とは理想の夫婦像を追いかけ続けた結果として結婚離婚が繰り返されていたり、自分を100%相手に承認してもらいたいという欲求が結婚の動機だったりする場合です。 その根っこには、自身の親子やきょうだい関係にトラウマがあったりするようです。ただ心の問題を結婚に投影する人は結婚当時を語るとき極端に後ろめたく思っていたり、「相手が全部悪い!」と原因を決めつけるような発言をします。 とはいえ何度も結婚できるということは異性としての魅力を兼ね備えていることにほかならないのですが、MALIAさんはいったいどんな結婚観を持っているのでしょう……。 4度の結婚のうち、3人はサッカー選手で、1人は格闘家。とにかく身体能力の高さを相手にもとめているように見えるMALIAさん。もし5回目の結婚があるのなら(そんなことを考えるのも変ですが)、個人的には世界規模の男性を射止めてほしい。そう、W杯代表選手や欧州リーグに出ている一流選手をゲットして、実業家シンママからセレブママへステップアップを狙ってほしいと思います。 名前の通り、多くの人の“マリア”となっている彼女の結婚が今度こそ長きにわたり幸あらんことを。
2017年11月27日高良健吾×城田優で、伊坂幸太郎の同名原作を初めて連続ドラマ化するWOWOW「連続ドラマW バイバイ、ブラックバード」。このほど、高良さん演じる主人公が恋愛関係にあった5人の女性たちを含む、オールキャストが発表された。出会って惹かれる女性すべてと付き合うため、いつの間にか5股をかけてしまった星野一彦(高良健吾)。ダメ男だが何故か憎めず、人の懐にスルっと入ってくるようなキャラクターだ。その星野を監視するのが、強烈なインパクトを放つ異色のヒロイン、繭美(城田優)。「身長3m、体重200kg、金髪でハーフ」と本人もうそぶく繭美。そのうえ「常識」「愛想」「悩み」「色気」「上品」など、自分に必要のない単語を黒く塗りつぶした“マイ辞書”を持っており、誰に向かっても「おまえ」呼ばわり、言動は常に破壊性を帯びている。そんな掴みどころのない星野と繭美のコンビが織りなす、5人の女性に別れを告げる不思議な数日間を描いた「グッド・バイ」ストーリーとなる本作。5股…改め、5人の女性と同時に恋愛関係にあった、高良さん演じる主人公・星野一彦の恋人たちは、これまでヴェールに包まれていたが、ついに明らかに。その女性たちを演じるのは、石橋杏奈、板谷由夏、前田敦子、臼田あさ美、関めぐみ(登場順)の5人。第1話から毎話変わるエピソードで、城田さん演じる怪女・繭美によって星野と“別れさせられるヒロイン”となる。さらに松村雄基、丸山智己、岡村いずみ、斎藤洋介、あがた森魚など、個性的なキャストたちが演じる謎キャラの数々にも注目だ。【第1話/廣瀬あかり】:石橋杏奈不倫明け女子。フラッとひとりで訪れたイチゴ狩りで星野と出会い、不倫地獄から救われる。可愛らしい見た目とは裏腹、繭美に対して臆することなく言い返す、気の強い性格。石橋さんは、「原作と台本があまりにも面白すぎて『最後まで読みたくない、映像として視聴者の皆さんと一緒に見たい』というのがこの作品の正直な感想です(笑)」とコメント。「あかりというフィルターを通すと、星野さんがとても魅力的な男性で、彼女が彼を好きになる気持ちが皆さんにも伝わると思います。5股云々ということを除けば、ですが(笑)。そんなあかりの恋心がたくさん描かれた第1話の見どころは、2人の出会いの場面」と石橋さん。「とても魅力的な仕上がりになっていると思います」と期待を込めている。【第2話/霜月りさ子】:板谷由夏バツイチのシングルマザー。元夫の浮気が原因で離婚後、息子の海斗と2人暮らし。大手銀行勤務。映画『フレンチ・コネクション』のごとく、車を持っていかれ狼狽している星野のところに通りかかり、星野の話に耳を傾けたことから交際がスタートする。「働きながら子育てをするというところが、私自身、霜月りさ子と重なる部分でもあり、共感しながら演じさせていただきました」と語る板谷さん。「彼女との恋愛は、彼にとって一番リアリティがあるものだったのではないかなと思います。彼女の息子に幼少期の自分を重ねたり、家庭があるところに自分が加わったり、星野さんの心の機微に触れるような繊細な一面が描かれています」と明かす。「5股ってすごいですよね(笑)。彼がお別れ後に唯一泣くシーンがあるのですが、他の女性たちとのエピソードとはひと味違ったものになっていると思います」と語っている。【第3話/如月ユミ】:前田敦子ひとりキャッツアイ。ロープ1本で“ビルから降りたい”という野望を持つ。ロープ片手に怪しい恰好で深夜に徘徊していたところ、星野に声をかけられる。人が嘘だと思うようなことでも、信じてしまう不用心(?)な、もとい素直な女の子。前田さんは「第3話はすんなりと別れられません(汗)」と激白。「なぜならば、星野っちもユミもお互い自由で、話がとにかく噛み合わないんです。監督から『普通じゃダメ、星野と噛み合っちゃダメ』と沢山怒られながら撮影をしていました(汗)。噛み合って怒られるというのが初めての経験でしたので、私にとって如月ユミという役は新たな挑戦となりました。でも、そうやって模索しながら演じたからこそ、「よくわかんないけど、バイバ~イ!」って星野っちに言えちゃうような爽快さを、彼女から感じてもらえたら嬉しいです」と語る。さらに、「3話はあの繭美が唯一アタフタするお話」という気になる見どころもコメント。【第4話/神田那美子】:臼田あさ美税理士事務所に勤め、数字で物事考えるという変なくせがあるリケジョ。耳鼻科で点滴をしていたとき、隣で同じく点滴をしていたのが星野だった。数字を見てゴロ合わせをするのが好き。鬼門の番号は元彼の名前で「105(トウゴ)」。臼田さんが演じるのは、「“すごく控えめで地味な女性”」という。「でも、選ぶ言葉はちょっと変わっているけど思ったことをハッキリと口にしたり、数字をベースに物事を考えたり、そういった“個性的”な部分がある子」と語り、星野君との別れのシーンでは「『楽しかったことを思い出しながら演じてみて』と監督に言われたことが深く印象に残っています。別れの時に辛いことは『別れよう』という言葉そのものじゃなく、良い思い出が沢山あったことに対する辛さなんだなと気づかされました」と語っている。【第5話/有須睦子】:関めぐみ“絶対に別れない”女優オンナ。時代の寵児と呼ばれたディレクター担当のCM撮影で星野と出会って以来、5人の中では一番長く付き合っている。サイボーグのようなマネージャーがいる。別れを促す繭美に「別れるつもりはない」と、毅然と立ち向かう。「台本の1ページ目を開いてから最後まで一気に台本を読み切ってしまった、初めての作品です(笑)。そして初めての女優役」と関さん。「真っ直ぐに“女優”の仕事と向き合う女性なので、“素”の睦子との対比を見ていただけたら」と明かす。「そんな彼女が恋心を寄せる星野君は、睦子にとって彼女の持っている寂しさや孤独をすくってくれる人。そして繭美さんは、発する言葉は粗暴だけど、相手の気持ちを正面から捉えることのできる優しい人。皆さんが怖いと萎縮してしまう繭美と、5人の女性の中で唯一分かり合える何かを持っている、睦子を演じてそんなことを感じました」と、気になるコメントを寄せている。「連続ドラマW バイバイ、ブラックバード」は2018年2月17日より、毎週土曜22時~WOWOWプライムにて放送(全6話 ※第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2017年11月24日BBCアメリカで放送されたドラマ「ORPHAN BLACK」を、主演・知英が1人7役に挑戦しリメイクする「オーファン・ブラック~七つの遺伝子~」。この度、本作に山崎育三郎、西銘駿、竹中直人、麻生祐未が出演することが分かった。本作は、貧困、社会の無理解、ネグレクト疑惑…負のスパイラルに陥っている元孤児のシングルマザー・青山沙羅が、ある日、自分と同じ顔をした女性の電車の飛び込み自殺を目の当たりにし、出来心でその女のカバンを持ち去ったことで人生が予測不可能な方向に転がり始めるというストーリー。主演の知英さんは、シングルマザーから大学院生、暗殺者まで、英語・韓国語・日本語の方言など、様々な言葉と人格を操り1人7役に挑戦。沙羅の前に次々と現れる、自分と全く同じ顔をした別人たちを演じていく。そして今回、新たにキャストが決定。知英さん演じる沙羅と顔が瓜二つで、自殺を遂げる神奈川県警の刑事・真緒子の同棲中の恋人・岩城槙雄役を演じるのは、「あなたのことはそれほど」「あいの結婚相談所」、『美女と野獣』の吹き替えなど、近年舞台以外でも大活躍の山崎育三郎。沙羅の義理の弟・青山薫役を、「仮面ライダーゴースト」天空寺タケル/仮面ライダーゴースト役の西銘駿が演じる。そして、槙雄とある繋がりがある巨大医療機関に所属する科学者・脇田役を竹中直人。自堕落な生活をする沙羅から娘・萌絵を引き離した、沙羅と薫の養親・青山冴子役に麻生祐未。そのほか、滝沢沙織、岡田浩暉、高橋努の出演が決定した。いままでにない新しい役への挑戦にワクワクしていると語る山崎さんは、「一見仕事が出来て、誠実な男ですが、掴み所がなくミステリアスな雰囲気の槙雄。孤独を抱え、自分の気持ち押し殺し、秘めたエネルギーを持つ槙雄を繊細に演じたいと思います」意気込み。西銘さんは、知英さんを「弟としてしっかりと支えていきたいですし、作品の中で1番自由にやらせていただける役でもあるので、薫がより魅力的なキャラクターになるよう挑戦させていただいています」とコメント。また、今年初めに映画で知英さんと共演したという竹中さんは、「再びご一緒出来る日がこんなにも早くおとずれるとは…!夢のような時を感じながら知英と再び作品が作れることを光栄に思っています」と話し、一方、知英さんとは初共演の麻生さんは、「すごく美しい方でびっくりしました。 作品の中のいろいろな知英さんと何人お会いできるかとても楽しみです」と語っている。■ストーリー元孤児のシングルマザー・青山沙羅(知英)は、養親の冴子(麻生祐未)に愛娘・萌絵を奪われていた。「いつまでそうやって生きるつもりなの?あなたは人生をなめてる」冴子の言葉が耳に痛い。自分だって普通の母親のように、ずっと萌絵の傍にいてやり たいのだ。だが昼は工場、夜はキャバクラで働いてやっとの生活。時間を作れるわけがない。お金さえあれば一緒に暮らせるのに…そう思った沙羅の前に取り乱した様子の女が現れる。女の顔を見て衝撃を受ける沙羅。その顔は自分と瓜二つだったのだ。次の瞬間、女は電車に飛び込む。辺りが騒然とする中、ふと見ると女の高級そうな鞄が。沙羅は鞄を手に取り立ち去る。女の家は神奈川の高級住宅街にあった。名前は椎名真緒子(知英)。鞄の中にあった鍵で中に入り込む沙羅。そこには沙羅が望んでも手に入れることが出来ない豊かな暮らしがあった。同居する恋人もいるようだ。沙羅は真緒子の部屋に金目のものがないか物色し、銀行に750万円の預金があることに気付く。沙羅は義弟の薫(西銘駿)に連絡を取り、この金をもらって萌絵と3人で逃げようと相談するが薫は反対。危険だからやめようと言うが、沙羅は聞かない。するとそこで、真緒子の自殺の件がネットニュースに上がっていることに気付く。自殺した女性は「身元不明」となっていた。「この人、僕の姉です」 薫はとある警察署の霊安室にいた。沙羅は自分が死んだことにし、真緒子の財産を自分のものにしようとしたのだった。真緒子になりすまし銀行に向かう沙羅。しかし、そこで不意に強面の男に車に連れ込まれる。男の名は金城(岡田浩暉)。どうやら真緒子の同僚らしい。そして連れていかれた場所は神奈川県警。「真緒子は…刑事!?」刑事のフリなんて出来るわけがない。作戦を中止しようと薫に電話する沙羅だったが、薫はすでに沙羅の死亡届を受け取ってしまっていて、真緒子のフリを続けざるを得なくなる。とにかく、銀行で750万円を下ろすまで。下ろしたらすぐに萌絵と薫と3人でこの町から逃げ出す。薫とそう約束する沙羅。ところがその晩、海外出張に行っているはずの真緒子の婚約者・岩城槙雄(山崎育三郎)が突然帰って来る。「何か、いつもと違う…」不審げな槙雄。追い詰められた沙羅は…!?「オーファン・ブラック~七つの遺伝子~」は12月2日(土)~2018年1月27日(土)まで毎週土曜日23時40分~東海テレビ・フジテレビ系全国ネットにて放送予定(全8話)。(cinemacafe.net)
2017年11月18日女優・広瀬すずが、2018年1月期放送の日本テレビ系新水曜ドラマ「anone」(仮題)で主演を務めることが決定。本作は、「Mother」「Woman」に続く日本テレビ、坂元裕二オリジナル脚本の3作目。今回両ドラマのスタッフを再結集し、感動のドラマを作り上げるという。日本テレビ系水曜ドラマ枠にて放送された坂元氏脚本のドラマ「Mother」「Woman」。2010年4月期に松雪泰子や芦田愛菜出演で放送された「Mother」は、小学校教師が教え子を誘拐逃走という衝撃的な物語の始まりながら、母性という深いテーマが多くの人々の心へ刺さり数々の賞を総なめに。2013年7月期に放送された「Woman」は、シングルマザーの貧困をテーマに、子育てに悩みながら強く生きる女性の姿を描き、主演の満島ひかりは数々の主演女優賞を受賞し、女優として大ブレイクのきっかけとなった。どちらの作品とも、社会派でありながら感動的な家族愛物語を描ききり、多くの視聴者から熱い支持を受けたが、そんな坂元氏が手掛ける新ドラマは、家族を失い社会からもはぐれてしまい、生きる方法さえ見失ってしまった少女が、一人の老齢の女と出会うところから物語がスタート。欺かれ、裏切られ、人を信じる心さえなくしてしまっていた2人だったが、やがて何かを感じあい、女は少女をかくまう。ニセモノの家族、ニセモノの人生、ニセモノの記憶…、そして、ある事件が発生し…。ドラマでは、生きることの意味とは?人が生きる上で本当に大切なものは何か?を問いかけ、人々の心を揺さぶる。演出は、「Mother」「Woman」の水田伸生が務める。主演を務めるのは、『ちはやふる』シリーズをはじめ『四月は君の嘘』『先生!、、、好きになってもいいですか?』など様々な映画で主要キャストとして出演するも、2016年1月期放送の「怪盗山猫」にてヒロイン役を演じて以来、2年ぶりのドラマ出演となる広瀬さん。今回のオファーに、「坂元裕二さん脚本の『Mother』や『Woman』が、もともと大好きだったので、今回このドラマのお話を聞いた瞬間に、すごくうれしくて、いま楽しみで仕方がないです!何かぞくぞくするというか、どんな作品になるのか楽しみです」と心境を明かし、「絶対にすごいドラマになるんじゃないかと思います。私も全力でついていこうと思います!ぜひ楽しみにしていて下さい」とコメントを寄せている。また、共演には「Mother」「Woman」にも出演し、坂元ドラマには無くてはならない存在といえる女優・田中裕子。田中さんは「『Mother』と『Woman』に続く坂元さんの脚本、水田さんの演出。お2人のエネルギーに『めまい』するような作品になると思います。ついていきたいです」と意気込んでいる。「anone」(仮題)は2018年1月期、毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年11月14日「私が選挙戦で訴えてきた“誰一人置いてきぼりにしない”というスローガンは、当時、私がかかわっていた知的障害のある女性が、言っていたことなんです。彼女は口癖のように、『いつも私は置いてきぼりじゃん、私の人生なのにおかしい』って泣いていてね。そんな社会を変えたくて、政治家を志してきたんです」 そう明かすのは、10月22日に投開票が行われた衆議院議員選挙で、北海道5区から立候補し、比例で初当選を果たした立憲民政党の池田まきさん(45)だ。池田さんは、足かけ20年、福祉の世界で仕事をしてきた。民間の介護施設で職員を務めたあと、東京都板橋区役所福祉事務所に14年間勤務。’11年には、北海道大学公共政策大学院で、福祉政策を学ぶため、東京から北海道に移転。勉強をしながら、フリーのソーシャルワーカーとして、ツイッターなどで全国から寄せられた相談にも、ていねいに対応してきた。 「私が福祉の道に入ったのは、私自身が“置いてきぼり”にされてきたからです」(池田さん・以下同) 池田さんは、幼稚園に入る前から、父親からDVを受けていた。 「とくに母や祖母に対する暴力がひどかった。母が妹を連れて実家に逃げると、今度は矛先が私に向けられた。いつも殺されるんじゃないか、という危機感がありました」 池田さんが中学生になるころには、母は暴力から逃げるため、妹を連れて家を出た。彼女も祖母の元へ。家族はバラバラになった。池田さんは、穏やかな家庭を夢見て、18歳で事実婚。しかし幸せはつかの間だった。 「2人目を妊娠していたとき、夫が蒸発をしたんです。あとから知ったんですが、夫は大きな借金を抱えていました」 乳飲み子2人を抱える池田さんのもとに、借金取りは容赦なくやってきた。警察や行政に相談したが、「あなたが借金をつくったんじゃないの?」と疑われてしまう始末。 「弁護士に相談しても、『夫が蒸発して7年たてば離婚は成立するのだから我慢すれば』という返事。7年間、借金の取り立てから逃げながら、どうやって子育てしろというのか。まさに、置いてきぼりにされた気持ちでした」 しかし、6人目に相談した弁護士が、やっと親身に対応してくれ、危機を逃れられた。池田さんは、こうした自身の経験から、「いかに当事者の立場にたった支援が必要か」ということを思い知った。 借金問題の次に待っていたのは、シングルマザーに対する世間の厳しさだった。 「働きたくても、乳飲み子を抱えたシングルマザーを雇ってくれるところがない。やっとの思いで見つけた仕事は、ファミレスのバイトや内職。さらに苦労したのは、保育園。0歳児から預かってくれるところが、なかなか見つからず、結局、2人の子どもを同じ保育園に預けられるようになるまで、4回も転園しました」 池田さんは生活苦に耐えながら「弱者が生きづらい社会を変えたい」と、パートを掛け持ちして職業訓練校に通い、ヘルパー資格を取得。民間の介護施設で働くようになった。そして、中卒だった彼女は、その合間を縫って、通信教育で大検に合格。「早朝に2時間勉強する」という“朝勉”を続け、社会福祉士から消防士まで、7つの資格を取得していった。すべては、現場の仕事に生かすためだった。 「生活保護受給者や不登校の子ども、障害のある方のご家庭など、私は必ず、ご本人に会えるまで家庭訪問します。どうしても入らせてくれないご家庭には、『消防のものです。点検させてください』と言って、消防の格好をして入ったこともあるくらいです」 “置いてきぼり”になっている人たちは、そこまでしないと救えない。しかし、立場が弱い人ほど、行政にたいして「それはおかしい」と言えない、と池田さんは言う。 「いまの日本は、命や暮らしの大部分が“自己責任”に委ねられていて、ひとつ足を踏み外せば誰もが社会的弱者になりえます」 第4次安倍内閣がスタートしたが、新人議員の池田さんは、どう切り込んでいくのか。 「命や暮らしを守ることは、与野党関係なく取り組むべき課題。私は“前例主義”は大嫌いなので、無理だと言われても、知的障害者の方が、『自宅で生活したい』『将来は福祉の仕事に就きたい』などとおっしゃれば、それを実現するためのサポートをしてきました。その後、社会で活躍し始めている方も。それが、地域活性や地方経済の底上げにもつながっていくんです。いい実例を与党議員にも訴えていくことで、人を見捨てる社会を変えていきたいと思います」
2017年11月13日女優、そして歌手JYとして活躍する知英が、世界中で大ヒット中の英国BBCドラマを日本でリメイクする「オーファン・ブラック~七つの遺伝子~」に主演。シングルマザーから大学院生、暗殺者まで、英語・韓国語・日本語の方言など、さまざまな言葉と人格を操り1人7役に挑戦することになった。スリリングな展開で、観る者を圧倒する新感覚サスペンスドラマ「オーファン・ブラック」。カナダを皮切りに世界各国で放送され、たちまち大ヒットとなり、主演を務めたタチアナ・マズラニーが第68回エミー賞ドラマ部門の主演女優賞に輝くなど、ハリウッドで各賞レースを席巻。アメリカおよびイギリスでシーズン5まで放送され、世界中に熱狂的ファンを抱える大人気ドラマを、今回、日本版としてオフィシャルリメイクする。■あらすじ貧困、社会の無理解、ネグレクト疑惑。負のスパイラルに陥っている元孤児のシングルマザー・青山沙羅は、娘・萌絵と離れ離れの生活を余儀なくされている。まとまったお金さえ手に入れば、人生をやり直せるのに…。そんなある日、沙羅は電車の飛び込み自殺を目の当たりにする。自殺した女は何故か自分と同じ顔をしていた。呆然とする沙羅の前に、女のカバンが。ほんの出来心だった。だが女のカバンを持ち去ったことで沙羅の人生は、予測不可能な方向に転がり始める――。沙羅の前に、次々と現れる自分と全く同じ顔をした別人!!目の前で起きる殺人事件!行きがかり上、刑事になりすますことにもなり…。やがて、告げられる衝撃の真実。人は生まれなのか、育ちなのか、愛はいつ芽生えるのか?■1人7役の知英、「共演者がほぼ自分…」孤独を抱えたシングルマザー・青山沙羅を演じるのは、知英さん。施設育ちで9歳のとき、弟的な存在だった薫とともに里親に引き取られ養子に。だが、養親の冴子とは性格があわず中学卒業と同時に家出。様々な職を転々として生きてきた。現在は、昼は工場で働き、夜はキャバクラで働くが、ある日、仕事のせいで娘の萌絵が病気になり、萌絵を冴子に奪われてしまう。お金さえあれば、萌絵と一緒に生活でき、幸せにすることができると思っているが…。一方、彼女が目撃する自殺を遂げる神奈川県警の刑事・椎名真緒子を演じるのも知英さんだ。沙羅と同じ顔をしており、なりゆきで沙羅は真緒子になりすますことに。1か月前に強盗事件の重要参考人を銃で死なせてしまう事案を起こしていた真緒子。そのことで精神的に追い詰められたというが…。今回の連ドラ初主演に「喜びよりも本当に私でいいの!?という驚きでした」と知英さん。「BBC版『オーファン・ブラック』はストーリーの展開が早く、内容も衝撃的で、中毒性があり私もドキドキしながら観ていました。その作品を自分が主演でやることも信じられないですし、プレッシャーしかないですが、とにかくやるしかないという心境です」と語る。「共演者がほぼ自分というのも初めてなので、どうなっていくのか自分でもまだわかりませんが、7役を一気にやるということは女優人生でもなかなかないことですし、今後の糧になると思います。もちろん等身大の大学院生もありますが、刑事だったり、シングルマザーだったり、暗殺者だったりと役の振り幅がかなり大きいので、この撮影期間中、自分自身の人格も分からなくなりそうです」とコメント、「まずは7人のキャラクターを自分の中で作りこみ頑張りたい」と明かす。プロデューサーの松本圭右氏は、「女優、アーティストなどいくつもの顔を持つ知英さんならきっとアメリカ版を超えてくれるに違いない!と若干のむちゃブリをしつつ(笑)、現場で作り上げられていく日本版『オーファン・ブラック』を私自身、楽しみながらお届けしたいと思います」と意気込んでいる。「オーファン・ブラック~七つの遺伝子~」は12月2日(土)~2018年1月27日(土)まで毎週土曜日23時40分~東海テレビ・フジテレビ系全国ネットにて放送予定(全8話)。。(text:cinemacafe.net)
2017年11月08日「環境活動=まじめ=つまらない」。そんなイメージを吹き飛ばす環境NGOが日本に存在する。それが「国際環境NGO 350.org Japan (以下、350)」だ。年齢、職業、性別、人種、とにかく多様なコミュニティである350は、下は6歳の子供、上は70代のおばあちゃんまで、シングルマザー、障がいを持った人、外国人もメンバーにいる。そこで主体的に動いているのは、主にミレニアル世代と呼ばれる(1980年代から2000年代初頭までに生まれた世代)若者たち。上も下もないフラットな組織である350は、気候の公平性と訳される「クライメート・ジャスティス*1」の角度から、お金と気候変動にまつわる問題を楽しく広めていく活動に取り組んでいる。少しでも多くの人に、楽しみながら環境活動ができることを知ってもらいたい!そこでBe inspired!では、350.org Japan のフィールド・オーガナイザー イアン氏と、活動に関わるさまざまな人との対談を連載でお届けする。連載2回目の今回は、350が現在行っているキャンペーン「レッツ、ダイベスト!」のために映像を作ってくれた大月 壮(おおつき そう)さんに、等身大のままでいながら環境問題と向き合う、彼なりの環境活動への関わり方について話を聞いた。
2017年11月08日私、「サレ妻予備軍」になりました。
編集部の「これ、気になる!」
兄の連れてきた婚約者は…