二人三脚で、不妊治療に臨んでいる夫婦は少なくありません。結婚と同時に妊活を開始した真夢さん(仮名・当時35歳・女性)も、3歳年上の夫である陽司さん(仮名)と真剣に不妊治療に向き合ってきました。ところが、信頼していた夫との間に、不妊治療を通じてズレが生じることに…。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、不妊治療に奮闘した真夢さんに話を聞きました。お互いに「子どもがほしい!」で始めた不妊治療「不妊治療を始めたきっかけは、とにかく夫婦ともに“子どもがほしかった”から。夫とは交際段階から授かり婚になっても構わないという気持ちで避妊はしていなかったのですが、結局授かることなく、交際2年で結婚へと至りました。結婚後に自発的に受けた検査で私は子どもができにくいかもしれないと言われ、そこから本格的に不妊治療をスタート。最初のうちは全面的に協力してくれていた夫でしたが、半年を過ぎた頃から私を避け、治療にも以前ほど協力してくれなくなったんです」治療を開始してから半年ほど経ったある日、真夢さんがいつものように「今夜、大丈夫?」と聞いたところ、夫の態度が豹変。真夢さんが想像もしていなかった暴言が飛び出しました。夫婦関係に暗雲が立ち込め、夫からまさかの暴言が…「そのときはタイミングを合わせて妊活をしていたので、いつも通り『今夜だよ』と伝えただけだったのですが、夫が急に怒り出しました。『もうウンザリなんだよ!いい加減にしてくれよ!』って怒鳴られて、さらに『お前のカラダのせいで、このままでは俺がボロボロになってしまうだろ!』とまで言われ…。すでに半年ほどタイミングを狙っていましたが、結果に繋がらず。私は薄々“私ではなく夫にも原因があるのでは”と思っていたんです。それなのに、夫からまるで私だけのせいで妊娠しないみたいに言われ、さらには『ウンザリ』とまで…。私の心も折れてしまいました」どんどん冷める夫婦仲その日を境に、妊活は一時中断という結論に至った真夢さん夫婦。子作りに関する話を夫婦間で出すのはタブーのような空気が流れていたと言います。さらに、この出来事をきっかけに夫婦仲が険悪になり、2か月後には夫婦でほぼ口をきかないような関係にまで悪化していたそうです。「家庭内別居みたいな空気でしたね。私自身、夫に対して愛情が冷めていたし、夫もおそらくそうだったと思います。それまでは同じ寝室で寝ていましたが、夫は仕事から帰ってくると客用布団をリビングに敷いて、そこでひとりで寝ていました。もうこのまま夫婦関係も終わるのかな…という予感しかありませんでした」妊活を諦めただけでなく、夫婦仲が悪化したことで真夢さんのストレスも限界に。ストレスで5キロ痩せただけでなく、夜もあまり眠れず、常に心身の不調を感じる日々だったと振り返ります。そして「こんな毎日を続けていても意味がない。なんとかして抜け出さなくては」と真夢さんは決意。夫に対して、“ある提案”をすることに決めました。夫婦で決めた不妊治療でも、期間が長いと夫婦仲に亀裂が入ってしまうことも珍しくありません。それだけ簡単な問題ではないということですね。しかし、この治療は夫婦で支え合わなければ、乗り越えることが難しいもの。壊れかけてしまった夫婦仲を修復するためには、再び夫婦の心が通い合う関係を構築する必要があるのでしょう。©vadimguzhva/gettyimages©fizkes/gettyimages©Mixmike/gettyimages文・並木まき
2021年11月22日結婚すれば義実家との付き合いが増える夫婦もいるでしょう。無神経な義父母によって、大きなストレスを与えられた女性もいるようです。秋菜さん(仮名・当時33歳・女性)も、義実家との関係に悩んでいるひとり。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、義父母に振り回される妻(当時)の話を聞きました。略奪婚で結婚したことを根にもたれ…「夫とは不倫の末の略奪婚でした。前妻と夫との間に子どもはおらず、不倫をしていた私との間に子どもができてしまったので、私が妊娠中に彼が離婚。出産前に入籍だけ済ませました。義実家に細かい事情は話していませんが、時期的なことから『不倫だったんだろう』とは思っていたみたいです。でも、自分の実家には一切そのことを話していません。ところが先日、両家で久しぶりに会う場面があり、そこで義父母が衝撃的な発言をしたことで大問題になりました」その日は娘さんのお祝いで、秋菜さんの自宅に両実家を招き、アットホームなお祝いの会を開いていたそう。ところが、その場で義父母は、秋菜さんを傷つけるような発言を繰り返したというのです。「略奪するような大人には」と平然と言い放った義父母「その日、娘の将来についてみんなで話していたときのこと。義父母がいきなり『この子には、人様の夫を略奪するような大人にはなってもらいたくない』『母親に似ると、将来大変よね』などと言い出したんです。和やかだったムードは、義父母のその発言によって一変。私の両親は困惑した顔になって黙ってしまうし、夫も不愉快そうな顔をしていました。その場はお祝いの席だったこともあって、義父母に誰も言い返すことはしませんでしたが、せっかくの会だったのに、その瞬間からとてもつまらないものに…。早々にお開きとなりました」両実家が帰ったあとも、ずっと義父母の発言が頭から離れなかったという秋菜さん。しかし略奪婚であることは事実なので、義父母に対して抗議をするわけにもいかず、もやもやとした気持ちが募る一方だったとのこと。実家の両親は、おそらく何かを察したはずですが、秋菜さんのことを思ってか、特に何かを言ってくることもなかったそうです。「仕方ないって思ったのですが、娘や実家の父母は巻き込みたくなかったので、夫に相談をすることにしました。私が何を言われても構わないけれど、まだ小さい娘はなんの罪もないし、私の両親にも不要な心配はかけたくなかったので…」略奪婚だからと言っても、生まれてきた子どもに罪はありません。不倫の末に結婚した夫婦にはこのようなことが起こることもあるようです。©Maria Korneeva/gettyimages©d3sign/gettyimages文・並木まき
2021年11月16日家庭も婚外恋愛もうまくいっている……。そんなふうに思っていたものの、ときに昼顔妻が心の底から不倫を後悔する瞬間もあるようです。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、 昼顔妻が心から「不倫を後悔した」という瞬間に迫ります。1:義母が不倫現場に…「かなり昔のことですが、夫との仲がうまくいっていなかった頃、職場の同僚と不倫をしていました。週に1回程度、仕事のあとにホテルに寄ってデートをするのが定番だったのですが、ある日、ホテルから出てくると目の前に義母がいて…。不倫相手と腕を組んでホテルから出てくるところを、バッチリ目撃されてしまいました。でも実は、そのとき義母が一緒にいたのも義父ではない男性…。お互いに夫以外の男性といるときにバッタリ遭遇してしまったんです。それ以来、義母からは『お互いに弱みを握りあっている仲なんだから』と、無理難題を押しつけられることが増えました。すでに私は不倫をやめて何年も経っていますが、いまだに義母にはその頃のことを言われています。きっとこれからも、義母から不倫のことを言われ続けるのでしょう。今となっては軽い気持ちで不倫してしまったことを心から後悔しています」(40歳女性/物流関係)2:知人の夫と知らずに関係を…「飲み会で知り合った男性と意気投合し、不倫関係に。お互いに既婚だったので、割り切った関係のつもりだったんです。ところが、数か月後に不倫相手は私の知人の夫であることが発覚。相手の家庭に私との浮気がバレて、大変な事態になりました。その知人とは、何度か共通の知り合いを通じて会ったことがある程度の仲でしたが、私のことを“不倫をする人”だとあちこちに言いふらされて、友人たちからも白い目で見られるように…。その知人と共通の友人たちは、すべて私の周りから去っていきましたね。安易な気持ちで始めた不倫の代償が、こんなにも大きなものとは夢にも思わず、心の底から自分がバカだったと思っています」(36歳女性/IT)3:不倫常習犯の男性に引っかかった「年下の独身男性と不倫をしていました。その男性とは飲み会で知り合ったのですが、相手は私に対して『運命の出会いだ』と連呼していたので、すっかり信じていたんです。その頃、夫婦仲もうまくいっていなかったので、私はその男性と再婚をしたくて、夫とは離婚前提の別居を開始。ところが、彼は不倫の常習犯で、私以外にもお付き合いをしている既婚女性が数人いることが発覚したんです…。当然ながら、彼は私と結婚をするつもりなんてなくて、ただの年上好きの既婚者キラーでした。それからちょっとして、その不倫相手の彼からは振られましたよ。だけど、離婚を前提とした別居をした以上、夫のもとにも戻れなくなり…。今も夫とは別居しています。なんで不倫なんてしたんだろう、なんで相手の言葉を信じてしまったのだろう…と、後悔してもしきれません」(38歳女性/金融関係)不倫を楽しんでいるつもりが、ふとした瞬間に現実を突きつけられることもあるようです。後悔したくないのなら、どんな理由があっても不倫という許されざる道に足を踏み入れるべきではないでしょう。©west/gettyimages©nicoletaionescu/gettyimages文・並木まき
2021年11月13日夫との子どもを望みながらも、夫が子作りに同意してくれないことに悩み続けた優奈さん(仮名・当時31歳・女性)。「仕事」を理由に子作りを拒否していた夫には、衝撃的な秘密があったそう…。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、優奈さんから当時の詳細な話を伺いました。実母から夫に電話…その夜、夫の口から衝撃の事実が「母が夫に電話をかけたその日の夜、夫が仕事から帰ってきて『ちょっと話したいことがある』と私に言うんです。私は母が週末に夫を呼び出したのを知っていたので、そのことだろうなと思ったのですが、夫の口から“子どもを作りたくない本当の理由”を聞かされたんです。それは、当時の私が想像もしていない内容でした」神妙な様子で口を開いた夫の口から飛び出したのは、なんと隠し子の存在だったそう。さらに夫の話によれば、夫は大学生の頃に年上の女性と関係を持っており、その際に相手の女性を妊娠させてしまったとのこと。また、その女性は「認知さえしてくれれば、あとは何もしないでいい」と夫と約束し、男児を出産して育てているのだそう。実際に、養育費などの金銭的な支払いはしていないものの、夫としては自分の仕事が軌道に乗ったら、これまでの分も含めて自発的に養育費や教育費を支払いたいと考えているようで、そのせいで子作りは控えたいというのが“避妊を続けている真の理由”だったそうです。実家にも真実を言えなかった女性が、最終的に出した結論は…「衝撃的でしたし、頭が真っ白になりました。夫に子どもがいたなんて、想像したこともなかったですから。子どもの母親は夫よりもかなり年上で、経済的にも恵まれていて、出産後は夫の生活には一切介入してきていないとのこと。本人から聞かない限りは、私にはわかりようがなかったんです。義実家が子作りの話をしたときに変な様子になったのも、これが原因でした。そして、そんな事実を知ってしまった以上、これからどうするのかを考えてなくてはいけなかったんですけど、内容が衝撃すぎて実母にも言えないまま、数か月間ひとりで悩み続けました…」一人で悶々としたまま数か月を過ごした優奈さんでしたが、衝撃の事実を知ってから5か月後、ついに夫とは「離婚する」という決断を下したそう。「夫のことを本当に愛しているかを自問自答した5か月間でしたね。気持ちは常に揺れ動いていたのでなかなか結論が出せずにいましたが、あるときに『人生をやり直すなら、今しかない』と感じ、そのときの夫と離婚することを決めました」隠し事をして結婚した負い目があった夫は、優奈さんからの離婚の申し入れを了承。離婚条件も優奈さんが提示した内容に合意してくれたので、金銭的にも優奈さんが困ることはなかったそうです。「今だからこうやって話せますけど、当時は悲劇のヒロインみたいな気持ちになっていて、誰にも話せませんでしたよ。今は私も別の人と結婚し、娘がひとりいます。娘ができて思うけれど、元夫の息子の母親である女性は、出産から子育てまでをひとりでやっているわけですから、本当にすごいなって思います。当時の夫に隠し事をされていた事実には腹が立ちますけど、今となっては元夫もその息子さんも、その母親である女性もみんなが幸せになってもらいたいなと思っていますね」“夫との価値観のズレに苦しんだ「妻の決断」”を紹介しました。結婚後に彼の隠し子の存在を知り、かなり困惑したものの、最終的に離婚することを決断した優奈さん。今となっては新しい相手と結婚し、無事娘を授かることができたそう。もし優奈さんと同じ状況になってしまったら、あなたはそのときどんな決断を下しますか…?©nd3000/gettyimages©grinvalds/gettyimages文・並木まき
2021年11月09日結婚したら子どもを産んで家族が増えて…という未来予想図を描き、愛する人とゴールインする人も少なくないでしょう。しかし、なかには結婚してしばらく経っても避妊を続ける夫に対して、妻が不信感を募らせるケースもあります。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、そんな夫と結婚生活を送っていたアラサー女性(当時)に話を聞きました。結婚後、いつまで経っても避妊を望む夫に違和感優奈さん(仮名・当時31歳・女性)は、結婚して2年経っても避妊を望む夫に対して違和感を抱いていました。周囲の同世代の既婚女性たちが続々とママになっていくのを見て、自分だけが取り残されたような気持ちになり、妊娠への焦りが増していったとのこと。「夫にやんわりと『子どもが欲しい』と告げていましたが、真剣に受け取ってくれなかったのか、夫はいつまで経っても確実な避妊を続けていました。第一子が欲しい時期だったし、うちの親からも『そろそろ孫を』と言われていたこともあって、私は結婚3年目までには妊娠したいと強く願っていたんです。でも、夫は何度話しても態度を変えることはありませんでした。このままでは妊娠できずに結婚3年目に突入してしまう…と思い、私から行動に出ることにしたんです」夫に対し何度も説得を試みたものの、ことごとく失敗に終わったという優奈さん。そこである日、意を決して夫に改まった様子で「大事な話がある」と告げ、子作りについて話し合うことに。「仕事」を理由に子作りを拒否し続ける夫。しかし本当の理由は…「いざ、かしこまって話し合いをしても、『今は仕事に集中したい』『将来的に独立したいから、出産や子どもの教育にお金が遣えないかもしれない』などと言われてしまい、説得できないまま終わってしまいました。夫が仕事人間なのはわかっていましたが、そんなことを言っているうちにどんどん歳をとってしまうし、いざ子作りをしようとしても授からない可能性もあるじゃないですか。だから私は積極的に妊活をしなくても、せめて避妊をやめたかったんです…。けれど、その願いは夫には聞き入れてもらえませんでした」夫婦だけでは解決できないと判断した優奈さんは、勇気を出して実家と義実家にも実情を話し、対応を相談することに決めたそう。しかし、優奈さんの実家の両親は『彼に私たちからも話してみる』と約束してくれたものの、義実家側の対応は歯切れの悪いものだったとのこと。「そこで初めて『なんか変だな?』と感じたのですが、もともと夫に甘い義母なので、どうせ『息子の意思を尊重したい』とか、そんな理由だろうって思い、そこまで深掘りしなかったんですよね。でも、義母だって孫が欲しいはずなのに、積極的に協力してくれないのは今振り返ればやっぱりおかしいと思うんです。あのとき義母にきちんと理由を聞いていれば、その後モヤモヤしないですんだのかもと思います…」義実家の対応に違和感があったものの、自身の親が夫の説得に協力してくれることになり、安堵していたという優奈さん。しかし、事態はここから思わぬ展開を迎えます…。優奈さんの実母が婿である優奈さんの夫に『話があるから、週末に家に来てちょうだい』と電話をかけたタイミングで、衝撃の展開が起きたそう。“結婚後も避妊しつづける夫に悩んだアラサー女性の話”を紹介しました。“子どもをどうするのか?”という話は、シビアな問題ですよね。具体的にそのことを話さないまま結婚してしまうと、子どもに関する価値観ですれ違い、悩みを抱えてしまう場合もあります。結婚する前から彼との話し合いを重ね、あらかじめお互いの価値観をすり合わせることができていれば、ここまで優奈さんが悩み続けることはなかったのかもしれません。©Vasyl Dolmatov/gettyimages©PixelsEffect/gettyimages文・並木まき
2021年11月09日不倫経験のある男性の中には、常識では考えられないような行動を取って、妻を傷つける人もいるようです。そこで今回は、メンタル心理カウンセラーの並木まきが、実際にあった“ありえない失態”をご紹介します。離婚計画を間違えて妻に送信して…「既に離婚は成立しましたが、元妻との離婚協議中に、交際中の不倫相手に送るつもりだった離婚計画を誤送信したことがあります。我ながら大失態だなと今でも思いますが、〇月日に家を出て、その日後に弁護士に相談に行って離婚の話し合いを始める…という内容でした。それを読んだ元妻は、誤送信だと気づかなかったようで『こんな計画をLINEで相手に送る人、いないんじゃないの?』って呆れた様子でした。誤送信だと気づかれないだけで僕的にはセーフでしたけどね。その後、僕が不倫をしていたことが当時の妻にバレて、『あのとき送ってきた離婚計画のLINEって、もしかして愛人に送る予定だったの?』と勘ぐられました。そのときは必死でごまかしましたね」(46歳男性/自営業)事前に準備したアリバイ写真を誤送信して…「不倫相手の女性から『今夜は夫が出張でいない』と連絡が来たので、僕も急いで出張をでっち上げて、不倫相手の女性の自宅に泊まりに行きました。デート中、妻に送信するアリバイ用の写真をネットから拾って準備して、途中まではすべてが順調だったのですが、お酒が進むにつれて気が緩んでしまって…。妻から深夜に『もう寝ちゃった?今何してる?』とLINEが来たとき、間違えて翌朝に送るはずだったアリバイ写真を誤送信しちゃったんです。その写真は、“僕が取引先の近くに車を停めて、打ち合わせの時間まで車の中で休憩している”というものだったので、朝日が降り注いでいるものでした。『今、夜なのに何これ?』って妻から即不審がった返事が届いちゃって。その後すぐに妻から電話がかかってきたけれど、不倫相手の前で電話に出るわけにもいかなく、寝たふりを決め込みました。しかし、家に帰ってからは不倫を疑われて、結局妻にバレました」(37歳男性/不動産関係)不倫をしている男性の多くは、家庭に知られないようあれやこれやと策を練っているようです。しかし嘘はいつかバレるもの。失態をきっかけに、家庭内で不倫が明るみになる話も珍しくありません。不倫している側は罪悪感があるからこそ後戻りができなくて、嘘に嘘を重ねることになるのでしょう。やはり悪いことはできないものですね。©yacobchuk/gettyimages文・並木まき
2021年10月24日結婚前提で交際していた彼に秘密があり、妊娠してからその事実を知ったというフミカさん(仮名・当時34歳)。すでにお腹に子どもがいるなか、彼の秘密を知ってしまったことにより、事態はとんでもないことに…。今回はフミカさんに、当時のドロ沼な経験を赤裸々に語ってもらいました。独身だと思っていた彼がまさかの既婚者…「派遣社員として勤めていた先で知り合った男性の上司と3年ほど付き合っていました。彼からは“バツイチ・独身”と聞いていて、疑いもせずに交際を続けていたんです。実際に平日・週末を問わず普通にデートをしていたし、何時に電話しても出てくれていたので、まさか“独身じゃない”なんて疑いもしていませんでしたね。ところが、交際3年目のある日、私が妊娠したことが分かってから、事態が急変したんです」生理が遅れたことで「まさか?」と思いながら、妊娠検査をしたフミカさん。結果は陽性でした。念のため産婦人科でも検査をしたところ「妊娠しています」と告げられ、そこで初めて交際中のユウイチさん(39歳男性:当時)に「妊娠したよ」「あなたとの子どもができた」と打ち明けたそう。「すると彼は、喜んでくれはしたものの急に様子がおかしくなって…。『もしかして、産むつもり?』と変な質問をしてきました。私は年齢的にも彼との結婚を考えていたので、赤ちゃんができたことをきっかけに、彼とそのまま授かり婚に進むんだろうなと思っていたんです。そのため、彼の反応は意外すぎました」赤ちゃんを諦めることなんてまったく考えていなかったフミカさんは、当たり前のように「産む」と決断。しかしユウイチさんの態度は、日増しにおかしくなっていったため、フミカさんは「これは何かが変だ」と気づいたそう。「ユウイチに『何か隠していない?怒らないから、なんでも言って』と勇気を出して話しかけてみました。すると、ユウイチから『実は離婚はしていない。妻子とは別居中で、子どもは2人いる』と、想像もしなかった事実を打ち明けられてしまったんです…」彼から告げられた、さらなる衝撃的な事実が追い討ちを…ユウイチさんが既婚者であることを知ったとき、フミカさんは妊娠4か月をすぎていました。「産む」という意志は強く、ユウイチさんが既婚者であることを知ったあとでも「私が離婚させて、出産する前に入籍をしなくては!」と思っていたとのこと。しかし、フミカさんの計画通りに事態は進みませんでした…。「ユウイチに、早く離婚をして、出産前に私と入籍するよう何度も伝えましたが、歯切れの悪い返事が返ってくるだけ。ユウイチからは『妻とは不仲』と聞いていましたが、どうやらそういうわけでもなさそうだと気づいたのは、その少しあとのことです」別居中で妻子とは会っていないと聞いていたものの、その後、ユウイチさんと話し合いを進めていくなかで、妻子は海外に暮らしていることや、不仲が理由の別居ではなく、妻が海外で仕事をしていることによる別居であることが判明。つまり、ユウイチさんは離婚を前提とした別居をしているのではなく、妻の仕事の都合で妻子と離れて暮らしているだけだったのです。「正直、騙された!って思いましたね。不仲ならすぐに離婚できても、そうでないのなら離婚の話し合いも難航するだろうと察しました。でも、お腹の子どもはどんどん大きくなるし、私には時間がなかったので、なんとかしてユウイチを離婚させなくてはと躍起になったんです」そうこうしているうちに、なんとユウイチさんの妻が帰国をすることになり、フミカさんとユウイチさんの関係性も一変。事態は思わぬ方向に進んでいくことに…。当初、不倫をしているつもりなんてなかったフミカさん。しかし、自分でも予期しない形で、ドロ沼な不倫へと足を踏み入れてしまっていたのです。どんな事情があれど不倫をしていい理由にはなりません。また、その先には悲惨な結末が待ち受けていることが少なくないのです…。©AsiaVision/gettyimages©rudi_suardi/gettyimages文・並木まき
2021年10月19日不倫なんて遠い世界の話だと思っていても、ひょんなことから足を踏み入れ、結果としてドロ沼な展開を迎えてしまう人も散見されます。今回は、夫がいながらも10歳年下の男性との不倫を経験した瑞季さん(仮名・35歳)に、当時の経験を聞きました。偶然に知り合った友人の知り合いと一夜を…「不倫相手のユウジ(仮名・25歳)との出会いは、女友だちが主催した飲み会が終わって、その友人と飲み直していたときのことです。たまたまそのお店に、友人の元取引先のユウジが来て、友人が『合流しない?』と言うので、ユウジも交えて飲むことになりました」友人とユウジさんが会ったのは数年ぶりとのことで、最初のうちは2人の昔話を聞いていただけだったという瑞季さん。しかし、友人がトイレに立ったタイミングで、ユウジさんから「めちゃくちゃタイプです」と言われたのだそう。「そんなこと、男性から面と向かって言われたことがないからビックリしましたよ。でも、相手は酔っているからそんな調子のいいことを言っているんだろうと思って、最初は相手にしていませんでした」数日後、友人を通して連絡先を交換それから数日後、女友だちから瑞季さんに連絡がきて「みんなのグループLINEを作るね」と言われたため、瑞季さんは素直に応じたそう。すると、ユウジさんからすぐに個人的なLINEが届いたのです。その後、それを機に2人は急速に距離を縮めることに…。「ユウジから『2人きりで会いたい』って言われて、驚きました。だけど私も、ユウジに『タイプ』って言われてから、どうもユウジのことが気になっていて…。そこで、食事くらいならいいかなと、翌週に会うことにしたんです」2人きりで会ったその日、激動の展開に…「ユウジの指定したお店は、こじんまりとした和食屋さん。そういうお店にほとんど行ったことのなかった私は、おしゃれな空間に心が躍りました。その日、お互いの身の上話をしあって、ユウジが過去に女性からとんでもなくヒドイ目に遭わされて女性不信になっていることや、大人の女性と付き合って心の傷を癒したがっていることを知りました。それで、なんだかかわいそうになってしまった私は、ユウジの心の傷を癒やすお手伝いをしたいと思ったんです…」その日から毎日LINEのやりとりが続き、デートも週に1回はする関係に。男女の仲になったのは、3回目のデートのときだったそうです。「女性不信だと言っていた通りで、夜の方も最初はうまくいきませんでした。私がリードしてあげて、なんとか終えるような感じでしたね。ただ、デートを重ねるたびにユウジの心の傷が癒えてきているのがわかって、私はそこに“生きがい”を感じるようになっていきました。夫との結婚生活が空虚に感じていたので、ユウジの心の傷を癒すことで自分の存在意義を見出した気になっていたんです」夫が寝静まったあとに、隣で寝ている夫に隠れてユウジさんとのLINEに明け暮れ、夫が出張に行くときには瑞季さんがヘソクリからお金を出してユウジさんを旅行に連れていき…という関係が4か月ほど続いたそう。しかし、そんな関係も長くは続きませんでした。あるとき、瑞季さんが予想もしない形で夫に不倫がバレたのです。不倫とは無縁だと思っていても、些細なことからドロ沼不倫へ足を踏み入れてしまう人もいます。しかし、どんな事情があれど不倫は許されざる行為。不倫の先に待ち受けている悲惨な結末を迎えたくないのなら、最初から不倫に手を染めるべきではないのでしょう。©Michael H/gettyimages©d3sign/gettyimages©Cravetiger/gettyimages文・並木まき
2021年10月12日夫の不倫を知るきっかけが、LINEであることも少なくありません。今回は複雑怪奇な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、妻が驚愕した「不倫カップルのラブラブLINE」を2つご紹介します。1:「今夜、嫁が泊まりでいないって」「私の出張が決まったあと、夫がしつこく私のスケジュールを確認してきたんです。もしかして夫は不倫しているのかも……?と気になり、出張に行く日の朝に彼のスマホを見たんです。そうしたら、不倫相手の女性とのLINEを発見してしまいました。夫が不倫相手に『今夜、嫁が泊まりでいないって久しぶりにゆっくり会えるな!』とハートの絵文字やスタンプが入ったメッセージを送っているのを発見し、不倫を確信しましたね。LINEのやりとりをさかのぼってみると、1年ほど前から不倫が始まっていたようで、それまでまったく怪しいと感じなかった自分の甘さを反省しました。それと同時に、大きなショックを受けましたね……。私は普段から夫を放置しているタイプでした。まさか私にLINEを見られるとは思ってもいなかったようで、夫はスマホにロックもかけていませんでした。夫を問い詰めたところ、『俺に関心がないのかと思っていた』と言われたのが印象的でしたね。既婚の身で、あんなLINEを平然と送っているなんて……。そんな性格の夫ではないと思っていただけに、かなり衝撃的でした」(39歳女性/アート関係)2:「いつでも泊まりにおいで」「1週間ほど子どもを連れて実家に遊びに行こうとしていた日の朝、夫がいつもよりソワソワしているので、なぜか気になったんです。それで、夫がトイレに行った隙に、彼のスマホを見てみると不倫相手と思われる女性とのやりとりを発見。『今日から嫁が子どもを連れて1週間家をあけるから、いつでも泊まりにおいでね』と書かれていました。不倫相手の女性は『うれしーいっぱいラブラブしようね!』なんてノリ気の返事を返していて……。そのLINEを見た瞬間、背中に冷たいものが走るほどゾッとしちゃって。不倫をしているだけでも許せないのに、自宅に不倫相手を泊まらせようとしている夫に対して強い嫌悪感を覚えました。すぐに実家に行くのをキャンセルし、その場で夫と話し合いを始め、不倫相手と別れさせました」(37歳女性/専業主婦)不倫カップルの間で飛び交っているLINEには、第三者が見ると驚愕するような内容のものもあるようです。こんなやりとりを見てしまった妻は、ずっとトラウマを抱えることにもなりかねません。だからこそ、不倫は絶対に許されるものではないのです。©visualspace/gettyimages©takasuu/gettyimages文・並木まき
2021年09月18日プチ同窓会で再会した同級生・貴行さんと不倫関係になった奈々美さん(33歳・仮名)。順調に関係が続いていると思っていた矢先、不倫相手の“とんでもない事実”を知ることに……。今回は、ドロ沼不倫にハマった奈々美さんを待ち受けていた「悲惨な末路」についてお話を伺いました。夫に離婚を切り出し、別居を開始今の夫とは別れて、貴行さんと再婚しようと本気で考えるようになった奈々美さん。デートでも何度も再婚の話が出ていたので、奈々美さんは「離婚さえすれば貴行さんは結婚してくれる」と信じて疑わなかったそうです。「貴行と再婚するために、夫に離婚の話を切り出しました。嘘がつけない性格なので、夫には『好きな人ができた』と真実を伝えましたね。その話を聞いた夫は驚いた様子でしたが『僕らには子どももいないし、仲がいい夫婦とも言えない。だから、離婚した方がいいのかもしれないね』と穏やかに言われ、そこから別居を始めることになったんです」夫との離婚を前提とした別居がスタートし、これでもうすぐ貴行さんとの関係も公にできると幸せな気持ちに包まれていた奈々美さん。ですが、この直後に彼女をドン底に突き落とす出来事が起きたそう。「貴行にその話をしたら、ほんの一瞬だけ、焦ったような顔をしていました。今思えば、マズイって思っていたんでしょうね……」彼の衝撃的な過去が明らかに…奈々美さんの離婚の話が具体的に進むにつれ、貴行さんは音信不通に。それまでは熱心に『再婚したいね』と話していた貴行さんの姿とは、かけ離れたものになっていったそうです。「もうその頃には不安しかありませんでした。このまま離婚したとして、『貴行は本当に私を受け止めてくれるの?』って。だけど、離婚の話は進み始めていたので後戻りできませんでした。そして、それからまもなく貴行を知る同級生からとんでもない話が入ってきたんです……」貴行さんとの再会のきっかけとなったプチ同窓会には出席していなかった別の同級生から、貴行さんが結婚詐欺をしていて訴えられているという話を聞いた奈々美さん。最初にその話を聞いたときには「まさか」としか思えなかったそう。「その話を教えてくれた同級生は私と貴行の仲を知らないし、『面白いネタがあるよ』みたいな感じでサラッと教えてくれたんです。だから『本当なんだろうな』って思いました」居ても立っても居られなくなった奈々美さんは、貴行さんに真相を直撃。すると、あっさりと事実を認めただけでなく、奈々美さんと再婚する気もないと告げられてしまったそう。「そのときは、本気でパニックになりました。だって、夫とはもう離婚秒読み段階になっているのに、『いまさらそんなことを言われても!』って。しかも私はそれまでに貴行にけっこうなお金を遣っていたのですが、それも返ってくることはないんだなと悟りましたね。『将来、夫になる人だから』と思って無理をして助けていたのに、騙されていたと知り、悲しくて仕方ありませんでした」結局、貴行さんがフェイドアウトする形で、ぼやっとした結末を迎えたという2人。当然、奈々美さんとの再婚話も白紙になったうえに、貴行さんに費やしてきたお金も時間も戻ってくることはありませんでした。夫とは現在も別居が続いているという奈々美さん。「離婚まで至っていなかったので、まだ夫と修復できる可能性が残っていることが不幸中の幸いかもしれない」と口にしていました。奈々美さんが迎えた「悲惨すぎる末路」をご紹介しました。お金も時間も、夫からの信頼も失った奈々美さんは、「仮に夫とやり直せたとしても、夫婦関係は悲惨なものになるだろう」と考えているそう。とんでもない男性と不倫関係になったばかりに、「ほんの数か月で今まで築き上げてきたものをすべて失った」と悔やんでいました。©Yuichiro Chino/gettyimages©eggeeggjiew/gettyimages文・並木まき
2021年09月03日不倫とは無縁な生活を送っていたのに、ひょんなことをきっかけに不倫の世界に足を踏み入れてしまう女性もいます。奈々美さん(仮名・33歳)も、そんな女性のひとり。今回は、奈々美さんに「夫がいるのにドロ沼不倫にハマってしまった理由」をうかがいました。きっかけは、どこにでもある「プチ同窓会」「不倫相手の貴行(仮名・33歳)との始まりは、プチ同窓会でした。オフィシャルな同窓会ではなく、仲良しの同級生が『集まれる人だけで』と企画した小さな飲み会です。でも当日集まったのは3人だけ。そして、1次会で早々にお開きになりました。すると、貴行はちょっと飲み足りなかったのか『もう少し時間ある?』と私に声をかけてきて。もう1人の同級生は早々に帰っていたので、近くの公園で2人だけで飲み直すことになりました。2時間くらい色んな話をして、ものすごく楽しかったことを覚えています。その日以降、貴行から頻繁にLINEが来るようになり、毎日20通以上はやりとりをしていました。その後『また会おうよ!』って貴行から誘われたときには、既に私は貴行に惹かれ始めていたんです……」同窓会での再会から、わずか2週間後にデートの約束をした2人。待ち合わせ場所として彼からホテルの部屋を指定されたそうです。「普段なら『いきなりホテル!?』って感じですけど、飲食店はやっていないし面倒なことは省略して、そういうのもいいなって思ったんです。そして、彼に誘われるまま出かけました。おしゃれなホテルで合流し、ルームサービスで食事を楽しんで、そのまま男女の関係に。同級生ですが経営者をしている貴行は、私よりも年上に思えるほど頼もしかったし、話も面白くて。ウチの夫は、貴行とは真逆の静かなタイプなので、貴行みたいな人とのデートは新鮮でもありました」夫とは正反対の不倫相手に急速に惹かれ…その後、月に数回はホテルデートを繰り返すようになった2人。奈々美さんの夫に怪しまれることもなく、不倫関係は穏やかに進んでいったそうです。交際していくなかで、貴行さんには2度の結婚歴があり、最初の結婚相手との間に子どもが1人いることや、今は前妻と暮らしていること、2度目の結婚はわずか1年しか続かなかったことなどを知り、奈々美さんはそんな波乱万丈な人生を送っている貴行さんに憧れの感情を抱いたのだとか。「私はお見合いみたいな感じで、『お互いに適齢期だから』と親戚に勧められた人と結婚しちゃったので……。正直、結婚生活もつまらないし、早々にスキンシップもなくなり子どももいませんでした。そのせいか、次第に『貴行みたいな情熱的な人と再婚したら、きっと私の人生はもっと充実するんだろうなぁ』って思い始めていました」逢瀬を重ねていくうちに、自然と「再婚したいね」「できれば一緒になりたいね」という会話も増え、奈々美さんはすっかりその気になっていたそう。ところが、現実はそんなに甘いものではなく……。不倫を初めて5か月ほど経ったある日、とんでもない悲劇を迎えることになりました。同級生との再会をキッカケに、不倫にのめり込んでしまった奈々美さん。その後、彼女は貴行さんの隠していた“驚くべき秘密”を知り、不倫を後悔することになったそう。やはり不倫という許されざる行為をしている以上、幸せにはなれないのかもしれません。だからこそ、どんな理由があっても不倫には手を出すべきではないのです。©Boy_Anupong/gettyimages©bee32/gettyimages文・並木まき
2021年09月03日好きな女性と「いい感じ」になったときに、思わず「知りたくなかった……」と呟きたくなるような真実を知ってしまった男性もいるようです。今回は複雑怪奇な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、そんな男性の体験談をご紹介します。1:結婚はできない「1年間付き合っていた彼女にプロポーズをしたときのこと。かなりラブラブな1年を過ごしてきたので、絶対にOKをもらえるという自信がありました。その日は一生の記念に残る日にしたかったから、普段よりも奮発したレストランを予約して、さらにディナーのあとには高級ホテルのスイートルームまで予約して万全の準備で臨んだんです。ところが、僕にプロポーズされた瞬間、彼女は喜ぶどころか困惑の表情に……。予想外の反応に、こっちも『え?』ってなっていると、彼女から実は別の人と結婚していて別居中であること、別居はもう3年になるけれど離婚することはできないことを告げられました。なので、『僕のことは大好きだけれど結婚はできない』と。つまり、プロポーズの答えは『ノー』だったんです。それまで彼女の家に何度も泊まりに行っていたので、僕はてっきり彼女は独身なんだと思い込んでいました。まさか既婚者とは思いもしなかったです。その後、彼女とはお別れし今では別の女性と結婚していますが、このときのことは一生の記念に悪残りする思い出となりました……」(42歳男性/専門職)2:元カレに未練タラタラ「彼女とシティホテルでお泊まりデートをした日のこと。先に寝てしまった彼女にキスをしようと近づいたら、なんと僕ではない男性の名前を彼女が口にしました。普段から彼女は元カレの話をよくしていたので、その名前が元カレの名前だとすぐにわかりました。でも、その人と彼女はすでに別れてから半年以上経っているはずなので、驚いたのとショックなのとで、さすがにキスをすることはできませんでした……。後から知りましたが、彼女は元カレに未練タラタラだったみたい。その出来事から2か月後に『元カレとヨリを戻すことになったから』と僕はあっさり振られました」(32歳男性/貿易関係)いい感じの雰囲気になったときに、予想外の出来事によってトンデモない事態に発展することもあるようです。相手のこんな本音や真実を知ってしまうと、その後の2人の関係を今まで通り継続させることは難しくなりそうですね……。©Jelena Danilovic/gettyimages©eclipse_images/gettyimages文・並木まき
2021年08月31日白昼堂々、自分の欲を満たすためだけに不倫相手との逢瀬を続けている女性もいます。そんな人の道から外れたことを続けていれば、天罰がくだるのも時間の問題……。今回は、そんなすべてがうまくいっていたと感じていた不倫妻の誤算に迫ります。アプリで知り合った男性にのめり込む30代後半の妻美香さん(仮名・30代後半)は、ふたりの子どもを育てる母。夫とは結婚7年目を迎えていたものの、夫婦仲は冷え切っていて、夫に愛されている気がしなかったそう。そこで、ある日アプリを使って恋人探しを始めました。「既婚」「子育て中」という事実をプロフィールに登録したところ、「大人の関係」を求める男性から多くのアプローチが舞い込んだそう。「正直、人妻でもこんなにモテるんだ!しかも子どももいるのに!と思いましたね。でも、夫からはすでに女性として見られていなかったので、モテたことがすごく嬉しかったんですね。そこで、アプリで何度かやりとりをしていた男性のなかから、一番好みだった自営業の年上男性との交際を始めることにしました」デートは、多いときで週1回。コロナ禍になってからも月に数回はホテルでの密会を繰り返したそう。自営業をしている相手の男性は、デートのペースも美香さんに合わせてくれたので、時間的な制約も感じずにすんだとのこと。相手の男性も既婚者で、妻との仲は冷え切っていると聞いていた美香さんは、不倫でありながら彼に「運命」を感じ、道ならぬ関係にのめり込んでいきます……。ママ友に不倫を打ち明け子どもを預かってもらう日々…不倫デートをするときには子どもを預けなくてはならなかったため、最初のうちは実家に頼んでいたそう。しかし、頻度が増えてくるにつれ実家から嫌味を言われるようになったため、ママ友に子どもを預けることにした美香さん。シングルマザーをしている仲良しのママ友に事情を打ち明け、突発的なデートのときにも子どもを預かってもらえるようにしたのだそう。「信頼している人だったので、本当のことを話して預かってもらったほうがいいなと思ったんです。ママ友は、不倫の話をしたときに深く理解を示してくれたので、話してよかったって思いました。不倫の悩みは誰にでも言えるわけではないので、そのママ友に普通の恋愛話みたいにちょっとした愚痴なんかを言えるのも気楽で楽しかったんです」ところが、そんな穏やかな毎日はそう長くは続きませんでした。予想もしなかった形で天罰が…「ある日のこと、いつものようにママ友に子どもを預けてデートに行き、子どもを引き取ろうとママ友の家に向かったんです。しかし、そこには誰もいませんでした。『これから行くね』ってLINEをして返事もあったのに、なんか変だなと思いました。でも、何度連絡をしてもママ友との連絡がつかないので、仕方なく家に帰ることにしたんですけど……」家に帰ってみると、なんと自宅には夫と、子どもを預けていたはずのママ友、そしてふたりの子どもがいて、美香さんの帰りを待ち構えていたというのです。「正直、何が起きたかわかりませんでした。会社に行っているはずの夫が家にいるのもわけがわからなかったし、ママ友と夫が一緒にいるのも、『なんで!?』ってなりましたね」そしてこのあと、美香さんは夫とママ友の口から衝撃的な事実を告げられました。「なんと、ママ友と夫は交際中で、私とは離婚してママ友と再婚したいと夫から言われたのです。子どもも懐いているから、親権は夫で、再婚後はママ友と一緒に育てるから、君は不倫相手のところにでも行ってくれと、冷静な口調で言われました」なんとママ友は美香さんに子どもを預かってほしいと頼まれたとき、すぐに自宅に連絡をして美香さんの不倫を夫にバラしていたのだそう。そして、そのことをきっかけにふたりの仲が急速に近づき、男女の関係へと発展したとのことでした。離婚、再婚と綿密な計画を立てていたふたりは、子どもがママ友に慣れてから離婚を切り出そうと決めていたので、美香さんから頼まれるたびに積極的に子どもを預かっていたのでした。「私は離婚したくなかったし、子どもとも離れたくなかった。だけど、私が先に不倫をして、家庭を壊したのも事実。夫の決心は固く、どう説得しても揺らぐことはありませんでした。さらに、離婚をすると不倫相手に伝えた途端に、彼とも音信不通に。結局、相手は私のことを遊び相手としか思っていなかったんでしょうね。今はすべてを失って、人生を再起している途中ですが、なんて愚かなことをしたんだろうと後悔しています」すべてが自分の思い通りに進んでいるかのように感じたのもつかの間、不倫妻にはこのような強烈な天罰がくだる話も珍しくありません。人の道を外れたことをすれば、いつかその報いを受けることになるのかもしれませんね。©stefanamer/gettyimages©fizkes/gettyimages文・並木まき
2021年08月23日不倫している男性のもとには、第三者が見たらゾッとするようなLINEが不倫相手から届くこともあるようです。そこで今回は、複雑怪奇な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、不倫男性たちがゾッとしたという「不倫相手からのおねだりLINE」をご紹介します。1:「じゃ、来月離婚してね」「1年半ほど部下と不倫をしていました。もともとその女性は『離婚をしてね!』が口グセだったんです。あるとき仕事の関係でデートをリスケしないといけなくなって、LINEで連絡したら、彼女の怒りが爆発。『ありえない!楽しみにしていたのに!』などと一通り怒りをぶつけられたあとに、『じゃあ埋め合わせとして、来月離婚してね』と書かれたメッセージが届きました。こっちがデートをリスケしている理由は完全に仕事だったんですけど、その女性は家族との用事が入ったんじゃないかと疑っている様子でした。たかだかデートのリスケくらいで離婚をおねだりされるような関係に疲れてしまい、僕からフェイドアウトする形で不倫関係を終わらせました」(42歳男性/自営業)2:「家族カードを使わせて」「少し前まで付き合っていた女性は、完全に僕のお金目当て。ただ、これまで僕が付き合ってきた女性には多かれ少なかれそういう一面があったので、そこはあまり気にしていませんでした。だけど、年末年始の休暇に『家族と過ごすから会えない』と伝えたときの彼女の反応にはゾッとしましたね……。彼女からは『ズルい!なんで家族だけが贅沢な休日を過ごせるの!?私はあなたの彼女なのに、我慢しなきゃいけないの!?』とキレられ、挙げ句の果てには『ならば、あなたのクレジットカードの家族カードを私に自由に使わせて』とおねだりしてきました。もともとお金目当てだろうとは思っていたけど、ここまでとは……。『とんでもない人と付き合っちゃったなぁ〜』とゾッとしました」(50歳男性/経営)3:「老後の面倒をみてね」「僕には、3年ほど付き合っていた不倫相手がいました。一時は僕も本気で離婚をしてその女性と再婚しようと考えたほどの関係でした。だけど、色々あって結局は離婚もせず、不倫相手と別れることになったんです。別れ際にLINEでその女性と話し合いをしたとき、『責任を感じているのなら、私の老後の面倒をみてね』とおねだりをされたことは今でも忘れられません。その女性の結婚適齢期を3年も奪ってしまった自覚はありましたし、『これが本音なんだろうなぁ』と思いました。その言葉は可愛いスタンプと一緒に送られてきていたので、重い雰囲気ではなかったものの、自分がしてしまったことの重さを痛感させられ、背筋がゾッとしましたよ。それ以来、その女性とは連絡も取っていませんが、幸せに暮らしていることを願うばかりです」(35歳男性/福祉)不倫男性がゾッとするような「おねだりLINE」のなかには、ときに驚くほど非常識なものもあるようです。そんな体験をしないためにも、みなさんは不倫には絶対に手を染めないでくださいね。©LaylaBird/gettyimages文・並木まき
2021年08月22日社内不倫は、当人同士のLINE誤爆によって明るみになることも少なくありません。複雑怪奇な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、そんなLINEをご紹介します。1:「今から2階のトイレで会える?」「上司と社内不倫をしていると噂のあった同僚女性から、勤務時間中に『今から2階のトイレで会える?』というLINEが届きました。仕事中だし、そもそも2階は倉庫で、普段はほとんど人が行かない場所。なにか変だなと思い、返信をためらっていると、『もう我慢できないッ!今すぐあっくんと、キスしたいのッ!』と強烈なメッセージが届きました。これは私にではなく、不倫相手に送っているLINEだと思った私は、『送り先を間違えていませんか?』と冷静に返信。既読になってしばらくしてから送信取り消しが入ったあと『誰にも言わないでください……』と書かれたLINEが届きました。50代半ばの上司を“あっくん”と呼んでいるあたり、不倫の盲目さを感じましたね」(34歳女性/貿易)2:「奥さんにバレそう?」「部下の女性から、朝の通勤時間帯にいきなり『奥さんにバレそう?』と書かれたLINEが届きました。最初は意味が分からなかったんですが、よく考えたら、不倫している人でなければこんなLINE、送らないですよね……。もともと社内不倫の噂が立っていた女性だったので、ありえるかもと思ったんです。私も人が悪いと思いますが、相手の男性のフリをして『バレるかも?』と送り返してみたんです。すると彼女は誤爆に気づかなかったらしく『だから最近、会ってくれないんだね……』『××さんのことをこんなに愛しているのに、わかりませんか?』と重めのメッセージを立て続けに送ってきました。相手の男性の名前もバッチリ書かれていて、社内不倫の動かぬ証拠を掴んでしまいました。冗談で済ませようと思ったのに、予想外にシリアスなLINEが届き、どうしていいかわかりませんでした(苦笑)。しばらく後、彼女が誤爆に気づいたらしく謝ってきましたが、とてもじゃないけど他の人に話す気にはなれませんでした」(40歳女性/食品関係)3:「私たちのこと、会社にぶちまけますからね」「ある週末、私信なんてしたことのない同僚女性からLINEが届きました。いきなり『私たちのこと、会社にぶちまけますからね』と書かれていて、読んだ瞬間にビックリ。いったい何事かと返信をしてみると『申し訳ありません。社内に付き合っている既婚男性がいて、喧嘩の勢いで間違えて送りました』と謝罪が届いたんです。あっさりと不倫を暴露したことにも驚きましたが、やたら丁寧な説明と謝罪文がすぐ届いたことにも唖然。その日以来、なぜか私のことを味方だと勘違いしたのか、不倫相手とのことを色々と相談されるようになってしまいました。本当は、社内不倫をしていることなんて知りたくなかったんですけど……」(38歳女性/サービス)誤送信をしたLINEを発端として、道ならぬ関係が明るみに出ることも少なくありません。しかし、誤爆LINEを受信してしまった側は、どう返信していいかわからず戸惑いしかありませんよね……。©Deagreez/gettyimages文・並木まき
2021年08月20日不倫からスタートした後に「略奪婚」としてゴールインに至る男女もいます。しかし、幸せな家庭とはほど遠い結婚生活を送っている人たちも少なくないようです。複雑怪奇な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、略奪婚後に知った「不倫夫の裏の顔」にまつわる話をご紹介します。1:異常な行動管理「結婚前は不倫関係だったこともあり、放任主義だった夫。ところが結婚した途端に、異常なほど私の行動を管理するようになりました。私が外出しているときには、1時間に30件以上の不在着信が入っていたことも。LINEは30分で100件以上届いていることも珍しくありません。そこまで束縛する理由は、私が『既婚男性とも付き合える女だから』と夫は言います。放っておくと不倫をするかもしれないから、厳しく行動を管理していると説明を受けました。自業自得かもしれませんが、かなりストレスです」(38歳女性/パート)2:略奪婚の常習犯「今の夫とはダブル不倫の末に入籍をしました。お互いに子どもはいなかったので、お互い離婚してからは比較的スムーズに入籍できました。夫にはそれ以前にも結婚歴があり、私との結婚が3回目。しかし、結婚するまでは知らなかったのですが、なんと彼の2度目の妻との結婚も略奪婚だったのだそう……。やけにあっさりと妻が離婚を了承したと思っていたら『あなたは不倫を繰り返す。2度あることは3度あるから、私はあなたと縁を切る』と捨て台詞を残して離婚したとのこと。確かに、最近夫はまた不倫をしているような兆候があるし、今度は私が誰かに夫を略奪されるんじゃないかと思って、毎日不安で仕方ありません」(33歳女性/マスコミ)3:複数の女性への援助「経営者の夫とは1年ほど不倫関係を続けて、結婚しました。不倫当時、私は大事にされていない実感があったのですが、それは彼に家庭があるからだろうと思っていました。だから、そんな彼が離婚して私と結婚すると言ってくれたときには本当に嬉しかったんです。ところが、結婚してから知ったのですが、彼には私以外にも不倫相手が何人もいました。さらに、その女性たちに金銭的な援助をしていることも発覚。前の妻も、彼の女癖の悪さはわかっていたようで、結婚生活に先がないと思ったのか、慰謝料をもらってアッサリと離婚に応じたようです。私も、こんなことなら前妻のように多額の慰謝料をもらって離婚したい……と考えてしまっています」(38歳女性/専業主婦)不倫をする男性の多くは、都合の悪いことを隠す術にも長けています。略奪婚をして勝者の気分になったのもつかの間で、夫の恐ろしい裏の顔を知り愕然とする元不倫女性も少なくないのでしょう。©Drazen Zigic/gettyimages©shapecharge/gettyimages文・並木まき
2021年08月19日コロナ禍が続いている今、デートする場所を選ぶのにも迷ってしまうカップルが少なくないでしょう。そして、それは不倫カップルとて例外ではないようです。今回は複雑怪奇な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、不倫カップルがこっそり行っているという夏の不倫デートスポットの実態に迫ります。1:密を避けて早朝から海デート「不倫のせいでコロナに感染したら、家族に申し訳なさすぎるので、今は不倫相手と会うときは屋外って決めています。だけど、だんだんと暑くなってきたので、屋外で会うって言っても行き先が限られちゃうんですよね。それで最近は、密を避けて早朝から午前中にかけて、遅くとも昼過ぎまでの間に、海でデートをするのが定番になりました。車で1時間くらいのところに海水浴場ではないけれど海があるので、そこに通っています。小さな砂浜みたいなところもあるから、そこに寝転がるとリゾートにいるような気分になれるんですよね。朝早ければ人も少ないから、誰かに見られる心配も少ないし、我ながら不倫デートには最適だと思っています」(36歳男性/IT)2:レストランの個室「コロナ禍になる前からずっと同じ相手と不倫中です。コロナ禍になる前は、ふたりでよくバーなどをハシゴしていましたが、コロナ禍になってからは、短時間で食事をすませてホテルに行くのが定番のデートコース。感染対策をしたいからって彼が言うので、以前は連れて行ってもらえなかったようなレストランでの個室デートが増えました。個室デートはまわりに人がいないから快適だし、涼しくて最高です。そして、いつも彼がご馳走してくれるので、私としてはラッキーって感じです」(28歳女性/販売)3:ホテルで現地集合・現地解散「この夏に不倫を始めたんですが、相手から指定されるデート場所は毎回ホテルのみ。現地に集合して、現地で解散します。最初は生々しいなって思っていたんですけど、シティホテルでデートをしているため、ルームサービスを頼んだりお部屋でシャンパンを飲むなどして優雅に過ごしています。酷暑でも暑さを避けられるうえに、さらに人目も密も避けられるので、彼は気に入っているみたいです。私も普段、自分では行けないようなホテルで贅沢ができるので楽しいです。SNSに細かいこと書いて投稿できないのが残念ですけどね」(30歳女性/デザイン関係)不倫カップルたちは、この夏も自分たちなりに工夫しながらデートをしている模様です。感染症対策に暑さ対策……と、夏のデートではさまざまなことに配慮を求められるご時世。そこまでしてでもリスクの高い不倫を続けている人がいることに驚きですよね。夏が終わる前に一刻も早く頭を冷やして、不倫から足を洗って欲しいものです。©YakobchukOlena/gettyimages©milan2099/gettyimages文・並木まき
2021年08月03日遠距離恋愛を実らせるカップルもいれば、残念ながら長期間の遠距離恋愛を経て別れてしまうカップルもいます。今回は複雑怪奇な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、“女性たちの遠距離恋愛で長く付き合った彼と別れた理由”をご紹介します。1:環境の違いが価値観の違いに「最初は『愛があれば遠距離でも関係ない!』と思っていましたが、実際は違いましたね。彼の転勤の関係で8年ほど遠距離恋愛をしましたが、だんだんと環境の違いが価値観の違いに発展してしまいました。やっぱり人って、周りにいる人の影響を受けるじゃないですか?物事の考え方とか、最初のうちは『合うな』と思っていたんだけど、彼が赴任先の人たちの影響を受けすぎて、性格や行動パターンまで変わっちゃって……。そんな彼に『合わないな』と感じたので、別れを決めました。流されにくいタイプの人だったら違ったのかもしれませんが、彼氏が海外赴任した友達も同じことを言っていたので、意外とありがちなんだと思います」(31歳女性/教育関係)2:物理的距離に勝てず、すれ違い「足かけ6年、遠距離恋愛をしていた恋人がいましたが、最終的には物理的な距離に勝てませんでした。遠距離になって最初のころは、お互いに必死でスケジュールを合わせたり電話も『週に2回以上する!』と決めて取り組んでいたんですが、年月が経つとだんだんとお互いにどうでもよくなってきてしまい……。6年付き合っていたといっても、最後のころは年に2~3回しか会っていなかったので、別れの原因は“すれ違い”だったんだと思います。そんな感じが続いたことで『付き合っている意味がないかな』と思い、私から別れを切り出しました」(36歳女性/貿易)3:別の異性の存在「遠距離恋愛中に何度か浮気をされました。もしかすると私が把握している人以外とも、浮気をしていたかもしれません。遠距離になったのが交際2年目で、そこから3年間交際を続けていたのですが、遠距離2年目から浮気の兆候が出ていましたね。彼の仕事は転勤が多い仕事なので、『こういう人と結婚して単身赴任になったら、ずっと浮気を疑っていなくちゃいけないのか……』と考えたらウンザリしてきちゃって。『この人との結婚はないな』と思ったと同時に、『将来がないなら付き合っていても意味がないか』と思い別れを選びました」(32歳女性/PR)会いたいときに会えない「遠距離恋愛」の場合、恋を実らせるのにそれなりの苦労や我慢が伴うのも事実。どんなに長く付き合っていても、シビアな現実問題にぶつかり、残念ながら別れを選ぶカップルも珍しくありませんよね。©Mixmike/gettyimages©Jamie Grill/gettyimages文・並木まき
2021年08月02日1つの恋を終えたあとに、すぐに新しい恋にシフトできる女性もいます。そういう女性なら、別れてもすぐに新しい彼氏ができやすいでしょう。そんな女性たちの共通点とは一体……?複雑怪奇な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきがまとめました。1:心の整理をつけるのが上手恋を終えたときに「ああすればよかった」「こうすればよかった」といつまでもくよくよと過去にとらわれることなく、「終わってしまったものは仕方ない」と上手に心の整理をつけられる女性は次の恋を手に入れやすい傾向にあるでしょう。過去を自分の中で消化し、きちんと気持ちを整理できるほど未来に意識が向きやすいのも事実。そのため、自然と新たな恋のアンテナも張りやすいのでしょう。2:経済的・精神的に自立している彼氏に対して経済的、あるいは精神的に依存してしまう女性ほど別れた後もその恋を引きずる傾向に。また、恋人と別れた途端に「次に依存できる相手を探さなくては」と、条件面ばかりを重視して新たな彼を探す人もいます。一見すると、こういった女性のほうが新たな恋に対して積極的に見えるかもしれません。しかし、経済的・精神的に自立している女性に対して魅力を感じるという男性も一定するいるため、結果として自立しているタイプのほうが早く新しい恋人に恵まれやすいようです。3:行動力がある行動力があることは、得たいものを得るにあたってとても重要なこと。別れてから新たな恋人を得るまでに時間がかからない女性は、行動力に優れている傾向にあるようです。自分で行動範囲を狭めることなく恋愛チャンスに繋がりそうなことに前向きに取り組む姿勢が、恋の可能性を広げているのでしょう。4:男性に甘えるのが得意男性に甘えるのが上手な女性は、フリーになった途端に周囲の男性たちが放っておかないことも。その場合、次の恋人候補が潜在的に多くいるために、彼氏と別れたとしてもすぐに新しい彼氏が見つかりやすいのです。わざとらしくなく自然に甘えるのが上手な女性ほど、モテやすいのかもしれません。5:男性ウケする外見を知っているモテる女性は、男性から見て魅力的な外見をキープしているのも確かでしょう。男性ウケするメイクやファッション、ヘアを知っているだけでもモテポイントはアップしそう。多くの男性から注目を集める傾向にあるので、その中から次の恋人候補が見つかりやすく新しい彼氏ができやすいのです。別れてもすぐに彼氏ができる女性は「恋多き女性」とも呼ばれるけれど、幸せをつかみたいのなら恋のチャンスは多いほうが有利なはず。終わった恋にいつまでも未練を抱いていると、次の恋を逃すことも。気持ちを切り替えることも大事でしょう。©Nikada/gettyimages©GlobalStock/gettyimages文・並木まき
2021年07月29日大好きな彼と結婚して家族になりたいと思っているときに、「俺、子どもはまだいらないかな」と言われたら落ち込む人もいるでしょう。では、逆にどういったときに男性は「子どもが欲しい」と思うのでしょうか?今回は複雑怪奇な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、男性たちに聞いた「子どもが欲しいと思ったきっかけ」を3つご紹介します。1:本当に好きな人と出会ったとき「これまでは彼女ができても、『結婚はしたいけれど子どもはいらないかな……』と思っていたんです。しかし、本当に好きな人と出会えたことでその考えが変わりました。それまでは、子どもがいると何かと大変だし、育てるのにもお金がかかるしっていうネガティブなイメージしかなかったのですが、今の彼女と出会ってからは『この人と俺の子どもが欲しい!』と思うようになりました。今までとは考え方が180度変わったので、自分でも驚いています」(35歳男性/IT)2:加齢を痛感したとき「僕は一生独身でいるつもりだったのですが、そんな僕でも加齢によって体力が衰えたことを痛感したときには『このままでいいのかな?結婚して子どもを作るべきなんじゃないか』と思ったんです。そこで、そのときに付き合っていた彼女と結婚をして、子どもができました。いわゆる“晩婚”という感じだったので、子どもが成人したときに僕は還暦近い年齢になるんですけど、将来のことや老後のことを考えると、あのときに結婚しておいてよかったなと思っています」(47歳男性/サービス)3:まわりの友だちが父親になったとき「僕が父親になりたいなって思った理由は単純で、まわりの仲間たちがみんな父親になったからなんです(苦笑)。いつも遊び歩いていた男友達が父親になってからは飲みに行かず、その代わりにSNSで家族サービスの様子を投稿しているのを見て純粋に『羨ましいな〜』と思ったんですよね。僕自身の結婚は早かったけれど、『子どもはいらないかな』とずっと思っていました。だから、妻が子どもを欲しがっても『まだいらないんじゃないかな』と言い続けていたのですが、そんな事情から考え方がすっかり変わりましたね。今となっては、二児の父親です」(34歳男性/飲食)男性たちが「子どもが欲しい」と思った理由は、シンプルなこともあるようです。今の時点では夫や恋人が「子どもはいらないよ」と口にしていても、ひょっとすると些細なことをきっかけに考えもガラリと変わるかもしれませんよ。©PhotoAlto/Frederic Cirou/gettyimages©svetikd/gettyimages文・並木まき
2021年07月21日浮気グセのある人は「治らない」と聞きますが、愛する人が浮気性だったとしても「いつか目を覚ましてくれるはず……」と思ってしまう女性も少なくありません。彩花さん(仮名・32歳)は、“浮気グセのある彼”を4年間待ち続け、見事恋人からプロポーズをされました。ところが、その翌日に衝撃の一言を告げられる事態に……。今回は複雑怪奇な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、そんな彩花さんのエピソードをご紹介します。浮気性な彼氏を待ち続けて4年、念願のプロポーズ!「交際4年目で私にプロポーズをしてきたマサシ(仮名)は、とにかく浮気性でした。私以外の女性と食事に行くのは序の口で、後から私が知っただけでも、別の女性と5回以上は旅行に行っていましたね。だけど、私はマサシのことが好きだったし、私以外の女性とは遊びっていう感じで短期間の関係だったから、いつかは落ち着いて私のもとに戻ってくるだろうと思っていました」そして迎えた、交際4年目の記念日。彩花さんはマサシさんから「結婚しよう」というプロポーズを受けました。「プロポーズされたときは『やっとか……』とホッとしました。それまでも、私から『結婚したい』という意思は伝えていたので、遅かったけれどようやくマサシも落ち着いてくれるんだなって思い嬉しかったですね」ところが、安堵したのも束の間。その翌日に彩花さんは、マサシさんから衝撃的な言葉を告げられたのです。幸せの絶頂から地獄へ……運命のイタズラでは片付けられなかった衝撃の事実「翌日の夕方、マサシから届いたLINEに『ごめん!やっぱ結婚はできないや』って書かれていたんです。こっちからしてみれば、天国から地獄に突き落とされる一言ですよね!?慌てて理由を尋ねると、さらに衝撃的な事実が判明。なんと、浮気相手の妊娠がわかったので、その女性と入籍するって言い出したんです……」すぐに電話でマサシさんと話をしたところ、マサシさんとしても今回のことは想定外だったとのこと。さらに、そろそろ女性関係を落ち着かせて彩花さんと家庭を築こうと思っていたことは嘘ではなかったと告げられたそう。好きなのは彩花さんであるけども、タイミング的に運命のイタズラが起きてしまったと言われたそうです。「そして、それから1か月後。マサシはその女性と入籍をしました。SNS上に『家族になりました!新しい家族も今年中に産まれます!』なんて書いていて幸せそうに見えました。私に言っていたこととマサシの本心は違ったのかもしれませんね。マサシはあのとき、“運命のイタズラ”って言葉を使いましたけど、私にとってはそんな言葉では片付けられないほど深く傷ついた出来事でした」4年間も浮気性の恋人を待ち続けた結果、悲劇的な終わり方をした彩花さん。今でもマサシさんとはSNSで繋がっていて、すでにマサシさんは二児の父になっているそう。そして、彩花さんはというと、マサシさんとの交際以降は男性と付き合う気持ちになれず、今でも独身を貫いているそうです。©Yuichiro Chino/gettyimages©Absodels/gettyimages文・並木まき
2021年07月19日予期せぬタイミングで、夫の不倫相手から妻へ連絡がくることもあるようです。なかには、そんな連絡によって信じられないような真実を知らされる妻もいます。今回は複雑怪奇な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、そんな体験をした女性の告白を2つご紹介します。1:SNSアカウントからダイレクトメッセージで妊娠報告「夫の浮気相手から、私のSNSアカウントにダイレクトメッセージで連絡がきたことがあります。そこには、夫との子どもを妊娠し、数か月後にはその子が産まれてくること。さらに、その子の養育費を払って欲しいが夫が応じてくれずに困っているといったことが書かれていました。そして、私との離婚は望んでいないものの子どもの認知を求めていて、最近になって夫と連絡がつかずに困っているとのことでした。そこで、私に対して直接、連絡をしてきたと……。それを読んだのは、夫が仕事に行っている時間帯。真っ昼間から1人でそんなメッセージを読むことになりました。結局、この件を発端として、当時の夫とは離婚しました」(44歳女性/専門職)2:経営する会社宛に不倫相手から手紙が……「夫が不倫をしていたとき、私の会社宛に不倫相手を名乗る女性から手紙が届いたことがあります。私は小さいながらも会社を経営しているので、インターネットで私の名前を調べ、職場に手紙を送ってきたようです。そこには、夫に多額のお金を貸していることや、夫の希望でセカンドハウスを借りていて、そこの家賃を不倫相手である女性が支払っていることなどが書かれていました……。当時の夫は、フリーランスとは名ばかりで、仕事はほとんどせず毎日家にいるだけ。たまに仕事だと言って家を出て行くことはありましたが、生活は私の収入で賄っている状況でした。そんな生活なのにまさか夫が浮気をして、さらにこんなことをしているとはまったく想像もしていなくて……。この手紙を読んだときには、夫の浮気そのものよりも、他の女性に平然と多額のお金を使わせたり借りていることに呆れましたね……。その後、私は離婚したかったのですが、“この女性と別れるから離婚はしたくない!”と夫が言い張るので、とりあえず離婚せずに今に至ります。だけど、このことがあってから夫への愛情は完全に冷めました」(38歳女性/経営)妻がいる身で他の女性との間に子どもをもうけたり、家庭がある身で他人にお金の無心をしているなど、想像を絶するようなパターンもあるようです。こんな男性と関わってしまったら、誰よりも苦労するのは妻なのでしょう。©d76 masahiro ikeda/gettyimages©Tomwang112/gettyimages文・並木まき
2021年07月18日お泊まりデートをきっかけに、交際相手の知られざる本性を知ってしまうこともあるようです。今回は、男性たちが驚愕したという“お泊まりデートで発覚した女性の行動”を3つご紹介します。1:泊まりに行くたびに同じパジャマ「最近まで付き合っていた彼女は、泊まりに行くたびに同じパジャマを着ていたので違和感があったんです。そこで、思い切って彼女に『パジャマ、ちゃんと洗ってる?』と訊いてみたら……。返ってきた答えは、『ほとんど洗わない!』でした(驚)。彼女としては『パジャマを着るのはお風呂に入ったあとだから、キレイな体で着ているものなので洗う必要はない!』とのことだったんです。寝ている間にも汗はかきますし、『さすがに洗って欲しいな……』と思いました」(33歳男性/飲食)2:ベッドリネンを使い捨て「元カノには浪費家っぽいところがあって、そこが気になって結婚できなかったんです。なかでも一番びっくりしたのは、ベッドリネンを使い捨てにしていたこと!シーツや枕カバーなどベッド関連のリネンは洗うのが大変だからって、その彼女は毎回使い捨てにしていたんですよ。本人は『安いものを買って使い捨てにしているから、そんなに浪費はしていない!むしろ経済的!』と言い張っていましたが、僕はまったく理解できなかったです。それにお金がもったいないだけでなく、環境にも悪そうじゃないですか?『こういう女性とは結婚できないな』と思い、別れを告げました」(35歳男性/建築関係)3:タオルをまったく洗わない「バスタオルやフェイスタオルなど、家にあるタオルを一切洗わない女性と付き合ったことがあります。その女性の家に行くと、タオルからなんとも言えない部屋干し臭というか、カビ臭いニオイがするんです。だけど本人は、そんなニオイに慣れてしまっているようで……。僕が何度か指摘をしても、『そうかなぁ〜?』『私は気にならないよ〜?』という返事で、タオル類を洗おうとすらしていませんでしたね(苦笑)。洋服とかその他のところは清潔にしていたんですが、なぜか『タオルだけは洗わない』という謎のマイルールがあるようでした。僕は洗い立てのタオルが好きだし、『こういう人と一緒に暮らすのは難しいなぁ』と思ってしまいましたね」(34歳男性/サービス)お泊まりデートをきっかけに、相手のとんでもない生活習慣が判明することもあるようです。自分では普通だと思っていても相手からすると「ドン引き!」ということもあるので、彼が気にしているようなら理由を聞いてみた方がいいかもしれませんね。©bymuratdeniz/gettyimages©Deagreez/gettyimages文・並木まき
2021年07月15日「意中の彼と3回以上もデートをしているのに、なかなか関係が進展しない……」というとき、彼にどう思われているのか不安になる人も少なくないでしょう。そこで今回は、複雑怪奇な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、そんな男性たちが抱いている本音を3つご紹介します。1:恋愛対象ではない「恋愛対象ではない女性とは、何度2人きりで会ってもそういう気持ちにはなりません。以前、相手が僕に好意をもっていたものの、僕は友人としてしか見ていない女友達がいました。そして、その友達と旅行に一緒に行ったとき、夜になって誘われたのですが断りました。そうしたら、その友達に泣かれてしまい……。そこで誘いに応じることもできましたが、後のことを考えたら安易に関係を持つべきではないと思い、断固として断りました」(40歳男性/アート関係)2:自分が隠れ既婚者である「アプリで知り合った女性と定期的にデートをしていますが、いまだに関係を持っていません。その理由は、僕が既婚者だからです。結婚10年目を過ぎた今、妻に対しては女性としての魅力を感じなくなりました。けれど、浮気はしたくないんです。そこで、アプリを使って一緒に食事を楽しんでくれる女性との出会いを探しています。だけど、最初から既婚者だと言ってしまうと出会いの数が少なくなりそうなので、独身のふりをしています」(38歳男性/建設関係)3:今の関係を壊したくない「恋愛感情があるかないかで言われたら、間違いなく『ある』だったんですけど、仕事の都合で深い仲にならないように気をつけていた女性がいました。一度だけ『私のこと、どう思っているの?』と訊かれたことがあるので、もしかしたら相手も僕に恋愛感情を持っていたのかもしれません。その女性とは、何度も2人きりで会いました。だけど、お互いにそういう関係にはしなかったって感じでしたね。ひと言で言えば、その当時の関係を壊したくなかったのが理由です。でも結局、仕事の関係もなくなり、そのまま疎遠になってしまったので、今となってはあのときに勇気を出して付き合っておけばよかったかな……と思っています」(39歳男性/専門職)何度も2人きりで会っているのに深い仲にならないときには、それなりの理由が潜んでいることもあるようです。曖昧な関係や、いつまでも進まない関係にモヤモヤするときは、一度しっかりと彼と向き合って話し合うことも必要なのかもしれません。©nd3000/gettyimages©LightFieldStudios/gettyimages文・並木まき
2021年07月14日不倫カップルのやり取りのなかには、周囲があっと驚くような「束縛LINE」も存在するようです。そこで今回は、複雑怪奇な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、そんな衝撃的なLINEを3つご紹介します。1:トイレ中の行動をチェック「1年ほどある女性と不倫をしていたのですが、その人は妻への嫉妬心が強かったんです!その女性とのデート中トイレに立ち寄っただけでも、『今何しているの?』『まさか、家に連絡しているの?』といったメッセージがLINEで送られてくるんです。最初のうちは『俺って愛されてるな〜』って思っていたのですが、少し離れただけでこんな感じのLINEが来るので次第に疲れてしまって。付き合って1年が経ったときは、デート中でもわざわざ俺のスマホを見て、妻とやりとりをしていないかチェックされていましたね……」(40歳男性/コンサルタント)2:自宅にいると30分おきに届くLINE「あるとき、同僚と不倫をしていました。同世代だったので大人の付き合いができると思っていたのですが、そういう関係になった途端に相手からすごく束縛されるようになって……。家にいると30分おきにLINEが届き、『奥さんと会話したらダメ』『奥さんから話しかけられても無視してね?』『家族と一緒にご飯を食べないで!』などというゾッとするような内容が送られてくるんです。その女性の言う通りにしていると思わせるために適当に返事をしていたのですが、相手もそんな僕を疑ってくるようになり束縛がエスカレート……。終いには『本当にひとりで食事をしているのなら、今すぐ写真を送って』といったメッセージが送られてくるようになりました。もちろん、そんな関係が長く続くわけもなく、半年ほどで僕から別れを告げました」(37歳男性/IT)3:SNS投稿直後に嫉妬「つい先日不倫相手と別れたんですが、その女性は僕とSNSで繋がっていたんですね。付き合っていた頃は、僕がSNSの投稿を更新するたび1分以内にLINEが届き、『今、まさか家族サービス中?』『誰と出かけているの?まさか家族じゃないよね?』というメッセージが送られてきて……。僕は結婚していて子どももいるので、当然家族サービスをしていたり、そんな様子をSNSに投稿することだってあります。それなのに、その女性は『私と付き合っているのに、家族とのことをSNSに投稿するなんてデリカシーがなさすぎる!』と激怒するんです。そういうのが面倒くさくなり、好きなタイプの女性だったけれど別れちゃいました」(44歳男性/経営)不倫関係なのにまるでシングル同士の恋愛をしているかのような束縛LINEを送る人もいるようです。そもそも不倫している立場なら、彼の妻や家族に嫉妬する権利はないはず。一刻も早く不倫から手を引いて欲しいものです。©d76 masahiro ikeda/gettyimages©mkitina4/gettyimages文・並木まき
2021年07月13日不倫の事実が家族にバレたら、大問題に発展しますよね。なかでも、妻に不倫がバレた夫のなかには、すさまじい結末を迎えた人もいるそう。今回は複雑怪奇な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、そんな不倫を体験したアヤさん(仮名)に話を聞きました。まさか疑われているだなんて…「1年以上、既婚男性との不倫を続けていました。彼からは『妻は俺に無関心』と聞いていて、月に何度もお泊まりデートをしたり、私との連絡もいつでもできる関係にありました。そのため『彼の奥さんは本当に彼に無関心なんだな』と思っていました。だから、彼の奥さんから不倫を疑われているだなんて、少しも思っていなくて……。今振り返ると、お気楽すぎたなと思います」彼から「いつかは離婚して、一緒になろう」と言われていて、すっかりそのつもりでいたというアヤさん。しかし、そんな関係にある日突然に暗雲が立ち込めたそう。ある日突然電話越しに…「あるとき、彼から普段と違う様子で電話がありました。ちょうど私が彼に旅行の計画をLINEした直後だったんですけど……。電話の向こうからは奥さんらしき女性の声で、『LINEの先にいるんでしょ!早く電話に出なさいよ!』という怒鳴っている声が聞こえてきました。『これはただならぬ事態だな』と察知した私は、とりあえず黙って電話の向こうの様子を探ったのですが、そのときの電話はそれで切れてしまいました」あえて泳がされていた自分たちそれから1週間ほど、アヤさんは彼と連絡が取れなくなり、不安に押しつぶされそうな日々を送ったとのこと。そして1週間が過ぎた頃に、彼からLINEが届いたそう。そこには奥さんに不倫がバレたことと、奥さんから彼に届いているLINEのキャプチャがありました。「彼からは、奥さんとのやりとりの一部始終が送られてきました。それを要約すると、奥さんはこれまでずっと浮気を疑っていたこと、あえて泳がせていたこと、相手である私の素性をある程度つかんでいること、慰謝料を請求するつもりであることなどが書かれていたんです。つまり奥さんは彼に関心がなかったのではなく、不倫の証拠を掴むために私たちを泳がせていただけなんだと、そのとき初めて気づきました」彼の話によれば浮気がバレた原因は、アヤさんが送った旅行に関するLINEだったそう。妻が彼のスマホ画面を見ているタイミングで通知のポップアップが出てしまい、「今のLINEの相手は……誰?」というところから話が始まったそうです。妻からの逆襲が始まった日々「その後は、もう本当に壮絶な数か月間でした。まず不倫がバレた後の彼は私をかばうことはなく、常に奥さんの味方。何度か私に電話をしてきましたが、常に横には奥さんがいて、奥さんの指示通りの言葉を私に告げているようでした。だから、かなり汚い言葉で罵られましたし、『俺は妻を愛している。お前とは遊びだ』という言葉を何回も聞かされました。そして、慰謝料も請求されましたね」「私は職場をやめて引っ越ししました。奥さんには『彼の目の前に二度と現れない』という旨の誓約書も書かされました。当時の私は彼との毎回のデート代も負担しており金銭的な余裕はなかったんですが、奥さんに対して申し訳ない気持ちがあったのできちんと慰謝料を払いました。また、職場や家が奥さんに知られている以上、そのまま働き続けても嫌がらせをされるかもしれないと思ったんです。だから引っ越しして、転職もしました。彼とは飲み会で知り合っただけなので、本当は仕事も家も関係ないんですが、奥さんにすべて知られているという事実が私にとっては怖かったんです」彼の妻に関係を知られてから、すべてが終わるまでに要した時間はおよそ4か月。転職と転居をしてほっとひと息ついたときに「不倫のせいで全てを失ったとつくづく感じました」とアヤさんは話していました。また、「貴重な時間を無駄にしただけでなく、お金もキャリアも全部捨てた気分です」と語っていたのが印象的でした。言うまでもなく、不倫はしてはいけない行為。どんなに純愛だと思えても、それは不倫を正当化する理由にはならないでしょう。©bymuratdeniz/gettyimages©fizkes/gettyimages文・並木まき
2021年07月08日曖昧な関係を続けているときに、終止符を打つべく決定的なひと言を口にする女性もいます。今回は複雑怪奇な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、そんなフレーズにまつわるエピソードに迫ります。1:わかりやすく直球勝負「ちょっと前にお泊まりデートなどをした後も、いっこうに『付き合おう』って言ってくれない男性がいました。そこで関係をハッキリさせたくて、彼の家に泊まった翌朝に私からLINEで『私たちって、付き合ってるの?』と尋ねてみたんです。そうしたらまさかの撃沈!曖昧な関係をはっきりさせることはできたけれど、彼からは『付き合ってないでしょ!?友達だよ』って直球すぎる返事が戻ってきました。告白されない時点で薄々は感じていたけれど、『あ〜、やっぱりそうだよな〜』って思いました(苦笑)」(29歳女性/サービス)2:婚活を始めると宣言「向こうからアプローチしてきたのに、関係を持った途端にまるで都合のいい女性のように扱ってきた男性がいて……。私自身は婚活を意識していたタイミングだったので、相手が結婚とかお付き合いを考えていないならさっさと別れて次にいきたかったんですよね。そこで『当たって砕けろ!』と思いながら、デート中に『私、ガチで婚活しようと思うんだ』と彼に伝えてみたんです。すると、彼の表情が一瞬で真顔になり『え?なんで?俺がいるのに?』って言われました。その言葉で彼が曖昧な関係をはっきりさせてくれたので、結果としてはよかったです」(28歳女性/保育関係)3:親に会うよう提案「1年以上、友達なのか彼氏なのかよくわからない関係の男性がいたんです。何度か曖昧な関係を終わらせようとしたのですが、私の気持ちが彼に向いていたので怖くて聞き出せず。そんなある日、親が上京してくることになったので、これはチャンスと思い彼に『私の親に会ってくれない?』とお願いしてみたんですよ。すると、予測はしていたのですが『彼氏でもないのに、なんで?』って言われちゃいました。この言葉をきっかけに彼との関係がはっきりしたので、その日にスッパリと縁を切りました!」(26歳女性/IT)曖昧な関係がズルズルと続いていれば、不安になるのが女性の心理でしょう。相手の真意を聞くのは「怖い」と感じることがあるかもしれませんが、不毛な関係を続けた先に幸せな未来があるとは限りません。ときには、勇気を出して次の一歩を踏み出すことも必要でしょう。©DjelicS/gettyimages文・並木まき
2021年06月30日「居心地のいい女性」と「都合のいい女性」には、紙一重な部分もあります。今回は複雑怪奇な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、その違いのなかから代表的なものを3つお話します。1:嫌なことを言えるor言えない男性にとって居心地のいい相手でいようとすればするほど、本当は「いやだ」と思っていることでもハッキリと口にできないこともあるでしょう。「こんなことを言ったら、嫌われそう」と思ってしまい、グッと堪えてしまうわけです。確かに「NO」を言わない女性に居心地の良さを感じる男性もいるようですが、何をしても文句1つ言われないとなると、それは相手の女性を軽んじるきっかけにもなりがち。全く「NO」を突きつけない姿勢は関係性が長く続く要素にはなるものの、だからといって男性から大事にしてもらえるとは限りません。「何をしても大丈夫」などと思わせてしまうと、都合のいい存在になるリスクが高まってしまうでしょう。2:結婚に焦っていないor結婚したいのに我慢している婚活を意識している女性ほど、交際の先にある将来を夢見てしまいがち。しかし「結婚したい!」という気持ちを激しく出しすぎると、相手が引いてしまうこともしばしば。一方、結婚に焦ることなく常に余裕のある振る舞いをしている女性に居心地の良さを感じる男性もいます。そのため、相手に“結婚”を感じさせないよう努力してしまう女性も少なくないでしょう。けれど、本当に結婚に焦っていない人の振る舞いには余裕があるのに対して、本当は結婚したいのに我慢している人の言動はどこか無理があります。そしてそれが男性側に伝わると、都合のいい存在として見られる引き金になることもあるのです。3:気遣い上手or尽くすだけ恋人といい関係をキープするには、お互いが相手を気遣うことも大切です。このバランスが崩れているカップルほど、相手を「都合のいい存在」として捉えがち。彼が困っているときに手を差し伸べたり気配りできる女性は気遣い上手になれる一方で、彼が望んでもいないことにまで世話をやいたりアドバイスをする女性はおせっかいな人と思われることも。どちらも「相手を想っているからこそ」の行動ですが、一方的に自分に尽くしてくれる女性に対して男性は最初こそ感謝しても、それが「当たり前」になると都合のいい存在として捉えてしまうこともあるようです。居心地のいい女性を目指そうとして、気づいたら都合のいい女性になっていた……なんていうことは避けたいですよね。心当たりがあった人はぜひこの機会に彼との関係性を見直してみてください。©Mixmike/gettyimages©Charday Penn/gettyimages文・並木まき
2021年06月28日夫が発した何気ない一言で、不倫に気づく妻も少なくありません。今回は複雑怪奇な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、夫の一言で不倫が発覚した衝撃的な瞬間に迫ります。1:「日曜日は雨か…」「普段、天気なんて気にしたことのなかった夫が、あるときに急に『日曜日は雨か……』とボソッと呟いたんです。なんだかおかしいなと思い、『急にどうしたの?日曜日に何か予定があるの?』と尋ねてみたところ、夫が慌てた表情で『いや!実は今度の日曜は上司に言われて休日出勤になって……』と明らかに挙動不審な様子になりました。結婚して6年もの間、一度も日曜日に出勤することがなかったのに『なんか話がおかしいな』と思い、その場で問い詰めたんです。すると、なんと浮気を白状してきたんです……。どうやら少し前から職場の部下と不倫関係になっていたらしく、日曜日はその女性と出かけようとしていたそうです」(40歳女性/IT)2:「また函館の夜景を見たいよな〜」「スピード婚をした夫とは、結婚後も節約優先の生活をしてきたので、一緒に旅行をしたのは新婚旅行くらい。それなのに、あるときお酒に酔った夫がテレビの映像を見ながら『また函館の夜景を見たいよな〜』と口にしたんです。普段なら気にしないんですけど、そのときの言い方と『また』という言葉が気になって……。『え?』と聞き返したところ、夫の顔色が変わったんですよね。うちの夫は出張に行けば現地のお土産を買ってきてくれるタイプ。ですが、函館に行ったなんて話は聞いたこともなかったし、明らかに変だと思った私は、そのまま夫のスマホをとり上げてLINEをチェック。そうしたら、親密な関係にある女性とのやりとりを見つけてしまいました。後日、夫に事実関係を確認したところ、1年ほどその女性と不倫をしていて、一度だけ函館に旅行に行ったことが発覚。いろんな意味でショックでした」(35歳女性/パート)3:「スクラブすれば?」「唇の乾燥がひどくて悩んでいたとき、『最近、唇がガサガサになっちゃって困ったな〜』と話をしていたら、夫から『スクラブすれば?』という返事が返ってきました。夫はそれまで美容とか化粧品にまったく興味がなかったのに、いきなり“スクラブ”と言い出したので違和感を覚えたんです。そこで『なんでそんな言葉を知っているの?』って聞いたら、いきなり夫はしどろもどろになり……。あまりにも様子がおかしいので、もしかして浮気でもしているんじゃないかと思い、その場で質問攻めにしたところ会社の後輩とそういう関係にあることが分かりました」(36歳女性/クリエイター)女性の勘は鋭いと言いますが、夫が発した何気ない言葉から、「何かがおかしい!」と直感が働く女性もたくさんいるようです。みなさんもこのように、パートナーのひと言に違和感を覚えた経験はありませんか?©tommaso79/gettyimages©Letizia Le Fur/gettyimages文・並木まき
2021年06月15日夫婦の寝室は、2人だけの聖域と考える人もいます。しかしそんな場所で、夫の不倫の証拠を見つけてしまった女性も……。複雑怪奇な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、そんな決定的シーンに迫ります。1:長くてみたことのない色の髪の毛「私は結婚して以来、ずっとショートボブを維持しているのですが、あるとき、寝室で私が染めたことのない色の長い髪の毛を発見。でも、最初に見つけたときには『たまたま夫が、どこかでくっつけてきたのかな』くらいにしか思っていませんでした。ところが、同じような長さで同じような色の髪の毛をそれからも何回か寝室で見つけるようになり……。我が家は寝室の横にウォークインクローゼットがあるので、帰宅後に着替えるときは、寝室を通らなければいけないんです。それで夫が“特定の女性と会っていて、その人の髪の毛をくっつけて帰ってきている”のではないかと疑うようになりました。それからしばらくの間、注意深く夫を観察し、怪しげなLINEのやりとりを発見。問い詰めたところ、やっぱり髪の毛の主が不倫相手でした……」(41歳女性/専門職)2:ハイブランドのピアス「夫も私もブランド物には興味がないのに、ある日、掃除をしていたらベッドの下から、ハイブランドのロゴが入ったピアスを発見。こんなところにこんな高価なものが落ちているなんて、おかしいなって思いました。コロナ禍になってからは他人が家に入ってきたこともないし、いったいなんでこんなものが家にあるんだろう……って感じで、不気味でしたね。そのピアスのことが気になったので、インターネットで調べてみると3年ほど前のデザインだと判明。3年前と言えば、ちょうど夫に不倫疑惑があって家庭内が冷え切っていた頃なんです。そこで帰宅した夫に詰め寄ってみたところ、なんと、3年前に不倫相手を家に入れたことがあると言われました。私が実家に帰っているタイミングで、当時交際していた不倫相手を家に招いたんだとか。すでに不倫相手との関係は終わっているとのことで、大ごとにはしませんでしたが、3年前の出来事とはいえ、ものすごく気持ち悪かったです」(38歳女性/パート)3:行ったはずのない場所のレシート「夫の不倫を知ったきっかけになったのは、寝室に落ちていたコンビニのレシートです。そのレシートは飲み物を買ったなんの変哲もないものだったのですが、お店の所在地が不可解だったんです。夫が“いつもの仲間たちとゴルフに行く”と言って出かけた日のレシートだったものの、聞いていた行き先とは異なる場所のコンビニだったんです。『これは、何かを隠しているな』と瞬時にわかりましたので、すぐに夫を問い詰めてみると、あっさりと不倫を白状しました」(37歳女性/メーカー)我が家にあるはずのないものがあれば、不審感を抱かないわけがありません。それが寝室にあったとなれば、なおのことでしょう。みなさんも、もし寝室でこんなものを見つけてしまったら、見て見ぬ振りはできないですよね!©IuriiSokolov/gettyimages©nd3000/gettyimages文・並木まき
2021年06月12日リアル・モンスターワイフ、再び
シリーズ・モンスターワイフ
実録・ポジティブな離婚