夫と3人の子どもを連れてショッピングモールに出かけたときのこと。次女が店内を走り回るので叱ると、その様子を見ていた見知らぬ女性がまさかの言葉をポツリ……。外出先で娘を叱ると…長女が7歳、次女が5歳、長男が1歳のころの出来事です。その日は夫も休みだったため、家族みんなで子ども達も遊べるようなショッピングモールへ行き、食料品や子ども服を見て回りました。次女がいつもに比べて不機嫌だったため、お菓子やフードコートで機嫌を取りながらの買い物。その間にも、長女とお菓子の取り合いや、「買って! 買って!」攻撃に私もそろそろイライラが爆発しそう……。しかし私にとってその日の最大の目的であった、「観葉植物のお店に行くこと」はどうしても譲れず、最後に少しだけでもと思い、お店に行きました。 観葉植物に全く興味のない次女は店内を走り回り、鉢や展示品を倒してしまうんじゃないかと、私はヒヤヒヤです。何度も注意をしましたが全く聞かず。ついに堪忍袋の緒が切れた私は、走り回る次女の腕を掴み「いい加減にしなさい! ほかのお客さんの迷惑でしょ!」と大きな声で注意したのです。するとその場にいた50代後半の女性から「そんなに怒らなくてもねえ。恐いお母さんね」と言わて、カチンッ! ときてしまいました。「いやいや、今だけの話ではないのです。朝からずっと怪獣のようで、大変なんですよ」と言いたくなりましたがグッとこらえ、買い物を済ませて帰宅。知る由がないとはいえ、今日1日のやんちゃぶりを見てから言ってよ! と思ってしまいました。 この一件から、私はお店や電車の中などでイライラしているお母さんを目にしたとき、そのお母さんの背景を想像して自分に置き換え、その場面だけを切り取らないように注意するようになりました。 作画/さくら著者:ゆみんみ
2024年04月03日偶然ママ友の裏アカウントを見つけ、興味本位でのぞいてみることに。するとそこには、信じられない書き込みがたくさんされていて……!?ママ友の裏アカウントには…息子が4歳ごろの話です。SNSを見ていたところ、偶然にもママ友の裏アカウントを見つけてしまいました。興味本位でのぞいてみると、なんとうちの息子の悪口のオンパレード……。名前は出されていませんでしたが、お互いの子どもを連れて遊びに行った日時や場所、その日撮った写真と投稿内容とがすべて一致し、息子の後ろ姿まで載せられていたので、間違いありません。そこには、「男の子って本当に嫌! うちは女の子が生まれてよかった〜!」「男の子を育ててるママって気の毒」というように、男の子や男の子を育てるママを蔑むような内容の投稿がたくさんあり、とてもショックでした。 表向きは仲良くしていたので、正直少し怖くなってしまい……。裏アカウントを見つけても、そっと見なかったことにしておけばよかったと後悔しています。今後また誰かの裏アカウントを見つけてしまったときは、絶対に見ないようにしようと誓った出来事です。 作画/さくら著者:佐々木 英子
2024年04月02日何気なくママ友に話した幼稚園での出来事。私の話がきっかけで、ママ友との友情が壊れるとは、思ってもいませんでした……。 わざわざ確認したママ友息子が年長のときに幼稚園のクラスの女の子からラブレターをもらいました。そのことを息子のクラスのママ友Aに話したのですが、ママ友Aの息子さんは、女の子からラブレターをもらったことがないとのこと。それからママ友Aは黙ってしまい、話しかけても反応が薄く、その日はすぐに帰宅することに。 数日後、ママ友Aと偶然スーパーで会いました。ママ友Aは幼稚園のクラスの男の子のママ友たちに連絡をとり、クラスの女の子からラブレターをもらったことがあるか聞いたとのこと。私の息子にラブレターをくれた女の子は、息子だけではなく他の男の子たちにもラブレターをあげていたことがわかったとママ友Aから知らされました。 「〇〇くん(私の息子)だけが特別じゃないってことだよね?」とママ友Aは少しニヤッとして、言うのです。私はこのとき、息子がラブレターをもらったということが、ママ友Aの癪に障ったのだと気が付きました。 数日後、幼稚園のママ友Bに会いました。すると「うちの子も〇〇くんと同じ女の子からラブレターをもらったのよ」と言われ、私はママ友Bにもラブレターの話が伝わっているのかとわかり、げんなりしていました。そして、ママ友Bから「あなたが、子どもがラブレターをもらったと自慢してきてしつこいとママ友Aが言っている」と衝撃的なことを聞いたのです。 ママ友Aとの友情が消えた私は自慢したつもりはなかったのですが、ママ友Aはそう感じたのかもしれません。直接、ママ友Aに話を聞いたのですが「あれは自慢でしょ?」と冷たく言い、こちらに歩み寄る気配は皆無。喧嘩はしたくなかったのでママ友Aとは距離を置き、話をすることはなくなりました。 ママ友Aとは良好な関係だと私は思っていました。しかし、今回のラブレターの一件で関係が崩れることに。大変ショックでしたが、私の言い方が悪かったのでしょう。ちょっとした発言が、相手を傷つけてしまうこともあるのだと学び、今は自分の発言を後悔しています。今後は発言に気を付けようと心から思います。そして、ママ友との付き合い方についても、本当に考えさせられた一件でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:神崎 ハナ2児の母。発達障がい児の育児に奮闘中。育児や健康に関する記事を執筆中のライター。教職員や福祉の資格を持つ。
2024年04月01日長女が小学校に上がるとき、キッズ携帯を含め、携帯電話を持っている子がクラスの半数以上を占めていました。そんな中で携帯電話を持っていなかった長女がお友だちに言われたこととは……。自分の子どものころとは違うなと、改めて感じたお話です。 不機嫌な顔で帰宅した娘私は「便利になった世の中だからこそ、子どもには便利が当たり前になってほしくない」という思いがあります。そのため、まずは不便を経験してから便利さを感じてほしかったので、長女が小学校に上がったころ携帯電話を持たせませんでした。 ある日、長女が学校から帰って来ると不機嫌だったので「どうしたの?」と聞きました。すると……。 「今日AちゃんとBちゃんと帰ってたら、2人でキッズ携帯の話ばっかりしてて、『長女ちゃんはキッズ携帯持ってないもんねー』って言われて嫌だった」と言うのです。 「1年生でそんなこと言うんだ」と私は驚きながらも、「そっかー。二人ともキッズ携帯を持ててうれしいのかもね」と言うに留めました。そのまた次の日も、帰って来るなり「今日はAちゃんとBちゃんに『長女ちゃんキッズ携帯持ってないからバイバーイ』って走って行かれた!」とぷんすか怒っていた長女。 私は「意地悪を言う子たちなら一緒に帰らなくて正解かもよ」と思いながらも「そっかー。〇〇が嫌だと思うことはお友だちにはしないでおこうね」と言いました。ちょっと嫌な感じだなと私は思いつつ、もしかして長女にも原因があるのだろうか……などと当時は悩んでいました。 あれから4年がたち、長女は5年生になりました。クラスには仲の良いお友だちもいて、学校がとても楽しそうです。今はクラスのお友だちと帰ったりひとり一人で帰ったり……。もうAちゃんBちゃんと帰ることはありません。長女の友だちの輪は広がっていてちゃんと自分が気の合うお友だちを見つけているように思います。1年生のころあんなに悩んでいたけれど、親はドンと構えていればいいんだなと今は思えるようになりました。 イラスト/ふくふく著者:石井ゆうき
2024年03月31日わが家の次男が年中になった年の春、長男は小2、長女は1歳で自宅保育をしていました。その年は、長男の小学校でPTAの本部役員になってしまった私。先生に事情を説明すると、次男のクラス役員候補からは外していただきましたが、役員決めの席での進行を任されてしまいました。立候補を募りましたが、なかなか手があがらないため、じゃんけんで決めることに。しかし、これがとんでもない出来事につながってしまったのです……。 ごねる保護者に…他のきょうだいの学年や年少のときに役員をしていた人などを候補から外し、4名のクラス役員を選ぶことになりました。当時の担任の先生にも協力していただき、私対候補者でじゃんけんをすることに。勝った人から座っていくというシンプルなルールで数回じゃんけんをしていくうちに、4名が残りました。 すると、残ったうちのひとりが「納得いかない」とごね始めたのです……! その人が言うには「あちらの人はあと出しをしていた」「負けたのに座っている人がいた」「やり直しをするべき」と私に抗議してきました。 私と先生で見ていましたが、候補者は多くなかったので全員見渡して確認できていたつもりでした。ただ、あまりに強く主張されたため、もしかしたら見間違いがあったのだろうかと私が弱気になっていると、「今のご自分の姿をお子さんに見せられますか?」と先生が大激怒。「役員は保護者の方にご協力していただくものなので、そういった態度でやられるのであれば辞退していただいてかまいません」とピシャリと言い放ちました。 温厚そうな先生の強烈なひと言が効いたのか、その人はしぶしぶ役員を引き受けることに。候補者以外の、じゃんけんを見ていたママたちも問題はなかったと口々に言っていたのも後押しになったのかもしれません。「お仕事や育児などで忙しいのはみなさん同じなので、せめて全員で協力し合って、子どもの手本になるような行動をしましょう」という先生の言葉に、私も自身の行動を見直そう、と身が引き締まる出来事になりました。 イラスト/ふくふく著者:安藤 はるか
2024年03月31日私は長女が年中のときに長女のことで悩んでいました。幼稚園で担任してくれている先生に相談をしたところ、驚きのお返事が返ってきたのです――。 長女のことで悩み相談私は長女が年中のときに4人目の妊娠、出産をしました。5歳という時期もありますが、3人の弟や妹ができ長女は不安定に。 年少のときには幼稚園に行く前に泣いたことなんてなかったのに、幼稚園に行きたくないと泣きじゃくり、靴を履かない、服を着ないといった行動もありました。次女への噛みつきや意地悪も頻繁に見られるようになり、どうしていいかわからず私は悩んでいました。 ハグをたくさんしてあげなければと思っていても、自分の感情がコントロールできず、夜に反省することばかり……。 幼稚園の担任の先生にお迎えのときに相談すると、幼稚園では変わらず楽しそうにやっているとのこと。とりあえず様子見ということになりました。先生からの驚きの手紙相談した次の日も長女が泣いて登園していました。その日帰宅すると長女が先生から「ママにお手紙もらったよ」と言いました。 手紙を見てみると、今日の幼稚園での長女の様子を教えてくれたあとに「お母さんは頑張っています。頼ってください! 幼稚園では私がいっぱいハグしたいと思います!」と書かれていました。 私の頑張りを認めてくれた言葉、私ができないと悩んでいることを一緒にやってくれようとしている言葉に私は涙が出てきました。若い先生なのですが一緒に解決してくれようという姿勢が何より素敵で、この先生が担任で本当によかったなと思っています。 心が折れそうなタイミングで相談をした私に、忙しい中手紙をくれた先生には感謝しきれません。余談ですが、小学生1年生になった今では年中の長女の行動はなんだったのだろうと思うぐらい、長女は落ち着いています。 イラスト/蓬田あんころぴぷぺ著者:松谷 えりな
2024年03月30日最近ママ友になったAさんから、ある日突然プレゼントをいただきました。しかし、その中身を見た私はあ然とします。その理由は……。ど、どうして…?最近ママ友になったAさんからある日突然、「これ、いっぱいプレゼントで頂いたんだけど、食べきれなくてもったいないからぜひもらって!」と子どもへおやつを頂きました。気持ちはうれしかったのですが、パッケージの裏には添加物の表記だらけ……。私は以前Aさんに、子どもにあげる食べ物の栄養素にはこだわっていること伝えていたので、「ありがたいけど、正直困っちゃうなぁ」と思ってしまいました。しかし、好意をむげにすることもできないため、子どもにはあげずに自分でたべることに。せっかくくれたのに純粋に喜べず、なんだか申し訳ない気持ちになりました。 ところが後日、AさんのSNSを見ていると「おやつはやっぱり無添加が1番! 大変だけど安心の手作りがいいよね!」と投稿していたのです。自分の子どもの健康を考えるのは良いことだと思いますが、「人にあげるものは何でもいいってこと? というかもしかして、自分の子に食べさせたくないものは、人にあげて処分する考えなのかな?」と思ってとても苛立ちました。 後々他のママ友にAさんのことを聞いたら、自分がいらないものはよく人に譲っているらしく、Aさんから物をもらって困ったことがあるというママ友は多いようです。今回はおやつ程度だったので消費が簡単でよかったですが、そのあとはやんわりと遠慮して、受け取らないようにしています。 作画/赤身まぐろ著者:ここママ
2024年03月30日私の夫は土日仕事で、休みは平日にとることが多い職種です。一方、私は土日祝日が休みの勤務形態。いわゆる週末ワンオペのため、土日祝日に家族そろってお出かけすることがほぼありません。未就園児のときはなんとも思わなかったこのあり方が、子どもが大きくなるにつれて家族の大きな問題になったのです。月曜日が嫌いな娘月曜日の登園は大荷物に加えて、3歳の双子の息子たちが行き渋ることが多く、イライラしがちな私。5歳の娘は幼稚園が大好きなこともあり、「行きたくない」なんてことはなく助かっていたのですが、「月曜日は幼稚園に行きたくない……」と、ある日娘がポロッと言ったのです。 何かあったのか聞いてみても、とにかく月曜日は嫌なのだそう。深く聞かずに様子をみていたら、翌週の日曜に涙を浮かべ「月曜日にみんなの話を聞くと寂しい気持ちになる」と打ち明けてくれました。 お出かけしていない……がコンプレックスに詳しく話を聞いてみると、「お友だちが週末にお出かけした話で盛り上がっているのがつらい」とのことでした。週末に家族そろってお出かけすることがない娘は、うらやましさと寂しさで月曜日が嫌いになっていったようです。 このとき初めて我慢させていたことに気づき、「お出かけできなくてごめんね」と娘を抱きしめました。私だけでもお出かけに連れて行ってあげれば……と思いつつ、下2人は手を離せば別方向に走り出す活発さ。3人の子どもを連れて行くのはかなりの試練であると躊躇していました。 週末ワンオペ、お出かけしてみたついに覚悟を決め、いざ! ワンオペでショッピングモールへ。「今日はママだけで3人を追いかけなくちゃいけないから、お約束を守ってほしい」と予め伝えると、想像以上にお利口さんに過ごしてくれたのです。 おもちゃやお菓子を持参し双子を飽きさせないことを重視することで、娘のしたいことができるように動くことができました。もちろん帰りはヘトヘトになりましたが、帰ってイライラしてしまっては、せっかくのおでかけも台無し! 夕食は手を抜くなどして、自分自身も疲れ過ぎないようすることも大切でした。 週末にちょっとお出かけするだけで、娘の月曜日嫌いは解消されていきました。「ママ、ありがとう」という娘の笑顔で、ワンオペ週末も乗り切れます! 歩いて行けるような距離でも、特別なおやつやお弁当を持って出かけるだけで、楽しい思い出となってくれているようです。 著者:梟 うた5歳の娘と双子の3歳息子のママ。双子の出産を機に、東京から地元九州に移住。保育園勤務をしながら子育て、ファッション、旅行、インテリア、お得情報などを執筆中。最近の趣味は、絵本探し。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年03月30日私のおなかの中の子が女の子だとわかると、しばらく女の子が生まれていなかった夫の親戚たちは大喜び! 中でも義母は特に喜んでくれたのですが、まさかの要求をされて……?私たち夫婦の子なのに…妊娠中、赤ちゃんの性別がなかなかわからなかったのですが、妊娠8カ月になりようやく女の子だと判明。夫の親戚にはしばらく女の子が生まれておらず、義母の親戚にも女の子がいなかったため、親戚みんなが女の子の誕生を心待ちにしてくれていました。そこで私の子どもの名前に関して暴走したのが義母です。義母の子どもは息子が3人。女の子の育児ができなかったため、「もし私が女の子を産んでいたら、絶対名前に使いたかった漢字があるのよ! 使ってちょうだい!」と言い出したのです。しかし、事前に私たち夫婦で考えていた漢字と似ていたことと、画数が多い漢字だったこともあり、夫婦で話し合って義母が提案した漢字の採用は見送りました。するとこのことで義母はかなり激怒し、しばらく文句を言われて大変な日々を送ることに……。 そんな中、義母の考えた漢字を不採用にしたという話が義弟一家に伝わると、義弟夫婦が「子どもの名前に口を出すなんて」とこちらの肩を持ってくれました。そのおかげでこの一件はひとまず落ち着きましたが、今でも「あのときの漢字の方がよかった」などと言われることも……。しかし義母ではなく私たち夫婦の子なので、その話は毎回うまくかわすようにしています。 作画/赤身まぐろ著者:山野 田舎子
2024年03月29日息子が年少の終わりのころ、私はあるママ友に「来年度、役員なりませんか?」と声をかけられました。私は「今年度はまったく行事に協力できなかったし、挑戦してみようかな」と思い、「やりますよ〜」とママ友に二つ返事で答えました。「本当に!? ありがとう!」とママ友にとても感謝され、私はとても良い気分に。しかし、この役員はただの役員ではなかったのです……。 引き受けた役は…後日、新年度の役員歓迎会がおこなわれ、その際あるママが「よく本部役員引き受けてくれたよね~」と言いました。私は「え? 本部役員? 普通の役員と違うのですか?」と聞き返すと、別のママが「本部役員は、普通の役員や幼稚園全体の取りまとめで子どもが在籍中ずっとしないといけないよ」と教えてくれました。 実は、息子が年少のころは新型コロナウイルスが流行し始めたころで行事は縮小。加えて私たち家族は引っ越して来たばかりで、幼稚園について完全に理解できていなかったのです。 声をかけてきたママは実はそして初めに役員にならないかと声をかけてきたママは、本部の会長だったのです。会長ママからすれば「自分が声をかけるのは本部役員への誘い、通常の役員は新年度になって決める」というのが当然だったことが、歓迎会の話の流れからわかりました。 私は「大変なことになったな」と思いつつ、歓迎会で本部役員の方がみんな良い人たちとわかったので、頑張ろうと思いました。 それから数年たち、私は本部役員3年目に突入。1番のメインイベントである夏祭りを中心に、幼稚園のために日々尽力しています。大変ですが、知り合いも増え、先生方や保護者さんたちなど多くの人から感謝をされるこの仕事にやりがいを感じています。勘違いから始まりましたが、本部役員になって良かったなと思っています。 イラスト/まげよ著者:都 うめこ
2024年03月29日2歳の息子を連れて飛行機に乗っているとき、なんとなく後ろから衝撃が来ている気がしました。夫が後ろの席を見てみると、そこには……。なんだか衝撃が…まだ息子が2歳のころのお話です。実家がある九州から東京に戻る飛行機の中で、ずっと私のひざの上でおとなしくしていた息子が、窮屈なのと気圧のせいかぐずり始めました。夫と2人であやしながら、なんとか息子の気を逸らしたり楽な姿勢を探したりとあたふたしていたこともあり、最初は気づかなかったのですが、何となく真後ろから衝撃が来るような気がしました。息子が落ち着くと座席の異常もおさまるのですが、少しぐずり始めるとまたドンッと後ろから衝撃が……。夫が後ろの席をのぞいてみると、若い女性が座席を蹴っていました。静かな機内で度々ぐずってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、息子がぐずる度に蹴られるのでとても悲しかったです。 後味の悪いまま飛行機を降りて歩いていると、女性の隣に座っていた40代くらいの男性が追いかけてきて、「大丈夫でしたか? あまりにひどいから僕が注意しようかなと思っていたくらいです」と声をかけてくださりました。わざわざ追いかけてまで心配する気持ちを伝えにきてくれた男性に感謝した出来事です。 作画/森田家著者:歌山 晴子
2024年03月29日どんなに世の中が進歩しても、人が幸せに過ごすためには人間同士のコミュニケーションを欠かすことはできません。今回は占い師の五十六謀星もっちぃが、長年にわたる占い経験の中で発見した、運気の良い人に共通するコミュニケーションの特徴をお伝えします。人からも愛されて幸運の女神からも愛される共通点を、運気アップの視点を踏まえてご紹介します。自分を過度に卑下しないこと「私なんて…」と謙遜することは美徳の1つとされてはいますが、運気の視点から見ると良いこととはいえません。言葉には言霊と呼ばれる呪術的な霊力が宿っていると考えられています。自分を過小評価するような言葉を並べていると、そのネガティブさが現実のものになってしまう恐れが。現実的な問題としても、「私なんて可愛くないから」という言葉を聞いた瞬間に、相手の魅力が半減して見えてしまうこともあるのではないでしょうか。人から妬まれないようにすることも大切ですが、そのために自分を小さく見せるのはあまり良いことではないので、十分に注意しましょう。くだらない自慢話はしない卑下しすぎるのは良くないことですが、かといって自分を過大評価しすぎたり、大きく見せようとしたりするのもよくありません。特に、くだらない自慢話をすることは運気を下げるリスクが高いので注意したいところ。良運に恵まれて成功している人はくだらない自慢はしません。平均年収より給料が良いことや、有名人とつながりを持っていることなどを自慢げに語っていると、その程度の運気しか巡ってこない人間になってしまうでしょう。経歴や過去のことを自慢げに話しているにもかかわらず、現状は全然うまくいっていない人を、あなたも一度は見たことがありませんか?他人が聞いて「すごい」よりも先に「けっ」と反感をおぼえるような話をすると、運気がなくなってしまうということを示す好例といえるでしょう。笑える話をする大爆笑の中で暮らしているような人は、往々にして運気が良いものです。「笑門来福」という言葉がありますが、楽しく笑いながら過ごすことは、運気を上昇させる効果がとても強いといえます。自分自身がよく笑うことはもちろん重要ですが、周囲にも笑いを振りまくことはとても開運効果が高いことです。特に、失敗談や苦労談などのネガティブな話をしなければならないときに、それを笑いに変えて話すことができれば最も効果的です。困ったときにはそれを笑える話に変換出来ないかを第一に考えるようにしましょう。夢のある話をする将来の収入と幸せの総量が計算できるような生き方をしていると、人生はこぢんまりとまとまってしまいやすいでしょう。安定した収入と生活は理想の1つと思うかもしれませんが、プレゼントはサプライズでもらった方がうれしいもの。そのような突然の喜びが幸せのスパイスだとすれば、そのスパイスを注文する呪文は、夢のある話をすることです。もしもあなたが、誰か一人に豪華客船の旅をプレゼントするとしたら、「旅行よりも来年の安定した生活を望む」という人よりも、非日常を楽しめるような大きな夢を見る人に贈りたくなるのではないでしょうか。そして、人間の幸運を司る幸運の女神も同じ考え方をするはず。地に足のついた日々の生活を守ることだけにとらわれず、さらに遠くにある夢を人に語り続けることで開運につながるでしょう。五十六謀星もっちぃ10代の頃から占い一筋に生きる職業占い師。 著書『占い大学公式テキスト五十六謀星もっちぃの西洋占星術講義』(説話社)など©dikushin/Adobe Stock ©Rido/Adobe Stock文・五十六謀星もっちぃ
2024年03月28日母が家に来たとき、3歳の娘を2人で遊ばせてました。すると娘は引き出しに興味を持ち、漁り出します。その様子を見守っていたところ、まさかの事態が!?そんな物、見せないでー!2人目の子どもを出産後、私の母が家へ手伝いに来てくれたときの話です。3歳の長女と私、母の3人で遊んでいると、ふいに長女が引き出しの中を漁りはじめました。すると、なんと長女はゴム製の避妊具を取り出したのです!長女はそれが何であるかわからずに、すぐに興味を失いポイッと手放しましたが、一連の流れを見ていた母は顔をひきつらせていて……。とても気まずい空気が流れ、私は気づいていないふりをし、「そういえばさぁ」と適当に話題を振ることしかできませんでした。 整理整頓が苦手な私ですが、いざ人が来たときに困らないよう、見られたくない物は子どもの手が届かない場所に隠しておかなければいけないなと痛感した出来事です。 作画/さくら著者:片田 ゆい
2024年03月28日義母と離乳食についての話になったとき、「市販のものは使わないで手作りしなさい」と言われました。そして、そのあとにまさかの発言が続き……?離乳食に細かく口出し…娘が生後5カ月のころ、義実家に遊びに行ったときのお話です。離乳食を食べさせ始めたことを義母に伝えると、「最近は市販の良い離乳食がたくさん出ているみたいね」と言われたので「そうですね」と返事をしました。すると義母は、「そういうのには頼らないでね。手作りが一番よ」とまさかのひと言……。普段は手作りするつもりでしたが、お出かけする日や時間が無いときは市販の離乳食を使おうと思っていたので、とてもショックでした。さらに続けて、「うちに来るときには私が作ってあげるから」と提案されたのですが、その内容はまだ娘が食べられないものばかり。まだ食べられないとやんわりと伝えても「兄弟がいるご家庭は、月齢なんて関係なく何でも食べさせてるわよ」と言われ、この先娘を義実家に預けるのは不安だと感じました。 夫から、離乳食はアレルギーがないかなどを調べながら作っていること、自分たちのやり方があるのであまり口出ししないでほしいことを伝えてもらいました。その後は、極力義実家に娘を連れていかないようにしています。 作画/さくら著者:田村 咲
2024年03月27日入浴施設に行った際のことです。娘の何気ない言葉に衝撃を受けました……。 温泉で他人の体をじっと眺める娘温泉などの入浴施設に行くのが好きなわが家。しかし小学校1年生の娘が、そういった場所に行くたびに、他の人の体をじーっと観察することがいつも気になっていました。普段母親である私や父親以外の人とお風呂に入るということがないので、ほかの人の体が気になるのだろうと思っていたのですが……。 あるとき、温泉上がりに脱衣所で娘が言ったことに衝撃を受けました。 それは、「ねぇねぇ、ママの体ってほかの人と全然違うよね。何でそんなにおっぱいが小さいの?」という一言。それは私が決して人に触れてほしくない話題。 子どもの純粋な疑問なのですが正直胸がザワザワしました。そのことについて話したい気分にはなれませんでしたが、「人の体はみんな違うの。おっぱいが大きい人もいれば小さい人もいるんだよ」と説明しました。子どもの歯に衣着せぬ発言に撃沈そのときは納得したようでしたが、その後もやはり入浴施設に行くとほかの人の体をしげしげと眺め、「ママブラジャーする意味あるの?」などと聞いてくる娘。どこで覚えたのか「洗濯板」というような表現まで持ち出してくるようになりました。私はそのたびに、子どもが言うことだからと平気な顔をしつつも、内心自分が傷ついているという自覚がありました。そしてあるときついに、「ママ胸のことを言われるのは好きじゃないからその話はしないで」と娘に伝えました。 娘は私の対応に不思議そうな顔をしていましたが、「自分ではどうしようもない体の特徴をあれこれ言われて悲しい思いをする人もいるんだよ」と説明すると娘なりに理解したようでした。 成長して徐々に話す内容に気づかいができるようになったこともあり、娘はその後胸の話はしなくなりました。友だち関係はもちろんですが、家族であっても親子であっても触れられたくない話題というのはあります。お互い気持ちよく過ごすために、ちゃんと話題への配慮の必要性を伝えていくのも大切だと感じた出来事でした。 イラスト/ぽん子著者:澤崎 凪
2024年03月26日幼い娘を夫に預けて出かけたある日、帰宅すると夫はなんと爆睡! そして娘は、夫の服のポケットを漁り、何かを取り出して舐めていました。まさか、こんなことになるとは…まだ幼い娘を夫に任せて出かけたときのお話です。夫は娘と一緒にお昼寝をしていたそうなのですが、途中で娘が目を覚まし、ふいに夫の服のポケットをガサガサと漁り、入っていた加熱式たばこを舐めてしまっていました。帰宅した私がそのことに気づき、急いで救急に行くことに。幸い、胃洗浄も必要なく大事には至りませんでした。 当たり前のことではありますが、子どもの手が届くところに危険な物を置かない、子どものいるところでたばこを吸わないということを徹底しようと強く思った出来事です。 ◇ ◇ ◇ お子さんのいる家庭では、たばこを吸わないようにしましょう。たばこに含まれるニコチンを子どもが摂取してしまうと、悪心・嘔吐、下痢などの症状がみられたり、症状が重くなると、けいれんや昏睡、状況によっては死に至ったりする可能性もあります。最近増加している加熱式のたばこも有害です。 また、家庭内に喫煙者がいる場合は、子どもがいるところで吸わないようにしてもらうことはもちろん、手が届くところには絶対に置かないようにし、誤飲にも注意してください。服のポケットに入れている場合も、今回のように気づかないうちに取り出して口に含んでしまうケースも考えられるため、注意が必要です。そして、吸い殻の処理にも十分注意してください。 万が一、誤飲した場合は、口の中にたばこの葉があればかき出し、水や牛乳などは飲ませずに、直ちに医療機関を受診しましょう。 作画/赤身まぐろ著者:うち あき監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年03月26日子どもの習い事で、親同士が連絡のために使うグループラインがあるのですが、そこで1人の親がとんでもない発言をし出して!?グループチャットでまさかの発言!?うちの子どもはスポーツ系の習い事をしていて、親同士の連絡のためにグループラインがあります。そんな中、上級生が最後に出場する気合いの入った大会の前日に、ある親がそのグループラインに「明日は負ける」と送ってきました。まさかの発言に驚いていると、さらに「勝ってもまぐれでしょ」と送られてきて、そんなこと言って大丈夫!? グループラインだよ!? と焦る私。どうやら送る相手を間違えたようなのですが、誤送信に気づくのが遅かったため、メンバー全員から既読状態になり……。メッセージの取り消しをしたようですが、時すでに遅し。上級生の親たちから「今後は気をつけましょう」という言葉があり、この件はそれで終わったのですが、一連の出来事を見ていた私は、ハラハラして気が気じゃなかったです。 メッセージを送信するときは、送る相手を間違えないようによく注意しないといけないと学びました。また、今回のような、誰かが嫌な思いをするような内容は送信するべきではないなと思った出来事です。 作画/しおん著者:佐藤 藍
2024年03月26日3歳の次男はお兄ちゃんが持っているものを欲しがるお年ごろ。しかし、それが時と場所によっては、かなり面倒なことになることも……。急に始まった次男のわがままに困り果てていた私に、近所の女性が声をかけてきて―!? コンビニでお買い物ワンオペの休日、子ども2人を連れて近所の公園まで歩いて遊びに行きました。その帰り道、コンビニでお菓子を1人ひとつ買うことになり、長男はコアラのチョコレート菓子、次男はペロペロキャンディーを購入。最初はそれぞれが満足していたのですが……。 突如始まった次男のわがままコンビニを出て家まで歩いて帰る途中、突然次男が「やっぱりこっちがよかった!」と言い出したのです。長男の買ったチョコレートのお菓子が欲しくなったようです。長男は自分ひとりですべて食べるつもりだったので抵抗。一つももらえないとわかった次男は泣き始め、地面に寝そべってしまい……。 するとそこに、庭の草むしりをしていた近所の女性んが様子を見に来ました。私が事情を説明すると、「ちょっと待っててね!」と言い残し、自宅に戻って行きました。 近所の女性が…戻ってきた女性の手には、なんと長男が買ったお菓子と同じものが! そして、「これ食べな」と次男に渡してくれたのです。次男の顔がパッと明るくなり、すぐに「ありがとう」とお菓子を受け取ってしまいました。 私はさすがに申し訳ないので遠慮しようかと思いましたが、最終的にはお言葉に甘えてお菓子をいただくことにしました。 普段近所づきあいがほとんどなかったので気が付きませんでしたが、こんなにやさしい方が近くにいらっしゃったなんて……。次男には困惑させられたけれど、とてもうれしく感動した出来事となりました。 イラスト/まげよ著者:鬼頭いちか
2024年03月25日先日、数年ぶりに地元の友人から「年少の息子のことで悩んでいる」と連絡がきました。わが家には小3と年長、2歳の子どもがいるため、先輩ママとして私に話を聞いてほしいとのこと。ちょうど地元に帰る用事があったため、久しぶりに会うことになりました。このときはまだ、友人との再会を後悔するなんて思ってもいませんでした……。 「初回は無料だから」友人に手を引かれて当日、夫に子どもたちを預け、待ち合わせ場所に向かう私。友人の指定で、小さな喫茶店に入りました。ここ数年間の話や育児話などを1時間ほどすると、友人は「お互い苦労してるね。占い師に相談してみない?」と私の手を取って立ち上がりました。焦った私に「この建物の2階にあるんだけど、初回は無料だから」と言う友人。 何度か断っても熱心に占いをすすめてくる友人に、少し違和感を覚えた私。助けを求めて喫茶店のマスターに目をやると、笑顔でこちらを見ていました。その異様な雰囲気のせいか、逃げ場がないと感じた私は、仕方なく友人について行くことに……。 喫茶店の2階に案内されると、占い師と名乗る中年の男性がいました。私の手相や生年月日を見て、「仕事や家庭のことで悩みがある」「頼まれごとを断りにくいタイプ」など、誰にでも当てはまりそうな内容を熱心に話す男性に対し、「この子昔からそうなんです!」と返す友人を見ていることしかできない私。結局、何が起きているのかわからないまま占いが終了し、そのまま帰ることになりました。 別れ際に「買うと5万円するけど、今日は特別にあげる」とガラス玉が入った小さな巾着を差し出す友人。さすがに怖くなった私は、「子どもが誤飲したら困る」と断り、逃げるように車に乗り込みました。 そのあとも友人から連絡があって困りましたが、私は無視をしていました。共通の友人に相談すると、どうやらその友人も誘われて占いに行ったようです。そして高額なお茶を買わされそうになったため、連絡先をブロックしたとのこと。 友人が数年ぶりに連絡してきたのは、ゆくゆくは私にも高額なものを買わせる魂胆だったことがわかり、ショックを受けた私。再会したことを後悔しながら、私も友人の連絡先をブロックしました。そして、やはり最初に感じた異様な雰囲気は間違っていなかったのだと痛感したので、今後は自分の直感を信じ、断るときはしっかり断ろうと心に決めました。 イラスト/まげよ著者:安藤 はるか
2024年03月24日ある日夫が風邪を引いたとき、義母から「嫁の健康管理が行き届いていないから」と文句を言われました。もちろんそんなことはないのですが、義母はさらに理不尽な発言を続け……。理不尽な発言の連続…義母は家から徒歩1分の所に住んでおり、そこへは毎日のように夫婦で顔を出さなければいけない暗黙のルールがあります。 ある日、夫が風邪を引いて会社を休んでいたので、私1人で義実家に行きました。すると義母から「息子が体調を崩すのは、嫁の健康管理が行き届いていないからです」とまさかのお叱りが。さらに、「息子は野菜が嫌いですが、きちんと工夫して食べさせるのがあなたの役割ですよね。手を抜いていたのではないですか?」とさらに文句を言ってきました。私は毎日仕事をしながらも、きちんと料理を作っています。手を抜いているなんてことはもちろんありません。夫の風邪を私のせいにされて、理不尽で悔しくて仕方がありませんでしたが、義母とそれ以上話す気にもなれず、その日はすぐに帰りました。 このことを夫に話すと、「ひどいね」と共感してくれると思いきや、義母の肩を持つような発言をされました。こう言うことが何度か続いて、マザコンの夫と子離れできていない義母に疲れ果て、結局離婚しました。結婚生活というのは、夫婦二人の問題だけでなく相手の親の問題もとても大きいと学んだ出来事です。 作画/森田家著者:山野 晴美
2024年03月23日私が妊娠していたころ、妹や親戚からしつこく「男の子がいい!」と言われていました。性別は気にしないと伝えたのですが、まさかの最低発言をされ……? 無神経すぎるでしょ…私が妊娠していたころのお話です。まだ赤ちゃんの性別がわからない時期に、妹や親戚からしつこく「男の子が良い!」と言われていました。私自身は生まれてくる子の性別は特に気にしておらず、とにかく元気で生まれてきてくれたらそれで良いと思っていたため、「男の子でも女の子でもうれしいけどなぁ」とやんわり伝えたのですが、相変わらず「でもさぁ、やっぱり絶対男の子が良いわ! 男の子!」と言われ続け……。もし女の子が生まれて残念がられたら、この子が可哀想……と何度も落ち込みました。 結局、生まれてきた子の性別は男の子だったのですが、当時感じたモヤモヤは忘れられず、もし今後2人目を妊娠したときは、性別がわかるまで妊娠報告は避けようと決意。産後もたまに思い出してモヤッとしてしまうため、妹や親戚とは必要最低限しか会わなくなりました。 作画/さくら著者:山田 はなこ
2024年03月22日息子が2歳ごろ、支援センターで出会い、家の行き来までするようになったママ友。子ども同士も仲が良く、私たちも気が合う友だちだと思っていました。ある日、ママ友から「サプライズがあるの」と電話が。「サプライズって事前に言うものなの?」と思いつつ、「その日は子なしで」と言われ、夫に息子を預け指定された喫茶店に行ってみると……。 サプライズはまさかの…喫茶店にいたママ友に「サプライズって何?」と聞くと、「紹介したい人がいて」と言われ、私の隣に座るママ友。待つこと数分、現れたのは見知らぬ女性でした。「誰?」と思いつつ、突如出された化粧品のパンフレット。困惑している私を見て、その女性は「子どもがいてお金がなくて困ってますよね?世界が変わりますよ」と言いました。友人や知人に売ることで儲ける、いわゆるネットワークビジネスへの誘いだったのです。 隣を見ると、女性を尊敬する眼差しで見ているママ友。話がどんどん進み、断っても勧誘が止まらないため、どうにかして逃げ出さなければと悩みました。しかし、隣のママ友がどいてくれないと逃げ出せない状況。私はそれとなくスマートフォンを触り、二人にわからないように夫に電話を掛け、すぐに切りました。 ここからなんとか逃げ出したい数分後、夫から折り返しの電話が。私は「夫から電話なので出てくるね」と二人に言って外に出ました。私は夫に今の状況を簡潔に伝えました。そして、夫に急な仕事が入ったことにして、子どもの面倒を私が交代しなければならなくなったということにしたのです。 中に戻り、女性とママ友に説明。ママ友は納得してくれましたが、女性は私の嘘に気づいたのか、不機嫌そうな顔。それからすぐに夫が迎えに来てくれて、事なきを得ました。 ママ友は私の嘘に気づいていなかったので、その後も何度か連絡がありました。私は何かと理由をつけて断っていたので、連絡はなくなりました。支援センターにも行くのをやめたため、完全に縁が切れたと思っています。これまでの友人のように、ママ友の交友関係などを知る機会はなかなかありません。見極めることは難しいですが、距離感が大事だと感じた出来事でした。 イラスト/はたこ著者:宮﨑るか
2024年03月20日何かあればすぐSNSに投稿するママ友A子がいます。社交的でだれとでも仲良くなれるタイプの彼女は、SNSをアップする頻度も高く……。けれども、A子の息子の誕生日会後に、まさかこんなSNSトラブルが起こるとは思いもよりませんでした――。 ママ友の息子の誕生日会にてママ友2人とその息子たちと一緒に、ママ友A子の自宅に集まり、A子の息子の誕生日会をしました。A子の自宅は新築でおしゃれなので、どこで写真を撮っても絵になります。 大人も子どももたくさん写真を撮ったので、絶対に今夜A子はSNSに投稿するだろうと私は思っていました。 ママ友のSNSを見てびっくり…夜に投稿された、A子のSNSを見てびっくり! 他のママ友R美が持っていたブランドバッグの写真を、大体的にアップしていたのです。しかも、「息子ももうすぐ小学生!このバッグとも長い付き合い」のような、R美のバッグがあたかも自分のものであるかのようなコメントをつけていました。「おいおい、それあなたのじゃないよね!?」と心の中でツッコむ私。 R美もA子のSNSを見たようで、無断で投稿された!と私に連絡してきました。当日A子は、R美のバッグを「私も欲しい!」「かわいい!」などとベタ褒めしていましたが、まさかここまでするとは……。R美も心底呆れている様子でした。 他人のバッグを自分のもののようにSNSにアップしてしまうママ友A子に、正直ドン引きしました。そこまで見栄を張ってどうしたいのか、私には彼女の気持ちはわかりません。この投稿以来、家を行き来するような深いお付き合いは無理だと感じ、ほどよい距離感を保つようになりました。 イラスト/はたこ著者:鬼頭いちか
2024年03月19日ラジオでも多くのリスナーのお悩みに寄り添ってきた話のプロ・堀井美香さんが、会話にまつわる様々なお悩みにゆる~く回答!すぐに実践できる魅力度アップ術を伝授します。言葉のプロが解決!お悩み相談室。【お悩み1】無言の間が生まれてしまい気まずいです…。初対面の人など、まだ信頼関係が築けていない人と会話する時、相手が何を考えているのかわからず、何を話せばいいのか迷って無言になってしまうことがあります。沈黙が生まれるとプレッシャーを感じて、余計緊張してしまい、そこから逃げ出したい気分になります。【Answer 1】間はあっても全く問題なし!「会話の悩みでよく挙がる無言問題。気にされている方がすごく多いようですが、無言の間はただの空白ではなく、本質を突いた言葉が生み出されるために必要なものなので、焦って埋めようとする必要はないと思うんですよね。でもそんなに気になるんだったら、いくつか質問して埋めてみたらいいのでは?しかし初対面の方と初めて会話するシチュエーションの時は、相手に関する本質を突くような質問はできるだけ避けるべき。ふと口にした一言や話題が相手にとって地雷だったら、場の空気が悪くなるだけです。だから「今日は良い天気ですよね」など、当たり障りのない話題から始めるようにしましょう。2~3回質問して、あまり乗り気じゃなさそうに見えたら、その相手は沈黙が気にならない人だったり、何も話さなくても心地いいと感じてくれているかもしれないので、『この無言の時間を楽しもう!』ぐらいの気持ちで、どっしりと構えてみては」【お悩み2】相手の話にあまり興味が持てません。せっかく相手がたくさん喋ってくれているのに、自分の専門外の話ばかりでうまく受け答えができず悩んでいます。しっかり聞く意志はあるけれど、相手に申し訳ない気持ちでいっぱいに。こんな時、何か気の利いた一言を言いたいのですが…。【Answer 2】ワードをリフレインしましょう。「すべての話に興味を持つのはなかなか難しいですよね。こちらの知識不足で、その話に共感したり、会話のキャッチボールができそうになければ、それこそ聴きポジに徹して、相手に気持ちよく話してもらえる雰囲気作りを徹底しましょう。その手段のひとつが、相手の言葉の中から何かワードを切り取って、そのままリフレインすること。たとえば食べ物の話をしていたら、“ラーメン”など相手が話している内容のワードに触れてみると、“あ、ちゃんと聴いてくれてるんだ”と思って機嫌よく話してくれるはず。それが全く興味の持てない内容だとしても、ネタとして蓄積しておくことも大切。テレビだって、すべてがすべて興味を持てるような内容ばかりじゃないですよね。でもふと目に入った情報が、何かの役に立つこともある。それぐらいの感覚で、興味が持てない話もどこかで使えるかも?と思えば、前向きに聴けるのではないでしょうか」【お悩み3】話を切り上げたい時、失礼じゃない伝え方はありますか?長話や立ち話が好きなお喋りなママ友に困っています。いったん話し始めるとなかなか終わらないし、話を切るタイミングが難しくて、いつもヘトヘト…。嫌われたくはないので、相手に不快感を与えずに、話をうまく切り上げる方法を教えてください!【Answer 3】こちらがマイナスを被ることがポイント。「会話の終わりが見えずに、次の予定も迫っている。切り上げたいけれど、なかなか切り上げられない時って結構ありますよね。『すみません、次の予定がありますのでそろそろ失礼します!』など、たとえ申し訳なさそうに謝っても角が立つ気も。だからそんな時は、『ついついさんの話に聞き入っちゃって、もうこんな時間!次の予定大丈夫ですか?』のように、相手を気遣う言葉で切り上げてみたらいいと思いますよ。『たくさん喋っちゃって、すみません!』『長く聴いていただいて申し訳ないです!』と、こっちが聴きポジに徹していてあまり話していない場合であっても、あえてこちらがマイナスを被って、相手を立てて終わらせるのが、デキる大人のたしなみです。これが自然とできるようになれば、不快感どころか、『この人は気遣いができる人だな。また話を聴いてもらいたい』と、魅力的に思ってもらえるし、好感度も爆上げできるでしょう」【お悩み4】聞きづらいことを質問する時、どのように聞けばよいか迷います。アラサーになり友人との会話時に、結婚や子供のこと、仕事のことなどずけずけと踏み込んで聞いていいのかわからず、なかなか切り出せません。なんだか元気がなさそうな気がするけれど、面と向かって相談されたわけではないので、どうすべきか迷っています。【Answer 4】受け入れる意思表示をしましょう。「これはもう寄り添ってあげるだけでいいんじゃないですかね。大人になると、友人でも言えないこと、言いにくいことがあります。結婚や子供のこと、もちろん仕事についても今後のキャリアなどデリケートな問題ならなおさらです。いろんなことがあって究極に気分が落ちている時って、誰にも言わず、ひとりで悶々と考えたい場合もあると思うんです。でも大切な友人がすごく悩んでいたり凹んでいることがわかったら、放置せず、自分が思っていることを伝えてみるのもありかと。『もし嫌だったら全然答えなくていいけど、何かあった?』と最初にエクスキューズを入れて、相手に断る余白があることを伝えてみるんです。そして『話したくなったら全部受け止めるからいつでも言ってね』と、門戸を開いて、自分の意思を示しましょう。それを伝えるだけでも、相手は心強い仲間の存在に気づき、素の自分を出せたり、弱音を吐きやすくなるでしょう」【お悩み5】聞かれたくないことを聞かれた時はどうすればいいでしょうか。会社の上司や、取引先の人の中に、プライベートなことをむやみやたらと聞いてくる人がいます。角が立たないよう、できるかぎり答えたいとは思っているんですが、あまりにもデリカシーに欠けているため、毎回げんなり…。もう会話もしたくないくらいです。【Answer 5】答えなくて問題なし!「いるんですよね~、こういう無神経な人(笑)。言いたくないことを質問されたら、わざわざ言わなくてよいと思います。それがデリカシーに欠ける質問ならなおのこと!悲しいことを言うかもしれませんが、地雷ギリギリのラインの質問をわざとして、相手がどんな反応をするのかを見て楽しんでいる人もこの世の中には一定数いる。そんな人のために自分を犠牲にする必要はありません。何か聞かれても一切反応せず、口を閉ざしてOKです。自分という人間を保つため、そして今後の仕事を円滑に進めるために、無言で抵抗するのも、様々な人間と良好な関係を築いていくためのひとつの選択肢だと思いますよ。私も聞かれたくないことを聞かれた時は、『なんでそんなこと聞くんですか?』と質問することもなく、その場の雰囲気を悪くしない程度に『うーん、ちょっとわからないです』と言葉を濁したり、話題を変えたりして、その場をやりすごしています」堀井美香さんフリーランスアナウンサー。1995年、TBSにアナウンサーとして入社。個性的な先達のアシスタントを長年務めた後、フリーに。著書に『聴きポジのススメ 会話のプロが教える聴く技術』(徳間書店)などがある。※『anan』2024年3月20日号より。イラスト・山中玲奈取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2024年03月16日会話が苦手でも、ちょっとした心構えやテクニックを使えば、相手から魅力的に思ってもらうことができる。そこで話のプロ・堀井美香さんが、実践している会話術を指南。相手に寄り添う“聴きポジ”を目指そう!「この人との会話は心地よく感じる」「また会って話したい」、なぜか自然とそう感じさせてくれる人は、誰からも好感を持たれる。フリーランスアナウンサーの堀井美香さんもしかり。永六輔さん、久米宏さんなど名だたる先達のアシスタントを長年にわたって務め、現在もポッドキャスト「OVER THE SUN」で繰り広げられるジェーン・スーさんとの掛け合いに惹きつけられている人が多い。そんな堀井さん曰く「“聴きポジ”に立てば、どんな人との会話も楽しめる」ようになるそう。「聴きポジとは、聴き手のポジションのこと。会話は、話す人と聴く人がいてはじめて成り立ちます。しかし多くの人は聴き手に徹しきれていません。聴きポジに立てれば、話が盛り上がらずに焦ったり、次に何を話そうかと緊張することもないので、肩の力を抜いて会話そのものを楽しめるようになります。そのためにも表情や声のトーンも意識しながら相手の話をしっかりと聴く姿勢を持ち、あなたを受け入れていますという心地よい空気感を作ることが大切。包容力のある会話を心がければ、スムーズにコミュニケーションがとれて、信頼を得ることもできます」優秀な聴きポジになるためには、会話の全体像をイメージすることも大切だそう。「私は会話する時、最初にその目的をやんわりと決めるようにしています。その会話で距離を縮めたいのか、その場の空気が温まればいいのか、自分の中でゴールを定めておくと、会話のズレが生まれにくくなります。そのためにも、可能であれば話す相手に関する情報を予習しておくと役に立ちます。その人に何を聞いて、どんな関係を構築したいのかを決めておけば相手に集中できるので、焦ることも地雷を踏む心配も少なくなります。距離を縮めたい人ほど、情報収集が肝に。もちろん思いがけず突然会話が始まるパターンもあるので、そんな時はその状況を俯瞰して、フラットな視点を持ちましょう。たとえば複数人で会話が始まったら、自分以外のメンバーの立場や状況を把握し、回し役に徹してフォローしながらひとりひとりの言葉を引き出すんです。会話は、量より質。喋る量とそこにいる存在感は決して比例するものではないので、たった一言しか喋らなくとも、その質を高めることで魅力的な人だと思ってもらいやすくなるのではないでしょうか」堀井流の会話術を身につければ、話し下手な人も、会話で魅了することができる!【堀井流会話術ルール1】目をしっかり見てニコニコ笑顔で。会話する時の基本的な姿勢は、目を見ること、そして笑顔を忘れないこと。「昔からよく言われるコミュニケーションマナーです。じーっと見つめなくてもいいので、時折目を合わせながら微笑んだり、相づちを打つことでちゃんと話を聴いているという意思表示になります」【堀井流会話術ルール2】できるだけ相手のペースに寄せる。会話は相手と構築していくもの。心地よい空気感を作るために話し方や声の出し方も重要な要素に。「話すスピード、声のボリューム、声の高低をできる範囲でいいので相手に寄せるように意識しましょう。すると相手から波長が合うと感じられ、好印象を与えやすくなります」堀井美香さんフリーランスアナウンサー。1995年、TBSにアナウンサーとして入社。個性的な先達のアシスタントを長年務めた後、フリーに。著書に『聴きポジのススメ 会話のプロが教える聴く技術』(徳間書店)などがある。※『anan』2024年3月20日号より。イラスト・山中玲奈取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2024年03月16日休日に家族4人で博物館に出かけたときのことです。誰もが楽しめるはずのストリートピアノで長女が演奏中、見知らぬ女性に絡まれてしまいました……。 博物館展示のストリートピアノを演奏する休日に家族で出かけた博物館には多くの展示物があり、子どもたちは大興奮!展示物のなかに、アップライトピアノの裏側が透明になっていて、後ろから構造を見学できるというおもしろい体験展示がありました。数組の家族が和やかにそのピアノで演奏をしていて、私たちも演奏の順番を待ちました。 ピアノを演奏するわが子の後ろに女性が…順番が来て長女が弾き始めると……。なんと後ろの50代ぐらいの女性が「ヘタクソ早くしろよ……」と言ったのです。私たち夫婦は驚きました。 ピアノを長時間占領していたわけでもないのに、子どもに暴言を吐くなんて! と憤りを感じました。けれども帰宅後、長女はケロッとした顔で「でも私ヘタクソじゃないから、私のことじゃないと思って最後まで弾いた」と言ったのです。私たち夫婦は、へこたれるどころかたくましい長女の発言にもっとびっくりさせられました。 長女の成長を感じることができたものの、世の中には平気で他の子どもに暴言を吐く人がいるのだなと、悲しい気持ちでいっぱいになった出来事でした……。やはり、不特定多数の人が集まる場所ではいろいろな人がいることを実感。短時間でも子どもから目を離さないようにしようと心に決めました。 イラスト/きりぷち著者:中野 迷子
2024年03月16日3歳の息子は食べることが大好きで食への関心が高いのですが、そんな息子が買い物中に食べたがったものに、私はわが耳を疑いました。さらに大きな声で何度も食べたがるので、周囲の人も驚いた顔でこちらを見ているのがわかりました。コストコで起きた、息子の仰天エピソードです。食への関心が強い息子息子は離乳食期から食への関心がとても強く、食べ過ぎが心配になる面もありますが、助かっていました。また、3歳を過ぎたころから、食への制限も緩めはじめ、息子が興味を持った食事に対して、加減をしつつですが、挑戦させるようにしていました。 ある日、息子を連れてコストコへ買い物に行ったとき、カートに乗った息子が突然「今日はドッグフードが食べたいな!」と言ってきたのです。 どうしてもドッグフードが食べたい!「ドッグフード!? それは犬のごはんだよ?」と説明するものの、息子は納得がいっていない様子。その後も大きな声で「ドッグフード食べたい!」と連呼し、周囲の人が驚いた顔で息子を見ていました。さすがに恥ずかしくなってしまった私は息子に「ドッグフード食べたことあるの?」と聞くと、「あるよ!」と言うのです。 何かと勘違いしていると思い、似ている食材を想像しては息子に確認していきました。「それじゃない!」と言いながら売り場を知っているというので、なんのことを言っているのかと息子の指をさす方向へ行って確認をしてみることにしました。 息子のさす方向へ行ってみると……息子は何をドッグフードと勘違いしているのかと思い、言われるがままに着いた先はレジの前。すると息子は「ここを出たらドッグフードがあるよ!」と言うのです。ふとレジの先を見ると、そこにあったのはフードコート。そして息子は「ホットドッグ」の看板をニコニコと指をさしていました。 息子は以前、ホットドッグを買って食べたことを覚えていて、それをドッグフードと記憶していたのです。思わず笑ってしまう言い間違いに、「今日はホットドッグを買って帰ろうね!」と購入し、帰路につきました。 たしかに似ているけれど、思わず驚いてしまう発言に、かわいい言い間違いだなぁと思ったエピソードでした。ちなみにもうすぐ4歳になる息子ですが、未だにホットドッグを見ると、ドッグフードが先に出てきてしまうようです。少し考えてから「ホットドッグ食べたい」とちゃんと言えるようになり、息子の大好きな食べ物の1つにもなりました。 著者:伊藤 美里3歳の男児の母。多忙な夫との3人家族で、ほぼワンオペ育児を楽しんでいる。料理と子どもが好きで、食に関する情報や自身の子育て経験を中心に執筆活動中。
2024年03月15日私は21歳のとき4歳年上の彼と職場結婚し、2人の子どもを授かりましたが、およそ5年間の結婚生活を経て離婚することになりました。離婚理由は、いわゆる価値観の違いによるもの。慎重に話し合いを重ねたうえで円満離婚となるはずだったのですが、予想外のところで話がこじれることになってしまったのでした。「どうして?」電話口で問い詰める義母義母との関係はどちらかと言えば良好でしたが、遠方に住んでいたこともあり、離婚話について相談はしていませんでした。しかし、離婚の前準備として別居をし始めたころ、とうとう夫が義母に現状を話したようで、すぐさま義母から私に電話がきたのです。 ちなみに夫はマザコン。義母も子離れできていないのでは? と思うような出来事が、これまでにも度々ありました。電話口で突然「なんで? どうして何も話してくれなかったの?」ときつく問い詰めてくる義母はこれまでとはもはや別人で、動揺した私はただひたすらに謝ることしかできませんでした。 最後の話し合い。遠方からやってきた義母別居から約3カ月が経ち、話し合いも終盤に差しかかったところで、離婚届を書くため子どもたちを連れて夫の元へ。あれ以来、義母とは連絡を取っていなかった私。最後にもう一度電話をしないとダメかな⋯⋯そんな風に思っていた矢先でした。夫の家に着くと、なんと呼んでもいないはずの義両親の姿が! 夫からも親がくるという話は一切聞いておらず、「なんで!?」と思いました。義母は最初に「あなたから直接話が聞きたい」と言ってきましたが、実際は私に不満をぶちまけにきただけだったようです。 義母主導!? 私だけが悪者扱い「お前の我慢が足りないからこうなった」「息子は一生懸命働いて頑張っているのに」と、とにかく私を責め続ける義母。しまいには「養育費なんて払えない」「学資保険は解約して。解約金は息子のお金よね?」など、夫の金銭の心配をするばかり。そもそも離婚になったのは、元はと言えば夫の金銭感覚の緩さが原因なのに、それを知ってか知らずか、義母は終始「息子は悪くない」の一点張りでした。 おとなしい義父は義母の発言にうなずくのみで、夫は何も言えずにただうつむくだけ。言い返したい気持ちでいっぱいでしたが、子どもたちが見ている前であまり争いたくはなかったのでグッとこらえ、ただただ時間が過ぎるのを待つばかりでした。今となってはあのときどう対応するのが正解だったのかわかりません。 「義母との関係は良好」と思っていたのは私だけで、日ごろから敵意でも抱かれていたのかなと、少しゾッとした体験でした。その後、離婚した元夫には養育費を払ってもらい、子どもたちとも月に一度の面会をしていましたが長くは続かず、音信不通となってしまいました。どちらにせよ、豹変する義母を止められない夫とは別れて正解だったな、とも思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:夏川さほ10歳、8歳、3歳、0歳の男女4人の母。ステップファミリー。元コンビニ店員だが、第4子出産を機に退職し、現在はフリーライターとして活動中。自身の子育て体験談や商品レビューなどを執筆中。
2024年03月11日娘のオムツを替えたあと、夫に娘を任せて近所のコンビニへ出かけたのですが、夫はなぜかさっき替えたばかりのオムツをまた替えようとしていました。理由を聞いてみると、まさかの返答が……。 夫の面倒も見なきゃいけないの…?近所のコンビニに用事があった私は、生後2カ月の娘のオムツを替えて母乳をあげたあと、娘を夫に任せて家を出ました。しかし、買い物を済ませて帰宅すると、なぜか夫がオムツを替えていたのです。出かける前に替えたばかりなので「さっきオムツ替えたばかりだよ」と伝えると、私が家を出てから娘が泣き出し、どうしたら良いのかわからずとりあえずオムツを替えてみたとのこと。 私の行動を見てなかったの? さっき替えたじゃん……とドン引きしつつも、「なんとかしようとしてくれてありがとう。でもオムツじゃないよ、抱っこしてあげてくれる?」と言いました。 するとあろうころか夫は、ゴチャゴチャと聞こえない声で文句を言ったあと、機嫌をそこねて家を出て行ったのです! コンビニでポテトチップスを買ってすぐ帰ってきたものの、さすがにこの行動にはカチン! ときた私。大きな赤ちゃんのような夫の面倒まではもう見られないなと思い、この一件のあとは夫に育児のことをあまり頼まなくなりました。 ◇ ◇ ◇ 少しでも気に入らないことがあると機嫌が悪くなってしまう夫……。確かに、大きな赤ちゃんのように思ってしまうのも無理はありませんね。しかし、夫に頼らず1人で育児をするのはママの負担になってしまうので、「こういう場合はこういうことを試してみて」というように、育児の仕方について日頃から伝えておくと良いかもしれません。どちらかが1人で頑張るのではなく、夫婦二人で支え合ってお子さんを育てていけると良いですね。 作画/森田家著者:わたなべ みか
2024年03月06日ママ友との会話中、夫の職業の話になり「デザイナーだよ」と話すと、「タダでチラシを作って欲しい」と言われた私。やんわりと断ってもしつこく頼んでくるため、再度きっぱり断ると、後日まさかの展開に……。 そんなこと言われる筋合いはない…!ある日、家族でお店を営んでいるママ友と立ち話をしていたとき、夫の職業の話になりました。「夫はウェブデザイナーをしてるよ」と伝えると、「良いな〜! ねぇ、うちのお店のチラシ作ってよ!」と言われた私。身近にデザイナーがいるとわかるとつい頼みたくなる気持ちは理解できますし、このように人から頼まれることもたまにあるので特に気にはしませんでしたが、そのあとの話をよく聞くと、どうやらタダでデザインしてほしいということらしく……。なんて図々しいだろう……と驚くと同時に呆れてしまいました。夫もタダで作って! なんてお願いは嫌がるだろうなと思いやんわりと断ったのですが、「お願い!」としつこく頼まれ、さらに困惑。 結局その日はきっぱり断って解散しましたが、そのあと「ケチだね。デザインするなんて簡単なことじゃん。もう良いです」と怒りのメッセージが送られてきました。 知り合いだからと言って、タダで仕事の依頼をしてくる人には驚いてしまいます。しかも断ったらケチ呼ばわり……。自分の中の常識が通じない人というのは一定数いるんだなぁと学んだ出来事でした。 作画/森田家著者:高橋 裕子
2024年03月04日私、「サレ妻予備軍」になりました。
兄の連れてきた婚約者は…
妻は看病してもらえないのが普通ですか?