仕事のポリシーは小物選びにはっきり表れるもの。スタイリストの川上さやかさんが考える、オトナの小物選びとは?仕事ができる方々おすすめの、愛用スクエアバッグをご紹介します。人に与える印象と、使い心地のよさが両立するものを。元銀行員という異色の経歴を持つ、スタイリストの川上さやかさん。会社勤めの経験を生かしたスタイリングは、多くの働く女性たちの共感を呼んでいる。そんな彼女のお仕事小物へのこだわりは?「いろんな人の目に触れるお仕事小物は、目立ちすぎないアイテムを意識しています。例えばビビッドなカラーよりも、ニュアンスカラーの方が好印象に。個人的には、ずっと使いたいと思える上質なアイテムへとシフト中。いいものは気持ちがアガる上に、丁寧に扱うので愛着も湧いてくるんです」とはいえ、デザイン性だけで選ぶわけではない。仕事で使うものだからこそ、機能性も重視する。「バッグの中身は、すぐ取り出せるように気をつけています。文房具、アクセサリー、コード類など、ジャンル別にポーチに分ければスッキリ。クリアなポーチなら中身も一目瞭然で、忙しい朝でも忘れ物を防げます。そして、効率よく働くためには、整理整頓が不可欠。名刺や領収書も、溜め込まずこまめに分類することで、後々グンと楽になるはず。それに、仕事道具を乱雑に扱うと、相手にもよくない印象を与えてしまいます」川上さんのマストアイテムは、のちほどご紹介。最後に、自分に似合うアイテムの見つけ方は?「20代はいろんなものを試す時期。そこからひとつずつそぎ落とすうちに、自分らしいアイテムがわかるようになります。とはいえ、高価なものは躊躇することも。判断基準は、それを持った自分をイメージできるかどうか。ピンときたら、迷わず挑戦してみては?」信頼感を底上げするスクエアバッグたち主張の強いバッグは、仕事の現場ではいやらしくなりがち。お仕事バッグに選ぶなら、「シンプルで上質なバッグを。スクエア型なら、相手に信頼感も与えられます」写真上はレギュラーで愛用している『セリーヌ』のバッグ。同右は、約10年前に『コム デ ギャルソン』で購入。レザー×籠の組み合わせが特徴的な一品は『エバゴス』で。「上質なバッグは長く愛用でき、経年変化によって表情が変わるのもお気に入りです」川上さやかさん大手銀行に約7年働いた後、スタイリスト佐藤佳菜子氏に師事。元会社員の視点を生かしたスタイリングに定評があり、雑誌『Oggi』やウェブマガジン「mi-mollet」など、多方面で活躍している。※『anan』2018年4月25日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)取材、文・野村紀沙枝(by anan編集部)
2018年04月25日ふとした瞬間にセンスが表れるお仕事小物こそ、印象アップできる一品を選びたい。持っておくべき格上げお仕事小物10選。スタイリストの川上さやかさんの私物をご紹介します。自分そのものを表す名刺入れは、断然シンプル派。グレイッシュなカラーが上品な名刺入れは渋谷西武の『エルメス』で購入。「仕事内容で自分を評価してもらいたいので、控えめな色とデザインを意識。その分、上質な素材のアイテムを。いただいた名刺はまめに整頓して、名刺入れが膨れないように気を付けます」メモ部分が広い手帳を使って作業漏れゼロに。『ブルックリン ミュージアム』のB6サイズ手帳を愛用中。「深夜作業も多いので、24時まで書き込めるバーチカルが便利。自由に書けるメモ部分が広いのも助かります。スケジュールアプリも使いますが、手帳に書き込むことでさらにインプットでき、漏れがなくなります」スクエアの腕時計はベルトを替えながら長年愛用。会社員時代、“時計貯金”をして購入した『カルティエ』の腕時計は、バッグ同様にスクエアをチョイス。「長年使うと、どうしても飽きてしまうので、ベルトを替えて印象をチェンジ。ブラック、ホワイトを経て、現在はダークブラウンのベルトを愛用中です」領収書の整理は4ポケットのあるカレンシーケースで。仕事柄、領収書の整理はマスト。『スマイソン』のカレンシーケースは、両面合わせて4つのポケットがある便利な一品。「交通費、飲食代など、4つのジャンルに分けてその都度分類。週末にチェックするときも、日々分類しているので整理する時間が短縮できます」持っていて役立つのは、品と実用を兼ね備えたボールペン。「『レンツェッティ』のシルバーボールペンは軽くて書きやすく、全体に彫られた模様も上品なので撮影小道具としても活躍中。使っていると“コレどこの?”と必ず聞かれる一品です」。ボディに施された模様に一目惚れし、『スパイラルマーケット』で購入。都会顔の扇子で涼しい表情をいつでもキープ。老舗の扇子屋『坂田文助商店』と『アーツ&サイエンス』のコラボで生まれたエレガントな革扇子。「汗ばむ季節も上品な印象をキープするための必需品。昨年、一生ものだと思い京都で購入。親骨にはケースと同じレザーが使われていて、あおぐ姿も優雅に見えます」シーンに合った装いにはパールアクセが一役。「普段は遊び心のあるアクセサリーも身につけますが、少しかしこまった場所では、好印象を与えるパールのアクセサリーを身につけます。会う人に合わせてつけ替えられるよう、バッグに備えておけば安心」。ネックレスはお祖母さまから受け継いだ思い出の品。INDEX付きファイルで資料探しを時短。仕事の資料は、必要なときにさっと取り出せるINDEX付きファイルで管理。「展示会のインビテーションは、すぐ出せるように手前に収納。撮影で使うコンテなどの資料は、2か月分は持ち歩きたいので、ジャンルごとに分類して保管。スムーズに見つけられます」仕分けに便利なクリアポーチを複数持ち。中身を瞬時に把握できるクリアポーチは、物探しの手間が省ける優れもの。「文房具類は、雑誌の付録のポーチに。何かがなくなったときの買い忘れも防げます。ガマ口ポーチは、代官山の雑貨屋『Aquvii』で。内側に仕切りがあるのでアクセも絡まりません」一筆箋とポチ袋はちょっとしたお礼用。和の一筆箋とポチ袋は、文房具を入れたクリアポーチの中に常備。「借りたものを返却するときや、請求書を送るときなど、必ずひと言感謝の気持ちをしたためて添えるようにしています。和の素材や柄ならきちんとした印象を与えてくれるので、ビジネスに最適です」川上さやかさん大手銀行に約7年働いた後、スタイリスト佐藤佳菜子氏に師事。元会社員の視点を生かしたスタイリングに定評があり、雑誌『Oggi』やウェブマガジン「mi-mollet」など、多方面で活躍している。※『anan』2018年4月25日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)取材、文・野村紀沙枝(by anan編集部)
2018年04月22日ワークライフバランスが叫ばれる昨今、短時間で効率良く仕事をこなす能力が重要。もっと仕事の能力を上げたい、そして次のステージにステップアップしたい。そんな自分になるために実践したい、簡単12メソッドをご紹介!数字をクリアすることが、やる気や実力を育みます。残業して頑張ることが良しとされたのは過去のこと。今は限られた就業時間の中できちんと結果を出せる人が評価される世の中。ダラダラと労働しないよう、タイムマネジメントできる自分になるにはどうしたらいいのでしょう?「仕事をマクロで見る目線を持つことが大事です。目先の忙しさにとらわれてしまうと、本当の意味での仕事の優先順位を見誤ることも多い。自分に任された仕事だけでなく、チームや部など全体が目指すところを考えると、これまでとは違う角度で仕事を見られるようになりますよ」と言うのは、働き方コンサルタントの池田千恵さん。広い視野で仕事を見ること、そして仕事を“数字”に置き換えることが、“仕事をする自分、バージョンアップ”に繋がる、と分析します。「仕事って、頑張ったり努力をしたりする割に、実力がどの程度上がっているのか、非常にわかりづらい。人間は達成感を得て初めて、成長を実感できるもの。目標を数値化すると、達成できたかどうかはもちろん、目標が何%クリアできているかなどが、目で見てわかるようになる。なのでまずは、仕事のメドや目標を、時間や数量といった“数字”に置き換えてみることから始めましょう」【仕事のタイムマネジメント力を上げる12のメソッド】出かける準備中、30分間スマホをオフにする。【始動が早くなる】朝の準備時間は常にバタバタで、少しでも油断すると出発が遅くなる。「そんな中でのスマホは鬼門。気がつくと10分、20分あっという間に経ってしまいます。メールや気になるサイトのチェックは通勤時間中にやればいいこと。スマホに触らない時間を30分作ることで、準備に集中でき、忘れ物などもなくなります」出社前、あえて1つ用事を作り、通常より早く家を出る。【遅刻しない体質になる】朝、常にギリギリになってしまう人は、例えば朝ごはんを外で食べるなど、会社に行く前に外で1つ用事を作ってみる。「楽しい予定を作ることで、早起きが苦でなくなります。その結果、余裕を持って会社に行けるように。一般的に朝早く来ている人は、“仕事ができる人”なイメージを抱かれやすい。そういう意味でも得です」仕事を始める前に、その日の退社時刻を決める。【集中力が磨かれる】仕事の後に約束があると、何が何でもその時間までに仕事を終わらせる努力をしますが、何も予定がないと、ついダラダラ仕事をしてしまいがち。「“終わったら帰ろう”はダメ。毎日自主的に“終業デッドライン”を決め、その時刻に退社するためにはどうすればいいか、逆算して仕事を組み立てる思考回路に切り替えましょう」あらゆる目標を数値化する。【進行を把握する力がつく】人は何か目標があると頑張れるもの。それは仕事においても同じこと。「今日の目標、今週の目標というように、常に何か目標を立て、それを常に数字で考えましょう。到達度を把握しやすくなりますし、もし達成できなかった場合でも、あとどのくらいで達成できたかがすぐわかるので、次の仕事に活かせます」緊急か、重要か。スケジュールを4つに色分けして整理する。【仕事の優先順位がクリアに】仕事のタスク、何から手を付けるかは、4つに色分けをして考える。「ベクトルは緊急か緊急でないか、そして重要か重要でないか。例えば、打ち合わせなど“緊急で重要なもの”は赤、新規顧客リスト作成といった“緊急ではないけれど重要なもの”は緑というように、色で分けてみると、何から手を付けるべきかが明確に」デイリーなタスクにかかる時間を計ってみる。【自分の仕事速度&こなせる量を把握できる】例えば朝のメールチェックなど、毎日、あるいはよくやる仕事にかかる時間を計ってみると、些末な作業でも、意外と自分が思っているより多くの時間を費やしていることがわかる。「人は自分の作業時間を短く見積もりがち。仕事の速度とこなせる量を把握することで、安請け合いからの“うっかり残業”的な事故を防げます」思いついたアイデアややりたいことを、常にまとめておく。【突然のチャンスをモノにできる】仕事でこんなことをやってみたい、実現できたらいいな、と思う企画やアイデアは、メモ程度でもいいので、常にリスト化しておくことが大事。「ステップアップのタイミングはいつ来るかわかりません。“何かいいアイデアない?”と言われたとき、すでにリストがあれば、サッと提案ができる上、やる気も買ってもらえます」添付ファイルのDLとメール返信は、即座にやる。【先方からの印象が格段に上がる】マクロで見て考える仕事の優先順位とは別に、単純作業は後回しにせず、反射神経的にすぐ済ませるクセをつける。「データを拝受した報告、簡単なお礼など、“考えなくてもできる返信”は、メールを受けたらすぐ済ませる。また添付ファイルも受け取ったらすぐダウンロード。“仕事ができる人”の印象を持ってもらえます」企画書や資料は、2段階上の上司に向けて作成する。【仕事の決裁が早くなる】一人の上司が見たあと、さらにその上の上司のチェックを必要とする書類や企画書の場合、全員が読みやすい内容にまとめることで、かかる時間を短くできる。「直属の上司はもちろん、その上の人が何を求めているかまで想像すると、上までスムーズに通る書類が作れます。会社勤め時代、私は常にこれを心がけていました」日々のルーティンや自分ルールを、月に1度見直す。【時間のロスが一定以上に増えない】いつもやっている仕事ほど、改めて見直すと無駄な部分が浮かび上がってくる。「例えば会議で、前回のおさらいに使う時間がある場合、それぞれが確認してくることで省くことが可能。あるいは“これがやりやすい”と決めたルールも、もっと短時間でできる道が見つかる場合も。惰性になりがちなことほど、定期的に見直しを」月間の予定を見て余裕ができそうな日は早めにブロック。【メリハリのある働き方が実現できる】メリハリをつけて働くためには、“余白のある時間”を持つことも大切。「週間とは別に、月間の予定表に主な予定を書き込むと、あまり忙しくない日が見えてくるので、その日を先に赤で囲み、そこにはなるべく予定を入れないようにしてみる。自由な日があると思うとそれだけでワクワクし、仕事を頑張れるものです」何事もすぐに決断するクセをつける。【決断が速くなり、精度も上がる】仕事が長引く原因の一つに、優柔不断があると池田さん。「決めることを先送りにしていると、いつまでたっても終わらない。まずは小さなことから、すぐに決める、というクセづけを。たとえその決断が間違いでも決断するという力は確実につきますし、積み重ねれば判断力自体の精度も向上。仕事にかかる時間も短縮できます」いけだ・ちえ働き方コンサルタント。著書に『朝の余白で人生を変える』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)が。※『anan』2018年4月25日号より。イラスト・伊藤ハムスター取材、文・河野友紀(by anan編集部)
2018年04月22日年度が変わり、夫の給料は上がりましたか?気になるのは「残業時間などの働きかた」や「年収」だけ、というかたも多いのではないでしょうか。それではあなたは、夫の「仕事のやりがい」をご存知ですか?夫の年収は、妻の心がけ次第かもしれませんよ。 1. 夫の「仕事のやりがい」や「なりたい姿」を知っていますか?つい夫の働きかたや年収に目が行きがちですが、夫が仕事を通してどのようなライフプランを立てたいと考えているのかご存知でしょうか。また、夫とそういった話をしたことがありますか?そんな、夫の「仕事の生きがい」や「なりたい姿」を、夫婦できちんと共有できているのか、周りの既婚女性数名に聞いてみました。知っている小さい子どもがいるにも関わらず、残業や飲み会が度重なったことが原因で喧嘩をしたときに話してもらった。「今頑張らないと、同期に先を越される」や「今頑張ったら、いつかもっと楽になるから」とか。最初は言い訳かと思っていたけど、だんだん具体的なビジョンの話ができるようになって、実績もついてきた。目標に向かって頑張っているようなので、今は応援している。(40代)家計簿を見ていて、年収やボーナスの話になるとおのずとその話題になる。何歳で役職に就くかとか、将来はどのポジションを目指しているとか。だから夫が仕事で落ち込んでいるときに、「〇歳で役職になるんでしょ!」と励ますようにしている。(20代)知らない稼いできてくれればそれでいいから、聞いていないし興味もないかも。(20代)夫に仕事の生きがいとか目標とかないと思う。(30代)夫は家では仕事の話をあまりしないし、聞いてもそっけないからわからない。(30代)ヒアリングした中で思ったのは、夫の仕事の目標について「話すきっかけがあるか」が重要なのかもしれないということ。お金のことや働きかたなどの会話がきっかけだと、踏み込んだ話もしやすいのかもしれません。 2. あなたの「仕事のやりがい」「なりたい姿」を話していますか?それでは女性のキャリアプランについてはどうなのでしょうか。何歳くらいでどんなキャリアプランを作りたいと考えているのか、またそれを夫と共有しているのか。こちらも筆者の知人女性数名に聞いてみました。話しているまだ夫婦だけのとき、子どもをどうするかを考えたときに話をした。子どもを生んでも、時短勤務を使わず正社員のまま今の仕事を続けたかったので、これから生みたい子どもの人数とその時期を、キャリアプランに当てはめて計画した。夫はパートになってほしかったみたいなので、自分にとって仕事のやりがいや生きかたを必死にアピールしたら、なんとかわかってもらえた。(40代)家事育児を手伝わない夫に、自分がどういった生きかたがしたいのかを言った。今抱えている仕事に集中したいので、夫にも家事育児を手伝ってほしいとか、女の生きがいは家庭だけじゃないとか。仕事の話は夫にも通じるところがあったのか、理解してくれた。(30代)話していない育児や家事に忙しく、仕事どころではないので話していない。扶養内で働いているけど、他に条件の良いところがあれば転職しようかな、くらいの考えだし。(30代)よく考えたらそういう話をしたことないかも。話したところで、夫は真面目に聞いてくれなさそう。(20代)女性については「家事」「育児」の問題があり、中には「子どもがいるからキャリアなんて積めない」と諦めているかたもいました。 3. 夫婦の話し合いがキャリアアップにつながる一般社団法人ライフミッションコーチ協会が「パートナーシップと仕事」についてアンケートを実施したところ、年収が上がっている人と夫婦の話し合いには相関関係があるそうです。年収の動向別の「自分の志やビジョン、価値観、仕事を通して実現したい人生の価値などを説明し、理解してもらうことができたのに加え、夫やパートナーが応援してくれるようになった」という割合は以下のとおり。年収が年々増加傾向にある:44.6%年収はほぼ横ばい:19.8%年収は年々減少傾向にある:8.6%「年収が年々増加傾向にある」人の半数近くは、パートナーに対して仕事の目標を説明し、応援してもらっていることがわかりました。年収が横ばいもしくは減少傾向にある人とはかなり差がありますね。どうしてそういった「夫婦の話し合い」が、仕事がうまくいくことへとつながっているのでしょうか。考えられるのは、「夫婦一緒に頑張っているから」。目標達成には、パートナーからの応援が必須です。夫が仕事のために、家庭を顧みないこともあるかもしれません。でも、夫の仕事への熱意や目標を知っていれば、「相手も頑張っているから」と妻もポジティブに受け止められるはず。そうやって妻が応援してくれていると、夫も安心して仕事に集中できます。夫が仕事でつまずいたときも「家庭を守っている妻のために」と、妻からの応援を糧にして頑張れるでしょう。実際に年収がアップして結果を出していくと、夫婦で喜びをわかちあえます。まさに二人三脚で優勝したときのような心境。それが夫婦仲を良くしていき、さらに仕事へのモチベーションを高めてくれるのではないでしょうか。 「夫の年収が上がらない」「今日も残業?」「また接待?」など、夫の仕事に対して「数字」や「時間」など表面ばかりを見ていては、なかなか年収アップにつながらないようです。夫が仕事に対してどう思っているのか、どのような目標が合って取り組んでいるのか、ぜひ一度聞いてみてください。夫の内面を深く探れば、表面だけでは印象が悪かったところも、きっと「努力の成果」に見えるはず。そんな夫を認め応援していくことで、将来的に年収アップが狙えるかもしれません。きっと、夫婦仲も今まで以上に良くなりますよ。 参考:「パートナーシップと仕事」調査結果発表 パートナーシップと仕事、どちらも上手くいく3つの秘訣
2018年04月12日歌手のmisono(33)が、4月10日に自身のブログを更新。一部ファンのルール違反を指摘し、仕事にも影響が出ていると明かした。 ブログで、同月4日に出演したネット番組を振り返りながら《この日に限らず“入り出待ち”は、禁止なのですが……それでも「まだしてしまう人」がいるため言いたくないんだけど、書きます》と切り出したmisono。 同番組のスタジオが東京・原宿の“ど真ん中”にあるため、ファンが渋滞すると《苦情もきてしまう》とファンサービスはせずに移動車に乗り込んだ経緯を説明。しかし「危ないから帰ってください」というスタッフの指示を無視し、その場を動かないファンがいたといい、《マナーを守っている人もいる訳だから「ズルイ」「羨ましい」ってなるし、“ルール違反”をしている人の方が「良い想いをする現場」って、どうなんだろうか!?》と疑問を呈した。 待っていたファンを思い、サインや会話に応じていた過去から《こうなってしまったのは、自分が原因なんだけどさ。最近は、自分も「心を鬼にして」徹底しているし…》と反省。ファン対応により近所迷惑になってしまったことでオファーがなくなった仕事もあると明かした。 改めて《全て自分のせいだから、怒ってもないし……嫌いにもならないし許してきた(目をつむってきた)けどさ》とした上で、《もし!misonoのみならず“美苑”の事まで、愛してくれるんだとしたらご協力、宜しくお願いします》と呼びかけた。
2018年04月11日育児の悩みはつきないもの。育児といえばママの悩みが取りざたされることが多いのですが、パパだって悩んでいます。大きな悩みが育児と仕事の両立。残業が多く帰宅が遅いため育児に時間を割けない……というのはもちろん、残業が少ないパパにも悩みはあるようです。今回はそんな「パパの育児に関する悩み」に焦点を当ててみました。 1. パパの育児は何時間?ママの希望とのズレ株式会社ドゥ・ハウスの調査によると、パパの平日の育児時間は以下のとおりでした。1時間未満(36.8%)全く関わらない・関われない(34.8%)1~2時間程度(19.5%)もっとも多いのは「1時間未満」、次いで「全く関わらない・関われない」とあまり育児に時間を割けないパパ。仕事で残業して帰宅したら子どもはすでに寝ている……というパパも少なくないのかもしれません。子どもと関わる時間の多いママにとっては、仕方ないと思いつつも「もう少し子どもの相手をしてほしい」と思ってしまいますよね。ママは何時に帰ってきてほしいと思ってる?実際に周りのママに「パパに何時に帰ってきて欲しいか」聞いてみると、以下の結果となりました。()内は第一子の学年です。20時までには帰ってほしい(小3)定時+1時間まで(年少)19時まで(3歳)定時(1歳)だいたい定時~20時までには帰ってほしいと考えているようです。また、子どもの年齢が低いほど、帰宅時間も早くなっています。ただ、周りのパパに聞いてみたところ「周りが残業していたら帰れない」「残業しないと休日出勤になる」「定時に帰ったら収入が減る」などの意見がありました。やはり多くのママが望む定時~20時に帰ることは難しいようです。育児を手伝ってほしいから早く帰ってほしいママの気持ちと、仕事に専念したいから早く帰れないパパの気持ち。そういった考えのミスマッチが、夫婦間のトラブルに発展するのかもしれません。 2. 残業の量で異なるパパの悩み同株式会社ドゥ・ハウス調査で「現在の家事・育児の悩み」について聞いたところ、全体で多かったのは「子どもとの時間がもてないこと(16.7%)」、「子どものパパ同士で何を話していいかわからない(11.4%)」でした。また、残業が少ない・多いパパで悩みの内容も異なるようです。残業が少ないパパの育児の悩み残業20時頃までのパパの悩みは、「家事・育児で自分の時間がもてないこと(16.5%)」、「子育ての考えかたについて配偶者とズレがある、意見が合わない(16.5%)」が多くなりました。他のパパよりも時間が取れるからこそ、育児のことでママと揉めたりしてしまうんですね。また、「子どもとの時間がもてないこと」に悩むパパが多いのに対して、仕事が終わったら育児が待っている……という、「自分の時間がもてない」現状に、疲れやストレスがたまってしまうようです。その結果、最近話題の仕事が終わっても家に帰らない「フラリーマン」の問題にもつながっているのかもしれません。「自分の時間がないこと」に悩むのはママだけではなく、イクメンパパもだということですね。残業が多いパパの育児の悩み一方で「残業20時以降までのパパ」の悩みは、「子どもとの時間がもてないこと」が約3割を占めています。育児に関する悩みではなく、そもそも「育児に参加できないこと」が悩みというのは、なんとも悲しいことですよね。さらに、「子どもが『ママのほうがいい』ということ」が他のパパよりも高い結果に。育児に参加できず、子どもにもなかなか懐かれないという、負のスパイラルに陥っているのだと考えられます。このままずっと子どもと関われないと、長期的に見て「子どものことがわからない」となってしまうおそれがあります。 3. パパは家事育児を楽しんでる?さらに同調査で「家事・育児を楽しんでいるか」と尋ねたところ、小学校低学年の子どもがいる層では「楽しんでいる」と「まあ楽しんでいる」の合計は、家事が58.9%で育児は82.9%となったそうです。仕事の終業時間で見てみると以下のとおりに。家事を楽しんでいる(全体:58.9%)時短~概ね定時あがり:66.9%残業20時ごろまで:55.3%残業20時以降まで:47.4%育児を楽しんでいる(全体:82.9%)時短~概ね定時あがり:86.1%残業20時ごろまで:82.4%残業20時以降まで:77.2%家事や育児に関わる時間が多いパパほど、「楽しい」と答えている人が多いことがわかりますね。仕事後の家事や育児は大変ではあるものの、その分だけ気づきや発見、触れていないと見えてこない楽しさがあるのかもしれません。それに、パパが早く帰ってきてくれることでママの負担が減って夫婦仲が良くなり、子どもがパパに懐くことで家族仲も良くなっているのではないでしょうか。仕事や職場の人間関係の兼ね合いで、なかなか早く帰ることが難しいかもしれませんが、たまには家族を優先した行動ができると良いですね。 やはりどうしても就業時間が長くなってしまうパパですが、ママと子どもはパパの帰りを楽しみに待っています。なるべく早く帰れる日を作るようにして、ママの助けになってあげてくださいね。長期的に子どもとの関係を良くするためにも、パパの存在は不可欠です。しかし、早く帰れるにも関わらずフラフラ寄り道をしてしまう「フラリーマン」もいるのが現状。ママはなるべくパパが帰ってきやすい家庭づくりを意識するようにしてください。パパとママ両方に息抜きの時間も必要です。家事・育児・仕事・休憩のバランスをうまくとってくださいね。参考:小学校低学年以下の子どもがいるパパが休日育児に関わる時間は「3~4時間」が主
2018年03月26日いまや女性の働き方や生き方を選べる時代。ロールモデルにならうより、自分で新しい生き方を生み出す人が増えています。「好き」を仕事にして、自分らしい幸せのカタチを見つけた女性たちがどうやってそこにたどり着いたのか、インタビューしていきます。第7回目は、CA時代に客室乗務員の口コミサイトを作り、それがきっかけで起業家になった株式会社KoLaboの駒崎クララさんです。企画・ZENKUMI /ライター・MIDORI(Mediajo)【好きなことで未来を創る】私がこの仕事をしている理由 vol. 7株式会社KoLabo駒崎クララ さん客室乗務員の口コミサイト運営と人材紹介事業をしています客室乗務員の経験を活かし、「客室乗務員のチカラで社会に貢献する」というコンセプトのもと株式会社KoLaboを設立し2つの事業を展開しています。ひとつは客室乗務員の口コミサイト「CREW WORLD」で、客室乗務員の女性たちが世界各国で見聞き・体験した情報を投稿できるプラットフォームを運営しています。当時の航空業界は、縦のつながりは非常に強いのですが、他社といった横のつながりでの情報共有の機会がほとんどありませんでした。どうしたら横の情報共有もできるのだろうと考えた時にコミュニティサイトにヒントを得てサイトの運営を始めました。横の繋がりができることでひとつの国に対しての情報量が増えることになります。そうするとお客様へより適切な情報提供ができるようになりサービスの向上に繋がります。もうひとつは、客室乗務員のセカンドキャリア向け人材紹介事業「KoLabo Crew Concierge」です。これは、先に述べたプラットフォームでの情報共有から、客室乗務員の生き方の共有と視点が広がったことで始めたものです。客室乗務員の経験はコミュニケーション力やホスピタリティ力など可視化できないスキルばかりです。セカンドキャリアのサポートをすることで、本来もつ客室乗務員一人ひとりの才能や能力を適切に活かし社会でも活躍できる場が増えていくことを願っています。私を変えてくれた3つの「や」のワーク今は私自身が人材紹介事業をしていますが、現在まで続くキャリアを意識するようになったのも25歳の時に初めてキャリアカウンセリングを受けたことがきっかけです。そもそも、私は大学時代に国際ビジネスコミュニケーション論という授業のなかで、「ハネムーン症候群」というものに出会いました。“ひとつの目標を達成した人が次の目標に向かう時、自らをモチベートする方法について悩んでしまう” ことをいいます。それを知った時にそういった人たちのためになれることをしたいと思うようになったのです。ではその目標に対して具体的なアプローチ方法は何があるのか……。そのときキャリアコンサルタントの方に会って、自分の軸を見つける「3つの『や』」というワークをしていただいたんです。ひとつめの「や」はやりたいこと、2つめの「や」はやれること、3つめの「や」はやらなければならないこと……。それぞれ20個ずつリストアップして3つの「や」がかぶっているところが『人生の軸となる』というものでした。わかりやすいように私の場合の最初の4つの「や」のワークの例をご紹介するとこうなります。やりたいこと•海外を飛び回るような仕事がしたい•世界の人に日本の良さに触れてほしい•人と人の繋がりを大切にしたい•仕事だけではなく、プライベートも充実させたいやれること•初対面の人にも臆しないコミュニケーション力がある•英語が自由に話せる・読める・書ける•日本文化への造詣が深い•国境を越えてコミュニケーションが図れるやらなければならないこと•体験してきた海外の文化を伝えたい•生まれ育った日本の良さを次の世代に伝えたい•大学で磨いた語学能力を活かしたい•大きなチームの一員として責任を果たしたい例からは、といった姿勢が特徴として挙げられると思います。こうして「や」が重なる場所、特徴を言語化し、社会にどう貢献していくかということを考えていくのがこのワークです。こうして一度道しるべが見つかると、あとはそれに沿って進んでいけばいいと気持ちが前向きになったのを覚えています。実はその時のキャリアカウンセラーの方が今は弊社の役員となり、実際に3つの「や」のワークはカウンセリングでも実践しています。幼少期のヨット航海に自分の原点がある3つの「や」のワークを繰り返すことで自分の軸をさらに明確にしていくのですが、私自身の軸の原点は幼少期(5〜10歳まで)に両親と共にヨットで海外生活していた体験にあります。フランスからジブラルタル海峡を通って、大西洋から、太平洋を渡り32フィートのヨットで日本まで約4年、父と母そして私の3人で航海していました。その途中で妹が生まれて、4人になりました。港に寄ってその地に滞在することもありましたが、基本はずっと海の上でした。ヨットの航海をしていると寄港先で出会う人たちを繋ぐ役割になったりするんですよね。例えば何かトラブルがあったら「◯◯さんなら解決法を知ってるよ」「あの船の◯◯さんも同じトラブルがあったからわかるはずだよ」など覚えたての現地の言葉を使って話して、役に立つことがありました。コミュニケーションをとるのが得意だった私は幼いながらに自分らしいなと感じていたんですね。これらが、私の軸のキーワードのひとつ、「人と人とをつなぐこと」に繋がります。インターネットが発達していなかった当時、行き交う船同士の情報収集の手段は無線のみでした。「情報共有できて、お互いが安全に航海できる技術って素晴らしいな」と、子供ながらに思っていました。帰国後は、自由にパソコンを使える環境だったこともあり、出会った世界中の人と連絡をとるようになりました。無線からインターネットに変わり、ITは人と人との繋がりに欠かせないと興味を持つように。私にとってはコミュニケーションを豊かにする大切なツールとして「ITの技術」というものが欠かせないもうひとつの軸になったのです。相談する人がいない不安は外部メンターに力を借りる私は、生きてきたなかでの強みを最大限に活かそうと客室乗務員になりました。幼少期のヨット航海での経験から語学力やコミュニケーション力は強みになったんです。それでも最大の目標は「ハネムーン症候群」をサポートすることです。3つの「や」から気づくことのできた私の軸を組み合わせた時に、結果的に客室乗務員の口コミサイト「CREW WORLD」の事業を大きくすることが目標に変わったのです。自分が起業するとは思っていなかったので、実際には手探りからのスタートでした。サービスのベースの構想や想いはあったものの、会社をつくること、事業を創ること、ひとりでやるしかない環境はとても辛いことでした。会社員時代は悩みをシェアしたり、チームで問題を解決することができます。そういったことができないのは大変でしたが外部でサポートしてくださる方に出会えました。私の軸のひとつが「ITという技術」だったこともあり、客室乗務員時代からカンファレンスやサミットへボランティアスタッフとして参加していたんですね。そこでは、社会の「最新のトレンドや課題」を把握できます。異業種で参加する女性は少なかったのでおもしろがって話を聞いてもらえたんです。その時に出会った経営者の先輩たちが、起業の相談や営業同行をさせてくれたりと、今思うとたくさんの機会をくれました。感謝をしてもしきれないですが、最強で最高のメンターです。モヤモヤこそ成長のチャンスCREW WORLDのロゴの下に “FLYING IS BEAUTIFUL” という言葉をいれています。「なにか」に向かう気持ちを大切にして、行動する姿こそが美しいものだと思います。人生は例えると階段のようなものです。階段を上がっている時は夢中なので不思議と頑張れたりします。ですが、ちょっと落ち着いてもう1段上に上がろうとする時にどこに向かっていいのかモヤモヤした不安を感じることはありませんか?実はその時が人は一番成長するものだと思います。モヤモヤした時こそ、まず「3つの『や』」のワークをおすすめしたいです。たとえ20個ずつ挙げられなくてもそれが今の自分というだけです。まずはそのワークを続けてもらいたいですね。1か月後にもう一度すると、リストアップできるようになっていたり、自分の変化が見えてくるようになります。自分の軸に気づくことができるだけ早くできれば好きなことを仕事にする近道になると思うんです。プライベートで最近はまっていることプライベートでお能をたしなんでいます。日本の文化に携わりたいという理由もありますが、これまでの人生を振り返ったときに自分でルールを作る機会がとても多かったんです。だから逆に、“ルールや枠に自分を当てはめること” “枠に当てはめてもなお出てしまう個性” に興味がありました。それに、昔の武将がそうだったように、お能は積極的に「無になれる」ことも良いところだなと感じています。コスメポーチの中身で欠かせないアイテム24時間つけてても負担にならないようなアイテムと、アンチバクテリアジェル イソップのは香りがよくて気分転換にも使ったりしてます。ポーチは大好きな飛行機のデザインが入っていてそれだけで気持ちがあがります。Information取材協力:株式会社KoLabo企画:ミーズハー株式会社(C)izusek/Gettyimages(C)junce/Gettyimages
2018年03月21日文房具コレクションの一部。右上から時計回りに、ベトナムのバラの切手、香港のキャンディの包紙、王冠模様のキャンディの包紙、ポルトガルのおみやげでいただいたピック、ユニークな形のオブジェはアメリカで発見、ビビットなバラのカードは上海のもの。 気づけば収集しているモノは、文房具だけでした。現在小林さんの仕事場は、友人のオフィスの一角にある。きれいに整頓された机の下には、「文房具トラベラー」と書かれたボックスが。雑誌の連載で文房具愛を語っている小林さんらしく、その箱の中には文房具がぎっしり。そこでまずはこんな質問から。好きな文房具ベスト3は? 「1位は、ダントツでテンプレートです。アルファベットや数字をかたどった文字モノを中心に集めていて、私の作品にも多く使っている相棒です。第2位が紙ですね。私がいつも使う好みの紙はもう決まっていて、日本生まれの〈LIFE(ライフ)〉のバンクペーパーか、アメリカ〈クレイン〉社のコットンペーパー。あと、和紙がすごく好きで。作品にも和紙を使うんですが、Gペンで描いたときの滲み具合や、インクがポタリと落ちた感じも気に入っています。そして第3位なんですが、好きすぎてなかなか決めきれられず(笑)。ペン、特に水性ペンやGペンも好きですし、スクリーントーン(注:漫画の画材で色の濃淡や背景などに用いられる)も……。(しばらく悩んで)決めました! 第3位は顔料絵の具にします。金銀の光る色が特に好きなんです」 小林さんのデスク。机の上には、文房具類を入れている棚と作品のみという潔さ。収集中の文房具の一部は、足元のバンカーズボックスの中に大切に保管されている。 小林さんのテンプレートコレクションの中から、最近お気に入り3種をセレクトしてもらった。使い込んだインクのシミから、その愛が伝わってくる。 自他共に認める、テンプレートラバー!一番好きな文房具は? の質問に、すかさず「テンプレート!」と答えた小林さん。テンプレートとは、正しい図を書くための文房具のことだ。プラスチックの板に型どられた図形をなぞるだけで、円や記号、数字やアルファベットを正確に描くことができる。 「テンプレートを好きになったのは大人になってからで、いつの間にかこんなに集まっていました。イギリスの『Helix(ヘリックス)』という文房具メーカーのモノが多いのですが、どれもいろんな旅先で見つけて集めてきたものなんです。日本の100円ショップでもいくつか見つけました。あと、私がテンプレート好きなことを知られていて(笑)、周りからいただくことも。ただ最近では数が少なくなっていて、文房具界の絶滅危惧種になりつつあるのが少し悲しいですね。よく使うモノにはインクがついて黒ずんでいますが、そんなところにも愛着が湧いていて。綺麗にもできるんですが、この感じもなんかだかいいなと思ってそのまま使っています」 写真左:友人からの年賀状。干支のうさぎをデザインしたユニークなテンプレートだ。写真中:オランダで購入した特大の品。数字からアルファベットまで一式揃う。写真右:『Helix』社の赤いテンプレートとアメリカで見つけた一品。 小林さんのテンプレートコレクションは、手のひらサイズから、日本ではあまり目にすることのない大きなモノまで、専用の箱がいっぱいになるほどの量。一見同じように見えるテンプレートも、数字やアルファベットに様々なフォントが使われていて眺めていて飽きない。これが文房具の面白さなのかもしれない。 そして、なんと好きが高じてテンプレートを作ったことも! 「私も参加しているkvina(クビーナ)というクリエイティブユニットで2011年に『CLASKA Gallery&Shop “DO”(クラスカ ギャラリー&ショップ ドー)』さんと一緒に製作しました。バレンタインに合わせて、エスペラント語(注:人工的に作られた世界共通語)で〝好き〟を書けるラブレター・テンプレートを作ったんです。テンプレートは、また作ってみたいアイテムですね」 制作に関わったテンプレート。日本語、英語、エスペラント語でラブレターを贈れるようになっている。 旅先でときめきの文房具探し。漫画家・作家という仕事柄、文房具は大切なパートナー。それゆえ、文房具選びに対する想いもひとしおだ。 「仕事で使っている文房具は、どういう画材を使ってどんな風に描こうかと考えているうちに、極まったアイテムたち。使うものはもう定番化しているので、『伊東屋』『世界堂』『東急ハンズ』をぐるぐるまわって、欠かさないようにしています。でも、それは仕事用の文房具の話。それ以外の趣味で集めている文房具は、旅先の文房具屋さんで探すことが多くて。これが私にとって、大きな楽しみなんです。そもそも旅先で本屋さんへ行くのが好きで、そこで文房具を売っていることも多いし、スーパーの文具売り場をまわったり、フリーマーケットやスリフトショップなどでみつける古いモノも好きですね」 例えば、キャンディの包紙や空箱、ピックなども、小林さんにとっては愛すべき文房具になる。彼女と同じように、素敵な包紙や雑貨にときめいてつい集めてしまうという人も多いはず。 「実は、高級な文房具にはあまり興味はないんです。だから、私が集めているモノは高くないことが前提。普段、何気なく使えるような文房具が好きですね。危うく捨てられそうなモノの中から素敵なモノを見つけられた瞬間は、すごくテンションがあがって嬉しくなります」 小林さんの目利きが光った戦利品のレースペーパー。多くはアメリカのスリフトショップで購入。 「以前アメリカのスリフトショップに立ち寄ったとき、古いレースペーパーがたくさん出ていて。その中から、繊細なカッティングの品を選んで持ち帰りました。特に手前中央の四角いレースペーパーは、ある商品の下に敷いてあったものなんですが、このレースペーパーがどうしても欲しくてその品を買ってしまいました(笑)」 海外で見つけた文房具ばかりかと思いきや、実は日本の古道具も。なかには家族から受け継いだ品もある。 古いスタンプたち。活版のように、自分で文字を組み合わせて使うことができる。 「もともとスタンプも好きで集めていたのですが、キリがないので厳選した一部がこちら。左下の木箱に入ったスタンプは実家でみつけたモノで、おそらく父が所持していたのだと思います。上段の中央のスタンプも、日本で作られていた年代物ですね。日本の文房具もかわいいデザインのモノがたくさんありますよね。特に紙モノなんかは、そのクオリティの高さにいつも感動しています。他にもいただいたお菓子の空箱や、祖母が持っていたり、プレゼントに結ばれていたりしたリボンだったり。文房具コレクションのなかには、色んな方たちからいただいて手にしたモノもたくさんあるんですよ」 リボンのストックは大きな瓶の中に。 ここまで文房具を愛する小林さんなら、ライフスタイルに関するモノにもこだわりがあるはず!けれど、返ってきたのは意外な答えだった。 「単に文房具が好きなだけで、モノに対するこだわりは特にないんです。おしゃれになりたいとは思うし、憧れるけれど、ファッションやインテリアとか、全然わからなくて。洋服とかも同じものを10年、20年とできれば着たいような感じです(笑)。 実は、文房具屋さんと本屋さん以外、あまりお店に買い物には行かないんです。店員さんに話しかけられることに緊張しちゃって、苦手なんです。だから洋服も生活用品も、ネットショップで注文することがほとんどですね。だから、いつも靴のサイズが合わなくて返品したり(笑)。試着とかも、ドギマギしてできないんですよね。 でも、文房具屋さんって話しかけられることがないですから!自分が欲しいものが集中して買えるので、そんなところも私に合っているのかもしれません」 文房具に対する見事な偏愛ぶりをみせてくれた小林さん。来週は、小林さんがこの世界に入るきっかけになった本から、彼女が憧れる女性像。そして、育児をしながらの働き方など、彼女の仕事についてクローズアップします。ぜひ、来週もお楽しみください。 【Profile】小林エリカ(こばやし・えりか)作家・漫画家・アーティスト。著書に、アンネ・フランクの日記と実父の日記をモチーフにした小説『親愛なるキティーたちへ』(リトルモア)、小説『彼女は鏡の中を覗きこむ』(集英社)など多数。今年の春には、第27回三島由紀夫賞候補、第151回芥川龍之介賞候補になった小説『マダム・キュリーと朝食を』(集英社)の文庫が発売に。連載も多数で、現在WEB『MilK JAPON』では「おこさま人生相談室』、雑誌『&Premium』では「文房具トラベラー』を担当中。放射能の歴史をめぐるコミック『光の子ども』は、リトルモアWEBで不定期連載。コミック本『光の子ども1,2』(リトルモア)も発売中。
2018年03月16日華やかな一方で多忙なイメージがある建築の世界。その第一線で働くママ・パパたちは、子育てと仕事をどうやって両立しているのか。そのリアルな実態がわかるエッセイ集『子育てしながら建築を仕事にする(学芸出版社)』が刊行されました。そこで、編著者で「キュープラザ二子玉川」の商環境デザインを手がけた3歳児ママ・成瀬友梨さんをはじめ、建築家パパの三井祐介さんと豊田啓介さんも参加したトークイベントに潜入! さらに後日、成瀬さんにインタビューし、両立するための工夫や職場の環境づくり、働くママにとって過ごしやすい家づくりなどのアドバイスをいただきました。 ■「あきらめること」から始まる仕事と育児本でもトークイベントでも、多くのママ・パパが語っているのが「あきらめる」ことの大切さ。建築家は自分ですべての事柄を決定し、ディテールにとことんこだわる仕事ですが、育児が始まるとそうはいきません。「仕事をしていると子どもが気になるし、子どもといると仕事が気になる。葛藤もありますが、最近は鈍感力が身についてきました。例えば、忙しくても早く帰って家族と夕飯を食べたり、ビールを飲んですぐに寝ちゃったり。やってみると、結果はそう変わらなかったりするんですよね。すべてを自分がコントロールすることをあきらめることで、人が育つという面もあります(豊田さん)」。「私は、建築家の仕事と並行して7年間続けてきた大学助教の仕事を、辞める決断をしました。学生に対応する時間が足りなくなり、子どもと過ごす時間もボーッとすることが多く、体力気力の限界になってしまったんです。今やっている仕事も、細かいところには目をつぶってスタッフに任せている部分が多い。歯がゆい気持ちもありますが、今は我慢の時だと思っています(成瀬さん)」。育児も同様で、すべてを夫婦だけでやろうとするのではなく、あきらめが肝心。ベビーシッターや病児保育を利用したり、近所の知り合いやママ友に保育園の送迎を頼んだりと、周囲に頼ることが大切だと話してくれました。■「スケジュール管理」と「得意分野」で分担 本に登場する夫婦は、育児・家事の協力体制が完璧! それぞれの仕事や家族の行事など、あらゆる予定をスケジュール管理アプリで共有し、互いに助け合っています。「妻も仕事がかなり忙しいうえ、高齢の両親のサポートもある。だから、掃除や料理は僕がやることが多いんですが、家事は得意なので全然苦ではありません。妻は、買うと高いからと夜中に教材を自作したり、科学の実験装置を作ったりと、子どもの自発的な学習を促すための時間を惜しまない。お互いが得意なことを、自然と分担している感じです(三井さん)」「私は保育園への送り迎えや食事の用意、夫は掃除・洗濯・ゴミ出しなどを担当しています。私が出張の場合、夫は子どもにごはんを作って食べさせ、寝かしつけまでこなしてくれるので、本当にありがたい。2歳くらいまでまでは熱を出すことも多かったので、区の病児保育にはずいぶんお世話になりました(成瀬さん)」ほかにも、ルンバや食洗機・食材宅配サービスを活用したり、ファミリーサポートやベビーシッターを頼んだりと、両立するための方法は家族によってさまざま。試行錯誤しながら、自分たちに合ったスタイルを模索しているようです。■「クリエイティブな時間=1人時間」を確保する方法子どもが生まれるまでは1日中建築のことを考えていた建築家たちにとって、クリエイティブな時間をどう確保するかも重要な課題。仕事と子育てに追われる日々の中で、それぞれ工夫をしているようです。「子どもを寝かしつけた後で夜中まで本を読んだり考えごとをしたり、もう一度事務所に戻って作業をすることもあります。また、他業種の人に会ったり、面白そうなイベントに参加したりと、自分の世界を広げることも大事。どうしても夜の外出が多くなってしまうんですが、夫は快く送り出してくれます(成瀬さん)」「夕食はできるだけ家族そろって食べたいので、子どもを寝かしつけた後に1人で外出して、時間を確保することが多いですね、近所に3、4軒ある行きつけのバーで、ビールを飲みながら思考をめぐらせたり図面をチェックしたり。深夜1時ごろに帰宅して就寝、翌朝7時に起きるというサイクルです(豊田さん)」何かと忙しい子育て期に「自分だけの時間」を確保するのは難しいもの。お互いの仕事を尊重し合うこと、そして夫婦が同等に子育てスキルを身につけることが大切だと感じました。 ■ママ建築家・成瀬友梨さんにインタビュー! 働くママが子育てしやすい家とは?――まず、この本を出版しようと思ったきっかけを教えてください。成瀬さん:私は東京大学工学部建築学科の助教として学生の指導をしていたんですが、女子学生から「子育てと建築の仕事を両立する将来が想像できない。大変そうで、とても真似できない」と言われることが多かったんです。才能ある若者たちが「仕事か、子育てか、どちらかを選ばないといけない」と考えているとしたら、本当にもったいない。そこで、実際に両立している人々を紹介することで「自分にもできる!」ということを伝え、背中を押したいと考えたのがきっかけです。実際に、本が出来上がってみると、建築家に限らず、これから子どもを持とうとしている方や子育て中の方、会社のマネジメント層にも役立つ本になったと実感しています。――確かに建築家に限らず、子育てしながら働くことは「大変」というイメージが強いですよね。成瀬さん:実際に経験してみると、自分の時間が減ってしまうのは大変なのですが、豊かになったことの方がずっと多いんですよ。以前は、仕事に夢中で休日も常にインプットの時間でしたが、子どもがいると強制的にペースダウンするので、季節による太陽の光や緑の変化に敏感になりました。週末には公園で思いっきり遊んだり、保育園の友達家族と昼間からお酒を飲んだりと、世界が広がっていくのも楽しい。子どもができてからバリアフリーの大切さに気づくことができ、世の中には本当に多様な人がいることも知りました。――この本に出てくる建築家の皆さんは、会社の理解のもとで周囲と協力しながら仕事をしている印象を受けました。働くママが職場で協力を得るためのコツを、ぜひ教えてください。成瀬さん:子育てだけが大変なのではなく、それぞれにさまざまな事情があると認識することが、大前提だと思います。そのうえで、ほかの人が困っていたらいつでも相談にのる、協力する、というスタンスでいることが一番大事なのではないでしょうか。――子どもがいると、家に対する考え方も変わってきます。建築家の目線から見て、子育てしやすい家とはどんな家だと思われますか?成瀬さん:子どもが元気に動き回れるように、広くてのびのびした家がいいでしょうね。実利的には、玄関が広いのが一番。子どもが小さいうちは、ベビーカーや三輪車などいろいろと置くものがありますし、宅配便の荷物をちょっと置いておくのにも便利です。玄関で子どもの支度をすることも多いので、狭いと苦労するかもしれませんね。また、玄関が広いと全体の印象として余裕があるように見える、という効果もあります。――最後に、働くママ・パパへのメッセージをお願いします。成瀬さん:子育てを終えた方からは「子育ては大変だけど、さみしいくらいあっという間に過ぎてしまうもの」とよく言われます。その言葉を信じて、楽しんでいけたら素敵ですよね。私も怪獣のような子どもを抱えていますが、仕事も家庭も欲張りに生きていきたい。完璧じゃなくていいから毎日を大切にしていきたいと思っています。参考図書: 「子育てしながら建築を仕事にする」 (学芸出版社)著・編集 成瀬友梨ゼネコン、アトリエ、組織事務所、ハウスメーカー、個人事務所等、異なる立場で子育て中の現役男女各8名の体験談を集めたエッセイ集。仕事と子育ての両立に奮闘しながら、欲張りに楽しむリアルな姿が見えてくる。成瀬友梨 プロフィール1979年愛知県生まれ。2007年東京大学大学院博士課程単位取得退学。同年に成瀬・猪熊建築設計事務所共同設立。と2010年〜2017年東京大学助教。地域・ライフスタイル・コミュニケーションという観点から建築を考え、シェアをキーワードに設計を行う。主な編著書に『シェアをデザインする』『シェア空間の設計手法』等。
2018年02月27日■もはやジャケットは働く女性の必須アイテムではない?私が新入社員だったOL時代、女性は営業職・内勤に関わらず、多くの女性が通勤にジャケットを羽織っていたような記憶がある。業種や職種、勤務する場所によってももちろん違うが、少なくともカジュアル化の波は職場にはまだ押し寄せておらず、ナチュラルストッキングにパンプス、外に出るときはジャケットを着る、というスタイルで多くの女性がオフィスで働いていた時代だったように思う。けれど、最近は平日の朝、オフィス街を足早に歩く女性たちのファッションを観察しても、ジャケット、スーツ率は男性のそれに比べてはるかに低い。まわりの友人に聞いても、「営業職でない限り、ジャケットなんて会社に着てくる女性は少ない」という人が多数。ジャケットはどこへ行ってしまったのだろう?■ジャケットの持つ緊張感と端正さが、女性を美しく見せるかくいう私も、よほど気の張る打ち合わせや、目上の方に会う予定がない限り、仕事上でかっちりとしたジャケットを羽織ることは稀になった。けれど、最近になり、改めてジャケットを着てみると、気持ちが引き締まるのと同時に、見た目のスタイル、体型も?引き締まって見えるような気がして、ジャケットの良さを見直している。緩いカジュアルな服が全盛の昨今だが、やはりジャケットって、女性を美しく見せる効果がすごくあるんじゃないだろうか……と再認識しているのだ。いつもゆるっとしたブラウスやニット、という恰好の社内の若い女性が、何かの理由でジャケットを着ている日の朝、ドキッとするほど彼女は美しく見える。ジャケットの持つ「端正さ」はもちろん、彼女の仕事への緊張感が美しさとなって滲み出ているのだなと思う。仕事に真剣な女性は間違いなくみるみる綺麗になる。エステ通いに夢中になる女性よりも、はるかに輝き、垢抜ける――30年間オフィスでたくさんの女性たちを見てきた私の持論。■私がジャケットを選ぶとき、実践していること私は自分の中で、ニット同様、ジャケットを以下の3つのカテゴリーでざっくり分類している。購入するときもコーデするときも、この3つの分類を常に意識していると、思考が整理され、無駄なくジャケットを揃えることができる。1.ダークスーツの男性に混じるときは濃紺のジャケットでダークスーツの男性が大勢いるビジネスの場では、極力浮かない格好をするように気をつけている。女性らしさを前面にアピールしようと、逆にカラフルなスーツを着る女性もいるが、私は落ち着かないため、必ず渋い暗い色のジャケットを着る。ただこれでインナーを白シャツにしてしまうと、就活女学生になってしまうので(笑)そこは一工夫。レースがあしらわれたニットやシルクのノースリーブを着て、ジャケットの狭いV字のゾーンにこそ、ちらっと女性らしさが出るようにしている。インナーを考えるのもジャケットスタイルの楽しみのひとつ。気に入って何年も着ているスーツカンパニーの紺のジャケット。スーツカンパニーのジャケットは紳士服メーカーゆえによくできている。身体のラインが緩んでくる40代以降に紺のジャケットは補正効果が高く、仕事以外でも積極的に着ていきたいと思うこともしばしば。2.ベージュのジャケットは女性らしい華やかさが出る優れもの紺のテーラードジャケットが男性に混じる戦闘服とするならば、ベージュのジャケットはまた違った場で活躍するジャケット。優しい明るい色を着て、その場を明るくしたい!と思ったら迷わずベージュのジャケットを。悪目立ちせず、かつ間違いなく華やかさが出る。ベージュのジャケットは女性の特権。男性でベージュのジャケットをビジネスの場で着る人は稀だからだ。どんなジャケットをその日羽織るか……?毎朝のジャケット選びの瞬間に、その日の予定で、「自分が求められている役割を演じよう」という思考が働いているように思う。ウールの立ち襟のジャケットは1枚で着ても、ボタンを外してインナーを工夫しても着られる優れもの。ベージュは難しく、なかなか自分の肌や髪の色に合うものがないので、気に入るものに出会ったときには即買うようにしている。これはウール素材で優しい印象。中にシルクのシャンパンゴールドのインナーを入れると、かなり華やかさが出る。甘いコーデになりすぎないように、ボトムスは必ずパンツを。3.テーラードジャケットが仕事用のジャケットの王道とするならば、変形のジャケットは"冒険"かっちりとした定番のテーラードジャケットは、間違いなくビジネスの場に相応しい。でも、かっちりしすぎるきらいがあり、本当に仕事のある日にしか使えない。肩が凝る感じがあるのも否めない。そこで、積極的にワードローブに仲間入りさせているのが「ノーカラーのジャケット」。襟がないということが、着こなしの幅を何倍にも広げる。合わせるボトムスや靴でいくらでもカジュアルダウンできるし、襟元に盛れば、レストランなどでも気後れしない華やかさが出る。トゥモローランドのジャケット。チョコレート色の光沢のあるサテン地で、裾広がりのデザインが面白い。着方でいろんなイメージに七変化する。デニムに合わせてもいいし、ロングフレアスカートに合せて女性同士の集まりにも。センタープレスのパンツや膝丈のスカートと合わせれば、もちろん仕事着としてもきちんと感を出すことも可能。ノーカラーのジャケットは本当に使える。■ジャケットは仕事に対する気持ちを整えてくれる味方ジャケットなんて肩が凝るだけ。つまらないし、できれば着たくない、買いたくないと思っている女性も多いかもしれない。だが、これほど女性を間違いなく「端正」に見せる服はない。体型が容赦なく緩んでくる40代以降、仕立てのいいジャケットは見事に補正効果がある。オフィスでのカジュアル志向が進む現代において、あえてフォルムの綺麗なジャケットをワードローブの一員としてスタンバイさせることは、自分の仕事への気持ちも整えてくれる効果があると思う。お気に入りのジャケットを揃え、キリリとしたオンタイムの自分を楽しもう!
2018年02月27日ニュースなどで「あらゆる仕事が将来、AI(人工知能)に奪われる」と小耳にはさみ、内心、「私の仕事、正直AIでもできそう。マジヤバいかも」と思っていませんか?そんなあなたの不安がよりいっそう高められてしまうおもしろいサイトが登場しました。 それは、求人情報サイト「マッハバイト」による診断ページで、“自分の仕事が、将来どのくらいの確率で、どのようにその仕事が奪われるかを診断できる” というもの。さっそく、女性たちの仕事の未来を調査してみました。文・椎原茜「何コレ意味わかんな~い」と思いつつ超不安に!何にも知らずにこの「シンギュラリティ(※)駆逐度診断 」のサイトを訪れ、自分の仕事を入力してみると、大変な目にあいます。※シンギュラリティとはAI(人工知能)が人間の能力を超えること。2045年にその転換期がくるという通説があり、人間の仕事がAIに奪われると予測されている。例えば、「秘書」と入力してみると、いま話題のメディアアーティスト・落合陽一さん扮する、人工知能にとても詳しいという「落AI陽一」が、絶妙な表情やポーズで登場し、診断結果と共に次のように表示されます。いきなり「秘書はオウムにより89.3%駆逐されます」のひと言。意味不明な言葉を突き付けられ、息を飲む暇もなくスクロールしてみると「なるほど秘書ですか、気になりますよね。秘書は、オウムによって駆逐されます」と、さとすような落ち着いた口調でその理由が語られていきます。「海賊の船長はしばしば肩にオウムを乗っけていることがありますが、あれは船長のスケジュールを完璧に把握したAI秘書です。他のバリエージョンとして、頭に乗る目玉タイプの秘書もいます。というわけで、秘書は、オウムによって89.3%駆逐されます」……。まるで壊れたロボットのような回答に「何コレ意味わかんな~い!」と口をついて出そうになりつつも、胸の内に黒い不安が確かにうずを巻くのはなぜでしょうか。将来、オウム型や “目玉のおやじ” 型のAIロボットが登場し、秘書が不要になる……。そんな時代は、意外と想像に容易いのでリアルに怖いです。受付嬢の “愛嬌” は「猫」に取って代わられる!?他の女性たちの職業の未来についても不安になり、あらゆる駆逐度を調査。結果、思わぬ診断結果が次々と出てきました。「OLは接待ゴルファーロボにより89.6%駆逐されます」「受付嬢は猫により90.4%駆逐されます」「丸の内OLは企業アカウントにより90.7%駆逐されます」「キャビンアテンダントは蒸しタオルにより78.5%駆逐されます」「専業主婦は好奇心の芽生えに78.7%駆逐されます」「インスタグラマーはグラマーなお姉さんにより75.4%駆逐されます」いずれの診断結果も、相変わらず同じようなトーンと発想で展開されていましたが、ドキッとするような内容も。例えば、「受付」については、「簡単な受付業務を全て人工知能が行うようになると、受付に求められるのは愛嬌です」とのこと。愛嬌さえあればAI時代も乗り切れるのかと思いきや、「最終的には最強愛嬌生物の猫が適任、ということになるでしょう」と、愛嬌すら猫に奪われるという厳しい結末が!今の自分の仕事を診断してみると、「このままではヤバいかも?!」と良い意味で気づきが得られるかもしれません。本気で楽しんでいた落合お兄さんところで今回、「落AI陽一」としてこの診断に協力した落合陽一さんは、ただのお兄さんではありません。「現代の魔術師」と呼ばれ、今、とても注目を集めている人なのです。東京大学大学院の博士号を取得し、筑波大学学長補佐、大阪芸術大学客員教授などの数々の肩書きを持ち、さらに世界最先端の研究者に贈られる賞を受賞。AI時代の人の働き方について、さまざまな角度から予見する著書もあり、まさに「落AI陽一」にふさわしい人です。ただ、診断を行っている「落AI陽一」のコンピューターはマッハバイトがつくったとのことで、落合さんは完全無監修。とはいえ、「落AI陽一」として協力している撮影中、落合さんは本気で楽しんでいたようです。自身のTwitter公式アカウントでも、「この落AI陽一,ポーズは現場のアドリブです」とツイートしています。ちなみに「恋人」と入力すると、「恋人は落AI陽一により100%駆逐されます」と出てきます。そして「恋人というと、憎しみですよね。憎しみは、落AI陽一によって駆逐されます」と意味深な内容がつづられ、AI時代にはコミュニケーションそのものがなくなるため、憎しみそのものもなくなるという、良いのか悪いのかよくわからないものの、素晴らしい締めになっていました。想像もつかない未来の姿に唖然としつつも、自分の仕事を客観的に見直すきっかけを与えてくれるこのシンギュラリティ駆逐度診断。あまり深刻にとらえすぎない程度に楽しむのが良さそうです。Informationシンギュラリティ駆逐度診断(C)Goran13/Gettyimages
2018年01月31日働きながらの資格取得は勉強時間の確保が大変ですよね。仕事で必要に迫られて仕方なく取る人も多い!?2018年、取りたい資格はある?(複数回答あり)特に資格を取る予定はない96人そのほか62人TOEIC51人FP(ファイナンシャル・プランナー)47人日商簿記検定33人整理収納アドバイザー22人秘書検定19人中小企業診断士12人MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)12人ネイリスト検定4人※シティリビングWeb読者を対象としたWeb調査調査期間:2017/11/15〜12/19有効回答数:267人特に資格を取る予定はない人が多数。今後のスキルアップを考えて仕事に関わる資格を考える人が多いよう特に資格を取る予定はないと答えた人が1位となった今回のアンケート。考えている人も、TOEICやFP(ファイナンシャル・プランナー)、日商簿記検定など、仕事で生かされる資格取得を考えている人が多いみたい。仕事にプライベートに、家庭との両立に。ただでさえ忙しい働く女性にとって、資格取得はハードルが高いのかもしれません。働きながら目標の資格を取得したときの感動は大きいはず。頑張って!ネイリストになるために通っているので、ジェルネイル中級・上級・ネイリスト1級やそのほかにもエンボスアートや衛生管理士などプラスで取得したい!!(AA/27歳)社会保険労務士。でも合格率が低くて厳しい(こけもも/47歳)通関士!難関だが、持っていると生涯強みになるので(K/26歳)漢字検定。学生時代に1級を取ったが、忘れているので漢字検定を受けるという目的のための勉強が本当の目的かもしれない(A.Y/50歳)本当は、2017年中に取得目標だった。来年は、気合を入れて絶対に取得したい(くるみち/43歳)育児休業中なので資格を取ったり読書をしてステップアップ。筋トレをして痩せる。そして自信をもって笑顔できれいなママになる!(きのこのこのこ/32歳)国家資格に挑戦、緩急をつけて効率を目指し、海外旅行にも3回行く(まりん16/59歳)編集部VOICE2種類のピラティスインストラクター資格を取得してから資格にハマってます。今年は何にチャレンジしよう?
2018年01月25日いまや女性の働き方や生き方を選べる時代。ロールモデルにならうより、自分で新しい生き方を生み出す人が増えています。「好き」を仕事にして、自分らしい幸せのカタチを見つけた女性たちがどうやってそこにたどり着いたのか、インタビューしていきます。第4回目は、カップルのデートに同行したフォト撮影サービスを提供する「ラブグラフ」創業者・村田あつみさんです。企画・ZENKUMI /ライター・NAHOMI(Mediajo)【好きなことで未来を創る】私がこの仕事をしている理由 vol. 4現在までの経歴と仕事の内容を教えて下さい。株式会社ラブグラフ村田あつみさんさん大学2年生の頃からベンチャー企業でデザイナーとして働いていて、3年生の時にはWEB関連会社のインターンシップに参加していました。ラブグラフというサービスをスタートしたのもこの頃です。新卒では副業が可能だったリクルートホールディングスに入社しました。現在は、株式会社ラブグラフで取締役CCOとして、カメラマンだった駒下と創業した「幸せな瞬間を写真に残すフォト撮影サービス」を運営しています。ラブグラフはカップルや家族のデートにカメラマンが同行して、自分たちでは残せない自分たちだけの想い出を写真に残す、フォト撮影サービスです。自然な笑顔や好きな人の前でしか見せない表情を写真やイラストのようなカタチにすることで、やっぱりこの人と一緒にいて良かったなと、少しでも幸せに感じる瞬間を増やしたいと思っています。そんなかけがえのない愛を写真に残して、世界中一人ひとりの幸せな瞬間を増やすことがいまのラブグラフの願いです。「好きなこと、やりたいこと、大切なこと」を仕事にしたいと思ったきっかけを教えてください。いろいろな習い事やアルバイトをするなかで絞り込まれていきました。習いごとはダンスやピアノ、アルバイトは飲食店や塾講師など、幼い頃はダンサーになりたかったのですが、本当に才能がなかったんです。--どうして才能がないと思ったのでしょうか?ピアノをやっている時、うまくできなくて泣いていたんです。嫌いだったんですよね。多分。ダンスは好きだしそんなに下手だと思っていなかったのですが、高校生の時にレギュラーを選抜する機会があって、落ちたんです。その時に自分が下手だということに気づきましたね。よく、好きなことを仕事にしているし得意なことがあっていいよねと言われるんですけど諦めたものがあるからこそ今があります。--デザインを始めるきっかけは?WEBデザイナーという仕事があることは、高校時代に知りました。そこから普通の四年制大学の社会学部に通い始めて、一般的には金融や営業職に就くのが周りの子たちの流れでした。だけど私の場合、それをやると他の人に絶対敵わないから技術職がいいなと思っていました。そんな時に初心者歓迎のWEBデザイナーの募集を見つけて、関西のベンチャー企業に入ってみたんです。全く何もできないところからスタートしていろいろな業界の案件に関わることができました。--それでデザインが好きになり、ラブグラフを始めることになったのですか?ただいっぽうで、いろいろなジャンルの案件に関わってみても、私がデザインを一生懸命やっていても何も世界が変わらない、と思い悶々としたりして……この状況を脱したいと思っていました。自分が本当にいいなと思っている領域のことをやらないと、状況は変わらないなと思いました。その時ですね、私の好きなことって何だろうって考えました。私、恋愛の話とかゴシップとか大好きなんですよね。一見、ミーハーに聞こえるかもしれませんが他人のことなのにそんなに興味が持てるってすごいなと自分でも思って、恋愛や家族愛などに関われたら幸せだなと思いました。「幸せ」を連鎖させるようなサービスに関わりたいと思いました。そんなこと考えている時に、共同創業者の駒下をSNSで見かけて。彼はカメラマンとして活動していたのですが、カップルの写真を撮っていたことがあって、その写真を見てとても幸せな空気を感じました。これが連鎖する幸せなんだ、と思いましたね。私はデザインができるのでその写真のホームページを作ったりしました。最初は趣味でやっていたんですが、せっかくならサービスにしようという話になって株式会社ラブグラフを立ち上げました。「好きなこと、やりたいこと、大切なこと」を仕事にするために工夫したことはありますか。何が得意か、トライ&エラーを繰り返して早めに見つけることですね。私も趣味や習い事、アルバイトなどでいろいろなことにチャレンジしてやっと気づきました。何でもやってみないとわからないし、まずはやってみるということを意識していました。やってみて、結果できなかったことのほうが多いですが、とにかく一歩踏み出すことが大事だと思います。仕事をしていて一番つらかったこと、悩んだことはなんですか。自分の得意と不得意を理解しているので、できないことはどういう手段でできるようにするか、と考えます。もともとデザイナーで感覚的なものに向かっていたので言語化が苦手です。感性で作っているものをロジカルに伝えて欲しいと言われても、私としてはそんなにシンプルに言語化できるものがあったら誰もがやっているし、私の感性を信じてほしい、と思ったりすることもありました。今はそんなことばかりを言ってはいられないので、自分自身が表現力を高められるように意識しています。その時の工夫の方法や克服方法を教えて下さい。苦手なことをやってみて、その中でインプットとアウトプットを繰り返します。「言葉にするのが苦手」を克服する、が課題だとしたら、こうやって取材を受けたり、セミナーで登壇したり。またそういう時は、本屋にあるブランディング関連の本を読み漁って言葉のヒントを集めています。これからの未来への展望を教えて下さい。ラブグラフを大きくしていくことはもちろんですが、イメージとしては佐藤可士和さんのような、日本を代表するブランドマネージャーになりたいです。何歳になるかわからないけど、根気よく頑張り続けたいです。あとは今後も「幸せ」が連鎖するような事業に関わり続けたいですね。それが自分が幸せであり続けるために必要なことだと思っています。好きなことで未来を創るためのヒントがあれば教えて下さい。才能に気づき、それを活かせる仕事に就くこと。インターンシップやアルバイト、趣味、とにかくいろいろやってみることをおすすめします。あとは『カンブリア宮殿』とか『情熱大陸』をみたり、いろいろな職業にまつわる漫画を読んでみるとかも勉強になります。知らないことは選べないですからね。プライベートで最近はまっていることを教えて下さい。筋トレですね! ゴールドジムに通って、トレーニングやダンスをしています。コスメポーチの中身で欠かせないアイテムを教えて下さい。リップは、デスクに1本、カバンに1本、ポーチに3本……というようにどこでもすぐ塗れるよう常備しています。Inforomation取材協力:株式会社ラブグラフ企画:ミーズハー株式会社(C)diego_cervo/Gettyimages(C)Taras_Bulba/Gettyimages
2018年01月24日ドラマ「東京タラレバ娘」も記憶に新しい吉高由里子が、阿川佐和子・原作の「正義のセ」のドラマ化で、仕事に恋に悪戦苦闘する“新米検事”に初挑戦することになった。原作は、170万部を超えるベストセラー「聞く力 心をひらく35のヒント」や、対談番組の司会、先の日曜劇場「陸王」への出演などで知られる阿川佐和子のシリーズ小説。そのテーマは、まさに「被疑者の話を“聞く”こと」が重要な検事。新米女性検事が、持ち前の正義感で事件解決に挑み、同僚や家族に支えられながら、一歩ずつ成長していく物語となる。主人公の女性検事・竹村凜々子は、横浜地検に勤める2年目の検事。東京の下町にある豆腐屋の長女で、実家暮らしの29歳。演じるのは、「東京タラレバ娘」以来1年ぶりの日テレ系ドラマ主演となる吉高さん。SNSのフォロワー数は約300万人を誇る彼女が、まっすぐ過ぎるほどまっすぐな、“融通きかない”アラサー女性検事役に扮する。「検事」といえば、何でも完璧な人間のイメージが浮かぶが、吉高さん演じる凜々子はとても人間味あふれるキャラクター。融通が利かない性格で、正義のために声を出し、喜び、笑い、泣き、怒る。そんな姿には「頑張れ!」とつい応援したくなる女性だ。“事件もの”ではなく“お仕事もの”ドラマ犯罪に立ち向かう検事の仕事は、言うまでもなく責任重大。そのうえ、女性だからと舐めてかかる被疑者も多いため、精神的にもかなりストレスがかかる。なのに、凜々子の人生はままならないことばかり。恋人から結婚と仕事の選択を迫られたり、父の浮気疑惑が発覚したり、起訴した被疑者に冤罪の可能性が出てきたり…。そんな中でも事件や身の回りの騒動を解決していくうちに、検事として、女性として成長していく凜々子。検事として悩み苦しみながらも、決してくじけず事件と向き合い、女性としても幸せをあきらめない、そんな彼女の姿を通じて、世の女性たちに明日の活力を贈る痛快ストーリーとなっている。コメント到着吉高由里子(竹村凜々子役)初めての検事役に「難しい事件ものになるのかなと最初は身構えましたが、阿川さんの原作本を読ませていただき、普通の女の子がたまたま検事になり、仕事に恋に失敗しながらも一生懸命立ち向かっていく、女性なら誰もが共感できるお仕事ドラマだとわかってホッとしました」と吉高さん。「このような等身大の役をいただいた今回が、20代最後のドラマ出演になるのかなと思うと、自分の年齢にも改めて気づかされます。主人公の凜々子が、検事としても女性としても成長していく物語なので、凜々子と一緒に自分自身も作品を通して成長していきたいと思います」と意気込んでいる。原作・阿川佐和子コメント「『正義のセ』は、正義を貫きたいあまり、あちこちにぶつかって腹を立て、失敗を繰り返して泣きわめき、でもなぜかまわりに助けられて少しずつ成長しようとする、困ったほどに不器用な新米検事、凜々子の物語である。そんな凜々子が吉高由里子さんの愛くるしい魅力によってどんな化学変化をもたらしてくれるのか。たまらなく楽しみです」。日本テレビ制作局プロデューサー・加藤正俊コメント「阿川佐和子さんが生み出した魅力的なキャラクターを吉高由里子さんが演じる、考えただけでワクワクする組み合わせが実現しました。『正義のセ』は検察が舞台ですが、いわゆる事件ものドラマではなく、駆け出しの検事が同僚や家族に助けられながら成長していくお仕事ものドラマです。作品ごとに違った顔を見せる吉高さんの新しいヒロイン像に、どうぞご期待ください」。「正義のセ」は4月、毎週水曜22時~日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年01月22日“芸能界最強占い師”ことゲッターズ飯田さんがアドバイス!’18年仕事で成功する人の心得とは?今回はその4つをお知らせします。心得1:積極的に自分から誘い、“大人”の話を聞く。「上司とコミュニケーションをとりたがらない人が多いようですが、それは運や縁を自ら閉ざすようなもの。上司と話をしても意見が合わないし、説教など自分にとって耳が痛い話をされるから嫌だ、と思うなら、それは子供の考えなんです。仕事は学びの場。先輩である上司には、どんな人にも良い部分があるはず。そこを見つけ、自分なりの方法で吸収していきましょう。積極的にこちらから誘って話を聞くことで、あなた自身が成長できます」心得2:世界遺産やお城など、歴史のある場所に旅行する。「ネットを眺めているだけで情報を収集し、自分のものにできたと思ったらダメ。ネットは情報が偏っているし、フェイクニュースもいっぱいあります。知識とは、自分で体験して吸収していくもの。旅行は、生の体験ができ、後日自分の言葉で語れる貴重な機会です。そもそも、仕事ができる人ほど好奇心旺盛で、フットワーク軽く行動し、いろんなことを吸収しています。’18年なら、世界遺産など歴史や伝統のある場所を訪れるのがオススメです」心得3:情報源が確かな、新聞や雑誌から情報を得る。「自分には、まだまだ知識が足りないのだということを自覚しましょう。だからこそ、新聞や雑誌など情報源がしっかりしている記事を読み、知識を増やすべきなんです。その時、世の中に起きているあらゆる出来事を他人事にしないこと。北朝鮮問題や少子化対策など、すべてを自分のこととして捉え、自分なりの意見を想定してみましょう。日頃からそんなクセをつけておけば、自分の言葉をしっかり持て、大人の会話ができるようになりますよ」心得4:礼儀、敬語、約束etc、大人のマナーを見直す。「最近は、オフィシャルな場でもフランクな関係性をキープする人も多いですが、“大人”がキーワードの’18年は要注意。礼儀をわきまえた人、きちんとした言葉遣いができる人が評価されます。そもそも、無礼な人、約束を守らない人を評価する大人は少ないはずです。また、仕事ができる人の振る舞いを真似してみてもいいでしょう。ただ、真似る時は徹底的に観察すること。よく見ないで真似ると、雑なコピーになり失敗するので要注意です」ゲッターズ飯田さん占い師。数万人を占った膨大なデータを元に、独自の「五星三心(ごせいさんしん)占い」を確立。研究に余念がなく、進化し続ける占い師とも。近著に『ゲッターズ飯田の裏運気(うらうんき)の超え方』(朝日新聞出版)が。※『anan』2018年1月24日号より。イラスト・深川 優取材、文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2018年01月21日「今年こそは仕事運を上げて、キャリアアップのチャンスを掴みたい!」と意気込んでいる人も少なくないのでは。キャリアアップのために必要な心得を“芸能界最強占い師”との呼び声も高いゲッターズ飯田さんに伺いました!心得の一部をご紹介します。“仕事運は、必死で働いた人にだけもたらされるもの”というのが、これまでビジネスの成功者を多数鑑定してきた、ゲッターズ飯田さんが導き出した極意だ。「努力もせず、棚ぼたの幸運を期待していても、運は絶対巡ってきません。仕事には、責任感と向上心が必要なんです。成功していない人ほど、自分の仕事に真摯に向き合わず、『でも』『だって』と不平を口にしているものです。仕事運を上げたい、と思うなら、まずは自分がどれだけ熱量を注いで頑張っているか、普段の仕事ぶりを見直してみるといいでしょう」さらに、運は人が運んでくれるもの、という点も覚えておきたい。「運を開くには、誰かに紹介したいと思ってもらえる人間になること。そのためには、礼儀を守る、マナーがしっかりしている、ということが最低限求められます」特に、’18年は“大人”“成熟”がキーワードとなる一年。「幼稚な考えや振る舞いでは、時代運の後押しは受けられません。社会人として必要なマナーはしっかり守り、さらにあなたなりの武器を持てれば最強でしょう」ゲッターズさんが伝授してくれた、仕事運を上げ、時代運も味方にするための心得の数々。「悪い流れを変えるのは自分次第です。たとえツイていないと感じることがあっても、人や時代のせいにしないこと。行動、思考を変えれば、必ず道は開けていきます。運を引き寄せる実力に磨きをかけ、上昇の波に乗っていきましょう」ここでは4つの心得をご紹介。心得1:“一流のサービス”を体験する。「本物を知る、その道を究めているものの意味を知ることが、仕事運アップのカギになります。そのためには、一流の体験をしてみましょう。一流といわれるお店やホテルでサービスを受けていれば、ベストなマナーや振る舞いとは何か、という自分なりの基準が育まれます。さらに、一流を知るということは、二流、三流のダメなところ、逆に“ならでは”の良さもわかるのです。結果、視野が広がり、物事を色々な視点から見られるようになりますよ」心得2:老舗ブランドや特注品など、上質なアイテムを。「“老舗”や“職人”も’18年のキーワード。最近は、下積みをすっ飛ばして効率よく仕事がしたい、成功したい、と考える人が多いですが、それは間違い。下積みができない人は、一生下積みのままです。だからこそ、長年の蓄積があったり、一つ一つ成果を積み上げている“老舗”や“職人”の強みを知ることが大事。逆に、ベンチャー企業や新規のプロジェクトなどは逆風を受けやすい時期なので、丁寧に準備をするなど、努力を怠らないように」心得3:会食には、和食のお店をセレクト。「会食をするなら、落ち着いた和食店を選んで。たとえ、自分には背伸びと感じるような高級なお店でも行く価値があります。店選びの基準は、手の込んでいるもの、極めた技を提供してくれるかどうか。懐石料理や煮込み料理を出すお店がオススメです。食べるだけでなく、大人がいる空間で過ごすことで、だんだんあなたにも落ち着いた風格が身についていきます。また大人らしい嗜みとして、行きつけの美味しい寿司屋を作るのもいいですよ」心得4:和柄と丸いものを身につける。「他人があなたの人となりを判断するとき、身につけている服や小物などで判断するのは自然なことです。また開運の基本的なセオリーですが、身の回りが乱れている人は、運気も乱れてしまいます。仕事上の縁を大切にしたい、運を上げていきたいと思うなら、普段から清潔感がある服装を心がけ、身につけるものを上質なものにしていきましょう。特に’18年は和柄のもの、丸いものを取り入れるとさらに運気が上がります」ゲッターズ飯田さん占い師。数万人を占った膨大なデータを元に、独自の「五星三心(ごせいさんしん)占い」を確立。研究に余念がなく、進化し続ける占い師とも。近著に『ゲッターズ飯田の裏運気(うらうんき)の超え方』(朝日新聞出版)が。※『anan』2018年1月24日号より。イラスト・深川 優取材、文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2018年01月18日「いまの彼女は子育て最優先。仕事で夜遅くなるときには、翌日の仕事は“夕方まで”と決めて、スケジュールを組んでいます。週末は基本的にオフにして公園やヒーローショーに行き、子どもたちがやりたいことに全力で付き合ってあげるそうです」(テレビ局関係者) 17年3月、カリスマヘアメイクアーティストの菊池勲氏(47)と離婚しシングルマザーとなった小倉優子(36)。 離婚成立後は、長男(5)と次男(0)のことを考え、新しいマンションに引っ越している。オリコンリサーチ調べの『好きなママタレ』1位にも選ばれ、この半年で70本以上のテレビ番組に出演。多忙な日々を送っている。 「離婚後は仕事が忙しすぎて自分の時間が持てず、毎日の買い物にも宅配を利用し始めました。それでも長男と一緒に書く絵日記は毎日欠かさず、その日に幼稚園で誰とどんな遊びをしていたのか、コミュニケーションを取りながら2人で書いているそうです」(前出・テレビ局関係者) 仕事と重なってどうにもならないときだけ、ベビーシッターや母親の手を借りるが、育児も家事もほとんど1人でこなしているという。もともと育児本や料理本などを出版し、ママタレとして安定した人気があった彼女。 「小倉さんは“良妻”のイメージを守って離婚できたため、ママタレとしての需要は高く、皮肉にも離婚で好感度がさらに上がりました。本人も『今は働くとき!』と割り切って頑張っています。子育てに励みながら仕事をこなす姿には、女性からの支持が高く、実際、年明けから2つのバラエティ番組でレギュラーが決まっています」(別のテレビ局関係者) “ゆうこりん”から立派な母親に成長した小倉。一家の大黒柱として、懸命に働く日々は続く――。
2017年12月27日後輩に憧れるアラサーになりたいと思いませんか? ファッションや仕事の取り組み方など、目標にしたくなる先輩像をリサーチしました!文・オリ子【アンアン総研リサーチ】憧れる先輩像ってどんな人?ファストファッションもあり!? 飾りすぎない、ナチュラルな美しさがある「職場の先輩ですが、服装はシンプルできちんとしていて、ユニクロを取り入れる時もいつもかっこよく着こなしているなーと思う」(24歳・会社員)「小学校からの知り合いで、今32歳でマネージャーの先輩は、30過ぎてから急にカッコよくなって、会うたびにすてきになっている! 服装は落ち着いた服ばかりなのに、一点だけ靴とか鞄で上手にブランドを入れていたりして、大人のおしゃれってこういうのなんだといつも勉強になります」(27歳・その他)年を重ねると、少しでも若く見せようと頑張りすぎて着飾ってしまう人がいますが、実は逆にケバい印象を与える原因にもなっている可能性も。それよりも、ファストファッションのシンプルな服でもよいので、上手に引き算して着こなせている人は、オシャレに見えるようです。とはいえ、ファストファッションだけでは安っぽく見えてしまいがち。そこは、大人らしく、小物だけでもブランド品を一点加えるだけでグッとオシャレ度を上げることができます。着飾るのではなく、シンプルかつ品のあるコーディネートを意識することが、憧れられるオトナの女になるためのポイントなのかもしれません。何があっても動じないで、落ち着いている「会社はだいたいみんな年上の女性ばかりなのですが、特に直属の27歳の先輩はその他の年上の先輩よりも落ち着いていて、いつもどっしり構えている態度がカッコよく憧れています! ヒステリックに愚痴を言ったりしないし、上司にもはっきり意見を言っていてカッコいいと思った」(25歳・会社員)「落ち着いて仕事をこなす女性は、私も経験積んだらあんなふうになれるのかなって、憧れます」(23歳・会社員)若い子がなかなか身につけられないもの、それは経験を積んだからこそ出る落ち着き感。どんな状況でも冷静で、さらに必要な時はたとえ上司であってもしっかりと意見を言える先輩は、後輩から見て憧れの存在になるようです。みなさんはいかがですか? いざという時にもどっしり構えられる大人のオンナでいたいものですね。若い子にはない、オトナの色気がある「私には絶対にだせない、色気がある先輩はうらやましくて憧れる。プライベートもすごく気になります!」(23歳・事務)「会社の30歳の先輩で、そもそも顔が美人だからかもだけど色気のある先輩がいていつも男子にちやほやされている。性格はあまり自分とは合わないけど、あの色気と雰囲気はあこがれる!」(22歳・事務)オトナの色気、それはやっぱり年を重ねていないと出せない、アラサー女子の特権でもあります。結婚や出産を機につい見た目へのこだわりも薄くなってしまいがちですが、そこはしっかりオンナということを意識して気を抜かずにいたいものですよね。たまには少し高めな大人の色気が出るお洋服を新調しにお出かけしてみてはいかがでしょうか。ファッションを変えるだけで気分も変わってくるはず!憧れられるのは自分を持っている大人のオンナみなさんは、「自分は少しは憧れられているオンナかな」なんて思える自信ありますか。せっかくなら、周りの子から「あの先輩いいな」と思われる存在でいたいものですよね。(C)CoffeeAndMilk/Gettyimages(C)South_agency/Gettyimages
2017年12月19日いまや女性の働き方や生き方を選べる時代。ロールモデルにならうより、自分で新しい生き方を生み出す人が増えています。「好き」を仕事にして、自分らしい幸せのカタチを見つけた女性たちがどうやってそこにたどり着いたのか、インタビューしていきます。第1回目は同世代の女性の生き方をバックアップしようと起業した福田恵里さんです。コスメポーチのお気に入りアイテムも公開!企画・ZENKUMI /ライター・ITO(Mediajo)【好きなことで未来を創る】私がこの仕事をしている理由 ~ワタシらしい幸せの形~ vol. 1現在までの経歴と仕事の内容を教えて下さい。SHE株式会社 取締役CCO福田恵里さん大学生の時に立ち上げた、初心者の女性向けのWEBデザイン講座『Design Girls』を運営しながら、新卒でリクルートホールディングスに入社し『ゼクシィ』や『リクナビ』のUXデザイナーをしていました。今年の夏に同社を卒業し、現在はSHE株式会社を創設し、女性のためのレッスンクラブ『SHElikes』とコワーキングスペース『SHEworks』を運営しています。あなたが仕事に活かした「好きなこと、やりたいこと、大切なこと」は何ですか。私が仕事をする上での理想はをで実現できている状態です。私自身に置き換えるとが同世代の悩める女性たちのエンパワーメントや課題解決で、がデザインやクリエイティブでした。前職で結婚情報媒体を扱っていた時も実現できていたのですが、だんだんとを追求したいと思うようになりました。私が介在しなくても成り立つものではなく、私にしか作れない新しい文化を作ってみたいと思い、独立を選びました。「好きなこと、やりたいこと、大切なこと」を仕事にしたいと思ったきっかけを教えて下さい。一番最初は、中学生の時の経験ですね。「ホームページ作り」がすごく流行っていて、私もインターネットの掲示板などを通じてバナーや携帯の待受画像を作る職人のようなことをしていました。その時に、依頼された人から「期待以上の可愛さです!」と感謝や感動の言葉をもらえることが増えていって。オーダーに自分なりの解釈を加えて、さらに良いものを作ることで、人をワクワクさせたり感動させたりできる…。それが楽しくて、当時は寝る間も惜しんで夢中になっていました。それでも当時はそれが将来の仕事になるとは全く考えていなかったんですよね。転機となったのは、サンフランシスコに留学した時のシリコンバレーでの出会いでした。同世代で起業している人たちがインターネットビジネスを通じて新たな文化や価値の創出に挑戦していて、その彼らの姿を見て「私のやりたい事はこれだ!」とふっと腹落ちしましたね。帰国してからはWEBデザイン、プログラミング、ビジネスの勉強を始め、とにかくインプットを増やしました。また、日本でスタートアップをしている人と繋がるために関西から東京に出て来て…。気になる人にはSNSでDMを送って会いに行く、といったことを繰り返しました。そうしていくうちに段々と知識や人脈も増え、学生の頃からWEBデザイナーとして受託でお金を稼げるレベルになっていました。「好きなこと、やりたいこと、大切なこと」を仕事にするために工夫したことはありますか。私が女性のためのレッスンクラブ『SHElikes』で、に伝えている3つのステップがあります。・STEP1-まずいろいろなことを自分で体験して、自分の好き嫌い、得意不得意を理解する・STEP2-見つけた ”好き” をもっと深堀りして、仕事にできるレベルまで学ぶ・STEP3-好きを仕事にできる環境や人脈を作る自分自身を振り返ってみても、この3つのステップを踏襲していたなと思います。学生時代は1つ目が定まっていなかったので、留学やインターンなどとにかく自分の手と足を動かして行動して、自分の好きなことと嫌いなことが納得感を持ってはっきりわかるようになりました。そこで働き方の取捨選択ができたんですね。そしてデザインというところに軸足が定まってからは、制作会社でのデザイナーアシスタントのアルバイトを通じて、自分一人でも仕事ができるレベルにスキルを深化させていきました。その最終的に辿り着いたのが初心者の女性にWEBデザインを教える『DesignGirls』です。これを始めたことで、自身の知識の定着はもちろん、対外的にも私はどういう人なのかというアイデンティティを示せるようになりました。そこから繋がった仕事や人脈は今でも活きていて、私の現在の独立を後押しするものとなりました。これからの未来への展望を教えて下さい。自分自身の人生の目標は、5年、10年前になかった新しいアタリマエを創ることです。そのためにSHEが女性の新しい未来を切り開き、文化を作るサービスになるのが一番の目標です。現代の女性は「仕事」か「家庭」か二者択一の時代ではなく、両方両立させるという価値観が一般的になりつつあります。それを誰もが違和感なく実現する後押しができればいいなと思います。好きなことで未来を創るためのヒントがあれば教えて下さい。自分が作ったものや提供できるスキルに、第三者からお金を払ってもらう経験をしてみること。今の時代、ECサイトもBASEやSTORES.jpを使えば無料で簡単に作れるし、SNSやブログを使って発信もできます。ローコストでビジネスの仮説検証ができる時代なので、頭で本当にできるのかなぁと考えるより、まずやってみることで良い気づきがあると思います。プライベートで最近はまっていることを教えて下さい。糖質制限ダイエットを頑張っています。それに加えてパーソナルトレーニングでマシーンを使ったり、ダンベルをあげたり、筋力トレーニングにはまっています。アラサーになって、筋トレにはまる女子が周りにすごく増えて来た気がします。体の調子が本当に良くなるのでおすすめです。コスメポーチの中身で欠かせないアイテムを教えて下さい。SHE設立の際にリクルートの先輩から頂いた、イヴサンローランの名前の入ったリップがお気に入りです。Inforomation取材協力:SHE株式会社SHEは、21世紀を生きる女性のためのサービスです。好きなことを見つけ、深堀り、そしてそれを仕事にするためのステップをさまざまな角度からお手伝いしていきます。企画:ミーズハー株式会社MESHER (ミーズハー) とは「ミーハー」と「私(ME)」「彼女(SHE・HER)」を掛け合わせた造語で“ミーハーな女子ゴコロ” = “女性の情報源” という意味が込められています。(C)Julia_Sudnitskaya/Gettyimages(C)oatawa/Gettyimages(C)LoveTheWind/Gettyimages
2017年12月06日みなさんは将来やりたいことが決まっていますか? 「私はこれ!」ってもう決定済みの人もいるでしょうけど、具体的に決められない人も多いでしょうから、今日は進学や就職についてお話します。まず、進学先、就職先については自分なりによく考えてほしいと思います。はじめは漠然としていていいの。おおまかに「こんなことがやりたい」というのを考えてみるんです。「●●になりたい」とか「人と話す仕事がしたい」「人の面倒をみる仕事がいい」とかね。そのつぎに会社員なら、どういう会社が自分に向いているか考えてみるの。「外資系ってカッコいいし、バリバリ働けそう!」と思ってもそれが自分に向いているかどうかが重要。外資系で活躍したいなら、英語ができるとすごく有利でしょ? 会社によっては必須だったりしますしね。いま苦手でもそのためにがんばろうと思えるならいいけど「英語なんてイヤだわ」って思うなら、自分の持ち味を生かせるような別の業種を選んだほうがいいと思います。人と話す仕事にもいろいろあるわね。たとえば営業や接客など。実力主義でがんばりたいなら歩合制の営業がよさそう。でも安定した収入を得たいなら、基本的に月給の店舗の接客業のほうが確実で向いているということになります。人の面倒をみる仕事もたくさんの職種が。以前あった相談なんですが「いま看護学校に行っているんだけど、私死体を見るのは絶対イヤなんです」って言う人がいたの。看護師になって、それは通らないでしょう? 当然学校に行っている間に実習で目にすることもあるでしょう。ですから、その人は看護学校に進んだこと自体、そもそもの間違いなの。決めたことをとやかく言ってもしかたないですから「せっかく医系の勉強をしているんだから、保健婦さんになったら?」と聞いたら「保健婦さんの勉強でも解剖の実習がある」って言うの。正直、こういう人には私も困っちゃうの。自分で選んだ道なのに「あれもダメ、これもダメ」じゃね…。 この人は最初から自分でわかっていたはずなんです。きちんと自分の向き不向きを考えないまま進学しちゃっているのね。結局「あなたは人の面倒をみる仕事には向いているから、幼稚園の先生とか保育士さんになったらどうかしら?」とアドバイスしたら、ようやく「そうですね」って納得してくれました。この人も、進学する前に自分でしっかり考えていれば無駄な時間をかけなくてすんだはず。もちろん、やってみて初めて「自分には向いてないな」と気がつくこともあるわよ。そのときに方向転換するのはいいんだけど、明らかにわかっていることなら最初から考えるべきです。ただし就職してみて「思っていた仕事と違うわ」と感じても多少のガマンは必要よ。入社してすぐ重要な仕事を任されるなんて、まずありえないから。あらかじめよく考えて「向いている」と思って始めた仕事なら、成功できる確率も高いのです。ですから、一度就職したら2~3年はがんばってみてほしい。それでもダメで、他にやりたいことが見つかったなら転職を考えてもいいと思いますけどね。進学先や就職先を決めるときには、まずは自分自身を見極めることが大切なのよ。 実力桁違いの母が直近1年を詳細鑑定※あなたの人生に今後起こること
2017年12月01日Twisties オーストラリアの電気技師トム・コレラ(60)が、20年務めた会社をクビになった。過去2年間で140回も仕事をずる休みし、ゴルフに興じていたことが明るみに出てしまったことが解雇事由だが、同僚は彼の不在になぜ気づかなかったのだろうか。 オーストラリア版Yahoo! ニュースによると、コレラが勤務していた会社の従業員は、仕事の進捗状況や居場所をトラッキングするためにGPS内蔵のPDA(携帯情報端末)が配布されているという。コレラも端末を割り当てられていたが、彼はこれを空になったTwisties(オーストラリアで人気のチーズスナック)のアルミ袋に入れて圧着し、GPSシグナルを遮断することで上司からの追跡を逃れていたというのだ。さらに、タスクを完了したように情報の操作もしていたという。 問題が発覚した当初、コレラはPDAの不具合を主張。しかし、オーストラリアのフェア・ワーク委員会は、「職場からこっそり抜け出す目的以外に、スナック袋の仕掛けを作る理由がない」断言。コレラは今年4月だけで、少なくとも21回ゴルフを楽しんでいたという。これは平均的なひと月の出勤日すべてに相当する回数だ。 解雇されたコレラは、現在Uberのドライバーとして働いているという。
2017年12月01日イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)のデザイナー・三宅一生の仕事と人物像に迫る書籍 『イッセイさんはどこから来たの? ̶ 三宅一生の人と仕事』(3,200円/発行 HeHe)が発売となる。同書は、ドイツのアート系出版社タッシェン(TASCHEN)から2016年に刊行された、三宅の“全仕事の集大成”ともいえる大型本『Issey Miyake 三宅一生』に収録されている小池一子による8章のエッセイに、書き下ろしの第9章を加え、新たな書籍としてまとめたもの。展覧会の企画やディレクションを始め、「無印良品」の創設に携わるなど、日本のクリエイティブ界を支え続ける著者の小池一子は、学生時代からの三宅を知る人物の1人。三宅の目覚ましい活躍とものづくりだけに留まらない多岐にわたる活動を特別な距離で見守り、密接に関わってきた著者だからこそ知り得る三宅の仕事と人と成りを、独特の視点から含蓄に富む文章で表現。その内容は、三宅を中心に、その時代感覚をも巧妙に描き出したドキュメンタリー作品のように読みごたえのあるものだ。企画を担当したのは、40年以上にわたり三宅のクリエーションを支えてきた北村みどり。装幀はアートディレクターの浅場克己、扉絵はグラフィックデザイナーの横尾忠則が担当した。各章に、横尾忠則が手掛けたイッセイ ミヤケのパリコレクションの招待状から厳選した約30点をカラー図版で掲載するなど、ファンのみならず楽しめるユニークな構成となっている。モノクロ箔押しの表紙や、活版印刷の重厚感ある縦組みの日本語テキストと洗練された横組みの英語テキストが対を成す、浅葉克己の手腕が光るデザインに仕上がっている。なお、同書は全国の一般書店とイッセイ ミヤケ 青山やプリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ 六本木を始めとする一部の直営店にて、12月上旬に発売予定。
2017年11月19日めまいなどの症状を訴え、入院していたタレントのマツコ・デラックス(45)の所属事務所が16日、公式サイトを通じて、仕事を再開できるまで回復したことを報告した。「日頃から応援をして下さっているファンの皆様」と題して更新され、「この度はマツコ・デラックスの入院の件でご心配をお掛けしてしまい、誠に申し訳ございませんでした」と謝罪。そして、「お陰様で現在は体調も良くなり、お仕事を再開させて頂けるまで回復いたしました」と回復を報告し、「しっかりとお休みを頂けましたので、益々お仕事を頑張らせて頂く所存でございます」とつづった。続けて、「この度は沢山の方々から励ましのお言葉や温かいメッセージをお送り頂き、誠にありがとうございました」と感謝。「マツコ本人も、皆様のメッセージ一つ一つにお応えしたかったのですが、こちらでのご報告と御礼に代えさせて頂きます」と伝え、「今後とも引き続き応援の程、宜しくお願い申し上げます」と呼びかけた。
2017年11月16日イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)のデザイナー、三宅一生の仕事と人と成りを記した『イッセイさんはどこから来たの? - 三宅一生の人と仕事』がヒヒ(HeHe)から刊行。2017年12月上旬にイッセイ ミヤケの一部店舗、全国の一般書店で販売される。今回の書籍は、三宅の全仕事を対象とした"辞書"とも呼べる集大成の本『Issey Miyake 三宅一生』に収録された小池一子のエッセイ8章に、書き下ろしの9章を新たに加えた、特別な一冊。横尾忠則が手掛けたイッセイ ミヤケ パリ・コレクションの招待状から約30点をカラーで掲載するなど、新たな読み物として楽しめる。学生時代から三宅一生を知る著者が描く、ドキュメンタリーのような一冊著者は「無印良品」の創設に携わるなど、日本のクリエイティブな世界を支え続ける小池一子。学生時代から三宅を知る彼女は、三宅の目覚ましい活躍を特別な距離で見守り、関わってきた。彼がまだ学生だった頃に始まった服づくりはもちろん、コレクション、展覧会、出版等多岐にわたる仕事を紹介する。小池ならではの表現と視点は、三宅を中心にその時代感覚も巧妙に描き出し、ドキュメンタリー作品のような趣だ。彼女だからこそ知り得る彼の人と成りも交えながら、含蓄に富むテキストで仕上げた。表紙は両面異なるデザインにし、活版印刷の重厚な日本語テキストと洗練された英語テキストが対になっている。【詳細】『イッセイさんはどこから来たの? - 三宅一生の人と仕事』価格:3,200円+税発売日:2017年12月上旬著者:小池一子判型:B5判/ハードカバー表紙:紙クロス貼り(箔押し)和英・両面表紙ページ数:206ぺージテキスト:和英完全バイリンガル(和文:活版印刷)扉絵点数:21点(表裏合計:29図版)販売店舗:全国一般書店・下記の株式会社イッセイ ミヤケ店舗ISSEY MIYAKE / AOYAMA、ISSEY MIYAKE MEN / AOYAMA、PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE / AOYAMA、PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE / ROPPONGI、HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE / DAIKANYAMA、HaaT / AOYAMA、me ISSEY MIYAKE / AOYAMA、ISSEY MIYAKE GINZA / OMOTE、ISSEY MIYAKE GINZA / URA、ISSEY MIYAKE MARUNOUCHI、REALITY LAB. ISSEY MIYAKE、ELTTOB TEP ISSEY MIYAKE / SEMBA■発売記念トークイベント 小池一子 × 浅葉克己 × 北村みどり開催日時:12月13日(水) 19:00~20:30(開場 18:30)会場:青山ブックセンター本店住所:東京都渋谷区神宮前5丁目53−67 コスモス青山ガーデンフロア料金:1,350円(税込)予約・問い合わせ:03-5485-5511(青山ブックセンター本店)
2017年11月16日今月より米ニューヨークで新生活をスタートさせたお笑いコンビ・ピースの綾部祐二が、渡米後初の仕事としてこのほど、ラスベガスのシーザーズ・パレスにて統合型リゾートを紹介するビデオ撮影に臨んだ。シーザーズ・エンターテインメントは、世界に通用する統合型リゾートを日本に作りたいと考え、これまで15年間にわたり日本で活動。今回、日本で知名度の高いエンターテイナーである綾部を起用し、統合型リゾートの楽しみ方や様々な魅力、またそれを支える人々の様子を伝えるビデオを作製したという。綾部は「エンターテイメント中心地のひとつであるラスベガスでの米国デビューは、幸先がいいと思っています」と手ごたえ。「マライア・キャリーやセリーヌ・ディオンなど世界的エンターテイナーが長期公演するシーザーズ・パレスなどでのビデオ撮影をきっかけに、今後は米国のエンターテイメント業界での活躍を目指していきたいと思っています」と意気込む。また、シーザーズ・エンターテインメントの国際ビジネス開発プレジデントのスティーブン・タイト氏は「多くの日本人に愛されているエンターテイナーである綾部氏とお仕事できることを嬉しく思っています。今回のビデオを通じて、日本の皆さんが統合型リゾートとはどういうものなのか、そしてシーザーズの魅力を感じていただければと思っています」と話している。
2017年10月26日心理アナリスト、カウンセラーの亜門虹彦さんによる心理テストをご紹介します!今回は仕事におけるあなたの裏の顔が暴かれるかも!?Q.あるレストランがオープンしましたが、ネットでの評価はいまひとつ。料理やスタッフの接客、店内の清潔感などには問題がないようなのですが…。次のうちどんな点が、いまひとつ評判がよくない原因だと思いますか?A.椅子が硬いB.壁の絵や飾ってあるオブジェが意味不明C.店内のBGMがカッコ悪いD.スタッフの制服がカッコ悪いここでわかるのは「あなたがなるかもしれない“ブラック上司”」。このテストの4つの選択肢は、どれも経営サイドの視点に立って考えるべき問題。評判が悪くなった原因がどんなところにあると考えたかによって、あなたがどんな“ブラック上司”になってしまう危険性があるのかがわかります。Aを選んだあなたは…【仕事は全部部下に丸投げ。何もしない無能な上司。】お客が座る椅子という答えは、あなたが将来、何もしない無能な上司になってしまう可能性があることを表します。仕事は基本的に部下に丸投げで、空いた時間はネットを見たりと好き放題。部下が残業していても定時で帰り、部下以上の収入をゲットするのだから、陰では給料泥棒と呼ばれているかもしれません。Bを選んだあなたは…【とんちんかんな指示で混乱を招く間抜け上司。】意味不明な壁の絵やオブジェは、あなたが将来、めちゃくちゃな指示ばかり出す上司になる危険性があることを示します。もしかしたら時代の変化にうまく対応できないのかもしれませんが、全然見当違いの指示ばかり受ける現場は大混乱。優秀な部下がフォローしてくれても、自分ではそれに気づかないなんてことも。Cを選んだあなたは…【えこひいきにセクハラ。空気を悪くする不公平上司。】BGMという答えは、あなたが好き嫌いが激しい上司になる可能性があることを表します。仕事ぶりではなく、自分にお世辞を言ってくる部下を重用したり、逆に気が合わない部下を冷遇したりしそう。また、お気に入りの男性部下ができると、猫なで声を出して可愛がり、みんなに気持ち悪がられる可能性もありそう。Dを選んだあなたは…【部下に趣味を押し付ける大迷惑なおせっかい上司。】スタッフの制服という答えは、あなたがプライベートなことまで、部下に好みを押し付ける上司になる危険性があることを表します。面倒見は悪くないのですが、部下の服装にケチをつけたり、自分の趣味の発表会に来ることを強要したりと、大迷惑。部下たちは苦笑いをしながら、あなたにつき合わされるハメになるかも。あもん・にじひこ心理アナリスト、カウンセラー。心理テストの専門家として雑誌やテレビなどで活躍する傍ら、企業や自治体の採用計画や社員教育にも携わる。著書に『眠れないほどおもしろい心理テスト』(三笠書房)など。※『anan』2017年10月18日号より。イラスト・ナカオ テッペイ(by anan編集部)
2017年10月14日「仕事を選ぶうえで大切にしていること」って何ですか?不況の時代「やっぱ安定と収入だよね」という現実的な声も多いだろう。でも、心のどこかでは「自分が好きなこと」「趣味に近いこと」で何かを成し遂げたい、フルタイムの仕事でそれができて本当の自己実現…という“本音”を持っている人、少なくないと思う。実はその考えこそ働くあなたを苦しめているかもしれない。今回のゲストスピーカーは、学生時代から“予約4,000人待ち”の人気を博したフリーランスシェフのジョナ・レイダー(23)氏、ファッション業界から農業界に転身し、“東京生まれ、無農薬育ちの野菜”を栽培する太田 太(35)氏、“歌謡エレクトロユニット”「Satellite Young」のボーカル、母、会社員という“三足のわらじ”を履く草野 絵美(27)氏の3名。ざっくばらんに質問が飛びかった2時間。ゲストそれぞれの常識にとらわれない働き方、そして冒頭のキラーメッセージについてを、改めてここでみなさんにお伝えしたい。▶︎今回のゲストスピーカーの3名の詳細はこちらから「大学卒業後は、レストランで料理の修業をしようと思わなかったの?」というジョナ氏に対する編集部の質問を皮切りに公開取材がはじまった。それに対しジョナ氏、即答で「NO(いいや)」。「料理学校に行かなかったすばらしいシェフはいくらでもいる。料理学校が良くないっていうつもりはないけど、“良い料理人”になるために必要かといえば、そうじゃないと思う。それに、ぼくはシェフになりたいわけではないしね。ぼくがやっていることって少し違って、シェフがやることでぼくがやらないことってたくさんある。たとえば、魚をさばくことだって*ヒロさんみたいにうまくできないし…」*ヒロさん:T.Y.FARAMの西田浩隆シェフ。今回のSocial Diningでは食材探しツアーからメニュー考案、キッチンの貸し出しまで、ジョナをフルサポートしてくれた。イタリアの三つ星レストランで働いていた経験を持つ。「え、まじ?いまなんて?」「魚がさばけない?」「シェフを目指してない?」と、読者の声が聞こえてきそうな発言をさらり。正直、HEAPSスタッフも驚いた。西田シェフも「ジョナ、そんなこと言っちゃっていいの?」と心配気味な目線を投げていたが、本人は「何が?」といった様子。その真意は、以下。「音楽を選んだりテーブルセットは、どのシェフよりうまくできる自信がある。そもそもぼくがやっていることは“シェフ”とは違うんだよね。だから料理学校に行こうと思ったことはないし、料理って実践することで学んでいくものだ、と思ってるから。ぼくの場合、サパークラブ自体がぼくの技術を進化させる場所なんだ」▶︎ダイニングイベントについての記事『「ぼくは魚をうまく捌けない」それでも“予約4,000人待ち”のダイニングを提供できる料理人、ジョナ・レイダーの正体』はこちらからおもしろいそもそものポイントとして、まず「一流のダイニング体験は、一流のシェフにしか提供できない」という固定概念からジョナ氏が脱却していること。料理人として大前提とされるスキルを自分の優先順位第一に置かないのも、大胆というか強気というか。完全な技術による完璧な逸品よりも、「料理の出し方がおもしろい」方が大切。ジョナ氏が提供したいのは料理ではなく「ダイニング・エクスペリエンス」で、彼にとってはそれができるのが「良い料理人」なのだ。〇〇という職業とは△△をすべき、という従来の前提や目的を自分なりに変えてみるだけで、その仕事のあり方は広がりそうだ。「親会社の会長と社長に、農業のプロジェクトをオファーをされた」のが、農業界へ足を踏み入れるきっかけ。その農業にどんなビジョンがあるのか、という太田氏の問いかけに「ビジョンなんてない」と一蹴した会長と社長は続けてこう言ったらしい。 「だってさ、かっこいいことやって、目立って、モテたいじゃん!」(会長)「お題は農業、あとは自由に自分で決めて取り組んでよ」 (社長)…シンプルすぎ!人間的すぎ!どストレートのパンチ(ライン)に完全に心を捕まれ、結局それが太田氏を農業に引き込む。ファッションから農業、まったく交差のないフィールド同士に思えるが、ファッション業界で培った考え方を農業に活かせている、と太田氏は例をあげて説明してくれた。 「栄養があって、美味しくて、“女の子ウケ”が良い西洋野菜を『セカンドライン』として出しています。収益のメインになるのが、この『セカンドライン』ですね。一方で、『ファーストライン』は、こだわりのある人が好むような、珍しい”江戸東京野菜”なんですよ」この二層構造のアイデアこそファッション業界で学んだこと。太田氏が尊敬するファッション業界のカリスマ、マーク・ジェイコブスのやり方から着想を得たそうだ。それは、高額商品を扱うファーストラインを「マークジェイコブス」、ここに手の届かない層に対し、20ドルくらいのTシャツから手頃な値段の商品を扱うセカンドラインを「マーク・バイ・マークジェイコブス」として展開、このセカンドラインの存在から客層を広げ、女性や若い子に絶大な人気を誇る、というやり方だ。これを、希少価値重視の江戸東京野菜と、収益重視+客層拡大のルッコラやケール類等の西洋野菜を展開するという考え方として農業に転換させ、女の子ウケ、若者ウケの戦略というファッション業界上がりならではの戦略を練り上げた。まったく経験のないフィールドに行きながら“農業のやり方”よりも、自身の経験から独自のやり方を見出したからできることだ。「モテる」という感覚そのものが、かっこいいものを生み出すファッション業界的で、そのモテる戦略で生まれるのが新しい農業だ。太田氏率いるT.Y.FARMは、理解ある飲食店等と共に、自家採種・無農薬農業・養蜂・料理のプロの力を結集し、アジアで初となるプロジェクト“Seed To Table(農場から食卓へ)”が可能な都市づくり”にチャレンジしている。2017年の「SXSW」に出演し、先日はめざましテレビでも紹介された。彼女自身も「いま、メインストリームがきてるかも」と確実な手応えを感じている。草野氏は、歌謡エレクトロユニット「Satellite Young」のボーカルであり、5歳の息子を持つ母であり、会社員でもある。「一度決めたら、すべて全力でやる」というモットーを貫いてきた彼女に、参加者からこんな質問が飛ぶ。「僕は凡人コンプレックスなんですが、好きでやってみたいと思っても、自分にはできないなとか、才能ないなと思ってしまうことが結構あって。そういう時はありますか?そういう時どうしてますか?」「自分で全部できるようにならなくていいと思うんですよね。たとえば私、音楽が好きだけど、歌を歌うのは下手だし、ピアノもできないし、楽譜も読めない。でも、作詞作曲はできる。鼻歌でアイフォンに吹き込んだら、それを楽曲にしてくれる人を探せばいいし、自分の世界観を拡張してくれるようなクリエイターさんと一緒に組んで世界を作ればいい。全部自分で作らなくていいやって思うようになってから、自分の心の余裕に生まれました」続けて、彼女は自身についてこう打ち明けた。「私、落ち着きがないし、すぐ気がちっちゃうタイプなので、一つのことがつきつめられないんですよ!」 「自分は何が得意で、何が不得意なのか」が明確で、「できないこと」を恥じない。なので、実現したいことに向かって柔軟にチームを作る。「チームを作る」というよりは、「私はできないから、ヘルプしてほしい」と素直に頼み、人を集めることができるという方が近い。「魚がうまくさばけないからヒロさん、ヘルプお願い」のジョナ氏と似た感覚だ。「好きなことを(フルタイムの)仕事にすることが幸せ」という“幻想”あらゆる仕事を横断してきた草野氏から、イベント参加者に“逆質問”が飛んだ。「仕事を選ぶときに大切にしていることは?」参加者からの答えは「好きなこと」「やりたいこと」。会場も「ですよね…」という雰囲気。そこで口を開いたのはジョナ氏。「ぼくのジェネレーションがよく主張する、好きなことをフルタイムでやらなきゃ幸せになれない、みたいなのってすごく嫌なんだよね。その考え方は、実際に現実的じゃないし、誰の役にも立たない」。冒頭のキラーメッセージの続きはこうだ。「ぼくの周りにも、好きなことをフルタイムでやるライフスタイルを築き上げなきゃいけないと、思い込んでいる友人がいて、それが叶わないと、自身にがっかりしてしまう人がいるんだ」。そして、「自分が好きなこと、やっていて力がみなぎるようなことをする時間を、自分に現実的な形で作る、っていうのがもうちょっと合理的な姿勢じゃないかな。それが職業である必要はないし、それだけをやる必要もない」「ぼくたちのジェネレーションもそれ以外の人も、そういう形を目指していくべきだと思う。フルタイムでやっている大好きな何かで成功する、っていう幻想じゃなくてね」全員集合!ありがとうございました!All photos by Takahisa YamashitaText by Be inspired!Transcribed by Kasumi Mizoguchi映像で振り返るMEET HEAPS Vol.1▶︎ジョナ、食材探しの旅。Video by Reiko KatayamaMEET HEAPSVol.1〜Social Dining~ Food Exploring with Jonah Reider▶︎イベントダイジェストはこちら〜。Video by Kohichi Ogasahara & Yurie YanoMEET HEAPS Vol.1〜Social Dining & Public Interview Studio〜▶︎《番外編》アメリカでのジョナのお仕事の様子!(イケアのカタログに登場してます)IKEA 2017 Catalogue: Embrace the UnexpectedMEET HEAPS Vol.1〜Public Interview Studio〜コントリビューターの方々、ご紹介Guest SpeakerJonah Reider(PITH)pith.spacePhoto by Takahisa Yamashita今回のイベントのきっかけを作ってくれたジョナ。23歳とは思えないプロデュース力で世界中を周りダイニング体験を提供しています。こんなにも日本に“ジョナファン”がいたことにイベントを通して実感。今度は、また違う土地で一緒にイベントをしたいです。9日間、ありがとう!Futoshi Ota(T.Y.FARM)tyfarm.jpPhoto by Takahisa Yamashita東京の、アジアの、Seed to Table(農場から食卓へ)プロジェクトのパイオニアの太田さん。実は、今回のイベントの食材探し、キッチンの貸し出し、ダイニングイベントでT.Y.FARMの西田シェフのヘルプ提供、東京ディープツアー、スムージー提供ヘルプ、そして登壇まで。本当にすべてにご協力いただいたスーパー・ビッグ・サポーターです!ありがとうございました。Emi Kusano(Satellite Young)satelliteyoung.netPhoto by Takahisa Yamashita歌謡エレクトロユニット「Satellite Young」のボーカル、母、会社員という“三足のわらじ”を履く草野さん!お母さんの顔をこんなに見せてくれるなんて。また、お茶目なオリジナル子育て法をぜひ聞きたいです!お子さんも次回は参加で!(イベント当日のプレゼンでは動画の音声がうまく流れず、すみませんでした!)PhotographerCho Ongoongocho.comPhoto by Takahisa Yamashitaジョナとの食材探しをフィルムで撮影してくれたチョウさん。3台もカメラを首から下げて参戦してくれました!パブリックインタビュースタジオでもイベントの撮影をしていただき、ありがとうございます。最後は、チョウさんの顔を見ただけで安心感がありました!Takahisa Yamashitatakahisay-photograph.themedia.jpPhoto by Takahisa Yamashitaパブリックインタビュースタジオの写真をお任せしていた山下さん。イベント中以外も、集合写真や、打ち上げの様子もカメラでおさめていただき、ありがとうございました。ご自身のフェイスブックポストでは、イベントのコンセプトを理解してくださっているのを感じました。Ai MunemotoPhoto by Takahisa Yamashitaパブリックインタビュースタジオを撮影してくださったアイさん。難しいポジションでの撮影にもかかわらず、おさめていただき、ありがとうございました。Tomofumi Usatomofumiusa.com草野さんの取材記事で、彼女のポートレート写真を撮ってくださった宇佐さん。原色を巧みに使った宇佐さんの写真大好きです。いつもありがとうございます!DesignerKai Iwamotobehance.net/kaiiwamoto今回のイベントシリーズ「MEET HEAPS」のロゴデザイナーのかいさん。3Dのデザインの方が得意といいつつ、無理なスケジュールを聞いていただき、2日間で仕上げてくれました。「Photoshopが友だちです」というほどなので、Photoshopの相談は、彼まで!clakdesign(Keisuke Shinoda)clakdesign.cominstagram.com/clakdesign/ステッカーのデザインをお願いしたclakdesign 篠田さん。「NYでPITH(ピス)に行こうとしていた」というほど、ジョナのファンだそうです。今回、東京でのピス再現にあたり、デザイナーとして参加、ご協力いただきありがとうございました!Ayaka GotoIllustration by Akari Miura2Dでもなく、3Dでもなく、2.5Dが得意な後藤さん。1週間前に、急遽、会場の垂れ幕やプロップをデザインしてくださいました。一貫して丁寧なお仕事にスタッフ一同、感動しました。ありがとうございました。また違う作品を一緒に作りましょう!Video DirectorTetsuji Ono(Uzura)uzura.ne.jpPhoto by Cho OngoMEET HEAPSコンセプト動画をつくってくださった小野さん。音楽、映像の動き、素材の編集など、すべて迅速な対応(しかも夜中まで)をしてくださいました。ありがとうございました。社内でも「何度も見ちゃう」と伝説の動画になっています。Yurie YanoPhoto by Takahisa Yamashitaパブリックインタビュースタジオを映像にしていただいた、元インターンの矢野さん。社会人になってもHEAPSと関わってくれて、ありがとうございます!これからもよろしくお願いします!ModeratorAi Ayah(CAFE COMPANY)Photo by Reo Takahashiパブリックインタビュースタジオで司会をしてくださったアーヤさん。台本のないイベントで、急な展開にもいつも落ち着いて対応してくださり助かりました!ありがとうございました。実はBe inspired!のライターでもあります!Flower ArtistHiroki Kato(THE DAFFODILS flowershop)instagram.com/the.daffodils.flowershop/Photo by Cho Ongo奥行きのあるフラワーアレンジメントで会場が一気に盛り上げてくださった加藤さん。ジョナの料理が映えるように、裏方に回って頂き、何度も調整いただきありがとうございます!実は、その時のお花は、オフィスにドライフラワーとして、ずっと飾らせていただいています!Editorial DesignShu Sasaki(PERIMETRON)& Makoto Arai(PERIMETRON)perimetron.jpPhoto by Cho Ongoパブリックインタビュースタジオで配布したタブロイド誌を短納期でデザインから印刷まで制作していただ佐々木さん、荒居さんです。募集を開始してから、一番にご連絡いただき、無理なお願いに「やります」と心強い一言にとても救われました。そして、何度も校正ごめんなさい!ありがとうございました。Artist/PainterSo Shinozakiinstagram.com/sosnzk/MEET HEAPS第一弾のタブロイド、メインビジュアルのイラストを描いてくれたソウさん。彼のピザモチーフのキャラクター「デリシャスマン」をジョナ仕様にしてくれました。そして数日の制作(超急ピッチ!)で仕上げてくれて頂き、ありがとうございました!WriterChiyo Yamauchiジョナのオリジナル記事を書いたHEAPS MAGAZINEのライターのチヨさん。ここからすべてははじまりました。素晴らしいきっかけをありがとうございます!また記事を楽しみにしています。Ryoh Hasegawaryoh0508.tumblr.com草野さんの取材記事を執筆してくれたリョーさん。数々の某有名媒体で記事を執筆している編集者の方がBe inspired!に記事を書いてくれる日が来るなんて…これからも、どうぞよろしくお願いします!当日もご来場いただき、ありがとうございました。TranscriptTakako Ohyamamiselma.szkaa.comパブリックインタビュースタジオで、難聴者のイベント参加者の隣に座り文字起こしをしてくださった大山さん。これからもいろんな方に参加していただける場にしていきたいです。今後ともよろしくお願いいたします!Kasumi Mizoguchiパブリックインタビュースタジオの初めから終わりまで翻訳、文字起こしをしてくれたかすみさん。今回の記事に活用しています。ありがとうございました!Operations StaffPhoto by Takahisa YamashitaGenki Nakamura以前もイベントを手伝ってくれた元気さん。今回もスタッフ一同、頼りっぱなしでした。いつも快く受けてくれてありがとうございます。彼のキャットストリートでのクリーンナップ活動ももう4年目。柔軟な行動力に脱帽です!今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。Miki Yoshizawa元インターンのミキさん。群馬から駆けつけてお手伝いありがとうございました!これからもよろしくお願いします。Yukari Nishiumiニューヨークで行ったHEAPS MAGAZINEの創刊パーティーに実は参加していたという元インターンの西海さん。急なお願いにも関わらず、パブリックインタビュースタジオのお手伝いをしていただき、ありがとうございました!またオフィスに来てください。Shizuka Kimura Be inspired!の現役インターンのしずかちゃん。初めてのイベントのお手伝いでしたが、とっても機敏に動いてくれて、ありがとうございました!これからもよろしくお願いいたします。Fukumi Yagaパブリックインタビュースタジオで、ボランティアスタッフをしてくれた屋我さん。会場のフォトブースを盛り上げてくれて、ありがとうございました。これからもイベントがあったら、お手伝いお願いいたします!Manatsu Sugitaパブリックインタビュースタジオで、ボランティアスタッフをしてくれた大学生のまなつさん。大量の飲み物の買い出しも対応してくれて、ありがとうございました!Goro Sarudateジョナの大ファンだったというゴロウさん。ダイニングイベントの片付けや、パブリックインタビュースタジオで配ったスムージーの仕込みなど何日間もサポートいただき、ありがとうございました!Place100BANCH100banch.comPhotos by Takahisa Yamashitaパブリックインタビュースタジオの会場として使わせていただいた渋谷の「100BANCH」。とても開放的で、ソファーがあったり、キッチンスペースがあったり、自由に遊べる空間がたくさんありました。ご協力いただき、ありがとうございました!SponsorshipNODOKAnodokatea.comPhoto by Takahisa YamashitaBe inspired!で取材した無農薬・無化学肥料の日本茶ブランド「NODOKA」のスイルさん。国産オーガニックのお茶4種類を、イベント会場で提供してもらいました。種類は煎茶、玄米茶、ほうじ茶、抹茶。個人的にはほうじ茶がオススメです。また、イベントの際はよろしくお願いします!ありがとうございました!Cateringgood hood foodthegoodhoodfood.comPhoto by Takahisa Yamashita普段はフードカートでメキシカンフードを販売しているgood hood foodのお二人。パブリックインタビュースタジオでは、ブッルクリン仕込みのブリトーをケータリングしていただきました。ありがとうございました!オフィスにデリバリーをお願いしたいほど美味でした!
2017年10月13日こんにちは。栗原達也(くりはらたつや)です。今回は、僕なりの、上司や部下に対するポリシーについて話します。極端な方法なので、君の参考にはならないかもしれないけれど…まあ、聞いてください。占い師になる前、僕は100人超の規模の会社に長年勤め、さまざまな上司と巡り合ったし、いろいろな後輩や部下と一緒に仕事をした。いい経験、いい思い出がたくさんあるよ。自分でも、人間関係についてはうまくやれていたほうだと思う。「うまくやっていた」といっても、「平穏無事に」という意味じゃない。むしろ、僕は上司や部下と、よくぶつかってきたほうだ。それは、もちろん、仕事上で理由があってのこと。誰かがおかしなことをすれば、僕はそれを黙って見過ごせなかった。白黒をはっきりつけたいほうだから、相手が上司であっても「それは違うでしょう?」と正面切って言ったんだ。現場では、そのときそのときで力を持つ人間が変わるから、それまでのやり方が否定されることもある。どんな職場でも、「話が違う」と納得できないことは起こるもの。けれど、たいていの人間は「長いものにはまかれろ」とばかりに、上に逆らわず、不満に思いながら言われるままになってしまう。そんな中、誰も言わないなら自分が言わなくちゃならないと、生来の正義感から、僕は「なぜなんだ?」と声をあげた。それで納得できる答えが得られれば、それでいいよね。仲間にも話してやれるから、それだけでも声をあげた甲斐はある。 時には、ある意味、パフォーマンスとして、あえて嫌われ者の上司に向かっていくこともあった。そういう役を引き受ければ、ほかの大勢の仲間との結束も固まるし、自分の味方も増えるからだ。そんな僕は、面倒くさい部下だったとも言える。でも、優秀な上司ほど、僕を引き立ててくれたね。ダメな上司は、「うるさいやつだ」と逃げ回るばかりだったけれど…。ただ反抗したわけではないと気づくかどうか、自分の思いをくみ取ってくれるかどうかで、上司の力量がわかるよ。そして、信頼できる上司には誠意を尽くしていくといいね。 当たりすぎ! 完全鑑定16項目【あなたの人生、この先こうなる!】
2017年10月06日アラサーというと、公私共に曲がり角で悩みが多い時期ですよね。仕事に恋愛、夢…これからどうなるのか、どうしたいのか、そんな壮大な悩みも多いお年頃ですが、一方で恥ずかしくて人に言えないような小さな仕事の悩みも意外とあるもの。そんな些細な悩みこそ、自分の中で積もりに積もってしまい、ストレスの元となりがちです。そこで今回は、誰にも相談できないような些細な仕事の悩みについて解決法をご紹介します。時短勤務など家庭のある社員ばかり優遇されている20代前半のころは、遠い存在だった「ママ社員」や「既婚社員」の先輩たち。先輩と後輩という立場だったからこそ、彼女たちの産休、育休、時短勤務などのしわ寄せが来ても「そんなもんだな」と受け入れられたでしょう。でも、アラサー世代となった今、自分以外の同期や後輩たちがどんどん産休、育休、時短勤務などを利用しはじめ、そのフォローを一手に引き受ける立場になると、なんだか不公平感を感じてしまうという大人女子は少なくありません。家庭には優しい旦那様や可愛い子供が待っていて幸せいっぱいな同期や後輩を横目に、なぜ独身でひとり寂しい私がこんな目にあうの?という考え方もあるでしょう。でもここはちょっと考え方を変えてみてはいかがでしょうか。いやな顔ひとつせず、彼女たちのフォローをしてあげましょう。そうすると、上司や同僚からの評価は確実にあがります。また、産休や育休、時短勤務者からも感謝され、いつかあなたが結婚し子供を持ったときにも喜んであなたのサポートやフォローをしてくれるはずですよ。情けは人のためならず。結局、誰かを助けることは、自分のためになるということです。女性だからという理由でお茶だしや掃除をさせられるこれって地味に頭にきますよね。同じ職種で入社したのに男性の同期にもお茶を出したり、後輩の男性社員の分もお茶を入れたり、会議のたびにどんなに忙しくても応接室にお茶を出しにいったり…。「お茶だし」と言えば女性の仕事と思っている古い会社はまだまだ多く存在します。お茶だしだけでなく、社内の掃除も女性だけにさせることもあるようです。グローバル化がさけばれている現代で、日本はこういった面で非常に遅れていて恥ずかしいことだと私は思います。こういった小さな不公平感は蓄積されて大きなストレスとなり得ます。「まあ、仕方ないか」と受け入れてしまわずに、一度声をあげてみてはいかがでしょうか。ただ「お茶だし」「掃除」をしたくない!というと、ただのワガママだと思われてしまいますので、あなたを始めとする女性社員の業務時間のうち、どのくらいがこの雑務に費やされているかを集計し、上司に訴えてみましょう。「この作業のために、私たちの生産性が落ちている。会議室に給茶機を設置し、各自担当者がお茶を出してはどうか」などと前向きな提案をしてみてはいかがでしょうか。若い社員と同じ制服を着るのが苦痛会社によっては、女性社員だけ制服着用が義務づけられているところがあります。若いうちはこれでもよかったのですが、新卒の新入社員と同じ制服を着るのが恥ずかしいというアラサー大人女子もいるのではないでしょうか。本来、女性だけ制服を着るというのも、ちょっと時代錯誤のおかしな話ですが、制服があるということは、出勤時のファッションは自由ということになりますよね。洋服にお金をかけなくてもいいことや、通勤ラッシュにヒールやスーツなどを着用しなくてすむことなど、メリットも多いのかもしれません。とはいえ、確かに若い女性向けに作っている制服を、アラサー、アラフォーの女性たちが着るのは抵抗もあると思います。そんなときは、アクセサリーやヘアスタイル、羽織物や、社内履きなどで、若い女子とは一線を画す工夫をしてみてはいかがでしょうか。若いということが、すでにひとつのアクセサリーになっている新卒女子たちと同じ土俵には立たず、少しこだわった小物や、手を加えたヘアスタイルなどで、ワンランク上を目指すのです。垢抜けない制服でも、工夫や心がけ次第では、素敵に着こなせるかもしれません。若い後輩たちからみても「あの先輩はオシャレ」と羨望のまなざしで見てもらえるような大人女子ならではの着こなしを考えてみましょう。ただし、サイズや丈などは年齢や体型にあったものを着させてもらいましょう。ミニスカートやタイトすぎるシルエットになってしまうのは、大人女子としては少し恥ずかしいかもしれませんよ。小さな凹みこそ、早めに切り替えを!いかがでしたか?仕事のやりがいがない、結婚のタイミングがわからない、キャリアプランが定まらない…などの大きな悩みはクローズアップされがちですが、こういった小さな悩みは、給湯室やランチタイムでの愚痴になるだけで、なかなか根本的な解決は難しいものです。だからこそ、些細なことで悩んだり、へこんだりしたときに、気持ちを切り替える方法を知っておくことは大切です。今回紹介したようなことを始め、気持ちの持ち方や行動を、ほんの少し変えるだけで、悩みがぱっと晴れ渡ることがあります。一度へこんだからといって、どん底に停滞するのではなく、気分や考え方を切り替えるあなたなりの方法を持っておくことをおすすめします。
2017年10月04日「台所仕事は毎日同じことの繰り返し。やる気が萎えて、『めんどくさい』とネガティブな気持ちになってしまうこともありますよね。そんなときは、いつものやり方を少しだけ変えてみましょう。台所仕事がはかどって、料理に対するやる気が復活しますよ」 そう話すのは、過去にも本誌に登場し、台所仕事を効率化するコツを教えてくれた料理家の高木ゑみさん。今月発売された新著『やる気の続く台所習慣40』(扶桑社)では、料理教室の生徒から寄せられた悩みを解決するアイデアを提案し、注目を浴びている。 終わりなき台所仕事、「毎日、楽しくやってます!」なんて人……いませんよね。でも“やる気を上げる習慣”を取り入れれば、そんな毎日も夢じゃないんです!そんな“やる気を上げる習慣”を高木さんが教えてくれた。 【1】やる気が起きない 「お皿を洗う前などに、キッチンタイマーを3〜4分に設定。心の中で『よーい、ドン!』と唱え、手をパチンとたたいて始めます。その音で気持ちが切り替わり、やる気スイッチがオンに。4分を超えると集中力が落ちるので、タイマーは4分以内にしましょう」(高木さん・以下同) ゲーム感覚で取り組めるし、時間内に終わらせれば達成感も感じられる。 【2】家族の「なんでもいい」で献立が決まらない 夕飯の献立が決まらず困ったときに役立つのは、肉、魚、野菜料理がひととおり載っている定番のレシピ本。 「家族がくつろいでいるときにレシピ本を渡し、それぞれに食べたいものを選んでおいてもらいます。夫には青、息子には緑など、色違いの付箋を選んだページに貼ってもらい、夕飯が決まらないときは、その中からチョイス。一度選ばせているので不満も出にくいし、こちらもラクです」 さらに、付箋に調理法を「揚」「炒」「蒸」「焼」など書いておくと、時間がないときにすぐにできる料理を素早く選べて便利。 【3】イチから料理をしたくない 「作り置きは時短の基本。でも、数日食べれば飽きるので、アレンジを加えて別の料理に再生しましょう。たとえば肉じゃがは、トマト、ハーブ、チーズを加えて再度煮れば『イタリアン煮込み』に。きんぴらごぼうは、細切れ肉やひき肉をあわせてメインのおかずに。おススメなのは、ハンバーグを大量に作り置きしておくこと。刻んでチャーハンやパスタの具にすればあっというまに主食が完成します。コツは、作り置き自体をシンプルな味つけにしておくことです。和洋中といろいろな料理に応用できます」 【4】買い物に行きたくない 買った野菜を長持ちさせれば、時間を取られる買い物を週1回におさえられる。 「野菜は育った環境に近い状態で保存し、水分の蒸発を防げば、そのままにしておくより格段に日持ちします。しなびやすい葉物野菜は、ぬれたキッチンタオルで包んでからジッパー付き保存袋に入れ、冷蔵庫内に立てて保存。キャベツは芯をくりぬいた部分にぬれたペーパータオルを詰めます。また、売場で捨ててしまいがちな外側の葉はそのまま持ち帰りましょう。外葉で野菜を包んで保存すると保湿効果があります」 【5】見た目が地味で気が萎える 料理がおいしそうに仕上がらないことが続くと、作る気も起きなくなるというもの。地味になる原因は、色だ。 「しょうゆやソースを使うと料理が茶色くなり、沈んだ印象に。改善するには、いろんな色を冷蔵庫に入れておくことです。差し色に緑黄色野菜の赤や黄色を、また料理の“抜け感”にゆで卵や白ごまなどの白を常備しましょう」 台所に立ったらすぐ、キッチンタイマーを4分に設定。時間内にパッと処理してしまおう!
2017年09月27日ママ友や姑、苦手な上司やお局さまなどからのお誘いを、相手の気持ちを損ねずにうまく断るにはどうしたらよいのでしょうか? 「ねぇ、この日空いてる?」と、いつも用件を先に言わずスケジュールを抑えようとする人もいたり…。いざ面と向かうとうまく断れ…
義父母がシンドイんです!
うちのダメ夫
あの日、私はいじめの加害者にされた